7月2日から9月19日まで、東京・丸の内の三菱一号館美術館で「From Life―写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」が開催される。1815年にインドのカルカッタに生まれたジュリア・マーガレット・キャメロンは、48歳の時に独学で写真術を身につけ、記録媒体にすぎなかった写真を、芸術の次元にまで引き上げようと試みた写真家。1863年末に初めてカメラを手にして制作活動に取り組んだキャメロンは、僅か1年半後にヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の前身であるサウス・ケンジントン博物館に63点の作品が買い上げられ、 公的な評価を確立するという快挙を成し遂げた。本展は、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が企画した世界6ヶ国を回る国際巡回展であり、日本初の回顧展。会場では、極めて貴重な限定オリジナルプリント(ヴィンテージプリント)をはじめ、約150点の写真作品や書簡などの関連資料を通じて、キャメロンの制作意図を鮮やかに際立たせつつ、 彼女が切り拓いた美しくも型破りな芸術表現を展覧する。【イベント情報】「From Life―写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」会場:三菱一号館美術館住所:東京都千代田区丸の内2-6-2会期:7月2日~9月19日時間:10:00~18:00(金曜、第2水曜、会期最終平日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,600円、高校生・大学生1,000円、小・中学生500円休館日:月曜日(但し、祝日の場合と9月12日は開館)
2016年06月10日近年ブラジルで高く評価されている写真家の大原治雄(1909~1999)の写真展「大原治雄写真展 ―ブラジルの大地と家族の記憶―」が、6月7日まで伊勢丹新宿店本館5階アートギャラリーで開催されている。大原治雄は、17歳で家族とともに高知県から移民第1号としてブラジルに渡り、サンパウロの農園で働いた後、開拓民としてパラナ州ロンドリーナに入植。28歳の頃に小型カメラを購入し、農作業の合間にブラジルの自然や家族の姿、変わりゆくロンドリーナの町などを撮るようになった。その後、ブラジル国内外の写真展に出品するようになり、1998年には「ロンドリーナ国際フェスティバル」で初の個展を開催すると大きな反響を呼び、「クリチバ市国際写真ビエンナーレ」(パラナ州)に第2回(1998年)、第3回(2000年)と連続で紹介され、ブラジル国内で高い評価を受けた。現在、高知県の高知県立美術館で「大原治雄写真展」も、6月12日まで開かれている。今回同展では、リオデジャナイロオリンピック2016を記念し、約30点の写真作品を展示。若くしてブラジルの地に渡り、家族や仲間たちと切り拓き育て上げた広大な農場、そこで働く農民の日常風景、愛する家族の姿をこつこつと穏やかに写した写真作品などが紹介されており、現在東京で見られるのはここだけであり貴重な機会となっている。また、6月18日から7月18日まで兵庫県の伊丹市立美術館でも日本初の大規模個展が開かれる。【イベント情報】「大原治雄写真展 ―ブラジルの大地と家族の記憶―」会場:伊勢丹新宿店本館5階 アートギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:6月1日~7日
2016年06月03日飯沼珠実の写真展「歌う建築を聴く- architecture singing」が、5月24日から7月2日までは京都岡崎 蔦屋書店 ロームシアター京都 パークプラザ3階の共通ロビーで、7月9日から26日までは代官山 蔦屋書店2号館1階の書店内ギャラリーで開催される。飯沼珠実は、建築物を被写体とした様々な写真作品を発表している写真家。今年1月には、上野の森の建築、国立西洋美術館、東京都美術館やその周辺の情景などを写した初の写真集『建築の建築』を発表するなど活動の幅を広げている。同展では、長年に渡り京都市民に親しまれ、本年リニューアルオープンした前川國男建築のロームシアター京都を撮り下ろした写真作品を展示。また、京都のモダン建築、京都の迎賓館として多くの観光客を迎えてきたウエスティン都ホテル京都の数寄屋風別館・佳水園や、関西の日仏交流会館でアーティスト・イン・レジデンスの場として活用されているヴィラ九条山を撮影した作品も紹介。それぞれの建築作品には、代官山 蔦屋書店の建築デザインコンシェルジュが解説文を寄せている。【イベント情報】「歌う建築を聴く- architecture singing」会場:京都岡崎 蔦屋書店 ロームシアター京都 パークプラザ3階 共通ロビー住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13会期:5月24日~7月2日■飯沼珠実 写真展「歌う建築を聴く- architecture singing」クロージングイベント「これからの写真家、これからの書店 -- 1+1=3にする」開催日:7月02日時間:19:00開場、19:15開始(20:30終了予定)ゲスト:飯沼珠実(写真家)、小野友資(YUYBOOKS)進行:三條陽平(代官山蔦屋書店 建築・デザイン コンシェルジュ)会場:代官山 蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:7月9日~26日
2016年05月25日ジム・マーシャル写真展「The Haight: Love, Rock and Revolution」が、ライカギャラリー東京と京都で開催される。期間は、東京が2016年5月21日(土)から8月28日(日)まで、京都では5月20日(金)から9月1日(木)まで。ジム・マーシャルは、ボブ・ディランやエリック・クラプトン、ジャニス・ジョプリンそしてスティービー・ワンダーなど、歴史に名を残すミュージシャンたちの姿を捉えてきた写真家。他にも、彼はザ・ビートルズのライブやバックステージの撮影、またザ・ローリング・ストーンズの全米ツアーに同行し、伝説的なコンサートはもちろん、舞台裏やツアー中のプライベートな瞬間の数々を切り撮ってきた。本展では、そんな彼の作品が紹介される。東京会場では「ザ・ローリング・ストーンズ」を撮影した作品14点を展示。そして京都会場では「ザ・ビートルズ」を撮影した作品を中心に15点が展示される。ミュージシャンたちのライブ写真はもちろん、レコーディングの様子など貴重な姿に出会うことができそうだ。【開催概要】ジム・マーシャル「The Haight: Love, Rock and Revolution」■ ライカギャラリー東京 (ライカ銀座店 2F)期間:2016年5月21日(土)〜8月28日(日)住所:東京都中央区銀座6-4-1TEL:03-6215-7070 ■ ライカギャラリー京都 (ライカ京都店 2F) 期間:2016年5月20日(金)〜9月1日(木)住所:京都市東山区祇園町南側 570-120TEL:075-532-0320
