ロモジャパンは、ロモグラフィーのインスタントカメラ「Lomo’ Instant(ロモ インスタント)」のバレンタインエディションとして、「Lomo’ Instant Marrakesh(ロモインスタント マラケシュ)」の販売を開始した。価格は1万7,500円(税抜)。同製品は、ロモグラフィーのインスタントカメラ「Lomo’ Instant」のバレンタインエディション。本体デザインには、ピンク色に彩られた街並みが有名なモロッコの都市「マラケシュ」をモチーフにした、ローズカラーの革張りを採用している。レンズは、ワイドアングルレンズ(最短撮影距離0.4m、焦点距離27mm相当)が搭載されるほか、魚眼レンズ、焦点ポートレートレンズ、クローズアップレンズの3種類のレンズアタッチメントが付属し、用途やシーンに合わせて取り付けられる。また、撮影モードはオートフラッシュとマニュアルフラッシュ(ON/OFF)の3つから選択でき、付属のフラッシュ用カラーフィルター(ブルー、レッド、パープル、イエロー)を使ってアーティスティックなインスタント写真に仕上げることも可能。さらに、シャッターを押している間ずっとシャッターが開く「長時間露光」や、同じコマに異なる写真を重ねる「多重露光」にも対応している(三脚とケーブルレリーズが取付可能)。なお、使用フィルムは、世界中で一番多く使われているインスタントフィルム「FUJIFILM Instax miniフィルム」を採用し、欲しいときに簡単に入手できる。撮影した写真サイズはクレジットカードと同じサイズなので、どんな財布にも入れることが可能となっている。
2016年01月12日ニコンは「International CES 2016」において、デジタル一眼レフカメラ「D5」や「D500」を発表し、ブースでは実機を展示している。プロフェッショナル向けとして登場したD5を多くのユーザーが触りに来ていた。○新たなフラッグシップ「D5」D5は、2014年発売の「D4S」の後継機として、35mmフルサイズに相当するニコンFXフォーマットのCMOSセンサーを搭載。有効画素数は2,082万画素で、常用ISO感度がISO100~ISO102400、拡張感度がISO50、ISO3280000相当と、特に高感度側で大幅に拡張された。画像処理エンジンとしてEXPEED 5を搭載し、高感度の画質やホワイトバランスの精度、肌色の再現性の向上などが図られている。AF測距点は153点(うち99点はクロスセンサー)へと拡大。ユーザーが任意に選択できるのは55点だ。さまざまなシーンで正確なAFを実現するため、初めてAF専用エンジンを搭載。並列処理によって、高速な処理が可能となった。連写はAF追従で10~12コマ/秒、ファインダー像の消失時間の短縮も図られている。4K動画の撮影もサポート。30p/25p/24pに対応しており、4K画質でのJPEG画像切り出し機能も用意する。背面には3.2型・236万ドットのタッチパネル対応モニターを搭載。ファインダーは視野率約100%、倍率は約0.72倍。マグネシウム合金のボディは剛性感が高く、防塵・防滴性能も持つ。剛性感の高いマグネシウム合金ボディは防塵・防滴性能も持つ。○DXの最上位機となる「D500」D500は、DXフォーマットのフラッグシップとなるデジタル一眼レフカメラ。有効画素数2,088万画素のDXフォーマットCMOSセンサー、EXPEED 5を搭載し、常用ISO感度はISO100~ISO51200、拡張感度としてISO1640000までサポートする。99点のクロスセンサーを含む153点AF、10コマ/秒の連写、4K動画撮影機能など、D5に搭載されている機能を惜しみなくつぎ込んだ。ファインダーは倍率約1倍、視野率100%。無線LAN(Wi-Fi)だけでなくBluetoothに対応しており、スマートフォンとの連携機能を強化。スマートフォン向けアプリ「SnapBridge」をリリースするなど、新たな使い方を提案していくようだ。○360度カメラを参考展示D5とD500に加えて、参考出品となる360度アクションカメラ「KeyMission 360」も展示されていた。こちらはクリアケース内に収められていたのだが、ニコンが360度カメラを出すという意外性も手伝ってか、来場者が多く集まっていた。KeyMission 360は前面と背面に撮像素子とレンズを備え、360度全方位を撮影できる。発売は2016年春の予定。防水性能に加えて耐衝撃、耐寒性能などタフさを備えている点も特徴だ。オリジナルのマウントを採用しており、吸盤などのアクセサリを装着してさまざまなシーンで使えることをアピールしていた。ブースではそのほか、レンズの試用コーナーやプロカメラマンなどによるセミナーなども開催。ニコンは、CESに出展する数少ない大手カメラメーカーではあるが、2016年開催のリオ五輪を見据えたプロ向け新製品の投入で、来場者から大きな注目を集めていた。
2016年01月08日ドスパラは7日、自転車のハンドルやフレームに装着して、スマートフォン、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、アクションカメラなどを固定する「自転車用カメラクランプ」(DN-13503)を、同社運営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は999円(税込)。クランプとホルダーで構成され、自転車のハンドルなど、取り付けたい位置をクランプではさんで装着。ホルダーは上下180度の範囲で向きを調整できる。本体サイズ/重量は、クランプがW11×D3.5×H7cm/83g、ホルダーがW8.5×D3×H5.2cm/20g。取り付けネジ規格は「1/4-20UNC」。
2016年01月08日ニコンは6日、米ラスベガスで開催中の「2016 International CES(CES 2016)」で、同社製デジタルカメラとスマートフォンやタブレットの常時接続を可能にするアプリ「SnapBridge」を発表した。iOS/Androidに対応する。公開日についてはアナウンスしていない。「SnapBridge」は、Bluetoothによってデジタルカメラとスマートデバイスを接続するアプリ。同日発表された「D500」をはじめ、2016年以降に登場するニコン製のデジタルカメラほぼすべての機種が対応するという。スマートデバイスと常時接続できるため、日時・位置情報を取得してカメラ側の情報を更新できるほか、カメラで撮影した画像を自動送信することも可能。そのほか、著作権情報やコメントなどクレジットの付加機能、スマートデバイスからカメラを遠隔操作できる機能などを搭載している。1台のカメラに対し、最大5台までのスマートデバイスをペアリングできる。アプリの対応OSはiOS/Androidで、それぞれApp Store、Google Playからダウンロードでき価格は無料だ。
