創作和菓子の宗家 源 吉兆庵は、岡山県産のぶどう「オーロラブラック」をまるごとひとつ使用した和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」を2020年9月下旬まで、全国の店舗で発売する。宗家 源 吉兆庵の「陸乃宝珠」は、果実の姿・形・味わいをそのまま活かしたフルーツ和菓子。特に、毎年5月から9月にかけて発売する岡山県産マスカット オブ アレキサンドリアをまるごと一つ包んだ「陸乃宝珠」は、宗家 源 吉兆庵の中でも人気の高い和スイーツだ。そんな「陸乃宝珠」から期間限定で、岡山県産のぶどう「オーロラブラック」を使用したフレーバーが登場。オーロラブラックは、特有の甘みと豊かな香りを持つ大粒の黒ぶどうの1つで、肉厚な果肉からはじける豊潤な果汁は、一度味わうとやみつきに。口に入れると、砂糖でしゃりっと仕上げた求肥の中から、オーロラブラックの果汁があふれだし、ジューシーな味わいを楽しむことができる。マスカット オブ アレキサンドリアとはひと味違ったフレーバーをぜひ体感してみて。【詳細】陸乃宝珠 1個 303円(税込)~発売時期:2020年8月末~9月下旬販売店舗:全国の宗家 源 吉兆庵 店舗やオンラインショップにて順次販売
2020年09月07日●『ジョジョ』のジョセフ・ジョースターに憧れ「意外と、芸人と共通点あるなって思うところが多かったですよ」。漫画家という職業についてそう語るのは、お笑い界きっての漫画ファンとして知られるケンドーコバヤシ(以下ケンコバ)だ。『ドラえもん』で漫画の世界の扉を開いたというケンコバが、漫画家の仕事場を訪れて取材を行い、作品の裏話などを掘り起こすバラエティシリーズ『漫道コバヤシ』の新作DVDが5月に発売されたが、取材を通じて漫画家に感じたことや理想の漫画観、そして『鬼滅の刃』完結や、コロナ禍におけるお笑い界などについて、リモートインタビューで話を聞いた。――改めてケンコバさんと漫画との出会いについてもお聞かせください。最初は『ドラえもん』ですかね。アニメ化直前に読んでたんですよね。未だに実の姉と話すことがあるんですけど、生意気なことに、幼稚園の年長組くらいやったと思うんですけど、「これ、もうすぐ絶対アニメになる」って俺が予言してたらしいんですよね(笑)。ほな、半年後くらいにアニメ化されて「私びっくりした」っていう話を、まだ姉ちゃんとたまに話すんです。――ジャンルによるのかもしれないですが、名作の条件はありますか?「基本、こういう漫画が好き」っていうのはありますよ。主人公の身体的特徴はもちろんなんですけど、ハートが強くなかったら嫌なんですよね。――例えば『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズだったり。ジョジョの主人公はだいたいハート強いですからね。だから意外と『エヴァンゲリオン』とかは、主人公が好きじゃないんですよ。(碇シンジは)ハートが弱いので。――『エヴァ』の男性キャラなら、加持リョウジとかでしょうか?そうですね。加持さんとかの方が好きですね。――生き方や考え方の面で影響を受けたキャラクターはいますか?『ジョジョ』第二部のジョセフ・ジョースターですね。いい意味で軽く、相手を舐め腐って勝つっていうね(笑)。あれ、やっぱり理想ですよね(笑)。めちゃくちゃ特訓とかしているんですけど、それを見せない。そこは美学として僕も持ちたいですよね。――漫画と言えば先日、吾峠呼世晴先生の『鬼滅の刃』が完結しました。物語が最高に盛り上がったまま、綺麗に終わったのかなという印象でしたが、ケンコバさんはどんな思いがありますか?これは新たな漫画のルールが作れたというか。作者の思い通りに終わらせていいんだっていうね。やっぱり若干あったと思うんです。「ここで終わりたいけれども、人気がすごいんで続けさせてください」って、正直あったとは思うんですよね。これからは、そうなっていくんじゃないですか。『鬼滅の刃』で、いい例ができたというか。――漫画ファンとしては、作者が尊重されるのがうれしい?うれしいですね。いろいろ大変やとは思うんですよ。アニメ化とかも今はあるんで。●漫画家のギャップや仕事現場に驚き――5月にリリースされた『漫道コバヤシ』のDVDでは、『キャプテン翼』の高橋陽一先生、『キン肉マン』のゆでたまご先生(嶋田隆司先生/中井義則先生)、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の三条陸先生、『約束のネバーランド』の出水ぽすか先生、『こち亀』の秋本治先生の仕事場を訪れました。それぞれ印象的だったことや驚いたことを教えてください。まず高橋先生は、天然というか、ご本人の記憶が薄いというか(笑)。まあ、走り続けている先生なので、当然なんですけど、こっちが用意した質問のほとんどを「そんなの描いたっけ?」みたいな感じでしたから(笑)。話していてすごい面白かったですね。僕が「もしかしたらこういうことやったんじゃないですか?」って予測で言うたら、「じゃあそういうことにします」みたいな感じで話が進んでいったんで(笑)。「いいのかな?」と思いながら、ドキドキしながら取材を進めた記憶がありますね。ゆでたまご先生は、嶋田先生は何度も出ていただいたことがあるんですけど、中井先生は本当にレア。なかなか取材は受けない方なんです。しかも、お二人同時にお話を聞けたのは、かなり貴重な映像になりました。中井先生はいまだに絵の勉強をされていると。あれだけの名声を手に入れた人が未だに勉強しているっていうのは驚きですよね。三条先生は、漫画の理論がものすごくしっかりした人で、「少年誌はこう描いたらいける」みたいなことをよく考えている人やなと。だから、僕とか単なる漫画ファンよりも、プロの漫画家を目指す人が見るべき回やなと思います。出水先生は、失礼になったら申し訳ないですけど、こんなに変わった人っているんだって感じでした(笑)。正直最初、めちゃくちゃびっくりしましたよ。ライダースーツにヘルメットで来たときは。取り押さえた方がいいかなと思いましたね。しゃべりも超ハイテンションで。いい意味で、思ってた人とは違いましたね。漫画好きの少女がそのままプロになったって感じでした。――これまでにも、女性漫画家の方は取材されてますよね。それこそ、大御所やったら柴門ふみ先生とかおられるんですけど、出水先生は少女漫画より少年漫画に熱かったみたいな。『キン肉マン』好きっていう、意外な一面もあったんで、全てがギャップだらけで面白い先生でしたね。――そして、秋本先生です。秋本先生の自宅に訪問できたのはすごかったですよ。DVDの中でも語ってますけど、「あんなソファ、どこで売ってんのやろ?」っていうソファですからね。30人くらい座れるソファなんですよ。どのニトリ行っても見たことないです。まさに、漫画界の第一人者っていうのを、目の当たりにしましたね。●芸人と漫画家の共通点「トップどころの人は似ている」――今回取材された先生方も含めて、漫画家の先生方は人生を賭けて、漫画一本で勝負されていますよね。そんな漫画家さんとは、ケンコバさんにとってどんな存在なのでしょう?話をしていて、意外と芸人と共通点あるなって思うところが多かったですよ。芸人のトップどころの人と、漫画家のトップどころの人って、似ているなと。すごくシャイというか。やっぱり内にためているものを、作品に爆発させてるんやろうなって思う方が多かったですね。――芸人さんだと、例えば松本人志さんはシャイな人柄で知られていますよね。松本さんとか、ビートたけしさんもシャイですし、(とんねるずの)石橋貴明さんもプライベートでお食事させてもらったことがあるんですけど、「こんな感じの人やねんや」っていうくらいシャイで。そう思えば、さんまさんの異常さが浮き立つ (笑)。さんまさんだけは異常者なんでしょうね(笑)。24時間さらけ出しているというか。――もしケンコバさんが自分の描きたいように描ける画力を持っていたとしたら、こんな漫画が描きたいなというアイデアはありますか?やっぱり、王道のバトルものを描きたいですよね。『HUNTER×HUNTER』で言う念とか、『ONE PIECE』で言う悪魔の実とか。ああいう王道のやつ、描いてみたいですね。ジャンプの王道というか、少年誌の王道というか。いざ自分が漫画家になるとなったら、隙間を狙っていくと思うんですけどね。――ケンコバさんが描くお色気路線漫画も面白いのかなと思います。お色気路線も、どっちかと言うたら、小学生向けのお色気路線とか描きたいですよね。昔はあったんですよ。ドキドキさせるような。――『まいっちんぐマチコ先生』とか?そうですそうです!! 大人から見たら、全然お色気でもなんでもないんですけど、小学生くらいが見たらたまらんようになってくる漫画って、昔はけっこうあったじゃないですか。――コロナの騒動が落ち着いても、今後エンタメ業界は様々な対応や変化を求められると思います。お笑いにはお客さんがいることが重要だと思うのですが、ケンコバさんはどうなっていくべきだと考えていますか?いろんな見方があると思うんですけど、優先すべきは、声を出していいスタイルにしてあげたいなと思うんですよ。マスクを着けて静かに見なあかんというのは、(お笑いに)一番似合わないので。それやったら、ネット(配信)主体でもいいかなと思うんですよね。リアクションを大きく取ってもらえるのが一番。結局お笑いって、一番大事なのって気晴らしになることやと思うので。だから、おとなしく見るよりは、手を叩いて笑えるような状況やったら、ネットでもいいんじゃないかなと僕は思います。こっちはやりにくいですけどね、リアクションがないので。なんか、すべってる感じはすると思うんですけど。意外と僕も、自分の気持ち良さより、お客さん優先ということを考える男なので。■ケンドーコバヤシ1972年7月4日生まれ。大阪府出身。NSC大阪校11期生。お笑いコンビ・松口VS小林、モストデンジャラスコンビを経てピン芸人へ転身。漫画、プロレスなどへの深い造詣を活かした独自のネタでブレイク後、東京へ進出して全国区に。2015年には漫画キャラクターたちの美学をまとめた『「美学」さえあれば、人は強くなれる マンガのヒーローたちが僕に教えてくれたこと』も出版している。
2020年08月12日早く効果を出すためのダイエットスクール京都・河原町三条に9月1日、女性専用ダイエットスクール「Dieto(ディエート)」がオープンする。週1回・60分のダイエット特化型の、新しいスタイルの女性専用ジム。地下鉄東西線「京都市役所前」駅から歩いて1分と、通いやすい場所にあるのも魅力だ。「短時間で効率的なダイエット」を、一人で成功させるのはなかなか難しい。そこで「パーソナルトレーニングで早く効果を出したい」、「ジムは一人だと続かない」、「忙しくてジムに行けない」という女性向けの、ダイエットトレーニングとして「Dieto」がオープンする。ジョギングの6倍の脂肪燃焼効果週1回・60分クラスにマイトレーナーのもと、スクール生8名の少人数で、ダイエットトレーニングを盛り上げていく。ジョギングなどに比べておよそ6倍の脂肪を燃焼する「HIITトレーニング」を取り入れ、ワークアウト後も脂肪が燃え続ける効果が期待できる。また、100平米超の広さのゆったりとした空間で、フィジカルディスタンスを保ちながら体を動かせるので、ストレスも感じない。さらにブラックライトやカラーライトが非日常的な空間を演出し、60分のトレーニングに集中できる環境を整えた。女性専用スタジオ&ジム「メガロスルフレ河原町三条」も併設されており、人気のハンモックプログラムやサーフエクササイズ、ホットヨガ、トレーニングマシンが利用可能なプランも用意されている。オープンに先駆け、8月20日からプログラム体験会も実施する。まずは、体験してみてはいかかだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※野村不動産ライフ&スポーツ株式会社
