東京都港区お台場にある屋内型テーマパーク「東京ジョイポリス」(東京都港区台場1-6-1)は、中山優馬、山田涼介、知念侑李によるアイドルグループ「NYC」が出演する映像アトラクション「デジタリアルライブステージ」の新プログラム「BEYONDTHEDOOR」を、12月15日からスタートする。新プログラムは、不思議な世界へつながる「時空の扉」を抜けて、NYCと一緒にタイムトリップするというもの。中世の城やジャングル、近未来都市など、さまざまな舞台でNYCのダンスが披露される。曲目は「アナザーワールド~未来の僕らへ~」、「JungleLife」、そして書き下ろしの新曲「BeyondTheDoor」。約10分のデジタリアルライブだ。「デジタリアルライブステージ」とは、「デジタル」映像と「リアル」パフォーマンスが融合したステージ。プロジェクションマッピング(実物と映像をシンクロさせる映像手法)などのデジタル技術で空間を演出し、臨場感を表現する。上演は、12:00~、15:00~、18:00~の1日3回。場所は東京ジョイポリス1stFloorメインステージで、春ごろまで上演される予定。なお、現在上演されている「WECANBEHEROES~闇のオーブと光の戦士~」は12月14日までとなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日アデランスは馬のプラセンタエキス配合のエイジングケアサプリメント、「HairRepro GFサプリメント(ヘアリプロ ジーエフ サプリメント)」を、11月15日から発売する。このほど発売するプラセンタエキス配合サプリメント「HairRepro GFサプリメント」は、エイジングケアを内側からサポート。2012年5月に発売したマルチビューティーマシン「HairRepro UP」と、専用美容液「HairRepro GFエッセンス」に続く商品となっている。同商品は、主成分である「プラセンタ」の原料にもこだわりある。北海道の日高地方の契約牧場で飼育されたサラブレッドに限定し、「プラセンタエキス」を抽出・加工している。また、美容素材として注目されている「レスベラトロール」を含有した赤ワインエキスを配合。他にも、ヒハツ、ショウガ、田七人参をはじめ、乳ホエイやコンドロイチン(サメヒレ軟骨エキス)・ヘスペリジンなどをバランスよく用いている。同商品は1箱30粒入り。価格は7,980円。全国のアデランスのサロンおよび同社公式ECサイトにて発売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日リアルタイム・シンガーソングライター・高橋優が、自身最大規模となる14都市16公演のホール・ツアー「高橋優秋の全国ツアー~高橋は雨男?晴れ男?はっきりさせようじゃないか2012」のツアー中だ。ツアー初日は10月12日、神奈川県民ホール。楽曲制作のプロデューサーでもある浅田信一(G)の率いるバンドをバックに、高橋は曲ごとにギターを取り替えながら力強い歌声を聴かせる。コンディションはばっちり良好だ。高橋優 ライブ情報「一番恐れていたことが起きました。気象庁発表によると、本日の天気は“曇り”です(笑)」ツアータイトルに引っ掛けたユーモラスなMCで笑いを誘い、「でもステージ上は晴れですから。みなさんの心の中までも晴れ渡るように歌います」と呼びかける高橋。観客は時に座ってじっくりと、時に総立ちになって拳を振り上げ、徐々に一体感がホール全体を包み込んでゆく。セットリストは高橋優のベスト選曲とも言えるもので、出来たてほやほやの新曲も聴ける。MCも饒舌で、高橋は日常で感じる様々なエピソードを交えて、「同じ時代に生きていること」の喜びを観客に向けて何度も語りかけた。「僕にとっての幸せは、ここにいる人と同じ時代に生まれてよかったということです」この日のライブを体験した人は、必ずもう一度ライブを見たいと思っただろう。同時代を生きる人々と共に歩み、等身大の歌を作り続けるリアルタイム・シンガーソングライター。このツアーを通して高橋優は、さらに大きく成長するに違いない。本ツアーは、12月11日(火)・12日(水)中野サンプラザホールまで全16公演が行われる。また、本公演のライブレポートをチケットぴあwebサイトで公開中。取材・文:宮本英夫
2012年10月26日11月15日は坂本龍馬の生誕日。そこで11月を「龍馬月間」と題し、高知駅南口に隣接する“こうち旅広場”にて、様々なイベントが開催される。「こうち旅広場」には、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で使用された坂本龍馬の生家セット「『龍馬伝』幕末志士社中」を設置。また、高知県の観光情報を提供する「高知観光情報発信館とさてらす」など、土佐・高知の魅力をPRする施設が登場する。11月の龍馬月間の前半(11月3日~11日)は、新企画の「こうち旅広場フラワーウィーク」で高知を代表する花々が会場を彩る。グロリオサ、ブルースター、トルコキキョウなどを使ったオブジェ展や花の販売、リースや寄せ植え園芸教室などを予定している。11月15日の坂本龍馬の誕生日には、「龍馬生誕祝い」を開催。龍馬が愛したと言われるしゃも鍋やバースデーカステラを振る舞う。また、11月18日には、龍馬や龍馬に関連する人物に仮装する「恒例!!第3回なりきり龍馬仮装コンテスト」を実施する(コンテストの参加には事前エントリーが必要)。11月23日には、「勤皇感謝の日」を開催。ご当地アイドル“土佐おもてなし勤王党”の坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎、岡田以蔵、岩崎弥太郎、瓦版屋りょうの6名が登場。特別ステージや撮影会を実施する。また、「『龍馬伝』幕末志士社中」来場した人には、様々なプレゼントを用意している。「『龍馬伝』幕末志士社中」の入場料金は、大人500円、小中学生250円、シニア(65歳以上)250円。イベントの詳細はよさこいネットでも案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日三浦春馬、蒼井優が出演する劇団☆新感線2012年越冬公演SHINKANSEN☆RX『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』の制作発表会見が10月23日行われ、三浦と蒼井、新感線の看板俳優・古田新太らが登場した。『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』チケット情報今作は、古田扮する大泥棒の石川五右衛門を主人公に据え、2008年、2010年に上演された「五右衛門ロックシリーズ」の第3弾となる。前2作では南の島やヨーロッパの大海を舞台に五右衛門が活躍する冒険活劇だったが、今回は日本を舞台に、密教の祖・名僧空海が残した莫大な埋蔵金を五右衛門が狙うというストーリー。黄金に目がくらんだ女盗賊・猫の目お銀(蒼井)、新任の京都所司代盗賊目付探偵方・明智心九郎(三浦)らに、過去のシリーズに出てきた名物キャラも登場し、大騒動が繰り広げられる。演出のいのうえひでのりは「チャンバラ、歌、踊りありと盛りだくさんでお贈りします。新感線らしい派手なお祭り感を出していきたい」と自信をみせた。新感線初参加となる三浦は「憧れていた劇団☆新感線にこんなに早く登場できるのかと思うと、ほんとに嬉しくて。演劇界の中ではひよっこなので、今回の舞台でどこまで自分のスキルを伸ばせるか、全力で頑張っていきます!」と意気込んだ。同じく初参加の蒼井は「歌があるのでとても緊張しています。歌が苦手な上にリズム感がないので。リズム感を養う練習をしていました」と稽古場でリズムを取りながら台本を読んだエピソードを交えて抱負を述べた。初参加のふたりについて古田は「春馬くんはものすごく動けて歌も歌えるし、僕の代わりに戦って踊っていただきたい。僕は後ろでボーっと立って『そうそう』『そのとおり』と言ってますから」と古田流のジョークで笑わせ、蒼井については「テレビを見ると“癒し系”のように思われてますが、(本当は)がらっぱちなんで。今回の役は普段の蒼井さんに近い姿をお届けできるんじゃないかと」と嬉しそうに話していた。いのうえはふたりをキャスティングした理由について「(新感線の)アンケートにゲストで呼んで欲しい俳優の名前に三浦くんの名前が多くて。動ける俳優さんだと聞いていたので、うちの舞台に合うと思ったんです。蒼井さんは舞台で見て存在感があってキラキラした方だなと。アカデミックな方向に行く前にぜひ出て欲しかった」とコメントした。公演は12月19日(水)から2013年1月27日(日)まで東京・東急シアターオーブにて、2月6日(水)から28日(木)まで大阪・オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)にて上演。チケットは東京公演が10月28日(日)より、大阪公演が11月25日(日)より一般発売開始。なお、チケットぴあではインターネット先行を東京公演は10月27日(土)まで、大阪公演は10月30日(火)まで受付中。