2016年01月06日ニコンは1月6日、米ラスベガスにて開催される「2016 International CES」(CES 2016)において、同社製デジタルカメラとスマートフォンやタブレットの常時接続を可能にするアプリ「SnapBridge」を発表した。ダウンロードは無料。Android版とiOS版を提供することが告知されているが、提供開始日については決まり次第案内する。SnapBridgeは、Bluetooth Low Energyによってカメラとスマートフォンやタブレットを常時接続するためのアプリ。スマートフォン・タブレット側から日時や位置情報を取得し、カメラ側の情報を自動で更新。これにより、カメラで撮影した画像には更新された情報が記録され、海外旅行などの際にも手動で変更する必要がない。スマートフォン・タブレットを常時接続しているため、カメラ側で撮影した画像を撮影中もしくは撮影後に自動送信できる。スマートフォン・タブレットにはオリジナル画像か、200万画素(フルHD画像相当)のJPEG画像が送信・保存される。また、「Nikon ID」へ登録(無料)すれば、200万画素相当の画像をフォトストレージサービス「NIKON IMAGE SPACE」へ枚数無制限でアップロードできる。スマートフォン・タブレットからのリモート撮影も可能で、セルフタイマーなどもアプリから設定可能だ。1台のカメラにつき合計5台までのスマートフォン・タブレットをペアリング設定しておける。同日発表の「D500」をはじめ、2016年以降に発表されるニコンのデジタルカメラのほぼ全機種が対応する予定だ(「D5」は非対応)。
2016年01月06日ドスパラは12月25日、厚さ約6mmのボディが特徴の「紙みたいなデジタルカメラ DN-13536」を、同社運営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は3,299円(税込)。DN-13536は、厚さが約6mmのデジタルカメラ。1,280×1,024ピクセルの静止画だけでなく、720×480ピクセル/30fpsの動画も撮影でき、MP3形式で音声も録音できる。記録メディアはmicroSD/SDHCメモリーカード(最大16GBまで対応)。USB端子を備え、パソコンに接続するとmicroSDカード内のデータへアクセスできる。カメラ部分を紙で挟み込む仕様になっており、着せ替え用の紙パーツが付属。持ち運び用のストラップも同梱される。サイズはW6.8×D2×0.6cm、重量は43g。
2015年12月25日多くのiPhoneユーザにとって、カメラ機能は重要だ。現行のiPhone 6s/6s Plusは、メインカメラ(iSightカメラ)が1200万画素、フロントカメラ(FaceTimeカメラ)が800万画素と従来機に比べ解像度が大幅アップ、自撮り写真もコンパクトデジタルカメラ並みの高精細を獲得した。ボケ味など専用機/高級機にかなわない部分はあるが、その使いやすさと携帯性をあわせるとカメラとしての存在感は大きい。機能面の改良も進む。iOSに収録されているカメラアプリ『カメラ』は、以前はセルフタイマー撮影に対応しなかったものの、iOS 8から標準の機能となった。「写真」か「スクエア」を選択すると、メニューバー部分に時計ボタンが現れるので、これをタップしてみよう。「3秒」か「10秒」を選択すると、以降シャッターを切ったときその秒数後に撮影が実行される。このとき、バースト撮影が行われるのもポイントだ。メインカメラ使用時は10枚、フロントカメラ使用時は5枚の連続撮影が行われるため、シャッターチャンスを逃さない。シャッターを切った瞬間にまばたきする、といった問題も起こりにくいはずだ。シャッターが切られるタイミングをわかりやすくするため、LEDがフラッシュする気配りもうれしい。しかし、5枚/10枚の中から1枚選ぶという作業は面倒だ。そこまで慎重に撮影する必要がない、セルフタイマーが動作すればそれでいいという場合には、必要ない写真を削除するという手間が残ってしまう。連写なしにセルフモードできればいいのだが……。そんなときには、フラッシュを有効にした状態でセルフモード撮影を行おう。フラッシュが焚かれるときには、バーストモードが動作しないため、1枚きりの撮影となる。iPhone 6s/6s PlusならばLIVEフォトを利用する手もあるが、ここに紹介した方法ならば他のモデルでも有効だ。
2015年12月17日今回は、OpenCVに実装されているカメラキャリブレーションの概要についてご紹介します。カメラキャリブレーションは、レンズ焦点距離などの内部パラメータ、カメラの位置・姿勢を表す外部パラメータ、レンズの歪収差係数を求め、画像を補正する処理です(図1)。Zhangの手法が有名で、OpenCVに実装されていることもあり、世界で最も用いられています。ライブラリ化されているため誰でも簡単に利用することができますが、その反面キャリブレーションの処理について知らなくても実装できてしまいます。本記事では、そのOpenCVに実装されているZhangの手法の理解を深めていただければと思います。内部パラメータ(Intrinsic parameters)、外部パラメータ(Extrinsic parameters)、歪収差係数(distortion coefficients)については、ここでは説明を割愛しますので、Wikipedia「Camera resectioning」「Distortion(optics)」などを参考にしてください。○カメラキャリブレーションの概要まず、カメラキャリブレーション処理のフローを示します。ステップ1:既知の平面パターン(OpenCVの場合、スクエアグリッド、サークルグリッド)を最低2方向から撮影します(図1)。ステップ2:次に、撮影した画像から特徴点(直線の交点、または円の重心)を検出し、画像座標系での特徴点の座標を求めます。ステップ3:ステップ2で検出した特徴点の座標を用いて、カメラの内部パラメータの初期値を求めます。この時点では、レンズの歪収差係数はゼロです。ステップ4:バンドル調整と呼ばれている非線形最適化処理で、カメラの内部パラメータ、外部パラメータ、歪収差係数を求めます。ステップ5:求めた内部パラメータ、歪収差係数を用いて、歪みのない画像に補正します。ステップ2の処理は、cv::findChessboardCorners()とcv::cornerSubPix()、あるいはcv::findCirclesGrid()です。ステップ3、4は、cv::calibrateCamera()で、魚眼レンズの場合はcv::fisheye::calibrate()です。ステップ5は、cv::undistort()、あるいはcv::initUndistortRectifyMap()とcv::remap()の組み合わせで処理できます。魚眼レンズの場合は、cv::fisheye::undistortImage()、またはcv::fisheye::initUndistortRectifyMap()とcv::remap()です。コーディングについては、OpenCVのカメラキャリブレーションのサンプルコードが公開されているので、そちらを参考にしてください。ステップ3で求める初期値は、かなり大雑把にしか求まりません。カメラの設計値がわかっている場合は、calibrateCamera( )のフラグCV_CALIB_USE_INTRINSIC_GUESSをセットして、内部パラメータの初期値に設計値を与えるとよいでしょう。外部パラメータも求めることができます。このキャリブレーションで求まる外部パラメータは、平面パターン上の3次元座標系とカメラ座標系間の外部パラメータです。○平面パターンの撮像例異なる視点から撮像した画像が最低2枚必要と書きましたが、図2のとおり、正面、左斜め、右斜め、上斜め、下斜めから見た5枚があるとベターです。さらに異なる距離で各方向から撮像した5枚を加えた計10枚を用いるとさらによいと思います。似たような視点の映像ばかりが多数含まれないようにしましょう。○スクエアグリッドとサークルグリッドどっちを使うべき?結論から言うとサークルグリッドを使った方がよいです。理由は単純で、ステップ2の特徴点の座標の算出精度がサークルグリッドの方が高いからです。楕円(円を含む)は、斜めから見ても楕円という特性があるため、重心を特徴点とすることで特徴点の座標を精度良く求めることができます。