日本のロボットアニメ「機動戦士ガンダム」が、ハリウッドで実写映画化されることが明らかになった。『パシフィック・リム』シリーズや『ジュラシック・ワールド/炎の王国』などを手掛けてきたレジェンダリー・ピクチャーズが、ロサンゼルスで開催されている「アニメ・エキスポ」で発表した。「機動戦士ガンダム」の製作会社サンライズと共同製作するという。レジェンダリー・ピクチャーズの最新作はドウェイン・ジョンソンの『スカイスクレイパー』で、日本では9月に公開が決定している。また、同社は日本発のゲーム「ポケットモンスター」を『Detective Pikachu』(原題)として実写映画化しており、ライアン・レイノルズがピカチュウの声を務める同作は、2019年5月10日全米公開予定となっている。1979年から日本で放映された「機動戦士ガンダム」は、約40年にわたり世界中で熱狂的ファンを獲得してきた。『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督にインスピレーションを与え、続く『パシフィック・リム:アップライジング』では監督の座をスティーヴン・S・デナイトにバトンタッチしたものの、ガンダムがカメオ出演を果たした。そして、スティーヴン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』にもガンダムが登場している。実写版「機動戦士ガンダム」の製作時期、公開日、監督、キャストなどは不明。(Hiromi Kaku)
2018年07月06日クエンティン・タランティーノ監督映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、2019年8月30日(金)に公開。カルト指導者チャールズ・マンソンによる女優殺害事件を題材に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のストーリーの舞台となるのは、1969年のハリウッド。ピッピ―カルチャー、TVの影響で映画が力を失った時代を背景に、実際に起こったチャールズ・マンソンとその信者による女優シャロン・テート殺害事件を題材に繰り広げられるという。チャールズ・マンソンとは、1960年代末から1970年代のはじめにかけ、“マンソン・ファミリー”の名で知られる生活共同体を率いていたカルト指導者。映画監督ロマン・ポランスキーの妻で妊娠中だった女優のシャロン・テートら5人の無差別殺害は、マンソンの信者たちによる、狂気と残忍性を象徴する事件として知られている。世界の映画祭で快挙!タランティーノ自身が実際に育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを、郷愁とリスペクトを込めて描いたのが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。タランティーノはこの脚本を練るために、5年の歳月を費やしたという。第77回ゴールデン・グローブ賞においては、脚本賞と助演男優賞(ブラッド・ピット)、作品賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞。第92回アカデミー賞においては、 助演男優賞(ブラッド・ピット)、美術賞(バーバラ・リン)に輝いた。タランティーノ×ディカプリオ×ブラッド・ピットタランティーノにとって2015年の『ヘイトフル・エイト』から実に4年ぶりの新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)でタランティーノ監督作初出演を果たしたレオナルド・ディカプリオと、同じく『イングロリアス・バスターズ』(2009年)で同監督作初主演を果たしたブラッド・ピットの共演という豪華タッグが大きな話題を呼んでいる。リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)1950年代にはTVスターとして西部劇に出演していたのの、現在は仕事も減り、ちょっと落ち目の俳優。今では意に反して悪役キャラを演じている。文化や世界が変わっている変化の中で、映画スターに転身したいと思いつつ焦る日々を送っている。そんなある日、リックの隣にロマン・ポランスキー監督と女優シャロン・テート夫妻が越してくる。クリフ・ブース(ブラッド・ピット)長年リックのスタントマンを担当&親友でもある。変化し続けるハリウッドで生き抜くことに疲れながらもリックとは対照的で、自分らしさはしっかりと持っている。トレーラーハウスで愛犬ランディとともに暮らしている。ちなみに、ランディを演じた”俳優犬”の雌犬ブランディは、カンヌ国際映画祭開催にあわせて発表される“パルム・ドッグ” を受賞。タランティーノもその演技を絶賛している。シャロン・テート(マーゴット・ロビー)1969年当時絶頂の人気を誇っていた女優シャロン・テート。夫のロマン・ポランスキーは、ポーランド出身の映画監督で『ローズマリーの赤ちゃん』などの作品により、時代の寵児と呼ばれていた。後に『チャイナタウン』『戦場のピアニスト 』などの名作を残す。演じるマーゴット・ロビーは、『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』で2018年のアカデミー賞主演女優賞にノミネート。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では初のタランティーノ映画のミューズに抜擢。タランティーノ作品常連の豪華顔ぶれもそのほか、豪華共演陣にも要注目。50年以上のキャリアを誇るアカデミー賞俳優アル・パチーノ、ブルース・ダーンらハリウッドの重鎮、天才子役から実力派女優へと成長したダコタ・ファニングらに加え、ジェームズ・マースデン、ルーク・ペリー、ティム・ロス、マイケル・マドセン、カート・ラッセルといったタランティーノ作品ではおなじみの面々も顔を揃えている。古き良きハリウッドを表現したセットも注目60年という50年間も前の時代を描いた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。タランティーノ監督は、時を逆に回して、現在住んでいるハリウッドという街を、CGやスタジオを使わず、さらには、ビジネスも普通に行われている人通りのある場所を美術や衣装などを駆使して再現している。タランティーノ史上最高のヒット全米公開されると批評家、観客ともに絶賛。4035万ドル(約4300億円)というタランティーノ史上最高のヒットとなった。映画を10作撮ったら監督を引退する」と言ってたタランティーノ。その順番で言うと、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は「最後から2番目の監督作」ということになるが、かなり出来に満足しているようで「この作品で最後にする」という発言まで出た。ストーリーリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身の道を目指し焦る日々が続いてい た。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は彼に雇われた付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変 化するハリウッドで生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が越してくる。今まさに最高の輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが―。そして、1969年8月9日-それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える事件は起こる。作品情報映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』原題:Once Upon a Time in Hollywood日本公開:2019年8月30日(金)製作・脚本・監督:クエンティン・タランティーノ出演:レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、アル・パチーノ、マーゴット・ロビー、ブルース・ダーン、ダコタ・ファニング、ジェームズ・マースデン、ルーク・ペリー、ティム・ロス、マイケル・マドセン、カート・ラッセル、エミール・ハーシュ、ティモシー・オリファント、ダミアン・ルイス配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2018年07月01日ハリウッド商工会議所が、2019年に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」(ハリウッドの殿堂)に星形プレートと名前を刻むセレブたちの名前を発表した。映画部門からはダニエル・クレイグ、ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、ギレルモ・デル・トロ監督、ルピタ・ニョンゴ、テレビ部門からはマンディ・ムーア、ルーシー・リュー、テレンス・ハワード、音楽部門からはフェイス・ヒル、マイケル・ブーブレ、P!nk、舞台部門からはイディナ・メンゼルらが選出された。長年ジェームズ・ボンドを演じているダニエルには、「ジェームズ・ボンド」の公式ツイッターアカウントから祝福のメッセージが贈られた。ハリウッド商工会議所のCEOレロン・ギュブラー氏は、「私たちはエンターテインメントの世界のさまざまなジャンルにアピールできる、才能豊かな受賞者を常に選ぶよう心がけています」と語り、今回の受賞者のセレクトについて「本当に素晴らしい人たちを選べました。ファンにも観光客にも、ハリウッドのみなさんにも満足していただけると思います」と自信をみせた。それぞれの受賞者たちのセレモニーの日時はまだ発表されていない。(Hiromi Kaku)