2012年10月24日邦画としては異例のオールパリロケを敢行した『新しい靴を買わなくちゃ』が6日、全国で封切られ、主演を務める中山美穂と向井理、共演する桐谷美玲、綾野剛、メガホンも執った脚本家の北川悦史子氏とプロデューサーの岩井俊二氏が東京・有楽町の丸の内TOEIでの初日舞台あいさつに立った。その他の写真パリで暮らす日本人女性(中山)と日本から観光に来た青年(向井)が運命的に出会い、3日間の恋に落ちる淡くてビターなラブストーリー。中山は「撮影をしている間は、まるで魔法にかかっていた感覚。映画が公開され、それが解けちゃうんだなと思うとさみしいですが、今度は皆さんが素敵な魔法にかかってください」と作品の雰囲気そのままに、ロマンチックな言い回しでファンにメッセージをおくった。一方、向井も「初日を迎えて、映画が僕らの手から飛び立つのは複雑な気持ち。どの作品よりも思い入れが深い作品になった」と思いは格別の様子だった。中山と向井が共演するのは今回が初めてで、「次に共演するなら、ハードアクション・コメディかな。どこか異国に行きたい」(中山)、「アクションをやったことはないので、想像つかないですね…。でも、やりますか?」(向井)と早くも再共演に意欲満々。一方、パリで遠距離恋愛カップルを演じた桐谷と綾野は、2度目の共演で「実は2回とも恋人役なんですよ。綾野君は現場でも引っ張ってくれるから、次はお兄ちゃん役がいいですね」(桐谷)、「3回目もぜひ恋人役で」(綾野)とこちらも共演プランに花を咲かせた。本作の企画が立ち上がったのは、今から6年前のこと。北川監督がパリを舞台にしたラブストーリーの構想を、中山にメールで伝えたことが始まりだったという。「そこから私が入院してしまったから、ずいぶん時間がかかってしまった。美穂ちゃんと岩井さんがずっと私を励まし続けてくれた」と北川監督。「ここに並んでいる皆さんと、ケンカしたり、仲直りしたりして心をこめて作りました。きっと皆さんの心に響くことと信じています」と感無量の表情だった。また、岩井プロデューサーも「6年ほど前に北川さんから『手伝って』とお電話をもらい、安請け合い(笑)したが、これだけの時間が経つとは思っていなかった」としみじみ語っていた。『新しい靴を買わなくちゃ』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年10月09日全編フランス・パリで撮影されたこの秋話題のラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』が10月6日(土)、全国で封切られ、主演を務める中山美穂と向井理、共演する桐谷美玲、綾野剛、メガホンもとった脚本家の北川悦史子とプロデューサーの岩井俊二が東京・有楽町の丸の内TOEIで初日舞台挨拶を行った。中山さんは劇場に駆けつけたファンを前に「みなさんのリアルな笑顔を見られて、これ以上嬉しいことはない」と感無量。一方、向井さんも「とても思い入れが深い作品です」と誇らしげだった。パリで偶然出会った現地在住の編集者・アオイ(中山さん)と、観光にやって来たカメラマンのセン(向井さん)が繰り広げるわずか3日間の恋愛模様をロマンチックに描く。2人の共演は今回が初めてで、中山さんは「すごく演じやすかった」。早くもこの絶妙なコンビネーションによる再共演を望む声が上がっており、「次はどこか異国で、ハードアクションコメディなんてどうかなあ?」(中山さん)、「アクションはやったことないので、想像つかないですけど…、やります?」(向井さん)と本人たちもまんざらでもない様子だ。桐谷さんと綾野さんが演じる遠距離カップルのゆくえも、物語の重要なカギになっており「私もいつか大人になったら、こんな恋愛してみたい」と桐谷さん。こちらのコンビは2度目の共演だが、桐谷さんは「2度とも恋人役なので、次はお兄ちゃんを演じてほしい。綾野くんは現場でも私を引っ張ってくれたから」。一方の綾野さんは「3回目もぜひ恋人で!」と“恋人続行”を宣言していた。北川監督が、本作の構想を一通のメールで中山さんに伝えたのはもう6年前のこと。「その後、私が入院してしまったり、いろいろと完成までに時間がかかってしまった。そんな私を美穂ちゃんと岩井さんがずっと励まし続けてくれた」と今回の“共犯者”への感謝を述べると共に、映画の完成に感慨もひとしお。岩井プロデューサーも「6年ほど前に北川さんから『手伝って』とお電話をもらった当時は、これだけの時間が経つとは思っていなかった」と長い道のりのゴールに、ホッと一安心していた。『新しい靴を買わなくちゃ』は全国にて公開中。シネマカフェSweet「『新しい靴を買わなくちゃ』特集 パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月07日パリで暮らす日本人女性と日本から観光に来た青年が運命的に出会い、3日間の恋に落ちる『新しい靴を買わなくちゃ』。胸がときめくラブストーリーで初共演を果たした中山美穂と向井理が、パリを舞台にしたメルヘンで、少しビターな味わいのロマンスについて語った。その他の写真人気脚本家の北川悦吏子氏が監督、岩井俊二がプロデュースと撮影監督を担当した本作は、ヒールが折れた靴をきっかけに運命がクロスする男女の恋物語を、邦画としては異例のオールパリロケで描くラブストーリー。北川のラブコールを受けて出演を快諾した中山は、「かわいいお話だなと思いました。独特のセリフ回しやおとぎ話的な要素があるので、日本にはないジャンルの物語です」という第一印象を告白。「僕もかわいいストーリーだと思いました」と中山に同調する向井も、「3日間という短期間の物語で登場人物も少なかったので、各々の感情が見えやすい濃厚な作品になりました」と珠玉の恋物語に自信を示した。フリーペーパーの編集をするアオイ(中山)と、観光にやって来たカメラマンのセン(向井)。偶然の出会いを経て互いに惹かれあっていくが、その導入と展開がメルヘンでありながらもナチュラルだ。やがて始まるラブストーリーへ観る者を一気に誘うリアリティーも帯びているが、「出会うシーンが僕たちの初対面だったので、自然に入っていけました」(向井)、「それは大事でした。新鮮な気持ちでスタートが切れて、一緒に空気を作っていけました」(中山)と役柄に感情移入した上で撮影が始まった効果だったと回想。そのアオイとセンの恋の行方を、北川の繊細なセリフと岩井の流麗な映像美が詩情豊かに演出していく。センの妹スズメ(桐谷美玲)とパリで画家を目指す恋人カンゴ(綾野剛)のラブストーリーも対比的に進行していくが、人生経験を重ねたアオイとセンの恋は、「ある程度歳を重ねていくと、誰でもひとつやふたつ悲しい出来事を経験します。そういう背景を背負っているけれど、笑顔で表現できればいいなと思って演じていました」(中山)とメルヘンな恋物語だけではない様子。ちょっとビターな味わいも香る大人のロマンスに期待してほしい。『新しい靴を買わなくちゃ』10月6日(土)より、全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月05日日本映画としては異例の全編パリロケで話題の映画『新しい靴を買わなくちゃ』の完成披露会見が行われ、主演の中山美穂と向井理、共演の桐谷美玲、綾野剛、北川悦吏子監督、岩井俊二プロデューサーが登壇した。その他の写真本作はパリを舞台に、ある男女が過ごす3日間を見つめたラブ・ストーリー。恋人に会いに行く妹に付き添ってパリにやってきたカメラマンの青年が、現地で暮らす女性と出会い、心を通わせていくさまをナチュラルな映像で描き出していく。監督は脚本家として数々の名作ドラマを生んだ北川悦吏子氏。また、映画ファンから根強い人気を誇る岩井俊二氏がプロデュース、音楽を坂本龍一が手がけたことも注目を集めている。主演を務めた中山美穂は、長年暮らしているパリでの撮影について、「撮影中はあくまで現場なので気にならなかったのですが、出来上がったものを観て不思議な感じがしました。撮影中もどんな風に撮られているかまったく想像できなかったので、新鮮な驚きがありましたね」とコメント。今回が初共演となった向井理については、「呼吸の相性がいい」と好印象を受けた様子。一方向井は、「中山さんはおっちょこちょい(笑)」と、中山の落ち着いたイメージとは違う意外な一面について語り、会場を和ませた。また、本作の企画は北川氏と中山のメールのやり取りから生まれ、完成までに6年をも費やしたという。「普段ドラマでは12話という長さで視聴者を魅了していくのですが、今回は最初に思いついた3日間のお話を映画という枠でやり切りたかった。脚本家なので、現場でセリフを変えてしまうことも多かったのですが、皆さんが困りながらも付き合ってくれました(笑)。私の脚本は土台でしかなくて、俳優さんがいて、空気が生まれて、やっとひとつの作品になる。今もまるで夢の中にいるみたい」という北川氏の映画への想いに、岩井氏も「時間はかかりましたが、念願のパリで、念願のキャストで、すばらしい作品になった」と感無量のコメント。長年あたためた企画の実現に、しっかりした手ごたえを感じられたようだ。作品のタイトルにちなんで、女性キャストが新しい靴に履き替えるというパフォーマンスも行われたこの日。パリのセレブ御用達ブランド、ロジェ ヴィヴィエが提供した靴が登場すると会場の女性たちからため息が。真新しい靴をまとった中山は「気分が上がります」とにこやかにコメント。会見を華やかに締めくくった。『新しい靴を買わなくちゃ』10月6日(土)全国ロードショー
2012年09月26日映画『新しい靴を買わなくちゃ』の完成報告会見が9月25日(火)、都内で開催され、主演の中山美穂、向井理、桐谷美玲、綾野剛、プロデュースと撮影監督を務めた岩井俊二、そして監督・脚本の北川悦吏子が出席した。北川監督の『ハルフウェイ』に続く2作目の監督作品で、全編パリで撮影された本作。セーヌ河のほとりで偶然の出会いを果たしたアオイ(中山さん)とセン(向井さん)の3日間の恋の物語を優しく、切なく描き出す。6年ほど前に北川監督と中山さんが交わした1通のメールが本作のきっかけ。北川監督が体調を崩して一時、企画が頓挫しかけたこともあったそうだが、無事こうして完成を迎えた。北川監督は「感無量です!」と感激しきり。「私は脚本家なので現場でどんどんセリフを変えていき、みんなパニックになりつつもこなしていってくれました。自分が書いた本は土台でしかなく、そこに人がいて動いて、空気が生まれていったように思います。坂本龍一さんが曲もつけてくださり、いまは夢の中にいるみたいです」と満面の笑みを見せた。中山さんと岩井さんが北川さんの病院を訪れて、そこで見舞いがてらに打ち合わせをしたこともあったという。岩井さんは一時は北川さん以外の監督を立てることも考えたそうだが、「僕がそうポロっと言ったら、美穂ちゃんが『北川さんでやろうよ』と言ってくれたんです。時間はかかりましたが、念願のパリで念願のキャストでできました」と喜びを口にした。中山さんは9年前より生活の拠点としているパリで撮影された本作について「出来上がった作品を観て、パリの風景の中に自分がいるのを見て不思議な気持ちになりました」と明かす。「脚本を読んで、自分で演じてるのに、撮影中はどういう風に切り取られるのか全く分からず、(完成した作品を観て)新鮮な驚きがありました」と語った。向井さんは中山さんの印象を問われ「結構、オッチョコチョイなところがある」とニヤリ。「(役の)アオイっぽいなという感じで、撮影の最後にはアオイとして見てました」と語る。綾野さんは絵を志してパリに留学中の青年・カンゴを、桐谷さんは彼を追いかけてパリへやって来たスズメを演じているが、長回しによる2人の会話シーンは大きな見どころの一つ。