一方、スクエアグリッドの場合は、直線と直線の交点を特徴点とします。斜めから見ると正方形の形状が歪んでしまい、安定して座標を求めることができません。スクエアグリッドとサークルグリッドの性能を比較した結果が図4です。各パラメータ、特徴点の座標の真値が既知の合成画像(図3)を用いて比較した結果です。fx、fy、u0、v0が内部パラメータ、k1、k2、p1、p2が歪収差係数、RMSE(Root Mean Squared Error)はステップ4のバンドル調整時の誤差、一番右は特徴点の座標の算出誤差です(赤色の縦の点線は真値)。平面パターンを撮像する視点を変えてカメラキャリブレーションを15回試行した結果です。特徴点の座標の算出精度がサークルグリッドの方が高い(誤差が小さい)ため、すべてのパラメータを安定に制度良く求めることができます。カメラキャリブレーションについて、理解は深まったでしょうか? OpenCVのカメラキャリブレーションを用いる場合は、サークルグリッドの平面パターンを利用しましょう! また、魚眼レンズの場合は、魚眼レンズ用の関数を用いるようにしましょう。著者プロフィール樋口未来(ひぐち・みらい)日立製作所 日立研究所に入社後、自動車向けステレオカメラ、監視カメラの研究開発に従事。2011年から1年間、米国カーネギーメロン大学にて客員研究員としてカメラキャリブレーション技術の研究に携わる。現在は、日立製作所を退職し、東京大学大学院博士課程に在学中。一人称視点映像(First-person vision, Egocentric vision)の解析に関する研究を行っている。具体的には、頭部に装着したカメラで撮影した一人称視点映像を用いて、人と人のインタラクション時の非言語コミュニケーション(うなずき等)を観測し、機械学習の枠組みでカメラ装着者がどのような人物かを推定する技術の研究に取り組んでいる。また、大学院での研究の傍ら、フリーランスとしてコンピュータビジョン技術の研究開発に従事している。専門:コンピュータビジョン、機械学習
2015年12月15日inter-waveは、トイカメラブランドであるHolga(ホルガ)初のデジタルカメラ「Holga Digital」を2016年1月に発売する。画素数は約800万画素で、希望小売価格は9,800円(税別)。Holga Digitalは、クラウドファンディングによる資金提供を受けて製品化されたデジタルカメラ。ホットシューを備えており、Holga純正のクリップオンストロボが使えるほか、純正の交換用レンズも利用できる。記録メディアはSDメモリーカード。そのほか、micro USBポートを装備。アスペクト比は4:3と1:1から選べる。絞りはF2.8またはF8.0。デジタル化してもトイカメラ特有のボケやゆがみ、ケラレがある写真を撮影できるのが特徴だ。本体サイズはW56×D92×H73mm、重量は約100g。電源は単4形乾電池×2本(別売)。本体カラーはホワイト、ピンク、ミックス、ブラックの4色。
2015年12月03日グラントンは、電球型ネットワークカメラ「GD885WM」を11月27日に発売する。価格はオープン。GD885WMは、LED電球にネットワークカメラ機能を内蔵した製品。見た目が電球なので、店舗などで使用しても、監視カメラの存在を意識させにくい。LED電球部分は0.2WのLEDを25個使用しており、ソケットはE26型。光色はホワイトと電球色の2タイプを用意している。カメラには100万画素の1/4インチCMOSセンサーを採用。画角は120度で、最大720pの動画を撮影できる。データの記録にはmicroSDカードを使用し(最大32GBまで対応)、最長で約12日間の映像を録画できる。Wi-Fi機能を内蔵しており、スマートフォンなどから操作や映像の確認が可能だ。本体サイズはW72×D72×H110mmで、質量は125g。
2015年11月26日●分離合体・防水防塵「FR」が進化したカシオ計算機は19日、カメラ部とコントローラー(液晶モニタ)部を切り離せるデジタルカメラ「Outdoor Recorder EX-FR100」(以下、FR100)を発表した。12月11日から発売し、推定市場価格は60,000円前後(税込)の見込み。FR100は、2015年9月に発売されたEX-FR10の上位に当たり、超広角16mmレンズを採用したほか、様々な機能向上が図られている。ここでは製品体験イベントの模様をお伝えしよう。○新しい市場を創出する体験会の冒頭、カシオ計算機 執行役員 QV事業部の中山仁氏が簡単にスピーチした。高画質なカメラを搭載したスマートフォンの普及により、デジタルカメラの市場規模は縮小傾向が続く。そこでカシオでは、新しい需要を掘り起こす製品の開発に取り組んでいる。「デジタルカメラの需要は落ちているが、スマートフォンで撮影する機会が増えたことで、画像、映像に接する機会は拡大している。新しいものを提供すれば、従来のデジタルカメラとは違う市場が築けるのではないか」(中山氏)。事業部の名前として現在も残る「QV」とは、1995年に発売した液晶付きデジタルカメラ「QV-10」を継承するもの。当時の「カメラにとらわれず自由な発想で新しいコミュニケーションツールを開発していく」というコンセプトは、現在も事業部に受け継がれているという。現行モデルのEX-FR10(以下、FR110)も、その好例といえそうだ。「FR10は反響が大きかった。市場は、こうしたまったく新しいカメラを期待していたのではないか」と中山氏。そこで新製品のFR100では、FR10で好評だったセパレートスタイルはそのままに、基本性能を向上させた(詳細は後述)。さらにはOutdoor Recorderと銘打ち、アウトドアでの利用を強く印象づけている。中山氏は「FR100は、現行モデルから中身を大幅に一新している。撮ることを意識させないカメラで、多くの人にアウトドア・アクティビティの楽しさを記録していただければ」と期待を寄せた。●進化のポイント、現行モデル「FR10」との棲み分け○レンズ、液晶、搭載機能が進化続いて、カシオ計算機 QV戦略部 企画室 室長の仁井田隆氏が登壇して、製品の詳細を解説した。FR100は、超広角の16mm F2.8という単焦点レンズを搭載する。仁井田氏によれば、隅々まで歪みなくきれいに映すことが可能だという。液晶部には3.0インチ(92万画素)のタッチパネル液晶を搭載。現行モデルのFR10は2.0インチ(23万画素)なので、より大きく鮮明になったことで視認性も操作性も向上している。また、画像処理エンジン「EXILIM Engine HS Ver.3」とセンシング技術により、これまで以上に失敗が少ない写真を撮れるようになった。例えば、動きの検出時にはパンフォーカスに切り替えることでピンぼけを防止する。インターバル撮影では、手ブレの少ないタイミングでシャッターが下りる仕組みを採用した。前後のデータを読み取って滑らかに自動補正することで、手ブレを防止する。このほか現行モデルにも搭載されている「ハイライトムービー」では、風景と人物をバランス良く織り交ぜることで、1日の感動体験を凝縮したような臨場感あふれるダイジェストムービーを自動作成できる。仁井田氏は「FR100は、新しいカメラの使い方を提案する製品。ぜひお手に取って、これまで撮れなかったような写真を撮影していただけたらと思います」とアピールした。○販路は? 実勢価格は?プレゼンの終了後、会場では仁井田氏が質疑応答に対応した。防水機能について聞かれると、「IPX8に対応しているので、水の中でもシャッターを切れる。水深1.5mの水中で60分間の連続使用ができるので、マルチアングルスティックの先に取り付けて水中を撮影することもできる」と回答した。