声優・中村繪里子によるライブ、「中村繪里子 Thank You LIVE ら♥ら★ら♪なかむランド~Love♥Laugh★Live♪~」の開催が決定した。開催日程は2015年11月8日(日)で、開催場所は品川ステラボール。チケット価格は1階スタンディング5,940円(税込)となる。チケットの先行受付は、イープラスにて行われている。■イベント開催概要【タイトル】中村繪里子 Thank You LIVE ら♥ら★ら♪なかむランド~Love♥Laugh★Live♪~【日程】2015年11月8日(日)16時開場 / 17時開演【会場】品川ステラボール(東京都港区高輪4-10-30)【チケット価格】5,940円(税込)【チケット先行受付】2015年8月15日(土)16:00~9月1日(火)23:59※チケットは1人4枚まで購入可能
2015年08月15日平成2年に復活して以来、恒例となった東京・歌舞伎座の「八月納涼歌舞伎」。1990年、ともに30代だった十八世中村勘三郎と十世坂東三津五郎が主軸となり、若い俳優たちで創り上げた盛夏の歌舞伎興行だ。今年は勘三郎の長男・中村勘九郎と次男・中村七之助、三津五郎の長男・坂東巳之助が父たちの後を継ぎ、奮闘する。八月納涼歌舞伎 チケット情報「歌舞伎興行の無かった月に新しく創って、それを定着させるのは本当に大変なこと。子どもの頃から出させてもらって僕たちにとっても宝物のような興行です」と勘九郎。一部の『棒しばり』では次郎冠者をやる。大正時代、踊りの名手六代目菊五郎と七代目三津五郎が踊りの要である手を使わずに踊る趣向がうけ、その後勘三郎と三津五郎のふたりで度々上演され名コンビと博された。勘九郎は「巳之助くんとはいつか絶対やりたいと思っていましたが、こんなに早く叶うとは。やれる喜びと同時に、(父達がいない)悔しさもあります。大変思い出深い役なのでしっかり踊りたい」と気を引き締める。太郎冠者を勤める巳之助は「以前、父と1回やらせていただいた事があります。踊りは下半身が基礎ですから。本当に踊りが上手いと、下半身さえ動けば(手が使えなくても)上半身は勝手についてくると父もよく申しておりました」と思い出を語る。七之助は日本版“シンデレラ”と言われている『おちくぼ物語』で継母たちにいじめられながらも貴公子との恋を成就させる美しい姫役に。「一番楽しみなのは隼人くんとやることですね。かつて納涼では僕が一番若かったのに、ついにこういう時期が来たかと。お話は分かりやすいですし、最後がきれいに終わらないところが歌舞伎らしくていいですよ」。また、二部の『京人形』では京人形の精をやる。「操られているわけでもないし、人形振りとも違うので、自分なりに調べたりしています」と意欲を見せる。彫刻の名工・甚五郎は勘九郎が勤める。二部はもうひとつ『逆櫓』を上演し、勘九郎が畠山重忠に挑戦する。第三部の『芋掘長者』はしばらく上演が途絶えていたのを、十世三津五郎が振付けし直し、2005年の勘三郎襲名披露興行で45年ぶりに復活上演したもの。主人公の藤五郎を中村橋之助、その友達治六郎を巳之助の配役。「父が復活して世に出した作品を、今回は橋之助のお兄さんが上演してくださる。自分たち以外の別の役者の方にも演じてもらえることが息子として単純に嬉しいですね」と巳之助は言う。同じく三部の『祇園恋づくし』は4月に亡くなった中村小山三の遺言になったと話す勘九郎。「3月にお見舞いに行ったら、顔を見た途端『今度の八月、これやんなさいよ』って言ってたんです」。納涼歌舞伎への思いを勘九郎はこう話す。「苦しい思いも好きな思いも経験させてもらいました。父たちの精神を引き継いで、来年、再来年へと続けていきたいと思っています」。公演は8月6日(木)から東京・歌舞伎座にて上演。
2015年07月24日リーボックはこのほど、ブランドアンバサダーとしてモデル・タレントとして活躍中の中村アンさんを起用したことを明らかにした。ブランドアンバサダーに就任した中村さんは、学生時代からチアリーディングに取り組み、現在もクロスフィットトレーニングやランニングなど日常生活のなかにフィットネスを取り入れている。フィットネスを通して理想の自分を手に入れるために努力し、進化し続ける中村さん。その強さ、美しさは、フィットネスを通じて自らの可能性を最大限に高めるという同社のブランドメッセージ「Be More Human」とも重なる。その姿を通し、フィットネスで自分の可能性を引き出して進化させる喜びを発信していきたいという思いから、アンバサダーに中村さんを起用した。中村さんはアンバサダー就任について、「フィットネスがダイエットや減量目的のためだけではなく、『新しい自分を創るための努力』として捉えてもらえるよう発信していきたいです。これから、リーボックのブランドアンバサダーとして活動することが本当に楽しみです」と意気込みを語った。
2015年05月25日4月2日(木)より東京・歌舞伎座で上演される「松竹創業120周年中村翫雀改め四代目中村鴈治郎襲名披露歌舞伎座四月大歌舞伎」。同公演の成功を祈願し、四代目中村鴈治郎、坂田藤十郎らが東京・浅草の浅草寺でお練りを行なった。【チケット情報はこちら】中村鴈治郎は今年の1月・2月の大阪・大阪松竹座で襲名披露公演を開催。今回、歌舞伎座で行なわれる公演で、四代目中村鴈治郎が東京に初お目見えする。お練りのあと行なわれた囲み取材には、四代目中村鴈治郎が出席。報道陣に自身の名前には慣れたかと聞かれると「なんとか(笑)。ただこれでおどおどしているようではダメですけどね。襲名してつくづく思うのは鴈治郎という名前の大きさですね。この名前はどこに行っても皆さん知っていてくださる。改めて凄いなと思っております」とコメント。さらに「初代はあまりにも伝説的な役者ですが、そこを意識しすぎるとプレッシャーにやられてしまう。二代目、三代目という自分が目に焼き付けてきた鴈治郎を、良い意味で追いかけていければと思います。どんな役をやっても光っていられるような役者になりたい」と抱負を述べた。新開場した歌舞伎座で襲名披露公演が行なわれるのは今回が初。公演に向けて意気込みを聞くと、「江戸とは違う上方の役者のにおいを出して、お客様にそれを感じていただければと思います。ただ、いかんせん歌舞伎座というのは大きな小屋。なので、お客様にはその大きさを感じさせない、空間を埋められるようなお芝居をできれば良いなと思っています」と語った。「松竹創業120周年中村翫雀改め四代目中村鴈治郎襲名披露歌舞伎座四月大歌舞伎」は4月2日(木)から26日(日)まで、東京・歌舞伎座で上演。チケットの一般発売は3月12日(木)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施。受付は3月4日(水)午前11時から9日(月)午前11時まで。
