特別展「世界が妙だ! 立石大河亞+横山裕一の漫画と絵画」が広島市現代美術館で開催される。会期は、2016年10月28日(金)から2017年1月22日(日)まで。立石大河亞のコマ割り絵画を含む油彩、60年代から80年代に制作した漫画原画、そして、横山裕一が初期に手がけた絵画、新作漫画『アイスランド』、本展のために描き下ろした漫画原画を紹介する「世界が妙だ! 立石大河亞+横山裕一の漫画と絵画」。我々の世界を参照しながらも、現実を引きずることなく、もうひとつの世界を大胆に提示する。不条理に満ちた、妙な世界の住人が繰り広げる意味不明な会話、 ナンセンスな行為など、一見“なんでもあり”の状況がもたらすユーモア。現実と距離のある世界観に触れることで、自分たちが今いる世界を見つめ直す良い機会をあたえてくれる。立石大河亞立石大河亞(タイガー立石/立石紘一)は、1963年、第15回読売アンデパンダン展に出品し、美術家としてのキャリアをスタートさせた。65年からは漫画を描き始め、ほどなく新聞や雑誌に連載をもつまでになり、漫画家としての地位を確立する。ミラノへと拠点を移した69年には、漫画の手法である「コマ割り」を絵画にもちこみ、ストーリー性や時間的要素を取り入れた絵画を手がけた。横山裕一横山裕一は、漫画家、イラストレーターとして活躍。ベニヤ板にペンキで風景や人物を描きながら、自身の絵画のスタイルを模索する日々の中、イラストの仕事を通じて、2004年に『ニュー土木』で単行本デビューを果たす。「ネオ漫画」 と称される横山の漫画に明確なストーリー展開はなく、複数の登場人物による非友好的かつ目的不明な行為、謎の物体が移動、変形する様子を描写することにより、純粋な時間の流れが表される。【概要】世界が妙だ! 立石大河亞+横山裕一の漫画と絵画会期:2016年10月28日(金)〜2017年1月22日(日)会場:広島市現代美術館住所:広島県広島市南区比治山公園1-1開館時間:10:00〜17:00 ※入場は閉館30分前まで。休館日:月曜日(ただし1月2日、1月9日は開館)、年末年始(12月27日〜1月1日)、1月4日(水)、1月10日(火)観覧料:一般 1,030(820)円、大学生 720(620)円、高校生・65 歳以上 510(410)円※中学生以下無料※11月3日全館無料※ ( )内は前売り及び30人以上の団体料金
2016年10月03日伊勢丹新宿店本館6・7階の催物場では10月2日まで、日伊国交150周年と伊勢丹創業130周年を記念したイタリアウィークの一環として、「イタリア展」が開催されている。イタリア展では、北から南まで、イタリア全土から取り寄せたイタリアンワインを「AGE=飲み頃の時期」「GRAPES=品種や地域」「FOCUS=注目キーワード」「STYLE=生産方法」の4つのテーマをもとに厳選し、ラインアップしている。「AGE=飲み頃の時期」ビンテージを切り口にして、若飲みに適したものや、熟成を愉しめるワインをセレクトした「AGE」。赤ワインの「ルーチェ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2007」(5点限り 税込1万9,440円)は、少雨に十分な日照量など、理想的な気候条件のもと育った2007年産ぶどうを用いた高い品質を愉しめるワイン。白のスパークリングワイン「メトード・クラシコ リゼルヴァ・ブリュット 2003」(60点限り 税込5,184円)は、イタリア・ヴェネト州北西部の自社畑で収穫したぶどうを用いて53ヶ月の長期間熟成した後、澱引きしてさらに8年熟成した。力強い香りと味わい、きめ細かい泡が愉しめる。「GRAPES=品種や地域」南北に長いイタリア固有の土着品種を中心に、個性豊かな品種にスポットを当ててセレクトした「GRAPES」。白ワイン「ペリケ 2013」(120点限り 税込3,456円)は、イタリア古来のぶどう品種“フィアーノ”を長期熟成し、旨味を引き立たせたワイン。シュール・リー製法を用い、瓶内熟成でアカシアの蜂蜜の香りが強調されている。赤ワイン「バローロ・デル・コムーネ・ディ・バローロ 2012」(60点限り 税込1万800円)は、8つのクリュ・バローロ(単一の畑から作られるぶどうのみで作られるワイン)をブレンドして造った一品。バラ、バニラ、スパイス、ローストしたオーク材のノートを伴う香りと、上品な味わいが特徴のワインとなっている。「STYLE=生産方法」伝統的な製法や先進的な取り組みなど、生産スタイルのこだわりにフォーカスした「STYLE」。白のスパークリングワイン「メラヴィリオーゾ」(1点限り 税込12万9,600円)は、日本初登場のワイン。有名醸造家のマッティア・ヴェッツォーラが1984年から構想した一品であり、日本語で「奇跡的にすばらしい」の意味を持つ、名実ともに最高傑作のワインとなっている。白のスパークリングワイン「フランチャコルタ M ブリュット」(60点限り 税込5,400円)は、生産者の「至高のフランチャコルタ(スパークリングワイン)を造りたい」という思いのもと、シャルドネとピノ・ネロを使ったワイン。持続性のある繊細な泡立ちが、とてもエレガントで長い余韻を堪能できる。「FOCUS=注目キーワード」国際的なワイン展「ヴィニタリー」や、「美食の地・北イタリア」といった注目キーワードからアプローチした「FOCUS」。「ブルネッロ ディ モンタルチーノ D.O.C.G.“カッシアノ” 2011」(60点限り 税込8,640円)は、2016年のヴィニタリーで5つ星を獲得したワインブランドで、サンジョヴェーゼ地方のぶどうを25日間のスキンコンタクト後36カ月熟成させたワイン。果実感とヴォリュームがありながらも、エレガントな味わいを愉しめる。白ワイン「ディピンティ ピノ・グリージョ」(60点限り 税込1,728円)は、かつてハンガリー帝国を統治していたハプスブルグ家の食卓といわれたトレンティーノ地方カンティーナ産のワイン。明け方の三日月のようなミネラル感が、遠い記憶を思い出させるワインとなっている。ワインは全て数が限られているためお早めに。
2016年10月01日世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2016(JATA Tourism EXPO Japan 2016)」が、国際展示場(ビックサイト)でスタートしました!24日(土)、25日(日)の一般公開を前に、編集部が内覧会にお邪魔しましたので、見どころと注目したいポイントをご紹介します。 東南アジア各国の文化に触れる豪華なブース©TRIPPING!東南アジア(ASEAN10カ国)のブースが集結するのは、東展示場の一番手前、東1ホール。各国政府観光局や、航空会社、ホテルなど旅行関連企業や団体がそれぞれ華やかなパビリオンで来場者を魅了します。 ローカル体験が楽しい!タイ国政府観光庁©TRIPPING!タイ国政府観光庁のパビリオンでは「ローカル・エクスペリエンス」をテーマに、タイの地方の文化に触れる催しを開催予定。タイ料理を代表するサラダ「ソムタム」を作る会や、タイ式ヨガの「ルーシーダットン」のデモンストレーションに、ムエタイパフォーマンスまで目白押し。12の秘境を紹介するセミナーにも注目です。 ワークショップ満載!マレーシア政府観光局©TRIPPING!マレーシア政府観光局では、昨年に引き続き、美しい紋様が目を引く「ヘナアート」体験や、伝統的な凧「ワウ」の装飾のデモンストレーション、さらに伝統舞踊が披露されます。©TRIPPING! 3Dグラフィックがユニークなフィリピン政府観光局©TRIPPING!フィリピン政府観光局では、フィリピン観光に役立つ各種セミナーや、クイズ大会に加え、日焼けしたキティちゃんがキュートな3Dグラフィックのフォトブースがお目見え。指定された位置から撮影をすると平面のグラフィックが立体的に見えるから不思議です。©TRIPPING! マーライオンと撮影!シンガポール政府観光局©TRIPPING!シンガポール政府観光局では、シンガポールと日本の国交50周年を記念した「SJ50」のフォトブースが出現。マーライオンと撮影してみてはいかがでしょうか。 飛行機好きには嬉しい航空各社のブースシンガポール航空 ©TRIPPING!政府観光局のパビリオンと並んでぜひ訪れてほしいのが航空各社のパビリオンです!タイ国際航空 ©TRIPPING!マレーシア航空 ©TRIPPING!全日本空輸 ©TRIPPING!ジェットスター・ジャパン ©TRIPPING!美しい制服に身を包んだキャビン・アテンダントとの撮影や、シート座席に座ることのできる体験会を開催しているパビリオンが目立ちました。シンガポール航空 ©TRIPPING!日本航空 ©TRIPPING!©TRIPPING! ツーリズムEXPO限定のお得なツアーや航空チケットも販売中ツーリズムEXPO限定のお得なツアーや航空チケットを販売しているブースもあるので、要チェックです!©TRIPPING!編集部が注目した商品その1は、シンガポール航空のグループ、旅行代理店「SIA Holidays」の限定商品。なんと先着50名に限り、羽田・成田発シンガポール航空でいくシンガポールの旅2泊3日が燃油サーチャージ込みで39,800円より!ホテル宿泊込みでこの値段とは驚きです。日数が少ないものの、初めてシンガポールに行く方や、短期で旅行をしたい人にはよさそうです。©TRIPPING!そして、タイ国際航空のグループ、旅行代理店「ROYAL ORCHID HOLIDAYS」では、ツーリズムエキスポ来場者限定で、プーケット3泊5日の旅を49,800円から販売予定です! 日本にいながらにして各国の文化を体験でき、次の旅の情報収集のできるツーリズムEXPO。この週末はぜひ東京ビッグサイトに足を運んでみてはいかがでしょうか? ツーリズムEXPOジャパン2015 (JATA Tourism EXPO Japan 2016)会期: 2016年9月24日(土)~25日(日)会場: 東京ビッグサイト当日券 大人:1,300円、学生:700円(税込)前売券 大人:1,100円、学生:600円(税込)※保護者同伴の小学生以下と中・高生無料(学生証提示)詳細:
2016年09月23日展示会「ピーターラビットの世界展」が北海道・札幌三越で2016年9月21日(水)より開催される。本展示会はこれを皮切りに、順次全国を巡回予定だ。ピーターラビットの生みの親である絵本作家、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念して開催される「ピーターラビットの世界展」。彼女の魅力はもちろん、縁の地である英国・湖水地方やベストセラーとなった『ピーターラビットのおはなし』シリーズにまつわるエピソードを紹介する。会場ではピーターラビットの私家版レプリカ、貴重な初版本などの資料を紹介。また、ポターが亡くなった後も数多く出版され続けている書籍やヴィンテージグッズ、様々なアーティストや日本の伝統工芸とのコラボレーションアイテムの展示も。昔から現在まで、ポターの様々な一面を感じれる展示会となっている。また、会場では期間限定ショップがオープン。150周年記念商品や先行発売商品、オリジナルグッズなどファン必見の充実したラインナップで商品を展開している。【開催概要】~札幌三越リモデルオープン1周年~ビアトリクス・ポター(TM)生誕150周年記念 ピーターラビット(TM)の世界展会期:2016年9月21日(水)~10月3日(月)時間:10:00~19:00 ※最終日は18:00閉場。入場は閉場の30分前まで。会場:札幌三越 本館10階催事場住所:北海道札幌市中央区南1条西3-8入場料:一般・大学生700円、高校・中学生500円(税込・小学生以下無料)※エムアイカード、クレオクラブ・アイカード、エムアイ友の会カード、三越伊勢丹ホールディングス株主、ご優待カード、障害者手帳の提示でと2名まで無料。
