インターコンチネンタル・ダナン・サンペニンシュラ・リゾート ©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT2014年から徐々に注目されはじめ、2015年に一気にブレイク!今年に入ってからも旅行者から熱い視線を集め続けているのが、ベトナム中部のビーチリゾート、ダナンだ!大注目のダナンだが、なぜそこまで人気があるのか、わかっているようでわからない……。そんな人も多いのでは?そこで、今回のダナン特集では、「ダナンが注目される理由」を徹底解説。知れば納得のダナン人気に迫る。 人気の理由その1日本から5時間半で行ける美しいビーチリゾート©TRIPPING!日本からダナンへは、成田空港からダナン空港までベトナム航空の直行便があり、オンシーズン(6月末から9月末)は毎日運行、オフシーズンでも週5便を運航している。※2016年5月現在飛行時間は約5時間半で、グアムやサイパンといったリゾートへの飛行時間にプラス2時間程度で訪れることができるのだ!さらに、ベトナムと日本の時差はたったの2時間で、時差ボケと無縁なのは嬉しいかぎり。エメラルドグリーンの海が広がる洗練された美しいビーチは、ここがアジアとは思えないほど。それというのも、ダナンの開発は10年前にスタートしたばかりで、新しいビーチリゾートだから。更に、地元の人々によるクリーンなビーチを守る活動も実を結んでいる。 人気の理由その2目の前は海!のラグジュアリーホテルはバリエーション豊富!ダナンのビーチはお隣の街ホイアンまで約30km続き、海沿いには続々とリゾートホテルが誕生している。オンザビーチのホテルの中には、憧れの5つ星インターナショナルホテルや、スパ受け放題のラグジュアリーなオールヴィラリゾートまで並び、目的や好みに合わせてステイ先を選ぶのも、ダナン旅行の楽しみのひとつ。バラエティー豊かなラインナップはもちろん、ビーチリゾートにしては比較的リーズナブルに泊まることのできるホテルが多数あるのも嬉しいポイント!これもダナン人気の理由のひとつ。 ■5つ星インターナショナルホテル©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT海沿いには、インターナショナルホテルが続々と進出。ダナンの北東、ソンチャ半島に位置する「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」は、半島の丘から望む絶景のプライベートビーチが自慢。 ©Hyatt Regency Danang Resort and Spa「ハイアット リージェンシー ダナン リゾート&スパ」は、2011年に創業したスタイリッシュな一軒。ホテルの敷地から白浜のビーチに出られるので、海を楽しむのにうってつけのコンテンポラリーなリゾート。 ©Accorhotelsプライベートビーチに続く美しいホテルエントランスが、リゾートライフを盛り上げてくれる「プルマンダナンビーチリゾート」は、ロケーション抜群のスタイリッシュなリゾートだ。 ■オールヴィラリゾート©Fusion Maia Resort全室ヴィラタイプのオールヴィラリゾートなら、より充実したプライベートタイムを楽しめるはず。「フュージョンマイアダナン」は、特に人気の高いリゾート。なんとスパトリートメントが宿泊費に含まれていて、マイア・スパのすべてのトリートメントの中から、1日に最低でも2つ、お気に入りのトリートメントをチョイスできる。 写真提供:H.I.S. (ザ ナムハイ)「ザ・ナムハイ」は、世界中のセレブが認めたラグジュアリーなリゾート。有名なハリウッドセレブもお忍びで訪れたとか。ベトナムの伝統文化を感じる豪華な空間でラグジュアリーなひとときを過ごすことができる。 その他にも、ホテルやリゾートのバリエーションが豊富なので、好みや予算に合わせて選ぶことができるのだ。 人気の理由その3一生に一度は行きたい世界遺産への観光拠点©TRIPPING!ベトナムにある8つの世界遺産のうち、3つの世界遺産の観光拠点であるダナン。それぞれ、車で1時間弱〜3時間ほどで訪れることができる。ビーチリゾートでありながら、ベトナムの歴史や文化を肌で感じる旅を楽しめるのも、ダナンの魅力のひとつ! ■世界遺産「ホイアン」©ASEAN-Japan Centre ホイアンの街並中でも「ホイアン」は、街全体が世界遺産で、一生に一度は訪れたいという声多数の人気観光地だ。19世紀に立てられた木造建築が並ぶ様子はノスタルジックで情緒的。無数のランタンに灯が点る夜の時間に散策すれば幻想的でムード満点だ。ダナンからは車で1時間弱。©TRIPPING! ライトアップされた来遠橋散策しているだけで十分楽しめるホイアンだが、旧市街に点在する観光スポットの見学もお忘れなく。日本の職人が造った「来遠橋(らいえんばし)」は中でも人気のスポット。©TRIPPING! 左上:カオラウ 左下:ホワイトローズ 右:揚げワンタン観光に加えて堪能したいのが、ホイアンのグルメ。必食メニューは、ご当地麺料理「カオラウ」。日本のうどんのような麺が特徴で、醤油のような濃いめのタレと和えて食べる汁なし麺だ。その他にも、米粉でつくられた生地の上に海老のすり身やニンニクが乗ったホワイトローズや揚げワンタンも絶品。 ■世界遺産「ミーソン聖域」©TRIPPING!ダナンから車で2時間程で訪れることのできる世界遺産「ミーソン聖域」は、深いジャングルの中、煉瓦づくりの建物が静かに佇む遺跡。4世紀から13世紀にかけて建てられた建造物は古代チャンパ王国初期の政治的、宗教的中心を担っていたとされる。神秘的な光景は、歴史好きならずとも一度は観たいもの。 ■世界遺産「フエの建造物群」©ASEAN-Japan Centre更に、ダナンから車で3時間ほどの所にあるのが、世界遺産「フエの建造物群」。フエは、19世紀〜20世紀にかけて繁栄したベトナム最後の王朝、グエン(阮)朝の都だった場所で、ベトナムで最初に世界遺産の登録をされた。中国文化とフランスなどの西洋の文化が華麗に融合された美しい建造物は必見。 人気の理由その4新鮮なシーフードからベトナム中部料理まで、グルメも充実©グッチ南北に細長い地形をしたベトナムは、地方によってそれぞれに名物料理や郷土料理が存在し、その土地の“食”を味わうのは旅の醍醐味。港町ダナンでは、新鮮な海鮮料理が必食メニュー!ベトナム中部料理もユニークで人気。グルメが楽しめるのは高ポイントだ。 ■シーフードBBQ屋台©グッチ海沿いには、生け簀から好みの魚介を選び、調理法をオーダーすることのできるシーフードBBQのお店が並んでいるので、旅行中に一度は立ち寄ってみたい。特に地元の人にも人気なのが「Quan Be Man(クアン・ベーマン)」。ハマグリのネギ油焼きや、海老の塩唐辛子焼きなど、ビールが進む料理の数々を楽しむことができる。詳しくはこちら> ■人気のベトナム料理レストラン©TRIPPING!シーフード料理やベトナム中部料理を雰囲気のいいレストランで楽しみたい時におすすめなのは、リバーサイドに佇むレストラン「Madame Lan (マダム・ラン)」。蒸し海老や、ハマグリのレモングラス蒸しなどの新鮮なシーフード料理に加え、ベトナム中部のご当地麺料理「ミークワン」もメニューにラインナップ。さらに中部料理に限らずベトナム全土の料理を味わうことができる。---------------------------------Madame Lan (マダム・ラン)・住所:4 Bach Dang street, Hai Chau district, Da Nang・電話:(+84) 511 3616 226・時間:8:00~22:00 ■ご当地麺料理が絶品の食堂©TRIPPING!ローカル食堂でご当地麺料理の「ミークワン」や「ブンチャーカ—」を味わえば、たちまちベトナム通に!ミークワンは、平打ち米麺の汁なし和え麺。「MI QUANG 1A(ミークワン 1A)」は、地元の人に加え、観光客も訪れる有名店。英語メニューもあるので安心。詳しくはこちら> ブンチャーカ—は、魚のすり身揚げがゴロゴロと入った米麺料理。地元の人に評判の食堂が、「BUN CHA CA BA PHIEN(ブンチャーカ—バーフェイン)」。朝6時〜夜10時までオープンしているので、朝食やランチはもちろん、小腹が空いた時に訪れるのもおすすめだ。©TRIPPING!詳しくはこちら> 人気の理由その5世界遺産だけじゃない!アクティブに楽しめるダナン市内観光足を伸ばして世界遺産を観光するのも魅力的だが、実はダナン市内にもユニークな観光スポットが点在しているのだ。 ■五行山©TRIPPING!ダナンの聖地と言われる「五行山」は、大理石で成る5つの連山。ダナン屈指のパワースポットとしても人気だ。観光のメインは、一番大きな山「トゥイソン」。洞窟や、仏像、展望台など様々な見どころがあり、1日かけてアクティブに楽しめる観光スポットだ。詳しくはこちら> ■バナヒルズ©Danang Tourismダナン郊外にある中世フランスの町並みをイメージしたテーマパーク「バナヒルズ」。標高1,487メートルの場所にある施設へは、ギネス記録にも登録されている「世界最長のケーブルカー(約5km!)」で移動するため、到着するまでの絶景も楽しめる。詳しくはこちら> ■ドラゴンブリッジ©TRIPPING!ベトナムの人気都市ダナンのハン川に架かる「Dragon Bridge(ドラゴン・ブリッジ)」。その名の通り、龍をモチーフにしたこの橋で、毎週末に開催される龍が火を噴くショーは必見!詳しくはこちら> その他にも中心街にあるコロニアル建築が目をひくダナン大聖堂も見どころのひとつ。ダナンの北東、ソンチャ半島に位置するレディブッダは、絶好のサンセットスポットとして、地元の人にも人気。コンパクトな街ながら、魅力がぎゅっとつまったダナン。その魅力は口コミでも広がり続けている。旅のベストシーズンは、4月〜9月の乾季。冬場は気温が下がり海水浴は難しいので、シーズンを見極めて旅にでよう! ダナンの人気の理由を紹介した前編に続き、“後編”では旅のスタイル別に、実際にダナンを訪れるツアーをご紹介!家族旅行でも、女子旅でも、カップル旅行でも楽しめるダナンだから、それぞれにぴったりな滞在先や旅のプランを事前にチェックしておこう。 もっと知りたいダナン!特集前編:人気急上昇リゾート!ベトナム・ダナンが注目されるのはなぜ?後編:誰と行く?で選ぶ、ダナンの旅のスタイルおしえます!
2016年05月25日世界のディズニーリゾートを、番組MCが自ら体験しながら紹介するディズニーリゾート体感型番組「世界のディズニーリゾートへGO!」。この度、新たなMCに、「仮面ライダー鎧武/ガイム」主演を務めた若手俳優・佐野岳とトミタ栞が決定!コメントが到着した。全国のケーブルテレビおよびBS・CS放送などで放送中のディズニー・チャンネルにて、海外のディズニーリゾートの最新情報がたっぷり詰まった情報バラエティ番組「世界のディズニーリゾートへGO!」が、この度リニューアル。番組MCが一度は訪れてみたい世界のディズニーリゾートを訪れ、世界でそこにしかない大迫力のショーやアトラクション、その国ならではのグッズやフードなどをレポート!“ディズニーリゾート体感型”番組として生まれ変わる。新たなMCを務めるのは、若手俳優の登竜門ともいわれる戦隊・ヒーロー作品にて、「仮面ライダー鎧武/ガイム」で主演を務め、以後、「地獄先生ぬ~べ~」「下町ロケット」「臨床犯罪学者 火村英生の推理」と話題作に立て続けに出演する佐野さん。「水のスクリーンに映像が映し出される『ワールド・オブ・カラー:セレブレート!』の規模が本当に凄かったです。目の前で見ているのが夢のようで、現実なのか疑ってしまうくらい壮大でした」と収録をふり返り、さらに「とてもメッセージ性が強くて、ウォルト・ディズニーの『ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続けるだろう。』という言葉が胸にグッと来ました」と大いに感動した様子。また、もう一人のMCを、ドラマ「るみちゃんの事象」で初ドラマ出演&主題歌を担当したトミタさんが務め、「全力で楽しませて頂いたので、素のリアクションですが(笑)、『行きたいな』という理想ではなく『行ってみようかな』という気持ちになれると思うので、番組を見てぜひ足を運んでほしいです」と本番組に自信を覗かせた。5月の放送では、60周年をお祝いするカリフォルニアのディズニーランド・リゾートの模様を紹介。初めての海外ディズニーリゾートに行って、リアルに感動し興奮する2人の姿にも注目だ。「世界のディズニーリゾートへGO!」は5月7日(土)より放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月29日©ベトナムフェスティバル2016渋谷・代々木公園で2016年6月11日(土)、12日(日)、「ベトナムフェスティバル2016」が開催される。国内最大級の日越交流イベントで、ベトナムの魅力を再発見しよう! 日本最大級のベトナムイベント©ベトナムフェスティバル2016 2016年で9回目を迎えるベトナムフェスティバルは、来場者数約18万人(2015年実績)を記録する日本国内最大級の日越交流の祭典。アオザイショウや伝統芸能歌舞団による本場の伝統芸能が披露される他、ベトナム料理やベトナム雑貨のブースなども多数出店する。様々なシーンのベトナム文化に直接触れることができる、ベトナムファン、アジアファンには見逃せない一大イベントだ。 美味しくヘルシーなベトナム料理に舌鼓©ベトナムフェスティバル2016 会場には、飲食店が約50ブース、その他物販や団体が30ブース、合計80ブースが出店予定。日本でもヘルシーと人気の高いベトナム料理のブースでは、定番の「フォー(米粉麺)」や「バインミー(ベトナム風 サンドイッチ)」、「バインセオ(ベトナム風お好み焼)」を始め、まだ日本人には馴染みの薄い ベトナム風つけ麺なども提供。ベトナムビールやコーヒーと合わせていただきたい。 ©ベトナムフェスティバル2016 物販のブースでは、例年アオザイやサンダル、ベトナム雑貨や民芸品を扱うお店が多数出店。可愛いベトナム雑貨やオリエンタルなビーズ雑貨は要チェック!会場内のステージでは、ベトナムを代表するトップアーティストたちによる芸能や音楽などのショーも予定されている。 ©ベトナムフェスティバル2016 スケジュールや出店店舗の詳細は、今後発表予定。当日はかなりの混雑が予想されるので、お目当てのショーやブースは事前に公式ホームページやFacebookをチェックしていこう。 ベトナムフェスティバル2016日 時 : 2016年6月11日(土)、12日(日)両日10:00~20:00※開会式11日(土)11:00~会 場 : 東京都代々木公園イベント広場※雨天決行入場料 : 無料(雨天決行)詳細 :
