子どもの教育資金については、ママ友に相談しにくい悩みのひとつ。ほかの人はどうやって資金を貯めているのか? 実際に必要となる教育資金の貯蓄を開始する時期や、方法についてまとめます。■公立のみに進学しても500万円以上!教育にかかる資金は、幼稚園・小学校・中学校・高校をそれぞれ私立か、公立に入れるかによって大きく異なります。公立に進学した場合の教育資金は、課外活動なども含め、幼稚園3年間で約67万円、小学校6年間で約193万円、中学3年間で約145万円、高校3年間で約123万円です。合計528万円と見ると高く感じますが、これは15年でかかる費用なので1ヶ月にすると約2万9千円に。高校までの教育資金については、貯金に手をつけず、月々の給料から捻出する家庭が多いようです。一方、私立に進学した場合は、幼稚園3年間で約149万円、小学校6年間で約921万円、中学3年間で約402万円、高校3年間で299万円。合計すると約1,771万円で、公立の約3倍かかります。では、大学進学にかかる費用はいくらでしょうか。大学に入学する初年度にかかる授業料と入学料を合計した平均の費用は、国立で817,800円(うち授業料535,800円)、公立で935,842円(うち授業料537,933円)、私立で1,312,526円(うち授業料860,072円)となっています。下宿となると、さらに月15万円ほどの仕送りが必要となるため、約600万円を目安に教育資金を貯蓄すると良いといいます。■小学校を卒業する前に貯蓄を貯蓄をする時期は、子どもが生まれてから小学校卒業までに行うのが良いとされています。その理由は、中学・高校に進学すると部活動などの課外活動が盛んになって出費がかさむため。また、期間内に貯まらなかった場合も、貯蓄期間の延長が可能になるからです。貯蓄の方法はさまざまですが、教育資金は必要な資金なのでリスクが少ない方法がオススメ。保険商品や銀行、郵便局の定期預金などがあります。保険商品のメリットは、死亡や高度障害になった際、保険料を支払わなくても決まった時期に学資金が受け取れることです。デメリットは、途中解約をすると支払った金額よりも戻ってくる金額が少なくなってしまうこと。そして、返戻率が10%~15%程度と低いことです。株や投資信託などのリスクが高い投資ではなく、リスクの低い手段で教育資金を貯めている人が多いようです。■専門家への無料相談を利用する最近では、資金計画の専門家であるファイナンシャル・プランナー(FP)が無料相談会を実施している行政もありますし、日本FP協会でも全国で定期的に対面での無料相談会を開催しています。保険やお金の運用について、専門家の意見を聞きたい、相談したい場合は、住まいの市町村やFP協会に問い合わせてみてはいかがでしょうか。子どもの将来の選択肢を少しでも広げられるよう、今からできる限りの準備をしていきたいですね。※教育資金のデータは、文部科学省「平成26年度子供の学習費調査」と「平成25年度の授業料等の学生納付金の状況について」を参照
2016年10月03日ライフオーガナイザーとして、心地のいい空間作りを提案する、宇高有香さん。<前編>に続き、ママも子どもたちも笑顔でいるために考えた、収納のアイデアと厳選アイテムをご紹介します。宇高有香(うだかゆか)さん 娘さん:有咲(ありさ)ちゃん(5歳)、息子さん:通吾(とおご)くん(7歳)2013年にライフオーガナイザー1級を取得し、その後はフリーランスで活動中。お家からパワーをもらえるような空間作りを目指す「ウチカラ」主宰。著書に 『子どもと暮らす ラクに片づく部屋づくり』 (辰巳出版)。ブログ 「丘の上の家」 も人気。HP: ■将来的な使い方を考えた、もの選び宇高さんの家には、無駄なものが一切ないような気がします。それは、今必要なものでも、将来的な使い方を考えて選んでいるから。例えば、娘さんの絵本入れは、市販の収納ボックスに板とキャスターを付けたもの。「小さな子どもにとって、本は重いから、立てていても倒れてしまうことが多いですよね。でも、このボックスなら子どもでも片づけやすいです。うちにはスペースがあまりないので、これにはこれ、と専用のものは設けずに、成長に合わせて用途を変えられるものを選んでいます。これはハンガーラックの下にもちょうど入るサイズなので、大きくなって使わなくなったら、リュックなどを入れようと思っています」また、お絵描き用のデスクにもぴったりの、シェーカーキッズチェアは、息子さんがワークショップで作ったのだそう。「テープの色も自分で選んで、編んで作りました。自分で頑張って作ると、子どもも大切に使いますよね。大人が座ってもしっかりしているので、子どもの高さに合わなくなったら、かばんの一時置きとして長く使っていきたいなと思っています」■子どもに任せて、口出しはしない宇高さんのお子さんたちが自分でできることは、まだまだあります。有咲ちゃんはなんと2歳になる前から、保育園から帰宅してすぐに、リュックから汚れものを出してランドリーバッグに入れ、かごから翌日に必要なものを出して準備をしているのだとか。「一番簡単な“投げ込むだけ”の方法で、“子どもが自分でできる=ママが楽になる” 仕組みを考えました。玄関から入ってすぐの場所に、見た目がおしゃれな収納用品を置いて使っているので、生活感も感じなくてすみます。息子もハンカチやティッシュ、靴下をここから準備して出かけています」自分でできたことには、口を出さないのが、宇高さんのやさしさ。そのために、自由に使っていいスペースを決めることも。子ども部屋の前の壁には、マスキングテープで額縁のように枠を作り、子どもたちそれぞれが思うように飾っていいスペースにしています。「お絵描きした絵をすぐに捨てるのは嫌だけど、全部残していてはたまる一方。何をどんな風に飾るかは、子ども任せ。テープがはみ出ていても、貼り方がぐちゃぐちゃでも一切口出ししません。こういうスペースを作ると、ほかのところには貼らないし、本人たちの気持ちも優先できます。シールだと跡になってしまってストレスになりますが、マスキングテープならきれいにはがせるし、簡単にちぎって貼れて、見た目もかわいいんです」 ■お手伝いする子どもの肌にも優しい「ヤシノミ洗剤」料理は手作りにこだわる宇高さんが、3日に1回は作っているというのが、グラノーラ。大人の朝ごはんと、子どもたちのおやつとして、欠かせないものだそう。「とても簡単に作れるので、最近では、計測以外は娘に任せて作ってもらっています。今日作ったのは、オーツ麦、アーモンド、レーズンのシンプルなもの。毎朝のパンも作りますが、母の影響かもしれません。日々忙しいので、いつも手作りというわけにはいきませんが、将来子どもたちが“母の定番の味”と思ってくれたらいいなと思っています」お手伝いを積極的にしてくれるという、宇高家の子どもたち。だから、洗剤にもこだわりたかったという宇高さん。選んだのは「ヤシノミ洗剤」でした。「最近料理を始めるようになった主人は、洗浄力の強い洗剤が好きなんですが、洗う機会が断然多い私の肌が荒れてしまうのが悩みでした。だからきちんと落ちて、肌にもやさしい『ヤシノミ洗剤』は我が家にぴったり。子どもも肌が弱いので、これなら安心して使えます。無着色で、デザインがかわいいところもお気に入りです」■親が子に与える影響を考えて「親が片づけとどう関わるかによって、子どもも片づけについての意識が変わる」という宇高さん。親がさっと片づけてしまえば早いし楽ですが、子どもに任せる勇気が大切なのだといいます。「働いていて片づけができていないままだと、何かを子どもにさせるのは時間がかかるから、昔の私なら自分で全部やっていたと思うんですよね。それで結果的に自分だけが家事をして、イライラしていたと思います。だから時間がかかったとしても、子どもが自分でできるような環境にしておいてよかったと思います。その子の性格にもよりますが、小さな子どもでも片づけはできるものですよ」取材/文:赤木真弓 撮影:タドコロミズホ[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2016年09月28日子どもを持つ親の心配事のひとつに「いじめ」があります。いじめられるのはもちろんのこと、万が一いじめる側になってしまったらと思うと、気が気ではありません。人の気持ちのわかる、やさしい子どもになってほしい…。先輩ママの経験を踏まえて、思いやりの育み方を紹介します。■頭で理解するよりも、“見て”“感じて”思いやりを学ぶ「思いやりって何?」と子どもに聞かれたら、なんと答えたらいいでしょうか。あるママが「自分以外の人や動物にやさしくすることだよ」と返したところ、子どもは理解できなかったそう。「やさしくするってどういうこと?」「人の気持ちはどうやったらわかるの?」と延々と質問され続け、ママはお手上げ状態に。目に見えない気持ちを教えるのは大変だと痛感したそうです。思いやりとは、他者に気を配ること。相手の気持ちになって行動すること。ただそう言われても、子どもには何のことやらさっぱり。まだまだ経験が乏しいため、抽象的な言葉ではきちんと理解できません。思いやりの学習は、“見て”“感じて”学ぶもの。ママが具体的なお手本をたくさん見せ、そのつど子どもが実感することで、少しずつ理解できるようになるのです。まさにこのことを実感したママたちのエピソードを紹介します。「電車の中でお年寄りに席を譲ったり、あとから来る人のためドアを開けて待っていたり…。そんな私の振る舞いを見て、『何でママが立つの?』『どうして開けっぱなしにするの?』と、いちいち聞いてくる娘。きちんと説明すれば納得して、自分もマネしようとするのですが…。子どもって、わからないことだらけなのね」(30代前半)「休日、たまにはのんびりしたいだろうと、夫を置いて外出。そうしたら息子に、『パパをひとりぼっちにしてかわいそう』と怒られてしまいました。パパをひとりにすることもやさしさなんだと息子に力説しました」(40代前半) ■思いやりの要は「想像力」やさしさの実感とともに重要になるのが、想像力。どうしたら相手の役に立てるか、どうやったらよろこんでもらえるかなど、先々に思いを馳せるためには、普段から考える訓練が必要です。「『お友だちを叩いたらどうなる?』『泣いていたらどうしたらいい?』などと、さまざまなシチュエーションを題材に、子どもに質問しています。とんちんかんな答えも多いけれど、訂正すれば理解してくれるし、このやり取りのおかげか、ちょっと立ち止まって考えてから行動できるように」(30代後半)「絵を描いているときは『赤と青を混ぜたら何色になるのかな?』、宅配便が届いたときは『おばあちゃんから送られてきた箱の中身は何?』などと、いろいろなことをクイズにして楽しんでいる我が家。子どもは真剣になって、必死であれこれ考えます」(30代前半)このように日ごろから思考をフル稼働させていると、想像力はどんどん鍛えられるそうです。■母の愛で我が子を満たす!他人を思いやるために重要になるのが、自分が満たされているかどうか。自身の心がすさんでいたら、とてもじゃないけれど、思いを馳せることなどできません。それは、子どもだって同じこと。いくらママに口うるさく言われたって、自分のなかに温かな感情がなければ、人にやさしくなどできないでしょう。ありったけの愛で我が子を包んであげること。それこそが、ママが果たすべき重要な役割といえます。しっかりとやさしさで満たしてあげて、思いやりある人間へと成長してくれるといいですね。
2016年09月16日ママ友とは、書いて字の通りママ同士の友達のことです。育児の相談やみんなで一緒に遊びに行くなど楽しいこともたくさんありますが、反面ママ友同士のトラブルもよく耳にします。ママ友同士の派閥やいじめ、「ママ友カースト」なんて言葉もありますね。本日はそんなママ友トラブルの中でも「付き合いで借金をしてしまったら一体どうすればいいのか?」「債務整理をすると家族に迷惑がかかるんじゃないの?」と言った疑問に、法律上の観点からお答えいたします。■返せないままどんどん膨らむ借金…どうしたらいいの?ママ友とのランチや子連れでのお出かけなど、誘われるとなかなか断りづらいし、ついつい見栄をはってお金を使ってしまって気がついたらカードの請求が高額になっていた…、今月の支払いが苦しいからとサラ金から借りて返したら自転車操業状態から抜け出せなくなってしまった…、と弁護士に債務整理の相談に来られる方は、実は大勢いらっしゃいます。夫や家族にムダ使いを責められるのが怖くてなかなか相談できずにいるうちに借金が膨れ上がり、一人ではどうしようもなくなってしまったという方がほとんどです。弁護士を通した債務整理の方法としては、「任意整理」「民事再生」「自己破産」の3つがあります。「任意整理」というのは、今分かっている負債額を最大60回(債権者によって異なります。)の分割で払っていくものをいい、月々の返済額や将来利息をカットできるメリットがあります。ただ、前提として、最大の分割回数にしても月々に必要な返済額を用意できることが必須条件となります。「民事再生」というのは、「任意整理」では債務整理できない場合に、おおむね、負債額を圧縮した上で、それを36回の分割で払っていくものです。この手続の最大のメリットは住宅ローンを支払っている中でも、住宅を手放すことをせずに、債務整理を行える点です。しかし、一方で住宅ローンを支払いつつ、その他の負債も支払えるだけの資力がないと認められない制度でもあります。「自己破産」は、皆さんも聞いたことがあると思いますが、「任意整理」「民事再生」では債務整理できない場合に、負債を全て無くすものです(“免責”といいます)。ただ、おおむね20万円を超える資産をお金に換えて、債権者に分配されることになります。どの手続がご自身にとって最適なのかは、具体的な事情を聴いてみないと判断できませんので、支払に苦慮されているなら、一度専門家に相談されるのがいいのではと思います。 ■でも、色々な噂を聞いて不安なんですが…借金の返済が滞ると、取り立て屋が家や夫の勤務先に来て、大騒ぎをするんじゃないですか? と心配なさる方もよくいらっしゃいます。ドラマのシーンなどでよく見かけるせいでしょうか。また、債務整理をするとブラックリストに載ってしまって、もう一生借りられなくなる、そうなってしまったらマイホームも買えないし、将来子供の奨学金の保証人にもなれない…と心配なさる方も大勢います。実際には、そんな心配は不要です。債務整理を弁護士に依頼した場合、弁護士から貸金業者に受任通知というものを送るのですが、その中には、『今後は本人に直接連絡しないで、代理人の弁護士である私に連絡してください。』という内容が書かれています。ですから、弁護士に依頼すると、貸金業者は直接連絡をとることができなくなるので、それまでかかってきていた督促の電話が止まります。また、いわゆるブラックリストというのは業者間の信用情報共有機関ですが、これはあくまでも情報の共有のためのもので、これに債務整理に関する情報が載ったからといって、それ自体で何かペナルティがあるというものではありません。あくまでも、各業者が貸し出しの際に参考にするための情報共有ですから、収入や所有不動産など、貸出審査の際に参考にされる情報のひとつにすぎないのです。■夫やママ友にばれたくない! それに、子供に影響がないかが心配債務整理には上に挙げたように、「任意整理」「民事再生」「自己破産」の3つの方法があります。任意整理の場合、弁護士がカード会社や貸金業者などと交渉して、月々無理なく返せる額で分割返済の和解をします。この場合、月々の返済資金をやりくりできるのであれば、夫に内緒で債務整理を行うことも可能です。当然、ママ友にわかることもありません。「民事再生」や「自己破産」の場合、家計や同居人資料を提出する必要があるので、夫に隠し通すのは難しいでしょう。ただ、この場合でも、法的整理はあくまでも借金をした本人の問題ですから、夫や子供に取り立てが来るなどということはなく、影響はありません。■まとめ弁護士介入によるブラックリスト登録は一度記載されるとずっと残るというものではなく、一般的に、債務整理の手続きが終了してから5年~7年程度で抹消されるとされています。ですから、お子様の進学費用のことなどを考えると、なるべく早く債務整理をしてしまった方が良いと言えるでしょう。お金の問題は、結局は収入と支出のバランスの問題ですから、一人で解決しようとしても難しいことが多いです。かといって、放っておいても、利息がついて返さなければいけない額が膨らむばかりですから、問題が大きくなる前に気軽に弁護士などの専門家にご相談いただくことをお勧めします。監修協力:弁護士法人アディーレ法律事務所 (東京弁護士会所属)
