「みんな全然性格が違うんでね。僕は保育園の園長みたいだよ」うれしそうにそう話す藤岡弘、(73)。’01年に結婚し子宝に恵まれていたが、最近になり子どもたちをメディアに初公開。美男美女ぶりが話題になっている!――家族仲はいいですか?舞衣(次女・11歳)「家でもずっとしゃべって基本的にみんな笑ってます」真威人(長男・15歳)「パパは世間的には怖いイメージだと思うんですけど、とことん怒っても、それ以上に優しくしてくれるんです」――家族で出かけたりも?天音(長女・14歳)「あまり人が多いところは行けないからキャンピングカーで自然のあるところ、あとは海外によく行きます!」弘、「子どもの存在を公表していなかったから、演劇も離れた席で見たり、外食も時間をあけて入ったり一緒に行動できなかったからかわいそうでね」――パパの好きなところは?舞衣「いろんなところに連れてってくれる!遊園地とかじゃなくて、ふつうの人が行けない山とか、誰もいない野性的なところとか」天音「おいしい料理をつくってくれる!好きな料理は甘いうどん」真威人「パパの料理は全部おいしいよね」――藤岡家の家族ルールは?舞衣「ペットボトルは口をつけて飲まない!」弘、「菌が繁殖するからね」天音「添加物が多く入ったものを食べない!選んで食べるようにしています」弘、「体によくないからね」――今後、芸能活動に興味は?舞衣「これからモデルの仕事が始まるのでそれを頑張りたい」天音「踊ったりステージ見るのが好きだからやってみたい!」真威人「音楽と俳優の仕事。あとはパパに教えてもらっている武道をもっと頑張りたいです」芸能界に興味津々の子どもたち。弘、「人生はサバイバルだから生き抜く力を養えと言い続けています。大きくなるまでは心配でね。子どもたちに恋人を紹介されたら?……怖いなぁ。今は考えたくないね(笑)」
2019年12月01日M&Oplaysプロデュース『鎌塚氏、舞い散る』が、11月22日(金)より東京・本多劇場で上演される。三宅弘城演じる“完璧な執事”を目指す鎌塚アカシが、上流階級のお屋敷内で次から次に起こる事態に翻弄されつつ、個性的な登場人物相手に問題解決に奮闘するコメディ作品。2011年に第1作『鎌塚氏、放り投げる』が上演され、その好評ぶりからシリーズ作品に。今作は第5作となる。舞台での活躍は言わずもがな、今やテレビドラマでもバイプレイヤーとして引っ張りだこの三宅弘城だが、この鎌塚アカシはまさに彼の魅力が濃縮された役。生真面目で、ときに喜び、悲しみ、怒り、焦り、トラブルに対処しようとしては小柄な身体で舞台上をキビキビと動き回る。作・演出を務める倉持裕作品の中でも完全に“コメディ”に振り切ったシリーズだが、笑いの中にもどこか不条理でシュールな展開が盛り込まれるのがいかにも倉持作品らしい。そんなありえないシチュエーションや主人たちの無理難題に翻弄される姿すら、鎌塚アカシという役はチャーミングに見えてしまう。女主人・マヤコ(大空ゆうひ)や若い執事・佐双(小柳友)ら、初参加のメンバーが演じる人物もくせ者揃いとなりそうだが、過去作で活躍した人物たちがふたたび登場するという点にも注目したい。堂田男爵夫妻(片桐仁、広岡由里子)、かつて堂田男爵に仕えていた宇佐(玉置孝匡)。過去のコンテンツを確認しづらい演劇では、シリーズものはなかなか難しい。それでもこのシリーズがこれだけの上演を重ねているのは、「初めて見る人でもしっかりと楽しめ、それでいて過去作を知っている人だとさらに楽しい」というバランスが絶妙だからだ。特に気になるのは、第1作、第3作で鎌塚アカシと恋(?)模様を繰り広げた、上見ケシキ(ともさかりえ)の再登場。一筋縄ではいかないというか、したたかな部分を持つ“アイドル女中”上見とアカシの中は、果たして今回どうなるのか?倉持いわく「1作目から続く鎌塚アカシと上見ケシキの、相思相愛ながら一向に発展しない恋も、ひとつの節目を迎えそうです」とのことだが……。さてここで今回のタイトルを確認しよう、『鎌塚氏、舞い散る』。シリーズ5作目にして、初めての冬が舞台の作品。舞い散るのは雪なのか、それとも……?その真相はぜひ、劇場で確かめよう。M&Oplaysプロデュース『鎌塚氏、舞い散る』は、12月11日(水)まで本多劇場、12月14日(土)・15日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、12月17日(火)に島根県民会館 大ホール、12月20日(金)に石川・金沢市文化ホール、12月22日(日)に宮城・電力ホール、12月25日(水)に愛知県産業労働センター 大ホールにて上演。文:川口有紀
2019年11月21日櫻井翔(37)が主宰する「兄貴会」メンバーらの中で、“若頭”と呼ばれるKAT-TUN上田竜也(36)の櫻井への心酔ぶりは飛び抜けているという。「’16年にメンバーが3人になったKAT-TUNは、1年8カ月の充電期間に入りましたが、その間、上田さんを励ましていたのが櫻井さんでした。デビュー時は6人いたメンバーが3人となり、当時はグループの存続すら危ぶまれました。上田さんも苦悩の日々を過ごすなか、最初に連絡をくれたのが櫻井さんだったんです。上田さんはジャニーズの中ではもともと一匹狼でした。2人きりでご飯に行ったり、自宅に行ったことのある先輩は櫻井さんだけ。それだけ櫻井さんを慕っているのでしょう」(前出・音楽関係者)当の上田は、今夏の音楽番組『バズリズム02』(日本テレビ系)で櫻井への感謝をこう語っている。「基本的には『誰にも頼らないで生きていこう』という精神でやってきたけど、プライベートでも仕事でも悩んでいた時期にたまたま『どうした?』と話を聞いてくれて。『こんな俺にこんな優しくしてくれる人いるんだ』と感激しました。それに『ひとつ質問をしたら最後までちゃんと面倒を見てくれる方』なんです」櫻井は今年8月17日、大阪城ホールで行われたKAT-TUNのライブにサプライズ出演している。『24時間テレビ』やラグビーワールドカップの取材で超多忙だったにもかかわらず、上田のために大阪まで出向いたのだという。「上田さんはじめ、KAT-TUNメンバーは誰も櫻井さんが来ていることを知らされていませんでした。メンバーのソロパートがあり、上田さん恒例のラップバトルのコーナーで突然、櫻井さんが登場して会場は大盛り上がり。上田さんも感極まり、ハグをして涙を浮かべていました」(音楽ライター)Sexy Zoneの菊池風磨(24)は櫻井と同じ慶應義塾大学出身の“直系”後輩。彼の父・菊池常利氏は、嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』の作詞者でもある。「櫻井さんと菊池くんは本当の兄弟のように気さくに接していますね。一時期、菊池くんが学業と芸能活動の両立で苦労し伸び悩んでいた時期があったのですが、櫻井さんが自分の経験を話して乗り越えることができたそうです」(前出・音楽関係者)Kis-My-Ft2は藤ヶ谷太輔(32)と千賀健永(28)が「兄貴会」に参加。「もともと千賀くんはジャニーズ入所前から櫻井さんと家族ぐるみの付き合いだったそう。藤ヶ谷くんもデビュー前に嵐の全国ツアーのバックメンバーに選ばれ、櫻井さんから『お前のおかげで助かった』と声をかけられて以来、尊敬しているそうです」(音楽ライター)ジャニーズWESTの中間淳太(32)は大阪の情報番組『教えて!ニュースライブ正義のミカタ』(朝日放送テレビ)で識者と議論するなど、報道志向が強い。「櫻井さんは中間くんには報道番組へのかかわり方や情報収集の方法などキャスターとしての心得を教えています。櫻井さんの“司会の極意”を聞ける絶好の機会なので、メンバー一同、熱心に耳を傾けています」(テレビ局関係者)「兄貴会」を知る関係者は言う。「いまやメンバー内でも役割分担ができていて、上田さんが若頭的存在で、櫻井さんに対してやんちゃな態度をとる菊池さんを統制。藤ヶ谷くんがなだめ役。千賀くんがイベントを発案することが多く、増田さんは終始、櫻井さんからいじられるムードメーカーですね」兄貴会で「嵐20年の信念」が直接、伝えられているようだ――。
