トム・クルーズが、現在係争中の電話盗聴事件についてトムを訴えている原告側の弁護士から3時間に渡る聴取を受けたようだ。トムは現在、雑誌編集者のマイケル・デイヴィス・セピル氏から、トムが自身の弁護士バート・フィールズと、現在服役中の私立探偵アンソニー・ペリカーノらと共に共謀してセピル氏の電話を不法に盗聴したとして500万ドル(約4億5,000万円)の訴えを起こされており、今月18日(現地時間)にニューヨークのマンダリン・オリエンタル・ホテルで原告側弁護士団から3時間に渡って聴取を受けたという。ある関係者はゴシップサイト「RadarOnline.com」に、「この件はかなり秘密裏なものです。係争中である上、トムが法廷に立つ日が来るには、まだだいぶ時間がかかるでしょう」と明かしている。2001年にはセピル氏が50万ドル(約4,200万円)を手渡して、第3者にトムがゲイである証拠のビデオを提供させ、自身がビデオの添付されたメールを受け取ったと主張していた事件で、トムがセピル氏側を訴えていた経緯がある。その後、そのようなビデオは存在しないことが明らかとなったが、その争いの最中にトム側が電話の会話を盗聴したとして逆にセピル氏側が2009年にも訴えを起こしていた。トムは、ニコール・キッドマンとの離婚協議中も私立探偵を雇って、電話を盗聴した疑惑を持たれていたこともあるが、一貫してそのようなことは行っていないと主張している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.オブリビオン 2013年5月よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開
2012年12月26日ケイティ・ホームズに新しい恋人ができたとうわさされている。先週末の15日(現地時間)、ケイティがスリちゃんと一緒に住むニューヨークの自宅から謎の男性が去っていく姿が目撃され、2人は離れるのが惜しかったのかかなり長い時間、玄関口で親密な会話を交わしていたようだ。ある関係者は「NewYork Daily News」紙に「2人とも別れが惜しかったようですね。午前2時にも関わらず、玄関先でずいぶんロマンチックな雰囲気で話していました。『コール・ハーン』の靴にネイビーのピーコートで決めたフィアンセ・タイプの男性でしたね。男性はエレベーターのところに行って、ケイティは笑顔で『おやすみ』と言ってましたよ」と明かしており、その男性の虜になっていた様子だというケイティ。さらに「彼女は髪の毛を触りながら、片足をピョンと可愛らしく上げたポーズをしたりしていて、とっても可愛らしく、ブリっ子していましたね(笑)」と話している。しかしケイティに近い複数の関係者は今回のうわさを否定しており、渦中の男性はケイティの親友で、しかもゲイだと明かしている。また先月にはケイティの友人が、ケイティはトム・クルーズと離婚してからというもの、いままで以上に幸せな気分で、さらにスリちゃんをきちんと育てることと自分のキャリアに専念するため、これからはしばらくシングルでいたい気分だとも明かしていた。「ケイティは幸せで、全く別人のようですよ。誰とも交際してなくて、しばらくの間はそういう関係は求めないでしょう。それに仕事で時間もありませんから」。そんなケイティに対して、一方のトムも先日『ロック・オブ・エイジズ』で共演したマリン・アッカーマンの妹ジェニファー・アッカーマンと交際しているといううわさが立っていたものの、トムはそのうわさを否定している。(text:cinemacafe.net)
2012年12月25日トム・クルーズが主演を務め、新たにシリーズ化を目論んでいる映画『アウトロー』のフィルムが先ごろ日本に到着し、関係者と報道陣に披露された。正義のためなら法すら守らず、しかし決して悪人ではないという本作の主人公“ジャック・リーチャー”とはどんな男なのだろうか? 実際に映画を観た関係者の声を集めた。その他の画像本作は、元軍のエリート捜査官で、現在は放浪の旅を続ける男ジャック・リーチャー(クルーズ)が、殺害事件の容疑者の求めで街を訪れ、事件の背後に隠された恐るべき真相に立ち向かう様を描くアクションサスペンス。クルーズの代表作のひとつである『ミッション:インポッシブル』シリーズは、変装の名人でもあるスゴ腕エージェント、イーサン・ハントがチームを組んで“不可能”としか言いようのない作戦に挑むが、本作に登場するジャック・リーチャーは仲間も友人もいない孤独な流れ者。さらに自由を確保するために、データや履歴の残る携帯電話やクレジットカード、免許証は一切持たず、正義を追求するためなら手段を選ばない男だ。しかし、彼は決して“冷酷”でも“悪人”でもないようで、作品を観た関係者や報道陣からは「人間味のあるジャック・リーチャーが良かった」「男子向けかと思っていましたが、女性でも十分楽しめる作品」「イーサン・ハントとは異なるトムらしい魅力を持つヒーロー」との声があがっている。そもそも本作は、殺害事件の容疑者であると思われている男の無実をリーチャーが証明するべく奔走する物語で、彼は人に対してわかりやすい愛情こそ注がないが、ある関係者の感想をきくと「男の中の男」だという。ちなみにクルーズは「ジャック・リーチャーは、尊敬すべき高潔な人で、助けを必要とする者を救う、すばらしいマインドを持つ、ウィットに富んだ男」と語る。一体、ジャック・リーチャーとはどんな男なのか? 来年2月の公開が楽しみだ。『アウトロー』2013年2月1日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年12月21日愛娘・スリちゃんへのクリスマス・プレゼントに豪邸購入を計画中のトム・クルーズに、ついに新しい恋が始まりそうだ。お相手は、80年代のロックスターになりきったトムの怪演が話題を呼んだ『ロック・オブ・エイジズ』で彼の相手役を務めたマリン・アッカーマンの妹で歌手のジェニファー・アッカーマンだという。2人は今月11日(現地時間)、トムの最新主演作『アウトロー』のスウェーデン・プレミアのアフター・パーティで親密な様子を見せ、その後一緒に会場を後にしたらしい。イギリスの大衆紙「The Sun」に、関係者は「彼らはマリンを介して知り合っていたので、面倒くさい自己紹介の必要もなかったのです。トムは会場のあちこちを回っていましたが、ジェニファーと話し込むと、その場から動かなくなりました」と証言。「ローズ・クラブでのアフター・パーティで、2人は打ち解けて自然な様子でした。そして突然2人の姿は消えたんです」。ちなみにジェニファーは自身のTwitterのアカウント上で11日に「今夜はストックホルムでトム・クルーズのプレミア。かなりいい感じ!(Life is pretty good)」とつぶやいたが、以後はトムに関するつぶやきはなし。トムはストックホルムからニューヨークに、ジェニファーはロンドンに向かったが、すぐにアメリカでの再会を約束しているという。「ジェニファーはL.A.でマリンの近所に住んでいます。トムとはクリスマス前にきっと会うでしょう」と前出の関係者は語っている。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月20日ケイティ・ホームズが、今月18日で34歳になった。誕生日はひとり娘スリちゃんと、ニューヨークにあるカフェのブレックファストで祝ったようだ。ホームズとスリちゃんが誕生日の朝食に出かけたのは、アッパー・ウエストサイドにあるシュガー&プラムという店。母娘はパンケーキとエッグ・ベネディクトを注文。食事の後にはパティシエが誕生日のサプライズとして「ハッピー・バースデー、ケイティ」と描いたバニラケーキを特別サービスしたという。誕生日の前日17日には、ソーホーにあるジョージタウン・カップケーキという店で、ホームズとスリちゃんが仲良くカップケーキの飾り付けをしている姿も目撃されている。スリちゃんの通う小学校の友達と一緒に、ホリデー用のカップケーキの飾り付けを学ぶワークショップに参加したようで、ジョージタウン・カップケーキは「ケイティ、スリちゃん、そのお友達とカップケーキを飾り付けるのはとても楽しかったです」とツィートしている。6月にトム・クルーズと離婚して以来、ホームズとスリちゃんは、ニューヨークのチェルシー地区にある1か月の家賃1万2500万ドルの家に住んでいるようだ。クルーズは現在、最新作『アウトロー』の宣伝活動のためニューヨークにいる。文:猿渡由紀
