1月5日(金)より公開中の映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』。土日2日間では、動員224,480人、興収330,168,400円と、前作の公開3日間の2倍以上の興収を記録し、また1月8日の時点の累計動員は426,411人、興収611,634,700円と大ヒットスタートを切った本作から、この度アメリカが誇るスパイ機関:ステイツマンのエース・ウイスキーが、その本領を遺憾なく発揮する本編映像が到着した。今回公開されたのは、世界を救う鍵となる解毒剤を手に、雪中の山小屋で息をひそめるタロン・エガートン演じるエグジーと、ペドロ・パスカル演じるウイスキーの元に、別行動をとっていたコリン・ファース演じるハリーが合流するシーン。しかし、銃を構えた追手に慌て解毒剤が決壊…。そして銃弾の雨が降り注がれる絶体絶命のピンチが彼らを襲う中、背後のフォローを託し、ウイスキーが敵陣に突っこんでいく!往年のマカロニ・ウェスタンを思い起こさせる二丁拳銃の見事な手さばきや、電磁式投げ縄で一瞬で敵のボディを真っ二つに切り裂いてしまう様子など、大量の敵をなぎ倒しまくる活躍が伺える。そんなウイスキーを演じたのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ナルコス」に出演するペドロ・パスカル。マシュー・ヴォーン監督と役作りに付いて念入りに話し合ったというペドロは、「ウイスキーというキャラに堅苦しくない粋な傲慢さ、そしてクールでしかも危険な香りを漂わすこと」が監督との会話の中でとりわけ自身にとって大事だったと話し、「ウイスキーとエグジーは、世界を救うためのミッションを達成するために否応が無しにも共に行動することを強いられるんだけど、2人の間にはちょっとした競争意識があって、ウイスキーはハリーとエグジーのダイナミックで硬い絆にヒビを入れることだって、やろうと思えばできるんだ」とコメント。ウイスキーを筆頭にステイツマンというスパイエージェントたちを生み出した背景についてヴォーン監督は、「僕が子どもの頃、ファッション、テレビ、音楽といった分野でアメリカは世界中を席巻していたのが印象的で、カウボーイ映画が大好きだった。愛すべき、称えるべき側面がたくさんあるわけで、アメリカらしいもので大いに楽しみたくて、とんでもなくクールな鞭と十二連発に改造した銃を持たせたんだよ」と明かしている。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2018年01月11日大好きなぬいぐるみが喋ってくれる!そんな子どもの夢を叶えてくれるのが、スマートトイ「ペチャット」。前回は3歳の娘と、ペチャットをつけた大切なお友だち「マカロン」のお話をお届けしました。→ 【はじめてのスマートトイ体験記〜前編】喋るぬいぐるみ「ペチャット」がやってきた! → 【はじめてのスマートトイ体験記〜後編】喋るぬいぐるみ「ペチャット」と仲良くなろう! ペチャットが普通のおもちゃと違うところは、アプリがアップデートする度に新しい機能が追加されるので、年齢にあわせて新鮮な遊び方ができること。発売からすでのいくつかのアップデートが行われ、ベビーからキッズまで楽しめる機能がモリモリと追加されました。ペチャットユーザーの視点から、おすすめ機能をご紹介します。※4歳になっても娘の特別なお友だちです。あかちゃんモード搭載で、小さなベビーにも安心ベビー用オルゴールなどでよくある「胎内音」「波の音」といった音もペチャットアプリに搭載。オルゴール内臓のベビー用ぬいぐるみを用意しなくても、お気に入りのぬいぐるみにペチャットをつければ、ベビーのお昼寝や寝かしつけをサポートしてくるんです。おやすみ音楽は、大人が一緒に聞いていても、ウトウトしていまうような癒されるもの。親子そろって気持ちよくお昼寝するのもよさそうです。また「泣き声検知」モードも搭載。ちょっと離れた場所にいても、ベビーが泣けばペチャットが自分のスマホにお知らせしてくれます。お昼寝中、家事のために慌ただしくキッチンへ。「泣いてないか?」と常に耳をそばだてながら慌ただしくする家事は大変なもの。ペチャットがベビー時代あればよかったなぁ、とつくづく感じます。また戸建ての実家に帰省中、お昼寝の寝室がちょっと離れてる。そんな時にも、ママを力強くサポートしてくれますね。生活習慣のうながしに「タイマー」機能を使おうペチャットには「お片付け」や「お風呂」「お着替え」など生活習慣を促してくれるためのセリフが多数用意されています。自分でお着替えや片付けができるようになる年頃は、イヤイヤもあり、なかなかスムーズにママの言うことを聞いてくれません。「いつまでも遊んで片付けをしない」「朝の登園の準備がすすまない」そんな時、便利なのがタイマー機能。我が家での使用方法をひとつご紹介。娘は朝ごはんが終わってお着替えをした後、朝の幼児番組を見るのが定番。家を出るまでの時間を選び(最大2時間59分先まで設定可能)、【おしゃべりの設定】→【お出かけ】でセリフを選びます。時間になると、ペチャットが「あ!もうこんな時間だよ!そろそろおうちをでないとね」と話してくれます。「マカロンが教えてくれたよ。もうテレビは終わりね」とママが口うるさく言うよりはスムーズな朝に。他、遊んでいる時に時間がきたらお片付けをうながしたり、お風呂やご飯の声がけを大切なお友だちからしてもらうのも効果的です。大好きなぬいぐるみとネイティブ英会話!?そんなペチャットの最新トピックスは、英語版アプリが登場したこと!今までの機能がそのまま英語で使えるように。セリフはアメリカ人声優のネイティブなもの、ということで、リアルな英語に接することが大きなメリットです。こうなると親が操作して会話、というのは難しくもあるのですが、登録されている単語や簡単な会話でも充分楽しめます。その中でもおすすめは「英語のおうた」。ABCの歌や、キラキラ星など子どもも大好きで英語でも接しやすいものは、聞いているだけでも楽しくなります。※マカロンと一緒に英単語の勉強中、突然英語を喋るようになったマカロンにびっくりしつつも興味津々です英語版アプリは日本語版と全く同じ機能があるので、上記でご紹介した「あかちゃんモード」「タイマー」にも対応しています。1〜2歳のお子さんにタイマーを使う場合は積極的に英語版を試してみるのも良さそうです。※「Give me a hug!」と言われれば、ちゃんとギュッとしてあげれるようになりました。前回も書きましたが、本当に0歳でペチャットに出会いたかったと思います!赤ちゃん時代、胎内音などがでるベビーオルゴールを使っていましたが、2歳過ぎには卒業!?してしまい。ペチャットの素晴らしいところは、おもちゃを新しく買い直さなくても、どんどん新しい機能が搭載されてくるところ。今後もどんな驚きを子どもに与えてくれるのか、常にワクワクの夢のおもちゃです。キッズへのお年賀ギフトにはもちろん、出産祝いにも喜ばれるペチャット。ぬいぐるみとセットで贈れば、ベビーの大切なお友だちになってくれそうです。→ 【セット】Pechat(ペチャット)ボタン型スピーカー&Jellycatぬいぐるみ = 文・写真:大西佳葉 = こどもと暮らす 4歳娘とママ日記 【ご紹介したアイテム】 スマートフォンのアプリと使って操作できるボタン型スピーカー「Pechat」。お子様の名前を呼んだり歌を歌ったりと、ぬいぐるみに心があるみたいに様々なおしゃべりが可能になります。⇒ Pechat(ペチャット)ボタン型スピーカー 4,990円(税込)