2015年03月04日生田斗真が小栗旬と8年ぶりに連続ドラマでタッグを組むドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」。2月27日(金)より放送される第7話から、キーマンともいえる那智聡介役として綾野剛が登場。その衝撃のビジュアルも公開された。本作は、刑事・龍崎イクオ(生田斗真)とヤクザ・段野竜哉(小栗旬)が、幼い頃に目の前で殺された児童養護施設“まほろば”の恩師・結子先生(広末涼子)の仇を討つために事件の真相を知る鍵を握る「金時計の男」に迫る警察ミステリー。今回、イクオと竜哉と共に一時期を“まほろば”で過ごした、いわば幼馴染みの那智聡介を好演するのは、多くのドラマや映画に出演し、先日『そこのみにて光輝く』で「第69回毎日映画コンクール」主演男優賞を受賞した綾野剛。那智が現れたことで “まほろば”がどのような秘密を抱えていたのかが判明し、イクオと竜哉の運命の歯車もまた大きく動くことになるのだ。那智は原作にも登場する人物で、喧嘩に弱く、普段は軽いノリながら、ある目的を胸に、強い思いを抱いて生きている。そんな個性的なキャラクターのため原作ファンの間では、「那智はドラマに登場するのか?」「誰が演じるのか?」と注目されていた。綾野さんは、那智を扮するにあたって役柄に合いそうな自らの私服を持ち込んだり、シャツやサングラスなど積極的に提案!さらに原作の那智のキャラクタービジュアルに合わせ、肩下までのロングヘアに久しぶりに挑戦するなど、“チャラく、若干うさんくさい”という那智聡介像を完璧に再現している。今回、参戦した綾野さんは、「骨太かつ重厚で、何モノにも媚びず、突っ走っている作品に、参加できる事は大変光栄です。同時に、緊張感もあり、不安もありますが、ウロボロスにとって新たな風になれたらと。那智聡介を生きさせて頂きます」と気合十分の様子だ。本作には、生田さん、小栗さんを始め、上野樹里、吉田羊、ムロツヨシ、滝藤賢一、武田久美子、吉田鋼太郎、中村橋之助、広末涼子ら豪華キャストが集結している。金曜ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」は毎週金曜22時よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年02月21日中村屋はこのほど、「スパイスデリ 新宿中村屋 純カリー粉」を発売した。同商品は、1927(昭和2)年に、日本で初めて純印度式カリーを発売したという中村屋本店のレストランで使用しているオリジナルブレンドのカレー粉。オリジナルブレンドのスパイスは、高温で焙煎(ばいせん)した後に、石壷でスタンピング(型押しのように上から突くこと)した。さらにスパイスを熟成させることで、深い香りとコクが引き出されるという。しっかりとした熟成感がありながら、コリアンダーとカルダモンの清涼感ある香りが楽しめるとのこと。カレーだけではなく、様々な料理にも使用可能。なお、本店のレストランではこのカリー粉以外も使用しているという。価格は430円(税別)。
2015年02月19日俳優の中村雅俊と五十嵐淳子夫妻の三女でモデルの中村里砂が、芸能界デビュー1周年を迎えた。2010年にモデルデビューを果たし、女性誌『LARME』(徳間書店)のレギュラーモデルを務めるなど、ガーリー系女子の間で高い人気を誇っているが“2世”であることを公表したのはタレント活動を始めた1年前から。活動の場を広げたのも自らの意思で、「テレビに出演することも全部決まってから報告した」という。「最初は両親とも、すごく驚いていました」と話す中村が、芸能界デビュー後の変化や両親への思いを語った。<全身ショット>中村里砂、キュートなミニスカ&バニー風衣装2014年、両親の結婚記念日でもある2月1日から本格的にタレント活動をスタートさせた中村。1年間を振り返り「改めてデビューと言われると恥ずかしいですね」と照れ笑いを浮かべる。自身としては「モデル業に加えて、テレビという活動の場がひとつ増えた程度にしか捉えていなかった」というが、テレビ露出が増えることでファン層の変化や広がりを実感。「これまでのわたしを知らない人にも、常に新しいわたしを発信していけたら」という思いと旺盛なサービス精神から、最近ではバラエティ番組で家族とのエピソードやプライベートを明かして注目を集めている。「仕事が忙しい時には、お母さんが作るあたたかいごはんは、やっぱり嬉しいですね」と良好な親子関係を明かした中村。「すごく料理が上手なんですよ。ごはんも土鍋で炊くなどしてこだわっていて。特に和食がおいしいんです」と、母・五十嵐淳子の料理を絶賛した。また、2月1日は父・中村雅俊の誕生日だが、「プレゼントってあげたことがなくて…」とポツリ。「何をあげればいいかわからないんです。今年は渡せたらいいなと思います」と、娘としての顔ものぞかせる。家族のエピソードを語ることが増えたが、ここまで両親の力を借りることなく自らで道を切り開いてきた。“2世タレント”という言葉の裏に“親の七光り”という特権を見る視聴者は多いが、「自分のやっていることには責任を持ちたいし、やるからには1ミリも妥協したくない」と力を込める。もともと自立心は旺盛で、「(幼少の頃から)なんでも自分で決めたいタイプ。両親がダメといっても聞かない子だった」という中村。「小さい頃から舞台などは連れられて観に行く機会も多くて、役者の仕事をやってみたら、と言われたこともあった」というが、自らの意思でモデル業からスタート。「みんなでひとつのものを作り上げる作業が好き」だったこともあり、モデルの仕事を続けているうちに、俳優業にも自然と興味を抱くようになった。「両親とは進んできた道が違うから、自分はマイペースに」と語る中村。その大きな瞳からは、持ち前の自立心と、芸能生活2年目に挑む決意が感じられた。
2015年02月01日11月30日より幕を開けた京都・南座での「吉例顔見世興行」。今年は『新檜舞台開き』と銘打ち、新装開場以来23年ぶりに全面張り替えを行った檜舞台の上で行われる。吉例顔見世興行ぴあスペシャル☆特別席<後半分>チケット情報演目は、昼の部、夜の部とも、歌舞伎の故郷・京都に所縁のあるものが多く、歌舞伎三大名作の一つ『仮名手本忠臣蔵』から、江戸の生世話、新歌舞伎、上方の名作、歌舞伎舞踊までと、「吉例顔見世興行」を毎年観ている方から、歌舞伎を初めて観る方まで幅広く、歌舞伎の多彩な魅力を堪能できる豪華な狂言立てとなっている。<昼の部>の『藤十郎の恋』は、初世中村鴈治郎ゆかりのお家芸を中村扇雀がいよいよ顔見世で披露。芝居の役作りのため茶屋の女房に偽りの恋を仕掛けるという菊池寛の傑作だ。『新口村』は、中村梅玉・片岡我當・片岡秀太郎という上方ゆかりの俳優達がしっとりと演じる叙情溢れる名作。『魚屋宗五郎』は、顔見世には七年ぶりの出演となる松本幸四郎が至芸で魅せる江戸世話物の代表作。そして、一昨年に急逝した中村勘三郎が新しい歌舞伎座での上演を熱望していた『仮名手本忠臣蔵七段目』も見逃せない。片岡仁左衛門が中村勘九郎、七之助とともに勘三郎を偲んで演じる。続いて、<夜の部>は『仮名手本忠臣蔵九段目』から上演。坂田藤十郎、幸四郎をはじめとする東西の大顔合わせで楽しめる、義太夫狂言の傑作だ。仁左衛門が江戸っ子の“粋”を颯爽と漂わせ、踊り上げる華やかな一幕である『お祭り』に続いては、祇園界隈を舞台とした新歌舞伎の名作『鳥辺山心中』。悲恋の物語を中村橋之助・片岡孝太郎がしとやかに演じる。最後は、狐と鷹に身を扮してのダイナミックな舞踊劇を勘九郎・七之助が若さと力量を存分に発揮し激しい踊りで魅せる。歌舞伎ならではの手法を取り入れた圧倒的な迫力に注目!江戸時代からの“芝居正月”の伝統を古式ゆかしく今に伝える南座の「吉例顔見世興行」。今年も豪華な顔ぶれと狂言立てが出揃った。特に今年は東から幸四郎、勘九郎、七之助といった様々なジャンルで活躍する人気俳優が出演。中村兄弟は仁左衛門と共に亡き父・勘三郎を偲び、南座の新しくなった檜舞台で熱演を繰り広げる。これらの作品を1階の桟敷席または2階最前列の特別席からたっぷりと楽しめるのが、「ぴあスペシャル☆特別席」だ。通常、プレイガイドでの取り扱いのない特別席を、この「吉例顔見世興行」に限ってチケットぴあで発売中!(後半分 12/14~12/26)。なかなか手に入らないプレミアムシートでの歌舞伎鑑賞は、至極の時間を味わえるに違いない。