2019年11月06日『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督の待望の劇場長編第2弾『スペシャルアクターズ』から、緊張すると気絶する役者とカルト集団が対峙する特報映像が解禁となった。本作は、上田監督が1,500名以上の応募者からオーディションで選んだ15人のキャストたちと共に企画会議、ワークショップを経てあて書きで脚本を執筆、ゼロから創り上げた完全オリジナルストーリー作品。現在、絶賛ポスト・プロダクション中という。そしてこの度、初映像となる特報映像が完成。「カルト集団から旅館を守って欲しい」と依頼を受けた演じることを使った何でも屋「スペシャルアクターズ」。極限まで緊張すると気絶する役者は、カルト教団壊滅ミッションを成功させることができるのか!?大旋風を巻き起こした『カメ止め』同様、ひと癖もふた癖もありそうな、選ばれし15人のキャストの姿をとらえた特報は、上田ワールド全開!何が起こるか分からないゾクゾク・ワクワク感満載のスペシャルな30秒の映像体験となっている。『スペシャルアクターズ』は10月18日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スペシャルアクターズ 2019年10月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 松竹ブロードキャスティング
2019年08月06日国民的アニメ「サザエさん」でフグ田マスオ役の声優が、増岡弘から新たに田中秀幸に交代することが分かった。まもなく、放送開始から丸50年を迎える「サザエさん」。増岡さんは、1978年6月から40年以上もの長きにわたりマスオ役を好演。今回の交代は、本人より高齢による番組卒業の申し出があったことを受け、制作スタッフが相談の上、決定したという。そしてその後、オーディションを重ねた結果、新しいマスオ役は「キン肉マン」のテリーマン役や「シティーハンター」槇村秀幸役、「カードキャプターさくら」木之本藤隆役、また多くの海外作品の吹き替えなどを多く担当する田中さんに決定。田中さんは「このたび増岡弘さんから、フグ田マスオ役を引き継がせていただくことになりました。これまで同様、皆様に愛されるマスオでいられるよう、精一杯演じさせていただきます。よろしくお願いいたします」とコメントしている。先日都内で行われた8月18日(日)放送分のアフレコで、増岡さんによるマスオは最後となり、翌週の25日(日)から新たなマスオが登場する。なお、すでに「それいけ!アンパンマン」のジャムおじさん役も交代が発表されている。「サザエさん」は毎週日曜日18時30分~フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2019年08月05日満島ひかりや坂口健太郎が出演し、熊林弘高が演出を手掛けるシェイクスピアの恋愛喜劇『お気に召すまま』が7月30日に開幕する。それに先がけフォトコール(マスコミ向け撮影会)が行われ、冒頭のシーンが公開された。【チケット情報はこちら】開幕を前に熊林は「僕が演出を考える前提には、“役者の肉体”が大きくあり、作品と役に正しくはまる役者があって初めてスタートが切れるんです。シェイクスピアを演出するのは初めてです。シェイクスピアは、プロテスタントの時代に、カトリックの生まれなうえ、ゲイだったという説もある、つまり仮面をかぶって生きていた人なんですよね。だからこそ、作中で幾度も「自分とは何者か」と登場人物たちに自問させる。シェイクスピアのどこまでも続く問いかけに、いまわれわれが何を感じ考えたかを提示し、あとは観て下さる方々に委ねるしかありません。お客様には存分に(舞台となっているアーデンの)森の混沌を味わっていただければと思います」とコメント。本作は、配役で男女や年齢が大胆にひねられていたり、アーデンの森が牧歌的なユートピアではなく性的欲望がうごめく暗闇になっていたり、一筋縄ではいかない世界観。『お気に召すまま』と聞いて自動的にイメージするものとのギャップは、おもしろくもあり、なにか気付かされるものでもあった。ヒロイン・ロザリンドを演じる満島は「劇中ではかなり明け透けに、性的なことや恋することが語られますが、見て聞いている方それぞれにもきっと、違ったどきどきがあると思います(どきっとして欲しい)」、オーランド役の坂口は「性差を超えてさまざまな愛のカタチが描かれる今作、混沌としたアーデンの森で、自分が持っている肉体を、性的に純粋に駆使しながら、オーランドとして生まれてくる感情を大切に演じています」とコメントを寄せた。フォトコールでは、物語の始まり、ロザリンドとオーランドが恋に落ちるまでのシーンを披露。シェイクスピア特有の膨大な長台詞が渦巻く中でも、ふと運命に触る言葉が告げられる瞬間や、ロザリンドとオーランドの視線が交わる瞬間には、劇場全体の空気がぐらりと揺れたのが印象的だった。思わぬ始まり方や、客席まではみ出した舞台、合わせ鏡のようなセット、美しい衣裳も楽しく、魅力的なキャストが揃う本作は7月30日から8月18日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演後、豊橋、新潟、兵庫、熊本、北九州を巡演する。取材・文:中川實穗
2019年07月30日『カメラを止めるな!』のクリエイターが再集結、上田慎一郎オリジナル脚本映画『イソップの思うツボ』から、意味深なカウントダウンがはじまる特別予告映像が到着した。今回到着した映像では、「今度の親子には“裏”がある!!」という煽りから幕を開け、6秒から謎のカウントダウンがスタート。恋に勉強に大忙しな亀田美羽、兎草早織、戌井小柚と3人のヒロインたちの日常が映し出されるも、カウントがゼロになると「日常は、終わりを迎える。」という文字と共に“誘拐”や“復讐”といった言葉やカメなど、冒頭とは全く違った雰囲気の映像が流れ、波乱と混沌を予感させる。誰も予想できないというその結末は、ぜひ劇場で見届けて。『イソップの思うツボ』は8月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:イソップの思うツボ 2019年8月16日より全国にて公開©埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
