ビューティフル・シューズ(BEAUTIFUL SHOES)の新作サンダル「LEATHER MOC」が、2022年9月上旬より順次、全国の取扱店にて発売される。ミニマルに仕上げたモックサンダル「LEATHER MOC」は、上品でミニマルに仕上げたモックサンダルだ。アッパー、ソールともに足馴染みの良い柔らかなレザーを採用し、足裏の起伏に沿ったフットベッドを用いることで、快適な履き心地とフィット感を叶えた。カラーは、ブラックとベージュの2色を展開する。詳細LEATHER MOC発売時期:2022年9月上旬より順次取扱店舗:全国の取扱店価格:44,000円サイズ:23.0〜24.5cm(0.5cm刻み)【問い合わせ先】GALLERY OF AUTHENTICTEL:03-5808-7515
2022年09月02日映画『フラッグ・デイ 父を想う日』が、2022年12月23日(金)に公開される。監督・主演はショーン・ペン。“父親が実は犯罪者だった”実話を映画化『フラッグ・デイ 父を想う日』は、大好きな父親が実は犯罪者だったという衝撃の実話を映画化した作品。原作は、ジャーナリストのジェニファー・ヴォーゲルが2005年に発表した回顧録「Film-Flam Man: The True Story Of My Father‘s Counterfeit Life」だ。裏切られ父の実像を知ってもなお、その愛情は変わることなく父と真っすぐ向き合おうとした娘の姿を通して、“家族の絆や愛とは何か”を問う。娘の知らなかった父の一面が浮き彫りにアメリカ最大級の贋札事件を引き起こしたジョンは、裁判を前にして逃亡。警察の車と壮絶なカーチェイスを繰り広げる様子がテレビ中継され、ジョンの娘・ジェニファーはそれを目にしてしまう。ジェニファーにとってのジョンは、子どもたちに最高の世界を与えようとかけがえのない思い出を作ってくれた魅力的な父親。その一方で、「フラッグデイに生まれた男はクズって決まってる」というジョンの母親や「パパはあなたが思ってるような人じゃない」というジョンの妻の言葉、ジョンが危険な仕事に手を染めていることを伺わせる様子など、娘の知らない父の一面も見えてくる。尚、タイトルの“フラッグ・デイ”とは、アメリカ国旗制定記念日のこと。全米が祝福する“フラッグ・デイ”に生まれた父・ジョンは、自分は生まれながらにして祝福されていると感じ、特別な存在として成功する当然の権利があると信じていた。“フラッグ・デイ”は彼の人生を大きく左右し、父と娘の重要な日にもなっている。映画『フラッグ・デイ 父を想う日』あらすじ1992年、全米にショッキングなニュースが流れる。アメリカ最大級の贋札事件の犯人であるジョンが、裁判を前にして逃亡したのだ。彼にはジェニファーという娘がいた。父の犯罪の顛末を聞いたジェニファーは、こうつぶやく――「私は父が大好き」。史上最高額の贋札を非常に高度な技術で偽造したジョンとは、いったいどんな男だったのか?父の素顔を知っても愛情は変わらなかった娘との関係とは?ジェニファーが幼い頃から「平凡な日々を見違えるほど驚きの瞬間に変えた」父との思い出を宝物のように貴い、だからこそ切ない日々がひも解かれていく――。ショーン・ペンが監督・主演、実娘と共演監督・主演を務めるのは、『ミスティック・リバー』『ミルク』で主演俳優としてアカデミー賞を受賞し、監督作『イントゥ・ザ・ワイルド』が同賞2部門にノミネートされたショーン・ペン。自身の監督作に出演するのは『フラッグ・デイ 父を想う日』が初となり、構想には15年をかけたという。尚、『フラッグ・デイ 父を想う日』は、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された。■主人公ジョン…ショーン・ペンアメリカ最大級の贋札事件の犯人で、裁判を前に逃亡。アメリカ国旗制定記念日“フラッグ・デイ”に生まれる。■ジェニファー…ディラン・ペンジョンの娘。ヒーローのような父・ジョンへの憧れが、その実像を知ることで反抗心へと変わっていくものの、弱さや矛盾に満ちた不完全な人間である父への愛情を徐々に深めていく。ジェニファーを演じるのはショーン・ペンの実娘であるディラン・ペン。ディランが本作の脚本を初めて読んだのは15歳の時で、父からの15年間にも及ぶ説得に応じて出演を決意した。■ベック…ジョシュ・ブローリンジョンと別居する母と、ジェニファーたち子どもを気にかけサポートする伯父。【詳細】映画『フラッグ・デイ 父を想う日』公開日:2022年12月23日(金)監督:ショーン・ペン出演:ディラン・ペン、ショーン・ペン、ジョシュ・ブローリン原作:「Film-Flam Man: The True Story Of My Father‘s Counterfeit Life」2021年/アメリカ/英語/112分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題:FLAG DAY/日本語字幕:松浦美奈/PG-12/配給:ショウゲート
2022年08月07日ショーン・ペン監督・主演作『フラッグ・デイ父を想う日』より日本版予告編と日本版ビジュアルが解禁された。大好きな父親が実は犯罪者だったという衝撃の実話を映画化した本作。原作はジャーナリストのジェニファー・ヴォーゲルが2005年に発表した回顧録「Film-Flam Man: The True Story Of My Father‘s Counterfeit Life」だ。この度解禁された予告編は、アメリカ最大級の贋札事件を引き起こしたジョン(ショーン・ペン)が逃走し、いままさに警察の車と壮絶なカーチェイスを繰り広げる様子がTV中継され、それを目にしてしまうジェニファー(ディラン・ペン)の姿を捉えたショッキングな場面から始まる。父とのかけがえのない思い出をふり返るジェニファーの言葉や幼い頃の回想シーンから伝わるのは、子どもたちに最高の世界を与えようとしたジョンが持つ奔放で魅力的な父親としての顔だ。一方で、「フラッグデイに生まれた男はクズって決まってる」というジョンの母親や「パパはあなたが思ってるような人じゃない」というジョンの妻の言葉、彼が危険な仕事に手を染めていることを伺わせる様子など、娘の知らない父の一面も垣間見える。裏切られた父の実像を知ってもなお、その愛情は変わることなく父と真っすぐ向き合おうとした娘の姿を捉え、深い人間へのまなざしと感動を予感させる映像となっている。併せて解禁されたビジュアルは、ジャーナリストへの道を歩き出したジェニファーとジョンが久しぶりに対面するシーンを切り取ったもの。ふたりがともに過ごしたかつての光景とともにフィルムのように並べられ、ふたりの日々に寄り添う印象的なデザインとなっている。『フラッグ・デイ父を想う日』は12月、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フラッグ・デイ 父を想う日 2022年冬、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2021 VOCO Products, LLC
2022年08月04日ホラー映画『ハッピー・デス・デイ』(17)の続編『ハッピー・デス・デイ 2U』(19)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。同作は、自分が殺される誕生日を何度も繰り返す羽目になった自己中な女子大学生の姿を描いたタイムループ・ホラー『ハッピー・デス・デイ』の続編。前作でタイムループから抜け出したツリー(ジェシカ・ロース)だったが、恋人・カーターのクラスメイトがタイムループに陥ったことをきっかけに、自身も再度タイムループに巻き込まれていく。主人公・ツリーは、前作に引き続き、ジェシカ・ロースが演じたほか、製作陣もクリストファー・ランドン監督やジェイソン・ブラムら、前作を手掛けたスタッフが再集結した。
2022年07月28日公益財団法人稲盛財団(理事長:金澤 しのぶ)は、京都市交響楽団、招聘アーティストと協同して、文化芸術振興を目的としたプログラム「INAMORI ミュージック・デイ」を始めます。このプログラムは、市民や学生のみなさまに、文化芸術のすばらしさを再発見し、人生をより豊かにするための機会を提供したいという思いから生まれました。稲盛財団は設立当初より、科学の発展と人類の精神的深化のバランスが、安定した人類の未来につながるという創立者の理念に基づいて事業を行ってまいりました。その考え方は、日本を代表する国際賞である「京都賞」に科学の分野に並んで思想・芸術の分野が設けられていることにも表れています。これまで文化芸術振興を目的とした企画は機会を捉えての開催でしたが、今回、継続的に展開する取り組みとして立ち上げたのが本プログラムです。具体的には、毎年11月3日「文化の日」に、京都市交響楽団と招聘アーティストによるコンサートを開催します。また、同時期に出張コンサート・出張授業などのイベントを企画し、より多くの方々が音楽と出会う機会を創出いたします。本年度のプログラムは、以下の通りです。京都市交響楽団■「INAMORI ミュージック・デイ」2022年度プログラム1. 「INAMORI ミュージック・デイ 2022」コンサート in ロームシアター京都世界で活躍する若手音楽家2人を招聘し、プレトークと京都市交響楽団との共演を行います。出演者と聴衆の間で音楽を通じてそれぞれの思いやストーリー、感情が響き合う場を創ります。日時 :2022年11月3日(木・祝) 14:00開演会場 :ロームシアター京都 メインホール料金 :2,000円 ※中高生を対象に約300名を無料招待(詳細は添付チラシ裏面をご参照ください)出演 :杉本 優(指揮)・周防 亮介(ヴァイオリン)・京都市交響楽団曲目 :外山 雄三:京都幻想(1983年京都市委嘱作品)コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92申し込み方法 :添付チラシ表面をご参照ください2. 