2014年12月08日生田斗真が小栗旬と8年ぶりに連続ドラマでタッグを組む、2015年1月16日スタートのTBS金曜ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」。先日、追加キャストとして、初の刑事役に挑戦する上野樹里、吉田鋼太郎、吉田羊、滝藤賢一、光石研、清野菜名が発表され話題を呼んだばかりだが、このほど、中村橋之助、ムロツヨシのほか22年ぶりの連続ドラマ出演となる武田久美子という新たな個性派&実力派キャストが発表となった。生田さんと小栗さんが演じる、刑事とヤクザという相容れない道を選んだ幼なじみの孤児、龍崎イクオと段野竜哉が、「信じるのはお互いだけ…」という誰にも知られてはいけない相棒となる本作。原作の「ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ」(神崎裕也)のストーリーが佳境にさしかかる中、このドラマ化の効果も相まって、現在、コミックス全18巻が累計170万部を突破する大ヒットとなっている。本作で、小栗さん演じる竜哉は我孫子会系三次団体・松江組の若頭だが、その我孫子会の実質的な権力者である我孫子桐乃役を演じるのは、実に22年ぶりの連続ドラマ出演となる武田久美子。竜哉をかわいがり、異例の直参に引き上げるほど溺愛する桐乃は、原作では着物もドレスも着こなし、竜哉の前で妖艶な姐さん姿を見せる。そんなひと癖もふた癖もある桐乃を、最近何かと話題をふりまいている武田さんがどう演じるのか、注目だ。また、松江組で竜哉の腹心となる深町武役には、『小野寺の弟・小野寺の姉』など映画・舞台・テレビとマルチに活動するムロツヨシ。そして、生田さんが演じる龍崎イクオと上野さん演じる日比野美月が勤める警視庁のトップ、警視総監・北川貴一郎役には中村橋之助。近年、現代劇にも積極的に出演している中村さんは、イクオと竜哉にとって敵となるのか、それとも味方か、ふたりを揺さぶり続ける物語の重要な役どころとなる。我孫子会の実権を握る“姐御”役の武田さんは、「私にとって初めての姐さん役、 皆様の想像する“姐さん”のイメージに捕われず、武田久美子にしかできない“姐さん”を誠心誠意、 思いっきり、演じたいと思っています!貫禄があって、ミステリアスな『桐乃』を演じるのが、本当に楽しみです」と意気込みのコメント。1992年放送の連続ドラマ「キライじゃないぜ」以来の連ドラ出演となるが、「お芝居に関しても、長いブランクがありのですが、身体と脳が覚えている! と自分を信じて、『桐乃』という役に臨みたいと思っております」と武田さん。「アメリカに移住した時点で、お芝居のお仕事は半ば諦めていましたので本当に光栄です!」と、久しぶりの日本のドラマの仕事に気合い十分といった様子だ。また、ムロさんは「個人的には、初めてのヤクザ役ですので、頑張ります、などとは言わず、やりきります、と言わせて下さい。脚本が本当に面白いので、しっかり脚本を越えて、皆様の前に提供することを、この場を借りて、お約束したいムロツヨシは、深町という男の役です」とコメント。物語の鍵を握る警視総監役の中村さんは、「原作を読ませていただきました。とってもシリアスで怖い部分もあるけれど、現実にもあるような話ですし、大変にスペクタルで歌舞伎にもなりそうな、興味をそそられるものがたくさんありました。生田さんとも久しぶりに一緒にやらせていただきますし、ほかにも素敵な方々がたくさんいらっしゃいますので、僕自身とても楽しみにしています」と語り、豪華なキャスト陣に期待を寄せている。金曜ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」は2015年1月16日(金)、22時よりTBSにて放送。初回は22時から23時09分までの拡大版。(text:cinemacafe.net)
2014年12月03日1世紀に渡り親しまれてきた新宿の老舗食品メーカー「中村屋」が、新宿本店ビルの建て替えにあたり、新たに「中村屋サロン美術館」を開館する。10月29日のグランドオープンに先駆けた内覧会では、開館記念特別展「中村屋サロン―ここで生まれた、ここから生まれた―」がお披露目された。新宿中村屋ビル3階に設えられた中村屋サロン美術館は、展示室と多目的スペースを備えた約240平方メートルの文化芸術施設としてオープンする。白と赤の壁、木製の什器とレトロなランプが落ち着いた雰囲気。開館記念展は、中村屋から広まった近代日本の芸術潮流であり、また館名の由来ともなった「中村屋サロン」にスポットを当てる。荻原守衛、中村彝、高村光太郎、會津八一、中原悌二郎ら関連する作家による絵画、彫刻および書など約50点を集め、明治から昭和に掛けての芸術家達の文化交流の様相を提示した。中村屋の創業者である相馬愛蔵・黒光夫妻は芸術に深い理解を示した文化人である。愛蔵と同郷の彫刻家・荻原守衛(碌山)を中心に、中村屋には多くの芸術家達が自然と集い、その様子がさながらヨーロッパのサロンのようであったことから、夫妻のもとに開花した芸術潮流は「中村屋サロン」と呼ばれた。同館の染谷省三館長は、「ここ新宿中村屋で生まれ、発信された芸術文化は中村屋のアイデンティティーである。それを後世に伝え、また人々の文化的集いの場“サロン”となる美術館にしたい」と話す。本展の目玉となる作品が、萩原守衛によるブロンズ彫像『女』だ。不安定な膝立ちのポーズに秘められた躍動感を感じる一作であり、その造形美は必見である。同館の太田美喜子学芸員は、「美術史上ではよく知られた“中村屋サロン”の一般認知度の低下を食い止めるとともに、若者にその存在をもっと知ってもらいたい」と言い、若い世代の鑑賞者に向けて、出品作の中から中村彝の油彩画『小女』を推薦した。相馬夫妻の長女・俊子をモデルに制作された本作は、肺病に侵された画家とモデルの恋のエピソードで有名。俊子の強いまなざしときりりとした太い眉、頬にさす紅色の生命感が鮮烈で、どこか現代にも通ずる魅力を持った作品だ。その他、高村光太郎の『自画像』や、鶴田吾郎の『盲目のエロシェンコ』など有名作が出展され、コンパクトながら見どころの多い展覧会にまとめられた。かつて多くの企業美術館が立ち並んだ新宿。新たな新宿の芸術サロンとしての同館の今後に注目したい。【イベント情報】中村屋サロン美術館 開館記念特別展「中村屋サロン―ここで生まれた、ここから生まれた―」会場:中村屋サロン美術館住所:東京都新宿区新宿3-26-13 新宿中村屋ビル3階会期:2014年10月29日から2015年2月15日時間:10:30から19:00休館日:火曜日、1月1日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)入館料:300円