桐谷さんは「台本はあるんですが、プラスアルファでやれることがあるならと言われてたので、カンゴとスズメとして綾野くんと会話してました」とふり返る。岩井さんが撮影監督を務めたからこそ実現したとも言える不思議な空気感が漂うこのシーンについて、綾野さんは「ただただ心地よかったです。生きてる実感があったというか、ずっと続けばいいのにと思ってました」と述懐。さらに綾野さんが「(相手役が)桐谷さんでよかったです」と語ると、桐谷さんは嬉しそうに微笑んでいた。会見の終わりには、映画にちなんで劇中で使用されているブランド「Roger Vivier(ロジェ・ヴィヴィエ)」の今シーズンの新作のヒールが登場。中山さんと桐谷さんはそれぞれ向井さん、綾野さんにエスコートされながら壇上で新たな靴に履き替えた。桐谷さんが履いたのは、映画のラストシーンで履いたものの色違いの秋冬の新作「BELLE DE NUIT(ベル・ドゥニュイ)。中山さんは、スワロフスキーが施され日本で1点のみのヒールとなる「Palace(パレス)」を着用。多くの記者が注目する中での靴の履き替えに、中山さんは「恥ずかしい…」と照れつつも、新しい靴に「気分が上がります!」と笑顔を見せていた。『新しい靴を買わなくちゃ』は10月6日(土)より全国にて公開。■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年09月25日ラナが運営管理するロディオフィシャルWebショップ「Rody Store」では、ロディの足けり乗用おもちゃを発売する。ロディは、馬をモチーフにしたイタリア生まれの乗用玩具。2000年より日本でもグッズが紹介されはじめ、その愛らしい姿で人気を集めている。足けり専用乗用おもちゃ「ロディドライブ」は、1歳半から約6歳までの乳幼児を対象とした可愛らしいおもちゃで、安全性の指標となるST規格に合格。握りやすいハンドル付きで身体をしっかり支えられ、室内でも屋外でも楽しめる。7,350円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月14日ジャニーズの中山優馬(NYC)が初めて日本語吹き替え版キャストとして声優に挑戦したハリウッド超大作『ジョン・カーター』が4月13日(金)に公開。都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品として製作された本作。様々なSF映画に影響を与えたエドガー・ライス・バローズの小説「火星のプリンセス」を原作に、地球から滅びいく惑星“バルスーム”へと飛ばされた男ジョン・カーターがその星の原住種族たちと協力しながら戦う姿を壮大なスケールで描き出す。客席を埋め尽くした女性ファンの歓声に迎えられた中山さんは「こうして初日を迎えることができて嬉しいです」と喜びを語る。中山さんが演じたのは、主人公のジョン・カーターが唯一、心を許している甥のエドガー。初挑戦となった声優の仕事について「走っている俳優さんの息づかいとかをマイクの前で表現するのは難しかったですが、いい経験になったと思います」とふり返った。この春は中山さんにとっては“初挑戦”づくし。「この春、大学に入学しました」と改めてファンに報告すると客席からは祝福の拍手が。「一人暮らしも始めたので料理にも挑戦してます。大変ですけど楽しいです」と新生活について明かした。大学でやりたいことを問われると、本作のL.A.で開催されたプレミアイベントや先日都内で行われたジャパン・プレミアに出席したことに触れ「テイラー・キッチュさんやアンドリュー・スタントン監督と通訳さんを通じて話したんですが、自分で会話ができるくらいに英語を身につけたい」と目標を掲げる。吹き替え版と言わず、自身のハリウッド進出は?と水を向けられると「そうですね。そのときが来るように勉強したいです」と意欲をのぞかせた。ちなみにテイラーの印象について中山さんは「テイラーさんはお会いしたらめちゃくちゃガタイが良くて、かっこよかったです。そのときはうまく言えなかったんですが、『かっこよかったな』という思いが日に日に増しています」とため息まじりに述懐していた。最後に、中山さんは「主人公は心に傷を持っているけど、その中で幸せを見つけていこうとする。その心の流れやストーリー、アクションを楽しんでください」と呼びかけ舞台挨拶は幕を閉じた。『ジョン・カーター』は全国にて公開中。特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ジョン・カーター』リン・コリンズ美しきプリンセスの原点は「シェイクスピア」「僕に一番期待しているのは僕自身」テイラー・キッチュが語る、自らの“資質”『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.2ディズニー史上に残る、壮大ロマンス『ジョン・カーター』主人公の肉体美はCG?「製作費すべてを注ぎ込んだ」テイラー・キッチュ&中山優馬がL.A.以来の再会!
2012年04月13日「吸い込まれるような」という形容がぴったりの力強さを秘めた瞳。一方でその大人っぽい雰囲気からはちょっと意外にも思える子供のような甲高い笑い声が印象的だ。ウォルト・ディズニー生誕100周年記念作品となる超大作『ジョン・カーター』でヒロイン、惑星“バルスーム”の王女・デジャーを演じたリン・コリンズ。強さと美しさを兼ね備えたヒロインを彼女はどのように体現したのか?日本での公開を前に話を聞いた。王女であると同時に戦士という役柄だけあって、デジャー役には激しいアクションも求められたが、小さい頃からマーシャルアーツ(格闘)を習っていたという彼女は、その大部分をスタントに頼ることなく自らこなした。「マーシャルアーツは4歳から17歳まで習ってたんだけど、それからいままで一度もやってなかったから正直、自信はなかったの。リハーサルで監督に『OK、じゃあ100%の力で試しにやってみて』と言われてやってみたら、練習台の相手を完全に打ちのめしちゃったの(笑)!周りはもちろん、私が一番驚いたわ。子供の頃に身につけたものは体が覚えているものなのね」。もちろん、デジャーに求められた強さはフィジカルな部分だけではない。自らの人生と滅びゆく王国の民の命を天秤にかけた二者択一を迫られる美しきプリンセス。役柄の生き方に触れることで自らの内面にも大きな変化を得ることができたと明かす。「“強さ”や“勇気”そのものを演じることはできないわ。デジャーという強く勇敢な人物を体現するには、演じる私自身が人間として強く、勇敢にならなければいけなかった。そういう意味でデジャーというキャラクターには恩義を感じているわ。彼女のおかげで私は成長できたと思うから」。相手役のテイラー・キッチュとは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に続いての共演となるが、ハリウッドの新星として期待を浴びるテイラーの俳優として作品に取り組む姿勢を絶賛する。「以前、『レニー・ハーリン コベナント −幻魔降臨−』(DVD)という作品で彼と私の夫(※『紀元前1万年』などに出演したスティーヴン・ストレイト)が共演していたこともあって、テイラーとは何年も前からの知り合いなの。元々、アイスホッケーをやっていたスポーツマンだということも関係しているかもしれないけど、すごく競争心の強い俳優よ。相手を負かす、そして自分に打ち克つという気持ちを常に持って撮影に臨むし、撮影中はずっと私のことを支え、守り続けてくれたわ」。舞台でそのキャリアをスタートさせ、徐々に映像の世界にも進出。近年では先述の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でヒュー・ジャックマンの恋人役で存在感を示し、人気海外ドラマ「トゥルーブラッド」でも注目を集めるなど、彼女もまたテイラーと同様に1作ごとに着実にステップアップを遂げている。だが己を見つめる視点はその力強い瞳とは裏腹に冷静そのものだ。「成功というものは心で感じる感情ではないというのが正直な気持ちね。つまり何が言いたいかというと、成功は一瞬で消える儚いものだけど、作品に対して自分が少しずつ積み上げてきた誇りはいつまでも消えずに残るということ。私は結果よりもそこに至るまでの過程、努力こそが何より大事だと思ってるわ。もちろん結果が良いに越したことはないけど、結果というのは心の中にまで入ってくるものではなくて、どこかその辺を浮遊しているものよ。でも誇りは心の中に存在し続けるわ」。では今後のキャリアについてはどんなイメージを抱いているのだろうか?そう尋ねると「私には一つすごい才能があって、他人のことだったら『ああしなさい、こうしなさい』って自信を持って将来のことにまで口出しできるの。でもこれが自分のことになると、顔に泥が張り付いたように何も見えなくなるのよ」と苦笑を浮かべる。そんな彼女の口から漏れてきたのは「原点」と「シェイクスピア」という言葉だった。「自分の将来を見据えるなんて私には無理だから(苦笑)、だからこそ新しい仕事をいただくときはいつも初めてのような気持ち、一から始めるような心構えで臨んでるわ。これは舞台での仕事で感じてきたことだけど、女優という仕事は与えられたものをお客さんに返す作業だと思う。舞台に立ってお客さんから何かをもらう、返すというやり取りを繰り返す。それが舞台の素晴らしさね。その中でも私が一番興味を持っているのがシェイクスピアなの。テキサス出身の私がどうしてこんなにシェイクスピアに入れあげているのかは謎だけど(笑)、昔からシェイクスピア作品の題材やセリフ、登場人物の感情がすごくよく分かるし大好きなの。これだけ大きな規模の映画に出た後だからこそ、全てを削ぎ落として自分の演技の原点と言える舞台に立ちたいわね」。そう語る彼女の表情は劇中のプリンセスさながらに気高く、美しい。舞台のみならず映像作品を携えて再び来日してほしい!(photo/text:Naoki Kurozu)特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山優馬、大学入学に一人暮らし、料理など充実の新生活を報告「僕に一番期待しているのは僕自身」テイラー・キッチュが語る、自らの“資質”『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.2ディズニー史上に残る、壮大ロマンス『ジョン・カーター』主人公の肉体美はCG?「製作費すべてを注ぎ込んだ」テイラー・キッチュ&中山優馬がL.A.以来の再会!