「INAMORI ミュージック・デイ2022」ミニコンサート at 京都市京セラ美術館文化芸術の発信拠点の一つである美術館でアンサンブルの演奏を行うことにより、音楽と美術、二つの芸術との遭遇が楽しめる機会を創出します。日時:2022年10月15日(土)13:00、15:00開始26日(水)、28日(金)11:00、13:00開始(各日・各回30分公演)会場:京都市京セラ美術館 中央ホール料金:無料出演:京都市交響楽団協力:京都市京セラ美術館「普段は静かな環境で作品を鑑賞いただいている美術館において、素敵なクラシック音楽の生演奏が響きます。この特別な3日間では、美術鑑賞を楽しんでいただくことはもちろん、リニューアルで生まれ変わった中央ホールの美しい空間の中で、思いがけない音楽との出会いをお楽しみください。」(京都市京セラ美術館より)3. 「INAMORI ミュージック・デイ 2022」スクールコンサート&レッスン高校生が世界で活躍する若手音楽家の演奏と言葉から刺激を受け、未来への展望について触発される機会を創ります。今年は京都府立亀岡高等学校にて杉本氏と周防氏が全校生徒に向けたコンサートを実施します。その後、吹奏楽部と合唱部を対象とした演奏指導を行います。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月26日○レコード・ストア・デイって、知ってますか?未だファンの多い音楽メディア、レコードを伝承していこうとするキャンペーンで、世界のレコードショップでなんらかのイベントが行われたり、いにしえの名盤、珍盤が再発されたりします。今年は、4月23日(土)が開催日で、日本ドメインのイベントページが立ち上がっているほか、タワーレコードやHMVなどでも、キャンペーンに関する告知がされています。僕もこの時期になると、さぁて今年はどの再発盤を買おうかなと算段しているのですが、そんなとき、洋楽マニアである御徒町晴彦から、「荷物の片付けを手伝ってほしい」との連絡が。気乗りしないまま、その理由を聞いてみると……。広島:(メンドイなぁ)片付けって、急ですね御徒町:ちょっと狭いところに引っ越すんだけどさぁ広島:(引っ越しだと!)御徒町:荷物が多くて。片付けが間に合わないんだよ広島:す、すぐ行きます!カンのいい皆さんはすでにお気づきかと思いますが、趣味人の引っ越しってのは思わぬお宝をゲットできるチャンスなのです。廃棄されるゴミのなかに、ごっそりとお宝が眠っているというワケ。予想どおり、「このダンボールなんだ?レコードか、もうジャマだからいいや。欲しい?持っていっていいよ」となりまして、見事55枚のレコードをゲット。ふふふ。さぁて。何がでるかな?サルベージしたお宝を開帳してみましょう。○「デビュー!ビートルズ・ライヴ’62/ザ・ビートルズ」(1977年、ビクター)ビートルズの初期のライブ盤。彼らがキュートな4人組に化ける前、ドイツのライブハウス、スタークラブで酔客相手に演奏していたゴリゴリ不良時代の演奏です。音質も良くないけど、プレイも粗い。メンバーとしては不本意な経緯で発売されてしまった黒歴史的音源なんで、なかなか入手も難しい代物。といっても、彼らの成功もこの頃の下積みがあったからこそだし、この頃のビートルズが好きって人もたくさんいます。ネットには音源も落ちているんでしょうが、データはデータ、盤は盤。こんな瞬間があったんだぞ、ということを記録した物理メディアは、もう文化的遺構みたいなもんですよ。○「スージー・クアトロ・ストーリー 栄光のゴールデン・ヒッツ /スージー・クアトロ」(1975年/東芝EMI)帯を定位置につけると、肝心のスージー・クアトロが隠れるという、すっとこどっこいな一枚。中ジャケ、ブックレットに写真がいっぱい。これがカラーだったらなぁ~。でも、付属のミニポスターがいい。5月には、彼女のドキュメンタリー映画も上映されるそうですが、未だにあの革のジャンプスーツで演奏してくれてますね。重いベースを担いで演奏する姿を人前で見せるには、フィジカルの維持など大変だと思いますが、レディース・ロッカーの元祖として、音楽アイコンとして、最後までキャリアをまっとうしてくれる姿っていいですね。○「パワー・イン・ザ・ダークネス/トム・ロビンソン・バンド」(1978年、東芝EMI)失礼ながら、日本盤が出ているのを知らなかったです。ジャケットはグラフィカルでシンプルで、解説は当然、パンク雑誌「DOLL MAGAZINE」の元編集長、森脇美貴夫。トム・ロビンソン・バンドといえば、「グラッド・トゥ・ビー・ゲイ」とか、ちょっとひねた感じで演奏するインテリなパンクだと思われているかもですが、音自体は、めちゃ元気な3コードのロックンロール。そして、バンドロゴがスプレーで描けるステンシルの型紙が封入されています。こんなおまけもレコードならでは。○「あの頃、マリー・ローランサン」(1983年、CBSソニー)邦楽アーティストのアルバムも何枚かあったんですが、これにはハっとさせられました。加藤和彦といえば、1967年頃に、ザ・フォーク・クルセダーズで若くしてスターになり、さらにはサディスティック・ミカ・バンドを率いて海外でも成功した、異次元レベルのミュージシャン。ソロになってからも、ハイセンス、かつダンディな楽曲をたくさんリリースしていて、これもそんな一枚です。ですが、このアルバムの中には、こんなインサート(メッセージ・カード)がはいっていました。彼はそのエレガントでスマートなイメージの一方で、日本のコンサート音響のレベルをあげるために私費を投じてPAの会社を作ったり、伝説のバンド・村八分をデビューさせるため、わがまま放題のメンバーとレコード会社との間に入って粘り強く交渉したりと、国内の音楽業界全体のために尽くした人でもありました。そんな彼にとって、作り手にお金がまわらないような仕組みは我慢ならないものだったのだと思います。その後、さらに悪化する状況をはかなみ、彼は悲しい選択をします(書くのが嫌なので、書きません)。今だって状況は良くないし、こんな名盤たちをプレ値で売り買いしても、アーティストには1円もお金がいきません。それでも、ビートルズのモーメントや、スージー・クアトロの変わらぬ姿勢、トム・ロビンソン・バンドのスピリットは、今もレコードで伝わってくるし、レコード・ストア・デイをやったりして、音楽を大事にしている人たちもたくさんいます。NFTとかで、お金がうまく回るようになるかもしれません。彼が今を見たら、なんというでしょう。やっぱり落胆しますかね。それとも、「まぁうんざりだけど、なんにも希望がないってわけでもないな」ぐらいに思ってくれるといいですね。
2022年04月21日演劇企画オフィス・アートプラン(東京都練馬区、代表:金安秀美)主催による『オー・ハッピー・デイ』 が二会場で下記の通り上演されます。【新宿公演】2021年12月22日(水)~12月26日(日)スタジオファンファーレ東新宿(東京都新宿区大久保1-3-15 アクロス東新宿B1F)【中野公演】2022年1月7日(金)~1月10日(月・祝)ザ・ポケット(東京都中野区中野3-22-8)チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松⼤剛)にて11⽉26⽇(⾦)より発売開始です。カンフェティで11月26日(金)18:00よりチケット発売開始 公式ホームページ アンハッピーな境遇にいる彼らの再生を描いたハッピーな物語。 歌・ダンス・芝居で織りなす5人の男たちのエンターテインメント!舞台はとある心療内科の病棟。心に傷を持った患者たちがたくさん入院している。彼らの主治医である精神科医の品川まりも先生が結婚し、海外へ移住することを知った患者の清原は、お別れに際して歌をプレゼントしたいと思う。患者仲間を引き入れて歌の練習が始まるが、約束のクリスマスまでに果たして間に合うのか…。待望のFIVEパートⅡ!演劇企画オフィス・アートプランプロデュース公演を主体とするアートプランの舞台は、プロデューサーの企画意図を元に集まってくる脚本家、演出家、音楽家、振付家、照明家、美術家などの優れたスタッフ陣と、それを充分に表現できる魅力あるキャストの起用で構成する演劇集団です。日本全国の観客を対象に大人から子どもに楽しんでもらえる、オリジナル作品を特徴としています。公演概要FIVEパートⅡ『オー・ハッピー・デイ』作:高橋いさを/演出:堀之内良太【新宿公演】公演期間:2021年12月22日(水)~12月26日(日)会場:スタジオファンファーレ東新宿(東京都新宿区大久保1-3-15 アクロス東新宿B1F)【中野公演】公演期間:2022年1月7日(金)~1月10日(月・祝)会場:ザ・ポケット(東京都中野区中野3-22-8)■出演伊藤俊輔(ONEOR8)江島雄基(劇団水中ランナー)清水伸(ふくふくや)寺内淳志(J.CLIP)堀之内良太(劇団水中ランナー)■チケット料金前売・当日:5,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月26日「LOST」のジン役、「HAWAII FIVE-0」のチン・ホー・ケリー役で知られるダニエル・デイ・キムが、これまでの役選びで心がけてきたことについて「Emmy Magazine」に語った。「キャリアを通して、ステレオタイプ(の役)を避けることにベストを尽くしてきました。ステレオタイプを打ち破る役、ステレオタイプを覆す役があれば、それを表明するためだけに役を受けることもあるかもしれません。役を選ぶときにそれがなにを描くか、なにを表現するのか。そういうことを熟考するのは間違いなく私にとって最優先事項の一つなのです」と韓国で生まれ、幼い頃にアメリカに移住したアジア系アメリカ人としての信念を明かした。ダニエルは11月にアメリカで放送を控える「ホット・ゾーン」シーズン2で主役FBI捜査官に起用されており、「このドラマが10年前に作られていたら、私の顔のようなFBI捜査官が主人公になるだなんてありえないことでした。本当にもう、これは進歩の兆候というものですよね」と感慨深げに「People」誌で語っている。今年5月、ダニエルは「『エンジェル』『LOST』『地獄の変異』『スパイダーマン2』『キリング・ゲーム』『アンドロメダ・ストレイン』…私は画面上で何度も死んできて、これが自分の子どもたちにとって現実的な問題となってきているのです。そのため、役を引き受けるか否かを決めるのに最重要な決め手になっています。有色人種が(死ぬのが)お決まりになっていることは変えるべきです」とツイッターで訴えていた。(Hiromi Kaku)
