現在放送中の唐沢寿明×窪田正孝共演土曜ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」。いよいよ後半戦に突入する本作から竹内涼真、桜井日奈子、武田玲奈、伊藤沙莉が登場する「公開LINE LIVE”」が、本日11月17日(木)に生配信される。フランスをはじめ、世界各国でリメイクされているドイツの超人気高視聴率ドラマシリーズをリメイクした「THE LAST COP/ラストコップ」。「日本テレビ」と動画配信サービス「Hulu」の共同製作、Hulu初のオリジナルドラマとなる本作は、これまで6話が放送され、暴力・パワハラ・セクハラなんでもアリの大暴れぶりで、昭和の肉食デカ(唐沢寿明)が、平成のザ・草食系刑事(窪田正孝)をふり回しながら進むストーリーに、ファンも歓喜!さらに、過去の人気ドラマのパロディも次々と盛り込まれ、思わぬコラボレーションも話題になっている。そんな本作も、今週11月19日(土)放送の第7話からは、さらに盛り上がる後半に突入。その放送を前に、今回は「LINE LIVE」にて生配信が決定!出演者には、神奈川県警本部の刑事・若山省吾役の竹内さんを始め、交通課配属の新人警官・三島菜々子役の桜井さん、刑事課のデスク・小山内美咲役の武田さん、鑑識課の鑑識員・山瀬栞役の伊藤さんといったフレッシュなキャストたちが集結。配信では、ドラマの紹介や撮影ウラ話&マル秘プライベートトークを繰り広げるほか、視聴者からのコメントを出演陣に直接ぶつける公開生質問コーナーも。また番組最後には、今週末放送の第7話の見どころやビッグニュース、そして出演陣からのプレゼントも飛び出すかも?ここでしか聞けない、内容盛りだくさんなこの番組。ドラマをさらに楽しめること間違いなさそうだ。「ラストコップ公開LINE LIVE!」は11月17日(木)18時~LINE LIVEにて配信。「THE LAST COP/ラストコップ」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月17日ドイツから世界に広がった人気シリーズを日本で唐沢寿明&窪田正孝コンビでドラマ化した「THE LAST COP/ラストコップ」の第6話が11月12日(土)今夜、日本テレビ系で放送となる。本作はドイツで2010年から2013年の間にseason5までが製作され、フランスでのリメイク版も高視聴率を獲得。アメリカでもリメイク版開発が進行中で、エストニア、ウクライナ、ロシアでも海外番販されて人気になっているワールドワイドなシリーズの日本版。日本では日本テレビと「Hulu」共同制作で昨年SPドラマ化、配信と展開。今年になってからは夏にドラマ3週連続放送。そしてこの秋から連続ドラマ化された。捜査中の事故で昏睡状態となり30年ぶりに目を覚ました“昭和”の刑事・京極浩介を唐沢さんが、“草食系”な横浜中央署の若手刑事・望月亮太を窪田さんがそれぞれ演じ、2人が世代を超えた“バディ”として様々な事件を破天荒に解決していく様が描かれる。また京極の元妻・加奈子を和久井映見が、京極と加奈子の娘で亮太と交際している交通課の警官・鈴木結衣を佐々木希が、加奈子の再婚相手で京極の後輩だったが現在は上司となった鈴木誠を宮川一朗太がそれぞれ演じるほか、神奈川県警本部の刑事で京極と望月のライバルとなる“バディ”として藤木直人、竹内涼真も今回のシリーズから参戦。黒川智花、松尾諭、田山涼成、伊藤沙莉、小日向文世ら豪華キャストが共演している。第6話では翔蘭高校の関係者の自宅が襲われる連続強盗事件が発生、学校内で潜入捜査を開始する京極と亮太だったが、そんななか校長の家に強盗が侵入、京極は犯人を追いつめるがあと一歩で取り逃がしてしまう。事件現場には増田の遺体と壁に“3”という文字が。増田は逃げた犯人を追いかけようとして誤って転落死したとみられ、“3”は強盗事件の各現場に残されたカウントダウンを示す数字だった。その後学校の体育館の緞帳に巨大な“2”が描かれる。体操部関係者に疑いを持っていた松浦(藤木さん)と若山(竹内さん)は体操部顧問の香澄に事情聴取。翔蘭高校にはかつて体育科があったが10年前に廃止。その当時香澄と体操部の指導に来ているOB・並木は、体育科の生徒だったのだ。一方、教育実習生になりすました京極は、熱血指導ですっかり生徒たちの心をつかんでいた。しかし、元体操部の貴志だけは、京極に対して反抗的な態度をとる。京極も強盗事件と体操部には関連があるのではないかと考え、推理をめぐらせた末「謎はすべて解けた!」と言い放ち、体操部員を集めて犯人を名指ししようとするが…というストーリーが展開する。また今回の放送では交通課配属の新人警官・三島菜々子役で出演している桜井日奈子のアクションシーンも見どころ。以前からワイヤーアクションに挑戦してみたいと公言していた桜井さんが、その念願が叶えたアクションもお見逃しなく。さらにリオ・オリンピック競泳リレー銅メダリストの松田丈志もカラダWEEKスペシャルゲストとして出演する。「THE LAST COP/ラストコップ」第6話は11月12日(土)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月12日川口春奈が記憶障害をもったヒロインを演じ、山崎賢人とW主演で累計発行部150万部超の大人気コミックを実写化する『一週間フレンズ。』このほど、“いま一番泣けるピュアラブストーリー”と注目を集める本作から、山崎さんと「超特急」タカシこと松尾太陽の、まるで等身大の高校生のような姿を収めた“友情”場面写真が解禁された。高校2年の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に、思い切って「友達になって下さい」と声をかけるが、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れ…。このたび、解禁となった場面写真は山崎さん演じる主人公の祐樹と、松尾さん演じる親友・将吾のふたりが肩を並べるシーン。友達を作らず、いつも1人で過ごす香織の姿を見て、自分は無力だと落ちこむ祐樹の言葉に耳を傾ける将吾、という青春のひと幕が収められている。山崎さんと松尾さんは、所属する事務所の先輩・後輩同士。撮影にあたり緊張が解けない松尾さんを、川口さん、山崎さんらが温かく迎え、待ち時間の間もさまざまな雑談を交わしながら交流を深め、撮影が進むにつれて本物の“友達”のような関係になっていったそう。香織に思いを寄せる“片想い男子”の祐樹は、茶目っ気と純粋さを持ち合わせた憎めないキャラクター。一方の将吾は頭が良くクールでありながらも、実はいつも祐樹のことを思いやる友達思いで優しい心を持った人物と、キャラが異なる2人が築くあたたかな友情も、本作の見どころとして要注目。川口さん、山崎さん、松尾さんのメインキャストをはじめ、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸、伊藤沙莉、岡田圭右(ますだおかだ)、岩瀬亮らフレッシュなキャスト・個性派俳優が集結し、幅広い世代から注目を集める本作。誰もが経験するかけがえのない友情と甘ずっぱい青春を、まずはこちらの写真から感じてみて。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月04日全22作品がそろった2016年の秋ドラマ。今回もドラマ解説者の木村隆志が、全作品の初回放送をウォッチ。俳優名や視聴率など「業界のしがらみを無視!」したガチンコでオススメ作品を探っていく。別記事(秋ドラマ22作、傾向分析&オススメ5作発表! 「各局の戦略丸かぶり」の中で光る"幸福なファンタジー")において、秋ドラマの主な傾向を [1]各局の戦略が丸かぶり[2]リアリティ無視のお仕事ドラマ[3]シリアスの中で輝く幸福感の3つと分析。おすすめドラマとして、『黒い十人の女』(日本テレビ系読売テレビ 木曜23時59分)、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系 火曜22時)、『運命に、似た恋』(NHK 金曜22時)、『スニッファー 嗅覚捜査官』(NHK 土曜22時)、『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系 21時)の5本を選んだ。本記事では、それらの作品を含む、今クール全作品のひと言コメントと採点(3点満点)を紹介していく。○『カインとアベル』月曜21時~フジテレビ系出演者:山田涼介、桐谷健太、倉科カナほか寸評:恋愛より主人公の内面に焦点を当てた展開に意外性はあるが、テンポよく進むビジネスシーンの展開にご都合主義が見られる。脚本も演出も山田の魅力を引き出すべく逆算されているため、ファン以外の視聴者は苦しいか。年上女性に恋する姿は月9らしい初々しさも。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆期待度☆】○『警視庁 ナシゴレン課』月曜24時15分~テレビ朝日系出演者:島崎遥香、古田新太、勝村政信ほか寸評:「会議室で事件解決」「25歳の女デカ長」というコンセプトは、「深夜だからこれくらいやろう」という前向きさ。ただ、ワンシチュエーションも、現役アイドルのヒロインも、「ハマるかハマらないか」極論となる。個性的な脇役と島崎が噛み合えばいいが、空回りの感も。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』火曜21時~フジテレビ系出演者:吉田羊、相武紗季、吉岡里帆、伊藤蘭ほか寸評:『救命病棟24時』『ナースのお仕事』らを輩出した火曜21時に戻ってきた医療モノ。ポイントは、絶体絶命からの生還劇が盛り上がるかどうか。『ドクターX』との比較上、手術シーンが少ないなどの不利があるのも含め、演出の力量が問われる。女医たちの役作りにも注目。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『逃げるは恥だが役に立つ』火曜22時~TBS系出演者:新垣結衣、星野源、石田ゆり子ほか寸評:“契約結婚”というテーマそのものは平凡だが、全編を通して流れる穏やかなムードは特筆に値する。キャスティングも、恋のスピードも、無理せず過剰にならず、ほどよいさじ加減で、もどかしさの漂う関係性は恋愛ドラマの王道。石田、古田新太ら、助演の貢献度も高い。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』水曜21時~日本テレビ系出演者:石原さとみ、菅田将暉、岸谷五朗ほか寸評:『重版出来!』のように下積みから描かず、校閲の醍醐味を切り取ったシーンもないため、仕事面での感動やカタルシスは少なく、「あくまで石原を愛でるドラマ」という印象。ただ、静止画を多く取り入れた演出は新鮮で、バラエティーとアニメからの影響を感じさせる。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『コック警部の晩餐会』水曜0時10分~TBS系出演者:柄本佑、小島瑠璃子、えなりかずきほか寸評:コンセプトから、キャスト、クライマックスまで、すべてに渡っていい意味でのB級感が漂い、視聴者の間口は広い。