神楽坂で身体にやさしいサラダボウルを楽しめる神楽坂にある「WithGreen 神楽坂店」は、オリジナリティの高いサラダボウルが楽しめる専門店です。飯田橋駅と神楽坂駅を結ぶ、神楽坂通り沿いにお店はあります。緑色が目にも鮮やかなお店のロゴが書かれたとびらを開けると、2階へと続く階段が登場。オープンキッチンが中心に置かれた店内は、裸電球の照明がやさしい雰囲気です。外光が降り注ぐテラス席もあり、天気の良い日には外の風を感じながら食事を楽しめます。ニューヨーク帰りのオーナーがオープンしたお店お店がオープンしたのは2016年5月のこと。オープン以来、質の良い野菜が堪能できるお店として人気を集めています。オーナーがニューヨークでの勤務時代に、毎日のランチとしてサラダボウルを食べていたそう。そんな経験から、炭水化物中心の日本の外食産業を健康的なものに変えていきたいと考え始めたのだとか。そんな願いから、「WithGreen」は創業されました。都市部を中心に、サラダボウルを日常の食事のひとつとすることを目標としているそうです。カラフルな見た目と食感が楽しめるサラダボウル!色とりどりの野菜が迎えてくれるお店には、豊富なサラダボウルメニューが揃います。何をオーダーしようか迷ったらおすすめなのが「さつまいもと秋野菜のサラダ」です。ほくほく食感がやさしいさつまいもに、シャキシャキ食感のリンゴやキュウリがおもしろい逸品。レタスの緑とニンジンのオレンジが鮮やかなボウルに、玄米もミックスして、栄養バランスも満点です。味の決め手となるドレッシングの種類も豊富!店内には、定番のオリジナルメニューと、自分好みに組み立てられるカスタムメニュー、買って帰ることのできるレディーメイドメニューがあります。色とりどりのサラダボウルの味の決め手となる、ドレッシングも種類豊富。気分に合わせてドレッシングを選ぶことができます。柚子しょうゆや梅しそなど和風のものから、バジルチーズやオニオンなどの独特の風味がクセになるものまで、豊富に揃えられたドレッシング。何度お店を訪れても飽きることなく楽しめるのはうれしいポイントです。農家で味わう採れたて野菜を神楽坂で楽しめる「WithGreen 神楽坂店」では、お店で働くスタッフたちやお客さんと、年に数回農家を訪れ、収穫や農業体験を行っています。毎日、店舗に届けられる野菜のルーツをたどることで、より深く野菜を味わおうという試みです。お店で提供されているサラダボウルに対しての理解も、一層深めることができる農業体験。ただ食べ物を提供するだけにとどまらず、日本の農家や野菜の魅力も発信しているお店です。東京メトロ、東西線・有楽町線・南北線各線「飯田橋駅」が最寄り駅。B3出口から歩いて3分ほどの場所にお店はあります。見た目も味も抜群、身体にもやさしいサラダボウル専門店です。スポット情報スポット名:WithGreen 神楽坂店住所:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-2 桐信エステートビル2F電話番号:03-5579-2905
2018年04月20日第142飯「パプリカボウルライス」■材料パプリカ2個<A>塩小さじ1/4胡椒少々酢大さじ2オリーブオイル大さじ1米1合<B>アンチョビ1枚(みじん)ベーコン50g(細切り)コンソメキューブ1/2個塩、胡椒適量バター15gオリーブオイル適量ケチャップ大さじ2トマトペースト大さじ1好みのチーズ適量パン粉適量 ■作り方①ヘタのある頭をカットする。中の種をとり、レンジに1分半かける。 ②<A>をボウルに合わせマリネ液を作り、①を入れ満遍なく回しかける。パプリカの中にも丁寧にかける。 ③冷蔵庫で3~4時間ひやす。その間、何回かひっくり返し味が全体にしみ回るようにする。 ④研いだ米を炊飯器に入れ水加減を1合に合わせ、<B>の材料を加え早炊きモードで炊く。 ⑤炊けたらケチャップ、トマトペーストを入れ合える。 ⑥マリネしたパプリカに⑤を詰め上にチーズとパン粉で蓋をし、200℃のオーブンで15~20分パン粉に焦げ目がついたら出来上がり。
2017年09月26日モアナの海の冒険を描いた感動作『モアナと伝説の海』の製作現場の裏側を取材するべく、ロサンゼルスにある「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ」に潜入。いまやアニメーションだけでなく、映画全体やエンターテインメントなどあらゆる角度で人々に感動を届けるディズニー。今回は、その創始者であるイリノイ州シカゴ生まれのウォルト・ディズニーが1944~66年まで使っていたオフィスを、現在の「ウォルト・ディズニー・スタジオ」内の一角に当時のものを忠実に再現した部屋があり、今回はオフィス内の写真とともにその様子をお届けする。部屋に入る前、このように長い廊下が続いており、ここにはウォルトの幼少期から生前の写真が並べられていた。映画『バンビ』を制作するために、実際にバンビを飼うウォルトの写真や、1955年にカリフォルニア・アナハイムのディズニーランドにてオープニングリハーサルを行うウォルトの写真や、ディズニーランド開園後1963年に「Tiki Room」というインコと会話ができる部屋での写真などが飾られていた。いつまでも世界中の子どもたちに笑顔を届けるウォルトの、お茶目さと圧倒的なカリスマ性を写真からうかがうことが出来る。さらに、ウォルトの名言が壁に書かれており、“Pictures speak the most universally understood language(画は世界中で最も理解された言語を話す)”や“It seems to me we have a lot of stories left to tell(私たちは語るべきであるのに忘れられた物語を沢山抱えているように思う)”ここから、ウォルトのアニメーターとしての画で見せることの可能性や、ストーリーを作り上げる使命感のようなものを感じる。入り口に入ると、まず目に留まるのがショーケースに入ったトロフィーの数々。ウォルトは生涯で約950もの賞を受賞したとも言われている。さらにウォルトはアニメーションだけでなくドキュメンタリー作品のプロデュースも行っており、1953年に発表した『砂漠は生きている』は、その年のオスカーを受賞した。ちなみに棚の上にあるオスカー像は、1937年公開『白雪姫』のアカデミー受賞時に白雪姫と7人の小人をモチーフにしたオスカー像のレプリカなんだそう。そしてこちらのデスクはウォルトの3人の秘書たちが使うものであった。そして部屋に入るとウォルトのデスクやチェア、ソファーなどが。そしてこちらのピアノでは「小さな世界」を作曲したことでも有名のシャーマン兄弟との作曲のために使われたそう。またピアノの上には、シカゴ出身のウォルトが愛してやまないシカゴ、ニューオーリンズジャズのスコアなどが置かれていた。デスクの周りに置かれているのは、世界中の子どもたちからディズニーに贈られたものであり、ウォルトはひとつひとつ大切に保管していたんだとか。そして部屋の中にはウォルトの3人の娘たちの写真と、当時のアメリカの中流家庭の画を書いたノーマン・ロックウェルによる直筆の娘たちのイラストが飾られている。そしてウォルトがプロデュースしたアナハイムのディズニーランドの製図。当時は兄のロイとともにこのプロジェクトに注力しており、後に大成功をおさめた。しかし、1964~1965年に開催されたニューヨーク万博の再現とも言われていた次なるプロジェクトであるフロリダの「ウォルト・ディズニー・ワールド」の計画中にウォルトが亡くなってしまい、ウォルトの没後、兄のロイが1971年の開園まで引き継いだという。続いて、ウォルトのオフィスにあったというキッチンへ。ウォルトは料理が得意ではなかったものの、簡単に作れるサラダや「ウォルトチリ」と呼ばれるウォルトが「キャンベル」のチリビーンズ缶を使って作るお手軽料理などを好んで作っていたのだとか。ウォルトの持ち物。鉄道に“無料で乗り放題”のパスカードや、高速道路のパトロール官のカードまで。ちなみにこれを持っていれば法定速度を超えても走れるそう…。ウォルトの権力が感じ取れるラインナップだった。最後に生涯で描かれた風刺画や戯画の中でウォルトが気に入っていたものの一覧。この中にはストリート・アーティストによるものもあるそう。この中でも特にウォルトが気に入っていたのはこの一番上の一番左の画。これは、長らくディズニー・アニメーションに務めていた社員に対して、ウォルトが賞をあげているシーンを描いたものだ。賞を贈られることが多いウォルトがほかの人に賞を贈るシーンは確かに貴重なものかもしれない。『モアナと伝説の海』MovieNEXは発売中、デジタル配信中。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年07月13日海に選ばれた少女モアナの冒険を、名曲「どこまでも ~How Far I’ll Go~」をはじめ、圧巻の歌とエモーショナルな音楽で表現した『モアナと伝説の海』。ついにリリースされた本作MovieNEXのボーナス映像の中から、惜しくも本編ではカットされてしまった貴重な未公開シーンがWで解禁となった。ディズニー・アニメーションが生み出した大ヒット作『アナと雪の女王』、『ズートピア』に続く最新作の主人公は、美しい海に選ばれ、愛されたひとりの少女モアナ。命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、大切な人や世界を守るため、伝説の英雄マウイとともに大海原へとこぎ出す彼女の勇気と成長は、爽快な感動をもたらした。◆モアナとマウイが歌う幻の未発表曲!そんな本作から今回到着した1つ目の映像では、モアナとマウイが海底にある魔物の国へ潜入するシーンで使用される予定だった未発表曲がお披露目。本作の楽曲制作を担当したリン・マニュエル・ミランダによると、この曲「WARRIOR FACE」は、いかめしい顔をして踊る伝統舞踊“ハカ”をイメージして作ったという。“ハカ”はニュージーランドのマオリ族の伝統的な舞踊で、ミランダは「フレンドリーな人たちが始まった瞬間に怖い顔になる“ハカ”に魅了された」と語る。マウイは「勇気をもってピンチを切り抜けろ。顔を上げて、恐れも痛みも喜びも怒りもごちゃ混ぜにして、見たこともない顔を作れ」と力強く歌い上げ、モアナに闘志を燃やすように働きかける。マウイが、モアナに不安に打ち勝つための心構えを伝え、彼女の勇気を駆り立てようとする1曲だ。◆モアナとキュートなペット「プア」の前日譚も!2つ目の映像は、8歳の幼いモアナとプアの出会いを描いた未公開シーンで、幼いモアナが父親のトゥイから「外海へ出ないように」と注意される場面から始まる。父親は伝統を重んじ、航海を禁じる島の掟をずっと守ってきた。父親から外海へ出ないように諭される幼いモアナは、その理由に納得がいかない。へそを曲げた彼女の視線の先にいたのが、のちにモアナが「プア」と名付ける衰弱した子ブタだった。ジョン・マスカー監督は、「いいシーンだが作品全体が長くなりすぎるからカットしたんだ」と少し残念そう。あどけないモアナと父親のやりとりや、プアに愛情を注ぐ心優しいモアナの様子が描かれる、心温まるシーンとなっている。ほかにも盛りだくさんの貴重な映像を、『モアナと伝説の海』本編とともに楽しんでみて。『モアナと伝説の海』MovieNEXは発売中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年07月07日この春、興行収入50億円突破の大ヒットを記録したディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』が、早くもMovieNEXにて登場。その発売に合わせ、ブルーレイ特典ディスクに収録される盛りだくさんのボーナス映像の中から、本作のヒロイン・モアナのボイスキャストを見事に演じた大型新人、アウリィ・カルバーリョの魅力に迫る映像の一部がお披露目された。海に選ばれ、愛されたひとりの少女モアナは、命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、世界を闇から守るため、大海原へ冒険の旅に出る。彼女の心の成長を、圧巻の歌とエモーショナルな音楽で表現、さらに豊かな大自然や青い海を圧倒的な映像美で描き、観る者の心を爽快な感動で包んだ。そんなヒロインのモアナ役を見事に務め上げたアウリィは、世界各地で行われた大規模なオーディションで見い出された、モアナと同じ16歳。この作品を作ったスタッフたちが、南太平洋の島々の才能ある少女たちを何百人もオーディションしていた一方で、アウリィはこの役柄を目指してはいなかったという。本作のハワイ・ベースのキャスティング・ディレクターが、ある募金チャリティ/タレントショー企画に提出された応募ビデオで歌う彼女のことを覚えており、試しにこの作品のオーディションを受けてみないかと持ちかけたのだ。そして、3度のオーディションを経て、その天然の原石のような才能で、彼女はこの役を勝ち取った。抜擢されたときには、プロとしての演技経験は皆無だったにもかかわらず、物怖じせず、堂々たる演技を披露したアウリィ。さらに注目を浴びたのが、その歌唱力だ。主題歌「How Far I’ll Go」をはじめ、冒険を彩る楽曲の数々を天性の声に乗せて伸びやかに歌い上げ、世界中を感動に包んだ。「How Far I’ll Go」の作詞作曲を手がけた“ミュージカル界の若き天才”リン=マニュエル・ミランダは、「アウリィを見つけたときは、身震いしたよ。世界中を探して出会えた逸材だ。彼女の『How Far I’ll Go』にやられたよ。物語の深い部分まで歌で伝えられたのは、彼女の声があったからだ」と絶賛する。解禁された映像では、カルバーリョがスタジオでレコーディングに挑む姿に加えて、ミランダが本作でともに楽曲制作を担当した、映画音楽家のマーク・マンシーナ(『ライオン・キング』『ターザン』)、ワールドミュージック界の第一人者であるサモア出身のオペタイア・フォアイとともに、即興のセッションを重ねながら、自然な形で楽曲を生み出す貴重な舞台裏も観ることができる。また、MovieNEXには、ほかにもさまざまな制作の舞台裏や未公開シーンなど、盛りだくさんのボーナス映像を収録。貴重な映像からも『モアナと伝説の海』を楽しんでみては。