大人気ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』で、山下智久が演じる主人公・藍沢耕作。感情を表に出さず、外科医としての腕も一流。だが、ふとした瞬間に見せる優しさと温かさが、観る者を惹きつける。藍沢とはどのようにしていまの医師になったのか。そして30代となったいま、彼は自身が目指していた「名医」となったのだろうか。藍沢の過去と現在の行動、セリフから、彼が戦い続けた軌跡をたどってみたい。■患者に感情移入しない「生まれながらの外科医」藍沢は、2008年に放送された1stシーズンで「普通の病院の1年の経験をフライトドクターなら1ヶ月で経験できる」という理由で翔北救命センターにフェローとしてやってきた。初フライトの事故現場で、負傷した19歳少年の右腕を何のためらいもなく切断。さらにその状況を「おもしろかった」と言い放ち、「患者は練習台」と言い切るなど患者に感情移入しない。指導医だった黒田(柳葉敏郎)からも「生まれながらの外科医」と称されるなど、技術も外科医として突出していた。「ピアニストやスポーツ選手と同じように、外科医は練習がすべて」――。過去に藍沢は、そう語ったことがある。たしかに間違ってはいない。だが、一般的な感覚からすると、ゾクッとするようなセリフである。■藍沢の厳しすぎる生い立ちと、強気な発言の裏にある優しさ「だれよりも早く、名医になる」と意気込んでいたが、それはけっして自分だけの名誉や名声のためではなかった。藍沢は、幼い頃に母親が他界。父親もなく、祖母に育てられた。1stシーズンでは、そんな祖母が救命センターに搬送されてくる。そして藍沢は、事故の後遺症で一時的に認知症を発症していた祖母が、どんな状況でも孫である自分を思いやる姿に涙した。「婆ちゃんは、自分のことはいつも後回しだった。俺のために、自分の人生を犠牲にしてきた」と、噛みしめるように語った藍沢。“自分がしっかりしなくてはいけない”そんな思いから、だれよりも早く一人前になることを目標にひたすら走り続けてきたのだろう。2ndシーズンで、藍沢は父親が生きていたことを知る。そして母親は、研究者として高い能力をもちながらも、妊娠・出産によって第一線を退いたことなどから心の病を患い、自ら死を選んだと明かされる。両親がいない状況を祖母に「僕のせい?」と問いかけてきた藍沢。小さなころから自分を責め、家族に甘えることもせず、すべてを一人で抱え込んできたせいで、自分の感情を表すことが極端に下手になってしまったのかもしれない。しかし先日、冴島(比嘉愛未)の流産に落ち込む藤川(浅利陽介)を励ますシーンが話題となった。思い起こせば、2ndシーズンで冴島の恋人・田沢が亡くなった際、藤川が田沢のお別れ会にたくさんの友達が訪れていたことを引き合いに話した「俺なんか、たぶん誰も来ねぇよ」という言葉に、「少なくとも、俺は行く」と返すなど、以前から仲間への情も深い。感情を表に出すタイプではないため冷たい人間だと思われがちだが、藍沢は元来温かな心の持ち主なのだ。■空白の7年間の藍沢の成長。しかし医師としては…放送中の『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』では、2ndシーズンから現在までの7年間の出来事は、まったくといって良いほど描かれていないため、たしかなことはわからない。だが、第1話で白石(新垣結衣)が藍沢に伝えた「あなたは絶対、命から逃げない」という一言が、7年の間も、彼がまっすぐに患者や医療と向き合ってきたということを物語っている。脳外科から救命センターに戻ったこともまた、人手不足に悩む白石、藤川、緋山(戸田恵梨香)の思いに応えてのこと。ポーカーフェイスの裏に優しさがあるからこそ、医師やナース、そして患者からも信頼される医師に成長したのだろう。そういった意味で、人間として大きく飛躍した藍沢。だが、判断力が肝となる医療現場では、感情移入ともいえる寄り添い方は仇となりかねない。■藍沢の心持ちが変わることで、立ちはだかる葛藤3rdシーズンで藍沢は「俺は救命で覚えるべきことはひと通り覚えた。今は脳外(科)のほうが刺激が多くておもしろい…それだけでいいのか」と悩んでいた。以前の藍沢であれば、「刺激が多くておもしろい」それだけで満足だったはずだ。だが、7年の時を経て、藍沢の心持ちは大きく変わっていた。後遺症を恐れて手術を拒否する天才ピアニスト・天野奏に「大丈夫だ」と声を掛けたことも、藍沢の医療に向かう姿勢の変化の象徴と言えるだろう。命を最優先させる。その考え方に、今も昔も変わりはない。だが、そこにたどり着くまでの葛藤は、歳を重ねるにつれて大きなものとなっているようだ。第6話のラストシーンで藍沢は「命を救ったのは俺じゃない。俺はただ、約束を破っただけだ」と白石に告げる。奏の緊急手術で、一体何があったのか。そして、人として成長したからこそ訪れる苦悩に、藍沢はどう立ち向かっていくのか…。過酷な現場に挑み続ける医師である以上、今後も落胆・苦悩することはあるだろう。だが、藍沢の周りには彼を慕う仲間がいる。“ひとりで背負い込まなくていい”、かつて藍沢が白石に述べた言葉が彼自身に届くと信じ、藍沢耕作の歩みを見届けたい。
2017年08月28日斎藤工が、小さないのちに極限まで向き合う小児外科医を演じてきたドラマ「最上の命医」。そのスペシャル「最上の命医2017」が、いよいよ8月23日(水)21時より放送されることに合わせ、本ドラマではお馴染みの斎藤さんの被りものシーンが初公開された。本作は、“無限の樹形図”=子どものいのちを救うことは、たくさんの未来を救うこと、という信念を持つ若き小児外科医・西條命が、小さな生命を救うために挑む姿とその奇跡を描く本格医療ドラマ。2011年1月期に連続ドラマとして放送され、斎藤さんのブレイクの礎となった。実はこれまでのシリーズで、連続ドラマではカブトムシの“カブトマル”、昨年2月放送のスペシャルではキリンの“ジラフマン”に扮していた、斎藤さん演じる命。子どもたちの笑顔のためにヒーローになりきる命の被りもののシーンは、本ドラマシリーズ恒例の、ホッとする名場面の1つ。イケメンながら、こうした被りものにも喜々としてチャレンジする、斎藤さんの魅力あふれる姿には注目だ。今回のスペシャルには、妊娠が判明する女子中学生・萌絵(桃果)の厳格な母親・萩尾一路役に大塚寧々。そして、命の恩師である小児外科医・手塚義富役に草刈正雄、その娘で視覚障がいを持つ里香役に志田未来と実力派が参戦。さらに、連ドラ時代から命を尊敬し、淡い恋心を抱いていた小児外科医・瀬名マリア役の比嘉愛未、連ドラ、昨年スペシャルに続き、斎藤さんと共にシリーズ全作品に出演してきた泉谷しげるという豪華出演陣が再結集している。ドラマスペシャル「最上の命医 2017」は8月23日(水)21時~テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月23日ドクターマーチン(Dr.Martens)とロンドン発のレイジー・オーフ(Lazy Oaf)によるコラボレーションコレクション「DR. MARTENS X LAZY OAF」が登場。2017年8月17日(木)より、ドクターマーチンストア青山店、原宿店およびオンラインショップで発売される。展開されるのは、定番モデルの「3ホールシューズ」とニュースタイルの「ジャングルブーツ」そして「サッチェルバッグ」の3アイテム。それぞれハートモチーフをあしらった。真っ赤なハートを散りばめた3ホールシューズ1961年の発売以来、定番シューズとなった3ホールの「1461」。イエローステッチや快適な履き心地、タフで堅牢な作りはそのままに、フロッキープリントの真っ赤なハートを散りばめた。また、ヒール部分にはレイジー・オーフのスローガン「DON’T CARE=気にしない」の文字が。ベルベットとサテンリボンのシューレースが付属するので、その日の気分で付け替えて楽しむことができる。ハート型のリングプルをあしらった厚底ブーツ新型の厚底ジャングルブーツは、ストリートを闊歩するのにピッタリの一足。ジップのリングプルはハート型になっており、フリルで縁取られたレザー製の飾りは取り外しが可能だ。さらに、ヒール部分にはレイジー・オーフのスローガン「MY LIFE IS BORING(=私の人生はつまらない)」の文字が施されている。こちらにも2種類のシューレースがついているため、その時々の気分でシューズを彩ることが可能だ。ハート型バッグもハート型のサッチェルバッグも登場。3ホールシューズ同様、コラボレーションを象徴するハートモチーフがフロッキープリントされたデザインとなっている。ベルトは取り外しが可能で、クラッチバッグとしても使用することができる。【詳細】DR. MARTENS X LAZY OAF発売日:2017年8月17日(木) 18:00〜価格:・1461 LO 3EYE SHOE 23,000円サイズ:UK3-6・JUNGLE BOOT LO 36,000円サイズ:UK3-6・HEART SATCHEL LO 28,000円取り扱い店舗:ドクターマーチンストア青山店、原宿店、オンラインショップ【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-5428-4981
