現地の人との交流は、旅の醍醐味の一つ。片言でも現地の言葉が話せると、旅が何倍も楽しいものとなる。ベトナム旅行の際に最低限覚えておきたいのは「シン チャオ(Xin chào、こんにちは)」「カーム オン(Cảm ơn、ありがとう)」「シン ローイ(Xin lỗi、すみません)」の3つの言葉。さらに今回は、食事の際によく使いそうなベトナム語18フレーズを、基本のほか、レストラン・フォーなどの麺専門店・カフェと3つのシチュエーションに分けてご紹介。旅先で積極的に使ってみよう!基本編■メニューを見せてください。Cho tôi xem menu.(チョー トイ セム メヌー)■これをください。Cho tôi cái này.(チョー トイ カイ ナイ)■辛くしないでください。Không cay.(ホン カイ)■数字の言い方1(モッ)2(ハイ)3(バー)4(ボン)5(ナム)6(サウ)7(バイ)8(タム)9(チン)10(ムォイ)※例えば「1 chai bia(モッ チャイ ビア、ビール1本)」というように使う。■これはいくらですか?Cái này bao nhiêu tiền?(カイ ナイ バオ ニェウ ティエン?)■乾杯!Dzô!(ヨー!)※ベトナム人と飲む際は「1、2、3、Dzô!(モッ ハイ バー、ヨー!)」のかけ声で乾杯すると喜ばれる。■おいしい!Ngon!(ンゴーン!)■お勘定をしてください。Tính tiền.(ティン ティエン)レストランにてベトナムに到着した日の夜、夕食を食べにあらかじめ下調べしておいたドンコイ通りのベトナム料理店へ。日本語のメニューがあるかどうか聞きたいときに使うフレーズとは?■日本語(英語)付きメニューはありますか?Có menu tiếng Nhật(tiếng Anh) không?(コー メヌー ティェン ニャット(ティェン アン) ホン?)■領収書をください。Cho tôi hóa đơn.(チョー トイ ホァ ドン)■冷たいビールをください。Cho tôi bia ướp lạnh.(チョー トイ ビア ウォップ ラン)※大抵のレストランでは冷たいビールを飲むことができるが、常温のビールが出てくることもある。その場合はグラスに氷を入れて冷やしながら飲む。少しでも冷えたビールが欲しいときはこう伝えてみよう。■氷を入れないでください。Đừng cho đá.(ドゥン チョー ダー)麺専門店にてベトナム人のように朝食に麺を食べようと、ちょっと早起きしてホテル近くのフォー専門店へ。スープに入っているパクチーの量を加減してもらいたいときに使うフレーズとは?■パクチーを入れないでください。Đừng cho rau mùi.(ドゥン チョー ザウ ムイ)※ホーチミンなど南部ではパクチーを「ngò rí(ンゴーリー)」と呼ぶ。※パクチーは麺類や単品料理としてのスープに入っていることが多い。■パクチーを多めに入れてください。Cho tôi nhiêu rau mùi.(チョー トイ ニェウ ザウ ムイ)※少なめのときは「nhiêu」の部分を「ít(イット)」に変えよう。■野菜を湯通ししてください。Cho tôi rau trụng.(チョー トイ ザウ チュン)※ホーチミンなど南部では「rau」を“ラウ”と発音※麺類にはモヤシや空芯菜など生野菜が添えられることが多いので、必要であれば湯通ししてもらおう。カフェにて観光やショッピングで歩き疲れ、ちょっと一休みしようと立ち寄ったカフェ。濃厚で甘いベトナムコーヒーを、さらに自分好みの甘さで作ってもらいたいときに使うフレーズとは?■練乳入りアイスコーヒーを一杯ください。Cho tôi một ly Cà phê sữa đá.(チョー トイ モッ リー カフェスァダー)※「Cà phê sữa đá」の部分をアレンジして使おう。Cà phê đá(カフェダー)・・・・砂糖入りアイスコーヒーCà phê nóng(カフェノン)・・・砂糖入りホットコーヒーCà phê sữa(カフェスァ)・・・練乳入りホットコーヒー※ベトナムではブラックコーヒーにあらかじめ砂糖が入っている。■砂糖を少なめ(多め、なし)にしてください。Ít đường.(イット ドゥン)※「Ít」の部分を変えて要望を伝えよう。Nhiêu(ニェウ)・・・多めKhông (ホン)・・・なし■テイクアウトできますか?Mang về được không?(マン ヴェー ドゥック ホン?)※ベトナムでは、カフェでも高級レストランでも、大抵の店でテイクアウトをお願いすることができる。ベトナム旅行をもっと楽しむためにも是非参考にしてみて!ベトナム語で話しかければ、お店の人とも仲良くなれるかも!?(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年06月30日フリークアウトは6月26日、タイの子会社となる「FreakOut Thailand」を通じ、タイ国内を対象としたネイティブ広告プラットフォーム「Hike」の提供を本格的に開始した。同社によると、FreakOut Thailandはこれまで、フリークアウトが開発するRTB対応DSP「FreakOut」事業をタイ国内にて展開してきたが、このたび、更なるタイ国内のアドテクノロジー発展を目指し、スマートフォンメディア向けネイティブ広告プラットフォーム「Hike」の提供を開始するに至ったという。同サービス提供にあたり、タイ国内メディアとなるTunwalai by Ookbee,Dek-D,Clipmass,TerraBKKを含む、複数メディアとパートナー契約を締結。これにより、タイ国内を対象としたスマートフォン向け広告配信を希望する広告主・代理店は、Tunwalai by Ookbee,Dek-D,Clipmass,TerraBKK等を含む複数のスマートフォンメディアへのネイティブ広告掲載が可能となる。なお、タイは、モバイルの普及率が100%以上、またスマートフォンがそのうちの約半数を占めるなど、新しい広告マーケットが拡大する成長著しい有望な市場だという。タイ国内のデジタル広告業界団体となるDAAT (Digital Advertising Association Thailand)によると、タイのデジタル広告出稿金額は近年、毎年30~50%増加しており、2015年中には2013年の二倍の市場規模となる見込みだとしている。
2015年06月29日サニーヘルス株式会社「マイクロダイエット」を展開中のサニーヘルス株式会社は、「夏に食べたくなるタイ料理がダイエットや美容にもオススメの3つの理由」について調査・レポートを公開している。夏になると、不思議と食べたくなるタイ料理。パクチーや生春巻きなどが印象的だが、実はダイエットに向いているという。野菜がたっぷり「タイ料理」には、野菜がたっぷり。生春巻き、空芯菜の炒め物など、定番の人気メニューには野菜が多く使われている。これらを美味しく食べるだけで、自然と野菜がたっぷり取れる。多種類の野菜が使われていることもポイントの一つだ。スパイスとハーブタイ料理に欠かせないのがハーブ。タイ料理では、パクチー以外にもレモングラス、ガパオなど多数のハーブを使用。これらのハーブは、消化促進や血行促進、殺菌・解毒などさまざまな作用がある。また、トムヤムクンやタイカレーなどに使用される唐辛子も、代謝を高め、脂肪燃焼を助ける働きを持ち、暑い夏にオススメの食材。クエン酸が活躍タイ料理のもう一つの特徴が「酸味」。お酢や柑橘類の絞り汁、ライムやレモンなどを使った「すっぱい」料理が多い。これらの酸味は、体内で「クエン酸」として、体の代謝を円滑に回している。エネルギー効率を向上させ、疲れにくくて太りにくい体を作り上げるのだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・『夏に食べたくなるタイ料理がダイエットや美容にもおすすめの3つの理由』microdiet.netレポート
2015年06月28日タイ料理のなかでも人気のイサーン料理イサーン料理は、イサーン(東北)地方で日常的に食べられている料理で、タイ郷土料理の中で最も知名度がありタイ人からはもちろんのこと、多くの外国人からも支持されているタイ料理です。イサーン料理が人気の理由として、タイ料理に欠かせない4つの味(酸味、甘味、辛味、塩味)がはっきりしているので、何度食べても飽きないから、と言われています。また、メニューによってはローカロリーだったり、ダイエット効果の高い食材が使われていたり、野菜を豊富に摂れたりと、ヘルシー志向なタイ人からも人気です。珍食材や独特の香りの発酵調味料も特徴のひとつイサーン地方は、川や自然からの資源が豊富な地域なので、様々な食材を料理に使用します。日本人が驚く珍食材としては、赤アリの卵や、蛙、バッタ、ミノムシなど。これらをヤム(サラダ)にしたり、スープに入れたり、はたまたカラっと揚げて食べたり……また、プラーラーという魚を塩漬けした発酵調味料もこの地方の特徴的なアイテムのひとつ。豊富に採れる魚を保存するために生まれたかなり独特な匂いのする調味料ですが、今では海外に輸出するほど人気があるんだとか。そんな多くのタイ人にも支持されているイサーン料理。数あるメニューの中でも、これだけは外せない!という人気メニューをご紹介します。1.ソムタム(青パパイヤのサラダ)ソムタムタイソムタムプープラーラー(カニとプラーラーのソムタム)タイ料理の中でも知名度が高くなってきているソムタム。生の青パパイヤを、ライム、ココナッツシュガー、ナンプラー、唐辛子、ピーナッツ、ミニトマト、生のいんげん、干し海老などと一緒に木臼の中で叩きながら和える料理です。実はこのソムタム、イサーン料理の代表格のひとつですが、バンコクのソムタムと本場のソムタムでは、全く味付けが違うのです。「ソムタムタイ」と呼ばれる一般的なタイレストランで食べることが出来るものは、バンコクのソムタムで、甘味と酸味が特徴。一方、イサーンのソムタムは、味が濃くて辛いのが特徴です。ソムタムの主な材料となる青パパイヤにはタンパク質を分解するパパインの他、糖質や脂肪を分解する酵素も豊富に含まれていることから、ダイエット食としてタイ人女性の間では広く知れ渡っています。2. ラープ(ハーブ和えサラダ)ラープコームーヤーン(豚トロ肉のラープ)ラープムーサップ(豚ひき肉のラープ)ご当地プリッツの「ラープ味」でご存知の方も多いのではないでしょうか。イサーン料理としてだけではなく、北タイ料理でもこのラープを食べることが出来ます。タイレストランでは、豚ひき肉を使ったラープ(ラープ・ムーサップ)が一般的ですが、他にも牛、鶏、イカなどシーフード、魚の身など、色々な食材を使ったラープのメニューがあります。ネギ、紫玉ねぎ、タイバジル、ミントの葉など香りの強いハーブを使っていて、お米を炒ったカオクアの食感も良いアクセントになっています。3.ガイヤーン(鶏の炭火焼)ガイヤーンガイヤーン ウィチアンブリータイ料理の味付けが苦手な日本人でも食べやすいガイヤーンはタレに漬け込んだ鶏をじっくり炭火で焼いたもの。地域によって味付けが異なり、有名なのはガイヤーン ウィチアンブリーや、ガイヤーン プーウィアンなど。それぞれ鶏肉のサイズや焼き加減、つけだれに特徴があるので、お気に入りのガイヤーンを見つけてみるのも楽しいかも。知れば知るほど奥が深いタイ料理。次回はバンコクでおいしいイサーン料理が食べられるお店を紹介します。(text & photo : NatJanG)タイグルメライターのバンコク美食巡りその他の記事はこちら>
