日本レコード協会主催の「第26回 日本ゴールドディスク大賞 授賞式」が1月27日に東京・六本木のニコファーレで行われ、ノラ・ジョーンズのアルバム『ノラ・ジョーンズの自由時間(原題:...featuring Norah Jones)』が、ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。このアルバムは、ノラ・ジョーンズがレイ・チャールズやハービー・ハンコック等、世界の一流ミュージシャンたちとコラボレーションした楽曲を収めた作品。ノラ・ジョーンズの情報を見る今年でデビュー10周年を迎えるノラ・ジョーンズは、先日、約2年半ぶり5枚目となるオリジナル・スタジオ・アルバム『リトル・ブロークン・ハーツ』を春にリリースすることを発表したばかり。今回アルバム・プロデューサーに起用された、ミュージシャンでグラミー・プロデューサーのデンジャー・マウスとのコラボレーションにより制作され、ブルーノート・レコード/EMIよりリリースされる。
2012年01月30日缶コーヒーのCMのコミカルな演技でもお馴染みのトミー・リー・ジョーンズが、日本の戦後をテーマにしたピーター・ウェーバー監督の『Emperor』(原題)で、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の総司令官を務めたアメリカ陸軍のダグラス・マッカーサー元帥を演じることが明らかになった。第二次世界大戦後の混とんの渦中にある日本を舞台にした歴史大作の監督を務めるのは、『真珠の耳飾りの少女』『ハンニバル・ライジング』のピーター・ウェーバー。GHQでマッカーサーの参謀のひとりである日本通の将官、ボナー・フェラーズを「LOST」のマシュー・フォックスが演じる。奈良橋陽子、野村祐人、ラス・クラズノフとともにプロデューサーを務めるゲイリー・フォスターは、ジョーンズの出演について「アメリカの伝説的英雄であるダグラス・マッカーサー元帥という役に、トミーは力強さと知性をもたらし、重厚に演じてくれるだろう」と「The Hollywood Reporter」誌上で期待を寄せている。壮大な政治ドラマを軸に、フェラーズと日本人女性・アヤの恋愛も絡む本作は、今月から製作準備にとりかかるという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:メン・イン・ブラック3 2012年5月25日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:黒スーツのあのコンビが戻ってくる!『メン・イン・ブラック3』最新映像到着
2012年01月19日アカデミー賞の特別賞を授与する第3回ガヴァナーズ賞授賞式が12日、ロサンゼルスで開催され、名誉賞を受賞したジェームズ・アール・ジョーンズが舞台出演中のロンドンから衛星中継で喜びを語った。80歳のジョーンズは『ボクサー』(’70)でアフリカ系アメリカ人としてシドニー・ポワティエに続くオスカー主演男優賞候補となった名優であり、『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダーの声を務めたことでも知られている。アレック・ボールドウィンやグレン・クローズらの祝辞の後、舞台「ドライビング・ミス・デイジー」を上演しているロンドンのウェストエンドのウィンダム劇場でイギリスの名優、サー・ベン・キングズレーからジョーンズに名誉賞が贈られる様子が会場に衛星中継された。ジョーンズはスピーチで「俳優にとっての悪夢が、裸でステージに立ち、しかも自分の台詞を忘れてしまうことだとしたら、いまの私の状況はどう呼べばいいだろう?服は着ている。自分の話す言葉も分かっている。舞台袖からサー・ベン・キングズレーが現われてオスカー像を渡してくれる!これを俳優の夢精と呼ばずして何と言えばいいのか…。非常に光栄で、とても感謝しています。たまげています」と率直な表現で喜びを語った。名誉賞は『ゴッドファーザー』シリーズや『タクシー・ドライバー』などを手がけ、『アマデウス』(’84)でオスカー受賞経験もある89歳の特殊メイクアップアーティストのディック・スミスも受賞。人気司会者のオプラ・ウィンフリーは長年の功績と慈善活動を評価され、ジーン・ハーショルト友愛賞を受賞した。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO
