ウォンビン主演映画『アジョシ』で、新たなアクションノワールを確立したイ・ジョンボム監督が、チャン・ドンゴンを主演に迎え4年ぶりに撮った最新作『泣く男』。幼い頃、母親にアメリカの砂漠に捨てられ、殺し屋に育てられた男・ゴンが、任務中に誤って少女を殺してしまい、さらに少女の母親の暗殺まで命じられたことで壮絶な死闘を繰り広げる物語。『アジョシ』同様、壮大なスケールで描かれたガンアクションやナイフでの格闘シーンは本作でも健在。「美的アジア」担当としては、数々の韓国映画を見続け、そのリアルなファイトシーンや生々しい流血シーンにもいくらか耐性がついてしまったものだが、世の女性達の中には「暴力シーンや血がリアル過ぎで怖い」「ウォンビン、チャン・ドンゴンだったら恋愛モノが見たいのに、どうして男はみんなアクションが好きなの!?」という意見もチラホラ。そんな食わず嫌い女子の思いもふまえ、監督とのインタビューに臨んでみると、「アクションに潜んだ男の本音」が見えてきました。――『アジョシ』のときはウォンビンさんがシナリオを見て「演じたい」と言い、キャスティングが決まったとおっしゃっていましたが、今回の『泣く男』ではどのような経緯でチャン・ドンゴンさんに決まったのですか?もともとは中国からやってきた殺し屋という設定だったので外国の俳優を考えていました。具体的に話も進んでいたのですが結局うまくまとまらず、「韓国の俳優にしよう」と思ったときにまっさきに思い浮かんだのが彼だったんです。シナリオがまだ完成していない段階で「こんな話があるんですよ」と伝えたんですが、彼は快く「やります」と言ってくれました。学生時代、すでにスターだったドンゴンさんが校内でバスケットをしている姿を見て「この人といつか仕事をしてみたいな」と思ってましたから、縁ですね(笑)。(注:チャン・ドンゴンと監督は同い年で同じ韓国芸術総合学校に通っていた)――なぜ“一番”にチャン・ドンゴンさんが思い浮かんだのですか?今回のゴンという役は「家庭を持ち、子どもがいる俳優に演じてほしい」と思っていたんです。「子どもを失った親の悲しみを知っている人」に演じてもらいたいという思いが強かったから。実際にドンゴンさんは優しい方で、子ども好きでした。撮影が長引くと子どもに会いたがっていましたね。そんな方だったからこそ、ゴンという役を理解できるのは彼だと思ったんです。実は私自身も、子どもが生まれて最初に書いたシナリオが『アジョシ』で、それを強化したのが『泣く男』だったんです。私も父親としての感情を知っているつもりなので、知らず知らずのうちに私の作品には子どもが出てきているのかなと思っています(笑)。ドンゴンさんとは、ゴンはどんなトラウマ、心の傷を持っているのかについて、かなりたくさんの話をしましたし「母親に捨てられた記憶とはどういうものか」を一緒に悩んで考えました。実際に養子縁組に出された人達が書いたエッセイや小説を渡して一緒に見ながらキャラクター作りに役立てていきました。――結婚していませんが、女性視聴者としては、キム・ミニさん演じた「母親」側の視点で物語を追う楽しみ方もありました。(笑)。キム・ミニさんもまだ結婚されていませんし、子どももいないので演じる上での難しさを感じていたようです。確かに本人はすごく大変そうでした(笑)。私にしょっちゅう色んなことを聞いてくるんです。「子どもとはどんな風に遊ぶんですか?」「子どもの前でダンスをするときはどう踊るんですか?どんな歌を歌ってあげるんですか?」って。でも彼女は演じながらだんだんと自信をつけていったようです。結婚もしてないし、子どももいないけど「子どもを失ったこと」を想像し、理解しようとする力が彼女の中で芽生えた。「この役は必ずしも結婚していなくてもできるんだ」と感じていったようです。それは女性の誰もが持っている「母性」なのかもしれませんね。――「母性」と言えば、『アジョシ』では少女との心の交流が描かれていました。今回の『泣く男』でも誤って殺してしまったのは「女の子」、暗殺ターゲットは「女性」、ゴンの心のトラウマの原因は「母親」です。これは、監督にとっての「母親」や「女性」の存在、影響が反映されているのでしょうか?私は女性に対してすごく不器用なのであまり優しくしてあげられないんですね。なので、映画を通して女性に「謝りたい」という気持ちがあるんです(笑)。男って、強いふりをしてる人がすごく多いんですよ。力が強い人も実際いますが心は成長していない子どもだと思うんですよね。心を覗くと弱い所や脆い所があったりする。私は若い頃運動をしてたんですけど、そういう男性がすごく多かったです。そのために女性をめぐって傷つくこともありましたし。男性からするとやっぱり「謝りたい対象」「許しを求めたい対象」って女性であることが多いような気がするんですよね。そんなふうに女性に許しを求めたり、詫びるということを通して男性はカタルシスを感じて成長していくものだと思うんです。そういう男性に対して私は「憐み」の気持ちも持っていますし、物語にそういう男を描くのが好きなんですよ。タルコフスキーも母親に救いを求めている作品をよく撮っていましたが、それと似ている所があるかもしれませんね。――男優達が監督の描くアクションに惹かれるのも、監督のそういった思いが込められているからなのかもしれませんね。女性の中には血まみれのドンゴンさんやウォンビンさんではなく、恋愛作品を観たいという意見も多いですが…。ドンゴンさんもウォンビンさんも、本人はいままでの作品によるイメージを変えたいという思いは強かったようです。男である以上、男優である以上、粗削りの役をやりたい、アクションを演じてみたい、というのはあるようなんですね。『アジョシ』のときはウォンビンさんも「欲がある」と言っていましたし、ドンゴンさんも強く「やりたい」と言っていた。本人が自ら望んで演じたわけなので素敵なアクションを見ることもできたと思いますし、テーマ的には弱い部分を持った男性というキャラクターだったので、そういう点もうまく演じてもらえたと思います。――こんなことを言っては怒られてしまうかもしれませんが、「アクション」の捉え方は男女で全然違うように思うんです。女性の中には「描写が残酷すぎて見れない」という方がいる一方で「闘う理由が分かるから見れる」という方もいます。シナリオが完成したら一番最初に読んでもらうのが私の場合、妻なんですけど、今回のシナリオを見せたら、「ドラマの部分はすごくよく分かったけど、アクションの部分は全然分からない!」と言ってシナリオを放り投げてしまったんです(笑)。確かにおっしゃる通り、「男が理解できるアクション」と「女性が理解できるアクション」は違うような気がしますよね。差別化された何かがあるのかなと思いますけども。でも今回の『泣く男』では、とにかくドンゴンさんに“(キム・ミニ演じた)モギョンを助ける”ということを一番に考えて演じてほしい」とお願いしました。モギョンは危機的な状況にあるのだから「早く助けにいかなくてはならない」、そのためには「かっこいいアクションは必要ない。とにかく助けたいという感情をアクションにのせてほしい」と思ったんです。かっこいいアクションを見せたいだけなのであれば、泥臭いアクションの部分なんて見せなくていいんです。「見て」かっこいいアクションをたっぷりと流せばいい。でも私が望んでいたのはそれではないんです。私はどんなアクションでもベースになるのは「感情」だと思っています。感情を大事に作ることでアクションも生きてくると思っているんです。これからもアクションを撮る時はそういう撮り方でいくと思います。――キャラクターの「感情」を理解できれば、理解しようとすれば、壮絶なアクションにも理由が生まれて女性も真正面から「アクション」を感じ取ることができますね。「感情」を繊細に表現するためには、体をしっかり作っておく必要がありました。アクションの段取りを覚えていないと演じるときに「次はどういう動作だっけ」と考えてしまい、感情をうまく出せなくなるので。私がウォンビンさんにも今回のチャン・ドンゴンさんにもお願いしたのは「アクションは身に着けてくれ。機械的に、黙っていても体が勝手に動くようにしてほしい。その代わり表情は必ず感情を考えて演じてほしい。あなたの派手なアクションは撮るつもりはない。あなたの感情しか撮らないから」と言ったんです。俳優たちはすごく大変だったと思います(笑)。――そんな「感情」が爆発するするシーンが、タイトルにもあるラストの「泣く」シーンですね。ゴンが母親に捨てられたのは砂漠です。砂漠は一滴の水もない所。韓国で母親との記憶に残っている場所は銭湯で、銭湯は本来水のある場所ですが、数年たって訪ねてみると、店は閉店し、水のない変わり果てた姿になっていた。それを見せて、私はドンゴンさんに「この銭湯は君の心と一緒だ。かなり荒廃している。それがゴンの気持ちなんだ」と伝えました。「人を殺さなければいけない殺し屋の悲しみはあるんだけども、ゴンは生まれ持って悲しみを背負ってしまっている人間だ」そう伝えて何度も何度もテイクを重ねました。8回位撮った記憶があります。4、5テイクのときに泣きすぎて目がはれてしまい時間をおいて撮り直しました。4、5時間位かかったと思います。本編では最後にOKを出したカットを使っているのですが、そのときのドンゴンさんは心から泣いているというのが見え、私もつられてもらい泣きをしてしまい、ドンゴンさんと2人でティッシュを渡しあいながら一緒に泣いた記憶があります(笑)。そんなことも思い浮かべながら観ていただけたら嬉しいですね。『アジョシ』での取材以来、3年ぶりにも関わらず、スタッフや筆者のことを覚えてくれており、終始和やかなひとときとなった今回のインタビュー。「“ワールドカップ監督”って言われてたんですよ」と『泣く男』までの年月を自嘲を交え、笑いながら話す監督は「次はそんな名前をつけられないように早く撮りたいと思います。自分がシナリオを書かなければもっと早く撮れると思うんですけどね(笑)」と次なる高みを見据えている様子。「やっぱりオリジナル作品にこだわるんですか?」と訊ねると「いままでは自分が書くことにこだわってた部分があったんですけど、これからはオープンに、開かれた状態にしておこうとも思っています。オリジナルに限らず漫画でも小説でも原作物で撮るってこともありえます」と語ってくれた。『泣く男』は10月18日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEIほか全国にて公開。(text:Tomomi Kimura)■関連作品:泣く男 2014年10月18日より新宿バルト9、丸の内TOEIほか全国にて公開(C) 2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