2017年08月20日10月より第5シリーズが始動する米倉涼子主演の大人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。全シリーズの世界配信も決まり、ますます勢いを加速させる本作だが、この度、第1シリーズに登場していた田中圭と段田安則が、5年ぶりに最新作でレギュラー出演することが決定した。「私、失敗しないので」。米倉さん演じるフリーランスの外科医・大門未知子が活躍する本シリーズ。今秋スタートの第5シリーズでは、未知子が日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」へ再び派遣。“患者ファースト”を掲げる初の女性院長誕生を機に、新たな権力争いが渦巻く巨塔に立ち向かっていく様子が描かれる。そしてそんな本作に、第1シリーズ以来となる田中さんと段田さんの出演が決定。2人が出演していた第1シリーズは、「東帝大学病院」の傘下にある「帝都医科大学付属第三病院」を舞台にした物語で、田中さんは新米外科医・森本光役、段田さんは野心家の外科部長・鳥井高役を演じた。未知子に憧れ、外科修業のためアメリカへと旅立った森本は、帰国後は地方に飛ばされていたが、今回はある出来事を機に、女性院長から「東帝大学病院」に引き抜かれることに。そこで未知子とも5年ぶりの再会を果たす。田中さんは「周りの方々に『森本は戻らないの?』と言われ続け早5年。年々重厚感を増してく作品に、段田さんとともに復活できることをうれしく思います。高揚感と緊張感を持って撮影に臨めそうです」と気合十分。海外に修行しに行った森本がどんな変貌を遂げて現れるのか、自身もとても楽しみと話し、「この5年で自分自身も変わっているはずなので、皆さんにお会いするのはもちろん、森本にまた会うのも楽しみです!成長した森本と田中圭を、楽しみにしていて下さい!!」と呼びかけた。一方、第1シリーズで野心をたぎらせていた鳥井は、最新作で「東帝大学病院」の外科副部長に就任。すっかり毒気が抜けたかと思いきや、未知子との再会で自尊心を傷つけられ、一度は戦線離脱した「御意」合戦に再び参戦する。第1シリーズ終了後は、一視聴者としてシリーズを堪能してきたと言う段田さんは、「米倉さんをはじめとする懐かしいメンバーとの再会はもちろん、刺激的な『ドクターX』の現場にまた立てることが、楽しみで仕方ありません」「再び演者として、5年ぶりに『御意』が言えるかと思うと、ワクワクします」と胸を弾ませている。また田中さん同様、自身もキャラクターがどんな動きを見せるのか楽しみだと話し、「『御意』の練習をしながら、撮影に備えたいと思います(笑)」とコメントしている。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年08月18日「私、失敗しないので」――。女優・米倉涼子が演じる“失敗しない女”大門未知子が活躍するドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第5シリーズが、10月より放送されることがこのほど決定。また同時に、世界200以上の国と地域で、最新作を含む全シリーズが配信されることも明らかになった。本作は、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの外科医・大門未知子が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描いた医療ドラマ。第1シリーズが2012年に放送、以降第2、第3シリーズ、スペシャルを挟み去年10月には第4シリーズが放送され、いずれも圧倒的な高視聴率を記録。橋田賞や向田邦子賞を始めとする錚々たる各賞も総なめにしてきた人気ドラマだ。第1シリーズから、物語の舞台となる病院は徐々にスケールアップし、第4シリーズではついに国内最高峰の「東帝大学病院」に派遣された未知子。今回放送される第5シリーズでは、汚い院内政治を操ってきた蛭間の失脚から1年、大転換期を迎えた「東帝大学病院」へ再度乗り込んでいく。新時代に突入した「東帝大学病院」は、“患者ファースト”を掲げる初の女性院長が誕生し、クリーンな医局を取り戻すべく大改革を進めていた。しかし、病院に巣食う権力者たちは自らの“旨味”を奪還すべく、絶対的権力と縦社会で統制された“真っ黒な巨塔”を復活させようと、暗躍し始める。一度は都落ちした蛭間も怪しい動きを見せる中、未知子は薄汚れた組織と真っ向から渡り合っていくことに…!果たして、新たな政治と権力争いが渦巻く巨塔で未知子はどんな気高き戦いを繰り広げるのか?そして、未知子役の米倉さんのほかにも、未知子が所属する「神原名医紹介所」の仲間、城之内博美役の内田有紀や神原晶役の岸部一徳、縦社会の医局で“御意軍団”を形成する外科医を演じる海老名敬役の遠藤憲一や原守役の鈴木浩介、さらに前作で「東帝大」院長の座を追われた権力の権化・蛭間重勝を演じる西田敏行ら、お馴染みメンバーも再集結。またここに豪華な新キャラクター加わり、未知子をとことん追い詰めることに…。今回の決定を受け、米倉さんは「自分の出演作で、第5シリーズまで続く作品は初めて!正直言っていまはまだ、どういう気持ちになっていいのか、よく分かっていない状態です(笑)」と心境を明かし、「『ドクターX』はファミリー感が強くて、戻れば絶対に温かく迎えてくれるチーム。不安はあるけど、もう一度『最後のつもりでやろうか!』と思いました。みんなで力を合わせ、また“新しい大門未知子シリーズ”を作り上げていきたいです」と意気込み。さらに世界配信の決定に関しては、「実は、『シカゴ』のブロードウェイ公演に、中国人や台湾人のファンの方々がたくさん来てくださって、中には個人でアレンジした『ドクターX』グッズをプレゼントしてくださった方もいたんですよ!そんなこともあって、世界中にいる日本人の方はもちろん、たくさんの方に見ていただきたいです。とにかく、楽しみにしていてください。私、失敗しないので。I never fail!…な~んて(笑)」とメッセージを寄せた。テレビ朝日ゼネラルプロデューサー・内山聖子は、「第5シリーズではお客さんをできるだけ裏切りたいと目論んでいます。『ドクターX』=大物ゲストと期待される方も多いかと思います。ですが、今回は“誰と対決する”ということではなく、“誰と何をするんだろう?”という興味をそそるような、意外な形のキャスティングにしていくつもりです。ぜひご期待ください!」とコメントしている。なお、世界配信と併せて国内での過去4シリーズの一挙配信も決定。auの動画配信サービス「ビデオパス」ほかにて9月1日(金)より配信がスタート。新作の放送前にまとめておさらいしてみて。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年07月19日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto) 2017-18年秋冬コレクションから、ドクターマーチン(Dr.Martens)とのコラボレーションシューズが登場。2017年7月12日(水)より、全国のヨウジヤマモトオム/ファム店舗にて発売される。ベースとなったのは、ドクターマーチン定番のローカットモデル「1461Z」。羽根、タン、トップライン等の部分にブラックとイエローのダブルステッチを採用したほか、ゴールドのアイレットを最上部のみに配するなど、ヨウジヤマモトらしいディテールにこだわった一足となっている。素材にはしっとりと柔らかい手触りが特徴のソフトオイルレザーを使用することで、使用すればするほど足に馴染んでいく快適な履き心地を実現した。価格は56,000円+税で、カラーはブラックの1色展開。サイズは23cm〜29cmまで用意されているので、ユニセックスで着用可能だ。【商品情報】ヨウジヤマモト × ドクターマーチン発売日:2017年7月12日(水)価格:56,000円+税カラー:ブラックサイズ展開:23cm〜29cm展開店舗:全国のヨウジヤマモトオム/ファム店舗
2017年07月14日斎藤工がゴールデン連続ドラマ単独初主演作を務めた「最上の命医」が、8月に「最上の命医 2017」として特別編が放送されることが決定。斎藤さんが主人公の小児外科医・西條命を演じるほか、今回は小児外科医の世界的権威として、草刈正雄が命の前に立ちふさがるという。西條命(斎藤工)は、アメリカの最優秀若手医師賞を受賞するほどの技術を持ち、患者を救うためにはリスクを顧みず困難な手術に挑む小児外科医。一時は肝臓癌からの多発的転移で 手の施しようのない状態に陥ったが、アメリカで最先端医療の治験者となり、奇跡的に生命をつなぐことができた。いまは病院を転々としながら小さな生命を救い続けている。ある日、命は呼吸困難に陥った中学生・萩尾萌絵の応急処置を施すが、原因が妊娠高血圧症だと気づき、近くの病院に飛び込む。そこはアメリカで命と師弟関係にあった小児外科の権威・手塚義富(草刈正雄)が勤める病院だった。術後、手塚に「うちで働け」 と誘われた命は、萌絵の担当を条件に承諾する。実は萌絵のある症状が引っかかっていた。 父親不明の子を宿した14歳の萌絵を、母・一路は激しく追及する。名門中学の教頭で、幼少から厳しかった一路を恨む萌絵は、出産は一路から逃げるためと豪語。しかも、産まれてくる赤ちゃんを一路が里子に出そうとしていることを知った萌絵は…。一方、命は手塚の娘・里香と出会う。視覚に障害を持つ里香は、アメリカで障害者支援の技術を研究中だが、手塚のある変化が気になって帰国したという。「200%の準備をしてオペに挑め」という手塚の教えに背中を押されてきた命。子どもを救うことは、その子を助けるだけじゃない――。“無限の樹形図”への想いを胸に、命は次々と“奇跡”を起こしていく。2011年1月クールに連続ドラマとして放送され、昨年にドラマスペシャルとして5年ぶりに放送された「最上の命医」。自ら病に冒されながらも、消えそうな小さな生命に極限まで向き合う小児外科医・西條命を斎藤さんが演じるのはもちろん、本作には小児外科医の世界的権威・手塚義富が登場。手塚を演じるのは、大河ドラマ「真田丸」の出演が記憶に新しい草刈さんが演じる。アメリカ時代の命に、小児外科医のあるべき姿を叩きこんだ恩師でもある手塚との再会は、思いもよらない“生命を巡る対立”に発展し、不屈の小児外科医・西條命を窮地に追い込んでいくという今回。本作でも、小児医療の現実、最先端医療のリアリティをテーマに“生命”をめぐる“究極の人間ドラマ”を描く。今回の放送決定に斎藤さんは、「非常に嬉しかったです。というのも、この作品を続けたい気持ちが僕の中では強くて…」と話し、命というキャラクターについては、「最初は原作のキャラクターがあって、模索しながら、命というイメージ図を監督やプロデューサーたちと練ってきましたが、去年のスペシャルから『命はどうだろう?』ということに、“命”としての僕に意見をくださる現場の態勢になっていて。僕の中でも『命だったらどうするか』と、ひとつの人格として自分の中に命があるし、それをチームの方たちが監督はじめみんな委ねて下さって。