2019年07月30日女優の渡辺えりが、脚本・演出を務める新作舞台『私の恋人』を上演する。今年芥川賞を受賞した上田岳弘の三島由紀夫賞受賞作『私の恋人』を下敷きに、独自の恋物語を描き出す。共演に小日向文世、本作が初舞台となるのんを迎え、3人で30もの役を演じ分ける。約15曲の楽曲で綴るユニークな音楽劇だ。オフィス3○○「私の恋人」チケット情報主人公の“私”は、博愛の精神に満ちた「理想の恋人」に出会うまで、輪廻転生を繰り返し、10万年もの時空を生き続ける。クロマニヨン人からユダヤ人、そしてフリーターとして現世に生きる井上由祐に至るまで。恋人探しの一方で、浮き彫りになるのは無くならない戦争の歴史だ。SF的世界観から本質を炙り出す手法は、渡辺戯曲とも共通する。渡辺は、上田が描くテーマにも共感するという。「大きく言えば人類愛ですよね。なぜ人間は同じ過ちを繰り返すのか。いま断捨離が流行っていますが、忘れてはいけないような過去まで全部捨てるような時代になっている。合理化や分業化が進み、誰もが自分の保身に走ったり、日本人の良さである思いやりや情の部分が消えつつあるなと。そこを今回はお節介おばさんのように問い直したい。原作からは一部だけをお借りして、残りの9割は私の創作です(笑)」。原作通りにやれば「5時間は必要」な10万年の恋物語も歌やダンス、ユーモアを盛り込み、約1時間40分に凝縮する。情報量満載の展開だが「わけの分からなさを楽しんで」と渡辺。「だって、のんちゃんが主人公や彼が飼っている猫になったり、今お母さん役だった小日向さんが、次はお父さん役で出てくるわけですから。そこは笑って楽しんで。ピカソやマグリットも、パッと見は何の絵かは分からないけど、惹かれるから見るでしょ。それの演劇版です(笑)」。30年来の付き合いになる小日向は「段取りで芝居をしない信頼のおける役者」。一方、のんは天才肌の女優として一目置く。「一緒に映画や舞台を見に行っても視点が面白く、表現する言葉の選び方も天才的。センスだと思うんですけど。シュールでグロテスク、少しはみ出したものに惹かれる嗜好も似ていて、年齢差を感じさせない魅力がある」。のんは初舞台を目標に、以前から歌や踊り、英会話の特訓に勤しんでいるという。「猫背気味だった姿勢も直しましたから、努力家です。今は映像で流した方が楽だし儲かる時代だけど、一回しかない公演に命懸けてやる人もいる。色々と選択肢がないとつまらない。役者が目の前で汗を流しながら演じる、こんな贅沢は演劇だけですから。面白いと思いますよ」。公演は8月9日(金)、10日(土)兵庫県立芸術文化センター、8月28日(水)から9月8日(日)まで本多劇場にて上演。その他、地方公演あり。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年07月29日映画『カメラを止めるな!』などを手掛けたことでも知られる上田慎一郎監督が20日、ツイッターを通じ、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮の謝罪会見についてコメントした。宮迫と亮は20日、都内で開いた会見で一連の闇営業騒動を謝罪。一方で、吉本興業から会見を阻止されるなど、圧力があったことを告発した。上田監督は会見後、「宮迫さん、亮さんは勇気を振り絞った」と2人を称え、「吉本、テレビ局、漢を見せてほしい。今こそ勇気を振り絞って欲しい。信じたい。時代を変えよう」とツイート。また、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、「後輩芸人達は不安よな。松本動きます」とツイートしたことに触れ、「震えた…。松っちゃん、頼む!!」とメッセージを送っている。
2019年07月20日『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が贈る待望の劇場長編第2弾『スペシャルアクターズ』から、ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。いままで映画の内容について明らかにされていなかったことで、公式Twitterでは映画の小道具写真などから「#スペアク妄想選手権」が開催され、完成を待ちのぞむ多くの上田監督ファンからどんな話になるのか妄想コメントが寄せられていた本作。ついにその内容も解禁となり、「緊張すると気絶する役者」VS「カルト集団」の一筋縄ではいかない、痛快エンターテインメントになることが分かった。今回解禁されたポスタービジュアルは、鮮やかなエメラルドグリーンをイメージカラーとし、メインとなる役者たちがイラストで描かれ、一度見たら忘れられないインパクトが炸裂したビジュアルとなっている。上田監督自らディレクションを行い、デザインは前作『カメラを止めるな!』と同じく上田監督の妻であり監督補のふくだみゆきさんが手掛けた。2人の共同作業は撮影中にとどまらず、このメインビジュアルでも「カメ止め!」の面白さを想起させながらも、新しい映画との遭遇を予感させる絶妙な「顔」を作り上げた。ボスタービジュアルと同時に場面写真4枚も解禁。プロアマ問わず公募をかけ、書類選考を経て1,500名の中からオーディションで選ばれた15人のキャストがどのようなストーリーを繰り広げるのか、妄想しながら公開を待ちたい。『スペシャルアクターズ』は10月18日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スペシャルアクターズ 2019年10月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 松竹ブロードキャスティング
2019年07月17日伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース「ART UP/アートアップ」で、7月10日から30日まで、安田昂弘による作品展「EMERGING」が開催される。EMERGING 01Takahiro Yasuda 20191985年生まれ、名古屋市出身の安田昂弘(やすだたかひろ)は、多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、2010年に株式会社ドラフトに入社、2015年同社より独立。現在は、CEKAI(世界株式会社)に所属し、アートディレクション、グラフィックデザイン、デジタル領域のデザインなど、様々なクリエイティブワークに携わっている。これまでに、ナイキ(NIKE)の広告やNITRO MICROPHONE UNDERGROUND、m-floなどのアートディレクションを手掛ける一方、国内外での自身の作品展示まで多岐に渡り活動の場を広げている。今回の作品展「EMERGING」では、2017年に中目黒のVOILLDで開催された3回目の個展「EMERGE」の手法や世界観を昇華させたもの。デジタルドローイングで作り出したモアレによる“曖昧さ”を表現した作品を展示・販売する。以下は、安田昂弘のステートメント。人間のあたまの中は実に曖昧だ。良いことも悪いことも、「強烈」な記憶は記録として脳内に丁寧に陳列されていて、いつでも取り出せるけれど、「なんでも無い」中で見たもの出会ったものはとことん覚えていない。思い出そうとするとすべてが低解像度どころじゃないぼやけた輪郭で形にできないものが浮かんでくる。どうでもいいトリガーによっていきなりに思い出すことはあるけど、それはどんなに頭をひねっても手を伸ばしても、意図的には引き出せないものである。僕の大好きな恩師も生前そんな文章を書いていた。その深い海のような世界のことを「無意識」と呼ぶのだと思う。と。ただ人はその曖昧なあたまを持っているからこそ、理想と思想が生まれ、仮定に基づく想像と実践に発展し、あらゆる学問は進化を遂げ、芸術は想像力を簡単に飛び越えてくる。曖昧でいることが嫌だから、再現性を求め最近のテレビは無駄に8Kとか16Kだとか言っている。きっと記憶が曖昧だから好きな人に会いたくなるのだろうし、その曖昧がねじれて戦争が起こるのかもしれない。きっとあたまの曖昧が大好きだから、なにかを作りたくなるんだと思う。人々の柔らかく曖昧なあたまから、なにかその人にしかない記憶を浮かび上がらせられたら、僕にとっての曖昧は誰かの強烈な記憶に変わるのかもしれない。(安田昂弘)鑑賞者の記憶を刺激するような体験を味わってほしい。イセタンメンズの公式メディア「IMn」では、安田昂弘のインタビュー()を公開中。EMERGING会期:7月10日〜30日場所:伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内 “ART UP”時間:10:00〜20:00
