ジェーンマープルドンルサロン(Jane Marple Dans Le Salon)の2022年夏コレクション「She comes in colours」から、新作ウェアが登場。繊細チュール×フラワーのワンピース「Flower lace」は、花々が咲くフェミニンなシリーズ。立体的な“フラワー”を刺繍したチュールの下に、軽くしなやかなポリエステルデシンを重ね繊細な、佇まいに仕上げている。アイテムは、リラックスシルエットのドレスや、クロップド丈のブラウス、ランタンから着想したという“ふっくら”シェイプが愛らしいスカートを用意。それぞれ可憐なピンクカラーや、爽やかなブルーグレー×ミントで展開される。“ヴィクトリア朝”着想のワンピースヴィクトリア時代のメンズシャツから着想したという「Vintage pattern cloth」シリーズもお目見え。「エンパイアドレス」は、薄手でありながらハリのある質感が特徴のローン生地に、細かな点描タッチのパターンを施したアーティスティックな一着。ラウンドシェイプの襟周りや袖口にはフリルをあしらい、華やかさをプラスした。カラーは、オフホワイトとピンクからセレクトできる。2WAY仕様の“ワーキングドレス”も“シャキッ”とした素材感の「ワーキングドレス」にも注目。セーラーカラーと開襟を組み合わせた大きめの襟や、胸元のアウトポケットなど、クリーンかつクラシカルなディテールが採用されている。また、センターボタンを開けて羽織れば、さらりとした表情のレイヤードスタイルを楽しむことができる。【詳細】ジェーンマープルドンルサロン 2022年夏新作ウェア発売時期:2022年5月アイテム例:<Flower lace>・2faceドレス 58,850円・クロップドブラウス 30,250円・ランタンスカート 48,950円<Vintage pattern cloth>・エンパイアドレス 54,450円・ワーキングドレス 59,950円【問い合わせ先】株式会社セント・メアリ・ミードTEL:03-3468-0232
2022年06月02日コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは、能町みね子さんと「夫婦(仮)」として共同生活を送り、最近は『私みたいな者に飼われて猫は幸せなんだろうか?』(著:能町みね子、写真:サムソン高橋)も上梓したゲイライターのサムソン高橋さんです。全3回。「結婚しないと一人前じゃない」という呪いジェーン・スーさん(以下、スー):時代が変わったと前回おっしゃってましたが、体感として何が変わりましたか?サムソン高橋さん(以下、サムソン):『弟の夫』とか描いてる漫画家の田亀源五郎さんが女装家のブルボンヌさんと話をしてまして。ブルボンヌさんが、田亀さんの『僕らの色彩』がとてもいいと。若い子に向けてすごく優しい目線で描いていると言ったら、今57歳くらいなのかな、田亀さんいわく、自分が若かった頃、上の世代のゲイが本当にひどかったって。どうひどいかというと、結婚して子供がいて、表では立派な身なりで立派な仕事でお金も稼いでいるゲイが若い田亀さんに「ゲイ漫画家なんてやっちゃいけない」とか、「ちゃんと結婚して子供をつくりなさい」とか説教してきたって。スー:それは残酷ですね。若い女がかけられる呪いと一緒じゃん。サムソン:そういう年上のゲイを見てきたから、田亀さんは若い子に呪いをかけたくないって話してました。僕自身老け専で20代の頃に40歳くらいの人と付き合っていたけど、たしかに今還暦超えたあたりのゲイはほぼ結婚してましたね。ちょうど僕くらいの、50から下くらいが結婚しなくてもやっていけるようになった感じがあります。スー:男も女も、性指向に関わらず、結婚しないと一人前の大人として社会で認められない時代がたしかにありました。地域によってはまだあるし。その後、「非婚時代」が来て、今は「同性婚」を俎上(そじょう)に乗せるところまで来てます。サムソン:今から考えたら、社会的には立派な既婚のゲイの人は不幸だったと思うんですよね。自分を正当化したいために、若い子に呪いをかけるという。スー:子供のために自分のやりたいことを諦めてきた親が子供に呪いをかけるのと一緒ですね。同じ呪いがゲイのあいだにもあった。サムソン:私くらいの世代から会社とかなくてもフリーで生きていけるようにもなって。そうなると、私たちが一人ぼっちで老後と対峙(たいじ)しないといけない最初の世代ですよ。同年代のゲイと話すと話題は老化と親の介護ばかり。スー:独身女と同じです。直面している問題は独身の男も女も同じ。サムソン:一寸先は闇よ。10年前と比べたら、なんで自分はここに来たのって思うこと、スーはない?スー:ありますよ。どうしてこうなった?って。私の場合、最初に本を出した時はアラフォーで、今アラフィフですけど、「未婚」という冠がついたニュータイプのように見られたので最初の5年くらいはそれでご飯が食べられました。でもそうやってニュータイプのフィギュアのように見られてしまうことにも違和感を覚えるので、今はそこからなるべく外れていこうとしてます。「未婚」を背負わされたくない
2022年04月15日「ずっと美魔女が苦手だったんです。年を重ねても、努力とお金の力で美を追求する彼女たち。『いい年してきれいになりたいって言っちゃって』とか、『結婚して子どももいるのにわきまえてない』とか思っていました。若い女の人のほうが、価値があるという“男の物差し”が内在化していて、それに対して疑問を持っていなかったんですね」そう語るのは、雑誌『美ST』で「それゆけ!私立美魔女学院」を連載しているコラムニストのジェーン・スーさん(48)だ。「でも、自分が40代後半を迎えたころ、そんな物差しが自分自身をすごく傷つけるものだと気づいたんです。そして、男の物差しをはねのけて、自分のために美を追求する美魔女たちを、本当にかっこいいと思うようになりました。だから、私も『そんな物差しに構ってらんねぇ。やるぞ』って(笑)」そんな思いを込めて、「美魔女学院」の連載をまとめた本のタイトルは『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)とつけた。「『きれいになりたい』と言うほどの、ほがらかさと覚悟はまだないんですけど、そんな“気がしてきた”という感じ。私ぐらいの年代の女性だとそういうふうに思っている人も多いんじゃないかなと、希望的観測を込めました。実際にわかると言ってくれる人も多くて」2月に出版された書籍は、たちまち重版となっている。美魔女に象徴されるように、女性の美のあり方は、押しつけがましい一面的なものから、自由で多様なものになってきたという。「私が20代だった’90年代は、きれいとか、かわいいの幅がすごく狭かったんです。海外でも日本でもスタイルがいいといえば細い。かわいいといったら背が小さいという意味でした。でも今は『ラ・ファーファ』(文友舎)というプラスサイズの女性ファッション誌ができたり、『H&M』の店内にあるポスターのモデルが体形、人種、年齢など多様になったりしています。だから、いまの若いコたちは『どんな人も美しいんだな』という価値観で育ってきていると思うので、うらやましいですね」(取材・文:インタビューマン山下)【PROFILE】ジェーン・スー’73年、東京生まれの日本人。コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』、ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」などのパーソナリティを務める
2022年04月15日「私が20代だった’90年代は、きれいとか、かわいいの幅がすごく狭かったんです。海外でも日本でもスタイルがいいといえば細い。かわいいといったら背が小さいという意味でした。でも今は『ラ・ファーファ』(文友舎)というプラスサイズの女性ファッション誌ができたり、『H&M』の店内にあるポスターのモデルが体形、人種、年齢など多様になったりしています。だから、いまの若いコたちは『どんな人も美しいんだな』という価値観で育ってきていると思うので、うらやましいですね」そう語るのは、コラムニストのジェーン・スーさん(48)。雑誌『美ST』での連載「それゆけ!私立美魔女学院」をまとめたエッセイ集『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)も好評発売中だ。アラフィフになって、考え方や生き方が変わってきたというスーさん。古い価値観を押しつけられてきたアラフィフ女性も、「自分なんてどうせ」という思い込みを捨てて、自分のことを好きになってほしいと話す。「まずは、自分の好きなところを1個作ってみる。たとえば、手先をきれいにするとか足の裏をツルツルにするとかでもいいんで。そうすると自尊感情も上がっていきます。そこから自分の好きなところを増やしていけばいいじゃないですかね。私は髪の毛がきれいだと言われることが多かったんで、それを大事にしました」自尊感情の高まりとともに、スーさんはさまざまなことに挑戦するようになった。「メークをいい加減にしていたんで、YouTubeのメーク動画を見てやってみると、確かに違う!きれいな人は起き抜けからみんなきれいなわけじゃなくて、ちゃんと努力してることがわかりました(笑)」こんな発見もあった。「20代で、肌がつやつやになるサプリを飲んでも爪が伸びるのが速くなるくらい(笑)。でも40歳を超えると、てきめんに効いて、めっちゃおもしろい!たとえばエステで顔の輪郭を引き上げるマッサージをやると、本当に引き上がる。『自分の顔がこんなふうに変わるんだ』とか『そういえばこんな顔してたな』って」■8年ぶり“シングル”に。恋愛の新ルール勉強中年齢を重ねることを楽しんでいるスーさん。更年期による心の変化すらも楽しんでいるという。「最近、今までになくメンタルが落ち込むことが増えてきて。前までは、喜怒哀楽がないみたいな感じで、心を鍛えて一生懸命頑張って働いていたんですよ。なのに、気づけば『私なんてホント生きている意味もない』みたいな感じで家でしょんぼりしたりして……。『また人間らしい感情が戻ってきた?』と思ってびっくりしました(笑)」そんなときは、心が不安定だった10代のころに戻るという。「めちゃくちゃ悲しい曲や映画を聴いたり見たりします。10代20代のときの懐かしい曲を聴いてソファから起き上がれないぐらいまでボロボロ泣いて、一回底まで落ち込む。そしたら『はぁ〜スッキリ』って。第二の思春期みたいに楽しむんです(笑)。もちろん、本当にひどいときは医師の力を借りるべきですけど、私みたいな楽しみ方もできるんじゃないかな」更年期だけではなく、親の介護にも直面し始めるのがアラフィフ世代だ。スーさんの父は84歳。母は20年ほど前に亡くしている。「父と一緒に“ピンピンコロリ”を目指してます。父は一人暮らしなんですが、まずプロの清掃を入れて、自宅で転んだりしないようにして。食事は毎食写真を撮ってLINEで送ってもらって栄養のバランスを見たり、ふくらはぎが鍛えられる電動の機械を郵送してやらせるとか。父は『監獄みたいだ』って言ってますけど(笑)。まぁ遠隔介護って感じですね」自尊感情を高めて、ものの見方をちょっと変えるだけで、多くのことが楽しくなっていく。これから、スーさんはどんなふうに人生を楽しんでいくのだろう。「20代は『男女を超えたところの人間として評価してくれ』みたいなことをやってたんですよ。だから今後は髪の毛を伸ばしたり、巻いてみたり、服も今まで付き合ってこなかったピンクとかを積極的に身につけてみるとか、女性に生まれたことを楽しむつもりで50代60代を過ごせればいいなと。恋愛もするかもしれません。じつは最近、8年ぶりにシングルになったんですよ。今って、以前よりも男性の積極性がなくなってたり、マッチングアプリが当たり前になってたり……。“シャバ”のルールが変わってるので勉強中です(笑)」“好きな自分”でいるために、あなたもきれいになりたい気がしてきませんか?(取材・文:インタビューマン山下)【PROFILE】ジェーン・スー’73年、東京生まれの日本人。コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』、ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」などのパーソナリティを務める
2022年04月15日コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは、能町みね子さんと「夫婦(仮)」として共同生活を送り、最近は『私みたいな者に飼われて猫は幸せなんだろうか?』(著:能町みね子、写真:サムソン高橋)も上梓したゲイライターのサムソン高橋さんです。全3回。「とにかく社会の歯車になりたいって思っていた」ジェーン・スーさん(以下、スー):サムソンさんはもともとは鳥取のご出身ですね。サムソン高橋さん(以下、サムソン):スーさんは文京区育ちですよね。『私がオバサンになったよ』読んでうわーって思いました。軍パン履いてアフロでフェリス女学院ですって。当時「CUTiE」に載ってたCHIEKO BEAUTYっぽい。スー:その世代ではありますけど、違う違う。そういうのを指をくわえて見てたCHIEKO BEUATYワナビー。サムソン:うちは典型的なダメな親でしたからね。スー:どうダメだったんですか。サムソン:単純に働かない。スー:あー、ベーシックな。サムソン:はい、本当にベーシックなダメな親で。親が働かなくて、お母ちゃんが主に家計を支えているんだけど、お父ちゃんは働かない、暴力を振るう、ギャンブル狂。スー:西原(理恵子)さんの話みたいだ。サムソン:西原さんはお金にしたからいいですけど。スー:お金にしないんですか?サムソン:お金にするほどの能力も努力する精神力もない。スー:東京に出てきたのは大学?サムソン:ワンクッションあって、大学は大阪でした。スー:大阪から東京に出てくるのがいくつの時ですか?サムソン:話すと長くなるんですけど、わたくし親がそんな感じでしたからサラリーマンになるのが夢だったんですよ。普通に企業で働いて、お給料をもらいたい。とにかく社会の歯車になりたいって思っていた。スー:努力したがらないのは子供の頃からですか?サムソン:そうそう。でも自分がゲイというのはわかっていたから、その辺ですでにずいぶん外れているので社会的にはレールの上から外れたくなかった。大学を卒業する頃はバブルだったし、卒業さえすれば大丈夫って思ったのに卒業できなかった。スー:そこで引っかかってしまいましたか。サムソン:真面目系クズって一時流行りましたけど、マジそれなんですよ。お勉強でもマークシートを塗りつぶすのは成績いいけど、自由研究とかができない。自主的に何かをするというのがね、大学のレポートとか。それでレールからゴロゴロと落ちた。スー:除籍ですか。退学ですか。サムソン:大学には9年くらいいましたからね。スー:除籍のパターンですね。でもそこから東京に来て編集者になるわけですよね?サムソン:「SAMSON」というゲイ雑誌があって、そこに投稿してたんです。そうしたら「面白い文章書くじゃない、編集部に遊びに来ない?」って。スー:面白い人がちゃんとフックアップされる時代があったんですよね、かつて。サムソン:大学辞めて自堕落なひどい生活をしてたので、「そんなんだったらうちで働いたら?」と言われて東京に来ました。スー:「キミ面白いね、書いてみなよ」なんて、今ほとんどないですよね。サムソン:あるとしたら「安く使う」という魂胆しかない。スー:それはフックアップじゃない。サムソン:90年代後半頃、日本が貧しくなったって言われましたけど、今から考えたらあの頃はまだ元気ありましたね。ゲイの出会いの場は…
