チューブモーグルはこのたび、マイクロアドデジタルサイネージ(以下、MADS)と連携し、TubeMogulプラットフォームからデジタルサイネージへの動画広告配信を開始した。同連携により、MADSのデジタルサイネージアドネットワーク「MONOLITHS」を介し、デジタルサイネージ広告枠への動画広告配信が可能に。広告主は、TubeMogulプラットフォームより、デスクトップやスマートフォンへのオンライン広告だけでなく、デジタルサイネージへの広告配信をクロススクリーンで行えるようになる。また、MADSのMONOLITHSメディアパートナーは、チューブモーグルからの広告配信により、さらなる広告収益性の向上が期待できる。連携の第1弾として、レノボ・ジャパンが2015年10月29日~31日の3日間、TubeMogulプラットフォームよりグリコビジョン渋谷(東京/渋谷 シブヤテレビジョン)や、シブヤテレビジョン7面ビジョン(東京/渋谷、シブヤテレビジョン)を中心とした各種屋外ビジョンにて、ハロウィン・スペシャル・コンテンツ「SHIBUYA HELLOWEEN シブハロ2015」を配信した。
2015年11月02日ヤマダ電機とU-NEXTは、動画配信サービス「ヤマダビデオ powered by U-NEXT」の提供を開始した。月額税別1,990円で8万本のコンテンツが見放題になるという。「ヤマダビデオ powered by U-NEXT」は、U-NEXTのサービスをヤマダ電機の「ヤマダ電機 ケイタイ de安心会員」向けに提供するもの。同会員であれば、メールアドレスをIDをとして利用できるほか、PPV作品(都度課金)を視聴する際、ヤマダポイントが利用可能となる。配信コンテンツは、U-NEXTがラインナップする洋画、邦画、海外ドラマ、国内ドラマ、アジア韓流ドラマ、アニメ、キッズ、バラエティなど8万本。PC、スマートフォン、タブレット、Chromecastで視聴できる。月額利用料金は、税別1,990円だが、毎月1,000円分のポイントが付与される。
2015年10月10日●独自コンテンツ満載の配信サービスアマゾンジャパンは24日、動画配信サービス「プライム・ビデオ」と、新型「Fire TV」に関して記者発表会を開催した。本稿では、発表会で明かされた新サービスの特徴と、製品デモンストレーションの様子をお届けする。○Amazonプライム会員専用サービス新サービス「プライム・ビデオ」は、Amazonプライム会員に向けた動画ストリーミングサービス。これまでプライム会員は、「当日お急ぎ便」「お届け日時指定便」など配送オプションのほか、「先行タイムセール」などを利用できたが、プライム・ビデオも会員専用サービスに追加されるかたちで提供される。プライム・ビデオを利用するための追加料金は不要で、Amazonプライムの年会費3,900円を支払うと、他の会員専用サービスと同様に利用できる。アマゾン ジャパン 代表取締役のジャスパー・チャン氏は「日本はプライム会員数の増加率が世界で最も高く、年間で50%以上伸びている」と話し、日本でのさらなる会員増加に期待を見せていた。○独自コンテンツ多数の「プライム・ビデオ」プライム・ビデオの配信映像は、日本のコンテンツが7割を占める。主なラインアップは日米の映画(新作含む)、テレビドラマのほかアニメや音楽ライブ、バラエティ番組などだ。音楽ライブ配信では、DVD化されていないアイドルのステージ映像を独占配信するなど、競合サービスにないコンテンツを持つ。コンテンツ確保のため、Amazonは2014年だけで13億ドル(約1500億円)を投資しており、さらにコンテンツを拡充させていく姿勢だ。また、発表会では独自の映像制作プロジェクトAmazon studiosによるオリジナルコンテンツ「モーツァルトイン・ザ・ジャングル」「タンブルリーフ」「BOSCH」「トランスペアレント」などを前面に押し出していた。アニメやドラマのほか、日本人俳優を起用したオリジナル作品なども随時追加していく。配信コンテンツはすべてオフライン再生に対応。事前にダウンロードしておくと、外出先でも通信環境に左右されることなくコンテンツを視聴できる。●「Fire TV」のデモンストレーション○動画をサクサク再生する「Fire TV」新モデルまた、プライム・ビデオにマッチする端末として、新型「Fire TV」を発表。同製品は米Amazon.comにおいて9月17日(現地時間)から予約を開始していたが、今回日本での発売がアナウンスされた。価格は12,980円となっているが、26日までに予約すると9,980円で購入できる(以下、価格はすべて税込)。Fire TVはテレビと有線接続し、Wi-Fiネットワークにつなぐだけで設置が完了する。4Kストリーミング映像の再生にも対応しているが、リモコンはボタンが少なく、Amazon.comのピーター・ラーセン氏は「できるだけシンプルで使い勝手のよいものを、という目的は達成された」とコメントした。デモンストレーションを見ていると、各コンテンツの選択から再生までの時間がかなり短いことに驚かされる。スムーズなコンテンツ再生に一役買っているのが標準搭載の「ASAP機能」だ。ASAPとは「学習予測による事前の再生準備」のことで、利用者の視聴履歴などを学習し、視聴する可能性が高いコンテンツは事前に再生準備を整えるという。また、音声認識機能を搭載したリモコンを提供。リモコンのマイクボタンを押し、検索ワードをアナウンスすると自動でコンテンツ検索を開始する。検索ワードは作品タイトル、ジャンルのほか、出演者名や登場するキャラクター名にも対応している。このほか、カスタマーサービスへの問い合わせ機能「Mayday」に対応。自身の操作画面をカスタマーサービスの担当者に共有し、操作方法を問い合わせることができる。動画コンテンツ視聴のほか、ゲームプレイも可能。ライブラリには各種ゲームがそろっており、それぞれダウンロードしてプレイ可能だ。また、スティック型ストリーミング端末「Fire TV Stick」も同時に発表。4K再生には対応せず、音声認識リモコン付きのモデル(6,480円)と音声認識機能なしのモデル(4,980円)を用意している。また、ゲームプレイ時の操作性を向上させるゲーム用コントローラも別売。こちらの価格は5,980円だ。
2015年09月24日Amazon.co.jpは24日、Amazonプライム会員向けの動画配信サービス「プライム・ビデオ」の提供を開始した。会員であれば、年会費(税込み3,900円)以外の追加料金なしで映像コンテンツが見放題となる。30日間の無料体験も用意されている。「プライム・ビデオ」は、Amazonのオリジナル作品を含め、テレビ朝日やTBS、テレビ東京といったテレビ局、映画制作会社が提供する何千という日米の映画、TV番組、アニメ、音楽ライブなどを視聴できる動画配信サービス。同社が販売するFireタブレット、Amazon Fire TV、Fire TV StickなどのAndroid端末や、iOS端末、PlayStation 4などに対応している。Android、iOS端末向けの専用アプリでは、コンテンツのダウンロードが可能で、インターネット環境のない場所でも視聴できる。今後は、ドラマ、アニメ、バラエティ番組などを含めた同社初の日本オリジナル作品も公開する予定だとしている。
2015年09月24日Amazon.co.jpの有料会員向け動画配信サービス「プライム・ビデオ」が、同社が展開する動画レンタル・販売サービス「Amazonビデオ」に登場した。「プライム・ビデオ」は、税込3,900円/年のAmazonプライムユーザー向けに提供される映像配信サービスで、年会費以外の追加料金は必要ない。Amazonでは、8月27日に「プライム・ビデオ」の9月下旬のローンチを案内していたが、具体的な提供開始日は不明だった。24日12時時点で正式な発表はなされていないが、今回、「Amazonビデオ」に"プライム対象"カテゴリが追加されていることが確認された。プライム対象作品は「プライム・ビデオ」として、プライム会員が追加料金なく視聴できるようになっており、「Amazonビデオ」のメニューから、「プライム対象」を検索条件として絞り込むことで、「プライム・ビデオ」のラインナップを確認できる。対応デバイスは「Amazonビデオ」に準じる。コンテンツの解像度はユーザー側の帯域幅により変化するが、HD画質の再生は視聴機材がコンテンツ保護技術HDCPに対応している必要があるとする。