2014年10月16日自分は友達の予定でずっと接していたのに、相手からはワンチャンありそう・・・と狙われていた、なんて経験ありませんか?だんだん仲良くなってきて、友達として仲良くなれるかなと思っていたのに、「私の彼氏が・・・」なんて話をした瞬間、仲良くしてくれなくなってしまったり・・・。せっかくの友達が減ってしまった気がして、悲しくなってしまいますよね。相手も自分もあまり良い気分にはなりません。そうなることを防ぐために、事前に相手に「ワンチャン狙えるかも?」と思わせない接し方を紹介したいと思います。■1.ノロケ話をする「『良いかも?』って思ってた子に、いきなり彼氏のノロケ話されて『これは諦めろってサインだな』って思ったんで、そこからその人とは普通に友達になりましたね」(25才/会社員)これは一番分かりやすく相手を撃退できそうですね。彼氏がいない場合は使えないですが、その時は「私いま好きな人いてさー」のように他の人が好きなことをアピールした方が良いかも。その時も「あ、○○くんじゃないからね!」など茶化す感じにちゃんと伝えておきましょう。もし、「もしかして好きな奴って俺なんじゃ・・・」なんて思われてしまう可能性もありますからね。■2.自分の深い話はしない「若干仲良くなってきて、相手の女性が自分の深い話とかしてくれたら、『俺に気があるのかも・・・?』とか思っちゃいますね。それで何回もフラれてきたんで、最近ではあれに意味がないことが分かってきましたけど」(20才/学生)あなたの深い話や、相談事など、特に気のない男性であったら言うのは避けた方が良さそう。女性からすれば、「気心が知れた仲になってきたから話そう」くらいの軽い気持ちかもしれませんが、男性からすると「深い相談をしてくれたってことは、俺ってもしかしてアイツにとって特別な存在なのかも・・・?」とワンチャンを狙ってくるかも。勘違いを防ぐためにもこういったことはしない方が良いです。■3.二人きりで会わない「デートのつもりで二人きりで誘って、OKでたから『この子ワンチャンあるんじゃ・・・!』と思ってたのに、会って話してたら彼氏いること分かって萎えましたね。」(21才/学生)女性は何の気なしに、「飲み行こうよー!」と言われたら「いいよー!」と言ってしまいがちです。相手がどういった気持ちで言っているのか、ちゃんと考えてから行動した方が良さそうですね。■4.相手にあまり質問しない「相手にアピールして質問しまくってるのに、全然自分に質問が返ってこなかったら脈ナシかなって感じます。」(26才/美容師)LINEなどで男性から「○○ちゃんって、○○なのー?」と聞かれて、こちらも礼儀として「○○くんはー?」と聞いてしまったことはないでしょうか。それでは「相手も俺のこと気にかけてくれてる・・・」と勘違いさせてしまう可能性も。アンタにはノーチャン!と思ったら、相手のことは聞かないほうが良いかもしれないですね。■おわりにいかがでしたか?「ちょっとひどすぎるんじゃ・・・」と思われた方もいると思いますが、期待させといて付き合えないなんて、もっとひどいです。相手のためにも、自分のためにも、気のない相手には優しくしすぎない方が良いかもしれませんね。(霧島はるか/ハウコレ)
2014年10月15日中国の女優チャン・ジンチューが、『ミッション・インポッシブル』5作目に出演することがわかった。ジンチューはすでにイギリスのロケ現場で撮影に入っているらしい。ジンチューの役柄は明らかになっていないが、ストーリー上で重要なキャラクターだという。ジンチューは、2007年のブレット・ラトナー監督作『ラッシュアワー3』でハリウッド映画デビューを果たしている。『ミッション・インポッシブル5(仮題)』は、トム・クルーズと何度もコラボレーションをしているクリストファー・マッカリーが監督。前作に出演したジェレミー・レナー、サイモン・ペッグも再登場し、アレック・ボールドウィン、『ヘラクレス』のレベッカ・ファーガソン、『裏切りのサーカス』のサイモン・マクバーニーが新たに加わる。北米公開は来年12月25日の予定。文:猿渡由紀
2014年10月07日9月19日より開幕した韓国・仁川で行われているアジア大会2014。その開会式にチャン・ドンゴンらとともに登場し、大きな歓声を集めていたのが、いまや韓国のみならずアジアNo.1との呼び声も高い若手俳優キム・スヒョンだ。その彼が初主演した映画『シークレット・ミッション』がいよいよ10月11日(土)より劇場公開となるが、これに先立ち、劇中から厳選したキム・スヒョンの場面写真がシネマカフェにて一挙解禁。ビシッときめたスーツ姿で鋭い視線を投げかける姿や、上下緑色のジャージ姿など、女性ファン必見のビジュアルが公開されることになった。北朝鮮のエリートスパイとして南に潜入し、田舎町で“バカ”になりすますよう命じられたリュファン(キム・スヒョン)。彼は2年もの間、住民たちを観察しながら、作戦実行命令が下されるその時をひたすら待っていた。ある日、同志のヘラン(パク・ギウン)がロックミュージシャンになる任務を背負い、さらにヘジン(イ・ヒョヌ)も普通の高校生に扮し、彼と同じ町に派遣される。やがて、北に動きがあり、3人にようやく作戦実行の命が下った。しかし、その内容は、彼らが望んでいた結末とは程遠いものだった――。韓国では2013年、公開から1日半という歴代最速で観客動員100万人突破を成し遂げ、結果的に600万人超えの大ヒットを記録した本作。キム・スヒョンは北朝鮮の最精鋭のエリートスパイであり、町内一のバカ男・ドングとして韓国の貧困街に潜入する主人公・リュファンを演じている。今年キム・スヒョンは、映画『10人の泥棒たち』で共演し、14年ぶりのドラマ出演となった『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンを相手役に、“宇宙人”役で主演したドラマ「星から来たあなた」が高視聴率を記録し、各賞を総ナメ。先日発表された「ソウルドラマアワード2014」のインターネット投票では韓流ドラマ「男優演技者賞」1位に輝き、インターネット投票とは別の専門家を対象にした投票でも最高得点を獲得。また、「ネチズン人気賞」のインターネット投票でも1位を獲得しており、「星から来たあなた」は同「最優秀作品賞」と「主題歌賞」にも選出、このほどアメリカ・ABCでのリメイクも決定したばかりだ。さらに、中国でも同ドラマで人気に火が付き、中国だけで35本もの広告を契約しているキム・スヒョン。日本では7月から主演ドラマ「太陽を抱く月」の放送がスタート、現在公開中の『怪しい彼女』にもカメオ出演を果たしており、ドラマと映画で、韓国のみならずアジアで大旋風を巻き起こしているといえる。公開されたビジュアルには、上下緑色のジャージでヘジン役のイ・ヒョヌと笑顔を見せる姿や、祖国に残した母の写真を見つめる姿、子どもと追いかけっこ(?)するシーンの一方で、髪を切り黒スーツに着替え、アクションを披露する姿も見受けられる。本作の公開を前に、まずはこちらのビジュアルから、変幻自在な彼の姿をチェックして。『シークレット・ミッション』は10月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月24日チャンミン(東方神起)が主演ドラマ「Mimi」のコンプリートエディションDVD発売を記念して開催されたイベントに、ヒロイン役のムン・ガヨンと共に出席。トーク中、チャンミンはことあるごとにガヨンの美貌を絶賛し、仲の良い様子を見せつけた。チャンミンは劇中、初恋の記憶を失った28歳の漫画家のミヌと、初恋に胸を躍らせる18歳の高校生のミヌという10歳差の2人を演じており、彼とヒロインのミミの不思議な切ない恋が展開していく。本作で初共演を果たした2人だが、チャンミンはガヨンの第一印象を問われると「正直、以前から相手役はキレイでかわいくて清純な方がいいと思ってたんですが、まさにその通りの方が相手役になって会社に感謝しました!」とニヤリ。ガヨンの「(チャンミンに)おいしいものをたくさんご馳走になったし、本当に優しくて、すぐに仲良くなれました」という言葉に、さらに気をよくしたのか「うちの両親は知らないと思いますが、僕は家では無口なんですが、可愛い女性を前にすると多弁になるんです」と語り笑いを誘う。劇中、学校でのシーンが多く登場するがチャンミンは「僕自身は、早くから仕事を始めたので、あまり学校でのいい思い出はないんです。たくさんの異性の友達と楽しく過ごしたかった」と明かす。このドラマを通じて失った学園ライフの楽しさを取り戻せたよう。特に、美術室でガヨンに優しくキスされるシーンをイチオシの“胸キュン”シーンに挙げ、スクリーンにこのシーンが映し出されるとガッツポーズ!「普段、僕はあまりこんな生意気なことを言う男ではないんですが、このシーンには僕の望む全てが詰まっていると思います。美術室の窓からおぼろげに月明かりが差し込んで、彫刻を照らし、そこに主人公とヒロインがいる…パーフェクトに調和してます!こんな可愛い女子学生とキスするなんて、想像さえしたことがなかったです。僕の学生生活の全てがこのシーンにあります!」と感激した面持ちで熱弁をふるい、喜びの大きさを感じさせた。このほか劇中で、ミミの家の美容室で彼女にシャンプーしてもらうシーンについて「こんな可愛い人がいるなら365日、24時間入り浸りますね」と語るなど、ガヨンの美貌を前にチャンミンは“絶口調”だった。だが、作品に関するクイズコーナーでは「僕は全てを知っている」と豪語していたミミに関する問題で、なかなか正解にたどり着けずにファンからのヒントに頼りっきり。ガヨンからは「今日でもう会うことはないかもしれませんね」と冷たく言い放たれ、チャンミンは「集まったファンのみなさんのために行なったクイズコーナーが僕らの仲を引き裂くことに…」と苦笑を浮かべていた。「Mimi コンプリートエディション」は9月26日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)
2014年09月03日(画像はプレスリリースより)添加物不使用のブースター化粧水MTIジャパン株式会社は、「ChaNt」ブランドの「チャントアクアミスト」を2014年8月12日リニューアルしました。「チャントアクアミスト」は、2011年の発売以来、多くの方に愛用されているブースター化粧品で、今回のリニューアルでさらにお肌に優しくなり、肌トラブルに悩んでいる方や、本物志向の方に新習慣のスキンケアとしておすすめの商品です。この化粧水は、厚生労働省が指定している7つの添加物以外の添加物も一切使用せず、常温保存を可能にした商品です。新技術で肌の隅々まで浸透「チャントアクアミスト」は、皮脂や化粧品油脂成分の溶解分散性に優れ、イオン結合性に優れているので、抗菌力が高く、分子集団が小さく、分子の固有振動数も高いので、お肌の奥まで浸透して電気作用を届けるという特性があります。水に強力な超電磁波荷電処理及び特殊プラズマ荷電処理を施し、磁気電気エネルギーと微弱電荷を保持させる新技術で、上記のような特性を持たせ、お肌本来の機能と、健やかな自活力を呼び覚まします。「ChaNt」はスキンケアに悩みを持つ方にも安心して使える商品の提供や、新技術でお肌のトラブルを解消して健康な肌生活を送ってもらえる商品の提供をコンセプトとしています。【参考】・MTIジャパン株式会社プレスリリース/PRTIMES
2014年08月18日(画像はチャン・ドンゴンオフィシャルサイトより)芸能人側が敗訴今年1月9日、チャン・ドンゴン、ソン・ヘギョなど韓国芸能人35人が彼らの写真を無断使用した美容整形外科を相手取り昨年1月に損害賠償を請求していたが芸能人側が敗訴した。(東方神起、少女時代、2PM、Wonder Girlsなどのグループも原告として参加)確実な規定が必要美容整形外科は、芸能人たちの写真を無断でブログに投稿しており、芸能人側は、パブリシティー権(著名人が名前や写真で消費者の関心を引き付けて生じた利益を独占できる権利)にあたるとして訴訟を裁判所に提訴していた。「パブリシティー権という新しい概念を認める必要性はあるが、必要性だけで法律的な根拠はなく、パブリシティー権を認めることは難しい」(Kstyleより)と確実な規定が必要という判断が下った。しかし、今後、規定ができる足がかりになったことは確かだ。【参考リンク】▼チャン・ドンゴンオフィシャルサイト