2014年10月22日新橋演舞場「十一月新派特別公演」で上演される『京舞』の「劇中追善ご挨拶」に登場するゲストが決定した。「十一月新派特別公演」チケット情報同公演は、現在上演中の歌舞伎座「十月大歌舞伎」に続いて行われる、十七世中村勘三郎 二十七回忌、十八世中村勘三郎 三回忌追善興行。十七世、十八世ともに出演していた『鶴八鶴次郎』と、十七世が出演を熱望していた『京舞』を上演する。十八世の長男、次男の中村勘九郎、中村七之助が新派公演に初参加することでも話題となっている。『京舞』の劇中では追善ご挨拶があり、出演者の水谷八重子、波乃久里子、近藤正臣、柄本明、七之助、勘九郎と、故人にゆかりのゲストが登場、懐かしい思い出を語り合う。ゲスト出演者決定にともない、波乃久里子、中村勘九郎、中村七之助は連名で以下のコメントを寄せている。「今回の追善公演に、このような素晴らしい方々がゲストとしてお出になってくださることには、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。二人がいかに愛されていた俳優であったか、改めて実感しております。この公演がよい追善となるよう、またお客様に喜んでいただける舞台となるよう、一所懸命勤めます」『京舞』ゲストコーナー出演者1日(土)昼石井ふく子2日(日)昼竹下景子夜池畑慎之介☆※名前の後の星印は五芒星3日(月)昼笹野高史夜黒柳徹子4日(火)昼佐藤B作5日(水)昼石原良純夜ベンガル6日(木)昼上杉祥三夜大竹しのぶ7日(金)昼宮藤官九郎8日(土)昼山本陽子夜古田新太9日(日)昼熊谷真実夜辰巳琢郎※「琢」の字は正式にはもう一角、点のつく字10日(月)昼草笛光子11日(火)昼榎木孝明夜ラサール石井12日(水)昼司葉子夜広岡由里子13日(木)昼中村時蔵14日(金)昼いとうせいこう夜明石家さんま15日(土)昼上島竜兵夜中村橋之助16日(日)昼山川静夫17日(月)昼大村崑夜青木功18日(火)昼多岐川裕美夜江川卓19日(水)昼高橋惠子20日(木)昼串田和美夜立川談春21日(金)昼渡辺えり22日(土)昼永島敏行夜六平直政23日(日)昼大和田美帆夜石川さゆり24日(月)昼片岡仁左衛門夜井上八千代25日(火)昼新内仲三郎
2014年10月21日中村アン 秋冬イベント出演抜群のプロポーションにストレートな発言で人気急上昇中の中村アンさん。バラエティ番組にひっぱりだこの彼女はタレントとして活躍の幅を広げています。もちろん、本業ともいえるモデルのお仕事もノリにのっていて、彼女のオフィシャルブログによれば、8月~10月にかけて複数のファッションイベントに出演が決まっています。ヘビロテアイテムは?同ブログでは、彼女のプライベートをのぞき見ることができ、7月23日付けの記事ではヘビロテアイテムを紹介。「カシウエアの触りに病みつきです」と愛用品を大絶賛しています。また、私服も公開されており、同ブログ7月26日付け記事では、オーシャンパシフィックの水着写真が載せられています。「かわいいし 形がキレイだししっかりしてる」とモデルらしいコメントも。もう秋物ですトレンドの先取りがモデルの宿命。同ブログ7月27日付けの記事では、「and GIRL」の撮影で秋物の撮影をしたことを明かしました。スタッフが半袖のなか、長袖のトップスや厚手のパンツをスマートに着こなす姿はさすがプロ!モノトーンのシックなコーディネイトが秋らしさを誘っています。しかし、同日の私服はスイカ柄のワンピース。スタバのドリンクを片手にまだまだ夏を楽しんでいる写真がアップされています。【参考】・中村アン オフィシャルブログ
2014年07月29日資生堂ギャラリーは、昨年永眠したグラフィックデザイナー兼アートディレクターの中村真の没後初となる回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」を開催している。6月29日まで。本展では、資生堂のイラスト広告を写真広告へと転換させた中村の創作プロセスを、自宅に遺されていた記録写真や校正刷りポスターなどの未公開資料を交えながら展示。モデルに山口小夜子を起用した香水の広告など、数々のポスターも紹介する。デザイン評論家の柏木博、グラフィックデザイナーの佐藤卓と松永真を迎えてのトークショーも6月22日の14時より資生堂銀座ビル3階の花椿ホールにて実施(申し込み制)。中村は1926年岩手生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後し、49年に資生堂に入社。写真を用いた写真表現で頭角を表し、50年代半ばから80年代まで多くの広告を製作した。資生堂の宣伝部政策室長から顧問までを務め、国際グラフィック連盟などで幅広く活動し、93年に紫綬褒章受章。2013年6月永眠。【イベント情報】「中村誠の資生堂 美人を創る」展会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビル地下1階会期:6月3日から6月29日時間:11:00から19:00(日曜日は18:00まで)休館日:月曜日入場無料
2014年06月10日戦前のイラスト広告を写真へ資生堂ギャラリー(東京都中央区)で昨年永眠した中村誠氏の回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」が開催される。中村誠氏は資生堂の広告を数多く手がけてきたグラフィックデザイナーでアートディレクター。1949年に資生堂に入社してから戦前の資生堂のイラスト広告を写真広告へ転換させた人物として知られている。ただ単にイラストから写真へ変えただけでなく、その仕事内容は実に繊細なもの。中村氏は生前「計数に表現することのできない表情とか、雰囲気、空気感を大切にしてきた」と語っていた。資生堂が確立していた独自のイラスト広告の伝統を受け継ぎながら、製版の工夫、大胆なトリミングといった手法により広告を進化させていった。(画像はプレスリリースより)「一業、一社、一生、一広告」中村氏が築いたスタイルは他の人ではできなかったということは、こんなエピソードからうかがえる。「一業、一社、一生、一広告」、これは中村氏が企業デザイナーとして掲げていたモットー。「企業のアイデンティティーをビジュアライズするのがアートディレクターの仕事」と語っており、生涯、企業イメージの創出に力を注いだ。そんな実直な意識のもと生み出された広告だからこそ、見る人に深い印象を与えるものになったのだろう。中村氏の広告は国内だけでなく海外でも賞を得るなど世界的に高く評価されている。回顧展は2014年6月3日(火)~6月29日(日)11:00-19:00 (日曜のみ11:00-18:00) 開催される。【参考】・株式会社資生堂 プレスリリース(PRTIME)