僕にとって大事な、たぶん途切れることのない、ひとつの人格になっています」と思いを明かす。草刈さんは、「とても脚本がいいですね。僕ら役者は、なんといっても脚本なんですね。脚本で決まります。それにちょっとハマりましてね。久々にいい役を頂いて、楽しんで演じています」とコメント。そんな草刈さんについて斎藤さんは、「インテリジェントで、全てに説得力があります。たたずまいだったり、目線ひとつだったり。近づくという動作も一歩ではなく半歩、という細かいところだけでも、すごく意味深いというか。存在感がとんでもなくある方だなと改めて思いました」と印象を話し、「それでいて、ものすごく優しい方なので、今回の小児外科医という、子どもや若い命と接する人として、とてもふさわしい方とご一緒出来たと思いました」とまさに適役だと語る。一方草刈さんは斎藤さんについて「いいですね。彼は、独特の雰囲気を持っていますね。あの雰囲気はなんともいえないです」と共演した感想を語っている。また今回の見どころについては、「大きなオペが劇中に何度かありますが、世代を紡ぐ大きなオペもありますし。環境の整っていない場所で行なわれるオペで、何を優先するかという想いが、それぞれ交錯するんです。自分の命より大事にするものを見つけた人たちの想いがぎゅっと詰まっているオペのシーンなので、僕も感情が溢れてしまって。連ドラのときもありましたが、予想だにしない自分の感情が、命として今回の作品は随所に溢れてしまって。草刈さんとのシーンでも、何故かわからないけれど、感情が一気に高まってしまったシーンもありました。本当に心を動かす作品になって いると思います」(斎藤さん)、「脚本がとてもヒューマンな本になっています。ここのところ、医者モノでは珍しいのではないでしょうか。非常に感動します。演じている僕ら役者もみんなノリノリで演じています。スタッフもキャストも。幸せです」(草刈さん)とコメントしている。ドラマスペシャル「最上の命医 2017」は8月、テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年07月07日近年は医療をテーマにしたドラマが数多く放映されている。最近で言えば、「A LIFE~愛しき人~」「ドクターX~外科医・大門未知子~」「フラジャイル」「コウノドリ」などが該当する。このうち、フラジャイルとコウノドリは漫画を原作としており、医療漫画の人気の高さがうかがえる。漫画の面白さを引き立てる要素の一つとして、「個性豊かな人物」が挙げられる。医療漫画の場合は医師が主人公である作品が多いが、中には「実在したら面白いかも」と感じるようなキャラクターも何人かいることだろう。そこで今回、医療漫画を読んだことがある女性のマイナビニュース会員226名に「診察を希望する医師」というテーマでアンケートを実施。回答理由も聞いたので、併せて紹介しよう。Q. 医療漫画の登場人物に実際に診察してもらえるとなったら、診察を希望したい医師を教えてください1位: 南方仁/JIN-仁-(27.4%)2位: 五島健助/Dr.コトー診療所(24.3%)3位: 間黒男/ブラック・ジャック(23.5%)4位: 鴻鳥サクラ/コウノドリ(16.4%)5位: 朝田龍太郎/医龍-Team Medical Dragon-(8.4%)■南方仁・「あんな何もない江戸時代でも治してくれるほどの腕前で信用できるから。あと、お金を取らなさそう」(50歳女性/その他/その他)・「最後まで絶対諦めないし、命がけで診察・手術をしてもらえそう。温かみもあるしイケメンだし、どうせ助からないとしてもこんな先生に看取られたいね」(43歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)・「まじめで一生懸命だから」(30歳女性/半導体・電子・電気機器/技能工・運輸・設備関連)・「穏やかで、患者の心もわかって診察してくれそう」(60歳女性/その他/その他)・「難しいことにも挑み、患者に対して真剣なので」(26歳女性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)■五島健助・「ふにゃふにゃしているけど、いざというとき頼りになりそう」(34歳女性/流通・チェーンストア/その他)・「日常の触れ合いの中から隠れた疾患を見つける観察力がすごい」(46歳女性/その他/その他)・「医療機器が少ないところでも手際よく手術してしまうので。技術があるなぁと思う」(41歳女性/教育/公共サービス関連)・「コトー先生は地域密着感がとっても信用できる」(34歳女性/その他/その他)■間黒男・「現実離れしているが、才能がありそうだから」(27歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「あこがれだから。男だったらブラックジャックのような外科医になりたかったです」(31歳女性/医療・福祉・介護サービス専門サービス関連)・「彼の提示した金額を用意すれば、外科手術なら間違いない手技で治してくれるから」(43歳女性/サービス/専門サービス関連)■鴻鳥サクラ・「患者に対して真摯な姿勢で向かうところが好きなので、自分も診察してもらいたいから」(35歳女性/繊維・アパレル/事務・企画・経営関連)・「笑顔が素敵で、妊婦さんやその家族の気持ちに寄り添ってくれていて優しそうだから」(40歳女性/その他/その他)・「子供を産むなら、持てるだけの愛情を持って向き合ってくれる先生が良い」(34歳女性/その他/その他)■朝田龍太郎・「患者に対する思いやりにあふれているから」(51歳女性/その他/その他)・「どんな疾患でも治してくれそうだから。手術前の儀式が印象的です」(49歳女性/その他/その他)■総評大沢たかおさんや中谷美紀さんらが出演したドラマ版も放映された「JIN-仁-」の主人公・南方仁がトップの栄冠を手にするという結果になった。現代から江戸時代へとタイムスリップした南方仁は、最新の医療機器が全くない中でも全力を尽くして患者を救おうとする。そのひたむきな姿勢にキュンとする女性が多かったようだ。2位には、同じくドラマ化された「Dr.コトー診療所」から五島健助がランクインした。きちんと話を聞いてくれそうな優しそうな人柄と確かな腕前を併せ持つ点が支持されていた。また、ドラマ版で主演を務めた吉岡秀隆さんのファンだから選んだという意見もあった。3位は、不朽の名作と言ってよいであろう「ブラック・ジャック」の主人公である間黒男だった。法外な治療費を要求するが、その腕前はピカイチであることへの評価が高かった。そのほかでは、高額を支払った対価としてのアフターケアもしっかりしていそうとの声もみられた。※写真と本文は関係ありません調査時期: 2017年4月28日~2017年4月29日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性226名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2017年05月15日日米同時公開が決まり注目を集める『マイティ・ソー バトルロイヤル』。このほど、ベネディクト・カンバーバッチ主演『ドクター・ストレンジ』のボーナス映像から、本作のエンドロールの後に収められたソーとドクター・ストレンジが出会う“おまけシーン”のメイキング映像の一部が解禁となった。突然の事故で“神の手”を失った天才外科医ストレンジ。彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により魔術師となった彼は、世界を滅亡から救うため“闇の魔術”との戦いに巻き込まれていく。神秘的な魔術により、時間と空間の概念を超えた世界を表現する驚異的ビジュアルとバトルアクション、人の命を救う立場にある医師としての葛藤も描いたドラマチックな作品となった本作。このほど、6月2日(金)に発売されるMovieNEXに収録されるボーナス映像の中から、話題を呼んだ“おまけシーン”のメイキング映像の一部が到着。マーベル作品ではおなじみの、エンドロール最後の“おまけシーン”、今回はドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)と “アベンジャーズ”のメンバーで神の国アスガルドからやってきた最強の戦士ソー(クリス・ヘムズワース)が、椅子に座って対面を果たしている。もともと、このシーンに台本はなかったと明かすのは、製作総指揮のスティーヴン・ブルサード。撮影の後半で、先日11月3日(金・祝)に公開することが発表されたばかりのソーの次回作『マイティ・ソー バトルロイヤル』の脚本を読み、ドクター・ストレンジがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に加わる瞬間だと思い、あの“おまけシーン”が生まれたと明かす。さらに、ブルサードは「2人は笑いのツボが同じなんだ」と語り、ユーモアたっぷりの2人の共演はすばらしいものだったと絶賛。シリアスな演技派俳優(でも素はお茶目)のカンバーバッチと、肉体派アクションスター(でもコメディセンス抜群)のヘムズワースによる夢のようなワンシーンをふり返っている。果たして、ドクター・ストレンジは今後アベンジャーズとどう関わっていくのか、これからのMCUに期待感は高まるばかりだ。『ドクター・ストレンジ』はデジタル先行配信中。MovieNEXは6月2日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年05月11日ドクターマーチン(Dr.Martens)とユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)のコラボレーションシューズが登場。2017年3月18日(土)にドクターマーチン青山店・原宿店・公式オンラインストアの3店舗限定で発売される。ベースとなったのは、ドクターマーチンを象徴する3ホールシューズ「1461」。特徴的なイエローステッチと頑丈なグッドイヤーウェルト製法はそのままに、ミルクシェイクカラーの防水性スエードを組み合わせることで、実用的で洗練されたスタイルに。またサイドゴアを施し、よりモダンな印象に仕上げた。シューレースはアッパーと同色のフラットタイプとドクターマーチンのアイコニックなイエローの2種類が付属。また、ソールは耐久性とグリップ力に優れたドクターマーチンのエアクッション性のものを搭載している。インソールには「ドクターマーチン」と「ユナイテッドアローズ&サンズ」のロゴマークをプリント。全てのシューズには、特注のスペシャルシューズボックスが付属する。【商品詳細】DR.MARTENS X UNITED ARROWS & SONS発売日:2017年3月18日(土)価格:24,000円+税サイズ:UKサイズ 4〜10取り扱い:ドクターマーチン青山店・原宿店・公式オンラインストア【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-5428-4981
