11月2~6日は第五十四候「楓蔦黄ばむ(もみじつたきばむ)」。紅葉が深まる時季といわれています。山々はもちろん、街路樹も色づき、私たちの日常をあたたかく彩りますね。紅葉するのは、何も木々ばかりではありません。皆さんは、人の心も赤く染まるということを表現した「心の紅葉(もみじ)」という言葉をご存知ですか?美しい響きとは裏腹に、すべてを燃やしつくす炎の激しさの意味が秘められています。今日は、心が赤く染まる、”燃えるような恋”のお話です。七十二候とは?時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか?流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。「心の紅葉(もみじ)」とは?いにしえの人は、炎のように熱く燃え上がる恋を「心の紅葉(もみじ)」と呼んだそうです。木々の葉が、日増しに濃い赤に染まっていく。それはまるで熱く、焦がれていく恋心のよう。紅葉の赤は、まさに炎の色です。皆さんは、日増しに思いが募り、好きで好きで仕方がない、会いたくて会いたくて仕方がない、「心の紅葉(もみじ)」といわれる燃えるような恋をしたことはありますか?ちなみに、燃え上がる炎のように激しく心が動くことを「心火(しんか)」と表現するそうです。その昔は、嫉妬や、憎しみ、怒りが高まったときの心をあらわす言葉として使われていたとか。あまりに激しい恋心は、身を焼き滅ぼすことになりかねませんね。赤く染まる紅葉を眺めながら、自分の心の内にある炎(思い)と向き合ってみては?今も昔も変わらぬ燃えるような恋心上戸彩と斎藤工が禁断の恋を演じ、社会現象にもなった話題のドラマ「昼顔」。来年の夏に映画の公開が決定し、再び注目を集めていますね。このドラマは、燃える恋心を抑えきれず、不倫の道に走る妻たちの物語。まさに、「心の紅葉」が描かれています。ドラマの中でも、自分の内に燃えさかる恋の炎を消すことができず、家に火を放ってしまうシーンが……。江戸時代にも、そんな激しい恋が、文学、歌舞伎、文楽などで取り上げられ話題となりました。それが、今回ご紹介する井原西鶴の『好色五人女』内の一作『恋草からげし八百屋物語』です。主人公の八百屋のお七は、天保に起こった大火により自宅の八百屋から焼け出され、家族とともに避難した寺で寺小姓と恋仲になります。やがて店が建てなおされ、寺を引き払ったお七の一家でしたが……。お七は、もう一度火災が起これば愛しい人に会えると考え、自宅に火を放ってしまいます。火はすぐに消し止められましたが、お七は放火の罪で火あぶりに。多くの人がお七の一途な恋心に涙しました。女性なら誰しも、一生に一度ぐらい、我を忘れてしまうほどの燃えるような恋に憧れる気持ちはあるでしょう。燃えるような恋が、いつか穏かな愛に変わり永遠に続いてくれるなら、女性としてこれほど幸せなことはないですね。熱すぎる思いを緑でクールダウン燃えるような紅葉に目を奪われがちですが、この時季、もうひとつ美しいものがあります。それは、赤く染まる木々の中で、変わらぬ姿で佇む松の木。赤と緑の鮮やかなコントラストもまた、美しいものですね。多くの木々が紅葉して葉を落としていく中、松は常緑のままであることから、「色変えぬ松」と呼ばれるそうです。赤く燃えさかる紅葉を眺め、熱い恋に思いを馳せる。でも、紅葉の赤に心がやけどしそうになったら、いつもと変わらぬ姿で佇む松の緑でクールダウン。そんな大人の女性ならではの感性あふれる紅葉の楽しみ方をしてみては。その年の気候によって葉の色づきも変わりますから、紅葉も恋のように一期一会。今年の紅葉は、皆さんの心にどんな風に映るでしょうか?恋をしている人も、していない人も、赤く色づいた木々でほどよい「心の紅葉」を楽しんでみませんか?【参考】『恋色の日本語』山下景子/PHP研究所
2016年11月01日京都嵐山の「星のや京都」にて、紅葉シーズン限定の屋形舟アクティビティ「朝のもみじ舟」を開催。期間は2016年11月20日(日)から12月5日(月)まで。11月に入ると辺り一面が紅葉で真っ赤に染まる嵐山。毎シーズン夜になると御舟や屋形舟で賑わう大堰川も、朝は一変して静寂な時が流れる。「朝のもみじ舟」では、そんな厳かでゆったりとした空気が流れる朝の嵐峡に咲き乱れる紅葉を、船に乗りながら楽しむことができる。また、「朝にお茶を飲むと、その日一日、福が訪れる」という言い伝えにちなみ、船上では“お抹茶”と“お菓子”を用意。歴史を感じさせる趣深い家や寺が建ち並ぶ嵐山が、鮮やかな赤に色づく様を、朝日の中で眺めるという神聖な体験をしに、ぜひ足を運んでみて。【詳細】星のや京都住所:京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2TEL:0570-073-066朝のもみじ舟期間:2016年11月20日(日)~12月5日(月)※天候などの理由により開催できない場合あり時間:9:00~9:40料金:6,000円 (税別、10%サービス料別)乗降舟場所:星のや京都 下り桟橋(本館側)定員:2名~8名最少催行人数:2名予約:前日16時までの要予約※当日キャンセルは、100%のキャンセル料が発生。
2016年10月07日今年の秋はヘリコプターで紅葉狩りに出かけませんか?リゾート施設、星のや京都では2016年11月20日(日)~12月5日(月)の期間中、「世界文化遺産の街をめぐるヘリクルーズ」が実施されます。星のや京都だから実現する、ラグジュアリーな体験を楽しんでみてください。1日1組限定!星のや京都のヘリクルーズ星のや京都が今回のヘリクルーズを実施するのは、「混雑を避けて紅葉をお愉しみいただける機会をご提案したい」との想いからです。京都は紅葉の名所が数多くありますが、例年混雑が予想されています。ヘリクルーズは渋滞も人ごみも関係なく、心ゆくまで紅葉を眺められるのが魅力です。さらにさまざまな紅葉スポットを1度に巡れるのも嬉しいポイント。「世界文化遺産の街をめぐるヘリクルーズ」で、赤やオレンジに彩られた古都・京都を満喫しましょう。なお参加できるのは1日1組だけ。京都の紅葉をひとり占めできる、プライベート感いっぱいな贅沢なプログラムです。●ヘリクルーズのあとはお茶を飲みながら紅葉狩り今回のプログラムはヘリクルーズだけではありません。ヘリコプターから降りたら、お抹茶を飲みつつ紅葉をのんびり愛でましょう。星のや京都内にある「奥の庭」に、お抹茶が用意されます。「奥の庭」は燻し瓦を使い、川の流れを表現している庭園です。1848年創業、「植彌 加藤造園」による「奥の庭」で心落ち着くひとときを過ごしてみてください。「朝のもみじ舟」もおすすめ星のや京都では、ヘリクルーズ以外にも紅葉をとことん楽しめるプログラムが用意されています。その1つが「朝のもみじ舟」です。貸切りの屋形船を川に浮かべ、岸辺の紅葉を観賞します。船上だから見える風景、川面に映る色彩は何よりの思い出になりますよ。舟上ではお抹茶とお菓子もいただけます。【朝のもみじ舟】期間:2016年11月20日(日)~12月5日(月)時間:9:00〜9:40料金:6,000円(税・サービス料10%別)定員:2〜8名様まで※予約は前日20:00まで「世界文化遺産の街をめぐるヘリクルーズ」は、京都の紅葉が見ごろを迎える時期に合わせて実施されます。貴船や東山、大原へのアクセスも良好な星のや京都を拠点に、紅葉狩り三昧の旅に出かけませんか。空から、陸から、船から紅葉狩りを満喫できるヘリクルーズは7日前までに予約が必要です。■イベント概要名称:世界文化遺産の街をめぐるヘリクルーズ実施期間:2016年11月20日(日)~12月5日(月)時間:15:00〜17:00料金:1組あたり100,000円(税・サービス料10%別)※雨天中止の場合は全額返金場所:星のや京都 ※星のや京都からヘリコプターの離発着場所までの送迎付き所在地:京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2アクセス:京都駅からタクシーで約30分定員:2~3名※最少催行人数2名 1日1組限定公式サイトURL:
2016年10月04日日光の紅葉ピークは、2016年10月30日(日)から11月8日(火)の見込み。日光東照宮で名を馳せる観光地、日光。標高差の大きなエリアのため、9月下旬から11月までと長い期間紅葉が楽しめるスポットとしても有名だ。<奥日光エリア>■戦場ヶ原・小田代ヶ原 9月28日(水)~10月6日(木)・小田代ヶ原の草紅葉(くさもみじ)は9月下旬がピーク。赤い草紅葉が有名。・カラマツの黄葉は10月下旬が見頃。(草紅葉は9月下旬~、他紅葉は10月下旬ころまで)※ハイブリッドバスが運行。■竜頭の滝 10月3日(月)~10月12日(水)・上流は10月上旬から見ごろ。■湯元(湯ノ湖・湯滝) 10月3日(月)~10月16日(日)※「湯滝」は奥日光三名瀑のひとつ。■中禅寺湖・いろは坂・華厳の滝 10月15日(土)~10月31日(月)・遊覧船で紅葉クルーズも可能。■霧降高原 六方橋 10月20日(木)~11月10日(木)■日光二社一寺(日光東照宮・輪王寺・二荒山神社) 10月30日(日)~11月8日(火)・紅葉に合わせライトアップイベントが開催。<足尾エリア>■足尾・庚申山 10月13日(木)~11月20日(日)・庚申山はモミジ、カエデ・ナナカマドなど鮮やかな木々の葉の配色で山肌が隠されるほど。近くには庚申七滝もあり人気で10月中旬からが見頃。<鬼怒川・川治エリア>■日塩もみじライン 10月15日(土)~11月3日(木)・鬼怒川・川治温泉と塩原温泉を結ぶ28.5kmの道路。ピークは10月30日(日)~11月3日(木)頃。■龍王峡 10月24日(月)~11月15日(火)・鬼怒川・川治随一の景勝地として有名。むささび橋、虹見橋が絶景ポイントで鮮やかな紅葉を眺めることが可能。※ピークは11月上旬。■鬼怒川温泉 11月1日(火)~11月15日(火)・ラフティングなどのアクティビティも充実。紅葉を見ながらのラフティングも。■川治温泉 11月1日(火)~11月15日(火)・11月6日(日)に「川治温泉紅葉まつり」で仕掛け花火ショーが開催。<今市エリア>■日光だいや川公園 11月7日(月)~11月20日(日)・イロハモミジやヤマモミジは赤色に、イヌシデやコナラは黄色に色づき、美しいグラデーションが楽しめる。ライトアップ情報11月11日(金)から13日(日)までは、世界遺産「日光の社寺」がライトアップ。また別の期間で、主要観光地がそれぞれ美しくライトアップされる予定だ。■ライトアップ日光2016期間:2016年11月11日(金)~11月13日(日)18:00〜21:00会場:世界遺産「日光の社寺」(外観)入場料:無料■日光山輪王寺逍遙園ライトアップ期間:10月25日(火)~10月31日(月)17:00~20:0011月1日(火)~11月15日(火) 16:00~20:00※ライトアップ日光の3日間は、21:00まで会場:日光山輪王寺逍遙園入場料:300円■星野家の日本庭園ライトアップ期間:10月22日(土)~11月13日(日) 17:00〜20:30会場:星野家(清滝養鱒場)入場料:400円
2016年10月02日季節の移ろいを、目で感じることができる紅葉。街路樹や公園の木々が赤や黄色に色づいていく様子は、少しセンチメンタルな気分になりつつも、本当にきれいですよね。そこで今回は絵画のように美しい紅葉が楽しめるレストランをご紹介!特に夜の紅葉は昼とは違い、物語の世界に入り込んだような幻想的な雰囲気を楽しめます。仕事帰りにおいしい食事を楽しみながら秋を満喫しちゃいましょう!パワースポット・首賭けイチョウも人気の「松本楼」Seiji Narada(楢田誠治)さん(@aisunmoon)が投稿した写真 – 2015 12月 4 6:40午後 PST公園の設計者である本多静六博士が、別のところにあった木を「自分の首を賭けても移植を成功させてみせる」と宣言したことから名づけられたそう。最近ではパワースポットとしても注目されています。藤田 二郎さん(@fjdfujitajiro)が投稿した写真 – 2016 9月 2 10:29午後 PDTそんな首賭けイチョウの隣にたつ「松本楼」は、1Fが「洋食 グリル&ガーデンテラス」、3Fが「仏蘭西料理 ボア・ド・ブローニュ」という食事処になっているので、黄色に色づくイチョウの木を眺めながら料理が楽しめます。「グリル&ガーデンテラス」はカレーにサラダなどがついたディナーコースが2,600円~とリーズナブル。「ボア・ド・ブローニュ」ではオードブル、魚(肉)、デザート、コーヒーのカジュアルコース(4,800円)から長崎壱岐牛を使用した特選コース(9,500円)まで豊富なディナーコースが楽しめます。場所:東京都千代田区日比谷公園1-2営業時間:10:00~21:00(洋食 グリル&ガーデンテラス)、11:00~22:00(仏蘭西料理 ボア・ド・ブローニュ)紅葉が桜みたい!デートにぴったりの「La Colina」Travelholicさん(@islandhopper828)が投稿した写真 – 2015 12月 8 3:07午後 PST六本木駅直結の東京ミッドタウン内にあるレストラン&バー「La Colina(ラ・コリナ)」は、現代的なメキシコ料理店。こちらではランチ、ディナーともにテラス席での食事が可能で、窓などの隔たりなく、木々の紅葉を直に楽しむことができます。megumiさん(@meguchocomint)が投稿した写真 – 2015 11月 1 4:02午前 PSTディナーの予算は5,500~8,000円。テキーラを使ったカクテルが豊富で、やわらかくジューシーなスペアリブに感激する人も多いよう。パクチーや辛みの強いものなど苦手なものを抜いたり、変更してくれる気遣いはこちらのお店ならでは。ディナーの後は買い物や、周辺散策できるロケーションなのもうれしいですね。場所:東京都港区赤坂9-7-1営業時間:ランチ平日11:00~15:30(L.O.14:30)、土・日・祝11:00~16:00(L.O.15:00)ディナー17:00~24:00(L.O.22:30)都心からすぐの別荘空間!旅行気分のログハウス「パティスリー雪乃下」Photo by Pinterest東急田園都市線桜新町駅から徒歩7~8分の「パティスリー雪乃下世田谷店」は、ログハウスづくりの焼き菓子を扱うスイーツ店。周りに1600坪のお庭があり、イートインのテラス席はまるでどこかの森に迷い込んだような、幻想的な空間です。夏は木漏れ日と新緑でさわやかですが、紅葉の時季は葉が鮮やかに色づき、とても美しい景色へと様変わり!遠出しなくても都心で旅行気分が味わえるお店です。店内にはロールケーキ、タルト、シュークリームなど、おいしそうな手作りスイーツが並んでいます。散歩がてら、食後のデザートを楽しみにいくのもおすすめ。お土産にマカロンを持ち帰る人も多いそうですよ。場所:東京都世田谷区弦巻4-14-1営業時間:11:30~22:00足をとめて見上げたイチョウ並木や、舞い落ちる赤いもみじ。季節の移り変わりを肌で感じながら、いつもはなんとなく過ぎていくこの秋を、今年はたっぷり味わってみませんか?