2016年04月25日著者撮影ベトナムライターのネルソン水嶋です。旅行先の見どころを探すとき、ほとんどは「場所」を軸に探しますよね!当たり前じゃないかって?いやいや、忘れてますよ…「時間」という軸! 時間軸で旅行するススメ同じ場所でも、朝昼夜には全く違う顔を覗かせることがあります。日本でだって、丸の内も、平日日中はビジネス街だけど週末は皇居ランナーだらけですよね。まぁ、週末に行ったことがないので適当こいてますが。たとえばの話です。それは海外旅行先でもいっしょ。場所を選んでも何曜日の何時に行くかはとても重要で、そこをはずすと何も楽しめないこともあれば、はずしたからこそ見られる景色もあります。 今回はその一例として、「ベトナムの朝活」を紹介しますよ! ベトナム人の「朝活」を見に、ホーチミン市内のタオダン公園へ朝活? 読書?勉強会?それともオシャレなブレイクファースト? 真相を確かめに、ホーチミン市内某所へやって来ました。著者撮影相変わらず賑やかしいバイクー、の! 著者撮影すぐそばに! 著者撮影都会とは思えぬ少し緑深い公園が存在します、これがタオダン公園です。 ベトナムはところどころにこうした大型の公園があり、市民の憩いの場となっています。ま、このホーチミン中心地においては、どこまで行っても車やバイクの喧騒から完全に逃れはしませんけども。著者撮影この木々が常軌を逸した高さで、 著者撮影普段はバイクに気を取られて気づきませんが、ふと見上げるとまるでさも巨人に囲まれているかのような錯覚を覚えます。木の一本一本がマンション5階建て以上には匹敵しそう。 これらはフランス植民地時代に植林されたものらしいですが、当のフランス人たちもまさかここまで伸びるとは思わなかったのではないでしょうか。ギンギラギンに照りつける日光に、雨季にはお節介と言えるほど降りしきるスコール(豪雨)で、健やかに育った結果です。 余談ですが、最近ではこの巨木が台風に煽られて倒れるという事故が頻発しており、危ないからという理由で伐採されている光景を見かけるようになりました。フランス人!廊下に立ってて~! 本題に戻ります。 朝活の正体は、運動!ベトナム人はスポーツ好き著者撮影公園に目をやるとー、 著者撮影いたいた! 著者撮影彼らは何をしているのか? 著者撮影見ての通り、 著者撮影運動です。 いや、「見ての通り」は不親切すぎました。日本にこんな器具ねぇな。 この妙な形の遊具らしきものは、ベトナムの大きな公園にはたいてい備え付けられている運動器具です。無料で使えるので、運動好きのベトナム人は朝からここで己の心身を鍛えているのですね~。 ちなみにこのとき時間は朝6時半だったのですが、彼らはきっと一時間前からいたことでしょう。ベトナム人は早寝早起きが基本なんですね。飲食店全体の営業時間に引っ張られるところはあると思うのですが、感覚だけで言えば、日本人に比べると二時間くらいは早いかもしれません。 ベトナムに住んでいた友人のエピソードで、「いつまで寝てるんだ!」とベトナム人の大家に叩き起こされたらまだ朝7時だった、というものがありました。いやー、寝起きの悪い人なら胸ぐら掴んで背負投げですよねー。著者撮影これら運動器具の効果の程は分かりません。いつか、ジムのトレーナーとか、その道の専門家に評価してもらってもおもしろそうですね、今度やろうかな。マニアックすぎるかな。 著者撮影もちろん、ウォーキングに勤しんでいる人もいます。 著者撮影公園の同じルートを延々と回っています。もしかしたら地面下にある磁石とか連動しているのかもしれません、モノレールみたいに。 謎の動きを繰り返す人たちほかにも、一人で黙々と動いている人たちもいます。ただその動きが…よく分からんのですね。両腕をずっと前後に振っていたり、路肩の昇り降りを繰り返したり、「それカロリー消費できてるの?」という動きをしている人をよく見かけます。著者撮影腕を振っている。 著者撮影みんなで腕を振っている。 著者撮影この人に限っては停止している。 ベトナムでは常にバドミントンが大人気また、ベトナムは車やバイクが多いため、市民が思い切り身体を動かせる公園が多くはありません。そうすると、もちろん公園の人口密度も高くなるという訳で、なるべくスペースを取らないバドミントンが大人気。著者撮影だから、 著者撮影そこかしこで、 著者撮影バドミントンコートが、 著者撮影設置されている訳、なのですが…。 著者撮影ここまでお見せして気付かれました? バドミントン、全てのコートで6人対戦(3対3)…せま!スペースが取れないですからね!エコです。 ちなみにコートを張っている場所も本来は歩道なんですが、これはきっと公園も容認(または主導)している使い方なのでしょう。公園内だから全然いいのですが、ハノイでは車やバイクがガンガン走るそばの歩道でバドミントンをやっているおばちゃんを見かけたことがあります。シャトルがぶつかったら大事故につながる気もするのですが…そんな心配をするだけ野暮な、達人なのかもしれません。著者撮影また、ラケットで打つのではなく足で蹴り合う人たちも。 著者撮影これはダーカウというスポーツで、ベトナムでは大人気。小学校を訪問したことがあるのですが、体育の授業らしき生徒がみんなマイ・ダーカウを持っていたので、子どもの頃から教え込まれるのでしょう。日本でいえば、縄跳びみたいなものか。 ただ、朝の公園にいる人たちは上手すぎです。全身からほとばしるオーラがプロのそれ、実際にそうなのではないでしょうか。今日は二人しかいませんでしたが、たまに四人くらいでかなりアクロバティックな動き(背中を向けてノールックで蹴るとか、回し蹴りのように蹴るとか)をしているときもあります。これを見るためだけに早起きする価値は大いにあると思います。夕方でもやってたりするけどね。 東南アジアの朝と言えばコレだね!エアロビクスまた、公園ではずーっと音楽が流れています。アップテンポで、途中途中に「はい!」「ほっ!」といった声が入る。著者撮影その正体は… 著者撮影エアロビクス~!この風景、ハノイはもちろん、ラオスやカンボジアでも見たことがあります。東南アジアの各国では何故かエアロビクスが人気なのです。そして大抵、参加者はおばさまです。著者撮影手前の男性は待機中のご主人か。 著者撮影一糸乱れぬとはほど遠い動きのグループもいれば、 著者撮影アロハな曲に乗って、社交ダンスをしているグループもいました。 ベトナムの朝は公園へ行け!はい!いかがでしたでしょうか。 これだけ賑わっているタオダン公園ですが、朝も8時を過ぎるとほぼ人がいなくなるんですよねー。だから普段は見落としがちですが、ちょっと訪れる時間を変えるとまるで違った表情が見られるのです。また、同じホーチミン市内ならレバンタム公園もオススメです。ハノイならリータイトー公園かな。 この風景を見るには、どれだけ遅くとも朝7時頃には着いておきたい。なので、早起きするという面倒さはありますが、ベトナム人の素の風景が覗けると思います。 日本人からすると突っ込みどころが多いので、過ぎる時間はアッという間。ベトナム人に混じって軽く運動したあとは、そのまま視界に入ったフォー屋に流れる、という朝の過ごし方も良いでしょう。著者撮影これはフォーじゃなくてブンボーという食べ物だけど、運動したあとのヌードルは格別に美味い! 最後に、個人的オススメとして、ダナンのミケビーチの朝もおもしろいです。こちらは海沿いの街にあるため、市民は公園ではなくビーチに行くんですね。著者撮影快晴の日の、ミケビーチの朝日はもう最高。 タオダン公園名前:Cong vien Tao Dan住所:Cong vien Tao Dan, Nguyen Thi Minh Khai, Ben Thanh, District.1, Hochiminh city. レバンタム公園名前:Cong vien Le Van Tam住所:Cong vien Le Van Tam, Vo Thi Sau, Da Kao, District.1, Hochiminh city. リータイトー公園名前:Vuon hoa Ly Thai To住所:Vuon hoa Ly Thai To, Dinh Tien Hoang, Trang Tien, District.Hoan Kiem, Hanoi (text & Photo:ネルソン水嶋) ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年04月13日富士通とエースコックは3月29日、ベトナムに進出している日系企業が現地で共同利用できる共同物流情報システムの構築に向けて、取り組みを実施することで合意した。2016年6月よりエースコック現地子会社であるAcecook Vietnam JSC(ACV)が物流で試行を始め、同システムの有効性を検証したのち、2017年3月の本稼働を目指す。富士通は、物流業務ソリューション「FUJITSU ロジスティクスソリューション Logifit(ロジフィット)」シリーズをベースとした共同物流情報システムを構築。Fujitsu Vietnam(FVL)が現地でシステムを運用する。ACVは、富士通が構築する共同物流情報システムの開発に協力し、2016年6月よりベトナム ホーチミン市で試行運用を開始。これにより、ACVの商品配送における効率的な配車計画作成や、作業進捗状況の把握、物流コストのコントロールや確認などを行い、車両の積載率や実車率の向上、物流コストの削減を実現するという。同システムの実用性が確認された後、ベトナムの日系企業に同システムの利用を募り、FVLとACVが共同でシステムを提供するという。
2016年03月30日化粧品のインバウンド消費予測のためにGMOインターネットグループは3月25日、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ株式会社が提携する日本とベトナムのモニターを対象に実施した「スキンケア・メイクに関する実態調査」の結果を公表した。アンケートは20代、30代の女性を対象に、2015年11月18日〜30日の期間に行い、日本人1007名、ベトナム人1040名、合計2047名から回答を得た。調査の目的は日本とベトナムのスキンケア・メイクに関する消費者実態を把握し、今後の日本国内の化粧品市場におけるインバウンド消費を予測するために行われた。メイクに関する相違点と共通点が明らかに調査の結果、スキンケア・メイクに関する日本人とベトナム人の習慣や嗜好の違いや共通点が浮き彫りとなった。第一に、日本人はスキンケア・メイクが日常化しているのに対して、ベトナム人は特別な日に行うものとして習慣化していないことが明らかになった。第二に、メイクする理由は日本人が身だしなみとして行うのに対して、ベトナム人はおしゃれのために行う女性が多かった。第三に、メイクに関する情報の入手先は日越とも「インターネット」と回答する女性が最も多かった。実態調査の結果、ベトナム女性に大きな影響を与えているのは日本よりも韓国であることが明らかになった。しかし、経済成長に伴い、メイクが習慣化することで、まだまだ日本のメイクや商品へのニーズが高まる可能性がある。ベトナム人女性の美のトレンドを掴まえることで、化粧品市場におけるインバウンド消費の拡大が図れるとGMOリサーチはまとめている。(画像はプレスリリースより)【参考】・GMOリサーチ株式会社プレスリリース(PR TIMES)・GMOリサーチ
2016年03月29日©シックスセンシズ サムイプーケットと双璧をなす人気のサムイ島。今やグローバル展開の豪華ホテルもラインナップし、リゾートライフはまさに百花繚乱です。そこで嬉しい悩みとなっているのが、ホテル選び。どこにしようか、迷子になってしまいがちです。そんな時、たとえばスパやヨガなどウェルビーイングにフォーカスしてみてはいかがでしょう?ここではサムイ島のおすすめスパ・リゾートを厳選。さぁ、ゆったり流れる島の空気に身をゆだねて、スパで身も心もデトックス! カマラヤ・コサムイ穏やかな海に面した敷地にヤシがびっしり。海辺の日々が満喫できるカマラヤ・コサムイ 著者撮影島の南部に位置する、数々の賞に輝くデスティネーション・スパ。静かなビーチへと下りる傾斜を生かして、リゾートが展開しています。アーユルヴェーダや鍼灸などの中医学、ホメオパシーなど、東西のあらゆるセラピーのドクターが常駐。体験できるトリートメントは70以上も!カマラヤ・コサムイではアーユルヴェーダや中医学など、幅広いジャンルのドクターから施術を受けられます 著者撮影デトックスやウエイトコントロールなどの集中プログラムも実施しています。ピラティスやヨガ、太極拳、メディテーションなどのクラスも毎日日替わりで開催。そして食事はヘルシーなスパ・クィジーヌ。本格的なスパ・リゾートながら、それほどストイックでないのがカマラヤの魅力でしょう。Kamalaya Koh Samui問い合わせ先:AMS(エイエムエス) (TEL 03-3401-1500) バンヤンツリー・サムイバンヤンツリー・サムイのヴァイタリティプール「ザ・レインフォレスト」 ©バンヤンツリー・サムイラマイビーチの北に位置するプライベートな入り江に位置。プーケットをフラッグシップに、世界各国で展開しているラグジュアリーなスパ・リゾート。セミオープンエアで光や風を感じながらトリートメントを受ける“トロピカル・ガーデン・スパ”の提唱者でもあります。肌のぬくもりが伝わるトリートメントが心地いいバンヤンツリー 著者撮影バンヤンツリー・サムイで注目したいのは、サムイ島初のハイドロセラピー施設「ザ・レインフォレスト」。天井からシャワーが降り注ぐ小道を抜けてスチームエリアへ。さらに進むと7種類の水流マッサージが受けられるヴァイタリティプールが。まさに水の癒しのラヴィリンス!Banyan Tree Samui問い合わせ先:バンヤンツリー ホテルズ&リゾーツ ジャパン(TEL 03-5542-3511) シックスセンシズ サムイシャム湾を一望にするガラス面がめぐらされたトリートメントルーム ©シックスセンシズ サムイ2015年、10周年を機に大リニューアルを行い、ナチュラルさはそのままに、居住性をグーンとアップ!こちらのスパは、タイ国政府観光庁(TAT)が国内のベスト・スパに贈る“キナリー賞”を3年連続獲得している実力派です。レイキ・マスターのスパ・マネージャーをはじめ、セラピストは全員がレイキのレベル1を習得。ビーチやヨガパビリオンで早朝ヨガを ©シックスセンシズ サムイストレッチや太極拳、ヨガ、メディテーションなどを学んできている癒しのスペシャリストが施術を担当します。早朝にビーチやパビリオンで無料のヨガクラスを開催。Six Senses Samuiアブソリュート・サンクチュアリリゾート空間としても魅力的なアブソリュート・サンクチュアリ― 著者撮影バンコクやシンガポールで展開するヨガスタジオが手掛けるリゾート。敷地にはヨガスタジオ3カ所、タイ式マッサージルーム、スパなどの施設が勢ぞろい。メディテーションやヨガなどのクラスや、ヒプノセラピーなどが学べるワークショップも無料で体験できます。ヨガが有名ですが、その他のトリートメントの評判も高いアブソリュート・サンクチュアリ- 著者撮影レストランでは美味しいベジタリアンやローフードのメニューを用意。客室はオリエンタルな色使いのモロッコ調です。Absolute Sanctuaryアナンタラ・ボープット・コー・サムイ・リゾート&スパアナンタラ・ボープット・コー・サムイ・リゾート&スパの、木々に包まれ、高い塀で囲まれた6棟のトリートメントルーム 著者撮影サムイ島に2軒あるアナンタラのうち、北部のボープットにあるのが、こちら。トロピカル建築の雄、ビル・ベンスリーが手掛けたデザインが見どころの海辺のリゾートです。広さ3000平方メートル以上あるスパのデザインも、ストーリー性たっぷり。森の中から一気に光溢れるトリートメントルームへ 著者撮影蓮池に浮かぶレセプションを抜けた先に、密林に佇む6棟のトリートメントルームがあり、背の高い門を開くと、ガラス張りの光降り注ぐお部屋の中へ。施術もゴクラクです。Anantara Bophut Koh Samui Resortザ・トンサイ・ベイ入り江を占有し、ピースな海辺の時間を満喫できます ©ザ・トンサイベイチョンモン・エリアに1987年開業したブティックリゾート。入り江を中心に静寂のリゾートが広がり、英国を中心としたヨーロピアンのゲストが中心。“アウトドア・リビング”という発想のもと、ベッドルーム以上に広いテラスにバスタブやガゼボなどを置いた、くつろぎの空間が秀逸です。水盤の飛び石を渡ってアプローチするスパは、リゾートの中でも静謐な空間。派手な仕掛けはないけれど、落ち着いた雰囲気の中、セラピストのしっかりとした手技を満喫できます。The Tongsai Bay問い合わせ先:サンヨー・インターナショナル(TEL 03-3461-8585) (text : 古関 千恵子) ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」
2016年03月28日人気のエスニック料理、日本ではなじみのあるフードになってきましたね。その中でも最近特に注目を集めているのが、日本にも専門店が上陸したベトナムの国民的サンドイッチ「バインミー」。バインミーには、肉や野菜、パクチーが挟まれていて、まさにエスニックの香りを楽しめるサンドイッチです。材料があれば挟むだけなので誰でも簡単に作れますよ。それでは、早速作り方を見ていきましょう。バインミー調理時間 15分 レシピ制作:家庭科料理研究家 近藤 瞳<材料 2 個分>大根 5cmニンジン 5cmセロリ 5cm ナンプラー 小さじ2 砂糖 小さじ2.5 レモン汁 小さじ4 赤唐辛子(輪切り) 少々焼豚 80gキュウリ 1/2本バゲット 1本 ピーナッツオイル 少々香菜(ザク切り) 適量<下準備>・大根、ニンジンは皮をむいて細切りにする。セロリは筋を引いて斜め薄切りにする。大根、ニンジン、セロリは分量外の塩をもみ込んで10分置く。・焼豚は、厚さ3mmにスライスする。キュウリは斜め薄切りにする。<作り方>1、<調味料>の材料が入ったボウルに、水気をしっかり絞った大根、ニンジン、セロリを加えて和える。10分置く。2、バゲットは端を切り落として、長さを半分に切る。厚さ半分の切り込みを入れて、トースターで軽く焼く。ピーナッツオイルを薄くぬる。ヒント! ピーナッツオイルがなければ、ゴマ油で代用してください。3、バゲットにキュウリ、焼豚、(1)、香菜をはさむ。ナンプラーやパクチーは、最近ではスーパーでも入手できるようになってきたので、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。きっと病みつきになること間違いなし!
