ジョニー・デップが製作・主演で映画化した、日本における“四大公害病”のひとつ水俣病を描く『MINAMATA―ミナマター』。この度、本作に出演した真田広之が写真家ユージン・スミスを演じたジョニーや、本作の意義について語るインタビュー映像が到着した。いま、世界で最も活躍する日本人俳優の一人、真田広之。子役でデビューした後、アクション俳優を入口に経験を積み、『たそがれ清兵衛』(02)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。自身初のハリウッド作『ラスト サムライ』(03)ではトム・クルーズと共演し、凄まじい殺陣で強烈なインパクトを残した真田さん。その後も、『ラッシュアワー3』(07)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)、『モータルコンバット』(21)など、国内外50本以上の映画やTVシリーズに出演。次回作には、『ジョン・ウィック』最新作への出演が決まっており、その活躍ぶりや動向は注目の的。そんな真田さんが、本作ではチッソ水俣工場による廃水を原因とした水俣病に対し、チッソに補償を求めるため闘う反対運動のリーダー、ヤマザキ・ミツオ役を演じた。本作のキャラクターは複数の人物がモデルとなっているが、真田さんが演じたヤマザキのモデルの1人となったのは、水俣病患者の救済運動の先頭に立ち、「闘士」と呼ばれた川本輝夫氏。1999年2月に亡くなるまでの間、水俣病救済に尽力した。長年、真田さんの大ファンであった本作のプロデューサーほか製作陣が熱望し、今回出演が実現。初共演のジョニーは「ヒロさん(真田広之)は現場で若手俳優の手助けをしたり、スタッフをサポートすると同時に、内的に自分を見つめるという俳優としての仕事をこなしていることに感動を覚えました」と、初めて共にした現場での振る舞いに絶賛を贈る。一方、今回解禁された映像の中で、真田さんはユージン・スミスを演じたジョニーについて「ジョニーがこの映画をやると決めた情熱と勇気を称えたいし、その情熱と勇気こそがユージン・スミスを演じるにまさに相応しいと思います。メイクアップを終えた姿はまさにユージンそのものに見えました。脚本のユージンにライブの息吹を吹き込んでくれた。一緒に仕事ができて本当によかったと思います」と語る。続けて、「エンターテインメントとして楽しんでいただいて、そして興味を持った方々が実際に起こった出来事やフッテージなどを見る機会につながって、学び直していただくきっかけになれば素晴らしいです。今世界中で起きている問題、起こりうることへの警戒、そして、起こってしまった時のケアの仕方を、この映画を通して知り得たことを、現代、未来に活かしていただけると、参加したものとして何より嬉しい」と本作にかける思いを語った。合わせて解禁された場面写真は、チッソとの交渉の場と、工場前での座り込みの場面で、ひとり立ち上がり鋭い眼光を放つヤマザキの姿を捉えたもの。その様子からは幾度も患者たちの先頭に立ち、運動を牽引してきた真田さん演じる「闘士」そのものといえそうだ。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年09月12日映画『MINAMATA―ミナマタ―』(9月23日公開)で製作・主演を務めたジョニー・デップとアンドリュー・レヴィタス監督が2日、オンライン記者会見に出席。ジョニーは真田広之ら日本人キャストに感謝しつつ「本作は作られるべきして作られた映画」と力強く語った。映画『MINAMATA―ミナマタ―』は、日本における“四大公害病”の1つ、水俣病を扱った問題作。ジョニーは、当時の現状を撮影した世界的写真家ユージン・スミス役に扮する。日本からは真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子ら実力派キャストが参加した。ジョニーは最初に「本作に参加することに、迷いは一切ありませんでした。僕はレジェンドとしてのユージンを、“やっかいなやつ”という面も含めて知っていました。だからこそ、これは日の目を見るべき映画だと思いました。今のご時勢、映画を作ることは容易ではないし、作られること自体が奇跡でもあります。本作では、みなさんが全力で取り組んでくれました」と熱い思いを口にした。日本人キャストについてジョニーは「日本のみなさんは才能にあふれる方々で、期待した以上のものを提供してくれました。真田さんはオフの日も現場に来てくれて、日本語の表記を書いてくれたり、エキストラをサポートしたり、若手の指導もしてくれた。また、彼自身は集中力を失うことがなく、本当に素晴らしかったです。内面から自分を見つめる俳優としての仕事ぶりにも感動しました」と絶賛した。また、ユージンの妻・アイリーン役を演じた美波についても「美波さんは、アイリーンさんに敬意を示し、彼女を称えるような演技を披露してくれました」と語り、さらに真田についても「彼は本当に謙虚な方で、自分を顧みず、人のために行動できる方だったから、一緒にいて楽しかったです」と再度称え「すべてにおいて、日本人キャストの方々に、面倒を見てもらいました」と日本人キャストに感謝した。また、実話をもとにして描かれた本作の難しさについて問われたレヴィタス監督は「(劇中で糾弾されている)チッソ(株式会社)からは何も連絡は入っていません」と答えたうえで「事前に僕たちは水俣を訪れた際に、患者さんやその親戚の方々と過ごし、真実に触れようと試みました。そして彼らがどういう生活を送っていたのかを、外から見た目線で紹介しようと思いました。今、世界中に支援を受けるべき人々がいます。私たちは映画を撮ることで、観る人たちと啓発したいと思いました」と熱いトークを繰り広げた。さらに監督は「ニュースメディアに関わるみなさんは、真実を伝える力を持っているし、肯定的な希望を与える力を持っています。この映画は一般のみなさんを触発する力を持っていると思うし、メディアの方々にもその思いが届いたらいいなと。世界中で起きている問題は、自分たちのなかにあります。だからこそ今、何が必要かを1人1人が考えて行動していきましょう」と訴えかけた。ジョニーも監督と同じ思いで、「今置かれている状況は尋常でないことです」と、世界中がパンデミックにあることに触れて「1日1分だけも、困っている他の人たちに思いを馳せ、何か自分にできることはないかと考えてほしい。今も病で死にかけている人がたくさんいるし、僻地で医療が届かないところもあるでしょう。本作を観ることで、今、自分がいる立場から視野を広げ、想像力を働かせるきっかけになればと」と語って、会見を締めくくった。
2021年09月03日ジョニー・デップが製作と主演を務め、日本を描く映画『MINAMATA―ミナマタ―』。この度、本作に出演する英国の名優ビル・ナイが、ジョニーとの再共演を語るインタビュー映像が公開された。インタビューでは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(‘07)以来、約13年ぶりのジョニーとの共演について「最高でしたよ。相変わらず親切で歓迎してくれました」と印象を語るビル。「ユージン・スミスのメイクをした彼を初めて見た時は感動を覚えましたね。この作品は成功しそうだと思いました」とジョニーの姿を見てヒットを確信したという。舞台役者としてキャリアをスタートさせ、破天荒なロック歌手役を演じた『ラブ・アクチュアリー』や、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど、圧倒的な存在感でこれまで幅広い役柄を演じてきたビルが今作で演じているのは、ユージン・スミスの気難しい性格に悩まされながらも、写真家としての腕を誰よりも信じる「LIFE」の編集長ロバート・ヘイズ。この役柄について「特定の人物をモデルにしたわけではありません。実はモデルになった編集者は何人かいて、それを合体させたんです」と明かし、そのため「ヘイズに関するリサーチはしていません」とコメントしている。また監督のアンドリュー・レヴィタスについて「アンドリューのことは知らず、初めて現場で会いましたが、最高でしたよ。すごく用意周到で頼りになり、礼儀正しい監督でした」とふり返り、完成した映画については「自分の出演作は見ません。見ると自信をなくして仕事をするのが難しくなるだけですからね」と繊細な一面も見せている。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年08月23日ジョニー・デップが製作/主演を務め、真田広之、國村隼、加瀬亮、浅野忠信らも出演、音楽は坂本龍一が担当した映画『MINAMATA―ミナマタ―』。