2017年03月20日ベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(公開中)で、ストレンジの宿敵カエシリウス役を演じたマッツ・ミケルセン。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』での主人公ジンの父親ゲイレン・アーソ役も記憶に新しいマッツは、母国デンマークで "ナイト"の称号を与えられた"北欧の至宝"でもある。交通事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)が、カマー・タージと呼ばれる聖域で過酷な修行を積む。彼は人知を超えた力を手にするが、その後、カエシリウスたちとの壮絶な戦いに巻きこまれてゆく。マッツにインタビューし、マーベル・スタジオ作品と『スター・ウォーズ』シリーズの両方に参加した感想や、出演作選びのポリシーなどを聞いた。――初めてマーベル作品『ドクター・ストレンジ』のオファーが来た時はどんな気持ちでしたか?大変光栄だったよ。マーベルコミックは子どもの頃から読んでいて大ファンだっただけに、今回自分がどんなふうに命を吹き込めるのかをすごく考えたよ。僕はいままでのマーベル作品も全部楽しんできたけど、『ドクター・ストレンジ』は他のマーベルコミックとは少し勝手が違う気がしていたから、どういうふうに映画化されるんだろう?と興味が湧いたんだ。――コミックを読んでカエシリウスの役作りに生かしたのですか?コミックを読んだのは7、8歳くらいの少年の頃だよ。特に『ドクター・ストレンジ』は洗練されていたから、そこにある哲学みたいなものはわかってなかったんじゃないかなと思う。僕は常に原作ものの役を演じる時は、監督と脚本からのインスピレーションを大事にしているんだ。――『ドクター・ストレンジ』はもちろん、ほぼ同時期に『スター・ウォーズ』シリーズの『ローグ・ワン』にも出演されたことで、役者仲間の方からうらやましがられたりしなかったですか?役者をやってない知り合いからは「両方出ているんだ! すごいね」と言われ、役者仲間の友人からは「良かったね」と喜んでもらったりしたよ。でも、僕とすごく仲のいい役者で、世界一のマーベルファンである友人は、雑誌で僕が『ドクター・ストレンジ』に出演するという記事を見てがっかりしたらしい(苦笑)。彼は、マーベルコミックを全部初版で手に入れ、良好な状態でもっているくらいの大ファンなんだ。だから僕がカエシリウス役に決まったと聞いた時「あーあ、自分が出たかったな」と悔しがったみたい。――今回のカエシリウスだけではなく「ハンニバル」のハンニバル・レクター、『007 カジノ・ロワイヤル』でル・シッフルなど、悪役も数多く演じられています。悪役を演じる醍醐味はどんな点ですか?それぞれに違った悪役を演じられてとても楽しかったよ。カエシリウスの場合は目指すところは理解できるけど、やり方に問題があると感じたね。でも、ハンニバルの場合は逆で、その行動には理解しがたいものがある。彼は人を殺すことに何の葛藤もないんだから。ただ、彼は最高の食べ物を食べ、最高の友人と会い、最高の時間を過ごしたい人なんだ。自分が生きている時間のすべてを美しいものに昇華しようとするところにはちょっと惹かれるかもしれない。そもそも我々人間は、そういう悪役に魅力を感じるものなんじゃないかな。なぜ悪魔に心を惹かれるのかといえば、私たちの一部にそういうものがあるからだと思う。それで我々人間は常にダークサイドに導かれてしまいがちなんだよ。――インディーズ作品から『ドクター・ストレンジ』や『ローグ・ワン』などの大作まで幅広く出演されていますが、出演作はどんなふうに選んでいますか?僕は出演作を選ぶにあたり、作品の規模の大小は一切考えないんだ。僕が一番重要視するのはストーリーと監督だ。監督がちゃんとビジョンを持っているかどうかが大切だね。たとえストーリーが完全に理解できなくても、監督が確固たるビジョンを持っていたり、その映画を作るためなら4カ月眠れなくてもいいというくらいの情熱があれば、僕はその昨品に参加したいと思う。■プロフィールマッツ・ミケルセン1965年11月22日、デンマーク・コペンハーゲン生まれ。1996年に『プッシャー』で劇場映画デビューし、『キング・アーサー』(04)でハリウッドに進出。『007 カジノ・ロワイヤル』(06)で注目される。『偽りなき者』(12)で第65回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞。テレビシリーズ版「ハンニバル」でのハンニバル・レクター役も話題となる。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)ではゲイレン・アーソを演じた。
2017年02月04日ベネディクト・カンバーバッチが、マーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』(公開中)で、元天才外科医の魔術師として降臨! これまで彼は『SHERLOCK(シャーロック)』(10~17)のシャーロック・ホームズや『スター・トレックイントゥ・ダークネス』(13)の悪役ジョン・ハリソン、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)の天才数学者アラン・チューリングなど、幾通りものカリスマを演じてきた。今回も異色のヒーローがドハマリだ!交通事故で両手の機能を失い、絶望の淵に立たされたストレンジ。彼はカマー・タージと呼ばれる聖域で、神秘の力を操る指導者エンシェント・ワンの下で修行を積み、人知を超えた力を手にしていく。自身もチベット仏教僧院というスピリチュアルな場所で過ごした経験をもつカンバーバッチを直撃し、当時の体験や本作の撮影エピソードについて聞いた。――魔術を使うヒーロー、ストレンジはクールなのにコミカルでとても魅力的でした。浮遊マントとのやりとりも最高でしたね。マーベルの映画は、コミカルなシーンやユーモアを盛り込むのが絶妙にうまいですね。本作では浮遊マントとの絡みがキーになっていて、クスッと笑えるから、僕自身も演じていてとても楽しかったです。全編を通してアドリブも多く、実はマントの襟が涙を拭うシーンは僕のアイデアなんですよ。――マントの登場シーンもかなりインパクトがありました。マントは“もう1人のキャラクター”となっています。自分の意志を持つというところが、非常にユニークでしょ。普通ならばヒーローが自ら武器や道具を手に入れたり身につけたりするけど今回は逆で、マントの方がストレンジを見つけ出すんです。マントが向こうからやって来るというところも、今までの作品とは一味違った面白いポイントですね。ストレンジとマントが初めて対面するシーンでは、お互いにどんなやつなのか?と探り合うんです。ストレンジはマントの使い方を知らないし、マントも彼の人柄が分からないので、ギクシャクした感じになる。その凸凹コンビはまるで人間同士のようにとても面白く描かれています。ストレンジはまだ修行の身であり、マントを使いこなせない状況で、そこもまた笑いを生むんです。みんなでアイデアを出しながら、キャラクターとしてのマントを練り上げていきました。――19歳でチベット仏教僧院で過ごした経験があるそうですが、今回その経験はどんなふうに役立ちましたか?西洋の文化で育った若者が、初めて東洋の国に行って全く異なる文化に触れる、その体験自体が僕にとっては貴重なものでした。そういう意味でも、ストレンジという西洋人がチベットを訪れ、新しい世界に出会うというところがリンクしていますね。僕は当時物理学にとても興味があって、ものすごく難解な本を読む努力をしていました。そんな本を読みながら東洋哲学や物理学にふけりつつ、バックパッカーのようにリュックを背負い、インドのデリーからいろんな所を旅して回っていたんです。それまで目に触れることのない文化的な儀式や日常生活などを肌で感じ取っていったことを覚えています。――そこでの出会いも大きかったのでしょうか?そうですね。そこで出会った人々は、山に囲まれ、人里離れた所にいながらも非常にユーモアのセンスがありました。インターネットも使うし、ポップカルチャーなど、意外と近代文化にも精通していたので驚いたこともありました。異文化交流ということでも、お互いに素晴らしい関係性を築けたし、とても面白い体験ができたんです。僕が読んだ難解な本によると「1つの次元からもう1つの次元に移っていく」という感じで人間がステップを踏んで成長するためには「今の自分を知らなければいけない」とありました。物理学なのでたくさんの数式が出てくるのですが、残念ながら私は数学があまり得意ではなかったので「自分に物理学者は無理かな」と思って諦めてしまいました。ただ、数学や物理学などに興味があったので、とても面白かったんです。――今回の撮影では、どんな出会いがありましたか?撮影中には、ティルダ・スウィントンの友人で仏教徒の僧侶がセットを訪ねて来てくれました。私は当時の話をしながら、チベットの寺院で英語を教えていた思い出を振り返ったり、東洋哲学のことを語ったりして、とても楽しい時間を過ごしました。そういった瞑想やスピリチュアリズムを自分の中に取り込むことで、集中力が高まり、役に入りやすくなります。