「ダッチベイビー」をご存知ですか?アメリカでは60年の伝統があるパンケーキなんです。最近では日本にもお店が上陸したり、その他のお店でも味わうことができたりと人気。パンケーキといえば、フライパンやホットプレートでつくるものというイメージがありますが、ダッチベイビーは「スキレット」という鉄製のフライパンを使ってオーブンで焼きあげます。見た目も特徴的ながら、外はカリッと、中はモチっと新食感のパンケーキ。また、デザートとしてもおかずとしても楽しめるのもダッチベイビーの特徴。今日はそんなダッチベイビーレシピを5つ、ご紹介します。おうちでつくってカフェ気分を味わっちゃいましょう!■1:基本のダッチベイビーまずは基本のダッチベイビーから。生地をつくる前にはスキレットをオーブンに入れて予熱しておくことを忘れないでくださいね。スキレットを持っていない方は、ケーキ型の内側にバターを塗ることで応用できますよ。筆者はニトリでスキレットを498円で購入。1つあると、とても便利ですのでおすすめです。【材料】(15~18センチのスキレット1台分)卵1個薄力粉30g牛乳50cc砂糖小さじ1/3バター10g(焼く時用)粉砂糖適量バター、レモン、メープルシロップお好みで【作り方】(1)スキレットを入れた状態でオーブンを200度に予熱する。(2)ボウルに薄力粉をふるい入れ、砂糖を入れて泡立て器で軽く混ぜる。(3)真ん中にくぼみをつくり、牛乳を入れてしっかり混ぜて、続いて溶きほぐした卵を加えてさらに混ぜる。(4)予熱ができたらスキレットを取り出し、バターを入れて溶けたら生地を流し入れる。200度のオーブンで15分焼く。(5)粉砂糖をふって仕上げる。食べるときにお好みでバターを塗ったり、レモンをしぼったり、メープルシロップをかけたり味の変化を楽しみながら食べます。特にレモンをしぼるのはダッチベイビーの特徴なので試してみてくださいね。■2:アイスのせダッチベイビー基本のダッチベイビーを焼き上げたら、食べる直前にアイスクリームを載せます。熱々と冷たさの組み合わせ、そして溶けたアイスクリームがバニラソースのようになるのもおいしいんです。基本のダッチベイビー同様に、レモンやメープルシロップなどをお好みでかけて楽しみましょう。もちろんチョコソースをかけたり、フルーツを添えたり、応用の仕方は無限大です!■3:いちご&生クリームのダッチベイビー基本のダッチベイビーに、お好みでカットしたいちごとホイップした生クリームをのせて。ダッチベイビーと生クリームのおいしい組合わせに、いちごの甘酸っぱさがアクセントになって、いくらでもパクパク食べられちゃうおいしさです。いちごだけではなく、ブルーベリーなどをミックスしたらとってもおしゃれでリッチ!冷凍のベリーミックスをうまく活用するのもいいかもしれません。■4:生ハムサラダダッチベイビーこちらも基本のダッチベイビー生地から作ります。ダッチベイビー生地はほとんどお砂糖が入っていないので、しょっぱいものと組み合わせてもおいしいのです。仕上げに粉砂糖のかわりに、粉チーズをたっぷりとかけて。どっさりとミックスリーフをのせて生ハムをトッピングして、もう1度粉チーズをかけてできあがり。お好みでオリーブオイルと塩、あるいはマヨネーズやシーザードレッシングなどをかけて召し上がってください。ゴーダチーズなどを擦りおろしてかけると濃厚な感じが増しておいしいですよ!■5:ほうれん草&ベーコンダッチベイビー焼き上がった基本のダッチベイビーに、炒めたほうれん草とこんがりと焼いたベーコンをのせて。塩胡椒やマヨネーズをかけたりして、お好みの味で楽しんでください。炒めたほうれん草とベーコンを載せたあと、とろけるチーズをのせてもう1度オーブンで少し焼くのもおすすめです。まるでオムレツを食べているような気分!ソーセージや他の野菜など、ご自身のお気に入りをぜひ探してみてください。*ダッチベイビーはオーブンに入れて焼くだけなので、失敗いらず。他にもシナモンやチョコソース、ジャム、ソーセージなどお好みのアレンジを探してみてくださいね。(文/料理家・まつながなお)
2016年02月24日アートミックスジャパン実行委員会は、日本の伝統芸術を気軽に体験できる和の祭典「アート・ミックス・ジャパン2016」のチケット一般発売の日時を発表した。チケット一般発売日は2月22日。同イベントの開催日程は5月7日、8日。会場はりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館ほか。「アート・ミックス・ジャパン2016」は、新潟市で開催される伝統芸能の上演イベント。歌舞伎、落語、狂言、神楽、和楽器などさまざまな上演内容が全25公演用意される。出演者は、歌舞伎の片岡愛之助、狂言の野村萬斎、和太鼓のDRUM TAOといった著名アーティストから、「石見神楽」や「江戸写し絵」といった希少な伝統芸術まで多岐にわたる。1公演あたり約45分、全公演解説つきで、チケットも1公演1,500円~となっており、気軽に多彩な伝統芸術を楽しむことができるという。また、、無料公演、文化セミナー、食のイベントなども併催。総合プロデューサー 能登剛史氏は「先人たちから受け継がれてきた伝統芸術は、時代を超えて私たちの心を震わせ、アイデンティティを実感させてくれます。AMJは、このような伝統芸術の素晴らしさをさらに日本へ世界へと発信して参ります」とコメントを寄せている。なお、同イベントのチケットは公式サイトのほか、ローソンチケット、チケットぴあなどで発売されるということだ。
2016年02月18日「伝統工芸品」は、美術館で観賞するだけではありません。デパートの物産展やインターネットで入手できる、手ごろな価格の伝統工芸品も多くあります。こまめに手入れしながら使用する伝統工芸品は、まさに一生ものです。職人が丹精こめてつくりあげた工芸品は、美しさと実用性の両方を兼ねそなえています。装飾品ではなく、毎日の生活で使える伝統工芸品をピックアップしました。■さめてもおいしい、曲げわっぱの弁当箱はじめに紹介するのは、「曲げわっぱ」です。曲げわっぱとは、うすく削った板を円形状に曲げてつくる箱のこと。材料は、杉やひのきが一般的で、木目を生かしたデザインと、素朴な手ざわりに魅了されます。風合いだけでなく、機能性のよさも見逃せません。天然素材のため、なかに入れるごはんや、おかずが傷みにくいのです。軽くて持ちはこびやすいのはもちろん、食材が硬くならずに、おいしくいただけるのはうれしいですよね。木材の持つ水分を保持する性質や、弾力を利用してつくりあげる曲げ物。それは、わが国の風土と日本人の器用な手先を活かした、暮らしのなかの芸術品だといえるでしょう。アルミやプラスチックの弁当箱を使っている方は、ぜひ一度曲げわっぱを試してみてください。■使いこむとあめ色になる、柘植(つげ)の櫛日本髪を結うときのイメージが強い「柘植の櫛」。絵巻物や美人画では、なめらかな髪をとかす場面は定番です。とくに舞妓さんが持っているような柘植の櫛は、手になじみやすく、使い心地がよいのが特徴です。木材のなかでも、粘り気が強く割れにくい柘植は、櫛や将棋の駒に最適です。静電気がおきにくく、手や頭皮の体温と油分が伝わることで、長い時間をかけて美しいあめ色になります。