ベトナム料理に欠かせない調味料「ヌクマム」。日本の醤油のような役割を持ち、炒めものや煮込み料理に使ったり、つけダレとしてそのまま使ったりと、それなしでは食事ができないほどベトナム料理において使用頻度の高い調味料だ。今回は、ヌクマムとは?というところから、タイの「ナンプラー」との違い、ヌクマムを使った料理などを解説!ヌクマムとは?ヌクマム(Nước mắm)は木樽に小魚と塩を漬け込み、4ヶ月~1年ほど発酵・熟成させて作るベトナムの魚醤。日本の「しょっつる」や「いしる」、タイの「ナンプラー」に相当する。原料となる魚は地域によって異なるが、カーコム(Cá cơm)と呼ばれるカタクチイワシ科の魚を使うのがポピュラー。旨味のもとであるグルタミン酸を豊富に含み、料理に使うと、素材の旨味を引き出すだけでなく、味に深みやコクをプラスしてくれる。名産地として知られているのは、ベトナム北部のカットハイ、南部のニャチャンやファンティエット、フーコック島。特にフーコック島産のヌクマムは最高級とされている。タイの「ナンプラー」との違いは?原材料も作り方もほぼ同じだが、ヌクマムはナンプラーより魚に対する塩の割合が少なく、発酵期間が短い。味の面では、ヌクマムは魚の香りがより強く、塩分は弱めである。ヌクマムのボトルにある表示「°N」とは?スーパーへ行くと、様々なメーカーのヌクマムが並んでいる。ボトルをよく見ると「35°N」といった表示があることに気付くだろう。これは旨味度数(ヌクマム中の窒素含有量。「N」は窒素の元素記号)で、数字が高ければ高いほど香り・旨味が強く、価格も高くなる。度数の低いものは加熱調理用に、高いものはつけダレとして水などを加えて使う(もちろん加熱調理に使っても可)。スーパーには35~40°Nのものが多く並んでいる。ヌクマムがキーの料理3品ベトナム料理の味の決め手となるヌクマム。ベトナム人が普段食べている家庭料理で、日本人の口にも合うおすすめの3品を紹介。レストランや食堂で見かけたら試してみよう。〇鶏手羽のヌクマム風味揚げ(Cánh gà chiên nước mắm)ご飯のおかずにも、お酒のつまみにもなる一品。ヌクマムなどで下味をつけてから揚げるドライなタイプと、素揚げしてからヌクマムソースに絡めるしっとりタイプがある。〇川魚の土鍋煮(Cá kho tộ)魚(雷魚やナマズが使われることが多い)をヌクマムなどの調味料に漬け込み、土鍋でグツグツと煮込んだ料理。甘辛い味が染みた煮魚は白いご飯との相性抜群!〇イカの肉詰めトマトソース煮(Mực nhồi thịt sốt cà chua)小ぶりのイカの胴体に豚ひき肉や春雨などの餡を詰め、トマトソースで煮込んだ料理。洋風料理のイメージがあるトマトソースだが、ヌクマムが加わることでご飯に合う味に。つけダレとしても大活躍万能調味料のヌクマムは、加熱調理用としてだけでなく、つけダレとしても大活躍(つけダレ用には度数が高めのものを用い、水で薄めて使う)。シンプルなゆで野菜もヌクマムさえあれば、立派なおかずに変身!野菜を美味しく、たっぷり食べることができる。麺料理や春巻きなど色々な料理に添えられるつけダレ、ヌクチャム(Nước chấm)。ヌクマムに刻み唐辛子とニンニク、ライムの絞り汁、水、砂糖を混ぜ合わせて作る。唐辛子を浮かべたヌクマムは、鍋料理のつけダレに。特に魚と相性が良く、ヌクマムの塩気が魚の旨味を引き立ててくれる。卓上に置かれているヌクマム。料理に塩味や旨味をプラスしたいときに使ってみよう。ベトナムを訪れたら、お土産にヌクマムを買って帰りたいという人も多いだろう。しかし、ヌクマムは匂いが強いため、機内への持ち込みは禁止されているので注意しよう。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年09月30日ホーチミン市西部にあるベトナム最大の中華街「チョロン」。50万人以上といわれるホーチミン在住の華人の大半が住んでいるチョロンとは、一体どんな街なのだろうか。今回は、1区中心部からの行き方や見どころ、散策のポイントをご紹介!チョロンとは?チョロン(Chợ Lớn)は中華街の通称で、具体的にはホーチミン市西部の5区から6区にかけて広がるエリアを指す。18世紀後半より華僑が集住して形成された街で、大富豪が沼地を開拓して発展したといわれる。 近年、移住してきた「新華僑」と呼ばれる人たちはチョロンの北側に隣接する11区に多く住んでおり、エリア自体が広がりつつある印象だ。中華街といっても、横浜中華街のような派手さや煌びやかさはない。ベトナムのローカル風景に漢字表記の看板が溶け込み、独特の雰囲気を醸し出している雑多な街である。チョロンへの行き方チョロンへの移動手段は、ローカルバス又はタクシーとなる。バスの場合、ベンタイン市場前のバスターミナルから1番のバスに乗り、終点のチョロンバスターミナルで降りよう。1番バス(青色)は他の路線のバス(緑色)より車体が新しく、冷房も効いているので、旅行者でも安心して利用できる。タクシーの場合、1区中心部から約20分でチョロンに到着する。行き先はチョロンバスターミナル又はビンタイ市場と伝えるといいだろう。〇バス情報路線番号:1番路線名称:ベンタイン - チョロンバスターミナル(Bến Thành - Bến xe Chợ Lớn)運賃:一律5,000VND(約54円)所要時間:約30分運行時間:5:00~20:30運行間隔:5~10分に1本見どころチョロンに点在する中国寺院とビンタイ市場、中国文化が溶け込んだローカルな風景が見どころ。また、プラカゴ問屋街、布問屋街、文房具屋街というふうに、1つの通りに専門問屋が集まり、通りごとに違った顔を見せてくれるのも面白いところだ。見どころの多いチョロンだが、次に紹介する3つのスポットはおさえておこう!〇ビンタイ市場(Chợ Bình Tây)ベンタイン市場に次ぐ、ホーチミンで2番目に大きい市場。狭い通路を行き交う人の多さや膨大な商品の数に圧倒される。卸売市場のため、基本はまとめ売りだが、1個から売ってくれる店もあるので交渉してみよう。買い物というより活気ある雰囲気を楽しむ市場。————————————住所:57A Thap Muoi , Dist6 , Ho Chi Minh電話番号:(+84)8-3857-1512営業時間:6:00頃~18:00頃〇ティエンハウ寺(Chùa Bà Thiên Hậu)福建省からベトナムに移り住んだ人々によって1760年に建立されたチョロン最大の中国寺院。航海安全の神様「天后聖母」が祀られている。渦巻き線香に願い事を書いた赤いお札をつけ、約1週間(=線香が燃え尽きるまで)吊るしてもらうことができる。————————————住所:710 Nguyen Trai , Dist5 , Ho Chi Minh開館時間:6:00~17:30入場料:無料〇チャータム教会(Nhà Thờ Cha Tam)フランス統治時代の1900年頃に建てられたカトリック教会(別名フランシスコ・ザビエル教会)。東洋と西洋の建築様式が入り混じったエキゾチックな建物に注目!————————————住所:25 Hoc Lac , Dist5 , Ho Chi Minh電話番号:(+84)8-3856-0274開館時間:6:00~22:00入場料:無料ベトナム語と中国語が併記された看板散策のポイントチョロンはベトナム語で「大きい市場」を意味するだけに、エリアがとても広い。全てを歩いて回るのは大変なので、少し離れたスポットはタクシーを利用して効率よく回ろう。比較的治安の良いホーチミンだが、チョロンは1区に比べてスリやひったくりの発生が多いところなので、貴重品の出し入れやカバンの持ち方には注意を!〇徒歩で回れる!おすすめ散策コースチョロンバスターミナル ⇒ プラカゴ問屋街(Le Quang Sung通り) ⇒ ビンタイ市場 ⇒ チャータム教会 ⇒ 布問屋街(Tran Hung Dao通り) ⇒ ティエンハウ寺中国寺院を見学し、ローカル食堂で中華料理を食べ、ホーチミンで中国を感じてみるのも一興。観光の日程にゆとりのある人はチョロンまで足を伸ばしてみてはいかがだろうか。(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年09月21日パクチーやハムなどをフランスパンにはさんだベトナムのサンドイッチ「バインミー」。同メニューを販売する「Viet Banh Mi Court AOYAMA」が9月17日、東京都・北青山にオープンした。「バインミー」が味わえる国内でも数少ない同店に、開店に先駆けて行ってきた。○「バインミー」って何?「バインミー」とは、切り込みを入れたフランスパンにパクチーやレバーペーストなどのパテ、それに甘酢漬けの野菜などを挟んだベトナムのサンドイッチ。かつてベトナムを統治していたフランス文化の影響を強く受け誕生したといわれていて、いまでは国民のファストフードとして根付いているという。同店では「バインミー」を日本人好みにアレンジして提供。5種類の定番メニューに加えて、その月の限定サンドイッチも用意している。○肉のうまみが"ギュッと"つまった自家製パテがたまらないこのうち「オリジナルレバーパテ&ハム」は、自家製の具材を使ったメニュー。ジューシーなレバーパテ、それに薫製の香りただようグリーンペッパー入りのロースハムは、いずれも店舗内で手作りされている。一口ほおばると、ダブルの肉のうまみが口の中に広がるぜいたくな一品だ。ボリューム満点なメニューでありながら、女性でも食べやすい味わいに仕上がっているのは野菜もたっぷり入っているから。お酢を少し強めにきかせた大根とにんじんの「なます」が後味をさっぱりと整えてくれる。また同店では一般的な「バインミー」とは異なり、マーガリンやバターを一切使用していない。その代わりパンに塗るためのソースにこだわっているという。「スパイシーグリルチキン&トマト」には、自家製のトマトソースを使用。スパイスをきかせてグリルしたチキンと、フレッシュなトマトソースの相性は抜群で、食欲をそそる味わいに仕上がっている。ほかにも「ビーフ&レモングラス」や「アボガド&シュリンプ」、それに「フレッシュベジタブルミックス」など、全メニューで魅力的な具材の組み合わせが光る。○パクチーを追加せよ!そして「バインミー」の魅力として忘れてはならないのが「パクチー」だ。いずれのメニューにも、今にもパンからこぼれ出そうな量のパクチーが盛り込まれている。さらに50円を追加すれば増量も可能とのこと。パクチー好きにはたまらないサービスだ。2種類のメニューを半分ずつ楽しめる「ハーフ&ハーフ」(700円)や「ハーフサイズ」(400円)も用意されている。テイクアウトも、その場で食べることも可能(スタンディングのイートインスペース有り)。「バインミー」はいずれも670円でコーヒーや紅茶のドリンクセットは870円となっている。営業時間は11時~19時で年中無休となっている。同店によれば、「バインミー」はロンドンやオーストラリア、それにハワイなどでは親しまれているが、国内で食べられるところはまだ少ないとのこと。一度食べればやみつきになるベトナムの味を、ぜひ一度試してみてほしい。※価格はすべて税込