『モアナと伝説の海』は7月5日(水)よりMovieNEXにて発売、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年07月04日16歳の少女・モアナの未知なる旅の冒険を、オセアニアの文化とともに描いた『モアナと伝説の海』のMovieNEX発売を記念して、ロサンゼルスにある「アニメーション・リサーチ・ライブラリー(通称:ARL)」に潜入し、その内部の取材とARL管理者のフォックス・カーニーのインタビューを敢行!■ARLってなに?ARLはアニメーションの作品にまつわるアートワークやドローイング、またはアニメーションの製作にあたり作られた彫刻作品などを1点1点大切にコレクションするとともに、新たな作品を制作する際に、ディズニー・アニメーションのアニメーターたちがそれらを参照し活用できることを目的とされた、いわば、ディズニー・アニメーションの歴史に触れることができる場所。ちなみに現在日本で開催されている「ディズニー・アート展」で展示されている原画たちもこのARLから持ち運ばれたものである。フォックス氏いわく、ディズニー・アニメーション作品にまつわるものであれば“レストランで紙ナプキンに書いたメモ”までもコレクションするという徹底ぶり。さらに、現在ARLには総計6,500万もの数の資料が保管されており、1日に1,000単位という数のものがデジタル化され、オンラインでも閲覧できるようになっている。ちなみに著者・作品名が不明の場合は、敬意を込めて「ディズニー・スタジオ・アート」と表記される。■活用される資料館資料館ではスタッフがコレクションチーム、カタログチームなど計6チームに分かれ、徹底した管理が行われている。例えばコレクションチームは、それぞれの作品に適した温度・湿度が管理された部屋で作品をコレクトするなど、作品のケアや保存に最善を尽くす。一方、カタログチームはアニメーターが見たいものにすぐアクセスできるように、収蔵されたコレクションをデジタル化してリストアップしていく。現時点で100万点の作品はオンラインのカタログから検索ワードを入れて見られるようになっている。(ディズニー・アニメーション関係者のみ)こうして、作品を“最高の状態に保つ”ことと、アニメーターのインスピレーションの場として“作品が活用されること”ことが両立しており、ディズニー・アニメーションの遺産として、またアニメーターの育成の場として、またクリエイティビティの手助けとしてなど多義的な利益を生んでいる場であることが分かった。■クリエイティブを“リチャージ”できる場所へ取材の最後に、フォックス氏にインタビューを敢行。ウォルト・ディズニーがプロデュースした映画『ジャングル・ブック』を幼少期に観て感銘を受け、自然とディズニー・アニメーションの仕事に携わるようになったとフォックス氏は語ってくれた。本人は絵を描くことが得意ではないらしいのだが、この場所でフォックス氏は製作者たちへ“クリエイティビティ”のI.手助けとII.再提供をしているという。それはどんなことだろうか?「クリエイティビティというものはあります。誰もがとてもクリエイティブで、問題を乗り越えて仕事をすることが出来る。彼らは、一緒に仕事をし、協力しながら、映画を作るのです。ここは、ある意味、仕事をよりやりやすく出来るように、手助けするんです」「それからまた、(製作中の)彼らの映画から離れる手助けをします。誰かほかの人のアートを見て、心を明晰にするんです」。つまり、製作に必要なアイディアを、それに近い形で提案するだけでなく、思いもよらぬところでアイディアを思いついてしまうような“発見”の機会も与えているのだ。こうして生まれた作品には無形ではあるが、この資料館から得た何層にも重なったクリエイティビティが詰まっている。それについてフォックス氏は、「なんてこった。彼らは全てのアートを保管している。僕らはもっと良い仕事をしないといけない!」と作品のつながりとともに、次に生まれてくる作品のためにも、作品のプロセスにクリエイティブを与えられるように丁寧な管理を行っているのだ。ディズニー・アニメーションが実践している、「魅力的で心を惹きつけられるキャラクターを使って、信憑性のある世界で、説得力のあるストーリーを語ること」を常に“新鮮に”やり続けるために、想像力を常に育むことができるこの資料館というのは、今後も重要な役割を担っていくだろう。『モアナと伝説の海』は先行デジタル配信開始中、7月5日(水)よりMovieNEX発売。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年07月02日海に選ばれた少女モアナの心の成長と冒険を、圧巻の歌とエモーショナルな音楽、そして圧倒的な映像美で表現した『モアナと伝説の海』。そのMovieNEXが7月5日(水)に発売されることに合わせ、本作のジョン・マスカー、ロン・クレメンツ両監督が、日本で社会現象を巻き起こした新海誠監督のメガヒット作『君の名は。』についてコメントする貴重な映像が解禁となった。海に選ばれ、愛された少女モアナが命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、世界を闇から守るため、大海原へ冒険の旅に出る本作。監督を務めたのが、『アラジン』『リトル・マーメイド』といった名作を世に贈り出してきたゴールデンコンビのロン・クレメンツ&ジョン・マスカーだ。一方、『君の名は。』は、田舎町に暮らす女子高校生・三葉(声:上白石萌音)と、東京に暮らす男子高校生・瀧(声:神木隆之介)の心と身体が入れ替り、お互いの存在を知っていく恋と奇跡の物語。もともと、『君の名は。』を手掛けた新海監督は『モアナと伝説の海』を劇場公開時に鑑賞しており、「素晴らしい、僕にとっては凄まじい傑作でした。こんなすごいものを観てしまうと『自分は何ができるのか』とくらくらしちゃいますが…笑。とにかく良かった、素敵でした。観てよかった」と、Twitterで絶賛コメントを寄せていた。実はこのコメントを受け、今度は『モアナと伝説の海』の監督たちから『君の名は。』の感想が到着、日米のトップクリエイター同士の交流が実現した。これまでも、ディズニー・アニメーションのスタッフ陣が、日本のアニメーション映画からも多大な影響を受けていることは口々に語られてきたが、今回の映像でも、クレメンツが「私たちは日本のアニメーションの大ファンで、特に宮崎作品は大好きだよ」と話している。さらに『君の名は。』について、「美しい映画でとても面白かった」と感想を述べ、「2人の関係性がとてもユニークだね。全く違う角度から描かれているし、タイムトラベルの要素も工夫されていてすばらしい作品だった」と称える。また、マスカーも「入れ替わるなんて独特なストーリーだし、見たことないな。よく練られて作られているし、とてもパワフルな物語だ。すばらしい構成の作品だよ」と惜しみない賛辞を贈った。最後に、マスカーは『モアナと伝説の海』と『君の名は。』の2作について、「全然違うストーリーだし、どちらも面白い」と笑顔でコメントした。『モアナと伝説の海』は7月5日(水)よりMovieNEXにて発売、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月30日モアナの海の冒険を描いた『モアナと伝説の海』。モアナ以外にもたくさんの愛すべきキャラクターたちが生まれた本作。今回は、ディズニー・アニメーション・スタジオでの製作スタッフのインタビューを通して、それぞれのキャラクターの背景、内なる想いを制作秘話とともにお届けし、様々な視点でとらえたキャラクターのつながりを掘り下げる。■ミニ・マウイは何者?CG×手書きアニメーションという試み自信満々でエゴイスト、そしてテ・フィティの心を恐れる半神半人の伝説的キャラクター・マウイ。そのマウイの体に施された、オセアニアの伝統的なマウイのタトゥーの1つに、マウイの分身で彼の“良心”を表したミニ・マウイがいる。そのミニ・マウイや本作の手描きアニメーションのスーパーバイザーを務めたのが、映画『アラジン』でジーニーのアニメーターも務めたエリック・ゴールドバーグ。世界中のアニメーターから多く支持される伝説的な人物に、今回の取材で直接インタビューできる貴重な機会が設けられ、本作での新たな試みについて取材した。本作ではCGアニメーションと手書きアニメーションが映像上でコラボするという、ディズニー・アニメーションの新たな試みがされた。このことをエリック氏は「自分の能力を試してみるようで、とても楽しい」とコメントしている。手描きアニメーションの場合、できるだけ具象的に、立体感を持たせようとすることが多いが、ミニ・マウイは図式的なデザインであり、カラーも白黒であるため、いままでとは違ったアクションが必要になったという。例えばミニ・マウイの感情を表すためには、全て彼の身体やポーズ、顔の表情で読み取ることが出来なければいけなかった。そこでエリック氏はミニ・マウイをチャーミングで愛嬌のあるキャラクターへと肉付けするために、手書きアニメーションやアイディアとともに、それを映像化するコンピューター・アニメーターの協力して製作する必要があった。例えば、マウイがモアナを島の洞窟に閉じ込めて彼女の船を盗もうとするところでは、マウイを引き止めるためにミニ・マウイはタトゥーの一部をゴムのように弾いてマウイの注意を惹こうとする。それにマウイが「痛っ!」と反応するシーンは、高度なCG技術が必要とされた。さらに今回の取材では、エリック氏直伝の「ミニ・マウイの描き方」も教授してくれた。やはり特徴としては、三角形や直線を組み合わせて作られる図式的なデザイン。最後に、エリック氏はこれからの若いクリエーターやアーティストに自身の技術やデザインを伝えていくことは「義務である」と語る。エリック氏はディズニー・アニメーション・スタジオのほかにも、南カリフォルニア大学でアニメーションを教えており、またスタジオ内でも、アーティスト同士講演をしているのだとか。「私たちも、私たちの前に活躍していた名匠アニメーターたちから学んだのですから。私たちが若い世代に伝えていくのは、絶対に必要なことだと思っています」とエリック氏はアニメーターとしての使命を明かした。続いて、本作でスクリプトリーダー(脚本)を担当したジャレド・ブッシュにストーリーの背景やキャラクターの関係性についてをインタビュー。■「海」がひとつのキャラクター作品を生み出すたびに、革新的な部分を同時に創り出し、常に進化し続けているディズニー・アニメーション。本作では「海」がヒューマニティを持ち、ひとつのキャラクターとして存在しているのも、その「新たな試み」の部分と言えるだろう。本作では、その「海」に選ばれたモアナが半神半人のマウイとともにテ・フィティの心を返しに海の冒険へと出る。その旅の途中で、海は船から投げ出されたモアナを助けてあげたり、モアナが言う通りに海が動いたりする。しかしその一方で、モアナが助けを求めていても、海はそれに応じない場合がある。それはなぜか?これについてジャレド氏は、海とモアナの関係性は「親子の関係に近い」と指摘する。実際に3児の父親でもあるジャレド氏は、海がモアナに特別なものを見出したのは、それは「親が自分の子どもに特別なものを見出すのに似ている」からだと考える。確かに、もしこれらが“友だち”だとしたら、互いに協力し合うようになるだろう。それよりも、海はモアナに時間を与え、モアナが彼女なりに試行錯誤するのを“見守って”あげている、親と子のような力関係にあると言える。■モアナとお父さんは立場は違えど気持ちは同じ?本作の見どころのひとつに、モアナの父でありモトゥヌイの村長であるトゥイの心情の変化がある。ジャレド氏はトゥイのキャラクター作りに関して、90分という限られた時間の中でトゥイがどういった人物であるかを知ってもらうために、何年もかけて彼を理解して脚本を書いたそう。そしてジャレド氏は「トゥイは、かつてモアナと同年齢だったときにはモアナとそっくりな人間で、彼の父親もおそらく保守的だったが彼も外に飛び出したがってました」と考えた。しかし本編の描写にもあるように、トゥイは悲劇に見舞われて、それ以来トゥイはその責任は自分にあると罪悪感を感じるようになった。モアナに対しても、その反省から自身の支配力を行使してモアナを島に留めるようにしたのだ。それでも、トゥイの心の深くでは、モアナが考える以上に彼女のことを良く理解していた。そしてモアナが冒険を終えてから、島に“戻ってきた”ことに大きな意味を持つとジャレド氏は考える。「モアナは父親を感心させるためだけに戻ってきたのではなく、父親の中にずっと眠っていたけれど本人はそれに従って行動を起こすことができなかった何かを解き放つためにも戻ってきた」と語る。つまり、モアナは島の人々を救っただけでなく、父親が本来なるべき人間になれるよう感情的な面でも救ったのだ。本作のキャラクターの個々の発見を通して筆者は、周りの人やものが自分にとっての新たな扉を開く「鍵」のような存在であるように感じた。テ・フィティの心がモアナの本当の声の役割になったり、ミニ・マウイがマウイにとっての“良心”役であったり、ラストシーンではモアナ自身がお父さんや島の人々にとっての新たな希望となった。言い換えると、本作では自分の「本当の声」は他者を通じて聞こえる“内なるつながり”があると言えるのかもしれない。『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX発売。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月27日この物語は、いかにして生まれたのか?『モアナと伝説の海』の裏側にある、南太平洋の島々の伝統や文化の丁寧な描写の数々。そこには、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督をはじめとする製作者たちの5年にも及ぶフィールドワークと島の人々の協力にあった。今回は、そのベースとなったオセアニアの文化から、本作が完成するまでの製作過程をご紹介。■5年に及ぶ南太平洋の島々でのリサーチ作業本作は「ポリネシアンカルチャーを基にした映画を作りたい」という、ジョン監督の意思のもと製作がスタートした。