刑事が犯人逮捕のために、晩餐会を開くシーンはドラマというより喜劇舞台のよう。小島はここでいい演技を見せて、次の出演作につなげたいところ。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆期待度☆】○『ドクターX~外科医・大門未知子~』木曜21時~テレビ朝日系出演者:米倉涼子、岸部一徳、西田敏行ほか寸評:プライムの連ドラで唯一視聴率20%を獲れるシリーズだけに、「定番を見せることが重要」であり、変更点はほぼなし。「巨大医療組織vsフリーランスの女医」という図式も薄くなり、患者の時事性と大門の華麗な手術シーン、ベテラン俳優の追加で、豪快に乗り切っている。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『Chef~三ツ星の給食~』木曜22時~フジテレビ系出演者:天海祐希、小泉孝太郎、遠藤憲一ほか寸評:三ツ星シェフの食中毒騒動や、給食の仕事に就くまでのプロットが苦しく、演出家とキャストに負担がかかっている。なかでも天海のヒロイン像はいつも通りで、10数年前から変わらないのは、制作サイドの偏見かもしれない。給食室の芸達者なメンバーには大いに期待。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『黒い十人の女』木曜23時59分~日本テレビ系出演者:船越英一郎、成海璃子、水野美紀ほか寸評:人間の悪意とかわいらしさを切り取るバカリズムの脚本が絶妙。連ドラ2作目にして、著しい進化を見せている。「十人の女」を描き分ける演出も明快で、飲食物をかけ合うシーンを含め、見せ場もたっぷり。終盤に向けて、どこまで壊れていくのか、楽しみは尽きない。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『石川五右衛門』金曜20時~ テレビ東京系出演者:市川海老蔵、國村隼、比嘉愛未ほか寸評:“海老蔵歌舞伎”の世界観そのままに、存在感やセリフ回しなどで、さすがの座長ぶりを見せている。殺陣や美術などでNHKの時代劇より劣るのは仕方ないが、視聴者を楽しませるサービス精神はたっぷり。茶々役の比嘉は、『真田丸』の同役とは異なる美しさを放つ。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『運命に、似た恋』金曜22時~ NHK系出演者:原田知世、斎藤工、奥田瑛二ほか寸評:『ドラマ10』らしい大人の恋物語で、脚本の北川悦吏子も、同枠で実績のある原田と斎藤もフィット。「運命」「境遇の差」などのキーワードが恋心を加速させつつも、スローな展開で引きつける。回を追うごとに女の顔を見せる原田と、山口紗弥加の悪女ぶりが作品の象徴。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『砂の塔~知りすぎた隣人』金曜22時~TBS系出演者:菅野美穂、岩田剛典、松嶋菜々子ほか寸評:オリジナルだが、そのムードは『金曜ドラマ』の湊かなえ作品と酷似。監視カメラや体操教室、合コンや不倫シーンなどのツッコミどころが多いのは、制作側がネットでの盛り上がりを狙っているためか。「タワマンあるある」はそれなりにリアルな反面、目新しさはない。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『家政婦のミタゾノ』金曜23時15分~テレビ朝日系出演者:松岡昌宏、清水富美加、余貴美子ほか寸評:松岡の女装以上に、『半沢直樹』『下町ロケット』などを手がけた八津弘幸の脚本は要注目。家事のテクニックを絡めた演出などの抜け感も心地いい。今後も『家族ゲーム』のノリでいくのか、別の一面を見せるのか。「『ミタ』のパクリ」なんて声もあるが、本家はテレ朝。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『勇者ヨシヒコと導かれし七人』金曜24時12分~テレビ東京系出演者:山田孝之、木南晴夏、宅麻伸ほか寸評:4年ぶりでもヨシヒコの世界観は良くも悪くも健在。アンチメジャーのコンセプトで、失笑を誘う流れは変わらないが、時代の流れは早い。脚本・演出の福田雄一自身も進化しているだけに、さらなる変化を期待したいところ。この人ならシリーズの予定調和をぶっ壊すかも。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』土曜18時10分~NHK出演者:武井咲、福士誠治、三田佳子ほか寸評:『土曜時代劇』の実質的な第一弾だけあって全20回放送の大作。大河ドラマが技巧派で、コミカルさを交えている分、当作の凛とした気配が際立つ。淡い恋模様から一転、討ち入りの激しい展開は目を見張るものがあり、その後の描き方も楽しみ。武井の代表作になるか。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『THE LAST COP/ラストコップ』土曜21時~日本テレビ系出演者:唐沢寿明、窪田正孝、和久井映見ほか寸評:単純明快&説明不要の老若男女が楽しめるドタバタ痛快作。唐沢と窪田だからこそ成立するかけ合いやアクションは、それだけで貴重と言える。「突き抜けるならここまでやり切る」のお手本であり、土曜21時の放送に最適。鑑識役の伊藤沙莉がまたも怪演を見せている。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『スニッファー 嗅覚捜査官』土曜22時~NHK出演者:阿部寛、香川照之、井川遥ほか寸評:原作は世界的ヒット作だが、それに負けない演出の技量が光る。重さの中に繊細さや美しさを感じさせる映像はNHKならでは。『ロンググッドバイ』よりテンポとトーンを抑えるなど、視聴者ニーズを嗅ぎ取った感もある。阿部と香川のコンビに何か言うのは野暮だろう。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』土曜0時20分~テレビ東京系出演者:中村蒼、大東駿介、野間口徹ほか寸評:「テレビ番組や芸能界の小ネタを集めて、サブカル的な角度から笑い飛ばす」コンセプトは、いかにもテレビ東京風味。脱力してクスクス笑えるところはあるが、前時代的な感も否めない。今後はアイドルイジリを徹底し、風刺にまで落とし込めたら面白くなりそう。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆】○『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』土曜23時40分~フジテレビ系出演者:田辺誠一、西田尚美、鹿賀丈史ほか寸評:主人公がひたすら理不尽な仕打ちを受け続けるストレスフルな展開は異例……と思いきや、同枠は昼ドラを手がけた東海テレビの制作。とかく視聴者ニーズを“爽快感”のみで決めつける現在のドラマ界では貴重と言える。ただし、その分カタルシスがもっとほしいところ。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『IQ246 ~華麗なる事件簿~』日曜21時~TBS系出演者:織田裕二、ディーン・フジオカ、土屋太鳳、中谷美紀ほか寸評:織田の演技に難色を示す声も多いが、好き嫌いを除けば完成度は標準仕様。視聴率を獲るための工夫が随所に施され、木村監督の小ネタが好きな人はたまらないだろう。ただ倒叙型の作品だけに、IQ246を生かす難解な謎解きと、『古畑任三郎』と同等の大物ゲストが必要。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『キャリア ~掟破りの警察署長~』日曜21時~フジテレビ系出演者:玉木宏、高嶋政宏、瀧本美織ほか寸評:「平成版、遠山の金さん」というコンセプトから、中高年向けであることがハッキリ。「身分を隠して街をふらふらして、逮捕シーンで警察手帳をかざす」という展開は既視感が強く、「なぜ謎が解けたのか?」の理由も説得力に欠ける。玉木のさわやかな演技が救いに。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『レンタル救世主』日曜22時30分~日本テレビ系出演者:沢村一樹、藤井流星、志田未来ほか寸評:沢村が主演と思いきや、目立つのは、藤井の“ルチャ”風アクション、志田のつぶやきラップと泣き顔ブス、稲葉友の女装など、脇役のキャラ。レンタル救世主としての依頼も平凡だが、それ以上に沢村が単なるお人好しなのと、「ハズレなし」の勝地涼が輝かないのが残念。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』など。
2016年10月27日人気作家・宮部みゆきが「模倣犯」から9年後の世界を描いたミステリーを、仲間由紀恵主演でWOWOWが連続ドラマ化する連続ドラマW「楽園」。このほど、そのポスタービジュアルと豪華追加キャストが一挙に解禁となった。当時15歳の娘を殺害し、遺体を自宅の床下に16年間隠していた土井崎夫妻の事件がニュースを騒がせていたある日、小さな編集プロダクションで働くライターの前畑滋子(仲間由紀恵)のもとに、主婦の萩谷敏子が訪ねてくる。敏子は、10歳の息子・等に“他人の記憶が見える”特殊能力があるかもしれないと前置きし、等が描いたという1枚の絵を差し出す。そこにはコウモリ形の風向計が特徴的な家の中で横たわる、灰色の顔をした少女が描かれており、土井崎夫妻の事件に酷似していた。滋子は半信半疑で調査を引き受けるが、等は交通事故で亡くなってしまう。一方、土井崎夫妻の次女・誠子は、父の代理という弁護士・高橋治美から、両親が誠子と縁を切ろうとしていると聞かされ戸惑う。そのころ、ある街で女子高校生が監禁されていた。ばらばらに思えた事件は、やがてひとつの“真実”へつながっていく――。先日、テレビ東京系でもドラマ化された「模倣犯」といえば、2002年に芸術選奨文部科学大臣賞文学部門などを受賞した宮部作品の代表作の1つ。本作「楽園」は、「模倣犯」での事件から9年後を描いたもので、ライター・前畑滋子が再びある殺人事件の真相へと迫っていく。主役の滋子を演じるのは、WOWOWのドラマ初出演となる仲間さん。解禁されたポスターでの、意志のある眼差しと「『模倣犯』の傷が癒えぬまま、わたしはまた深みにはまる。」というコピーがまた興味をそそるものとなっている。そんな本作への参戦が判明したのは、黒木瞳、夏帆に、金子ノブアキ、松田美由紀、石坂浩二(特別出演)、小林薫、さらに西田尚美、甲本雅裕、忍成修吾、利重剛、前野朋哉、そして「ラストコップ」で注目を集める伊藤沙莉ら、幅広い個性を放つ19名。豪華な面々が織りなす、苦悩と葛藤の中で“楽園”を求めて生きる家族の姿を描いたヒューマンミステリーに、引き続き注目していて。以下、キャストからコメントが到着した。