2016年03月18日©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT今最もアップカミングなディスティネーションのひとつ、ベトナム・ダナン。ベトナム中部の港町は、新たなアジアン・ビーチリゾートとして、引き続き世界的に人気上昇中だ。中でも、約30キロにわたる海沿いのビーチリゾートは、パーフェクトなエスケープスポット。そこで今回の「MY HOTEL CHOICE」では、オンザビーチに位置するダナンでいま泊まるべき憧れリゾートをご紹介!編集部イチオシの一生に一度は泊まりたいお篭もり系オールヴィラリゾートから、贅沢な滞在を叶えてくれるインターナショナルホテルまで、とっておきの1軒を見つけて。 1. Fusion Maia Danangフュージョンマイアダナン©Fusion Maia Resortラグジュアリーオールヴィラリゾート「フュージョンマイアダナン」は、このエリアで最も人気が高いヴィラのひとつ。中心街からは約10分、ミーケービーチ沿いに立地しており、ここなら、ダナンのビーチリゾートを余すところなく謳歌できる。モダンでスタイリッシュなヴィラでのステイは、思い描いた通りの休暇を叶えてくれる至高の一軒だ。©Fusion Maia Resortこのヴィラのユニークな特徴は、スパトリートメントがインクルードされているところ。追加料金なしで、マイア・スパのすべてのトリートメントの中から、1日に最低でも2つ、お気に入りのトリートメントをチョイスできる。(時間が空いていれば、それ以上も可能!)だからスパメニューを眺めながら、今日はどのトリートメントを受けようか考える時間も、このヴィラでの大きな楽しみのひとつ。トロピカルガーデン内にある22室のトリートメントルームでは、指圧系のウォーム・スポーツ・マッサージやバンブーマッサージなどさまざまに用意された最新のスパを体験して。©Fusion Maia Resortオールスパインクルーシブもさることながら、食事の評判も上々。どこでも好きな場所で食べられる朝食は、例えばビーチにセッティングすることもできる。顔を出したばかりの朝の太陽にきらめく海を眺めながら一日をスタートさせてみてはいいかが? または美味しいお料理を好きなだけいただけるビュッフェもおすすめなので、ぜひマークしてみて。©Fusion Maia Resort観光は、地の利を活かしてぜひ世界遺産の街ホイアンへ繰り出して。ホイアンの中心街には、ホテルの系列の「フュージョンカフェ」があり、ゲストはこちらで食事をすることが可能。美しい川辺のレストランでロマンティックなホイアン観光を満喫して。©Fusion Maia Resort*宿泊料金:一泊USD USD569~*部屋数:87室———————————————————————住所:Vo Nguyen Giap Street, Khue My Ward. Ngu Hanh Son District, Da Nang City, VietnamTEL: (+84) 511 3967 999Email:Fusionista-dn@fusion-resorts.com Naman Retreatナマン リトリート©Naman Retreatベトナムの伝統文化とモダン建築の粋が融合したアイコニックな佇まいの「ナマン リトリート」は、ダナンとホイアンの中間地点に位置する、洗練されたオールヴィラリゾートだ。周囲にはグレッグ・ノーマンのダナンゴルフクラブとコリンモントゴメリーという東南アジアの最高の2つのゴルフコースに囲まれた静かな環境。隠れ家ヴィラならではのエクシクルーシヴなモードに浸りながら、ありのあまの自分でいられるエフォートレスシックな時を満喫できる。©Naman Retreatナマン リトリートには、日常を払拭してくれるさまざまな仕掛けが随所に散りばめられている。リゾート自体が自然と調和するようなムードで設計されている。©Naman Retreatアイスクリームやヘルシーなジュースなど、女性好みのトレンディなメニューがいただけるシティニバーも自然と調和した竹のデザインやヤシの木に囲まれた居心地の良い空間。ハイハイレストランでは、美しいインフィニティ―プールを眺めながら、ベトナム各地の伝統料理をモダンに昇華させた料理を楽しめる。どこにいても、海を感じ、風を感じられるはず。©Naman Retreat日が高くなるまでのんびりくつろいで、午後からぶらりとホイアンまで足を伸ばしてみる。そんな余裕のある一日の使い方も可能だ。太極拳、ヨガ、サイクリング、ビーチ瞑想から、フィッシングにクッキング、ボートまで、ここでの過ごし方は自由。またはミーソン聖域、マーブルマウンテン、ホイアン旧市街、フエ古都などの人気スポットを巡りに出かけて。©Naman Retreat観光を楽しんでホテルに帰ってきたら、15室のトリートメントルームを擁したピュアスパへ。ナマンの伝統的なマッサージから指圧マッサージ、ボディラップ、ペディキュアに至る各種トリートメントが、ゲストの心とボディにホリスティックにアプローチしながら、五感を心地よく解きほぐしていく。ピュアスパでは、トリートメントだけでなく、3~14日間のデトックスクレンジングのプログラムもおすすめ。体に優しい食事、大腸洗浄療法などの健康療法も用意。トリートメントとの相乗効果で、じっくりと滞在型スパの醍醐味を感じられそう。*宿泊料金:HPを確認*部屋数:108室———————————————————————住所:Truong Sa Road, Ngu Hanh Son District, Da Nang, VietnamTEL:(+84) 511 3959 888Email:reservations@namanretreat.com INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORTインターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORTダナンの賑やかな繁華街から30分ほど車を走らせると見えてくるのが、「神様からの贈り物」と呼ばれるソンチャ半島。ここはダナンの中でもひときわ風光明媚なエリアとして名高く、半島の丘から望むプライベートビーチは絶景。ダナン一の特等席とも言うべき丘に展開しているのがラグジュアリーなインターナショナルホテル「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」だ。©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT世界的なホテルチェーンであるインターコンチネンタルのなかでも、ここ「ダナン サン ペニンシュラ リゾート」は、立地も含めて非常にユニークな存在感を放つ一軒といえる。「世界のクリエイティブなデザイナーTOP100」にも選出されたことのあるリゾートホテル界きってのデザイナー、ビル・ベンズリー(Bill Bensley)が手掛けた建物は、黒と白のカラースキームが印象的。インテリアにも、仏教寺院を思わせるモチーフが織り込まれ、ホイアンのランタン、仏教寺院や宮廷、のどかな村々など、伝統的なベトナムの風景をイメージソースとした遊び心を感じさせる空間に仕上がっている。滞在中、美しいベトナムに身も心も染まってしまいそうである。©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORTアンティークなフレンチヴィラ風にデザインされたダイニング「ラ・メゾン1888」は、日本でもファンの多い、三ツ星シェフとして名高いフレンチの巨匠、ピエール・ガニェールが手掛ける一軒だ。クラシカルなフレンチをモダンに昇華させながら、ほのかにアジアンテイストをまとわせた料理の数々は、「厨房のピカソ」と呼ばれるピエール・ガニェールならではの美的センスによって、芸術的なまでに美しい一皿に仕上げられる。ここでの美食体験は、旅中の大きな悦びの一つとなるに違いない。©INTERCONTINENTAL DANANG SUN PENINSULA RESORT*宿泊料金:一泊USD 380.00~(料金変動制)*部屋数:200室———————————————————————住所:Bai Bac, Son Tra Peninsula, Danang, VietnamTEL:+84 511 393 8888Email:Reservations.ICDanang@ihg.com Hyatt Regency Danang Resort and Spaハイアット リージェンシー ダナン リゾート アンド スパ©Hyatt Regency Danang Resort and Spaダナンを象徴する大理石でできた山、五行山(マーブルマウンテン)の麓にある「ハイアット リージェンシー ダナン リゾート アンド スパ」は、2011年に創業した比較的新しい一軒。ホテルの敷地から白浜のビーチに出られるので、海を楽しむのにうってつけのコンテンポラリーなリゾート。また部屋から望める南シナ海とソンチャ半島は一幅の絵画のような美しさ。©Hyatt Regency Danang Resort and Spaホテルの構成は、低層ホテル棟に位置する193室のゲストルーム、キッチン付きのホテルレジデンス95室、豪華な3ベッドルーム オーシャンフロントヴィラ27棟の3タイプから成るが、いずれも暖色のアーストーンの現代的なデザインで、広々とした開放的なムードの部屋に、大理石のバスルームを備えたラグジュアリーな設え。最新設備の充実ぶりと快適さは旅行通をも満足させるハイレベルな内容だ。ハネムーンから、女子旅、ファミリー旅から、長期滞在まで、いつどんな旅の目的で訪れてもパーフェクトなステイを楽しめるはず。©Hyatt Regency Danang Resort and Spa本格的なベトナム料理と西洋料理の「グリーンハウス」、屋外で地元料理や各国料理を提供する「プールハウス」、伝統的なベトナム料理と西洋風グリルの「ビーチハウス」など、地元ならではの食をさまざまなスタイルとバージョンで味わえる。広いリゾート内ですべてがコンプリートする気楽さもおすすめのポイント。誰もが何も考えずに、ただただ日常をリリースできる白亜の楽園だ。©Hyatt Regency Danang Resort and Spa*宿泊料金:ウェブで確認*部屋数:315室———————————————————————住所:5 Truong Sa Street, Hoa Hai Ward, Ngu Hanh Son District , Danang, VietnamTEL:+84 511 398 1234Email:danang.regency@hyatt.com PULLMAN DANANG BEACH RESORTプルマンダナンビーチリゾート©Accorhotelsバクマイアンビーチに佇むスタイリッシュな一軒、「プルマンダナンビーチリゾート」。プライベートビーチと突き抜けるような青空が一望できるホテルエントランスに足を踏み入れた瞬間、誰もが思わず小さな歓声を上げてしまうはず。この見渡す限りの白い砂浜の絶景から、リゾートライフがはじまる。©Accorhotelsエレガントに整った186の客室とコテージは、ビーチ、インフィニティプールやトロピカルガーデンを見渡す専用バルコニー付き。シックな木製家具が配されたゲストルームは、落ち着きのあるムードで、窓の外に広がる白砂のビーチがより一層まぶしく感じられる。©Accorhotels世界最高クラスのスパ「Nang Spa」では、ゲストの状態に合わせた各種マッサージをはじめ、伝統と最新の技術を融合したボディ&フェイシャルトリートメント、バスリチュアルなどを提供。美しいガーデンを見渡せるトリートメントルームで受けるフットリフレクソロジーは極楽。全身の疲れがデトックスされていく幸福感に浸ることができそう。©Accorhotelsテラス席のあるレストラン「エピス」や、ライトアップされたプールを眺められる「インフィニティバー」はロマンティックな演出でリゾート気分を盛り上げる。小じんまりとしていながらもビーチリゾートにあるべきすべてが揃う。さらに市内からわずか5キロというロケーションなので、観光スポットへのアクセスやちょっと街へ出かけるのにも便利。アクティブなトラベラーを癒すコスパの良いリゾートホテルとしても優秀だ。*宿泊料金:HPを確認*部屋数:186室———————————————————————住所:Vo Nguyen Giap Street, Khue My Ward, Ngu Hanh,Son District, Danang,VietnamTEL:+84 (0) 511 395 8888E-mail: info@pullman-danang.com : Miwa Ogata) TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2016年03月17日著者撮影日本と同じ“お米の国”であるベトナム。ベトナムでは、お米はごはんとしてだけでなく、一旦米粉にしてから麺や他の食品に加工したりして、さまざまな方法で食べられています。そのため、米粉(またはタピオカ粉)でできたもちもち&ぷるぷるした食感の料理が多いことが特徴。そこで今回は、ベトナムの“ぷるぷる料理”を7品ご紹介したいと思います。 1. バイン・クオン(Bánh cuốn)著者撮影蒸し春巻き。米粉の生地をクレープ状に広げて蒸し焼きにし、ひき肉やきくらげなどの具を包み、くるくると巻いた料理。主に中国南部で食べられている腸粉(チャンフェン)と似ていますが、こちらは生野菜(もやし、ハーブ)や厚切りのベトナムハムを添えてヌクマムベースの甘酸っぱいタレをつけて食べます。 2. フォー・クオン(Phở cuốn)著者撮影フォー生地の生春巻き。裁断前のフォーの生地で甘辛く味付けした牛肉、野菜、ハーブなどを巻いた北部ハノイの名物料理。ハノイのチュックバック湖周辺にはフォークオンの専門店が集まっています。関連記事>ベトナムの春巻き対決!生春巻き VS 揚げ春巻き 3. バイン・ウット・トム・チャイ(Bánh ướt tôm chấy)著者撮影海老の蒸し春巻き。フエの伝統料理。写真のように海老でんぶが上にかかっていたり、具として海老のすり身が中に入っていることもあります。 4. バイン・ベオ(Bánh bèo)著者撮影米粉生地の小皿蒸し。水で溶いた米粉生地を小皿に入れて蒸し、海老でんぶ・カリカリに揚げた豚皮・ネギをのせたフエの伝統料理。たくさんの小皿が水草(bèo)のように見えることから、この名前が付いたのだとか。小皿にヌクマムベースのタレを垂らして、スプーンですくって食べます。 5. バイン・ボッ・ロック(Bánh bột lọc)著者撮影海老入りタピオカ餅。甘辛く味付けした海老(豚肉が入っていることも)をタピオカ粉の生地で包み、さらにバナナの葉にくるんで蒸したフエの伝統料理。半透明の生地からは海老が透けて見え、見た目はまるでワンタンのよう。 6. バイン・カン・クア(Bánh canh cua)著者撮影蟹うどん。とろみのついたカニ身入りスープとタピオカ粉から作られた半透明のモチモチ麺がおいしい麺料理。麺がとても短いので、レンゲだけを使って食べる人もいます。 7. バイン・ヤー・ロン(Bánh da lợn)著者撮影タピオカ生地と緑豆あんを重ねたおやつ。