セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)の2022年秋コスメ「ハンドアンドボディクレンジングジェル」が、2022年8月3日(水)よりセルジュ・ルタンス G7、ザ・ギンザ 帝国ホテル店ほかで発売予定だ。「水」イメージのハンド&ボディクレンジングジェルセルジュ・ルタンスは、国内では東京・銀座のフラグシップサロン「セルジュ・ルタンス G7」など、限られた店舗でしかゲットできないレアなビューティブランド。そんなセルジュ・ルタンスから「水」をテーマにした「ハンドアンドボディクレンジングジェル」が新登場。2022年6月発売の新作オードパルファムと連動した、3種類の香りがラインナップする。■ローセルジュルタンス/ルタンスの水冷たい水のすがすがしさや、丁寧にアイロンがけされた清潔なリネンなど、日常のシーンを想起させる清らかな香りが特徴。リュクスな仕上がりで、纏うだけで気分を高めてくれそう。■パロルドー/水の言葉「パロルドー/水の言葉」は、香りをもたない水にイマジネーションを膨らませた香り。ミネラル感を感じさせる力強さも持ち合わせながら、ピュアで植物的な印象をもたらしてくれる。■ダンルブルーキぺティーユ/青のきらめき夏の午後の海をイメージし、広大な海へのダイブするような開放感あふれるアロマを叶えている。「ハンドアンドボディクレンジングジェル」は、ハンドウォッシュとしてはもちろん、ボディウォッシュとして全身ケアできる万能アイテム。水を含ませると、ジェル状からふんわりとした泡に変わり、優しく洗い上げてくれる。バスルームいっぱいに広がるリュクスな香りはもちろん、お風呂上りには、肌に優しく残る極上のアロマを楽しむことができる。【詳細】セルジュ・ルタンス「ハンドアンドボディクレンジングジェル」全3種 各240mL 各5,500円発売日:2022年8月3日(水)※予定取扱店舗:・セルジュ・ルタンス G7住所:東京都中央区銀座7-8-10 資生堂 ザ ストア内2階TEL:03-3571-7735(店舗代表)・ザ・ギンザ 帝国ホテル店住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル本館地下アーケード内TEL:03-3503-7971・セルジュ・ルタンス公式オンラインサイト【問い合わせ先】ザ・ギンザお客様窓口TEL:0120-500824
2022年05月21日セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)の2022年夏フレグランス「ロー(L’EAU)」シリーズのオードパルファムが、2022年6月1日(水)よりセルジュ・ルタンス G7、ザ・ギンザ 帝国ホテル店ほかで発売される。セルジュ・ルタンス「水」がテーマの新フレグランスセルジュ・ルタンスは、資生堂ブランドのクリエイションを担当したアーティスト、セルジュ・ルタンスが手掛けるビューティブランドだ。“化粧品を芸術品にする”をコンセプトにしたフレグランスをはじめ、バリエーション豊富なメイクアップ製品を展開している。国内では東京・銀座のフラグシップサロン「セルジュ・ルタンス G7」など、限られた店舗でしかゲットできないレアアイテムだ。そんなセルジュ・ルタンスから「水」をテーマにした、新しいフレグランスが登場。清らかでミニマムな香りのオードパルファムが3種類ラインナップする。ローセルジュルタンス/ルタンスの水セルジュ・ルタンスの原点ともいえる「ロー(L’EAU)」シリーズを代表する香り。モロッコのアトラス山脈で感じた爽やかな空気や水からインスピレーションを受けたという香りは、約10年もの歳月をかけて作られたもの。冷たい水のすがすがしさや、丁寧にアイロンがけされた清潔なリネンなど、日常のシーンを想起させる清らかな香りが特徴。リュクスな仕上がりで、纏うだけで気分を高めてくれそうだ。パロルドー/水の言葉「パロルドー/水の言葉」は、香りをもたない水にイマジネーションを膨らませたフレグランス。ミネラル感を感じさせる力強さも持ち合わせながら、ピュアで植物的な印象。ダンルブルーキぺティーユ/青のきらめき一方、「ダンルブルーキぺティーユ/青のきらめき」は、夏の午後の海をイメージした香り。広大な海へのダイブするような開放感あふれるアロマを楽しむことができる。【詳細】セルジュ・ルタンス「ロー(L’EAU)」オードパルファム 各100mL 各14,300円発売日:2022年6月1日(水)取扱店舗:・セルジュ・ルタンス G7住所:東京都中央区銀座7-8-10 資生堂 ザ ストア内2階TEL:03-3571-7735(店舗代表)・ザ・ギンザ 帝国ホテル店住所:東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル本館地下アーケード内TEL:03-3503-7971・セルジュ・ルタンス公式オンラインサイト【問い合わせ先】ザ・ギンザお客様窓口TEL:0120-500824
2022年05月21日セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)の新ファンデーション「スペクトラルランパルパーブル」が、2021年9月21日(火)より資生堂 ザ ストア内フラッグシップストア、ザ・ギンザ 帝国ホテル店にて発売される。セルジュ・ルタンスの新ファンデーションセルジュ・ルタンスは、これまで様々な資生堂ブランドのクリエイションを担当した、フランス生まれのアーティスト、セルジュ・ルタンス自身の名を冠したブランド。“化粧品を芸術品にする”をコンセプトに、ラグジュアリーなフレグランス、メイクアップラインを展開している。今回は、セルジュ・ルタンスの中でも「美のための必需品=ネセセールドゥボーテ」と呼ばれる、“ラグジュアリー・メーキャップの最高傑作”ラインから、新しいファンデーションを提案。ファンデーションは、単に肌を色づけするためではなく、くっきりとした顔立ちをつくるために使うもの。そして、ファンデーションブラシは、陰影と光を生み出すために使いこなすものだと考える、セルジュ・ルタンスの“肌の本当の美しさ”という美学が反映された、特別なリキッドファンデーションとなっている。テクスチャーは、クリーム状でみずみずしく、肌になめらかに溶け込んでくれる。仕上がりはマットなスタイルで、洗練された顔立ちに。カラーは選べる全4色での展開だ。【詳細】セルジュ・ルタンス「スペクトラルランパルパーブル」全4色 各30mL 各14,850円、レフィル 8,250円発売日:2021年9月21日(火)取り扱い店舗:・フラッグシップストア住所:東京都中央区銀座7-8-10 資生堂 ザ ストア2FTEL:03-3571-7735・ザ・ギンザ 帝国ホテル店住所:東京都千代田区内幸町1-1-1帝国ホテル本館地下アーケード内TEL:03-3503-7971
2021年09月24日シャルロット・ゲンズブールと『イヴ・サンローラン』でそのビジュアルと演技が高く評価されたピエール・ニネが共演する映画『母との約束、250通の手紙』が、8月19日(水)よりiTunesにて先行配信中。この度、そのメイキング映像の一部が到着した。本作は、“フランスの三島由紀夫”とも評される伝説的文豪ロマン・ガリが自身の波乱万丈な人生を描いた自伝「夜明けの約束」を映画化。本国フランスでは動員100万人を超える大ヒットを記録し、セザール賞では主演女優賞、脚色賞、衣裳デザイン賞、美術賞の4部門にノミネートされるなど評価を得た。今回デジタル配信開始を記念し、未公開だった一部メイキング映像が解禁。映像は赴任した戦地で母・ニナの教えを守り、物語を書き続けるロマン役のピエール・ニネの姿から始まる。煙草をふかしながらひたすらに筆を走らせる姿や、スーツで新聞を眺めたあと少し微笑むその姿からはロマン・ガリが乗り移ったかのような、ピエールの溢れ出る色気を目にすることができる。また、ニナ役のシャルロットが、発車してしまった汽車から飛び降りるシーンをスタントなしで演じた場面も。実際に動き始めている汽車から飛び降りるため、メイキング映像にはキャスト・スタッフの緊張感漂う様子が収められている。そのほかにも、シャルロットとピエールが海辺で談笑する微笑ましいシーンや、シャルロットが台詞を暗唱している貴重な姿が捉えられ、いまいる場所は離れていても、決して心は離れることのない母の大きな愛の一端が感じられる本映像。本作はパッケージ発売予定がないため、貴重なメイキング映像となっている。『母との約束、250通の手紙』はiTunesにて先行配信中、9月2日(水)より各プラットフォームにて配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母との約束、250通の手紙 2020年1月31日より新宿 ピカデリー、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開
2020年08月21日シャネルが名付け、ゴダールが崇め、ゲンズブールが囁いた革命のミューズとして、ヌーヴェル・ヴァーグのアイコンになった女優アンナ・カリーナの伝説的な人生と映画たちを描いた『アンナ・カリーナ君はおぼえているかい』。この度、予告編が解禁となった。アンナ・カリーナは、1940年9月22日デンマークのコペンハーゲンで、遠洋航路船長の父と19歳の母との間に誕生。17歳の時、パリでココ・シャネルに出会い、アンナ・カリーナと命名される。トップモデルとなり、ジャン=リュック・ゴダールに見初められ、彼の手掛けた『女は女である』『女と男のいる舗道』『気狂いピエロ』などに出演。音楽界の寵児ゲンズブールもミュージカル映画『アンナ』のために14曲を提供した。1972年、彼女は完全な男社会のフランス映画界を飛び出し、自ら製作・脚本・監督・出演した映画をN.Y.で撮影。さらに歌手としての活動を開始、フランスやヨーロッパだけでなく日本でもツアーを行う。女優アンナ・カリーナの伝説的な人生と映画たちを描いた本作は、パートナーであるデニス・ベリー監督が万感の思いを込めて作り上げた、彼女へのラブレター(本人談)である。今回解禁された予告編は、まるでアンナが隣にいて、あの大きな瞳でこちらを見つめるようなシーンから始まる。パリの町なかの映画館カルチエラタンに来たアンナ。永遠のフランスのファッションアイコンらしく、茶のコートとハット、黒のトップスという、すっきりした出で立ちで現れた彼女は、何に心を動かし、どんな風に変わってきたか、映画史そのものである自分の人生をふり返る。スクリーンには過去に演じてきた役柄が次々と映し出され、ココ・シャネルの映像では「アンヌ・カリーヌ・ベイヤーだと伝えると、シャネルはそれを繰り返して、“だめね。アンナ・カリーナにしなさい”と言った」という、運命的な出会いを語る。また、ゴダールから手渡されたメモには「愛しています。真夜中。カフェ・ド・ラぺ」という告白があったことを語る。セルジュ・ゲンズブールは、アンナの声と歌い方は強烈な個性があると称え、その後に続く映像では、アンナはその独特な歌声を披露している。数々の名作の中に、アンナの人生が映る。しかし実際の彼女の人生の方が、映画よりもっとドラマチックで運命的だったかもしれない、そんな思いに駆られる予告編に仕上がっている。『アンナ・カリーナ君はおぼえているかい』は6月13日(土)より新宿 K’s cinemaほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンナ・カリーナ君はおぼえているかい 2020年6月13日より新宿 K’s cinemaほか全国にて順次公開© Les Films du Sillage – ARTE France – Ina 2017
