東村アキコによる漫画『東京タラレバ娘』のオリジナルグッズなどが登場する期間限定ショップが、2017年1月18日(水)オープンの伊勢丹新宿店を皮切りに、大阪や名古屋、福岡などで順次開催される。『東京タラレバ娘』は、「タラレバばかり言っていたらこんな歳になってしまった」現代のアラサー女子をリアルに描く人気コミック。2017年1月よりテレビドラマ化することでも注目を集めている。限定ショップには、登場人物たちと同年代の30代女性に向けて、彼女たちの気持ちを盛り上げるようなウェアやアクセサリー、ネイルグッズ、キャラクターグッズなどを揃える。さらに、第1話のネーム展示や、漫画の世界観を表現したフォトスポットも設置される。中でも注目は、ミュベール(MUVEIL)とコラボレーションしたウェアアイテムだ。漫画に登場する「タラちゃん」と「レバちゃん」のモチーフを、ビジューやビーズをあしらって表現。普段使いしやすいカーディガンとニットプルオーバー、Tシャツの3型で展開される。オリジナルグッズは、キャラクターをあしらった歯ブラシやコップといった日用雑貨から、Tシャツやぬいぐるみなど、豊富なラインナップ。【詳細】「ススメ!タラレバ娘たち~『東京タラレバ娘×TOKYO解放区~」■開催地・期間2017年1月18日(水)~1月31日(火) 伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区2月1日(水)~2月7日(火) LUCUA1100(大阪)4階=isetan Closet2月8日(水~2月14日(火) 名古屋栄三越=3階南イベントスペース2月15日(水~2月28日(火) ジェイアール京都伊勢丹5階=特設会場3月1日(水)~3月7日(火) 岩田屋本店 本館2階=リアルスタイル(福岡)3月22日(水)~3月28日(火) ISETANHAUS B1階=コンセプトショップ3月29日(水)~4月4日(火) ISETANHAUS 2階=レディ フォア ザ ウィークエンド■出展ブランドミュベール/ソムニウム(somnium)/エヌ(N)/スロー・ア・キッス(THORW A KISS)/コトハヨコザワ(kotohhayokozawa)/クレープ(Crepe.)/ネイルズ インク(NAILSINC)
2017年01月10日早いもので、2017年冬ドラマがスタートする時期です。2016年は『逃げ恥』が大ブームとなりましたが、同じように大人気コミックを原作とし、女性の仕事・恋愛をテーマにした注目ドラマといえば、1月18日から始まる『東京タラレバ娘』(日本テレビ系/原作:東村アキコ)でしょう。◆心をえぐられる独女が続出!『東京タラレバ娘』「タラレバばかり言ってたらこんな歳になってしまった」こんなイントロで始まる物語の主人公は、吉高由里子さん演じる脚本家・鎌田倫子(30歳 ※原作では33歳)。「あたしが今よりキレイになっ“たら”」「好きになれ“れば”」…高校時代からの親友2人と居酒屋に集い、そんな“タラレバ話”を日々繰り返しています。ある日、3人はひとりで客として店に来ていた金髪のモデル・KEYに「行き遅れ女の井戸端会議」「タラレバつまみに酒飲んでろよ!」と痛烈な言葉を投げかけられ…(なんと手厳しい!)。でも、恋愛ってタイミングが大事という一面があるので、「もしあのとき…」と後悔した経験をお持ちの方は少なくないはず。今回、30~40代の独身女性にそんな“タラレバ”エピソードを詳しく聞く機会があったので、ご紹介しますね(お名前は全て仮名です)。◆結婚したくない男性に思いを寄せた結果…◎結香さん(39歳)の場合現役SEとして働く結香さんの“タラレバ”のお相手は、30~32歳におつき合いをしていた大学の研究員(当時35歳)。知的で話が楽しく、一緒に飲みに行くのはもちろん、海外旅行に2人きりで行ったこともあるそうです。ただひとつ、決定的な問題が…。「彼からは最初に“結婚は考えていない”と言われてました」こうはっきり宣言されても、いつか気が変わるんじゃないかと思うと離れられず、交際期間はおよそ2年に及んだそうです。その後、別れてもつかず離れずの関係が続き、2年ほど前に転勤で彼が北海道に引っ越してしまったのを機に交流が途絶え、「いなきゃいないで別にどうってことない」と達観している様子。ただ、ぽろりとこんな本音も漏らしていました。「彼と音信が途絶えるまでの間、好意を寄せてくれた人もいました。彼のことをもっと早く諦めていたら、誰かとどこかのタイミングで結婚してたかも…と思うことはあります」◆彼の仕事の都合で待ち続け10年…!◎杏子さん(38歳)の場合杏子さんが27歳のときに知り合い、おつき合いをしていたのは税理士事務所勤務の男性(当時38歳)。年の差があるので、早くからお互い結婚を意識していたとのことですが、彼がある日、驚くべき決断を。「今の仕事では年収が頭打ちだから結婚できないと思ったらしく、弁護士を目指すと。