2012年12月19日記憶に新しい『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の大ヒットから1年。新たな人気シリーズの確立を目指す、トム・クルーズの2013年とは?その他の画像トム・クルーズの当たり役といえば、何と言っても『ミッション:インポッシブル』で演じた敏腕スパイ、イーサン・ハント。彼自身がプロデュースを手がけていただけにこのキャラクターへの思い入れは強く、続編嫌いと言われてはいるものの、本作のシリーズ化には意欲的に取り組み、トムはこれまで4作でハントを演じてきた。そんな彼にとって、2013年は新たな当たり役を開拓する年となりそうだ。注目すべきはハードボイルド・アクション『アウトロー』。ここでトムが扮するのは、米陸軍の元敏腕捜査官で今はどこにも属さない流れ者ジャック・リーチャー。曲がった事が大嫌いで、自分を巻き込む悪事には決して追及の手を緩めない。情報の分析能力やサバイバル術、観察力に長け、戦闘術もドライビングテクニックも超一流。いかなる危機にも慌てず騒がず対処する。まさに、一匹狼バージョンのイーサン・ハントというべきキャラクターなのだ。原作はリー・チャイルドの手によるベストセラーで、全米でジャック・リーチャーは人気キャラとして定着している。その活躍を描いた小説はすでにシリーズ化されており、日本でも数編が翻訳されているのでチェック済みのミステリー・ファンもいるだろう。それだけに原作のネタは豊富で、トムも映画版のシリーズ化に意欲を見せている。本作でのヒロイックなリーチャー像にふれたなら、それも納得がいくに違いない。これに続くトムの主演作『オブリビオン』も原作のコミックがあり、こちらもシリーズ化が期待されているが、まずは頼れる男ジャック・リーチャーに注目。イーサン・ハントをどこまで超えることができるのか? 原作に惚れこみ『ミッション…』と同様にプロデュースの兼任も買って出たトムの熱演を見逃すべからず!『ぴあ Movie Special 2012-2013』より文:相馬学
2012年12月19日『トロン・レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督が、トム・クルーズを主演に迎えて贈る映画『オブリビオン』。2013年5月より全国にて公開となる本作のワールドワイド版ティーザーポスターと共に、第一弾特報映像が遂に解禁となった!60年前、スカヴスと呼ばれるエイリアンによって地球は攻撃を受ける。人類は長きにわたる戦いに勝利したが、地球は半壊。生き延びた者は地球から避難し、違う惑星での生活を余儀なくされることに。ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)はひとり地球に残り、上空から地球を監視する日々を送っていた。しかしある日、パトロールに出たジャックは誰もいないはずの土地で、突然、何者かによって捕らわれる。ジャックの目の前に現れたのはビーチ(モーガン・フリーマン)。果たして彼は何者なのか。彼との出会いによって、ジャック自身、そして地球の運命さえも大きく動き始める。主演のトムを始め、名優モーガン・フリーマン、『007/慰めの報酬』でボンドガールに抜擢されたオルガ・キュリレンコの出演が現在明らかになっている本作。今回、公開となったティザーポスターでは高くそびえ立つビルの間から滝のような水が流れ、それをトム演じるジャックが見上げている姿が確認できる。さらに特報映像では半壊した地球に残るジャックと謎の男・ビーチの出会いが明らかとなるが、同時にジャックが操縦する小型飛行機や、未来感たっぷりの宇宙船も登場し、本作で描かれる壮大な世界に期待をせずにはいられない仕上がりとなっている。そして終盤には、トムが近づく巨大カプセル(?)の中には女性の姿が…。カプセルには「J.RUSAKOVA」と記されているが、それが彼女の名前なのだろうか?これ以上のことはいまだ明らかにされていないものの、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』、『バトルシップ』などSF映画の一流スタッフたちが集結した本作の完成度の高さは言わずもがな。2013年4月12日(現地時間)の公開を前に、世界中から熱い注目が集まりそうだ。『オブリビオン』は2013年5月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:オブリビオン 2013年5月よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開
2012年12月19日トム・クルーズ主演のSF大作『オブリビオン』の第一弾予告編とポスター画像がこのほど公開された。“無意識の状態”を意味する“オブリビオン”を冠した本作はどのような物語なのだろうか?予告編映像本作の舞台は、スカヴと呼ばれるエイリアンとの壮絶な戦いによって人類が地球を放棄して他の惑星で暮らしている未来。60年前に戦いに勝利した人類は故郷を去ったが、ジャック・ハーパー(クルーズ)はひとりで残って上空から地球を監視している。しかし、パトロールに出た彼は地球でビーチ(モーガン・フリーマン)と名乗る男に出会う。なぜ誰もいないはずの地球に人間がいるのか? これまで明かされてこなかった秘密とは?本作を手がけたのは『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督。このほど公開された予告編もコシンスキー監督らしい繊細なタッチの映像で、地球を監視する主人公ジャックの姿が描かれる。その一方で、何らかの危機を察したジャックが銃を手にした緊迫感のあるカットも多く登場しており、華麗なグラフィックと躍動感のある映像が楽しめる作品に仕上がっているようだ。ちなみに本作のプロデュースを手がけたのは『猿の惑星:創世記』を成功に導いたピーター・チャーニンとディラン・クラーク。これまで繰り返し語られてきた『猿の惑星』の物語に新たな息吹を吹き込んだふたりの新作だけに、『オブリビオン』もこれまでにない斬新さが盛り込まれることが期待される。『オブリビオン』2013年5月TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年12月19日トム・クルーズが、愛娘・スリちゃんにクリスマス・プレゼントとして1,350万ドル(約11億3,360万円)の邸宅を買おうと計画している。