2015年09月17日神奈川県横浜市のみなとみらい地区、日本大通り、神奈川県庁本庁舎で9月18日~20日、ベトナム文化に触れるイベント「ベトナムフェスタ in 神奈川 2015」が開催される。○民族衣装、アオザイ体験も同イベントは、経済プログラム・文化交流プログラム・民間企業・地域連携プログラムを軸とした、ベトナムとの経済・文化交流の催し。「ベトナムを、もっと身近に。その次の未来のために。」をテーマに今回、初の開催となる。ベトナム投資環境セミナーやベトナム企業と県内企業との商談会などの「経済プログラム」のほか、ベトナムの民族衣装を試着できる「アオザイ体験」、ランタンの灯りで夜を飾る「ベトナムランタンナイト」、ベトナムの民族芸能「水上人形劇」の上演や、日本大通り一帯に約50もの飲食・物販ブースを出店する「文化交流プログラム」を実施する。また9月30日まで、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルのブッフェ・ダイニング「オーシャンテラス」にて、ベトナムメニューの提供を行う「民間企業・地域連携プログラム」を予定している。さらに、19日の11時から日本大通りステージで行われる開会式では、女優の剛力彩芽さんを「ベトナムフェスタin 神奈川アンバサダー」に任命し、黒岩神奈川県知事やグオン・クオック・クオン在日ベトナム特命全権大使とともに、オープニングセレモニーを実施する。開催時間は各会場、催しにより異なる。詳細は同イベントのサイトまで。
2015年09月15日©TRIPPING!昨今、経済や人材など多方面にわたり交流が深まっている神奈川県とベトナム。両地域のさらなる相互理解と交流を目的に9月18日(金)から20日(日)の3日間、横浜市・みなとみらい地区および神奈川県庁・日本大通りを会場に、「ベトナムフェスタ in 神奈川~越Beyond the NEXT!~」が開催される。ベトナムをもっと身近に!「ベトナムをもっと身近に。その次の未来のために。」をテーマに、ステージイベントやライブパフォーマンス、ベトナム映画上映など多岐にわたるコンテンツが集結!来場者約20万人を見込む国内最大級のベトナムイベントとして開催を予定している。幻想的なランタンに彩られる「ベトナムランタンナイト」©TRIPPING! イメージであり実際のものとは異なりますベトナム中部の世界遺産都市・ホイアンの「ランタン祭り」を思わせる、幻想的な「ランタンナイト」やベトナムと神奈川県で生産された約1万本の花を使った花の絨毯「インフィオラータ」、さらにはベトナムの民族芸能「水上人形劇」など目で楽しむコンテンツも充実。その他、日本の伝統文化・和太鼓パフォーマンスやベトナム映画上映、ライブパフォーマンスなどベトナムと日本文化に触れられる3日間となっている。©ASEAN-Japan Centre イメージであり実際のものとは異なりますベトナムを直に感じる3日間。ぜひ出かけてみてはいかが。ベトナムフェスタ in 神奈川~越Beyond the NEXT!~日 時:2015年9月18日(金)~20日(日)場所:経済プログラム・・・・・ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル/9月18日文化交流プログラム・・・日本大通り、神奈川県庁本庁舎9月19日11:00~17:00※ランタンナイト17:00~21:009月20日10:00~17:00詳 細 :
2015年09月10日ミリアルリゾートホテルズは、国内で4番目となるディズニーホテル「東京ディズニーセレブレーションホテル」を、東京ディズニーリゾート近くの新浦安エリアに開発すると発表した。同ホテルは、同社100%出資の子会社であるブライトンコーポレーションが新浦安エリアで展開するパーム&ファウンテンテラスホテルを活用し、2016年6月に宿泊特化型のディズニーホテルとしてオープンする予定。既存のディズニーホテルであるディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテルでは、年間90%を超える宿泊稼働率で推移しており、需要の高いディズニーホテルへ1人でも多くのゲストに滞在してもらいたいと考え、新ホテルの開発が決定したという。新ホテルでは、客室に加えてロビーや中庭など、ホテル館内に東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを彷彿とさせる装飾を施すという、新たなコンセプトを取り入れる。また、施設を宿泊に特化させてサービスの一部を簡易なスタイルとすることで、より手軽なリゾート・ステイを実現させる。旧ファウンテンテラスホテルは2016年6月に宿泊開始、客室は352室、旧パームテラスホテルは2016年秋に宿泊開始、客室は350室の予定となっている。新ホテルのオープンに伴い、ファウンテンテラスホテルは2016年2月27日をもって、パームテラスホテルは2016年6月1日をもって閉館する。
2015年09月03日©PIXTA数あるアジアンリゾートの中でも長きに渡って世界中のトラベラーを虜にしているのが、タイを代表するリゾートアイランド「プーケット」。周囲をエメラルドグリーンのアンダマン海に囲まれる一方、島の77%が熱帯雨林の山という顔を持ち合わせている。そんな自然豊かなこの島を訪れたら、思いっきり体を動かしてアクティブに遊び尽くしてみるのはいかが?あなたは海派?山派?プーケットの大自然で遊ぶプーケットで体験できるアクティビティはバリエーション豊富。エリアごとに特徴が異なるビーチや、船に乗って出かける離島、はたまた島の中心にうっそうと茂るジャングルが「遊び場」!さぁ、あなたならどこに出かける?1. マリンスポーツを楽しむ!©Tourism Authority of Thailandプーケットを訪れたら外せないのが、マリンスポーツ体験!青い空の下、童心に帰って遊んでいると思わず時間を忘れてしまうほど。アンダマン海の生物と一緒に海中散歩を楽しむシュノーケリングは、生物が集まる珊瑚礁や岩場がおすすめ。もちろんビーチの浅瀬にもカラフルな魚が泳いでいることも。写真提供:H.I.S.海中散歩の合間には、空高く浮かび上がるパラセイリングで空中散歩はいかが?風を受けながら進んで行くパラセイリングにスリルを感じつつも、眼下に広がる美しい景色に感動すること必至。海上でスリルを求めるなら、バナナボートにトライしてみて!コーラル島 ©TRIPPING!マリンスポーツを体験するなら、プーケットから船に乗って離島に出かけるのが断然おすすめ。日本人に人気のコーラル島ならスピードボートで約20分程度。更に、映画「THE BEACH」のロケ地として脚光を浴びた「ピピ島」までも約2時間でアクセス可能。好みに合わせて計画してみよう。ピピ島 ©ASEAN-Japan Centreシーカヌーで探検しよう©Tourism Authority of Thailand冒険好きなら、シーカヌーに乗って海に繰り出すのはいかが?マングローブの生い茂る湾内に分け入ったり、狭い洞窟に入ってみたりとシーカヌーならではの体験は冒険心をくすぐるはず。パンガー湾 ©ASEAN-Japan Centre特におすすめしたいシーカヌーのスポットといえば「パンガー湾」。プーケットの北東に位置するパンガー湾には、大小160もの島々が浮かび、奇岩や洞窟も点在。シーカヌーを漕いで鍾乳石の洞窟を巡るツアーが人気。パンガー湾を訪れたら映画『007/黄金中を持つ男』のロケ地である「ジェームス・ボンド島」の見学もお忘れなく!エレファント・トレッキングでジャングル探検写真提供:H.I.S.象の背に乗って、熱帯雨林のジャングルを歩くエレファント・トレッキングは、プーケットならではの魅力的なアクティビティ!プーケットの山地はアップダウンが激しいのでスリル満点!いつもと違った目線でジャングルを散策すれば、出会ったことのない景色にも出会えるかも!?小高い丘をゆっくり歩くツアーは、気軽にエレファント・トレッキングを体験したい人向き。森の空中散歩!フォレスト・アドベンチャー©Flying Hanumanプーケットの最新アトラクションといえば「Flying Hanuman」。ジャングルの木々に張り巡らされたワイヤーをターザンのように滑りながら進んで行くアドベンチャー型アトラクション。まるで猿になったような気分になるユニークな体験を楽しんでみて。©Flying Hanuman大型リゾートホテルにステイして遊ぼう!滞在型の大型リゾートホテルにステイすれば、わざわざ外に出かけなくても敷地内でアクティブに遊ぶことができる。特に子連れ旅行の場合は、子供も大人も楽しめるこの旅のスタイルがおすすめ。複数のプールがあるのはもちろん、中にはウォータースライダーなどの施設が備わっているホテルもあるので、プール好きの子供からしたらパラダイスだ。アンサナ・ラグーナ・プーケット ©Laguna Phuket高級リゾート地「バンダオビーチ」に位置するプーケット随一のリゾート地区「ラグーナ・プーケット」はホテルステイをアクティブに楽しみたい人にぴったり。東京ドーム約87個分(!)という広大な敷地に、バンヤンツリー・プーケットや、アンサナ・ラグーナ・プーケットといった錚々たる高級ホテル6つとゴルフ場、ショッピングセンター、スパが揃い、どのホテルに滞在していても敷地内の他のホテルや、施設を利用できる。長期滞在をしていても飽きないほど。ヒルトン・プーケット・アルカディア・リゾート&スパ ©Hilton HOTELS & RESORTSカロンビーチに隣接する「ヒルトン・プーケット・アルカディア・リゾート&スパ」はトロピカルガーデンに囲まれた老舗リゾートホテル。5つのプールにウォータースライダーも完備。キッズ用のプレイグラウンドもあるので、お子様も納得のステイ先のはず。思いっきり遊んだら、スパでカラダも心も癒してザ・ウェスティン・スィレイベイ・リゾート&スパ & ©The Westin Siray Bay Resort & Spa, Phuketアクティブに遊んだら、スパで身も心も癒して旅の締めくくりとしたいところ。プーケットのスパは、ラグジュアリーなホテルスパから、大型のデイスパ、さらには庶民的なタイ古式マッサージまで、バリエーションが豊富。日本よりもリーズナブルにスパ体験ができるので、目的や予算に合わせて好みを見つけてみよう。広大な敷地に佇む「スコーカルチャラルスパ&ウェルネス」は、様々なスパメニューを楽しめるスパ・コンプレックスであると同時に、タイ式ヨガやムエタイなどタイのヘルシーな文化を体験できる世界初のカルチュアル・スパ。オーガニックにこだわった食事も楽しめるので、のんびり滞在して、帰国後の英気を養ってみるのもいいかもしれない。自然派のトリートメントが気分なら「ムックダースパ」をチェックしてみて。緑豊かな敷地内には茅葺き屋根のコテージが点在。のどかな景色を楽しみながら受けるスパは、タイのハーバル製品をふんだんに使ったもの。タイの伝統的な美容法に触れてみよう。「アクティブ派のプーケット旅行」特集の“後編”では、旅の計画に役立つ実際のツアーやおすすめのホテルをご紹介!アクティブ派のプーケット旅行特集前編:プーケットで遊ぼう!アクティブ派に嬉しいリゾートアイランド後編:プーケットで思いっきり遊ぶための旅の計画!