2014年01月29日映画『ブラザーフッド』や『マイウェイ 12,000キロの真実』に出演し、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、ウォンビンと並び韓流四天王のひとりとして高い人気を誇る、チャン・ドンゴン。彼が12年ぶりのドラマ出演を果たし、韓国で大ブームを巻き起こしたドラマ「紳士の品格」の特別動画がこのたびシネマカフェに到着した。「シークレットガーデン」「パリの恋人」ほか、ヒット連発の脚本家キム・ウンスクと演出家シン・ウチョルのコンビが手掛ける本作。既婚者、未婚者、独身主義者とさまざまな男性の視線から、40代の恋と人生をコミカルに描き出す。今回、公開となったのは現在好評発売中の「紳士の品格〈完全版〉」DVD BOX1&2に収録されている特典映像。本DVDにはNGシーンを始め、日本独自の撮りおろしインタビュー映像など合わせて200分の盛りだくさんな映像特典が付いてくる。その中から、今回は主人公・ドジンを演じるチャン・ドンゴンやヒロインのキム・ハヌル、いつまでたっても大人になりきれないドジンの友達を演じたキム・スロ、キム・ミンジョン、イ・ジョンヒョクらが楽しげにフォトセッションに応じる様子を公開!中でも一際若く、さらに輝きを放っているのが、本作で重要な“キー”となるコリン役を演じたイ・ジョンヒョンだ。4人組バンド「CNBLUE」のギター&ボーカルとしてデビューした彼が本作ではドラマに初挑戦しているが、「演技というものを恐れる気持ちがあった」とジョンヒョンはふり返る。「僕は本来、音楽をやっている人間だから『音楽だけを一生続けるにしても僕が尊敬する方々のような域に達するのは容易いことではないのに、二兎を追うのは欲張りなのではないか?』と考えていたんだ。それでなかなか勇気が出なかったのだけれども、今回の作品に出演したことはとてもいい経験だったし、勉強になったと思っているよ」。さらに本作で共演したドンゴンとのこんなエピソードを明かしてくれた。「ドンゴン先輩がある日、僕に『うちの息子も早くキミみたいに大きくなったらいいな』と言ってくれたんだ。なんだか息子として認めてもらえたような、そんな気分になったよ」。撮影中はすべてのことが勉強で、一つひとつ学んでいこうという気持ちで無我夢中だったというジョンヒョン。俳優としての第一歩を歩み始めることになったわけだが、目標とする俳優を尋ねたところ本作で共演した俳優陣、そしてドラマ「善徳女王」のピダム役で大ブレイクしたキム・ナムギルと共に、木村拓哉の名を挙げ、今後はアクションもののドラマや映画に出演したいと嬉々とした表情で語る。思わず見入ってしまうほどの端整な顔立ちから、どこかクールな印象のジョンヒョンだが、素顔の彼は勉強熱心な22歳のごく普通の男の子のようだ。最後にジョンヒョンに気になる質問を投げかけてみた。本作では40代の恋が描かれているが、ズバリ理想のタイプや将来の結婚相手に望むことは?「僕の好きなタイプは、自分の仕事を頑張っているカッコいい女性。カッコよくて都会的な…そういうイメージだね。自分をしっかり持っている女性かな」。5月2日(木)からの地上波初放送が決定している本作で、俳優という長い旅路のスタートをきったばかりのジョンヒョンの今後の活躍に期待したい。「紳士の品格」は5月2日(木)よりテレビ東京「韓流プレミア」にて地上波初放送。「紳士の品格〈完全版〉」(全20話)[DVD]BOX 1&2発売中価格:19,950円(税込)販売元:ポニーキャニオン公式サイト:www.shinshi.jpLicensed by CJ E&M CORPORATION (C) Hwa & Dam Pictures, All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:紳士の品格 [アジアドラマ]Licensed by CJ E&M CORPORATION(C) Hwa & Dam Pictures, All Rights Reserved
2013年04月19日みなさんは毎日野菜をしっかり食べていますか? 特にあまり食べられていない人は、時間がとれる休日にしっかり野菜をとりたいですよね。野菜もバランスよくって言うけれど、何を作ろうか迷うことってありませんか? そんな献立に迷ったときはチャンチャンチャーハンがおすすめです。一聞すると掛け声のようなこんなユニークなレシピはいかが? 材料(作りやすい分量※5~6人分)・ご飯:お茶碗4杯分 ・鮭フレーク:100g程度・キャベツ:約1/4カット・玉葱:1個(太ネギの白い部分でも代用可)・卵:1~2個・人参:1本・コーン:適量・青ネギ:適量・ニンニク:2片・バター:20g・味噌、酒:各大さじ1杯・塩胡椒(お好みで鷹の爪、チーズ、刻みのり):各適量作り方1. 材料の下ごしらえから。キャベツの葉は小さめにざく切りにして、芯の部分は薄切りにします。人参、玉葱はみじん切りに、青ネギは小口切りにします。卵はかるく溶き、ニンニクは薄くスライスして中心の芽の部分を楊枝で取り除いておきます。ご飯は冷えてると解しにくいので適度に温めておきます。2. フライパンにバターを入れて弱火で溶かしたら、ニンニク、人参、玉葱、コーン、(鷹の爪)を加えて弱火~中火でじっくり炒めます。3. 軟らかくなったら、キャベツ、味噌、酒も加えてさらにじっくり炒めます。4. ご飯と鮭フレークを加えて崩しながら炒めます。塩胡椒で味をしっかりつけます。5. フライパンの端に溶き卵を流し、ゆるいスクランブルエッグを作ります。最後に全体を混ぜ合わせて均一にしたら完成。おすすめの食べ方:半分くらい食べたところでチーズを細かく千切って混ぜ、レンジでチンします。刻みのりを上からかけたらまた一味違った味を楽しめます。洋風のような和風のような中華のようでもあるチャンチャンチャーハン。是非一度お試しあれ。
2013年04月05日ドラマ「イヴのすべて」で注目を集め、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、ウォンビンと並び韓流四天王の一人として根強い人気を誇る俳優チャン・ドンゴンが12年ぶりに出演を決めた作品「紳士の品格」。アラフォー男性の恋と人生をコミカルに描いた本作は本国・韓国で爆発的なヒットを記録した。このたびよりDVDリリースとなる本作の公開を記念して、主人公・ドジンを演じたチャン・ドンゴン、そしてヒロイン、イス役のキム・ハヌルに作品について、さらには自身の演じたキャラクターについてたっぷりと語ってもらった。「40代のラブストーリーが、マジメ過ぎず、明るく描かれているところが希望と合った」と、主演を決意した経緯を明かすドンゴン。彼が演じるキム・ドジンという男はイケメンだが気難しく未だ独身でいる。ドンゴンも、そんな彼のことを「一言で言うと、“ムカツク奴”ですよね(笑)」と冗談交じりに語るが、その一方で「ごまかしたり嘘をついたりしない正直さが魅力」とも言う。正直ゆえに、好きな女性に愛情を伝えるときもストレート。ドンゴンはこのドラマをきっかけに一つ分かったことがあるという。「ほら、韓国の男は『言わなくても分かるだろ?』という感じでしょう?このドラマから学んだのは“女性には言葉で言わないと伝わらない”ということです(笑)」。そんな気難しいドジンの相手役を演じたのが、韓国のラブコメ女王との異名をもつキム・ハヌル。彼女は自身の演じるソ・イスという役柄の魅力を「自分の恋愛に関してはとても不器用なところ」と分析する。「イスは学校の先生としての姿はカリスマ性があり、まっすぐで正義感に溢れていますが、恋愛に関しては不器用なんです。そんな姿がとても純粋に見えましたし、すごく愛らしく思えて、魅力を感じました」。そんな2人が出会って次第に惹かれ合っていくわけだが、実はイスは最初、イスの親友の彼氏・テサンに想いを寄せていた。この状況を演じたハヌルは「とてももどかしかった」とふり返る。「イスはテサンが自分の友達を選んだとき、告白できませんよね?私だったら何としてでも告白すると思います。後悔しそうだから。たとえフラれるとしても相手に気持ちは伝えたいですし、親友に気持ちを隠し通すのも簡単なことではないので、正直に話すと思います」。そうハヌルは自分とイスとの違いを語るが、では一方ドジンを演じたドンゴンはと言うと「感情表現の違いがあったと思います。ドジンはストレートですよね。私自身はああいう表現に慣れていません(笑)」と笑いながら話す。それでは愛情表現をしたり、気持ちをストレートに伝えるドジンを演じるのには抵抗を感じるシーンがあったのでは…?「かなり多かったです。特に愛情表現やスキンシップのシーン。それから後半のハンドクリームを塗ってあげるシーンなどは、『うわぁ。普段の自分じゃできないな…』と(笑)。演じてみると、面白さもありました。演じながらムズムズしたりもして」と途中からは、自分とは正反対の役を演じることをとことん楽しむことにしたのだそう。韓国では「キム・ドジン語録」というものが生まれ、ドジンの口癖が人気を呼ぶほどの社会現象を巻き起こした本作。ドンゴン自身もお気に入りのセリフがあるという。「最初にイスに靴を贈って気持ちを伝えたときの台詞――『オレのところに来るときに履いておいで。晴れた日に。かわいく』。クサい台詞ですが、深い意味が込められていてよかったと思うんです」。聞いただけで、こちらが恥ずかしくなってしまいそうなセリフだが、その現実ではなかなか聞くことのできないセリフやドジンの行動が女性をキュンとさせるのだ。ではハヌルのお気に入りのシーンは?すると「窓際でドジンに対する気持ちを初めて見せた和解のシーン」という回答が返ってきた。「窓にキスをするシーンが思い出されます。撮影のときは、ちょっとくすぐったい感じになりそうな気もしたんですが、実際に画面で見ると、胸の痛む、美しいシーンに仕上がっていました」。そして「このドラマでイスを演じて、私はとても幸せでした」とハヌルは続ける。「とてもロマンティックなプロポーズを受けて、美しい恋をしました。視聴者の方々もこのドラマをご覧になると、恋がしたくなるはずです」と太鼓判を押すが、ドンゴンさんいわく男性目線で見ると「しばらく忘れていた男同士の友情を思い出すことのできる愉快で明るいドラマ」なのだそう。しかし、女性が見れば「それぞれの理想のタイプの男性に出会うことができるはず」というのがドンゴンさんの意見。男女、それぞれも目線でも楽しめる本作は日本でも新たな韓流旋風を巻き起こすかもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:紳士の品格 [アジアドラマ]Licensed by CJ E&M CORPORATION(C) Hwa & Dam Pictures, All Rights Reserved
