「ケリング(KERING)」とカンヌ国際映画祭が2024年「ウーマン・イン・モーション」エマージング・タレント・アワードを、映画『タイガー・ストライプス』のマレーシア出身アマンダ・ネル・ユー監督に授与することになった。同賞は2019年以降、前年の受賞者が自身に続く有望な女性監督を選んでおり、今回は2023年の受賞者であるスイスのカルメン・ジャキエ監督が選出。同賞では次の映画プロジェクトの制作を支援する5万ユーロの助成金も贈られる。授賞式はカンヌで開催される「ウーマン・イン・モーション」オフィシャルディナーの場で行われ、NBCユニバーサル・スタジオ・グループ会長兼チーフ・コンテンツ・オフィサーのドナ・ラングレーが「ウーマン・イン・モーション」アワードを受賞。両賞は、「ケリング」の会長兼CEOであるフランソワ=アンリ・ピノー、カンヌ映画祭会長のイリス・ノブロック、カンヌ映画祭代表のティエリー・フレモーによって授与される。アマンダ・ネル・ユー監督は、「このような賞をいただけて大変光栄に思います。とても大胆なカルメン・ジャキエ監督にも心から感謝しています。『ウーマン・イン・モーション』にも感謝の意を表します」と、感謝をコメント。「自分の声を持ち、それを使って、自分にとって自由な方法で表現できるというのは本当にありがたいことだと思います。『タイガー・ストライプス』の製作に関わったすべての人たち、ビッグなタイガー・ファミリーのみんなにも感謝を。この映画は、私が今お話ししている自由と、そして私たちがもし、お互いをもっと愛し、受け入れ、耳を傾けることができれば、この世界で美しくぶっ飛んだ生き物になれる可能性を表していると思っています」と語った。『タイガー・ストライプス』また、カルメン・ジャキエはユー監督の選考理由について、「『タイガー・ストライプス』からほとばしる荒々しいエネルギーを発見したとき、私は喜びを感じるとともに、子どもの頃の奇妙で暴力的なおとぎ話を思い出しました。主人公の反抗的なパワーと、悲喜劇的な要素を含んだ演出のおかげで、アマンダ・ネル・ユーはいわゆる成長物語というジャンルを打ち壊し、歓喜に満ちた他に類のない映画を作り上げました」と評価。「映画とは創意を発揮し、また不遜さを見せるものであることを思い出させてくれた彼女にこの賞を贈ることができ、大変光栄です」と語っている。カンヌ国際映画祭とのパートナーシップが更新された今年、「ケリング」はジャキエ監督に敬意を表し、「ウーマン・イン・モーション」の公式ポスターに同氏を起用している。「ウーマン・イン・モーション」公式ポスター「ケリング」のコミットメントの中核にあるのはジェンダー平等。「ウーマン・イン・モーション」は、映画界の表舞台、そしてその裏側で活躍する女性たちの貢献、そしてより広く文化や芸術に対する女性たちの貢献を際立たせることを目的とする。2015年5月にケリングがカンヌ国際映画祭とのパートナーシップの一環として発足。その後、カンヌのオフィシャルプログラムに欠かせない存在となり、一連のイベントを通じて世界中でその取り組みの輪を広げている。毎年、カンヌで開催されるこのイニシアチブではインスピレーションあふれる人物や才能ある新進気鋭の女性たちを表彰している。エマージング・タレント・アワードは、映画界で活動する新人女性監督の制作活動を支援するために賞金5万ユーロを用意し、これまでにレイラ・ブジッド(チュニジア)、ガヤ・ジジ(シリア)、アイダ・パナハンデ(イラン)、マイサルーン・ハムード(パレスチナ)、カルラ・シモン(スペイン)、エヴァ・トロビッシュ(ドイツ)、マウラ・デルペロ(イタリア)、シャノン・マーフィ(オーストラリア)、ニンジャ・サイバーグ(スウェーデン)、カルメン・ジャキエ(スイス)の10人の将来有望な女性監督の活動に光を当て、支援してきた。一方、「ウーマン・イン・モーション」アワードは、映画界を代表する人物のキャリアと献身を評価するもので、これまでにジェーン・フォンダ(2015年)、スーザン・サランドンとジーナ・デイヴィス(2016年)、イザベル・ユペール(2017年)、パティ・ジェンキンス(2018年)、コン・リー(2019年)、サルマ・ハエック・ピノー(2021年)、ヴィオラ・ディヴィス(2022年)、そしてミシェル・ヨー(2023年)が選ばれ、2024年はドナ・ラングレーの受賞が決定している。アマンダ・ネル・ユー監督とは…マレーシアのクアラルンプールを拠点に活動する映画監督。長編デビュー作『タイガー・ストライプス』は2023年カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリを受賞し、カンヌ映画祭でプレミア上映された初のマレーシア人女性監督作品、またカンヌ映画祭で最高賞を受賞した初のマレーシア映画となった。2023年のアカデミー賞マレーシア代表作品でもある。ロンドン・フィルム・スクールで映画制作の修士号を取得し、ベルリナーレ・タレンツ、タレンツ・トーキョー、ロカルノ・フィルムメーカーズ・アカデミーを修了。短編映画『It's Easier to Raise Cattle』(原題)はヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門でプレミア上映され、クレルモン=フェラン国際短編映画祭ではスペシャルメンションを受賞。東南アジアの文化的背景の中で、女性の身体とアイデンティティを探求する作品に取り組んでいる。第77回カンヌ国際映画祭は現地時間5月14日(火)~25日(土)開催。(シネマカフェ編集部)
2024年05月07日ジェームズ・ガン監督がメガホンを取る『Superman(原題)』より、スーパーマンに扮したデヴィッド・コレンスウェットのファーストルック画像をSNSで初公開した。スーパーマンのスーツに身を包み、椅子に座ってやや険しい表情で赤いブーツを履くデヴィッド。スーツの胸元は汚れているように見える。果たして何を意味しているのだろうか。窓の外ではメトロポリスであろう街に危機が迫っていることがうかがえる。今年2月に撮影が始まった本作。3月にはスーパーマンスーツを着用しているデヴィッドの画像がインターネット上に流出したが、ガン監督はスレッズで細工されたフェイク画像であることを主張していた。ガン監督はこれまでにも様々なうわさについて語るプラットフォームとして、スレッズを愛用している。今回もファーストルック画像と共に、「これは撮影現場でジェス・ミリオによって撮影されたものです。完全にカメラで撮ったものです」と細工や修正なしの写真であることを強調している。『Superman』にはデヴィッドのほか、レイチェル・ブロズナハン(ロイス・レイン役)、ニコラス・ホルト(レックス・ルーサー役)らが出演する。2025年7月11日全米公開予定。(賀来比呂美)
2024年05月07日モーガン・フリーマンが出演し、製作総指揮も兼ねたドキュメンタリー番組『ブラックパンサーズ:第761戦車大隊』が、4月21日(日) 21時よりCS「ヒストリーチャンネル」にて日本初放送される。本番組は、第2次世界大戦下において、黒人兵士のみで構成された米史上初の黒人戦車隊「第761戦車大隊」、通称「ブラックパンサーズ」の知られざる物語に迫るドキュメンタリー。183日もの長きわたって最前線で戦い続けたが、白人兵士ほどの評価は得られず、存在が歴史と共に忘れ去られていった「ブラックパンサーズ」。敵兵だけではなく人種差別とも戦い続けた陰のヒーローたちを映し出す。『ブラックパンサーズ:第761戦車大隊』 (C)2024 A&E Television Networks. All rights reserved.併せて、予告編と本編映像も公開。本編映像は、第2次世界大戦時のノルマンディ上陸作戦での戦場体験を生々しく描いた映画『プライベート・ライアン』の本編から始まる。本作についてフリーマンは「脚本も登場人物も素晴らしい。だが黒人兵は一切登場しない。アメリカの歴史に黒人が含まれていないなんて、あり得ないこと」と神妙な面持ちで語る。そして「ブラック・パンサーズ」が欧州6カ国で戦い抜いた真実が、数々の証言の中で語られていく。『ブラックパンサーズ:第761戦車大隊』予告編『ブラックパンサーズ:第761戦車大隊』本編映像<番組情報>『ブラックパンサーズ:第761戦車大隊』4月21日(日) 21:00 他(120分)CS「ヒストリーチャンネル」にて日本初放送プロデューサー:ジェームス・ヤンガー、ケリー・メンデルソーン、ロリー・マクレアリー、モーガン・フリーマン、フィル・ベルテルセン監督:フィル・ベルテルセン出演:モーガン・フリーマン
2024年04月18日パラマウント・ピクチャーズが製作準備を進めているコメディ映画『裸の銃(ガン)を持つ男』のリブート版に、パメラ・アンダーソンが出演することがわかった。主演はリーアム・ニーソン。監督は『俺たちポップスター』のアキヴァ・シェイファー。2025年7月の北米公開が予定されている。オリジナルの『裸の銃(ガン)を持つ男』は1988年に公開。レスリー・ニールセン、ジョージ・ケネディ、先日亡くなったO・J・シンプソンらが出演した。1991年と1994年に続編が作られている。テレビドラマ『ベイウォッチ』でセックスシンボルになったアンダーソンは、ドウェイン・ジョンソン、ザック・エフロン出演で映画化した2017年の『ベイウォッチ』にも出演。昨年はNetflixがドキュメンタリー『パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー』を配信した。文=猿渡由紀
2024年04月17日ヘルムート ラング(HELMUT LANG)から、ピーター・ドゥ(Peter Do)のデビューコレクションとなる2024年春夏の新作が登場。2024年3月20日(水・祝)より伊勢丹新宿店にて始まる期間限定ストアを皮切りに発売される。ピーター・ドゥが手がけるデビューコレクションヘルムート ラングのクリエイティブ・ディレクターに着任したピーター・ドゥは、ベトナム・ビエンホア生まれのデザイナーだ。アメリカ・ニューヨークでファッションデザインを学び、セリーヌ(CELINE)やデレク ラム(DEREK LAM)で経験を積んだのち、2018年には自身の名を冠するブランドを設立。斬新なデザインと洗練された仕立てに基づくコレクションを手がけてきた。ピーター・ドゥが手がけるデビューコレクションとなる、ヘルムート ラングの2024年春夏では、伝統に革新的な技術を組み合わせた、スタイリッシュなウェアを展開。構築的な仕立てをベースに、光沢のある素材で切り替えたピークドラペルコート、ベルトのディテールを施したテーラードジャケットやスーツ、ミニマルなキャミソールドレスなどを取り揃える。なお、ピーター・ドゥによるヘルムート ラングのコレクションは、伊勢丹新宿店での期間限定ストアののち、3月27日(水)よりセオリー(Theory) ギンザシックス店にて常設展開。そのほか、期間限定ストアも開催予定だ。詳細ヘルムート ラング 2024年春夏新作発売日:2024年3月27日(水)取扱店舗:セオリー ギンザシックス店 ほか展開アイテム例:・SUIT WOOL 110TUX CAR COAT 184,800円・SUIT WOOL 110 SCARF HEM DRESS84,700円・SUIT WOOL 110 CAR BLAZER 113,300円・SOFT POPLIN CLASSIC SHIRT41,800円・SUIT WOOL 110 SB CAR TROUSER 64,900円■期間限定ストア期間:2024年3月20日(水・祝)〜26日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館 3F〜センターパーク/ザ・ステージ#3住所:東京都新宿区新宿3-14-1※以後、期間限定ストアを順次開催予定