この度ジョニーが、水俣市に暮らしながら水俣病の問題を取材した写真家ウィリアム・ユージン・スミスについて語るインタビュー映像が公開された。本作は、ウィリアム・ユージン・スミスの遺作で、妻アイリーンとの連名による写真集「MINAMATA」を原案とした映画。報道写真家として功績を評価されながらも、心に傷を抱えたユージンが、妻アイリーンと共に水俣を訪れ、3年間現地で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々がドラマチックに描かれる。本作のオファーを受ける前から、スミスに憧れを抱いていたというジョニー。到着した映像では、「20代前半くらいの時だったかな。まず写真に出会って、写真家の名前を調べたらスミスだった」とスミスを知ったきっかけをふり返る。またスミスは、太平洋戦争において、サイパン・沖縄・硫黄島で戦場カメラマンとして活躍した人物。リスクの高い仕事だが、ジョニーは「彼は献身的で情熱的なアーティストで、自分を犠牲にしてでも真実を追い求めた。真実の瞬間をとらえそれを永遠に残すためにね。彼は写真を通して意見を表明し、次の世代に影響を与えたんだ。たくさんの戦争写真家やジャーナリストがスミスの写真に刺激を受けてリスクを恐れなくなった」と彼が後世に繋いだ大きな功績を熱く語っている。さらに「スミスの写真は頭に焼きついて離れない」と言うジョニー。「『入浴する智子と母』がいい例で、あれはまるでピエタのような正直さと純粋さにあふれている」とコメントした。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年08月21日俳優のジョニー・デップ(58)のインタビューが「THE TIMES」日曜版に掲載され、波紋を呼んでいる。インタビューでは「ハリウッドからボイコットされていると感じる」と心境を語ったのだ。自身が制作・主演を務めた最新作『MINAMATA』が、いまだに米国内で公開される目途が立ってていないことからそう思い至ったという。『MINAMATA』は1970年代に熊本県水俣市で発生した水俣病を取材した写真家、W・ユージン・スミスにスポットをあてた作品だ。MGMは当初、米国内では2021年2月公開としていたが、その後「後日発表」に変更し、現在まで未だに正式なアナウンスはない。ハリウッドの寵児だったデップが“転落”したのは、元妻アンバー・ハードとの泥沼離婚劇と“DV疑惑”が原因だ。昨年デップは、自身を「wife beater(妻を殴る人)」と書き立てた英国のタブロイド紙「Tne Sun」を相手取って名誉毀損訴訟を起こしたが、デップの訴えは棄却された。その後、ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』第3作のゲラート・グリンデルバルド役から降板するよう申し入れがあり、デップ側はこれを受け入れたとThe Hollywood Reporterが報じている。いずれにしても一連の騒動で、デップにネガティヴなイメージがついてしまったことは否めない。「映画には人の心の琴線に触れるものがあり、水俣病に関わった人々や、同じような経験をした人に影響を与えるでしょう。ハリウッドは、なぜ僕をボイコットをするんだろう。何のために?この数年、不愉快で厄介な状況に置かれた1人の男、1人の俳優のために?」デップは「THE TIMES」のインタビューでこう述べ、意義のある映画が、自分のプライベートの問題のせいで日の目を見ることが叶わない現状を憂えた。
2021年08月16日おしゃれ好きなみなさんは、お出かけのときでもメイクやヘアチェックに”ミラー”が必須ですよね。ただ、小さいバッグを持ち歩きたいときには、持ち運べるサイズがなくて困ったことがありませんか?そこで必見なのが、ダイソーの”とあるミラー”なんです♡【ダイソー】「カードミラー」が使いやすい♪出典: Instagram今回ご紹介するのは、ダイソーで販売されている「カードミラー」です。みなさんもよく知る名画がデザインされているこちらの4枚が、実はどれもミラーになっているんです♪それぞれ110円(税込)で販売されていて、どこにでも入れて持ち運べる優秀ミラーなんですよ。豊富なデザインバリエーションが魅力出典: Instagram今回インスタグラマーさんが購入されたのは、「モナリザ」、「夜のカフェテラス」、「真珠の耳飾りの少女」、「ひまわり」の4種類です。多くの種類が販売されているので、きっとみなさんの好みのひとつが見つかるはず♪裏側がミラーになっています出典: Instagramそして、名画がデザインされているのと反対側がミラーになっています。表面の保護フィルムを剥がしてから、一般的なミラーと同じように使用することができます。薄くてコンパクトなサイズ感が便利出典: Instagramこの「カードミラー」の一番の魅力は、そのコンパクトなサイズ感にあります。横から見てわかる通り、まさにカードのような薄さのミラーなんです♪大きさも手のひらに収まる小ささなので、小さいバッグにはもちろん、手帳のポケットや小さいポーチに収納することも可能。今までは大きさのせいで持ち運べなかったミラーも、これならどんなときでも持ち運ぶことができますね。おしゃれ&便利!これはマストバイアイテムです♪出典: Instagramミラーを持ち運ぶなら、この商品は一度チェックしてみる価値ありですよ。シーンを選ばず持ち運べて、見た目もおしゃれだから最高ですね。本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事ではのりちゃん(100yenshop_mama)様の投稿をご紹介しております。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2021年08月01日「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーが、自閉症と診断されたことをインスタグラムで公表した。「この秋、自閉症であると非公式な診断を受けてから1年になります。先に自己診断し、後に正式に診断が下されました」と明かしている。診断を受けるまでの過程を「とても長く、欠陥のある一連の作業で、アップデートが必要だと私は思います」と指摘。「ショックではあったけれど、驚くことはなかったです」と自閉症であるとわかったときの心境もつづっている。現在49歳のウェントワースは「自閉症について、十分に知識があるわけではありません。(学ぶことがたくさんあります)。現在は、自分の理解を深めているところです。50年の人生経験を、新しいレンズを通して見直しています。時間がかかることでしょう」と前向きだ。しかし、自閉症という診断を受けたからといって自閉症コミュニティを代表するかのように「知識不足のまま大きな声を上げるようなことはしたくない」とも。「現在のところ、自分ができる範囲」として、自分より自閉症について知識豊富なクリエイターたちを紹介することなどを挙げている。「これは私が自分で変えられるものではありません…自閉症であることは、私自身の中核をなしている、なしていたというのをすぐに理解しました。いままで達成してきたことや発言してきたことの中核でもあったということも」と過去の自分とも向き合った。コメント欄には「13の理由」のブランドン・フリンからのハートマークや、ウェントワースと同様、大人になってから自閉症と診断されたという人たちからの共感メッセージ、サポートを表明する声などが寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:プリズン・ブレイク [海外TVドラマ]
