「北原裕也」について知りたいことや今話題の「北原裕也」についての記事をチェック! (1/2)
元AKB48の北原里英が31日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「おめでとう!」元AKB48・北原里英、第一子出産を報告!可愛すぎるニューボーンフォトが話題!「いろいろ振り返ってたら載せたい写真たくさん出てきちゃった!」と、夏に訪れた旅行先の思い出を写真とともに振り返った。「大好きな人たちみーんなと行けた今年の夏。しーちゃんの地元や西日本を大満喫」と、楽しげな様子を綴り、特に鳥取・島根での「念願のコナン三昧」に感激したことを報告。「最高だった」と語る笑顔が写真からも伝わる。 この投稿をInstagramで見る 北原里英(@rie_kitahara_3)がシェアした投稿 ファンからは、「柳川のうなぎは美味しもんね」「どれもかけがえのない思い出だね」といったコメントが寄せられ、ファンからは「写真全部可愛い!」との声も多い。来年も北原の活動やプライベートが注目される一年となりそうだ。
2024年12月31日アイドルグループ『AKB48』『NGT48』の元メンバーで、タレントの北原里英さんが、第1子を出産したことを、2024年11月29日にInstagramで報告しました。北原さんは、グループを卒業後、2021年に俳優の笠原秀幸さんと結婚。その後、2024年7月に第1子を授かったことを明かしていました。北原さんは、布に包まれた我が子に手を添える写真を公開し、「先日、第1子を出産しました。元気な女の子で、母子ともに健康です」と報告。出産した思いをつづりました。 この投稿をInstagramで見る 北原里英(@rie_kitahara_3)がシェアした投稿 先日、第一子を出産しました。元気な女の子で、母子共に健康です。産まれた瞬間は、本当に不思議な感覚で、赤ちゃんってこんなにも小さいんだ…と思いつつ、いや、この子がお腹に入っていたと思うと大きいな…!と驚きつつ、何より無事に産まれてきてくれたことに、当たり前ではない奇跡に、感動いたしました。家族が増えて、まだふわふわしていますが、これからはこの命をしっかり守っていけるよう夫婦で力を合わせて頑張ります!最後に、お腹の中の赤ちゃんが産まれてくるのを待っていてくれていた周りの皆さま。皆さまが自分のことのようにソワソワしてくれたり、楽しみにしてくれたり、妊婦の身体を心配し気遣ってくれたり、その心遣いに本当に助けられました。今これを読んでくださっているあなた、とても感謝しています。ありがとうございます。これからも、あたたかく見守ってくださったら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。rie_kitahara_3ーより引用北原さんは生まれた我が子を見て、「赤ちゃんってこんなにも小さいんだ」と思いつつも、「この子がお腹に入っていたと思うと大きい」と感じ、不思議な気持ちだったといいます。そして妊娠中の北原さんを気遣ってくれた、周囲の人に感謝の言葉をつづりました。夫の笠原さんも、自身のXを更新し「かわいい女の子が産まれてきてくれました。妻と娘に感謝の気持ちでいっぱい」と家族が増えた喜びを明かしています。私事で恐縮ですが、先日、私達に第一子が産まれたことをご報告させていただきます。母子共に健康で、可愛い女の子が産まれてきてくれました。妻と娘に感謝の気持ちでいっぱいです。これから、さらに頑張ってまいります。温かく見守っていただけますと幸いです。 pic.twitter.com/hbbtknFyt8 — 笠原秀幸 (@oshamajp) November 29, 2024 2人の報告には、ファンだけでなく『AKB48』の元メンバー、前田亜美さんや仲川遥香さんなどからも祝福の声が届いていました。・お顔が見えなくても、絶対にかわいいんだろうな…。・健康にすくすくと育ちますように…!・出産お疲れさまでした!おめでとう!アイドルだった北原さんのように、娘さんも周りの人を笑顔にするようなアイドル的な存在になることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年11月29日元アイドルでタレントの北原里英が、13日インスタグラムを更新。【画像】「いつの間に新潟に」北原里英、パワースポットでの写真を公開しアンバサダー就任を報告!岩井俊二監督のYouTubeチャンネルで公開されたフォトウォークの様子をシェア。新宿・代々木を巡りながら、AKB48時代の思い出を語り、景色をカメラに収めた時間を「本当に幸せ」と振り返っている。岩井監督と仕事をするのは「桜の栞」MV以来とし、「また縁が巡ってきたことに感動」と述べている。 この投稿をInstagramで見る 北原里英(@rie_kitahara_3)がシェアした投稿 ファンからは「素敵な写真がいっぱい!」「思い出の場所を巡るなんて素敵」といった共感の声が多数寄せられ、北原の幸せそうな笑顔に応援メッセージが続々。また「岩井監督に撮ってもらえるなんて贅沢!」といった羨望のコメントも。このフォトウォーク動画は、岩井監督のチャンネルに加え、西田航さんのチャンネルでも配信中。映像の美しさや北原の懐かしい思い出話に注目が集まっている。
2024年11月14日池松壮亮が主演を、石井裕也が監督を務めた映画『本心』が11月8日(金)から公開になる。本作では亡き母の本心をデジタル技術の力を借りて探る主人公のドラマが描かれる。劇中には人工知能(AI)や仮想の身体(バーチャル・フィギュア)など日々、進化を続けているテクノロジーが登場するが、本作の中心にあるのは“人間の記憶”だ。かたちのない、しかし確かに存在していて、そのあり方が刻一刻と変化していく……なぜ本作は “記憶の不確かさ”を扱うのか?その果てに何を描こうとしたのか?池松と石井監督に話を聞いた。自ら死を選ぶことができる“自由死”を選択してこの世を去った母・秋子は、急逝する直前、息子の朔也に「大事な話があるの」と言い残していた。母は何を伝えようとしたのか?朔也は、母の本心を探るために生前の母の個人データなどを集約させて、仮想空間上に“母”を作り出す。朔也はバーチャル・フィギュア=VFの“母”と対面し、会話し、そのことでデータがさらに蓄積され、“母”は変化を遂げていく。朔也の目の前にいるこの女性は母なのか?母の本心とは?本作の原作は、平野啓一郎が2019年9月から翌年7月にかけて新聞に連載した同名小説。小説を読んだ池松は映画化を希望し、これまでも繰り返しタッグを組んできた石井監督に声をかけた。池松平野さんの小説は、小説として素晴らしいのはもちろん、映画的な題材を扱っているものが多く、みんなが映像権をほしがる作品だと思います。コロナ禍で、これまでの映画の価値観が崩れていくことを感じていました。誰もが暗闇の中にいたと思います。映画や物語の可能性をもう一度自分の中で考えている時に今作に出会い、これだと思いました。もちろん、この小説を映像化して良いものなのかしばらく悩みました。2020年の2月頃、世界中でコロナウィルスがまん延し始めた時、石井さんと僕は韓国で映画(『アジアの天使』)を撮っていて。その後も連絡を取り合いながら意見や気持ちを共有していました。そうした中で、「やはりこの小説を映画にしたい、40代に入る石井さんにこの原作と出会ってほしい」という思いが膨らんでいきました。石井小説の連載中から読み始めたんですけど、新しい話を読んでいくたびにまったく新しい未知の世界に連れていかれるような感覚がしたんです。僕が読み始めたのは、ちょうど2020年の末で、当時はコロナという未知のものに世界が覆われて、自分たちがどうなってしまうのか全くわからない状況だった。そのふたつがピタリと重なって、この小説がコロナ前から書かれているにもかかわらず、その時に自分が抱えていた不安と符号したことにもビックリしたんです。この物語も、この映画も結末まで観ても“どう言葉にして良いのかわからないもの”かもしれない。でも、それこそが今の時代のリアルだと思いますし、自分もそういう題材に果敢にチャレンジしていかなきゃいけないと思っていましたから、この小説を映画化することで、自分がこれまでやったことのない新しい表現ができるのではないかという期待感もありました。劇中には加速度的な進化を遂げるテクノロジー(人工知能や仮想現実など)が登場し、社会の基盤が揺らぎ、不安定な状況で生きざるを得ない社会の行末が描かれる。完全な未来ではないが、完全な空想でもない。現代の知見と想像力を動員して“私たちの現在地”が透けて見える。石井この映画は2023年に撮影したんですけど、もし前年に撮影していたら、あるいは翌年に撮影していたら、この映画とはまったく違うニュアンスの映画になったと思います。完成した映画はまさに“現在の答え”で、テクノロジーの急激な進化の流れを読みながら、一番いいバランスを見つけていくことに苦心しました。その一方で、描かれている世界の表層が極めて特異なものであるからこそ、本質やテーマが浮かびあがると思ったんです。小説『本心』にはリアルアバターやVFなどの難しい要素が出てくるんですけど、だからこそ「愛」とか「生きること」という普遍的なテーマが生々しく浮かび上がってくる。この小説の世界観を描くことで、これまで自分が描いてきた「愛の可能性」とか「生きることは?」というテーマを何倍にも増幅して描くことができるのではないかと思いました。石井監督が語る通り、本作には未来的なガジェットや設定が登場するが、その根底には石井監督がこれまでに繰り返し描いてきたモチーフがしっかりと息づいている。郊外のボロ家で共同生活する男女のドラマを通して人間のパワフルさと不完全さを描き出してみせた長編第一作『剥き出しにっぽん』、息子を失った母の彷徨のドラマを描く『ばけもの模様』、幼少期に病によってこの世を去った自身の母をモチーフにした『茜色の焼かれる』、失踪した母をめぐる一家の奔走を描く『愛にイナズマ』など、石井作品は初期作から近作まで、その視点は一貫している。池松近未来という設定の中で本作にある様々な対比構造、生と死、過去と未来、本心と言葉、宇宙の距離と人間の距離、そうしたことを用いることで、石井さんが近年描いてきた実存、存在の陰りと実感、この世界への執着と愛着、そうしたものがより際立ち、大きなスケールの中で描けるのではないかと思いました。母というテーマについては、むしろ一番ネックになるかもしれないと危惧していたところです。『茜色…』で、石井さん自身がお母さまが亡くなられた年齢を超えて、そのことを踏まえてあの作品を生み出した時に、石井さんの中で何かがひとつ終わった気が勝手にしていたんですね。