『キック・アス』で一躍スターダムにのり、いまや世界的な人気を誇るクロエ・グレース・モレッツ主演の『フィフス・ウェイブ』が現在公開中だ。正体不明の敵“アザーズ”の謎に迫る、このSFミステリーの公開を記念し、映画のプロ50人が選んだ“謎解き映画ベスト3”が明らかとなった。本作で“アザーズ”は、電磁波、自然災害、ウィルスと“現実にも起こってしまいそうな”攻撃によって人類を99%死滅させる。彼らは、人間たちに紛れ込むことができるため、“敵か味方か分からない”緊迫した状況のなか、主人公キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)はアザーズを見抜き、最後の攻撃となる<第5の波>を防がなけばならない。見どころとなるのが、“人間と見分けがつかない敵”と“地球滅亡を意味する<第5の波>の正体”というミステリーの要素。キャシーが、この謎を見破れるのかが生きるか死ぬかのポイントとなる。今回、本作の試写会にて、マスコミ・興行関係者・批評家など “映画のプロ50人”へ自由記述方式でアンケート調査を実施。「プロはどんな謎解き映画を面白いと思うのか?」について、彼らが選ぶ“謎解き映画ベスト3”とともに調査した結果が明らかとなった。まず、謎解き映画ベスト3の第3位は、『セブン』(’95)。ブラッド・ピットが主演し、キリスト教“七つの大罪”をモチーフにしたデビッド・フィンチャー監督作『セブン』では、「脚本が素晴らしい」という設定を支持する意見に加え、「息が詰まるほどの緊迫感」「犯行の残虐さにびっくり」と、次々と起こる事件がラストまで飽きさせないという意見が多数を占めた。第2位は、『シックス・センス』(’99)。死者が見える少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と精神科医(ブルース・ウィリス)の交流を描いたこの作品では、映画冒頭に“この映画にはある秘密が隠されています”とのメッセージで観る人の興奮を煽り、「ラストの大どんでん返しが巧み」「完全に騙された」と、最後に待ち受ける結末に衝撃を受けたと評価されている。そして第1位は、『ユージュアル・サスペクツ』(’95)。ガブリエル・バーン、ベニチオ・デル・トロ、スティーヴン・ボールドウィンら豪華競演で、「第68回アカデミー賞」でケヴィン・スペイシーが助演男優賞を受賞、脚本賞も獲得したこの作品では、「ラストまで観客をだますストーリーの面白さ」「最後の最後で分かる爽快感」「やられた感がたっぷり」と、最後まで明かされないストーリーの真相が絶賛されている。この3つの作品の共通点は、“予想もつかないラストが待ち受ける”ことと、“そのラストまで観客を飽きさせない展開”があること。そして、この共通点は、本作『フィフス・ウェイブ』でも “地球滅亡の<第5の波>の正体”、“人間に紛れ込む敵アザーズ”として描かれている。映画のプロたちも、本作のミステリー要素について、「SF作品にサスペンス色を持たせ、“誰がアザーズなのか”分からないところが面白い」「ひねりの効いた展開と斬新な<第5の波>の正体は面白かった」とコメントを寄せ、予想もつかない<第5の波>の正体と、それまでに起こるアザーズによる4度の攻撃の展開を評価している。そんな本作には、どんなラストが待ち受けているのか…。その答えは劇場で確かめてみて。『フィフス・ウェイブ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月24日本年度「アカデミー賞」にて、撮影賞・作曲賞・音響編集賞の3部門がノミネートされたエミリー・ブラント主演<a href="">『ボーダーライン』</a>。この度、本作の監督を務めたドゥニ・ヴィルヌーヴが、こだわり抜かれたビジュアルアートを語る特別映像が到着した。巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを掃討すべく、アメリカ国防総省の特別部隊にリクルートされたFBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)。特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)に召集されて就いた極秘任務とは、謎のコロンビア人アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)と共に、アメリカとメキシコの国境付近を拠点とする麻薬組織を撲滅させるミッション。仲間の動きさえも把握できない常軌を逸した極秘任務、そして人が簡単に命を落とす現場に直面したケイトは、次第に善と悪の境界が揺らぎ始める――。物語の舞台はアメリカとメキシコ国境の町フアレス。暴力、麻薬、死が日常と隣合わせに存在する無法地帯で繰り広げられる最前線での攻防を、極限の臨場感で描き出している。監督には、<a href="">『プリズナーズ』</a><a href="">『灼熱の魂』</a>を手掛けるヴィルヌーヴ監督。撮影は『ショーシャンクの空に』<a href="">『007 スカイフォール』</a>のロジャー・ディーキンスが務めている。キャストには、主人公の衝撃的な現場に送り込まれるFBI捜査官を、<a href="">『オール・ユー・ニード・イズ・キル』</a>で本格アクションを披露したエミリーが好演し、『トラフィック』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロ、<a href="">『ノーカントリー』</a>のジョシュ・ブローリンが顔を揃えた。今回解禁されたのは、本作のメイキング映像と共に、ヴィルヌーヴ監督とロジャーが語る特別映像。まずはじめに「これほど力強くパワーのある脚本はいままでに読んだことがない」と絶賛する監督が映され、また人間の最も暗い闇に包まれた部分をみせること、それはストレスでもあるというが、監督の解釈を加え、ビジュアル・アートを制作したとも語っている。撮影監督のロジャーもまた、「80年代にメキシコの国境を題材にして多くの写真を撮っているアレックス・ウェブ(マグナムフォトなどで活躍するアメリカ人写真家)の作品を参考にした。構図のセンスや色の使い方はすばらしいと思う」と語っている。照明の使い方、キャラクターや色彩、光と闇について、冒頭のスワット車両で捜査現場へ向かうケイトのシーンの様々なプロセスを経て作られた制作秘話は必見。また、先日続編『sicario2』(原題)の製作決定が発表され、盛り上がりをみせている本作。ますます日本公開が待ち遠しい。『ボーダーライン』は4月9日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月08日デルは4月5日、Microsoft Azureとのハイブリッドクラウド構築用アプライアンス「Dell Hybrid Cloud System for Microsoft」(DHCS)の国内提供を開始すると発表した。なお、DHCSは昨年のDell Worldで発表され、すでに米国やヨーロッパでは提供が開始されている。同システムは、Azureとのハイブリッドシステムを容易に構築できるオンプレミス用アプライアンスで、ラックマウントからOSインストールまでを工場で行って提供する。同社は設置から3時間でハイブリッドクラウド環境の構築が可能だとしている。国内で初めてマイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Cloud Platform System Standard」を採用し、ソフトウェアとして、System Center 2012 R2、Windows Server 2012 R2、Microsoft Storage Spaces、Windows Azure Packを搭載している。ハードウェアは、Intel Xeon プロセッサー E5 ファミリー搭載のDell PowerEdgeサーバのほか、Dell PowerVaultストレージ、Dell Networkingスイッチが42Uのラックに収められている。DHCSは、システム規模に合わせて、VM数100台程度までの「Sサイズ」、VM数200台程度までの「Mサイズ」、VM数400台程度までの「Lサイズ」の3モデルを用意。Sサイズの最小構成価格は3,200万円。組み込み型の正常性確認機能を搭載するほか、IT管理者が必要なアプリケーションやサービスを自由に追加できるサービスカタログを実現。運用面ではパッチの適用に関して、デルとマイクロソフトのものを統合し、検証済みパッチとして、年2回程度提供する予定だ。適用も、統合アップデートというツールで自動化できる。デル エンタープライズ・ソリューションズ事業本部 エンタープライズ ソリューション&アプライアンス 部長 馬場健太郎氏は、「Azureの優れた機能をオンプレミスで使えるようになったのが今回の製品だ。これまで、こういったことをするには大きな時間がかかっていたが、それが簡単にできるのが今回のシステムだ。デルのハードウェア監視ツールとマイクロソフトの管理ツールが統合され、Azureと同様のUIとなっている。今回の製品以外にも、Microsoft Cloud Platform System Premiumを3-4年前から提供しており、その経験は他社に対するアドバンテージだ」と述べた。また、本製品の提供に際し同社は、パートナープログラムも併せて開始し、共同マーケティングやプロモーション支援、デモ/POCユニットの特別価格提供、販売トレーニングの実施など、特別支援プログラムを提供していく。さらに支払い方法についても、導入時ではなくサービスインの時点からの支払い開始が可能な「プロビジョン&ペイ(Provision and Pay)」と、成長プランに基づき、支払金額を決定する「ペイ・アズ・ユー・グロウ(Pay As You Grow)」(分割払い)というファイナンスオプション2つを用意する。デル 執行役員 エンタープライズ・ソリューションズ統括本部長 町田栄作氏は、「デルのエンタープライズビジネスは日本円換算で2桁成長している。とくにストレージやネットワークが成長している。世の中はデジタル化の波がきており、クラウド、特にハイブリッドの世界で動きが出てきている。テクノロジーの進化によりコストが下がり、ハイブリッドを選択していかないといけない状況がきている。セキュリティ、モビリティ、ビッグデータに続く大きなインフラがハイブリッドクラウドだ」と述べた。また、日本マイクロソフト クラウド&エンタープライズビジネス本部 業務執行役員 本部長 佐藤久氏は「オンプレミスやクラウドといった場所の議論ではなく、Azure、プライベートクラウド、サードパーティのクラウド中で、ストレージ、ネットワーク、コンピューティングリソースが自由に配置できるというIntelligent Cloud Platformがマイクロソフトのつくっていきたい世界観だ。こういった世界を、今回の製品によって、よりリアルにお客様にお届けできる」と今回の製品を歓迎した。