2015年09月24日○Twitch実況ライブを含めたステージプログラム東京ゲームショウに初出展となるアマゾンジャパンブースでは、同社傘下のゲーム動画配信サービス「Twitch」による実況デモを皮切りに、さまざまなステージイベントを行っていた。ビジネスデイ初日の17日は、Twitchデモ実況ということでウルトラストリートファイターIVをプロゲーマーがプレイ。実況にはアール氏を起用しており、MCとのやり取りではe-sportsとその実況に関して「ゲームを競技に見立てて、その競技実況に近いイメージで行っている」と説明する。日本ではまだe-sportsの盛り上がりは少ないものの、格闘ゲームに関してはプロゲーマーが10名ぐらいいることや、アスリートのように体調管理を行ったり、一日10時間を超える練習を行い、「世間一般のゲーマー」よりも多くのことを犠牲にして戦っていると紹介した。最後にはTwitchのJon Carnage氏も登壇。Twitchに関してこれからもいろいろなものを見せたいと語っていた。このほか、ブースではAmazonで販売するアプリの購入、アプリ内課金に利用できるAmazonコインのプロモーションとして、コイントスゲームに加えて、ストアの紹介なども行っていた。○基調講演ではゲームファンを増やす重要性とそのためのTwitch活用をアピール別会場で行われた基調講演第二部(第一部はレベルファイブの日野晃博社長の講演[])では「ゲームマーケティング新時代~動画配信プラットフォーム活用の新たな可能性~」と題し、TwitchのVictor Denchartphan氏とアマゾンジャパンのJonathan Nagao氏が講演した。まず「元プロゲーマー」のVictor氏がTwitchについて解説。Twitchがほかのサービスと大きく異なるのはゲームに特化しているということ。毎月150万のユーザーがゲーム動画を配信し、全体で1億回以上再生されている。また、1人あたりの視聴時間は106分/日と長く、ユーザーは多くの時間をTwitchで費やしているという。Twitchの誕生以前は、ゲームの内容を知るのにさまざまなメディアの記事やトレーラービデオを見ていたが、現在はTwitchに置き換わっているとする。この成功をアジア地域に広げ、東京ゲームショウに参加するゲームデベロッパーと共有したいとアピールする。次にNagao氏がファンを作る効果について説明。氏は空手をやっているということだが、アメリカでは空手はマイナースポーツであり、バスケットボールのような誰もが知る存在にはなっていないという。バスケットボールは多くのファンがいるため、バスケットチームの試合を見るだけでなく、Tシャツやレプリカコスチュームのようなグッズ販売によっても大きな収益を上げている。ゲーム業界でもプロスポーツのような「ファン」を増やすべきだとNagao氏は主張する。ゲームを楽しむだけの普通のプレイヤーを、まわりにゲームを勧めたり、グッズを購入するような「ファン」に変えるにはどうすればいいのか。Nagao氏によると、「ゲームに費やす時間を増やすのが第一歩」だという。そこで毎日106分も利用されているTwitchが、FackbookのようなSNSよりも効果的だというわけだ。また、プレイヤーをファンにするためのアプローチとして、コンテンツに参加しやすくすることの重要性を説いた。例えばLoL(League of Legends)では、ゲームプレイだけでなく、ファンアートの投稿なども行われている。調査会社によるとこのような取り組みを行うことで、ゲームに費やす時間が長くなるという。別の事例として、Trivia CrackとMinecraftの取り組みも紹介された。前者はクイズをプレイヤーに作らせ、配信可能にした。デベロッパーが問題を増やすためにはコストがかかるが、ファンが作った問題ならばコストをかけずに常に新しい問題を提供できる。加えて、プレイヤーのゲームに対する親しみを増すことにも成功した。Minecraftはプログラム教育にも貢献しているという。Nagao氏のお子さんはMinecraftが行う「JAVA for Minecraft」という体験プログラムに参加。JAVAの基本を一週間学び、武器やアーマーといったアイテムや、マップの作成ができるようになり、それを仲間と共有したという。以前は単なるプレイヤーだったお子さんがプログラムキャンプに参加することで、ファンへと進化し、ゲームに対してより情熱を持つようになったという。○ゲームプレイだけでなく、開発現場のストリーミング配信も人気また、開発の様子を見せることでファンを増やす取り組みも紹介。Vlambeerというゲーム開発会社が開発現場の様子をストリーミングで配信することで、発売前のゲームなのに多くのフォロワーを生まれる。また、フォロワーがフィードバックを行うことも可能で、ファンとの交流もうながしている。別の会社では、開発現場のストリーミング配信で、そのゲームのTシャツを販売し、ゲーム公開の際にはタダでゲームがもらえるといった取り組みも行っている。ゲームの発売前からグッズによる露出が増え、ファンが増える例だという。また、Twitchにはファンの拡大に大きな影響力を持ったユーザーも多く、トップデベロッパーは彼らを活用したプロモーションを展開している。その一例としてTwitchとAmazon storeを使ってコインを30%分キックバックするというキャンペーンを紹介していた。そしてゲーム以外の収益源として「実体のあるもの(グッズ)」を挙げた。グッズをゲームの外で販売するだけでなく、ゲームの中でアイテムを売る例も紹介。そして、何百万人というユーザーにアプローチできるAmazonというプラットフォームは強力な存在だ。最後にNagao氏は、Amazonは販売だけでなく、ゲームに対する投資も行っており、PCゲーム、モバイルゲーム、コンソールと幅広く提供できる環境を整えているので、われわれをより活用してほしいと結んだ。
2015年09月19日米YouTubeと日本のニコニコ動画、そのどちらも知らないネットユーザーはいないだろう。運営母体の米Googleと日本のドワンゴは、その動画プラットフォームを、現状維持に甘んずることなく、さらに進化させようとしている。そのキーワードは"東京ゲームショウ"だ。○ゲーム実況の明るい未来Googleは今年6月に「YouTube Gaming」の提供を発表、8月には米国と英国でサービスを正式にスタートさせた。この動きには前哨戦がある。2014年8月にAmazonが発表したゲーム動画配信サービスの「Twitch」の買収だが、Googleも興味を持っていたとされている。つまり、買収レースに敗れてしまったがゆえの、独自サービスロンチというわけだ。そのYouTube Gamingが、非英語圏では初めて、日本での展開が決まった(Twitchも日本展開を発表)。9月19日・20日に千葉・幕張で行われる東京ゲームショウに合わせて発表されたが、YouTube ゲームコンテンツ グローバル代表のライアン・ワイアット氏は「日本でいかにゲームが愛されているのか、よく理解している」と、日本を3カ国目として選んだ理由を語る。「日本のYouTubeの人気チャンネル登録者数(個人)のトップ10のうち、6名がゲームに関連する動画を上げている。ヒカキンやマックスむらいなどはメジャーなクリエイターとのコラボレーションも行うなど、影響力も大きい」(ワイアット氏)同社がYouTube Gamingで目指すのは、「ゲームのためのプラットフォーム化」だ。もちろん、これまでのYouTubeでもゲームに関する動画を上げることはできたが、タイトルごとに検索する必要があり、情報の一覧性に難があった。