特に本作のようなファンタスティックでスペクタクルな世界を舞台にした映画で、地に足のついた演技をすることにおいてはとても役立ちました。また、現実というのは精神の力でどうにでも変えられるということが、この映画のテーマともリンクしていると思いました。自分自身の精神力によって現実というものは定義できる、それが東洋哲学には理論としてあるんです。――では、ドクター・ストレンジというキャラクターにも過去の経験がかなり反映できたということですね。僕は役者としてキャラクターになりきるには、そのキャラクター自身が抱える信念、哲学、信条などに100%共感できないと演じ切れないと思っています。そういう面でいえば、自分に土台があったということで役に入りやすかったですね。映画や舞台の現場は常にバタバタしていて、気が散ることがたくさんあります。そこでノイズをシャットアウトして集中するのは結構な技が必要なのですが、そういった時に瞑想などで集中できたからとても良かったです。もちろん偶然ですが、19歳の時に経験したことが一周回って、こういう形で助けになっていることにとても運命的なものを感じています。■プロフィールベネディクト・カンバーバッチ1976年7月19日、イングランド・ロンドン生まれ。数々の舞台で経験を積んだ後、2004年のテレビ映画「ホーキング」で注目され、テレビシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」(10~17)で人気を博す。映画は『戦火の馬』(11)、『ホビット』シリーズ、『それでも夜は明ける』(13)、『スター・トレックイントゥ・ダークネス』(13)などに出演。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)の天才数学者役で、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。(C)2017MARVEL
2017年02月02日1月27日に公開を迎えたマーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』で、俳優のベネディクト・カンバーバッチが演じる主人公の天才外科医ドクター・ストレンジが、なぜ世界を救うヒーローへと変貌を遂げたのか、その秘密をキャスト陣が明かす特別映像がこのほど、公開された。ドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチは映像の中で、ストレンジが医師を目指そうと思ったきっかけについて「人の運命と死を制御しようとした。だから神経外科医になったんだ」と語る。ストレンジは、遠い過去に大切な家族を失ったという大きな心の傷を持つ。だからこそ、人の"命"を救うことを絶対あきらめず、多少上から目線で同僚から疎まれようとも自らを貫き通す。そして、転職のきっかけについて、ストレンジの元恋人で女医クリスティーンを演じたレイチェル・マクアダムスは、「苦悩の連続で人生が崩壊してゆくの…」と説明。ストレンジは、大事な商売道具の両手を失って自分自身を見失い、愛する人をも失い、最後に魔術の力にたどり着く。オスカー女優ティルダ・スウィントンが演じるエンシェント・ワンは、ストレンジに「未来を知りたいですか? 可能性よ」と魔術の一部をみせ、この出会いをきっかけに、ストレンジはワンを自らの魔術の師とし、壮絶な修行に励むことになる。自分の人生に新たな光を灯す"魔術"に出会ったときのストレンジの心境について、「想像を超えた超自然的世界に触れることで、より大きな人を救う力に彼は気づくんだ」とカンバーバッチ。運命を制御しようとしたストレンジは、皮肉にもその運命の導きによって、より多くの命を救うためにヒーローへと覚醒してゆくのだ。本作の監督であるスコット・デリクソンは、「優れた映画というのは、いつだって、人物の成長の過程をうまく描いたものばかりです。そういった意味でも、ドクター・ストレンジがヒーローになるまでの物語には独特の面白さがありますよ!」と本作の魅力を語る。(C)2017MARVEL
2017年01月29日ドクターマーチン(Dr.Martens)とエンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)による、コラボレーションブーツが登場。2017年1月25日(水)に発売される。ベースとなったのは、ドクターマーチンを象徴する人気モデル「1461」。ローカットのデザインは、シンプルで合わせやすく、流行に左右されない1足だ。コラボレーションシューズは、アシンメトリーなホールデザインがポイント。右足のみ靴紐を甲部の皮に通して留める「ギリータイプ」のシューレースが施されている。これはかつてエンジニアド ガーメンツのデザイナー・鈴木大器が見かけたという紐の通し方を再現したものだ。またドクターマーチンの伝統的なヒールループやアイコニックなイエローステッチ、そして頑丈な製法は引き継ぎながら、クラシカルかつスタイリッシュな雰囲気に仕上げた。カラーはミリタリー・スタイルから着想を受けたカーキ・ネイビー・ミルクシェイク・ブラック・ホワイトの全5色展開。全て英国のノーザンプトンに位置する、ドクターマーチンの自社工場にて生産されている英国製モデルとなっている。各シューズには特注ボックスとシューズ・バッグも付属する。【詳細】DR.MARTENS X ENGINEERED GARMENTS発売日:2017年1月25日(水)価格:48,000円+税サイズ:UKサイズ 4〜9取り扱い:ドクターマーチン青山店、日本国内エンジニアド ガーメンツ取り扱い各店舗【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエアジャパンTEL:03-5428-4981
2017年01月23日全米で大ヒットを記録したマーベル・スタジオの新作『ドクター・ストレンジ』の日本公開が近づいている。ベネディクト・カンバーバッチ演じる天才外科医が手にした“魔術”が、例年以上の盛り上がりを見せる「2017年アメコミ映画イヤー」の幕開けを飾る。不慮の事故で“神の手”と称された両手の機能を奪われた天才外科医スティーブン・ストレンジが、過酷な修行を経て会得した魔術を武器に、世界の破滅をもくろむ闇の魔術師とバトルを繰り広げる。人知を超えたパワーを題材に、『ハリー・ポッター』や『スター・ウォーズ』に通ずる善悪の危ういバランス、良心の呵責や疑心暗鬼、闇への誘惑をめぐるストーリーが、『インセプション』超えのねじれた時空間ビジュアルでド派手に展開していく。『アイアンマン』の主人公トニー・スタークに負けず劣らず、傲慢で上から目線なストレンジのキャラ造形も、クセがすごい。日本でも人気が高いカンバーバッチが、栄光からの転落、そして復活と覚醒を果たす“新ヒーロー誕生”を華々しく表現した。対する闇の魔術師カエシリウス役に、北欧の至宝の異名をもち、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でデス・スターの設計者を演じたマッツ・ミケルセン。こちらもハマっている。アメコミ映画が日本で苦戦する理由として、「なんだかんだで予備知識が必要でしょ?」という先入観があるが、一見して善悪が判断できるキャラの分かりやすさや、東洋的でファンタジックな世界観など、『ドクター・ストレンジ』には日本人にもなじみやすい要素が多い。「日本よ、これが映画だ。」の宣伝コピーで『アベンジャーズ』が上陸を果たして早5年。試行錯誤の末、徐々に広がりを見せる国内のアメコミ映画人気が、ついに爆発する予感だ。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ドクター・ストレンジ 2017年1月27日より全国にて公開(C) 2016MARVEL
2017年01月22日木村拓哉が“職人外科医”に扮し豪華キャストを共演に迎え、大切な命、そして人生を巡るヒューマンラブストーリーを描く日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」が、1月15日(日)本日よりスタート。初回は25分拡大スペシャルで放送される。医師として駆け出しの頃、病院を追われ、恋人を置いて単身アメリカに渡った外科医・沖田一光。技術を磨くためにひたすらオペ経験を重ね、知識を身につけて職人外科医となった。10年後、かつての恋人の父に請われて日本に戻ってきた。沖田が不在の10年の間に、元恋人は病院の後継者として沖田の幼馴染みでもある親友と結婚していた。その親友は、10年前、沖田を病院から追い出す画策をした張本人だった。ただ、沖田はそのことを知らない。そして、彼を待ち受けていたのは再会した元恋人、親友、そして一癖も二癖もある医師や看護師たち…。それでも、「たったひとつの命を救いたい」「かけがえのない人生を守りたい」その想いが沖田を突き動かす。そして、医師として、人間としての想いが、知らず知らずのうちに彼を病院内でうごめくさまざまな人たちの思惑、そして親友との対立に巻き込んでゆく…という物語。木村さんが2013年放送「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」以来役3年ぶりにTBS日曜劇場に出演し、主人公の沖田を演じる。今回木村さんが演じる沖田は心臓血管と小児外科が専門の“職人外科医”。超一流の腕を持ちながら地道な努力を重ねる、決して“スーパードクター”ではない外科医像を木村さんがどう演じるのかに期待が高まる。木村さんのほか、舞台となる「壇上記念病院」の院長の娘で、沖田とかつて恋人だったがいまは脳外科医で副院長の夫・壮大と結婚、娘と3人幸せな生活を送っている小児外科医の壇上深冬に竹内結子。「世界一の外科医になりたい!」という野心を持つ自信過剰な壇上記念病院の心臓血管外科医・井川颯太に松山ケンイチ。外科医をしのぐほどの知識を持つ一流オペナース・柴田由紀に木村文乃。壇上記念病院の顧問弁護士である榊原実梨には菜々緒。明るく社交的だが心の奥は屈折している心臓血管外科専門の医師・羽村圭吾には及川光博、壇上記念病院副院長で深冬の夫・壇上壮大には浅野忠信といった豪華キャストが共演する。「A LIFE~愛しき人~」は、1月15日(日)21時~TBS系で放送開始。(笠緒)