2024年03月22日2024年7月から8月に東京・愛知・広島・富山・大阪で上演されるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』のメインビジュアルとプロモーションビデオが公開された。1981年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが新宿コマ劇場に舞い降りて以来、44年目となる歴史あるミュージカル『ピーター・パン』。今回のメインビジュアルには、ピーター・パンを中心としたキャラクターたちが、ロンドンの空からネバーランドへ飛び出してくるような夢の冒険に誘うメッセージが込められている。11代目ピーター・パンを演じる山﨑玲奈は、ボタニカルな葉っぱがあしらわれた衣裳に身を包み、昨年よりもより一層凛々しいピーター・パンの姿をみせた。ピーター・パンと敵対するフック船長を演じる小野田龍之介は、歴代フック船長を演じた俳優が使用してきたフックを身に着け、今年もチャーミングでカッコいいフック船長を彷彿とさせた。また、今回2年ぶりにダーリング夫人役を演じる壮一帆は、新たな衣裳に身を包み、前回とはまた違ったダーリング夫人をみせてくれそうだ。併せて、タイガー・リリー役、パイレーツ役、ロストボーイズ役、モリビト役のキャストとクリエイティブスタッフが発表された。ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』PV<公演情報>青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ翻訳・訳詞:福田響志演出・振付:長谷川寧【キャスト】ピーター・パン:山﨑玲奈フック船長:小野田龍之介ウェンディ:鈴木梨央ダーリング夫人:壮一帆タイガー・リリー:住玲衣奈パイレーツ:荒川湧太、今村洋一、加瀬友音、鈴木真之介、鳥居留圭、渡部又吁ロストボーイズ:小熊 綸、梶 みなみ、田代 明、德岡 明、松尾音音モリビト:ASUKA、石原詩月、伊藤 奨、児玉彩愛、小宮海里、七理ひなの、古澤美樹、森田駿介【東京公演】日程:2024年7月24日(水)~8月2日(金)会場:東京国際フォーラム ホールC【愛知公演】日程:2024年8月11日(日・祝)・12日(月・休)会場:御園座【広島公演】日程:2024年8月17日(土)・18日(日)会場:広島文化学園HBGホール【魚津公演】日程:2024年8月24日(土)・25日(日)会場:新川文化ホール 大ホール【大阪公演】日程:2024年8月31日(土)会場:梅田芸術劇場メインホール公式サイト:
2024年03月18日東京ディズニーシーは、新たに誕生するテーマポート「ファンタジースプリングス」のアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」をテーマにしたグッズを2024年5月28日(火)より発売。雑貨類はパーク内「エンポーリオ」にて、菓子類は「ヴァレンティーナズ・スウィート」での取り扱いとなる。『ピーター・パン』テーマの新グッズ2024年6月に開業する「ファンタジースプリングス」は、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』の3つのエリアからなる新テーマポート。今回、『ピーター・パン』のエリア「ピーターパンのネバーランド」にできるアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」をテーマにした、アトラクションでの冒険の思い出を彩るのにぴったりなグッズが勢揃いする。ロストキッズの“動物の着ぐるみ”イメージのキャップ中でも注目したいのは、劇中に登場するロストキッズをイメージしたキャップ。彼らが着ている動物の着ぐるみをモチーフに、ウサギやクマ、キツネといった動物の耳や尻尾付きのキャップに仕上げている。ピーター・パンやティンカーベルを描いたバックプリントTシャツキャップとあわせて、友人や家族でのお揃いで楽しみたいのが、4色展開のTシャツだ。バックには、ピーター・パンとティンカーベルのイラストをはじめ、ウェンディ、マイケル、ジョンと犬のナナが仲良く寄り添っている様子、フック船長と手下のスミーが望遠鏡で何やら覗いている様子、ロストキッズたちを描いたプリントをあしらっている。お土産にぴったりのマグカップやトートバッグ異なる絵柄のポストカードセット、ピンバッジセット、トートバッグも用意。加えて、マグカップやクッション、タペストリーといった雑貨類もラインナップするので、部屋のコーディネートに取り入れることが可能だ。タンブラーは、セットになったコースターがポイント。ピーター・パンの影をかたどった遊び心たっぷりデザインだ。ピーター・パンのコスチュームをイメージしたベルトの腕時計また、パーク内や普段のお出かけの際にも着用を楽しめる腕時計もラインナップ。ピーター・パンのコスチュームをイメージしたグリーンのベルトに、ピーター・パンとティンカーベルを描いた文字盤を合わせている。「ピーターパンのネバーランド」内レストランで楽しむフードメニュー「ファンタジースプリングス」の「ピーターパンのネバーランド」内には、“ロストキッズの隠れ家”でもあるカウンターサービスのレストラン「ルックアウト・クックアウト」がオープン。ロストキッズが漂流した船の残骸や漂流物などを集めてつくったというこのレストランでは、ネバーランドの景色を眺めながら食事できる。店内にはロストキッズが普段使用しているパジャマやハンモックなども置かれている。ここからは、「ルックアウト・クックアウト」にて楽しめるスイーツやフード、ドリンクメニューを紹介していく。「ロストキッズスナックボックス」おすすめは、ロストキッズがいろいろなものを集めたような、様々な味を楽しめる「ロストキッズスナックボックス」。チキンテンダーや海藻フリッター、バナナチップス、シュリンプチップスなどを詰合わせたボックスだ。チキンのフレーバーは、レモンティーチキンとバターカレーチキンの2種類から選択できる。「ライムゼリー&ヨーグルトムース」まるで魔法の泉のようにキラキラと輝く様子を再現した「ライムゼリー&ヨーグルトムース」もおすすめ。ライムのゼリーとヨーグルトムースに、ファンタジースプリングスのロゴをデザインしたチョコレートをトッピングした。「ピクシーダストソーダ(キウイ)」ドリンクには、楽しそうに飛ぶティンカーベルをイメージした「ピクシーダストソーダ(キウイ)」がラインナップ。トップに浮かぶ星は、ドリンクの中でかき混ぜて溶かしてみて。ドリンク全体が煌めき、まるでピクシーダストをかけられたかのような見た目を楽しめる。【詳細】東京ディズニーシー新グッズ&お菓子発売日:2024年5月28日(火)販売店舗:雑貨類 東京ディズニーシー「エンポーリオ」、お菓子類「ヴァレンティーナズ・スウィート」アイテム例:・キャップ 3,700円・Tシャツ 4,300円・ウォッチ 12,000円・トートバッグ 4,600円・マグカップ 1,900円■レストラン「ルックアウト・クックアウト」フード&スイーツメニュー発売日:2024年6月6日(木)販売場所:「ルックアウト・クックアウト」メニュー例:・ロストキッズスナックボックス(バターカレーチキン / レモンティーチキン) 1個 900円・ライムゼリー&ヨーグルトムース 1個 550円、スーベニアカップ付き +650円・ピクシーダストソーダ(キウイ) 1杯 750円※一部パーク内店舗の入店にスタンバイパスが必要になる場合あり(状況によっては、予告なく延⾧・変更する場合あり)。※価格やデザイン、販売日、販売店舗、販売方法等は予告なく変更になる場合あり。また、品切れや販売終了となる場合あり。※スーベニア付きメニューは、ファンタジースプリングスエリア外の東京ディズニーシー内店舗でも販売を予定。販売店舗、販売開始日、対象となるメニューやセットについては、東京ディズニーリゾートオフィシャルウェブサイトで要確認。
2024年03月01日ドル3部作『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』の4K復元版が3月22日(金)より公開されることが決定。日本オリジナルの予告編が解禁された。《ドル3部作》 THE DOLLARS TRILOGYとは、『荒野の用心棒』(64)、『夕陽のガンマン』(65)、『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』(66)という3本のイタリア製西部劇=マカロニ・ウエスタンの総称。黒澤明監督の時代劇『用心棒』(61)をリメイクした『荒野の用心棒』は、1964年9月にイタリアで公開され、当時の興行記録を塗りかえる爆発的なヒットに。その勢いは瞬く間に世界中に広がり、各国でマカロニ・ウエスタンの一大ブームを巻き起こした。『荒野の用心棒』© 1964 Unidis, S.A.R.L. All Rights Reserved.欧米ではスパゲッティ・ウエスタンと称されたこのジャンルは、イタリアとスペインで1970年代半ばまでの約10年間に500本近くが作られ、中でも主演クリント・イーストウッド、監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネの出世作となったこの3本は、3年連続イタリア年間興収NO.1になっただけでなく、マカロニ・ジャンル傑作中の傑作として、初公開から60年近くたったいまでも世界中のファンに愛されている。『夕陽のガンマン』© 1965 P.E.A. Films, Inc. All Rights Reservedさらに『パルプ・フィクション』のクエンティン・タランティーノ、ジョニー・トー(『エグザイル/絆』)、キム・ジウン(『グッド・バッド・ウィアード』)、チャド・スタエルスキ(『ジョン・ウィック』シリーズ)といった映画監督たちをはじめ、世界中のミュージシャン、漫画家、アニメーター、ゲームデザイナーら、サブカルチャーの担い手たちに絶大な影響を与え続けている。『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』© 1966 P.E.A. Films, Inc. All Rights Reserved.2024年はイタリア製西部劇=マカロニ・ウエスタンの先駆け、『荒野の用心棒』のイタリア公開からちょうど60年。それを祝し、主演クリント・イーストウッド、監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネが放った3大傑作の4K復元版が公開される。そんな《ドル3部作》のエッセンスを約80秒で表現するため、日本オリジナルの予告編が新たに制作された。最初に、ポンチョを跳ね上げ、悪党たちと対峙するガンマンの早撃ちの銃声と共に、《ドル3部作》【4K】のロゴが画面に映し出される。モリコーネの名曲「さすらいの口笛」が流れる中、【いつ観ても傑作】の見出しと『荒野の用心棒』の見せ場が続く。音楽は切り替わり、【誰が観ても傑作】の見出しと『夕陽のガンマン』の見せ場が展開。さらにコヨーテの遠吠えを模したヴォーカルのサントラをバックに、【どこから観ても傑作】の見出しに続き、『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』のスケール感溢れる戦闘場面と3人のガンマンの決闘場面が盛り上がる。そして『荒野の用心棒』のキー・イメージであるブーツのアップの画に、3発の銃声と共にイーストウッド、レオーネ、モリコーネの名前が。【不滅のマカロニ・ウエスタン3大傑作、日本初一挙上映】の見出しが広がる。タイトル・ロゴが出た後は、レオーネ作品のトレードマークである、ガンマンの巨大な顔のアップ、最後に【宇宙一カッコいいロードショー】の一文で締めくくられている。『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』は3月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:荒野の用心棒 1965年12月より公開
2024年02月28日リーバイス(Levi’s)と『機動戦士ガンダム SEED』がコラボレーション。ユニセックスのウェアやバッグが、2024年2月2日(金)より、リーバイス 原宿フラッグシップストア、リーバイス ストア大阪ほかで発売される。リーバイス×『機動戦士ガンダム SEED』リーバイスは、「機動戦士ガンダム」シリーズの中でも人気の『機動戦士ガンダム SEED』をモチーフに、コラボレーションアイテムを展開。作品のSF的要素など、ガンダムの世界観を落とし込んだTシャツ、スウェット、ジーンズなどを取り揃える。“モビルスーツ”を表現したデニムやスウェット「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器“モビルスーツ”。ガンプラとしても人気の高い“モビルスーツ”は、スウェットやTシャツなどに落とし込まれて登場する。たとえば、ライトストーンウォッシュ仕上げのインディゴデニムで仕上げたジーンズとジャケットに注目。ジーンズはリーバイスの「501」をベースに、ブルーのバックパッチや双方のブランドロゴを配したパッチを施した。それぞれ、キラ・ヤマトが搭乗するストライクガンダムの頭部を総柄であしらっているのがポイントだ。バックに大きなストライクガンダムを配したトップスややクロップド丈のアノラックジャケットのバックには、ストライクガンダムのグラフィックを大胆にオン。シルバーのパイピング、大きめのポケットなどを配している。また、コットンツイルのブラックの襟、ジャカードのジョックタグ付きのライトグレーのラグビーシャツも用意。ストライクガンダムのプリントがインパクト抜群の1着に仕上げた。バッグやニット帽もさらに、アクセサリー類も充実。収納力抜群なハーネスバッグ、バッグやパンツなどに装着可能なポーチ、小物を収納できるポケット付きビーニーなどが揃う。【詳細】リーバイス×『機動戦士ガンダム SEED』発売日:2024年2月2日(金)販売店舗:リーバイス 原宿フラッグシップストア、リーバイス ストア大阪、リーバイス公式オンラインストア※公式オンラインストアでは2月1日(木)より発売。アイテム例:・トラッカージャケット 24,200円・ジーンズ 18,700円・ラグビーシャツ 14,300円・フーディー 16,500円・Tシャツ 7,700円・ビーニー 5,500円・ハーネスバッグ 6,600円【問い合わせ先】リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社TEL:0120-099-501
