子どもが笑う姿を見ると、もっと見たくなって頑張ってしまう和田さん。でも、ついついやり過ぎてしまったようで、思わぬ恥ずかしい目に……。その内容とは?子どもが声をあげて笑うのって、かわいいですよね。見ていて幸せな気もちになります。 特に自分がしたことで笑うと尚更うれしくなります。もともと人を笑わせることが好きな私。娘の笑顔が見たいあまり、ついついやりすぎてしまうこともよくありました。 鉄板の「いないいないばあ」だったのに〜 ばあ!っと手を広げたときの、娘のあの冷めた表情が忘れられません。1歳前後でこんな顔するんだ……と思いながら、手を広げたまましばし呆然としてしまいました。 3秒前まであんなに大ウケだったのに! なぜいきなり冷めるんだ! 恥ずかしいじゃないか!いたたまれない思いで、そっと手を戻し、何もなかったかのように家事に戻った私。これ以降、いないいないばあをするときは、ちょっと緊張するようになりました。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年05月30日和田さんとの結婚前に失恋をした夫。ひとりで生きていく決意をして奮発して大型テレビを購入したのだとか。その宝物!?を娘に傷つけられてしまい……。今回は夫の大切なアレにおきた悲劇です。 娘の破壊行動!?で夫の宝物の危機! 出産祝いでいただいた木製のおしゃぶりストラップ。普段まったく使っていないそれで、娘が突然テレビをガションガション叩き始め、私も慌てましたが、夫が悲鳴をあげていました。(ちょっと笑ってしまった)テレビが壊れたり、画面にヒビが入ったりはしなかったのが幸いでした。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年05月23日娘さんがお昼寝中に仕事を始めた和田さんですが、子育てとの両立が難しく、預かってもらうことに。そんな託児所探しの中で和田さんが出合った驚きの託児所とは……?ハナが生まれてしばらく経ってから、徐々にイラストや漫画を描く仕事を再開していきました。娘がお昼寝している隙にせっせと作業するものの、それだけで終わるはずもなく、仕事を邪魔されてイライラしてしまったり、自分が睡眠不足になったり、ついDVDを見せすぎて反省したりと、在宅ワークの難しさにすぐ直面。数日娘を預かってくれるところを探し始めました。 まさかの託児所難民に…!? 最後に見た託児所Cに正直ドン引きしてしまいました。ゴミだらけの散らかった個人宅で、ねんねの赤ちゃんもいる中で、放し飼いの大型犬と同じ部屋で世話しており(家で慣れた状況で飼っているのは理解できるのですが……)、経営者兼保育士の子どもに対する言動もひどいものでした。 彼女は「うちは、しつけまでしっかりやるわよ!」と自信満々でしたが、腹立たしいような悲しいような気持ちでいっぱいになり、グッタリして帰宅。 結局どこにも安心して娘をお願いする気持ちにはなれず、ひとまず託児所の利用は断念しました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年05月16日しかけ絵本が大好きな娘さんですが、それ以上に好きな行動が……。そのため世にもおそろしい絵本ができてしまったとか。その絵本とは一体……?うちの娘はキャラクターが動かせたり、音が出たりするしかけ絵本が大好きでした。しかけ絵本があるとしばらくおとなしくなるので、どこへ行くにも1冊はバッグに入れていた時期があります。 世にもおそろしい絵本完成…!? 育児あるあるなのかわかりませんが、しかけ部分の破壊がすごかった時期があって、直しても直しても破かれるので、絵本がたびたび謎の小冊子になっていました。(真っ白の部分が多い) 娘の手先が器用になり、物を壊したらまずいということが理解できるようになると、絵本を破かれることはほぼなくなりました。今振り返ると懐かしいです。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年05月09日娘さんと本屋に寄った和田さんですが、そのときにとても恥ずかしい事件が起きてしまったそうです。娘と2人で本屋に立ち寄ったとき、その事件は起きました。娘がぐずりだすのを心配していたのですが、意外なほどおとなしくベビーカーに座っていてくれました。私はゆっくりと買いたい本を選ぶことができ、会計しようとしたそのとき…… 本屋さんで事件勃発! いつの間にか平台から本を取っていた娘! しかもどBL!破いたりしていなかったのは幸いでしたが、私が穏やかな気持ちでベビーカーを押して店内をまわっている間、ずっとわが子がこれを掲げていたのかと思うと、「ギエ〜ッ!」と叫び出したい気持ちにになりました。 また店員さんの意味ありげなコメントと笑顔が……!! これで娘が将来そっち方向に興味を示したら、「あなたは赤ちゃんのときから好きだったんだよ」と教えてあげようと思います。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年05月02日日に日に成長し、いろいろなスキルを身につけた始めた娘さんですが、その中でも謎すぎる技があったとか。