YouTube Gamingでは、コンソールゲームからモバイルゲームまで、約2万5000タイトルの個別ページがアルゴリズムによって自動生成される。パブリッシャーとタイトル別でYouTube側が許諾を受けているタイトルのため、ユーザーが安心してゲーム動画を見ることができるし、配信することもできる、というメリットがあるわけだ。YouTubeはニコニコ動画の「ニコ生」に比べ、動画コンテンツの傾向がアーカイブ寄りであることが多かったが、Gamingは生でゲームを配信するプラットフォームであるため、より競合性が増す。「ゲーム業界は、ジャンルやプラットフォームなど、細分化が進んでいる。YouTubeならではのワンストップ・ショッピングなどを提供することで、他の動画配信サービスとは差別化していきたい」(ワイアット氏)マネタイズについても、ノーマルのYouTubeと変わらないものの、今後は噂に上がっているサブスクライブモデルやファンファンディングなど、ユーザー自体が"YouTuber"として独り立ちできるような支援を図っていくという。「YouTube Gamingは、ミッションとして、より幅広い人たちにキャスト(配信)、シェア(共有)できるようにする。ゲーミングコミュニティは日本だけでなく、世界に広がっていく。日本のゲーム会社が世界へ飛び出すお手伝いもしているが、YouTuberについても支援できると思う。次のYouTuberになるための情熱、そしてYouTubeというグローバルプラットフォームの力で、次のPewDiePieが日本で生まれる可能性があると思う」(ワイアット氏)なお、今回の発表に合わせ、YouTubeアプリに画面の動画キャプチャ機能を組み込むことも明らかにした。提供時期は近い将来と明言は避けたが、インカメラで自撮り動画をしつつ、スマートフォンの操作画面をYouTubeに生配信できるようになるため、ゲームに限らず、さまざまな応用が効きそうだ。また、すでに発表済みではあるが、ソニーのPlayStation 4でも次期アップデートでYouTube配信に対応する。同じく東京ゲームショウで日本展開を発表したTwitchとYouTube Gaming、これにニコニコ動画を加えた3社の動きによって、日本のゲーム市場がさらに活性化することだろう。○ニコニコ動画はVRも最後に挙げたニコニコ動画(ドワンゴ)だが、こちらは別のアプローチを東京ゲームショウで明らかにした。それが「niconicoVR」だ。VRはバーチャルリアリティのことで、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)で視野を覆い、三次元の没入感のある映像体験ができる。niconicoVRはサムスン製の「Gear VR」向けに作られたアプリ。Gear VRは、一般的な専用のヘッドマウント・ディスプレイとは異なり、映像表示部分にスマートフォン(Galaxy S6/S6 Edge)を使用している。スマートフォンがアプリ再生や映像表示を担うため、ほかのHMDに比べてやや価格は抑えられている。ドワンゴ プラットフォーム事業本部 マルチデバイス企画開発部 先端演出技術開発セクションでセクションマネージャを務める岩城 進之介氏らが開発したniconicoVRだが、「Gear VR」だからこその機能も用意した。それが「手元カメラ機能」だ。「そもそもGear VRを選んだ理由が、派手なデモンストレーションをやる目的ではなく、日常で使える実用的なアプリを作りたいという思いからでした。ゲームショウで言えば、演出が派手なゲームなどがあると思いますが、動画アプリとはまた話が違う。動画アプリでVRに向いたもの、そしてVRコンテンツでHMDを使う時に必要な物を考えた時、『何があれば嬉しいかな』と思った時に『手元カメラ』が頭に浮かんだのです」(岩城氏)そもそも岩城氏は大のVR好きで、Oculus Riftの第一弾のプロトタイプ「DK1」にキックスターターで出資、最初の出荷でデバイスをゲットしている人物だ。「会社で、みんなで『すげぇ』『面白い』と言いながら楽しんでました(笑)」と話す岩城氏は、VRのHMDの草分け的存在を当初から体験しているからこそ、「ユーザーがVRに触れて、楽しめるものを作りたい」という点を突き詰めたいとniconicoVRの開発に取り組んだという。筆者もゲームショウの会場でniconicoVRを体験したが、ジャンルごとにトップ100のタイトルが周囲360度に並べられ、中央のポインタを見たい動画に合わせて再生する。ドワンゴはNTTと協力し「リアルタイム全天球映像配信システム」、つまり360度動画の配信システム制作も行っているが、東京ゲームショウのブースではこの動画も体感できる。パノラマ画像や仮想空間で360度の映像を体験した経験はあるが、リアル環境で撮影された映像を360度で再生してみると、仮想空間などとはまた違った感覚を得られる。ぜひ、会場でniconicoVRを体験してほしい。niconicoVRを体験できるGear VRはOculusブースに展示されており、Oculus Rift(2016年Q1発売予定)も同じ場所で体感できる。ソニー・コンピュータエンタテインメントもPlayStationブースで、2016年発売予定のPlayStation VRを展示するなど、にわかに活気づく「VR」の世界。コンテンツ拡充が、その普及のキーワードになるだろうが、岩城氏が「360度コンテンツを作って、それが簡単に見られるプラットフォームが存在することが重要。普通のニコニコ動画も見やすくしつつ、360度コンテンツも用意した」とniconicoVRアプリが専用コンテンツだけではないアプリに仕立て上げたと語るように、下位互換のようなイメージで、開発者、コンテンツ利用者が手に触れやすいような仕組み作りが大切となるだろう。
2015年09月18日チカクは9月14日、同社初めてのサービスとして「まごチャンネル」を発表した。同サービスは、スマートフォンに苦手意識があるシニア世代向けの簡単な動画・写真共有サービス。専用アプリで撮影した写真や動画をその場で遠隔のテレビに配信し、テレビに孫専用のチャンネルが加わったような体験を提供する。PCの操作が苦手で、スマートフォンも持たない(使いこなせない)祖父母世代に、子ども夫婦や孫の毎日の生活をストレスなく共有することを目指して、同サービスは開発されたという。動画や写真の受信は、通信回線を搭載したセットトップボックス(以下、まごチャン受信ボックス)を通じて行い、操作は普段使っているテレビリモコンをそのまま使用する。新しい動画や写真がテレビ側に届くと、「まごチャン受信ボックス」の窓に明かりが優しく点灯する。一方、「まごチャンネル」を見始めると、それを知らせる通知がリアルタイムでスマートフォンに届く。そのため、配信した写真や動画を楽しんでもらえていることが実感できるうえ、元気で暮らしていることを知る手立てにもなる。同日より、サイバーエージェント・クラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake」で先行受付を開始し、まごチャンネルを受信するための端末の来春からの出荷とサービス開始を目指す。当初は「Makuake」を通じて申し込みを受け付け、需要予測やサービスへのニーズの実証を行いながら、並行してまごチャン受信ボックスの量産化を進め、量産化の準備が整い次第、一般販売を開始する。一般販売予定価格は、初期費用(まごチャン受信ボックス)が1万9800円 、月額使用料が980円。
2015年09月14日Jストリームは9月10日、オンラインセミナーなどの動画ライブ配信サービスにおいて、視聴者の反応をリアルタイムに確認できる「Goodボタン機能」をオプションとして提供開始した。同機能は、ライブ視聴者が興味・関心を持ったシーンでPCやスマートフォンに表示されている「Goodボタン」を押すことにより、どのシーンに視聴者の興味・関心が集中したのかなどの反応をリアルタイムに可視化できるというもの。これによりライブ主催者は、コンテンツの時間軸に沿って視聴者の興味・関心・理解などを確認できるほか、管理コンソールで取得したログデータなどを活用し、動画再生回数や完視聴率等とは違う視点で動画の評価・分析を行い、コンテンツの改善に役立てることができる。一方、ライブ視聴者は、他の視聴者の反応をリアルタイムで確認できるため、一体感を高めつつコンテンツを閲覧することが可能だ。同社は今後、ライブ配信だけではなく、オンデマンド配信にも同機能の搭載を予定しており、開発を進めていく。