毎日使っていると、持ち主にあわせて少しずつ櫛の歯先が削れてきます。本人の髪質や頭皮のカーブに沿って変化していくため、オーダーメイドのようなぜいたくさが味わえます。皇室御用達としても知られる京都の老舗「十三や」や、素材のよさに定評がある鹿児島の「喜多つげ製作所」がオススメです。ロングヘアや髪が多くて太い方は、大ぶりで目の荒い櫛を選ぶといいでしょう。ボリュームアップさせたい方は、目の細かいタイプを選ぶのがコツです。はじめに荒い櫛でおおまかな汚れを取りのぞき、次にこまかい櫛を通すと、頭皮のマッサージにもなり、髪もつややかになりますよ。■肌触りのよい化粧筆チークパレットを購入すると、付属のブラシがついています。近年では、どこの化粧品メーカーも品質が向上して、初心者でも簡単にグラデーションがつくれるようになりました。美意識の高い女性なら、自分専用の化粧筆をそろえたいものです。よい筆はムラなく粉をふくむことができ、肌ざわりがやさしいのがうれしいところ。手の角度や力加減を変えるだけで、淡い色からあざやかな色彩までを自由自在に発色させることができます。意外ですが、書道の筆をつくる職人が製作しているものに多くの良品が見受けられました。広島の「熊野筆」や「白鳳堂」は、いずれも毛質がよく品ぞろえが豊富です。ヤギやリスのやわらかな毛は、皮膚にやさしく、メイクの仕上がりがあかぬけます。日本の風土と伝統がはぐくんだ職人技を、ぜひ毎日の生活に取りいれて活かしたいものですよね。
2016年01月17日フラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)の展覧会「伝統花伝」が、9月22日から25日まで東京・丸の内のシャングリ・ラ ホテル 東京で開催されている。24日、ニコライ・バーグマン本人が作品を紹介する内覧会が行われた。シャングリ・ラ ホテル 東京で6年ぶりの開催となる同展では、人間国宝の作品をはじめとする、日本の伝統工芸や美術作品と自身のフラワーアートの融合を試みたニコライ。会場には、陶芸家、金工作家、人形作家、ガラス工芸作家など、様々な工芸作家の作品からインスピレーションを得たり、実際に作品の一部として用いて制作した50点以上の新作が披露されている。以前より、実際に日本各地で活躍する様々な工芸作家の元へ訪れてきたというニコライは、「フラワーデザインを通して、それぞれの作家たちのクラフトマンシップを感じてもらえる展覧会にしたいと思った」と語る。中には、江戸時代から受け継がれた牡丹流水模様の小袖から、ニコライ自身がコレクションとして所有している器を用いた作品も展示され、日本の美意識を敬愛するニコライならではのエスプリが随所に感じられる内容となっている。工芸品を彩る生花を中心とした植物は、普段見慣れた栗やススキなどから、珍しいパイナップルオーキッドという蘭など多種に及ぶ。「会期中の4日間、生花を用いた作品を維持させることも私にとって挑戦の一つでした」と話すニコライ。4、500本のワイヤーに唐辛子を一つ一つ手作業で繋いだり、葉を一枚一枚貼り付けたりと繊細な工程を経て生み出された一つの作品に対し、2、3名が1日掛かりで携わり、約50名のスタッフ総出で会期前日に一気に仕上げられたという。そんな儚さの一方で、植物の強い生命力も感じることができる、和×洋が融合したニコライの新しい美の世界が体感できるものとなっている。また、会場には特設のミュージアムショップも開設。シグニチャーであるフラワーボックスの「伝統花伝」限定版など、スペシャルアイテムも販売している。【イベント情報】ニコライ・バーグマン展示会「伝統花伝」会場:シャングリ・ラ ホテル 東京 27階住所:東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館会期:9月25日まで時間:10:00~19:00(最終日は16:00閉場)料金:800円(高校生以下無料)
2015年09月24日1940年代より南アフリカの伝統料理として愛され続けて来た「Bunnychow(バニーチャウ)」。ロンドン・ソーホーの一角に、この伝統料理を現代風にアレンジして提供するレストランが登場し、話題となっている。料理と同じ名前を冠した、このレストラン「Bunnychow」は2013年にフードトラックの店舗としてオープン。その後、数多くのポップアップショップが並ぶロンドンのショッピングモール「BOXPARK Shoreditch」への出店を経て、2014年に晴れて実店舗としてオープンした。この「Bunnychow」という料理は、パンの中身を丸々くり抜き、その中にカレーを中心とした具材を詰め込んだもの。ソーホーの店舗で味わえるメニューは、バリエーション豊かに展開されている。伝統的なマトンカレーの入った「Durban Bunny」、チキンとトマトを使用した「Chakalaka Bunny」、カリフラワーなどの野菜を使用し、スパイシーサウスアフリカンソースで味付けされた「Veggie Bunny」、豚肉をじっくり煮たピリ辛の「Piri Piri Pork Bunny」などが楽しめる。お好みでピクルス、卵、チーズなどのトッピングを追加可能。ラムのリブや、ぐるぐるに巻かれたボーアウォースソーセージ、果物や野菜がふんだんに使用されたプレスジュースやカクテル、特製チョコレートなど他のメニューも充実している。また2015年、イギリスの最も革新的な朝食に送られる賞「Most Innovative Breakfast UK」を朝食メニューである「Full English Bunny」で獲得した。この「Full English Bunny」は通常のくり抜いたパンの中に、イギリスの朝食を彷彿とさせるカリカリに焼かれたベーコン、目玉焼き、ソーセージなどが詰め込まれ、ユニークなメニューで話題を集めた。日本進出の予定はなさそうだが、まだまだ知名度は高いとはいえないこの「Bunnychow」は、サンドイッチやハンバーガーとも違う手軽に食べられるグルメとして、ここ日本でも十分に好まれそうだ。※本記事は (引用元:に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2015年08月31日日本の古きよき伝統技術をいかしたとある子ども向けブランドが注目を集めている。"21世紀の子どもたちに日本の伝統をつなげたい"という想いのもとに生まれた「0から6歳の伝統ブランドaeru」だ。離乳食用食器や産着、タオル、前掛け、玩具などの日用品を取り揃える。いずれも共通しているのは、子どもが日常的に使用するグッズに日本全国の伝統技術を取り入れ、企画・開発・デザインされているという点だ。○取っ手のない子ども用コップ各商品の中でも、特に人気なのがまずは「こぼしにくいコップ」シリーズ。福岡県の小石原焼と青森県の津軽塗りの2種類を展開し、「子どもが自然と両手で持ちたくなるように」と、あえて取っ手をつけない代わりに、指がひっかかりやすいように真ん中より少し上のあたりに段差のある独特なフォルムが特徴だ。そしてもう1つが「こぼしにくい器」シリーズ。小さな子どもが1人で上手に食べるのを応援するというのがコンセプト。同じデザインで、愛媛県の砥部焼、徳島県の大谷焼、青森県の津軽焼、石川県の山中漆器という磁器、陶器、漆器の3素材で展開している。