見た目が豚バラ肉の皮・脂身・赤身の層に似ていることから、“豚皮のケーキ”という名が付けられています。パンダンリーフで色付けされた緑色のタピオカ生地部分がぷるぷる食感で美味。 いかがでしたでしょうか?おつまみやおやつとして食べられることの多い“ぷるぷる料理”。フエ料理に多く見られるので、一度にいろいろな種類の料理を食べたい方はフエ料理店に足を運んでみてくださいね。 (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年03月15日©Accorhotelsフランス統治時代の建物が今も多く残るハノイ。なかでも、ホアンキエム湖の東側に位置し、オペラ座やベトナム歴史博物館などにも近く、街のランドマークともなるホテルが、「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」。エントランスの上の壁を見ると、創業年である1901の数字が刻まれています。©Accorhotels創業時より著名人や外交官が集う名門ホテル創業当時は、「グランドホテル・メトロポール」という名で、著名人や外交官などが集い、喧噪のハノイでの文化の中心でありオアシスでもあった場所だそう。当時、アジア各地各地を訪れていたイギリス人作家のグレアム・グリーンやサマセット・モームなども訪れています。1954年、ベトナムがフランスから解放された後は、国営のホテルとなり、1992年には、フランス資本との合弁ホテルに。1996年には、新館のオペラウィングが建設されて現在のような姿になりました。著者撮影旧館のメトロポールウィングは、時代を経た木の風合いが素晴らしく、コロニアルスタイルの雰囲気たっぷり。階段は100年前のオリジナルで、クラシカルなライトを備える吹き抜けの部分は、宿泊者だけが目にできる歴史の残り香です。新館オペラウィングの客室も、ネオクラシカルなモダンテイストで、気分がぐんと上がる!居心地のよさ。著者撮影ベトナム戦争時代の防空壕を見学さて、「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」に宿泊したら、ぜひ訪れてみたいのが、防空壕跡です。ガーデンにあるプールとオープンスタイルのバンブー・バーの間、地下に降りてゆく階段がひっそりと存在しています。これが、ベトナム戦争時代の防空壕跡へと続く階段。空爆が行われた際に、宿泊客をかくまった防空壕です。著者撮影1964年から1975年まで続いたベトナム戦争中は、ホテル内に各国の大使館が移設されていて、反戦運動で知られるアメリカの映画俳優ジェーン・フォンダも2ヶ月間ほど滞在。同じく反戦運動に熱心だった歌手ジョーン・バエズも、この防空壕に入ったことがあるのだとか。戦後、防空壕は閉鎖されていましたが、2011年にバンブー・バーを改築した際に、プールの片方が浅くなっていることを不思議に思ったスタッフたちにより発掘、再度発見されました。著者撮影ヘルメットをかぶって降りてみると、分厚いコンクリートで固められた防空壕内は、華やかなホテルの雰囲気とはまったく異なり、シンと静まり返った別世界。くねくねと折れ曲がった内部は、思いのほか奥が深く、当時の恐怖が染み付いているような気も……。ときには、ここに、40名以上がひしめき、1日に6度も、防空壕に逃げ込むこともあったとか。内部には、1972年のクリスマスにジョーン・バエズが、かつてこの防空壕内で“Where Are You Now My Son”を歌ったときの音源も、流されています。著者撮影ハノイの戦争博物館など、ベトナム戦争の史実を知る場所も興味深いですが、実際に防空壕に入って、場の空気を感じることができるのは、とても貴重な体験。あらかじめの予約で、宿泊者だけに許された特権です。著者撮影つい見逃しがちですが、ロビーには、ジョーン・バエズが2013年にホテルを再訪した際に描いた、ベトナムの子供の絵画も飾られているので、ぜひ一見して。著者撮影「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」は、泊まることで、街の歴史を体感することが出来るホテル。単にラグジュアリーなだけではなく、知的好奇心を刺激するステイがお好みなら、ぜひここへ。ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ : 坪田 三千代)大人の東南アジアご褒美旅~テーマとスタイルのある旅~その他の記事を読む>
2016年03月09日千葉県浦安にある東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルの「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」では、ホテル2階のカフェ「トスティーナ」にて、旬の苺をたっぷり使ったスイーツおよびベーカリーを3月1日(火)から31日(木)までの期間限定で販売する。ラズベリータルトにミックスベリージャムを乗せ、そのまわりを苺で飾り、トップにミントクリームを絞った「苺とミントのタルト」(550円)は、甘酸っぱい苺とミントの爽やかさが絶妙。口にするだけで爽やかな春の甘味を感じられるタルト。その他、サクサクのパイ生地にピスタチオと苺のムース、苺ゼリーをサンドした「苺のミルフィーユ」(550円)と苺のババロアを苺のスポンジで包み、トップにホワイトチョコレートクリームを絞った苺をトッピングした、まるで王冠のようなフォルムがアイコニックな「ガトーフレーズ」(550円)など、見た目にも春らしいスイーツがラインナップ。ベーカリーでは、スティック状に焼き上げたパンに、苺のクリームをたっぷり絞ってスライスした新鮮な苺を挟んだ、フレッシュな苺のおいしさいっぱいの「苺のヴィエノワ」(300円)やさくらんぼリキュールに漬けた苺と、クランベリーとブルーベリーのドライフルーツを生地に練り込んで焼き上げた「トプルベリーのブリオッシュ」(320円)が登場。3月だけの旬の苺スイーツ&ベーカリーとともに、いち早く、訪れたばかりの春を楽しんで。(text:cinemacafe.net)
2016年03月08日バリ島スミニャックに2016年3月下旬、初のプリファード ホテルズ & リゾーツ、レジェンド・コレクションとなるリゾートホテル「KATAMAMA(カタママ)」が誕生する。赤いレンガで覆われた外観と木を基調とした内装は、バリの伝統的な建築がモチーフ。バリ島でも1、2位を争う人気ビーチクラブ「Potato Head Beach Club(ポテトヘッドビーチクラブ)」と隣接していることもあり、オープン前から話題のプロパティだ。豊かな緑に囲まれた赤いレンガ壁のリゾート©Katamamaバリ島のトレンドエリア、スミニャックに誕生する「KATAMAMA」は、インド洋を臨むPetitenget Beach(ペティテンゲット・ビーチ)に佇むリゾートホテル。赤いレンガの外壁と、バリ建築を彷彿させる木を多用した内装は、落ち着きのある趣を演出している。周囲を囲む熱帯雨林からは、南国らしい自然の生命力が感じられる。全室スイートルームの贅沢な客室©Katamama木のぬくもりと洗練されたムードを兼ね備えた客室は、全室スイートルームの計58室。Pool View SuitesやThe Katamama Suites、Garden Suitesなどを7つのタイプが用意されている。Rooftop Suitesでは、客室専用のルーフトップにアクセスし、インド洋の水平線を独り占めすることもできる。全てのタイプの客室にはプライベートバルコニーが付いていて、雄大な自然を肌で感じることができる。リゾートでは、スペインのユニークなタパスがいただける「MoVida」と、エントランスロビーフロアの「Akademi」の2つのレストランを楽しむことができる。ホテル周辺もアクティビティが充実©Katamamaリゾート周辺にはビーチはもちろん、ショッピングやダイニング、エンターテインメントの最先端スポットが点在。隣接する姉妹施設「Potato Head Beach Club(ポテトヘッドビーチクラブ)」に加え、ショッピングモール「Seminyak Square(スミニャック・スクエア)」やアートギャラリー「Nyaman Gallery」など、見どころが満載だ。バリのトレンド最先端エリアに誕生するKATAMAMA(カタママ)なら、最高にソフィスティケイトされた、贅沢で優雅なステイが期待できそう。
2016年03月08日著者撮影アオザイの国はオーダーメイドの国ベトナムと言えばアオザイですよねー。ネットでの「最も美しい民族衣装は?」という議論で毎度名前が挙がるベトナムの民族衣装・アオザイ。少し雑に言えば、露出を抑えたチャイナドレスという印象でしょうか。地面に届きそうなほど長くそして大きくスリットの入ったスカート、その下にはゆったりとしたズボン。この、ズボンの上とスリットの端が重なった、三角窓から見えるお腹がセクシーなんですよね。昔、ニーソックスの上端とスカートの間が「絶対領域」なんて呼ばれたりもしましたけど、アオザイの三角窓は「神の領域」と呼んでも言い過ぎではありません。神社の鳥居の向こう側みたいなもんですね。言い過ぎました。アオザイのもうひとつの大きな特徴に、上半身に対してピタッ!と生地が密着して身体のラインがハッキリと見える点があります。ベトナム人女性に細身の方が多い理由はアオザイを着こなすためとも言われたり。そう、密着している…つまり、アオザイはオーダーメイドが前提にあるんですね。余談ですが、男性用もあってこちらは全く密着していません。まぁ、個人的には「密着して誰が得すんねん」と思いますが。いや、損得は関係ないか!ベトナムと言えばアオザイ、アオザイと言えばオーダーメイド。言い換えますと、ベトナムと言えばオーダーメイド!ということなんです!しかーし、観光に来られた方にとってのアオザイの楽しみ方は限られています。試着して写真撮影、試着して散歩、これが関の山でしょう。が、私は言いました!アオザイはオーダーメイドが前提にあると!用意されたアオザイを着て何が真のアオザイストと呼べるのか!そもそもアオザイストって何なんだ!という訳で今回は、「布生地から選ぶアオザイの作り方」を紹介します。それ以外にもTシャツやスーツやワンピースなんかもオーダーメイドれるんだぜベトナムは!やって来ました、布生地の聖地・タンディン市場著者撮影いきなりテイラーに行っても布生地はあるのですが、その数は限られてしまう訳です。でも、折角つくるなら、食傷するくらいの種類からあなたと運命の赤い糸でつながっている布生地を選んでやりましょうや。だからと言って赤い布生地を選んだらダメですよ。あはは、冗談がくだらねぇ。著者撮影こちらがタンディン市場。外観では中に何があるか分かりませんが……ほい!著者撮影布生地がギ~ッシリ!著者撮影ほ~らほら!この通り、ひしめき合うように布生地が積まれています。境目はよく分かりませんが、ほぼ等間隔で座っている人物(主に女性)が、各店の売り子です。あ、コレいいなぁーと思って布を見たり触ったりしていると「何が欲しいの?」と聞いてくるので、「こういうものを探していてかくかくしかじか…」とか返答しようものならそのままバトル(交渉)に突入です。余談ですが、これらの布生地は韓国やカンボジアからの輸入品らしい。ベトナム製だと思っていたので、その事実を知ったときは少しだけ凹みました。全てがベトナム製だったらなんかカッコイイ、っていうだけのワガママですが。さぁ、それではここで、価格交渉の方法を紹介しましょう。私が実証しております!市場で値切る方法向こうも電卓を持っているので、単純に指差しをしていればなんとなく売買が成立してしまうのですが、少しでもお得に買い物をしたいですよね。という訳で、価格交渉のノウハウをお教えいたしますよ。1.値段を聞くときは指を差しながらバウニューティェン(Bao Nhieu Tien)?これはもちろん「いくら?」という意味。出だしから「ハウマッチ?」と英語で聞いてしまうと、高く見積もまれてしまう可能性があります。観光客の多い市場に比べるとタンディン市場はかなり良心的な価格ですが、それでも現地の言葉を使うことによって、「むむっ、こやつ出来る…!」と思わせれば得をしても損はしません。ただ、当たり前のように価格もベトナム語で言ってくるので、こちらもGoogle先生に聞くなりして押さえておきましょう。途中で英語に切り替えても構いません、ここでは最初の言い値が肝心なのです。2.相場は1メートルが5万ドン(およそ250円)~20万ドン(およそ1000円)これは正直なところ「ものによる」のですが、それでも慣れていないと10倍の額を言われてもピンと来ないと思うので、おおよそこの範囲だと思ってください。で、ほとんどのお店で購入できる最小値が1メートル。価格を知って、その分野に詳しい方ならお気づきかもしれませんが、ベトナムではオーダーメイドこそ安いものの、布生地はそれほど安くありません。輸入品ですし、これはしょうがないのかもしれませんね。3.値切りたかったら、ヒット&アウェイこの市場ではまとめて(具体的にはおおよそ3メートル以上)購入しない限りあまり値切れないと思っておいた方が良いのですが、それでもあなたが値切りたい場合、一度値切ったあとに諦めた体でその場を離れてしまう方法が得策です。まだ価格を落とせる場合は売り子から呼び止めて来るし、本当に下がらない場合はスルーされます(そのときはしばらくしてからまた戻れば良い)。ただ、繰り返しになりますが、タンディン市場は全体的に良心的な価格であることと、彼女たちも商売でやっているのでお互いに幸せになれる交渉になると良いですね。これを「ヒット&アウェイ」と呼べるかどうかは分かりませんが、ただ私が言いたかっただけです。蝶のように舞い蜂のように刺せ!と偉い人も言ってます。上記が価格交渉の方法ですが、1も3も観光地の面を持つ市場であればどこでも通用します。とくに一大観光スポットのベンタイン市場では絶大な効力を発揮!3が三回くらい使えたりするので、一見すると底なしに下がっていく価格に対して「一体どんだけ利益貪っとんじゃ」という猜疑心が逆に生まれて来ます。まぁ、あそこは、市内屈指の土地の高さ(ひいては場所代の高さ)ではありますけどね……。市場グルメもついでに楽しめます著者撮影布生地とは全然関係ありませんが、著者撮影市場内にあるワンタンメンが安くて美味しいですよ。タンディン市場の向かいにも布生地が売られていますさて、価格交渉がどうのこうのと書いておきながら、市場では買わず、ハイバーチュン通りを挟んだ向かいに並ぶ生地屋さんで購入するのもありです。タンディン市場に比べると、店員の声掛けも少ないので、比較的ゆっくりと物色できるはずです。著者撮影市場と同様に、アオザイやスーツに使われる布生地を扱うお店が並んでいます。著者撮影なんだかお金が掛かっていそうなお店を発見。著者撮影アオザイのパンフレットなんてあるんだー、と見ていると!著者撮影モニターの下に……何コレ!?著者撮影ハローワークの窓口……ねぇよ!?すごいですね、ハローワークで使われていたモニターがベトナムのアオザイ生地屋に移動するって、かつて目隠しされて香港まで連れて行かれた猿岩石を遥かに凌ぎます。このたとえ、すっごい分かりづらい!著者撮影ギッシリとひしめく布生地たち。アオザイ用だけあって、個性が強くて美しい。著者撮影いいですねーあーいいですねー(布好きです)。