発達障害の話をするのって、やっぱりハードル高いUpload By かなしろにゃんこ。育児の話などをしていると話の流れで「うちの子は発達障害があるから~」と話すことがあります。息子が発達障害と分かった頃は、私は単なる「発達障害がある子の新米お母さん」でした。知識も浅く自信もなかったため、発達障害のことを伝えるのって難しいな~と思ってわざわざ話すことは少なかったです。まあ、改めてカミングアウトするまでもなく、周りは息子が落ち着きのない子で短気だとわかっているだろうと感じていましたし。何年か経って、私自身も発達障害の知識がある程度身についてきた頃からは、ママ友で仲の良い人には我が子のことは伝えるようにしていました。でも、発達障害の話をしてもほとんど人はウワサ話程度にしか知らないようでした。息子の話を引き合いに出しても、なかなか根本的に理解してもらうところまでには至らないことがほとんどだったのです。暗にわが子を責められているみたい。グチを真摯に受け止めきれず…。Upload By かなしろにゃんこ。ママ友に息子の発達障害の話をしたら、そのエピソードをきいて思い出したのか、突然少し怒り出して無関係な人のグチを言われたことが2回ほどあります。ママ友のお子さんのクラスに落ち着きがなくて、いつも先生を困らせて自由に振るまう男の子がいて大変なんだから!!!という話や、図工の時間に肌に絵具を塗られた!!!という突発的な話までバラエティに富んでいました。軽い世間話のつもりでグチったのでしょうけれど、正直私は「暗にうちの子が怒られているみたいだな~」と感じていました。我が子がそのママさんや先生やお子さんたちに迷惑をかけたわけじゃないのですが、発達障害がある子のグチは何故か我が子の話のように申し訳ない気持ちになってしまいます。迷惑かけられた人の気持ちをまずは受け止めないと、その後きちんと発達障害の話はできません。本当は「うちの子も落ち着きないんだけど…。そんな他人事とも思えないグチをたらたら私に話さないでよ」と言いたいのですが、万年周りに迷惑かけてる子の母は弱いです…何も言えません(笑)。ただ、そのママ友の怒りが落ち着いてきたのを見計らって、誤解されている部分に対して「発達障害って実はそうじゃないのよ~」と伝えたら、「そういうものなんだ、知らなかったー」と溜飲を下げてくれたように見えました。発達障害の話がきっかけで深まる仲もある!Upload By かなしろにゃんこ。あまり発達障害の知識が無い人のグチに対して、怒りを押し殺しさなければならない時はちょっとツライですが、発達障害がある子の親も困っているし、落ち着いて話せば相手に「誤解してた、ちゃんと知らなきゃ」と考えてもらえる機会も作れるんじゃないかとは思っています。発達障害がある子に迷惑かけられたから許せない!と思われたままはイヤですから、まずは許してもらえるように相手の言い分も受け止めていかないとな~、とわかってきたこの頃です。でも我が子に発達障害があると伝えたおかげで、同じ境遇のママ友も何人かできました。そのママ友と話すときはイヤな話題は一つもありません、障害のある子を育てている人はどこか神々しい感じがするんです。いつも明るくて暗い話題やゴシップネタは話さないしステキな人ばかりです、そういう人に近づけるようになりたいと思うのでした。
2017年07月11日最近、“叱らない育児”を実践している人が増えてきているようですが、その育て方には賛否ありますよね。テレビや書籍などでは「子どもを萎縮させない」「ママがストレスから解放される」などのメリットが謳われていますが、一方では「現実的じゃない」「ワガママに育つだけ」という意見も存在します。子育ての方法に正解はないので、各々の家庭が自由にやればいいだけの話ではありますが、実は“叱らない育児”によって被害を被っている人たちもいるのです。今回は、周囲のママたちに聞いた、“叱らない育児”を実践しているママ友にイラッとしたエピソードについてご紹介します。●(1)「うちの子怒ると機嫌悪くなっちゃうの」『私のママ友に子どもを全く叱らない人がいます。子どもが他の子のおもちゃを横取りしようが突き飛ばそうがずっとニコニコ。うちの子のおもちゃも横取りされたので、ママ友に「あれ、うちの子のおもちゃなんです」とやんわり言うと「そうなの?ちょっと貸しててね」と一言だけ。イライラ!ときた私は「普通、叱りません?」と聞くと「うちの子怒ると機嫌悪くなっちゃうの 」ですって!あまりのショックに何も言い返せませんでした。ちなみにこのママ友、自分の子が他の子に泣かされたらその子を烈火の如く怒ります』(37歳女性/4歳男児・3歳女児のママ)聞いているだけでイライラしてしまいそうなエピソード。この方のママ友は子どもが何をしようが全く叱らないのだそうです。出会った当初、あんまり叱らないので叱っている自分がおかしいのかと錯覚したほどだったとのこと。おそらくこういう人は自分の子どもを異常にかわいがっているか、あるいは単純に叱るのを面倒くさがっているかのどちらかですが、そのせいで被害を受けているこっちからしたらたまったもんじゃないですよね。このママ友は、自分の子どもが泣かされたらものすごく怒るとのことなので前者かと思いますが、こういうママにはなるべく近づかないようにしたいものです。●(2)「私は感情に任せて叱らないから」『うちの子の幼稚園にもそういうママ友がいます。その人の子どもは、言葉は悪いですがかなり陰湿な性格で、親の見ていない間に他の子を殴ったり蹴ったりします。他のママ友の間でも有名で、皆その子にイライラしていました。ある日私の子どもを階段から落とそうとしていたので「危ない!なんてことするの!」と激怒しました。するとママ友が飛んできて、「ちょっと大げさじゃない?うちの子怯えてるじゃない」と睨まれました。へたしたら命に関わる行動だったため、「大げさ?じゃああなたの子どもに同じことさせる?」とついキレてしまったら、「あなたみたいな人をモンペって言うのよ 」と言われました。そして「私は感情に任せて子どもを叱らないから」と結局子どもを叱らずにどこかへ行ってしまいました。叱らない育児……絶対間違ってる!』(32歳女性/4歳男児のママ)これはビックリなエピソードですね。子どもが命に関わるような行動を取った場合には叱るのが普通だと思いますが、それを「モンペ」呼ばわりし、ついには子どもを全く叱らなかったこのママ友はすごい神経の持ち主ですね。子どもを頭ごなしに叱ったり人格を否定したりすることは避けたほうがいいですが、叱るべきところで叱ってあげないと、子どもは成長しません。よく“叱らない育児”を“しつけない育児”と勘違いしている人がいますが、このママ友はまさにその典型と言えるかもしれません。●(3)「お風呂で言っておくから」『学生時代から友達のママ友がそういう感じです。ママ友自体はとても優しくて気さくな性格なんですけど、子どもを叱りません。たとえば、図書館で子どもが暴れ回っていても、叱らずに困ったような表情でその子の後をついていくだけです。そのせいか、子どもはすごいワガママで、私の子どもにしょっちゅうイタズラをします。そういうとき、ママ友は決まって「ごめんね。お風呂で言っておくから」と言ってきます。このママ友は子どもを叱らない代わりに、お風呂の時間に“その日のいけない行動”を優しく諭してあげるのだそう。いや、その場で叱らないと意味なくない? と思うのですが、仲が良い分我慢してしまいます』(36歳女性/5歳女児・1歳男児のママ)本人はいい人なのに、子どもがワガママで叱らない育児をしている人って対応に困りますよね。ママ自身も「何が悪いの?」と開き直っているような人ならこちらも怒れますが、普段から仲が良かったり、本人がものすごく申し訳なさそうにしていたりしているとなかなか怒れないものです。「他人の子育てには口を出さない」と自分を説得しながらも、モヤモヤした状態で付き合っていくことになります。●叱らない育児を実践するママ友への対処法子どもが他人に迷惑をかけても全く叱らないママ友に遭遇したとき、そのように対処すればいいのでしょうか。まず最善策として挙げられるのは“近づかない”こと。教育方針が大きく異なっている以上、一緒にいてもストレスを感じてしまうだけです。なるべく接点を減らす ようにしましょう。とはいえ、状況によっては接点を減らせないこともあると思います。そんなときは、自分の教育方針を明確にしておくといいです。子どもが意地悪されたら、他人の子どもでもきちんと叱り、ママ友に文句を言われたら「うちはこういうとき叱るので」と毅然としておくのです。“叱らない育児”をしている人の中には、相手を選ぶタイプの人もいます。「この人は子どもが悪さしても怒らないから謝らない」「この人はすぐ怒るから謝っておこう」という風に。毅然とした態度で接していることで、すぐに謝ってくれるようになることもあります。また、これはオススメはしませんが、人によっては“同じことをやり返す”こともあるようです。子どもがそのママ友の子どもに何かしても、叱らないのです。そうすることでママ友に“叱らない育児の弊害”について体感させてあげることができます。ただ、場合によっては直接対決になってしまうこともあるので注意が必要です。----------いかがでしたか?叱らない育児は“まったくしつけない育児”ではありません。しかし、そこを勘違いしてしまっている人は少なくないようです。自分もそうならないように気をつけたいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年07月09日子どもたちにとっては待ちに待った夏休み!一方、読者アンケートでは72.7%の人が「長期間子どもが家にいるとイライラが増える」と答えたように、ママにとっては試練の時期がやってきました。でも、ママにだって「今年の夏は楽しかったな」「イライラが少なかったな」と思えるようになってほしい。肩の力が抜けて、ラクチンになれるママのための夏休みの過ごし方をお届けします。お話を聞いたのは:三浦りささんNPO法人子育てパレット代表。東京都足立区で「マタニティ&ベビーハウスohana」を拠点とし、電話相談や子育てサロンの運営、各地での子育て講座を行い、多くのママと接している。著書に「寝顔に『ごめんね』言いたくない!さよならイライラ育児」(ポット出版プラス)。ママだって夏休み、手抜きしたっていいじゃない!私は、育児中のママをサポートする活動をしています。うちの子育てサロンに来るママに聞いても、「もう、夏休み嫌だ〜!」という声は本当に多いですね。話を聞くと、「自分のペースを乱される」「家事が思うように進まない」ことが一番の原因のようです。さらに早寝早起きを守らなかったり、暑くてダラダラしている子どもの姿を見ると生活リズムを崩していることへの焦りが生まれ、それがまたイライラに変わってしまうのです。確かに散らかっているよりはきれいな部屋の方がいいでしょう。規則正しい生活も大切です。ただ、それを守るためにガミガミ言って、イライラして、楽しくなくなるのはよくありません。「いつものペースが乱されるんだから、いつも通りにできなくて当たり前」と割り切ることも大事です。自分で「手を抜く!」と決めて、決意表明のためにも「ママも夏休みモードに入る」ことを家族に宣言してしまいましょう。手抜きが嫌な人はポイント掃除や作りおき作戦で!「私は手抜きが苦手。家事ができないと逆にストレスがたまりそう」というママもいるでしょう。私自身掃除魔なので、いくら「家が汚くてもいいんだよ」と言われても我慢できないと思います(笑)。そんなママは、「今日は洗面所だけ」「トイレだけ」というふうに、その日掃除する場所を決めるのがお薦め。短時間で済みますし、「掃除した感」も得られます。料理で手抜きはしたくないというママなら、子どもが寝てから作りおきをしておくのもいいですね。自分がどうしてもきっちりやりたいことは何なのか、どうすれば負担の少ない範囲できっちりできるのか、夏休みの機会に考えてみるのもいいと思います。褒めるハードルを下げることが笑顔を増やすコツ夏休み、すてきな親子時間を過ごしたい、いいママになりたいという思いがイライラの原因に変わってしまう場合もあります。例えば親子で一緒に料理を作ろうとしたものの、思い描いたようにはいかず、子どもは「飽きた〜」と投げ出す始末。結局ママ一人で作ることになり、イライラするというパターンです。でも、最後まで一緒に作れなくてもいいんです。子どもと料理をしようと思った時点であなたは十分「いいママ」。自分を褒めてあげましょう。これは子どもに対しても同じこと。片付けができたら褒めるのではなく、片付けようとした瞬間に褒める。ハードルを下げれば褒める機会が増え、子どものやる気もアップします。結果として、ママのイライラも減っていくと思いますよ。Q.夏休みなど、子どもが長期間家にいるとイライラすることが増えますか?ママたちのストレス解消法としては「お菓子を食べる」「ショッピングをする」などの他に、「料理をする」「掃除をする」なども上がりました。こうしたストレス解消にあてる時間が取りにくくなることも、夏休みのイライラの原因かも。※2017年4月12日~5月9日、Webアンケート、有効回答数4101まずは発想の転換から!イライラの元を断つ5箇条「夏休みの間もちゃんとしなきゃ」そう思ってしまいがちな、真面目なママのために三浦さんが考える、発想の転換法を紹介します。■夏休みなんだから子どものダラダラも許す!夜更かしや朝寝坊は夏休みの特権。規則正しい生活は大事ですが、そのためにママがイライラするくらいなら、「私も遅くまで寝られてラッキー」と割り切ってしまいましょう。夏休み最後の1週間で元のペースに戻せば大丈夫。■子どものお手伝いは一つに決めないあらかじめ一つに絞ると、できないことにばかり目がいき、イライラの原因に。例えば朝起きたら「新聞を取って来て」、夕食の時なら「お皿を出して」など、自然な流れでできることを「今日のお手伝い」にしましょう。■時間に余裕を持って行動する暑い夏、子どもは歩くのも遅くなるし、「水飲みたい」「アイス買って〜」を連発。さらに「あと10分しか時間がない!」となったら余計にイライラします。何をするにもどこに行くにも、十分過ぎるほどの余裕を持って。■パパには夏休みの大変さを具体的に説明する帰宅したパパが、散らかった部屋を見て「チッ」という顔をする、それがプレッシャーだという声も。「子どもの散らかすペースに、掃除が追いつかないの」など、負担がどう増えるのかを具体的に説明しましょう。■教科書通りのいいママを目指さない雑誌やネットでも「夏休みは子どもにいい体験をさせましょう」などと書かれていますが、そのために頑張り過ぎて疲れてしまうのはよくありません。理想像より、笑顔のママを大切に!ママの夏休み裏計画表20海や山に連れて行ったり、テーマパークで遊んだり、特別なことだけが夏休みの過ごし方ではありません。ママが無理せず、ゆるっと楽しめる20の三浦さん流アイデア。2回ずつ繰り返したら、いつの間にか夏休みが終わっているかもしれませんよ。1. 遊び専属のママになる日子どもにイライラするのは「家事を邪魔される」と思うから。この日は家事を忘れ、ママもはっちゃけよう!2. 原始時代ごっこ食事を簡単なもので済ます、部屋の照明も暗くするなど。ただし熱中症対策にクーラーは使ってね。3. 映画館ごっこ親子でDVDをひたすら見る日。ポップコーン片手にゴロゴロしてもよし(食べこぼしの掃除は明日でOK!)。4. お楽しみカレンダー作り「もういくつ寝ると家族旅行~♪」。おでかけなどのお楽しみをカレンダーに書けば、親子でワクワクできちゃう。5. ゴロゴロしながら五感遊び「部屋の中に夏のものは何がある?」「何の音が聞こえる?」と、親子で問題を出し合いっこ。6. あなたの願いを叶えましょうタイム◯分間限定で子どもの願いを叶えよう。「何でも叶えてあげるよ」と言うと、意外と無茶は言わないもの。7. パパと子どもだけで外出もし、パパに難色を示された場合は「その間に溜まった掃除をしておくわ」と交渉してみて。8. 家族みんなの夢を叶える日それぞれのやりたいことに、一家総力を挙げて付き合おう。テーマパークに行きたいなどお金がかかる夢は、「OK! 今日から貯金を始めよう」と、実現への第一歩を。9. 夜のママ友飲み会帰宅後のパパに子どもを預けて。「子どもを寝かしつけた後ならいいよ」とOKしてくれるパパも多いよう。10. 地域イベントには積極的に参加真の目的はママ友と「今度遊ばない?」と、次の約束をすること。直接顔を合わせることで約束がしやすくなる。11. セルフ合同保育友達家族と遊びの予定を合わせよう。子ども同士全力で遊ばせ、それを目の端に捉えつつ、全力でおしゃべり。12. ママ友と預かりっこママ友と協力し合って、1人になれる時間をつくろう。ショッピングに行っても、溜まった家事を片付けても。13. クリエイティブ廃材工作牛乳パックなどの廃材を使い、得意なママは一緒に工作。苦手なママは材料だけ渡し、子どもの独創性を育もう。14. ママと子どもが入れ替わり!ママが「ご飯食べさせて~」と言うなど、親子で入れ替わりごっこ。意外にかいがいしく世話をしてくれるかも。15. ママが子連れで帰省ママにとっては一番気を使わず、のんびりできる方法のはず。可能であればぜひ機会をつくってみて。16. 無料スポットを有効活用夏休みのおでかけは、とかくお金がかかるもの。無料スポットの情報をストックしておこう。17. 夏季保育でママリフレッシュ!夏季保育がある園ならぜひ利用を。特に実家への帰省が難しいママにお薦め。18. カウントダウンカレンダー作り幼稚園が始まるまでの日数をカウントダウン。残りが多いとうんざりしちゃうので、作るのはなるべく後半に。19. パパが子連れで帰省ママが楽になるだけでなく、普段接する機会が少ないパパほど、父子の絆が深まる。珍道中もいい思い出に。20. お風呂でじゃぶじゃぶ&お掃除暑い夏に水遊びはマスト。お風呂で遊ばせた後、スポンジを渡して、ちゃっかり湯船をお掃除してもらおう。子どもにとって楽しいことばかり考えなくて大丈夫ママは「子どもが楽しめる計画をしなきゃ」と思ってしまいがち。でも、子どもにとって大切なのは、大好きなママが笑顔でいること。だから、長い夏休みの中では「ママ自身が楽しめること」を考えてほしいのです。うちの子育てサロンに来るママたちがやっていて、いいなと思うのは「夜のママ友飲み会」。パパの帰宅後に集まるママが増えているようです。育児中のママに、今一番やりたいことを聞くと「友達と飲みに行きたい」という声が圧倒的に多いんですよね。たった1回の飲み会で1週間前からウキウキ、終わった後もルンルン。子どもやパパにとってもたいへんいい影響があると思いますよ(笑)。子どもが楽しめることだけでなく、ママのお楽しみもつくること。家事は思い切って手抜きをすること。理想的なママでいられなくても、それでイライラが減り、親子が笑顔で過ごせたら一番です。一人でも多くのママが、楽しい夏休みを過ごせますように。巻頭特集監修/西東桂子さん(あんふぁんサポーター)illustrationYAMAMOTO Mamoru