いずれも食べ物がスプーンにのせやすいように内側に返しがある。○ふた付きの子ども用汁椀3つ目の人気商品が「はじめての汁椀」。福井の伝統産業・越前漆器でつくられた子ども向けの汁椀だ。素地が木の漆器のため、熱が直接伝わりづらいのが特徴だ。また、子どもの片手にも収まるサイズであることはもちろん、お椀を左手で支え、右手でフタの糸底を持って持ち上げるという所作を小さな子どもが学べるようにと、フタ付きの仕様になっている。ブランドを展開する和える代表取締役・矢島里佳さんは、これらの商品に込めた想いを次のように語る。「aeruの食器はすべて小さな子どもが自分1人で使えることを観点に設計されています。子どもの成長のためには、落として割ってしまうということも必要だと思います。もしも、割れない器だけで成長したら、割れることを学ぶ機会を子どもたちから奪ってしまうことになるのです。失敗をすることで、力加減や持ち方など物を大切に扱う感覚や感性を育むことができます。aeruでは、壊れてしまった器やコップを金継ぎという方法でリペアも承っており、壊れた後のことも考えています」。○物を売るだけではなく、物を通して伝える2012年3月にスタートした同ブランドだが、もともと矢島さん自身が日本の伝統産業を伝えるジャーナリストとして雑誌で連載をしていたという。しかし一方で、伝統技術の魅力を書いて伝えることへの限界も感じていたとのことだ。「全国の職人さんたちに出会う中で、こんなに魅力的な技術なのに、どうして衰退しているのかと考えたとき、やはり知る機会が少ないからではないかと思いました。そこで、子どもの頃から身近な日用品に伝統技術をいかすことで、自然と知る機会を創出することができるのではないかと思い、"伝統産業×子ども用品"のプロデュースをするブランドを立ち上げました」。立ち上げ以降、日本の伝統技術が詰まった本物志向のaeruの商品は、出産祝いなどの贈答用を中心に話題を呼ぶ。例えば、プレゼントとして贈られたものを一度使ってそのよさを知り、自宅用として他の商品も自身で購入するというリピーターも多いとのことだ。「子どもたちに贈ってくださったお客様からいただく声で多いのは、『贈ってうれしかった』というひと言です。職人さんが手作業で1つひとつ丁寧に手掛けたaeruの商品は、大人になってもずっと使える一生もの。そんな一生ものを生まれてすぐに贈ることができた喜びはひとしおかもしれませんね」と矢島さん。「例えば、『こぼしにくいコップ』シリーズは、成人後に親子でお酒を酌み交わすぐい呑みとしてお使いいただけます。お子さんと共に商品自体も成長していくことができます」とその特徴を語る。長く大事に使うこともブランドのコンセプトであることから、陶器・磁器等の金継ぎや漆の塗り直し、艶直しといったリペアにも対応している。「赤ちゃんや子どもたちのことを考えた心のこもった物づくり」を心掛ける同ブランド。1アイテムの商品開発におよそ1~3年程度を費やしているとのことだが、今夏からは「大分県から 竹細工の ベッドメリー」「愛媛県から 五十崎和紙の 紙風船」など、これまでじっくりと温めてきた新商品が続々登場する予定だ。価格はすべて税別
2015年07月24日東京都渋谷区の明治神宮で、様々な伝統芸能が奉納される「春の大祭・奉祝行事」が行われる。開催日時は、4月29日から5月3日まで。○日本伝統芸能の技を堪能同祭りでは、御社殿前に特設舞台が設置され、「舞楽」や「能・狂言」、「三曲」、「邦楽邦舞」、「薩摩琵琶」など、日本伝統芸能の技を見ることができる。4月29日11時から、舞楽「振鉾(えんぶ)」、「五常楽(ごしょうらく)」、「新靺鞨(しんまか)」、「長慶子(ちょうげいし)」、5月2日11時45分からは狂言「清水(しみず)」、半能「養老(ようろう)」、15時45分には邦楽邦舞「外記猿(げきざる)」、「藤娘(ふじむすめ)」の奉祝行事を実施。3日12時からは三曲「春鶯囀(しゅんのうでん)」、「歓喜の調(かんきのしらべ)」、14時30分には薩摩琵琶「蓬莱山(ほうらいさん)」、「城山(しろやま)」が奉納される。また、5月2日と3日に行われる、明治神宮崇敬会の会員が参列する祭典では、世界平和を祈る昭和天皇の御製からつくられた神楽「浦安の舞」という巫女舞を奉奏。5月2日10時から「春の大祭第一日の儀」、14時から「春の大祭第一日夕御饌の儀」、3日10時から「崇敬者大祭」となる。
2015年04月24日ユニクロはこのほど、バングラデシュの伝統衣装をモチーフにしたウィメンズ・コレクションの販売を開始した。同コレクションは、バングラデシュの女性用伝統衣装「サロワカミューズ」を現代的なスタイルにアレンジしたもの。「シンプル・エスニック」をテーマに、ニューヨークの商品開発チームがデザインを手がけた。展開するのは、サロワカミューズの伝統的なスタイルを取り入れた「ワンピース」(3型 / 各2,990円)、「イージーパンツ」(1,500円)、「スカーフ」(1,000円)の3アイテムに、「チュニック」(4型 / 2,990円)を加えた4アイテム全9型。スカーフは1サイズ、それ以外の商品はS・M・Lの3サイズを用意。同社のチーフ・クリエイティブ・オフィサーでグローバルデザイン担当のリアン・ニールズ氏は、「このコレクションでは、サロワカミューズの特徴である繊細な刺しゅうや織り柄、鮮やかな色使いを生かしつつ、ユニクロならではのシンプルで美しいシルエットと着心地の良さを追求しました」とコメント。また、高品質な綿ドビー、ガーゼなどの天然素材を採用することで自然な風合いと軽く肌触りの良い着心地を実現させたという。さらに薄く透け感のある素材のため、単品での着こなしのほか、重ね着など幅広いコーディネイトが楽しめるとしている。取り扱い店舗は、日本を含む世界14カ国と地域のグローバル旗艦店など23店舗と一部オンラインストア。4月20日より日本・中国・香港・インドネシア・韓国・台湾では販売中。4月27日よりオーストラリア・フランス・ドイツ・アメリカ、5月下旬よりマレーシア・フィリピン・シンガポール・タイにて発売する。なお、同コレクションによる収益の一部は、働く人の未来をひらくプロジェクト「Factory Worker Empowerment Project」として、バングラデシュの縫製産業で働く女性の教育支援に使用するという。※価格は税別