2017年12月21日ロペ(ROPÉ)、アダム エ ロペ(ADAM ET ROPÉ)、ロペピクニック(ROPÉ PICNIC)の3姉妹ブランドより、3種類のフレグランス「パルファム ロペ」が登場。2017年11月15日(水)より発売される。それぞれ、ロペのルーツである南仏・サントロペにインスピレーションを得た。監修したのは、海外メゾンのフレグランスを多く手がけるフランス南東部グラースの調香師、セリーヌ・エレナだ。ロペの「ビューティフル アティチュード オードトワレ」は、繊細で透明感あふれる香り。ホワイト・ブーケに似た針葉樹をベースに、ミネラルやシトラス、そしてサンダルウッドやアンバーを混ぜ合わせており、柔らかに爽やかに漂う。続いてアダム エ ロペの「モーニング ビュー オードトワレ」は、バンブー・サンダルウッド・ソフトアンバーといったスパイシーなノートと、スズラン・ローズ・ライラックといった透明感あるフローラルノートをミックスした。エレガントさとフレッシュさを感じさせる。そしてロペピクニックの「フレッシュ イエロー ローズ オードトワレ」はナチュラルでフレッシュ、生命力に溢れた香り。“ローズの瑞々しい蕾”をイメージし、フリージア・ペア・ローズ・ジャスミンなどを合わせた。いずれもパッケージには、写真家「小浪次郎」の美しい風景写真をデザイン。さらに、お揃いのディフューザーとキャンドルも同時に発売される。なお、表参道ヒルズのメインエントランスにて11月17日(金)から19日(日)までの3日間限定で、ローンチを記念した限定イベントを開催。3つの香りの世界を体験した人には、香り付きリボンブレスレットがプレゼントされる。【詳細】パルファム ロペ発売日:2017年11月15日(水)価格:・オードトワレ 50mL 各7,000円+税・ディフューザー 100mL 各5,000円+税・キャンドル 210g 各5,000円+税 ※燃焼時間は約40~45時間取り扱い:ロペ、アダム エ ロペ、ロペピクニックの店舗、J’aDoRe JUN ONLINE■ローンチイベント日時:11月17日(金)~19日(日)場所:表参道ヒルズ メインエントランス住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
2017年11月10日韓流ブームの真っただ中、2004年に日本公開され、当時9億円の興行収入を記録したペ・ヨンジュン初主演映画『スキャンダル』のデジタルリマスター版の公開日が、2018年1月20日(土)に決定。あわせて、ポスタービジュアルがシネマカフェにて解禁となった。本作は、フランスの古典恋愛小説「危険な関係」を、18世紀の朝鮮王朝時代を舞台に映画化した華麗な恋愛ドラマ。朝鮮王朝を舞台に、優雅に繰り広げられるドロドロ恋愛ゲームを描き、絢爛豪華な衣装や装飾品も評価を集めた。恋愛ゲームを生きがいにしているチョ婦人(イ・ミスク)は、親密な関係にある従兄弟チョ・ウォン(ペ・ヨンジュン)に、16歳の夫の側室ソオク(イ・ソヨン)を犯してほしいと頼む。だが、彼の標的は、9年間貞節を守ってきたスク婦人(チョン・ドヨン)。そこで、ウォンはチョ婦人と、スク婦人を落とす賭けに出る。ウォンの熱心な求愛を受け、スク婦人はウォンの手に落ちるが、ウォンは彼女に別れを告げてしまう。ショックでやつれ果てたスク婦人を話の種にするチョ婦人。それを聞いていたウォンは、ゲームの標的だったスク婦人のことを愛していると初めて気づくのだが…。主演を務めるのは、これまでの誠実なイメージではなく、プレイボーイを熱演しファンを驚かせた韓流の先駆者ペ・ヨンジュン。数多くの映画オファーの中から本作を選び、映画初主演を果たした。日本での公開当時は、「冬のソナタ」がNHK総合チャンネルで話題となっていたまさにそのときで、本作の公開直前に来日した“ヨン様”を一目見ようと、羽田空港に7,000人を超えるファンが集まるなど、まさに韓流ブーム全盛期。その立役者のペ・ヨンジュンによる映画初主演作ということもあり、公開するや否や劇場には人が連日押し寄せ、社会現象ともなった。韓国では当時、「韓国映画最多週末観客数記録」など数々の記録を塗り替え、韓国最大の映画の祭典「青龍映画賞」では最優秀作品賞にも輝いている。また、2007年に『シークレット・サンシャイン』により第60回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞するなど、いまや世界的な実力派人気女優チョン・ドヨンとの濃厚ベッドシーンも話題に。『うつせみ』『造られた殺人』のイ・ミスク、「トンイ」「Dr.Jin」などのイ・ソヨンが出演。監督は、『世界で一番いとしい君へ』『フライ・ダディ』のイ・ジェヨンが務めた。このたび到着したポスタービジュアルは、華やかな朝鮮王朝時代にふさわしい、豪華絢爛な衣装に身を包んだペ・ヨンジュン、チョン・ドヨン、イ・ミスクの高貴とエロスの香り漂う仕上がり。脚色・演出・演技・衣装・美術、いづれも第1級品であることを証明する本作を改めて堪能してみて。『スキャンダルデジタルリマスター版』は2018年1月20日(土)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月27日巨匠ペドロ・アルモドバルが、数奇な運命に翻弄された“母”と“娘”の愛の物語を紡いだヒューマン・ドラマの『ジュリエッタ』。そのBlu-rayとDVDが、メイキング映像や主演女優インタビューなど、情報満載の特典映像を収録して、6月2日(金)に発売が決まった。同作は、1999年『オール・アバウト・マイ・マザー』でアカデミー賞外国語映画賞を、2002年『トーク・トゥ・ハー』でアカデミー脚本賞を獲得した現代映画界屈指の名監督、ペドロ・アルモドバルの最新作だ。スペインのマドリードを舞台に、12年前に出て行った一人娘を見かけたという知らせを受けた55歳のジュリエッタが、愛する娘に向けていままで言えなかった“真実”を語るストーリー。色鮮やかな映像美も話題を集めた人間ドラマだ。BD&DVDの共通特典として、主演女優インタビューをはじめ、メイキング映像や予告編集などの充実の特典映像を収録予定。また、初回限定特典として特製スリーブケースが付く。2013年にノーベル文学賞を受賞したカナダ人作家アリス・モンローの小説「ジュリエット」を原作に、当代随一のストーリーテラーによる老練な語り口と普遍的なテーマは巨匠アルモドバルが辿り着いた新境地。円熟の極みまで到達した傑作を特典とともに堪能して。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュリエッタ 2016年11月5日より全国にて公開(C) El Deseo
2017年03月06日スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督が、5月17日(現地時間)に開幕する第70回カンヌ国際映画祭の審査員長に決定した。カンヌ映画祭のプレスリリースによると、アルモドバル監督は「70周年を迎えるカンヌ映画祭を、特別なポジションで祝えることができてとてもうれしい。ありがたいことですし、光栄ですが、ちょっと緊張しています」とコメントしている。また、「審査員長という立場には、責任も伴いますし、しっかりと務めたいと思います。この任務に全身全霊をかけて取り組むと自信を持って宣言します。まさにそれが特権であり喜びです」と熱く語っている。アルモドバル監督とカンヌ国際映画祭の歴史は長く、1992年に審査員長ジェラール・ドパルデューの元で審査員を務め、2004年には『バッド・エデュケーション』がオープニング作品として上映された。60周年記念の2007年には、ペネロペ・クルス、ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソンらとともに映画祭のポスターに登場。いままでに監督した『オール・アバウト・マザー』、『ボルベール<帰郷>』、『抱擁のかけら』、『私が、生きる肌』、『ジュリエッタ』の5作品で受賞またはノミネート経験を持つ。そのほかの審査員は4月中旬に発表されるということだ。(Hiromi Kaku)
2017年02月01日東京・表参道 ROCKETにて2月24日から3月1日まで、ペインターであるLy(リィ)の新作個展となる「SOMEWHERE」が開催される。Lyは「SHIT, HATE」を制作の根源として幼い頃から脳内につくってきた世界とモンスターを白・黒・グレーの3色で描き下ろし、東京を拠点に国内外でミューラルペイントを中心に活動するペインター。同展は2016年に東京とマレーシアで開催された「FAR FROM HOME」の続展として企画されたもので、今回新たにとらえたランドスケープやその断片を描いた作品が展示される。また、ペインティング作品の他、シルクスクリーンやTシャツも限定販売される。【イベント情報】「Ly solo Exhibition “SOMEWHERE”」会期:2月24日~3月1日時間:11:00~21:00(日曜日は20:00まで、3月1日は18:00まで)会場:表参道ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階入場無料