2020年04月10日フランスで動員100万人を超える大ヒットを記録した『母との約束、250通の手紙』。この度、セザール賞主演女優賞にノミネートされたシャルロット・ゲンズブールの役作りについて、エリック・バルビエ監督が明かした。本作は、権威あるフランス文学最高峰ゴンクール賞を史上唯一2度受賞し、外交官、映画監督、そしてプライベートでは『勝手にしやがれ』の女優ジーン・セバーグの夫と複数の顔を持ち、最後は拳銃自殺を遂げたことでも知られる、フランスの三島由紀夫とも評される伝説の文豪ロマン・ガリによるベストセラー自伝小説を映画化。第二次世界大戦下の混沌とした時代、フランスを理想化するユダヤ系ポーランド人移民の母親と、その母からフランス大使にして大作家になる将来を託された息子。強烈な個性の母親は過剰なまでの愛情を息子に注ぎ、ひとり息子は翻弄されつつも全力でそれに応え続けていった――。自身の祖母がたどった経歴と演じる役柄が似ていたことが、今回シャルロットの集大成ともいえる見事な演技につながったという本作。バルビエ監督は「いくつかのシーンのリハーサルの後で、シャルロットは『自分の体つきを変えないと』と言ってきた」とふり返る。「もっとお尻やお腹や胸に肉をつけて、髪もよれよれにしないといけないというんだ。衝動的にタバコを吸う人が無意識のうちにする癖を身につけるために、彼女は普段からタバコを吸い始めた。ニナに似せるために、少しアヒルみたいな歩き方もした。ある日シャルロットが、ニナの言葉には訛りがあるはずだと言ってきた。しかし、僕はそれに反対だった。絶対にうまくいかないし、非現実的だと彼女を説得しようとした。でも彼女は引かなかった。撮影の初日、彼女がつけた訛りはぴったりで、本人を生き返らせたような感じだったよ。彼女は、膨大な仕事をこなしながら、遊び心も持つことができて、どこからともなく出てくる新しいアイデアを考慮することができる女優なんだ」と、その役作りについて感服した様子で語った。歌手で俳優、映画監督のセルジュ・ゲンズブールと英女優ジェーン・バーキンの間に生まれ、若いころから注目を浴び、永遠の“フレンチガール”というステイタスシンボルとしての不動の地位を持ち、音楽活動でも成功を収めているシャルロット・ゲンズブール。ラース・フォン・トリアー監督作品では衝撃的な役を演じる一方、どうしても色眼鏡で見られてしまうことが多かった。本作で世界各国の映画評論家を唸らせた、その鬼気迫る演技をスクリーンで確かめてみてほしい。『母との約束、250通の手紙』は1月31日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母との約束、250通の手紙 2020年1月31日より新宿 ピカデリー、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開
2020年01月30日アニエスベー(agnès b.)よりフランス人フォトグラファー「トニー・フランク(Tony Frank)」の写真集“BLEU MELODY”が、2019年8月12日(月・祝)より全国のアニエスベーブティックにて発売される。写真集には、フランス人フォトグラファー「トニー・フランク」が撮影したイギリスの女優「ジェーン・バーキン」の姿を多数収録。当時の夫でフランス音楽界・映画界のカリスマである「セルジュ・ゲンズブール」が1971年に発売したレコード「Histoire de melody nelson (メロディネルソンの物語)」のジャケットや、撮影時のネガ、未使用カットなど、貴重な写真が収められている。また、本書に収録されているジェーン・バーキンの写真を使用したTシャツ、トートバッグも合わせて発売される。【詳細】発売日:2019年8月12日(月・祝)販売店舗:全国のアニエスベーブティック※公式通販サイトでは8月20日(火)より発売。価格:・BLEU MELODY 2,980円+税・Tシャツ(XS~XL) 11,000円+税・トートバッグ(ONESIZE) 5,000円+税
2019年08月08日スキンケアブランド「ザ・ギンザ(THE GINZA)」の日本初の旗艦店、そしてフレグランスとメイクアップのブランド「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」日本初の旗艦店が、2018年11月21日(水)東京・銀座のギンザ清月堂ビルにオープンする。「ザ・ギンザ」とは?「ザ・ギンザ」は、資生堂の子会社で化粧品の開発・企画・販売等を行う株式会社ザ・ギンザによるブランド。スキンケアに特化した「ザ・ギンザ」は、ブティック発のスーパープレステージブランドとして2002年に誕生し、シンプルなステップ、選び抜かれた上質な素材、ストレスフリーのテクスチャーと香りなどにこだわった、化粧水、乳液、洗顔料、美容液などのスキンケアを展開している。これまでSHISEIDO THE STORE や空港免税店など限られた店で展開してきた。「セルジュ・ルタンス」とは?「セルジュ・ルタンス」は、これまで様々な資生堂ブランドのクリエイションを担当した、フランス生まれのアーティスト、セルジュ・ルタンス自身の名を冠したブランド。“化粧品を芸術品にする”をコンセプトにしたフレグランス、メイクアップラインを展開している。これまでは資生堂のSHISEIDO THE STOREや三越伊勢丹系列、空港免税店などを中心に展開してきた。ザ・ギンザ&セルジュ・ルタンス 日本初旗艦店新オープンする店舗は、1Fと2Fが「ザ・ギンザ コスメティックス 銀座」に、地下1Fが「セルジュ・ルタンス 銀座」に、そして地下2Fは「ザ・ギンザ」の価値観を発信する多目的ホール「ザ・ギンザ スペースTHE GINZA SPACE)」となる。「ザ・ギンザ コスメティックス 銀座」エントランスを抜けると、1Fには「ザ・ギンザ」の世界観を体感できる「ザ・ギンザ コスメティックス 銀座」のフロアが広がっている。ブランドロゴを空間デザインとして取り入れ、ランウェイをイメージした通路が長く伸びている。5層レイヤーの什器には、「ザ・ギンザ」のスキンケアアイテムをセット。光に満たされた明るい空間で、商品を試したりすることができる。2Fフロアには、招待制の特別なフロアを設けた。「セルジュ・ルタンス 銀座」「セルジュ・ルタンス」の美意識が色濃く反映した地下1Fフロアは、照明を落とした落ち着きのある雰囲気が広がっている。ショップでは、4つのフレグランスラインとラグジュアリーメイクアップライン「ネセセールドゥボーテ」を取り揃える。多目的ホール「ザ・ギンザ スペース」B2F多目的ホール「ザ・ギンザ スペース」では、アーティストとのコラボレーションによる展示やトークライブ、セミナーなどを企画し、ここにしかないユニーク体験を参加者に提供する予定だ。【詳細】ザ・ギンザ&セルジュ・ルタンス 日本初旗艦店オープン日:2018年11月21日(水)住所:東京都中央区銀座 5-9-15 銀座清月堂ビル営業時間:11:00〜19:00定休日:不定休<フロア構成>地下2F:多目的ホール「ザ・ギンザ スペース地下1F:セルジュ・ルタンス 銀座1F:ザ・ギンザ コスメティックス 銀座2F:ザ・ギンザ コスメティックス 銀座■ザ・ギンザアイテム例・エナジャイジング ローション(化粧水) 200ml 18,000円+税・モイスチャーライジング エマルジョン(乳液) 150g 20,000円+税・ハイブリッド デープロテクター(日中用美容液) 30g 30,000円+税ほか【問い合わせ先】ザ・ギンザお客さま窓口TEL:0120-500824
2018年11月18日シャルロット・ゲンズブールが、2018年4月9日(月)、4月10日(火)に東京・大阪でライブを開催する。2010年以来の来日公演となる。映画監督・ミュージシャンであるセルジュ・ゲンズブールと女優のジェーン・バーキンとの間に生まれたシャルロット・ゲンズブールは、女優としても歌手としても活躍。13歳の時に父・セルジュのアルバム『Love on the Beat』の「レモン・インセスト Lemon Incest」にて父娘のセンセーショナルなデュエットを披露したところに始まり、ソロ・アルバム『シャルロット・フォーエヴァー』『魅少女シャルロット』をリリースしている。最近では、2007年に20年ぶりのアルバム『5:55』を発売し、2010年にはアーティスト・ベック(BECK)との共作『IRM』をリリースして話題を呼んだ。さらに、2017年には最新作『レスト』を発表。革新的なエレクトロの要素を盛り込んだ作品となっている。8年ぶりとなる今回の来日公演ではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。貴重なライブに今から期待が高まる。【詳細】シャルロット・ゲンズブール 来日公演〈東京公演〉開催日時:2018年4月9日(月) OPEN 18:30 / START 19:30場所:六本木EXシアター住所:東京都港区西麻布1-2-9料金:スタンディング 8,000円(税込)、指定席 9,000円(税込) ※別途1ドリンク※未就学児入場不可一般プレイガイド発売日:1月27日(土)問い合わせ先TEL:クリエイティブマン03-3499-6669〈大阪公演〉開催日時:2018年4月10日(火) OPEN 18:30 / START 19:30場所:IMPホール住所:大阪市中央区城見1-3-7料金:オールスタンディング 8,000円(税込) ※別途1ドリンク※未就学児入場不可一般プレイガイド発売日:1月27日(土)問い合わせ先TEL:キョードーインフォメーション 0570-200-888