2015年04月22日ユニクロは松竹と協業し、日本を代表する伝統芸能である「歌舞伎」を、服を通じて現代のポップカルチャーとして世界に発信する「松竹歌舞伎×ユニクロ プロジェクト」を始動。20日より順次世界に向けて展開する。○市川猿之助が監修同コレクションは、日本の伝統文化を、本物のジャパンポップカルチャーとして体現するため、ユニクロのUTクリエイティブディレクターであるNIGO氏が最適なデザイン、ボディ、素材を考え、歌舞伎の殿堂・歌舞伎座を運営する松竹と市川猿之助氏監修のもと商品を完成させた。多彩な演目から生まれたユニークな衣裳デザイン、歌舞伎独特の化粧法である隈取に加えて、プロジェクトアンバサダーである猿之助氏の屋号「澤瀉屋(おもだかや)」(※瀉のつくりは「わかんむり」)にまつわる紋や文様など、歌舞伎のアイコニックなモチーフをベースに、UTやSTETECO&RELACO、バンダナ、ストール、トートバックまで、全9種64型を展開する。中心となるTシャツコレクションでは、本物の衣裳を着る時のような感覚で身に付けてほしいという思いから、歌舞伎の代表的な演目で用いられている衣裳、独特の化粧法である隈取(くまどり)など一つ一つのモチーフや柄を、それぞれに込められた意味や特徴を忠実に再現し、色、素材、ディテールまで表現した。たとえば、歌舞伎の演目「お祭り(おまつり)」で使われる衣裳を元にしたTシャツでは、猿之助氏を表す紋である「三つ猿」をモチーフに使用。実際の衣裳と同じ「首抜き」と言われるデザインで、「三つ猿」の紋の中心をあえて少しずらして施すことで、粋なデザインに仕上げている。「黒塚(くろづか)」のTシャツでは、猿之助氏がみずからの汗と共に布に写しとった隈取をそのまま再現。写し取られた化粧を原寸で使用し、隈取の躍動感やかすれを忠実に表現する為、4色の異なる色を少しずつ重ねる事で、絶妙なかすれ具合を実現させたという。その他、「車引(くるまびき)」「身替座禅(みがわりざぜん)」「茨木(いばらき)」「天竺徳兵衛新噺(てんじくとくべえいまようばなし)」など歌舞伎の演目に登場する衣裳、文様などを元にした商品も展開する。同コレクションの発売を記念し、26日、ユニクロ銀座店オープン時(開店時間11時)に猿之助氏が登場。当日並んだ人先着100名に、猿之助氏の隈取を施したオリジナルの手ぬぐいをプレゼントする。さらに、全国のユニクロ店舗、およびオンラインストアにて、同商品を含め5,000円以上(税別)購入者に、先着でオリジナル扇子をプレゼントする。商品ラインナップは、「メンズTシャツ(16色15柄)」「ウィメンズTシャツ(10色9柄)」「ウィメンズチュニック(4色4柄)」が各1,500円、「ステテコ(6色6柄)」「リラコ(6色6柄)」が各1,290円、「ミニバック(4色4柄)」が990円、「トートバック(4色4柄)」が1,500円、「ストール(5色5柄)」が1,500円、「バンダナ(8色8柄)」が500円。※価格はすべて税別価格
2015年03月14日セレクトリサイクルショップ「パスザバトン(PASS THE BATON)」が、京都・祇園に新店舗を今年の夏にオープンする。住所は京都市東山区末吉町77-6,103-2。パスザバトンはかつての持ち主のプロフィールやエピソードなど、それぞれのアイテムに秘められたストーリーを大切にしたリサイクルを行うセレクトショップ。世界中で買い付けたアンティークやヴィンテージに加え、企業やブランドが持て余した品物に新たな価値を加えたコラボレートアイテムを取り扱う。更に京都の伝統工芸とコラボした、新たな仕掛けも取り入れていく計画だ。ブランドでは3店舗目となる京都祇園店は、町屋が建ち並ぶ新橋の伝統的建造物群保存地区の一角にオープンする。内装を担当するのは丸の内店、表参道店を手掛けたインテリアデザイナーの片山正通。伝統的な建築様式を活かして、過去から未来へとモノの価値を繋げるに相応しい空間を構築していく。
2015年01月22日©ASEAN-Japan Centre海外へ旅行に来たら、その国の伝統料理を試してみるのも旅行の醍醐味の一つですよね。ブルネイの伝統料理は『アンブヤ』という料理です。サゴヤシの木の皮をはぎ、中の樹液を乾燥させて販売しています。その昔、ブルネイには主食になるようなものがなかったので、アンブヤを主食として召し上がっていたそうです。さらにこのヤシの木には、サゴウァームと言って、ヤシの木に住む芋虫がいるのですが、これをみんな食べたりもします!!(バターと炒めると、味はスィートコーンのような味になります・・)≪アンブヤの作り方をご紹介≫作り方は簡単!なようでコツがいるみたいです。 まずはお鍋にアンブヤの粉を入れ、水を少しずつ入れていきます。ある程度水で戻したら、今度は一気にお湯をそそぎ、ダマにならないようにひたすらまぜます。ここがポイント!で、お湯を入れるタイミングによって出来上がりが変わるそうです。お店の人も真剣です。だんだん透明なかたまりが見え始めてきたらほぼ完成です。あとはお好みでソースを付けて食べるだけです。ソースの種類はお店や家庭によってさまざま!フルーツを使ったものや、エビを使ったソースがあります。ブルネイ人はドリアンが好きなのでドリアンのソースが人気?です。専用のスティックを使い、巻き込むようにして食べます。味はそんなにしないのですが、ゼリーのようで、もちもちした触感が特徴で、私はこれにローカルなエビソースや小豆をつけて食べたりします。 ローカルソースをたっぷりつけて伝統料理もぜひ試してみてくださいね!その他のブルネイの情報はこちら>>
2015年01月15日2012年、伝統工芸を受け継ぐ後継者達が集い、プロジェクト「ゴーオン(GO ON)」が始まった。それは六つの伝統工芸の未来を背負う後継者らによるプロジェクトチーム。先代からの技と思いを受け継ぐ彼らを訪ねた。メンバーは、元禄時代から織物業を営む西陣織「細尾」の細尾真孝、明治8年創業の手作り茶筒の老舗「開化堂」6代目八木隆裕、明治31年創業の竹工芸「公長齋小菅(こうちょうさいこすが)」小菅達之、起源は平安時代にまで遡るという京金網「金網つじ」の辻徹、木工芸「中川木工芸比良工房」中川周士、400年の歴史を持つ「朝日焼」16代目の松林佑典。個性の異なる若い伝統工芸の後継者6人が集い、志を掲げクリエーティブユニットGO ONは生まれた。ユニット名GO ONには、長く引き継がれてきた伝統と先代達への「御恩」の意も込められている。■GO ON設立のきっかけ数年前、それぞれの屋号で出展していたミラノサローネなどの海外展示会で、度々顔を合わせる内に「伝統工芸が子供の憧れの職業になったら」という共通の思いで、意気投合した細尾、八木、辻。2012年、GO ONで上海のラグジュアリーホテルに進出するプロジェクトが経済産業省の推進するクールジャパン戦略推進事業に採択される。それもユニット結成のきっかけの一つとなり、日本の伝統工芸の技を国内外の企業やクリエーターに提供し、これまでにない物を作り続けていくことを目的にGO ONは誕生した。細尾氏は「10回のうち9回失敗しても、挑戦を続けていく気概で進んでいきたい。世の中が早いスピードで変わっていく時代において、まだ誰も踏み込んだことのないところにみんなで挑戦したい。そのためには稼げるマーケットであること。そしてかっこ良いスタイルでいること。結果、伝統産業をクリエーティブ産業にしていきたい」と意気込む。その言葉を体現するバー空間が14年12月シンガポールに誕生した。シンガポールにオープンしたバー「ディ・ピスポーク(D.Bispoke)」では、金網つじの照明、など、メンバーそれぞれの卓越した技が集結されたインテリアに加え、彼らのビスポークアイテムを販売するショップも併設されている。細尾氏の言葉にあるように、続けていくためのビジネススキームがここで実現されている。GO ONのメンバーは、新たなプロジェクトに挑戦するか否かを“その試みが新しいか”“これまでの枠に留まっていないか”を自らに問うて決めるという。シンガポールにオープンしたバーは、彼らにとって新しいステージを作るようなプロジェクトだったのだ。2/5に続く。