2015年06月27日写真提供:AVANI QUY NHON RESORT & SPAアクセスが楽ちんで、旅費もコスパなのが魅力のベトナム・ビーチ。ここ数年、新しいリゾートエリアが注目を集め、ホテルも続々とお目見え。今、最も活況に満ちているビーチといえそう。ベトナムのビーチは中部から南部にかけて点在しており、玄関口はホーチミンか、中部ダナン。しかもダナンへは週5便※も直行便が飛び、所要時間は5時間30分、フライト料金も夏のベストシーズンでも燃油サーチャージ込で4万円を切っていることも!たとえばホイアン5日間ツアーが4万円台~。今、ベトナム・ビーチが熱い!※2015年7月~9月は毎日運行予定人気上昇中のビーチを紹介した前編に続き、後編では日本人にとってはまだまだ穴場のビーチを一挙ご紹介。ファンティエットPhan Thiếtファンティエットのビーチ写真提供:ベトナム航空ホーチミンから車で約4時間。ざっくりと言えば、ニャチャンとホーチミンの間に位置するヌックマムの名産地。ファンティエットの中心地から隣のムイネーへ向かう東シナ海に面した23キロの海岸線に、リゾートホテルやプチリゾートが点在しています。リゾートとして比較的早くから開かれているものの、その歩みは遅く、素朴さが満開。ビーチには漁を終えたお椀型の船が干してあったり、早朝のビーチで投網をする地元の人々の姿を見かけたり。サーフィンやウィンドサーフィンなどもさかん。漁を終えたお椀型の小舟写真提供:ベトナム航空ビーチ沿いにはリゾートが点在写真提供:ベトナム航空ランコーLang Co美しいサンセットを望むラグーン写真提供:Banyan Tree Lang Coダナンとフエの両空港から車で約1時間のチャンメイ地区のリゾートエリア、”ラグーナ・ランコー”。羨望の名門リゾート、バンヤンツリーとアンサナが展開し、チャンピオンシップ・ゴルフコースでのプレイや洗練のスパなど、のどかな海辺の空気を楽しみながら優雅なヴァカンスを満喫できます。フエやホイアン、ミーソン遺跡など、3つの世界遺産を回れるロケーションも魅力。バンヤンツリー・ランコー 写真提供:Banyan Tree Lang Coバンヤンツリー・ランコー 写真提供:Banyan Tree Lang Coアンサナ・ランコー 写真提供:Angsana Lang Coアンサナ・ランコー写真提供:Angsana Lang Co■バンヤンツリー・ランコー■アンサナ・ランコーコンダオ島Con Daoヴィラから望む透き通る海写真提供:Six Senses Con Dao憧れのリゾートブランド、シックスセンシズのプロパティがあるベトナム南端近くの島。「アクセスしやすい、自然美にあふれた隔絶の地」というコンセプトどおり、ホーチミンから空路わずか45分にして、海ガメが産卵に訪れるピュアなビーチへ。リゾートの前には象牙色の砂浜が伸び、パラソルなど人工物が見当たらないせいか、この島の素地の美しさが際立っています。流刑地という悲しい過去を忘れさせるほどの自然美!遊び心を得意とするリゾートブランドゆえ、洗練の中に微笑みを誘う演出が随所に。壁一面に扉を並べたモチーフ写真提供:Six Senses Con Dao星空の下、できたてのポップコーン片手にクラシカルな映画を鑑賞写真提供:Six Senses Con Dao神秘的なサンライズ(著者撮影)ひと昔前のベトナムの台所をイメージしたレストラン (著者撮影)■シックスセンシズ コンダオクィニョンQuy Nhơnクィニョンのビーチ写真提供:AVANI QUY NHON RESORT & SPAホーチミンから空路約1時間20分。大まかにいえば、ホーチミンとホイアンの間に位置。果樹園でおおわれた山並みを背後に、手つかずのビーチが広がるクィニョン。ここ数年新しいビーチエリアとして注目を集め、上質なリゾートも話題に。そのひとつアヴァニ クィニョン リゾート&スパはスイートを含む客室わずか63室。最近改装を終え、鮮やかなニュールックに!実はリゾートの達人の写真家さんから、「クィニョンのビーチ、いいよ!」との評判を聞き、わたし的に今気になるエリア。刻一刻と表情を変える景色写真提供:AVANI QUY NHON RESORT & SPA手つかずの自然に囲まれた贅沢なロケーション写真提供:AVANI QUY NHON RESORT & SPA■アヴァニ クイニョン リゾート & スパ前編:5万円を切る5日間ツアーも!この夏行くべきは、ベトナム・ビーチ(text: 古関千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年06月26日写真提供:Six Senses Con Daoアクセスが楽ちんで、旅費もコスパなのが魅力のベトナム・ビーチ。ここ数年、新しいリゾートエリアが注目を集め、ホテルも続々とお目見え。今、最も活況に満ちているビーチといえそう。ベトナムのビーチは中部から南部にかけて点在しており、玄関口はホーチミンか、中部ダナン。しかもダナンへは週5便※も直行便が飛び、所要時間は5時間30分、フライト料金も夏のベストシーズンでも燃油サーチャージ込で4万円を切っていることも!たとえばホイアン5日間ツアーが4万円台~。今、ベトナム・ビーチが熱い!※2015年7月~9月は毎日運行予定前編では、今人気上昇中のベトナムビーチをご紹介!ホイアンHoi Anクアダイビーチ写真提供:ベトナム航空ダナンから南東へ約30キロ、車で約1時間。世界遺産のホイアン。18世紀ごろ、中国移民によって建造された家並みがいまだに残る旧市街、のどかな田園風景が広がるトゥボン川周辺、そして旧市街から約4キロ離れたクアダイビーチ、3つのエリアからなります。東シナ海に面したクアダイビーチには豪華リゾートからリーズナブルなお宿まで、選択肢が豊富。ホイアンへ行ったら、名物のカオラウとホワイトローズはぜひ食べたいっ!世界遺産に登録されている旧市街写真提供:ベトナム航空夜にはランタンが灯り幻想的な光景に写真提供:ベトナム航空米粉の記事にエビのすり身が包まれたワンタンのような料理、ホワイトローズ写真提供:ベトナム航空ニャチャンNha Trangニャチャンのビーチ写真提供:ベトナム航空ホーチミンから空路約1時間、またはダナンから空路約1時間10分。中南部の政治・経済・文化の中心地にして、リゾートシティのニャチャン。背後に4つの山々に守られたニャチャンの街に面して約7キロビーチが続き、沖には19の島々が浮かぶ。かつては小さな漁村だったけれど、ここ数年でリゾートホテルが続々と進出。海沿いのリゾートでのんびりと過ごし、新鮮なシーフードやベトナム料理に舌鼓を。ニャチャンの中心地から船で渡る隠れ家リゾートも人気。ニャチャンの街並写真提供:ベトナム航空フーコック島Đảo Phú Quốcフーコック島の美しいビーチ写真提供:ベトナム航空ホーチミンから空路約1時間。カンボジアの国境に近い、南西部唯一のリゾートアイランド。“99の山と丘”と呼ばれるほど起伏が激しく、豊かな川と美しいビーチの、多彩な自然環境が揃っています。中心地はユーンドン。そこから徒歩圏内にある、約20キロも続くチューンビーチが人気スポット。ユーンドンからバイクタクシーで約30分のサオビーチは遠浅の海が美しい穴場。昼間はビーチで遊び、夜はナイトマーケットへ!国境の島ゆえ、北部は軍事施設があり、立ち入りが禁止されています。新鮮なシーフードが楽しめる写真提供:ベトナム航空後編:自慢できるヴァカンスを!この夏行くべきは、ベトナム・ビーチ(text: 古関千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年06月26日ボーイングは米国時間の6月23日、タイ国際航空が購入してきた777では25機目にあたる777-300ERを引き渡したことを発表した。タイ国際航空はこれまでの20年間において、777のほぼ全てのモデル、また、5機の787ドリームライナーを運航している。なお、この1月にはボーイング機としては自社購入75機目となる777を受領した。
2015年06月25日©Tourism Authority of Thailandタイの主要都市で開催される、年に一度のショッピングの祭典「Amazing Thailand Grand Sale(アメージング・タイランド・グランド・セール)」が、2015年6月15日~8月15日の日程で開催中だ。Amazing Thailand Grand SaleとはAmazing Thailand Grand Saleは、バンコク、チェンマイ、プーケットなどのタイ国内主要都市で開催される、年に一度の大セール。この期間中は、ファッションに限らず、飲食店やホテル、スパ、レンタカー、ゴルフまでも特別価格にて提供されるのが嬉しいところ。最大80%オフまでディスカウントされる物もあるため、国内はもちろん国外からも毎年注目されている。せっかくタイへ旅行するなら、この期間中を狙って行くとお得な出会いがあるかもしれない。事前にチェックして賢くショッピング&レジャーAmazing Thailand Grand Saleに参加している施設は、都市ごとに簡単に検索できるので、事前にチェックしてみるのがおすすめ!ショッピング天国バンコクは主要ショッピングモールがこぞってキャンペーンを実施しているので、目的に合わせて行き先を選んでみては。更に、お得なキャンペーンを実施しているスパやホテルも多数あるので、賢く利用してみよう!©Tourism Authority of Thailand■バンコクの参加施設はこちら>■プーケットの参加施設はこちら>■チェンマイの参加施設はこちら>■その他はこちら>クレジットカードで更なる特典も!?各ショッピングセンターでは、この一大セールに協賛している「VISAカード」ホルダーを対象に、それぞれ独自のキャンペーンを展開中。例えば、大手デパート「Robinson」では、期間中5,000バーツのお買い物をVISAカードですると、200バーツ分のRobinson商品券を配布している。その他「Siam Paragon」や「Siam Center」、「Central Chidlom」では、VISAカードで5,000バーツのお買い物をすると、オリジナルギフトのプレゼント(なくなり次第終了)を配布。レンタカーの「Hertz」では、レンタル料が最大50%割引となる特典を用意している。これらのサービスを受けるのにパスポートの提示が求められることがあるので、お買い物の際は忘れずに持参しよう!その他、詳しい特典の内容はこちらを参照。2か月に渡るお得なセールは始まったばかり。この期間にタイを旅行する予定のある人は、是非チェックしてみて!
