釜山国際映画祭(PIFF)の今年の目玉作品である『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』。9日のレッドカーペットと公式記者会見に続き、木村拓哉、イ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネットの主演トリオが、10日午後、海雲台ビーチのPIFF屋外ステージに登場、トークショーを行った。「親しい友人であるイ・ビョンホンと8月に会ったときに『釜山にぜひ来てほしい』と個人的に誘われたのでやって来ました」と今回の釜山訪問が、ビョンホンの招待に応じたものであると明かした木村さん。「昨夜はビョンホンの部屋で、ジョシュとビョンホンと腕を交差させて何度乾杯をしたか分かりません」と、3人の絆の強さついて語った。ジョシュも「2人の親友を得られたことも含め、自分にとってこの作品は最も印象に残るものとなりました。撮影は大変だったけれど、拓哉とビョンホンのおかげで乗り越えられた。感謝しています」と、熱い思いを告白。ビョンホンは、「ホスト役の僕としては、彼らが釜山に来てくれて本当に嬉しい。冷え込む中、徹夜で最前列を確保した人には申し訳ないけれど、ステージの裏から観ている人たちは、ジョシュの素敵なお尻を見られて、ラッキーだと言っていますよ」と笑わせるなど終始ご機嫌。ファンからの「SMAPは韓国でコンサートをやらないのですか?」という質問には「きっと実現しますよ」とビョンホンが先に答えると、木村さんも「今回の釜山入りを実現させてくれた彼がそう言うのなら」と、近い将来のコンサートを約束。木村さんが最後にファンへのメッセージとして「ようやくこの言葉が言えます。サランヘヨ(愛しています)」と言うと、会場の興奮は最高潮に達した。(text:Ayako Ishizu)『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』DVD豪華版(初回限定生産)価格:\5,985(税込)『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』DVD通常版価格:\3,990(税込)『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』ブルーレイ価格:\4,935(税込)発売・販売元:エイベックス・エンタテインメント発売日:1月13日(水)公式サイト:■関連作品:アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 2009年6月6日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© Lam Duc Hien, Photographer第14回釜山国際映画祭 [映画祭]■関連記事:スター勢揃いで釜山国際映画祭開幕! オープニングはイケメン大統領チャン・ドンゴンダウンタウン松本絶叫「殺人予告の人かと…」監督第2作『しんぼる』公開!【どちらを観る?】ビョンホンの“ワル”なスマイルが光る、夏のアクション2大作何発撃たれた?キムタク&ビョンホンのサイン入りグッズが当たるカルトクイズ!キムタク、ビョンホン&ジョシュとの共演は「悪ガキ3人の空間」単独で初日舞台挨拶
2009年10月12日8日夜、釜山国際映画祭が華やかに開幕した。海雲台ヨット競技場での開幕式には、イ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネット、松本人志、ソ・ジソプ、イ・ミンホ、審査委員長のジャン=ジャック・ベネックスら、多くのスターや監督が参加。14回目となる今年のオープニング作品は、チャン・ドンゴン主演の『Good Morning President』。3人の大統領の悩みを描くコメディで、ドンゴンの韓国映画への出演は実に4年ぶり。ドンゴンが見せるコミカルな演技に大観衆が大きく沸いた。記者会見でドンゴンは、「釜山のオープニングを飾れてとても光栄です。いままでコメディに出演したことがなかったので、ぜひ挑戦したかった。撮影をとても楽しみました」とふり返った。監督・脚本は、『トンマッコルへようこそ』などの人気脚本家チャン・ジン。演劇界出身で、そのユーモアあふれる作風から韓国の三谷幸喜とも言われている監督は「政治的な映画ではないが、私が少年時代を過ごした70年代は軍事政権時代で、大統領のコメディなど考えられなかった。いまは良い時代だと思う。今年亡くなった2人の大統領にも観てもらいたかった」と語った。キム・ドンホ映画祭委員長は「チャン・ジン監督の才能に加え、不況なので、明るい作品で映画祭を盛り上げたかった」と『Good Morning President』(原題)をオープニングに選んだ動機を語った。チャン・ドンゴンが演じるのは、妻を早くに亡くし、子育てに奮闘するイケメン独身大統領。尊敬する前大統領の娘(チャン・ジェヨン)にほのかな思いを寄せたり、瀕死の一般市民のために自分の腎臓を提供するか否かで悩んだりという、人間味あふれる役どころだ。香港の記者から、「あなた自身も独身生活が長くて、淋しくはありませんか」という質問には「普通の独身男性と同じように、淋しいときもありますが、そんなに深刻に悩んではいませんよ」と笑っていた。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第14回釜山国際映画祭 [映画祭]■関連記事:ダウンタウン松本絶叫「殺人予告の人かと…」監督第2作『しんぼる』公開!
2009年10月10日アジア屈指のトップ女優、チャン・ツィイーが美しき猟奇犯に大変身!『アルマゲドン』や『トランスフォーマー』シリーズで知られるヒットメイカー、マイケル・ベイ率いるプラチナム・デューンズが贈る、サディスティック・サスペンス・スリラー『ホースメン』がこの秋、日本で公開を迎える。いまだ見たことのない、凶器と化したツィイーが観る者を恐怖と謎の迷宮へと誘う本作。公開に先駆けて、本作のポスタービジュアルがこのたび解禁となった。物語は、一人の中年女性の殺人事件から幕を開ける。極太の釣り針で宙吊りにされた屍体、それを囲むように「COME AND SEE=来たれ」のメッセージが残された奇妙な猟奇殺人…。デニス・クエイド扮する担当の刑事・ブレスリンを挑発するかのように、事件は連続殺人事件へと発展していく。そこへ現れるのが、被害者の娘・クリスティン(チャン・ツィイー)。彼女の不気味な告白で、事態は迷宮入りする――。「俳優として、自分自身と全く異なるキャラクターを創り出す自由を与えられることは、本当に大きな幸せ」と並々ならぬ意欲をもって、新境地に取り組んだツィイー。『氷の微笑』のキャサリン・トラメル(シャロン・ストーン)を彷彿とさせる、妖艶な美貌を武器に捜査官を翻弄、薄幸の美少女が魔性の悪女へと変貌を遂げるさまを演じきった。果たして、『羊たちの沈黙』のレクター博士、はたまた『ソウ』シリーズのジグソウに次ぐ、新たな殺人鬼キャラクターの誕生となるのか?衝撃の結末まで先が読めない『ホースメン』は10月、新宿バルト9、渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて公開。■関連作品:ホースメン 2009年10月、新宿バルト9、渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて公開© 2008 Horsemen Productions, LLC All Rights Reserved.
2009年07月30日