2012年04月13日「次世代のハリウッドのスーパースター」というこの男の称号から“次世代の”という文言が取れる日はそう遠くないだろう。ディズニーのファンタジー・アドベンチャー超大作『ジョン・カーター』を始め、次々とビッグバジェットの話題作、巨匠の手による作品に出演し成功への階段を駆け上がるテイラー・キッチュ。本人曰く「地球上で一番最後の公開国のひとつ(笑)」であり、確実に彼のファンが増えつつあるここ日本での公開を前に改めて来日した彼に話を聞いた。“ポストジョニー・デップ”、“ハリウッドに久々に現れた新星”などと周囲の期待の声は高まる一方だが、テイラーは華やかなハリウッドの喧騒、スポットライトと距離を置くようにロスやニューヨークといった大都会ではなく南部の田舎に居を構えている。とはいえ、周囲の期待から逃げているわけではなく、むしろそうした声を正面から受け止めている。「何より、僕に対して一番期待をしているのは僕自身だからね。ただ、シンプルさを保つということは大切にしているよ。いまは幸いなことにベストな人々と仕事をさせてもらってるし、この状態を続けていきたいと思ってるよ」。生まれ故郷のカナダではアイスホッケーの選手として活躍するもケガもあって挫折。その後、演技を学ぶためにニューヨークへと移った。いまでこそ引く手あまたの活躍を見せるが、20代前半の下積みの時代にはかなりの苦労を味わった。自らを「頑固なタイプ」と分析し「その資質がつらい下積みの状況で幸いしたと思う」とふり返る。「どうして演技に興味を持ったのかは自分でもよく分からないな。でも役を演じること、物語を伝えるということで本当に自分が満たされるんだ。それができるのならどんなことでもやるという意志は当時から持っていたよ。あの頃はすごく生意気だったから『オール・オア・ナッシング』、のるか反るかっていう気持ちも強かった。演技を勉強するのに最善の場所に来たからには、自分のやれるベストを尽くそうという思いだったし、それがあったからいまの僕があるんだ」。本作の主人公ジョン・カーターはかつて家族を失った傷を抱える男。アクション映画の主人公でありながら、従来のヒーローらしからぬ複雑な内面をテイラーは見事に体現しているが、こうした役柄を演じる楽しさについて語る。「ジョン・カーターだけでなく、(出世作となったドラマ)『Friday Night Lights』の役にせよ『バンバン・クラブ −真実の戦場−』(’10)のケヴィン・カーターにしろ、心に傷を抱えた人間を演じる中で、多くの“発見”があるんだ。役にアプローチする上で自分自身を探っていくという作業が必要なんだけど、その過程で自分の中に同じような要素を見つけることがある。それはある意味で(傷を持ったキャラクターに対する)治療のようなものなんだ」。ではこれから演じてみたいキャラクターは?「そうだな…今回の『ジョン・カーター』ではほんの少しだけど西部劇の雰囲気を味わうことができたから、今度は本格的な西部劇に出てみたいね。次の作品(※オリヴァー・ストーン監督作『Savages』)ではネイビーシールズ(海軍特殊部隊)の実在した方を演じているんだけど、素晴らしい経験で光栄なことだったよ。僕は常にオープンでいるから、新しい監督、作品、役柄にどんどん出会っていきたいね」。劇中で披露している、1年近くのトレーニングと食事制限によって作り上げた肉体に話題が及ぶと「特殊効果だよ(笑)」とおどけ、最も苦労したシーンは?という問いには、激しいアクションシーンや複雑な内面の描写に関する答えが返ってくるかと思いきや「誰もいないところで、群衆がいるという想像しながらスピーチしたシーンかな」という答えが…。どうやら次代のハリウッドを背負う新星は照れ屋のようだ。(photo/text:Naoki Kurozu)特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.2ディズニー史上に残る、壮大ロマンス『ジョン・カーター』主人公の肉体美はCG?「製作費すべてを注ぎ込んだ」テイラー・キッチュ&中山優馬がL.A.以来の再会!テイラー・キッチュが力説する“一目惚れ”の愛『ジョン・カーター』メイキング映像工藤静香「刺激を受けた」ディズニー大作の絵画コンクールで特別審査員
2012年04月11日SFアドベンチャーやアクションものよりもラブストーリーを選んでしまう…という女性は、年代にかかわらず多いはず。そんなラブストーリー好きの女性におすすめしたいのが、ハラハラのアクションとドキドキのラブロマンスの両方が楽しめてしまう『ジョン・カーター』。ファンタジー・アドベンチャーと銘打っているように、“バルスーム”という未知なる惑星の広大で荒涼な砂漠、そこにそびえ立つ近未来的な建造物、そこに生きる人間に似た種族と奇妙なクリーチャーたち──見たことのない空想世界を実写映像化した世界は驚きの連続!もちろん、ラブロマンスも満載!原作の「火星のプリンセス」というタイトルからも分かるように、プリンセスが出てくるということは…素敵なヒーローも登場します。その素敵なヒーロー、ジョン・カーターを演じるのは、新星テイラー・キッチュ。愛する妻子を失った男ジョン・カーターが、とあるきっかけでバルスームに瞬間移動し、ヘリウム王国の王女デジャー・ソリスと運命的に出会い、恋に落ちる…。ラブストーリーとしてはかなり王道的な展開ではあるものの、バルスームという異世界が舞台であるからこそシンプルなストーリーの方が感情移入しやすかったり。しかも、テイラー・キッチュのキリッとした王子様顔と逞しい肉体、デジャー・ソリスを演じるリン・コリンズの男勝りで才色兼備の王女様キャラにうっとり。2人が時空を超え、宇宙を越え、愛し合う──。もう一度言います、ロマンス映画的にはかなり王道。でも、王道を正々堂々と貫いていることで、そのストレートさに「キュン!」とときめいてしまうんです。特に、過去に妻子を守れなかった後悔を背負うジョン・カーターが「今度こそ愛する者を守ってみせる!」と、大軍に挑んでいく勇敢さ、政略結婚させられるデジャーを助けるために敵陣に乗り込む深い愛に、胸キュンは止まりません。そう、いつの時代でも女性はロマンスを求めるもの。ディズニー映画の名作『シンデレラ』や『塔の上のラプンツェル』は王子様がお姫様を助ける運命の恋の物語、『リトル・マーメイド』や『魔法にかけられて』は異世界に住む男女が恋した相手と共に生きる道を選ぶ愛の物語でした。女性にとって“王子様キャラ”と“障害のある恋”は、トキメキに欠かせない必須要素。その両方がギュッと詰まっているのが『ジョン・カーター』。しかも『ジョン・カーター』は現代の女性がさらに共感できる要素が加わっているんです。それは女性が強いこと。守られるだけではなく相手がピンチのときは自分も戦う。彼についていくだけでなく譲らない強い意志も持っている。これはこれまでのヒロインとは少々違う点であり、だからこそ現代女性は大きく共感するはず!現実逃避できるスペクタクルなアドベンチャー、キュンと心ときめかせてくれる逞しいヒーローの存在、そしてヒロインに共感しながら陶酔できるラブロマンス──この3つの要素で女性の心を満たす『ジョン・カーター』は、現代女性のための最強の“うるおい”ムービーです!次回は、さらに女子たちの母性本能をくすぐる愛しきクリーチャーたちの魅力に迫ります!(text:Rie Shintani)特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ジョン・カーター』主人公の肉体美はCG?「製作費すべてを注ぎ込んだ」テイラー・キッチュ&中山優馬がL.A.以来の再会!テイラー・キッチュが力説する“一目惚れ”の愛『ジョン・カーター』メイキング映像工藤静香「刺激を受けた」ディズニー大作の絵画コンクールで特別審査員『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.1肉食&母性本能くすぐるヒーロー
2012年04月06日ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念したスペクタクル巨編『ジョン・カーター』の来日記者会見が4月2日(月)、都内で開催され、主人公のジョン・カーターを演じるテイラー・キッチュを始め、ヒロイン役のリン・コリンズ、アンドリュー・スタントン監督が出席した。今回“ディズニー・ファミリー”の仲間入りを果たしたテイラーとリンは「とても光栄なこと」と口を揃える。「予期せぬことだったけど、誰もが知るキャラクターに命を吹き込み、映画に携わった素晴らしいみんなと家族になれたことが何より嬉しいよ。僕にとっても大きな挑戦だったし、大きく成長できたよ」(テイラー)。「人種も文化も世代も超えて、すべての人を魅了するのがディズニーの魔法。ディズニー・プリンセスになるという4歳の頃からの夢が叶うなんて!」(リン)。テイラーは劇中で女子なら“胸キュン”必至の肉体美を披露しており「褒めてくれてありがとう。あれは全部CGだけどね(笑)。莫大な製作費のすべてを注ぎ込んだんだ」。実際には約1年に及ぶ肉体改造に挑んだそうで「大スクリーンに映るんだから、やっぱりカッコいい姿を見せたいよ」とはにかんだ。『スター・ウォーズ』、『アバター』に多大なインスピレーションを与えたとされるエドガー・ライス・バローズの伝説的小説を原作に、ディズニー/ピクサー作品『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』で高い評価を受けたスタントン監督が初の実写映画化に挑んだ超大作。滅亡の危機に瀕した神秘の惑星・バルスームを舞台に、未知なる力に導かれた地球人の男、ジョン・カーターが突如目覚めた身体能力を武器に、惑星の存亡を賭けた壮絶バトルを繰り広げる。スタントン監督にとっては、子供時代から大ファンだったという原作の映画化。「プレッシャーはもちろんあったけど、それは自分自身がファンとして失望したくなかったから。多くのファンと同じく、少年時代に頭の中で空想を広げた世界観を実際に映像化できるのか?と言う気持ちだった」とふり返る。だが、完成した本編にはもちろん、自信満々。「映画作りに必要なのは情熱なんだ。特に今回は30年分の情熱を込めたからね」と満足そうな表情だった。記者会見にはウォルト・ディズニーと同じ12月5日生まれの歌手・小林幸子が応援に駆け、ディズニーの名作『シンデレラ』をモチーフにした着物姿を披露した。『ジョン・カーター』は4月13日(金)より3D・2Dで全国にて公開。特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:テイラー・キッチュ&中山優馬がL.A.以来の再会!テイラー・キッチュが力説する“一目惚れ”の愛『ジョン・カーター』メイキング映像工藤静香「刺激を受けた」ディズニー大作の絵画コンクールで特別審査員『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.1肉食&母性本能くすぐるヒーロー『ジョン・カーター』の世界観をひと足先に体験2メートル超えの迫力フィギュアも!