2015年09月11日現在配信中のニコニコ動画の第1話再生数が170万を突破するなど世界規模で話題を呼び、来年2016年には地上波での放送も決定している『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』だが、そのニコニコ動画での合計再生数が1,000万視聴を突破した。そこで、1,000万再生という記録的数字達成を記念し、2015年9月19日(土)~9月23日(水)までのシルバーウィーク期間中、ニコニコ動画にて第1話~第23話までの配信済み話数全話を特別無料配信することが決定した。■ニコニコ動画合計再生数・累計1,000万視聴突破現在配信中のニコニコ動画にて、合計再生数(本編配信後の後番組・PV・限定配信済み英語字幕版など本作関連動画再生数含む)が驚異の1,000万再生を突破。■ニコニコ動画にてシルバーウィーク限定特別無料配信決定2015年9月19日(土)0時~9月23日(水)23時59分の期間、『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』の第1話~第23話を特別無料配信。(C)Ninj@ Entertainment/Ninj@ Conspiracy
2015年09月07日T-MEDIA ホールディングスは8月31日、同社の提供する映像配信サービス「TSUTAYA TV」の新プランとして、新作毎月2本を含む月額定額の配信見放題プラン(933円 / 税別)と、ネット宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」をセットにした配信見放題 + DVD・BD・CD借り放題プラン(2,417円 / 税別)の提供を開始した。これにより、月20作品までとされていた閲覧制限が撤廃されたほか、スマートフォン向けの視聴機能として、ユーザーが高画質(HD)から標準画質(SD)まで選択できる機能や、通信状況の悪い外出先でも、通信費を気にせず快適に視聴できるダウンロード視聴機能、ユーザーの好みに合わせ0.5倍速~2倍速まで視聴スピードを設定できる視聴機能を搭載した。
2015年09月01日『シドニアの騎士』×Netflixのスペシャル動画第3弾「補助脳アクセス編」が、2015年8月27日より、Netflix公式Youtubeチャンネルほかにて配信開始となる。第1弾配信時には3日間で約30,000再生数を記録。第2弾の配信でも大きな反響を呼んだ、ポリゴン・ピクチュアズとNetflixによるコラボレーションの集大成となる。『シドニアの騎士』ファンには印象深い落合の"あのシーン"にNetflixオリジナルコンテンツ日本上陸の衝撃が濃縮されている。最後に落合がつぶやいた言葉とは……? 思わず最後まで見てしまうような映像をぜひチェックしてみよう。○『シドニアの騎士』×Netflix スペシャル動画 第3弾「補助脳アクセス編」Netflixは、2015年9月2日(火)より配信スタート。『シドニアの騎士 第九惑星戦役』Blu-ray&DVD第一巻~第四巻、発売中(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局(C)Netflix. All Rights Reserved.
2015年08月27日電算システムは8月24日、視聴者を限定して、録画した動画やライブ中継を安全に配信可能なクラウド型サービス「Bizclasstreamの提供を開始した。同サービスは、限られた利用者に映像を配信することを前提に設定された高い安全性と拡張性を備えており、モバイルデバイスを活用してセキュアにいつでもどこでも映像の配信や視聴が行える。視聴の制限は、所属部署・履修科目・会員種別などの分類に基づき、視聴者および動画ごとに行える。セキュリティ対策として、動画はストリーミング方式が採用されており、ダウンロードやデータの抜き取りは不可となっているほか、SSL対応/暗号化/透かし表示といった外部に対する漏洩対策もなされている。録画した動画に加え、ライブ中継によるリアルタイムな動画配信にも対応している。同サービスは「スタンダードプラン」と「スモールプラン」が用意されている。「スタンダードプラン」は、基本料金に転送量300GB(推奨画質800kbpsで約870時間分)を含み、超過した場合の料金は100GB当たり1万円(税別)となっている。月額料金は、視聴可能なユーザー数が1000の「スタンダードプラン1000」が10万円、視聴可能なユーザー数が3000の「スタンダードプラン1000」が12万円(いずれも税別)「スモールプラン」は、視聴可能なユーザー数が30の「スモールプラン30」が3万円から(税別)。
2015年08月24日ソフトバンクは8月24日、インターネット映像配信のNetfliと日本でのサービス取り扱いについて業務提携したと発表した。日本では2015年9月2日にサービス開始する。また、今後、オリジナルコンテンツの共同制作も検討していくという。Netflixは、独自に制作したオリジナルドラマシリーズやドキュメンタリー、長編映画などをフルHDや4Kなどのハイクオリティーな映像で閲覧できる月額定額制のサービス。ソフトバンクでは、Netflixの加入申し込みを、SoftBankの携帯電話または光ブロードバンドサービス「SoftBank 光」を利用する顧客を対象に、ソフトバンクショップや家電量販店などの店頭、顧客専用サイト、ソフトバンクのコールセンターで9月2日より受け付ける。今回の日本でのサービス開始に合わせて、Netflixは次の3つの視聴プランを提供する。ベーシックプランは標準画質(SD)で、同時視聴は1ストリーミング。料金は月額650円(税別)。スタンダードプランは標準画質(HD)で、同時視聴は2ストリーミング。料金は月額950円(税別)。プレミアムプランは標準画質(UHD 4K)で、同時視聴は4ストリーミング。料金は月額1,450円(税別)となっている。
2015年08月24日●ビットレートとは今年前半の話題としてはApple Music開始に代表される音楽の定額配信サービスの登場が挙げられるが、スマートフォンでは動画配信サービスも大人気だ。大物動画配信サービスの上陸も目前だが、はたしてモバイル回線は、これらのサービスを支えることはできるのだろうか?○動画でもビットレートが重要音楽配信サービスの影響で、ビットレートという言葉はかなり市民権を得てきたように思われる。ビットとは、データを構成する最小単位のことだ。コンピュータは「ある(=1)」「ない(=0)」という2値の組み合わせで全てのデータを管理しており、データはこのビットに分解されて送信されている。ビットレートとは「1秒あたりのビット数」を表す言葉で、「bit per second」の頭文字をとって「bps」という単位で表す。たとえばLTEの「150Mbps」という単位は「1秒間に150メガビット(8ビット=1バイトなので、18.75メガバイト)転送できる」という意味だ。データを転送する通信技術がビットレートで表されるように、時間に比例して大きくなる音楽やビデオといったデータそのものもビットレートで表すことができる。たとえば128kbpsのMP3ファイルであれば「1秒あたり128キロビット(=16キロバイト)のサイズになる」という意味だ。ビットレートが高いデータほど、画面のサイズを大きくしたり、圧縮率を下げて圧縮ノイズの目立たない高画質な音声/映像を楽しめる。ちなみに市販のDVDビデオの場合、音声と映像を合わせて約9.8Mbps以内に、Blu-ray Videoの場合は約40Mbps以内に収まるように作られている。