映画の中で母親というものを描いてきたことや、それまでの自分の人生というものにいったん決着をつけたように感じていたんです。そんな石井さんにこの小説の映画化を提案することが果たして本当に正しいのか?とても迷いました。僕はちょうど10年前の2014年に『ぼくたちの家族』という作品で石井映画に初めて参加し、そこで母親という存在と決定的に向き合うことになりました。その10年後にもう一度今作で、あの時よりももう少し広く“母なるもの”と石井さんが向きあうことを考えたときに、もしかしたらもう違うと感じるかもしれない。それでもダメもとで、読んでみてくださいとお伝えしました。「実感の乏しいものであるからこそ、そこで見つけられる希望というものに向き合いたい」劇中には“実在する母”と記録と記憶から作り出されたヴァーチャルな“母”が登場する。池松の言葉を借りるなら本作は“母なるもの”と向き合った映画とも言える。そして、そんな“母”を名優・田中裕子が演じた。池松この小説を読んで、母のイメージとしてはっきりと浮かんでいたのが田中裕子さんでした。そのことは石井さんにもお伝えしました。でもまさか本当に田中裕子さんが演じてくださるとは思っていませんでした。撮影現場の田中さんは、VFの役を演じる中で、あらゆることを超越して演じられているような印象がありました。田中さんが人間的なことを選べば選ぶほどに、本物の母を感じると同時に、そこによりAI的なものを感じる。愛おしくて、かけがえがなくて、遠く感じる……田中さんが見事に演じてくださったと思っています。石井『本心』というタイトルの映画に出演する俳優は自ずと“本心”が試されるはず。だから俳優としてはその時点でちょっとイヤだと思うんです。“本心とは何か?”を問うことは、結局のところ“芝居とは何か?”を問うことになる。さらに言うと、VFは絶えずその存在の真偽を問われ続けるものでもあります。それって“俳優”と同じなんじゃないかと思ったんです。だから普通に考えたら、僕のような凡人には想像もできないような好奇心がないと、VF役は受けてもらえないと思うんです。ですから、この映画は田中さんの並外れた好奇心がなければ絶対に成り立たなかったと思っています。田中さんはレジェンドと言っても過言ではない俳優さんですから、僕も撮影前は身構えました(笑)。でも、田中さんは撮影しながら、こちらの要求だったり、会話を受けてどんどん変化し、凄みを増していく。だから苦労したり、無意味に気をつかうようなことはまったくなくて、撮影しながらとにかく「最高だった」という記憶しかないです。この映画に登場する“母”は、息子の朔也や、彼女を知る人たちの記憶によって構成されている。そして、VFになった“母”との会話を受けて、さらに変化を遂げていく。ポイントはこの“母”が実在の人間であろうが、仮想的な存在であろうが、結局は“本心”は目には見えない、ということだ。私たちは相手の心が見えない。相手に関する記憶も変化していく。本作はAIや未来社会、テクノロジーを扱っているが、本作はどこまでいっても“人間と記憶”についての物語が語られる。池松今作は“記憶を記録すること”の映画だとも思いました。黒澤明の『生きものの記録』というタイトルの映画がありますが、そういうイメージがありました。記憶で形成される母と、欲望の歴史を生きてきた私たち人間の現在地の記録。そしてこれからの人間の領域の物語であるとも思いました。テクノロジーの加速によってチャットGPTなどの生成AIが世界に普及しました。神の力を持つテクノロジーを手にした人間が人間を創造してしまう時代、死や生を克服する時代がすぐそこまでやってきたということなのかもしれません。人間が神の領域に大きく一歩踏み込んでしまったのではないかと思います。AI元年と呼ばれた昨年2023年に『オッペンハイマー』が公開されました。AIは同等の脅威になるという警鐘だとも言われています。そして今作は、未来で彷徨う朔也を中心とした、近未来迷子エンターテイメントなんだ、というのが石井さんと僕との合言葉でした。石井記憶ってすごく曖昧で不確かじゃないですか。これから僕たちが経験していくことは、たぶんそういう記憶に近いものだと思うんです。たとえば仮想空間で誰かと出会うとか。そういう手触りがない不確かなもので、おそらくこれからもある種のむなしさを抱えたまま「これだ」という実感が希薄なまま生きていくことになる。そうなると、どうしてもこれからの世の中に対して悲観的にならざるを得ないんですけど、ここ最近の僕の一貫してテーマとして、そういう状況下でも“希望”というものを捕まえにいきたいと思っているんです。こんなこと10年前なら絶対に言ってなかったと思うんですけど、ある年齢的なものなのか(笑)だからこの映画でも、人と記憶の話だからこそ、それがおぼろげで、実感の乏しいものであるからこそ、そこで見つけられる希望というものに向き合いたい、と思いました。私たちの日常はどんどん窮屈で、その足場は不確かなものになっていく。そんなある日、すでにこの世にいない人、記憶の中にしかいない人が頭の中で姿を現す。その人が優しかったり、厳しかったりするのは、“あなたの記憶”の中のその人が優しくて、厳しいからだ。そして、言うまでもなく、この法則は記憶の中だけでなく目の前の実在する人間にも当てはまる。この人は笑ってるのか?本当は怒ってるのか?その本心は”あなたの心”の中にしかない。あなたが変われば、記憶の中のあの人が変わる、目の前の人が世界が違った姿で出現する。映画『本心』で主人公・朔也は社会の変動やテクノロジーの進化によって、さらに不確かに、さらに不安定な世界で迷い、彷徨いまくる。同じ場所を行ったり来たりし、言わなくてもいいことを言っては後悔し、自分だけに都合の良い想いに足をとられる。そんな異色の迷子エンターテイメントの最後にどんな“希望”が待っているのか?石井監督は真摯にこう語る。「エンタメ映画だから“なんとなく”描いた希望とか、とってつけたような希望ではなくて、映画を観てくれた方の“よるべ”になるような希望を、これからも描きたいと思っています」『本心』11月8日(金)より全国ロードショー(C)2024 映画『本心』製作委員会
2024年11月07日『月』『愛にイナズマ』など人間の本質を描く名手、石井裕也監督の映画『本心』が、11月8日(金) に全国公開される。原作は芥川賞作家・平野啓一郎による同名の近未来小説。今よりテクノロジーが進んだ世界で、亡くなった母を仮想空間に蘇らせて、ある秘密を知ってしまう男の物語。主演は池松壮亮。リアルの母とヴァーチャルの母2役を田中裕子が演じている。AIが急激に普及し始めて、ちょっと恐ろしささえ感じる現在、まさに観るべき傑作だ。『本心』家族や恋人、あるいは共に暮らした大切なペットと死に別れたことのある人なら、「もう一度会いたい」と切に願う気持ちはわかると思う。たとえ“ヴァーチャル(仮想現実)の世界”であっても、在りし日の姿で現れて、ふつうに会話もできるとしたら……。この映画の主人公、石川朔也(池松壮亮)も、それを望んだひとり。彼は、母(田中裕子)を災害から助けようとして重傷を負い、1年もの昏睡状態に陥る。目覚めた時に、母が「自由死」を選択して自ら命を絶ったことを知った。「幸せそうだった母が、なぜ?」その真意を知りたいと思った彼は、仮想空間上に“人間”を作るVF(ヴァーチャル・フィギュア)の存在を知り、貯金をはたいて開発者(妻夫木聡)に「母の作成」を依頼したのだ。原作小説では2040年代のストーリーという設定だったが、映画はそれをかなり前倒しして2026年にしている。小説の新聞連載が終了した2020年に、予想もしなかったコロナ禍が発生し、テクノロジーの進化を背景としたリモートワークやネット配信サービス、デリバリーなどの普及が急激に進んで、生活様式が格段に変化、さらに2022年には「ChatGPT」登場もあり、「この数年でリアルのAI技術が予想を上回って進歩している」(本作のAI監修・清田純氏)。近未来の夢物語を描いたSFではなく、現在と地続きの、明日あさってにも起きるかもしれないリアリティを帯びてきたからである。「自由死」も、必ずしも絵空ごとではない。オランダをはじめ、ベルギーやルクセンブルク、カナダ、コロンビア、スペイン、ニュージーランドでは尊厳死や安楽死が認められている。尊厳死と自由死は、全く違うものだけれど、数年前に経験したようなパンデミックや少子化が予想もしない方向に進むと、何かの拍子に突然成立する可能性はゼロではない。そういえば、75歳以上の人が生死を選択できる制度をテーマにした『PLAN 75』という不思議に生々しい映画が登場したのも2022年だ。ストーリーに話を戻すと、朔也は、ロボット化の波で職も失い、世話焼きの幼なじみ(水上恒司)が紹介してくれた「リアル・アバター」の仕事につく。カメラ搭載のゴーグルをつけて、依頼主の分身(アバター)となり、指示通りに動くという、いわば“便利屋”の進化系。今でも技術さえあればすぐ普及しそうな仕事内容だ。彼はそれを通じて、死を覚悟した老人の夢を叶えたり、悪意のある理不尽な要求を実行するなど、様々な経験をしていくのだが、そのうちに、自分自身のアイデンティティまで見失い始める。そんな中、母の親友だったというミステリアスな女性、三好彩花(三吉彩花……名前の激似は奇遇らしい)に接触し、母の、隠された一面と秘密を知ってしまうことになる……。連載中の小説を読んで感動し、石井監督にこの映画化を提案したのは、主演の池松だ。初めて石井作品に出演した『ぼくたちの家族』からちょうど10年、「もう一度、母が題材になるこの作品で石井さんと向き合うことができたら」という想いだった。原作者の平野啓一郎氏の快諾を得てから、石井監督は100回近く脚本の改稿を重ねたという。7歳の時に母を亡くしている監督にとって、母は永遠のテーマであり、「傲慢ないい方をすれば、自分の話だと感じました。主人公が抱えている不安は今後確実に自分も追体験するものでしょうし、その状況においてどう生きるかを物語の柱にすれば画期的で面白い映画になると確信しました」と語っている。その思いに応えて、主演の池松に加え、母親役の田中、VF開発者役の妻夫木聡や幼なじみ役の水上恒司、アバターデザイナー役で仲野太賀、VF役に綾野剛、リアル・アバターの依頼人として田中泯といった今を代表する実力派俳優が集まった。そういえば最近、スーパーに買物に行くとよく見かけるのは、客からネット注文があった商品を店員がピックアップしている姿。ゴーグル型デバイス「Apple Vision Pro」もついに発売されたし、街中でゴーグルをつけてうろうろする「リアル・アバター」が出現する日も近い。でかいヘッドホンが小さなワイヤレスイヤホンに取って代わったように、きっと瞬く間にゴーグルもコンタクトレンズか何かに進化して、アバターの存在さえ識別できなくなるだろう。ヴァーチャル世界とリアル世界があたり前に同時並行して動く社会、なんてことも起こりそうだ。それも至って近い未来に。監督は「テクノロジーの発展が一気に進み、社会が急激に変わりゆく中で迷子になりかけている感覚は僕個人だけのものでなくて、大なり小なりみんな一緒。このみんなが抱えている不安を映画にしたいと思った」という。便利になるかもしれない。夢が叶う、のかもしれない。だが、本当にそれはいいことなのか。亡くなってしまった人のVFに“演技”をさせ、3D映像にする。思い出のなかの人をあたかも目の前にいるように蘇らす。神の領域に踏み出したわれわれの未来はいったいどうなるんだろう、不安の時代のとば口に立ち、どこか途方にくれているような──そんないまの空気を感じられる作品です。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】中川右介さん(作家・編集者)「……深刻な題材とテーマなのに、見事に娯楽映画にしている……」中川右介さんの水先案内をもっと見る()(C)2024 映画『本心』製作委員会