2012年04月02日山田優と小栗旬の結婚先日ホワイトデーの3月14日に結婚した、女優の山田優と俳優の小栗旬。(画像:山田優オフィシャルブログより)報告会見で山田は、「浮気したらシメます。当分、仕事ができないくらいに」と、宣言して小栗を怖がらせていたが、それほどまでに小栗の「浮気ぐせ」は有名だった。しかし、サンケイスポーツが山田の弟の親太朗に暴露させた、「姉のブラのカップがCからEになった」という発言によると、今のところ二人は現在順調な新婚生活を送っているもよう。小栗が山田に決めた理由それでは、そんな浮気モテ男の小栗が「山田に決めた」理由とはいったいなんだったのだろうか。週間実話が芸能関係者に行った取材によると、「あのポッテリ唇を駆使した生フェラの快感が、他の女では得られなかったからということです。それに浮気されても山田の方が小栗にゾッコンだったことも大きい」と衝撃の理由が明らかに。モテ男を落とすには「一途さ」と「夜の営み上手」が決め手となったようだが、果たして小栗の「ウッズ病」は治ったのだろうか。そんな理由で結婚を決めたのだとしたら、まだまだ「薬」が必要な状況であるような気がしてならない。山田が小栗を「シメる」日も近いのかもしれない。編集部 鈴木真美【おすすめニュース】小池栄子と佐藤江梨子がダブルAV出演か大森南朋に小野ゆり子を紹介したのは蒼井優だったAKB48前田敦子ヌード5000万円宮崎あおいと岡田准一の不倫、元夫高岡蒼佑のツイートが止まらない元の記事を読む
2012年04月02日映画『ジョン・カーター』に主演するテイラー・キッチュとヒロイン役のリン・コリンズ、アンドリュー・スタントン監督が来日し、4月1日(日)に都内で開催されたジャパン・プレミアに出席。イベントには本作の日本語吹替え版にボイスキャストで参加している「NYC」の中山優馬も出席し、会場は盛り上がりを見せた。あの『アバタ―』や『スター・ウォーズ』シリーズにも多大な影響を与えたエドガー・ライス・バローズの小説「火星のプリンセス」を実写化した本作。家族を亡くし人生を見失った主人公が突然、滅びゆく惑星“バルスーム”へと飛ばされ、先住の民たちの戦いに巻き込まれていく姿を描く。イベントにはまず、劇中に登場するバルスームの民で4本の腕とキバを持つ緑色人のサーク族の特殊メイクを施された男性が登場し、ゲストを出迎えた。中山さんが姿を現すと会場の興奮は最高潮になり、中山さんは詰めかけたファンと次々とハイタッチ。女性ファンで埋まった客席は大歓声に包まれた。壇上ではまずスタントン監督が「この映画を日本に持ってくることができて興奮しています!」と挨拶。テイラーも歓声に手を振りつつ「日本に来るたびにこうしてみなさんが歓迎してくださるのを嬉しく思っています」と笑顔で語った。中山さんは日本語吹替え版でテイラー扮するジョンが唯一、心を許していた甥のエドガーの声を演じているが、公開を控え「すごく楽しみです。早く公開してたくさんの人に観てほしい」と待ちきれない様子で語った。ちなみに先日、L.A.で開催された本作のワールドプレミアにはテイラーたちはもちろん、日本を代表して中山さんも出席しており2人は久々の再会を果たした。テイラーは「あのときは彼にロサンゼルスに来てもらったけど、今回はこうして僕たちが日本を訪れることができました。やっとみなさんにこの作品をお届けできるのが嬉しい」と喜びを語った。さて、イベント冒頭からホスト役としてゲストを出迎えたサーク族の男性だが、その正体は本作に強い思い入れを持つ、モデルでタレントのJOY!観客にはその事実は伏せられていたが、中山さんの口からその正体が明かされると会場は騒然。登場した当初はその緑色の皮膚と4本腕に女性ファンからは「キモい!」「怖い」などといった声も飛んでいたが、JOYさんが「どうもすいません、私で」とテレビなどでおなじみのゆる~い口調で挨拶すると、その外見と口調のギャップに会場はどよめいた。4時間かけて製作された特殊メイクとあって、マスクを取ることは不可能だったが、壇上では中山さん、リン、テイラーが次々と4本腕のJOYさんと抱擁を交わし、会場は再び歓声に包まれた。『ジョン・カーター』は4月13日(金)より全国にて公開。特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ジョン・カーター』主人公の肉体美はCG?「製作費すべてを注ぎ込んだ」テイラー・キッチュが力説する“一目惚れ”の愛『ジョン・カーター』メイキング映像工藤静香「刺激を受けた」ディズニー大作の絵画コンクールで特別審査員『ジョン・カーター』のココに胸きゅん!vol.1肉食&母性本能くすぐるヒーロー『ジョン・カーター』の世界観をひと足先に体験2メートル超えの迫力フィギュアも!
2012年04月02日エドガー・ライス・バローズの伝説的SF小説を原作に、『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』のアンドリュー・スタントン監督が初の実写映画に挑んだディズニー最新作『ジョン・カーター』が4月13日(金)より全国にて公開される。こちらの公開を記念して、3月19日(月)より汐留・日本テレビにて特別展示イベント「ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』公開記念ディズニードリームシアター110の仲間たち」が開催される。「今、我々は夢が叶えられる世界に生きている」という言葉の通り、その生涯にわたり夢を追い求め、実現してきたディズニーの創始者、ウォルト・ディズニー。本展ではウォルトが創り上げてきたた“夢”の世界をコンセプトに、4つの“夢”のゾーンで構成されている。まず会場に足を踏み入れると、出迎えてくれるのがディズニーの愛すべきキャラクターたち。さらに貴重な短編映像の上映や、映画史を変えたディズニー映画のポスター展など、これだけでもディズニーファンにとってはたまらない内容だが、これに留まらないのが本展の凄いところ。横浜ブリキのおもちゃ博物館の館長・北原照久さんのお宝ディズニーコレクションの展示や110体に及ぶディズニーキャラクターとの記念撮影ができるなど、ファン垂涎の充実の内容となっている。もちろん、『ジョン・カーター』にまつわる展示コーナーも用意されており、劇中の衣裳や等身大フィギュアが展示される予定。一足先に気になる映画の世界観を味わうことができそうだ。「ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』公開記念ディズニードリームシアター110の仲間たち」期間:3月19日(月)~25日(日)会場:日本テレビ(東京・汐留)※入場無料映画公式サイト:■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:ひな祭り記念、ガールズパワーみなぎる最強ヒロイン映画を一挙紹介!中山優馬、声優でハリウッドデビュー!『ジョン・カーター』ワールドプレミアに大興奮孤高のハンターを体現した演技派、ウィレム・デフォーが語る「役者としての生き方」巨大クリーチャーの姿がお披露目に!『ジョン・カーター』新たなるビジュアルが解禁ミッキーが舞い、光があふれ出す東京ディズニーシーの10年間を凝縮したDVD発売
2012年03月02日ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマ・アートで演技を学び、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーの「ダンシネーン」を含む舞台作品に出演しているジェレミー・アーヴァインは、今回この『戦火の馬』で長編映画デビュー。過酷な戦争の中で馬と強い絆で結ばれた少年を演じたジェレミーが、作品について語ったインタビューをお届けする。●小説は馬の視点から書かれていますが、今回アルバートを演じるにあたり、そのことは何か影響していますか?A:この映画は、登場人物を単に描いているのではなく、あの馬が彼らにあたえた影響について描いているんだ。ジョーイはアルバートの友達であり兄弟みたいな関係さ。僕の演じたアルバートは、ジョーイに感情移入して、身を持ってこの馬の気持ちや情感を感じ取っているけれど、おそらく父親とはそうすることができないんだ。この馬にはなんでも話せるし、それによってある意味、絆が深まっていく。僕はそういう風にアプローチしたんだ。●この物語で描かれている人間性と、それが観客にあたえる魅力について教えてください。A:これが典型的な戦争映画でないということは、観てすぐに理解できると思うんだ。これは兵士たちが機関銃を持って走り回ったり、敵を殲滅させたりすることを描いた映画ではない。あくまでも登場人物たちを中心に展開され、その人物たちはあの馬に影響を受けて心を通わせた様々な人々なんだ。この物語があらゆる世代の人々の心をとらえるのは、これが少年と馬の関係を描いたものだからじゃないかな。人間と馬の関係は何世紀も前にさかのぼるものだし、ある意味DNAに書き込まれているとさえ言えると思うんだ。何百年もの間、人間は馬の力に頼ってきたし、馬をまるで人間のように扱っていたんだ。愛犬とかペットとの関係について語る人はたくさんいるけれど、馬についてはそれとは1つレベルが違うんじゃないかな。だからこそ、この物語が多くの人々の心をとらえるんだよ。●アルバートがあの馬と強い絆で結ばれたのは何故だと思いますか?アルバートは両親との問題から逃げてジョーイと仲良くなったんだと思う。父親はとてもヘビーな酒飲みで、アルバートはある年齢に達すると、自分の父親について母から聞かされていること以外の側面に気づきはじめる。だれでも子供のころは親が間違いをおかすはずないと思っているけれど、自分が大人になりはじめると、親だって他の誰とも同じ普通の人間で、人間なりの問題をかかえていることに気がつくものだよね。そういう世代の子供たちの多くは、何か夢中になれる別のことを見いだして、両親の問題を見ないですむようにしているんじゃないかな。アルバートにとって、それがジョーイという馬だった。それでも、彼はまだ子供だから、ジョーイは兄弟のような親友のような存在になっていったんだ。●この映画に出ている動物たちと心を通わせましたか?A:面白いことに、僕はあまり動物好きではないし、馬についても特に何も知らなかった。でもこの映画で馬と一緒に仕事をするようになって、馬がとても人間的だということに気づいたんだ。他の動物とは違うんだよ。とても人間的な部分があって、どこか人と通じ合うところがある。数週間一緒に過ごしてみると、もうその馬を心から慕うようになっているんだ。一週間くらいでそうなるね。馬たちは素晴らしいし、それぞれまったく違う性格をしているね。1頭の馬に乗れるようになったからって、別の馬も乗りこなせるわけじゃないんだ。その馬と少なくとも2~3日かけて乗り方を覚えないといけない。みんなそれぞれ違うし、馬に信頼してもらう必要があるからね。そこが重要なんだ。馬はどんな人間が自分に乗っているのかちゃんと心得ている。乗馬初体験の人だとしたら、馬にはその人が馬に乗ったことがないとちゃんと分かるんだ。まるで人間を相手にするように馬と通い合わなければ、絶対に思ったように動いてくれないよ。あと、馬がそのときやりたがらないことは、絶対に強制してはいけないんだ。