2022年04月13日コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは、能町みね子さんと「夫婦(仮)」として共同生活を送り、最近は『私みたいな者に飼われて猫は幸せなんだろうか?』(著:能町みね子、写真:サムソン高橋)も上梓したゲイライターのサムソン高橋さんです。全3回。気がついたらIZAMとひなのより続いている「結婚(仮)」ジェーン・スーさん(以下、スー):能町みね子さんとの生活を始めてどのくらいですか?サムソン高橋さん(以下、サムソン):引越しの段ボールの山のなかで平昌オリンピック(2018年2月)を見てた覚えがあるので……ちょうど4年です。スー:4年たっていかがですか。能町さんは『結婚の奴』を上梓されたし、対談(例えば)で結構お話しされてますけど。サムソン:「ままごと婚」と言われたIZAMとひなの*よりかは続いているね。*ビジュアル系バンドSHAZNAのボーカル・IZAMと吉川ひなの。1999年2月に結婚し同じ年の9月には離婚を報告スー:わはは!それ、通じる人のほうがもはや少ないかも(笑)。この4年間で大きな喧嘩(けんか)をすることもなく?サムソン:ないですね。互いに愛情的なものがあるわけではないから、そんなにコンフリクトが起きない。スー:ご存じない方のために、少し補足しましょう。詳しくは能町さんのご著書『結婚の奴』を読んでいただければと思いますが、サムソンさんと能町さんは「結婚(仮)」という形で4年前から同居生活をしていて、生活面でいうと能町さんが、昭和で言うところのお父さん?サムソン:かな?スー:サムソンさんがお母さんということで、家のことをやる、と。サムソン:だらしないお父さんとだらしないお母さんですよ。毎月能町さんから10万円をもらって、朝食、昼食、夕食、光熱費をやりくりしてます。あと私も書く仕事と、他にバイトもしてます。スー:やりくり上手ですね。サムソン:そんなに悪くないでしょ。スー:サムソンさんは『世界一周ホモのたび (本当にあった笑える話)』シリーズを出されるくらい頻繁に旅に出る方ですけど、お互いが頻繁に家を空けることもOKになってるんですか?サムソン:なってるのかな?能町さんも昨年は急に夏、青森に2、3カ月行ってましたしね。東京の五輪とコロナと暑さから逃げるためだったんですけど。それもわりと「いってらっしゃい」みたいな感じで送り出しましたし。スー:その間にさみしいとかなかったですか?サムソン:私ね、さみしいという感情ないのよ。そして、そういうことによって、二人の関係に何か問題が起きるわけではないですね。それもやっぱり、男女の愛情があるわけじゃないから、ということもあるんじゃない?恋愛感情があると、相手に自分の思い通りになってほしいという気持ちが出てくるでしょう。そういうの、なかった?スー:当然あります。ありました。サムソンさんと能町さんはいわゆる恋愛感情をベースにしていない結婚、つまりゆるい連帯という言い方になるのかな。“猫ババア”になった能町さん
2022年04月11日©CHANEL東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでジェーン エヴリン アトウッド展が5月8日まで開催中です。1970年代からパリを拠点に活動を続けるアトウッドは、アメリカ人写真家ダイアン アーバスが写す人々に関心を持ち、「閉ざされた世界」に生きる人々を理解しようと、彼女の好奇心に突き動かされ様々なシリーズ作品を生み出してきました。会場風景の動画はこちら→©CHANEL1976年に初めての作品となるパリの路上に立つ娼婦たちの姿を撮影して以来、視覚障害をもつ子供たち、女性服役囚、地雷の犠牲者、AIDS患者など、自らが直面する苦難に向き合い、生き抜いていく人々の姿を長年かけて撮影しています。アトウッドは、社会における排除/排他という概念に興味を抱き、我々の多くがその存在を知らない、もしくは見て見ぬふりをしている世界に入り込んでいくのです。過酷な現実をそのカメラで捉え生み出したイメージは、直接的でありながらも繊細で、冷酷さや搾取的な印象を与えることは決してありません。© Jane Evelyn Atwood© Jane Evelyn Atwood写真家ジェーン エヴリン アトウッド ©CHANEL1995年の阪神・淡路大震災直後に来日してから27年振り3度目の来日となったジェーン エヴリン アトウッド。「作品を完成させたら、もはやそれは私のものではありません。自分の写真が人々の心を動かすことができるなら、とそのことだけを願っています。今回の展示ではシリーズ別や年代順といった従来の展示構成は行いません。被写体のひとりひとりに光を当て、”私”の、被写体の、そしてすべての魂[Soul]を感じてほしい。写真を撮ったところで何の役にも立たない、と時に思うこともあります。それでも、とにかくやらなければならないのです。」■開催概要会期:2022年3月30日(水)~5月8日(日)11:00~19:00 (最終入場18:30)会期中無休・入場無料・予約不要(混雑時、入場制限あり)会場:シャネル・ネクサス・ホール 東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F主催: シャネル合同会社シャネル・ネクサス・ホール事務局 Tel: 03-6386-3071企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年04月07日2月24日に発売された、ジェーン・スーさんの『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)。本書を読んで感じたことを、詩人でイベントオーガナイザーでフェミニストの内田るんさんにつづっていただきました。テレビや漫画の中の美少女と自分を比べて戸惑ったあの日「きれいになりたい」と口に出すことの気恥ずかしさ、ためらいはどこから来るのか。それでいて、きれいになろうとすることは、現在の社会の中で「正しいこと」「するべき努力」として女性につきまとっている課題でもあるように思う。自分のためにきれいになる、というのは言葉にすると簡単なようだが、じゃあその「きれい」の判断基準はどこからやってきたのか、誰から与えられたのか。現在アラフォーの私が子供の頃、テレビの中では斉藤由貴、牧瀬里穂、観月ありさ、西田ひかる、漫画やアニメの中ではデフォルメされた美少女キャラクターたちが群雄割拠していた。私は彼女たちが「女」の基準だと思っていた。それなのに鏡に映るのは、まるっこい顔の一重瞼の子供だった。おかしい、なぜ私のお腹は、彼女らと違ってこんなにポコっと前に出ているのだ?それまで「私が一番可愛い!」くらいに図々しく思っていたはずなのに、社会性を持っていく過程で、「足りないもの」を強く意識するようになってしまった。未就学児なのにダイエットしたいとか言い始める始末だ。足りないものを全部埋めたところで斉藤由貴にはなれないのに、その頃にはすでに、社会が「足りなさ」を自覚するように迫っている空気を感じてしまっていたのだろう。「きれい」は強く「きれい」は便利?小学校に上がった頃は、年上の幼馴染のおねえさんたちが、当時絶大な人気と注目を集め、十代でありながらヌード写真集を出し、センセーションを巻き起こしたある有名女性俳優の悪口を言っていた。性格が悪いに違いない、あんなのブリッコだ、と。私はそれを聞いて、これから「おねえさん」になっていくためにも、その女性俳優を悪く思う必要性を強く感じた。実際、学校で先生に、色んな女性タレントのことが好きだけど、その人だけは好きじゃないとわざわざ言った記憶がある。よほど自分でも違和感があったのだろう、6~7歳の頃の記憶なのに、妙にはっきり覚えている。もちろん、彼女のことは、別に嫌いじゃなかった。幼馴染らは整形疑惑のある女性芸能人にも厳しかった。「〇〇は絶対に整形だよ、卒業アルバムと違いすぎる」と。そうか、整形手術をして綺麗になることは良くないことなんだ、と私はシンプルに信じた。でもそれも一体、何がどう悪いんだろうか。わからないまま受け入れた。「きれいになる」ことで、全男性から良く思われたい、贔屓にされたい、優しくされたい、認められたい……性的な欲求による漠然とした願望と混ざりあい、若い頃の自分の中に差し迫っていた、美への強い欲求は、男性社会の中で有効な武器や権威が欲しいという気持ちでもあったと思う。「きれい」は強い、「きれい」は便利。それなのになぜ、整形美女はダメなのか。今は想像がつく。社会において、女性は自分を美しく見せることに主体的であってはいけないのだ。女性の美は男性の所有物であって、女性が自分の美を掌握するのは、男性社会が望むところではないのだ。きれいであっても、男ウケが悪いのはダメなのだ。「正しい女」になろうとしていたおねえさんたち「美魔女」が世に登場した頃、彼女らに憧れる気持ちがほとんど芽生えなかった当時の私の気持ちの奥には、「老いを否定して『おばさん』をやることから逃げても、男性に愛されるとは限らないじゃないか」という考えがあったと思う。「男ウケが良いことこそが社会性」という無意識の刷り込みは、学校に上がる前からあらゆる場所で叩き込まれる。このようなフェミニズムと相反する思想が根深く染みついていることに頭で気づいたとしても、男性の目線を全く意識しないで生きていくことは実際には難しい。幼馴染のおねえさんたちは、すでにティーネイジャーで、自分たちが「子供」ではなく、これから「女」として社会の中で生きていかねばならない不安から、必死になってあの女性俳優を糾弾していたのではないか、と今は思う。まだ少女に近い年齢でありながら自分の性的魅力を自覚している彼女は、世間が恐れる存在感があった。「正しい女」になるため、「男に嫌われない女」であるため、男性の目線、嗜好、価値観に寄り添わなくてはいけない。私たちは、その空気を読んでしまっていたのだろう。「きれい」は対等に扱われるための条件?では「男ウケ」はどうして必要なのか。社会は先に生まれた人たちが作ったものだ。だから先に生まれた人たちが作ったルールがある。それは仕方ない。そして、今のところ「先に生まれた男性たちを中心に作られた社会」に暮らしている。私は女性だけど、自分のことを「人間」だと思っているので、男性が作った社会の中でも当然、一人の人間として尊厳も人格も認められているものだと思っていた。しかし実際はどうだろうか。慣習でも法律でも、女性は男性の補佐役にすぎないという前提で未だに日本社会は回っているように思う。ここで長く説明する必要もないかも知れないが、ジェンダーギャップ指数は2021年、156か国中120位。先進国の中で最低レベルである。「きれいになる」ことは、男性社会において求められている女性の義務の一つとして、(性的に魅了することで感覚的にも)社会の中で男性に対して引け目を持たず、対等な人間として扱われるために必要な手段なのだと、私は当たり前のように思っていた。結局、私はこの男性社会に何かを期待していたのだ。「賢くてしっかりしたきれいな女」は社会で男性同様に公平に扱われるはずという、あまりにも愚かしい期待だ。言うまでもないが、全ての人間は個人の尊厳が保証されている。不美人だから蔑んでいいとか、無能だから人格を軽んじていいとか、そんなことは憲法が許していないのだ。しかし、現在の日本社会の中では、(表向きには変わりつつあるも)女性は「役割」以外は求められていない。要は、女性に人格があること自体が、「男ウケしない」のだ。今、世の中の女性たちはどんどんきれいになっている。美魔女も、アラフィフもアラフォーもアラサーも、思春期の少女たちも、後期高齢者も。ファストファッションで体型をうまくカバーしてくれるアイテムが低価格で手に入るし、YouTubeにはメイク指南の動画も無限にある。「きれい」も「可愛い」も「オシャレ」も、昔より手軽になった。私は、良い時代になったなと思うけれど、本当に女性にとって「良いこと」なのかどうなのかは、わからない。「きれいになりたい」の正体について考える中で… 今回、ジェーン・スーさんの新刊『きれいになりたい気がしてきた』を読む機会をいただき、「きれいになりたい」の正体についていろいろ考えさせられた。わずか二、三十年の間にみるみる変化していく価値観や世の中の美意識、自分自身の考え方、美容技術や化粧品の進化、日々老いていく自分の身体、手放せるものと諦めちゃいけないものの見極めはどこですればいいのか。その中で、私が一番ハッとさせられたのが、第三章の「ニューノーマルと女友達」の一文だった。世界的なコロナ禍により飛行機は止まり、「グローバリゼーション」は脇に置かれ、あらゆる場所で分断が起きている。「自分さえよければいい」という考え方ではウィルスに勝てない。「私たち」の範疇をもっと広く持たねばいけない、という話は、直接「きれいになる」ことと関係ないように思えたが、”誰に対しても、親しい女友達と接するような心づもりでいられたらいいのに。”と表現した部分で、突然、視点がぐるりと反転した。私はこれまで「利害関係のある他人」や「世界各国の人々」を思い浮かべる時、ぼんやりと対男性のイメージを持っていたのだ。でも、もしこの世が、政治も経済も学問も芸術も、女性ばかりが活躍する世界だったら、私にとって「社会」は「女友達になれるかもしれない人」ばかりの世界なのだ。「異性と折り合いをつけられないと社会で通用しない」という逼迫感は、今現在は、女性だけのものなのかもしれない、男性から見える「社会」は、私たち女性が見てるものとは全く違うのかも知れない、と今さら気づいた。”私は常々、正しい理屈より目が慣れることのほうが重要だと思っています。”(p85)性差別が何故悪いのかを、この社会で説明し続けるのは、無理ゲーのルールに正攻法で戦っているようなものだと思う。もちろん正攻法は正攻法の理がある。でも本当にクリアしたいなら、物量作戦で挑んでみるのも有効だろう。みんなして頑張って「きれい」になってみて、わかってきた21世紀に入り、日本女性たちは「不美人」と蔑まれて声を塞がれないために、きれいさの平均値を爆上げした。先人たちが残したログデータや攻略メモをかき集め、本やラジオやインターネットを通じて集合知にし、チート技を使ったり、コースをショートカットしたりして、少しでも前に進もうとしている。これで少しはゲームを有利に進められるはず……と思ったが、まだまだそういうわけでもないようだ。あらゆる理屈や手段で、「女」の声は無視されている。巧妙かつ、呆れるほど無根拠に、堂々と。だから私たちの「きれいになりたい」という思いの裏には、「きれいになれなければこの社会では尊厳を保証されないのが、女性という性なのか?」という、絶望的な疑惑がついて回っていた。でも、”女が女のままであることを、女が否定することほど悲しいことはありません。”(p75)”世間が望むおばさん役を私たちが引き受ける必要はありません”(p30)その通りだ。こんなクソゲーに付き合う理由は、最初からなかった。みんなして頑張って「きれい」になってみて、ようやくわかってきた。頑張ってイメージしてみる。「女性に生まれたことで、誰かに遠慮しないといけない」ことがない世界を。女性がみんな「男ウケ」を放棄したって、社会は回るし、回せるってことを。その時、私が自分に求める「きれい」とはどんなのだろうか。「きれいになりたい気がしてきた」、鏡の前で頬杖ついて、もう一度口に出してみる。(内田るん)