事前の相談もなく、聞かされたときには仕事を辞めていました」法科大学院に入り、司法試験に合格、その後も研修生で年収が低いので「もう少し待って」と言われ、気づけば出会いから10年。途中、「私も働いているから」と結婚話を持ちかけたものの断られ続け、杏子さん37歳、彼は50歳手前という段階で、ようやく彼からプロポーズされたのですが…。「『俺ももうこの年だから、子どもは諦めてほしい』って…。向こうの事情でここまで待ったのに勝手過ぎると頭に来て、断りました」全ては杏子さんのためだったとはいえ、結果として彼女のためにはならなかったという悲劇…。「結局、彼の自己満足につき合わされていたのかなと。でも、見切りをつけられなかった自分も、優柔不断だったなと今では思います」◆『勉強に集中する』彼から離れ、届いた報告は…◎ゆかりさん(33歳)の場合30歳の頃、引っ越しを機に高校時代の同級生と再会。頻繁に2人きりで会うようになった彼がゆかりさんの“タラレバ”のお相手。彼は難しい国家資格の勉強中で、再会した年は3度目の挑戦だったとか。「結局その年も不合格。結果が出た直後が彼の誕生日だったので激励の気持ちも込めて食事に誘ったのですが、『合格するまで勉強に集中する』と断られてしまいました」交際に至らないままでしたが、こうと決めたらやり通す性格を知っていたので、ゆかりさんからの連絡は控えるようになったそうです。「彼は毎年、試験の結果をFacebookで友達に報告していたので、合格の報告が上がったら連絡を取ってお祝いをしようと思っていました」しかし、翌年も不合格。Facebookのコメント欄にだけ応援のメッセージを書き込み、もう1年待つ心づもりでいたところ、同じ年の年末にびっくりする報告が書き込まれたというのです。「結婚の報告でしたね…。いったん身を引くにしても、何か約束をしておけばよかったと思いました。あれからもう2年経って吹っ切れましたけどね」◆幸せを噛みしめつつ思い出す“タラレバ”いずれもなかなか重たい“タラレバ”エピソードでしたが、『東京タラレバ娘』も心がざわつくセリフが次々と繰り出されます。ドラマでどれだけアレンジされるかはわかりませんが、覚悟して観たほうがいいかもしれません。最後に口直しとして、後悔ではなく良い判断となった“タラレバ”エピソードをご紹介。・「大好きだったセフレとの関係を断ち切るために、彼氏作りを始めた。もしあのままの関係を続けていたら、今の夫とは出会っていなかったと思う」(30代・女性)・「元カレが借金体質でした。初めは結婚するつもりでつき合ってたけど、もし結婚してたら私個人の貯金も搾り取られて働かされ、生活にゆとりなんてなかっただろうな…」(30代・女性)人生には“タラレバ”が溢れていますが、後になって「あーよかった!」と幸せを噛みしめながら思い出せる“タラレバ”を積み重ねたいですね!ライタープロフィール橘いつき出版社・Web制作会社勤務を経て、現在はWebメディアで執筆・運用業務を行うフリーランス。好きなモノ・コトは、猫、お酒、読書。
2017年01月10日1月よりテレビドラマ化される人気漫画『東京タラレバ娘』にフィーチャーしたポップアップイベントが、1月18日から31日まで伊勢丹新宿店本館2階のセンターパーク/TOKYO解放区にて開催される。漫画家の東村アキコによる『東京タラレバ娘』は恋も仕事もうまくいかない、厳しい現実の中で生きる現代のアラサー女子の心にリアルに刺さり、熱烈な共感を呼んでいる人気漫画。現在、累計発行部数260万部を突破しており、1月13日には7巻の発売も決定している。同ポップアップイベントでは、そんな『東京タラレバ娘』の主人公たちと同年代である30代女性に向けて、女性たちの背中を押し、気持ちを盛り上げてライフスタイルを楽しくするような企画を提案。人気ファッションブランド・ミュベール(MUVEIL)とのスペシャルコラボレーションや、漫画に登場するキャラクターである“タラちゃん”や“レバちゃん”をモチーフにしたスペシャルグッズなどの他、『東京タラレバ娘』の主人公たちに共感する女性たちの背中を押す洋服やアクセサリー、帽子、ネイルグッズなどが展開される。また、『東京タラレバ娘』の世界をモチーフにした空間装飾によるフォトスポットや、第1話ネームの展示なども行われる予定だ。