2020年08月09日高級食パン専門店「嵜本(さきもと)」は、2020年5月20日(水)、京都三条鴨川店を三条京阪駅近くにオープンする。「嵜本」京都エリア1号店、三条京阪駅すぐの場所にカフェ併設で誕生高級食パン専門店「嵜本(さきもと)」の京都三条鴨川店は、京都エリアでの第1号店となる店舗。鴨川の近く、三条京阪駅からもすぐの場所に開業することとなった。店内では、看板商品の食パン「極美”ナチュラル”」「極生”ミルクバター”」2種に加え、「ジュエルジャム」16種類を販売。さらに、嵜本の食パンと16種類の中から好きな3種類のジャムを楽しめる「カスタマイズトースト」を提供するカフェを併設する。展開ラインナップ看板商品1:極美”ナチュラル”食パン「極美”ナチュラル”食パン」は、どんな食べ方とも相性のいい、毎日食べたくなるような一品。クセのない北米産の小麦を使用しており、歯切れがよくもっちりした食感。さらに“湯種製法”を採用することで、しっとり感を追求した。小麦の優しい香りとほのかな甘さを楽しめる。看板商品2:極生”ミルクバター”食パン自然な甘さを引き出した「極生”ミルクバター”食パン」は、何もしなくでも美味しい“そのまま食べたい”一品。北米産の小麦に北海道産の小麦をブレンドし、北海道産牛乳や北海道産生クリーム、厳選したバター、蜂蜜の芳醇なコクを閉じ込め、低温長時間発酵・中種・湯種製法を用いて20時間以上もの時間をかけて仕上げた。もっちりしっとり、パンのミミまでふわふわのリッチな味わいが魅力。食パンにあわせる「ジュエルジャム」「ジュエルジャム」は、その名の通り“まるで宝石のように”輝くジャム。果物とハーブ・スパイスをあわせた「フルーツ」、淡路島牛乳と北海道産生クリームをたっぷり使用した「ミルク」、和の食材をあわせた「ジャポニズム」といった3つのシリーズを軸に展開する。カフェではカスタマイズトースト販売カフェで展開するのは、嵜本の食パンとジュエルジャム3種&バターが楽しめるプレート。食パンは、2種類の看板商品から1種類、ジュエルジャムは16種類の中から3種類、バターは北海道産かフランス産の中から1種類選ぶことができる。【詳細】嵜本 京都三条鴨川店オープン日:2020年5月20日(水)※整理券は各日9:00より配布開始住所:京都府京都市左京区川端通三条上ル法林寺門前町36-3営業時間:11:00~19:00(フード&ドリンク LO18:30)定休日:不定休席数:20席※オープン以降しばらくの間はカフェスペースの利用を休止。<予約方法>受付開始日:2020年5月14日(木)電話受付時間:オープン前 5月14日(木)~5月19日(火) 12:00~15:00オープン後 5月20日(木)以降は11:00~19:00受付商品:極美”ナチュラル”食パン、極生”ミルクバター”食パン※各日、数に限りあり。受付方法:下記電話番号にて受付。TEL:075-744-1930※予約受付は前日の14時まで。※予約可能な焼き上がり時間は13時以降。■展開商品ラインナップ極美”ナチュラル”食パン 2斤サイズ 900円(税込) / 28mmスタイル 280円(税込)極生”ミルクバター”食パン 2斤サイズ 950円(税込) / 28mmスタイル 300円(税込)ジュエルジャム 各680円(税込)種類:<フルーツ>ストロベリーガーネット/オレンジトパーズ/ブルーベリーサファイア/ルビーローズフランボワーズ/トルマリンレモン<ミルク>ミルクバターパール/ピスタチオパール/ノワゼットパール/ラムレーズンパール/オペラパ―ル/ドライフルーツナッツパール/アールグレイパール<ジャポニズム>琥珀きなこ/黒ごま真珠/あずき珊瑚/翡翠抹茶嵜本のラスク 300円(税込)■カフェメニューカスタマイズトーストジャム3種+バター 580円(税込)※選択商品により、価格が変動する。【開店前問い合わせ先】(株)ドロキア・オラシイタTEL:0120-000-975(平日10:00~17:00)
2020年05月18日直木賞・本屋大賞を史上初めてW受賞した小説家・恩田陸の『蜜蜂と遠雷』が若手実力派キャストにより実写映画化され、10月4日より公開された。国際ピアノコンクールを舞台に、亜夜(松岡茉優)、明石(松坂桃李)、マサル(森崎ウィン)、塵(鈴鹿央士)という世界を目指す若き4人の天才ピアニストたちの挑戦、才能、運命、成長を描いた同作は、「小説なのに音楽が聴こえるようだ」と話題を呼び、映画でも一流ピアニストの音×吹き替えなしで演奏演技に挑む役者陣という驚くべき手法で数々のシーンが浮かび上がっている。今回は、原作者・恩田陸と、妻子を持ち楽器店に勤めながら、年齢制限最後のコンクールに挑む高島明石を演じた松坂桃李にインタビュー。原作者と俳優、それぞれの視点から見た同作の魅力や、表現者として向き合う"賞"について話を聞いた。○■「かっこよすぎる」キャストも演技に納得――先ほどお話を伺ったんですが、お二人は今日が初対面なんですね。恩田先生が撮影現場にいらしたときは、松坂さんの撮影がなかったとか。松坂:この瞬間が初です。恩田:お目にかかれて光栄でございます。松坂:こちらこそ! よろしくお願いいたします。――それでは、ぜひ松坂さんから見た原作の魅力と、恩田先生から見た映画の魅力をそれぞれ教えていただければ。松坂:オファーをいただいて『蜜蜂と遠雷』を読んだんですが、今までは小説を読んでめくるたびに音が聴こえる感じを経験したがことがなかったので、すごい本だと思いました。これを映画化するなんて、可能なのか? と、衝撃でした(笑)。小説が本当に面白いからこそ、我々にとってはハードルが高いと思っちゃうんです。仮に上手に置き換えられたとしても「小説の内容のまま表現されてるじゃん!」と思われてしまうので、今回は「実写化するからこそできること」はなんなのか、ものすごく意義を迫られた感覚がありました。恩田:よく映像化したなと思いました(笑)。私も「小説でなければできないことをやろう」と思って書いていたので、逆に皆さんが映画でしかできないことをやってくださったなと思って。映画として完成されていたので、嬉しかったです。松坂:そういう言葉を聞くと、ほっとします。恩田:松坂さんが、明石を演じると聞いて、「それはかっこよすぎるだろう」とは思っていたんですけど、映画を見たら本当に明石そのものでした。松坂:いやいや、とんでもないです!――原作で思い描いていた明石はどういうイメージだったんですか?恩田:もうちょっと、普通の人です(笑)。でも、2次予選の後に松坂さんが1人でカメラに向かってしゃべっているシーンはすごくリアルで、驚きました。松坂:実は、あのシーンが初日だったんですよ……。恩田:初日だったんですか! みなさん、意外なシーンが初日なんですよね。いきなりあのシーンだとは……すごいですね。松坂:とにかく、体の中にいろんな実感を入れるようにイメージして。すごく緊張しました。――ちなみに、明石じゃない松坂さんを目の前にされた感想はいかがでしたか?恩田:「やっぱりかっこいいわ!!」と思いました(笑)。――松坂さんは、そういうかっこよさをどうやって封印されてたんでしょうか?松坂:明石は他の3人に比べて、家族と過ごしたりと、生活を描写しているシーンが多かったので、そこはすごく大事にしたいなと思いました。たぶん、すごく不器用でめんどくさいやつだなと思ったんです。自分のことを天才とは思っていないけど、他人には言われたくない、という。恩田:その通りです。松坂:たとえば奥さんと少し口論になったシーンでも、明石のめんどくさい感じが出ている。すごく人間くさいけど、良いところでもあると思います。恩田:そういう役を演じるのは、珍しいんじゃないですか?松坂:そうなんです。これだけの不器用さと人間臭さを表す役はあまりやったことがなかったので、嬉しかったです。恩田:本当に松坂さんはキラキラしたイメージだったので、地に足をついた感じが出ていて、びっくりしました。松坂:嬉しいです。○■流れをつかむことが大切――今回はピアノコンクールが舞台となっていますが、作品自体も直木賞と本屋大賞を史上初めてW受賞されていて、松坂さんも昨年たくさんの賞に輝いていて。賞にかける思いについて、お二人はどう感じているのかなということも気になりました。恩田:結果としての賞なので、書いてる時にはもちろん考えていないです。でも、「流れが来てる」みたいな時って、あるじゃないですか。そういう意味では幸運な本だったと思います。こんなにハードルが高そうな作品がスムーズに映画化できたというのも、やっぱりいい流れがあったのかな、と。松坂:確かに、流れってありますよね。僕のマネージャーさんも「今年は流れ、来てますから」とよく言ってたんですよ。「じゃあ、信じます」と言ったら、ありがたいことに本当に賞をいただけたりしたので、実感しています。――松岡茉優さんも、同じように昨年いろいろな賞に輝かれて、全部の流れが『蜜蜂と遠雷』に集中しているようですね。松坂:授賞式で、松岡さんとは会うことが多かったです! 会うたびに『蜜蜂と遠雷』盛り上げましょう、という話をしていました。恩田:幸運な流れが来ていますね。実際にコンクールを見ていても、最初は目立てなかった方が2週間の間でどんどん良くなっていったりして、成長する人は本当に成長するし、順番の違いひとつでもまったく印象が違ってきてしまうんです。どんどん人が減っていくから、何番を掴むかという運もあって。本当に、流れを掴むことが大事なんだと思いました。――松坂さんは今回、ステージの上で演奏するシーンも多かったですが、音楽家を演じて、役者との共通点などは感じられたんですか?松坂:舞台上で、お客さんの前でお芝居をするときの緊張感や、稽古で失敗を繰り返しながら初日を迎える緊張感は共通すると思いました。演奏シーンは最後の方だったので、スタッフ・キャスト全員が「あと1週間だぞ!」「あと5日だぞ!」みたいに、プレッシャーがすごくて(笑)。だんだん音楽チームも顔がピリついてくるんです。だからこそ生々しくて、良い緊張感でした。エキストラの方もたくさん来てくださったので、入場シーンも本当のコンクールのような緊張感でした。怖いんですよ! でも演奏はお芝居と違って、お客さんの反応を見て動きを変えられるところは、羨ましくも思いました。恩田:私も演奏をしていた経験がありますが、自分があがっているかって、全然わからないですよね。絶好調と思ってもボロボロだったりとか。逆に「ダメだ」と思った時が良かったりする。松坂:それはあります! 自分がダメだと思っていても、周りから「良かったね!」と言われたりとか。恩田:意外とありますよね。それって、なぜなんだろう? 不思議ですね。小説でも、書いてる時には乗っていたけど、後で読むと「なんなんだろう」と思う時もありますし(笑)。