2018年06月26日ハリウッドのおしどり夫婦の1組として有名だったチャニング・テイタム&ジェナ・ディーワン夫妻が、破局を発表した。2006年に『ステップ・アップ』で共演したとことがきっかけで交際を始め、2009年に結婚。一人娘のエヴァリーちゃんをもうけた。別れることになったのは、「2人の親友同士がそろそろお互いのスペースを取り、人生をできるかぎり最高に楽しく満ちあふれたものにしようと気付いた」ための決断だという。破局に関してのコメントはSNSに連名で掲載したものがすべてで、今後はしない方針とのこと。「People」誌によれば、ここ数ヶ月間で2人に別れに近付きつつある兆候が見られていたそうだ。まずは今年2月、ジェナが「『パーフェクトな人生を送っているね』なんて言われると、『そんなパーフェクトな人なんて、いないの!』って叫びたくなる!」、「私たちは同じ価値観を持っていると思う。でもほかのカップルみたいにケンカすることもある。意見が対立することもあるし、お互いのことが本当に嫌いって思う日だってあるわよ」とカップルでいることの難しさを「Health」誌に率直に語っていた。また、以前は頻繁にSNSでしていた公開会話もこの数ヶ月はなくなり、パーティーなどのイベントにも共に出席することが少なくなっていた。(Hiromi Kaku)
2018年04月03日ハリウッドの巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が、ストリーミングサービスのオリジナル映画は「オスカーを受賞するに値しない」と持論を述べた。「テレビというフォーマットに決めて撮ったのなら、それはテレビ映画なんだ」と「ITV News」に語ったスピルバーグ監督。「もしそれがいい作品ならばエミー賞を受賞するべきで、オスカーではない。わずかな数の映画館で、公開日数が1週間にも満たない映画が、アカデミー賞のノミネートを受ける資格はないと思う」。スピルバーグ監督が指しているのは、今年アカデミー賞など数々の授賞式で脚光を浴びたNetflixオリジナル映画『マッドバウンド 哀しき友情』とみられる。同作はまさにニューヨークとロサンゼルスの2都市で1週間限定で劇場公開された作品であり、助演女優賞(メアリー・J・ブライジ)など4部門でノミネートを受けた。また、同じくNetflixのドキュメンタリー映画『13th -憲法修正第13条』は、劇場公開はされずに昨年アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。とはいえ、スピルバーグ監督は現在が「テレビ史上において一番よい時代」とテレビの在り方の変化を称えている。人々を映画館から遠ざけてしまうため、「映画館にとってはチャレンジングだけどね」とストリーミングサービスを脅威に感じているようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年03月26日ダンス&ボーカルグループのE-girlsが、映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(3月21日公開)の日本版主題歌を担当することがこのほど、明らかになった。同グループがハリウッド映画の主題歌を担当するのは初めて。E-girlsが映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』の日本語版主題歌を担当本作のために書き下した楽曲「DYNAMITE GIRL」は、次々に降りかかる謎と幾重にも仕掛けられた罠に立ち向かう主人公ララのくじけない強さを表現。「DYNAMITE GIRL」のパワフルなダンスミュージックにのせて、ララ・クロフトの魅力が爆発する。E-girlsは「初めてハリウッド映画の主題歌を担当するということでとても興奮しています。この映画では主人公のララが、強く、賢く、どんな困難にもくじけずに立ち向かっていくところが描かれていると聞きました。私たちもそんなララを応援したいと思うと同時に、私たちの新曲で映画『トゥームレイダーファースト・ミッション』をパワフルに、そして美しく盛り上げていきたいと思います」と力強いコメント。楽曲「DYNAMITE GIRL」について、「“謎”や“罠”といった『トゥームレイダー』にちなんだ歌詞がちりばめられていて、次々に降りかかる試練に立ち向かっていくララのくじけない強さを歌ったパワフルな楽曲です」と説明し、「この楽曲を通じて、戦いに挑むララの背中を一押しできればと思います」と期待を込める。配給元であるワーナー・ブラザース映画は「女性らしくもありながら前に向かう強さとたくましさを追求しているE-girlsさんは、トレジャー・ハンターとして初めてのミッションに立ち向かう主人公のララ・クロフトを体現している存在だと思います」と説明。「彼女たちのパワフルで美しいパフォーマンスを通して、ララのトレジャーハンティングをより一層身近に感じていただけたらと思います」と呼びかけている。シリーズの誕生から20周年を越え、世界的人気を博すゲームシリーズ「トゥームレイダー」。2001年、2003年には、アンジェリーナ・ジョリーが強く美しい主人公ララ・クロフトを演じ、日本を含め世界的大ヒットを記録したが、新たにアカデミー賞女優アリシア・ヴィキャンデル主演で映画化される。(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2018年02月26日「E-girls」が、アリシア・ヴィキャンデル主演映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』の日本版主題歌を担当することが決定。「E-girls」がハリウッド映画の主題歌を担当するのは今回が初。あわせて、「E-girls」からのメッセージも収録したPV映像が解禁された。アンジェリーナ・ジョリーが主人公ララ・クロフトを演じた『トゥームレイダー』のリブート版として、アカデミー賞女優アリシアが主演を務める本作。そんな本作の日本語主題歌に決定したのは、「E-girls」の「DYNAMITE GIRL」。本作のために書き下された楽曲となっており、2月28日(水)リリースのニューシングル「Pain, pain」に本楽曲も収録される。「E-girls」は、「初めてハリウッド映画の主題歌を担当するということでとても興奮しています。ララを応援したいと思うと同時に、私たちの新曲で映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』をパワフルに、そして美しく盛り上げていきたいと思います」と話し、楽曲については、「“謎”や“罠”といった『トゥームレイダー』にちなんだ歌詞がちりばめられていて、次々に降りかかる試練に立ち向かっていくララのくじけない強さを歌ったパワフルな楽曲です。この楽曲を通じて、戦いに挑むララの背中を一押しできればと思います」とコメントしている。また配給元であるワーナー・ブラザース映画は、「女性らしくもありながら前に向かう強さとたくましさを追求しているE-girlsさんは、トレジャー・ハンターとして初めてのミッションに立ち向かう主人公のララ・クロフトを体現している存在だと思います。彼女たちのパワフルで美しいパフォーマンスを通して、ララのトレジャーハンティングをより一層身近に感じていただけたらと思います」と今回のコラボについて語っている。『トゥームレイダー ファースト・ミッション』は3月21日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トゥームレイダー ファースト・ミッション 2018年3月21日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2018年02月26日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は『グレイテスト・ショーマン』です。おヒューことヒュー・ジャックマンといえば、アメコミキャラのウルヴァリン…も、あるけど~。ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役で魅せた美声にメロメロになった人も多いんじゃない?むしろおヒューはそちらがお好き。なんせ、主演最新作のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』は、おヒュー7年半越しの念願企画だったんだもん。「企画が立ち上がってから7年半。長かったよ。しかもその間でも一番大事な日が、僕の皮膚がんの手術と重なってしまって、めちゃくちゃ焦ったんだ。だって、映画を作るゴーサインをもらうためのプレゼンだったんだよ!だから手術後すぐにプレゼンで歌ったんだ」この作品は、地上でもっとも偉大なショーマン(興行師)と呼ばれたP・T・バーナムの半生を描く伝記ミュージカル。おヒューが演じたバーナムが残した功績ってすごいのよ。日本でも“リングリングサーカス”の愛称で親しまれた某サーカス団の創始者。封建的だった19世紀のアメリカで、見た目などが個性的すぎて虐げられていた人たちと共に、最高のショーを作り上げた人なの。「今まで映画にも舞台にもなっていないオリジナルのミュージカルというのがポイント。『ラ・ラ・ランド』も同様で、話題になったけど、実は僕らの企画の方が先にあったからね(笑)。ハリウッドでオリジナルのミュージカル映画にゴーサインが出たのは、23年ぶりなんだよ!」びっくり事実~!“ラララ”や“レミゼ”のおかげでミュージカルファンは増えたし、満を持してこの映画。おヒュー、運持ってるわ~。