2018年01月13日ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)から、レペット(Repetto)とのコラボレーションシューズが登場。2017年8月3日(木)より、ツモリチサト青山などで発売される。本コラボレーションのベースとなったモデルは、創業者のローズ・レペットが義理の娘でダンサーのジジ・ジャンメールのために作った「ジジ(ZiZi)」。1970年代にセルジュ・ゲンズブールが白いジジを愛用していたことでも知られる一足だ。今回ツモリチサトは、この「ジジ」をキャンバスに、ドットやネコ、ネコの足跡をデザイン。また、タン(ベロ)の部分をネコの耳に象り、まるで足元からネコが顔を出しているような遊び心溢れる仕上がりとなっている。価格は43,000円+税で、カラーはホワイトとブラックの2色展開。アッパーのプリントは、ホワイトがゴールド箔、一方のブラックはホワイトとなる。【商品情報】TSUMORI CHISATO × Repetto発売日:2017年8月3日(木)価格:43,000円+税展開店舗:TSUMORI CHISATO青山、銀座GOLD、新宿マルイ、有楽町マルイ、札幌パルコ、熊本パルコ、HUMOR SHOP by A-net南堀江、名古屋タカシマヤ、公式オンラインショップ『HUMOR』カラー:ホワイト、ブラック素材:牛革サイズ:37 / 38 / 39 / 40 / 41【問い合わせ先】TSUMORI CHISATO(A-net Inc.)TEL:03-5624-2624
2017年07月30日6月22日(木)~25日(日)まで有楽町にて開催された「フランス映画祭2017」。このほど、11本の新作上映作の中から観客が選ぶエールフランス観客賞に、『夜明けの祈り』が選出。映画祭団長であるカトリーヌ・ドヌーヴほか、イザベル・ユペール、トラン・アン・ユン監督、ポール・ヴァーホーヴェン監督など、そうそうたる顔ぶれが来日した映画祭が大盛況の内に閉幕した。今年で、実に25回の節目を迎えた「フランス映画祭」。初日6月22日には、『大統領の料理人』のカトリーヌ・フロとの共演作『ルージュの手紙』を引っさげ、カトリーヌ・ドヌーヴが団長としてオープニングセレモニーと上映前舞台挨拶に登壇。フランスの大女優の登場に、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。ステージ上で花束を受け取ったドヌーヴは、「25回目のフランス映画祭の団長を務めることができ、大変感動しておりますし、今年もフランスの映画を多く皆さんにお見せすることができます。今回11作品が選ばれていますが、そのうち4作品は女性監督のものであります。これは大変重い、意味があるものだと思います。また新しいことでもあり、私はこのチョイスに賛同いたします」と挨拶。そしてステージ上に各作品のゲストが登場すると、同じくフランスを代表する『エル ELLE』のイザベル・ユペールと笑顔で抱き合い、ステージ上でお互いに来日できたことを喜んでいた。さらに、「フランス映画祭2017」の親善大使の北野武監督が登壇、「僕にとってフランス映画は、ジャン・ギャバンから始まって、セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの『ガラスの墓標』、それから大女優のカトリーヌ・ドヌーヴさんの『昼顔』『シェルブールの雨傘』などから影響を受けています」と、ドヌーヴからも影響を受けたことを告白。「映画には観終わった後に恋人同士や友達同士で語り合って、お互いの見方を知っていく、そういう役目もあると思うので、その点ではフランスの映画は語り合うのに適しています。大女優さんと大監督が揃って、25回目を迎えられたことは本当におめでたいことですし、私もこの壇上で挨拶させてもらうことは非常に光栄に思っています」とスピーチすると、ドヌーヴも笑顔を見せていた。そして、『ルージュの手紙』や『エル ELLE』、マリオン・コティヤール&ルイ・ガレル共演『愛を綴る女』(ニコール・ガルシア監督)、オドレイ・トトゥ&メラニー・ロラン&ベレニス・ベジョの3大女優共演『エタニティ永遠の花たちへ』(トラン・アン・ユン監督)など、上映された新作映画全11作品の中から、見事エールフランス観客賞に輝いたのは、『ココ・アヴァン・シャネル』『ボヴァリー夫人とパン屋』のアンヌ・フォンテーヌ監督による最新作『夜明けの祈り』。1945年、第二次世界大戦が終結した年。ポーランドの修道院で起きた悲劇的な事件により、心身共に傷ついた修道女を救うために尽力した医師マドレーヌ・ポーリアックの知られざる史実を映画化。主演には、類いまれな美貌と実力を兼ね備えた新星女優ルー・ドゥ・ラージュを迎え、神の意のままに生きようとする修道院長をアガタ・クレシャ、マチルドと固い友情で結ばれていくシスター・マリア役をアガタ・ブゼクが務めた。自らの危険を顧みず、無償の人道支援に身を投じたヒロインの勇気ある行動、そして彼女たちの情熱と祈りがたぐり寄せる、奇跡のような“夜明け”のラストが多くの観客の心を揺さぶり、高い評価につながった様子だ。フランス映画祭の観客賞といえば、これまで『最強のふたり』『タイピスト!』『エール!』、そして昨年は『92歳のパリジェンヌ』など、日本において記録的大ヒットとなったり、根強いファンに愛されている作品ばかり。本作も、さらに大きな注目を集めるはずだ。『夜明けの祈り』は8月5日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。『ルージュの手紙』は今冬、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夜明けの祈り 2017年8月5日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C) 2015 MANDARIN CINEMA AEROPLAN FILM MARS FILMS FRANCE 2 CINÉMA SCOPE PICTURES
2017年06月28日ジェーン・バーキンが8月19日(土)に東京・オーチャードホールで来日公演「バーキン - ゲンズブールザ・シンフォニック」を開催する。今回の公演はジェーン・バーキンがセルジュ・ゲンズブールの曲を東京フィルハーモニー交響楽団の演奏をバックに歌う一夜限りのスペシャルライブ。【チケット情報はこちら】彼女は4月26日に発売した最新アルバム『シンフォニック・バーキン&ゲンズブール』において、ゲンズブールの楽曲をオーケストラ・アレンジでカバー。同作は東日本大震災直後に来日した際に出会った日本の作曲家、中島ノブユキと共に作り上げたアルバムで、公演にも中島はオーケストラ編曲・ピアニストとして参加する。ジェーン・バーキンはインタヴューでセルジュ・ゲンズブールがこのアルバムにどんな言葉をかけてくれると思いますかという質問に「泣いたと思います、絶対に。感動して。セルジュが生きていたら、ノブのような作曲家がこうして人生の一部を捧げてくれたことに喜ぶのではないかしら。心打たれるに違いありません」と答えている。来日公演に際し、彼女の動画メッセージが公開中。下記リンクより。チケットは本日5月26(金)午後11時59分までプリセールを実施中。一般発売は5月27日(土)午前10時より。■バーキン - ゲンズブールザ・シンフォニック日時:8月19日(土)開場17:00 / 開演18:00会場:オーチャードホール(東京都)オーケストラ編曲・ピアノ:中島ノブユキ指揮:栗田博文管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団料金:S席25,500円 / A 席13,500円 / B席11,500円(全席指定・税込)※S席には最新アルバム『シンフォニック・バーキン&ゲンズブール』付き
2017年05月26日シャルロット・ゲンズブール。父にセルジュ・ゲンズブール、母にジェーン・バーキンを持ち、女優であり、ミュージシャンでもある。そう書くととても華やかな人を想像するけれど、シャルロットはいつだって自然体。2017年5月19日、彼女からインスピレーションを得たコレクションが、『NARS』から発売されます。シャルロットと知り合いだったフランソワ・ナーズが、彼女とのコラボレートを望み、実現しました。ナーズから見た、シャルロット・ゲンズブール「彼女の音楽は傷つきやすく、力強く、とてもリアルで、大いに共感できる。僕の個人的なプロジェクトの撮影の現場で会ったのが最初だけど、初めて会った時から、もう何年も前から知り合いだったような気がしたよ。信じられないくらいにチャーミングで、クールで自分に正直な、実にフランス的な女性なんだ」(フランソワ・ナーズ)中性的な魅力があり、メイクをしているイメージがあまりなかったシャルロット。本人もオファーに対して「普段、メーキャップをそれほど入念にはしない方なので、コラボレーションの相手に選ばれたのに驚きました」と話しています。自然な輝き、色づき。個性を生かしたコレクション<ハイドレイティンググローティント>限定4色 50ml 4,500円。オイルフリーで軽やかなジェルクリーム。そんな彼女のパーソナルスタイルにフィーチャーした同コレクションにおいて、もっとも"らしさ"が光るのは<ハイドレイティンググローティント>。彼女のリクエストで誕生したアイテムで、くすんだ肌に自然で健康的な輝きを取り戻してくれるジェルクリームです。重ねづけできるシアーなカバレッジで、肌のトーンを均一に整えます。カラーシェードも、シャルロットとともに考案されました。ほのかな輝きを頬とリップに。<マルティプルティント>限定3色 4,800円。「自分らしくないことはできない性質で......。けばけばしくない、ほのかな感じの色みにしました。私の場合は映画女優のメーキャップが念頭にあるので、感情を表現できるような、ナチュラルな頬とか、泣いた後や走った後のような赤みを帯びた肌色とか、そういう感じに惹かれるんです」(シャルロット)そこで作られたのが、ブランドのアイコンアイテムである<マルティプル>のティントタイプ。ほのかな輝きをたたえ、自然に色づきます。<リップティント>限定3色 3,300円。官能的な限定フォーミュラが快適な塗り心地と自然な色合いを実現。もちろん、リップもティントタイプ。見た目は官能的で鮮やかに見えるカラーリングでも、唇にのせると、もともとその色だったかのような馴染み具合。上から肌なじみのいいシャンパンとダークブルー、ナチュラルにきらめくホワイトと深緑がセットになった<デュオアイシャドー>限定2色 4,200円、目元を際立たせるモスグリーン、ディープネイビー、チャコールグレーの<コーライナー>限定3色 2,800円(写真はチャコールグレー)。また、お気に入りの色はアーミーグリーンやダークグレー、ダークブルーということから、さりげなく目元に色を加えられる<デュオアイシャドー>と<コーライナー>にて当該色がスタンバイ。「メーキャップ製品のデザインは歌を作るのとはまったく異なるプロセスで、10人の自分がテーブルを囲んで意見を交わすような感じでした」(シャルロット)慣れない作業に戸惑ったようですが、個性を感じる、たくさんのアイテムが完成。常に自分の直感を信じ、自分らしく行動する彼女だからこそ生まれたコレクションです。美しい両親を持ち、幼い頃に映画デビューし、注目され続けてきた彼女。受け継いだルックスをさぞ謳歌してきた人生なのだろうと思っていましたが、父譲りの鼻の大きさやスリムすぎる身体など、コンプレックスの存在を表明しています。多くの女性の共感を呼ぶのは、こういった普通の人間らしさかもしれません。NARSの新コレクションは、欠点があったとしても、ほかの誰かのようになるのではなく、私らしくあることの大切さを感じさせてくれる気がします。シャルロット ゲンズブール フォー ナーズ コレクション電話:0120-356-686(NARS JAPAN)※2017年5月19日(金)数量限定発売[NARS]