2014年05月30日6月28日、東京・歌舞伎座新開場柿葺落「八月納涼歌舞伎」に出演する坂東三津五郎、中村福助、中村扇雀、中村橋之助、坂東彌十郎、中村勘九郎、中村七之助が揃いの浴衣に身を包み、歌舞伎座タワー5階の屋上庭園で制作発表会見を行った。歌舞伎座の建替え前は8月の恒例となっていた「納涼歌舞伎」。新しく開場した歌舞伎座で4年ぶりに復活する。三津五郎は「この納涼歌舞伎を引っ張ってくれた中村屋(勘三郎)は新しい歌舞伎座での納涼歌舞伎を楽しみにしていました。残念なことにそれは叶いませんでしたが、彼のいない穴を感じさせないよう、ここにいる7人で力を合わせて、一生懸命盛り上げていきます。どうぞご声援のほどよろしくお願いします」と挨拶。続けて福助が、「我々にとって、とても大切な興行です。勘三郎の兄さんも上から力を貸してくれることと思います。勘九郎と七之助が中村屋代表で力をいっぱい出してくれるでしょう。心の中では兄さんと一緒に勤めていきたいと思います」とコメントした。また、扇雀、橋之助、彌十郎もそれぞれ次のように語った。「まさか自分が『狐狸狐狸ばなし』の伊之助をやるとは夢にも思わなかった。新しい歌舞伎座で前へ前へと進んでいく私たちの姿をみなさんにお見せしたい」(扇雀)、「先輩方の情熱を間近でみて、芝居の面白さ、作り方を見てきました。その熱い思いを継いでいくのが、僕たちの使命であり、中村屋の兄貴への恩返しだと思っています」(橋之助)、「中村屋がいつも、“俺たちチームだから”と言ってました。中村屋が見ていたらどう思うか、OKサインもらえるかなって思いながら、今後は観客のみなさまからOKサインをいただけるよう懸命に勤めたい」(彌十郎)。勘三郎への想いを込めて意気込みを語る出演者たち。それを受けて勘三郎の息子である勘九郎と七之助は「納涼歌舞伎は父が楽しみにしていた公演です。いろんなものをやりたいという企画が本当に進んでおりました。今回は残念なことになってしまいましたが、父が歌舞伎座で一番最初に踊りたかった演目であろう、『鏡獅子』を七之助と交代で踊らせていただき、ほんとうに幸せです。父の意思と魂を引き継いで一生懸命勤めたいと思います」(勘九郎)、「みなさまがおっしゃってくださった想いは、空の上で父も喜んでいると思います。そして出られない悔しさもいっぱいだと思います。私もチームの一員として戦力になれるように勤めてまいります」(七之助)と話していた。公演は8月2日(金)から24日(土)まで、東京・歌舞伎座にて。チケットは7月12日(金)より一般発売開始。なお、チケットぴあではプレリザーブ先行を7月4日(木) 11:00より7月10日(水) 11:00まで受付。
2013年07月04日歌舞伎俳優の中村勘三郎さんの本葬が12月27日(木)、東京・築地本願寺にてしめやかに営まれ、生前の故人を偲んで関係者、一般弔問客合わせて1万2,000人が足を運んだ。勘三郎さんは今年7月に食道がんの手術を受け、その後、回復に向かっていたがウイルス性の肺炎を患い、その悪化に伴う急性呼吸窮迫症候群により12月5日(水)に57歳で亡くなった。10日と11日に近親者のみによる通夜と葬儀が自宅で行われたが、長男の勘九郎と二男の七之助の出演していた京都・南座での舞台が26日(水)に千秋楽を迎え、この日、本葬が行われる運びとなった。勘三郎さんの遺骨と位牌と共に喪主を務める勘九郎と七之助、妻の好江さんを乗せた車は自宅を出発。途中、勘三郎さんの積年の夢を実現させた「平成中村座」の舞台となった浅草、そして現在は改築中の歌舞伎座(東銀座)に立ち寄ったが、浅草では神輿を担ぎ、はっぴをまとった人々や一般のファンを含む700名が勘三郎さんをお出迎え。歌舞伎座前でも200名もの人々が詰めかけ「中村屋!」と威勢のよい掛け声が飛び交った。築地本願寺の祭壇の中央には「十八代目中村勘三郎を祝う会」にて写真家・篠山紀信によって撮影された手を合わせて優しい笑みを浮かべる故人の遺影が飾られ、その周りを菊やカーネーション、胡蝶蘭が彩った。弔辞に立った大竹しのぶは「まだ事実を受け入れることができず、途方に暮れています」と沈痛な思いを吐露。勘三郎さんが入院していた病院に足を運び、最期も見とったが「表情だけで、見得を切って看護婦さんたちに拍手をもらってました」と闘病中も周囲に明るさをもたらしていた勘三郎さんの様子を明かした。大竹さんはまた残された家族を気遣い「勘九郎、七之助、(勘九郎さんの長男の)七緒八くんの3人と(勘九郎さんの妻の前田)愛ちゃんを見守ってください。そして何より、愛してやまない好江ちゃんのそばにいて力を貸してください」と勘三郎さんに向かって呼びかけ、「大好きですよ、いまもこれからも。またね」と別れを告げた。同じく大竹さんらと最期を見とった劇作家の野田秀樹は「親友、盟友、戦友」とその存在の大きさを語り、自身が初めて手がけた歌舞伎「野田版 研辰の討たれ」の初日の思い出を懐かしそうに、寂しそうにふり返る。「安らかなんかに眠ってくれるな。この世のどこかをウロウロしてくれ。化けて出てきてくれ!」と涙ながらに友への思いを口にした。2人のほかに松竹の迫本淳一取締役社長、勘三郎さんとは同学年の幼なじみである坂東三津五郎、同じく歌舞伎役者の坂田藤十郎、片岡仁左衛門が弔辞を読んだが、いずれもその早すぎる死への無念を口にした。本葬には松本幸四郎、中村吉衛門、中村橋之助、中村獅童、尾上菊之助、市川海老蔵ら歌舞伎役者のほかにドラマや舞台、映画などで共演したり、プライベートで親交のあった多くの著名人が参列。阿部寛、東山紀之、香取慎吾、草なぎ剛、大野智、二宮和也、櫻井翔、奥田瑛二、宮藤官九郎、阿部サダヲ、宮沢りえ、深津絵里、王貞治(福岡ソフトバンクホークス球団取締役会長)、九重親方(元横綱・千代の富士)、江川卓、郷ひろみ、和田アキ子ら芸能界、スポーツ界から親交のあった人々が数多く訪れた。勘九郎さんは「こんなに愛されている人の子に生まれたことを誇りに思います」と気丈に語りつつも、参列者に向かい「どうか助けてください…」と頭を下げ、偉大なる父の喪失に際しての悲痛な胸の内を明かした。戒名は「演暢院釈明鏡大居士(えんちょういんしゃくみょうきょうだいこじ)」。弔辞の前に、勘三郎さんの初舞台である「昔噺桃太郎」(昭和34年/歌舞伎座)を始め、平成中村座の浅草やニューヨークでの公演、さらにはプライベートも交えた映像が流され、故人を偲んだ。(text:cinemacafe.net)