2015年08月31日©Accorhotels東南アジアの中でも、ここ数年でますます魅力を増している注目株がベトナム。ハノイは、ベトナムの首都にして文化・政治の中心地。11世紀から長らく繁栄を極めた街は、ベトナム戦争の戦火をまぬがれたことから、旧市街として今もその歴史的情緒のある街並みを留めている。さらにハノイのシンボルともいえるホアンキエム湖周辺の牧歌的な風景も印象的だ。首都だけあって、憧れの5つ星ホテルから、評判の小さなブティックホテルまでホテルの選択肢は多彩。今回の「MY HOTEL CHOICE」では、観光の中心地でもあるホアンキエム湖にフォーカスして、ハノイでの滞在を最大限に楽しめるおすすめホテルをピックアップ!Sofitel Legend Metropole Hanoi hotelソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ©Accorhotelsフランス統治時代の情緒や文化をバックグラウンドに持つベトナムの首都ハノイ。だからこそ、コロニアル建築のホテルはまさにこの街を代表するスタイルでもある。旧市街の中心地の街角にパリを思わせる洒落たオープンカフェがある。ここが100年の歴史を持つ老舗ホテルにして輝かしい受賞歴を誇る、かの有名な5つ星ホテル「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」だ。©Accorhotels364室の客室とスイートのほか、フランス料理店、ベトナム料理店、イタリア料理店、バー3軒、ファンクションルーム7室、温水プール、それに高級スパ「ルスパデュメトロポール」を備え、そのどれもが格式高く、まるで絵に描いたようなラグジュアリーさ。現代的な快適さは言うまでもなく、プライベートな滞在からビジネス、社交イベントなど幅広いニーズにこたえる懐の深さは老舗ホテルならでは。客室は歴史的な趣のあるヒストリカルウイングと、ネオクラシックな気品が漂うオペラウイングの2棟があり、それぞれに異なる独特な味わいがあっていずれも捨てがたい。でも、どちらかを選ぶとすれば、1920年代のフランス特有の豊かで洗練された内装が秀逸なヒストリカルウイングだろうか。アンティークなインテリアやフローリングは、長い時をかけて磨きこまれなければ持ちえない美しいツヤを放っている。©Accorhotelsサマセット・モーム、チャーリー・チャップリン、グレアム・グリーンといったあまたの世界的著名人が滞在したヒストリカルウイングの「レジェンダリースイート」に至っては、ホテルが“ただ滞在するためのもの”ではなく、ここでなければ過ごせない時間とストーリーがあることを感じさせてくれる。もしこのホテルに滞在する幸運にめぐりあえたなら、世界中のセレブに愛され続けてきた百年ホテルが刻むストーリーのいち登場人物になったような優越感に浸れるはず。------------------------*宿泊料金:一泊24,713円~*部屋数:364室(スイートルーム22室)住所:15 Ngo Quyen StreetHoan Kiem District,10000 – HANOI,VIET NAMTEL:(+84)4/38266919www.accorhotels.com/ja/japan/Apricot Hotelアプリコットホテル©Apricot Hotelフランス語でホテル(hôtel)は男性名詞になるが、ハノイの新しいブティックホテル「アプリコットホテル」に性別をあてるとすれば女性になるかもしれない。たとえば、ゲストルームの卓上にさりげなく置かれたアンティークなフォトフレームや、鏡台の傍にしつらえられた季節の花たち。ベッドや寝具、カーテンや絨毯のテクスチャーにいたるまで、ラグジュアリーなムードの中にも女性的な繊細でしなやかな気配が漂う。©Apricot Hotelそれはこのホテルが、ベトナムの芸術、文化、伝統を大切にするというスピリットを持っていて、館内にはいくつものオリジナルのアートワークが展示されていたりすることと関係があるかもしれない。白い床と壁面に囲まれた広いロビーの天井には、豪華な2つのシャンデリアがきらめいている。ロビーのティーラウンジでは、ファーストクラスのアフタヌーンティーのセレクションが用意されていて、贅沢な気持ちでくつろぐことができる。©Apricot Hotel庭園を眺めながら食事ができる「L’artiste」や色彩豊かでアーティスティックな一皿を供する「Palette」の2軒の多国籍料理レストランがあって、洗練された食事が滞在の楽しみのひとつになる。屋上のバー「ONE 36」は、ハノイのパノラマビューを独り占めできるエクシクルーシヴな空間。©Apricot Hotelホテル特製のオシャレなカクテルに酔いながら、煌々と輝くハノイの夜景を眺めれば、火照った体と頭は自然とクールダウンされて、一日の終わりに向けて余計な思考をシャットダウンしてくれる。------------------------*宿泊料金:一泊 USD95.00~*部屋数:123室住所:136 Hang Trong, Hoan Kiem Dist , Hanoi, VietnamTEL:+84 4 3828 9595Email:info@apricothotels.com Hanoi Operaヒルトン ハノイ オペラ©Hilton Hanoi Opera高級ブランドショップが軒を連ねる高級なホアンキエム地区の中心で、ひときわ目を引くコロニアル建築が、フランス領時代にパリのオペラ座を模して作られた「オペラハウス(ハノイ大劇場)」だ。夜になると美しくライトアップされる壮麗なその建物に並び立つのが、「ヒルトン ハノイ オペラ」。こちらも街のランドマーク的な存在としてベトナムの人々に親しまれている。©Hilton Hanoi Operaホテルは、ハノイ・ノイバイ国際空港からタクシーで40分ほど。美しいホアンキエム湖、旧市街からも徒歩圏内で、市内の活気あるビジネス街や主要な観光スポットへも数分で出かけられるというハノイ観光には絶好のロケーションも魅力だ。©Hilton Hanoi Operaシックで洗練されたベトナムの伝統的なインテリアを配したゲストルームはもちろん、ホテル内にあるベトナム料理と多国籍料理を楽しめる5つのレストランやカフェ、バー、それに屋外プールからも、隣接するオペラハウスを望むことができるのがこのホテルの特権だ。ベトナムの伝統とフレンチシックな文化、芸術の息吹を感じながら、優雅な気分で滞在を楽しんでみたい。ちなみに1911年に完成した劇場は、今でも定期的に、ベトナムの伝統芸能や国内外のクラシックコンサート、演劇のコンサートが上演されている。ハノイの伝統芸能である「水上人形劇」も楽しめるので、ぜひチェックを。------------------------*宿泊料金:一泊USD66.00~*部屋数:268室住所:1 Le hanh Tong St, Hoan Kiem Dist, Hanoi, VietnamTEL:+84-4-39330500övenpick Hotel Hanoiモーヴェンピック ホテル ハノイ©Mövenpick Hotel Hanoi何度もリピートしてしまうホテルの特徴は、なによりもまず“快適さ”が挙げられると思う。初めての渡航になるならばなおのこと、モダンでコンテンポラリーなホテルを真っ先に選んでしまうことになる。格式高いホテルや、ユニークな空間のデザイナーズホテルなども、もちろんそれぞれにいいとは思うけれど。©Mövenpick Hotel Hanoiヨーロピアンスタイルで洒落た造りのエクステリアが印象的な「モーヴェンピック ホテル ハノイ」は、154室のモダンでスタイリッシュな客室はクリーンで落ち着いた雰囲気の一軒。ホエンキム湖から徒歩13分、ハノイのビジネス街の中心部に位置し、大教会や旧市街にも歩いて行けるほどの距離。立地が良くて、部屋は広くてキレイ、快適な設備。3拍子揃った使い勝手の良さで、ホテルはいつも家族や恋人、女性同士の旅行はもちろん、ビジネス利用者など、たくさんの人が訪れている。©Mövenpick Hotel Hanoi朝食はパーフェクトなコンチネンタルブレックファーストが用意されているのだが、せっかくハノイに来たなら、周囲の屋台街へ繰り出すか、人気のローカルベトナムグルメを探しに出かけてみるのも捨てがたい。また近くにはホアンキエム湖(還剣湖)の北岸の玉山祠や、ベトナムの伝統芸能であるタンロン水上人形劇場など、ハノイ観光のハイライトになるスポットもたくさんある。気の向くままにハノイの街をそぞろ歩きしてみてはいかが?------------------------*宿泊料金:一泊USD 82.50~*部屋数:154室住所:83A Ly Thuong Kiet Street | Hoan Kiem District, Hanoi , VietnamTEL:+84 4 38 22 28 00Email: hotel.hanoi@moevenpick.com : Miwa Ogata)TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2015年08月31日17度線に立ってみたい。「ベトナム戦争終結40周年」のニュースに接し、ふとそんな旅を思いついた。今年春のことだ。下の写真が、かつて南北間の軍事境界線が置かれていた非武装地帯、いわゆる「17度線」である。ベンハイ川に架かるヒエンルオン橋を旧南側から北側へ歩いてみた。橋げた渡された板の上をゆっくりと、10年以上にわたって人々を苦しめた戦争が「サイゴン(現ホーチミンシティ)陥落」で幕を閉じた1975年の当時に思いを馳せながら。○ダナン直行便は日本の空ではレアなA321今回の旅では、ベトナム航空が2014年夏に開設した成田からダナンへの便(VN319便)を利用した。同社は成田のほか関西、中部、福岡からハノイとホーチミンへの便を就航しているが、ダナンへの直行便は初めてとなる。多くの世界遺産やリゾートが集まるホイアンやフエ、ドンホイなどベトナム中部の街々が、同路線の開設でぐっと近くなった印象である。ベトナム航空がダナン線で運航しているのはエアバスA321だ。エアバスの単通路型ベストセラー機A320ファミリーのひとつで、標準型のA320よりボディを主翼の前後で6.9m延長し、設置できる座席数を増やした。VN319便のキャビンはビジネスクラス16席、エコノミークラス162席の計178席でレイアウトである。A320は国内LCCの各社が運航しているので乗った人は多いだろうが、長胴型のA321は日本では体験できるチャンスが少ない。ANAが1990年代後半から一時期飛ばしていたものの、わずか10年で日本の空から姿を消した。ダナンへの旅はその意味でも、多くの飛行機ファンにとって魅力かもしれない。○伝統のアオザイを着用するCAたちVN319便の成田出発は15時25分。機内では、いつものアオザイ姿のクルーたちが出迎えてくれた。ベトナム航空というと、尾翼に金色の 蓮(ハス)の花をあしらったブルーグリーンの機体とともに、まず思い浮かべるのがこのアオザイの制服だ。アオザイの色は初期の淡いブル ーから、日本に乗り入れたころにはピンクに、その後は真紅に変わっている。そしてこの7月からはグリーンと黄色にチェンジすることが発表された。「ベトナムでは特別なお客さまをおもてなしする際に、伝統のアオザイを着る習慣があるんですよ」と、日本人クルーが説明してくれた。 「私たちの制服も、一人ひとりにピッタリのサイズに作るため、採寸は20~30カ所にもおよびます。日本の着物のように美しく見せるため、所作やマナーにも厳しいですね。床に落ちたモノを拾う時は、特徴的な長い裾に手を添えて、乱れのないように気を配ったり。新人訓練では、そんな立ち居振る舞いの練習を繰り返し行いました」。サービスのスタイルも個性的だ。私はそれを「フランスと日本とベトナムの合作サービス」と呼んでいる。ベトナム航空はもともとエールフランス航空から機材の提供を受け、同時に客室乗務員も派遣されて運航をスタートした。そのため、サービスにはフランス流が色濃く根づいている。その後、日本路線が開設されると、他のエアラインで経験を積んできた日本人クルーを積極的に採用。彼女たちは日本人独特のきめ細かなサービススタイルを社内で提案するようになった。もちろん、本来のベトナム流のサービスというのもある。素朴で、のんびりしていて、いつも笑顔を絶やさない。そんなベトナムの伝統とフランス流、日本流がミックスされて、世界でも類を見ない独特のサービスが完成しているのだ。VN319便は台湾の南部をかすめ、南シナ海上空を順調に飛行している。やがて前方に、インドシナ半島の海岸線が見えてきた。タテに細長い地形のベトナムは国土の半分が海に面し、ホーチミンとハノイという同国を代表する南北の都市の中間にいくつもの隠れ家的なリゾートが点在する。中部の代表的な都市であるダナンにこうして日本からダイレクトにアクセスできることで、旅の可能性は大きく広がった。かつて南北を隔てていた17度線を境に、今回の旅で訪ねたホイアン、フエ、ドンホイの街や見どころを次回詳しく報告しよう。取材協力: ベトナム航空※記事中の情報は2015年5月取材時のもの○筆者プロフィール: 秋本俊二作家・航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)や『ボーイング787まるごと解説』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。