2021年07月28日ジョニー・デップが水俣病を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスを演じる『MINAMATA―ミナマタ―』の日本版30秒予告編と場面写真11点が解禁となった。今回解禁された30秒予告は、水俣病の惨状をカメラに収めるべく水俣市にやってきたユージン・スミスが、人々の前で「共に闘いたい」と語る姿や、激しい暴行を受け包帯だらけになりながらも、真実を伝えるために必死にカメラの前に立ちシャッターを切る姿などが映し出されている。また真田広之演じる反対運動を率いるヤマザキが、鬼気迫る演説をする姿も見られ、坂本龍一による情感溢れる音楽と、見間違うほどに役になりきったジョニーの迫真の演技が、激しく熱いドラマを予感させる。場面写真では、ユージンとアイリーン(美波)がチッソの工場の前で果敢に撮影に挑む姿、『LIFE』の編集長(ビル・ナイ)に水俣への取材を訴える場面、チッソの社長(國村隼)と対峙するユージン、水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信、岩瀬晶子)、チッソに補償を求める中心メンバーの1人(加瀬亮)と水俣の調査をするユージンとアイリーン、など緊迫のシーンと主要キャストたちのそれぞれの複雑な表情をとらえている。本作はユージンに長年憧れを抱いたジョニーが、「映画の持つ力をフルに活用して、この歴史は語り継がれなければならない」と映画化を熱望し、自ら製作・主演を務めた渾身の一作。顔立ちもユージン・スミス本人とそっくりだと話題を呼んでいる。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年07月07日ジョニー・デップ製作、主演最新作『MINAMATA―ミナマター』が9月23日(木・祝)に公開となる。この度、日本版30秒予告編映像が完成し、合わせて場面写真1が公開された。熊本県水俣市のチッソ工場の廃水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏による写真集『MINAMATA』(1975年)だ。ユージン氏はジョニー・デップ自身が長年の憧れだったという。彼の遺作ともなったこの写真集を基に、ジョニー自身の製作 / 主演で待望の映画化が実現。映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン氏が、アイリーン氏とともに水俣を訪れ、現地で暮らし人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を写真に収めていく濃密な日々が描かれる。「彼(ユージン氏)は心の中に痛みを抱えていた。でも、水俣が彼の心を再び開いたんだと思う」と語るジョニー・デップが容姿から内面に至るまで、傷ついた写真家が、再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を見事に体現し現代に蘇らせた。本作は、2020年ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され「デップが最高の演技を披露」「デップが役に消える」とジョニーの魂の演技に各国メディアに絶賛された。共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。音楽を手掛けたのは坂本龍一。なお今年、2021年(5月1日)は水俣病公式確認から65年、環境庁(現・環境省)発足50年を迎える。今回解禁された30秒予告は、ユージン・スミスが、危機にある水俣を訪れ、人々の前で「共に闘いたい」と語る姿や、激しい暴行を受け包帯だらけになりながらも、真実を伝えるために必死にカメラの前に立つ姿などが、坂本龍一による情感溢れる音楽をバックに映される。そして本人かと見間違うほどに役になりきったジョニーの迫真の演技と、水俣での激しく、熱いドラマを予感させる予告編だ。また、チッソに補償を求める活動のリーダーを演じた真田広之の鬼気迫る演技も。また場面写真では、ユージンとアイリーン(美波)がチッソの工場の前で果敢に撮影に挑む姿、『LIFE』の編集長(ビル・ナイ)に水俣への取材を訴える場面、チッソの社長(國村隼)と対峙するユージン、水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信、岩瀬晶子)、チッソに補償を求める中心メンバーのひとり(加瀬亮)と水俣の調査をするユージンとアイリーン、など緊迫のシーンと主要キャストたちのそれぞれの複雑な表情が切り取られている。『MINAMATA―ミナマター』9月23日(木・祝)公開
2021年07月07日ミラー ハリス(Miller Harris)の新作フレグランス「ミラー ハリス レブリード ベルガモット オーデパルファム」が、2021年7月2日(金)より発売する。ベルガモットの明るく陽気な香り自然への愛をテーマに、植物から得た貴重な原料を複雑な方法で組み立て、フレグランスをデザインするイギリスのフレグランスメゾン・ミラー ハリス。そんなミラー ハリスの中でも、肌に一体化するような使い心地で人気の「エディション ライン」から、最新作「ミラー ハリス レブリード ベルガモット オーデパルファム」が登場する。香りの主役となるのは、ベルガモット。上質なベルガモットの香りを追い求め、イタリア・カラブリア州産のベルガモットを厳選した。明るく陽気なベルガモットに、エネルギーに満ちたタンジェリン、繊細で豊かなハーブなどを組み合わせて、奥行きのあるシトラスの香りに仕上げた。ベースには、パチョリ、モス、ベチバーなどの香りをセレクトすることで、時の流れとともに、肌の上で温もりあふれる香りが美しく放たれる。ベルガモットは他のどの柑橘系のノートよりもリッチで、丸みのある香りが魅力。そんなベルガモットを主役にした「ミラー ハリス レブリード ベルガモット オーデパルファム」は、纏うだけで心躍るような喜びと高揚感を与えてくれるはずだ。【詳細】「ミラー ハリス レブリード ベルガモット オーデパルファム」50ml 17,050円、100ml 23,980円発売日:2021年7月2日(金)より発売【問い合わせ先】インターモード川辺 フレグランス本部TEL: 0120-000-599
2021年07月05日映画『MINAMATA−ミナマタ−』が、2021年9月23日(木・祝)より公開。製作・主演はジョニー・デップが務める。水俣病を世界に伝えた写真家がモチーフ『MINAMATA−ミナマタ−』は、日本における“四大公害病”のひとつ水俣病を世界に知らしめた写真集『MINMATA』をモチーフにした映画。『MINMATA』は写真家ユージン・スミスとアイリーン・美緒子・スミスが1975年に発表したもので、ユージン・スミスは翌年にロバート・キャパ賞を受賞。さらにその翌年、1977年に惜しまれながらこの世を去り、写真集『MINMATA』が彼の遺作となった。映画『MINAMATA−ミナマタ−』で描かれるのは、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン・スミスが、妻アイリーンとともに水俣へ移住し、3年間現地で暮らしながら水俣病の問題を取材する姿。人々の日常や抗議運動を何百枚もの写真に収めていく、濃密でドラマチックな日々が描かれる。映画『MINAMATA−ミナマタ−』あらすじ1971 年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮るーー。ジョニー・デップが製作&主演製作を手掛けたのはユージン・スミスに長年憧れを抱いていたというジョニー・デップ。「映画の持つ力をフルに活用して、この歴史は語り継がれなければならない」と、本作の映画化を熱望したという。ジョニー・デップは主演としてユージン・スミス役も務め、傷ついた写真家が再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていく生き様を演じ切る。脇を固めるキャストも実力派ぞろい。ビル・ナイ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子らが名を連ねている。音楽は坂本龍一が担当した。登場人物(キャスト)ユージン・スミス(ジョニー・デップ)報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えた写真家。妻アイリーンとともに水俣へ移住し、3年間現地で暮らしながら水俣病の問題を取材する。ユージンの妻、アイリーン・美緒子・スミス(美波)『LIFE』の編集長(ビル・ナイ)チッソの社長(國村隼)水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つ夫妻(浅野忠信、岩瀬晶子)チッソに補償を求める活動のリーダー(真田広之)チッソに補償を求める中心メンバー(加瀬亮)ユージン・スミスから写真を教わる水俣病患者の青年シゲル(青木柚)【詳細】映画『MINAMATA−ミナマタ−』公開日:2021年9月23日(木・祝)出演:ジョニー・デップ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子、ビル・ナイ製作:ジョニー・デップ監督:アンドリュー・レヴィタス脚本:デヴィッド・ケスラー音楽:坂本龍一原案:写真集「MINAMATA」W.ユージン・スミス、アイリーン M.スミス(著)配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム
2021年07月05日ジョニー・デップ製作・主演最新作『MINAMATA』(原題)の邦題が『MINAMATA―ミナマタ―』として、9月23日(木・祝)に公開決定。日本人キャストも揃ったビジュアルが解禁となった。この度解禁となった日本版ビジュアルには、写真家ユージン・スミスになりきったジョニーがカメラを持ち、水俣の現状を世界に伝えるべく、鋭い眼差しで何かを捉えようとする姿をとらえている。「一枚の写真が世界を呼び覚ます」のコピーも印象的だ。そして、ポスター下部には、脇を固める真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子の日本人キャストや、英国の名優ビル・ナイの豪華キャストの面々が並ぶ。なお、本日7月2日(金)正午よりムビチケ前売券(オンライン)の販売が開始。購入者全員には本作オリジナルのジョニー・デップのバーチャル背景をプレゼント。抽選で写真集「MINAMATA」などがもらえる豪華キャンペーンが実施される。『MINAMATA ―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年07月02日『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3弾より、ジョニー・デップに代わってゲラート・グリンデルバルドを演じることになったマッツ・ミケルセンが、この件についての思いを「The Sunday Times」紙に語った。昨年11月、ジョニーは「妻を殴る人」と書き立てた「The Sun」紙を相手取り、名誉棄損訴訟を起こすも敗訴。ワーナー・ブラザースから降板を求められたとインスタグラムで明かし、『ファンタスティック・ビースト』を降板した。その後、すぐにグリンデルバルド役の新候補にマッツ・ミケルセンの名前が挙がり、正式就任していた。マッツは「彼らは第3弾を作ろうとしていて、ジョニーはもう関わることがなくなった。私はそれに関心を持っていたわけではありませんでした。(彼のプライベートで)なにが起きたのかはわかりませんし、彼が仕事を失うことがフェアであるのかもわかりません。でも、ショーは続いていきます。チャンスがあれば、彼と話がしたかったですね。そういう感じで、私は全然彼のことを知らないのです」と語っている。また、「私は彼ら(ワーナー)に呼ばれたのですが、明らかに急いでいる様子でした。私は脚本を気に入ったので、役を引き受けました。物議を醸すということはわかっていましたが、たまにはそういうことも起きるものでしょう」と、ジョニーのファンから批判を受ける可能性を予想していたとも話した。マッツがグリンデルバルドを演じるにあたって大事にしていることは、「ジョニーの演技をコピーしないこと」だという。「彼は素晴らしい役者ですから、彼をマネするなんていうのは創造的な自殺に等しい」といい、独自のグリンデルバルドを演じたいと意気込んだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2021年06月28日ジョニー・デップが製作・主演を務めた渾身の最新作『MINAMATA』(原題)。本日6月9日ジョニーの誕生日を記念して、彼が演じたW・ユージン・スミスとの比較場面写真が解禁された。今回解禁された写真は、ジョニー扮するW・ユージン・スミスが暗室の中でカメラをかまえた姿。ジョニーのルックスには、ユージンをよく知る関係者やファンの中でも、あまりにもそっくりだと称賛の声が出ている。そして今回、1971年、ユージンが水俣取材をしていた際にアシスタントを務めた写真家の石川武志氏より、石川氏が撮影したユージン本人の写真を入手。比較すると、より顔立ちが似ていることが分かる。ジョニーはユージンについて「長年、彼に憧れを抱いていた」と語る。「私はマグナム・フォトの会員だった写真家メアリー・エレン・マークと親しくて、彼女はW・ユージン・スミスと知り合いだったので、彼の写真のファンだった私はメアリーに彼のことを聞いた」と言う。「彼女によると、彼は気難しいが繊細なボヘミアンであり、すべてを見てきた百戦錬磨の戦争フォトジャーナリストだったという。彼にまつわる面白い話も聞いた。彼はユーモアのセンスがある人で、“Wは何の略ですか?”と聞かれると、“ワンダフル”と答えていたそうだ」とジョニーは笑顔でコメントしている。ウィリアム・ユージン・スミス(1918-1978)とは?1918年12月30日、アメリカ・カンザス州ウィチタ生まれ。世界的写真家集団「マグナム・フォト」の正会員。太平洋戦争において、サイパン、沖縄、硫黄島で戦場カメラマンとして活躍。戦後は一般の人々の生活を捉えていき、「ライフ」誌で発表した「楽園へのあゆみ」「カントリー・ドクター」「スペインの村」、「助産師モード」などのフォト・エッセイは世界的評価を得る。52歳の時に当時の妻アイリーンと水俣市に移住。3年間水俣市に暮らしながら水俣病の問題を取材し、1975年、アイリーンとの連名による写真集「MINMATA」がアメリカで出版され、世界中で大反響を呼んだ。翌年、ロバート・キャパ賞を受賞。写真集「MINAMATA」がスミスの遺作となった。『MINAMATA』(原題)は9月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA(原題) 2021年9月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年06月09日心理学のなかで「ミラーリング効果」という言葉を聞いたことはありますか?「ミラーリング」とは、相手の行動や言動などを鏡(ミラー)のように真似することです。人は同じ行動をされると親近感がわき、相手に好感を持つとされています。そんな心理を応用した恋愛テクニックです。そんな「ミラーリング効果」を恋愛にうまくいかしていきたいですよね。そこで今回は、気になる彼に振り向いてもらうための「ミラーリング」をご紹介します!■ 1.彼の言葉を真似するまず、彼の「言葉」を真似してみましょう。会話のなかで彼が言った「言葉の復唱」を意識します。たとえば彼が「昨日カラオケ行ったんだけどさあ」と言ったとします。そこで「へえ楽しかった?」と返すのではなく、「へえカラオケ行ったんだ、楽しかった?」と返してみましょう。ほかにも、彼が「○○店のラーメンすごく美味しいんだよ」と言ってきたら「へえ○○店のラーメンすごく美味しいんだ、いいなあ食べてみたい」と返していくのです。いわゆるオウム返しですね。ただ言葉を復唱するだけだと会話にならないので、彼が言った言葉のあとに自分の意見をくっつけて話してみて下さい。■ 2.彼の行動を真似するつぎは、彼の「行動」を真似するやり方です。2人でお茶や食事をしているときは比較的実行しやすいでしょう。たとえば、彼がコーヒーをオーダーしたら「私もコーヒー」と同じ物をオーダーしてみて。彼が足をくんだらあなたも足をくむし、彼がコーヒーを飲んだらあなたも飲む……。このように、彼がやった事と同じことを「ほんの少し遅らせて」行動します。話をしながらさりげなくやってみるのがポイントです。間違っても全ての動きを真似しないように注意しましょう。■ 3.彼の持ちものを真似する最後は、彼の「持ちもの」を真似するテクニックです。時計、携帯電話、靴など彼が持っている物と同じ物を持ってみましょう。まったく同じ物を持っていると「いかにも」な感じになりますので、ブランドを揃える、色を揃えるなど一部をお揃いにします。「あれ?俺とおそろいだね!」と話すきっかけにもなりますよ。■ 活用してみて♡気を付るのは「やりすぎない」こと。度を超すと引かれてしまいますので、あくまでも「さりげなく」ですよ!ほかにもたくさん使える状況があると思いますので、皆さんも探して試してみてくださいね。ミラーリングを制するものは恋を制すとも言えるのです。(斎藤奈々子/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月04日英国発のライフスタイルブランド・サラミラーロンドン(SARA MILLER LONDON)から、新作腕時計「アンダーウォーター コレクション」「ピカデリー コレクション」が登場。2021年4月19日(月)に発売される。