2015年06月25日©TRIPPING!タイのグルメトレンドのひとつとして注目されているのが、一流シェフによるコンテンポラリーなタイ料理のフルコース。いわゆる大皿を囲んで楽しむタイ料理とは一線を画した食体験は、バンコクで今やりたいこと!今回ご紹介する「Sra Bua by Kiin Kiin(スラ ブア バイ キンキン)」も、そんなスペシャルな体験を堪能できるレストランのひとつ。バンコク随一のショッピングエリア、サイアムにロケーションする5つ星ホテル「Siam Kempinski Hotel Bangkok(サイアム ケンピンスキー ホテル バンコク)」のメインダイニングだ。国内外の食通が支持する「Sra Bua by Kiin Kiin」©TRIPPING!「Sra Bua by Kiin Kiin(スラ ブア バイ キンキン)」は、デンマーク・コペンハーゲンでミシュラン1つ星に輝くタイ料理レストラン「Kiin Kiin」がプロデュースするタイ料理レストランとして2009年にオープン。Kiin Kiinのオーナーシェフ、へリック・ヨーデル・アンダーソン氏の卓越したセンスと世界観をそのままに感じることができる。旅行中にタイに魅了され、タイ料理にその情熱を注ぐことになったヘリック氏のキャリアは、ニューヨークのフレンチレストランから。本格タイ料理が独自にデコンストラクションされた料理の数々からは、そんなバックグランドを感じることができるかもしれない。国内外から訪れるゲストからの評価は高く、2013年、2014年と「ASIA’S 50 BEST RESTAURANT(アジア50のベストレストラン・アワード)」に名前を連ねている。©TRIPPING!ディナーコースは2種類。合計11品の料理を3時間以上かけて楽しむメインコース(2,700THB(約9,900円))に加え、7品の料理を味わうミニコース(2,200THB(約8,000円))が用意されている。今回はメインコースを体験して来た。めくるめく食の旅へダイニングフロア©Siam Kempinski Hotel BangkokSra Bua by Kiin Kiinがコースを提供する上で、掲げているのは「食の旅」。へリック氏が紡ぎ出す料理の数々を味わい進めて行くことは、正に旅そのものなのだ。旅のはじまりは、優美なラウンジから。ダイニングフロアに比べカジュアルなこの空間にてKiin Kiin オリジナルビール※と手の込んだ特製のスナックで、まずはアイスブレイク。ビジネスディナーも多いレストランならではの粋なはからい。※その他のメニューもあります。ゲストの心もリラックスしたところで、案内されるのはラウンジから数段上がったところに広がるダイニングフロア。ここからが本当の意味での旅の始まりだ。旅のナビゲートにはiPadも活用。それぞれの料理に入っている食材も紹介している。©TRIPPING!新感覚タイストリートフードを味わうコースの始まりは、タイの屋台料理(ストリートフード)から。タイの街を歩けば屋台から食欲をそそる香りが漂うが、まさにそのタイらしさを盛り込んだ料理の数々が並ぶ。注目は、味わいはストリートフードでありながらプレゼンテーションがまるで異なること。そんなユニークな演出がゲストを楽しませてくれる。©TRIPPING!一皿一皿に驚きのあるスターター3品スターターは、全部で3品。まず1品目は、エビのすり身をまるでうどんのように魅せたお椀と、酸味のきいたスープがサーブされた。これらは、口の中で合わさることで、トムヤムクンを完成させる。©TRIPPING!北海道産のホタテを軽くグリルした一品は、タマリンドソースに加え、レモングラスやグリーンマンゴーがトッピングされ爽やかでありタイらしい一皿。©TRIPPING!3品目のサラダは、視覚的にも楽しめる逸品。テーブルにサーブされた際、サラダを覆っているコットンシュガーは、テーブルサイドで手作りされるガーリックとチリのきいたドレッシングを注げば忽ち溶け、ドレッシングに甘味をプラス。同時に、エビ、ザクロなども露になり、サラダの全貌もお目見えとなる。©TRIPPING!タイらしさと独自の世界観が重なる料理メインの料理は、トムカー(ココナッツスープ)にチキンロールと、こんがり焼いた鶏皮、更にグリルチキンが乗った一品。トムカーガイ(鶏のココナッツスープ)といえば、庶民にも愛されるタイ料理のひとつだが、ここでのプレゼンテーションは異なり、まるでフランス料理のメインのような趣を感じることができる。©TRIPPING!大胆にカットされた流木に、バナナケーキやココナッツアイスが乗ったデザートが運ばれたらそれは旅のフィナーレ。食後のコーヒーを飲みきれば、心地よい余韻を残しながら、3時間にも及ぶ食の旅はおしまい……となる。©TRIPPING!ランチコースも用意ディナータイムはアラカルトメニューも提供しており、またディナーコースの他に、ランチコース(1,350THB(約5,000円))も用意されているので、優雅にランチを楽しんでみるのもひとつの選択肢。ランチタイムにもアラカルトメニューがある。タイ料理レストランとしては、唯一ミシュランスターに輝く「Kiin Kiin 」と、バンコク5つ星ホテル「Siam Kempinski Hotel Bangkok」の共演が楽しめるレストラン「Sra Bua by Kiin Kiin(スラ ブア バイ キンキン)」。バンコク旅行のハイライトに訪れてみてはいかがだろうか。©TRIPPING!Sra Bua by Kiin Kiin(スラ ブア バイ キンキン)・住所:Siam Kempinski Hotel BangkokRama 1 Road 991/910330 BangkokThailand・電話:(+66)9 2 162 9000・mail:srabua.siambangkok@kempinski.com・営業:12:00~15:00(ランチ)18:00~22:30(ラストオーダー21:30)・予約:電話、メールから(ランチ、ディナーともに予約することをおすすめします)・ドレスコード:スリッパやサンダル並びに男性の半ズボン、タンクトップでの来店は不可。・チルドレン ポリシー:6歳以上のお子さんの来店は可。※情報並びに日本円表記は、2015年6月25日現在のものになります。※コース内容は、取材時のものになります。(3ヶ月に1度内容が変更になります)
2015年06月24日©TRIPPING!ベトナム中部の港町ダナンで愛されている麺料理といえば「ブンチャーカー」。Bún=米麺、Chả=焼き、揚げCá=魚という意味を持つ、魚のすり身揚げ(さつま揚げ)がゴロゴロと入った米麺料理だ。地元の人に愛される店「BUN CHA CA BA PHIEN」©TRIPPING!街の中心を流れるハン川の東側、Lê Hồng Phong(レホンポン)通りにある「BUN CHA CA BA PHIEN(ブンチャーカーバーフィエン)」は連日地元の人で賑わう人気店。店内に入ればすぐに大鍋でグツグツと煮えるスープがお目見え。一歩足を踏み入れれば忽ち食欲が湧いてくる。©TRIPPING!名物料理、ブンチャーカーブンチャーカー 25,000VND(約140円) ©TRIPPING!店名にもあるように、一番の名物はブンチャーカー。豚骨、牛骨、更に魚の骨をベースに、トマト、パイナップル、トウモロコシ、カボチャといった野菜や果物を加え、更にダナン近郊で獲れた新鮮な魚を使ったさつま揚げも加わったスープは、コク深くほのかに甘酸っぱい独特の味わい。そこに合わせる麺は、ベトナム麺料理の代表、ブン(米麺)。するすると喉ごしのいい麺に絡むスープが絶妙だ。付け合わせのトッピングにもチャレンジ©TRIPPING!テーブルの上には、ハーブやレタス、もやし、ライム、とうがらしといったベトナム麺料理の付け合わせとしては王道のトッピングが並ぶが、それに加えて是非チャレンジして欲しいのが、甘酸っぱいピクルスとエビの発酵調味料だ。人参や赤タマネギを甘酢に漬けたピクルスを加えればさわなかな酸味がプラスされ、さっぱりとしたスープを楽しむことができる。漬け野菜のコリコリっとした食感も楽しい。エビの発酵調味料は、スープの味を更に奥深いものに変える。地元の人は、それぞれの好みで、たっぷりトッピングを乗せてブンチャーカーを楽しんでいるので、参考にしてみよう。ブンチャーカーの他にも食べたい逸品ブンカートゥー35,000VND(約200円) ©TRIPPING!ブンチャーカーの他にも、ブンカートゥー(Bún Cá Thu)も人気メニューのひとつ。Cá Thu=サバであるため「サバの米麺」となる。なんともユニークな味を想像してしまいそうだが、香り高い魚出汁のスープは、一度味わえば病み付きに。生臭さはなく、こちらもピクルスなどのトッピングとの相性が抜群だ。©TRIPPING!お店は、朝6時~夜10時までオープンしているので、朝食やランチはもちろん、小腹が空いた時に訪れるのもオススメだ。©TRIPPING!
2015年06月22日東京都・六本木の森美術館は、東南アジアのアーティストのなかでも、特に国際的評価の高いベトナム人アーティスト、ディン・Q・レの個展「ディン・Q・レ展:明日への記憶」を開催する。会期は7月25日~10月12日。開館時間は10:00~22:00(火曜は17:00閉館、ただし9月22日は22:00まで開館)。入館料は一般1,800円、高校・大学生1,200円、4歳~中学生600円、65歳以上1,500円。同展は、ベトナム人アーティスト、ディン・Q・レのアジアにおける初の大規模個展。写真を工芸的に編んでいく「フォト・ウィービング」シリーズなどベトナムの手仕事を取り入れた作品、完成度の高い映像と本物のヘリコプターや舟などを組み合わせたインスタレーションなど、視覚的バラエティに富む、ダイナミックな作品が紹介される。同氏が注目されるきっかけとなった「フォト・ウィービング」シリーズは、写真を裁断してタペストリー状に編んだもので、幼少期にベトナムで親戚から習ったゴザの編み方に着想を得たという。作品にはベトナム戦争をはじめ、カンボジアの遺跡、ポル・ポト派による虐殺、ハリウッド映画など多様なモチーフが織り込まれ、作品を見る角度や立ち位置によってその見え方が変化するということだ。また、国際舞台への出世作となった映像インスタレーション作品「農民とヘリコプター」(2006年)では、自作のヘリコプターの開発に挑むベトナム人男性を中心に、ベトナム人と戦争との複雑な関係が描き出されており、人の深層心理にまで踏み込む同氏の独特の取材によって、マス・メディアやハリウッド映画によって流布されたベトナム戦争のイメージとは全く異なる、ベトナム人当事者のこれまで語られることのなかった物語が現れている。また、ベトナム戦争の歴史的出来事を再演する活動に興じる日本人男性への取材を基に、新作映像を制作。新たなベトナム戦争のヴィジョンを捉えるとともに、日本の歴史や記憶、アイデンティティの問題などについても考える内容となっている。また、関連企画としてディン・Q・レによるアーティストトーク(日英同時通訳付、手話同時通訳付)が開催される。開催日時は7月25日14:00~15:30。料金は無料(要展覧会チケット)だが、森美術館ウェブサイトにて予約が必要となる。そのほか、ディン・Q・レが出演するトークセッション「ベトナム現代アートをめぐって:戦争から今日まで」(7月26日14:00~16:00開催)、「アート・社会・歴史」(9月12日14:00~16:00開催)、ベトナム戦争を従軍取材した報道写真家によるレクチャー「カメラを通して見たベトナム戦争」(8月29日14:00~15:30開催)、ベトナム研究家によるレクチャー「結婚にみるベトナム社会のいま」、横浜美術館とのコラボレーション企画で中高生に向けたプログラム「アーティストと出会う」(8月2日、8月30日、9月13日全3日間開催)など、関連企画が多数開催される。詳細は森美術館ウェブサイトにて告知されている。
2015年06月19日日本と同じく米が主食のベトナムで麺料理といえば米麺を使ったフォーが有名。その他にもベトナムでは小麦粉やタピオカ粉などから作られた麺もあり、食べ方も汁麺に和え麺にと種類豊富。そこで、今回は現地レポーターから届いたおすすめ麺料理店を紹介!ホーチミン散策の合間のランチにぜひ利用してみて!酸味と辛味のバランスが絶妙!「BUN BO HUE DONG BA」ブンボーフエを食べるなら!現地レポーターの一番のおすすめはベンタイン市場から徒歩5分の場所にあるこちら。記事を読む>鶏肉ベースでさっぱりいただくなら「CAT TUONG」あっさりとした味がクセになる絶品フォーガーのお店。香辛料はお好みで。記事を読む>担々麺風のコク旨フォー「PHO SATE」練りゴマとピーナッツソースを使ったコクのあるスープが担々麺を思わせる新感覚のフォーが味わえる。記事を読む>カウラウを食べよう第1弾!「FAIFO Pho hoai」伊勢うどんよりはコシのある麺に、甘めの醤油ダレでいただくカウラウ(汁なしうどん)。日本人の口にも合うのでぜひお試しを!記事を読む>カウラウを食べよう第2弾!「Hoi An Quan」モヤシやレタスのシャキシャキ感、ピーナッツのカリッとした食感がアクセント!カラフルな店内にも癒される。記事を読む>こちらも合わせてCheck!ホーチミンでフォー以外にも知っておきたい8品をおすすめ店と合わせてご紹介ホーチミンで食べられる変わり種フォー4選