2016年05月19日写真家・川内倫子の写真展「The rain of blessing」が、5月20日から9月25日まで東京・港区のギャラリー916(Gallery 916)で開催される。同展では、川内倫子が2016年に熊本市現代美術館で発表した「川が私を受け入れてくれた」や、昨年ウィーンのKUNST HAUS WIENでの個展のために撮り下ろした国内未発表作品「Search for the sun」、さらに未発表の最新作までの近作を初期作品とあわせて展覧。川内の軌跡をたどる100点余りの写真作品を一度に見ることができる貴重な機会となっている。また、併設のスペースのGallery 916 smallでは新作の映像作品も上映される。川内倫子は、02年に「うたたね」「花火」で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家。09年にはICP(International Center of Photography)主催の第25回インフィニティ賞芸術部門受賞を、13年には平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学新人賞、第29回写真の町東川賞国内作家賞を受賞しており、これまでにパリやイエテボリ、スウェーデン、サンパウロ、ウィーンなど世界中で個展を開催している。【イベント情報】川内倫子写真展「The rain of blessing」会場:ギャラリー916(Gallery 916)住所:東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル6階会期:5月20日~9月25日時間:11:00~20:00(土・日・祝日は18:30まで)料金:一般800円、大学生/シニア500円、高校生300円、中学生以下無料休館日:月曜日(祝日を除く)
2016年05月09日資生堂トップヘア&メーキャップアーティストの計良宏文と華道家であり写真家の勅使河原城一による花を題材にした創作ヘア&メーキャップ写真展「計良 宏文 × 勅使河原 城一 Flowers ~わたしを咲かせなさい~」が、5月10日から22日まで渋谷ヒカリエ8階の8/CUBE1,2,3で開催される。同展では、06年よりファッションや広告などの撮影を共に行ってきた計良宏文と勅使河原城一が、“花”を題材に共同で制作した作品を展示。撮影現場にて互いの感性をぶつけ合い即興で創作される、ふたりのクリエイティビティ溢れる斬新な創作作品30点が展開される。メインビジュアルには、パリコレクションをはじめ国内外で活躍するモデルの松岡モナを起用した。また、会期中はトークイベントや、生け花・ヘア&メーキャップのライブなども開催。5月10日の18時30分から19時までは、ナビゲーターに『SHOOTING』編集長の坂田大作を迎えたオープニングトークを実施。計良宏文と勅使河原城一がこれまでの撮影の振り返り、展示作品への想いや撮影エピソードなどを語る。その他、5月15日の14時から、18時からは勅使河原城一による生け花ライブが、16日の14時から、18時からは計良宏文と勅使河原城一が作品をつくる様子を生で見られるシューティングライブが、17日の14時から、18時からは計良宏文によるヘアメーキャップライブが行われる。【イベント情報】「計良 宏文 × 勅使河原 城一 Flowers ~わたしを咲かせなさい~」会場:渋谷ヒカリエ8階 8/CUBE1,2,3住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1会期:5月10日~22日時間:11:00~20:00入場無料
2016年05月05日英国アカデミー賞の写真展が、2016年4月29日(金)よりグローブ・トロッター 銀座で開催される。英国のラグジュアリーブランド「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」と、ドイツの名門カメラブランド「ライカ(LEICA)」のコラボレーションを記念して開催される本展。会場には、イギリス映画界で最も由緒ある英国アカデミー賞の舞台裏を、オフィシャル・フォトグラファー達がライカのカメラで撮影した写真の数々が展示される。被写体となったのは、『レヴェナント:蘇えりし者』で主演男優賞を獲得したレオナルド・ディカプリオや、『キャロル』で主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェット、『スティーブ・ジョブス』のケイト・ウィンスレットら豪華俳優陣。彼らが普段スクリーンで見せる表情とはまた違う、舞台裏ならではの表情に注目してみてほしい。なお本展は、5月13日(金)から22日(日)までヴァルカナイズ・ロンドン 青山に、5月27日(金)から6月3日(金)までヴァルカナイズ・ロンドン心斎橋にそれぞれ巡回。各会場では、写真展開催のきっかけとなったコラボレーション カメラバッグも販売される。【開催概要】英国アカデミー賞 写真展 by グローブ・トロッター開催期間・場所:・グローブ・トロッター 銀座2016年4月29日(金)〜5月8日(日)住所:中央区銀座5-2-1TEL:03-6161-1897)・ヴァルカナイズ・ロンドン 青山2016年5月13日(金)〜5月22日(日)住所:港区南青山5-8-5TEL:03-5464-5256・ヴァルカナイズ・ロンドン 心斎橋2016年5月27日(金)〜6月3日(金)住所:大阪市中央区南船場4-5-8TEL:06-4708-8980※入場無料■ライカ コラボレーション カメラバッグ価格:206,000円+税