2015年01月02日「ジャム ホーム メイド(JAM HOME MADE)」から、日本の伝統工芸と同社のアクセサリーをセットで提供する「JAM HOME MADE×日本の伝統手仕事」が発売された。同ブランドが日本の手仕事とコラボレーションするのは、今回で2回目。この企画から提供されるのは、三つのペアアクセサリー。江戸切子とのコラボでは、“幸せを囲む”ことを意味する八角籠目紋が、ジャム瓶とペアリング(1万9,000円)へと刻まれている。これによって、リングを身に着けたカップルに、“幸せを掴み、逃がさないように”との願いを込めた。また、頑強さで知られる波佐見焼とのコラボでは、スタッキング出来るマグカップに、ペアネックレスをセット(1万5,000円)した。これらは2人の仲が“割れにくく”、生活を共にする2人を祝福することを企図。袖師焼からは勾玉を模った箸置きが用意され、同じ形を模ったペアネックレス(1万3,000円)と共に、二つ合わせて“円(縁)になる”アイテムとなっている。「ブライダルの日本代表」を目指すという同ブランドは、歴史ある日本の手仕事とコラボレーションすることで、より広い客層へのリーチを狙うという。
2014年12月29日ライカカメラジャパンはこのほど、「ライカ京都店」にて京都の伝統工芸とコラボレーションしたオリジナル商品を発売した。今回発売される商品は、京都の伝統工芸とのコラボレーションによる、カメラバッグとレザーアイテム6種となる。「カメラバッグ HOSOO Collage」は、300年以上の歴史をもつ西陣織の老舗「細尾」とコラボレーションしたカメラバッグ。両サイドとストラップの肩当てに伝統的なコラージュの技法を用いた西陣織のデザインがあしらわれている。生地にはダブルトーンやマルチトーン、淡い色合いや深い色合いなどのカラーリングを取り入れているとのこと。デザインは、デンマークのデザインスタジオ「OeO」のデザイナーであり、ライカユーザーでもあるトーマス・リッケ氏によるもの。カラーはブラック・ブラウンの2色展開で、価格は4万6,000円(税別)。コンパクトカメラやレンズ、小物類を入れるのに適した「レザーポーチ CHISO」は、450年以上の歴史を持つ京友禅の老舗「千總」の京友禅柄プリントのシルク生地を内側に使用したもの。京友禅の柄ごとにレザーの色も異なり、やわらかい本革は使い込むほどに手になじむという。サイズはS・Lの2種で、デザインは各3種類。価格はSサイズで1万2,000円、Lサイズで1万4,000円(ともに税別)となる。
2014年12月08日神奈川・箱根で温泉旅館をチェーン展開する一の湯は2015年1月12日~2015年4月30日、"芸者芸能体験"宿泊プランを販売する。箱根湯本の「芸能組合」は長い歴史を持つにもかかわらず、訪日外国人旅行を取り扱う旅行代理店の担当者にも認知されていなかったという。今回、「箱根で約100年続く伝統芸能を、約380年続く温泉旅館で体験してもらいたい」との思いから、同プランが販売される。老舗旅館の宴会場で、三味線の音色にあわせた唄・踊りやお座敷遊びを体験できるとのこと。芸者芸能体験は募集型のため、最少催行定員は10名以上となる。この制度により、宿泊料金に加えて1名あたり3,240円~5,400円というリーズナブルな価格での利用が可能となったとのこと。今回は期間限定で実施するが、同社では今後、プランの通年販売を目指すという。対象となる宿泊プランは、箱根塔ノ沢温泉で文化財登録されている「塔ノ沢 一の湯本館」と同系列のリゾートホテル「塔ノ沢キャトルセゾン」の2施設で提供する。海外からの旅行者利用も想定し、英語での司会(解説)も用意している。対象期間は2015年1月12日~2015年4月30日(金・土曜日除く)。※価格はすべて税込
2014年12月05日東京都新宿区神楽坂一帯で、伝統芸能を堪能できる「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2014」が開催される。開催日時は、前夜祭が11月15日、15時30分~21時30分、本祭は16日、11時~16時30分まで。○日本伝統芸能の世界を街角で堪能同イベントは日本を代表する伝統芸能を紹介するとともに、江戸・東京の文化とパリの雰囲気が融合した街・神楽坂の魅力に触れてもらう事業としてはじまったもの。イベントの前夜祭と翌日の本祭とで構成され、各日ともにさまざまな形で伝統芸能が披露される。前夜祭では「神楽坂の夜」をテーマに、街ゆかりの古典芸能演者が街の店舗で「長唄」、「新内節」、「落語」などを披露する「店めぐり・古典芸能ライブ」を実施。また、毘沙門天善國寺境内では、壷中庵堀内宗長氏による「神楽坂夜茶会」、神楽坂路上界隈では、鶴賀若狭掾一門の「神楽坂路上界隈新内流し」が行われる。翌日の本祭は「まち全体を舞台として、生活と伝統文化の出会いを実感」をテーマに、毘沙門天善國寺境内の特設ステージ「楽座」を中心に展開。湯島天神白梅太鼓保存会による「太鼓」、カート&ブルースの「箏・尺八」、藤舎眞衣さんの「笛」など、街の歴史にちなんだ伝統芸能団体や、"粋でスタイリッシュなイメージ"を創出する邦楽中心の実演家による演奏などが行われる。さらに神楽坂路上界隈4カ所に、さまざまな伝統芸能のパフォーマンスが楽しめる街角ライブスポットが出現。規定数のスタンプを集めた参加者に同イベントオリジナルグッズを進呈するスタンプラリーも実施される。
2014年11月11日市川海老蔵が紡ぐ和の世界「JAPAN THEATER」が10月11日、日本橋三井ホールにて開幕した。近年、自主公演「ABKAI」や企画公演「古典への誘い」など、様々な形で歌舞伎の普及に努める海老蔵が、歌舞伎だけでなく、能、落語など、より幅広く日本の伝統芸能の世界を紹介する新たな試みだ。その12日昼の公演を観た。冒頭、成田屋一門の市川新十郎が現れ、企画主旨と演目の解説をしたあと、角幸二郎(シテ)、谷本健吾(地謡)による仕舞『屋島』が上演された。仕舞とは、能の曲の一部を、能面や能装束を着けず袴姿で演じるもの。平家物語に描かれた屋島の合戦の様子を、源義経の霊が語るという、世阿弥の“修羅能”の名作だ。能ならではの、時空を超えて響くような声と緊張感あふれる動きが、私達を800年前に誘う。続いて、紋付袴姿の海老蔵が登場。『勧進帳』『実盛物語』『熊谷陣屋』『義経千本桜』など、『平家物語』をもとにする歌舞伎の演目が多いことを述べた上で、『嗣信最期』と『那須与一』の現代語訳を朗読。『那須与一』は、狂言をもとに作られた、新歌舞伎十八番『素襖落』においても、太郎冠者が語る。容姿が注目されがちな海老蔵だが、見台上の本を前に座って行った朗読では、真に迫る声の力でもって、源平の男達が身命を賭して戦に臨むその真情や美学をドラマティックに浮かび上がらせた。ここまでは、武士の物語が続いたが、次の古今亭文菊は落語『江戸噺』と称して、江戸の庶民の様子を生き生きと現出させる。演目は毎回違ったようだが、この回は『時そば』。文菊のとぼけた表情やそばのすすり方に笑いが起きた。さらに、市川男寅と市川福太郎が舞踊『藤娘』を披露。町娘に扮した藤の精を、若いふたりがフレッシュに踊った。