2015年06月18日フランスで植物遺伝学の博士号を取得したフンさん。しかし、母国ベトナムで長く農業に携わり、見えてきたのは、農薬の大量使用でした。「自分の子供にも安心して食べさせられる野菜をつくりたい」。一念発起して始めたオーガニック野菜栽培は、外国人や意識の高いベトナム人に大好評です。ベトナムにおける食育のパイオニアとして、植物たちと向き合いながら、今まで得た知識を惜しげもなく周囲に還元しています。■これまでのキャリアの経緯は?ベトナム戦争中に大学で植物遺伝学を学びました。1975年の戦争終結後は電車やブルドーザーの運転手などでお金を稼いだ時期もありましたが、その後は専門を活かし、長らく国営の野菜生産会社で働いていました。1989年にフランス国立農学研究所大学で学ぶ機会を得て渡仏。植物遺伝学で博士号を取得し、1995年にベトナムに戻りました。帰国後は国内の外資系農業会社などで働いていましたが、ベトナムで農業関連の仕事を続けてゆく中で、農薬の過剰消費を多く目にしました。大量の農薬は、消費者はもちろんのこと、生産者や環境にも良くないのではないかと心の中で疑問が大きくなると共に、オーガニック栽培への関心が高くなってゆきました。2006年に同じ志を持った現在のビジネスパートナーであるフランス人と出会い、オーガニック野菜の生産・販売を行うOrganik Vietanam社を設立。植民地時代にフランス人が避暑地として開発したベトナム中部のダラット市で、オーガニック野菜の栽培を行っています。先に述べたとおり、私の専門は植物遺伝子学。情熱はあったものの、オーガニック栽培については素人。専門書を片手に一から勉強し、畑で実践。更に改良を重ねるという、トライアンドエラーを繰り返しながら前進してきました。そのかいあって、2014年にオランダ発の国際認証検査機関、コントロールユニオン社からオーガニックファームの認定を受けることができました。この認定を保持しているのは、ベトナムでは当社だけです。収穫した野菜はオゾンを使って殺菌洗浄し、梱包した後にホーチミン市やハノイ市などへ直送しています。インターネットでオーダーした野菜を玄関までお届けするサービスは、日本人始め在住外国人に大変好評です。■ベトナムでオーガニック野菜の需要はどれくらい?現在、当社の顧客の9割近くが外国人です。ベトナムの人たちにも、オーガニック野菜の良さをもっと理解してもらい、シェアを広げてゆくのが今後の課題です。先に述べた通り、残念ながらベトナムで生産されている野菜の多くは沢山の農薬が使われています。まだまだ貧しいこの国では、食品購入の際に価格が優先されることが多いのです。食の安全に対する知識も不足しており、オーガニックや食育という概念自体が浸透していませんし、政府もそのことに対し協力的ではありません。そのため、私たちが取り組もうとしていることを理解してもらうのに、とても時間がかかりました。現在も啓蒙活動には時間と労力を割いており、農家や大学のセミナーで講義をしたり、畑を無料で案内するツアーを開催したりしています。日本企業の方も私の畑を訪れていますよ。販売に関しては、インターネットを使った個人宅へのデリバリーサービスに加え、ハノイ市とホーチミン市の複数の店へ卸しをしているほか、ホーチミン市の外国人が多く住む地区でアンテナショップを持っています。■現在のお給料はどうですか?純粋に給与だけで比較すると、会社勤めをしていた頃の方が高いです。しかし、今働いているのは私が情熱を持ってパートナーと設立した自分たちの会社。いわば自分の子供のような情があります。そんな会社を自分たちの力で大きくしてゆく喜びは、給与の大小だけでは味わえないものです。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?今までの経験を通じて培ったオーガニック栽培に関する知識を、地域社会に還元し、みんなとシェアできる時ですね。当社では農薬を使わず野菜栽培をするために、たとえば、虫よけは赤唐辛子やニンニクから抽出した天然由来のスプレーなどを使用。肥料も科学肥料ではなく、畑から出た野菜くずから手作りします。こういった情報を近隣の農家へ指導し、食の安全について啓蒙してゆくことも私の大きな仕事ですし、とてもやりがいを感じています。また安心・安全な野菜を広めることで、ベトナムの子供たちの未来を守っていかなければという使命感と自負を持って毎日仕事ができることにも大変満足しています。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?忙しすぎるところでしょうか。ご存知かもしれませんが、植物には週末という概念はありません(笑)。だから私も、基本的に休みがないんです。離れて暮らす家族や友人と過ごす時間が十分に取れず、時折孤独を感じてしまうこともあります。■日本人のイメージは? あるいは理解しがたいところなどありますか?とても規律正しいイメージがあります。震災の後も、被災者同士が助け合い、お互いを尊重しながら生活している映像を目にし、本当に素晴らしいことだと感じました。理解しがたいこととなると、まだ日本の方と一緒に仕事をしたことがないので分かりません。ただ現在、日本の会社とのプロジェクトも進行中なので、それが決まればすこしは色々見えてくるかもしれませんね(笑)。■最近、気になる日本のニュースはありましたか?言葉は良く分かりませんが、NHKは時々見ます。農業についての映像などが流れると、やはり食い入るように見てしまいますね。さまざまな映像を見る度に、日本の技術は進んでいるなと感じます。■ちなみに、今日のお昼ごはんは?お昼は大体、自宅に帰って妻と一緒に食べます。家族を大切にするベトナム人ではそれほど珍しいことではないですよ。この日は妻お手製のベトナム料理。カーコートーという魚の煮物は日本人にも人気があります。粘り気が少なく、サラサラとしているベトナム米は、最後にスープをかけて頂くのが一般的です。■休日の過ごし方を教えてください。先に述べたように、植物に週末休みはありませんから、私も定休日はないんです。年に唯一の休みは旧正月(テト)の4日間です。この休みは娘たちが住むホーチミン市を訪れ、家族で過ごします。家族のつながりが強いベトナムにおいて、旧正月の家族団らんだけは絶対に欠かすことのできない重要なイベントです。それ以外は毎日朝8時から夜8時まで仕事をして、アフター8だけが休息時間です。束の間の休息時間は、テレビや映画を見たり、音楽を聞いたりしながら妻とゆっくり過ごします。■将来の仕事や生活の展望は?安全なオーガニック野菜をベトナムでも浸透させ、子供たちの未来を健康で明るいものとすることです。今後も勉強を重ねながら安心・安全で高品質の野菜作りに取り組み、将来的にはベトナム発のオーガニック野菜を外国に輸出できたら最高ですね!仕事で海外滞在も何カ国か経験していますが、日本には行ったことがないので、いつか訪れてみたいです。行って日本の農業についても実際に見て・触れて、色々な情報をシェアするのも私の大きな夢です。
2015年06月16日©ASEAN-Japan Centreベトナムの庶民の台所「クアンコム・ビンザン」早い、安い、旨いの3拍子揃ったベトナム人の台所的存在「クアンコム・ビンザン(Quán cơm bình dân)」。ベトナム語でquán=食堂、cơm=ごはん、bình dân=平民という意味で、日本語に訳すと大衆食堂といったところだ。通称“ビンザン(南部方言ではビンヤン)”には、店頭に30種類ほどのおかずが並び、客は好きなものを指さして注文する。お財布を気にせず、5万ドン(約280円)程度でお腹いっぱい食べられる庶民の味方だ。ベトナム人が普段食べている家庭料理の味を知りたいときは、ぜひ一度ビンザンに足を運んでみよう。大衆食堂の利用の流れ人気店の場合、昼時はショーケースの前に多くの人が集まり混雑するが、ベトナム人の勢いに負けず、勇気を出してチャレンジしてみよう!利用の流れは次の通り。1. 店頭で食べたいおかずを指さし注文店によってはメニューを置いているところもあるが、店頭に並んだおかずを指さして注文するのが基本。おかずを注文すると、自ずと白いごはんが付いてくる。1人の場合、肉料理(または魚料理)1品、野菜料理1品、スープ(なくてもOK)の注文が目安となる。複数人で訪れた場合は、より多くのおかずをシェアして楽しむことができる。その場合、スタッフに何人分のごはんが欲しいのかを伝えよう。料理一皿の大体の価格は以下の通り。■肉・魚料理2~3万ドン(約110~170円)■野菜料理1万~1万5,000ドン(約55~85円)■スープ5,000~1万ドン(約30~55円)■白いごはん5,000~1万ドン(約30~55円)■冷たいお茶2,000ドン(約10円)■おしぼり2,000ドン(約10円)2. 席に着いて待つ注文を済ませたら、あとは席に着いて待つのみ。数分後、スタッフが白いごはんと一緒におかずをテーブルまで運んでくれる。飲み物は席に着いてから配膳スタッフに注文するのがベター。ベトナム語で「チャダー(Trà đá)」と言えば、冷たいお茶を持って来てくれる。その他、ミネラルウォーターやコーラなどのソフトドリンクも用意されている。3. 食事を楽しむ卓上のライムやチリ、調味料の利用は無料。肩肘張らず、ベトナムのおふくろの味を楽しもう。ごはんのお代わりが欲しいときは「テームヌア(Thêm nữa)」と言えばOK!4. お会計お会計はテーブルで。お会計をお願いするときはベトナム語で「ティンティエン(Tính tiền)」と声をかけると、スタッフがやってきて計算してくれる。提示されるのは合計金額だが、一品一品の価格が知りたいときはその場でスタッフに確認しよう。日本人の口にも合う!おすすめのおかず5品いざ大衆食堂に足を運んでみても、種類豊富なおかずを前に圧倒される人も少なくないだろう。そこで、筆者おすすめのベトナムのおかず5品をご紹介。どの料理も白いごはんに合うものばかりなので、おかず選びに迷ったら参考にしてみて。ベトナム風豚肉と卵の煮物(ティットコーチュン、Thịt kho trứng)皮付きの豚肉と卵をヌックマム(ベトナムの魚醤)やココナッツジュースなどで煮込んだ料理。日本の豚の角煮より甘めの味に仕上がっている。魚の土鍋煮(カーコート、Cá kho tộ)ヌックマム、カラメルソース、砂糖などの調味料に漬け込んだ川魚を土鍋でコトコト煮込んだ料理。中まで味が染みこんだ煮魚は白いごはんが進む味。イカの肉詰めトマトソース(ムックニョイティット、Mực nhồi thịt)イカにひき肉を詰め、トマトソースやヌックマムなどで煮込んだ料理。ぷりぷりのイカの食感、酸味のあるトマトソースの味がたまらない美味しさ。小エビと豚肉の甘辛煮(テップザムティット、Tép ram thịt)小エビを殻ごと豚肉と一緒に炒め煮にした料理。噛むとジュワッと甘辛い味が口の中に広がり、白いごはんと相性抜群!ビールのおつまみにもピッタリ。焼きナスのネギ油がけ(カーティムヌォンモーハン、Cà tím nướng mỡ hành)皮をむいた焼きナスにネギ油をかけた料理。ひき肉がのっていることも。おろし生姜と鰹節をのせ、醤油でいただくシンプルな日本の焼きナスとはまた一味違ったパワフルな味わい。ホーチミンでおすすめの大衆食堂3選ベトナムの街中で「Cơm」と書かれた看板を見かけたら、そこは大衆食堂。今回は、味が良いのはもちろん、比較的きれいな店内で日本人旅行者でも利用しやすいホーチミンでおすすめの大衆食堂を3店ご紹介。3店とも一般的な大衆食堂と比べると少々割高だが、10万ドン(約565円)もあれば、お腹いっぱい食べることができる。人気のおかずは早く売り切れてしまうため、昼なら11:30頃まで、夜なら18:30頃までに行くのがベターだ。1.DONG NHAN COM BA CA(ドンニャンコムバーカー)日本のガイドブックでも取り上げられる有名店。ベンタイン市場から徒歩3分と便利な場所にある。トンタットティエップ通り(住所:11 Ton That Thiep)に1号店がある。店頭には常時30~40種類のおかずが並ぶ。甘みを抑えたさっぱり味の北部のおかずも用意されている。————————————住所:42 Truong Dinh , District 1 , Ho Chi Minh電話:(+84)8-3822-10102.COM BINH DAN SO 7(コムビンザンソーバイ)世界各国から旅人が集まるバックパッカー街、ファングーラオ通りから徒歩5分の場所にある人気食堂。昼時は外にも客席が並ぶ。名物料理は魚の土鍋煮「カーコート」。南部名物の甘酸っぱいスープ「カインチュア」も多くの人が注文する人気メニュー。————————————住所:3 Nguyen Van Trang , District 1 , Ho Chi Minh電話:(+84)902-744-7783.MINH DUC(ミンドゥック)ベンタイン市場からタクシーで5分ほどの場所、トンタットトゥン通りにある大型食堂。店内は広く明るい。昼時になると、地元の常連客でにぎわう。店舗の向かいには水産加工品を販売する姉妹店があるため、魚のおかずが豊富。————————————住所:35 Ton That Tung , District 1 , Ho Chi Minh電話:(+84)8-3839-2240※上記の日本円表記は、2015年6月15日の為替レートに準じます。(text & photo:グッチ)