2016年09月14日【ママからのご相談】先日、ママ友からお洋服のおさがりをいただきました。今まで義理の姉から子ども服のおさがりが回ってきても、お返しなどはしたことがなかったのですが、ママ友からのおさがりも同じ対応で良いのかと迷っています。皆さんはママ友からおさがりをいただいたらお返しされているのでしょうか?目次1 ママ友からおさがりをもらった場合、お返しをする方は約4割!2 おさがりにお返しをする? しない?3 お返しに適しているものは?●A. ママ友からおさがりをもらった場合、お返しをする方は約4割!ご相談ありがとうございます、ママライターのパピルスです。あっという間にサイズアウトしてしまう子ども服。おさがりをいただけるのはありがたいですよね!特に着る機会の少ない結婚式への参列服や卒業式のスーツやワンピース、林間学校など学校で指定される服は、おさがりで十分と考える方も多いのではないでしょうか?今回のご相談は、おさがりをママ友からいただいたケースのお返しについてです。お返しをした方が良いのか、それともかえって気を使わせてしまうのか、迷うところですね。●おさがりにお返しをする? しない?『パピマミ』が行ったアンケート調査「子どもの洋服のおさがり、お返しは必要? 必要ない?」の結果を参考に見てみましょう!●「子どもの洋服のおさがり、お返しは必要? 必要ない?」・1位:おさがりにお返しは必要ないと思う……53%(69人)・2位:ママ友から洋服のおさがりをもらったらお返しをしている……41%(53人)・3位:親戚から洋服のおさがりをもらったらお返しをしている……6%(8人)※有効回答者数:130人/集計期間:2016年8月5日〜2016年8月8日(パピマミ調べ)アンケート結果によると、約半数の方は「そもそもおさがりにお返しは必要なし」と考えておられるようです。約4割の方は「ママ友から洋服のおさがりをもらったらお返しをしている」とのことでした。親戚から洋服のおさがりをもらったらお返しをしているという方は6%にとどまりました。基本的におさがりにお返しは必要ないと考える方が多いものの、ママ友からのおさがりにはお返しをする、という傾向が見て取れます。ご相談者様がママ友からのおさがりにお返しを迷うようであれば、大げさにならない程度のお返し をしておくと後々気が楽かもしれませんね。●お返しに適しているものは?ママ友からおさがりをもらったことのあるママたちに意見を聞いてみました。『ママ友からのおさがりにはお返しをしました。といっても本当に気持ち程度のものです。家族で食べられるお菓子 などです』(30代ママ)『私はお返しをしたほうが気が楽です。子どものおやつになりそうなお菓子 、鉛筆や消しゴムなどの学用品 を渡すことが多いかな』(40代ママ)『おさがりをもらったときにお返しをするという感じではないけれど、家族で旅行に行ったとか、帰省した際にお土産 を渡しました。「いつもありがとう」の気持ちを込めて』(30代ママ)皆さん、気を付けているのは“相手が負担に思わないようなものをお返しする”という点のようですね。----------いかがでしょうか?ママ友からおさがりをいただいたら、感謝の気持ちを伝えつつ、ちょっとしたものをお返しすると後々も良いお付き合いができそうですね。一番大切なのは“感謝の気持ち”。それにプラスして大げさにならない程度のものでお返しを考えてみると良いのではないでしょうか。【参考リンク】・【アンケート結果】子どもの洋服のおさがり、お返しは必要? 必要ない? | パピマミ()●ライター/パピルス(フリーライター)
2016年09月13日公園デビューやママ友など、ママになってからの人付きあいは、いろいろ悩みも多いですよね。子どものために友だちをつくってあげたいのはアメリカのママも同じです。日本とはちょっとちがうアメリカの子育て交流を紹介します。■プレイデートってなに?アメリカのママたちの間でよく聞くのが「プレイデート」という言葉。お互いの子どもたちを遊ばせるデートのことです。公園や近所で顔見知りになり、仲よくなったら「今度プレイデートを計画しましょう」と誘いあいます。事前に時間と場所を決めて、親同伴で遊びます。場所は、公園やお互いの自宅がスタンダード。子どもが大きくなると、相手の家まで送り、遊びおわったころに迎えに行く場合もあります。■アメリカのママ友って?子どもが小さいうちは、公園などで同じくらいの子どもを持つママたちが仲よくなるのも自然な流れです。ただ、日本でいわれているママ友とアメリカのママ友の関係性は少しちがうようです。アメリカでは、12歳以下は子どもだけで外出したり、家で遊んだりすることは許されません。子ども同士で遊ぶときも親の承認、アポイントが必要です。それがプレイデートです。子どもを遊ばせることが目的のため、ママたちの関わり方はとてもシンプル。プライベートなことをベラベラ話したがらないアメリカ人の性質もあり、会話も子どものことがメインです。お互いに深入りするような話はしないので、ベタベタした付きあいにはなりにくいようです。■ほどよい距離感がトラブル回避に私の場合、ママ友のリンジーとは公園で出会いました。その後何度も公園で待ちあわせて、よくプレイデートをするようになりました。彼女は週2回仕事をしています。会うのは公園かお互いの家。子どもと一緒にランチを食べることもありました。ママだけでランチに行くことは、めったにありません。あくまでも子ども中心の、さっぱりした付きあいです。日本では子どもが幼稚園や学校に行っている間にママ友とお茶やランチを楽しむ人もいるようですが、アメリカでは子どもと一緒のパターンがほとんど。会うのは公園や学校のイベント、ボランティア活動などです。いい距離感を保っているため、ママ友同士のトラブルもなく、とても気楽な友だちづきあいをしているように見えます。アメリカのママたちのようにシンプルでベタベタしない距離感を心がけると、ママ友付きあいのストレスも軽減されそうです。アメリカ流にプレイデート中心のお付きあいを取りいれてみるのもいいかもしれません。
2016年09月12日ママ友同士の付き合いは楽しいことも多いですが、気を使ったりイラッとしたりすることも少なくないですよね。そんなママ友との仲がこじれる原因のひとつとなるのが、夫の自慢話。愚痴ばかりを言われてもゲンナリするものですが、自慢話ばかりされるのも聞いている方としては苦痛です。また自慢だけにとどまらず、こちらをけなすような発言までされると、友達関係を続けて行くことが困難になります。今回は20代〜40代のママたちに、イラッとしたママ友の夫自慢について聞いてみました。●(1)夫の職業自慢『ご主人が社長で、ことあるごとに「大変なのよ〜」と愚痴ってるフリして自慢してくる。「今度、○○の社長さんが家族で遊びに来るんだけど、準備が大変なのよ〜」とかいう具合に。いつも顔が全然困ってない 』(40代女性/専業主婦)『公務員の夫を持つ友達は、毎回夫の話になると「ウチなんて公務員だから 」と前置きしてから話し始める。たとえば、みんなで「アベノミクス効果なんて感じられない」という話をしていたときは、「ウチなんて公務員だから、景気が良くなってもお給料変わらないからな〜」とか、みんなで「残業が多くて嫌になる」という話をしていたときは、「ウチなんて公務員だから、定時で上がって帰ってくるから逆に困っちゃう」とか。「公務員いいな〜」と言ってもらいたいらしい』(30代女性/パート)夫の肩書き自慢は反感を買いやすいものです。自分の職業なら「すごいね!」と素直に思えますが、ご主人の職業を自分のことのように自慢されても……と思ってしまうからかもしれません。●(2)夫の優しさ自慢『うちの旦那がぜんぜん家事を手伝ってくれないという話をしたら、「え〜、信じらんない!今どきそんな男ダメだって! うちは料理も掃除も全部やってくれるよ〜」と自慢された。羨ましいのと旦那をけなされた悔しさと、「じゃあアンタは何してんの?」という疑問が残った』(20代女性/販売)『夫婦喧嘩の話をしていたら、「うちの主人は全然怒らない。すごく優しいから喧嘩もしたことない。私だったら、そんなふうに怒ってくる夫とは即離婚しちゃうな」というようなことを言ってきたママ友。さらに、「それってDV夫じゃない?離婚した方がいいよ! 」とまで言ってきて、さすがに腹が立った』(30代女性/事務)「うちの主人、すごく優しいんだ〜」だけで終わるなら「羨ましい」で済むのですが、その後に自分の夫を批判されるようなことを付け足されるとイラッとしてしまうようですね。「一言多いよ!」とツッコミたいところです。●(3)夫が「○○買ってくれた」自慢『「このバッグ、誕生日に買ってもらったんだ〜」「このネックレスは何でもない日にプレゼントしてくれたの!」と、ご主人からもらったブランド品をいちいち報告してくる 友人にはイラッとしますね。お金持ち自慢と優しさ自慢を同時にされてる感じ』(40代女性/営業)確かに、これはお金持ちであることとご主人が優しいということを同時にアピールされているようですね。聞いている方は「だから何?私はそんなものいらないし」と思いつつも、羨ましい気持ちでいっぱいになるかもしれません。●(4)夫とのラブラブ自慢『仲がいいのは微笑ましいし、羨ましいんだけど、けっこう生々しい夫婦生活の話 とかされると引く。そういうことを子持ちのママが平気でいろんなママ友の前で話しちゃう神経が私には信じられない』(30代女性/自営業)度を超したラブラブ自慢は鼻につくどころか「気持ち悪い」と引かれる可能性大ということですね。「何年たっても手をつないで歩くよ!」くらいにとどめておきましょう……。----------あからさまな自慢もイラッとしますが、よく聞くと自慢になっているものもモヤッとしますね。でも、自分自身も何気なく話したことが相手の受け取り方次第で自慢に聞こえている場合があります。気をつけたいところですが、あまり気にしすぎても疲れてしまいますし、「お互い様」という気持ちでおおらかに受け流したいところです……。●文/パピマミ編集部●モデル/福永桃子
2016年09月11日家庭も仕事もうまくいっている、子どものデキがいい、いつも幸せそう…。誰の心にもある、他人をうらやむじっとりとした気持ち。どうしたらこの「嫉妬心」とうまく付き合えるのでしょうか? ママの心を支配する、しつこいモヤモヤを解決しましょう!■適度な嫉妬は必要だけど…他人をうらやむ気持ちは、誰の心にも少なからずあるものです。どちらかというとネガティブなイメージですが、嫉妬は重要なエネルギー。頑張ったり努力したり、これがあるからこそ人は、上を目指して頑張ることができるのです。ただそれが強すぎる場合はかなり危険。見栄を張ったりウソをついたり。そのしっぺ返しで苦い経験をしたママも…。「本人はキレイでダンナさんもステキ、おまけにお金もそこそこありそうなママ友。彼女のことが気に食わなくて、あちこちで悪口を吹聴。でも気がついたら、私のほうが仲間はずれにされていました」(30代後半)「周囲に負けじとちょいちょいブランド品を買っていたら、当然ながら貯金が激減。夫に気づかれ、大ゲンカに!」(30代前半)「仲良しのママ友たちにレベルを合わせるため、夫の学歴をちょこっと詐称。だんだん、話のつじつまが合わなくなってきた…」(40代前半)嫉妬は、毒にも薬にもなる危うい感情。心をむしばまれないよう、気をつけなければなりません。■あなたのねたみレベルをチェック!適度な嫉妬は糧になるとはいえ、それがグングン膨らんできたら要注意です。そうならないよう、まずは自分の嫉妬レベルをチェック。過度な嫉妬心にさいなまれていないか、しっかり確認しておきましょう。【チェックリスト】□人と同じ物が欲しくなる□物事を勝ち負けで判断しがち□他人のいいところよりも、ついついアラを探してしまう□自慢話をしがち□何をやるにも目標が高い□自分がうらやましがっていることを表に出さない□自分に足りない部分ばかりが気になる□ほめ言葉を素直に受け止められない□他人のSNSをこまめにチェック□夫のこと、子どものこと…相手の家族について知っておきたい当てはまる項目が多いほど、嫉妬度数が高まっている状態。半分以上チェックが入ったら…クールダウンが必要です!■嫉妬に支配されないための、とっておき3ステップ嫉妬心をやわらげるには、自分の心としっかり向き合うこと。無理やり押さえ込んだり消し去ろうとするのではなく、段階を踏んで、しっかり解放してあげることが大切です。1. 相手のどこに嫉妬しているのか…うらやましい部分をとことん追究!2. 「私は○○さんに嫉妬している!」と自分にはっきり言い聞かせる!3. 「いいな~」「スゴイ!」などと、口に出してとことんうらやましがる!この3ステップで嫉妬の存在をしっかり認めてあげれば、黒く渦巻くことはナシ。嫉妬を、ポジティブな感情へと昇華できるはずです!