2016年05月05日資生堂(SHISEIDO)トップヘア&メーキャップアーティストの計良宏文と、 華道家であり写真家の勅使河原城一による写真展「計良 宏文 x 勅使河原 城一 Flowers ~わたしを咲かせなさい~」が、2016年5月10日(火)から5月22日(日)までの間、 東京・渋谷ヒカリエで開催される。2006年よりファッションや広告などの撮影を共にしてきた計良と勅使河原が、花を題材に作品を共作。 撮影現場にて互いの感性をぶつけ合い、即興で創作した、クリエイティビティ溢れる創作作品30点を公開する。メインビジュアルには、国内外で活躍するモデルの松岡モナを起用。会期中は、トークイベントや、生け花・ヘア&メーキャップのライブなど、スペシャル企画を開催する。【イベント詳細】計良 宏文 x 勅使河原 城一 Flowers ~わたしを咲かせなさい~開催期間:2016年5月10日(火)~5月22日(日) 11:00~20:00入場料:無料※展示作品は、一部を除き購入が可能。会場:渋谷ヒカリエ 8F 「8/CUBE1,2,3」住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1TEL:03-6418-4718<スペシャルイベント>・トークライブ: オープニングトーク(入場無料)日時:2016年5月10日(火) 18:30~19:00場所:渋谷ヒカリエ 8F 「8/COURT」出演者:計良 宏文、 勅使河原 城一氏※ナビゲーターとしてSHOOTING編集長の坂田大作も参加。・生け花ライブ:勅使河原氏による生け花ライブ(入場無料)日時:5月15日(日) 14:00~、18:00~場所:渋谷ヒカリエ 8F 「8/CUBE1,2,3」出演者:勅使河原城一・シューティングライブ:計良と勅使河原氏によるシューティングライブ(入場無料)日時:5月16日(月) 14:00~、18:00~場所:渋谷ヒカリエ 8F 「8/CUBE1,2,3」出演者:計良宏文、 勅使河原城一・ヘアメークライブ:計良によるヘアメーキャップライブ(入場無料)日時:5月17日(火) 14:00~、18:00~場所:渋谷ヒカリエ 8F 「8/CUBE1,2,3」出演者:計良宏文※スペシャルイベントは定員になり次第、入場制限する場合有。※「TSUBAKI」のシャンプー・コンディショナー・トリートメントの入った「ボトルサンプルBOX」セットを毎日先着100名にプレゼント。
2016年04月30日フランスのアマチュア写真家・ジャック=アンリ・ラルティーグの回顧展「ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて」が、5月22日まで埼玉県・さいたま市の埼玉県立近代美術館にて開催されている。ジャック=アンリ・ラルティーグは、子どもの頃から生涯にわたり、新鮮でユニークな視点の写真を撮り続けたアマチュア写真家。写真を愛好していた父親の手ほどきで6歳の頃から写真を撮り始め、7歳のときには自分のカメラで写真を撮ったラルティーグ。家族や友人が階段から飛び降りる瞬間や疾走する自動車、兄が制作した飛行機、二重露出を利用した心霊写真など、様々なものを対象に写真を撮り続けた。自分の楽しみのために写真を撮っていたラルティーグだったが、1962年、68歳の時に作品がニューヨーク近代美術館の写真部長の目にとまる。翌年に個展を開催すると、ベルエポックのフランスを独自の視点で切り取った写真がアメリカで高く評価され、やがて世界中で知られるようになった。今回開催される展覧会では、子ども時代から晩年までの代表的な作品や、その多くが日本初公開となるカラー作品など約160点を展示。写真を楽しみ、過ぎ行く時間や人生の歓びをつかまえようとしたラルティーグの世界を体感できる展覧会となっている。なお、展覧会は大きく4つに分けて構成され、プロローグでは、父にシャッターを押してもらった作品やラルティーグが初めて自分で撮影した作品を通して、アマチュア写真家・ラルティーグが生まれた原点を紹介。第2章では少年時代のユニークな視点の作品が紹介される他、第3章では少年時代の好奇心のままに写真を愛し続けたラルティーグの人生を、子ども時代から晩年までの作品を通して辿る。最後は1920年代のオートクローム作品や、1950年代から晩年にかけてのカラー写真が紹介されている。関連イベントとして、4月24日にはラルティーグがスチール写真を撮影した映画『ポゾール王の冒険』の上映会、4月29日にはミュージアム・コンサート「うつりゆく日々、とどめおく光」を実施。5月5日には、ラルティーグをいち早く日本で紹介したデザイナーで絵本作家の堀内誠一の長女で、自身もラルティーグの写真集の翻訳に携わった堀内花子によるスペシャルトークも開催される。【イベント情報】「ジャック=アンリ・ラルティーグ 幸せの瞬間をつかまえて」会場:埼玉県立近代美術館住所:埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1会期:4月5日~5月22日時間:10:00~17:30(入場は閉館の30分前まで)料金:一般1,000円、高大生800円、中学生以下及び障碍者手帳持参者とその付き添いひとりは無料
2016年04月30日韓国を代表する写真家クー・ボンチャンの写真展「白磁:White Vessels」が、4月27日から5月16日まで渋谷ヒカリエ8階の8/ART GALLERY/Tomio Koyama Galleryにて開催される。白磁は、かつて王朝貴族に愛用され、近代では広く庶民にも親しまれてきた朝鮮文化を代表する陶磁。その飾り気のない素朴な陶磁は欧米や日本の民藝運動家たちを魅了し、熱心に収集されてきた。そのため白磁の面影を偲ぶことができるのは、今となっては主に海外における美術館の収蔵品となっている。その経緯を知ったクー・ボンチャンは、海外に散逸してしまった母国の遺産を追い求め、美術館やコレクターのもとに赴いては、白磁の持つきめ細やかな肌合いや表情のひとつひとつを丹念に自身のカメラに収め、写真作品として残してきた。今回開催される写真展では、クー・ボンチャンが日本民藝館の協力を得て、柳宗悦の収集した白磁コレクションを06年に撮り下ろしたシリーズ「White Vessels」の作品を出展。プリント制作会社・アマナサルトがクー・ボンチャンとともに厳選し、15年に新たに制作したプラチナプリント作品13点が展示される。白磁が湛える歳月を経た独特の質感と、素朴でありながらも繊細な美しさを感じ取ることができる作品がそろえられた。【イベント情報】クー・ボンチャン 写真展「白磁」会場:8/ART GALLERY/Tomio Koyama Gallery住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階会期:4月27日~5月16日時間:11:00~20:00会期中無休