2024年10月28日今季で引退を表明したオリックスの小田裕也が28日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元阪神、オリックス・能見篤史、モデル姿にファン興奮「ありがとうございました。」と、綴ると共に6枚の写真をアップ。先日行われた自身の引退試合の様子が写されていた。写真には同期入団で10年共にプレーした西野との引退試合での一幕を写したものがあり、オリックスファンの涙腺を緩めた。最後は「比嘉さん、Tさん、安達さんお疲れ様でした。」と締めくくり、共に今季引退を表明している先輩たちを労った。 この投稿をInstagramで見る 小田裕也(@o.yuya.bs50_official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「小田さんお疲れ様でした!」「数々の職人プレー、忘れません。」と、引退を惜しむコメントが届いた。
2024年09月28日今シーズンで現役を引退するオリックスバファローズの小田裕也が18日、自身のインスタグラムを更新した【画像】オリックス・宮城の妹の最新投稿が「透明感すごい」「めっちゃ可愛い」と話題「今シーズンをもちまして、現役を引退させていただく事になりました。プロ野球という厳しい世界で10年間プレー出来たことを誇りに思います。」と綴り、5枚の写真と共に現役引退を伝えた。オリックス球団、ファン、楽天イーグルスの鈴木大地、オリックスバファローズの西野真弘にそれぞれ感謝を伝え、最後には「今後のことは決まり次第報告させていただきます。」と締め括った。 この投稿をInstagramで見る 小田裕也(@o.yuya.bs50_official)がシェアした投稿 ファンからは、「小田さんずっと大好きです❣️」「最後までオリックスでいてくれてありがとうございました!!!」と、たくさんのコメントが届いた。
2024年09月22日●窪田推しは「全肯定」北原推しは「センス良い」ハロー! プロジェクトのアイドルグループ・OCHA NORMAが10日、「全国同日トーク&一言お話し会イベント」(以下ZDO)を開催した。11日に発売する4thシングル「ちはやぶる/友達天体図」のリリースイベントとして開催されたZDOでは、斉藤円香が神奈川県・タワーレコード川崎店、埼玉県HMN大宮アルシェ店内イベントスペース、石栗奏美が北海道・アリオ札幌1Fハーベストコートイベントスペース、米村姫良々が愛知県・タワーレコード名古屋パルコ店店内イベントスペース、中山夏月姫が石川県・金沢フォーラス6FKUUGOスクエア、西崎美空が岡山県・アリオ倉敷2Fフードコート特設会場、広本瑠璃が広島県・タワーレコード広島店店内イベントスペース、筒井澪心が佐賀県・イオンモール佐賀大和1F専門店街通路オープンスペースへ。窪田七海は13時開始の千葉県・タワーレコード津田沼店店内イベントスペース、北原ももは18時30分開始の東京都・タワーレコード新宿店店内イベントスペースを担当したが、特別に互いの会場へゲスト出演。東京会場では、今、新宿で購入したばかりだというおそろいのグレーのスカートで登場し、ファンの質問に生回答するなど2人でイベントを盛り上げ、CDは千葉・東京とも完売となった。そんな東京会場開始前の忙しいタイミングで、窪田と北原が取材に応じ、千葉会場の感想や新曲の見どころ、メジャーデビュー3年目となる現在の目標を語った。○窪田へのファンの愛感じた千葉会場――今、終わったばかりの窪田さんの地元・千葉会場の感想をお願いします。窪田:平日の13時スタートなのに、思っていた以上にたくさんのお客さんが来てくださって、さらに早い段階で完売ということで、ありがたい気持ちでいっぱいです。北原:私はゲストという形で窪田担当の千葉のZDOに出演させていただいたんですけど、皆さんから窪田への愛を感じるイベントでした。ZDOの魅力は、メンバーが全国に散らばって、たとえばそれが北海道でも、ちゃんと駆けつけてくださるファンの皆さんがいて、あたたかさを感じられるところ。私たちは関東勢ですが、逆に地方から来たという方もいてうれしかったです。――ファンの方のどんなところに、窪田さんへの愛を感じましたか。北原:メンバーカラーのピンクを身にまとった人が多かったところです。窪田:そうですね、全身をピンクにしてくださる方が多いです! そして私のファンの方は、私を全肯定してくださる優しい方が多くて、「大好きだよ」「生きていればそれでいいんだよ」と愛を伝えてくれます。そのおかげで、私ものびのび活動できています!――北原さんのファンはどんな方が多いんでしょうか。北原:私のファンの方は、めちゃくちゃ個性が強くてセンスの良い方が多いです。個別のお話し会イベントでは、「北原の列は“TGC(東京ガールズコレクション)”だね」とファッションショーにたとえられることもあるくらいで。メンバーカラーのライトグリーンをファッションに取り入れるのはなかなか難しいんですけど、頑張ってオシャレに身に着けてくれる方が多くて、私もオシャレが好きなのでうれしいです。――ファンはアイドルに似る、という言葉のとおりですね。北原:本当にその通りだと思います! それこそ窪田が笑顔を絶やさないように、ファンの方もずっとニコニコしている人が多いですし、似るんだと思います。メンバーによって、ファン層が全然違いますし。○実は仲のいい“ななもも”――今回は窪田さんと北原さんの“ななもも”でのイベントとなりましたが、お2人はどんな関係なのでしょうか。窪田:ブログで2人のエピソードを書いたり写真を載せたりしていないので、あまり知られてないのですが、楽屋で隣に行ったり、夜中にLINEしたり、面白いことが好きな2人なのですっぴんの写真を変な角度から撮ったり、実はめちゃめちゃ仲いいメンバーなんです。北原:夜中に連絡取り合うよね。千葉のイベントでも、ファンの方に「仲が良いのは意外だった」と言われたのですが、今日で知っていただけたんじゃないかなと。●歌割を見てファンに申し訳なく思うことも○「ちはやぶる/友達天体図」の注目ポイント――4thシングル「ちはやぶる/友達天体図」がいよいよ11日に発売されます。「ちはやぶる」はどんな楽曲ですか。北原:「ちはやぶる」は、これまでのOCHA NORMAにはなかったぐらい、めちゃくちゃかっこくて美しい楽曲になっています。ミュージックビデオの撮影をしていても、幼艶なパフォーマンスで魅了する場面があったり、「私が表現したかったことができる楽曲がやっと来た!」と思えた、私にとってすごく大切な曲です。ミュージックビデオも見てほしいし、楽曲も聴いてほしいし、ライブでしか感じられない熱さがあるので、生でも見てほしいです。――振り付けは、今バズるダンスを多数生み出していることで話題のえりなっちさんですね。北原:かっこよさの中に面白さがあったり、えりなっち先生ならではの振り付けになっています。OCHA NORMAとすごく合ってるなと思ったので、これからも振り付けして頂きたいです!――そんな北原さんの魅力が一番出ているパートはどこですか?北原:1番のサビ前の「ちはやぶる命で討て」というパートがあるのですが、ミュージックビデオでもすごく褒めていただけて、こんなかっこいい歌詞を歌わせていただけたことがすごくうれしいです。――「友達天体図」はどんな楽曲ですか。窪田:「友達天体図」はすごく明るくて元気が出る曲です。アイドルは恋愛系の曲を歌うことが多いので、友達との関係を描いた曲は珍しいなと。私は生きていく上で友達の存在がすごく大事で、お仕事で悩んだときは、友達と遊んでストレス発散しよう! というタイプなので、歌詞には共感できる部分が多かったです。――窪田さんの魅力を感じられるポイントは?窪田:明るい曲のほうが得意で、今回もレコーディングでディレクターさんに「いつもの必殺技をお願いします」と言われて、語尾を上げる歌い方をしているのですが、いろんなところで使われているのでぜひ聴いてほしいです。――語尾を上げて歌う歌い方は、ハロプロっぽいですよね。窪田:この歌い方でいいのかなと悩んでいた時期もあったのですが、最近は吹っ切れて、上げるところは上げて歌おうと思っています!――では、それぞれの楽曲で注目してほしいメンバーを挙げていただけますか。窪田:私は、「ちはやぶる」の石栗奏美ちゃんです。この曲は、衣装も1人だけ“ボス”というテーマで発注されているくらい、かなみんがドセンター。かなみんのソロパートから始まるのですが、何でも軽々できちゃうかなみんのすごさがこの曲に詰まっていると思います。「ライブに行くと、かなみんが目に留まる」というファンの方の声をよく聞くのですが、かなみんはライブでの“圧”がすごくあるので、「ちはやぶる」のガツガツ感がすごく合っているなと。北原:私は、「友達天体図」の最後の、西崎美空ちゃんのソロパートです。あのキレイなパートで終わること構成がめちゃくちゃ素敵だなと思っているのですが、楽曲のキラキラ感を美空の透き通った声で表現してくれているのがすごくうれしくて。あのパートが美空でよかったなと思いますし、たくさんの方に聞いていただきたいです。○ソロパートの割り振りに喜びや悔しさ――今、ソロパートのお話がありましたが、レコーディングで一曲丸々歌ったあと、完成した楽曲の歌割を見たとき、やはり自分のパートが多いと、「やった!」