2024年01月28日「ガンダムSEEDシリーズ」の完全新作が20年ぶりに劇場で観ることができる。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が1月26日(金) に劇場公開となる。物語の舞台はC.E.75が舞台。独立運動、ブルーコスモスによる侵攻と、戦いが続く中、ラクスを総裁として世界平和監視機構・コンパスが創設された。そんなあるとき、新興国、ファウンデーション王国からブルーコスモスの本拠地への共同作戦が提案される。待望の新作。期待が高まるなか、新キャラクターのグリフィン・アルバレスト役の声優として発表されたのが森崎ウィンだ。映画『レディ・プレイヤー1』(2018年公開)にダイトウ/トシロウ役として出演、彼が発した「俺はガンダムで行く」というセリフが話題を呼んだ。そんな森崎がついにガンダムシリーズに登場。その想いを聞いた。声だけで全てを表現することの難しさ――今回、演じられたグリフィン・アルバレストは新たなキャラクターですが、森崎さんご自身はどういった印象を持たれていますか?ファウンデーション王国で活躍する若きエースで、統率力もあって、戦闘能力も非常に高く、自分の芯も強く持ったキャラクターです。自分が生きる意味を分かった上で信念を持って、戦いや日々、行動しているのかな、と僕は感じています。――グリフィンを演じるにあたって注意した点や準備した点というのはどういったものになるのでしょうか。今回のお話が決まった際に、初代のガンダムから観直したんです。どういう世界観だったのか、ということも思い出したくて。正直、そこから今回の作品に繋がっていることがあったというよりは、ガンダムの世界観に出てくるセリフの言い回しだったりとか、いまの僕らにはなじみがない言葉だったりに耳を慣らしておこう、ということがありました。『SEED』に辿り着く前に収録には入ってしまったのですが、実際、僕みたいな経験もない人間が現場に行って自分が準備してきたことがどれだけ役に立つのか、という点ではほぼほぼ皆無のように感じられましたね。声だけで全てを表現するということは本当に難しいんです。絵も100%完成しているわけでもないですし、自分が持ってるものをいろんなパターンでやって、福田監督を筆頭とした制作陣のリクエストに応じながら自分の少ない引き出しの中でやっていく。実写と全く違うので、それだけで精一杯だった、というのが正直な感想です。実は収録前に「SPY×FAMILY」でロイド役を演じている江口(拓也)さんにお会いする機会があって、「ガンダムSEEDシリーズ」に出演することになったと話したら、一番びっくりしてましたね。「ガンダムやるの!?みんなやりたかったやつだよ」って(笑)。「ウィンくんは多分わかんないだろうから、僕らもそうだけど、とりあえず言われたことに素直に従って、全力投球。それだけ!」ってあの低音ボイスで言われたんです。プロであれだけ第一線でやられている方でも、そういう初心のもとでやっていらっしゃるんだな、って思いましたね。――福田己津央監督とはどういったお話をされたんでしょう?休憩時間にふたりでお話する機会があったんですが、「自分が強く言ってるつもりでも、一生懸命すぎると逆に弱く感じられる」と。例えば実写だったら、顔の表情や行動だとか、自分の体を動かせるから、表現の幅はもう少し広いんですけど、アニメのように耳だけで聞くとそうなりがちなんだということを言ってくださって。音は人のそれぞれの耳によって聞こえるところは若干違いますし、スピーカーを通してブースの外に聞こえる音はまた違うんですよね。意外と力強く言えば何でもOKというわけでもないんだな、と本当に当たり前のことかもしれないんですけど、それがすごく印象に残ってますね。引き出しを増やしてくれる現場だった――ほかの声優のみなさんと収録は……。それが僕だけだったんですよ。もうみなさんは録り終わっていて、錚々たる方々のリアルの生の声をその場で聞きながらやっていました。福田監督が始まる前に「ガンガン行かないと食われるよ」って言ってらしたんですけど、ブースに入ってみなさんの声を聞いて納得しました。「うわー!なんじゃこりゃ!」って。すごいんですよ、まだ絵が完璧にできていない中でも、そのキャラクターの動きが勝手に見えてくるぐらいのセリフ運びというか。「ローマへの道1日にはならず」じゃないですけど、昨日今日、声優始めましたみたいな人からすると、到底たどり着けないな、と思いました。でも、だからこその良さも多分あると思うんですよね。多分そういう意味で、グリフィンらしさは出せているのかな、と。福田監督はそこも多分大事にしてくださったと思います。――森崎さんはこれまでにも錚々たるクリエイターの方とお仕事をされてこられたと思うんですが、福田監督ならではの凄みは感じられましたか。ガンダムという歴史ある作品で監督をやるということもあって、怖い方なのかなと勝手に思っていたんですよね。声優の現場も分からないですし。でも、全然そういうことではなく、僕が持つものを瞬時に見抜いてちょっとずつ引き立てていくような。すごくおこがましい話かもしれないんですけれども、いま、WOWOWのアクターズ・ショート・フィルムで演出という立場で物事を見る機会がありまして。演出って、自分が話を持って行きたいところに行くためには、どういうふうにやったらこの俳優が持つものにヒットして、これが出てくるのか、を見るポイントが僕は本当になかったので、そういう意味ではやっぱり長くやられている監督の技と言いますか。勝手に乗せられてる自分がいるのかな、ということは感じましたね。――「ガンダムSEEDシリーズ」という大作、そして声優という経験は今後の森崎さんにどのような影響がありそうですか?自分の人生を変えてくれたガンダムの本家本元に携われたことは、少し恩返しできた部分もあるのかなと、勝手に思っています。でも、これで今後どういうふうに展開していくのかは正直ごめんなさい、わかりません。本当におもしろい現場でもあったのでまた挑戦できる場があればやりたいな、という気持ちもあります。ただ、僕はあくまでも実写の人なので、そう思うことは長くやってる声優のみなさんに失礼だとは思うんですよ。一方で、声として、実写でお芝居するときにすごく役に立つんですよね。特に舞台。やっぱり小屋がでかくなればなるほど、後ろの方だと本当に動きが若干見えづらくなってくるじゃないですか。みなさん、オペラグラスがあるとは言え、全員が全員、持っているわけではないので、そのときに声だけで伝える、という技があるのはすごく大事なんです。だから声優さんが舞台をやるときって本当にすごく伝わるんです。そういう意味では、自分の技術を上げてくれる、引き出しを増やしてくれる現場でもあったので、僕としてはありがたいなという思いはあります。自分のために生きるのも大事――今回、メインキャラクターであるキラとラクスの2人の関係がひとつのテーマかと思うのですが、その点についてはご覧になられていかがでしたか。ラクスのセリフが結構ストレートではあるんですが、普通に考えたら当たり前のことかもしれないんですよね。僕らはあえてそれを言葉に出すことはないので、それを全部代弁してくれているというか。でも、僕ら人類に対して、これからあえて口に出していかなきゃいけない言葉でもあるのかな、ということは、すごく感じました。多分そこに大きなテーマがあって、その2人の関係性は、正直、理想にも近い関係性でもあるのかな、って。でも、言い方を変えるとアニメで、少しファンタジーだからこそ、理想を提示できる強みもあるんですよね。そういった理想を見せてもらった僕らは、エンターテイメントを通して少しでも理想に近づく行動ができたり、考えができたりとかするんじゃないかな。――そんなキラとラクスの間に割って入るのがオルフェ・ラム・タオです。オルフェの下野 紘さんの声は素敵なんですけど、「お前に何が分かるんだよ!」って思ってしまう、完全にラクス側に立った人間です(笑)。でもそれはそれでおもしろかったですし、彼が登場したことによって気づかされる部分はありますよね。――彼がいることでラクスのあの言葉が出てきたわけですもんね。(※ネタバレになるのでぜひ映画を観てください!)そうなんですよね。いや、でもどうしてあんなに自分の思うとおりに全てが進んでいくと思うのか不思議ですね(笑)。――ラクスのセリフにもあるように、「愛」がひとつのテーマかと思うんですが、森崎さんにとって「愛すること」とは?愛って本当に難しいですよね。何か起きないと試せない部分でもあるのかなって思っていて。例えば、ラクスが作中のような状態になってようやく気づくものもありましたし。追い込まれてようやく真髄に気付けることでもあるのかなと思うので……。なんだろうな。愛は許せる力とか、受け入れるということなのかな、と思います。でもそれだけじゃダメだし、愛を持って叱るってことも大事だし……当たり前のことになってしまうんですけど、いかにその人のために考えるか、ということかな。――ラクスのセリフを聞いたときに、「愛されなかったら必要じゃないということ?」とも捉えられそうだな、とも思ったんですけど、逆に、「愛されること」とは?「愛」という言葉を使っていますけど、要は生きる価値はなんなのか、ということだと思うんですよね。僕らがこの世に生を授かった理由はなんなのか。誰かが誰かのために役に立つことを生きるというのかもしれないけれど、僕はあんまり賛同できなくて。それって、どれだけ自己肯定感低いの?というふうにも見えますし、承認欲求強すぎじゃない?というのも、いまの時代だったらひとつ言えることかもしれないですよね。でも、「愛されていないから生きる価値がない」ということに対して、大丈夫、誰かが見ているというラクスの悟りの思いは、背中を押すための言葉としてすごく必要だと思います。だから、自分のために生きるのも大事だと思うんです。そもそも愛というのは、勝手に生まれているだけであって、気づいたらあった、ということば一番強いのかもしれません。人間と人間が触れ合っているときに勝手に生まれてくるものなんじゃないかな。家族とかもそうだと思うんですけど。みんな誰かに認められたくて。僕もそういう気持ちはあります。でも、意外と一歩外に出てみると、周りを気にしていない人ばっかりなんですよね。この前、ウガンダに行ってきたんですけど、みんな自分のことが死ぬほど好きだと思うんですよ。自分が生きやすい環境を作るために、「これ嫌だからやらない」ともハッキリ言う人たちばかり。日本はそういう面でtoo matchな部分もあるのかもしれないですね。それもまた良さだと思うけど。愛を伝えたい。でも「言葉ってすごく難しい」――ライブで拝見していても、森崎さんは1対大勢への愛の伝え方がすごく心に響くな、と思うんですが……。エンターテイメントというツールがあるから僕らは伝えられるんですよね。もちろん、その人自身も愛を持っていなきゃいけないと思うんだけど。だから逆に愛を伝えることによって返ってきたもので、僕も承認欲求を埋めているのかもしれません。僕も承認欲求ゼロとは言わないので。――伝えるときに気をつけていらっしゃることはありますか?一つの観点だけを押し付けない、ということにすごく気を遣っています。「こう言ったけど、いや、そうじゃないこともあるかもしれない」「けど……」って話していったら、話さなきゃいけないことも増えるんですよね。だから言葉ってすごく難しくて。一つの発言が勘違いを呼んで、それが戦争にまで発展することもあります。