■黒木瞳(弁護士・高橋治美役)原作は出版されたときに拝読しておりましたので、今回お話をいただき、久しぶりに自分の本棚から「楽園」を取り出しました。ドラマは、原作とは多少異なる部分もありますが、宮部先生の大事になさっている世界観が感じられる作品になっているかと思います。私が演じる高橋治美は、この物語の中で思い悩む土井崎元さんのマスコミ窓口として色々手助けをするという役柄なのですが、考え込むシーンがとても多く。また、仲間さん演じる前畑滋子さんに辛辣なセリフをぶつける場面が多々あるのですが、ひとつひとつのセリフが大変難しくもあった分、やりがいのある撮影になりました。様々な謎を繋ぎ合わせるうち、途中で見るのをやめられなくなる作品になっていますのでお楽しみに(笑)。■夏帆(土井崎夫妻の次女・誠子役)両親が姉を殺害したことが発覚し、当たり前だと思っていた日常が突然壊れていく中、どうにか自分を保つため葛藤する、土井崎誠子という女性を演じています。私の経験したことのない場面の連続で、彼女の気持ちを追いかけていくのがとても大変でした。でも、疑問に思ったことや誠子の気持ちを監督に相談すると、すぐに明確な答えを返してくださったので、混乱することなく撮影に挑むことができました。原作を拝読する前に、台本を3話までいただいて読んだのですが、私自身一気に引き込まれてしまって。話が進むにつれ事件が明らかになっていく面白さがある作品なので、ぜひご覧ください。■小林薫(土井崎元役)今回は権野監督の力をお借りしようと思って、撮影に入りました。最初の打ち合わせで「頼みます」って言ってもらったんですけど、監督のほうが僕よりも圧倒的に台本を読み込んでいるというのが分かっていたので「こうして欲しいとかっていうのは言ってください」という風にお話ししました。また、私が演じる土井崎元は非常に影のある役柄なので、現場でも休憩中に共演者の皆さんと明るく和気藹々っていうよりも、静かにしていようとは思っていました。でも、仲間さんはプライベートで親交があったり、黒木さんとは以前夫婦役で共演したり、それぞれニュアンスは違いますが「久しぶり」っていうメンバーが揃っていたので、もう少し色んな話ができても良かったかな(笑)。日曜オリジナルドラマ連続ドラマW「楽園」は、2017年1月より毎週日曜22時~WOWOWにて放送(全6話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2016年10月18日唐沢寿明演じる30年ぶりに昏睡状態から目覚めた刑事が、窪田正孝演じる若手刑事と“歳の差”バディを組んで大暴れ。コメディとアクションで魅せる「THE LAST COP/ラストコップ」の第2話が10月15日(土)今夜放送となる。原作はドイツで人気となった海外ドラマシリーズ。フランスでリメイクされ高視聴率を獲得したほか、エストニア、ウクライナ、ロシアでも海外番販されて人気となり、アメリカでもリメイク版が進行中で、日本では日本テレビと「Hulu」が共同制作する形で昨年6月に地上SPドラマが放送された。その後「Hulu」で連続ドラマ版が配信。この夏“3週連続ラストコップ祭り”が放送、そして先週から連続ドラマがスタートした。唐沢さんが捜査中の事故で昏睡状態となり30年ぶりに目を覚ました刑事・京極浩介を、窪田さんが横浜中央署の若手刑事・望月亮太を演じるほか、京極の元妻・加奈子に和久井映見。京極と加奈子の娘で今は警察官として交通課に勤務、亮太と交際1年になる鈴木結衣に佐々木希。加奈子の再婚相手で京極の後輩ながら現在は上司となる鈴木誠に宮川一朗太。横浜中央署の署員たちに黒川智花、松尾諭、田山涼成、伊藤沙莉。京極と望月のバディ潰しに動く神奈川県警本部の刑事に藤木直人、竹内涼真。県警本部長役に小日向文世と豪華キャストが揃っている。先週の第1話では京極が高校時代の旧友、吉田鋼太郎演じる相良虎徹と再会。久々の再会を喜び合うも、そこにドローンが飛来、小型爆弾を投下。爆破予告サイトがSNSで拡散され横浜がパニックに陥るなか、犯行組織たちのアジトに潜り込むことに成功した京極と亮太だったが、組織のボスが実は虎徹だった…というストーリーが展開。今夜の第2話では片瀬那奈をゲストに迎え、国際的な詐欺組織と“歳の差”バディとの戦いが繰り広げられる。京極が横浜の街を爆発から救った動画がインターネットで拡散。それを見たというジャーナリスト・晴香(片瀬さん)が京極を取材しに来る。有頂天になった京極は警察内部まで晴香と取材クルーを案内する。世界中の恵まれない子供のためにボランティア活動を行い、現在はアフリカのとある国に在住しているが、京極の取材のために帰国したという晴香の高い志に感動した京極に、晴香は京極のことをもっと知りたいと言う。休日に密着したいという晴香の頼みを京極は快諾。亮太は京極と晴香が付き合えば、京極が家を出ていき自分と結衣が同棲できると考える。休日密着取材当日、晴香は取材クルーを同行させず、取材とは名ばかりですっかり京極と晴香のデート状態に。いい雰囲気になる京極と晴香を見て、結衣を連れて二人を尾行していた亮太は自分の計画がうまくいきそうだとほくそ笑む。そんななかで横浜中央署の地下保管庫に保管されていた物がすべて盗まれるという事件が発生。拳銃や押収した薬物など絶対に流出が許されない物ばかりが盗まれ、署長の鯨井(田山さん)は警察上層部にバレたら大変だと大慌て。そこへ神奈川県警本部の松浦(藤木さん)と若山(竹内さん)が訪れ、国際的な詐欺組織が日本に潜入しているので気を付けるようにと注意喚起する。その話から思い当たることのあった京極は刑事課を飛び出して捜査へ向かう…。「THE LAST COP/ラストコップ」第2話は、10月15日(土)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月15日女優の桜井日奈子が8日、LINE LIVEの生番組に登場し、「私は肉食!」とぶっちゃけた。これは、同日にスタートする唐沢寿明主演の日本テレビ系ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(毎週土曜21:00~21:54)に出演する桜井と、竹内涼真、伊藤沙莉が、ドラマにまつわるキーワードトークを繰り広げるというもの。"岡山の奇跡"と呼ばれ、清純派のイメージが強い桜井だが、「肉食系・草食系」というトークテーマで、「私は肉食!」と発言した。また、「無茶」というテーマでは、学校の周囲を100周走ったという体育会系エピソードを披露。ほかにも「バディ」というテーマでは、自身のバディ(相棒)を「クシ」と紹介し、前髪を手で直すクセがあるため、いつもバッグに入れて持ち歩いていると説明した。竹内のバディは「クワガタ」で、最近オスとメスの2匹を購入したということで、番組で名前を募集。すると、ドラマでバディを組む唐沢と窪田正孝にかけ"カラサワ&クボタ"という案が上がった。そして、伊藤のバディは「メガネ」。プライベートでかけているものだが、ドラマの現場でも「それ良いね!」と評判になり、撮影で使用することが多くなっていると明かした。『THE LAST COP/ラストコップ』は、唐沢演じる破天荒な熱血刑事・京極浩介と、窪田演じる草食系若手刑事・望月亮太という凹凸コンビがバディを組む、アクションコメディ。この生配信番組は、第2話が放送される15日12時からも予定されており、今回登場した桜井と伊藤に加え、武田玲奈を加えた3人による女子トークが繰り広げられる。
2016年10月08日日本テレビと「Hulu」共同制作で昨年SPドラマが放送、その後配信も好評、今夏のドラマ3週連続放送でも注目を浴びた「THE LAST COP/ラストコップ」。10月8日(土)今夜からいよいよ連続ドラマの放送がスタートする。2015年6月。捜査中の事故で昏睡状態となった男・京極浩介(唐沢寿明)が30年ぶりに目を覚ました。京極は、横浜中央署の若手刑事・望月亮太(窪田正孝)と共に、30年前に追っていた凶悪犯“カグラ”とその組織を壊滅に追いやり、時間を超えた因縁に蹴りをつけた。あれから1年――。京極と亮太は相変わらず同じ部屋で一緒に暮らしていた。亮太と結衣(佐々木希)は間もなく交際1年になるが、京極は頑なに2人の関係を許してはいなかった。京極の元妻・加奈子(和久井映見)は、鈴木誠(宮川一朗太)と夫婦円満で幸せに暮らしている。京極、亮太を招いての「気まずい晩さん会」も月に1度のペースで開かれていた。京極と亮太は、この1年、数多の凶悪事件を解決に導いていた。亮太も1年前の草食系お坊ちゃんから嘘のような変貌ぶりを遂げ、ルール無視、強引で破天荒な2人の捜査方法は、時に問題となったが、いまや神奈川地区ナンバーワンの圧倒的な検挙率と貢献度から、全て黙認されていた。横浜中央地区にとんでもない「スタジャンと痩せマッチョ」のコンビがいる。それは警察のみならず、裏社会でも噂になっていた。そして2016年10月、新しい物語が始まる――。原作は2010年から2013年の間にseason5までが製作されたドイツの人気海外ドラマシリーズ。フランスでのリメイク版も高視聴率を獲得、アメリカでもリメイク版開発が進行中で、エストニア、ウクライナ、ロシアでも海外番販されて人気になっているワールドワイドな作品。日本では唐沢さんと窪田さんが世代を超えた“バディ”を演じて2015年6月に地上波スペシャルドラマと、その後「Hulu」で連続ドラマ版が6週連続配信され。今年“3週連続ラストコップ祭り”が放送。ついに今夜から連続ドラマとして放送が開始される。唐沢さんと窪田さんに加え、これまでのシリーズから引き続き佐々木さん、和久井さん、宮川さん、黒川智花、松尾諭、田山涼成、マギー、佐野史郎らが続投するほか、新キャストとして竹内涼真、藤木直人らも参加。より豪華な顔ぶれで今回のシリーズを盛り上げる。先日の第1話完成披露イベントでは唐沢さんが「窪田くんがかなりパワーアップしていて、僕の言うことを聞きません!亮太は崩壊します(笑)」、窪田さんも「草食系だった亮太が、京極化していて、だいぶタメ口になっている」と“バディ”の関係性が変化していることも明かされ、これまでのシリーズを通して観てきた視聴者にとっては、両者の成長ぶりも注目したいところ。もちろん今回から観始める視聴者も2人のアクションとコメディタッチなやり取りに魅了されること間違いなし。さらに、放送を夜に控えた8日(土)には、出演の竹内涼真、桜井日奈子、伊藤沙莉が「LINE LIVE」に出演しその見どころ&裏話をトーク。竹内さんは最近クワガタを飼い始めたそうで、トークのなかで2匹の名前を募集したところ「カラサワ」&「クボタ」に命名されたとか。2017年ゴールデンウィークには映画版も公開されることが決定。さらなる盛り上がりが期待される本シリーズ、この秋見逃せない1作になりそうだ。「THE LAST COP/ラストコップ」は10月8日(土)今夜21時~放送スタート。初回15分拡大。(笠緒)