販路については「できるだけ多くの方に提案したいので、家電量販店などのほか、アウトドアショップ、スポーツショップなどでも取り扱っていきたい」と回答。冒頭の通り、実勢価格は60,000円前後(税込)の見込みだ。現行のFR10では、カメラ部とコントローラー部を別々に充電しなければならない。これについて改善はされたのか、という問いに仁井田氏は「充電に関しては、現時点では従来通り別々に充電していただく必要がある。ゆくゆくは、非接触充電への対応など、一度に両方を充電できる仕組みを採用していけたら」と述べた。また、現行モデルとの棲み分けについて聞かれると「FR100は液晶を大きくきれいにしたぶん、FR10より少しだけ大きい。スポーツを楽しむにあたって、より小さいほうが良いという方は、FR10を選んでいただければ」とした。FR10とFR100は併売される。このあと会場では、エッセイストの小林夕里子さんらが招かれトークセッションを行った。小林さんは「FR100なら、振動の激しい単気筒エンジンのバイクを運転しながら撮影しても、手ブレをおさえた動画が撮影できる」と紹介した。●FR100とアクティビティで遊ぶ○使用感は? 実際に使ってみたここからは、FR100のファーストインプレッションをお伝えしていきたい。製品体験イベントが開催されたのは、東京都・昭島市「モリパーク アウトドアヴィレッジ」という施設。ボルダリング、リードクライミングなどが気軽に楽しめる複合施設だ。実際にFR100を使いながら、いくつかのアトラクションが楽しめるという趣向だった。なんといってもアクティビティの最中にハンズフリーで撮影できる点が、FR100の魅力だ。大自然を散策しながら、スポーツに打ち込みながら、見知らぬ土地を旅行しながらと、目の前に広がる光景をときに自撮りも織り込みつつ、高画質な写真・映像に残すことができる。FR100用のアタッチメントも豊富に用意され、頭や腕、足、ジャケット、リュック、自転車のハンドルなど、好みの場所に取り付けて撮影を楽しめる。FR100と一般的なカメラとの大きな違いは、アクティビティに集中できるかどうか、にあるだろう。軽量小型のFR100は「撮影する」ことを意識せずに済む。構えて、構図を決めて、シャッターを押すという「当たり前」が必要なくなるのだ。遊んでいたらいつの間にか美しい写真が撮れていた、という感覚に近い。ではEX-FR100は、現行モデルと比べてどこが進化したのだろうか。まず16mmの超広角レンズを採用している点。FR10(21mmレンズ)よりワイドに、それでいて隅々まで歪んでいない写真を撮れる。液晶も大きく鮮明になり、晴天下の屋外でも視認性に問題ない印象だった。機能面ではハイライトムービーが強化され、FR10にも搭載されていた機能だが、より本格的なムービーが作成できるようになっている。ハイライトムービーとは、記録した静止画・動画の中から良いものをピックアップして、ムービーを自動作成する機能。従来は、人物の写真が多く選択されるように設定されていた。このアルゴリズムを調整し、山や海など象徴的な静止画、動画も選択されるようになった。プロのテクニックを取り入れたというフレコミなので、FR100を手に入れたらぜひとも試してみたい。
2015年11月24日狙った被写体はビシッと写り、そのほかの部分はぼんやりボケて印象に残る写真。デジタル一眼カメラはそういった撮影が得意です。カメラの撮影モードダイヤルで「絞り優先」にすれば簡単に撮影できます。絞り優先モードは「絞り優先オート」あるいは「絞り優先AE」と呼ばれ、モードダイヤルには「A」または「Av」と表記されています。絞りを撮影者が設定したら、シャッタースピードはカメラが決定してくれる撮影モードです。F値の数字を小さくすると「絞りが開いた」状態で、数字を大きくすると「絞りを絞った」状態になります。絞りを開ければボケのある写真に、逆に絞ることで全体的にシャープな写真にと、被写体の見せ方を自分のイメージに近づけることができます。合わせて被写界深度についても学んでおくと、より一層理解が深まります(参考記事)。絞り優先モードで気を付けたいのは、絞りを絞ったときにシャッタースピードが遅くなることです。気づかないで撮影すると、手ブレや被写体ブレが起きてしまうので、その際はISOを上げるか、三脚などでカメラをしっかり固定しましょう。もう一つの注意点は当たり前のことですが、レンズのスペックを超える絞り値を設定できないことです。たとえば、開放値がF3.5のレンズでは、F3.5までしか設定できません。F2.8やF2.0といった絞りで撮りたい場合は、対応するレンズを使わなければいけません。絞り優先モードはデジタル一眼カメラならではの撮影を楽しめるので、オートやPモードでカメラに慣れたらぜひともチャレンジしてみてください。
2015年11月21日ライカカメラジャパンは11月20日、レンジファインダー式のデジタルカメラ「ライカM (Typ262)」を発表した。有効2,400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載する。価格は税込853,200円。12月の発売を予定している。ライカM (Typ262)は、動画撮影機能やライブビュー撮影機能を省き、レンジファインダーカメラ本来の楽しさを追求したモデルだ。現行のライカM (Typ 240)と同様に、有効2,400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーと画像処理エンジン「LEICA MAESTRO」を搭載する。トップカバーをアルミニウム素材とすることで、Typ 240に比べ100gの軽量化を達成。トップカバー前面のロゴをライカ M9と同じ大きさのものにするなど、デザイン面でも軽快さをイメージさせる。シャッター音もTyp 240に比べ、非常に小さくなっているという。サイズはW138.6×H80mm×D42mm、重量は約600g (バッテリー含む)。レンズは焦点距離16~135mmのライカMレンズ。レンズマウントはライカMバヨネットマウント方式。ファインダー倍率は0.68倍。露出モードは絞り優先AEとマニュアルの2種類のみ。背面にホワイトバランス調整用のボタンを備えている。
2015年11月20日カシオ計算機は11月12日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新モデルとして、訪日外国人向けのコンパクトデジタルカメラ「EX-ZR62」を発表した。発売は11月19日。価格はオープンで、推定市場価格は税別32,000円前後だ。EX-ZR62は、海外から日本へ訪れたツーリスト向けのモデル。14言語に対応し、カラーは鮮やかなレッドを採用している。パッケージには「JAPAN LIMITED」を表記。ベースとなるのは、カメラ側のシャッターを切るだけで、撮影した画像を自動でスマートフォンに転送する「エクシリム オートトランスファー」機能を持った「EX-ZR60」だ。エクシリム オートトランスファー機能では、専用アプリ「EXILIM Connect」をインストールしたスマートフォンと常時Bluetooth接続することによって、スマートフォンとカメラのWi-Fi接続をコントロールする。これにより、EX-ZR62のシャッターを切ると、撮影した画像を自動でスマートフォンに転送・保存できる。写真共有アプリ「Scene」(リプレックス開発・提供)と連携すると、EX-ZR62で撮影した画像をクラウドアルバムで自動共有可能だ。上180度にチルトする3型92万ドットの背面モニター、ボディ前面のフロントシャッター、カメラに向かって手を振るとシャッターが切れる「モーションシャッター」、肌の色となめらかさを調整できる「メイクアップモード」など自分撮りやみんな撮りに役立つ多彩な機能を持つ。そのほか主な仕様は、撮像素子が裏面照射型の1/2.3型高速CMOSセンサー、有効画素数が1,610万画素。レンズ構成が非球面レンズを含む9群10枚。焦点距離は約4.5~45mm(35mm判換算で25~250mmの画角に相当)、開放絞りが広角端でF3.5、望遠端でF6.5。光学ズームは10倍(プレミアムズーム併用時:20倍)、デジタルズームは4倍。約48.9MBの内蔵メモリーのほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用できる。本体サイズはW99.6×D25×H59.5mm、重量は約202g(電池およびメモリーカードを含む)。