2019年07月03日お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也が、15日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)に出演し、失礼な発言をしても謝らない理由を明かした。オードリーの若林正恭が「上田さん、強めにゲストの人にツッコんだりするじゃないですか。今まで怒っちゃった人はいるんですか?」と質問すると、上田は「直接言われたことはないけども、マネージャーやプロデューサーが、『ちょっとあの人に対して、当たりがきつかったみたいだね。なんか怒ってたよ』みたいなのは聞いたことはある」と語った。続けて「たまに後輩の芸人でもいるんだけども、俺が一番嫌いと言っても過言じゃないのが…」と切り出し、「本番中に失礼なことを言いました。で、本番終わった後に、『さっきは失礼なことを言いまして、申し訳ございませんでした』って謝りに来る後輩いるだろ? ああいう後輩が一番嫌いなの。俺、そういう後輩は許せないのよ」と明かした。その理由を「ずるいと思うんだよ。『お前さ、(謝ることで)常識的な良いやつっていう評価までもらおうとするのかい』って思うわけ。先輩をいじって笑いをとるっていうのは、『こいつ失礼なやつだ』って思われてもいいという覚悟をせんかいって、俺は思う」と説明した。そのため、「だから俺は、たしかに先輩に失礼なことを言うけども、先輩が怒っても絶対に謝らないってことだけは決めている」という上田。「目上の人に『あんた、何言ってんだ』とか『あんた、もう帰っていいよ』とか、俺は本当に失礼なことをいっぱい言っている。そんなの、常識的には、俺が間違えているに決まっている」としたうえで、「決まってるんだけども、『すみません。俺らは常識よりも、目先の笑いを優先しちゃう人間ですから』って。そういう意味では、かっこいい言い方になるかもしれないけど、俺は地獄に落ちる覚悟もしてるのよ」と話していた。
2019年06月16日お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也が、15日に放送されるニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)にゲスト出演することが決定した。『オードリーのオールナイトニッポン』は15日の放送で、2009年10月の番組開始から500回目の放送を迎える。その放送に、オードリーとも交流のある上田が生出演する。若林正恭は高校時代から、上田が出演する漫才ライブに行くほどのファンであり、以前から上田の番組出演を熱望していた。またプライベートでも、若林の自宅で一緒にアメリカンフットボールを観戦したことも。上田が若林宅に来るたびに違う種類のハンチング帽を被って来ることが、"ハンチング上田"として話題になっていた。当日の上田は、日本テレビ系スポーツ番組『Going! Sports&News』の生出演直後に、ニッポン放送に移動して生出演する。
2019年06月02日「デビューする前から、このタイトルと、9章からなる長編という構想はありました」今年、芥川賞を受賞した上田岳弘さんの注目の最新作、『キュー』。ニムロッド、塔、飛行機、“私の恋人”など過去作にも出てきたモチーフが盛り込まれた集大成的な長編だが、逆に言えば、本作に向かって過去の作品を執筆してきたともいえそうだ。遠い未来でCold Sleepから目覚めた人間。突然拉致された、現代の心療内科医の青年。軍人だった祖父、前世では広島の原爆で死んだという女性、世界で秘密裏に敵対する2つの勢力、謎めいたAll Thingという物体――バラバラなモチーフが少しずつ繋がる展開がなんともスリリング。「今回はこれだけの長さの小説ですから、イメージを膨らますために、詩や戯曲を思いのままに書いてみたんですね。そこから合致するものを小説にはめこんでいきました。今回、前段階として書いてみた戯曲は、All Thingというすべてを叶える板を守る軍勢と攻める軍勢が戦うという、SFでシェイクスピアをやったような内容でした」未来を幻視する本作は、All Thingをめぐる物語ともいえる。「人類の行き着く先を象徴するそれが、タイムスリップして現代にあるという設定です。未来を現代に輸入して今の問題点や将来の危険性を知らしめるという、SF小説によくみられる効能をやってみたかった」世界文学的SFの中に、原爆、天皇制、憲法9条が登場、戦時の軍事思想家・石原莞爾にも言及される。「日本の特殊性というものは書いておきたかった。そのほうが万国に通用するとも思いました。石原莞爾は、彼の『世界最終戦論』を読んだことがあって。僕は戦後の日本って何かをオブラートに包んでいる印象があるんです。こんな小さな国が世界を敵に戦争をやったなんて、腑に落ちない。でも、アフリカで生まれた人類が大陸の端と端に行き着き、太平洋を挟んで睨み合うことになるという彼の論は、100%正しいと思わないにしても、こんな見方があるのかと衝撃でした。彼の見方で世界を逆照射してみようと思いました」人類の進歩の中で避けて通れない事象として言及される〈パーミッションポイント〉も鮮烈。それは「言語の発生」に始まり、やがて「寿命の廃止」「性別の廃止」へと続き…。「発生系から廃止系へと向かいますよね。平等がいい、長生きがいいといった今の倫理観が拡張するとどこに行き着いてしまうのか。そうした不安も表現したかったことです」進歩は決して幸福と同義ではない。「技術が進むほどに、倫理的に判断できない事柄が増えていると感じています。それらに関する巨大な疑問を作品化したといえますね」では、未来の人造人間に与えられた唯一の感情を寂しさにしたのは?「10代の頃、引力って寂しさだなと、ポエムっぽく考えことがあって(笑)。あらゆる物質がバラバラだったら何も起こらない。人間も寂しいから活動し、誰かを求める。それは物理学的に言えば引力だな、と。そんな幼い頃の考えをひきずっています」うえだ・たかひろ作家。1979年、兵庫県生まれ。2013年「太陽」で新潮新人賞を受賞してデビュー。’15年「私の恋人」で第28回三島由紀夫賞、’19年「ニムロッド」で第160回芥川賞受賞。『キュー』突然拉致された平凡な医師が知る、軍人であった祖父の秘密、この世界の裏側の戦い、そして人類の未来とは?壮大な景色が広がる超大作。新潮社2300円※『anan』2019年6月5日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年05月31日映画『スペシャルアクターズ』が、2019年10月18日(金)に全国公開。2018年のヒット作『カメラを止めるな!』を生んだ上田慎一郎が監督を務める。“上田ワールド”再び!奇想天外なエンタテインメントわずか300万円の製作費で、31億円越えの記録を打ち出した『カメラを止めるな!』。ゾンビ映画の撮影中に、本物のゾンビが襲い掛かる…という一見ホラー的要素があるエンタメ作品かと思いきや、緻密に練られた脚本に、予測不可能な展開で、次々と中毒者が続出。映画館にリピーターが溢れるなど、社会現象を巻き越すほどとなった。これに続く上田監督の長編映画第2弾となる『スペシャルアクターズ』は、再び上田が脚本・編集を担当。今回は、“緊張すると気絶する”体質を持った役者が、カルト集団に立ち向かうという“上田ワールド”全開の奇想天外なエンタテインメント描かれる。15人のキャスト×オリジナル脚本なお本作は、松竹ブロードキャスティング製作「作家主義」と「俳優発掘」をテーマに上げるオリジナル映画プロジェクトの第7弾作品となるもの。