アイドルグループ・アンジュルムの上國料萌衣が出演する、日本マクドナルドの「マックフルーリー」とネスレ日本の「キットカット」がコラボレーションした「マックフルーリー キットカット」「マックフルーリーキットカット ストロベリー」の新CM「春一番」編が、23日より全国(※一部地域を除く)で放送される。上國料が同CMに起用されるのは3年連続となる。今回は女子高生を演じる上國料が、知らない女の子とおしゃべりを始めた好きな人を、カップの陰からチラチラと覗き見。最後は「あ、あの……!」と勇気を振り絞って声をかける青春の1コマを描いた。上國料が歌い、その歌唱力で魅了するキャンディーズの「春一番」がBGMに流れ、春らしさを演出している。web限定で公開されたロングバージョンのスペシャルムービーには、制服姿でレコーディングに挑む様子も収められた。上國料は「3年連続マックフルーリーのCMに出演させて頂き、とてもうれしいです」と喜び、「撮影時にスタッフさんが紙で作られた桜の花びらを降らせていたのですが、ひらひらと舞う姿を見て、春を先取りした気分になり、とてもウキウキしました」と撮影を振り返った。
2022年02月17日女優の上白石萌歌が8日、都内で行われた映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(公開中)の大ヒットバレンタインデーイベントに、お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)とともに出席し、バレンタインの思い出を語った。1984年に公開され世界中で大ヒットを巻き起こした『ゴーストバスターズ』、その5年後に公開された『ゴーストバスターズ2』の正統続編となる本作。オリジナル版のゴーストバスターズ4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年後、封印されていたゴーストたちが田舎町に出現し、主人公の少女フィービー(マッケナ・グレイス)たちが立ち向かう。日本語吹替版で主人公フィービー役の声優を務めた上白石は、実写吹き替え初挑戦。「新鮮でした。体や表情を使ってお芝居しているのとは全く異なるアプローチで、普段とは違う筋肉を使ってお芝居をしている感じがしました」と振り返り、「これだけ長い間、世界中の皆さんに愛されている作品の新作で、声を当てて命を吹き込ませていただけたことをすごく光栄に思っています」と語った。続けて、「両親がゴーストバスターズの初代のファン」と明かし、「私が新作をやらせていただいて、親子で話が盛り上がったので、世代を超えて皆さんで会話して楽しんでいただける作品になっていると思います」と魅力を伝えた。バレンタインの思い出を聞かれると、「小学生のときにみんなで手作りでチョコレートを作るのが流行っていて、クラス全員分作ったことがあって、バレンタインの前日は寝られず、すごい目で登校してみんなに配っていました」とエピソードを披露。本命の人には「ちょっと形のいいものをあげたりとか…」と明かし、お返しについては「クラスの男子たちが結束して女子分をみんなで大量に作ってくれて、クラスの絆が深まりました」と話した。イベントでは、ミニ・マシュマロマンの姿をしたマシュマロを食べる場面も。上白石は「おいしいです。ありがたみを感じました」と味わっていた。
2022年02月08日●『ゴーストバスターズ』参戦に大ファンの両親も大喜び昨年デビュー10周年を迎え、確かな演技力で着実に存在感を増している女優の上白石萌歌。今春スタートのNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で念願の朝ドラ初出演をつかみ、日本テレビ系『金田一少年の事件簿』でヒロイン・七瀬美雪役を演じることも先日発表され、今年さらに注目を集めそうだ。世界的大ヒット作の正統続編となる映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(公開中)では、主人公役でハリウッド映画の吹替に初挑戦。家族の物語を描いた本作にちなみ、上白石に家族についての話を聞くとともに、女優業における転機や、今後の抱負についても語ってもらった。1984年に公開され世界中で大ヒットを巻き起こした『ゴーストバスターズ』、その5年後に公開された『ゴーストバスターズ2』の続編となる本作。オリジナル版のゴーストバスターズ4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年後、封印されていたゴーストたちが田舎町に出現し、主人公の少女フィービー(マッケナ・グレイス)たちが立ち向かう。上白石は、『ゴーストバスターズ』の大ファンである両親と一緒にオリジナル版を見ていたという。「最新作『アフターライフ』の作風とは違ってコメディ要素が強く、家族みんなでゲラゲラ笑いながら見ていたのを覚えています」。そして、本作への参加に、家族は「すごく喜んでくれました」と反応を明かし、「両親が好きだったものがまだ続いていて、私たちの代まで知られているというのはすごく感慨深いです」をしみじみと話した。上白石が演じたフィービーは、初代ゴーストバスターズの1人であるイゴン・スペングラー博士の孫で、科学オタクの少女。彼女の魅力について、「演じられたマッケナさんのファンで、『gifted/ギフテッド』を見てこの方の輝きすごいなと思っていたので、とにかくマッケナさんが素晴らしい。また、登場するキャラクターの中で一番冷静で、すごく達観している感じで、その聡明さ、男気みたいなところも魅力だなと思いました」と語る。演じる際には「10代の役ですが、今の自分よりも達観しているようなところがあったので、少女性よりも、意志や少女なりの賢さ、聡明さを意識してお芝居しました」とのこと。また、本作は「フィービーという少女の成長物語でもある」と言い、「最初は言葉のあどけなさも意識していましたが、途中から、はっきり明瞭な感じに聞こえるようにしました」と、声でもフィービーの成長を表現した。自身とフィービーの共通点を尋ねると、「私も昔から、外に出て遊ぶのが好きというより、科学ではないですが、本を読んだり文学が好きだったので、何かにとりつかれたように熱中するところは似てるかな」と回答。そういった部分で共感できたものの、科学の専門用語には苦戦したようで、「自分が発したことがない言葉がたくさん出てきて、科学の仕組みを人に説明したりするシーンなどは、一個一個かみ砕きながらお芝居しました」と振り返った。アニメ映画『未来のミライ』、『劇場版ポケットモンスター ココ』でも声優を務めたが、実写吹替は今回が初めて。「吹き込む対象がキャラクターではなく人というのがすごく新鮮で、アメリカンジョークを日本語に訳して言うとニュアンスが変わったりするので、いかに違和感なく落とし込めるか考えながら演じました」と述べ、声優業の面白さについて「自分の体を使ったお芝居では絶対にできないこと……空を飛べたり、自分の中での不可能が自分じゃないものを通して可能になることが、夢があって楽しい」と話した。そして、「お芝居において声はすごく大事なんだなと今回学びました」と、声に対する意識が増したと告白。「演出の方が『声は衣装みたいなものだから、いかようにも着替えられるし、お芝居をする上で助けになる』とおっしゃっていて、これは自分の体を使った普段のお芝居にも生きることだなと思ってメモしました」と明かし、今後の出演作では「今まで以上に声の表現を意識してお芝居したい」と、本作での学びを生かすつもりだ。●家族で受け継ぐエンタメ愛「両親だけでなく祖父母も」主人公フィービーが、初代ゴーストバスターズであるイゴン・スペングラー博士の孫であることを知り、祖父の遺志を継ぎ、兄トレヴァーらと復活したゴーストに立ち向かう本作。母キャリーと祖父イゴンの親子の物語も描かれる。家族の愛を感じることができる作品だが、上白石にとって家族はどんな存在か尋ねると「本当になくてはならない存在」と表現。「自分の両親のもとに生まれてこられてよかったなって日々思いますし、血の繋がっている家族のことをすごく大事に思っています」と語る。両親や祖父母からいろいろなものを受け継いでいる上白石。自身の姉・萌音も俳優だけでなく歌手としても活躍しているが、音楽の先生をしていた母親の影響で音楽が常に身近にあり、父親も音楽好きだったという。「よくよく考えたら両親だけではなく、祖父母も歌や観劇が好きなので、エンタメが好きなところは引き継がれているんだなって最近気付きました。祖父が家にカラオケの機械を買って歌うぐらい好きだったって最近知って、歌への愛が引き継がれているんだなって感じます」と、音楽やエンタメ好きな一面は両親だけでなく祖父母からも受け継いでいるものだった。大切にしている両親の教えは「ウソをつくな」ということ。「子供の頃にウソをついたことがバレてすごく怒られて、『自分がついたウソを書き出しなさい』とノートに書かされたことがあって、ウソって恐ろしいものだとその時に感じたので、ウソはつかないように心がけています。人のためについてしまうウソもあるので難しいですが、人を傷つけるようなウソはつかないようにしています」。本作は、フィービーと兄トレヴァーが力を合わせて戦う“兄妹の絆”も描かれているが、姉・萌音との姉妹の関係性と重なるところもあったという。「兄妹2人が結託して敵を向かっていくところは、うちの姉妹の戦友感とちょっと似ているなと。同じ仕事をしていて血が繋がっているというのはすごく不思議で、姉妹であり、ライバル関係でもあり、戦友でもあり、同じものに立ち向かっているという意味では共通しているなと感じました」と説明。同じ業界で活動していることはお互いにとってとてもプラスになっていると言い、「誰よりも仲いいと思いますし、仕事について話したり、吐き出したりする場所があるというのはすごく心強いです」と語った。そして、本作について「ご家族やお友達と観て、いろんな話をしてほしい」とメッセージ。また、オリジナル版を見ていない若い世代に向けて「前作から繋がる部分があってエモーショナルなので、絶対に前作を観てほしい。最後にすごいサプライズが待っているので、そこを楽しみに観てほしいです」と呼びかけた。●女優としての覚悟が決まった『ぎぼむす』は「自分の原点」上白石は、2011年に「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、2012年にドラマ『分身』(WOWOW)で女優デビューを果たした。デビュー当時は小学生。女優業を仕事にしていく覚悟や責任感が生まれたのは3、4年前だという。「それまではずっと迷ったりしていました。大学で学んでいることが楽しくて、自分はこのまま就職するべきなのか、それとも今の仕事を続けるべきか、揺らいでいた時期がありました」。覚悟が決まるきっかけになったのが、主人公・亜希子(綾瀬はるか)の義娘・みゆきを演じたTBS系ドラマ『義母と娘のブルース』(2018)だった。「自分が今まで得られてきたと思っていたものが全く通用せず、お芝居することの難しさを感じ、すごく悩んで苦しんで、この仕事をやるべきではないって思ったんです。でも、それだけやりがいもあることに気づき、険しい道かもしれないけど、お芝居をやっていきたいなって思いました」。『義母と娘のブルース』の心温まる物語は大きな反響を呼び、2020年、そして今年の正月に、スペシャルドラマも放送された。上白石は「シリーズ化される作品も珍しいですし、自分の原点がこの作品な気がしているので、すごく大事に思っています」と、女優としての転機となった『ぎぼむす』に感謝している。そんな上白石の原動力は「エンタメが大好き」との思い。「音楽も映画も演劇も、自分がお仕事で関わっているものがとにかく好きで、休みの日も何か1本作品を見たりするのが好きなので、好きという気持ちが原動力になっているかなと。自分の好きなものの延長に自分が立っていると思えることがすごくうれしいです」と語った。思い描いている将来像を尋ねると、「あまり器用なタイプではありませんが、とにかくこれから出会う作品のことを一生懸命愛して、『あなたが演じてくれてよかった』って言われるような役者になれたら」と答えた。今春スタートの『ちむどんどん』で念願の朝ドラ出演もつかんだ。演じるのは、ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)の妹・比嘉歌子。「朝ドラに出演するのはずっと夢でした。しかも歌子という役で、私の名前の一部である“歌”がついているというのも運命を感じているので、一生懸命、自分の役目を全うしたいです」と意気込む。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』への参加が発表された際に、「できることなら実際に出演したい。プロトンパックを私も構えてみたい(笑)」と、今後あるかもしれない続編への出演に意欲を見せていた。改めてその野望も尋ねると「高望みな感じになるとは思いますが……」と照れ笑いを浮かべ、「でも、日本語が好きなので日本でお芝居していきたいです」と話していた。■上白石萌歌2000年2月28日生まれ、鹿児島県出身。2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し芸能界デビュー。以降、テレビ、映画、舞台、「adieu」名義での音楽活動など幅広く活躍。『羊と鋼の森』(18年)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。そのほかの主な出演作に、ゲスト声優を務めた『劇場版ポケットモンスター ココ』(20年)、主演映画『子供はわかってあげない』(21年)、ドラマ『義母と娘のブルース』シリーズ、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19年)、『教場II』(21年)など。映画『KAPPEI カッペイ』が3月18日公開予定。2022年度前期NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』、4月スタートの日本テレビ系ドラマ『金田一少年の事件簿』も控えている。
2022年02月05日岸谷香が、2月13日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催するライブイベント『岸谷香 感謝祭2022』の模様を生配信することが決定した。2019年より行われている『岸谷香 感謝祭』は、岸谷が毎年元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、毎回様々なゲストとセッションをする恒例のコラボイベント。今回は自身のガールズバンド・Unlock the girlsを従え、根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)といったそれぞれ交友のある実力派のフロントマンふたりと豪華セッションを披露する。視聴チケットは1月23日12時より発売中。なお生配信終了後から2月19日23時59分までアーカイブ配信も予定されている。<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30ゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット情報】・有観客チケット:全席指定9,000円(税込 / ドリンク代別)・配信視聴チケット:4,000円(税込)チケット購入リンク:岸谷香 オフィシャルサイト:
2022年01月31日女優の上白石萌歌が26日、都内で行われた映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』公開前スペシャルイベントに声優の梶裕貴と共に出席。母親の驚くべき霊体験を明かした。1984年に公開され世界中で大ヒットを巻き起こした『ゴーストバスターズ』、その5年後に公開された『ゴーストバスターズ2』の続編となる本作。オリジナル版のゴーストバスターズ4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年後、彼らによって封印されたゴーストたちの封印が解かれ、田舎町に出現。そんなゴーストたちに立ち向かう新たなるバスターズたちの姿が描かれる。本作でゴーストと戦うバスターズの1人、イゴン・スペングラー博士の孫娘フィービーの声を務めた上白石。両親が初代『ゴーストバスターズ』のドンピシャ世代だと言うと「家族で観ていて魅了されていた作品だったので、まさか最新作で声を務めることができるなんて思っていませんでした」とオファーを受けたときは感激したことを明かすと「大いなる挑戦だなと思いつつ、すごく光栄でした」と笑顔を見せる。過去、声優の経験はあった上白石だが、洋画の吹き替えは初めて。「いつものお芝居とはまったく違いました」と戸惑いがあったことを明かすも「声を吹き込むのがキャラクターではなく人だったので、(フィービーを演じる)マッケナ・グレイスさんの仕草や息遣い、リップを見て意識しながらお芝居をしました。難しかったけれど、たくさん収穫がありました」と大きな経験だったことを明かしていた。劇中には、個性的なゴーストたちがたくさん登場する。司会者から霊感体験を聞かれた上白石は「私自身は全くないのですが、母親がすごく霊感が強かったみたいなんです。以前聞いたのは、両親が新婚旅行にエジプトに行ったとき、取りつかれてしまって、数日間日本語じゃない言語を、普段よりも低い声で話していたと言うんです」という話を披露する。その後、姉である萌音と自身を産んでから母親の霊感はなくなったというが「母の話を聞くと、霊みたいなものは本当にあるんだなと思っています。姉も私も全くないんですけれどね」と語っていた。そんな上白石の発言に梶も「僕も霊感はまったくないのですが、うちの奥さんは強いようで、見えるときは見えるみたいです」と苦笑いを浮かべると「コロナ前に旅行に行ったとき、奥さんが一点を見つめているときがあって『何かいるの?』と聞いたら『うん』って答えていました。僕はそういう話は怖いので、詳しくは聞かなかったのですが」と家族の霊体験を話していた。吹き替え前に出来上がった作品を観て、号泣してしまったという上白石。「本当にめちゃくちゃ泣いてしまって、マスク交換しなければいけなくなっちゃったぐらい」と感動したことを明かすと「シリーズ最新作は、さらにゴーストがブラッシュアップされてとてもリアルです。そしてこれまで以上にハートフルになっていて、楽しくそして感動できます」と作品をアピールしていた。