2016年09月11日転勤するたびに、引っ越し。積極的にママ友を探してた頃。我が家の娘は自閉症と診断されています。娘の障害が分かる前は、夫がよく転勤をするので引っ越すたびにSNSを使って近所の人を見つけたり、サークルに入ったりと積極的にママ友を探していた私。しかし、娘に障害があると分かってからは、それをするのをやめました。公園に行っても、お友達と上手に遊べない自閉症の娘Upload By 553kmn(こころ)娘は少しだけ言葉を話せますが会話はできません。友達と遊んでいても、自分の好きな方向に行ってしまいます。成長とともに娘のそんな言動が目立つようになると周りの視線が痛く感じるようになりました。娘と外にでれば、どこかへ行ってしまう娘をずっと追いかけまわしている状態。せっかく知り合ったママ友とも、あまり話せませんでした。娘を連れてママ友と遊ぶときはいつも「迷惑かけないかな?」「大きな癇癪は起こさないかな?」とビクビクしていたのです。かといって、知り合ったばかりのママ友に「娘には障害がある」と伝えるのは気が引けてしまい…一緒に遊んでくれるママ友とお子さんにありがたいと思う気持ちと、どこかで申し訳ないと思う気持ちとの板挟みになってしまい、それが私にはストレスでした。「もう、無理にママ友と付き合おうと頑張るのはやめよう」そう思い、新しい引越し先ではママ友を積極的につくるのをやめました。育児は、やっぱりときどき孤独。でも「今は難しい」と割り切ったら、楽になった。Upload By 553kmn(こころ)本音を言えば、私もママ友ともっと仲良くなりたかったです。ママ友同士が遊んでいる様子をSNSで見るたび、私はうらやましく感じていました。娘に障害がなければ、もっと気軽に遊びに誘えたのかな、なんて考えてしまうこともありました。障害児の育児ってほんとに孤独で、ときどき寂しくなります。「ママ友づくりをやめよう」そう思ってからも、実は何度かSNSでママ友探しのコミュニティを見ていました。徒歩で行けるくらい近くに住んでる人も、何人かいました。以前の私なら嬉しくてすぐにメッセージを送っていたと思います。でも、娘を連れて初対面の人と遊ぶことは、今の私にはとても大変で、勇気が必要でした。SNSのコミュニティを覗いては、何も出来ないまま毎回閉じていました。それから数ヶ月が経ち、今に至ります。もうあのSNSのコミュニティは見ていません。あんなに悩んでいたのに、いつの間にか「ママ友は難しいから今はできなくてもいいや」と自然に思えるようになっていました。そう思えるようになったことでモヤモヤした気持ちは消えていました。積極的なママ友づくりをやめても、それでも仲良くできる友達がいるUpload By 553kmn(こころ)ママ友との交流は大事。でも、無理して付き合おうとすると今はつらい。私がママ友づくりを積極的にしなくなったのは、そんな理由でした。もちろん、娘に障害があると分かっていても今まで通りに接してくれるママ友は私にとって大切な存在。娘が療育に行ってる間に、独身の友達と遊んだり、趣味の文房具を集めることが1番の楽しみと息抜きになっています。独身の友達とは子育ての話題にもならないので、今1番素でいられる存在だったりするのです。
2016年09月08日親はわが子の将来を思い、幼い頃からさまざまな機会を与え、いろいろなことにチャレンジさせようとします。その中でなにが、子どもにとっての財産になるのか? 先輩ママたちが今までの経験から「やらせてよかったこと」について聞いてみました!先輩ママのオススメTOP7子どもの可能性は無限大。凝り固まったオトナと違って柔軟性に富み、制限や限界とも無縁。その気になれば何でもできちゃう才能のかたまりです。とはいえほったらかしでは、せっかくの芽も花開くまま。そんな子どもに、「経験」というチャンスを与えてあげるのがオトナの役目かもしれません。ただ、情報や選択肢が多すぎて、「何をやらせたらいいのか?」と、わからなくなっているママも少なくないはず。そこで、先輩ママの経験から、オススメを選んでみました。英語「英語がしゃべれると人生が広がる。ものおじしないで、外の世界へと飛び出していける」「人との関わり方が積極的かつ一生懸命になったような…」水泳「カラダが丈夫に。細マッチョのボディは、わが子ながらほれぼれ!」「身を守るスキルとして必須」「私自身、泳げなかったため苦労した過去が…。『泳げない』というコンプレックスだけは背負わせたくなかった」ピアノ「楽譜を読めるようになるのは大きな自信となる」「気分転換によく弾いている。いい趣味ができたと思う」アウトドア「お風呂に入れない、ぐっすり眠れない…など、キャンプなどでちょっと不自由な思いをしておくと、災害など、いざという時にへこたれにくい」「夜の暗闇や満点の星空など、普段経験できない自然の強大さに驚き!? 」「枯れ枝を拾って火をおこしたり、川で魚を釣ったり…サバイバル能力が磨かれる」 農業体験「いろいろな虫を怖がらなくなる」「花や野菜の生育過程が学べる。世話の大変さと収穫の喜びも」「汗水流して気分爽快。土いじりは心を安定させる」ペットの飼育「かわいがる、守るという意識が芽生えた」「ごはんをあげたり散歩に出かけたり…。どんなに面倒でも、やらなければならないことがあると学んだ」「病気の大変さや死の悲しみを知った」海外旅行「『違い』を受け入れ、楽しめるようになった」「自分の中にあるいろいろな常識がくつがえされ、変なこだわりが少なくなった」すべての経験にムダはなし!「これまでいろいろ経験するチャンスをあたえてみたけど、そのすべてにたいした興味を示さず。実際やらせても、好きになることもなし。これって、ムダ骨!?」せっかく機会をあたえても、見向きもしなかったり三日坊主で終わったり…。「ムダ」だと感じたママもいるようですが、たとえまったく成果を実感できなくても、落ち込む必要はありません。何事も、経験することに意義あり。「合わない」「嫌い」も立派な学習です。ママが子どもにあたえたチャンスはすべて、血肉となって子どもの人生を支えていきます。もっとも大切なことは…ママががっかりしたり、あきらめないことです!
2016年09月08日子どもは同い年でも、ママたちの年齢はバラバラ。ジェネレーションギャップを感じてしまい、なかなか若いママと良い関係を築けないという人も多いのでは。けれども子供同士は仲の良い友達関係を築いていると、ママ同士の仲は仲良くせざるを得ないケースも。どう付き合ったらよいのでしょうか。 ■良好な関係を築くにはどうしたらいい?若くして出産を経験したヤンママは「社会経験がない」「計画性がない」「若いときに遊んでいた」など、否定的な視線で見られがちです。しかし、あなたと同じように子育てに悩みを抱え子どもを育てていることに変わりはありません。ましてや、子どもの年齢が上だったり兄妹がすでにいる場合は「先輩ママ」にあたることもあるわけです。そして何より、わが子を愛する気持ちは同じ。ただ年齢が若いという理由で、後輩のように接せすることはせず、子育てを頑張っている仲間として接すれば良好な関係を築けるはずです。 ■あなたはヤンママからどう思われてる?30~40代で小さい子どもを育てているママは、学校を卒業後、ある程度キャリアを積んでから出産したことでしょう。年齢だけでなく、育ってきた環境が異なれば、仲良くなれないママがいても不思議ではありません。しかし「若い」というだけで偏見を持つのは良いのでしょうか。実際にヤンママたちにアラフォーママに対する意見を聞いたところ、次のような意見が聞かれました。 「児童館で初対面のママに露骨に避けられたのが悲しかった。何も悪いことをしていないのに…」(20歳・1歳児のママ) 「若いというだけで、保育園でも意見を聞いてもらえないことがある。同じ立場のはずなのに納得できない」(19歳・2歳児のママ) 「10代で子どもを産んだだけでバカにされるのがつらい。子どもはすごくおとなしいのに、私が若いだけで子どもまで問題児扱いされることがある」(22歳・4歳児のママ)ヤンママたちは年齢に関係なく、同じ子を持つママとして接したいと考えているようです。しかし、一方的に拒絶されてしまうので、自分たちも関わりを避けるようになってしまったといいます。■ママ歴に実年齢は関係ない!今回の取材で若いママたちと話してみると、非常にフレンドリーな人が多いと感じました。会話の中に若者らしい言葉が多く、テンションも高いので、同世代のママたちとの違いを感じたのは事実です。しかし、どのママも子育てに一生懸命でこちらの取材にも快く話しをしてくれました。年上のママたちが「ヤンママは攻撃的だと思うことがある」という意見をぶつけたところ、「いつも下に見られるので、相手になめられないようにしているのかもしれない」という意見も。 また、仲良しグループにヤンママがいるという38歳のママに話を聞いたところ、「たしかに見た目は派手だけど、とても仲間意識が強いので困ったときにはすぐに助けてくれた」とのこと。 お互いに同じママとして対等に接することができれば、これほど心強いママ友はいないかもしれませんね。ママ同士の付き合いでトラブルが起きた時は、相手を責めるだけではなく、自分自身の言動を振り返ってみてはいかがでしょうか。
2016年09月07日お子さまの成長に伴い、新しいママ友とのお付きあいがはじまった方も多いのではないでしょうか。ママ友といえば「トラブルのもと」として、よくテレビドラマや雑誌で取りあげられます。皆さまの周りには「困ったママ友」はいらっしゃいますか。ママ友は無理につくるものではありませんが、上手にお付きあいできれば、ともに育児に取りくむ同志的なつながりが得られ、何かと心強いものですよね。私がいままでいただきましたカウンセリングのご相談のなかでも、育児関係ではママ友に関するものが多くあります。■ママ友トラブルは子どもの就学後に起こることが多い!?数年前までは公園デビューや幼稚園&保育園時代の、いわゆるお子さまの就学以前のご相談がほとんどでしたが、最近は減ってきたように感じています。ママ友トラブルについてはネットでも話題に上がっていますし、「ママカースト」なる言葉とともにテレビドラマの題材にもなっています。摩擦を避けるコツを、それぞれが身につけていらっしゃるのでしょうね。変わって最近は、子どもの個性や能力差が少しずつ顕著になってくる小学校や中学校のママ友トラブルのご相談が増えてきました。こういうタイプの方は、愛情深く教育熱心で、子どものことをよく見ている、いわゆる「いいお母さん」がほとんどです。しかし、子どもがほかの子に言われたこと、されたことをまるで自分自身がそうされたように感じ、よろこんだり悲しんだりし、それを母親同士の関係に持ちこむのです。自分が小学校(または中学校)のクラスに在籍しているかのごとく、学校のことにとても詳しいのが特徴的。「○○くんがうちの息子によくキツイことを言うんだけど、息子のことが嫌いなのかしら?」と、その○○くんのママに訴えたり、ほかのママに悲しそうに遠回しの悪口を吹きこんだりします。子どもの言動など成長に伴って変化していくものですし、理不尽なできごとがあったとしても、そのような関わりのなかで他人とどう接していくのかを学ぶもの。頭ではわかっていても、まだ精神的に母子分離ができていない方によく見られます。お子さまの年齢に限らず、もし周りにいつも自分の子どもの話に持っていくママがいたら、少し距離をおいたほうがいいかもしれませんね。■「重たさ」を感じる相手とは距離をおこうこのケースに限らず、ママ友とのトラブルを避けるポイントは、相手と接していて「カモネギ感」と「嫉妬心」が生じていないかを自身で確認することだと思います。無意識のうちに、他人に心理的に依存する関係を求める人は、依存させてくれる相手をかぎあてる才能に長けています。たとえば、うわさ好きな人は自分の話をよく聞いてくれる相手を必要とするので、断ることが苦手そうな優しい人に接近します。まさに「カモがネギを背負ってやってきた(自分のニーズを満たせる人を見つけた!)」と感じるのです。あなたが「カモ」=すなわち「相手のニーズに知らず知らずに合致してしまった相手」なら、初対面からすごく親切にされるので最初はいい人だなと思うでしょう。しかし、会っていてなんとなく「重たさ」を感じてきたら、それは相手が自分の都合のいいように依存しはじめているサインです。早めにフェードアウトしたほうが賢明でしょう。本当に親切な人なら、あなたが何を求めているかにも気を配ってくれるので、重たさを感じさせることはありません。「嫉妬心」は、抱いても抱かれても、いい関係は築きづらいでしょう。話をしていて「もしかしてこの人、自慢している?」という感情が芽生えたり、逆に、自分が何の気なしに話したことを「それ自慢?」と思われることもあります。嫉妬はしてもされても、「目の前の相手をいまは受けいれがたい」と心の声が叫んでいるということです。近くにいればいるほど、お互いの精神衛生上良くないので、ほどよい距離を持ったほうがいいでしょう。ママ友との関わりは、自身の子育てを見つめなおしたり、子どもの成長に気づかされたりするいい機会にもなります。トラブルはうまくすり抜けて、楽しい子育てライフを送りましょう。