2016年09月30日夏が開放的なら、秋は情緒的・感傷的な季節といえるでしょうか。はっきりとは分からなくても、子どもは暮らしの中のささいな変化で、季節を感じているものです。秋は緑から赤や黄色に色づく紅葉を鑑賞したり、舞い落ちた落ち葉を足でふみしめたり、目や音で楽しめる季節です。今回は 絵本ナビ 協力のもと、紅葉と落ち葉を題材にした絵本を集めてみましたのでご紹介しましょう。ばけばけはっぱ写真・文:藤本 ともひこ/出版社:ハッピーオウル社 「ばけばけはっぱ」(絵本ナビ紹介ページ) 手のひらと同じ形のもみじの葉、コロンと転がる木の実を「またあった!」とうれしそうに拾い集める子も多いですよね。そんなお子さんにおすすめしたいたのがこちら。はっぱだらけに見えるのに、よーく目をこらすと落ち葉や木の実でつくられた動物が隠れてる!「ふーっとふいてみて」という言葉に「ふーっ」と息を吹きかける、かわいいわが子の仕草を見ることもできます。「かくれんぼ」が大好きな子にもうれしい写真絵本は、工作のアイデアとしてもぜひ取り入れてみてくださいね。さわさわもみじ作:ひがし なおこ/絵:きうち たつろう/出版社:くもん出版 「さわさわもみじ」(絵本ナビ紹介ページ) ダッフルコートとマフラーを身にまとう男の子。そのまわりを「さわんさわん」「さわさわ」と音を奏でる、色づいた葉っぱたち。かわいい表情で和ませてくれる、たくさんのどんぐり。もうすぐ冬を感じさせる「ひゅるるるる」という冷たい風の音。まるで映画のような世界観がそこに広がっているように感じます。けして多くはない文章と、色の鮮やかさをおさえた絵画のようなイラストが少しの切なさを感じさせる、印象的な季節のシリーズ絵本です。 おちばいちば 作:西原 みのり/出版社:ブロンズ新社 「おちばいちば」(絵本ナビ紹介ページ) さっちゃんがやってきたのは、落ち葉や木の実を使った品物がたくさんそろう不思議な「おちばいちば」。ここで品物を買うにはどんぐりのぼうしが必要なことを、とかげのおくさんに教えてもらい「くーださいな、くーださいな」とたずねるシーンは本当に楽しそう!緻密に描きこまれたイラストは「こんなところにこんなものがある!」と親子で教えあうこともできて、見応え十分。落ち葉や木の実など、地味色である茶をメインとしたイラストにもかかわらず明るく陽気な雰囲気に仕上がっているのは、魅力あふれる登場人物たちの表情にあるのかもしれません。おちばきょうそう作・絵:白土 あつこ/出版社:ひさかたチャイルド 「おちばきょうそう」(絵本ナビ紹介ページ) たっくんとたぬきが登場するシリーズ最新作。今回は「おちば」を中心にストーリーが展開していきます。掃いても掃いてもきれいにならない庭の落ち葉に四苦八苦しているたっくん。そこに「へたくそだなあ」と現れた、たぬき。いつの間にか始まった「おちば集め競争」で見事おちばの山をつくった1人と1匹は、思わずその山の中へダイブ! お約束のおちば遊びができるのも、この季節ならではですね。子どもとおちば掃除をするときも「埋もれちゃうくらい集めちゃう?」と楽しみながらできそうです。秋は、子どもとのお散歩にもいい季節です。普段目にしているものが、季節とともに移ろっていく。その様子に、子どもは自然の在り方を学んでいくのでしょうか。春夏秋冬のある日本の子育ては、ある意味贅沢なことかもしれませんね。データ協力: 絵本ナビ
2016年09月22日京都宇治茶の老舗・伊藤久右衛門は、宇治本店・茶房の秋季限定メニュー「紅葉パフェ」を、2016年9月1日(木)より提供する。“京都の四季を大切にする”をコンセプトに誕生した秋季限定「紅葉パフェ」は、年間約53,000食を提供する人気の抹茶パフェにアレンジを加えた一品。鳴門金時いもペーストや栗の甘露煮や紅葉を型どったゼリーを添えた、見て楽しい・食べてうれしい秋にぴったりのパフェだ。また、9月3日(土)からは、水・土・日曜日限定で「できたて栗入抹茶生どらやき」の販売もスタートする。生地の個性に負けない濃厚な抹茶餡をワッフルのように包み、栗をまるごと1粒乗せた同商品は、女性に嬉しい食べきりサイズ。国宝平等院や宇治上神社、興聖寺など、たくさんの見どころがある宇治川散策のお供にもぴったりだ。【商品概要】■紅葉パフェ販売期間:2016年9月1日(木)~紅葉が散る頃まで価格:972円(税込)特定原材料:乳、卵、大豆、ゼラチン■できたて栗入抹茶生どらやき販売期間:2016年9月3日(土)~紅葉が散る頃まで価格:259円(税込)特定原材料:卵、小麦、乳、大豆消費期限:当日【店舗情報】伊藤久右衛門本店・茶房住所:京都府宇治市莵道荒槙19-3営業時間:10:00~18:30(LO18:00) 年中無休(元日除く)駐車場:40台座席数:62席(全てテーブル席)※茶房予約不可
2016年09月03日京都市内の観光に慣れてきたら、観光客のにぎわいから離れ、地元で人気が高いツウな名所へ。今回は、平安時代に貴族の別荘地として愛され、春は桜、秋は紅葉で彩られる「嵐山」をご紹介します。外国人観光客も多く、一年中にぎやかな嵐山。けれど表通りから少し入れば、隠れた名所・名店と出合える。夏こそおすすめしたいのが、屋形船。予約なしでも、気軽に貸し切りにできて、船頭さんに誘われ、ゆるりと船遊び。新たな角度から嵐山の自然に親しめ、自分たちだけのプライベート感を楽しめるのもうれしい。愛宕街道や宝筺院にもぜひ足をのばして、嵯峨野の静けさと美しさを満喫。さらに、旅行者が集まる場所だからこそ、おいしいもの、こだわりのものを発信したいというお店も実はあちこちに。嵐山は深く知るほど楽しい。散策の際に、ぜひ訪れてほしいのがこちらのスポットです。■コーヒーショップ ヤマモト1969年創業、愛され続ける自家焙煎コーヒー店。種類豊富なコーヒーはもちろん、メニューも絶品揃い。つきっきりで丁寧に四方を焼いていく、フレンチトーストはしっとりふわふわ。卵のシンプルなおいしさに感激必至。Aランクを使った和牛カツサンド(1300円)も知る人ぞ知る名作。家族で受け継ぐ味と雰囲気を、常連さんにまじって満喫したい。フレンチトースト550円。ジャムやメープルシロップも添えられるけれど、まずはそのままで。特選ブレンド520円。接客も温か。右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町9TEL:075・871・44547:00~19:00(18:00 LO)第2・4木曜休■嵐山通船屋形船を貸し切り、人ごみを離れ、小さな船旅へ。川べりに迫る緑はそのほとんどがモミジ。水面すれすれを行く感覚がたまらなく気持ちよく、自然の中に溶け込んでいくような開放感。4mの竿一本であやつる船頭さんの腕にホレボレし、売店船でおだんごやおでんを楽しむこともできて大充実。思い出に残る、贅沢なひとときに。「北乗り場」右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町「南乗り場」西京区嵐山中尾下町TEL:075・861・03029:00~16:00無休(12/31・1/1、3月の第2火曜、12月の第3火曜休、大雨・増水・強風の場合は欠航)乗船料2名まで30分3500円、1名追加1100円■テトラミリュー姉妹で手がけるテキスタイルブランドのショップ&カフェ。京都に由来するモチーフは、くわい、広沢池の葦、雁の群れなど、ありきたりでなく、奥嵯峨に育った二人らしい視点で。京都の染め屋さんの手作業で生まれる、にじみやむらも愛おしい。ポーチやクッションなど、おみやげにしたい雑貨と出合え、スムージーやスペシャルティコーヒーも楽しみ。右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町9-1TEL:075・468・166811:00~18:00(17:30 LO)月~木曜休(臨時休業あり。営業日はで確認を)※『anan』2016年7月13日号より。写真・仲尾知泰取材、文・宮下亜紀