こういう意見があるのもわかっているし、それを無視して話しているわけじゃない、ということを提示していかなきゃいけない、と思います。だから、ラクスも当たり前のことを言っているのかもしれないけど、あえて言わなきゃわからないんですよね。根掘り葉掘り、一語一句、子どもに言い聞かせるように言わないと変わらない。案の定、ラクスの言葉に心動かされているキャラクターもいます。そういうことなんですよね。言わないとわからない。ひとつ言えるのは、ガンダムの世界の中では、全員日本語だからまだいいな、と思います。これが言葉の壁があったらどうなるのか、というとこですよね。人生の新たな楽しみがひとつ増えたと思って――改めて、ガンダム作品に出演されることについて、ファンのみなさんの反応はいかがですか?ついにガンダム声優をやることになったんだね、と。森崎ウィンの人生を変えてくれたセリフ の中に「ガンダム」というのは本当に強く残っています。それがあって、ようやく本編に登場することができるんだ、ということで、純粋に喜んでくれていますね。ただ、ガンダムとともに生きてきたという方はどれだけいるのかは分からないんですが、それでも本当にみんなわくわくしているのは伝わってきますね。――「ガンダムSEEDシリーズ」に初めて触れる方に森崎さんから、おすすめポイントや楽しみ方を最後に教えていただけますか。作品は好みなので、一概に僕がいいと言ってもいいと思えるかどうかは分からないんですけど、観に行くということが、自分の人生の窓口を広げてくれるひとつのきっかけだと思うんです。触れたことがないということは、また人生で新たな楽しみがひとつ増えたと思ってほしいですね。取材・文:ふくだりょうこ撮影:鬼澤礼門<作品情報>劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』1月26日(金) より全国公開公式サイト:創通・サンライズ
2024年01月26日今年で44年目を迎えるミュージカル『ピーター・パン』が、7月から8月にかけて上演されることが決定した。ピーター・パンを演じるのは、昨年に引き続き山崎玲奈。第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン(TSC)「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを獲得後、ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』やミュージカル『聲の形』等にて高い歌唱力を発揮する注目株だ。持前の歌唱力を武器に軽やかでアクロバティックなフライングを好演した山崎が再びネバーランドに帰ってくる。宿敵のフック船長役は、圧倒的な歌唱力を武器に『マチルダ』のミス・ トランチブル役や『ミス・サイゴン』のクリス役など次々と大役を射止めている小野田龍之介。新キャストとなるウェンディ役には、NHK大河ドラマ『八重の桜』で主演を務める綾瀬はるかの幼少期を演じ、注目を集めた鈴木梨央。舞台『奇跡の人』ヘレン・ケラー役、ミュージカル『ダーウィン・ヤング 悪の起源』ルミ・ハンター役など、舞台でも活躍中の鈴木が大人と子どもの狭間を生きる等身大の少女ウェンディを演じる。左より)山崎玲奈、小野田龍之介、鈴木梨央昨年に引き続き演出・振付を担当するのは、長谷川寧。国際的に活躍するクリエイター&パフォーマーで、その才能は各地で高い評価を得ている。近年では他ジャンルとのコラボレーションを通じて作品の本質を見詰め直す「疑・ジャンル」をテーマとし、上海・ロンドン・サンパウロ・ジャカルタ公演等国内外で精力的に活動している。演出・振付 長谷川寧<キャスト コメント>■山崎玲奈(ピーター・パン役)今年も長谷川寧さん、小野田龍之介さんとご一緒できることがとても嬉しいです。そして、ウェンディ役に鈴木梨央さん!先日ワークショップでご一緒しましたが、お芝居が本当に刺激的で、今からウェンディとのシーンがとても楽しみです。昨年は無我夢中で全公演を駆け抜けましたが、今年はピーター・パンならではの無邪気さを楽しみながらより一層全公演をキャスト、スタッフ、客席の皆さんとともに、丁寧に作り上げていきたいと思います。昨年よりも更にパワーアップしたピーター・パンを皆さんにおみせできるように頑張ります!劇場でお会いしましょう!!■小野田龍之介(フック船長役)この世で一番汚らわしいのは誰だ?!この世で一番暴悪なのは?!この世で一番卑劣なのは?!そう、それがこの私“キャプテン・フック”だ。皆と盛大な熱い日々を過ごした昨年の夏が忘れられず、再び舞い戻ってきちまったぜ!!一年の眠りから覚めてまた皆と過ごせるのを楽しみにしている。今年はピーターではなく、この私フックとパイレーツを応援してくれ!!それでは……ヨォーホォー!!■鈴木梨央(ウェンディ役)世界中から愛され語り継がれている作品に携わることができてとても嬉しいです。演出の長谷川寧さんをはじめ、山崎玲奈さんや他のキャストの方々、スタッフの皆さんとともに、どんな舞台を築き上げていけるのか今からとてもワクワクしています。そして自分らしく新しいウェンディを表現できるよう挑戦していきたいと思います。<公演情報>青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ翻訳・訳詞:福田響志演出・振付:長谷川寧【キャスト】ピーター・パン役:山崎玲奈フック船長役:小野田龍之介ウェンディ役:鈴木梨央ほか【東京公演】7月24日(水)~8月2日(金)会場:東京国際フォーラム ホールC※ほかツアー公演あり【チケット料金】ネバーランドシートおとな・こども:平日/土日共通 10,000円(妖精の粉付)S席おとな 平日:8,500円/土日8,900円S席こども 平日:6,500円/土日6,900円パイレーツシートおとな:平日8,500円/土日8,900円(パイレーツアイテム付)パイレーツシートこども:平日6,500円/土日6,900円(パイレーツアイテム付)A席おとな:平日4,800円/土日5,200円(VR体験付)A席こども:平日3,200円/土日3,600円(VR体験付)(全席指定・税込/こども 3歳~12歳)※3歳以上のご観劇を推奨いたします。※3歳未満のお子様で、お子様の頭が保護者の肩の高さを超えない場合のみ、ひざ上での観劇が可能です。詳細はこちら:
2024年01月15日第81回ゴールデン・グローブ賞でアニメ映画賞にノミネートされたディズニー&ピクサーが贈る最新作『マイ・エレメント』。この度、本作のピーター・ソーン監督と、国境や世代の垣根を超え、世界中を魅了し続けるアニメーション監督で、同賞にノミネートされた『すずめの戸締まり』の新海誠監督との対談が2023年11月某日、ピクサー・アニメーション・スタジオにて実現。その対談動画のロングバージョンが初公開された。今年8月、劇場で映画『マイ・エレメント』を鑑賞した新海監督。「作り手があらゆる手法でこちらの感情を動かそうとしてくれている、最高峰のビジュアルを届けようとしてくれている、そういう志に溢れている作品でした。映画から透けるそういう態度とその技に感動するのです。背筋が伸びました!」と、X(旧Twitter)でポストした。このコメントに対し、ピーター・ソーン監督が反応、「なんと光栄な!新海監督の作品は素晴らしく、私や多くのスタッフにインスピレーションを与えてくれました」とリポストしたことを機に、日米のトップ監督による交流が始まった。そんなX上でのやり取りをきっかけに、新海監督の渡米のタイミングでサンフランシスコのピクサー・アニメーション・スタジオを訪れることになり、2人の対談が実現。ピクサー・スタジオのクリエイターたちとQ&Aセッションを行い、意見交換した。そしてその後、ソーン監督と新海監督の1時間に及ぶロング対談が実現。ソーン監督と新海監督は互いの家族に思わぬ共通点があったことが分かるとすぐに打ち解け、対談は軽快にスタートした。観客とのコネクト、映画製作のプロセスなどのテーマについてお互いのスタジオの共通点に納得したり、相違点に驚いたりしながら、お互いをファーストネームで呼び合いながら終始和気あいあいのムード。新海監督は、最初は周りの数人に見てほしいと思って作った商業デビュー作『ほしのこえ』からキャリアが始まり、10万人超えの観客を集めた『言の葉の庭』までファンに励まされてきた30代。次の『君の名は。』では約2,000万人もの観客動員を記録し、『天気の子』『すずめの戸締まり』と大規模公開作が続き、何千万人の方々に映画を楽しんでもらうには何をやればいいかを考え続けた40代と、自身のこれまでをふり返る。『すずめの戸締まり』また、ソーン監督も、共同監督から製作途中で監督に代わった映画デビュー作『アーロと少年』と今回の『マイ・エレメント』での製作プロセスの変化を打ち明けた。お互いに製作スタッフと何度もブレストしながら物語を作っていく部分は共通しているものの、ピクサーではたくさんのストーリーアーティストがいることに対し、新海監督は原案から脚本まで自身1人で仕上げていることを聞いたソーン監督は感心。逆に新海監督はストーリーアーティストの存在を羨ましがったり、ほぼ3年ごとに新作を発表してきた自身と比べ、『マイ・エレメント』が製作期間7年ということを聞いて驚いたり、とお互いへのリスペクトを伝えながら次々と質問を交わす。ほかにも、ソーン監督が『マイ・エレメント』製作中に父親、その後に母親が亡くなり、当初予定されていた物語からどんどんエモーショナルな面が強くなっていったことや、ソーン監督が大泣きしたという『すずめの戸締まり』のクライマックスシーンは新海監督が最初から決めていたもので、そのシーンから映画全体を作り上げていったことなど次々と語り合い、話が尽きない対談に。対談の終わりには、お互いプロセスは違っても、良い作品を観客の皆さんに届けたい、という同じ想いで映画を作っていることを認め合い、今後も良い関係を続けていくことを確認して、固い握手を交わしていた。『すずめの戸締まり』は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。2022年11月11日に公開され、国内興行収入149.4億円を記録、海外での興行収入は300億円を突破し、日本映画史上最も海外で見られた作品となった。『マイ・エレメント』はディズニープラスにて配信中。『すずめの戸締まり』Blu-ray&DVDは発売中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会マイ・エレメント 8月4日(金)全国ロードショー©2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2024年01月15日『Superman: Legacy(原題)』のジェームズ・ガン監督が、同作の進捗についてインスタグラムで報告した。手書きの絵と共に、「ネタバレ??!!いや、そうでもないかな。『スーパーマン:レガシー』のショットや絵コンテを絶え間なく描き続けているよ。この1枚は、前に話し合っていたあるショットについてどれだけタイトになるかを、チームのリーダーに理解してもらうためのもの」とつづった。絵の中の太い矢印はカメラの動き、細い矢印は被写体の動きを表しているのだという。スレッズではファンからの質問にも答えており、「衣装や音楽」について聞かれると「衣装はほぼできているんだけど、いくつかの要素でまだ決めかねている。音楽はほとんどの曲がもう書かれていて、多分メインとなるテーマ曲もほぼ終わっている」と明かした。別のファンからの「作曲家の名前を発表しないのはなぜ?」という質問には、「契約が完了しているかわからないんだ。確認しなくちゃいけないね」と答えた。曲はすでにあるのに契約が終わっているか分からないという状況に、ガン監督も「変に聞こえるよね?」と疑問を呈した。しかし、「インスピレーションの波に乗っている時は、なにをする?私だって『ピースメイカー』のほとんどと、『Creature Commandos』の脚本すべてを契約が決まる前に書いたんだ」と説明した。(賀来比呂美)