2021年10月18日ジュード・ロウとナオミ・ハリスが主演を務め、プランBエンターテインメントとHBO(R)がタッグを組んだドラマ「サード・デイ ~祝祭の孤島~」を独占配信中。今回、12月11日より配信される「冬」で主演を務めるナオミと、人気ドラマ「ザ・クラウン」「コール・ザ・ミッドワイフ~ロンドン助産婦物語」のエピソード監督なども務めたフィリッパ・ロウソープの貴重なインタビューが届いた。本作は、「夏」と「冬」3話ずつの2部構成で贈るミステリードラマとなっており、ロンドン郊外の孤島を舞台に、島の伝統と文化を守るためには手段を選ばない謎めいた島民を相手に、「夏」ではジュード演じるサムが、「冬」ではナオミ演じるヘレンが奇妙で恐ろしい体験をし、それぞれのトラウマと向き合わされ精神を追い詰められている姿が描かれている。本作のテーマである、超自然的な空間や空想的な世界を舞台に実世界で経験した悲しみについて、ナオミは「役者として私は真実を演じることに忠実であることをいつも心がけているから、空想的な世界観においても出来る限り掘り下げて、逆に空想の世界での真実を追い求めて演じたつもり」と演技のポイントを語る。2部作となる本作は、共通するテーマを描きながらも全く異なった作風であるが、ロウソープ監督は「私はこのプロジェクトはそれぞれ別の作品だと考えていて、マーク(・マンデン)が監督した『夏』は主人公のサム(ジュード)の島での冒険を描いているのに対し、私が監督した『冬』では主人公もビジュアル的なアプローチも違うし、違いを明らかにすることを重視した。主人公が母親と娘2人なので、たとえ舞台が同じでもビジュアル的なスタイルを変えることが大切だった」と制作意図を明かす。■「3人ともすぐに仲良くなったし絆も深まった」娘たちとの交流明かす心理的なスリラーを撮影している現場の雰囲気について、ナオミは、「主な共演者が私の娘を演じる2人の女の子。特にシャーロット(・ゲアドナー・ミヘル/タルーラ役)は今回が初めてのお芝居だから本当に心配だったんだけど、それがナチュラルで予測不能な演技に繋がって私の演技も引き上げられた気がする。ニコ(・パーカー/エリー役)も素晴らしい女優で、私たちは3人ともすぐに仲良くなったし絆も深まった。撮影が終わった時は本当に自分の娘と別れるような気持ちになって悲しかった」と3人に生まれたケミストリーについて語る。続けて撮影場所であるオシー島について、ロウソープ監督は「撮影するには素晴らしい、魔法のような光景を見せてくれる場所だった」と言うが、ナオミは「オシー島は本当に奇妙な島。私は撮影に行くまではとっても楽しみにしていたんだけど、実際に行ってみると何か変なエネルギーが流れていて、『早く家に帰らせて』って思った」と明かす。「でも私の家族はすごく気に入ってしまった。魔法のような素晴らしい光景は作品のもう一人のキャラクターと言ってもいいくらいだと思う」と特異な雰囲気を持つ島の印象を回想した。彼女が演じたヘレンは時にヒステリックになるくらい過剰に娘を守ろうとする母親だが、その役柄については「私は子どもを守るためなら何でもするという母親の獰猛さを見せたかった。母親として優しく包み込むような一面もあり、いざとなったら命がけで守ろうとする。それは私の母親へのオマージュでもある。母親と子どもってとても複雑な関係。ドラマではその関係性がとても美しく描かれている」と母娘の関係がより明らかになる第5話(『冬』第2話)への期待を高めるコメントを寄せている。(text:cinemacafe.net)
2020年12月08日『ハッピー・デス・デイ』シリーズ監督と『透明人間』や『アス』『ゲット・アウト』のブラムハウス・プロダクションズが贈る、“入れ替わり(ボディスイッチ)ホラー”『Freaky』(原題)が邦題『ザ・スイッチ』として公開決定。ポスタービジュアルと特報映像が解禁された。本作は、製作会社ブラムハウス・プロダクションズを牽引するジェイソン・ブラムと『ハッピー・デス・デイ』シリーズのクリストファー・ランドン監督の強力タッグによる最新作。“入れ替わり”を題材にしながらも、誰もが未体験のボディスイッチホラーは、ホラーの帝王スティーヴン・キングが大絶賛。シッチェス・カタロニア国際映画祭をはじめ、海外でも「ホラーとユーモアが絶妙なバランスで地獄のように楽しい時間」と話題を呼んでいる。この度、解禁されたポスタービジュアルには、チェーンソーを構える女子高生ミリーと、ピンク色のカバーのついたスマホを胸にあて不安そうな表情の連続殺人鬼ブッチャーの姿が。「史上最悪の入れ替わり」を如実に表現した不穏さが漂うポスターが到着。また、特報映像では、地味で退屈な高校生活を過ごしていた女子高生のミリーがある日の夜、連続殺人鬼ブッチャーに襲われ殺されてしまう…はずが、身体が入れ替わってしまうところからスタート。13日の金曜日中に入れ替わりを解かなければ一生元の姿に戻ることはできない状況の中、女子高生の姿で手当たり次第に殺戮する殺人鬼から自身の身体を取り戻せるのか!?連続殺人鬼の身体で「私の身体を返して」とすごむミリーと、「やってみな」と血まみれの女子高生の身体でチェーンソーを操るブッチャーの対決で終わる本映像は、壮絶な戦いを予感させている。出演は、『名探偵ピカチュウ』『スリー・ビルボード』で注目された【Z世代】のキャスリン・ニュートン。手当たり次第に殺戮を企てる連続殺人鬼をパワフルに演じる。一方、指名手配されている連続殺人犯ブッチャーには『ドッジボール』『ウエディング・クラッシャーズ』や『ハクソー・リッジ』など、幅広い演技が持ち味のヴィンス・ヴォーン。自らの身体を取り戻すために奮闘する女子高生を愛すべきキャラクターとしてポップに演じている。そのほか、ミリーの親友でしっかり者のナイラ役を『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のセレステ・オコナー、ジョシュ役を『ザ・ゴールドフィンチ』のミーシャ・オシェロヴィッチが演じ、親友の体を取り戻すべくミリーとともに奮闘する。なお、本日“13日の金曜日”にユニバーサル・ピクチャーズのホラー総合アカウント「ユニバーサル・ホラー公式」(Twitter/YouTubeチャンネル)が開設。本作はもちろんのこと、ユニバーサル・ホラー作品の怖くて楽しい最新作を紹介していくという。『ザ・スイッチ』は2021年1月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年11月13日アメリカのシンガーソングライター、キャロル・キングの半生を彼女自身がつくった名曲とともに綴るミュージカル『ビューティフル』が2020年11月5日(木)から帝国劇場で開幕した。3年ぶりの再演だが、主演の水樹奈々と平原綾香をはじめ、メインキャストは日本初演のメンバーが全員揃った。舞台は、ニューヨークに住む16歳のキャロル(水樹奈々/平原綾香※Wキャスト)が、教師になることを勧める母のジニー(剣幸)の説得を振り切って、プロデューサーのドニー・カーシュナー(武田真治)に曲を売り込みに行くことから始まる。ドニーに認められて作曲家としての一歩を踏み出したキャロルは、カレッジで出会ったジェリー・ゴフィン(伊礼彼方)と恋に落ち、作曲家・作詞家としてコンビを組むことに。そして、妊娠、結婚。キャロルは、ヒット曲を作りながら、仕事と子育てに奮闘する日々を過ごす。2人は、ドニーがプロデュースする作曲家バリー・マン(中川晃教)と作詞家シンシア・ワイル(ソニン)のコンビと互いにしのぎを削り、1960年代のアメリカ・ヒットチャートの首位を争う。すべてが順調に思われたが、時代が変わり、ヒット曲を書き続けなければならないという焦燥感からジェリーが精神的に追い詰められて……。『A Natural Woman』や『The Locomotion』、『You’ve Got A Friend』などのヒット曲を作曲したキャロル・キング。本作は、60~70年代のアメリカのみならず、世界中でヒットした彼女の楽曲が散りばめられた、いわゆる「ジュークボックス・ミュージカル」だ。楽曲の素晴らしさはもちろんだが、キャロルの波乱の半生を軸に、作詞家・作曲家のクリエイターたちの音楽が生まれるまでの苦悩、当時の音楽業界の内情なども丹念に描かれており、芝居としても非常に見応えがある作品といえる。11月4日(水)夜に行われたゲネプロ(総通し舞台稽古)を観劇した。前回2017年の本作出演が初舞台だった水樹奈々は、再演となる今回、キャロル役が板につき、舞台を心から楽しんでいる様子が印象的。6日には第1子妊娠を公表したが、変わらず迫力ある歌声を披露していた。母になるということで、キャロル役をまた別角度から深めたような気もする。伊礼の演じるジェリーは、自身の才能の限界を感じながら、それを突破しようと刺激を求めて遊びに繰り出す。その焦りやどこか哀愁漂う芝居が特別いい。中川のバリーと、ソニンのシンシアのペアも、初演以上に息があっていて、作品を明るくする存在だった。上演時間は約2時間55分(休憩30分含む)。公演は28日(土)まで。取材・文:五月女菜穂