2016年07月10日NHKの次期連続テレビ小説「べっぴんさん」の取材会が本日16日(木)、大阪放送局にて行われ、新キャストとして本田博太郎、山村紅葉、三倉茉奈がお披露目された。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子供服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくヒロイン・すみれとその家族、そして彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。キャストには、ヒロイン・坂東すみれ役に抜擢された芳根京子をはじめ、すみれの3歳上の姉・ゆり役に蓮佛美沙子、坂東家女中・マツの娘小野明美役の谷村美月、すみれの父・五十八役に生瀬勝久、祖母役に中村玉緒らが出演する。連続テレビ小説初出演となった本田さんと山村さんが演じるのは、五十八の兄・坂東長太郎とその妻・節子。そして、「ふたりっ子」「だんだん」に続き、連続テレビ小説3回目の出演となった三倉さんは長太郎の息子・肇の妻、坂東静子として参加する。この日行われたのは、すみれ・ゆりたちの疎開先・近江の坂東家(本家)のシーンだ。神戸の空襲で屋敷を焼き出されてしまったすみれ。父・五十八の決断で、姉・ゆりらと一緒に、五十八が生まれ育った近江に疎開することになる。近江の坂東家・本家では、五十八の母・トク子(中村さん)のほか、五十八の兄・長太郎、長太郎の妻・節子、 長太郎の息子の妻・静子らが迎えてくれた。しかし、五十八と近江の実家には、ある因縁があって…。戦地からの夫たちの帰還を待ちながら、すみれたちの近江での生活が始まるのだった。会見で生瀬さんは初めて“朝ドラ”に出演したときのことを切り出し、「当時“槍魔栗三助”という芸名でやっていたんですけれど、それではNHKに出れないということで、本名の生瀬でやりまして。本当に本名に変えてよかったなと、いまつくづく(思っています)。こうやって立派に父親役を“生瀬勝久”でやらせていただいているということですね」と娘2人の前で告白。それを受け蓮佛さんは「ちょっといまお父様の過去を知って、びっくりしてますけども。そういうのも含めていままでの色々なお芝居されてきた経験だったりというのを教えていただいたりだとか、 本当に他愛ない話も含めて、『あ、これで約10か月ぐらい皆さんとやっていけるんだな』というのが本当に楽しくて仕方がない時期です。これからもっともっと頑張ろうという気持ちでいっぱいです」と語った。またヒロインの芳根さんは「毎日笑顔が絶えなくて、すごく楽しくて、私は毎日現場に来ることがすごく楽しみで、楽しくて仕方がなくて、もうこれは10か月、すごくすてきな時間になるんだろうなぁっていうわくわくも止まらなくて、精いっぱい、いまつかんできたすみれを、しっかり私も支え合いながら、一緒に頑張っていきたいなという風に思っています」と胸の内を述べた。連続テレビ小説「べっぴんさん」は10月3日(月)より毎週月曜日~土曜日、8時~NHK・総合にて放送(全151回)。(cinemacafe.net)
2016年06月16日“食の神のふるさと”と言い伝えられる京都府北部の丹後・丹波地方の魅力が詰まったムック本『海の京都』の世界を紹介する「Discover Another KYOTO~海の京都、再発見~」が、3月30日から4月4日までジェイアール京都伊勢丹10階の催物場で開催される。稲作や日本酒の発祥の地という説も残る「海の京都」エリアは、京都府北部の宮津市、京丹後市、舞鶴市、綾部市、福知山市、与謝郡与謝野町、与謝郡伊根町の7市町からなる地域。同展では、日本の食とものづくりの源流ともいえる海の京都エリアを日本の上質なヒト・コト・モノを発信する雑誌『Discover Japan』が取材・編集した3月25日発売のムック本『ディスカバー・ジャパン トラベル 海の京都』の世界を、各地を旅したクリエーターの写真や映像などを用いて紹介する。今回各地を旅したクリエーターは、宮津市をアートディレクターの北川一成、京丹後市をミュージシャンのゴンチチ、舞鶴市を芸術家の日比野克彦、福知山市を狂言師の茂山逸平、綾部市を華道家元の池坊専好、与謝野町を和紙作家の堀木えり子、伊根町を俳優の井浦新の7名。その他、綾部市で約800年続くといわれる手漉き和紙「黒谷和紙」や古代米を使った向井酒造ロゼ色の日本酒「伊根満開」、旧日本海軍時代から続くノスタルジックな街並みの舞鶴赤レンガパークのオリジナルグッズなどが販売される。3月30日の15時からは、海の京都探訪事業プロデューサーの立川直樹と『あまから手帖』編集顧問の門上武司によるトークショーが開催される。海の京都に脈々と流れる、食からプロダクトまで、素材を活かした“いいもの”との出会いを楽しめるイベントとなっている。
2016年03月27日ゴリップは1月7日、京都リサーチパーク(京都府京都市)にてカフェ「NICK STOCK(ニックストック)」をオープンする。同店のコンセプトは、「肉が旨いカフェ」。モーニング・ランチ・ディナーの全時間帯に渡り、肉料理をメインとしたメニューを提供する。外観はアメリカ西海岸のカフェをイメージし、一面ガラス張りで吹き抜けの2フロア仕様となっている。同店は、看板メニューを「ホットドッグ」「ステーキ&ハンバーグ」「パンケーキ」としている。ホットドッグには、特製の"極太ソーセージ"を使ったものをはじめ、ステーキやハンバーグを挟んだものなどさまざまなラインアップをそろえる。ステーキに使用する肉は、肉質にこだわってジューシーで食べごたえのある部位を選定。ハンバーグは1つひとつ手仕込みにこだわり、肉汁あふれる一品に仕上げた。目玉ランチは、ライス・サラダ・スープ付きのステーキランチ(1,000円)で、それぞれ極太ウインナーとのコンボも可能。オーダー後に生地から仕上げるパンケーキは、ふわふわの軽い食感。フルーツとホイップで盛り付けるスイーツ系パンケーキから、ベーコンやエッグなどを添えた食事系のパンケーキまでをそろえる。コーヒーは420円~、モーニングプレートは580円~、ランチプレートは780円~、ランチステーキおよびディナーセットは1,000円~という価格帯でそろえる。また、パーティープランも2,500円から用意する。同店の営業時間は9:00~23:00(ラストオーダー22:30)で、定休日はなし。※価格は全て税別
2016年01月06日京都銀行は、京都の魅力を再発見し、京都観光への関心を一層高めてもらうため、7日開設した東京営業部において、京都観光写真展「京都・花街の伝統美」を開催している。期間は2016年5月31日まで。○花街の伝統行事などを写した16作品を展示東京営業部の開設を記念して開催するこのたびのロビー展では、40年以上にわたり京都・花街を撮り続ける写真家溝縁ひろし氏の作品の中から、花街の伝統行事などを写した16作品を展示し、京都市の「京都をつなぐ無形文化遺産」にも選定されている京都・花街の文化や伝統美、芸舞妓の世界を紹介する。京都銀行によると「観光・京都ブランド産業活性化のため、2005年4月に『観光支援室』を設置し、同年11月からは同行本支店のロビーで『京都観光写真展』を開催するなど、資金面のサポートだけではなく、観光に関する企画・立案・情報提供などを行っている」としている。今後も引き続き、観光・ブランド産業の振興を通じて地域の活性化に貢献していくとしている。○京都観光写真展「京都・花街の伝統美」の概要展示内容:「京都・花街の伝統美」をテーマにした写真16点展示期間:12月7日(月)~2016年5月31日(火)展示場所:東京営業部ロビー(東京都千代田区丸の内1丁目8番2号鉄鋼ビルディング5階)