2016年04月05日本年度アカデミー賞にて3部門にノミネートされた『ボーダーライン』で、ベニチオ・デル・トロ、ジュシュ・ブローリンという実力派俳優と共演するエミリー・ブラント。アカデミー賞授賞式では、現在第2子を妊娠中といわれるふっくらした姿で、シャーリーズ・セロンとともにプレゼンターとして登壇したことも話題となった。アン・ハサウェイ主演『プラダを着た悪魔』で、自身の夢のために一生懸命だからこそ、イジワルで憎めない先輩アシスタント役を演じ、世界的に注目を浴びるようになった彼女は、アート系から大作まで、幅広い役柄に挑戦し活躍の場を広げてきた。トム・クルーズ共演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ではアクションをこなし、ディズニーの『イントゥ・ザ・ウッズ』ではミュージカルにも挑戦して美声を披露。ゴールデン・グローブ賞に5度ノミネートされ、いまやハリウッドに欠かせない女優のひとりとなっている。プライベートでも、俳優で監督の夫ジョン・クラシンスキーともハッピーで順調な様子。そんなエミリーの渾身の主演作が、今年の春に日本で続々と公開される。●危険な麻薬戦争の現場でFBIのエリート捜査官に!『ボーダーライン』巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを殲滅すべく、特別部隊にリクルートされたエリートFBI捜査官・ケイトは、特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)に召集され、謎のコロンビア人 (ベニチオ・デル・トロ)と共に国境付近を拠点とする麻薬組織・ソノラカルテルを撲滅させる極秘任務に就く。仲間の動きさえも把握できない常軌を逸した極秘任務、人が簡単に命を落とす現場に直面したケイトは、次第に善悪の境界線“ボーダーライン”が分からなくなってゆく。法なき、秩序なき世界で、悪を征する合法的な手段はあるのか?得体の知れない悪を前に、知れば知るほど深くなる闇の行く末とは…?『プリズナーズ』『灼熱の魂』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、暴力と麻薬、死が日常と隣合わせに存在する無法地帯、アメリカとメキシコ国境の町で繰り広げられる最前線での攻防を、極限の臨場感で描き出した本作。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に続いてアクションに挑んだエミリーは、長女の出産後すぐに本作に参加。善と悪の狭間で揺れるエリート捜査官ケイトの繊細な心情を見事に演じており、観客は彼女が演じるケイトと同じ目線から、この混沌した危険な世界を目撃することになる。●新解釈を加えた“白雪姫”の世界で氷の女王に!『スノーホワイト/氷の王国』「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰?」――。かつて、その美貌と邪悪な力で世界を闇に包んだラヴェンナ女王は、白雪姫“スノーホワイト”とハンターのエリックの手によって滅ぼされ、世界に平和が訪れた、はずだった。だが、ラヴェンナ女王には、さらに強力な魔力を持つ“氷の女王”という妹がいた…。グリム童話「白雪姫」を大胆に、スタイリッシュにアレンジした大ヒット作の続編。前作に続き、女王ラヴェンナ役をシャーリーズ・セロンが演じており、エミリーはその妹で、あるきっかけから氷の王国を統治する“氷の女王”となるフレイヤを演じる。圧倒的な映像美と壮大なスケールで描く、美しい“邪悪な姉妹”の運命も必見だ。また、最近では、ディズニー往年のミュージカル『メリー・ポピンズ』の50年ぶりの続編の主役として出演交渉中といううわさも。さらに、全米で今秋公開の『The Girl on the Train』(原題)にも出演。原作はあの「ゴーン・ガール」と並ぶ人気サスペンス小説とあって、公開前から注目度が高く、エミリーはバツイチでアルコール依存症の危うい女性を演じており、これまでとはまた違う新しい一面を見せてくれそうだ。どちらかといえば、助演女優としてのイメージが強かったエミリーが主演女優として挑んだ注目作が続々公開される今年。ますます活躍の場を広げる彼女に、これからも期待していて。『ボーダーライン』は4月9日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。『スノーホワイト/氷の王国』は5月27日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月26日デルとメディアマートは3月15日、IBMの統計解析ソフトウェアである「IBM SPSS Statistics」をデルの検証されたハードウェアとの組み合わせで販売協業すると発表した。これまでメディアマートは、「IBM SPSS Statistics」の販売において実績を持っており、中でも医療機関に対して成果を上げてきたという。一方、デルは顧客に直接販売する「デルモデル」で拡大成長を続けており、現在パートナー制度を再整備し、パートナー経由での販売を強化している。直接販売を通してエンドユーザーのニーズに対応するデルのノウハウを活かし、今後はパートナーと協業して顧客に各種のハードウェアからソフトウェアまで、トータルでのソリューションを提供していく考えだ。エントリーモデルの推奨構成は、IBM SPSS Statistics Base、IBM SPSS Regression、IBM SPSS Advanced Statistics、Dell Latitude15 3000となり、価格は税別で30万2480円~。両社は2016年、デルのハードウェア製品に実装して動作確認を終えたデータ解析ソフトウェア「IBM SPSS Statistics」を、全国およそ150の医療機関に導入することを目標に掲げている。まずはコラボレーションモデルを推進しながら、デルが直販で培ったインサイドセールスにより案件の発掘を行い、メディアマートと共同でマーケティングおよび市場の開拓を開始する方針だ。
2016年03月16日デルは3月14日、クラウドクライアントコンピューティングポートフォリオにおいて「Dell Wyse ThinOS 8.2」と「Dell Appliance for Wyse - Citrix」の最新バージョンをリリースした。Dell Wyse ThinOS 8.2は、デスクトップ仮想化プロトコルを提供するシンクライアント・ソフトウェアの最新版。Microsoft Skype for Business、Lync 2010、Lync 2013をサポートするCitrix HDX RealTime Optimization Pack 1.8は、新しいThinOS 8.2とともに使用可能で、最適化されたアーキテクチャにおいて、クリアで高解像度の音声・ビデオ会議を実現するという。ユーザーは、ほかのLyncやSkype for Businessのユーザーに加え、異なる規格のビデオ・デスクトップや会議室のマルチポイント・コントロール・ユニット(MCU)システムとも、ビデオ会議および電話会議に参加できる。また、Wyse 5010/7010/5040 AIO with ThinOS、Wyse 5010、5040 AIO with PCoIPを含む既存のデルWyseシンクライアントにインストールが可能だ。加えて、音声・ビデオ処理はサーバからエンドユーザーのデバイスや端末にオフロードされ、サーバ、ネットワークの拡張性に影響を及ぼさずに音声・ビデオ画像の品質を最適化するとしている。一方、Dell Appliance for Wyse – Citrixは、ロバスト(堅牢)なデスクトップ仮想化アプライアンスに対し、新たに拡張性を加えている。このアプライアンスは5000ユーザー(検証済み)まで拡張可能で、小規模企業がCitrix XenDesktopを購入し、活用、拡大、管理する場合に容易な導入方法の1つだという。大企業では、CitrixベースのVDI環境を実証する(PoC)場合や、大規模導入に先駆けてパイロット環境を構築する場合に理想的なプラットフォームの選択肢となるとしている。VDIアプライアンスは、基本的なIT管理およびエンドユーザーサポートスキルを備える担当者が、短時間でのアプライアンス基本設定や、Citrix環境内でアプライアンスあたり2時間でのデスクトッププロビジョニングおよびインストールを完了することを可能にする「クイックスタート・ツール」を企業に提供。同ソリューションは企業や学校において小規模からスタートし、既存の情報システム部門のスタッフが管理を続けつつ、容易に拡張型インフラのインストールの実現を支援するという。
2016年03月15日名優ベニチオ・デル・トロが実在の麻薬王パブロ・エスコバルを演じた映画『エスコバル/楽園の掟』が明日から公開になる前に、デル・トロが作品について語ったインタビュー映像が公開になった。『エスコバル/楽園の掟』特別映像デル・トロは、スティーヴン・ソダーバーグ監督とタッグを組み、伝説の革命家チェ・ゲバラを演じ話題を集めたが、本作で演じたパブロ・エスコバルも“伝説”と称されることが多い人物だ。コロンビアのメデジンという都市に生まれたエスコバルは、青年時代から犯罪に手を染め、強盗、殺人、誘拐などを行い、コカインの取引で財をなし、“メデジン・カルテル”と呼ばれる巨大な組織を作り上げた。一方で彼は、世界有数の大富豪としてその名を知られ、貧困層のために住宅を建築したり、サッカーチームのオーナーや国会議員としても活動。“麻薬王”として知られながら、地元では英雄でもあった人物だ。ゲバラを演じる際には数年をかけてリサーチを重ねたデル・トロは、本作でも資料やドキュメンタリーをしっかりと確認したようで「事実を確認する上で審判の役割を務めてくれた。最後は事実に基づいて方向性を決める」と語る。映画は、エスコバルの姪マリアと恋に落ちたカナダ人青年ニック(ジョシュ・ハッチャーソン)が、エスコバルの王国に迎え入れられ、想像を絶する体験をしていく過程を描いており、デル・トロは、ハッチャーソンを“若いベテラン俳優”とその力量を高く評価する。監督を務めたアンドレア・ディ・ステファノは、マルコ・ベロッキオ、ダリオ・アルジェント、ジュリアン・シュナーベルなど名だたる映画作家と仕事をしてきた俳優。本作では監督だけでなく脚本も務めており、デル・トロからの信頼も厚かったようだ。「アンドレア監督の熱意は人々に伝染するんだ。自分の求めるものがはっきりとしている。彼と仕事をするのはとても楽しかったよ」また、デル・トロは「監督は映画に恋愛物語の要素を入れて、もちろん家族の物語もいろいろ含まれている。それ以外にも悪党たち対善良な人の物語としてドキドキするような追跡場面を繰り広げている」と語っており、実在の人物をモデルにしながら、深刻な伝記映画ではなく、クライムアクションとしても楽しめる映画になっているようだ。『エスコバル/楽園の掟』3月12日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか順次全国公開(C)2014 Chapter 2 - Orange Studio - Pathe Production - Norsean Plus S.L - Paradise Lost Film A.I.E - Nexus Factory - Umedia - Jouror Developpement