ここまで紹介しておいて、今回そもそもアオザイをつくって着る人間は誰なんだ?というともちろん私ではありません。男性用もあるけれど、女性用の華やかさには敵いませんしね、それもなんだか片手落ち。という訳で、ちょうど友人がアオザイを新調したいという話をしていたのでそこに同行することにしました。著者撮影そんな友人が選んだ布生地がこちら!等間隔にあしらわれた小鳥が可愛いですね。ゴージャスというよりも可愛らしいアオザイになりそうです。著者撮影ちなみに私はいくつかTシャツをつくりたかったので、こちらの布生地を購入しました。つくろう!アオザイ&Tシャツ著者撮影それらを携えて、オーダーメイドショップ……いわゆるテイラーへ向かいます。布生地を扱うお店ではそのままアオザイのオーダーメイドにも対応してくれる場合が多いのですが、友人いわく「ここは前回も利用したので安心」だそうです。ただ、言葉が通じない、かつ住み慣れていない方となると、修正の注文などで苦労すると思うので、日本人が対応してくれるお店が良いかもしれません。そちらはまた後ほど紹介します。店の正面にはアオザイを着たマネキンが二体。著者撮影著者撮影もうちょっと…生やしてあげても良かったのではないか。著者撮影アオザイをつくるためには、なんと15箇所以上の部位を計測します。この部位の多さこそが、あの美しいフォルムを生み出す秘密なんですね。著者撮影このように、全身の計測値をカードに記します。友人から個人情報ではないかと言われたのでモザイク処理を施しました。著者撮影で、私はというと、アオザイではないので別のテイラーへ。日本人のスタッフが対応してくれるお店なので、注文の対応も柔軟なのです。著者撮影これを胸ポケットにして、これを襟に使ってポロシャツに……とあれこれ注文。なお、ここでサンプルとして既成品を一着携えているところがポイントです。現物があれば、気に入った布で同サイズのものをつくるということも可能、つまり布さえあればいくらでも複製できるという訳です。それこそがベトナムにおけるオーダーメイドの最大のメリットのひとつと言えるのかもしれません、最初から型がある場合にオーダーメイドと呼べるかどうかはちょっと微妙だけどね。完成したアオザイを受け取りに行くアオザイは、その日の昼に注文して、翌々日の夜に完成しました。つまり2日間と半日、おそらくこれがローカル店の平均的な最短期間だと思います。ベトナムでの旅行でホーチミンに3日間もいるなら、初日に注文しておくと上手く時間が使えますね。ただ、日本と違って予定通りに進まないことがしばしばあるので、欲を言えば4日間以上あると安心です。さて、指定された日時に取りに行くと……。著者撮影べべべ、べーーーん!著者撮影試着した友人(彼女の右肩にいる人はちっさいおっさんじゃなくて鏡に映った私です)。そして別のお店でつくったTシャツも!著者撮影どどど、どーーーん!著者撮影いいですね!納得のいくものが出来ました。ベトナムでのオーダーメイド・まとめと、ベトナムで布生地選びからオーダーメイドするまでの一連の流れを紹介いたしました。これまでに書かなかった情報も含めて、まとめてみましょう。・ホーチミンで布生地を選ぶならタンディン市場がオススメ。・布生地は1メートルから、相場は5万ドン(およそ250円)から20万ドン(およそ1000円)まで。・合計3メートル以上になると少し安くしてくれる傾向がある。・アオザイのオーダーメイドに掛かる日数は店にもよるが、平均的にローカル店で最短2日間と半日。今回の注文価格は、布生地持ち込みで、50万ドン(およそ2500円)でした。・今回登場した日本人対応のテイラーでの注文から納品までの期間は、アオザイやワンピースは最短1日間から、スーツは最短2日間から。ただし、注文枚数や希望デザインによって変動。価格(布生地持ち込み)はアオザイとワンピースは50ドル、スーツは女性で120ドル、男性で150ドルから、とのことでした。はい!ま、冒頭でつくれつくれと煽ったものの、つくったアオザイを日本で着る機会はそうそう無いでしょう。ただ、女性ならワンピース、男性ならスーツといったように気軽につくっても良いのではと思います。日本ではオーダーメイドって高い印象がありますからね。既成品一着、またはそれ以下の価格で、あなただけの服がつくれちゃう訳ですから!今回登場した市場とお店の店名&住所タンディン市場店名:Cho Tan Dinh住所:Cho Tan Dinh, Hai Ba Trung, District.1, Hochiminh city.ローカルのアオザイ・テイラー店名:Ao Dai Xua Nay住所:599 Nguyen Dinh Chieu, District.3, Hochiminh city.日本人が常駐しているテイラー店名:Tailor Ralan住所:254B Ly Tu Trong, District.1, Hochiminh city.著者撮影最後に全く関係ありませんが、ローカルのテイラーにあった、見てるだけでいじりたくなるスイッチ盤。(text & Photo:ネルソン水嶋)ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年03月03日photo:世界遺産イェーイ!ベトナム屈指の世界遺産ハロン湾!海に浮かぶ奇岩の幻想的な風景はベトナムまで来たら絶対に外せません。そんなハロン湾はベトナムの首都ハノイからのツアーで楽しむのが便利です。今回の記事では、ハノイからの日帰りツアーについての詳細をご紹介致します。ハノイとハロン湾は車で片道4時間弱と少々遠いのですが、日帰りだと日程に余裕がなくても大丈夫ですし、ハノイでナイトライフを楽しめるのも魅力です!ツアーは現地で手配ベトナムでは現地でツアーの手配をするのがお値打ちで旅情も味わえるのでオススメです!ホテル街や市内に旅行代理店がたくさんあるので、簡単に予約することができます。気になる言語も片言の英語や身振り手振りで大丈夫。ただし、値段とツアーに何が含まれるのかはしっかり確認して下さいね。私は英語で話すのが苦手なので、値段やツアーに含まれるものやランチの有無などをメモ帳に英語で書き出して代理店のスタッフに確認していました。ただし現地で結構時間を取られてしまいますので、時間に余裕がない場合は日本で手配していきましょう!ツアーの概要とスケジュール私たちが予約したツアーに含まれていたのは、ハノイからハロン湾のバス往復と、船上でのランチ、ハロン湾遊覧、ティエンクン洞窟観光、そして英語ガイドでした。スケジュールはこんな感じ!08:00ホテル出発バスでハロン湾へ12:00ハロン湾到着船に乗って出発!13:00船上でランチ14:00ティエンクン洞窟到着下船して鍾乳洞観光15:00再び乗船16:00ハロン湾到着バスでホテルへ20:00ホテル到着ハノイからハロン湾までは車で約4時間なので、実は日帰りだと少し忙しいです。時間に余裕のある方はハロン湾の船上で1泊するツアーなどもオススメです。いよいよハロン湾ツアーへ出発です!photo:世界遺産イェーイ!朝8時に泊まっているホテルにバスがお迎えに来てくれます。私たちの時はこんなマイクロバスで行きました。photo:世界遺産イェーイ!ハ・ロン湾に到着すると船が待っていました。私たちが乗った船はこじんまりとした船でしたが、豪華客船もあります。船の種類は予算に合わせて選ぶことができます!photo:世界遺産イェーイ!船に乗り込み、いよいよ奇岩に向けて出発です!photo:世界遺産イェーイ!しばらく進むと、にょきにょきした奇岩が見えてきます!あっちもこっちも奇岩だらけの中を、クルーズで抜けていきます!約11万5,000年前の氷河期に石灰岩台地が沈み、海上に残った部分が風化してこのような景観が生まれました。お待ちかねのランチタイム!photo:世界遺産イェーイ!船の中でランチを頂きます。ゴージャスなツアーでは、エビやカニなどのシーフードが楽しめるようです。photo:世界遺産イェーイ!ご飯を食べてお腹いっぱいになったら、再び出発です。奇岩がたくさんあるのですが、その中には、変わった名前をつけられているものもあります。こちらはゴリラ岩。他にも魔法使い、幽霊?などと名前がつけられているものがあります!photo:世界遺産イェーイ!しばらく進むとティエンクン洞窟に到着です。ここでは下船して洞窟の中を歩いて見学することができます。実は中は蒸し暑くて、汗だくになりました。ティエンクン洞窟を見学した後、再び乗船し、船着き場へ戻り、バスに乗ってハノイのホテルまで行きます。早起きなので、帰りのバスはツアーメンバーのほとんどが爆睡していました。以上、ハロン湾ツアーの詳細でした!私たちは比較的お値打ちなツアーを選んだのですが、他に船やランチがゴージャスなものや、カヤックで奇岩の中を進むオプションツアーなどもあるので、時間と予算に合わせて楽しいツアーを選んで下さいね!ハ・ロン湾(自然遺産)・登録:1994年・登録基準:「自然の景観美」、「地球の歴史」・アクセス羽田からハノイまで直行便で約5時間半。ハノイからの日帰りもしくは1泊2日のクルーズツアーに参加するのが一般的。日帰りの場合は、8時頃に出て20時頃に戻ってくるツアーが多い。ハノイからハロン湾の船乗り場まではバスで4時間弱。※記事中の情報は、全て2016年2月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>こちらも合わせてCheck!ベトナム北部の世界遺産!奇岩、洞窟、遺跡を楽しもう!
2016年03月01日ハワイ・オワフ島コオリナ地区に位置するディズニーリゾート「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」のレストラン「マカヒキ」で、キャラクターとディナーが楽しめる企画が22日、スタートした。「マカヒキ」は、キャラクターたちと一緒に朝食の時間を過ごせる「キャラクター・ブレックファスト」が人気のレストラン。このたび、新たに「キャラクター・ディナー・メネフネ・ミスチフ」がスタートし、ディナーブッフェとともにキャラクターたちとのグリーティングが楽しめるようになった。エントランスでは、ドナルドダックが出迎えてくれ、一緒に記念撮影ができる。また、ダイニングでは、チップとデール、スティッチも登場し、ハワイの伝説の妖精"メネフネ"の物語を歌や仕掛けを通して紹介する。「キャラクター・ディナー・メネフネ・ミスチフ」概要【開催日】2月22日~2月=22、25、29日3月=3、7、10、13、15、17、20、22、25、29、31日4月=3、5、7、10、12、14、17、19、21、25、28日【開催時間】16:30~/16:45~/17:00~の3枠(要予約)※キャラクター登場時間は17:15~18:00。登場キャラクターは変更になる場合あり【開催場所】レストラン「マカヒキ」【料金】大人(10歳以上)47ドル/子供(2~9歳)21ドルAs to Disney artwork, logos and properties:(C)Disney
2016年02月24日フエは、南北に細長いベトナムのちょうど真ん中あたりにある都市です。1802年から1945年にかけて、ベトナム最後の王朝「グエン朝」の都が置かれていました。ベトナムといえばおびただしい数のバイクの群れや騒音が思い起こされますが、フエは古都らしい、しっとりとした趣をたたえる静かな街です。王宮や皇帝廟、寺院などが世界遺産に登録されています。ベトナムは千年以上に渡って中国の支配下にあったため、その政治形態や文化面などにおいて強い影響を受けています。旧市街の中心にある王宮は、北京の故宮を模して4分の3のサイズで建造されました。王宮は一辺が約2.2kmの、正方形の城壁に囲まれています。王宮門(午門)をくぐると目の前には正殿である太和殿がそびえます。故宮の迫力に比べると小ぶりではありますが、確かに面影が感じられます。さらに先に進んでいくと……、いくつか新築の建物がある以外は草原が広がっていました。実は1960年代のベトナム戦争によって主要な建物は破壊されていたのです。これが戦争というものか、と言葉を失ってしまいました。ベトナムは19世紀半ば以降フランスの支配下にあったことから、フエでも食文化や建築物にその名残が見られます。中国やフランスの影響を受けた華やかな王朝文化を経た一方で、戦争の足跡を残す街。ハノイともホーチミンとも異なる空気感を持つこの古都を、またいつか訪問したいと思っています。○世界遺産データフエの歴史的建造物群(文化遺産)。ベトナム。1993年登録。○筆者プロフィール: 本田 陽子(ほんだ ようこ)「世界遺産検定」を主催する世界遺産アカデミーの研究員。大学卒業後、大手広告代理店、情報通信社の大連(中国)事務所等を経て現職。全国各地の大学や企業、生涯学習センターなどで世界遺産の講義を行っている。○世界遺産検定とは?世界遺産の背景にある歴史、文化、自然等の理解を深め、学んだことを社会に還元していくことを目指した検定。有名な観光地のほとんどは世界遺産になっているため、旅の知識としても役立つと幅広い世代に人気。主催:世界遺産アカデミー開催月:3月・7月・9月・12月(年4回)開催地:全国主要都市受検料:4級2,670円、3級3,900円、2級5,040円、1級9,250円、マイスター1万8,510円、3・4級併願6,060円、2・3級併願8,220円解答形式:マークシート(マイスターのみ論述)申し込み方法:インターネット又は郵便局での申し込みその他詳細は世界遺産検定公式WEBサイトにて