2017年07月05日子育てをしていると必要になってくるのが“ママ友付き合い”。ママ友はいろいろな悩みを共有できる心強い仲間ではありますが、一方ではトラブルが起こることも少なくありません。中にはママ友付き合いを優先しすぎて借金を抱える寸前までお金を使ってしまったという人もいるようです。今回は、ママ友付き合いで貧乏になりかけた人の体験談とその対処法についてご紹介します。●(1)ランチ代だけでひと月4万円使っていた『うちは貧乏でしたが、娘を頑張って私立へ入れました。学費や寄付金だけでもカツカツだったのですが、周囲のママ友はブランド物を身につけたお金持ちばかり。ネットでママ友から嫌われると子どもがいじめられるという情報を見ていたので、輪の中に入ろうと必死でした。しかし、彼女たちのランチ代は一食2,000円。毎日のように参加していたら、ランチ代だけで1か月で4万円ぐらい使っていました。そのお金を捻出するために家族の夕食代をケチってまわすほど重症でした』(44歳女性/販売)この方は、経済的に裕福な家庭の子どもが多い私立の学校に子どもを通わせていたそう。一番最初にランチ代2,000円のレシートを見たときはあまりの生活レベルの差に愕然としたそうです。しかし、この方は自分や子どもが仲間外れになることを恐れて毎日のようにランチ会に参加し、半年で約25万円 ほど使い込んだとか。その後夫に厳しく注意されてランチ会に参加しなくなったそうですが、自分の交友のために家族の夕食を質素にしていた自分が情けなくて仕方なかったそうです。●(2)隣の専業主婦ママに誘われて……『私は隣のママのせいで離婚寸前までいきました。隣に住んでいるママは子ども同士が同級生なのですぐに仲良くなりました。しかし、そのママは専業主婦で相当暇らしく、やたらとうちに来ては「ランチ行こう」だの「FXやらない?」だのと誘ってきました。FXに関しては何度も断りましたが、あまりにもしつこいのと、少し興味が出てきたので資金10万円でスタートしました。その後開始1か月ほどで10万円の利益を出し、どハマりしてしまいました。これがいけなかったです。その後どんなに負けても儲けたときの快感が忘れられず、しまいには生活費に手を出すように……。気づけば200万近く損をしていました。旦那の貯金にも勝手に手をつけていたので、大げんかして離婚寸前まで仲が悪くなりました。今は乗り越えて普通に暮らしていましたが、あやうく人生を台無しにするところでした』(38歳女性/事務)この方は隣人のママ友に勧められてFXを始めたことをきっかけに、離婚寸前まで陥ったとのこと。最初に少し利益出したときの快感が忘れられずお金をつぎ込んでしまったそうですが、FXはお金の変動が激しい分、感情に左右されて客観的な判断ができずに資産を失ってしまう人が多いと言われています。「負けても生活に影響がない金額で」と頭で分かっていても、つい感情的になってしまう のです。ちなみに、この方にFXを勧めた方もかなり大損していたとのこと。「楽して稼ぎたい」という甘えた考えが通用するほど世の中は甘くない、ということを身にしみて学んだそうです。●(3)ママ友との子ども服競争が勃発『私のプライドが高かったのが悪いのですが、娘が通っている小学校のママ友にファッションセンスの良い人がいて、子どもの服がいつもオシャレで周囲から羨望の目で見られていました。私もファッションには自信があったので、娘にブランド物の服をどんどん買い与えて対抗。月に4〜5万使うときもありました。その代わり旦那の小遣いを減らしていたことなどもあり、ある日ついに旦那が激怒して泣くまで叱られました。それからは我に返って子どもの服にお金をつぎ込むことはなくなりました』(39歳女性/元モデル)この方は自分自身ではなく、子どもにお金をかけすぎて家計を圧迫してしまっていたそうです。自分が元モデルだったこともあり、ママ友に負けたくないという思いから金銭感覚が狂っていったとのこと。時には子どもが着たくないという服まで無理やり着させていた とか。旦那さんに注意されてからはフリマアプリなどを使って服を売り払い、普通の服を買うようにしたそうです。●ママ友付き合いで貧乏にならないためにママ友付き合いを優先しすぎてしまうと、自分の生活水準を省みずに出費をしてしまうことがあります。ママ友付き合いで貧乏にならないためにはどうしたらいいのでしょうか。●(1)交際費は家計を圧迫しない程度に抑えるママ友にランチや遊びに誘われたとしても、ホイホイついていかずに自分の家計と相談するようにしましょう。的確な判断をするためには、日頃から「いくらまでなら出費OK 」という基準を設けておく必要があります。その範囲内で収めるように心がけていると、自然と出費しすぎるという事態を避けられるようになります。●(2)主役はあくまでも子どもと割り切る誘いを断ったらママ友から仲間外れになるのではないか……そんな悩みを持つママは少なくないようです。また、自分が嫌われることで子どもまでいじめられると怯える人もいます。しかし、冷静に考えてみれば、ママ同士の折り合いが合わないだけで子どもにイジメを指示するママなんていないでしょう。仮にいたとしてもかなり少数です。ママ友付き合いの主役はあくまで子ども と割り切り、不必要な交友は避けるようにしましょう。●(3)家族に迷惑をかけていないか考えるママ友との交際費にズルズルとお金をつぎ込んでいる人は、その分のお金を家族に節約させて浮かせているというケースが少なくないようです。当たり前の話ですが、ママ友と家族を天秤にかけたとき、大切なのは家族の方であるはず。一時の関係であるママ友のために家族に迷惑をかけるのは得策ではありません。ママ友付き合いにお金をかけすぎていると感じたとき、家族に迷惑をかけていないか考えてみましょう。もし家族に負担をかけているようなら、その出費は不必要なものだと切り捨てる勇気を持つことも大切 です。----------いかがでしたか?ママ友付き合いで貧乏になってしまっている人は、今一度ママ友付き合いの意味について考え直してみましょう。家族が一番大切な存在だと思うことで、不要な出費を減らせるかもしれませんよ。●文/パピマミ編集部●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年07月02日こんにちは。ライターのNANARUKAです。妊娠、出産、子どもの成長を見守る中で、「こんなママになりたいな」「こんなふうに育てたいな」という思いを抱くことは多いはず。しかし、実際にはなかなか実現できないことや、理想と現実がかけ離れてしまってガックリ肩を落としてしまう……そんな経験、ありませんか?今回は1歳から6歳までの未就学児を育てているママさん方に、「やってあげたいけれどなかなかできないこと」と、その理由をインタビューしました。理想と現実には一体どんなギャップがあるのでしょう。●本の読み聞かせ●36歳/8歳女の子、5歳男の子のママの場合『上の子ほど読み聞かせをしていなかったこともあり、下の子の読書といえば、迷路や絵探しのようなゲーム要素の強い本ばかり。たまに長めの物語を読んであげても、途中で飽きて最後までじっとしていられません。このままでは小学校に入ってからが思いやられるので、なるべく毎晩、辛抱強く読み聞かせを続けようと決心しましたが、毎晩はなかなか難しいです』●39歳/7歳女の子、3歳女の子のママの場合『保育士だった私の母親は、私が小学校高学年になるまで、寝る前には必ずと言っていいほど読み聞かせをしてくれました。その記憶が濃く残っているにも関わらず、自分の子には全くと言っていいほど読み聞かせできていません……。現在パートタイムで仕事をしていますが、帰宅後は毎日バタバタ続きで、なかなか読み聞かせの時間が取れない のです。私の母はフルタイムで働いていたのに、日々読み聞かせを欠かさなかったことは本当にすごいことだと、今になって感じています』●38歳/8歳女の子、6歳女の子、5歳男の子のママの場合『1番上の子のときは、赤ちゃんのころから毎日時間ができるたびに何冊も本を読んであげていましたが、2番目の子のときは明らかに回数や冊数が減り、末っ子には、たまにしか読んであげていません。3人育てながら、それも仕方のないことだとは思うのですが、結果、長女は読書大好きで国語が得意。次女は読み物をほとんど読まず、国語も苦手。末っ子長男にいたっては、自分から本を手に取ることは滅多にありません……。読み聞かせの有無だけが原因ではないと思いますが、これほど差が明らかに出ると、ちょっと罪悪感も抱いてしまいます ね』●スキンシップ●39歳/6歳男の子、4歳男の子、2歳女の子のママの場合『朝も夜も子どもたちの保育園の送り迎えと家事に追われながらドタバタで過ぎていくので、一人ひとりとゆっくりスキンシップすることがあまりありません。それに気づいてからはできるだけ抱っこしたりするようにはしていますが、子どもにせがまれるままずっとやっているわけにもいかないし、こっちのペースと子どものタイミングが合わなかったりで、結局バタバタしているうちに1日が終わっていく感じです。子どもに「抱っこして」とせがまれたときはできるだけ手を止めてやってあげる ようにはしていますが、まだまだ足りない気がしています』●35際/4歳男の子のママの場合『うちの子がドライなタイプなのか、赤ちゃん期が過ぎると途端にスキンシップが減りました。男の子なんてこんなもんなのかなぁと思っていたけれど、先日、育児本を読んで「幼少期にできるだけ多く肌を触れ合ったほうがよい」と感じたので、こちらの方から「○○くんを抱っこしたいな」と言って抱っこしています』●40歳/5歳男の子のママ、3歳男の子のママの場合『最近フルタイムで働くようになったので、朝に息子を保育園に送る際もあまりゆっくりできません。いつも「抱っこして」と言われるのですが、さっと抱っこしてすぐに別れてしまいます。夕方の帰宅後も大急ぎで夕飯の支度をし、食べたらすぐにお風呂に入れないと寝るのが遅くなってしまうので、夜もバババーッと過ぎる感じなのですが、先日5歳の息子の方から、「もっと抱っこしたい」と言われ、このままではまずい と気付きました。以来、毎日「抱っこ時間」を確保するようにしました』●1対1の対話●42歳/8歳男の子、6歳女の子、4歳女の子、2歳男の子のママの場合『4人きょうだいで、1人とじっくり話をする時間がなかなかとれないのが悩みです。学校や保育園から帰宅後は、夕飯準備の最中に我先にと子どもたちが一斉に話しかけてくるので、まともな会話はできません。食事中はできるだけ私も一緒に食卓につき、各々と目を見て会話をしようとはしていますが、子どもたち全員、まだまだ話し足りない様子 です。心がけだけは忘れないようにしていますが、実現はなかなか難しいところです』●36歳/5歳男の子、3歳男の子のママの場合『こちらが家事に集中したいときにはテレビをつけてしまうし、食事中もニュースだけれどテレビがついていることがほとんど。先日、家族みんながテレビの方を見ながら会話もなくボーッと食事している光景を見て、「こんな家族ではダメだ 」と気付き、それからは少しずつテレビを減らし、顔を見ながら会話することを意識するようにしました。そのうち、定期的にノーテレビデーもやっていきたいと思っています』●38歳/6歳女の子のママの場合『先日、考え事をしているときに娘に話しかけられ、なんとなく返事をしたところ、「ママはいつも適当に返事するんだから~」「もっといっぱいおしゃべりしたいのに」と言われてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。大きな子がいるママ友からは、「そのうち喋りたくても喋ってくれなくなっちゃうよ~」と言われ、無邪気にいろいろなことを言ってくる今の時期にたっぷり会話をしておこうと思いました』●まとめ筆者宅も夕方からは戦場と化します。そのあいだ、3人の子どもたちからは容赦なく「ママ、聞いて聞いて、あのね」「ママ、この本読んで」「ママ、こっちきて抱っこして~」が続くのですが、たいてい「待っててね」「あとでね」と言ってしまいます。そして眠りにつく前に、「今日も貴重な育児の機会を自ら手放してしまった」と自己嫌悪するのです。あのとき、しっかりと会話してあげていれば、それが子どもたちを成長させる大きなチャンスになったかもしれないのに……と。夜な夜なそんな後悔に苛まれるのにもウンザリしていたので、今回のインタビューをきっかけに、少しずつ変わろうと思いました。子どもはあっという間に大きくなって手を離れて行ってしまいます。そのときに悔やむことのないように、家事のひとつやふたつのやり残しも気にせず、今の子どもの話に耳を傾け、動いてあげようと思いました。少しずつですが。小さなお子さんをお持ちの方はこれからの育児の参考にしてみてください。「今まさにこんな感じ」と同感してしまった方は、現在の育児を振り返るきっかけにしてみてくださいね。●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年06月29日イケナイとは思いつつも、どうしても女性は人と自分を比べてしまいがち。独身のときであれば容姿や彼氏、友達関係など、ママになれば子どもや夫、収入など、さまざまな面で人と自分を比べてしまうことがあります。そして時には、思いがけないことで嫉妬の対象となってしまったり、嫉妬してしまったりすることも。そこで今回は、20代〜40代のママたちに、思わずママ友に嫉妬してしまったエピソードを聞いてみました。みなさん、ママ友のどんな言動に嫉妬心が芽生えているのでしょうか?●(1)同じ企業に勤めるママ友の旦那さんが栄転『社宅で仲のいいママ友がいたんですが、あるときそのママ友がとても上機嫌だったんです。「何かあったの?」と聞くと、「旦那の栄転が決まったの!」とのこと。夫とそのママ友の旦那さんは同い年ということもあり、なんだか負けた気がして すごく嫉妬してしまいました。家でも夫にキツく当たってしまって、今思うと本当に自分が嫌になるんですが、当時は相当それがこたえたんですよね』(40代女性/専業主婦)社宅の中でのママ友関係は複雑そうですよね。夫が同じ企業・同じ年齢ということで生活レベルなども大体同じだと思っていたのに、ママ友がそこから抜きん出てしまったら、嫉妬してしまう気持ちもわからなくもありません。しかし、ママ友や夫にその嫉妬心をぶつけるのは大間違い。そんなことで関係をこじらせてしまうのは愚かです。●(2)夫婦仲の良さをアピール『子どもがイヤイヤ期に入り、イライラしていて夫とケンカすることも多かったころ、ママ友から旦那さんと月に1回は二人きりでデートするという話を聞いたり、誕生日にもらったというバッグを見せられたりしたときに嫉妬が爆発しました。そのママ友だけランチ会に誘わないようにしたりとか、ひどいことしてましたね。もうとにかく羨ましくて、自分の状況と比べて落ち込んだりイライラしたり 、情緒不安定な感じになっていたので、ほんと申し訳ないです』(20代女性/パート)自分の家庭がうまくいっていないときやつらい状況のとき、ママ友が幸せそうにしていると単純に嫉妬してしまいますよね。とはいえ、嫉妬からママ友に嫌がらせをしてしまうのはNG。自分の状況や気持ちが落ち着くまで、なるべくママ友と距離を置くようにして、静かに過ごしましょう。●(3)子どもの自慢話『仲のいいママ友数人で集まっていたとき、あるママ友さんが「うちの子、今度のお遊戯会で主役をやることになったの」と発言したのをきっかけに、「うちはバレエ教室の発表会で主役をやる」とか「うちの子はスイミングでどんどん進級していく」とか子どもの自慢大会のような状態になったんです。でも、うちの子は人見知りが激しくて習い事へ行くのも嫌がるので、何も習わせていないし、特に自慢できることは何もなくて……悔しかったですね 。そう思ってしまう自分にも自己嫌悪でした。子どもは親の承認欲求を満たすためのものじゃないですもんね』(30代女性/パート)子どもの成績や活躍に関する話題にママたちは敏感。自分のこと以上に反応してしまう人も多いようです。でも、人の子と自分の子を比べること自体ナンセンス。みんなそれぞれに良さがあるので、特に自慢できるようなことがなかったとしても気にする必要はありません。小さいころ目立たなかった子でも、年齢が上がるにつれてどんどん成績が伸びたり才能を開花させたりしていくことも多いものです。----------他にもママ同士の嫉妬の対象となる話題はたくさんあります。けれど、「よそはよそ、うちはうち」という気持ちを持っていれば、嫉妬に狂うこともありません。冷静に自分を見つめることが大切です。