●動画のビットレートは?○動画配信のビットレートはどのくらい?肝心の動画配信サービスだが、実は完全に定まったビットレートというものは存在しない。インターネットは回線速度が保証されていないサービスなので、配信環境に合わせて最適なビットレートになるよう、サーバー側で調整してデータを送っているのだ。Youtubeの場合、アップロードされた動画はサーバー側で再度エンコードされ直すため、どんなに高画質なデータをアップロードしていても、配信時は必ずそれよりも小さいビットレートのデータになる。たとえばフルHD(1080p)の動画の場合、アップロード時のビットレートは8Mbpsが推奨されているため、受信時は8Mbps未満になっていると考えればいい。動画の内容等にもよるが、音声と合わせておおむね5~6Mbps程度になっているようだ。ニコニコ動画の場合、ビットレートは1Mbpsが推奨されているが、実際は動画全体のサイズが100MBになるように調整されているようだ。Huluの場合、最大で3.2Mbps。そして、全米トップの動画配信サービスとして今秋にも日本に上陸する「Netflix」では、2~3.5Mbps程度で配信しているという。画質的には国内サービスと同程度ということになりそうだ。以前はモバイル端末向けには低解像度のデータを送っていれば良かったが、最近はフルHDを超える超高解像度のスマートフォンも増えており、回線も100Mbpsを超えるLTEが利用できる。そんなわけで、大半のサービスでは1080pのデータを送信している可能性がある。●映画は2本から3本か○何時間で7GBを食いつぶすか?ビットレートがわかれば、あとは容量をビットレートで割ることで、その容量を転送するのに必要なバイト数がわかる。ここでは月間7GBのパケット容量のコースで契約していると仮定して、早速計算してみよう。まずはYoutubeだが、1080pの動画が5Mbpsとすると、7GB/5Mbps=約186分、およそ3時間6分となる。映画にして大体2本見れるか見れないかってところだ。ニコニコ動画の場合は動画が100MBいっぱいまで作っていると仮定するとおよそ70本。アニメの配信や生放送の場合はこの容量制限の限りではないと思われるが、といってもそんなに長時間見られそうにはない。Huluの場合は7GB/3.2Mbps=約291分、4時間51分だ。映画2から3本分、あるいは連続ドラマ5本分といったところだろう。NetflixもおおむねHuluと同程度になるはずだ。ここで計算したのはあくまで純粋にコンテンツの転送のみであって、制御信号や番組選択時のサムネイルなど付随するデータは含まれていない。実際には配信サービスだけに絞っても、あと5~10分くらいは短くなってしまうのではないだろうか。ここで挙げた例はあくまで理論値であり、実際には回線状況などによってサーバー側でビットレートを下げたデータを送ることも多いと思われる。だが、多く見積もってもこの予想の2倍を超えることはないはずだ。となると、5~10時間程度も再生すれば確実にパケットを消費しきってしまうのは確実。正直なところ、モバイル回線で動画配信を見るのはかなり無理がある行為と言わざるを得ない。再生解像度を下げるなど延命措置はあるにせよ、基本的に動画はWi-Fi環境で再生し、どうしても外で見たい場合はストリーミングではなく、ローカルにダウンロード(キャッシュ)保存できるサービスを選ぶのがいいだろう。
2015年08月23日テレビ朝日とKDDIは8月20日、東京都・六本木のテレビ朝日本社にて共同記者会見を開催し、スマートフォン(以下、スマホ)向け動画配信事業において戦略的業務提携を締結すると発表した。これにより、通信キャリアのビッグデータを活用した地上波番組連動のオリジナルコンテンツを共同で制作するほか、放送中となる番組の最新話をKDDIが提供する動画配信サービス「ビデオパス」にて配信するなど、両社の強みを活かした動画配信サービスの提供を行っていく。ビデオパスとは、月額562円(税別)で映画・ドラマ・アニメが見放題となるauスマホ向けの動画配信サービス。同発表会に出席した同社代表取締役執行役員専務 高橋誠氏によると「2015年8月時点でユーザー数は100万ほど。配信するエピソード総数は15,000本以上、主に国内のコンテンツ配信に注力している」という。今回の業務提携ではまず、テレビ朝日で放送中の金曜ナイトドラマ「民王」(池井戸潤原作)や「お願い! ランキング」内の1コーナーとなる「お願い! ビジコンサロン~ホリエモンも驚く画期的ビジネスが続々登場~」などバラエティ番組等の地上波放送番組の見放題 独占配信や、番組本編をさらに楽しめるインターネットオリジナル動画の同時配信も予定する。また、KDDIは、出演者や監督など映像作品の基本データや、「爽快」「楽しい」といった作品性や感情などの約2,000種類のメタデータに加え、ビデオパスを通じて得られる約2,500万IDの「視聴者の属性情報」「行動データ (視聴履歴・検索履歴など)」をコンテンツの作り手へ提供。国内では初となる "通信キャリアのビッグデータを活用したコンテンツの共同制作" を実現する。高橋氏は、「ここでの主役はコンテンツを作る制作者。スマホという生活者に最も近いデバイスから取得したデータを提供することで、何かしらの化学反応が生まれ、素晴らしいコンテンツの制作につながることに期待する」とコメント。その第1弾として2015年10月より、秋元康氏が企画するAKB48グループメンバー主演のエンターテイメント ドラマをビデオパスにて配信するほか、地上波放送番組と同クオリティのオリジナルエピソードも提供する予定だ。なお、テレビ朝日は、動画配信事業を今後の成長事業の一つと位置付け、放送で培ったコンテンツ制作力を活かし、動画配信分野でもプラットフォーマーとして一定のポジションを構築したい考え。今回の提携では、両社が「プラットフォームの成長(会員数の増加)」を共通目標に掲げ、魅力的なコンテンツの提供に取り組んでいく。
2015年08月20日LINEは12日、同社提供のニュースサービス「LINE NEWS」において、記事イメージの動画対応を開始した。該当する記事では、自動的に動画が再生される。同社は、スポーツやイベント関連のニュースなど、より臨場感のある形で配信できるとしている。「LINE NEWS」内の動画対応記事は、12日の夕刊分より配信される。各記事のイメージ部分に動画を取り込んだ形式で、再生ボタンを押したり、別ウインドウを立ち上げたりすることなく動画が自動再生される。なお、すべての記事ではなく、同社が動画で配信すべきとする、一部のニュース記事に限定されている。「LINE NEWS」は、最新の話題やニュースを配信するサービス。iPhone、Android向けアプリのほか、「LINE」アプリの「LINE NEWS」公式アカウントを通じてプッシュ配信も行っている。月間アクティブユーザー数は1,200万人を超えているという。
2015年08月12日ベクトルの子会社となるビデオワイヤーは8月11日、企業や商品、サービスに関するニュースを無料でビデオリリース化(動画コンテンツ化)し、ターゲットに訴求するサービス「NewsTV(ニュースティービー)」の提供を開始した。同サービスは、企業の記者発表会やPRイベント、展示会、新商品情報などを、ビデオワイヤーが運営する動画サイト「NewsTV」が無料でビデオリリース化するほか、アドテクノロジー等を活用して動画を配信することで、セグメントされたターゲットに直接訴求するもの。同社は、社内に動画作成チームと撮影・編集スタジオを有しており、撮影から編集・MA(Multi Audio : 音声処理)・納品までを一気通貫でスピーティに行うことができるため、発表会等の撮影から最短で当日より動画配信を行うことが可能だという。また、動画配信にはベクトルとマイクロアドの合弁会社となるニューステクノロジーのスマートフォン特化型動画配信サービス「Trailers」などを活用。ビデオワイヤーは今後、2016年2月末までに300件の動画製作・配信の実現を目指す考えだ。