と喜ぶこともあるのでしょうか。北原:めちゃくちゃあります! 逆に「え!? 少な!」と思うことも(笑)。ディレクターさんがめちゃくちゃ褒めてくださる方だからこそ、「あんなに褒めてくれたパート、私じゃないんだけど!」とか(笑)。窪田:私は「友達天体図」まで、1人だけ1箇所しかソロパートのないような曲が5曲くらい続いていて、「え、マジ!?」「そんなに私、レコーディングひどかった!?」と思ったり。申し訳なさが一番に来ちゃいます。ファンの方は歌割が多いと喜んでくれるので、歌割の少ない曲が続くと「今回もごめんね……」って。北原:悔しくなるよね。●大先輩・鈴木愛理への感謝と尊敬○3年目の鍵は“個人活動”――そんな中、メジャーデビュー2周年を終えて、3年目に突入しているOCHA NORMAですが、グループとして成長した部分、もっと頑張りたいと思っている部分を教えていただけますか。窪田:ハロー! プロジェクトの末っ子グループだったから許されていたことがあったり、かわいらしさが大きな武器だったと思うんですけど、後輩グループもできましたし、3年目はもう若いとは言わないかなと。デビュー当時と比べるとパフォーマンスも成長できたと思うんですけど、先輩たちと比べたら歌もダンスもまだまだなので、もっと成長していきたいです。3年目は個人のお仕事も頑張っていきたいと思っていて、今、やりたいことを見つけて輝いているメンバーを見ると素敵だなと。個人の活動でOCHA NORMAを知ってくださる方もいると思うので、個人活動もそれぞれ頑張っていきたいです。――特に印象に残っている、メンバーの個人活動はありますか。窪田:ももの雑誌のお仕事です! もものやりたいという気持ちや、得意分野だということを知っていて、ハロー! プロジェクト内の生写真だと、完全には活かしきれない魅力があってめちゃめちゃもったいないなと思っていたので、『an・an』さんや、『LARME』さんにももが出たとき、「うちのもも、すごいでしょ!(自分の胸をドンと大きな音が鳴るほど叩く)」って、うれしくなりました。北原:ありがとう(笑)。後輩グループができたことで、またひとつ、変わらないといけないなと感じるよね。私は、ハロー! プロジェクトはグループごとの色がはっきりしているので、OCHA NORMAはこれだという色を見つけられる3年目にしたいです。SNSも頑張って更新していきたいですね。――お2人もいろいろな投稿を頑張ってますよね。北原:最近だと「メイクレシピ」も作りました! トレンドをキャッチしていけるのは、若くてマインドが“ギャルい”子が多という、OCHA NORMAの武器だと思うので、トレンドを意識して、どんどん時代を先取りしていきたいです。○最年少メンバーに変化が――ちなみに、3年間で変化を感じるメンバーはいますか。北原:筒井澪心ちゃんは、グループに加入したときは私たちに対して「先輩!」という意識が強かったのですが、同じラインからスタートする同期ということで、頑張って敬語をなくして。窪田:今は逆に皆のお姉ちゃんになってるよね、最年少なのにしっかりしていて。この間も一緒に歩いているときに、「ななちゃん、危ないから」って歩道側に行かせてくれて、「澪心が守る!」って言ってくれて(笑)。私のほうが3歳上なのについ「ありがとう」って(笑)。○鈴木愛理が改めて憧れの存在に――個人活動といえば、北原さんはドラマ『ミス・ターゲット』(ABCテレビ)にも出演されましたね。北原:私はやっぱり演技をすることも、見ることも好きで。ドラマ出演は楽しくて、夢が叶ったと思いましたし、もっとお芝居がしたいと思いました。そもそもまさかドラマに出演させていただけるなんて、というところから驚きなのですが、、それも大先輩である鈴木愛理さんのおかげ。改めて、鈴木さんみたいになりたいと強く思いました。後輩をドラマに出演させられる環境を作ってくださって、モデル活動もされていて、CMにも出演していて、めちゃくちゃすごいなって。鈴木さんがインスタグラムのストーリーに私の寝顔を載せてくださったのですが、もう、反響がすごすぎて! たくさんの友達に「見たよ」って言われました。ほかにも「ハロー! プロジェクトって鈴木愛理さんがいるところだよね」って言われたり。本当に憧れの存在です。――鈴木さんから何か声を掛けていただきましたか。北原:シーンで絡んだわけじゃないんですけど、わざわざ映像を見てくださって「良かったよ」「緊張しなくていいんだよ」と、めちゃくちゃ優しく声をかけてくださいました。――ドラマは、窪田さんもご覧になりましたか。窪田:見ました! ももがハロプロ研修生のときに一緒に舞台をやって、チームの主役をやっている姿も知っていたのですが、私は演技ができないので、本当にすごいなと。かっこよかったです!――窪田さんは、どんな活動を頑張っていきたいですか。窪田:私は嗣永桃子さんや道重さゆみさんのような、バラエティでも通用するアイドルになるのが夢。初めてバラエティ番組に出演させていただいたときはめちゃめちゃ緊張して、うまくできなくて悔しいという気持ちにもなったのですが、それよりもやっぱり楽しくて、自分がやりたいことってこれなんだと確信しました。昨年から少しずつ出演させて頂いて、引き続き悔しいこともあるのですが、面白い皆さんがいて、裏でもすごく優しくて、そのバラエティの環境自体が好きなので、もっと頑張りたいです。――バラエティでは、どんなキャラクターでがんばりたいですか。窪田:私は一番かわいいので、このキャラで。北原:いいキャラを持ってますよね(笑)。私はお笑い芸人さんが好きなのですが、そこにちゃんとツッコんでいって、その環境を楽しんでいるのがめちゃくちゃいいなって。自分の夢を叶えるってすごく難しいことだと思うんですけど、バラエティに出たいとずっと前からと言っていた窪田が、どんどんどんどん夢を叶えていく姿を見て、有言実行していてすごいなと思いました。――3年目は、個人活動での飛躍にも期待ですね。楽しみにしています!
2024年09月10日妊娠を機に「恋リア」の見方が変わった元NGT48・AKB48メンバーの北原里英さんは、2021年に俳優の笠原秀幸さんとの結婚を発表。今年7月に第一子妊娠を公表し、年内に出産予定です。そんな北原さんがYouTubeチャンネルで指原莉乃さんとのコラボ動画を公開。2人はAKB48時代の同期で、「地方組」として同じ屋根の下で過ごしていた時期もあったそう。“りのりえ”コンビとして仲の良さが知られています。北原さんは「この1カ月で急にお腹が出た」と明かし、実際に大きくなったお腹を触らせてもらった指原さんは「すごい!」と感激したよう。お腹は「まだそんなに重くはない」ものの、体重は5kgほど増えたそうです。これまで北原さんと指原さんは体重が「ここから上は増えない」タイプだったといいますが、北原さんは妊娠により「初の大台に」乗ったと明かしました。また、子どもの名前について現段階では決定していないものの「第一候補」の名前を指原さんに見せたところ、「ぽくていいと思う」と好評でした。ジェンダーリビールなどはやっていないそうで、妊婦健診で性別がわかったとき、たまたま笠原さんも同席しており、改めて伝える必要がなかったようです。ちなみに、笠原さんは北原さんの友達が家に来ても快く迎え入れてくれ、トークも回してくれるそう。よく北原さん宅にお邪魔している指原さんは「明るくてやさしい旦那さん」と評していました。少しずつ出産の日が近づいている北原さん。妊娠したことで恋愛リアリティーショー番組に対する見方が変わったと明かす場面も。北原さんと指原さんはNetflixで配信されている男性同士の恋愛リアリティーショー番組『ボーイフレンド』の大ファンだそうですが、出演者の立場や気持ちを考えたときに「親目線になった瞬間があった」といい、たとえば出演者が親にカミングアウトするシーンを見て「自分はそんなふうに言ってあげられるのだろうか」と感じたといいます。さらに北原さんは、出産祝いとして指原さんに抱っこひもをリクエスト。遠慮なくリクエストできるところに、2人の仲の良さが感じられます。指原さんは「言ってください、(欲しいのが)決まったら」と頼もしい返答をしていました。
2024年09月01日2024年7月11日、アイドルグループ『AKB48』『NGT48』の元メンバーでタレントの北原里英さんがInstagramを更新。第1子を妊娠したことを報告しました。元AKB48・北原里英が第1子妊娠『きたりえ』の愛称で知られている、北原さん。グループを卒業後、2021年に俳優の笠原秀幸さんと結婚しています。北原さんは、ファンに向けて「この度、第1子を妊娠しました」と報告し、自身の想いをこのようにつづりました。私事で恐縮ですが、この度、第一子を妊娠いたしました。出産は年内を予定しています。現在安定期に入り、日々大きくなっていくお腹と、少しずつわかりはじめた胎動に幸せを感じております。お仕事の方は、身体と相談しながら、出来る範囲で続けて参ります。家族が増えるその日まで、身体を大切に、穏やかに過ごせたらいいなと思っております。そして無事にその日が来ることを、夫婦共々心から楽しみにしています。今後ともよろしくお願いいたします。rie_kitahara_3ーより引用 この投稿をInstagramで見る 北原里英(@rie_kitahara_3)がシェアした投稿 投稿時点では、すでに安定期に入っており、出産は年内を予定しているとのこと。仕事は体調を鑑みて、できる範囲で続けていくそうです。北原さんの「少しずつわかりはじめた胎動に幸せを感じております」という言葉からは、新しい命の誕生を心から待ち望んでいることが伝わってきますね。また、夫である笠原さんも、自身のXで「妻のお腹に新しい命を授かりました」と報告しています。私事で恐縮ですが、ご報告させて頂きます。この度、妻のお腹に新しい命を授かりました。この奇跡に、夫婦共々とても感謝しております。その日を迎えるまで、妻が穏やかな日々を過ごせるよう、夫としてできる事を、全てやっていくつもりです。温かく見守って頂けますと幸いです。— 笠原秀幸 (@oshamajp) July 11, 2024 夫婦から伝えられたおめでたいニュースに、ネットでは祝福の声が多数上がっています。・おめでとうございます!身体に気を付けて過ごしてくださいね。・自分のことのように嬉しくなりました。・きたりえが『ママ』になるなんて、感慨深くて泣きそう!・母子ともに健康でありますように。ずっと応援しているし、大好きだよー!