○■小説家と役者、原動力は――せっかくなので、何か松坂さんから恩田先生に聞きたいことなどはありますか?松坂:これだけの作品を生み出す原動力がなんなのか、伺いたかったんです。続けるためのモチベーションを保つのは難しくはないんですか?恩田:きっと、なんでもそうですよね。役者さんも、毎回毎回違う役を演じると思うので、どういう原動力なのか、逆にお聞きしたいです。松坂:作品に入ってる時は辛いことの方が多いし、考えなきゃいけないことや不安要素がたくさんあるばかりなんですが、終わった瞬間が本当に楽しくて。スタッフやキャストの方と、「じゃあ、一杯いきますか!」という瞬間(笑)。その一瞬が、辛かったメーターを上回るんです。それが持続的にやってくるので、乗り越えられるというか、支えになっている感覚はあります。恩田:どこも同じですね(笑)。私も原稿を書いているときは全く楽しくなくて。――でも、これだけずっとコンスタントに作品を出されてる作家さんも、なかなかいらっしゃらないのではないかと思いました。恩田:続けていないと不安になってしまうんです。常に書いてないと「小説家」と名乗れないような気がして。縮小再生産になってしまうのが怖いし、「休んじゃうと戻れないんじゃないか」と思うので、そこが原動力なのかもしれません。松坂:「休みたい」と思ったことはないんですか?恩田:いつも、思ってはいるんですけどね(笑)――それでは、最後に作品を楽しみにしている方へのメッセージをいただけたら。恩田:原作ファンでも、原作を読んでない方でも楽しめると思います。音もすごく贅沢な作りになっているので、ぜひ、映画館でご覧ください。松坂:僕自身、クラシックからは縁遠い男だったので、この作品で初めて「クラシックって静かなだけじゃないんだ!」と思いました。まるで縦ノリのように心が踊る、前のめりになる感じが味わえたのはこの作品が初めてだったんです。僕のような、クラシック初心者ですという人でも、味わえる体験が待っていますので、ぜひ音響のいい劇場でご覧いただけたら嬉しいです。■恩田陸1964年生まれ、宮城県出身。1992年、『六番目の小夜子』でデビュー。『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞を受賞。『中庭の出来事』で山本周五郎賞を受賞。『蜜蜂と遠雷』で直木三十五賞と二度目の本屋大賞を受賞(直木賞と本屋大賞のダブル受賞も、二度の本屋大賞も史上唯一)。著書多数。■松坂桃李1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。近年の主な出演作は、映画『不能犯』(18/白石晃士監督)、『居眠り磐音』(19年)、『新聞記者』(19年)。2019年には『孤狼の血』(18年)で第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。現在、声の出演をしている映画『HELLO WORLD』が公開中。
2019年10月06日「奈良 蔦屋書店」が、2020年4月4日(土)、奈良市・三条大路の新施設「奈良県コンベンションセンター」にオープンする。奈良に誕生するくつろぎスポット「奈良 蔦屋書店」奈良市の中心部に開業する「奈良 蔦屋書店」は、奈良県最大の会議場・観光交流拠点として開業する「奈良県コンベンションセンター」の一部としてオープンするもの。“文化に囲まれ、好奇心の扉を開く場”をコンセプトに、奈良県の観光や地元の名産品をはじめ、悠久の都・奈良ならではの新しい知識の発見がある本や雑貨を提案していく。また、近隣住民はもちろんのこと、国内外から訪れる観光客が寛げる空間になるよう、地域最大級の座席数となる「ブック & カフェ(BOOK & CAFE)」を設置。店内には、中川政七商店(Nakagawa Masashichi Shoten)が、初の書店一体型店舗を展開する。さらに、国内初進出となる「JWマリオット・ホテル奈良」がオープンするほか、NHK奈良放送会館の移転も行われる。本・暮らしの道具・コーヒーを楽しめる「中川政七商店 奈良 蔦屋書店」「中川政七商店 奈良 蔦屋書店」は、中川政七商店にとって、創業の地・奈良県内で4店舗目の直営店となる。店内は、“ブック & カフェ”である蔦屋書店とのコラボレーションによる、本、暮らしの道具、コーヒーをじっくりと楽しめる空間だ。2つの売り場では、日本の工芸をベースにした約2,800点のアイテムや、奈良らしいギフト約1,000点を取り揃える。また、購入前の本や雑誌をコーヒーとともに楽しめる蔦屋書店と連動し、コーヒーとともに味わえる限定スイーツを提供。鹿の丸い背中をモチーフにした「奈良シトロン」は、ほうじ茶を練りこんだ生地に、チョコレートとカシューナッツをトッピングした1品だ。ほかにも、店内で購入したハンカチや靴下に、その場で鹿などのモチーフを刺繍できるサービスも展開する。奈良県初、インターナショナルブランドのラグジュアリーホテル「JWマリオット・ホテル奈良」は、奈良県で初となるインターナショナルブランドのラグジュアリーホテル。モダンな設備と便利さを備えた16室のスイートを含む158室の客室を擁する。また、マルチコンセプト・オープンキッチンダイニング、寿司、鉄板焼、会席からなるスペシャルティレストラン「校倉(あぜくら)」などの飲食施設を備えている。ラウンジ・バー「フライングスタッグ」では、デイタイムは本格的なアフタヌーンティー、バータイムはカクテルやおすすめのウイスキーなどをお楽しむことができる。館内には、フィットネスセンター、屋内スイミングプール、マッサージやフェイシャルトリートメントが体験できるスパも併設する。【詳細】奈良 蔦屋書店オープン日:2020年4月4日(土)場所:奈良県コンベンションセンター内住所:奈良県奈良市三条大路1丁目■中川政七商店 奈良 蔦屋書店住所:奈良県奈良市三条大路1丁目691-1 奈良県コンベンションセンター 1FTEL:0742-35-3211営業時間:10:00〜20:00定休日:館に準ずる限定アイテム例:・奈良シトロン 1個 250円+税 / 5個入 1,250円+税・手織り麻の文庫本カバー 1,500円+税・刺繍サービス 300円+税〜
2019年09月13日生タピオカドリンク専門店「モッチャム」の京都・河原町三条店が、2019年6月8日(土)にオープンする。ベトナム語で“100%”を意味する「モッチャム」は、店内で100%手作りの生タピオカを使ったドリンクを提供する専門店。2018年12月に1号店が大阪・なんばにオープンして以来、タピオカブームを牽引する人気を獲得。その後も難波2店舗、原宿店、福岡店と続々出店を重ねており、今回オープンする京都店は5店舗目となる。毎朝店舗で手ごねする生タピオカの新鮮な味わいが魅力のドリンクメニューは、全7種類を提供。定番の「めっちゃモッチャムミルクティー」のほか、甘酸っぱいベリーの果実感が楽しめる「カシスラズベリーミルク」、定番宇治抹茶に程よい甘さのあずきをプラスした河原町三条店限定の「はんなり宇治抹茶ミルク」など、モチモチ食感の新鮮な生タピオカの食感を一番に考えた“タピオカファースト”なメニューの数々が用意されている。【店舗情報】生タピオカ専門店「モッチャム」河原町三条店 ※テイクアウト専門オープン日:2019年6月8日(土)住所:京都市中京区大国町33番地 (河原町三条下ル)営業時間:11:00~19:00※生タピオカが売り切れ次第終了。
2019年06月06日創作和菓子の宗家 源 吉兆庵より、岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごとひとつ使用した和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」が登場。2019年5月上旬より、銀座本店をはじめとする一部店舗にて先行発売、その後全国の店舗やオンラインショップにて順次販売される。フルーツの形や味わいをそのまま生かした宗家 源 吉兆庵の代表菓子「自然シリーズ」。新登場となる「陸乃宝珠」は、マスカットの高級ブランド品種であるマスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごと使用した和スイーツだ。クレオパトラも好んで食べたと言われるマスカット・オブ・アレキサンドリアは、さっぱりとした甘みと適度な酸味が特徴。一口食べると、上品で芳醇な香りが広がる。その果実のおいしさを最大限に生かすため、求肥の分量を粒の大きさに合わせて調整し、一粒ずつ丁寧に仕上げた。砂糖をまとった柔らかな求肥から、マスカット・オブ・アレキサンドリアの爽やかな果汁が溢れ出すこだわりの1粒を是非堪能してみて。【詳細】陸乃宝珠販売期間:2019年5月上旬~9月中旬販売店舗:全国の店舗やオンラインショップにて順次販売先行販売店舗:銀座本店をはじめとする一部店舗価格:1個 303円(税込)※マスカットの収穫量により販売期間などは変更になる可能性あり
2019年04月11日東京・恵比寿にあるCAGE GALLERYで、1月22日から飯岡陸がキュレーションを行うグループ展「凍りつく窓:生活と芸術」が開催中。澤田華《57 のプレビューおよび目下のシーン》2019Hana Sawada, 57 previews and the current scene, 2019道路に面した窓枠がギャラリースペースとなっているCAGE GALLERY。3月31日までの会期中は、ギャラリーとその周辺の“窓”を使用しながら、澤田華、鹿野震一郎、武田雄介の3人の作家が、入れ替わりで作品を発表をしていく。1992年生まれの飯岡陸は、これまで「新しいルーブ・ゴールドバーグ・マシーン」(KAYOKOYUKI/東京・駒込倉庫)や「太陽光と…」(テラス計画/札幌)などを企画してきたキュレーター。CAGE GALLERYそのもの、そしてギャラリー周辺を題材にした本展では、展示と鑑賞の再発明を目論む。飯岡は、CAGE GALLERYによって生まれた周辺環境の磁場をすくい取り、キュレーションに組み入れた。澤田華からはじまる1期、続いて鹿野の2期、武田の3期と窓から窓へと乗り移るよう、街とイメージの関係の新しい解釈として提示される。【イベント情報】「凍りつく窓:生活と芸術」(キュレーション:飯岡陸)会期:1月22日〜3月31日会場:CAGE GALLERY住所:東京都渋谷区恵比寿2-16-8点灯時間:11:00 – 20:00 ※1期のみ展示は12:00-20:00となります*ギャラリー向かいのHender Scheme「スキマ」内に解説のハンドアウトを設置1期:澤田華 1月22日〜2月17日2期:鹿野震一郎 2月19日〜3月10日3期:武田雄介 3月12日〜3月31日