1500名のオーディションの中から選ばれた15人のキャストは、プロアマ問わない実力の持ち主たち。そんな彼らを上田監督があてがきして、オリジナル脚本を仕上げた。<あらすじ>暗い部屋でひとり、超能力ヒーローが活躍する大好きな映画を見ては溜息をつく売れない役者の和人。ある日、彼は数年ぶりに再会した弟から俳優事務所の「スペシャル・アクターズ」に誘われる。そこでは映画やドラマの仕事のほかに、日常の中で演じる仕事、つまり演じることを使った何でも屋を引き受けていた。そんな折、スペアクに「カルト集団」から旅館を守って欲しいと依頼が入る。乗っ取りを図るヤバ目な連中相手にプランを練り、演技練習を重ねるスペアクの役者たち。しかし、和人には皆に内緒にしている秘密があった。極限まで緊張すると気絶してしまうのだ。あろうことか、このミッションの中心メンバーにされた和人。果たして、彼の運命やいかに!?【詳細】映画『スペシャルアクターズ』公開日:2019年10月18日(金)監督・脚本・編集:上田慎一郎キャスト:大澤数人、河野宏紀、富士たくや、北浦愛、上田耀介、清瀬やえこ、仁後亜由美、淡梨、三月達也、櫻井麻七、川口貴弘、南久松真奈、津上理奈、小川未祐、原野拓巳配給:松竹
2019年05月20日社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督による長編劇映画第2弾『スペシャルアクターズ』が、10月18日(金)に公開決定。すでに5月14日よりクランクインしていることが分かった。300万の製作費で、31億強の興行収入を得る大ヒットを記録した映画『カメラを止めるな!』。これに続く上田監督長編劇映画第2弾は、内容はまだ明らかにされていないが、奇想天外なエンタテインメント映画となる予定だという。なお、本作は松竹ブロードキャスティング製作「作家主義」と「俳優発掘」をテーマに上げるオリジナル映画プロジェクトの第7弾作品となるもの。過去には、『恋人たち』(第2弾/橋口亮輔監督)、『鈴木家の嘘』(第6弾/野尻克己監督)などがある。今回、プロアマ問わず公募をかけ、書類選考を経て1500名のオーディションを実行。選ばれた15人のキャストを上田監督があてがきしてオリジナル脚本を作り上げ、編集も手掛ける。上田監督は「『カメラを止めるな!』に続く監督作…。企画開発を始めた頃、正直、想像以上のプレッシャーに襲われ、一時期、大スランプに陥りました。しかし、仲間に助けられながら、その暗黒期を乗り越え、なんとかクランクインまで辿り着くことができました」とクランクインまでは苦労したと明かし、「映画の内容はまだ言えないのですが、このタイトルとロゴから妄想を膨らませてお待ちください。本作も自分の『好き』や『最高』がギッシリ詰まった映画になることは間違いありません」と自信を見せている。『スペシャルアクターズ』は10月18日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:カメラを止めるな! 2018年6月23日より全国にて公開©ENBUゼミナール
2019年05月16日上田慎一郎監督が、大ヒット映画『カメラを止めるな!』に続いて、長編劇映画第2弾となる『スペシャルアクターズ』を10月18日公開に向けて制作中であることが16日、明らかになった。上田監督が脚本、編集も手掛け、14日にクランクインした。本作は、「作家主義」と「俳優発掘」をテーマに掲げる松竹ブロードキャスティング製作のオリジナル映画プロジェクト第7弾。プロアマ問わず公募をかけ、書類選考を経て1,500人のオーディションを実施。選ばれた15人のキャストを上田監督が当て書きし、オリジナル脚本を完成させた。今のところ詳しい内容は明かされておらず、「奇想天外なエンタテインメント映画」になるという。上田監督は、「今作も、出演者はオーディションで選抜した、まだ無名の俳優たち。応募者1,500人の中から選抜した15人の俳優達と共に、企画開発から、つまり、ゼロから一緒に創りあげてきました」と背景を説明。「『カメラを止めるな!』に続く監督作…。企画開発を始めた頃、正直、想像以上のプレッシャーに襲われ、一時期、大スランプに陥りました」と胸の内を明かす一方、「しかし、仲間に助けられながら、その暗黒期を乗り越え、なんとかクランクインまで辿り着くことができました。今は心底、この映画を信じています」と手応えも感じている様子だ。そして、「映画の内容はまだ言えないのですが、このタイトルとロゴから妄想を膨らませてお待ちください」と呼びかけ、「本作も自分の『好き』や『最高』がギッシリ詰まった映画になることは間違いありません。今の自分にしか撮れないもの。このキャスト、スタッフでしか撮れないもの。二度とは掴めない『奇跡』を拾い集めて、最高の娯楽映画を創ります。お楽しみに!」と意気込んでいる。
2019年05月16日●松竹芸能退社の理由は「さらに前向きに…」4月から文化放送でスタートした平日朝の新ワイド番組『なな→きゅう』(毎週月曜~金曜 7:00~)。フリータレント・上田まりえが、番組の月曜~木曜パーソナリティを務める。上田自身も、3月末で所属していた松竹芸能を退社するなど、大きな変化があった。そんな上田が『なな→きゅう』への意気込みのほか、事務所退社の理由、伊集院光から学んだことについてなども語った。――4月から『なな→きゅう』がスタートしましたが、ここまでの放送を振り返ってみていかがですか。あっという間ですね。社会人になったばかりのとき、休日の短さに驚きましたが、そういう感覚を久々に味わっています。ちょうど自分もプライベートなことも含めて、色んなことが変わったタイミングと重なり、新しいことが始まったという感じをすごく抱いています。――初回の放送では「人生で1番緊張しているかも」とお話しされていましたね。本当に緊張しました。オファーをいただいた際には、文化放送さんが壮大なドッキリをしているんじゃないかと思い、カメラを探しましたから(笑)。ただ、初回が終わって、リスナーさんからの反応をツイッターやブログで読んで、「あ、本当に始まったんだな」とやっと実感できました。○■ますだおかだ・岡田圭右は「とても魅力的な方」――4月4日の放送では、木曜日パートナーを務めるますだおかだの岡田(圭右)さんへの思いから、号泣されていました。どのパートナーさんももちろん素晴らしいのですが、岡田さんに対しては私情がものすごく入ってしまって…。私が局アナ時代、『PON!』で共演していた際、好きすぎて「付き合いたい !」と思ったほどです(笑)。それくらい、とても魅力的な方なんです。――上田さんと岡田さんは、3月まで同じ事務所(松竹芸能)でしたね。岡田さんがいたというのが、松竹芸能に入ったきっかけです。岡田さんは、ちゃんと社会人、大人としての気配りがすごくできる方です。初回の放送でも、もうスタッフさんの名前をしっかり覚えていて、呼んでいました。岡田さんのような方がいる事務所だったら、キチンと仕事ができるんではないかなと。そして私もご縁があり、松竹芸能にお世話になりました。――では、岡田さんとは本当にご縁があるんですね。『PON!』の忘年会でプレゼント大会をやったときに、岡田さんの景品が当たったんですよ。そういったことなど、ふと思い返すと、ところどころご縁がありますね。今回、岡田さんとまたご一緒できてすごくうれしいですし、お世話になった松竹芸能に対しても、ちゃんと恩返ししたいと思っています。――松竹芸能を退社されたのは、どんな理由からだったのですか。かなり大きな決断だったと思います。日本テレビを退社したのも、自分がやりたいことをやるためであり、ものすごく覚悟を決めて退社しました。