北原さん、笠原さん、おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年07月11日映画『本心』が、2024年11月8日(金)より公開。主演は池松壮亮、監督は石井裕也が務める。AIで母を蘇らせた男を描く平野啓一郎の小説『本心』実写映画化映画『本心』は、これまで「マチネの終わりに」や「ある男」が映画化された、平野啓一郎の同名小説を実写化した作品。テクノロジーが発達した2040年の日本を舞台に、死んだ母親をAIで蘇らせた男の物語を描き出す。主演・池松壮亮×監督・石井裕也が9作目のタッグ主演を務めるのは、『ぼくのお日さま』や『シン・仮面ライダー』など、ジャンルを問わずに幅広い活躍を見せる池松壮亮。監督および脚本は、『月』や『愛にイナズマ』などを手掛ける石井裕也が担当する。これまでに池松は、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』や『アジアの天使』など映画やドラマを合わせた多数の石井作品に出演。映画『本心』は、9作目のタッグとなる。日常に溶け込む“進化したテクノロジー”映画『本心』の魅力は、SF的なテクノロジーの進化を、我々の日常と地続きの世界観で描いている点。主人公・朔也は、職場のロボット化により失業に追い込まれるが、幼馴染の紹介で「リアル・アバター」という職を得る。「リアル・アバター」とは、自身のカメラ付きゴーグルと依頼者のヘッドセットを繋ぎ、遠く離れた依頼者の“身体”となって、要望を叶える作中の職業だ。依頼人は、アバターに指示を出すことで疑似体験が可能となる。生きた人間を再現する「ヴァーチャル・フィギュア=VF」また、田中裕子演じる朔也の母親・秋子や、綾野剛演じる中尾といった「ヴァーチャル・フィギュア=VF」の存在にも注目。彼らは、生前の生活や行動をデジタルデータとして記録したライフログ、メールのやり取り、写真、動画、ネットの検索履歴といった個人情報をAIが集約することで生成され、日々学習を続ける。先端技術を組み合わせたことで、仮想空間上に外見だけでなく会話もできるように“再現された人間”だ。朔也は”自由死”を望みこの世を去った母の本心を知るため、VF技術を開発した技術者に依頼し、「ヴァーチャル・フィギュア=VF」として母親を蘇らせる。まるで本当に生きているかのような母親、そしてひょんなことから同居することになった母親の親友と共に、他愛もない日常を取り戻していくのだが……。映画『本心』登場人物紹介石川朔也…池松壮亮遠く離れた依頼主の指示通りに動く「リアル・アバター」として働く真面目で正義感の強い青年。何も告げずに“自由死”を選んでいた母の本心を知るため、最新AIを搭載したヴァーチャル・フィギュア(VF)技術を利用して仮想空間に母を蘇らせる。しかし、テクノロジーの未知の領域に足を踏み入れたことで、自らの存在、本心をも見失っていくことに。過去にある事件を起こした過去を持つ。石川秋子…田中裕子朔也に黙って“自由死”を選んだ母。死後、ヴァーチャル・フィギュアとして復活する。復活後に他愛もない日常を取り戻していくものの、徐々に朔也の知っていた母と違う、 “知らない一面”をさらけ出していく。三好彩花…三吉彩花朔也の母が生前親しかった友人。過去のトラウマから他人に触れられないがが、ひょんなことから朔也の家に同居することになる。岸谷…水上恒司朔也の過去を知る幼なじみ。朔也にリアル・アバターの仕事やAI で人を再現できる技術があることを紹介する。世話焼きな性格で、何かと朔也を気にかけている。三好に対し朔也の過去のトラブルに関わっていた張本人ではないかと疑惑の目を向ける。イフィー…仲野太賀世界的に有名なアバターデザイナー。常に明るく振る舞っているが、事故で身体が不自由になった自分とは違い、自身の身体を丸ごと依頼主に貸し出す仕事をしている朔也を羨ましく思っている。ある出来事を機に、最初は朔也、その後三好にも興味を抱く。若松…田中泯リアル・アバターの仕事を始めた朔也の依頼人。朔也の母と同じく自由死を選択し、最期の願いを朔也に託す。野崎将人…妻夫木聡ヴァーチャル・フィギュアの開発を行う技術者。朔也の依頼を受け、母のヴァーチャル・フィギュアを制作する。著しく進化するテクノロジーを駆使しビジネスにしたことで、娘と2人で裕福な生活を送る。中尾…綾野剛野崎によって生み出されたヴァーチャル・フィギュア。朔也にヴァーチャル・フィギュアの「心」について語る。AI...窪田正孝(声)リアル・アバターたちを管理する“AI”。時代の変化にさまよう朔也(池松壮亮)に新時代の無慈悲な一面を突きつける。映画『本心』あらすじ工場で働く朔也は、仕事中、同居する母から電話が入り「帰ったら大切な話をしたい」と告げられる。帰宅を急ぐ朔也は、途中に豪雨で氾濫する川べりに母が立っているのを目撃。助けようと飛び込むも重傷を負い、1年もの間、昏睡状態に陥ってしまう。目が覚めたとき母は亡くなっていて、生前“自由死”選択していたと聞かされる。また、ロボット化の波で勤務先は閉鎖。朔也は、唯一の家族を失くし、激変した世界に戸惑いながらも幼なじみの岸谷の紹介で「リアル・アバター」の仕事を始める。そんななか、仮想空間上に任意の“人間”を作る「ヴァーチャル・フィギュア(VF)」という技術を知った朔也は、開発者の野崎に母の制作を依頼。「母は何を伝えたかったのか?どうして死を望んでいたのか?」、その答えを探るべく、母の親友だったという三好に接触。台風被害で避難所生活中の三好に手を差し伸べた朔也は、三好とヴァーチャル・フィギュアの母との奇妙な共同生活を送ることに。朔也が知ることになる、母の本心とは。三好だけが知る母の秘密とは。その先に浮かび上がるのは、時代が進んでも完全には理解できない人の心の本質そのものだった。【作品詳細】映画『本心』公開日:2024年11月8日(金)監督・脚本:石井裕也出演:池松壮亮、三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子、窪田正孝原作:平野啓一郎「本心」(文春文庫 / コルク)音楽:Inyoung Park 河野丈洋
2024年06月24日石井裕也監督最新作『愛にイナズマ』の本ビジュアルと本予告映像が公開された。本作では、石井監督史上最もポップ&ハッピーなタッチで、今の社会を予見したかのような“アフターコロナ”の世界が描かれる。社会の理不尽さに打ちのめされた恋人たちが、10年ぶりに再会したどうしようもない家族の力を借りて反撃の狼煙を上げるという、愛と希望とユーモアが盛り込まれた痛快なストーリーとなっている。公開された映像の冒頭では、主人公である花子(松岡茉優)と正夫(窪田正孝)の運命的な出会いから一転、夢を奪われた花子が雷の鳴り響く大雨の夜に、正夫と互いに反撃を誓う姿が描かれる。そんな花子と正夫が頼ったのは、10年以上音信不通だった花子の“どうしようもない家族たち”。やたらと場を仕切りたがる長男・誠一(池松壮亮)と、根は優しいが陰キャ全開の次男・雄二(若葉竜也)が「ほんとキモい」「うるせえクソ童貞!」と口汚く揉めだしたかと思えば、やさぐれた花子が「クソ!」と絶叫、絶妙に空気を読まずに仲裁に入る正夫と、我が子たちの争いを前に弱りはてる父・治(佐藤浩市)。監督の熱い要望で実現したエレファントカシマシの主題歌「ココロのままに」が軽快に鳴り響く中、カオスな空間はエスカレートしていくが、コミカルな場面から一転。明かされた家族の“ある秘密”に、花子たちの目からは大粒の涙が流れ出す――。「はじめて家族というものを知りました」という正夫の言葉とともに、ラストに待ち受ける想像を超えた“感動”への期待感を煽る予告編となっている。また本ビジュアルでは、一瞬の雷光に浮かび上がった見つめ合う花子と正夫の姿で、運命的な絆を感じさせる1枚に仕上がっている。今回が初共演となるダブル主演の松岡と窪田は本作の魅力・見どころについて「(観客にとって)この作品が“しょうがない、前を向くか!”と思えるような映画になっていたら嬉しいです」(松岡)、「セリフにしろ映像にしろ本質的な意味で“書きなぐられた”作品で、(皆が)普段言えない想いを愛を持って串刺しにしてくる、貫いてくる何かがある作品」(窪田)とそれぞれコメント。さらにエレファントカシマシの主題歌「ココロのままに」について、石井監督が熱い思いを綴ったロングコメントが到着した。■石井裕也監督 コメント(主題歌「ココロのままに」に寄せて)この映画のアイデアが突然ひらめいた時、若き映画監督であり友人の坂西未郁君が目の前にいました。松岡茉優さん演じる主人公の折村花子も若き映画監督という設定なので、彼の存在が発想のきっかけになったんだと思います。なので、花子が劇中で撮影する映像は全て坂西君に任せることに決めました。彼は今作の助監督でありながら、一部のパートでは監督をやったとも言えると思います。ちなみにその映像は、映画のエンドロールでも流れます。それなら、そこにかかる主題歌はもうエレファントカシマシで決まりだと思いました。他の選択肢はあり得ません。坂西君の父親は坂西伊作という人で、かつて90年代にエレカシのPVをいくつも撮っていた凄腕の監督でした。『愛にイナズマ』は、今は亡き大切な人に思いを馳せる映画でもあります。亡き父親と同じ道を選んだ坂西君が撮った映像にエレファントカシマシの曲が流れるのは必然だと、誠に勝手ながら思いました。それに加えて個人的な話をしてしまうと、まだ20代の頃、若き映画監督として苦悩し、もがいていた僕を奮い立たせていたのは、いつだってエレカシの熱く真っ直ぐな音楽でした。ヘッドホンをして目を閉じ、己の中にある情熱の炎を確かめ、また頑張ろうと気合を漲らせる。何度も救われました。エレファントカシマシ、『ココロのままに』をどうしても主題歌にしたかった理由は無数にありますが、やはり脇目も振らず一心不乱に頑張るこの映画の主人公にピッタリだと思ったんです。同じように苦しみながら頑張る方々にもこのエネルギーが届けばいいなと思っています。僕たちの思いをご存じだったかどうかは分かりませんが、エレファントカシマシの皆さん、宮本浩次さんがこのオファーを受けてくれたことに心より感謝申し上げます。映画『愛にイナズマ』本予告<作品情報>映画『愛にイナズマ』10月27日(金) 公開公式サイト:「愛にイナズマ」製作委員会