サラミラーロンドン、海のいきもの&猫をデザインした新作腕時計2019年7月に日本上陸を果たして以来、“模様”と”色”をテーマにしたオリジナリティのある腕時計で人気を博しているサラミラーロンドン。今回は海洋生物をモチーフにした「アンダーウォーター コレクション」と、木に佇む猫を文字盤に描いた「ピカデリー コレクション」の2つのコレクションがラインナップに加わる。「アンダーウォーター コレクション」“アンダーウォーター”の名の通り、海に住むいきものたちをモチーフにした「アンダーウォーター コレクション」。悠々と泳ぐ亀やタツノオトシゴを、サンゴや海藻、小魚、貝と共に文字盤にデザインすることで、色鮮やかな海の世界を表現したコレクションとなっている。「ピカデリー コレクション」一方の「ピカデリー コレクション」は、王冠を被った4匹のカラフルな猫と、しっぽにリボンを付けた猫の後ろ姿をデザインしたコレクション。ぴったりと身体を寄せる猫たちが佇む木の枝には、カラフルな草花や装飾があしらわれている。商品情報サラミラーロンドン「アンダーウォーター コレクション」「ピカデリー コレクション」発売日:2021年4月19日(月)価格:・「アンダーウォーター コレクション」17,600円(税込)〜19.800円(税込)・「ピカデリー コレクション」17,600円(税込)主な取扱店舗:・サラミラーロンドン ウォッチ 公式オンラインストア・伊勢丹新宿本店(東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店本館1F 婦人雑貨 アクセサリーウォッチ)・ジェイアール名古屋タカシマヤ(愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤ 本館 1階 婦人洋品売場時計)・ルクアイーレ(大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ1F イセタンシーズナルセレクションアクセサリーウォッチ)・大阪タカシマヤ(大阪府大阪市中央区難波5-1-5 1Fアクセサリー売場 アクセサリーウォッチ)
2021年04月22日ジョニー・デップが水俣病を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスを演じた『MINAMATA』(原題)が9月、日本公開されることが決定。海外版予告の映像も解禁された。熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業排水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ、水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・美緒子・スミス氏が1975年に発表した写真集「MINAMATA」だ。スミス氏の遺作ともなったこの写真集を基にジョニーが製作・主演で映画化が実現。映画では、報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン氏が、当時1971年から1974年の3年間、水俣で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々がドラマチックに描かれる。「彼(ユージン氏)は心の中に痛みを抱えていた。でも、水俣が彼の心を再び開いたんだと思う」と語るジョニーが、傷ついた写真家が再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を見事に体現し、現代に蘇らせた。本作は、2020年・第70回ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され「デップが最高の演技を披露」(THE PLAYLIST)、「デップが役に消える」(DEADLINE)とジョニーの魂の演技を各国メディアが絶賛。プレミアの模様は日本ほか世界中のメディアでも報道された。共演はビル・ナイ、日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。音楽を手掛けたのは坂本龍一。主な撮影はセルビア、モンテネグロで行われた。2021年(5月1日)は水俣病の公式確認から65年を迎える。ジョニーはベルリン国際映画祭の公式記者会見では「水俣に関する記事を読み、知識を深めていくうちに、実際にそれが起こったという事実に衝撃を受けました。しかも、その影響は解決されたわけではなく、未だに続いているということは、それ以上に衝撃的なことです。一人の関心を持つ者として、この歴史は語り継がれなければならないと思いました。映画の持つ力をフルに活用して、伝えたいメッセージを発信することが、私も含めて、ここにいる我々の願望でした」と、並々ならぬ本作への思いを語っている。『MINAMATA』(原題)は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA(原題) 2021年9月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年04月22日ジョニー・デップが、自身を「妻を殴る人」と報道したタブロイド紙「ザ・サン」を相手取って起こした名誉棄損訴訟で、イギリスの控訴院はジョニーの上訴を棄却した。ジョニーは昨年11月に下された判決――自身が「妻を殴る人」であると裁判所が「おおむね事実」と認め敗訴となったことを不服とし、「公正な裁判が行われなかった」と主張。上訴する意向を示していた。ジョニーは「公正な裁判が行われなかった」と主張する理由の1つに、アンバーが離婚時にジョニーから受け取った和解金700万ドル(約7億6400万円)を、チャリティー基金に全額寄付をすると言っておきながら、いまだ“全額は”寄付していないことを挙げていた。「計算ずくで、人を操るような嘘」をついたとして、「信用ならない証人だ」と指摘したのだった。控訴院の裁判官は、裁判は「完全で公正なものだった」と断言し、これ以上裁判を続けるための説得力のある理由もないとして、ジョニーの上訴を棄却した。アンバーの代理人はこの報道を受け、「Yahoo! Entertainment」に「控訴院がジョニーの上訴を棄却したことに満足していますが、全く驚いていません。裁判で示された証拠は圧倒的であり、否定できないものでしたから」と強気なコメントを発表している。(Hiromi Kaku)
2021年03月26日チャドウィック・ボーズマンの主演&プロデュース映画『21ブリッジ』から、麻薬捜査班フランキー・バーンズ刑事を演じたシエナ・ミラーのインタビュー映像が到着。相棒となる、チャドウィック演じる主人公の刑事との関係性や撮影についてふり返った。シエナが演じたのは、チャドウィック演じるアンドレ・デイビスの相棒となるタフな麻薬捜査官で、シングルマザーでもある女性という役どころ。『アメリカン・スナイパー』や『二ツ星の料理人』などのイメージを一新させ、本作でチャドウィックとの男女バディムービーという新規軸にも挑戦している。『マ・レイニーのブラックボトム』で本年度ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演男優賞に輝き、さらにアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされているチャドウィックほか、『セッション』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズ、『ローン・サバイバー』のテイラー・キッチュ、『ビール・ストリートの恋人たち』のステファン・ジェームズなど、共演に実力派が揃った本作。インタビュー映像でシエナは、“複雑で地味な難役”ばかり登場する本作に必要なキャスティングだったと分析。「警官をリアルに演じるため警察関連の考証も仰いだ」と役作りについてもふり返っている。さらに、「“一晩”の描写がいい。クライム・アクションにはもってこい」と本作の設定も絶賛。N.Y.市の協力の下、実際に夜間のマンハッタンで撮影を行うなど徹底してリアリティにこだわって製作された本作に、「真実味のある表現を完璧に追求した台本が常に魅力だった」と語っている。また、シエナ曰く劇中で事件解決のためにタッグを組むことになるアンドレ刑事は、“一匹狼”で、当初は彼女と組むことに乗り気ではなく冷ややかで無関心。しかし「すぐにフランキーを有能な刑事だと理解して徐々に戦力として認めるようになる。