2015年08月12日ジャストシステムは23日、有料動画配信サービスに関するアンケート調査の結果を公表した。これによると、今秋日本でサービス開始予定の「Netflix」について、知っていると答えた人は30.5%だった。調査は同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask」にて実施し、10代から60代までの男女560名(男性283名、女性277名)から回答を得た。なお、調査結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合がある。有料動画配信サービスについて「利用している」「利用を検討している」「興味がある」と回答した人のうち、「Netflixを知っている」人は30.5%。年代別に見ると20代は45.4%、30代は44.4%で、若い世代の認知度が高いことがわかった。有料動画配信サービス利用のきっかけとしては、「視聴したいコンテンツがあった」が最も多く61.6%で、「無料トライアルがあった」(20.2%)、「いつでも好きな動画を視聴できる」(12.1%)が続いた。男女別で見ると、女性は「いつでも好きな動画を視聴できる」が20.5%と2番目に多いのに対し、男性は6.7%だった。女性は有料動画配信サービスについて、自分の生活スタイルに合わせて柔軟に利用できる点を評価しているようだ。利用者が視聴時に主に使用するデバイスは、「パソコン」が57.6%と過半数を占めた。10代に限っては「スマートフォン」と答えた人が38.9%と最も多く、「パソコン」は33.3%にとどまった。また、利用者のだいたい4人に1人(26.3%)は「よいサービスがあれば乗り換えてもいい」と回答。特に30代は37.5%と高い傾向にあり、Netflix参入後の動向が注目される。
2015年07月24日博報堂DYメディアパートナーズは7月14日、メディア企業等のコンテンツホルダーを対象に、動画事業に必要な機能をワンストップで提供する動画ビジネスマネジメントシステム 「VMS : Video Business Management System (以下、VMS)」を開発・提供することを発表した。VMSは、あらかじめ用意された汎用的なデザインテンプレートを選択し、基本情報を入力することでオリジナルの動画サイトを簡単に構築することが可能。動画サーバー・広告サーバーの提供や物販/Eコマース連携、DMP連携などの機能を通じ、ビジネスを多様な領域に拡張することできる。また、一つの動画サイト内での広告収益創造に留まらず、VMS導入済みのメディアサイトを複数ネットワーク化し、横断的なコンテンツ配信や広告主のオウンドメディアへのコンテンツ提供の推進、地域自治体との連携による地域コンテンツ拡充、観光誘致・インバウンド施策への活用など動画コンテンツの価値を最大化し、継続的に収益をもたらす好循環なビジネスモデル(メディアスパイラル思想)の構築も目指す。同システムにより、メディア企業やコンテンツホルダーは、初期コストをかけずに動画配信を開始し、動画広告収益の創造に積極的に取り組むことが可能になる。
2015年07月15日メディアフラッグの子会社であり、デジタルサイネージを中心とした店頭販促トータルソリューションの提供を行なっているimpactTVは7月13日、動画制作・配信アプリケーションを提供するスプラシアと共同で、インターネット上で簡単に動画・静止画を販促用コンテンツに編集できるサービス「impactTV×sprasiaSTUDIO:CocoMovie(ココムービー)」の提供を開始した。動画による店頭プロモーションは、大きなアイキャッチ効果を発揮する販促ツールとして注目されている。購買決定率は、季節に合った利用シーンのリコメンドを行うことで向上されるため、季節・販促計画に合わせて複数の動画を制作するのが重要だという。しかし、そのためには外注費、コンテンツ更新作業等の負担が課題となる。今回impactTVが提供する「impactTV×sprasiaSTUDIO:CocoMovie(ココムービー)」は、インターネット上で簡単に動画・静止画を販促用コンテンツに編集することができるサービスだ。これにより、プロモーションをより効率的・効果的に実施できるという。「CocoMovie」は、2011年から提供されている動画編集アプリケーションだ。サービス開始以来、これまでに100万件以上のプロモーション動画の制作で使われているという。販促に特化したテンプレートを豊富に備えており、プロ並みの動画が簡単に作成できるのが特徴。選択したテンプレートの演出に沿って写真・動画、音楽やキャッチコピーを挿入するだけで、誰でも簡単に短時間で動画を作成できる。テンプレートはスプラシア社の店頭販促動画ノウハウを凝縮しており、販促の目的別切り口で整理されている。たとえば、「飲食店のメニュー紹介」「店内設備紹介」「スタッフ紹介」「流通店舗での売れ筋ランキング」など、作成者のアイデアを自然に湧出させる構成となっているため、ゼロベースで知恵を絞る必要がなく効率的な作成が可能となる。
2015年07月13日タクスタは9日、フィルター加工機能を搭載した個人ライブ配信アプリ「宅スタ」を公開した。App Store、Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。「宅スタ」は、ユーザーがスマートフォンで撮影する動画を24時間、リアルタイム配信できるアプリ。リアルタイム配信サービスとしては、国内初だというフィルター加工機能を搭載している。サービス開始時点では、美肌効果のあるものなど、4種類のフィルターが利用できる。ログインは、Twitterアカウントからも可能で、ライブ配信や動画へのコメント、スタンプ投稿など、動画を通したコミュニケーションを行える。Twitterアカウントは、最大3つまで切替えて利用することができ、アカウントごとに配信内容やテーマを使い分けられる。Twitter上で配信告知ができる機能、朝・昼・夜の時間帯別視聴ランキング機能も搭載している。そのほか、24時間の有人監視体制による不適切なコメントの削除や、禁止ワードの自動フィルタリング機能、ユーザーからの通報機能、迷惑ユーザーのブロック機能など、ユーザーをサポートする機能も用意されている。
2015年07月09日企業向け動画配信の米クムは6月25日、富士通と販売パートナーシップを締結したことを発表した。富士通は、2014年に16万人以上の自社の従業員向けにクム社のエンタープライズビデオソリューションを導入し、富士通社内情報コミュニケーションシステムの一つに、クムのエンタープライズ ビデオ ソリューションが採用されている。そのソリューションを販売するため販売パートナーシップを締結した。富士通によるクム社のソリューションの販売については、クム エンタープライズ ビデオ プラットフォームの全機能が含まれ、保存されたすべての動画の音声から、話した言葉を文字で検索することができるスピーチ サーチ機能や、社内外のあらゆるネットワークで、ビデオ配信を最適化するQumu VideoNet Edgeソフトウェアなど、エンタープライズ ビデオ プラットフォームをリードする先進的なソリューションを活用できる。