2011年11月14日ジョニー・デップがカメレオンを演じた映画『ランゴ』が22日(土)に日本公開されるが、本作はCGアニメ作品ながら、全世界で圧倒的な人気を集めた『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャスト・スタッフが再集結している。その他の写真『ランゴ』は、人間に飼われていたカメレオンのランゴが、導かれるままに訪れた水不足に悩む街で、成り行きで保安官に就任するも、自身を見つめなおし、街の人のために活躍する“真のヒーロー”になるべく奔走する姿を描く。本作を手がけたのはゴア・ヴァービンスキー監督。『パイレーツ』シリーズ前3作を手がけるも、あえて4作目を監督せず、次のプロジェクトに挑んだのが『ランゴ』だ。そもそも、本作のアイデアは『パイレーツ…』に参加前からあったそうで、短い概要まで作り上げていたという。その後、『パイレーツ…』のプロジェクトに参加した監督は、デップや世界最高峰の映像工房ILMもスタッフたちと出会い、評価・興行的な成功が最高潮に達した段階で『ランゴ』の製作に着手した。名キャラクター“ジャック・スパロウ”を生み出したデップとヴァービンスキー監督は本作で、カメレオン“ランゴ”のキャラクターをゼロから創出。さらにそこには、『パイレーツ…』でジャック船長を苦しめたデイヴィ・ジョーンズを演じた名優ビル・ナイの姿も。本作でナイは、ランゴの前に立ちはだかる殺し屋ジェイクを演じており、姿こそ違えど再び、デップとナイがスクリーンで対峙する瞬間が楽しめる。そんな俳優たちの演技を新技術“エモーション・キャプチャ”を用いて、CGキャラクターに投影したのがILMのクリエイターたち。ちなみに彼らは『パイレーツ…』のVFXも手がけ、オスカーの栄冠に輝いている。物語も、登場人物も異なるが、『パイレーツ…』のメンバーが再集結して作り上げた本作も高い評価を得ており、今年のハリウッド映画祭では、常連ピクサーを破って『ランゴ』が見事にアニメーション賞を受賞。パラマウントスタジオ内にアニメ部門が新設されるほどのヒットを記録している。『ランゴ』10月22日(土) 新宿バルト9 ほか全国ロードショー
2011年10月07日キャサリン・ゼタ・ジョーンズが双極性障害(躁うつ病)の治療のため、入院していたことを彼女の代理人が13日に明らかにした。昨年は夫のマイケル・ダグラスが咽喉がんの闘病生活を送っていたが、そこで彼女自身の心労もたまっていったようだ。代理人は「昨年ストレスと向き合ったキャサリンは精神保健施設への短期入所を自ら決意しました。双極II型障害の治療のためです」と声明を発表、「彼女は元気で、今週から新作映画2本の仕事にとりかかるのを楽しみにしています」と現在は回復していることも伝えた。「People」誌で彼女の友人が明かした話によると、キャサリンは施設で5日程度を過ごしたという。治療が行われた場所や時期については不明。ダグラスは今年1月にがん克服を宣言したが、「昨年は彼女にとって大変な1年でした。マイケルと一緒に病気と闘わなければならなかったのですから」と友人は語る。さらに「彼女は仕事を再開する前に、自分が最高の状態にあるかどうかを確かめようと数日間入所したんです。そして実際、大丈夫だったというわけです」と続けた。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:理想の彼氏 2009年11月27日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Rebound Distribution, LLC■関連記事:愛されるN.Y.映画ランキング…1位は不動の『セックス・アンド・ザ・シティ』!キャサリン・ゼタ=ジョーンズ動画インタビュー!真実の愛の見つけ方を伝授?ハリウッド青田買い?間もなく公開『理想の彼氏』で、ダコタ姉妹に続く名子役を発見あなたのお気に入りのN.Y.映画は?最新N.Y.映画&ドラマグッズセットを5名様プレゼントニューヨークの魅力満載!女性限定『理想の彼氏』試写会に30組60名様をご招待