はじめはポリネシア地方に伝わるミソロジー(神話)に登場する“マウイ”というキャラクターに興味を持ち、それからもっと深く南太平洋の文化を知る必要があると認識したスタッフたちが、5年にも及ぶ歳月をかけ現地の人々とアイディアを共有しながら、島々を理解しリスペクトして製作。それと同時に、ディズニー・アニメーションが誇る3D技術や新たなストーリーといったクリエイティビティと織り交ぜていった。このリサーチトリップの模様をひとつのドキュメンタリー作品「VOICE OF THE ISLAND(南の島の声をたどって)」として、プロデューサーのオスナット・シューラ―氏が監督したものが『モアナと伝説の海』MovieNEXに収録されている。■自然への敬意昔から島の人々は「自然を頼りに」生活を送ってきた。映画の中に出てくる航海術や“ココナッツ”にもそれが描かれているが、方角や潮流を手で測って航海や漁業を行い、ココナッツは実を食べるだけでなく、木の葉や皮も衣服やものづくりに用いられるなど、常に自然の恩恵を受けながら生活をしている。そのため、島の人々は自然への敬意を持っている。そのような考えを持つタヒチやサモア諸島などの人々は、本作でもキーとなる「海」についてを次のように捉えている。“The ocean unite us”つまり、海はわれわれを隔てるものでなく、つなぐものという概念。ヴァイキングよりも前から様々な島へと船で海を渡り、かつ自然を大切にしてきた南太平洋の人々の独自の考えが、本作でも反映されている。このような古くからの考えが、モアナを海の冒険へと導いたのかも。■16歳の少女が主人公になったワケとは先ほども記したように、本作はポリネシアンミソロジーに記述された「マウイ」からスタートしている。しかし熟考とアイディアを重ねた結果、ディズニー・アニメーションは「モアナ」という新たな存在を生みだし、主人公に抜擢した。航海に憧れ、海に選ばれた勇敢な“ヒーロー”が、なぜ女の子であるのか?それは、プロデューサーのオスナット氏曰く、「女性のエンパワーメント」を描きたかったからだという。さらに大人と子どもの間の16歳という時期に冒険に出ることが、感情の機微や素直さをうまく引き出せたのだとか。近年、「女性の強さ」をテーマにした映画作品も増えてきている中、本作では16歳の少女の等身大の弱さや、心の葛藤とともに、勇気ある行動や前向きな姿、ジェンダーを超えた「頼れるヒーロー」ぶりが描かれ、そんなモアナに元気をもらった人も多いはず。■キャラクタービジュアルができるまで本作には、キャラクターの“ビジュアル”にも島の文化が反映されている。島の男性にとって不可欠なものは、デザイン性に加え、自身の業績を表す「タトゥー」。タトゥーは一人前の男になった証でもあり、生涯で増やしていくべきものと言われている。そんな自分のルーツや偉業が隅々に彫られた体を持つのが、本作でモアナとともに旅をするマウイ。またタトゥーだけでなく、髪の毛にもこだわりが。当初マウイはスキンヘッドの設定だったが、これを見た現地のスタッフに“NO!”と批判され、島の人々のアイデンティティーでもあるふわふわのウェービーヘアーが、アートディレクターのビル・シュワブらによって、モアナやマウイのビジュアルに決定された。さらに、衣装にも伝統を重んじたこだわりがある。衣装デザインを担当したネイサ・ボーヴは「島にある自然のもので作ることができる」ことと、アクションにも対応できる機能性を考慮しながら、ひとつひとつデザインに凝った衣装をデザインした。例えば、モアナの場合、トップス・スカート・ベルトを基本に、木の樹皮を叩いて乾かしたタパ布や木の樹皮を細かく裂いて編み込んだパンダナスの布など、伝統的な生地をモチーフに、さらには機能性を上げるためにスカートには細かいスリットを入れるなどして工夫を凝らした。またモアナが身に着けているネックレスに使われている貝は、「磨くと美しいブルーになる」アワビの貝殻をモチーフに、暖色系のモアナの服装にワンポイントだけアクセントになるようにしたのだとか。さらに、次期村長としてのカリスマ性を体現するため、ほかのキャラクターは身に着けていないヘッドドレスなどのアクセサリーなどが、モアナの強さを主張している。またモアナ以外にも、実は脇役で登場する女性たちもひとりひとり衣装デザインが異なる。「何度見ても楽しんでもらえる作品にした」とネイサ氏もコメントしており、次は衣装などもチェックしながら『モアナ』を観れば、前回とは違った楽しみ方ができるはず。■ポリネシアの血を引くキャスト陣主人公・モアナの声を務めたアウリィ・カルバーリョをはじめ、マウイ役のドウェイン・ジョンソン、タラおばあちゃん役のレイチェル・ハウスなど、声優キャストはみなポリネシアのルーツを持つものたちだ。本作で描かれる文化的な色を、ネイティヴの声優陣がそれぞれの声でさらに豊かなものにし、キャラクターたちに命を吹き込んだ。さらにモトゥヌイの島の人々の声は現地のニュージーランドで収録されるなど、そのこだわりぶりが伺える。ここで、アニメーション・スタジオで録音を担当したガブリエル・ガイへの取材を基に『モアナと伝説の海』で行われたアフレコ方法をご紹介。声優陣は、ストーリーの「絵コンテ」を基に声を入れて、ひと通りの声入れが完了してから、彼らの声にアニメーションのキャラクターの動き(口や動作)を合わせていく。場所は基本的にバーバンクにあるアニメーション・スタジオで収録するそうだが、俳優のドウェインはスケジュールが多忙のため、ドウェインが別の映画のプレミアで訪れていたマイアミやボストンなどでも収録したそう。そうして、後に変更されたアニメーションの部分の声をまた録り直したり、新しく収録したりと、最終的に5年の歳月をかけて製作された。長い年月をかけて収録されたがガブリエル氏曰く一番大変だったのは、技術的な問題よりも、長い期間携わるキャストの環境を調整して、「表現力のあるもの」を収録することだったようだ。ここまで、ポリネシアの血を引くキャスト陣をご紹介したが、本作で唯一ポリネシア人ではない声優がいるのはご存じだろうか?それは、お茶目な旅のお供として登場する、鳥のヘイヘイの声を務めたアラン・テュディック。俳優としても活躍するアランは、ディズニー・アニメーション作品にもすでに多数の声の出演をしており、個性的で誰にも真似できないキャラを持っているのかも。今回は、数多くのオセアニアの文化を尊重した描写や衣装、ビジュアルを紹介した。美しい自然のCG描写やモアナの勇気ある物語とともに、細かいけどこだわりがたくさん詰まったものもチェックして、あなただけのお気に入りのシーンを見つけてみて。『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX発売。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月22日“海に選ばれた”少女モアナの成長と冒険の物語を、「どこまでも~How Far I’ll Go~」をはじめとするとびきりの音楽とともに描いた『モアナと伝説の海』。このほど、6月28日(水)からの先行デジタル配信、7月5日(水)からのMovieNEX発売にあわせ、モアナ役日本語版ボイスキャストの屋比久知奈と、同・マウイ役の尾上松也がインタビューに応じ、2人から、モアナのように夢に向かって一歩を踏み出そうとする人への応援メッセージ映像が到着した。海に選ばれ、愛されたひとりの少女モアナが、命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、世界を闇から守るため、大海原へ冒険の旅に出る物語。彼女の心の成長を圧巻の歌とエモーショナルな音楽で表現し、豊かな大自然や青い海を圧倒的な映像美で描いた本作は、大きな支持を集め、この春、興行収入50億円超えの大ヒットとなった。◆「前に進むことを恐れないで。一緒に頑張っていきましょう!」屋比久知奈がエール!声優経験ゼロながら、持ち前の歌唱力と表現力を発揮し、本作で大きな注目を浴びた屋比久さん。公開前から大きな話題を集めた主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go~」について、「この歌には、島を出て知らない世界を見てみたいという憧れと、家族や島の皆が大好きという気持ちとの葛藤から、やっぱりどうしても島を出るという決意まで、モアナの感情の流れが全て詰まっています」と解説。「友人たちがメッセージや子どもが歌っている動画を送ってくれたりして、それが一番うれしかったです」と笑顔で語る。「私は沖縄出身なので海が生活の一部である点でモアナと育った環境が似ていて、海に対する想いは同じだと思います。おばあちゃん子で、動物が大好きで、家族も大好きで負けず嫌いなところもモアナと似ています」という屋比久さん。「共感できるところもたくさんありましたので、自分にリンクさせていく感覚で演じました」と、モアナについて自身の境遇と重ねて語った。最後に、モアナのように夢を追いかける人へ「私自身もまだスタート地点に立ったばかりですので、モアナの持つ芯の強さは今後も見習っていきたい」とコメント。「前に進むことを恐れないで、失敗しても次にどうするかを考えて成長していきたいと考えています。これから何かチャレンジしたいと考えている人には、失敗を恐れずに前に進んで、さらに上を目指す気持ちで、まずは行動することが大切だと思います。一緒に頑張っていきましょう!」とエールを送り、本作を見て元気に、前向きになって欲しいという願いを込めた「モアナ・チャージ!!」ポーズを、とびきりの笑顔で披露した。◆「自分を信じてあきらめないことが大事。まずは一歩を踏み出して」尾上松也から熱いメッセージ!マウイ役で声優初挑戦を果たした尾上さん。歌舞伎俳優としてはもちろん、幅広いジャンルで活躍しているが、今回の声優ぶりとその歌声は大きな注目を集めた。本作の魅力を聞くと、「ディズニー映画には欠かせない映像美、ストーリー、音楽の3つがどれも素晴らしく、それらがお客様の心に届いてヒットにつながったんだと思います」とファンならではの目線で分析。印象に残っているシーンについて、「本格的にマウイが初登場する、モアナと出会うシーンです。僕自身も初めての吹き替えで、右も左もわからない手探りの中、始まったので、いま観てもなんだか気恥ずかしいシーンですね」と、吹き替えのレコーディング当初をふり返った。マウイとの共通点については、「マウイは非常に明るいキャラクターですが、実は自分の中にコンプレックスを抱えています。僕も普段は比較的マウイみたいに明るくみんなを盛り上げたいという部分があるのですが、実は打たれ弱い部分もあったりして、そういう点は共感できました」と明かす。また、マウイの巨体に刻まれたタトゥーが動き出す“ミニ・マウイ”も重要なキャラクターとして人気を博したが、「“ミニ松也”が僕の体に現れたら?困りましたね(笑)。僕も最初はうっとうしく思うかもしれませんが、何かと頼りがいがあるかもしれないです」と、ユーモアたっぷりに語った。最後に、モアナのように夢を追いかける人へ「せっかく一歩を踏み出したのに、壁にぶち当たってあきらめてしまう人もたくさんいると思います。まずは一歩を踏み出して、そのあとは強い心を持って、自分を信じてあきらめないことが大事だと思いますね。そういうことを、この『モアナと伝説の海』が教えてくれると思います」と、熱いメッセージを送ってくれた。『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX(4,000円+税)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月21日“海に選ばれた”少女モアナの成長と冒険の物語を描き、興行収入50億円突破の大ヒットを記録したディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』MovieNEX発売を記念し、シネマカフェはアメリカ・バーバンクにある、ウォルト・ディズニーの歴史が詰まったディズニー・アニメーションのスタジオを現地取材!取材記事第1弾となるこちらでは、スタジオ・ツアーの模様をご紹介し、実際に現場に行って発見したスタジオの魅力や特色を現地の写真とともにお送りする。■レジェンド・プラザまず向かったのは、スタジオの入り口にある「レジェンド・プラザ」。こちらにはウォルト・ディズニーの銅像があるほか、ディズニー・アニメーションに関わった“レジェンドたち”の手形が柱に所狭しと掲げられている。写真には、アーティストのエルトン・ジョンの手形も。■ウォルト・ディズニー・スタジオ(本社)ウォルト・ディズニー・スタジオでは、『ダンボ』から『オリビアちゃんの大冒険』が作られた歴史ある場所。映画『ウォルト・ディズニーの約束』の撮影場所にも使われており、どこか見覚えのある方もいるのでは?広大な敷地を持つスタジオでは現在、アニメーションは作られていないものの、映画・ドラマの撮影や、試写会などが行われているスタジオのほか、約100年前から使われているカフェテリア、ディズニー・スタジオ全体に使われる貯水タンクなど驚きの設備まである。また、元々シルバーレイクにあった建物を現在の場所に移転し、1926年~40年まで脚本を書く場として使われていた「ハイペリオン・ロット」や当時アートスクールとして使用されていた場所が、現在のグッズなどが売られているスタジオ・ストアとしていまも残されている。ちなみにこのストアでは、ほかでは手に入らない『蒸気船ウィリー』のミッキーをモチーフにした限定グッズなどもあり、ファンにはたまらないものが取り揃えられている。当時のアニメーション制作現場は、セクションごとに場所が区切られ(ペイント室、アニメーション室など)、さらに上下のフロアで監督とスタッフとで分かれ作業が行われていた。現在は、ディズニー・アニメーションが生んだ技術革新にまつわるアートワークやスケッチなどが展示されている。例えば、当時ウォルトが制作に採用した“ストーリーボード”という、作品全体の流れを掴むための展開するコマを並べたものは、いまでは当たり前にある技術だが、これらは後にアルフレッド・ヒッチコック監督も制作に取り入れるなど、当時としては画期的な技術であった。■ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ続いて、『ノートルダムの鐘』から最新作『モアナと伝説の海』までの製作が行われており、現在のディズニー・アニメーションのインスピレーションやアイディア、CGテクノロジーなどのクリエイティビティが詰まったウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオに潜入!中に入ると早速『モアナと伝説の海』のアートギャラリーがずらりと並び、当日は本作のプロデューサー、オスナット・シューラー氏の解説とともに見て回った。まず、ディズニー・アニメーション作品の不変的なやり方として、アニメーションのキャラクターを作る際は、世界中のアニメーターからアイディアを募って、キャラのルックスを模索し、そこから性格付けをする。そのため、初期にはかなりのパターンのルックスが候補として挙げられていく。そして、それぞれの描いたキャラの特徴をパッチワークのようにして繋いでいき、最終的には、キャラクターアートディレクターが立体的なキャラクター像を完成させていく。この画はアート・ディレクターのジム・キム氏によるもの。表情豊かな作風が特徴で、本作のキャラクターのビジュアルづくりにも多く貢献した作品でもある。フランスで子どもの絵本を描くアネット・マーナット氏による作品。この画のボディの形や、髪の毛などがモアナのルックスの参考にされた。モアナが旅の途中に出会う伝説の英雄・マウイのキャラクターの初期のデザイン。スー・ニコル氏によるアイディアで、最終的にこの設定は映画に採用されなかったものの、タトゥーがマウイの体を飛び出し、武器のように操る様子が描かれている。半神半人であるマウイの巨大なフック。アニメーションを作る際、より立体的にイメージするために、実際に登場するものを3Dで作ることもあるそう。マウイはこのフックの力で様々な生き物に変身していく。ちなみにマウイのこの設定は、ポリネシアの神話に基づいたもの。『アナと雪の女王』にも携わったリサ・キーン氏によるアートワーク。色でキャラクターの表情を作り出し、海に生命感を与えたように感じさせる。ポストカードを並べて、全体的なカラースクリプトを表したもの。ディズニー・アニメーションにおいて、色の使い方は、表情やムード、気持ちを表すための需要な手段であるため、このようにして色の流れを確認するという。続いて、「レガシーホール」という、ジョン・ラセターが厳選したディズニー・アニメーションのアートワークが集った場所へ。ここでは、『白雪姫』から、最新作『モアナと伝説の海』までの作品の膨大なアートワークの中から厳選された1枚の画が飾られている。1930年当時に描かれた画も飾られ、さらには油絵のようなディズニー・アニメーション作品としては珍しいタッチのものもあり、それらを歴史を追うようにして見ることができる。「レジェンド・ホール」は、それぞれの作品ごとのブースが置かれ、さまざまなアニメーター・CGクリエイターによるアートワークが一挙に集った場所。キャラクターの初期のアイディア段階のアートワークなどもあり、本編では見ることのできないキャラたちのバラエティ豊かな姿が楽しめる。そしてスタジオ内にはほかに、スタッフの憩いの場として使われるカフェテリアや、ディズニーキャラたちのぬいぐるみがぎゅっと詰まったジョン・ラセターの部屋、また日本で大人気のゲームアプリ「ディズニー ツムツム」のゲーム機など、驚きのものまであった。今回のツアーでは、数多くのアートワークやスタジオ模様をご紹介。次回は、ディズニー・アニメーション作品のセル画や作品にまつわる資料が収蔵されている「ARL」(アニメーション・リソース・ライブラリー)の中身をご紹介!一般非公開のこちらで、作品にまつわる資料の活用法やそして、どのようにして保存されているかなどを取材した模様をお伝えする。『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX発売。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウォルト・ディズニーの約束 2014年3月21日より全国にて公開(C) 2013 Disney Enterprises, Inc.モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月15日この春、興行収入50億円突破の大ヒットを記録し、名曲「どこまでも~How Far I’ll Go~」の人気ぶりも記憶に新しいディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』。そのMovieNEXに収録されるボーナス映像から、モアナ&マウイ役のボイスキャスティング秘話が収められた映像が2本、シネマカフェにて解禁となった。『アナと雪の女王』(‘13)、『ズートピア』(‘16)に続く本作の主人公は、美しい海と、その海に選ばれ愛されたひとりの少女モアナ。命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、世界を闇から守るため、大海原へ冒険の旅に出る。そんな彼女の心の成長を、圧巻の歌とエモーショナルな音楽で表現し、豊かな大自然や青い海を圧倒的な映像美で描いた本作は大きな話題を呼んだ。そしてこのたび、本作MovieNEXのブルーレイ特典ディスクに収録される盛りだくさんのボーナス映像の中から、モアナとマウイ役のボイスキャスティング秘話が明かされた映像がW解禁。映像では、プロデューサーのオスナット・シューラーが「本作の声優には太平洋諸島にルーツのある役者を選んだ」ことを明かしており、モアナ役アウリィ・カルバーリョとマウイ役ドウェイン・ジョンソンのインタビュー映像も収められている。主人公のモアナ役に大抜擢されたアウリィは、世界各地で行われた大規模なオーディションで見出された16歳の大型新人。ジョン・マスカー監督は「歌も演技もうまい10代を懸命に探した」とふり返る。世界中から公募し、ハワイでのオーディション最終日でやっと出会えたのがアウリィだったという。ロン・クレメンツ監督は、「アウリィのデモを聴き、ほかの子にはない才能を感じた」と明かし、「出会えて幸運だったし、今回の大発見だった」と、そのポテンシャルに太鼓判を押している。本作で華々しいデビューを飾ったアウリィ本人は、「合唱団で歌ったり、劇に出たりはしていますが、こんな大作は初めて。ポリネシア人として誇りに思います」と嬉しそうにコメント。マウイ役で共演した人気俳優のドウェインも、「声も演技もモアナにピッタリなうえに、歌がすごい。俺の完敗だ」と、称賛の言葉を贈るほどだ。かたやマウイ役を務めたドウェインといえば、プロレスラー“ザ・ロック”としてカリスマ的人気を誇り、俳優としても『スコーピオン・キング』『ワイルド・スピード』シリーズなどでお馴染みとなった筋骨隆々のアクション・スター。マスカー監督とクレメンツ監督は、「マウイ役には彼しか考えていなかった」と明かす。ドウェインも「自分の文化を紹介する絶好の機会だった」と、オファーを引き受けた理由に言及する。実は、彼はカリフォルニア生まれだがハワイ育ち、サモア人の血を引いている。マッチョでタフなアクション俳優のイメージを逆手に取り、本編では体が大きくて自信過剰だが、実は繊細で傷つきやすいマウイの声をコミカルに演じて見せている。「彼には憎めない魅力があります」というシューラーのコメントも納得だ。リズミカルで楽しい挿入歌「俺のおかげさ」では、プロの歌手顔負けの見事な歌声まで披露している。映像には、お茶目なやりとりを見せるアウリィとドウェインの姿も収められており、まさにモアナとマウイのような抜群のコンビであることが伝わってくる。魅力あふれる2人の演技、そして圧巻の歌声に元気をもらいながら、この夏、“モアナ・チャージ”してみては?『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX(4,000円+税)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月10日“海に選ばれた”少女モアナの成長と冒険の物語を描くディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』。本作のMovieNEX発売を記念し、収録されるボーナス映像の中から本作で重要な役割を担う主人公・モアナたちの踊りにフォーカスを当てた映像の一部が公開された。この春、興行収入50億円突破の大ヒットを記録した『モアナと伝説の海』は、海に選ばれ愛されたひとりの少女・モアナが主人公。命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、世界を闇から守るため、大海原へ冒険の旅に出るモアナ。悩み傷つきながらも世界を救う冒険に挑む中、“伝説の英雄マウイ”と出会い、共に様々な苦難を乗り越え自分の進むべき道を切り拓いて行くという物語。また本作の日本語吹き替え版には、夏木マリ、尾上松也らが出演。ストーリーだけでなく、「どこまでも~How Far I’ll Go~」をはじめ様々な音楽も注目を集めた。このほど公開されたのは、モアナたちが踊る南太平洋の伝統的なダンスに焦点を当てた映像。振付師ティアナ・ノノシナ・リウファウは、作品中の踊りはトンガとサモアとフィジーの動きを融合させ、ほかの特徴も加味したものだと語る。踊りの動きにはそれぞれ意味があり、歴史や感情を踊りにのせ受け継いでいるのだ。さらに注目は、マウイが踊ってみせるユニークな踊り“ハカ”。この“ハカ”は、ニュージーランドのマオリ族の伝統的な舞踊。ボーナス映像では、デモンストレーションと実際のマウイの踊りを比較して見ることができる。製作スタッフは踊りだけに限らず、島での生活、通過儀礼としてのタトゥーの役割、古代人の伝統的な航海術など、南太平洋の文化に対して敬意を表し、作品の様々なシーンで活かされている。7月より発売されるMovieNEXには、それらの膨大なメイキング映像を収録し、未公開シーンなど作品の世界を楽しめる映像も盛りだくさん。劇場のスクリーンでは観られない映像が詰まっている。『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX発売。(cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月25日「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」(以下「アウラニ」)では現在、ディズニー映画『モアナと伝説の海』をテーマとした、さまざまな体験ができる関連アクティビティーが大人気!モアナ本人とのグリーティングだけではなく、モアナと満喫するアクティビティーやモアナ風メイク、素敵なグッズなど、多彩なメニューが満載だ。そこで今回シネマカフェでは、モアナと満喫するアウラニのアクティビティーを体験した。■モアナとアンクルが繰り広げる、サプライズに満ちた旅物語を海辺で堪能!まず「モオレロ・ファイヤーサイド・ストーリー・ウィズ・モアナ」は、アウラニが誇るストーリーテリングの達人アンクルが、海辺でファイヤーピットを囲みながら古代の冒険者たちのストーリーを語るアクティビティーの、言ってみれば“モアナ”バージョンのこと。中盤以降ではモアナも参加して、アンクルと一緒に自身の素晴らしい旅物語を披露する。開催エリアはレストラン「アマアマ」の近くで、サプライズの連続の旅物語は必聴だ。■歴史上重要なハワイのカヌー=ヴァアについて知る模型制作のワークショップも!続いて「アンクルズ・カハカイ・カヌー・レース」は、会場の「パウ・ハナ」ルーム内でポリネシアの文化と歴史で重要な役割をはたしていたハワイのカヌー、ヴァアにまつわる興味深い伝説をアンクルが語って、そのヴァアの模型を自分で作るワークショップの時間も楽しめるというもの。後半にはモアナ自身もやって来て、ヴァアの完成度をくまなくチェック!天候がよければ、カヌーレースに皆で参加して、探検家気分で海へ飛び出そう!■プールで泳いでお腹がすいたら、モアナの特製カップケーキをリクエスト!ワイコロヘ・バレー・プール・エリアでお腹がすいたら、「ママズ・スナック・ストップ」へ迷わずGO!!定番メニューのホットドッグをはじめ、チキンテンダー、ココナッツ・シュリンプなど、食欲をそそる軽食がたくさん。そしていまの時期は、「マカダミア・ナッツ・パイナップル・カップケーキ」(5ドル)がおすすめ。また、モアナのカップケーキは、「ウル・カフェ」というショップで販売中。値段は6ドルで、SNS受けも悪くはなさそうだ。■ティンカー・ベルの魔法の粉でモアナに変身!「モアナ・メイクオーバー」また、3歳~10歳までのキッズ向けには、「モアナ・メイクオーバー」もおすすめ。「ラニヴァイ・スパ」にあるティーン向けスパ「ペインテッド・スカイ」では、モアナのヘアスタイルやメイクアップで、モアナに変身できるメニューが登場。衣装やヘアスタイル、マニキュア、ペディキュア、メイクを選び、仕上げにティンカーベルの魔法の粉を使って、おしゃれに大変身!そのままモアナに会いに行って、記念撮影をして夢のような時間を。ちなみにアウラニ限定『モアナと伝説の海』グッズの数々や、「アンティーズ・ビーチ・ハウス」では、ぬり絵やゲーム、パズルなど、キッズ向けの楽しいアクティビティーの数々も。モアナと会えて一緒に楽しめるアウラニで『モアナと伝説の海』の世界を満喫して!※「アンクルズ・カハカイ・カヌー・レース」は、すべての開催回にモアナが登場するわけではないのでモアナとのセッションを希望する場合、会場の「パウ・ハナ」ルームで事前に確認を。また、無料のアクティビティーだが、定員制で事前の申し込みが必要となる。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショーの内容など異なる場合もあり得ます。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイAs to Disney artwork, logos and properties (C) Disney協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル(text:cinemacafe.net)