2019年01月26日史上初の快挙となる直木賞と本屋大賞のW受賞を果たした小説「蜜蜂と遠雷」。若きピアニスト4人の姿を描いた話題作が、2019年秋に映画化されます。松岡茉優さんや松坂桃李さんといった豪華キャスト陣と、新鋭・石川慶監督が映像化に挑みます。2019年秋「蜜蜂と遠雷」公開予定「ここの優勝者は、世界最高峰のコンクールでも優勝できる」というジンクスがある芳ヶ江国際ピアノコンクールを舞台とした、若きピアニスト4人の挑戦・苦悩・努力・成長などを描く物語。話題作を多く生み出した原作者 恩田陸さん1992年に『六番目の小夜子』でデビューした恩田陸さん。SFやホラーから青春小説まで、さまざまなジャンルで執筆し、読みやすさと安定した面白さから幅広い年齢層の支持を得ています。2000年代から吉川英治文学新人賞や山本周五郎賞などをはじめとする、多くの賞を受賞してきました。そして2017年、「蜜蜂と遠雷」では直木賞と本屋大賞のW受賞という史上初の快挙を達成。話題作を豪華キャストが彩る松岡茉優さん松岡茉優さん2008年にデビューし、今や多くのCMやドラマなどに出演している松岡茉優さん。2016年~2018年に3部作で公開された映画「ちはやふる」に出演し、主人公のライバル役として圧倒的な存在感を放ちました。「蜜蜂と遠雷」では、かつて国内外のジュニアコンクールを制覇し天才少女と呼ばれたものの、母の死によりピアノが弾けなくなってしまった女性「栄伝亜夜」を演じます。松坂桃李さん松坂桃李さん2008年にモデルとしてデビューし、2009年「侍戦隊シンケンジャー」の志葉丈瑠 /シンケンレッド役で俳優としての活動がスタートしました。以降、話題の舞台の主演なども務め注目を集めています。本作では、音楽大学を卒業しながらも今はサラリーマンとなり今回を"最後の挑戦"としてエントリーした「高島明石」役を担当します。森崎ウィンさんPrizmaX左上:森崎ウィンさん2008年にダンスボーカルユニット「PrizmaX」に加入し、同年に俳優としてもデビュー。2016年にスティーヴン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、話題となった若手俳優です。演技力だけでなく、甘い声と高い歌唱力にも注目です。本作では、優勝候補と言われており在学中の名門ジュリアード音楽院では"ジュリアードの王子"とも呼ばれる「マサル・C・レヴィ=アナトール」役に選ばれました。映画「蜜蜂と遠雷」作品詳細公開時期2019年秋原作恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎刊)監督・脚本石川慶キャスト松岡茉優松坂桃李森崎ウィン鈴鹿央士ほか映画「蜜蜂と遠雷」が待ち遠しい原作でも話題となった「蜜蜂と遠雷」に、石川慶監督による演出・豪華キャストが加わることでどのような作品となるのか、期待が高まります。公開は2019年秋です。注目の作品をお見逃しなく。
2018年10月22日カフェとホステルを融合させた新宿泊施設「カフェテル(CAFETEL)」の第1号店・女性専用宿「カフェテル 京都三条 for Ladies」が、2018年7月2日(月)に京都市内にオープンする。好立地で快適な旅の始まりを「女子旅をデザインする」をコンセプトに掲げる「カフェテル 京都三条 for Ladies」は、祇園や東山など観光主要スポットに近い好立地に誕生。京阪電車三条駅並びに京都市営地下鉄三条京阪駅に直結している為、天候に左右されることなくスムーズにチェックインすることができる。鴨川を臨める部屋も用意ホステルとなるのは、施設の2階・3階部分。"ミレニアル世代"に向けた客室は、グランピング気分を味わえるコンパクトな家型の構造を採用。女子3人組でも満足に過ごせる3ベッドの個室タイプに加え、1人旅に嬉しいドミトリータイプも用意されている。部屋の中には、窓から鴨川を臨むことができるラッキースポットも。美容グッズも充実ポイントとなるのは、共有スペース。ヘアアイロンやスチーマーなどの美容家電を備えたパウダールームや、エステケアシャワーを設置した個室のシャワールームなど、旅先でもキレイを叶えてくれる女子アイテムが満載だ。"三嬢(さんじょう)さん"モチーフのメニューもまた1階には、宿泊者のみならず、誰もが利用できるカフェを併設。モーニングからディナータイムまで食事を楽しめる開放的な空間では、地元民との交流の場としても活用できそうだ。またカフェには、女子旅中の3人組をイメージした"三嬢(さんじょう)さん"モチーフのアートやメニューなど、女子心をくすぐる嬉しい仕掛けも用意されている。さらにシーズンに合わせた、様々なイベントやワークショップを準備している「カフェテル 京都三条 for Ladies」。京都女子旅を考えている人は、是非利用してみてはいかが。【詳細】「カフェテル 京都三条 for Ladies」オープンオープン日:2018年7月2日(月)所在地:京都府京都市東山区大和大路通三条下ル新五軒町173 京阪三条南ビル交通:京阪電車三条駅 2番出口直結、京都市営地下鉄東西線三条京阪駅とも接続客室:21室(ベッド数 計65台)※チェックイン16:00~23:00、チェックアウト11:00・個室19室:約10平方メートル ※1~3名・ドミトリー2室:約13平方メートル ※1~4名共用設備:シャワールーム、トイレ、パウダールーム、Wi-Fi、洗濯・乾燥機付ランドリーコーナーアメニティ:ナイトウェア、歯ブラシ 他各種カフェ:42席※全館禁煙宿泊予約:公式ホームページでオンライン予約
2018年06月21日はちみつの老舗が手掛ける「クリームパン専門店 キンイロ」が、京都・三条に2018年4月28日(土)オープンする。1930年に和菓子原料問屋として創業し、無添加にこだわった蜂蜜の製造・卸・販売を行う金市商店が手掛ける「クリームパン専門店 キンイロ」。ここでは、“はちみつをもっと身近に楽しんでもらいたい”という思いのもと、金色の至福のクリームパン「kin・iro」と、真っ黒な極上のクリームパン「kuro・iro」の2種を販売する。どちらのクリームパンにも、はちみつをクリーム量の約15%使用。「kin・iro」には、カナダ産のブルーベリーはちみつを混ぜ合わせたカスタードクリーム、「kuro・iro」には、グァテマラ産のコーヒーはちみつを混ぜ合わせたものと蘭王卵の濃厚なものの2層のカスタードクリームを、店舗2階で焼き上げるオリジナルのパンに注入して冷却している。また、パン生地は独自の製法でフィリングを最大限に引き立てる2種を開発した。特に稀少素材を用いて完成する「kuro・iro」は、ブラックココアパウダーを配合したほろ苦い味わいで、真っ黒に焼き上げられた見た目にもインパクトある逸品。1日50個限定の販売だ。【詳細】クリームパン専門店 キンイロオープン日:2018年4月28日(土)プレオープン日:4月27日(金)住所:京都府中京区三条富小路西入中之町21TEL:075-221-7739営業時間:11:00~19:00定休日:年中無休メニュー:kin・iro 250円+税、kuro・iro 500円+税(1日50個限定)
2018年04月21日ロンドン発のデリカフェ「フランツ&エヴァンス ロンドン(FRANZÈ & EVANS LONDON)」日本2号店が、2018年4月24日(火)に京都・三条通り沿いにオープンする。「フランツ&エヴァンス ロンドン」は、イタリアンや地中海料理をベースにしたモダンブリティッシュスタイルの料理を提供するデリカフェ。スパイスやハーブを効かせたフレッシュメイドのデリミールや、彩り豊かなスイーツなどダイナミックなビジュアルも魅力としている。京都ならではの限定デリ&スイーツが登場京都店では、京都の素材を使った限定デリやスイーツ、日本初となるベーカリーといった豊富なラインナップを揃える。限定デリとして登場するのは、名物の “アランチーニ (=ライスコロッケ)” に京野菜を使用した「京たけのこと九条ねぎのアランチーニ」、京野菜の新鮮な食感を楽しめる「京壬生菜、アスパラガス、椎茸のサラダ」だ。また、日本オリジナルメニューとして2017年から展開しているスイーツシェイク「イートンメス パブロヴァ」の京都店限定フレーバー「イートンメス 抹茶と丹波黒豆」も店頭に並ぶ。メレンゲと生クリーム、フルーツを混ぜて食べる英国のトラディショナルスイーツを、丹波黒豆、みずみずしい苺、抹茶クリームなどを使用して色彩豊かな逸品に仕上げた。朝から夜まで、シーンを問わず楽しめる豊富なメニュー朝から夜までシーンを問わず使えるのも京都店の魅力だ。日本発登場のベーカリーには、モーニングにおすすめ。食パンをはじめ、クロワッサン、バゲット、パンドプレなどデイリーで楽しめるパンが登場する。そのほか、イギリスの伝統的な朝食「イングリッシュブレックファースト」、名物のブリオッシュの「フレンチトースト」なども一日の元気をつけるために食べたいメニューだ。もちろんランチ、ディナーも充実のラインナップ。昼は野菜たっぷりのデリミール、夜はフィッシュアンドチップスなどの軽食と合わせて、京都醸造のクラフトビールやカクテルといったアルコール類を用意する。詳細フランツ アンド エヴァンス ロンドン 京都・三条店(FRANZÈ & EVANS LONDON KYOTO SANJO)オープン日:2018年4月24日(火)住所:京都府京都市中京区三条通東入弁慶石町39三条TCビル1F営業時間:8:00~23:00(L.O. 22:30)ベーカリー:8:00~20:00、デリ:11:00~23:00TEL:075-254-7749(4/24より開通)休み:不定休席数:89席■限定メニュー京都店限定 「イートンメス 抹茶と丹波黒豆」1,890円■モーニング ※提供時間:8:00〜11:00イングリッシュブレックファースト 1,750円フレンチトースト 1,480円各種ベーカリー 250円〜 ※京都店限定、20:00まで■ランチ ※提供時間:11:00〜16:00ランチプレート 1,380円〜京壬生菜、アスパラガス、椎茸のサラダ 650円(単品) ※京都店限定デリ、23:00まで京たけのこと九条ねぎのアランチーニ 700円 ※京都店限定デリ、23:00まで■ディナー ※提供時間:16:00〜23:00フィッシュアンドチップス 1,200円クラフトビール京都醸造 クラフトビール 700円〜 銘柄:欧州の風、一意専心など※価格は税込み
2018年04月14日“奇跡のパンケーキ”で名を馳せるスフレパンケーキ専門店「フリッパーズ(FLIPPER’S)」が関西初進出。2018年4月24日(火)、京都・三条に新店舗をオープンする。「フリッパーズ」は、ふわふわとした生地が口の中で優しく溶ける“奇跡のパンケーキ”が話題を呼び、現在国内外に7店舗を展開するスフレパンケーキ専門店。“最高の一皿”をコンセプトに、こだわりの素材とシンプルながらも素材本来の魅力をいかす製法で焼き上げるスフレパンケーキは、一度食べると忘れられない食感と味わいだ。京都店では、通常メニューに加えて「奇跡のパンケーキ 宇治抹茶づくし」を限定販売。トッピングのクリーム、ジェラート、生チョコレートに加え、生地にまで宇治抹茶をふんだんに使用した、抹茶づくしの一皿だ。優しい生地の甘みとともに、抹茶特有のほろ苦さと、上品な香りが口の中いっぱいに広がる。その他、既存店では夕方には売り切れてしまうほど人気の「パンケーキパイ」や「ソフトクリーム」なども宇治抹茶フレーバーにアレンジ。さらに本葛を使用したアイスキャンディー「本葛アイス」がメニューに加わるなど、京都店でしか味わえないテイクアウト商品も用意する。なお、店舗内装も和テイストに。格子組みの丸窓や囲炉裏をイメージしたテーブル、京友禅で作ったのれんなど、各所に京都らしさを取り入れた和モダンな演出が光る。【詳細】FLIPPER’S 京都店オープン日:2018年4月24日(火)住所:京都府中京区御幸町三条下る海老屋町323番4TEL:未定営業時間:11:00-20:00(19:30 L.O.)定休日:不定休■京都店限定メニュー(一部)奇跡のパンケーキ 宇治抹茶づくし 1,300円+税展開期間:2018年4月24日(火)~6月30日(土)パンケーキパイ 抹茶 400円+税本葛アイス 540円+税~