2015年11月12日ネットギアジャパンは11月10日、電池駆動のWi-Fiネットワークカメラ「ARLO(アーロ)」のカメラ1台セットモデルの「VMS3130-100JPS」を2015年12月中旬より販売すると発表した。価格は税別で2万9800円。ARLOは7月よりカメラ2台セットで販売されていた、ネットワークと電源が完全なワイヤレス対応で場所を選ばず設置可能なネットワークカメラ。付属のベースステーションを宅内の有線LANに接続し、カメラとの間はWi-Fi(IEEE802.11n)で通信を行う。今回、顧客からの要望に応える形で1台から使用可能なセットの販売に踏み切る。カメラの電源は、一般的な家電量販店やカメラショップで購入可能な電池(リチウム電池 CRC123A、カメラ1台につき4個を使用)を使用するため、電源アダプターが不要。また、防水設計のためWi-Fiの電波が届く場所なら屋外でも設置することができる。なお、VMS3130-100JPSの発売と同時期にカメラ設置用のスタンド「VMA1000-10000S」「VMA1100-10000S」の発売も予定しており、価格はいずれも税別でVMA1000-10000Sが3000円、VMA1100-10000Sが4600円となる。
2015年11月10日デジタル一眼カメラでは、本体の右肩や左肩に備えたモードダイヤルで、「オート」や「絞り優先」など撮影モードを切り替えることができます(参考記事)。今回はその撮影モードのひとつ「Pモード」を紹介します。Pモードは「プログラムオート」、または「プログラムAE」と呼ばれるもので、絞りもシャッタースピードもカメラが決定してくれるモードです。オート(全自動)モードと大差ないように思えますが、Pモードでは絞りやシャッタースピード以外の項目をかなり細かく設定できます。たとえば、ストロボのオン/オフがそうです。オートモードだと暗い場所になると自動的に発光しますが、プログラムオートだと撮影者がオンに設定しない限り発光しません。また、ISO感度の調整も自由に行えるので、ノイズを抑えるためにISO感度を低くするといったこだわりも反映できます。そのほか、ホワイトバランスやドライブモードなど、オートでは変更できなかった部分を自分の意図に合わせて設定可能です。Pモードのポイントは「重要な露出部分をカメラまかせにできる」ということです。ストロボを使わず、気軽に撮影できるので、スナップ撮影にはもってこいのモードです。また、露出部分をカメラが決めてくれるので、絞りとシャッタースピードの関係を学ぶのにも適しています。ここで加えて説明したいのが、プログラムオートならではの機能「プログラムシフト」です。シャッターボタンを半押ししてフォーカスと露出が決まった段階で、電子ダイヤル(機種によって変わります)を操作すると、カメラが決めた絞り値を変更することができます。絞り値を変更すると、つられてシャッタースピードも変化するので、関係性が手に取るようにわかります。
2015年11月09日ケンコー・トキナーは11月4日、ミラーレス一眼カメラ向けのカメラバッグ「aosta アッティーヴォ DESH04」を発表した。発売は11月5日。価格はオープンで、推定市場価格は税別3,000円前後だ。aosta アッティーヴォは、ショルダーパッド付きのベルトを備えたコンパクトなカメラバッグ。可動式の仕切り2枚を備えており、ミラーレス一眼カメラのボディに加え、交換レンズを収納可能だ。そのほか、フィルターや携帯電話、小さな手帳などが入るポケット3つを持つ。なお、アッティーヴォ(attivo)は、イタリア語で「活動的」という意味だ。主な仕様は、外形寸法が約W260×D155×H195mm、内形寸法が約W225×D105×H165mm、重量が約300g。本体には耐久性にすぐれたポリエステルを採用し、カラーはブラック、ブルーの2種類だ。
2015年11月04日ロモジャパンは、ロモグラフィーのフィルムカメラ新モデルとして、「Lomo’Instant Reykjavik(ロモインスタント レイキャヴィーク)」「Diana F+ Cortina(ダイアナ エフプラス コルティーナ)」「Diana MINI Monte Rosa(ダイアナ ミニ モンテローザ)」を発売した。○Lomo’Instant ReykjavikLomo’Instantは、2014年にクラウドファンディングによる資金提供を受け製品化されたインスタントカメラ。長時間露光機能や多重露光機能を備える。今回の「Lomo’Instant Reykjavik」は、アイスランドの首都レイキャヴィークをモチーフとした特別モデルで、ネイビー基調のシンプルな配色やレザー素材が特徴だ。公式オンラインショップと直営店Lomography+限定で販売する。標準搭載のワイドアングルレンズのほか、3種類のレンズアタッチメント(魚眼、ポートレイト、クローズアップ)と4種類のフラッシュ用カラーフィルター(レッド、ブルー、パープル、イエロー)が付属する。主な仕様は、電源が単4形アルカリ乾電池×4、使用フィルムがFUJIFILM Instax mini フィルム、シャッタースピードが1/125秒およびB(バルブ)、絞りがf/8、f/11、f/16、f/22、f/32。価格は税別19,907円。○Diana F+ CortinaDiana F+ Cortinaは、ホリデーシーズンにスキー客でにぎわうコルティーナをモチーフとした中判カメラ。ヴィネット効果の効いた写真を撮れる。120フィルムに対応。価格は税別9,074円。○Diana MINI Monte RosaDiana MINI Monte Rosaは、イタリアのスキーリゾートをモチーフにした特別モデル。35mmフィルムでスクエア、ハーフフレームの写真を撮影できる。価格は税別10,952円。