2022年01月26日adieu(上白石萌歌)が、新曲「灯台より」を1月19日に配信リリースすることが決定した。「灯台より」はシンガーソングライター柴田聡子が作詞作曲、音楽プロデューサーのYaffleが編曲を担当。2人の登場人物がそれぞれに向き合ったり、自分のことだけを考えてみたりしながら、ぎりぎりあと1歩でなにかを踏み外してしまいそうな感情、心の中の情景が次々に繋がり方もわからないまま繋がっていく愛らしさと抑えきれない熱っぽさのような心象風景を描いており、そこに様々なメロディーとリズムがadieuのヴォーカルと渾然一体となった聴き応えのある楽曲となっている。併せて同曲が本日1月17日に放送されるTOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内で初オンエアされることが発表された。adieuは、TVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章1月クールエンディングテーマ「穴空きの空」を2ndシングルとして3月2日にリリースする予定だ。■柴田聡子 コメントadieuさんの柔らかく穏やかに感じられる歌声や人柄の内に光る、ばちばちっと火花の散るような瞬間、びくともしない意思や考えのようなもの、たしかにある若さ、そして「海」の景色をふと感じたので、それを私なりの道筋で束ねていってみたのが「灯台より」という曲です。adieuさんが歌う、という強い軸があってくれたので出てきた言葉とメロディーだと思います。誰かに歌って頂く曲を書いていく時に、これほど頼もしいことはありません。ありがとうございました!これからもadieuさんの歌がたくさん聴けますように!<配信情報>adieu Digital Single「灯台より」2022年1月19日(水) リリースadieu「灯台より」ジャケット配信リンク:<リリース情報>adieu 2nd Single『穴空きの空』2022年3月2日(水) リリース●初回生産限定盤(CD+DVD):7,000円(税込)※紙ジャケット仕様※CD全3曲収録【DVD収録内容】・adieu First Live 2021 -à plus-・Making of adieu First Live 2021 -à plus-●期間生産限定盤(CD+DVD):2,000円(税込)※アニメ描き下ろしジャケットイラスト※CD全3曲収録【DVD収録内容】TVアニメ『半妖の夜叉姫』ノンクレジットエンディングムービー●通常盤(CD ONLY):1,500円(税込)※CD全4曲収録<番組情報>TVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章読売テレビ・日本テレビ系 毎週土曜夕方5時30分~放送中※一部地域を除くTVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章 キービジュアル(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020番組公式サイト:番組公式Twitter:番組公式Instagram:番組公式LINE:アニメ『半妖の夜叉姫』PV関連リンクadieu OFFICIAL WEBSITE Instagram Twitter YouTube: 特設ECサイト「Shop-adieu」:
2022年01月17日アイドルグループ・日向坂46の宮田愛萌と声優の石原夏織が、29日(18:00~)に放送される文化放送『文化放送サタデープレミアム まなもの部屋with石原夏織』でパーソナリティを務める。初の直接共演となる2人は、約10年前から石原のファンであると公言している宮田のもとに石原がサイン入りアルバムCDを届けたり、石原のYouTube配信で宮田からの手紙が読まれたり、間接的な交流を続けてきた。今回はタッグを組み、ラジオ特番でパーソナリティを務める。同番組では、宮田の名前からもじった「まなもの部屋」に石原が遊びに来る設定のもと、石原がいるからこそ見える宮田の姿や、一方で宮田が聞くからこそ見えてくる石原の姿を引き出していく。また、日向坂46レギュラーラジオの文化放送『日向坂46の「ひ」』(毎週日曜18:30~)のスタッフが集結し、番組内の人気コーナー「ワザトカワイイ」を実施。日向坂46随一の“ぶりっこキャラ”で“宮田プロ”と呼ばれる宮田と、プロの声優である石原が“あざとかわいさ”を披露し合う。
2022年01月14日2022年2月13日に開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に先駆けてのホストとゲストの対談。岸谷香×和田唱(TRICERATOPS)の後編では、『感謝祭』でのコラボレーションのアイデアがたくさん出てきた。岸谷のプライベートスタジオでの取材であり、すぐそばにピアノとギターがあるので、弾きながら会話が進行。対談自体がコラボレーションの一部分みたいでもあった。一緒に演奏する楽しさは、言葉はもちろんふたりが奏でる音からも伝わってきた。バンドについて、当日の演出について、それぞれの性格についてなど、会話の内容も自在。『感謝祭』への期待が広がる対談となった。※前編は こちら()――岸谷さんと和田さんと根本さんに共通するのは音楽・バンド・楽器への情熱なのではないかと感じます。和田一緒に飲んだ時にも楽器トークで熱く盛り上がったんですよ。女子でこういう人あまりいなかいよなぁって新鮮な驚きがありました。香さん、本当に楽器のこだわりがあるよね。岸谷唱くんのこだわり方とはまたちょっと違うんだけどね。唱くんはギター小僧がそのまま大人になったみたいなタイプじゃない?(笑)ちっちゃい頃からギターが大好きで、ずっと弾いていたんだろうと思うんですね。私は踊りや振り付けが嫌で、「楽器を持たないのは嫌だ」「それは自分じゃない」ってところから始まって、長年かけて、本番のステージで弾けるようになってきたタイプだから。「楽器を離さないぞ」という気持ちは強いんですが、唱くんは自然にギターが大好きだよね。唱くんのライブでの演奏を観ると、「ギター、うまいなぁ」っていつも思いますね。岸谷香和田いやいや(笑)。――2016年にはそれぞれのライブにゲストで出演しています(TRICERATOPS『PREMIUM ACOUSTIC LIVE』2016年4月17日SHIBUYA CLUB QUATTROと『KAORI PARADISE 2016ーはじめてのひとり旅ー』2016年7月24日品川プリンスホテルクラブex)。その時の感想を教えてください。和田僕はいまだにクラブexでの「Diamonds」の最後の締めのフレーズが悔しいよ。本番でしくじりまくって、「もう1回!」「ああ、もう1回!」って4回繰り返したんだよね。(ここでギターを手にして、実際にそのしくじったリフを何度も再現する)あのしくじりはいまだに自分の中でもしこりとして残っている(笑)。岸谷じゃあ『感謝祭』で、そこの部分やる?(笑)和田ぜひぜひ、リベンジさせて!(笑)岸谷TRICERATOPSのアコースティックライブに出た時にも「Diamonds」やったじゃない?和田ああ、やったね。岸谷その時、とても新鮮だった。私は男の子と女の子が無理して同じキーでやるのって、好きじゃないのよ。和田「Diamonds」は男にはキーが高いしね。岸谷だからどっちかがすごくよろしくない状態になるのよ。和田あるある。男のキーに合わせたら女子には低すぎるし。どっちかが無理することになるよね。岸谷だから私は唱くんが歌うところは唱くんのキーにしたんですね。「Diamonds」は普段はEなんだけど、Aでやったのね。出だしが唱くんだったから。和田そうか、途中で転調したんだ(ここで再現して、ギターを弾きながら歌う)。岸谷そうそう、それで間奏で知らんぷりして原曲のキーに戻って、2番は私が歌い出すというアレンジだったんですけど、唱くんの「Diamonds」、とても新鮮でした。あの時はギターなしでハンドマイクだけで歌ったもんね。――それはとてもレアではないですか?岸谷そう。私がピアノを弾いていたんですよ。吉田佳史くんもドラムを叩きながら、笑っていました(笑)。和田僕がギターを弾かないで、ハンドマイクで歌うことって、そうはないからね。岸谷そう。Aのキーでやった「Diamonds」もとても新鮮だった。キーっておもしろいなと思って。あと、来てもらった時に、TRICERATOPSの「ポスターフレーム」を一緒にやって、すっごく楽しかった。この曲は分数コードだから、ピアノに任せて!みたいな(笑)。あれでコラボで伴奏する喜びを知りました。和田香さんとの付き合いのブランクが長かっただけに、その後、お互いのライブに参加したり、一緒に曲を作ったり、レコーディングをしたり、いろんなことを一緒にできて、うれしかったですね。岸谷レコーディングでもTRICERATOPSの中に混ぜてもらって、4人で録るのがおもしろかった。バンドっていいなあと実感しました。バンドっていいテイクが出る時って、あっ、出た!って感じになるよね(笑)。和田その場で何か思いついたら、「おっ、これをやってみようよ」ってすぐにできるしね。「My Life」のサビにギターで「こういうフレーズを入れてみない?」って香さんが言って、その場で一緒にやったの覚えてる?(そのサビのギターのフレーズを弾いてみせる)和田唱(TRICERATOPS)岸谷あっ、やったやった。ふたりで同じ部屋に入って、マイク1本で「せーの」でギターを録ったよね。和田そう、このアルペジオ。(ギターで弾いてみせる)岸谷やったね。(ユニゾンでピアノで同じフレーズを弾く)同じフレーズを一緒に録ったね。和田そうそう、「そこ、同じでいいの?」って僕が聞いて、香さんが「同じでいいの」って。こうやって一緒に演奏していると、どんどん思い出すね(笑)。(しばらく当時のレコーディングを再現して、ふたりでギターとピアノを弾きまくる。さらに一緒にハモっていく。音楽の楽しさ、美しさがスタジオ内にも漂っていく。取材中とは思えない、やわらかくて温かな空気だ)岸谷なんか、止まらなくなっちゃうね。後半のここのところもさ、私が「4小節ぶちぬきでGで行こうよ」って言ってやってたら、唱くんが遠慮なく、「いや、ベースは絶対にBに上がりたい」って言うから「わかりました」って(笑)。林幸治くんが途中で「どっちをやればいいの?」って顔をしていたよね(笑)。ふたりとも一番大事にしているのは、音楽としてグッと来るかどうかだっていうところ(岸谷)和田やりとり、楽しかったよね。ふたりでああだこうだ言い合ってて。しかもそのやりとりのテンポが早い。香さんは僕のことを「せっかちだ」って言うけれど、違うんですよ。香さんのほうがせっかちなんです(笑)。岸谷お互いにそう思っている(笑)。林くん、せっかちがふたりもいるから、困ったんじゃないかな(笑)。音符を数音弾くたびに「違う!それじゃない!」「あっ、それそれ!」とか、どんどんふたりの声が入ってくるから。和田多分、あのレコーディングの日、林は相当疲れたと思う。僕と香さんがあまりにも「ああだこうだ」っていうから。しかもふたりともどんどん思いついちゃうし、その思いつきのテンポが異常に早いでしょ?(笑)。岸谷唱くんが「あっ!」って言った瞬間に、「よし!わかった!」って(笑)。説明しなくても、「あっ」っていうだけで、何を言うかが想像がつくんですよ。途中からマネージャーとか、みんな笑っていたよね(笑)。――以心伝心というか、まさに息が合っているんでしょうね。岸谷すごいスピードで物事が決まっていきました。でもふたりとも一番大事にしているのは、音楽としてグッと来るかどうかだっていうところも良かったですね。――最終的にやっぱり音楽的な共通点があるんですね。和田「My Life」で作った三声のコーラスがあって。「この曲を参考にして、コーラスを作ってきてほしいんだけど」って、香さんが聞かせてくれたブライアン・ウィルソンの曲、実は僕がメチャメチャ好きな曲だったんですよ。『Brian Wilson Reimagines Gershwin』というガーシュウィンのカバーアルバムの2曲目の「The Like in I Love You」。みんなが聞いているようなメジャーな作品じゃないだけに、あれはとてもびっくりした。岸谷そういうことも含めてツーカーでした。「ブライアン・ウィルソンみたいなコーラスを作ってきて」って頼んだら、唱くんが水を得た魚みたいに喜んでやってくれました(笑)。で、唱くんが作ってきたものをその場で歌ったら、それで本チャンOK(笑)。――「ミラーボール」と「My Life」は『感謝祭』でも聴きどころになりそうです。岸谷「ミラーボール」はTRICERATOPSのアコースティックライブにお呼ばれした時にやっただけで、エレクトリック編成のバンド演奏ではやってないんですよ。Unlock the girlsでは演奏しているんだけど、その時は同期ものを使ってエレクトロな感じのポップスでやっているので、実はレコーディングしたあの形は生ではやったことがないのよ。和田そうか、まだ1度もやってないんだ。僕が“girls”の演奏で感心したのは大サビのところで、一拍あけたこと。このやり方っていいなって思った。だってクロスしなくて済むでしょ。岸谷そう。レコーディングはクロスしてたから、あけたの。(ここでギターとピアノでの確認作業がしばし続く)――今回は根本さんとも共演することになります。和田要さんとは『クリスマスの約束』で顔合わせはしていますが、実際の共演は意外にないんですよ。同じ番組に出ているけれど、直接的なコラボはほぼしてないんじゃないかな。――『感謝祭』のコラボ、貴重なものになりそうですね。岸谷要さんもギターが大好きで、ギターソロ、ガンガン弾くんですよ。80年代の超絶ギターソロみたいなのをやるので驚きました。和田ギタリストとしての要さんは僕とはタイプが違うんですよ。プレイはかなりテクニカル。しかも要さんってとてもフレンドリーな性格で、普段はいっぱいおしゃべりして場を和ませてくれるけど、ギターソロになると、真顔になって表情をまったく変えないから、びっくりですよ(笑)。――それだけ真剣に集中しているということなんでしょうね。岸谷私の場合はYukoというギタリストが同じバンドの中にいるから、「ここは弾かなくてもいいや」ってこともあるんだけど、唱くんも要さんもギターを弾かないことはほぼないわけじゃない?ボーカル&ギターが3人いるので、いろいろできそう。ギターを持ってきてもらって、それぞれのギターソロを楽しみたいな。和田僕は精いっぱいやりますよ。今、ギターの話ばかりしてますけど、要さんも香さんもまずボーカリストとして素晴らしいので、そこも気合が入りますね。岸谷要さんはすごいよ。夜中までずーっと歌って、次の日は朝早くから歌っているから。和田ライブで疲れたと思ったこと、1回もないらしいよ。「ライブって疲れないじゃない?」って言うから、「いやいや疲れますよ」って(笑)。岸谷一番年上なのにね。和田喉の調子が悪くても、ライブは楽しいって言いますもん。あれはすごいな。僕は調子が悪い時はライブ、つらいですもん(笑)。要さんの境地に一生のうちに到達できるのかな。岸谷でも要さんも若い時は頑張っちゃってたって話を聞いて、少し安心しましたけど。――和田さんはUnlock the girlsの中で演奏するのはどうですか?和田女性バンドに加わるのは未経験ですから、楽しみです。なんかプリンスみたいですよね(笑)。プリンスも一時期、やってたんですよ、プリンス以外は全員女子。岸谷3RDEYEGIRL(サードアイガール)ね。和田どんなふうになるんだろう?Unlock the girlsでのライブも観させていただきました。いい演奏するし、彼女たちいい表情でやってるし、とても楽しみですね。岸谷彼女たちもメッチャ楽しみにしてますね。彼女たちは年齢的にも多分、TRICERATOPSを聴いていた世代だろうし。和田FLiPとは随分前に対バンしたことがあるので、ギターのYukoちゃんとドラムのYuumiちゃんは前から知ってました。Yuumiちゃんは対バンした流れで、何度か僕らのライブも観に来てくれました。ベースのHALNAちゃんとは共演したことがありませんが、楽しみです。最近は女子のバンドが増えて、いいプレイをする子がたくさんいるよね。岸谷うちのバンドのメンバーも、女の子だからってことではなくて、それぞれいちミュージシャンとして、いいグルーヴを出すんですよ。だから歌っていて、とても気持ちいいの。でありつつ、女の子としての良さも持っているので、いいなあと思っています。――バンドとソロの魅力ということについても聞きたいのですが。おふたりともバンド活動もソロ活動もやっているという共通点があります。和田いや、僕はそんなにソロをやった感はなくて。岸谷ええっ?思いっきりソロじゃない?和田ソロなんだけど、ひとりでやってきたからね。これがバックバンドを入れてやっていたら、ソロ活動をやっているという感覚が強くなるのかもしれないけれど、僕の場合はレコーディングもひとりだけでやったし、ライブもひとりだけでしょ。岸谷ああ、そっか。和田だからひとりでやりましたというだけで、ソロ活動をやりましたという認識があまりないの。岸谷でもそうかもしれない。ソロ活動って、バンドと何が違うかというと、1対サポートという関係性があって、他の人がいることが大きな違いになるわけだけど、ひとりでやってると、そこはないもんね。和田そうなんだよね。バンド以外の他の人とやったことがなくて、そこも未経験。僕は未経験が多いですね(笑)。――サポートメンバーとやることはイメージできないんですか?和田今のところはそうですね。自分がソロをやるとなった時に、考えはしたんだけど、まだ今は違うかな、どこまでひとりでできるか確かめたいなという気持ちが強かったんですよね。岸谷バンドを解散したわけではないことも大きいんじゃない?“バンドがあるのに、なんで他の人とやるの?”みたいな感覚もあるでしょ。和田ああ、それはちょっとあるね。岸谷私もプリンセス プリンセスで活動していて、ソロをやった時には、全然違う音楽性でやることを意識しました。オーケストラを入れるとか、これだったら、まったく違うものだから、他の人とやるのもわかるよねって、誰しもが納得する形でやっていた気がします。