2022年03月31日監督組合賞(DGA)が発表された。劇場用長編映画賞を受賞したのは、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジェーン・カンピオン。この受賞で、カンピオンのオスカー監督賞受賞は、より確かなものになった。1949年から昨年までの間に、DGAの結果とオスカー監督部門の結果が一致しなかったことは7回しかない。劇場用映画初監督賞の受賞者は、『ロスト・ドーター』のマギー・ギレンホール。ドラマシリーズ部門は『メディア王〜華麗なる一族〜』のマーク・マイロード、コメディシリーズ部門は『Hacks』のルチア・アニエロ」、テレビ用映画またはミニシリーズ部門は『地下鉄道〜自由への旅路〜』のバリー・ジェンキンスが受賞した。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』Netflixで配信中文=猿渡由紀
2022年03月14日展覧会「Soul ジェーン エヴリン アトウッド展」が、シャネル 銀座内のシャネル・ネクサス・ホールにて2022年3月30日(水)から5月8日(日)まで開催される。写真家ジェーン ・エヴリン・アトウッドの日本初個展ジェーン・エヴリン・アトウッドは、1970年代からパリを拠点に活動を続けるアメリカ人の写真家。社会における排除/排他という概念を追究すべく、多くの人が知らない、もしくは見て見ぬふりをしている「閉ざされた世界」に入り込み、苦難に向き合い生きていく人間の姿を撮影している。デビュー作となった、パリの路上に立つ娼婦たちの姿を撮影したシリーズや、盲目の子どもたちを捉えたシリーズは高く評価され、人間性や社会性が重視された作品に贈られる「第1回ユージン スミス賞」を受賞。その後も、エイズ患者の密着取材、10年間にも及ぶ女囚たちの撮影、4年間を費やした地雷犠牲者の調査など、被写体を深く理解するために、何か月も、時には何年もの間対象と時間を共にするという情熱的なアプローチでプロジェクトに没頭してきた。被写体に対する思いやりを示した彼女の作品は、直接的でありながら繊細。過酷な現実を捉えながらも、冷酷さや搾取的な印象を受けないのが特徴だ。日本で初めての個展となる本展では、アトウッドの代表的なシリーズから厳選した作品の数々や、報道カメラマンの仕事などを紹介しながら、彼女の被写体に対する飽くなき探求の軌跡を展示していく。【詳細】「Soul ジェーン エヴリン アトウッド展」会期:2022年3月30日(水)~5月8日(日)※会期中無休営業時間:11:00~19:00(最終入場18:30)会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F※入場無料※予約不要【問い合わせ先】シャネル・ネクサス・ホール事務局TEL:03-6386-3071All photos © Jane Evelyn Atwood
2022年03月13日今年のサンダンス映画祭で、“ジェーン”たちが突然注目を浴びている。これまであまり知られていなかった彼女らについての映画が、偶然にも2本、上映されたのだ。ひとつはエリザベス・バンクス主演の『Call Jane』、もうひとつはドキュメンタリー『The Janes』。“ジェーン”とは、特定の女性の名前ではなく、60年代後半から70年代初めのシカゴで中絶を提供した女性たちのこと。当時、中絶は違法で、たとえ母体に危険が及ぶ場合でも、医師のほとんどは拒否した。それらの医師はもちろん男性である。自分の体のことを自分で決めさせてもらえず、女性が肉体的にも精神的にも苦しむ中、“ジェーン”を名乗るこれら数人の女性たちは、大きなリスクを冒してまで、密かにこれらの女性たちを助けた。アメリカでは今、テキサス州をはじめとする保守的な一部の州で、またもや中絶が事実上不可能になりつつある。それだけに、彼女らの物語は、とてもパワフルで意義深い。『Call Jane』の監督は、『キャロル』の脚本家フィリス・ナジー。彼女も、多くの観客同様、ジェーンらについてほとんど知らなかったそうだ。「脚本を読んで、彼女らがとても重要なことを、緊急性を持ち、しかもユーモアと明るさをもって行っていたことに感動した。今、これはとても重要なトピックなので、同じテーマの映画はほかにもあるけれども、私たちは世代を超えてこのことについて話し合っていかなければならない。女性の『選ぶ権利』が消えてしまわないように」と、彼女は上映後のヴァーチャル会見で述べている。この映画を作るにあたり、ナジーも、出演者も、実在の“ジェーン”たちには会う機会はなかったとも明かした。一方、『The Janes』には実在のジェーンたちが複数出演する。監督コンビのひとりエマ・ピルデスは、「私はシカゴで育ったため、家族のつながりがあり、実在の彼女らと話すことができた。彼女らは、今の世の中が悪いほうに向かっていることをわかっているから、話をしてくれたのだと思う。映画監督として、私たちは、こんな形でこの問題に貢献したいと思っている」と述べた。『Call Jane』は、バンクス演じる女性が“ジェーン”らによって中絶を受け、自分もまた“ジェーン”のひとりになっていく過程を描く。片や、ドキュメンタリーの『The Janes』では、このグループが生まれる前から、彼女らがついに逮捕されるところまでの全体像を語る。どちらも重要で、優れた映画。合わせて見ると、より心を動かされ、深く考えさせられる。文=猿渡由紀
2022年01月28日コラムニストのジェーン・スーさんと、音楽ジャーナリストの高橋芳朗(たかはし・よしあき)さんによる対談エッセイ集『新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない』(ポプラ社)が、12月8日に発売されました。ラブコメをこよなく愛する2人が、12のテーマごとにおすすめの映画を語り尽くした対談エッセイ集。恋愛や結婚、キャリア、年齢、ジェンダー、家族などの視点から34本のラブコメ映画を掘り下げています。ジェーン・スーさんと高橋さんに最近のラブコメを巡る状況やラブコメ映画の見方について伺いました。トレーラーを見てから読むと楽しめる——『キューティ・ブロンド』や『プラダを着た悪魔』など、多くの人が一度は見たことがあるであろう有名な作品も、この本を読んで「こういう見方もできるんだ」と発見がたくさんあって面白かったです。高橋芳朗さん(以下、高橋):やっぱり、本数を見ているからこそ話せることがいっぱいあると思います。ジェーン・スーさん(以下、スー):ゾンビ映画とかホラー映画もそうだと思うんですが、ジャンル映画って本数を多く見ていると見方が変わってくると思うんです。でも、ラブコメって、なぜかないがしろにされがち。もちろん、男性でもラブコメが好きな人はたくさんいるんですけど、なんとなく“女子供のもの”と思われているきらいがある。女性でも、「恋愛至上主義が馬鹿馬鹿しいからラブコメは見ない」という方もいますし。高橋:そもそも、ラブコメ映画が真っ当に批評される機会自体少ないんですよね。ジャンルとして軽視されているところは確実にあるのではないかと。スー:でも、物語の構造なんかを理解するにはこれほど明快なものはないと思います。——34本ものラブコメを紹介されていますが、この本のおすすめの使い方はありますか?スー:自分が見ていない映画だったら、必ずトレーラーを先に見てほしい。そうしないと、「主人公が~」って言われても、どんな映画なのか全然分からないと思うので。まずは、公式の予告編を見て、それからこの本を読んで、本編を見て、またもう一回本を読むとかなり楽しめるかなと思います。——同書は『GQ JAPAN』と『WEB UOMO』のウェブ連載がもとになっています。取り上げる作品はどんなふうに選んでいったのですか?高橋:お互いずっとラブコメ映画を定点観測で追い続けてはいるんですけど、詳細を覚えていないものも多くて。ぼんやりと良い印象を抱いていた作品でも、改めて見返してみると「あれ?こんな感じだったっけ……」と愕然(がくぜん)とすることが結構頻繁にありました。僕らはジャンル映画としてラブコメを愛しているから文句を言いつつも基本なんでも楽しめちゃうんですけど、広くおすすめできる作品となると話は変わってきますよね。先ほどもお話ししたようにただでさえ軽んじられている風潮があるジャンルなので、作品の選定は慎重に行いました。せっかくの機会ですし「やっぱりラブコメ映画はつまならない!」なんてことになったら逆効果なので。スー:改めて見返してみると、「これで喜んでた自分にゾッとする」っていう作品もあったし。この本にも載せましたけど、『プリティ・ウーマン』なんかはそうですよね。それと、見たんだけど対談すらできなかった『メリーに首ったけ』とか。高橋:ファレリー兄弟が撮った一連のラブコメディはいま見ると厳しいものが多かったですね。スー:『メリーに首ったけ』は、「批評的に見るというより、全部悪口になっちゃうからやめよう」って言って、対談すらしなかったんですよね。あとは、『40歳の童貞男』なんかも、ホモソーシャルの描き方が本当に醜悪で……。当時は笑って見てたけど、私たちの意識もアップデートされているから、今見返してみると「何も面白いことないな」って。でも、そういう作品もちゃんと見たほうがいいとは思いますけどね。#MeTooとの関係は? ラブコメが少なくなった理由——最近は、ラブコメ自体が減っているような気がします。高橋:リアリティ路線を推し進めた『セックス・アンド・ザ・シティ』がひとつの臨界点を示したのではないかと考えています。『セックス・アンド・ザ・シティ』のドラマシリーズは2004年に完結していますが、映画版が公開された2008年ごろを契機にラブコメ映画は減少の一途をたどっているんですよね。スー:確かに(笑)。高橋:劇場でラブコメ映画がかかること自体貴重になってきました。現状では年に数本あるかどうかですよね。スー:「恋愛して好きな人に選ばれることが女の子の幸せ」みたいなことが、世の中の流れで「そうじゃないでしょ?」と変わってきてるのが大きいですね。そのあとに出てきたラブコメにはそれ以外のことをテーマにしたバリエーションもあるんですけど、まだまだ数が少ないのが現状です。高橋:2013年には旧来型のプリンセスストーリーを覆した『アナと雪の女王』が公開されていますが、そういう時代の中でラブコメ映画が果たす役割を模索していたのがこの10年だと思っていて。それが近年の#MeTooやボディポジティブといったムーブメントの台頭でようやく語るべきテーマが明確になってきたと。スー:ラブコメのフォーマットを使って、『軽い男じゃないのよ』みたいに社会問題を浮かび上がらせる方法もあるし、『プラダを着た悪魔』みたいにお仕事ムービーをラブコメ的な見方で鑑賞することもできる。フォーマットを知ると、物の見方のバリエーションが増えますよね。高橋:ここ10年で減少傾向にあったのは学園映画も同様なんですけど、最近になって『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019年)や『ハーフ・オブ・イット』(2010年)のような時代に即したエポックな作品が登場しています。ラブコメ映画も近い将来に決定的な一本が現れるかもしれませんね。必ずしも「王子様と結ばれる」ことがゴールじゃない——この本にも取り上げられている『ロマンティックじゃない?』(2019年)や『アイ・フィール・プリティ!』(2018年)は、新しい時代のラブコメだと感じました。高橋:ボディポジティブやセルフラブを題材にした『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』、ラブコメをメタ視点から捉えた『ロマンティックじゃない?』。とちらも完全に新しい潮流のラブコメディですよね。スー:『サムワン・グレート』(2019年)もそうですよね。あれはラブコメなのかっていう問いもあると思うし。高橋:『アイ・フィール・プリティ!』のラストにも示唆されていますが、必ずしも恋愛の成就がゴールではないんですよね。シスターフッドやセルフラブが同列、もしくはそれ以上に優先されていたりする。ちょっと矛盾しているようですが、それが新しいラブコメディのかたちなのだと思います。——最近よく言われている「若者の恋愛離れ」にも関係があるのでしょうか?スー:それもあるでしょうね。ただ、「恋愛離れ」って言うけど、あんなに出会い系アプリが盛んなのに?「どこに光が当たってるか?」だけなんじゃないかな。昔ほど、「恋愛しなくちゃいけない」という煽(あお)られ方をしなくなっただけで、「昔から恋愛に興味がない人はいたんじゃないの?」という気はしますけどね。ラブコメにどっぷりつかりたい…おすすめの見方は?——年末年始のお休みは終わってしまいましたが、休みの日やまとまった時間があるときにおすすめのラブコメはありますか?スー:1本ずつ見るのではなくて、セットで見てほしいですね。例えば、『ロング・ショット』『ロマンティックじゃない?』『プリティ・ウーマン』の3本を一気見すると、透けて見えてくるものがある。あとは、『プラダを着た悪魔』と『恋とニュースのつくり方』は、同じスタッフが作っています。ほかには、監督を選んで見るとか。好きな映画を1本見て、「楽しかったね」で終わるのもいいんですけど、ちょっと考えたり、「なるほど」っていう気づきが欲しいのであれば、今言ったような流れで見るのがおすすめかな。高橋:まず『プリティ・ウーマン』を見たうえで、次にそのカウンターとして登場した『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』を。そして仕上げにラブコメをメタ視点で描いた『ロマンティックじゃない?』。現行のラブコメ入門としては最適の3本だと思います。(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子)