離婚した元妻のケイティ・ホームズがスリちゃんのクリスマス・プレゼントに約400万円を費やしたと報じられたばかりだが、それを大幅に上回る豪華プレゼントで対抗する構えのようだ。トムが購入したニューヨーク州の邸宅には、スリちゃんのポニーを飼育するスペースがあり、2010年に買い与えた3万ドル相当のミニチュア・レース・カーなど高価な玩具を収納できるという。離婚後、スリちゃんは母親であるケイティに引き取られ、ニューヨークの高級アパートで生活している。トムは今年のクリスマスはスリちゃんと一緒に過ごせる予定なので、娘を喜ばせようと大枚をはたくつもりのようだ。「トムは最高のクリスマスにしたいと考えているんです」とイギリスの「Grazia」誌に関係者は明かす。「ケイティと暮らすアパートにはポニーを飼う場所はありませんから、この家は理想的です。玩具もロサンゼルスの家を引き払って以来、倉庫に預けっぱなしになっているものが多いですから」。トムは今後、スリちゃんとの面会にはこの家を使いたいと考えているという。(text:Yuki Tominaga)© Gtres/AFLO■関連作品:オブリビオン 2013年5月よりTOHOシネマズ 、日劇ほか全国にて公開アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月19日ケイティ・ホームズが、スリちゃんのクリスマス・プレゼントに3万ポンド(約400万円)も使ったようだ。今年は自身がトム・クルーズと離婚し、スリちゃんを父親から離れ離れにしてしまったことから、娘のためにいままでで一番のクリスマスにしようと考えているというケイティは、スリちゃんがサンタクロースにお願いしていることを叶えるため、大枚をはたくことを全く惜しまなかったようだ。まず、1万5,000ポンド(約200万円)で購入したという豪華なヴィクトリア朝のデザインのおもちゃの家は、ケイティとスリちゃんが住むニューヨークの自宅の庭に立てられる程の大きさで、おもちゃにもかかわらずその中で電気と水が使える設備があるという代物だ。さらに、英「The Sun」紙によれば、iPadミニ、「ラルフ・ローレン」のドレス、「クロエ」のファー付きコート、ベンツで知られる「メルセデス」の6,000ポンド(約81万円)もする高級ミニカーなどが、スーリちゃんのために当日の朝、クリスマスツリーの下に置かれることになるようだ。ただ、一方のトムも現在、新作『All You Need Is Kill』(原題)の撮影を行っているロンドンからニューヨークに飛んでクリスマスの期間中にスリちゃんに会うつもりだと言われている。果たして、どんな贅沢三昧のクリスマスになるのか…?■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月18日ルーニー・マーラ、エミリー・ブラント、レベッカ・ホールらがウォーリー・フィスターの監督デビュー作であるSFスリラー『Transcendence』(原題)の出演候補に挙がってるようだ。本作にはジョニー・デップが、自身の脳をスーパーコンピューターに接続する科学者・ウィル役で出演する予定で、仲間の科学者と共に、世界初の感覚を持ったAIを作り出そうとするストーリーだ。ルーニー、エミリー、レベッカら3人が候補となっているのは、ジョニー扮する主人公の妻・イヴリン。彼女は感覚マシーンの製作に反対する過激派によって殺害された夫・ウィルの脳をスーパーコンピューターにアップロードし、蘇生させようと試みるという役柄なのだとか。プロデューサーには、『ダークナイト ライジング』のクリストファー・ノーラン監督とエマ・トーマス夫妻が担当することも決定している。そんな『Transcendence』は2014年の公開を目指して、来年3月4日にもクランクイン予定だが、出演候補のひとりであるエミリーは現在、トム・クルーズ主演最新作『All You Need Is Kill』(原題)の撮影を敢行中で、来年春まで同作の撮影が延びる可能性があるため、今回『Transcendence』への出演が決定した場合は2本の撮影を掛け持ちすると見られている。
2012年12月17日容姿端麗な芸能人や、若いころから才能に秀でていたスポーツ選手の中には、あらためて年齢を聞くとびっくりしてしまう人もいますよね。街のみなさんに、年齢を聞いてびっくりした著名人について聞きました。■楠田 枝里子=60歳(1952年1月12日生)「『世界まる見え!テレビ特捜部』の印象が強かったので」(26歳/男性)「あんな衣装を着た60歳は見たことがないので」(30歳/男性)「若く見える」(52歳/女性)東京理科大卒の才女であり、常人にはなかなか理解できなさそうなファッションでお茶の間に登場した楠田女史。還暦を迎えましたが、赤いちゃんちゃんこもやっぱりファッショナブルに着こなしてしまうのでしょうか。ちなみに、この楠田女史の同級生には、もたいまさこさんがいらっしゃいます。同じ60歳でも、さまざまな人がいるんですね。■イモトアヤコ=26歳(1986年1月12日)「もっと年を取っていると思っていた」(29歳/男性)「どんな過酷なロケにも立ち向かう姿は、氷河期世代っぽさがある」(32歳/女性)珍獣ハンターとして知られることになったイモトアヤコさん。筆者はテレビで見かけるたびに、あの体力はどこから来るのかと思っていたのですが、そもそも年が若かったことも理由の一つだったようです。同級生には、長谷川潤さんやリア・ディゾンさんが名前を連ねますが……色んな意味で同い年とは思えません。■水木 しげる=90歳(1922年3月8日)「ドラマ『ゲゲゲの女房』を見ていたせいで、向井理の印象が頭から離れない」(50歳/女性)「今見ても十分、楽しいマンガなのでご高齢の方だとは思えない」(29歳/女性)ドラマ『ゲゲゲの女房』の時代背景は昭和そのものでしたが、爽(さわ)やかな印象の向井理さんが演じたことで年齢不詳になってしまったとの意見も。1922年は幕末から50年余りしかたっていませんが、アインシュタインが来日し、ツタンカーメンの墓が発見されるなど、幕末の荒々しさとは無縁な楽しげなニュースが駆け巡った年でもあります。■香川真司=23歳(1989年3月17日)「しっかりしてる」(30歳/女性)「自分が23歳のころはろくでなしだったので」(44歳/男性)今年月にマンチェスター・ユナイテッドFCへ移籍した香川選手。同年生まれには、スポーツ選手なら体操の内村航平選手、女優には桐谷美玲さんなどが挙げられます。ゆとり世代なんてやゆされがちな世代ですが、筆者なんかよりもしっかりした人が勢ぞろいしているような気がします。■YUKI=40歳(1972年2月17日)「ジュディマリのころからずっとテレビで見るので気になっていて調べたら、結構、年がいっていた」(27歳/男性)「あの声が40歳の人のものとは思えない」(25歳/女性)実は2児のママでもあるYUKIさん。もし友達のお母さんだったとしても「おばちゃん!」なんて軽々しく呼べなさそうです。また、一つ年上には、実年齢と見た目のギャップでおなじみの平子理沙さんも。最近の40代はどうなっているのでしょうか。■則巻千兵衛=28歳「まさかと思った」(33歳/男性)「無理がありすぎる」(29歳/女性)マンガ『Dr.スランプ』の博士こと則巻千兵衛。また、そのほかアニメでは『ルパン三世』の銭形警部は29歳、『サザエさん』に登場する穴子さんは27歳との説も。もしかするとアニメの世界では、20代後半=老け顔と相場が決まっているのかもしれません。あまり名前が挙がりませんでしたが、個人的にシュワちゃんが65歳、トム・クルーズが50歳など、ハリウッドスターの年齢不詳ぶりに驚いてしまいました。できることなら筆者も、年を取るごとに若く見られたいものですが……やっぱりそれは見られることを生業にしている人だからこそできるワザなのでしょうか。(山本莉会/プレスラボ)