2015年11月02日デジタルハリウッドは、同スクールの在校生・卒業生と共に、遊べるインスタレーション作品と電子工作ワークショップを通して、デジタルのモノづくりを子どもから大人まで楽しめるイベント「Playground!2015~デジタル遊具と電子工作ワークショップ~」を開催する。日時は11月1日 11:00~18:00。会場は東京都・お茶の水のデジタルハリウッド 駿河台ホール(御茶ノ水ソラシティ・アカデミア3F/4F)。展示会場は入場無料。ワークショップの参加費は、午前の部:親子1組1,000円 / 午後の部:1人2,000円(ともに材料費込み)。同イベントでは、デジタルハリウッドのスクール在校生や卒業生、インタラクティブ作品を得意とする企業が制作したインタラクティブな作品が多数展示されるほか、親子ペアおよび中学生から参加可能な「littleBits」(電子工作キット)のワークショップが開催される。展示会場には、パノラマに広がった恐竜たちの世界を冒険するiPadのデジタル絵本「DINOBOOK」(Panon Public)やスマートフォンとPCを連携させた遊べるインスタレーション「Sky」(クスール / たき工房)、森のクマさんになって上から落ちてくるフルーツをキャッチする体感ゲーム「フルーツ☆キャッチ」(アイ・エム・ジェイ)など、Microsoft KinectやTouch Boardなどに代表される、体感センサーとプロジェクターが連動したインタラクティブな作品が並ぶという。また、ワークショップは"午前の部"は、磁石で安全・手軽に電子工作を楽しめるlittleBitsを使って、親子で一緒に工作ロボットを作る「親子で学ぶはじめての電子工作!工作ロボットをつくろう」。参加対象は小学生(親子連れ)。時間は11:00~12:30頃(約1時間半)。参加費は1,000円/1組(材料費込み、littleBitsは持ち帰り不可)。"午後の部"は、プログラミング初心者にもわかりやすいlittleBitsのArduinoを使い、少し複雑なオリジナルの電子工作を作る「初心者でも簡単!プログラミングを使った電子工作に挑戦しよう」。参加対象は中学生以上~大人。時間は14:30~17:00頃(約2時間半)。参加費は2,000円/1人(材料費込み、littleBitsは持ち帰り不可)。なお、ワークショップの参加希望者は、申し込みページより事前予約が必要で、定員を超える場合は抽選となる(参加費は会場払い)。申し込み期限は10月31日 午前0時。
2015年10月29日サンコーは10月23日、デジタル一眼カメラをセットできる電動3軸ブラシレスジンバル搭載のカメラスタビライザー「デジタル一眼対応 3軸電動カメラスタビライザー」を販売開始した。直販価格は税込98,000円。手持ちで使うタイプの電動3軸ブラシレスジンバル搭載カメラスタビライザー。レンズなどを含めて重量850g以下のデジタル一眼レフカメラ、もしくはミラーレス一眼カメラもセット可能で、カメラの向きを2モードで制御可能だ。「Lock Mode(ロックモード)」では、手持ちでのパン / チルトの動きに関係なくカメラの向きが正面に固定される。「Follow Mode(フォローモード)」では、手持ちでのパン / チルトの動きにカメラの向きが追従する。本体に備え付けのジョイスティックで、2モードの切り替えやカメラの向きを操作可能だ。ハンドル底部には三脚穴を装備し、一脚や三脚、モニターを取り付けたアームなどを設置できる。ハンドル内部にはバッテリーを内蔵し、充電は本体からバッテリー取り外して行う。約4.5時間でフル充電され、約2~3時間の連続使用が可能だ。ハンドルには、スマートフォンなどへ電源を供給するUSBポートを備える。専用のハードケースとLEDライトが付属。本体サイズはW163mm×D135mm×H269mm、バッテリーを含む重量は859g。
2015年10月26日ローランドは、ステージで使用するデジタル・グランドピアノの理想のデザインを追求する「ローランド・デジタル・ピアノ・デザイン・アワーズ(Roland Digital Piano Design Awards)」を開催する。応募期間は11月10日~12月21日。大賞(1点)には50万円、優秀賞(1点)には20万円、奨励賞(1点)には10万円が贈られる。「ローランド・デジタル・ピアノ・デザイン・アワーズ」は、"未来のステージ用デジタル・グランドピアノ"を題材にデザインを公募するもの。音楽文化への貢献と次世代クリエイターと共にデジタルピアノの未来を考えることを目的としている。同社の狙いとしては、革新性、独自性、造形美、存在感、デジタルならではの利点を活かした、理想的なデジタル・グランドピアノのデザインを全世界から募集し、伝統的な音や形の制約を超えた理想のピアノのあり方を追求したいということだ。応募資格は、現在国内外で活動中のデザイナー、クリエイター、およびそれを目指している大学や専門学校の学生が対象となる。企業、団体あるいは個人やグループ、年齢、性別、職業、国籍は不問。募集条件および応募方法等の詳細は、11月10日から同アワーズ公式サイト内に開設するエントリーページに記載される。また、審査基準は「革新性、独自性があるもの」、「造形美を感じられるもの」、「テーマと適合しているもの」、「ステージで使用するコンサート用グランドピアノに相応しい気品と存在感を感じられるもの」、「デジタルならではのアドバンテージを活かしているもの」となっており、審査はローランド社内の専門家や識者で構成する選考委員会にて行われる。また、結果発表は2016年1月21日にアメリカで開催される楽器業界のトレードショー「Winter NAMM Show 2016」の会場と、同アワーズ公式サイトにて受賞者名と受賞作品が発表されるということだ。
2015年10月21日デジタル一眼カメラに必ず付いているのが「撮影モードダイヤル」です。自分の撮りたいイメージを写すには、それに適した撮影モードを選ぶことが大切なので、カメラ操作の「はじめの一歩」とも言える設定項目です。撮影モードには、「オートモード」と「シーンモード」、「P/S/A/Mモード」があります。「オートモード」はそのシーンに適した絞り値(F値)やシャッタースピードをカメラが自動的に設定してくれるというもの。ユーザーはシャッターボタンを押すだけなので、とにかく簡単。購入したばかりの入門者に適したモードです。「シーンモード」もカメラが自動的に絞り値やシャッタースピードを決めてくれるのですが、「風景」「人物」「スポーツ」といったようにシーンを指定することで、オートよりも適した設定で写すことができます。まだカメラの設定はわからないけど、撮影シーンが明確な場合に役立ちます。○思い通りに撮りたいなら「P/S/A/Mモード」をオートモードもシーンモードも基本的にカメラが絞りやシャッタースピード、その他の設定も決めてくれます。撮影者はシャッターボタンを押すだけと操作は簡単ですが、必ずイメージ通りの写真を撮れるとは限りません。自分のイメージに近づけたい、写真表現の幅を広げたい、そういった場合は以下の「P/S/A/Mモード」が役立つので、しっかりと使えるようになりたいところです。「P/S/A/Mモード」は露出モードとも呼ばれているもので、絞り値やシャッタースピードなど、撮影に関わる要素をユーザー自身がコントロールできるモードになります。続いて少し細かく説明しましょう。○「P」プログラム「P」はプログラムモードの略。絞りもシャッタースピードもカメラが決定してくれるので、オートとさほど大差ないように思えるモードですが、細かな部分がかなり違います。プログラムモードでは、ストロボのオン/オフ、ISO感度の設定、ホワイトバランス、ドライブモードなどをユーザー自身が決定できます。重要な露出部分をカメラまかせにできるので、気軽なスナップ撮影やストロボを使わずに撮影したい場合に使いたいモードです。○「S」「Tv」シャッタースピード優先「S」や「Tv」はシャッタースピード優先モードの略。シャッタースピードをユーザーが決めることで、それに合わせて絞り値をカメラが自動調節してくれるモードです。動きが速くて被写体ブレする場合や、逆にスローシャッターで動きを出したい場合に使えるモードです。○「A」「Av」絞り優先「A」や「Av」は絞り優先モードの略。絞り値をユーザーが決めるモードで、それを元にカメラがシャッタースピードを決定してくれます。ボケを活かした写真が撮りたいので絞りを開放する、すみずみまでシャープな一枚にしたいので絞り込む、そういった場合に役立つモードです。○「M」マニュアル「M」はマニュアルモードの略。絞り値とシャッタースピードのそれぞれをユーザーが決めるモードです。すべての項目を自分で設定するのでイメージ通りの写真を撮ることができますが、知識や経験が必要になるため熟練者向けのモードになります。撮影してすぐに写りを確認できるデジタルカメラの利点を活かして、マニュアルモードを練習してみるのもよいでしょう。