2015年06月16日タイ好きな人なら一度は訪れたことのあるだろう、タイ屋台の有名な通り「スクンビット・ソイ38の屋台村」。タイのどんなガイドブックにも載っているし、タイ料理を食べ歩きたいならもってこいの場所。これが、なんと6月21日に撤退となることがわかり、タイ人、タイ在住者にも波紋が広がっている。どうやら理由はコンドミニアム建設のためだとか。近年、日本の駐在員も多く住むトンロー駅近辺は、開発が進んでおり地下鉄も通ることが決まったこともあり、地価が急上昇。この変わりゆく流れに屋台街も巻き込まれてしまったのである。噂では年末まであるのでは?ということだったが、お店のおじさんに寄ると6月21日撤収勧告が出されてるそうです。そこで!いま食べておきたい、おすすめのお店2つをピックアップ。1つ目は ガオラオ!ガオラオは、日本人にも馴染みやすいとってもやさしいスープです。磯の香りがほんのりして、出汁が日本のダシにそっくり。これにご飯をつけて、私はご飯をスープにドボンしちゃっておじやみたいにして食べるのが好き♪タイ料理に疲れたり、夜遊び後はいつもお世話になっていました!このおじさんが目印。場所は通りのずーっと奥の右側。勝手に私たちの間では、ゴットファーザーと呼んでます。持ちかえりだと、こんな感じ二つ目はなんといっても バミー屋さん!二つ目はなんといっても バミー屋さん!バミーとはたまご麺のタイ風ラーメンです。こちらのお店は、正確にはクイティアオ屋さんだけど、その中でもバミーがとっても美味しいです♪私は汁ありが好きかな?透き通った洗練された味のスープを楽しんでほしい。お店はこちら。あとはカオニャオマムアン(マンゴーと餅米のデザート)もあれば、フルーツジュース屋さん、そしてダニエルタイガーというなんともジューシーなハンバーガーもあるのでそれぞれで楽しんで!ちなみに、どこのお店に座っても他のお店の物を買って持ってきたり、他でビールを買っても来ても良いという"ルールなしなのがルール"。タイっぽい♪この、夜風に吹かれながらワイワイしながら食べて飲んでっていうのが大好き過ぎて隣に引っ越した私たち。。本当に寂しい。。みんなで一斉に引っ越せる場所を探してるらしいのですが、そんな都合よくそしてこんな短期間で探せるはずもなく。どうなる?屋台街!? 新情報があればまた。
2015年06月15日トムヤムクン味のカップヌードルは売れすぎて販売休止になったり、ファミリーレストランのメニューにも登場するようになったタイ料理。タイ料理を食べた事も見たこともない、という人は少数派ではないでしょうか。そんな年々知名度が高くなっているタイ料理ですが、意外と知られていないのがその郷土。そこで今回は、タイ料理を大きく4つの地方に分けて、その特徴と代表的な料理をお伝えしたいと思います。北タイ料理・北タイの代表的な都市:チェンマイ北タイ料理前菜盛り合わせ北タイ地方の特徴として、山が多いことが挙げられます。バンコクなどを流れるチャオプラヤー川の上流にあたるピン川、ワン川、ヨム川、ナーン川など川の河口に住む人が多く、豊富な水源を利用した米の栽培を行っている地域でもあります。また、タイの中でも北部に位置するため、割と涼しく過ごしやすい気候を利用して、ストロベリーやアボカドなどの栽培も盛んになってきました。この辺りでは、白米ではなくもち米(カーオニャオ)を食べる習慣があります。ミャンマーと隣接している地域ではミャンマーの食文化に影響された料理、例えばゲーンハンレー、カノムジーンナムギャオなどが生まれました。代表的な北タイ料理として、カオソーイ、ナムプリックオーン、サイウアなど。ハーブを多様し、もち米に合うメニューも豊富です。北タイ料理は砂糖を入れる習慣がありませんが、代わりに野菜や魚から甘味を補います。東北(イサーン)料理・東北地方の代表的な都市:ウドンタニー、コラートナムトック(豚のスパイシーサラダ)東北地方は自然が豊富にあることが最大の特徴で、農家をしている、もしくは動物を飼っている家庭が多くを占めます。料理をするにも、豊富な資源を用いて、例えば魚は川から、買い置きをしておくことなく食べるその時に取りに行けばいいし、余ればそれを漬けたり、干し魚にしたりと素材を余すことなく使う知恵があります。珍しい食材も豊富に食べられていて、例えば赤アリ(モッデーン)や、バッタ(タカテーン)などは、ヤム(サラダ)や唐揚げなどにします。代表的なイサーン料理として、ソムタム、ラーブ、ナムトック、コームーヤーンなど。一般的に味が濃く、辛い、酸っぱいのバランスが取れているのが特徴です。中部料理・中部地方の代表的な都市:バンコクグリーンカレー中部料理は、低い山々と豊富な川など資源が多い地域であることや、アユタヤ王朝以降、ラタナコーシン(現王朝)まで、都を置いている場所であることから、外国から入ってきた食文化の影響を受けているものが多いのが特徴です。例えば、ペーストや、ココナッツミルクを使った料理の多くはヒンドゥーから、中華鍋を使った油で炒める料理の多くは中国からなどです。代表的な中部料理として、グリーンカレー、空芯菜炒め、トムヤムクンなど。皆さんのよく知っているタイ料理の代表選手のほとんどは、中部料理に当てはまります。タイ料理に形容される、酸っぱい、しょっぱい、甘い、辛い(プリアオ、ケム、ワーン、ペット)のバランスが良いのが特徴です。南タイ料理・代表的な都市:プーケットカオヤム(ハーブサラダご飯)南タイには、海という豊富な資源があります。そのため、南タイ料理は調味料としてカピ(海老味噌ペースト)を使うことが多いです。他の地域に比べて雨季が長いため、栽培される野菜が他の地域とは少し違います。特徴的なのがサトー豆などです。調理法の違いは中部料理とほとんど変わりませんが、南タイ料理はさらに味が濃くて辛いものが多く、甘味は砂糖からではなく、ココナッツミルクから補います。また、南タイ料理の特徴として、辛さを唐辛子だけから取るのではなく、そこに胡椒を追加することで更にホットな辛さを演出していることが挙げられます。また、南タイにはムスリムが多いため、特にマレーシアとの国境地域では、タイ料理とはちがった料理が食べられています。代表的な南タイ料理として、ゲーンターイプラー、クアクリン、ゲーンソムなど。ムスリムの多い地域の南タイ料理としてだと、カオヤム、ガイトートハジャイなどがあります。いかがでしたでしょうか?タイでタイレストランに友達を連れて行くと、「グリーンカレーとソムタムが食べたい。」と言われることがありますが、実は違う地域の料理なので、同じお店に両方のメニューがあるとは限らないのです。このよううに郷土の味を知っておくと、タイ料理を楽しむ幅が広がりますね!次回は各地方のお料理について詳しくお話していきます。(text & photo : NatJanG)こちらも合わせてCheck!タイ全土の家庭料理を食べ尽くす!!バンコクで話題のレストラン「EAT eat all thai」
2015年06月14日ベトナム・ホーチミン、ハノイに拠点を持つITオフショア開発会社であるエボラブルアジアは6月11日、ゲーム開発専門のプラン「ゲームセカンダリー運用特化プラン」を開始したと発表した。同社によると、ベトナムは、エンジニアのゲーム運用力が高く、また人件費が日本の1/3というコストパフォーマンスの高さから、日本だけでなく諸外国のゲーム会社が進出している。同プランは、運用フェーズまたは売り上げが安定しているゲームを同社のラボに作業移管することで、運用コストの削減とゲームライフサイクルの長期化を狙うもの。すでに3タイトルのゲームラボの移管および運用の実績があるが、今後は作業移管のノウハウの蓄積や、エンジニアの採用・トレーニング、移管元の企業に対してのコンサルティングをより一層強化し、2015年内には10タイトルの移管や新規ゲームの開発を目指していくという。デザインの加工においても、背景画や補助的作業だけでなく、キャラクターなどのデザインの加工、ゲームの更新などを予定している。
2015年06月11日タイツウが教えるリーズナブルなお土産調達術!楽しかったタイ旅行!でも、「あ!あの人へのお土産が買えてない…」と、空港に到着してから思い出した経験ありませんか?そんなあなたに活用してほしいのがスワンナプーム国際空港のファミリーマート。今回は、チェックインをしてトランクを預けた後でもOK!軽くてリーズナブル、そしてとってもタイらしいお土産をご紹介します。約500円以内で買えるオススメのタイ土産1.ライスクラッカー『DOZO(どうぞ)』まず、始めにご紹介するのはタイ版ハッピーターンこと『DOZO(どうぞ)』。怪しげな日本語に若干の抵抗がありますが、意外や意外!本家を越えるまではなくとも、タイらしさが反映されたしっかり味のライスクラッカーです。オリジナル味やソーセージ味、海苔味がありますが、オススメはコーンチーズ味!各27バーツです。2.インスタントラーメン『MAMA(ママー)』タイ料理の代表格といえば、トムヤムクンとグリーンカレー!お湯をいれるだけで本場タイの味が堪能できるインスタントラーメンはお土産として大人気です。たくさん種類がある中で『MAMA(ママー)』というブランドのグリーンカレー味、そしてトムヤムクン味がオススメです。辛さレベルも本場並み。タイ料理好きにはうってつけのインスタントラーメンです。トムヤムクン味はマイルドなテイストのクリームトムヤムクン、ノーマルなトムヤムクンの2種類があります。価格は各15バーツ。3.タイご当地プリッツ続いては、タイ土産の定番となりつつあるタイご当地プリッツ!ラーブ味とトムヤムクン味はタイでしか手に入りません。どちらも程よいピリ辛感で、ビールとの相性もとってもGood!ビール党のお友達へのお土産に喜ばれます。4.インスタントお粥(ジョーク)タイにはインスタントラーメンだけではなく、『インスタントお粥(ジョーク)』もある事はご存知でしょうか?お粥(ジョーク)はタイの朝ご飯の定番メニューであり、サッとお湯を注ぐだけで満腹になるインスタントお粥(ジョーク)はタイでも人気商品の一つです。お土産としてだけではなく、自分用としてオフィスに置いたり、お家で朝食代わりにしたり、何かと万能なインスタントお粥(ジョーク)は1袋13~18バーツです。5.ラーマキエンのポストカードキューブ最後にご紹介するのはタイ政府観光局から発売している『ラーマキエンのポストカードキューブ』。タイらしいテーマを題材にしたポストカードがファミリーマートで購入可能です!このポストカードはお手紙としてだけではなく、ラーマキエンの登場人物を組み立てることができるオリジナリティー溢れるカードです。価格は各129バーツ。ちなみに、ラーマキエンとはタイの古典文学であり民族叙事詩のことです。ラーマキエンに馴染みがない方でも、スワンナプーム空港の出国ゲート付近で大きなオブジェを見た事があるという方は多いのではないでしょうか?実はそのオブジェ、ラーマキエンの登場人物やお話のワンシーンを表現したものなんです。このポストカードを見て、タイの思い出に浸ってみるのもまた『いとをかし』ではないでしょうか。今回ご紹介したファミリーマートは出国前のカフェ&レストランエリア、到着ロビーなどにあるため、お買い物は必ず出国審査前にお済ませ下さい。スワンナプーム空港に到着した後でもまだまだチャンスはあります!お土産に困った時にご活用下さい!