2018年04月08日市内ロケには6万人が集結2018年3月22日(木曜日)に豊橋鉄道市内線でラッピング路面電車「陸王号」の運行がスタートしました。「陸王号」は、2017年10月から12月にかけて放映された連続ドラマ「陸王」のDVDとブルーレイの発売を記念して運行されるラッピング電車。「陸王」は豊橋市内でロケが行われており、中でも主要なシーンのひとつである「豊橋国際マラソン選手権大会」は駅前大通や広小路通、市役所前など市内線沿線で撮影を敢行。エキストラや見物客を含めのべ6万人以上がロケ地周辺に集まり、迫力のマラソンシーンが撮影されました。関連イベントも開催日は小児運賃が無料2018年4月8日(日曜日)には「ええじゃないか豊橋 市電の日イベント」が開催されます。豊橋駅南口駅前広場をスタートしドラマのロケ地をめぐる「『陸王』豊橋ロケ地めぐりウォーキング」が実施され、ゴールとなる赤岩口車庫ではミニほっトラム乗車やロケの撮影風景写真の展示が行われます。イベント当日は市内線(路面電車)全線で小児(小学生)運賃が無料。ヤマサちくわ、豊橋カレーうどんなどのグルメ屋台も並びます。「陸王号」は2018年5月6日(木曜日)まで運行。「陸王」のDVDとブルーレイは2018年3月30日(金曜日)に発売されます。(画像はプレスリリースより)【参考】※豊橋市のプレスリリース/PR TIMES※豊橋市
2018年03月30日アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの新作映画『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』が公開される。5人の主要キャラクター、霜月×宜野座、須郷×征陸、狡噛にそれぞれ焦点を当てた『Case.1 罪と罰』『Case.2 First Guardian』『恩讐の彼方に__』の3作品が、2019年1月25日(金)より順次公開される。『PSYCHO-PASS サイコパス』とは『PSYCHO-PASS サイコパス』は、「踊る大捜査線」シリーズで知られる本広克行が総監督を務めたことにはじまり、監督・塩谷直義、ストーリー原案・虚淵玄(ニトロプラス)、アニメーション制作・Production I.Gなどトップクリエイター陣が集結したことで話題を呼んだオリジナルアニメーション。人間の心理状態を数値化し管理する近未来社会を舞台に、正義を問われる警察機構を描いたSF作品として、幅広い層の心をつかんだ。2012年10月にTVシリーズ第1期が放送され、2014年7月には1期に新規カットを追加して再編集した「新編集版」が放映された。続いて、10月からは本屋大賞受賞作『天地明察』などで知られる作家の冲方丁をシリーズ構成に迎えたシリーズ第2期「PSYCHO-PASS サイコパス 2」を制作・放送。さらに、2015年1月には映画として『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』が公開され大ヒットを記録した。それから3年の月日を経て、始動するのが『「PSYCHO-PASS サイコパス」Next Project』だ。霜月×宜野座、須郷×征陸、狡噛にフォーカスした新劇場版3作品劇場版3作品の連続公開となる本作には、これまでのシリーズと劇場版に参加したスタッフが再集結。3作品全てで塩谷直義が原案・監督を、Production I.Gがアニメーション制作を担当するほか、Case.1の脚本を『PSYCHO-PASS サイコパス』ノベライズ「PSYCHO-PASS ASYLUM/GENESIS」を執筆した吉上亮が、Case.2およびCase.3の脚本を、TVアニメ第一期、劇場版の脚本を手掛けた深見真が務める。TVアニメ第1期、第2期のエンディングテーマが蘇るTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の第1期、第2期のエンディングテーマが、Case.1とCase.2のエンディングテーマとして起用される。また、今回のエンディングテーマは、ロックユニット・ブンブンサテライツ(BOOM BOOM SATELLITES)、中野雅之によるリミックスバージョンとなっている。ストーリー■『Case.1 罪と罰』2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設〈サンクチュアリ〉の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。■『Case.2 First Guardian』常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫る。■『Case.3 恩讐の彼方に__』2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。来場者特典として設定集を限定配布公開初日より、3作品ごとに各作品のキャラクターやメカデザインの設定画、美術ボードなどを収録した設定集を数量限定配布。表紙は、キャラクターデザインを手掛ける恩田尚之による3作品のキービジュアル描き下ろし原画が使用されている。劇場購入特典付きムビチケ2018年11月9日(金)より、対象劇場にて3作品綴り前売り券(ムビチケ)が発売。劇場購入特典として、オリジナルクリアポストカードが付属する。作品情報劇場アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』3作品SSストーリー原案・監督:塩谷直義シリーズ原案:虚淵玄キャラクター原案:天野明アニメーション制作:Production I.G■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』公開日:2019年1月25日(金)キャスト:宜野座伸元/野島健児、霜月美佳/佐倉綾音脚本:吉上亮総作画監督:中村悟■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian』公開日:2019年2月15日(金)キャスト:須郷徹平/東地宏樹、征陸智己/有本欽隆SSストーリー原案・監督:塩谷直義脚本:深見真総作画監督:阿部恒■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』公開日:2019年3月8日(金)キャスト:狡噛慎也/関智一SSストーリー原案・監督:塩谷直義脚本:深見真総作画監督:恩田尚之、阿部恒、中村悟<劇場購入特典付きムビチケ>発売日:2018年11月9日(金)価格:3,900円(ムビチケのみ)※販売劇場は公式サイトで告知。※本券1枚につき各Caseを各1回鑑賞可。劇場購入特典:オリジナルクリアポストカード※前売券(ムビチケ)1枚の購入につき特典1枚。※特典は数量限定の為、無くなり次第配布終了。
2018年03月11日話題の秋ドラマ『陸王』でもテーマとして描かれた実業団駅伝。その最高峰の大会が、毎年元旦、群馬県で行われる、ニューイヤー駅伝だ。「最近では出場選手の多くは箱根駅伝の卒業生。当然ですが学生時代よりさらにレベルは上がり、箱根の優勝校でも勝負にならないほど。まさに、駅伝日本一が決まるレースです」そう話すのは、元箱根ランナーでスポーツライターの酒井政人さん。実業団になじみのない人も“箱根で走ったあの選手”という視点で試合を観ると、新鮮に楽しめるかも。「大学は4年で卒業ですが、実業団にはそのくくりがない。前回の4区で実現した、順天堂大出身の今井正人選手と青学出身の神野大地選手の“新旧山の神対決”のように、世代を超えたバトルも見どころです」その4区は主力が集うエース区間。「最長区間のため、マラソンを意識して出場する選手も多い。東京五輪に向けて、長距離界をリードする選手が、ここから誕生していきます」ここでは2018年のニューイヤー駅伝、要注目の4選手をご紹介します!トヨタ自動車九州 今井正人選手(順天堂大学)第一線を走り続ける、初代・山の神。学生時代は箱根5区を激走し順天堂大を優勝に導く’17年はエース区間4区で2位と快走。後輩たちとどんな戦いを繰り広げるか期待!Honda 設楽悠太選手(東洋大学)東洋大優勝の立役者が日本期待の星に。’15、’16年と2年連続エース区間4区で区間新を記録。’17年はハーフマラソン日本新を記録するなど、今後のマラソン界を背負う存在。旭化成 村山謙太選手(駒澤大学)、村山紘太選手(城西大学)前回優勝チームを支える双子のエース。2人揃って世界陸上の日本代表経験もあり、弟の紘太選手は1万mで日本記録を持つなど、すでに一線で実力を発揮。学生時代には異なるノウハウを学ぶため、あえて別々の大学に進み、それぞれエースとして活躍した。写真左から、今井正人選手、設楽悠太選手、村山謙太選手、村山紘太選手第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝2018)は、’18年1月1日、9時15分スタート。前回王者の旭化成をはじめとする全37チームが、7区間100kmでタスキをつなぐ。TBS系で中継予定。※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・YUTAKA/アフロスポーツ、アフロスポーツ(今井選手)(by anan編集部)
2017年12月30日12月24日の放送で最終回を迎えたドラマ「陸王」(TBS系)。最終回の平均視聴率も20.5%と大評判の今作だが、いっぽうで出演していた竹内涼真(24)には「痩せすぎでは?」と心配の声が寄せられているという。 キッカケは第1話の放送終了後に「陸王」のオフィシャルツイッターでアップされた竹内の写真。さらに回を重ねるごとに、ファンから《心配になる》との声が多数あがるようになっていたのだ。 今年10月にはスポーツ紙のインタビューで「マラソンの選手は毎日練習してその体になっている。近づくためには必要だった」と答えていた竹内。だが熱演の陰では、役柄にあわせて8キロ減量していたことも明かしている。 オーディションで勝ち取ったこともあり、並々ならぬ情熱で臨んでいたのだろう。そんな彼に、ファンから気遣いの声が寄せられていた。 《芸能人も役作りの為に痩せたり太ったり大変》《お仕事も大事だけど、体のことも考えたほうが》《痛々しいからせめて顔だけでも肉をつけ直してもらいたい》 前クールでも「過保護のカホコ」(日本テレビ系)で好演。7月に発売した2nd写真集「1mm」は期間内で6.2万部を売り上げ、「第10回オリコン年間“本”ランキング2017」の男性写真集部門で第1位に。またoricon newsの「2017 ブレイク俳優ランキング」でも第1位に輝いており、本年も大活躍の1年だった。 「陸王」では最終回が近づくにつれ、連日深夜まで撮影が続くようになっていたという。2018年の活躍のためにも、くれぐれも体調には気をつけてほしい!