2016年09月05日【ママからのご相談】イヤイヤ期の2歳男の子のママです。最近、ささいなことですぐに頭にきて、子どもを叱ってばかりいます。主人や実母などにも「最近どうしたの?」と心配されるほどです。自分でも気をつけたいと思っているのに、 どうしても怒ってしまうので嫌になります。●A. アンガーマネジメントで上手に自分の気持ちをコントロールできますよ。ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。いけないと分かっているのに、ついイライラして子どもを叱ってしまうこと……ありますよね。子育て中のママのこのお悩みに、「あるある」と頷く方はきっと大勢いらっしゃることでしょう。私の周りの子育てママたちに、「子どもを叱ってしまいそうなとき、何か怒りを鎮める方法を試したことがあるか?」 という質問をしてみました。●子どもを叱ってしまいそうなときに怒りを鎮める方法『大きい声を出す前に深呼吸する。子どもが兄弟喧嘩を始めたら、怒る前に意識して深呼吸してみることに。夏休みに毎日怒鳴っていたら、さすがに自分でも嫌になってきて、自己流だがこの方法を試すようになった。多少気持ちが落ち着くかな』(小学3年と小学1年の兄弟のママ)『“怒鳴らない”と書いた紙を冷蔵庫に貼って、日に何度か見ては気をつけるようにしている。祖父母の家の中で“鍵を忘れない”や“薬を飲む”など書いて貼ってあるのを見て思いついた。変なやり方かもしれないが、私は結構効果を実感している』(6歳と2歳の兄妹のママ)『自分でもどうにも怒りを鎮められなくて、アンガーマネジメントの本を読んだ。怒りすぎだと自覚していたから、素直に書いてあることを試すように心掛けている。まだ効果を感じるまでうまくいっていないが、日々気をつけているつもり』(小学1年と3歳の兄弟のママ)このインタビューで、皆さんが試行錯誤しながらうまく自分の怒りをコントロールしようと心掛けているのがよくわかりました。今回は3人目の方のお話の中に出てきた、“アンガーマネジメント” というキーワードに注目してみたいと思います。『読売家庭版』にもこのアンガーマネジメントについての記事が掲載されていましたので、引用しながらご紹介したいと思います。●アンガーマネジメント(怒りを制御する方法)●自分の“許容ゾーン”を広げる日本アンガーマネジメント協会代表理事、安藤俊介さんの見解によると、**********『人が怒りを覚えるのは、自分が「~するべき」や「~するべきではない」と思っていることが裏切られたとき。イラっとしたら、自分の許容ゾーンがどこまでOKでどこからがNGかを頭の中で把握しておくと、怒りの感情にのまれなくなります。不要な怒りにさいなまれないためには、“許容ゾーン”を広げることが重要です』**********とのことです。●怒りのレベルを数値化する**********『人はカッとなってから最初の6秒間が一番怒りの度合いが強いと言われています。この6秒間をいかにして過ごすかがポイントです。もしカッとしたら、まずはその怒りの度合いに点数をつけてみましょう。怒りを数値化している間に気持ちが落ち着いてきます。また、その場にあるものを観察して、怒りを別の方向に向かわせる方法もあります』**********このように、自らの怒りとうまく付き合う方法がアンガーマネジメントなのです。無理なガマンをし、怒りの感情にフタをするのはただストレスを増やすだけで、健全とは言えませんよね。自らの感情に客観的な視点 を加えることで、自分がどんなことで怒りを覚えやすいのかパターンが分かるのです。するとその怒りへの対処が可能になるのです。ご相談者様のおっしゃっていたように、「自分でも気をつけたいと思っている」のに、ついまた同じことをしてしまうときには、このアンガーマネジメントが効果を発揮するのではないかと思います。----------いかがでしたか?子育てのさなか、完全で完璧な母親でいられないときもありますよね。人間ですからその日の気分も体調もいろいろです。私も自己嫌悪の繰り返しでなんとか子育てしています。ただこのコラムでご紹介したように、少しの工夫で今までの怒りの感情が楽になるかもしれません。知識として知っておくことで、役に立つこともあると思います。みなさんのご参考になれば幸いです。【参考文献】・『読売家庭版(2016年9月号)』読売新聞社・発行●ライター/あしださき(元モデル)
2016年09月05日ママ友との楽しいおしゃべりは、ママたちにとって大事な息抜きタイム。しかし、「仲良くなりたい」「盛り上げたい」といった気持ちから発した一言が、裏目に出てしまうことも少なくないようです。今回は、そんなママたちの失敗談から、ママ友との会話で注意したいことについて考えてみましょう。■ただ共感していただけなのに…「ママ友と上手につき合っていくためには共感が大切だと思い、誰かの話を聞くときは『私もそう思うよ』『わかる、我が家もそうだよ!』と、できるだけ共感をしっかり示すように心がけていました。しかし、あるとき『Nさんって、すぐに自分の話に持っていきたがるよね』と、陰で言われていたことを知り、とてもショックでした」(Nさん/35歳/主婦)「私も」「我が家も」と言われると、その話題を切り出した人としては「私の話をしていたのに…」と、話題を奪われたように感じられるかもしれません。共感や同意を示すことはたしかに大切ですが、「あくまでも相手の話」として聞くことを忘れないようにしましょう。「そうなんだ!」「大変だね」と、相手の気持ちに寄り添うような、また理解を示すような言い方に置き換えると、「自分の話に持っていきたがる」という印象を与えずに済みます。また、「それで、どうなったの?」といった言葉で話の続きを促して、きちんと最後まで相手の話を引き出してあげられると、さらに良いですね。 ■仲良くなりたかっただけなのに!「とても無口なママ友がいて、私はそのママともっと打ち解けたいと思い、会うたびにいろいろ質問をしていたのですが…。その結果、無口なママには距離を置かれてしまい、なぜかほかのママ友たちも、少しよそよそしくなりました」(Aさん/31歳/広告関連)ママ友の中には、自分のことをあまり話したがらない人もいるでしょう。そういった相手に質問攻めは逆効果。場合によっては、引かれてしまう可能性もあるため要注意です。Aさんのケースでは、周囲のママ友たちにも「嫌がるママから、根掘り葉掘り聞き出そうとしている」ように映ったのかもしれません。会話を盛り上げるテクニックの一つに「情報の開示」があります。これは、自分の情報を先に開示することで、相手の話を引き出しやすくするというものです。特に相手が無口な人なら、先にある程度自分の話をして、相手が少し心を開いてくれてから、少しずつ質問を投げかけてみると良いでしょう。■先輩ママと新米ママ「ご近所の新米ママに、アドバイスのつもりでいろいろと子育ての話をしていたら…。しばらくしてから、避けられるようになりました」(Rさん/31歳/飲食店)子育てについての考え方や方針は、家庭によって異なるもの。また、大変なときは周囲からのアドバイスを素直に聞けなくなってしまうこともあります。そのため、先輩ママからのアドバイスが、新米ママにとっては「上から目線」や「余計なお世話」に感じられることも。新米ママの力になりたいと思うなら、まずは悩みなどを、ただ聞いてあげるのが良いかもしれません。そして、「こんなとき、どうしていましたか?」とたずねられたら、先輩ママの経験談を話してあげましょう。自分の「良かれ」が、相手にとっては「迷惑」となってしまうこともあります。「良かれ」と思って発言するときには、一度相手の立場で考えてみることを忘れないようにしたいですね。
2016年09月04日“女性は笑顔で殴り合う”。よく言われる言葉ですが、女性同士のマウンティングの様子がうまく表現されていますね。おそらく古代から女性同士によるマウンティングはあったことと思いますが、とくに現代は“マウンティング戦国時代 ”と言っても過言ではありません。リアルでもSNSでも日々マウンティングに勤しんでいる女性は大勢います。ネット上ではそういう“マウンティング女子”を軽蔑することでさらにマウンティングする女性たち が激増していますが、本人たちに自分の行為がマウンティングになっているという自覚はないようです。しかし、胸に手を当ててみてください。普段はマウンティング女子を蔑んでいるあなたも、過去に一度や二度はマウンティングしてしまったことがあるでしょう。おそらく例外はないはずです。そこで今回は、周囲の女性たちに“ついやってしまったマウンティングエピソード”について聞いてみました!●ついやってしまったマウンティングエピソード●(1)ママ友のマウンティングがウザすぎて……『ママ友の一人に、自分の金持ちぶりをめちゃめちゃ自慢してくるマウンティングママがいたのですが、ある日あまりにもウザいので、「私の旦那年収○万円なの〜」とニヤニヤしているママ友に「うちは○万円だよ」とさらに上の金額を突きつけてやった ことがある。今思い返すとかなり大人げなかったと思います……』(32歳女性/専業主婦)これは大人げない笑!でも露骨にマウンティングしてくる人を黙らせるには、さらにその上からマウンティングしてしまうのが楽だったりするんですよね……。マウンティングをかわすには、同じ土俵に立たないことが一番ですが、若いときにはなかなかそれが難しいものです。●(2)知らない間にマウンティングになってた『当時は自分がマウンティングしてるなんて全然気づかなかったんだけど、周囲からの質問に「両親は病院経営してる」とか「旦那は○○(某大手企業)で働いてる」とか正直に返してたら、ある日仲のよい友達から「感じ悪いよ」って言われてそこで気づいた。事実をそのまま言うだけでもマウンティングになる らしいです』(27歳女性/専業主婦)うーん……これは難しいですね。悪意がなくてもマウンティングとみなされてしまうケースはたしかによくありますよね。自分に劣等感を抱かせる発言をした人に手当たり次第「マウンティングだ!マウンティングだ!」と叫ぶ人もいますからね。女性同士の間では高すぎるスペックを持つ人は嫌われる傾向にありますから、なるべくあやふやにして流すようにしたいですね。●(3)深刻な話をさえぎって……『友達からストーカーの相談を受けてたんだけど、なぜか私はその話を遮って「私も言いよってくる男多くてさ〜」とマウンティングしてしまいました。友達は深刻だったろうに…… つまらないプライドできちんと向き合わなかったことに後悔です』(36歳女性/1児のママ)端から聞く分には「あり得ない」と断罪できてしまう話ですが、自分の容姿に全く自信が持てず、長年恋人もいないような状況 のなかで「この前知らない男に急に好きっていわれてさ……」なんて話をされたら、冷静でいられるでしょうか。おそらくこの女性のようにマウンティングし返してしまう人もいると思います。ダメだと分かっていてもマウンティングしてしまう。そんな状況ってあるんですよね……。----------いかがでしたか?生きていればマウンティングの一つや二つはしたくなってしまうものです。とくに若いうちにやらかしてしまった人が多いようですね。マウンティングは何も生みません。たとえ相手からウザいマウンティング攻撃を受けたとしても、さらっと流せるような心の余裕をもっておきたいですね。●文/パピマミ編集部
2016年09月04日まじめで一生懸命なママは、できなかったことやうまくいかなかったこと、自分のダメな部分にこだわりがち。他人と比較し、落ち込み、自分を責める…。そんな負のスパイラルに陥らないよう、他のママたちのダメエピソードをご紹介。これらを読めば、「私だけじゃなかったんだ!」「ママだって人間だもの」と、一気に心がラクになるはずです。■ウソも方便!? ママの日常子どもにとってママは、完璧なるオトナ。とにかく正しい絶対的な存在です。でもその正体は…かなりのウソつき!?「ウソはダメ!」などと子どもには言い聞かせつつ、自分に都合よく振る舞っているママのなんと多いことか…。「私の寝坊で幼稚園を連日遅刻。『子どもが行きたがらなくて困っている』と、先生には報告している」(30代・前半)「子どもが大事に保管しているお菓子を、夜な夜なつまみぐい。『食べた?』と聞かれてすっとぼけるにとどまらず、『人のせいにしないで!』と逆ギレしてしまった」(30代・前半)「大事にしていたアクセサリーが忽然と消え、『僕じゃない!』と言い張る我が子に事情聴取。『どこにやったの?』『早く出しなさい!』と散々責め立てたあと、別のところに保管していたことを思い出し…。結局、濡れ衣を着せたまま」(30代・前半)ウソをつくのはあくまで、母としての立場を守るため。子どもに申し訳なさを感じつつ…ママたちはこっそり、真実をねじ曲げているようです。 ■ママは現在修業中!また、完璧とは程遠い未熟な振る舞いも当たり前!? 手を抜いたり気が抜けたり、気が回らなかったりやりすぎたり…、絶賛修行中なのです。「夫が出張で不在だと、夕食メニューがかなりいい加減に。お弁当だったり菓子パンだったり、時にはお菓子そのものだったり…。とても大きな声で言えないモノを、子どもにこっそり食べさせています」(30代・後半)「外出時、あまりにも息子が言うことを聞かず、疲れと悔しさで泣けてきた…というか、普通に公衆の面前で泣いてしまった。息子もびっくり。あの光景がトラウマになっているようで、ちょっとでも泣き顔になるとビクビク…」(20代・後半)「幼稚園の面談時、先生に子どものいいところを聞かれて言葉に詰まってしまった。短所や困っているところならどんどん言えるのに…。子どもを愛しているけれど、ちゃんと見ていなかったと反省」(30代・後半)「幼稚園の参観日。一人言うことを聞かない我が子に対し、顔ではほほ笑みつつも、内心イライラ。私のもとに駆け寄ってきたとき、抱き止めるフリをしながら小声でお説教しちゃいました。他の親子にはわからないよう耳元で、『いい加減、先生の言うことを聞け!』とひと言。できるだけ低く、ドスをきかせてささやいたら、顔をこわばらせ、そのまま別人のようにシュン…」(40代・前半)「我が子をその気にさせるため、『Aちゃんはとってもいい子!』『B君は何でもデキてスゴい!』などと、よその子をやたらベタほめしていたら、完全にスネてしまった。もっと他にやり方があったのかもしれない…」(30代・前半)子どもを産んでママにはなったとはいえ、誰もが修業の身。初めから、何でもデキちゃうパーフェクトなママなど存在しません。失敗と反省の繰り返しは、あるべきママの姿。そうやって情けない思いをしながら、母としての自信や貫禄が備わっていくのですから…。ダメエピソードは、ママの肥やし。これを重ねて皆、本物になっていくのです!