2015年06月06日Cha Tra Mueby Fon今回、Fonさんが紹介してくれたのは、タイのNo.1老舗紅茶ブランド「Cha Tra Mue」。「タイを訪れたらぜひ試してほしいのがポピュラーなタイ紅茶!ストレートとミルクティーの2通りがあり屋台やレストランなど、どこでも飲む事が出来ますが甘いものがほとんどなので、タイ紅茶の茶葉を購入されたい方には『Cha Tra Mue』をおすすめします!」Cha Tra Mueは、タイので一番古い紅茶ブランド。1945年にヤワラート(チャイナタウン)で生まれ、今やスーパーマーケットやBTSの駅構内の直営店など様々な場所で見つけることができる。「スーパーマーケットを立ち寄った際には、ぜひCha Tra Mueブランドを手に取ってみてください。贈り物としてもおすすめですよ。」「私のおすすめは赤い缶のOriginal Thai Tea flavor!ぜひ試してみて!」原文はこちらThai tea - Cha Tra Mue brandIf you come to Thailand you can not miss to drink the popular Thai tea. You can drink it in 2 ways – straight as Thai black tea or with milk as Thai milk tea, but it definitely needs to be sweet. Thai tea can be found anywhere on the street vendors or local restaurants however if you would like to buy the tea itself I would recommend you to buy the Cha Tra Mue brand (means Hand Brand).Cha Tra Mue is the number one and oldest Thai Tea brand in Thailand. It was established in Yaowarat or China town in 1945. Currently, not only can you find the Thai Tea leaves in any supermarket in Thailand, but they also have their own brand vendors in various locations such as BTS stations.If you happen to pass by a supermarket anywhere in Thailand, pick up some Cha Tra Mue Thai Tea leaves. They will make a good gift. I would recommend the red can which is the original Thai Tea flavor.Enjoy !バンコクのおしゃれローカルがお気に入りスポット、話題の情報を発信中!>>その他の記事はこちら
2015年06月03日ハ・ロン湾photo:ひさほ ゆう4年間世界遺産巡りの旅をした世界遺産イェーイ!が、お届けする連載第4弾はベトナム北部の世界遺産でございます!!ベトナムには、8つの世界遺産があるのですが、今回ご紹介するのは、ベトナム北部にある以下4つの世界遺産です。・ハ・ロン湾 (自然遺産)・ハノイ-昇龍(タン・ロン)皇城遺跡の中心地 (文化遺産)・胡朝の要塞 (文化遺産)・チャン・アンの景観美関連遺産群 (複合遺産)この4つの世界遺産はベトナムの首都ハノイ近郊を拠点として観光することができます。文化遺産2件、自然遺産1件、複合遺産(文化と自然両方の基準を満たす)1件とバラエティ豊富なのがすごい!世界遺産には、文化遺産と自然遺産と複合遺産の3種類があり、東南アジアでは全世界遺産36件中、文化遺産22件、自然遺産13件、複合遺産1件!となっています。(2015年5月現在)件数の少ない自然遺産、そして東南アジア唯一の複合遺産まで観光できるとはすごいことなのです!そんなわけで日本からの直行便もあるハノイにビューンと飛んで4つの世界遺産を観光しちゃいましょう!記事の最後にセカイェが行くならこんな日程とルートで行きますってのも勝手に書いちゃいまーす!イェーイ!1. ハ・ロン湾(自然遺産)登録基準: 「自然の景観美」、「地球の歴史」photo:ひさほ ゆうハ・ロン湾の「ハ」は「降りる」、「ロン」は「龍」を意味しています。昔、天から龍が降りてきて侵略者たちを撃退した際に、辺りの山が砕け、深い谷ができ、そこに海水が流れ込んでハ・ロン湾の景観ができたという伝説を持っている世界遺産です。大小様々な形をした島が無数にあり、その景観は中国の桂林にも例えられ「海の桂林」とも言われてます。ハ・ロン湾は、ハノイからの日帰りクルーズツアーが人気!ハノイからクルーズの船乗り場までバスで4時間弱かけて行き、昼頃に乗船し、船から奇岩を見学したり、ランチを食べたり、洞窟の中を歩いたりして夕方頃に下船し、再びハノイに戻ります。色鮮やかにライトアップされたティエンクン洞窟photo:ひさほ ゆうカルスト地形特有の鍾乳石が美しい!ライトアップがカラフルなのに少々驚くかもしれません。洞窟って涼しいイメージですが、中は意外と蒸し暑いのにもびっくり!ゴリラ岩photo:ひさほ ゆう横から見るとゴリラっぽいので、そのように呼ばれています。ハ・ロン湾にはこのように不思議な形をした岩や島が多く、それぞれに面白い名前がつけられています。こんな感じでボートから絶景奇岩を堪能できます!実はハ・ロン湾ツアーには船の上で1泊するツアーもあるので、夕陽のハ・ロン湾とか月夜のハ・ロン湾を見てみたいですね!・アクセス羽田からハノイまで直行便で約5時間半。ハノイからの日帰りもしくは1泊2日のクルーズツアーに参加するのが一般的。ハノイから船乗り場があるバイチャイまではバスで約4時間弱。・必要日数ハノイからの1日ツアーに参加する場合早朝から夜まで丸一日必要なので、ハノイに2泊3日はしたいところ。2. ハノイ-昇龍(タン・ロン)皇城遺跡の中心地(文化遺産)登録基準: 「文化交流」、「文明の証拠」、「出来事や宗教、芸術」こちらは、ハノイ中心部旧市街の西側、ホーチミン廟から歩いて約15分のところにある、アクセス良好な世界遺産!かつて栄えたベトナム王朝の美しい皇城や発掘の現場を見ることができます。ハノイはその昔タン・ロン(昇龍)と呼ばれ、長い間政治の中心地であり続けました。そのため中国などから影響を受けた各時代の遺跡が残されているのが特徴です。端門photo:ひさほ ゆう第一城壁にある正門。登ることができるので、ぜひ登って上からの眺めを楽しんで下さい!よーく見ると屋根の上には龍がいますよ!ハ・ロン湾も龍に由来していますし、ベトナムでは龍は特別なものとされています。敬天殿photo:ひさほ ゆうこちらの龍の手すりの石階段の上に皇帝の宮殿があったそうです。この龍の階段を境にして上段が皇帝の政庁、下段が役人の政庁と分けられていました。その他2002年に国会議事堂を移転するために土地の調査をした時に発見されたホアンディウ考古遺跡などもあり、8世紀以降の柱の土台や井戸を見ることができます。・アクセスハノイ市内。ホーチミン廟から徒歩約15分。・必要日数ハノイ滞在数時間でも観光できます!!3. チャン・アンの景観美関連遺産群(複合遺産)登録基準: 「伝統的集落」、「自然の景観美」、「地球の歴史」photo:ひさほ ゆうベトナム北部世界遺産めぐりのハイライト!東南アジア唯一の複合遺産チャンアンでございます! チャンアン一帯は、石灰岩で構成された大地が水に浸食されてできたカルスト地形です。ハ・ロン湾のように海に沈んでいた時代もありましたが、現在は隆起によって地上に出ていることから「陸のハ・ロン湾」とも呼ばれています!こういった自然の景観美などだけではなく、渓谷内の洞窟から約3万年前の人類の生活の跡が発見されたことなどにより文化遺産としても認められ、2014年に複合遺産として登録されました。そんな複合遺産チャンアンは、ハノイからバスで1時間半のところにあるニンビンから手漕ぎのボートに乗って観光するのが一般的。ハノイから車で4時間弱のところから船に乗るハ・ロン湾よりも、実はアクセス良好なんです!ニンビンからは同じく複合遺産チャンアンの一部として登録されている古都ホアルーにも立ち寄ることができます。お寺の見学もできます!photo:ひさほ ゆう船を下船しての寺院見学などもあり、参拝もできます。船にずっと乗りっぱなしではないので小さな子供でも飽きずに楽しめそうですね。このような感じでボートツアーは大体3時間くらいで終了します。古都ホアルーphoto:ひさほ ゆうニンビンの市内から約6kmのところにある古都ホアルー。11世紀、ハノイに遷都されるまでは、ホアルーに都があったのです。こちらの写真は当時の皇帝ディン・ティエン・ホアンの祠の門です。古都ホアルーも世界遺産として登録されているので、ぜひ足を延ばして観光したいところです。チャンアン観光の拠点となるニンビンの郊外には「エメラルダ・ニンビン・リゾート&スパ」というリゾートホテルもありますよ!・アクセスハノイからニンビンまでバスで約1時間半。ニンビンからボートツアー。ハノイからの日帰りツアーも便利。丸一日でハノイからニンビンに移動しボートツアー、ホアルー観光をして夕方にハノイに戻ります。・必要日数ニンビン拠点であれば1泊。ハノイ拠点の場合は丸一日必要なので、ハノイに2泊したいところ。4. 胡(ホー)朝の要塞(文化遺産)登録基準: 「文化交流」、「建築技術」ハノイから南へ車で約3時間、ベトナムのタインホア州に胡朝の要塞が残されています。この地には1400年から1407年という短い間ですが、胡朝という王朝の首都が置かれていました。ハノイが都であった時代が長いのですが、実はその間に色々あったのです!そんなわけで、短命で中国(明)に滅されてしまった胡朝ですが、その建築技術は大変高く、要塞の四方に作られた堅牢な石造りの門や城壁などが残されています。南門photo:ひさほ ゆう城壁も残されています!photo:ひさほ ゆう近くには博物館もあり瓦などが展示されています。世界遺産に登録されていますが、この門は普通に近くに住んでいる方々が利用しています。門の上に登ることもできるのですが、見渡す限り田んぼが続いていたりのどかな風景が広がっています。ハノイからのんびり足を延ばしてみたいですね!・アクセスハノイから車で3時間。車のチャーターが便利。チャンアンも観光するのであれば、チャンアン観光の拠点となる街、ニンビンに泊まって日帰りで胡朝の要塞に行くのがおススメ。ニンビンからタインホアという街までバスで約1時間半。タインホアから胡朝の要塞までバスで約1時間。・必要日数ハノイ、ニンビンどちらを拠点としても、移動と観光合わせて丸一日かかるので、1泊2日必要。最後にセカイェだったらこんな風にベトナム北部の世界遺産をまわりたい!という日程表です!セカイェツアー日程表 6泊7日ベトナム北部4つの世界遺産を巡る旅1日目:東京→ハノイ ハノイからニンビンにバスで移動 ニンビン泊2日目:胡朝の要塞とホアルー観光 ニンビン泊3日目:チャンアンクルーズ ニンビン泊4日目:ニンビン→ハノイ バスで移動 タンロン遺跡観光 ハノイ泊5日目:ハ・ロン湾クルーズ1日目 クルーズ泊6日目:ハ・ロン湾クルーズ2日目 ハノイ市内観光 ハノイ泊7日目:ハノイ→東京初日は頑張ってニンビンまで移動してニンビンで少しのんびり。チャンアンクルーズは天気の良い日に行きたいので、3日目の天気が悪かった場合はもう一泊ニンビンに泊まって回復を待ち、その後のハ・ロン湾ツアーを日帰りのツアーに変更します!チャンアンとハ・ロン湾はツアーを利用しますが、それ以外の宿や移動は自分で手配するので少し余裕のある日程となっています。(text : 世界遺産イェーイ!鈴木かの子)※記事中の情報は、全て2015年5月現在のものです。※参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラム>バックナンバーはこちら