2013年03月28日花王のヘアケアブランド「アジエンス」の新テレビCM「美の競演」篇に、石田純一さんの娘で人気モデルのすみれさん、そして台湾を代表する女優のチャン・チュンニンさんが出演する。CMのストーリーは、シンガポールで公演予定のミュージカルのオーディション会場が舞台。他のアジア人候補者たちが、飾り立てたヘアスタイルや衣装で舞台へ登場していく中、すみれさんととチャン・チュンニンさんは、持ち前の美しい黒髪をなびかせながら素晴らしいパフォーマンスを披露。2人の振る舞いの華麗さ、黒髪の美しさに会場に集まった世界各国の人々が息をのむ……という内容。撮影中は、理想とするヘアショットを実現するために、髪の毛の広がり方、ツヤの出方、毛先の動き方、2人の髪の毛が動くタイミングなど、何度もテイクを重ねたという。撮影は長時間にわたったが、2人の根気強さで、出演者・スタッフ一同満足のいくCMに仕上がったようだ。CM楽曲は、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんがオリジナル楽曲「asian roses」を制作。すみれさんとチャン・チュンニンさんが演じる、前を向き進んでいく凛とした女性に、インパクトと重厚なリズムを持った楽曲が織りなす世界観が加わり、新たなステージへと進む「アジエンス」を感じさせる。CMは、2013年1月30日から全国でオンエアされるほか、公式サイトでも29日から公開中。 2013年で10周年を迎える「アジエンス」は、2月2日に50年の黒髪研究から生まれ東洋人の髪本来の奥深い「ツヤ」を引き出す新処方に改良し新発売される。・アジエンス 公式サイト
2013年02月04日チャン・グンソク、ソン・スンホン、パク・シフ、チャン・ドンゴン…数々の韓国人気俳優たちと共演し、彼らから「ソンセンニム(=先生)」と慕われている、韓国芸能界の大重鎮イ・スンジェ氏。御年77歳になったいまも尚、精力的にドラマに映画と大活躍していらっしゃるソンセンニムの最新主演映画『拝啓、愛しています』が12月22日(土)より公開されます。主要キャストの平均年齢が70歳の「おじいちゃん、おばあちゃん」が主役でありながら、人生の黄昏時に出会った愛する人を想う気持ちや、友情の温かさなど、“人生で大切なものは何か?”を問いかけた本作は、シネマカフェ読者にこそ見て欲しい作品間違いなしです。ほろっと涙した後、なぜか優しい微笑みが浮かんでしまう…そんな本作の魅力や“愛”についてを、イ・スンジェ先生がたっぷりと語ってくれました。恋愛相談(?)みたいなインタビュー。“愛”に迷う女子、必読です!『拝啓、愛しています』は人気漫画家カン・プルの原作により最初はミュージカル化され、その人気により映画化された作品。妻に先立たれ牛乳配達をしながら引退生活を送っているマンソクが、毎朝出会う身寄りのない女性・イップンと交流を深める中で、認知症の妻を献身的に介護するグンボンとも友情を交わしていく…というストーリー。「原作漫画は読んでなかったんですが、シナリオをもらったときにちょうど舞台公演中だったので観に行ったんです。 舞台よりむしろ映画向きの話で、映画の方がより多くのことを描き出すことができると確信しました。笑いあり、涙ありの力にあふれるシナリオを読んだ段階で、とても満足しました。ハードなバイオレンス作品が多い韓国映画界で、久々に人情に訴える温かい映画ができそうだと思いましたね」。イ・スンジェ氏が演じたマンソクは、典型的な韓国の頑固親父だが、イップンを不器用に構う姿や、喜ぶ姿はまるで恋を始めたばかりの少年のよう。とっても“かわいいおじいちゃん”ですよね?「マンソクは、いままで私が作り出したことのない新しいキャラクターではあったけど、とても共感できてなじみやすい役でした。しかしながら、韓国の映画やドラマではあまり描かれたことのない“恋する老人”の役だから、どう表現すべきかは悩みました。無愛想で口がキツく、自分の気持ちなんか素直に表現したこともないけど、心は誰よりも温かい典型的な韓国のおっさんが、年を取って独りになって、再び恋したときの感情は一体どんなものかを理解しようと努力しました。不器用だが情が厚いという点や、繊細さも気のきいたことの一つも言えない無愛想で大きなガキ大将のようでいて、人間くさい情があるあたり、マンソクの内面は私と似ていると思いましたね(笑)」。しかし、長年の俳優人生の中で“役との類似点は見つけない”というのがイ・スンジェ流演技論なんだとか。「私が演じるキャラクターが私とまったく似ていなくても、きちんと分析すればその人物に十分に同化できると思っています。演技するときは常に私という個人をいったん全部捨て、積極的にその役に寄り添うようにしているんです。そもそも俳優というのは、自身が持つ固定観念や既存のイメージに固執してはいけないのではないかと思っていて。自我を完全に破り捨てることができなければ、演じるキャラクターに肉薄できず、どこかに自分の地の部分が出てきてしまうから。たとえば、演じる者に“私はスターなのに”とか、“私が最高の俳優なのに”という意識があれば、どん底に落ちなければならないような役を演じているときにも、つい自分がスターであるという意識が邪魔をして、役柄になりきることはできないでしょう?俳優なら誰でもさまざまなイメージを作り出し、それを表現することに快感を得るはず。パターン化した広告のように、同じ演技を繰り返すことぐらいつまらないことはないですよ」。そんな新たに誕生したマンソクというキャラクターは、「大切な人を大切にしようとする素直な思い」や、「人を愛する気持ちはいくつになっても輝かしいものだ」ということを教えてくれます。現代の日本女性、そして韓国の女性たちも、キャリアを重ねて「結婚しない」と考える人が増えてきたり、恋愛をインスタントに考える人が少なくない昨今、スンジェ氏は女性たちにこう言います。「大人になれば誰もが1度は真剣な恋をすると思うけど、“真実の愛には条件などない”ことを忘れてはいけません。初めて誰かを好きになったときのことを思い出して観てください。果たしてそこには現実的な条件をつけたり、利害を計算したりすることなどあったでしょうか…。何もなくても、ただ会えば嬉しいし、楽しかったのが恋ではありませんでしたか?これこそが愛の純粋性だと思います。初めからステータスや経済力など、現実的な条件を考慮するのは愛でなく単なるビジネスです。私が思う愛とは“何も計算せず、見返りも求めずに、ひたすら与えるもの”。誰かのために、何の目的や意図もなしに自分の全てを捧げることこそ、純粋な愛だと信じています。そして、愛は生涯いつでも生まれる感情です。絶対に急がないでください。誰かを愛することを諦めることもしないでください。あなたの人生で経験した愛がどれくらい良いものであったかによって、あなたの人生が変わるということを信じてください」。そして最後に、本作の核心でもあり、スンジェ氏が人生の大先輩として“人生を豊かにするためにしておくべきこと”を私たちにアドバイスしてくれました。「人生で最も重要なのは愛です。言い換えると、この愛を通じて人間は育まれ、豊かになっていきます。特に女性の場合は初めて出会った男性がどんな人だったかにより、人生の座標が変わるものです。もちろん愛が成就しないこともあります。 しかし、たとえその愛にくじけたとしても、永遠に大事に思えるように人を愛してみてください。万が一、相手のために自分から身を引くようなことがあるのなら、それこそ最高の愛であり、永遠に記憶される愛でしょう。その愛が必ずしも異性間の愛である必要はありません。家族愛だったり、同僚愛ったり、すべての愛はあなたを豊かにするものです。 愛というのは誰でも経験する感情ですが、その愛を美しい愛として記憶するためには、打算があってはいけないのです。完全な愛を望むなら、与えることで終わらせましょう。たとえ相手が自分を愛さなくても愛し続けてください」。(text:Tomomi Kimura)■関連作品:拝啓、愛しています 2012年12月22日よりシネスイッチ銀座、シネマート新宿ほか全国にて公開© Next Entertainment World All rights reserved
2012年12月18日世界各国ならではの魅力をフィルムを通して伝える映画。どうせなら現地に行って楽しみたい!さらには現地で映画スターに会ってみたい!と望んでいる方も少なくないはず。芸術の秋は映画祭を存分に楽しめる季節でもあります。その中でも一際盛り上がりを見せるのが、韓国・釜山で毎年開催される「釜山国際映画祭」(BIFF:Busan International Film Festival)。シネマカフェでは、10月4日(木)より9日間にわたり開催された今年の釜山映画祭に密着!今年も逃してしまったけど来年こそは…という方にその見どころの一部をお伝えします。韓国最大の港町、観光地としても人気があり、数多くの映画が撮影されていることでも知られる、映画人に愛される街・釜山。映画祭に初参加した俳優たちの「この映画祭に参加できて嬉しい」という言葉からも、いかに釜山映画祭が愛されているかが伝わります。第17回目を迎えた今年は昨年から大きく増えて22万を超える過去最多の来場者を記録しました。映画ファンを惹きつける魅力の一つは豊富な作品のラインナップでしょう。注目作をいち早く観たいという人、海外ではなかなか観られない新しい才能を発掘したいという人、様々な楽しみ方ができるはず。そんな「映画を存分に楽しみたい!」という方がまず押さえておくべきスポットは「映画の殿堂」。同映画祭の専用劇場として昨年オープンしたこの巨大劇場では、オープニングイベントが盛大に行われるほか、超大型スクリーンで野外感覚の上映を楽しむことも。映画の殿堂を中心に、映画関連のオフィスや高層マンションも林立するセンタムシティですが、同スポットのすぐ目の前にあるショッピングスポット、ロッテ百貨店と新世界百貨店(世界最大の百貨店!)の中にある劇場でも映画を楽しむことができます。実際、午前中からチケットブースは多くの観客で大賑わい!気になる作品がある方は、事前にチェックしておくことをおすすめします。映画はもちろん、本場韓国で生のスターに会いたい!という方が押さえておくべき場所はもちろん、まずオープニングイベント。今回は開幕前に会場に潜入しましたが、午前中にTV局やカメラマンの陣取りは済んでおり、既にレッドカーペット周辺で待つファンの姿も見受けられました。そして本番、続々とゴージャスなドレスとスーツ姿で現れるスターたちに大興奮の声とフラッシュの嵐!その盛況ぶりには圧倒されるかもしれません。今年は最新主演作が出品されたイ・ビョンホン(『王になった男』)やチャン・ドンゴン(『危険な関係』)らおなじみの人気俳優のほか、ユ・ジテやク・ヘソンなど映画監督として参加する顔ぶれも見られました。さらに、スターを近くで見られるのが、高級ホテルが並ぶ海雲台ビーチ一帯に設置される、BIFFビレッジ。ここでは俳優&監督によるトークセッション「オープントーク」が連日行われます。今年も映画デビューを飾った「JYJ」のジェジュンやソ・ジソブら人気俳優が登場し、ファンと近いカジュアルなスタイルで魅力を放っていました。さらに、オープニングの翌日夜、ビーチ沿いに敷かれた長ーいブルーカーペットに錚々たる韓国スターたちが続々登場し、夜中ファンの声援が響いていました。これは、韓国の俳優たちが中心のネットワーク「APAN」主催による「スターロード」というイベントで、人気俳優たちを間近で見られる絶好の場所です。さて、映画祭を存分に楽しむのに加えて、もちろん旅の醍醐味として外せないのはグルメ&ショッピング。港町・釜山ならではの海鮮鍋は絶品なので、ぜひ試してみては?時間に余裕のある方は、韓国一の水揚げ量を誇る南浦洞の水産市場、ジャガルチ市場まで足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。また、海雲台から地下鉄で約20分程で若者たちが多く賑わう繁華街・西面に到着。地下街に延々と続く格安のシューズやチープコスメに、思わず大人買いしたくなるかも?開放感に満ちた魅力あふれる街、釜山。日常の見慣れた景色から一歩離れたところで、ひと味違う生の映画体験をぜひ。今年逃してしまったという方も来年こそはお早めにチェック!特集「my first Busan釜山国際映画祭潜入レポート」■関連作品:危険な関係王になった男 2013年2月16日より新宿バルト9、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved第17回釜山国際映画祭 [映画祭] 2012年10月4日から10月13日まで韓国・釜山にて開催