2023年12月18日東京ディズニーリゾート内にある商業施設「イクスピアリ」にて開催中の「東京ディズニーリゾート アンコール!ザ・モーメンツ展」が、2024年2月29日(木)に終了することが決まった。2022年9月22日(木)のスタート以来、約1年5か月の開催だ。この「東京ディズニーリゾート アンコール!ザ・モーメンツ展」は、1983年に東京ディズニーランドが誕生してから40年、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでこれまでに開催された数々のエンターテイメントプログラムとスペシャルイベントを中心に、そこで生まれた感動の瞬間をめぐる旅を楽しめる展覧会だ。パークでこれまでに開催された数多くのエンターテイメントやスペシャルイベントの中より12演目に焦点を当て、それぞれの演目の雰囲気を音楽や映像に加え、合計60着以上のエンターテイメントコスチュームの展示によって表現している。会期中は展示内容を入れ替えるなど工夫を凝らした展示が好評で、現在は新たな期間限定の企画展「東京ディズニーリゾート アンコール!ザ・モーメンツ展 グッズ・コレクション」も11月8日より開催中。好評を得ている。なお、「東京ディズニーリゾート アンコール!ザ・モーメンツ展 グッズ・コレクション」の会期は、当初は2024年1月8日(月・祝)までだったが、2024年2月29日(木)まで開催期間延長となったことも併せて発表となっている。入場券の価格や購入の詳細については、「東京ディズニーリゾート アンコール!ザ・モーメンツ展」特設サイトを確認のこと。心に残るエンターテイメントプログラムやスペシャルイベントでの感動の瞬間を観に「東京ディズニーリゾート アンコール!ザ・モーメンツ展」へ出かけてみては。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年12月12日皆さんはルールを守らない人に困ったことはありますか?今回は「ルールガン無視の保護者」を紹介します。『ルールガン無視の保護者』主人公が小学校の運動会に行ったときのこと。小さな運動場のため、個人のテントを張っての観覧は禁止されていました。しかしある保護者がルールを守らず個人のテントを張って観覧していました。先生からの注意も「今すぐ撤去してください!」という放送も無視して、応援を続けています。周りの保護者たちはその非常識さに呆れ、ザワザワとしていて…。非常識な保護者はお構いなし…出典:CoordiSnap皆が困っていると、何人かの先生が現れました。そして容赦なく、テントを強制撤去したのです。先生たちの対応に、胸がスカッとした主人公なのでした。先生たちに拍手喝采皆がルールを守っているなか、ルールを破っていた保護者。注意も聞かない姿に、容赦なく追い出したエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年11月19日株式会社プレックスでは、アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より『ガンダム・エアリアル オクタボトル』(4,180円 税込/送料・手数料別途)の予約受付を、バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」( )にて2023年10月19日(木)11時に開始いたします。(発売元:株式会社プレックス)※商品詳細ページ: ガンダム・エアリアル オクタボトル■商品特長ガンダムシリーズのTVアニメ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より、主人公「スレッタ・マーキュリー」のモビルスーツ「ガンダム・エアリアル」をモチーフとしたステンレスボトルが登場!珍しい八角形デザインのボトルは、見た目にインパクトがあり、にぎりやすく滑りにくい形状です。便利な専用ホルダーで、いつも持ち歩いて貰いたいという願いを込めて作られました。・独特な八角形ボトルの随所に、世界観を演出するロゴや機体名を施しました。・ボトル本体はステンレス製の真空二層構造で保温保冷効果もバッチリ。氷も入れやすい広めの口径(37mm)となっています。・専用ホルダーは取り外し可能です。ショルダーの長さは約60~120cmで調節ができます。「GUND-ARM」のタグ付き!ガンダム・エアリアル オクタボトル(使用イメージ1)ガンダム・エアリアル オクタボトル(本体イメージ2)■商品概要・商品名 :ガンダム・エアリアル オクタボトル( )・価格 :4,180円(税込)(送料・手数料別途)・対象年齢 :15才以上・セット内容:ボトル 1個、専用ホルダー 1個・商品サイズ:460ml φ67×H203mm・製品重量 :244g ※専用ホルダーを除く・商品素材 :(ボトル)ステンレス鋼、ポリプロピレン、シリコーンゴム(専用ホルダー)ポリエステル、亜鉛合金・生産エリア:中国・販売ルート:バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」( )、他・予約開始日:2023年10月19日(木)11時~・商品お届け:2023年11月予定・発売元 :株式会社プレックス・販売代理店:株式会社シービージャパン(C)創通・サンライズ・MBS※準備数に達した場合、販売を終了させていただくことがあります。※ページにアクセスした時点で販売が終了している場合があります。※商品仕様等は予告なく変更になる場合があります。※掲載している写真は開発中のため、実際の商品とは多少異なる場合があります。■『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とはA.S.(アド・ステラ)122――数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。名は、スレッタ・マーキュリー。無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。■バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」とは「プレミアムバンダイ」は今ここでしか買えないメーカー公式の限定商品、アニメ・コミックなどに登場する人気キャラクターのグッズを多数取り扱っています。ガンプラなどのプラモデルやフィギュア、ガシャポン、食玩からファッションまで豊富な品揃えです。バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月19日Netflix作品に出演する岩田剛典とソン・ガンのスペシャル対談映像が公開された。昨年2月、“Netflix 恋愛キャンペーン”のスペシャルコラボ企画として、Netflixの恋愛テーマ2作品から『金魚妻』の岩田剛典×『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』のソン・ガンによる、国境を越えた対談リモートインタビューが行われた。言語の違いはありながらも、岩田は“ガンちゃん”の愛称でお馴染みということもあり、それぞれのファンにはたまらない《ガン×ガン》スペシャルインタビューとして大反響を呼んだが、今回リアルでの初対面が実現した。映像では、冒頭で早速、岩田が「昨年はオンラインで対談させていただきましたよね。前回の対談後、ソン・ガンさんは僕のライブツアーの初日にお花をプレゼントしてくださったり、交流を続けさせていただいてきたので、こうして直接お会いできてすごく嬉しいです」と念願の初対面の喜びを明かしつつ、昨年以降も交流が続いていたことを明かす。対して、ソン・ガンも前回の対談時の思い出を振り返りながら「こうやってお目にかかれてドキドキしています。不思議な感じです」と、岩田に優しく語りかける。岩田剛典ソン・ガン二人は前回のオンライン対談の際に届いた反響にも興味津々で、コメントを読み上げて笑い合うなど、終始笑顔が耐えない様子。前回も話題になったソン・ガンの“ガンちゃん”呼びも再び登場し和気あいあいな雰囲気の中、話題は二人が出演する新作についての話題に。岩田は映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』が9月14日(木) より世界独占配信、ソン・ガンは今年『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン2の配信が決定しており、双方、世界中から期待が高まる話題作となっている。それぞれが、作品の見どころやおすすめポイントを語り合う中、作品の場面写真や映像もふんだんに盛り込まれた。さらには「もしも二人が共演するなら?」といった夢の妄想トークまで披露。そして俳優としての意外な共通点も明らかになるなど、貴重なコラボ映像となっている。岩田剛典&ソン・ガン スペシャル対談<作品情報>Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』9月14日(木) 世界独占配信原作:青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』(双葉社刊)監督:福田雄一主題歌:SEKAI NO OWARI「タイムマシン」(ユニバーサル ミュージック)■出演橋本環奈新木優子、岩田剛典、夏菜、若月佑美/桐谷美玲ムロツヨシ加治将樹、長谷川朝晴、犬飼貴丈山本美月、キムラ緑子、真矢ミキ佐藤二朗Netflix 作品ページ:『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン2配信日:2023年第4四半期原作:キム・カンビ、ファン・ヨンチャンによる『Sweet Home』(NAVERのウェブトゥーン)監督:イ・ウンボク■出演ソン・ガン、イ・ジヌク、イ・シヨン、コ・ミンシ、パク・ギュヨン、ユ・オソン、オ・ジョンセ、キム・ムヨル、チョン・ジニョン、他Netflix 作品ページ:
2023年08月29日チリの2人組監督“レオン&コシーニャ”によるストップモーション・アニメーション『オオカミの家』(併映:短編『骨』)が8月19日よりシアター・イメージフォーラムほか全国3館で公開。公開3日間の全上映回が満席完売となるなど、予想を超える大ヒットスタートを切った。本作は、ピノチェト軍事政権下のチリに実在したコミューン【コロニア・ディグニダ】にインスパイアされた“ホラー・フェアリーテイル”アニメーション。そのコミューンから脱走し、森の中の一軒家で2匹の子ブタと出会った娘マリアの身に起きる悪夢のような出来事を描いている。『オオカミの家』また、同時上映の短編『骨』はレオン&コシーニャの最新作で、『オオカミの家』に惚れ込んだ『ミッドサマー』アリ・アスター監督が製作総指揮を務めている。短編『骨』全国3館で公開された本作は、初動2日間で動員2,039人、興収338万9,400円を計上。メイン館のシアター・イメージフォーラムでは、公開前日8月18日(金)夜の時点で初日・全5回が満席完売となり、結果的に8月19日(土)から21日(月)までの3日間の上映分・全15回が満席となる異例の大ヒットに。同じく19日より公開された川崎チネチッタ、センチュリーシネマでも満席回が出ている。客層の男女比は5:5で、10代後半から60代まで幅広い層が来場、特に20、30代の友人連れやカップルなど、複数人での来場が多く目立った。『オオカミの家』公開決定の情報解禁時から、アリ・アスター監督のファン、ストップモーション・アニメやホラー映画、そしてホラーゲーム好きの関心を引き、SNSでの注目度が非常に高かった本作。Youtubeでの予告編再生回数は、公開前日時点で30万回を超す勢い(※ザジフィルムズ公式チャンネルの再生数のみ)。パンフレットの購買率は35%超え、一部劇場ではTシャツも一時的に完売となっている。公開後のSNS上では、「不気味すぎて感動。ゾックゾクした」「『とんでもないものを見てしまった部門』自分史上1位を更新しました」など、熱い感想が続出。『オオカミの家』今後は、9月1日(金)から仙台チネ・ラヴィータ、広島サロンシネマ、9月2日(土)から金沢シネモンド、9月8日(金)からシネ・リーブル梅田、アップリンク京都、シネマテークたかさき、静岡シネ・ギャラリー、長野相生座・ロキシーと、8月21日(月)時点で全国40館以上で公開が決まっている。『オオカミの家』は渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月21日ディズニー&ピクサー最新作で、誰の人生にもある宝物のような出会いを描いたアニメーション作品『マイ・エレメント』。これまで数々のピクサー作品に携わってきたピーター・ソーン監督は、「愛と共感が少しずつ、誤解や衝突を癒し、私の家族はひとつになりました。そんな“愛の力”を描きたかったんです」と、自身のエピソードから“ピクサー史上最もロマンティックなストーリー”が生まれたことを明かした。物語の舞台は、火・水・土・風の4つのエレメント(元素)たちがそれぞれの特性に合わせたユニークな生活様式で共生する街[エレメント・シティ]。