2016年09月19日東京・上野の国立科学博物館で、2016年11月1日(火)から2017年2月19日(日)の期間中、特別展「世界遺産ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」が開催されます。2万年前の洞窟壁画を中心に、クロマニョン人の秘密に迫る展示内容となっています。クロマニョン人がどんな姿だったのか、またどんな暮らしをしていたのか、あなたもその真実に触れてみませんか?ラスコーの洞窟壁画とは?ラスコーの洞窟はフランス南西部、ドルドーニュ県郊外にあります。もともと一帯は19世紀にはじまった発掘調査で旧石器時代の遺跡が多いことがわかっていました。1940年、地元の少年たちが洞窟内の壁画を発見。これが「ラスコーの洞窟壁画」です。壁画が描かれたのは推定2万年前、クロマニョン人によるものと考えられます。壁画は躍動感あふれる動物たちの彩色画が中心です。フランスやスペインを中心にクロマニョン人の壁画は300ほど残っていますが、ラスコーの洞窟壁画は質と保存の良さともに別格のすばらしさだといわれます。1979年、ラスコーの洞窟を含む一帯が世界遺産に登録されました。●「ラスコー展」の見どころ3つ●実物大の洞窟壁画を精密に復元!現在、ラスコーの洞窟壁画は保護のため、研究者ですら入ることを許されていません。「ラスコー展」では、洞窟壁画の中でも傑作が並び特徴的な技法で描かれた「身廊」の壁画群、そして最も謎が深い「井戸の場面」の絵が再現されます。アーティストたちの手による地道な作業と、最先端の技術で精密に復元された迫力満点の壁画が登場します。2万年の時を経て国立科学博物館に現れた、ラスコーの洞窟壁画を間近で眺めてみましょう。●道具や作品から「芸術のはじまり」を感じよう《ランプ》ラスコー洞窟遺跡(フランス)出土、約 2 万年前、赤色砂岩製フランス国立考古学博物館(サン=ジェルマン=アン=レー)所蔵[フランス国立先史博物館(レゼジー)寄託]人類の進化の過程で、「旧人」といわれるネアンデルタール人などの時代には、文化や芸術の要素が見つかっていません。それが「新人」のクロマニョン人の登場で大きく変わります。クロマニョン人は洞窟壁画のほか、彫刻作品や日常の道具、画材まで残しました。フランスにある2つの国立博物館が「ラスコー展」のために収蔵品の数々を特別出品し、人類の「芸術のはじまり」を感じられる展示になっています。《体をなめるバイソン》ラ・マドレーヌ岩陰遺跡(フランス)出土、マドレーヌ文化(約2万年から1万4500年前)、トナカイ角製フランス国立考古学博物館(サン=ジェルマン=アン=レー)所蔵[フランス国立先史博物館(レゼジー)寄託]トナカイの角から生み出されたバイソンの彫刻、石を削って作ったランプ、「ヴィーナス」と呼ばれる女性像などが展示されます。●等身大のクロマニョン人に会える!?古代人類の復元が専門の芸術家が、研究上の解釈をもとにクロマニョン人を等身大で制作。その姿は、現代の人類とほとんど変わりません。身に付けている衣服や手にした道具からも当時の暮らしが伝わってきますよ。約45,000年前から15,000年前まで活動したというクロマニョン人たちは、衣服を着て工夫を凝らした道具を持ち、芸術を楽しんでいました。「ラスコー展」に訪れれば、クロマニョン人や後期旧石器時代を近しく感じられるかもしれません。東京での開催後は、2017年3月25日(土)から5月28日(日)に宮城・東北歴史博物館、2017年7月11日(火)から9月3日(日)は福岡・九州国立博物館の予定で巡回します!展示詳細特別展:「世界遺産ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」会期:2016年11月1日(火)~2017年2月19日(日)会場:国立科学博物館住所:東京都台東区上野公園7-20開館時間:9:00~17:00 ※金曜日は20:00まで。入館時間は各閉館30分前まで休館日:毎週月曜日、12月28日(水)~1月1日(日)、1月10日(火)※ただし12月26日(月)、1月2日(月)、1月9日(月)、2月13日(月)は開館公式サイト:
2016年09月19日世界各国に加え日本国内の魅力を伝える、世界最大級の旅の総合イベント「ツーリズムEXPOジャパン2016」が2016年9月22日(木・祝)~25日(日)、東京ビッグサイトにて開催される。※一般公開日は24日(土)、25日(日)の2日間。 旅は変える。人生を。世界を。写真提供:ツーリズムEXPOジャパン ツーリズムEXPOジャパンの2016年のテーマは「旅は変える。人生を。世界を。/Be part of the world. Travel.」。世界各国に加え日本全国47都道府県の観光、飲食、物販などのブース約1500店が集結。当イベント常連国の韓国、アメリカ、台湾の他、東南アジア各国のブースも多数出展する。 各国のブースで旅行気分©TRIPPING!2015年の様子タイ政府観光庁のパビリオン 世界最大級の旅の祭典とだけあり、各エリアの出展も豪華。タイ国政府観光庁は、ムエタイパフォーマンスや、タイ式健康法「ルーシーダットン」体験レッスン、さらにタイ料理「ソムタム」作り体験や「パクチー」の魅力と簡単レシピ伝授などを開催予定。マレーシア政府観光局は、舞踊ショー、クイズ大会に加え、ヘナ・タトゥー(手書きのボディーペイントアート)、や伝統的なマレー凧の製作デモンストレーションなどを行う。©TRIPPING!2015年の様子タイ国際航空ブースタイ国際航空は、豪華賞品が当たるクイズ大会や現役客室乗務員との記念写真撮影を予定。その他のブースでもさまざまなアクティビティーを開催予定だ。©TRIPPING!2015年の様子シンガポール政府観光局ブース ©TRIPPING!2015年の様子マレーシア・サバ州(ボルネオ島)のパビリオン ©TRIPPING!2015年の様子フィリピンのパビリオン ©TRIPPING!2015年の様子タイ国際航空ファーストクラス体験会 各国のグルメが集結した「ワールドフードコート」では、人気タイ料理のパッタイやガパオライス、マレーシアのロティチャナイカレーの屋台も。日本にいながら本場さながらの味を堪能してみたい。会場に設置される3つのステージでは、様々なパフォーマンスも披露。日本各地、世界各国の伝統舞踊は見ものだ。第一回目の2014年は「ホップ」、2015年は「ステップ」、そして3回目を迎える2016年は「ジャンプ」の年と、年々規模を拡大してきたツーリズムEXPOジャパン。2015年は173,602人の来場数を記録。2016年は185,000人もの来場者数を見込んでいる。 ツーリズムEXPOジャパン2015 (JATA Tourism EXPO Japan 2015)会期: 2016年9月22日(木・祝)~25日(日)※9月22日、23日は業界関係者・プレスのみで一般の方は入場不可。会場: 東京ビッグサイト、ベルサール東京日本橋、日本橋屋外エリア当日券 大人:1,300円、学生:700円(税込)前売券 大人:1,100円、学生:600円(税込)※保護者同伴の小学生以下と中・高生無料(学生証提示)詳細:
2016年09月16日(Photo by FRAMEPOOL)1億2,000万本。 これは東京が1年で消費するワインの数だ。 ワインをよく飲む人なら分かると思うが、空のボトルの処理は場所もとるし結構不便。 毎年1億2,000万本のワインが消費されているのならば、それだけの空のワインボトルの処理も必要ということ。 お水みたいに容器として再利用するわけにもいかないし、綺麗な瓶なのにもったいない。 ではどうしたらいいのか? 実は、世界中にはワインボトルをクリエイティブな形で生き返らせるアイディアがたくさんあった。 「環境に良い」など関係なく普通に欲しいオシャレなワインボトルインテリア。(Photo by CALIFORNIA THROUGH MY LENS)“ワインボトル”という固定概念から離れ、お花を生けるだけには止まらないクリエイティブなインテリア製品たち。(Photo by DesignRulz)(Photo by DesignRulz)(Photo by DesignRulz)(Photo by DesignRulz)(Photo by DesignRulz) 東京ではなんとコルクも再利用。(Photo by Tokyo Cork Project)ワインのボトルだけに止まらず、コルクも素敵なインテリアに生き返らせる人々がいる。東京コルクプロジェクト(Tokyo Cork Project)は捨てられる運命のワインのコルクを再利用して、家具や食器を作っているのだ。 現在東京の750店舗以上のレストランやバーがこのプロジェクトを支援。ヨーロッパ随一と評されるほどの高いハンドメイド技術を持つ、スロバキアのグラスメーカー「RONA社」の職人たちによってデザインされた三越伊勢丹オリジナルグラスのパッケージの製作も行った。過去にはVOGUE JAPANでも取り上げられたりと、従来のリサイクル製品のイメージを覆すクオリティーとセンスの高さが売りだ。実は、コルクは日本では育てられない資源から出来ているのでその再利用には付加価値もつく。(Photo by Tokyo Cork Project)(Photo by Tokyo Cork Project)(Photo by Tokyo Cork Project)(Photo by Tokyo Cork Project)リサイクルから【アップサイクル】の時代に。(Photo by Pinterest)【アップサイクル】とは、新しい製品より高いクオリティの物をリサイクルで作ること。 「環境に良い」を差し引いても物の価値が確立しているようなプロダクトのことだ。 人々が純粋に欲しいような製品を提供するから、みんなが参加してサステイナブルに続けられるアップサイクルプロダクト。 今月25日(日)に開催されるBe inspired主催のゲリラシネマ2では、参加者に『Tokyo Cork Project × Heapsコラボのコルクコースター』をプレゼント! 食料廃棄について描いたドキュメンタリー『Taste the Waste(もったいない!)』の上映会と共に「もったいない」というテーマで様々な活動をしている方のお話を聞いて、地球に優しくクールなライフスタイルを見つけよう! 詳細は下の画像をタッチ! via. Tokyo Cork Project, DesignRulz, Upcycle That この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!Be inspired!が厳選。クールで、ファッショナブルなゴミ4選。 ゴミから作られたファッションアイテムというと、どんなイメージを思い描くだろうか?ダサい、くさい、もろい…などネガティブなものばかり思いつく人もいるだろう。し... ーBe inspired!