2012年12月16日トム・クルーズは、ケイティ・ホームズの意に反して、今年のクリスマスをスリちゃんを含めた子供たち全員と過ごそうとしているようだ。現在イギリスで数か月間に渡り新作『All You Need Is Kill』(原題)の撮影を行っているトムだが、先日、感謝祭のときに自身がロンドンで、ケイティとの娘・スリちゃんと共に過ごしたのと引き換えに、クリスマスはケイティがスリちゃんと一緒に過ごすことをトムが同意したと報道されていた。しかし、10日(現地時間)にロンドンで行われた新作『アウトロー』のプレミアでトムは、クリスマスにはニコール・キッドマンと結婚時に養子に迎えたイザベラとコナーの2人だけでなく、スリちゃんとも一緒に過ごすつもりだと語っている。「子供たちと(クリスマスのために)とても特別なことをたくさん計画しているんだ。僕たちは全員一緒に居るつもりさ。本当に楽しみだね」。また、トムはイギリスでの生活のほとんどの時間を仕事に費やしているものの、同地がとても好きで楽しい時間を過ごせていると続ける。「僕はこの国が好きだね。僕はここでたくさんの映画を撮ったし、たくさんの俳優たちとも仕事したよ。ここでの生活は素晴らしいね!イギリスではずっと撮影をしているんだ。1週間休みなしにね。でも気分は最高さ。映画に僕の全ての時間を取られるわけではないけど、僕のスケジュールは予定でいっぱいさ。でも、そういう方が好きなんだ」。トム主演の映画『アウトロー』は来年2月1日(金)に日本公開予定だ。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月12日トム・クルーズが主演を務め、新たにシリーズ化を目論んでいるアクション大作『アウトロー』のロンドンプレミアが現地時間10日に行われ、クルーズが来年1月9日(水)に来日し、ジャパンプレミアに出席することを宣言した。その他の写真本作は、元軍のエリート捜査官で、現在は放浪の旅を続ける男ジャック・リーチャー(クルーズ)が、殺害事件の容疑者の求めで街を訪れ、事件の背後に隠された恐るべき真相に立ち向かう様を描くアクションサスペンス。クルーズの『ミッション:インポッシブル』に続くシリーズとされる本作への注目度は高く、プレミア会場となったロンドンのレスター・スクウェアには、2500人以上のファンと100人を超える報道陣がつめかけた。会場の大きな歓声に迎えられて登場したクルーズは「ジャック・リーチャーは、尊敬すべき高潔な人で、助けを必要とする者を救う、すばらしいマインドを持つ、ウィットに富んだ男なんだ。続編は是非やりたいね。最高に楽しめるハードボイルド・アクションだし。とても面白い体験となると思う。観客を楽しませることのできる作品だしね」と語り、「日本には1月に行くことになっているので、みんなに会えるのが待ち切れないよ。『アウトロー』を日本でお披露目するのを楽しみにしている。1月に会いましょう!楽しいホリデーを!」とメッセージをおくった。今回の来日は、クルーズはとって『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』のPR来日以来、約1年ぶり。昨年に六本木で行われたイベントでは寒空の中、長時間に渡って集まったファンと握手し、サインするクルーズの姿が報道されたが、この日も彼は世界中から集まったファンと2時間に渡って交流し、自身がおくりだす新シリーズを存分にPRした。『アウトロー』2013年2月1日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年12月12日『M:i』シリーズに続き、トム・クルーズが挑む新シリーズ『アウトロー』のロンドンプレミアが12月10日(現地時間)、ロンドンの中心地の一つでもあるレスター・スクウェアにて開催され、会場は詰めかけたファン2,500人以上と各国から集まった報道陣の熱気に包まれた。さらに、同プレミア会場にてトムが約1年ぶりの来日を約束した。ピッツバーグ近郊。突然、白昼に公然と6発の銃弾が発射され、5人が殺害される事件が発生。そして、警察の捜査が進み、わずか1時間後には容疑者として、元軍人のスナイパー、ジェームズ・バーが逮捕される。しかし、容疑者のジェームズは殺人容疑を否認し、彼自身がかつて軍で最も恐れていた男、ジャック・リーチャーへの連絡を要求する…。レッド・カーペットに誰よりも早く登場し、2時間かけて丁寧に一人一人にファンサービスを行ったトム。日本の報道陣には「日本には1月に行くことになっているので、みんなに会えるのが待ち切れないよ。『アウトロー』を日本でお披露目するのを楽しみにしている。1月に会いましょう!楽しいホリデーを!」と宣言。さらに「ジャック・リーチャーは、尊敬すべき高潔な人で、助けを必要とする者を救う、素晴らしいマインドを持つ、ウィットに富んだ男なんだ。続編はぜひやりたいね。最高に楽しめるハードボイルド・アクションなんだ」と本作への自信を伺わせた。このロンドンプレミアを皮切りにワールドツアーがスタートする本作。トムを始め、クリストファー・マッカリー監督、そしてヒロインを演じたロザムンド・パイクも共に来日を約束した『アウトロー』ジャパン・プレミアは来年1月9日(水)に開催される予定だ。『アウトロー』は2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月12日トム・クルーズが主演を務め、新たにシリーズ化を目論んでいるアクション大作『アウトロー』の最新ポスターが公開された。本作でクルーズが演じるのは“流れ者”のジャック・リーチャー。彼は一体、どのような人物なのだろうか?その他の画像本作は、元軍のエリート捜査官で、現在は放浪の旅を続ける男ジャック・リーチャーが、殺害事件の容疑者の求めで街を訪れ、事件の背後に隠された恐るべき真相に立ち向かう様を描くアクションサスペンス。これまで数々のヒーローを演じてきたクルーズが最新作で演じるのは、予告編で自ら「ヒーローではない」と言い切る男ジャック・リーチャーだ。報道陣に配布された資料によると、彼はかつて米軍の秘密捜査官として活動し、現在は特定の住所を持たない流れ者。その行動履歴は不明で、彼は携帯電話も身分証もクレジットカードも持たず、仲間もいない。さらに彼はタイトル通り、“法”の枠さえも飛び越えて行動する場合があり、時に警察から追われることもある。しかし、彼は決して悪人でも冷酷な人間でもないようで、資料には“真実だけを追求し、悪は決して逃さない”と記載されている。その証拠に予告編でリーチャーは、人質をとった犯人の挑発に対し「女は好きにしろ」と屈しない姿勢を見せ、その後にすかさず「気が変わった。貴様を殺す」と宣告する。権力も脅しも法も慣例も報道も通用しない、しかし正義のためなら危険な地でも乗り込んでいく男ジャック・リーチャー。彼が映画『アウトロー』でどんな“ヒーローではないヒーロー”像を見せるのか気になるところだ。