最後には絶妙な相棒になる」と劇中の2人の関係性を解説した。本作の撮影時は、実は闘病中だったチャドウィック。後にシエナは、当時は痩せて疲れている様子ではあったものの、彼がそれほど深刻な状態で撮影をこなしていたことに驚いたという。また、彼と最後に別れを告げた際、チャドウィックは目に涙を浮かべており、まるで本当のお別れのように感じたことも明かしている。『21ブリッジ』は4月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:21ブリッジ 2021年4月より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2021年03月23日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、ジョニー・デップの名演に感動……映画『グッバイ、リチャード!』を紹介します。■『グッバイ、リチャード!』Blu-ray3月3日発売。価格/5,280円(税込み)。発売元/キノフィルムズ、木下グループ。販売元/ハピネット・メディアマーケティングジョニー・デップ演じる大学教授のリチャードは、ある日医師から余命半年の宣言を受ける−−。そして妻から不倫、娘からlレズビアンのカミングアウトを立て続けにされ、なかばヤケクソ気味にはじけていく……。死を突きつけられ、最期へ向かう残された日々をどう生きるか。主人公が余命宣告された作品はいくつも作られてきましたが、本作は死を目前に感傷的にならず、家族との絆物語もさほど紡がれず、突如不良中年と化したリチャードが、生の意味を不良中年の目線で伝える型破りともいえる作品です。物語に花を添えるのはリチャードの娘や妻ではなく、同僚のピーター。ちょっと間抜けだけど人がいいピーターの存在がなければ、本作のリチャードは成立しないほど重要な登場人物です。正直、破綻した夫婦関係といえども妻が薄情すぎない?病状についてもっと聞かないの?とツッコミながら見ていましたが、愛情が消えるとあのようになるのでしょう。ジョニデは今年58歳に。ハサミを持たず、海賊でもない、市井の人として渋い役柄が違和感なく似合う年代になりました。ボロボロになりながらも時おり隠しきれないオーラはスターの証しでしょう。最後の講義シーンは冗談とも本気ともつかない熱量で、生徒たち同様、見ているほうもポカーンとしますが、あとからじわりじわりと効いてきます。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月08日サラミラーロンドン(SARA MILLER LONDON)2021年春の新作ステーショナリーが、ジェイアール名古屋タカシマヤほかで、2021年3月3日(水)より発売スタート。「果樹園」イメージの文具&雑貨英国デザイナー・サラミラーロンドンから、2021年春の新作文具・雑貨が登場。今季は、果樹園を意味する「THE ORCHARD」をイメージして、果物がたわわになった樹木や、木々の中を飛び交う蝶や鳥たちをモチーフとして起用した。特徴的なのは、サラミラーロンドン独自の配色。深みのあるネイビーや爽やかなライトブルー、情熱的なモーヴカラーなどが、花々や鳥、蝶のモチーフと交わり、独創的な世界観を表現している。ラインナップは、ノートブックやボールペンセット、メモパッドなどの文具から、メガネケース、ミラー、ポーチなどの雑貨までバリエーション豊か。大切な人への贈り物にもぴったりなのでぜひチェックしてみて。【詳細】サラミラーロンドン2021年春の新作ステーショナリー発売日:2021年3月3日(水)取扱店舗:ジェイアール名古屋タカシマヤ 1F 財布・ハンドバッグ売場住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4<アイテム例>・メガネケース 3,520円(税込)・コンパクトミラー 2,640円(税込)・ポーチ 3,850円(税込)・B5 ノートブック 2,640円(税込)・ボールペンセット 2,640円(税込)■イベントスケジュール・ジェイアール名古屋タカシマヤ 英国展住所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10F期間:2021年3月24日(水)~2021年3月30日(火)・そごう横浜 B1F 婦人雑貨売場住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1期間:2021年3月16日(火)~2021年3月29日(月)・西武池袋本店 2F 婦人雑貨売場住所:東京都豊島区南池袋1-28-1期間:2021年3月17日(水)~2021年3月30日(火)
2021年03月05日2019年3月、ジョニー・デップがアメリカのバージニア州で、元妻アンバー・ハードに対して5000万ドルの名誉棄損訴訟を起こした。アンバーが「ワシントン・ポスト」紙に寄稿し、ジョニーの名前は出さなかったとはいうものの、ジョニーによる家庭内暴力の被害者であることをほのめかしたため。このたび、提訴からほぼ3年後の2022年4月11日に裁判が始まることが決定した。これまでも、ジョニーの『ファンタスティック・ビースト3』の撮影、アンバーの『アクアマン2』の撮影、新型コロナウイルスのパンデミックなどにより何度も延期され、最新の開始日は今年の5月7日に設定されていた。「Deadline」によると今回の延期の理由はジョニーとアンバーのスケジュールの都合ではなく、新型コロナの影響で未処理の案件を多数抱えた同州の裁判所で、最も早く民事陪審裁判を行えるのが2022年4月11日なのだという。ジョニーはイギリスでもアンバーが絡む名誉棄損訴訟を起こし、ジョニーのことを「妻を殴る人」と書いたタブロイド紙「The Sun」紙に昨年敗訴。『ファンタスティック・ビースト3』の降板を余儀なくされた。もちろん、ジョニーは敗訴という結果に納得しておらず、3月に行われる2時間ほどの口頭審理で挽回し、上訴の機会を狙う。(Hiromi Kaku)
2021年02月25日ジョニー・デップが約3週間ぶりにインスタグラムを更新。「今年は多くの人にものすごく大変な年だった。この先はもっとよい時間が過ごせますように。ハッピーホリデイ。みなさんに愛と敬意を込めて。いつまでも。JD」とファンにメッセージを贈った。投稿した写真は、自身とバンド「ザ・ポーグス」のヴォーカル、シェイン・マガウアンのツーショット。ジョニーがプロデューサーを務める、シェインを題材としたドキュメンタリー『Crock of Gold : A Few Rounds with Shane MacGowan』(原題)の撮影現場で撮られたものだという。女優のアーシア・アルジェント、歌手のパティ・スミスらが「いいね」や応援メッセージで反応。ファンたちも「大好き」「いつだって味方だよ!」と声援を送っている。2020年は新型コロナウイルスの影響により、世界中の人にとって確かに「大変な年」だった。ジョニーはそれに加え、元妻アンバー・ハードを「殴る夫」と書いた英タブロイド紙を名誉棄損で訴えた裁判で敗訴し、『ファンタスティック・ビースト』第3弾から降板させられ話題に。ファンたちがワーナー・ブラザースに「どうか考え直して」と懇願するもむなしく、代役がマッツ・ミケルセンに決定した。マッツは「AP通信」に、自身がジョニーの代わりを務めることになり、ジョニーに連絡を取ったかと聞かれ、「彼をよく知らない。1回会ったことがあるだけ。彼の電話番号を知っていればよかったけど、残念ながら知らないから」と話した。先週、ジョニーは弁護士を通して裁判のやり直しを求めていることを明らかにしている。(Hiromi Kaku)
2020年12月28日ジョージ・ミラー監督の新作『Three Thousand Years of Longing』の撮影が開始した。ロケ地はシドニー。企画の発表から2年を経てのスタートだ。出演はティルダ・スウィントン、イドリス・エルバ。撮影は62日間の予定で、クリスマス休暇をはさみ、来年春に終了する予定だという。北米公開予定日は来年9月。今作の次に、ミラーは『マッドマックス 怒りのデスロード』のスピンオフを製作する予定。シャーリーズ・セロンが演じたフュリオサのオリジンストーリーで、主演はアニヤ・テイラー=ジョイ。クリス・ヘムズワースの出演も決まっている。文=猿渡由紀