2015年12月10日京都、紅葉の最も綺麗な時期は少しずつ遅くなっていて、いま一番紅葉が美しいのは12月の第1週ぐらいになっています。意外と日帰りでも十分たのしめますから「あ、週末天気いいな」と思ったら、新幹線でふらりと京都、いかがでしょうか? 喧騒を避けてちょっと珍しいところに行くのもおすすめです。冬の京都の紅葉、穴場スポットをご紹介しましょう。拝観料無料が嬉しい! 比叡山延暦寺ゆかりの紅葉の名所▼赤山禅院(せきざんぜんいん)私はケチ(笑)なので、拝観料というのがあまり好きではありません。でも、この比叡山延暦寺ゆかりの紅葉の名所は、自由拝観、つまり拝観料無料です。ちょっと最寄り駅(叡山電鉄 修学院)から離れていますが、私はタクシーに乗ってしまいました。とても静かな場所で、ゆっくりと紅葉を堪能できます。都七福神の一つ福禄寿神でもあります。太陽が沈む夕焼けとゆっくりと混り合う紅葉が見事▼永観堂禅林寺言わずと知れた紅葉の名所です。境内は惚れ惚れするほどの美しさで、国内国外の観光客で溢れているのですが、おすすめは日没直前の参拝。12月1日の日没時刻はだいたい16時45分くらいと予想されますから、16時くらいに参拝するのがいいかもしれません。ここの上り参道を上がったところの多宝塔からは京都市内が一望でき、かつ太陽が沈む夕焼けがゆっくりと紅葉と混じって行く様が、本当に美しいのです。ここは外国人観光客にも口コミで人気のスポットになっているので、日没が近づくにつれ、どんどん人が訪れてきます。せっかく太陽が沈むのを楽しめる場所を確保していても前方に人が入ってきますので、それだけはココロの準備と包容力を。綺麗な紅葉を見たら、「キレイ」になりたい!キレイになりたい! という気持ちを抱くのは、古今東西、女性なら当然のこと。綺麗なものをたっぷり見たら、次は「自分がキレイになること」を祈りたくなるもの。そんな女性にぴったりの神社がココ!▼河合神社下鴨神社の中にある、河合神社。「可愛くなれますように」という思いを込める絵馬も、手鏡の形になっています。そしておみやげに最適なのは、毎日目にする鏡に貼るタイプのお守り。シールになっていて我が家も貼っていますが、その効果のほどは…???京都を効率的に回るためのコツ京都市内を効率的に回るには、正直言ってタクシーが一番ラクです。地図では近くに見えているところがとても遠かったりと、意外と京都は「移動」でひと苦労。実は広いんです。タクシーは小型だとかなりお得なので、小型で初乗り料金が安い車を見つけて手を上げてください。そして慣れている人は、バスがとても便利です。「市バス・京都バス一日乗車券カード」は500円で乗り放題。1回乗ると230円なので3回乗れば元が取れますよ。徒歩に疲れたらバスやタクシーを利用して、紅葉と街並みと美味しいカフェでたっぷりリフレッシュしてくださいね。夜8時まで遊んでも、新幹線で帰れば首都圏であれば十分終電に間に合うでしょう。・赤山禅院 ・永観堂禅林寺 ・河合神社 ・市バス・京都バス一日乗車券カード ・市バス路線図
2015年11月25日京都府京都市の雑貨店おやつで11月13日~12月1日、「京都アートみやげてん vol.3」が開催される。○かわいくて新しい「京都土産」がずらり同イベントでは、全国の約40人ものクリエイターが京都をイメージさせる土産物を制作して展示販売する。西京区のご当地キャラをモチーフにした「たけにょんクッキー」、京都タワーときのこをイメージした「ボトルの世界」、京都タワーとオオサンショウウオの「小さなニットの京土産」、和菓子をイメージした「手縫いとかぎ針編みの小物」、和菓子と花の「イラストのアクセサリー」、なでしこ・あぶらとり紙の「ちょっとレトロ柄な布雑貨」など、多くの雑貨が用意される。そのほか、22日の13時から13時20分まで「紙芝居」が行われるほか、13時30分から16時まで「京都お土産手ぬぐい&エコバッグワークショップ」も開催する(いずれも予約は不要)。同店の営業時間は11時から18時、金曜日のみ11時から20時までとなる。定休日は木曜と日曜だが、11月15日と22日は営業する予定。
2015年11月08日京都丹後鉄道では、「海の京都」をイメージした新しい特急車両「丹後の海」の運行が開始される。「丹後の海」は、JR京都駅と京都府北部地域を結ぶ特急車両として運行予定。京都府では7月18日から11月15日まで、同府北部に位置する市町の旅の魅力を発信する「海の京都博」が開催されており、同イベントで高まった北部観光等の需要を拡大することも目的のひとつとなる。車両の設計・デザインはインダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治氏が手がけた。車体色は"藍色メタリック"で、多くの人に丹後の海を想起してもらえるように仕上げたという。また、金色のシンボルマークとロゴタイプも配し、なつかしく上品なデザインをイメージしている。車内は、木を使った和のテイストのデザインとのこと。なお、同車両は1編成2両を導入予定。平成27年度中には、さらに1編成2両を導入予定となっている。なお、運行開始日やルート等は追って発表される。Design and Illustration by Eiji Mitooka + Don Design Associates
2015年11月07日天気予報サイト「ウェザーニュース」を運営するウェザーニューズは11月5日、「第三回紅葉見頃予想」を発表した。同社によると、西~東日本の山沿いや北陸では、既に紅葉の見頃がピークを迎えたという。11月7日・8日の週末の紅葉狩りには、日光東照宮(栃木県)や中津峡(埼玉県)、御岳昇仙峡(山梨県)、弥彦公園もみじ谷(新潟県)などのスポットがおすすめとのこと。9~10月は気温が平年より低いところが多く、北日本や東~西日本山沿いを中心に平年より早い見頃となった。11月は東~西日本で平年より気温が高めとなる見込みで、東~西日本の平野部では平年並~やや遅めに見頃を迎えるとのこと。一方で、北海道ではほとんどのところで既に落葉しており、東北地方でも内陸を中心に落葉が進んでいるという。また、東~西日本では山沿いほど美しい色づきの紅葉となる予想。関東地方では、日光東照宮(栃木県)や伊香保温泉(群馬県)など北部の山沿いを中心に紅葉の見頃を迎えており、平野部でも少しずつ葉の色づきが進んできている。東京23区など市街地では11月下旬~12月上旬に見頃を迎えるスポットが多くなるとのこと。中部地方でも甲信越を中心に紅葉が進んでおり、御岳昇仙峡(山梨県)、弥彦公園もみじ谷(新潟県)など紅葉狩りを楽しめるスポットが増えている。北陸西部の平野部では平年よりやや早めに見頃を迎える見込みで、東海の平野部では平年並み~やや遅めの見頃となるという。高い山では既に落葉が始まっている。近畿地方では、平野の一部で平年より早く色づきが進み、大阪城公園では平年より半月ほど早く見頃を迎えた。11月は平年より気温が高めとなる見込みで、これから色づきが始まる平野部では平年並~やや遅めに見頃を迎える予想。中国・四国地方では山間部で平年より早く見頃を迎えており、平野部でも色づきが始まっているが、平年並みかやや遅めに見頃となる見込み。九州地方では雲仙(長崎県)など標高が高い山から紅葉が始まり、山沿いでは平年より早めに見頃を迎えている。平野部でもすでに色づきが進んでいるスポットでは平年よりやや早めに見頃を迎える見込みだが、11月は気温が平年より高くなるため、これから色づきが始まる九州南部の平野部では平年並~やや遅めの見頃となるとのこと。