2020年11月09日エスティ ローダー(Estée Lauder)の名香「ビューティフル」が、アンディ ウォーホルとコラボレーション。限定フレグランス「ビューティフル アプソリュ オーデ パフューム スプレィ」が、2020年11月11日(水)より数量限定で発売される。“アンディ ウォーホルも愛した”花の香りエスティ ローダーの「ビューティフル」は“アンディ ウォーホルも愛した香り”として知られる、ブランドを代表するフレグランスだ。1,000本もの花々をブレンドした贅沢な仕上がりが特徴で、肌にのせると、リッチでエレガントな香りに魅了される。夜明けに摘んだチューベローズの花の香りを中心に、ミュゲ、ジャスミン、イランイランなど様々なフラワーノートをブレンド。白い花々のブーケを引き立てるように、フレッシュなオレンジ、みずみずしいマリーゴールドが香り立ち、豊かなベチバーやサンダルウッドのアンダートーンが複雑で奥深い余韻を残してくれる。カラフルフラワーの限定デザインに「ビューティフル」が初めて世に送り出されたのは1985年。花を愛するアーティスト、アンディ ウォーホルは、「私の新しい、お気に入りの香り」と宣言し、自ら身につけたという。それから35年。記念すべきアニバーサリーを迎える今年、アンディ ウォーホルとの究極のコラボレーションが実現した。エスティ ローダーとアンディ ウォーホルの花を愛する心を反映して、パッケージには、カラフルなフラワーモチーフをあしらった。1985年発売当時のボトルデザインから着想を得た、すっきりとしたシルエットのボトルには、花を想起させる現代彫刻のようなゴールドのキャップがコンビネーションされている。“忘れがたい”花の香り「プレジャーズ」そして、「ビューティフル」と並んで、いまエスティ ローダーの名香として注目を集めているのが「プレジャーズ」だ。「ビューティフル」同様に花々を主役にした「プレジャーズ」は、一度体感すると“忘れがたい香り”として人々を魅了する。イメージしたのは、春の雨に洗われた、花々の透明感。ホワイト リリーやホワイト ピオニー、ピンク ローズといった清らかなフラワーノートに、エキゾチックなベイローズでアクセントを加えた香りは、空気のようにやわらかく心地よい仕上がり。甘すぎず軽やかな「プレジャーズ」は、誰からも愛される好感度の高い香りとして、いま再び注目を集めている。【詳細】■エスティ ローダー x アンディ ウォーホル限定コラボレーション「ビューティフル アプソリュ オーデ パフューム スプレィ」50mL 15,000円+税発売日:2020年11月11日(水)三越伊勢丹グループ限定&数量限定品※2020年11月4日(水)より伊勢丹新宿店で先行発売(meeco取り扱い有り)■プレジャーズ オーデ パフューム スプレィ 15mL 4,800円+税、50mL 10,000円+税【問い合わせ先】エスティ ローダーTEL:0570-003-770
2020年11月08日キャロル・キングの半生を描くミュージカル『ビューティフル』が東京・帝国劇場にて11月5日(木)に開幕する。主演の平原綾香(水樹奈々とWキャスト)に話を聞いた。本作は、世界的に知られるアメリカのシンガーソングライター キャロル・キングの半生を、その名曲と共に綴るブロードウェイ発のミュージカル。日本では’17年に初演され、今回の再演では平原と水樹、中川晃教、伊礼彼方、ソニン、武田真治、剣幸という初演キャストが続投する。開幕を約一週間後に控え、平原は「初演よりもさらにパワーアップしています」と笑顔。「今回一番違うのは演出チームで、前回は本国からシェリー(・バトラー)が来日してくれて、海外ミュージカルらしさを大切につくりました。今回はコロナの影響もあって(上田)一豪さんが演出リステージされるので、日本の演出家ならではの、より内面に迫るお芝居になっている気がします」。さらに「前回は私にとっては2作目のミュージカルで大変なこともあったのですが、今回で『演じるってこんなに楽しいんだ』とすごく思えるようになりました。音楽で感じてきた“心のやり取り”が、お芝居でもあるんだってことを実感しましたし、稽古場では一豪さんと(キャロルのパートナー・ジェリーを演じる)伊礼さんと演技について奥深いところまで話し、追及できました。自分にそんな話ができるようになったことも嬉しいです」と充実した表情をみせる。コロナ禍という大変な状況での上演となるが、平原はそこに本作と重なるものを感じているという。「私自身もコンサートツアーは延期と中止になり、2日間だけ開催したのですが、あの時はこの状況でしかできないものができたし、歌が歌えたと思います。これはきっと、今に限らずみんなそうだと思うんです。だからこそ生まれる美しいものがある。この作品の冒頭で『人生の面白いところって、望みどおりになる時もあればならない時もある。だけど、望みどおりにならないとき、それでも人は何かを見つける』というキャロルの台詞があるのですが、それはこういうことなのかなって」平原が「キャロル・キングって、いつもニコニコしているイメージがあるし、順風満帆な人生だと思ってしまっていたのですが、実は壮絶だったことをこの作品で知りました。特にジェリーには本当に辛い目に遭わされますが、その彼を許して愛したからこそ『YOU’VE GOT A FRIEND』という曲は生まれたんだとも思う。この作品を観るとやさしくなれます」と語る本作は、11月5日(木)から28日(土)まで帝国劇場にて上演。今作ならではの“美しさ”をぜひ劇場で体感してください。文:中川實穂
2020年11月04日ジュード・ロウとナオミ・ハリスが主演を務め、ブラッド・ピット率いる制作会社「プランBエンターテインメント」とHBO(R)がタッグを組んだドラマ「サード・デイ ~祝祭の孤島~」が、11月20日(金)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて独占配信されることが決定。謎が深まる予告編が解禁された。本作は、「夏」と「冬」3話ずつの2部構成で贈るミステリードラマ。ロンドン郊外の引き潮の時しか渡れない孤島を舞台に、島の伝統と文化を守るためには手段を選ばない謎めいた島民を相手にして、「夏」ではジュード・ロウ演じるサムが、「冬」ではナオミ・ハリス演じるヘレンが奇妙で恐ろしい体験をし、それぞれのトラウマと向き合わされ精神を追い詰められている姿が描かれていく。また、ケルト文化を取り入れた祝祭のシーンも印象的で、『ミッドサマー』にも影響を与えたとされる『ウィッカーマン』(1973)など閉鎖空間や排他的世界を彷彿とさせている。ジュード・ロウ、ナオミ・ハリスのW主演と豪華英国人キャストの競演ジュード演じるサム、ナオミ演じるヘレンは異なる季節にオシー島で恐ろしい体験をすることで自身のトラウマに向き合っていく。また、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のキャサリン・ウォーターストンとジュードの再共演も見どころ。ほかにも、「チェルノブイリ」エミリー・ワトソン、「アウトサイダー」パディ・コンシダインら豪華英国人キャストが謎めいた島民として“怪演”しているのも必見。「ウエストワールド」タンディ・ニュートンの娘ニコ・パーカーも出演する。ブラピ率いる“プランB”と体験型シアターの先駆者“パンチドランク”がTVでタッグ英米で人気の体験型演劇「イマーシブ・シアター」の先駆者であるシアターカンパニー「パンチドランク」の創設者で、オフ・ブロードウェイミュージカル「スリープ・ノー・モア」で知られるフィリックス・バレットと、イギリスで人気を博したスリラー「Utopia -ユートピア-」のクリエイターたちがテレビドラマの新しい形に挑戦。監督やスタッフも変えて3話ずつ制作した2部構成となっており、製作総指揮はブラッド・ピットのほか、彼が率いる「プランB」から『ムーンライト』『それでも夜は明ける』でアカデミー作品賞を受賞したプロデューサー、デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナーが参加。映画級クオリティの作品を生み出していく。舞台となるオシー島は実在の島…ドラマの舞台となった「オシー島」は、幻想的で閉ざされた実在する島。さいわい新型コロナウイルスの感染拡大前に撮影を行っていたプロダクションは、実際に「オシー島」でロケを敢行。ロンドンから約80km、干潮の4時間を過ぎると本土に戻ることのできない離島で、キャストやクルーも携帯電話の電波が届かない不自由な環境の中で撮影を行ったという。美しい自然や英国カントリー調の町並みが保存されている島の風景美も必見。(text:cinemacafe.net)
2020年10月24日フジテレビ系「土曜プレミアム」枠では、3月21日(土)に異星人との壮大な戦いを描いた人気シリーズの最新作として2016年に公開された『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』をオンエアする。アメリカ独立記念日“インデペンデンス・デイ”に異星人が地球に襲来。壊滅的打撃を受けるも、異星人の戦闘機を撃墜したパイロットと科学者のコンビによる決死の特入作戦で辛くも撃退。それから20年を経た2016年7月、エイリアンがアフリカに残した宇宙船が密かに覚醒。地球に仲間を呼び寄せるSOS信号を発信する。まもなくかつて襲来したものよりはるかに強力なエイリアンの宇宙船が、人類が建造した月面基地を粉砕。彼らは重力を自在に操り、ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、ドバイといった各国の主要都市を次々に破壊していく。ESD(宇宙防衛軍)の部長デイビッド、元合衆国大統領ホイットモア、若き戦闘機パイロットのジェイクらの必死の奮闘もむなしく、敵の猛攻撃にさらされて防衛システムを無力化された人類は、瞬く間に滅亡の危機に瀕していく…というストーリー。1996年公開の1作目に引き続き『紀元前1万年』『2012』『ホワイトハウス・ダウン』などのローランド・エメリッヒがメガホンを取り、また前作で異星人をコンピューターウイルスで撃退したデイビッド・レヴィンソン役のジェフ・ゴールドブラム。自ら戦闘機を駆り戦いに赴いたホイットモア元大統領役のビル・プルマンが続投。前作と今作を橋渡しする。新たな主人公のジェイク役には『ハンガー・ゲーム』シリーズのリアム・ヘムズワース。前作の英雄のひとり、スティーヴン・ヒラーの息子で戦闘機のエースパイロットでもあるディラン・ヒラーには新鋭のジェシー・アッシャー。