●家電やデバイス以外の分野に事業ブランドをパナソニックは4月から新たなブランド戦略を開始した。住宅および住空間事業における「Panasonic Homes & Living」、車載関連事業の「Panasonic AUTOMOTIVE」のほか、BtoBソリューションにおいては「Panasonic BUSINESS」という事業ブランドをそれぞれ使用する。また、家電事業やデバイス事業では従来通り、「Panasonic」のブランドを使用して事業を展開する。パナソニック 役員 ブランドコミュニケーション本部の竹安聡本部長は、「パナソニックが今後、強化していきたいところに新たに事業ブランドを制定した。それぞれの領域でのイメージづくりを行い、事業領域を見える化するのが狙い」とする。パナソニックが発表した2014年度連結売上高は7兆7,150億円。そのうち、家電やテレビ事業などを担当するアプライアンス社の売上高は1兆7,697億円。つまり、家電事業の構成比は23%に留まる。これに約1兆3000億円規模のデバイス事業を加えても4割弱。ざっくりといえば、残る約6割の事業領域に対して、今回、新たなブランドを用意したことになる。さらに、この事業ブランドに、事業ブランドカラーと事業ブランドエレメントという考え方を導入した点もユニークだ。事業ブランドカラーとは、それぞれの事業ごとにブランドカラーを決め、各事業をイメージさせる色として使用するものだ。パナソニックのコーポレートブランドはブルーだが、住宅および住空間事業はオレンジ、車載関連事業は淡いグリー、BtoBソリューションは薄めのブルーとし、さらに、家電事業は赤、デバイス事業は濃いグリーンとした。また、事業ブランドエレメントは図形を用いて、各事業をイメージさせる狙いがあり、新たに制定した事業ブランドでのみ導入。住宅および住空間事業はH、車載関連事業はA、BtoBソリューションはBと、それぞれの頭文字を使用して、印象づけることになる。「商標登録が文字以外にも広がり、色やエレメントにも注目が集まっている。色やエレメントを活用することで、新たなブランドイメージを作りたい」とする。4月からは、太陽光発電システム「HIT」において、Panasonic Homes & Livingの事業ブランドを使ったテレビCMを開始。5月からはIHクッキングヒーターでも同事業ブランドを利用したテレビCMを開始した。また、4月25日から中国・上海で開催されたモーターショーでは、パナソニックブースにおいて、Panasonic AUTOMOTIVEの事業ブランドを活用した展示を行ってみせた。パナソニックには様々なブランドがある。2008年10月に、松下電器産業からパナソニックに社名を変更したのにあわせて、NationalなどのブランドをPanasonicに統一し、集中路線を歩んできたが、昨年9月には、高級オーディオブランドのTechnicsを復活させるなど、ブランドの考え方にも変化が起こっている。●現在のパナソニックブランドここで、現在のパナソニックブランドの位置づけを一度、整理しておきたい。パナソニックのブランドとして最上位にあるのが、コーポレートブランドである「Panasonic」である。そして、パナソニックのブランドを表現するブランドスローガンが、「A Better Life,A Better World」となる。2013年に、それまでの「ideas for life」から変更した「A Better Life,A Better World」は、創業100周年の2018年に向けたパナソニックグループの目指す姿を示したものだ。A Better Life,A Better Worldの「A」には一人ひとりのお客様と徹底的に向かい合う姿勢を、「Better」には時代の要請にかなった「より良い」価値を常に目指すとともに、「日に新た」という創業者の言葉を込めたという。また、「Life」には住宅空間やパーソナルにおけるBtoCへの取り組みを、「World」では非住宅空間やモビリティというBtoBへの取り組みが表現されている。パナソニックの綱領には、「産業人たる本分に徹し、社会生活の改善と向上を図り、世界文化の進展に寄与せんことを期す」と記されているが、竹安本部長は、「A Better Lifeは、『社会生活の改善と向上を図り』という言葉に合致し、A Better Worldは、『世界文化の進展に寄与せんことを期す』と同じ意味だといえる。ブランドスローガンの策定時には、綱領は意識しなかったが、結果として、同じ意図を持った言葉が新たなブランドスローガンに採用された」と語る。一方、パナソニックには、「Wonders! by Panasonic」というキャンペーンワードがある。これは2014年から使用しているもので、「現場で自ら変わろうとする動きを顧客視点で具体化、見える化し、加速する取り組み」だと位置づける。社外に公表される前の2013年9月に、パナソニックの津賀一宏社長は、社内向けブログを通じて、「Wonders! by Panasonic」を次のように表現した。「今回、変革を牽引するキーワードとして、Wonders! by Panasonicを制定しました。この言葉には社内に漂う閉塞感から社員の皆さんを解き放ち、自ら変わろう、お客様が驚くような新しい発想を生み出そう、といった行動を後押ししたい、との思いを込めています」。竹安本部長は、「驚きや感動を与える商品、ワクワク、ドキドキするような商品を連打していくことで、A Better Life, A Better Worldを実現するのがWonders! by Panasonic」だとする。パナソニックは、2014年1月1日に放映したテレビCMを皮切りに、同社の製品広告には、必ず「Wonders! by Panasonic」のキャンペーンワードを使用してきた。こうした取り組みのひとつとして、社内表彰制度として「Wonder賞」を開始している。これは、新たなチャレンジによって、顧客や驚きや期待が感じられる商品、サービスを表彰するもので、200人の社外一般消費者の評価、約5,300人の社内一般社員の評価、6人の社外有識者評価により選出。第1回受賞製品として、農業プラント、パワーローダー、CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機システム、衣類スチーマー、TOUGHBOOK 4K、スマホ連携機能付きデザイン固定電話機シリーズの6製品が選ばれた。「今回選ばれた製品は、経営への貢献はまだ先だが、尖っている、ワクワクするといった製品を選出できた。内部からの選出だけでなく、外から見ても、Wonders!と感じてもらえるものを選出できた」としている。また、同社では、Wonder Japan 2020として、2020年の東京オリンピック/パラリンピックに向けて、パナソニックが提供する技術や製品を紹介する活動を行っており、多言語翻訳ソリューションなどのユニークな技術が公開されている。「Wonder Japan 2020では、まだ製品や技術としては未完成のものもいち早く公開することで、協業にもつなげていきたい。日本の様々な会社が一緒になって、驚き、感動、ドキドキ、ワクワクを発信していくとこが大切である。2020年に向けてのWonderな日本を作り、発信していくことになる」とする。一方、パナソニックには、「CROSS-VALUE INNOVATION」とする経営スローガンがある。これは2015年度最終年度とする中期経営計画「CV2015」のCVの意味を持つ言葉。「これまで家電で培ってきたパナソニックの強みと、それぞれの空間を知り尽くしたビジネスパートナーの強み、それらを掛け合わせる」という意味を持ち、「これらのキーワードに沿うような活動を積み重ね、世界に類のないユニークな会社として、私たちは力強く復活していく」と説明する。●Technicsは個別事業ブランドの代表格パナソニックは今回新たに制定した事業ブランド以外に、2種類の事業ブランドを用意している。ひとつは保証事業ブランドである。これは、一般的に「エンドースブランド」と表現されるもので、そのブランドの親元を表示して、事業を保証するというものだ。だが、パナソニックの場合には、同社グループの一員として展開していることを示す目的の方が強い。具体的には、インドで配線器具事業を展開しているアンカーによる「ANCHOR by Panasonic」、トルコで配線機器事業を展開しているヴィコによる「ViKO by Panasonic」がそれだ。