2015年06月02日セカイラボ・ピーティイー・リミテッドは、5月27日にベトナム・ダナン市のセカイラボ登録パートナー企業アジアンテックに対し資本提携を締結し、グループ子会社化したと発表した。同社は、モバイルアプリやシステム開発を世界中のエンジニアチームにアウトソーシングできる仕組み「セカイラボ」を2014年2月より日本企業に提供している。東南アジアを中心とした世界各国のソフトウェア開発会社がパートナー企業としてセカイラボに登録されており、同社はそれらのパートナー企業に所属するソフトウェア・エンジニア(チーム数300、エンジニア7,000名)をディレクター、プロジェクトマネージャーを含んだチーム単位でネットワーク化することで、顧客企業の依頼内容・予算に最も効果的かつ安価な形でアプリやWebサービス開発のリソースを提供している。今回、セカイラボ登録パートナー企業のアジアンテックに資本参加することにより、セカイラボのディレクターやマネージャーが進捗管理をより密に行い、東南アジアでは当たり前とはいえないセキュリティ面が確保されたオフィスでの開発、業務系システムなどの大規模開発のニーズに対応できる人員数の提供が可能となった。また、アジアンテックとしては資金面での制限に左右されることなく、需要に合わせた人員拡大を図ることができるようになる。アジアンテックにはプログラマー・ディレクターを中心に200名が稼働しており、今後2015年末までに500名体制を目指し、この500名が2015年末までに約100社分の案件に対応していく予定となっている。
2015年06月01日ベトナム料理といえば「生春巻き」が有名だが、実は現地で生春巻きより一般的に食べられているのは「揚げ春巻き」。ヘルシーでいろいろなアレンジが楽しめる生春巻きとボリュームがあり腹持ちがいい揚げ春巻き。どちらもそれぞれ違った美味しさがある。そこで今回は“春巻き対決”と称し、約20種類の春巻きがファーストフード感覚で食べられるおしゃれな春巻き専門店「WRAP & ROLL(ラップアンドロール)」から、生春巻きと揚げ春巻きをそれぞれ4品ずつご紹介。北部(ハノイなど)、中部(フエなど)、南部(ホーチミンなど)と地域の特色が見られるものを集めた。生春巻きと揚げ春巻き、あなたのお好みはどちらだろうか?サラダ感覚で食べられてヘルシー!「生春巻き」生春巻きは家庭よりお店で食べることが多く、屋台ではおやつとして、ローカル食堂では麺料理などのサイドディッシュとして、高級レストランでは前菜として食べられている。テト(旧正月)など人が多く集まる際には、おもてなし料理として家庭に登場。たくさんの具材を食卓に並べ、手巻き寿司ならぬ“手巻き生春巻き”として各々が自分の好きな具を巻いて楽しむ。ホーチミンにはそんな“手巻き生春巻き”が楽しめる店もある(詳細はこちら)。〇ベトナム全土生春巻き(ゴイクォン、Gỏi cuốn)茹でたエビ、豚肉、レタス、ブン(米麺)などをライスペーパーで包んだ最もポピュラーな春巻き。ベトナムで食べるゴイクォンは日本のものより皮が固め。〇北部フォー生地の生春巻き(フォークォン、Phở cuốn)米の蒸し麺・フォー(Phở)の生地を四角にカットし、甘辛く味付けした牛肉、野菜、ハーブを巻いたもの。通常は生春巻きには乾燥させたライスペーパーを使うが、フォークォンの生地は生のため、モチモチした食感が楽しめる。〇中部からし菜の生春巻き(クオンジエップ、Cuốn diếp)古都フエの名物料理で、中にブン(米麺)、豚肉、エビなどが入っている。からし菜のピリッとした爽やかな辛味がアクセント。屋台やローカル食堂ではあまり見られない料理。〇南部ベトナムサラミの生春巻き(ボービア、Bò bía)ベトナムサラミ(腸詰)、干しエビ、錦糸卵の入った生春巻きで甘味噌をつけて食べる。シャキシャキした食感のクズ芋も入っている。ベトナム南部の学生に人気のおやつ。具だくさんでボリューム満点!「揚げ春巻き」北部ではネムザン(Nem rán)、南部ではチャーヨー(Chả giò)と呼び方が異なれば形も異なる。主な材料は豚ひき肉、キクラゲ、春雨などとほぼ同じだが、北部のものは大きめでハサミで切って提供される。南部のものは親指大の小さめサイズが特徴だ。揚げ春巻きをブン(米麺)や野菜と一緒に甘酸っぱいタレで食べる方法は、北部でも南部でもポピュラー。〇北部ハイフォン風揚げ春巻き(ネムブオンクアベー、Nem vuông cua bể)北部の港町・ハイフォン名物の大きな正方形の揚げ春巻き。パリパリの皮の中にカニの身、エビなどがたっぷりと入っている。〇北部魚入り揚げ春巻き(チャーヨー・カーラン、Chả giò cá lăng)カーラン(Cá lăng)はナマズ目ギギ科の淡水魚で、主に北部で食べられている魚。北部の名物料理・チャーカー(魚とディルの油鍋)にも使われる。〇中部黒ゴマ入り揚げ春巻き(チャーヨー・バンチャンメー、Chả giò bánh tráng mè)黒ゴマ入りの厚手のライスペーパーでエビのすり身と小エビを巻いたフエ名物の揚げ春巻き。カリカリに揚がった皮は香ばしく、まるで日本のおせんべいのような味わい。〇南部南部風揚げ春巻き(チャーヨー、Chả giò)一口サイズの揚げ春巻き。レタスにパリパリの揚げ春巻きとハーブ類をのせ、甘酸っぱいタレにつけて食べる。春巻きに欠かせない多彩なつけダレ(左から)フォークォンのごまダレ、揚げ春巻きのヌクチャムダレ、生春巻きの甘味噌ダレ春巻きの種類によってつけダレも変わるが、さっぱりした生春巻きにはコクのある甘味噌ダレを、カラッと揚がった揚げ春巻きにはヌクチャムだれ(ヌックマム、ライムの絞り汁、砂糖、唐辛子などを合わせて作る甘酸っぱいタレ)をつけて食べるのが定番だ。ベトナム旅行中または日本のベトナム料理店では、ぜひ生春巻きと揚げ春巻きの両方を注文してみよう。食べ比べをして、お好みの春巻きを見つけてみるのも面白いだろう。————————————WRAP & ROLL(ラップアンドロール)住所:111 Nguyen Hue , District 1 , Ho Chi Minh※他ホーチミン市内に5店舗、ハノイに3店舗あり電話:(+84)8-3821-8917営業時間:11:00~22:30HP:(text & photo:グッチ)
2015年05月31日ベトナムフェスティバル2015実行委員会は6月13日~14日、「ベトナムフェスティバル2015-Viet Nam-Japan Hand in Hand-」を東京都・代々木公園のイベント広場にて開催する。ベトナム建国70周年を記念する今年は、国内最大級の日越文化交流の祭典として、食・文化・音楽などさまざまなシーンのベトナムを紹介する。イベントでは、ベトナム文化に直接触れることができる場を設ける。同国を代表する民俗芸能「アオザイショウ」のほか、ベトナムの伝統的水上人形劇や民族楽器の演奏、歌舞団の舞踊なども鑑賞できるという。ベトナムを代表するアーティストも集結。初来日のVan Mai Hung(バンマイフン)をはじめ、Hien Thuc(ヒエンツゥック)、Pham Anh Khoa(ファムアンコア)といったアーティストがライブやショーを披露する。そのほか会場には、ベトナム料理の飲食店、ベトナムに関する商品を取り扱う店舗など、約80のブースが登場する。開催時間は10時~20時、開会式は6月13日11時より実施。雨天決行。
2015年05月28日ロンスエンの朝、ホーチミンのような喧噪は皆無だホーチミンからバスに揺られロンスエンにやってきた。ロンスエンはベトナム南部アンザン省の省都でホアハオ教の中心都市といわれるれる。ホアハオ教は僧侶や寺院を置かず仏像の代わりに紫色の布を信仰の対象としているのが特徴だ。ホーチミンのような雑踏も道路を埋め尽くすようなバイクもない。街にはのんびりとした空気が流れていた。30分も歩かないうちに街の中心部らしきエリア出た。市場があったが午後ということもあり閑散としている。ハンモックで昼寝をしている人もいた。市場のすぐ近くにメコン川が悠々と流れている。ロンスエンはメコン川沿いに栄えた街でカンボジア国境のチャウドックまで約50kmクメール系の住民も多い。市場から船着き場に出ると岸に渡るフェリーが停まっていた。フェリーは大きくは無かったがトラックやバイクも一緒に乗り込むタイプの船だ。船着き場を出た船はゆっくりとメコンを航行した。ちょっと喧しいディーゼルエンジンの音が響く。途中、軽いスコールに遇い約20分ほどして対岸に到着。煩いバイクタクシーの客引きもない。拍子抜けするほどのんびりとしていた。バイクにまたがったおばちゃんがチラリとこちらを見た。もしかするとおばちゃんがバイクタクシーなのかも知れない。船着き場から延びる一本道をブラブラと歩いた。両側に民家が疎らに点在するだけだった。1時間ほど歩いただろうか。少し大きな通りに出たところで来た道を引き返した。再び船に乗り市街地へ向かう。太陽が西に傾きメコンの水面がキラキラと輝いていた。翌日、朝の市場に散策に出かけた。朝の市場は活気に溢れブラブラしているだけで楽しい。市場を抜け船着き場に向かった。小さな船をチャーターし運河の水上マーケットを見に行った。メコンデルタ地帯では多くの場所で水上マーケットを見ることが出来るが、場所によってはかなり観光開発されている場所も多い。ロンスエンはさほどでもなく、船の船頭もあまり英語が通じない。身振り手振りで周辺の水路を案内するといった感じが微笑ましい。支流に入ると貨物船や商品を積んだ船、食べ物を売る屋台船が水路を行き交っていた。水上家屋にすむ人々は、船を呼び止め買い物をしたり、食事を注文したりしていた。水辺に暮らす人々の生活を垣間見ることができた。メコン川沿いに栄えた街。船も重要な日常の足朝の市場をブラブラと歩く支流の水路に入ると人々の暮らしがわかるメコン川本流。対岸に渡るフェリー(photo & text : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイをもっとみる>>