また、逆に自分が嫉妬の対象となってしまうことも少なくありません。ママ友から嫉妬されると、最悪、仲間外れにされたり嫌がらせをされたりなんてこともあるようなので、自分から暮らしぶりや子どものことなどを迂闊にしゃべりすぎないことが大切です。自慢しているつもりではなくても、相手にしてみたら自慢に聞こえている場合もあるので、くれぐれも気をつけてくださいね。嫉妬はするほうもされるほうも心身ともに疲れるものです。繰り返しますが、不要な疲労をためないよう、「よそはよそ、うちはうち 」精神でいきましょう。●文/パピマミ編集部●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年06月28日最近は男性も子育てに参加するようになってきましたね。その影響から“パパ友”ができる男性も増えてきているようです。男性にとって育児の相談ができる“パパ友”は貴重な存在ですが、一方ではママ友同様に“マウンティング”が繰り広げられていることも少なくありません。そこで今回は、パパ友からマウンティングをされた経験を持つパパたちにお話を聞いてみました!●(1)年収自慢『うちの息子が通う小学校にパパ友がいるのですが、この人のマウンティングがとにかく凄い(笑)。まず初対面なのに年収を聞いてきます。その時点で「え?」という感じなのですが、その後ドヤ顔で「私はこの前の転職で給料が上がりましてね、大体1,000万ぐらいですよ」と聞いてもないのに年収自慢をしてきます 。「だから何だよ」と心の中では思いましたが、子ども同士が仲良しなので我慢しました』(41歳男性/営業)こちらのパパさんは露骨に年収自慢をされてしまったようです。パパ同士のマウンティングはママたちよりも直接的だと言われていますが、本当かもしれませんね。この“年収自慢パパ”は他の人たちにも自慢げに年収を公表しているらしく、嫌われてしまっているとのこと。自業自得としか言えません……。●(2)SNSで自慢『息子が野球部なので、野球部の親同士Facebookでつながっているのですが、一人マウンティングがウザいパパがいます。その人は自分で何かを投稿することはないのですが、他人の投稿に必ず自慢風のコメントを残していきます。この前はママと結婚記念日にレストランにいったときの写真をFacebookに投稿したところ、「いいお店ですね〜。でもフランス料理なら○○がおすすめですよ!値段は倍くらいしますが笑 」というコメントがついてイライラしました』(45歳男性/販売)SNS上でのマウンティングはママ同士に限った話ではないようです。こちらのマウンティングパパは、他の人たちにも同じように“マウンティングコメント”を残していくそう。最初は皆イライラを抑えながらもコメントを返していたそうですが、今では誰も反応しなくなってきているとのこと。直接会っているときではなく、SNS上でマウンティングするあたりがネチネチしていて嫌な感じですね。●(3)役職自慢『夫と一緒にPTAの親睦会に行ったとき、マウンティングしてくるパパがいてイライラしました。その人はうちの夫に「なにか役職にはつかれてますか?」と聞き、まだ平社員であることが分かると、「いいですね〜。僕なんか部長なんで大変ですよ〜 」とか「でも部長になると給料跳ね上がるんですよ」とかド直球なマウンティングしていてかなりムカつきました。うちの夫は温厚なのでニコニコしながら話を聞いていましたが、私が言われていたらブチ切れています』(36歳女性/保育士)男性にとっては自分の役職もマウンティングの材料となるようです。この方は自分の夫がマウンティングをされているのを横で聞いていたそうなのですが、マウンティングがあまりにも直接的なのでビックリしたそう。途中で何度も反論しようと思ったそうですが、夫があまり気にしてなさそうだったので我慢したとのこと。そのときに男も人付き合いが大変なんだと深く実感したそうです。●パパ友のマウンティングへの対処法ママ友と違い、パパ友同士のマウンティングは直接的に行われることが多いと言われています。そのため、相手の言葉を直接受け止めて反論してしまうと、険悪な雰囲気になってしまいがちです。男性は自分のプライドが傷つけられたら黙っていられないものですが、それでパパ友と争ってもメリットはありません。パパ友からマウンティングをされたら、「かわいそうな人だ」と軽く受け流すようにしましょう。あくまでパパ友は子ども学校を卒業するまでの一時の関係に過ぎません。無用なストレスを抱えないようにしたいですね。●文/パピマミ編集部●モデル/TOYO
2017年06月26日子どもの成長とともに広がる、ママ友とのお付き合い。特に初めての子のときは右も左もわからず、ひたすらママ友づくりに必死になってしまいがちです。入園前は支援センター通いでママ友開拓をしたり、入園後はランチ会に参加して交流を深めたり…。でも、家に帰ってホッとひと息ついたとき、ものすごく疲れてはいませんか?本当は周りを気にせず自分らしくいたいのに、なかなか実行できずに悩んでいるママはたくさんいます。では、なぜママ友付き合いをがんばりすぎてしまうのでしょうか? もっと楽に付き合える方法は?「ママ友付き合いは面倒だな」と感じているママ必見! 上手に付き合うために必要な「大人力」について解説します。疲れるのにナゼ? 無理して仲良くする理由とは今日は家に呼んでランチ、明日は子ども服のショッピング…と、気がついたらいつもママ友と一緒。本当はひとりでのんびりお茶したいのに、録画したドラマも観たいのに、誘われたらNOとはいえずについつい付き合ってしまうというママは多いはず。もちろん、気の合うママ友同士なら楽しく充実した時間ですよね。でも、そもそもママ友は子どもを介して繋がっている存在。なかには今一つ合わないママ友もいて、無理やり一緒に過ごしても楽しいわけがなく、積もり積もって苦痛を感じることも。「そんなに疲れるならママ友付き合いなんてやめればいいのに…」そんな声が聞こえてきそうですが、そう単純ではないのが現実です。ではなぜ無理をしてでも仲良くしてしまうのでしょうか?■無理してしまう理由1:ひとりになるのがコワイママ友付き合いをがんばりすぎてしまう人に共通しているのが、「ひとり=寂しい」という思考パターン。幼稚園や保育園のイベントなどでひとりポツンとしている人を見ると、「友だちいないのかな…」と考えてしまう。そのため、自分もそう見られるのをものすごく恐れて、気が合わないママ友とも無理してつるんでしまいます。■無理してしまう理由2:子どもの友だち関係への影響が心配「親が嫌われると、その子どもも嫌われる」というジンクス、どこかで聞いたことありませんか?「せっかく子ども同士が仲良しなのに、お母さん同士がもめたら子どもの友だち関係がおかしくなるかも」と気を遣いすぎて、何かと誘いに乗ってしまうケースは多いようです。■無理してしまう理由3:長い付き合いを想定している同じマンションだったり、同年齢の子どもが中学まで同じ学校だったりすると、「これから先、長いお付き合いになるから…」と、気張りすぎてしまう傾向があります。もちろん、ママ友付き合いはいつまでも続くわけではありません。引っ越しや進学先の違いなどで交流が途絶える可能性は十分あるのに、そのときは「ママ友との関係は永遠」であるような気がしてしまいます。ママ友はあくまで「ママ友」こんな風にママ友付き合いをがんばりすぎて、気疲れしているお母さんは多いようです。ですが、ママ友付き合いに尽力し、必要以上に消耗してしまっては、子どものためよかれと思っていても本末転倒です。■よっぽど気が合う人でない限り、深い付き合いはする必要がないママ友はあくまで「ママ友」と割り切った上手な付き合い方をすれば、気疲れすることがなくなります。また、近い存在だからこそ依存しすぎない方がトラブルもなく、何かあったときの助けになってくれることも。面倒なママ友付き合いで気疲れする必要はありません。そして、次でご紹介する5つの「大人力」があれば、もっと楽に、そして自分らしくふるまうことができます。ママ友付き合いを楽にする5つの「大人力」■大人力1:付き合う人・付き合わない人は自分で決めるママ友は、お互いの子どもがいてこその関係。この人ちょっと苦手かも…と思ったら、無理に深いお付き合いをしなくてOKです。「子どもが仲イイから」「仲良しのママ友が仲良くしている人だから」など、周りの環境に合わせて付き合う人を決めるのではなく、自分の気持ちを優先して決めましょう。■大人力2:「ママ友」とは適度な距離感を保つママ友と話していたら、つい必要以上に深い話をしてしまった…そんな経験ありませんか?自分の過去、パパの職業や経歴、収入やローン、病気のこと、家庭内のトラブル。話の流れで、誰かにちょっと聞いてほしくてなんとなく話した内容が、気づいたときにはウワサの種になっているなんていうことも。自分の知らないところで噂として広まっていたり、根も葉もないことまで付け加えられ事実と異なる話になっていたり、面倒ですよね。一歩踏み込んだ個人情報は、ママ友付き合いには不要。普段話すのは、天気やドラマ、学校の話で十分。つかず離れずの適度な距離感を保ちましょう。■大人力3:苦手な人ほどマナーを守って付き合う「この人苦手だな…」そう感じるときは、案外、相手も同じように感じているもの。いくら気が合わないとはいえ、会うたびにお互い気まずい雰囲気を出していたら、それだけで疲れてしまいますよね。気持ちを表情や態度に出すのは、決して得策とはいえません。そこで、苦手な人ほどマナー厳守。まずは「こんにちは!」と笑顔で挨拶し、「運動会おつかれさま」「今度の授業参観、行く?」など、当たり障りのない会話を二言三言。その場その場で後腐れなく会話できるような関係がベストです。■大人力4:必要以上に気を回さない優しい人ほど、ママ友に気を回しすぎて疲れてしまいます。自分の都合や気持ちを後回しにして引き受けたところで、後々後悔するだけです。必要以上に気を回さず、無理なときはハッキリ「NO」と断りましょう。逆に「ここはわたしの出番」というときは快く引き受けてメリハリをつけると、楽に気持ちよくママ友付き合いを続けることができます。■大人力5:ひとりでも行動できる強さを持つもちろん、上手に付き合えばママ友はメリットがたくさん。子育てに関する悩みを共感できたり、学校や地域の情報を交換し合えたり…。しかしだからといって、いつも「つるむ」必要はありません。そもそも、ママ友同士でつるむメリットはほぼゼロ。授業参観に行くときも一緒、子どもの習い事も一緒…と何から何まで一緒に行動していたら、息が詰まってしまいます。また、親ががっちりグループをつくってしまうと子どもたちもそこに固執するようになり、狭いなかでしか人間関係を築くことができなくなってしまう可能性も。親がひとりでもしっかり行動している姿、楽しんでいる姿を見せていれば、子どもにも強さが自然と身につくものです。ママ友とつるむのはやめて、自分の意志で行動するように心がけましょう。大切なのは「自分らしさ」を見失わない子どもをきっかけに始まるママ友付き合い。相手によって合う・合わないはどうしてもあります。わたしの場合も、挨拶程度の人、共通の趣味で盛り上がれる人、何でも相談し合える同志のような人など本当にさまざまです。ママ友付き合いで大切なのは、どんなときも自分らしくいること。凝り固まったママ友関係に翻弄される時間・体力・気力があったら、自分や子どものために使うのが◎。ここでご紹介した5つの「大人力」があれば、自分らしさを見失わずに上手にママ友関係を築いていけるでしょう。じっくり付き合うママ友は少人数で十分。「ママ友」以上の関係になれた人がいたらラッキー! くらいに割り切って、気楽に付き合っていきましょう。
2017年06月25日子育ての情報はたくさんあふれていますが、限られた時間の中で、何から手をつけていいのかわからず悩むママは少なくありません。特に働くママは、なかなか子どもと向き合う時間が取れず、「子どもをしっかり育てたい。でも、時間がない!」という焦りを感じてしまうのではないでしょうか。任意団体「大切にしたいこと。」主宰であり、NPO法人「孫育てニッポン」の代表でもあるぼうだあきこさんは、産後ママの応援団長として、各地でママの気持ちをラクにする講演をされています。ご自身も働きながら2人の男の子を育てたぼうださんに、「子どもと向き合う時間がない」と焦るママたちの心がラクになる子育てのヒケツを聞きました。「大切なこと」3つで、自分だけの子育て軸を作る!子どものために、あれもこれも取り入れようとすると、どれも中途半端になってしまい、罪悪感がわいたり、疲れ果てたりしますよね。ぼうださんは、「自分が子育てで大事にしたい、小さな3つのことを『子育て軸』として続けるだけで十分です。軸が決まれば、情報に不必要に振り回されることもなくなります」。その軸は、どうすれば決めることができるのでしょうか。「まずは、子育てで大切にしたいことを、思いつく限りたくさん書き出してみてください。そして、その中から、絶対に大切にしたいことを3つだけ選んでください。大げさなことではなくて、毎日必ず行う行動でできることにしてください」。ちなみに、ぼうださんが子育てで大切にしていたことのトップ3は下記。1.朝ごはんには、あたたかい汁物を出して、家族で食べる2.家族が出かけるときは、必ず「行ってらっしゃい」と言いながら見送る3.手をつないで歩く確かに、どれも特別なことではなく、日常のとても小さなことですね。「食う、寝る、遊ぶ、を通じて体と心を整えることを大切にしたい」という、ぼうださんらしい選択です。子どもと一緒の朝を大切にできれば100点!?ぼうださんは、生活を朝型に整え、朝を大事にする子育てをおすすめしています。「夜は、みんな疲れていますから、ぐうたらでいいのです。朝、きちんと起きて、みんなそろって朝ごはんを食べることで、子どもの体調もわかりますし、毎日同じように1日がスタートすることで、子どもの気持ちも落ち着きます。また、塾などで子どもが忙しくなると夕食を一緒に食べることは難しくなりますから、幼少期から、”朝だけは必ず家族一緒”という生活習慣を作っておくことは大事です」。そして、ぼうださんは、「朝ごはんを一緒に食べて、『行ってらっしゃい』と見送ることができれば、それだけで母親としての1日は100点です」と言います。「それでも、まだ時間と気持ちの余裕があるようなら、絵本を読むなど、3分程度でできることを追加してもいいですね」。車と自転車を降りて、手をつなごう!ぼうださんが、3つ目に大切にしていたことは、手をつなぐこと。何でもないようなことですが、「手をつなげるのは、歩いているときだけなんですよ」という言葉にドキリ。ぼうださんは、保育園や幼稚園の送り迎えや、子どもと一緒の買い物などは、車や自転車ではなく、手をつないで歩くことをすすめているそうです。「歩いて15分のところを、車に乗ったら5分に短縮できますね。それによって、子どもとの時間が短縮され、家にいる時間が長くなります。でも、多くの母親は、家では『子どもと向き合う母親』としての役割ではなく、『家事をする家政婦』としての役割が増えてしまいます。忙しい日々の生活の中で、『母親である時間』をうまく作り出すためにも、移動時間を短縮するのではなく、子どもと手をつないで歩く時間にしてみては?」。手をつなぐことの利点は、親子の絆を深めるだけではないそうです。「車が近づいてきたり、横断歩道で立ち止まったりするとき、母親は子どもの手をギュッと握りますよね。その感覚によって、子どもは体で危険を感じることができるのです」。さらに、母子で歩きながら、近所の人にあいさつをしたり、商店街で買い物をしたりすることで、まわりの大人に覚えてもらえるので、災害時なども心強いそうです。自分の子育て軸は、心理的なお守りとなるぼうださんは、子育てで、自分が大切にしたいことが決まれば、夫婦で共有すること、書いて壁などに貼っておくことをすすめています。そうすると、例えば、「洗濯物も干したい、でも、ちょうど子どもが出かけようとしている」という状況のときに、迷わず洗濯物を置いて、子どもを見送ることができるとか。そして、「とにかく自分が決めたことを守っていれば、『これだけはやっているから大丈夫』という自信にも、心理的なお守りにもなります」。ぼうださんが子育てで大切にしていることは、「それだけでいいの?」と拍子抜けするほど当たりまえのことのようでもあり、意識しないと疎かになりがちなことでもありますね。自分なりの3つの子育て軸、改めて考えてみたくなりました。ぼうだあきこさんブログ法人 孫育て・ニッポン(理事長:ぼうだあきこさん)にっぽんネウボラネットワーク研究所(副代表:ぼうだあきこさん)<文:フリーランス記者鯰美紀>