2015年06月25日●作業時間やスキルにあわせて選べる、3つの編集モード最近は個人だけでなく、企業などでもブランディングやマーケティングの一環として積極的に動画のネット配信を行うようになってきた。スマートフォンなどでも簡単に動画撮影ができる一方で、ビジネスで扱うような品質の動画制作となると、途端にプロに外注する領域の話になってしまう。ならば、小さな企業や事業主が予算のない中で動画を使った展開はできないものか?そこで選択肢となってくるのが、動画制作が未経験でも誰でも簡単に動画の表現力を手に入れられるソフトウェア、デジタルステージ「PhotoCinema」だ。「PhotoCinema」は、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した動画や写真を使って、簡単操作で本格的なムービーを作ることのできる動画作成ソフトだ。同社には、「映画のように、写真を観よう。」をコンセプトに、2002年から3代にわたってリリースされてきたフォトムービー編集ソフト「LiFE with PhotoCinema」シリーズがあるが、この「PhotoCinema」は、動画編集の機能をより充実させた、新たなコンセプトの製品として開発されている。○初心者に易しく、作品づくりを楽しめる新機能一見難しそうに思われる動画編集だが、「PhotoCinema」には、専門的な知識や経験がなくても、動画制作を気軽に楽しみながら作品づくりができる機能や仕掛けが盛り込まれている。そのなかで最もユニークなのが、インターネット経由で仲間や関係者から動画素材の投稿を募る「コラボ機能」だ。欲しい素材や締め切りなどの依頼内容をまとめたWebページを自動生成し、発行されたURLを共有することで利用できる。友人たちのお祝いメッセージを集めたり、離れた場所の風景素材を一斉に集めたり……といったさまざまな使い方ができるし、企業であれば、ユーザーに向けて製品レビュー動画を募集したり、ファンの声を動画で投稿してもらったりといったキャンペーンにも利用できるだろう。その他にも、PhotoCinemaならではの便利でユニークな機能がある。リズムに連動したダイナミックな動画を簡単に作成できる「タップ機能」だ。選択した音楽のリズムに合わせてタップすることでテンポの値(BPM)を取得し、テンポに連動した形で動画や写真などが入る時間枠「フレーズ」を自動生成してくれる。ミュージックビデオはもちろん、それ以外のジャンルの動画でも、映像と音楽がリンクした動画は観る者に与えるインパクトが大きい。細かなクリップの時間調整をしなくても、そうした動画を作成できるのは画期的だ。○作業時間やスキルにあわせて選べる、3つの編集モード「PhotoCinema」には、3つの編集モードが用意されている。あらかじめ演出やストーリー展開が設計されたテンプレートを選び、自分の動画や写真を入れるだけで完成する「シナリオモード」、素材を入れるだけで動画が自動生成され、そのあとに写真の順番やエフェクトなどをカスタマイズできる「おまかせモード」、構成からエフェクトなどの細部まで最初から自分で設定する「じぶんでモード」。自分のスキルや作業時間などにあわせて選択すると良いだろう。試しに、「おまかせモード」を選んで動画を作ってみた。 まず最初にフレーズセット(動画の動きや効果を決めるセット)を選び、音楽ファイルを選択。あらかじめサンプル曲が用意されているほか、自分のPCの内の音楽データも読み込むことができる。想定している上映時間に合わせて、1曲のうち使用する部分をトリミングし、「タップ機能」でBPMを取得。続いて、写真や動画の入ったフォルダを選ぶと、「おまかせ編集」の自動処理ウインドウが開き、動画や写真をテンポにあわせて並べてくれる。あとは、それぞれのフレーズを入れ替えたり、テキストやエフェクトを加えたりするだけで、動画作品を仕上げていくことができる。●インターネットへの配信もソフト上から簡単に○操作は簡単だが、アレンジは多彩で本格的もっと自分好みの演出をしたい場合には、さまざまな編集機能を使うことができる。 フレーズごとに、写真や動画のレイアウトを決める「シーン」、タイトルや字幕を入れる「テキスト」、特殊効果を加える「エフェクト」を設定できる。例えば、複数の動画を分割された画面内で同時再生させたり、動画をスライドさせたり、フレームのなかで動画が再生されているように見せたり、動画のうえに別の画像や動画を重ねたりと、さまざまな表現が可能だ。特に、レイアウトやエフェクトのバリエーションはかなり豊富なので、色々な機能を試して凝った動画を作ってみたくなるだろう。また、「ちょっとこの写真を加工したいな…」といった時は、設定画面から「SiGNで編集」をクリックすると、付属の画像編集ソフト「SiGN Pro」が立ち上がる。写真の色や明るさの補正、テキストや図形の追加、複数の写真の合成といった処理を行い、フレーズに反映させることができる。別途グラフィックソフトを導入しなくても、画像の加工をシームレスに行うことができるのはありがたい機能だ。○インターネットへの配信もソフト上から簡単に作成した動画は、最大でフルHD(1080p)画質の書き出しが可能なほか、ソフト上からYouTube、Vimeo、Facebookなどへも直接アップロードできる。6月11日からは無償アップデータが提供され、同社のWeb制作ソフト「BiND クラウド」または「BiND for WebLiFE 7」と連携することで、作成した動画をWebページの背景として貼り付けることもできる。最近のWebデザインのトレンドである、大型の動画バナーやフルスクリーンの背景動画なども、簡単に実現できる。「PhotoCinema」は、「ペット」「トラベル」「子供の成長」「送別会」「ミュージックビデオ」「カフェ」と、幅広い6種類のテンプレートを標準で収録している。この「PhotoCinema」に加え、結婚式向けの用途に特化したテンプレートや素材を収録した姉妹モデル、「PhotoCinema Wedding」もラインアップ。さらに、レポートやプロモーションビデオなどのビジネス用途での動画に特化した追加テンプレート集「CiNEMA BOX」が発売されたばかり。動画に不慣れな人でもテンプレートの力でさまざまな表現に挑戦できるのではないだろうか。SNSなどでの拡散を狙って動画コンテンツを発信するのが当たり前になっている現在、動画制作を専門の業者に発注するほどの予算はないが、個人や担当者レベルで「何とかして、見栄えのいいプロモーション動画を作りたい」というニーズは確実に高まっている。「PhotoCinema」は、動画制作の初心者にもやさしい設計で、価格も14,800円(税別)と、動画編集ソフトとしては比較的気軽に導入しやすい。「動画時代」のニーズにマッチした新製品といえるだろう。実際にソフトを使ってみると、初心者でも本格的な動画を簡単に作成できるような工夫が随所に感じられるし、1本の動画作品を自分で作り上げる楽しさや充実感も味わえる。もし、使い始めるきっかけが仕事のためだったとしても、送別会や同僚・友人の結婚式などのシーンでも充分活用できるはずだ。
2015年06月22日C Channelは6月18日、ファッションやヘアメイク、フード、トラベルなどの情報を動画で紹介する動画ファッション雑誌「C CHANNEL」にて、ニューヨーク・ソウル・台北・バンコク・シンガポールといった海外5拠点からの動画の配信を開始した。同サービスはこれまで、国内の都内を中心にクリッパーと呼ばれるタレントやモデルなど約100名と契約し、動画配信を行ってきた。昨今、日本語版の動画に対する海外アクセスが増加していることから、今回の海外拠点拡大を実施。海外在住の外国人および日本人が各現地語もしくは日本語での配信を開始する。同社は今後、日本在住の外国人による英語配信も強化し、インバウンド・アウトバウンドの市場拡大に向けた展開も視野に入れ、ビジネスを展開していく考えだ。