ちなみに劇中のリーチャーは財布も持たずに行動しているそうで、発売中の映画前売券には“『アウトロー』特製マネークリップ”が特典としてプレゼントされている。『アウトロー』2013年2月1日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年12月07日三重県四日市観光協会は「四日市コンビナート夜景クルーズXmasクルーズ&四日市ポートビル夜景鑑賞」を12月22日~24日に開催する予定。現在参加者を募集中だ。開催時間は第一部が16:00~19:00、第二部が18:00~21:00。昼間の工場の姿からは想像できない、工場の夜景を満喫できるクルージングとして人気の「四日市コンビナート夜景クルーズ」。現在募集中の「Xmasクルーズ&四日市ポートビル夜景鑑賞」の定員は限定400名。今回は四日市港での工場クルーズに加えて、四日市ポートビルに登り、地上100メートルからの夜景鑑賞もある。なお、近鉄四日市駅西口バスターミナルに出発の20分前まで集合とのこと。また、使用予定船舶は名鉄海上観光船「はやぶさ」。申し込みは2名以上となっており、料金は大人(13歳以上)5,000円、子ども(13歳未満)4,000円。詳細および申し込みは四日市観光協会ホームページ専用サイトで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日トム・クルーズが、ワイルドで危険なアウトロー・ヒーローに挑んだ注目の主演最新作 『アウトロー』 の予告編がこのほど解禁!さらに、本作の原作となるベストセラー・ハードボイルド小説「ジャック・リーチャー」シリーズの生みの親、リー・チャイルドからのコメントも到着した。ピッツバーグ近郊。突然、白昼に公然と6発の銃弾が発射され、5人が殺害される事件が起こる。そして、警察の捜査が進み、僅か1時間後には容疑者として、元軍人のスナイパー、ジェームズ・バーが逮捕される。しかし、容疑者のジェームズは殺人容疑を否認し、彼自身がかつて軍で最も恐れていた男、ジャック・リーチャーへの連絡を要求する…。今回届いた予告編では、本作のタイトル通り、事件の真相を追及するためなら手段を選ばない男ジャック・リーチャーに扮した“アウトロー”なトムが大暴れ!人質となった仲間に対しても「オレがヒーローだとでも?女は好きにしていい」と驚きの非情さで真実へと迫っていく。本作の原作者リー・チャイルドも、「堂々たる一匹狼、謎に満ちた流れ者、諸国遍歴の騎士である」とジャックのキャラクター像を語る。さらに、トムを主演に迎えて映画化されることについては「僕の半生をかけて書き続けてきた作品が映画化されること、しかもトム・クルーズを主演に迎えてということで二重に嬉しい。いきなり最上級の公開ということで最高に幸せだよ!」と興奮に満ちたコメントを寄せている。そして、本作の見どころについて「6発の銃弾と5つの死体。的を外れた1発の銃弾の行方と、揃い過ぎた証拠という2つの細い糸がリーチャーの頭の中で繋がり、彼は刻一刻と巨悪化する陰謀を解明してゆく。その間観客はずっと彼を見守っている。声援を送ったり、恐怖のあまり息をのんだりしながらね」と明かしている。まずはこちらの映像で、法も秩序も意に介さない“アウトロー”なトムに痺れてみてはいかがだろうか?『アウトロー』は、2013年は2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月03日トム・クルーズが主演を務め、新たにシリーズ化を目論んでいるアクション大作『アウトロー』の最新予告編映像がこのほど公開された。『アウトロー』予告編本作は、元軍のエリート捜査官で、現在は放浪の旅を続ける男ジャック・リーチャーが、殺害事件の容疑者の求めで街を訪れ、事件の背後に隠された恐るべき真相に立ち向かう様を描くアクションサスペンス。このほど公開された予告編は、穏やかな昼下がりに6発の銃声が鳴り響く場面で幕をあける。結果的に5人の人間が命を落とし、警察はすぐさま容疑者を確保。事件は解決したかに思えたが、容疑者のジェームズ・バーは旧知の人物であるジャック・リーチャーを呼ぶよう求める。住所も一切の記録も持たない謎の男リーチャーは突然、街に現れ「奴の犯行ではない。奴はハメられた」と言い放ち、調査を開始する。このキャラクターを造形したのは小説家のリー・チャイルド。彼の執筆する“ジャック・リーチャー”シリーズはアメリカだけでなく日本でも翻訳され人気を博している。チャイルドはリーチャーについて「アメリカ人ではあるが、それだけの存在ではないんだ。堂々たる一匹狼、謎に満ちた流れ者、諸国遍歴の騎士である彼は、普遍的な神話のような存在だ」と語る。ちなみに予告編の最後でリーチャーは、警察の制止を振り切って、轟音を響かせながら自動車を転がして通りを疾走する。リーチャーは事件の真犯人を追っている。しかし、彼はヒーローでも正義の味方でも、警察の味方でもない。正真正銘の“アウトロー”である彼が、どのようにして事件を解決するのか気になるところだ。『アウトロー』2013年2月1日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年12月03日トム・クルーズが最新主演作の撮影でロンドン中心部を占拠、日曜の朝から大がかりなロケ撮影に踏み切った。トムは現在、イギリスでダグ・リーマン監督の『All You Need Is Kill』(原題)を撮影中。25日(現地時間)は朝からロンドンのトラファルガー広場と周辺の道路を封鎖し、3時間かけて撮影を行った。2.5平方マイル(約4平方キロメートル)にわたる封鎖で、目的地にたどり着けなくなった市民や観光客からはブーイングが。「日曜のミサに行こうとしたら、トラファルガー広場が封鎖されていたの。何の役にも立たないことをしてくれてありがとう、トム」「映画のためにロンドンの中心部全域が封鎖されるなんて信じられない」といったコメントが「The Sun」紙などに寄せられた。先週、感謝祭の休暇で3か月ぶりに愛娘・スリちゃんとロンドンでの再会を果たして大喜びしたというトム。この日は軍服姿でイギリス空軍のピューマ・ヘリコプターでトラファルガー広場のネルソンのコラムのところに降り立つというド派手なシーンを撮影。結果的に多くの一般人に迷惑をかけてしまったが、おかげで妥協なしの良いシーンが撮れたようだ。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月27日トム・クルーズが、娘のスリちゃんと22日(現地時間)の感謝祭をイギリスで一緒に過ごすことができたようだ。スリちゃんはトムとケイティ・ホームズの離婚以降、母親のケイティとニューヨークで暮らしており、一方のトムは新作『All You Need Is Kill』(原題)の撮影でロンドンにいることから今年7月からずっと娘と会っていなかったが、感謝祭に当たる22日にスリちゃんが急遽ロンドンに飛んで来たため、久しぶりの父と娘の再会になったようだ。タブロイド紙「The Daily News」によれば、スリちゃんはトムに会うために、20日にニューヨークを発っていたという。一方のケイティは、現在出演中のブロードウェイ舞台「Dead Accounts」(原題)を休んで、故郷のオハイオ州で家族と共に感謝祭を過ごしたようだ。ケイティは先日、感謝祭の過ごし方について「22日の木曜日にはオフが取れるから、地元に帰って両親たちと一緒に過ごすわ。姉が美味しいソーセージ料理を作って、母も豪勢な七面鳥を用意して待ってるわ!