2017年06月23日季節の変わり目は大人も子どもも体調を崩しやすい時期。特に、じめじめとした梅雨時は、気持ちも体調もすっきりしないことが多くなります。そんな時は、ママの手(もちろんパパの手でも!)で触れてあげるケアをすれば、子どもの心も体も元気になるかもしれません。今日からできる「子どもを元気にする」4つの触れ方を、鍼灸師の高橋みど里先生にご紹介いただきました。すきま時間にできるものも多いので、自分たち親子に合う方法を見つけてみてくださいね。■そういえば、子どもに触れなくなっていない?赤ちゃんの時は抱っこしたり、授乳したりする時にいっぱい触れる機会があります。赤ちゃんはママに触れてもらうことが大好き。触れてもらった手のぬくもりから愛されていることを実感し、心も体も健やかに成長するのだそう。でも、子どもが成長するにつれて、意識して触れ合う努力をしないと、子どもとのスキンシップの時間は減りがちです。「そういえばこの頃忙しかったし、あまり子どもに触っていないな」なんてふと思ったりしませんか? ■子どもにとってお母さんの手は魔法の癒し触れられてうれしいのは赤ちゃんだけではありません。大人だって、うれしい時に頭や頬をなでられれば幸せな気持ちになるし、悲しい時に抱きしめてもらえば心がやわらぎます。成長して赤ちゃんではなくなっても、子どもは触れてもらってうれしいはずです。特に原因がないのに子どもがどこか痛がったりする場合は、もしかしたらかまってほしいだけだったり、不安やイライラを抱えていたり、心の問題が関係しているのかもしれません。そのような場合はママの温かい手で触れてあげるだけでも子どもは安心するそう。今回は、触れ方とそのポイントを教えていただきました。■触れ方1:爪もみ 血流をよくして免疫力を高めよう東洋医療では、爪の色や形がその人の健康状態をあらわしていると考えられています。貧血気味の子どもは爪がスプーン状になったり、白っぽくなっていたりする傾向があるそう。爪を一度押してみて、色の戻りが遅い時は指先の血のめぐりが悪くなっていると考えられます。爪の生え際をもむと血流がよくなり、自律神経を副交感神経優位にしてリンパ球を増やし、手軽に免疫力を高められるそうです。5本の指をまんべんなくもんであげましょう。 ■触れ方2:手のひらもみ 手のひらを開くと心も広がる人間は体に力が入ると、つい手をグーにしてしまいます。グーの形は心を閉ざして戦う姿勢の表れ。パッと大きく開いてあげると、余計な「気」が抜けて、心もリラックスできるそうです。手のひらの真ん中には「疲労の館」を意味する「老宮(ろうきゅう)」というツボがあります。ここをもむと、心と体の疲れの解消に役立ちます。■触れ方3:足裏もみ 足裏をもんで疲れをとる「地に足をつけて生きる」というように、足裏をしっかり大地につけて、大地からエネルギーをもらうことは大切。そのためには、足裏の疲労を取り除くのが一番です。お風呂あがりに足裏をもんであげましょう。「湧(ゆう)泉(せん)」というツボは全身の疲労(とくに腰、足などの下半身中心)の回復、冷えやむくみの改善に役立ちます。足の疲れをとって、明日もしっかり足を踏みしめられるようになれば、大地からいっぱいエネルギーを取り入れられます。■触れ方4:背中もみ 背骨の両脇は大切なツボでいっぱい背骨の両脇には内臓へ影響を及ぼす重要なツボが、同じ幅で上から下まで並んでいるそう。そこを指でなぞるようにしてもむと、一度にたくさんのツボが刺激され、手軽に体調を整えられるといわれています。また、背骨の両脇をもむうちに、デコボコや片側だけ上がっていたり硬かったり、という不調にも気付くことができるそう。「いつもほおずえをついているからかな」など生活習慣の気付きや予防に役立てられそうです。できるケアから始めてみるといいですね。雨にもじめじめにも負けず元気に過ごせそうです。子どもにしてあげるだけでなく、たまには子どもにしてもらうのも、良いスキンシップとなっていいかもしれません。ぜひお試しください。取材協力高橋みど里鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師。国家資格取得後、オーストラリアや日本国内で鍼灸マッサージに従事。現在は障がい児向けの訪問医療マッサージ『cocoroll』も手がける。著書に『お灸で冷えとり』『子育てをラクにする魔法のツボ』、共著に『とつきとおかの安心ママ手帳』がある。cocoroll イラスト:すずきあさこ
2017年06月17日5月下旬の夕方。都内にある有名私立小学校の校門前は、子どもを迎えにきた保護者たちで賑わっていた。そこに、ひときわ目をひく美人ママの姿が。女優の松嶋菜々子(43)だ。 夫・反町隆史(43)との間に生まれた次女(9)を、同校に通わせている松嶋。そんな彼女のまわりには、同級生ママたちの人だかりができている。ママ友たちを引き連れて颯爽と歩く姿は、まるでドラマのワンシーンのようだったーー。 入学倍率6倍を超えることで知られるこの学校は、小中高一貫校。長女(13)も同じくここに通っていたが、この4月から中学校へ内部進学している。そこで、ママ友たちから絶大な信頼を集めている松嶋。その理由は、“彼女が女優だから”というわけではないようだ。 「彼女はどれだけ仕事が忙しくても、決して子育ての手を緩めません。むしろ、下の子のお受験の際は仕事をセーブしていたほど“育児ファースト”。学校行事には必ず参加し、何でもテキパキとこなす松嶋さん。そのため、ママ友たちからも尊敬されているんですよ」(保護者の1人) そんな「頼れるママ」にさらなる“オファー”が届いたと、松嶋の知人がこう明かす。 「今年度の始め、松嶋さんは保護者から『PTAの役員になってくれませんか』とお願いされたそうなんです。ただ彼女は少し子どもたちの手が離れてきたこともあって、これから女優業を本格的に再開させようとしていたところでした。そのため今回のオファーは、断ることにしたみたいです」 たしかにこれまで連ドラ出演は年1本ペースに抑えていたが、昨年は『営業部長吉良奈津子』(フジテレビ系)や『砂の塔〜知り過ぎた隣人』(TBS系)に出演するなど少しずつ女優としてのペースを上げている。 「実は、今年の秋以降に大きな仕事が決まっているようです。そのため彼女は『その前に少しでも家族と触れ合っていたい』と思い、今まで以上に学校行事にも参加しようとしているみたいです」(テレビ局関係者) 本誌が目撃した日は課外授業の帰りだったのか、次女は重そうなリュックサックを2つも抱えていた。そんな娘を労うように話しかける松嶋。その表情には、女優としての彼女とはまた違う輝きがあったーー。
2017年06月15日保育参観や授業参観は、子どもたちの様子を知ることができて、ママにとっても楽しみなイベントですよね。でも、そんな参観日に非常識な行動をとってしまうと、まわりのママや先生から白い目で見られてしまうことも。悪気なくやってしまう行動も多いので、気をつけたいですね。■NG1、写真や動画の撮影保育参観や授業参観は、子どもの習い事の発表会ではありません。「普段見られない子どもの姿を記録したい」と思っても、基本的に参観中の撮影はNGだと思っておきましょう。「撮影禁止と言われていないから」「シャッター音がしないから」などと撮影をしていると、まわりの保護者からは非常識だと思われているかもしれません。参観中の撮影はマナー違反なだけでなく、その写真をSNSにアップされるかもといった不安をもつ保護者には、プライバシーの観点から不快に感じる保護者も多いようです。写真撮影は、あくまで許可された場合のみにしましょう。■NG2、ついやってしまいがちな、日常でする行動教室のうしろや廊下から子どもの姿を見つけると、つい笑顔で手を振りたくなりますよね。でも、保育中や授業中に家と同じ感覚でいてはダメ。先生やほかの子どもたちも気になって、保育や授業に集中できなくなってしまいます。子どもの方から手を振ってきたとしても、手を振り返すと、うれしくてママの方ばかり見てしまいます。そんなときはニッコリ笑顔を返すだけにとどめ、静かに参観するようにしましょう。■NG3、「ほほえましい」じゃすまない下の子放置下にきょうだいがいる場合は、参観に一緒に連れてくるケースもあるでしょう。小さい子どもは、お兄ちゃんお姉ちゃんの様子に興味シンシンです。でも、だからといって上の子のそばに行って邪魔をしたり、教室内を歩き回ったりするようなことは止めてください。また、「静かにさせるために」と、参観中におやつをあげるのはNG。下の子が飽きてグズッたり、泣いてしまったりしたときには、廊下に出るなどの配慮も必要です。■NG4、授業中の口出し、手出し、おしゃべり子どもがよそ見ばかりしていたり、先生に言われたことをしていなかったりすると、つい「ちゃんとしなさい」と注意したくなりますよね。でも、参観中は先生に進行をまかせ、発言はグッとこらえて。気になることがあった場合は、家に帰ってから子どもに注意をしましょう。参観中は手も口も出さず、見守るのが基本。子どもが何かうまくいかないことがあっても、そばに行って教えたりしてはダメですよ。また、参観中に教室の後ろでママ友とおしゃべりをしている人も多いようです。ヒソヒソ声で話しているつもりでも、まわりは意外と見ているもの。子どもよりも大人のマナーが悪いなんて、恥ずかしいことですよね。マナーを守って、気持ちよく有意義な参観日にしてくださいね。
2017年06月12日みなさんはお子さんからプレゼントをもらったことがありますか? 先日、ママが子どもからもらってうれしかったものについて、アンケート調査がおこなわれました。それによると、ママがもらって感動したものはどうやら「もの」ではなかったよう…。いったい、どんなプレゼントに感激したママが多かったのでしょうか?■わが子からもらって、うれしかったものは?株式会社リクルートマーケティングパートナーズが提供するコミュニケーションサービス『kidsly(キッズリー)』は、首都圏の0歳~6歳の子どもを持つ20~40代の母親300人を対象に「母の日」にママが子どもからもらってうれしかったものに関するアンケート調査をおこない、その内容を公開しました。それによると、子どもからもらったもののなかで、もっともうれしかったのは、ものではなく「言葉」! 続いて2位に「手紙」、3位に「絵・イラスト・似顔絵」がランクインしました。ママがもらってうれしいのはものよりも子どもからの「言葉」なんですね。■ママがキュンとなる子どもからの愛情表現は?では、ママたちは子どもからどんな言葉のプレゼントをもらったのでしょう。アンケートに寄せられた回答を見てみると「ママ大好き」「お母さん大好き」といったストレートな愛情表現。ほかには「ママ、いつもご飯作ってくれてありがとう」「いつもお仕事頑張ってくれてありがとう」などのねぎらい言葉をくれる子どもまで…。こんな言葉を直接いわれれば、感激せずにはいられません。また、はじめて名前が書けたときに、その名前を書いた紙をプレゼントでもらったママもいました。手紙を含め、似顔絵やイラストはいつまでも自分の手元に残せるところがうれしいですね。■涙なしには受けとれなかった、わが子からのプレゼント私が心に残っている息子からのプレゼントは、幼稚園のときに園のみんなで歌ってくれた『おかあさん』の歌のプレゼントです。歌の途中にある「おかあさんていいにおい」というフレーズにグッときてしまい、歌い終わって似顔絵を手渡されたときは我慢しきれず涙してしまった私。息子から初めて面とむかって「ありがとう」と感謝されたこともあり、忘れられない思い出となっています。子どもからもらうプレゼントは、ママには宝物。「ママにあげよう!」「ママに伝えよう!」そんな気持ちが私たちを元気に、笑顔にさせてくれるのかもしれませんね。<参考サイト>株式会社リクルートマーケティングパートナーズ 「ママが子どもからもらって嬉しかったものに関するアンケート」
2017年06月10日ママ友ランチを断りたくなってしまうことって、誰にでもありますよね。理由があって本当に無理なときはともかく、「何となく気が乗らない」「あまり親しくないグループだし……」ということも実際はよくあります。行きたくないということをサバサバ伝えられればいいのでしょうが、そうもいかないのが女の世界。後腐れなく、嫌味なく、それでいて明確に断るためにはどうしたらいいのか、私自身もひとりのママとしてかなり悩んだものです。そんなとき、都内にオフィスを構える臨床心理士のN先生から、とっておきの断り方を教えてもらいました。それは『YES,BUT法』 と言われる心理テクの応用ともいえるもの。今回は、ママ友ランチを断るときに使える3つのステップをご披露しましょう!●(1)誘ってもらったお礼を言おう!嬉しくない誘いをうけてしまうと、断るための口実で頭が一杯になってしまいがち。でも、のっけからお断りしてしまうのはマナー違反です。相手の心象も非常に悪くなってしまいます。N先生いわく、何よりも最初に伝えるべきは“お礼の言葉”だそうです。『まずはお礼を述べて 、相手をちょっとだけいい気持ちにさせてあげましょう。できるだけストレートな言葉で、ほんの少し大げさに伝えると効果的です』(50代女性/臨床心理士)ここは、『YES,BUT法』でいうところの「YES」の部分。自分の主張の前に、相手の思いをまず受け止めるというステップですね。イザというときにサッと感謝の言葉が出せるように、いくつかのフレーズを頭のなかにストックしておくとよさそうです。すぐに使えるフレーズとしては・「お誘いありがとう!」・「声をかけてもらえて、とっても嬉しい」・「楽しそうな会だね」などがありますね。また、身近な人に「ありがとう」を伝える習慣をつけておくのも大事なこと。子どもや家族、仲のいい友人などには、小さなことでもお礼を述べるようにしておきたいものですね。●(2)「クッション言葉」+「行けない理由」を述べよう!「YES」のステップがおわったら、次はいよいよ「BUT」のステップに入ります。ただしここでも、焦らないことが大事。N先生は、次のような言葉でワンクッション置くことを勧めていました。・残念だけど・せっかくなんだけど・すごく行きたいところなんだけど確かに、これらの言葉を挟むと、より柔らかく丁寧な印象になりますよね。『クッション言葉を挟んだら、行けない理由を簡潔に述べましょう。何を理由とするかは人それぞれですが、最も当たり障りがないのは“自分自身の健康上の理由 ”です。風邪や頭痛など、誰にでも起こりうる小さな病気なら、相手にもイメージしやすいため共感を得られます。反対に避けるべきなのは、子どもをダシにした理由です。後々お子さんに直接「あのとき○○だったんだって?」と聞かれてしまい、そこから嘘が発覚することもあります』(50代女性/臨床心理士)ランチの誘いなら、風邪や微熱、消化不良などの理由が効きそうですね。・ちょっと胃が痛くて、いろいろ食べられないんだ・ここのところ風邪ぎみで、食欲がないの・朝からゾクゾクしてるの。もしかしたら微熱があるのかも……など、サラッと伝えるようにしましょう。●(3)締めのフレーズは関係性重視で!これで、無事に断る理由を伝えられました。しかし、安心するのはまだ早いんです。今後の関係性を考えたら、プラスαの言葉が必要とN先生は述べます。『最後は締めの言葉です。今後相手とどんな関係性でいたいのかによって、フレーズを変えていきましょう。付かず離れず、適度なお付き合いは続けていきたいなら「これに懲りず、また誘ってね〜」。今後は疎遠にしたいなら、「会えそうなときはこちらから連絡するね」 と言うと、相手からの連絡をシャットアウトすることができますよ』(50代女性/臨床心理士)既にこの3ステップを活用しているママたちからは、こんな意見もありました。『断る口実は自分の病気にするのですが、「あなたにうつしたら大変 だから、行くのを遠慮するね」というニュアンスを入れると効果絶大でした。誰だって、ママ友ランチの席で病気なんかうつされたくないですもんね(笑)。何回か断っているうちに、病弱ママ認定されたみたいで誘われることもなくなりました』(40代女性/主婦)『LINEのグループチャットでやり取りしているときは、「みんなで楽しんできてね」「写真撮ったらアップしてね♪」と一言加えておくと印象を損ねません。後日写真がアップされたら、スタンプ1つでいいからリアクションを返すようにもしています』(30代女性/パート)『以前、お小遣いがないからと言って断ったことがあったのですが、後からそれがウワサ話になってしまい面倒でした。さらには「お金なくても大丈夫だよ。おごってあげるから一緒に行こうよ」っていう“ありがた迷惑ママ”まで現れる始末。口実を選ぶときは慎重にしましょうね(苦笑)』(40代女性/会社員)----------いかがでしたか?パターンをおさえてしまえば、アレコレと悩まずに断ることができますね。断るときは、シンプルかつスマートに。言葉は少なく、リアクションはやや盛りめでいくのが有効そうです。●文/パピマミ編集部●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年06月08日ウォーターティント、ジェルティント、リキッドルージュティントの3種類を比較!この夏は可愛いオレンジカラーでヘルシーな唇を手に入れましょう。このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2017年06月06日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。何となく気になってしまうことの一つに、仲の良いママ友の夫は一体どんな人なのか、というものがあります。ママ友のあいだでネタになったり、話には聞くけど実際に生身のママ友の夫に会う機会ってあまりない、という場合が多いでしょう。ただ、週末の園の行事でのパパさん参加率は高いもの。そこで初めて「聞いてはいたけどあれは○○ちゃんのママの夫なのね」となるケースも多いですよね。しかしそこで「想像より素敵」または「想像してたよりなんか残念」認定されていることも忘れてはいけません。ママ友の脳内で勝手に“あなたの夫は残念”と認定されないように、「夫を残念な人に認定されない方法」を伝授します。●(1)行事には来るのに子どもに無関心『社長だというママ友の夫。この前参観日で会ったら、全然子どもは見てないしフラーっとどっかに消えてしまったりと、謎な行動が多かった。自分で起業している経営者は変な男性も多いんだな と、普通のことが普通にできるウチの旦那の方がマシだと正直思った』(20代女性/専業主婦)よくいる残念な夫が“行事には来ているけれど何もしない夫”。写真や動画撮影ももちろん妻の仕事であり、旦那はボケーッと見ているだけ。しかもそれだけでなく、いざ子どもの出番になったのにいつの間にかその場にいないということも……(汗)。「一体何のために来たのだろう」と周りのママさんたちも困惑してしまうようなことをしてしまうのは、一部の男性にありがちなKY行動の一つ。