2017年01月07日コミックの世界観を再現したイルミネーションをはじめ、表紙の巨大パネルや扉絵の展示など、「東京タラレバ娘」の世界が大展望台1階フロアに広がります。「東京タラレバ娘」の世界観をイメージさせるピンク×ブルーの光が天井に期間中は、毎日16時からイルミネーションが点灯。コミックの世界観をイメージさせるピンク×ブルーの光が、華やかに天井を彩ります。キラキラ輝く東京の夜景とイルミネーションのコラボは、なんとも豪華。タイミングによって、ピンク、ブルー、ピンク&ブルーに色が移り変わり、幻想的な雰囲気です。コミックの表紙を描いた巨大パネルの前で、登場人物になりきって記念撮影展望台には、記念すべき第1巻の表紙を描いた巨大パネルが設置されています。迫力満天のパネルの前に立つと、まるで登場人物の1人になった気分に♪ ファンの方にはたまらないこの企画。ぜひ思い思いのポーズで記念撮影を楽しんでみてください。名場面を再現した巨大コミックや、床に散りばめられた名言を読むのも楽しい♪アラサー独身女性の心にグサグサと刺さる痛いセリフが見所の「東京タラレバ娘」。そんな名シーンや名言の展示も見逃せません。物語の名場面を再現した高さ1.8m、幅約2mの巨大コミックのほか、フロア床面には名シーンや名言が散りばめられています。アラサー独身女性のみなさん、「東京タラレバ娘」の世界に思う存分、浸ってみてはいかがですか?(C)東村アキコ/講談社取材・文/恋する旅ライターかおり店舗情報店名:東京タワー×東京タラレバ娘 ~イタ(痛)イルミネーション~住所:東京都港区芝公園4-2−8東京タワー 大展望台1階アクセス:都営大江戸線「赤羽橋駅」赤羽橋口より徒歩5分東京メトロ日比谷線「神谷町駅」2番出口より徒歩7分都営三田線「御成門駅」A1出口より徒歩6分都営浅草線「大門駅」A6出口より徒歩10分営業時間:2016年12月9日(金)~2017年2月28日(火) 9:00〜23:00(イルミ点灯時間は16:00〜23:00)定休日:期間中無休
2016年12月27日女優の榮倉奈々、大島優子、俳優の坂口健太郎、鈴木亮平が、来年1月スタートの日本テレビ系ドラマ『東京タラレバ娘』(毎週水曜22:00~22:00)に出演することが明らかになった。このドラマは、主演の吉高由里子演じる、女子会を繰り返す売れない独身脚本家・倫子が、厳しい現実にぶち当たりながら、恋に仕事に奮闘する姿を描くストーリー。東村アキコの同名マンガが原作だ。榮倉が演じるのは倫子の親友・香役で、大島も同じく親友の居酒屋看板娘・小雪役を演じる。榮倉は「一生懸命駆けずり回っている姿がとてもかわいかったり、面白かったりするので、そういう姿に共感してもらえるように私も一生懸命、演じたいと思います」と意気込み、大島は今回の作品について「私のことを見ているのではと思うくらいにアラサーの心の声を代弁していて、ズバっと刺さってきます」と率直な心境を明かしている。そして坂口は、新進気鋭のモデル・KEY役、鈴木はかつて倫子にフラれたドラマプロデューサー・早坂哲朗役で出演。坂口は「30代の心をズバッと突く言葉が多い役ですが、冷たそうに見えながらも、愛しく、そしてかっこよく、そう思ってもらえるような役にしたいと思います」と抱負を語り、鈴木は「女子会のネタとして大いに盛り上がってもらえるようなドラマにできたら」と狙いを語った。加藤正俊プロデューサーは「全員が主人公と言っていいぐらいどの役も大切なので、配役にはこだわりました」とキャスティングの背景を説明。「吉高さん、榮倉さん、大島さん、3人が繰り広げるリアルな"女子会"にも、ぜひご期待ください」と呼びかけている。
2016年12月05日女性読者の共感と悲鳴を呼び、累計発行部数260万部を突破した東村アキコの話題作をドラマ化する「東京タラレバ娘」。先日の主演・吉高由里子発表に続き、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎、鈴木亮平という豪華キャストが出演することが決定した。鎌田倫子(吉高由里子)30歳、独身、売れない脚本家。彼氏もおらず、親友の香・小雪と3人で居酒屋で女子会ばかり繰り返す日々。「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」 「好きになれ“れば”ケッコンできる!」 そんな話ばかりしていると、突然、金髪イケメン男子(年下)に「このタラレバ女!」と言い放たれてしまい、ハタと厳しい現実にブチ当たる。「あれ?あたしたちってもう女の子じゃないの?」オトナになりきれないまま30代に突入したヒロインが、幸せを求めて、恋に仕事に悪戦苦闘、右往左往する――!榮倉さん、大島さんが演じるのは、吉高さん演じる倫子の親友、ネイリストの山川香と居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪だ。榮倉さんは今回演じる香について、「自由な末っ子キャラ」と説明し、「一生懸命駆けずり回っている姿がとてもかわいかったり、面白かったりするので、そういう姿に共感してもらえるように私も一生懸命、演じたい」と意気込み。また原作を読んだという大島さんは「私のことを見ているのではと思うくらいにアラサーの心の声を代弁していて、ズバっと刺さってきます」と感想を語り、「それを実写で演じるので、辛辣でありながらも、明るく楽しく生きていきたいと希望が湧くようなドラマにしたい」とコメントした。さらに、新進気鋭のモデル・KEY役を坂口さん、かつて倫子にフラれたドラマプロデューサー・早坂哲朗役を鈴木さんが演じることも決定。