2017年05月21日名曲「どこまでも~How Far I’ll Go~」を生み出し、興行収入50億円を突破した『モアナと伝説の海』が、早くも7月5日(水)よりMovieNEXにて発売されることが決定。これを記念して、MovieNEX収録のボーナス映像からマウイとモアナの後日譚と、ディズニー・アニメーション作品ではお馴染みの隠れキャラ紹介映像の一部がW解禁。なんと『アナと雪の女王』のオラフが隠れていたことが分かった。海に選ばれた少女モアナが大切な人たちや世界を守るために、伝説の英雄マウイとともにさまざまな苦難を乗り越え、自分の進むべき道を切り開いていくファンタジー・アドベンチャー。日本国内興収50億円突破(5月7日現在)の大ヒットを記録し、「どこまでも~How Far I’ll Go~」をはじめとする音楽も大きな注目を集めたディズニー・アニメーション最新作。今回は、ともに苦難を乗り越え、絆を深めたモアナとマウイの後日譚と、モアナ役の吹き替え版キャスト屋比久知奈と同じくマウイ役の尾上松也の貴重なコメントも交えた、“隠れキャラ”を紹介する映像の2本が一挙に解禁された。◆モアナの後日譚“マウイの魚釣りチャレンジ!”本編で描かれたモアナの大冒険の、その後の物語。本作では、海は豊かな感情を持ち、さまざまに形を変えて意思を伝えてくるキャラクターとして描かれていたことが特徴的だったが、その海を愛するモアナと、海を支配しようとするマウイの意見が対立。マウイは海に魚を捕まえるよう命令するのだが…。1匹の魚を巡り、“俺さまキャラ”全開のマウイと、華麗に抵抗する海によるコミカルな攻防を描いたドタバタ・コメディー。果たしてマウイは無事、魚をゲットできるのか?劇場のスクリーンでは見ることができない、その後の物語の全貌は、MovieNEXのボーナス映像でチェックしてみて。◆『アナと雪の女王』の人気者、オラフが隠れていた!ディズニー・アニメーションでは、本編内にほかの作品の人気キャラクターが隠されていることが恒例。『モアナと伝説の海』の本編には、なんとあの『アナと雪の女王』の人気キャラクターたちが隠れていた。まずは、モアナの舟には雪だるまのオラフが乗っていた! とはいっても、手と鼻(にんじん)というパーツのみの出演。これを見つけた人はかなりの上級者といえそう。続いて、トナカイのスヴェンも登場。タマトアの住む海底で変幻自在に姿を変えられるマウイが、一瞬、スヴェンに変身するシーンをお見逃しなく!さらに、エルサが生み出した雪男・マシュマロウや、そのほかのディズニー作品からも人気キャラクターが多数隠れているというから要注目。『アナと雪の女王』のアナやエルサと同様、モアナも困難に立ち向かい、自分自身の力で運命を切り開いていった新しいヒロイン。MovieNEXで改めて本編映像と、充実のボーナス映像も楽しんでみては。『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX(4,000円+税)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月12日動員200万人突破、興行収入20億を突破し、日本中でモアナ旋風を巻き起こしている『モアナと伝説の海』。この大ヒットを受け、4月8日(土)から 20日(木)までの期間限定で本作のMX4D/4DX上映が決定する中、3月26日(日)に「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート 2017」が開催され、日本版声優を務めるモアナ役の屋比久知奈、タマトア役のROLLYが登場し、それぞれ歌声を披露した。海に選ばれた少女モアナが、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守るために、伝説の英雄マウイとともに神秘の大海原で冒険に挑んでいく本作。今回のコンサートでは、さまざまなディズニーの楽曲が披露される中、“ラプンツェル”の日本版声優としてもお馴染みのMC・中川翔子は、「『モアナと伝説の海』は海に選ばれた少女モアナが、愛する人々を救うべく立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進むべき道を見つけて大海原を冒険する新しいヒロインの物語です。もう海が美しいし、モアナのがっしりとした二の腕がすごい良くて勇敢なヒロインで本当に感動しちゃいました」と、彼女らしい表現で絶賛。また、同じくMCを務めたパパイヤ鈴木も「僕は映画館で3回泣きました。ついにアニメーションがここまで来たかと思うくらい海の表現が素晴らしかったです!」と感動の声をあげるなか、ヒロイン・モアナ役の屋比久さんと、本作の“ヴィラン”・タマトア役のROLLYさんが登場。大きな拍手と歓声で迎えられた屋比久さんは、「モアナは強くてチャーミングな女の子です。モアナを演じられて本当に光栄です。私も沖縄出身なので海に囲まれて育ちましたし、負けず嫌い、おばあちゃんっ子なところが自分と似ていると思います」とモアナとの共通点をコメント。さらに、海底に住む巨大なカニのモンスターで、“キラキラ”が大好きなタマトアを演じたROLLYさんは、タマトア同様にキンピカに光るゴージャスな衣装で登場。ディズニーが大好きだというROLLYさんは、「かつては地味で茶色かったタマトアですが、僕も昔、太っていていじめられていました。ですが、いまはキンピカになってこうしてステージに立っている。僕自身タマトアです。タマトアを演じるために生まれてきたんだと思いました!」と役柄への思いもたっぷり。会場の熱気が高まる中、屋比久さんは主題歌の「どこまでも~How Far I’ll Go~」、ROLLYさんは劇中歌の「シャイニー」を初披露。会場からは大きな拍手が巻き起こった。さらに、歌舞伎俳優の尾上松也が日本版声優を務め、“頭から離れない”と話題を呼んでいるマウイの劇中歌「俺のおかげさ」の音楽が流れてくると、パパイヤさん、中川さんに加え、Dream Ami、山寺宏一、海宝直人、笹本玲奈、サラ・オレイン、綿引さやか、NHK 東京児童合唱団が登場。パパイヤさんがダンスを伝授し、「どういた~しまして、ユアウェルカム♪」というサビのリズムに合わせて、会場の観客5,000人も一体となり熱気に包まれた。屋比久さんはキレキレのダンスの会場を圧倒、ROLLYさんはロックなダンスで会場を沸かせ、大喝采を浴びていた。『モアナと伝説の海』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月27日2014年の『アナと雪の女王』、2016年の『ズートピア』に次ぐディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』。本作で描かれるディズニーの新ヒロイン、モアナの物語は、いかにして作られたのか。ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ両監督、字幕版モアナの声を担当したアウリィ・カルバーリョ、マウイの声を担当したドウェイン・ジョンソン、音楽を担当したリン=マニュエル・ミランダらが製作秘話を語る特別映像がシネマカフェに到着した。『リトル・マーメイド』を手がけたコンビ、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督が贈る本作。もともとは、オセアニアの人々や文化について口伝えで語り継がれてきた歴史からインスピレーションを受けており、マウイ役のドウェイン・ジョンソンは「南太平洋の島々を豊かに描いている」、モアナ役のアウリィ・カルバーリョも「ポリネシアの文化に深く根づいた映画」と説明する。ポリネシアとは、ハワイ諸島、ニュージーランド、イースター島を結ぶオセアニアの地域のこと。世界最高の航海術を誇るというポリネシアの冒険者たちは、何千年もの間、広大な太平洋を渡り、いくつもの島々を発見してきた。しかし、いまから約3,000年前、およそ1,000年間にわたり航海が行われなかった期間があったという。なぜ、1,000年間も航海が停止されたのか、その後、なぜ航海が再開されたのか。その理由を掘り下げて作られたのが本作なのだ。ディズニー・アニメーションは大概、1本の作品が最低でも4~5年かけて作られている。それは本作も例外ではなく、製作陣はポリネシア文化について“徹底的なリサーチ”に時間をかけた。南太平洋諸島に伝わるポリネシア文化を描くにあたり、ロン監督は「実際に訪れることが重要だと思った」そうで、タヒチやモーレア、サモア、フィジーなど各島々を訪れている。ジョン&ロン監督らはまず、現地で地元の長老や村長と多くの時間を過ごし、建築学や文化人類学、歴史、音楽、舞踏、彫刻など、さまざまな専門家に会い、話を聞いたという。ジョン監督は「フィジーでは考古学者の案内で航海に使う船を見せてもらいました。さらに地元の航海士に実際の船に乗せてもらいました」と体験談を語る。とくに航海士のジウジウア・“エンジェル”・ベラからは、“人と海との関係性”について多大なインスピレーションを受けたそうだ。エンジェルは、「我々の尊重する自然は海から始まっている。海が大地に命を与える。海の存在を忘れてはならない」と、海そのものが生きている大切な存在だと教えてくれた。だからこそ、“海には優しく話しかけなければならない”というエンジェルの教えは、監督ら製作陣の海に対する考え方を変えることになり、ロン監督は「海の重要性を知り、1つの役柄として海を描くことにしました」と明かす。そうして出来上がったのが、本作で描かれるキャラクターとしての海。小さいころから海に惹かれ、海と特別な絆で結ばれているモアナと海の関わりから、こうした人と自然の関係性は見事に表現された。また、本作の最も重要な要素の1つである“音楽”にも、太平洋諸島の伝統文化がしっかりと取り入れられている。ブロードウェイ・ミュージカル「ハミルトン」でトニー賞11部門受賞という偉業を成し遂げたリン=マニュエル・ミランダが、本作の音楽作りに大いに貢献した。監督やリンたちは、ともにニュージーランドのオークランドで開催される南太平洋諸国のお祭り「パシフィカフェスティバル」に参加。南太平洋の国々が独自の伝統的な料理や歌、ダンスなどを披露するお祭りで、彼らはさまざまなインスピレーションを受けたという。リンは「オペタイア(・フォアイ)やマーク・マンシーナと島々の文化に沿った音楽を作った。地域音楽の多様性が優れた楽曲を生んだと思う」と、ポリネシア文化を取り入れた音楽作りに自信を見せるが、実際に日本でも主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go~」は多くの観客の心をつかみブームを巻き起こしている。このようにしっかりとリサーチを重ね、ポリネシア文化の歴史や伝統を尊重しながら劇中に取り入れて制作された本作。自身もサモアの血を引くドウェインは「我々の文化を世界に紹介できる特別な作品だよ」と本作への思いを明かしており、こうした背景からも、モアナの物語にいっそう心を寄せることができそうだ。『モアナと伝説の海』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月25日早くも観客動員155万人を突破する大ヒットとなっている、ディズニー・アニメーションの最新作『モアナと伝説の海』。心に残る楽曲ばかりの本作で、ひと際、アツイ注目を集めているのが、半神半人の英雄マウイの歌声。このほど、観た人は思わず口ずさみ、“頭から離れない“と大反響を呼んでいる、日本版声優を務める歌舞伎俳優・尾上松也が歌う「俺のおかげさ」フルバージョンが解禁となった。海に選ばれた少女モアナが、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守るため、神秘の大海原へと飛び出していく冒険の旅と成長を描く本作。大ヒットの要因の1つは、主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go~」を筆頭に、一度聴いたらハマってしまう素晴らしいディズニー・ミュージックの数々だ。今回、ディズニー・ミュージックの中でも珍しいラップを、マウイの日本版声優を務める松也さんが見事に歌い上げる「俺のおかげさ」の本編シーンが到着した。松也さんが声を務める伝説の英雄マウイは、主人公モアナが旅の途中で出会い、時に相棒として、時に海の師匠としてモアナを支え、一緒に冒険をするキャラクター。人間離れした体格で、年齢5,000歳とは思えないほど(?)歌って踊れるユーモアたっぷりの自信家な性格は、まるで『アラジン』のランプの精ジーニーのように大人気となっている。そんなマウイが歌う「俺のおかげさ」は、モアナとマウイが初めて会うシーンで歌われ、「どういた~しまして、ユアウェルカム♪」というサビが特に印象的。何度でも聴きたくなるとSNSで話題沸騰中だ。解禁となったフルバージョンでは、松也さんが歌う本楽曲のラップのパートまで新たに聴くことができる。同曲の作詞作曲を手掛けたリン=マニュエル・ミランダは、自身が主演を務めたミュージカル「ハミルトン」でトニー賞11部門を受賞した天才クリエイター。そんな彼が一番得意な音楽といえば、アカデミー賞授賞式のパフォーマンスでも披露していたフリースタイルのラップ。「ハミルトン」では史劇ミュージカルの中に現代的なラップを取り入れ、ミュージカルシーンに衝撃を与えた。そんなリンの得意なラップが存分に詰まっているのが、この「俺のおかげさ」なのだ。マウイ役の日本版声優の松也さんは、声優もラップも初挑戦でありながら、見事な歌声を披露!鑑賞者からは「マウイの歌めっちゃ良い! 好きだわ こういう歌。何よりも尾上松也がイケボすぎる」「マウイの声の尾上松也がいい声でしびれた! 歌のとこだけ声優さんに差し替えかと思ってエンドロールじっくり見たら歌も尾上松也だった! いい声でなおかつ歌うまい」「松也のマウイ!!!!!! 松也のマウイが聴きたいの!!!」「マウイの曲が聴きたい…地味に中毒性があるんだよな」など、声優も歌も大絶賛されており、何度も聴きたいとハマってしまう人が続出している様子。さらに、「俺のおかげさ」フルバージョンには、ディズニー作品には欠かせない隠れキャラクターが登場。実は『リトル・マーメイド』のプリンセス・アリエルの親友の魚フランダーが、どこかに隠れているというから探してみてほしい。