2015年08月11日ベトナムを訪れたら必ず食べたいグルメのひとつ、バインミー。今回はバインミーの特徴や人気の具材、ホーチミンのおすすめ店4店+αをご紹介。食べ歩きの参考にしよう!バインミーとは?バインミー(bánh mì)はフランス統治時代に生まれたバゲットサンド。フランスパンにレバーペーストやバターを塗り、ハムや焼き豚などのメインの具、大根&人参のなます、きゅうり、細ネギ、パクチー等をはさみ、最後に大豆醤油やチリソースをかけて食べる。ベトナムには至る所に屋台や専門店があり、朝食におやつにと手軽に食べられている。人気の具材は?バインミーの具はハム、目玉焼き、ミートボール、魚のトマト煮と様々。特にハムと目玉焼きは人気があり、街中で売られているのをよく見かける。お店によって売っている具が異なり、1種類だけの場合もあれば、複数の具を揃えている場合もある。バインミーの具材の詳細はこちら>どこのお店で食べてもおいしいバインミーだが、筆者がホーチミンで特に「おいしい」と感じたお店4店と焼きたてのフランスパンが買える街の小さなパン工房をご紹介!1.ハムのバインミー「BANH MI HUYNH HOA」5種類のハムがぎっしり詰まったバインミーは1個32,000VND(約180円)。フランスパンは炭火で温め直してから使うというこだわりようだ。その場で出来たてをいただこう!地元の人がバイクに乗って次々と買いに訪れる(写真左)。手を止めることなく仕事をするスタッフ。ショーケースに高く積まれたハムが人気の証だ(写真右)。「BANH MI HUYNH HOA」の詳細はこちら>2.炭焼きつくねのバインミー「Banh Mi 37 Nguyen Trai」照り焼きソースを思わせる甘辛味と炭焼きの香ばしい風味が美味しいつくねのバインミーは1個16,000VND(約90円)。焼きたてのつくねが5個入り、食べごたえがある。路地の入口で営業。「HUYNH HOA」からほど近い場所にある(写真左)。一度に焼ける数は決まっているため、できあがりまで少々待つことも(写真右)。「Banh Mi 37 Nguyen Trai」の詳細はこちら>3.焼売のバインミー「Banh Mi Xiu Mai Kho」蒸したての焼売が8個入ったバインミーは1個17,000VND(約100円)。具は焼売のみとシンプルで、チリソースをかけて食べる。口の中でほろほろと崩れる柔らかいお肉が美味。タオダン公園近くの路地の入口で営業。多くの人が焼売が蒸しあがるのを待っている(写真左)。蒸篭にたくさんあった焼売はあっという間になくなってしまう(写真右)。————————————Banh Mi Xiu Mai Kho住所:358 Nguyen Thi Minh Khai , Dist3 , Ho Chi Minh営業時間:5:30~11:004.さつま揚げのバインミー「gio cha MINH CHAU」魚のすり身にディルを加えて作るさつま揚げ(チャーカー)のバインミーは1個25,000VND(約140円)。ぷりっとした食感のさつま揚げとディルの爽やかな香りが絶妙。もともとはハムやすり身揚げなどの練り物製品を扱う専門店(写真左)。その場でさつま揚げをカットし、フランスパンにはさんでくれる(写真右)。————————————gio cha MINH CHAU電話番号:(+84)8-3824-4895住所:76 Ly Tu Trong , Dist1 , Ho Chi Minh営業時間:6:00~22:00【番外編】焼きたてフランスパン「LO BANH MI」市内のバインミー屋台やカフェなどにフランスパンを卸している街角の小さなパン工房。 販売カウンターはなく、フランスパンの入ったカゴが店頭に並んでいるだけだが、個人客にも売ってくれる。焼きたてのフランスパンは1本5,000VND(約30円)。外観(写真左)。1日に1万本以上のフランスパンを焼きあげるのだという(写真右)。————————————LO BANH MI電話番号:(+84)8-3848-1217住所:143 Tran Quang Khai , Dist1 , Ho Chi Minhフランスとベトナムの食文化が融合して生まれたバインミー。軽い食感のフランスパン、コクのあるレバーペースト、甘酸っぱいなます、シャキッとしたきゅうりの食感、パクチーの香り。いくつもの食感と味わいが織りなすハーモニーを楽しもう。(text & photo:グッチ)※日本円表記は、2015年8月9日の為替レートに準じます。ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年08月10日スターウッドホテル&リゾートは12月、北海道初進出となる「ウェスティン ルスツリゾート」(北海道虻田郡留寿都村)をオープンする。同リゾートは加森観光が運営する道内随一のスキーリゾート「ルスツリゾート」内に位置する「ルスツタワーホテル」を改装・リブランドしたもので、スターウッドホテル&リゾートとしては国内初のスキーリゾートとなる。今回のリブランドによって、同リゾートは東京、大阪、仙台、京都、名古屋、淡路島にて展開するスターウッドの日本における成長を支えてきたブランド「ウェスティンホテル&リゾート」のラインナップ加わることとなった。質の高いパウダースノーと壮観な自然の地形で知られるルスツリゾートは、年間を通じて人気の高いリゾート地であり、羊蹄山にも近く、千歳空港からバスで90分ほどの距離に位置している。冬季にはスキーやスノーモービル、チューブそり等多くのアクティビティのほか、温泉も楽しめる環境となっている。夏季には景観が自慢の4つのコースでのゴルフや、リゾート内に併設された遊園地、美しい大自然の中でのラフティングやカヌー体験もできる。同リゾートには、最大7人が利用できる客室を含む総客室数210室を備える。全ての客室には、サテンソフトシーツ、ダウンクッション、特許取得のピロートップマットレスを標準装備したウェスティンヘブンリーベッドや、オリジナルのホワイトティーアロエバスアメニティーを採用する。また館内には、ロビーラウンジ、オールデイダイニング、和食の3つのレストランを擁しており、550平方メートルの広さに露天風呂やサウナなどを備えた温泉、会議室、テニスコート、ショッピング施設なども設けている。今回のオープンに対しスターウッドホテル&リゾート・アジア太平洋地区オペレーション・グローバルイニシャティブ担当上席副社長のロタ・ペール氏は、「日本の最北端に位置する北海道のルスツエリアに、ウェスティンブランドを初めて展開できることを大変喜ばしく思います。自然のままの山々の風景や素晴らしい景観は、お迎えするゲストのより健康的な滞在をお約束するウェスティンの核となる哲学に完璧に合致しているのです」とコメントしている。一方、加森観光代表取締役社長の加森公人氏も、「ウェスティンブランドがオープンすることは、日本国内のみならずアジアでも知名度の高いルスツリゾートをより多くの皆さまに知っていただけることになると期待しています。今回のウェスティン ルスツリゾートのオープンを基盤に、長きにわたりスターウッドとのパートナーシップが続くことを心から願っています」とコメントしている。
2015年07月31日シンガポールに本拠を置く高級リゾートホテルのアマンリゾーツと三井不動産が共同で、16年春にアマンの国内で2軒目となるリゾートホテル「アマネム(Amanemu)」を、三重県の伊勢志摩国立公園内に開業する。アマンにとって温泉を有する初めてのリゾートとなる同ホテルは、“真珠の湾”として世界的に知られる英虞湾(あごわん)の美しい海岸線沿いに建築される。ホテル名の「アマネム」は、サンスクリット語で“平和なる”を意味する「アマン」と、日本語の“歓び”を意味する「ネム」から名づけられた。ホテルには広大なアマン・スパ、レストラン、ラウンジなどの施設が備えられ、アマン・スパではワツ専用プールやトリートメント・スイート、ジム、ヨガスタジオなどを完備。貸し切り温泉風呂も2棟併設される。また、24室のスイートルームと4室の2ベッドルーム・ヴィラの全室には温泉が引かれる。シンプルでエレガントなスイートルームの大きなテラスからは、英虞湾に点々と浮かぶ真珠の養殖いかだや風光明媚な島々を望むことができる。リゾート内のレストランで提供される日本料理は、古代より朝廷や神宮に豊富な海産物・穀類などを献上していた“Miketsukuni(御食国)”の伝統を踏襲し、食の上での遺産を受け継いだものに仕上げられるという。アマン会長のウラジミール・ドロニン氏は、今回の展開について「『アマネム』は、ブランドとして30軒目の開業となり、都市型の『アマン東京』とは異なり、日本有数の伝統を誇る地方の魅力を余すところなくご体験いただける、類い希なデスティネーションです。日本の多様な文化に敬意を表しデザインされた『アマネム』は、伝統と現代性を融合したアマン初の温泉リゾートとなりました」とコメントを寄せている。また要望に応じて、カスタムメイドのアマンジャーニーも提供される予定。ユネスコの世界遺産に登録されている参詣道・熊野古道や神聖な神社・伊勢神宮など、地域の伝統文化を探訪する特別な体験を届けていくようだ。
2015年07月29日© TRIPPING!麺好きな日本人もびっくりするほど、ベトナムには麺料理が豊富にある。ベトナムの主要都市には、必ずと言っていいほどその土地を代表する「ご当地麺料理」があるので、それらの麺料理を味わうこともベトナム旅行の楽しみのひとつだ。ベトナム中部の都市・ダナンを代表する麺料理「ミークワン」ダナンに訪れたら必ず食べたいのが、汁なし和え麺「ミークワン」。平打ち米麺に、肉やエビなどの魚介からとった出汁をベースにした甘辛のタレをかけ、肉やエビなどの具材の上に、野菜やピーナッツが乗り、更にせんべいが添えられるご当地麺料理だ。地元の人で賑わう有名店「ミークワン 1A」© TRIPPING!ダナンで、ミークワンが食べられる食堂といえば「ミークワン1A」。地元の人で賑わう有名店だ。観光客用に、英語メニューもあり、英語を話せるスタッフもいるので安心。© TRIPPING!もちもち米麺に、幾重にも重なる食感が楽しい!ミークワンは、豚肉とエビのミークワン(VND25,000=約140円)と、鶏肉のミークワン(VND25,000=約170円)、更にいわゆる全部乗せ、豚肉、エビ、鶏肉、ゆで玉子のミークワン(VND25,000=約220円)の3種類。今回は、鶏肉のミークワンをオーダー。© TRIPPING!麺は、日本で言うところの"きしめん"のようで、タレとの相性も抜群。添えられているせんべいをバリバリと割り、どんぶりの底に溜ったタレが麺全体に混ざるように豪快に和えたら、準備OK!一口頬張れば、旨味が凝縮されたタレに絡んだもちもちの麺に、香ばしいナッツや、しっとりとしたせんべいの食感と、幾重にも重なる味と食感が楽しめる。どれ一つでも欠けてはならないような絶妙なバランスが病み付きになる理由なのだろう。お好みで香草やチリペーストなどのトッピングも© TRIPPING!ベトナムのほとんどの食堂で見かける香草はもちろん、唐辛子に砂糖を加えたチリペーストや、酢に青唐辛子を漬け込んだピクルスなどもお好みでトッピング可能。ミークワン自体は、辛みはない料理なので、辛党はぜひチャレンジしてみて。こちらも合わせてCheck!注目度No.1「今行きたい!ベトナム・ダナン特集」ベトナム中部ダナンで愛される麺料理「ブンチャーカー」フォー以外にも知っておきたい8品をおすすめ店と合わせてご紹介
2015年07月27日シェラトン・ニャチャンホテル&スパオーダーメイドの旅を提供する旅行会社「旅工房」が、「世界の絶景ホテル20選の人気ランキング」※1を発表。東南アジアからは、4つのホテルがランクインした。1位には、世界遺産カッパドキアに位置する、トルコの洞窟ホテル「カッパドキア・ケーブ・リゾート&スパ」、2位には、南イタリアのアマルフィ海岸の世界遺産の街並みを望むホテル「レ・シレヌーセ」と、絶景ホテルに相応しいホテルがランクインする中で、3位には、現在人気上昇中のリゾート、ベトナム・ニャチャンの「シェラトン・ニャチャンホテル&スパ」が選ばれた。世界で最も美しい湾のひとつに選ばれた※2ニャチャン湾の輝くビーチを1日中眺めることができる。世界の絶景ホテルランキング(順位/ホテル名/国・地域)1位カッパドキア・ケーブ・リゾート(トルコ)2位レ・シレヌーセ(イタリア)3位シェラトン・ニャチャン(ベトナム)4位キアオラ・リッゾート(タヒチ)5位フラトン・ベイ・ホテル(シンガポール)6位パラディドウベア(ニューカレドニア)7位ル・ブラン(カンクン)8位アマラ・リゾート(セドナ)9位バンヤンツリーウンガサン(バリ)10位バンヤンツリー・バンコク(タイ)3位:シェラトン・ニャチャン(ベトナム)ベトナム南部中央に位置するニャチャンは、世界で最も美しい湾のひとつに選ばれたビーチリゾート。どこまでも青く透き通ったナトラン湾は、正に絶景だ。5位:フラトン・ベイ・ホテル(シンガポール)5位にはシンガポールの「フラトン・ベイ・ホテル」がランクイン。マリーナベイの目の前という恵まれたロケーションから望む夜景は、まさにラグジュアリーな絶景そのもの。9位:バンヤンツリーウンガサン(バリ)9位の「バンヤンツリーウンガサン」はバリ島最南端の海抜70mの絶壁が連なる地「ウンガサン」にロケーション。絶壁から眺めるインド洋に沈みゆく夕日に心動かされること間違いない。10位:バンヤンツリー・バンコク(タイ)10位にランクインしたのは「バンヤンツリー・バンコク」。61階建ての超高層ビルから望むパノラマは、想像を絶する程。ロマンティックな夜景も、想像に難くないだろう。※1「忘れられない体験。世界の絶景ホテル20選(旅工房)」のクリック数(2013年11月29日~2015年6月30日)※2「World’s Most Beautiful Bays Club」より写真提供:旅工房
2015年07月24日東京ディズニーリゾートにある3つのディズニーホテルでは、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーのシーズナル・イベントにちなみ、「ディズニー夏祭り」や「ディズニー・サマーフェスティバル」と連動した、「夏の限定メニュー」を提供中だ。そこでシネマカフェでは、「ディズニー夏祭り」と連動したスペシャルメニューを販売中の東京ディズニーランドホテルに潜入取材。雅と涼をイメージした見た目も楽しい限定メニューを紹介します。今回、夏イベント最終日の8月31日(月)まで、東京ディズニーランドホテルの大人気ロビーラウンジ、「ドリーマーズ・ラウンジ」(ロビーラウンジ)では、雅と涼をイメージした「夏の限定メニュー」を販売。一部数量限定なので、行く前に確認もおすすめしたい。一品目は「“ディズニー夏祭り”アフタヌーンティーセット(7月9日~8月31日)」(¥3,090)。そのランチ並みのボリュームなどが同店で人気のアフタヌーンティーセットが、「ディズニー夏祭り」仕様で登場。サンドウィッチ&オードヴル、スコーン、デザートメドレー、コーヒーまたは紅茶のセットで、最初に何をいただこうか思わず迷ってしまうほど。夏休みに女子同士で「ドリーマーズ・ラウンジ」を訪れて皆で食べ比べしても絶対楽しい。デザートメドレーのココナッツブランマンジェなど、美味しくて取り合いになっちゃうかも!?続く二品目は、「スティッチ・デザートメドレー(7月8日~8月31日)」(¥1,650)を。これは、東京ディズニーランドにオープンした新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」をイメージした期間限定(7月8日~8月31日)のスペシャルデザートのメドレーで、ココナッツとチョコレートのタルト、アサイーとブルーベリーのスムージー、パイナップルのシュークリーム、フローズンヨーグルトアイスの4種で構成。お皿には英字で「スティッチ・エンカウンター」がデコレーションされていて、お味も見た目も、パークとの連動感も満点だ。雅と涼をイメージした和の要素を採り入れ、夏祭り気分を盛り上げる「夏の限定メニュー」は8月31日(月)まで販売。開放的なホテルラウンジで優雅なひと時を過ごしてみて。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年07月22日世界各国料理の人気ランキングで、必ず上位にランクインする「ベトナム料理」。