「しかも楽曲と踊りは今のポップスなんだ。役作りのためにバーナムに関する本を36冊読んだけど、かっこいい振り付けと超キャッチーな歌を覚えることはそれ以上に楽しかったよ。特にザック・エフロンとの酒場のシーンは、帽子やグラスを使った難しい振り付けでね。初めてのことばかりだったけど、ザックはその点とても経験豊富だったから、いろいろ教わりながらやったよ(笑)」あのシーン、めちゃくちゃかっこいい!観たら一度は同じ振り付けでテキーラ祭りしたくなるわよ。そしてなんといっても、主題歌の「This is Me」の感動ったら!「“他の人と違う”っていうことで悩んだ経験はだれでもあると思うんだ。意外に思うかもしれないけど、僕にも“他とは違う”って感じてしまった経験はあって、あの独特の疎外感はよくわかる。きっとあの曲、そしてこの映画で語られる物語は、勇気を与えてくれるはずだよ」『グレイテスト・ショーマン』監督はこれで長編デビュー。おヒューと同郷オーストラリアの新鋭。監督/マイケル・グレイシー出演/ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ゼンデイヤ、キアラ・セトルほか全国ロードショー公開中。(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporationヒュー・ジャックマンさん1968年10月12日、オーストラリア・シドニー生まれ。2000年の『X-メン』でのウルヴァリン役で大ブレイク。『レ・ミゼラブル』で初めてアカデミー賞主演男優賞候補に。※『anan』2018年2月28日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)(by anan編集部)
2018年02月24日YUI主演の映画『タイヨウのうた』を、ハリウッドで新たなラブストーリーとして生まれ変わらせた『MIDNIGHT SUN』(原題)が、『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』の邦題で5月11日(金)より日本公開されることが決定した。あらすじ17歳のケイティは、太陽の光にあたれない“XP”という病をかかえていた。そのため、幼い頃から昼間は家から出られず、父親と2人で時間が経つのを待つだけの日々が続いていた。彼女の唯一の楽しみは、毎夜ギターを片手に駅前まで行き、通行人を相手に歌をうたうことだった。そんなある夜、彼女はチャーリーと出会う。彼には病気のことを隠したまま、次第に2人は恋に落ちていく――。本作は、“夜しか会えない2人”の最初で最後の本気の恋を描く、恋する勇気がもらえる、早くも今年最高の感涙ラブストーリー。主人公のケイティを演じるのは、ディズニー・チャンネルのドラマシリーズ「シェキラ!」に出演し、その歌唱力と演技力が評価され、グザヴィエ・ドラン監督の新作『The Death and Life of John F. Donovan』(原題)への出演も決定しているベラ・ソーン。今作では、太陽の光にあたることができず、毎夜ギターで弾き語りをすることを楽しみにしている17歳の少女を熱演。そして、ケイティの歌声に惹かれ、やがて恋に落ちていくチャーリーを、メジャー映画への出演は今回が初めてとなるアーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが演じている。また監督は、『ステップ・アップ4:レボリューション』のスコット・スピアー。ベラとパトリックのほかにも、ロブ・リグル、クイン・シェパード、ケン・トレンブレットらが名を連ねる。『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』は5月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月08日大人気ゲーム「ポケットモンスター」のハリウッド実写映画『Detective Pikachu』(原題)に渡辺謙さんが出演するようだ。同作はすでにロンドンで撮影がスタートしている。「The Hollywood Reporter」によれば、渡辺さんが演じるのは「ディテクティブ・ヨシダ」という探偵役とのことだ。具体的な役柄は不明だが、同作は父親を誘拐されてしまったジャスティス・スミス演じる主人公と、ライアン・レイノルズが声を演じるピカチュウがタッグを組んで救出に奮闘するという物語。渡辺さんが探偵役であるならピカチュウたちの捜査に加わる可能性が高そうだ。監督は『モンスター VS エイリアン』のロブ・レターマン、キャストは現在のところライアン、渡辺さん、ジャスティスのほか、「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」のキャスリン・ニュートンの4人が出演することがわかっている。『ラスト・サムライ』でアカデミー助演男優賞にノミネートされた渡辺さんは世界を舞台に活躍中。今年公開されるウェス・アンダーソン監督のアニメ『犬ヶ島』にも出演しブライアン・クランストン、ビル・マーレイ、エドワード・ノートンら錚々たるキャストと声優を努めている。(Hiromi Kaku)
2018年01月25日ミニーマウスがロサンゼルスの「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」の星型プレートに名前を刻み、記念セレモニーにディズニーのCEOボブ・アイガー、ケイティ・ペリー、ハイディ・クルム、ミッキーマウスと参加した。今年はミッキー&ミニーのデビュー映画『蒸気船ウィリー』の誕生から90周年。「People」誌によれば、ミニーの恋人ミッキーはこの映画が50周年を迎えた1978年にアニメのキャラクターとして初の殿堂入りを果たしていたという。それから40年後の今年、ミニーはついに2,627番目の星を手に入れ殿堂入りした。お祝いに駆け付けたこの日のケイティのファッションは、ミニーの象徴ともいえる赤白の水玉模様で全身をコーディネート。「クリスチャン・シリアーノ」の迫力あるボディコンシャスなドレスでセクシーさを強調していたが、つばの大きい帽子とハートのフレームのサングラスで遊び心も感じさせた。主役のミニーも負けてはいない。現在ディズニーとコラボしたコレクションを発売中の「コーチ」が特別に手掛けた水玉のワンピースと、トレードマークの大きなリボンを頭につけておめかし。一方、ハイディは黒白の水玉模様のドレスにスパンコールでできたミニーの耳&リボンのヘアアクセサリーでシックな装いだった。(Hiromi Kaku)
2018年01月23日映画『ピーターラビット』が2018年5月18日(金)に公開される。初のハリウッド映画化全世界36の言語でシリーズ累計1億5000万部のベストセラー絵本、ビアトリクス・ポター原作の『ピーターラビット』。そんな作品がハリウッドで初めて映画化される。舞台は自然にあふれるイギリスの湖水地方。元気いっぱいイタズラ好きで、青いジャケットがトレードマークのうさぎピーターは、美しく心優しい女性ビアとともに暮らしている。その隣に、大都会ロンドンから少し神経質な男性マグレガーが引っ越してきたことから、ピーターの生活は一変。今までの幸せを守りたいピーターと、動物を追い払おうとするマグレ ガーとの争いはエスカレートしていく。さらに、ビアへの“恋心”も絡まって予想外の大事件に発展。ピーターはあるミッションを秘めて、初めてのロンドンへと向かうのだがーー。緑豊かで色鮮やかな花々に囲まれたカラフルでうっとりするような一大パノラマを背景に、心躍る音楽をちりばめ、うさぎたちと人間の愛らしいドラマが繰り広げられる。マーゴット・ロビーが声の出演自然を愛し、ピーターたちを可愛がるビア役に『ANNIE/アニー』のローズ・バーン。そして都会から越し、ビアに惹かれていくマグレガー役に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のハックス将軍や『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』主演のドーナル・グリーソンが抜擢された。リアルなCGで描かれ、表情や動きが可愛らしいピーターラビットの声は、人気テレビ司会者として活躍しているジェームズ・コーデンが務める。本作に関して「イギリスで育った誰もがこのキャラクターを知っていて、読んだことがあるけど、映画は原作者ビアトリクス・ポターが創り上げたキャラクターの“真実”を表していると思うし、彼女の作品への素晴らしいオマージュやエピソードが隠されているんだ。」とコメント。さらに、ピータの3匹の妹たちフロプシー、モプシー、カトンテールには、『スーサイド・スクワッド』のマーゴット・ロビーやデイジー・リドリーといった女優たちが声の出演として参加している。監督は『ANNIE/アニー』のウィル・グラックメガホンを握るのは、『ANNIE/アニー』『ステイ・フレンズ』などを手掛けたウィル・グラック。洗練されたコメディセンスとエッジの利いたサントラ選曲で定評がある監督だ。ストーリー舞台は豊かな自然に囲まれたイギリスの湖水地方。青いジャケットがトレードマークの、元気いっぱいでいたずら好きなうさぎ・ピーターと、自然を愛する心優しい女性ビアが暮らす隣に、大都会のロンドンからちょっぴり神経質そうな男性トーマス・マグレガーが引っ越してくる。両親を亡くしたピーターにとってビアは心を許せるたった一人の女性だったが、マグレガーも美しくてピュアなハートを持つビアに次第に惹かれていき、ピーターとマグレガーは突如ライバルに!様々ないたずらを仕掛けてマグレガーを都会に追い返そうとするピーターに対し、マグレガーも大人げない行動で反撃開始!そんな二人を暖かく見守るビアだったが、あるアクシデントをきっかけに、マグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が――。“モキュ様”が「ピーターラビット」の映画宣伝をお手伝いインスタグラムや写真集で人気の、SNSのスターうさぎ“モキュ様”が「ピーターラビット」の映画宣伝を手伝うことに。今後、“モキュ様”のインスタグラムやTwitterで映画『ピーターラビット』の情報を配信していく。作品詳細【詳細】『ピーターラビット』公開時期:2018年5月18日(金)監督:ウィル・グラック出演:ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン声の出演:ジェームズ・コーデン、デイジー・リドリー、マーゴット・ロビー原題:Peter Rabbit全米公開日:2018年2月9日(金)配給:ソニー・ピクチャーズ■うさ耳スマホバンパー付き ムビチケカード発売日:3月3日(土)料金:一般 1,400円(税込)、小人 900円(税込)※数量限定につき無くなり次第終了。