2016年09月15日「ダリ展」が2016年9月14日(水)から12月12日(月)まで、国立新美術館で開催されています。日本で開催されるダリの展覧会としては過去最大規模の回顧展とあって、開催前から多くの注目を集めています。asoview!編集部が気になるダリの世界を早速取材してきました!世界的なダリ・コレクションが一同に集結!今回の「ダリ展」では、スペインのガラ=サルバトール・ダリ財団、国立ソフィア王妃芸術センター、アメリカのダリ美術館のダリ・コレクションが初めて一同に会します。初期から晩年まで、ダリの創作の軌跡を約200点にもわたる作品を鑑賞しながらたどれる展示になっています。奇抜なイメージでとらえられがちなダリですが、その全貌を網羅していきます。ここが入り口です。早速ダリ・ワールドへ飛び込みましょう!ダリ・ワールドに圧倒される!絵画や彫刻のみならず、宝飾品、舞台装置や衣装のデザイン、挿絵や映画の制作、執筆活動などマルチに活躍したダリ。観るものを圧倒するパワーあふれるダリ・ワールドが展開されます。無料でもらえるこちら、「ジュニア・ガイドブック」とありますが、とてもわかりやすくまとまっているので大人もぜひゲットしてください。●音声ガイドを借りよう入り口で音声ガイドの貸出があります。料金は1台500円。ナビゲーターは俳優の竹中直人さん!かなり面白いので、これを借りてガイドを聞きながら鑑賞することをおすすめします。作品の点数が多いので、かなりボリュームのあるガイドになっています。※無料貸出しは取材日のみです●CHAPTER1 初期作品(1904~1922)サルバドール・ダリはスペイン・フィゲラスで生まれました。芸術や文化に造詣が深く、自由な気風の家庭だったそうです。カタルーニャ地方のフランス国境に近い町で、彼は少年時代から絵画の才能を賞賛されます。聖十字架祭のためのポスターサルバトール・ダリ美術館蔵Collection of the Salvador Dalí Museum, St. Petersburg, Florida Worldwide rights: © Salvador Dalí,Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016. In the USA: © Salvador Dalí Museum Inc. St.Petersburg, Florida, 2016.このころの絵はまだ油絵で、独特のタッチです。ラファエロ風の首をした自画像ガラ=サルバドール・ダリ財団蔵Collection of the Fundació Gala-Salvador Dalí, Figueres © Salvador Dalí, Fundació Gala-SalvadorDalí, JASPAR, Japan, 2016.ダリは子どものころから母親の眉墨やおしろいをつけて目立とうとしていたそうです。このころから個性派の片鱗が伺えますね!●CHAPTER2モダニズムの探求(1922~1929)アス・リャネーの浴女たちガラ=サルバドール・ダリ財団蔵Collection of the Fundació Gala-Salvador Dalí, Figueres © Salvador Dalí, Fundació Gala-SalvadorDalí, JASPAR, Japan, 2016.ダリは1922年にマドリードのサン・フェルナンド王立美術アカデミーに入学します。国外の美術などを自ら探求していたダリにとって、学校の教育は退屈なものでした。そしてキュビズム、ピュリズム、未来派など、新しい芸術の影響を受けた作品を制作しました。学生寮では、後の映画監督であるルイス・ブニュエルや詩人となるフェデリコ・ガルシア・ロルカなどと交友を結びました。ルイス・ブニュエルの肖像国立ソフィア王妃芸術センター蔵Collection of the Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía, Madrid © Salvador Dalí, FundacióGala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.1925年にバルセロナで初の個展を行い、大盛況のうちに終了。1926年4月にパリを訪れ、アトリエでピカソと出会います。これ以降ダリの作品とピカソのキュビズムとの類似性がはっきりとわかります。ダリはこの年にアカデミーを退学しましたが、賞賛を得た彼には後悔はありませんでした。ここからダリの芸術家としての人生が始まったといえるでしょう。●CHAPTER3シュルレアリスム時代(1929~1938)1929年に学友のブニュエルと共同で脚本を執筆した映画「アンダルシアの犬」がパリで公開され、大きな反響を呼びました。「アンダルシアの犬」は実際に映像も見られますが、かなりショッキングなシーンが続きます…。閲覧注意です。奇妙なものたちガラ=サルバドール・ダリ財団蔵Collection of the Fundació Gala-Salvador Dalí, Figueres © Salvador Dalí, Fundació Gala-SalvadorDalí, JASPAR, Japan, 2016.ダリはパリのシュルレアリスト・グループに参加し、シュルレアリスムの中心的な画家として活躍するようになります。引出しのあるミロのヴィーナスサルバドール・ダリ美術館蔵Collection of the Salvador Dalí Museum, St. Petersburg, Florida Worldwide rights: © Salvador Dalí,Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016. In the USA: © Salvador Dalí Museum Inc. St.Petersburg, Florida, 2016.ダリは次第に「無意識」への関心を高めていきます。無意識に見る夢のイメージを現実に探す、ということもテーマになってきます。また、複数のモチーフを重ね合わせた「ダブルイメージ」「トリプルイメージ」と呼ばれる表現の追究もはじまります。1930年代のシュルレアリスムを代表するスタイルを確立していくことになります。子ども、女への壮大な記念碑国立ソフィア王妃芸術センター蔵Collection of the Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía, Madrid © Salvador Dalí, FundacióGala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.もうすでに今のイメージの「ダリっぽい」作品が見られますね。●CHAPTER4ミューズとしてのガラ1929年、ダリは詩人のポール・エリュアールの妻・ガラと出会い、いっぺんに恋に落ちてしまいます。ガラはポールと離婚し、ダリと結婚。常にダリに寄り添い、ダリの芸術にインスピレーションを与えるミューズとしてだけではなく、プロデューサーとしてもダリを支援し、作品の管理から販売までを一手に担います。雲の中の戦い(立体鏡絵画)国立ソフィア王妃芸術センター蔵Collection of the Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía, Madrid © Salvador Dalí, FundacióGala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.ダリの作品には、ガラをモチーフにした女性がたびたび登場します。ガラの3つの輝かしい謎国立ソフィア王妃芸術センター蔵Collection of the Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía, Madrid © Salvador Dalí, FundacióGala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.ガラが亡くなった後に描かれた作品です。ガラはダリの半身のような存在でもあったため、喪失感ははかりしれません。●CHAPTER5アメリカへの亡命(1939~1948)第二次世界大戦が勃発すると、ヨーロッパ各地が戦場となりました。ダリとガラはアメリカに亡命し、戦争が終わった後の1948年まで過ごしました。アメリカで大衆の評価を得たダリは、注文によって制作を行なうことが増えてきます。こうした亡命後の商業的な仕事や出版などを通じてさらにダリの名声は高まり、シュルレアリスムを体現する名士としての地位を確立します。左:幻想的風景暁(ヘレナ・ルビンスタインのための壁面装飾)中:幻想的風景英雄的正午(ヘレナ・ルビンスタインのための壁面装飾)右:幻想的風景夕べ(ヘレナ・ルビンスタインのための壁面装飾)横浜美術館蔵 © Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.この3連の大作は、化粧品によって財をなしたクライアントからの注文です。ディズニーとのアニメーション制作、「デスティーノ」。制作当初、ダリが習作を10枚ほど作っていましたが、戦争による資金難などの問題で作品は完成には至りませんでした。その後ウォルト・ディズニーの甥であるロイ・E・ディズニーにより制作され、2003年に発表されました。いわゆるディズニー作品とは一線を画した不思議な世界が見られます。●CHAPTER6ダリ的世界の拡張ダリはアメリカ滞在中に絵画のみならず、舞台芸術や映画などの美術の仕事を多数行いました。さらにファッションの分野にも進出。ダリの芸術から派生したイメージは、大衆の支持を得ました。「ドン・ファン・テノーリオ」のための5つの衣装のスケッチ国立ソフィア王妃芸術センター蔵Collection of the Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía, Madrid © Salvador Dalí, FundacióGala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.この舞台衣装のスケッチは、細かいところまで描かれているのがよくわかります。エンターテインメント性が高く、見ていておもしろい章です。記憶の固執(ピン)サルバドール・ダリ美術館蔵Collection of the Salvador Dalí Museum, St. Petersburg, Florida Worldwide rights: © Salvador Dalí,Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016. In the USA: © Salvador Dalí Museum Inc. St.Petersburg, Florida, 2016.ダリのデザインした宝石。絵画の世界そのままに、個性的なデザインです!タルトを盗んだのは誰か?ガラ=サルバドール・ダリ財団蔵Collection of the Fundació Gala-Salvador Dalí, Figueres © Salvador Dalí, Fundació Gala-SalvadorDalí, JASPAR, Japan, 2016.これはなにか?というと、なんと「不思議の国のアリス」の挿絵です!アリスとは思えない!?独特の世界が展開されています。