2016年03月11日●クラウド/Flash/ソフトウェア・ディファインドが変化の鍵エンドユーザー向けのストレージでは特に高い知名度を誇るデルだが、2015年10月にエンタープライズ分野に強いEMCを買収することを発表した。現在、統合を進めており、さらにストレージ分野での存在感を高めようとしているところだ。そうした中、ストレージ分野のVice President/General ManagerであるAlan Atkinson氏が来日。現在の世界的なストレージ市場におけるトレンドと、デルの対応について聞いた。--最近のストレージ市場動向には、どのような動きがあるでしょうか?Atkinson氏:現在、ストレージに留まらず、データセンター全体が大きく変わる原因となる3つの要素があります。1つはクラウドです。クラウドが浸透して行く中、それによってサーバも含めたストレージの買い方、使われ方が変化しています。さらに、そもそも誰がストレージを購入するのかということも変わってきているところです。2番目の要素にフラッシュがあります。現在GBあたりの単価がかなり下がってきていることでFlashの採用例が増えているのです。全てHDDで組んでパフォーマンスを出すのではなく、フラッシュを取り入れていくというトレンドが加速しています。2012年時点のGB単価は、2016年の45倍です。それだけコストが下がってきているのです。そして、もう1つの大きなトレンドはSoftware Defined(ソフトウェア・ディファインド)です。ストレージやデータセンターをソフトウェアで制御するこの仕組みにより、コンピュートセントリックな世界になってきています。--デルのストレージに関する業績はいかがでしょうか?Atkinson氏:全体としては堅調です。ストレージといっても外付けの専用装置のストレージと、サーバに格納されるストレージがありますが、マーケット全体の状況としては外付けストレージは横ばいから縮小傾向にあります。われわれは直近の4四半期で、外付けストレージ分野のシェア2位を獲得しています。サーバに格納される内蔵型ストレージについては価格での比較が難しいため、外付けストレージと合わせた容量ベースで考えると、われわれは一貫してナンバー1、またはナンバー2に位置しています。グローバル全体の容量ベースシェアでは安定した業績を維持しています。--3つの大きな変化があるということでしたが、ユーザーニーズも変化しているのでしょうか?Atkinson氏:変化してきていると思っています。もちろんデータベースやメールといった従来型のニーズもありますが、5年前には存在しなかったようなニーズも出てきています。具体的にはビッグデータ、IoT関連、監視カメラなどです。これらの用途が貪欲にストレージを必要にするということで、新たなニーズが出ていると思います。○EMCの買収でエンタープライズ分野を強化--現在EMCの買収が進められていますが、デルはこれまでにも多くのストレージベンダーを買収してきました。その結果、製品名が多く、分かりづらい部分があったと思いますが、整理されてきたのでしょうか?Atkinson氏:さまざまなブランドがあることでお客様にもパートナーにも分かりづらいということから、3年ほど前からDell Strageというブランドで統一する取り組みを行なってきています。1つのブランドの中で、大中小と提案できるようにしたのです。1ブランドで、ハイエンドのデータセンターから比較的小さな拠点のオフィスまで対応できるようにしました。例えば、SCシリーズの価格帯は1~数十万ドルの幅がありますが、フラッシュを搭載するのか、どういった構成なのか、パフォーマンスがどれだけ出るのかということで価格が違っており、ニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。--EMCの統合を進めていますが、この買収で何を得ようとしているのでしょうか?Atkinson氏:デルとEMCでは違った強みを持っています。EMCはエンタープライズ分野で圧倒的なブランド力を持っており、デルはEUCにおいて非常に知名度が高い。その2つが合わさる相乗効果は大きく、最強のコンビが誕生するでしょう。買収の発表以後、さまざまなお客様やパートナーと話す機会がありましたが、ポジティブに捉えている方が多く、よい反応が得られました。--具体的な姿が見えてくるのはいつ頃でしょうか?Atkinson氏:現在、両社から数百人単位で集まり、統合計画を策定しています。最終的な統合手続きが終わるのは6~10月頃の予定です。条件として各国の規制当局の承認が必要なのですが、すでにEUからの承認が取得できました。今後、各国での承認を得ることになります。またEMC側では株主投票を実施する必要がありますが、こちらも数カ月以内の開催が予定されており、すでに準備が整っています。●安くなればフラッシュを使いたいユーザーは多い!--現在、ストレージはハードウェアで差別化が難しい状況となっていますが、デルとしては他社との差別化はどこで行っていますか?Atkinson氏:ハードウェアの提供によりユーザーに価値を提供することは、ストレージに限らずIT全体で難しくなっています。いかにソリューションを提案して価値を出すかが求められている状況ですが、唯一の例外としてフラッシュがあると思っています。フラッシュ採用の壁となっていた価格面について投資を行い、知的財産やイノベーションを蓄積し、大幅なコストダウンを実現したことでハードウェアでの差別化もできたと考えています。さらに、従来からサーバを強みとしてきたベンダーとしてSoftware Definedの世界にアドバンテージがあると考えています。ここにおけるリーダーとしての地位を確実にしていくことが差別化につながるでしょう。また、ハイパーコンバージドの世界においてはNutanixと協業し、XCシリーズを出しています。こうした充実したパートナーエコシステムを持っていることも、われわれの価値だと思っています。われわれ自身の知的財産も含め、いろいろなパートナーの力を結集できるのも強みです。--2015年のDell Worldでは「Future Ready」がテーマでしたが、ストレージ分野における「Future Ready」とは何でしょうか?Atkinson氏:冒頭に申し上げた3つのトレンドは、今後IT資産を購入するうえで考慮していただく必要があると思います。将来を見越した取り組みとしては、データセンターにはHDDよりもフラッシュを導入していくことが有望でしょう。これからのデータセンターのあり方を考えると、より積極的にフラッシュを推進していきたいですね。そして、Software Definedも大切です。サーバとストレージの境界がなくなり、フレキシブルなあり方が想定される将来に向けて、われわれではXCシリーズを用意しています。また、そうした先進的な取り組みだけでなく、従来われわれが提供してきた価値も大きく見れば「Future Ready」につながります。データ移行をせずにコントローラだけを変更できるフォークリフトアップグレードや、1度購入したライセンスはずっと使い続けられる永続的ライセンスといったものは、お客様がすでに大きな投資を行なった既存のソリューションを最大限に活用していただけるためのものです。--フラッシュが業界全体で非常に推されていますが、HDDの方がよい分野もあるのではないでしょうか?Atkinson氏:5年先までに限定した場合、あまりアクセスされないコールドデータの格納先としてはコスト的にも容量的にもHDDのニーズがあると思います。われわれとしても、何でもフラッシュがよいとは思っておらず、ハイブリッド型のものも提案し、ニーズに合わせて選択していただけるようになっています。ただし、オールフラッシュも堅調に伸びています。われわれの第4四半期の出荷台数は、第3四半期と比べて90%も伸びています。--90%とは大きな伸びですが、なぜそれほど伸びたのでしょうか?Atkinson氏:実は第3四半期に、他社に先駆けてTLCのフラッシュを投入しました。主要ベンダーとしては初めてのことでしたので、価格面に優れているということで飛びついたお客様が多かったのです。これは、経済性に優れたフラッシュがあればお客様は受け入れると証明した状態だと思っています。--2016年のデルとしてのストレージ分野における注力分野はどこでしょう?Atkinson氏:たくさんありますが、まずはSoftware Definedについては引き続き注力したいですね。フラッシュにおけるイノベーションも推進していきたいと思います。今後、数カ月にわたり、さまざまなイノベーションを搭載していくので、順調な伸びが期待できると思っています。実際、すでに昨年からいろいろな取り組みを行ってきています。昨年はストレージ市場全体には厳しい1年となりましたが、そのおかげでSCシリーズは前年比18%の伸びがありました。この勢いを維持していきたいと思っています。○VDI分野などでXCシリーズが伸び!日本でもSDSの採用例は増えている日本市場については、デル ストレージ・ビジネス本部の本部長である小島由理夫氏が語ってくれた。--日本におけるユーザーニーズはどのあたりにあるのでしょうか?小島氏:日本でもビッグデータやIoTといった需要はありますが、VDIの需要も伸びていますね。コンベンショナルなストレージと、Software DefinedのXCシリーズがかなりVDIで使われています。--始業時に集中する負荷にフラッシュで対応するというような需要ですか?小島氏:それもありますが、XCシリーズは拡張していけるのがポイントです。ユーザーが増えた時や、負荷が大きくなった時にはノードを足すことで対応できます。コンバージドインフラストラクチャですので、CPUとストレージが同時に増えていくのです。そういう意味でVDIに向いていますね。SDS(ソフトウェア・ディファインド・ストレージ)については、日本では金融分野で特定のワークロード向けに採用がはじまりました。日本のお客様もアグレッシブにSDSを導入しています。また、ヘルスケア分野で利用データをアーカイブするというような需要もありますね。法律で10~15年の保存が義務づけられていますが、普通のストレージではハードウェアの保守期限があるので対応が難しいのです。SDSならソフトウェアが動いている状態ですから、ハードウェアを取り替えながら対応することができます。--日本ではあまり盛り上がっていなかったビッグデータでの利用も、最近増えてきているようですね?小島氏:IoTのおかげですね。データがどんどん発生してしまうので、それを貯めてアナリシスするというのが大きなニーズだと思います。たとえば大手製造業で、1000本の生産ラインにIoTの装置を入れてデータを取得し、歩留まり率や製造ラインの運行管理などを行おうとしている例があるのですが、そういうところでSCシリーズが採用されています。--IoTで伸びたということは、マーケティング分野はまだまだということでしょうか?小島氏:マーケティング分野の実例もかなりあります。たとえばインテージグループで採用していただいているのですが、データを分析して、その分析結果を販売するビジネスです。そこで必要となる高速ストレージとしてSCシリーズが選ばれました。--マイナンバーや2020年に向けた取り組みなど日本独自の流れはありますか?小島氏:2020年に向けてという意味では、サーベイランスの需要がありますね。オリンピックでさまざまな人が訪日する中、データを取得しておこうという時に、安価な格納先としてSDSというような案件は結構あります。マイナンバーについてはセキュリティが切り口になりますが、SDSを採用することでどんどん切り分けてセキュリティを担保しようというやり方がありますね。こちらは地方自治体からの案件で出てきています。