『フィフス・ウェイブ』『ヴィランズ』などのマイカ・モンローがホイットモアの娘・パトリシア役で出演。スケール感あふれるスペクタクルと、スピードとクオリティに圧倒される戦闘シーン。20年ぶりに帰ってきた超人気作の続編をテレビで改めて味わい尽くして。土曜プレミアム『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は3月21日(土)22時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2020年03月21日『君の名前で僕を呼んで』以降も、Netflix映画『キング』をはじめ話題作への出演が続くティモシー・シャラメ主演作『マイ・ビューティフル・デイズ』。この度、ティモシー演じる高校生が、憧れの先生と70年代ソングを熱唱する本編映像が初解禁された。ティモシーが英語教師ミス・スティーヴンスに秘かに恋心を抱く、行動障害がある男子学生ビリーを演じる本作。スティーヴンス先生役のリリー・レーブは舞台で活躍し、トニー賞ノミネート経験もある実力派で、本作でサウス・バイ・サウスウエスト映画祭最優秀女優賞を見事獲得。さらに、演劇大会に同行する優等生のマーゴットを、全米で大人気のTVシリーズ「リバーデイル」や大ヒット中の『Hustlers』(原題)に出演するリリ・ラインハート、陽気なサムをインフルエンサー・ブロガーとしてアメリカで絶大な人気を誇るアンソニー・クインタルが演じる。この度解禁となったのは、彼ら4人でカリフォルニアの演劇大会に向かう車中の本編映像。「古い曲ばかりですね」と明らかに選曲が気に入らないマーゴット(リリ・ラインハート)、気を使って「変えるわ」とチャンネル変更しようとするスティーヴンス(リリー・レーブ)を止めるビリー(ティモシー・シャラメ)と、独特のノリで歌に没入しだすサム(アンソニー・クインタル)。何とも個性豊かなやりとりがほのかな笑いを誘う。先生の年齢についての質問で微妙になりつつあった空気を吹き飛ばすかのように、ビリーは音量を上げ、今年結成50周年となるバンド「アメリカ」の1975年の全米No.1ヒット曲「金色の髪の少女」のサビに合わせて歌いだす。つられて歌いだすスティーヴンスの横顔を見つめるビリー。「諦めようとしたけど無理だ気持ちは消せない」という意味深なフレーズでサビが終わる、この曲。果たして週末の演劇大会を経て、先生とビリーの関係はどのような変化を見せるのか、展開が気になるシーンとなっている。『マイ・ビューティフル・デイズ』は11月1日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月10日映画『マイ・ビューティフル・デイズ』が、2019年11月1日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにてロードショー。ティモシー・シャラメ主演作だ。男子学生×女性教師の恋の物語映画『マイ・ビューティフル・デイズ』は、男子学生と女性教師の恋の物語。“あの頃 不器用な恋をした”のコピーとともに紹介された予告動画では、名前を呼んだり、彼氏の有無を確かめたりする男子学生ビリーと、彼の“視線の先にいる”恋の相手、英語教師ミス・スティーヴンスの姿が映し出されている。行動障害があるビリーは、人づきあいが苦手で無口。そんなおとなしい青年が、金髪の美しい英語教師ミス・スティーヴンスに秘かに恋心を抱く。ティモシー・シャラメ主演作主人公ビリー役は、『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた俳優ティモシー・シャラメ。撮影時19歳だったティモシー・シャラメのピュアな表情が魅力だ。10代の溢れる衝動とやるせなさを閉じ込めたような繊細な演技に、目を奪われるだろう。スティーヴンス先生役には、トニー賞ノミネート経験もある実力派リリー・レーブ。本作でサウス・バイ・サウスウエスト映画祭最優秀女優賞を見事獲得している。ナンシー・シナトラの「I USED TO THINK IT WAS EASY」や1970年代のヒット曲「金色の髪の少女」などのサウンドとともに描かれるのは、演劇大会に挑んだ週末の出来事。先生と学生の4人で挑み、傷つき、笑い、恋をした忘れられない時間がドラマティックに描かれる。ストーリービリーは人づきあいが苦手で無口な高校生。彼が気になるのは英語教師でどこか憂いのあるスティーヴンス先生。ある週末、ビリーはクラスのリーダー的存在の女の子マーゴットに誘われ、陽気なサムと、引率を引き受けたスティーヴンス先生の4人で車に乗り<演劇大会>に参加することに。一方スティーヴンス先生は、出発前に校長から心配ごととして、ビリーには行動障害があり薬を飲んでいることを告げられる。生徒との関係には細心の注意を払いたいスティーヴンス先生だったが、真っ直ぐ感情をぶつけてくるビリーに翻ろうされ----。【作品情報】『マイ・ビューティフル・デイズ』公開日:2019年11月1日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかロードショー監督・脚本:ジュリア・ハート製作:ジョーダン・ホロウィッツ出演:ティモシー・シャラメ、リリー・レーブ、リリ・ラインハート
2019年08月19日ティモシー・シャラメが『君の名前で僕を呼んで』『レディ・バード』以前に主演した『マイ・ビューティフル・デイズ』(原題:Miss Stevens)が、11月1日(金)より公開決定。予告編とポスタービジュアルが解禁となった。ストーリービリーは人づきあいが苦手で無口な高校生。彼が気になるのは英語教師でどこか憂いのあるスティーヴンス先生。ある週末、ビリーはクラスのリーダー的存在の女の子マーゴットに誘われ、陽気なサムと、引率を引き受けたスティーヴンス先生の4人で車に乗り、演劇大会に参加することに。一方、スティーヴンス先生は、出発前に校長から心配ごととして、ビリーには行動障害があり薬を飲んでいることを告げられる。生徒との関係には細心の注意を払いたいスティーヴンス先生だったが、真っ直ぐ感情をぶつけてくるビリーに翻弄され――。撮影時19歳!10代最後のティモシーの煌めきがここに…『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、世界が最も期待する若手俳優となったティモシー。本作では、ブロンドの美しい英語教師ミス・スティーヴンスに秘かに恋心を抱く、行動障害がある男子学生を演じる。本作の撮影時は19歳。10代の溢れる衝動とやるせなさを閉じ込めたような繊細な演技は、今日の活躍ぶりを十分に予想させるものとなっている。スティーヴンス先生を演じるのは、トニー賞ノミネート経験もあり、人気シリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」に欠かせない存在である実力派リリー・レーブ。本作で「サウス・バイ・サウスウエスト映画祭」最優秀女優賞を見事獲得した。演劇大会に先生と学生の4人で挑み、傷つき、笑い、恋をした忘れられない週末が描かれる本作。カーラジオから流れる「アメリカ」の70年代のヒット曲「金色の髪の少女(Sister Golden Hair)」の歌詞がスティーヴンス先生を慕うビリーの心に寄り添い、切なさと感動を深め、ナンシー・シナトラの「I USED TO THINK IT WAS EASY」が個性豊かなキャラクターの心情を彩るなど、懐かしいヒット曲が10代のビリーと年上のスティーヴンス先生との距離を近づけていく。本作の世界観を作り出す大きな役割を担う挿入歌にも注目だ。「あなたのことばかり、考えている」密かで、熱烈な恋心今回解禁になった予告編では、「あの頃 不器用な恋をした」というコピーと共に、スティーヴンス先生を見つめるビリー、名前を呼んだり彼氏の有無を確かめたりするビリーと、彼の情熱に戸惑いながらも向き合おうとするスティーヴンス先生の姿が描かれる。わずか数日間の週末の出来事ながら、彼らの確かな痛みと成長に向き合う本編への期待が膨らむ。同時に解禁となったポスタービジュアルは、頬杖をついてどこかを見つめるビリーとスティーヴンス先生の姿があしらわれている。爽やかな黄色と落ち着いたネイビーの配色は2人のコントラストを描いているかのよう。「あなたのことばかり、考えている」というコピーも胸に迫る1枚となっている。『マイ・ビューティフル・デイズ』は11月1日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月16日『ラ・ラ・ランド』でエマ・ストーンのルームメイトのひとりを演じていたジェシカ・ロース主演『ハッピー・デス・デイ』と、その続編『ハッピー・デス・デイ 2U』が公開中。『ゲット・アウト』『スプリット』『ハロウィン』『パージ』などを次々と世に送り出してきたヒットメーカー「ブラムハウス・プロダクション」が製作とあって、もともとホラー映画ファンからの注目度は高かったが、「いい意味で予想を上回る」「今季の大穴」「公開館が少なすぎるのがもったいない」といった鑑賞者からの声が続出し、この夏、見逃し厳禁の1作となっている。「超面白い」「ループものとしては最高傑作かも」映画レビューサイト「coco」でのレビュアー満足度は『ハッピー・デス・デイ』が97%、7月12日(金)より公開されたばかりの『ハッピー・デス・デイ 2U』は100%と高水準。本作が近年量産されるホラー映画の中でひと味違うのは、ジェシカ演じる主人公の大学生ツリーが何度も自分が殺される誕生日の朝に戻ってしまうタイムループホラーであること。「ホラー映画の定番を気持ちよくぶち壊しながら繰り広げられるループは超面白いしハラハラする」「スラッシャーものとのマッシュアップが新鮮」「脚本が素晴らしい!ループものとしては最高傑作かも」「過去作品とはちょっと毛色が違う」との声が相次いでいる。