3年くらいタレント活動を続ける中で、さらにやりたいこと、自分ができること、逆にできないことが明確になりました。昨年度は大学院で研究活動を行うなど、何でも興味を持ったことに対して、飛び込みたいし、深めていきたいというタイプなんです。自分がやりたいことにさらに前向きに、向き合える環境などを考えた結果、「じゃあ離れますか」という話になりました。――では、円満な形で退社されたんですね。ありがたいことに「辞めます」と相談したときにも、ものすごく引き留めていただきました。そして、事務所の偉い方とお話しした際も、「戻ってきて」ともおっしゃってくれて、本当にありがたいなと。今でも、当時の担当マネージャーと毎日連絡をとっていて、いろいろ教えてもらっているんですよ。●ラジオの大先輩・伊集院光から学んだこと――そうなんですね。例えば、請求書の書き方とか、込み入った話も相談に乗っていただいています。こうやって「円満です」って言い過ぎると、逆に円満に聞こえないのですが(笑)。でも、自分のやりたいことに対して、背中を押していただき、もっと頑張らないとなと思っています。そして、事務所を辞めることが決まってから、『なな→きゅう』のオファーをいただいたのですが、番組プロデューサーが「逆に面白いですね」と言ってくださってありがたかったです。だからこそ、上田まりえを起用して良かったと思っていただけるように、頑張りたいです。番組の看板もめちゃくちゃお金かかっていると思うので。○■『なな→きゅう』の巨大看板に本音「怖いですよ(笑)」――文化放送の本社ビルに、かなり大きく『なな→きゅう』の看板が掲示されていますね(笑)。怖いですよ(笑)。仮にうまくいかないということがあれば、看板に押しつぶされるのではないかと思っています(笑)。でもそのくらい、大きなことを任せていただいていると感じますし、「ラジオパーソナリティの上田まりえ」になれるように頑張りたいです。――パーソナリティとしてこんな姿になりたい、という理想はありますか。ラジオの魅力は、「目の前で語りかけられている」と感じるところだと思います。自分も近くに感じてもらえるパーソナリティになれたら、というのが目標です。そしてラジオは、うれしいことや悲しいことも、みんなで分け合える点がいいなと思っています。結婚してすごく思ったんですけど、その日の出来事を報告できる相手がいることはすごくいいなと。それを身内ではない色んな人とできるのもラジオの魅力だなと、改めて感じましたね。――上田さんは過去に、他局で伊集院光さんの番組でアシスタントを務めていました。伊集院さんから学んだことはありますか。伊集院さんは放送に向かう姿勢がすごい方でした。ラジオの仕事の入り口が伊集院さんだったのは、ものすごくぜいたくなことだったんだなと、より強く思っています。『伊集院光とラジオと』では、アシスタントという立場で、ラジオの面白さや難しさを感じさせてもらいました。「またいつかラジオをやりたいな」という気持ちが強くなった番組です。伊集院さんは雲の上の人ですが、色んなことを学ばせてもらったからこそ、「さすが俺のところにいただけあるな」と伊集院さんにも思っていただけるようにしたいです。――それでは最後に、今後『なな→きゅう』の放送を続けていくうえでの意気込みをお聞かせください。1日1日を大事にしていきたいですね。年齢を重ねるにつれて、時間は一瞬で過ぎていくじゃないですか。1日の積み重ねの大きさをすごく感じているので、1日、1秒たりとも無駄にしたくない。それを積み上げた結果、1年2年、できれば10年20年と続く番組になるように頑張りたいです。自分や皆さんにとっての、居場所になるような番組にしていきたいですね。■上田まりえ1986年生まれ。2009年に日本テレビにアナウンサーとして入社後、2016年で同局を退社。その後、松竹芸能所属を経て、現在はフリータレントとして活動。文化放送『なな→きゅう』月曜~木曜パーソナリティを担当するほか、NHK BS-1『ワースポ×MLB』土日キャスターなどを務める。
2019年04月15日2018年最大の話題作『カメラを止めるな!』(以下、『カメ止め』)のクリエイター、上田慎一郎×中泉裕矢×浅沼直也のトリプル監督で贈る最新作のタイトルが『イソップの思うツボ』に決定した。本作は、動員数220万人以上、興行収入31億円超え、国内映画賞も席巻した『カメ止め』上田慎一郎監督と、同作では助監督を担当し、スピンオフ版「ハリウッド大作戦!」の監督も務めた中泉裕矢、同作でスチールを担当した浅沼直也の3人が共同で監督を務め、それぞれの特徴を生かして演出。『カメ止め』を超える“ネタバレ厳禁”がうわさされていた中、今回、上田・中泉・浅沼の3監督によるコメント動画にて、これまで明らかになっていなかった本作のタイトルが発表された。このコメント動画は、タイトル会議終了30分後に収録され、決定の喜び冷めやらない3監督の様子が伝わってきそう。3人の挨拶の後、まるで新元号の発表のように直筆文字で作品タイトルが発表に!決定したタイトルは…『イソップの思うツボ』。発表用の直筆色紙は「イソップの」を浅沼監督が、「思う」を上田監督が、「ツボ」を中泉監督が、それぞれ思いを込めて共同作業にて書き上げたという。動画内で中泉監督が触れたように、すでに明らかになっていた「三角関係」「復讐」「カメ」というキーワードに加え、新たに解禁となった『イソップの思うツボ』という作品タイトル、いったいどのような作品となっているのか…!?まだまだ謎の多い本作の続報に、これからも注目していて。『イソップの思うツボ』は夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月11日映画『カメラを止めるな!』で注目を集める上田慎一郎監督の次作のタイトルが、『イソップの思うツボ』に決定した。現在、今夏公開に向けて編集作業が進められている。上田監督のほか、『カメ止め』の助監督を務めた中泉裕矢氏、同じく『カメ止め』でスチールを担当した浅沼直也氏も監督として参加。上田監督は公開されたコメント動画で、「つい先ほど30分ほど前に最終確定いたしました」と明かし、新元号発表のように色紙でタイトルを発表した。ちなみに、色紙の直筆は「イソップの」を浅沼監督、「思う」を上田監督、「ツボ」を中泉監督が書いたという。中泉監督は「すでに発表している『三角関係』『復讐』『カメ』というキーワード、そしてこの『イソップの思うツボ』というタイトルから、みなさんは何を想像するでしょうか?」、浅沼監督は「まだまだ謎でいっぱいの本作、今後徐々に明らかになっていきます。続報をお待ち下さい」とそれぞれ呼びかけている。
2019年04月11日『カメラを止めるな!』の監督・上田慎一郎によるオリジナル脚本&トリプル監督作品のタイトルが、『イソップの思うツボ』に決定した。上田と共に監督を務めるのは、『カメ止め』で助監督を担当し、スピンオフ版の監督を手がけた中泉裕矢、同作でスチールを担当した浅沼直也。この度、3監督によるコメント動画が公開された。公開されたコメント動画は、タイトル会議の終了30分後に収録されたもの。興奮冷めやらぬ3監督の楽しげな表情が印象的だ。先日の新元号発表を彷彿とさせる、直筆色紙で発表されたタイトルは、『イソップの思うツボ』。ちなみに、こちらの文字は「イソップの」を浅沼が、「思う」を上田が、そして「ツボ」を中泉が、それぞれ担当して共同作業で書き上げたもの。すでに明らかになっている「三角関係」「復讐」「カメ」というキーワードに、今回明らかになったタイトルから、どんな作品が生まれるのか期待が高まる一方だ。作品ジャンルやキャスト、ストーリーなど、まだまだ謎だらけの本作。続報が待ち望まれる。『イソップの思うツボ』今夏、全国ロードショー!