2012年11月30日10月5日(現地時間)、第17回釜山国際映画祭でチャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、セシリア・チャン主演の『危険な関係』が上映され、キャスト陣とホ・ジノ監督による公式記者会見が行われた。原作は18世紀フランスの貴族社会を舞台にしたロルカによる恋愛小説の古典。世界中で幾度となく映画化されてきたが、『八月のクリスマス』や『四月の雪』など恋愛映画の名手として知られるホ・ジノ監督は舞台を1930年代の華やかな上海の上流社会に置き換え、金も権力もある有閑マダムのムジェ(セシリア)とその愛人のプレイボーイ・シェイファン(ドンゴン)が、貞淑な未亡人(ツィイー)を落とすために仕掛けた恋愛ゲームに、自らハマっていく姿を描く。韓国に先駆け公開されいた中国では、大ヒットを記録した。過去10年以上、韓国で“理想の男No.1”と呼ばれてきたドンゴンは、今回初めて悪の魅力に満ちた色男を演じる。「善人やヒーローの役には正直飽きていたので、ぜひとも“オム・ファタール”(運命の男)を演じたかった。僕にとってこれは大きな挑戦でした」と語った。ニコラス・ツェーとの波乱に満ちた結婚・離婚騒動を始め、恋多き女であるセシリアは、自ら「私が演じたムジェは、まるで私の恋愛履歴書そのもの。こんな素晴らしい役を演じられて、いまも夢の中にいるよう。これは愛の教科書。この映画を観れば、愛についていろいろ学べると思うわ」と妖艶に微笑んだ。純情な女性を演じたツィイーは「この映画は、本当の愛とは何かを描いています。でも私も、もしもう一度リメイクされるなら、ムジェを演じたいわ」と言うほど、悪女・ムジェは女優にとっては美味しい役どころをだったよう。どちらの女性がタイプかと聞かれたドンゴンは、「それは難しいですね。でも男としては、純情さと、悪女の魅力、その両方を兼ね備えた女性がいいですね」と笑っていた。第17回釜山国際映画祭は10月13日(現地時間)まで開催。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第17回釜山国際映画祭 [映画祭] 2012年10月4日から10月13日まで韓国・釜山にて開催
2012年10月07日10月4日(木)より開幕中の第17回釜山国際映画祭のオープン・トークイベントに、『ジャッカルが来る』(原題)で韓国スクリーン・デビューを果たした「JYJ」のジェジュンが共演のソン・ジヒョと共に登壇し、ファンの熱烈な歓声を浴びた。著名人を招いて釜山・海雲台ビーチの特設ステージで一般公開する形で行われるこのオープン・トークイベント。登壇前より会場には若い女性ファンを中心に大勢の人々であふれ返っており、ジェジュンが姿を表すと悲鳴に似た歓声が沸き起こった。前日の映画祭開幕イベントではタキシードで決めていたジェジュンだが、この日はリラックスした黒のコーディネートで登場。釜山映画祭に参加するのは、ソン・ジヒョ共に初めてだったが、JYJメンバーの「ジュンスとユチョンより先に釜山に来られて嬉しい」と冗談交じりに喜びを語った。本作では、拉致されてしまう大スターを演じているジェジュン。映画について「コメディやアクションの要素もたくさんあるので、いろんな見どころがある」とアピール。また、この日はファンの要望に応えて歌声も披露し、最後までファンを熱狂させていた。2人以外にも、オープン・トークには開幕式の司会を務めた台湾出身の女優、タン・ウェイと韓国の名優、アン・ソンギのツーショットや『会社員』(原題)を引っさげ映画祭に参加しているソ・ジソブ、『危険な関係』(原題)でチャン・ドンゴンと初共演を果たしたチャン・ツィイーらも参加し、リラックスしたスタイルでファンを喜ばせていた。第17回釜山国際映画祭は10月13日(土)まで開幕中。■関連作品:第17回釜山国際映画祭 [映画祭] 2012年10月4日から10月13日まで韓国・釜山にて開催
2012年10月07日アジア最大級の映画の祭典、第17回釜山国際映画祭が4日(現地時間)、韓国・釜山市で開幕した。釜山市海雲台センタムシティに昨年、オープンした映画祭専用施設“映画の殿堂”で行われた開幕式には、アジアを代表するスターが続々と登場。現在、『王になった男』が韓国で大ヒット中のイ・ビョンホンを始め、オ・ジホ、ユ・ジテ&キム・ヒョジン夫妻、チソン、イ・ジェフン、ムン・グニョン、除隊したばかりのキム・ナムギル、「JYJ」のジェジュンら韓流スターに加え、オープニング作品に選ばれた香港の大作サスペンス映画『COLD WAR』(原題)の主演レオン・カーファイ、アーロン・クォックが、レッドカーペットを華やかに飾った。日本からは『るろうに剣心』の佐藤健、『ライク・サムワン・イン・ラブ』の加瀬亮と高梨臨、『かぞくのくに』の井浦新らが出席。大会場の外まで埋め尽くすファンからの歓声に、みな、顔をほころばせていた。特にレッドカーペット前に詰めかけたファンの熱狂ぶりはすさまじく、一時は警察と揉み合いになるほどの加熱ぶりだった。開幕式の司会は例年、韓国の人気俳優や監督が務めるが、今年は初めて『ラスト、コーション』、『レイトオータム』で知られる中国の女優タン・ウェイが、韓国を代表する名優アン・ソンギと共に大役を果たした。またセレモニーでは、「アジアン・フィルムメーカー・オブ・ジ・イヤー」に選ばれた、日本の若松孝二監督の表彰も行われ、さらにニューカレント部門審査員を務める、チョン・ウソンと日本からは女流監督・河瀬直美も出席した。13日までの期間中、チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、ソ・ジソブ、チョン・ジヒョンらアジアが誇る人気スターが続々と登場するほか、「東方神起」や「江南スタイル」が世界中でヒットしているPSYのイベントも予定されており、例年以上の盛り上がりとなりそうだ。第17回釜山国際映画祭は10月13日(現地時間)まで開催。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:王になった男 2013年2月、全国にて公開© 2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reservedかぞくのくに 2012年8月4日より東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田ほか全国にて公開© 2011 Star Sands, Inc.ライク・サムワン・イン・ラブ 2012年9月、渋谷・ユーロスペースにて公開るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会第17回釜山国際映画祭 [映画祭] 2012年10月4日から10月13日まで韓国・釜山にて開催
2012年10月05日本日(現地時間)、今年も韓国最大の映画の祭典「釜山国際映画祭」が幕を開けた。チャン・ドンゴンやソ・ジソブ、タン・ウェイにチャン・ツィイーとアジア圏を代表するトップスターたちが数多く参加することで注目を集めている本映画祭。今年は、『G.I.ジョー』シリーズや『RED/レッド』の続編など、ハリウッド映画への出演でいまや国際的スターとなったイ・ビョンホンも、主演を務めた歴史大作『王になった男』を引っさげ現地入りを果たしているようだ。1616年、朝鮮第十五代王・光海君(クァンヘグン)。道化師・ハソンは、権力争いのため毒殺の危機に怯える光海と瓜二つという理由から、彼の影武者を務めることに。ハソンを王に仕立て上げる重臣たち、王を偽物ではないかと疑う家臣たち、そして心が通い合わなくなっていた王の突然の変化に戸惑う王妃。さまざまな人間関係が複雑に絡み合う宮中で、平民出身のハソンは戸惑いながらも、次第に民のことを考える“真の王”として頭角を現していく――。韓国ドラマの中でも、「トンイ」や「イ・サン」、「宮廷女官チャングムの誓い」など、日本でも人気を集めている時代劇だが、『王になった男』は人気・実力を兼ね備え、これまで数々の作品に出演したきたビョンホンが初めて時代劇挑んだ注目作だ。さらに、暴君・光海と道化師・ハソンの一人二役にも挑戦し、まったく性格の異なる役を完璧に演じ分けている。脚本は『オールド・ボーイ』のファン・ジュエン、監督は『麻婆島(マバド)』、『あなたを愛しています』のチュ・チャンミンが手がける。絢爛豪華な王朝時代を背景に、歴史から消された15日間に“王となった男”を緻密な構成とドラマチックな展開で描く本作。すでに公開を迎えている本国・韓国では絶賛を浴びており、現在、参加中の釜山国際映画祭では胸を張っての凱旋となりそうだ。ビョンホンは10月6日(現地時間)の夕方から行われるトークショー、同日夜のオープントークに出席する予定だという。『王になった男』は、2013年2月、全国にて公開。■関連作品:王になった男 2013年2月、全国にて公開2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