2017年01月31日カップ焼きそば「ペヤング」から新商品「ペヤングパクチーMAXやきそば」が登場。2016年12月19日(月)より全国で発売される。「ペヤングわかめMAXやきそば」「ペヤング にんにくMAXやきそば」など、特定の食材にフォーカスしてユニークな商品を開発してきたまるか食品が今回考案したのは、パクチーを使用した「ペヤング」。具材に使用されているのは、なんとパクチーのみ。同社によると、一口食べただけでも「パクチー」の味が口の中に広がる、パクチー好きにはたまらない商品に仕上がっているとのこと。近年、薬味としてだけではなく、メイン食材として脚光を浴びているパクチー。パクチーのみを具材に使用した同商品は、パクチー好きな”パクチスト”にとって新たなソウルフードとなるかもしれない。【商品情報】「ペヤングパクチーMAXやきそば」発売日:2016年12月19日(月)価格:185円+税内容量:107g
2016年12月22日『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』などで知られるペドロ・アルモドバルの監督最新作『ジュリエッタ』。このほど、アルモドバルらしい感性が炸裂する色鮮やかな本編映像がシネマカフェにて解禁となった。2016年のマドリードを出発点に、波乱に満ちた母と娘のストーリーが展開する本作は、孤独な主人公ジュリエッタの回想により、過去へとさかのぼっていく。25歳のときに夜行列車でショアンという漁師とめぐり合ったジュリエッタは、情熱的な恋愛の末に彼と結ばれ、愛娘のアンティアを出産。しかし、ふとした感情のすれ違いによって取り返しのつかない悲劇に見舞われてしまうのだった…。原作は、カナダのノーベル賞作家アリス・マンローが2004年に発表した短編集「ジュリエット(Runaway)」。同一主人公でありながら独立したストーリーになっている「チャンス」「すぐに」「沈黙」の3編を、アルモドバル監督がひと続きの物語として脚本化。深い哀しみに引き裂かれたひと組の母娘のミステリアスな物語を紡ぎ、“女性賛歌3部作”と呼ばれる代表作『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』『ボルベール〈帰郷〉』にも通じるエモーショナルなテーマを追求した。そして今回、アルモドバルらしい鮮やかな色彩の映像美が印象的な本編映像が解禁。真っ青な封筒に入れられた、バラバラの写真を取り出すジュリエッタ。それは、ある日突然、姿を消してしまった娘アンティアとの幸せな姿を映し出した、捨てることのできない写真だった。かつて娘と暮らしたアパートからマドリードの街並みを見下ろし、過去に思いを馳せる。やがてジュリエッタは、どこにいるともわからない娘へ手紙を書き始めるのだった…。「私は20年間“腰かける男”と一緒に住んでいるが、いつか自分の映画に登場させたいと思ってきた」と、監督自身が話す映像冒頭に登場するオブジェや、“現在”のジュリエッタが纏う複雑な胸中を表すかのような色とりどりのガウンなど、ワン・シーンごとに監督のこだわりが散りばめられ、観る者の感性を刺激する映像となっている。『ジュリエッタ』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュリエッタ 2016年11月5日より全国にて公開(C) El Deseo
2016年11月05日千葉駅が、2016年11月20日(日)53年ぶりにリニュアールを行う。それに伴い、新商業施設「ペリエ千葉エキナカ」がオープンする。新商業施設「ペリエ千葉エキナカ」には、48店舗が集結。千葉の魅力を伝えるため、「千産千消(ちさんちしょう)」を合言葉に、地元の“いいモノ”と都市型のライフスタイルがミックスした豊かな日常を提案していく。日本で初めてエキナカに、精肉・鮮魚・青果の生鮮三品を取扱う常設専門店が誕生。精肉「タカギフーズ」は手頃の価格帯の商品を揃え、鮮魚「魚力」は旬の魚を少量から販売する。青果「ころくや」は、便利なカットサラダ、青果セット、カットフルーツなど、仕事や家事で忙しい人々をサポートできるメニューを提供。さらに、千葉のパティシエが手掛ける「アルチザン イン チバ(Artisan in CHIBA)」には、モンペリエの神保勝司、お菓子工房バニーユの大木悟、晴れの日の宮田英明、菓子工房アントレの髙木康裕が参加。4人の実力派シェフが腕を振るった、作りたての美味しいスイーツを毎日販売する予定だ。館内には、千葉の名店が続々と出店。中華蕎麦とみ田の直営店「松戸富田麺業」や、2015年に販売数でギネス世界記録達成した「元気印のメロンパン」を手掛ける「ピーターパンJr」が軒を連ねる。さらに、期間限定イベントスペース「スイーツショップ」では、ギャレット ポップコーン ショップスが第1弾企画として、11月20日(日)から12月11日(日)まで限定出店する。【詳細】ペリエ千葉エキナカオープン日:2016年11月20日(日)場所:JR千葉駅改札内住所:千葉県千葉市中央区新千葉1-5店舗面積:2,000㎡店舗数積:48ショップ営業時間:平日・土曜 8:00~22:00営業時間:日曜・祝日 9:00~21:00■出店テナント一覧ころくや、魚力、TAKAGIFOODS、PAOPAO、おむすび専科、おこわ米八、とんかつまい泉、築地 奈可嶋、惣菜暖簾 山正、はなまるダイニングセレクト、GrillStage、鶏三和、魚力海鮮寿司・海鮮魚力、Saluteria、房の駅、万葉軒、eashion、季里亭、浪花古市庵、マツモトキヨシ、ピーターパンJr、NewDaysペリエ千葉中央改札内南、common café、DripMania、こめらくニッポンのお茶漬け日和。、一得餃子房、そばいち、駅弁屋踊、NewDaysペリエ千葉中央改札内西、カワシマパン、松戸富田麺業、unaucafé&kitchen、IMADEYA、NewDaysペリエ千葉中央改札外、Artisan in CHIBA、銀座コージーコーナー、irina、船橋屋こよみ、東京ラスク、ボビーユーハイム/神戸牛のミートパイ、KAKUCHI、Cows Stand、ダロワイヨ、ザ・ガーデン 自由が丘、なごみの米屋、日本橋屋長兵衛、青山フラワーマーケット、濱文様
2016年11月03日『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』、『ボルべール<帰郷>』などで知られる、スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督の最新作『ジュリエッタ』。本年度のカンヌ国際映画祭でも注目を集めた本作から、初映像となる特報が解禁となった。スペインのマドリードで1人で暮らしているジュリエッタは、美しく洗練された容姿の中年女性だが、人知れず、苦悩を内に秘めていた。そんなある日、ジュリエッタは偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけたわ」と告げられ、衝撃を受ける。ひとり娘のアンティアは、12年前に理由さえ語らぬままジュリエッタの前から突然消えてしまったのだ。最愛の娘をもう一度、この手で抱きしめたい。母親としての激情に駆られたジュリエッタは、心の奥底に封印していた過去と向き合い、いまどこにいるのかもわからない娘に宛てた手紙を書き始める――。5月、第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された本作は、「観客を選ばない堂々たる作品」「今年のコンペ21作品の中で最も余韻が残った」と絶賛され、『オール・アバウト・マイ・マザー』をはじめ母と娘の関係を描いてきたアルモドバルの原点回帰にして、最高傑作ともいわれている。原作は、カナダのノーベル賞作家アリス・マンローが2004年に発表した短編集「Runaway」。同一主人公でありながら、それぞれが独立したストーリーである3編を、アルモドバル自身がひと続きの物語として脚本化した。アルモドバルは、主人公ジュリエッタ役に2人の女優を初めて起用。スペインのベテラン女優エマ・スアレスがジュリエッタの“現在”に扮し、TVシリーズ「情熱のシーラ」で脚光を浴びた新進女優アドリアーナ・ウガルテが“過去”を演じている。監督は2人の女優について、「ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ヴィクトリア・アブリル、マリサ・パレデス、セシリア・ロスといった私の女神たちと肩を並べる存在になった」と絶賛。アルモドバルが見出した新たなミューズたちの名演にも注目。