作品情報『戦火の馬』監督:スティーブン・スピルバーグ出演:ジェレミー・アーヴァイン/エミリー・ワトソン/デヴィッド・シューリス配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン2012年3月2日(金)全国ロードショー(c)Dream Works Ⅱ Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2012年03月02日ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品『ジョン・カーター』のワールドプレミアが現地時間22日にロサンゼルスで開催され、主演のテイラー・キッチュら出演者とアンドリュー・スタントン監督、そして日本語吹替版で主人公の甥エドガーの声を務めたNYCの中山優馬がレッドカーペットに登場した。その他の写真280人のメディアと1000人以上のファンがつめかけた会場に姿を見せたキッチュは「この作品は感情豊かで、個性的なキャラクターがたくさん登場する。普通の人間が“特異な環境”に放り込まれるという設定がおもしろい」と作品の魅力をPR。スタントン監督は、中山について「年齢的にも冒険心あふれるエドガーの資質にもピッタリだと思う。次回作は未定だけど、是非出演を検討させてほしい。あとで連絡先を交換しよう!」とメッセージをおくった。実写映画の声優初挑戦ながらハリウッド超大作に抜擢され、レッドカーペットを歩いた中山は「とても光栄です。レッドカーペット自体が初めてなので一歩一歩踏みしめて歩きました。憧れのアンドリュー・スタントン監督に会えた事も夢のよう」といい、「本作の続編が決定したら、絶対出演したい。その時のためにも英語は勉強しておきたいです」と早くも次回作出演に意欲を見せた。『ジョン・カーター』は、『スター・ウォーズ』や『アバター』に多大な影響を与えたと言われるエドガー・ライス・バローズのSF小説『火星のプリンセス』を実写化したもので、滅亡の危機に瀕した惑星“バルスーム”を舞台に、愛する妻と娘を失った地球の男ジョン・カーターの戦いを描くアドベンチャー大作。『ジョン・カーター』4月13日(金) 2D・3D同時公開
2012年02月24日ディズニー/ピクサーの傑作アニメ『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』で世界を沸かせたアンドリュー・スタントン監督が、初の実写映画に挑んだスペクタクル巨編『ジョン・カーター』のワールドプレミアが、2月22日(現地時間)、ロサンゼルスにて開催され、主演でいま絶大な注目を集めるテイラー・キッシュを始め、キャスト&監督が集結!さらに、本作の日本語吹替え版で声優に抜擢された俳優の中山優馬(NYC)さんが特別招待を受け、日本からレッドカーペットに駆けつけた。プレミアが開催されたリーガルシネマズには280人のメディアが集結、1,000人を超えるファンが見守る中、テイラーを始め、プリンセス役のリン・コリンズ、ダリル・サバラ、ウィレム・デフォー、スタントン監督らが登場すると、期待と興奮の大歓声に沸いた。テイラーは「この作品には感情豊かで個性的なキャラクターがたくさん登場する。そんな中で普通の人間が特異な環境下に放り込まれるという設定が面白い。観たら絶対にバルスーム(劇中の舞台となる惑星)に行きたくなるよ!」と作品をアピール。昨年末、本作のプロモーションでフッテージ映像を引っさげ来日を果たしたが、「日本には絶対行きますのでぜひ、みなさんとこの感動を共有させてください!」と公開前の再来日を約束した。本作がハリウッド実写映画での声優初挑戦となった中山さんは、テイラー演じるジョン・カーターの甥であり、作品の重要なカギを握ることとなるエドガー役に抜擢。テイラーや憧れのスタントン監督ら豪華面々と対面し、「とても光栄です。レッドカーペット自体が初めてなので、一歩一歩踏みしめて歩きました。憧れのアンドリュー・スタントン監督に会えたことも夢のようです」とコメント。大興奮の様子の中山さんについて、スタントン監督は「年齢的にもぴったりだし、冒険心あふれるエドガーの資質にピッタリだと思う。次回作は未定だけど、ぜひ出演を検討させてほしい。あとで連絡先を交換しようね(笑)!」と大絶賛。中山さんは今年の春から晴れて大学生となるが、「本作の続編が決定したら、絶対出演したいです。でもその前に勉強しなくてはならないことがたくさんあると思います。そのときのためにも英語は勉強しておきたいです」と堅実な意気込みを語った。『ジョン・カーター』は4月13日(金)より3D・2D公開。■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:孤高のハンターを体現した演技派、ウィレム・デフォーが語る「役者としての生き方」巨大クリーチャーの姿がお披露目に!『ジョン・カーター』新たなるビジュアルが解禁ミッキーが舞い、光があふれ出す東京ディズニーシーの10年間を凝縮したDVD発売注目スター、テイラー・キッチュの眼差しに胸キュン『ジョン・カーター』ポスター解禁『ジョン・カーター』プロデューサーが語る、100年越しの“ヒーロー”映画化のワケ
2012年02月24日2月27日に発表される第84回アカデミー賞で作品賞ノミネートを果たしたスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『戦火の馬』。公開に先駆けて、少年と一頭の馬が雄大な草原を駆け抜ける美しき本編のワンシーンがどこよりも早くシネマカフェに到着した。1982年にイギリスで出版された原作小説は、その後舞台化もされ、トニー賞5部門を獲得し人々から愛され続ける物語。第一次大戦中のイギリスを舞台に、1頭の美しい馬・ジョーイと過酷な日々を強く生き抜く少年・アルバート(ジェレミー・アーヴィン)のかけがえのない絆を軸に、感動のヒューマンドラマが描き出される。これまで『ジュラシック・パーク』や『プライベート・ライアン』など壮大なスケールの作品を数多く手がけてきたスピルバーグ監督でさえ圧倒されたという雄大な草原が広がる、イングランド南部の素晴らしい景色も本作の大きな見どころの一つ。こちらの映像では、馬のジョーイにまたがった少年・アルバートがその豊かな大自然の中を軽やかに駆け抜ける姿が映し出される。土地の権力者の息子が走らせる車と競い合う姿が描かれるが、草原を駆けるアルバートの楽しげな表情は、ただただジョーイと共に走ることに喜びを感じているといった様子。アルバート役のジェレミー・アーヴィンは、短期間で馬を乗りこなすために相当の苦労があったことが想像されるが、その苦労を経て、人馬一体となった確かな絆を感じさせる名シーンに仕上がっている。まるで絵本の挿絵のように美しく切り取られたワンシーンを、こちらの映像でぜひ堪能してみて。『戦火の馬』は3月2日(金)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:戦火の馬 2012年3月2日より全国にて公開© Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.■関連記事:スピルバーグ待望の新作!『戦火の馬』ジャパン・プレミア試写会に5組10名様ご招待人間以上にバトル過熱化?巨匠&名優が擁立する、アカデミー賞級の“犬”たち【ハリウッドより愛をこめて】“笑い”でオスカー助演俳優部門を席巻する、注目の2人スピルバーグに発掘された新星『戦火の馬』ジェレミー・アーヴァインが語る馬との“絆”いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?
2012年02月17日中山美穂が10年ぶりにTVドラマに帰ってくる女優、中山美穂が俳優、佐藤浩市とのW主演でTBSドラマ「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」に10年ぶりに出演する。2002年に作家・辻仁成氏と結婚、フランスに移住した中山は、今回のドラマ出演の為に帰国。フジテレビ2002年の「ホーム&アウェイ」以来のドラマ出演となり、TBSは総力を挙げて制作に臨んだ。大人のラブストーリーが展開「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」は、大阪発札幌行き寝台特急「トワイライトエクスプレス」が舞台となる。不倫関係にある中山と佐藤が別れを決意し、最後の旅行に出かける。エクスプレスのスイートルーム内で揺れ動く感情を二人が演じる。今回の撮影は、JR西日本が全面協力、実際のダイヤの合間をぬってトワイライトエクスプレス内で撮影を敢行。ドラマとしては異例の力の入れようだ。現在、活躍中の多くの女優や歌手が憧れる中山の久々のドラマ出演に、大きな期待が寄せられている。TBSドラマ特別企画「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」は3月20日 後9:00より2時間放送。元の記事を読む
2012年02月17日巨匠スティーヴン・スピルバーグ渾身の一作として贈る、馬の目線を通して愛と別れ、人間のドラマを知る感動作『戦火の馬』。昨日発表された本年度のアカデミー賞作品賞にも見事候補入りを果たした本作だが、この超大作でスピルバーグに見出され、華々しい映画デビューを飾ったのが、いま注目の新星ジェレミー・アーヴァイン。馬と一体となり、力強いメッセージを体現した彼が本作を通して感じたものとは?作品の魅力と共に、本作の立役者である馬との共演について語ってくれた。1982年にイギリスで出版された同名小説の舞台版に感銘を受けたスピルバーグが、その感動からわずか7か月で映画の撮影に踏み切ったという、自他共に認める“運命的な出会い”から生まれた本作。彼の心を捉えた“馬の視点”から描かれるストーリーに対して、ジェレミーは今回どうアプローチしたのか?「この映画は、登場人物を単に描いているのではなく、あの馬が彼らに与えた影響について描いているんだ。(馬の)ジョーイは(ジェレミー扮する)アルバートの友達であり、兄弟みたいな関係さ。アルバートはジョーイに感情移入して、身をもってこの馬の気持ちや情感を感じ取っているけれど、おそらく父親とはそうすることができないんだ。この馬には何でも話せるし、それによってある意味、絆が深まっていく。僕はそういう風にアプローチしたんだ」。イギリスの農村で暮らすアルバートと馬のジョーイの出会いから、数奇な運命の物語が幕を開ける。ジョーイはアルバートに全身全霊を注ぎ、それに応えるようにジョーイはアルバートを見つめる。かけがえのない絆で結ばれた彼らの姿が観る者の胸を打つが、ジェレミー自身、撮影を通していかにして絆を深めていったのか?「面白いことに、僕はあまり動物好きではないし、馬についても特に何も知らなかった。でもこの映画で馬と一緒に仕事をするようになって、馬がとても人間的だということに気づいたんだ。ほかの動物とは違うんだよ。どこか人と通じ合うところがあるんだ。数週間一緒に過ごしてみると、もうその馬を心から慕うようになっているんだ。一週間くらいでそうなるね」。本作では、わずかな危険なシーン以外CGは使われず、ほぼ実写で馬の姿が撮影されているが、まさに人間的な表情の豊かさには驚かされるばかりだ。「馬たちは素晴らしいし、それぞれまったく違う性格をしている。1頭の馬に乗れるようになったからって、別の馬も乗りこなせるわけじゃないんだ。その馬を乗りこなすには少なくとも2~3日かけて乗り方を覚えないといけない。みんなそれぞれ違うし、馬に信頼してもらう必要があるからね。そこが重要なんだ。馬はどんな人間が自分に乗っているのかちゃんと心得ている。乗馬初体験の人だとしたら、馬にはその人が馬に乗ったことがないとちゃんと分かるんだ。まるで人間を相手にするように馬と通い合わなければ、絶対に思ったように動いてくれないよ。