2015年06月18日アメリカ発の世界最大の動画配信サービスで、この秋より日本上陸を発表している「Netflix(ネットフリックス)」の日本戦略に関するプレゼンテーションが6月18日(木)に新設された青山のオフィスで開催された。会見には同社の日本法人代表のグレッグ・ピーターズ、大崎貴之氏(日本副社長)らが出席し、多くの報道陣が詰めかけた。Netflixは前日にフジテレビで行われた記者会見にて、フジテレビとのコラボレーションにより、同局の人気番組「テラスハウス」の新作、およびオリジナルドラマ「アンダーウェア(英題:Atlier)」をいち早く「Netflix」においてプレミア配信することを発表したばかり。この日は、システム面での日本のTV対応や今後のマーケット戦略について語られ、記者からの質問にも答えた。有料オンライン配信サービスの“黒船”とも言われ、今後、日本のコンテンツ業界や民放各局も対応を迫られると言われる「Netflix」。現時点では秋のサービス開始ということが発表されているが、この日も具体的な日程に関しては明言されず、視聴のための金額(米では画質によって7.99ドル、8.99ドル、11.99ドルの3段階)に関しても、あくまで「日本のマーケットに合わせた金額で検討する」とだけ発表された。一方で、システム面に関しては6年前より家電業界などと話を進めてきており、すでに今年2月に発売のTVのリモコンには「Netflix」のボタンが搭載されているなど、サービス開始に向け準備は万端のよう。「Netflix」の特徴、強味ともいえる、個人の視聴記録に合わせて好みの作品やジャンルをリコメンドする「おすすめ機能」は日本版でも装備されているという。ピーターズ社長は日本のマーケットについて「日本独自のローカルコンテンツが強い興味を持たれている市場」と分析する一方で「日本の多くの視聴者に、海外の素晴らしいコンテンツに触れていただくチャンスともとらえている」と語る。すでに日本では日本テレビ傘下の「Hulu」やドコモの「dTV」などが先行してサービスを開始しているが、この点に関しては「日本でのビデオ・オンデマンドはまだまだこれから。存在を知っていても使用してない人も多く、まだスタート地点にあると思っています」とこれから先行サービスに追いつくことは十分に可能だとの認識を示した。昨日、発表されたフジテレビとのコラボレーションのみならず、日本オリジナルコンテンツをどのように展開していくかも気になるが、大崎副社長は「粛々と進めている」と明かし「5年、10年、50年という長期間で考えているので、秋のローンチ時に合わせてではなく、長いスパンでグレートストーリーをパートナーと作って届けていくようにしたい」と長期的視野に立ったコンテンツ制作を掲げた。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日動画配信サービス「Netflix」を提供する米Netflixは17日、今秋から日本でサービスを開始するにあたり、フジテレビジョンが制作するオリジナルコンテンツ「TERRACE HOUSE NEW SEASON COMING」(仮)と、連続ドラマ「アンダーウェア」を配信すると発表した。「Netflix」は、米Netflixが運営する動画配信サービス。世界50カ国で展開しており、会員数は約6,200万人に上る。PCやスマートフォン・タブレット端末などで視聴できる。日本では、今秋よりサービスが開始する。「TERRACE HOUSE NEW SEASON COMING」(仮)は、2012年10月から2014年9月にかけてフジテレビ系列で放送されていた、シェアハウスで同居する男女6人の様子を追った「テラスハウス」の新作となるもの。17日からは、新メンバーとなる住人の募集を開始している。「アンダーウェア」は、銀座の下着メーカーに就職した女性が主人公のオリジナルドラマ。主人公が戸惑いながらも奮闘、成長していく「お仕事系青春小説」ドラマに仕上がっているという。いずれの作品も「Netflix」で独占先行配信した後、地上波での放送に加え、動画・コミック配信サービス「FOD・フジテレビオンデマンド」で配信していく予定。米Netflixの代表取締役社長であるGreg Peters氏は、「Netflixは、この秋に日本でのサービスを開始する。日本の皆様に私たちのサービスを楽しんで頂くために日本のコンテンツはとても重要だと考えており、今回、特に若者から支持のあるコンテンツ制作に定評のあるフジテレビと日本での第一弾の取り組みが出来たことを大変に嬉しく思っている」とコメントを寄せている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月17日ソフトバンクモバイルが提供する無料ニュース動画アプリ「スマトピ」で配信中の動画「すれちがい美女」に、女性6人組アイドル・ユニット「ゆるめるモ!」の「あの」さんバージョンが追加され公開されている。「すれちがい美女」は、女性とすれ違う瞬間を再現したスマートフォン向けの動画コンテンツ。ソフトバンクモバイルの「スマトピ」にて配信されている。12日からは、「すれちがい美女×スマトピ×アイドル」と題したオリジナル企画がスタートし、女性6人組アイドル・ユニット「ゆるめるモ!」の「あの」さん、「けちょん」さん、「ようなぴ」さんバージョンが公開されている。8月下旬までの間、ゆるめるモ! 以外のアイドルも登場するという。「スマトピ」は、ソフトバンクユーザー向けの無料ニュースアプリ。登録不要、月額無料で利用できる。対応端末は、iPhone、iPad、Android スマートフォン・タブレット。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月15日フジテレビジョン(フジテレビ)と、オンライン動画サービス「Hulu」を運営する HJ ホールディングス合同会社はこのほど、それぞれの動画配信サービスにおいて、相互にコンテンツを調達・提供することに合意した。各サービスで配信を順次開始している。今回、Huluで配信が予定されているフジテレビのコンテンツは、「PSYCHO-PASS サイコパス」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「図書館戦争」「のだめカンタービレ」など、過去に同局の“ノイタミナ”枠で放送されたアニメ20作品。一方、フジテレビオンデマンドは、Huluで配信されている海外ドラマの一部の視聴が可能になる。具体的に配信が予定されているのは、「ウォーキング・デッド」「ダ・ヴィンチと禁断の謎」「ザ・ブリッジ~国境に潜む闇」「マスケティアーズ/三銃士」の4作品となる。フジテレビとの相互配信にあたって、Hulu・チーフ・コンテンツ・オフィサーの長澤一史氏は「Hulu に、在京6テレビ局のテレビコンテンツがいよいよ揃います。昨年より強化を図っている海外ドラマの国内最速配信や、今年4月より配信が始まったHuluのオリジナルコンテンツに加え、テレビ局コンテンツもさらに強化され、さらに充実することを大変嬉しく思います」と期待を語っている。なお、「Hulu」は月額933円(税抜)で約2万本の映画・ドラマ・アニメが見放題となるオンライン動画配信サービス。「フジテレビオンデマンド」は、フジテレビの放送番組に加え、映画、アニメ、フジテレビアナウンサーのオリジナル動画、コミックなど幅広いジャンルの作品を提供する総合エンターテイメントサービス。月額300円、500円、1,000円、2,000円(すべて税抜)のコースを用意している。
2015年06月03日米Twitterは26日(現地時間)、ライブ動画配信サービス「Periscope」のAndroidアプリの提供を開始した。PeriscopeユーザーはTwitterアカウントでログインし、スマートフォンを使って公開またはプライベートのライブ動画配信を簡単に開始できる。視聴者は気に入った動画で画面をタップしてハートを散らしたり、配信者にコメントを送れる。また視聴者同士で会話することも可能。3月末にiOS版をリリースした時には、提供開始から10日間で100万ユーザー突破を達成した。Android版の動作要件はAndroid 4.4 (KitKat)以上。マテリアルデザインに従ったデザインになっており、プッシュ通知が充実している。たとえば、Twitterでフォローしている人が初めてPeriscope配信を行った時(First Time Broadcasts)、Periscopeでフォローしているが他の誰かの配信をシェアした時(Followed User Shares Broadcast)などに通知を受け取るように設定できる。また視聴を中断した時に、Android版では通知エリアに表示される「Resume notification」からワンタップで視聴を再開できる。
2015年05月27日