今回解禁となった特報映像では、鮮烈で艶めかしい色彩感覚の中で、人間の愛おしさや切なさを描き出すストーリーテラーであるアルモドバルの、このうえなく魅惑的な映像世界の一端が垣間見える。美術を担当するのは、長年アルモドバル作品を支えているアンチョン・ゴメス。衣装は、『ミッドナイト・イン・パリ』『マジック・イン・ムーンライト』など、近年ウディ・アレン監督作品ともコラボしているソニア・グランデが務めている。また、特報に乗せられた楽曲は、2012年に93歳で亡くなった伝説的なランチェーラ(メキシコ伝統音楽マリアッチから派生した歌謡)歌手にして、メキシコを代表する画家フリーダ・カーロと恋仲であったともいわれるチャベーラ・バルガスの「Si no te vas(あなたが去らないなら)」。「あなたが去るなら、私の世界は終わりを告げるでしょう。あなただけが存在する世界。行かないで。あなたに去ってほしくない。あなたが去る時こそ、私が死ぬ瞬間だから」との歌詞は、愛娘を思うジュリエッタの切なる心情そのものを表している。『ジュリエッタ』は11月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月27日ペドロ・アルモドバルが製作し、2015年の第72回ヴェネチア国際映画祭で監督賞となる銀獅子賞に輝いた『エル・クラン』が、9月より日本で公開されることがこのほど、決定した。本作は、1983年にアルゼンチンで実際に起きた、裕福な普通の"家族"が世界を揺るがさせた事件を映画化したもの。周囲からも慕われる父と母、そして息子3人に娘2人の"プッチオ家"が幸せな暮らしをしていた折、金持ちの家を狙った高額の身代金事件が多発する。近所で不安が募る一方、変わらない生活を続けるプッチオ家。彼らの裏には隠された秘密が明らかになり、衝撃的なクライマックスが描かれる。ヴェネチアの銀獅子賞をはじめ、第10回アルゼンチンアカデミー賞では最多5部門(撮影、新人男優、美術、衣装、録音)を受賞する快挙を遂げ、本国アルゼンチンでは大ヒット映画『人生スイッチ』(15年)をオープニングで抜き、動員数300万人を記録。第30回ゴヤ賞のイベロアメリカ映画賞、第40回トロント国際映画祭でPlatform Prize特別賞、第32回マイアミ国際映画祭で観客賞を受けるなど世界の映画祭で評価されたほか、アメリカの映画批評家サイト「Rotten Tomatoes」でも90%の満足度を得ている。なお、銀獅子賞は、これまで北野武監督(『座頭市』)やキム・ギドク監督(『うつせみ』)、ポール・トーマス・アンダーソン監督(『ザ・マスター』)など各国を代表する監督たちが受賞。そして昨年、本作でメガホンを取ったアルゼンチンのパブロ・トラペロ監督が、その仲間入りを果たした。(C)2014 Capital Intelectual S.A. / MATANZA CINE / EL DESEO
2016年05月27日スペインの鬼才ペドロ・アルモドバルが製作を務め、2015年の第72回ヴェネチア国際映画祭にて監督賞にあたる銀獅子賞を受賞したアルゼンチン映画『エル・クラン』が、9月より全国公開されることになった。1983年、アルゼンチンの平和な街。裕福でご近所からも慕われるプッチオ家は父アルキメデスを筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。しかし、二男アレハンドロの学校の友達が誘拐され、姿を消してしまう。以降、彼らのまわりで、金持ちだけを狙った身代金事件が多発。犯人が捕まらず近所には不安な空気が流れる中、プッチオ家はいつもと変わらない生活をしていた。だが、ある夕飯の時間、アルキメデスは妻の作った料理を食卓ではなく、なぜか2階の奥にある鍵のかかった部屋へと運んでいく。この家族には、誰にも言えない秘密があった…。アルゼンチンで実際に起きた、ちょっと裕福な普通の“家族”が全世界を震撼させた事件を完全映画化した本作。製作を務めるのは、日本でも絶賛を受けたアルゼンチン映画『人生スイッチ』のプロデュースも記憶に新しいペドロ・アルモドバル。そして、本作で見事、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)に輝いたのは、パブロ・トラペロ。銀獅子賞といえば、過去に北野武監督(‘03/『座頭市』)やキム・ギドク監督(’04/『うつせみ』)、ポール・トーマス・アンダーソン監督(’12年/『ザ・マスター』)など、各国を代表する監督たちが受賞しており、44歳のアルゼンチンの俊英は名だたる監督の仲間入りを果たすことになった。さらに、本国で大ヒットした『人生スイッチ』をオープニング動員記録で抜き、300万人という驚異的な動員数で社会現象化。アルゼンチンアカデミー賞最多5部門受賞や、スペイン・ゴヤ賞イベロアメリカ映画賞受賞など、高い評価を受けている。一見、幸せそうな “プッチオ家”が抱える秘密と、誰もがぶっ飛ぶ(?)とんでもない結末を、ぜひ楽しみにしていて。『エル・クラン』は9月、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日2014年サン・セバスチャン国際映画祭にて「グランプリ」と「監督賞」をダブル受賞し、スペインの名匠ペドロ・アルモドバルや園子温監督などが絶賛の声を贈る映画『マジカル・ガール』。日本のアニメやサブカルに大きな影響を受けたという新鋭監督カルロス・ベルムトが手がけた本作には、文字どおり2人の“マジカル・ガール”が登場し、男たちの運命を狂わせていく。まさに“魔性の女”ともいうべき女たちが登場する映画に注目した。本作は、独創的なストーリー、全編を貫くブラックユーモア、先読みできない巧みな構成、そして想像を絶するラストが絶賛され、サン・セバスチャン国際映画祭で17年ぶりとなる「グランプリ(作品賞)」「監督賞」W受賞の快挙を成し遂げたスペインの新鋭ベルムト監督のデビュー作。白血病で余命わずかな少女・アリシアは、日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファン。失業中の父・ルイスは、アリシアの願いをかなえるため、「魔法少女ユキコ」の高額なコスチュームを手に入れることを決意する。だが、この行動が、心に闇を抱える女性バルバラと、訳ありの元教師ダミアンをも巻き込み、悲劇的な結末へと向かうことに――。本作について、ベルムト監督は「脅迫をモチーフにしたフィルム・ノワールを作りたかった」と語る。フィルム・ノワールとは、虚無的・退廃的な志向性を持つ犯罪映画を指した総称で、主に1940年代から50年代にかけてアメリカで作られた犯罪映画のこと。“ノワール”とはフランス語で黒や闇などを意味し、人間心理の暗黒の部分や犯罪の闇をあぶり出していく。そして、多くのフィルム・ノワールには、必ずといってよいほど、男を破滅させる“ファム・ファタール”(運命の女・魔性の女)が登場する。本作におけるファム・ファタールの役割を果たすのは、日本のアニメ「魔法少女ユキコ」ファンの余命わずかな少女・アリシア。そして、謎の過去を持つ妖艶な女性・バルバラだ。ベルムト監督が「『マジカル・ガール』とは、物語を牽引する2人の女性の存在の象徴である」と語っているように、性質の全く違う2人の「マジカル・ガール」たちは、自らの望みを叶えるため、図らずとも男たちの運命を狂わせ、想像を超える衝撃的なエンディングへと導いていく。特に興味深いのは、本作は単なる金銭目当ての“脅迫”をモチーフにしたフィルム・ノワールではなく、「余命少ない娘が欲するアニメのコスチュームを手に入れる」という、ある父親の純粋かつ奇想天外な願いに端を発しているところだ。天真爛漫な12歳の少女アリシアはもちろん、娘の夢を叶えようとするルイスと関係を持ち、元教師ダミアンに人知れない過去を負わせるほどの“魔性っぷり”を発揮しているバルバラ。設定と構成の面白さ、何と言っても近年稀にみる(?)彼女たちのファム・ファタールっぷりは、新たなるフィルム・ノワールの金字塔が誕生したと言っても過言ではないだろう。◆ファム・ファタールたちが生き生き!見逃せない映画の数々ファム・ファタール(魔性の女)の代表的存在といえば、古くは新約聖書に登場する「サロメ」。舞踏の報償として、「何が欲しい?」と聞かれて「洗礼者ヨハネの斬首!」と答える悪女っぷり。また、文学の世界でも、男を振り回して死にまで導く情熱なジプシー女「カルメン」、“ナオミズム”という言葉も生まれるほど人気を博し、美少女ナオミに溺れる男を描いた谷崎潤一郎の「痴人の愛」など、いつの時代も“魔性の女”は人々を虜にする。