2017年01月15日脚本家の中園ミホ氏が、24日に放送されたTBS系トーク番組『サワコの朝』(毎週土曜7:30~8:00)にゲスト出演し、テレビ朝日系の人気ドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の決め台詞「私、失敗しないので」にまつわるエピソードを語った。女優・米倉涼子が主演を務め、2012年にスタートした『ドクターX』。今年10月クールに放送された第4シリーズは平均視聴率20%以上を記録するなど、根強い人気を誇っている。その米倉の演じる天才外科医・大門未知子が常々口にしているのが、「私、失敗しないので」である。同作の脚本を手掛けたのが中園氏。「米倉さんをありありと思い浮かべて。彼女が外科医で……そこまでは設定できたのですが、キャラクターがなかなか作れなくて」と思い返し、「2カ月ぐらいジタバタ苦しんだんですよ」と明かした。産みの苦しみから救い出されたのが、2012年のロンドンオリンピックだった。金メダルをとった柔道・松本薫選手が、失敗する不安は無かったのかを松岡修造のインタビューで問われ、「私、ミスはしないので」と即答。この言葉が中園氏の胸を打つ。中園氏は「私、シビれちゃって」と当時を回顧。「きっと血反吐を吐くような練習をしただろうし、ケガもなさっただろうし。好きな男の人ができても、やっぱり練習」という松本選手の陰の努力が、その一言から思い浮かんだという。松本選手の毅然とした姿勢は、やがて大門未知子というキャラクターの根幹を成す。中園氏は「あの日、松本薫さんを見なかったら、ものすごく無口な外科医の話になったのかもしれない」と笑う。
2016年12月24日米倉涼子主演の大ヒットシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第4シリーズが、12月22日昨夜の放送で最終回を迎え、放送後、SNS上には米倉さん演じる大門と内田有紀演じる城之内博美との女の友情に感動した視聴者の声が溢れた。異色・孤高・反骨の天才フリーランス外科医”大門未知子が活躍する本シリーズ。米倉さん、内田さんのほか、西田敏行、岸部一徳、勝村政信らが共演。第4シーズンからの新キャストとして泉ピン子も出演し、評判がガタ落ちの「東帝大学病院」を舞台にしたストーリーが繰り広げられた。最終回では未知子が博美の局所進行膵がんを最先端の技術、IREナイフ(不可逆電気穿孔法)を駆使した手術しようとするも、博美の心臓の負担から中断する。失敗したかに思われた手術だったがIREナイフの効果でがんが縮小。再手術を行い無事成功する。一方「東帝大学病院」からは大量に医者が引き抜かれ、その責任を取って西田さん演じる未知子の宿敵・蛭間重勝は病院長から外される…というストーリーだった。未知子と博美の“女の友情”は本作の大きな魅力でもあり、博美が未知子に命を託しそれに未知子が応えるという展開に「大門未知子と城之内博美の絆はすごい!」「大門先生と城之内先生女性同士の友情話は感動しました」「みちこと城之内さんの仲に泣きそうだった」「大門先生と城之内先生の絆を再確認出来て幸せでした」「みんなの関係性とか信頼感とか絆にもグッときた。素敵な最終回だった!」など改めて感動したという声が数多く投稿されていた。また博美が患ったのと同じ局所進行膵がんの患者の家族の方だと思われる「こんな先生が本当にいたらきっと母は生きていたと思う」「お母ちゃんのときもこの手法が使えたら良かったのに」といったツイートも。ラストシーンでは宅配便の運送屋の役でピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王が登場。ピコ太郎のおなじみのフレーズ、「I have a pen~♪」と歌い出したあと心筋梗塞になるというある意味“衝撃的”な終わり方だったが、「ピコ太郎の出し方が絶妙」「古坂大魔王の最後の小芝居も最高」「流行りを取り入れる所好きやけどまさかの古坂大魔王(ピコ太郎)をだしてくるとは」などSNS上でも大きな盛り上がりになっていた。今シリーズも高い人気だっただけに続編の期待も高まる本作。未知子の次の活躍に早くも胸躍らせている視聴者も多いのではないだろうか。(笠緒)
2016年12月23日米倉涼子主演、「いたしません」「私、失敗しないので」などの名セリフでおなじみの「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第4シーズンが12月22日(木)今夜の放送で最終回を迎える。米倉さん演じる未知子は内田有紀演じる城之内博美を救えるのか!?2012年に第1シリーズが放送されて以来、「いたしません」「私、失敗しないので」などの名セリフが人気となり、2013年に第2シリーズ、2014年に第3シリーズが放送され、この夏放送のスペシャルドラマもヒットした本シリーズ。この秋から放送が開始された第4シーズンでは、米倉さん演じる異色・孤高・反骨の天才フリーランス外科医”大門未知子のほか、蛭間重勝役に西田敏行、城之内博美役に内田さん、神原晶役に岸部一徳、加地秀樹役に勝村政信らお馴染みレギュラー陣に加え、今シーズンから東帝大学病院の新副院長役で泉ピン子も出演。「病院の格付け」に躍起になる“白い巨塔”に挑むストーリーが展開された。前回放送の第10話では病気を隠して気丈に振る舞っていた内田さん演じる博美が未知子の目の前で倒れた。実は局所進行膵がんだった博美。博美を何とかしてこの手で救いたいという一心で未知子は執刀医になることを申し出るが、未知子の腕をもってしても博美のがんは完全切除が不可能な状態だった。そのことを重々自覚している博美は未知子の申し出を断ったうえで、娘の舞に病気がバレないよう協力してほしいと頼む。一方、上海で新病院設立計画を進めている中国の財閥王・王超が北野亨(滝藤賢一)や博美ら「東帝大学病院」から優秀な医師を引き抜こうと画策。王の紹介で次期大統領候補レオナルド・スコップ(チャールズ・グラバー)と、妊娠中の妻ダイアナ(ジェニー・スキッドモア)が「東帝大」に極秘入院。北野が担当するレオナルドの手術にまるで興味を示さない未知子だったが術式を聞いた途端乗り気になる。第三助手として手術に参加、そこで“とんでもない行動”に出る。その直後、未知子は再び博美に執刀を申し出る。「私、失敗しないので」――背水の陣の覚悟で手術を始める未知子だが彼女の手が突如止まってしまう…というのが今夜のストーリー。世界的人気のピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王もゲストで出演する「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終話は12月22日(木)21時~テレビ朝日にて放送。(笠緒)
2016年12月22日「アベンジャーズ」「アイアンマン」シリーズのマーベルが新たに贈るヒーロー『ドクター・ストレンジ』。傲慢な天才外科医でありヒーローでもあるというストレンジのキャラクターと、いまだかつてない映像革命が話題となり、全世界で注目を集めている本作は、主演ベネディクト・カンバーバッチの魅力もさることながら、ティルダ・スウィントンやキュイテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムスなど脇をかためる俳優陣の豪華さにも注目が集まる。その中でもひときわ輝いているのが、実力派俳優マッツ・ミケルセンだ。本作ではドクター・ストレンジの宿敵にして、ついに公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、主人公ジンの父親として物語のカギを握る存在に。この冬、話題の両作に出演するマッツに迫った。まず、“北欧の至宝”との異名を持つマッツが『ドクター・ストレンジ』で演じるのは、ストレンジの宿敵カエシリウス。カエシリウスは己の夢“不老不死のユートピア”を実現するために、ダークサイドに落ちた魔術士であり、まだヒーローとして覚醒していないストレンジの前に大きな壁として立ちはだかる。圧倒的な力の差でストレンジを追い詰めるその姿は、映画史に名を刻む新たなヴィラン(悪役)として記憶されるだろう。さらに、マッツ演じるこのキャラクター、カエシリウスを魅力的にしているのは、彼が不老不死を執拗に追い求める理由にある。彼の原動力となるのは、愛するものを失った“悲しみ”だ。この心の傷は時を追うごとに大きくなり、やがて彼自身をも侵食してゆく。その結果、彼の心はゆがみ、取りつかれたかのように“不老不死”を追い求めるようになってしまう。先に解禁された映像ではストレンジを徹底的に攻撃していく姿が描かれていたが、カエシリウスは決して根っからの悪ではないのだ。また、マッツはこの冬の最注目作の1つ『ローグ・ワン』では、ゲイレン・アーソというキャラクターを演じている。主人公ジン(フェリシティ・ジョーンズ)の父親であり、銀河を揺るがす破壊兵器“デス・スター”開発に関わる科学者だ。予告を見るかぎり、冒頭からマッツのセリフが入り、「ジン、何があってもお前を守る…」と幼いジンに語りかけるその表情は、とても悲し気。これは、未来ある子どもを育てる父親でありながら、あらゆるものを破壊しつくすデス・スターの設計に関わらなければいけないことへの懺悔なのか!?愛するものを再び取り戻そうと闇の力に手を染めるカエシリウスと、天才的な科学者としての才能をデス・スター開発に捧げるゲイレン・アーソ。ごく普通の人間が、決して逃れられない運命で図らずもダークサイドに囚われてしまう(?)という、この2つのキャラクターは、どこか似ているのかも…。この冬、そんな複雑なキャラクター2人を演じるマッツから、ますます目が離せなくなりそうだ。『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日米倉涼子主演の大ヒットドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。