2018年01月21日ハリウッド大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ問題が露見してから、問題の火の手は収まるどころか悪化しておりハリウッドのエンタメ業界はパニック状態となっている。■ケヴィン・スペイシー事件のあとには…ワインスタイン事件以来、セクハラ問題がまるで異常乾燥注意報時の火災がごとく映画業界の至る所で火の手をあげて俳優やセレブ監督にも飛び火しており、人気海外ドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」などで日本でもお馴染みの俳優ケヴィン・スペイシーが30年前、26歳のときに14歳の俳優アンディー・ラップに対して性的行為を試みようとしたというニュースはアメリカ内外でも大変な話題となった。今週に入り、映画『テッド』のガールフレンドを演じたジェシカ・バースが2012年に当時のマネージャーでハリウッドの大物であるデヴィッド・ギルロッドから性的暴行を受け、ロス市警に届けたもののその後ギルロッドから脅迫され恐ろしくなり、訴訟を取り下げざる得なかった、と大手業界サイトの「the Wrap」に暴露してこれも大変な騒ぎとなった。とにかく連日のように、新しい有名人の名前が「セクハラ事件」という見出しの横に並ぶ、とんでもない状況のハリウッド。セレブ監督のブレット・ラトナーも6人の女性からセクハラで槍玉に挙げられている。ブレット・ラトナーといえば、アクションコメディー映画『ラッシュ・アワー』シリーズ(ジャッキー・チェン&クリス・タッカー主演)で一躍人気監督となり、近年では自ら設立したプロダクション・スタジオより大ヒット作『ワンダーウーマン』や『X-MEN: ファイナル ディシジョン』などを産出してノリに乗っていたハリウッドの大物である。ラトナーは、問題発覚後に里親的存在だったワーナー・ブラザーズ映画から縁を切られている。■ハリウッドで崇拝されているアノ俳優まで!?今回のセクハラ問題で周囲を一番ショックに陥れたのが、今年で御年80歳の大御所名優ダスティン・ホフマンである。『卒業』や『トッツィー』などの名作をはじめ、メリル・ストリープと共演した『クレイマー、クレイマー』と、トム・クルーズ共演の『レインマン』ではアカデミー賞主演男優賞受賞歴もある、あのダスティン・ホフマンである!時をさかのぼること32年前。ダスティン・ホフマンが1985年に手がけていた芝居のプロジェクトで、当時17歳だったインターンのアンナ・グラハム・ハンターさんにセクハラをしたのだという。このショッキングなニュースに周囲が愕然とするなか、どうやらダスティンの“素行の悪さ”は、それに始まったことではないということが明るみに出はじめた。1979年に『クレイマー、クレイマー』でダスティンと共演したメリル・ストリープは、撮影前に初めてダスティンと対面したときに、なんと胸を触られて非常に不快な思いで撮影に臨んだというのである。この打ち明け話はメリルのインタビュー記事として当時のタイム誌に掲載されており、これがいまになって浮上し、ダスティンにとっては非常に不利な話題となっている。■セクハラ問題の波紋セクハラ問題は、関わった俳優や監督たちのキャリアを崩壊に追い込むばかりでなく、その周囲にもひどい打撃を与えている。増え続けるスキャンダルに伴い、暮れのホリデーシーズン公開予定作品が目まぐるしく変更されているのがその一例だ。たとえば、TWC(ザ・ワインスタイン・カンパニーの略)の手がけたホラー映画『ポラロイド』(原題)は、かなりのヒットが見込まれていたものの、セクハラ事件が露見したことで、ほとぼりが冷める来春ころへの延期が決定している。被害を被っているのは劇場側だけではない。一連のセクハラ問題は、アカデミー賞を筆頭とする映画賞レースへの影響も必至とみられている。前出のケヴィン・スペイシーは、Netflixより「ハウス・オブ・カード野望の階段」の打ち切りを命じられただけでなくアカデミー賞シーズンに向けてノミネート必至とされていた新作スリラー映画『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド/All The Money In The World』(原題)が受賞作戦のPRから外されることが決定している。この映画は『エイリアン』シリーズのリドリー・スコット監督作品で、ケヴィン・スペイシーの共演者にはミシェル・ウィリアムズとマーク・ウォールバーグも参加している話題作だったのに、ケヴィンが昔に犯した軽率な過ちのせいでとんだ迷惑を被っていしまった形だ。■ハリウッド・メンタリティとその対策「お金があってパワフルならばどんな振る舞いをしてもいい」という暗黙の了解がまかり通っていたハリウッド。…というよりは、どこの業界でもパワーを持っている者が下のものを足蹴にしたり酷い扱いをしたりということは往々にある。その頂点にあるのがセクハラだ。映画業界にセクハラが横行している理由に、「何が何でも俳優になりたい」という若者が溢れているという事実がある。だが、いくら相手がどんなにデスパレートでも、分別のある人間であればセクハラに及ぶなどということはない。長いことハリウッドにいて学んだことがある。自分の心の声はうそをつかない。少しでも妙な気配を相手から感じ取ったら、自分の心がザワつき出したらその場から素早く身を引くことが肝心だ。どんな業界に居ようが、上に立つ相手が自分の価値観や信条に反するようなことを提案したり押しつけたりして来たら、相手が誰であろうが「NO」と言って、毅然とした態度でその場を離れる勇気を持つことが大切なのだ。(text:Akemi K. Tosto)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2017年11月10日ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが女性たちに対し、数十年にわたってセクシャルハラスメントをしてきた事実が報道され、スター女優たちの中からも被害者が名乗り出ている。■ハーヴェイ・ワインスタイン…「ワインスタイン・カンパニー」から解雇10月5日(現地時間)、「ニューヨーク・タイムズ」紙はワインスタインが約30年もの間、女性従業員に性的嫌がらせを繰り返していたと報道。それを受けて、ワインスタインが弟のボブと設立した「ワインスタイン・カンパニー」から解雇された。弟のボブとは、祖父母の名を冠した製作会社「ミラマックス」で良作を作り、90年代のアカデミー賞で常勝していたプロデューサーであり、民主党の強力な支持者としても知られる大物失脚の衝撃は広がり続けている。5日の告発記事では90年代に活躍したアシュレイ・ジャッドやローズ・マッゴーワンらが実名で証言。ツイッターなどSNS上でハリウッド・スターたちがその勇気を称え、ワインスタインを非難した。ワインスタインは自身の振る舞いが「多くの苦痛を与えた」と謝罪声明を発表したが、8日(現地時間)に「ワインスタイン・カンパニー」を解雇された。■続々と被害公表…オスカー女優たちも告白解雇後も非難は収まるどころか、ついにグウィネス・パルトロウやアンジェリーナ・ジョリーといったオスカー女優たちも被害を受けていたことを告白した。グウィネスは22歳のとき、ワインスタインが製作した『Emma エマ』(96)の主演に抜擢されたが、撮影前にペニンシュラ・ビヴァリーヒルズ・ホテルのスイートルームでの打ち合わせを持ちかけられた。新人女優だった彼女は言われるままに部屋へ行くと、ワインスタインは彼女の体に手を置き、ベッドルームでのマッサージを促したという。グウィネスはこれを拒絶し、当時交際していたブラッド・ピットに打ち明け、ブラッドはワインスタインと対決したが、直後にグウィネスはワインスタインから、このことは誰にも話すなと警告されたという。「彼に解雇されると思った」とグウィネスは「ニューヨーク・タイムズ」紙に語った。アンジェリーナも同紙に「若い頃、ハーヴェイ・ワインスタインとの間に嫌なことがあった。だから、彼とは絶対に仕事をしないと決めたし、彼と仕事をする人たちには警告した」とメールで応えた。ミラマックス製作の『マイ・ハート、マイ・ラブ』(99)に出演した彼女は映画公開時に、ワインスタインからホテルの部屋に誘われ拒否したという。このほかに『パルプ・フィクション』(94)に出演したロザンナ・アークエット、フランスの女優ジュディット・ゴドレーシュも被害に遭っている。1995年に肉体関係を迫られ、拒絶したミラ・ソルヴィーノも「ほかの理由もあるかもしれないけれど、ハーヴェィを拒絶したことが影響していると感じた」とキャリア低迷について「ザ・ニューヨーカー」に語った。■余波大きく…かつての仕事仲間にも激震90年代以降、アカデミー賞に輝いた俳優、監督たちの多くはワインスタインの手がけた作品で受賞していることから、出演作プロデューサーの唾棄すべき裏の顔が暴露されたことへの衝撃は大きい。