2017年05月16日NARS(ナーズ)と、ジェーン・バーキンの娘であるシャルロット・ゲンズブールのコラボレーションコレクション「シャルロット・ゲンズブール・フォー・ナーズ・コレクション(CHARLOTTE GAINSBOURG FOR NARS COLLECTION)」が、2017年5月19日(金)より発売される。「シャルロット・ゲンズブール・フォー・ナーズ・コレクション」からは、アイ・リップ・チークなど全6アイテム16種が限定発売される。シャルロットおなじみのアンニュイな目もとや、紅潮した頬、自然な輝きのある肌などをNARSの視点で再解釈した、特別なメイクアップコレクションに仕上がっている。チーク・リップ・アイなどに使えるマルチスティックが"ティント"タイプにナチュラルでフレッシュなシャルロットの魅力をメイクアップで引き出すために、ナーズはティントアイテムに注目。「NARS マルティプルティント」は、アイ、チーク、リップ、ボディーなどマルチに使用できるナーズの定番スティック「ザ マルティプル」を、ティントタイプで目元と唇用に仕上げたものだ。シアーなテクスチャーで、肌にほのかな輝きと色味をもたらしてくれる。官能的な目元を演出するアイシャドー&アイライナーアイシャドー2色がセットになった「デュオアイシャドー」と、クリーミーな描き心地のアイペンシル「コーライナー」には、印象的な目元を演出する限定カラーが登場。アイシャドーは、深みのあるブルーと煌めくシャンパンゴールドの組み合わせと、グリーンとラメが輝くフロストシャドーのセットの2種類。アイライナーの限定色は、ディープネイビー、ディープモスグリーン、グレーの3色。アイシャドーと同色なので、一緒に使うとさらに効果的に仕上がるカラーが揃っている。フレンチビューティを叶えるフェイスティントシャルロットのリクエストによって誕生したというジェルクリーム「ハイドレイティンググローティント」は、本コレクションならではの個性的なアイテムだ。重ね付け可能な爽快な付け心地で、くすんだ肌に健康的な輝きをもたらすテクスチュア。4色から選べるシェードカラーは、シャルロットが提案するフレンチビューティーを叶えてくれる。特別なハンドルデザインのブラシセットさらに、ハンドルデザインが1本1本異なるブラシ5本がセットになった「ブラシセット」も登場。アイブレンディングブラシ、コンシーラーブラシ、アイシャドーブラシ、フェイスハイライティングブラシ、フェイスブラシと、ブラシロールケースが付属する。シャルロット自身が、本コレクションの中でもお気に入りのアイテムだと話す「ブラシセット」は、伊勢丹新宿店、銀座三越、⻄武百貨店池袋本店、阪急うめだ本店の4店舗限定での販売だ。詳細「シャルロット・ゲンズブール・フォー・ナーズ・コレクション(CHARLOTTE GAINSBOURG FOR NARS COLLECTION)」発売日:2017年5月19日(金)アイテム:・NARS マルティプルティント 限定3色 各4,800円+税<数量限定品>・NARS リップティント 限定3色 各3,300円+税<数量限定品>・NARS ハイドレイティンググローティント 限定4色 各4,500円+税<数量限定品>・NARS デュオアイシャドー 限定2色 各4,200円+税<数量限定品>・NARS コーライナ― 限定2色 各4,200円+税<数量限定品>・NARS ブラシセット 19,500円+税<数量・店舗限定品> ※伊勢丹新宿店、銀座三越、⻄武百貨店池袋本店、阪急うめだ本店のみの販売。■シャルロット・ゲンズブールフランスの女優であり、歌手、ミュージシャン、ファッションアイコン。イギリスの女優ジェーン・バーキンとフランスの歌手で作詞家セルジュ・ゲンズブールの娘としてロンドンで生まれ、パリで育った。彼女はキャリアを通して、様々なミュージック・アルバムをリリースし、2009年カンヌ映画祭で主演女優賞を獲得した映画『アンチクライスト』を含め、たくさんの映画に出演してきた。彼女の影響力は、音楽やフィルムの分野を越え、バレンシアガ(BALENCIAGA)のフレグランスやルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のアイコンとなるなど、ファッションの領域にも及ぶ。また2017年には、ソロアルバムのリリースも予定している。【問い合わせ先】NARS JAPANTEL:0120-356-686
2017年01月26日セルジュ・ルタンスが、またしてもおもしろいことをはじめました。新作コスメの発表......ではなく、3つのデジタル施策で、AR(拡張現実)を利用したオリジナルアプリの配信、VR(ヴァーチャルリアリティ)が体験できる仕組みの設置、ボットによるナビゲーションサービスです。オリジナルアプリ「Perspective Serge Lutens」は、ルタンスの目に映る世界を疑似体験できる写真アプリ。スマートフォンにダウンロードして起動すると、十字やスカルなどブランドの象徴的なアイコンを使って写真加工ができ、ソーシャルメディアでシェアできるように。またパリでは『セルジュ・ルタンス』の本店や『コレット』があるパレ・ロワイヤル界隈を散策できるARが展開され、その仮想空間のなかでさらなるアイコンを入手することができるのです(日本では散策はできないものの、アイコンの入手は可能)。VRは、パリ本店にて展開されます。専用のヘッドセットを装着すると、マラケシュにあるルタンスこだわりの秘密の宮殿内部などを見ることができるように。彼の心臓部に飛び込んだかのような気持ちになれます。そしてボットは、ブランドに関する質問に自動返答がなされる対話式のサービスです。これらのデジタル施策を始めた経緯について、ブランドCEOのハッサン・サードはこう語っています。「セルジュ・ルタンスはいつだってアヴァンギャルドなのです。ラグジュアリーアイテムやコスメティック業界における先駆的存在となって、既存のファンだけでなく新たなファンをも魅了していきたい」アヴァンギャルド。ルタンスを表現する言葉で、こんなにもしっくりくるものはないかもしれません。以前、ルタンスが新作香水を発表する際に聞いたエピソードを思い出しました。香水業界で軽いロー(水)タイプが流行っている時には重厚感のあるオーデパルファンにこだわり、ローの波がおさまった時分に「水のように軽い、フレッシュな香りを作りましたよ」とロータイプを生み出した。でもこういった彼の天邪鬼な部分が、人の心を揺さぶっているのも事実。時代の潮流に乗るのではなく、時代を切り開く人なのです。今年で74歳を迎えた、セルジュ・ルタンス。その歳で、デジタル分野に踏み入れる。彼には"錆びる"ということがないのでしょうか。私たちもそんな錆びない精神を持っていたいものです。さて、脱線しました。ARの写真加工は日本でも楽しめます。スマートフォンを通して、目の前の景色がいつもと変わって見えてくる感覚を味わってみてください。新たなインスピレーションが湧いてくると思います。セルジュ・ルタンス問い合わせ:0120-500824(ザ・ギンザお客さま窓口)「Perspective Serge Lutens」は専用サイトよりダウンロード可能。VRはパレ・ロワイヤル本店(42 Galerie de Valois, 75001, Paris)にて体験できる。ボットは近日中に「Facebookメッセンジャー」経由でリアルタイムチャットができるように(日本語未対応)。[セルジュ・ルタンス]
2016年12月26日30日(土)から公開になる映画『めぐりあう日』の本編映像の一部が公開になった。本作は、日本でも人気を集めた『冬の小鳥』のウニー・ルコント監督の新作で、生みの親を知らずに育った女性が、出生の秘密を求めて港町で暮らす中で、自身の進むべき道を見つけ出していく様を描いた感動作だ。本編映像の一部本作の主人公は、産みの親を知らずに育ち、自身の出生の秘密を求めて、息子と港町ダンケルクにやってきた理学療法士の女性エリザ。彼女は息子の通う学校で働く中年女性アネットに出会ったことをきっかけに、これまでの人生や、母に対する想いを見つめなおしていく。このほど公開になったのは、自身の過去について“あること”を知ってしまったエリザが、感情の行き場を失って、クラブで気分を紛らわせようとする場面。セルジュ・ゲンズブールの楽曲『エリザ』が鳴り響き、周囲の人々の顔は笑顔だが、エリザは自分の中にある想いや、事実を受け止めきれずにさらに孤独を募らせていく。本作の主人公エリザは、生みの母親の所在を探して港町を奔走するが、自身も子を持つ母であり、“母を探す子”であるのと同時に“子を持つ母”としても様々な問題に直面し、その度に迷い、傷つきながら、事実を受け止めて前へと進んでいく。このほど公開になった映像は、そんなエリザの完璧ではない面を描いたシーンで、本作の繊細で重層的な人物描写の一端を垣間見ることができる。『めぐりあう日』7月30日(土)より 岩波ホールほかにて全国順次ロードショー