坂口さんは「冷たそうに見えながらも、愛しく、そしてかっこよく、そう思ってもらえるような役にしたい」と話し、鈴木さんは「撮影がいまから楽しみです。僕も、美味しいつまみの一品になれるよう、精一杯早坂さんとして生きてみたいと思います」と意気込んでいる。今回のキャスティングについて加藤正俊プロデューサーは「全員が主人公と言っていいぐらいどの役も大切なので、配役にはこだわりました。このような素敵なキャストの方々に演じていただけることになり、どんな形に仕上がるのか今からワクワクしています」と期待を語り、「吉高さん、榮倉さん、大島さん、3人が繰り広げるリアルな“女子会”にもぜひご期待下さい」とメッセージを寄せた。「東京タラレバ娘」は2017年1月期、日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年12月03日ここ数年、注目を集めている「こじらせ女子」。いつの間にか言葉が一人歩きし始め、タイプ別に細分化されたりもしていますが…筆者にとって気になるのは年齢とこじらせの関係性。そこで「アラサーこじらせ女子」のバイブルともいえる『東京タラレバ娘』(東村アキコ/講談社刊)と、「アラフォーこじらせ女子」を描いた『初恋の世界』(西炯子/小学館)を比較・分析してみました。■アラサーこじらせ女子はひたすら苦しい現在、6巻まで出ている『東京タラレバ娘』(以下『タラレバ』)は、脚本家の倫子、ネイリストの香、実家の居酒屋で働く小雪というアラサー女子3人の物語。ここまでのところ、倫子は自分に好意を持つ男性との復活愛を狙い、香は元カレのセカンドの座からサードになって別れを決意。小雪は絶賛、不倫中!3人とも独身で恋も人生もこじらせまくり。そのイタさがとにかく痛いんです。■アラフォーこじらせ女子は多種多様一方、1巻が発売されたばかりの『初恋の世界』(以下『初恋~』)には、アラフォーの女性が4人登場します。主人公の薫は40歳独身・彼氏なしで、転勤のため地元に帰省。そこで仲良しの同級生である専業主婦のよっさん、バツイチ独身の黒岩嬢、不倫中の大浦氏と再会し…。結婚経験者2名、未婚2名というアラフォーならではのラインナップが、なかなか興味深かったりもします。■アラサーでこじらせ、アラフォーでさらに…基本、アラサーこじらせ女子にとってのゴールは結婚だと思うのですが、アラフォーこじらせ女子の物語『初恋~』は、その先の世界を描いています。結婚は女性の終着点ではない!という…。結婚しても幸せになれるとは限らないし、離婚する可能性もある。そして独女は、既婚者(不倫)まで手を広げなければ恋ができない?アラフォー女子たちは、そんなツラい現実を突きつけられているのです。■アラサー、アラフォー…イケてるのはどっち?でも、そんなツラさをも乗り越える強さを持っているのがアラフォーこじらせ女子。『タラレバ』と『初恋~』、それぞれの女子たちの大きな違いは余裕のある、なしだと思います。アラサーこじらせ女子と比べ、アラフォー女子は圧倒的に余裕に満ちている印象です。既に達観…という感じ。ただし、こじらせアラフォー女子は、“まだまだ恋を諦めてないわよ”派と、“もういいや”派に分かれています。もっと言えば、身だしなみに女子っぽさを醸し出しているのが、“諦めてない”派の特徴と言えるでしょう。■女子はいくつになってもジタバタする『タラレバ』と『初恋~』を読んでわかるのは、女性は何歳になってもこじらせ続ける生き物だということ。両方読めば、こじらせるだけこじらせ、思いっきりジタバタした後に達観するも良し、30代を平穏に過ごした人は、アラフォーでジタバタするのもいいんじゃない?という気持ちになれるでしょう。『タラレバ』も『初恋~』も、まだまだ続く見込みなので、自分のジタバタ具合を確認するために併読するといいかも。どちらもこじらせ女子ならではの行動や心理がちりばめられていて、登場人物の誰かに共感できるはず。精神衛生上、こじらせないためではなく、こじらせちゃってもいいじゃない?というスタンスで読むのがいい気がします。お試しあれ!ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
2016年10月22日「ママはテンパリスト」「かくかくしかじか」「海月姫」などを描く人気漫画家・東村アキコの「東京タラレバ娘」が日本テレビでドラマ化されることが決定。この度、本作の主演に吉高由里子が抜擢されたことが明らかになった。鎌田倫子30歳、独身、売れない脚本家。彼氏もおらず、親友の香・小雪と3人で居酒屋で女子会ばかり繰り返す日々。「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」「好きになれ“れば”ケッコンできる!」そんな話ばかりしていると、突然、金髪イケメン男子(年下)に「このタラレバ女!」と言い放たれてしまい、ハタと厳しい現実にブチ当たる。「あれ?あたしたちってもう女の子じゃないの?」