2022年01月13日『新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない』(ポプラ社)の刊行記念トークイベントが2021年12月21日に、三省堂書店有楽町店(東京都中央区)で行われました。同書は、コラムニストのジェーン・スーさんと、音楽ジャーナリストの高橋芳朗(たかはし・よしあき)さんによる対談エッセイ集。ラブコメディーを愛する2人が、映画34本を語りつくした内容で、“自分の人生”を突き進むヒロインたちに励まされる一冊です。そんな2人が、おすすめのラブコメディーについて熱く語ったトークイベントの様子をお届けします。【関連記事】渡辺直美から「私なんて…」が口癖の貴女へ『アイ・フィール・プリティ! 』の魅力ラブコメを愛してやまない2人の出会いは…ジェーン・スーさん(以下、スー):ようやく本が出ましたね。私と芳くんは、20年くらいの知り合い?高橋芳朗さん(以下、高橋):そうですね。20数年ですね。スー:そんな私たちが、10数年前に、お互いラブコメが好きだということが分かりまして。高橋:スーさんがmixiで日記を書いてたんですけど、ほとんど和製『セックス・アンド・ザ・シティ』みたいなすてきなコラムで。それで声を掛けたのがきっかけになってラブコメの話をするようになったのかな。スー:ラブコメが好きな人が、周りにいなかったんですよね。今よりももっと、ラブコメの社会的地位が低くて、「女子供が見るものだ」っていう印象が強かったし。それで、「2人で話そうよ」って言って、月に1回くらい集まって、ラブコメの話をしたり、ラブコメを考えたり。楽しかったよね。高橋:そうそう。ラブコメを話すだけじゃ飽き足らなくなって、脚本も考えて。スー:元々、私の頭の中にあったラブコメを芳くんに話したら、「これはもっとこうしたほうがいい」「そこはこうじゃない?」って。どこにも出すとこないのに(笑)。『ジョナサンを探して』っていうタイトルなんですけど。高橋:『ジョナサンを探して』は僕らの長年にわたるラブコメ研究の賜物(たまもの)と言っていいだろうね(笑)。スー:この本では、芳くんとラブコメについて話してるんだけど、基本的にものの見方の話をしているつもりです。「この監督はこうだ」「この俳優さんはどうだ」とかじゃなくて、「作り手は何を言おうとしてるのか」「この作品とこの作品を合わせると、こんなふうに透けて見える」とか。この歳になって、世の中にあるもの面白いと思えるかどうかって、ものの見方のバリエーションをいくつ持ってるかの話なんだなと思うようになりました。それで人生を楽しめる度合いが変わってきたので、この本でものの見方のひとつを提案できたらいいなと思ってます。ラブコメの真髄は「適度なご都合主義を楽しむ」高橋:ラブコメの魅力を語るにあたって、まずは僕らが提唱する「ラブコメ映画 4つの条件」をご紹介しておきましょう。「1、気恥ずかしいまでのまっすぐなメッセージがある」「2、それをコミカルかつロマンチックに伝える術を持つ」「3、適度なご都合主義に沿って物語が進む」「4、『明日もがんばろう』と思える前向きな気持ちになる」。以上の4つ。スー:ラブコメ映画では、キャラクターの深淵な描写とかいらないと私は思っていて。「悪いやつが実はすごい複雑な家庭環境で育ってきた……」とか、そういうのはいらないんです。悪いやつは悪いやつ、良いやつは良いやつでいい。高橋:とにかく話が早いよね。ラブコメ映画はテンポ感が命だから。スー:頭を打って異世界に行ってしまうラブコメの主人公、ビックリするくらい存在するもんね。高橋:5本に3本は頭を打ってる。さらに言うと、5本に4本は舞台がマンハッタン(笑)。スー:そう。ラブコメ映画って、『火曜サスペンス劇場』みたいなものなんじゃないかと思っていて。着地が基本的に決まっていて、何をやるのかも決まっている。でもラブコメ映画のタチが悪いのは、映画のポスターを見ただけで、誰と誰がくっつくか分かっちゃうところ。犯人がポスターになってるサスペンスみたいなものです。こんなネタバレの激しいジャンルはないですよ。だからこそ、その2人をどうやって出会わせて、どんな流れを経てどうやってくっつけるか。そこが制作陣の腕の見せどころになるんです。高橋:適度なご都合主義が肝になってくるんですよね。あくまで「適度」であって、ご都合主義がすぎると白けてしまう。そのさじ加減が結構むずかしくて。スーさんのお話にもあったように、ゴールが分かっている状態でそこにたどり着くまでのロードマップを楽しむのがジャンル映画としてのラブコメの醍醐味(だいごみ)と言っていいと思う。スー:本には史上最高のご都合主義ラブコメ映画も入ってるよね。『ニューヨークの恋人』っていう作品。メグ・ライアンがニューヨークに住んでるキャリアウーマンで、人生に疲れていたら、16世紀から白馬に乗った理想通りの王子様が現れるっていう話で。これ、男女が逆だったら、間違いなく大炎上だけどね。高橋:そういう映画もライフワークとしてラブコメを見てきた側からするとぜんぜん楽しめちゃうんですよね。スー:余裕ですね(笑)。つまり、同じジャンルのものをたくさん見ると、ひとつひとつに腹を立てなくて済むようになる。どんな作品も楽しめるようになるとも言えます。ラブコメじゃなくても、何かジャンルを決めて見ることで、浮かび上がってくる太い線みたいなものがありますからね。ラブコメを見比べることで“気づき”がある高橋:「ラブコメ最前線」を代表する作品としては、『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』がおすすめ。これはまさにラブコメの様式美にのっとった映画で、主人公のレネーが頭を痛打することから話が転がっていく(笑)。そのレネーは自尊心がめちゃくちゃ低い女性で、なんとか自分に磨きをかけようとジムでエクササイズに励むんだけど、サイクリングマシンから転落した拍子に頭を打ってしまって。それによって自分が絶世の美女に見えるという暗示にかかるという。スー:これと対で見てほしいのが、『愛しのローズマリー』。主人公のハルを演じるジャック・ブラックが、心のきれいな女性が美人に見えるという催眠術にかけられるんだけど、グウィネス・パルトローが心がきれいな体の大きい女性を演じていて。ただ、特殊メイクで巨体になったグウィネス・パルトローと、「美人」になった普段通りのスリムなグウィネス・パルトロー、その両方を映像で出しちゃってるんですよね。だから、美醜の基準がかなり固定されてしまう。だけど、『アイ・フィール・プリティ!』は、頭を打って自分が絶世の美女に見えるようになった話。主人公のエイミー・シューマーは鏡を見て「これ見て!私すごい!」って言うんですけど、それがどういう状態なのか、一切視覚的な描写が出てこないんです。それに、「細くなった」「彫が深くなった」「髪が伸びた」とか、具体的なことも一切言わない。だから、どういう状態が「美しい」とされるかが固定されない。監督と脚本家はよく考えたなって。高橋:そうだね。外見はそのままだからね。スー:「彼女の目には彼女がどう見えているのか?」っていう映像が、一切出てこないわけです。だから、固定された美の定義が、私たちに植え付けられないんですよね。そこが『愛しのローズマリー』とは大違いのところ。高橋:自己肯定感を高めたエイミー・シューマーがどんどん人を惹きつけていくさまがとにかく痛快で。スー:そうそう。見た目は変わってないのに、すごく魅力的に見える。それは、彼女が自信を持って振る舞っているからなんですよね。映画だから撮り方とかあるし、化粧とかもできるでしょ?って思う人もいるかもしれない。だけど、それだけではないんです。『愛しのローズマリー』では、世の中で言うところのド美人が何人か出てくるんですが……。ここから先は作品を観て、本を読んでもらったほうがいいかな。「好きか嫌いかしかない人生はつまんない」スー:意外と、20年とか30年経ってても強度が落ちてない作品もあるんだよね。高橋:そうなんですよ。『キューティ・ブロンド』や『ラブ・アクチュアリー』はもう公開から20年経ってる。スー:『ブリジット・ジョーンズの日記』も公開からかなり時間が経ってるよね。ズボラな生活を送る等身大のアラサー女性のライフスタイルをありのまま、まあちょっとデフォルメはあるけど、描写したことがこの作品の存在意義。そこに新しさがあったんだなって。高橋:ラブコメの歴史を丁寧に追っていくと『ブリジット・ジョーンズの日記』の革新性がよく分かりますよね。スー:良くも悪くも、いまの日本の心情的にピッタリなのは、アメリカだと2008年、2009年、2010年くらいのラブコメ映画なんだよね。「分かる!こういう上司いたよね」とか。高橋:うんうん。当時の作品では『理想の彼氏』や『恋とニュースのつくり方』が意外な掘出し物。このへんがいましっくりくるラインなのかもしれないね。スー:過去の作品にはもちろん政治的に正しくない表現がないわけではないけれど、駄作だろうが何だろうが、ある種のフォーマットに沿って見ていくと、「何が余計なのか」「何が足りないのか」が分かってきて、違う楽しみ方ができる。好き嫌い以外の楽しみ方ができるって、有意義だと思います。例えば、カレーばっかり食べてたら、「どこのカレーがどうおいしいか」が分かるみたいなことと一緒だと思うんですけど。たまにしかカレーを食べないと、好きなカレーと嫌いなカレーだけになっちゃうじゃないですか。でも、いろんなカレーを食べてると、「自分に合うのはこういう味だけど、ここはこういう感じだな」って、違う楽しみ方ができるじゃないですか。高橋:『プラダを着た悪魔』のスーさんの切り口は、いまの話にも通じるよね。一般的にはお仕事ものとして語られる映画だけど、これをアンディとミランダのラブストーリーとして解釈したのは目から鱗だった。スー:私はそういうやり方が一番楽しいなと思ってて。この本で、そのお手伝いができたらいいなと思ってます。“今の気分”にピッタリなのは『モダン・ラブ』スー:俳優陣で言えば、なぜメグ・ライアンとドリュー・バリモアがラブコメ映画のプリンセスかって言うと、親しみやすさがハンパないんだよね。クシャッとした笑顔で。高橋:笑顔一発で持っていくからね。スー:その前はジュリア・ロバーツだったんですよ。彼女がだんだん大物になって、ラブコメ映画には出なくなったんだけど。ドリューの次の世代は誰でしょうね?意外と出てきてないんだよね。高橋:ラブコメや学園映画をひとつの登竜門として台頭してきたのは、アン・ハサウェイやエマ・ストーンが最後かもしれないね。スー:確かに。ただ、時代が変わってきてるので、台本の粗を俳優の笑顔でカバーするのは、もう効かないと思うんですよ。これからは「サタデー・ナイト・ライブ」系に出てる女性コメディアンが、ますますラブコメ映画に進出してくるんじゃないかな。エイミー・シューマーもそうでしょ?日本で言ったら、ゆりやんレトリィバァさんが、月9のヒロインになるみたいな。高橋:これは映画ではなくドラマになるんだけど、ラブコメディの今後を占う作品としてはAmazonプライムで配信してるジョン・カーニー監督の『モダン・ラブ』が必見。人種問題やLGBTQなども積極的に取り入れた、まさにラブコメの可能性を考えるのにうってつけのドラマシリーズだと思う。一話完結のうえ1エピソード30分程度のコンパクトさで、このぐらいの尺でさくさく観ていくのがまたいまの気分なんだろうな。スー:「ニューヨーク・タイムズ」に送られてきた読者投稿を基にしてるから、結構リアリティもあって。高橋:アン・ハサウェイやティナ・フェイも出演しているシーズン1に比べてシーズン2がいくぶん地味になっているのは否めないんだけど、お話のクオリティ自体はまったく引けを取らないのでぜひ全シーズン完走してほしい。『ビフォア・サンライズ』をオマージュしたエピソード「ダブリンの見知らぬ乗客」なんて本当に最高だから。スー:あと、日本で広く知られた現代ラブコメ作品で言ったら、『逃げるは恥だが役に立つ』とか『きのう何食べた?』とかかな。高橋:個人的には『古見さんは、コミュ症です。』も現代ラブコメとして推しておきたい。まるで『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』の高校でラブコメをやっているような、すごくいまっぽいお話だと思う。スー:『逃げるは恥だが役に立つ』という金字塔がドンと建ったあと、これからどうなっていくのか楽しみですよね。
2022年01月01日ロックバンド・サザンオールスターズの桑田佳祐が監督・音楽を担当した映画『稲村ジェーン』(90)をラジオドラマ化した『稲村ジェーン2021〜それぞれの夏〜』が、23日〜26日(23:50〜)の4日にわたりニッポン放送にて先行オンエア、 29日(13:00〜)にはTOKYO FM/JFN系列37局にて一挙放送される。同作は、映画『稲村ジェーン』の主人公・ヒロシが2021年の夏を生きていたら……という設定で物語が展開していく。物語は、75歳の“おじいさんサーファー”となったヒロシが偶然、ある女の子に出会うのだが、その女の子は、ヒロシが幻想のような「暑かったけど、短かった夏」を共に過ごした1965年に出会った一人の女の子のことを思い起こさせる……というシーンからスタート。映画『稲村ジェーン』の主題歌である「真夏の果実」、挿入歌 「希望の轍」をはじめ、映画のサウンドトラックとして書き下ろされたサザンオールスターズの楽曲たちと共に、登場人物たちの“それぞれの夏”が描かれていく。主人公・ヒロシ役を演じるのは、林遣都。もともと桑田のファンだったという林がオファーを受け即快諾し、出演が決定した。ぶっきらぼうで冷めた性格だが、どこか心優しい一面も持ち合わせる主人公・ヒロシを、重厚かつ色気のある声の演技で繊細に表現している。さらにヒロイン・波子役兼“とある女の子”役には、NHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』など話題作への出演が続く、恒松祐里。全てを見透かすような大人びた発言をするヒロインを、かわいらしく、時にはミステリアスに、魅力たっぷりに演じた。さらに主人公の親友・マサシ役に、映画『ミッドナイトスワン』やテレビ朝日系ドラマ『IP~サイバー捜査班』(毎週木曜20:00~)に出演中の吉村界人、ヤクザのカッチャン役に浅香航大、そして4人が集まるバーのマスター役に勝村政信と、『稲村ジェーン』の世界に花を添える豪華キャスト陣が勢ぞろい。また、サザンオールスターズのパーカッショニスト・野沢秀行の特別出演も決定。実は野沢は、映画『稲村ジェーン』 にも、桑田のオファーを受けて海浜組合員役で出演し、実際に撮影まで全て終えていたのだが、最終の編集段階で大幅に全体尺を縮めざるを得なかったことで、出演シーンが泣く泣くカット。桑田が平謝りしたという逸話があったのだが(幻の出演シーンは本編エンドロールに一部収められている)、この度映画の公開から30年以上の時を経て、改めて今回のラジオドラマに出演することとなった。
2021年08月16日美味しいスイーツがたくさん揃っている業スー。冷蔵庫にストックしておけば、毎日の楽しみになりますね。今回は、業スーの極上スイーツ3選をご紹介します。(1)ストロベリームースケーキこの投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿業務で人気の冷凍ケーキシリーズから「ストロベリームースケーキ」が新登場しました。甘酸っぱくて滑らかなムースがスポンジの上に乗っているので、ケーキらしくて満足度大!凍っているうちに切り分けてから冷凍すれば、スイーツが食べたくなったときにいつでも食べられます。ホイップやフルーツなどをトッピングすれば、より本格的なケーキになるので、お客さんにも出せるでしょう。(2)とろけるパンナコッタこの投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿業スー名物の紙パックスイーツの中でも人気が高いパンナコッタ。滑らかな美味しさなので、このまま食べてもいいですが、優しいミルク風味がフルーツソースと好相性です。7〜8人前の量なので、アレンジを楽しみながら食べてみてくださいね。(3)デーツバー オーツ麦&オレンジこの投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿小腹がすいたとき、健康的なお菓子を持ち歩いていると安心ですね。こちらのデーツバーは、デーツペーストにオーツ麦やローストピーナッツペースト、レモン果汁粉末を練りこんだバー状のお菓子です。食物繊維や鉄分など、女性が意識して摂取したい栄養素が豊富に含まれているので健康的ですよ。砂糖不使用ですが、デーツの甘みで美味しいので、ぜひ食べてみてくださいね。業スーの極上スイーツを3つご紹介しましたが、気になるものはありましたか?たっぷりサイズのスイーツは、1つ買えば何日間も楽しめます。1日の疲れを癒すため、業スーのスイーツを買っておいてはいかがでしょうか。(恋愛jp編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では@ayu_repo様のSNS投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。2021年8月12日現在