2016年09月04日子どもができれば避けては通れない“ママ友付き合い”。いろいろな人がいますが、中には夫の職業や年収を自慢してくるマウンティングママもいますよね。内心「どうでもいい」と呆れつつも、 心のどこかで羨ましいと思ってしまうこともしばしば……。「ウチの旦那も同じ職業なら……」とつい愚痴りたくなったこともあるでしょう。そこで今回は、パピマミ読者のママたちに『羨ましいと感じるママ友の旦那の職業』について聞いてみました!世のママたちから一番憧れられている職業とは……。●ママ友の旦那さんの職業で羨ましいと思うのは?・1位:医者……28%(107人)・2位:公務員……21%(80人)・3位:パイロット……10%(40人)・4位:経営者……7%(28人)・5位:銀行員……7%(26人)・6位:外資系……7%(25人)・7位:弁護士……6%(22人)・8位:スポーツ選手……3%(13人)・9位:YouTuber……3%(11人)・10位:美容師……2%(9人)※11位以下は省略※有効回答者数:382人/集計期間:2016年8月19日〜2016年8月22日(パピマミ調べ)●1位:医者『やっぱり医者だな〜。正直医者なんて勝ち組のイメージしかない。知り合いのママ友に旦那が医者の人がいるけど、めっちゃ豪邸に住んでる』(32歳女性/2歳男児のママ)『医者は年収面を差し引いてもカッコいいから憧れる。自分や家族が病気になっても安心だし』(28歳女性/4歳女児のママ)ママたちが羨ましいと感じるママ友の旦那の職業は、『医者』で28%(107人)となりました!医者はやっぱり憧れますよね〜。2013年に日経メディカルオンラインが調査したデータによると、勤務医の平均年収は“1,477万円” とのこと。勝ち組ですね。また、医者は病気を治す専門家ですから、なにかと病気にかかりやすい子どもを育てているママにとっては頼れる職業です。ただ医者はとても多忙な職業であることから、自分の妻には専業主婦になってもらいたいという希望を持っている人が多いと言われています。働くことが生き甲斐な女性にとっては案外窮屈な相手になってしまうかもしれません。まぁ、それを差し引いても羨ましいですけどね。●2位:公務員『私は公務員かな。ウチの夫は自営業だけど、経営が不安定で収入がかなり上下するから大変。公務員なら固定給だし、クビになる心配もないし羨ましい』(42歳女性/3歳女性・6歳男児のママ)『この不景気の世の中で、給料が安定していて倒産の心配のない職業ってかなり魅力的 。子どもの教育費とかも安心して積み立てられそう』(33歳女性/5歳男児のママ)続いて第2位は『公務員』で21%(80人)となりました。公務員も羨ましい職業の常連ですね。日本では少子化が進んでいますが、その理由の一つに“経済的な不安”があると言われています。子どもを産むと、大学卒業までにかかる費用は一人当たり3,000万円前後だと言われています。私立や医学系の大学に通わせるならさらにお金がかかります。立場が不安定な非正規雇用が増加している日本においては、子どもを産むハードルがとても高いのです。しかし、公務員であればよっぽどのことがない限りは失職しないですし、給料も安定しています。そのため将来設計が立てやすいです。お金持ちというほどの給料はもらえませんが、生涯的な“安定”を手にできるので、ある意味“勝ち組”と言えるかもしれません。●3位:パイロット『ベタだけど夫がパイロットって憧れるわ〜。年収とか抜きにしても誇りを持てる』(38歳女性/10歳女児のママ)『これはパイロット。パイロットって人口が少ないから希少価値があるし、ママ友への自慢には最適』(27歳女性/1歳男児のママ)第3位は『パイロット』で10%(40人)となりました。パイロット……響きだけでかっこいいですもんね。厚生労働省の調査によると、パイロット(航空機操縦士)の平均給与は1,198万円とのこと。生涯年収は約4億8,000万円 になり、平均生涯年収の2倍稼ぐことができます。そしてなによりパイロットという職業は“ブランド”が強いですよね。どんな人でも「ウチの旦那パイロットなの」と言われたら驚くでしょう。稼げるしかっこいいしで夫の職業としては言うことなしですね。墜落の可能性とかを考えると怖い気もしますが、墜落する可能性は0.0009%と言われているため、普通に車で出勤している人よりも安全だといえます。----------いかがでしたか?どれも結構納得できる職業だったのではないでしょうか。9位に『YouTuber』が入っていることに時代の流れを感じますね。今や億単位の年収を稼げる職業ですから、当然といえば当然かもしれません。とはいえ、どんな職業にも魅力はあって尊いものです。旦那の職業をバカにせず、応援してあげるようにしたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜14位)】ママ友の旦那さんの職業で羨ましいと思うのは?()●文/パピマミ編集部
2016年08月24日授業参観で10年前は想像できなかった娘の成長を実感。出典 : 発達障害の娘は現在小学6年生。今年の授業参観日では、国語の授業で詩を創作し、発表していました。それを見た私は、「こんなことまでできるようになったのか」と感心しました。なぜなら10年前には、今の姿を想像することすらできなかったからです。娘の成長が気になったのは、2歳頃でした。言葉が出始めるのが遅く、コミュニケーションも、ほとんどとることができませんでした。多動もあり、いつも自分の好きに行動していました。その頃から療育にも通っていましたが、落ち着きなく自由奔放な行動を見て、果たして療育の効果はどれほどなのか?とよく不安になったのを覚えています。診断後、療育を家でも取り入れた。最初は上手くいかなかった出典 : 療育施設に通いだした頃、娘はなかなか着席ができず、座ってもすぐに立ち歩いていました。この頃ほぼ同時期に、ABAという行動分析を家庭に取り入れている、親の会に入りました。そこで受けたアドバイスは、子どもの楽しさや主体性をとても大事にしたものでした。私は、このアドバイスを参考に、親の指示通りに椅子に座る練習を、取り入れてみることに。しかし、これまで自分の好きに立ち歩いていた娘。急に「座って」と言っても座ってくれません。座ることが嫌にならないよう、好きな遊びの最中、機嫌の良いときにイスに座らせてみました。しかしすぐ立ち上がるため、娘の膝を少しだけ押さえるなどの補助を入れましたが、やはり立ってしまいます。それでも、遊びの合間の短い時間、「座って」「立って」の声掛けのタイミングと同時に、体を支える補助を何度も繰り返しました。最初はなかなかできませんでしたが、根気よく続けた結果、2ヶ月ほど経って徐々に指示を理解し、着席ができるようになってきました。しかし、座っていられる時間はまだまだ短いものでした。まずは「机に向かう練習」から、楽しんで取り組めるように出典 : 年長になり、小学校への就学を視野に入れた私は、長時間机に向かって座っていられることを、目標にしました。これは、長時間の着席が目標なので、着席している間に飽きて集中が途切れないよう、娘の好きなおもちゃやゲームなどを活用し、遊ぶことにしました。しかし、娘1人の遊びではすぐ飽きてしまうかもしれない。そこで、私も一緒に娘と遊ぶことにしました。着席の練習と同様、娘が機嫌の良いときに、15分程度から取組みました。また、学校での学習にも慣れるよう、興味の低い活動でも少しずつ練習しました。この時も、集中ができるだけ続くよう、合間に娘の好きなお絵描きの時間を挟むなど、していました。この方法は娘には合っていたようで、着席できる時間は、少しずつ増えていきました。小学生になり、集団参加も安心…と思いきや出典 : 指示や場面に応じて着席することや、長い時間座ることに慣れてきた娘。しかし、いざ就学すると、今度は別の問題が生じてきました。それは、みんなが手を挙げるのを見て、解からない問題でもつられて手を挙げてしまうことでした。そんなとき、娘の「聞く力」を伸ばしたのはフルーツバスケットだった出典 : この問題を療育の先生に相談したところ、「指示の聞き分けを、ゲーム感覚で練習してみましょう」とアドバイスをもらいました。さっそく家で練習です。フルーツバスケットの応用で、方法は簡単です。・家族4人(2人以上が良いです)で、それぞれ違う種類の果物を持ちます。・司会の人を決め、その人に「みかんを持ってる人~?」と聞いてもらい、実際に持ってる人だけが返事をして手を挙げます。・手に持つのは、子どもが理解していれば、果物でなくても構いません。参加人数が多ければ、何名かは同じ種類を持った方が、より実戦向きかもしれません。最初は、授業中と同様に戸惑いながらも、周囲と一緒に手を上げていた娘。間違えたときには「あれ?今はみかんだっけ?」など、司会が言った言葉を確認できるような声かけをすると、娘も自分で間違いに気付けるようでした。このゲームも、学習というよりは、ちょっとした息抜きの時間に、遊ぶ感覚で取組んでいました。このような時間を家族で楽しみながら、繰り返していくうちに、少しずつ指示の聞き分けができるようになっていきました。子どもが学ぶことを楽しめるように出典 : 学校で役に立ちそうな方法を例に挙げてみましたが、コツは楽しくゲーム感覚で練習することです。療育先などでアドバイスをもらうと、つい結果を求めてしまいがちだと思います。しかし、親の気持ちを優先し、子どもの「やりたい気持ち」を置いてきぼりにしては、学習そのものが、嫌な時間に変わるかもしれません。成長を待つことが、結果として子どもの主体性を伸ばし、学習意欲につながるのではないでしょうか?我が家では、楽しさの中でいつの間にか学校生活にも順応できるようになった。そのような関わりや取組みを、心がけています。
2016年08月24日ママ友付き合いが続いてくると、相手の様子が少しずつわかってきます。そんな中、「あれ?これって……ズルしてない?」と思ったことはありませんか?実は最近、保育園や小学校に虚偽の申告をするママたちが問題になっているのです。不正に入園したり、義務であるはずの役員を逃れたりと、ズルママたちの目的はさまざま。そんな彼女らに、真面目にやっている普通のママたちからは怒りの声があがっています。どのようなズルいママたちがいるのでしょうか。インタビューから、具体的に見ていきましょう。●(1)勤務証明証を偽造! 働いていないのに保育園に預けている『ズルしているのは、ご主人が会社経営のお宅。ママの勤務証明書を偽造し 、フルタイム週5で保育園に子どもを預けてます。もちろん本人はそこに出社なんてしてません。毎日ランチにエステ、ネイル三昧。暇すぎてありあまってる時間をママ友ネットワークづくりに費やしているせいか、意味なく園でデカい顔してます』(30代女性/通信業)公立保育園に子どもを入園させる際に必要となる“勤務証明書”。自営業という立場を利用して、これを不正に作成するママたちは非常に多いようです。●(2)収入をでっちあげ! ほとんど無料で保育園に預けている公立保育園には、保護者の収入証明書も提出しなければなりません。これは保育料を決定するための重要な資料。低収入であれば安い料金で保育園に入れることができるのですが、ここでもズルが横行していました。『人に言えないような、ちょっとダークな仕事やってるシンママ。月50万くらい稼いでるのに、アリバイ会社で“事務パート・9時〜17時・月収7万円”っていう証明書を出してもらってる んだとか。おかげで、保育料はほとんど無料。しかも母子手当までちゃっかりもらってるんですよね。わが家よりよっぽど優雅な暮らししてて、なんだか自分がバカバカしくなってくる』(20代女性/化粧品販売)女手ひとつで子どもを育てる苦労は計り知れません。しかし、だからといって不正を働いていいわけではありませんよね。この方は、「あまりにひどいため通報したいが、どこに告げたらいいのかわからない」と悩んでもいました。●(3)「転勤族だから」「介護があるから」……ウソの理由で役員を逃れる最後に紹介するのは、小学生ママの声。誰もがやりたくないあの仕事を、ズルして避けているママ友のエピソードです。『「ウチ、転勤族だから無理なの〜。ゴメンね〜」。これで全ての役員から逃れているママ友を知ってます。子どもが同じ学年だけど、結局6年間転勤しないまま でした。そんなの転勤族じゃないし!』(40代女性/専業主婦)ほかにも、介護や通院、疾病などが役員逃れの口実によく使われているようです。どれも真偽を確かめるのが難しいため、口がうまいズルママは周りをうまく丸め込んでしまうのでしょうね。----------いかがでしたか?どのような理由があっても、不正はいけません。保育園の拡充や、子どもをめぐる環境整備を行政に求めると同時に、サービスを利用するママ側の倫理もしっかりしておきたいところですね。●文/パピマミ編集部