2012年12月27日亀梨和也、杏、鈴木福が出演する『映画 妖怪人間ベム』の新キャストが発表され、“人間妖怪”を演じる観月ありさの姿が公開された。その他の写真行き着いた街でベム・ベラ・ベロは、大手製薬会社・MPL製薬の社員ばかりを狙った連続怪事件に遭遇する。事件の謎を探るベムの前に、倒したはずの“名前の無い男”が再び姿を現し…。本作で観月が演じるのは、夫と娘と幸せに暮らす主婦でありながら、過去のある事件に巻き込まれ“妖怪”になってしまった上野小百合役。小百合の事件に深く関わっているMPL製薬の社長・加賀美正輝役として中村橋之助、小百合の夫・上野達彦役に筒井道隆、娘役に畠山彩奈(『火垂るの墓〈2008年〉』)が出演する。映画では、ベロ(鈴木福)と小百合の娘(畠山)との初恋エピソードも描かれるという。自分を妖怪にした事件に関係した者への復讐心と、夫と娘を想う母親としての愛情の間で揺れ動く、難役に挑んだ観月。撮影では3時間以上かけて特殊メイクをし、大掛かりなワイヤーアクションで、亀梨演じるベムたちと激しいバトルシーンを演じた。観月は「上野小百合というオリジナルキャラクターで元々人間から妖怪になるという少し難しい役どころでしたが、特殊メイクやアクションなど貴重な体験ができ、楽しく演じることができました」とコメント。亀梨は「初共演だったので、とても良い緊張感の中で撮影させて頂きました。現場での佇まいや存在感。さすがだなぁーと、勉強になりました。妖怪姿は、哀しくも本当にキレイでした」と観月の“人間妖怪”を絶賛している。撮影は8月27日にクランクアップし、映画は11月中旬に完成予定。『映画 妖怪人間ベム』12月15日(土)全国ロードショー
2012年10月04日昨年10月より日本テレビで放送され、最高視聴率18.9%を記録した人気ドラマ「妖怪人間ベム」。映画化が決定し、亀梨和也(KAT−TUN)、杏、鈴木福の3人がドラマ版に引き続きベム、ベラ、ベロを演じることも明らかとなった本作だが、このたび新たに観月ありさ、中村橋之助、筒井道隆の出演が決定した。正義の心を持ちながらも、醜い妖怪であるために人間から恐れられる“妖怪人間”ベム(亀梨さん)・ベラ(杏)・ベロ(鈴木福)のダークヒーローたちの悪との激闘を描く本作。映画版では、ベム・ベラ・ベロが新たに訪れる街で、奇妙な連続未解決事件が発生するところから物語は幕を開ける。その事件の真相を追うベムたちの前に、夫と娘と3人で幸せに暮らす主婦でありながら、過去のある事件に巻き込まれたことによって妖怪になってしまった女性“上野小百合”が現れる――。この“人間妖怪”となってしまった女性・上野小百合を演じるのが観月さん。自分を妖怪にした事件の関係者へ復讐をしたいという怒りの感情と、夫と娘を想う母親としての愛情の間で揺れ動く、難しい役どころでもある。「私自身、原作も大好きでドラマも見させていただいて好きな作品でしたので、その中にまず自分が入れたことがすごくうれしかったです」と出演の喜びを語る観月さんだが、「ここまで本格的な特殊メイクをするのは初めて」だそう。公開となったビジュアルでも見事な“妖怪姿”を披露している観月さんだが、亀梨さんもそのベム・ベラ・ベロに引けを取らないその姿に「哀しくも本当にキレイでした」と太鼓判を押す。そして、小百合が妖怪になってしまった事件に深く関わっているMPL製薬の社長・加賀美正輝を歌舞伎役者の中村橋之助、小百合の夫である上野達彦役を筒井道隆が演じることが決定!そして今回はなんと、ベロと小百合の娘である上野みちる(畠山彩奈)との初恋エピソードも描かれるそう。撮影は8月末にクランクアップしており、映画は11月中旬の完成を予定している。『映画 妖怪人間ベム』は12月15日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:映画 妖怪人間ベム 2012年12月15日より全国東宝系にて公開
2012年10月04日11月に全国を巡演する『松竹大歌舞伎』秋季公演の製作発表会見が7月30日行われ、出演の中村橋之助と片岡孝太郎、中村児太郎が登壇した。『松竹大歌舞伎』チケット情報演目は、歌舞伎の魅力を分かりやすく、親しみやすく案内する『歌舞伎のみかた』、豪傑とうたわれた弁慶の生涯でただ一度の涙と恋を描いた『弁慶上使』、娘の姿に初々しさと華やかさが溢れる、長唄の名作舞踊『手習子』を上演する。会見で橋之助は「巡業はお芝居はもちろんのこと、その土地土地で美味しいもの、美味しいお酒をいただくのも楽しみのひとつですが、今回は(甥の)児太郎も一緒なので、あまり羽目は外せませんね(笑)。『弁慶上使』は子供のころから大好きな作品。弁慶の大らかさを出していきたい」とコメントした。また、児太郎が演じる『手習子』の衣裳については「父の(故七代目・中村)芝翫が考えて作ったもの。父も一緒について来てくれるんじゃないかという気がします」と感慨深げだった。今回、被災地を訪れることに関しては「精魂込めたお芝居を見ていただいて少しでも温かい気持ちになっていただくことが、僕たちにできること。今後もできる限り歌舞伎の興行を被災地で実現できればと思います」と意気込みを語った。『弁慶上使』でおわさを初役で演じる孝太郎は「女方のほとんどは芝翫のおじさまに教えていただきましたし、それを支えてくださったのが橋之助さんです。女方の次の世代の後輩の児太郎さんとご一緒するので責任を持って一緒に頑張りたいです。おわさは、自分の子供が斬られてしまうというところで、昔の恋人と再会する、つらい、悲しい、うれしい……といっぺんにいろいろな感情表現をしなければならない役。その複雑なところをお客さんに自然に見てもらえるように頑張りたいと思います」と抱負を語った。公演は11月1日(木)から25日(日)まで、全国18都道府県、20都市をまわる。
2012年07月31日4月2日、東京・隅田公園内の仮設劇場・平成中村座にて中村勘三郎が出演する『四月大歌舞伎』が開幕した。江戸の芝居小屋を再現した同劇場だが、昨年11月からのロングラン公演も残すところあと2か月となった。平成中村座『四月大歌舞伎』チケット情報『四月大歌舞伎』の第1部は待望の『法界坊』を上演する。平成中村座が誕生した2000年の第1回公演で上演されたもので、隅田川を舞台に繰り広げられるご当地ものは、まさに平成中村座の代表作。大阪、ニューヨーク公演と上演を重ね、進化を続けた演目だけに、勘三郎の気合も充分。病気復帰以来、初の『法界坊』となったが、アドリブも満載で、場内を走りまわるなど大熱演だった。さらに終盤の舞踊『双面水照月』では、舞台の奥が開き、現実の世界が登場。舞台の向こうに見える東京スカイツリーをバックに、桜吹雪の中での立回りという演出に、観客は大きな拍手と大歓声を送っていた。演出は串田和美。第2部は『小笠原騒動』を上演。1999年に京都・南座で復活上演を果たし、東京、名古屋、福岡と全国で喝采を浴びた話題作が、平成中村座に初登場する。こちらは、終盤の水車と本水を使った演出が見どころで、中村橋之助と中村勘九郎が豪快な立回りをみせる。第1部、2部ともに出演は、勘三郎のほか、中村扇雀、中村橋之助、中村勘九郎、中村七之助、笹野高史と平成中村座ではおなじみの顔ぶれが揃う。勘三郎は今月の上演に際し次のようにコメントを寄せた。『法界坊』については「浅草寺境内に建てたりいろいろな土地で続けてきました。外に出ると浅草だったり大阪、名古屋、さらにはニューヨークだったりするのが面白い。今回はスカイツリーが現れます。花見の季節にもぴったりなのでお楽しみに」。『小笠原騒動』については「本水をつかった演出をやるのが面白い」と語っていた。また、平成中村座の魅力は「役者とお客様の距離も近く、アットホームな雰囲気があります。“生きてる”感じが強い。だから“芝居が生きる”」と話し、「これからも平成中村座は続けていきます」と意欲を見せていた。公演は4月26日(木)まで。チケットは発売中。