妻はそんな夫に慣れっこかもしれませんが、周囲から見たら「あんな夫じゃなくてよかったわ。ウチの夫は動画撮影もお手の物だし」なんてマウンティングされてしまう恐れがあります。ハイスペック男性にもありがちな、意味不明な行動でもあるのですが(変人だからこそ成功する)、「職業がよくてもね、あれじゃあ夫としてはダメじゃない」と心の中で嫉妬していた他のママさんたちがほくそ笑む、という欠点になってしまうので注意。●(2)ファッションやヘアスタイルが時代遅れ『一番仲の良いママ友の旦那。写メを見たらなかなかのイケメンだったのだけど、実際会ったらびっくり。ストーンウォッシュのジーンズにシャツをきっちりイン という恰好。ダサすぎてイケメンのよさを全て打ち消すどころかむしろマイナス』(30代女性/パート)顔はそこそこなのにファッションが“自分が一番イケていた時代の服装をしている”という夫。つまり、自分の10〜20代がピークだったとすれば、そのファッションをそのまま今も着ているような男性ですね。たとえば髪型も横半分だけジェルで固めていたり、ファッションもどう考えても80年代に流行ったようなネオンカラーのジャケットを着ていたり、矢沢永吉ファンということが誰でも手に取るようにすぐわかっちゃうようなファッションだったりと、“ファッションがダサい”ってどんなにイケメンでも致命的。しかもそういう男性はファッションに無頓着というワケではなく、むしろこだわりを持ってそのセンスなので、余計にダサさは倍増してしまいます。要するに、昔のトレンドをいまだにイケてると思っている思考がダサいのです。何を着せればいいかわからない場合は、とりあえず黒ベースのファッションをチョイスしておけば悪目立ちは避けられます。●(3)コミュニケーション能力が皆無『ママ友宅に遊びに行ったとき、初めて帰宅した旦那さんに会った。でも挨拶もないし目も合わさない し……、感じが悪いを通り越して性格に難があるのではないか、と疑ってしまう』(20代女性/歯科助手)お前はコミュ障か?と思われるぐらい話さない夫。他のママ友が気を使って何か話を振っても、ほとんど目を合わせないという社交性ゼロな夫も残念な夫認定。ママ友さんの集まりに偶然出くわしてしまい、どうすればいいかわからない、と戸惑うのも理解できますが、妻のママ友さんたちを拒絶しているような反応はNG。基本笑顔で乗り切ればとりあえず印象はいいものです。妻のママ友に愛想をよくする意味がわからない、という夫も多いようですが、そこには自分の子どもも関わってきます。やはりある程度の社交辞令的な会話はできる、という能力は残念と思われないためには必要なのです。----------残念な夫と思われないコツは難しいことでもなく、とにかく目指すは“普通”。可もなく不可もないような夫の方が「優しそう」の一言で片づけられ、少なくとも「残念」ではなくなります。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/坂井由有紀(央将くん)、貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年06月01日ママにとって育児の悩みを共有できる“ママ友”の存在は心強いもの。同じような境遇にあるからこそ、お互いを助け合えるものですよね。しかし、一方ではママ友との“格差”に頭を悩ませる人も少なくありません。中には劣等感を抱いて「自分はダメなママなのかも」と落ち込む人もいます。そこで今回は、ママたちがママ友との間に格差を感じた瞬間について聞いてみました!●(1)ランチ一食3,000円!?『子どもが通っている小学校にとてもお金持ちのママがいます。旦那さんがIT関係の社長をやっているとのことですが、いつもブランドものに身を包んで自慢げに振る舞っています。前にそのママにランチに誘われたときは、なんと1食3,000円 。うちの旦那のランチ6食分か……と悲しい気持ちになりながら食べていました。やはりお金を持ってるママ友には格差を感じやすいですね』(38歳女性/2児のママ)あまり意識したくないところではありますが、やはりお金の問題は意識してしまいますよね。生活水準が自分よりも高いママ友に会うと、いかに自分が庶民かを思い知らされます。ただ、お金持ちぶりを周りにアピールしている人は大抵周囲から嫌われているものです。あまり気にせずに付き合っていきたいですね。●(2)モデル並みに美人のママ友『分かりやすいところでいうと、やっぱり外見かな。私のママ友にモデル体型で顔も美人な人がいるんですけど、本当に同じ人間なの?ってくらい造りが違います。この前そのママ友を休日に家に呼んだら、夫がデレデレして気持ち悪かったです。思春期が終わってからはある程度自分の見た目には折り合いをつけていたつもりでしたが、彼女と一緒にいるとなんだか悔しい気持ち になります』(29歳女性/1児のママ)女性はママになってもキレイでいたいもの。でも、忙しい子育ての中で自分の美にお金や時間をかけるのは難しいものですよね。そんな中、体型も顔もキレイなママ友がいると嫉妬してしまうのは仕方ありません。体型ならある程度努力でなんとかできる部分がありますが、顔は生まれつきのものなのできっぱり諦めるようにしたいところです。●(3)パートのママは見下される『どんな職業をやっているかでも格差があったりしますよ。たとえばうちの小学校だと、正社員ママがパートママを見下してる感じ があります。PTAの活動でも、正社員として勤めているママたちが仕切って、面倒な雑用をパート勤務のママたちにやらせています。本人たちに自覚があるのか分かりませんが、正直イライラします』(41歳女性/3児のママ)この方のママ友コミュニティの中では、職業による格差を感じることが多いようです。とくにPTAでは、正社員としてバリバリ働いているキャリアウーマン風のママたちが仕切っているそう。おそらく悪意はないのかもしれませんが、見下されているような言動をとられるのは嫌ですよね。劣等感を抱かずに“職業に貴賎なし”と割り切りたいものです。●“他人と比べるクセ”をなおすことが大切日々ママ友との格差を感じて落ち込んでしまうという人もいるでしょう。しかし、どんなに羨ましいと思うような相手でも、自分と同じように何かしらの悩みを抱えているものです。ママ友との格差で悩まないようにするには、“他人と比べない”という一言に尽きます。そのためには意識のベクトルをママ友に向けるのではなく、自分の子どもに向ける必要があります。「何事も子どもが一番大事」と割り切ることで、煩わしい人間関係のストレスから解放されるかもしれませんよ。●文/パピマミ編集部●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年05月30日こんにちは、ママライターのましゅままです。忙しいワーママは、不本意ながらも子どもよりママのほうが早く家を出なくてはならないこともありますよね。子どもに一人で登校までの時間を過ごさせるのは、ちょっと心配事が多いもの。でも、そんな心配もちょっとした工夫で乗り越えることができるんです。今回は子どもの登校より早く出勤するママがしている工夫をご紹介します。●子どもの登校より早く出勤しているママがしている工夫●(1)戸締りは休みの日も子どもの担当にしている『戸締りは休みの日も子どもの担当にしています。そのため、戸締りは一人でできていますが、たまに戸締りし忘れていることもあります……。エアコンはタイマーにしてある ので子どもはノータッチでOK、火の元は触らないように注意してあります。玄関のドアに“忘れ物チェック表 ”を貼って、なるべく忘れ物がないようにさせています。朝ごはんは子どもをちょっと早く起こして一緒にとるようにしています』(30代/小学校2年生のママ)まだ小さいお子さんを一人で出かけさせるときに心配なのは、戸締りや火の始末。鍵を閉める、という行為は小学生になれば十分できることなので、日ごろからママと訓練しておくと一人のときも慌てずに戸締りすることができますね。エアコンはタイマーにしたり、つけっぱなしでもOKのタイプのエアコンを使うのがおすすめ。朝ごはんはなるべく顔を合わせて食べるため、お子さんにちょっと早起きをしてもらったり、朝食の時間を調整したりすると良いですね。●(2)毎朝メッセージを残す『中学生なので一人のときでも戸締りはできています。朝ごはんは前日作っておいたおにぎりや前日の残り物と手紙を一緒に添えて 置いておきます。自分で焼きおにぎりを作ることもありますよ。テスト週間など子どもも一緒に早起きさせて、朝早く学校に行かせることも。高校生に上がってから親が早く出かけると学校をサボる子が出てくる、という話を聞いたことがあるので、高校に上がったら、念のため担任の先生とは密に連絡を取らなければ、と考えています。また、難しい年ごろで会話が減っているため、リビングにシール式の黒板を貼って、毎朝メッセージを残すようにしています』(40代/中学1年生のママ)小学生よりかなり頼もしくなる中学生ともなれば、一人での朝の時間もだいぶ自立して過ごすことができます。しかし、まだまだ油断はできません。きちんと朝食は取っているか、しっかり定刻通りに登校できているかなどは確認しておく必要があります。また、会話やスキンシップが減ってくる年ごろなので、メッセージを書き残しておくのは良いアイデアですね。●(3)ご近所に事情を話して頼れるようにしておく『カギは、持ち家なので子どもより早く出かけるようになってからオートロックに変えました。子どもと出かける時間差は20~30分程度なので、エアコンは私が消して出かけていきます。あとは、何かあればご近所に住むお友達の家や顔見知りのおばさまに頼るのよ 、と言い聞かせてあります。もちろんご近所にも事情は話してあります。それが子どもにはとても安心するようで、一人で家を出ることを特に嫌がる様子はありません。一番の工夫は、朝、私自身が笑顔で元気よく、子どもに「行ってきます!」と声をかけることですね。元気よく「いってらっしゃーい!」と見送ってもらえる瞬間が毎朝の幸せな瞬間です』(40代/小学2年生のママ)カギのかけ忘れが心配な場合、オートロックもひとつの選択肢。また、何かあったときのためのご近所の支援を仰ぐのは、ママにとっても子どもにとっても安心感が全く違いますね。筆者も小学校1年生からかぎっ子でしたが、同じように何かあれば同じ並びのお宅に頼るように言われており、一人で不安なことがあってもその言いつけを思い出してはホッとしていた記憶があります。また、ママが元気よく子どもに「行ってきます!」と挨拶をすることは、子どもにとって一番の心のよりどころになりますね。朝見送ることができなくても、ただ一言言葉を交わして一瞬でも笑顔を見るだけで子どもの安心感が違います。●忙しい朝に大切なのは、真心を伝えることいかがでしたか?朝は1分1秒も惜しいほど忙しい時間。しかし、忙しいときほど子どもには真心をこめてコミュニケーションしてあげたいですね。朝見送ってあげられないなら、一瞬でも顔を合わせる時間を作る、タイミングが合わず直接言葉を交わせないなら手紙やメールで他愛ないメッセージを残す、など小さなことでかまわないのです。朝ママに見送ってもらえなかったとしても、ママが子どもを思う気持ちさえ伝われば、いつでもママに見守ってもらえるような安心感に包まれて登校してくれるはずですよ。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年05月29日子どもの世話や家事など、1日にやることが山ほどあるママたちは毎日大忙し。仕事をしていればなおさらです。だからこそ、ママたちのあいだでは“家事の手を抜くこと”は暗黙の了解となっています。しかし、中には手を抜くどころかズボラがいきすぎていて、ママ友から密かに「ダメ主婦」と見なされている人も……。では、どんな人がママ友から“ダメ主婦”認定されてしまうのでしょうか?20代〜40代のママたちにお話を聞いてみました。●家の中が散らかり放題『先日、小学校でできたママ友の家にお茶をしに行ったんですが、あまりにも家中が散らかっていてびっくり。ゴミ屋敷ってほどではないですが、メイク道具や服、玩具、読みかけの本なんかが散らばっていて、避けながら歩く という状態。しかもそのことに恥じらいがないようで、「その辺、適当に座って〜」と言われました。専業主婦で子どもももう小学生なんだから、もう少し片付けようよと思いましたね』(30代女性/パート)『子どもを連れてママ友の家に遊びに行ったとき、取り込んだ洗濯物がそのままだったり、食べ終わった食器が山積みになって流しに置かれていたり、ペットボトルが散乱していたりしたのを見たときは、さすがに引いちゃいました。普段ならしょうがないですが、友達が遊びに来るとわかっていたら、普通はマナーとして片付けるんじゃないかな って』(20代女性/主婦)小さい子どもがいるとどうしても家の中は散らかりがちですが、人を家に呼ぶときくらいは最低限の片付けをしておくべき、ということでしょう。「散らかっててゴメンね。ちょっと忙しくて……」と一言あるかないかだけでも印象は違うようです。それがないと、「いつもこんな中で生活してるの?」と引かれてしまう可能性も。家の中が散らかっていると、物につまづいたり滑ったりして転ぶ危険性もありますし、家の人が帰宅したときに居心地の悪さや疲労感を感じたりする原因にもなります。床に物を置かないようにするだけでも、だいぶ片付いて見えますよ。●料理をほとんどしない『小学生の娘がお友達のおうちに遊びに行ったとき、お昼ご飯をご馳走になったそうなんですが、それがコンビニ弁当だったそうで……。聞いたら、そのお友達の家ではしょっちゅうファーストフードやコンビニ弁当が食卓に出るのだとか。成長盛りの子どもにそれはちょっとないんじゃないかな と思いました。専業主婦でいつも家にいるんだから、ちゃんと子どもの食べるものくらい手作りしてあげてほしいです』(40代女性/会社員)『私のママ友は自分でも言っている通り、ダメ主婦。専業主婦なのに料理はほとんどしません。子どものお弁当は全部冷凍食品だし、旦那さんの朝ご飯はいつもトーストだけ。晩ご飯もお惣菜ばかりだそう……。お子さんと旦那さんに同情しちゃいます 。まあ、土日は旦那さんが料理してくれるそうですが』(30代女性/パート)冷凍食品やレトルト食品、冷凍食品は忙しいママたちにとってありがたい存在。でも、毎回毎回それでは栄養も偏りそうですよね。共働きで家事に時間をかけられない場合は納得できますが、専業主婦なのに料理をしないというのはちょっとどうなのかなと思う気持ちもわかります。せめて、添加物が入っていないものを選ぶなど、健康には気を使ってあげてほしいですね。●あまりに掃除をしない『こないだ、友達の家に遊びに行ったとき、何か踏んだ!痛い!と思って見てみたら、ごはんでした……。ごはん“つぶ”というより、カチカチにひからびたごはんのかたまり 。フローリングにもほこりが積もってて怖かったです。アレルギーの子がいたら大変なことになるんじゃ……』(20代女性/主婦)『友達は掃除をするのが2週間に1回と言っていた。床に髪の毛やほこりが落ちていても気にならないんだとか。「そんなに掃除が嫌いならロボット掃除機でも買えば?」と言ったら、「嫌いとかじゃなくて、掃除をこまめにする必要性を感じない 」って言ってた。子どもの健康に悪影響がなければいいけど……。とりあえず、私は絶対その子の家には行きたくない』(30代女性/会社員)ハウスダストはいろいろと健康に被害がありそうですが、大丈夫なのでしょうか。呆れつつも心配になってしまいますね。うちの掃除機は古いタイプでデカく、掃除をするたびにどっと疲れましたが、フローリングはすべて掃除機ではなくて柄がついたシートで拭き掃除をするようにしたら、ラクになりました。友人は窓掃除のとき、子どもとどっちが先に窓をきれいにできるか競争しながらゲーム感覚で掃除しているそうです。いかにラクにできるか、いかに楽しくできるかを考えて、掃除のペースを変えて行けるといいですね。----------いかがでしたか?「共働きであればしょうがない」「仕事をしていれば目を瞑れる」という声も多く、どうやら「専業主婦なのに」というところが問題のようです。家にいる時間が長いにも関わらず、基本的なことができていないとダメ主婦認定されてしまうのでしょう。また、働いているママからするとどうしても、「働いている私より家事ができていないなんて……」と思ってしまうんですよね。健康のためはもちろん、ママ友から軽蔑されないためにも、最低限のことはしておくのが身のためです。●文/パピマミ編集部●モデル/ゆみ