2015年10月20日山陽トランスポートは10月2日、カメラを固定できるクリップマウントタイプのカメラホルダー「EYS-CAM04C」を発売した。直販サイト「イーサプライ」での価格は931円(税込)。固定方法がクリップ式なので、三脚を立てられない場所でもカメラを固定。クリップ部は、机や車のサンバイザーなど、厚さ50mmまでのものを挟むことが可能。幅約78mmの大型クリップで強く固定する。カメラやビデオカメラなどは、標準1/4インチタイプのカメラネジでEYS-CAM04Cに装着する。カメラ固定部は360度回転できるため、カメラの角度調整も行える。別売りのスマホホルダーを装着すれば、スマートフォンの固定にも対応する。サイズは約W78×D110×H90mmで、重さは約179g。一般的なカメラ用三脚よりも軽量コンパクトなので持ち運びもしやすい。
2015年10月02日ドスパラは17日、スマートフォンやデジタルカメラを取り付け、自動で回転させるマウント(雲台)「Pan Lapse(DN-13164)」を、同社直営の「上海問屋」にて発売した。価格は19,999円(税込)。Android 4.3以上に対応する専用アプリをスマートフォンにインストールすることで、Bluetoothによる遠隔操作でDN-13164を回転させることができる。横方向に15度~345度、往復のパン角度設定360度、全方位回転などを、アプリから設定可能。回転スピードは10段階か、回転間隔なしが選べる。スマートフォンの取り付けは、本体上部のフタ部分をスライドさせて、挟むようにして固定。フタ部分を固定しているネジは三脚ネジと同じ1/4インチサイズなので、デジタルカメラなどを使用する場合は、このネジに固定する。最大積載重量は約1kg。本体サイズは直径42mm、高さ80mm、重量は140g。
2015年09月17日●成長市場ビジネスに注力キヤノンのカメラといえば、デジタル一眼レフカメラの「EOS」シリーズや、コンパクトデジタルカメラ「IXY」シリーズ、「PowerShot」シリーズなどがすぐに思い浮かぶ。エントリーモデルからプロユースモデルまで幅広く展開したデジタルカメラ群は、美しい画像・映像を撮影できるツールとして多くの人々に愛されてきた。そのキヤノンが、最近力を入れているのがネットワークカメラだ。3月にはさまざまな需要に応えるネットワークカメラ9機種を、5月下旬から順次発売することを発表。従来から大幅にラインアップを拡充した。また5月には、ネットワークカメラの世界シェアトップであるアクシスを子会社化。これまでにもビデオ管理システムを持つマイルストーンを買収するなど法人向けのネットワークカメラビジネスについて体制を整えてきた。なぜ今、ネットワークカメラなのかということについて、キヤノンマーケティングジャパン オフィスデバイス企画本部 NVS企画部の部長である市川修氏は「これまで製品は持っていても注力してこなかった分野ですが、年率115~120%と伸びている成長分野に改めて注力しようと考えました」と語る。市川氏の所属する「NVS企画部」は2014年4月に創られた部署で、「NVS」とはネットワークビジュアルソリューションを示す言葉だという。ネットワークカメラ事業の強化は、新たな部署まで創設しての取り組みなのだ。○防犯・監視以外のマーケティングや見守り需要への対応「ネットワークカメラは2020年に向けた切替え需要と、旧機種からのリプレース時にデジタル化するという需要で伸びているところ。アナログカメラも一定数残りますが、ネットワークカメラにすることでできることが増えるのも、ユーザーにとっての大きな魅力です」と市川氏が語るように、従来は防犯・監視分野での採用が圧倒的多数だったが、マーケティングへの活用などさまざまなネットワークカメラ活用が伸びてきているのが現状だ。そうした中、市川氏は「防犯カメラ・監視カメラ」という言葉を使わない。見張る、見張られるイメージの言葉にはネガティブな印象がつきまとうが、今後ネットワークカメラが伸びて行くにあたってはイメージの刷新も必要だという考えだ。「たとえば高齢化社会に対応するみまもり需要、2020年に向けたインバウンドに対応する需要、マーケティングへの活用など防犯・監視以外のネットワークカメラ活用の道は数多くあります。新しいものとして認識される社会にしたいですね。カメラは目と同じです。目の代りになってくれるものであって、目をどう使うかは使い方なのです」と市川氏。そうしたイメージの刷新とともに、日本国内のネットワークカメラ活用の底上げに関しては「国内でビジネスを展開する他社とも協力して行きたい」とも語った。●市場ニーズに一眼レフの技術で対応「2020年までにアクシスとキヤノンの合計で、現在国内市場のトップであるパナソニックを追い抜くのが目標です。そのためには既存の販売チャネルを活用しつつ、新たなソリューションを生み出して新規の顧客開拓も行なう必要があります」と市川氏は語る。それを達成するためのキヤノンの武器は、長年培ってきたカメラレンズのテクノロジーだ。防犯・監視分野でも、近年は単純に店頭を出入りする人やATM周りの人影を撮影しておき、風体を判断するという以上の使い方がされている。たとえばレジを操作する手元を撮影しておくことで釣り銭の渡し間違いなどに対応するなど、より鮮明な映像が求められているのだ。そして、マーケティングへの活用などを考えた場合、性別や年齢、手に取った商品などもはっきりと分かる画質が求められる。高解像度へのニーズが高いわけだが、これにもキヤノンは他社と違ったアプローチができるという。「一眼レフカメラを作り、レンズ等に長年のノウハウを持つキヤノンにしかできないことがいろいろあります。たとえば高解像度は必要条件ですが、単純に解像度が高ければよいというものではなく、ネットワークカメラは映像を送信するためできるだけ低容量でありながら高解像度で撮影できなければなりません」と市川氏。いかに美しく撮り、コンパクトに送信するかという部分に、キヤノンのカメラレンズ技術などが活きてくるという。○高性能カメラとソリューション力を武器に展開すでにビジネスを展開する中で、キヤノンの技術はユーザーからも認められるものになっている。「綺麗さには定評があります。ただ、他社と比較して価格が高めだと言われることが多くあります。低コストで導入したいという需要にも応える必要がありますが、同時にキヤノンにしかできないソリューションを提供することで対応したいですね」と市川氏は語る。1000台を超えるような大規模導入になると、カメラの本体価格が全体に占める割合は小さくなってくる。カメラ価格そのもので対応するのではなく、周辺ソリューションやカメラの機能によって、結果的にトータルで得になる形になればよいわけだ。「いい製品ならば振り向いてもらえるとは思っていません。いいソリューションといい製品を組み合わせてこそです」と市川氏はカメラへのテクノロジー投入とともに、ソリューション展開に注力して行く意向を語った。