2012年04月03日2月より六代目中村勘九郎襲名披露興行を行う中村勘太郎が都内で取材会を行い、現在の心境を語った。襲名興行は2月に東京・新橋演舞場にて、3月に東京・浅草の平成中村座で上演後、主要都市を回る。新橋演舞場二月大歌舞伎<中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露>チケット情報「演舞場と中村座で襲名興行ができるのは、なんだか勘九郎らしいですね。父が19歳の時から夢見て建てた中村座で初の襲名ができる。うれしいですね」と勘太郎。父・勘三郎が勘九郎時代に築いてきた功績は数限りない。1994年よりほぼ毎年、若者の街渋谷で『コクーン歌舞伎』を上演。また、現代の作家に新作歌舞伎を創って欲しいという思いから、串田和美、野田秀樹、渡辺えり、宮藤官九郎などに演出や執筆を依頼し新たなファンを掘り起こした。2000年には中村座にゆかりある浅草に仮設劇場を建て、“平成中村座”として公演を行った。その後この一座は日本国内のみならず、世界各地で上演を行っている。そんな勘九郎の名を継ぐ重責については「とりあえず怖い」と話す。「やっぱり戦ってきた名前ですから。(中村座やコクーンでの上演は)歌舞伎を愛してもらいたい、色々な人に知ってもらいたいって。危機感をずっと持っていたんでしょうね。お客様が入ってくれなきゃ話にならないですし。ただ、新しいことをするとよく思わない人もいますよ。いいものをすることによって戦うというか。熱い魂を持って戦ってきた名前ですね」12月の中村座は勘太郎として最後の舞台出演になる。「今月はいい最後を迎える事ができるんじゃないかな。『積恋雪関扉』の関兵衛は今までの役者人生の中で一番苦心した役ですね。演じた者にしかわからない苦しみや疲れがあります。勘太郎という名前で関兵衛をやらせてもらい、偉大なる先輩方が愛した役で、同じ疲れを自分自身で体感でき、歌舞伎ってこういう楽しさもあるんだなと思いました」今年は震災はもちろん、長男の誕生、父の病気、祖父(七代目中村芝翫)の逝去と勘太郎にとっても大きな出来事が続いた。「すごい年になっちゃいましたね。(父の代役を務めた際)命を削ってでもやりますと言ってたら、本当にそれぐらい大変でした(笑)」2月興行では『土蜘』の僧智籌と、『河内山』松江出雲守、『春興鏡獅子』の弥生での出演が決定している。「『土蜘』は、今まで中村屋にあまり縁のなかった役ですが楽しいです。弥生は、祖父(七代目中村芝翫)と1対1でずっと稽古をやってました。父も祖父もすごく大事にしています。おじいちゃま(十七代目中村勘三郎)も。全員の血が入っているから大切にしなければと思いますね。3人とは体型が違うので、当時振り付けられた踊りをどうこの身長で踊るかですね」襲名興行まであと僅か。「今月の“勘太郎”最後をまずは楽しみたいです。襲名はお祭りですからね。お客様にも楽しんで頂いて、一緒に祝って欲しいです」。公演は2月2日(木)から26日(日)まで新橋演舞場で上演。その後、3月平成中村座、9月に大阪・松竹座、10月に名古屋・御園座、12月に京都・南座、2013年2月に博多・博多座で上演される。
2011年12月22日歌舞伎俳優の中村勘太郎が、来年2月に六代目中村勘九郎襲名披露の成功を祈願して11月27日、東京・浅草寺でお練りを行った。父、中村勘三郎と弟の中村七之助らとともに雷門前を出発し、ゆっくりと本堂までお練りを開始。晴天となったこの日、人気役者を一目見ようと2万5千人が集まり、「中村屋!」と声がかかると笑顔で応えていた。新橋演舞場二月大歌舞伎<中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露>チケット情報勘太郎は「勘九郎という、父が46年間名乗っていた名前を継ぐプレッシャーはあります。みなさまからの笑顔とご声援を胸に、1年間しっかり務めたいと思います」と挨拶。また勘三郎は「勘九郎っていい名前ですけど大した事ありません。(自分が)勘三郎を継いだ時のほうがプレッシャーがありました。気楽にいい勘九郎にしてもらいたい」とエールを送った。勘九郎を名乗る実感がまだ湧かないという勘太郎だが、「謙虚な気持ちと向上心と、ハングリー精神を忘れないように務めたい」と話し、気持ちを引き締めていた。なお、勘太郎としての出演は今年12月の『平成中村座』(東京・浅草)が最後となる。襲名披露は、来年2月2日(木)から26日(日)まで東京・新橋演舞場にて興行を行い、その後、3月に平成中村座、9月に大阪・松竹座、10月に名古屋・御園座、12月に京都・南座、2013年2月に福岡・博多座と各地を回る。新橋演舞場のチケットは12月23日(金)より発売。
2011年11月28日ほぼ毎年異なる土地に仮設劇場を設え、江戸時代の芝居小屋の熱気を感じてもらおうと、中村勘三郎を中心に公演を行ってきた平成中村座。今回は12年目にして旗揚げの地であると同時に、江戸時代の中村座が隆盛を誇っていた猿若町にほど近い浅草に帰ってきた。さらに話題のスカイツリーも目の前で、“伝統”と“いま”を併せ持つ平成中村座にはぴったりのロケーション。勘三郎や中村勘太郎、中村七之助ら中村屋ファミリーはもちろん、それぞれの月に看板役者を迎えて来年5月まで贈る本公演。11月1日の初日は勘三郎が病気療養を乗り越えての東京復帰でもあり、場内はこの日を待ちわびた観客で埋め尽くされた。『平成中村座』チケット情報今月の演目は、昼が『双蝶々曲輪日記 角力場』『お祭り』『義経千本桜 渡海屋/大物浦』、夜が『猿若江戸の初櫓』『伊賀越道中双六 沼津』『弁天娘女男白浪』。まずは昼の部、勘三郎演じる鳶頭がイナセに踊る『お祭り』に注目だ。いよいよ勘三郎が登場すると、客席から「待ってました!」の声がかかり「待っていたとはありがたい」とお決まりのやりとりが。鳴り止まない拍手のなか、江戸の男の粋や愛嬌、色気をたっぷりとふくんで踊る勘三郎。ラストにはなんと後ろの扉が開け放たれ、真後ろにそびえ立つスカイツリーが出現!客席から大きなどよめきが起こった。さらに『渡海屋/大物浦』では、碇を担いで入水する平知盛役の片岡仁左衛門がさすがの風格。大関の濡髪長五郎(中村橋之助)と幕下力士・放駒長吉(勘太郎)の睨み合いがコミカルな『角力場』など、それぞれに見どころ満載だ。夜の部で見逃せないのは、やはり『沼津』。生き別れの親子、雲助の平作(勘三郎)と呉服屋十兵衛(仁左衛門)が偶然出会い、客席を街道に見立てて歩きながらのアドリブも楽しい前半から、哀しい別れを選ぶラストまで細やかな芝居が続く。貧乏暮らしながら心を尽くして客人をもてなす平作の素朴な温かさ、洗練された商人だが言動の端々に優しさをにじませる十兵衛など、勘三郎と仁左衛門ならではの造形が胸に迫る。他にも初世勘三郎が芝居小屋の櫓を上げるまでを綴る『猿若江戸の初櫓』、女装の盗賊・弁天小僧を七之助が少年らしさを残しつつ艶やかに、南郷力丸を勘太郎が男くささを漂わせて演じる『弁天娘女男白浪』など、理屈抜きに楽しめる演目ばかり。藁の匂いや着物の衣擦れの音など、舞台と客席が近いからこそ得られる感覚も貴重。まさに歌舞伎の醍醐味をまるごと味わえる機会といえるだろう。取材・文佐藤さくら11月興行は11月26日(土)まで上演。その後2012年5月まで、ひと月ごとに演目を変えて公演が行われる。チケットは12月興行まで発売中。