ベトナム旅行の目的に「本場の味を楽しむ!」ことをあげる人も多いはず。話題のレストランや人気の屋台を訪れてみるのも旅の醍醐味ではあるが、少し思考を変えて、本場のベトナム料理を習ってみるのはどうだろうか?そこで、今回はホーチミンで、現地の暮らしに触れることができる料理教室をご紹介。ディープなベトナムを感じてみて!ベトナム料理教室「CYCLO RESTO(シクロ レスト)」今回編集部が体験したのは、ベトナム料理レストランに併設された料理教室「CYCLO RESTO(シクロ レスト)」。旅行者が参加しやすいよう半日で完結するプログラムが用意されている。生徒数は1回につき4、5名で、アットホームな雰囲気が魅力だ。お迎えはベトナムならではの乗り物「シクロ」で!CYCLO RESTOがユニークなのは、教室の参加者の迎えにシクロ(=ベトナムの三輪自転車タクシー)を利用していること。指定された場所で待っているとシクロのドライバーが到着。他の参加者との集合場所「ベンタイン市場」まで、ホーチミン市内の束の間の街散策を楽しもう。ベンタイン市場でお買い物左:ベトナム料理の味を決める調味料も調達右:市場には新鮮な野菜が並ぶ教室は、ホーチミン市民の台所「ベンタイン市場」で買い出しをするところからスタート。方々からシクロに乗ってやってくる参加者と挨拶を交わしたら、いざ生鮮食品売場へ。教室スタッフが食材の説明をしながら市場を案内してくれるので、現地の暮らしの様子がリアルに伝わってくる。旅行中は中々立ち寄ることのないエリアだが、この機会に訪れることができるのは、いい経験になるはず。ベンタイン市場から徒歩10分程の場所にある教室へ左:壁一面に世界各国から訪れたお客さんによるメッセージが。右:路地を少し入ったところにあるレストラン兼料理教室買い出しが済んだら教室へ移動。その日の参加者とそれぞれ自己紹介をしているうちに到着。冷たいお茶とおしぼりでクールダウンしたら、貸し出されたエプロンを身につけ、レストランの奥にある教室へ。そこに表れるのが、陽気で笑顔が印象的な先生Mr. Vuだ。包丁の使い方からみっちり指導早速調理開始!と思いきや、まずは包丁の使い方から。教室で使用するのは中華包丁。普段使い慣れていない包丁だけに、その使い方を丁寧に習うことができるのは嬉しい。レクチャーを受けたら実際に、レモングラスやニンニク、タマネギのみじん切りにチャレンジ。もちろん後で調理に使う材料というわけだが、中華包丁の使い方をマスターする上で、ぴったりな食材だ。教室で作る料理は全部で4品今回の教室で作った料理はベトナムの家庭でも作られる4品。・Spring rolls(生春巻き)・Fried chicken with lemongrass(鶏のレモングラス炒め)・Vietnamese Pancake(バインセオ)・Shrimp cooked sour soup(海老の酸っぱいスープ)一度は口にしたことのある料理もあるが、実際に作り方はと言われると知らないものばかりで、期待が高まる。スムーズな進行で続々と料理が完成教室はこじんまりとした空間ながら、スムーズに調理が進むよう様々な工夫がされていることが見て取れる。食材は、教室の始めにカットした野菜以外は全て下ごしらえが済んでいて、テンポよくレッスンが進むのは何とも小気味好い。1人につき1台用意されているコンロは、なんと収納式。使用時以外は机の脇に格納されていて、調理台を広々と使えるよう工夫されている。先生とスタッフのスムーズな段取りのおかげもありあっという間に4品の調理が完了。レストランフロアのテーブルに完成した料理を並べたら、お待ちかねの試食タイムだ。参加者の満足度も高い本場の味鶏のレモングラス炒めと生春巻きレストランのシェフでもあるMr.Vuのレシピは、参加者の満足度も高い本場の味。思わず「ビール!」と言いたくなる味わいだが、ここはレストランでもあるので、実際にビールをオーダーすることも可能。立派なディナータイムを楽しめる。バインセオこうして、教室は終了。レシピは、後日メールで届くので、日本で本場の味を再現するのもまた帰国後のお楽しみに。CYCLO RESTOで、お腹もココロも満たされる時間を過ごしてみるのはいかがだろうか?CYCLO RESTO(シクロ レスト)・住所:6/28 Cach Mang thang tam Street, Ben Thanh Ward, District 1, Ho Chi Minh City・Tel:(+84)8 66804235 (+84)9 75513011 (Mr.Phong Ânの携帯)・Email:cycloresto@gmail.com・HP:www.cycloresto.com.vn・予約方法:電話またはMail・教室の時間:午前の部9:00~13:00頃 午後の部15:00~19:00頃※シクロによる迎えから試食が終るまでの時間・定員:各回5名まで・料金:29US$(約3,500円)・言語:英語※日常会話程度のレベルでも十分参加可能です©all photos to TRIPPING!※日本円表記は2015年7月17日現在の為替レートに準じます
2015年07月17日もうすぐ始まる夏のバケーション。テーマパークやリゾートなど、旅のデスティネーションを決めたら、次に気になるのは宿泊先やレストラン。せっかく旅に出るなら、ホテルや食事にもこだわりたいもの。開園60周年を迎え、スペシャルアニバーサリーイベント「ダイヤモンド・セレブレーション」で盛り上がる米国カリフォルニア州アナハイムの「カリフォルニア ディズニーランド・リゾート」には、2つのパークの他、パークから徒歩圏内の3つの直営ホテルと、レストランやショップなどが集まる「ダウンタウン・ディズニー」があり、パークを満喫しながら、ディズニーならではの上質なサービスと多種多様な食事で、思う存分“ディズニー・バケーション”を楽しむことができる。2012年にリニューアルした世界初のディズニー直営ホテル「ディズニーランド・ホテル」では、1955年の開園当時の面影を至る所で感じられる。ホテルは「ファンタジー・タワー」「アドベンチャー・タワー」「フロンティア・タワー」の3つの棟に分かれており、パークのアトラクションをイメージしたアートワークの展示や、客室のあちこちにミッキーマウスのインテリアを見つけることができるのも楽しい。「ミッキーマウス・ペントハウス」などテーマが異なるスイートルームは、ファンの間で“一生に一度は宿泊したい”と言われているほど。また、ホテル1階にあるキャラクター・ダイニング「グーフィーズ・キッチン」では、グーフィーやプルートなどの人気キャラクターが朝食からディナーまで一日を通してゲストを楽しく迎えてくれる。独創的で優雅な建築様式とカリフォルニアの雄大さを感じさせるAAA4つ星ホテル「ディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテル&スパ」は、ホテルからパークへ直接入場できる唯一のホテル。宿泊者専用ゲートを抜けるとすぐそこに「ディズニー・カルフォルニア・アドベンチャー・パーク」が広がる。ホテル内には、2つの温水プールとプライベートカバナ、リッチなトリートメントが受けられる「マンダラ・スパ」など、優雅なひと時を満喫できるサービスが揃っていることもあり、ハネムーナーからも人気が高いという。一流シェフによるカリフォルニア料理とソムリエ厳選のワインが自慢の「ナパ・ローズ」や、チップとデールが主役のビュッフェスタイルのキャラクター・ブレックファストが人気の「ストーリーテラー・カフェ」などがあり、上質な料理とワインが味わえるのが魅力だ。カリフォルニアらしい明るくリラックスした雰囲気を楽しみたいなら「ディズニー・パラダイス・ピア・ホテル」がおすすめ。「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」全体を一望できる絶好のロケーションは圧巻。屋上のルーフトッププールやバーでは、アロハシャツを着たスタッフがゲストを迎え、リゾート気分をさらに盛り上げてくれる。元気いっぱいのスティッチや、夏らしいコスチュームを着たミッキーやミニーに会いたくなったら、ホテル1階のレストラン「ディズニーPCHグリル」のキャラクター・ブレックファストへGO。ピザやタコスを始め、シェフがプライベートオーダーごとに作るできたてのオムレツなどが人気。「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」にも、高級レストランからテーマ性のあるユニークなレストランまで、食のエリアは多彩。「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」では、ナパ・ヴァレーのワインも手頃な価格で楽しめる。さらに、テーマパーク内にあるほとんどのレストランやショップでは、直営ホテルの宿泊者を対象に、食事やショッピングの代金をホテルの客室にチャージできる後払いシステムや、パーク内で購入したグッズをホテルへ無料配送するサービス(※帰国前日のご利用はお控えください)などがあり、いつでも身軽にパークを楽しめるディズニーならではのサービスが充実している。リゾート近くにはカリフォルニア最大級のショッピングモールや個性的なビーチエリアもあり、「ディズニー・リゾート ホテル」を拠点に日帰り観光も可能。この夏は、「カリフォルニア・ディズニーランド・リゾート」で思い出の旅を彩ってみてはいかがだろう。As to Disney photos, logos, properties:(C)Disney協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年07月16日©Six Senses Hotels Resorts SpasMain pool自然派高級リゾートブランドの先駆者である「Six Senses Hotels Resorts Spas(シックスセンシズ ホテルズ リゾーツ スパ)」が、タイ サムイ島のリゾート「シックスセンシズ サムイ」を2015年7月1日にフルリノベーションオープンした。タイでもっとも美しいと称されるタイ湾のパノラマビューを満喫できる「シックスセンシズ サムイ」の開業は2004年。サムイ島の北端に位置し、首都バンコクからわずか飛行機で約45分というロケーションも魅力のひとつだ。©Six Senses Hotels Resorts Spas Ocean pool Villa©Six Senses Hotels Resorts Spas Bathroom新たに天井までを覆うガラスが追加されたバスルームは、明るく風通しが良く広々としており、まるでオープンエアーにいるような感覚に。インテリアはブライトトーン&モダンに統一し、スペースも広がったヴィラでは快適で贅沢な時間が味わえる。©Six Senses Hotels Resorts Spas Dining On The Hill更に、プライベートインフィニティプールを追加したプール付きヴィラを59に増設し、全てのプールのタイルは鮮やかなトルコ石に張替えられた。数々の賞を受賞し、270度のパノラマビューを楽しめる 「ダイニングオンザロックス」や隣接のインフィニティー・メインプール、ゲストを迎えるメインロビーもサムイ島のハイシーズンを前にリノベーションが完了している。©Six Senses Hotels Resorts Spas Ocean Front Pool Villa Suite pool©Six Senses Hotels Resorts Spas Dining on the Rocks
2015年07月14日ジーニーは7月13日、現在提供中の広告出稿仕分けシステム「GAURL(ガウル)」について、新たに英語版および ベトナム語版の提供を開始した。同社によれば、多言語対応の広告出稿仕分けシステムとしては、世界初のプロダクトだという。「GAURL」は、WEBサイトの内容およびリンク先の内容を精査し、Google AdSense(以下AdSense)プログラムポリシーへの違反の有無をチェックし、広告を自動で出し分けて配信する、ジーニー独自のシステムだ。なお、ジーニーは2010年の同プログラム開始時より、「AdSense」の提案・運用・収益改善までのコンサルティングを行う「Google AdSense認定パートナー」に参画している。このため、AdSenseを利用するWEBサイト運営者には「GAURL」を無料で提供している。「GAURL」は日本国内で既に200媒体において導入されている。本システムの導入によって、広告主側には「ブランド価値を毀損しない媒体、配信面」に対する配信を可能にする。また、媒体社側はAdSenseのポリシーに合致したページにのみ配信することで、警告や停止からアカウント保護が可能になる。AdSenseのポリシー違反によってアカウントが停止した場合でも、「GAURL」を導入することでアカウントが復活した事例も複数件あるという。ジーニーは今後、英語版およびベトナム版の「GAURL」の導入について、最初の1年間で100媒体目標とする。また、APACエリアを中心に同サービスのさらなる多言語対応を進めていく方針だ。
2015年07月13日ベトナム風つけ麺「Bun Cha(ブンチャー)」ヌックマムベースの少し甘めのつけだれの中には、炭火で焼いたつくね、豚肉が入っています。そこにBun(ブン)という米麺をつけて、香草や生野菜と一緒にいただく料理です。こちらが全体図。上から時計回りに、香草、つけだれ、ブンです。ブンチャーはもともとハノイ発祥の料理ですが、ホーチミンっ子も大好き。ハノイに比べるとホーチミンのつけだれは少し甘めにできているようです。日本にもうどんのお出汁が関東と関西で違うように、ハノイとホーチミンではお料理の味付けも少し違います。どちらかというとホーチミンは全体的に少し甘めとなります。さてこのブンチャー。日本人在住者にもとっても人気。一度食べたらやみつきになってしまいます。食べ方は・・・空の器の中にブンと香草、生野菜をお好みの量入れます。唐辛子チョップをいれてピリっとさせるのはベトナム人風ですね。そこに、つくねなどの具と一緒につけだれをかけて食べます。付け合わせの野菜は、レタス、もやし、紫蘇、バジル、ミントなどが入っていることが多いですが、お店によっては少しずつ違ったりもします。また、つくねや豚焼肉だけでなく、揚げ春巻きやかに揚げ春巻き、エビのかき揚げなどがあるお店もあります。お店によってつけだれの味も違うので、食べ比べてみるのも楽しいですね!おすすめのお店!私がおすすめするお店はこちらの2店舗です。■Bun Cha Ha Noi 26住所:26 Le Thanh Ton Street, District 1■Quán Nem住所:15E Nguyen Thi Minh Khai Street, District 1日本ではあまり有名ではないお米の麺、ブンのつけ麺。ヌックマム好き、香草好きの方は、病み付きになること、間違いなしです!!