2016年03月09日公開中の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、3月25日に上映終了となることが2日、明らかになった。また、次回作となる『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』が、2017年12月15日に世界同時公開されることも、あわせて発表された。新たなる3部作の1作目『フォースの覚醒』は、昨年末の上映開始から、約3カ月が経過。公開45日目で100億円を突破し、2月28日までで累計動員715万5,969人、興行収入112億1,247万円を記録している。全米では、すでに史上初の9億ドルを突破し、歴代興行収入1位を記録。全世界の興行収入は、史上最速の53日で20億ドルを突破した。世界各国でも記録を更新中だが、日本では3月25日に全劇場・全スクリーンで上映が終了することとなった(劇場により順次上映終了)。そんな中、次回作『エピソード8』の公開日が2017年12月15日に全世界同時公開されることが早くも決定。ベニチオ・デル・トロ、ローラ・ダーン、ケリー・マリー・トランら新キャストもすでに発表されたこの最新作は、2月15日よりイギリスのパインウッド・スタジオで撮影がスタートしている。上映終了と最新作への期待について、公開中に"聖地"と呼ばれた各劇場の支配人らが熱いコメントを寄せた。TOHOシネマズ日劇の支配人は、「2015年12月18日、"興奮"が"フォース"となり、最高潮となった午後18時30分の感動は一生忘れることはありません」と振り返り、「2017年、聖地"日劇"での最後となるであろう公開が待ちきれません。見逃すな!」と高揚気味にコメント。イオンシネマ海老名の総支配人も「この上映に立ち会えた事を光栄に思います!」と感激する。また、109シネマズ大阪エキスポシティの支配人は、「新たな聖地として誇りをもって上映を続けて参りました『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の上映終了日が、ついに決まってしまいました。すごく寂しい心境です」と吐露。そして、「IMAX(r)次世代レーザーをまだ体験していない方、まだまだ体験し足りない方、『エピソード8』まで待てない方、ミレニアム・ファルコンへのご搭乗手続きはお早めにお済ませください。はるか彼方の銀河系までハイパー・ドライブでひとっ飛び!」と呼びかけている。(C)2016Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2016年03月02日本年度アカデミー賞で作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)ほか5部門にノミネートされて話題を呼び、いまなお世界中で歴史的ヒットを続けている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。2015年12月18日18時30分、全国一斉に幕を開けた“世紀のお祭り”のような劇場公開から約3か月、このほど、本作の上映終了日が3月25日(金)に決定。併せて、『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)が2017年12月15日(金)、全世界同時公開となることが決まった。『ジェダイの帰還』から30年後を舞台に、砂漠の惑星で暮らす孤独なヒロイン・レイが、新型ドロイド“BB-8”やストームトルーパーの脱走兵フィン、伝説のパイロットのハン・ソロ、そして十字のライトセイバーを操るカイロ・レンなどとの出会いによって、銀河を揺るがす壮大な運命へと導かれていった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。公開から約3か月が経過しても、いまだ“スター・ウォーズ現象”は留まることなく、人々を魅了し続けている。日本でも、公開からわずか45日目で100億円を突破し、2月28日時点での累計動員は715万5,969人、興行収入は112億1,247万円を記録。全米では史上初の9億ドルを達成し、歴代興行収入1位の座に君臨している。さらに、全世界の興行収入は史上最速の53日で200億ドルを突破。いまなお、次々と記録を更新し続けている本作が、ついに3月25日(金)に全劇場・全スクリーンにて上映が終了することになった(劇場により順次上映は終了となる)。今回、歴史的作品の上映終了と最新作への期待について、劇場公開中に“聖地”と呼ばれた3つの劇場の支配人たちから、熱いコメントが到着している。<TOHO シネマズ日劇 劇場支配人>2015年12月18日、“興奮”が“フォース”となり、最高潮となった午後18時30分の感動は一生忘れることはありません。2017年、聖地“日劇”での最後※となるであろう公開が待ちきれません。見逃すな!(※2018年TOHOシネマズ日比谷(仮称)の開業にあわせTOHOシネマズシャンテと共に閉館するため)<イオンシネマ海老名 総支配人>シネコンの原点にして、THX認定劇場として唯一無二の音響空間を提供し、『スター・ウォーズ』の“聖地”とも呼ばれている劇場の支配人として、この上映に立ち会えたことを光栄に思います!忘れられない2015年12月18日、18:30の第1音、お客様同士の一体感、劇場全体が一つになっていたこと。劇場で感じた“フォース”は、スター・ウォーズファンのみならず、新しく体験した若い世代にも確実に伝わっていました。2017年にむけて次のお祭りの準備をしていかねば!<109 シネマズ大阪エキスポシティ 支配人>公開より多くのファンの皆様に見守られながら、新たな聖地として誇りをもって上映を続けて参りました『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の上映終了日が、ついに決まってしまいました。すごく寂しい心境です…。IMAX(r)次世代レーザーをまだ体験していない方、まだまだ体験し足りない方、『エピソード8』まで待てない方、ミレニアム・ファルコンへのご搭乗手続きはお早めにお済ませください。はるか彼方の銀河系までハイパー・ドライブでひとっ飛び!これまで11週にわたりベストテンにランクインし、超ロングラン大ヒットを記録してきた本作は、通常の2D/3D上映に加え、4DX、MX4D、IMAX3D上映などイベント・ムービーとしての一面を持ち、異なる上映方式を求めて、さまざまな劇場でのリピート鑑賞も相次いだ。今回の上映終了決定により、もう一度、大スクリーンでの興奮を味わいたい多くのファンや、まだ体験していない上映方式で鑑賞するリピーターが、再度劇場を訪れることが予想される。そして、新たなる3部作の第2弾『スター・ウォーズ/エピソード8』が、全世界同時の2017年12月15日(金)と早くも決定。撮影は、既報のとおり2月15日からパインウッド・スタジオでスタートしており、ベニチオ・デル・トロやローラ・ダーンなど新キャストも同時に発表され、すでに話題を呼んでいる。続々と明らかになる『エピソード8』の動向に注目するとともに、残り23日間(3月2日時点)、『フォースの覚醒』を大スクリーンで鑑賞できる機会を逃さないで。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は公開中、3月25日(金) 上映終了。『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)は2017年12月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年03月02日デル・ソフトウェアは3月1日、大容量データ時代に対応し、スケーラビリティとパフォーマンスを向上した統合管理バックアップソフトの最新バージョン「NetVault Backup 11」と、重複除外バックアップ専用ストレージのDell DRシリーズの新製品3モデルを提供開始した。価格は各製品ともにオープン。「NetVault Backup」は、物理・仮想の両環境にあるデータとアプリケーションを、Webベースのユーザインタフェースから一元的に保護することができるデータ保護ソリューション。最新バージョンは、バックアップパフォーマンスを改善するとともに、導入および更新作業の迅速化とシンプル化、日々の運用管理を容易にするレポーティングの向上、さらには重複除外ストレージ連携機能によるRapidバックアップの強化などにより、効率的なデータ保護を実現するという。主な特長としてファイルシステムのバックアップジョブがマルチストリームに対応し、バックアップ性能が向上したほか、Web対応インタフェースを通したWindowsエージェントのプッシュインストールに対応することにより、数百台に及ぶWindowsクライアントに数クリックで保護機能のリモート導入が可能になった。また、日々の管理業務を効率化する新しいレポート(ジョブ、メディア、構成レポート)を追加し、Windows/Linuxに加え、SolarisクライアントでもDell DR Rapid Data Access(RDA)をサポート。さらに、Dell RDAおよびEMC DD Boostを対象とした最新版ライブラリアップデートを提供する。一方、Dell DRシリーズは非構造化データが増加傾向の状況下で欠かせない重複除外バックアップ専用ストレージとして、さまざまなバックアップソフトウェアと組み合わせて利用することで、バックアップの統合化やデータセンター全体の災害復旧対策など既設のバックアップシステムを進化させるソリューションを提供。新しい3モデルは、エントリーモデルのDR4300e、スタンダードモデルのDR4300、パフォーマンスモデルのDR6300となり、従来の機能を継承しながらデータの大容量化に対応し、パフォーマンス向上させている。主な特長はソースサイド重複除外を活用したマルチバックアップストリームによって、高速バックアップを実現し、より大容量のデータ保護のサポートが可能となった。最大スループットは DR4300eで21TB/h、DR4300で22TB/h、DR6300で29TB/h、最大ポストRAID容量はDR4300eで27TB、DR4300で108TB、DR6300で360TBとなる。