2019年04月11日アイドルグループ・KAT-TUNの上田竜也が6日、舞台『ポリティカル・マザーザ・コリオグラファーズ・カット』のフォトコールに登場し、中村達也、TOKIE、舞踊家ホフェッシュ・シェクターとともに取材に応じた。同作は、現在舞台界で最も注目を浴びる舞踊家ホフェッシュ・シェクターが振付・音楽を担当して世界各国で絶賛されている。41名のアーティストが出演し、轟音と静寂、光と影が交錯し、圧倒的エネルギーとフルスピードの疾走感に溢れた75分の公演を行う。シェクターは同作について「とにかくたくさんのエネルギーに溢れてます。政治的に抑圧されたような背景もあるんですけど、そういった人たちはおそらくヘヴィ・メタルだったり音楽、あるいは支配者を見つけて従う、あるいは政治に完全につぶされてしまうということがあると思うんですが、基本的にはこの作品のエネルギーを感じていただけたらと思います」と語る。3人のアーティストについても「すぐに大好きになった」と明かし、「上田さんはすごくカリスマ性がありますし、トータルとしてのすばらしいパフォーマーだと思います。とてもパワフルなエネルギッシュなパフォーマンスを見せてもらっています」と称賛。「中村さんは、とてもグループのあるサウンドで、これだけの方がこの作品のためにものすごく時間を費やして貢献してくれました。TOKIEさんも素晴らしい音ですし、素晴らしいグルーブのある方です」と印象を表した。主人公を演じる上田は、初演を前に「とにかくわくわくしてます。いかにお客さんが入ってステージ上で暴れられるかが楽しみで、早く(公演時間の)9時にならないかなと思ってます」と意欲十分。一方中村は「緊張しちゃって」と苦笑する。TOKIEが「ここ一週間ちょっとリハーサルも自分なりにがんばって、あとは楽しむだけなので、私も上田くんと同じく、早く9時にならないかなと思ってます」と意気込むと、中村は「(楽しみにできて)いいなあ~」と羨ましがっていた。「自分が演説するシーンがある」という上田だが、演出としては「好きにやっていいという要望だった」と振り返る。「強いていうなら、いかに政治家らしく胸をはって、脚を揃えて、姿勢正しくやるというのは、教えていただきました」と語り、「本能のままに感じていただき、おとなしく見るというわけじゃなく、音で体で感じて、正直に表現を出してくれれば僕たちも嬉しいですし、この舞台の楽しめるとこかなと思う」と見どころをアピールした。公演はBunkamura オーチャードホールにて4月6日~11日。
2019年04月06日三宅弘城(51)が大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK総合)に出演すると3月19日に発表された。麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたピエール瀧容疑者(51)の代役を務めるという。瀧容疑者は「いだてん」で、中村勘九郎(37)演じる主人公・金栗四三とともに競技用の靴開発に取り組む足袋職人・黒坂辛作を演じていた。各メディアによると重要な役柄であったため、NHK側はやむをえず代役を立てることになったという。「三宅さんは『いだてん』の脚本家・宮藤官九郎さん(48)と同じ『大人計画』に所属しています。また15年の連続テレビ小説『あさが来た』やEテレの幼児向け番組『みいつけた!』、さらにグループ魂のドラマー・石鹸として05年の紅白歌合戦に出演するなどNHKとも縁が深い。それだけでなく三宅さんは、10年に上演された劇団☆新感線の舞台で主演俳優の代役を急遽務めたことが大きな話題に。10日ほどの稽古のみで演じ切り、見事にピンチを救いました。その実力や信頼感は業界でもトップクラスです」(劇団関係者)そんな“代役請負人”の起用が発表されると、Twitterでは「三宅弘城」「クドカンファミリー俳優」といった関連ワードがトレンド入りするほどの大反響が。また、喜ぶ声も上がっている。《信頼感があってとてもよい。奮え~!奮え~!三宅弘城!!》《ピエールももちろんよかったけど、それ以上に笑える芝居に期待してしまう》《なんだこの安心感。ますます面白くなりそうな予感しかしないけれども!》また三宅は瀧容疑者と“意外な関係”があった。宮藤が脚本を務めた02年のドラマ「木更津キャッツアイ」(TBS系)で共演しており、瀧容疑者演じるチンピラ・シガニー小池を逮捕する警察官役を務めたのだ。そのため《木更津キャッツアイでシガニー小池(ピエール瀧)を逮捕した警察官(三宅弘城)が いだてん 播磨屋の代役ってマジ?転んでもただでは起きないクドカンすき》《ピエール瀧の代役が三宅弘城って……木更津キャッツアイ的にもう笑うやん!こんなん笑うやん! 》《さてはクドカン、わざとやったな??》と、そのキャスティングを絶賛する声も上がっている。多くの期待を集め、代役を務める三宅。低迷する「いだてん」の救世主となるのだろうか。
2019年03月19日大ヒット映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が、今夏公開に向けて新作を製作中であることが9日、明らかになった。撮影は昨年、わずか9日間で終了し、現在は編集作業が進められている。220万人以上の動員、興行収入31億円を突破し、第42回日本アカデミー賞の計8部門で優秀賞、国内外で63もの賞に輝いた『カメラを止めるな!』。上田監督にとっては長編デビュー作となり、3月8日には日本テレビで地上波初放送された。新作は、彩の国ビジュアルプラザの支援で製作。上田監督のほか、『カメ止め』の助監督を務めた中泉裕矢、同じく『カメ止め』でスチールを担当した浅沼直也も監督として参加した。この3人は、2015年に製作されたオムニバス映画『4/猫 ねこぶんのよん』で各話の監督を務めた間柄だ。今のところタイトルは未定で、上田監督のオリジナル脚本(共同脚本:中泉・浅沼両監督)。キャストやストーリーなどは明かされていないが、「三角関係」「復讐」「カメ」が「映画のカギを握る3つの重要なキーワード」で、『カメ止め』を超える「ネタバレ厳禁の濃厚な時間」に仕上がるという。
2019年03月09日映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が1日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第42回日本アカデミー賞の授賞式に出席。同作の最優秀編集賞を受け、スピーチで喜びと感謝の気持ちを伝えた。プレゼンターの是枝裕和監督からブロンズを受け取った上田監督は、「まさか優秀賞をいただけるとは思ってなかったので、考えてきたスピーチがぶっ飛んでしまいました」と照れ笑い。「ほとんどの作業を自宅で、自分一人でしました。7年前に買ったMacBook Pro1つで、まな板2つぶんぐらいのスペースで編集した作品です」と当時を回顧した。さらに、「その作品が300館以上の映画館にかかり、このような評価をいただいて」と喜びを噛み締め、「最新の機材やスタジオも必要だとは思いますが、編集は人の粘りや閃きなんだということをあらためて信じられました」と再認識。「7年前に仲間たちとお金を出し合ってMacBook Proを買ったんですけども、その仲間たちに『ありがとう』と伝えたいです」と感謝の言葉を送っていた。
2019年03月01日映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が、ビートたけしが審査委員長を務める「第28回東京スポーツ映画大賞」で監督賞を受賞し24日、都内で行われた授賞式に出席。たけしから才能を絶賛され、「お褒めの言葉をいただける日が来るとは夢にも思っていなかったので本当にうれしい」と喜んだ。たけしは「あれは計算大変だなと思った。相当監督は脚本の段階で悩んで、計算がすごくて。とにかく面白かったです」と絶賛。「あの計算能力があれば、間違いなくあなたは次回作も見事な作品を撮れると思っています」と太鼓判を押した。上田監督は「二十歳のときに東京に出てきたきっかけが、たけしさんが大きく関わっている」と語り出し、大阪でバイト生活を送っていたときにバイト先の人に自主映画を見せたら「オフィス北野の部長と知り合いだから、たけしさんに見せてやる」と言われ、さらに、「たけしさんがお前をほしがっている。オフィス北野に来てほしいと言っている」と言われたエピソードを披露。それを信じてバイトをやめるも、その人は虚言壁のある人ですべて嘘だったという。だが、バイトもやめて大阪にいる理由もなくなったので、上京を決意。「あのときおっちゃんがだましてくれなかったら、また、たけしさんという人がいなかったら、僕は映画監督にもしかしたらなれてないのかもしれないなと思います」と振り返った。そして、「まさか本人に監督賞をいただける日が来るとは思いもせず、見ていただいてお褒めの言葉をいただける日が来るとは夢にも思っていなかったので本当にうれしいです。ありがとうございました!」と感激していた。