しかも、その主人公ツリーはパーティ大好きで毎晩飲んだくれ、父親からの電話は基本無視、ルームメイトが誕生日祝いにくれたカップケーキもポイ捨て、おまけに大学病院の先生と不倫中という超絶ビ○チ…なのだが、「本人認めてる通り誰に殺されてもおかしくないのが作品進行でもプラス」「主人公が死ねば死ぬほど魅力的にw」「何度も生まれ変わるヒロインが常識的で素直に変化していく様に好感」「主人公にまさか感情移入できるとは」と、性悪な彼女がタイムループを繰り返しながら自分を省みて、次第に共感を覚える存在となっていく点が注目を集めている様子だ。“世界は私中心に回っている”という自己チュー主人公が、何度も同じ1日を繰り返すうちに変わっていくのはビル・マーレイ主演『恋はデジャ・ブ』(’93)などと通じるものがあり、“ミッション”のクリア(真犯人を見つける)までタイムループが続くのはトム・クルーズの『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(’14)と同じ。何度もトライ&エラーを繰り返しながら真相に迫る展開は、ジェイク・ギレンホールの『ミッション:8ミニッツ』も彷彿とさせる。「成長してゆく姿が感動的ですらある」「最後は少し泣いてしまった」「青春、恋愛、家族愛、LGBTまで盛り込み」「実は人間ドラマだった」「下手すりゃブラムハウスの最高傑作だよこれ!」といった声も上がっており、タイムループホラーの域を超えた青春ドラマの傑作でもあるようだ。続編では一転、『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』並のSF映画へ!?さらに、「ループ現象の原因が明らかになると同時に更なる問題が発生」するのが、続編『ハッピー・デス・デイ 2U』。「2作目は蛇足かと思ったが、全然そんな事なく超面白かった!」「SFネタが満載でパワーアップ」「『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』並のれっきとしたSF映画」と、前作とはやや趣の異なる感想が多々。今回は、蝶の羽ばたきほどのほんの些細な出来事が大きな変化につながってしまう“バタフライ効果”が鍵となるらしいが、さながらアシュトン・カッチャー主演の『バタフライ・エフェクト』(‘04)か?2作を見届けた方からは、「感動はさらにドラマティックになる」「爆笑痛快」「"最愛の人"を巡る、普遍的な葛藤を描く物語には深く胸打たれ、大満足」との意外な声も上がり始めている。『ハッピー・デス・デイ』『ハッピー・デス・デイ 2U』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Picturesハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年07月18日新感覚タイムループホラー『ハッピー・デス・デイ』の第2弾、『ハッピー・デス・デイ 2U』が7月12日(金)より公開。本作では、タイムループ地獄から抜け出して無事、次の日を迎えた主人公ツリーが恋人のカーターと平和な一日を過ごそうとしていたが、今度は別の人物がタイムループに巻き込まれ、謎の殺人鬼<ベビーマスク>に狙われてしまう!この度、その緊迫の本編映像がシネマカフェに到着した。前作でもツリーを執拗に追いまわし、何度も恐怖に突き落としたベビーマスク。この度解禁となる映像は、ベビーマスクの新たなターゲットとなったカーターのルームメイト、ライアンが逃げ惑うシーン。突如謎のタイムループ現象に巻き込まれ、同じ1日を過ごしてはベビーマスクに殺されるという不可解な体験をしたライアン。“人が多いところでさすがに殺しは出来ないはず”ということで、校内で行われていたバスケットボールの試合に行き、身を隠すことにした彼ら。しかしヤツにはそんなことは関係ナシ!神出鬼没のベビーマスクは気がつけばすぐ後ろに…!さらに、ライアンを襲うベビーマスクの正体に一同が唖然とするシーンも収められており、衝撃の真実が待ち受けることになりそうだ。『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。『ハッピー・デス・デイ』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年07月09日『ゲット・アウト』『スプリット』『ハロウィン』などの話題作を手掛けたブラムハウスが贈る最新タイムループホラーの続編『ハッピー・デス・デイ2U』から、予告とビジュアルが解禁となった。今回解禁された予告は、ジェシカ・ロース演じるツリーの下着姿という衝撃的なシーンから始まる。もはやすがすがしいまでの笑顔で飛行機から落ちるツリー。その後また、前作でも彼女を執拗に追いまわし、何度も恐怖に突き落としたベビーマスクが現れる。そして、再び自身の誕生日である9月18日の月曜日に目を覚ましたツリーは、突破したはずの悪夢の再来に発狂!!しかし、それは前とは“何かが”違っていた。そう、今度狙われるのはツリーだけではなかった!今回は、前作でツリーの協力者となるカーターの友人ライアンまでもがベビーマスクに襲われることに。ツリーはどこか前作よりも頼りになるヒロインに変身しているように見えるが、この運命にウンザリし、悪態をつくところは相変わらずだ。そして、本作はコメディ要素もパワーアップ。ツリーの“自殺大喜利”なるものもあり、予告冒頭はその中からのワンシーンだった。ツリーは抜け出すための鍵を求め、また何度も何度も死ねるだけ死ぬ…。予告と同時に解禁となったビジュアルは、「2」のロウソクが立てられたカップケーキを持った不気味なベビーマスクの姿が写し出されており、再びあの悪夢の誕生日が訪れるのが分かる。『ハッピー・デス・デイ2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年07月01日ドリス・デイが死去した。80年以上に渡るキャリアを誇るドリスは、4月に97歳の誕生日を迎えたばかりだった。2019年5月13日、本人の動物保護財団、ドリス・デイ アニマル・ファンデーションは、「ドリスは年相応な健康を維持していましたが、最近酷い肺炎を患い、それが原因で他界しました。彼女はごくわずかな親しい友人たちに囲まれ、この世を去りました」と声明を発表、また、「生前のドリスは、葬儀や告別式、墓標を望んでいませんでした。しかし友人やファンの皆さんは、www.dorisdayanimalfoundation.orgでドリス・デイを偲ぶことができます」とコメントしている。また、ドリスの訃報を受けて、アントニオ・バンデラスやステラ・マッカートニー、「スター・トレック」シリーズのウィリアム・シャトナーやジョージ・タケイなど有名人らが故人を偲ぶコメントを発表している。歌手としてキャリアを始めたドリスは、その後もキャリアを通して何度もセルフカバーすることになる『センチメンタル・ジャーニー』でブレイクを果たし、1950年代のアメリカで大人気歌手の1人に数えられるまでになった。1948年作『洋上のロマンス』で映画界へと進出したドリスは、その後も『アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス』や『カラミティ・ジェーン』、『情欲の悪魔』、『知りすぎていた男』などの作品に出演した。さらに『知りすぎていた男』の劇中で歌った『ケ・セラ・セラ』でアカデミー歌曲賞を受賞したほか、同曲は1968年から1973年にかけて放送された『ドリス・デイ・ショー』のテーマ曲としても使用された。その後、一時期表舞台から距離を置いていたドリスだが、2011年には20年ぶりの新作アルバム『マイ・ハート』をリリースしてもいた。一方で、2年前まで1924年生まれだと信じていたドリスだが、オハイオ州の人口動態統計局から取り寄せた出生証明書により実は1922年生まれだったことが判明していた。4度の結婚歴があるドリスは、最初の夫アル・ジョーダンとの間に息子テリーがいたが、2004年テリーはこの世を去っている。ドリス・デイ、1922(大正11)年4月3日生まれ、2019年5月13日没。偉大なスターのご冥福をお祈り致します。
2019年06月28日『ゲット・アウト』『ハロウィン』『アス』など大ヒットホラーを手掛けるジェイソン・ブラムが贈るタイムループホラー『ハッピー・デス・デイ』。本日5月28日は、本作で“何度も殺される”恐怖の誕生日を迎えるヒロインを演じたジェシカ・ロースの誕生日!彼女の無事を祈って(!?)、恐怖のサプライズパーティシーンがシネマカフェに到着した。女子大生が誕生日に不気味なマスクの殺人鬼<ベビーマスク>に殺されては、同じ誕生日の朝に戻ってしまうタイムループの恐怖が襲う本作。本日、主人公のツリーを演じたジェシカ・ロースの誕生日に合わせ、劇中でお祝いされるサプライズパーティの本編映像が到着!それなりの大学生活を楽しむツリーは、父親からの連絡は基本無視、お高く留まる女子グループ“カッパ会”とウザがりながらもつるみ、大学教授との不倫を楽しんでいる自己チューな女子大生。その日、誕生日のツリーは寮の友達が開くパーティに出かけた。パーティに向かう道中、不穏な空気を感じたツリーは、パーティが開かれるはずの家に辿り着いたが、なぜかドアの鍵がしまっている…。“何かがおかしい…”と暗闇をキョロキョロと不安げに見渡し、もう一度ドアに向かうと、そこには不気味な<ベビーマスク>の姿が!悲鳴を上げるツリーはすかさず右ストレートをベビーマスクにお見舞い!すると明かりがつき、「サプライズ…?」そう、これは友人が開いたサプライズパーティだったのだ。右ストレートをキメられた男子も「何すんだ」と驚き、さすがにツリーも「ごめんなさい」と謝罪。そこに嫌味な友人ダニエルがツリーの手を持ち「さすが、カッパ会」と仕切り直して、ほかの友人も一斉に盛り上がる。楽しいパーティになるはず、そして楽しい誕生日の締めくくりになるはずが、不安を拭いきれないツリーはこの後どうなるのか…?まさに、ここから彼女の悪夢が始まる“序章”の映像となっている。ツリーを演じるジェシカは、本日5月28日で32歳に。