2015年07月07日東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテル「ヒルトン東京ベイ」が、ファッションブランド「ツモリチサト(tsumori chisato)」と初のコラボレーション。7月17日から9月30日まで、女性の2人旅に向けた初の浴衣付き宿泊プラン「tsumori chisato浴衣×新ヒルトンルーム」を提供する。同プランは、4月より行われている6階の96室を含む1フロアの改装完了を記念して企画されたもの。新客室の宿泊に加え、「ツモリチサト」の15SSコレクションから、デザインが異なる2着の浴衣が提供される。どちらもドロップ柄を取り入れた清涼感のあるデザインのものが用意された。また、浴衣の他に、同ブランドによるリバーシブル仕様の帯や下駄、着付け用の腰紐などを合わせて提供する。価格は新ヒルトンルーム宿泊代他、浴衣2着、帯2点、下駄2足、腰紐2点、伊達締め2点、朝食代を合わせて2名で税込10万4,550円。予約は7月2日から9月30日までとなっている。
2015年07月06日古都ホイアン photo:ひさほ ゆうベトナムには、8つの世界遺産があります。前回の記事では、ベトナム北部のハノイから観光できる世界遺産4つを紹介しましたが、今回の記事ではベトナム中部にある4つの世界遺産を取り上げます!・古都ホイアン(文化遺産)・ミーソン聖域(文化遺産)・フエの歴史的建造物群 (文化遺産)・フォンニャ‐ケバン国立公園 (自然遺産)この4つの世界遺産はベトナム中部の大都市ダナン近郊を拠点として観光することができます。何と今年の7月から9月までベトナム航空の成田~ダナン線の直行便が週7日毎日運行されるんです。成田からダナンは飛行機で約5時間半!ベトナム旅行と言えば、ハノイやホーチミンが一般的ですが、思い切ってダナン近郊に絞って楽しむのもいいですね。ちなみにベトナム南部のホーチミン周辺には世界遺産はないのです。意外ですね!ダナン近郊の世界遺産は、街歩きに、遺跡に、王宮に、洞窟にと多種多様なので、毎日違ったものを楽しめるのも特徴です。そんなわけでこの夏セカイェがイチオシの世界遺産4つをご紹介します!記事の最後にセカイェが行くならこんな日程とルートで行きますってのもご紹介しちゃいまーす!イェーイ!古都ホイアン(文化遺産)登録基準: 「文化交流」、「伝統的集落」セカイェが大・大・大好きな"街の世界遺産"、古都ホイアン!ラオスのルアン・パバンと同じく、宿を一歩出たらそこは世界遺産!朝食やおやつを探しに行くだけで世界遺産が堪能できる、そんな素敵な街なのです!ホイアンでは、是非、街の中心部に泊まって、早朝、昼、夕方、夜と色々な顔のホイアンを楽しんで下さい!photo:ひさほ ゆうホイアンはベトナム中部にある港町で、ホイアン保存地区の大きさは東西500m、南北150mくらいと歩いて楽に回れます。そしてホイアンは日本人にもゆかりのある街なんです!古くは海のシルクロードの拠点として栄え、17世紀には日本町、中国町などが形成され国際貿易港として繁栄しました。最盛期には1000人以上の日本人が居住していたそうですが、江戸幕府の鎖国政策で帰国してしまいます。そのため日本人町は衰退し、現在の町並みはその後移り住んできた中国人の影響が強く残っています。■ 来遠橋(日本橋)photo:ひさほ ゆうこちらは、街の西にある日本の職人が建築したと言われている来遠橋です。ホイアンのシンボル的存在で、多くの観光客で賑わっています。こんな感じで夜のホイアンもノスタルジックで素敵なんです!■ 陳祠堂チャン家の祠堂photo:ひさほ ゆうホイアンは、家の中を見るのも楽しいんです!こちらの陳祠堂は、19世紀に中国系の方が建てた、祖先礼拝をする場所兼住居です。ホイアンでは、チケットを買うと、陳祠堂のようなベトナム、日本、中国の建築様式が混在した伝統的家屋をいくつか見学することができます。・アクセス成田からダナンまで直行便で約5時間半。ホーチミン、ハノイからダナンは飛行機で約1時間。ダナンからホイアンはバスで1時間弱。・必要日数日帰りで1日あれば十分まわれますが、ぜひ1泊して夕方、早朝のホイアンを堪能して欲しいです!ミーソン聖域文化遺産登録基準: 「文化交流」、「文明の証拠」ミーソン聖域は2~19世紀までと長~い間栄えたチャム人の国「チャンパー王国」の聖地で、ヒンドゥーの神々を祀るために造営された宗教建築遺跡です。四方を山に囲まれた森の中にレンガ造りの建造物が眠っています。ホイアンの南西約40kmとホイアンからバスで1時間ほどで行ける距離です。私達は、ホイアン発の半日ツアーを現地で申し込んで行きました。朝8時にホイアンを出発してバスでミーソンへGO!現地で2時間くらい観光し、再びバスでホイアンに13時半頃に戻ってきます。ミーソン観光はホイアンやダナンからツアーで行くのがお薦めです!photo:世界遺産イェーイ!ミーソンの建造物はレンガを少しずつずらして積み上げて屋根を支える独自の構造で、接着剤を使わずに建てられているのが特徴です。photo:世界遺産イェーイ!緑に囲まれた感じが素敵なんです!こんな神秘的な遺跡の中でたたずんでいたいところなのですが、実はミーソンはめっちゃ暑かった!!ちょうどお昼時に行ったからか、日陰もなく炎天下をヒーヒー言いながら観光しました。帽子は必須ですよ!・アクセスホイアンからバスで約1時間。ダナンからは2時間弱。・必要日数ホイアンかダナンからの日帰りツアーがおすすめ。半日のツアーが多いです。ダナンからバスで約3時間のところにある古都フエ。お次はフエに宿を取って観光できる2つの世界遺産をご紹介します。フエの歴史的建造物群(文化遺産)登録基準: 「文明の証拠」、「建築技術」「フエの歴史的建造物群」は、1802年から1945年まで続いたベトナム最後の王朝、グエン(阮)朝の都だったフエに残る建造物群です。建造物群というだけあっていくつかの見所で構成されており、大きく分けると、「グエン朝王宮」、「グエン朝各皇帝の陵墓」、「ティエンムー寺」の3つに分けることができます。そのうち「グエン朝王宮」は新市街から川を渡ってすぐ近くにありますが、その他は郊外に点在しており、効率よく回るにはやはりツアーの利用が便利!私達は朝8時から16時30分までの1日ツアーで観光しました。■ グエン朝王宮の大和殿photo:ひさほ ゆうフエ観光のメインとなる王宮は、北京の紫禁城(故宮)の4分の3の縮尺でつくられたと言われています。門の奥に見えるのが、皇帝が政務を行った大和殿。左右には池があります。■ カイディン帝陵photo:世界遺産イェーイ!グエン朝第12代皇帝カイディンのお墓、「カイディン帝陵」。こちらはヨーロッパ風のお墓でカッコいいんです!また建物の中の装飾も素敵で、天井と壁が陶磁器の破片のモザイクで埋め尽くされているのも必見です!その他、中国風な造りの「ミンマン帝陵」や、大きなハスの池が美しい「トゥドッグ帝陵」などもあります。・アクセスダナンからフエまでバスで約3時間。フエから1日のツアーが便利。・必要日数フエに丸1日滞在が必要。フォンニャ‐ケバン国立公園(自然遺産)登録基準: 「地球の歴史」フォンニャ-ケバン国立公園はアジアで最も古いカルスト地帯で、鍾乳洞と地下湖が見所です!国立公園内の数ある洞窟の中では「フォンニャ洞窟」が一番有名であり、船に乗って洞窟内を見て回れるんです。まるで地底湖の探検をしているかのような気分が味わえますよ!■ フォンニャ洞窟入口photo:ひさほ ゆうフォンニャ洞窟は、フエから北西へ約200kmのところにあります。これまたフエなどからのツアーが便利。フエからだと少々遠いので早朝から夜までのツアーになります。フォンニャ洞窟の近くにドンホイという街もあり、ドンホイからもツアーがあります。9月から11月は雨期で川が増水して洞窟に入れなくなることもあるので時期に注意!ベストシーズンは3月~8月です。photo:ひさほ ゆう・アクセスフエからフォンニャ洞窟まで車で約4時間。フエ発6:00~20:00の丸1日のツアーに参加。ドンホイからフォンニャ洞窟までは車で約1時間。ドンホイからもツアーがあるのでそちらを利用しても良い。・必要日数フエ、ドンホイどちらを拠点としても、移動と観光合わせて丸一日かかるので、1泊2日必要。最後にセカイェだったらこんな風にベトナム中部の世界遺産をまわりたい!という日程表です!セカイェツアー日程表 6泊7日 ベトナム中部4つの世界遺産を巡る旅1日目:成田→ダナン ダナン泊2日目:ダナン→フエ バスで移動 フエ王宮など市内を観光 フエ泊3日目:フエ1日ツアー フエ泊4日目:フォンニャ洞窟1日ツアー フエ泊5日目:フエ→ホイアン バスで移動 ホイアン観光 ホイアン泊6日目:ミーソン遺跡半日ツアー ホイアン観光 ホイアン泊7日目:ホイアン→ダナン バスで移動 ダナン→成田(text : 世界遺産イェーイ!鈴木かの子)※記事中の情報は、全て2015年6月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラム>バックナンバーはこちら
2015年07月02日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は現地時間の6月30日に、同社トゥールーズ工場でベトナム航空のA350XWB初号機を引き渡した。ベトナム航空はリース4機を含めて、合計14機のA350XWBを導入する。ベトナム航空はカタール航空に続いてA350XWBの世界で2番目の運航会社であり、アジアの航空会社では初の運航となる。同社は今週にもホーチミン~ハノイ線への国際線にA350XWBを投入し、その後、ハノイ~パリ線の国際線に投入する予定となっている。同機は、フルフラットシートのビジネスクラスを29席、プレミアムエコノミーを45席、エコノミーを231席、計305席の3クラス構成となっている。また、全てのクラスで快適空間を確保し、最新の機内エンターテイメントを提供する。
2015年07月01日現地の人との交流は、旅の醍醐味の一つ。片言でも現地の言葉が話せると、旅が何倍も楽しいものとなる。ベトナム旅行の際に最低限覚えておきたいのは「シン チャオ(Xin chào、こんにちは)」「カーム オン(Cảm ơn、ありがとう)」「シン ローイ(Xin lỗi、すみません)」の3つの言葉。さらに今回は、食事の際によく使いそうなベトナム語18フレーズを、基本のほか、レストラン・フォーなどの麺専門店・カフェと3つのシチュエーションに分けてご紹介。旅先で積極的に使ってみよう!基本編■メニューを見せてください。Cho tôi xem menu.(チョー トイ セム メヌー)■これをください。Cho tôi cái này.(チョー トイ カイ ナイ)■辛くしないでください。Không cay.(ホン カイ)■数字の言い方1(モッ)2(ハイ)3(バー)4(ボン)5(ナム)6(サウ)7(バイ)8(タム)9(チン)10(ムォイ)※例えば「1 chai bia(モッ チャイ ビア、ビール1本)」というように使う。■これはいくらですか?Cái này bao nhiêu tiền?(カイ ナイ バオ ニェウ ティエン?)■乾杯!Dzô!(ヨー!)※ベトナム人と飲む際は「1、2、3、Dzô!(モッ ハイ バー、ヨー!)」のかけ声で乾杯すると喜ばれる。■おいしい!Ngon!(ンゴーン!)■お勘定をしてください。Tính tiền.(ティン ティエン)レストランにてベトナムに到着した日の夜、夕食を食べにあらかじめ下調べしておいたドンコイ通りのベトナム料理店へ。日本語のメニューがあるかどうか聞きたいときに使うフレーズとは?■日本語(英語)付きメニューはありますか?Có menu tiếng Nhật(tiếng Anh) không?(コー メヌー ティェン ニャット(ティェン アン) ホン?)■領収書をください。Cho tôi hóa đơn.(チョー トイ ホァ ドン)■冷たいビールをください。Cho tôi bia ướp lạnh.(チョー トイ ビア ウォップ ラン)※大抵のレストランでは冷たいビールを飲むことができるが、常温のビールが出てくることもある。その場合はグラスに氷を入れて冷やしながら飲む。少しでも冷えたビールが欲しいときはこう伝えてみよう。■氷を入れないでください。Đừng cho đá.(ドゥン チョー ダー)麺専門店にてベトナム人のように朝食に麺を食べようと、ちょっと早起きしてホテル近くのフォー専門店へ。スープに入っているパクチーの量を加減してもらいたいときに使うフレーズとは?■パクチーを入れないでください。Đừng cho rau mùi.(ドゥン チョー ザウ ムイ)※ホーチミンなど南部ではパクチーを「ngò rí(ンゴーリー)」と呼ぶ。※パクチーは麺類や単品料理としてのスープに入っていることが多い。■パクチーを多めに入れてください。Cho tôi nhiêu rau mùi.(チョー トイ ニェウ ザウ ムイ)※少なめのときは「nhiêu」の部分を「ít(イット)」に変えよう。■野菜を湯通ししてください。Cho tôi rau trụng.(チョー トイ ザウ チュン)※ホーチミンなど南部では「rau」を“ラウ”と発音※麺類にはモヤシや空芯菜など生野菜が添えられることが多いので、必要であれば湯通ししてもらおう。カフェにて観光やショッピングで歩き疲れ、ちょっと一休みしようと立ち寄ったカフェ。濃厚で甘いベトナムコーヒーを、さらに自分好みの甘さで作ってもらいたいときに使うフレーズとは?■練乳入りアイスコーヒーを一杯ください。Cho tôi một ly Cà phê sữa đá.