あと、馬がそのときやりたがらないことは、絶対に強制してはいけないんだ」。アルバートとジョーイの関係を「兄弟のような、親友のような存在」と語るジェレミー。戦争という苛酷な時代に生まれた彼らが強い絆で結ばれたのには、アルバートが置かれていた環境が大きく関係しているという。「アルバートは両親との問題から逃げてジョーイと仲良くなったんだと思う。父親はとてもヘビーな酒飲みで、アルバートはある年齢に達すると自分の父親について母から聞かされていること以外の側面に気づきはじめる。誰でも子供の頃は親が間違いを犯すはずないと思っているけれど、自分が大人になりはじめると、親だってほかの誰とも同じ普通の人間で、人間なりの問題を抱えていることに気がつくものだよね。そういう世代の子供たちの多くは、何か夢中になれる別のことを見出して、両親の問題を見ないで済むようにしているんじゃないかな。アルバートにとって、それがジョーイという馬だった。それでも、彼はまだ子供だから、ジョーイは兄弟のような、親友のような存在になっていったんだ」。これまで『シンドラーのリスト』、『プライベート・ライアン』と戦争を題材にした名作を送り出してきたスピルバーグ監督だが、それとは一線を画す本作の魅力について、ジェレミーは「典型的な戦争映画でないことは、観てすぐに分かるよ」と断言する。「これは兵士たちが機関銃を持って走り回ったり、敵をせん滅させたりすることを描いた映画ではない。あくまでも登場人物たちを中心に展開され、その人物たちはあの馬に影響を受けて心を通わせた様々な人々なんだ。この物語があらゆる世代の人々の心を捉えるのは、これが“少年と馬”の関係を描いたものだからじゃないかな。人間と馬の関係は何世紀も前にさかのぼるものだし、ある意味DNAに書き込まれているとさえ言えると思うんだ。何百年もの間、人間は馬の力に頼ってきたし、馬をまるで人間のように扱っていたんだ。愛犬とかペットとの関係について語る人はたくさんいるけれど、馬についてはそれとは1つレベルが違うんじゃないかな。だからこそ、この物語が多くの人々の心を捉えるんだよ」。現在21歳。本作以降も、何度も映画化されてきたチャールズ・ディケンズの「大いなる遺産」をマイク・ニューウェル監督が映画化した『Great Expectations』、さらにコリン・ファースと共演する『The Railway Man』など、今後の活躍が期待されるジェレミー。まずはその純粋な心を感じさせる澄みきった瞳、そして懸命に生きるひたむきな姿を目に焼きつけてほしい。■関連作品:戦火の馬 2012年3月2日より全国にて公開© Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.■関連記事:いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?ウィリアム王子&キャサリン妃、結婚後初の映画プレミアでスピルバーグと初対面!J・クルーニー、レオ、ブラピの3大スター対決!ゴールデン・グローブ賞候補が発表“希望”への想いを込めてスピルバーグ最新作『戦火の馬』予告編&ポスター公開スピルバーグ「希望は必ず見つかる」とエール!『戦火の馬』ワールド・プレミア開催
2012年01月25日東京・帝国劇場の開場101年目が元日より『新春滝沢革命』で華やかに開幕。1月3日、同劇場にて座長の滝沢秀明が、弟役の中山優馬(NYC)と共に記者発表を行った。この日の開演中、舞台機構にトラブルがあり、安全確認のため12分間の中断を余儀なくされたが、無事再開。カーテンコールでは滝沢が観客に向けて、中断の理由と謝罪の挨拶を。中山は、ハプニング時の滝沢に対し、「やはり頼りになります。どうしたらいいかとみんなが滝沢くんのことを見ていたと思います」と、滝沢座長の、その存在の頼もしさを述べた。『新春滝沢革命』チケット情報物語は、紀伊国熊野が舞台。紀伊を治める長老(錦織一清)一族は、海の王妃(紫吹淳)との争いに敗れ、紀伊の海を奪われる。しかし時は経ち、成長した長老の息子ヒデアキ(滝沢)は弟ユウマ(中山)をはじめとする仲間を率いて、奪われた海を取り戻すべく王妃軍に立ち向かう。ステージ上には巨大な船や白鯨が登場し、フライング、殺陣、ダンスで力強く進むスペクタルアドベンチャー。今回新たに、その登場人物の心情、物語の世界観を音とダンスで表現するシーンが追加された。滝沢自身が作曲した15分強に及ぶ組曲で、静寂、激動、再会、逃避、情熱の5要素をドラマティックに展開している。『新春滝沢革命』と言えば、初演より年々スケールアップしている水の演出にも目を奪われる。ウォーターピクチャーは水で絵や文字を描き、水のスクリーンのように幻想的。物語終盤の大決戦シーンに登場する本物の滝は、時折鉄砲水のようにも暴れ出し、スペクタルそのもの。今年は帝劇地下のプールから水を吸い上げるホースが倍増、プール自体も1台増設し、毎分30トンの放水量が実現。日本演劇史上最大級の水の演出となっている。滝沢は「僕から“今回は(水量を)もっとすごいことにしたい”とスタッフにお願いしたら、じゃあやってやる、と(笑)。ホントに水の量が去年とは全然違いますし、滝の角度とかいろんなことを計算して作ってくれました。すごいですよ!これは帝国劇場でしかできないこと。やってて気持ちいいですね」と話していた。「ギネス世界記録2012年度版」にて、“最も多くのSHOWをプロデュースした人物”に輝いたジャニー喜多川が、受賞後初めて世に放ったこの作品。公演は1月29日(日)まで。チケットは発売中。(文・堀江純子)
2012年01月04日来年3月に公開されるスティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『戦火の馬』の予告編映像がこのほど公開された。予告編はこちら『戦火の馬』は、1982年に英国で発表された児童文学を原作に、第一次大戦下の過酷な状況の中で生き抜く“奇跡の馬”ジョーイと、彼を愛する少年アルバートら人間との絆を壮大なスケールで描いた作品。新鋭ジェレミー・アーヴィンが主演を務めるほか、エミリー・ワトソンらが出演する。このほど公開された予告編は、少年アルバートが一頭の美しい馬と出会う場面に始まり、“ジョーイ”と名付けられたその馬とアルバートが絆を深めていく場面を経て、軍馬として徴用されたジョーイの過酷な運命が重厚な映像で描かれている。映像では随所でジョーイが自らの意思で動き、言葉は話せないながらも人間たちに何かを伝えようとする場面が登場。これまでの愛馬物語は人間側のみが一方的に馬に愛情を注ぐ物語が多かったが、本作ではスピルバーグ監督が“奇跡の馬”を媒介に様々な人々が出会い、想像もしえなかった“希望のドラマ”が生まれる瞬間を描いているようだ。また、本作はデジタル技術の使用を極限まで抑えて製作されているのが特徴で、本物の馬が疾走する躍動感や、美しい欧州の山々、黄金色に輝く太陽光など“CGでは再現できない自然の美”を短い予告編の中にも発見することができる。今月末の全米公開前に早くも映画賞にノミネートされるなど、本年度の賞レースの最有力候補と称されている本作は、来年3月2日(金)に日本公開される。『戦火の馬』2012年3月2日(金)全国ロードショー
2011年12月12日向井理の主演映画『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』の試写会が9月13日(火)、東京・有楽町の日本外国特派員協会にて行われ、上映後の質疑応答に向井さんが登壇。英語を交えながら外国人記者からの質問に答えた。150万円を集めてカンボジアに小学校を建設した医学生の実話を映画化した本作。TV番組での経験をきっかけにカンボジアを「第二の故郷」と公言する向井さんの初主演映画であり、実際にカンボジアでの撮影も行われた。「俳優業を始めてまだわずか5年です」と驚きをもって紹介された向井さん。詰めかけた外国人記者に向けて「Do you think about this film?(映画はいかがでしたか?)」と問いかけると、会場からは温かい拍手が沸き起こった。さらに向井さんは流暢な英語で「この映画は実話を基にした物語で、いかにしてカンボジアに学校を作るかということを描いてますが、大きなメッセージとして努力、思いやりといったことを掲げています」と語りかけた。この作品を通じての“変化”を尋ねられると「ボランティアに対する見方が変わりました。自己満足でいいものなんだと分かりました。子供たちの笑顔に象徴されるように、自分が何かすることで、物質的なものではなく笑顔という精神的なものを得ている。お互いのやり取り、キャッチボールの中にあるもので、『やらせていただいている』と感じました」と語った。近藤プロデューサーは、向井さんのキャスティングに関して「ベストではなくオンリー」と語るが、向井さんは「僕が選んだのではなく、映画に選んでいただいているという気持ち」と説明。流暢な英語を操る向井さんに対し、記者からは海外作品のオファーが来たら?という質問も出たが「もしもオファーがあっても、時間の余裕がないとやれないと思っています。(オファーは)なきにしもあらずですが…やるにしてももっと英語をできるようにならないと。ただ、世界に目を向けるのは大事だと思っています。タイミングが合えば」と慎重ながらも意欲を示した。さらに、カンボジアを訪れて何を感じたかを尋ねられると、実際に訪れた、ポル・ポト政権時代の虐殺の跡地であるキリング・フィールド、収容所博物館となっているツールスレン博物館、そしてエイズ病棟の存在とそこで撮影されたシーンに触れ「台本のあのシーンには全くセリフがなく、ガイドさんに自分が聞きたいことを聞いて、テストもなく、すぐ本番で撮影しました。この映画に自分の素は出ていないですが、あのシーンだけは甲太というキャラクターを通して素を見せています。ショックなどという一言では言い表せない。人が実際に生きて、ここで殺されたという事実があって。ツールスレンで、ひとりでしゃがんで空を見上げるシーンがありましたが、実際に三十数年前に同じことをし、同じ光景を見ていたんだなと思い、人間の恐ろしさや、もしかしたら自分が殺す側になっていたかもしれないという危うさなどを感じました」と真摯に自らの思いを伝えた。最後の挨拶では、ワイヤレスマイクが使えずに、やむなく机の上に置かれた巨大なマイクを手で抱えてしゃべるというハプニングもあったが、「こういうマイクで話すこともまずないと思います。初めてのことは好きなので、こういうマイクにもどんどん挑戦していきたい(笑)」とユーモアたっぷりに語り、会場を笑いに包み、外国人記者たちのハートをガッチリとつかんだ様子。そして、新作の撮影でマレーシアにいるために欠席となった深作健太監督の「日本人の撮った映画ですが、カンボジアを通じて日本を映したい」というメッセージを紹介し映画をアピール。再び会場は大きな拍手に包まれた。『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』は9月23日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:NHK来年の朝ドラの堀北真希の共演陣に南果歩、ミムラ、小出恵介、松坂桃李ら向井理、“母校”明治大学で『僕せか』PR…なぜかTBS安住アナが乱入向井理主演『僕たちは世界を変えることができない。』試写会に100組200名様をご招待向井理、芦田愛菜、武井咲、中山優馬が「ほんとにあった怖い話」でホラー初挑戦!癒し系?頼れる系?親友にしたい俳優ランキング三浦春馬と天海祐希が1位に!