●CHAPTER7原子力時代の芸術(1945~1950s)1945年の広島と長崎への原爆投下は、ダリに強いショックを与えました。ダリの世界は今までと変化していきます。物質の真の姿を探ろうとするダリの想いは、量子学的真実を描こうという方向に向かっていきました。原子力や核兵器をつくりだす最新の科学の動向の研究を行い、それを反映した作品を制作していきます。素早く動いている静物サルバドール・ダリ美術館蔵Collection of the Salvador Dalí Museum, St. Petersburg, Florida Worldwide rights: © Salvador Dalí,Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016. In the USA: © Salvador Dalí Museum Inc. St.Petersburg, Florida, 2016.「素早く動いている静物」。絵画内の物体の停止された動きと空間の分離というかたちで描かれています。ポルト・リガトの聖母福岡市美術館蔵© Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.この当時、さらにカトリックへの回帰がみられます。ラファエロなど古典の研究を行なっています。「ポルト・リガトの聖母」は愛妻ガラを聖母に見立てて描いています。●CHAPTER8 ポルト・リガトへの帰還、もしくは晩年の作品(1960s~1980s)ダリとガラはアメリカから戻ると、小さな漁村ポルト・リガトに居を構えて過ごします。1960年代以降は古典芸術に回顧し、巨匠たちに触発された作品を制作します。テトゥアンの大会戦公益財団法人諸橋近代美術館蔵© Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.さらにダリ芸術のさまざまな要素を集めた集大成的な作品「テトゥアンの大会戦」のような大作絵画も次々と制作していきます。1974年には生まれ故郷フィゲラスにダリ劇場美術館が開館しました。ダリ劇場美術館の一室「メイ・ウエストの部屋」を再現したものです。一見ちょっと変わった部屋ですが、正面から見てみると…女優、メイ・ウエストの顔があらわれました!ダリの絵画作品にも多用されている「ダブル・イメージ」を3次元で楽しめるこの部屋は、来館者からの人気も高い展示です。オリジナルグッズもチェックダリ展ではグッズが大充実!ショップを見ているだけでも楽しくなります。その中でもおすすめはガチャガチャ。まずはレジで300円を支払い、1ドル紙幣ならぬ1ダリ紙幣を入手します。これ1枚でふくびき風のガチャガチャを1回引けます。ぐるりと回すと、卵がコロコロ…ゲット!中にはダリの作品をモチーフにしたピンバッジと、シールが入っています。全部で7種類あります。絵画をモチーフにしたキーホルダーや時計も。時計はインテリアとしても面白そうです。ダリのデザインした宝飾品のレプリカもあります。トートバッグやTシャツも。ダリがデザインした香水、気になります。思わず買ってしまいそうになるポストカード、そして図録。気づいたら散財していた!なんてことにならないように!?とにかく作品が多く、これを日本で見る機会はもうしばらくないのでは、と思える充実ぶりです。各章ごとにギャラリーのような作りになっているので、ダリの頭の中に迷い込んだように感じることもありました。1回だけではなく、2回、3回と見ても色々な感じ方ができるのではないでしょうか?asoview!編集部員も絶対にもう一度行きたい!と心に決めています。ダリの不思議な世界、夢と現実の世界が曖昧になってくるような感覚を、じっくりと楽しんでみませんか。イベント詳細名称:ダリ展会場:国立新美術館 企画展示室1E住所:東京都港区六本木7-22-2会期: 2016年9月14日(水)~12月12日(月)開館時間:10:00~18:00 ※ただし、10月21日(金)・22日(土)は22:00まで(入場は閉館の30分前まで)休館日:火曜日電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)公式サイト:
2016年09月14日世界中から約1,000種類のお酒が集まる、日本最大級ワインの祭典「第92回世界の酒とチーズフェスティバル」が、2017年10月11日(水)から10月17日(火)まで大丸東京店で開催される。来場者数約1万人、ワイン約3万本を売り上げる人気企画が再び大丸東京店へ。今回は世界中から約1,000種類のお酒が集結し、毎日300種類以上の試飲が可能になる。今回のテーマは「歴史的瞬間に立ち会うワインたち」。会場には、オバマ大統領主催のTPPランチミーティングにバッグヴィンテージが採用された「2015ブレッド&バター シャルドネ白」や、大正天皇に献上したこともある生産者が手掛ける「2014ヴァンイングート・ハムヴィンケラー・ダッハスベルク・ラインガウ・リースリング1erドライ白」などが揃う。お酒だけでなく、フードも充実。日本のチーズや世界三大珍味も登場。冬においしいラクレットの実演販売も行う。また、参加費500円で、「常識をくつがえす南アフリカワインの魅力」などをテーマにした現役ワイン講師によるセミナーも実施。さらに、オーストリアワインの魅力に迫る参加費無料の講演会も行われる。【詳細】第92回 世界の酒とチーズフェスティバル開催期間:2017年10月11日(水)~10月17日(火)開催場所:大丸東京店 11階催事場住所:東京都千代田区丸の内1-9-1<アイテム例>・「2015ブレッド&バターシャルドネ白」3,110円、・「2014ヴァンイングート・ハムヴィンケラー・ダッハスベルク・ラインガウ・リースリング1erドライ白」3,985円
2016年09月10日表参道ヒルズ内のパスザバトン(PASS THE BATON)では、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムにて、映画を通じて世界を旅するイベント「マージナルトリップ・シネマズ」とのコラボレーション企画が行われる。どこにもない宗教や世界観を持ち、今でも特異な文化が息づいている、都会から遠く離れた未知なる地にも私たちを一瞬にして連れ出してくれる映画。シアター・イメージフォーラムにて行われている「マージナルトリップ・シネマズ」では、そんな辺境に見るものを誘ってくれる3本の映画が順次公開される。すでに公開されているチベットの小さな村の人々とともに聖地ラサまで巡礼の旅へ出かける『ラサへの歩き方~祈りの2400km』をはじめ、9月には、ヴォルガ湖畔に住む24人のマリ人の娘たちに会いに行く『神聖なる一族24人の娘たち』が、10月にはアマゾンの奥深いジャングルの闇の中を体感できる『彷徨える河』が公開される予定だ。今回パスザバトンでは同イベントの開催に合わせ、世界中から集めたヴィンテージのスーベニアスカーフに、架空のトライバルグラフィックを施したスカーフ「The o riginal printed souvenir scarf -paint over-」(6,000円)を販売。まるで行ったことのない土地を旅しているような気分を味わうことができる。「マージナルトリップ・シネマズ」のスタンプラリーも開催し、応募者の中から抽選で10名に同スカーフがプレゼントされる。
2016年09月09日「内尾和正の世界展 ~人の心に棲む竜が語りかける譚歌~」が、2017年4月14日(金)から4月16日(日)まで名古屋・ウインク愛知展示場にて開催される。本イベントは、映画版『ファイナルファンタジー』やソーシャルゲーム『神撃のバハムート』等、多数のイラストを手掛ける内尾和正のアート作品約50点を展示する展覧会だ。2016年9月に横浜・赤レンガ倉庫にて初開催され、細部まで緻密に描く技術力とファンタジックな世界を表現する独創性に反響が集まり、名古屋での開催が決定した。会場には、画家デビューから発表してきた数々の版画作品のほか、全長3mを超えるような大型作品も登場。一部作品を除いて購入も可能となる。なお、15日(土)と16日(日)には作家が来場する予定だ。【詳細】「内尾和正の世界展~人の心に棲む竜が語りかける譚歌~」会期:2017年4月14日(金)~4月16日(日)時間:14日(金) 16:00~19:00、15日(土) 11:00~19:00、16日(日) 11:00~17:00会場:ウインク愛知(愛知県産業労働センター)7F 展示場702~704住所:愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38入場料:無料作家来場時間(予定):4月15日(土)13:00~、4月16日(日)12:00~【問い合わせ先】アートコレクションハウス株式会社TEL:03-5846-1971受付時間12:00~19:00(火・水曜日定休)
2016年09月03日“植物文様”にフォーカスした「プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展」が、9月14日から19日まで松屋銀座8階のイベントスクエアにて開催される。建築物やファッション、インテリア、食器など、日常生活の中に様々なモチーフとして使用されている植物の枝葉や幹などの文様。同展では、西畠清順が日本全国・世界数十カ所を旅して収集した数千種類にも及ぶ希少なコレクションの中から、自らが厳選した植物たちを展示し、古くからある植物とヒトとの深い関わりを振り返りながら、“植物文様”をテーマに植物そのものの形の美しさや奥深さなどを紹介していく。また、同展のために西畠清順が自らプロデュースした、植物の文様を活かした枯山水も展示。初日である9月14日の14時からは、銀座フェニックスプラザ2階のフェニックスホールにて同展の開催を記念したトークイベントも開催される予定だ。【イベント情報】「プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展」会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:9月14日~19日時間:10:00~20:00料金:一般800円、高大生600円、小中学生400円
2016年09月02日まるで異国の地のような世界観のリゾート八ヶ岳の豊かな自然に育まれたぶどうで醸される秀逸なワインの産地としても知られる山梨・長野。その県境に位置するワイン好きでなくとも一度は体験してみたい至福のワインリゾートが「星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳」です。建築界の巨匠マリオ・ベリーニが手掛けた故郷イタリアを思わせる日本屈指のリゾート空間で供される食と美にまつわるサービスの数々は、訪れる人の五感を解放し、心身のリフレッシュを約束してくれます。忙しくて未読だったベストセラー、美しい写真集、旅の本など、5,000冊の多彩な本が並ぶ「BOOKS&CAFE」。お気に入りの一冊とコーヒーと過ごすひとときは、まさに大人の贅沢。スパトリートメントもお部屋も、ワイン尽くし「VINO SPA(R)」では、ワイン用葡萄を原料としたオリジナルスクラブに植物由来の保湿成分を贅沢に配合した八ヶ岳ならではのスクラブ・パックを体験できます。ワインの恵みを肌のエイジングケアにフル活用した、その名も「VINO MEGUMI~葡萄の恵み~」というトリートメントコースも。ワインをとにかく楽しみつくしたい方向けの究極のセレクトが、「ワインスイートルーム」に宿泊できる「ワインスイートステイプラン」。ウェルカムドリンクから、部屋のしつらえ、お土産にまで、ワインを最大限に味わうことのできる仕掛けが随所に施されています。店舗情報店名:星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳TEL・予約:0570‐073‐055(リゾナーレ予約センター)住所:山梨県北杜市小淵沢町129-1