2017年05月27日<目次> ■ベテラン教員でも「保護者」になると迷う ■子どもの味方だけが学校にいる時代ではない ■「良い大学を出ることが幸せじゃない」時代のママの役目は? ■「一般的な子どもになって欲しい」と願う親がすべきこと ■「子どもを、枠にはめること」が教育なのか? 【木村先生がママたちに伝えたい20のこと】 子どもが生まれて、はじめて「ママ業」を始めるママたち。でも自分自身でも、そしてまわりからも「素人なのにプロ」を求められているように感じていませんか?ママたちの心の中にある「どうしたら、ママのプロになれる?」という気持ちに、少しでもこたえたいと思い、プロ教師歴40年の木村 泰子先生から「ママたちに伝えたい20のこと」をききます。<木村 泰子先生とは>木村先生は、すべての子に居場所のある「大空小学校」の初代校長先生を務め、その様子が映画『みんなの学校』として公開されました。そして今回お話をさせていただくのは、「育てにくい子」とされる息子を持ち、「まわりに迷惑をかけているのではないか」と考えながら子育てを行ってきたライターの楢戸ひかるです。■ベテラン教員でも「保護者」になると迷う前回、木村先生の元同僚であるベテラン教員から、発達障害のある孫の就学前教育相談で、どこまで話すべきか相談を受けたというお話がありました。●木村先生の同僚の教員(Aさん)から受けた相談内容Aさんは、発達障害の子とたくさん接してきたベテラン教員。そんなAさんの孫は、幼稚園で先生の言うことをまったく聞かない子で、Aさんも幼稚園での参観日やお迎えで孫の様子は理解しています。この孫が小学校就学前相談を受けることになります。そこでAさんの娘さんから「就学相談で、息子の現状をきちんと伝えるべきか? 伝えないべきか?」と相談を受けたそうです。どんなに「ベテラン教員」であっても、「保護者(祖母)」となると、どうすればいいのか判断することができなかった。そこで、Aさんは木村先生に相談することに…。木村先生は、どのような回答をAさんに送ったのでしょうか。■子どもの味方だけが学校にいる時代ではない木村:環境が整えば、子どもは育つ。でも、「整っていない環境に子どもを送りこまなければならないとき、保護者は、どうフォローすればいいのか?」というのは大きな課題ですよね。楢戸:「親は手も足も出ない」と、私だったら思ってしまいます。木村先生は、ベテラン教員であるAさんにどのような言葉を返したのでしょうか? 木村:周囲は、「その子は、発達障害なんでしょ」と、決めたがる。Aさんの娘であるママも、「発達障害の診断を受けた方が良いのかな?」と迷う。校長室に行って、「うちの子は、もしかしたら発達障害なんです」と言うほうが良いのか、言わないほうが良いのか、迷う。すごく、迷うと思います。楢戸:わかります。木村:私は、即答でした。「何も言わんとき。一切相談せんとき」って。「相談する相手が信用できる相手か、わかってる? わからんやろ?」って。子どもの味方だけが、学校にいる時代ではありません。「学校の先生は、すべての子どもたちを守ってくれるっていう時代じゃないやろ」って返しました。■「良い大学を出ることが幸せじゃない」時代のママの役目は?楢戸:とても現実に即したお話ですね。木村:「学校は立派」「先生の言うことは聞け」「たたいてでも、先生の言うことを聞かせる」それは化石時代の話。いままでは、ひとつの価値観を信じたら、みんなが幸せになれると信じられた、イケイケ・ドンドンの時代だったでしょ?その当時の学校や学校を取り巻く社会と、いまは、全然違う。そういう世の中から、いま、向かっている世の中は、「良い大学を出ることが幸せじゃないよ」ということに、みんな気がつきはじめた時代だと思うの。 「幸せは、自分がなりたい自分になることだよ。幸せは、人が決めない。自分が決めるものやで」。だからそのフォローは、まわりがしなさいよってこと。それが、これからの教育だと思うの。昔と今では、教育の目指す方向が全然違う。違うのに、過去の価値観だけを引きずっている。楢戸:つまりは、ママの役目は、子どもが決めた幸せをフォローすることですか? もっと言えば、何が幸せかを自分で決められるような子どもを育てることなんでしょうか。何というか、子育てについてコペルニクス的な発想の転換が求められている気がします。■「一般的な子どもになって欲しい」と願う親がすべきこと楢戸:では、「普通からハミ出てしまう子」の母親として、まず、私は何をすべきなのでしょうか?木村:まず、自分の子どもを「発達障害」という言葉で括らないということ。親が自分の子どもを信じないとね。楢戸:「普通からハミ出てしまう子」を育てることは、毎日が戦いなんです。そんな日々の中で子育てをしていると、疲れてきちゃって。「子どもを信じる」ということが、正直、厳しいです。木村:それって、「わが子が、一般的な子どもに近づいて欲しい」って思うからじゃないの?楢戸:そういうことなのかもしれないですね。木村:でもいまは、反省しているんですよね? 楢戸:反省していますね。(はじめて取材で)木村先生にお会いした2016年の7月以降、さほど、子どもを怒らなくなりました。■「子どもを、枠にはめること」が教育なのか?木村:すばらしい! いま、「親の立場」で、「苦しかった」と楢戸さんは言うけれど、子どもの立場になって、そのときのことを振り返ってみたことがある?子どもは、どんな暴れている子でも、芋虫みたいにゴロゴロしている子でも、反抗したくてやっているのとは、違うの! これは、私が子どもから学んだことだから、確信を持って言える。親の価値観は、「何で、私の言うことを聞かないの!」ってことだと思うけど、そうやって、ゴロゴロしている中で、その子は、その子なりの学びの時間をもっている。だからその場所を、安心して「学びの場」にしてあげたら、その子自身、傷つかないでしょ。「みんなはできているのに、どうして、アナタはできないの?」と、「こういう子であって欲しい」という枠に、無理やり子どもをはめないで、子どもを信じることが、とても大切です。楢戸:「子どもを、枠にはめること」。それが教育だと、先生と出会うまで思っていました。次回は、「「みんなができることが、アナタはできないの!」と言ってしまうママへ」 です。■【木村先生がママたちに伝えたい20のこと】8. 学校の先生は、すべての子どもたちを守ってくれる時代じゃない9. 幸せは、自分がなりたい自分になることだよ。幸せは、人が決めない。自分が決めるもの10. 昔と今では、教育の目指す方向が全然違う。過去の価値観にママは引きずられないで11. 「どうしてアナタはできないの?」という枠に子どもをはめないで。子どもを信じてあげて≫「木村先生がママたちに伝えたい20のこと」については こちら ■今回取材にご協力いただいた木村 泰子先生の著書『 不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる 21世紀を生きる力 』木村 泰子,出口 汪/ 水王舎 ¥1,400(税別)木村 泰子先生プロフィール大阪市出身。大阪市立大空小学校初代校長として、「みんながつくるみんなの学校」を合い言葉に、すべての子どもを多方面から見つめながら、全教職員のチーム力で「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」ことに情熱を注ぐ。その取り組みを描いたドキュメンタリー映画『みんなの学校』が話題に。2015年に退職後、現在は、全国各地で講演活動を行っている。
2017年05月24日育児や仕事に忙しいママにとって、毎日の子どもの食事は悩みどころ。子どもの成長を考えると栄養バランスや量、味つけなど、あれこれ気になることがいっぱいです。そんなママたちのお悩みに、ご自身もママで、保育園で働いた経験も豊富な管理栄養士の滝野香織さんが「子どももママも笑顔になれる幼児食」を伝授してくれました。■原田さん(31歳)2歳の男の子、1歳の女の子2児のママ小さい子どもが2人いて、食事の用意は毎日バタバタで定番メニューばかりになってしまっています。栄養バランスが良く子どもウケがいいメニューが知りたいです。■鳥巣さん(37歳)1歳の女の子ママ食欲旺盛なのはありがたいけれど、偏りがあります。魚などをもっと食べて欲しいと思っているけれど、大人と同じメニューだと塩分も気になるし……。子どもの食事の味付けや調味料について知りたいです。まずは基本から! 今日から実践できる「食育」のポイント滝野さん:離乳食が完了して大人と同じ食事ができるようになるまでの「幼児食」は、ぐんぐん成長していくこの時期の子どもの発育にとても大切です。さらに、食生活の基礎をつくる大事な時期でもあります。特に大切にして欲しいポイントとして3つあげました。まず1つ目は栄養バランス。ご飯やパンなどの炭水化物5、野菜3、肉や魚などのたんぱく質2の割合が理想的です。ただ毎食、この割合にこだわり過ぎてしまうと大変なので、数日の間でバランスがとれればいいやぐらいの気持ちでいいと思います。ママが基本の栄養バランスを知っていることは大事ですが「食べること=楽しい!」ということも教えてあげたいですね。2つ目は食経験を増やすこと。できればいろんなものを食べさせてあげたいのですが、この時期の子どもは、大人ほど噛む力も根気もありません。食材は、ただ小さく切って料理するだけではなく、やわらかく煮たり、子どもが好きな味付けにするなどの工夫がいいですよ。唾液は、噛むことの刺激によって分泌されますが、噛む力が弱い子どもは、パサパサ感を感じやすい傾向があります。パンが苦手だったり、魚が苦手だというお子さんがいらっしゃるのは、実は味ではなくて、このパサパサ感が原因のことも。これもちょっとした味付けや食感の工夫で回避できますよ。3つ目は素材や原料にこだわること。新鮮な野菜、旬の魚、料理をおいしくする調味料など、素材や原料にこだわりましょう。子どもと旬の食材についてお話ししながら食事するのもおすすめです。また、味付けと調味料を過度に心配するママもいますが、離乳食期を過ぎたら、味のメリハリも覚えていく時期。メニュー全てが同じように濃い味ではよくありませんが、その食材を食べるキッカケになるような味付けにする調味料は上手に使うべきだと思います。食べなかった食材を食卓に出さなくなるのは良くないです。克服するチャンスをなくさないで欲しいです。保育園でも人気メニュー! 滝野さんおすすめレシピ★ツナときゅうりのくるくるロールサンド鳥巣さんのお子さんは、パンをあまり食べてくれないとのこと。パンが口の中の水分を吸ってしまってパサつきが苦手なのかもしれませんね。そんなときは、しっとり感が感じられて、子どもも食べやすいロールサンドがいいですよ。食パンにマヨネーズを薄く塗るなど調理にちょっと工夫を加えるだけで、食べやすくなります。手軽なので、お子さんが2人いる原田さんにもおすすめですよ。材料(1食分)サンドイッチ用食パン(12枚切り)……1枚ツナ(食塩不使用・ノンオイルタイプの缶のもの)……20g(約3/1缶)スライスチーズ……1/2枚きゅうり……1/2本程度ピュアセレクト®マヨネーズ……小さじ1つくり方1 ツナは軽く水分を切り、マヨネーズ小さじ1/2を混ぜる。2 きゅうりは食パンよりやや短めの長さにカットし、ピーラーを使って薄くスライス。3 ラップの上に食パンをのせ、軽く食パンを押さえて潰しマヨネーズ小さじ1/2を塗る。4 3にスライスチーズ、きゅうり、ツナを均一に乗せて、きつめにくるくると巻き、ラップで固定してしばらくなじませる。5 握って食べるのが好きなお子さんならそのままスティック状で。つかんで食べるのが好きなお子さんなら一口サイズにカットしてできあがり。オススメの献立メニュー・ツナときゅうりのくるくるロールサンド・かぼちゃのポタージュスープ※主食のロールサンドに、ポタージュスープを組み合わせて。野菜がいっぱい食べられる献立です。★鮭のマヨネーズ焼き栄養バランスが良く子どもも喜ぶメニューが知りたい原田さんにおすすめなのが「魚のマヨネーズ焼き」です。今回は、鮭を使っていますが、鮭のほかに、カジキマグロ、さわら、タラ、アジなどでもおいしく作れます。お刺身を使うのも手軽でオススメです。パサつきや生臭いといった、魚を食べない2大要素をマヨネーズが解決してくれます。加熱し過ぎると魚はパサつきまずが、マヨネーズを塗ることで油膜ができて、魚の水分の蒸発を防いでくれます。材料(1食分)鮭……20~30gピュアセレクト®マヨネーズ……小さじ1/21つくり方1 鮭は表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き、アルミホイル、もしくはオーブンシートにのせて表面にマヨネーズを塗る。2 オーブントースター(強)で5~7分焼く。※味付けは、マヨネーズをベースにすれば、パサつきなく、バリエーション豊富に!マヨネーズ小さじ1+パン粉小さじ1で「マヨパン粉焼き」マヨネーズ小さじ1+粉チーズ少しで「マヨチーズ焼き」マヨネーズ小さじ1/2+みそ小さじ1/2で「みそマヨ焼き」マヨネーズ小さじ1/2+みそ小さじ1/2+すり白ごま小さじ1/2+砂糖少々で「ごまみそマヨネーズ焼き」マヨネーズ小さじ1+カレー粉少々で「カレーマヨ焼き」オススメの献立メニュー・鮭のマヨネーズ焼き・ひじきごはん(ひじき、油揚げ、人参を細かく刻んで、醤油と砂糖で煮る。炊いたご飯に混ぜこむ)・味噌汁(大根とえのき)・ほうれん草のゴマ和え※パン食にも合うけれど、和食のメインにしても合うのが「魚のマヨネーズ焼き」です。いざ実食! 子どもたちもパクパク食べました鳥巣さん:ロールサンドは、パンを好まないウチの子も食べれました! 外に持っていっても食べやすそうで、子どもが自分で持って食べることもできそうですね。滝野さん:形だけではなく、きゅうりとマヨネーズでパンのパサつきがおさえられているので、食べやすいですよ!原田さん:この鮭のマヨネーズ焼き。見た目からして、おいしそう!滝野さん:見た目も食育の大切な要素です。味の素のピュアセレクト®マヨネーズは、全卵を使ったマヨネーズなので、焼き色がキレイにつくんですよ。見た目がおいしそうだと、自然と食欲もわきますよね。そばにいる大人が「おいしそうだね」と声かけしながらの食卓は、とても素敵な食育の場になると思います。鳥巣さん:魚料理って、これまではブリの照り焼きかグリルで焼き魚ぐらいでマンネリ化していたけれど、マヨネーズを使うことを今日は学べてよかったです。「ピュアセレクト®マヨネーズ」おいしさの秘密原田さん:つい毎日メニューがマンネリ化してしまうけれど、マヨネーズを使うことで、すごくレパートリーが増えた気がします。鳥巣さん:調味料も、どうやって何を選んで使えばいいんだろう?と迷っていたのですが、素材や原料にこだわることが大事で、何でもかんでも薄味にしておけばいいってもんじゃないこともわかりました(笑)。味にメリハリがあるだけで、食欲って刺激されますもんね。滝野さん:ピュアセレクト®マヨネーズは、酸味が少なく子どもでも食べやすいまろやかな味です。また、とれて3日以内の新鮮たまごだけを使用していて、国産の原料をもとに、国内の工場で作られているこだわりが安心できますよね。お子さんが苦手な食材があったら、マヨネーズを隠し味にしてみるのもおすすめですよ。「ピュアセレクト®マヨネーズ」卵と酢と油。シンプルな素材でできているからこそ、マヨネーズはその素材の良さが大切です。「ピュアセレクト®マヨネーズ」は、契約農場で生まれた、とれて3日以内の国産新鮮たまご、良質なキャノーラ油、コーン油、そして白ぶどう酢・玄米酢・木樽熟成のモルト酢をブレンドした特製「ピュアセレクト®ビネガー」を使用することで、コクのあるまろやかな味わいに仕立てたマヨネーズです。 商品について詳しくはこちら>> [PR]味の素株式会社
2017年05月11日子どもを持つと、避けて通れないのが「ママ友」デビュー。学生時代の友達関係や職場の同僚とはひと味もふた味も違うママ友コミュニティは、ひと筋縄ではいかないイメージですよね。同じ境遇を持つお友達ができることに対して楽しみな半面、どのようにつき合っていけばいいのかと大きな不安を感じていませんか? ここではママ友コミュニティに見られる暗黙のルールやトラブル例を見ながら、上手にママ友関係を続けていくヒントをご紹介します。ママ友デビューで失敗しないために子どもの入園や入学をきっかけに広がる、ママ友とのおつき合い。ママ友が集まるコミュニティはいろいろな人と出会える貴重な場ですが、全員が自分と同じ価値観や考え方を持っているとは限りません。当然、なかにはちょっと「苦手」なタイプも。ママ友コミュニティはとっても小さな世界。上手につき合っていかなければ、自分自身大きなストレスに悩まされるだけでなく、子どもにも影響を与えてしまう可能性があります。そこでチェックしておきたいのが、ママ友とのスマートなつき合い方。やってはいけないNGポイントを知り、ママ友コミュニティの攻略術を身につけましょう。先輩ママ直伝! ママ友との暗黙のルールママ友トラブルは、ちょっとしたことがきっかけで勃発するもの。気をつけていたはずなのに、気がついたらトラブルに巻き込まれていた…なんてことは珍しくありません。では、何をきっかけにしてトラブルが生まれてしまうのでしょうか? いざこざの根底をたどってみると、そこには絶対に踏んではいけない地雷、つまり「暗黙のルール」が存在したのです。暗黙のルール1:自慢話ばかりしないかわいい我が子のこと、つい自慢したくなってしまいますよね。でも、ママ友コミュニティのなかで自慢話は禁物。特に、自分や家族の自慢ばかりで相手の話を聞かない「一方通行なやりとり」は、不快感を与えるだけでなく強い嫉妬を誘います。女性は、何かと自分と他人を比べてしまうもの。自慢話は関係がこじれる大きな原因となるため、避けるに越したことはありません。暗黙のルール2:プライベートに深入りしない相手のプライベートを詮索するような質問はNGです。会話のなかで自然と話題になる場合はOKですが、唐突にパパの仕事内容や所得のことなどを根掘り葉掘り聞くのは絶対にやめましょう。年齢に関する話題もできれば避けた方が安心です。また、自分のプライベートのことをペラペラと話すことも危険。そういうつもりでなくても「それって自慢しているの?」とマイナスに捉えられてしまうことがあります。暗黙のルール3:人の子育てに口を出さない子育ての方針は人それぞれ。そして、子どもの性格によっても育て方は異なります。みんなそれぞれ自分の信念を持ち、自分なりの子育て術で日々がんばっているのです。それゆえに「何でこうしないの?」「そのやり方はやめた方がいい」など、人の子育てに口を出すのは自分から地雷を踏みにいくようなもの。たとえ「ん?」と首をかしげるような親子のやりとりがあっても、そっと見守るのがスマートです。ドン引き? それとも共感!? 実際にあったママ友トラブル実際にあったトラブル例を集めてみました。ママ友デビューして間もないママなら思わずドン引きしてしまうかも…。でも、実はママ友コミュニティでは「あるある」なエピソードばかりです。