だって、ソロをやると言いつつ、違うバンドみたいな形でやると、浮気してるみたいになるじゃない?和田そうなるよね。浮気感はどこかで出てくる気がする。サポートメンバーとやるんだったら、バンドでやればいいんじゃない?とか、いろいろ考えますね(笑)。岸谷私はバンドを体験して解散して、その後、サポートのメンバーもひとりぼっちも体験して、またUnlock the girlsをやっているわけじゃない?プリンセス プリンセスが解散した時、「ガールズバンドはもうやらないぜ」って思ったんだけど、今はまたこういう形でやることができて良かったなと思っていますね。和田今言われるまで、プリンセス プリンセスとUnlock the girlsが同じくガールズバンドだってこと、まったく意識してなかった。岸谷私は男性ミュージシャンとやる時には“1対サポート”という関係を感じるのね。だからバンドをやるなら、やっぱり女の子がいいなあって思いました。バンドって、きっと気質だよね。もともとソロで活動している人がバンドをどう捉えているかはわからないけれど、“1対サポート”と“バンド”って、外から見ると、同じ形態に見えるかもしれないけれど、まったく違うものだから。同じように歌っていても、感覚もまったく違うしね。私はやっぱりバンドが好きだな。理由はわからないけれど、されどバンドなんだよね。和田僕は子供のころからバンドへの憧れがあったからね。自分がデビューする時もバンドでデビューしたいと思っていたし。バンドって、実際にやってみるまではどういうものなのかよくわからないのに、その一員になりたいという憧れだけはずっとあって、今もその感覚は続いてますね。岸谷バンドって、その人たちが集まっただけで、音を出さなくてもバンドのたたずまいがあって。どんなに演奏がうまくても、バンドとそうじゃない人たちとでは出てくる音が違うと思うんですよ。精神の違いみたいなものが出るというか。僕は要さんが仕切るんじゃないかと思っていますよ(和田)――『感謝祭』では岸谷さん、和田さん、根本さんで、ギター、キーボード、コーラス、いろいろな組み合わせが考えられますが、今の時点で考えていることはありますか?岸谷とりあえずステージに鍵盤も置くことだけは決めているから、唱くんとピアノとギターでふたりだけというのはやりたいですね。和田それもいいね。――さっきからピアノとギターでふたりでやってる感じ、いいですよね。和田そう、あの感じですよね。「My Life」みたいな曲をふたりでやるのもありだし。岸谷要さんともふたりでやりたいし、唱くんともやりたいですね。あとはそうだな、生まれて初めてのガールズバンドの一員に加わっての演奏も楽しんでいただきたいですね。うちのバンドのメンバー、みんな、コーラスがめっちゃ上手だから。和田あ、それはいいね。そう言われると、「My Life」もコーラスがほしくなっちゃうな。歌えるっていいねぇ。岸谷あとは唱くんとの出会いの曲でもある「Fever」を、許してもらえるなら、私たちでアレンジして、鍵盤を入れたり、コーラスを足したり。和田もちろん。岸谷女子の「Fever」にしたりとか。和田ああ、いいね、だったら僕はギター、弾かないな(笑)。それもいいでしょ、ハンドマイクを持って、ノリノリで踊りながら歌う(笑)。岸谷それはおもしろそう。でも唱君はギターがないと、途中で間が持たなくなるかもよ。和田あり得るけれど、それはそれで楽しもう!(笑)。岸谷ただお呼びして、私たちがバックバンドをやりますっていうだけだともったいないから、せっかくだから、驚かせるくらいこっちでアレンジしちゃいたい。和田ああ、いいね!岸谷「もし嫌なところがあったら言ってね」って。和田OK、OK。じゃあアレンジしておいて。キーだけは現キーで、アレンジはもうおまかせ。岸谷やったー!(笑)岸谷楽しみだなあ。ツインギターをやろうよ。オクターブでハモったり。和田いいよ。楽しみだね。曲、何をやるか考えておいて。岸谷はい!(笑)――岸谷さんと根本さんの対談では、和田さんがリハを仕切るのではないかとの話になっていましたが。和田いやいや、僕は要さんが仕切るんじゃないかと思っていますよ。多分、僕がいちばんおとなしいですよ。――『感謝祭』のトーク、かなりにぎやかになるんじゃないですか。和田要さんとは先日放映された『クリスマスの約束』でもご一緒しましたけど、要さん、転換の時もいろいろ話していたんですよ。放送されないところも、要さんが全部つないでいた。あのパワーはすごいですよ。僕はきっと本番ではそんなにしゃべらないと思いますよ。最近、わかったことなんだけど、まわりがあまりしゃべらないと、結構喋るんですよ。ここは僕がまとめなきゃいけないんだなっていう本能が働くんですね。でもまわりに喋る人がいると、おとなしくなる傾向があります(笑)。――責任感ゆえに話すということですね。和田TRICERATOPSでは、今は林も喋るようになりましたが、以前はほとんどしゃべらなかったので、僕が話すようにしてましたし、うちの家族といる時、母がいて、奥さんがいる時って、僕はまったく喋らないです。要さんがいて、香さんがいるでしょ。きっとそれと同じ現象が起こるような気がする。僕は時と場合によって、すごく変わるんですよ(笑)。岸谷私も実はそうだから、シーンとなる場面があるかも。いや、ないかな(笑)。そこは要さんを頼りましょう。和田要さんは「何も考えてなくても、口を開けば、どんどんトークが勝手に出てくる」って言ってましたからね!「でまかせでいいんだよ」っていうんですが、でまかせにしては気が効いた言葉がたくさん出てくる。やっぱり才能ですよね。――今回の対談でもふたりのかけあいは相当おもしろいですよ。和田香さんはどんどん返してくれますからね。岸谷お互いにせっかちだから、言葉の頭でさんざんかぶっちゃって、聞いてる人はわけがわからないかも(笑)。――セッション的な楽しみもありそうです。岸谷スリーコードのロックンロールで、それぞれのソロで好きにやるとかね。プリンセス プリンセスのロックンロールもあるから、そこから発展させていくとか。和田あっ、それはいいね。お客さんもそれはうれしいんじゃないかな。岸谷お客さんに楽しんでもらうことはもちろんなんですが、バンドのみんなも楽しみにしているし、待ち遠しいですね。和田普段はないシチュエーションだから、意外と女子の中に入って、緊張するかも。僕、どうしょう、カチカチに緊張しちゃったりしたら(笑)。――逆に超ノリノリで、ゴキゲンで演奏するかもしれませんよ。和田味をしめて、ハマって、女子でバンドを結成したりとか(笑)。岸谷唱くんの女子力が発揮されるかもしれませんね(笑)。本番はもちろんですが、まずはリハが楽しみです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■TRICERATOPSオフィシャルサイト:
2022年01月12日女優の上白石萌歌が、映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2022年2月4日公開)で、元祖ゴーストバスターズの一人イゴン・スペングラー博士の孫である主人公フィービー役(マッケナ・グレイス)の日本語版吹替声優に決定したことが12日、発表された。1984年に公開され、その年の全米年間興行収入No.1、日本でも年間配給収入No.1(1985年)に輝く歴史的大ヒットを記録した映画『ゴーストバスターズ』。公開後、No Ghostのマークは一躍有名になりグッズ化、テーマソングは連日ヒットチャートを賑わすなど、世界中で社会現象を巻き起こした。1989年には続編となる『ゴーストバスターズ2』が公開。そして、その正統続編となる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が2月4日公開となる。このたび、元祖ゴーストバスターズの一人イゴン・スペングラー博士の孫である主人公フィービー役(マッケナ・グレイス)の日本語版吹替声優に上白石萌歌が決定。上白石は、本作で初めてハリウッド映画の吹替に挑戦することとなった。初代ゴーストバスターズの4人がニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年。彼らによって封印されたはずのゴーストたちの封印が突如解かれ、田舎町に出現したゴーストたちの復讐が始まる。そんなゴーストに立ち向かうのが、本作の主人公フィービーだ。祖父が遺した古びた屋敷で暮らし始めたフィービーは祖父がスペングラー博士だったことを知り、30年前にニューヨークで何があったのかを調べ始める。空白の30年の間にゴーストバスターズたちに一体何があったのか?そして、フィービーがたどり着いた“家族の秘密”とは?上白石はフィービー役の声優が決まった時のことを「すごく驚きました。喜びと同時にプレッシャーや、本当に私で良いのだろうか? という気持ちが湧き上がってきました」と振り返る。『ゴーストバスターズ』(84)、『ゴーストバスターズ2』(89)は上白石が生まれる前に公開された作品だが、30年以上に渡り愛され続ける「ゴーストバスターズ」シリーズについて、「私の両親がドンピシャの世代なんです。いかに面白いかというのは小さい頃から聞いていましたし、実際に親と一緒に観たこともあります」と語った。一足早く本作を鑑賞した上白石は「マスクがびしょびしょになるくらい泣いた」と号泣したという。本作に感動した点については「フィービーがおじいちゃんを想う気持ちが全編を通して描かれるので、家族の縦の絆を感じられるんです。私自身も祖父母にお世話になったというか、おじいちゃん達との関係をすごく大切にしていたので、フィービーの気持ちもよくわかるし、誰にとってもおじいちゃんやおばあちゃんの存在って胸を熱くさせるところがあると思う」と話した。また、初めての実写の吹替は難しかったそうで、アフレコについて「普段からだを使ってお芝居をするのとは違う感覚」と説明。「日本人である我々とは習慣や文化も違うので、そこをどうやって越えるか」と、悩みながら取り組んだことを明かす。反対にうまくいった点を聞かれると「ゴーストとの対決のシーン」を挙げ、「私の体は映らないけど、(アフレコでは)実際に汗をかくくらい、アクションシーンのように体力を使って白熱したので、そこは声にものっていると思います」と自ら太鼓判を押した。最後にシリーズの魅力について「人が信念を持って立ち向かう様子が描かれていて、勇気をもらえる」と力説。「できることなら実際に出演したい。プロトンパックを私も構えてみたい(笑)」と、今後あるかもしれない続編への出演にも意欲を燃やした。さらに、本作では一作目から30年以上に渡り愛され続けているマシュマロマンやスライマーのレガシーを受け継いだ“ゴースト”たちが登場するが、その中でも上白石はお気に入りのゴーストとしてミニ・マシュマロマンを挙げ「子供みたいで、いたずらっ子なんですけど、噛まれるとすごく痛い。一見かわいいけど、凶暴なところが好き」と魅力を語った。また日本語版吹替声優として上白石のほかに、フィービーの兄トレヴァー役(フィン・ウルフハード)を梶裕貴、ミニ・マシュマロマン役やゴーストのラスボスなどの声優を渡辺直美が務めることが発表されている。
2022年01月12日女優・上白石萌歌が、『ゴーストバスターズ』シリーズの正統続編『ゴーストバスターズ/アフターライフ』にて、主人公のフィービーの日本語吹き替えを担当することが決定した。初代ゴーストバスターズの4人が、ニューヨークの街中でゴーストたちと戦ってから30年。彼らによって封印されたはずのゴーストたちの封印が突如解かれ、田舎町に出現したゴーストたちの復讐が始まる今作。そんなゴーストに立ち向かうのが、元祖ゴーストバスターズの一人イゴン・スペングラー博士の孫フィービー(マッケナ・グレイス)。祖父が遺した古びた屋敷で暮らし始めたフィービーは、祖父がスペングラー博士だったことを知り、30年前にニューヨークで何があったのかを調べ始めるのだ。今回、初めてハリウッド映画の吹き替えに挑戦することとなった上白石さんは「すごく驚きました。喜びと同時にプレッシャーや、本当に私で良いのだろうか?という気持ちが湧き上がってきました」と当時の気持ちをふり返る。一足早く本作を鑑賞し「マスクがびしょびしょになるくらい泣いた」と告白した上白石さん。感動した点については「フィービーがおじいちゃんを想う気持ちが全編を通して描かれるので、家族の縦の絆を感じられるんです。私自身も祖父母にお世話になったというか、おじいちゃん達との関係をすごく大切にしていたので、フィービーの気持ちもよくわかるし、誰にとってもおじいちゃんやおばあちゃんの存在って胸を熱くさせるところがあると思う」と明かしている。アフレコについては「普段からだを使ってお芝居をするのとは違う感覚」と言い、「日本人である我々とは習慣や文化も違うので、そこをどうやって越えるか」と悩みながら取り組んだそう。上手くいった点は「ゴーストとの対決のシーン」を挙げており、「私の体は映らないけど、(アフレコでは)実際に汗をかくくらい、アクションシーンのように体力を使って白熱したので、そこは声にものっていると思います」とアピール。さらに、「できることなら実際に出演したい。プロトンパックを私も構えてみたい(笑)」と今後あるかもしれない続編への出演にも意欲を燃やした上白石さん。本作では、1作目から愛され続けているマシュマロマンやスライマーのレガシーを受け継いだ“ゴースト”たちが登場するが、その中でもお気に入りのゴーストとしてミニ・マシュマロマンを挙げており、「子供みたいで、いたずらっ子なんですけど、噛まれるとすごく痛い。一見かわいいけど、凶暴なところが好き」と魅力を述べている。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2022年2月4日より全国にて公開
2022年01月12日2022年2月13日に開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に先駆けてのホストとゲストの対談。前回の岸谷香×根本要(スターダスト☆レビュー)に続いて、岸谷香×和田唱(TRICERATOPS)の対談を前編・後編の2回にわたってお届けする。ふたりは岸谷のアルバム『PIECE of BRIGHT』で2曲を共作し、互いのライブにもそれぞれゲストとして参加している。今回の共演は自然な流れと言えるだろう。対談場所は岸谷のプライベートスタジオ。スタジオなので、ピアノやギターが並んでいる。話の途中で、岸谷がピアノを、和田がギターを弾く場面もたくさんあった。言葉だけではなくて、音での会話も成立。音楽的な対談からは『感謝祭』の準備の楽しさも伝わってきた。――根本さんから和田さんに『感謝祭 』に参加するにあたっての伝言があります。「オレに複雑なことをさせるな。オレに楽をさせろ」とのことです。和田ああ(笑)。3人の中では僕が一番後輩ですからね(笑)。そこは(根本)要さんに従うしかありません。僕自身、後輩という立場の現場が徐々に減ってきているから、たまにはいいことですよね。岸谷そっか。そうだよね。――「TRICERATOPSを聞いてバンドを始めました」という話を、若いバンドからよく聞くようになりました。和田そうなんですよ。そういうケースも少しずつ増えてきました。でも後輩の立場の方が自然というか。以前は自分たちが年下というケースがほとんどでしたし、そういう期間が長かったですから。岸谷私も要さんと一緒にいると、「失礼しま~す」って、後輩のポジションで楽をさせていただいています(笑)。岸谷香――前回の対談で岸谷さんがコラボレーションをやると決めた時に、「和田さんと根本さんの顔が浮かんだ」とのことです。和田さんは岸谷さんから声がかかって、どのように思われましたか?和田香さんと一緒に共作してから数年経っていたので、またこうやって一緒に音楽をできることになり、うれしく思っています。一緒に曲を作ったことがある人って不思議なもので、しばらく会わなくても会えば一瞬で距離が縮まるんですよ。岸谷人間関係のカテゴリーとして、「一緒に曲を作った人」というジャンルが確実にありますね(笑)。――今回の対談では、岸谷さんと和田さんの出会いのところからうかがいたいのですが。和田ずいぶん昔だよね。岸谷きっかけは「FEVER」(TRICERATOPSの1998年11月リリースのシングル曲)を聴いたことですね。この曲のコード進行、私が作る曲とタイプが似ているなあ、気が合いそうだなと思ったら、トリオのバンドでやっていると知って驚いたんですよ。「この曲を3人でやっているの?」「テンションコードが入っているのに、鍵盤はいないんだ」と驚いて興味を持ち、レーベルがエピックで同じだったので、ラジオのゲストに来てもらったのが最初ですね。和田あの時は声をかけていただき、光栄でした。岸谷当時のビジュアルを見ていたから、きっと突っ張った男の子が来るんだろうなと思っていたのね。和田えっ?実際どうだった?岸谷今よりは突っ張っていたのかもしれないけれど、「こんにちは」って言ったら、普通に「こんにちは」って返してくれて、最初から自然に会話できました(笑)。PUFFYの『JET CD』というアルバムが出たばかりだったんですが、私はこのアルバムで1曲作曲しているんですよ。民生くんから「PUFFYのアルバムを作っているんだけど、曲が足りなくてさ。曲あまってない?」と言われて、「じゃあ書くよ」ってことになり、「春の朝」という曲を作曲した経緯があります。で、その「春の朝」について、唱くんが「聴いたよ。あの曲の転調、かっこいいね」って言ったんですよ。和田いやいや、さすがにその時は敬語だったよ(笑)。和田唱(TRICERATOPS)岸谷イメージとしては「かっこいいですね」じゃなくて、「かっこいいね」だったのよ(笑)。――いきなり転調が話題になるなんて、メロディメーカー同士の会話ですよね。和田香さんの作曲した「春の朝」、すごく気に入ってて。さすがだなと。岸谷いえいえ。私も転調のところが気に入っていたので、やっぱりこの人とは音楽的なところで、気が合うなと思いました。和田この時の話をしばらく忘れていて、再会してからこの話になって、あの曲が好きだったなと思って、久しぶりに「春の朝」を聴いたら、僕がその後、見事にあの曲と似た曲を作っていたことが判明しました。「Couple Days」という曲の転調するところ。これは自分でもびっくりした(笑)。岸谷えっ、どこ?ここ?