2016年04月27日20世紀を代表する芸術家のひとり、スペインのサルバドール・ダリ(1904-89年)の回顧展「ダリ展」が、東京との2会場での開催が決定。日本での本格的な回顧展は約10年ぶりで、過去最大規模の展示となる。本展は、ガラ=サルバドール・ダリ財団(スペイン、フィゲラス)、サルバドール・ダリ美術館(アメリカ、セントピーターズバーグ)、国立ソフィア王妃芸術センター(マドリード)という世界の3つの主要なダリ・コレクションから招来される作品を中心に、日本国内の重要作品を加えた約200点の作品によってダリの世界を紹介する。スペイン、フランス、アメリカとさまざまな場所で創作活動を行ったダリ。絵画や彫刻のみならず、宝飾品、舞台装置、衣裳のデザイン、挿絵や映画の制作までを手掛け、ジャンルを超えて多彩な才能を発揮し、その独特の世界観は、今なお多くの人々を魅了している。本展では、初期から晩年までのダリの創作の軌跡をたどりながら、ダリの世界を多角的な視点で紹介する。ダリのファンならずとも、ぜひ足を運んでみたい。これまで知らなかったダリ作品に出会えるかもしれない。「ダリ展」は、7月1日(金)~9月4日(日)京都・京都市美術館にて、9月14日(水)~12月12日(月)東京・国立新美術館にて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年04月25日写真家の蜷川実花による初のファッションフォト写真展「ファッション・エクスクルーシヴ(FASHION EXCLUSIVE)」が、4月23日から5月8日まで表参道ヒルズ本館地下3階のスペース オーにて開催される。同展は、これまで様々なテーマや人物を取り上げてきた蜷川実花による、ファッションに特化した初の写真展。「ファッション・エクスクルーシヴ」というタイトルには、ファッションというジャンルを特別に選び、蜷川ならではの感性でファッションの捉え方を示すという意味が込められている。会場では、蜷川実花の写真集『ファッション・エクスクルーシヴ』に収録された写真約85点を展示。女優の柴咲コウや大島優子、前田敦子、俳優の浅野忠信や斎藤工、アーティストからは安室奈美恵、椎名林檎、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)など突き抜けた個性を持つ俳優やアーティスト、モデルといった“STAR”とファッションを融合させることで蜷川ワールドを艶やかに彩った。また、限定のクリアファイルやポストカードブック、オリジナルステッカー、DECOチョコなどを販売。蜷川実花とゲストによるトークイベントも開催される。【イベント情報】「ファッション・エクスクルーシヴ」会場:表参道ヒルズ本館地下3階 スペース オー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:4月23日~5月8日時間:11:00~21:00(4月24日、5月1日は20:00まで、5月8日は18:00まで)入場無料
2016年04月22日40年に渡り動物を撮影してきた岩合光昭によるねこの写真展が、2016年6月上旬にかけて全国で開催される。■写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」開催場所:福屋 広島駅前店、そごう千葉店、新潟三越、大丸京都店NHK BSプレミアムの番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」が写真展に。岩合がヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、アジアなど世界15地域で出会ったネコたちの写真作品を中心に、番組未公開映像を加え、およそ200点を展示。ネコたちの愛らしい表情や仕草、一瞬の動きをとらえた愛らしい作品に出合えるはず。■岩合光昭写真展「ふるさとのねこ」開催場所:さくら野百貨店 青森本店青森県津軽地方を舞台に、1年かけて子ネコと人との暮らしを撮影。花咲く春、夏の祭り、リンゴ実る秋、深く長い冬。津軽の四季とともに、そこで生きる子ネコのたちの物語をみることができる。■岩合光昭写真展「ねこ」開催場所:ちより街テラス(高知市)、まるひろ川越店、山陽百貨店(姫路市)岩合光昭の40年以上に及ぶ写真家人生の中で、日本国内外を問わずに撮り続けてきた作品を一堂に集めた展覧会。旅先で出会ったネコたちとあたかも会話を交わしながら撮影したような作品には、自由で愛らしく、誇り高い“ねこ”たちが映し出され、見るものに温かい気持ちを運んでくれる。■岩合光昭写真展「ねこ歩き」開催場所:近鉄百貨店 和歌山店、泉北タカシマヤ(堺市)、鳥取大丸近年訪れた国々や日本のネコたちの新作を中心に展示。素直でへそ曲がり、大胆で臆病、甘えたがりで素っ気ない、ネコたちとの出会いの旅を作品を通して体感できる。■岩合光昭ミニ写真展「ねこのとけい」開催場所:十字屋山形店、大宮タカシマヤ“ネコの一日“を楽しめる約50作品で構成されたミニ写真展。朝起きて、ご飯を食べる。昼寝し、散歩して夜は寝る。作品を通して、自由気ままなネコたちの一日を楽しめるはず。■岩合光昭写真展「ネコライオン」開催場所:日本橋三越本店写真展「ネコライオン」では、岩合がとりわけ多くの時間を割いて撮影をしているネコとライオンにフォーカス。約180点の作品を通して、人間と共生するネコ、野生に生きるライオン両者の共通点や差異を伝えていく。また、各展併設される物販エリアでは、会場限定のオリジナルグッズを多数用意。ねこの作品をあしらった各種ブロックメモ、コースターなどがラインナップする。【イベント詳細】■写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」・福屋 広島駅前店 会期:2016年4月21日(木)~5月4日(水・祝)・そごう千葉店 会期:4月22日(金)~5月5日(木・祝)・新潟三越 会期:4月26日(火)~5月8日(日)・大丸京都店 会期:4月27日(水)~5月9日(月)■岩合光昭写真展「ふるさとのねこ」・さくら野百貨店 青森本店 会期:4月22日(金)~5月8日(日)■岩合光昭写真展「ねこ」・ちより街テラス(高知市) 会期:~5月2日(月)・まるひろ川越店 会期:4月27日(水)~5月2日(月)・山陽百貨店(姫路市) 会期:4月27日(水)~5月5日(木・祝)■岩合光昭写真展「ねこ歩き」・近鉄百貨店 和歌山店 会期:4月26日(火)~5月4日(水・祝)・泉北タカシマヤ(堺市) 会期:4月27日(水)~5月9日(月)・鳥取大丸 会期:4月27日(水)~5月9日(月)■岩合光昭ミニ写真展「ねこのとけい」・十字屋山形店 会期:4月28日(木)~5月4日(水・祝)・大宮タカシマヤ 会期:4月27日(水)~5月9日(月)■岩合光昭写真展「ネコライオン」・日本橋三越本店 会期:5月25日(水)~6月6日(月)■岩合光昭写真展「津軽のねこ」・ノエビア 銀座本社ビルギャラリー 会期:~7月1日(金)※物販会場なし。