2016年10月08日暮らしまわりのスタイリストとして活躍する伊藤まさこさんは、実は「さりげない気配りの達人」。その絶妙な“気配り”の秘訣、そして周囲の人からの、伊藤さんの「気配りエピソード」を紹介します。***18時からのオフの時間は、「友人たちとの食事を楽しむことが多い」と伊藤さん。アトリエにはよく友人が集まり、その楽しそうな様子は彼女のインスタグラムでも垣間見られる。「人を招いたときに気をつけているのが、ゲストを緊張させないこと。我が家に到着したら、すぐに自由に過ごしてもらえるように工夫をしています」例えば、グラスやカトラリーははじめから用意し、誰でもすぐ手にできる場所にセット。食事が始まれば、伊藤さんも一緒にテーブルについて、おしゃべりに興じる。ゲストがくつろげるように、丹念な準備をしているのだ。また、楽しかった様子はSNSにもアップ。「多くの人が目にするものだから、言葉は選んでいます。アップする写真も、見て楽しい、おいしそうって思ってもらえるものだけと決めていますね」とはいえ、耳に心地よいことばかりを並べて済ませているわけではない。言いにくいこともちゃんと伝えるようにしている。「おかしいと思ったら、すぐその人に伝え、それで終わり。引きずりません。思ったことをいつ伝えるかも大切にします」そんな伊藤さんのことを、料理家の坂田阿希子さんは「温かさのあるカジュアルな気配り名人」だと話します。「とにかくフットワークが軽いんです。SNSで彼女が和菓子をアップしていたので“食べたい”とコメントしたら、すぐに差し入れてくれて(笑)。不思議なことに、彼女の行動からは、これは特別なことじゃないのという雰囲気を感じとれるから、お返ししなきゃと思わず、素直に受け取れるんです」つい最近も料理の差し入れをもらったという坂田阿希子さん。伊藤さんには、男らしさと女らしさが共存しているとも話す。「愛猫が亡くなってしばらく経ったとき、“娘と庭で摘んだから”という簡単な手紙と一緒にブーケを玄関のドアにかけてくれていたことがあって。その心遣いが本当に嬉しかったんです。悲しんでいた私と適度な距離を保つ男前な感じと、花や料理にこめられた女らしさと。そんなバランスがちょうどいい人なんです」◇伊藤まさこさん暮らしまわりのスタイリストとして活躍する傍ら、旅や食にまつわる本も出版。ほぼ日刊イトイ新聞のサイトでは、お弁当の連載も担当する。『ちびちび もぐもぐ お酒とごはん』(PHP研究所)は11月に発売。◇坂田阿希子さん料理家。「studio SPOON」主宰。雑誌や書籍で活躍しながら、料理教室も開催。著書『わたしの作りおき便利帖』が発売されたばかり。※『anan』2016年10月5日号より。写真・馬場わかなスタイリスト・伊藤まさこ取材、文・野村紀沙枝
2016年09月29日スタイリング、そしてそのライフスタイルも支持されるスタイリストの伊藤まさこさん。彼女を知る人々は、「さりげない気配りの達人」と、伊藤さんを評します。ご本人への取材から見えてきた、気配りのコツとは。***大人ならではの気配りができる人を取材するなら?編集部の周辺できいてみると、みんな口を揃えて伊藤まさこさんの名を挙げる。それを本人に伝えると、「自分では普通のことをしているだけなので…。でも、そう言っていただけるのは嬉しいですね」と少し照れ笑い。伊藤さんの言う“普通のこと”とは、とてもシンプル。それは自分がされて嬉しいことを相手にするということ。「されて嫌なことは、絶対にしないようにしています。ただそう考えているだけだから、無理なく自然と動けているのかもしれない。私自身、気を使わせるのが苦手な部分もあるので、やりすぎないようにはしています」そんな絶妙な塩梅の伊藤さんの気配りをいくつか例に挙げてみると…。近所のホームパーティには、シャンパンをワインクーラーに入れて持っていき、相手に氷を用意させないように。あるときは、家の庭で摘んだミントでブーケを作って、お裾分けの惣菜と一緒にプレゼントと、まさに人柄溢れる温かな心遣い。この発想は、心の余裕から生まれるらしい。「いつもどうやったら気持ちよく過ごせるかを考えているんです。自分が機嫌よくいられれば、誰に対しても自然と心配りができると思うから。だから仕事は18時には終わらせて、その後はきっぱりオフの時間に。時間の使い方は潔いタイプかも。あと、悪口や噂話も苦手だから、ネガティブなことは言わない。こうやって、常に自分を健やかにしておくことが、大切だと思うんです」そんな伊藤さんに、誰もがふっと笑顔になれる贈りものアイデアを教えてもらうと、驚き・手間・備え・組み合わせ、この4つのキーワードが浮かんできた。なかでも、伊藤さんが一番大切にしているのが、手間をかけること。「特に目上の方になりますが、みなさんおいしいものや高価なものをよくご存じなんですよね。だからあえて手作りのものを差し上げています。自分の手足を動かして用意したものって、案外喜んでもらえるんですよ」その代表的なものが、手作りのお弁当。詰めるおかずは、作り慣れている和惣菜を4~5種ほど。お弁当箱やお箸は使い捨てを選び、食べた後の返却などで相手をわずらわせないようにしている。この優しいひと手間が、伊藤さんらしい気の配り方。さらに、料理上手ならではのおみやげも。「よく海外に行くんですが、毎回みんなの分のおみやげを買って帰って配るのは正直難しい。だから、持ち帰った現地の食材で料理を作り、おみやげ代わりに友人を招待。旅先での話も自然とはずみます」贈りもの上手の伊藤さんが、ものをいただいたらどうする?「できるだけお礼状を書くようにはしていますが、なかなか手紙を出せないときもありますよね。そういう状況にあるなら、すぐに電話をかけるようにしています。嬉しかったことは、早く伝えたくなっちゃうんです」◇伊藤まさこさん暮らしまわりのスタイリストとして活躍する傍ら、旅や食にまつわる本も出版。ほぼ日刊イトイ新聞のサイトでは、お弁当の連載も担当する。『ちびちび もぐもぐ お酒とごはん』(PHP研究所)は11月に発売。※『anan』2016年10月5日号より。写真・馬場わかなスタイリスト・伊藤まさこ取材、文・野村紀沙枝
2016年09月29日レスリングの吉田沙保里選手が、きょう4日(20:58~23:10)に放送されるテレビ朝日系バラエティ特番『中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!』に出演し、現役続行に向けての心境を明かす。一流アスリートたちが、スポーツ界の秘話や極秘映像を紹介していく同番組。今回は、リオ五輪のメダリストたちが集結し、名場面の裏側などを語っていく。そんな中で、涙の銀メダルとなった吉田選手も、オリンピックでの出来事を振り返りながら、自身の心境を告白。決勝での敗戦後まもなくは、今後のことを考えるような状況になかったそうだが、時間がたってファンから「東京オリンピックで金メダルを獲るために、今回はお父さん(故・栄勝さん)があえて銀メダルにしたのではないか」といったメッセージが寄せられ、次第に気持ちが前向きになってきたという。これを聞いた中居が「リオに忘れ物をしてきたということなのかな」と問うと、吉田選手も「そうですね」と同意。また、決勝の試合中に栄和人チームリーダーと話していた衝撃の内容や、試合後に吉田選手以上に号泣していた登坂絵莉選手との感動エピソードも明かされる。また、卓球の水谷隼選手が、話題となった"ガッツポーズ問題"や"試合中ノーパン問題"についての真実を告白。柔道のベイカー茉秋選手は、決勝よりも苦戦したという試合について語り、ベイカー選手vs吉田選手・登坂選手といった異種格闘技戦なども繰り広げられる。ほかにも、卓球の丹羽孝希・吉村真晴、ウエイトリフティングの三宅宏実、サッカーの大黒将志・鈴木隆行・中澤佑二、カヌーの羽根田卓也、シンクロの武田美保といったアスリートゲストが登場。スタジオゲストには、片瀬那奈、高橋英樹、高橋真麻、武井壮、土田晃之、松木安太郎が出演する。
2016年09月04日川口春奈と山崎賢人が初共演にしてW主演を務める、葉月抹茶による純愛コミックの映画化『一週間フレンズ。』。このほど、ゆるふわパーマ+制服姿がまた新鮮な山崎さんが、物語のキーアイテム“交換日記”を手に川口さんと見つめ合うティザービジュアルが解禁となった。3月に川口さん&山崎さんの初共演で映画化が発表されるや、映画タイトルとキャスト名がリアルタイム検索の1位~3位を独占し、公式Twitterのフォロワーが瞬く間に3万人を超えたという本作。今回解禁となったティザービジュアルは、川口さん演じる藤宮香織と、山崎さん演じる長谷祐樹が教室の中で見つめ合う、キラキラ純度200%の印象的なもの。祐樹が手にするのは、物語のキーとなる“交換日記”。過去のとある出来事をきっかけに、1週間で記憶を失ってしまう記憶障害を持つ香織と、そんな香織にひたむきに思いを伝え続ける祐樹との距離を縮め、絆を結んでいく重要アイテムがお目見えする。添えられたキャッチコピーは、「7日間しか記憶がもたない君を僕は好きになった」。“7日間を終えるたびに、香織の記憶はリセットされ、自分のことも忘れてしまう。それでも僕は、ずっと君のことが好きなんだ……”という、切なくもまっすぐな祐樹の心情を表すものとなっている。その言葉の下で、向かい合ってお互いの瞳をまっすぐ見つめ合う表情や距離感からは、これから“好き”を重ねていくであろう2人の、淡くも切ない日々の予感がドキドキとともに伝わってくる。また、川口さん&山崎さんと、すでに発表されている人気急上昇中の「超特急」松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、古畑星夏、戸次重幸ら豪華出演者に加えて、須賀健太との共演作『獣道』などが控える最注目の若手女優・伊藤沙莉、お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右、さらに『ひと夏のファンタジア』で韓国で大ブレイク中の岩瀬亮と、個性的なキャストが新たに参加していることも判明。この冬いちばんの純愛ストーリーを彩ってくれそうだ。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開決定。(text:cinemacafe.net)
2016年07月27日女優・川口春奈と俳優・山崎賢人がW主演を務め、人気漫画を実写化する映画『一週間フレンズ。』(2017年2月18日公開)のティザービジュアルが27日、公開された。原作は、葉月抹茶氏が漫画誌『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で連載し、2014年にTVアニメ化もされた同名コミック。過去のある出来事をきっかけに月曜日になると友達に関する記憶を失ってしまう女子高生・藤宮香織(川口)と、そんな香織をひたむきに思い続ける心優しい同級生・長谷祐樹(山崎)の切ない青春物語が描かれる。公開されたティザービジュアルは、香織と長谷が教室の中、至近距離で見つめ合うキラキラした仕上がりが印象的な1枚。長谷が持っているのは、記憶障害を持つ香織と自身の絆を深める、劇中で重要なアイテムの"交換日記"だ。上部には、「7日間しか記憶がもたない君を僕は好きになった」とのキャッチコピーが躍っており、切なくもまっすぐな長谷の心情が表れている。さらに、新たなキャストとして、伊藤沙莉、ますだおかだ・岡田圭右、岩瀬亮の出演も決定。なお、8月6日からは、全国の上映劇場にてチラシやポスターが登場し、スクリーンでは特報が流れる予定となっている。(C)2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