2016年09月01日大ヒット痛快エッセイ「世界一周ひとりメシ」の著書で旅人、エッセイストのイシコの新刊大人旅エッセイ「世界一周飲み歩き」(朝日文庫/620円+税)が好評発売中だ。著者のイシコは、旅のエッセイやブログを中心に執筆活動を行う旅人エッセイスト。2008年より1都市1週間のペースで旅をするプロジェクト「セカイサンポ」を始め、世界一周を達成。帰国後に発行された「世界一周ひとりメシ」は、2万5千部を突破(2016年7月時点)。自称旅ベタで人見知り、どこへ行ってもピンチの連続なのに、どんな場所でもそれを楽しんでしまうような底なしの明るさを秘めた著者が贈る肩に力の抜けたエピソードが満載の一冊。本書は、アジア編、ヨーロッパ編、南米・アフリカ編の3部構成で、犬ぞりで向かう雪原の店(スウェーデン)、地元のおじさんとビールを片手に見た夕日(タイ)、朝から立ち飲み屋をはしご(スペイン)、デモから逃げ込んだバーには…(アルゼンチン)など、著者の目を通した世界中の街角が一冊の中に詰め込まれている。「今年の夏は旅行に行けなかった」、「これからバカンスを計画中」という人にもぴったり。ゴーイングマイウェイな旅のすすめに一冊いかが?(text:Miwa Ogata)
2016年09月01日「トーマス・ルフ展」が東京国立近代美術館 1階の企画展ギャラリーで開催されています。期間は2016年8月30日から11月13日までです。待望されていた日本国内初の個展を、asoview!編集部員が取材してきました。トーマス・ルフって?トーマス・ルフは、1958年ドイツ生まれの写真家です。アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートらとともに、デュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」として、現代の写真表現をリードしてきた存在です。さあ、世界が注目する写真家の世界観を堪能しましょうルフ作品は1990年代から日本の美術館やギャラリーで紹介されてきましたが、美術館で開催される本格的な回顧展は今回が初となります。東京会場では約125点、12月から開催される金沢会場では約160点の作品が展示されます。初期作品から最新作まで、トーマス・ルフの世界を存分に堪能できる大注目の展覧会です。会場は東京国立近代美術館の1F企画展ギャラリーです。では、早速行ってみましょう。美術館の入り口を入ると、すぐ右が企画展ギャラリーです。音声ガイドの貸し出しは、このカウンターでできます。●評価を高めた「Porträts(ポートレート)」ギャラリーに入ると、まず目にとまるのは大きな人物の写真です。自分の身長よりも大きい写真…インパクトに驚きます。縦は210cmで横は165cmもあるそう。これは、トーマス・ルフの評価を高めたきっかけである「ポートレート」という作品です。一見ありふれた証明写真のようにも見えるポートレートですが、巨大なサイズに引伸ばされた作品の前に立つと、そうした印象は一変します。まじめな表情で写真におさまっている様子は、カメラの背後にある権力の存在を感じさせます。写真と現実、被写体と写真家、写真とそれを観る人。写真をめぐるさまざまな関係性に問いを投げかける作品です。●初期作品「Interieurs」トーマス・ルフがデュッセルドルフ芸術アカデミにー在学していたときの作品です。4x5インチ判の大型カメラを手に入れたルフは、ベルント・ベッヒャー教授に椅子を撮影する課題を与えられたことをきっかけに、生活空間としての室内というテーマに関心を持ちます。対象となったのは、友人たちや故郷の家族、親戚などの暮らす、身近な環境としての室内。家具の配置などには一切手を加えず、その場の光源だけで、ありのままに、客観的に撮影することで、部屋とそこに暮らす人々をめぐる何かを浮かび上がらせようとしました。フラシュなども一切使わず、自然のまま撮影された風景。近くでじっくり観察してみると、なんだか不思議な感じがします。●少年時代からの宇宙への関心を背景とする「Cassini」と「ma.r.s.」●「Cassini」NASA(アメリカ航空宇宙局)などが1997年に打ち上げた宇宙探査船cassiniが撮影した土星と、その衛星の画像を素材にした作品です。ときに抽象的、幾何学的なデザインのようにも見える天体のイメージは、インターネット上で公開されている画像の色彩やトーンを操作することで生み出されたものです。●「ma.r.s.」「ma.r.s.」もまたNASAの探査船が撮影した画像を素材とする作品です。2006年以来火星を周回する探査船のカメラは、火星の表面のさまざまな情報を地球に送り続けています。ルフはその画像情報の角度や色彩をデジタル処理で加工することで、このはるか彼方で火星を見つづけるレンズを通じた「風景写真」の可能性を探りました。●インターネット時代の視覚・情報空間を問う「nudes」「jpeg」●「nudes」1990年代半ば、インターネットの急速な普及はヌード写真の流通にも大きな変化をもたらします。当時、デジタル画像の探求に取り組み始めていたルフは、ネット上に氾濫するポルノサイトから画像を入手し、作品を制作しました。色調を変えたり、極端にぼかしたりと、コンピュータによるマニピュレーションを徹底的に行うことで、そのヌードの構図がわずかに認識できる程度まで加工していきました。確かに。よく見るとヌード写真の輪郭が見えてきます。一見なんてことのないぼやけた写真が、さまざまな表情を見せます。●「jpeg」シリーズ名のjpegとはデジタル画像の圧縮方式のひとつで、現在、全世界で使用されもっとも標準的なフォーマットの名称です。圧縮率を高めすぎるとブロックノイズが発生し、画面がモザイク状になってしまうというこの画像フォーマットの特性を用いて、画像の構造そのものを視覚化しています。離れて見ると滑らかな写真のように見え、近づいて見ると、画像の構成要素が明らかになります。本展が世界初公開となる作品も!ある新聞社のプレス写真アーカイヴを入手したことから着想された「press++」シリーズ。かつてのメディア空間で使用されていた紙焼写真と、それにともなう文字情報を素材に生まれた最新作です。今回は、読売新聞社から提供されたプレス写真を素材とした世界初公開となる作品も展示されています。世界初公開なんて、すごい。ワクワクしながら、いよいよ対面です。画像と文字・記号がデジタル化されて同一平面上に置かれ、さらに巨大なサイズに引き伸ばされることで、イメージが情報化していくプロセスそのものが露わになります。展覧会には、他にもまだまだ見逃せない作品がたくさん。全18シリーズ、東京会場では約125点が展示されています。展覧会の限定グッズも見逃せない展覧会を堪能したあとは、限定グッズもチェックしてみましょう。インパクト抜群のTシャツに…エコバッグもありますよ。センス抜群の絵葉書もたくさん!写真と解説を網羅した、図録も気になります。どれにしようか迷ってしまいますね。東京国立近代美術館のアクセスはこちら「東京国立近代美術館」は、東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分ほどの場所にあります。地上へ出たらすぐ右に曲がり、内堀通りを横断しましょう。そのまま真っすぐ進むと、右手に「東京国立近代美術館」があります。到着です。私たちの身近にあり、何気なく見ている「写真」を新たな視点で再構築した「トーマス・ルフ展」は、ファンならずとも見応えたっぷりです。日本初の回顧展が開催されるこの機会に、お出かけしてみてはいかがでしょう。新たな写真の魅力を発見できるかもしれません。イベント詳細イベント名:トーマス・ルフ展会場: 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー所在地:東京都千代田区北の丸公園3-1会期: 2016年8月30日(火)〜11月13日(日)開館時間:10:00〜17:00 毎週金曜日は午後8時まで※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日※ただし9月19日、10月10日は開館し、9月20日(火)、10月11日(火)は休館。観覧料:一般1,600円(前売1,400円)、大学生1,200円(前売1,000円)、高校生800円(前売600円)※中学生以下無料展覧会公式サイト:東京国立近代美術館公式サイト:
2016年09月01日特別展「古代ギリシャ ―時空を超えた旅―」が、長崎で2016年10月14日(金)から12月11日(日)まで、神戸で2016年12月23日(金・祝)から2017年4月2日(日)まで開催される。ギリシャ国内40か所以上の国立博物館群から厳選された300件を超える古代ギリシャの貴重な作品を展示する本展。エーゲ海の美しい島々から始まる世界最古のエーゲ海文明からヘレニズム時代まで、西洋文化の源である古代ギリシャ文明の黎明から最盛期に至るその壮大な歴史の流れを総合的に紹介する。展示空間は、ミノス文明や幾何学様式〜アルカイック時代、古代オリンピックなど、時代やメイントピックに沿って第1章から8章まで別れた構成となっており、時代の変遷を感じながら展観できる。ギリシャのマップや年表もあり、どの文化がいつ、どこで興隆し名を遺したのかが、立体的に把握しやすい環境だ。また、今年が近代オリンピック開催から120周年にあたることから、オリンピック発祥の地・ギリシャより、古代オリンピックに関連する作品33件を集めた特別コーナーも登場。競技種目を彫像や陶器画などで紹介するとともに、当時の円盤投げ、槍投げ、走り幅跳び、レスリングなどの競技を実写の映像によって再現する。紀元前480年〜前323年までのクラシック時代は、アテネのアクロポリスにパルテノン神殿が建設され、演劇や哲学が盛んになる時期。後の西洋美術に大きな影響を与えるような彫刻や絵画表現が生み出された時代でもある。その後、アレクサンドロス大王がもたらしたマケドニア王国の洗練された宮廷美術は、やがて人間味溢れるヘレニズム文化へと花開き、ギリシャの美はローマへと継承されていく。たくさんの神々が人間を加護し、時には罰する文化は、多神教の世界に生きる日本人には、馴染みやすく理解しやすい儀礼や死生観なのだろう。このような時代を背景に生まれた多くの展示品が一堂に会し、大規模にギリシャ美術を体感できる未だかつてない特別展。アテネやスパルタ、マケドニアなどギリシャ各地に花開いた文化・文明をぜひその目で確かめてみてはいかがだろう。【概要】特別展「古代ギリシャ ―時空を超えた旅―」■長崎会場会期:2016年10月14日(金)~12月11日(日)会場:長崎県美術館 企画展示室住所:長崎県長崎市出島町2-1休館日:10月24日(月)、11月14日(月)、11月28日(月)開館時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,400円(1,200円)、大学・高校・70歳以上1,000円(900円)、小・中学生500円(400円)小学生未満無料※( )内は前売り/15名以上の団体料金※障害者手帳保持者及び介護者1名までは5割減額。※前売券の販売は10月13日(木)まで。■神戸会場会期:2016年12月23日(金・祝)~2017年4月2日(日)会場:神戸市立博物館住所:兵庫県神戸市中央区京町24休館日:月曜日、2016年12月29日(木)~2017年1月3日(火)、1月10日(火)、3月21日(火)※ただし2017年1月9日(月・祝)、3月20日(月・祝)は開館。開館時間:9:30~17:30(土曜日は19:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,500円(1,300円)、大・高学生1,100円(900円)、中・小学生600円(450円)、小学生未満無料、先行パエ前売件(2枚セット) 2,000円※( )内は前売り/20名以上の団体料金※障害者手帳保持者及び介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などを提示。※65歳以上で「神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)」持参の方は、当日一般料金が半額。※神戸市及び隣接6市1町、篠山市、淡路3市、鳴門市、徳島市の小中学生は「のびのびパスポート」提示により無料。問い合わせ先:神戸市立博物館TEL:078-391-0035