(ここで岸谷がグランドピアノで該当するフレーズを実演)和田そうそう、その次のメロディ!僕は無意識だったんですが、今のメロディの転調が好きで、知らず知らずのうちにパクってました!申し訳ない!(笑)岸谷いえいえ。和田当時、女性バンドのボーカリストがメロディラインを作るケースって、そんなに多くなかったんですよ。作詞する人はたくさんいましたが、作曲する人はそんなにいなかったので、香さん、なんて音楽的な人なんだろうと驚いたことを覚えていますね。岸谷今でこそ、バンドをやっている女の子はたくさんいるけれど、昔はいなかったよね。唱くんが学校のころって、クラスでバンドやっている女の子はいた?和田いや、全然いない。岸谷私は中学のころ、軽音楽部だったんですが、男の子が持っている機材を見て、「あっ、エフェクターだ」って言ったら、「女の子が“エフェクター”って言った!」って珍しがられました(笑)。そういう世代なのかもしれないですね。和田今でこそ、香さんがギターや機材が大好きだということをよく知っていますが、最初にちゃんとお話した時はちょっと新鮮でしたよ(笑)。共作を経たことで、より仲良くなったという感覚はありました(和田)――話が遡りますが、会う前の時点で、和田さんは岸谷さんをどう認識していたんですか?和田TRICERATOPSがデビューしたのがプリンセス プリンセスが解散した翌年で。実家のテレビで、プリンセス プリンセスの武道館での解散ライブを観たのを覚えています。その時、香さんがミニスカ姿でMCをして、「私、こんなカッコしているけど、来年30歳よ」と語った言葉が印象に残っています(笑)。赤い衣装だったかな?岸谷そう、赤。当時、ゴレンジャーみたいにそれぞれのイメージカラーって、決まっていました(笑)。解散したのが29歳の時だから、今から考えるとまだ若いんですが、10代からやっていたバンドなので、解散ライブの時はやりきった感があって、そういう発言になったんだと思います。和田ちょうど僕らがデビューの準備に入っていた時期ですね。岸谷終わりゆくバンドと始まるバンド(笑)。和田ハハハ。だからプリンセス プリンセスが解散して、香さんはソロになっているという認識がある中で、ラジオのゲストとして招かれたということですね。――その後の交流はどんな感じだったのですか?和田香さんがライブに来てくれたんですよ。岸谷渋谷公会堂(1999年2月13日)に観に行きました。ものすごく盛り上がっていて、楽屋もたくさんの関係者であふれかえっていたので、邪魔だろうなと思って、さらっと失礼しました。和田そう、香さん、意外とあっさりと帰っちゃったんですよ(笑)。僕としてはもうちょっとコミュニケーションを取りたかったんですが、香さんは「楽しかったです〜」って感じで去っていった。えっ、もう行っちゃったのってくらい、物足りなかった(笑)。そこからかなり間が空いたんですよ。17年間くらいかな。間が空いたのは香さんがお母さんになったことも大きかったんじゃないかな。岸谷そうね。お母さんになって、音楽活動から隠居状態がしばらく続きましたからね。――再会のきっかけは?岸谷震災のあとにプリンセス プリンセスで復興支援しようということになり、再結成したことが関係しているんですよ。プリンセス プリンセスはツアーをやるようになってから解散まで、同じスタッフでツアーを回っていて、家族みたいな関係だったんですね。でも再結成には復興支援という大きな目標があったので、「あの時は良かったね」的な同窓会のムードにはしたくなかったので、新しいスタッフ、若いスタッフとやることに決めたんですね。和田なるほど。岸谷それで各部署で新しいスタッフと進めていたのですが、私のテック担当が東京ドーム1日目は来られないことになったんですよ。私としては16年ぶりにプリンセス プリンセスで手一杯なのに、テック担当者が違うことになり、テンパっていたんですね。替わりをやってくれたテックがMくんで、「大丈夫かな?」って不安だらけだったんですが、実はすごいテックで、1日だけのローディーなのにノーミスでパーフェクト。その時に仲良くなり、その後もお願いするようになりました。ある時、そのMくんが「すみません明日は他に入っているので、来られません」「えっ?誰」「TRICERATOPSというバンドです」っていう。よくよく聞くと、「TRICERATOPSが大好きで田舎から出てきて、テックをやっています」ということで、そのMくんのつながりで、TRICERATOPSのZepp Tokyoでのライブ(2015年6月5日)を観に行きました。渋谷公会堂から16年ぶりくらいかな?和田それくらいですね。香さんと会うことはもうないのかなと思っていたので、うれしかったですね。岸谷唱くんとMくんと3人で飲んだんだよね。和田そう、その時点でも僕は相変わらず敬語(笑)。でも香さんに「唱くん、もうそれやめない?」と言われて、「そう簡単には無理ですよ」「いや、もうやめて」ってことになり、そこからは僕も切り替えが早かったですね。いきなり「あのさ~」ってタメ口になりました(笑)。岸谷私はライブに行った時点も、TRICERATOPSのニュー・アルバム『SONGS FOR THE STARLIGHT』を聴きこんでいて、どの曲もとても良くて、やっぱりこれは好みが合うなあと思っていたので、「チャンスがあったら、一緒に曲を作りたいね」「いいよ」って、その飲み会でも提案して、実現しました。――「曲を作って」ではなくて、「一緒に作りたい」というのは、やはり似ているところがあると感じたからですか?岸谷そもそもの根底で似ているところがあるし、ピンと来たんですよ。唱くんとだったら、お互いに楽しみながら、いいものができるんじゃないかなって。――それが岸谷さんのアルバム『PIECE of BRIGHT』に収録されている「ミラーボール」と「My Life」の2曲です。岸谷どうやって曲を作ろうかなと考えた時に、ふたりで「せーの」で作るイメージがわかなかったんですね。以前、寺岡呼人くんと共作したことがあって、その時は彼が途中までしかできてない曲を持ってきて、その先を考えるのが楽しかったんですよ。人のエッセンスをもらうのが楽しかったので、交換日記風に作るのが楽しいかなって。――共作することは、お互いの根底の部分でのすり合わせを行うことでもあるでしょうし、メロディと歌詞の共作は深い関わりの中での作業だったのでは?岸谷お互い、大変だったと思いますよ。リスペクトもあるし、お互いを尊重しながら、自分の個性も出すわけだから。和田共作を経たことで、より仲良くなったという感覚はありました。――「ミラーボール」と「My Life」、どちらもとてもいい曲です。岸谷私が最初に「ミラーボール」のウーリッツァのリフからAメロの出だしくらいまでを作って、「じゃあこの後は唱くん、よろしく」ってMTRで録って送ったら、唱くんがギターを弾きながら歌っているボイスメモが速攻で送られてきたんですよ。「なんとかかんとか~?、いや、こうじゃないな、なんとかかんとか~?」って、やり直しもそのまま入っているボイスメモ(笑)。和田ああ、そうだそうだ(笑)。岸谷そうか、ボイスメモでいいのかと思って、次からは私もボイスメモで送りました。――そういうところも会話っぽいですね。岸谷「ミラーボール」を作っている時に、のちに「My Life」の一部分になるメロディを唱くんが送ってきたんだよね。和田えっ、そうだっけ?(そういいながら、和田はギターで、岸谷はピアノを弾きながら、その当時のメロディのやり取りを再現。このやり取りも実に楽しいものだったのだが、残念ながら、文字では伝えられません!)唱くんの書いた歌詞を見て、私は理屈で書いているんだなぁって感じましたね(岸谷)――1曲作っているつもりで、2曲になってしまったのは、お互いがそれだけ刺激しあいながら、創作していたということなのでは?岸谷自分の想像しないところに行くのが共作のおもしろさだから。和田まさにそう。岸谷それで、2曲録ることになりました。和田せっかく作ったんだから、録らなきゃもったいないですからね。歌詞も交換日記風のやりとりをしながら作りました。岸谷「ごめん、私は歌詞が苦手だから、唱くん先に書いて」ってお願いしました。和田女性が歌う歌だから、僕発信でと言われても、よくわからなかったので、「イメージだけ言って」ってお願いしましたね。そしたら「My Life」は“もうすぐ別れる二人が車に乗ってドライブしているイメージ!”と言ってくれて。これは非常にビジュアル化しやすかったので、わりとスムーズにできて、香さんに第一稿を送りました。岸谷第一稿もなにもこれ、ほぼ完成してるじゃない、バッチリじゃないという感じでした。いくつか、変更したところはありましたが、おおよそ第一稿を活かした歌詞になっています。で、「ミラーボール」は唱くんがミラーボールというワードを出したんだよね。とても唱くんらしいタイトルじゃない?和田実は「ミラーボール」というタイトルの曲をかつて作ろうと思ったことがあって。岸谷えっ、そうなの?和田そう。「ミラーボール」という曲を作ろうと思いながら、ずっと実現せずにいて、いつかどこかで使いたいと思っていて、「ああ、ここだ、ここで使えばいいんだ!」って気づいたという(笑)。《あなたはまるでミラーボールの光》《あなたを照らすミラーボールになろう》というフレーズがあって、は“私はあなたにとってのミラーボールの光でありたい”という主人公の気持ちを描いたんですが、香さんからのご指摘があって、いろいろやり取りがありました。岸谷唱くんの書いた歌詞を見て、私は理屈で書いているんだなぁって感じましたね。あの時はいろいろ言ったよね(笑)。「ミラーボールは単体だとキラキラしないんだよね。光を当ててあげようよ」って提案したんだけど、唱くんが「いや、そういうことじゃなくてさ、君は僕のミラーボールくらい、どかんといきたいんだよ」って言ったのをよく覚えてますね。私がガタガタ言ったんだけど、唱くんが「香さん、ミラーボールの構造上の問題は置いておいて、もっと歌詞の内容としてさ」って(笑)。「はい、その通りですね」って最終的に納得しました。和田僕も香さんから言われて、「そっか、ミラーボールって、そういうものか...」って迷っちゃいましたよ(笑)。――それだけ深くお互いにやりとりしたということですね。岸谷「まあいいや」で済ますことはありませんでした。唱くんとお互いに納得するまでやりとりをしました。和田最初は香さん、「唱くんに任せた」って言ってたんだけど途中から火がついてきて、「唱くん、ここさぁ」っていろいろ提案してきて、あれが良かった(笑)。岸谷そうそう、私はツアー中で、どこかのバーラウンジみたいなところに行って、イヤホンをしながら死ぬ気で歌詞を書いて、唱くんに送ったんですが、バッサリ削られて、「あれ?採用されてないんだ」って(笑)。和田僕も失礼なヤツだね(笑)。岸谷いや、私は採用されたくて送ったわけじゃなくて、「へー、こんなことを考えているんだ」って、唱くんが考えないだろう発想を渡したくて、送っていたところがあるのね。唱くんは普段はひとりで書いている人だから、「こういう切り口もあるのか」って感じてくれるかもしれないな、そういう協力をしようと決めて、恥ずかしい気持ちを置いておいてガンガン送ったので、それはそれで良かったかなと思っています。――和田さんは岸谷さんとの共作をどう感じましたか?和田とてもいい経験になりましたし、自分ひとりでは到達できないところに行けたと思います。もともと共作自体をしたことがないし、しかも女性と共作ってなかなかないですよね。誰かがメロディを作ったものに僕が歌詞をつけたことはありますが、連絡をとりながらの共作は桜井(和寿)さんに続いて、女性では香さんが初めてでした。岸谷言いたいことを遠慮せずに言いあいながら作れたのが良かったですよね。「ミラーボール」の最初の《かかとの音が夜道を》というところ、最初は《かかと》が《パンプス》だったんだけど、「ごめん、唱くん、私はパンプスは履かないから」って(笑)。「サンダルはどう?」と提案して、結局、間をとって<かかと>になりました(笑)。会話を重ねることによって、曲ってどんどん自分のものにもなるんだなってことも感じましたね。和田女性でも「僕」って歌う人もいるじゃないですか。それで香さんに「主人公の設定は僕と私、どっちがいい?」って聞いた気がする。岸谷唱くんには悪いかなと思ったけど、唱くんは女子力高そうだし、大丈夫かなと思って、「私で」とお願いしました。和田女子力が高いって、香さんに初めて言われましたね(笑)。これまでの人生でそんなことを考えたことがなかったんですが、香さんに言われてから、なるほど、僕は女子力が高いのかって思うようになりました(笑)。岸谷私の男らしいところと唱くんの女子力の高いところのミックスが今回とても良かったんだと思います。『感謝祭』でも女子バンドの中で、唱くんの女子力がどう発揮されるかが、楽しみです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子※ 後編() に続く<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■TRICERATOPSオフィシャルサイト:
2022年01月11日adieu(上白石萌歌)の新曲「穴空きの空」が、TVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章1月クールエンディングテーマに決定。併せて2枚目のシングルCDとして3月2日にリリースされることが発表された。「穴空きの空」はラッパー / シンガーソングライターのクボタカイが作詞作曲を担当。1月クールがスタートする1月8日よりエンディングテーマとしてオンエアされる。シングルのリリース形態はDVDが付属する初回生産限定盤とアニメ描き下ろしジャケットイラストとなる期間生産限定盤、そしてCDのみの通常盤の全3形態で、初回生産限定盤には昨年8月にZepp DiverCity(TOKYO)で開催されチケット即完となったワンマンライブ『adieu First Live 2021 -à plus- 』の映像とその舞台裏に迫るメイキング映像を収録。期間生産限定盤には同アニメのノンクレジットED映像が収められる。■adieu コメントこの度、『半妖の夜叉姫』のエンディングテーマを務めさせていただきます。歴史も国境も超えて多くの方に愛されるこの作品に歌を添えさせていただけること、とても光栄です。儚くも美しいこの作品の世界に寄り添えるような歌に仕上げることができ、私にとっても特別な出会いとなりました。アニメと共に、みなさまに愛していただけますように。これから生まれる新しい夜叉姫の物語を、私も楽しみにしています!<リリース情報>adieu 2nd Single『穴空きの空』2022年3月2日(水) リリース●初回生産限定盤(CD+DVD):7,000円※紙ジャケット仕様※CD全3曲収録【DVD収録内容】・adieu First Live 2021 -à plus-・Making of adieu First Live 2021 -à plus-●期間生産限定盤(CD+DVD):2,000円※アニメ描き下ろしジャケットイラスト※CD全3曲収録【DVD収録内容】TVアニメ『半妖の夜叉姫』ノンクレジットエンディングムービー●通常盤(CD ONLY):1,500円※CD全4曲収録<番組情報>TVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章読売テレビ・日本テレビ系 毎週土曜夕方5時30分~放送中※一部地域を除くTVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章 キービジュアル(C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020番組公式サイト:番組公式Twitter:番組公式Instagram:番組公式LINE:アニメ『半妖の夜叉姫』PV関連リンクadieu OFFICIAL WEBSITE Instagram Twitter YouTube:
2022年01月07日大晦日に紅組の歌手として『第72回NHK紅白歌合戦』に初出場する上白石萌音(23)。’20年にNHKの音楽番組『みんなのうた』で、放送された曲『夜明けをくちずさめたら』を歌唱する。大舞台に歌手として臨むいっぽう、’21年は女優としても多忙な日々を過ごしてきた。’21年1月期のドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)で主演を務め、11月からはNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』でヒロインを好演。朝ドラの撮影現場では、上白石が奮闘する姿が目撃されているーー。「萌音ちゃんは朝早くから撮影が始まる時も、シャキッとされていますよ。明るく振る舞う彼女に引っ張られて、スタッフも頑張ろうという気持ちになります」(映像制作関係者)23歳の座長として周囲を引っ張る上白石には、憧れている女優兼歌手がいる。10月25日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に、VTR出演した際に「松たか子さん(44)が大好きです。どういうフィールドでも一流じゃないですか」と目を輝かせながら明かした。さらに「映像もやられるし、舞台もほんとに素敵だし、歌も大好きだし……」と絶賛している。上白石はそんな松に“力を借りている”ようだ。「いつも元気な様子の上白石さんですが、ストレスを溜めこみすぎないようにご自身で注意されているみたいです。一緒に暮らしている妹の上白石萌歌(21)さんが、“姉はお風呂で松さんの『レット・イット・ゴー』を歌うと、ポジティブな気分になれるみたい”と、ストレス発散法を明かしていました。『紅白』へ向け、好きな曲で“声出しの練習”といった側面もあるのでは……」(前出・映像制作関係者)自宅での“レリゴー特訓”を経て、紅白の大舞台に臨むーー。