2017年12月25日役所広司主演で老舗企業の再生物語を描いた日曜劇場「陸王」が12月24日の放送で最終回を迎え、本作に出演した山崎賢人と竹内涼真の2人の演技に賞賛の声が集まっている。重厚かつ多彩な共演者たちとの撮影は2人にどんな影響を与え、そこから彼らはどんな成長を遂げたのか?本作で役所さん演じる宮沢紘一の息子・大地を演じた山崎さん。山崎さんは『L・DK』や『ヒロイン失格』をはじめ『オオカミ少女と黒王子』や『四月は君の嘘』『一週間フレンズ。』などの少女コミック原作から『ジョジョの奇妙な冒険』『斉木楠雄のΨ難』など少年ジャンプ連載作までコミック原作の映画化作品で主演やメインキャラクターを演じることが多いのが特徴。“2.5次元俳優”のトップランカーとも呼べるようなキャリアを重ねながらも連続テレビ小説「まれ」や月9「好きな人がいること」などにも出演。『orange』等の演技で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど実力も高く評価されている。一方、陸王と出会うことでケガを乗り越え成長していくマラソン選手・茂木裕人を演じた竹内さんは、幼少期からサッカーをはじめ高校時代には東京ヴェルディユースに所属するなど、その高い身体能力とスタイルが魅力。若手俳優の登竜門といえる仮面ライダーシリーズ「仮面ライダードライブ」で主演、本作と同じ池井戸潤原作の日曜劇場「下町ロケット」や「時をかける少女」を経て『青空エール』『帝一の國』など出演映画もヒット。今年連続テレビ小説「ひよっこ」へも出演を果たし、最も“旬”な俳優として大きな注目を集めている。今一番熱い2人が共演することでも本作は注目された。主演の役所さんをはじめ志賀廣太郎、檀ふみ、光石研、寺尾聰といった重厚な俳優陣との共演はそれだけで若い俳優には刺激になったであろうことは言うまでもないが、さらに本作には歌舞伎界から市川右團次、落語界から桂雀々、ミュージシャンとしても人気のピエール瀧、元テニス選手でスポーツキャスターとしても活躍する松岡修造、作家の阿川佐和子など各方面から多彩な人々が出演。いずれも独特の個性を放ちながら物語のなかにしっかり息づいたキャラクターを演じていた。本作では毎回泣き所満載の展開が続き、アップの場面で感情を露わにする芝居も多く、感情の起伏の表現はもちろん涙を流すタイミングなどこれまでの作品以上に“演技”について学んだ部分も多かったのではないだろうか。特に山崎さんは分が何者かを模索しながら回を追うごとに自信を得ていく大地の姿を、その目線で語る演技で見事に演じ切り、竹内さんもケガで選手として自信を失うも、「こはぜ屋」との出会いから“走ること”の意味を見つめ直し、再び自信を取り戻していく茂木の姿を感情を抑えた芝居と爆発させる芝居を見事に使い分けることで表現していた。本作の撮影期間の間にも俳優として成長を遂げたと感じられる場面も多く、最終回終了後にはSNSに2人の演技を絶賛する声も続々投稿されていた。本作を経験したことで俳優として大きく成長した2人。2018年の山崎賢人と竹内涼真の活躍に期待が高まるところだ。(笠緒)
2017年12月25日人気作家・池井戸潤の同名小説を役所広司主演でドラマ化した「陸王」の最終回が12月24日に放送され、数えきれないほどの感動の声をはじめ、豪華キャスト陣の演技に絶賛の声が寄せられるなど、様々な反応がSNS上に投稿され続けている。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所さんが演じたほか、山崎賢人、竹内涼真、風間俊介、上白石萌音、ピエール瀧、寺尾聰ら豪華キャストの出演で、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語を描き出した。※以下ネタバレを含みますのでご注意ください。最終回は宮沢らが松岡修造演じるフェリックスの御園社長からの融資を受け入れ、茂木はアトランティスのサポート選手となるも豊橋国際マラソンの出走直前に「陸王」を履くことを決意。佐野岳演じる毛塚と激戦の末優勝。それによって「こはぜ屋」は見事に再生を果たす。山崎さん演じる大地はメトロ電業に内定、新たな道を歩みだすという展開だった。放送中からタイムラインには「陸王涙不可避やん」「あーこれヤッバイ、涙止まらない」「陸王見て号泣してる」「ずーっと泣いてる」などの“号泣”ツイートが大量に溢れかえり、「最高のドラマ」「スタッフさんもキャストさんもみんな最高」と作品の素晴らしさを讃える声も多数。また山崎さんと竹内さんという、いま最も人気がある若手俳優の2人の共演にも注目が集まったが「山崎賢人の演技が光る」「毎週可愛すぎる山崎賢人くん」「茂木裕人が竹内涼真でよかった」「茂木ちゃん、いい表情してるなあ」と両者の演技や表情を評価する投稿も。本作は俳優界以外からも様々な人が出演したことでも話題になったが、最終回の感想ツイートで目立ったのが「松岡修造はなんであんなに芝居うまいんだろ?」「なんだかんだで修造演技上手い」といった松岡さんに関するツイート。その演技を評価する声とともに「修造が大人しくスポーツ観戦してるなんて…」「辛いだろうなぁ…スポーツを黙って観ていなきゃいけない役どころの修造(笑)」など、スポーツ番組やバラエティで“激アツ”なテンションをみせている松岡さんが、大企業の社長という役柄ゆえに抑えた芝居をしている姿を見て、その内心を心配するような声まで上がっていた。(笠緒)
2017年12月24日現在発売中の「JUNON」2月号は、巻頭に俳優・窪田正孝が登場!また、竹内涼真、佐野岳がライバルを演じる「陸王」について対談。今回もイケメン大集合の内容となっている。今回巻頭に登場するのは、1月放送スタートの石原さとみ主演ドラマ「アンナチュラル」にて、“メガネ理系男子”久部六郎役で出演が決定している窪田正孝。自分にとって不自然なことが起きたらどう対処する?という質問には、「ケースバイケースですが、僕は割と流すことが得意かもしれないです」と言い、「『不自然だな』と思っても、『きっといろんな事情があるんだろうな』と思って我慢しちゃいますね」と自身について語った。また、10月期放送のドラマ「陸王」に出演する竹内涼真と佐野岳の対談も掲載。“陸王”にかけて、自分は“何王”か?という話題では、佐野さんは“岳王”と回答。「岳という大きな国があって、そこを支配しているのが岳王、俺なの。住人は自分であり、王も自分」と独特な発言。また竹内さんは“やさ王”だと言う佐野さん。「基本的に、人のことを思って行動してるんだよね」と説明すると、竹内さんは「嬉しいけどちょっとダサい…(笑)でも気に入りました」と照れ笑いを見せ、2人の仲の良さが垣間見える対談になっていたようだ。そして、2018年は戌年ということで、「美男子×ワンちゃん特集」も掲載。羽子板デートでは「仮面ライダービルド」の犬飼貴丈、ドラマ「弱虫ペダル」で主演を務め注目を集めた小越勇輝は、こたつデートで登場。そのほか、Shuta Sueyoshi、與真司郎、「GENERATIONS」、「超特急」などが出演している。「JUNON」2月号は発売中。(cinemacafe.net)
2017年12月22日12月17日放送の第9話で平均視聴率15.7%を記録したドラマ『陸王』(TBS系)。『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』に続く池井戸潤氏の原作ドラマとあって、スタート前から注目を集めていた同作。第8話でも最高視聴率17.5%を記録しており、最終回を前に「視聴率20%超え」の期待がかかっている。 そんなドラマの好調の理由とは、いったい何なのか。元芸人の山下しげのり記者(49)が分析する。 今回、僕が注目したいのは視聴率ではなく陸王の個性的なキャスト。通常のドラマより芸人さんが多く出演していることが目につきます。 レギュラー陣では小藪千豊さん(44)、桂雀々さん(57)、「春やすこ・けいこ」の春やすこさん(56)、「かしまし娘」の正司照枝さん(84)、「げんき~ず」の宇野けんたろうさん(35)など。ゲストでも木村祐一さん(54)、ヨネスケさん(69)、鳥居みゆきさん(36)、「シティーボーイズ」の斉木しげるさん(68)、内場勝則さん(57)などです。 なぜこんなにも芸人のキャスティング率が高いのでしょうか。伊與田英徳プロデューサーのインタビューをみると、ドラマにおける演技やストーリーについて新鮮な演技やあざとさがないことを重視されているようです。つまりプロデューサーが求めているのは“自然さ”と“新鮮さ”ということになります。 新鮮さという点では、普段からあまりドラマに出ていない芸人のほうが新鮮な演技になるのも頷けます。また自然さという点でも、芸人は普段からコントで極力自然な演技を心がけています。なぜならフリの演技に少しでも違和感が生じると、その違和感にお客さんが気を取られてしまう。そうするとオチの部分がブレてしまい、笑いが半減するからです。 しかし芸人がいくら新鮮で自然な演技をしていても、輝けるのはやはり俳優陣の熟練された本物の芝居があってこそ。そうした太い屋台骨があって初めて、イレギュラーな芸人陣の演技が際立つのではないでしょうか。