2023年07月25日映画『愛にイナズマ』が2023年10月27日(金)に公開される。松岡茉優と窪田正孝がW主演。監督は石井裕也。石井裕也監督による“愛と反逆”の物語数々の映画賞を総なめにした『舟を編む』をはじめ、『川の底からこんにちは』 『アジアの天使』など国内外の映画賞で高く評価されてきた監督・石井裕也。映画『愛にイナズマ』は、そんな石井裕也が完全オリジナル脚本で描く愛と反逆の物語だ。騙されて夢を全て奪われた一人の女性と、空気を読まない一人の男性が、運命的な出会いを果たし、どうしようもない家族と共に起死回生を図る痛快なファミリーラブコメディを描く。松岡茉優&窪田正孝W主演主演を務めるのは、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞に3度輝いた松岡茉優と、映画『ある男』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した窪田正孝。また、佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也ら実力派俳優も出演する。折村花子…松岡茉優26歳の女性。幼い頃からの夢だった映画監督デビューが目前に控えていたが、卑劣で無責任なプロデューサーに騙され、全て失ってしまう。正夫に励まされ、反撃を決意し、10年以上⾳信不通だった“ダメダメ”家族を頼ることに。舘正夫…窪田正孝空気は全く読めないが、やたら魅力的な男性。折村花子と運命的な出会いを果たす。失意のどん底に突き落とされた花子を励ますように、「夢をあきらめるんですか」と問いかける。折村治…佐藤浩市理不尽な社会に真っ向から反撃しようと試みる花子が頼る“どうしようもないダメ親父”。花子とは10年以上音信不通だった。折村誠一…池松壮亮花子の兄。口だけはうまい長男。折村雄二…若葉竜也花子の兄。真⾯⽬ゆえにストレスを溜め込む次男。落合…仲野太賀社会から理不尽で衝撃的な仕打ちを受ける新⼈俳優。携帯ショップの女…趣里徹底的にマニュアルを遵守する、機械のような携帯ショップ店員。ホテルの社長…高良健吾前時代的なパワハラ社⻑。原…MEGUMI責任逃れをする卑怯な映画プロデューサー。荒川…三浦貴大⾃⼰中なセクハラ助監督。佐々木智夫…鶴見辰吾 ※声の出演従業員の⼈⽣を⼤切にする運送会社の社⻑。配送会社の社長…北村有起哉社会の不条理を知りながらも懸命に⽣きる料理屋の店主。則夫…益岡徹主題歌はエレファントカシマシ「ココロのままに」映画『愛にイナズマ』の主題歌は、エレファントカシマシの1999年の名曲「ココロのままに」。理不尽な社会に対し、痛快な反撃を繰り出す花子をパワフルに後押しする楽曲だ。映画『愛にイナズマ』あらすじ幼い頃からの夢だった映画監督デビューが目前に控えていた折村花子。若い感性をあからさまに馬鹿にし、業界の常識を押しつけてくる年上の助監督の存在に悩みながらも、空気は全く読めないがやたら魅力的な舘正夫と運命的な出会いを果たし、人生が輝きだす。しかしそんな矢先、卑劣で無責任なプロデューサーに騙され、ギャラも貰えず、大切な企画も奪われ……花子は全てを失ってしまう。静かに怒りを滾らせ闘うこと誓った花子が頼ったのは、“どうしようもない”父と兄たち。正夫と家族を巻き込んだ花子の思いもよらない反撃とその先に待っていた予想を超えた大きな“愛”とは?【作品詳細】映画『愛にイナズマ』公開日:2023年10月27日(金)監督:石井裕也脚本:石井裕也出演:松岡茉優、窪田正孝、池松壮亮、若葉竜也、仲野太賀、趣⾥、⾼良健吾、MEGUMI、三浦貴⼤、芹澤興⼈、笠原秀幸、鶴⾒⾠吾、北村有起哉、中野英雄、益岡徹、佐藤浩市プロデューサー:北島直明、永井拓郎、中島裕作音楽:渡邊崇配給:東京テアトル
2023年04月28日俳優の松岡茉優と窪田正孝が、石井裕也監督の最新作『愛にイナズマ』(2023年秋公開)でW主演を務めることが25日、明らかになった。同作は石井裕也監督の最新オリジナル作で、完全オリジナル脚本で描かれるのは、映画監督デビューを前に無責任なプロデューサーに騙され、夢を全て奪われた花子(松岡茉優)と、空気を読まない正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、“どうしようもない父(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉竜也)”の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語となる。誰もが本音を隠し、空気を読み、言いたい事も言えない鬱屈とした社会の中で、大切なものを守るために不器用でも精一杯生きる人々を、愛と希望とユーモアをちりばめながら圧倒的熱量で描き出す。『愛にイナズマ』というタイトルに込められた真意が明かされるラストは、まさに雷に打たれたような衝撃と感動をもたらすという。今の社会を予見したかのようなアフターコロナの世界を舞台に、「理不尽な社会に真っ向から反撃しようと試みる花子と正夫」とそんな中で取り戻していく「家族の絆」を描く、喜劇要素を随所に含ませながら練り上げられた、監督渾身のオリジナル脚本となっている。主演の松岡と窪田は、共に石井裕也監督作品への初参加となり、本作が初共演。夢を奪い返す為に恋より強い共闘関係を結ぶ2人を、ロマンスを交えて演じ上げた。池松壮亮が折村誠一役、若葉竜也が折村雄二役とクセ強めな花子の2人の兄を演じ、佐藤浩市がどうしようもないダメ親父・治を演じる。○石井裕也(監督・脚本) コメントこの映画の英語タイトルは”Masked Hearts”です。「マスクで覆われた心」という意味です。コロナ禍になって3年、私たちはずっとマスクという仮面を被って生きてきました。それが当たり前の世界だったのです。程度の差があったとしても、みんな本音や嘘をいくつもいくつも仮面の下に隠していたと思います。それをひとつひとつひっぺがして、人が隠し持っている本当のものを見つめていくような、そんな映画を作りたいと思いました。コロナ禍を経験したからこそ作れた、愛と希望に満ち溢れた映画になったと思います。超豪華な俳優たちが時にマスクをし、時に素顔で、全篇いきいきと最高の芝居をしています。特に家族がみんなで集まるシーンは、一流の俳優たちの凄みに圧倒され、撮りながら笑い転げ、本当に幸せでした。○松岡茉優 コメント「選択肢の連続への疲労」「正しさって何なのかわからない」世界の状況が変わる前から生きやすくはなかったのにもっと大変になってしまった世の中で、勝ち上がってやるんだ、という花子の全身全霊を、私が止めてなるものかと挑みました。花子と同じく、みんなにめちゃめちゃ愛してもらって、出来上がった作品です。あなたに届きますように。○窪田正孝 コメントぜんぶ世の中が悪い。仕方がない。人も自分も嘘と言い訳でごまかして都合の悪いこともぜんぶ無かったことにする。そんな理不尽に抗う、とある家族の物語です。人は愚かで醜いけど、命は尊く等しく重い。監督の愛と敬意と皮肉が詰まった作品になっていると思います。是非劇場でご覧ください。○佐藤浩市 コメント創造をすること、人を愛することは、流れも深さも判らない川を泳ぎ続ける様なものです。石井裕也監督はその2つを同じ高さの目線で語ってくれます。決して泳ぎを止めてはならないと。○池松壮亮 コメント布に覆われた哀しみを、悔しさを、やるせなさを、怒りを今この主人公は、あらゆる欺瞞を越えて剥がしていく。社会に隠蔽された心を、消えゆく尊厳を、証明できない存在や愛を、イナズマが照らす。それでも人でありたいと願う憎まれっ娘が、恋人や家族を巻き込んで世にはばかる、明日への逆転反逆ファミリーラブコメディです。どうか、コロナを共に経験し共に生きる誰かの、逆境だらけの誰かの、破れた心にイナズマを。○若葉竜也 コメントこの映画の『愛にイナズマ』というタイトルに敵う文章がないので、コメントを書くのが恥ずかしくなります。この映画に映るイナズマが嘘みたいに軽薄でヘラヘラした時代にヒビをいれてくれたらいい。この映画に映るイナズマが誰かの一縷の希望になればいい。そんな事を考えながら現場にいました。(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年04月25日松岡茉優と窪田正孝がW主演、『舟を編む』『茜色に焼かれる』などの石井裕也監督による最新作『愛にイナズマ』が2023年秋、公開決定。佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也と共演する。石井監督による完全オリジナル脚本で描かれるのは、騙されて夢を全て奪われた花子(松岡茉優)と、空気を読まない正夫(窪田正孝)が運命的な出会いを果たし、どうしようもないダメダメな家族の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会に反撃を仕掛ける痛快な物語。監督は、数々の映画賞を総なめにした『舟を編む』を始め、『川の底からこんにちは』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『茜色に焼かれる』、韓国俳優・製作陣と組んだ『アジアの天使』など、発表する作品が国内外の映画賞で高く評価されてきた石井裕也。石井裕也(監督)最新作『愛にイナズマ』は、明らかに何かが歪んでしまったアフターコロナの世界を舞台に、「理不尽な社会に真っ向から反撃しようと試みる花子と正夫」とそんな中で取り戻していく「家族の絆」を描く監督渾身のオリジナル脚本。喜劇要素を随所に含ませながら練り上げられている。誰もが本音を隠し、空気を読み、言いたいことも言えない鬱屈とした社会の中で、大切なものを守るために不器用でも精一杯生きる人々を、愛と希望とユーモアをちりばめながら圧倒的熱量で描き出す。そしてラストには、『愛にイナズマ』というタイトルに込められた真意が明かされ、まさに雷に打たれたような衝撃と感動がもたらされるという…。主演は、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞に3度輝いた松岡茉優と、『ある男』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞したことも記憶に新しい窪田正孝。松岡茉優2人は共に石井監督作品への参加は初となり、本作が初共演となる。夢を奪い返すために恋より強い共闘関係を結ぶ2人を、ロマンスを交えて演じ上げた。窪田正孝共演は『シン・仮面ライダー』が現在大ヒット中、さらなる新境地を開拓した人気と実力を兼ね備えた池松壮亮と、『愛がなんだ』『街の上で』など、話題作への出演が途切れない若葉竜也が、花子の2人の兄役に。池松壮亮日本映画界を代表する名優・佐藤浩市が、花子のどうしようもないダメ親父を演じるという豪華布陣。日本映画界をけん引する俳優陣の火花散る熱演と、高いレベルで繰り広げられるコメディ合戦は必見だ。