2021年12月30日女子ゴルフで今年の賞金女王に輝いた稲見萌寧が、ポッカサッポロフード&ビバレッジ・キレートレモンの新CM「まいにちが、わたしになっていく。」編(2022年1月2日~)に出演。稲見にとって、単独では初のCM出演となる。9歳でゴルフを始めて毎日10時間に及ぶ練習を積み重ねてきた稲見が、何球も真剣に打ち続ける姿を描く同CM。ラストシーンで見せるチャーミングな笑顔が印象的なCMになっている。撮影は、稲見が子供の頃から通い続けている練習拠点「北谷津ゴルフガーデン」で行われた。爽やかなレモンイエローの衣装を着用し、リラックスした表情で撮影に臨んだ稲見からは21歳とは思えないオーラが感じられ、スイングをするシーンではスタッフも息をのんだ。しかし、親しみやすいキャラクターや愛らしい笑顔に、現場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。コメントは以下のとおり。■稲見萌寧実際にゴルフをしながら撮影させていただいたので、リラックスして楽しみながら撮影できたと思います。昨年からキレートレモンを飲み始めて、コンディションはとてもいい状態を保つことができました。今年も引き続きキレートレモンを取り入れて、いいシーズンを送ることができればと思います。応援よろしくお願いいたします。
2021年12月28日恒例となった岸谷香の自主企画イベント『岸谷香 感謝祭』。2022年2月13日(土) にKT Zepp Yokohamaで開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に、ゲストとして根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)が参加することになった。音楽面での交流が深い3人であり、それぞれがボーカリスト・プレイヤー・バンドマンという共通点もあり、音楽的な楽しみの詰まった自由自在なステージになることは間違いないだろう。岸谷のガールズバンド、Unlock the girlsに根本と和田が参加するというスタイルも新鮮だ。ここではイベント開催に先駆けて、岸谷と根本の対談、岸谷と和田の対談をそれぞれ前編後編に分けて4回に渡って掲載しよう。第1回目は岸谷香×根本要の前編。トークを聞いているだけで、ステージの光景が目に浮かんできそうだ。香ちゃんはバンドの気質をよく理解している人(根本)――2015年に愛知県体育館で行われたスターダスト☆レビューの主催イベント『音市音座 2015』に岸谷さんがゲストで参加されたのが最初の共演です。どんな経緯で実現したのですか?根本僕らがいろんなイベントをやり始めている時期で、香ちゃんにゲストとしてぜひ出てほしいと考えて、オファーしました。僕らとしてはゲストの条件がありまして。ミュージシャンとして尊敬できる人間であること、ソロで歌えること、バックもやってくれること、コーラスもやってくれることでした。香ちゃんにOKしていただいてありがたかったですね。単純に僕らがプリンセス プリンセスの曲を一緒に演奏したいという気持ちを持っていたことも大きかったですね。――岸谷さんは根本さんからオファーが来て、どのように思われたのですか?岸谷スターダスト☆レビューとプリンセス プリンセスは集まり方がまったく違うのですが、どこか似ているような気がしていました。「私たちは音楽をやっているけれど、音楽をとっぱらったら、ただの女の子だからさ」みたいな意識があったんですが、要さんたちにも似た意識があるんじゃないかと勝手に感じていました。「俺ら、ただの音楽好きだからさ」みたいな。岸谷香根本ただの音楽好きのオヤジです(笑)。岸谷だからとても自然な気持ちで参加させていただきました。実際にリハーサルに参加してみて、やっぱり似ているなあ、バンドってこういうことだよなあと感じました(笑)。根本リハーサルで最初に会った時点で、香ちゃんはバンドの気質をよく理解している人だとわかったので、すっかり意気投合して、その後も何度もお願いしているという経緯があります。――最初のリハーサルの時の印象は?根本岸谷香という人間のすごさを感じましたね。香ちゃんの音楽的な指摘が実に明解で的確だったんですよ。リハーサルの初日からいきなり、「そこ、音が違わない?」って指摘されて、「これはちょっとまずいぞ」と、メンバーの背筋が伸びました(笑)。初めての現場で、なかなか言えないじゃないですか。雰囲気でなんとなく感想を言うのは簡単なんですが、普通ならば流してしまうようなところを音符で的確に指摘してくる。音楽を聴く耳が良くないとできないことだし、より良いものを作ろうという姿勢を持っているということですよね。僕らとしても、まずはプリンセス プリンセスの名曲を正確に再現して、ある程度出来上がってから、自分たちなりの個性を出したかったので、ありがたい指摘でもありました。あの発言によって、僕らの中での「ミュージシャンとしての岸谷香」のイメージが出来上がりました(笑)。岸谷スターダスト☆レビューのみなさんを見て私が感じたのは、やっぱりバンドっていいなあ、うらやましいなあということでした。自分のバンドがなくなって、ソロ活動を始めて、2011年の震災をきっかけとして期間限定でプリンセス プリンセスを再結成して。その後、またソロでの音楽活動をやり始めたという経緯があったので、バンドで音楽をやっているのがうらやましくなって、バンドに無理矢理入れてもらった感がありました(笑)。「ちょっと失礼します」という(笑)。飲み会にも参加させていただいて、あの時はとても楽しかったです。バンドの雰囲気が似ているという以外にも、曲もどこか似ているという印象も持っていました。根本僕らにはヒット曲はないですけど、似ているという感覚は確かにありますね。プリンセス プリンセスの曲の譜面を見ながら、自分たちなりにカバーしていると、演奏している人の気持ちがムチャクチャわかるんですよ。だからプリンセス プリンセスの曲を演奏するのはとても楽しい時間でした。しかも大ヒット曲だから、一緒にステージに立ってやってると、イントロを演奏した瞬間に、観客がワーッ!って盛り上がるじゃないですか。この感じはうちにはないなぁって(笑)。根本要(スターダスト☆レビュー)びっくりしたのは、要さんがずっと歌っていることでした(岸谷)――プリンセス プリンセスは解散しましたが、メンバーチェンジがないという共通点もありますよね。根本本来はバンドってメンバーの入れ替えが効くものだから、「お前はダメだ」ってことになったら、代えることができるじゃないですか。でも「お前がやるんだよ」「お前しかいないんだよ」ってことでやっていくなら、そいつのポテンシャルを高めていくしかないんですよ。そいつに託して、それぞれの個性を作っていくしかないわけです。僕らとは違う景色を見たバンドだからこその難しさはあったと思いますけど、バンドという点では僕らもプリンセス プリンセスも同じような意識で活動してきたんじゃないかと思うところはありますね。もっと上手いメンバーが入れば、演奏テクニックは上がるかもしれないけれど、このメンバーだからできる音、このメンバーだから生まれるおもしろい音を追求してきたんじゃないかなって。岸谷なんなら誰かが思うようにはできないことも、バンドの個性になっていきますよね。ソロで活動していると、上手な人を呼んでくればいいんだけど、バンドの場合はそうではないですから。「えっ、これができないの?しょうがないなぁ、だったら、もうちょっと違った形にしていきましょうか」ってことの積み重ねがバンドの個性になっていくんだと思います。根本まったくその通りですね。だから逆に、バンドの場合はメンバーの誰かにできないことがあったら、はっきり言うんですよ。できないことができるようになったら、その人間の成長になるだけでなく、みんなで上がっていけるようになりますから。香ちゃんは歌も歌う、曲も作る、ギターも弾く、ピアノも弾く、ベースも弾くとなったら、普通はワンマン的になっちゃうけれど、そうではなくて、バンドとして表現する良さをわかっている人だと思います。僕もそこは一緒ですよね。バンドとしてのおもしろさや楽しさを、いかに伝えていくかが大事なんです。そこを知っている人は意外に少ないんですが、香ちゃんはバンドを良くわかっていると思います。――岸谷さんは実際に共演してみて感じたことはありますか?岸谷私がびっくりしたのは、要さんがずっと歌っていることでした。さいたまスーパーアリーナでのライブ(『STARDUST REVUE 35th Anniversary スタ☆レビ 大宴会~大コラボレーションライブ~大抽選会付き』)に参加させていただいた時も、前日のリハからずっと歌っていたので、「要さん、明日本番なのに、大丈夫?」って聞いても、へっちゃらなんですよ(笑)。次の日の本番の日も朝早くに入って、当日リハでもずっと歌いまくっていました。私も相当リハから歌うほうなんですが、その私が驚くくらい歌うんです。「要さん、すごいですね」って聞いたら、「年を取ってきて、だんだん力まないで楽に歌えるようになるんだよ」っておっしゃっていて。「そうなのか、私もこれからそういう時期が来るのか」と、その時期が来るのを楽しみにしています。要さんって、調子が悪い時ほどたくさん歌うとか、いろいろ驚くことがたくさんあります。本番の前も円陣を組んで、「じゃあみんな!」って言った後に、「せーの!」「ホニャア~」みたいな(笑)。脱力の仕方も独特でした。気合いを抜くのは確かに大切ですが、なかなかできないことだから、目からウロコみたいなことがたくさんあります。根本音楽って点数がつくものじゃないから、自分の中でどれだけ満足できるかってことが大切なんですよ。と言いながら、本番になったら、つい真剣になって力が入ってしまうこともかなりありました。岸谷本番になると、ついめっちゃ力みますよね。根本ねっ(笑)。ボーカリストなんて、特にフロントに立って注目を浴びているところがあるから、「いい歌を聴かしてやろう!」ってつい力が入ってしまいがちになるんですよ。リハではうまくいってたのに、「あれえ?」って思った瞬間に、「おかしいな?おかしいな?」って、テンションがどんどん下がることが過去にはよくありました。で、ある時、リハでしっかり歌えてるんだったら、リハでいいじゃないかって気が付いたんですよ。小田さんの番組(『クリスマスの約束』)に何度か出させてもらった時に、小田さんに毎回のように言われていたんですよ。「要、リハは良かったなぁ」って(笑)。「あれれっ?」という感じもしなくはないんですが、そうか、リハは良かったのか、だったらリハのようにやってやろうと思い始めたのがきっかけですね。だからステージに立っても、自分に言い聞かせています、これはリハなんだと(笑)。リハも本番、本番もリハという気持ちになったら、楽になりました。実際にそのほうが楽しいですし。――力を抜くって、達人的な話ですね。根本ちょっと逆の方向の話になりますが、僕が香ちゃんをすごいなと思ったのはリハーサルで日にちをあけると、スキルを上げてくることですね。つまり練習してくるわけ。たいていの人はいつも同じです。ところが香ちゃんは、「あれ?ここのフレーズ、この間はやってなかったよな」ってことをガンガンやってくるんです。「聴き直していたら、こういうフレーズが浮かんだけど、これやっていい?」「もちろん」というやり取りが何度もありました。探究心が素晴らしいんです。本番に向けて、今なにができるかをリハで追求している。これはメチャかっこいいですね。最初のリハの時もそうだけど、必ず提案してきます。プリンセス プリンセスの曲だけでなく、僕らの曲もそうだし、香ちゃんのソロ曲もそうだし。より良いものにしようって、常に考えていますよね。岸谷勝手にハモったりしましたよね。「要さん、ここハモっていい?」って(笑)。ギターに関しても、せっかく要さんも持っているから、私はそういうことがうれしくなっちゃうので、「じゃあ、私もユニゾンで弾いていい?」って聞いたら、「いいよいいよ」ってことになり、一緒にやらせていただいたりしていました。音楽を追求することと楽しむこと、両方の要素を持っているところが素晴らしい(根本)根本僕らとしてはゲストとして来てもらうんだから、楽をしてもらいたんだけど、香ちゃんは自分でどんどんハードルを上げていくんですよ。だからと言って、変に真面目くさったり、シリアスになったりせずに、楽しみながらやってくれるので、本当にありがたいです。香ちゃんはさっき「バンドの一員」みたいなことを言ってくれましたが、僕らも香ちゃんと一緒にやる時はチームとしてやってる感覚があります。岸谷スターダスト☆レビューのみなさんと一緒にやるのは本当に楽しいですね。アカペラがいっぱいあるじゃないですか。そこがいいなあと思っているんですが、リハからガンガン、ハモっているわけですよ(笑)。最後、全員でアカペラで終わるところもかっこいいなぁと思って、私は女性だから音域が違うので、「私も歌いますね。どこを歌えばいいですか?」って聞くと、「どこでもいいですよ、お好きなところでどうぞ」って言うんですよ。それで聴かせてもらって、誰も歌っていない音で、女性ならではの音域で、と考えてハモっていたら、要さんから「OK!」と言っていただいたこともありました(笑)。根本僕らが確かめる時はいつもそこから始まるの。「どこでもいいよ」って言って、適切な音を見つけられる人とそうではない人がいるから。ボーカリスト同士だから、なんとなく当ててくる人もいるんですが、香ちゃんはしっかり聴いて、ここが足りないというところ、ここに入るといいというところに的確に入ってくるですよ。コーラスに関して、そこまで考えて入ってくれる人はなかなかいませんよね。音楽的にしっかり追求することと楽しむこと、その両方の要素を持っているところが素晴らしいと思います。――岸谷さんはバンドの良さとソロの良さをよく知っているところも独特ですよね。岸谷バンドを知らないと、わからないことってありますよね。バンドって、明らかにサポート・メンバーとは違うものなので、要さんたちとやっていると、本当に心地良くて、勝手に「お邪魔します!」って感じで楽しませていただいています。共演させていただいたステージで印象に残っているのは、参加させてもらった曲で、みんなでギターを弾きながら、手を回すシーン。「この場面は弾くことを考えると、回しにくいんですが、一番大事なのは手を回すことですか?」って聞いたら、「そうそう」って答えが返ってきたことがありました(笑)。そういうやり取りができるのもバンドならではですね。根本僕としては、ただバンドがやりたくてやっているというだけなんですが、香ちゃんがバンド感を持ったまま、参加してくれるのがありがたいですね。岸谷逆に、「やったー!」「ここはそういうことをやっていいところなんだ。それでいいんだ」って感じです。私は楽しくお邪魔させていただいています。「要さんになら、好き勝手なことを言っても平気」という気持ちになってしまって、すみません(笑)。根本いやいや、それは根っこの音楽が共通しているからこそですよね。やっぱり僕らが作っているのは音楽だから、ただ和気あいあいとしているところを見せたいわけではなくて、観に来てくれるお客さんに、香ちゃんの歌を聴かせた上で、普段、見えないようなルーズな部分が見えたらいいなあとか、音楽でいかに楽しんでもらうかいうことは考えていますよね。――『岸谷香 感謝祭』も毎回音楽のたのしさを堪能できるイベントになっています。岸谷要さんに誘っていただいたことが『感謝祭』を始めるきっかけになったところもあるんですよ。バンド時代はコラボに参加することはなかったですし、コラボの楽しさを知ったのはスターダスト☆レビューのチームに入れてもらってからです。人と一緒にやるのって、こんなにおもしろいんだなって。「また呼ばれないかな」っていつも思っています。スターダスト☆レビューのイベントに参加したことがきっかけで、「あの人はコラボにも参加するんだ」ということが広まり、他のアーティストの方にもお呼ばれするようになり、行くとこ行くとこ、カラーが違うのが楽しくて、じゃあ私もそういう場を持ちたいなと思うようになって、『感謝祭』につながりました。プリンセス プリンセスが女の子バンドだったこともあって、若い女の子バンドに紹介されることも多くなり、若い子たちとやってみたいなとか、震災があって、自分にできることをやりたいなとか、いろんな思いが出てきて、ホストとしてやる立場にもなりました。コラボレーションって、自分が書いた曲じゃない曲、歌ったことのない曲を「へえ、こうなっているんだ?」って思いながらコピーするのが楽しいんですよ。これからも『感謝祭』を継続してコラボレーションを楽しんでいけたらと思っています。――ゲストとして根本さんと和田さんをお招きすることになった経緯も教えていただけますか?岸谷私たちは今、女の子4人でUnlock the girlsというバンドをやっていますが、男性のゲストをお招きするとおもしろいんじゃないかなと思ったんですよ。この編成は初めてですし、ハーレム状態じゃないですか。根本そうか(笑)。岸谷女性ミュージシャンに囲まれて、男性ミュージシャンが演奏するって、貴重なんじゃないかなと思います。根本普通は逆だもんね。岸谷そうなんですよ。スターダスト☆レビューのところに行くと、ポツンと私が女子ひとりという状態で入っていくわけですが、その逆も楽しそうだなあって思います。プププッという感じ(笑)。多分、本番では要さんもプラスアルファのうれしさが加わるのではないでしょうか(笑)。Unlock the girlsはみんな、うまいし、かわいいし、そこでは見たことのない要さんの一面が見たいですね(笑)。具体的にはギターを持ってきていただいて、唱くんもいるので、3人で順番にソロを弾いて、「もういいよやめようよう」みたいなことになると、楽しいんじゃないかな。根本それはいいね。セッションは楽しいですから。岸谷要さんがUnlock the girlsの新譜を聴いてくださって、「Wrong Vacation」というロックンロールの曲をほめてくださったので、みんなでロックンロールをやるのもいいかなと考えています。ロックンロールってセッションにもってこいだし、気分的にもゴキゲンな感じだし、Unlock the girlsの3人は逆に90年代の音楽しか通っていないので、彼女たちと一緒にみんなでロックンロールをやるのも楽しいなあと思っています。根本今、香ちゃんの話を聞いていて、そうか、あの女の子たちがバックで演奏してくれるんだと改めて実感しました。Unlock the girlsの作品を聞いても、びっくりするくらい、みんなうまくて、「香ちゃん、攻めてるなあ」って思ったんですよ。あのメンバーを見つけてくるところもすごいですし、香ちゃんの音楽に対する情熱をあちこちから感じますよね。彼女たちと一緒にやるのは楽しみですね。僕は今までそういう中に入っていったことがないので、想像もつきませんけど(笑)。ひとりだけだったら、女子高生の中に入った変なおじさん、みたいになってしまいそうですが、唱もいてくれるので、間をつないでくれるだろうし、楽しみです。――岸谷さんから誘われて、根本さんはどう思われましたか?根本今度は僕が呼んでいただいたということで、ありがたいですね。香ちゃんが僕に何をのぞんでいるんだろうって、今から楽しみです。僕がやるのが難しいことであれば、唱がいるので、「そこは唱、よろしく」って振ることもできるので、気軽に楽しめるかなと思います(笑)。彼も音楽への情熱を持っているし、いてくれて良かったです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子※ 後編() に続く<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■スターダスト☆レビューオフィシャルサイト:
2021年12月23日映画『すずめの戸締まり』(2022年秋公開)の製作発表が15日に都内で行われ、新海誠監督、上白石萌音、森七菜が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。不思議な扉に導かれ、すずめの"戸締まりの旅"がはじまる。まだヒロインのオーディションが行われていないため、この日は『君の名は。』ヒロイン役の上白石萌音、『天気の子』ヒロイン役の森七菜も登場し、新海ファミリーとしてトークを繰り広げる。新海監督が「すずめとお二人の共通点は、西の方の女の子で」と述べると、大分出身の森は「最初聞いた時は、やっぱり私たちのことがすごく好きなんだなって思いました」とニヤリ。上白石も鹿児島出身のため、新海監督は「正直、最初に書き始めた時は、直近で七菜ちゃんとずっと一緒にいたから、方言も含めて七菜ちゃんの声が聞こえていたし、すずめが旅を続けるにしたがって、だんだん萌音ちゃんの声も混じってきて」と告白した。上白石は「さっき、七菜ちゃんと『オーディション受けない?』って言ってたんです」と爆弾発言。新海監督は「神木くんも『天気の子』のオーディションを『受けますよ』と言ってて、頼むからやめてほしいとお願いしたんですけど、お二人がオーディションにいらっしゃったら、ちょっとパニックになってしまうと思うし、オーディションが強そうじゃないですか。勝ってしまいそう」と苦笑する。上白石は「ちょっと気になってるよね、どっちを選ぶのか。どちらも選ばれないかもしれないし」、森は「私と上白石さん、どっちが選ばれるの? って。先輩ですけども、そこは無礼講でという約束もしました」とたたみかけ、上白石は「オーディションはフェアなので!」と新海監督を追い詰めていた。一方で、自身のオーディションを振り返った上白石は「七菜ちゃんも本当にまだ上京していないときで、私も高校生で、本当に大きな賭けをして選んでくださった。なんて懐が大きい方なんだろう」と感謝。新海監督は「僕たちの作品が2人からいただいたものの方がはるかに大きいので。今みたいにまだオーディションもやってないと、ずずめのことも全然わからないと思うんですけど、声を聞いたらわかる瞬間があるんです」と明かす。「『あの人なんだな』とわかったら、あとはきっとたくさんのものをくれるんだろうと思うので、賭けという感覚はなかったんですけども、まさか最新作の記者発表まで助けてもらうと予想していなかったです。お力をいただいてばかりです」と頭を下げていた。
2021年12月15日映画『すずめの戸締まり』(2022年秋公開)の製作発表が15日に都内で行われ、新海誠監督、上白石萌音、森七菜が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。不思議な扉に導かれ、すずめの"戸締まりの旅"がはじまる。まだヒロイン役のオーディションが行われていないため、新海ファミリーとして登場した上白石。「こうやって監督の横でマイクを持つと、6年前の『君の名は。』の製作発表のことを思い出します。本当に手が震えるほど緊張して、隣では新海さんの大ファンの神木(隆之介)さんが饒舌にしゃべっていて、『ここから何かすごいことが始まるのかな』と思ったのを感じています」と振り返る。上白石は「随分と時間が経って、あの時より会見の会場が大きくなり、記者の方の数も増えて、まぎれもなく今の新海監督の最新作なのだということを実感しています。私が登壇したことを知ったら、きっと神木さんは歯を食いしばって悔しがると思いますが、今日は幸運なファン代表として、そして新海ファミリーの1人として楽しく過ごさせていただきたいと思います」と挨拶をした。2人は映像のコンテである「Vコンテ」を見たそうで、「めちゃくちゃ面白かったです」と興奮。上白石は「いろいろあるけど、解決しないことってないのかな、明けない夜はないのかな、と。今も不安定な世の中で、常に不安があって、どんなに幸せな時も明日がどうなるかわからなくて。でも明るい明日を信じてみたいなと思わせてくれるような、引っ張ってくれるような前向きな終わり方で、とっても勇気をもらいました」と感想を述べる。さらに「『天気の子』を見た後に『もうすぐ晴れるよ!』をマネしちゃったんです。『君の名は。』も『入れ替わってる〜!』をマネされることが増えたんですけど、この作品を見たら、たぶん朝仕事行く前にを閉める時、絶対マネしちゃうと思います。一緒に日常を過ごしてくれるような、お守りみたいな作品になる気がします」と太鼓判を押した。
2021年12月15日アニメーション監督・新海誠の最新作の製作発表会見が15日(水)に行われ、新海監督とともに、過去作でヒロインを務めた上白石萌音、森七菜も出席した。一足先にVコンテを見たと話したふたり、上白石さんは「七菜ちゃんと“一緒に(ヒロイン役の)オーディション受けない?”って言っていたんです(笑)」と冗談めかした。新海監督は、「ふたりがいらしゃったら僕はパニックになってしまう…。オーディション強そう、勝ってしまいそう」と、あたふた。上白石さんと森さんは「どっちを選ぶのか気になるよね」と言い合っていた。新海監督による最新作のタイトルは『すずめの戸締まり』。主人公は九州の静かな街で暮らす少女・鈴芽(すずめ)。「扉を探している」という旅の青年に出会ったすずめは、彼の後を追い、山中の廃墟で古ぼけた扉を見つけ、手を伸ばすのだが…。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を締めていく少女すずめの解放と成長を描くロードムービーとなっている。『すずめの戸締まり』について、新海監督は「3つくらいのキーワードがあり、1つ目は日本列島各地を巡るロードムービー、2つ目は扉を閉じていく物語を作りたい、3つ目は映画館に足を運ぶ理由となる作品を作りたい、です」と紹介した。1つ目に関しては、観客から「自分の町を舞台に」と言われることが多かったことが気になっていたようで「今回はロードムービーなので、ちょっと欲張りをして各地の様々な風景や人々、出会いを描けるのでは…と」と経緯を語った。2つ目については、「何かを始めることより終わらせることのほうが難しいと思います。今作るべきは、観たいのは、可能性を開くよりも散らかった可能性をもう一度見つめて、あるべき手段で閉じていく。そのことについて本当の新しい場所を見つける、そんな物語」と説明。3つ目については、自身も近年、配信を楽しんでいることを前提としながら「映画館は人間の持っている特別な能力を発揮させてくれる場所と思います。例えば、感情移入すること、没入する能力だと思います。“『すずめ』があるから映画館に行きたい”と思える映画作りを目指しています」と熱を込めた。ヒロイン役についてはまだ未定、オーディションもこれからだという。新海監督は「もっとすずめのことを教えてくれる人とオーディションで出会えれば、最終的に腹に落ちてくる気がします。でもまだつかみ切れていない」と本音で語った。上白石さんは『君の名は。』(2016 年)で、森さんは『天気の子』でヒロインにそれぞれ抜擢された。その後の活躍は我々の知るところだが、当時のことを振り返って、上白石さんは「私たちに、本当に大きな賭けをして選んでくださった」と思い起こす。しかし、新海監督は「ある種の確信がありました。今みたいな段階だと、すずめは全然わからないと思うけど声を聞いたらわかる瞬間がある。わかったらきっとたくさんのものをくれるだろうから、賭けという気持ちはなかったです」と、ふたりに微笑みかけていた。『すずめの戸締まり』は2022年秋、全国東宝系公開。(cinamacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年秋、全国東宝系にて公開予定Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2021年12月15日連続ドラマから引き続き、綾瀬はるか、佐藤健、上白石萌歌らが出演する、新春を飾るドラマ「義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル」のキービジュアルが完成した。今回のスペシャルドラマは、綾瀬さん演じる義母・亜希子が再建した企業が、ハゲタカに乗っ取られるが、その男は亡くした夫そっくりの人物だった――そんな衝撃の直後からスタートする。ハゲタカへのリベンジと、夫そっくりの男への複雑な感情で揺れ動く亜希子。そんな義母を娘のみゆき(上白石さん)は成長した大人の眼差しで見守っていく。そんな今回のキービジュアルは、お正月らしさが盛り込まれた。夫・良一(竹野内豊)の遺影を抱える亜希子をはじめ、麦田章(佐藤さん)、晴れ着姿のみゆきと大樹(井之脇海)というレギュラーメンバーが顔を揃えているが、その中には良一そっくりのハゲタカ・岩城も姿を見せている。さらに今回も「亜希子さんから年賀状が届く」お年玉企画がTwitterにて実施中だ。「義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル」は2022年1月2日(日)21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月15日NEXTWEEKENDを主宰する株式会社ガルテン(本社:渋谷区神宮前、代表取締役:村上 萌)は、昨年度より開始したプロジェクト「THE FAMILY NOTE」の2022年度版の予約を開始いたします。THE FAMILY NOTEの予約開始THE FAMILY NOTE■THE FAMILY NOTEとは?NEXTWEEKENDが昨年度から開始した新プロジェクトである“THE FAMILY NOTE”。日記とは違う、家族の日常や大切な瞬間など「今、感じていること」を、SNSではなく、最小単位の自分の“家族”に向けてシェアするための、家族で作り上げる1冊の感情のアルバムです。昨年度から初めて開始したプロジェクトにも関わらず、多くの方にご支援いただき、クラウドファンディングサイト CAMPFIREでは、目標額500万円を開始1日で達成いたしました*。毎月のWISHLISTなど10のテーマを通じ、1年かけて書き溜めていくことで“家族のチーム化”の助けになることを期待しています。■THE FAMILY NOTEの誕生背景昨今、SNSの利用が主流になったり、コロナ禍でなかなか親に会えなかったり、家族とコミュニケーションを取る時間は、気づかぬうちに減っているのではと感じます。THE FAMILY NOTEは、「今感じていること」をこまめに言葉にし、家族とシェアすることで、家族を精神的に近い存在として感じ、お互いの気づかなかった一面を知るきっかけとなることを期待し、誕生しました。家族の会話を増やしたり、少し先の未来に希望や期待を持ったりする機会に繋がることを願っています。■THE FAMILY NOTEの概要□仕様ページの順番を変えたり、増減させたりとカスタマイズ自在なリングブック(A4サイズ)です。ブルー・グレーまたはビギニング・ピンクの布貼りに、ロゴが箔押しされたシンプルなデザインで、中面には、約200ページに渡り、以下の10テーマを詰め込み、毎週の習慣にするとちょうど1年間で書き終わるようになっています。10のテーマ□昨年度からの変化についてまた、2022年度版から新たにライフステージプランを新設いたしました。ふうふで使うノートプランと、親と使う別冊プランの2種類をご用意しております。*ふうふで使うノートプランについて結婚式の可能性を追求し、1,500組以上の多様な結婚式を手がけてきた、CRAZY WEDDINGさんとのコラボレーションプランです。パートナーの新たな一面を知る機会や、ふうふの関係がさらに深まるきっかけをお届けします。*親と使う別冊プラン何かがあったときの淡白な情報ではなく、なんでもない時だから綴れること、世代を越えて受け継ぎたいことをシェアする機会をお届けします。初年度のTHE FAMILY NOTEを70代の方が「初孫が生まれたので、ポジティブなエンディングノートとしても人生をかけて1冊綴りたい。」とコメントをくださったことから、今回の企画が生まれました。□購入について*予約について2021年12月16日(木)より、以下の特設サイトよりご予約可能です。THE FAMILY NOTEは、本当に必要な方にのみお届けできるよう、1年に1回の受注生産としております。再販の予定は現時点で考えておりませんので、購入期日にはご注意ください。*価格についてベーシックプラン 12,001円(税込/送料込)[含まれるもの]・THE FAMILY NOTE ベーシックノート・コミュニティ「FAMILY NOTE CLUB」一年間の参加権1年間、THE FAMILY NOTEを継続してご利用いただけるよう、NEXTWEEKENDのメンバーがサポートさせていただきます。また、使い方を知れるライブ配信や、ノートに向き合う時間を楽しくするワークショップの参加券を年4回分ご提供いたします。THE FAMILY NOTEの詳細はこちら 年4回のワークショップ■THE FAMILY NOTEを愛用している方の声様々な境遇の方に、使っていただいています。みんなの使い方それぞれの詳細は以下をご覧ください ■今後の予定*展示イベント2021年12月16日(木)に1日限りの展示イベントを開催いたします。・日時 : 2021年12月16日(木)10時~20時(事前予約制)・場所 : IWAI OMOTESANDO〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-6-15・入場料 : 1,100円(税込)~・チケット購入: 以下の【THE FAMILY NOTE EXHIBITION】からご選択ください。 ・イベント詳細: *お届けの流れスケジュール【会社概要】社名 : 株式会社ガルテン/Garten Co.,Ltd.所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-11 ローザビアンカ105号室設立 : 2011年9月代表者 : 代表取締役 村上 萌事業内容: コミュニティメディア「NEXTWEEKEND」の企画・運営 他URL : * 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月10日カウンタースタイルの劇場型レストランが一躍注目を浴び、ジャンルを超えてもてはやされている昨今、また一つ、ラグジュアリーなカウンターチャイニーズが誕生した。この10月4日にオープンしたばかりの【西麻布 香宮】がそれ。あの【シノワ】の篠原裕幸シェフを輩出しした名店といえば、あゝと思い当たるフーディも多いことだろう。以前の星旗通りから、外苑西通りの笄公園そばに移転。それを機に、店内もオープンキッチンのカウンタースタイルとなり、メニューもコースのみと一新。ベテランシェフを新たに招き、全く違う店に生まれ変わった。アフリカンチークの一枚板も見事なカウンターは、席と席の間隔もゆったりとした贅沢な設え。厨房との間に空間があり、ここで有島料理長が出来立ての料理をすぐさまサーブする。扉を開け、エントランスを抜けると、まず目に入るのは、堂々たるオープンキッチンのカウンター席。長さ7mに及ぶ一枚板の、アフリカンチークでできたカウンターが存在感を放つ店内は、いわば空間全体がシェフズテーブル。8席全てから、活気みなぎる厨房を目の当たりにすることができ、臨場感もたっぷりだ。軽快に鍋を振る音、ゴォーと燃え上がる炎と共に立ち込める芳ばしい香り等々、シズル感あふれるシチュエーションもご馳走の一つだろう。そして、厨房を任されたのは経験豊富な有島一郎料理長。京王プラザホテル【南園】を皮切りに、ホテル畑で修業を積み、ザ・ペニンシュラホテル東京【ヘイフンテラス】の副料理長を経て、マンダリン オリエンタル東京【センス】では料理長に就任。ミシュラン一つ星を獲得した実力派だ。「【香宮】は、私の料理人人生40年の集大成ともいうべき店でもあり、(自分が)今まで経験したことのないオープンキッチンスタイルにしてみたんですが、これが楽しい。お客様の反応がダイレクトに伝わってきますから。現在は、お客様の目の前で鍋を振り、出きたての料理を私自身が直接お渡ししています。」と笑顔を見せるのは、有島シェフ。有島浩昭料理長。59歳。ザ・ペニンシュラホテル東京やマンダリン オリエンタル東京など、名だたるホテルのチャイニーズで活躍してきた手練れ。パリで腕を振るった経験もある。そのベテランシェフの脇を、しっかり固める若手スタッフの面々も頼もしい。フレンチで言えばスーシェフに当たる二番鍋は【楽記】出身の榎本和裕さん。一方、前菜と焼き物担当はペニンシュラ時代から有島シェフに師事してきた石井聡さんの両名。加えて、デザートは、銀座の老舗パティスリー【ピエスモンテ】出身のパティシェ露木 昭さんが意匠を凝らすという充実ぷりだ。スタッフの見事なチームワークから生まれる料理は、1コース10皿で構成。“一帆風順”(物事が順調にいく)、“ニ龍騰飛”(龍のように飛躍する)など、中国のお正月に良く用いられる賀詞を引用したメニューのネーミングもユニーク。縁起を担ぎたいお祝いの席や絶対に成功させたい接待の席にはピッタリだろう。『黒鮑・葱 山椒ソース・キャビア』千葉房総産の黒鮑を蒸してぶつ切り。口にした時のむっちりとしたおいしさは、厚みのあるカットなればこそ。たっぷりトッピングしたキャビアも気分を盛り上げる。