映画にも、そんな女性たちが生き生きと存在する作品は数多い。●『エヴァの匂い』(’62/ジョゼフ・ロージー監督)『マジカル・ガール』のバルバラも舌を巻く、魔性の女・エヴァ。寒々としたヴェネチアを舞台に、幾人もの男の身を破滅させてきたジャンヌ・モロー演じるローマの高級娼婦エヴァの姿を描く。原作は、ハドリー・チェイスの「悪女イヴ」。フィルム・ノワールの傑作として知られている。●ロリータ(’62/スタンリー・キューブリック監督)『マジカル・ガール』アリシアといい勝負!?最年少のファム・ファタールといえば、彼女だろう。未亡人シャーロットの娘・ロリータは、夏を過ごそうと田舎町で下宿していた。そこで出会った大学教授ハンバートとシャーロットはしばらくして結婚するが、ハンバートは次第に娘のロリータに心奪われていく。母シャーロットは逆上のあまり事故死。ハンバートはロリータを連れて車で旅に出るが…。衝撃のラストが待つ問題作!●『誘う女』(’96/ガス・ヴァン・サント監督)ニコール・キッドマン主演。女の武器は最大限に使い、どんなことをしてでも夢を叶える、実在したコワい女がモデルの本作。天気番組のキャスターであるスザーンは、“テレビに出て有名になる”ことが人生で最も大切であると信じている。そのためにニュース・キャスターを目指していたが、夫は全く理解を示さない。そんな夫が邪魔になってきたスザーンは、ある高校生を色仕掛けでそそのかし夫を殺害させるが…。●『ゴーン・ガール』(’14/デヴィッド・フィンチャー監督)「こんな魔性の女は嫌だ!」ともいえる、『マジカル・ガール』の女性たちとは違った計算しまくりの本作の悪女は、記憶に新しいところ。幸福だと思われていた、とある夫婦。しかし、妻・エイミーが突然失踪。警察と過激化する報道によって、世間は夫・ニックに疑いの目を向け始める。しかし、実際は、全てエイミーの狂気に満ちた用意周到な計画によるものだった…。ちょっぴりコワいけれど、男たちを虜にしながら、自らの欲望を叶えてきたファム・ファタールたち。スペイン発の本作からも、そんなファム・ファタールの魅力に溺れてみるのもいいかもしれない…。『マジカル・ガール』はヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月15日書籍電子化サービス「ペパレス」を運営するペパレス製作所は、室内、オフィス、飲食店、大型施設からテーマパークまで、何でもイラストマップ化するイラスト作成サービス「イラストマップ.jp」の運営を開始した。写真では出せないイラストを、屋外施設だけではなくファミリーマンションの室内やオフィス、小売店、居酒屋など飲食店からショッピングセンターまで、規模を問わずあらゆる施設向けに作ってしまおうという趣旨の、マップに特化したイラスト作成サービスだという。他にも町内、市内等のエリアマップ、未来のイメージや架空の世界も、マップであれば何でも対応可能ということだ。間取り図が1枚あれば、作成可能だといい、同社が様々なキャラクターを配置し、動作させたイラストを作成するという。費用は、100平方メートルの施設で、およそ10万円前後で、納期は通常で2週間程度だという。価格が基本的は密度によって変わり、屋外の場合は、100平方メートル以上でも10万程度に抑えることもできるという。データはJPEGやESPファイルなど、要望に応じて変換して納品するという。
2016年02月10日ローマ名物「カチョ・エ・ペペ」。日本では、ローマ名物といえば「カルボナーラ」が有名ですが、このカチョ・エ・ペペもシンプルなおいしさでオススメです。最近では、日本のイタリアンレストランでもチラホラ見かけるようになりましたね。カチョ・エ・ペペは、パスタ料理です。Cacio(カチョ)はチーズ、Pepe(ペペ)はコショウ。というわけで、カチョ・エ・ペペはチーズ&コショウの材料2つでできちゃう簡単パスタ料理なんです。このとき使うチーズは、羊のミルクで作られたペコリーノが正統派レシピ。ローマでは昔から羊が飼われていました。そのため、羊飼いが身近な材料で簡単にできる料理として、このカチョ・エ・ペペが生まれたともいわれています。レシピの秘密はパスタの茹で汁。パスタを茹でたら捨てずにとっておき、パスタソースとして使います。簡単レシピを紹介しましょう。【材料2人分】スパゲッティなど好みのパスタ200グラム、ペコリーノチーズ80グラム、黒コショウ適宜、塩適宜【作り方】パスタをいつもより少なめの塩で茹でます。これは、材料のペコリーノチーズが塩からいためです。大きなボウルに、すりおろしたペコリーノチーズ、挽きたて黒こしょう、パスタの茹で汁おたま1杯分を入れて、チーズがクリーム状になるまでよく混ぜて溶かします。そこへ茹でたてパスタを入れて、混ぜたらできあがり!食べるときに黒コショウをさらに降ると、香り高いカチョ・エ・ペペになります。使うチーズは、ペコリーノが正統派ですが、牛のミルクでできたパルミジャーノと半々にして作るレシピもあります。ペコリーノが手に入らなければ、もちろんパルミジャーノだけでもおいしくいただけるので、ぜひ作ってみてください。濃厚なチーズの味わいと黒コショウのピリリと効いた風味が、クセになるおいしさです。
2015年11月04日スイッチをぽちっと押したことがありますか?電気のスイッチではなくて、人生のスイッチのことです。あんなことさえしなければ、ここに来さえしなければ、ということは誰にでもあるもの。でも、人生をがらりと切り替えてしまうほどのものは、できれば一生押したくないもの。ところが、アルゼンチン映画『人生スイッチ』に登場するのは、知らず知らずのうちに、ぽちっとやってしまった人ばかりなのです。仕事先の指定により乗った飛行機で、偶然、隣の乗客と共通の知人を見つけたモデルが、“彼”の名前を発すると、周囲が、「俺も」「私も」と、“彼”を知っている人が続出。ついに、乗客全員が“彼”を知っていたことから、とある陰謀が発覚します。が、気付いたときには時すでに遅し…。そんな風に、ひょんなことで人生の溝に落っこちてしまう人々の、ブラックな笑い満載のオムニバスドラマが展開していくのです。人はこんな風にして一線を越えるものなのかと考えさせる本作、展開の速さと、奇想天外さ、それなのに明日は我が身だと思えるほどのリアルさがバランスの良く同居しています。登場人物たちは、ごく普通の人々で特におしゃれという訳ではありません。でも、ばっさりと身もふたもないほどに毒舌満載の転落劇は、小気味良い語り口のせいか洗練とスタイルを感じさせます。それは、刺激的でエッジの効いた前衛ファッションのよう。誰でも着られるわけではないけれど、ほかにはない個性的なアイテムを探す人々に支持されるようなファッション。そしてそれを好む人は確実にいるのです。分かる人は分かってくれると、開き直れる自由奔放さはうらやましいほど。誰もが持てるわけではない大胆さと揺るぎないヴィジョン、アイディアを実現させる自信が、ひとつのスタイルを完成させるのでしょう。話の面白さ、ストーリーテリングの見事さはもちろん、このおしゃれ感がアルゼンチン史上最大のヒットを記録し、カンヌでもアカデミー賞でも高い評価を得た理由のひとつなのかもしれません。プロデューサーは、スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルとその弟アグスティン。二人は、自ら製作を買って出たほどの気に入りようだったとか。本作のダミアン・ジフロン監督は、ペドロとアグスティンを“この作品のゴッドファーザー”と呼びます。きれいごとではなく、誤解を恐れず、人生の本質、人間の本性を赤裸々に、でもチャーミングに描いてきたペドロとその弟だけに、真実を突いた辛口のブラックコメディに惹かれたのも当然でしょう。さらには、作品内のファッションやインテリアが常に評判を集めるおしゃれ大好きなペドロは、この笑えるスタイリッシュさにも大いに魅了されたのではないかと思うのです。本作がカンヌ国際映画祭に出品されることが決まると、大使のように振る舞い、PRに精を出し、多くの取材も受けたのだとか。日本ではまだあまり知られていないアルゼンチン人監督ジフロンの『人生スイッチ』、アルモドバル兄弟の感性を信じるあなたは必見です。(text:June Makiguchi)■関連作品:人生スイッチ 2015年7月25日より全国にて公開(C) 2014 Kramer & Sigman Films / El Deseo