2016年04月21日資生堂(SHISEIDO)のクリエーター、百合佐和子と金澤正人によるヘア&メーキャップ創作写真展「百合 佐和子 x 金澤 正人『ユリカナ展 Ⅱ』 byマジョリカ マジョルカ」が、2016年4月20日(水)から5月8日(日)まで、東京・渋谷ヒカリエにて開催される。タイトルの『ユリカナ』は、ヘア&メーキャップアーティストの百合佐和子、フォトグラファー金澤正人の名前からとったもの。これまで2人は、メーキャップブランド「マジョリカ マジョルカ」に携わり、女の子の心をくすぐる美の世界観を表現してきた。本展では、「マジョリカ マジョルカ」のミューズである琉花や、女優として活躍する小松菜奈、玉城ティナ、ゆらなどをモデルに起用し、独自の「KAWAII(カワイイ)」を25点の作品を通して発信する。また、寺山修司の劇団「天井桟敷」の舞台美術や衣装などを手掛けたイラストレーター・宇野亞喜良、レースやビーズなどのビンテージ素材や日本の着物の生地などを使ったコラージュで絵を描くアーティスト長谷川洋子とコラボレーションした作品も発表する。【イベント詳細】百合 佐和子 x 金澤 正人 『ユリカナ展Ⅱ』 by マジョリカ マジョルカ開催期間:2016年4月20日(水)~5月8日(日) 11:00~20:00入場料:無料会場:渋谷ヒカリエ 8F 「8/CUBE1,2,3」住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1TEL:03-6418-4718<スペシャルイベント>■百合佐和子メーキャップショー日時:5月5日(木) 第1回目15:00~15:20、第2回目17:00~17:20場所:渋谷ヒカリエ 8F 「8/CUBE1,2,3」参加費:無料■百合佐和子×金澤正人ギャラリートーク 日時:5月7日(土) 15:00~15:30(終了予定)場所:渋谷ヒカリエ8F 「8/CUBE1,2,3」参加費:無料※期間中「マジョリカ マジョルカ」のスペシャルノベルティーとヌードメークジェル(サンプル)を、毎日先着80名(女性限定)にプレゼント。スペシャルイベントを参加者全員にプレゼント。※百合佐和子オリジナルメーキャップレシピを会場にて配布。(数量限定。なくなり次第終了)。
2016年04月17日フジフイルム スクエア 企画写真展『「南米大陸 いちばん遠い地球」~熱狂の大地がやってきた!~』が、東京・赤坂で開催。期間は、2016年6月24日(金)から7月13日(水)まで。2016年8月のオリンピックの開催地として選ばれた、南米大陸。日本から見て地球のほぼ裏側に位置するにも関わらず、ペルーには推定10万人、ブラジルには約160万人もの日系人が暮らしていると言われており、つながりが深い大陸のひとつとしてあげられる。そこには、アマゾン熱帯雨林、ギアナ高地、イグアスの滝、そして南端部には幅数kmにもおよぶ大氷河が存在する。また、マチュピチュに代表されるインカ文明の痕跡や、カトリックの影響を受けた建築群、そして、今なおアマゾンで原始の生活を続ける部族、サッカーやカーニバルに熱狂する都市生活者など、ラテン文化を背景として息づく人々の姿も見ることができる。本展は、そんな“世界の縮図”ともされる南米大陸の姿を、写真作品を通して体感する場となる。世界規模で活躍し高い評価を受けるドキュメンタリー写真家・野町和嘉、探検家でもあり人類拡散の道のり約53,000kmを踏破した関野吉晴、空撮で壮大な地球を写し撮った清水武男などの作品群から精選。大サイズ銀塩プリントで、美しく迫力のある写真約90点を展示する。【詳細】FUJIFILM SQUARE 企画写真展「南米大陸 いちばん遠い地球」~熱狂の大地がやってきた!~開催期間:2016年6月24日(金)~7月13日(水)会場:FUJIFILM SQUARE住所:東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン・ウェスト時間:10:00~19:00(入場は18:50まで) ※会期中無休TEL:03-6271-3350
2016年04月04日写真展「ピッティーズ エキセントリック ジェントルマン」が、2016年4月1日(金)から4月11日(月)まで、池袋パルコで開催される。本展は「ピッティ・イマージネ・ウオモ」に集う個性的な紳士たちを撮影した写真展だ。「ピッティ・イマージネ・ウオモ」は、イタリア・フィレンツェで毎年1月と6月に開催される世界最大級の紳士服トレードフェア。紳士服の流行を左右する最重要な展示会として位置づけられており、毎回3万人以上のバイヤー、プレス関係者が世界中から集まる。本展では、その来場者の中から特に個性的で、自由にファッションを楽しんでいる“エキセントリック・ジェントルマン”を被写体にした作品、約70点が展示される。海外コレクションや国内の雑誌・ウェブメディアを中心に活動するフォトグラファー・島村幸志が撮影を、毎日新聞や、GQ JAPANをはじめとするメンズ紙などで活躍するファッションジャーナリストの増田海治郎がディレクションを務める。なお、本展は名古屋・福岡パルコへの巡回も予定している。【開催概要】Pitti’s Eccentric Gentleman日時:2016年4月1日(金)〜11日(月) 10:00〜21:00開場:池袋パルコ ステップギャラリー、3階・4階フロア住所:東京都豊島区南池袋1-28-2入場料:無料※名古屋パルコや福岡パルコも巡回予定
2016年04月01日東京・六本木にあるIMA CONCEPT STORE内のIMA galleryにて開催されている写真家・西村裕介の写真展「The Folk」のクロージングイベントとして、最終日である4月2日に西村とNORITAKA TATEHANAのクリエイティブディレクター・舘鼻則孝によるトークショーが開催される。写真展「The Folk」は、西村裕介が日本各地の郷土芸能を撮影した写真集『The Folk』をもとに開催されるもの。明治神宮の祭事で郷土芸能に出会い、その強烈な魅力に魅せられた西村裕介は、以後3年半に渡り日本各地で受け継がれてきた伝統芸能を追い続けてきた。島根県にある津和野弥栄神社の「鷺舞」や、佐賀県市川の「天衝舞浮立」、沖縄県宮古島の「パーントゥ」などの演者の姿を黒幕の前で撮影することで、神聖さとともに猛々しい躍動感を捉えた写真作品の数々を展示する。今回のトークショーでは、今年3月にパリのカルティエ現代美術財団にて開催された、日本の民族芸能のひとつである「人形浄瑠璃文楽」の舞台「TATEHANA BUNRAKU : The Love Suicides on the Bridge / Nomadic Nights」の監督を手掛けた舘鼻則孝が登壇。世界を舞台に活躍する舘鼻とともに、日本文化を世界に伝える意味についてトークを行う。参加の申し込みはオフィシャルサイト()にて。【イベント情報】写真展「The Folk」のクロージングイベント会場:IMA gallery住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階会期:4月2日時間:17:00~18:00入場無料