2016年08月07日「小池千枝の軌跡~100年の情熱」展を長野・世界の民俗人形博物館で開催。会期は2016年9月3日(土)から11月29日(火)まで。本展では、世界の民俗人形博物館が所蔵する小池が世界各地で収集した人形たちを展示。さらに、彼女の教え子であるデザイナー達や、彼女に影響を受けたアーティストたちの作品の展示やワークショップを行い、ファッションの可能性を次世代に伝えていく。彼女の教え子としては、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)やケンゾー(KENZO)など16名の世界で活躍するファッションデザイナーが参加。さらに、津森千里や丸山敬太は展示を行うほか、11月27日(日)には堀田瑞枝を交えてファッショントークを開催する。さらに、彼女の影響を受けた次世代を担う作家としては、まるでモノではなく生命体のような躍動感をもった帽子を製作し、アートとファッションを媒介する帽子デザイナー、日爪ノブキや、ニットデザイナーのサイチカなどが展示を行う。【開催概要】小池千枝の軌跡~100年の情熱会期:2016年9月3日(土)〜11月29日(火)会場:世界の民俗人形博物館住所:長野県須坂市大字野辺1367-1 ※水曜日は休館日開館時間:9:00~17:00入館料:500円 (中学生以下無料)■作品展示デザイナーヨウジヤマモト、ケンゾー、ケイタ マルヤマ、ツモリチサト、まとふ、ヒロコ コシノ、コシノジュンコ、MINE MAY、トクコプルミエヴォル、4298 SHIZUKA KOMURO、アツロウ タヤマ、キョウコ ヒガ、ALBEROBELLO、OSAMU MAEDA、YOSHIKI HISHINUMA、ATELIER MANIS■ファッショントーク (パネルディスカッション)開催日:11月27日(日)会場:メセナホールゲストパネリスト:津森千里・丸山敬太、堀田瑞枝※諸事情により出展者、パネリストが変更する場合あり
2016年08月05日世界的に有名なワインの一大産地、フランス・ブルゴーニュ地方を舞台に、老舗ワイナリーを営む家族の再生の物語を描いた『ブルゴーニュで会いましょう』が、11月19日(土)より公開されることが決定。世界最高峰ワインの芳醇な味わいが広がるような予告編映像が解禁となった。20歳のときにブルゴーニュを離れ、パリで著名なワイン評論家となったシャルリ。順風満帆な人生を送る彼のもとに、ある日、実家のワイナリーが倒産の危機だという話が飛び込んでくる。久しぶりに帰郷し、ワイナリー再建を決意するも、長い間疎遠になっていた父親との溝はなかなか埋まらない。「ワイン造りは家族で行うもの」と考える父は、ワイナリーを捨てて出ていった息子を許すことができず、シャルリは頭の固い父親を疎ましく思っていた。新しい技法を取り入れ、美味しいワインを作りたい自分と、そのやり方を受け入れられない父とはまたも衝突。しかし、ぶつかりながらもいつしか互いに手を取り合い、2人は家族に幸せをもたらす最高のワインを作り出そうとする…。誰よりも家族を愛しながらも、素直にその気持ちを伝えることのできない不器用な父を演じるのは、『そして友よ、静かに死ね』(’12)などに出演するフランスを代表する俳優、ジェラール・ランヴァン。そんな父に反発しながらも、ワイン造りに情熱を傾けていく息子には、役者でありながら、ピエール・ニネを主役に迎えた『イヴ・サンローラン』(’14)の監督としても高い評価を受けるジャリル・レスペール。彼らを見守る女性たちにアリス・タグノリー、ローラ・スメットなどフランス映画界の多彩な俳優たちが顔を揃えている。そんな本作から、フランス映画史上初、全編ブルゴーニュ地方で撮影された予告編映像が解禁。四季折々の葡萄畑と、そびえ立つ中世シャトーの美しさには、思わずためいきがこぼれそうになる。実家の老舗ワイナリーを救うため、自分たちしか作りえない味わいを追求する息子シャルリが試すのは、「自然派ワインへの回帰」。初めは抗っていた父は、息子に大切な言葉を語る。「ブルゴーニュには尊いことが2つある。1つめは最高のワインを造ること、2つめは子どもに伝えていくこと」――。最高のワインを次世代へ継承することを胸に、次第に心をひとつにしていく父と子、家族の愛と絆のドラマは、芳醇なワインに勝るとも劣らぬ深い余韻を残していく。また、映像では、自然派ワインならでは伝統的な葡萄の足ふみシーンもチラリ。最高のワインができるまでの味わい深い過程を、予告編で確かめてみて。『ブルゴーニュで会いましょう』は11月19日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月01日「キリン 世界のKitchenから」シリーズの体験型コンセプトショップ「世界のKitchenから 旅するキッチン」が、2016年7月30日(土)から8月21日(日)まで、東京・表参道のSO-CAL LINK GALLERYにオープンする。世界中の家庭から学んだものづくりの知恵やおいしさへのこだわりにひと手間を加えた商品を展開している「キリン 世界のKitchenから」シリーズ。今回オープンする限定ショップでは、飲食スペースとワークショップスペースの2つのエリアを設け、さまざまな“食の学び”を提供する。会場中央の飲食スペースは、「キリン 世界のKitchenから」開発チームのものづくりのインスピレーションと学びがテーマ。「ソルティライチ」誕生のヒントとなった、フルーツと氷と塩が混ぜ合わされたタイの家庭料理「ローイゲーオ」全6種類のオリジナルレシピが販売される。3種のベリーやリンゴとジンジャー、グレープフルーツとハチミツなどの各フレーバーは、いずれもほどよい塩分がフルーツの甘みを引き出した爽やかな味わい。フルーツと氷を同時に食べる独特の食感をぜひ堪能してみて。さらに桃、パイナップル、ぶどうなど7種の果物から作った生絞りジュースに、個性豊かな10種の塩を自由に組み合わせる事ができる「塩と果物の生ジュース」も登場。塩は世界各国から厳選された、「アドリア海の海水塩」「ハワイアンソルト アラエア」「玉藻塩」などバリエーション豊かなラインナップ。それぞれ、酸味のあるフルーツの甘みを引き立てたり、甘さを引き締めさっぱりとした味わいにしたりなど、かけ合わせることで新たな味わいを作り出してくれる。また、会場奥に広がるワークショップスペースでは、「キリン 世界のKitchenから」のものづくりで大切にしている果物や素材を活かす暮らしの知恵を一緒に学ぶワークショップを8月3日(水)から開催。オリジナルのジャムや、ネイルケアなどに使えるローズマリーバーム、シーズニングソルトを作りながら、果物や素材そのものへの理解を深め、暮らしに活かせる知恵を学ぶことができる。【店舗情報】世界のKitchenから 旅するキッチン期間:2016年7月30日(土)〜8月21日(日) ※期間内無休営業時間:10:00〜20:00店舗内収容人数:約80名場所:SO-CAL LINK GALLERY(ソーカルリンクギャラリー)住所:東京都渋谷区神宮前4-9-8アクセス:東京メトロ「表参道」駅 徒歩3分/「明治神宮前」駅 徒歩7分、JR「原宿」駅 徒歩12分<提供メニュー>■ソルティライチのヒントになった、ローイゲーオ種類:・7月30日(土)〜8月10日(水)3種のベリー、リンゴとジンジャー、グレープフルーツとハチミツ・8月11日(木・祝)〜8月21日(日)スイカとトマト、マンゴーとパイナップル、桃とローズヒップ価格:500円(税込)■塩と果物の生ジュース価格:500円(税込)<ワークショップ>期間:2016年8月3日(水)〜8月21日(日)参加費:・平日 1,500円(税込)/1名 [定員20名(1講座あたり)]・土日 3,000円(税込)/1名 [定員30名(1講座あたり)] 参加条件:18歳以上参加方法:「旅するキッチン」特設Webサイト内(予約ページより。
2016年07月31日「プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展」が、松屋銀座8階イベントスクエアで開催される。会期は2016年9月14日(水)から9月19日(月・祝)まで。プラントハンターとは、17世紀から20世紀中期にかけてヨーロッパで活躍した職業で、食料・香料・薬・繊維等に利用される植物や、観賞用植物の新種を求め探検・冒険する人のこと。西畠清順は、現代のプラントハンターとして日本全国・ 世界数10カ国を旅し、収集をしている植物は数1000種類にも及ぶ。会場では、彼の希少なコレクションから自ら厳選した植物たちを紹介する。現代のプラントハンターとして、人の心に届く植物を運びその魅力を伝える。さらに、本展のためだけに彼がデザインした植物の文様を活かした枯山水(かれさんすい)を会期限定で展示。普段はあまり注目することのない植物のもつ美しさをあらためて確認出来る展覧会、是非足を運んでみてはいかがだろうか。【開催概要】プラントハンター 西畠清順 〜世界の植物文様展〜会期:2016年9月14日(水)〜9月19日(月・祝) ※会期中無休。時間:10:00〜20:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は17時閉場)会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区 銀座3-6-1入場料:一般 800円他(前売りあり)【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2016年07月29日イギリスを代表するファッションデザイナー、ポール・スミスの魅力と芸術性、そして世界観をブランドの軌跡と共に紹介する「ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」が7月27日、東京・上野の森美術館で開幕した。ポール・スミス展 チケット情報同展は、東京に先だち京都国立近代美術館で開催され、7月18日までの39日間で総動員数7万人超を記録した。その人気の秘密は同展の仕掛けにある。会場の展示は、ポール・スミス自身がプロデュースし、同ブランドの始まりとなるイギリス ノッティンガム第一号店の再現に始まり、創作のインスピレーションが詰まった彼のオフィスや、これまでの様々なコラボレーション商品などを展示。ポール・スミスの創造的直観力に迫り、デザイナーの本質をユニークな視点で観ることができる内容となった。しかも、ユニークなことは本展展示物の写真撮影がOKなこと。ぜひ、ご自分のSNS等で発信して欲しい。また、会場では無料の音声ガイドサービスを用意しており、お手持ちの携帯電話やスマートフォンでQRコードを読み取ると、会場内の展示を紹介する、音声ガイドが聞ける(音声ガイドは日本語版・英語版の2種)。日本語版音声ガイドのナビゲーターは、本展のスペシャルアンバサダーの俳優・松田翔太さんが務めている。なお、東京会場では展覧会オリジナルイヤホン(非売品)をチケットお持ちの方全員に配布。今回の展覧会のテーマである“HELLO”と“GOODBYE”の文字をあしらったピンク色で、会場限定配布品。会場で手に入れて見て。開催は8月23日(日)まで。