違うエレメントとは関わってはいけないと両親に教えられてきた“火”のエンバーはある日偶然、性格も性質も自分とは正反対な“水”のウェイドと出会う。いくつものロマンティックな瞬間の中で少しずつ心を通わせていくふたりだが、どれだけ仲を深めても、その性質上触れ合うことすらできないのだ。育った環境も文化も全く違い、出会うはずのなかったエンバーとウェイドの間に芽生える“化学反応”を描く本作のきっかけについて、「私は子どもの頃、同じ文化圏の人と結婚するよう家族からプレッシャーをかけられていて、祖母の死に際の言葉は『韓国人と結婚しなさい』でした。しかし祖母の他界後、私は韓国系ではない人と恋に落ちました」とソーン監督。「全く違う文化で育った妻と私の家族の間には多くのすれ違いやカルチャーショックがありましたが、愛と共感が少しずつ誤解や衝突を癒し、私の家族はひとつになりました。そんな“愛の力”を描きたかったんです」と語る。“違うエレメントとは関われない”世界で、家族に反対されながらもウェイドと一緒に初めて世界の広さに触れたエンバー。そんなエンバーがひとりでは気づけなかった新たな“自分の可能性”について考え始める姿を描くと同時に、エンバーの家族の想いやストーリーも見どころの1つとなっている。異なる社会の中で暮らしていたエンバーとウェイドの間に芽生える強い“愛の力”は、それぞれの家族にどのような影響をもたらすのか。ソーン監督自身の経験を基に描かれる“愛”の物語に注目だ。世界中で『アナと雪の女王2』公開以来のディズニー&ピクサーアニメーション史上最高のヒットを記録している本作。日本でもついに公開を迎え、「正反対の2人が起こす愛の化学反応が本当に美しい...」、「混じり合うことがなかったはずの二人の関係が愛おしく感じた作品」など、早くも話題を呼んでいる。『マイ・エレメント』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マイ・エレメント 8月4日(金)全国ロードショー©2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2023年08月11日1981年の日本初上陸以来、多くの子供たちの心を掴んできたミュージカル『ピーター・パン』。43年目の今年は、11代目ピーター・パン、山﨑玲奈の登場と、長谷川寧による新演出に熱い視線が注がれていたが、7月25日の初日を前に実施されたゲネプロ(通し舞台稽古)で、ついに新たな『ピーター・パン』の世界の全貌が明らかに。開演直前に行われた囲み取材に登場した山﨑は、この新演出について、「ネバーランドではみんながサバイバルして生きていて、その必死さが強調されている。観ていてワクワクすると思うし、ハラハラする場面もたくさん。ぜひ観ていただきたいです」とアピール。初日前会見より、左から)ウェンディ役:岡部麟(AKB48)、ピーター・パン役:山﨑玲奈、フック船長役:小野田龍之介フック船長/ダーリング氏役の小野田龍之介は、「この『ピーターパン』はすべて人の力、人の身体、声をつかって表現している。パルクールという要素も加わります。ぜひ生の舞台の感動を」と、振付作品でも才能を発揮する長谷川演出ならではの、ダイナミックな舞台を期待させる。「特にネバーランドに行ってからがパワーアップしていると思う。そこを楽しんでいただきたい」と話すのは昨年から引き続きウェンディ役を演じる岡部麟(AKB48)。3人とも、充実の稽古を重ねてきたゆえの輝くばかりの笑顔が印象的だ。期待通り、幕が開いたそのときの景色はまさに新鮮そのもの。第1幕の子供部屋のぐんと洗練された雰囲気や、第2幕で現われるネバーランドのポップで楽しげな世界は、観るものの心をあっという間に掴んでいく。そそり立つ舞台装置を自由自在に移動していく演者たちのパワフルなパフォーマンスも圧巻。アクション・パルクールを手がけたHAYATEの手腕が光る。舞台を縦横無尽にかけめぐる「モリビト」たちを率いるのは、ダンサーの江上万絢演じるタイガー・リリー。パイレーツたちも含め、ダンスをベースに活躍するキャストが多く参加しているのも、この『ピーター・パン』の魅力となっている。ピーター・パン役:山﨑玲奈左から)フック船長役:小野田龍之介、ピーター・パン役:山﨑玲奈もちろん舞台を牽引するのは、『アニー』をはじめとするミュージカルで実績を積んできた新ピーター・パンの山﨑だ。抜群の歌唱力とキュートな笑顔で、本作の代名詞ともいえるフライングも楽しんで取り組んでいる様子。岡部演じる、芯の強さを感じさせるウェンディとの絶妙なやりとりも愛おしい。小野田はセクシーながらどこかコミカルで憎めないフック船長を熱演。彼らの一挙一動に夢中になるうちに、すっかりネバーランドでの冒険に心を奪われる。長く愛されてきた作品が、フレッシュな魅力を得てより輝きを増す。そんな瞬間に立ち会える舞台だ。東京公演は8月2日(水) まで東京国際フォーラム ホールCにて。その後名古屋、大阪、埼玉、長野(上田)、新潟、高松と巡演を続け、各地に感動を届ける。取材・文:加藤智子撮影:宮川舞子提供:ホリプロ<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』2023年7月25日(火)~2023年8月2日(水)会場:東京国際フォーラム ホールC東京公演終了後、愛知、大阪、埼玉、長野、新潟、香川に巡演チケット情報公式サイト
2023年07月25日1981年に榊原郁恵主演で日本初演されて以降、40年以上の長きにわたって毎年上演されているミュージカル『ピーター・パン』。愛され続ける秘密は、J・M・バリ原作による子どもも大人も楽しめるストーリーや、ブロードウェイ生まれのキャッチーな楽曲ばかりではない。日本版では数年おきに演出家が替わり、新たな魅力を生み出し続けているのだ。近年だけに絞っても玉野和紀、藤田俊太郎、森新太郎という錚々たる顔ぶれが名を連ねてきた演出家リストに、今年から名を刻むのは長谷川寧(振付も兼任)。作品ごとにクリエイターを集めて公演を行う「冨士山アネット」を主宰する作家・演出家・振付家・パフォーマーであり、ミュージカルの振付や国外でのミュージカル演出の経験はあるものの、日本でミュージカルを演出するのは今回が初となる。あわせて翻訳・訳詞も、福田響志により刷新される。さらには、笹本玲奈、高畑充希、唯月ふうか、吉柳咲良らをスターの座に押し上げてきたピーター・パン役も、今年から11代目・山﨑玲奈に代替わり。『アニー』のタイトルロール(2019)、『スクールオブロック』のサマー役(2020/全公演中止により出演には至らず)、そしてホリプロタレントスカウトキャラバン「ミュージカル次世代スターオーディション」(2020)と、数々のビッグ・オーディションを勝ち抜いてきた逸材だ。既に折り紙付きの実力と16歳の瑞々しい感性で、“大人にならない少年”をどう演じてくれるのか――。小野田龍之介(フック船長)、岡部麟(ウェンディ)、須藤理彩(ダーリング夫人)、江上万絢(タイガー・リリー)らが脇を固める『ピーター・パン』は、本日7月25日(火)に東京国際フォーラム ホールCにて開幕。長谷川が「ファミリー向けという印象の強い本作ですが、大人にも共感できるテーマが内包されています。ネバーランドで登場人物たちが必死に生きる様を、皆様にお届けいたします」(製作発表より)と早くも自信を覗かせる新生『ピーター・パン』で、この夏の思い出を作ってみては?文:熊田音子<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』2023年7月25日(火)~2023年8月2日(水)会場:東京国際フォーラム ホールC東京公演終了後、愛知、大阪、埼玉、長野、新潟、香川に巡演チケット情報公式サイト
2023年07月25日青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』の公開ゲネプロが24日に東京・東京国際フォーラム ホールCにて行われ、山崎玲奈(崎はたつさき)、小野田龍之介、岡部麟(AKB48)が取材に応じた。同作はジェームズ・マシュー・バリによる世界的な名作のミュージカル化作。日本では1981年に榊原郁恵主演で上演されてから毎年上演されている。これまでに笹本玲奈、高畑充希、唯月ふうか、吉柳咲良などが主演し、山崎が11代目ピーターパンとなった。新ピーター・パンのお披露目ということで、山崎は「たくさん稽古して本番を迎えられるのはすごく嬉しいですし、私らしいピーター・パンというのが出来上がってきたかなと思っております」と自信を見せる。フライングは「慣れてきました。でも、まだふわふわしてて難しいなあって感じる所はあります」と苦労を明かした。先輩ピーター・パンとして、唯月にも「1番大変なことってなんでしたか?」と尋ねたそうで、「『いや、もう体力よ』『できるだけ食べて、できるだけ寝て、できるだけ楽しくいたら、もうピーター・パンになれるよ』と最高のアドバイスいただいたので、今それを実践しております」と感謝した。フック船長役の小野田は「とりあえず葉っぱ1枚1枚取っていこうかなと。千秋楽にはもうただの緑の棒になるようにいじめていこうかなと思ってます」と意気込み、山崎は「やめてください!」と抗議。山崎が「フック船長は怖いですね。稽古場からずっと怖い雰囲気を出しています」と振り返ると、小野田は「威圧感だけで俳優生活やってきてますから、それを存分にフック船長に活かしたいと思っております。ただ、会社で一番後輩なんで」とホリプロ内での立場もうかがわせる。岡部は山崎について「絶対にノーを言わないところがえらい。(演出の長谷川)寧さんからいろんな課題とか、このセリフでこういう姿勢で振り付けどうかなとか言われた時に、ピュアに果敢に挑戦している姿がかっこいいなと思って見ています」と称える。一方で、「キュンキュンするか」を聞かれると、一拍おいての「キュンキュンしてるよ」に、山崎は「ちょっと考えてた! 頑張ります。本番までにもっとキュンキュンさせるように」と奮起していた。今年から新演出で、衣装も一新。見どころを聞かれた山崎は「みんなが必死に生きてるリアル感というか、ネバーランドがふわふわしたファンタジー感だけじゃなくて、みんなが必死にサバイバルして生きている様というか、人の必死さみたいなのが強調されている演出。お客様も見てすごいワクワクすると思いますし、ハラハラする場面もたくさんあると思うので、必死にサバイバルしている感じをぜひ新演出では見てほしいなと思っています」と語った。公演は東京国際フォーラム ホールCにて7月25日〜8月2日。舞台写真撮影:宮川舞子提供:ホリプロ
2023年07月24日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』が2023年7月25日(火)から東京国際フォーラム ホールCほかで開幕する。1981年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが登場してから、今年で43年目を迎える『ピーター・パン』。いつまでも子どものままでいたいピーター・パンと、ネバーランドの冒険で成長する子ともたちの、楽しくて、ちょっぴり切ない物語は、心に残る美しい音楽、躍動感あふれるダンスやアクション、そしてピーターが客席上空を飛ぶフライングで彩られ、大人も子どもも楽しめる作品として愛されてきた。今年の『ピーター・パン』はかなり目新しいものになりそうだ。何より、丸美屋食品ミュージカル『アニー』で主演し、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバンにてグランプリを獲得した山﨑玲奈が11代目ピーター・パンとして初登場する。さらにフック船長を演じるのは、ミュージカル『マチルダ』でミス・トランチブル校長を好演した小野田龍之介。演出は、ダンスカンパニー「冨士山アネット」の長谷川寧が手掛ける。左から)フック船長役:小野田龍之介、ピーター・パン役:山﨑玲奈撮影:宮川舞子どんな舞台になるのかーー。開幕まで2週間ほどとなった7月中旬、都内で行われている稽古場を1時間半ほど見学した。この日行われていたのは、本作のラストシーン。何年も経った後の子ども部屋で、山﨑演じるピーターと、岡部麟(AKB48)が演じるウェンディが再会するシーンだ。セリフとしては数行のやりとりだが、ピーターもウェンディも感情が大きく動く場面。丁寧に積み重ねていかないといけない。動きながらセリフを発するシーンの稽古を何度かする中で、山﨑が「ここは止まるよりも、もう少し食い気味にいきそうになるんですよね。生まれたエネルギーをどこにぶつけたらいいと思いますか?」と演出の長谷川に質問する場面があった。