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』(11)でアカデミー主演女優賞を受賞したメリル・ストリープや『恋に落ちたシェイクスピア』(98)で同助演女優賞を受賞したジュディ・デンチは、ワインスタインを厳しく非難したものの、そうした行為については知らなかったとコメント。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)でアカデミー賞脚本賞を受賞したベン・アフレックや90年代からワインスタインを知っているジョージ・クルーニーらも同じく、今回の報道でハラスメントについて知り、許しがたい行為だとコメントしている。ベンとともに脚本賞を受賞したマット・デイモンは、2004年にワインスタインの問題を取材していた記者に電話で圧力をかけたと報じられたが、電話した事実は認めたうえで、ワインスタインから悪評のある部下の擁護を頼まれて1分程度話しただけだと「Deadline Hollywood」の取材で釈明している。『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスは「ハーヴェイ・ワインスタインの振る舞いに関するニュースに深く動揺しています」「ハーヴェイと5年前に一緒に仕事したとき、いかなる形のハラスメントも経験しなかったし、そういううわさも知りませんでした。このような虐待は弁解の余地はなく、非常に不快です」とコメント。ジェシカ・チャステインは「私は最初から警告を受けていた。この話はどこにでもあった。それを否定するのは、同じことが起こる環境を作ることになる」とツイート。ブリー・ラーソンは「いつも通り、私は性的暴行とハラスメントを経験した勇気ある人たちの側に立ちます。あなたたちのせいじゃない。私はあなたちを信じています」とツイートした。全米映画俳優協会(SAG)はワインスタインの行為を「忌まわしい」と断罪。16万人の会員に対して、ハラスメントや不適切で攻撃的な扱いについて通報を受けつけるホットラインを設置したと発表した。(text:Yuki Tominaga)
2017年10月11日新海誠によるアニメーション映画『君の名は。』がハリウッドで実写映画化される。監督はマーク・ウェブハリウッド版の監督は『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』などを手掛けてきたマーク・ウェブが担当。青春ストーリーに定評のある監督だ。その他では、バッド・ロボットのJJエイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデューサーを担当。脚本は『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手掛ける。アニメ版映画のプロデューサー・川村元気もプロデューサーとして制作に参加する。東宝も共同制作として加わり、『君の名は。』ブランドを世界に向けて発信していく予定だ。製作スケジュール、公開日、タイトル、キャストなどは今のところ未定。ハリウッド版ストーリー田舎に住むネイティブアメリカンの少女とシカゴに住む少年が、お互いの体が入れ替わる不思議な現象を体験することから物語は始まる。そして来るべき災害を予知したふたりは、その命を救おうと相手に会いにゆく…『君の名は。』とは?『君の名は。』は、山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(みつは)と、東京に暮らす男子高校生の瀧(たき)の出会うことのない二人の出逢い、少年と少女の奇跡の物語を描いた作品。2016年8月で日本公開されて以来、国内のみならず世界で絶賛されたアニメーション映画だ。国内での観客動員は1928万人、興行収入は250.3億円(2018年12月時点)、全世界興行収は約400億円。ロサンゼルス映画批評家協会賞ではアニメ賞を受賞。辛口で知られる批評サイト「ロッテントマト」でも97%の支持を集めた。世界三大ファンタスティック映画祭の一つ「第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭」(スペイン)のアニメ作品部門では最優秀長編作品賞を受賞している。
2017年10月01日大ヒットを記録した新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』(2016年)が、ハリウッドで実写映画化されることが28日、わかった。東宝が、米パラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボットと共同開発に着手したことを明かした。プロデュースを担当するのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)などのJ・J・エイブラムスと、『スター・トレック BEYOND』(2016年)などのリンジー・ウェバー。脚本は、『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手掛ける。また、アニメ版映画の川村元気プロデューサーが、今作でもプロデューサーとして開発に参加する。新海誠監督は「『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない──そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています」とコメントを寄せた。また、川村元気プロデューサーは「これ以上ない、夢のようなチームになりました。JJエイブラムスさんが『君の名は。』をハリウッドで実写化したがっていると聞いたときは信じられない気持ちでした。バッド・ロボットで彼と会って話すまで『これは夢だ、きっと夢に違いない』そう思っていたのですが、どうやらこれは現実のようです」と感激。「ハリウッドで実写映画として生まれ変わらせるのにあたりJJエイブラムスさんと彼のチーム以上のクリエーターはいないと思います」と語る。また、「脚本のエリック・ハイセラーさんが書いた『メッセージ』はここ数年で見たSF映画のなかで最も心を動かされたものでした。SFとラブストーリーが融合してクライマックスへと突き進む『君の名は。』を、エリックさんならば最高なかたちで表現してくれると確信しています」と期待。「JJさん、エリックさんと共に『君の名は。』のハリウッド版実写映画をプロデュースできることを心より誇りに思います」と喜んでいる。『君の名は。』Blu-ray&DVD発売中発売・販売元:東宝(C)2016「君の名は。」製作委員会
2017年09月28日アデルがハリウッド女優デビューを果たすかもしれない。つい最近ワールドツアーを終えたアデルに、リメイク版『オリバー!』の製作陣が接近し、現在交渉中とのことだ。「The Sun」紙によると、アデルは1968年のオリジナル版『オリバー!』でシャニ・ウォリスが演じたナンシー役を演じる可能性があるという。仮にアデルがナンシーを引き受ける場合、4歳の息子アンジェロくんと過ごせる時間を確保しながら演じられるという、親子にとって最高の環境が整えられるそうだ。関係者は「これはアデルにとっての大役になるため、彼女は真剣に考えています」、「彼女は、優先順位はいつも息子が1番だと話しています。この役は、息子にも喜んでもらえるとみているようです」と語っている。チャールズ・ディケンズ著の「オリバー・ツイスト」を原作に、『オリバー!』が50年ぶりにリメイクされる。プロデューサーは舞台版の「オリバー!」、「オペラ座の怪人」などを手掛けてきたキャメロン・マッキントッシュに決定。映画版『レ・ミゼラブル』を共にプロデュースしたイギリスの製作会社「ワーキング・タイトル・フィルムズ」と再びタッグを組む。(Hiromi Kaku)
2017年09月05日J.K.ローリングが“ロバート・ガルブレイス”のペンネームで執筆している「私立探偵コーモラン・ストライク」シリーズが、ハリウッドからのオファーを蹴り、イギリスのBBCでテレビドラマ化された。現在までに3作品が出版されている同シリーズが、「Strike」(原題)のタイトルでドラマ化が実現。製作総指揮のルース・ケンリー=レッツは「ローリングのエージェントに、ハリウッドのスタジオから相当な回数の電話がかかってきたんだって。本当に多くの人からね」と「Digital Spy」にドラマ化への経緯を明かした。「でも、彼女は今後もこのシリーズを書き続けるつもりだし、何作品になるかもわからない。だから、(ハリウッドで映画化するより)ドラマ化する方が自然でふさわしいように思えたんだ。それに、BBCが製作にすごく乗り気だったこともあって、ぼくらはその道を進むことにしたよ」。ローリングはドラマ製作のすべてのプロセスに積極的に関わっており、原作を映像化するにあたって内容を少し変えなければならない部分にも寛大な心で対応しているという。8月27日(現地時間)から放送されるシーズン1は、全3話。シリーズ1作目「カッコウの呼び声」をベースにしているとのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月24日アイドルグループ・ジャニーズWESTが、アニメーション映画『レゴ』シリーズ最新作『レゴニンジャゴー ザ・ムービー』(9月30日公開)の日本語吹き替え版主題歌に決定したことがこのほど、わかった。ジャニーズWESTがハリウッド映画の日本語吹き替え版主題歌を手がけるのは今回が初めて。本作のために書き下ろされた「もう1%」(読み方:モウ イチパーセント)は、キャッチーで思わず踊り出してしまいたくなる曲調に加え、サビの部分に「『あきらめない』強く願えば不可能も自分も変えられる簡単さ、心のニンジャ叩き起こせ! もう1%自分を信じていこう、強く!」