2012年10月04日青森県深浦町で新鮮な海産物や野菜を鉄板焼きで味わえる「津軽深浦チャンチャンまつり」が開催される。開催日時は10月20日(土)、21日(日)の10:00~17:00。今年で27回目の開催となる。「津軽深浦チャンチャンまつり」は地元の名産である鮭を市民に味わってもらい、消費拡大とともに地域の活性化を図ろうという「食」をテーマにしたイベント。主催は深浦町観光協会。後援は深浦町役場観光課、鰺ヶ沢町観光協会、八峰町観光協会、東奥日報社など。「食」のイベントだけにグルメコーナーが充実している。イベント名である鮭のチャンチャン焼きコーナーはもちろん、夕陽海岸グルメロード、特産品・海産物即売コーナーが用意されている。チャンチャン焼きを楽しむためには「チャンチャンセット引換券」を購入する必要がある。鮭、野菜、特製みそだれのセットで1人前、当日1,600円、前売り1,300円だ。なお、限定1,500食なので購入はお早めに。イベントは、20日10:00の開会式で幕を開け、チビッコ演芸ショーと続く。その後、お楽しみ抽選会、あみ引き合戦、鮭の大漁引きなどが行われる。21日は国盗りあみ引き、お楽しみ抽選会、鮭の大漁引きのほか、「競演YOSAKOI&郷土芸能」などがあり、ステージイベントもみどころとなる。イベントの名称である「チャンチャン焼き」の語源は、昔、漁師たちが親方に見つからないように”チャンチャンコ”を頭からかぶって、スコップの上で鮭を焼いて食べたという逸話に由来していると言われる。深浦町周辺には、1993年に屋久島とともに世界遺産(自然遺産)に登録された「白神山地」がある。人の影響をほとんど受けていない原生的なブナの天然林が世界最大級の規模で分布している山々だ。また、深浦地域ではブナ原生林や、大小33の湖沼群からなる十二湖がある。特に青く透きとおる湖面が美しい「青池」はみどころの一つ。イベント詳細は津軽深浦チャンチャンまつり公式HPで確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日元祖・韓国ドラマブームの立役者、ユン・ソクホ監督が新世代の俳優たちを迎えて贈る純情ラブストーリー「ラブレイン」。主演のチャン・グンソク、ユナ(少女時代)が70年代と現代の2つの時代に生きる男女を1人2役で全く違う顔で演じているという魅力に加え、観る者をとらえるのが2人を取り巻くキャラクターたちとの、もどかしくも胸きゅんする三角関係の恋愛である。その中でいま次代スターとして注目を集めているのがこの2人、キム・シフとキム・ヨングァンである。本人の言葉を交えながら、その魅力をフィーチャー!まず1人目は、“第2のウォンビン”の異名で脚光を集める24歳、キム・シフ。彼もまた、グンソク扮するイナの親友であり、ユナ扮するユニに熱い愛情を傾けるキザ男・ドンウクと、彼の息子でイナの息子・ジュン(グンソク)の幼なじみであるソンホの1人2役を演じている。17歳でパク・チャヌク監督の代表作『親切なクムジャさん』で重要な役に抜擢され、脚光を集めたシフは、その後日本でもスマッシュヒットとなった『サニー 永遠の仲間たち』やチャン・ドンゴン&オダギリジョー主演の『マイウェイ12,000キロの真実』など、確実な存在感を示してきている彼。「ラブレイン」では、その甘いマスクと低いトーンの声で、大学内でのカリスマ的プレイボーイという役どころが見事にハマっているが、その息子・ジュン役ではギラギラとした“肉食系”オーラを削ぎ落とし、温厚で爽やかな好青年に変身している。中でも見どころは、70年代におけるユナ扮するユニを巡るシフ&グンソクの三角関係の恋愛だろう。スタートダッシュでは、奥手のイナ(グンソク)に対し、シフ扮するドンウクは猛烈アピールでユニのハートをゲットしたかに見せるが、そうスムーズに恋愛は成就せず…。男の親友同士ならではの恋のバトルにぜひご注目を。ちなみに、緊急来日中のキム・シフはプレス懇親会を新大久保のカフェ「THE SECRET」にて一般公開する形で行ったところ、日韓メディア関係者やファンが詰めかけ、大盛況の日本デビューを飾った。一方、時は過ぎ、現代の恋愛事情はまた少し異なるようで、グンソクは奥手で純朴な青年から逆に“オレ様”スタイルで、ユニの娘・ハナの乙女心をとらえていく。それに待ったをかけるのが、キム・ヨングァン扮するテソンだ。ハナ自身も想いを寄せる大学の先輩で、スポーツも万能、性格も温厚と文句なしの男性像なのだが…「なぜドラマではいつも妙な展開になって、(ヒロインが)悪い男と恋に落ちるのか分かりません。いつも女性の近くに善良な男性がいるのに…」とヨングァンも不服を立てるように、テソンとハナの恋も“タイミング”で一変してしまうのだ。そんなヨングァンはモデルとして国際的に活躍してきた、まさに正統派のイケメン。まだ俳優としてのキャリアが浅い彼にとって本作は、大抜擢となった。「大御所の監督からオファーがあって、演技の経験が少ない僕を選んでくれて嬉しいし、感謝しています。初めは台本を見て出演は少ないと思ったのですが、段々と出番が増えて嬉しかったです。いいチャンスが来たと思いました」という言葉からも、彼の本作に賭ける“俳優”への意気込みが感じられる。続けて「演技に対する欲というものは常にもっています。いま活躍している大先輩の方々を見て“あんなふうになりたい”というのではなく、自分なりに人と違う演技をして、良い俳優と言われるようになりたい」と話す。ちなみに、劇中ではそっと好きな女性を後ろから支えるさりげない愛情を見せるヨングァンだが、本人は「僕はそうではありません」とバッサリ。「テソンは温かく親切で礼儀正しいです。普段の僕は性格にトゲがありますね。無口なところだけは似ています。他人の目から見てどうかは分かりませんが、普段は少し短気な性格ですから」と自身の性格を端的に説明するヨングァン。実際の彼の素顔は、どうやら劇中とは真逆のよう…?キム・シフとキム・ヨングァン、2人の全く異なるタイプの新しい才能に、ぜひこの秋目を向けてみませんか?特集:トキメキ秋の韓ドラLOVE「ラブレイン」DVD&ブルーレイ<セル>「ラブレイン<完全版>DVD&ブルーレイBOX※未公開シーン約31分追加、テレビ放送版より1話多い全21話ディレクターズカット完全版BOX1(第1話~5話収録)DVD 7,980円(税込)Blu-ray 10,080円(税込)発売中BOX2(第6話~13話収録)DVD 15,960円(税込)Blu-ray 20,160円(税込)発売日:9月14日(金)BOX3(第14話~21話収録)DVD 15,960円(税込)Blu-ray 20,160円(税込)発売日:10月2日(火)<レンタル>vol.1~4レンタル中vol.5~79月19日(水)レンタル開始vol.8~1010月3日(火)レンタル開始発売元:「ラブレイン」製作委員会/販売元:ポニーキャニオン<放送情報>BSフジにて毎週月曜18:00~放送中公式サイト:■関連作品:ラブレイン [海外TVドラマ]
2012年09月07日「美男<イケメン>ですね」、「メリは外泊中」を始め、魅惑的なカリスマ性と母性本能をくすぐる“ツンデレ”スタイルで日本の女性たちをたちまち虜にしてきた、チャン・グンソク。最近では俳優業だけでなく、アーティストとしても才能を開花させている彼が、全く違う2つの顔でその類まれなる才能をさらに見せつける“純愛”ドラマ「ラブレイン」がDVDリリースとなった。2つの時代、2つの“愛”の形を演じることを通して、彼が自らの中に発見したものとは――?70年代と現代、恋を成就させることのできなかった男女とその子供である2人の男女の運命的な出会い、そして恋愛を優しく綴る本作。グンソクは好きな女性に対して奥手なイナと、正反対のクール系・ジュンの親子を1人2役で演じる。「実は、台本を見てすぐに出演を決めたわけではありませんでした。当時、僕はツアーでアジアを回っていて、台本を受け取ってからもずっと海外にいましたし、強く感じるものもありませんでした。ドラマ序盤の設定が70年代だったからだと思います。自分が経験したことのない時代を演じるのは難しいと考えました。でも、なぜか台本の内容が頭から離れず、気づくと移動中に何度も読んでいたんです。そんな自分に気づいて、挑戦することに意味があると思うようになり、出演を決めました」。彼を未知の領域へと奮い立たせたのは、ほかならない「愛の表現」の違いだったという。「アナログな恋愛とデジタルな恋愛という表現方法の違う愛の本質を見せるという点に大きな魅力を感じました。台本をいただいた頃、僕は『きみはペット』の撮影前で、時代もキャラクターも完全に違い、演じてみたいと思ったんです。(今回演じた2世代の親子)イナとジュンは親子の関係ですが、違う時代を生きていて、愛の表現方法も違う。ジュンは父の純粋な愛が全く理解できず、父と息子の関係はどんどん離れてしまいます。一方、イナの愛はとても“純粋な愛”という感じ。透明なガラス玉のように澄んだ愛し方ですが、ジュンは正反対にすごくクールで、言いたいことは言うという性格です。一つのドラマで全く違う2人を演じ分けるのはとても大変で、最も悩んだ部分ですね。このドラマで最も難しい課題で、解くべき問題でした」。全く異なるスタイルで生きる男性の違いを演じるにあたり、まずビジュアルから入っていったと明かすグンソク。「70年代のイナはアコースティックギターが似合うようなイメージで、その時代の大学生に見えるように、当時の資料をたくさん参考にしました」と言う通り、これまでに見てきた彼とは全く異なる純朴な青年に徹している。実際に70年代の格好に身を包んだ感想は?「初めて見る自分の姿でした。常に人が見る自分の姿は意識していますが、今回はメイクもあまりしませんでした。定番のアイラインも描いていないし、服装もとてもカジュアル。僕の父でも着ないような平凡でベーシックな衣裳ばかりでしたから、初めて体験することに対する快感や喜びがありました。それが俳優という職業の面白さだと思います。現代のストーリーになれば絶対に着ない衣裳ですが、それが時代を表現する一つになっているので、面白い経験だったと思います」。本作の監督を務めるのは、言わずと知れた韓流ブームの立役者、「冬のソナタ」などの四季シリーズを手がけたユン・ソクホ監督。本作には、近年のラブコメブームとは一線を画す時間の流れがあり、逆に新鮮さを感じさせる。グンソク自身は“新”韓流ブームの立役者の一人であるが、実はソクホ監督の撮影した初期の作品を見て育ったという。「幼い頃に監督の90年代の作品を見たときも、優れた映像美に感動するほど新鮮な衝撃を受けましたが、今回監督の演出法を学ぶために見てみて、僕は90年代の監督の作品に大きな影響を受けていたようです。多くの作品の中で、純粋な愛の物語が僕の心に響きました。『冬のソナタ』や『秋の童話』は切ない話ですよね。ソクホ監督は映像美を感じさせる監督。撮影時に俳優の演技やキャラクターの感情も重要ですが、それと同様に際立つのが背景やコントラストを重視することです。そのため撮影中は苦労も多くありますが、俳優と監督の間に信頼があれば、お互いが十分に共感しながらいい作品が出来ると思います」。元祖・韓流ドラマの魅力を汲みつつ、自分の表現スタイルを確立していく。大袈裟かもしれないが、そんな彼の柔軟性、幅の広さも本作では感じることができるだろう。改めて、彼が本作で表現する“愛の形”についての考えを語ってもらった。「ジュンのセリフの中で、『父さんは初恋の人を忘れられずに苦しんで、そのせいで母さんも不幸にした』と言うシーンがあります。父親のイナは愛に対して恥じらいをもって正直に近づくことができないもどかしさもありますが、そんな純粋さは真似したい部分でもあります。でもやはり、僕はジュンに近いですね。愛を信じないというのではなく、正直に表現できる人だと思うので、ジュンの方が自分に似ていると思います。でも、僕はジュンのように3秒で女性を落とせません。2.8秒かな?ジュンより早いですね(笑)。また、僕は定められた運命もあり得ると思っています。重要なことは、それをひたすら待ったり定めのままに生きる喜びより運命を開拓するほうが面白いということ。定めが与える無言の情報より人生での経験を通して、また率直に表現していくことで運命は自分で切り開けると思うんです」。特集:トキメキ秋の韓ドラLOVE「ラブレイン」DVD&ブルーレイ<セル>「ラブレイン<完全版>DVD&ブルーレイBOX※未公開シーン約31分追加、テレビ放送版より1話多い全21話ディレクターズカット完全版BOX1(第1話~5話収録)DVD 7,980円(税込)Blu-ray 10,080円(税込)発売中BOX2(第6話~13話収録)DVD 15,960円(税込)Blu-ray 20,160円(税込)発売日:9月14日(金)BOX3(第14話~21話収録)DVD 15,960円(税込)Blu-ray 20,160円(税込)発売日:10月2日(火)※特典映像:北海道ロケなど撮影舞台裏満載のメイキング・ロングインタビュー・予告編※封入特典:特製36Pフォトブックレット※初回封入特典:「黄色い日記帳風ノート+イチョウ型しおり(BOX1)」「生写真入りフォトアルバム(BOX2)」「ロケ地ガイド付ポストカードセット(BOX3)」<レンタル>vol.1~49月4日(火)レンタル開始vol.5~79月19日(水)レンタル開始vol.8~1010月3日(火)レンタル開始発売元:「ラブレイン」製作委員会/販売元:ポニーキャニオン<放送情報>BSフジにて毎週月曜18:00~放送中公式サイト:■関連作品:ラブレイン [海外TVドラマ]