2021年08月14日(左から)ジェーン・スー、堀井美香“おばさん”世代が今夢中なポッドキャスト(インターネット配信の音声プログラム)番組、毎週金曜17時配信の『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』(TBSラジオ)をご存知だろうか。2020年10月の開始直後から話題となり「JAPAN PODCAST AWARDS2020」で「ベストパーソナリティ賞」と、リスナー投票により決まる「リスナーズチョイス」をW受賞。各種サービスのポッドキャストランキングでも常に上位をキープ!ポッドキャストに馴染みがなかった中高年女性層をも取り込み、今絶大な支持を獲得中だ。そんな人気プログラムの収録現場に、週刊女性編集部が潜入!パーソナリティのジェーン・スー(48)、TBSアナウンサー・堀井美香(49)の両人にお話を聞きました!■台本なし、生活情報ゼロの ゆるゆる“おばさん”トーク2016年4月から始まったTBSラジオのお昼の帯番組「ジェーン・スー生活は踊る」(月〜木)からコンビを組んでいる二人。番組が生まれたきっかけは?ジェーン・スー(以下、スー)もともと『生活は踊る』は月〜金だったんですが、月〜木になりまして。お昼よりもっとゆるゆると、生活情報ゼロ!という感じで始めさせていただいたのが『OVER THE SUN』でございます。タイトルは『おばさん→オーバー・ザ・サン(笑)』的な、与太話の延長でつけました。今までメディアであまり取り上げられなかった、あっち行ったりこっち行ったりするおばさんの“横滑りする話”を楽しんでいただくトークプログラムです。――毎回のトークテーマは「離婚」や「介護」「子育て」「推し活」「美容整形」「大人のVIO脱毛」といった生活の延長線上のものから、「サンリオ」「全日本女子プロレス」などなど、中高年女性世代の心に「刺さる」チョイスで、リスナーからのメールも熱くて濃い内容揃い。予定時間は「毎回およそ30分」となっているが、1時間近くのボリュームになっていることも多い。堀井美香(以下、堀井)台本はもちろんないですし、何を喋るかも特に決めてないんです。流行とか関係なく、私たちが今興味あることを話してます。あえて今“五郎丸ポーズ”をやってみたりとか……。スー微妙に古いトレンドでも「私たちが“今”気になる」がポイントですね。番組内でグルメバーガーを食べて感想を言い合ったりとか。でも、食べながらなぜか好きな寿司ネタの話もするという……「This is マルチタスク!」 ですよ。なんですが、好きな寿司ネタについては過去の放送でもう話していたらしくて(笑)。堀井リスナーさんからのメールで指摘されてね。本当に私たち、話したことをちゃんと覚えてなくて……。いただくメールもどれも面白いし、ほんとにリスナーさんに助けられています(笑)。スー某一流ホテルを自分の好きな有名人である“推し”に見立てて、“ホテル=推し”にチェックインしてみたというレポートを送ってくださった猛者がいらしたり、ほんとうにリスナーさんは天才ばかり。ラジオの常連投稿者とは違って、この番組には皆さん思いのたけをすべて書いて送ってくださるんで、新しいリスナー層に出会えたという喜びもあります。『親に言われた忘れられない一言』には200通くらい来たよね?堀井そのあと、私が提案した『徳川埋蔵金について知ってること』には7通くらいでした(笑)。スーメールがあんまり来なくて私たちが困る、っていうこともあるんですけど、そういう回があってもいいかなと。ファンの方に喜んでいただいて盛り上がったのは「2021年にまるで昨日のことのように『SEX AND THE CITY』のことを話す」とかがありましたね。20年以上前のことでも昨日のことのように話せるのが、我々おばさんです。■スー&美香、お互いの第一印象番組の聴きどころがパーソナリティの二人の絶妙な掛け合い。「未婚のプロ」を自称する人気エッセイストのジェーン・スーと、いわゆる“女子アナ”ブーム全盛期にTBSへ入社し、すでに成人した子どもが2人いる堀井美香。一見、水と油のように属性の全く違う二人だが、第一印象はどうだったのか?堀井私がはじめてジェーン・スーさんとお仕事する時に前情報として聞いたのが、作詞家で、エッセイストで、アイドルのプロデュースとかされていて、おしゃれなクリエイター集団に所属していて……、見せていただいた近影もおしゃれだったので「なんか手ごわそう」って思いましたね(笑)。スー私は堀井さんに対しては「ああ、同世代の女子アナブームの方ね」って感じで、本当に合うのかな、大丈夫なのかなって感じでした。最初に二人でやった番組のときに、進行をお任せしていいのかなと思ったら、この人はいきなり台本を捨てたんです(笑)。今ではおなじみのムーブで「美香ちゃんちょっと!」なんて言えるんですけど、当時は「なんだこの人は!」って思いましたね。堀井打ち解けるのにけっこう時間かかったよね?徐々に仲よくなっていきましたけど、今ほど踏み込み合うような感じではなかったですよね。ある程度の節度を持ってのお付き合いでした。スー『生活は踊る』がはじまって、続けるうちにだんだんと距離が近くなっていったと思います。5〜6年はかかりましたかね、なんやかんや。今は土足で部屋に上がるくらいの無遠慮さはありますね。親に見つかったら怒られるくらいの(笑)。■番組で「感謝」の湯呑みを作りたい――もうすぐ50回を越える「OVER THE SUN」。今後の展望は?スー特にないですね。強いて言えば「おばさん掲示板」としての役割をきちんと果たすっていうことですかね。あたしたちはあくまで会場整理係ですから。リスナーの皆さんと一緒に楽しんでいく。堀井今が一番いいですね。こちらがお題を出したことに、みなさんがメールしてくれて……。なんと、番組にスポンサー様(popIn株式会社)が付いてくださったし、ほんとに長く続けたいなと思います。これをお返しするにはどうしたらいいのかしら……。スー本当に感謝ですよね……。私たちこの歳になってびっくりしたんですが、親の言ってることとか、みつを(故・相田みつをさん)の言ってることは正しい、ってことに変わってきて。若いころはああいうシンプルな感謝とかに抵抗・反抗して生きてきたんですけど、最終的には石は丸くなり、同じ中洲にたどり着き、感謝・感謝の毎日ですよ。堀井「感謝」って入れた湯呑みを番組で作りたいくらいです。こういうことを20代、30代に言ってもまだわからないだろうけど……。スーこの番組は若い方にご参加いただくのは全然OKですけど、おもねる気はゼロですから。若いからってメールを読むことはしません。わかるように話す気もゼロです(笑)。■『OVER THE SUN』は聴く『週刊女性』!?そのうち取材班が渡した『週刊女性』を読み始めた二人。スー健康情報ですよ美香さん。こういうのが響く年齢になってきましたね。堀井見て、『オーバー50から稼げる資格』だってスーちゃん……!スー私は木村拓哉の見出し、「ちょ、待てよ」だね(笑)。堀井記事がぜんぶ魅力的!大雨、雷情報だって!スーちゃん気をつけなさいよ!スー知りませんよ。読者投稿ページ見てください、堀井さん。(投稿を一つ朗読する)……。我々のところに来るメールとなんにも変わらないですよね。週刊女性になかなか投稿が採用されない方は、全部こちらに送ってください!堀井そうですそうです! ぜひ『OVER THE SUN』にも一筆いただきたいです!スーこちらの読者の皆さんは、ポッドキャストを聴いたことがない方も多いと思いますけれども、“聴く週刊女性”だと思って、楽しんでいただければと思います。どこから聴いても大丈夫ですよ。先週の話も私たちは覚えていませんから(笑)。毎週金曜日が楽しみになる老若男女の“おばさん”続出中のポッドキャスト『OVER THE SUN』。自分の好きなタイミングで、さかのぼって聴くこともできるのがポッドキャストの大きな利点。思い立ったらスマホやパソコンのポッドキャストアプリでぜひ聴いてみては?ジェーン・スー●1973年、東京都生まれの日本人。プロデューサー、作詞家、コラムニスト。TBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』(月〜木)でパーソナリティを務める。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』で講談社エッセイ賞受賞。2021年にドラマ化された『生きるとか死ぬとか父親とか』ほか、著書多数。堀井美香●1972年、秋田県生まれ。TBSアナウンサー。TBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』第5週でジェーン・スーのパートナーを務める。近著に『音読教室 現役アナウンサーが教える教科書を読んで言葉を楽しむテクニック』(カンゼン刊)。取材・文/高松孟晋撮影/伊藤和幸
2021年08月08日忙しい日のメニューは、簡単に手早く作りたいですよね。そんなときに活躍してくれる時短グルメが、業スーにたくさん展開しています。一度使ったら手放せない「業スーの時短グルメ」、ぜひチェックしてみてください。(1)大粒むきえびこの投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿えびの下処理は、面倒で手間がかかりますよね。この商品は、大粒のむきえびが下処理済みで冷凍してある商品。そのまま解凍して使えるので、時短食材としてピッタリな一品です。半解凍してから調理すれば、プリっとした食感になり美味しい!冷凍なので、使用したい量だけ解凍すれば、あとはストックできて便利です。臭みもなく食べごたえ抜群なえびなので、色々な料理に活用できますよ。(2)野菜たっぷりミニメンチカツこの投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿野菜がたっぷり入った冷凍のミニメンチカツ。凍ったまま油で揚げればいいだけの簡単調理なので、忙しい日の一品として活躍してくれます。お肉だけではなく野菜も入っているため、あっさりとした味わい。夕食メニューとしてはもちろん、パンに挟んでサンドイッチにしても美味しいです。冷めてもサクサクしているので、お弁当にも最適!冷凍でストックしておけるので、忙しい日の救世主になってくれますよ。(3)牛ごぼう炊き込みご飯の素この投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿ご米と一緒に入れて炊くだけで、簡単に炊き込みご飯が作れる商品。そのまま混ぜるだけなので、手間のかからない時短食材です。しょうゆとかつおの旨みがきいた、和風のやさしい味わいになっています。牛肉・ごぼう・にんじん・こんにゃくと、具材もしっかり入っているので食べごたえも◎。炊き込みご飯の上に、ホワイトソースやチーズをのせて、和風ドリアにもアレンジできます。簡単でアレンジもできる、万能な時短グルメです。美味しい料理が簡単にできるなんて幸せですよね。夕食メニューとしてはもちろん、お弁当にも使える万能食材ばかりです。忙しい日に活躍してくれる商品を探しているなら、ぜひ試してみてください。(恋愛jp編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では@ayu_repo様のSNS投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。2021年7月29日現在
2021年08月07日コラムニストのジェーン・スーさんとT B Sアナウンサーの堀井美香さんによるPodcastのトーク番組、『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』(毎週金曜17時配信予定)。リスナーから寄せられるメールは、「これこれ、私たちが知りたかったのは!」と膝を打ちたくなるリアルな体験談ばかりです。それはまさに、「オバサン掲示板」。どの雑誌やサイトにも載っていない口コミ情報に沸く、ジェーン・スーさん&堀井美香さんの絶妙な掛け合いを聞いていると、気の置けない友達と話しているような気分に。前編に引き続き、後編では、更年期にさしかかった女性たちのさまざまな悩みについて語っていただきました。“諸行無常の閉経物語”からシンママのお悩みまで堀井美香さん(以下、堀井):番組が始まって9カ月ですが、本当にいろんな情報が寄せられますね。年齢層も幅広くて、悩みに対する解決法が集まったり。特に生理、閉経については、参考になりましたねえ。ジェーン・スーさん(以下、スー):“諸行無常の閉経物語”ね。それと、整形についても、リアルな声が楽しかったな。知らない世界がたくさんあるよね。番組でけっこう胸を打たれたのは、「離婚した子どもに父親のことを聞かれたらどうしたらいいの?」っていう、シングルマザーになりたての女性に対して、離婚して時間がたった先輩ママからのメールがたくさん寄せられた回。「うちはこうしたよ」とか、自分が親に離婚された人が、「こうしてほしかった」という意見を寄せてくれたり。堀井:経験者じゃないとわからない意見。こういう生の声がありがたいんですよね。スー:リアリティがあってね。今、ネットに出てくる情報って、その多くが最終的に購買に落とし込むように誘導されてるんじゃないかと思って。だから前回のVIO脱毛でも商品レビューなんかも緊張して読むことになるんだけど、リスナーからのメールだとそういうことはなくて。「聞いて聞いて!」っていう感じで気楽だから。更年期障害のサプリがリアルなものになってきた堀井:スーさん、最近カラダの変化とか、気になっていることってあります?スー:やっぱり、「更年期障害」かな。いつ始まって、どんな症状になるのか。あまりにも人それぞれだから身構えてる感じ。よく「ホットフラッシュがくる」っていうけど、私、子どもの頃からめっちゃ汗かきなんですよ、特に顔とか首! だからこれがホットフラッシュなのか、いつもの汗なのかがわからない。「そうじゃないのよ、わかるのよ」とかよく言われるんですけど、わかんないから! もしかしたらもう始まってるのか?どうなんだ?堀井:人によって違うって言いますからね。スー:それ!「人による」が多すぎるんだよね、女の話は。生理もPMSも。堀井:私はね、膝が痛いんです……。本当に痛くて、特に右膝だけ。ちょっと正座するだけで、イテテテテって立ち上がるみたいな。ずっと鼠蹊(そけい)部も痛いし、私いつまでハイヒール履けるんだろう?こうやって、膝って悪くなるのかな。老眼もそうですけど、なかなかこないと思ってて、きたらどっぷりじゃないですか。祖父母がよく言っていたような老化のあらわれが、自然にスライドしながら、そうなっていくんだ!って。「コンドロイチン」なんて冗談みたいな言葉だと思ってましたけど、更年期障害対策のサプリメントも、リアルなものになってきました。スー:世の中に出ているさまざまな健康食品、健康器具の広告を、自分にも襲ってくるであろうトラブルになってくるんだろうなという目で見るようになった。特に、膝と目だよね。堀井:育毛もね……。こうやって巻いてもだんだん汚くなってくる。ボリュームがないし、きれいな巻きにならない、ツヤがなくなってくるのは悲しい。姿勢も変わってきたり。思春期のメランコリックが戻ってきたスー:私はね、気分が落ち込むようになったかな。わけもなく悲しくなったりとか。堀井:えー、あなたにもそんなことがあるの!?スー:ありますよ!若い頃って、アンニュイだったり、乙女心みたいなものがあったじゃない?ある時からそれらが完全になくなって、私「軍人」みたいに強くなっちゃったんですよ。それが、最近になって、不定愁訴というか、わけもわからず悲しくなったり、落ち込んでシュンとしたりとか。思春期みたいな気分の落ち込みが戻ってきて、それが久しぶりに、すっごく楽しい。軍人から人の心に戻ってきた!みたいな。堀井:いやあ、私なんて、もうこのまま死んでしまうのかなと思うくらい落ち込むことがありますよ。もう全部やめたいと思うことがある。このまま3日くらい寝てたいとか。何もやりたくない、何も欲しくない。スー:それはだから、性格じゃなくて、年齢だって。私もあるから。堀井:あなたいつも、元気はつらつじゃない。スー:それがね、ちょいちょい落ち込むようになったの! 最初は「なんでこんなに不安なんだろう?」と思ったんだけど、「もしやこれは年齢的なもの?……ということは、13、14歳の頃のあの感じが……戻ってきた?」と気づいて。何もしたくなくてやる気が出ないという状態に、うっとりするようになっちゃって。