佐藤浩市監督&キャストからコメント到着!■石井裕也監督・脚本コメントこの映画の英語タイトルは”Masked Hearts”です。「マスクで覆われた心」という意味です。コロナ禍になって3年、私たちはずっとマスクという仮面を被って生きてきました。それが当たり前の世界だったのです。程度の差があったとしても、みんな本音や嘘をいくつもいくつも仮面の下に隠していたと思います。それをひとつひとつひっぺがして、人が隠し持っている本当のものを見つめていくような、そんな映画を作りたいと思いました。コロナ禍を経験したからこそ作れた、愛と希望に満ち溢れた映画になったと思います。超豪華な俳優たちが時にマスクをし、時に素顔で、全篇いきいきと最高の芝居をしています。特に家族がみんなで集まるシーンは、一流の俳優たちの凄みに圧倒され、撮りながら笑い転げ、本当に幸せでした。■松岡茉優(折村花子役)コメント「選択肢の連続への疲労」「正しさって何なのかわからない」世界の状況が変わる前から生きやすくはなかったのにもっと大変になってしまった世の中で、勝ち上がってやるんだ、という花子の全身全霊を、私が止めてなるものかと挑みました。花子と同じく、みんなにめちゃめちゃ愛してもらって、出来上がった作品です。あなたに届きますように。■窪田正孝(舘正夫役)コメントぜんぶ世の中が悪い。仕方がない。人も自分も嘘と言い訳でごまかして都合の悪いこともぜんぶ無かったことにする。そんな理不尽に抗う、とある家族の物語です。人は愚かで醜いけど、命は尊く等しく重い。監督の愛と敬意と皮肉が詰まった作品になっていると思います。是非劇場でご覧ください。■佐藤浩市(折村治役)コメント創造をすること、人を愛することは、流れも深さも判らない川を泳ぎ続ける様なものです。石井裕也監督はその2つを同じ高さの目線で語ってくれます。決して泳ぎを止めてはならないと。■池松壮亮(折村誠一役)コメント布に覆われた哀しみを、悔しさを、やるせなさを、怒りを今この主人公は、あらゆる欺瞞を越えて剥がしていく。社会に隠蔽された心を、消えゆく尊厳を、証明できない存在や愛を、イナズマが照らす。それでも人でありたいと願う憎まれっ娘が、恋人や家族を巻き込んで世にはばかる、明日への逆転反逆ファミリーラブコメディです。どうか、コロナを共に経験し共に生きる誰かの、逆境だらけの誰かの、破れた心にイナズマを。■若葉竜也(折村雄二役)コメントこの映画の『愛にイナズマ』というタイトルに敵う文章がないので、コメントを書くのが恥ずかしくなります。この映画に映るイナズマが嘘みたいに軽薄でヘラヘラした時代にヒビをいれてくれたらいい。この映画に映るイナズマが誰かの一縷の希望になればいい。そんな事を考えながら現場にいました。『愛のイナズマ』は2023年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛にイナズマ 2023年秋公開予定©2023「愛にイナズマ」製作委員会
2023年04月25日2022年11月8日(火)麗澤瑞浪中学・高等学校にて麗澤瑞浪中学・高等学校(岐阜県瑞浪市/校長:藤田知則)は、全校生徒を対象にキャリア教育の一環として、田中 裕也(たなか ひろや)氏による特別講演会を開催する。田中氏は大学在学中、スペイン・バルセロナにある建築家アントニオ・ガウディ作の巨大聖堂サグラダ・ファミリア教会を訪れ、ガウディ建築に魅了されました。その後40年の歳月をかけてこの教会の実測と建築図面を完成させ、現在もガウディ建築の実測図を描き続ける世界的研究者として活躍している。藤田知則(ふじた とものり)校長は「さまざまなジャンルの社会人を学校にお招きすることで、生徒たちの視野を広げ、視座を高める機会としています。今後も、様々な資質や能力を持つ生徒たち一人ひとりの個性が、キラリと輝くような学校づくりを進めて参ります。」と語る。田中 裕也氏特別講演会について【日時】2022年11月8日(火)10:00~11:45【場所】麗澤瑞浪中学・高等学校第一体育館【対象】麗澤瑞浪中学高等学校全校生徒【テーマ】『夢や希望をもってチャレンジすることの大切さ』開催背景本校では、2020年より学校改革に着手し、生徒の個性に基づく多様なキャリアを描きやすい環境を整えてきました。保護者や教員以外の、さまざまな立場や境遇の大人との出会いは、「気づきと発見」に溢れている。講演会では、社会で活躍するフロントランナーの体験や価値観に触れることで、生徒が将来の可能性を制限せず、自らの希望や夢を自由に考える機会と位置付けている。今回の講演会は、かねてより「母校の生徒たちの励みになれば」とお声かけをいただいていた田中裕也氏が、スペインより一時帰国されたことで実現した。特別講演会のねらい1.何かに情熱を注ぐ人に出会い、その価値観に触れ、生き方に学ぶ。2.「好き」が仕事になるということを知り、自分の興味・関心について考える。3.人間力を身につけるために、必要なことについて考える。田中裕也博士プロフィール1952年生まれ、北海道出身。1971年麗澤瑞浪高校を卒業後、国士舘大学工学部建築学科へ進学。1978年建築事務所を退職、スペイン渡航。バルセロナにてガウディ建築の実測調査開始。1992年カタルニア工科大学バルセロナ建築学部より建築家工学博士号を取得。受賞歴:バルセロナ日本総領事公官賞、第10回ガウディ・グレソール賞、アカデミア賞(全国日本学士会)など【麗澤瑞浪中学・高等学校について】麗澤瑞浪は昭和 10 年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を開塾したことから始まります。自立、感謝、思いやりの心を育む中高一貫の私立学校です。豊かな自然環境の中、寮生と通学生が切磋琢磨しながらともに過ごし、人としての成長と高い大学進学率の両立を実現しています。『私の未来は私が創る』をキャッチフレーズに、世界で活躍できる日本人を輩出する進学校として5つの柱(探究学習・英語教育・寮教育・キャリア教育・ICT 活用)を軸に教育活動を展開しています。【廣池学園麗澤瑞浪中学・高等学校】サグラダファミリア完成間近 「ガウディ研究の第一人者」田中裕也博士による特別講演会.pdf : 麗澤瑞浪中学・高等学校WEBサイトはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月01日「裕也さん、1人で座ってバーボンか何かをロックで飲み出したら、トイレに行ったんですよ。でも、全然帰ってこない。それでどうしたのかなぁと思って」こう語ったのは、高橋ジョージ(63)。3月3日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で、親交の深かった内田裕也さん(享年79)との思い出を語った。裕也さんや安岡力也さん(享年64)ら音楽仲間が集まる店で飲んでいたところ、裕也さんがやってきて「お前ら、酒癖悪いから気をつけて飲めよ」と一喝されたという。すると裕也さんも酒を飲み始めたといい、高橋は冒頭のように述懐。ようやくトイレから戻ってきた裕也さんは、何事もなかったかのように再びグラスを手に。ところが、グラスを持つ手の甲が流血していたというのだ。驚いた高橋が「血が出てますよ」と声をかけると、裕也さんは「今よぅ、トイレ行ったら鏡の中の俺が笑ってたから殴ってやった」と言い酒を飲み続けたという。このエピソードにスタジオは騒然としていた。裕也さんが亡くなってから、3年。終生“ロックンロール”を貫いた破天荒な生き方は、こうして今も伝説として語り継がれるほど人々の記憶に息づいている。そんな裕也さんにとって“唯一無二の存在”だったのは、妻の樹木希林さん(享年75)。’18年9月に希林さんが亡くなると、まるで後を追うようにその半年後に裕也さんはこの世を去った。型破りな夫婦生活ながらも、2人は固い絆で結ばれていた。「2人は結婚後わずか1年半で別居。’81年に裕也さんが離婚届を出すも、希林さんはこれを認めず訴訟に発展しました。女性問題や暴力沙汰もあった裕也さんでしたが、希林さんは決して別れようとはしませんでした。希林さんは生前、裕也さんについて『夫がいることでケンカっ早い私が徐々に修正された。1人の人間の存在が“重し”になっている』と感謝していました。一方で裕也さんも、希林さんには『一生頭が上がらない』と語っています」(芸能関係者)裕也さんと希林さんの新婚当時、本誌は幸せいっぱいの2人をキャッチしていた。大勢のファンも駆けつけた結婚式では、裕也さんは希林さんの手をしっかりと繋いでいた。■昨年は親族一同で3回忌法要へ多くの人々に愛された裕也さんを、残された遺族たちも大切に思い続けているようだ。昨年3月、裕也さんの3回忌法要が東京の光林寺で行われた。本誌は大雨が降りしきるなか、華やかにアレンジメントされた供花を手に現れた本木雅弘(56)を目撃。本木に続いて、妻の内田也哉子(46)、長男の雅樂(25)、次男の玄兎(11)も姿を見せた。正装した家族全員の左襟には、「Rock’n Roll内田裕也」と書かれた白い缶バッジが。さらにこの日は、裕也さんと希林さんへの“近況報告”も兼ねられていたという。2人にとって3番目の孫にあたる玄兎が“作曲家デビュー”していたのだ。「同じ時期にイギリスの人気高級ブランド・ステラマッカートニーと、日本の芸術家・奈良美智のコラボアイテムが発売されました。そのキャンペーンムービーの音楽を、玄兎くんが手がけたのです。提供した曲はピアノを激しく叩くという内容。幼い頃から芸術に興味を示してきた玄兎くんを、也哉子さんはテレビ番組で『すごくフリースピリットというか、もしかしたら裕也的な血がいちばん入っているのかも』と語っていました」(ファッション関係者)裕也さんの“ロックンロール”は、これからも多くの人々の胸の中で鳴り続けることだろう。