2015年11月06日日本の道100選にも選ばれる哲学の道は、京都を代表する、散歩道。南禅寺や永観堂禅林寺から銀閣寺までを結ぶ、魅力的なコースです。疎水沿いに石畳の道がつづき、ずっと桜の木が寄り添う。満開に咲いた春はもちろん、夏の緑も、秋の紅葉も見事。小さなお地蔵さんたちと出会ったり、品の良いうつわ屋さんを見つけたり、道々の思いがけない発見にもときめきます。哲学の道をちょっと北へはずれて、自然が身近に感じられる、安楽寺や法然院のある通りを歩くのもおすすめ。また最近、注目のお店がオープンラッシュの浄土寺エリアもすぐそば。「くろだにさん」と呼ばれて親しまれる金戒光明寺から、紅葉の名所でもある真如堂や吉田神社、はたまた、平安神宮や美術館のある岡崎エリアへ向かっても。ルートに縛られず行ってみたいところを目指し、気の向くまま散歩を楽しんで、自分の目で「京都らしさ」を発見する。新旧さまざまな出会いが待っている、歩いてこそ楽しいエリアです。■南禅寺鎌倉時代、亀山法皇の離宮を無関普門が禅寺に改め開山。石川五右衛門の「絶景かな」で知られる三門は、眺望はもちろん、柱越しに見る屏風絵のような緑も絶景。紅葉の水路閣もロマンティック。左京区南禅寺福地町868:40~17:00、12/~2/28は~16:30(受付終了は閉門20分前)12/28~31休拝観料 方丈庭園500円、三門500円■金戒光明寺法然が結んだ草庵が始まり。五劫思惟(ごこうしゅい)阿弥陀仏像がアフロ仏像の愛称で人気に。運慶作、文殊菩薩像の凛々しい姿も必見。左京区黒谷町1219:00~16:00拝観料志納11/1~12/6秋の特別公開 御影堂・大方丈・庭園600円、山門800円、セット券1200円夜間拝観(御影堂・大方丈・庭園)800円(17:30~20:30)■銀閣寺喜み家名物の豆かんは塩っ気も食感もほどよい赤えんどう豆、なめらかな寒天、波照間島の黒糖で作るまろやかな黒蜜が抜群のバランス。シンプルに堪能するもよし、アイスクリームや白玉をのっけて楽しんでも。冬場の京風白味噌雑煮も心待ちにするご贔屓多し。店主の北村礼子さんの美意識を感じる名店。左京区浄土寺上南田町37-110:30~17:30不定休※『anan』2015年11月4日号より。写真・仲尾知泰文・宮下亜紀
2015年11月01日京都ホテルオークラは11月1日から、ホテル館外店舗「新町1888」(京都府京都市)を完全予約制の貸し切りスタイルとして営業する。「新町1888」は、京都市の「歴史的意匠建造物」に指定された町家を使った店舗。赤い壁と、大きくあしらわれたステンドグラスが特徴的で、建物奥には坪庭も備える。「新町1888」を貸し切りで利用したいという要望に応え、同店は11月1日から1組限定の貸し切りに利用を限定。希望や予算に応じて和食や洋食の料理を提供するほか、記念日や接待など、利用目的に合わせた細やかなサポートも行うとのこと。なお、予約は電話にて受け付けている。利用人数は10人~24人で、昼・夜各1組まで。基本プランの料金は、フリードリンク付きで1人8,000円~(税・サービス料込)となる。
2015年10月30日紅葉が美しくなる“秋”こそ訪れるべき場所・京都。そこで、いまこそ行くべき京都のホットなスポットをご紹介します。***1970年の誕生以来、旬のショップを揃えて人気だった「京都BAL」。2年7か月の全面改装を経て、生まれ変わったのは今年8月のこと。注目が集まるのは関西初出店となる『トゥデイズスペシャル』。京都メイドの雑貨や食材も揃え、トラベラーにも魅力的なセレクトになっている。梶井基次郎の小説『檸檬』で知られる『丸善 京都本店』も10年ぶりに河原町通に復活。カフェではさわやかな檸檬ケーキが用意されている。他にも日本初進出のコールドプレスジュース『DAVID OTTO JUICE』、京都発のオーガニックコスメブランド『KOTOSHINA/古都品』など、33軒が店を構える。ビルの中には「おかえりなさい」のウェルカムな空気が漂って、ショップはもちろん、ビルそのものがキラキラと輝く存在に。◇KOTOSHINA/古都品(1F)TEL:075・223・0503 京都店限定京都のトライアルキット¥3,500。◇丸善京都本店(B1、B2)TEL:書籍075・253・1599、カフェTEL:075・708・3408 レモンゼリーとムースの檸檬ケーキ¥700、ドリンクセット+¥350(共に税込み)。◇DAVID OTTO JUICE(1F)TEL:075・708・3831 ジュースは定番約15種類。左・キャロットココナッツ350ml¥1,000、右・ココナッツウォーターをベースに凍らせたバナナとミキシングするバナナマンナカカオシェイク¥800(共に税込み)。◇TODAY’S SPECIAL Kyoto(4F)TEL:075・229・6861 ワークショップスペースも。京都BAL 中京区河原町通三条下ル山崎町251 TEL:075・223・0501 11:00~20:00(B1、B2『丸善京都本店』のみ~21:00)※『anan』2015年11月4日号より。写真・吉村規子文・大和まこ
2015年10月29日紅葉で色づく神社仏閣、秋の味覚をふんだんに味わえる懐石料理…。秋の京都の王道は数あれど、各方面で活躍するあの人がおすすめする、思い入れたっぷりなお店の一品は、また特別!京都初心者にも京都通にもマストな、魅惑のリスト大公開です。■肉割烹 安参(やっさん)の「テールスープ」/武智志穂さん(モデル)京都案内の本を出すほど京都通の武智志穂さん。彼女が「人生一度は行ってほしい」と一押しするのが、祇園にある昭和23年創業の肉割烹『安参』。赤提灯が目印のこちら、肉好きの間では言わずと知れた名店で、メニューは肉の刺し身、煮込み、焼き物のみといたってシンプル。テールを3日間煮込んで作られるスープは昆布だしで和風に仕上げ、具は生姜とワカメに山椒をパラリ。「あっさりしていて、上品な味がお気に入りです」清水焼の抹茶茶碗で供されるテールスープ¥800(税込み)肉割烹 安参東山区祇園町北側347 TEL 075・541・966618:00~22:30日・祝日休■中村藤吉本店の「生茶ゼリイ 抹茶」/矢野未希子さん(モデル)「抹茶が大好き」と矢野さんが足を運ぶのは、1854年創業の宇治にあるお茶の老舗『中村藤吉本店』。店舗奥には明治・大正期の建物をリノベーションしたカフェが併設されており、お茶屋ならではの上質な茶葉を使ったスイーツが味わえる。「抹茶が濃くておいしい」と絶賛する生茶ゼリイは、抹茶ゼリイのほのかな苦み、もっちりとした白玉、粒あんと抹茶アイスの甘み…と多様な食感と味わいが絶妙。最後まで食べる手が止まらない。竹筒の器で味わえるのは本店だけ。¥740(税込み)中村藤吉本店宇治市宇治壱番10TEL0774・22・7800カフェ11:00~17:30(17:00LO)無休■三嶋亭の「みぞれ鍋」/JUJUさん(歌手)学生時代を京都で過ごしたJUJUさん。「秋は神社仏閣巡りにもいい季節。一人で街を歩くだけでもうっとりできる京都、最高です」。すき焼きで知られる老舗『三嶋亭』のみぞれ鍋は、実はこの時期だけ登場するメニュー。5代目が「体が温まるヘルシーな鍋を」と10年ほど前に考案。寒くなると甘みが増す蕪のすりおろしを和風だしに加え、しゃぶしゃぶの要領で味わう。だしに黒毛和牛の旨みが溶けだし、じわり体に染みるおいしさ。知る人ぞ知る季節限定メニュー。1人前¥11,880(税込み)三嶋亭中京区寺町三条下ル桜之町405TEL075・221・0003水曜(祝日は営業)、1月1日休。11~12月は無休11:30~22:30(21:00LO)※『anan』2015年11月4日号より。写真・仲尾知泰文・江角悠子