かなり前になるけど、父が地元の公園で家族全員でこの伝統を始めたのよ。ターキー・トロットっていう3マイル走る楽しいマラソン大会があるの。賞品もあるわ。けど、まだ私はゲットしてないの。でもホント楽しいんだから!」と語っていた。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月26日トム・クルーズが主演を務め、新たにシリーズ化を目論んでいるアクション大作『アウトロー』の特報映像がこのほど公開された。これまで数々の大作映画で八面六臂の活躍を見せてきたクルーズは、最新作でどんな男を演じるのだろうか?『アウトロー』特報映像クルーズが本作で演じるのは、元軍のエリート捜査官で、現在は放浪の旅を続ける男ジャック・リーチャー。彼は、白昼に起こった殺害事件の容疑者である元軍人のスナイパーの求めで街を訪れ、事件の真相と背後に隠された恐るべき陰謀に立ち向かう。身分証も携帯電話もクレジットカードも持たず、法律もしがらみも無視して巨悪に立ち向かう男ジャック・リーチャー。このほど公開された特報映像も、レザージャケットに身を包んだジャックが、容赦なく敵をブチのめし「俺がヒーロー? それは違う」「俺に失うものはなにもない」と言い放つ強烈な内容だ。本作の脚本と監督を務めたクリストファー・マッカリーは「ジャック・リーチャーにはウェスタン映画の正義を愛する流れ者のヒーローに通じるものを感じた。完全なる現実的な思考と物事の真実性を見極める頭脳、そして鍛錬に鍛錬を重ねた強靭な肉体を兼ね備えている」と分析し、「ジャック・リーチャーというキャラクターは必要以上に自分を魅力的に見せようとしない。だからもともと人間的な魅力をもっている俳優でなければならない。そして長い会話のシーンをよどみなくこなし、さらに自らの中で完全に掌握していることを観客が信じてしまうような雄弁さをもっていなければならない。プロデューサーのドン・グレンジャーとそういったことを何項目もリスト化して、その横に誰が見合うか数人をランク付けしていったんだ。結果、トムは私達の作ったすべての項目でコンスタントにランクインしていた」と振り返る。思い返せば、クルーズは爽やかな笑顔と甘いルックスが大きな魅力で“屈強さ”や“ワイルド”を売りにしている俳優ではない。しかし、彼は確かな演技力と身体能力の高さを武器に、これまでにないヒーロー像を描き出してきた。世界をまたにかけるスーパーエージェントでありながら、私生活や恋の問題に悩む一面も描いた『ミッション:インポッシブル』シリーズや、未曾有の危機を前に愛する家族を守ろうとする父親を演じた『宇宙戦争』など、彼はいつも“誰も見たことのないヒーロー”を演じ続けている。撮影中から“トムのキャリアの中で、最も危険なヒーロー”と称されているジャック・リーチャーとは一体、どんな人物なのか? 来年の公開が楽しみだ。『アウトロー』2013年2月1日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年11月22日サラ・ジェシカ・パーカーとジェラルド・バトラーが、第19回ノーベル平和賞コンサートの司会に抜擢された。その年のノーベル平和賞受賞者を前にノルウェーのオスロで行われる同コンサートには、先日シールとジェニファー・ハドソンがパフォーマンスを行うことが発表されたばかりだが、今回サラとジェラルドの2人が今年の司会に起用されることが発表された。これまでに同コンサートの司会はリーアム・ニーソンやメリル・ストリープ、トム・クルーズ、オプラ・ウィンフリーなどが務めており、昨年はヘレン・ミレンとロザリオ・ドーソンがショーを進行している。今年は欧州連合(EU)がその平和活動や人権問題への取り組みが評価され、同賞を受賞することになっている。第19回ノーベル平和賞コンサートは、12月11日(現地時間)に開催される。■関連作品:SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ [海外TVドラマ]
2012年11月21日六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリーは23日より、「スター・クルーズ・プラネタリウム」を開催する。同イベントは、2010年と2011年に期間限定で開催し、計45万人を動員した「スカイ プラネタリウム」をパワーアップさせた、体験型プラネタリウム。星空を歩ける三次元プラネタリウムの楽しさはそのままに、新たに、仮想の宇宙船に乗り込み、時空を超える不思議な宇宙旅行が味わえるという。総合プロデューサーはプラネタリウム・クリエーター大平貴之氏。会場構成は、ロマンあふれる宇宙へのプロローグ「土星ステーションへの旅」、壮大な宇宙のスケールを体感「新 3D SKY WALK-太陽系から銀河系の果てまで-」、準光速で衝撃の未来を目撃「未知なる地球への帰還」、静かなるエピローグ「MEGASTAR -荘厳なる星空-」の4つ。会場内に最新の観測データをもとに宇宙空間を再現し、ロマンあふれる宇宙への旅を演出する。開催期間は、11月23日~2013年2月11日。時間は11時~22時(金曜・土曜・休前日は23時まで)、入館は閉館時間の30分前までとなる。場所は、森タワー52F森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ)。入館料は一般2,000円、学生(高校生・大学生)1,500円、子ども(4歳~中学生)800円で、東京シティビュー入館料を含む。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日3D版『トップガン』の公開が来年2月にも予定されているようだ。「The New York Times」紙の報道によれば、8月19日(現地時間)にトニー・スコット監督が投身自殺で死亡して以来、1986年の大ヒット作『トップガン』の3Dバージョンとなる本作の処遇についてパラマウント・ピクチャーズ側が検討を重ねてきた結果、来年2月公開の方向で調整が進んでいるという。トニーは死の寸前までトム・クルーズと共に『Top Gun 2』(原題)の製作準備を進めていて、パラマウント側は当初3D版『トップガン』の公開によって続編への観客の盛り上がりを喚起する意図があったものの、同紙は『Top Gun 2』の製作が「取り止め」になったとも伝えている。3D版『トップガン』の製作は、今年初頭にはすでに完成しているという。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月09日『ハリー・ポッター』シリーズのデイヴィッド・イェーツ監督の次回作『ターザン』の主役候補に、トム・ハーディが挙がっているらしい。他にヘンリー・カヴィル、アレクサンダー・スカルスガルド、チャーリー・ハナムらの名前も挙がっているようだ。新しい『ターザン』は、ワーナー・ブラザースが長い間製作を試みてきたもの。『ハリー・ポッター』シリーズ終了後、イェーツ監督は人間ドラマ『Your Voice in My Head』やスリラー『Imitation Game』など、いくつかの作品を次回作として検討してきたが、最終的に『ターザン』を選んだらしい。イェーツ監督はすでに何人かの俳優に会って、話をしているようで、候補に挙がっている4人は、いずれも最近ワーナー・ブラザースと縁が深い。ハーディはこの夏の『ダークナイト ライジング』で悪役を演じて絶賛されたばかり。カヴィルは来年夏公開の『Man of Steel』でスーパマンを演じる。ハナムは来年公開のギレルモ・デル・トロ監督作『Pacific Rim』に主演。スカルスガルドは主演、エクゼクティブ・プロデュースを兼ねる『The Vanguard』を製作準備中だ。本作は、『ハッスル&フロウ』のクレイグ・ブリュワー氏が監督を務める予定だったが降板し、イェーツ監督に決定したようだ。文:猿渡由紀