第4シリーズも来週12月22日(木)放送をもって、ついに最終回を迎えるのだが、そんなラストエピソードに華を添えるスペシャルなゲストとして、ピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王が登場することが分かった。なお古坂さんの連続ドラマ出演は14年ぶりとなる。先日の放送では、局所進行膵がんであることを誰にも打ち明けず、気丈に振る舞っていたフリーランスの麻酔科医・城之内博美(内田有紀)が、ついに倒れてしまう…という驚きの展開を迎えた。そんな中、古坂さんはフリーランス天才外科医・大門未知子(米倉涼子)と、「神原名医紹介所」の所長・神原晶(岸部一徳)の前に突如出現し、“ある騒ぎ”を巻き起こすという。古坂さんは、「スタジオに行ったら、なんとピコ太郎人形をいつも置いてくれてたり、楽屋に泉ピン子さんが急に来てくれて『稼げるときに稼いでおきなさいよ!おめでとう!』って言ってくださったり、本当にキャストの方もスタッフの皆さんもPPAPを好きで楽しんでやってくれてたんだと実感して凄く感動しました!」とコメント。今回のキャスティングは、スタッフの熱望で実現したそうで、「『ドクターX』は時事ネタを取り入れることで視聴者に喜んでもらうことが多く、最後まで楽しんでいただくために、私自身もファンであるピコ太郎を産んだ古坂さんの出演をお願いしました」と内山聖子ゼネラルプロデューサーが経緯を説明している。さらに今回、古坂さんのギャラを請求しがてら(?)、ピコ太郎さんが本作の撮影現場を訪問!あの名曲「ペンパイナッポーアッポーペン」(PPAP)に乗せ、踊りながら登場したかと思うと、トレードマークであるヒョウ柄の風呂敷に包んだメロンと、古坂のギャラ=パイナップル1個+アップル3個の請求書を米倉さんと岸部さんに提出し、スタジオの笑いを誘っていた。「PPAP」は、本作第6話で西田敏行がペンとメロンを前にパロディーを披露したことでも話題にになっており、もちろんピコ太郎さんもそのシーンを見たそうで、「あれを見てもう、私、興奮で震えすぎて…ゆっくり震えました!」と独自の表現で喜びを表し。さらに、「今日はせっかく来たので、『PPAP』の正式な踊り方を伝授したいと思います!」と、2人に指南を申し出た。2人が大喜びする中、振り付けを事細かに指導し完璧にマスター!「ペンパイナッポーアッポーペン」がスムーズに言えず、米倉さんが苦戦する一幕もあったが、最後には3人で見事に「PPAP」をやりきっていた。現場訪問を終えたピコ太郎さんは「この2人に『PPAP』をやっていただいただけでも、幸せ。すごく感動しました!!」と話し、「米倉さんは、いい女ですね~!芝居に入ったときの切り替え方、撮影合間の明るさ、細やかな気遣い…何もかもが素晴らしい女性でした。岸部さんは西田さんと並んで、私が本っ当に大好きな俳優さん。背が高くて、スタイルがよくて、優しくて、ますます大ファンになりました」と感動冷めやらぬ様子。一方、米倉さんは「やるからには、私もピコ太郎さんと同じヒョウ柄の衣装と、カツラも着けて踊りたかった!トータルで完コピできなかったのが、悔しいです(笑)」と漏らすも、「今日のことを、ピコ太郎さんのことが大好きなアメリカ人の知人に自慢します!」と得意げな表情でコメントした。「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終話は12月22日(木)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月17日千葉県出身のシンガーソングライター・ピコ太郎がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の撮影現場を訪問し、米倉涼子と岸部一徳に「PPAP」のダンスを伝授した。今回は、ピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王が、22日(21:00~22:09)放送の『ドクターX』最終話にゲスト出演することから、そのギャラを請求するついでにピコ太郎が訪問。世界的にヒットしている「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」に乗せて踊りながら登場すると、古坂のギャラとして、パイナップル1個+アップル3個の請求書を米倉と岸部に提出し、スタジオを笑わせた。『ドクターX』では、第6話で西田敏行が「PPAP」のパロディを披露したが、ピコ太郎はそのシーンを見ていたそうで、「あれを見てもう、私、興奮で震えすぎて…ゆっくり震えました!」と、分かりづらい表現で興奮。それを踏まえ、「今日はせっかく来たので、『PPAP』の正式な踊り方を伝授したいと思います!」と、米倉と岸部に指南を申し出た。実際に指導に入ると、ピコ太郎はバレエ経験者の米倉に「バレエの概念は全部捨ててください!」など、振り付けを細かに伝え、米倉は「ペンパイナッポーアッポーペン」がスムーズに言えず苦戦する場面もあったが、最後には3人で見事に踊りきった。訪問を終えたピコ太郎は「米倉さんは、いい女ですね~! 芝居に入ったときの切り替え方、撮影合間の明るさ、細やかな気遣い…何もかもがすばらしい女性でした」と大喜び。その米倉は「やるからには、私もピコ太郎さんと同じヒョウ柄の衣装と、カツラも着けて踊りたかった!」と悔しがりながら、「今日のことを、ピコ太郎さんのことが大好きなアメリカ人の知人に自慢します!」と得意げな表情で話していた。なお、古坂が連続ドラマに出演するのは14年ぶり。内山聖子ゼネラルプロデューサーは「今回はグローバルな『ドクターX』でしたので、世界で活躍する方を最後のゲストに(笑)」とオファーの理由を語っている。
2016年12月17日大ヒット作『トリプルX』の続編『トリプルX:再起動』の日本公開日がこのほど2017年2月24(金)に決定。併せてネイマールJr.選手をはじめとした「トリプルXチーム」メンバーが大活躍する最新映像&ポスタービジュアルが到着した。首の後ろに彫った“xXx”のタトゥーがトレードマークのX-スポーツのカリスマ、ザンダー・ケイジが、NSA(国家安全保障局)から強制的にシークレット・エージェントに任命され、東欧のテロ集団の潜入捜査を試みる…。法律などお構いなしのストリートガイが、これまでのスパイ映画の常識をことごとく覆し、問答無用の活躍を繰り広げた『トリプルX』。フェロモン全開、精悍さにあふれたタフな容貌にユーモアが滲む主人公を演じ、危険度トリプル級のスタントの数々を披露してきたヴィン・ディーゼルが、再び観る者を興奮の渦に巻き込む――!『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル主演で、週末のオープニングの興行収入が4千4百万ドルを記録、“トリプルX”現象を巻き起こし、日本でも大ヒットを記録した『トリプルX』。続く2005年のアイス・キューブ主演『トリプルX ネクストレベル』。そして来年公開となる本作で、再びヴィン・ディーゼルを主演に迎え、“トリプルX”が再起動する!先日解禁された海外トレーラーは、ブレイク後2日間で100億回以上の再生回数を記録しており、本作も全世界で注目を集めている。そんな中、今回はネイマールJr.選手を始めとした「トリプルXチーム」メンバーが大活躍する最新映像が到着。カーアクションやバイクで水上を駆け巡ったり…と“X-スポーツ”(エクストリーム・スポーツ)を取り入れた、“やり過ぎ”極限アクションの世界へ早くも引き込まれてしまう仕上がりとなっている。本作では、海外大ヒットドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のエレナ役で脚光を浴びたニーナ・ドブレフ、シリーズ2作品に続き出演となるサミュエル・L・ジャクソン、そのほかドニー・イェン、ルビー・ローズ、トニ・コレット、ディーピカ・パーデュコーン、クリス、ネイマールJr.らが出演しており、そんなトリプル級に豪華な顔ぶれが勢揃いしていることが分かる、ポスタービジュアルも同時に解禁されている。『トリプルX:再起動』は2017年2月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月16日ドクターマーチン(Dr.Martens)の2017年春夏コレクションより、チャンキーヒールシリーズの新作が登場。新宿伊勢丹、阪急うめだ本店、ドクターマーチン青山店の3店舗にて、2016年12月14日(水)より限定先行発売する。2017年春夏シーズン、チャンキーヒールシリーズの新作として登場するのは2つのモデル。重厚感のあるハイヒールとディテールにこだわったアッパーの組み合わせが魅力だ。足を優しく包み込むレザーも相まって、独特のフェミニンを表現してくれる。「カルメリータ(CARMELITA)」は、オープントゥのブーツタイプ。レースアップのデザインで女性らしさを演出しながらも、足回りのステッチヒールタブでドクターマーチンのDNAをプラス。インサイドジップなので着脱もしやすい。ブランド定番のタッセルローファーのディテールをもとにした「セラフィナ(SERAPHINA)」は、キルトとタッセルを組み合わせた大胆なデザイン。ヒール部分のバックル付きストラップが足をしっかりとホールドし、安定感ある履き心地も実現している。【詳細】ドクターマーチン 2017年春夏コレクションカルメリータ、セラフィナ先行発売日:2016年12月14日(水)先行発売店舗:伊勢丹新宿、阪急うめだ本店、ドクターマーチン青山店価格:・カルメリータ 22,000円+税・セラフィナ 22,000円+税