そして、最後は河竹黙阿弥の『曽我綉侠御所染』をもとにした新作舞踊『男伊達花廓』。桜咲く仲ノ町の美しい情景の前で、海老蔵扮する主人公・御所五郎蔵が、恋人であり今は傾城となっている皐月からの手紙を受け取り、刀や傘を振り回して邪魔だてする者達に、尺八で応戦しながら、廓へ会いに行くまでを踊りで表現する。コンパクトなホールの中での、床机や傘を用いた立ち廻りは、迫力満点。広げた傘4本を組み合わせて成田屋の定紋である“三升”も形作られ、場を盛り上げた。この「JAPAN THEATER」で改めて感じるのは、日本文化の多様さ。ひと口に伝統芸能と言っても、影響関係はある一方、様式や雰囲気がまるで違う。観客は多彩な“和”に目を向け、その豊かな魅力を味わうことができる。公演は10月26日(日)まで。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2014年10月15日「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」この4つの言葉を唱えるハワイ伝統のメソッド「ホ・オポノポノ」をご存知ですか? ただのおまじないではなく、ユネスコや国連でも講演が行われた問題解決方法です。日本でもひそかに話題になっていて、芸能界では、女性シンガーや人気モデルも実践しているそうです。■ホ・オポノポノとは? 「ホ・オポノポノ」とは、ハワイ語で「正しい方向に導く」という意味を表します。もちろん、唱えれば願い事が叶うというものではありません。そうではなく、心の中のモヤモヤとなっている過去の記憶を取り除くことで、自分の進むべき道がみえてくるというものです。この取り除く作業のことを、ホ・オポノポノでは「クリーニング」と言います。なぜ過去の記憶を取り除く必要があるのか? それは何か悪いことが起きた場合、全ての原因は自分の潜在意識のなかにあると考えるからです。「潜在意識」を、「思い込み」「トラウマ」「執着」などの言葉に置き換えると、理解しやすいかもしれませんね。そのような潜在意識を消去するために、心の中で「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」の言葉を唱えます。細かいルールは特にありません。カッとなったり、悲しくなったり、焦ったりしたときに、いつでも何回でも唱えてみてください。潜在意識をクリーニングしたとき、本来の「ありのままの自分」になれますよ。■試しに唱えてみた私は仕事で、取材依頼の電話をしなくてはならないのですが、これがあまり気が進みません。なぜなら以前、断られた経験があり、それがトラウマとなっているからです。そこで、ホ・オポノポノの考えにそって、4つの言葉を数回唱えてみました。「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」…。この4つの言葉を唱え続けるのは、意外と頭を使います。気づけば、唱えることに集中したおかげで、モヤモヤがどこかに消えていました。その後、アポの電話をするとあっさりとOK! もちろん唱えたからアポがとれたわけではありません。しかし、このようにストレスの原因の大半は、自分の思い込みだということに気がつきました。断られるかもしれないという思い込みが、ストレスとなっていっていたのです。その思考から抜け出すために、ホ・オポノポノは効果的だと感じました。仕事だけでなく恋愛でも同じですね。「彼は、本当は私のことが好きではないのかもしれない」「私のことなんて誰も愛してくれないんじゃないか」などと思い込んで、落ち込んでいることはありませんか? 思い込むとキリがなくなってしまいます。そんなときは、4つの言葉を繰り返し唱えることによって、悪い思考を遮断しましょう。騙されたと思って、ホ・オポノポノを実践してみるのはいかがですか。ストレスフリーな生活を手にできるかもしれませんよ。
2014年09月10日ドコモの人気キャラクター「ドコモダケ」と日本伝統工芸の「熊野筆」がコラボレーションした、かわいらしい化粧筆が登場。カラフルな色合いで日本の伝統工芸がキュートに変身している。上から見ると…カラフルに染め上げられた「ドコモダケ×熊野筆」ジージドコモダケ、バーバドコモダケ、チチドコモダケの3キャラクターをイメージした化粧筆は、肌触りがよくコシのある粉含みのよい山羊毛(粗光峰)を使用。日本を代表する化粧筆の産地・広島県熊野町の日本伝統工芸「熊野筆」だけに、職人が一本一本手作りで作っている。チークブラシのほかにもハイライト用などにも使用できる。同商品は、オリコンストアで先行予約を受付中。6月いっぱいの受付を予定しているが、予約が定数に達し次第終了となる。【商品詳細】『ドコモダケ×熊野筆』(ジージドコモダケ、バーバドコモダケ、チチドコモダケ)サイズ:全長約55mm、毛丈約30mm素材:穂首/天然山羊毛100%、軸/木(桜)※染色については身体に影響のない「ECO染料」を使用価格:各¥3996(税込)
2014年06月02日その国の風土や歴史、習慣などから生まれる伝統芸。芸術作品から職人技、あるいは教養や娯楽までその幅は多岐に亘ります。日本には多くの伝統芸がありますが、海外ではどうようなものがあるのでしょうか。日本に住む20人の外国人に聞いてみました。■イラン各地のフォークダンス(イラン/20代後半/女性)イランはシルクロードの影響で、実にたくさんの民族で構成されています。そのため、ダンスも土地や民族によって様々です。■棒踊り(木の棒で踊るダンス)です(エジプト/40代前半/男性)同じ踊りでも、こちらは武術のような舞踊「タフティーブ」。古代エジプトの時代から続いており、遺跡にもその様子が残されています。現在もお祭りや結婚式などで披露されることがあるそうです。■クラシック音楽全般(ドイツ/30代後半/男性)クラシック音楽はドイツのお家芸と言っていいでしょう。優れた音楽家を数多く輩出してきました。よく「音楽の父・バッハ」と言われますが、彼が活躍したのは18世紀。それ以前にもすばらしい作曲家、音楽がたくさんあります。■フォルクローレ(ペルー/40代後半/男性)フォルクローレって何?とピンとこなかった人も、駅前等で「コンドルは飛んでゆく」を演奏している方々を見たことありませんか?■州によっていろいろ違ったりすることもある。共通した伝統といえば、劇場とオペラだと思います(イタリア/30代前半/男性)■「歌仔戲」と「布袋戲」などの伝統的な演劇(台湾/40代前半/男性)日本における歌舞伎や能のような存在でしょうか。台湾の「歌仔戲」は台湾オペラと言われることもあり、とても人気があるそうです。■操り人形(ミャンマー/30代前半/女性)■「ワヤン」という影絵芝居があります(インドネシア/40代前半/女性)ミャンマーの芸術的な操り人形劇は一見の価値あり!操り師の巧みな技で、人形たちが生き生きと動き回ります。インドネシアのワヤンも人形を使いますが、こちらは白い幕に人形の影を投影しながら演じられ、幻想的な雰囲気です。ユネスコの世界無形遺産にも登録されました。■木製の食器・小物の作製と粘土の食器・玩具の作製が有名です(ロシア/20代後半/女性)極寒のロシアで育ったシラカバの樹皮は、とても柔らかく滑らか。