2012年08月24日韓流ドラマ「ラブレイン」の地上波初放送を記念して主演のチャン・グンソクと「少女時代」のユナが揃って来日。7月24日(火)、都内で行われた会見に出席した。「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督による本作。1970年代に出会い、互いに惹かれ合うも別れるイナとユニだったが2012年に再会。それぞれの息子と娘をも巻き込んで運命の愛が動き出す…。グンソクとユナは共に、70年代のイナとユニ、そして現代のジュンとハナという2役に挑戦しているが、グンソクは「純粋な心を持ってるイナとは似ている部分があるから演じやすかったけど、ジュンはプレイボーイでキスシーンまであるし難しかった(笑)」と語る。ユナは「最初は70年代の方が経験がない分、難しいと心配してましたが、始まると小道具や風景に助けられて演じることができました。逆に現代のハナは自分と似ているところがあるだけに、自然に演じられているかどうか心配になりました。でも2役に挑戦できて意味深い作品になったと思います」と充実した表情で語った。70年代と現代、どちらで暮らしたいか?という質問に「選べるなら70年代に戻りたい」とグンソク。「70年代という時代は、声を聞きたい、会いたいと思っても携帯電話もないので手紙を書いたり雨の中を相手の家の前で待ち続けたり、現代よりも純粋な時代だったと思う。両親が生きた70年代に戻って初恋をしたら、美しい記憶を心に留められるのではないかと思います」と、女性ファンなら胸キュン必至の心の内を明かす。ユナも「いまの時代の恋愛の速度はすごく早い。積極的ですぐに告白しますよね。でも70年代はあまり積極的でなく、待ったり耐えたり、自分の気持ちを隠したりということが多い。その分、切実で濃い恋愛ができそうな気がします」とうなずいた。印象に残っているシーンとしてグンソクが挙げたのは、「小さなソファの上で、ユナとチューしたシーン(笑)」。「演じながらドキドキしてましたが、撮影が終わるとドキドキも終わって、そのまま家に帰りました」と残念そうに(?)語り笑いを誘った。ユナは最終話の結末に関わるシーンについて語りそうになり、グンソクから「秘密だよ~!」とすかさず突っ込まれ、慌てて人差し指を口許にやり「秘密よ」と微笑んだ。ちなみに本作は2月から3月にかけての極寒の北海道でも撮影が行われた。「実は子供の頃から寒いのが大の苦手」というグンソクは、「正直、死ぬかと思った」と思い出すのも辛そう。それでも「札幌の夜は長いですね(笑)」と語るなど、しっかり北海道を堪能したよう。ユナも「ラーメンを食べたり、たくさんおいしいものを食べました」と笑顔でふり返った。ドラマ「ラブレイン」はフジテレビ韓流αにて7月25日(水)より放送。公式サイト:「ラブレイン」loverain.jp/■関連作品:ラブレイン [海外TVドラマ]
2012年07月24日人気俳優で歌手のチャン・グンソクがDJ BIG BROTHERとタッグを組んだユニット「TEAM H」として「SUMMER SONIC 2012」に出演する事が決定した。【公演情報はこちら】今年芸能活動20周年を迎え、今月7日(土)のソウル公演を皮切りに、およそ15万人を動員する自身最大規模となるアジア・ツアーを開催するチャン・グンソク。日本公演は4大都市のアリーナ・ツアーでおよそ10万人を動員予定など、チャン・グンソクの人気はうなぎのぼりだ。そんなチャン・グンソクが、「TEAM H」としてサマーソニックで見せるパフォーマンスに期待がかかる。チャン・グンソクのほか、INFINITEやTHE KOXX、紫雨林などの韓国のアーティストの出演も決定した。今年のサマーソニックは、韓国勢のパフォーマンスにも注目が集まりそうだ。「SUMMER SONIC 2012」は、8月18日(土)・19日(日)にQVCマリンフィールド&幕張メッセ、舞洲サマーソニック大阪特設会場にて開催。「TEAM H」は8月18日(土)に大阪会場、19日(日)は東京会場に出演する。
2012年07月06日韓流スター、チャン・グンソクが6月27日、イメージキャラクターを務める韓国の自然派コスメブランド「ネイチャーリパブリック」の日本発売1周年記念イベントに登場した。チャン・グンソクの公演チケット情報同ブランドのCMで共演したサントス・アンナも交えてトークを展開。CMではふたりが仲良く石けんの泡を付けて洗い合うシーンが印象的で、アンナは「(撮影は)とても緊張したけど、(グンソクは)緊張しているように見えなくて、プライベートでもやっているんですか?」と直球の質問を投げると、チャン・グンソクは「緊張していましたよ。ドキドキしました。女性の肌を直接タッチすることは初めて。経験がなかったので気持ちよかったです」とニンマリ。司会者が「え~?」と疑いの声を上げると、すかさず「『え~』じゃねえよ~、あはは」と茶目っ気たっぷりにグンちゃん節を炸裂させ、場内を沸かせた。日本で行きたい場所を聞かれると、「君の心かも……(笑)」とキザなせりふで沸かせたかと思うと、「大阪の心斎橋でナンパしたい!(ナンパ)したことがないので、どんな気分かなと思って」と大胆発言。また、肌の手入れについて問われると、「冗談じゃなくて、これがあれば問題ない!」と同ブランドの製品を取り上げ、「一番大事なのは毎日たくさん使う事。ローションを使うときは手の甲で使う方がいいですよ」とアドバイスした。この日は、同ブランドの広報活動を行う、小林豊と安倍龍太郎からなる「ネイチャーリパブリック・ボーイズ」の任命式も行われた。チャン・グンソクはふたりに記念の楯を授与し、「わたしより兄貴だと思いましたけど、若いんですよね?高校3年生?いい時だね~」としみじみコメント。そして、同ブランドについて「韓国の代表的なブランド。安いけどとてもよい製品なので、日本のみなさんも使ってみてください!」とPRした。さらに、7月7日(土)のソウル公演を皮切りにスタートする、2度目のアジア・ツアーにも触れ、「今回の来日で、日本のみなさんからいろんなエネルギーをもらいました。このエネルギーでツアーを始めます!」と意気込みを語りイベントを締めくくった。同21日(土)により神奈川公演よりスタートする日本公演のチケットは6月30日(土)10時より一般発売が開始となる。
2012年06月28日現在開幕中の第15回上海国際映画祭にて、日本から唯一コンペティション部門に出品された内田けんじ監督の最新作『鍵泥棒のメソッド』が上映され、6月16日(土)と翌17日(日)、内田監督を始め、主演の堺雅人と広末涼子がレッドカーペット、舞台挨拶、記者会見に登壇し大きな歓声で迎えられた。銭湯で転倒した拍子に頭を強打し、記憶を失った伝説の殺し屋・コンドウと偶然その場に居合わせた貧乏役者・桜井がそれぞれ人生を入れ替わったことから始まる奇想天外なストーリー。本作の上映チケット発売前夜から長蛇の列ができ、チケットは即完売、さらに中国版のTwitter「微博」ではフォロワーが200,000人を超えるなど早くから高い注目を集めていた本作。堺さんと広末さんが到着した上海の空港ではファンが殺到し、空港内が一時騒然となるほどで、その後行われたレッドカーペットでは、タキシード姿の堺さん、フェミニンなドレスに身を包んだ広末さんは、同日来場していたジャッキー・チェンやチャン・ドンゴンなどのアジアのトップスターたちをも食ってしまいそうな大歓声を浴びていた。翌日行われた舞台挨拶も、もちろん満席。この連日の大歓迎に堺さんと広末さんは「上海最高です!」(堺さん)、「上海、大好きです」(広末さん)と上機嫌。内田監督も「中国でおふたりがこんなに人気があるなんて…。キャスティングしてよかった(笑)」とご満悦の表情を見せた。また、「どうして香川(照之)さんがいないのか?」という質問に、堺さんは「香川さんはいま、歌舞伎という日本の伝統芸能に挑戦しています。でも、この映画ではバカやってますけど(笑)」と、上海入りが叶わなかった香川さんに代わって見どころのアピールをした。さらに、同日に行われた記者会見場でも多くの報道陣が押しかけ、場内は熱気にあふれた。ここでは「もし上海を舞台にした映画からオファーがあったら?」という質問をされた堺さん。「上品で活気のある街。もし僕が参加できるなら、思いっきり楽しみたいですね」と国際俳優への意気込みも匂わせていた。『鍵泥棒のメソッド』は9月15日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年06月18日オダギリジョーとチャン・ドンゴンのW主演作で今年1月に劇場公開された『マイウェイ 12,000キロの真実』のDVD&ブルーレイが6月6日(水)に発売されるのを記念して、6月5日(火)、都内にてオダギリさんと共演の山本太郎によるトークイベントが開催された。日本人青年の辰夫(オダギリさん)と朝鮮出身のジュンシク(ドンゴン)という祖国の異なる2人の男が、日本・ソ連・ドイツの3か国の軍服を着て戦場を渡り歩き、ぶつかり合いながらも友情を取り戻していく数奇な運命を描いた本作。山本さんは登壇するやいなや「どうも原発です(笑)!」とおどけて挨拶し会場を沸かせた。一方のオダギリさんはというと「正直、(撮影は)2年前のことなので忘れてしまってます。今日はみなさんと一緒に思い出していければ」と独特のマイペースさを維持。MCから本作の出演が決まったときの感想を聞かれても「えぇ…、そうですね…頑張ろうと思いました(笑)」とたどたどしく思い出しながら語った。だが、トークが進むにつれヒートアップし「韓国映画の現場で、日本人俳優として『ナメられてたまるか!』と思ってました」と力を込めるオダギリさん。極寒の中、ロープで吊るされたり本物さながらの戦争シーンのために爆弾がすぐそばで爆発するなど、オダギリさん曰く“人間扱いじゃない”撮影現場の過酷さが公開当時、大きな話題となっていたが、「僕たちが血まみれで撮影している途中で、(カン・ジェギュ)監督がマカロンを差し入れてくれたんですけど、あんまりにもニコニコしすぎてて正直ムカつきました(笑)。全然、マカロンの気分ではなかったです…」と本音を暴露し、笑いを誘った。ここぞとばかりに愚痴(?)をこぼすオダギリさんだが、撮影中は「修行僧みたいだった」と山本さんが語るほどの落ち着きを見せていたよう。一方で、「オダギリくん以外の日本人俳優勢は、韓国のロケでオールアップでしたが、オダギリくんはその後もヨーロッパロケもあってホンマに、みんなが帰国するときは子犬のような目で寂しそうにしていました」と明かすと、「いや、ホントに寂しかったですよ」とオダギリさん。そんな寂しい思いをしながら日本を離れていた9か月にも及ぶ日々を「3.11の大震災があったり、自分の子供が生まれたりと色々なことがあり、本当に長かった」と改めてふり返った。イベントの最後には、先日、自身のTwitterで一般人女性との結婚を発表した新婚ホヤホヤの山本さんにサプライズでオダギリさんから花束が贈られると、会場は祝福モードに。満面の笑みでイベントを終えようとしていた山本さんの傍ら、オダギリさんは「ようやく、すごく喋るモードになってきました」とマイペース発言で最後まで会場を沸かせていた。『マイウェイ 12,000キロの真実』はDVD&ブルーレイは6月6日(水)よりリリース。『マイウェイ 12,000 キロの真実』ブルーレイ&DVD セット【初回限定生産】価格:3,980円(税込)発売日:6月6日(水)※同時レンタル、オンデマンド配信開始発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET. ALL RIGHTS RESERVED.■関連作品:マイウェイ 12,000キロの真実 2012年1月14日より全国にて公開© 2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET, ALL RIGHTS RESERVED