2016年07月21日アーティスト、哲学者、詩人。その肩書きは多く、日本ではとりわけフレグランス ブランドの名前で広く知られるイメージ クリエーター、セルジュ・ルタンス(Serge Lutens)。彼がメイクアップ界でキャリアをスタートさせたのは、1968年に発表された、ディオールのメイクアップライン。革新的なクリエーションで多くの人を圧倒した伝説のコレクションでルタンスはアーティスティック・ディレクターとして開発に従事する。その重責を経て、1980年より資生堂との深い関係はスタート。両者の関係性が深まり行くなか、今から遡ること10年前の2005年。この年、東京は銀座の「HOUSE OF SHISEIDO(ハウス オブ シセイドウ)」では「セルジュ・ルタンス…夢幻の旅の記録」展を開催。それに合わせて、来日したセルジュ・ルタンスと福原義春(資生堂名誉会長)の対談が実現された。企業資料館が発刊する『研究紀要おいでるみん Vol.19』に掲載されている対談の中から、その時の言葉を少しご紹介したい。ふたりは出会った時の感動をこのように述べている。「本当にふたりの人間がお互いに知り合いたいという意思で、非常に心の波が通った一瞬だったのを覚えています」(ルタンス)「僕の方は興味津々じゃなくて、どこに行っても「色彩の神さまルタンス」「マキアージュの神さまルタンスさま」みたいな話。その人が目の前にいるなんて信じられなかったわけです」(福原名誉会長)また、「(対談当時)実際にクリエーションを始めてから二十年ぐらいになるわけだけど、まずビジュアルの世界から始まって、それからすばらしい香水をつくって、そして今度はリュクスの極致みたいなメーキャップをつくって、僕たちの間の関係にはいろいろあってルタンスさんを苦しめたこともたくさんあったと思うんだけど、結局僕たちの関係というのは、世界に新しい一つの美の世界をつくれたのではないかしらと思うんですけどね」との福原会長の言葉からは、同社とセルジュ・ルタンスの関係がいかに深いものであったのかを推すことができるだろう。そんなふたりを繋いだのは、ミューズとして資生堂の広告を数多く支え、今もなお色褪せることのない存在で在り続けるモデルの山口小夜子だ。彼女はセルジュ・ルタンスが手がけた資生堂の広告ビジュアルにも度々登場する。現在、セルジュ・ルタンスは自身の名を冠したブランドで2000年よりフレグランスを、2005年からはメイクアップラインも加えて手がける。それ以前には今はなき「インウイ」のイメージクリエーションも。35年に渡る資生堂における彼との軌跡は、静岡県掛川市の資生堂企業資料館でなぞることができる。セルジュ・ルタンスには色々な顔がある。その希有な存在と独特の世界観で生み出される色もに魅力的なのはもちろんであるが、多くの人が今真っ先に想うルタンスは、少なくとも私にとってはやはり魔術師とも思えるほどの香りのクリエーターであろう。そんな彼を象徴的する六角形でデザインされた「ノンブルノワール」は、生産を中止している現在もなお問い合わせがあるという伝説の香りだ。資生堂企業資料館に隣接する資生堂アートハウスで開催中の「香水瓶の世紀」展(後期)では、「ノンブル ノワール」をはじめ、セルジュ・ルタンスが手がけたフレグランスボトルが並ぶ。展示の中でも目を引くのは、1990年代半ばにフランスで発表された、通称「グラベ」シリーズ。ガラス彫刻の施された美しいコレクションだ。年に一度、30個限定で作られる幻の作品がガラスケースに納められた28種の作品群は古き良き時代の香水瓶を見るかのような優美な佇まいだ。その芸術品のような作品の中の一つ「ラヴィエルジュドゥフェール / 鉄の百合」(50ml、1万3,000円・11月21日より数量限定にて発売)の香りが角ボトルで発売中。ゆりや西洋ナシ、白檀の香りが溶けあう日本未発売のミステリアスな香り「ラヴィエルジュドゥフェール / 鉄の百合」にルタンスの美のクリエーションとスピリットを存分に感じ取ることができるだろう。「鉄の教義は処女を、処女はユリを必要としていました。この苦しみから掩蔽壕のような小瓶へ格納します。そこには作者が入っているのです」(セルジュ・ルタンス)かつて、ルタンスは香りについてこんな話を言っている。「例えば宝石をつくるとき、まずはきれいに見えそうな原石を拾ってきて、それをカットしてさまざまなアセットをつくることによって最大限に輝きを出せる。これと同じようなことが私の香水のつくり方で、何のことはない」(セルジュ・ルタンス)と。そして、「ラヴィエルジュドゥフェール / 鉄の百合」にどのような輝きを与えたのか--香りという五感を揺さぶるクリエーションから感じる歓びに触れたい。<問い合わせ>ザ・ギンザTEL:0120-500824<information>■資生堂企業資料館静岡県掛川市下俣751-1TEL:0537-23-6122入場料:無料開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(ただし祝日・振替休日の場合は翌日)、夏季(8月中旬)、年末年始(12月末~1月初旬)、展示替えのための臨時休館(開館スケジュールはホームページまたはお問い合わせ下さい)資生堂企業資料館について創業120周年を迎えた1992年に開設。館内には、長い歴史の中で生み出された商品や宣伝制作物をはじめとする様々な企業資料を一元的に収集・保存するアーカイブ施設と、収蔵品の一部を一般に展示公開しているミュージアムとがある。創業から今日までの企業の歩みや商品パッケージ、ポスター、新聞・雑誌広告、テレビCMなどの広告関連資料、資生堂と日本の化粧文化の関わりなどについて紹介している。■資生堂アートハウスTEL:0537-23-6122入場料:無料休館日:月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日休館)開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
2015年12月10日フランス発のブランド「コントワー・デ・コトニエ(Comptoir des Cotonnier)」のブランド創立20周年キャンペーンに、シャルロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg)と愛娘のアリス・ジェーン(Alice Jane)が起用されることが決定した。“母と娘”がブランド発足当初のコンセプトだった「コントワー・デ・コトニエ」。新しくアンヌ・ヴァレリー・アッシュ(Anne-Valerie Hash)をアーティスティック・ディレクターに迎えた今回、シャルロットと13歳になる娘・アリスがモデルとして登場。プライバシーを大事にしているシャルロットは、これまで一度も娘を公の場に出したことはなかった。ナチュラルでボーイッシュなシルエットは母譲り、目元は父親で俳優・監督のイヴァン・アタル(Yvan Attal)そっくり。シャルロットとパートナーのイヴァンの間には18歳と4歳の息子もいる。ここ数年は“母と娘”というコンセプトから離れていたブランドだが、20周年を機に原点回帰。シャルロット母娘は、15AWからキャンペーンに登場する。撮影は、イギリス出身で今年29歳の注目のカメラマン、アラスデア・マクレラン(Alasdair Mclellan)が務める。
2015年07月21日ドゥーズィエム・クラス(Deuxieme Classe)が7月24日から全店で、写真集『Jane & Serge A Family Album』(7,900円)とのコラボレーションコレクションを発売する。女優で歌手のジェーン・バーキン(Jane Birkin)と、元夫のセルジュ・ゲンズブールが家族として過ごした12年間を、ジェーン・バーキンの実兄であるアンドリュー・バーキンが撮影した写真を掲載した同写真集。ジェーン・バーキンの16歳の誕生日から、1979年の娘のシャルロットとセルジュ・ゲンズブールのスナップまで、家族ならではのプライベートな素顔が詰まった作品となっている。デザインは、ファッション、アート、音楽、デザインと様々な分野で活動を行うクリエイティブユニットのM/M(Paris)が手掛けた。同コラボレーションでは、写真集とその中からセレクトした写真をプリントしたフォトTシャツ6点(9,800円から1万1,000円)を始め、ジェーン・バーキンのワードローブをイメージしたトレンチコート(5万8,000円)やシャツ(2万3,000円)、ボーダーTシャツ(9,800円)を展開する。さらに、ドゥーズィエム・クラス六本木店では、同書の写真展も開催する。また、同店内には1970年代のジェーン・バーキンの家を再現したブースを設置。まるで彼らの家にタイムスリップしたかのようなバーチャル体験が出来る。
2015年06月29日リチャード・ギアとシャルロット・ゲンズブールが、スリラー映画『Oppenheimer Strategies(原題)』で共演することになった。監督は『ボーフォート レバノンからの撤退』のヨセフ・シダー。その他の情報主人公オッペンハイマー(ギア)は、力をもたない若い政治家と友達になる。だが3年後、その政治家は世界的に名を知られる大物に成長。そのことは、オッペンハイマーの人生を大きく変えることに。ギアの次回作は、3月北米公開予定の『The Second Best Exotic Marigold Hotel(原題)』。ほかに、ダコタ・ファニングと共演する『Franny(原題)』も控える。ゲンズブールの新作は『サンバ』。次回作は、ヴィム・ヴェンダース監督の『Every Thing Will Be Fine』。文:猿渡由紀
2015年01月15日傷つきやすさと芯の強さ、慎み深さと大胆さ。相反する要素が常に反転し続け、複雑な魅力を放つシャルロット・ゲンズブール。ここ数年は『アンチクライスト』や『ニンフォマニアック』など、ラース・フォン=トリアー監督の作品で身も心も投げ出すような熱演を見せてきた彼女の新作は『サンバ』。大ヒット作『最強のふたり』のエリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督、主演のオマール・シーのトリオが再結集し、ビザの失効で国外退去を命じられた青年・サンバと彼をサポートする移民支援協会の女性・アリスの交流を描く社会派コメディだ。シャルロットが演じるのは、“燃え尽き症候群”で休職中のエリート女性・アリス。情緒不安定でキレやすいけれど、憎めない。微笑ましさと共感を抱かせる女性像を演じたシャルロットは「もう1度コメディをやってみたいと思っていたから」と出演を決めた理由を語る。「オマールと共演してみて、すごくラッキーだったと思ったわ。結果にも満足しているし、とても楽しかった」。コメディといっても、主人公2人に身分の差が介在した『最強のふたり』と同じく、『サンバ』にも“移民問題”という現在のフランスを語るうえで避けて通れないテーマを扱っている。「理解を深めたとまでは言えないけれど、今回改めて“移民問題”について考えさせられたし、強いものも感じたわ。撮影前に、移民の人たちと話す機会をもうけたんだけど、いろいろ聞いているうちにすごく胸を打たれる瞬間が何度もあった。彼らは自分がどう生きてきたか、本当に個人的なことまで、面白い話を聞かせてくれた。私たちも思わず笑ってしまったけど、もちろんそれは嘲笑なんかじゃなくて。あれはとても特別な時間で、強い衝撃を受けたわ」。過酷な状況を笑い飛ばせる強さと明るさ。それは撮影現場の空気でもあった。「オマールとの共演はすごく楽しかった。エリックやオリヴィエとのやり取りもね。本当に陽気な現場だった。監督たちと最初に会ったのは夏の休暇中だったけど、休暇が終わってもそのまま続いているみたいな感じ。仕事はプロとしてしっかりやるけれど、きっと彼らは以前から遊ぶ感覚を持ち続けていたんじゃないかと思う。だから、この映画にはドラマティックな部分もあるけど、全体的に明るいトーンが見え隠れしているんじゃないかしら」。監督たちの作品の魅力を「深刻な問題を扱っていても、常に彼らならではのユーモアで味づけして提示するでしょ。