「アンカーとヴィコは、買収した時点で、地域におけるブランドの強みを生かそうと考えていた」とするように、パナソニックの場合、それぞれの国において圧倒的ともいえるブランド価値を生かして、事業を展開するものが、保証事業ブランドということになる。パナソニックは、今後、戦略投資として1兆円を計画しており、その予算を使って、M&Aを加速する考えを示している。今後のM&A案件のなかでは、保証事業ブランドとして展開していくものもあるだろう。ちなみに、パナホームも保証事業ブランドのひとつだ。「by Panasonic」という表記はないが、パナという言葉でパナソニックグループであることを認識できるものとなっている。もうひとつは、個別事業ブランドだ。これは、Panasonicと切り離した形で、ブランドイメージを確立していくものであり、パナソニックの名前は一切使用しないという特別なものだ。その代表的なものが、Technicsである。Technicsは、高級オーディオのブランドで、第一弾となるリファレンスシステムの「R1シリーズ」と、プレミアムシステムの「C700シリーズ」を投入。2015年1月から、ドイツおよび英国で発売。2月中旬には日本での販売を開始した。今後、米国や欧州全域へと販売を拡大する予定である。個別事業ブランドが成立する条件は、Panasonicよりも、独自ブランドの方が、価値が高いという点だ。「音のイメージでは、PanasonicよりもTechnicsの方が、評価が高い。とくに、英国、ドイツではTechnicsブランドは根強い人気があり、認知度も高い。総合家電メーカーとして認知度が高いPanasonicを活用するのではなく、趣味嗜好性が高いオーディオ分野において独自の価値観とブランドイメージを持つTechnicsを活用。限定した事業領域において、圧倒的な価値を持つブランドとして、独立させて展開している」というわけだ。英国におけるTechincsの助成想起率は62%、ドイツでは41%。日本の20%よりも高い認知度がある。ちなみに、今年はTechnicsブランドの誕生から50年目の節目を迎えている。なお、三洋電機の買収によるSANYOブランドも、Panasonicブランドは使用しない個別ブランドの位置づけにあるが、同ブランドは終息する方針であり、Technicsとは意味合いが異なる。一方、パナソニックには、現在、サブブランドというカテゴリーはない。VIERA、LUMIX、DIGAなどは、プロダクトネームと称し、商品単体を示すものと定義。その一方で、ECO NAVIやナノイーなどの技術名称を「テクノロジーネーム」、Panasonic Beautyなどを「カテゴリーネーム」と呼んでいる。パナソニックでは同社の50の製品を並べて、パナソニックブランドとして結びつくもの、想起する製品はなにか、という調査を世界規模で行った。対象としたのは、日本、欧州、そして、アジアである。この結果、薄型テレビや家電製品は、どの地域でも高い認知度を誇るが、一部の製品では認知度において課題となっている地域がある。たとえば、日本では太陽光発電において、42%の認知度があるのに対して、欧州では11%に留まる。またカーナビは日本では69%であるのに対して、欧州では33%、アジアでは38%に留まる。また、日本ではレッツノートやタフブックが人気の業務用ノートPCでは、日本では63%の認知度を持つのに対して、欧州では24%に留まっているこうしてみると、家電事業以外における海外のブランド認知度を高める必要があり、今後は弱い部分への投資を加速していく考えだ。パナソニックは、2015年度の広告宣伝費用として、1,000億円強を見込んでいる。そのうち、家電分野への投資は約700億円。家電事業への広告投資が中心であることに変わりはないが、そうしたなかでも、新たに制定した事業ブランドを活用した家電事業以外への投資比重を高めることになりそうだ。とくにアジア地域への広告投資を増やしていくことになるという。インターブランドの調査によると、Panasonicのブランド価値は経済的利益への換算で、2013年が5,800億円、2014年が6,200億円。世界順位も68位から64位にあがっている。パナソニック 役員 ブランドコミュニケーション本部の竹安聡本部長は「ブランド価値の向上は単年度でできるものではない。創業100周年を迎える2018年度をひとつの節目にして、どれだけの価値をつくれるかがこれからの課題。ブランドの差別性やブランドの明瞭度、経済的利益、ブランド貢献度、ブランドの強さといった点から価値を高めていきたい」とする。パナソニックでは、「ブランドは、将来に渡ってお客様とつながり続ける絆になる」とし、「信頼の象徴、期待の象徴、社員の誇りの象徴が、Panasonicというブランドに集約される。すべての活動をPanasonicの企業価値向上につなげていく」と、ブランド戦略の基本姿勢を示す。新たに事業ブランドを加えたことにより、家電事業以外の領域でも、ブランド価値向上に向けた取り組みが加速するのは確実だ。パナソニックのブランド戦略は、2018年度の売上高10兆円に向けた成長戦略を下支えするものになる。
2015年05月25日パナソニックは5月22日、ハイレゾ音源に対応したCDステレオシステム「SC-PMX100」と「SC-PMX70」の購入者を対象にしたプレゼントキャンペーンを開始した。購入後にユーザー登録をした応募者に、もれなくハイレゾ音源無料ダウンロードクーポンをプレゼントする。キャンペーン期間は7月22日まで。キャンペーンの対象となるのは、5月22日から7月22日までの間にSC-PMX100およびSC-PMX70を購入した人。応募者全員に、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」で使用できる「無料ダウンロードクーポン」を進呈する。プレゼントされる楽曲用クーポンは、SC-PMX100購入者が10曲分(3,000円相当)、SC-PMX70購入者が3曲分(1,000円相当)だ。キャンペーン参加のためには、CLUB Panasonicへの会員登録(無料)と、購入した製品の「ご愛用者登録」、キャンペーン登録を行う。キャンペーン登録には購入を証明するレシートか領収書が必要だ。応募期間は7月31日まで。SC-PMX100はUSB DAC機能を搭載したハイエンドミニコンポで、SC-PMX70はハイレゾ音源に対応したミニコンポ。どちらも192kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生に対応する。「e-onkyo music」で購入した楽曲を自動でダウンロードする機能も持つ。
2015年05月22日パナソニックは5月21日、50~60代をメインターゲットとしたブランド「Jコンセプト」から、スチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-JBS652」を発表した。発売は7月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別85,000円前後だ。NE-JBS652は、焼く・煮る・蒸す・揚げるの調理工程を1台で行えるスチームオーブンレンジ。2人分の時短調理に適した機能として、「合わせ技セット」と「エリア加熱」を搭載した。合わせ技セットとは、上段で「焼き」、下段で「煮る」など異なる2品を同時に調理できるモード。合わせ技セットのメニューは7種類を用意する。エリア加熱とは、手前半分を優先的に加熱して、効率よく調理する機能のことだ。カロリーや塩分からメニューを検索できる機能を持ち、健康を意識した献立作りをサポートする。自動で50種類の和食メニューを作れる「和食メニュー50選」を搭載。付属のグリル皿を用いれば、ひっくり返さずに裏面にも焼き色が付く。本体のデザインには、揺れる稲穂のイメージを意匠化した「豊穣柄」を施している。ドアはソフトダンパーを採用したもので、手を離してもやさしくスムーズに閉まる。操作部はカラータッチ液晶となっており、ボタンサイズは従来比で約1.2倍に拡大。さらに濃淡をつけて視認性を向上させた。また、次に行う操作がわからなくならないよう、押すタイミングになるとスタートボタンが光って知らせる。サイズはW500×D400×H347mm。庫内容量は26L。カラーは豊穣ブラックと豊穣ホワイト。○少量かつ時短を実現パナソニックが行った調査の結果によると、Jコンセプトのターゲットである「目利き世代」は、2人分の調理時に「量を多く作りすぎる」「食材が余る」「準備や片付けの手間がかかる」「品数を多く作れない」などの問題を抱えている。一方で、理想とする品数は3品~4品、調理時間は30分以内というニーズも明らかになった。次にほしいオーブンレンジとしては「操作がシンプル」「お手入れがラク」「ヘルシー機能」を持ったものと回答した人が多い。そこでパナソニックは、少量かつ時短調理に対応し、使いやすいレンジとして、今回のNE-JBS652を提案していく。