オトナになりきれないまま30代に突入したヒロインが、幸せを求めて、恋に仕事に悪戦苦闘、右往左往する――。現在講談社「Kiss」にて連載中の「東京タラレバ娘」。作品に登場するセリフが女性読者の心に突き刺さると、一巻発売直後から話題を集め、累計発行部数180万部を突破している。そんな人気作の実写化で主演を演じるのは、連続テレビ小説「花子とアン」や『僕等がいた』などテレビやドラマ、CMなどで活躍する吉高さん。自身が“タラレバ女”を演じることについては「私が演じる主人公・倫子は“独身、彼氏ナシ、仕事もイマイチ”というアラサー女子。私は28歳ですが、同級生が結婚したりママになったりしていて『あ、そんな歳になったんだなぁ』と思う一方、ずっと仲の良い友人たちと一緒に歳を重ねているので、あまりピンと来なかったりもして…。そういった意味では、『タラレバ言いながら、女子会ばかりやってたらこんな歳になってしまった』という倫子と似ている部分もあるのかも、と思います」と語り、「幸せ求めてもがく倫子と一緒に、私も泣いたり笑ったりジタバタしながら、楽しんで演じられたらと思います。来年1月まで、楽しみに待っていてください!」とメッセージを贈った。実写化について東村氏は「と、東京タラレバ娘が…私の大大大好きな吉高さん主演でド、ドドドドドドラマ化だとお~っ!?全国のタラレバ娘のみなさん、水曜夜10時の女子会は禁止だァァ!!!」とコメントを寄せている。「花咲舞が黙ってない」「ごくせん」シリーズの加藤正俊プロデューサーと脚本家・松田裕子氏のコンビが手掛ける本作。吉高さんがどのように倫子を演じるのかはもちろん“女子会”に集まる香、小雪の配役にも注目したい。本作は2017年、1月より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月08日女優の吉高由里子が、来年1月スタートの日本テレビ系ドラマ『東京タラレバ娘』(毎週水曜22:00~23:00)で主演を務めることが7日、分かった。NHK朝ドラ『花子とアン』以来、3年ぶりのドラマ主演となる。このドラマは、東村アキコの同名マンガが原作。吉高演じる鎌田倫子は、女子会を繰り返す売れない独身脚本家で、「キレイになっ"たら"もっといい男が現れる!」「好きになれ"れば"ケッコンできる!」という話ばかりしていると、年下金髪イケメン男子に「このタラレバ女!」と言い放たれ、厳しい現実にぶち当たりながら、恋に仕事に奮闘する姿を描く。原作は累計180万部を発行した話題作で、吉高は「思わずケラケラ笑っちゃいました。リアルで心にグサッと来る痛い部分もたくさんあって、本当に共感できるすてきな作品です」と絶賛。自身は28歳になり、同級生も結婚・母親になって「あ、そんな歳になったんだなぁ」と思うこともあるそうで、「倫子と似ている部分もあるのかも」と共感しているようだ。加藤正俊プロデューサーと、脚本の松田裕子氏は、同局系『花咲舞が黙ってない』『ごくせん』シリーズを手がけたコンビ。加藤プロデューサーは、原作を読んで「その圧倒的なパワーに男の僕でも心揺さぶられ、絶対に自分の手でドラマにしたいと思いました」といい、「この原作パワーに負けない女優はこの人しかいないと直感して、吉高さんに主人公のオファーをしました」と経緯を語っている。原作の東村氏は「と、東京タラレバ娘が…私の大大大好きな吉高さん主演でド、ドドドドドドラマ化だとお~っ!? 全国のタラレバ娘のみなさん、水曜夜10時の女子会は禁止だァァ!!!」と、興奮のコメントを寄せている。
2016年09月08日臨月の友人のお宅へ招かれたときのことです。すっきりと整理されたきれいなリビングに感動してしまいました。「自分が妊娠したとき、同じようにできるかな?」とつい不安を感じてしまったものです。「あのときやってい“れば”…あのときこうしてい“たら”…と思ってしまうと、全部片づけなくちゃならない現実に直面したとき、行動するのがよけいにおっくうになる。そうならないようにちょこちょこ片づけるのが、散らからない・汚くならないコツかな」と彼女のアドバイスを聞き、頭が下がる思いでした。人生を楽しんでいる人ほど“タラ・レバ”のセリフとは縁がないのは、ここイタリアでも同じ。そういう人たちはどうやって“タラ・レバ”を遠ざけているのでしょうか。ここでは、彼らが実践している「タラレバ生活にならないコツ」についてご紹介します。1.「1時間だけ」の習慣妊娠4ヶ月目の知人は、仕事柄帰りの時間が遅くなりがちでした。「夫が家事をやってくれたけど、掃除や片付けはどうしても行きとどかない部分があった。私がやっていれば…と思ってばかりで、ストレスがたまる一方だった」と、最初のうちは大変な思いをしていたといいます。ご主人は「体に負担をかけるから」と彼女が掃除や片付けをすることに反対だったそうですが、そこで彼女が提案したのは「毎日1時間だけ掃除する」ことでした。「帰ってきてからだと疲れてるからやる気があまり起こらない。