2011年11月02日今年9月、東京・新橋演舞場『秀山祭九月大歌舞伎』興行で、三代目中村又五郎、四代目中村歌昇をそれぞれ襲名する歌舞伎俳優の中村歌昇と長男の中村種太郎が、中村吉右衛門、中村歌六らとともに8月22日、東京・浅草寺で「お練り」を行った。チケット情報鳴物の山車と木遣り(きやり)に先導され、雷門を盛大に出発。1万人の人で賑わう仲見世を経て、「播磨屋!」、「又播磨!」などの掛け声が飛び交う中、本堂に向かい成功を祈願した。朝から激しく降っていた雨も「お練り」が始まるとすっかり止み、天さえも味方につけているかのよう。なお、浅草寺での「お練り」は2005年1月の中村勘三郎以来6年7か月ぶり。三代目又五郎を襲名する中村歌昇は、「本日は本当にありがとうございます。お天気の悪い中、木遣りの方々、お囃子のあやめ連の方々、浅草の芸子の皆様、ありがとうございます。皆様のご声援に応えるべく、この道一層の精進をいたし、ひとかどの役者になることが、皆様へのご恩返しだと思っております」とコメント。また、四代目歌昇を襲名する中村種太郎は「このようにお練りをさせていただくことは、色々な方々のお力があってのことだと思っております。感謝の気持ちを持って、一所懸命舞台を勤めることが一番の恩返しだと思ってております」と抱負を語った。播磨屋一門の長である中村吉右衛門は「本日はお足元の悪いなか、かくも賑々しくお運びいただき誠にありがとうございます。皆様方のお力によって、舞台で力を発揮できることと思います。ぜひとも又五郎、歌昇をどうぞ宜しくお願いいたします」と締めた。公演は同劇場にて9月1日(木)から25日(日)まで上演。チケットは発売中。
2011年08月23日7月31日、東京・新橋演舞場で行われる『八月花形歌舞伎』の第二部で上演される、新作歌舞伎『東雲烏恋真似琴(あけがらすこいのまねごと)』の舞台成功祈願のため、歌舞伎俳優の中村福助、中村橋之助、中村獅童、中村勘太郎ら人気俳優と、劇作家・演出家のG2が亀戸天神社を訪れた。チケット情報G2は、橋之助主演舞台『魔界転生』(2006年)と『憑神』(2007年)で脚本と演出を手掛けた縁から、今回初めて歌舞伎を作・演出することになった。『東雲烏恋真似琴』は、橋之助演じる堅物の御家人・新左衛門が、ひょんなことから花魁の小夜と結婚することになるが、彼女は別れた元恋人に殺されてしまう。その死を認めたくない新左衛門はある日小夜そっくりの人形を手に入れると、人形を本物の小夜と思い込み一緒に暮らし始める。そのうち小夜が生きているという噂が広まり……というストーリー。祈願後、会見に応じた橋之助は「G2さんとは前に歌舞伎以外で2作やらせていただきましたが、淡い気持ちでいつか歌舞伎を一緒にと思っていました。気心知れたみんなと良い作品を作っていきたい」と意気込みを語った。小夜を演じる福助は「橋之助さんの妄想で人形が動くという話を聞いてホラー映画を勉強していたら、G2さんがホラーは嫌いだそうで、非常に淡い作品になってます。観終わった後キュンという気持ちになると思います」と作品の見どころをアピール。また、獅童は「人形職人の役をやらせていただいています。毎日とってもキュンとしてます」、勘太郎は「(出演陣を見て)悪人顔が揃ってますが、悪人は一切出てきません」とそれぞれの思いを語った。なお、第一部では女郎と役者のはかない愛を描く『花魁草』を福助と獅童で、『櫓のお七』では七之助が八百屋お七を演じる。勘太郎が4役早替わりを勤める第三部『怪談乳房榎(かいだんちぶさのえのき)』なども話題。公演は8月6日(土)より27日(土)まで。チケットは発売中。
2011年08月01日まもなく公開を迎える、大人気ファンタジーシリーズの最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の特別試写会が7月13日(水)、都内で開催。五木ひろしに内田春菊、川嶋あい、辰巳琢郎、デヴィ夫人、西村知美に中村橋之助、三田寛子夫人など各界からの多彩なゲストが駆けつけると共に、“ポッタリアン”と呼ばれる本シリーズの熱狂的なファンが思い思いのコスプレで詰めかけた。シリーズを通じての国内興行収入は863.5億円。全世界でも63億7,008万ドルを突破している本シリーズ。特に、最終章にあたる第7作は前後編の2部作となっており、本作ではハリーとヴォルデモートの戦いがついに決着する。この日のために、日本最大規模のコスプレサイト「Cure」では事前に『ハリー・ポッター』をテーマにしたコスプレコンテストを開催。会場には優秀賞を受賞した20名の強者たちが本気のコスプレで登場した。原作を読み返し、表情まで研究したというコスプレには、報道陣や観客も驚いた様子。ゲストの著名人たちの中にも、本作を意識した衣裳で来場。娘さんと共に出席した西村さんは自前のマントを被り、手には杖が!橋之助さんも一家で出席したが、メガネをかけた息子さんたちについて「ハリーに似てる」という声が上がり笑顔を見せていた。これまで、シリーズが公開されるたびにキャスト、スタッフの来日があり、今回の最終章ではダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンの3人が揃って来日するのでは?と期待されたが、残念ながら実現ならず。それでも多くのファンが会場を訪れ、日本でのお披露目を祝うと共に、10年におよぶシリーズ終了の寂しさを口にしていた。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は7月15日(金)より全国にて公開。特集「物語はクライマックスへ!ハリーポッター10年間の軌跡」■関連作品:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリポタ 特別インタビュー3】エマ&ルパートが寂しさと忘れられぬ思い出を明かす『ハリポタ』主要メンバー、最後の大集合に感極まってステージで涙も!【ハリポタ 特別インタビュー2】アラン・リックマンが語るスネイプの孤独なる10年ダニエル・ラドクリフ、21歳にして断酒宣言【ハリポタ 特別インタビュー1】マシュー・ルイスが語るネビルの成長と最終決戦
2011年07月14日