その内容とは……?日に日に進化していく娘が新たに身につけたスキルが、「拍手」でした。 急にやってきた拍手ブーム 当時はあっちでパチパチ、こっちでパチパチ。最初はテレビの影響かと思いましたが、テレビがついていなくても家のどこかで娘が手をたたくので、かわいいやらおかしいやら。 しかし、拍手ブームは一瞬で終了。ビデオにでも撮っておけばよかった……!と後悔しました。赤ちゃんの変化は、本当に目まぐるしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年04月25日歩き始めるまでのお世話で散々頼っていた相棒。が! まさかの落とし穴に愕然としたとか。その理由とは……。娘が歩き始めるまで本当にお世話になったのがおんぶひもでした。購入するときはベビー用品店へ行って娘と試着。2人一緒に試着するというのは初めての体験で、新鮮でした。 私が気に入っても娘がむずがったり、娘はおとなしかったけど私がなんとなくしっくりこなかったりして、数点つけ比べた上で購入!使い始めると、思った以上に便利だったのですが……。 頼れる相方の落とし穴は… つ、つまめちゃうんだ!?首の後ろの肉をたむたむされたときは、ショックでちょっと無言になってしまいました。 それでもなお、とても便利だったおんぶひも。赤ちゃん育児中の頼れる相棒でした!監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年04月18日まだ寝返りができないと心配していた娘さんですが、あっという間にハイハイもマスター。そんな娘さんが突然家の中で消えてしまい……。寝返りしないと気を揉んでいたのが嘘のように、どんどんハイハイが上達していった娘ハナ。そんな娘がある日行方不明になってしまいました……! え、娘がいない! 広いアパートではないので、見つけるまでさほど時間はかからなかったものの、ハナの気配がなかったので慌てました。 テーブルの下で熟睡している娘を見つけたときは、ホッとするとともにちょっと笑ってしまいまいした。しかし、まさかのうんち大爆発! 背中までうんちまみれになっており、床に敷いていたラグマットまでびっちょり……。そのあとの洗濯等が大変だったことは言うまでもありません(涙)。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年04月11日マタニティヨガで知り合ったママ友たちと集まった和田さん。まるで合コンのような雰囲気にテンションが上がった矢先に、起きたこととは?マタニティヨガで知り合ったママ友たちをわが家に招いたときのこと。ママ6人、赤ちゃん6人の総勢12人が集まったのですが、1人のママがおもしろいことを言い出しました。 まるで合コン!? 「まるで合コンだね!」と笑っていた私たち。うちの娘は当時生後7カ月。ほかの赤ちゃんは生後6カ月〜8カ月でした。子ども同士の微笑ましいやりとりを期待していたんですが、全員すでに寝ているだけの赤ちゃんではなく、かといっていっしょに遊ぶほどには成長していなかったため、それぞれ本能の赴くままに好き勝手なことをしていて、まったく合コンになりませんでした(笑)。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年04月04日実感に帰省した際に、本屋で出会った親子の問答があまりに衝撃だったそう。その内容とは……?あれはたしか実家に帰省したとき。母に娘を見てもらい、ひとりで本屋に出かけたことがありました。そこで隣に立っていたきれいな感じのママと、5〜6歳の男の子。その2人のやりとりが衝撃的でした。 親子の問答に驚愕! 何そのクイズ!? 心の中でツッコミが止まらない……!男の子が超真剣なのもおかしかったのですが、ママが1ミリも笑わないのがまたおかしくて、笑いを堪えるのに必死でした。2人にとっては、あのやりとりが日常茶飯事なんだろうなあ。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月28日娘の寝かしつけで子守歌を歌っていると、なぜか白い目で見られるという和田さん。その理由とは?お母さんの歌う子守歌って、なんだかすてきですよね。子どものおなかをトントン叩きながらやさしく歌うお母さん。安心してゆっくりと目を閉じる赤ちゃん。私もそんな寝かしつけをしてみたかったのですが……。 寝かしつけで歌っていたら… 娘の視線が痛い!「ねんねんころりよ」も「ゆりかごの歌」も途中から歌詞があやしくなり、挙動不審になってしまい、結果、娘は寝ず……みたいな感じでした。「ねんねんころりよ」は母が歌っていたのでなんとなく覚えていたんですが、よくよく考えると母も途中から歌詞があやしくなって鼻歌になっていた気がします……。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月21日娘さんを連れて病院に行ったときに、強面の男の人に遭遇した和田さん。