そういうところが人の気持ちに届くんじゃないかと思う。彼らにシニカルな視点はないの。自分たちが作り出すキャラクターに対しても、俳優たちに対しても、すごく愛情があって、現場でも支えてくれる。撮影現場に常にあった善意や寛容さがスクリーンからも伝わるから、彼らの作品は多くの人に受けいれられ、ヒットにつながるんだと思うわ」。ところでシャルロットというと、シリアスな作品で内に激しい感情を抱えた女性を演じるイメージがやはり強い。今回のアリス役では意外なコメディエンヌぶりも披露して新境地を拓いたとも見えるが…。「繰り返しになるけど、オマールとの共演も楽しみだったし、アリスという役について聞けば、受けて当然だと思う。だから、いろいろ考えてこの役に挑んだわけではなく、今回はとても自然だった」。それぞれの役を引き受けるのに理由があるわけではないという。「自発的にこれはやりたい、これはやりたくないと決めることが多いかも。今回は好きな人たちが参加しているからやりたいと思ったし、知らない人たちのことを知るために参加することもある。作品に関わっている人に興味があったり、映画のトーンが好きだったり、そんな要素が全て合わさって、自分が納得できた時にやってみようと思うの。この数年で4本の作品に出演したけど、これは私にしては珍しいこと。つまり、やりたいと思う条件が揃う作品が4本続いたということなの。かなり大変だったけど、諦めたくないという気持ちがあったから、がんばれたんでしょうね」。最近の仕事ぶりについて聞いてみると、「不思議なのが…」と切り出す。「今の私が興味を持って取り組んだ題材、10年前の自分は同じように感じたかなと思って。やっぱり、これはその時々のタイミングなのね。だから今後も、全ての要素が揃って心が動かされたものに出演したいと思うわ」。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月19日歌手にして映画監督・俳優のセルジュ・ゲンズブールと、英国の名女優・歌手のジェーン・バーキンの間に生まれた元祖サラブレッド女優、シャルロット・ゲンズブール。今年、デンマークが生んだ鬼才中の鬼才ラース・フォン・トリアー監督と、実に3度目のタッグを組み、“女性のセクシャリティー”を描く2部作『ニンフォマニアックVol.1/Vol.2』に主演する。シャルロットを始めとする有名スターたちの恍惚の表情が切り取られたビジュアルや、劇場では流すことのできないR18+指定の予告編映像などのニュースが到着するたび、大きな注目を集め、『TOKYO TRIBE』の園子温監督や『愛の渦』の三浦大輔監督をも魅了した本作。自らを“ニンフォマニアック=色情狂”と断言する、シャルロット扮する主人公のジョーが、偶然出会った年配の男セリグマン(ステラン・スカルスガルド)にその半生を独白する形をとり、8つの章・2部作・計240分という長編で、ジョーというひとりの女性の“性”の旅路を辿っていく。キルスティン・ダンストらと共演したトリアー監督の前作『メランコリア』(’11)でカンヌを訪れていた際、すでに本作の構想を監督から聞いていたというシャルロットが、本作への出演とトリアー監督とのかかわりについて、赤裸々に語ってくれた。トリアー監督が「次はポルノ映画」と言ったとき、最初は「ジョークだと思った」というシャルロット。「彼は挑発的だから。それに彼からの依頼に過度の期待はしたくなかった。でも、監督が私に3度目の映画を依頼してくれるなんてすごいことだわ。とてもありがたかった」と、その当時をふり返って言う。ウィレム・デフォーと夫婦役となり、セックスの最中に我が子を失い、深い喪失感と自責の念にさいなまれる妻を演じた『アンチクライスト』(’09)で、トリアー監督に初めて起用されたシャルロット。その作品でも、全裸での自慰シーンや思わず目を伏せたくなる過激描写が物議を醸していたが、本作の衝撃度はそれ以上とか。2月、ベルリン国際映画祭での初お披露目では共演のシャイア・ラブーフが突然、記者会見場を後にするなど、場内外で話題を振りまいてはいたが、作品自体は概ね好評だった。だが、先日のベネチア国際映画祭で上映された『Vol.2』のディレクターズカット版にはかなりショッキングなシーンが盛り込まれており、途中で退席する人もいたという。そんな本作の脚本を初めて読んだときの気持ちを、シャルロットは「興奮したし、驚いたわ。どんな脚本か予想していなかったから、本当に驚いたの。それにもちろん、怖気づいたわ」と正直に語る。「とても大きなプロジェクトだったわ。『アンチクライスト』の時と同じように、年は取ったけれど、主題から外れたものや比喩全体を自分が理解できるかどうか確信がもてなかった」。「することがたくさんあった。(ジョーとセリグマン)両方のキャラクターが言っていることを理解するためにね。たとえセリグマンの気持ちをジョーが本当には理解できないとしてもね。でも、そこが私は面白いと思ったの。とても豊かで、強烈な脚本だった。だからどう言えばいいかしら?とても怖くて、エキサイティングで、同時に楽しくもある。この映画を観たときに私はそう感じたわ」。だが、シャルロット自身は、性に目覚めてからというもの男たちを漁るように求めるジョーのキャラクターには共感できたのだろうか。「彼女は人間に対してあまり楽観的じゃないわ。私は彼女に同意するわけじゃないけれど、彼女のことがとても好きだわ。彼女は人の心を動かす。映画の中で自分自身を見るのは奇妙だし、こんなふうに話すのも奇妙だけど、彼女をかばってあげたくなるの」と、その思いを語る。「彼女はもちろん彼ら(ジョーの相手となった男たち)を利用しているけれど、彼らに対して彼女が何の感情も持っていないわけじゃない。ただ、何のために彼らを利用し、自分が何を必要としているのか、彼女は分かっているの。彼女は自分の信条に従うの。もっと強い何か、つまり愛に突き動かされるまではね」。セックスを追求するあまり、時に過激さを通り越してコミカルにも映る本作だが、スクリーン上で自分の行為を見ることも、かなり奇妙な体験のはずでは…。「これは肉体とセックスの残酷さを描いた映画なの。上品ぶって隠すなんてナンセンスの極みだわ。ラースが言っていた。もし私がセックスしていると人々が信じたとして、私自身の道徳観の限界はどこにあるのかと。私は問題ないと思った。自分がしたことをちゃんとわかってさえいればね」と、シャルロットは言う。「それよりも思い込みの方が心配だった。いくつかの映像だけを見て、映画全体がそうだと思い込んでしまうことがあるでしょ。そういう狭い了見が怖かった。映画全体を見れば、何も問題ない。それどころか、セックスは映画の一部だと思うし、この映画の美しさでもある」。幾度となくトリアー監督の前で全てをさらけ出してきているだけに、シャルロットは監督の手法には絶大な信頼を置いているようだ。「しょっちゅう言っているけど、『アンチクライスト』も『メランコリア』も、キルステン・ダンストのキャラクターも、とても真実味があると思う。彼は女性キャラクターに彼自身を投影している。それがキャラクターたちに確かな真実味を与えているのだと感じるわ。でも彼は男性なの」。トリアー監督は自らを投影しつつも、そこに男性としての目線が入り込むことで、彼の描く女性はより真実味を増し、混沌として複雑な、リアルな人間の姿へと近づいているということなのだろうか。「彼が描くキャラクターには多くの曖昧さがあって、私はとても好きだわ。それにほかでは読むことのできない深みがある」と、言葉を続けるシャルロット。そんな彼女が本作で注目するのは、監督独特の“ユーモア”だという。「物語を語る方法になっていると感じるわ。でも、やっぱりラースだし、“彼の”ユーモアなの。この物語にはそれが特に必要だと思う」。すでに映画史上、最もセンセーショナルな問題作ともいわれている本作で、またもや全裸ばかりか、数々の過激シーンに体当たりで挑んだシャルロット。ひと皮も、ふた皮も向けた姿を、再び私たちに見せてくれるに違いない。『ニンフォマニアック Vol.1』は10月11日(土)より、『Vol.2』は11月1日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニンフォマニアック Vol.1 2014年10月11日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開(C) 2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KOLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINEMAニンフォマニアック Vol.2 2014年11月1日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開(C) 2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KOLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINEMA
2014年10月08日先日、女優の中山美穂(44)が作家の辻仁成(54)と離婚協議中であるというニュースが世間をにぎわせました。二人は結婚後、2003年からパリに移住しましたが、ほかにも中村江里子(45)や、雨宮塔子(43)といった女子アナや、加藤紀子(41)や、カヒミ・カリィ(46)といった文化系女子なども2000年前後からパリで生活を始めています。なぜ、40代の女性ばかりがパリを目指したのでしょうか。リセエンヌ、バブル、渋谷系、アメリ……時代ごとにパリの流行が訪れる彼女たちが10代のころは1980年代前半。その頃のティーン誌の代表である『Olive』や『mc Sister』では、パリの公立高校に通う女生徒=リセエンヌのファッションを特集し、一世を風靡しました。ここで、文化系女子たちはパリへの憧れを芽生えさせました。彼女たちがハイティーンから二十歳前後だったバブル時代(1986年~1991年)には、初めて日本でもブランドブームが起こり、女子大生やOLがルイ・ヴィトン、エルメス、シャネル、ディオールなどのバッグを持つことがステイタスとなりました。そのブランドの多くはフランスで立ち上がったもの。こうして非・文化系女子もパリに憧れ始めます。バブル崩壊後には、一転して渋谷系ブームが起こり、フレンチポップがオシャレという風潮ができあがります。ここで、中高生のときにリセエンヌに憧れたものの、バブル期にブランドものに興味を持たなかった文化系女子がパリへの憧れを再燃させるのです。また、彼女たちが30代になるころには、ミニシアターブームがおこりました。その中でも最もヒットしたものの一つがパリ・モンマルトルを舞台に描かれた『アメリ』でした。そのほかにも、いくつもの新旧のフランス映画が上映され、ブリジット・バルドー、セルジュ・ゲンズブールと結婚してフランスに渡ったジェーン・バーキン、デンマーク生まれで17歳でフランスに渡ったアンナ・カリーナなど、フランスで活躍する女優に憧れる女性は多かったのです。こうして、10代、20代、30代に「パリはオシャレ」という洗脳をされたアラフォーは、無条件にパリと聞くと気分が高まるようになりました。憧れをこじらせると「パリ症候群」になる!?パリに憧れを募らせた女性たちですが、実際にパリに移住すると、憧れと実生活にギャップがありすぎてカルチャーショックを受け、一種の適応障害を引き起こす例もあるそうです。そんな状態は、「パリ症候群」と名付けられ、同名の本も出ているくらいなのです。中山美穂は、以前、「パリでのびのびと子育てをしたかった」と語っていました。でも、実際には、日本で仕事をすることも多い辻仁成とはすれ違い生活で、のびのびと子育てすることも難しい状態だったのかもしれません。また、中村江里子も、パリで受けたカルチャーショックや、「なんで?」と思ったことを『12年目のパリ暮らし』という本の中で綴っています。結婚もパリでの生活も、バラ色の面だけを想像すると、そのギャップに戸惑う人は多いのかもしれません。(文=芦沢芳子)画像:Original Update by Juanedc