2016年08月23日メールといえば、ビジネスには欠かせないコミュニケーションツール。近年はLINEを使用する人も増えていますが、それでも、ビジネスメールの基本とマナーは、社会人としての必須スキルのひとつです。これはビジネスシーンだけに限ったことではありません。ママ友と約束を交わすとき、子どもの行事についての打ち合わせをするときなど、ママの日常生活でも、ビジネスメールのマナーが大いに役立つシーンはたくさんあります。今回はそんな、プライベートでも役立つビジネスメールのマナーとコツを紹介します。■「件名」を上手に使うビジネスメールでは、件名は省略せず、きちんと記入するのが正しいマナーとされています。これは、相手がメールを受け取ったときに、そのメールがどんな内容のものなのか、ひと目で判断できるようにするため。たとえば、たくさん来ているメールの中から必要なものを探して先に読みたいとき、すぐに「これだ!」とわかる件名になっていると助かりますね。プライベートのメールでは件名をあまり使用しない人も多いようですが、大事な連絡や、かならず返信してほしい場合、頼みごとなどの内容なら、件名にその旨を明記しておくと親切です。たとえば、ママ友の集まりを企画していて、その詳細を連絡するような場合には、後日そのメールを見ながら会場に来る人もいるでしょう。そんなときに、件名ですぐに必要なメールが探せると、とても便利です。さらに、【ご確認ください】、【ご報告】、【返信をお待ちしています】、【12日ママ友会の詳細】のように、【】を使って強調すると、よりわかりやすくなります。■文章は短く、簡潔にメールは、携帯やスマホで確認することが多いため、短く、簡潔に書くよう意識しましょう。文字がぎっしり詰まっていると読みづらいので、適宜改行を入れつつ、相手の読みやすさを考えて、文字数が多くならないよう配慮することが大切です。メールの要旨は、本文の最初に書くのがビジネスメールの基本。先にダラダラと詳細や理由などを書いてしまうと、メールの受け手はどこが大事な部分か判断しづらくなります。そのため、ビジネスメールでは要旨(または結論)→詳細(または理由)が基本です。友だち同士のメールなら、「元気?」「最近、こんなことがあったよ」と近況報告からスタートするのも良いでしょう。ただし、日時・場所の連絡や、大切な報告など、絶対に確認してもらいたい内容があれば、やはりビジネスメールと同じように、できるだけ本文の最初の方に持ってきた方が親切です。■内容が長くなるときは箇条書きたとえば、【明日の持ち物】の連絡をするときに、「水筒とお弁当、ビニールシート、タオル、虫よけ、帽子…」と、横並びに物が並んでいると、確認しづらくなってしまいます。内容が長くなる、項目が複数あるといった場合には、改行して箇条書きにしましょう。ビジネスメールのマナーなんて、プライベートでは関係ない! と思うかもしれません。しかし、マナーの根底にあるものは「相手に対する思いやり」。友だち同士のやりとりにも、通じるところはたくさんあるはず。「相手に気持ちよく読んでもらいたい」と思う気持ちを、「メールのマナー」という形で示したいですね。
2016年08月21日「過去の栄光」をよりどころにして、現在の自分を過大評価しているため、目の前の現実をきちんと認識できなくなる。その結果、独善的で横暴になってしまう……。そんな「傲慢」な人が増えていると指摘するのは、『オレ様化する人たち あなたの隣の傲慢症候群』(片田珠美著、朝日新聞出版)の著者。精神科医として臨床に携わりながら、犯罪心理や心の病の構造を分析しているという人物です。精神分析的な視点で、社会問題にも積極的に携わっているそうですが、そんな立場上、どうしても傲慢な人たちのことが目についてしまうというのです。■よく「お金は怖い」といわれる理由本書では傲慢な人たちのことを、「傲慢症候群」と呼んでいます。これは政治家であると同時に精神科医でもある、イギリスのデービッド・オーエン元外相が提唱したものだそうです。オーエン氏は「傲慢症候群」について、病気ではなく、「権力の座に長くいると性格が変わる人格障害の一種」だと考えているのだといいます。たしかに、「権力を握ってからおかしくなった」といわれるような人はどこにでもいるもの。同じように、お金に関連した「傲慢な人」の話もよく聞きます。そもそも「お金は怖い」と、よくいわれていますよね。いうまでもなくそれは、「お金を持った途端に人が変わったようになる」とか、「お金を手に入れるためならどんなことをする」というようなケースが少なくないからです。また、期せずして大金を手にしたとたん、それまでとは別人のごとく傲慢人間に変貌するというようなことも往々にしてあるでしょう。事実、本書においても、その典型というべき事例が紹介されています。■豹変してしまった傲慢症候群の女性「お店で値切らない人は馬鹿」「外車なんて、成金の乗り物」「日本人はメイド・イン・ジャパンが常識」「清貧こそ美しい」ある女性は、ことあるごとにそう吹聴していたといいます。そして、お金や地位のある男性と結婚した知り合いの女性たちに対しては、「あんた、玉の輿狙いね」などと揶揄し続けてきたというのです。ところが、あるとき、この女性の状況が一変します。母親が病死し、思いもよらず遺産相続で大金を手にすることになったというのです。すると一転、まず彼女は外車を買い、次いでタワーマンションの高層階の部屋を2戸買い、娘夫婦に1戸を与えたのだそうです。さらに孫には、ヨーロッパ製のおもちゃをたくさんプレゼント。そして娘の夫に向かって「あなたに甲斐性がないからと言って、娘にみじめな暮らしはさせられない。だから私が買ってあげるの」といい放ち、自分の夫に対しても「あなたが安月給だから、私は苦労している」というようになったそうです。さらには以前とは別人のように、「国産車しか買えない人はかわいそう」「スーパーは民度が低いから、食材はデパ地下でしか買わない」「娘はしょっちゅうパリに買い物に行く」というようなことを、わざわざ周囲にいって回るようになったのだとか。しかも、まわりから呆れられているにもかかわらず、本人は悪びれる様子がまったくなし。■豹変する女性は元々金銭欲が強め!つまり、この女性はいきなり大金を手にしてしまったことによって、お金の力を過信するようになり、その結果として傲慢になってしまったというわけです。考え方も行動も以前とは一変したわけですから、驚かざるを得ません。しかし著者は、「この変貌ぶりを見る限り、この人は過去の言葉とは裏腹に、もともと金銭欲が強かったのかもしれない」と分析しています。つまり、親の遺産を相続するまで清貧を過度に美化していたのは、お金がほしくてたまらなかったのに、お金に縁がなかったから。そのため、自己正当化せざるを得なかったからだということ。だからこそ、大金が入った途端に豹変したのだというわけです。ちなみに、散財しまくり、それを周囲にも自慢し、お金のない人を見下すというこの極端なあり方は、成金にしばしば見られる兆候だと著者はいいます。ひとことでいえば、品がないのです。しかも、これだけ派手に消費していたら、いくら大金でも遅かれ早かれ底をつくのは火を見るより明らか。いつまで傲慢な振る舞いを続けられるかは、はなはだ疑問だといいます。*他にも本書では、さまざまなタイプの傲慢人間の事例が紹介されています。つまり、「そんな人たちと対峙したとき、私たちはどうすべきなのか」が本書の論点となっているわけです。なにしろ傲慢な人たちを題材としているわけですから、決して気持ちのいい話ばかりではありません。しかし、現実的に傲慢な人が増えているのであれば、彼らから身を守る術を心得ておく必要はあるはず。そういう意味で、本書には大きな価値があると感じます。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※片田珠美(2016)『オレ様化する人たち あなたの隣の傲慢症候群』朝日新聞出版
2016年08月18日乳幼児を育てていると、「子どもの預け先、どうしよう」と悩んだことがあるママは多いのでは。助け合いの精神で、お互いに預けたり預かったりするママ友がいれば、ありがたいですね。できればトラブルなく、双方が気持ちよく頼ったり頼られたりする関係が理想的です。「子どもを預かったことがある」というママに、よくあるトラブルと、それを回避する秘訣、本音を聞いてみました。「よその子を預かったことがある」ママは約半数!アンケートの回答者152名のうち、「ママ友の子どもを預かったことがある」は、約半数の73名。1回に預かる時間の平均は、1時間未満が12名、2~3時間が47名、それ以上が14名でした。預かった理由は、「ママ友が病院、役所の手続き、PTAなどの用事のため」が一番多く、次に、「ママ友が、兄弟の習い事や病院などに付き添うため」、そして「仕事」。そのほか、「お互いの子ども達が『一緒に遊びたい』と言ったため」という理由もありました。預かる時に、お礼はもらっている?ママ友の子を預かったことがある73名のうち、「なにかお礼をもらった」という回答は28名。お礼の中身は、お菓子やジュース・ビール、果物、夕飯のおかずなど、今回の回答では、すべて食べ物、飲み物でした。確かに、自分の子どもも一緒に食べられるものをお土産にしておくと、一石二鳥ですね。「お礼をもらっていない」とする42名のうち8名は、「ママ友と、『子どものおやつや水筒は持参』というルールを決めている」と回答。預かる側の金銭的な負担をなくす意味でも、このようなルールがあるといいですね。実は、アンケートを実施するにあたって、現金、図書券や商品券など、シッター代に代わるお礼をもらっている人もいるのでは予想していたのですが、今回は、そのような回答はありませんでした。子どもを預かっているとき、こんなトラブルありました!ママ友の子どもを預かったときに頭を悩ませるのが、子ども同士のケンカ。「子どもたちがケンカをして、預かった子が『ママ―』と泣き出した」(ぱるるんぱさん)、「相手の親がいない中でのケンカの仲裁に困った」(さっちゃんママさん)など。自分の子どもをひいきしてはいけないと、過剰に気を遣ってしまいそうですね。「外遊びでケガをしないかハラハラ」(Hana☆さん)。子どもにある程度のケガはつきものとはいえ、このハラハラ感、わかります。「わが子は女の子。預かっていた男の子がおもらしをして、着替えがなくて娘の服を着せた」(さぶりんさん)。預かってもらう際は、着替え一式を持たせるとよいですね。「回数が増えてきたので、託児所代わりに使われても困るなと思い、急な預かりは断るときも作った」(うさぴょんさん)。「預かってくれたママが、共通のママ友に、『大変だった』とグチっていた」(か~ちゃんさん)なんて報告も。預かる方も、無理のない範囲で引き受けたいですね!「預かったのに、ありがとうの挨拶がない」(四人ママ)という回答もありました。「預かってよかった」理由の第一は「信頼関係の構築」今回のアンケートで印象的だったのは、預かったことがある人がおおむね、「預かってよかった!」と満足していること。「人の役に立てていると思うと充実感があった」(saoriさん)、「ただ自分の子どもと一緒に遊ばせていただけなのに、すごく感謝された」(か~ちゃんさん)、「自分が信頼されているのを実感できてうれしかった」(まきさん)など、ママたちの自己肯定感につながったようです。「ママ友の役に立てて、信頼関係が深まった」(ひろみんさん)、「お互いもっと仲良くなれた」(めいさん)など、5人に1人が、ママ友との信頼関係が深まったり、仲良くなれたりしたと回答しています。育児で孤立しがちなママたち、預けたり預かったりすることで、深いつながりを得られると実感しているようです。「自分の子がお友だちとどんな付き合い方をしているか近くで見られる」(Lilymamaさん)、「わが子にほかの子と遊ぶときの楽しさやルールを教えられた」(ma-yu☆さん)など、子どもの教育にも活かせそうですし、何より、「わが子は一人っ子なので、友だちと家で遊べることがとても楽しかったみたい」(サーチャンさん)、「わが子が幸せそうだった」(ゆうさん)など、お友だちを預かると自分の子も喜びますよね。預かるのは大変かと思えば、「子ども同士で遊んでくれるので、家事がはかどった」(まころんさん)という意見も。預かる際に確認しておくべき3つのこと。「気持ちよく、ストレスなく預かるために、気を付けていることがあれば教えてください」という質問への回答で見えてきたのは、以下3つの確認の大切さ。・飲み物、おやつの確認・ゲームの与え方についての確認・テレビの見せ方の確認特に、「アレルギーがあるか聞いておく」(こはんさん)は命にもかかわることですから大切ですね。ゲームの与え方やテレビの見せ方は、各家庭の方針があります。基本的には、預かっている家のペースでいいのでは、とも思いますが、余計なトラブルを回避するためにも、予め確認しておくといいですね。「なるべくテレビを見ないでおもちゃで遊ぶよう誘導する」(やすさん)など、預かるママの腕の見せ所でもあります。「何時まで預かるのか、時間の確認をする」(ぱんださん)も必須ですね。そのほか、「LINEでこまめに連絡を取る」(まなわんさん)も参考になります。私にも、子どもの預け合いができるママ友がいます。預かってもらって助かるのはもちろん、よその子を預かると気分転換になりますし、子どもが甘えてこないので、仕事が進むという意外な利点も(笑)。預かる側はがんばりすぎない、預ける側は相手に負担をかけないように気遣うことで、お互いに「助かった」「楽しかった」と言えるといいですね。<文:フリーランス記者鯰美紀>