2011年09月13日来年のNHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で主演の堀北真希の家族や周囲の人々を演じる共演陣8人が発表!父親を高橋克実、母親を南果歩、姉をミムラ、兄を小出恵介が演じるほか、幼なじみとして若手人気俳優の松坂桃李が出演することも明らかに。9月13日(火)、NHK放送センターで堀北さんらが会見を行った。86作目となる「梅ちゃん先生」の舞台は終戦直後の東京・蒲田。大学病院に勤める父を持ち、優秀な姉と兄の下でコンプレックスを持って育ってきた梅子(堀北さん)が、町医者となって地域の人々に向き合い、成長していく姿を描く。一家の父・建造役の高橋さんは「昭和20年あたりから物語が始まるということで、当時のいまとは違う親子の関係が出せれば」と語る。これまで演じたことのない厳格な父親ということで「プロデューサーからは『笑いは一切なく、ハードルが高い』と言われました。『もしハードル越えられなかったら?』と聞いたら『入院してもらうかも』って(笑)。堀北さんの足を引っ張らないように頑張ります!」と戦々恐々。おおらかな母親・芳子を演じる南さんは東日本大震災発生後、たびたび現地入りしたそうで「みなさんと話すと『ドラマが見たい』とよく言われた。だからいま一番出たいドラマが朝ドラだった」と明かした。ミムラさんは「現実では末っ子なので長女がうまくできるか不安ですが、家族のみなさんに支えていただいて頑張りたい。今日、真希ちゃんに初めて会って『かわいい!守ってあげたい』とお姉ちゃんエンジンがかかりました」と気合十分。小出さんは逆に男兄弟の中で育ち、姉や妹に憧れていたそう。初共演の堀北さんを「凛としてて姿勢も良い」と絶賛。「僕は『自分探しの旅に出る』ということになっているそうで、2週目でいきなり家を飛び出るといううわさもあるんですが、(堀北さんと)関わりたい、家族ドラマに出たいです」と少しでも長い共演を願っていた。梅子の祖母・正枝役には倍賞美津子。「家族、お隣さんと会えて嬉しいです。最年長だと思いますので体力つけておかなきゃと思っています」と語った。また、建造の弟で、梅子に影響を与えるおじの立花陽造を鶴見辰吾が演じる。堀北さんとはドラマ「アタシんちの男子」(フジテレビ)に続いての共演で、前回はギャンブル狂の父親役を演じたが、本作では「闇市で一発当てようとするお調子者」(鶴見さん)ということで「今度もダメなおじさんですが何とかサポートしたい」と語っていた。下村家の隣で町工場を経営する安岡家の家長・幸吉を演じるのは片岡鶴太郎。息子の信郎は梅子の幼なじみということで、2人が結婚する可能性も?片岡さんは堀北さんを「ザ・朝ドラ。朝ドラのために生まれてきた」とクランクイン前にもかかわらず絶賛。「息子をよろしくお願いします。ぜひ、親戚になりたい」とノリノリだった。朝ドラ初出演の松坂さんはそんな“父”を尻目に「当時の人たちの力強さを演じられたら」と真摯に語り、同い年の堀北さんについては「同い年とは思えないくらい落ち着いてる。足を引っ張らないようにしたい」と緊張気味に語っていた。「梅ちゃん先生」は11月クランクイン予定。放送は2012年4月2日(月)よりNHKにて放送開始。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズスイッチを押すとき 2011年9月17日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開© 2011山田悠介/「スイッチを押すとき」製作委員会家族X 2011年9月、ユーロスペースほか全国順次公開© PFFパートナーズ天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会ALWAYS三丁目の夕日‘64 2012年、全国東宝系にて公開© 2012 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」製作委員会■関連記事:向井理、流暢な英語でスピーチ!海外オファーは「なきにしもあらず」?向井理、“母校”明治大学で『僕せか』PR…なぜかTBS安住アナが乱入『天国からのエール』監督が語る「夫婦ならではの気遣い、苦難を乗り越える瞬間」向井理主演『僕たちは世界を変えることができない。』試写会に100組200名様をご招待向井理、芦田愛菜、武井咲、中山優馬が「ほんとにあった怖い話」でホラー初挑戦!
2011年09月13日先日より撮影がスタートした、松山ケンイチ主演の来年のNHK大河ドラマ「平清盛」。9月上旬より広島県の呉市で行われている、平家軍と海賊たちが船上で壮絶な戦いを繰り広げるシーンの撮影の様子が公開され、清盛役の松山さんと西海の海賊・兎丸を演じる加藤浩次のコメントが到着した。平家の棟梁として武士で初めて太政大臣の地位に登りつめた平清盛の波乱の生涯を通じて、平家の栄枯盛衰を描く本作。8月中旬に岩手県奥州市でクランクインし、9月4日(日)より呉市での撮影が行われている。公開されたのは来年2月に放送予定の第6回のシーン。1135年の初夏、“ジャンク船”と呼ばれる宋船の上で、平氏軍が西海の海賊たちと死闘を繰り広げる。松山さん、加藤さんをはじめ、中村梅雀、上川隆也、阿部サダヲ、豊原功補、さらに90名ほどのエキストラが参加している。桟橋に船を固定した状態での撮影に加え、実際に洋上での撮影も敢行。計8隻の船が撮影のために用意されており、最も大きなもので全長22メートルに及ぶ。大河ドラマにおいて大規模な海上ロケが行われたのは2005年の滝沢秀明主演の「義経」以来。神奈川県の三浦半島にて、奇しくもこのときは平家が源氏に滅亡させられる「壇ノ浦の合戦」の撮影が行われた。松山さんは20メートル級の船に乗ってみて「思った以上に壮大ですね。平安期には、こういう船で宋(中国)と日本を行き来していたんだという説得力のある船でした」と感想を語った。さらに、最大の山場である西海の海賊・兎丸(加藤さん)との対決シーンについては「清盛自身が幼少期から抱くコンプレックスや自分の弱さと対決する大事な部分。清盛はここから大人になっていくので、しっかりと子供の部分(弱い心の部分)に決着をつけたいと思っています」と語る。映画『男たちの大和/YAMATO』(’05)でも呉を訪れている松山さん。「海が雄大でとても魅力的だと思います。この海で撮影ができたことをとても嬉しく思っています」と呉再訪の喜びを明かしてくれた。一方の加藤さんは「この海上ロケ撮影のスケールには驚きました。大河ドラマ恐るべしだと思いました。船もさることながらこれだけのスタッフやカメラの数に囲まれた現場は経験したことありません。ドキドキしました。失敗できませんね」と何より撮影の規模の大きさに驚いた様子。公開された写真を見ても分かるように、いかにも海の荒くれ者といった様相の奇抜な衣裳と髪形が特徴的な兎丸。「この衣裳、めちゃめちゃ気に入っています。兎の耳や往年のMCハマーを彷彿させるこのパンツ。いいでしょう。特に片方が折れている兎の耳が気に入っています。小道具さんの思いつきかと思えば、これにもちゃんとストーリーがあるんです。どうですか?ロン毛も似合うでしょう?『コージー・デップ』とか『パイレーツ・オブ・コージー』みたいな(笑)」と満面の笑みを浮かべる。さらに、現場についても「松山ケンイチくんを中心にすごくいい感じですね。ピリピリせずリラックスして撮影に臨めているので楽しいです」と充実した表情。「これからも1シーン1シーン、気持ちを込めていきますので、死んでいなくなる時期が1回でも遅くなるように頑張ります(笑)」と意気込みを語った。豪華キャストを結集し、いままでにない規模で描く平安絵巻。いまから完成が楽しみだ。「平清盛」は2012年、NHKにて放送。■関連作品:うさぎドロップ 2011年8月20日より渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011『うさぎドロップ』製作委員会映画ドラえもん新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ 天使たち〜 2011年3月5日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK2011 僕達急行 A列車で行こう 2012年春、全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:金髪で登場の綾野剛、松ケンと小雪の赤ちゃんは「羽が生えてそう!」松山ケンイチの老けメイク“変身”に愛菜ちゃん「気づいてましたよー!」『うさぎドロップ』インタビュー芦田愛菜からの大人びた注意に松山ケンイチは…向井理、芦田愛菜、武井咲、中山優馬が「ほんとにあった怖い話」でホラー初挑戦!松田聖子が「平清盛」で大河初出演!寵姫にして松山ケンイチ、松田翔太の相談相手に
2011年09月12日