2014年04月02日「タッシェン(TASCHEN)」は12月、ジェーン・バーキン(Jane Birkin)とセルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg)一家を撮影した写真集『ジェーン&セルジュ、ア・ファミリー・アルバム(Jane&Serge. A Family Album)』(参考価格8,295円、英語版のみ)を発売する。フランスのミュージシャン・セルジュと、イギリスの女優・ジェーンの恋愛、デュエットなどの共演、2人の間に産まれた娘のシャルロット(Charlotte Gainsbourg)と過ごした12年間を、ジェーンの兄であるアンドリュー・バーキン(Andrew Birkin)が構成。ジェーンの16歳の誕生日から始まり、1979年のシャルロットとセルジュのスナップまで、プライベートな写真が満載の一冊となる。エディトリアルデザインを手掛けたのは、パリを拠点に活動するデザイナーユニット「M/M Paris」。ジェーンとアンドリュー兄妹によるセルジュの思い出、掲載写真の解説、バーキン家の家族写真、コンタクトシートブックレット、折り畳みポスター写真5枚、ステッカーシート、ワッペンなど、特典も付属する。ドイツの出版社より、今月発売。
2013年12月02日フランスで注目の若手女優レア・セドゥが、シャルロット・ゲンズブール、カトリーヌ・ドヌーヴと共にブノワ・ジャコー監督の新作『Three Hearts』(原題)に出演することが決定した。フランスの映画情報サイト「Allocine.fr」によれば、レアとジャコー監督は『マリー・アントワネットに別れを告げて』(’11)に続く再タッグ。今回は舞台を現代に移してのストーリーとのことだが、詳細はまだ明らかになっていない。名女優カトリーヌ・ドヌーヴは、レアとシャルロットが演じる姉妹の母親役とのこと。また『ココ・アヴァン・シャネル』(’09)のベルギー人俳優ブノワ・ポールヴールドが出演することから、姉妹と彼をめぐる三角関係が描かれるのではないかと同サイトはコメントしている。『イングロリアス・バスターズ』(’09)『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(’11)、『ミッドナイト・イン・パリ』(’11)と着々とハリウッド映画でのキャリアを積んでいるレアは、ハリウッドとフランスを行き来する多忙な日々を送りそうだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:マリー・アントワネットに別れをつげて 2012年12月15日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開(C) 2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE
2013年04月04日「もしかして○○さんですか?」なんて有名人に間違えられたことありませんか。その○○さんが美人、男前であればちょっとうれしいですが、残念な人の場合には微妙な気持ちに(笑)。有名人に間違えられた経験を聞いてみました。調査期間:2012/8/2~2012/8/5アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)まず有名人に間違えられた経験の有無を聞いてみました。■あなたは今まで有名人に間違えられたことがありますか?はい41人4.1%いいえ959人95.9%4%の人しかそういう経験がありません。少ないです(笑)。この貴重な経験を持つ人に、誰に間違われたか、その時にどんな気持ちだったかを聞きました。●野猿の誰かそんなに歳とってないと思いました。(埼玉県/男性/36歳)誰かって(笑)。誰だったんでしょうか。●石橋貴明悪くない気持ち。(石川県/男性/48歳)石橋さんて何気に男前ですよね。これはうれしいのでは。●木村カエラうれしい。(神奈川県/女性/30歳)カエラさんに間違えられたら、それはうれしいでしょうね。●北尾光司(元横綱双羽黒)そんなデブじゃねぇし。(栃木県/男性/39歳)懐かしい名前です。北尾さんは元スポーツ冒険家の人です。●沢尻エリカビックリ!(神奈川県/女性/24歳)エリカ様と間違われるとは! この人は美人でしょうね!●川合俊一似ていると思ったがホモ疑惑をかけられている点も共通していたので残念な思いもあった。(埼玉県/男性/37歳)ホモ疑惑をかけられている点が共通なんですか(笑)!●石田純一まんざらでもなし。(大阪府/男性/43歳)永遠の色男に間違われたら男としてうれしいでしょうね。●新井貴浩辛いです。(神奈川県/男性/22歳)そんなことないでしょう(笑)! 新井貴浩さんと言えば阪神タイガースの有名選手。日本プロ野球選手会会長ですし!●城戸真亜子さん微妙。(茨城県/女性/37歳)微妙ですかー。いいと思うんですが……。美人ですよ!●上戸彩別に。(東京都/女性/21歳)●上戸彩微妙……。(神奈川県/女性/27歳)「別に」とか「微妙」とか、どうも上戸彩さんに対する当たりがきついですな。●松田優作いい。(大阪府/男性/28歳)松田優作さんと言えば、今でも大人気のカリスマアクション俳優。松田龍平のお父さんです。●小林真央うれしかった。(東京都/女性/29歳)●秋篠宮紀子さま丁寧に「違います」とお答えいたしました……。(千葉県/女性/38歳)この人の応対が素晴らしいですね(笑)。●宮家のお一人相手が喜んで頭を下げていたので非常に困った。(鹿児島県/女性/21歳)宮家の方々は普通のとこはたぶん歩いてないでしょう(笑)。●三浦友和うれしかった。(香川県/男性/53歳)イケメンと言えば三浦友和さんという時代がありました。最近ではコミカルな演技も披露されていて、いい役者さんですよね。●桐谷健太悪い気はしない。写真写りが自分でも思うほどそっくりだったw(埼玉県/男性/23歳)イケメン俳優と間違われてますねえ(笑)。ご本人も似ていると認めてるようです。●平原綾香ご本人に申し訳ないなぁ……と思いました。(長崎県/女性/23歳)『ジュピター』一本槍の人ですね。もちろんきれいな方ですが。申し訳ないなんてことないですよ!●ロバートの一番目立たないやつやだ。(静岡県/男性/28歳)山本博さんのことでしょうか。やだって言っても……(笑)。●フジモンたまらなかった。(大阪府/男性/31歳)お笑いコンビ『FUJIWARA』の藤本敏史さんのことですね。テレビでは大活躍していますよ。●ヒロうれしくなかった。(東京都/女性/31歳)お笑いトリオ『安田大サーカス』のHIROさんでしょうか。それともモデルのHIRO(関口寛之)さんでしょうか。どっちにしても男子なので、女性のこの方にとっては失礼な話ですな。●ドランクドラゴン鈴木あぁ……なるほど……と思った。(千葉県/男性/24歳)納得してますが。微妙な間がありますね。●妻夫木聡いや似てないだろ(爆笑)と思った。(福岡県/男性/25歳)いや、当代きってのイケメン俳優に間違われてまんざらでもなかったに違いない(笑)。●セルジュ・ゲンズブールかなりうれしかった。(兵庫県/男性/33歳)知らない人のために説明を。セルジュ・ゲンズブールはフランスのアーティストです。俳優、映画監督としても知られています。●SPEEDの寛子微妙。(埼玉県/女性/30歳)島袋寛子さん。SPEEDで彼女がデビューした時(1996年)はなんと12歳、小学6年生だったんです。●斉藤由貴やっぱり似てるんだと思った。(神奈川県/女性/30歳)斉藤由貴さんは目がくりっと大きくて印象的。間違われたこの人もきっとそんな感じなのでしょう。●北乃きいびっくりした。(愛知県/女性/23歳)北乃きいさんばりに元気な人だと想像できます。●誰だか知らないけど俳優だと騒がれた間違いなので間違いだと思った。(大分県/男性/51歳)こういうのが一番困りますね(笑)。「えっ、俺って誰かに似てるんだ」みたいな。みなさんは誰か有名人に間違われたことありますか?(高橋モータース@dcp)
2012年11月17日6月に14年間連れ添ったパートナー、ジョニー・デップとの破局を明らかにしたヴァネッサ・パラディが、破局後初めて雑誌でジョニーについて語った。最新主演作『Cornouaille』(原題)のフランス公開(15日)に合わせて「ELLE」フランス版のインタビューに応じたヴァネッサは、かつて彼女のアルバムをプロデュースした故セルジュ・ゲンズブールとジョニーが少し似ているのでは、と言及すると「とても強烈で極端だけど、ものすごくデリケート。光り輝いていたかと思うと、突然暗く沈んでいたり」とその性格について語り、「もし2人が会っていたら、世界一の親友になったでしょうね」と応えた。だが、すぐに「彼(ジョニー)のことは話したくないの」と釘を刺した。「アーティストは自分の魂を売って、全部さらけ出さなきゃいけないなんて誰が言ったの?自分の出演した映画やアルバムのプロモーションをすることは義務だけど、他人の苦しみをネタに商売する人がいるって、どんな気分だと思う?私たちの間に起こったことは、私たちだけにとっての問題なの。私はいま、自分が望んだ状況にいるわ」と心境を語り、公私を分けて活動したい意向を改めて強調した。(text:Yuki Tominaga)© Newscom/AFLO