(チョー トイ モッ リー カフェスァダー)※「Cà phê sữa đá」の部分をアレンジして使おう。Cà phê đá(カフェダー)・・・・砂糖入りアイスコーヒーCà phê nóng(カフェノン)・・・砂糖入りホットコーヒーCà phê sữa(カフェスァ)・・・練乳入りホットコーヒー※ベトナムではブラックコーヒーにあらかじめ砂糖が入っている。■砂糖を少なめ(多め、なし)にしてください。Ít đường.(イット ドゥン)※「Ít」の部分を変えて要望を伝えよう。Nhiêu(ニェウ)・・・多めKhông (ホン)・・・なし■テイクアウトできますか?Mang về được không?(マン ヴェー ドゥック ホン?)※ベトナムでは、カフェでも高級レストランでも、大抵の店でテイクアウトをお願いすることができる。ベトナム旅行をもっと楽しむためにも是非参考にしてみて!ベトナム語で話しかければ、お店の人とも仲良くなれるかも!?(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年06月30日東京ディズニーリゾートにある3つのディズニーホテルでは、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーのイベントにちなみ、「ディズニー夏祭り」や「ディズニー・サマーフェスティバル」、今年は初めて「ディズニー七夕デイズ」と連動した「七夕限定メニュー」を提供中だ。そこで夏イベの先陣を切るように登場したディズニーホテル「七夕限定メニュー」を完全取材!彦星と織姫をイメージした見た目も楽しい限定メニューを紹介します。今回、七夕当日の7月7日(火)まで、ディズニーアンバサダーホテルと東京ディズニーランドホテルの大人気ロビーラウンジ、「ハイピリオン・ラウンジ」と「ドリーマーズ・ラウンジ」は、七夕をイメージした限定メニューやオリジナルドリンクを初めて販売する。ディズニーアンバサダーホテルのロビーラウンジ「ハイピリオン・ラウンジ」では、「“ディズニー七夕デイズ”スペシャルカクテル」(¥1,300)と、「“ディズニー七夕デイズ”ケーキセット」(¥1,240)を期間限定発売。スペシャルカクテルはウォッカとレッドワインをベースに、パイナップルリキュール、ブルーキュラソー、ジンジャーエールを足した大人向けの一品。クリームチーズムースを基調としたケーキセットとよく合い、陽も落ちかけた夕暮れにいただくにはピッタリ。カップルにおすすめしたい「七夕限定メニュー」だ。東京ディズニーランドホテルの大人気ロビーラウンジ、「ドリーマーズ・ラウンジ」では、「“ディズニー七夕デイズ”アフタヌーンティーセット」(¥3,090)と、「“ディズニー七夕デイズ”スペシャルノンアルコールカクテル」(¥1,240)を販売中。前者はサンドウィッチ&オードヴルとスコーン、デザートメドレーで、ランチ代わりにもなるボリューミーな内容がうれしい。後者のカクテルは「ひこぼし」「おりひめ」と名前が付いていて、まさしくカップルにぴったりなノンアルコールカクテル。特別な七夕を約束する限定メニューだ。日本の伝統的な行事である“七夕”をテーマとした「七夕限定メニュー」は、「ディズニー七夕デイズ」同様、7月7日(火)まで販売。ラウンジでロマンティックな一時はいかが?※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日写真提供:AVANI QUY NHON RESORT & SPAアクセスが楽ちんで、旅費もコスパなのが魅力のベトナム・ビーチ。ここ数年、新しいリゾートエリアが注目を集め、ホテルも続々とお目見え。今、最も活況に満ちているビーチといえそう。ベトナムのビーチは中部から南部にかけて点在しており、玄関口はホーチミンか、中部ダナン。しかもダナンへは週5便※も直行便が飛び、所要時間は5時間30分、フライト料金も夏のベストシーズンでも燃油サーチャージ込で4万円を切っていることも!たとえばホイアン5日間ツアーが4万円台~。今、ベトナム・ビーチが熱い!※2015年7月~9月は毎日運行予定人気上昇中のビーチを紹介した前編に続き、後編では日本人にとってはまだまだ穴場のビーチを一挙ご紹介。ファンティエットPhan Thiếtファンティエットのビーチ写真提供:ベトナム航空ホーチミンから車で約4時間。ざっくりと言えば、ニャチャンとホーチミンの間に位置するヌックマムの名産地。ファンティエットの中心地から隣のムイネーへ向かう東シナ海に面した23キロの海岸線に、リゾートホテルやプチリゾートが点在しています。リゾートとして比較的早くから開かれているものの、その歩みは遅く、素朴さが満開。ビーチには漁を終えたお椀型の船が干してあったり、早朝のビーチで投網をする地元の人々の姿を見かけたり。サーフィンやウィンドサーフィンなどもさかん。漁を終えたお椀型の小舟写真提供:ベトナム航空ビーチ沿いにはリゾートが点在写真提供:ベトナム航空ランコーLang Co美しいサンセットを望むラグーン写真提供:Banyan Tree Lang Coダナンとフエの両空港から車で約1時間のチャンメイ地区のリゾートエリア、”ラグーナ・ランコー”。羨望の名門リゾート、バンヤンツリーとアンサナが展開し、チャンピオンシップ・ゴルフコースでのプレイや洗練のスパなど、のどかな海辺の空気を楽しみながら優雅なヴァカンスを満喫できます。フエやホイアン、ミーソン遺跡など、3つの世界遺産を回れるロケーションも魅力。バンヤンツリー・ランコー 写真提供:Banyan Tree Lang Coバンヤンツリー・ランコー 写真提供:Banyan Tree Lang Coアンサナ・ランコー 写真提供:Angsana Lang Coアンサナ・ランコー写真提供:Angsana Lang Co■バンヤンツリー・ランコー■アンサナ・ランコーコンダオ島Con Daoヴィラから望む透き通る海写真提供:Six Senses Con Dao憧れのリゾートブランド、シックスセンシズのプロパティがあるベトナム南端近くの島。「アクセスしやすい、自然美にあふれた隔絶の地」というコンセプトどおり、ホーチミンから空路わずか45分にして、海ガメが産卵に訪れるピュアなビーチへ。リゾートの前には象牙色の砂浜が伸び、パラソルなど人工物が見当たらないせいか、この島の素地の美しさが際立っています。流刑地という悲しい過去を忘れさせるほどの自然美!遊び心を得意とするリゾートブランドゆえ、洗練の中に微笑みを誘う演出が随所に。壁一面に扉を並べたモチーフ写真提供:Six Senses Con Dao星空の下、できたてのポップコーン片手にクラシカルな映画を鑑賞写真提供:Six Senses Con Dao神秘的なサンライズ(著者撮影)ひと昔前のベトナムの台所をイメージしたレストラン (著者撮影)■シックスセンシズ コンダオクィニョンQuy Nhơnクィニョンのビーチ写真提供:AVANI QUY NHON RESORT & SPAホーチミンから空路約1時間20分。大まかにいえば、ホーチミンとホイアンの間に位置。果樹園でおおわれた山並みを背後に、手つかずのビーチが広がるクィニョン。ここ数年新しいビーチエリアとして注目を集め、上質なリゾートも話題に。そのひとつアヴァニ クィニョン リゾート&スパはスイートを含む客室わずか63室。最近改装を終え、鮮やかなニュールックに!実はリゾートの達人の写真家さんから、「クィニョンのビーチ、いいよ!」との評判を聞き、わたし的に今気になるエリア。刻一刻と表情を変える景色写真提供:AVANI QUY NHON RESORT & SPA手つかずの自然に囲まれた贅沢なロケーション写真提供:AVANI QUY NHON RESORT & SPA■アヴァニ クイニョン リゾート & スパ前編:5万円を切る5日間ツアーも!この夏行くべきは、ベトナム・ビーチ(text: 古関千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年06月26日写真提供:Six Senses Con Daoアクセスが楽ちんで、旅費もコスパなのが魅力のベトナム・ビーチ。ここ数年、新しいリゾートエリアが注目を集め、ホテルも続々とお目見え。今、最も活況に満ちているビーチといえそう。ベトナムのビーチは中部から南部にかけて点在しており、玄関口はホーチミンか、中部ダナン。しかもダナンへは週5便※も直行便が飛び、所要時間は5時間30分、フライト料金も夏のベストシーズンでも燃油サーチャージ込で4万円を切っていることも!たとえばホイアン5日間ツアーが4万円台~。今、ベトナム・ビーチが熱い!※2015年7月~9月は毎日運行予定前編では、今人気上昇中のベトナムビーチをご紹介!ホイアンHoi Anクアダイビーチ写真提供:ベトナム航空ダナンから南東へ約30キロ、車で約1時間。世界遺産のホイアン。18世紀ごろ、中国移民によって建造された家並みがいまだに残る旧市街、のどかな田園風景が広がるトゥボン川周辺、そして旧市街から約4キロ離れたクアダイビーチ、3つのエリアからなります。東シナ海に面したクアダイビーチには豪華リゾートからリーズナブルなお宿まで、選択肢が豊富。ホイアンへ行ったら、名物のカオラウとホワイトローズはぜひ食べたいっ!世界遺産に登録されている旧市街写真提供:ベトナム航空夜にはランタンが灯り幻想的な光景に写真提供:ベトナム航空米粉の記事にエビのすり身が包まれたワンタンのような料理、ホワイトローズ写真提供:ベトナム航空ニャチャンNha Trangニャチャンのビーチ写真提供:ベトナム航空ホーチミンから空路約1時間、またはダナンから空路約1時間10分。中南部の政治・経済・文化の中心地にして、リゾートシティのニャチャン。背後に4つの山々に守られたニャチャンの街に面して約7キロビーチが続き、沖には19の島々が浮かぶ。かつては小さな漁村だったけれど、ここ数年でリゾートホテルが続々と進出。海沿いのリゾートでのんびりと過ごし、新鮮なシーフードやベトナム料理に舌鼓を。ニャチャンの中心地から船で渡る隠れ家リゾートも人気。ニャチャンの街並写真提供:ベトナム航空フーコック島Đảo Phú Quốcフーコック島の美しいビーチ写真提供:ベトナム航空ホーチミンから空路約1時間。カンボジアの国境に近い、南西部唯一のリゾートアイランド。“99の山と丘”と呼ばれるほど起伏が激しく、豊かな川と美しいビーチの、多彩な自然環境が揃っています。中心地はユーンドン。そこから徒歩圏内にある、約20キロも続くチューンビーチが人気スポット。ユーンドンからバイクタクシーで約30分のサオビーチは遠浅の海が美しい穴場。昼間はビーチで遊び、夜はナイトマーケットへ!国境の島ゆえ、北部は軍事施設があり、立ち入りが禁止されています。新鮮なシーフードが楽しめる写真提供:ベトナム航空後編:自慢できるヴァカンスを!この夏行くべきは、ベトナム・ビーチ(text: 古関千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2015年06月26日©TRIPPING!ベトナム中部の港町ダナンで愛されている麺料理といえば「ブンチャーカー」。Bún=米麺、Chả=焼き、揚げCá=魚という意味を持つ、魚のすり身揚げ(さつま揚げ)がゴロゴロと入った米麺料理だ。地元の人に愛される店「BUN CHA CA BA PHIEN」©TRIPPING!街の中心を流れるハン川の東側、Lê Hồng Phong(レホンポン)通りにある「BUN CHA CA BA PHIEN(ブンチャーカーバーフィエン)」は連日地元の人で賑わう人気店。店内に入ればすぐに大鍋でグツグツと煮えるスープがお目見え。一歩足を踏み入れれば忽ち食欲が湧いてくる。©TRIPPING!名物料理、ブンチャーカーブンチャーカー 25,000VND(約140円) ©TRIPPING!店名にもあるように、一番の名物はブンチャーカー。豚骨、牛骨、更に魚の骨をベースに、トマト、パイナップル、トウモロコシ、カボチャといった野菜や果物を加え、更にダナン近郊で獲れた新鮮な魚を使ったさつま揚げも加わったスープは、コク深くほのかに甘酸っぱい独特の味わい。そこに合わせる麺は、ベトナム麺料理の代表、ブン(米麺)。するすると喉ごしのいい麺に絡むスープが絶妙だ。付け合わせのトッピングにもチャレンジ©TRIPPING!テーブルの上には、ハーブやレタス、もやし、ライム、とうがらしといったベトナム麺料理の付け合わせとしては王道のトッピングが並ぶが、それに加えて是非チャレンジして欲しいのが、甘酸っぱいピクルスとエビの発酵調味料だ。人参や赤タマネギを甘酢に漬けたピクルスを加えればさわなかな酸味がプラスされ、さっぱりとしたスープを楽しむことができる。漬け野菜のコリコリっとした食感も楽しい。エビの発酵調味料は、スープの味を更に奥深いものに変える。地元の人は、それぞれの好みで、たっぷりトッピングを乗せてブンチャーカーを楽しんでいるので、参考にしてみよう。ブンチャーカーの他にも食べたい逸品ブンカートゥー35,000VND(約200円) ©TRIPPING!ブンチャーカーの他にも、ブンカートゥー(Bún Cá Thu)も人気メニューのひとつ。Cá Thu=サバであるため「サバの米麺」となる。なんともユニークな味を想像してしまいそうだが、香り高い魚出汁のスープは、一度味わえば病み付きに。生臭さはなく、こちらもピクルスなどのトッピングとの相性が抜群だ。©TRIPPING!お店は、朝6時~夜10時までオープンしているので、朝食やランチはもちろん、小腹が空いた時に訪れるのもオススメだ。©TRIPPING!