2016年07月27日公開初日を迎えた映画『全員、片想い』の舞台あいさつが2日、東京・新宿バルト9で行われ、伊藤沙莉、中川大志、森絵梨佳、桜田通、広瀬アリス、斎藤工、知英、TAKUYA(CROSS GENE)、新川優愛、志尊淳、千葉雄大、橋本マナミ、横浜流星、加藤雅也、黒木渚が出席した。"片想い"をテーマに8つのエピソードが描かれている本作の公開初日舞台あいさつに、14人のキャスト陣と主題歌「灯台」を歌った黒木渚が登場。『サムシングブルー』で斎藤工と共演した広瀬アリスが「この作品は8つのお話がありまして、すべて真っ直ぐに純粋に恋愛をしている映画です。見ていただいた方が恋愛っていいなっと思ってくれたらうれしいです」とあいさつすれば、壇上のセンターに立った斎藤は「今日の立ち位置は政治的な問題じゃなく、たまたまこうなっただけです。本来なら端にいるべきですが、本当に申し訳ありません…」と恐縮しきり。『イブの贈り物』で看護師を演じた橋本マナミは「愛人や不倫の役だと思ったら、一途な看護師役なので濡れ場は一切ありません」と笑わせて「濡れ場はありませんが、心の濡れ場でもある熱い気持ちだったり嫉妬心が描かれているので、その辺を感じていただければうれしいです」とアピールした。『片想いスパイラル』に出演した知英は、切ない恋に苦悩する性同一性障害に悩む韓国人留学生役を好演している。役柄にちなみ、この日はウィッグをつけてショートカットに男性用の浴衣姿で登場して「男性の座り方や歩き方、声とか握手をする時の手の出し方など、細かいところをどうすれば男性っぽく見えるか頑張ってやりましたが、TAKUYAさんに助けてもらいました」と共演したTAKUYAに感謝し、相手役のTAKUYAは「知英さんは日本語がすごく上手で、僕が日本語を習いたいぐらいでした。本当に知英さんはイケメンすぎますよね! こんな顔に生まれたかった。すごくイケメンで男らしいですよ」と男装の知英を褒め称えると、知英は笑顔を見せていた。
2016年07月03日女優の知英が7月2日(土)、都内で行われた出演作『全員、片想い』の初日舞台挨拶に出席。性同一性障害の留学生を演じ、役作りの難しさを明かし、共演した男性シンガーから「僕よりも男前」と絶賛された。“片想い”をテーマに小説投稿サイト「E★エブリスタ」の投稿イベントで選ばれた電子小説を原案にした4作品、映画オリジナルストーリーの4作品で構成された合計8つの短編作品を集めた恋愛オムニバス。幼なじみ同士、キャリアウーマンと年下新入社員、女子高生と美容師、いとこ同士など思わず胸がキュンとする切ないエピソードが目白押しになっている。役柄に合わせて、メンズの浴衣で凛々しく登壇し“イケメン”ぶりを発揮した知英さん。劇中では好きになった女性のルームメイトのために、心とは裏腹に男友達との仲を取り持とうとする難役に挑み、「座り方や声、握手の手の出し方などどうすれば男性ぽく見えるか努力した」と役作りを話していた。舞台挨拶には知英さんをはじめ、伊藤沙莉、中川大志、森絵梨佳、桜田通、広瀬アリス、斎藤工、知英さんと共演した「CROSS GENE」のTAKUYA、新川優愛、志尊淳、千葉雄大、橋本マナミ、横浜流星、加藤雅也、主題歌を担当する黒木渚、永田琴監督、原桂之介監督、藤井道人監督、山岸聖太監督、伊藤秀裕監督が登壇した。総勢20名の“センター”に立った斎藤さんは「今日の問題は、立ち位置ですよね」と思わず苦笑い。「これは政治的な問題じゃなくて、本当にたまたまなんです…」と恐縮しきりだった。『全員、片想い』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月02日女優・松岡茉優主演のテレビ東京系ドラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』(毎週金曜24:52~)内で、松岡がモーニング娘。’16としてパフォーマンスする姿が、このほど公開された。同作は漫画家・清野とおるが描くコミック『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』を原案とした、フェイクドキュメンタリードラマ。「松岡茉優」役を演じる松岡と、その親友「伊藤沙莉」役を演じる伊藤沙莉が、他人には理解できないこだわりを持っている「おこだわり人(びと)」に突撃していく。作中で"おこだわり"について考えた「松岡」は、女優を辞めてアイドルになることを決意。10日放送の第10話から、モーニング娘。加入に挑戦するという展開に。松岡は撮影のため、3月20日に行われた「Hello!Project ひなフェス 2016」のステージに立ち、実際にモーニング娘。’16とともに観客の前でパフォーマンスを行った。センターポジションで2012年に発売された人気シングル「One・Two・Three」を披露した姿が、17日放送の最終話のクライマックスシーンとして放送される予定だ。ステージシーン以外にも、モーニング娘。’16メンバーとOG2名が「松岡」にアドバイスを送る役どころとして登場。また、撮影が3月に行われたため、先月末に卒業した鈴木香音もドラマに出演する。
2016年06月10日小説投稿サイトから生まれた恋愛映画『全員、片想い』の完成披露上映会が5月31日(火)、都内で行われ、伊藤沙莉、中川大志、桜田通、広瀬アリス、知英、新川優愛、志尊淳、清水富美加、千葉雄大、横浜流星、加藤雅也、黒木渚(主題歌)が出席した。“片想い”をテーマに小説投稿サイト「E★エブリスタ」の投稿イベントで選ばれた電子小説を原案にした4作品、映画オリジナルストーリーの4作品で構成された合計8つの短編作品を集めた恋愛オムニバス。幼なじみ同士、キャリアウーマンと年下新入社員、女子高生と美容師、いとこ同士など思わず胸がキュンとする切ないエピソードが目白押しになっている。キャスト陣を中心に合計12人が勢ぞろいした舞台挨拶をいちばん盛り上げたのは、ドラマ「世界一難しい恋」にも出演中の清水さん。この日は横浜さん、千葉さんに挟まれる形でステージに立ち「隣も隣も小顔男子なので、私は10センチ後ろに下がりたい。本当にヤバいんです、1か月で3キロ太ったから・・・」と乙女心をチラリのぞかせていた。また、片想いエピソードに話題が及ぶと、「100%叶わない片想いを1年くらいしていた」と明かし、「もうそうなると、悟りが開けてくる。(好きな相手が)同じ地球の、日本の、東京で生きていればそれでいいと思える。何も求めなくなる」と赤裸々に語り、壇上も客席も大爆笑。若手ブレイク女優の勢いを感じさせた。性同一性障害の韓国人留学生という役どころに挑んだ知英さんは、「幼稚園の頃、いつも一緒にいたポッチャリした男の子のことが好きだった」。斎藤工演じる美容師に、淡い恋心を抱く女子高生に扮した広瀬さんは「好きな男子から『お前が男なら大親友だな』って言われて、フラれた」とそれぞれ片想いの体験談を語っていた。『全員、片想い』は7月2日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日7月より公開される“片想い”がテーマの映画『全員、片想い』。この度、伊藤沙莉、中川大志、千葉雄大らが登壇する本作の完成披露上映会の舞台挨拶の模様を、「AbemaTV FRESH!」にて生放送されることが決定した。本作は、“片想い”をテーマにした8つの物語を1本の映画として公開するもの。本企画は、「アンフェア」シリーズなどで知られる俳優・加藤雅也が、FMヨコハマ「BANG!BANG!BANG!」という自身の番組で“片想い”をテーマにしたトークをはじめたことをきっかけに、そこから小説投稿サイト「E★エブリスタ」とFMヨコハマが共同企画を設立。“片想い”をテーマにした小説を募集し、その中から選出された電子小説4本と映画オリジナルストーリー4本を映画化することとなった。そんな8作のプロジェクトには、伊藤さんと中川さん出演の『MY NICKNAME is BUTATCHI』をはじめ、森絵梨香と桜田通の『僕のサボテン』、広瀬アリスと斎藤工が初共演で贈る『サムシング ブルー』、知英が男装する『片想いスパイラル』、新川優愛と志尊淳主演の『嘘つきの恋』、清水富美加と千葉さん共演の『あさはんのゆげ』、横浜流星と橋本マナミ共演の『イブの贈り物』、さらに加藤さんが主演の『ラジオパーソナリティー』が決定している。今回生中継が決定したのは、東京・丸の内TOEI1にて行われる完成披露上映会の舞台挨拶の模様。主演キャストから、伊藤さん、中川さん、桜田さん、広瀬さん、知英さん、新川さん、清水さん、千葉さん、横浜さん、加藤さんが登壇することとあって、プレリザーブのチケット競争率はなんと、およそ10倍!一般販売も即日完売された。さらに今回、追加キャストとして志尊さんの登壇も決定しているという。本中継が放送される「AbemaTV FRESH!」は、株式会社「AbemaTV」が運営する無料で楽しめる映像配信プラットフォーム。当日の舞台挨拶の放送だけでなく、楽屋裏インタビューの独占生放送も予定されており、ここだけでしか見ることのできないキャストたちのスペシャルトークも必見となっている。「『全員、片想い』完成披露舞台挨拶&楽屋生中継!」は5月31日(火)18時~「AbemaTV FRESH! 公式ch」にて放送。『全員、片想い』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日現在、テレビ東京ほかにて放送中の松岡茉優主演フェイクドキュメンタリードラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』。本作の第3・4話に登場した漫画家・大橋裕之の出演体験コミックが、5月21日(土)発売の「月刊モーニング・ツー」(講談社)7月号に掲載。この度、そのコミックに登場する松岡さんと伊藤沙莉のイラストが公開された。本ドラマは、漫画家・清野とおるが描くコミック『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』(講談社)を題材に、他人にはなかなか理解できないけれど、本人は幸せになれるこだわりをもった人=「おこだわり人(びと)」を、本人役の松岡茉優が、こちらも本人役で親友の伊藤沙莉とともに突撃するドラマだ。第3・4話に登場したおこだわり人のひとり、「梅の男」である漫画家・大橋氏は、梅への“おこだわり”を語る一方で、伊藤さんと恋仲になるという展開に。視聴者からもこの放送は大きな反響があったそう。この度、その出演体験が描かれた漫画にて、ドラマの中でも言及されていた特徴的な目の松岡さんと伊藤さんが登場。さらに、脚本の竹村武司が、松岡さん出演の映画『桐島、部活やめるってよ』のオマージュでもあると語る、「伊藤」と「大橋」のキスシーンについても触れているという。そして、5月20日(金)放送の第7話では、物語が転換点を迎えるという。“八方美人”な振る舞いをやめ、ストレートに言葉を発するようになった松岡さんだったが、その結果SNS上で炎上してしまい、迷いが生じてしまう…。