この特性を生かした「ベレスタ」と呼ばれる食器や雑貨、アクセサリーが誕生しました。良質の樹皮を求めて長い旅に出る職人もいるのだとか!■色んな夏の祭りが有名です。例えば牛の前で走る、トマトを投げるとか(スペイン/ 30代前半/男性)伝統芸とは少し違うかもしれませんが、スペインから祭りの紹介。3大祭りのひとつ「サン・フェルミン祭り」は、日本では「牛追い祭り」として有名ですね。トマトを投げ合う「トマティーナ」は1940年代から始まった収穫祭。どちらもなかなか激しいお祭り。情熱的な国民性が影響しているのかも!?元々は生活の知恵や身近な娯楽であったものも、人々の暮らしの中に息づいたものが、時を経て伝統となっていくのですね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月11日ラフォーレ原宿は、12月22日と23日の両日、パフォーマンスイベント「HARAJUKU PERFORMANCE+DOMMUNE2012」をラフォーレミュージアム原宿で開催する。同イベントは、美術家・宇川直宏氏が主宰する、ライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE(ドミューン)」とコラボレートし、次代を担うクリエーターの発掘と、日本が誇るクリエーターの世界発信という2つの軸で展開される。初日の22日には、身体を使った表現者であれば、誰でもエントリーすることのできるオーディション形式のイベントを開催する。音楽、アイドル、演劇、コンテンポラリーダンス、バレエ、伝統芸能など、事前審査で選ばれたクリエーターが登場。また、同公演に出演したクリエーターの中から、「ラフォーレ原宿賞」として、ラフォーレミュージアム原宿で1日上演を行うことができる権利、「DOMMUNE賞」として「ドミューンスタジオ」で放送される番組へ出演する権利などを授与する。発表の場を提供することで、次代を担うクリエーターの活動をサポートするという。2日目の23日は、「HARAJUKU PERFORMANCE+2008」に出演した、映像作家・音楽家の高木正勝氏によるスペシャルライブを開催。今回は、彼が音楽と主題歌を手掛けた「おおかみこどもの雨と雪」の楽曲など、最新作も含めたピアノ公演が行われる。なお、22日は19時開演で、入場料が前売り券2,000円、当日券2,500円。23日は18時開演で、当日券4,000円。各日ともに、開場は開演の30分前となる。詳細は、同イベント公式ホームページから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日芸能界ではなぜ「できちゃった婚」が多いのか。その理由には諸説あり、やれ芸能界はモラルが低いとか、やれ芸能界には教養がない人が多いとか、自由勝手に論じられている。特にモラルに関しては、芸能界に「できちゃった婚」が増えれば増えるほど麻痺していくに違いない。あの人もこの人もそうなのだから自分もそれでいいと思ってしまうのは人間の性だ。モラルとは価値観の多数派なのだ。さらに、僕はもうひとつ別の理由があると考えている。それは、芸能界の仕事は往々にして結婚のタイミングを見極めにくいから、これである。たとえば、ある芸能人カップルがいたとする。(以下、すべて空想です)男は連ドラや映画に多数出演している若手の人気イケメン俳優だ。最近はビジネス至上主義のクライアントからアニメの声優や洋画の吹き替え役を依頼されることも増え、それを軽い気持ちで引き受けたものだから、原作ファンに嫌われ、声優業界に妬まれ、ツイッターも炎上。しかし、だからといって人気に陰りがあるわけではなく、映画の撮影スケジュールは3年先まで埋まっており、来年には密かに小説を執筆しようと企てている。小説はまだ1枚も書いていないが、出版社はすでに決まっているから安心だ。一方、女は人気アーティストだ。大手レコード会社から異例の待遇でデビューしたのは5年前。ルックスが良かったためか、芸能界の重鎮に寵愛され、デビュー曲が話題の映画の主題歌になるわ、CMソングとして使われるわ、都市圏の歓楽街に看板が立つわ、宣伝カーが街中を走り回るわ、とにかく数億円の広告費がかかった一大キャンペーンを展開。その結果、デビュー半年で知名度が著しく向上し、現在はニューアルバムを製作中。来年早々から全国ツアーが控えており、終了後はなぜかセクシー写真集の撮影でサイパンだ。そんな二人は2年前に友人の紹介という名の合コンで知り合い、その夜から早くも付き合うようになった。以降は互いの所属事務所に内緒にしながら逢瀬を重ね、半年前から結婚を意識し始めた。しかし、結婚するためには互いの事務所の了解が必要で、二人ともマネージャーにそれとなく打診したものの、どちらも烈火のごとく反対されてしまう。特に逆風が激しかったのは、女のほうだ。実は彼女は数億円の出資のおかげで知名度こそ上がったものの、肝心のCDセールスはからっきしで、デビュー時の投資額の半分も回収できていない状態。一応、CDチャートには彼女のシングルがトップ10入りを果たしているが、それも本当は事務所がCDを大量買いをしているだけであり、利益が出るどころか投資額がますます増えていく悪循環に陥っている。言わば、虚飾の人気なのだ。だから事務所にしてみれば、もはや不良債権となった彼女をバラエティ番組に出演させたり、セクシー写真集を出したり、暴露本を書かせたりすることで、少しでも投資額を回収したいと目論んでいた。それなのに、このタイミングで結婚されたらたまったものではない。本当に質の高い音楽を提供できるなら、そのアーティストが独身だろうが既婚者だろうが関係ないが、それはあくまで理想論で、彼女の場合は数少ないファンのほとんどがルックス目当ての男性である。しかも現在契約しているCMは、彼女が独身の美しい女性というパブリックイメージだから成立するものばかりであり、既婚者になればCM降板どころか、莫大な違約金が発生する可能性だってある。だいたい、ここで結婚したら現在制作中のニューアルバムや来年の全国ツアーはどうなる。レコード会社との綿密な打ち合わせの末、ニューアルバムの全体コンセプトは「若い女性のピュアなラブソング」に決まっており、全国ツアーもその楽曲をメインに展開することになっているのだ。既婚女性ではイメージが合わなくなってしまう。そう考えると、このタイミングでの彼女の結婚は多方面に莫大な損失額を出すことになり、ただでさえ投資額を回収できていないのだから、ますますありえない。こっちは彼女を売るために散々苦労したというのに、ろくな利益も出さず、自分だけ幸せになりたいとは何事か。その幸せの陰で倒産する零細企業もあるんだぞ。それで無職になったオヤジにも妻と子供がいるんだぞ。それを考えたことがあるのか、ユーは。だんだんキャラが迷走してきたので、ここらでまとめます。(すべて妄想です)要するに、芸能人には上記のような複雑な事情が絡んでいることが多いため、周囲の人すべてが納得する婚期が訪れにくい。かくして、そうなると周囲の反対を押し切って結婚するしか手はなく、その最大の武器になるのが「できちゃった婚」というわけだ。さすがに純粋に愛し合っている者同士から「子供ができた」と告白されたら、よほどのことでもない限り、快く祝福してあげたいと思うのが人情だ。