2015年05月21日パナソニックは5月12日、SSDポータブルカーナビゲーション「Gorilla EYE」と「Gorilla」を発表した。Gorilla EYEの「CN-GP757VD」、Gorillaの「CN-GP755VD」「CN-GP750D」「CN-GP550D」を用意。発売は6月5日。価格はオープンで、推定市場価格はCN-GP755VDが75,000円前後、CN-GP755VDが65,000円前後、CN-GP750Dが55,000円前後、CN-GP550Dが40,000円前後(いずれも税込)。「GPS」での測位に加えて、日本の準天頂衛星「みちびき」、ロシアの「GLONASS」にも対応したポータブルカーナビゲーション。GPSの電波を受信できないトンネル内やビル街、高架下などでも、高精度な自車位置測位が可能だ。上下・左右のジャイロセンサーと3軸加速度センサーに対応した「Gジャイロ」を搭載。CN-GP757VDとCN-GP755VD、CN-GP750DでオプションのOBD2(On Board Diagnosis second generation)アダプターを使用すると、車両から取得する速度情報をナビゲーションに活かせる。GジャイロとOBD2アダプターによって、長いトンネル内などでも、より確実に自車位置を測位できる。ストレージとして16GBのSSDメモリを内蔵しており、HDDタイプのカーナビゲーションと同等のデータベースを収録。1,295エリアの詳細地図を含む2015年度版地図データのほか、電話番号約3,070万件、住所約3,700万件、あいまい検索約620万件、ジャンル別検索約360万件など検索用データベースも充実させた。地図には、2015年3月に開通した大井JCT~大橋JCT間など、首都高速中央環状線全線も収録されている。CN-GP757VDは「ドライブカメラ」によって、エンジンスタートと同時に記録を開始。高画質モード(1,280×720ドット/27fps)と標準画質モード(640×368ドット/13.5fps)を用意する。画角は水平131°/垂直81°。記録ファイル形式はAVI(H.264)。microSDHCカード(8GB)が付属する。録画した動画は地図と同時に再生可能だ。ディスプレイは、CN-GP757VDとCN-GP755VD、CN-GP750Dが7V型、CN-GP550Dが5V型。CN-GP757VDとCN-GP755VDは、FM-VICSと道路マップ無料更新に対応。電源はシガーライターコード、内蔵リチウムイオン充電池、オプションのACアダプターのいずれか。内蔵バッテリーがフル充電の場合、CN-GP757VDとCN-GP755VD、CN-GP750Dの3モデルは最大約1時間30分、CN-GP550Dは最大約2時間の連続使用が可能だ。本体サイズはCN-GP757VDとCN-GP755VDがW176×D21.5×H113.8mm、CN-GP750DがW176×D19.5×H113.8mm、CN-GP550DがW128×D17.9×H86mmだ。
2015年05月12日パナソニックは4月27日、薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」シリーズのコンパクトモデル「プライベート・ビエラ」として、「T5」シリーズと「E5」シリーズ、「F5」シリーズを発表した。T5シリーズの15V型「UN-15T5」、10V型「UN-10T5」、E5シリーズの15V型「UN-15E5」、10V型「UN-10E5」、F5シリーズの19V型「UN-19F5」を用意。発売は6月12日で、価格はオープン。推定市場価格はUN-15T5が81,000円前後、UN-10T5が61,000円前後、UN-15E5が65,000円前後、UN-10E5が45,000円前後、UN-19F5が50,000円前後(いずれも税別)。プライベート・ビエラは、近年増加している書斎や寝室などパーソナル空間でのテレビ視聴ニーズに応えた小型液晶テレビ。解像度は19V型が1,366×768、15V型が1,354×760、10V型が1,024×600だ。T5シリーズのチューナー部は地上/BS/110度CSデジタルチューナー×2基。1基が視聴用で、もう1基が録画用だ。500GBのHDDを内蔵しており、最大約675時間分の番組を録画できる。外付けHDDも接続可能だ。E5シリーズとF5シリーズのチューナー部は地上/BS/110°CSデジタルチューナー×1基。HDDは内蔵していないが、外付けHDDへの録画に対応している。T5シリーズのハードディスクに録画した番組を、モニター内のmicroSDカードに無線でダビングできる「おでかけ番組」機能を追加。外出先でも録画番組を視聴できる。1時間の番組であれば、約8分でダビングが完了する。T5シリーズとE5シリーズは、IPX6/7の防水仕様となっており、浴室やキッチンでも使える。硫黄や塩分を含んでいない入浴剤にも対応。キッチンでの使用時に、油汚れなどが付いた場合でも、食器用中性洗剤で洗い落とせる。3シリーズとも「お部屋ジャンプリンク」に対応。「お部屋ジャンプリンク」サーバー機能を備えたHDDレコーダー「DIGA(ディーガ)」シリーズで録画した番組を、ホームネットワーク経由で視聴できる。また、「外からどこでもスマホ視聴」機能も持つ。無料の専用アプリ「Panasonic Media Access」を使用することで、録画番組や現在放送中の番組を、外出先からもストリーミング視聴できる。UN-19F5以外のモデルはすべてバッテリーを内蔵しており、電源の取れない場所でも使用できる。バッテリーでの動作時間は約3時間30分。サイズは、UN-15T5がW388×D15.9×H249mm、UN-10T5がW264×D13.9×H184mm、UN-15E5がW391×D35×H260mm、UN-10E5がW267×D30.3×H189mm、UN-19F5がW452×D38.2×H298mmだ。
2015年04月27日パナソニック コンシューマーマーケティングは4月21日、アイウェアブランド「SPY」とコラボレーションしたウェアラブルカメラ「SPY-A500-D」を数量限定で発売した。公式オンラインストア「Panasonic Store」のみで取り扱う。価格は税別37,800円だ。SPY-A500-Dは、既発売のウェアラブルカメラ「HX-A500シリーズ」をベースに、迷彩デザインを施したSPYコラボモデル。SPYコラボのカメラだけでなく、迷彩デザイン入りのゴーグルとサングラスもPanasonic Storeで取り扱いを開始する。2014年6月に発売されたHX-A500シリーズは、最大4K(3,840×2,160ドット)/30pでの記録に対応したウェアラブルカメラだ。カメラ部と本体部が分かれたセパレート式で、カメラ部を装着したまま画角の確認を行えるなどの特徴を持つ。有効約903万画素の1/2.3型「新・大型セル&裏面照射型高感度MOSセンサー」や画像処理エンジン「クリスタルエンジンPRO+」を採用し、高精細、高画質の一人称動画を撮影できる。
2015年04月21日パナソニックは4月14日、重さわずか45gのウェアラブルカメラ「HX-A1H」を発表した。フルHD(1,920×1,080/30p)の動画撮影に対応している。発売は5月21日で、価格はオープン。推定市場価格は税別30,000円前後。パナソニックはこれまで「HX-A100」「HX-A500」と、本体部とカメラ部を分けたスタイルのウェアラブルカメラを展開してきたが、今回の新製品「HX-A1H」では一体型スタイルを採用。φ26×L83.1mmのカメラ部にバッテリーと本体機能を収め、ゴルフボールとほぼ同じ45gの軽さを実現した。ヘッドマウント「VW-HMA1」が標準で付属しており、自分目線での撮影を楽しめる。また、ハウジングなしでIPX8相当の防水(水深1.5m・30分)、IP6X相当の防塵、1.5m高からの落下に対する耐衝撃、-10度の耐寒性能を持つ。「0ルクスナイトモード」用のガラスカバーも同梱しており、別途赤外線ライトを用意すれば、真っ暗闇の状況でも撮影できる。W-Fi機能も標準搭載。スマートフォンからリモート操作を行えるほか、同社のビデオカメラ「HC-WX970M」「HC-W870M」「HC-W570M」と組み合わせて、HX-A1Hをサブカメラとしたワイプ撮りも楽しめる。主な仕様は、撮像素子が有効約287万画素の1/3型MOS、F値がF2.8、画角が最大約150度、最短撮影距離が約30cm。記録メディアにはmicroSD/SDHC/SDXCカードを使用する。記録形式はMPEG-4(.mp4) AVC/H.264。バッテリー性能については、本体のみで約75分の録画が可能。純正オプションの拡張バッテリー「VW-BTA1」を併用すると録画可能時間はさらに約90分延びる。