2016年07月28日山梨・勝沼は、日本が誇るワインの宝庫。発酵デザイナーの小倉ヒラクさんお墨付きのおいしいワインを求めて、FASHON HEADLINEでは2軒のワイナリーを訪ねました。明治期より造り続けられている “甲州ワイン”。その歴史を支える醸造家たちに話を聞きました。■おいしいワインを食卓に。夫婦でつくる「ソレイユワイン」最初に訪ねたのは、葡萄の一大産地でもある勝沼に隣接する山梨市の住宅街。三角屋根が目印の「ソレイユワイン」へ。「ソレイユワイン」の前身は、戦後「旭洋酒」という約380軒もの農家が集まり自宅用のワインを共同で醸造するための場所、ブロックワイナリーでした。当時、酒税法が制定され、自由にワインを醸造することが難しくなってしまったことから「旭洋酒」のような組合が運営する自家用のためのワイナリーが存在していたようです。後に、葡萄農家の減少と共に組合も解散、後継者が居ないことを知った、勝沼の酒造会社で勤めていた鈴木剛さんと順子さん夫妻によって「ソレイユワイン」として息を吹き返しました。「旭洋酒」の看板や、地下のセラーは当時のままに、畑ごとのワイン用に仏製オーク樽を導入するなど日々発展を続けています。「自分たちが安心して飲むことができて、美味しいと思えること」を念頭に、飲む人に喜んでもらえるワインを作り続けて15年目、お二人の人柄が滲み出るような、優しい味わいのワインが、今日も食卓に届けられています。小高い山一面に広がる葡萄農園は、奥様の順子さんが管理。ゆるやかな斜面と太陽の光が均等に入る甲府盆地は良い品種の葡萄を育てるのに最適な環境。「ソレイユ・クラシック白」は、ほどよい酸味と甘みのあるフルーティーな味わい。様々な料理に合い、飲みやすくワイン初心者にもオススメ。お呼ばれの差し入れにも喜ばれそう。【取材協力】ソレイユワイン山梨県山梨市小原東 857-1TEL:0553-22-2236HP:■ミュージシャンの醸造家が継ぐ老舗「マルサン葡萄酒」のワイン造り次に向かったのは旭洋酒から車で約15分、同じ勝沼地区のワイナリー、江戸時代から約300年続く老舗・マルサン葡萄酒。葡萄畑が広がる敷地に、醸造所と店舗が並びます。マルサン葡萄酒のワインは、自社農場で育てた葡萄と地元農家から購入した葡萄のハイブリッド。年間約25,000本のワインを醸造しています。また、こちらでもブロックワイナリーの名残があり、近所の葡萄農家からワインの醸造を委託され、マルサン葡萄酒でその農家の葡萄を醸造しワインボトルにつめて納品します。1キロの葡萄に対して1本のワインと交換するシステムになっているそう。マルサン葡萄酒代表の若尾さんは、「他のワイナリーとは、とても仲が良いです。美味しいワインを作ることも大切ですが、コミュニケーションはもっと大切にしたい」と話します。天候に左右されやすく、体力的にも過酷な作業を強いられるワイン作りは、近所のワイナリー仲間と共に助け合いながら丁寧に醸造されているのです。昔、東京で音楽活動をしていたという代表取締役の若尾さん。醸造所にたくさんのレコードが置かれていたのが印象的でした。左:マルサン葡萄酒「甲州百」 みずみずしい新鮮な甲州葡萄の粒を、果実皮ごと頬張った感覚に仕上げられた辛口の白ワイン。右:スタイリッシュなボトルに惹かれてしまった、「Vindewakao」。白ワインのようなロゼ。華やかな甘い香りにマッチするような、品種固有の香り、豊かな果実味、綺麗な酸味、この3つが調和する少量生産のワイン。甲州ワインの生産背景や醸造技術を継承し、農家とワイナリーがサポートし合うことによって、世界に認められる“甲州ワイン”が造られているのです。そして、勝沼では一度別の地で過ごし、地元に戻って農業やワイン造りをする若者が多く、次の未来にも“甲州ワイン”は、大切に受け継がれていくのだと強く感じました。【取材協力】マルサン葡萄酒山梨県甲州市勝沼町勝沼3111TEL : 0553-44-0160HP :
2016年07月25日「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」が森美術館にて開催。会期は2017年2月4日(土)から6月11日(日)まで。南インドの古都マイソールを拠点に制作を行うアーティスト、N・S・ハルシャ。経済成長と共にその注目を集めるインド現代美術界を代表するアーティストの1人だ。彼の作品は、インドの世相や社会状況を、宗教画のような古典的表現技法を用いてユーモラスかつシニカルに描きあげる。現代的な題材を多く扱いながらもその根底には、南インドの自然や伝統文化、人間と森羅万象が一体化した世界観や、世の不条理さ、といった要素が見られる。また、彼はそのように独自の視点から現代アートの解釈や問題提起を解放するだけでなく、その手法においても「絵画」という枠組みにとらわれない制作を行う。キャンバスをはじめ床絵、壁画やインスタレーションまで多様なメディアを使用した彼の展示は、1人のアーティストによるものでありながら、様々な絵画のありかたを私たちに提案する。本展では、新作含む約75点の作品を通してアーティストの20年にわたる実践を見ていく。ローカルや伝統という視点から見たインドの「今」を作品だけでなく、彼のコレクションのインド漫画や、現地の人々の生活を写した写真や映像からも体感できる。【開催概要】「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」企画:片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)会期:2017年2月4日(土)~6月11日(日)開催場所:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53F開館時間:10:00〜22:00、火10:00〜17:00※いずれも入館時間は閉館時間の30分前まで※会期中無休入館料:一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳〜中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円※すべて税込み※本展のチケットで、展望台東京シティビューにも入館可※屋上スカイデッキへは別途料金N・S・ハルシャ:インド南部、カルナータカ州マイスール生まれ。現在もマイスールを拠点に活動。1969年、1995年、ヴァドーダラーのマハーラージャ・サヤラジオ大学絵画修士課程修了。アルテスムンディ大賞(2008年)などを受賞。コーチ=ムジリス・ビエンナーレ(インド、2014年)、、堂島リバービエンナーレ(大阪、2013)、アデレード・フェスティバル(オーストラリア、2012年)、横浜トリエンナーレ(2011年)、など含む多数の国際展に参加。2009年にロンドンの国際美術研究所、2008年には、エルメスが展開する銀座メゾンエルメスフォーラムにてそれぞれ個展を開催。インド現代美術を包括的に紹介した大型国際巡回展「インディアン・ハイウェイ」(2008年、ロンドン、サーペンタイン・ギャラリー/2012年まで世界5都市巡回)、「チャロー!インディア:インド美術の新時代」(2008年、森美術館)にも参加。【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年07月23日『ハリー・ポッター』シリーズ原作者J.K.ローリングが、初めて映画のための脚本を執筆した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。『ハリポタ』シリーズ後半4作を手がけたデイビッド・イェーツ監督とのタッグとあって、新シリーズの完成が待ち望まれているなか、そんな魔法の世界を堪能できる「魔法の世界展~ハリポタからファンタビへ~」が「超 汐留パラダイス!-2016 SUMMER-」にて開催されることになった。ハリー・ポッターたちと同じホグワーツ魔法魔術学校で学んだ、世界中を旅するスゴ腕の魔法使い、ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)が主人公となる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。通称『ファンタビ』。彼はあのダンブルドアも一目置く存在で、誰よりも優秀だが、おっちょこちょいなところもある魔法“動物”使いだ。世界中の魔法動物=ビーストを調査するため、どんなものでも入ってしまうという不思議な魔法のトランクを肌身離さず持ち歩いている。しかし、誤って開けられてしまったニュートのトランクから、ニューヨークの街に謎のイキモノたちが逃げ出してしまうことに!人間界を襲う前代未聞の大混乱に、ニュートが誰も知らない魔法を放つが――。今回、7月23(土)より「超 汐留パラダイス!-2016 SUMMER-」にて開催される「魔法の世界展」では、『ハリポタ』の衣装やアイテムの展示、『ファンタビ』のパネル展やスタンプラリー、特大ビジョンでの両作品の特別映像の上映など、ファンにはたまらない魔法の世界が汐留に出現。さらに、いまなお世界中を魔法で魅了し続けているJ.K.ローリングとハリーの誕生日である7月31日(日)には、特別ゲスト登壇のイベントも決定しており、ファンに向けたプレゼント大会も行われるという。かつて、ハリーが魔法の世界への扉を開いた“7月31日”をお祝いしながら、この夏は、汐留で魔法に染まってみて。「魔法の世界展~ハリポタそしてファンタビへ~」は7月23日(土)~8月28日(日)まで「超 汐留パラダイス!-2016 SUMMER-」にて開催。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月21日『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)の世界観を楽しめる展示会「魔法の世界展~ハリポタからファンタビへ~」が、7月23日から8月28日まで、東京・汐留で開催されることが21日、わかった。日本テレビが開催する「超汐留パラダイス! -2016 SUMMER-」内で行われるこの展示会には、『ハリー・ポッター』の衣装やアイテム、本作のパネル展やスタンプラリーなどが登場。特大ビジョンを用いた両作の特別映像の上映も行われる。また、原作者J.K.ローリングとハリーの誕生日である7月31日には、特別ゲストが登壇するイベントの実施も決定。豪華賞品が用意されたプレゼント大会も行われる予定となっている。J.K.ローリングが、映画のための脚本を書くためにペンを取り、『ハリー・ポッター』シリーズ4作を手がけたデイビッド・イェーツ監督とタッグを組んで、これまでの『ハリー・ポッター』の世界観を受け継いだ魔法世界での新たな物語を描く本作。