2016年03月01日第88回アカデミー賞授賞式が2月29日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われた。全世界で旋風を巻き起こし、5部門にノミネートされた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(J・J・エイブラムス監督)は無冠に終わった。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)、録音賞、音響効果賞、視覚効果賞、編集賞の候補になっていた。現在までに世界興収が20億ドル(約2,340億円)を突破し、ここ日本でも興行収入110億円、動員700万人を超える特大ヒットを記録している本作。今月には、ライアン・ジョンソン監督がメガホンをとる続編『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)の撮影が始まったばかりで、ベニチオ・デル・トロ、ローラ・ダーン、新人のケリー・マリー・トランら追加キャストも発表されている。また、この12月にはスピンオフの第1弾『Rogue One: A Star Wars Story』(原題)の公開も控えている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年02月29日今月28日の第88回アカデミー賞授賞式のプレゼンターが、新たに発表された。その他の情報西海岸時間18日(木)に追加で発表されたのは、サシャ・バロン・コーエン、ヘンリー・カヴィル、J・J・エイブラムス。すでに発表されているプレゼンターには、エミリー・ブラント、ケイト・ブランシェット、エイブラハム・アター、ラッセル・クロウ、レイチェル・マクアダムス、マイケル・B・ジョーダン、デヴ・パテル、エディ・レッドメイン、デイジー・リドリー、サラ・シルバーマン、イ・ビョンホン、スティーブ・カレル、クインシー・ジョーンズ、ベニチオ・デル・トロ、シャーリーズ・セロン、ケビン・ハート、ウーピー・ゴールドバーグ、ケリー・ワシントン、レディ・ガガ、マーゴット・ロビー、アンディ・サーキスらがいる。授賞式のホストはクリス・ロック。演技部門がすべて白人だったことに対して“白すぎるオスカー”バッシングが起こっただけに、ロックがどのようなオープニングのモノローグをするかに、注目が集まっている。文:猿渡由紀
2016年02月19日公開中の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続く最新作『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』の撮影が開始になり、特別映像が公開になった。『スター・ウォーズ8』特別映像本作は、遠い昔、はるか彼方の銀河系を舞台にした壮大なサーガを描いた人気作で、砂漠の惑星で暮らしていた女性レイが、BB-8に出会ったことから、壮大な冒険に出かけていくドラマを描いている。このほど公開になった映像には、ルーク・スカイウォーカーとレイの出会いのシーンが登場し、「カット!」の声をかけ、笑顔を見せる新監督ライアン・ジョンソンとクルーの姿が記録されている。前作に続いてデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバー、オスカー・アイザックらが出演し、ベニチオ・デル・トロ、ローラ・ダーン、ケリー・マリー・トランが新キャストとして出演する。新作は『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソンが監督に就任し、脚本も執筆。『…ルーパー』でも監督とタッグを組んだスティーヴ・イェドリンが撮影を担当し、全編が35ミリフィルムで撮影される予定だ。また、『…フォースの覚醒』を監督したJ.J.エイブラムスが製作総指揮を、前作に続いてキャスリーン・ケネディが製作を務める。本作は2017年12月に全米で公開される予定だ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開中『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日全米公開予定(C)2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2016年02月16日2月に入り、日本における興行収入が100億円を突破し、『アバター』を抑え全米No.1興行収入の記録を打ち出した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。歴史的ヒットとなりまだまだ興奮さめやらぬ中、続編となる『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)の撮影が2月15日(現地時間)からパインウッド・スタジオでスタートしたことが明らかになった。併せて、ベニチオ・デル・トロ、ローラ・ダーン、ケリー・マリー・トランが新キャストとして登場することが全世界で発表された。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で監督を務めたJ.J.エイブラムスは、最新作ではジェイソン・マクガトラン、トム・カーノウスキーと共に製作総指揮へと回り、製作はキャスリーン・ケネディとラム・バーグマンが務める。監督・脚本にはジョセフ・ゴードン=レヴィット&ブルース・ウィリス出演作の『LOOPER/ルーパー』を手掛け、いまハリウッドで最も期待されている新鋭監督のひとり、ライアン・ジョンソンが抜擢されている。前作に引き続き、力強いヒロイン・レイを好演したデイジー・リドリーを始め、ストームトルーパーの脱走兵フィン役にジョン・ボイエガ、ダース・ベイダーを受継ぐ存在カイロ・レン役にアダム・ドライバー、レジスタンスのNo.1パイロット・ポー役にオスカー・アイザック、最後のジェダイ・ルーク役にマーク・ハミル、レジスタンスのリーダーでルークの妹・レイア役にキャリー・フィッシャー、おしゃべりなドロイド・C-3POにアンソニー・ダニエルズなど新たなる物語にはお馴染みのメンバーが出演する。全世界で公開された映像に映し出されたのは、レイがライトセーバーをルーク・スカイウォーカーの元へ返すシーン。映像を見る限り、世界を興奮させたこのシーンは続編の監督を務めるライアン・ジョンソンが撮影していた可能性が高い。今回発表された新たなるキャストの役どころは明かされていないが、アカデミー賞俳優のベニチオ・デル・トロ、『ランブリング・ローズ』でアカデミー賞にノミネートされたローラ・ダーンといずれも実力派揃い。また、映画、ドラマで活躍する新人のケリー・マリー・トランの参加も発表され、彼らがどのような役どころを演じるのか今後も続報に期待したい。『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)は2017年12月15日、全米公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年02月16日『スター・ウォーズ/エピソードVIII』のキャストに、ローラ・ダーンが新しく加わることがわかった。また、出演が噂されていたベニチオ・デル・トロの参加も確認された。ふたりの役柄はわかっていないが、デル・トロは悪役ではないかという説が強い。その他の情報今回の監督は『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン。撮影は15日(月)にロンドンでスタートした。公開は2017年12月15日。ダーンは『わたしに会うまでの1600キロ』で、昨年のオスカー助演女優部門にノミネートされた。最新作は現在日本公開中の『ドリーム ホーム99%を操る男たち』。デル・トロの最新作は、4月に日本公開予定の『ボーダーライン』。共演はエミリー・ブラント、ジョシュ・ブローリン。文:猿渡由紀
2016年02月16日シリーズ最新作『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』の撮影が、現地時間15日にスタート。また、新たに加わる新キャスト3人が全世界で同時発表された。新キャストとして発表されたのは、アカデミー賞俳優のベニチオ・デル・トロ、『ランブリング・ローズ』(91)でアカデミー賞にノミネートされたローラ・ダーン、そして、新人のケリー・マリー・トランの3人。役どころはまだ明かされていない。大ヒット公開中の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で始まった新たなる3部作の第2弾となる「エピソード8」。ヒロインのレイ(デイジー・リドリー)、ストームトルーパーの脱走兵フィン(ジョン・ボイエガ)、ダース・ベイダーを受け継ぐ存在カイロ・レン(アダム・ドライバー)、レジスタンスのNo.1パイロットのポー(オスカー・アイザック)、最後のジェダイ・ルーク(マーク・ハミル)、レジスタンスのリーダーでルークの妹・レイア(キャリー・フィッシャー)、おしゃべりなドロイド・C-3PO(アンソニー・ダニエルズ)らが引き続き出演する。「エピソード8」の製作総指揮はJ.J.エイブラムス、ジェイソン・マクガトラン、トム・カーノウスキー、製作はキャスリーン・ケネディとラム・バーグマン。監督・脚本は新鋭監督のライアン・ジョンソンが務める。そして、製作クルーとして、業界トップクラスの才能あふれる面々がそろう。(C)2016 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2016年02月16日デルはこのほど、Cylanceの人工知能を活用したセキュリティ技術を採用したエンドポイント向けマルウェア対策スイート「Dell Data Protection | Endpoint Security Suite Enterprise」と、法人向けPC用の「POST(Power On Self Test)ブート BIOS 検証ソリューション」を発表した。Cylanceは、人工知能を活用したセキュリティ技術を開発しており、APT攻撃やゼロデイ攻撃で使用されるマルウェア、スピアフィッシング、ランサムウェアに対する防御機能を持つ。同社の技術を採用したエンドポイント向けのセキュリティ・ソリューションは「Endpoint Security Suite Enterprise」が初めてだという。Cylanceの検証では、99%のマルウェアとAPT攻撃を組織できるとしている。同ソリューションでは、ウイルス定義ファイルの定期的な更新が不要であるほか、管理者が単一のコンソールですべてのコンポーネントを管理できるため、エンドポイントセキュリティの管理に必要となる時間やリソースが削減できるという。一方のPOST(Power On Self Test)ブート BIOS 検証ソリューションでは、クラウド環境下で、個別のBIOSイメージをデルのBIOSラボの公式基準値と比較検証し、ブートイメージに脅威が入り込んでいないかを検知できる。このBIOS検証機能は、デルが提供する第6世代インテル Core プロセッサーを搭載した法人向けPCで利用できる。