実はその人は……!娘を連れて病院へ行ったときのこと。いかにも柄の悪そうな若い男性がやってきて、待合室で電話し始めました。 強面の男の人の正体は!? 周りの人たちの緊張感がフッと和んで、「がんばれパパ!」みたいな空気になったのを覚えています。 病院の待合室で電話するのはNGなので、褒められた態度ではありませんが、あの外見からまさか「ねんね」という言葉が飛び出すとは思いませんでした……!(笑) 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月18日和田さんには、もう別れようと思いつつ、長いことつき合ってしまった「戦友」的な存在が。どうして別れられなかったのか、その理由とは……?前回オークションで大失敗してしまった話を書きました。今回はバスチェアのその後です。ボロボロのバスチェアの行方は すぐに捨てようと思っていたバスチェアでしたが、まさか2人目まで使うとは思いませんでした。お風呂で使わなくなっても、部屋で使うようになり、子どもも座椅子代わりによく座っていました。 届いた時点ですでに数年は使われていたようなボロボロ加減だったにもかかわらず、処分するその日までどこも壊れませんでした。すごい! 長い間愛用したので、いざ捨てるときはちょっぴり悲しい気持ちに。ほかにもおんぶひもやベビーカーなど、子どもが小さいうちによく使った物って、「戦友」とか「相棒」みたいに思えることがよくありました。ありがとう! バスチェア! 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月13日東日本大震災の実録第8話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。埼玉の夫の実家に居候して約1週間。義母の疲労が目立ってきました。慣れない息子一家(私たち)との生活が、頑張り屋の義母の負担になっているように見受けられました。 夫の会社は震災で建物自体が立ち入り禁止になっており休業中。私も仕事を休んでいたのですぐに帰る必要はなかったのですが、義実家への負担を減らすためにも、そろそろ茨城の自宅へ帰ることにしました。東日本大震災の実録第8話 余震によるダメージや火災、泥棒などの心配もしていましたが、自宅は無事でした。水道の漏水が見つかって数万円の出費があったものの、大ごとにはならずに済みました。そして今度は、まだ被災地で困っている人たちのために自分にできることはないのか、考え始めました。 ここまでが2011年当時に私が描いた漫画です。 あれから、10年。復興へ向けての支援をどれだけできてきただろかと、自問せずにはいられません。また、自分の漫画を読み返し、いろいろなことを忘れていることに驚きました。 今の私にできること。そしてこれからの私にできること。あの時の気持ちと体験を忘れることなく、自分にできる備えや支援を真剣に考えること。それが私にとって一番必要なことだと、今、強く思っています。 震災から10年を振り返って、自分は何ができたかを自問自答された和田さん。10年たった今もなお、大変な思いをされている方もいる、そしてこれからも震災は起こる、そのことを胸に私たち一人ひとりも今一度しっかりと受け止め考え、自分ができることをおこなうことが大切だと痛感しました。 ※この漫画は、2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載されたものを、再編集・加筆しています。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月12日育児グッズを購入した和田さんですが、ついケチってしまってお大損をしたとか。そのアイテムとは……?「安物買いの銭失い」とは、私のためにある言葉だとよく思います。恥ずかしながら、小さい金額をケチって結局損をすることがとても多いからです。育児グッズの購入でもよくやらかしていました。今回はそんな失敗についての体験談です。 ケチった結果… あまり利用したことのないオークション。いつもなら送料までしっかり確認するのに、落札を焦って忘れてしまいました。 届いたのは、「おい!よくこれ売ろうと思ったな!」とツッコミたくなってしまうようなボロッボロのバスチェア。こんなことなら新品を買えばよかった!と激しく後悔したのは言うまでもありません。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月11日東日本大震災の実録第7話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。食料がなくて冷凍庫にある物で何とか耐えている母、水をもらうために何時間も並んでいる妊婦の友だち、私の大切な人たちが食料や水に困りながらも、黙々と頑張っていました。 原発事故の収束の見通しは立たず、いつ何があってもおかしくない状態。自分で助けに行くことはできない。「助けて」と言いたいけど、誰に言えばいいのかわからない。