なお、3月25日(土)放送のNHK音楽番組「SONGS」では、なんと松也さんが「俺のおかげさ」をテレビで初披露。モアナの日本版声優・屋比久知奈とともに、歌って踊る特別なパフォーマンスとなるというから、こちらも必見だ。『モアナと伝説の海』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月23日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』で、海に選ばれた少女モアナと伝説の英雄マウイを、沖縄出身の新星・屋比久知奈と多方面で活躍中の歌舞伎俳優・尾上松也が声優として演じている。2人は劇中で素晴らしい歌声を披露するとともに、それぞれモアナとマウイが抱いている希望や葛藤、情熱や挫折など、ありとあらゆる感情を繊細に演じ切っている。「誰もが共感する作品」と口をそろえるふたりに、作品のことを聞いた。――モアナとマウイは一緒に行動していますが、友人や師弟関係とも違う、ちょっと不思議な関係ですよね? どういう関係だと理解して演じましたか?屋比久:一緒に海を旅するにつれて支えあう関係というか、お互いの欠点を補いあっているような感じがしました。モアナにとってもひとりで海に出て行く気持ちは、どういう感じかなって思ったりもしたのですが、頼もしいマウイといることで安心したと思うんです。彼なしでは達成できないことのような気がしました。松也:兄弟、友人、いろいろな見方ができると思いました。全体的に観ると、ライバルのような感じがします。僕自身も彼に似ていて、近しい友だちが一生懸命に頑張っている姿を見ることで、自分自身を鼓舞して高めていける。モアナが懸命に生きていてくれるからマウイも成長できると思ったので、ライバルだと思います。屋比久:また、マウイにとっても心を開くきっかけを作ってくれた人がモアナだと思うので、そういう意味ではふたりは補いあう、支えあう関係なのかなって思いました。松也:だからこそ、いろいろなことを教えあうんですよね。おそらくマウイもモアナも、お互いが懸命に生きていてくれないとお互いを支えられないと思うので、僕はよきライバル関係だと思いました。――モアナは海に選ばれた少女ですが、選ばれただけじゃダメで、自分の力で運命を切りひらかなければいけないですよね。これは待っているだけのヒロインじゃないという、最近の能動的なディズニー・ヒロイン像を継ぐキャラクターでした。屋比久:そうですね。いままでのディズニー・ヒロインとは、まったく違うなって思いました。いままではお姫様で、キラキラした世界に観ていてあこがれちゃうような、ちょっと遠い存在だったと思います。わたし自身、そう思っていました。でも、今回のモアナは人間らしくて、より身近な女の子。等身大の16歳の女の子という感じがしました。松也:僕たちが観ていたヒロインは、おっしゃったとおり素敵な王子様がいて、苦労を乗り越え、最終的にはハッピーで終わりますよね。もちろん自分の中でも葛藤があるけれども、周囲の影響や助けもありました。最近では『アナと雪の女王』がそうでしたが、ヒロインが一番頑張っている。それは時代の流れや女性像の変化にもよると思います。屋比久:もちろん世界を救うために海に出ることは、私たちにしては考えられない大きなことですが、モアナをひとりの少女として観た時に、彼女の想いをすごく感じて、共感できると思うんです。外の世界に対するあこがれなどはわたしたちの思う将来のことと似ていて、それに対する不安や葛藤も似ています。モアナと同じ16歳の方だけでなく、それを乗り越えた方、これから立ち向かう方も共感して、身近な存在として勇気をもらえると思いますし、彼女に背中を押してもらえるような、そんな魅力のある女の子だと思います。松也:今回のモアナはマウイのサポートを受けはしますが、彼のほうが弱いものを抱えていて、最後までしっかりと自分を持って(使命を)成し遂げようとするのは、モアナのほうなんですよね。これはとても、現代的なことであると感じました。あと、体格がいいマウイ、小さなモアナ、すべてが逆のような感じもする。そのギャップを感じると、見栄えや体の大きさ、男か女かなどが関係ない時代に来ている気がします。誰もが勇気を持って踏み出せば、物事を変えられる。考えすぎかもしれないけれど、人は見た目で判断しがちですが、その内実には皆いろいろなことがあるというメッセージもあると思いました。――そういうメッセージを声だけで表現するという大仕事でしたね。どういうことを意識して表現していたのですか?松也:僕はミュージカル、映像作品など何をするにも同じですが、表現方法は違っても、根本的に演ずるということは、すべてが一緒だと思っています。例えば今回のマウイで言いますと、その人生の一部分を切り抜いて表現しますので、そこにいたるまでのなんとなしの背景は見えるべきだと思っています。マウイは生まれた時が描かれていないので、僕の中では、そこを想像する作業をしました。本来なら体でも表現することを声だけで演じるので、そういう制限があればあるほど、おなかの中で何を思い、何を伝えたいかをしっかりと構築していないとできないのかなという気はしていましたね。屋比久:私は、相手がいて初めて表現が成り立つのかなと思ったので、すごく相手のことを考えるように意識して収録に臨むようにしました。でも、技術的なことや知識的なことなどで足りないこと、わからないことがたくさんあったので、想いだけでやってはみたけれど、あらためて声だけの表現について繊細なところがあることを知りました。――ところで、最初にうかがうべきでしたが、『モアナと伝説の海』でディズニー・ファミリーになった気分はいかがですか?松也:僕はもう、ただただうれしい、感慨深いですね。小さい頃からディズニー・アニメーションで育っていたので、僕の幼少期はディズニーなしでは語れませんし、これで夢が叶ったと言ってもいいです。僕自身、大人になっても作品で流れた曲やシーンを覚えているほどなので、もしも今回の『モアナと伝説の海』を観て、そういう風に思ってくださる方がいるなら、これほどうれしいことはないです。屋比久:本当に幸せで、光栄な経験をさせていただいています。最初は不安で、私で大丈夫かな? と思ったりもしましたが、選ばれた以上はモアナと一緒に成長したいなと思って収録もしていました。本当に多くの方々に愛される作品になったと思うので、早く観ていただきたいです。松也:僕は、例えば『モアナと伝説の海』がアトラクションになった時に、声が変わることだけは避けたいですね。マウイの声は全部演じたい。でも、もしも僕が演じていなかったら大人の事情だと。ただ、全部演じたい気持ちはありますので(笑)■プロフィール屋比久知奈1994年生まれ、沖縄県出身。東京や沖縄でのミュージカル作品への出演を経て、ディズニーのヒロイン史上最大級のオーディションで大抜てきされ、デビュー作となった『モアナと伝説の海』で初めて声優として主人公モアナ役を好演。力強く、透き通った歌声も披露した。4歳から続けているクラシックバレエは指導も行えるほどの腕前。現在、琉球大学法文学部に在学中(3月現在)。尾上松也1985年生まれ、東京都出身。父は六代目尾上松助。『伽羅先代萩』(90)の鶴千代で、二代目尾上松也を襲名・初舞台。以降、次代を担う若手俳優の一人として活躍を続けるほか、自身が主催する歌舞伎自主公演『挑む』は、2009年以降年1回のペースで継続中。また、歌舞伎以外では、蜷川幸雄演出『ボクの四谷怪談』(12)、帝国劇場ミュージカル『エリザベート』(15)などのほか、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(17)では、今川氏真役で出演。
2017年03月16日先日より公開されている、ディズニー最新作『モアナと伝説の海』。この度、5月25日(木)より開催される「ディズニー・オン・クラシック ~春の音楽祭 2017」の演目の一つに、本映画の楽曲が追加されることが決定した。本映画の楽曲をボーカルとフルオーケストラでライブ演奏するのは、国内初となる。「ディズニー・オン・クラシック」は、ディズニー・アニメーションや映画、テーマパークの名曲の数々を、スクリーンに映し出される映像やスペクタクルな演出と共に、ニューヨークから来日したボーカリストたちとフルオーケストラによる演奏で贈る、大人のための音楽会。中でも、毎年5月・6月に開催される“春の音楽祭”は、ディズニー初期作品から最新作まで、選りすぐりの多彩な楽曲を“ダイジェスト版(GALA)”で楽しめると人気のコンサートとなっている。今年で3回目の開催となる今回は、不朽の名作『メリー・ポピンズ』から、アラン・メンケン作曲の傑作『ノートルダムの鐘』や『ポカホンタス』、また新作『ズートピア』といった作品から構成されたプログラムで上演。そして、新たに先日公開されたばかりの『モアナと伝説の海』から主題歌「How Far I’ll Go」を含めた3曲、さらに4月公開のエマ・ワトソン主演映画『美女と野獣』(プログラムB公演のみ)の楽曲も演目として加わることが決定。またテーマパークからは、東京ディズニーシー(R)で大人気の壮大なナイトエンターテインメント「ファンタズミック!」(プログラムA公演のみ)も演奏されるという。指揮は、ディズニー音楽のエキスパートで「ディズニー・オン・クラシック」の指揮&編曲を15年間務めるブラッド・ケリー、演奏は「THE ORCHESTRA JAPAN」、加えて現在ニューヨークのブロードウェイなどミュージカルシーンで活躍するボーカリスト8名が来日し、最高の音楽を届ける。なお、映画『アラジン』でジャスミンの日本語版キャラクターボイスを担当した麻生かほ里がナビゲーターを担当する。「ディズニー・オン・クラシック ~春の音楽祭 2017」は5月25日(木)~6月4日(日)東急シアターオーブにて上演(全11公演)。『モアナと伝説の海』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月15日公開中の映画『モアナと伝説の海』の大ヒット記念イベントが14日、東京・室町のTOHOシネマズ日本橋で行われ、日本版エンドソングを歌った加藤ミリヤ、日本語版声優を務めたROLLYが出席した。2014年空前の社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』、2016年『ズートピア』に続き、ディズニー・アニメーションの最新作として10日から公開された本作。大ヒットを記念した同イベントに、主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go~」の日本版エンドソングを担当した加藤ミリヤとカニのタマトアの日本語版声優を担当したROLLYが登壇し、加藤が初めて観客の前で同曲を披露した。加藤は「とても緊張しましたが、『どこまでも~How Far I’ll Go~』という曲はとても素晴らしい曲なので、この曲をたくさんの方々に歌って欲しいという気持ちで歌わせてもらいました」と感想を。本作については「主人公のモアナは16歳の少女で、彼女が自分の力で一歩踏み出して自分の人生も人々も幸せにしていきます。私もデビューが16歳の時で、名古屋から上京してきました。自分と重なり合う部分がたくさんあり、自分の人生って自分で切り開いていくものだし大変な時は誰かが助けてくれるとこの映画を見て改めて思いました」と感慨深げだった。そんな彼女の歌声を会場で聴いていたROLLYは「実はここ数日サントラ盤をずっと車の中で聴いていました。だからミリヤさんの声を聴いて本物だと思いました」と笑わせる場面も。声優として初めてディズニー映画に携わった点については「今年で54歳になりますが、54年の歴史の中で画期的な出来事でした。子どもの頃からディズニーが大好きで、姉とミュージカルごっこをしていたし、『美女と野獣』のガストンが大好きでガストンごっこをよくしていましたから、初めてやるという気持ちはありませんでした。ただ、これがオフィシャルの吹替えで未来永劫ROLLYがやったんだという証明の杭を打った感じはします。人生の大きなものを得た気がしますね」と充実した表情を見せていた。
2017年03月15日先日の地上波初放送で"いろいろな意味で"また話題を集めた、2014年の空前のメガヒット作『アナと雪の女王』。そして記憶に新しいままアカデミー賞に輝いた、2016年の大ヒット作『ズートピア』。そのヒット、ヒットに次ぐ、ディズニー映画ファン待望のディズニー・アニメーション映画最新作『モアナと伝説の海』が、3月10日にようやく日本でも公開となった。すでに全米ではとっくに公開された本作は、日本市場ではレリゴーに次ぐ主題歌"アイルゴー"として、素晴らしい音楽面でもフィーチャーされている。そして、その内容は期待値をはるかに超えていった、必見の映画だった!その超待望作『モアナと伝説の海』、まずストーリーはこうだ。海が大好きな少女モアナは、島の外に出ることを父に禁じられていたが、島を襲う"闇"から人々を守るために神秘の大海原へ飛び出す決意を固めていた。実はモアナは幼い頃に海と“ある出会い”をしていて、海に選ばれた少女だったのだ。愛する人々を救う運命のモアナは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻して、世界を闇から守らなければいけない。やがて大海原へ旅だった彼女は伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険身を投じていくが……。今回の冒険の主人公は、海に選ばれた少女モアナと伝説の英雄マウイ。最初にズバリ言ってしまうが、この男女の間にロマンスはない。日本公開に先立って来日したジョン・マスカーとロン・クレメンツ監督コンビ(『アラジン』、『リトル・マーメイド』を生み出したディズニーの巨匠!)に直撃取材をしたところ、"プリンスのいないプリンセスもの"だと言っていた。「今回の映画ではモアナの成長を軸としてマウイとの関係を描いているけれども、このふたりの間にはロマンスはないのさ。言ってみれば、プリンスのいないプリンセスものを描いている。『勇気ある追跡』(69)という映画があったけれども、若く決意を持った女の子と、ちょっと落ち目な年上の男性が物事を成し遂げていくような関係性だ」(ロン)。