2016年02月09日日産自動車はこのほど、栃木工場第二製造部にファイルサーバのバックアップの迅速化や可用性の向上を目的として、既存のシングルサーバ環境からの移行とデルのデータ保護アプライアンスである「Dell DR4100 バックアップアプライアンス」を導入した。栃木工場第二製造部で扱うデータは動画や画像、音声など大容量マルチメディア系ファイルが多数を占めるだけでなく、多くの場合10年以上と長期にわたるデータ蓄積が必要となっている。そのため、全社共有のファイルサーバの割当容量が不足し、20年以上前から独自にファイルサーバシステムを導入・運用していた。しかし、既存のファイルサーバではデータ量の増大に比例してバックアップ時間に24時間以上を要して業務時間を越え、またレスポンスの低下も頻発していたほか、一部のサーバにはバックアップ装置がなくファイル消失時の復元ができず、ディスク障害発生時にはデータ復旧に膨大な時間と費用、その間の業務停滞を強いられていたという。こうした課題を解決するために、バックアップ時間が短く、見積もり価格が他社と比べて安価な点を評価し、デルのファイルサーバシステムへの移行とバックアップアプライアンスを導入。移行したファイルサーバシステムは「Dell PowerEdge R720サーバ」および「Dell Storage PS6210ストレージ」を中心に構成されており、最大81TBまで拡張が可能だ。そのため、災害復旧機能にも優れているだけでなく、バックアップアプライアンスが組み込まれていることで、大容量、長期間、多彩なファイル形式などを要求する同システムのスケーラビリティや可用性を向上させている。以下は導入効果。ディスク容量が導入以前の20倍となる40TBに増加し、各課の割り当て利用容量制限も150GBから1TBに増量。同時に1カ月だったバックアップデータの保存期間も導入後は3カ月に延長「VMwareによるクラスタ化」を選定した結果、サーバ単体での更新より費用が縮小、仮想化により追加サーバの購入が不要となり、物理サーバの台数が減り保守費用が低減するといったコストの大幅な削減を実現当初1TBあたり約30時間から8時間への短縮を目標としていたバックアップ時間が2時間未満という大幅短縮を実現し、サービス時間のピーク時までバックアップ作業が及ぶことによるレスポンス低下が解消計画停電以外のサーバ停止時間がほぼゼロとなったほか、スナップショットを用いたファイル復元、電源喪失時の自動シャットダウン機能による正常なシステム終了が可能となり、高い可用性と耐障害性を実現新システム導入から日常の運用までデルによる操作マニュアル、運用手順のサポートが提供され、高いレベルでの安定運用が可能となり、夜間・休日の問い合わせや呼び出しがゼロに改善今後、栃木工場第二製造部では取り組むべき対象は数多くあるとし、現在は紙文書で流通している重要な情報をPDF化してファイルサーバに保管、部署間を越えた検索・閲覧を可能にするシステムの構築を当面の目標として掲げている。また、ファイルサーバ以外にも情報収集・活用の実現に向けて設備修理や、標準作業の映像を保存・配信を行うYouTubeを例としたシステムの構築なども計画している。
2016年01月28日本年度アカデミー賞にて「撮影賞(ロジャー・ディーキンス)」ほか3部門にノミネートされた、エミリー・ブラント主演最新作『ボーダーライン』。このほど、彼女が体感する、死と隣り合わせの麻薬戦争の極限状態が30秒に凝縮された特別予告が解禁となった。巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを殲滅すべく、アメリカ国防総省の特別部隊にリクルートされたエリートFBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)。特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)に召集され就いた極秘任務は、謎のコロンビア人(ベニチオ・デル・トロ)と共に、アメリカとメキシコの国境付近を拠点とする麻薬組織を撲滅させるミッション。仲間の動きさえも把握できない常軌を逸した極秘任務や、人が簡単に命を落とす現場に直面したケイトは、しだいに善と悪の境界が揺らぎ始める…。本作の舞台は、アメリカとメキシコ国境の町フアレス。暴力、麻薬、死が日常と隣合わせに存在する無法地帯で繰り広げられる最前線の攻防を、エミリーをはじめ、『トラフィック』や『チェ』2部作のベニチオ・デル・トロ、『エベレスト3D』『ノーカントリー』のジョシュ・ブローリンという実力派たちで描き出す。撮影監督を務める『007 スカイフォール』やコーエン兄弟作品などで知られるベテラン、ロジャー・ディーキンスは、2月6日公開『不屈の男 アンブロークン』も手がけており、本作の撮影で実に12度目のアカデミー賞にノミネート。監督のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督とは、ついに始動した『ブレードランナー』の続編でもタッグを組むことで注目を集めている。今回の30秒の特別予告には、いまなお継続するメキシコ麻薬戦争が切り取られている。ミッションの具体的な内容を知らされぬまま、無法地帯に足を踏み入れ、突如始まった銃撃戦に戸惑いを隠せない、エミリー演じる主人公ケイト。特別捜査官グレイヴァーを演じるブローリンは不敵な笑みを浮かべており、デル・トロ演じるアレハンドロが「悪党を殺すなら、善人の皮は捨てろ」とまで言い放つ…。善と悪の境界(ボーダーライン)すらも分からなくなる、ショッキングな現実を一切の妥協を許さず描き切ったクライム・アクションを、まずはこの映像から体験してみて。『ボーダーライン』は4月9日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月28日『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントが主演を務め、ジョシュ・ブローリン、ベニチオ・デル・トロらが出演する映画『ボーダーライン』の特別映像が公開になった。『ボーダーライン』特別映像本作は、アメリカとメキシコの国境付近にある街フアレスを舞台に、エリートFBI捜査官のケイトが、凶悪化する麻薬カルテルを撲滅させるためのミッションに挑むも、その非情な捜査方法に疑問を抱き、善悪の境界が揺らいでいく様を描いた作品で、『複製された男』『プリズナーズ』の鬼才ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が麻薬戦争の現実を生々しく描いていく。このほど公開になった映像も、緊迫感のあるシーンの連続だ。ケイトは「ここの捜査方法は君の想像を超えている」と告げられるが、その言葉通りに想定外の出来事が次々に起こり、熾烈な戦いが繰り広げられ、時には彼女が認められないような捜査も行われる。短い映像だが、登場人物たちが対峙する場面やガンアクションのシーンがふんだんに盛り込まれており、目が離せなくなる内容になっている。『ボーダーライン』4月9日(土) 角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
2016年01月28日デルは20日、タブレットPC「Latitude 2-in-1」シリーズとして、10.8型モデル「Latitude 11 5000 シリーズ 2-in-1」と12.5型モデル「Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1」の2モデルを発表した。発売は近日中。価格(税別)は「Latitude 11 5000 シリーズ 2-in-1」が104,980円から、「Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1」が173,980円から。○Latitude 11 5000 シリーズ 2-in-1「Latitude 11 5000 シリーズ 2-in-1」は、Intel Core m3を搭載する10.8型Windowsタブレット。OSはWindows 10 Home / Windows 10 Pro / Windows 8.1 Home / Windows 8.1 Proから選択可能。そのほかにも、CPUをIntel Core m3-6Y30とCore m3-6Y57から選択でき、上位構成ではメモリ8GB、ストレージ512GB、USH指紋認証なども装備する。ディスプレイ部は強化ガラスで保護されており、本体はマグネシウム合金製で重量は709.8gと軽量。Noble Security lockやDDP Security Toolsなども導入しておりセキュリティ性にも優れる。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core m3-6Y30、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが128GB M.2 SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 515(CPU内蔵)。液晶ディスプレイはタッチ対応の10.1型、解像度は1,920×1,080ドット。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1(Miracast対応)、USB 3.0×2(1基はUSB 3.0 Type-Cでデータ転送とチャージ兼用)、MicroHDMI×1、microSDメモリーカードスロットなど。スリムキーボードが付属し、本体サイズはW279.8×D176.8×H10.78mm(上位モデルは14.32mm)、重量は約709.8g(上位モデルは757.8g)。キーボードの重量は398g。○Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1」「Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1」は、画面サイズが12.5型のモデル。CPUをIntel Core mとCore m vProから選択できるほか、メモリを4GB / 8GBから、OSをWindows 10 / Windows 8.から選択可能。ストレージはSSDで最大512GBまで用意される。キーボードはモビリティバックライトキーボードと、スリムキーボードの2種類が用意され、どちらもマグネット接続で簡単に脱着可能。タブレットとノートPCのスタイルを使い分けるのに便利になっている。ディスプレイ解像度は1,920×1,080ドットだが、オプションで3,840×2,160ドットの4K液晶も用意されている。液晶の保護にはゴリラガラスを使用。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core m、メモリがLPDDR3 4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 515(CPU内蔵)。液晶ディスプレイは12.5型、解像度は1,920×1,080ドット。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1(Miracast対応)、USB 3.0 TYPE-C×2、Thunderbolt×1、SDメモリーカードスロットなど。本体サイズはW291×D193×H8.1mm、重量は約730.7g。Dell Latitude 12 スリムキーボード装着時の重量は1.4kg。