そんな追い詰められた気持ちが続いていました。 東日本大震災の実録第7話 私の故郷は海が近いので津波の被害がありました。実家は海から少し離れているものの、ほんの数百離れたところまで海水が押し寄せたそうです。 住めなくなった家や施設があったり、景観が変わってしまったり。見慣れたはずの場所が、まったく違う場所のようになって、テレビに映っていました。 このころSNSには心ない中傷やデマ、憶測もたくさんあふれていて、誰かを傷つけたりパニックを引き起こしたりすることもよくありました。でももしツイッターなどのSNSがなかったら、そしてたくさんの人が拡散してくれなかったら、福島県、茨城県の困っている人たちの声は届かなかったかもしれない、と個人的には感じていました。 原発事故収束のため日夜必死で頑張ってくれていた方々、まだ高速道路はあちこちガタガタで、鉄道も復旧しないなか、物資の輸送を再開してくれた物流関係の方々、本当にたくさんの人の並々ならぬ努力のおかげで、一番深刻な局面を乗り切ることができたんだと、今改めて思います。 自分にできることを探して動き始めた和田さん。前に向かって和田さんが感じ、決意したこととは…。次回へ続きます。 ※この漫画は、2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載されたものを、再編集・加筆しています。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月11日東日本大震災の実録第6話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。ガタガタの高速道路を高速バスで走って上野につき、そこから電車に乗って埼玉にある夫の実家へ移動しました。 東日本大震災の実録第6話 義実家についてすぐ、夫は病院を受診し、薬を手に入れることができました。 一見普段通りの生活を送っているように見える義実家でしたが、原発事故の影響による計画停電で不便な思いをしていました。1日2回計画停電が実施されると合計8時間の停電。水道に電気ポンプを使用していたため、その間は水道も使えなくなってしまいます。停電の間は店舗が閉まるため買い物の時間も限られ、仕事もできなくなります。食事のときはロウソクを点灯。被害が少ない地域でも普段通りに暮らせているというわけではないことを、このとき知りました。私の実家は津波の被害もあった地域。当時予断を許さない深刻な状況だった福島原発からも近く、また母は手をけがしていたため、とにかく心配でした。 思い返すと、10年前のあのときは本当にたくさんの人が「私の大変さなんて大したことはない」と言って、じっと不便さに耐えていました。それだけ東北地方沿岸部の被害が凄まじかったからだと思います。パニックにならず、大人も子どももきちんと列に並び、協力しあう日本の様子は、当時海外のニュースでも取り上げられていました。 もちろんパニックになっている人もいたし、理不尽なことや、腹立たしいこともたくさんあったけれど、あの時必死に頑張っていたたくさんの人たちの態度は、本当に誇るべきものだったと、今でも思います。 夫の実家で生活し始めた和田さんですが、実家の状況を聞いて和田さんの心に異変が…。次回へ続きます。 ※この漫画は、2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載されたものを、再編集・加筆しています。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月10日東日本大震災の実録第5話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。夫の持病の薬が切れたことをきっかけに、茨城から夫の実家のある埼玉に避難することを決めた私たち。というのも、ネットで高速バスについての情報を得たばかりでした。 東日本大震災の実録第5話出発の前夜は落ち込みました。実家の家族や友だちを残して避難すること。夫の実家まで無事たどり着けるかわからないこと。いつ戻ってこられるのか、元の生活に戻れるのかわからないこと。余震や原発の状況。いろんな不安がありすぎて、自分でも何にヘコんでいるのかよくわからないなあ、と思いながら荷造りをしました。 このときは、まるで違う世界に突然来てしまったような衝撃で、しばらく呆然と雑踏を見つめてしまいました。被災地以外の場所では、計画停電などの不便はあるとはいえ、普段と変わらずに生活できている。そのギャップを目の当たりにして、何とも言えない気持ちになりました。 あれから10年。今送れている「普通の生活」が、決して当たり前のものではないことを忘れてはいけない。あのときの自分の気持ちを思い出して、改めてそう思いました。 無事に夫の実家にたどり着いた和田さん一家ですが、避難先で和田さんの心は重くなってしまいます……。次回へ続きます。 ※この漫画は、2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載されたものを、再編集・加筆しています。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月09日東日本大震災の実録第4話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。おふろの残り湯、友だちからもらった井戸水、かろうじて買うことができたペットボトルの水……。水道が復旧する気配はなく、あちこちからかき集めたわずかな水でやりくりするなか、ふいに夫が重大なことに気がつきました。 東日本大震災の実録第4話 食料の確保はすぐに難しくなりました。一日中自転車であちこちかけまわっても、手に入るのは子どもが食べられないような激辛ラーメンや甘いジュースなど。たまたま炊き出しをやっているところを見つけて、列に並んだこともありましたが、並んでいる人数分しかもらえず、また紙皿なので、家族全員分の食事を持ち帰ることはできませんでした。 そんななか、予想外の物資がわが家に到着しました。 食料と水の問題が一応、解決した途端、新たな問題が発生。「一難去ってまた一難」がエンドレスに続いている感じでした……。いつも優柔不断な私ですが、このときはすぐに避難することを決断しました。というのも、前日にある情報を入手していたのです。 いよいよ避難をすることに決めた和田さん。避難先での生活はどうだったのでしょうか?次回に続きます。 ※この漫画は、2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載されたものを、再編集・加筆しています。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月08日東日本大震災の実録第3話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。震災直後、物流がストップし、他県の親族から物資を送ってもらうことができなくなってしまいました。電気は復旧したものの、水道は止まったまま。少し離れた場所に給水車が来ていると聞いて向かったのですが……。 東日本大震災の実録第3話 水がなかなか手に入らず、途方に暮れていたところ…… 友人からもらった井戸水は、一滴も無駄にしないよう、大切に大切に使った覚えがあります。あれから10年、今はジャージャー雑に使ってしまっている水道水。当時の私が見たら、きっと怒るだろうなあ……とふと思います。 なかなか復旧しないライフライン、次回はついに和田さんがある決意をします。 ※2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載された漫画を、再編集・加筆したものになります。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月07日産後の抜け毛に悩んでいた和田さん。産後の変化は抜け毛だけでなく、鏡を見て愕然としたそうです。娘が生まれて少し経ったころでしょうか、鏡を見てギョッとすることがありました。 産後の自分にガッカリ… 当時の写真を見ると、笑ってしまうくらい顔がパンパン。化粧っ気もなく、美容院にも行けず、服は同じ授乳服のヘビーローテーション。時間的な余裕も、心の余裕もなく、いつもボッサボサのガッサガサでした。 ずっとこのままかと思っていましたが、子育て生活に慣れてくると、少しずつ自分のケアもできるようになってきました。あのときどんよりしていた自分に「この先少しずつ余裕ができてくるよ、大丈夫だよ」と言ってあげたいです。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月06日東日本大震災の実録第2話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。東日本大震災が発生し、私の住むエリアでは電気と水の供給がストップ。翌朝手に入れた号外で、想像以上に深刻な規模の地震と津波が発生したことはわかったものの、家族4人で1日1日をなんとか乗り切るしかありませんでした。 東日本大震災の実録第2話 ※断水、停電など非常時に、トイレのタンクに水を入れると製品によっては水が流れなくなる可能性がありますので、ご注意ください。 トイレは大きな問題でした。臭いがひどいだけでなく、電気がつかないので夜は子どもたちが怖がって入れず、おむつをつけて寝かせるようにしていました。せっかくはずれた長女のおむつが復活。おむつもたくさんストックしているわけではなかったので、いつまでもつか不安でした。 電気がついて、やっと情報収集できるように。状況はますます深刻になっていましたが、私と夫の実家と連絡が取れ、ひとまずみんな無事なことがわかりました。地震とそのあとの原発事故の影響で、宅配便や郵便などの物流が止まってしまい、ほかの地域から必要なものを送ってもらうことができなくなりました。電気は復旧したものの、水道は使えないまま。