■ママ友トラブル事例1:SNS投稿に潜む大きな危険子どもの写真や家族旅行の思い出を、facebookに定期的に投稿していました。ある時ママ友たちとfacebookの話で盛り上がり、グループ内でお互いのアカウントを交換。すると数日後からママ友たちの態度がよそよそしくなり、挙句の果てには無視されるようになったのです。何か怒らせるようなことをしてしまったかな…と思って他のママ友に相談すると、「facebookに子どもや家族の自慢ばっかり投稿してるって騒いでたよ!」と教えてくれました。単なる日記感覚で気軽に投稿していたのが、周りにはよく映らなかったようです。まさかSNSでこんなトラブルに発展するなんて思いもよりませんでした。(5歳女の子のママ)このようなSNS関連のトラブルは、後を絶ちません。子ども関連の投稿が自慢に映ってしまったり、許可なしに他の子が映っている写真を投稿して問題になったり。SNSは便利で楽しいツールですが、その取り扱いは要注意。安易にSNSでママ友と繋がろうとせず、まずは相手をよく知ることが大切です。■ママ友トラブル事例2:子育て方針のズレが生んだ悲劇同じ幼稚園に通う子を持つとあるママ友に、「いつもどんなテレビ番組を見せているの?」と聞かれた時のこと。「うちは戦隊ヒーローものが大好きなの」と答えると、「もうそんなの見せているの? あまり早くから見せると暴力的になったり、言葉遣いが汚くなったり大変みたいよ!」と言われたため、思わずムキになり、「うちの子は今のところ真似する様子もないし、楽しく見ているだけだから大丈夫」と反論しました。すると次の日から、周りのママ友たちの態度が急変。わたしだけでなく、子どもまでもが避けられるようになったのです。どうやらそのママ友が、「あそこは戦隊ヒーローものを見ているから、仲良くすると悪い影響がある」と周囲に言いふらしているようでした。些細なことが子どもを巻き込む大きなトラブルに発展してしまい、とても悲しいです。(4歳男の子のママ)子育て方針に関するズレによって、ママや子どもの淘汰が始まるケースも多いようです。確かにママ友同士のおつき合いは、子どもを介するからこそ難しいもの。子育てへの価値観や考え方の違いにイライラ・モヤモヤしてしまうのは仕方ありません。ただし、たとえ自分が間違っていないと思っても、相手の価値観を明らかに否定するのはやめておきましょう。相手の言い分を100%理解する必要はありませんが、「そういう考え方もある」と認めることはとても大切です。自分の考えを軸にせずにさまざまな意見を受け止めましょう。■ママ友トラブル事例3:家族の秘密を言いふらすママ!? 子どもがクラスで仲良くなったことをきっかけに、連絡先を交換したAさんとわたし。はじめは子どもを交えて遊んでいたのですが、次第に親しくなり、子ども抜きでランチやショッピングを楽しむようになりました。信頼関係が築けてきたので「この人なら」と思い、家族についての悩みなど深い話も打ち明けるようになりました。ところが気がついた時には、クラスの誰もが我が家の秘密を知っていました。Aさんを問い詰めると「知らない」の一点張り。でも、どう考えてもAさんにしか話していない内容です。それ以来、自分のプライベートは一切他言しないことを心に決めました。せっかく親友になれたと思っていたのに、ショックすぎて人間不信になりそうです。(7歳女の子のママ)仲良しだと思っていたのに裏切られた、というケースもよく耳にします。知り合ったママ友とはできるだけ仲良くなりたいものですが、あまりにもプライベートな話をしてしまうと、その情報が漏れてしまう可能性があります。トラブル回避のためにも、必要以上の個人情報や深い話はNG。そして自分の情報だけでなく、自分が知っている他のママの情報も流出させることがないようにしましょう。大切なのは適度な距離感! 「大人力」を身につけることこうして実際のトラブル例を見ていると、「ママ友なんて面倒なだけ」とマイナスイメージを抱いてしまいますよね。でも、同じ「ママ」だからこそ、悩みや不安を助け合えるのもママ友ならでは。上手につき合うことができれば、かけがえのない支えになってくれます。大切なのは、適度な距離感を持ち、ママ友コミュニティに依存しすぎないこと。そして、小さな世界に固執するのではなく、時にはその世界を抜け出してひとりで行動する「大人力」を身につけることです。つかず離れずの距離感を保ちながら、ストレスフリーのママ友ライフを楽しみましょう。(ライター/ maho)
2017年05月10日子どもの成長はうれしいですが、成長するたびに洋服を買いかえなければいけないのも現実です。今どきのパパやママに、月に子どもの洋服代がどれくらいかかっているのかを調査してみました。お得に買うためにネットオークションやフリマアプリなども活用している人も多いようです。Q.子どもの洋服代、どれくらいかかる?1.月平均3000円未満 54.2%2.月平均3000円以上5000円未満 28.2%3.月平均5000円以上10000円未満 14.1%4.月平均10000万円以上 3.6%3000円未満が半数以上、5000円未満まで含むと82.4%という結果になりました。みなさんお下がりやセール、リサイクルショップやネットオークションなどを活用して、なるべくお金がかからない方法で購入しているようです。■子ども服の賢い購入方法とはついこの前まで着られていたのに、急に着られなくなってしまった……。そんなことも日常茶飯事なのが子どもの服。より安くより賢くゲットする方法を実践していました。「月3000円もかけてない。まだ小学生なのでお下がりが多いかな。男の子だから服に興味もなく助かってます」(静岡県 40代女性)「靴下・下着類を購入するときで3000円以下です。洋服は少し大きめをセールで買います。ブランドに感してはお下がりかリサイクルです」(千葉県 40代女性)「最近リサイクルショップとかネットオークションで買うので助かってます」(愛知県 30代女性)■服よりも困る! それが子どもの靴問題洋服とちがって小さいのを我慢して履くことも、大きいのを履くこともできないのが靴。また、おさがりをするころには履きつぶしていることも多いので新品を買わなければなりません。値段も大人と変わらないので家計を圧迫する原因に。「服より困るのが靴。すぐにキツくなるので、我慢させるわけにもいかず買い替えばかり。成長しているのはうれしいのですが」(鹿児島県 40代女性)「洋服は毎月は買っていません。靴だけはきちんとしたものを買いますが、洋服はセール品ばかりです」(千葉県 30代女性)「洋服代よりも靴のほうがバカにならない。大人とほぼ変わらない値段の靴を欲しがるんです。しかも痛みが早い」(埼玉県 40代男性)■女の子のほうがお金がかかる?!男女差でも洋服代は違うようです。小学校高学年ころになると、衣服にこだわる女子と着れればなんでもいい男子では、持っている枚数も1つあたりの単価にも変化が。「女の子2人だとお金がかかる時期がありますね。歳が近いとライバル心で同じものを欲しがったり、お下がりを嫌がったりするので。中学男子はほとんどジャージなので、あまり洋服代はかかりません」(神奈川県 50代女性)Q.子どもの洋服代、どれくらいかかる?アンケート回答数:6248件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年05月10日園や学校の連絡、遊びの約束など、今はママ友同士のやりとりもLINEがメイン。手軽なツールだからこそ、使い方を誤ると「面倒なママ」認定されてしまうことも? ママ友と気持ちよくお付き合いするために、LINEのNGマナーをおさえておきましょう。■朝や夕方などの忙しい時間帯に送る「電話とは違ってLINEはいつ送っても大丈夫だろう」と思っていませんか? LINEも送る時間帯を考えないと、「非常識」と思われかねないので要注意。電話と同様、早朝や深夜に送るのはやめましょう。また、ママにとって、朝の出勤前や夕方の帰宅後は1日の中でもとくに忙しい時間帯。そんなときに急ぎではないLINEが届くと、「今忙しいのに」とイラッとさせてしまう恐れがあります。子どもの寝かしつけの時間も、通知音で子どもを起こしてしまうことがあるので避けた方がベター。もしどうしても朝や夕方に送る場合は、「忙しい時間帯にごめんね」「返信はいつでもいいです」などと一言添えるとよいでしょう。■子どもの写真やスタンプのみ子どものかわいい表情や仕草などの写真は、「ママ友にも見せたい」と思うことがあるかもしれません。でもだからといって、頻繁に子どもの写真を送っても相手を戸惑わせるだけ。とくにメッセージ無しで写真だけを送られると、相手はなんと返信したらよいか分かりません。はじめのうちは「かわいいね」と返してくれていても、徐々に「面倒だな」と思われてしまうことになります。同じように、スタンプだけをポンポンと送るのも、「意味がよく分からない」と敬遠される原因に。スタンプは会話の流れに合ったタイミングで使うようにしましょう。■だらだら続く長文LINEはどちらかというと、短文のメッセージのやりとりに適したツール。だらだらと長い文章を送ると、それだけで「読むのが面倒」と思われてしまいがち。それが他愛もない近況報告であったりすると「会ったときに話せばいいのに」「こちらも長文で返さなきゃいけないの!?」などと、マイナスイメージを持たれてしまうこともあります。もし連絡事項などで長文になる場合は、改行など、読みやすくする工夫をするとよいでしょう。■グループトークでの雑談ママ友グループや、園・学校のクラスのママとのグループトーク。人数が多いだけに「しばらくスマホを見なかったら未読が100件を超えていた」などということも。さらに、メッセージをさかのぼって読んでみると、特定の数人が雑談をしているだけで「意味のない会話ばかりでうんざり」と感じているママもいるようです。グループトークで特定の人と雑談を続けるのはマナー違反。他のメンバーも、何も言わなくても心の中では「嫌だな」と思っているかもしれません。雑談をしたい場合は個別トークで行うようにしましょう。LINEは楽しさもある一方で、ママ友トラブルの原因になることも多いもの。手軽なツールだからこそ、相手の気持ちを考えて上手に使いたいですね。
2017年05月09日女同士の友情は複雑。昨日まで仲良しこよしでいても、どちらかが幸せな道へと進むと相手は嫉妬するものです。もし「親友だよ」と言いながらマウンティングの被害に遭っているなら、極力関わらないこと!今回は、マウンティングしてくる友達への対処法をご紹介いたします。1.気づかれない範囲で”距離を置く”マウンティングする女性の心理としては、おそらくどこか自分自身に自信を持てないんでしょう。だからこそ、自分よりも成功している、あるいは幸せな日々を過ごしているあなたよりも自分は幸せなんだ、充実しているんだと言い聞かせるように、あなたが話したことを否定してくるはずです。もし、どうしても波長が合わなくなってきているなら、気づかれない範囲で距離を置きましょう。あからさまに距離を置くと、どんな風に周りに悪口を吹き込むか分かりません。あくまでも相手に気づかれない程度に、そっと会う頻度を下げましょう。仮に定期的にお誘いが来ても、とにかく忙しいアピールをして、会う時間がないことを強調すれば、彼女も薄々気づいてお誘いはしてこなくなるでしょう。2.”自慢話”はしないどんな友人の前でもマウンティングをする女性なら、余計な話は一切しないほうが安全。自信がなくて必死になって自分をアピールするくらいですから「そろそろ結婚が決まりそうで」「彼と○年目に入ったんだ」と、少しでも幸せ自慢をすれば「私もね…」と、まったく話を聞くことなく、相手も競うように自分の話をするでしょう。マウンティング女子とうまく付き合っていきたいなら、最初から自慢話はしない、と自分の中でルールを決めておくといいかもしれません。3.”聞き役”に回るマウンティング女子は、あくまでも自分が主役でいたいんでしょう。カフェで集う女性たちを見ても分かるように、必ず話題の中心、リーダーとなる人が必ずいて、残りの数人はリーダーの話を聞いているだけのはずです。マウンティング女子の被害に遭いたくないなら、聞き役に回るのが一番。職場の上司や先輩をおだてるのと同じで、ご機嫌を伺いながら、話を引き出せてあげれば、とりあえず仲間外れに遭うこともなくなるでしょう。自分の話はせず、とにかく彼女の話を聞いてあげて♪4.”フェードアウト”する距離を置くというよりも、彼女との関係を断ち切りたいと思っているなら、少しずつ会う回数を減らしていわゆる「疎遠」状態にもっていきましょう。マウンティング女子と関わっていても、心神喪失の原因になるだけ。いつの間にか悪口を広められていたり、仲間外れにされていたりと、マウンティングだけで終わらず、人間関係のトラブルへと発展するケースも珍しくありません。彼女の被害に遭う前に、思い切って関係を断ち切りましょう。あくまでも、曖昧に終わらせる方法をとるといいかも。「私はもう付き合いません」という宣言をすると、かえってややこしい状態に。いかがでしたか?他人に対してマウンティングをするほどですから本人はコンプレックスのかたまりのはず。いつまでも親友ごっこをしていないで、そろそろ「悪友」との関係は断ち切っておきましょう♪
2017年05月08日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。ママ友はいざとなったときの強い味方!園や学校でのわからないこともママ友がいれば聞けるし、急用のときは預けたり預かったりと“ただのママ友”から“ずっと付き合っていける友達”という関係性になれることも。ただし、注意すべきは“距離無しママ”との付き合い方。最初の友好的な態度から、親密な関係を築いてしまえば最後!毎日毎日付き合わされて、「子育てよりむしろママ友付き合いの方がつらい……」と“ママ友疲れ”になってしまう場合もあります。ということで、どこにでもなぜか一人は存在してしまう“距離無しママ”とどう付き合っていけばいいか?を伝授します。●(1)「忙しくって」という魔法の言葉を活用『一度立ち止まって話すと1〜2時間はザラなママ。捕まると終わりなのでとにかく“忙しいフリ”をしてその場をサッと立ち去る』(30代女性/主婦)お喋りが好きなママは、一度話し始めるととまりません。強者になると園が始まってから終園までずーっと話し続ける人も……。そんな人に毎日付き合っていたら家事も全く手につかず、1日を大損した気分に。そんなときの魔法の言葉が、「すみません、ちょっと忙しくって……」。そう言って、その場をサクッと立ち去ること。実際忙しくなくなったっていいのです。「ちょっと」と言葉を濁せば万事オッケー。「ちょっとって何?」まで踏み込んで聞いてくる人は0.01%ぐらいです。何かハッキリとした理由で嘘をついてしまうと、“その後買い物でバッタリ”なんてことになったとき気まずいですが、“ちょっと”なら“家事でも何でも含みとにかく忙しい”と捉えてくれるので、大嘘ではなく罪悪感も感じません。そして、“忙しいママ”を演じる必須アイテムは腕時計 。いつも腕時計をチラ見しながらチェックしている感じをだすと“何となく忙しい感”が勝手に醸し出されるので、あまり声をかけられなくなる傾向に。また、身だしなみも“いつもテンパってる感”を出す 、つまり少しぐらい髪がボサボサ、ぐらいでいると“身なりを整える暇もないぐらい時間がない”というオーラがナチュラルに放出されます。毎回小綺麗にしていると“暇な人”と目をつけられてしまう可能性大なので、気をつけましょう。●(2)家に来られたら“汚いフリ”『毎回アポなしで家に訪ねてくる近所のママ。しかし一度も家にあげたことはない。「下の子が寝ているから」「汚いから」云々、家の敷居だけは何が何でも死守する』(30代女性/パート)距離無しママは“突然家に来る”のが上手。特に車移動が主な地域に住んでいると、“車があるかどうか”で“家に居るかどうか”まで判断されちゃって居留守も使えないことも。そんなときに役に立つのが、「とにかく家が汚れていて……」と“掃除していない家”をアピールすること。ついでに相手の家のことは「あなたの家はきれいにしていて尊敬する 」と褒めておけば相手も嫌な気分になりません。コツは“あなたが嫌なのではなくて、自分が掃除ができないという不出来な能力のせいで家に入れられないのです”と自虐要素を含ませること。もちろん、「汚くても気にしないわ」なんてガンガン押してくるママもいますが、「私が汚いのを見せるのが恥ずかしいから 」と、そこは一度入れてしまうと泥沼にハマって抜け出せないと覚悟し、頑として譲らない姿勢を見せましょう。距離無しママを一度でも家に入れてしまうと、もう自分の安息の地はなくなってしまうのです。●(3)SNSは無視という冷酷対応『朝から晩までLINEを送ってくるママ友。もう面倒だからずっと未読スルーしていたら他に対象がうつったみたいで送ってこなくなった。特に怒っている様子もなく丁度いい距離感もうまれたから、時には冷たい対応も必要だと実感』(20代女性/自営)そしてもっとも面倒なのがLINEやFBなど、SNSでの距離無しママとの付き合い。距離無しママはただでさえ距離感が全く掴めてないのに、LINEともなると相手が何時に忙しいか、何時に寝ているか、乳幼児がいるかいないかなんてお構いナシ。既読がつけばすぐに次のLINEを送ってきて返信を促し、未読であれば「今何してるの?」と既読を促し……返事したら返事したで、「今日の晩御飯なーに?」なんてどうでもいい話題に「?」付で送ってきたりします。そんなママとのSNSでの付き合い方は、“とにかく無視”。これが“上手”かどうかはわかりませんが、基本、距離無しママは鉄のハートを持っており、LINEがスルーだろうがFBにいいねがつかなかろうがそんなに気にならないからこそ距離無しで居続けられるとも言えるでしょう。どうせ毎日ほぼ園で顔を合わせるならなおさらのこと。「基本LINEとかチェックしないんで 」と一言言っておけば問題ナシ。相手も気を使わないタイプであれば、こっちも気を使う必要は全然ないということ。----------とにかく距離無しママとは長く付き合えば付き合うだけ“時間を無駄にしている感”を強く感じて疲労しか残りません。最初からうまく付き合おうと思わず、何か聞かれても「うん」「そうだね」と、瞬殺で会話を終わらせてしまうのもアリ。何事も始めが肝心です。話していても楽しくなければ相手も近づいてこようと思わないでしょう……。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/ゆみ、SAYA