すなわち、ひとりの少女の成長物語をあくまでも描いていて、ジョン・マスカー監督は、これを『スター・ウォーズ』に例えて説明をする。「言ってみれば、ルーク・スカイウォーカーの旅のように世界の運命は彼女の手にかかっているわけで、そこにロマンスを入れようがなかった。海から選ばれたモアナであっても彼女自身が対応できるかどうか、彼女が任務を遂行できるかどうかの物語だからね。それは、僕たちにとってもチャレンジだったけれど、作ってみたかったのさ」とのこと。一方で、マウイには『ズートピア』のニック・ワイルド並みのトラウマを用意するなど、オトナ男子層へのアプローチも実にぬかりない。『モアナと伝説の海』が感動的なポイントは、海に選ばれた少女モアナが世界を救う重責を担うも、選ばれただけではダメで、自分自身で努力を重ねていく姿勢にある。夢は叶う、信じれば叶うというプリンセスではなく、立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の行くべき道をあきらめずに見つけていくモアナ。そのファンタジックな設定をバリバリはがせば、等身大の16歳の少女のリアルが残るわけで、これに感動しないわけがない。SWのルーク・スカイウォーカーも真のジェダイになるために血のにじむような努力を重ねたが、モアナもそれと同じ。観る者は我がごとのように、彼女の冒険に夢中になるはずだ。また、特筆したいポイントは、素晴らしすぎる音楽の数々だ。トニー賞11部門受賞の「ハミルトン」を手がけた大注目のアーティスト、リン=マニュエル・ミランダによる楽曲は、モアナをはじめとしたキャラクターたちの心情を見事に表現しているほか、一度聴いたら忘れられないメロディーラインがとても心地良い。実は社会現象になった「ハミルトン」よりも、はるか以前に彼に楽曲をオーダーしていたという事実にもびっくりだ。監督のロンは、こう話す。「3年ほど前かな。僕たちは元々、彼の『イン・ザ・ハイツ』という作品のファンでね。当時僕たちはブロードウェイで活躍中の数名にニューヨークでインタビューを行い、その過程で彼のことが一番いいと思ったのさ。この作品にぴったりだと思った」。昨今のディズニー映画では、来たる『美女と野獣』など、人気作の実写化ブームが到来中だが、この『モアナと伝説の海』も、例えばミュージカル舞台化への期待も抱いてしまうほど、横展開のポテンシャルを秘めている作品だ。ともあれ『ズートピア』同様、一見子どもが楽しめそうだが、大人のハートにこれでもかと刺激しまくる本作!一歩踏み出すということとは? そしてスピリットを継承するということとは? などなど、じっくり鑑賞して、感想を大いに語り合いたい、春先の人生の航海にうってつけの作品である。(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月14日3月10日(金)より公開中のディズニー映画最新作『モアナと伝説の海』。この度、週末11日(土)&12日(日)2日間の興行収入は、589,485,600円、動員数は466,480人を記録し、『ラ・ラ・ランド』や『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』を抑え、初登場No.1を獲得したことが分かった。海に選ばれた少女モアナ──。海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼い頃に海と“ある出会い”をした ことで愛する人々を救うべく運命づけられる。それは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守ること。神秘の大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進むべき道を見つけていくモアナだったが…。全米興行収入ランキング3週連続1位に続き、日本でも圧倒的な強さを見せた本作。76億円の大ヒットを記録した『ズートピア』対比でも、初日2日間の動員142%、興行収入132%と大きく上回り、公開3日間の成績は、動員:568,882人、興収:715,270,600円と早くも80億円突破が見える爆発的な大ヒットとなっている。いち早く劇場に駆けつけた観客からは絶賛の声が後を絶たず、特に主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go~」について、「歌が頭に残っ てひたすら口ずさんでしまう」「モアナが歌うたびに泣いていた…」など、頭から離れないとの声が。iTunes Storeのサントラソング別ランキング(3月13日現在)では、1位に屋比久知奈の「どこまでも ~How Far I’ll Go~」、2位に加藤ミリヤが歌う日本版エンドソングVer.とトップ2を制覇。また、尾上松也の「俺のおかげさ」などほかサントラ楽曲も含めTOP10以内になんと5曲がランクイン、アルバム総合チャートでは3位を獲得と音楽が大々的に注目されている。さらに、本作はもちろん音楽だけではない。これまでとは違うヒロインに共感する声も数多く上がっており、16年間親から海に出ることを禁じられながらも、自らの心の声に従い、勇気を持って一歩踏み出し大海原へ飛びだすモアナの境遇に、「自分の行くべき道を迷っている人に見て欲しい。とても勇気付けられる」「くじけそうなとき、選択を迫られたときに一番大切なことは自分を信じることだと教えてくれた」と卒業や旅立ちなど環境が変わる人が多いこの季節に、モアナの姿から勇気をもらった人が多いよう。また「モアナ最高だった!海に行きたくなるくらい綺麗な映像で、ドキドキワクワクした!」など映像の美しさに、南国トリップをしたという声までも出現している。子どもから大人まで世代問わず楽しめる『モアナと伝説の海』。ぜひ、スクリーンで映像と音楽、そして物語を楽しんでみては?『モアナと伝説の海』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月13日TK Brothers Japanは3月15日、サラダボウル専門店「WithGreen」を「マロニエゲート銀座」(東京都中央区)にオープンする。「WithGreen」は、その日の気分や体調にあわせて野菜や肉、玄米などのトッピングやドレッシングを自由に選べるサラダボウル専門店。ひとつのサラダでバランスよく栄養が摂取できるという。サラダに用いる野菜は、社員自ら生産者のもとへ直接足を運び、味や品質に納得できるものだけを仕入れているという。旬の野菜には、その時期に起こりやすい体調不良を整える成分が多く含まれているとのこと。春は新陳代謝が活発になり、内臓の働きも活性化する季節であるという。脂肪や老廃物を排泄するという大きな変化もあるとのこと。春野菜は、それらの身体の変化をサポートし、スムーズに目覚めさせる働きがあるという。特におすすめの春野菜は「スナップえんどう」と「春キャベツ」であるとのこと。店内では、春の野菜を使用した「春野菜とゆで卵のミモザサラダ」「ポークジンジャーと春キャベツのサラダ」なども販売する。共用イートインもあるため、サラダは店内で食べることもできるという。テイクアウトも可能。料金は680円 ~1,180円(税込)。
2017年03月13日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』を手がけた監督コンビ、ジョン・マスカー&ロン・クレメンツが来日し、取材に応じた。2人は『リトル・マーメイド』(89年)、『アラジン』(92年)でも共同監督を務め、ディズニー黄金期を支えたベテランだ。映画はポリネシアの島々で語り継がれる神秘的な伝説をモチーフに、“海に選ばれた少女”モアナが葛藤しながら、自分の進むべき道を見出す感動ファンタジー。「以前からオセアニア地域の文化に興味があったし、海を個性あふれる1つのキャラクターとして描きたかったんだ」(マスカー監督)、「その通り。3週間の現地リサーチで出会ったポリネシアの人々が抱く海への敬意は、大いにインスピレーションを与えてくれたんだ」(クレメンツ監督)。そんな大海原を駆けるヒロインが、冒険心あふれる16歳の少女モアナだ。彼女は海への強い憧れを抱く一方で、村長である父親から、後継ぎとして島のリーダーになることを期待されている。また、若き日の父親が経験した辛い出来事も、モアナと海を遠ざける一因だ。父親がモアナに対して「お前は女の子なんだから」とは言わない点は、似たような家族環境を描いた最近のディズニー作品『メリダとおそろしの森』とは大きく異なっている。「確かにモアナが女性である事実は、物語上の設定でしかない。彼女は愛する家族と人々が暮らす島を担う、次世代のリーダーとして、葛藤をしているんだ。その点はとても現代的で、進歩だと思う。実はシナリオの初期段階では、もう少し性別にまつわるテーマを描いていたが、物語を練り上げる過程で、それは本質的な問題じゃないと気づいたんだ。伝えたいのは、あくまで自分の居場所を見出す苦労と大切さだからね」(マスカー監督)“自分の居場所を見出す”というメッセージは、主題歌「How Far I’ll Go」にも深く刻まれている。手がけたのは現在、ミュージカル界に旋風を巻き起こしているソングライターのリン=マニュエル・ミランダだ。「共同作業を重んじ、献身的に取り組んでくれた。初期のバージョンはモアナの逃避願望が強かったんだけど、より彼女の責任感や葛藤を盛り込んでくれたおかげで、深いテーマ性をもった楽曲に仕上げてくれたよ」(クレメンツ監督)ちなみに『リトル・マーメイド』の主人公アリエルは、モアナと同じ16歳。もしも、海の中で出会ったら、仲良くなれそう?「あははっ、責任感が強いモアナに比べると、アリエルは未熟で反抗的かもしれないな」(マスカー監督)、「衝動的なアリエルのせいで、モアナがトラブルに巻き込まれたりね(笑)。そうしたら、アリエルにお説教さ。そういう意味ではケンカしつつ仲がいい姉妹みたいな関係になれるかもしれないね」(クレメンツ監督)(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月10日本年度のアカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞にダブルノミネートされた、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』が、いよいよ3月10日公開に! "海に選ばれた少女"モアナが伝説の英雄マウイと出会い、悩み葛藤しながら自分の道を見つけていく姿を描くファンタジー・アドベンチャーを放った監督は、『アラジン』、『リトル・マーメイド』を生み出したディズニーの巨匠、ジョン・マスカーとロン・クレメンツ監督。来日したご両人に、『モアナと伝説の海』が誕生するまでの秘話をうかがった。――まず伝説の英雄マウイがとてもファニーな存在で、いわゆるプリンスとはまた異なる存在ですよね。どういう経緯で、あのようなキャラクターになったのでしょうか?ロン:今回の映画ではモアナの成長を軸としてマウイとの関係を描いているけれども、このふたりの間にはロマンスはないのさ。言ってみれば、プリンスのいないプリンセスものを描いている。『勇気ある追跡』(69)という映画があったけれども、若く決意を持った女の子と、ちょっと落ち目な年上の男性が物事を成し遂げていくような関係性だよ。ジョン:マウイについては、もともと釣り針で島を引き上げるような背景を持っているキャラクターなので、スーパーヒーロー的な半神半人なところがある。肉体的にも、現実以上のものを表現したい狙いがあったよ。このマウイの神話そのものも地域によって違っていたりするわけで、見栄えがよくない顔だとか、ハンサムだと言う人もいる。ある意味で、自由な存在にしたかったわけだ。ロン:ラブストーリーや王子様は登場しないので、いままでのそれとは異なる内容になっているよね。モアナはプリンセスではあるけれども、彼女は自分の世界を救うために冒険に出て行く物語になっているよ。ジョン:それと、ツイていない男という側面もあるよ。ただ後半、調子が上がっていくところも描いているけれどね!――前後してモアナの話です。クラシカルなプリンセスは受身形が多かったと思いますが、最近は能動的に動いていくプリンセス像が主流ですよね?しかも今回は海に選ばれただけではダメで、自分で努力しなければいけない。そういう意味でも、ロマンスは邪魔だったのでしょうか?ロン:こういう物語だったので、最初からロマンスというものを考えていなかったよ。いろいろと企画を練り上げて発展していくなかで、ロマンスを入れるか入れないか検討したわけではなく、あくまでも今回は大人になるための成長の物語だからね。ジョン:言ってみればルーク・スカイウォーカーの旅のように世界の運命は彼女の手にかかっているわけで、そこにロマンスを入れようがなかった。海から選ばれたモアナであっても彼女自身が対応できるかどうか、彼女が任務を遂行できるかどうかの物語だからね。それは、僕たちにとってもチャレンジだったけれど、作ってみたかったのさ。ロン:今後、将来的にはディズニーは王道のラブロマンスを作るとは思うけれど、今作に限っては僕たちの判断で、そういう結論にいたったのさ。――また、海の描写が美しいだけでなく、まるで『アラジン』に出てくる魔法のじゅうたんのようでした。どういうアイデアで、あのようなシーンが生まれたのでしょう?ジョン:5年ほど前、島々にロケハンに行った際に、ある時フィジーの漁師の方と一緒に海に出たことがあってね。彼は「海には敬意を払い、優しく話しかけなければいけない」と言っていた。「海は力を持っているので、粗末に扱うと自分に災いとなって返ってくる」とも言っていた。その時、海をキャラクターとして描いてみたいと思ったのさ。ロン:そういう描写は、アニメーションにもぴったりだと思ったよ。アニメーターのエリック・ゴールドバーグが、最初は波を手書きで描いて、イエスやノーという表現がどこまで可能かを探りながら、最終的には光の屈折などを計算してキャラクターに見えるように工夫していた。まるで本物の海のような動作も入れながらも、アニメーションで演技も伝えるように試行錯誤を重ねたわけだ。ジョン:昔、『リトル・マーメイド』のアリエルが言葉を話せないシーンでは、アニメーターたちが、どういう風に表現しようかよく悩んでいたよ(笑)。