2015年08月03日あの『アナと雪の女王』の2倍以上の興行収入を記録、アルゼンチン史上最大のヒット作となり、本年度アカデミー賞「外国語映画賞」にもノミネートされた映画『Wild Tales』(英題)が、『人生スイッチ』とのタイトルで7月25日(土)より日本公開されることが決定。そのポスタービジュアルが解禁となった。本作は、『トーク・トゥ・ハー』や『私が、生きる肌』などで知られるスペインの名匠ペドロ・アルモドバルがプロデュースしたブラック・コメディ。決して押してはならない“スイッチ”を押したが最後、不運の連鎖に巻き込まれる6人の男女のエピソードを、シニカルなユーモアたっぷりに全く新しい手法で描き出す。第87回アカデミー賞ノミネートのほか、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも正式出品され、そのあまりにも斬新な面白さで話題をさらい、本国アルゼンチンでは公開されるや史上最大のヒットを記録した。■スイッチ1:おかえし招待で飛行機に乗ったら、乗客全員にある共通点があることに気づき…。■スイッチ2:おもてなし親の仇と予期せぬ再会。その時、同僚から思いもよらない提案が…。■スイッチ3:エンストド田舎の道で「邪魔なんだよ!」とボロ車を抜き去る男。その数分後…。■スイッチ4:ヒーローになるためにいつどこに駐車してもレッカーされ続ける不運に、男は…。■スイッチ5:愚息息子の無罪を買うため、大金持ちの父は…。■スイッチ6:HAPPY WEDDING夢にまで見た結婚式、新郎の浮気相手が出席する…。先読みのできない展開と圧巻のラストの衝撃に、世界中の映画通が舌を巻き、そして大爆笑したという本作。誰も見たことがない驚愕必至の“6つのオチ”を、ぜひ劇場で確かめてみたいところだ。『人生スイッチ』は7月25日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマライズほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月19日グリコ乳業は6月2日、デザートドリンク「ドロリッチ スペシャル カフェゼリー」(税別190円)を全国のコンビニエンスストアで先行発売する。7月6日から全国で販売開始。同商品は、ストローで吸えるホイップクリームがのったコーヒーゼリーのデザートドリンク。「ドロリッチ」シリーズの見た目・味わいともワンランク上の一品として発売されるという。コーヒーには、「コロンビア豆スプレモ」や「キリマンジャロ」などの著名なコーヒー豆を使用。バニラにも、最高品質の「モンレニオンバニラ」が使われている。ストローでゼリーを崩し、クリームと絡めながら飲むのがおすすめとのこと。
2015年05月11日シャンパーニュメゾン「ローラン・ペリエ」から、ロゼのケージ入りモデル(1万5,390円)が2月中旬に発売される。「ローラン・ペリエ ロゼ」はフレッシュなベリーをイメージさせる、芳醇なアロマが特徴のロゼシャンパン。厳選されたピノ・ノワールのみを醸造することで、ワインらしい力強さに溢れた味わいを生み出している。ロゼはベリー系やチョコレートとも相性がよく、大人の男性へのバレンタインのギフトとしても魅力的。今回登場する「ローラン・ペリエ ロゼ」は、鳥籠を象った化粧箱でボトルを梱包したもの。そのデザインはラグジュアリーパッケージの見本市「LUXE PACK MONACO」で「Formes de Luxe」賞を受賞している。持ち運びにも優れているため、ギフトとしてだけでなく、パーティーやお花見などへの持ち込み用としても買い求めたくなる1本だ。
2015年02月05日「ナイキラボ(Nike Lab)」は13日、ブラジル人デザイナー、ペドロ・ロレンソ(Pedro Lourenco)とコラボしたウィメンズコレクション「ナイキ × ペドロ・ロレンソ(Nike x Pedro Lourenco)」を発売する。女性のための服作りに情熱を傾けるロレンソが、ナイキウィメンズ・デザインチームとコラボした同コレクション。吸汗性に優れたナイキの新素材「DRI-FIT」を使用することで、軽さや通気性を重視するナイキデザインの原則を守りつつ、女性らしさを意識した新しいカットやフォルムを追求。これまでのスポーツアパレルの概念を覆し、ジムなどの運動時だけでなく、日常の中でも着こなせるコレクションを発表した。中でも、コレクションテーマを象徴するのは、吸汗性に優れたDRI-FITメッシュを使用したジャケットだ。60 年代の高級婦人服仕立ての技術を用いた、ストリートでも通用するような洗練されたディテール。柔らかく女性的で機能性も合わせ持ったネオプレーン素材をベースとし、接着リバースコイルジッパーがすっきりとした印象をかもしている。その他、編みの細かいパワーメッシュと吸水性のいいDRI-FITジャージーを組み合わせた「ロングスリーブ クルー」やドレープとグラデーションのデザインが特徴の「ルースメッシュウイメンズタンク」、レーサーバックデザインの「インディー ウイメンズ ブラ」など全9アイテムを展開。イメージモデルにはカーリー・クロス(Karlie Kloss)を起用。販売店舗はドーバー ストリート マーケット銀座となり、ブランド公式ショッピングサイトでも購入出来る。
2014年11月12日スパークリング・ナチュラルミネラルウォーター「ペリエ」が、期間限定デザインボトルを発売する。それを記念し、11月9日までの期間限定で、東京・代官山ヒルサイドテラス「ヒルサイドフォーラム」にストリートアートギャラリーをオープンした。○「ペリエ」がストリートアートとコラボ!世界約140カ国で飲まれている「ペリエ」は、南フランス産のスパークリング・ナチュラルミネラルウォーター。『PERRIER Inspierd By Street Art』と題された今回のコラボレーションには、世界で活躍するアーティスト3名が参加する。瓶ボトルをデザインしたのはストリートアートでパイオニア的存在のJonOne。そして、ペットボトルは女性的で官能的な高揚感をもたらす日本人アーティストのSASU、缶はブラジル出身で万華鏡のような華やかなアートを生み出すKobraが手がけた。それぞれの個性が光るデザインは、これまでのペリエの印象に新たなインスピレーションを与えそうだ。○代官山でアートギャラリーもオープン期間限定デザインボトルの発売を記念し、代官山ヒルサイドテラス「ヒルサイドフォーラム」にて、アートギャラリー『PERRIER Inspierd by Street Art“TOKYO LOUNGE”』を11月9日までの期間限定でオープンする。ギャラリーではデザインボトルの展示のほか、今回のコラボにも参加しているSASUをはじめ、DISKAH、shizentomotelの3名によるストリートアート作品の展示や、作品の制作風景が映像を常時上映される。また、8日と9日には屋外スペースにて作品展示している3名のライブペインティングが行なわれるほか、フットバッグパフォーマー石田大志がパフォーマンスを披露。8日には、特別記念パーティも催される予定だ。カフェスペースではペリエを使ったノンアルコールカクテルも提供される。さわやかな炭酸が休憩にぴったりで、代官山ショッピングのついでに気軽に立ち寄れそうだ。○限定デザインボトル制作・SASUにインタビュー今回のコラボレーションでペットボトルのデザインをしたSASU。話を受けて、「ライムやレモンがはじけるようなイメージを『ペリエ』に持っていたので、すぐに『やりたいな』と思いましたし、デザインもすんなり入ってきました。ただ、色の制約があったので、その中で自分らしいデザインを作りたいと考えましたね」と、すぐにイメージが掴めたという。SASUのアートは、対称に整っている幾何学模様が特徴的。それについて、「誰でも『型を破ること』は抵抗がありますよね。でも実は、私は他の人に比べると抵抗が無いんです(笑)。だからこそ、きっちりと型や枠を決めた中で自分を表現していきたいのかもしれません」と自ら分析する。そして、「海外から日本に帰ってくると、まだまだな部分もあるけれど、日本の良さをすごく実感するんです。今後は、日本の田舎の風景の中に自分の作品を残していけたらいいな、と思っています」と、今後のビジョンを語った。ギャラリーには、SARUが実際に使用しているオリジナルデザインが施されたペンキ缶や、アイデアのデザインラフなども展示されている。残念ながら日本での発売は瓶ボトルのみで、SASUデザインのペットボトルは国内未発売なので、ぜひ実際に訪れて間近で見てみてはいかが?