2016年01月20日デルは20日、タブレットPC「Venue Pro」シリーズとして、8型モデル「Venue 8 Pro 5000」と、10.1型モデル「Venue 10 Pro 5000」の2モデルを発表した。1月20日に発売する。価格(税別)は「Venue 8 Pro 5000」が41,980円から、「Venue 10 Pro 5000」が55,980円から。○Venue 8 Pro 5000「Venue 8 Pro 5000」は、CPUにIntel Atomを搭載する8型Windowsタブレット。OSをWindows 10 Home / Windows 10 Pro / Windows 8.1 Home / Windows 8.1 Proから選択可能で、メモリも2GB / 4GBから、ストレージも32GB / 64GBから選択できる。ディスプレイ解像度も1,280×800ドットと1,920×1,200ドットを選択可能。IEEE802.11ac対応の高速無線LAN環境を利用できるほか、DDP SuitやTPMチップに対応するなどセキュリティ性も高い。オプションとして、2,048レベルの筆圧機能を備えるアクティブスタイラスペンも用意されている。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8500、メモリがLPDDR3 2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。液晶ディスプレイは10点タッチ対応の8型、解像度は1,280×800ドット。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1(Miracast対応)、USB 3.0 Type-C×1、microSDメモリーカードスロットなど。本体サイズはW130×D216×H9.45mm、重量は約377.1g。○Venue 10 Pro 5000「Venue 10 Pro 5000」は、画面サイズが10.1型のモデル。ストレージは最大128GBを選択可能で、フルサイズのバックライト付きキーボード付きモデルも用意。キーボードと組み合わせることで、ノートPCのように使うこともできる。OSの選択やオプションなどは「Venue 8 Pro 5000」と共通。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8500、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。液晶ディスプレイは10点タッチ対応の10.1型、解像度は1,920×1,200ドット。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1(Miracast対応)、USB 3.0×2(1基はUSB 3.0 Type-Cでデータ転送とチャージ兼用)、MicroHDMI×1、microSDメモリーカードスロットなど。本体サイズはW262.6×D175.8×H9.85mm、重量は約662.1g。
2016年01月20日デルは20日、ビジネス向けノートPC「Latitude」シリーズの新モデルを多数発売した。直販価格は57,980円(以下すべて税別)から。「Latitude 3000」「Latitude 5000」「Latitude 7000」という3シリーズに、画面サイズの違いなどで複数のモデルを用意。各モデルにおいて、CPU、メモリやストレージ容量、液晶ディスプレイの種類といった構成変更にも対応している。セキュリティ機能にも注力しており、TMPチップと指紋認証、非接触型カードによるログイン、スマートフォンを用いるワンタイムパスワードによるログインなどをサポートする(一部モデルを除く。一部機能はオプション)。○Latitude 300014型液晶の「Latitude 14 3000」シリーズと、15.6型液晶の「Latitude 15 3000」シリーズがある。どちらの液晶ディスプレイも、1,366×768ドットの非光沢(ノングレア)、1,920×1,080ドット(フルHD)のノングレア、1,366×768ドットのタッチパネルから選択可能。赤外線カメラを用いたパスワード不要ログインと、Windows Hellowに対応している。バッテリ駆動時間は最大15時間以上だ。OSは、Windows 7、Windows 8.1、Windows 10のいずれか。14型「Latitude 14 3000」の最小構成価格は64,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-5005U(2.0GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)。本体サイズはW342×D243.3×H23.15mm、重量は1.81kg。一方、15.6型「Latitude 15 3000」の最小構成価格は57,980円。主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3125U(1.7GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。本体サイズはW380×D260×H23.25mm、重量は約2.06kg。○Latitude 500012.5型「Latitude 12 5000」シリーズ、14型「Latitude 14 5000」シリーズ、15.6型「Latitude 15 5000」シリーズをラインナップ。液晶ディスプレイの選択肢は、1,366×768ドットのノングレア、1,920×1,080ドット(フルHD)のノングレア、1,920×1,080ドット(フルHD)のタッチ対応+ゴリラガラスだ。14型のLatitude 14 5000では、1,600×900ドットのノングレアも選べる。セキュリティ機能が充実しており(オプションを含む)、OSはWindows 7、Windows 8.1、Windows 10のいずれか。12.5型「Latitude 12 5000」の最小構成価格は101,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100U(2.3GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。本体サイズはW310.5×D22.65×H214,5mm、重量は1.49kg。14型「Latitude 14 5000」の最小構成価格は112,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6300U(2.4GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。本体サイズはW334.9×D23.2×H231.1mm、重量は1.67kg。15.6型「Latitude 15 5000」の最小構成価格は129,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6300U(2.4GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。本体サイズはW377.1×D23.8×H252.6mm、重量は1.98kg。○Latitude 7000Ultrabookに準拠し、12型「Latitude 12 7000」シリーズと、14型「Latitude 14 7000」シリーズをラインナップ。12型の液晶ディスプレイは、1,366×768ドットのノングレア、1,920×1,080ドット(フルHD)のノングレア、1,920×1,080ドット(フルHD)のタッチ対応+ゴリラガラスの3種類。14型の液晶ディスプレイは、1,366×768ドットのノングレア、1,600×900ドットのノングレア、1,920×1,080ドット(フルHD)のノングレア、2,560×1,440ドット(QHD)のタッチ対応+ゴリラガラスの4種類。OSはWindows 7、Windows 8.1、Windows 10のいずれか。12型「Latitude 12 7000」の最小構成価格は138,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100U(2.3GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大16GB)、ストレージが128GB M.2 SATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。本体サイズはW310.5×D215.15×H18.85mm、重量は1.26kg。14型「Latitude 14 7000」の最小構成価格は170,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6300U(2.4GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大16GB)、ストレージが128GB M.2 SATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。本体サイズはW334.9×D232×H19.4mm、重量は1.50kg。
2016年01月20日デルは20日、極薄ベゼルの23.8型ワイド液晶ディスプレイ「U2417H」を発売した。同社の直販サイトでの価格は29,800円(税別)。4辺のベゼル幅が世界最薄(デル調べ)となる23.8型液晶ディスプレイ。上部・左部・右部は5.3mm、下部は8.3mmと薄く、マルチディスプレイ環境を構築した場合にベゼルが目立たなくなっている。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)で、液晶パネルにはIPSを採用する。色域はsRGBを99%カバー。4ポートのUSB 3.0ハブポートも搭載する。そのほか主な仕様は、視野角が上下左右とも178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(通常)、応答速度が8ms、ファーストモード時で6ms(ともにGTG)。映像入力インタフェースはHDMI(MHL 2.0)×1、Mini DisplayPort×1、DisplayPort×1で、DisplayPortのデイジーチェーン接続も可能。スタンドではチルト、スイーベル、ピボットが可能で、130mmの高さ調節にも対応。ピボットは右回転でも左回転でもよく、縦画面で2台を並べるデュアルモニタにも適している(ディスプレイの上部同士が中央でくっつく)。本体サイズはW537.6×D188×H355.3~485.3mm、重量は6.3kg(スタンドとケーブル含む)。