2015年04月14日パナソニックは4月8日、Bluetooth対応のCDステレオシステム「SC-PM250」を発表した。発売は5月22日。価格はオープンで、推定市場価格は17,000円前後(税別)。SC-PM250は、Bluetooth 2.1+EDRに対応したコンパクトなCDミニコンポ。スマートフォンなどとペアリングして音楽をワイヤレス再生できる。対応プロファイルはA2DPとAVRCP。USBポートを装備しており、USBメモリに保存された音楽ファイルの再生も可能だ。アンプの実用最大出力は10W×2。スピーカーはφ10cmのフルレンジユニットを使用したバスレフ型だ。チューナーはAM/FMでそれぞれ15局のプリセットを行える。FMの受信範囲は76MHz~108MHzで、FM補完放送にも対応している。本体サイズはW184×D228×H123mmで、質量は約1.1kg。スピーカーのサイズはW139×D136×H224mmで、質量は約1.3kg。
2015年04月08日パナソニックは4月8日、ハイレゾ対応のCDステレオシステム「SC-PMX100」と「SC-PMX70」を発表した。発売は5月22日。価格はオープンで、推定市場価格はSC-PMX100が70,000円前後、SC-PMX70が40,000円前後(いずれも税別)。SC-PMX100とSC-PMX70は、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生に対応したミニコンポ。SC-PMX100は、USBメモリに保存したMP3/AIFF/FLAC/WAV/AAC形式の音源再生のほか、USB DAC機能を搭載。パソコンとUSB接続することで、ダイレクトにハイレゾ音源を再生できる。2モデルともBluetooth 2.1+EDRに対応し、ペアリングしたスマートフォンなどのコンテンツをワイヤレス再生できる。対応プロファイルはA2DPとAVRCP、音声コーデックはSBCとAAC。そのほか、SC-PMX100はAirPlayやDLNAによる再生にも対応。ハイレゾ音源配信サービス「e-onkyo music」で購入した楽曲を自動でダウンロードする機能も持つ。アンプには、雑音や歪みを抑えてクリアな音を実現する「LincsD-Amp III」を搭載。実用最大出力は60W×2だ。SC-PMX100は、小音量でも解像度が劣化しにくいVGAD(可変ゲインデジタルアンプ)を採用。さらにSC-PMX100は、AC電源からのノイズの混入を抑えるバーチャルバッテリー電源も備える。スピーカーはいずれもウーファーとツィーター、スーパーツィーターの3Way構成。ウーファーはφ14cmで、振動板にはSC-PMX100が竹プラントオパール、SC-PMX70が竹PPを使用。ツィーターはφ1.9cmのシルクドーム型。スーパーツィーターはピエゾ型で、SC-PMX100がφ1.2cm、SC-PMX70がφ1.5cmとなっている。本体サイズはW211×D267×H114mmで、質量はSC-PMX100が約3kg、SC-PMX70は約2.8kgだ。
2015年04月08日パナソニック コンシューマーマーケティングは3日、スカルプDのアンファーと共同開発した頭皮エステ「スカルプD メカノバイオ」(EH-SHM87)を発表した。8月7日からパナソニックストアおよびアンファーストアで限定発売し、アンファーストアでは5月11日から予約販売を開始する。税別価格は13,800円だ。スカルプD メカノバイオは、新開発の「スカルプDブラシ」と「スカルプDモード」を搭載。スカルプDブラシは人間工学に基づき、頭皮に合わせたカーブ形状を採用した。頭皮への接地面性が25%アップするとともに、太い頭皮ストレッチブラシと細い掃き出しブラシの組み合わせによって、皮脂や汚れをしっかりかき出す。スカルプDモードは、ブラシの回転周期に合わせて毎分130回転から170回転の間で急加速・減速を繰り返す強弱リズムモード。この2つの新機能により、従来品に比べて頭皮を約1.4倍動かしながら洗浄する。本体サイズはW8.9×D8.9×H11.5cm、重量は約295g(置き台除く)、駆動は充電式。
2015年04月03日パナソニックは4月2日、4K(3,840×2,160ドット)表示対応の液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」の新モデルとして「CX800」シリーズを発表した。スラントデザインモデルとフラットデザインモデルの2タイプを用意。画面サイズはいずれも60V型と55V型、49V型の3種類だ。発売は5月下旬で、価格はオープン。推定市場価格はスラントデザインモデルの60V型「TH-60CX800N」が470,000円前後、55V型「TH-55CX800N」が400,000円前後、49V型「TH-49CX800N」が350,000円前後、フラットデザインモデルの60V型「TH-60CX800」が460,000円前後、55V型の「TH-55CX800」が390,000円前後、49V型の「TH-49CX800」が340,000円前後(いずれも税別)。CX800シリーズは、広色域4K解像度の高輝度液晶パネルと、パネルの能力を活かす独自の広色域・忠実色再現技術「ヘキサクロマドライブ」を搭載し、繊細な描写が可能な4K液晶テレビ。ヘキサクロマドライブは、通常3原色(RGB)の座標軸3つだけで行われる色補正処理を、CMYを加えた6つの座標軸で行うことで、原画に忠実な色再現を可能にするというものだ。4K試験放送で用いられる広色域映像入力(ITU-R BT.2020)にも対応している。サウンド面では、力強い音を実現する新技術「ダイナミックサウンドシステムPRO」を採用。ウーファーとフルレンジを2基ずつ搭載し、いずれにもネオジウム磁石を配置した。前後左右で計4個のパッシブラジエーターを備え、クリアな重低音を実現。アンプの最大出力は40W(10W×4)となっている。チューナーは地上/BS/110度CSデジタル×3基を内蔵。外付けHDDを接続することで、テレビ番組を視聴中に裏番組を2つまで同時に録画することが可能だ。SeeQVault規格にも対応しており、同規格に準拠したHDDを接続すれば、録画した番組をSeeQVault対応の別の機器で再生できる。ネットワーク機能も充実させた。2015年秋にサービス開始予定のVODサービス「NETFLIX」に対応するほか、「4Kアクトビラ」や「ひかりTV 4K」も利用できる。「お部屋ジャンプリンク」にも対応しており、録画番組を別の部屋にあるDLNAクライアント機能を持つ機器へ転送可能だ。また、「外からどこでもスマホ視聴」機能も持つ。無料の専用アプリ「Panasonic Media Access」を使用することで、録画番組や現在放送中の番組を、外出先からもストリーミング視聴できる。Firefox OSの搭載により、ユーザーインタフェースも刷新した。お気に入りの画面にすばやくアクセスできるホーム画面「かんたん ホーム」を採用。チャンネルやよく使うアプリ、接続機器、Webページを登録しておけば、より簡単に画面を呼び出せる。リモコン操作やタッチパッドリモコンでの音声操作に加えて、テレビに話しかけるだけで操作できる「ダイレクト音声操作」を行えるようになった。チャンネル変更や音量調節だけでなく、インターネット上の動画検索も可能だ。入力端子はHDMI×3、D4×1、ビデオ入力×1。出力端子は光デジタル×1、ヘッドホン/イヤホン端子×1。そのほか、有線LAN端子×1、SDメモリーカードスロット、USBポート×3(うち、1基はUSB 3.0に対応)を備える。