といった力強いメッセージが込められた歌詞が印象的な楽曲。友情や結束力を高め、自分の中に眠っていたニンジャを目覚めさせ、背中を押してくれる主題歌となっている。ジャニーズWESTは「僕たちがハリウッド映画、しかも、幼い頃誰しもが友だちや親と遊んでいた『レゴ』の主題歌を担当させていただけるなんて、本当に光栄です!!」と感激。「色んな方に聴いていただき、映画を盛り上げられたらと思い、心を込めました。ニンジャゴーが教えてくれる"みんなの力"、そして"あきらめない心"を、僕らメンバー全員でしっかりと受け止めて歌いましたので、ぜひお楽しみ下さい!」と曲に込めた思いを明かし、「めざめろ、キミのニンジャ!!」とメッセージを送っている。『レゴニンジャゴー』は、日本では2012年にアニマックスで放送開始し、その後2015年からはテレビ東京系でテレビ放送されている人気アニメ作品。劇場版では、平和なニンジャゴーの世界に悪の支配者・ガーマドンが手下を従えて街を破壊しに現れ、最強のニンジャである主人公ロイドをはじめとした6人のニンジャたちが、世界を守るために立ち向かう。このたび、本ポスタービジュアルも公開。ニンジャゴーシティの平和を脅かす悪の帝王ブラックガーマドンを倒すべく、ロイドと仲間のニンジャたちが闘いに挑む場面が収められており、師匠・ウー先生の姿も確認できる。また、ニンジャたちと共に、秘密兵器を搭載したカッコいいメカたちも勢ぞろい。どんなバトルが展開されていくのか、期待感が高まるビジュアルに仕上がっている。(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. A LL RIGHTS RESERVED
2017年08月03日「デビュー前のローラの夢は国際線のキャビンアテンダントになり世界中に行くことでした。でも芸能界に入ってからは夢がハリウッド女優になり、国際的に活躍することになった。14年ごろからは仕事の合間にロスに行って、英語と演技のレッスンを受けるようになりました。今も夢を叶えるためレッスンは続けているんですが……」(所属事務所関係者) 16年12月公開の『バイオハザード: ザ・ファイナル』でハリウッド進出を果たしたローラ(27)。16年1月、「ViVi」のインタビューに《これからも日本のお仕事も続けていきつつ、アメリカでも次の映画を目指していきたい》と語っていた。それから約1年半。次の映画の予定は聞こえてきていない。それどころか、テレビレギュラー番組はゼロ状態にある。 《黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください》 6月中旬、ローラはツイッターにこんな“らしくない”言葉を公開して世間に大きな波紋を広げた。その背景には、所属事務所への不信感があるという。 「この“黒い心を持った人”は所属事務所のA社長を指しています。ローラは堺正章さん(71)と、堺さんと関係が深い大手芸能事務所のことを深く信頼しています。これまでも何かあるたびに相談してきました。A社長のもとにいてもハリウッド女優の夢は叶えられないかも。そう考えて“独立”について話を聞きに出向いたそうです」(芸能事務所関係者) もともとハリウッド進出はローラとA社長の共通の夢だったという。海外出張の多いA社長に代わって、長年、日本でのローラのマネージメントを務めていたのはBマネージャー。だが彼はローラの『バイオハザード』出演をきっかけに事務所を去っていた。 「映画出演はA社長とローラの独断で進められたそうです。Bマネが出演決定を知ったのは映画のスケジュールが決まった後でした。つまり、すでに大量に入れていた日本での仕事を、急遽すべてキャンセルしなければならなくなった。ほとんど彼が取ってきた仕事です。これに反発し、Bマネは事務所を去る結果になりました」(前出・所属事務所関係者) A社長が直接マネージメントに乗り出すようになったが、その後もスタッフの退職が相次いだ。さらにBマネージャーが去ったことで、こんな弊害もあった。 「夜の外出は禁止。1人でタクシーに乗らない。芸能界の友人は作らない。そういった“厳しい掟”をデビュー時からローラに課していたA社長ですが、いわばBマネージャーが2人の“緩衝材”になってくれていたんです。でも、彼がいなくなったことで、A社長とローラの喧嘩はだんだんとエスカレートしていったんです」(前出・所属事務所関係者) ハリウッドの夢には近づけないのに、私生活はますます厳しく管理される。ローラの不満は大きくなっていったという。そしてローラは“黒い心”ツイートをする。 「もう一度やり直そうという矢先にBマネージャーの次にローラが信頼していた女性スタッフが社長と対立して、辞めさせられたことが原因だと聞いています。あのツイートから今に至るも、ローラの怒りは収まっていません。ローラは本気でハリウッドを目指そうと決めたようです」(前出・芸能事務所関係者) 長期契約をタテにローラを引き留めていたA社長も、さすがに“独立もやむを得ない”という考えに変わってきているという。 「そんなローラの思いを知ってか、今、大手事務所で争奪戦が始まっているようです」(プロダクション関係者)
2017年07月26日7月21日、尾田栄一郎による人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』がハリウッドで実写ドラマ化されることがわかった。海外ドラマ『プリズン・ブレイク』を制作した「TOMORROW STUDIOS」が手がけるという。 今年は『ジョジョの奇妙な冒険』『鋼の錬金術師』『銀魂』『BLEACH』など、人気少年漫画の実写化が相次いでいる。ファンの間では「ワンピースだけは最後の砦」「実写化しないでそっとしておいて」という意見が多かっただけに、ネット上では悲鳴が上がっている。 ハリウッドで実写化といえば「週刊少年ジャンプ」で連載された『ドラゴンボール』の映画が記憶に新しい。あまりの酷評ぶりに脚本家が謝罪する事態になり、そのトラウマがファンに拒否反応を引き起こしているようだ。ネットでは「ドラゴンボールの二の舞にならないで」「ルフィの腕はどうするの?CGで自然に伸ばせるものなの?」「ワンピースのキャラの体型は人間には再現できない」など、早くも実写化を不安視する声が上がっている。 そんなファンの反応を見越してか、尾田栄一郎は「20年の間に実写映画化の話はいくつもありました。まず『20年間作品を支えてくれているファンを絶対に裏切らないこと』これが僕からの条件です。不安の声もあがるでしょうがどうか期待の声をください」とメッセージを発信。これを受けて、「おだっちがここまでいうなら信じたい」「まあ日本での実写化じゃなくてよかった」と気を取り直すファンも。 賛否両論の声が挙がるドラマ化だが、実写化自体は15年に四代目市川猿之助主演の「スーパー歌舞伎Ⅱ」でも行われている。こちらは今年から再演も始まるなど、ファンに広く受け入れられているようだ。ちなみに舞台ではルフィの腕が伸びるシーンを、多くの黒子たちが自らの腕を繋げ1本の腕のように見せるなどして表現していた。 潤沢な製作費で、不可能と思われた人気原作の実写化に何度も成功しているハリウッド。今回は原作ファンの期待を裏切らないドラマを作り上げてくれることを祈りたい。
2017年07月22日お笑い芸人のいとうあさこが、アニメーション映画『怪盗グルー』シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』(7月21日公開)の日本語吹き替え版で、ハリウッド映画の声優に初挑戦することがこのほど、明らかになった。いとうのほか、声優の山寺宏一、宮野真守、福山潤の参加も決定した。『怪盗グルーの月泥棒』(2010)から始まり、前作の『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013)は全世界興行収入がアニメーション作品史上第6位、日本でも25億円と大ヒットを記録した同シリーズ。最新作では、最強のライバル怪盗が登場し、グルーも知らなかった家族の秘密が明らかに。そしてミニオンたちは、ボスのグルーと決別し、新たな最強・最悪のボス探しの旅へ出発する。『怪盗グルーの月泥棒』からグルーの声を務めてきた笑福亭鶴瓶、アグネス役の芦田愛菜、『怪盗グルーのミニオン危機一発』でルーシーの声を務めた中島美嘉、新たな敵バルタザール・ブラット役の松山ケンイチに続き、このたび4人の参加が決定。いとうが演じるのは、グルーとルーシーが所属する反悪党同盟の新たなリーダーとなる女性ヴァレリーで、バルタザール・ブラットを取り逃がしてしまったグルーとルーシーに大声でクビを言い渡す、冷徹で野心あふれる性格のキャラクターだ。また、本作で明らかになるグルーの双子の兄弟ドルーの執事フリッツ役に山寺。礼儀正しいフリッツは、ドルーの願いを叶えるために、命がけ(!?)でグルーの家を訪ね、2人の再会を実現させる。そして、バルタザール・ブラットの相棒、ロボットのクライヴ役を宮野、マーゴと恋に落ちて求婚する少年ニコ役を福山が務める。いとうは「私のような悪声をご指名いただき、興奮と喜びととまどいで軽くパニックになりました(笑)」とコメント。「私が演じたヴァレリーは、グルーの人生をゆさぶる役です。イイ女、できる女感を大事にしました(笑)」と話し、「今回もミニオンたちがかわいいのはもちろんのこと、いろんな形で家族を思える作品だと思います。みんなで観るもよし、1人で観るもよしよし。みなさんぜひ劇場で楽しんでもらえたらと思います!」とアピールしている。(C) UNIVERSAL STUDIOS