2020年12月10日ミラー ハリスのクリスマスコフレ「ミラー ハリス ディスカバリーキット」と「ミラー ハリス ボディケア ホリデーセット」が、2020年11月30日(月)より数量限定で発売される。ミラー ハリス“香り”のクリスマスコフレボタニカルをコンセプトに天然香料を贅沢に使用した、フレグランスやボディケア製品を展開するミラー ハリス。2000年のデビュー以来、アーティスティックでモダンな仕上がりなのに、優しさのあふれる香りで人気を集めるフレグランスブランドだ。そんなミラー ハリスから、クリスマスシーズンに向けて数量限定のコフレが登場。ミラー ハリスに初めてトライする人はもちろん、ブランドのファンも必見なキットがラインナップする。8種の香りを詰め合わせ「ミニフレグランスコフレ」「ミラー ハリス ディスカバリーキット」は、ミニフレグランスを詰め合わせたコフレ。茶畑に漂う清々しい香りの新鮮さにインスパイアされた「ティー トニック」や、オレンジの木々の隙間からこぼれ落ちる金色の陽の光の暖かさをイメージした「ルミエール ドーレ」など、ブランドを代表する人気の香り8種類を詰め込んだ。どれもミニサイズなので、持ち運びに便利だ。“香りを選べる”ボディケアコフレまた、2020年5月にリニューアルしたバス&ボディコレクションのコフレ「ミラー ハリス ボディケア ホリデーセット」も発売。ミラー ハリスでベストセラーを誇る「ティートニック」「ルミエール ドーレ」、そして儚いピンクのバラ園を散歩するひと時をイメージした華やかな香りの「ローズ サイレンス」の3種類のコフレを揃えた。セットには、バス&ボディコレクションの保湿アイテムとオーデパルファム 14mLがセットになっている。ニュウマン横浜に限定ショップオープンなお、このミラー ハリスのクリスマスコフレをいち早くゲットできる、期間限定ショップがニュウマン横浜に11月30日(月)から12月27日(日)までオープン。ミニフレグランスを詰め込んだ「ミラー ハリス ディスカバリーキット」を先行発売するほか、バス&ボディコレクションやルームディフューザー、キャンドルなど、さまざまな香りのコレクションを展開する。【詳細】ミラー ハリス 2020年クリスマスコフレ発売日:2020年11月30日(月)・「ミラー ハリス ディスカバリーキット」6,500円+税<ニュウマン横浜先⾏発売>セット内容:オーデパルファム8種類×各2mL(スケルツォ、ローズ サイレンス、ルミエール ドーレ、ティー トニック、ロー マグネティック、カードジャルダン、ポワリエ ダンソワール、ベチバー インソレント)■「ミラー ハリス ボディケア ホリデーセット」<ニュウマン横浜限定発売>・ミラー ハリス ローズサイレンス ハンドクリーム ホリデーセット 7,200円+税セット内容:ハンドクリーム75ml、オーデパルファム14ml・ミラー ハリス ティートニック ハンドローション ホリデーセット 8,400円+税セット内容:ハンドローション 300ml、オーデパルファム14ml・ミラー ハリス ルミエール ドーレ ボディローション ホリデーセット 8,400円+税セット内容:ボディローション 300ml、オーデパルファム14ml<ミラー ハリス ニュウマン横浜 期間限定ストア>開催期間:2020年11⽉30⽇(⽉)〜12⽉27⽇(⽇)場所:NEWoMan Lab. 3F住所:神奈川県横浜市⻄区南幸1-1-1営業時間:11:00~20:00(※ニュウマン横浜の営業時間に準ずる。)
2020年11月20日英国ナショナル・シアターが厳選し収録した舞台作品を日本の映画館で楽しめる“ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)”。この度、シネ・リーブル池袋にてNTLive傑作選ともいえるアンコール上映が決定した。サム・メンデスが手掛けた今年の話題作「リーマン・トリロジー」と、いま最も旬なクリエーター、フィービー・ウォーラー=ブリッジが贈る「フリーバッグ」。そのほか、ベネディクト・カンバーバッチとジョニー・リー・ミラーが交互に怪物と博士を演じたダニー・ボイル演出「フランケンシュタイン」、久々のアンコールになる「誰もいない国」など、また観たかった作品が再び。演劇の今年の見納め、来年の見初めとして楽しめそうだ。なお、NTLive新作の次回公開は12月4日(金)よりジェームズ・マカヴォイ主演のオリヴィエ賞リバイバル作品賞受賞作「シラノ・ド・ベルジュラック」が予定されている。「ナショナル・シアター・ライブ アンコール2020冬」は12月18日(金)~1月14日(木)シネ・リーブル池袋にて上映、※1月1日(金・祝)元旦は休館。(text:cinemacafe.net)
2020年11月18日ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』最新作を降板するよう求められ、ジョニー・デップ(ゲラート・グリンデルバルド役)が受け入れたことに対し、共演者のジュード・ロウ(アルバス・ダンブルドア役)が「Entertainment Tonight」に思いを語った。「こういう状況では、スタジオに従うしかない。それがぼくにできるすべてだ。前を向いて、自分の役を演じなければならない」「こういうシリーズものでは、スタジオや企業が大きな決断を下し、それにぼくらは続く。だって、ぼくらはチームのなかの一員に過ぎないから」と、『ファンタスティック・ビースト』シリーズがいかに巨大な作品であるかを強調した。80作品以上に出演してきたジュードにとっても、「最大級の作品の1つ」と語っている。ツイッターでジュードのコメントが拡散されると、ジョニーの“潔白”を信じているファンたちはジュードに「がっかりした」と批判。「どれだけ大きな作品だって、観客が観てくれなければ大きな作品になりようがない」というコメントも。一方で、ジュードは表立ってジョニーを擁護してはいないものの、「コメントから『ぼくらにとっては喜べないことだが、どうにもならない』ということが伝わってくる」とジュードをかばう声もみられる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2020年11月16日『ファンタスティック・ビースト』第3弾から降板したジョニー・デップに代わり、ゲラート・グリンデルバルドを演じる俳優として、『ドクター・ストレンジ』のマッツ・ミケルセンが契約交渉中だという。「Deadline」が報じた。マッツといえば、『007 カジノ・ロワイヤル』のル・シッフルや、「ハンニバル」のハンニバル・レクターなどの“クセのある”悪役を得意とする俳優。ジョニーに代わるグリンデルバルド役候補として、ネットでコリン・ファレルらとともに真っ先に名前が挙がっていた。ジョニーは、元妻へのDV疑惑をめぐる「ザ・サン」紙との名誉棄損訴訟で敗訴が決定したことで、ワーナー・ブラザースから『ファンタビ』を降板するよう求められたと5日前にインスタグラムで報告。それから1週間も経たずして、マッツが「交渉初期段階である」と報じられたことで、ファンは動揺を隠せない模様だ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2020年11月12日ジョニー・デップが『ファンタスティック・ビースト』第3弾を降板したことを、自らインスタグラムで明らかにした。「最初に、忠誠心を持って支えてくれたみんなに感謝を伝えたいです。特にここ数日で、たくさんの愛と心配をつづった手紙を受け取り、謙虚な気持ちになったし感動しました。次に、ワーナー・ブラザースから『ファンタスティック・ビースト』のグリンデルバルト役を降板するよう求められたことを、お知らせしたい。私は彼らの要求を尊重し、同意しました」と発表した。つい先日、ジョニーは元妻アンバー・ハードへのDV疑惑を報じ、ジョニーを「妻を殴る人(wife beater)」として記事に取り上げたイギリスのタブロイド紙「The Sun」紙との名誉棄損訴訟で敗訴していた。「最後に言いたいのは、イギリスの裁判所から非現実的な判決を受けようと、真実を伝えるための私の闘いは変わらないし、控訴の予定もあるということです。決意はいまも固く、私に対する疑惑が間違いであることを証明するつもりです。私の人生もキャリアも、現在起きていることによって定義されるものではありません。読んでくれてありがとう」とつづった。ジョニーが長文レターを公開したインスタグラムのコメント欄は、「私たちもあなたのために闘うことを止めない」「真実と正義のために闘って」という応援メッセージであふれている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.