2012年11月08日今年で5回目を迎える「映画字幕翻訳コンクール」の授賞式がイイノホールにて行われ、授賞式の前には、翻訳家・戸田奈津子、LiLiCoによるスペシャル・トークセッションや戸田さんの字幕翻訳ワークショップが開催された。コンクールの応募概要は、応募者が映画字幕翻訳コンクールのWEBサイト上で、5シーンの映像の中から好きなシーンを選んで、オリジナルの日本語字幕をつけて応募するというもの。今回の題材は、誰もが知るおとぎ話の「白雪姫」を新たな解釈で描いた『白雪姫と鏡の女王』。戸田さんが選んだシーンにオリジナルの日本語字幕をつけて応募する。今年は、日本だけでなく海外も含め29,841件もの応募があった。最初にスペシャル・トークセッションが行われ、字幕翻訳の第一人者であり、本コンクール審査委員長で神田外語大学客員教授、神田外語学院アカデミックアドバイザーの戸田さんと、「王様のブランチ」(TBS)でおなじみの映画コメンテーターのLiLiCoさんが出席し、楽しいトークセッションを繰り広げた。映画を愛してやまない戸田さんが、ハリウッドスターとの出会いを通じて見てきた知られざるスターの素顔を語るとあって、会場も興味津々。戸田さんは最初のスターにブラッド・ピットを挙げ、最初に来日した頃は人と接触するのが苦手で、いつも監督が一緒にインタビューに応じていたと明かす。それが、アンジェリーナ・ジョリーとの結婚後、「大きく変わったわね。自信にあふれた大人になった」と感心しきり。アンジーの内助の功の大きさを褒めちぎった。次はジョニー・デップ。「彼は物静かで誠実な印象で、ずっと変わらない。私は俳優を“スター”と“アクター”に分けているけれど、トム・クルーズは、どんなときもトム・クルーズというスター。だけど、ジョニーはアクターよ。彼は演技することが生きがいなのね。本当に役に入れ込んでいて、なり切っているわ」と熱弁をふるった。ほかにも気さくで、人柄がいいというキャメロン・ディアスやスターぶらないというジュード・ロウ、戸田さんが俳優として大きく進歩したと絶賛するレオナルド・デイカプリオなど、ファンなら垂涎もののスターの素顔を次々と語り、会場を大いに沸かせた。続いて行われた映画字幕翻訳ワークショップでは、戸田さんのプロとしての本領を発揮。映画『白雪姫と鏡の女王』を題材に、字幕翻訳の世界を特別レクチャー。映画字幕がどのようにして作られているのか、厳しいルールを守りながら、生きた英語を理解し、いかに日本語で表現していくかなど、字幕翻訳の極意を伝授。映画の字幕離れが叫ばれている昨今、戸田さんは若い世代の人たちに文字の大切さを再認識してほしいと願っているようだ。一方、戸田さんを尊敬しているというLiLiCoさんは「いつかスウェーデン映画に日本語の字幕をつけるのが夢」と字幕の勉強をしていることを明かしていた。授賞式では、審査委員長・戸田さんらから最優秀賞1名、優秀賞5名、その他の賞の受賞者が発表され、表彰状及び副賞の授与がされた。受賞者はそれぞれに受賞の喜びを語った。ニューヨークと回線を結び、授賞者のひとりが海外から参加するというハプニングもあり、会場は盛り上がった。映画『白雪姫と鏡の女王』は、ジュリア・ロバーツ扮するワガママ女王とリリー・コリンズ演じる勇敢なプリンセスの過激な女の戦いが展開する。劇中の衣裳は『ドラキュラ』でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した日本人デザイナーで今年亡くなった石岡瑛子さんの最後の作品となった。■関連作品:白雪姫と鏡の女王 2012年9月14日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年11月05日ケイティ・ホームズがニューヨークのレストランで「ケイティに自由を」と書かれたTシャツを着た一行と遭遇、気まずい瞬間が訪れたという。27日夕方ごろ(現地時間)、ケイティは娘・スリちゃんと2人でニューヨーク市内のレストラン「Mr. Chow Tribeca」を訪れた。そのとき、隣り合わせた席のグループに「ケイティに自由を(Free Katie)」、「スリを救え(Save Suri)」というスローガンを掲げたTシャツを着た人物たちがいたのだ。このTシャツは、ケイティが2006年にトム・クルーズと結婚したときに作られたもの。サイエントロジーを信仰するトムと別れるように呼びかけた、ジョークのTシャツだ。「New York Post」紙上で「ケイティと隣席のグループは気まずそうに視線を交わしましたが、ケイティはクールな態度を崩さず、彼らに何も言いませんでした」と目撃者は語る。ちょうどハロウィーン・シーズンで、グループの中には『トップガン』のトムのコスプレをしている人物もいたという。「ハロウィーンで浮かれていた彼らの方が恥ずかしくなったらしく、スリの目に触れるより前にコスチュームが見えないようにカバーしました」。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO
2012年10月31日トム・クルーズが、『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作となる第5弾の製作を始動したと発表した。1996年公開の同シリーズ第1作目でイーサン・ハント役を初演してから、2011年の第4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』まで全作で主役を張っているトムは、同シリーズの続編を望む声がある限りシリーズ製作を続ける意向を「Total Film」誌に語った。「『ミッション:インポッシブル』の新作の製作に取り掛かったところさ。これからも続編を作り続けたいな。劇中のイーサン・ハントと共に僕自身も一緒に成長できるからね。第1作目が製作された当時は、パラマウント・ピクチャーズ史上最も製作費がかかった作品だったんだよ。しかも僕がプロデュースした初めての作品なんだ。毎回、観客の反応を見るのはとってもエキサイティングだよ。本当に素晴らしい経験さ。だから、これからももっと沢山の続編を作るつもりさ。みんなが観たがってくれる限りね。だってこのシリーズの製作はやり甲斐があって、とっても楽しいからね」。さらにトムは、シリーズ第5弾のための撮影ロケ地を探し始めるなど、すでにプロジェクトが始動していることも明かした。「僕たちはすでに様々な角度から製作をスタートさせているんだ。映画のプロモーションのために世界中を周るのは大好きなんだ。いろいろな場所を訪れては製作イメージを考えているよ」。そんなトムは、リー・チャイルド原作のハードボイルド・アクション小説の映画化となる新作『アウトロー』が来年2月1日(金)に公開を控えている。■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月30日第25回東京国際映画祭(以下、TIFF)の開幕を前に実現した、映画祭プログラミング・ディレクターの矢田部吉彦とモデルの雅子による対談<後編>をお届け!