2015年09月17日デジタル一眼カメラを買ったばかりのときは、難しいカメラ用語にとまどいがちなもの。「今こそ知りたいデジタル一眼の基本」では、タイトル通りにカメラに関わる基本的なことをやさしく紹介していきます。今回のテーマは、「ホワイトバランス」です。デジタル一眼カメラで写真を撮っていると、「料理を撮ったのに、全然美味しそうに見えない写真になった」「真っ赤に染まった夕焼けを写したのに、思っていた色と違ってガッカリした」といった経験をしたことがあるでしょう。人間の目はいろいろな状況でも「白いものは白く」といったように一定の色合いで見ることができます。これがカメラの場合は異なり、光源が変わると撮影される写真の色合いも変わってくるのです。それを人間の目で見たような色合いに調整するのが「ホワイトバランス」です。最近のデジタル一眼カメラは極めて優秀なので、オート設定のままでも十分キレイな写真が撮れますが、ごくたまにそのシーンの光源に適していないホワイトバランスが選ばれ、アレっ? といった写真になってしまうのです。その時は自身でカメラのホワイトバランスを設定すれば、自然な色合いのキレイな写真が撮れます。カメラのメニュー項目では「晴天」「曇天」「蛍光灯」「電球」といったようにわかりやすい言葉で表示されているので迷うこともないかと思います。また、太陽をはじめ、電球や蛍光灯は光を照らす光源なのですが、それぞれに「色温度」というものがあり、同じ光でありながら映し出されるものは色味が異なります。色温度は昼間の太陽光を基準とした場合、数値が低くなると赤っぽく、数値が高くなると青っぽくなります。この仕組みを理解できると、「もう少し暖かめな色がいい」「ここはクールな青みがほしい」と思った場合でもホワイトバランスを変えることで、自分がイメージしている色に近づけることができます。ちなみに、デジタル一眼カメラではJPEG以外に「RAW」形式で写真を保存できます。このRAW形式の写真データは、パソコンで現像ソフトを使って自在にホワイトバランスを変更することが可能です。興味がある方はチャレンジしてみてください。
2015年09月16日サイバーリンクは15日、アクションカメラ撮影に最適な編集ツール「アクションカメラセンター」などを搭載した、動画編集ソフトウェア最新版 「PowerDirector 14」シリーズを発表した。ダウンロード版は同日から、パッケージ版は10月9日から発売。価格はダウンロード版が税別7,852円から、パッケージ版が税別4,850円から。PowerDirectorは、タイムラインを用いたノンリニア動画編集ソフトウェア。最新版「PowerDirector 14」では、新たにアクションカメラで撮影したビデオの編集に最適な機能を集めた「アクションカメラセンター」を搭載する。具体的には、広角レンズ補正、手ぶれ補正、ストップモーション、イーズイン&アウト機能などが利用できる。また、手軽にビデオ作品が制作できるテンプレート集「クイックプロジェクト」、映像内のオブジェクトを指定し、その動きをトラッキングする「オブジェクトトラッキング」といった新機能も搭載する。このほか、全エディションで64bitシステムへ最適化しており、第6世代Intel CoreやNVIDIA製APUによるH.265ハードウェアエンコード機能や、OpenCLに対応。また、2つのVGAカードをビデオ編集に利用できるマルチGPGPUにも対応する。ダウンロード版は15日から順次販売。価格は製品によって異なるが、Standard版で税別7,852円、カラーグレーディングソフト「ColorDirector 4」および音響編集ソフト「AudioDirector 6」を同梱した「PowerDirector 14 Ultimate Suite」で税別19,426円。これに写真編集ソフト「PhotoDirector 7」も加えた「Director Suite 4」で税別24,981円。クラウドサービスを利用できる「PowerDirector 14 Ultimate」が税別14,796円。通常版からテンプレートなどを増やした「PowerDirector 14 Ultra」が税別12,019円。パッケージ版は10月9日発売。ラインナップと価格は、「PowerDirector 14 Ultimate Suite」が税別19,500円、「PowerDirector 14 Ultra」が税別14,500円、「PowerDirector 14 Standard」が税別4,850円。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 /10。対応動画ファイルは下記の通り。
2015年09月15日ラトックシステムは3日、デジタル音声をアナログ音声に変換する、デジタルtoアナログオーディオコンバーター「RP-ADAC1」を発表した。9月中旬より、楽天市場店限定で販売する。価格はオープンで、直販価格は税込3,180円。デジタル音声出力端子をもつTVやゲーム機などと接続して、アナログ音声に変換するデジタルtoアナログコンバーター。本製品で中継することで、TVやゲーム機のデジタル音声を、デジタル音声入力のないアンプやアクティブスピーカーなどに接続できる。音声入力インタフェースは光デジタル(角型)×1、同軸デジタル×1、音声出力インタフェースはアナログ(RCA)×1、ライン出力(3.5mmステレオミニジャック)×1。対応サンプルレートは、光デジタルが24bitの96kHz / 88.2kHz / 48kHz / 44.1kHz。同軸デジタルが16bitの192kHz / 176.4kHz / 96kHz / 88.2kHz / 48kHz / 44.1kHz。本体サイズはW55×D70×H20mm、重量は約48g。
2015年09月07日Polaroidは、ドイツ・ベルリンで開催中のIFA2015に合わせて、新しいインスタントデジタルカメラ「Polaroid Snap」を発表した。価格は99米ドル、2015年第4四半期に発売する予定だ。Polaroid Snapは、Polaroidらしいデザインの本体にZero Ink技術のプリンターを内蔵したコンパクトなデジタルカメラ。写真を撮ったその場で、2×3インチのプリントを出力できる。カメラの有効画素数は約1,000万画素。撮影データの記録にはmicroSDカードを使用する(32GBまで対応)。フォトブースというユニークなモードでは、10秒間に6枚の写真を撮影・プリントする。プリントには、Polaroidの象徴であるボーダーロゴのデザインを含めることもできる。背面に液晶モニターを持たず、天面からポップアップする光学ファインダーを使って構図を決める。Polaroid Z2300から液晶モニターなどを省き、低価格化を進めた製品であると考えてもよいだろう。本体カラーはブラック、ホワイト、レッド、ブルーの4色を用意する。Polaroidの販売会社、C&A Marketingにてインターナショナルセールス担当バイスプレジデントを務めているHans C. Smarius氏によると、日本での積極展開を計画しているそうだ。
2015年09月06日キヤノンは9月2日、大口径望遠レンズを搭載する高感度ネットワークカメラを、2016年の製品化をめどに開発中であることを明らかにした開発中のカメラは、大口径のズームレンズを搭載。レンズのサイズを大きくすることで光を多く取り込み、35mmフィルム換算で600mmを超える焦点距離でもF2.4の明るさを達成している。このレンズと高感度センサーを組み合わることによって、従来は赤外線やモノクロでしか撮影できなかった夜間の映像を、カラーで撮影することが可能となった。0.08lux(ルクス)という月明かり程度の明るさしかない環境でも、100m先の人物をカラー撮影でき、24時間、防犯や自然災害の監視などに威力を発揮するとしている。カメラの向きを変えるパン機能とチルト機能も装備しており、広範囲の撮影をカバー。河川や海岸における自然災害の監視や、ビルの屋上に設置して都市監視といった用途を想定している。
2015年09月02日