食料と飲料水の確保が最優先事項になり、「次の食事に子どもたちに何を食べさせるか」に頭を悩ませる日々が続きました。 食べ物にも困り、途方に暮れる和田さん一家ですが、次回さらに驚くことが起こります。 ※2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載された漫画を、再編集・加筆したものになります。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月06日東日本大震災の実録第1話。ベビーカレンダーでも人気のマンガ家の和田さんは当時茨城県で、小さいお子さん2人を子育て中でした。これは、和田さん一家が体験した震災の記録です。2011年に起きた東日本大震災から、早くも11年が経とうとしています。あの震災で亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈りいたします。また、被害にあわれた皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。 震災当時、私は茨城県に住んでいました。家がなくなったわけでも、家族を失ったわけでもありません。被害の程度は軽いものだと言えます。これは、そんなわが家から見た東日本大震災の記録です。 東日本大震災の実録第1話 自宅にいた夫と再会し、保育園に子どもたちを迎えに行きました。当時、長女は4歳、二女は1歳5カ月。保育園の園庭に避難している子どもたちを見たときは、本当にホッとしました。このとき、携帯電話は通話できず、メールやネットもつながったりつながらなかったり。かろうじて「岩手・宮城・茨城で次々に地震が起きたこと」「余震が多いので建物の中では寝ないほうがいい(という意見)」をネットで見ることができました。離れて暮らす親兄弟や友だちとは連絡が取れず、安否の確認はできませんでした。夫の携帯電話も私の携帯電話も電池が切れ、電気も水道も復旧しないまま。私たちは自宅の倒壊を恐れて、車で眠ることにしました。そして、最初の夜がやってきました。 震災発生当初の感覚をまだ覚えています。それまでにも、突然の不幸などで日常が急に崩れてしまったように感じた経験はありました。でも、周囲の人たちも皆同じように「非日常」に入り込んでしまうというのは初めての経験でした。だれもが不安な顔をしていたし、何かしら困っていたと思います。それでも私は心のどこかで、こんなことは長く続かないだろう、きっとなんとかなるだろう、と思っていました。このときはまだ、この非日常が何日も続くとは思っていなかったのです。 ライフラインがたたれた和田さんですが、さらに困った状況に……。次回に続きます。 ※本記事は2011年に「本当にあった笑える話」(ぶんか社)掲載された漫画を、再編集・加筆したものになります。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月05日夫が撮ってくれた娘の沐浴の写真を見た瞬間、思わず絶句した和田さん。映っていた物とは……!?また毛の話です。産後の抜け毛がエグかった私。普段通りに髪をとかしているだけなのにブラシにびっくりするほど髪の毛がついたり、おふろの排水溝が詰まったり。気になりつつも、見て見ぬふりでせっせと育児していたのですが……。 写真に映っていた衝撃の真実とは!? 写真に映っていた衝撃の真実!私の頭頂部の地肌がバッチリ映っていたので、揉み消したい気持ちになったんですが、写真全体はすごくいい感じに撮れていて、どうしても消せませんでした。 しかもどういう経緯だったか忘れてしまったのですが、義祖母がその写真を見てえらく気に入り、焼き増しをお願いされて義実家にも流出……。喜んでもらえたのはよかったけれど、私のあの頭をほかのだれかにも見られているかもしれないと思うと、複雑な心境でした(涙)。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年03月04日娘さんに髪をむしられてプチ切れした和田さんですが、その髪の毛が驚きの物から出てきたそう。ある日、娘に髪の毛をむしられたことでブチ切れてしまいました。むしられた髪の毛はなんと…!? 衝撃の出来事でした。いったいどこでだれのストラップを飲み込んでしまったのか……。このママは慌てて病院を受診し、幸い娘さんの健康に異常はなかったようですが、とても心配したそうです。 びっくりすると同時に、赤ちゃんの誤飲には本当に気をつけないといけないな、と思いました。どんなに気をつけているつもりでも、うっかりしてしまうことはあると思います。しかも私はズボラなので、ついその辺に小さな物を置いてしまいがち。夫もそういった気づかいができないタイプです。この一件は夫にも話し、改めて家の中を確認しました。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがあります。赤ちゃんに渡さないでください。