2015年10月28日観光地の代名詞的存在の京都ですが、なんといっても本番は“秋”。そこで、これから本番を迎えようとしている京都の好きなところを、各界の京都好きに聞いてみました。■JUJUさん(歌手)秋の京都はとにかく美しい。神社仏閣巡りにもいい季節だし、最近はちょっと遅いですが紅葉もはじまるし。一人で街を歩いているだけでもうっとりできる京都、最高です。■トラウデン直美さん(モデル)たくさんの人が訪れて活気があふれている秋の京都は本当に一番綺麗なのでみんなに来てほしい。会う人会う人に、「今、京都に来るべきだよ!」って言っちゃいます。■滝村雅晴さん(パパ料理研究家)秋の貴船はとてもひんやりしていて空気がおいしい。ライトアップで浮かび上がる紅葉のグラデーションは秀逸。秋の良さが分かるようになったのは、京都のおかげかもしれません。■花沢理恵さん(フードスタイリスト)どの季節も魅力的ですが、秋はおいしい料理も存分に楽しめる最高の季節。自分好みのバーや珈琲店、古いモノ、そして美しい風景と、お気に入りが揃い踏みの、私にとってのパワースポットです。■矢野未希子さん(モデル)紅葉がキレイ!■武智志穂さん(モデル)日本で一番綺麗な秋の風景が楽しめる。川や山で見る紅葉も綺麗だし、お寺で見る紅葉も風情があって素敵だし。夕暮れの街並みも大好き。■ユリコフ・カワヒロさん(イラストレーター)蒸し暑い夏が終わって、からっとした空気が気持ちよく、北から南に景色が色づいていくのを見るのも楽しいです。自転車で、鴨川沿いを走ったり、二条寺町あたりや丸太町河原町あたりの色んなお店を眺めながら走るのも気持ちがいいです。■甲斐みのりさん(文筆家)あちらこちら歩き回るにも、鴨川の川べりでゆっくり過ごすにも秋がもっとも適した季節。芸術の街で、学生も多くて文化的にも豊かな環境の京都は、本や雑貨も素敵な店揃い。本やCDを買ったり贈り物を選んだりして、芸術の秋を楽しんでいます。※『anan』2015年11月4日号より。写真・福森クニヒロ
2015年10月28日日本全国で楽しめる紅葉ですが、やはり京都は別格。特に、近年ではライトアップに力を入れる寺社が増えており、夜間拝観を楽しむ人も多いのだとか。今回は、なかでも夜の紅葉デートにおすすめの3つの名所をご紹介します。・紅葉の激戦区!東山で随一の美しさを誇る「高台寺」京都の観光地のなかでも人気トップの東山エリアは、紅葉の名所が多いことでも有名です。そんな激戦区のなかでも高い人気と美しさを誇るのが、高台寺です。夜間拝観を行う寺社では、一般的に昼夜で入替が行われますが、高台寺では昼から夜までそのまま居てもOK。ライトアップが始まるまでの夕暮れどきの美しさを堪能することができます。ライトアップ時の池に映り込む臥龍廊や紅葉は、まさに絶景です。見ごろは、11月中旬~12月初旬の予想です。・夜だけの特別ルートが楽しめる「南禅寺天授庵」東山エリアでもうひとつ外せないのが、南禅寺天授庵。こちらは、赤や黄色、橙など色彩豊かな紅葉と、枯山水の白砂とのコントラストが見事なことで有名です。昼と夜で拝観ルートが変わるため、ライトアップ時には、昼間は入られなかった書院や本堂内から紅葉鑑賞を楽しめます。枯山水のなかで幽玄に輝く紅葉は、夜とはまた違った魅力に触れることができます。こちらも、11月中旬から12月初旬にかけてが見ごろでしょう。・しっとりと過ごしたいなら、穴場の「醍醐寺」ライトアップのなかで穴場なのが、伏見・醍醐エリアの醍醐寺です。前述の高台寺や南禅寺天授庵ほど混み合っていないため、ゆったりと夜の紅葉を堪能することができます。紅葉とともに照明に紅く映える弁天堂や弁天橋が素晴らしく、池に映り込む姿はぜひ写真におさめたいところ。ムードを重視したい方におすすめのスポットです。こちらの見ごろも11月中旬から11月下旬にかけてです。今回ご紹介したスポットは、いずれも見ごろが同時期と予想されているので、京都旅行の際にまとめて楽しむことができます。昼の紅葉もいいですが、夜はまた違った魅力を味わえるもの。昼間は観光を楽しみながら紅葉を愛で、夜はしっとりと輝く紅葉に酔いしれて。秋の夜長は、紅葉デートでロマンティックに過ごしてみてはいかが?
2015年10月14日天気予報サイト「ウェザーニュース」を運営するウェザーニューズはこのほど、2015年の紅葉見頃予想および紅葉の名所750カ所の見頃予想日を発表した。同社によると、紅葉が色づく時期と気温は深く関係しており、秋の気温が低いほど見頃は早まり、高いほど遅くなるという。2015年は8月後半以降、太平洋高気圧の張り出しが弱まり、全国的に平年より気温が低くなった。同時期の低温の影響で北海道の大雪山旭岳や富山県の立山ではすでに色づきが始まり、大雪山旭岳では先週末に平年より早い見頃を迎えたという。北日本の平野部や東~西日本の山沿いでは10月にかけて気温は平年並みで、見頃も平年並みとなる予想。東~西日本の平野部や九州の山沿いは11月の寒気の流れ込みが弱く、気温が平年より高めとなるので、見頃は平年より遅くなる可能性があるとのこと。地域別に見ると、北海道では、標高が高い山では紅葉の色づきが始まり、大雪山旭岳で平年より早い見頃を迎えた。平野部の紅葉は、9月後半~10月の気温が平年並みのため、見頃も平年並みとなる予想。2015年の秋は天気が周期変化し、紅葉の色素の生成に必要な日照と秋らしい冷え込みが十分に見込まれるため、鮮やかな色づきが期待できるという。東北地方では、10月にかけて気温は平年並みの予想で、紅葉の見頃も広範囲で平年並みとなる見込み。北海道と同様、鮮やかな紅葉にも期待できる。しかし、太平洋側では8月後半、オホーツク海高気圧からの湿った風の影響で日照が少なくなったため、同時期の天候の影響を受ける標高の高い山では色づきへの影響がやや心配されるという。関東地方では、山沿いの10月の気温は平年並みとなるため、紅葉の見頃も平年並みとなる予想。平野部では11月の気温が高めとなる見込みで、平年より遅めの見頃となるという。鮮やかな紅葉にも期待できるが、8月下旬~9月上旬の悪天候の影響で日照が少なかったため、山沿いのエリアでは色づきへの影響が懸念される。中部地方では、平年並みの時期に見頃を迎える見込み。東海地方では、11月は平年より気温が高めとなる予想で、紅葉の見頃は平年より遅くなる予想となっている。関東と同様、山沿いのエリアでは色づきが心配される。近畿地方の山沿いでは10月の気温が平年並みとなるため、平年並みの時期に紅葉の見頃を迎える見込み。平野部では11月は平年より気温が高めとなる予想で、見頃は平年より遅くなるという。葉の色づきが遅い一部のエリアでは、色づきが控えめになる可能性もあるとのこと。中国・四国地方も近畿地方と同様の予想となっている。九州地方では、山沿い・平野部ともに11月の気温が平年並みとなる予想で、紅葉の見頃は平年より遅めとなる見込み。近畿地方などと同じく、葉の色づきが遅い一部のエリアでは色づきが控えめになる可能性があるという。
2015年09月25日京都銀行と京都クレジットサービス、三菱UFJニコスは11日、「DCカード」「MUFGカード」「NICODSカード」の全カード会員を対象に、京都府北部地域の7市町(京都府福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)から成る「海の京都観光圏」(以下"海の京都")でのクレジットカードの利用促進を通じた同地域の活性化と観光振興への取り組みとして、「海の京都」特集の専用Webサイトを開設し、旅行プランや地元土産店・飲食店の紹介による現地への送客や、旅行後の名産品のネット通販の案内などを実施していると発表した。○"海の京都"は海を中心とした絶景と歴史・文化が織り成す風情が魅力のエリア"海の京都"は、京都府北部地域の活性化と観光振興を目的に、京都府と同地域7市町、民間が一体となって取り組んでいるもので、日本三景の一つ「天橋立」(宮津市)や山陰海岸ジオパークの一部で日本の夕陽百選にも選ばれた「夕日ヶ浦」(京丹後市)など、海を中心とした絶景と歴史・文化が織り成す風情が魅力のエリアだという。また、7月の京都縦貫自動車道の全線開通により、観光客の増加が期待されているという。こうしたなか、京都銀行と京都クレジットサービス、三菱UFJニコスの3社は「地方創生」の実現に向け"海の京都"を応援する共同施策として、三菱UFJニコスが運営する「DCカード」「MUFGカード」「NICODSカード」会員向けポータルサイト「NEWS+PLUS」内に7月15日から10月31日まで「海の京都」特集サイトを設け、(1)「旅行前」のお役立ち情報として、同会員用にJTBと特別企画した体験型旅行プランや宿泊施設等を紹介するとともに、(2)「現地」のお土産店・飲食店で優待や割引を受けられる「おすすめショップ」も掲載することで「買う・体験する・楽しむ」場を提供、(3)「旅行後」には同サイトで特産名産品などのネット通販を利用できるという、"海の京都"の魅力を3つの段階で堪能できる企画を展開しているという。さらに、3社は"海の京都"エリアにおいて、政府が推進するキャッシュレス決済環境の整備でも協力しているという。京都銀行と京都クレジットサービスが三菱UFJニコスのクラウド型マルチ決済システム「J‐Mups」の設置をサポートすることにより、商店街などでのクレジットカードなどの決済端末導入促進に努め、観光客の利便性向上に取り組んでいくとしている。○"海の京都"特集サイトの概要掲載期間:7月15(水)~10月31日(土)掲載コンテンツ:「体験型旅行プラン」「優待・割引加盟店の紹介」「ネット通販加盟店の紹介」など