だから、朝にやっていたわ」と語る彼女。毎朝1時間だけ早く起きて、コーヒーを飲んだらすぐ掃除をするよう習慣づけました。1時間たったらご主人が起きて、掃除をストップするよう言われていたそう。その結果、ダラダラやらずにすみ、体の負担もありませんでした。「軽いエクササイズの効果があったみたいで、妊娠中に太りすぎなくてちょうどよかった」と、いまでも朝の習慣を続けています。2.「気がついたら即やる」ルール背が高くすらっとしていて、タイトなワンピースがよく似合う知人女性がいます。さぞかし美容には気を使っているのだろうと思っていましたが、「高校生のころは体重が100キロ超えていたわよ」という衝撃的な話を聞いて驚きました。「学校の帰り道に階段を降りていたら、足を踏みはずしたの。たいした高さじゃなかったけど、腰の骨にヒビが入っちゃって…。ここまで太っていなければケガをすることもなかった、とドクターに言われてショックだった」と大けががきっかけでダイエットを決意したそう。ダイエットには挫折がつきまといがちですが、そうならないよう彼女が続けたのは「エクササイズや運動を後まわしにしない。気がついたら即やる」だけのシンプルなものでした。「シンプルだけど、やり続けるのが一番難しい。1回できなかったら次の日にまわせば良いと思っても、次の日もまた同じように気がゆるんでしまう。そうならないためには後まわしにしないのがコツ」と2年近くダイエット生活を続けた結果、マイナス40キロの減量に成功しました。このルールはいまでも続けていて、スタイルの維持だけでなく仕事やプライベートにも活用しているそうです。「後悔先に立たず」の言葉通り、後から反省する生活を送っても人生がよけいつまらなくなるだけです。「人生や生活を変えるのは自分自身の行動のみ」と心得たほうが良い方向に進むというもの。“タラ・レバ”が入りこまないよう気をつければ、オン・オフ両方の生活を充実させるのもそう難しくないでしょう。
2016年03月25日漫画を評価する言葉といえば、「緻密な世界観」「圧倒的な描写力」「魅力的なキャラ造型」などが常套句だが、ネットで散見される『東京タラレバ娘』の感想はちょっと違う。「破壊力がやばい!」「殺傷能力高すぎ!」「阿鼻叫喚!」など、ほとんど殺鼠剤かアサルトライフルのレビューにしか使われないようなボキャブラリーが並んでいるのだ(アサルトライフルのレビューなんて読んだことないけど)。仮に、アラサー独身女性が密室で変死体となって見つかり、手に『東京タラレバ娘』が握られていたら、自殺でも他殺でもない「書殺」として、この本が凶器として押収されることだろう。よくわからない喩えをしてしまったが、とにかくそれほどまでに今、読んだ女性を次々と「痛い!」「刺さる!」「死ぬ!」と半狂乱に陥れている漫画が本作なのだ。しかし、その「!」の部分に、どこか嬉々としたテンションの高さを感じるのは私だけだろうか。○アラサー女性の息の根を確実に止めるアサシン・東村アキコ本作の主要登場人物は、フリーの脚本家の倫子、ネイルサロンを経営する香、居酒屋の一人娘として店を切り盛りする小雪の3人。ともに高校時代から親友同士の33歳で、しばらく彼氏がいないのも共通項だ。注目すべきは、彼女たちがそれぞれ自立した職業に就き、そこそこ稼ぎもあって、それなりに成功や安定を収めていること。つまり、スペックだけ見たらじゅうぶん一人でも幸せに生きていける"はず"なのである。しかし、彼女たちはまったく幸せと思えずにいる。その苦しみの原因は、"彼氏ほしい""結婚したい"というもはや内圧なのか外圧なのかわからないプレッシャーと、若い頃とは勝手が違う現状に追いつけず、理想の男性と理想の恋愛のハードルを上げ続けてしまった自意識との葛藤だ。この、"自分がもう若くないことを受け入れられない"アラサー世代特有の痛い腹を執拗に探り当て、グリグリとえぐり続けるところが、この漫画の凶器として鋭利なゆえんだ。倫子が10年前に"ダサいから"とフッた仕事仲間の男が、立派に成長&出世してはるか年下の女子と付き合い出したり。実力で評価されることが救いだった仕事すら、10歳年下の新人の枕営業によって横取りされたり。若きイケメンモデルのKEYは、倫子たちの女子会を「行き遅れ女の井戸端会議」と切って捨て、「もう女の子じゃないんだよ? おたくら」と熾烈な暴言を吐く。さらには、倫子がお酒を飲み過ぎると現れるタラの白子とレバテキの幻覚までも、口を開けば「女は若さと美しさタラ」と手厳しい。本作は一見、アラサー独身女性に対して脅しがキツすぎるように見える。彼女たちが割を食っているのは、若くてかわいい女性にばかりゲタを履かせる男たちも悪いし、"彼氏がいない""結婚していない"ことを必要以上にコンプレックスと思わせる社会にも原因があるだろう。作者の東村アキコ氏も、1巻の巻末おまけマンガの中で、「別に私は『女は結婚しなきゃダメ』とか『女の幸せは男で決まる』とか『結婚できない女はかわいそう』なんて全く思ってません」ときっぱり明言している。