第一印象では、やんちゃで少年らしさが全面に出ているピーターだったが、山﨑は山﨑なりにピーターの感情を細かく理解し、自分のものにしようとしているのだろう。左から)ピーター・パン役:山﨑玲奈、ウェンディ役:岡部麟(AKB48)撮影:渡部孝弘山﨑の問いに、長谷川はもちろん、相手役の岡部も一緒になって考える。岡部は昨年の森新太郎演出版でもウェンディとして出演していたが、共演者も演出も違うため、再びいちから役や作品と向き合っている様子。あれこれ試行錯誤して、ピーターとウェンディのセリフの言い回しと動線を予定していたものから少し変更することで、観る側も演じる側も「気持ちの良い」ものに仕上げていた。ウェンディ役:岡部麟(AKB48)とロストボーイズたち撮影:渡部孝弘その後は、ウェンディの娘・ジェーン役の子役を交え、台本の素読みをしていた。稽古が終盤になってくるとどうしても「慣れ」や「クセ」のようなもので固めてしまいがち。だからこそ再び台本に戻って、セリフの言い回しを詰めていくという狙いがあるようだ。小休憩を挟んで行われたのは、「カゲ」のシーン。ピーターとピーターの影が取っ組み合いになる場面なのだが、今回はカゲをリアルな人間が演じるという。身体表現を極めてきた長谷川らしい演出。長谷川自ら実演して、手本を見せる。山﨑はそれを真剣な眼差しで見ながら、まずは動いてみる。リズムに合わせて踊るダンスとも違い、相手と呼吸やタイミングを合わせることが求められるため、身体を使って練習をするほかないからだ。何度も何度も稽古を重ね、動きを身体に覚え込ませていた。左から)ウェンディ役:岡部麟(AKB48)、ピーター・パン役:山﨑玲奈撮影:渡部孝弘ちなみに他の場面では、走ったり跳んだり登ったりする移動術「パルクール」を取り入れた演出もあるそう。長谷川演出版の『ピーター・パン』に期待が膨らむ。この日の稽古取材では楽曲は聴けなかったのだが、公演公式のツイッターやYouTubeで配信されている動画を観る限り、情感のこもった歌声に心動かされる。本番ではどんな楽曲に仕上げてくるのか、楽しみにしていたい。今年は、劇作家ジェームス・バリが『ピーター・パン』を生み出した実話を描いたミュージカル『ファインディング・ネバーランド』(2023年5月15日〜6月5日、新国立劇場 中劇場ほか)も上演されたばかり。奇跡的な「ピーター・イヤー」と言えるので、ぜひ本作もお見逃しなく!上演時間は2時間45分(2回の休憩あり)。東京公演は8月2日(水)まで。そのほか8月5日(土)・6日(日)名古屋・御園座、8月12日(土)大阪・梅田芸術劇場メインホール、8月16日(水)埼玉・ウェスタ川越 大ホール、8月19日(土)・20日(日)長野・サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール、8月26日(土)・27日(日)新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場、9月2日(土)・3日(日)高松・レクザムホール(香川県県民ホール)大ホールの計7か所にて上演予定。なお、劇場ロビーではフォトスポットの設置やジオラマ展示のほか、「ピーター・パンへのお手紙コーナー」「フェイスペイント体験」「チクタク体内時計」といったアクティビティ、「夏休みの宿題応援プロジェクト」と題した企画も用意。ぜひ親子で夏の思い出を作ってほしい。取材・文:五月女菜穂写真提供:ホリプロ青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』チケット情報()公演公式サイト()【よくばり❣ぴあニスト】限定 ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』のS席チケットを5組10名様にプレゼント!対象公演:7月30日(日)16:30開演7月24日(月) 9時59まで受付中! この機会にぜひお申込みください!詳細は こちら() から
2023年07月20日ジェームズ・ガンが監督と脚本を担当する『Superman: Legacy(原題)』で、スーパーマンとロイス・レインを演じる俳優が決まったようだ。ガン監督は、「The Hollywood Reporter」が「スーパーマンはデヴィッド・コレンスウェット(『Pearl パール』)、ロイス・レインはレイチェル・ブロズナハン(「マーベラス・ミセス・メイゼル」)に決定した」と報じた記事をツイートし、「正確だ!(彼らはすごい俳優というだけではなく、素晴らしい人たちなんだよ)」と認めた。今月中旬、ガン監督が行ったスクリーンテストには、スーパーマン/クラーク・ケント役にデヴィッドのほかニコラス・ホルト(『ザ・メニュー』)とトム・ブリトニー(『グレイハウンド』)、ロイス・レイン役にレイチェルのほかエマ・マッキー(「セックス・エデュケーション」)、フィービー・ディネヴァー(「ブリジャートン家」)が参加したという。今回のキャスティングに、映画ファンは「彼(デヴィッド)は若い頃のヘンリー・カヴィルにそっくりじゃないか。いいね!」「最高のキャスティング。楽しみ!」「身長が193センチあることはクラーク・ケント役にプラス効果だ」「新しいロイス・レインに私たちのレイチェルを選んでくれてありがとう」などの感想を寄せている。『Superman: Legacy』は来年早々に撮影をスタート。2025年7月11日全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年06月28日現役ファッションデザイナー×池畑慎之介2023年9月9日(土)、NHK文化センター梅田教室において、スズケン市民講座『人生のランウェイ~池畑慎之介(ピーター)のひとり上手』が開催される。同講座では、俳優で歌手の池畑慎之介が人生とおしゃれについて語る。聞き手はファッションデザイナーのShozo Tsujimura(辻村昭造)が務める。開催時間は14:00から15:30まで。受講料はNHKカルチャーの会員が3,300円、一般が3,850円。大学生までは無料で参加することができる。受講申し込みは、NHKカルチャーのホームページにて受け付けている。問い合わせは、NNK文化センター梅田教室(電話番号:06-6367-0880)まで。映画やテレビ、舞台など多方面で活躍池畑慎之介は1952年8月8日生まれ。大阪府出身。1969年にATG映画「薔薇の葬列」で芸能界デビュー。現在は、株式会社生島企画室に所属し、歌手、役者、タレントして活躍している。RKBラジオ『ピーターの糸島大好き!いとしまにあ』でレギュラーを務める他、CM、映画、テレビドラマなどさまざまな分野で活躍している。著書には『ひとり上手』『Peter’s Choice ピーターが選択してきたこと』などがある。(画像はピーター/池畑慎之介オフィシャルブログより)【参考】※NHKカルチャー※ピーター/池畑慎之介オフィシャルブログ※株式会社生島企画室
2023年06月19日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』の製作発表が、アジア最大級の屋内型ミニチュアミュージアム「スモールワールズ」にて開催された。1981年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが新宿コマ劇場に舞い降りて以来、日本でも多くの大人と子どもに親しまれてきたミュージカル『ピーター・パン』。いつまでも子どものままでいたいピーター・パンと、ネバーランドの冒険で成長する子どもたちの楽しくて、ちょっぴり切ない物語だ。今年は、11代目ピーター・パンとして山崎玲奈がタイトルロールを演じる。宿敵のフック船長に小野田龍之介、ウェンディ役に岡部麟(AKB48)を迎え、長谷川寧による演出・振付で新しく生まれ変わる。製作発表の冒頭では、劇中より「心優しい羊飼い」「アイム・フライング」「フックのワルツ」の3曲が続けて披露された。「心優しい羊飼い」ウェンディ役:岡部麟、ダーリング夫人役:須藤理彩ロンドンのダーリング家の子どもたちが、寝る前にお母さんと歌う曲「アイム・フライング」ピーター・パン役:山崎玲奈ロンドンのウェンディたちの家に忍び込んだピーター・パンが、ウェンディとジョン、マイケルに空の飛び方を教え、ネバ―ランドに旅立つ曲「フックのワルツ」フック船長役:小野田龍之介フック船長がいかにいじわるな悪党かを、パイレーツとともに歌った曲また、11代目ピーター・パンの誕生を記念して、9代目ピーター・パンの唯月ふうか、ホリプログループ会長の堀義貴も応援に駆け付けた。唯月ふうかの紹介により、実際に本番で着用する衣裳とメイクに身を包んだキャストと、演出・振付の長谷川寧が登場。7月25日(火) の開幕に向けて稽古が進む中、それぞれが役づくりや稽古の様子を語った。9代目ピーター・パン:唯月ふうか<会見コメント>■ピーター・パン役:山崎玲奈ずっとやりたい作品だったので、決まった時は嬉しいというよりは、「え?私がやっていいの?」という驚きが最初にきました。今、お稽古をしていますが、歴代のピーター・パンの方々が必死に務めてきたことを思うと、私ももっと頑張ろうという気持ちになります。素晴らしい先輩方のおかげで、稽古場も熱く盛り上がっております。■フック船長役:小野田龍之介ピーター・パンもそうですが、フック船長も沢山の役者の先輩方が演じてこられて、コメディタッチな船長や非常にダンディなTHE大人なフック船長がいらっしゃいましたが、演出家の長谷川さんと話しながら、今回はとても高貴な色気のある、客席の皆様から愛されるようなかっこいいフック船長を演じたいなと思っております。■ウェンディ役:岡部麟(AKB48)今年も昨年に引き続き、ウェンディ役として出演させていただきますが、演出家が長谷川寧さんに変わったことで、衣裳やセット、何から何まで生まれ変わってパワーアップしています。寧さんは動きのスペシャリスト。身体で表現することに、すごい細かく指導して下さって、今までのなかでもより「目」で楽しめる『ピーター・パン』に生まれ変わっているなと稽古をしていて感じています。新しく生まれ変わる『ピーター・パン』、是非お楽しみに!■ダーリング夫人役:須藤理彩『ピーター・パン』という物語は、お母さんという存在がとても大きいなと思っています。例えば、ピーター・パンにしても、ロストボーイズにしてもフック船長にとっても、パイレーツみんなにとっても、漠然と理想のお母さんという想いを描いて、それをウェンディに求めています。そんなウェンディも最終的には家に帰りたい、お母さんに会いたいと言って、お家に戻ってくる。観に来てくださった子供たちも、日常生活ですごく楽しいこととか、ワクワクすることっていっぱいあると思いますが、観終わった後に自分のことを待ってくれる家族や自分が一番休まる場所があるということを幸せだなと感じていただけるよう、愛情豊かなダーリング夫人を演じたいです。■タイガー・リリー役:江上万絢稽古の初日に、今年の『ピーター・パン』は過去一体力的にハードな作品にしようと、寧さんがおっしゃっていました。蓋を開けてみたら見事に有言実行されていて!現在、出演者の皆さんと、ゼエゼエヒイヒイ言いながら、絶賛猛特訓をしております。ご来場いただいた皆様には、躍動感あふれる舞台をお届けできるのではないかと、私自身もワクワクしております。■演出・振付:長谷川寧昔子どもの時に観劇した方も、そうでない大人の方にも是非観ていただきたい作品です。ファミリー向けという印象の強い本作ですが、この作品には大人にも共感出来るテーマが内包されています。ネバーランドで登場人物たちが必死に生きる様を、皆様にお届けいたします。<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ翻訳・訳詞:福田響志演出・振付:長谷川寧エグゼクティブ・プロデューサー:堀威夫【キャスト】ピーター・パン:山﨑玲奈フック船長:小野田龍之介ウェンディ:岡部麟ダーリング夫人:須藤理彩タイガー・リリー:江上万絢パイレーツ:今村洋一、渡部又吁、天野夏実、藍実成、伊藤奨、米澤賢人ロストボーイズ:徳岡明、小熊綸、阿部美月、梶みなみ、松尾音音モリビト:高城徹、住 玲衣奈、ASUKA、古澤美樹、西澤真耶、大津夕陽、大津朝陽、松平和希ジョン役(Wキャスト):東未結、堀蒼寿マイケル役(Wキャスト):畠中一花、三田一颯【東京公演】期間:7月25日(火)~8月2日(水)会場:東京国際フォーラム ホールC【チケット料金】■ドリームシート:おとな・こども平日/土日共通 9,400円 ※妖精の粉付き■S席:おとな平日8,500円/土日8,900円■S席:こども平日5,500円/土日5,900円■A席:おとな平日/土日共通4,800円■A席:こども平日/土日共通3,200円(全席指定・税込/こども 3歳~12歳)【名古屋公演】8月5日(土) 11:00 / 16:006日(日) 11:00会場:御園座問合せ:御園座052-222-8222(平日10:00~18:00)【大阪公演】8月12日(土) 11:00 / 16:30会場:梅田芸術劇場メインホール問合せ:梅田芸術劇場06-6377-3800(10:00~18:00)【埼玉公演】期間:8月16日(水)会場:ウェスタ川越 大ホールお問い合わせ:ウェスタ川越TEL:049-249-3777(9:00~19:00 点検日等の休館日を除く)【長野公演(上田)】8月19日(土) 12:008月20日(日) 12:00会場:サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホールお問い合わせ:上田市交流文化芸術センターTEL:0268-27-2000(休館日を除く9:00~19:00)【新潟公演】期間:8月26日(土)・27日(日)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場お問い合わせ:りゅーとぴあチケット専用ダイヤルTEL:025-224-5521【高松公演】期間:2023年9月2日(土)・3日(日)会場:レクザムホール(香川県県民ホール)大ホール問合せ:県民ホール サービスセンター087-823-5023(10:00~18:00)関連リンク公式HP::