2016年03月29日ファッション誌『ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)』が、2016年5月号の誌面に連動した写真展「The Vision of the NEW WOMAN ヴォーグ ジャパンが選ぶ煌めきのニュー・ウーマン」を4月9日(土)より新宿の「ニュウマン(NEWoMan)」にて開催。「ニュウマン(NEWoMan)」はルミネが3月25日(金)にオープンさせた新宿の新しいランドマークで、約100店舗のショップが出店する。写真展は、ニュウマンのコンセプトである「一生、輝く。」「あたらしい時代を生きる、すべてのあたらしい女性のために。」にインスピレーションを受け、『VOGUE JAPAN』が考える「あたらしい女性」6人の美を表現した内容となっている。『VOGUE JAPAN』が選んだ6人の女性とは、荒川静香(プロフィギュアスケーター)、小川洋子(作家)、菊地絢女(造形作家)、斉藤和枝(気仙沼 斉吉商店)、TAO(モデル/俳優)、柚希礼音(俳優)と、アスリートから女優、ビジネスウーマンまでさまざま。衣食住がつまった新しい“大人ルミネ”では、感度の高いアートな時間をすごせそうだ。多くのセレブリティから指名を受けることで知られる女性フォトグラファー、ニコール・ノドランド撮影によって撮り下ろされた、それぞれの女性たちの ”いま” を堪能してみては。「The Vision of the NEW WOMANヴォーグ ジャパンが選ぶ煌めきのニュー・ウーマン」展◆開催期間:2016年4月9日(土)〜24日(日)◆開催会場:新宿駅直結「NEWoMan」5Fルミネゼロ▼特設ウェブサイトwww.vogue.co.jp/newoman『VOGUE JAPAN』が選んだ6人の女性TAO荒川静香菊地絢女柚希礼音小川洋子斉藤和枝
2016年03月28日写真家・植田正治の写真展「あの時代(とき)のホリゾント 植田正治のファッション写真展」が、4月16日から5月29日まで東京・渋谷のアツコバルーにて開催される。「生涯、アマチュア写真家」を自称していた植田正治が初めてファッション写真を手掛けたのは自身がすでに70歳であった1983年。それまでのファッション写真の枠組みを軽々と飛び越えた写真は各界に衝撃を与えた。同展では、植田正治が80年代に手掛けたファッション写真を中心に展示することで、“あの時代”を再検証。また、アート、ファッション、グラフィックなど、カルチャーがひとつの頂点を迎えた80年代の証言者たちを迎えた連続トークセッションも実施される。4月16日の17時から19時まではデザイナーの菊池武夫と元『ハイファッション』編集長の田口淑子、22日の19時から21時まではスタイリストのはたきみえと中村のん、28日の19時から21時までは俳優の佐野史郎と植田正治事務所の増谷寛、5月14日の19時から21時までは元『マガジンハウス』編集長の石川次郎と元『マガジンハウス』エディトリアルディレクターの森永博志、翻訳家の堀内花子が登壇。価格はそれぞれ1ドリンク付きで1,500円となっている。なお、4月16日の19時から21時までは入場無料のオープニングパーティーも開催される予定だ。【イベント情報】「あの時代(とき)のホリゾント 植田正治のファッション写真展」会場:アツコバルー住所:東京都渋谷区松濤1-29-1クロスロードビル5階会期:4月16日~5月29日時間:日・月曜日が11:00~18:00、木・金・土曜日が14:00~21:00料金:500円(1ドリンク付)休館日:火曜日
2016年03月27日6人の女性の“美”を撮りおろした写真展「The Vision of the NEW WOMANヴォーグ ジャパンが選ぶ煌めきのニュー・ウーマン」が4月9日から24日まで、新宿駅新南エリアの新たなランドマークとしてオープンした商業施設ニュウマン(NEWoMan)5階のイベントスペース・ルミネゼロにて開催される。同展は『ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)』とニュウマンとのコラボレーションによって開催されるもの。ニュウマンのコンセプトである「一生、輝く。」、「あたらしい時代を生きる、すべて のあたらしい女性のために。」にインスピレーションを受け、『ヴォーグ ジャパン』が考える“あたらしい女性”6人の“美”が撮りおろされた。撮影を手掛けたのは、多くのセレブリティから支持される女性フォトグラファーのニコール・ノドランド。今回のために拠点とするロンドンから来日、渡米し、約2週間にわたって6人の女性を撮影した。今回モデルを務めた6人は、プロフィギュアスケーターの荒川静香、作家の小川洋子、造形作家の菊地絢女、気仙沼 斉吉商店の斉藤和枝、モデルで女優のTAO、元宝塚歌劇団トップスターで女優の柚希礼音といった、現状に満足せずにさらなる成長を目指して努力を重ねる女性たち。撮影はアイススケートリンクや劇場、制作スタジオ、気仙沼の海など、それぞれの女性たちが最も輝ける場所で行われた。写真展では、それぞれの写真作品はもちろん、メイキングやインタビュー映像も上映される。また、『ヴォーグ ジャパン』とニュウマンのコラボレーションによる特設ウェブサイトもオープン。写真展の情報やニュウマンの各フロアガイド、イベント情報などが掲載される。【イベント情報】「The Vision of the NEW WOMANヴォーグ ジャパンが選ぶ煌めきのニュー・ウーマン」会場:ニュウマン5階 ルミネゼロ住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55会期:4月9日~24日
2016年03月27日世界一エレガントな紳士集団と話題を集める「サプール(SAPEURS)」の写真展「THE SAPEUR -コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン-」が、3月29日から4月10日まで西武渋谷店A館7階で開催される。“サプール”は、コンゴ共和国とコンゴ民主共和国で90年以上継承されるファッション文化。平和を尊び争わず、エレガントであることに誇りと情熱を持ちハイブランドの衣服に注いでいるファッショニスタ集団だ。今回開催される写真展では、沖縄在住の写真・茶野邦雄が撮影した、そんなサプールの粋な文化や暮らしをフィーチャーした写真を、“サプールであることのルール”を軸に6つのカテゴリーに分けて展開する。「Introduction」では、平均月収3万円の貧困な生活状況の中で人生をおしゃれに華やかに彩るファッションについて紹介。「Mind Rules」ではアイコンとなる人々の自宅を訪問し撮影した日常と非日常なファッションが融合する写真とコメントを展示する。