2012年06月05日援助交際スキャンダルに反論もアジアトップのよびごえも高い、中国の美人名女優、チャン・ツィイー。カンヌ国際映画祭でプレミア上映された、中韓合作映画「Dangerous Liaisons」にも主演を果たしているが、なぜか出席しておらず、不思議だと見る向きが広がっていたが、これには失脚した薄煕来・前重慶市党委員会書記と援助交際の関係にあったというスキャンダルが絡んでいたらしい。香港大衆紙である「蘋果日報」が、米インターネットメディアの「博訊新聞網」の報道内容を引用して報じたもので、過去5年間に10回以上関係をもったと伝えた。チャンはこれに対し、事実無根として反論。法的対応に乗り出している。徹底して戦う美女のすっぴんは…香港の法律事務所を通し、大衆紙側へすでに公開書簡を送っているという。当初は取り合うこともばかばかしいと考えてもいたようだが、やはり真実と誤解される可能性があることから、徹底的に責任を追及することとしたという。30日、中国版のツイッタ―とも呼ばれる「微博」で、チャンは、法律をバックに、また支持してくれる人たちの声を力に、徹底して戦うことを宣言している。スキャンダルの規模も大きいトップスターだが、これを受け、31日のセレブTimesが発掘した貴重なすっぴん写真は見もの。意外に普通という印象もあるが、やはり清純派の中国女性といった感じだ。ただ現在のメイク写真と見比べると、その垢ぬけ度など、別人並みともいえる。メイクの力はやっぱり偉大かも?!元の記事を読む
2012年06月01日日本でも大フィーバーを巻き起こしている韓流スター、チャン・グンソクが、8月18日(土)より公開となる『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』の主題歌を担当することがわかった。その他の写真楽曲タイトルは、彼の1stアルバム『Just Crazy』(5月30日発売)の1曲目に収録される『200 miles』(トゥー・ハンドレッド・マイルズ)。これまでにも『きみはペット』ほか主演作品の主題歌を手がけた経験はあるものの、日本の、それもアニメ映画の主題歌に抜擢されるのは自身初の快挙となる。これを受けてチャン・グンソクは、「初めて僕の歌がアニメーション映画の主題歌になりました!たくさんの人たちに、映画も音楽も楽しんでいただきたいです」とコメント。人気作品への異例の抜擢に興奮を隠せない様子がうかがえる。また、曲調も物語のスケール感やダイナミックなバトルを意識したスピード感あふれるロックチューンということで、彼のファンのみならず、原作ファンにも支持される1曲となりそうだ。『FAIRY TAIL』は、2006年より週刊少年マガジンで連載され、累計発行部数が2000万部を超える人気作品。魔導士ギルド“妖精の尻尾(フェアリーテイル)”の面々がさまざまな依頼を解決しつつ旅をするバトル・ファンタジーで、現在TVアニメも放映中。本作『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』が、初の映画化となる。さらに今作では原作者の真島ヒロ自らが、原案やコンセプトデザインに製作段階から参加した完全オリジナルストーリーとなっており、劇場版ならではの壮大な物語に期待が集まっている。『劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-』8月18日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年05月08日韓国では2005年に公開された『私の頭の中の消しゴム』以来の動員を記録、日本でも初登場で第3位の成績を記録した映画『マイウェイ 12,000キロの真実』。本作で凶暴な日本軍曹長役を演じた山本太郎が舞台挨拶に登壇し、自らの役と映画について語った。その他の写真オダギリジョーとチャン・ドンゴンを主演に、日本、ソ連、ドイツ3つの軍服を着た東洋人が過酷な旅を生き抜く姿を描いた本作。山本が演じるのは、オダギリ扮する長谷川辰雄が率いる日本軍守備部隊の曹長・野田役だ。この日登壇した山本は“戦争に翻弄された哀しき曹長”と形容される彼の人物像について「権力がある時は弱き者に不当な扱いをし、立場が逆転すると手の平を返すような人間」と分析。さらに「日本人の悪を集約したような役で、はじめは引き受けたくなかった」と告白することから、過激な人物だということが分かる。また、役作りをする上で、“野田とはどういう人間なのか?”を追及すべく、カン・ジェギュ監督と二人でバックグランドを作っていけたのが良かったという山本。その作業が役を引き受ける大きなきっかけとなったそうだが、そんな野田の生き様については「エゴの塊みたいな人間でも、どうしても生きたいという思いがあった」と捉えているという。さらに、「彼は(映画で描かれた)いろんな人間の一人。狂った時代にこそ、自分の心の中にある善的な部分と悪の部分、どちらをチョイスするかで結果が変わってくる。今の時代はそれが求められている」と持論を展開。最近では反原発運動で注目を浴びている山本だが、その時と同じような鋭さを舞台上でも垣間見せていた。『マイウェイ 12,000キロの真実』公開中(C)2011 CJ E&M CORPORATION & SK PLANET. ALL RIGHTS RESERVED
2012年01月27日小川彌生の人気コミックを韓国で映画化した『きみはペット』の公開初日舞台挨拶が1月21日、東京・TOHOシネマズ 日劇にて行われ、主演のチャン・グンソクとキム・ハヌルが登場した。映画『きみはペット』イベント・映画チケット情報前日に行われたジャパンプレミアにも出席し、冒頭に「日本で映画の舞台挨拶をするのは『着信アリ-Final』の時以来2回目。緊張しています』と語っていたチャン・グンソク。しかし、この日は「最近は、記者会見やコンサートのステージ上からの挨拶が多かったので、映画館で挨拶してると、“本物の俳優”になった気持ち。(今まで)忘れちゃってたんです」と“グンちゃん節”を炸裂。「アジアのプリンス」「ワールドプリンス」を公言しているのに、なぜ年下のペット役を引き受けたのか?という問いに「うーん。お金がなかったんです。しょうがなかったんです」とユーモアたっぷりの発言で会場を沸かせた。同作は、職場を左遷され、恋人には捨てられたエリート女性編集(キム・ハヌル)と、彼女に拾われた年下の美男ダンサー(チャン・グンソク)が“ご主人とペット”として奇妙な同居生活を繰り広げる物語。グンソクの“ご主人様”であるチ・ウニを演じたキム・ハヌルが「ウニは仕事を頑張っているけれど、本当は悩みを抱えていたり、誰かに頼りたいという思いを持っている女性。そんな所は私も似ていますね」とコメントすると、チャン・グンソクは「(ハヌルのペットになったら)ハグしてあげたい。チャンスがあったら色々なことも……できると思います」と意味深発言。しかし、“ご主人様”に「気分がいい時は(ハグも)嬉しいけど、悪い時はイマイチですね(笑)」と一蹴されてしまう場面も。最後には、1月23日(月)が旧正月ということで、ふたりの書き初めが披露された。キム・ハヌルはハングルで「気絶」と書いた掛け軸を持ち、「日本で観客が500万人くらい入って、気絶するくらい嬉しい気持ちになったらいいな、という思いを込めて書きました」とコメント。チャン・グンソクは「笑www」を見せながら、「仕事の時も疲れた時も笑って楽しめば何でもできると思います。友達とメールする時よく使っているんです」と語った。映画『きみはペット』は公開中。
2012年01月23日いまをときめく韓流スター“グンちゃん”ことチャン・グンソクが今年初来日!待望の主演作『きみはペット』のジャパン・プレミアを、共演したキム・ハヌルと共に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行った。グンソクが客席通路に敷かれたレッドカーペットに登場すると、約600人の女性ファンで埋め尽くされた客席からは悲鳴にも似た大歓声が。当のグンソクもファンと握手したり、投げキッスをしたりと持ち前のサービス精神で、日本での今年“初仕事”をこなしていた。累計400万部を超える小川彌生の同名人気コミックスを韓国で映画化。仕事では左遷の憂き目に遭い、プライベートでは失恋したアラサーのキャリアウーマン(ハヌル)と若き才能あふれるバレエダンサーの青年(グンソク)が“飼い主とペット”という奇妙な関係で同居をスタート。干渉し合わないはずだった2人の間に嫉妬や孤独、裏切りといった感情が走るというロマンティックな恋愛コメディ。実は撮影が終わったいまでも、グンソクはハヌルのことを“ご主人様”と呼んでいると言い「ご主人様とペットという関係はいまも続いています」と早速、ファン泣かせ(!?)な意味深発言。すかさず「いまは新しいご主人様を募集しています」と切り返し、そのツンデレな言動でファンを大いにふり回した。ハヌルに対して「共演できて幸せでした」と感謝の言葉を忘れない点もさすが!一方のハヌルは「ワンちゃんみたいなところがありますね。シッポは振らないですけど」とグンソクの“ペットぶり”に太鼓判。それでも現場では「頼れる存在だった」と言い、「私が疲れているときも笑顔を見せてくれたり、ギターを弾いてくれたり。常にエネルギーにあふれていたので、こちらも元気をもらいました」と笑顔で撮影をふり返った。この日は約100人のプレス関係者が集結。2012年も“グンちゃん”パワー健在だと印象付けた。『きみはペット』は1月21日(土)より全国にて公開。■関連作品:きみはペット 2012年1月21日より全国にて公開■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第22回)あなたが憧れる“恋映画”は?ファンの投票を受け、チャン・グンソク&キム・ハヌルから特別メッセージ到着!韓流カルチャー誌「アジアンクールラブマガジン」本誌&大鐘賞パンフレットを5名様プレゼントどのグンソクが好き?ファンの声で作る『きみはペット』前売り券ビジュアル投票実施“ペット”になったグン様が「ワン!」最新作『きみはペット』予告編が解禁!
2012年01月20日