清野とおるにその悩みを相談しに行った松岡さんは、『クローバー』『今日、恋をはじめます』などの恋愛映画を手掛ける映画監督の古澤健を紹介される。古澤さんは、“さけるチーズ”を繊維レベルまで細く裂き、そうして裂いた“さけるチーズのフサフサ”で顔を撫でたりキスしたりする男。しかし、古澤はすでに“おこだわり人”を卒業しているのだという。そして古澤さんと清野さんからアドバイスを受けた松岡さんは、自分に足りないものが何であるかに気づくことができた。なんとか気持ちを持ち直すことができた松岡さんだったが、その帰りの車中、松岡さんはマネージャーからまさかの電話を受ける…。『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』は毎週金曜日0時52分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月20日中川大志、広瀬アリス、斎藤工、横浜流星、清水富美加、千葉雄大ら超豪華俳優陣14名を全員主演に迎え、8つの“片想い”の物語を1本の劇場映画として公開する『全員、片想い』。この度、公開日が7月2日(土)に決定し、この主題歌には黒木渚が楽曲を提供することが分かった。本企画は、ドラマ「アンフェア」シリーズなどで知られる俳優・加藤雅也が、FMヨコハマ「BANG!BANG!BANG!」という自身の番組で“片想い”をテーマにしたトークをはじめたことをきっかけに、そこから小説投稿サイト「E★エブリスタ」とFMヨコハマが共同企画を設立。“片想い”をテーマにした小説を募集し、その中から選出された電子小説4本と映画オリジナルストーリー4本を映画化することとなった。これまで情報解禁された映画作品は7作品。最初に話題呼んだのは、日本で活発的に女優業を行う知英が男装していることでも注目の『片想いスパイラル』。また、なりたい顔NO.1モデルの森絵梨香が映画初主演デビューを果たし、『orange』出演の桜田通と共演する『僕のサボテン』。『獣道』で須賀健太との共演を控える伊藤沙莉と、「監獄学園-プリズンスクール-」「南くんの恋人~my little lover」と立て続けに話題作で主演を務めた中川大志ら、最旬俳優が恋愛映画で競演する『MY NICKNAME is BUTATCHI』。10代~20代女性から支持される新川優愛と志尊淳主演の『嘘つきの恋』。そして、連続テレビ小説「まれ」で一躍注目を集め、現在「世界一難しい恋」出演中の清水富美加と、『黒崎くんの言いなりになんてならない』をはじめ多くの女性を虜にしている千葉雄大が主演を務める『あさはんのゆげ』。さらに、今月に入り、「烈車戦隊トッキュウジャー」でブレイクした注目の若手イケメン俳優・横浜流星が、“愛人にしたい女NO.1”の異名を持つタレント・橋本マナミとW主演で初の恋愛作品参加となる『イブの贈り物』と、『ちはやふる』での姉妹共演が大きな話題を呼んだ広瀬アリスと斎藤工が初共演で贈る主演作『サムシングブルー』の情報が解禁。加えて、本企画のきっかけであるベテラン俳優・加藤さんが主演のストーリー『ラジオパーソナリティー』も追加され、8つの“片想い”の物語が1つの映画『全員、片想い』となって公開される。そして、本一大プロジェクトの主題歌を務めるのは、バラエティ番組にもゲスト出演し、4月から6月に最新曲「ふざけんな世界、ふざけろよ」を引っさげワンマンツアーを行っている黒木さん。彼女が作詞作曲した楽曲「灯台」が、本作のエンディングを飾っており、予告映像でも使用。独特の文学的歌詞と力強い歌声を持った彼女が物語に彩りを添える。『全員、片想い』は7月2日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月27日ポテトサラダの食べ方や、内ポケット活用法…。些細なこだわりを楽しむ人=“おこだわり人”という名の変人たちを紹介していく、清野とおる作の漫画『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』。この番組は、その漫画に登場する実在のおこだわり人を、松岡茉優さんと、松岡さんの大親友の女優・伊藤沙莉さんが取材して回るバラエティ番組。…に見せかけて、実は二人のキャラを設定した脚本が用意された、“フェイクドキュメンタリードラマ”です。「けど、現場で起きることが事細かに決まっているわけじゃなく、行動や反応が委ねられているんです。だから、ドキュメンタリー。本当と嘘がごちゃごちゃになっていきます」脚本には、仲良しの松岡さんと伊藤さんが辛辣な言葉をかけ合う場面が指示されていることも多々。「脚本の私たちと普段の私たちとの境がわからなくなって、本当にギスギスしちゃう時もあるんですよ。だから撮影終わりには、いつもハグをしようって決めました。“大丈夫だよ、終わったよ”って(笑)。バラエティ的な瞬発力と、役者としての力、そして人間力も試されています」清野さんの作品はギャグ漫画。ドラマの見どころも笑いにあり?「私たちは渦中というか、もう“末期”になってやってるのでわからなくて…。ただ撮影中に監督の松江(哲明)さんを見ると床叩いて笑ってるので、客観的に見たら面白いんだと思います。こっちは真剣だから複雑なんですが。『笑い声、絶対入ってるし!』って(笑)。みなさんにもあざ笑ってほしいです。人間同士のぶつかり合いを」末期というほど役者が追い込まれる状況を、監督が“演出”しているのかが気になるところ。「松江さんは、いい意味で何を考えているかわからない。手の内を全ては明かさない方ですね。今日も別件でメールをしていたら『取材よろしくお願いします』と来て。『今日取材って、なんで知ってるんだろう…まぁ、知ってるか、監督だからね』と思いつつ、部屋に入ってまず隠しカメラ確認しました。『ないよね!?』って。それくらい疑ってます(笑)」最後に松岡さん自身のおこだわりを聞いてみると…。「来ました!実は松岡のそれが、作品の裏テーマにもなっていまして…“企業秘密”ですね、格好よく言えば。これを読んでいただいた方には、『これか!』と思える時が来るので、楽しみにしていてください」◇まつおか・まゆ1995 年生まれ。‘08年に『おはスタ』でデビュー。連続テレビ小説『あまちゃん』をきっかけに演技で高い評価を得るほか、バラエティ番組でも注目を集める。『ちはやふる 下の句』が4月29日公開。◇『山田孝之の東京都北区赤羽』を手掛けた、監督・松江哲明、脚本家・竹村武司、漫画家・清野とおるが再集結。ドキュメンタリーとフィクションが交じり合う、類のない撮影手法にも要注目。テレビ東京他、毎週金曜24:52~。「私たちは必死なのに、監督は床を叩いて笑ってます」(C)『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』製作委員会※『anan』2016年4月27日号より。写真・内田紘倫
2016年04月23日いま飛躍している女優のひとり、広瀬アリスと、数々の作品に出演するイケメン俳優・斎藤工が共演する『サムシング ブルー』が、7月2日(土)より公開されることが決定した。希美(広瀬アリス)は、母親がいつも散髪してくれるので、いつも眼鏡に髪型はおかっぱ。女子高生になった希美は、母親に美容院を勧められる。初めて母親以外に髪を切られることに不安だったが、彼女を見違えるように綺麗にしてくれた美容師の慎一(斎藤工)に一目惚れ。彼女の彼への想いは日に日に強くなっていくが、ある日、慎一に婚約者がいる事を知ることになる…。原作は、日本最大級の小説投稿サイト「E★エブリスタ」の投稿イベントから選出された電子小説。広瀬さん扮する内気で不器用な女の子が、斎藤さん演じる美容師に片想いする初恋を描いたラブストーリー。監督・脚本には、<a href="">『予告犯』</a><a href="">『海難1890』</a>などに出演し、俳優として活躍する中、「花より男子」シリーズで脚本を務めるなど多方面で活躍する宅間孝行が務め、「片想い」の淡く切ない物語を見事に表現している。今回主演を務める広瀬さんは「純粋な女子高生がまっすぐ恋愛している姿を見てキュンキュンしてほしい」とメッセージを寄せ、また斎藤さんは「本当に特殊な撮影でした。宅間孝行監督の映像的な魔法にかけられた我々出演者はままにその刹那な魔法に心地良く浸っていました」と撮影をふり返っている。なお「E★エブリスタ」では、これまでにも伊藤沙莉と中川大志が共演する映画『MY NICKNAME is BUTATCHI』や、清水富美加と千葉雄大が共演する『あさはんのゆげ』などの原作も掲載されており、本作の原作も「E★エブリスタ」上にて読むことができる。『サムシング ブルー』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月11日人気上昇中の若手女優・清水富美加と、人気イケメン俳優・千葉雄大が共演する『あさはんのゆげ』が7月2日(土)に公開することが決定。2人からコメントも到着した。夏の間だけ、風花(清水富美加)は従兄弟の要(千葉雄大)と片田舎の一軒家で同居することになった。画材道具と糠どこを持って数年ぶりに現れた従兄弟に戸惑う風花。母親の仕事の都合で片田舎に暮らすハメになったイライラを要にぶつけながらも、彼が作る朝ご飯(あさはん)を通して風花の頑なな心は解きほぐされ、ひと夏の日々が輝きだす――。本作は、伊藤沙莉と中川大志が共演する映画『MY NICKNAME is BUTATCHI』の原作が投稿されていることでも話題の日本最大級の小説投稿サイト「E★エブリスタ」の投稿イベントから選出された“片想い”をテーマにした電子小説「あさはんのゆげ」を映画化するもの。監督には、星野源や「KANA-BOON」などのPVを手掛け、独特の映像表現が高く評価されている山岸聖太が務め、主演の2人には、連続テレビ小説「まれ」でブレイクし、4月から放送の「世界一難しい恋」や、バラエティ番組「にじいろジーン」にレギュラー出演するなど、映画・ドラマをはじめバラエティでも引っ張りだこの人気若手女優、清水さんがヒロイン・風花を演じ、風花と同居する従兄弟・要役には<a href="">『アオハライド』</a><a href="">『黒崎くんの言いなりになんてならない』</a>など恋愛映画に出演する千葉さんが好演する。そんな本作で主演を務める2人から今回コメントも到着した。2人の関係性である“従兄弟”について清水さんは、「従兄弟がどういったものなのか血縁関係があること以外、私はあまり分からないのですが、それは私が演じるふーちゃんも同じでした。ただ一緒に過ごす時が楽しく、でもそれが、いつまで、どう続くかも分からなくて、という揺れるこころが見所です」と話し、千葉さんは「従兄妹って兄妹のようでいて、友だちのようでもあって、すごく不思議な関係性だと思います。僕自身も年上の従兄姉がいるのですが、小さいときはなおさら、すごく大人に見えたし、憧れのようなものを抱いていました」と語った。また本作については「あさはんは、あさごはんのことですが、タイトルにあるくらいなので優しいあたたかみのある美味しそうなあさはんが眩しいです」と清水さんは話し、千葉さんは「真っ白いごはん、お味噌汁、漬物、卵焼き。