2016年02月22日ベトナム・ダナンの人気ホテル「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」の宿泊レポート。最後はママに嬉しいアクティビティとして、服のオーダーメイドやスパを紹介します。ホイアンの老舗テーラーで服をオーダーメイドベトナムでは服のオーダーメイドが盛ん。とくにホイアンの街にはテーラーの数が多く、自分に合った服を作るのが旅行者のあいだでも人気です。今回はホイアンに行く時間はなかったのですが、宿泊した「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」には、ホイアンの老舗テーラー「Thu Thuy Silk(トゥー トゥイー シルク)」のショップがありました。ホテルにいながらにして服のオーダーメイドが可能とのことで、娘と一緒に作ってみました。まずは何を作りたいかを決め、カタログやディスプレイを見ながらどんな形にしてほしいかを伝え、布を選びます。あとはサイズを測ってもらえば、オーダー完了。価格は店によって、また布によってもだいぶ差があります。ちなみに今回は私のワンピースが約90ドル、子ども用のワンピースが約60ドルでした(老舗ということもあり少々高めですが、布や交渉次第ではもう少し安くなるかも?)。子ども服オーダーするうえで、気をつけたいポイントは次のとおりです。1.サイズはゆるめに行く季節にもよりますが、テーラーメイドでは基本的にぴったりのサイズを作ってくれます。季節や成長を考えて、ゆるめ(loose)にお願いするのを忘れずに。2.デザインの切り抜きをもっていくデザインはその場でカタログを見ながら選べますが、カタログはかなり分厚く逆に悩みますし、子どもは見飽きてしまったりします。日本から雑誌の切り抜きなどを持っていくと オーダー時間の短縮になり、好みのデザインにより近づけやすくなります。仕上がりまでの時間は最短6時間。ただ今回は、翌日朝にはチェックアウトすることを伝えると、5時間弱で仕上げてくれました。ホイアンにある工房で作り、出来上がり次第ホテルに届けているそう。ショップ内にもミシンが置かれた簡単な作業場があり、ちょっとしたお直しはここでやってくれます。縫製なども丁寧、サイズもぴったり(娘のものはあえてルーズにしていますが)でとても満足しました。ママのためのスパ&ビューティスポット日頃慌ただしいママにとって、リゾートのスパは至福のリフレッシュタイム。同ホテルには、タイとベトナムを融合したラグジュアリーなスパとマッサージを楽しめる「HARNN HERITAGE SPA(ハーンヘリテイジスパ)」があります。私はスウェーデンマッサージをベースにした「EURASIAN ENERGIZING MASSAGE」をうけたのですが、凝り固まった肩と首がかなりすっきりしました。ちなみにお部屋のアメニティの一部も「HARNN」です。それからもうひとつ、個人的にとってもおすすめなのが、フランスの足専門医であるバスチャン・ゴンザレス氏が手がける「Pedi:Mani: Cure Studio(ペディ・マニ・キュア・スタジオ)」。一般的なネイルサロンとは違い、健康と美が融合した足と爪、手のための専門トリートメントをおこなってくれるサロンです。足裏のたこや角質は特殊な器具などを使って丁寧に除去し、爪はやさしく磨き上げてくれます。健康で自然な輝きが生まれるので、とくにカラーもいりません。私は日頃のケアを怠っていたため、かなり足裏がかたくなっていたのですが、本当にツルツルになって感動しました。このサロン、そろそろ日本にも上陸しそうな気配ですが、人気がでること間違いなし。慌ただしい日常の中では行く時間の捻出が難しいママもリゾートなら気軽に楽しめます。今回は3泊4日だったので、ホテルでのんびりプランにしましたが、大いにリフレッシュできました。子どももママも、家族みんなが楽しめる「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」。今後ますますファミリーからの人気を集めそうです。■ インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラリゾート Bai Bac, Son Tra Peninsula, Danang, Vietnam+84 511 393 8888 (古屋江美子)
2016年02月08日海外のホテルではキッズクラブのあるホテルも少なくありません。今回宿泊した「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」にも、「プラネット・トレッカーズ」と呼ばれるキッズクラブがありました。4~12歳までが楽しく遊べる「プラネット・トレッカーズ」「プラネット・トレッカーズ」は、4~12歳を対象にしたキッズクラブ。専任のスタッフと一緒に各種のアクティビティを楽しめます。9:00~20:00のあいだであれば、予約なしでいつでも無料で利用できます。部屋には、さまざまなおもちゃや滑り台などの遊具があり、子どもたちが自由に楽しく遊べます。さらに1時間~1時間半おきに、約30分のアクティビティも行なわれます。アクティビティとしては、折り紙やお絵かき、バルーンアート、ココナッツの葉を使った工作など、さまざまな内容が日替わりで組まれていました。言葉がわからなくても「楽しかった!」子どもが「プラネット・トレッカーズ」で遊んでいるあいだは、パパやママにとってはちょっとした息抜きタイム。すぐ横にあるロングバーでカクテルを1杯飲んでもいいし、スパを楽しむのもあり! 今回はスパへ行ってきました。スパから戻ると、ちょうどお絵かきのクラスが始まったところでした。もちろん、スタッフは日本語を話せませんし、娘は英語もベトナム語もわかりません。でも身振りや手振りを交えて説明してくれるので、話は伝わっている様子。スタッフに教えてもらいながら、上手にBee(蜂)の絵を描きあげました。あとで感想を聞いてみると、「楽しかった!」と即答。フリータイムにはほかの国の子どもたちと一緒に滑り台で遊んだりもしたそうです。恥ずかしがり屋の娘なので、ちょっと心配していたのですが、子どもの適応力ってすごいんだなあと改めて思いました。国際交流…というと少々大げさですが、海外ホテルだからこそできる貴重な体験でした。親もリフレッシュできて、とてもよかったです。英語は話せなくてもまったく問題ありませんでしたが、1つだけ。「トイレ(toilet)」はすぐに言えるようにしておくと、子どもが慌てなくてすみますよ。有料プログラム「キッズネイル」に挑戦気に入った娘は翌日も「プラネット・トレッカーズ」へ。今度は事前予約制の有料アクティビティをやってみました。フェイスペインティングや帽子の飾りつけなど、いくつかのアクティビティの中から、娘が興味を示したのが「ネイルアート」。 サンプルから好きな柄を選ぶと、約1時間かけて丁寧に描いてくれます。娘は手に花、足には蝶々を描いてもらい、とっても嬉しそうでした。女の子にはおすすめです。Wiiにカラオケ、さらに映画も!このほかにも、ホテル内には子どもが喜ぶ施設がいろいろあります。ゲーム(Wii)コーナーや卓球台、さらにはシアターまでありあり、1日に2回映画も上映されていました。有料のカラオケルームもあり、残念ながら日本語の歌は見つけられませんでしたが、英語の歌はかなり充実していました。部屋ごとに趣向を凝らした派手なデザインは、それだけでも一見の価値アリです!Vol.05ではママのお楽しみ! 服のオーダーメイドやスパを紹介します。(古屋江美子)
2016年02月07日ダナンでは「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」に泊まりました。ラグジュアリーでありながらファミリーフレンドリーと評判のホテルです。自然たっぷり!「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」2012年6月にオープンした「インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート」。ダナン国際空港から車で20分ほどのところに位置するソンチャ半島の中心にあります。目の前には海、後ろを見れば山、という豊かな自然なロケーションは、家族でのんびり過ごすのにぴったり!広々とした敷地にはタイプの異なる200の部屋があり、全室オーシャンビュー。今回は最も数の多い部屋タイプのひとつ「リゾートクラシックルーム」に泊まりました。ベッドはキングとツインタイプがあり、1部屋最大4名(うち12歳未満の子ども2名)まで泊まれます。世界的な建築家のビル・ベンスリー氏が手がけたデザインは、コンテンポラリーで独創的。意匠を凝らしたインテリアはどこをとっても絵になります。トラムやバギーでの移動もアトラクション!同ホテルはモンキーマウンテンという丘陵地帯に建てられており、ビーチからレセプションまでの高低差が約100メートルもあります。そのため、各層の移動はなんとトラムで!こういう乗り物って、子どもにはちょっとしたアトラクションですよね。このほか、リゾート内の移動にはバギーも大活躍。電話1本で部屋から気軽に呼べます。モンキーマウンテンというだけあって山には数百頭のサルが住んでおり、リゾート内で見かけることも少なくないそう。私たちも滞在中一度だけ遠くにサルを見つけ、娘は大興奮でした。プールに海に! 水遊びも大満喫リゾートといえば、やっぱり子どもが一番喜ぶのはプールや海での水遊び!! 浅いキッズプールもあるので、小さな子どもでも安心して遊べます。静かにくつろぎたい大人のためのプールは離れた別の場所にあるので、子連れでも気兼ねいらず。浮き輪やライフジャケットも貸してくれます。プールからはビーチもすぐそこ。700mにも及ぶプライベートビーチの美しい白い砂浜では、娘は砂遊びに夢中になっていました。きれいな貝もたくさんあります。ダナンらしいアクティビティなら、ビーチで体験できる「バスケットボート」がおすすめ。バスケットボートとは竹を編んで漆の防水を施した円形ボートで、もともとは貧しい漁師たちが漁に使っていたもの。遠目にみるとまるでお椀のようです。一寸法師になった気分でのプチクルーズはダナンらしい旅の思い出になります。キッズメニューも充実!子連れの海外旅行といえば食事も気になるところですが、ベトナムはお米が主食で、フォーなど米を使った麺が名物。ハーブを多用しますが、辛くはなく味つけは総じてマイルド。ハーブは別添えになっていて自分で量を調節できる料理も多いので、比較的子どもにも親しみやすい味です。とはいえ、ハーブの風味が苦手な子もいるでしょう(娘もそうでした…)。その点、ホテルならキッズ向けのメニューも充実。同ホテルでは3つのレストランとバーで「インターコンチネンタル プラネット・トレッカーズ」というキッズ向けメニューが用意され、食育に配慮して開発されたハンバーガーやパスタなどが楽しめます。インルームダイニング(いわゆるルームサービス)のチャイルドメニューも充実しています。到着した日は部屋のテラスで軽めの夕飯をとったのですが、波の音を聞きながらの食事はリゾート気分が盛り上がりました。レストラン「シトロン」での朝食ブッフェにも子どもの好きなものがズラリ。洋食や中華も並び、卵料理やフォーをその場でオーダーできるコーナーもありました。ベトナムは元フランス領とあって、パンのおいしさにも定評があります。娘はランブータンやドラゴンフルーツなどトロピカルフルーツにもはまっていました。先日「ワールド・トラベル・アワーズ 2015」の「ワールド・リーディング・ラグジュアリー・リゾート」を2年連続で獲得した同ホテル。賞の名にふさわしく、本当にラグジュアリーな雰囲気は、日常を忘れてリラックスするのにぴったりです。Vol.04では、キッズクラブの体験レポートをお届けします。(古屋江美子)
2016年02月06日今、注目度No.1のアジアンリゾート、ダナン。気候や持って行ってよかったもの、準備における注意点をまとめてみました。ダナンの気候やベストシーズンは?南北に長いベトナムは北と南で気候がまったく違います。私が訪れた1月は、北に位置する首都ハノイならセーターやダウンがいるほどの寒さ。一方で、南に位置するベトナム最大の都市ホーチミンは連日30度超えの暑さです。ダナンは熱帯性気候で、年間平均気温は約26度と過ごしやすいです。季節は大きく雨季と乾季に分かれ、雨季は9月半ば~12月半ば、乾季は12月半ば~9月半ば頃。旅行のベストシーズンは乾季。とくに2~3月中旬は気温も高すぎず、街歩きにも快適。それ以降は気温も上がり、今度は海やプールなど水遊びに絶好のシーズンに。ちなみに今年はベトナムも暖冬のようで、私が1月上旬に行ったときは晴れていたらプールに入れるくらいに暑かったです。ダナン旅行に持っていきたい子供用の持ち物ダナン旅行に持って行ったほうがよい子どもの持ち物です。赤ちゃん連れならこのほかにミルクやオムツの用意も忘れずに。薄手の長袖……朝晩は涼しかったり、エアコンで冷えたりすることもあるので調節しやすい服が必要着替え……多めに水着……水着の上から着られるパイル地のパーカーなどもあると快適日焼け止め……子どもの肌は敏感なので、できれば日本で用意虫よけ……こちらもできれば日本で用意常備薬・ばんそうこう・体温計などおやつ……移動時などちょっとお腹が空いているときなどにビニール袋……ごみや着替え入れなど何かと便利歯ブラシ・歯磨き粉…大人用に比べると現地で入手しづらいので帽子…街歩きには必須旅行の準備ではここに注意!1.パスポートの残存有効期間をチェックベトナムに入国するにはパスポートの残存有効期間が6ヵ月以上必要です。子どものパスポートの有効期間は5年。今回、1歳直前に作った娘のパスポートは残存有効期間が足りず、更新が必要でした。パスポートを取得してから5年近く経っているお子さんのママは一度確認してみてくださいね。パスポートの申請や更新には通常1週間程度必要です。一般の観光旅行であればビザは不要ですが、ベトナムに30日以内に再入国する場合や15日以上滞在する場合はビザが必要です。2.チャイルドミールの予約航空券の予約の際は、必要に応じてベビーミールやチャイルドミールを予約するのも忘れずに。ちなみに今回利用したベトナム航空のベビーミールは2歳未満が対象、チャイルドミールは2歳以上5歳未満が対象でした。準備を万全にして、現地では思いっきり遊びに専念したいですね!(古屋江美子)
2016年02月05日創業75余年、高原リゾートの草分け的存在のスパ&リゾート「赤倉観光ホテル」では、ホテル近くの妙高高原笹ヶ峰で行う森林セラピーが人気。3月27日(日)までのウィンターシーズンは、雪に覆われた戸隠の巨木の森を森林セラピストとともにスノーシューで歩く、ウィンターシーズンならではのフォレストセラピープランを用意する。晴天率が高く、平成の名水百選に認定された宇棚の清水や清水ヶ池、日本最大級のドイツトウヒ林、シラカバ林などが牧場を中心に点在し、清き自然にあふれる妙高高原笹ヶ峰は、森林医学の面から心理・生理的リラックス効果が高い「森林セラピー基地」に認定されており、日本有数の森林セラピーフィールドだ。本プランでは、1組1~2名に森林セラピストがガイドに付くプライベートツアーで、ホテルからフィールドとなる戸隠まで車で送迎され、雪のテーブルでティータイムを楽しんだり、戸隠一の巨樹「戸隠太郎」を見たりして、森と大地、山々と水のエネルギーを五感で体感したり、呼吸法やグランディング(大地にゆったりと横たわる)などを行う森林療法をベースにしたナチュラルなセラピーを体験。ランチは戸隠蕎麦の名店に立ち寄ったり(昼食代はプラン料金に含まれず)、希望によって戸隠神社(中社)への参拝も可能。スノーシューは、雪の森を歩くために開発された専用のツールで、これを装着すれば、誰でも自由に雪の森を楽しむことができるので、スキーが苦手の人でも安心して参加できる。戸隠高原は、標高が1200メートルと高いため、スキーをする時と同様の防寒、防水を兼ねた服装が必要だが、手持ちのウェアがなくても、スノーシューのレンタルや、上下ウェア、帽子、グローブはレンタルできるので、手ぶらで現地に行っても大丈夫だ。料金は1組(1名~2名)で20,000円(スノーシューレンタル代、昼食代は別)。大自然の森のなかで、ふわふわの雪の上を散策すれば、日常では体感することのできない開放感と、アクティブなリラクゼーションを感じることができるはず。冬の国内ショートトリップのディスティネーションとして、ぜひチェックしてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2016年02月01日みんな大好きバリ島に、注目のリゾートホテルが続々と登場しています。しかも、その多くが久々の超大型新人と呼びたいような、上質かつグローバルなホテルたち。しかも、どれもが個性的。これでバリ島のリゾートホテル選びはますます嬉しい悩みが多くなってしまいました!?マンダパ・ア・リッツカールトン・リザーブMandapa, a Ritz-Carlton Reserveバリ島の伝統的な要素をエレガントに昇華したデザイン 著者撮影ウブド・アユン川の清流が走る緑豊かな渓谷に展開。