2015年09月15日水中ニーソ京都展実行委員会は9月19日~22日、「Division」(京都府京都市)にて古賀学「水中ニーソキューブ」京都展を開催する。デザイナー・作家として活躍する古賀学氏は8月、3冊目の写真集となる「水中ニーソキューブ」を刊行しそれに合わせた写真展を東京都・原宿にて開催した。今回、原宿に続き"芸術の町"である京都でも写真展を開催。会場では写真作品約30点に加え、アクリルキューブの中に水中写真を閉じ込めた立体作品約10点、上下左右すべての映像を記録した「全天球水中ニーソ」の動画を展示する。そのほかにも、 「水中ニーソキューブ」(小売価格2,000円)や「水中ニーソ」(希望小売価格1,800円)、「水中ニーソプラス」(希望小売価格1,800円)といった書籍や「水中ニーソ」ニーソ、「水中ニーソ」缶バッジ、「水中ニーソ」ステッカーといったグッズを販売する。同展の開催時間は13時~19時で、入場無料。また、関連イベントとしてトークショー「ギャラリートーク」(9月21日)やクラブイベント「アニメトロ × UNDERWATER」(9月22日)(いずれも有料)の開催も予定している。※価格は全て税別
2015年09月14日古賀学「水中ニーソ」京都展実行委員会は9月19日~22日、古賀学「水中ニーソキューブ」京都展を「Division」(京都府京都市)で開催する。会期中無休で、時間は13時~19時。入場無料。会場では、新刊『水中ニーソキューブ』から古賀学が切り取る「水の中のかわいい女の子」の魅力が詰まった作品群が展示される。写真作品約30点、アクリルキューブの中に水中写真を閉じ込めた立体作品約10点に加え、上下左右すべての映像を記録した「全天球水中ニーソ」の動画を体験することもできる。書籍やグッズの販売も。また、展示に合わせて同会場でのギャラリートーク(9月21日)と、「京都メトロ」(京都府京都市)でのクラブイベント(9月22日)も予定されている。
2015年09月09日京都タワーが運営する京都タワーホテル(京都府京都市)では、8月31日までの平日限定で、小学生以下の子どもはビュッフェが無料になる「ファミリープラン」を開催している。同プランは、「レストラン タワーテラス」にて開催されている。8月31日までの夏休み期間中、平日限定で小学生以下の子どもはランチ・ディナーともに無料でビュッフェが楽しめる。同レストランの夏季メニューのテーマは、「夏野菜と宇治茶でビタミンチャージ」。野菜バーでは、100%オーガニックにこだわった有機野菜や京都産野菜、メイソンジャーサラダも提供する。ディナーメニューには、和牛の鉄板焼きやローストビーフ、ミートプレート、生ハムのカービングなどを用意。同プラン開催時には、海老フライやハンバーグなどを用意したキッズコーナーも特設する。デザートコーナーには、21種類の野菜が入ったソフトクリームや、新鮮なフルーツを使用したパティシエ特製のスイーツを11種類用意。自分でパフェを作ることもできるという。料金は、ランチで大人2,400円、ディナーで大人4,500円。小学生以下は、大人と同数までいずれも無料となる。なお、小学生の通常料金はランチ1,500円、ディナー2,500円、幼児(3歳以上)の通常料金は、ランチ800円、ディナー1,300円となる。同ビュッフェの営業時間は、ランチ11:30~15:00(90分制)、ディナー17:30~21:00となる。※価格は全て税込
2015年08月10日中澤は8月21日、京都・河原町に「京都BAL」(京都府京都市)をグランドオープンする。同施設は、デザイナーズブランドをそろえたファッションビルとして1970年11月に誕生した商業施設。名前の"BAL"はフランス語で舞踏会を意味しており、"パーティのようにいろいろな人が集う場所"という意味が込められているという。一時閉館後、2年7カ月ぶりとなる今回のグランドオープンでは、敷地面接を約850坪に拡大し、総売場面積は3,650坪以上となる。出店する各ブランドのコンセプトや世界観を存分に発揮できるよう店舗面積を広くとることにこだわり、100店舗以上が出店可能なスペースに厳選した33店舗がオープンするとのこと。うち、国内初出店は3店舗、関西初出店は5店舗となる。B1階・B2階には2005年に閉店した「丸善 京都本店」オープン。同店は1907年に開設された京都・三条通麩屋町の店舗で、梶井基次郎の小説『檸檬』の舞台にもなっている。和書100万冊に加え、約7万冊の洋書に文具をそろえるほか、カフェも併設する。「丸善 京都本店」と、ウエアやリビング雑貨を取り扱う「Ron Herman/RH CAFE」、「無印良品/Found MUJI」は、総売場面積450坪以上の大型店舗となる。そのほか、アクセサリーやネイルケア、コスメの専門店なども出店。一部店舗では、オープンを記念して限定グッズ・メニューのプレゼントや販売も行うという。なお、同施設の営業時間は11時~20時となる。
2015年07月11日丸善ジュンク堂書店は8月21日、商業施設「京都BAL」(京都府京都市)にて、カフェ併設の大型書店「丸善 京都本店」をオープンする。同店の旧店舗は、梶井基次郎の小説『檸檬』にも登場した。1907年(明治40年)に京都・三条通麩屋町に開設された後、河原町通蛸薬師に移転し、2005年に閉店。閉店時には、閉店を惜しむ来店客が本の上にレモンを置くという現象が起き、話題になったという。今回、10年ぶりのオープンとなる同店は、京都地区最大級の売り場面積(約1,000坪)と蔵書数(約100万冊)となる予定。カフェ・洋書・文具にも力を入れ、カフェスペースでは同店限定のレモンスイーツも販売する。なお、同店の営業時間は10:00~20:00となる。
2015年07月02日京都府京都市・京都水族館はこのほど、「交流プラザ」の「小型サンショウウオ」の水槽内にて、青色の体色をした「ニホンアマガエル」2匹の展示を開始した。○黄色細胞が欠損し、青い体色になった「ニホンアマガエル」を展示「ニホンアマガエル」は緑色の体色をした個体がほとんどであり、今回展示をしている個体は両生類が本来持っている黒色と黄色と虹色の色素細胞のうち、黄色細胞が欠損しているため、このような青い体色になったと考えられるという。目立つ体色をした「ニホンアマガエル」は、自然界では捕食される可能性が高く、生き残るのが難しいとされている。同館では、青色の「ニホンアマガエル」をきっかけに京都の自然にすむ生き物の多様性を感じて欲しい、としている。また「ハーベストカフェ」では、青色の「ニホンアマガエル」をイメージしたオリジナルメニュー「青いカエルの卵風スープ」を販売。クチナシ由来の色素から色を付けた青色の冷製ポタージュスープの中には、カエルの卵そっくりのバジルシードが入っている。衝撃的な見た目の冷たいスープとバジルシードのプルプル、プチプチとした食感を楽しめる。販売期間は、6月11日~30日。価格は400円(税込)。
2015年06月17日