「私って、空が曇っただけで悲しくなる女の子なの」って。でもね、基本的にもう軍人だから、大体一晩でそのメランコリックが終わっちゃう。堀井:私は本当に何もやる気がなくなるときがあるんですけど……。スー:それは私の解釈では、更年期の「メランコリック」です。「もう全部イヤ」はメランコリック。でも、堀井さんのその状態ってここ数年じゃない?堀井:ああ、確かに、子育て終わってからですね……。もう私なんて、会社に勤めてなかったら、一週間でも寝ていられると思うんですよ。でも会社を急に休んだりしたら大事になる、そのあとの謝罪行脚を考えるとめちゃくちゃ面倒だから、休まないんだけど。スー:そこは、心の捉えようでね。思春期ぶりに戻ってきたメランコリックを楽しまなきゃ! また軍人モードに戻っちゃうんだよ。これから。堀井:その発想が、本当にすごいわ。私なんて、ついついネガティブに考えてしまうんですけど。ああ、ここもダメになってきた、あそこも弱くなってきた、とか。「自己満の時代」ならではの更年期の乗り越え方スー:私の場合、「年を取って太りやすくなった」とかないんですよ、ずっと太ってるから。寝つきは悪くないけど、途中で起きちゃうのは前からだし、ホットフラッシュは暑がりだからわからない。私の周りでホットフラッシュが自覚できたのは、めっちゃ冷え性の子だけです。私は大体のことが、だからわからない。そんな中で、唯一「更年期?」って自覚できたのが、そのメランコリック。私は逆に、どこで気づくんだろう?と思ってる。あ、生理の量が増えたというのはあるかな。でもあれも、中学生くらいの時、同じような感じになったから、これも思春期!? 経血の量が増えたのとメランコリックは、認知のゆがみによって若返りと処理している感じ。堀井:落ち込むのもそうだし、いろんなことに欲がなくなってきていて、食欲も。食べなくてもいいもん。スー:このまま即身仏になるんじゃないの、本当に!堀井:いや私本当に、欲の低下をすごく感じるんですよね。1日食べなくても、忙しければそれで終わっちゃうから、寝る前にアイスとか食べて。スー:ってやってるから、筋肉が落ちて、膝が痛くなるんですよ。まんまと老化の一途をたどってるんだから!堀井:この間、お肉を食べた時、食べたいと思って食べてないから、「牛がかわいそう」って思えてきちゃって。「私、なんで牛食べてるんだろう」って。欲がなくなって精進料理を食べる人って、そうなっていくんだなって。自然の流れにそって、このまま行くと、山菜とかだけ食べて、それでいい。スー:「チリン」って聞こえなくなったら死んだなって。堀井:もう私は一汁一菜でいいんですよ。おいしいお店にもときめかなくって。洋服も、アナウンサーという職業柄、買ってますけど。ジャージでいい。制服を作ってほしいくらい。スー:目指せスティーブ・ジョブズだもんね。5着くらいでグルグル回してますもんね。堀井:そう(笑)。スー:私は逆に、まだ欲があるから、お肉がおいしいですね。ジムでは、「レッグリフトで何キロ上げられるか」ってやってる。150キロ上がるんですよ。でもね、それって自己満足なんですよ。私だって150キロ上げる理由ないじゃないですか、足が太くなるし。でも上げたい。200キロまでいきたいんですよ、それでいいの。だから堀井さんも、欲がないとか食べたくないとか、それも自己満なんですよ。他者からの評価から、自己満の時代へシフトしているんですよ。堀井:なるほど。更年期障害も自己満の時代という視点を持てば、乗り越えられそうですね。スー:そうよ、なんでも楽しまなきゃ。楽しんだもの勝ちなんだから!(取材・構成:山野井春絵)
2021年07月09日コラムニストのジェーン・スーさんとTBSアナウンサーの堀井美香さんによるPodcastのトーク番組『ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」』(毎週金曜17時予定)。2020年10月から配信が始まるやいなやポッドキャストランキング(日本)で1位に躍り出るなど話題になり、現在も好調をキープしています。恋愛、結婚、離婚、カラダの話など、番組で語られるテーマはさまざま。リスナーから寄せられるリアルすぎる体験談に、舌鋒鋭いジェーン・スーさんとふんわりした堀井さんとのやりとりが絶妙で、ハマる人続出中です。そんな2人に、最近番組でも話題に上った 「中年女性のお悩み」をテーマに対談をしていただきました。「O」に毛が生えてるなんて知らなかったジェーン・スーさん(以下、スー):番組でも取り上げましたけど、確かに「VIO脱毛」が話題になることは多くなりましたよね。私たちが学生の頃は、まだ腕・ワキ・膝下の脱毛を、やるかやらないかっていう程度。30代の頃は、ドラマ「SEX AND THE CITY」でも登場したブラジリアン・ワックスが流行しはじめて、アメリカへ旅行に行った時、友達と面白がってやってみたんですけど。終わった後の自分の姿に爆笑して、それっきり。堀井美香さん(以下、堀井):私も、興味はありますが、やったらやったで、もしかしたらマイナス面もあるのかなって思っちゃうんですよね。スー:自分で機械を購入して脱毛する人もいるよね。昔、私も毛を引っ張って抜くタイプの脱毛器を買ったことがあるけど、めちゃくちゃ痛かったし、毛穴も痛んでしまった。今は良くなってるのかなと思って、Amazonとかでよく見るんだけど、レビューを読んで比較検討しているうちに、訳わかんなくなって、うーっと熱が上がったみたいになっちゃって、ベッドにバタン(笑)。もう何がいいのか、よくないのか、五里霧中で藪(やぶ)の中って感じですよ。堀井:私、「VIO脱毛」っていう言葉を聞いたのが、3年くらい前だったかな。今では普通に電車の広告でも目にするじゃないですか。昔は、アンダーヘアの脱毛なんて、口にするのもはばかられるという感じだった気がするんですけど。スー:そもそも「O」に毛が生えてるなんて知らなかったし、自分がどうなってるか知らないわ。しかし、早かったですよね。10年前、ブラジリアンワックスが話題になってから、「VIOやってないの?」って話になるまでの時間が早かった! 固定概念って、あっさり変わっちゃうんだなって。この話を大っぴらにすること自体が、私たちの世代にとっては目新しいこと。でも下の世代では普通になっていて、なんていうのかな、ロケット切り離され感。宇宙にさまよって落とされていく側のロケットになったような……。介護脱毛にカルチャーショック堀井:番組で、「介護をされることを考えて、VIO脱毛をしておく」という話を聞いて、それはカルチャーショックでした。そうなんだ、考える必要があるんだ、って。白髪になるとできないから、早めに受けておくのがいいんだという話もあって。具体的にVIO脱毛をしておいたら、介護の際にどういいんでしょう?スー:短期間ながら私も母親の介護を経験しましたけど、ヘアがあると、排便の時に手間がかかる場合がある。頻繁にお風呂に入れないなら、臭いが出てきたりする人もいるのかもしれないし。介護する側が楽なんじゃないかな。それをあえて自分で処理しておくというのは、「申し訳ない、恥ずかしい」という気持ちからだよね。そうそう、医療系の人から、「前のヘアを少し残しておかないと、泡立てるのに不便」という意見が寄せられましたよね。ツルツルだとそれはそれで洗いづらいと。堀井:最近は、男性もあらゆる部位を脱毛する人が増えているみたいですけど、男性も介護のことを考えてVIO脱毛をするのかしら。スー:うーん、それはどうかな。そういう感覚を持つ男性は、まだまだ少ないんじゃない? やっぱりこれは、介護をした経験がある人のほうが感じやすいから、現状、介護されることを見据えた脱毛を考えるのは女性が多いということなんじゃないかと。リアリティを持って考えられるというか。いや、しかし、私が父親の介護をするとして、ヘアがなかったら、どう思うんだろう。ただでさえ異性の性器は見慣れないものだから、ヘアで隠れていたほうが気分的に楽なのか、処理しやすいからやっぱりなしのほうがいいと思うのか……今はちょっと想像がつかないな。脱毛のジェネレーション・ギャップ堀井:ママ友に聞いたんですが、新体操部とか、水泳部とか、露出の多いスポーツをされている中学生の娘さんを、ワキとVゾーンの脱毛に連れて行くんですって。スー:なるほど。親がお金を出してくれるから、ますます若い人にとっては「脱毛は当たり前」の時代になっているんでしょうね。学生の頃、ワキや腕の脱毛に10万円以上使っている友達を見て、すごいな、私にはとても出せないな、と思っていましたけど。堀井:親がさせるとしたら、子どものことを考えて、きちんとした医療脱毛を選択すると思うんです。そしたら、また金額も跳ね上がるんですかね? ちょっと相場がわからないんですけど。スー:そう、適正価格がよくわからないよね。でも数万円でできるものじゃないでしょう、10万円以上はするわけじゃない? 中高生で部活とかの理由があれば、出してもらえるかもしれないけど、大学生くらいになると、もう親には言えないよね。言い出すのも恥ずかしいだろうし、でもまとまった金額を自分で払うのも難しい。堀井:大学生に10万円以上は、負担が大きいよね。そのためにアルバイトをするという感じになっちゃうのかな。オーバー40にとってVIO脱毛は“最後のお祭り”感スー:若い人は処理して当たり前という風潮はあるのかもしれない。でも、数が多いほうが一般的だと思うという傾向はどの年代でも同じ。処理をしている人に接してビックリしてしまう世代もいれば、逆も真なり。これからは「男の人で処理してない人に会った」と驚く若い女性が出てくるかもしれない。堀井:そうね。今のところ、周りを見回しても、オーバー40では処理している人のほうが少ないかな。やっている人が少ないからこそ、話題になるというか。初潮が来る前の子どもと一緒ですよね(笑)。スー:そう、VIO脱毛は、オーバー40にとって、最後の「エイヤ!」、最後の大冒険というか。この年になると、もう未知数のことってあまりないじゃないですか。ググればいろいろ出てくるし。でも女性器周りの話って、禁忌だっただけに知らないことがまだたくさんあって、そのうちの一つがVIO。だからこそ、前人未到の山のような気がして、登るか登らないかという気にさせられる(笑)。堀井:そうね、確かに! 目新しいからね、ついいろいろ知りたくなっちゃう。スー:それって言わば、祭り感。色めきたつから、私たちの番組でも盛り上がるんだと思うな。やるときの心理的なハードルが高かったり、やった後の達成感だったり、若い人にとってはワキや腕の脱毛と同じ感覚かもしれないけど、40代にとっては、新しい感覚。「やるぞ!」とか「やったぞ!」とか。でも、毛に会えなくなるのは寂しい堀井:情報に踊らされそうになりますけど、でもそこは、ちょっと冷静でいたいなという気持ちもあるんですよ。スー:それでいいんじゃないですか? 人によって考え方が異なるのは普通のことだし、脱毛をする・しないのチョイスは、自分の意思で決めたいよね。頭以外のヘアは、全部なくさなきゃダメだという強迫観念は、なくなってほしい。私は……あと、10年待とうかな。10年たったらもっと医療が進んでるだろうから、痛くなさそうで、いいかも。堀井:でもやっちゃったら、もう会えなくなると思うと寂しいな。スー:え、何に?毛に?堀井:そう、やっぱりあったほうがよかった……ってなった時には、もう取り返せないわけでしょう。スー:フフフ、そうだね(笑)。※後編のテーマは「更年期のお悩み」。7月9日(金)公開です。(取材・構成:山野井春絵)
2021年07月07日コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは、5月12日に最新作『くれなずめ』が公開された松居大悟(まつい・だいご)監督です。全3回。“東京タワーが見えるタワマン”に引っ越したワケジェーン・スーさん(以下、スー):ところで生活に変化はありましたか?松居大悟さん(以下、松居):どうでしょう。車に乗り出したとかそんなレベルですね。スー:住まいは?松居:結構引っ越しはしてます。でも築年数があって畳があるところに住もうとしてます。タワマンとかはちょっと。スー:そろそろ住んでみては、タワマンに。松居:住めないですね。怖いんですよ。行っちゃうと、もう下げられなくなりそう。床暖あったり、宅配ボックスあったり、めっちゃ便利そう。スー:便利に殺される!松居:あとはワインを飲み始めてしまいそうな怖さがあります。スー:でもさー、ワイン飲み始めたくらいで鈍るような感性だったらそもそも……っていうのもあるじゃないですか。私はいつも、自分にそれ問いかけてます。「こういう庶民的なことで私は十分満足なんだよね」っていう自尊心って、実はすごい下品だと思ってる。庶民的と言われるものが好き、ってのとは別のノイズが入ってる気がして。私は、年を重ねたこととか、女性として稼ぎが良くなったことを後ろめたく思わせるような世の中は絶対嫌なんです。なぜなら、私が男だったらそんな思いしないから。だからこそ、いい生活ができるならしてみようと思って。今住んでる部屋からは東京タワーが見えるんですよ(笑)。シャバいタワマン。去年いろいろあったから、エイっと。同時に、揺らぎもあります。もともとあった感受性のシナプスが鈍化するんじゃないかという恐怖。一方で、そんなことくらいで書くこと喋ることの強度が変わったりするほど私は脆弱(ぜいじゃく)なのか、そもそもその自負こそが過信じゃないかとか、ぐるぐるしてます。松居:僕はいい部屋に住みたいけど、普通に知らないっていうのもあるんですよね。スー:一回アドベンチャーランドに行ってみるのはいいですよ。学びがある。松居:知るってことですね。知ってから必要ないなら必要ないと。スー:それそれ。そうしないと「どうせ金持ちはタワマンに……」の亡霊につぶされますからね。住んでみて初めて、マジこれほんと住みにくいってなるかもしれないし。松居:スーさんのタワマンはどうですか?スー:久しぶりにシングルに戻ったので、こうなったら緩やかな自傷行為みたいな部屋に住んでやろうと。目の前にドーンと東京タワーですけど、全部屋が賃貸だからかゴミ置場の倫理観が欠けてたりして面白いです。都会の野営地みたいなマンション。前に住んでたところは分譲の人がほとんどだったからなのか、ゴミ置き場もとってもきれいだった。松居:よく見つけましたね!スー:私、天才だと思う。もうちょっと先に行けば2割3割高くて、ちゃんとエントランスにドアマンがいるような物件もあるのに。でも今の私にはここがちょうどいいかな。住人は誰一人知らないけど、すれ違う人たちとの殺伐とした連帯感がある。環境的に便利で暮らしやすいし。一生住む感じのマンションではないけど、ソファに座りながら見る東京タワーはくだらなくて最高です。タワマンとか、高い買い物とか、高い食事とか、形骸化されたそういうワードみたいなものを全部試してみること、私には意味があります。あっちのブドウは酸っぱいに違いないみたいなこと、食べてもいないのに言うのは格好悪いから。松居:僕も10年くらい前かな、一回渋谷に住んだんですよ。多分20代じゃないと住まない気がしたので。でも3カ月くらいで引っ越しましたね。スー:合わなかった?松居:どこに行くにもスクランブル交差点を通過して渋谷駅に行くわけですけど、朝まで飲んでる人たちを横目に現場に出かけて、夜疲れて帰ってきたら酔っ払った若者がウェイウェイしてて……みたいなことがだんだん耐えられなくなりました。スー:一度は試してみるのって大切ですよね。自分たちの時代の価値観にどう落とし前をつけるか