今年で創設5年目を迎え、雅子さんが審査員を務めることになった「natural TIFF」の魅力、さらに矢田部さんを毎年、刺激しつつも苦しめるコンペティション作品15本の選定のプロセスとは――?雅子:矢田部さんがTIFFに関わるようになったのは第何回からですか?矢田部:15回目からですね。トム・クルーズが『マイノリティ・リポート』(’02)のプレミアで渋谷の街を歩きました。その年はエイドリアン・ブロディも来日しました。選定に関わるようになったのは18回目からですが、最初は日本映画でした。徐々に海外作品にも携わるようになり、コンペティションに関わるのは今回で6回目です。雅子:作品選びは慣れていくものですか?矢田部:慣れませんねぇ…。でも作品の選び方は変わってきたと思います。初めて選んだコンペ作品と見比べてみると、良い作品だと思いつつもいまだったら選ばないかもというものもありますね。――矢田部さんの中では選ぶ上での基準などはあるんですか?観客層を想定したり、あるいはとことん作品の質を重視したり…。矢田部:そこは両方意識してます。15本の中で、完全なアート映画で作家の個性が炸裂しているけど、万人受けしなくてもいいから入れようと思う作品もある。でも、15本全てそんな作品が揃うと偏ってしまうので、クオリティを重視しつつ、よりオープンな作品を入れてバランスを取ったりします。雅子:年ごとの全体のテーマがあるわけではないんですね?矢田部:ないです。結果的に、例えば昨年は移民問題を描いた作品が多かったりというのはありますし、今年は安楽死を扱った作品が多いですが、選んでる最中は意識してないですね。雅子:選ぶ際は候補作をふるいにかけていく感じですか?矢田部:そうですね。今年は1,000本以上あったんですが、それを50本くらいに絞って。30本くらいになれば、後はパズルのような感じですね。「この2本はどちらも良いけどカブっているのでこちら」とか。あとは国のバランスです。今年はチリ映画で面白いものがいくつもあったんです。でも東京の映画祭のコンペに3本もチリの作品が入ってるのも不自然でしょ?そのチリ映画には全く罪はないし、違う年や国だったら入ってもおかしくないけど泣く泣く外したり…。8月中はそんな感じでずっと胃が痛いです(苦笑)。夢の中でもとり憑かれてます。雅子:頭の中を覗いてみたいですね(笑)。一晩、考えに考えた末に外したりとか?矢田部:もちろんあります。雅子:夜中に書いたラブレターを朝になって読み返すような(笑)。矢田部:背負いきれなくなったら周りに観てもらって、「いいよね?」と背中を押してもらいます。非常に孤独な作業であると同時に共同作業なんです。ただ合議制で選べば全てが中途半端になってしまうので、最終的には誰かが個性を汲んで選ばないといけないとは思ってます。――先述の『最強のふたり』もそうですし、『アーティスト』で今年のアカデミー賞を制覇したミシェル・アザナヴィシウス監督の『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』(TIFF上映時の邦題は、『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』)が2006年のTIFF(第19回)でグランプリに輝いたり、TIFFで注目を浴びて、その後、世界的な飛躍を遂げる作品や監督、俳優も大勢います。矢田部さんが関わってきたこの10年ほどの中でもいろいろな思い出があるのでは?矢田部:アザナヴィシウス監督が受賞した際は、僕はまだ選定の責任者ではなかったのですが、『これがコンペ作品?』という声もある中で僕の前任のディレクターが選んだんです。その後の化けっぷりを見ると、その才能を見抜いていた前任者、そしてTIFFはそのことを誇っていいと思うし、オスカーを獲ったときは本当に嬉しかったです。雅子:『最強のふたり』は選ぶ過程でもこれまでと違う感触がありましたか?矢田部:正直、コンペに入れるかどうか1か月くらい悩んだんです。もっとアート寄りのフランス映画を入れるべきか?それとも観た後の爽快感を重視してこれを入れるか?コンペの性質が変わってくるので、そういう意味で最も悩んだ作品と言えるかもしれません。その後のヒットも含めて印象深いです。矢田部:さて、そんな我々が今年、これまで以上に強い思いで取り組んだのが「natural TIFF」部門です。エコロジーグリーンを映画祭のテーマカラーとして5年目になります。最初は「エコロジーと映画って相性がよくないかも…」という思いもあって、あまりガチガチなエコロジーにこだわらず、“自然と人間の共生”を描いた作品を幅広く選んできました。今年はもっとアピールしようと、どの部門よりも早めに選考に入ったんですが、観始めるとメチャクチャ面白いし、勉強にもなる。何より「このままじゃ地球がヤバい!」って思うようになりました。そこで中途半端なエコロジーではなく、ガチなエコ映画を入れて8本を揃えました。その審査員の一人を雅子さんに務めていただくことになりまして。雅子:コンペ、ワールド・シネマと同様に注目している部門で、昨年もいくつかの作品を観ています。審査員のお話をいただいたときは単純に嬉しかったし、とても光栄なことです。やはり昨年の震災以降、環境問題やエコに興味を持っている人が非常に多くなってきたと思います。特にファッション界とエコロジーは手を結ぼうという流れもありします。いまは正直、どんなに過酷な現状を見せられてもビックリしないんですよね。少し前なら「こんなのを見せるの?」と思われていたのが、実際に震災で惨憺たる現実を見せられましたから。矢田部:これをきっかけにファッションやライフスタイルなど映画とは違う世界にアピールできればと思います。いわばほかの映画、部門とは違う戦略で売り出していけたら。審査員という立場なので言えないことも多いと思いますが、ラインナップをご覧になっていかがですか?雅子:環境を扱ったもの、動物を描いたもの、それから夢を売るような作品と3つくらいのタイプに分かれてますね。エコロジーについて描く作品はすでに山ほどありますが、だからこそどんな切り口で来るのか、観るのが楽しみです。すんなりと心に入ってきたものを感じたい。全てドキュメンタリー作品ですが、映像の美しさにも期待しています。もうウソは見たくない、真実を知る発見がありますから。矢田部:こういう作品の難しさって扱っているテーマは重要だけど、作品としてつまらないことも多いということ。「この問題は伝えたいんだけど…」と思っちゃう。その点、今回はそういった部分で悩む必要のない作品が揃ってますので期待してください!雅子:はい、楽しみにしてます!(photo/interview:Naoki Kurozu)第25回東京国際映画祭は10月28日(日)までTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilmOSS 117カイロ、スパイの巣窟第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催最強のふたり 2012年9月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 SPLENDIDO/GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORP
2012年10月24日