2015年04月02日パナソニックは2日、Intel Pro WiDiに対応した法人向けポータブル液晶プロジェクタ「PT-VW350」シリーズを発表した。WXGA解像度で輝度4,000ルーメンの「PT-VW355NJ」とXGA解像度で輝度4,500ルーメンの「PT-VX425NJ」を用意する。発売は5月。いずれも価格はオープンで、推定市場価格は税別250,000円前後だ。PT-VW350シリーズは、Intel Pro WiDiに対応するポータブルプロジェクタ。Pro WiDi対応のPCなどから、ワイヤレスでドキュメントなどを転送して投写できる。液晶プロジェクタとして世界で初めてIntel Pro WiDiに対応した(パナソニック調べ)。PCやAndroid端末の画面を無線LAN経由で投写できるMiracastも利用できる。本体内部の温度を最適化した設計によって、4,000ルーメン・4,500ルーメンの明るさを達成した。解像度はPT-VW355NJがWXGA(1,280×800ドット)、PT-VX425NJがXGA(1024×768ドット)。新設計のアイリスは、映像信号を検出して明るい映像と暗い映像での光量をコントロールする。これによって、より忠実な階調表現が可能になり、コントラスト比も12,000:1と高い。ランプ交換サイクルはノーマルで5,000時間、エコで7,000時間となっている。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×2。そのほかUSBポート、MEMORY VIEWER、有線LAN端子を備える。Android・iOS用アプリ「ワイヤレスプロジェクター」を用いれば、音声の送信も可能になる。本体サイズはW352×D279×H98mm、重量は約3.4kg。
2015年04月02日パナソニックは3月31日、ブルーレイディスクプレーヤー「DMP-BDT170」と「DMP-BD85」を発表した。発売は5月22日。価格はオープンで、推定市場価格はDMP-BDT170が15,000円前後で、DMP-BD85が11,000円前後(いずれも税別)。DMP-BDT170とDMP-BD85は、コンパクトサイズのBDプレーヤー。DMP-BDT170は4Kアップコンバートやネットワークなどに対応したモデルで、DMP-BD85はそれらの機能を省略したスタンダードモデルだ。DMP-BDT170は、LAN端子を備えておりネットワーク機能を搭載。2015年秋に国内で提供開始される予定の映像配信サービス「NETFLIX」にも対応する。ただし、NETFLIXの視聴には別途NETFLIX社との契約が必要だ。そのほか、Youtubeや、デジタル写真管理ツールのPicasaなどを利用できる。DMP-BDT170は「お部屋ジャンプリンク」機能も備える。同社のブルーレイディスクレコーダー「DIGA(ディーガ)」で録画した番組を、ホームネットワーク経由で視聴可能だ。お部屋ジャンプリンクはDLNAに準拠しているので、DLNAに対応したサーバーに保存されたコンテンツも同様に再生することができる。そのほか、DMP-BDT170はBDの映像を4K/24pにアップコンバートする機能、3Dディスク再生機能などを搭載。なお、DVDなどの映像をフルHDにアップコンバートする機能は、DMP-BDT170だけでなくDMP-BD85にも搭載されている。2製品とも出力端子はHDMI×1、音声出力×1。その他の接続端子はDMP-BDT170がUSBポートとLANポートをそれぞれ1系統、DMP-BD85はUSBポート×1系統となっている。光学メディアはBDとDVD、CDに対応。なお、BDXLとDVD-RAMには対応していない。USBフラッシュメモリに保存したコンテンツも再生できる。再生可能なファイル形式はJPEG/MP3/WAV/FLAC/WMA/AAC/MKV/MP4/MPEG-2/ALAC/DSD(5.6MHz/2.8MHz)/MPO。本体サイズと重量はDMP-BDT170がW312×D180×H43mm/1kgで、DMP-BD85はW245×D175×H385mm/0.8kg。
2015年03月31日パナソニックは3月25日、同社のカーナビ「美優Navi」シリーズと連携できるドライブレコーダー「CA-DR01D」を発表した。発売は5月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税込30,000円前後だ。CA-DR01Dは、据え置き型カーナビ「美優Navi」と接続して使用する専用のドライブレコーダー。「美優Navi」と連携し、カーナビの画面でドライブレコーダーの操作が可能だ。録画した場所の地図と映像をカーナビ画面に同時に表示し、撮影場所を確認しながら映像再生を行える。撮像素子には92万画素の1/3型CMOSセンサーを採用。白とびや黒つぶれを低減する「ワイドダイナミックレンジ」機能により、視認性の高い映像を記録できる。記録形式はMP4(H.264)、HD(1,280×720ドット)/28fpsの記録に対応。30fpsだと映すのが難しい60Hz地域のLED式交通信号の映像も録画できるとする。録画モードは、エンジンスタートと連動した「常時録画モード」、Gセンサーが衝突などを検知して録画開始する「イベント録画モード」、手動で録画・停止する「手動録画モード」の3種類を用意する。レンズはF1.6と明るく、画角は水平115度・垂直65度。記録メディアにはmicroSDHCメモリーカードを使用する。本体サイズはW55×D85×H36.2mm、重量は約270g(コード含む)。
2015年03月26日パナソニックは3月17日、「サイクロンウェーブ加熱」で冷凍肉などをムラなく解凍できるスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-BS1200」を発表した。発売は6月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別170,000円前後だ。NE-BS1200は、新形状の3Dアンテナによって、マイクロ波をらせん状に放射する「サイクロンウェーブ加熱」を採用したスチームオーブンレンジ。従来のマイクロ波では食品の周囲から解凍されやすく、温度ムラが大きくなりがちだったが、サイクロンウェーブ加熱ではマイクロ波が食品中央付近から周囲へ広範囲に行き渡るため、解凍ムラを抑えられる。さらに、独自の「64眼スピードセンサー」によって、温度だけでなく、食品の大きさや分量、種類も判別し、状況に応じて自動で解凍を制御する。これらにより、ムラを抑えながら冷凍肉などを解凍できる「芯までほぐせる解凍」を実現した。また、発酵・予熱をせず10分でピザやパンを焼き上げる「かんたんピザ・パン」メニューを新たに搭載。高火力な光ヒーターと、サイクロンウェーブ加熱によるマイクロ波の自動制御によってグリル皿を集中的に加熱するメニューだ。そのほか、カラータッチ液晶に材料や作り方などを画像とともに表示する「みんなの料理教室」機能を持つ。みんなの料理教室には、子どもと一緒に楽しめるデコレーションメニューが多い「キッズ」や、手軽な準備で作れて食べごたえのあるメニューが多い「男前」など3コース18メニューを掲載している。外形寸法はW494×D435×H390mm、庫内寸法はW394×D309×H225mm、庫内容量は約30L。重量は約20kg。消費電力はレンジ使用時で1.38kW。スチームヒーターの出力は1.0kW、グリル/オーブンの消費電力・ヒーター出力は1.38kW・1.35kW/1.40kW・1.38kW、オーブンは80~300℃で温度調節が可能だ(300℃運転時間は最大5分、自動で230℃に切り替わる)。発酵モードは30~45℃で温度を調節できる。本体カラーはルージュブラックとホワイトの2色。
2015年03月17日パナソニックは3月16日、電動シェーバー「ラムダッシュ」シリーズから「ES-ST39」と「ES-ST29」を発表した。発売は5月1日。価格はオープンで、推定市場価格はES-ST39が13,500円前後で、ES-ST29が11,500円前後(いずれも税別)。ES-ST39とES-ST29は、新開発の「泡スルーヘッド」を採用した3枚刃シェーバーだ。外刃フレームに設けられた溝によって、ヘッドを動かしても、シェービングフォームやジェルをかき取らず、泡やジェルを刃と肌の間に届けやすくした。これにより、なめらかな剃り心地を実現している。いずれもIPX7の防水仕様となっており、入浴中でも使用可能だ。1秒間に13,000ストロークで振動するリニアモーター駆動と45°鋭角刃で捕らえたヒゲを逃さずスピーディーにカットする。また、30°鋭角ナノエッジ内刃により、硬いヒゲのスムーズなカットを実現。ヒゲの少ない部分を検知すると振動数を落とす「ヒゲセンサー」機能も搭載しており、肌への負担も抑えられる。ES-ST39は「泡メイキングモード」機能を搭載している。洗顔剤やボディーソープなどで、手早くシェービング用の泡を作るモードだ。電源は内蔵リチウムイオンバッテリーで、約1時間の急速充電が可能。1日3回使用した場合、最大約14日間の使用が可能だ。ロック機構を備えた電源スイッチを採用。旅行などに持っていく時に、カバンの中で誤作動する心配がなくなった。付属のACアダプターは100V~240Vに対応しており、海外でも使用することができる。本体サイズはW64×D47×H150mmで、質量は約145g。