所属事務所をはじめ、関係各社に莫大な損金が出ることも珍しくないだろうが、そこは顔で笑って心で泣くのが業界を支える裏方たちの美徳なのかもしれない。痩せ我慢も日本人の粋である。したがって、僕は若い芸能人カップルの「できちゃった婚」のニュースを見聞きするたびに、裏方の苦労を察して違う意味で胸が熱くなる。もちろん僕の妄想がすべて正しいとは限らない(当然)が、少なくともそこにあるのは歓喜の涙だけではないはずだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日大正時代から人々に親しまれて、会津のガンコおやじがプライドを持ってその味を守り続けている。会津のソウルフード「伝統会津ソースカツ丼」だ。現在、「伝統会津ソースカツ丼の会」加盟店は23軒。その1軒1軒、味に個性があり、比べて食べるのもこれまた一興(いっこう)だ。一般的にカツ丼といえば、玉ねぎとカツをしょうゆで煮込み、その上に卵をからめたもの。しかし会津のカツ丼は、その名の通りソースで味付けしたカツ丼だ。誕生の経緯は定かでないそうだが、定義としては、「ほかほかのごはんの上にサクサクのキャベツを敷き、揚げたてのカツを店独自のソースで絡めた丼」となるよう。そんな会津オリジナルのカツ丼に一家言ある飲食店数店が一致団結して、2004年に「伝統会津ソースカツ丼の会」を誕生させた。ソースカツ丼誕生の経緯は、カフェ全盛期だった大正時代、洋食のコックが手軽なまかないとして考案したという説がある。余った肉片を当時人気だったカツレット(今のカツレツ)にして、ウナギのかば焼きからヒントを得た甘めのソースで絡める。それを食べやすいように、さっと丼に盛ったのが始まりではないかというのだ。いまなお古い街並みを随所に残す会津若松に、なんとも似つかわしい説ではないか。ところで、このレトロな街並みと相性ぴったりな、「ハイカラさん」という周遊バスをご存じだろうか?市内観光の足として利用されているこのバスは、「伝統会津ソースカツ丼の会」加盟店23店舗のうち、15店舗の店にほど近い各バス停に停車する。1日に数軒でも回れるというツワモノは、バスに乗って食べ歩きしてみてもいいかもしれない。しかし、ソースカツ丼はいずれもボリュームたっぷりで、中には、丼からはみ出るような大きなカツを揚げている店もある。胃腸と相談しながらにすべし!同会の会長を務めている「なかじま」は、創業63年を数える老舗だ。スパイシーでまろやかなキャベツソースカツ丼と、先代社長が考案したという、コクとうまみたっぷりのソースで煮込んだソースカツ丼。“さすが老舗の逸品!”とうならされる味だ。ちなみに、使用している肉は福島県鮫川村(さめがわむら)の銘柄豚「健育美味(けんいくびみ)豚」。この豚はサツマイモを飼料として与えるなどして育てられており、深い味わいがあるだけでなく、ビタミンやオレイン酸などといった栄養分も豊富。肉のもつ強い甘みが、ソースの酸味に見事にマッチしていている点も魅力である。また、同じく創業60年以上の歴史をもつ「白孔雀食堂」のソースカツ丼は、丼からはみ出る大きなカツとやや甘みのあるソースが特徴。どんぶりからのはみ出しっぷりには最初驚くこと必至だが、いざ箸を付けると、薄くたたかれていて、見た目からは想像できない食べやすさであることが分かるだろう。お客に楽しく食事してほしいと願う店主の優しさがそこはかとなく感じられる。いずれの店も会津っぽ(会津魂)の優しさとこだわりで、長い間、店独自の味や盛り付け法を貫いてきたことは間違いない。ガンコな会津の料理人の心は、昔も今も変わらずに、この地に脈々と息づいているのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日芸能界復帰宣言のマリエのお勧め水着が素敵!昨年9月から渡米し大学でファッションデザインを学んでいたタレント、マリエが帰国し芸能界への復帰を宣言したと8月3日のマイナビニュースが報じている。写真は8月5日にアップされたマリエのブログより。『マリリン7日間の恋』の記念イベントに出席マリエが芸能界復帰宣言したのは都内で開催された映画『マリリン7日間の恋』のブルーレイ&DVD発売記念イベント。マイナビニュースによると「2週間前に帰国しました。すごく迷惑をかけて出て行ってしまったので、『今は行かせてよかったな』と言われるように芸能界で頑張りたい」と、コメントし、アメリカでの恋は?の質問にお持ち帰りできるほどの恋は無かったとジョークで返答したという。お気に入り水着をブログで紹介ファッションリーダーでもあるマリエのブログには、お気に入りの水着や洋服も紹介されており、マラのブランドの洋服を『ちなみにマリエこれちょーーーほしいいいいいい泣』とコメントしている。マリエお気に入りの水着などをチェックしたい方は下記の外部リンク「マリエ公式ブログ」まで。元の記事を読む
2012年08月06日広告・宣伝に関するソリューションを手掛けるマキシースタイルは、訪日外国人観光客向けサービス「モテナス日本」で、「日本の伝統芸能ライブ」という新しいサービスを開始した。「モテナス日本」は、日本の伝統文化やもてなしの心に触れられる、個人観光客を対象としたプレミアムサービス。すべてのサービスに外国語と日本語に精通したアテンダントが同行。外国人観光客からの要望や質問などに、専任のアテンダントがきめ細やかにサポートするので、団体ツアーでは味わえない満足感を得ることができるという。同サービスでは、東京都渋谷区恵比寿にある異人館で「能」や「芸者」など、日本が誇る伝統芸能をライブ感覚で楽しめる。外国人観光客のみならず、企業がVIPの顧客を接待する際や、大事な会合などでも利用できるという。「日本芸能の源流 能」では、豪華ディナーを楽しみながら能の舞い(実演)を間近で鑑賞。実演後、シテ方や演者たちとの記念撮影などの交流もある。「江戸の粋を伝える 浅草芸者と幇間(ほうかん)」では、厳しい修練を積んだ本物の浅草芸者と幇間(ほうかん)が、伝統の舞とお座敷芸で場を華やかに盛り上げ、さらに、お座敷遊びを一緒にできるとのこと。詳細は、モテナス日本の公式WEBサイトで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日伊豆の温泉と観光が堪能できる「ホテルサンバレー伊豆長岡」は23日、地域に属した歴史・伝統芸能を多くの人々に見て感じてほしいとの願いから、「芸者踊り」の無料観賞イベントを開催する。伊豆長岡の歴史は古く、旅館として栄えてきた明治43年に古奈と長岡にある芸者置き屋を束ね、現在の伊豆長岡見番が誕生した。当時、日本全国で「学校」として認可されたのは、京都とここ伊豆長岡だけと希少な存在。長く受け継がれてきた日本舞踏は一見の価値があるという。今回のイベントでは、三味線や鳴り物などによる伝統ある芸者の舞、長唄小唄が披露されるほか、家族から女性客まで楽しめるお座敷遊びなど、同温泉ならではの伝統芸能を約60分間楽しめる内容となっている。イベントは本館にて16時から17時に開催される。なお今回のイベントは、今後の定期開催に向けての催しという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月15日