2016年12月16日女優の米倉涼子がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』のクランクアップを迎えた。最終話は22日(21:00~22:09)に放送される。クランクアップ当日は、同志・博美(内田有紀)の緊迫感漂う手術シーンを撮影。今回の第4シリーズの撮影を振り返った米倉は「やりきりました! ニューヨーク・ロケから始まって、撮影期間がすごく長く感じられたのですが、本当にたくさんの皆さんが見てくださったことが、私たちの救いとなりました」と感謝の言葉を口にした。また、「『ドクターX』に懸ける思いや努力が報われたな、と感じています」と充実感を語り、「最終話に向けての盛り上がりを、私たちも現場にいて感じていますし、皆さんのご期待に沿う内容になっていると確信しています」と自信を見せた。きょう15日の第10話では、病気であることを誰にも打ち明けず、気丈に振る舞っていたフリーランス麻酔科医・城之内博美が、信頼関係を築いてきた大門未知子(米倉)の目の前で倒れ、未知子は思わず絶叫し、取り乱してしまった。米倉は「有紀ちゃんと私は年齢も同じだし、『ドクターX』で演じる役も心が通っている設定なので、とってもやりやすかったし、私自身の心もすごく動いて…! いつも未知子を演じるときは一定のスタンスを保っているのですが、今回は設定が設定だけに、久々に『芝居をしているな!』という感覚を覚えました」と手応え。最終話にかけ、「城之内先生とは辛いシーン、心が痛むシーンがたくさんある」と予告している。
2016年12月15日米倉涼子が主演する大ヒットドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。第4シリーズも佳境を迎えているが、先ほど放送された第10話では、病気であることを誰にも打ち明けず、気丈に振る舞っていたフリーランス麻酔科医・城之内博美(内田有紀)が、大門未知子(米倉涼子)の目の前で倒れる…という衝撃の展開を迎えた。2014年放送の前作第3シリーズの最終話では、師匠である「神原名医紹介所」所長・神原晶(岸部一徳)の手術を目に涙を浮かべながらやり遂げた未知子。そんな彼女を再び襲った“身近な人の命の危機”に、米倉さんも心を揺さぶられたそう。「城之内先生は未知子にとって、かけがえのない仲間。第1シリーズから蓄積してきた関係性があるからこそ、未知子が城之内先生のオペに挑むという展開に対して感じるものは大きかったです」とコメント。「いつも未知子を演じるときは一定のスタンスを保っているのですが、今回は設定が設定だけに、久々に『芝居をしているな!』という感覚を覚えました。第10話から最終話にかけて、城之内先生とは辛いシーン、心が痛むシーンがたくさんあるけど、お芝居という面ではとても充実感がありました」とふり返った。来週放送の最終話では、未知子の腕をもってしても完全切除が不可能な博美の局所進行膵がんに、“ある危険”をおかしてまでオペに踏み切る未知子。ところがオペの最中、未知子の手が止まってしまう…!一体どうしたのか?果たして、未知子は博美の命を救うことはできるのか…!?また、米倉さんのクランクアップの日は、かつてない緊迫感が漂う博美の手術シーンを撮影が行われた。精神的にハードな1日を過ごすことととなったが、「やりきりました!ニューヨーク・ロケから始まって、撮影期間がすごく長く感じられたのですが、本当にたくさんの皆さんが見てくださったことが、私たちの救いとなりました。『ドクターX』に懸ける思いや努力が報われたな、と感じています」と表情晴れやかに語った。「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終話は12月22日(木)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月15日女優の新垣結衣が主演を務めるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の総合視聴率が、11月29日放送分で、同週のテレビ朝日系『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜21:00~)と初めて並んだ。総合視聴率は、リアルタイムの視聴率と、録画したタイムシフトの視聴率を合算し、重複視聴分を差し引いた数値。11月29日放送の『逃げ恥』は、リアルタイム視聴率が16.1%だったが、総合視聴率は28.2%を記録した。これは、同週12月1日の米倉涼子主演『ドクターX』(リアルタイム視聴率20.7%)と並ぶ数字。リアルタイム視聴率で20%台を連発し、総合視聴率でもトップを走ってきた人気シリーズに、『逃げ恥』が初めて追いついた。なお、『ドクターX』は、前週11月24日放送分で、総合視聴率30.1%を記録しており、この数字が現時点での10月クール連続ドラマ最高記録。『逃げ恥』は12月6日に16.9%、同13日に17.1%、『ドクターX』は同8日に22.6%のリアルタイム視聴率となっており、今後、両作がどこまで数字を伸ばしていくのか、デッドヒートに注目が集まる。タイムシフト視聴率は、リアルタイム視聴の有無にかかわらず、7日内(168時間内)に再生した世帯を計測したもの。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年12月14日俳優の勝村政信が、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(10月スタート、毎週木曜21:00~21:54)のスピンオフ作品で主演を務める『ドクターY ~外科医・加地秀樹~』が、地上波で16日(23:15~24:15)に放送されることになった。勝村演じる加治は、『ドクターX』第1シリーズから登場するキャラクター。腕はいいが金に汚い外科医で、今回のスピンオフでは茨城・大洗にある「帝都医科大学付属病院 大洗第8分院」に転勤しているという設定で、加地に反発する新米外科医役の三浦貴大や、お嬢様患者役の宮脇咲良らが共演している。同作は、auの動画配信サービス「ビデオパス」で9月末から全6話で配信されているが、今回の地上波放送ではそのダイジェスト版を放送。本編主演の米倉涼子をはじめ、岸部一徳、鈴木浩介らの主要キャストも特別出演している。なお、スピンオフの地上波放送を記念して、『ドクターY』特製トートバッグのプレゼント企画も実施。今月30日までに「ビデオパス」見放題プランに加入したユーザーが応募でき、抽選で5人に当たる。(C)テレビ朝日
2016年12月09日米倉涼子が主演する現在放送中の人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。この度、12月8日(木)放送の第9話にて、本作に出演中の草刈民代が社交ダンスを披露することが分かった。これは、映画『Shall we ダンス?』(1996年)以来のこと。今回のクールで第4シリーズを迎える本作。米倉涼子演じる天才フリーランス外科医大門未知子のほか、蛭間重勝役西田敏行、城之内博美役の内田有紀、神原晶役の岸部一徳、加地秀樹役の勝村政信といったお馴染みのレギュラー陣のほか、今シーズンから東帝大学病院の新副院長として泉ピン子が登場するなど、新シリーズも話題となっている。今週放送の第9話では、蛭間の妻・華子(藤真利子)率いる「東帝婦人会」と、「慶林大」院長の妻・鮫島律子(高橋ひとみ)率いる「慶林婦人会」が対立!長年ライバル関係にある両婦人会は、社交ダンス大会でもお互いを打ち負かそうと、闘志メラメラ…。そんな中、なぜか「東帝婦人会」の代表として南幾子(草刈民代)が颯爽と登場!華麗なダンスで、会場にいた未知子らの目を瞬く間に奪っていく…。なんと今回、「東帝大学病院」広報部長・南幾子を演じている草刈さんが、映画『Shall we ダンス?』(1996年)以来、約20年ぶりに社交ダンスを披露!多忙なスケジュールの中、3日間を割き猛練習を行ったという草刈さん。長いブランクにも関わらず、思った以上に動けたそうで、ダンスもさらに高い技術が要求されるアップテンポなものに変更。スウィング・ジャズの名曲「Sing, Sing, Sing」に合わせ、超アップテンポなステップでフロアーを一気に舞い抜たかと思うと、鮮やかなターンやリフトも披露。これには会場で見ていた米倉さんも目を輝かせ、思わず「速っ!!」と、台本にはないセリフを漏らしたほどだったそう。映画以来、一度も社交ダンスをしていなかったと言う草刈さんは、「なんでまた『ドクターX』で『Shall we ダンス?』を!?」と驚いたそう。しかし、さすがは世界トップクラスのバレリーナとして活躍していた草刈さん、妥協は一切許さず、なんと『Shall we ダンス?』で草刈さんの元パートナーを演じた社交ダンス界のカリスマ・田中英和を今回のパートナーに指名し、今回蘇る運びとなったのだ。無事に収録を終えた草刈さんは「田中先生はバレエでいうところの『パートナリングが素晴らしいダンサー』。音楽的で圧倒的な力量があるので、私もすごく楽しかったです」と感想を語り、「踊る喜びが表現できれば、見る方も楽しいはず。今回もその気持ちを大切に踊りました。いつも無表情で謎めいている南幾子さんが、さらに謎めくダンス・シーンを、ぜひ皆さんも楽しんでいただければ、と思います(笑)」とメッセージを寄せている。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月06日女優の草刈民代が、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜21:00~21:54)の8日放送の第9話で、約20年ぶりに社交ダンスを披露する。第9話では、各大学病院の婦人会が対立し、社交ダンス大会で互いを打ち負かそうと闘志を燃やすことに。そんな中、「東帝大学病院」広報部長の南幾子を演じている草刈が、映画『Shall we ダンス?』(96年)以来となる社交ダンスを披露することになる。『Shall we ダンス?』から一度も社交ダンスをしていなかったという草刈は、同映画で草刈の元パートナーを演じた社交ダンス界のカリスマ・田中英和を、今回のパートナーに指名。3日間の猛練習を重ねた結果、本番では会場で見ていた主演の米倉涼子も「速っ!!」と台本に無いセリフをもらしてしまうほどのアップテンポなダンスで、現場を魅了させた。収録を終えた草刈は「田中先生はバレエでいうところの『パートナリングがすばらしいダンサー』。音楽的で圧倒的な力量があるので、私もすごく楽しかったです」と満足の様子。「いつも無表情で謎めいている南幾子さんが、さらに謎めくダンス・シーンを、ぜひ皆さんも楽しんでいただければ」と呼びかけている。
2016年12月06日