2015年03月16日Infineon Technologiesとパナソニックは3月10日、両社でGaNパワーデバイスを開発することに合意したと発表した。シリコン基板上(オンシリコン)に実現したパナソニックのノーマリオフ(エンハンスメントモード)GaNパワーデバイス構造をベースにInfineonの表面実装(SMD:surface-mounted device)パッケージに組み込む。これに関連して、パナソニックはInfineonへノーマリオフGaNトランジスタ構造のライセンスを提供する。今回の合意により両社それぞれが高性能なGaNデバイスを製造できるようになる。ユーザーにとってはパッケージ互換のGaNパワースイッチを、これまで他のGaNオンシリコン デバイスではできなかった2社から調達できる利点がある。両社は2015年3月15日から19日に米国ノースカロライナ州シャーロット市で開催されるApplied Power Electronics Conference and Exposition(APEC)にDSO(Dual Small Outline)パッケージの600V 70mΩサンプルを展示する。
2015年03月12日パナソニックと三社電機製作所は3月4日、パナソニックのSiCパワートランジスタ技術と三社電機のパワーモジュール工法により、複数のSiCトランジスタを組み込んだ、業界最小クラスの低損失SiCパワーモジュールを共同開発したと発表した。産業用の高耐圧インバータや電源の小型化と長期信頼性向上を実現する。共同開発では具体的にダイオード機能を内蔵することで、従来はトランジスタに並列に接続されていた外付けダイオードを不要にできる、パナソニック独自のDioMOS(Diode integrated MOSFET)トランジスタ技術を採用。また、はんだを用いた接合金属でトランジスタを挟み込む構造により、トランジスタを接続するためのワイヤボンディングを不要にすることで長期信頼性を実現する、三社電機独自のテクノブロックパッケージ技術を採用した。これにより、サイズ94mm×29.8mm×14mmの小型化とオン抵抗の低減を実現。モジュール体積を約2/3、実装面積を約30%、オン抵抗を150A時6mΩにそれぞれ低減する。また、 多くの通電回数に対して特性変動を抑え、長期信頼性を実現できるパワーモジュール工法を採用し、パワーサイクル耐量は従来品比約3倍となっている。今回の開発により、低損失なスイッチング動作が可能となり、機器の省エネルギー化を実現すると共に、パワーデバイスと放熱器を大幅に小型化でき、機器の設計自由度を向上。これにより、同パワーモジュールは、大規模太陽光発電で使用されるパワーコンディショナーや鉄道の動力用インバータなどに適用できる。今回開発したSiCパワーモジュールは、2015年3月15日~19日に米国シャーロット市で開催されるThe Applied Power Electronics Conference and Exposition 2015(APEC2015)にてパナソニック、三社電機それぞれのブースで展示される。
2015年03月05日パナソニックは3月3日、快適な睡眠環境をサポートするルームエアコン「NXシリーズ」を発表した。冷房能力2.8kW(10畳用)の「CS-NX285C」と4.0kW(14畳用)の「CS-NX405C2」を用意する。発売は4月21日で、価格はオープン。推定市場価格は、CS-NX285Cが240,000円前後で、CS-NX405C2が260,000円前後(いずれも、税・工事費別)。NXシリーズは、室内機にBluetoothスピーカーと間接照明ユニットを搭載したルームエアコンだ。スマートフォンなどに保存された音楽をワイヤレスでエアコンから再生でき、天井から降り注ぐようなサウンドを実現する。天井を照らす間接照明ユニットは「暖かい色」「白い色」の2種類から選択可能だ。また、快適な睡眠環境をサポートするために、風が直接体に当たらない「天井シャワー気流」を採用。同社の「Jコンセプト」ブランドのエアコン「Xシリーズ」と同じビッグフラップによって、冷気を天井方向へ吹き出す。また、送風制御を工夫したことで室内機の低騒音化も図られている。スマートフォン用の「おやすみナビ」アプリでは、寝室の温度制御や睡眠ログの表示などを行える。6月下旬に予定されているアップデートで、「体動連携モード」を追加する予定だ。体動連携モードでは、スマートフォンのジャイロセンサーによって睡眠時の寝返りなどを解析し、それをもとにエアコンの自動制御を行う。さらに、Bluetooth接続したスマートフォンの音楽を再生している場合、就寝時に音楽を自動でオフにしたり、事前にセットした音楽を起床時に再生したり、といった設定をおやすみナビアプリから行える。
2015年03月03日パナソニックは2月25日、ドラム式洗濯乾燥機「プチドラム」の新モデル「NA-VH320L」と「NA-VD150L」を発表した。発売はNA-VH320Lが4月15日、NA-VD150Lが3月25日。価格はオープンで、推定市場価格はNA-VH320Lが220,000円前後、NA-VD150Lが170,000円前後(いずれも税別)。プチドラムシリーズは、マンションや賃貸物件など洗濯機置き場が狭い家庭でも設置できるように、本体の幅と奥行きを約60cmに抑えたドラム式洗濯乾燥機だ。NA-VH320LとNA-VD150Lは、2014年1月に発表された「NA-VH310L」と「NA-VD130L」の後継モデル。このたび、乾燥フィルターのメッシュ部に防カビ加工を施した「防カビフィルター」を新たに搭載した。NA-VH320Lは防カビフィルターに加えて、ドラムの背面に「抗菌・防カビバックフィルター」も装備している。従来機種と同様、すすぎの際に洗濯槽を自動で洗浄する「自動槽洗浄」機能、槽を高速回転させてドラム槽外側と外槽内側を洗い流す「カビクリーンタンク」機能も装備している。乾燥方式は、NA-VH320Lがヒートポンプ方式で、NA-VD150Lがヒーター方式。洗濯~乾燥の消費電力量はNA-VH320Lが約988Whで、NA-VD150Lが約1,212Whだ(エコナビ運転ON時)。いずれも洗濯・脱水容量は7kgで、乾燥容量は3.5kgとなっている。給・排水ホース含む本体サイズはNA-VH320LがW633×D595×H1,023mmで、NA-VD150LがW633×D595×H963mm。ドアを全開にしたときの奥行きはいずれも1,010mmとなっている。
2015年02月25日パナソニックは2月25日、化粧水の保湿成分を肌の角質層まで導入する美容器具「イオンエフェクター」2モデルと洗顔器「濃密泡エステ」を発表した。いずれも発売は5月1日で、価格はオープンだ。○イオンエフェクターイオンエフェクターは、電気浸透流によって化粧品の保湿成分を肌の表面から角質層まで届ける美容器具。電気浸透流とはプラスからマイナスへ向かって発生する水の流れのことだ。本体のヘッド部分を肌に当てると微弱な電流が発生して、電気浸透流を生み出す仕組みとなっている。温かいヘッドで肌を引き上げるように手入れできる「EH-ST51」と通常モデル「EH-ST31」を用意する。サイズはEH-ST51がW4.6×D5.5×H15.5cm/110g、EH-ST31がW4.6×D5.5×H15.5cm/100g。カラーはEH-ST51がピンク調、EH-ST31が白。推定市場価格はEH-ST51が23,000円前後、EH-ST31が17,000円前後(いずれも税別)。○濃密泡エステ濃密泡エステは、本体内部のかく拌翼によって洗顔料を泡立ててくれる洗顔器具。泡洗顔アタッチメントかブラシアタッチメントを取り付けた本機に、洗顔料と水をセットしてスイッチを押すと、約5秒で濃密な泡ができる。アタッチメントは泡を毎分約850回転させ、上下1.5mmの幅で振動。ブラシアタッチメントは、微細な毛で毛穴汚れや不要な角質を取り除くもので、パナソニックは週に1度の使用を推奨している。また、温めることでメイクを落としやすくする「メイクオフバター」機能も持つ。泡洗顔アタッチメント取り付け時のサイズはW5.5×D8×H17.9cm、重量は208g。カラーはピンク調。推定市場価格はEH-SC50が19,000円前後(税別)。