2021年05月19日業スーはチョコレートもお買い得!海外のチョコレートも手に入るので、食べたことがないチョコとの新しい出会いがありますよ。今回は、業スーの濃厚なおいしいチョコレートを3つご紹介します。(1)クランチホワイトチョコレートこの投稿をInstagramで見る業務スーパーレポごひきのこぶたママ(@gyomusuper_love)がシェアした投稿最初にご紹介するのは、ドイツ直輸入の「クランチホワイトチョコレート」です。ベルギー産のチョコレートを使用したこちらのチョコは、香ばしいシリアルとホワイトチョコのハーモニーが絶品!お値段300円(税込)は業スーのチョコにしては高いかな……と思う方も多いでしょうが、こちらは板チョコといっても分厚くて200gもあるんです。この美味しさとボリュームで300円はお買い得!自分へのご褒美チョコにいかがでしょうか。(2)ミニプラリネ オレンジこの投稿をInstagramで見る業務スーパーレポごひきのこぶたママ(@gyomusuper_love)がシェアした投稿一口サイズのチョコにオレンジクリームが入ったこちらのチョコ。パッケージに「BRASIL」とありますが、ポーランド産のチョコです。チョコとオレンジの組み合わせなので、お子さんでも食べやすいでしょう。ミニプラリネシリーズには、この他に「トリュフ」と「コーヒー」があります。トリュフはアルコール入りなので、家族で食べられるチョコをお探しの方は、こちらの「オレンジ」を選んではいかがでしょうか。(3)オールシーズンチョコレートこの投稿をInstagramで見る業務スーパーレポごひきのこぶたママ(@gyomusuper_love)がシェアした投稿こちらはシュガーコーティングしたミニサイズのチョコです。夏でも溶けにくいので、持ち歩きやすくて便利ですよ。甘いものが食べたくなったときのため、またはお子さんのおやつとしてバッグの中に入れておきやすいですね。キラキラの包装がイベント用のチョコにもふさわしいですし、お酒のおつまみにも。235粒も入っていますので、あらゆるシーンで活躍してくれそうです。業スーのチョコを3つご紹介しましたが、食べてみたいものは見つかりましたか?海外のチョコも魅力的ですし、国産のオールシーンズンチョコは溶けにくいので便利でしょう。気になるチョコがあれば、業スーで買ってみてくださいね。(恋愛jp編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では@gyomusuper_lovel様のSNS投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。2021年5月11日現在
2021年05月18日コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは、5月12日に最新作『くれなずめ』が公開された松居大悟(まつい・だいご)監督です。全3回。【第1回】冴えてるか冴えてないかも自分で決めたい…映画『くれなずめ』で描いたもの自己拡張していくのが苦手ジェーン・スーさん(以下、スー):今、松居さんの映画は2本公開中で。1本が『くれなずめ』。そしてもう1本が『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』。こちらの映画はもともとはドラマですね。そもそもこのお話はどのタイミングで来たんですか?松居大悟さん(以下、松居):2016年、30才の時です。企画書の表紙にシーズン1のあの6人の名前があって、「こういう企画があったらやりますか?」みたいなところから始まりました。ちょうどテレビ東京が「ドラマ24」という枠を20代30代の感度の高い人に向けたものにしたかったそうで。スー:ゼロからですね。松居:テレビってすごいと思いました。すごく広がったし、「バイプレイヤーズの松居さん」と言われるようになりました。スー:テレビの影響力はまだまだありますよね。テレビを経て人との距離感は変わりました?もっと言うと、今までにはなかった思いはしました?松居:テレビの仕事というものの考え方が違うというのは感じましたね。僕は映画や舞台をベースにやってきたので、面白いものを作るためにみんな頑張るけど、それこそ『バイプレイヤーズ』くらいになると、演出プランよりもいかに健康で元気でその日を終えて次の日を迎えるかが一番大事だと思いました。創作のつもりで挑むと絶対にバースト(破裂)しちゃいます。スー:妥協点が違う?着地させるポイントとか?松居:スポーツみたいな感じなんですよね。スー:テレビはスポーツ。それすごく興味深い。映画は映画で3Kみたいな環境でやってるのはよろしくない、という声も上がってくるようになりましたが。松居:そういうことを言う人は結構いい環境でやってたりしますよ。本当の3Kはそれでやるしかないからやり続けるし。時代が声高にそう言っていたとしても、現場には下りてきていない気がします。スー:えー、下りてきてないのか。松居:言ってる人たち偉いぞ頑張れって言ってる人も実態を知らない。不思議な感じです。スー:当事者の声じゃないというのは、この時代の特徴の一つかもしれませんね。松居:僕もスーさんに聞きたかったんですけど、当初から今くらいのところに至るまでに環境の変化ってめちゃくちゃあったじゃないですか。でも大事なところ、芯は変わらないのはなんでですか?スー:私は新しい人とご飯に行ったりしないから。同じメンツとばっかり会ってるから変わりようがない。松居:ほうほうほう。スー:実は人がそんなに得意ではないんですよね。人前に出るのは基本的には好きじゃない。仕事だからやるけど。人前に出たり、華やかな場所に行くのが好きだったりすると、もっといろんなことを経験して考え方に影響が出たりするんでしょうけど、それが皆無なので。環境自体が変わってないんですよ。友達も変わってない、食べるご飯も変わってない。週末は寝ている。新しく知り合った人も、今までの人と同じ感じの人ばかりだし。松居:へー。スー:ものを作ることと宣伝は頑張ります。それはちゃんとやらないと、絶対つまらないことになるから。連載を単行本にまとめるときも、多分売り上げはそんなに変わらないけど、かなり手を入れますし。そういうことを優先してると、自己拡張のほうにあまり行かない。松居:信用できます。スー:松居さんは自己拡張はどうですか?松居:大きくしようとしたら大きくならない気がして気にしてないですね。結果的にラジオやったり、小説『またね家族』も書きたいから書きましたけど。スー:そうだ!小説も書いたんですよね。ラジオ「JUMP OVER」(J-WAVE)も4年めでしょう。続いてますね。別ジャンルからのオファーで断った仕事はあります?松居:恋愛リアリティーショー内への出演依頼。あれは断りました。スー:わはははは!出演者としてか!私はテレビのコメンテーターやバラエティはほとんどお断りしています。松居:自分に来たらどうするだろう。スー:目立ちたがり屋ではない?松居:ああだこうだ言うのは苦手ですが、人前に立つ自分は好きだったりします。スー:フフフ。世界よ自分に注目しろ!って思ってる?松居:そうですね。ちょっとね。ミーハーなところはありますね。スー:私にはそれが欠けてるんだよなぁ。人から見られるのが本当に苦手。自己拡張してくために外に出るんじゃなくて、なんならうちにきて欲しい。松居:それベストですね。スー:吉田羊さん(テレビ東京毎週金曜深夜0時12分O.A.『生きるとか死ぬとか父親とか』ジェーン・スー役)がうちに来てくれたことがあって、吉田さんの気を使わせない心配りもあってそれはすごく楽しかった。でも吉田羊さんの家でパーティーがありますって言われたら行かないと思う。テレビの価値が高かった最初と最後の世代
2021年05月17日業スーの冷凍食品は、種類が豊富なことで知られています。そんな中でも、美味しすぎると話題のグルメがあるのをご存知ですか?そこで、お得すぎ注意です……!【業スー】の美味しすぎる「人気冷凍食品」を3つご紹介します。(1)オニオンリングフライこの投稿をInstagramで見る業務スーパーレポごひきのこぶたママ(@gyomusuper_love)がシェアした投稿業スーのオニオンリングフライは、成形ではなく玉ねぎを輪切りにしたものです。ちなみにもう1種類のオランダ産は成形タイプとなっており、輪切りにしたものが好きな方は、こちらのオニオンリングフライがおすすめ!揚げる際の油はねには注意が必要ですが、味は非常に美味しいです。調理方法は揚げるだけと簡単なので、一度その味を堪能してみてはいかがでしょうか。(2)肉肉餃子この投稿をInstagramで見る業務スーパーおすすめレポ&購入品(業スー)きり(@gyousu_kirin)がシェアした投稿業スーの肉肉餃子は、30個入りと大容量でコスパ抜群のお得な商品です。調理方法は焼き餃子、揚げ餃子、蒸し餃子とさまざまなので、好きな食べ方で美味しく食べられるところも魅力的。油をひいて焼くと、パリッと焼けて美味しいのでおすすめ。美味しいだけじゃなく国内製造で安いと、魅力がいっぱいですね!晩ごはんに何を食べようか困ったときに、簡単に作れちゃうところも魅力の1つと言えます。(3)アメリカンドッグこの投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿業スーのアメリカンドッグは、5本入りで国内製造の安心安全な商品です。レンジで1分チンするだけの簡単調理で、忙しいママには嬉しいですね。アメリカンドッグが大好きなお子さんも多いので、おやつにもぴったりと言えます。人気商品のため売り切れてしまうこともあるようなので、見かけたらすぐにゲットすることをおすすめします。業スーの冷凍食品は、どれもクオリティが高くてお得すぎるものばかり揃っています。お得すぎ注意です……!【業スー】の美味しすぎる「人気冷凍食品」を参考に、美味しくてお得な商品をゲットしてみてはいかがでしょうか。(恋愛jp編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事ではgyomusuper_love様、gyousu_kirin様のSNS投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。2021年5月6日現在
2021年05月16日コラムニストのジェーン・スーさんが会いたい人と会って対談する企画。今回のゲストは、5月12日に最新作『くれなずめ』が公開された松居大悟(まつい・だいご)監督です。全3回。同世代や上の世代が無理している姿を見てきたジェーン・スーさん(以下、スー):新作映画『くれなずめ』を拝見しました。めちゃめちゃおもしろかったです。松居監督作品をすべて見ているわけではないものの、僭越(せんえつ)ながらこれは突き抜けるものがありました。松居大悟さん(以下、松居):うれしいです。ありがとうございます。スー:こう来て、ああ来て、までは想像つきましたけど、後半からの畳み掛けがすごかった。これで終わらせてたまるものか、という監督の意地を感じました。松居:死んで終わりじゃないぞ、と。スー:そうそう。ありきたりな終わりにはしないぞという気概。過去に私たち、松居さんが2015年に出した『さあハイヒール折れろ』という本で対談してまして。『松居大悟恋愛対談集』でしたね。あそこから我々はどう変わったのか、変わってないかを話せればと思って今回お声掛けしました。監督デビュー作の『アフロ田中』(2012年公開)を撮ったのが28歳くらいでしたか?松居:25です。スー:若い!!今から思えば大役ですね。原作はのりつけ雅春さん、主演が松田翔太さん。松居:あの時はそんなに大きい話とわかってなかったですね。デビュー作だったし。スー:もともとゴジゲンという劇団を大学時代からやってらっしゃった。松居:あとはドラマの脚本をちょっと書いたり、とかです。スー:そこからいきなり人気漫画『アフロ田中』の映画化。10年前は日本もまだお金があったのかなぁ。新しい若手に撮らせようという空気がありましたけど。松居:主人公と同世代の目線で撮ってほしいと、劇団公演を見に来たプロデューサーにオファーされて。スー:あの時25歳か。最初にお会いしたのは三宿にあったクラブのWEBでしたね。コロナもあって、先日惜しまれながら閉店してしまいましたが。「申し訳ナイト」というイベントで。10年前だと、私は37歳とか?まだ本も出してない頃だったような。松居:スーさんは「シケ金」(コミュニティFM「ORDINARY FRIDAY〜つまりシケた金曜日〜」)とちょっとTBSラジオやってるとか、その頃でしたね。スー:あのまま二人とも芽が出ず朽ち果てていた可能性もあるわけで、よくお互い生き残ったなあというのが正直な感想です。この間に名前を聞かなくなった人は少なくないので。松居:いっぱいいますね。スー:松居さんはこの10年で、めきめきめきめき頭角を現しました。映画や舞台だけでなく、テレビドラマ『バイプレイヤーズ』の監督をやったり、ラジオのレギュラー番組(J-WAVE「JUMP OVER」)を持ったり。それを自分のフィールドに還元もして、『バイプレイヤーズ』は映画にもなったし、ラジオをテーマにした舞台も作った。最初に出会った頃には想像もつかないくらいのご活躍です。生き残れた理由について、以前ちらっと「無理しなかったからだと思う」と言ってましたけど、そこを詳しく聞きたくて。松居:僕の同世代とか、上もそうですけど、無理していってる姿を結構見てきたんですよ。スー:無理するとは、具体的にどういうこと?松居:「こういうふうにしてください」という周りの要求もそうですし、自分たちがやってるものを大きく見せたい、もっと広く届けたいとなったときに、自分の足場をちょっと忘れて三段跳びしようとする感じですかね。スー:作りたくもないものを作るってこと?それとも代理店の言うことを全部聞くってこと?(笑)どっちもか。松居:両方ですね。しかもそれが無意識に自分のそばにいる。スー:無意識は怖いな……。意識のあるところで「これは俺の企画じゃないけど、やったほうがいいんじゃないか」って心が揺れたことありました?松居:ありましたよ。これやったらたくさんの人が見てくれると思って、背伸びして。けど結局は企画が頓挫して、後で思うと、やるべきことをやりたいことにすり替えられなかったという、自分の底力が足りなかったのもあると思います。スー:ああ、やり遂げるにはモチベーションを変換する力が必要になるのか。と同時に、松居さんがずっとやってきた「冴えない男群像劇」は途中で頓挫してないですよね。松居:いえいえ、してるのもたくさんあります。映画って、出資者が直前で撤退とかよくあって、そういう時、小さい規模でもやろうとか、お金を出してくれる人を別に探そうとか、意地でやるかどうかに違いが出ますね。自分がどうしてもやりたいものは、なんとか食らいついていく。20代後半は特にきつかったです。デビュー作はヒットしたからよかったけど、そのあと27,28,29あたり。途中で出資者がいなくなって、自分で別のところ探して「お願いします」って頭下げて、それでも興業として当たらないとか。名前がないし、若手でもなくなってきて。30代になってようやくやりたいことをやれる位置に来れたような気がします。ちょっと遠回りしました。スー:デビューが早かったからね。すごいですよ。『バイプレイヤーズ』だって、面白い作品としていろんな人から名前が挙がってきて、見てみたら「松居さんだ!」って。誇らしかったです。松居:うれしいです。運と縁ですね。スー:もちろん運と縁もあるけど、そこに至るだけの努力をしてるし、結果を残せるかはその人の実力次第という部分も否めないですよね。松居:12本目が『くれなずめ』、11本目が『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら』(全国公開中)で。そこまではどれも「アフロ」より小さい規模です。大きい話は途中で全部なくなって。もうちょっと無理したらやれたかもしれないけど、そうしたら違う未来だった気もしますし。焦らなかったのは“おぼっちゃん”だったから?