2019年02月25日“スーパーリアリズムの巨匠”上田薫の個展「-画集刊行記念-上田薫展」が、2019年3月20日(水)から26日(火)まで東京・日本橋高島屋S.C. 本館 6階美術画廊にて開催される。上田薫は“スーパーリアリズムの巨匠”として親しまれているアーティスト。東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業後、アンフォルメル絵画の影響をうけた作品を制作するも、1970年頃より本格的に写実絵画を描き始めるように。90歳も今なお現役で作品を描き続け、本物そっくりなスーパーリアリズム作品を展開している。2018年夏には、自身初となる集大成としての画集を刊行。その画集刊行を記念して行われる本展では、とろ~ととろけた卵が印象的な「サラダD」や滴り落ちる白身をリアルに描いた「なま玉子」など、ユニークな作品が勢ぞろいする。ぜひ足を運んで、上田作品を鑑賞してみて。【詳細】上田薫展開催期間:2019年3月20日(水)~26日(火)※最終日は16:00閉場会場:日本橋高島屋S.C. 本館 6階美術画廊住所:東京都中央区日本橋2丁目4-1【問い合わせ先】日本橋高島屋S.C.本館TEL:03-3211-4111(代表)
2019年02月21日映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が、「第73回毎日映画コンクール」の監督賞を受賞し14日、川崎・カルッツかわさきで行われた表彰式に登壇した。上田監督は「実は去年、観客席にいまして…」と、昨年、妻のふくだみゆき監督が自主制作アニメ『こんぷれっくす×コンプレックス』でアニメーション映画部門を受賞した姿を見ていたことを明かし、「観客席から豆粒のような妻のスピーチを見ておりました。次は俺の番だと心に誓っていたんですけど、まさか翌年、この場に立てるとは思いませんでした」と感慨深げに語った。そして、昨年の妻・ふくだ監督の受賞を振り返り、「自分が本当に面白いと思えるものを作れば壁は壊せるんだなと、あの日の光景を見て実感しました。その実感があったからこそ『カメラを止めるな!』がここまで壁を破ってこられたのかなと思っています」としみじみ。「なので『毎日映画コンクール』に本当に感謝しています」と述べ、「浮き足立ち過ぎず、振り回され過ぎず、自分が面白いと思うものを作っていきたいと思います」と誓った。ステージにはキャスト・スタッフが集結。本作にも参加していたふくだ監督も登壇して夫婦2ショットを披露し、「まさか2年連続で夫婦で立たせてもらえると思わなかったのでびっくりしています」と笑顔で挨拶した。なお、『カメラを止めるな!』と『こんぷれっくす×コンプレックス』は、どちらも夫婦2人とも関わっているとのこと。表彰式後の囲み取材で、上田監督は「二人三脚でやってきている。でも去年は妻が目立って、今年は僕が目立って、イーブンになってよかったです」と笑った。○「第73回毎日映画コンクール」受賞一覧■作品部門日本映画大賞:『万引き家族』是枝裕和日本映画優秀賞:『菊とギロチン』瀬々敬久外国映画ベストワン賞:『スリー・ビルボード』マーティン・マクドナー■監督・脚本部門監督賞:上田慎一郎『カメラを止めるな!』脚本賞:野尻克己『鈴木家の嘘』■俳優部門男優主演賞:柄本佑『きみの鳥はうたえる』女優主演賞:安藤サクラ『万引き家族』男優助演賞:塚本晋也『斬』女優助演賞:樹木希林『万引き家族』スポニチグランプリ新人賞:玉置玲央『教誨師』スポニチグランプリ新人賞:木竜麻生『菊とギロチン』田中絹代賞:白川和子■スタッフ部門撮影賞:月永雄太『モリのいる場所』美術賞:原田満生。堀明元紀『日日是好日』音楽賞:Hi’Spec『きみの鳥はうたえる』録音賞:吉田憲義『日日是好日』■ドキュメンタリー部門ドキュメンタリー映画賞:『廻り神楽』遠藤恊■アニメーション部門アニメーション映画賞:『若おかみは小学生!』高坂希太郎大藤信郎賞:『リズと青い鳥』山田尚子■TSUTAYA プレミアム映画ファン賞日本映画部門:『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』西浦正記外国映画部門:『ボヘミアン・ラプソディ』ブライアン・シンガー■特別賞特別賞:戸田奈津子(字幕翻訳家)
2019年02月15日監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールの“シネマプロジェクト”第7弾として製作され、昨年大ヒットを記録した映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督とENBUゼミナールの市橋浩治氏が、「2019年第43回エランドール賞」のプロデューサー奨励賞を受賞し7日、都内ホテルで行われた授賞式に出席した。同作は、上田監督がオーディションで選んだ無名の俳優たちと共に制作した、「37分、ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル」を撮った撮影隊たちの物語。一年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマ等を表彰する同賞のプロデューサー奨励賞に上田監督と市橋氏が輝いた。上田監督は「プロデューサ賞ということなんですけど、肩書き上、監督なのでちょっと不思議な気持ちもあるんですが」と打ち明けてから、「この映画は本当に小さなところから出発した映画。宣伝部もいなかったですし、僕と市橋さんの2人から出発して、キャストスタッフ総出で広げた映画です」と語った。そして、「この映画が1本目でよかった」と上田監督。「映画を作ることにおいても、届けることにおいても、自分たちがやりたいことができてよかった。例えば、舞台挨拶を初日から100日以上連続でやったり、舞台挨拶も写真動画の撮影OKにして拡散していただいたり」と振り返り、「これからも作るというところだけではなくて、どういった形でそれを届けるかというところにも関わっていける監督でありたいなと思います」と話した。○「2019年第43回エランドール賞」受賞者●新人賞志尊淳、葵わかな、田中圭、永野芽郁、中村倫也、松岡茉優●プロデューサー賞映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』増本淳(元フジテレビ)テレビ『半分、青い。』勝田夏子(NHK)●プロデューサー奨励賞映画『カメラを止めるな!』上田慎一郎(監督)・市橋浩治(ENBUゼミナール)テレビ『おっさんずラブ』三輪祐見子(テレビ朝日)・貴島彩理(同)・神馬由季(アズバーズ)・松野千鶴子(同)●特別賞『万引き家族』製作チーム●アクターズセミナー受賞者島丈明、梛野里佳子、林大樹、東野絢香、牧田哲也
2019年02月07日KAT-TUNの上田竜也(35)が世界的に活躍するダンスカンパニーの日本公演で主演を務めると、2月2日に発表された。各メディアによると上田が参加するのはホフェッシュ・シェクター・カンパニーによる「ポリティカル・マザー ザ・コレオグラファーズ・カット」の日本公演。同作は世界各地で上演されているが、開催国の参加アーティストが主演を務めるのは初めて。そのため上田は「この作品の素晴らしさを多くの人に届けられたらいいです。75分間、迫力のあるパフォーマンスを見せること、約束します」と意気込んだという。4月6日から11日まで東京・Bunkamuraオーチャードホールで行われるという同公演。名高いカンパニーで踊る上田を「早く見たい!」といった期待の声が、Twitterでは上がっている。《ドラマ撮了早かったから なんか来るとは思ってたけどこんな凄いこととは 震えが止まらない》《むねがあつい……かとぅーんの名前と一緒に世界に見つかる上田竜也かっこよすぎ》《上田くんの才能が世界に羽ばたく日が来た。たっちゃんおめでとう》だがここに至るまでは、決して平坦な道のりではなかったという。「上田さんはもともとダンスが苦手だと公言していたのです。しかし努力を重ねたことで、急成長。周囲も一目置くほどの存在感を示すようになりました。カンパニーを主宰するホフェッシュ・シェクターさんも、上田さんのライブ映像を見て抜擢を即断したといいます。また共演陣もドラマーの中村達也さん(54)やベーシストのTOKIEさん(53)といった名うてのミュージシャンたちが揃っています。同公演をキッカケに、新たな才能が開花しそうですね」(舞台関係者)
2019年02月02日