にもかかわらず、なぜ作者は本作において女性を追い詰めることばかり言うのだろうか。本当はハートマン軍曹が描いてるのか。○「愛に甘い夢を見るのは20代で卒業せよ」という辛辣なメッセージ1巻のラストで、倫子は一回りも年下のKEYから挑発的な誘い文句をかけられて一線を越えるという、いかにも少女漫画チックな展開を迎える。しかし、これって恋かしら……と心揺れる倫子に対して、タラとレバーは「酔って魔が差してセックスした」「それ以上でも以下でもないタラ」とアイスバケツチャレンジのような冷たい現実を浴びせかける。倫子だけではない。2巻では香や小雪までもが、それぞれいわくつきの男性と夜をともにし、幸せになれる見込みのない色恋にハマっていくのだ。彼女たちは、それがたとえ男の遊びや気の迷い、大人のグレーな関係であっても、体を重ねると気持ちまで許してしまい、そこになんらかの「愛」があるのではという甘い夢を見てしまう。愛は男から与えられるものであり、セックスとはその愛を受け入れる行為であって、それはロマン輝くエステールのように尊いものだと、子供の頃から植え付けられてきたからだ。しかし、タラとレバーはこう言う。「あれは愛の行為なんかじゃない」「愛という言葉に踊らされて」「おまえらはいつも」「リングの上でサンドバッグになって」「ボコボコに殴られてるんタラ」「33歳にもなってどうしてそれに気付かないんタラ?」昨今、日本の男性はAVのせいで"セックス=支配的・暴力的なもの"と思い込まされているのではないかと、しばしば指摘されるようになった。一方で、女性もまた、少女漫画というまほろばの湯に肩までどっぷり浸かった結果、"恋愛=受動的・依存的なもの"という幻想を刷り込まれて手放せなくなっている人は多い。倫子の書いたネットドラマを、KEYが「夢見るおばさんに少女漫画みたいなドラマを提供するのがアンタの仕事」「少女漫画脳の乙女チックババアの書いた脚本」とこき下ろしているのは象徴的だ。さらに東村アキコ氏は、「このマンガがすごい! WEB」のインタビューの中で、本作についてこう語っている。「『これを読んだおかげで現実が見えて、そこそこのとこで妥協して高校の同級生と結婚しました』って報告してもらえたらうれしいですよね」つまり『東京タラレバ娘』は、決してアラサー独身女性に非があると責め立てるための漫画ではない。ただ、彼女たちを毒する「少女漫画脳」というロマンティック・ラブ至上主義の洗脳を、いささかスパルタなショック療法によって解こうとしているのではないだろうか。男に甘い夢を見てしまう「愛」の幻想からアラサー女性を解放し、自立させるため、作者はあえて鬼になっているのだ。そのやり口の是非はともかく、それが多くの女性読者に"響いてしまった"のは事実だ。彼女たちの「痛い!」「刺さる!」「死ぬ!」に込められた「!」のテンションは、依存症患者が禁断症状にもだえる叫びにも、あるいはカルト信者が洗脳を解かれて目覚めた歓喜のカタルシスのようにも、私には聞こえるのである。<著者プロフィール<福田フクスケ編集者・フリーライター。『GetNavi』(学研)でテレビ評論の連載を持つかたわら、『週刊SPA!』(扶桑社)の記事ライター、松尾スズキ著『現代、野蛮人入門』(角川SSC新書)の編集など、地に足の着かない活動をあたふたと展開。福田フクスケのnoteにて、ドラマレビューや、恋愛・ジェンダーについてのコラムを更新中です。
2015年06月15日今、巷で話題のコミック漫画『東京タラレバ娘』をご存じでしょうか。主人公は33歳の脚本家。自分ではけっこうイケてると思っているけど、未だ独身の一人暮らし。仕事には打ち込んでいるけれど、結婚願望は捨てきれず。昔別れた男を引きずり、妄想が暴走する毎日・・・。独身、彼氏なし。だけど、趣味や女子会で楽しいし今の生活に不満はない・・・という20代女子は、要注意。近い将来、「アラサータラレバ女」になってしまうかも!深刻な状況に陥る前に、早めに手を打っておきたいところ。3つ当てはまったら要注意!タラレバ女子度診断タラレバ女子は、「もし…していたら」、「もし…していれば」が口癖。事実とは無関係な仮定の話や事実とは異なることを仮定して後悔するのが特徴です。好きな人ができても、「だって彼にはほかに好きな人がいるかもしれないし」「もしデートに誘って『その日予定ある』とか言われたら、気まずいじゃん」など、行動に出る前から良からぬ妄想を頭の中で展開して、結局何もせずに終わるのがお決まりのパターン。今回は30秒でできる「タラレバ女子度診断」を用意しました。早速、チェックしてみてください。□人見知りが激しく、かなりシャイなほうだ □他人のちょっとした変化や感情の動きを読み取るのが得意 □好きな人ができると、ついつい妄想してしまう □終わった恋をすべて美化する □失敗が怖く、好きな人ができても何もせずに終わってしまう □周りの何気ない一言にもいろいろと想像を巡らせてしまう □季節の変わり目に敏感なほうだ 3つ以上当てはまったら、要注意。