2016年01月20日デルは19日、コンシューマ向けブランド「XPS」シリーズの新製品として、12.5型タブレット「New XPS 12 2-in-1」を発売した。価格は159,980円(税別)から。この新モデルは、米国に続いて2015年12月10日に国内発表されていたもの。発表時点では2016年1月発売とだけアナウンスされ、スペックや価格などは未定だった。New XPS 12 2-in-1は、3,840×2,160ドットの4Kタッチディスプレイを搭載する12.5型2-in-1 PC。本体はタブレットPCで、キーボードドックが付属する。ディスプレイにはIGZO液晶パネル(IPS方式)を採用し、最大170度の視野角を確保。コントラスト比は1,500:1で、高精細で美しい画面を表示する。ディスプレイ表面のガラスには、傷つきにくい「Corning Gorilla Glass NBT」を採用した。タブレット部にはUSB Type-Cポート×2基を搭載し、USB 3.1 Gen 2、Thunderbolt 3、電源入力(充電)、D-Sub出力、HDMI出力、有線LANといった機能に対応。付属のUSB Type-C to USB Type-Aアダプターを使うことでUSB機器も使用できる。D-Sub出力やHDMI出力、有線LAN通信には、オプションの「デル DA200 アダプタ USBタイプ-C to HDMI/VGA/イーサネット/USB3.0 -S&P」が必要。また、ワコムのテクノロジーを採用したスタイラスペンもオプションで用意している。主な仕様は、CPUが第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)のIntel Core M5-6Y54(1.1GHz)、メモリがLPDDR3-1600 8GB×1、ストレージが256GB SSD、グラフィックスのIntel HD Graphics 515(CPU内蔵)、OSがWindows 10 64bit版。インタフェース類は、上記のUSB Type-Cポート×2に加えて、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットなど。タブレットの本体サイズはW291×D193×H8mm、最小重量は約790g。タブレット+キーボードドックの本体サイズはW291×D198×H16mm、最小重量は1.27kg。
2016年01月19日『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』を手掛けたギレルモ・デル・トロ監督の約3年ぶりとなる最新作『クリムゾン・ピーク』。本日8日(金)の公開と同時に、本作の舞台として監督が創り出した“2つの世界”へのこだわりが明らかとなる特別映像がシネマカフェに到着した。イーディス(ミア・ワシコウスカ)は幽霊を見ることができた。父親のカーターと一緒に暮らしていた彼女は、ある日突如墓場の彼方から現れた母親から不思議な警告を受けとる。「クリムゾン・ピークに気をつけろ」。大人になったイーディスは、父親が不可解な死をとげた後、トーマス(トム・ヒドルストン)と結婚し、トーマスの姉・ルシール(ジェシカ・チャスティン)とともに三人で暮らすこととなる。しかし住居となるゴシック建築の広大な屋敷がそびえ立つ山頂は、冬になると地表に露出した赤粘土が雪を赤く染めることから、“クリムゾン・ピーク”と名付けられていたのだった。新たな生活に慣れるにつれ、クリムゾン・ピークはそれ自身の命を生きはじめ、悪夢のような幻影や深紅の亡霊たちが姿を現し始める。果たして、亡霊たちが現れる本当の意味とは――。細部まで作りこまれた屋敷を舞台に、“怖さ”と“美しさ”が創り出す、デル・トロ監督ならではの世界観が広がる本作。監督自身、今年開催されたコミコンで、「これまでの中でも大好きな三本の映画のうちの一本。そして個人的に最も美しい映画だと思っている」と話すほど、デル・トロ監督史上最も美しい極上のゴシック・ミステリー作品となっている。またキャストには、『アリス・イン・ワンダーランド』の続編で話題のミア・ワシコウスカをはじめ、『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』シリーズのロキ役などで注目されるトム・ヒドルストン、『スノーホワイト/氷の王国』の公開も控えるジェシカ・チャスティンといった人気実力派俳優陣が集結している。今回解禁となったのは、本作の前半の舞台となる米国ニューヨーク州・バッファローと、後半の舞台となる英国のトーマスの屋敷“アラデール・ホール”、それぞれの世界が映し出す“色”へのこだわりを、キャスト・スタッフが解説する映像。バッファローは主人公・イーディスが育った地であり暖かみを感じさせる町、黄金や豊かなセピア色が美術や衣装でも用いられ、進歩と生命力が漲る印象となっている。そこに突然現れたトーマスとルシールは、「バッファローにとって黒い影のような存在」と衣装担当のケイト・ホーリーが話すように、どこか異様な雰囲気を放っている。トーマスの謎めいた魅力に惹かれていくイーディスは、父親の死を機に彼と結婚。そして舞台は不気味で広大な屋敷へと移り、スクリーンに映る世界も一変する。一方“アラデール・ホール”についてデル・トロ監督は「セットの細部にこだわり、屋敷自体を腐食させたようにみせた」とコメント。映像では屋敷の内部も映し出されており、深紅の液体が染み出る壁、天井に空いた穴から雪や枯葉が舞い落ちる様子は、観るものに戦慄を感じさせる。また、衣装について「ルシールとトーマスは屋敷にいると“カメレオン”ね」と話すケイト。2人の衣装には藍色や青緑色が多く用いられ憂鬱さと暗い影が漂う屋敷と調和、それゆえイーディスの存在がより際立つようになっている。色を巧みに使うことで、2つの舞台を全く異なる印象をもつ世界に創りあげたデル・トロ監督。トムが「2つの世界の間には赤が存在する」と話すように、本作では随所に現れる赤が、より恐怖と美しさを演出している。全てにおいて細部にこだわり抜いたその世界観を“色”に注目して観てみて。『クリムゾン・ピーク』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年01月08日ギレルモ・デル・トロが、リメイク版『ミクロの決死圏』を監督することになりそうだ。その他の情報プロデューサーは、ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドーら。『マン・オブ・スティール』のデイヴィッド・S・ゴイヤーが、現在脚本を執筆中ということだ。オリジナルは1966年に公開。脳内出血を起こし、意識不明となった科学者を救うため、医療チームを乗せた潜航艇をミクロ化して体内に注入し、内部から治療しようと試みるSFアドベンチャー映画だ。リチャード・フライシャーが監督し、スティーブン・ボイド、ラクエル・ウェルチ、エドモンド・オブライエン、ドナルド・プレザンスらが出演した。デル・トロの最新作は、現在日本公開中の『クリムゾン・ピーク』。文:猿渡由紀
2016年01月08日ゼブラは21日、芯が折れにくいシャープペン「デルガード」の高級ライン「デルガード タイプLx」を発売する。○金属部品で高級感と安定感がプラスに「デルガード」は同社が2014年11月より販売しているシャープペンで、筆圧や書く角度に合わせて芯をガードする内部構造となっている。今回発売する「デルガード タイプLx」は、グリップに金属を採用。ペンの重心を低くし、安定性を加えたタイプ。ボディには、リング部やクリップに金属、軸にメタリック塗装が施されている。学生や社会人が長時間筆記する際に集中できるよう安定性を加え、見た目にも高級感を与えた。同商品のサイズは全長146mm、軸径10.7mm、芯径0.5mm、重量は20.5g。軸色は、ブラック・ブルー・レッド・ホワイトの4色で展開している。商品価格は1,080円(税込)。全国の文房具取扱店にて発売。
2016年01月06日独特の世界観と映像美でファンの心をとらえるギレルモ・デル・トロ監督の最新作にして、監督史上、最も美しいゴシック・ミステリーといわれる『クリムゾン・ピーク』。このほど、ミア・ワシコウスカやジェシカ・チャステインら、メインキャストたちが着こなす衣装についてのこだわりが明らかとなった。本作は、『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』を手掛けたデル・トロ監督の約3年ぶりとなる最新作。監督は、本作について「これまでの中でも大好きな3本の映画のうちの1本。そして個人的に最も美しい映画だと思っている」と明かしており、約6か月をかけて実際に建造されたという“クリムゾン・ピーク”(深紅の山頂)に立つ屋敷のみならず、その屋敷に溶け込み、また登場人物の心情を映し出す絢爛な衣装も見どころの1つとなっている。衣装デザインを担当したケイト・ホーリーは、本作を“ビクトリア朝時代の夢の中の芝居のような映画”と表現する。本作の企画が始まったとき、デル・トロ監督は「我々は衣装を建築し、建物を仕立てるんだ」とホーリーに語ったといい、彼女とそのチームは彼の彫刻的なビジョンを反映させ、また、キャストがそれぞれのキャラクターと一体化できるよう試行錯誤を重ね、布地の選択は監督のアイデアに従ったという。例えば、ミア演じる主人公・イーディスが屋敷で元気を失いはじめたとき、彼女は弱々しくなり、「まるで蚕のように透明な感じ」になる。そのイメージは彼女のナイトドレスにも反映され、何層にも重ねた繊細なシルクは、その動きでミアの演技を助けるよう意図されている。また、花々はイーディスの衣装のテーマともなっており、「豊かさや豊饒さ…それに彼女の寛容な精神を表現している」と語るホーリー。なかでも、スミレの花輪で飾られた花嫁衣装はビクトリア朝時代の“記憶”と“朝”の象徴であり、優美で繊細なドレスは見る者をときめかせる。一方、ジェシカ演じるルシールとトム・ヒドルストン演じるトーマスは、屋敷という自分たちの世界に籠るカメレオンのようであり、屋敷の憂鬱さと影を背景に、ルシールはまるで蛾のように壁と一体化させている。衣装チームは監督のモチーフをさらに強調するため、薄い布地を何時間もかけて、いまや時代遅れとなったプリーツ技術で手縫い、監督好みの昆虫の羽のようにサラサラとはためく衣服に仕上げることに成功した。さらに、ルシールのドレスは、イーディスのものとはまるで正反対、枯れた葉っぱのモチーフで荒涼としており、カタストロフ(悲劇的結末)や飢餓、不毛さに満ちている。彼女のどの衣装の刺繍も、屋敷の構造物の飾りを反映しており、「だから、色々な意味で彼女は家を身につけてるんだ」とデル・トロ監督も言う。そして、ホーリーはルシールのか細さをデザインで強調。どのドレスも、服を通して骨格を感じられるくらいにぴったりとして細身であり、彼女の華奢なシルエットが屋敷の長く狭い構造を模すのように表現されている。そんなデル・トロ監督のこだわりが細部に至るまで反映された衣装は、キャストたちが身に纏い演じることで、より本作の世界観に溶け込んでいく。まるで絵画のように際立つその美しさを、スクリーンでも確かめてみて。『クリムゾン・ピーク』は2016年1月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月11日