2015年02月25日パナソニックが運営するECサイト「Panasonic Store」は、リニューアル1周年を記念して、身近な人への感謝の気持ちをツイッターでつぶやくと、抽選で総額80万円分の家電や総額120万円分の「Panasonic Store」で使えるポイントが当たるキャンペーンを実施している。期間は3月25日13時まで。ツイッターで身近な人への感謝の気持ちをキャンペーン用ハッシュタグを付けてつぶやいたうえで、キャンペーンWebサイトから応募すると、抽選でプライベート・ビエラ(UN-JL10T3)が3名、デジタル一眼カメラLUMIX(DMC-GH4)が1名、低速ジューサー(MJ-L500)が5名、スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器(SR-SPX104)が3名、計12名に総額80万円分の家電があたる。また、3Dプリンターで作る自分と家族の3Dフィギュア、総額120万円分のショッピングポイントが当たるキャンペーンも実施している。なお、キャンペーンの応募には、Panasonic Storeへの会員登録(無料)が必要だ。詳しい応募要項はキャンペーンWebサイトを参照のこと。
2015年02月25日パナソニックは2月19日、ホームエネルギーマネジメントシステム(以下、HEMS)の「スマートHEMS」と電動窓シャッターとの連携を開始すると発表した。複数のシャッターを開閉するといった操作を個別もしくは一括で行えるほか、タイマーによる自動制御も可能だ。対応するシャッターの発売は5月下旬。スマートHEMSとは、接続機器の消費エネルギーを可視化して、自動制御を行うことで効率的に節電を行うシステム。専用モニターのほか、スマートフォンやタブレット、パソコンから管理できる。このたび、パナソニックのスマートHEMSは、文化シヤッター社の電動窓シャッター「マドマスター・スマートタイプ」との連携を開始する。家中の電動窓シャッターを一括(最大32台)でも操作できるため、シャッターのある部屋へ移動しなくても、手もとのモニターかスマートフォンなどでシャッターの開閉を行える。タイマー機能を持ち、設定した時刻に自動開閉が可能だ。パナソニックは、窓から差し込む日差しをシャッターで遮ることで節電対策になったり、長期の留守でもシャッターを自動開閉することによって防犯対策になったり、というように様々な活用法があるとする。
2015年02月20日パナソニックは2月17日、液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」の「C300」シリーズから「TH-19C300」を発表した。発売は3月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は37,000円前後だ(税別)。TH-19C300は、1,366×768ドットのハイビジョンパネルを採用した19V型のパーソナルテレビ。DLNAクライアント機能を持ち、「お部屋ジャンプリンク」機能を備えたHDDレコーダー「DIGA(ディーガ)」シリーズや「ビエラ」シリーズで録画した番組をホームネットワーク経由で、TH-19C300から視聴できる。送り元となるディーガやビエラが「放送転送機能」に対応していれば、放送中の番組をTH-19C300へリアルタイム転送することも可能だ。内蔵するチューナーは、地上/BS/110度CSデジタル×1基。USB接続HDDへの録画機能も搭載する。入力端子はHDMI×3、D4×1、ビデオ×1。USB端子は2基装備する。本体サイズはW440×D163×H322mmで、重量は約3kg。定格消費電力は30Wで、年間消費電力量は24kWh/年となっている。2015年1月9日には、C300シリーズとして、「TH-50C300」「TH-42C300」「TH-32C300」「TH-24C300」の4モデルが発表されている。
2015年02月17日パナソニックは2月9日、ヘアーアイロン「Mi-ta-me Up」(ミタメアップ)シリーズから、カールアイロン「EH-HT40」とコンパクトアイロン「EH-HV22」「EH-HV12」「EH-HV13」を発表した。発売は5月1日で、いずれも価格はオープンとなっている。○カールアイロン「EH-HT40」EH-HT40は、ショートヘアーやボブヘアーなど髪の短い人向けのヘアーアイロン。アイロン板の周囲に設けられたヘアーブラシ形状の「ブリスル」と、毛先をブラシに巻きつけて固定する「毛先キャッチクリップ」によって短い髪やレイヤーの入った髪でも簡単にスタイリングできるとする。サイズはW5.2×D6.7×H29.8cm、重量は310g。アイロン部の温度は130度と170度の2段階から選択できる。推定市場価格は税別6,000円前後だ。○コンパクトアイロン「EH-HV22」「EH-HV12」「EH-HV13」EH-HV22とEH-HV12、EH-HV13は、持ち運びに便利なキャップが付属するコンパクトなヘアーアイロン。EH-HV22とEH-HV12はパステル系のグラデーションカラーを採用した女性向けのモデルで、EH-HV13はブラックを採用した男性向けモデル。EH-HV22は、ヘッドの向きを使い分けることで「ゆる巻き」「くっきり巻き」「ストレート」という3パターンのヘアーアレンジができるもの。EH-HV12は「カール」と「ストレート」の2パターン、EH-HV13は毛先の「アレンジ」と「ストレート」の2パターンで使用できる。サイズと重量は、EH-HV22がW4.4×D4.7×H23.5cm/285g、EH-HV12がW3.5×D3.9×H23.5cm/250g、EH-HV13がW3.5×D4×H23.5cm/260g。アイロン部の温度はいずれも160度。カラーはEH-HV22がピンク調と緑調、EH-HV12がピンク調とビビッドピンク、EH-HV13が黒。推定市場価格はEH-HV22が5,000円、EH-HV12とEH-HV13がいずれも4,000円(すべて税別)。
2015年02月09日パナソニックは1月30日、衣類スチーマー「NI-FS310」と「NI-FS360」を発表した。発売は4月1日。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも10,000円前後(税別)。衣類をハンガーにかけたままで使用できる衣類スチーマーは、シワを伸ばすだけでなく、衣類の脱臭も行う。同社はこれまでにも「NI-FS300」と「NI-FS350」をリリースしている。このたびの新製品は、従来モデルで出力600Wだったヒーターを950Wに強化。これにより、スチーム量が約9g/分から約11g/分へとアップした。また、電源を入れてから使用できるようになるまでのスチーム準備時間も、約40秒から約30秒へと短縮している。新モデルのNI-FS310は、衣類にフィットしやすいラウンド形状のアイロン面を持つモデル。ブラウスやワンピースなどをふんわり仕上げることができる。NI-FS350はフラット形状のアイロン面を持つモデルで、ワイシャツやズボンなどのプレスがしやすい。本体サイズはいずれもW70×D150×H140mm。電源コードを除いた重量はNI-FS310が665g、NI-FS360が680g。注水量はいずれも50mLで、約4分間の連続噴射が可能だ。