“マンダパ”とはサンスクリット語で“寺院”を意味し、寺院に見立てたメイン棟を中心に、斜面からアユン川に向けてヴィラが点在しています。高台にあるエントランスから望むのは、まるでいにしえの村が広がるような景観。客室はスイートとヴィラが全60室。各部屋に地元アーティストが描くバリ島の暮らしの絵画が飾られ、トラディショナルな風合いを演出しています。“棚田”を意味するサワー・テラスはオールデイダイニング。アユン川の清流を見下ろすロケーション 著者撮影Wifiはもちろん、最新鋭のファシリティが勢ぞろい。レストランはアユン川とライステラスを見下ろす「サワー・テラス」、そしてアユン川のほとりにある、地中海料理の「クブ」の2カ所。竹をふんだんに使って作られたクブは、繭型の個室がロマンティック。スパなどの施設はもちろん、えりすぐりです。マンダパ・ア・リッツカールトン・リザーブアリラ・スミニャックAlila Seminyak海がすぐそばのビーチバー。サンセットタイムの特等席 著者撮影近隣にポテトヘッド・ビーチクラブやWスミニャックが位置する、スミニャックのオンザビーチにオープン。高い天井のエントランスからは、敷地内の寺院とまっすぐな水平線を望み、海からの風に包まれます。240のゲストルームとスイートなどは、コンテンポラリーなデザイン。アリラのオリジナル、ナチュラル素材のアメニティは、歯磨きからサンスクリーンジェル、虫よけまでラインナップし、滞在の楽しみのひとつになっています。横長のレイアウト。調度品の高さが低いせいか、より広々と感じます。上質なアメニティは自分土産に… 著者撮影客室はテラスの窓を全開できるオープンなつくりで、バスルームは外光を感じつつも緑で目隠しがされています。また、体験を大切にするリゾートグループゆえ、アクティビティがユニーク&ポップ。フォルクスワーゲンのバンに乗り込んで、バリ島文化に触れるプランがおすすめです。アリラ・スミニャックザ・リッツ・カールトン・バリThe Ritz-Carlton, Baliクリフトップのロビーからは敷地全体が見渡せます。まるでピースなキングダムのよう 著者撮影2015年2月グランドオープン。ヌサドゥアの12.7ヘクタールもの敷地は、クリフトップとビーチフロントの2つのエリアに分かれ、ガラス張りのエレベーターで結ばれています。海抜70メートルのメインロビーに佇むと、まるでヴァカンスの王国を見渡しているよう。橋を渡ってスパ棟へ。ハイドロ・ヴァイタル・プールは5つのマッサージステーションがあります 著者撮影スイートとヴィラは全313室あり、エントリーレベルのスイートでも広さ88平方メートル。1階はプールアクセスになっています。一方、クリフトップとビーチフロントに分かれるヴィラは97平方メートル以上!スパは2015年11月に営業がスタート。緑に包まれた秘密の花園のようなインドアプールは、これまでのバリ島にはない斬新なデザインです。ザ・リッツ・カールトン・バリマヤ・サヌールMaya Sanurビーチ近くのプール。写真右の、木に目隠しされた場所にツリー・バーが 著者撮影ウブドでおなじみのリゾートグループがサヌールのオンザビーチに登場。ホテル棟に沿って、長さ158メートルものラグーンプールが伸び、1階のゲストルームはプールアクセスが可能。ほとんどの客室テラスにはまるで鳥かごのようなユニークなチェアも。プールに直接入れるデラックス ラグーン アクセスルーム。デザインはコンテンポラリー 著者撮影プールはビーチ近くにもあり、全部で3カ所。ダイニングは3カ所あり、ビーチに面した3階建てのツリー・バーは海を眺めつつ、のんびりとチルアウトできます。マヤ・サヌールザ・サンタイThe Santai350平方メートルの2ベッドルーム。5×10メートルのプールやホームシアターもセット 著者撮影スミニャックの北、田んぼがところどころに残るウマラスに築かれた、ザ・バレの姉妹ヴィラ。インドネシア語で“リラックスする”という名前を持ち、古木を使ったレセプションエリアもまるでリビングルームのようなくつろぎがあります。小川が流れる敷地に、ヴィラは2ベッドルーム5棟、3ベッドルーム6棟。各棟は大きなプライベートプールと、IHヒーターなどを置くキッチン付き。バリ産のブラックストーンを使い、重厚感のあるシックなデザインです。アジア料理を供するゴン・レストラン。ポップなカフェ風デザイン 著者撮影朝食はゴン・レストランで。ビュッフェではなく、スターター、メイン、デザートから2品をチョイスします。部屋に運んでもらうこともOK。周辺を自転車で回るなど、ローカル気分で気ままなバリ滞在を楽しめます。ザ・サンタイ : 古関 千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2016年01月27日年間約8万組の海外・国内ウエディング・ハネムーンの実績を持つ、株式会社ジェイティービー(以下JTB)では「リゾートウエディングに関する調査」を実施。リゾート地での挙式経験がある20~40代の既婚男女を対象に、「リゾートウエディング」に対する挙式前後でのイメージの変化や、新郎新婦たちの満足度などをリサーチした。挙式前後での「リゾートウエディング」イメージギャップまずこの調査で意外な事実が明らかに。「情報収集時にリゾートウエディング以外(地元や居住地の近く)と比較をおこなった」人は41%にものぼった。必ずしも全員が「リゾートウエディングをする!」と最初から決めていたわけではなく、冷静に条件等を比較検討した上でリゾートウエディングをセレクトした人も大勢いるということだ。さらに、もう一つ興味深い事実が判明。多くに人たちが挙式前後でリゾートウエディングに対して以下のような“ギャップ”を感じていたのだ。■想像していたよりも、費用がおさえられた:62%(新婚旅行を兼ねたので旅費を抑えられた、ゲストの人数が少ないから)■想像していたよりも、手間がかからなかった:77%(打ち合わせが最小限で済んだ、旅行会社を通したので宿泊や挙式の手続きが楽)■想像していたよりも、現地スタッフのサービスクオリティーが高かった:76%(現地スタッフがみんな親切で丁寧、現地の担当者が日本語がペラペラ)■想像していたよりも、手配会社のサービスクオリティーが高かった:71%(旅行会社に全部任せられて安心、ホテルや航空チケットなど手配会社一つで全て済んだ)ロケーションの素晴らしさは魅力であるものの、お金や手間がかかりそうな印象のリゾートウエディング。しかし実際は費用や手間の面でもメリットを感じる人が多く、挙式経験者に「リゾートウエディングの満足度」を聞いたところ、挙式経験者の97%とほぼ全員が「満足」と回答している。リゾートウエディングの手配会社は「旅行会社」が多数派リゾートウエディングの肝となるのが手配会社のセレクト。「リゾートウエディングは、どのような会社を経由して手配しましたか?」という質問では、「旅行会社」(50%)が多数派となり、「こちらの要望に丁寧にこたえてくれた」「航空券の手配や交通機関との連絡などセッティングしてもらい助かった」などの声が多数あがった。調査元のJTBは、国内・海外問わず、挙式・ハネムーン・滞在中のアクティビティや帰国後のパーティー・同行者の旅行など、「旅」と「挙式」をトータルサポートしている。豊富な実績やネットワークを活かした、満足度の高いサービスが人気を集めており、今回のアンケートにおいても、リゾートウエディングの手配会社としてNo.1に選ばれた。【参考】「JTB ウエディング」ホームページ
2016年01月21日富士通、Fujitsu Vietnam(富士通ベトナム)、イオンアグリ創造の3社は1月19日、ベトナム・ハノイ市で、同国政府女性連合の調査員がスマートフォン用アプリを利用して報告する、農作物の市場価格情報を集約する実証事業を開始した。この実証実験は、3社が2015年10月からベトナム・ハナム省で国際協力機構(JICA)ベトナム事務所の支援を受けて実施している、ICTによって農作業履歴・生育状況・栽培環境情報を収集して利用する日本式農業の有効性を評価する実証事業の一環。同事業は2015年1月から1年間、富士通と富士通ベトナムがJICAベトナム事務所の支援を受けてベトナム・フエ省で行った住民参加型防災システムの有効性評価での実績とノウハウを応用したもの。同国で導入しやすいというスマートフォンを利用して農作業履歴や市場価格などの情報を収集し、富士通のデータセンターで集約・可視化して提供、イオンアグリ創造は、収集したデータを利用して農作業を指導するとのこと。同国では生計向上および農業6次産業化に向けた課題解決として、農作物の安全性と生産性の向上を実現するフード・バリュー・チェーン構築が急務になっているという。JICAベトナム事務所は、ベトナム農業の活性化と発展のために日本の農業分野でのICT技術の活用を提言し、同事業を立ち上げたとのことだ。市場価格情報の調査では、同国政府女性連合の13人が調査員として参加。各調査員がハノイ市内のスーパーマーケットや市場の1店舗を担当して野菜の販売価格・産地・状態(写真撮影)などを調査し、市場価格情報収集スマートフォンアプリを使用して送信する。送信した情報は富士通のデータ収集蓄積基盤上に集約し、同市の地図上にマッピングする。JICAベトナム事務所、富士通、富士通ベトナム、同国政府女性連合の調査員は、同アプリを利用して市場価格情報を確認できるという。なお富士通、富士通ベトナム、イオンアグリ創造の3社は2016年3月に、同国の農業へのICT導入、日本式農業指導および市場価格情報調査の有効性と効果について調査結果を報告書にまとめ、JICAベトナム事務所に報告する予定としている。
2016年01月20日著者撮影勝手にベトナム観光開発局、第二弾!知られざる魅力を紹介し、ベトナムの観光を開発していくコラムをお届けです。シンチャオ、ベトナムライターのネルソン水嶋です。人生のトラウマのひとつは、小3の頃に友人の飼い犬に追い掛けられたことです。突然ですが、人は「犬派」か「猫派」に分類できると思っております。なお、私は猫派です。帰省すると、実家で飼っているビーグル犬が嬉ションしながらワッショイワッショイ!と抱きついて来るのですが、突き放しつつ申し訳程度に頭を撫でています。その最大の原因は当然、小便を引っ掛けられたくないからです。別に、犬が嫌いでもなんでもないんですよ。小便を引っ掛けられたくないからです。ところで、犬にしろ猫にしろ、飼っていない人でもお手軽にスキンシップをとれる場所が犬(猫)カフェ。実はかれこれ18年前、1998年に台湾で生まれ、2004年に日本でスタート。少しずつ火がついて、現在は世界各地に波及していっているこの文化。二年ほど前から、ベトナムでも少しずつ見かけるようになりました。はい、そこで「観光を開発する」と謳う本コラムとの接点ですよ。しばしば弾丸日程になりがちの観光旅行、「疲れた~!マッサージ~!」と癒やしを求めるシーンもあるでしょう。疲れますもんね。そこを!あーえーて!…犬猫に求めてもいいんじゃない!?ベトナムの動物とじゃれあうっていうのも、ユニークな体験でいいんじゃない!?…はい、という訳で今回は、ベトナム(ホーチミン市)の犬カフェ・猫カフェをご紹介します。老舗の猫カフェ!Tokyo Pet Center(Ailu Cat House Cafe)著者撮影何故か二つ名を持っているこちらの猫カフェ。Ailuって言葉を見たときに「あれ?」と思ったのですが、これってモンスターハンター(ゲーム)のアイルーという猫キャラから名前を取っていますね。トイレのドアには「ドアを閉めてください」と正しい日本語の張り紙もありました。Tokyoとあるように、日本にゆかりのある方が経営されているのかもしれません。ただ、今後どちらか一方の名前になるかも。ご注意ください。私、このカフェは二年前にも来ており、当時はほかの猫カフェは無かったと記憶しています。つまり、ホーチミン市内では老舗の猫カフェとなりますね。業界の歴史はまだまだ浅いけど。著者撮影猫らしいといえば猫らしいのか、それぞれ距離を置いて、ほぼ寝ています。ただ、友人が行ったときは非常に人懐っこかったそうで、これは食事時間などのタイミングによるのかもしれません。著者撮影オッドアイもいますよ!写真、ビックリするほど無視されていますが。著者撮影放っておくと、たまにおねだりっぽい動きを見せて来ます。ベトナムと日本の猫(犬も)に違いがあるとすれば、こちらは往々にして足を畳まずうつ伏せ&大の字で寝るという点です。多分、熱を効率よく放射するためなのでしょう。見た目はほぼ同じですが、南国ならではの進化を遂げていますね。見てると笑える姿勢だけど。著者撮影前回のセメントタイル記事のときに登場した「Oromia Coffee」も猫カフェです。Tokyo~が座敷であることに対して、Oromia~はイスがあり綺麗め、かつメニューも充実しています。猫をさわりたい!のであればTokyo、猫をさわりつつお茶したい!のであればOromiaがオススメです。------------------------Tokyo Pet Center(Ailu Cat House Cafe)住所:284C Nguyen Trong Tuyen, P.10, Q.Phu Nhuan, TP.HCMOromia Coffee住所:193A/D3 Nam Ky Khoi Ngia, P.7, Q.3, TP.HCMわんぱくドッグがはしゃぎ回る!Hachiko Coffeeつづいては犬カフェです。Hachiko Coffeeという名前からして、こちらも日本を意識していますね。冒頭で書いた通りこれらは台湾生まれですが、日本から火が付いたため、猫カフェも犬カフェも日本のものとして認識されているのかもしれません。なんかごめんなさい>台湾の人。著者撮影Tokyo~もそうでしたが、靴を脱いで上がります(Oromiaは土足OK)。著者撮影おっ、ドアを開けるといきなりいた!このカフェは一階と二階に別れており、ざっと20匹以上の犬を飼っています。散歩とかどうしてんだろう。しかし、ここもTokyo~と同様に…。著者撮影寝まくっています。というより、右下は犬なのか。ひょっとしてパンじゃないのか。著者撮影こちらは採光が十分に取られていて、店内が非常に明るいです。お客さんも国際色が豊かで、開かれているという印象があります。朗らかで、そう、とても朗らかで良い雰囲気で…。著者撮影その中で一人という状況は、正直に言って辛いものがある。著者撮影このあと、犬が目覚めたようで、ワンキャンとえらい騒ぎになりました。ケンカしているのかじゃれ合っているのか微妙なところですが、その様子を見ているだけでもおもしろかったです。------------------------Hachiko Café住所:14 Hoa Sua, P.7, Q.Phu Nhuan, TP.HCM番外編!犬猫だけじゃない…鳥も爬虫類も!著者撮影ここまでは、犬カフェと猫カフェでしたが、番外編もいきましょう!日本では、ふくろうカフェといったものも話題になっているそうですね。ある意味では犬猫カフェの派生、その流れはベトナムでも見ることが出来ます。ただし、ふくろうではない。鳥ですが、何かというと…。著者撮影インコ!詳しくないのに言い切っちゃいましたが、おそらくインコでしょう。著者撮影こちらは「Pet Me Shop」というカフェ。そのほかにも、リス・ウサギ・カエルなどを間近で見ることが出来ます。著者撮影犬も猫もいますが…ここもほとんど寝ていました。