2017年04月18日人間関係のトラブルでは、「嫉妬心」がその引き金となっていることが多々あります。特に、日々の暮らしぶりや収入、家族、容姿など。何かとお互いをくらべてしまいがちなママ友同士のつき合いでは、この「嫉妬」によるトラブルが多いようです。ママ友の嫉妬を招きやすいのはどのような話題なのか? 働くママたちのエピソードから考えてみましょう。■ママの学歴はタブー?/ Aさん(34歳)の場合 「小学生のうちの娘が、『私、ママと同じ○○高校に行くの!』と言ってくれたことがうれしくて、数人のママ友がいるところで、そのことをつい話してしまったのです。それが、失敗でした…。私の出身校は、地元ではわりと有名な進学校。だから、ママ友たちには『自慢』に聞こえたのかもしれません。それまでは、子どもの学校や習いごと、家庭学習についてなど、いろいろ情報を交換していたのに、それ以来、私がいるところではそういった話題が出なくなりました。私から話題を振っても、『Aさんのところは、ママが優秀だから安心よね~』と言われておしまい。たった一言で、関係性がガラリと変わってしまったようです」(Aさん/34歳/飲食店勤務)それまで、お互いの学歴が話題にのぼることはなく、当然、ママ友たちの学歴をAさんは知りません。自分の出身高校を自慢するつもりは一切ありませんが、ママ友たちの嫉妬を買う結果となりました。ママ友は育ってきた環境も、学歴もさまざま。中には、学歴に強いコンプレックスを抱いているママがいるかもしれません。たずねられたら隠す必要はないと思いますが、自分から学歴を口にするのは控えた方が無難かも。相手によっては、強い嫉妬を招く可能性がありそうです。■夫を褒めると嫌われる?/Bさん(29歳)の場合「何気なく、『休日に旦那が料理を作ってくれた』とママ友に話したら、それから何かにつけて『Bさんは、旦那さんが優しくていいわね』と言われるように。最初は言葉通りに素直に受け取って、『そうね、感謝しないとね』なんて返していたのですが…。あるとき、そのママ友が『Bさんは料理が苦手で、いつも旦那さんがやっているみたい』と言いふらしていたことがわかりました。幸い、ほかのママたちは『あの人はBさんに嫉妬しているだけだから、気にしなくていいよ』と言ってくれたので助かりましたが、女の嫉妬って怖いな…と感じました」(Bさん/29歳/IT関連勤務)夫の愚痴を言い合ってストレスを発散したい! と思っているママも多いでしょうから、すこし謙遜するくらいがちょうど良いのかも?「料理したのは良いけれど、キッチンが汚れて後片づけが大変!」のように、ちょっとした不満もつけ加えておけば、嫉妬を買わずに済むかもしれません。■独占欲が強すぎる…/Cさん(29歳)の場合「ママ友・Dさんが『よかったら使って』と、手作りの写真立てをプレゼントしてくれました。その後、別のママ友・Eさんがわが家へ遊びに来たときに写真立てを褒めてくれたので、Dさんからもらったことを伝えると、なぜかEさんは急に不機嫌に。それ以降、私と会うたびにEさんは何かプレゼントをくれるようになったのです。お菓子やちょっとした雑貨など、毎回のことなのでだんだん怖くなってきて…。一度キッパリ断ったら、それから連絡がつかなくなりました」(Cさん/29歳/小売店)Eさんのように、友だちを独占したがる女性は意外と多いものですから、プレゼントをした・されたという話題には気をつけた方が良さそうです。ときには、「もらった」と言わない方が良い場面もあるでしょう。幸い、今回話を聞いた3人の働くママたちは、大きなトラブルにはつながらなかったとのこと。しかし運や相手が悪ければ、何気ない一言が大きなトラブルの引き金になってしまう可能性もあります。ちょっとした会話のなかにも「相手の嫉妬を招く可能性がある」ということを意識して、言葉を慎重に選ぶようにしたいですね。
2017年04月16日仕上げ磨きって、本当に嫌がる子が多いですよね。我が家の子どもたちも、なかなかゆっくり仕上げ磨きをさせてくれません。ママのなかには、羽交絞めしながら仕上げ磨きをしている…というママもいるんじゃないでしょうか?そもそも、仕上げ磨きをしていてもしっかり磨けてるか心配!我が家は市の歯科検診で歯のチェックやフッ素塗布はしてもらったけれど、定期的に歯医者さんには診せてないため、ふと最近気になりだしました。今回は、子どもの歯医者デビューや上手な仕上げ磨きの仕方などをご紹介したいと思います。歯医者さんデビューっていつから?乳歯はだいたい生後6ヶ月頃から生え始め、1歳半~3歳までの間に全ての乳歯が生えそろうと言われています。初めて歯医者さんに歯を診てもらうのは、市の1歳半健診の時の歯科検診でしょうか?自治体によってはその場でフッ素塗布も行ってくれるところもありますが、フッ素塗布を行っていない自治体にお住まいの場合は、自分で小児歯科に行って塗ってもらわないといけないので、小児歯科デビューするのは1歳半すぎたころが多いようです。かかりつけの歯医者さんは、どう選ぶ?先輩ママたちに、どんな歯医者さんを選んでいるか聞いてみました。・子供向けの歯医者、もしくは子供が楽しめる工夫のある歯医者さん・十分な説明があるかどうか・先生やスタッフの対応が良いところ・治療だけでなく、予防歯科の指導なども行っているかどうか・日本小児歯科学会の認定医、専門医がいるところ・子供に合わせた対応してくれる・衛生管理、院内設備が充実しているなどなど。最近では、小児歯科専門の歯医者さんだとキッズスペースがあって、順番が来るまではそこで自由に遊べたり子どもが飽きないような工夫がたくさんされています。なので「歯医者に行きたくなーい」という子も少ないのかも。小児歯科では基本的に虫歯予防中心の治療を行っているよう。虫歯や口内異常の早期発見のためにも、ぜひ定期健診(一般的に、4ヵ月に1回)を受けたいですね。また、ママ向けの歯磨きの指導などもしてもらいたいところ。ご近所にあるのなら、虫歯予防のためにもぜひ小児歯科へ行っておきたいです。仕上げ磨きで気をつけたい4つのポイント!ただ丁寧に、長い時間磨いていればいい、というものではありません。ポイントを押さえて、効率良く磨きあげたいものです。①毛先を歯の面に対して、まっすぐあてて磨く。②軽い力で小刻みに動かす。5~10ミリくらいの幅で1~2本ずつ磨く。③1ヶ所につき、20回は磨く。④上の前歯の真ん中の歯茎と唇の間にある筋に歯ブラシが当たらないように、その部分を指で押さえながら磨く。仕上げ磨きの姿勢は膝の上や、ママが子どもの後ろにまわって、子どもの頭をお腹や脇で固定した姿勢で歯磨きをします。特に1.2歳のころって、なかなかゆっくり仕上げ磨きするのは難しいかもしれませんが、少しお話が分かるようになってくる3歳ごろからは、すんなり仕上げ磨きをさせてくれるようになります。毎日の歯磨きって本当に苦労しますが、ママがイライラしちゃうと子供に伝わってしまうので、歯磨きを楽しく思ってもらえるよう、共に頑張っていきましょう♡
2017年04月13日こんにちは、ママライターの木村華子です。育児・家事への口出し、収入自慢、マウンティング、陰口などなど……ママ友や姑という女性たちに囲まれて過ごす私たちの日常では、あらゆるシーンでスルースキル(受け流す能力)が求められます。たしかに、言うべき場面ではズバッと切り返すことも、時には必要でしょう。しかし、毎度のようにイラつく相手へ反撃をしていては身が持ちません。もしも煩わしい人をうまくかわすことができたなら、今抱えているストレスも幾分か軽減されるのではないでしょうか。そこで今回は、現役ママの皆様へ“煩わしいママ友や姑からのストレスを軽減するスルースキル活用法 ”を伺ってきました。子育て中の既婚女性を取り巻くストレスをうまく受け流すためのヒントにお役立てください。●煩わしいママ友や姑からのストレスを軽減するスルースキル活用法5選●(1)同じレベルの者同士でしか争いは発生しない『どんなにムカついても、相手にするべきではない。わざわざ同じ土俵にまで降りてやる必要はない。同じレベルの者同士でしか争いは発生しないということを、昔から常々心に留めている。腸煮え繰り返るような怒りを感じても、その喧嘩を買った時点で私も奴と同じレベルになってしまう 。長男の同級生のママに、いつもわが家をディスってくる女性がいるんだけど、その喧嘩を買ったときは私が私ではなくなるときだと思っている。そんな醜い母親をわが子に見せることは永遠にない』(40代・小2のママ)……と、静かに怒っていらっしゃるこちらのママ。大和男児的なスルースキルをお持ちです。たしかに、争いごとは同レベルの者同士でしか発生しません。反論しそうになったとき、ぜひ相手と同類になっても構わないのか?を振り返ってみましょう。●(2)見下している人から見下されると、腹が立つ『10代〜20代前半ごろまで、友人関係はもちろん、学校の先生や、親兄弟に対してもスルースキルなんてゼロだった私。煽られれば煽られただけ反撃してたし、その結果墓穴を掘って後悔することもしょっちゅうあった。就職したてのころにその性格のせいで対人トラブルが起こり、やっと自分のスルースキルの低さに気づかされることに。なんとかせねば!と、これまでの自分を振り返った結果、他人を見下すクセが原因にある と思った。見下していた人から見下されると、「なんでアンタなんかに!」と腹が立つ。だからそれ以来、人のことを見下さないと決心した。今はむしろ、可能な限り尊敬するように心がけている。ママ友の中には、当時の私と似たような雰囲気の人もいる。どことなく余裕がないというか、いわゆるマウンティングしてくるようなタイプ。私もそうだったから少しは気持ちがわかる。腹が立つというより、苦しそうで気の毒に感じてしまう』(30代・4歳児のママ)元・スルースキルゼロ子さんからの貴重なご意見です。思い返してみれば、腹立たしい相手はいつも、無意識に「自分より下だ」と思っていた人であることが多いような……。上とか下とかを気にせず人間関係を築くことができれば、きっと今ある対人ストレスの多くはなくなるのかもしれません。●(3)ネガティブな感情表現は家限定!『ママ友や姑にカチンとくることはあるけど、絶対にその場ではネガティブな感情表現(怒ったり凹んだり)をしないようにしてる。そういった感情表現は、家限定。むしろ、旦那限定で発散させる(笑)。つまりスルーはできていない。でも、一応は敵(むかつく相手)に負けを認めなくて済む から、その場で爆発するよりはマシだと思う。旦那には、ゴメンと思ってる』(30代・小3のママ)スルースキルがあるとは言えないかもしれませんが、それでも敵へダメージを悟られないための立派なテクニックなのではないでしょうか。その場で無傷のフリが押し通せるのであれば、ブチ切れて醜態を晒すよりは幾分もマシなはず。ただし、ご主人のストレスが気になります……。●(4)じぃじ&ばぁばが隠れて行う子どもへの行為をスルーできる強さ『娘を実家や義実家へ預けているあいだは、多分、普段なら私が「やめて」と伝えているようなことがバンバン行われている。虫歯予防のために大人の唾液が口に触れないように心がけていることもだし、赤ちゃんのころにはばぁばが授乳……なんてことも、私がいないあいだに行われていたと思う。でも、いくら私がパーフェクトな育児を目指したところで、保育園や習い事など、娘の生活には私以外の大人と関わる瞬間がごまんとあって、その大人たちはそれぞれが子どもにベストだと考える接し方をしてくる はず。そしてその方法には個人差がある。親は環境を整えてあげることならできるけど、そこでの出会いを制限することはできない。というわけで、当初はとてもムカついていたけど、現在はそれらをスルーする強さが身についた。娘を愛してくれている前提なら、時代錯誤のかわいがり方にも寛容になった方が精神衛生上良いと思う』(30代・年少児のママ)子育てでのスルースキルですね。ママ世代とは異なる常識で子育てを経験した親世代との確執を、ハイレベルな悟りで乗り越えた姿勢には、母親として一皮剥けた強さが感じられます。方法は時代遅れかもしれませんが、おじいちゃん・おばあちゃんが孫を愛していることに変わりはありません。「今はそうじゃない!」とピリピリするより、「そんな人もいる」と寛容に受け止めた方が、育児でのストレスも減少するかも……。●(5)相手をかわいそうな人だと認定する『外で毒を吐いちゃうほど、生活が充実していない人なんだなあ と、相手をかわいそうな人認定する。というか、実際かわいそうな人だと思う。誰かにイヤミを言いたくなるほど余裕がなくて、マウンティングしなくちゃいけないほど自信が持てなくて、相手の立場を気遣うなどの常識を教えてくれる人も周囲にいないなんて……。マジで気の毒です。御愁傷様』(20代・小2のママ)「かわいそうな人認定」は、よくあるスルースキル習得術の一つなのではないでしょうか。生活や心に潤いや余裕がある人は、他人を攻撃する必要がありません。何かに満足できないからこそ、人は他人を落として悦に浸りたくなるのです。ママ友や姑に腹が立ったシーンでは、反撃の前に相手を哀れんでみてはいかがでしょうか。●スルースキルの活用でストレスフリーに生きよう「言われっぱなしは腹が立つ」「プライドが傷ついた」「なんとかギャフンと言わせたい」いつだって、女の敵は女。煩わしい相手に反撃したくなるのも無理はありません。しかし、本当にそのストレスは反撃することで解消されるのでしょうか?ストレスをうまく受け流すことができれば、きっと今より生きやすいはず。ぜひ自分なりのスルースキルを活用して、もっと快適な生き方を目指してみてはいかがでしょうか。●ライター/木村華子(ママライター)
2017年04月12日今年も桜の便りが届き始めました。暖かくなってきたし、花見を楽しみたいものですね。大人数でわいわいやるのは楽しいけれど、打ち合わせをしておかないとトラブルを招くことも…。ママたちが「やっちまった!」失敗談をご紹介します。■「あのニオイでせっかくのお弁当が台無しに」(31歳・2歳児のママ)「大きいシートがあれば荷物を置けるし、子どもが寝てしまっても安心。そう思っていくつか用意しておいたので、ママ友たちとゆったりと花見を楽しめました。でも、空いたスペースでオムツをかえるママがいて…。一応、気を遣ったのか、端のほうでやってたけど、その延長線上にはお弁当があるんですよ? しかも、ニオイもするから不愉快でした。いくらママ友同士だからって、これだけは理解できない!」(31歳・2歳児のママ)たまにレストランの座敷席などでオムツ交換をしているママがいますが、これもマナー違反です。もちろん、野外だからOKというわけでもありません。ママ同士だから甘えてしまったのかもしれないけれど、食事を楽しむ場でもあることを忘れないようにしたいものです。■「持ち寄り弁当は『おすそわけ』も用意」(35歳・5歳児のママ)「子どもが幼稚園に行っているあいだに、ママ友たちとお花見へ行きました。家事もあるし、軽く食事をして終わらせたいね、ということで、お弁当は各自用意することに。私は娘の残り物を詰めた一人分のお弁当を持っていきました。いざ集まってみると、みんなおすそわけ用のおかずやデザートを持ってきていたんです。文字通りに受け取らず、お菓子くらい持っていけばよかった…」(35歳・5歳児のママ)持ち寄りでも何を作ろうか悩むけれど、ひとり分だけという場合も要注意。なんだかんだで、分け合えるものを持参するママは多いものです。「私だけ何もないことを責められなかったけど、何だか気まずかった」とのことなので、小分けのお菓子やフルーツなど、ちょっとしたものを用意しておくといいかもしれません。■「夫よ、酒は飲んでも飲まれるな!」(31歳・小学3年生のママ)「休みの日に5組の家族で花見へ行きました。パパたちが場所取りをしてくれたのですが、すでにお酒を飲んでいて…。昼にはもうベロベロですよ。ママたちは子どもだけでなく夫の面倒も見なくてはならず、せっかくの花見を楽しめなかった!」(31歳・小学3年生のママ)花見酒とは風情がありますが、飲みすぎには注意したいところ。どうしても飲みたいなら一杯だけなど、量を決めておいたほうがいいでしょう。花見はノンアルコールで行い、居酒屋へ移動して二次会を楽しむのもいいですね。■「人気エリアがベスポジとは限らない」(39歳・小学1年生のママ)「近所の桜の名所では、木の下が人気のスポット。今年こそは! とはりきって場所取りをしたのですが、日陰になっていて寒いんですよ。それに、桜は真上にあるから意外と見にくいし。移動も考えたけど、せっかくいい場所が取れたので動かずにいたら、子どもが風邪を引いちゃいました」(39歳・小学1年生のママ)花見といえば桜の木の下、というイメージがありますが、意外な落とし穴があったとは! 少し離れた場所でもじゅうぶん楽しめますし、無理にこだわらなくてもいいかもしれませんね。開放的になってハメをはずしてしまったり、準備不足で恥ずかしい思いをしてしまったり…。楽しいはずのお花見が残念な思い出にならないよう、気を付けたいですね。
2017年04月03日