2015年06月22日東京都・六本木の森美術館は、東南アジアのアーティストのなかでも、特に国際的評価の高いベトナム人アーティスト、ディン・Q・レの個展「ディン・Q・レ展:明日への記憶」を開催する。会期は7月25日~10月12日。開館時間は10:00~22:00(火曜は17:00閉館、ただし9月22日は22:00まで開館)。入館料は一般1,800円、高校・大学生1,200円、4歳~中学生600円、65歳以上1,500円。同展は、ベトナム人アーティスト、ディン・Q・レのアジアにおける初の大規模個展。写真を工芸的に編んでいく「フォト・ウィービング」シリーズなどベトナムの手仕事を取り入れた作品、完成度の高い映像と本物のヘリコプターや舟などを組み合わせたインスタレーションなど、視覚的バラエティに富む、ダイナミックな作品が紹介される。同氏が注目されるきっかけとなった「フォト・ウィービング」シリーズは、写真を裁断してタペストリー状に編んだもので、幼少期にベトナムで親戚から習ったゴザの編み方に着想を得たという。作品にはベトナム戦争をはじめ、カンボジアの遺跡、ポル・ポト派による虐殺、ハリウッド映画など多様なモチーフが織り込まれ、作品を見る角度や立ち位置によってその見え方が変化するということだ。また、国際舞台への出世作となった映像インスタレーション作品「農民とヘリコプター」(2006年)では、自作のヘリコプターの開発に挑むベトナム人男性を中心に、ベトナム人と戦争との複雑な関係が描き出されており、人の深層心理にまで踏み込む同氏の独特の取材によって、マス・メディアやハリウッド映画によって流布されたベトナム戦争のイメージとは全く異なる、ベトナム人当事者のこれまで語られることのなかった物語が現れている。また、ベトナム戦争の歴史的出来事を再演する活動に興じる日本人男性への取材を基に、新作映像を制作。新たなベトナム戦争のヴィジョンを捉えるとともに、日本の歴史や記憶、アイデンティティの問題などについても考える内容となっている。また、関連企画としてディン・Q・レによるアーティストトーク(日英同時通訳付、手話同時通訳付)が開催される。開催日時は7月25日14:00~15:30。料金は無料(要展覧会チケット)だが、森美術館ウェブサイトにて予約が必要となる。そのほか、ディン・Q・レが出演するトークセッション「ベトナム現代アートをめぐって:戦争から今日まで」(7月26日14:00~16:00開催)、「アート・社会・歴史」(9月12日14:00~16:00開催)、ベトナム戦争を従軍取材した報道写真家によるレクチャー「カメラを通して見たベトナム戦争」(8月29日14:00~15:30開催)、ベトナム研究家によるレクチャー「結婚にみるベトナム社会のいま」、横浜美術館とのコラボレーション企画で中高生に向けたプログラム「アーティストと出会う」(8月2日、8月30日、9月13日全3日間開催)など、関連企画が多数開催される。詳細は森美術館ウェブサイトにて告知されている。
2015年06月19日フランスで植物遺伝学の博士号を取得したフンさん。しかし、母国ベトナムで長く農業に携わり、見えてきたのは、農薬の大量使用でした。「自分の子供にも安心して食べさせられる野菜をつくりたい」。一念発起して始めたオーガニック野菜栽培は、外国人や意識の高いベトナム人に大好評です。ベトナムにおける食育のパイオニアとして、植物たちと向き合いながら、今まで得た知識を惜しげもなく周囲に還元しています。■これまでのキャリアの経緯は?ベトナム戦争中に大学で植物遺伝学を学びました。1975年の戦争終結後は電車やブルドーザーの運転手などでお金を稼いだ時期もありましたが、その後は専門を活かし、長らく国営の野菜生産会社で働いていました。1989年にフランス国立農学研究所大学で学ぶ機会を得て渡仏。植物遺伝学で博士号を取得し、1995年にベトナムに戻りました。帰国後は国内の外資系農業会社などで働いていましたが、ベトナムで農業関連の仕事を続けてゆく中で、農薬の過剰消費を多く目にしました。大量の農薬は、消費者はもちろんのこと、生産者や環境にも良くないのではないかと心の中で疑問が大きくなると共に、オーガニック栽培への関心が高くなってゆきました。2006年に同じ志を持った現在のビジネスパートナーであるフランス人と出会い、オーガニック野菜の生産・販売を行うOrganik Vietanam社を設立。植民地時代にフランス人が避暑地として開発したベトナム中部のダラット市で、オーガニック野菜の栽培を行っています。先に述べたとおり、私の専門は植物遺伝子学。情熱はあったものの、オーガニック栽培については素人。専門書を片手に一から勉強し、畑で実践。更に改良を重ねるという、トライアンドエラーを繰り返しながら前進してきました。そのかいあって、2014年にオランダ発の国際認証検査機関、コントロールユニオン社からオーガニックファームの認定を受けることができました。この認定を保持しているのは、ベトナムでは当社だけです。収穫した野菜はオゾンを使って殺菌洗浄し、梱包した後にホーチミン市やハノイ市などへ直送しています。インターネットでオーダーした野菜を玄関までお届けするサービスは、日本人始め在住外国人に大変好評です。■ベトナムでオーガニック野菜の需要はどれくらい?現在、当社の顧客の9割近くが外国人です。ベトナムの人たちにも、オーガニック野菜の良さをもっと理解してもらい、シェアを広げてゆくのが今後の課題です。先に述べた通り、残念ながらベトナムで生産されている野菜の多くは沢山の農薬が使われています。まだまだ貧しいこの国では、食品購入の際に価格が優先されることが多いのです。食の安全に対する知識も不足しており、オーガニックや食育という概念自体が浸透していませんし、政府もそのことに対し協力的ではありません。そのため、私たちが取り組もうとしていることを理解してもらうのに、とても時間がかかりました。現在も啓蒙活動には時間と労力を割いており、農家や大学のセミナーで講義をしたり、畑を無料で案内するツアーを開催したりしています。日本企業の方も私の畑を訪れていますよ。販売に関しては、インターネットを使った個人宅へのデリバリーサービスに加え、ハノイ市とホーチミン市の複数の店へ卸しをしているほか、ホーチミン市の外国人が多く住む地区でアンテナショップを持っています。■現在のお給料はどうですか?純粋に給与だけで比較すると、会社勤めをしていた頃の方が高いです。しかし、今働いているのは私が情熱を持ってパートナーと設立した自分たちの会社。いわば自分の子供のような情があります。そんな会社を自分たちの力で大きくしてゆく喜びは、給与の大小だけでは味わえないものです。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?今までの経験を通じて培ったオーガニック栽培に関する知識を、地域社会に還元し、みんなとシェアできる時ですね。当社では農薬を使わず野菜栽培をするために、たとえば、虫よけは赤唐辛子やニンニクから抽出した天然由来のスプレーなどを使用。肥料も科学肥料ではなく、畑から出た野菜くずから手作りします。こういった情報を近隣の農家へ指導し、食の安全について啓蒙してゆくことも私の大きな仕事ですし、とてもやりがいを感じています。また安心・安全な野菜を広めることで、ベトナムの子供たちの未来を守っていかなければという使命感と自負を持って毎日仕事ができることにも大変満足しています。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?忙しすぎるところでしょうか。ご存知かもしれませんが、植物には週末という概念はありません(笑)。だから私も、基本的に休みがないんです。離れて暮らす家族や友人と過ごす時間が十分に取れず、時折孤独を感じてしまうこともあります。■日本人のイメージは? あるいは理解しがたいところなどありますか?とても規律正しいイメージがあります。震災の後も、被災者同士が助け合い、お互いを尊重しながら生活している映像を目にし、本当に素晴らしいことだと感じました。理解しがたいこととなると、まだ日本の方と一緒に仕事をしたことがないので分かりません。ただ現在、日本の会社とのプロジェクトも進行中なので、それが決まればすこしは色々見えてくるかもしれませんね(笑)。■最近、気になる日本のニュースはありましたか?言葉は良く分かりませんが、NHKは時々見ます。農業についての映像などが流れると、やはり食い入るように見てしまいますね。さまざまな映像を見る度に、日本の技術は進んでいるなと感じます。■ちなみに、今日のお昼ごはんは?お昼は大体、自宅に帰って妻と一緒に食べます。家族を大切にするベトナム人ではそれほど珍しいことではないですよ。この日は妻お手製のベトナム料理。カーコートーという魚の煮物は日本人にも人気があります。粘り気が少なく、サラサラとしているベトナム米は、最後にスープをかけて頂くのが一般的です。■休日の過ごし方を教えてください。先に述べたように、植物に週末休みはありませんから、私も定休日はないんです。年に唯一の休みは旧正月(テト)の4日間です。この休みは娘たちが住むホーチミン市を訪れ、家族で過ごします。家族のつながりが強いベトナムにおいて、旧正月の家族団らんだけは絶対に欠かすことのできない重要なイベントです。それ以外は毎日朝8時から夜8時まで仕事をして、アフター8だけが休息時間です。束の間の休息時間は、テレビや映画を見たり、音楽を聞いたりしながら妻とゆっくり過ごします。■将来の仕事や生活の展望は?安全なオーガニック野菜をベトナムでも浸透させ、子供たちの未来を健康で明るいものとすることです。今後も勉強を重ねながら安心・安全で高品質の野菜作りに取り組み、将来的にはベトナム発のオーガニック野菜を外国に輸出できたら最高ですね!仕事で海外滞在も何カ国か経験していますが、日本には行ったことがないので、いつか訪れてみたいです。行って日本の農業についても実際に見て・触れて、色々な情報をシェアするのも私の大きな夢です。
2015年06月16日