2023年06月16日チリのストップモーション・アニメーション映画『オオカミの家』が、2023年8月19日(土)に公開される。監督は、クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャ。同じくレオン&コシーニャが手掛け、アリ・アスターが製作総指揮を務めた短編『骨』も同時上映される。“悪夢のような出来事”を描くストップモーション・アニメチリの2人組の映画監督、レオン&コシーニャが手掛ける映画『オオカミの家』は、“ホラー・フェアリーテイル” アニメーション。チリ南部のある施設から逃走し、森の中の一軒家で二匹の子ブタと出会った娘マリアの身に起きる、悪夢のような出来事を映し出している。ストーリーは、ピノチェト軍事政権下のチリに実在した「コロニア・ディグニダ」というコミューンから着想を得たものだ。映画『オオカミの家』あらすじ美しい山々に囲まれたチリ南部のドイツ人集落。“助け合って幸せに”をモットーとするその集落に、動物が大好きなマリアという美しい娘が暮らしていた。ある日、ブタを逃がしてしまったマリアは、きびしい罰に耐えられず集落から脱走してしまう。逃げ込んだ一軒家で出会った2匹の子ブタに「ペドロ」「アナ」と名付け、世話をすることにしたマリア。だが、安心したのも束の間、森の奥から彼女を探すオオカミの声が聞こえはじめる。怯えるマリアに呼応するように、子ブタは恐ろしい姿に形を変え、家は悪夢のような禍々しい世界と化していく 。世界各国で受賞監督を務めたレオン&コシーニャが『オオカミの家』の脚本、美術、撮影、編集も手掛け、作品の大部分を、ほぼ二人で完成させたといえる。企画段階を含め、完成までに5年の歳月を費やしており、ワールドプレミアとなった第68回ベルリン国際映画祭ではカリガリ映画賞を、第42回アヌシー国際アニメーション映画祭では審査員賞を受賞するなど世界各国で数々の賞を受賞している。撮影が行われたのは、チリ国立美術館やサンティアゴ現代美術館のほか、オランダ、ドイツ、メキシコ、アルゼンチンにある10カ所以上の美術館やギャラリー、文化センターだ。これらの施設をスタジオ代わりに、実寸大の部屋のセットを組み、ミニチュアではない等身大の人形や絵画をミックスして制作。実際に作る様子や制作途中の映像を、エキシビションの一環として観客に公開するという独自の手法で、映画を完成させた。アリ・アスターが絶賛、短編映画『骨』でタッグまた、『ミッドサマー』を手掛けたアリ・アスターが『オオカミの家』を一晩に何度も鑑賞し、自ら二人にコンタクトをとったというエピソードも。レオン&コシーニャと意気投合したアリ・アスターは、レオン&コシーニャの短編映画『骨』の製作総指揮に名乗りを上げた他、自身の最新作『Beau is Afraid』の12分にも及ぶというアニメ・パートをレオン&コシーニャに依頼したという。アリ・アスターは、「レオン&コシーニャは、まぎれもなくヤン・シュヴァンクマイエルとクエイ兄弟の後継者だ。『オオカミの家』のような作品が作られたことは、過去に一度もない!」と絶賛している。【作品詳細】映画『オオカミの家』公開時期:2023年8月19日(土)監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ脚本:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ、アレハンドラ・モファット声の出演:アマリア・カッサイ、ライナー・クラウゼ原題:La Casa Lobo同時上映:映画『骨』
2023年05月22日東京ミッドタウン日比谷周辺で開催された『NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023』でのイベント、 ステップショーに『ピーター・パン』『スクールオブロック』のキャストが出演し、それぞれの歌唱披露とトークで観客と配信視聴者を盛り上げた。7・8月上演『ピーター・パン』イベント冒頭に披露されたのは、山崎玲奈による「♪アイム・フライング」。今年新演出となる本作で11代目ピーター・パンデビューを飾る山崎は、いたずらっぽいやんちゃなピーター像を伸びやかな歌声で表現した。2019年にはミュージカル『アニー』のタイトルロールも務めた実力派・山崎の堂々とした歌いっぷりに早くも期待が高まる。山崎玲奈続いては、フック船長役の小野田龍之介による「♪フックのワルツ」。これが初歌唱となる“小野田フック”は、海賊帽をイメージしたという帽子を目深にかぶり「悪党とは誰だ? キャプテンフック!」とダンディに歌い上げる。小野田龍之介トークセッションでは演出・振付を手掛ける長谷川寧が登場。ビジュアル撮影時の思い出として小野田に「男性用下着モデルのようなイメージで!」とオーダーしたことなどを明かした。左より)長谷川寧、山崎玲奈、小野田龍之介すでに長谷川とのワークショップを数回実施しているという山崎は、初めての経験に戸惑いつつも「寧さんの独特な世界観の中でいろいろな発見をするのが楽しい」と語った。小野田に新演出の見どころを尋ねられると、長谷川は「みなさんがそれぞれ持っている『ピーター・パン』像があると思いますが、自分としては“こんな見方もできるんだよ”と思っていただきたい」「いま現実の世界中で起きている対立はすべてネバーランドにも詰まっていると思っていて、どちらの正義も存在する、そんなニュアンスを表現できれば」とコメントした。『ピーター・パン』の東京公演は、7月25日(火) から8月2日(水) まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演。その後名古屋、大阪、埼玉、長野、新潟、高松の計7カ所を回る。上演時間は2時間45分予定(2回の休憩あり)。8・9月上演『スクールオブロック』主人公・デューイ役の柿澤勇人と21人のバンドメンバー、総勢22名というまさに学校の1クラスのようなカンパニーで登場したのは、今年ついに日本初演を迎えるミュージカル『スクールオブロック』。2020年に上演予定だったが感染症拡大の影響で開幕前に中止となっていた。『スクールオブロック』より同名のロック映画の金字塔を『オペラ座の怪人』『CATS』のアンドリュー・ロイド=ウェバーのプロデュース&作曲によりミュージカル化。親友に成りすまして名門校に臨時講師として赴任することになった売れないギタリスト・デューイがエリート小学生とバンドコンテストを目指す学園ロックコメディだ。本作の魅力を尋ねられると「演劇界なのかアーティスト界なのか、とにかく日本を背負って立つような子供たちの演奏です」「きっと公演期間中での成長も目覚ましいと思いますのでぜひ何度もご覧いただきたたいです」と語り、翻訳・演出を手掛ける鴻上尚史については「ご本人も教師になりたかったとおっしゃるほど芝居やものの教え方が非常にお上手でなので、鴻上さんの一挙手一投足をデューイの役作りの参考にさせていただければ」とコメント。 “柿澤デューイ先生”の呼び込みで登場した生徒たちは、一人ずつ個性豊かな自己紹介で会場を沸かせると、本公演では見られない2チーム混合で「♪今がその時」をエネルギッシュに披露した。パフォーマンスを見守っていた柿澤は感想を求められると「何も言うことはありません。完璧でした!」と絶賛した。『スクールオブロック』の東京公演は、8月17日(木) から9月18日(月・祝) まで池袋・東京建物 Brillia HALLにて上演。その後、9月23日(土・祝)から10月1日(日) にかけて大阪・新歌舞伎座にて上演される。ミュージカル『スクールオブロック』ダイジェスト映像 in Hibiya Festival2023
2023年05月09日「ディズニープラス」にて配信中の実写映画『ピーター・パン&ウェンディ』より、ジュード・ロウ演じるフック船長に関する特別映像が公開された。アニメーション版では明かされることのなかった、ピーター・パンとフック船長の間に起った過去が明らかになる本作。フック船長といえば、残忍で目的のためなら手段を選ばない、邪悪な海賊のイメージだが、何かとマヌケな姿を晒すどこか愛嬌も感じさせるキャラクター。映像では、本編やメイキングに加え、ジュードのコメントなど、フック船長の魅力が語られている。世界中で知られているフック船長だからこそ、その象徴的なイメージを求められたと語るジュード。しかし今作では、“フック船長になった経緯”や“ピーター・パンと宿敵の仲になった理由”など、新たな要素が盛り込まれているのが魅力のひとつ。さらに撮影に際し、本番までは子どもたちに対面させなかったというデヴィッド・ロウリー監督の演出があったそうで、子どもたちの緊張感や、恐怖心を増幅させ、フック船長の残酷さや邪悪さをよりリアルにカメラで捉えている。また、ジュードから日本のファンに向けてメッセージも到着。「僕がどれだけ日本を愛しているか皆さんがご存知だといいんですが(笑)。幸運なことに僕はこれまでに何度か日本に行っているんです。その日本での旅行すべてが大好きでした」と日本への愛の深さを述べ、「日本の人々が、この映画を楽しんでくれることを願っています。そして、また僕も日本に行けたらと思っています。近いうちに必ず行くつもりです」とコメントしている。『ピーター・パン&ウェンディ』はディズニープラスにて独占配信中。(cinemacafe.net)
2023年05月05日ディズニープラスにて配信が開始された『ピーター・パン&ウェンディ』より、ピーター役アレクサンダー・モロニーのコメントが到着した。ディズニーが創立100周年の節目に、ネバーランドを舞台に新たな物語を作り上げた本作。幼いころから大好きなおとぎ話の中に登場する少年ピーター・パンと、彼の住む“ネバーランド”に憧れを抱いていた少女ウェンディの大冒険が描かれる。本作でピーター・パンを演じたのは、16歳のアレクサンダー・モロニー。CMやテレビドラマで活躍をしていた彼を、ピーター・パン役に起用したことについて、本作の製作総指揮を務めるトビー・ハルブルックスは、「アレクサンダーには、無邪気さと自信があります」とその魅力を語る。続けて、「彼は、子供たちがついて行きたくなるんだけど、行き過ぎないようなリーダー像にぴったりな、ずる賢さと楽しさの間のスイートスポットを見つけたのです」とアレクサンダーを称賛。ピーター・パンの純粋さと奔放さ、さらには彼特有の悪戯っぽさまで、アレクサンダーは見事に自分のものにしたようだ。アレクサンダー・モロニー&エヴァー・アンダーソンそんなアレクサンダーは、自身が演じたピーター・パンについて、「彼のモットーは"成長しないこと"です。でも、"挑戦する者が勝つ"ということも彼のモットーなんだ。ピーターがいつもフックと戦っているのは、子供っぽさではなく、勇気の表れだとピーターは考えています。フックは背の高い大人の男で、剣を振るってくる。ピーターの中では、戦うことは勇気の証なのです」とコメント。彼が胸に秘める“勇気”が、ピーター・パンの大きな魅力といえそうだ。『ピーター・パン&ウェンディ』はディズニープラスにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2023年05月04日