さて、コースに並ぶは、揚げパイなどの点心から焼味、清蒸魚といった伝統的な広東料理の数々。だが、軸足は広東をべースにしながらも、トリュフやキャビアを所々にあしらい、和洋のエッセンスをプラス。黒鮑や松茸など旬の素材を巧みに取りいれ、季節感を大切にしている。それゆえ、料理内容は、時々で少しづつ変わるそうだが、年間を通して登場するのは『稀少青ザメ・プレミアム琥珀ソース』と名付けられた一皿。肉厚な青鮫のフカヒレを、【香宮】特製の上湯で仕上げた、有島シェフの自信作だ。曰く「日本では、姿煮でよく見かける吉切鮫のフカヒレがおなじみですが、香港では青鮫の方が高級品。中でも、うちでは数少ない400g前後のものを使っています。」とのこと。だが、フカヒレだけでは片落ちだろう。それに伴うスープー広東でいう極上スープの上湯の出来不出来が、味を大きく左右するからだ。【香宮】では、豚赤身肉に老鶏に加え、金華ハムを通常よりもたっぷりめに用い、8時間じっくり蒸すことで濃厚かつクリアな旨味を抽出している。ご覧の青ザメのフカヒレで約400g。これをニ湯と紹興酒を合わせたスープに入れて一度蒸し、下味をつける。この一手間が、肉厚のフカヒレの芯にまで味が染み渡るのだ。『稀少青ザメ・プレミアム琥珀ソース』は、コースの半ばに登場。琥珀色の上湯は、調味料は隠し味に加えるごく少量のグラニューのみ。金華ハムの塩分と肉の旨味のみから生まれる深みが素晴らしい。一本一本の繊維が太く、黄金色に輝くフカヒレはまさに“金糸”と呼ぶにふさわしい存在感。琥珀色のソースを纏ったそれを口にすれば、ザクリと歯が入る食感も美味。と同時に、その繊維の隙間からじわりと滲み出る旨味のエキスが秀逸。味わうほどに、淡麗でいながら深みある上湯の滋味がじわじわと味蕾を潤していく。思わず無口になり、溜息をつく瞬間だ。『廣東名物・仔鳩のクリスピー丸揚げ』は、焼き物専門の石井シェフの担当。レア気味に仕上げた鳩は、鉄分の旨味豊か。コースは、28000円(税込み・サ別)。一方、廣東名物の仔鳩のクリスピー揚げも【香宮】流にアレンジ。通常は滷水で火を完全に入れるところを、ここでは、煮込まずに沸騰した滷水に入れて火を止め、そのまま余熱で火を通している。フレンチのようにややレア気味に仕上げた仔鳩は、肉本来の風味を感じさせる。他にも、秋トリュフと共にクレープで巻いた北京ダックや和牛サーロインの塩竈焼きetc.次々と繰り出される機知に飛んだ料理の流れも見事。パティシェ特製のデザートまで舌と目を飽きさせない。食後、デザートの後に出される小菓子。手前から『シナモンの香りのフランボワーズのマカロン』、『紫芋のタピオカ蒸し団子』『紹興酒レーズンのバタークリームサンド』。アルコールの方も、もちろん潤沢に揃う。おすすめは、料理に合わせ、シャンパーニュから始まるペアリングを用意。途中、日本酒や紹興酒、古酒を挟みつつ、シチリアのデザートワインまで10種類程度がお目見え。華やかな気分を盛り上げてくれそうだ。坪庭のような植栽を臨む落ち着いたラウンジ。一部目のゲストは、食後のデザートと小菓子はこちらで楽しむ演出も心憎い配慮。「ゆっくりして頂いて、小腹が減ったら炒飯でもなんでもリクエストにお応えしますよ。」とは有島料理長。
2021年12月02日岸谷香が、来年2月に開催する『岸谷香 感謝祭 2022』のゲストに根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)を迎えることをライブでサプライズ発表した。昨日11月27日に日本橋三井ホールにてワンマンライヴ『やりたくなったらやっちゃいな! Vol.3』を開催した岸谷は、自身のバンド・Unlock the girlsと共にプリンセスプリンセス時代からソロになって現在に至るまでの新旧織り交ぜた全17曲を披露し満員の観客を魅了。そのステージ上でゲストの発表すると、客席から驚きと喜びのこもった大きな拍手が送られた。『やりたくなったらやっちゃいな! Vol.3』よりこの「感謝祭」は2019年から始めた年一回恒例のコラボイベントで、岸谷自身が毎年元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、お客様に喜んで頂ける様に毎回ゲストを迎えセッションを披露する。チケットは、一般発売に先駆け本日11月28日より最速先行エントリーの受付がスタートしている。<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭 2022』2022年2月13日(日) KT Zepp YokohamaOPEN 16:45 / START 17:30ゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー)/ 和田唱(TRICERATOPS)根本要(スターダスト☆レビュー)和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:9,000円(ドリンク代別・税込)■チケットぴあ独占先行エントリー受付期間:11月28日(日) 12:00~12月12日(日) 23:59受付URL:■一般発売2021年12月18日(土) 10:00~ 各プレイガイドにて<公演情報>『やりたくなったらやっちゃいな! Vol.3』2021年11月27日 日本橋三井ホール【セットリスト】01. DREAM02. Diamonds(ダイアモンド)03. Wrong Vacation04. また恋ができる05. LOVE FLIGHT06. バタフライ07. PARAISO!08. M09. signs10. ウエディングベルブルース11. HIGHWAY STAR12. デロリアンドライブ13. Unlocked14. シャウト!15. STAY BLUEEN1. Dump it!EN2. ハッピーマン岸谷香 OFFICIAL SITE
2021年11月28日川口春奈と大泉洋が司会を務める今年の「紅白歌合戦」の出場歌手が発表された。今回出場するアーティストは、紅白合わせて43組。現在放送中の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」でヒロインを務める上白石萌音が初登場を果たすほか、その相手役を演じ話題の松村北斗が所属する「SixTONES」が2回目の出場、そしてドラマの主題歌を歌うAIも参加。さらに上白石さんのほかにも、「Awesome City Club」、「BiSH」、「millennium parade×Belle(中村佳穂)」、「KAT-TUN」、「Snow Man」、「DISH//」、平井大、布袋寅泰、まふまふといった10組の初出場が決定した。また、今年のテーマは「Colorful~カラフル~」。特別企画として、2004年以来、2回目の登場となる松平健も参加。「マツケンサンバII」で、大みそかの日本を明るく、楽しく、盛り上げる。<第72回NHK紅白歌合戦出場歌手>※五十音順(カッコ内は出場回数)【紅組】AI(4)あいみょん(3)石川さゆり(44)Awesome City Club(初)上白石萌音(初)坂本冬美(33)櫻坂46(2)天童よしみ(26)東京事変(2)NiziU(2)乃木坂46(7)Perfume(14)BiSH(初)日向坂46(3)松田聖子(25)MISIA(6)水森かおり(19)milet(2)millennium parade × Belle (中村佳穂)(初)薬師丸ひろ子(2)YOASOBI(2)LiSA(3)【白組】KAT-TUN(初)関ジャニ∞(10)King & Prince(4)郷ひろみ(34)GENERATIONS(3)純烈(4)鈴木雅之(4)SixTONES(2)Snow Man(初)DISH//(初)BUMP OF CHICKEN(2)氷川きよし(22)平井大(初)福山雅治(14)星野源(7)布袋寅泰(初)まふまふ(初)三山ひろし(7)宮本浩次(2)山内惠介(7)ゆず(12)「第72回NHK紅白歌合戦」は12月31日(金)19時30分~放送。(cinemacafe.net)
2021年11月19日映画『KAPPEIカッペイ』が2022年3月18日(金)に公開することが決定した。同時に特報映像も解禁となっている。累計発行部数600万部を突破し、2008年には松山ケンイチ主演で映画化。興行収入23.4億円という大ヒットを記録した『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳が手掛けた伝説のギャグ漫画『KAPPEIカッペイ』が実写となる。「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、来たるべき終末の世に備えて幼い頃から人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいた。だが、粘っても粘っても世界は一向に滅亡せず…活躍の場を与えられなかった彼らがたどり着いたのは、その能力を全く必要としない現代の東京だった…。そんな、最強だが需要もなく社会常識もない戦士たちが、平和な大都会で初めて知るピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心、遅すぎた青春…。本作では『スマホを落としただけなのに』シリーズ、『64-ロクヨン-前編 / 後編』(2016年)など数多くの大ヒット作をプロデュースし、今作では初めて監督を務める平野隆と、『翔んで埼玉』(2019年)などギャグ漫画の実写化では右に出る者はいない脚本家・徳永友一がタッグを組んで、最強なのにやることがなくなってしまった救世主たちの奇想天外な青春物語を描く。終末の戦士のひとりである本作の主人公・勝平を演じるのは『THE LAST MESSAGE 海猿』(2010年)で興行収入80.4億円、『BRAVE HEARTS 海猿』(2012年)で興行収入73.3億を記録し、それぞれその年の実写邦画作品NO.1を獲得するなど驚異の人気を誇る『海猿』シリーズで座長を務めた伊藤英明。公開中の映画『燃えよ剣』でもその存在感を遺憾なく発揮し、来年には渡辺謙らとともにマイケル・マンが監督を務める海外ドラマ「TOKYO VICE」への出演も控えるなど、日本国内のみならず着実に俳優としての評価を高めてきた伊藤が、満を持して『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年・藤原竜也とのW主演)以来5年ぶりとなる映画主演作に挑んだ。壮年期を経て、重みのある役も演じることが増えてきた伊藤が、その演技力をもって最強の戦士でありながら平和な東京で初めて知る様々な感情に翻弄されるピュアな男・勝平という前代未聞のニューヒーローに全力で演じる。また、東京にやってきた勝平が運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハルを演じるのは、映画『羊と鋼の森』(2018年)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、2021年には映画・連続ドラマともに初主演を務め来年には初めての連続テレビ小説への出演も控える、若手ながら高い演技力を誇る女優・上白石萌歌。勝平に振り回され続ける気弱な大学生・啓太を、先日「なにわ男子」としてデビューを果たしアイドルとして活動する一方で、映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(2017年)やドラマ「コタローは1人暮らし」(2021年)など俳優としても活躍の場を広げる西畑大吾(なにわ男子)が抜擢されている。さらに勝平とともに厳しい修行の日々を過ごした終末の戦士・守、正義、英雄、そしてその師範を、笑いと悲哀たっぷりに演じるのは大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太ら実力派俳優たち。成熟した大人の色気で世間を魅了してきた彼らが演じる、各々大河ドラマや映画、舞台などで積み重ねた華々しいキャリアのすべてを賭けて、最強の力を持て余した哀しき戦士、そして師範という規格外の役に期待だ。特報映像では、突如師範から「解散」を告げられた終末の戦士・勝平が、スマホに向かって「山瀬に彼氏はいるのか?」と絶叫したかと思えば、温泉に潜水したり、はたまた最強の戦士同士の本格的なバトルシーンも。そしてナレーションは『名探偵コナン』工藤新一 / 怪盗キッド、『犬夜叉』犬夜叉、『らんま1/2』早乙女乱馬、『ワンピース』ウソップ役などで知られる声優・山口勝平が担当。「カッペイにはカッペイを!」という勢いのオーダーを快諾し、今回のナレーションに挑んだ声優界最強の声にも注目してほしい。各出演者からのコメントは以下。<伊藤英明(終末の戦士・勝平役)>オファーを頂いた時は45にもなったおっさんがまた筋肉披露の仕事か、と正直ガッカリしていました(笑)。しかし打ち合わせや衣装合わせを重ねる内に、そんなガッカリや不安は吹き飛んで…行きませんでした(笑)。ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です。けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンタテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています。監督はじめ、スタッフ、演者全員が制限の厳しい中、出来る限りの中での一番を模索し作り上げた作品です。どうかみなさんに笑って笑って、ちょっと泣いて、そしてやっぱり腹の底から笑って頂きたいと思います。<上白石萌歌(山瀬ハル役)>山瀬ハル役を務めます、上白石萌歌です。作品の相関図をいただいた時のひっくり返るくらいの可笑しさと、現場に足を踏み入れた時の想像を超えるカオスさ。お芝居中に笑いを堪えることほど苦痛なことはないと感じました。最高にくだらなく、最高に真面目で、最高にハートフルな作品です。きっと日本中が勝平さんの虜になるはず!ぜひ盛大に笑ってください!お楽しみに!<西畑大吾(入間啓太役)>映画『KAPPEI』で入間啓太役を演じさせて頂きます、なにわ男子の西畑大吾です。このお話を頂いて、企画書を見た時に「すごい世界観だ!」と心が高鳴り、どんな作品になるのかとてもドキドキしました。撮影が始まると毎日が刺激的でした。超個性的な終末の戦士の皆さんのユーモア溢れるお芝居にどうツッコミを入れよう、どう立ち回ろうと考える日々はとても楽しかったです。原作の面白いところを存分に味わえる最高に笑える作品です。この映画を見て頂いて、いっぱい笑っていっぱい免疫力をあげてください!<大貫勇輔 (終末の戦士・守役)>まさか、裸サスペンダー×金髪ロン毛になる時がくるとは…(笑)。最初はどう演じたら良いのかと悩んだのですが、台本を読み始めたら、自然と役が自分の中に入ってきたのを覚えています。自分の中に“守”はいたのだと気づきました(笑)。とにかく尊敬する先輩方に囲まれて、刺激的な撮影の毎日でした!特に終末の戦士が揃った時の圧?空気感?絵力?は空間が歪むくらいの雰囲気が現場に漂っていました(笑)。ぜひ劇場でお腹を抱えて笑ってもらえたら嬉しいです!<山本耕史(終末の戦士・正義役)>KAPPEIに扮する伊藤英明さんに「山本くん、よくこんな役受けたね?」と言われた撮影初日…。全く同じ質問を突き返したかった…。お互い撮影でなければ心が壊れてしまうくらい恥ずかしい出で立ちだったのだ。世の中はまだ出口の見えない状況、一時でも皆さんを楽しませられれば、そんな思いを背負い、いい大人達はあり得ない姿で、あり得ない精神力で撮影に望んだ。劇場で心置きなく笑うがいい…それがまだ叶わぬのなら帰宅後笑い転げればいいのさ。そう…あの姿を…<小澤征悦(終末の戦士・英雄役)>「個性的な人」とは、人それぞれだ。自ら言う人もいるし、他人から言われることもある。しかしながら今回の映画「KAPPEI」は、誰が見ても、全てにおいて、原作や脚本や役柄や衣装において、個性的だ。いや、もっと正確に言おう。かなり個性的だ。少なくとも自分は、今までの役者人生で、こんなに個性的な役柄を演じた事はない。でも演じている役者は、伊藤英明はじめ、全員マジメに演じている。本当に大マジメに、バカをやっている。こんな映画、見たことがない。是非映画館で観て、日々の嫌なことやストレスを忘れ、何も考えず、笑ってほしい。筋肉質な男たちがバカやってると、なんか笑えますよ(笑)。<古田新太(師範役)>おいらはセットだけの参加だったのですが楽しかったです。子供たちとおっさんしかいない現場で、女の子がひとりもいない。おまけにハゲヅラとヒゲがかゆくてかゆくて。(芝居では)ずっと怒ってるし。伊藤とか、山本とか、大貫とかも途中で帰っちゃって飲みにも行けないし。『KAPPEIカッペイ』2022年3月18日(金)公開