その他、3色でスタイリングを完成するグラデーションや「デミダカ」という上下色違いのテクニックなどスタイリングのこだわりをインタビューコメントとともに展示する「Color Rules」、独自のステップを披露しあうウォーキングなど動きのある写真をムービーとともに展示する「Posing Rule」、独自のこだわりを持つミュージシャンや変わり種のサプールなどを紹介する「Particular Rules」といったカテゴリーで展開。最後には、ファッションにお金をかけ、着飾ることで暮らしを豊かにするというコンゴの文化を総括的に展示する予定だ。また、展覧会初日には被写体になったサプールのセブラン(Daniel Severin MOUTENGO)が初来日。お気に入りの衣装で軽妙なステップを披露する予定だ。【イベント情報】「THE SAPEUR -コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン-」会場:西武渋谷店A館7階住所:東京都渋谷区宇田川町21-1会期:3月29日~4月10日時間:10:00~21:00(日・祝日は20:00まで、最終日は17:00まで ※入場は閉場の30分前まで)料金:500円
2016年03月11日富士フイルムは2月22日に、応募者全員の作品が選んだ会場に必ず展示される写真展「"PHOTO IS"想いをつなぐ。30,000人の写真展2016」の作品募集を開始する。応募期間は5月16日まで。7月15日の東京会場より、全国32都市で順次開催される。「"PHOTO IS"想いをつなぐ。30,000人の写真展2016」では、大伸ばしプリントのほか、インスタントカメラ「チェキ」で撮影した「チェキプリント」、複数の写真を1枚にまとめた「シャッフルプリント」の作品を募集する。新たな試みとして、今年から展示部門を設置。昭和時代に撮った懐かしい写真を展示する「よみがえる昭和の写真」部門、鉄道写真を3大鉄道博物館(大宮・名古屋・京都)で展示する「鉄道のある風景」部門、特定の人に向けたメッセージを添えて応募する「あの人に届けたいフォトレター」部門を用意する。また、「よみがえる昭和の写真」部門の作品から、小山薫堂さん、広瀬すずさん、写真家の奥山由之さん、蔵真墨さんなど10名の審査員が計100点の作品を選出。選ばれた作品を「心に響いた作品」として、全国29会場に展示する。応募は、専用の応募台紙(税別476円)に必要事項を記入してフジカラーの店舗に持ち込むか、郵送にて受け付ける。専用応募台紙は、本写真展のWebサイト、富士フイルム公式Webストア「富士フイルムモール」、全国のフジカラー店舗のいずれかで購入可能だ。
2016年02月18日富士フイルムは3月4日から、デジタルカメラ「Xシリーズ」で撮影した写真を展示する「Xシリーズ写真展 -2016春-」を開催する。東京・富士フォトギャラリー新宿を皮切りに、全国6都市で行われる。同写真展では、Xシリーズの公式Facebookページ「FUJIFILM Xseries Japan」に応募された作品の中から、61点の作品が展示される。作品は、Xシリーズの特性を理解したプリント技術者が仕上げる「FUJIFILM Professional Xプリント」で印刷。開催日程は以下の通り。富士フォトギャラリー新宿住所: 新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル1F会期: 2016年3月4日~3月10日時間: 10:00~18:00(最終日14:00まで)富士フイルム大阪サービスステーション住所: 大阪市中央区備後町3-2-8 大阪長谷ビル3F会期: 2016年3月18日~3月30日時間: 10:00~18:30(木曜休館、日曜・祝日18:00まで)富士フイルムフォトサロン名古屋住所: 名古屋市中区栄1-12-17 富士フイルムビル1F会期: 2016年4月22日~4月28日時間: 10:00~18:00(最終日14:00まで)富士フイルムフォトサロン札幌住所: 札幌市中央区大通西6-1 富士フイルムビル1F会期: 2016年5月20日~5月25日時間: 10:00~19:00富士フイルムフォトサロン福岡住所: 福岡市博多区住吉3-1-1 富士フイルムビル1F会期: 2016年6月3日~6月8日時間: 10:00~18:30富士フイルムフォトサロン仙台住所: 仙台市宮城野区鉄砲町西1-14 富士フイルムビル1F会期: 2016年6月30日~7月26日時間: 10:00~17:30(土日祝日休館)
2016年02月17日写真家・木村伊兵衛の写真展「木村伊兵衛 パリ残像」が4月1日から24日まで、美術館「えき」KYOTOで開催される。日本写真家協会初代会長でもある木村は、日本人写真家として戦後初めてヨーロッパを取材した写真家。1954年に初めて念願の渡仏が叶うと、フランスの写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンに刺激を受けて自身もパリを撮影して回った。同展では、木村によるパリの町並みや下町の庶民のドラマを写した作品を展示。約130点のカラー作品から、過ぎ去ったパリの魅力を垣間見ることができる。4月1日の11時と14時からは写真家の田沼武能が、4月9日の同時刻からは写真家の今森光彦がギャラリートークを行う。【イベント情報】「木村伊兵衛 パリ残像」会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区東塩小路街657会期:4月1日~24日時間:10:00~20:00(受付は19:30まで)料金:一般900円、高・大学生700円、小・中学生500円
2016年02月17日ニコンイメージングジャパンは、東京都・京橋の「TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 72Gallery」にて開催される、下田写真部による写真展「下田 ひと、くらし、その未来」と、伊豆急行8000系電車を使用した写真展「でぃす・いず・いいとこ 写真電 2016」に協賛することを発表した。「下田 ひと、くらし、その未来」の会期は2月17日~28日 12:00~19:00(最終日は17:00まで、月・火は休館)。入場無料。一方、「でぃす・いず・いいとこ 写真電 2016」の会期は2月下旬~2017年1月末まで(予定)。「下田 ひと、くらし、その未来」は、静岡県下田市で活動する下田写真部による写真展。下田と写真を愛する人々が集い結成されたメンバー(青木まゆり氏、金指ちひろ氏、佐藤潤氏、鈴木敦子氏、鈴木さよ子氏、瀬戸照済氏、宝田麻理子氏、長池茂氏、西川力氏、長谷川勇翔氏、正木真理子氏、渡邉一夫氏、渡邉悟氏)が捉えた地元のさまざまな風景が展示される。一方、「でぃす・いず・いいとこ 写真電 2016」は、2月下旬~2017年1月末まで(予定)、伊豆急行8000系電車内にて開催される写真展の第3弾(初開催は2013年)。昨年の春から下田に通い続けた2名の写真家(MOTOKO氏、鈴木麻弓氏)と、下田に暮らす写真部のメンバーが撮影した「まちの日常」や「下田に住む人々の物語」の写真が、3両編成の電車内に1両ずつ、それぞれ30点展示されるということだ。