2015年05月28日デンマーク人シェフによる新生タイレストラン2014年にデンマーク人のシェフ、モートン氏をグループ全体のシェフとして迎え入れてから、ガラリと装いも新たに生まれ変わったデュシタニ・バンコク内にあるタイレストラン「BENJARONG(ベンジャロン)」。内装は従来と同じ重厚感を残しつつも、モダンなテイストを取り入れた、BENJARONGらしさを活かした空間にまとめている。世界のデュシットグループ全体のタイ料理を見て回るモートン氏。ワンランク上のコンテンポラリータイ料理最近のバンコク・タイ料理界のトレンドとして、「コンテンポラリータイ料理」を軸にしているレストランが多くあるが、ここ、BENJARONGの目指すものは、他とははっきりとした違いがある。1つ目が、5感をフルに使った料理の演出をしていることだ。料理は主に味覚、そして目で見て楽しい視覚を使うが、BENJARONGでは野菜やフルーツに至るまで、多くの料理にバーナーを使用することで香りを立たせ嗅覚を刺激し、さらには目の前で料理を完成させることで、聴覚や体感覚を使う演出がなされている。ひとつひとつの料理にきちんとストーリー性があるため、サーブされてから口に運ぶまでがとても楽しいのも特徴的だ。2つ目は、フュージョンを演出しながらも、正統派タイ料理の味に仕上げていること。フュージョンというと、どこか元のタイ料理の味がぼんやりしてしまうものもある中で、それぞれの料理は口の中でしっかりタイ料理の味に完結するように作られている。いま、味わいたい極上メニューの数々数あるメニューの中でも、日本人に特に好まれるメニューという事でおすすめ頂いたのが以下の4品。■ローストダックのスープ仕立てGeng Juet of Roast Duck,Crabmeat,Young Coconut,Basil(290THB)スープは別にサーブされ、テーブルの上で料理が完成するという演出が取られている。スープを注ぐとふわっとローストダックの香りが立ち、食欲をそそられる。■ポークスペアリブSee Krong Moo Krob Wan(320THB)ポークスペアリブを使った伝統的なタイ料理の味付けのアクセントになっているのが、タイ風キムチ。味は限りなく本場のキムチに近いのだが、本場のそれとは違い生姜、ニンニク、レモングラス、そして世界的に有名となったシーラチャーソースで漬け込んでいる正真正銘のタイキムチだ。スペアリブの甘味を、口の中でキムチの酸味がキュッしめてくれる。■エビのサテーGoong Satay(480THB)サテ、というと日本人が思い浮かべるのは、豚の串焼きではないだろうか。モートン氏の手にかかると、エビをサテのように炭火で焼くとどうしても硬くなってしまうため、カラッと素揚げにとどめて素材の味をギュッと閉じ込めている。添えられている3種類のソースは混ぜることで完成形。焼き色のついたお野菜、エビ、そしてソースを全て一度に口に入れることで、シェフの表現したかった、GoongSatayが完成する。■ホタテのタタキスープ仕立てSeared Scallop(850THB)メディア初登場となる新メニューは、北海道産ホタテを使った、鮮やかな緑が特徴的な一品。白いスープの正体は、トムカースープにグリルしたトマトの酸味を加えて味と香りを際立たせたもの。また、ピクルスにした野菜はホタテとの相性抜群なので、是非一度に口に運んでみてほしい。モートン氏の世界は、料理だけに留まらない。Yoghurt sorbet and Burnt Mang with Coffee Brownie and Mango Marshmallow(190THB)マンゴーをバーナーで炙るという一手間を加えることで、甘みを残したまま香りが引き立つ。アイスクリームの酸味と、コーヒーブラウニーのほのかな苦みとを一緒に口の中で感じてみてほしい。BENJARONGが表現したいタイ料理とは、ーすべての素材を一度に口に入れた時に、口の中で味が完結する。ーバーナーで野菜やフルーツを炙ることで、素材の香りを引き立たせる。他店では味わうことの出来ない世界を感じることが出来る。5星ホテルの品格やクオリティを保ちながらも、常に新しいメニューに挑戦し続けているBENJARONG。バンコクに滞在するのなら、一度は味わってほしい「一流のタイ料理」であり、「本物のプロの料理」である。(photo : Chef text : NatJanG)
2015年05月27日タイ文化を伝える日本最大級のお祭り「タイ・フェスティバル」本日明日と東京・代々木公園で開催中ということで、早速訪れてみた。 (さらに…)
2015年05月16日ベンタイン市場にてフルーツ大好きベトナム人ベトナムでは、市場やスーパー、レストランや商店の入口に置かれた祭壇など、至る所で色鮮やかなフルーツに出会う。ホーチミンなどの南部の街にはカットフルーツを売る屋台が多く、朝食におやつにとフルーツを手軽に食べることができる。スレンダーで美肌のベトナム女性が多いのも、 (さらに…)ベトナムで食べられる南国フルーツベトナムでは、日本で高級品として扱われるフルーツが手頃な価格で楽しめる上に、日本ではあまり見かけない珍しいフルーツもたくさんある。今回は数あるベトナムのフルーツの中から7種類を一挙ご紹介!1. マンゴスチン(Măng cụt)「果物の女王」と称されるフルーツで、厚い殻の中には白い果肉が入っている。ジューシーで、甘酸っぱく上品な味。2. ドラゴンフルーツ(Thanh long)龍の鱗のような外見を持つサボテンの果実。中の白い果肉は甘さ控えめでさっぱりした味。鱗部分が赤いものは果肉の色も赤く、白い果肉より甘みが強くなる。3. 釈迦頭-しゃかとう-(Mãng cầu (ta))和名は「バンレイシ」。白いねっとりとした果肉は濃厚で甘みが強い。果皮が黒ずんで柔らかくなり、手で簡単に剥けるようになったら食べ頃。シントーに使われるのは近縁種のトゲバンレイシ。4. ランブータン(Chôm chôm)毛の生えたような個性的な外見が特徴のフルーツ。さっぱりとした甘さで、もっちりとした食感。5. スターアップル(Vú sữa)和名は「スイショウガキ」。みずみずしい食感で、味は柿に似ている。食べる前に皮の上から揉みほぐすと、中から乳白色の果汁がじんわりと出てくる。旬は乾季(11月~3月)。詳細はこちら。6. ランサット(Bòn bon)ブドウのように房状に実を付ける。皮の中には薄皮に包まれた果肉が5つほど入っている。半透明をした果肉は柑橘系の香りがし、甘酸っぱい味。種の近くはかすかに苦味がある。7. サポジラ(Hồng xiêm)和名は「チューインガムノキ」。果肉はとても柔らかく、食感は洋梨のようにザラザラしている。味はシロップ漬けの柿、もしくは干し柿のよう。酸味はなく、甘みがとても強い。フルーツのいろいろな楽しみ方とホーチミン市のおすすめ店フルーツは皮を剥いてそのまま食べるほか、絞ってジュースにしたり、アイスクリームにしたりといろいろな楽しみ方がある。ホーチミン市のおすすめ店と合わせてご紹介しよう。1.フレッシュジュース新鮮なフルーツや野菜を丸ごと絞ったフレッシュジュースで美味しくビタミン補給!おすすめのお店は、ベンタイン市場から徒歩5分の場所にあるカフェ風のフレッシュジュース店「FRUITIQUE」。市場散策の休憩に涼しい店内でパワーをチャージしよう。詳細はこちら。2.シントー(フルーツシェイク)新鮮なフルーツ、練乳(砂糖)、氷をミキサーにかけて作るベトナム風フルーツシェイク。おすすめのお店は約30種類あるフルーツの中から好きなものを2~3つミックスできる「FIVE BOYS NUMBER ONE」。仕上げにフルーツの角切りをのせてくれる。詳細はこちら。3.チャイカイスアチュア(フルーツヨーグルト)10種類以上のカットフルーツにヨーグルトとクラッシュアイスをかけて食べるデザート。一度にいろいろなフルーツが楽しめてお得な気分!ベンタイン市場近くの路地裏にあるお店「Trai Cay To(チャイカイトー)」はベトナム女子からの人気が高い。詳細はこちら。4.アイスクリーム1994年創業の「Fanny(ファニー)」では、フランス仕込みの天然素材100%で作ったアイスクリームが食べられる。ベトナムならではの南国フルーツのフレーバーも多数。————————————住所:29-31 Ton That Thiep , District 1 , Ho Chi Minh電話:(+84)8-3821-1633HP:(text & photo:グッチ)
2015年05月15日タイでも人気のカフェ カルディみなさま、バンコクにも日本でおなじみのカフェ カルディがあることをご存知でしょうか? (さらに…)
2015年05月15日セタ・インターナショナルは5月13日、ベトナムのオフショア開発センターにおいて、設計段階から最終テストまでセキュリティを考慮した「セキュア開発チーム構築サポートサービス」を、オフショア開発のオプションとして6月より提供すると発表した。これまで、同社の顧客の多くは、近年増加するセキュリティ事故に備え、プログラム開発終了後に外部企業の脆弱性診断サービスなどを利用していたが、開発工期やコストが予定より多くかかってしまうというリスクを抱えており、より上流工程でのセキュリティ対策を講じるサービスへの要求が高まっていた。しかし、オフショア開発においては、開発ルームの入館セキュリティや開発環境へのセキュアな接続といった範囲の対策にとどまっているのが現状だった。こうした背景を受け、今回提供開始となる「セキュア開発チーム構築サポートサービス」では、ビルトインセキュリティの概念を導入し、開発工程全般にわたるセキュリティの向上を目指す。また同サービスの提供に先立ち、月額費用固定型契約の専任開発チーム「ラボ型開発」のチームスタッフはセキュリティ教育を受けており、日本品質に合ったセキュリティ意識の高いオフショア開発が実現可能となった。Basicプラン(5万円/回、税別)では、現状を把握するために、一般的な脆弱性テストである外部からの動的テストを行う。Advancedプラン(20万円/月、税別)では、静的テスト(ソースコードのセキュリティ・スキャン/SAST)を開発の各工程で繰り返し実施できる。さらにGoldプラン(個別見積が必要)では、設計レベルでのセキュリティチェックを実現するためのドキュメント作成支援などを行う。対象となるのは、同社とラボ契約を締結または締結予定のユーザー。対応言語は、.NET、PHP、JAVAなどで、AndroidやiOSなどは今後の提供を予定している。また同社は、今回キャンペーンとして、Basicプランを1社1回限定で2015年10月末日まで無償提供するという。
2015年05月14日日本ブームが続くタイですが、日本を代表する犬である「柴犬」もブームになってきているようです。柴犬だけがいる犬カフェがOpenしたということなので行ってきました! (さらに…)
2015年05月13日