2016年08月11日夏休み真っ最中。小学生ママや、幼稚園の延長保育を利用しながら働いているママにとって、子どもの長期休みは死活問題。基本的に夏休みのない学童保育も、学年が上がると通えなくなったり、子どもが「毎日学童に行きたくない」と言いだすことも。子どもが夏休みだからといって、ママが仕事を休むわけにはいきません。困ったときの対策法をご紹介しましょう。■実家や親戚宅に泊まりで預ける長期休み中の子どもの預け先で多いのが、実家や親戚宅。おじいちゃん、おばあちゃんと一緒なら子どもものんびり過ごせますし、ママも安心ですよね。気軽に行き来できないような遠方に実家がある場合は、子どもだけ泊まりで預かってもらえないか相談してみるのも手。自宅とは違う場所で過ごす、夏休みならではの“スペシャル感”は、子どもにとっても良い思い出になります。また、「1人でお泊まりできた」と自信がつくきっかけにもなるはず。園や学校の宿題がある場合は、持たせるのを忘れずに。■夏休み中だけ民間保育園を利用する長期休みのない保育園とは違い、幼稚園には夏休みがたっぷり。普段は延長保育に対応している幼稚園も、夏休み期間内は子どもを預けることができないケースは多いようです。そんなときは、近隣に一時利用ができる民間保育園がないかを探してみては。認可外の民間保育園なら、幼稚園に在園していても、一時預かりや1ヶ月だけの利用などが可能な場合があります。少々費用はかさみますが、ここは仕方ないと割り切って。 ■お留守番の際はルールをしっかり決めておく子どもが小学生になると、1人でお留守番をさせる機会も多くなるかもしれません。事前に、お留守番のルールを親子でしっかり話し合うことが大切。まず、玄関のインターフォンや電話には、原則として出ないのがベスト。留守番中の子どもに、ガスや水道の業者、警察官などと偽りドアを開けさせようとする不審者の可能性も考えられます。家族の連絡には子ども用の携帯電話などを用意し、固定電話には出なくていいと伝えましょう。また、学校が休みだと、親がいない間に子どもの友達が遊びに来て、家がたまり場状態になってしまう危険も。トラブルを避けるためにも、親の不在時に友達を家にあげたり、同じように保護者がいないお宅に遊びに行ったりするのは原則NGです。親子ともに仲の良い相手など、「子どもだけで家で遊んでいい」とする場合は、入ってはいけない部屋や時間のルールなどをきちんと決めておきましょう。■サマーキャンプやサマースクールで子どもも成長既にご存じの方も多いとは思いますが、夏休みシーズンには、子どもだけで自然体験ができるサマーキャンプが数多く開催されています。来年度に向けて、余裕を持って今からリサーチしておくのもおすすめです。コースにもよりますが4歳くらいから参加でき、期間もさまざま。海や山、川遊びのほか、農業体験や動物の飼育体験などがプログラムされているものもあります。同じ年頃の仲間と自然の中で過ごすことで、きっと一回り成長できるはず。また、英語に興味がある子におすすめなのが、プリスクールやインターナショナルスクールで開催される「サマースクール」です。夏休みならではのイベントも多く、楽しみながら英語に親しむことができますよ。毎年やってくる子どもの夏休み。ママも子どももなるべく無理せず、乗り切っていきたいですね。
2016年08月10日犬とかゴリラが自分の優位性を示すために相手に馬乗りになる行為のことを“マウンティング”と言います。野蛮ですね。「これだから動物は……」と上品ぶりたいところですが、実は人間同士でもこのマウンティングは頻繁に行われています。もちろん、直接相手に馬乗りになることは滅多にありませんが、精神的な意味合いにおいてのマウンティングは日夜そこらじゅうで繰り返されています。中でも最もマウンティングが激しいのが、“ママ友”の世界。資産、容姿、子どもの成績など、ありとあらゆることで自分の優位性を強調し、どうしても優位に立てないときは他人を蹴落として無理矢理優劣をつけます。兵士顔負けの戦いを繰り広げる彼女たちですが、優位性を示す方法の一つとして“幸せアピール”というものがあります。自分が幸せな生活を送っていることを他人にアピールし、賞賛されることで自分の優位性を保つわけです。さて、そんなママ友の幸せアピールですが、やはりやられた側は「ウザい」と感じるようです。そこで今回は、実際にママ友から幸せアピール攻撃をされたことのあるママたちに、“ウザいと感じるママ友の幸せアピール”についてお話しを聞いてみました!●ウザいと感じるママ友の幸せアピール3つ●(1)SNSでの幸せアピール『ママ友の一人に、とにかく幸せアピールが凄い人がいます。日頃から何かにつけて「幸せ」という言葉を連発しますが、極めつけはTwitterでの“幸せポエム” 。「夫が花を買ってきてくれて心もバラ色。幸せってこういうこと」「高級レストランの料理はなぜおいしいのか。それは一緒に食べる相手が大切な人だから」など鳥肌が立つようなことばかりつぶやいています。それがタイムラインに流れてくるたび苦痛です』(32歳女性/2歳女児のママ)SNSを通して幸せアピールをするママは多いようです。料理の写真を載せたり、ブランド物の服をアップしたりと簡単に幸せアピールができますからね。それを見せられている側からすると“ウザい”以外の感情は湧かないものですが、そういうママって以外と「素敵〜」「かわいいー」などのコメントをもらっていたりします。彼女たちは何なのでしょうか。正直、SNSで幸せアピールをするママは他人からの反応がなければすぐに辞めてしまうので、実は問題ではありません。本当に問題なのは、そういうママを持ち上げてしまう人たちです。彼女たちの温かな声援をエサに、自意識過剰ママはどんどん幸せアピールをしてしまうのです。何も考えずに適当に褒めている人、金輪際やめましょう。●(2)噓くさい謙遜『家が近くてたまにお茶を飲みにいくママ友がいるんですが、よく旦那の自慢話をしたあとに、「私なんかと結婚してもらってほんっと申し訳ない」と言います。謙遜してる風ですが完全に幸せアピールですし、だったら離婚しろって思います』(29歳女性/3歳男児のママ)ストレートに幸せアピールをすると叩かれるので、狡猾なママ友たちは遠回しに幸せアピールしてきます。「私は手取り20万なのに、彼が80万くらい稼いでて、なんか申し訳ない」とか「子どもが成績良すぎて、本当に私のこども?って感じ 」とか。自分を下げてる風に見せて結果的には「幸せです!」感がビシビシと伝わってくるあれです。聞いてる側は「へー」しか言えなくなるので、結構困りますよね。あまりにもしつこい人には「本当だよねー!」と食い気味に賛同してみてはいかがでしょうか。●(3)マタニティフォトを見せびらかす『本人は幸せアピールしてるつもりはないんだろうけど、マタニティフォト撮ってて見せびらかしてるママ友には結構引いた。家の中に飾るだけにしてくれ』(32歳女性/2・4歳男児のママ)マタニティフォトを撮って周囲に見せる人に対しても“ウザい幸せアピール”と感じるママは多いようです。最近はSNSにマタニティフォトを載せる人が増えてきていますね。本人たちは記念のつもりなんでしょうけど、正直誰も見たくありません。見せられても反応に困るので、ぜひ家の中だけで楽しんでほしいものです。----------いかがでしたか?ママ友の幸せアピールはウザいものですが、知らない間に自分が当事者になっている場合もあります。うれしいことがあったときは思わず誰かに言いたくなるものですが、それが単なる幸せアピールになっていないか、一度考えてみてはいかがでしょうか。●文章/パピマミ編集部
2016年08月10日小さな子どもは体調を崩しがちです。なかには“お薬拒否”をする子どももいるため、毎回苦労して飲ませているというママも少なくないようです。ちゃんと飲ませないと体調が回復しにくいのに、拒否される…。薬のたびに泣かれていたら、ママもイライラしてしまいます。今回は、子どもへの薬の飲ませ方を紹介します。■シロップよりも粉末の薬が飲ませやすい!?病院で薬をもらうとき、「子どもにはシロップの方がいい」と思ってはいませんか? じつは、粉末の薬を甘めの味にする「ドライシロップ」というタイプもあるのです。液状のシロップのベタベタ感が嫌いという子もいますが、ドライシロップは水に溶いてもサラサラ。いままで液体シロップで苦労していたママは、一度粉末もチャレンジしてみてください。■粉末の薬は水と混ぜてあげるだけいざ粉末の薬をあげようにも、直接口に入れると嫌がるでしょう。そんなときは小皿に薬を入れて、ティースプーン1~2杯くらいの少量の水を混ぜて、溶いてください。そのままスプーンで飲ませてもいいですし、コップを自分で持てる子だったら、小皿から一人で飲んでもらえるかもしれません。■「薬を飲む」ことを好きになってもらう子どもが小さいうちは、薬の役割がまだわかりません。まずは「薬を飲む」行為を好きになってもらうために、小さなごほうびを用意しましょう。私の息子は喘息もちで、最初は薬を飲めたら一口サイズのゼリーをあげていました。このごほうび作戦を続けることで、2歳をすぎたいまでは、ゼリーがなくても飲んでくれるように。また、きちんと薬を飲んだあとはたくさんほめてあげましょう。ほめることで「何でも挑戦しよう」という心が育まれていきます。■苦くならない薬の飲みあわせをチェック粉末の薬を何種類か与える場合、ひとつひとつは苦くなくても、一緒に水と混ぜてしまうと苦くなる飲みあわせもあるようです。親切な薬剤師は「これとこれを混ぜると苦くなります」と教えてくれるので、もし新しい薬を処方されたときは、飲みあわせも確認しておくといいでしょう。また、「うちの子は液体シロップのほうがいい」という場合は、薬局でもらえるスポイトが便利です。子どもの好きなシールやマスキングテープを貼って、特製スポイトを一緒につくることをおすすめします。そうすると子どもがスポイト自体に愛着を持ってくれて、薬をあげるときもクイっと一口で飲んでくれる確率が上がります。ちょっとした工夫で、ママが楽になれるといいですね。
2016年08月10日励まし合ったり慰め合ったり、情報交換したり…。子育て時期に欠かせない「ママ友」という存在。しかし、誰とでも安易につながってしまうのはかなり危険!?自分が損をしないためにも、ママ友の選びかたと、上手なつき合いかたを紹介します。■ママ友、それは…心のオアシス?巷のママ友イメージは、「お茶したりランチしたり…いろいろ面倒くさそう」「我が子にも影響が及ぶため、いろいろ我慢を強いられそう」「しょせん子どもありき。うわべだけのつき合いになりそう」と、どちらかというと後ろ向きなものばかり。でも実際は、一緒にいて楽しかったり心やすらいだり、親友となり得る存在もちらほら。子育てというとんでもない苦労をわかち合い、共感し合うからこそ、さほど時間をかけずともディープな関係になれるのです。ママ友は、子育て期にしか出会えない貴重な存在。ネガティブな先入観から敬遠せず素直な気持ちで接していれば、どんなときでも助け合える、心強いパートナーとなってくれるでしょう。とはいえ、その中には思いもよらぬクセ者、いわゆるモンスターママも…。そうした人物と深い仲になってしまうと、振り回されること必至。子どもを巻き込み、嫌な思いをすることもあるので要注意です。次のページでは、「モンママ」の見極めかたをご紹介します。■「モンママ」サインを見逃すな!ママという共通項が警戒心を解除するため、いい人はもちろん、イマイチな人物ともつながりやすいのが子育て期。だからこそ、「もしやこの人…」と気づいた頃には、時すでに遅し。子どもも関係するため縁を断ち難く、「何かされたらどうしよう」と、常にビクビクしながらつき合うハメになるのです。もしも初期の段階で見抜けていたら、いらぬ苦労を抱え込まずに済んだはず。ママ友付き合いに絶望しないためにも、「モンママ」像をあらかじめチェックしておくと安心です。先輩ママが出会った要注意人物の特徴は次の通り。複数当てはまったら要観察、下手に刺激を与えないようにしましょう。・第一印象は「いい人」「やさしい人」・会話のシメは、さりげなく悪口・人のやる気に水を差す傾向あり・悩んでいる人、弱ってる人にやたら親切・さりげなく、でも長々と、自分の自慢話をする・初対面のとき、誰よりもフレンドリーで積極的・ミーハーで情報通・時折、正論で人を追い詰める・目立つ人や人気者にやたら厳しい・あれこれ口は出すけど、責任は負わない■円満解決のポイントは…?もしも出会ったママ友がモンスターだったとしても、わざわざ避けたり排除したり、そんなことをする必要はありません。広く浅く、誰とでも一定のテンションで…。それがオトナ、賢いママのとるべき態度というものです。ただし、何があっても距離を詰めないことと、相手のダークな部分を必要以上に引き出さないよう、ふんわりつき合うことは忘れずに。たとえば、誰かの悪口を言い始めたら、制するのではなくさりげなく話題を変える。グチを吐いたら意見も共感もしないで静かにほほ笑む…。そうやってのらりくらりかわしていれば、誰も傷つけず、自分も傷つかず、平和な毎日を送ることができるでしょう。