コロラド州出身の彼女は『ラ・ラ・ランド』でミア(エマ・ストーン)のルームメイトで緑色のドレスのアレクシスを演じて注目され、本作と続編『ハッピー・デス・デイ 2U』で見事なスクリームクイーンぶりを披露した。今年の彼女の誕生日はループしませんように…。『ハッピー・デス・デイ』は6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Picturesハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年05月28日娘、いよいよ放課後等デイ・デビュー娘との「療育」がスムーズにいかなくなって、悩んでいた私は、娘の放課後等デイサービス利用を決めました。手続き、見学を終え、無事に通所受給者証も発行され、いよいよ通い始めることに。放課後等デイが、大好きに!週4日、学校の後、放課後等デイサービスに通い始めた娘。娘はここで過ごす時間が本当に楽しいようで、ちょっと早く迎えに行くと…Upload By SAKURA私の顔を見てがっかりするほどです(笑)帰り道でも…放課後等デイからの帰り道、学校とどちらが楽しい?と聞いてみたら…Upload By SAKURA楽しかったアピールが止まりません。「娘を手放したくない」という思いに気づいて私は自分の中で、できるだけ長く娘と過ごしたいという思いがありました。だんだんと成長していくにつれて、私と過ごす時間より、友達や先生と過ごす時間が多くなっていきます。それを寂しいと感じていたのです。Upload By SAKURAデイサービスに通い始めた娘は、本当に楽しそうで、私の見えないところで、話して、感じて…私がいなくても自分だけで人間関係を作り上げていました。それを目の当たりにして、私の「あーさんと長く過ごしたい」、「いつまでも私のそばから手放したくない」という思いは、もう卒業しないといけないんだと気づきました。一緒にいる時間は少なくなったけれど娘は、夕方の6時まで放課後等デイサービスで過ごすため、母と子の関わる時間は短くなりました。Upload By SAKURAしかし、帰宅した娘との会話に変化が生まれました。Upload By SAKURA以前は「〇〇やった?」「これ違うよ!」などの質問調・命令調での声掛けがどうしても多くなっていましたが、今は娘の帰宅後、「今日は学校はどうだった?デイサービスは楽しかった?」という、娘の話を聞く声掛けに変わりました。放課後等デイサービスで宿題を済ませて来てくれるので、私がバタバタ宿題をチェックする必要もありません。そう、ゆっくりと娘の話を聞ける余裕が生まれたのです。娘の話を聞いて笑ったり、今日はこんなことがあったよ~とお互いに報告したりしています。相手のことを聞いたり、気にかけたりできるようになった姿に、娘の成長も実感しています。親基準ではなく、子ども基準で考える私は放課後等デイサービスを利用することに、罪悪感を勝手に感じていただけなのかもしれません。でも、子どもを放課後等デイサービスに任せて見てもらうというのは、母親が楽をするためのものではない…。子どもが、親以外の人とのコミュニケーションを学んだり、必要なスキルを身につけることができる大切な機会、将来のために必要なプロセスなのだと、今は思います。Upload By SAKURA今回のことで、一番成長できたのは私かもしれません。
2019年05月22日全米初登場No.1を記録、自分の誕生日の夜に殺されては同じ誕生日の朝に戻る物語を描いたジェイソン・ブラム製作のタイムループホラー映画『ハッピー・デス・デイ』から、予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着した予告編では、ビッチ大学生のツリー(ジェシカ・ロース)が誕生日に、見知らぬ男子カーター(イズラエル・ブルサード)の部屋で目を覚ますところからスタート。口うるさい寮長ダニエルから「ビッチの朝帰り?」と嫌味を言われ、ルームメイトのロリからのお祝いもそこそこ日常を過ごし、夜はバースデーパーティーに繰り出す。しかし、最高の誕生日のはずが、不気味な殺人鬼<ベビーマスク>が突如現れガラスで一突きされ、この日が“デス・デイ”に…。ところが、ツリーは目を覚まし、またカーターの部屋に。経験した同じ日をまた過ごすことに。何度も死んでベビーマスクの悪夢から逃れようとするも、執拗に追ってくるベビーマスク。怖さもあり、またどこかクスリとしてしまう部分も入り混じった映像となっている。また予告編と併せて公開されたポスタービジュアルでは、誕生日ケーキを持ったべビーマスクが。微笑んでいるようにも見えるマスクは何度見ても不気味だ。『ハッピー・デス・デイ』は6月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。続編『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年04月19日いま世界が最も期待する若手俳優ティモシー・シャラメが出演する『ビューティフル・ボーイ』がいよいよ4月12日(金)より公開。本作には、彼の名を一躍有名にした『君の名前で僕を呼んで』の長回しラストシーンにも匹敵する見どころが最後に用意されていることが分かった。8年という長い歳月をかけてドラッグ依存を克服し、いまやNetflix「13の理由」の脚本家として活躍する息子ニック・シェフと、彼を支え続けた父デヴィッドら家族の物語となる本作。今回、そのエンドロールに、5分15秒に渡るティモシーの声による詩の朗読があることが判明した。ティモシーといえば、アカデミー賞にノミネートされた『君の名前で僕を呼んで』のラストシーン、彼の切ない表情だけを映し続ける、3分30秒にも及ぶ超長回しラストショットで観客を釘付けにした。溢れる感情を押し殺し、静かに1点を見つめる彼の瞳が物語る雄弁さは観る者の心を揺り動かし、映画史に刻まれるラストシーンと話題となった。本作のエンドロールは、別撮りで音声の録音をしたというフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン監督こだわりのシーン。朗読しているのは、放浪と酒びたりの人生を過ごしたアメリカの作家・詩人であるチャールズ・ブコウスキー(1920-1994)の「Let It Enfold You」(※日本語訳の刊行なし)。ブコウスキーはティモシーが演じたニック自身のお気に入りの作家のひとりで、文壇の一匹狼的な存在であり、アウトサイダーな彼はかつて自分の読者を“負け犬、能なし、嫌われ者”と総括。毒気の効いたユーモアと反骨精神に溢れた作品で、当時の若者たちから絶大な人気を得た。劇中でも大学の講義中にニックが読み上げるシーンもあり、いかにニックが“酔いどれ詩人”といわれた作家ブコウスキーに惹きつけられていたのか分かるものとなっている。本編が終わっても急いで席を立たずに、ティモシーの“イケボ”による朗読を堪能してみて。『ビューティフル・ボーイ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年04月10日4月1日(月)今夜、テレビ東京ではトム・クルーズとキャメロン・ディアスが共演し2010年に公開され大ヒットした映画『ナイト&デイ』を放送する。『卒業白書』で注目され『トップガン』『ハスラー2』が大ヒットすると『レインマン』やアカデミー主演男優賞にノミネートされた『7月4日に生まれて』などの社会派作品への出演でキャリアをさらに躍進させプロデューサー業にも進出。『ミッション:インポッシブル』シリーズや『ワルキューレ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など数々の作品を世に送り出し続けているトム・クルーズ。1994年の『マスク』で女優デビュー、『メリーに首ったけ』がゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされると、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『ギャング・オブ・ニューヨーク』『ベガスの恋に勝つルール』などの作品に出演。また『シュレック』シリーズでは声優も務めるなどマルチに活躍するキャメロン・ディアス。両者が2001年公開の『バニラ・スカイ』以来の共演を果たしたのが本作『ナイト&デイ』だ。平凡な女性・ジューン(キャメロン・ディアス)が空港で出会った、笑顔が素敵な男性・ロイ(トム・クルーズ)。ジューンとロイは機内でも近くの席になり、ロイの紳士的な対応に感激するジューンだったが、彼女が化粧室に入った瞬間、ロイは機内に同乗していた敵を一掃。何も知らず席に戻ってきたジューンにパイロットを殺したことを告げると飛行機を不時着させ、ジューンを薬で眠らせて姿を消す。以来ジューンが危険な目に遭うたび、どこからともなく救出に現われるロイ。ロイはカンザスの研究所から重要な試作品を盗んだとしてCIAに追われる身だった。それでも彼女は自分の身を守ってくれるロイと行動を共にし、世界各地で過激な局面を切り抜けつつ事の真相を追究していく…というストーリー。CGを使わずに挑んだ激しくも華麗なアクションや世界各地で撮影された映像も見どころ。『ナイト&デイ』は4月1日(月)今夜21時~テレビ東京で放送。(笠緒)■関連作品:ナイト&デイ 2010年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX
2019年04月01日ジェイソン・ブラム製作、ジェシカ・ロースが主人公を演じるタイムループホラー映画『ハッピー・デス・デイ』(原題『Happy Death Day』)と『ハッピー・デス・デイ 2U』(原題『Happy Death Day 2U』)の公開日が、それぞれ6月28日(金)と7月12日(金)に決定。場面写真が到着した。本作は、自己チューでビッチな女子大学生ツリー(ジェシカ・ロース)が、誕生日に殺され目が覚めるとまた同じ誕生日の朝に戻る…ホラーにタイムループの要素が加わり、さらにそこに笑いも融合された新しいホラー作品。邦題・公開日決定と同時に到着した場面写真では、1作目『ハッピー・デス・デイ』のツリーが死んでは繰り返す誕生日の様子が写し出されている。また、不気味なマスクの殺人鬼<ベビーマスク>に襲撃され大絶叫するツリーや、何度も何度も殺される無限ループにはまったツリーが、ベビーマスクから逃げようとする様子が切り取られている。誕生日を乗り越え、“明日”を迎えられる日は来るのか?ぜひ確かめてみてほしい。また、続編の『ハッピー・デス・デイ 2U』では、再びベビーマスクに狙われるツリーの姿が…。さらに、ツリーだけでなく、タイムループの秘密を知るカーター(イズラエル・ブルサード)のルームメイト、ライアン(ファイ・ヴ)もベビーマスクに襲われてしまう様子も。なお、続編ではコメディ要素もパワーアップしており、同じ誕生日の朝を迎えたツリーの頭がなぜか大爆発している場面も公開された。『ハッピー・デス・デイ』は6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。『ハッピー・デス・デイ 2U』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・デス・デイ 2019年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Picturesハッピー・デス・デイ 2U 2019年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年03月19日『君の名前で僕を呼んで』で初主演ながらアカデミー賞主演男優賞候補となり、世界中から熱狂的な賛辞が贈られたティモシー・シャラメ。彼の最新作となる『ビューティフル・ボーイ』では一転、薬物依存と闘う青年を「自分を100%捧げた」というほどの役作りを重ねて演じ切った。彼の俳優人生でターニングポイントとなったのは、繊細で卓越した演技力が要求される“同性愛者”と“薬物依存者”という2つの役柄。映画史を紐解いていくと、輝かしいオスカー俳優たちも過去にこの2つの役柄を演じ、俳優としての才能を開花させ、注目を集めてきた。今回は、多くのビューティフル・ボーイたちが演じてきた2つの役柄に注目した。■レオナルド・ディカプリオ 『太陽と月に背いて』&『バスケットボール・ダイアリーズ』『レヴェナント:蘇えりし者』で念願のアカデミー主演男優賞を受賞した、世界的なスター俳優レオナルド・ディカプリオ。彼はキャリアの初期、『太陽と月に背いて』(95)において、フランス文学史上に残る詩人アルチュール・ランボーを演じ、同じく詩人であったポール・ヴェルレーヌとの破滅的な愛を全身で表現。また同年に公開された初主演作『バスケットボール・ダイアリーズ』は、バスケットボールに夢中な“不良少年”がドラッグに手を出したことがきっかけで破滅の道をたどる様を描いた青春ドラマ。ティモシー同様に美しく堕ちていく様を体現した。■キアヌ・リーブス 『マイ・プライベート・アイダホ』&『スキャナー・ダークリー』『スピード』『マトリックス』『ジョン・ウィック』などのシリーズでその人気を確かなものにしたキアヌ・リーブス。彼は『マイ・プライベート・アイダホ』(91)で、市長の息子として裕福な家庭に生まれながらも、見せかけの環境を飛び出し、男娼として生活をする主人公スコットを演じた。突然眠り込んでしまうナルコプシーという病を抱えながら彼に恋するマイクを演じたリヴァー・フェニックスは、将来を期待されながらも本作公開の2年後にドラッグの過剰摂取により急逝。その後、『マトリックス』後に出演した『スキャナー・ダークリー』(06)では“物質D”とよばれる強力な麻薬がはびこる近未来のアメリカを舞台に、潜入捜査官フレッドことボブ・アークターが自身もドラッグにおぼれ、現実と妄想が入り混じる旅を、実写映像をアニメーション化する手法で描いた。■ヒース・レジャー 『ブロークバック・マウンテン』&『キャンディ』アメリカ中世部を舞台に20年間に渡り惹かれ合う2人の男を描いた『ブロークバック・マウンテン』(05)にてアカデミー主演男優賞にノミネート。共演は徹底した役作りでカメレオン俳優といわれるジェイク・ギレンホール。「普遍的なラブストーリー」として同作品賞にノミネートされるも、受賞には至らず様々な憶測を呼んだ。一転、『キャンディ』(06)では詩人志望の青年を演じ、恋人の画家志望のキャンディと互いに愛し合いながらもドラッグに溺れて転落していく道のりが描かれた。ヒースは『ダークナイト』撮影直後に処方薬の併用摂取で亡くなり、死後にアカデミー賞を受賞した。■ユアン・マクレガー 『ベルベット・ゴールドマイン』『トレインスポッティング』デヴィッド・ボウイを意識して作られたといわれる『ベルベット・ゴールドマイン』(98)。70年代にカリスマ的人気を誇ったバイ・セクシャルのロックスター、ブライアン・スレイドをジョナサン・リース・マイヤーズが演じ、ユアン・マクレガーは彼の人生に多大なる影響を与えるヴォーカリスト、カート・ワイルドを熱演。美形俳優たちの耽美な共演に多くの人が熱狂した。ジャンキーの役で、彼の名を世界中に知らしめた作品といえば、スコットランドを舞台に、ヘロイン中毒の若者たちの日常を斬新な映像感覚で描いた『トレインスポッティング』(96)。2017年には20年ぶりの続編となる『T2 トレインスポッティング』も公開され、話題となった。■ルーカス・ヘッジズ 『レディ・バード』『ある少年の告白』『ベン・イズ・バック』ティモシーと『レディ・バード』(17)で共演し、プライベートでも仲がいいことで知られるルーカス・ヘッジズは、同作において自らが同性愛者であることを家族に言えない苦悩を抱えるダニーを演じた。その事実が発覚するシーンは主人公レディ・バード(シアーシャ・ローナン)同様に観る者を驚かせた。そして、NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれた実話を元にした『ある少年の告白』(18)では、両親によって同性愛を“治す”矯正セラピーに通わされるジャレッドを好演。さらに、ドラッグ依存症の療養施設から抜け出し、家族の元に戻ってきた息子ベンを演じるジュリア・ロバーツ共演『ベン・イズ・バック』と立て続けに出演作が控える。■ティモシー・シャラメ 『君の名前で僕を呼んで』&『ビューティフル・ボーイ』ティモシーを一躍世界的スターダムに押し上げた作品は、自身の主演男優賞を含むアカデミー賞4部門にノミネートされ、見事脚色賞を受賞した『君の名前で僕を呼んで』。17歳と24歳の青年の、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを共演のアーミー・ハマーと見事に体現し、世界中から熱狂的な賛辞が贈られた。その後『ビューティフル・ボーイ』においては、8年という長い歳月をかけてドラッグ依存を克服し、いまやNetflixオリジナルシリーズ「13の理由」の脚本家として活躍するニックを繊細に演じ、再び世界中を魅了している。『ビューティフル・ボーイ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年03月16日ティモシー・シャラメとスティーヴ・カレルが父子役で出演する『ビューティフル・ボーイ』。美貌と実力を兼ね備えた新世代のトップ俳優が薬物依存症と闘う青年を演じた本作の役作りについて明かした。本作は、“人生は長い道のり。毎日、あらゆることが少しずつ良くなっていくんだよ”と、名曲「Beautiful Boy」の中で優しく語りかけるジョン・レノンのメッセージが、薬物依存の息子ニックに向き合う父デヴィッドの心情とシンクロし、愛のちからで人は何度でもやり直すことができると力強く胸に迫る珠玉の人間ドラマ。製作は『ムーンライト』ほか、本年度も『ビール・ストリートの恋人たち』『バイス』などを世に送り出すブラッド・ピット率いるPLAN B エンターテインメントが手掛ける。依存症と闘う息子ニックを演じたティモシーは、その高い演技力を認められゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされた。今回の難しい役どころに挑むにあたり、依存症への理解を深めるとともに9キロの減量を行ったティモシー。「自分を100%捧げた」と言うように、心身ともにニックへの役作りを進めていったという。衣装デザイナーのエマ・ポッターによると、衣装合わせの際もティモシーは減量中で、撮影を通して彼の体重の増減にも対応する必要があったとか。また、本作のみならず、ティモシーが役作りの一環としていつも行っていることがプレイリストの作成。ティモシーにとって、音楽は役作りにおいて一番大切な部分であり、自分の気分を高めてくれるという。本作の場合は、「ニルヴァーナ」や「シガレッツ・アフター・セックス」などを聴いており、「この映画のサントラも、監督が素晴らしい曲を揃えてくれたと思うんだ」とティモシー。「ニルヴァーナ」に関してはバンドの伝説的フロントマン、カート・コバーンについてのドキュメンタリー映画『モンタージュ・オブ・ヘック』も観たそうで、「『ニルヴァーナ』は疎外感や絶望を引き出すのに役立った」と語っている。撮影に使用した大学キャンパス内では、彼らの楽曲である「ハート・シェイプト・ボックス」を大音量でかけながら歩いてセキュリティに怒鳴られそうになったというエピソードも。ティモシーは、彼を一躍世界的スターダムに押し上げた『君の名前で僕を呼んで』の撮影時にももちろん専用プレイリストを作成していたそうで、「今、それを聴くと、気持ちはすぐにあの時に戻っていくよ」と回想する。映画界を牽引する、いま最もホットな俳優ティモシーが徹底した役作りによって開拓した新境地を、最新作で確かめてみてほしい。『ビューティフル・ボーイ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年02月28日