2012年08月14日昨年のカンヌ国際映画祭でシャルロット・ゲンズブールに主演女優賞をもたらすと同時に、その激しい性描写や過激なシーンが物議を醸した『アンチクライスト』(原題:ANTICHRIST)の日本での公開が決定した。物語は、シャルロットとウィレム・デフォーが演じる一組の夫婦を中心に展開。セックスの最中に愛する息子を事故で失ったことで、妻は深い悲しみと自責の念から神経を病んでいく。セラピストの夫は、そんな妻を森の中の山小屋に連れて行き、治療を試みるも事態は悪化の一途をたどる。彼らが“エデン”と呼んだ小屋に救いを求めた現代のアダムとイブのたどる驚愕の結末は?2人のセックスシーンに加え、シャルロットの全裸での自慰行為、そしてさらに過激なシーンがあるとされ、カンヌのプレス試写では一部記者からブーイングが飛び、記者会見ではジャーナリストから監督に対して責め立てるような質問がなされたりもした。一方で主演女優賞を獲得したシャルロットの熱演やオープニング映像の美しさを称える声もあり評価は真っ二つ。ともかく、過激な描写が多いことから日本での公開は当初、絶望的と言われていたが、まさかの(?)公開決定が発表された。とはいえ、監督を務めているのは、日本でも高い人気を誇る、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアーであり、シャルロットにデフォーという人気俳優が出演していることもあり、公開を求める声が多かったことも確か。過去にも同監督は『マンダレイ』など、過激な性描写がありつつも、作品として高い評価を与えられた作品を作っており、本作が日本でどのように受け止められるか興味深いところ。『アンチクライスト』は2011年早春、新宿武蔵野館、シアターN渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開。■関連作品:アンチクライスト 2011年早春、新宿武蔵野館、シアターN渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開©Zentropa Entertainments 2009
2010年10月15日「フランス映画祭2010」が3月18日(木)、東京・六本木ヒルズで開幕し、同所で行われたオープニング・セレモニーで来日代表団の団長、ジェーン・バーキンら15人が華やかにレッドカーペットを歩き、舞台挨拶を行った。先立って行われた記者会見に出席したジェーンは、「桜の時期だと聞いていたので、凄く楽しみにして来ました。日本には10〜15回も訪れているのに、いまだに桜を見ることが出来ていません。今回も難しそうなので、お花見にまた日本に戻ってきたい」と親日ぶりをアピール。日本の映画の印象について「『東京物語』など昔の作品でも女性が大切に描かれていると思います。フランス、特にパリでは海外の映画の上映も多いです。北野武はとても人気があってペドロ・アルモドバルやウディ・アレンと同じくらい有名よ」と話した。英国・ロンドン出身で1968年にフランスに移り、作曲家の故セルジュ・ゲンズブールと2度目の結婚をして、デュエット曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」がヨーロッパで大ヒットするなど話題を呼んだ。流暢に話すフランス語について「イギリス出身の私は、フランス語で歌や演技をするのに苦労した。きちんと学習していなくてセルジュの腕の中で覚えたの。だから最初はスラングばっかり。イギリスではなかなか言わない“R”の発音は、40年経ってやっとキレイな発音ができるようになったわ」とふり返った。オープニング作品の『ミックマック』(原題/ジャン=ピエール・ジュネ監督)の上映前に、代表団15人が舞台挨拶。ジェーンは「日本のみなさまは、世界一素晴らしい観客。日本での人気があったからこそ、こうして団長に選ばれて来ることができました。とても光栄です」と笑顔。同作のジュネ監督は「“ミックマック”と“ビックマック”を混同しないように」と表情を変えずにフレンチジョーク(?)。同作は、悪徳企業に挑む男たちの戦いを描くハートウォーミング・コメディ。「自由に作ってあるから楽しんで」と語りかけた。代表団の1人、ギャスパー・ノエ監督だけがこの日は欠席。ジェーンは「ノエは明日来ます」と説明した。同映画祭は、ユニフランス主催で1993年から始まり、今年で18回目。2005年までは横浜、2006年からは東京や大阪などで、昨年からは東京で開催。今年はジェーンが出演した『テルマ、ルイーズとシャンタル』を含む長編14作と短編9作を上映する。『ミックマック』は夏、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開。「フランス映画祭2010」は3月22日(月・祝)まで開催中。(text:Yoko Saito)フランス映画祭2010開催期間:3月22日(月・祝)まで開催中会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ公式サイト:■関連作品:ミックマック (原題) 2010年夏、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開2009 © EPITHETE FILMS –TAPIOCA FILMS –WARNER BROS. PICTURES –FRANCE 2 CINEMA -FRANCE 3 CINEMAシスター・スマイルドミニクの歌 2010年初夏、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開クリスマス・ストーリー (原題) 2010年秋、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開パリ20区、僕たちのクラス 2010年6月12日より岩波ホールにて公開© Haut et Court - France 2 Cinemaエンター・ザ・ボイド 2010年5月15日よりシネマスクエアとうきゅうほかにて公開オーケストラ! 2010年4月17日よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2009 Focus Features LLC. All Rights Reservedあの夏の子供たち 2010年初夏、恵比寿ガーデンシネマにて公開■関連記事:さあ、人生を奏でよう!『オーケストラ!』試写会に10組20名様ご招待ギャスパー・ノエのTOKYOを舞台にした衝撃作『エンター・ザ・ボイド』予告編初公開フランスのオスカー、セザール賞が発表。ヴァンサン・カッセル亡父に捧げる主演男優賞
2010年03月19日最近は、いままでになく映画とチャリティの関わりが強くなってきています。ハリウッドだけでなく、日本でも、プロモーションも兼ねて映画公開に合わせたチャリティプロジェクトを行う動きがさかん。『子供の情景』のプロジェクトも記憶に新しいところです。いま、面白い企画といえば、「『わたし出すわ』×楽天オークション チャリティ・オークション」。映画『わたし出すわ』は、『(ハル)』以来、実に13年ぶりにオリジナル脚本で映画作りに挑んだ森田芳光の最新監督作。初の単独主演となる小雪をヒロインに迎え、莫大な財を築いて突然帰郷した女性の物語を描いています。彼女は、久々に再会する同級生たちの夢や希望について耳にすると、「わたし、出すわ」と、ポンと大金を出資。そんな不思議なやりとりを通し、お金の使い方を通じて見えてくる、明日の幸せの掴み方を綴っていきます。第22回東京国際映画祭特別招待公式出品作品であり、10月31日(土)に初日を迎える本作にあわせて、楽天オークション株式会社とのタイアッププロジェクトが決定したというわけです。映画『わたし出すわ』の小道具・グッズも出品されますが、面白いのは、楽天オークションで商品に【わたし出すわ】と入れて出品すると、落札された金額の一部が寄付される企画、「ぼくもわたしも出すわ!プロジェクト」も同時進行しているところ。趣旨に賛同して出品するすべての人が簡単に参加できるうえ、落札金額の一部は「社会福祉法人 日本盲人福祉委員会」に寄付されるという仕組み。これまで楽天オークションでは、著名人が出品した商品によるチャリティ・オークションを通して募金活動を行ってきましたが、ユーザーが出品した商品の落札金額の一部がチャリティ活動として寄付される試みは今回が初めてなのだそうです。出品するのは大変だなと二の足を踏んでいる方は、製作サイドが出品している商品に入札し、落札するのが手っ取り早そう。提供される商品は、森田芳光監督&小雪さんサイン入り台本(2名)、仲村トオルさん劇中着用ネクタイ(1名)、ピエール瀧さん劇中使用小道具・額縁セット(1名)、小澤征悦さん劇中使用マジックトランプ(1名)、ピエール瀧さん劇中着用dunhill社製Yシャツ(1名)というラインナップ。でも、女性にとっての目玉は小雪さんが劇中で着用した、repetto社製ウェアの上下セットとインナーTシャツ(1名)でしょう。repettoといえば、バレエシューズで有名となり、ブリジット・バルドー、セルジュ・ゲンズブール、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、キャロル・ブーケら時代のアイコンに愛されてきたブランド。ダンス用品を扱う店としてパリで産声を上げましたが、いまやフレンチシックなスタイルには欠かせないファッション・アイテムとなりました。ブランドについては「verita」で紹介記事を執筆したことがあるので、ぜひそちらをお読みください()。新作もかわいいです。気になる方は、サイトをチェック()。さて、映画のポスタービジュアルにも起用されている小雪さんが着用した劇中衣裳は、『わたし出すわ』の上映劇場である新宿バルト9のロビー特設コーナーにて9月28日(月)から11月1日(日)までは展示も予定しているとか。入札を検討したい方は、要チェックです。ちなみに、映画『わたし出すわ』×楽天オークション「ぼくもわたしも出すわ!プロジェクト」も、「映画『わたし出すわ』チャリティ・オークションPowered by 楽天オークション」も、2009年9月18日(金)から10月26日(月)までの期間限定開催。興味のある方はお急ぎを。<映画『わたし出すわ』×楽オク チャリティオークション>PC::(text:June Makiguchi)■関連作品:わたし出すわ 2009年10月31日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『わたし出すわ』製作委員会■関連記事:『わたし出すわ』試写会に25組50名様ご招待&『ブラック会社…』鑑賞券プレゼント森田芳光監督×小雪主演『わたし出すわ』試写会に10組20名様をご招待生まれ変わりたい女優は誰?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼント小雪がもしも大金を手に入れたら――「ケータリングの会社でも作ろうかな…」もしも大金を差し出されたら何する…?小雪主演『わたし出すわ』予告編が解禁!
2009年10月02日