2021年05月15日業スーの美味しいフルーツやスイーツは、おかわりが止まらなくなることも!しかし、業スーならお値段もお手頃なので、手が止まらなくなっても安心ですね。今回は、業スーで美味しいと噂のフルーツ&スイーツを3つご紹介します。(1)冷凍ブルーベリーこの投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿冷凍フルーツは、冷凍庫に長期間保存できるので便利です。業スーのカナダ産冷凍ブルーベリーは500g入りで429円(税込)。大粒のブルーベリーがたっぷり入ってこのお値段は安いので、冷凍庫にいつも入れておきたくなりますね。そのまま食べてもおいしいですが、はヨーグルートのトッピングにもピッタリです。ブルーベリーが好きな方は、ぜひ業スーで冷凍コーナーをチェックしてください。(2)ナタデココこの投稿をInstagramで見る業務スーパーレポごひきのこぶたママ(@gyomusuper_love)がシェアした投稿同じくヨーグルトのトッピングになるのが、こちらのナタデココ。独特の食感がクセになってしまいますよね。業スーのナタデココは、290g入りで固形量は145g。104円(税込)なので、デザートのトッピング用にいかがでしょうか。(3)チョコレートケーキ(コーヒークリーム入り)この投稿をInstagramで見る業務スーパーおすすめレポ&購入品(業スー)きり(@gyousu_kirin)がシェアした投稿こちらはイタリア産のチョコレートケーキで、個包装が8個入っています。8個で321円(税込)なので、業スーにしては少しお高い印象もありますね。スポンジの間にコーヒークリームが入っていて、5層になっているケーキです。片面はチョココーティングの美味しいチョコレートケーキなので、コーヒーのお供にいかがでしょうか。美味しすぎて食べすぎてしまいそうな業スーのフルーツ&スイーツをご紹介しました。冷凍ブルーベリーは賞味期限が長いので、買っておくとかなり役立つでしょう。気になるものがあれば、業スーで購入してみてくださいね。(恋愛jp編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事ではayu_repo様、gyomusuper_love様、gyousu_kirin様のSNS投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。2021年4月26日現在
2021年05月02日【業スー】のスイーツは、話題になっている商品も多いですよね。コスパ最高で【業スー】らしい、ワンコインで買えるスイーツを紹介します。ご褒美スイーツとしてはもちろん、おもてなしのスイーツとしても活躍してくれますよ。(1)コーヒーキャラメルバウムクーヘンこの投稿をInstagramで見る業務スーパーおすすめレポ&購入品(業スー)きり(@gyousu_kirin)がシェアした投稿直径が約15cmある、厚切りのバウムクーヘン。美味しくてワンコインで買えちゃうから、リピ買いしているマニアさんも多い商品です。ほんのりとしたコーヒーの香りと、キャラメルの甘さが絶妙にマッチ!しっとりした食感でパサつきもないから、上品な味わいになっています。厚切りなので食べ応えも抜群。そのまま食べても美味しいし、ホイップやアイスをトッピングすれば、少しリッチなカフェスイーツを楽しめますよ。(2)カスタードプリンこの投稿をInstagramで見るコストコ&業務スーパー&料理(@tastytime2019)がシェアした投稿紙パックスイーツシリーズの「カスタードプリン」。牛乳の紙パックにプリンが1kg、約7~8人分入っている人気のシリーズです。なめらかな食感とふんわりとした甘みで、食べ飽きない美味しさ!お好みでカラメルソースやメープルシロップ、ジャムやホイップなど色々なトッピングが楽しめます。加熱して溶かし、好きな型に入れてカラメルソースと一緒に冷やし固めれば、本格的なプリンも手作り可能。他にも、小麦粉と合わせてレンチンすればカスタードクリームができ、溶かしてパンにつけて焼けば簡単にフレンチトーストが作れます。色々なアレンジもでき、スイーツ作りにも使える万能な商品です。(3)エッグタルトこの投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿本場ポルトガル産の4個入り「エッグタルト」。冷凍なので、ストックしているマニアさんも多いスイーツです。解凍方法は、アルミカップを外して、凍ったままトースターで約12分加熱するだけ。パイ生地はサクサク、カスタードはトロトロになって美味しい!濃厚なカスタードとパイのバランスもよく、本格的な味わいになっています。できたての美味しさを自宅で楽しめる商品です。ワンコインで家計にやさしい「頬落ちスイーツ」を紹介しました。コスパ最高なのはもちろん、美味しさも楽しめるなんて贅沢!スイーツ好きさんは、ぜひチェックしてみて。(恋愛jp編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事ではgyousu_kirin様、tastytime2019様、ayu_repo様のSNS投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。2021年4月21日現在
2021年04月25日業スーには安くて美味しそうなグルメが多いため、つい買いたくなってしまいますよね。そして一度買えばやみつきになってしまうものも……。今回は、業スーの買わずにはいられない最強グルメ&パンをご紹介します。(1)串つきフランクフルトこの投稿をInstagramで見る業務スーパーおすすめレポ&購入品(業スー)きり(@gyousu_kirin)がシェアした投稿業スーには複数のフランクフルトが売っていますが、冷凍の串つきフランクフルトは5本入りで320円(税込)です。1本あたり64円なので、かなりお得感がありますね。しかも国産でプリマハム製造ということなので安心感もあります。ボリュームがあるフランクフルトに串がついているので、お祭り気分も味わえますよ!お子さんがいる家庭なら、きっと喜ばれるでしょう。(2)もっちりベーグルこの投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿業スーの「もっちりベーグル」は、トースターで焼くだけで簡単に絶品ベーグルが楽しめます。生ハムやクリームチーズを挟めば、おうちでカフェ気分が味わえますよ。コスパも高いので、朝食や昼食用に買っておいてはいかがでしょうか。(3)スパイシーチキンスティックこの投稿をInstagramで見る業務スーパーおすすめレポ&購入品(業スー)きり(@gyousu_kirin)がシェアした投稿冷凍のスパイシーチキンスティックは、香辛料をきかせたスティックタイプの鶏肉に衣がついています。油で揚げる必要がありますが、少量の油で揚げることも可能です。骨がなくて食べやすいので、お弁当のおかずにもいいですね。ブラックペッパーが効いていますが、スパイシーすぎることもないので、ぜひ食べてみてください。見かけたら買わずにはいられない最強グルメ&パンをご紹介しました。安いのに美味しそうなグルメは家族の喜ぶ顔が眼に浮かぶので、つい買いたくなってしまいますよね。業スーにお買い物に行ったときは、ぜひ買ってみてください。(恋愛jp編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※インフルエンサー@gyousu_kirin様、@ayu_repo様の投稿を紹介させていただいております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。2021年4月21日現在
2021年04月25日業スーにはみんな大好きな美味しいスイーツが豊富に揃っています。スイーツ好きにとって安くて美味しいスイーツがあるなら、試してみたいと思いますよね。そこで、【業スー】スイーツの正解はコレ!皆大好きって「噂のスイーツ」TOP3をご紹介します。(1)パルメラパイこの投稿をInstagramで見る業務スーパーおすすめレポ&購入品(業スー)きりん(@gyousu_kirin)がシェアした投稿業スーのパルメラパイは、高級感のある香り高い食べごたえのあるパイです。パッケージから出した瞬間、バターのようないい香りがするのが特徴的。食べると芳醇な香りがちょっとした高級感を覚えさせ、はちみつのまろやかな甘さとサクサクとした食感がたまらないと話題に。外国のお菓子というイメージを感じさせないとても美味しいパイなので、一度堪能してみてはいかがでしょうか。(2)ファインベアビスケットこの投稿をInstagramで見る業務スーパーおすすめレポ&購入品(業スー)きりん(@gyousu_kirin)がシェアした投稿業スーのファインベアビスケットは、68円ととってもお得なお菓子です。全部で20枚ものビスケットが入っているので、コスパ抜群の商品と言えます。味は普通のビスケットよりミルク感があってとっても美味しいと話題に。シンプルなビスケットですが値段以上の美味しさなので、業スーでお買い物をする際にはチェックしてみましょう。(3)ジャージー牛乳ドーナツこの投稿をInstagramで見る業務スーパーおすすめレポ&購入品(業スー)きりん(@gyousu_kirin)がシェアした投稿業スーのジャージー牛乳ドーナツは、美味しくて安いところが魅力的なスイーツです。一口サイズで食べやすいし甘すぎないし、コーヒーとよく合います。ドーナツ好きにとってコスパ抜群のジャージー牛乳ドーナツは非常に魅力的ですよね。美味しいドーナツをたくさん食べたいという人におすすめなので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。業スーには甘いもの好きにおすすめのスイーツがたくさんあります。【業スー】スイーツの正解はコレ!皆大好きって「噂のスイーツ」TOP3を参考に、美味しいスイーツをゲットしちゃいましょう。(恋愛jp編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※インフルエンサーgyousu_kirin@様の投稿を紹介させていただいております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。2021年4月13日現在
2021年04月22日【業スー】は、食材だけではなくスイーツも充実しています。話題になっているスイーツも多く、どれを買うか迷ってしまいますよね。そこで今回は、【業スー】のぜひ試して欲しい美味過ぎスイーツを紹介していきます。(1)パウンドケーキ(プレーン)この投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿卵の風味でやさしい味わいのパウンドケーキ。しっとりとしたやさしい食感で、おやつにはもちろん朝食にもピッタリな商品です。シンプルな味わいなので、ホイップクリームやアイス、フルーツをトッピングするなど、アレンジも可能。安心の国内製造でコスパも最高な商品です。(2)スイスロールケーキこの投稿をInstagramで見る業務スーパーおすすめレポ&購入品(業スー)きりん(@gyousu_kirin)がシェアした投稿イタリア直輸入の商品で、おやつにはもちろん手土産にも最適な商品です。中にはチョコクリームがはさんであり、周りはチョココーティングしてあります。洋酒がふんわり香り、大人なロールケーキ。ボリュームもあり食べ応えもバッチリ、ティータイムを贅沢に彩ってくれるスイーツです。(3)パンケーキこの投稿をInstagramで見る業務スーパーおすすめレポ&購入品(業スー)きりん(@gyousu_kirin)がシェアした投稿全粒粉を使用したミニサイズの冷凍パンケーキ。調理方法は、自然解凍か電子レンジでラップをかけずに温めるだけでOK。パンケーキの間にメイプルクリームがはさまれているから、そのままで十分美味しいです。ホイップクリームやアイス、フルーツをトッピングすれば、カフェ風パンケーキを自宅で楽しめますよ。(4)ストロープワッフルこの投稿をInstagramで見るあかし(@hotto.nichijyou)がシェアした投稿サクサク食感のワッフルでキャラメルシロップをサンドした、オランダの伝統的なお菓子。温めると中のシロップがとろとろになるので、ホットドリンクのカップに蓋をするように置いて食べます。もちろん、トースターで温めてもOK。キャラメルの甘みとシロップのとろとろ食感、そしてほんのりシナモンの香りを加えたオシャレスイーツです。自宅でお店のようなリッチなスイーツを味わえるなんて幸せですよね。美味しさはもちろん、価格もお財布にやさしいものばかり!ティータイムを楽しくしてくれる美味しいスイーツ、【業スー】でGETしてみて!(恋愛jp編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事ではayu_repo様、gyousu_kirin様、hotto.nichijyou様のSNS投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。2021年4月12日現在
2021年04月20日業スーの冷凍スイーツが話題になっています。美味しくてかなりお手頃な値段なので、「スイーツはいつも業スーで買う」という人も多いのではないでしょうか。今回は今アツい業スーの冷凍スイーツを3つご紹介します。(1)たい焼この投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿業スーの冷凍たい焼きは、頭からしっぽまであんこがたっぷり!甘すぎないので、食べやすいお味です。レンジでチンしてからトースターで焼くとカリッとして美味しいですよ。お値段もお手頃なので、冷凍庫にストックしておいて、お茶のお供にしてはいかがでしょうか。(2)レモンチーズケーキこの投稿をInstagramで見るあゆ♡業務スーパーが好きなママ(@ayu_repo)がシェアした投稿こちらはイタリア直輸入のデザート「レモンチーズケーキ」。レモンソース、リコッタチーズケーキ、ビスケットの3層になっている豪華なスイーツです。リコッタチーズケーキはあっさりしていて、爽やかなレモンソースとの相性抜群!まだ食べたことがない人は、ぜひ試してみてくださいね。(3)シューアイスこの投稿をInstagramで見る業務スーパーレポごひきのこぶたママ(@gyomusuper_love)がシェアした投稿20円シューアイスとして話題になっているのがこちら!子どもでも買いやすいくらいの手頃なお値段が嬉しいです。シューアイスはスプーンもいらないので気軽に食べられますよね。バニラ、チョコ、抹茶、ストロベリーの4種類がありますので、まとめ買いしておいてはいかがでしょうか。業スーの冷凍スイーツを3つご紹介しましたが、気になるものはありましたか?どれもお手頃な値段なので、いつでも食べられるように買い置きしておきたいですね。業スーに行ったときは、冷凍スイーツをチェックしてください!(恋愛jp編集部)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。インフルエンサー@ayu_repo様、@gyomusuper_love様の投稿を紹介させていただいております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。2021年4月7日現在
2021年04月18日