2017年06月22日マイリー・サイラスが、ケイティ・ペリーについて「ハリウッドで最も古い友人」と語った。マイリーは新曲「Malibu」のプロモーションで出演したラジオ番組で、ケイティについて「本当に昔から私の友だちなの。この前、2人で気づいたんだけど、来年は友だち同士になって10周年になるのよ」と話した。「一番長く続いた友だちだと思う。なんだかとても不思議な感じ!」と言うマイリーは、ケイティが2008年に発表した全米No.1ヒット曲「キス・ア・ガール」は自分について歌っていると明かした。マイリーは当時、『ハンナ・モンタナ ザ・ムービー』を撮影中だったが、ラジオでケイティが「キス・ア・ガール」は誰について歌ったかという質問に「マイリー」と答えたのを聞いたという。「うれしくて叫んじゃった。そして彼女から、MTVのビデオ・ミュージック・アワードへ一緒に行こうと誘われたの」。当時マイリーは16歳。母親も同伴で、ケイティとレッド・カーペットを歩いた。「それが私たちの出会いで、それからずっと友だちなのよ」。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月18日お笑いタレントのアキラ100%が15日、都内で行われた海外ドラマ『リミットレス』DVDリリース発売記念イベントに出席した。5月17日にリリースされる同DVDは、大ヒット映画『リミットレス』のテレビ版で、28歳のだめ男が脳を100%フル活用して難事件に挑む、というストーリー。そんな同ドラマのDVD発売記念イベントに、今年の「R-1ぐらんぷり」を優勝してブレイク中のアキラ100%が登場。いつも限界すれすれのネタを披露している彼が、脳を活性化させるために限界ギリギリのパフォーマンスに挑戦した。おなじみの全裸姿に股間をお盆で隠しながら登場したアキラ100%は「R-1を優勝してから服を着ても気づかれるようになりました。チラチラと見られるんですけど、服を着ているから100%の自信がないのか、声は掛けられません(笑)」と苦笑い。イベント中には脳を活性化させるためにルービックキューブやバッティングマシーン、1.2倍速で持ちネタ『丸腰刑事』にチャレンジするコーナーも。何度か危ない場面もあったが、大事な股間を何とかお盆で隠して「いや~危なかったですね。ただ、あとで撮っていただいた写真や映像は必ずチェックしてください」と笑いを誘いつつ、「今日はノーミスでできたと思います。大成功です」と満足げだった。そのアキラ100%は、R-1の優勝特番でアメリカを訪れて持ちネタを披露したが、「悪くなかったんじゃないんでしょうかね」と現地での反応に好感触の様子で、「次はハリウッド行っちゃいましょう! その次はカンヌ、それからベルリン。映画祭制覇しましょう」と海外進出に意欲満々。また、R-1優勝後の現在はテレビやイベント出演にと大忙しだが、それについて「現実だけど嘘のような、受け入れられない自分もいます。信じられないですね」と素直な心境を明かしつつ、気になる懐具合は「僕の場合、(R-1を優勝した)前の月がお笑いで1万ちょっと。100倍までは行きませんけど、それに近い額は行ってます。そこまでの金額はアルバイトでしか稼いだことがなかったのでうれしかったですね」とホクホク顔だった。
2017年05月15日近年、ハリウッドでは4人のクリスが大活躍中で、混同してしまっている観客も少なくはない。クリス・パインが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のプロモーションという名目で「The Saturday Night Live」(「SNL」)に出演した際も、その違和感に気付かなかった観客が多数いたようだ。もちろん、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の主演は、クリス・パインではなく、クリス・プラットである。「SNL」に登場したクリス・パインは、ミュージカル風の歌とダンスで自分がほかのクリスと違うことを主張。『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンス、『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラットと自身の4人の顔写真を並べたパネルの前で「僕はプラットでもヘムズワースでもない。違う男なんだ。エヴァンスでもないよ。僕には独特でクールな雰囲気があるでしょう? 僕たちはみんな白人(のクリス)だけど、だからと言って僕と同じ白人ってわけではない」と説明した。ところがややこしいことに、クリス・パインはアメリカで6月2日(現地時間)に公開される『ワンダーウーマン』で演じるスティーヴ・トレバー役と、クリス・エヴァンスが『キャプテン・アメリカ』で演じているスティーヴ・ロジャース役の写真も並べて見せた。2人のクリスが2人のスティーヴを演じるということで観客はますます混乱してしまったようだ。(Hiromi Kaku)
2017年05月08日N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)より、アブソリュートテクノロジー社「LINKASE CLEAR」シリーズをベースにデザインした新iPhone7用ケース「LINKASE CLEAR for N.HOOLYWOODにiPhone 7」が登場。ミスターハリウッドほか、ブランドの直営店で発売された。N.ハリウッドらしくミニマルでクリーンなデザインで、マットなボディにアンテナ部分はブランドのタグを彷彿とさせる。ケースも薄いが、iPhone7本体はもちろん、ケース表面も保護してくれる。薄さに加えて、Wi-Fiシグナル(2.4GHz)を拡張してくれるテクノロジーも搭載しており、今までよりも更に早いWi-Fi速度を実現し、カフェや自宅のルーターから離れた場所であっても、最大10倍の速度でデータ通信が可能だそうだ。【販売】ミスターハリウッド、ミスターハリウッド大阪*その他、N.ハリウッド直営店舗ほか、オンラインストアで発売【製品仕様】適合機種:Apple iPhone 7サイズ:141.0 × 8.4 × 69.8mm重さ:約17.7gカラー:ブラック、ホワイト対応周波数帯:2.4GHz価格:5,940円(税込)※本製品はすべての環境において、効果を保証するものではない。使う環境や条件によって変化。
2017年04月17日女優の佐々木希が、映画『キングコング:髑髏島の巨神』(公開中)でハリウッド映画の吹き替えに初挑戦。神話の中だけに存在するとされた謎の島・髑髏島(ドクロトウ)を舞台に、キングコング誕生の起源を描いた本作で、アカデミー賞女優ブリー・ラーソンが演じたヒロイン、写真家のウィーバーの声を演じた。勇敢で芯の強い彼女の声を演じるにあたり、佐々木は"声の低さ"を意識したとインタビューで明かしてくれた。そして、今回開拓した"低い声"は「ほかの仕事にも生かせる」と新たな武器に。また、同じ女性としてウィーバーをどう見たか、今後挑戦してみたいことなども聞いた。――まずは、ハリウッド映画の吹き替えに初挑戦した感想をお聞かせください。吹き替えが初めての経験だったので、すごく難しかったです。映像で動きがあっても自分は動けない。少しの動きで…例えば、走っているシーンでその場で少し地面を足でドンとやって踏ん張ると、その足の音も入ってしまうそうで、足踏みもできない状態だったんです。まったく動いたらいけないということにびっくりしました。――普段の演技とはだいぶ違いましたか?そうですね。動けないというのと、映像の中でそのキャラクターがどんな気持ちでいるのか瞬時に察知して、キャラクターのお芝居を見ながら演じるというのは、普通にお芝居するより難しかったです。映像の中のキャラクターを見ながら声を足すというのは、自分が演じる以上に大変でしたね。――ウィーバーの声を演じるにあたって特に意識したことは?彼女は芯のある女性だったので、低い声を出すことを心がけてやりました。――ウィーバーとご自身、似ている点はありますか?ウィーバーは行動派でどんどん突き進む女性。私も割と行動派で、やりたいと思ったらすぐ行動しちゃう人間なので、そこは似ているなと思いました。アクティブに動くのも大好きですので。――最近、思い立ってやったことはありますか?急にその日の気分で出かけたりします。お休みの日だったら、ちょっと遠出したいなと思って車で出かけたりしますよ。――1人でドライブされることも?あります!――ウィーバーの勇敢さに刺激を受ける女性も多そうだなと感じましたが、佐々木さんは声を演じて彼女から影響を受けませんでしたか?受けたと思います。自分の好きなことに突き進む姿は同じ女性としてかっこいいなと思いますし、本当にあの強さはすごいですよね。年齢を重ねてあの強さがつくられたと思うのですが、憧れます! そして、彼女の声を演じたことでいろいろ学ぶこともできました。――具体的にどんなことを学んだなと?ウィーバーの役で低い声を出して、声の幅が広がりました。今回挑戦した芯のある女性のお芝居は、また次に生かせるなと。経験させていただけてよかったと思いました。――新たな武器が増えたんですね!そうですね。この低い声は、ナレーションなどにも生かせそうだなと。自分の中で声のストックになったと思います。――低い声は最初からすんなり出せましたか?徐々に低くして、「あっそれくらい」という感じで声を決めるという作業でした。――映画の中で、このシーンのウィーバーの声に注目してほしい、という場面はありますか?GACKTさんが演じているコンラッドと私演じるウィーバーが初めて会うシーンです。ウィーバーが「反戦カメラマンよ」と言う場面。あそこは、私的にも意志の強い声を出そう、低いドッシリとした声を出そうと特に意識したので、注目していただけたらうれしいです。その一言に、彼女の強さが表れていると思います。――今回、ハリウッド映画の声優に初挑戦されましたが、次にこんな初挑戦をしてみたいというのはありますか?もしかしたらお仕事で未経験のものはもうないかもしれないです。役柄とかだといろいろありますが。でも、また吹き替えは挑戦してみたいです。プロの声優のみなさんって本当にすごいんだなと思いましたし、自分ももっともっとうまくなりたいなと思いました。