2021年11月17日俳優の伊藤英明が、映画『KAPPEIカッペイ』(2022年3月18日公開)の主演を務めることが17日、明らかになった。同作は『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳が手掛けた同名ギャグ漫画の実写化作。「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちがいたが、世界は一向に滅亡しなかった。社会常識のない戦士たちは、平和な大都会で初めてピュアな恋心、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心、遅すぎた青春を知っていく。『スマホを落としただけなのに』シリーズ、『64-ロクヨン-前編/後編』(16年)など数多くの大ヒット作をプロデュースし、今作では初めて監督を務める平野隆と、『翔んで埼玉』(19年)などギャグ漫画の実写化に定評のある脚本家・徳永友一がタッグを組んで、最強なのにやることがなくなってしまった救世主たちの奇想天外な青春物語をド派手に描く。撮影は2021年5月~6月に行われた。終末の戦士の一人である本作の主人公・勝平役の伊藤は、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17年・藤原竜也とのW主演)以来5年ぶりとなる映画主演作にまさかの本作を選んだ。最強の戦士でありながら平和な東京で初めて知る様々な感情に翻弄されるピュアな男・勝平というニューヒーローに全力で挑む。また、東京にやってきた勝平が運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハルを上白石萌歌、勝平に振り回され続ける気弱な大学生・啓太を西畑大吾(なにわ男子)が演じる。さらに勝平とともに厳しい修行の日々を過ごした終末の戦士・守に大貫勇輔、正義に山本耕史、英雄に小澤征悦、そしてその師範に古田新太と、実力派俳優たちが揃う。この度特報映像も公開。突如師範から「解散」を告げられた終末の戦士・勝平が、スマホに向かって「山瀬に彼氏はいるのか!?」と絶叫したかと思えば、温泉に潜水、最強の戦士同士の本格的なバトルシーンも盛り込まれる。特報ナレーションは声優の山口勝平が担当し、「カッペイにはカッペイを!」という勢いのオーダーを快諾し、今回のナレーションに挑んだ。○伊藤英明 コメントオファーを頂いた時は45にもなったおっさんがまた筋肉披露の仕事か、と正直ガッカリしていました。笑しかし打ち合わせや衣装合わせを重ねる内に、そんなガッカリや不安は吹き飛んで…行きませんでした。笑ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です。けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンターテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています。監督はじめ、スタッフ、演者全員が制限の厳しい中、出来る限りの中での一番を模索し作り上げた作品です。どうかみなさんに笑って笑って、ちょっと泣いて、そしてやっぱり腹の底から笑って頂きたいと思います。○上白石萌歌 コメント山瀬ハル役を務めます、上白石萌歌です。作品の相関図をいただいた時のひっくり返るくらいの可笑しさと、現場に足を踏み入れた時の想像を超えるカオスさ。お芝居中に笑いを堪えることほど苦痛なことはないと感じました。最高にくだらなく、最高に真面目で、最高にハートフルな作品です。きっと日本中が勝平さんの虜になるはず!ぜひ盛大に笑ってください!お楽しみに!○西畑大吾 コメント映画「KAPPEI」で入間啓太役を演じさせて頂きます、なにわ男子の西畑大吾です。このお話を頂いて、企画書を見た時に「すごい世界観だ!」と心が高鳴り、どんな作品になるのかとてもドキドキしました。撮影が始まると毎日が刺激的でした。超個性的な終末の戦士の皆さんのユーモア溢れるお芝居にどうツッコミを入れよう、どう立ち回ろうと考える日々はとても楽しかったです。原作の面白いところを存分に味わえる最高に笑える作品です。この映画を見て頂いて、いっぱい笑っていっぱい免疫力をあげてください!○大貫勇輔 コメントまさか、裸サスペンダー×金髪ロン毛になる時がくるとは…(笑)最初はどう演じたら良いのかと悩んだのですが、台本を読み始めたら、自然と役が自分の中に入ってきたのを覚えています。自分の中に"守"はいたのだと気づきました(笑)。とにかく尊敬する先輩方に囲まれて、刺激的な撮影の毎日でした!特に終末の戦士が揃った時の圧?空気感?絵力?は空間が歪むくらいの雰囲気が現場に漂っていました(笑)。ぜひ劇場でお腹を抱えて笑ってもらえたら嬉しいです!○山本耕史 コメントKAPPEIに扮する伊藤英明さんに「山本くん、よくこんな役受けたね!?」と言われた撮影初日…。全く同じ質問を突き返したかった…。お互い撮影でなければ心が壊れてしまうくらい恥ずかしい出で立ちだったのだ。世の中はまだ出口の見えない状況、一時でも皆さんを楽しませられれば、そんな思いを背負い、いい大人達はあり得ない姿で、あり得ない精神力で撮影に望んだ。劇場で心置きなく笑うがいい…それがまだ叶わぬのなら帰宅後笑い転げればいいのさ。そう…あの姿を…○小澤征悦 コメント「個性的な人」とは、人それぞれだ。自ら言う人もいるし、他人から言われることもある。しかしながら今回の映画「KAPPEI」は、誰が見ても、全てにおいて、原作や脚本や役柄や衣装において、個性的だ。いや、もっと正確に言おう。かなり個性的だ。少なくとも自分は、今までの役者人生で、こんなに個性的な役柄を演じた事はない。でも演じている役者は、伊藤英明はじめ、全員マジメに演じている。本当に大マジメに、バカをやっている。こんな映画、見たことがない。是非映画館で観て、日々の嫌なことやストレスを忘れ、何も考えず、笑ってほしい。筋肉質な男たちがバカやってると、なんか笑えますよ笑○古田新太 コメントおいらはセットだけの参加だったのですが楽しかったです。子供たちとおっさんしかいない現場で、女の子が一人もいない。おまけにハゲヅラとヒゲがかゆくてかゆくて。(芝居では)ずっと怒ってるし。伊藤とか、山本とか、大貫とかも途中で帰っちゃって飲みにも行けないし。見所は小澤です。(C)2022 映画『KAPPEI』製作委員会(C)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス)
2021年11月17日伊藤英明を主演に迎え、上白石萌歌、西畑大吾(「なにわ男子」)、大貫勇輔、古田新太、山本耕史、小澤征悦が出演する映画『KAPPEI カッペイ』の公開が決定。声優・山口勝平がナレーションする特報映像も到着した。1999年7の月。ノストラダムスが予言したこのとき、世界は荒廃し、秩序は乱れ、暴力が支配する恐怖の世界が訪れる。そんな来るべき世紀末に備え、人類を救うべく己を鍛え上げる強き漢たちがいた。しかし、時は2022年。世界滅亡の時は一向に訪れない中、厳しい修行に耐え、強力無比な殺人拳・無戒殺風拳(むかいさっぷうけん)を会得した弟子たちを集め、師範は気まずそうに言い放った。「解散っ」――。本作は、2011年~2014年までヤングアニマルで連載された若杉公徳による伝説のギャグ漫画「KAPPEI」の実写化。『スマホを落としただけなのに』シリーズ、『64-ロクヨン-前編/後編』をプロデュースし、初めて監督を務める平野隆と、『翔んで埼玉』の脚本家・徳永友一がタッグを組み、最強なのにやることがなくなってしまった救世主たちの奇想天外な青春物語をド派手に描く。今回『22年目の告白 -私が殺人犯です-』以来、5年ぶりとなる映画主演作となった伊藤さんが演じるのは、終末の戦士の一人である本作の主人公・勝平。最強の戦士でありながら平和な東京で初めて知る様々な感情に翻弄されるピュアな男という、前代未聞のニューヒーローに全力で挑んだ。また、東京にやってきた勝平が運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハルを上白石さん。勝平に振り回され続ける気弱な大学生・啓太を、先日「なにわ男子」としてデビューを果たした西畑さん。勝平と共に厳しい修行の日々を過ごした終末の戦士の守、正義、英雄、そしてその師範を、大貫さん、山本さん、小澤さん、古田さんが演じている。そして合わせて、「カッペイにはカッペイを!」という勢いのオーダーを快諾し、「名探偵コナン」工藤新一/怪盗キッドや「ワンピース」ウソップの声などで知られる山口さんがナレーションする、衝撃の特報映像も公開。突如師範から「解散」を告げられた勝平が、スマホに向かって絶叫したかと思えば、温泉に潜水し、また、最強の戦士同士の本格的なバトルシーンも盛り込まれるなど、情報が大渋滞の映像となっている。『KAPPEI カッペイ』特報映像なお本作は、5月~6月の期間で撮影が終了しているという。▼キャストコメント伊藤英明オファーを頂いた時は45にもなったおっさんがまた筋肉披露の仕事か、と正直ガッカリしていました。笑しかし打ち合わせや衣装合わせを重ねる内に、そんなガッカリや不安は吹き飛んで…行きませんでした。笑ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です。けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンターテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています。監督はじめ、スタッフ、演者全員が制限の厳しい中、出来る限りの中での一番を模索し作り上げた作品です。どうかみなさんに笑って笑って、ちょっと泣いて、そしてやっぱり腹の底から笑って頂きたいと思います。上白石萌歌山瀬ハル役を務めます、上白石萌歌です。作品の相関図をいただいた時のひっくり返るくらいの可笑しさと、現場に足を踏み入れた時の想像を超えるカオスさ。お芝居中に笑いを堪えることほど苦痛なことはないと感じました。最高にくだらなく、最高に真面目で、最高にハートフルな作品です。きっと日本中が勝平さんの虜になるはず!ぜひ盛大に笑ってください!お楽しみに!西畑大吾映画「KAPPEI」で入間啓太役を演じさせて頂きます、なにわ男子の西畑大吾です。このお話を頂いて、企画書を見た時に「すごい世界観だ!」と心が高鳴り、どんな作品になるのかとてもドキドキしました。撮影が始まると毎日が刺激的でした。超個性的な終末の戦士の皆さんのユーモア溢れるお芝居にどうツッコミを入れよう、どう立ち回ろうと考える日々はとても楽しかったです。原作の面白いところを存分に味わえる最高に笑える作品です。この映画を見て頂いて、いっぱい笑っていっぱい免疫力をあげてください!大貫勇輔まさか、裸サスペンダー×金髪ロン毛になる時がくるとは…(笑)最初はどう演じたら良いのかと悩んだのですが、台本を読み始めたら、自然と役が自分の中に入ってきたのを覚えています。自分の中に"守"はいたのだと気づきました(笑)。とにかく尊敬する先輩方に囲まれて、刺激的な撮影の毎日でした!特に終末の戦士が揃った時の圧?空気感?絵力?は空間が歪むくらいの雰囲気が現場に漂っていました(笑)。ぜひ劇場でお腹を抱えて笑ってもらえたら嬉しいです!古田新太おいらはセットだけの参加だったのですが楽しかったです。子供たちとおっさんしかいない現場で、女の子が一人もいない。おまけにハゲヅラとヒゲがかゆくてかゆくて。(芝居では)ずっと怒ってるし。伊藤とか、山本とか、大貫とかも途中で帰っちゃって飲みにも行けないし。見所は小澤です。山本耕史KAPPEIに扮する伊藤英明さんに「山本くん、よくこんな役受けたね!?」と言われた撮影初日…。全く同じ質問を突き返したかった…。お互い撮影でなければ心が壊れてしまうくらい恥ずかしい出で立ちだったのだ。世の中はまだ出口の見えない状況、一時でも皆さんを楽しませられれば、そんな思いを背負い、いい大人達はあり得ない姿で、あり得ない精神力で撮影に望んだ。劇場で心置きなく笑うがいい…それがまだ叶わぬのなら帰宅後笑い転げればいいのさ。そう…あの姿を…小澤征悦「個性的な人」とは、人それぞれだ。自ら言う人もいるし、他人から言われることもある。しかしながら今回の映画「KAPPEI」は、誰が見ても、全てにおいて、原作や脚本や役柄や衣装において、個性的だ。いや、もっと正確に言おう。かなり個性的だ。少なくとも自分は、今までの役者人生で、こんなに個性的な役柄を演じた事はない。でも演じている役者は、伊藤英明はじめ、全員マジメに演じている。本当に大マジメに、バカをやっている。こんな映画、見たことがない。是非映画館で観て、日々の嫌なことやストレスを忘れ、何も考えず、笑ってほしい。筋肉質な男たちがバカやってると、なんか笑えますよ笑『KAPPEI カッペイ』は2022年3月18日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2021年11月17日女優・上白石萌音のライブツアー「Mone Kamishiraishi 『yattokosa』 Tour 2021」のDVD(4,730円)&Blu-ray(5,830円)が、2022年1月19日に発売される。今年7月、大阪・福岡・鹿児島・名古屋・東京で開催された同ツアー。今回その中から、千秋楽の東京・ガーデンシアターのライブが映像化される。DVD&Blu-rayには、東京公演のスペシャルゲストとして登場した大橋トリオとのパフォーマンスシーンを含むライヴ本編と、リハーサル風景などの舞台裏を映したメイキング映像も収録。芸能活動10周年、歌手としても5周年の節目を迎えた上白石の魅力が詰まった作品となっている。DVD&Blu-rayは通常盤とファンクラブ限定盤の2パターンを展開。ファンクラブ限定盤には通常盤のメイキング映像よりも長尺の特別メイキング映像が収録される。なお、ファンクラブ限定盤は、12月9日までの受注限定生産となる。さらに店舗別の購入特典として、Amazonではビジュアルシート、楽天ブックスではツアーロゴマグネットシート、応援店(店名は後日HPにて発表)ではポストカードが付属。また、リリースに先駆けて、ライブのダイジェスト映像がYouTubeにて公開されている。
2021年11月10日舞台「千と千尋の神隠し」製作発表が11月9日(火)、都内にて行われ、主人公・千尋のWキャストを務める橋本環奈と上白石萌音が出席した。この日、初解禁となるポスタービジュアルを前にたたずんだふたり。橋本さんが「“ああ、本当にやるんだな”って実感しました」と言うと、上白石さんも「後戻りできないところまできたんだな、いよいよ始まるんだな、という高揚の中にいます!」と武者震い、両者は微笑み合っていた。2001年の封切り以降、爆発的な大ヒットとなった宮崎駿監督によるアニメーション映画『千と千尋の神隠し』の世界初の舞台化となった本作。少女・千尋が引っ越し先に向かう途中、トンネルから八百万の神々の世界へ迷い込むところから始まる物語だ。人間の世界に戻るために様々な出会いを経て、生きる力を呼び醒ましながら奮闘する千尋の姿が見どころとなっている。本作が初舞台となる橋本さんは、「『千と千尋の神隠し』は世界中の皆さんに愛されている作品だと思うので、千尋を演じさせていただくのはすごく光栄です。初舞台になりますが、右も左も上も下も何もわからない状態なので、でもこれだけ周りの皆さんがいらっしゃるので、皆さんの背中を見て何でも吸収して真っすぐぶつかっていければ」と、力強く意気込んだ。ダブルキャストとなった上白石さんも、「大好きな映画で、演じることになっためぐり合わせをすごくうれしく、ありがたく感じています」と挨拶しながら、「出演が決まってからたくさんの知人から連絡をもらって“見たい、出たい”と(笑)。こんなにたくさん反応をいただいたことはなかった。プレッシャーをぬぐうことはできないので、心地よく感じながら、リスペクトと覚悟と責任を持ってしっかり演じます」と作品のスケールの大きさを正面から受け止めていた。映画版で湯婆婆/銭婆役を演じた夏木マリは、同役を続投。「声をやったのは20年前、20年後に実演を舞台でかなうとは思ってもみなかったので、とても楽しみです。舞台なので別ものとしてフレッシュに取り組みたいです。橋本さんと同じ気持ちでやりたい」と隣に座る橋本さんにチャーミングに語りかけ、橋本さんも笑顔で応じていた。ほか、製作発表にはジョン・ケアード(翻案・演出)、スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサー、醍醐虎汰朗、三浦宏規、菅原小春、辻本知彦、咲妃みゆ、妃海風、田口トモロヲ、橋本さとし、朴ロ美、大澄賢也、今井麻緒子(共同翻案・演出補佐)、池田篤郎(東宝常務執行役員演劇担当)が登壇した。舞台「千と千尋の神隠し」は2022年2月より帝国劇場ほかにて上演。(cinamacafe.net)
2021年11月10日来年3月上演の舞台「千と千尋の神隠し」より、千尋役の橋本環奈と上白石萌音、それぞれが写るポスタービジュアルが到着した。千尋をはじめ、魅力的な登場人物たちが、湯屋と化した帝国劇場の舞台に立ち、観客を不思議の町へと誘う舞台「千と千尋の神隠し」。橋本さんと上白石さんのほかにも、醍醐虎汰朗と三浦宏規がハク、菅原小春と辻本知彦がカオナシ、咲妃みゆと妃海風がリン、夏木マリと朴ロ美が湯婆婆/銭婆をいずれもWキャストで演じる。今回到着したのは、橋本さんと上白石さん演じる千尋が写し出されたポスタービジュアル。橋本さんは、花々に囲まれ、湯屋の衣装と思われるものを身につけ、一方の上白石さんは、水の中に線路が敷かれた場所で佇み、映画後半のシーンを彷彿とさせる仕上がりとなっている。舞台「千と千尋の神隠し」は2022年3月2日(水)~29日(火)帝国劇場にて上演(プレビュー公演 2月28日・3月1日)。※ほか地方公演あり(cinemacafe.net)
2021年11月10日11月1日から放送がスタートした連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月〜土8時〜8時15分、12時45分〜13時〈NHK総合〉ほかで放送中※土曜日は1週間の振り返り)は、ラジオ英語講座と共に歩んだ3人のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリー。制作発表当時に話題になったのが、連続テレビ小説史上初となる“3人のヒロイン”が登場すること。物語は3人のヒロイン、安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)の3世代がバトンを渡すような形で描かれていく。第1のヒロイン・安子を演じる上白石萌音(23)に意気込みを聞かせてもらったーー。出演が決まったときのお気持ちは?「“朝ドラ”のヒロインには憧れていました。いろんな方が『萌音ちゃん“朝ドラ”っぽいね』と言ってくださることもあって、いつか出られたらうれしいなとだんだん思うようになっていました。感慨深いですし気合も入ります」(上白石・以下同)演じる役柄の印象を教えてください。「朝ドラのヒロインは夢を追いかけたりする人物が多いと思うのですが、安子は本当に普通のコで、ひとりの人間として生きた人。そこにすごく共感しますし、“生きているだけでドラマだな”と感じます。命の大切さも安子から教えてもらっています」最後に、視聴者へのメッセージを。「タイトルがすべてのような気がします。みんなおいでよ!みたいな、温かくて優しい空気感がすてきなドラマだと思うので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。どうぞよろしくお願いします!」
2021年11月06日