2016年02月05日キヤノンマーケティングジャパンは、「2015年度フォトコン月例コンテスト入賞作品選抜展」を2月12日から開催する。会場は全国6カ所にあるキヤノンギャラリー。入場は無料だ。写真展では、写真専門誌『フォトコン』2015年1月号~12月号で開催された月例コンテストの入賞作品から、年度賞受賞者の作品と全6部門の推薦・金賞作品を展示する。開催期間は以下の通り。キヤノンギャラリー銀座2016年2月12日~2月17日キヤノンギャラリー梅田2016年2月25日~3月2日キヤノンギャラリー名古屋2016年3月17日~3月30日キヤノンギャラリー札幌2016年4月21日~5月10日キヤノンギャラリー仙台2016年5月19日~5月31日キヤノンギャラリー福岡2016年6月23日~7月5日
2016年02月04日東京都・中野のpixiv Zingaro(中野ブロードウェイ2F)は、怪魚の魅力と奇妙さがつまった写真展「世界の怪魚写真展~武石 憲貴・小塚 拓 矢・沖山 朝俊」を開催する。会期は3月10日~3月22日。開場時間は12:00~19:00。入場無料。同展は、3名の怪魚ハンターがこれまで釣り上げてきた世界中の怪魚の写真や動画、剥製など貴重な作品の展示を行うもの。怪魚ハンターたちのプロフィールは以下の通り。■武石 憲貴1973年、1月11日秋田県生まれ。大学卒業後、会社勤めをするが2年半で退社。1999年にまだ見ぬ怪魚を探索するためにインドに旅立つ。以後、巨大怪魚を追い求め、アジア・南米・アフリカ・オセアニアを総日数1817日・37カ国に渡り放浪する。1年の半分を海外釣行遠征にあてる人生を釣りに捧げてしまった釣り馬鹿。■小塚 拓矢1985年9月7日、富山県生まれ。東北大理学部卒業後、同大大学院修士課程修了。12年9月に釣り具開発会社「モンスターキス」設立。ライターとして釣り雑誌への寄稿に加え、地元テレビ局のディレクターも務める。32カ国で「怪魚」も含め一般的な魚250種を釣り上げる。剣道3段。好きなアイドルは乃木坂46橋本奈々未。171センチ。血液型AB。■沖山 朝俊1981年11月13日、広島生まれ。大学在学中、メイド喫茶にドはまりし秋葉原に1年間通い詰める。その後タイへの訪問がきっかけで釣りに開眼し、勢力的に海外へ行くようになる。以後、26ヶ国をまたにかけ巨大魚を釣りまくる。会社勤めのかたわら雑誌への連載に加え、親友とキングオクトパスを設立。釣り番組「夢釣行」の制作を手掛けている。国内でほとんど釣りをしていないので周囲から「ちゃんとして欲しい」とぼやかれ、最近は気が向いたら行くことにしている。また、関連イベントとして、「怪魚ハンター」トークショーが開催される。開催日時は3月19日19:00~20:00。3月10日より、会場販売商品を購入した人で、トークショー参加希望者先着50名に整理券が配布されるということだ。
2016年02月03日キヤノンマーケティングジャパンは1月28日、写真家・加藤ゆか氏の写真展「一蓮托生」を開催すると発表した。2月4日に東京都中央区のキヤノンギャラリー銀座で展示を開始し、その後は梅田と福岡のキヤノンギャラリーで順次開催していく。入場料は無料。キヤノンギャラリー銀座2016年2月4日~2月10日キヤノンギャラリー梅田2016年2月18日~2月24日キヤノンギャラリー福岡2016年3月24日~4月5日
2016年01月28日写真家の在本彌生、伊藤徹也、池田晶紀がホンダの車両「S660」を撮影した作品を展示する「ホンダ S660 デザイン/フォト エキシビション(Honda S660 Design / Photo Exhibition)」が1月29日から2月1日まで、原宿のHonda Design Advanced Design Studio Tokyoで開催される。「S660」はホンダのこだわりが詰まった軽自動車規格のオープンカー。S660のエクステリア・インテリア・カラーデザインにフォーカスした展覧会である同展では、地下1階にてホンダデザインのウェブサイトに掲載されている「3人の写真家が撮ったS660」の写真を展示するほか、1階ではクレイモデルの実物や初期のスケッチ、開発風景に迫った記録映像といったS660のデザインプロセスを展示する。今回初の一般公開となる会場のHonda Design Advanced Design Studio Tokyoは、Hondaデザインの中枢を担う研究所。1階に展示されるクレイモデルは実際にこの場で作られたものとなる。【イベント情報】「Honda S660 Design / Photo Exhibition」会場:Honda Design Advanced Design Studio Tokyo住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-60-2会期:1月29日~2月1日時間:10:00~18:00
2016年01月27日女性による、女性のためのヌード写真展2月16日から21日までの期間、東京都渋谷区の「LE DECO」にて、「女性のヌード」をテーマにしたフォトグラファー・花盛友里の写真展【脱いでみた】が開催される。同写真展は「いちばん自然。だから、いちばん綺麗。」をコンセプトに掲げ、女性が“女性であることに自信を持てる”ような、新しい形のヌードを提案している。あの『寝起き女子』の仕掛け人花盛はこれまでに、寝起きの女の子の素顔を切り取った写真集『寝起き女子』(宝島社刊)を制作。寝起きならではの、ぼんやりとした無防備な表情がかわいい!と話題を呼んだ。女性フォトグラファーだからこそ撮れる、女性の美しさや愛らしさ、力強さが、花盛の写真にはある。そしてそのどれもが、女性たちの共感を呼び、憧れを呼ぶ写真となっている。ここでしか見られない作品も個展に向けて花盛は、ブログに載せれない写真もたくさんあるから本当に楽しみ。普通の個展とはひと味違った面白い空間にしたいなと思っているよ。(花盛友里ブログより引用)と、自身のブログにて意気込みを語っている。個展期間中は自費出版写真集『脱いでみた。』も、数量限定で販売する。ヌード作品に触れることで、女性という性や「美」という概念について考える機会となるかもしれない。女性だから感じられる、ヌードの魅力を実感しにいこう。(画像はプレスリリースより)【参考】・花盛友里ブログ・株式会社 QREATOR AGENTプレスリリース
2016年01月26日