2017年12月19日第5、第6話が視聴率16%超とますます追い風で快走中のドラマ『陸王』(TBS系・日曜21時~)。経営危機に陥っていた老舗足袋業者「こはぜ屋」が足を痛めないランニングシューズの開発に挑戦するという企業再生物語だが、ここで鍵となるのが『シューフィッター』の存在。いわば“靴合わせのプロ”で、百貨店や専門店などで靴を選ぶ際に足や靴の相談にのってくれる人たちだ。 現在、認定シューフィッターは全国で3,800人以上。なかでも、今回のドラマで演技指導を依頼されたのが「一般社団法人足と靴と健康協議会」の事務局長・上級シューフィッターの木村克敏さん。撮影現場では、カリスマシューフィッター・村野尊彦役の市川右團次に、靴の持ち方、履かせ方といった所作、靴のチェックの仕方などをアドバイスしている。 「靴の持ち方なんて、普通の人は意識しません。ましてや“他人の靴”のひもを結ぶなんて、慣れていなければ難しい。でもそこは、さすが俳優さんですね。市川さんは、すぐに所作をマスターされて、私から見ても、もう立派なシューフィッターです」(木村さん・以下同) 第5話での茂木裕人選手(竹内涼真)の「こんなにも気持ちのいいシューズ(陸王)は初めて」というセリフに感動した人も多いと思うが、私たちも、あんな“快感シューズ”に出会えるのだろうか? 「もちろんです。ただそのためにはまず自分の足をよく知る必要があります。実際には、正確な足のサイズを知らない方がほとんどなんです」 足のサイズには長さのほか、幅、つま先など、いくつかチェック項目があるという。 「私たちは外出中、ほとんど靴の上で生活しています。足に合わない靴を履き続けているということは、長時間足や体に余計な負担をかけていることになるのです」 体を支えているのは足の母指球(足裏の親指の付け根)、小指の付け根、かかとの3点。靴が大きいと靴の中で足が動いてしまい、その3点がずれて重心が不安定になるのだ。 「通常、体重は2本の足で支えるわけですが、50キロの人で片足25キロずつ。さらに歩けば1.2~1.5倍、走れば2倍以上の重さがかかります。ところが靴が合っていないと重心が不安定になる。それで無理にバランスを取ろうとすれば足首、膝、腰、肩などに“ひずみ”がおよぶことも」 これが腰痛や膝痛などの原因となり、さらには目のかすみや片頭痛など、体のさまざまな不調へつながっていく可能性があるという。 足の計測はシューフィッターにお願いするのがベストだが、それが無理でも誰かにお願いしたほうがよい。計測時に両足に均等に体重をかけなければならず、自分ではなかなか正確に測れないからだ。また足のサイズは変わりやすいので、年に1度は計測しておくほうがよいそう。 「基本的に足の長さはそれほど変わりませんが足囲や足幅は変わります。年齢とともに筋肉が落ちてくれば足囲も細くなってきます。また高齢になれば、足裏のアーチも下がりぎみになりますので、足長だけでなく、足囲と足幅も定期的に測ってください」
2017年12月10日12月3日に放送されたドラマ『陸王』(TBS系)で本格俳優デビューを果たした元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造(50)。連ドラレギュラーは初めてにもかかわらず、堂々とした演技を見せていた。 「『陸王』は役所広司さん(61)演じる老舗足袋業者『こはぜ屋』社長が、裸足感覚のランニングシューズ開発に乗り出す“企業再生物語”。松岡さんが演じるのは大手アパレルメーカー社長。礼儀正しく真っ直ぐな熱い男ながら冷静なビジネス分析もできる、松岡さんの人物像そのままな役柄です。プロデューサーも『この役は松岡さんにしかできない』と熱く説得したそうです」(テレビ局関係者) 松岡が演じるのは『こはぜ屋』再生の鍵を握る重要な人物だという。ドラマの今後を左右する役どころだけに、プレッシャーを感じていたようだ。彼はこうコメントしている。 《いきなり初心者がテニスでいうグランドスラムに出場するようなものです。心から自分のしたいことへの挑戦。そして、50歳という節目を迎えた自分。このチャンスにチャレンジせずに今後の僕はないと決断しました》 その熱い気持ちを表すように、彼は今まで誰も聞いたことがないような役作りをしていた。 「松岡さんは撮影の2週間前から役作りをしていたそうですが、まずやったことが“家中の壁という壁に役所さんの顔をプリントアウトして貼りつける”というもの。理由として、彼は『日本のトップ俳優である役所さんの前で演技すると、緊張してしまうはず。だからまずは見慣れた顔にしておくことを重視しました』と真剣な顔で話していました。お風呂以外のすべての壁に貼るほどの徹底ぶりだったそうです」(ドラマスタッフ) 奇想天外にも思える役作り。だがこれが功を奏し、現場でも大評判だったという。 「初回の撮影でも、松岡さんはいっさいNGを出しませんでした。カメラが回っていないところでも熱血漢の松岡さんがいるおかげでいつも明るいので、現場の士気もあがっています。そんな撮影を見たほかのドラマ班も興味津々。すでに来年のドラマキャスティングリストに松岡さんの名前を加えたそうですよ」(前出・テレビ局関係者) “まいにち、役所”計画でピンチを乗り越えた松岡。50歳の熱血新人は、芸能界でも頂点を目指せるのか!?
2017年12月06日高視聴率をキープする、池井戸潤原作、役所広司主演のドラマ『陸王』(TBS系)。舞台は埼玉県行田市。老舗足袋店社長が、衰退する足袋産業に新風を吹き込むために、ランニング足袋「陸王」を開発するという物語だ。 「たしかに江戸時代から行田は足袋の町として栄え、昭和13(’38)年から30(’55)年にかけてのピーク時には全国シェアの80%となる、年間8,500万足もの足袋を作っていました。職人だけでなく、生地や糸、ミシンを扱う関連企業が約200ありましたが、現在は12社、年間生産数も200万~300万足と激減しています」 こう危機感を募らせているのは、昭和4(’29)年に創業した「きねや足袋」の3代目社長・中澤貴之さん(40)だ。中澤さんはドラマ同様のランニング足袋「KINEYA MUTEKI」を開発した。 「ドラマのモデルといわれますが、たまたまランニング用の足袋を開発したという共通点があるだけです。でも、ここにたどり着くまでは、苦労の連続でした」(中澤さん・以下同) 足袋の町・行田の復活に挑戦する“リアル陸王”の世界を追った。 中澤さんは「きねや足袋」に26歳で入社。ろくに足袋をはいたことすらなかった。 「靴は歩くときのサポートをして足を守りますが、足袋は素足に近く、本来の足の機能を十分に使うように作られています。足指が地面をつかむようにしっかりアーチができて、土踏まずを形作る。はき始めはふくらはぎが張ったりしますが、しだいに姿勢はよくなり、私自身は腰痛がなくなりました」 足袋の機能性に驚くとともに、もの作りの楽しさにも目覚めた。 「ミシンの使い方から覚えました。足袋作りは、一つ一つが細かい作業です。昔ながらの職人さんから『目で覚えろ。いちいち聞くんじゃねえ』と怒られることもありました」 職人経験によって自社製品への愛情と自信が育まれ、営業の場で生かされた。 「ただし、現状は厳しい。どんなに売れる商品を作っても、せいぜい年間何百足の世界だし、値段も2000~3000円が限界。やってもやっても収益は上がらない。これまでの足袋の発想に縛られず、新しい商品を開発しなければ、5年後、10年後に会社はつぶれてしまうと思い、焦っていました」 そんなときに偶然出会ったのが、はだしでフルマラソンを完走することで有名な鍼灸師・高岡尚司さん。 「はだし感覚で走れる足袋の発想を持っていて、私も“これだ”とすぐに開発することに決めたんです」 しかしランニング足袋となると、長年の職人から見れば邪道。「社長の倅が好き勝手にやっている」という反発もあるかもしれない。そのため当初は、父親にも内緒で、ごく限られたスタッフのみで開発に取り組んだ。 「通常のシューズはスポンジ系のソール(靴底)と、アッパー(足の甲を覆う靴の上部)を接着剤で接合します。しかしMUTEKIでは、ソールを軟らかい天然ゴムにして、アッパーには手で縫いつける。こうしたこだわりで、しなりがよく、足との一体感が生まれる商品となりました」 ’13年に新製品が完成。その数日前、これまで内緒にしていた2代目に新商品の完成を伝えると、いつも厳しい父親が「やりたいようにやりなさい」と認めてくれた。 「最初の2年は苦戦しましたが、徐々に知名度も上がって、今では年内の販売は予約すらお断りしている状況です。どんなにニーズがあっても、ものづくり、職人としてのこだわりがあるので、手間は惜しめません。大量生産は無理なんです」 MUTEKIを武器に、中沢さんは老舗の復活に邁進している。
2017年12月03日高視聴率をキープする、池井戸潤原作、役所広司主演のドラマ『陸王』(TBS系)。舞台は埼玉県行田市。老舗足袋店社長が、衰退する足袋産業に新風を吹き込むために、ランニング足袋「陸王」を開発するという物語だ。 「『陸王』の1話目に、エキストラとして出演したんです」 スマホ画面でそのシーンの画像を見せてくれたのは、武蔵野ユニフォーム社長の小松和弘さん(45)。龍柄や麒麟柄、紅白のダルマ柄など、“いかにも外国人が喜びそうな日本”の絵柄のカラフルな「SAMURAI TABI」を開発し、行田市では“足袋ブームの仕掛け人”としても有名だ。 「でも、自分は職人でもなければ、行田出身でもないんです。もともと仲間数人でIT企業を起こして、ソフトやアプリの開発、ホームページの作成をしていました」(小松さん・以下同) 足袋の町・行田の復活に挑戦する“リアル陸王”の世界を追った。 同社は小松さんの妻の父親が経営していたのだが、’12年に義父が他界して、小松さんが継いだのだった。 「ちょうどそのころ、カラフルで派手な着物が好きな知人から、この着物に合う足袋を作ってほしいと問い合わせがあったんです」 だが、同社が扱っていたのは白衣や作業着など。足袋のノウハウは持ち合わせていなかった。 「試作品の1号として、黄色地に黒い水玉模様が入った布を持って、近所の職人さんのところに行ったんです。さすがに最初は『こんなの誰が買うの?』『なんでこんな変なものを作らなきゃいけないんだ』と言われたものです」 それでも職人を説得して、SAMURAI TABIを完成させると、将来性を感じずにはいられなかった。 「靴下が普及し、洋服文化が広まったことで足袋は廃れましたが、SAMURAI TABIは洋服にもジーパンにも合う。靴よりむしろ“新しい”と思ったんです」 地域活性化の一助となればとの思いで開発したが、肝心の行田出身者は“いまさら足袋なんて”とマイナス思考だったという。しかし小松さんは、視野を広く持ち、海外にも目を向けていた。 「’15年にはパリのジャパンエキスポに出店しました。日本文化が好きなパリ人は『オー、サムライ』と興味を持って商品を手に取ってくれたんです」 受け入れられたのはポップなデザインだけではなく、何より足袋の持つ機能性があってこそのはず。行田出身者ではない小松さんの“足袋愛”を見て、職人や行田の人たちが応援するようになった。 ’15年からは毎年、行田市のお祭りに合わせて、足袋の着こなしを競う「足袋コレ」を企画している。 「現在はネット販売のほかに、ドイツで1店舗、フランスで3店舗に商品を置いてもらっています。さらにアジア各国にも販路を広げて、足袋の魅力を世界に伝えたいです」 再び足袋の聖地としてのにぎわいを取り戻したい。行田ではドラマ顔負けの熱い男が、奮闘していたのだった。