2011年04月15日話題の正月映画で、世界中で愛され続ける絵本を実写化した『かいじゅうたちのいるところ』の監督のスパイク・ジョーンズと主演の少年、マックス・レコーズが来日!プロデューサーのビンセント・ランディと共に12月14日(月)、記者会見に臨んだ。会見終了間際には、つい先日、妊娠を発表したばかりであり、本作の日本語吹き替え版で“かいじゅう”のひとりの声を担当した永作博美が登場し、監督らに花束を贈呈した。8歳の少年・マックスが“かいじゅうたち”が暮らす島に流れ着き、成長していく姿を描いた本作。マックスは初来日となったが「昨日は少し時間があったので、ジブリ美術館に行き、すごく楽しみました。日本は建物がカラフルで大きくて楽しいです」と笑顔で挨拶した。偶然にも自身と同じ名前の役柄を演じることになったマックスだが「撮影の間はあまり何も考えずに、車に乗ってどこかに行って演じる、ということの繰り返しでした。(かいじゅうの)着ぐるみを相手に演技するときも、特別に何も考えずに、中に入っている俳優さんと演技をするという気持ちでやりました」と明かした。かいじゅうたちに混じって劇中、マックスも狼の着ぐるみを着ているがその着心地はと言うと「狼の着ぐるみは全部で56着あって、シーンによって汚れ具合が違ったりするんだ。汚くて暑苦しくて嫌なものもあれば、それほどでもない悪くない着心地のものもあったよ(笑)」。さらに、スパイク監督の印象を尋ねられ「“第二の父親”って言えばいいのか“年に二回くらいしか会わないクレイジーなおじさん”って言えばいいのか(苦笑)。厳しい監督ってわけではなくて、仕事のときも勝手なことやりながら楽しんでる感じだったかな…」と語り、会場は笑いに包まれた。監督も、公式に日本を訪れるのはこれが初めて。本作では、かいじゅうの動きが精密に描かれているが、これについて監督は「かいじゅうとの撮影は大変だったよ!彼らは300ポンド(約136キロ)もあるし、なかなか言うことを聞いてくれず、危険と隣り合わせの撮影だった。ときどき、僕らを食べようとしたり、かじったりして来るんだ。(手をかざしながら)ほら、指が1本なくなってしまったんだ!大変だったけど何とかやりぬいたよ」とユーモアたっぷりに語り、隣のマックスは大笑い。プロデューサーのビンセントは「どうやってかいじゅうたちに生命を与えるか、というのは大事な問題でした。全てをCGにすれば、俳優は何もないところで演じなくてはいけない。この映画の持つ、本質的な意味での自然な感じを出すためにも、実際にかいじゅうを動かすことにしました。何年もかけて我々が求める動きを追求しました」と苦労を明かした。そしてこの日の会見には、本作の日本語吹き替え版で、心優しき女のかいじゅう“KW”の声を担当した永作博美が登場し、壇上の3人に花束を贈呈した。永作さんはまず、初めて本作の映像を目にしたときの感想を尋ねられ「感動しました!原作を知ってはいたのですが、絵本というのはどれもシンプルに構成されているもので、これをどう長編にするのか?とドキドキしていました。実際には、観れば観るほどにこの映像に取りこまれていきました。3回泣いて、数え切れないほど笑って…。『男の子ってこうやって遊ぶのか!』って自分が子供の頃を思い出しました」と熱く語った。また、自身が演じた“KW”を「色っぽい」と表現する永作さん。「(かいじゅうの)表情を頼りに演じました」とその感情表現について明かした。監督は、グラミー賞にノミネートされた実績を持つカレン・オーによる本作の音楽について「映像と同じようにナイーヴでイノセンス、感情の奥行きがほしかった。9歳を思い出すような映画にしたくて、カレン・オーを起用しました」と説明したが、永作さんもこの音楽を絶賛。「生々しい音楽で素敵です」と力を込めた。マックスは最後に「僕とスパイクとビンセントの3人がこの映画を観て、それぞれ感じ方や受け止め方が違ったんです。きっと観る人それぞれが、この作品を通してユニークな体験ができると思います」とアピール、会見は幕を閉じた。『かいじゅうたちのいるところ』は1月15日(金)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:かいじゅうたちのいるところ 2010年1月15日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Entertainment Inc.■関連記事:“かいじゅうたち”の秘密、制作秘話を大公開メイキング画像も!オスカー前哨戦のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でG・クルーニー新作が4冠シネマカフェ12周年で『かいじゅうたちのいるところ』とのスペシャル・コラボが実現シネマカフェ12周年記念『かいじゅうたちのいるところ』試写会に15組30名様ご招待こども店長が狼の着ぐるみでアフレコ!「嘘をついて怒られることはあります…」
2009年12月14日