ありふれた“あさはん”がとても愛おしく感じる映画にもなっておりますので、映画を観た後は、誰かと美味しいごはんを食べてほしいです」とメッセージを寄せている。「心が揺れるふたり」が見どころだと語る清水さんと千葉さん。2人が描く「片想い」をテーマにしたラブストーリーの原案となった「あさはんのゆげ」は、現在「E★エブリスタ」上で全編無料で読むことができるそうだ。『あさはんのゆげ』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月29日4月スタートの新ドラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』(テレビ東京系)の取材会が3月20日(日)、神奈川・パシフィコ横浜にて開催され、同ドラマで主演を務める女優の松岡茉優、アイドルグループ・モーニング娘。’16が出席した。漫画家・清野とおるが描くコミック『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』(講談社/モーニング連載)を題材にした同番組は、「松岡茉優」として出演する松岡さんと「伊藤沙莉」として出演する伊藤沙莉の2人が、架空のバラエティ番組のMCとして「おこだわり人(びと)」たちに取材を敢行するというフェイクドキュメンタリードラマ。2人が取材する「おこだわり人」とは、こだわらなくてもいい事に敢えてこだわり、そこに自分だけの幸せを見出して楽しんでいる人々のこと。番組にはゲストとして、斎藤工、大倉士門、八嶋智人といった俳優陣をはじめ、小説家・戌井昭人、漫画家・大橋裕之、漫画家・左近洋一郎(ルノアール兄弟)、映画監督・古澤健、そしてコミックを描いた清野とおるが出演。ゲストの一部はコミックにも登場する「おこだわり人」で、「松岡茉優」に影響を与えたり、支えたりする。取材会が始まると、松岡さんはなんと、モーニング娘。’16と同じ衣装で登場。「今回、モーニング娘。に入るということで、こんな格好をしています」と照れ気味にあいさつした。取材会終了後に、同じ会場にて開催の「Hello!Project! ひなフェス 2016」のステージに立ち、モーニング娘。の50枚目のシングル曲『One・Two・Three』のパフォーマンスにセンターポジションで参加することが明かされた。パフォーマンスに参加する心境については、「私は、モーニング娘。の大ファンでして、ずっと本当に追いかけてきたのですが、この何日かお会いして、撮影をしていく中で、1人の私が消えたなと思いました」と言い、「モーニング娘。に会って涙を流す私はもう消えてしまったのですよね」と寂しそうにこぼした。ただ、「目を合わせて話せない私はまだ生きているから、目を合わせて話すことはできないのですが」とメンバーたちを直視できないことを告白。「一緒に踊るということで本当に感激です。それが私の人生のアルバムの1ページに大きく刻まれると思います」と大好きなアイドルと一緒にステージに立つ感動を言葉にした。モーニング娘。’16リーダーの譜久村聖は、「一緒にリハーサルをしているときは本当に目がマジになっていて、やっぱりプロ意識だなと感動しました」と舞台裏での松岡さんの様子を明かした。「もうすぐ本番が始まるのですが、松岡さんに負けないくらい私たちも頑張りたいなと思います」と目を輝かせた。取材会では、『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』には、現役メンバーだけではなく、モーニング娘。OGも登場することも明かされた。ドラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』は4月8日(金)より深夜0時52分~。(竹内みちまろ)
2016年03月20日映画初主演となった伊藤沙莉と、中川大志が共演する“片想い”がテーマの映画『MY NICKNAME is BUTATCHI』が、7月2日(土)に公開されることが決定。併せて主演の2人からコメントが到着した。ノムラ[杏奈](伊藤沙莉)とサタケ[佐竹](中川大志)は幼馴染。幼い頃にいつもカサブタを作っていたノムラに “ブタっち“というあだ名をつけたのもサタケだった。そんなサタケにノムラは密かに想いを寄せていたのだが…。原作は、日本最大級の小説投稿サイト「E★エブリスタ」の投稿イベントから選出された電子小説「私のあだ名はブタっち。」。また映画化にあたり、「荒川アンダー ザ ブリッジ」、『大人ドロップ』などの映画やドラマを多数手掛けている飯塚健が監督と脚本を兼任した。そして幼馴染に密かな想いを寄せる女子高生・杏奈を演じるのは、昨年秋に連続テレビドラマ史上初めて“ガールズラブ”を取り上げ、話題となったドラマ「トランジットガールズ」で主演を務め、松岡茉優が本人役で出演するドラマ「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」にも出演が決定している伊藤さん。また、彼女が片想いする幼馴染の男子高校生・佐竹には、「監獄学園-プリズンスクール-」「南くんの恋人~my little lover」の主演を務め、最近では大河ドラマ「真田丸」の豊臣秀頼役などでいま大注目のイケメン俳優の中川さんが演じている。今回が映画初主演となった伊藤さんは「幼馴染みへの淡い初恋や親友との友情など、どこか懐かしくて温かい気持ちを思い出させてくれるような、そんな物語だと思います」と映画について語り、今回で4度目の飯塚組となった彼女は「杏奈と佐竹だからこその距離感や空気が切なくも可愛らしくもあり、最後には見ている方たちが『ブタっち頑張れ!』と思っていただければ嬉しいです。もちろん飯塚作品ならではのやりとりも沢山あり、全シーン全カット見所だと思います」とアピール。さらに中川さんは「幼馴染に恋をしてしまう。でもその幼馴染は自分の親友と付き合っている。そんな複雑で切ない片思い、学生時代の記憶を辿ると、ふと思い出す方もいるかもしれません。青春時代におきた恋模様のひとコマを、リアルに切り取った作品になっています」と見どころを語った。また、映画の原案となった「私のあだ名はブタっち。」は、現在「E★エブリスタ」上で全編無料で読むことができるという。伊藤さんと中川さんという旬のキャストが、一体どんな淡い“片想い”を繰り広げていくのか、楽しみに待ちたい。『MY NICKNAME is BUTATCHI』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月14日松岡茉優が本人役として主演を務めるフェイクドキュメンタリードラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ 』。このたび本作の初回放送日が4月8日(金)に決定し、これに併せてゲストに斎藤工、大倉士門、八嶋智人らが出演することが決定した。映画、ドラマ、バラエティー…どの仕事でも期待以上の結果を残す、器用で要領のいいマルチプレイヤー松岡茉優。しかしその正体は、好感度を気にする繊細で優柔不断の臆病者。常に周囲の顔色を伺い、「自分が何をしたいか」よりも「何をしたら人が喜んでくれるか」を優先し、時に本心とは違う言動をしてしまう、いわゆる“八方美人”。松岡がプライベートでも仲の良い女優・伊藤沙莉とともに、MCを任された新バラエティー番組『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』がスタートする。こだわらなくてもいい事に敢えてこだわり、そこに自分だけの幸せを見出し楽しんでいる“おこだわり人”を紹介する。第1回目の“おこだわり人”はポテトサラダの男。ポテサラの作り方や食べ方、相性のよい飲み物など、ポテサラへのこだわりを余すことなく披露する“おこだわり人”。松岡も思う存分“八方美人”ぶりを発揮するが、松岡とは対照的に伊藤は、自由奔放な発言で撮影現場の空気を悪くしてしまう。思い描く番組進行ができず苛立ちを隠せない松岡だったが、番組スタッフや“おこだわり人”は伊藤の対応を絶賛する。どんな仕事も期待以上の結果を残してきたという自負がある松岡であったが、新番組での対応に悩み始める…。「モーニング」(講談社)にて連載中の清野とおるの「その「おこだわり」、俺にもくれよ!!」を原作にした本作は、日常生活の中で、他人にはなかなか理解できないけれど本人は幸せになれるこだわりをもった人=「おこだわり人」に、松岡さん演じる“松岡茉優”が伊藤さん演じる親友“伊藤沙莉”と共に、バラエティー番組のMCとして突撃していくというストーリー。そんな本作には、とても一括りにはできない、何かを起こしそうなゲストが次々と登場する。今回明らかになったゲストは、現在放送中の「臨床犯罪学者 火村英生の推理」で主演を務める斎藤さん、モデルで俳優の大倉さん、俳優やナレーターなどマルチに活躍する八嶋さんといった俳優陣と、小説家・戌井昭人、「エアーズロック」などで知られる漫画家・大橋裕之、同じく漫画家でルノアール兄弟としてコンビを組む左近洋一郎、『今日、恋をはじめます』『クローバー』などを手掛ける映画監督・古澤健、そして原作描いた清野氏。 彼らの一部は原作コミックにも登場する「おこだわり人」。そんな「おこだわり人」に対して、誰にでも好かれようとする「松岡茉優」は、最初は持ち前の器用さで盛り立てようとするも、周りの反応を見るうちに、迷いが生じ始めるのだ。その「松岡茉優」に影響を与えたり、支えたりする役割でもあるゲスト出演者たち。結果として、自分の“おこだわり”を探し始めた彼女がたどり着くところとは何なのか――。ジャンルの異なる俳優陣に、作家や漫画家、映画監督が登場し、そのひと癖ある人物がどんな「おこだわり」を見せてくれるのか、楽しみに待ちたい。『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』は4月8日(金)より0時52分~テレビ東京にて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月09日漫画家・清野とおるのコミック『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』(講談社/モーニング連載)を題材にしたドラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』 が、4月よりテレビ東京にて放送されることが決定。松岡茉優が、自身である「松岡茉優」役で主演を務めることも明らかとなった。原作は「モーニング」(講談社)にて連載中の『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』。本作は、日常生活の中で、他人にはなかなか理解できないけれど本人は幸せになれるこだわりをもった人=「おこだわり人」の姿を作者の清野氏が紹介するノンフィクション。今回放送が決定したドラマ版では、ドラマの中で架空のバラエティー番組のMCとして「おこだわり人」を取材。