――次はどういう声をやってみたいですか?アニメの声に挑戦してみたいですし、いろいろな声のお仕事に挑戦してみたいです。吹替えの難しさを痛感したので、ぜひまた挑戦させていただきたいです。――最後に、佐々木さんがグッときたこの映画の魅力を教えてください。この映画は本当におもしろいなと思っています。特に、キングコングは人間の敵で怖いキャラクターだと思っていたのに、実際には応援したくなるキャラクターで…。キングコングの心境にすごく心が揺さぶられました。アクションなど迫力あるシーンももちろん楽しめますが、キングコングの心境もかなり楽しめると思います!■プロフィール佐々木希1988年2月8日生まれ。秋田県出身。2006年の第2回プリンセスPINKYオーディションでグランプリを受賞し芸能界入り。以降、モデルを中心に活躍の場を広げ、2009年の『天使の恋』で映画初主演。2016年は映画『嫌な女』『カノン』などに出演し、W主演を務めた映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』も話題に。『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(関西テレビ・フジテレビ)、『バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』(テレビ東京)などドラマにも多数出演している。撮影:宮川朋久(C)2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年04月07日士郎正宗氏のSFコミック『攻殻機動隊』をハリウッドで実写化した映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)の日本語吹き替えキャストが10日に発表され、アニメ版で声優を務めた田中敦子(草薙素子役 ※ハリウッド版においては少佐役)、大塚明夫(バトー役)、山寺宏一(トグサ役)が担当することが明らかになった。3人は、押井守監督のアニメーション映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』をはじめ、その続編にあたる『イノセンス』や神山健治のテレビアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」などで声優を担当。このたび、『攻殻機動隊SOLID STATE SOCIETY 3D』から6年ぶりに同役で吹き替えを務めることが決定した。アニメーション作品で声優を務めたキャストがハリウッド作品の実写映画においても同じ役で吹き替えを務めるのは、史上初の試みとなる。今回再び同メンバーが集結したことについて、キャスト陣は「目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした」(田中)、「久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました」(大塚)、「他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました」(山寺)と、それぞれ感無量の様子でアフレコ収録の現場を振り返った。そんなキャスト陣に対して、押井守監督は「この役を演じるのは久しぶりだと思います。ぜひ自分の感じたままで演じてほしいです」と監督視点で冷静にコメント。その上で、「「楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です」と期待している。■田中敦子:少佐役ハリウッド版をオリジナルキャストで吹き替えられたことを心からうれしく思っています。目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした。1995年の映画『攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL』あの時からずっと草薙素子が側にいてくれました。でも相棒と言うのはおこがましいし、彼女は一番近いようで遠い存在でもあります。公安9課のメンバー(キャスト)は私の人生の宝物だと感じています。私たちがゴーストを吹き込んだ日本語版『GHOST IN THE SHELL』、ぜひ劇場でお楽しみください!!■大塚明夫さん:バトー役久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました。アニメがそのまま実写になったようなシーンもずいぶんあって、制作の方々の、原作やアニメ版に対してのリスペクトが伝わってきて、うれしかったです。「攻殻機動隊」は、愛してやまない作品、宝物ですね。■山寺宏一さん:トグサ役大好きな作品の大好きなメンバーなので、実写化されたことでこういうチャンスを頂けて非常にうれしく思います。自分の参加したアニメの作品が海外で実写化され、それを吹き替えるという経験は初めてだったので、ちょっと不思議でしたね。他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました。世界的に評価の高い作品に参加できる事をすごく誇りに思いますし、世界に自慢したい作品です。今回、そのことをあらためて強く感じました。(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.
2017年03月10日リーボック クラシック(Reebok CLASSIC)から、N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)とコラボレートした日本限定のカプセルコレクションが登場。2017年3月11日(土)よりミスターハリウッド、N.ハリウッド直営店舗、N.ハリウッド オフィシャル オンライン ストア、ZOZOTOWN にて発売後、3月24日(金)よりリーボック オンラインショップ、リーボック クラシックストア 原宿などリーボック クラシックの直営店舗にて取り扱われる。「深海」がテーマのネイビーカラー2016年秋冬シーズンからリーボック クラシックでは N.ハリウッドとコラボレーションしたシューズ・アパレルの展開。前回は極限状態を意味する「エクストリーム コンディション」がテーマであったが、2017年春夏シーズンでは「深海」をイメージし、全体を通してナイトネイビーを基調としたウェアやシューズが発表された。ダイビングウェアから着想を受けたウェアアパレルはダイビングウェアからインスピレーションを得たデザインのほか、80〜90年代当時のリーボックウェアのデザインやシルエットを融合させ、現代風にアレンジしたアイテムなどを展開。ドットにヒートエンボス加工を施したオリジナル素材を一部に採用したボックスシルエットのTシャツやスウェット、メッシュ素材を使用したテーパードスリムシルエットのパンツのほか、80年代のリーボックのコートやレインコートから着想したノーカラージャケットがラインナップする。ダイバーシューズ風のスニーカー&サンダルシューズは、ダイバーシューズを連想させるシルエットと素材が特徴のスリップオンスニーカー「フューリーライト(Furylite)」が登場。搭載しているソールは、ミッドソールとアウトソールの一体型により「軽量性」「クッション性」「耐久性」に優れ、着地時の足への負担を軽減している。さらに「インスタポンプフューリー(Instapump Fury)」 のソールを採用したサンダル「フューリースライド(Fury Slide)」も登場。アウトソールには、ハニカム構造の衝撃吸収をもたらす素材を搭載し、デザインだけでなく機能性にも優れたモデルとなっている。【詳細】リーボック クラシック×N.ハリウッド カプセルコレクション発売日:・2017年3月11日(土)ミスターハリウッド、N.ハリウッド直営店舗、N.ハリウッド オフィシャル オンライン ストア、ZOZOTOWN・3月24日(金)リーボック クラシックストア 原宿、リーボック クラシックの直営店舗、リーボック オンラインショップ価格:・Tシャツ 27,000〜29,000円+税・スウェット 29,000円+税・フーディー 27,000円+税・パンツ 19,000〜29,000円+税・ジャケット 26,000〜39,000円+税・スニーカー 17,000円+税・サンダル 15,000円+税
2017年03月09日ハリウッドでの女性の権利向上を求めるフェミニストの1人、ブリー・ラーソンがウェブマガジン「The Edit」でジェーン・フォンダと対談した。話題はブリーが初めて女性誌の見開きページに抜擢されたときのことに。用意された衣装のサイズが、ランウェイからそのまま持ってきたモデルサイズの1種類しかなく、ブリーは「雑誌に出るためにはこのサイズじゃなきゃダメなの?」と思わずスタッフに尋ねたが、沈黙が流れたそうだ。「男性なら身体に合うスーツやシャツを仕立ててもらえるのに、女性だともし用意された衣装が入らなければ、キャリアの壁にぶち当たることになるなんて」と憤りを露わにしている。ブリーは続けて、「私たち女優はみんな、体重の数字が精神にも重圧をかける“虐待の連鎖”から抜け出したいと思っている」とジェーンに訴えた。ジェーンはハリウッドではたびたび問題に上がる女優の「サイズ問題」を声高に叫ぶブリーに敬意を表した。2人は男女間におけるギャラの差問題などにも語り合い、ブリーはジェーンから「『No』と言える強い心」を持つようアドバイスされた。自分への扱いがひどいと感じながらもオファーされたら何に対しても「Yes」と言ってきたジェーンは「No」が言えるまでに60年かかったという。ハリウッド女優としてのキャリアを左右する強力な一言だが、自分の権利を守るための大切な言葉である。(Hiromi Kaku)
2017年03月08日