2016年08月06日“夫についての愚痴”はママ友が集まるとかならず出る話題のひとつ。ひとりが言い出すと次々と続き、ときには終わらない愚痴大会となることもありますよね。かたや、“夫の自慢”を得意げに繰り出すママたちもいます。2015年3月に『よしもとJOOKY』が行った調査によると、ママ友同士のマウンティング行為として最も多く見られたのが“夫の職業自慢”。自分自身のことではないにもかかわらず、あたかも自分が偉いかのように振る舞い、日夜マウンティングにいそしむ現代ママの姿が浮き彫りになりました。少々の愚痴や自慢は人間関係の潤滑油となりますが、度を過ぎるとイライラするものです。今回は、ママ友との会話に悩んでいる女性たちをターゲットに「夫の愚痴と夫の自慢、ぶっちゃけどっちがイヤですか?」とインタビューしてみました。●“夫の愚痴”のほうがイヤなママたちの声『汚い言葉を耳にしたくないので、愚痴のほうがイヤです。ご主人の稼ぎが少ないことを「あいつ、ATMにもなりゃしない 」って言ってる人がいるんですけど、口が悪すぎてものすごく不快になります』(30代女性/会社員)『「ダンナが臭い」とか「汚くて近寄りたくない」みたいな愚痴が生理的にムリ。思わず想像して吐き気がしたこともある。そんなに不潔でイヤなのに、離婚しないし子どもも作るんですよね。意味不明』(20代女性/アパレル関連)『ご主人の愚痴をいつも垂れ流す同僚がいます。メンタル弱めで転職癖のあるクセモノご主人なので、聞いているとどんどん話が深刻に。悩んでいるんだろうなと思って私なりにいろいろ考えてアドバイスしたところ「そんなこと言わないで!」と逆ギレされました 。何なの?ただ聞いてほしいだけなの?私はあなたのストレスを受け入れるゴミ箱じゃないんですけど』(40代女性/運送業)●“夫の自慢”のほうがイヤなママたちの声『最近できたママ友。旦那さんが一部上場の大手企業にお勤めのようで、会話の中にちょいちょい自慢を挟んでくるのが鼻につく 。「このあいだ○○に行ったんですけど、主人の会社がお金を全額払ってくれて〜」とか「主人の会社が軽井沢の一等地に保養所を持っているので、夏休みはずっとそこにいたんです〜」とか。その場にいる人みんなシラケ顔ですよ。愚痴のほうがまだ場が盛り上がるんで許せますね』(40代女性/主婦)『突き抜けた自慢話ならネタとしてまだ許せます。一番イラっとするのはソフトに話を盛っちゃうタイプの人 。とあるママ友が「うちの主人ってほら、医療従事者だから……」みたいにずっと言ってるから、医者なんだろうなと思ったらただの指圧師だった。なにそれ』(30代女性/金融業)『児童館でできたママ友。帰宅後SNSでつながったら、自己紹介欄になぜか“夫の職業:パイロット(国際線) ”って書いてあって引いた。自分はレジのパートしてるくせに、それは書いてなかった』(20代女性/飲食店パート)●『聞いてるフリだけする』『否定も肯定もしない』……嫌な話が始まったときの対処法とりとめのない会話の中で、急に始まるママ友の“自慢”&“愚痴”。イライラしないために、皆さんどのような対策を立てているのでしょうか?『聞いているふりして、頭のなかでは全く違うことを考えてる(笑)。どうせ次あったときも同じ話するんだから、内容なんか覚えておかない』(40代女性/会社員)『夫自慢が始まったら、「これしか話すことがないのね。自分に自信のない、なんてかわいそうな人 」と思いながら仏の心で聞いてます』(30代女性/幼稚園教諭)『愚痴は悪口と紙一重。始まってしまったら、否定も肯定もしないことが何より大切です 。以前ママ友の愚痴にほんのちょっとだけ同調したら、あっという間に共犯者扱いされて懲りました。それ以来、「へー、ふーん、そうなんだー、そんなふうに思うんだねー、すっごーい」くらいしか言わないようにしています』(30代女性/主婦)こういった声が多くあげられました。それぞれ、いろいろな方法でうまく切り抜けているようですね。----------いかがでしたか?愚痴も自慢も、長く耳にしているとしんどいもの。何でもかんでも親身になって聞いてあげる必要は全くありません。嫌な話をする人に出会った時は、上手に聞き流すことにエネルギーを使いましょう。そして親しい人が喜んでいるときや落ち込んでいるときにはしっかり耳を傾け、寄り添ってあげましょうね。●文/パピマミ編集部
2016年08月02日最近、ママ友同士の揉めごとが増えているという話をよく耳にします。複数の人間が集まれば、合わない人がいたり、揉めごとが起きたりするのは当然かもしれません。ただ、やはりお互いに気持ちよくつき合っていけるように努力することは大切。少なくとも「この人とは、あまりつき合いたくないわ…」なんて思われてしまう言動には注意したいですね。そこで今回は、実際にママ友たちが「話すのが憂鬱…」と感じた人の特徴を集めてみました。そこから、ママ友とのつき合いにおける注意点を考えてみましょう。■自分の話ばっかり! 会話泥棒タイプ 「すぐに自分の話に持っていて、人の話をまったく聞かないママ友。誰かが『昨日○○に行って…』と話しはじめたら、すぐに『私は、昨日はね~』と自分の話にすり替えてしまいます。適当に相槌を打ちながら聞いてはいますが、正直ウンザリ…」(Iさん/29歳/主婦)気の合うママ友とのおしゃべりは楽しいものですが、その中にこういった「会話泥棒タイプ」の人がいると、ほかの人たちは疲れてしまいそうです。自分の話を誰かに聞いてもらえると、たしかにうれしいもの。しかし、人の話を自分の話にすり替えてまで…というのは、やはり思いやりに欠ける行動です。ママ友との会話では、まずは相手の話を聞くこと。そして、その内容に共感を示すことを心がけましょう。 ■愚痴や不満… ネガティブタイプ「あるママ友は、いつ会っても、常に会話の内容が愚痴ばかり。悪い人ではないと思うのですが、とにかく愚痴が多い! こちらまで暗くなってくるので、長く一緒に過ごすと疲れてしまいます」(Tさん/33歳/福祉)愚痴や不平不満を誰かに聞いてもらいたい気持ちは、よくわかります。しかし、毎回聞かされている人は、たまったものではありません!気を許せる友人にときどき愚痴る程度なら良いと思いますが、ママ友との会話では、できるだけポジティブな内容を選んで。また、「疲れた」「しんどい」「でも」「どうせ」などのネガティブワードにも要注意。「疲れた」は「今日はよく頑張った!」に置き換える、「でも」「どうせ」のようなネガティブ発言を呼び込みがちなフレーズを控えるといった方法で、会話全体をポジティブな印象にできるよう意識しましょう。■私のこと嫌い…? 敬語使いすぎタイプ「いつまでたってもガチガチの敬語を使うママ友がいます。知り合ったのは3年ほど前で、ときどき数人で一緒にお茶をしたりもする仲。それなのに頑なに敬語なので…。嫌われているのかな? 楽しくないのでは? と心配になります」(Eさん/31歳/主婦)3年もつき合いが続いているなら、嫌われているということではなさそうです。良かれと思って、丁寧に話しているだけなのかもしれません。ただ、ある程度の人間関係が築かれているにも関わらず、いつまでも丁寧すぎる話し方をしていると、Eさんのように、「嫌われている?」と相手が不安になってしまうこともあります。丁寧すぎる話し方は壁を作り、関係が深まるのを妨げてしまうため、ママ友とのおしゃべりを楽しむときは、少し崩した言葉遣いを意識した方が良いでしょう。今回挙げられた特徴は「自分の話ばかり」「ネガティブ」「丁寧すぎる言葉遣い」の3つ。もしもママ友との関係に居心地の悪さを感じているなら、日ごろの自分の振る舞いを、一度見直してみてはいかがでしょうか? 少し意識を変えるだけで、人間関係がガラリと変わるかもしれません。
2016年07月31日【ママからのご相談】小学校5年生の娘を持つ母親です。子どもが仲良しグループだった女の子たちに仲間はずれにされていると、娘と同じクラスの男子生徒の親御さんから聞きました。そういわれてみれば、ここ2、3週間元気がありませんでした。イジメなのか、そこまでいっていないのかは分かりません。このような場合、親としてどのように行動すればいいでしょうか?●A. まずは子どもの“イジメのサイン”を見抜きましょう。こんにちは。ご相談ありがとうございます、ライターの渦マキです。娘さんが仲間はずれにされているとのこと……おかあさんも心配で仕方がないと思います。小学校高学年のイジメは、中学年までのイジメと違って“他者から見て分かりづらい” という特徴があります。心が発達してきてプライドが出てくるため、親や先生に相談しづらくなるのです。小学校低・中学年だと何につけても、「先生、○○ちゃんが……」などと言い合っていましたが、高学年になると子どもたちも成長しています。自分の主張がすんなり通らないということも分かってきます。ましてや相談者さまのお子さんは、今まで仲良くしていたお友だちに裏切られたと深く傷ついているかもしれません。●教育現場も問題を孕んでいる筆者の子どもが小学校6年のときに、同じクラスの女子4、5人の間で揉めごとが起きたことがありました。1人だけ仲間はずれにされたAちゃんのおかあさんが「知っていたら教えて!」とわが家に状況を聞きにきました。Aちゃんはその子たちから「くさい」とか「うざい」といった言葉のイジメを受けていたそうです。「どうして先生に言わないの?」とおかあさんがAちゃんに聞くと、「担任の先生が頼りにならないから」 と答えたそうです。そういうクラスの状況を知っていながら毅然とした態度が取れない担任……クラスを統率できていなかったことも別な問題として浮き彫りになりました。学校自体も問題を抱えているということ、親が学校に乗り込んで行けばいいといった単純なものではないことを認識した一件でした。●家庭でイジメを見抜くポイント日頃から子どもの様子を観察して“イジメのサイン”に気付くことは大切なこと です。尾木ママで知られる教育評論家の尾木直樹氏が著書『脱いじめ論』で「家庭でイジメを発見する17のチェックポイント」を挙げています。たとえば、・「ただいま」の声の変化・服に靴の跡がついている・文房具などをよくなくす・ノートや教科書に「バカ」などと落書きされている・おこづかいの減り方が早い・朝、登校をしぶるなどです。また、常日頃子どもに「~はどうなの?」「~はどうしてる?」といった「YES/NO」で答えられない質問 をしてみましょう。「マラソンの練習はどうなの?」などの何気ない会話を仕掛けることで、返事の仕方・声の調子で子どもの微妙な変化がわかるものです。●親が慎重に対応することが大切もし自分の子どもにイジメの兆候が見られたとしても、感情的に突っ走ってしまうのは得策ではありません。まずは、少しの間冷静に見守ることが大事です。もし学校に助けを求める事態になったときは、・学校はイジメを隠蔽する可能性もあると肝に銘じて行動する・学校側に相談する際は“イジメ”という言葉を使わない・子どもの被害を具体的に訴える・なるべく親一人で動かず、味方を巻き込む・けんか腰で乗り込まず、「一緒に解決したい」という姿勢で臨むいずれにせよ、常日頃から「いざというときに頼るべきは親」ということを子どもに伝えましょう。「もし、イジメがあったら許さない!あなたに何かあったら絶対に守ってあげる」という断固とした態度が、子どもが親に心を開くかどうかの肝になります。【参考文献】・『尾木ママの「脱いじめ」論』尾木直樹・著●ライター/渦マキ(フリーライター)
2016年07月20日「子ども」という共通点でつながっているママ友は、ちょっとした言動が原因で距離をおかれてしまいがち。知らないうちに周りから避けられていた…なんてことがないよう、嫌われるママの特徴と回避法を紹介します。■子どもを見ていない!子連れで集まろうとなったとき、ついママ同士のおしゃべりが盛り上がってしまうことってありますよね。中には、わが子を放置したまま、ずっとおしゃべりに夢中なママもいます。そういうママは、子どもが公園の遊具で危ない遊び方をしていたり、お店の中をウロウロしたり、商品を触っていたりしても気にしないので、周りがヒヤヒヤ・やきもき。ほかのママが見かねて遊び相手になったり、気をつかったりしてしまいます。ひどくなると、わが子のオムツまでほかのママに替えてもらっても話をやめない、自分の子どもがほかの子に悪さをしたり、食べ物を奪い取っていたりしてもまったく見ていない…といった人も。目の前の子どもから目を離し、周りへの気配りを欠く人は避けられて当然。自分もついそうなってしまわないように注意しましょう。■人の家に来たがる!子どもを一緒に遊ばせよう!という話で盛り上がり、どこで集まろうか…という話になったときは、誘った側が自宅に招く。それが暗黙ルールです。呼ばれる前から「○○さんのおうち行っていい? 広くて集まりやすいし!」などと言い出すママはイエローカード。さらに、勝手にほかのお友だち親子にも声をかけ、「××さんも行きたいって。いいよね?!」と範囲を広げるママはレッドカード!こういうママは別の場面でも強引かつ厚かましい態度をとる可能性があります。気心が知れ、お互いに遠慮無用のおつき合いなら問題にならないのでしょうが、そう思っているのは自分だけ…という危険もあります。お互いの家を行き来する際は慎重にしましょう。 ■自分がない!?「ママ友=子どもという共通点でつながる友達」とはいえ、子育ての世界に埋もれてしまい、子どもと一体化しすぎた結果、自分をなくしまうママは少なくありません。その中でも、話題がすべて子どもの話、一日何度もSNSに子どもの写真を投稿する、子ども同士の問題なのに必要以上に気に病む・落ち込む…などの言動は、何かトラブルが起きたときに「重い」「面倒そうな人」という印象を与えます。せっかく縁あって知り合ったママ友。時々でいいので、その人自身に関心を持って接したり、ママではなく“自分”という人間を知ってもらえたりするような会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。今より信頼し合える友達になれる可能性がひらけるかもしれませんよ。
2016年07月11日