5つ以上は、かなり深刻なタラレバ女子です。タラレバ女子を抜け出す3つの習慣「タラレバ」が口癖になっている女性は、感情を司る右脳がよく働き、妄想がノンストップで暴走してしまうのが恋の妨げになっていることも。この体質から抜け出すには、自分の思考パターンを変えるように、日々努力することが大切。鏡に向かって「笑顔」を作る「大丈夫!」と心の中で唱えて、鏡に向かって笑顔を作りましょう。すると不安な気持ちが軽減されて、前向きになれるはず。お手洗いから出たら、洗面所の鏡で「笑顔」を習慣にしたいですね。ポジティブな妄想に変換!「うまくいかなかったらどうしよう」と心配事が頭に浮かんだら、強制的にポジティブな表現に置き換えます。「きっと大丈夫」「次もあるし」など、前向きな言葉に変換することで、自然と表情も明るくなり、魅力がアップします。恋愛ドラマや漫画に突っ込みを入れてみる一度妄想スイッチが入ると、恋愛映画のヒロインのように四方八方に架空の物語を展開してしまうのが、タラレバ女子の特徴。ロマンティストなのはいいですが、妄想だけで満足して、リアルな恋愛に足を踏み入れずに終わってしまうのは考え物。そんなときは、恋愛ドラマや漫画に「そんなにうまくいくわけないじゃん!」と突っ込みをいれ、冷静さを取り戻す訓練をしてみては。恋の傍観者で終わるのはもう終わり。今年こそ、恋がうまくいく女を目指していきたいですね。
2015年02月04日もう間もなくやってくるクリスマス!そんなパーティーシーズン直前は女子会も盛り上がりますよね。「本気出したら、クリスマスまでに彼氏できるはず!」「夏に別れなければ、クリスマスにプロポーズされてたかもしれなかった……」こんなことを言っている女性は、周りにいませんか?この“タラ”と“レバ”に聞き覚えはないでしょうか?今回ご紹介するマンガは、まさにそんなタラレバ女子が主人公の『東京タラレバ娘!』(著:東村アキコ)!「タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった」その一文ではじまるこの物語が、独身アラサー女史を各地で爆死させ、改心させていると話題です。何も生まない悪魔の言葉!思うようにいかなかったり、壁に当たった時には、つい過去を振り返ったり、あったかもしれない未来について考えてしまうものです。20年も30年も生きていれば、どうしても後悔は蓄積されていきます。「あのとき、こうしていたら……」なんて、根拠のない仮定をしてしまいがちになります。でも、それでは解決どころか、過去を見つめて現実には変化がないまま、時間を浪費しているだけになってしまいます。そんなタラレバ言ってる女子に向けて、マンガでは金髪イケメンモデルKEYが強烈な一撃をかまします。「オレに言わせりゃあんたらのソレは女子会じゃなくて、ただの行き遅れ女の井戸端会議だろ。まあいいよ。そうやって一生女同士でタラレバつまみに、酒飲んでろよ!」と。そう言っているうちに、歳をとっていく・・・私の友人の話ですが、「本気出せば、結婚できるでしょ」なんて言っていた子が、ためしに合コンに行ってみたところ(それに行くまでも、1年ほど経ってからですが)アドレスすら聞かれなかったとか。ちなみに一緒にいた20代半ばの子は、彼氏がいると公言しているのにも関わらず、メールは来るわ、デートに連れて行ってもらうわ、忙しかったそうです。楽しくタラレバをつまみに飲んだくれている間に、彼女は確実に歳をとっていたのでした。さて、KEYのとどめのひと言を紹介します。「酔って転んで男に抱えて貰うのは、25歳までだろ。30代は自分で立ち上がれ。もう女の子じゃないんだよ」そう、女子会、女子会なんてウキウキとタラレバ言ってる場合じゃないんです。もう女子でもないんですよ。皆さん、クリスマスまでもう時間がありません。タラレバを捨てる時が来たのです!本当の自分の姿を知ること「婚活すれば、いつでも結婚できる」「私が本気でがんばったら、仕事を取れる」なーんて、自分たちがタラレバをつまみに飲んでいる間に、本当にがんばって成功してきた人たちがいます。タラレバを捨てて、本当にがんばってみるのもありじゃないですか?ひょっとすると長期間のタラレバのため、真面目に取り組むことにブランクを感じたり、年齢のために若い頃よりも上手にいかないかもしれません。それに、傷ついたら、立ち直るのにも時間がかかるでしょう。しかし、本気になることを先延ばしにすればするほど、タラレバからの脱却がどんどん困難になります。まずは勇気を出して、ダサい自分と向き合ってみることから始めてみましょう!所詮タラレバは、過ぎ去った日々や、あくまでも想像の域をでない仮定のお話です。なんの発展性もないタラレバはもうやめて、現実と向き合ってみると、新たな扉が開けるかもしれませんよ。Image photo by Amazon
2014年12月09日