2014年11月06日(画像はプレスリリースより)ミクソロジーカクテルこのたび、「ペリエ」を使ったは新たな「ミクソロジーカクテル」3種類が新登場。「ミクソロジー」とは、季節のフルーツ、野菜、スパイスなど新鮮な素材を楽しむ斬新なカクテルスタイル。2000年頃にロンドンで発祥後、今や世界的なカクテルトレンド。“炭酸ブーム”が巻き起こっている日本でも大注目です。飲めるお店8月13日(水)より、「BARRAGE」青山店、プラーザ銀座店に「ペリエ」を使った3種類のミクソロジーカクテルが新登場。まずは「ペリエ・フルーツフィズ」。「ペリエ」に加え、トマトとレモングラスを使用。淡いピンク、濃いピンク、そして「ペリエ」のきめ細かい泡によって作られるコントラストが魅力的。次に「ミント・ジュレップ」。「ペリエ」「スペアミント」「バーボンウィスキー」を組み合わせたもの。最後に「ペリエ・スカッシュ」。国産レモンと良質な蜂蜜、そして「ペリエ」を使用したシンプルながらも贅沢な一品。いずれも魅力的な素材が使用されており、夏に飲むことでより爽快な気分が味わえそう。「ペリエ」とは「ペリエ」は南フランス生まれのスパークリング&ナチュラルミネラルウォーター。ナポレオンが「フランスの誇り」と絶賛したと言われ、その爽快な飲み口によって世界中の人に愛される炭酸水。【参考】・世界的なカクテルスタイルが東京でも人気拡大中! 炭酸水ブームが巻き起こる今、 「ペリエ」を使ったミクソロジーカクテルが新登場!・BAR RAGE情報・ペリエ公式サイト
2014年08月27日千葉ステーションビルは、生活雑貨・ファッション・カフェなど30店舗を取り揃えた「ペリエ稲毛コムスクエア」を4月25日(10時)に全面リニューアルオープンする。なお、同リニューアルにより、「フードスクエア」、「コムスクエア」の全館リニューアルが完了。「ペリエ稲毛」がグランドオープンするとのこと。今回のリニューアルでは、“Style Up Daily Life”をコンセプトに、新規店舗の13件と既存店舗17件をオープン。改装前の「コムスクエア」と「SLグルメ号」を含めたゾーンを「コムスクエア1」、新たに増床したゾーンを「コムスクエア2」とし、ユーザーにとって便利で使いやすい施設を目指して多機能トイレ設置やスロープ新設、営業時間延長などに取り組んでいく。また、ファッションを中心としたこれまでの店舗構成から「ローラ アシュレイ ギフト&アクセサリーズ」や「MUJI com」などの生活雑貨ブランドを加えた店舗構成に変更。そのほか、新店舗としてネイル・まつげエクステサロン「DASHING DIVA・MiiMee Eyelash」や菓子店「マンスリースイーツ」、コンビニエンスストア「ローソン」が登場する。なお、「ペリエ稲毛」のグランドオープンを記念して、「コムスクエア1・2」、「フードスクエア」合同のスタンプラリーを開催。4月25日~5月8日までの期間中、1会計につき「コムスクエア」で2,000円以上、「フードスクエア」で500円以上購入した人にスタンプを1個押印し、3個(コムスクエア2個・フードスクエア1個)集めた人に抽選で、ホテル宿泊券や高級家電などの商品をプレゼントする。そのほか、リニューアルオープン直前の3日間限定で、新規入会した人にもれなく100ポイントを進呈する「ペリエメンバーズカードポイントキャンペーン」や購入金額100円(税別)ごとに5ポイント進呈する「ポイントアップデー」も実施するとのこと。詳細は、同施設公式ホームページ(で見ることができる。
2014年04月04日本年度のフランスの最優秀男優に与えられるパトリック・ドベール賞に輝き、アラン・ドロンの再来と話題沸騰の演技派俳優ラファエル・ペルソナーズが、新作『黒いスーツを着た男』をひっさげ、来日することが決定した。雑誌「ELLE」「VOGUE」といった本国・フランスのメディアがいち早く特集を組むなど、いま最も注目されている俳優、ラファエル・ペルソナーズ。今回の来日は6月21日(金)から24日(月)まで開催されるフランス映画祭での本作の上映に伴うものとなる。『黒いスーツを着た男』は、犯すつもりのなかった罪を背負った美しき犯罪者と目撃者と被害者の妻の運命が交差する本格派サスペンス。アラン(ラファエル・ペルソナーズ)は自動車ディーラーの社長令嬢との結婚を10日後に控え人生の成功を手にする直前だったが、友人たちと騒いだ帰り道、深夜のパリの街角で男を轢いてしまう。友人たちに促され、茫然自失のまま男を置き去りにして逃走したアラン。その一部始終を、向かいのアパルトマンからジュリエット(クロチルド・エム)は偶然目撃する。翌日、被害者の容態が気になり病院を訪れたジュリエットは、そこで男の妻・ヴェラ(アルタ・ドブロシ)に会う。ヴェラと夫はフランスの滞在許可証を持たないモルドヴァ人だった。そして、ジュリエットは病院の廊下で若い男の後ろ姿に目を留める。その男こそ、罪の意識に駆られて様子を確かめに来たアランだった。ジュリエットはアランを追いかけるが…。2012年カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品された本作は、8月31日(土)からの日本公開も決定。公開に先駆けたフランス映画祭での上映後(6月23日)には、このたび来日を予定しているラファエルとカトリーヌ・コルシニ監督とのQ&Aコーナーが設けられるという。また、WOWOWで放送中の「W座からの招待状」の出張興行イベントで「旅するW座」と題した無料の映画上映会の第4弾として、フランスで40万人を動員したラファエル主演のラブコメ『恋のベビーカー大作戦』が、TVでの放送に先駆けて、7月5日(金)からシネマスコーレ(名古屋市中村区)を皮切りに、全国の単館系の映画館6館(松山 シネマルナティック、大阪 シネ・ヌーヴォ、佐賀 シアターシエマ、宮古 みやこシネマリーン、浜松 シネマe_ra)で上映されることも決定。今年だけでも主演作が6作控えているというラファエル。日本で、ラファエル・ペルソナーズ旋風が吹き荒れるのも、そう遠い話ではないかもしれない。『黒いスーツを着た男』は8月31日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:黒いスーツを着た男 2013年8月31日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開
2013年06月03日パリ、ブラジル、ポルトガル、ノルウェイ、香港、アメリカ、そして東京。世界の異なる地域で同じ時間に起きる、8人の女性のストーリーを描いたオムニバス映画『TIME ZONE』(原題)が現在製作中だ。メガホンを取るのはポルトガル人監督のペドロ・パルマ。今年の夏に香港で撮影がスタートし、2か所目のロケ地となった東京の撮影が終了したばかり。東京編に主演する女優・玄里とパルマ監督の、撮影直後のスペシャル対談を独占でお届け!どこにでもいるような女性たちの、いつもと変わらない日常。8人の女性それぞれの小さなストーリーを切り取った本作。フィクションであるが、ドキュメンタリー・スタイルにこだわり、リアルさを追及している。そもそもこの映画の企画を思いついたのは、ここ東京を旅していたとき。元々アジア文化に興味を持っていたパルマ監督が、日本とポルトガルの歴史的繋がりに親近感を持ち、日本を訪れたのが今年の4月。そこから脚本作り、キャスティングと急ピッチで製作は進められた。この映画の面白いところは、キャスティングはインターネットを通じて監督が俳優に直接アプローチしているところ。そして脚本についてのやりとりも全てメールで行う、というまさに現代的な映画なのだ。玄里:先ず最初に、キャスティングについて聞きたいのですが…。パルマ:インターネット上の顔写真だけを見て決めたんだよ。玄里:そうそう、あの写真は日本の映画監督の紀里谷和明さんに撮っていただいたものです。パルマ:あの写真の玄里はとても寂しい表情をしてた。まさにマユミ(役名)だと直観したんだ。玄里:通常、キャスティングは事務所を通して行われるので、今回のように監督から直接コンタクトがあったのは初めてです。