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年02月27日産後1〜2カ月たったころ、和田さんの体にある異変が……。あまりにも衝撃で娘さんにもあたってしまったそう。和田さんを襲った悲劇とは……?今回は抜け毛についてです。私は美容にはそんなに気をつかわないで生きてきた女子力の低い人間ですが、それでも産後の抜け毛にはギョッとしました。 産後の異変に… もともと毛量が少なくボリュームがないので、どんどん髪の毛が抜けていくことに恐怖を覚え、「このままハゲてしまうのでは!?」と心配していました。 幸い娘が1歳になるころまでには抜け毛はなんとか落ち着きましたが、当時のつらかった気持ちが忘れられず、薄毛に悩む男性には今でも必要以上に共感&同情してしまう私です……。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年02月25日離乳食を始めた和田さん。最初は順調だったようですが次第に娘さんの好き嫌いや小食・ムラ食べなどに悩まされ……。離乳食……順調でしたか?私は基本的に「クソ真面目」なので、育児書に書いてあることをそれはそれは忠実に実行していました。しかし、思ったようには進まず……。 苦戦するも開き直ってみると… 私の場合真面目にやっていた分、「こんなに時間をかけて作ったのに、なぜ食べてくれないの!?」という気持ちが強かったんだと思います。娘が離乳食をよく食べたかどうかで一喜一憂するようになってしまいました。私が何時間コトコト煮込んだかなんて、娘には関係ないというのに……。 「何を食べたか」「どのくらい食べたか」ではなく、「食事を楽しむ」ようにしたい。そう思ってからは、娘が好きなメニューばかりをぐるんぐるんヘビロテしてました。偏食になるんじゃないか、と心のどこかで心配していましたが、少しずついろいろな物が食べられるようになっていったので、結果オーライだったと思います。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年02月22日妊娠中から食材の宅配を利用している和田さん。その配達員さんの1人であるイケメンくん、かなり個性的だったそう。彼がした驚きの行為とは……?こんにちは。皆さんは食材の宅配を使っていますか? 私は妊娠中からかなりお世話になりました。 イケメンくんがまさかの行動…! ただただ丁寧だったんだと思うんですが、イケメンくんは食材をいちいちひざまづいて渡してくれるんです。赤いバラでも差し出すかのような表情で、大根などを渡してくるので、時々ちょっと笑いそうになってしまいました。 赤ちゃんがいるとなかなか買い物がしにくいもの。食材の宅配には長い間とても助けられました。また、離乳食づくりに便利な食材や、赤ちゃんのお世話に便利な商品がいろいろあるのもよかったです。お世話になりました! 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年02月18日久しぶりに再会したセレブなママ友がさらにパワーアップしていたとか。その驚きの格差とは一体……!?前回に引き続き、セレブなママ友のちょっとびっくりしたエピソードです。 しばらく会わない期間があったのですが、子どもが1歳後半か2歳くらいのときに再会する機会がありました。そのとき、子どもたちが最近するいたずらの話になって……。 「ママならぬ日々」第124話 このころ彼女が引っ越し、接点がなくなってしまったのですが、きっと今もきれいで、セレブ街道まっしぐらなんだろうなと思います。 その後も裕福さをアピールしてくるママ友には何人か会ったけれど、正直モヤッとなってしまいました。彼女みたいなタイプはなかなか稀だなーと、時々思い出します。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年02月13日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第123話。前回、マウントしてくる!?セレブなママ友の発言に驚いた和田さんでしたが、さらに続きます……。もはやすごすぎて笑うしかない、その内容とは?前回に引き続き、セレブなママ友にびっくりしたエピソードです。ちょっと時間がすすんで、これは子どもたちが1歳を過ぎたころの出来事。 月に一度、銀座へショッピングに行くだけでも、ホテルに一泊している彼女。そんな彼女の「旅行」は……。「ママならぬ日々」第123話 旅行の詳細も、わが家にはちょっと手が出せない感じの豪華さだったんですが、彼女のいいところはなんともあっけらかんとそれを話すこと。 私は「こんなこと言ったら自慢にとられちゃうかも」と思うと、ついつい「ちょっと高かったんだけど一生に一度のぜいたくと思って〜」とか「たまたまラッキーなことがあって〜」とか言ってしまいがちなんですが、そういうゴチャゴチャした気づかいはないほうが気持ちいいなと思いました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年02月12日