ホグワーツ魔法魔術学校に通っていた、世界中を旅する魔法使いニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)が新主人公となって、アメリカ・ニューヨークを舞台に逃がしてしまった魔法動物の追跡をする大冒険を繰り広げる。(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2016年07月21日『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開を記念して、7月23日(土)から東京・汐留で魔法の世界を堪能できる“魔法の世界展~ハリポタからファンタビへ~”が開催されることが決定した。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』/その他の情報“魔法の世界展…”は、日本テレビが開催するイベント“超汐留パラダイス!-2016 SUMMER-”の中の企画展示で、『ハリポタ』の衣装や小道具の展示、『ファンタビ』のパネル展やスタンプラリーを実施する。さらにJ・K・ローリングとハリーの誕生日である7月31日(日)には特別ゲストが登壇するイベントや、豪華商品が当たるプレゼント大会などが実施される。映画『ファンタスティック・ビースト…』は、ハリー・ポッターやハーマイオニーたちがホグワーツ魔法学校の授業で使っていた教科書“幻の動物とその生息地”を編纂した魔法使いのドラマで、1926年のニューヨークを舞台に、英国人で魔法動物学者のニュート・スキャマンダーの運んでいたトランクに入っていた“魔法動物”がカバンの外へ逃げ出したことから、大混乱が起こる様を描く。“魔法の世界展~ハリポタからファンタビへ~”7月23日(土)~8月28日(日)まで汐留にて開催『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』11月23日(水・祝) 全国ロードショー(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2016年07月21日企画展「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」が2016年10月14日(金)から2017年1月22日(日)まで、六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。「デザインの解剖」は、グラフィックデザイナー・佐藤 卓が2001年より取り組んでいるプロジェクトで、身近な製品を「デザインの視点」で解剖し、各製品の成り立ちを徹底して検証する試みだ。これまで「ロッテ キシリトールガム」「富士フイルム 写ルンです」「タカラトミー リカちゃん」「明治 明治おいしい牛乳」「ISSEY MIYAKE A-POC BAGUETTE」などの製品が解剖され、原料や製法、製品管理から流通に至る幅広い要素が掘り下げられきた。本展では、これまでに蓄積されてきた解剖の成果を紹介するとともに、新たに「株式会社 明治」の5つの製品に着目。誰もが知っている「きのこの山」「明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン」などがフィーチャーされる。製品を取り巻く世界はもちろん、社会・暮らしとデザインの関係について、さらにデザインの役割や可能性について、深く考察する機会になりそうだ。【詳細】デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法会期:2016年10月14日(金)〜2017年1月22日(日)会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)住所:東京都港区赤坂9-7-6開館時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)休館日:火曜日、年末年始(12月27日〜1月3日)※10月21日(金)、10月22日(土)は22:00まで開館延長(入場は21:30まで)入場料:一般 1,100円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料TEL:03-3475-2121
2016年07月17日絵本原画コンペティション「ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)」について、その歴史と功績を紹介する展覧会「BIB 50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展―絵本の50年 これまでとこれから―」が、7月9日から8月31日まで、うらわ美館館(埼玉)で開催される。スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年ごとに開催される「ブラティスラヴァ世界絵本原画展(略称 BIB=Bienial of Illustrations Bratislava)」は、現在のチェコ共和国とひとつの国、チェコスロヴァキアであった1965年にユネスコと国際児童図書評議会の提唱によって創設された世界最大規模の絵本原画の国際コンペティション。1967年に第1回目のBIBが開かれた。そして、2015年秋には記念すべき第25回目が開催され、創設50周年を迎えた。同コンペティションは、実際に出版された絵本の原画を審査の対象にすることを特徴にしており、芸術性の高い作品や、実験的でユニークな作品が集まることでも知られる。また、BIBの創設は、戦後日本の絵本文化が大きく花開こうとしていた時期にあたり、過去のBIBにおいて日本の絵本は毎回のように受賞し、高く評価されてきた。81タイトル、約300点の絵本原画を展示する本展は2部構成。第1部では、創設50年の節目を迎えた国際コンペティション「BIB」について、その歴史と功績を辿る他、BIBの歴代参加作品の中から「日本の絵本の歴史50年」を振り返り、過去半世紀の歴代“日本選抜”作品を紹介する。会場では、長新太の《キャベツくん》をはじめ、赤羽末吉の《スーホの白い馬》、田島征三の《ちからたろう》、丸木位里・丸木俊の《日本の伝説》、井上洋介の《まがれば まがりみち》、酒井駒子の《金曜日の砂糖ちゃん》、荒井良二の《うちゅうたまご》などが展示される。さらに、絵本のイラストレーションの最新動向を紹介する第2部では、昨年秋に行われた第25回BIBのグランプリ作品をはじめとする受賞作品および、日本からの出品作品を公開し、絵本の今、そして絵本のこれからを期待させる新鮮な表現や独創的な試みにフォーカス。会場では、準グランプリの「金のりんご賞」受賞の栄誉に輝いたミロコマチの《オレときいろ》をはじめ、松本大洋の《かないくん》、ローラ・カーリンの《あなたがつくる世界》《アイアンマンー鉄の男》、エレナ・オドリオソーラの《フランケンシュタイン》などが展示される。会期中には、自由に工作したり、絵を描いたりできる創作コーナーが設置される他、図書館ボランティアによる絵本の読み聞かせ会、学芸員と一緒に展示室を巡り、本物の作品を前に子供や親子で会話しながら楽しむ美術鑑賞ツアーなどが行われる予定だ。イベントの詳細やスケジュールについては、うらわ美術館の公式サイトで確認出来る。なお、本展は、うらわ美術館を皮切りに10月29日から12月11日まで岩手県立美術館、2017年1月4日から2月26日まで千葉市美術館、2017年4月8日から5月28日まで足利市立美術館、2017年7月8日から8月27日まで平塚市美術館と、国内の美術館5館を巡回する予定だ。【イベント情報】「BIB 50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展ー絵本の50年 これまでとこれから―」会場:うらわ美術館住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町2丁目5番1号 浦和センチュリーシティー3階会期:7月9日~8月31日時間:10:00~17:00※土、日曜日は20:00まで※入場は閉館の30分前まで料金:一般610円、大高生410円、中小生無料休館日:月曜日(7月18日は開館)、7月19日
2016年06月28日展覧会「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」が国立科学博物館にて、2016年11月1日(火)から2017年2月19日(日)まで開催される。ラスコー洞窟は、フランス南西部に位置し、その内部には今から2万年ほど前に、クロマニョン人たちによって描かれた動物達の彩色画が存在する。600頭の動物とそのスケールの大きさ、豊かな色彩、技法の素晴らしさから、世界遺産にも登録されている。本展では、ラスコー洞窟の全貌を紹介するとともに、高精度で再現された実物大の壁画展示によって、普段見ることのできない洞窟内部の世界を体感できる。また、クロマニョン人が残した彫刻、使っていた多彩な道具も公開する。見所は、手作業で精密に復元された「身廊」と「井戸の場面」の壁画群。「身廊」は壁画に線を刻み、彩色するという他の洞窟内部には見られない特徴的な技法を用いて描かれている。本展の実物大壁画では、線刻をライトで照らすと、隠れた絵が幻想的に浮かび上がる。いくつもの謎に満ちた「井戸の場面」では、物語を感じさせる表現が並び、神秘的な世界観に間近で触れることができる。また、クロマニョン人の芸術作品や、彼らが暗闇を照らすため使われていた国宝級の資料“ラスコーのランプ”を日本初披露。世界初公開の洞窟から出土した顔料も展示する。2万年前の彼らの文化、技術をリアルに感じることができる。【開催概要】特別展 「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」会期:2016年11月1日(火)〜2017年2月19日(日)会場:国立科学博物館住所:東京都台東区上野公園7-20開館時間:9:00〜17:00※金曜日は20:00まで。入館は各閉館時間の30分前まで。休館日:毎週月曜日、12月28日(水)〜1月1日(日)、1月10日(火)※ただし、12月26日、1月2日、1月9日、2月13日は開館。チケット:一般・大学生 1,600(1,400)円、小・中・高校生 600(500)円、金曜限定ペア得ナイト券 2,000円※()内は20名以上の団体券、前売り券の価格。※金曜限定ペア得ナイト券は、金曜17:00〜19:30入場可、会場での当日販売のみ、男女問わず2名同時入場となる。※未就学児は無料。障害者手帳持参者と付添者1名は無料。※前売り券は8月1日(月)から10月31日(月)まで販売。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年06月23日「アンティークボタンの世界」展が、2016年6月17日(金)から7月15日(金)までの間、神戸ファッション美術館にて開催される。ボタンは、その時代の文化や技術が込められた小さな芸術作品のようなもの。本展では、加藤喜代美が集めた19世紀から20世紀半ばの西洋ボタンコレクションから、ガラス、シェル、セルロイド、メタル、木など様々な素材を用いた作品を紹介する。【イベント詳細】「アンティークボタンの世界」展開催期間:2016年6月17日(金)~7月15日(金)会場:神戸ファッション美術館 4Fギャラリー住所:神戸市東灘区向洋町中2-9-1開館時間:10:00~18:00休館日:月曜日電話番号:078-858-0050入場料:無料
2016年06月17日