パルマ:僕はなるべく俳優と直接コンタクトを持ちたいと思っているんだ。事務所を通すと、ややこしくなることもあるからね。ポルトガルでキャスティングする場合は、直接会いに行くこともある。でもインターネットがあれば、世界中の俳優にコンタクトできるから素晴らしいね。玄里:写真を撮っていただいた紀里谷さんにもお礼を言わないといけませんね(笑)。やりとりの中で、先ず最初にシノプシス(あらすじ)をメールしてくれましたね。私はそれを読んですぐに「この企画に絶対参加したい!」と思いました。海外の監督とお仕事をするのも初めてで、そのことにも興味を引かれました。撮影は全てを2日間で、日比谷公園や多摩川土手などを中心に行われた。ロケハンを4月の時点で行っていたこともあり、撮影は予定通り順調に進んだという。玄里:(撮影をふり返ってみて)正直、終わってほっとしたところもあります。複雑な感情を表現するために、とても張りつめていたので…。パルマ:映画全体の中でも、東京編はとてもシリアスで感情的なストーリー。撮影前のメールのやりとりで、玄里はマユミの感情について、とても的確な質問をしてくれたね。しっかりとマユミのイメージを持っていた。その時から僕は今回の撮影は大丈夫、と安心していたんだ。玄里:映画の中ではマユミの人生の数日しか描かれていないから、彼女の背景が知りたかったんです。印象的だったのは、室内で映画を観ているシーン。ワンテイクで撮影しましたね。パルマ:ワンテイク以上必要なかったからね。脚本通りに、先のことは分からないという絶望に泣いて泣いて…アップのシーンで、観客はきっとマユミに感情を揺さぶられると思うよ。とってもパワフルな演技だった。この映画が公開されたら、玄里に海外の監督からのオファーもたくさん声がかかること間違いないよ!次のロケ地での撮影は年が明けてから、ブラジルのサン・パウロで行われる予定。映画の完成は2014年、映画祭でのプレミアを目指しているそうだ。将来的には日本に住みたいと言うほど、大の日本好きのパルマ監督。もしかすると、東京国際映画祭でプレミアされるかも…!?映画の完成を楽しみに待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2012年12月27日グリコ乳業は、「ドロリッチブレイクプリン」を、2013年1月7日から静岡県~九州・沖縄で、1月21日から北海道~関東甲信越で発売する。同商品は、カッププリンとは異なる食感と口どけを味わえる「ストローで飲むプリン」。カスタード風味のプリンベースとカラメルが不均一に混ざっており、先端が太くて飲み口が細い同社オリジナルのストローで吸うことにより、プリンベースがストローの中でクラッシュされるという。価格は158円(200g)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日まるか食品は12月10日、「ペヤング 濃口ソースやきそばヴァンガード」の販売を開始する。同商品は、「ペヤング」とブシロードのトレーディングカードゲーム「カードファイト!! ヴァンガード」のコラボ商品。ペヤング完全限定カード2種を含む全4種のカードのうちの1枚が封入されている。にんにくなどの香辛料を効かせた濃い口のソースを採用し、豊富に使用したキャベツとWふりかけ(スパイス・ふりかけ)とも相性がいい。内容量148gで、希望小売価格は250円(税別)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日7月23日に東京グローブ座で、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの「皆殺しの天使/El Angel Exterminador」が行われた。【公演情報はこちら】ライブは『はなればなれに』『アルファヴィル』の前後に即興を挟んだメドレーからライブはスタート。初めは会場の雰囲気も相まって、全体の雰囲気は張り詰めていたが、統率の取れた、それでいて表情がそれぞれ異なるバラエティ溢れる楽曲群に、徐々に空気が緩和していくのが見て取れる。『タケミツトーンwithマンボ』『京マチ子の夜』と流れるように演奏される楽曲。菊地のアルトとテナーを使い分けるサックスに呼応する様に、『バターフィールド8』『はなればなれに』とオルケスタも一体感を持った演奏を披露する。『パリのエリザベス・テイラー(存在しない)』では菊地がCDJを用いて、綺麗なサウンドの中に、エリザベステイラーの言葉が入り込んでくるという清廉と混沌が同居したパフォーマンスを見せてくれた。ソプラノ歌手の林正子をゲストに迎えた『アリア 私が土の上に横たわる時~オペラ「ディドとエネアス」より 』では、パーカッションが力強く鳴り響く中、林の演奏に負けないパワフルなボーカルが響き、観客からは感嘆の声が漏れた。変わって『嵐ヶ丘』では菊地がボーカルを取り、見事なスキャットを披露。今回のライブは着席の形式だったため、座ったまま上半身でリズムを取って乗る観客の姿も見受けられた。『キリング・タイム』『儀式~組曲「キャバレー・タンガフリーク」より』そしてバンドネオン担当である早川純のソロ演奏を挟み、『ルペ・ベレスの葬儀』で本編は終了。鳴り止まぬ拍手に応える様に出てきた菊地から、この日、林正子の紹介以外では初めてのMCがあった。菊地は「昨年の3月にエリザベス・テイラーが亡くなって、今年3月の一周忌に行いたかったライブが諸々の事情により、季節を一つ越えてしまいました。そして今度は1年以上ペペ・トルメント・アスカラールでやってなかったのに、次は9月にやるという何とも締まりの無い、間抜けな感じになってしまいましたが・・・」と自虐的な話で笑いを誘ったが、9月29日に行われるすみだトリフォニーホールでのライブはこの日のライブより30分ほど会場の使用時間が長めに契約されているとの事で、「ボリュームアップしてお送りするので是非ご来場ください」と語った。実はこの日のライブを39度近い高熱の中で行っていた、と打ち明けた菊地が「その症状と処方された解熱剤の効果を最大限に利用した」と語り披露した、見事なハスキーボイスの『クレイジー・ヒー・コールズ・ミー』でライブは終了。会場からは惜しみない拍手がステージ上の出演者に向けて送られた。チケットぴあでは、9月29日(土)には東京・すみだトリフォニーホールでの公演と、DCPRGとして10月8日(月・祝)に東京・日比谷野外音楽堂で行われる2つの公演の一般発売に先がけて、先行抽選プリセールを実施中。受付期間は7月31日(火)午前11時まで。
2012年07月27日ペネロペ・クルスが、再びペドロ・アルモドバル監督の次回作に出演することが決定した。アルモドバル監督が手がけるロマンティック・コメディ『The Brief Lovers』(原題)への出演契約を交わしたという。今夏にかけて撮影が行われる予定の本作は、『ライブ・フレッシュ』(’97)、『オール・アバウト・マイ・マザー』(’98)、『ボルベール<帰郷>』(’06)、『抱擁のかけら』(’09)に続いてアルモドバル監督とペネロペの5度目のタッグ作となり、アルモドバル映画の常連であるパス・ヴェガ、ハビエル・カマラ、セシリア・ロス、ロラ・ドゥエニャスらも参加する見込みだ。さらにペネロペは、リドリー・スコット監督がメガホンを取り、『ノーカントリー』の原作者コーマック・マッカーシーが脚本を執筆する『The Counselor』(原題)への出演も決定。今秋クランクイン予定の同作でペネロペは、既に出演が決定しているキャメロン・ディアス、マイケル・ファスベンダーらと共演することになるが、ペネロペの役柄はまだ正式に発表されていない。■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo抱擁のかけら 2010年2月6日より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© Juan GattiEl Deseo
2012年06月13日