2020年11月07日現代のハリウッドにおいて、ジョニー・デップは『個性派俳優』を代表する存在といえるでしょう。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを筆頭に、『チャーリーとチョコレート工場』、『シザーハンズ』など、個性的な役柄をエモーショナルに演じ、世界中を魅了してきました。そんなジョニー・デップも、2020年で57歳。60歳を目前にしたジョニー・デップの若い頃を、彼の代表作とともに振り返り、紆余曲折あった半生を紹介します。ジョニー・デップの若い頃を振り返るおすすめ映画おすすめ映画①:エルム街の悪夢元はミュージシャン志望だったことでも知られる、ジョニー・デップ。そんな彼の俳優デビュー作となったのが、1984年公開の映画『エルム街の悪夢』でした。当時、20歳前後だったジョニー・デップは、現在の面影を残しつつも、どこかあどなけさも感じさせる美青年。この青年が後の個性派俳優に成長すると、一体誰が想像したでしょうか。おすすめ映画②:シザーハンズ後に、ジョニー・デップが多くの作品でタッグを組むことになる、ティム・バートン監督。『シザーハンズ』は、そんな名コンビが初めてタッグを組んだ、記念すべき1作です。また、興行成績も素晴らしく、個性派俳優としてのジョニー・デップの名を世界中にとどろかせるきっかけにもなりました。おすすめ映画③:妹の恋人1994年の『ゴールデングローブ賞』で、ジョニー・デップがミュージカル・コメディ部門の主演男優賞にノミネートされた作品『妹の恋人』。同作での主要キャストの1人、バスター・キートンに憧れる一風変わった青年・サムは、個性派俳優のジョニー・デップだからこそ演じられた役柄といえるでしょう。おすすめ映画④:エド・ウッド実在した映画監督、エド・ウッドの半生を描いた『エド・ウッド』。エド・ウッドのファンであるジョニー・デップが主演を務め、熱量たっぷりに演じています。おすすめ映画⑤:ドンファン自分を、伝説のモテ男、ドンファンだと思い込む青年を、ジョニー・デップが演じた『ドンファン』。私生活もモテモテのジョニー・デップだからこそかもしだせる色気は、一見の価値ありです。おすすめ映画⑥:パイレーツ・オブ・カリビアン2003年に第1作が公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは、ジョニー・デップの代名詞ともいえる作品でしょう。同シリーズの主要キャストの1人、自由で何ものにもしばられないジャック・スパロウは、ジョニー・デップのつかみどころのない雰囲気と絶妙にマッチ。公開当時、世界中でジョニー・デップ旋風が巻き起こりました。おすすめ映画⑦:ラム・ダイアリー元妻、アンバー・ハードとの共演作であり、交際のきっかけともなった『ラム・ダイアリー』。後に2人が泥沼離婚劇を繰り広げることになるのは、誰もが知るところ。しかし、同作での2人は抜群のチームワークを披露しており、色気あふれるその姿に魅了されるはずです。おすすめ映画⑧:ダーク・シャドウジョニー・デップがヴァンパイアを演じた『ダーク・シャドウ』。ダークな雰囲気を、ユーモアたっぷりにまとめた同作も、ジョニー・デップとティム・バートンのコンビによる1作です。気品あふれるドラキュラ役は、ジョニー・デップワールド全開!『ホラー・コメディ』好きな人もそうでない人にもおすすめです。おすすめ映画⑨:ファンタスティック・ビースト『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ作品として制作された『ファンタスティック・ビースト』シリーズにも、ジョニー・デップは重要な役どころで出演しています。2020年現在、シリーズ3作目の公開が決定している『ファンタスティック・ビースト』シリーズ。公開を心待ちにしているファンも多くいるようです。ジョニー・デップの娘が超絶美人モデルのケイト・モスや、女優のウィノナ・ライダーなど、これまでに多くの女性と浮名を流してきたジョニー・デップ。ケイト・モス(左)とジョニー・デップ(右)。2人は2年間の交際を経て婚約をするも、後に破局しているジョニー・デップ(左)とウィノナ・ライダー(右)。当時、ウィノナ・ライダーは17歳だったことでも話題に中でも、長く事実婚状態にあったヴァネッサ・パラディとの関係は、あまりにも有名です。ジョニー・デップ(左)とヴァネッサ・パラディ(右)。ベストカップルとして人気だっただけに、破局発表時は大きな話題に2人は結婚こそしていないものの、2人の子宝にも恵まれ、長女であるリリー=ローズ・デップはモデル・女優として活躍中。両親の遺伝子を引き継いだ圧倒的な美貌を武器に、注目の2世セレブとしてファッション業界や映画業界で引っ張りだこです。17歳でシャネルのCMに抜擢された美少女親は超有名なハリウッド俳優だった!ジョニー・デップの現在が悲惨元妻アンバー・ハードとの泥沼離婚劇ヴァネッサ・パラディとの破局で世間に衝撃を与えたジョニー・デップですが、アンバー・ハードとのスピード離婚も大きな話題に。さらにドロドロの裁判劇にまで発展し、世間の注目はより一層大きなものになっていったのでした。ジョニー・デップの中指が欠損!?アンバー・ハードがジョニー・デップとの離婚を申請していたことが発覚したのが、2016年5月。その後、アンバー・ハードが長年にわたってジョニー・デップからDV被害を受けていたことを公表し、事態は急変します。DV疑惑を否定するジョニー・デップとアンバー・ハードとの間で意見は食い違い、ついには周囲を巻き込んでの大論争に。舞台を裁判所に移し、泥沼の訴訟が繰り広げられました。なお、裁判では、ジョニー・デップが「自分こそがDVの被害者である」とし、アンバー・ハードとの言い争いの中で、アルコールのビンを投げつけられ、中指にケガを負ったと主張。事実、2人がまだ婚姻関係にあった期間、中指を保護しているジョニー・デップの姿が目撃されていました。ジョニー・デップは、自身が負傷した中指に『リトル・リチャード』というあだ名をつけていると後に明かしている一方で、アンバー・ハードもまた、ジョニー・デップから携帯電話を投げつけられたとして、目元にアザができた写真を証拠として提出。ほかにも、ジョニー・デップが暴れた後の散らかった部屋の写真も証拠として提出していました。2人の裁判の行方は?そんな泥沼の離婚劇に終止符が打たれたのは、2016年8月のこと。ジョニー・デップがアンバー・ハードに約7億円を支払うことが決まり、双方が離婚に同意したことが報じられました。しかし、2020年7月には、ジョニー・デップとアンバー・ハードのバトルが再び勃発。きっかけは、ジョニー・デップが、自身を『妻虐待者』を意味する『Wife Beater(ワイフビーター)』と報じたイギリスの雑誌『The Sun』を名誉毀損で訴えたことでした。同月7日から約3週間にわたって行われた裁判では、アンバー・ハードも証言台にたち、ジョニー・デップから受けたDVの内容や当時のプライベートな話題を暴露。名誉毀損で訴えた側のジョニー・デップですが、アンバー・ハードの証言により、さらにネガティブな印象を世間に与えてしまったのはいうまでもありません。裁判後、ファンの声援に応えるジョニー・デップ順調にハリウッドでキャリアを築いてきたものの、ヴァネッサ・パラディとの破局後、トラブルが相次いでいるジョニー・デップ。そんなジョニー・デップに対して「自業自得」「女を見る目がない」とネガティブな声も聞こえていますが、いまだに彼を支持する熱烈なファンも多くいます。『ファンタスティック・ビースト』の続編も含め、今後も話題作への出演が続くジョニー・デップは、これから名誉挽回できるのか…世界中が注目しています。[文・構成/grape編集部]
2020年09月23日