2015年01月30日パナソニックは1月21日、ルームエアコン「EXシリーズ」を発表した。発売は2月で、価格はオープン。推定市場価格は適用畳数(6畳~23畳)によって異なる。6畳用は130,000円前後、23畳用は240,000円前後だ(いずれも税別で、工事費を含まない)。EXシリーズは「フィルターお掃除ロボット」を搭載したエアコン。フィルター裏面に備えられた掃除用ノズルによって、フィルターに付着したホコリを自動でかき取って吸引する。1回の掃除で除去するホコリの量は約6mg(耳かき2~3杯分)で、取ったホコリはホースを通じて屋外へ自動で排出。エアコン内部の熱交換器や送風路を自動でキレイにする「内部おそうじ機能」も持つ。運転をオンにする時間帯を、エアコンが2パターンまで学習し、学習した時間帯の前に予熱運転を開始する「おはようチャージ」機能を搭載。これによりスイッチを入れるとすぐに温風を吹き出す「すぐ出る暖房」が利用できる。足もとの温度をチェックする「床温センサー」、人の居場所を検知する「ひと・ものセンサー」、部屋への日差しをモニタリングする「日射センサー」によって効率的な運転を行える「エコナビ」機能を搭載。室内機のサイズはW790×D269×H295mm。カラーはクリスタルホワイトとノーブルベージュ。パナソニックは同日、「GXシリーズ」「Jシリーズ」「Fシリーズ」も発表した。発売はいずれも1月下旬。GXシリーズはフィルターお掃除ロボットを搭載しているが、取ったホコリが排出されるダストボックスを年に1回程度、手入れする必要がある。JシリーズとFシリーズはフィルターお掃除ロボットなどの機能を省略したスタンダードなモデル。
2015年01月23日パナソニックは1月22日、ロボット掃除機「RULO(ルーロ) MC-RS1」を発表した。独自の三角形状により、円形のロボット掃除機では掃除しにくかった部屋の隅や壁際のゴミをかき出す。発売は3月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別100,000円前後だ。MC-RS1は、「ルーローの三角形」にもとづいて設計されたロボット掃除機。正方形に内接して回転できるという特性によって、狭い場所でもスムーズに方向転換できる。また、三角形の頂点が部屋の隅まで入り込んでサイドブラシがゴミをかき集めるため、掃除しにくい場所のゴミもしっかり取り除く。ハウスダストなど微細なゴミを検知する独自の「ハウスダスト発見センサー」を搭載。ゴミが多ければ赤のランプが、キレイになれば緑のランプが点灯し、ゴミの量に応じてパワーを自動で制御する。パワーだけでなく走行速度も自動で調節し、ゴミが多量な場合は走行速度を遅くするなど集じん効率を高めている。吸込口にはじゅうたんなどのゴミをかき出すV字ブラシと、ふき掃除効果を得られるマイナスイオンプレートを搭載し、微細なゴミも除去可能だ。壁や障害物を認識する赤外線センサーと超音波センサー、方向を認識するジャイロ制御を搭載。これらによって、ゴミがたまりやすい部屋の隅や壁際に沿って掃除する「ラウンド走行」と、部屋の内部を効率よく掃除する「ランダム走行」を組み合わせた独自の走行システム「ラウンド&ランダム走行」を実現し、部屋全体を効率的に掃除する。また、あらかじめ記憶させた場所の掃除から開始する「エリアメモリー」機能も持つ。サイズはW330×D325×H92mm、重量は3kg。運転モードは自動、念入り、スポット、エリアメモリーの4つ。約3時間でフル充電され、最大で約60分の連続運転が可能だ(自動モード時)。カラーはホワイトとブラック。
2015年01月22日パナソニックは1月20日、180度チルト式モニターを搭載したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-TZ57」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格は税別31,500円前後だ。DMC-TZ57は「旅カメラ」の愛称が付けられた「TZシリーズ」の新モデルで、同日発表の「DMC-TZ70」の姉妹機にあたる。約104万ドットのモニターは180度チルト式で、回転させると「自分撮りモード」に自動で切り替わり、表情や構図を確認しながら撮影可能だ。自分撮りモードには、片目を閉じることでシャッターを切れる「ウィンクシャッター」、肌をなめらかにしたり人物を細身に見せたりできる「ビューティー機能」を追加した。主な仕様は、撮像素子が有効1,600万画素の1/2.33型高感度MOSセンサーで、レンズが焦点距離24-480mm(35mm判換算時)の光学20倍ズームに対応するLUMIX DC VARIOレンズ、開放絞りがF3.3-6.4、最小絞りがF8.0。光学式手ブレ補正機能も持つ。対応感度はISO100~ISO3200(拡張設定でISO6400を利用可能)。背面のモニターは約104万ドット・3型のTFT液晶で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードおよび内蔵メモリ(約78MB)。静止画の記録形式はJPEG、動画の記録形式はMP4。動画の記録画素数は最大1,920×1,080/30p。サイズは約W107.9×D32.1×H59.9mm(突起部除く)、重量は本体のみで約223g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約249gだ。バッテリーはリチウムイオン充電池、容量は1,250mAh。CIPA準拠の撮影枚数は約350枚となっている。カラーはホワイトとブラウン。
2015年01月20日パナソニックは1月20日、デジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズのレンズ交換式モデル「DMC-GF7」を発表した。パッケージは、標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.」と望遠ズームレンズ「LUMIX G VARIO 35-100mm/F4.0-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」の2本が付属する「DMC-GF7W」のみが用意される。発売は2月13日で、価格はオープン。推定市場価格は83,500円前後(税別)。レフレックスミラーを省略したミラーレス一眼タイプの「LUMIX」シリーズの新モデル。従来モデル「DMC-GF6」より体積比で本体が約20%小さくなり、望遠ズームレンズ装着時でも401gという軽量さを実現した。背面のモニターはDMC-GF6と同様に、上方向に180度のチルトが可能なチルト式のタッチパネル液晶を採用する。モニターをチルトさせることで"自分撮り"を行いやすいうえ、シャッターボタンを押さずに撮影できる「自分撮りシャッター」を新たに搭載。「フェイスシャッター」「フレンドリーシャッター」の2機能を利用できる。フェイスシャッターは、カメラが検出した顔を手などでいったん隠してから、再び顔が現れると自動でシャッターが動作を開始するというもの。一方のフレンドリーシャッターは、検出した2つの顔が一定距離以内に近づくとシャッターが切られるというものだ。また、モニターのチルト時は「Fn1/Wi-Fi」ボタンがシャッターボタンとして機能。カメラを自分に向けて撮影する際でも、右手でシャッター操作を行えるようになっている。ほかに自分撮り向けの機能としては、「ビューティー機能」も搭載。人物の肌をなめらかに写す「美肌モード」、背景をぼかしやすくする「背景ぼかし」、細身に撮れる「スリムモード」を利用できる。DMC-GF6に引き続き、Wi-Fi(無線LAN)接続機能やNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)機能を搭載。本機で撮影した写真や動画をスマートフォンやタブレット端末へワイヤレスで転送できるほか、本機をリモート操作して撮影を行うことも可能となっている。なお、NFC機能の搭載は、ミラーレス一眼タイプの「LUMIX」では初めてとなる。主な仕様は、撮像素子が有効1,600万画素の4/3型Live MOSセンサーで、対応感度がISO200~ISO25800(拡張設定でISO100に対応)、シャッター速度が1/16,000~60秒(静止画)。マウントはマイクロフォーサーズマウントで、背面のモニターは約104万ドット・3型の液晶方式(タッチパネル)、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-Iカード対応)、動画撮影時の記録画素数は最大1,920×1,080ドット/60p。バッテリーは専用充電池で、CIPA準拠の撮影枚数は約230枚となっている(付属レンズ装着時)。本体サイズはW106.5×D33.3×H64.6mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約236g、バッテリーとメモリーカード、付属の12-32mmレンズを装着した状態で約336g、バッテリーとメモリーカード、付属の35-100mmレンズを装着した状態で401gだ。
2015年01月20日