コミックでお馴染みの「ポテトサラダの男」や「帰る男」が登場するが、彼らの“おこだわり”が紹介されるだけではなく、コミックでは描かれなかったその後の知られざる真実が明らかになり、物語は、オリジナルの方向へ進んでいく。監督はカルト的な人気を誇り、「山田孝之の東京都北区赤羽」で「東京ドラマアワード2015」演出賞を受賞するなど、これまで以上の注目を集める松江哲明が務める。本作は、ドキュメンタリータッチで描かれるフィクション。『ちはやふる』の公開も控える松岡さんが、好感度を気にする繊細で優柔不断の臆病者・松岡茉優役を好演。常に周囲の顔色を伺い、「自分が何をしたいか」よりも「何をしたら人が喜んでくれるか」を優先し、時に本心とは違う言動をしてしまう、いわゆる“八方美人”という役どころだ。今回が2度目の主演となる松岡さんは「松江さんとは出会いから4年ほど経ちますが、ドキュメンタリーの監督さんなので、お仕事出来る機会は無いんだろうなと思っていました。今回フェイクドキュメンタリードラマという形でご一緒する事が叶い、嬉しさとともにテレビで私の何を流されてしまうんだろうかと恐々です」と喜びのコメントを寄せている。また、松岡さんと共にMCを務めるのは、「女王の教室」「トランジットガールズ」などに出演する伊藤沙莉。プライベートでも松岡さんと仲が良いという伊藤さんは「『山田孝之の東京都北区赤羽』がすごく好きだったので、今回同じ放送枠で『赤羽』のスタッフの方々と携わることができて本当に光栄です」と明かし、「再び茉優とお芝居ができることも心から嬉しいですし、もちろんその分期待や緊張もありますが、『松岡茉優と伊藤沙莉だからこそ』というものをお送りできたらいいなと思います」と意気込みを語った。原作者の清野氏は「つーか、これ、僕の『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』が原作ってわけじゃないんですか?題材にしたって何なんですか?よくわかりませんけど、全幅の信頼を置く松江哲明監督が作ってくれるというので楽しみにしています」と戸惑いながらも喜びを語る。「ただ、もし『おこだわり』に『おこたり』があった場合に関しましては、然るべき機関を通して然るべき大騒ぎをさせていただく所存ですので、よろしくお願いいたします」と清野節を効かせたコメントを寄せている。松岡さんと伊藤さんがそれぞれ、“本人役”に挑む本作。ドラマの中で表現される2人の関係もどこまで本当なのか注目したい。『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』は4月より毎週金曜深夜0時52分~テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年02月15日レスリングの五輪王者・吉田沙保里とタレント、モデルのGENKINGが1月25日(月)、映画『アントマン』のデジタル配信を記念して行われたファッションイベントに登場!GENKINGさんのコーディネートで、マーベルヒーローをイメージした衣裳に身を包んでランウェイを歩いた。イベントでは、GENKINGさんのコーディネート監修の下、アイアンマン、ハルク、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ソーなどのマーベルヒーローたちをイメージした衣裳に身を包んだモデルたちがランウェイを闊歩。吉田さんは、青いロングコートと赤いハットが印象的なペギー・カーター(「エージェント・カーター」)をイメージした衣裳で登場し、拍手で迎えられた。GENKINGさんは、アントマンをイメージした、黒と赤を主軸にしたコーディネートで最後に姿を見せた。吉田さんは「普段、練習ばかりでこんなカッコをすることがないので、カッコよく決めていただいて嬉しいですし、いい経験になりました」と笑顔を見せた。カーターについては「強く美しくて魅力的。憧れる部分もあるし、共感するところもあります」と語る。カーターはキャプテン・アメリカの恋人でもあるが、吉田さんもキャプテン・アメリカのような恋人が「ほしいですねぇ」と即答。「筋肉質でリーダーシップがある。私は甘えたい方なので、ぐいぐい引っ張ってほしい!(デートでも)甘えてどこへでも付いて行きます」と常に主導権を握って攻め続けるレスリングの試合中とは正反対の乙女な一面ものぞかせた。ちなみにGENKINGさんは、マーベルの中でアントマンを理想の男性に挙げる。「顔はもちろん、映画の中で全てがカッコいい!ブームが来てます」と明かす。「はじめはろくでもないお父さんなんだけど、芯は優しくて家族を守ろうとする。こういう男の人はカッコいい」とメロメロ。理想のデートを問われると「レンタルビデオショップで『なにを見ようか?』というデートしたい」と明かした。逆境を乗り越えていく姿も『アントマン』の見どころ。吉田さんは、自身と重ね合わせ「ずっと連勝してきて、負けてしまった時、落ち込みましたが支えて応援してくださる方がいるから頑張れました」と周囲のサポートへの感謝を口にする。今年は五輪イヤーで4連覇がかかるが「4連覇しか頭にないので頑張ります!」と力強く語った。『アントマン』MovieNEXは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン 2015年9月19日より全国にて公開(C) Marvel 2015
2016年01月25日毎週土曜日23時40分から放送中のフジテレビ系ドラマ「トランジットガールズ」。テラスハウスのスタッフが、連続ドラマ史上初めてガールズラブを描いていることで話題沸騰の本作。今週末迎える最終回の前に、見所や注目ポイントをおさらい!●「トランジットガールズ」、これまでのストーリーは…2年前に母親を亡くし、父親の圭吾と2人暮らしをしていた高校3年生の小百合(伊藤沙莉)は、父親の再婚を機に義母のまどかと義姉のゆい(佐久間由衣)と4人暮らしを始めます。突然の出来事に加え、ゆいから恋愛対象として好意を持たれていることを知った小百合は戸惑い、反発しながらも、次第にゆいのことが気になるように。自分の気持ちに気づき、互いの親に内緒でゆいとの関係を育む小百合ですが、まどかは2人が裸同士で同じベッドで眠る姿を見て知ってしまうのです。女の子同士であることと、なによりも4人が新しい家族となるうえで、2人の関係を疑問視し、小百合とゆいに問い詰めるまどかと圭吾。しかしゆいは、「いけないことはしていない。自分の気持ちは本気だ」と告げます。緊迫した空気とその言葉に思わず涙を流す小百合は、ゆいを制することしかできないのです。そして家を出ていくことにした、まどかとゆい。果たして切なすぎる姉妹の恋の行方は…?●30分ドラマとは思えない、先の読めない展開や胸キュンシーンの連続第1話のラストではゆいが小百合にいきなりキスをし、第2話のラストでは告白など、全話通してスピーディーで先の読めない展開が繰り広げられます。また、大人気リアリティ番組「テラスハウス」のスピンオフとして、同番組のスタッフが手掛けていることも納得の胸キュンシーンの連続!小百合にずっと片思いをしている幼なじみの直(健太郎)が、小百合のゆいへの気持ちに勘づきながらも小百合の相談にのってあげる場面や、一緒にお風呂に入ったり唇を重ねたりして少しずつ小百合とゆいの距離が縮まっていく様子など、切なくてドキドキするシーンが次々出てくるんです。ちなみに、各話でYOUや筧美和子など、テラスハウスメンバーもカメオ出演していることも見逃せません!●同性愛、そして血の繋がらないきょうだいの恋愛はダメなの?また、淡い恋や胸キュンシーンももちろんですが、多様性のある家族や恋愛の可能性を投じる描写にも注目。顕著なのが、自分の娘が男の子ではなく女の子を好きだと知った時の圭吾とまどか。血は繋がっていなくとも義理の姉妹であることや同性愛について、2人の「何が正解なのかわからない」と理解に苦しむ様子が描かれます。そして、その2人と対比するように、小百合が「実はお姉ちゃんのことが好きだ」と告げてもさほど驚かない小百合の高校の友達。「別に不思議じゃない」「最近そういうの珍しくないし」という受け入れる姿勢に、小百合が精神的に救われるシーンも。シングルマザーやシングルファザーが再婚して、血縁関係がない人たちが新しい家族となることは今後ますます多くなるでしょう。本作のように、再婚者の子ども同士が恋に落ちることだってあるかもしれません。また、同性愛カップルの権利が徐々に認められてきています。そんな今だからこそ描ける、自由で多様性のある家族や恋愛の形――。当事者でなくとも、この切ないラブストーリーの行方には、つい感情移入しちゃうはず。●気になる最終回は12月26日(土)放送前話では、小百合との関係を問いただされて家を出ていったあと、謝罪のために圭吾に会いに行ったゆい。そこでクリスマスプレゼントに何が欲しいかと聞かれるのですが…。気になる最終回は12月26日(土)に放送。小百合役の伊藤沙莉、ゆい役の佐久間由衣の瑞々しい演技にも、ぜひ注目してみてくださいね。(石狩ジュンコ)
2015年12月26日「テラスハウス」のスタッフが集結し、連続ドラマ初の“ガールズラブ”をメーンテーマとした作品として話題沸騰中の土ドラ「トランジットガールズ」。放送開始を目前に控えた本作に「テラスハウス」の見守り人であるYOUをはじめ、菅谷哲也、筧美和子、島袋聖南ほか住人メンバーたちがカメオ出演することが決定した。親同士の再婚により、ひとつ屋根の下で義姉妹となった、性格もルックスも好対照の2人が、最悪の出会いから反発しながらも恋を育んでいく、王道ともいえるド直球のラブストーリーを、「女子×女子」で描いていく本作。メインキャストには「GTO」(フジテレビ)、『悪の教典』に出演していた若き鬼才・伊藤沙莉と「ViVi」専属モデル・佐久間由衣が抜擢されている。制作スタッフには、2012年10月の放送開始以来、ティーンを中心に熱狂的な人気を博したリアリティーショー「テラスハウス」のスタッフが集結。23時台ながら瞬間最高視聴率12%を記録し、出演した住人メンバーたちはSNSの世界を中心に次々にスターとなり一大社会現象ともなった同番組は、“台本のない”青春や恋愛模様を記録して若者のハートをつかんできた。そして今回、この“台本あり”のドラマに、「テラスハウス」メンバーたちが参戦することが決定。初回放送時から住人メンバーを見守ってきたYOUさんをはじめ、菅谷さん、筧さん、島袋さんほか住人メンバーたちも出演する。YOUさんは、伊藤さん演じる主人公・葉山小百合の亡くなった母としてカメオ出演。ほかにも、初回から最終回の全8話のどこかにメンバーたちが様々な形で出演するという。10分に1回、視聴者を胸キュンさせていくという、ラブストーリーとしては王道を貫きながら、女の子同士のガールズラブを丁寧に描く今回のドラマ。「テラハ」お馴染みの山里亮太も、「こんなところで毒を吐くのか…?」という意外なところで参戦。「テラハ」メンバーははたして劇中のどのシーンにどのように出演するのか?注目して観たい。土ドラ「トランジットガールズ」は11月7日(土)より23時40分よりフジテレビ系にて放送。(初回は23時50分よりスタート)(cinemacafe.net)
2015年11月05日