ロン:僕たちは作家と監督になる以前は、アニメーターとして仕事をしていてね。以前ベテランのアニメーターのオリー・ジョンストンが、僕たちの“特訓”として「小麦粉の袋を使って感情を表現できるようにしになさい」と(笑)。うれしさ、驚き、恐怖、幸福感などを小麦粉の袋を描いて練習した。そういうことの経験も役に立ったかな。――そして、音楽が素晴らしいです!主題歌「How Far I’ll Go」などを手掛けたリン・マニュエル=ミランダさんには、あの「ハミルトン」よりはるか以前にオファーをしたそうですね?また、初めて楽曲を聴いた時は、そうとうびっくりしたのではないですか?ロン:3年ほど前かな。彼は情熱的でいいアイデアも持っていて、すごく積極的でカリスマ性もあったよ。僕たちはもともと、彼の「イン・ザ・ハイツ」という作品のファンでね。当時、僕たちはブロードウェイで活躍中の数名にニューヨークでインタビューを行い、その過程で彼のことが一番いいと思ったのさ。この作品にぴったりだと思った。それと、すでに先に決まっていたオペタイア・フォアイさんとのコラボもとてもオープンにやってくれそうだったので、それも起用の理由だよね。今回は島の音楽も、とても大切だったからね。ジョン:彼は「ハミルトン」で忙しくなってね。コーラスなど部分的に送ってくれたよ。デモを送ってくれた時、クリス・ジャクソンやブロードウェイのトップの人たちが、こぞって声を入れてくれていて驚いた(笑)。それはもう、息をのむようなクオリティーだった。ロン:その当時、本当にさらっと、「いまほかの仕事もしていて……」と彼が言っていて、それが舞台もので、ちょっとヒップホップとラップで、アメリカ合衆国を作ったアレクサンダー・ハミルトンという人について描く作品だということを、ちょっとだけ言っていたから、どういう作品かは気にはなっていたけれど(笑)。それが1年後には大変な傑作として評判を集め、ここ数年のブロードウェイでもめずらしいほどの現象になっていったよ。ジョン:エンドロールを観ていただくと、デモテープの作成に協力してくださった「ハミルトン」のキャストの皆さんへのお礼のクレジットが入っているよ(笑)。■プロフィールジョン・マスカー(監督)イリノイ州出身。『ピノキオ』(40)、『眠れる森の美女』(59)などのディズニー映画に触発され、8歳でアニメーターになることを決意。1977年、短編アニメーション『ロバと少年』のアシスタント・アニメーターとしてディズニーに入社。『きつねと猟犬』(81)の制作を通して出会ったロン・クレメンツとコンビを組み、『オリビアちゃんの大冒険』(86)で脚本/監督デビューを果たす。以来クレメンツとともに、ディズニー・アニメーション・スタジオを代表するゴールデンコンビとして、『リトル・マーメイド』(89)、『アラジン』(92)といった世界中の人々に愛される名作を生み出した。また、ディズニーが手描きアニメーションへと回帰した『プリンセスと魔法のキス』(09)でも、脚本と監督を担当している。ロン・クレメンツ(監督)アイオワ州出身。9歳の時、ディズニー映画『ピノキオ』(40)を観て、アニメーションに興味を抱く。高校卒業後、見習いとしてディズニーの伝説的アニメーター、フランク・トーマスの元で仕事を覚え、『ビアンカの大冒険』(77)、『ピートとドラゴン』(77)、『きつねと猟犬』(81)などの作品に携わったのち、ジョン・マスカーとともに1986年の長編アニメーション『オリビアちゃんの大冒険』で脚本/監督デビュー。以来マスカーとともにディズニー・アニメーション・スタジオを代表するゴールデンコンビとして、『リトル・マーメイド』(89)、『アラジン』(92)、『プリンセスと魔法のキス』(09)といった名作を生み出した。(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月10日『アナと雪の女王』『ズートピア』に続く、ディズニー映画最新作『モアナと伝説の海』。 昨年11月よりすでに公開されている米国では、本作が“まるでディズニー版『マッドマックス』”だと話題に。今回はそんな話題となっている戦闘シーンの映像が到着した。海に選ばれた少女モアナ──。海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼い頃に海と“ある出会い”をした ことで愛する人々を救うべく運命づけられる。それは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守ること。神秘の大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進む べき道を見つけていくモアナだったが…。このほど到着した本編映像では、モアナの冒険の行く手を邪魔するココナッツの海賊カカモラが登場。カカモラは小さくて一見するとキュートだが、欲しいものを手に入れるためならどんな手でも使う冷酷な海賊。そん なカカモラの武器は「毒矢」。カカモラはモアナが大切にしているテ・フィティの心を見つけると、容赦なく毒矢を吹いて襲ってくる。さらにカカモラの背後には巨大な海賊船が現れ、太鼓をたたきながらモアナに近づいてくるのだ。モアナは初めて出会うキュートで恐ろしい海賊にタジタジになるが、マウイとともに挑んでいく。そんな強く戦うモアナの姿は、いままでのヒロインと違う魅力が詰まっている。すでに映画が公開されている米国では、カカモラとの戦闘シーンがまるでディズニー版『マッドマックス』のようだという声が上がっているが、それもそのはず、実は本作のジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督は、アカデミー賞6部門を受賞しカルト的人気を誇った『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラー監督の大ファンで、マスカー監督は「ジョージ・ミラーへの敬意を払い、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』からインスピレーションを受けたシーンが、海賊カカモラと戦うシーンなんだ」と明かしている。例えば同作で、車が砂漠の煙の中からたくさん押し寄せてくるシーンは、本作のカカモラが海賊船に乗って登場するシーンと似ており、砂漠の中を追いかけてくるシーンは、海賊船から逃げるモアナとマウイを容赦なく毒矢を吹きまくり追いかけてくるシーンと重なる。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では手に汗握るハラハラするシーンの連続だったが、本作でもモアナの戦闘シーンは迫力満載。マスカー監督は「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を見てからストーリーの案を考えたと思うよ。敬意を表したかったんだ。そしてカカモラと戦うシーンをもっと大きなスケールで描きたいと思ったんだよ。ジョージ・ミラー監督は最高だね」とコメントも残している。『モアナと伝説の海』は3月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月09日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本語版で、主人公・モアナの声優に大抜擢された沖縄出身の大学生、屋比久知奈。声優経験ゼロながら、大役をつかんだ歌唱力と表現力はもちろん、英語も堪能なパーフェクトガールだが、意外な弱点も?「海に選ばれた少女のモアナを演じているので、言いにくいんですが、実は泳ぎが苦手なんです…。沖縄出身で、海は大好き。泳ぎたい気持ちもあるんですが、どうしても息継ぎができなくて(笑)、いつも浮き輪に頼っています」。そんな素顔を明かしてくれた屋比久さんは1994年生まれの22歳。「通訳や翻訳といった、英語にかかわる仕事がしたかった」という理由で、琉球大学の法文学部国際言語文化学科に進学し、TOEIC915点の実力を誇っている。同時に在学中、校内で上演する英語ミュージカルに出演。これを機に、「舞台に立つことを、目指す仕事として考えるようになった」のだとか。実は4歳から母親が開いているバレエ教室に通い始めて、「子どもの頃から歌とダンスが大好き。いつでも歌って、踊っていたから、相当手の焼ける子どもだったと思いますが(笑)、姉と一緒に習っていたバレエは、私にとっての大きな原点」だという。小学生になるとプロ、アマ問わず役者が集う市民劇にも参加し、舞台に立った。「おかげで、いまも舞台度胸は強いですね」。映画は“海に選ばれた”モアナが愛する故郷を守るため、心を失った“命の女神”に出会う冒険に旅立つ感動ファンタジー・アドベンチャー。劇中では村長である父親が、ある理由からモアナが島の外に出ることを禁じているが、「幸い、私の家族は応援してくれている」と屋比久さん。「不安もあるみたいですが、芸術に理解があり『やるからには誠心誠意向き合いなさい』と背中を押してくれる」。特に今回の大抜擢に、父親は大喜びしているのだとか。「私自身はオーディションを受けられただけで大満足でしたが、父は『きっと何かがある』と期待し、毎晩星に祈ってくれていたんです。逆に私は『何、言ってるの!』って(笑)。でも、いま思うと、こうして合格できたのは、父のおかげもあるのかなって。私自身も光栄ですし、今回の経験は一生の宝物です」。第89回アカデミー賞で「歌曲賞」にノミネートされた主題歌のタイトルは「どこまでも ~How Far I’ll Go~」。まさに屋比久さんがもつ可能性とポテンシャルを示す言葉であり、本人も「いま、スタート地点に立ったばかり」と大海原のごとく広がる未来に思いをはせる。「私のルーツは沖縄。いろんな経験を積んで、いつか沖縄に恩返しできれば…」と決意を胸に秘める姿は、まさしくモアナそのものだ。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月07日東京ディズニーランドホテルのロビーラウンジ「ドリーマーズ・ラウンジ」では、ディズニー映画最新作『モアナと伝説の海』をイメージしたスペシャルケーキを3月4日(土)~26日(日)の23日間、数量限定で提供を開始する。注文すると先着で、映画の主人公“モアナ”を描いたクリアファイルのプレゼントもある(クリアファイルはなくなり次第終了)。同ホテルのパティシエが映画の世界観をイメージしたココナッツの風味豊かなケーキは、映画に登場するモチーフ=冒険に出かける“モアナ”が持つ緑色の輝きを放つ不思議な石に見立てて盛り付け。物語の重要な鍵となる美しい石をモチーフにしたスペシャルケーキは、劇中さながらにパールのように輝く、ホワイトチョコレートのケースに覆われている。その石を表現したパーツは、マカダミアナッツ入りのブラウニーの上にパッションフルーツのゼリーと、ココナッツムースで盛り付け。映画に登場する南国風の味わいで、海を舞台とした壮大で神秘的な物語の世界観を、上品な味わいのスウィーツで表現した一皿だ。■ディズニー映画『モアナと伝説の海』スペシャルケーキコーヒーまたは紅茶付き価格:1,340円提供期間:3月4日(土)~26日(日)提供時間:11:30~23:00※数量限定※メニューは予告なく、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2017年03月04日先日、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本版エンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~ (エンドソング)」を、加藤ミリヤが担当することが発表されたが、今回そのエンドソングの特別MVが到着。まるで映画の世界に入り込んだかのような映像に仕上がっている。海に選ばれた少女モアナ──。海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼い頃に海と“ある出会い”をしたことで愛する人々を救うべく運命づけられる。それは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守ること。神秘の大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進むべき道を見つけていくモアナだったが…。エンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」は、主人公・モアナの心情を歌った物語の重要な曲で、16年間島の外に出ることを禁じられたモアナが、海への憧れや島の外に出ることを決意する気持ちが歌われている。このほど公開されたのは、加藤さんが海で撮影した映像と本編映像が交互に映し出される特別MV。波打ち際で歌う姿や、大自然の中まっすぐ突き進む姿は、まるで加藤さんがそのまま映画の世界に入り込んでいるかのよう。歌のポイントについて加藤さんは、「特に大切にしているところはサビですね。『空と海が出会うところは』という歌い出しの部分なのですが、想像しただけでとても美しいと思いませんか?空と海がひとつになっていて“境目がわからないくらい同じ色合いでグラデーションになっている”というイメージで歌いました」と明かす。元々ディズニー・アニメーションが大好きだったという加藤さんは、「いままで自分が思っていたディズニー映画の世界観の音楽とは違ったものがありました」と話し、「本当に攻めているなと思いました。時代によって流行っている音楽や移り変わりがある中でラップがあったり、とてもいまっぽい音楽性で、音だけでも楽しめるし、絶対にサントラをほしいと映画を観ながら思っていました」とこれまでとは違う音楽になっていると語っている。また、普段は自分で作詞作曲を手掛けているため、今回はまず歌詞を熟読することから入り、自分なりに解釈するところから始めたと言う加藤さんは、「(モアナは)“変わりたい”、“自分の世界を広げたい”、“見つけたい”という強い思いがある女の子なので、私の歌で意思や気持ちの強さが伝わればいいなと思っていました」とコメントした。『モアナと伝説の海』は3月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月04日