2017年12月03日暗がりに不審な男たちを発見し、表情をこわばらせる“飯山晴之”。逃走しようとするものの、囲まれて……。11月19日放映の『陸王』第5話ではこんな緊迫シーンも注目を集めた。特殊素材を開発したものの、会社が倒産してしまい、債権者たちに追われる身になった男・飯山晴之を演じているのが寺尾聰(70)だ。寺尾を知る映画関係者が言う。 「近年では、物腰のやわらかい、ジェントルな役柄も多い寺尾さんですが、『陸王』では金や酒に意地汚い“落ちぶれた元社長”になりきっていて、とても印象的でした。寺尾さんもかつては“借金地獄”に苦しんだのですが、もしかしたら実体験を役作りに生かしているのかも……」 寺尾が巨額の借金を抱えていると報じられたのは、’03年3月のことだった。 「最初は都市銀行に借りていたのですが、支払いが滞りがちだったためか、債権が外資系ファンドに売られてしまったそうです。連帯保証人の夫人の銀行口座も仮差押え処分になってしまい、世間を驚かせました。総額は2億円と報じられていますが、借金の理由について寺尾も語ろうとはしませんでした。発覚したときには父・宇野重吉から受け継いだ生家も自宅も売却しており、寺尾一家は賃貸物件で生活していました」(芸能関係者) ドラマでは借金地獄に苦しむ夫を支える妻をキムラ緑子(56)が演じているが、寺尾が’81年に結婚したまゆみ夫人も同じく56歳だという。前出の映画関係者が続ける。 「寺尾さんの奥さんは星野真弓として、女優活動をしていました。2人はドラマ『西部警察』で共演したことで仲を深めたのです。結婚・出産を機に引退し、現在は寺尾さんの所属事務所の社長を務めています」 夫妻が2億円借金を完済するまでには8年あまりかかったという。’12年には夫人名義で横浜市内に7千万円ほどのマンションを購入できるまでに経済状況は好転した。 「寺尾さんは高級車好きで知られています。また自宅でホームパーティなどもよく開いていますし、後輩たちには頻繁におごっていますから交際費もばかにならないでしょう。仕事もギャラより役柄にこだわるほうですから、奥さんもやりくりが大変だったはずです」(前出・映画関係者) ドラマ『陸王』では、飯山夫妻はいまだ苦境を脱しきれていない。結婚から36年間苦労を共にしている、まゆみ夫人はどんな思いで夫の演技を見ているのだろうか――。
2017年11月28日現在、TBSにて放送中の役所広司主演ドラマ「陸王」に、リアリティバラエティ番組「テラスハウス」で“てっちゃん”の名で親しまれた菅谷哲也が出演することが決定した。池井戸潤の同名小説をドラマ化した本作は、老舗足袋業者「こはぜ屋」が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語。主演の役所さんは、「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一役を演じている。そして今回、「芝浦自動車」の陸上競技部員・彦田知治役として、菅谷さんの出演が決定。小学校から高校までサッカー少年だった菅谷さんは、「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦」で、15mの金網を登ったり、13段の跳び箱を飛んだりなど、これまで圧倒的な運動能力を披露してきた。そんな彼が演じる彦田は、竹内涼真演じる「ダイワ食品」の茂木を上回る有力選手で、現在アトランティスと契約を結んでいるが、ニューイヤー駅伝後に「こはぜ屋」とのサポート契約を申し出るという役どころだ。昨年放送された「99.9-刑事専門弁護士-」にも出演した菅谷さんは、今回が2度目の日曜劇場出演。オファー時は、喜びと同時に緊張が走ったと言う菅谷さんだが、「撮影までランニングと筋トレをしながら減量し、ランナーとしての役作りをしてきました」と完璧な役作りを行ったそう。また、「撮影現場では監督のご指導のもと、役所広司さん、市川右團次さん、とお芝居させていただき、いい緊張感に包まれました。尊敬するお2人の大先輩と一緒にお芝居できることを大変光栄に思います」とコメントし、「『陸王』には沢山の魅力的な人物やそれぞれのドラマがありますが、彦田という男にも注目していただけたら幸いです。6話の放送を是非お楽しみに!」と視聴者へメッセージを寄せている。11月19日(日)に放送された第5話は、番組平均視聴率16.8%と過去最高視聴率を記録(※ビデオリサーチ調べ・関東地区)し、後半に向けてますます盛り上がりを見せる本作。そして26日(日)放送の第6話では、いよいよニューイヤー駅伝が始まる。怪我から復帰し、メンバーに選考された茂木が選んだシューズは、アトランティス社の「RII」ではなく、こはぜ屋の「陸王」。決意を新たに自分の出番を待つ茂木、そして同じ区間を走る毛塚(佐野岳)と静かに火花を散らす…。果たして、勝負の行方は――。「陸王」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月24日老舗足袋業者「こはぜ屋」が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語を描くドラマ「陸王」。池井戸潤の小説を役所広司主演でドラマ化した本ドラマに、この度“キム兄”こと木村祐一が出演することが決定した。役所さんが「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一役を演じるほか、その息子役を山崎賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部の部員・茂木裕人役を竹内涼真と、いま人気の若手俳優が出演することでも話題の本作。また視聴率も、11月5日放送の第3話では番組平均15.5%、翌週12日放送の第4話は14.5%と高視聴率を記録している(※ビデオリサーチ調べ・関東地区)。そんな中、今週19日(日)放送の第5話から木村さんが出演。お笑い芸人としてバラエティ番組で活躍するだけでなく、大河ドラマ「おんな城主直虎」など俳優としても活躍する木村さんが今作で演じるのは、マラソンシューズ「陸王」のアッパー(靴の足の甲をおおう部分)に適した素材を持つ編み物会社「タチバナラッセル」の社長・橘健介役。その素材を求め、宮沢が橘を訪ね…と物語が展開していく。今回の出演に木村さんは、「とてつもなく素晴らしい作品の、とんでもなく素敵な役のオファーを頂戴し、大感謝であります。そして脚本を読むにあたり、全ての登場人物に対し『何ちゅうええセリフや!』と、興奮と感動を覚えております」と喜び、「撮影では関係各位に敬意を表しながら、視聴者の皆様にご納得して頂けるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」とコメントを寄せている。■第5話ストーリー「陸王」の開発資金がかさみ、「あと数か月は様子を見るが、それでも改善が見られない場合は覚悟をしていただく必要がある」と、銀行から最後通告ともとれるような忠告をされた「こはぜ屋」。当面の資金繰りに頭を悩ます宮沢だが、大地と茜(上白石萌音)の何気ない会話から新製品の開発を思いつく。ほどなく製品化に成功し、新製品は大きな反響を得て瞬く間にヒット商品へと成長する。これで資金繰りにも明るい兆しが見えたと、「陸王」開発を新たに心に決める宮沢。しかし、そんな中シルクレイの製造に暗雲が。一方、「陸王」を履き復帰へ向けて練習に励む茂木のもとにアトランティス社の佐山(小籔千豊)がやってきて、また新しいランニングシューズ「RII」を提供したいと持ちかける。果たして「陸王」の開発は成功するのか?そしてその先に、こはぜ屋の未来はあるのか!?「陸王」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月18日人気作家・池井戸潤の小説を、役所広司主演でドラマ化した「陸王」。現在、TBSにて放送中の本作の11月5日(日)放送の第3話に、お笑い芸人・鳥居みゆきが“高校教師役”として出演することが分かった。本作は、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語。2006年にドラマ「クロサギ」に出演以来、今回が約11年ぶりのTBSドラマ出演となる鳥居さん。彼女が本作でが演じるのは、高校教師・栗山。学校の体育の授業で生徒たちに足袋を履かせるため、数社の足袋会社に問い合わせをしており、その中で「こはぜ屋」の宮沢と連絡をとり、面会するという役どころだ。秋田生まれ、埼玉県育ち、今作の舞台ともなっている行田市の観光大使に、今年5月就任した鳥居さん。今回撮影が行われた高校は偶然にも鳥居さんの母校だそうで、およそ20年ぶりに帰った母校で役所さんと共演を果たすことになった。育ったのがずっと行田市だと言う鳥居さんは、「私がずっと通っていた母校に、こういった形で戻ってくるとは思いませんでした。びっくりしましたが、うれしいです」と喜び、「久しぶりのドラマ出演で、緊張からずっとトイレを我慢していたので、眉間にしわが寄っていないか心配です。緊張しちゃって脇汗たくさんかいたので、それが映らないように受話器をとるのが大変でした~(笑)」とちょっと変わった苦労も明かす。また、「看板女優として、頑張ります!行田はすごくいいところなので、『陸王』とともに盛り上がっていけたらいいなと思っています」とコメントしている。「陸王」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月04日