路上で寝てるベトナムのおっさんと同じですね。著者撮影逆光で見づらくなっていますが、大きなオウムもいます。これが後半、ギャーギャー!と騒音かと思うくらい喚いていたので、ご留意ください。著者撮影最後に紹介するお店は、こちらの「Ba Bo Cafe」。著者撮影おびただしいほどの…爬虫類(&蜘蛛)がいます!日本では、専門ペットショップくらいにしか無いのではないでしょうか?著者撮影内装の絵もジャングル感を演出しております。ちなみに壁に絵を描くことは、ベトナムではよくあること。カフェとペットショップが混在する場所がある、ということはベトナムと日本の法律の違いが為せる技なのでしょう。飼うつもりはないけど物珍しさで触ってみたい、という方には敷居が低いという意味ではとても良い場所です。それにしても、特にトカゲを見ていると…。著者撮影前世、人間でいらっしゃいましたか?という眼差しを持った方がチラホラいます。右の彼を見て中尾彬を思い出した方は、私以外にいらっしゃるでしょうか。店員「触っていいよ」私「えっ」ヒョイッなんと!突如として店員がトカゲを手渡してきました。いや、一人で来てるよ?来てるけど、万が一にも俺が爬虫類嫌いだったらどうするよ。黙って触っていると、次々とケースから取り出して持ってきてくれます。いや、可愛い、可愛いさとっても。どちらかと言えば嬉しいさ。しかし…。渡したまま持ち場を離れるって放任主義すぎやしませんか…。という訳で、ホーチミン市内のペットカフェをお伝えいたしました!------------------------Pet Me Shop住所:179 Tran Huy Lieu, P.8, Q.Phu Nhuan, TP.HCMBa Bo Cafe住所:93/18 Pham Van Hai, P.3, Q.Tan Binh, TP.HCMどのお店もメニューについて触れていなかったですが、いずれもコーヒーやソフトドリンクなど一杯、35000ドン(日本円で190円程度)から、Oromia Coffeeは高めで5万ドン(日本円で265円程度)からといったところでした。おおむね、一般的な価格ですね。ガッツリと犬とふれあいたいなら「Hachiko Cafe」、ガッツリと猫とふれあいたいなら「Tokyo Pet Center」、軽くさわりつつお茶なら「Oromia Coffee」、たくさんの爬虫類とふれあいたいなら「Ba Bo Cafe」といったところです。え、残りのひとつですか?オウムのデカイ鳴き声を聴きたい人向けです。(text & Photo:ネルソン水嶋)ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年01月16日和歌山マリーナシティホテル和歌山県のリゾートホテル「和歌山マリーナシティホテル」では、資生堂の美容食品である「長命草」を使用したメニューを提供する。2016年1月27日~3月29日までの期間限定での提供で、メニュー内容は月替わり。和歌山マリーナシティホテルと資生堂による初のコラボ企画で、身体の中から温まり、健康と美容に嬉しいメニューとなっている。最初のメニューはイタリアンレストラン「カーロ・エ・カーラ」で最初に提供される特別コースメニューは、「資生堂『長命草』特別コース(温) 」だ。2月23日(火)までの提供で、「温活」を意識したものとなっている。デザートをのぞく全ての料理に長命草を取り入れており、1名分3,700円(サービス料込・税別)。資生堂の「長命草」資生堂が販売中の長命草は、ドリンク・タブレット・パウダーの3種類。沖縄県与那国島の奇跡の植物といわれている、「長命草」を使用した商品だ。500年以上前から与那国島の健康や美を支えてきた植物で、豊富なポリフェノールや、ミネラル、ビタミン、食物繊維などがバランス良く含有されている。朝、すっきりと軽い、全身の循環が良いなど、日々の生活において、効果を実感できるものだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・身体を温めて、より美しく。美容と健康に嬉しい特別なメニューを提供!資生堂と和歌山マリーナシティホテルが初のコラボ企画資生堂「長命草」を取り入れたコース料理を提供
2016年01月14日ANAグループは1月12日、ベトナム航空の株式の約8.8%を2兆4,310億ドン(約130億円)で取得し、アジアにおける戦略的な業務・資本提携を展開していくことで、ベトナム航空との間で基本合意したことを発表した。ANAグループは中期経営戦略において新たな成長領域拡大に向け、航空関連ビジネスを中心としたアジアへの戦略的投資に取り組んでいる。その中でベトナムは、アジアの中でもとりわけ成長ポテンシャルの高いCLMV(※)の中心に位置し、TPP参加国の一員でもある。今回の業務・資本提携により、ANAは今後の経済発展が期待される同地域を含むアジア市場の航空需要を着実に取り込み、ビジネス機会を積極的に拡大することを目指している。同提携により、ANAグループはベトナム航空へ取締役を派遣する他、両社の間で広範な業務提携について検討を進めていく。なお、同提携はベトナム政府当局からの必要な許認可取得ならびにANAグループとベトナム航空グループとの間の業務・資本提携に関する最終契約の締結を条件として実施する。※CLMVは、カンボジア(Cambodia)・ラオス(Laos)・ミャンマー(Myanmar)・ベトナム(Vietnam)
2016年01月13日●アニメやサッカーが好きで日本に憧れ20代という若さで、既に日本での生活が6年を超えたというベトナム人のヒェウさん。日本・ベトナムそれぞれで観光ガイドを務め、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席が来日した際は、政府関係者のガイドを担当したことも。しかし今年は心機一転、建築会社に転職。親子のような関係と慕う社長と、二人三脚で目指す新たなミッションとは?■これまでのキャリアと今の仕事について教えてください。ベトナムの北の玄関、ハノイ市のノイバイ国際空港近くで生まれ育ちました。小さな頃から日本のアニメやサッカーが大好きで日本に対する憧れが強く、2005年ハノイ外国語大学(現ハノイ大学)の日本語学科に進学。2年目を終えた頃に休学し、日本政府の外国人技能実習制度に応募して3年間岐阜県の部品工場で働きました。金銭的に3年間は帰国できないことが分かっていましたし、親元を離れるのは初のことだったので、最初の数か月は本当に本当に寂しかったのですが、3年後に日本を離れハノイに戻ると、今度は日本が恋しくて仕方なくなっている自分がいました。ハノイに戻ってからは大学に復学すると共に、アルバイトで日本人観光客のガイドをしました。その時期は日本人に人気の観光スポット、世界遺産のハロン湾に週に2回は行きましたね。2012年の卒業と同時に、日本の旅行会社に就職。インバウンド旅行を専門的に扱う同社で、日本を訪れるベトナム人のガイドとして東京で働きました。今年は「爆買い」が流行語になりましたが、ベトナム人の間では電化製品のほか、粉ミルクやサプリメント、健康食品も人気でしたよ。ベトナム政府関係者のガイドも何度か務め、数年前にベトナム国際会議場の社長の通訳をした際に、現在の会社の社長と知り合いました。社長は日本人ですが、日本の建築材などをベトナム政府に販売しており、政府関係者と交流があったのでその場に同席していたんです。本業の傍ら、以前ハノイ市内に和食店を経営していたという社長と意気投合。私自身、将来はベトナムで和食レストランを経営したいという夢があり、社長ももう1度ハノイで飲食店をと考えていたので「一緒にやらないか?」と誘われ、数カ月前に転職を決めました。現在は八王子にある建築会社で、システムキッチンやクロスなど日本の建築商材をベトナムの富裕層やデパートなどに販売する際の通訳業務を行うと共に、ハノイでのレストラン開業に向け準備を進めています。■現在のお給料はどうですか?給料・待遇すべての面で満足しています。というのも、現在勤務している会社の社長が、会社の隣に社宅を用意してくれたんです。4月に妹を呼び寄せ、その家で一緒に暮らしています。2~3カ月に1度はハノイへ里帰りできるくらいの収入も頂いていますし、非常にありがたいです。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?今の会社は社員が5名ほどで外国人は私1人だけですが、社長や社員の方がとても親切にしてくれます。時には社長や社員だけでなく、家族の方々も私たちの家に招待し、ベトナム料理ふるまうことも。故郷を離れてもアットホームな楽しいお付き合いをさせてもらえている点が一番気に入っています。また地域の方々も私と妹をとても暖かく見守ってくれていて、今年の夏は地域のお祭りにも参加させていただきました。社宅の隣にある会社は、社長家族の自宅も兼ねています。私自身、自分の家の隣に見ず知らずの外国人が住むとなったら多少抵抗を感じると思うのですが、そんなことは全くなく、妹のことまで気遣ってくれる社長にはいつも感謝しています。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?転職して間もないので建築の知識がほとんどなく、専門用語を理解し訳すのに苦労しています。なるべく早く通訳業務スキルを向上させたいので、時折、組み立てなどの業務にも参加させてもらいます。実際に自分の手と体を動かして商品を使ってみると細部まで理解でき、ベトナム人顧客にもスムーズに説明ができるんです。■日本人のイメージは? あるいは理解しがたいところなどありますか?日本人のイメージを一言で言うと「厳しい」。ベトナム人と比較すると、まずは時間に厳しいですね。でも私の日本生活も6年目に突入しているので、今では常に15分前に約束の場所に到着するのが当たり前になってきました。もう1つは仕事に対する厳しさ。どんなに難しい業務でも投げ出さず、最後まで責任を持ってやり遂げるのは素晴らしいと思います。最近、建築材の組み立て業務中に「できなかったら、できるまでやりなさい」と言われたのも印象的でした。理解し難いことと言うと……。実は思い当たらないんですよね。日本とはご縁があるのか、最初から驚くようなことはあまりなかったんです。都内のラッシュ時の電車通勤も、ハノイの超満員バスに比べれば、車内は綺麗でエアコンも効いていて、天国のように快適ですしね(笑)。●メモを持ち歩くように■最近TVやラジオ、新聞などで見た・聞いた日本のニュースは何ですか?TPPの関連ニュースです。ベトナムも日本と共に参加に向けた交渉を進めていますが、一説ではベトナムはTPPで最も利益を受ける国であるとも言われています。今後は参加国内の人・モノ・カネの行き来が活発になり、日本とベトナムもビジネスがより密になってゆくと思うので、常に注目しています。■あなたの「マストビジネスアイテム」を教えてください。いつもカバンに入れているのは、携帯電話とスマホ用バッテリー、イヤホン、お財布。それと、メモ帳です。メモ帳はベトナムでは全く使いませんでしたが、日本に来てからは常に持ち歩き、忘れてはいけない予定などを書き込むようにしています。ベトナムで予定を忘れた場合ですか? 特に誰も怒らないし困らないので、リスケジュールするかな(笑)。それに、身分証明書となる在留カードは常に携帯していなければいけません。ただ最近、日本人の友人と遊んでいた時に、警察官が彼に「在留カードを見せて下さい」私に「免許証を見せて下さい」と尋ねてきたので、お互い噴き出して「逆でもいいですか?」と聞き返したこともありました。■休日の過ごし方を教えてください。基本的には土日が休みです。最近の休日は、社長と一緒にジムに行ったりすることも多いですね。先に述べた通り、私と社長のゴールは「ハノイでの飲食店経営」ですが、実はもう一つ隠れミッションがあって。それが、ダイエット! 1人でのダイエットは孤独ですが、一緒にチームを組めば頑張れそうな気がしています。この前は2人で高尾山までサイクリングに行きました!それと数カ月に1度はハノイに帰り、仲間とサッカーをします。というのも、私はハノイの日本語ガイドが中心となって作ったサッカーチームのリーダーなんです。またハノイでガイドをしている友人が添乗員として東京を訪れることも多いので、都内でもよく一緒に飲みます。日本で飲むのはもっぱら「いいちこ」! プリン体が少ないのが魅力ですね(笑)。■将来の仕事や生活の展望は?まずは社長と共に、ハノイで日本食レストランをオープンさせるという夢を実現させたいです。それから、東京でベトナム料理レストランもやってみたいな。ベトナム料理と言えば皆さん米麺の「フォー」を連想されますが、米麺は他にも「ブン」「フーティエウ」「バインダー」など多数あり「ミェン」という春雨もよく食べます。私の実家は小さな工場でブンを製造しています。外食することが多く、ちょっと高級なフォーは「お蕎麦」、一方でブンはより庶民的だけどみんな大好きな「そうめん」といったイメージです。日本では現状、乾燥ブンしか手に入らないので、いつか実家のおいしいブンを日本の方にも食べてもらいたいですね!
2016年01月05日東京ディズニーリゾートでは1月5日(火)まで、リゾート全域で、お正月限定プログラムを開催中! ディズニーホテルのレストランなどでも新年の到来をお祝いするメニューが登場中で、今回シネマカフェはロビーラウンジ「ドリーマーズ・ラウンジ」に潜入した。このロビーラウンジ「ドリーマーズ・ラウンジ」とは、東京ディズニーランドの正面に位置するディズニーランドホテルのアトリウムロビーの一角を占めるラウンジのこと。明るく開放的なアトリウムロビーに隣接する店内は、まるで古き良きヴィクトリア時代の雰囲気を豪華な調度品とともに再現。陽光降り注ぐ洗練された優雅な空間で飲み物と軽食を楽しめ、この時期は見た目も楽しい「年末年始の限定メニュー」をゲストに提供している。最初にいただくメニューは、「イヤーエンド&ニューイヤー デザートメドレー(12月26日~1月5日)」(¥1,650)。これは豆乳ブランマンジュと黒ゴマクリーム、柚子のソルベ、りんごのシブースト、米粉のチーズスフレ、クレープ包みが、文字どおりデザートメドレーとして楽しめる一品。お正月の着物を着たミニーマウスがあしらわれ、ニューイヤー感満点のデザート。柚子のソルベもさっぱりとした口当たりで、一人でも美味しくいただける内容だ。もう一品は、「イヤーエンド&ニューイヤー アフタヌーンティーセット(12月26日~1月5日)」(¥3,190)というゴージャスな限定メニュー。「サンドウィッチ&オードヴル」、「スコーン」、「デザート」、「コーヒーまたは紅茶」で構成されていてボリュームも満点!海苔巻き仕立てのスモークサーモンのサンドウィッチや、甘味噌ディップのハムとチーズのホットサンドウィッチなど軽食の域を超えたアフタヌーンティーセットは、とても人気も高い。ちなみに後者は、「スパークリングワイン(グラス)付き」(¥4,120)も注文OK。また、その日なくなり次第終了になるので、「年末年始の限定メニュー」を早めに堪能してみて!※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショーの内容など異なる場合もあり得ます。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2016年01月03日