2022年03月17日映画『アジアの天使』が2021年7月2日(金)にテアトル新宿ほかにて全国公開される。石井裕也監督最新作『アジアの天使』映画『アジアの天使』は、『舟を編む』で日本アカデミー賞監督賞を最年少で受賞し、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』ではアジア・フィルム・アワード、アジア最優秀監督賞を受賞、その他にも『町田くんの世界』『生きちゃった』など話題作を発表し続けている石井裕也監督の最新作。95%以上のスタッフ・キャストが韓国チームで、ロケ地はすべて韓国という意欲作となっている。新しい家族の形を模索する人間ドラマ“元々異国の地で映画を作ることに興味はあった”という石井裕也監督が『アジアの天使』で描くのは、日本と韓国の2つの家族がソウルで出会い、新しい家族の形を模索するという人間ドラマだ。物語には、作品タイトルにもなっている“天使”が登場。主人公の剛とソルはお互いに“天使”に会ったことがあり、その天使は東洋のおじさんのような姿で人の肩を噛むという、一風変わった天使だった。“人を噛む天使”はオダギリジョー主演のTVドラマ「おかしの家」(2015年10月/TBS系)にも登場したキャラクターで、本作では2つの家族をつなぐ要素として登場させている。天使は一般的に西洋の美しい少年のようなイメージを持つ人が多いが、この“ヘンテコな天使”は「天使というのはこうあるべきだ」という、既存の価値観や固定観念に囚われなくてもいいという作品全体のメタファーになっている。主演に池松壮亮そんな本作『アジアの天使』で主演を務めるのは、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』をはじめ数々の作品で石井裕也監督とタッグを組んできた池松壮亮。8歳のひとり息子・学と共に、疎遠になっていた兄が住むソウルへと渡る主人公・青木剛役を演じる。オダギリジョーや実力派女優チェ・ヒソもまた、青木の兄役には、池松との本格的な競演が初となるオダギリジョーを起用。ヒロイン チェ・ソル役は、『金子文子と朴烈』で長編映画初主演を果たし、第23回 釜山国際映画祭では俳優賞に輝いた実力派女優チェ・ヒソが務める。映画『アジアの天使』<ストーリー>8歳のひとり息子の学を持つ青木剛(池松壮亮)は、病気で妻を亡くし、疎遠になっていた兄(オダギリジョー)が住むソウルへ渡った。日本から逃げるように。「韓国で仕事がある」と兄から告げられていた剛だったが、兄の生活はその日暮らしで貧しく、想像していたものとは違った。ほとんど韓国語も話せない中、怪しい化粧品の輸入販売を手伝う羽目に。一方、ソウルでタレント活動を行っているが、市場のステージで誰も聞いていない歌を歌う仕事しかないチェ・ソル(チェ・ヒソ)は、所属事務所の社長と関係を持ちながら、自分の歌を歌えない環境やうまくいかない兄や妹との関係に心を悩ませていた。しかし、その時彼らはまだ知らない。事業に失敗した青木と兄、学たちと、資本主義社会に弾かれたソルと兄、妹たち ── どん底に落ちた日本と韓国の2つの家族が共に運命を歩んでいき、奇跡を目の当たりにすることを・・・。作品情報『アジアの天使』公開日:2021年7月2日(金) テアトル新宿ほかにて全国公開出演:池松壮亮、チェ・ヒソ、オダギリジョー、キム・ミンジェ、キム・イェウン、佐藤凌脚本・監督:石井裕也エグゼクティブプロデューサー:飯田雅裕プロデューサー:永井拓郎、パク・ジョンボム、オ・ジユン撮影監督:キム・ジョンソン音楽:パク・イニョン制作プロダクション:RIKIプロジェクト、SECONDWIND FILM製作:『アジアの天使』フィルムパートナーズ配給・宣伝:クロックワークス助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会、KOFIC、ソウルフィルムコミッション、カンウォンドフィルムコミッション
2021年04月05日95%以上のスタッフ・キャストが韓国チーム、オール韓国ロケで挑んだ、石井裕也監督の最新作『アジアの天使』が公開されることが決定。併せて、ティザービジュアルと場面写真が解禁となった。本作は、『舟を編む』で日本アカデミー賞監督賞を最年少で受賞、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』でアジア・フィルム・アワード、アジア最優秀監督賞を受賞し、ほかにも『町田くんの世界』『生きちゃった』など数々の名作を発表し続けている石井裕也監督の最新作。キャストには石井監督と数々の作品でタッグを組んできた池松壮亮が主演で参加、2人は韓国初進出となる。そして池松さんの兄役には韓国でも絶大なる人気を誇るオダギリジョー。日本映画を牽引する2人の本格的な競演は本作が初となる。韓国映画界からはヒロインとして『金子文子と朴烈』で長編映画初主演を務め、2018年に第23回釜山国際映画祭でも俳優賞を受賞している実力派女優、チェ・ヒソが参加した。「元々異国の地で映画を作ることに興味はあった。自分の経験値や感覚が通用しなくなった時に果たしてどんな新しい発見があるか、そのことに大いに興味があったからだ。それに、映画とは本来途方もなく自由なもののはずで、狭い世界など軽々と飛び越えていけるもののはずだ。そういう映画の可能性に期待もしていた」と語る石井監督。2014年の釜山国際映画祭に審査員として参加したときに出会った、韓国のパク・ジョンボム監督と意気投合し、それ以来韓国という国が自分にとって「外国のひとつ」ではなく、「とても大切な友達が住んでいる国」に変わったという。「そのときに、映画を撮れると確信した。韓国という国の全容はもちろん外国人である僕には分からないが、友達の心の痛みを想像することができるなら映画も撮れると、直感的に思った」と語っている。本作の撮影中に新型コロナウイルスが世界に蔓延し始めるという危機に遭遇しながらも、2021年のいま、韓国と日本の現在のリアルな姿を描きながら、映画という自由な可能性に真っ向から挑んだ意欲作が誕生した。今回解禁されたティザービジュアルには、2つの家族が砂浜に佇み、空を見上げる姿が写し出されている。優しさと力強さが調和した石井裕也監督の新境地であり、誰も見たことのない「アジアの家族映画」に期待が高まる。また、釜山国際映画祭の公式Youtubeでは、オンラインで同時代を生きる映画人同士がつながり、お互いの悩み事や日常生活の変化について気軽に話してみようという趣旨の企画「アンニョンプロジェクト」として実施された、池松さん、チェさん、オダギリジョーさんによるオンライントークの様子が公開されている。■キャストコメント池松壮亮日本と韓国のスタッフが一緒に映画を撮るにあたり、韓国の皆さんは本当に温かく僕たちを迎えてくれて、日韓の関係性がこの映画でより良い作用が生まれればと思います。そして、世界中の人たちが家族と会えなかったり、心の距離も離れてしまった今こそ、この映画を公開できることの意味がすごくあるのではと思っています。オダギリジョーこの映画はいくつもの困難を越えて完成しました。石井監督はいつも、何かに挑戦し、闘う姿勢を崩しませんが、今回はいつも以上に苦しんだのではないかと思います。世の中の困難を乗り越えた向こうに、朝日なのか夕日なのか、希望の光のような映画を観たいと思いませんか?チェ・ヒソ石井監督は「この映画には国籍がない」と言っていました。この映画は国境を越えて痛みを共有する2つの家族の物語です。そして今、私たちはコロナの苦痛を共有していますので、すべての人にとってタイムリーな家族の映画になると思います。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年03月10日女優として活躍している北原里英(きたはら・りえ)さんが、2020年5月31日に自身のインスタグラムを更新。すっぴんショットを披露し、多くの反響が寄せられています。北原里英のすっぴんに「赤ちゃんじゃん…」この日、北原里英さんは人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公・碇シンジがデザインされたTシャツを着用。「すっぴん×シンジくん」とつづり、素顔の写真を公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 北原里英 (@rie_kitahara_3) on May 31, 2020 at 2:56am PDT北原里英さんのツルツルの素肌を見た人は「マジで?」「赤ちゃんみたいな肌!」と驚きの声を上げ、絶賛しています。・どうしてそんなにかわいいのよ!・えっ!本当にすっぴん!?お肌がつるつる…。・赤ちゃんみたい!!どうやったらこの美肌を手に入れられるの?お気に入りのTシャツを着て嬉しそうな北原里英さん。すっぴんショットで、ファンに幸せをおすそ分けしてくれたようです。そんな北原里英さんには、これからも魅力的な姿を見せてほしいですね!北原里英の現在は?「彼氏できた」と熱愛がウワサされても応援される理由とは[文・構成/grape編集部]
2020年06月01日女優として活躍している北原里英(きたはら・りえ)さんが、2020年5月11日に自身のインスタグラムを更新。フィリピンのセブ島で撮影した思い出の写真を公開し、多くの反響を集めています。北原里英の短パン姿に「脚長すぎ!」同年5月4日から北原里英さんのインスタグラムに投稿されている、セブ島でのオフショットシリーズ。 View this post on Instagram A post shared by 北原里英 (@rie_kitahara_3) on May 4, 2020 at 3:13am PDT View this post on Instagram #stayhome セブの写真第2段 そういえばこのサンダルは 衣装じゃなくて自前。 いい感じの使い古し感。 また載せるね♀️ . . #cebu #セブ #妄想実写化計画 #camera # A post shared by 北原里英 (@rie_kitahara_3) on May 8, 2020 at 3:04am PDT View this post on Instagram #stayhome セブの写真第3段‼︎ 見返すと本当にセブは魅力的… . . #cebu #セブ #camera # A post shared by 北原里英 (@rie_kitahara_3) on May 9, 2020 at 4:21am PDT View this post on Instagram #stayhome まだまだ続くセブ写真 夜景も素敵 . . #cebu #セブ #camera # A post shared by 北原里英 (@rie_kitahara_3) on May 10, 2020 at 4:30am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。5月11日はシリーズ第5弾として、階段の上で撮影されたショットを公開しています。 View this post on Instagram #stayhome セブ写真第5段 この手の写真は意味がないと分かっていながら 下から携帯を覗き込んでしまうよね。 . . #cebu #セブ #camera # A post shared by 北原里英 (@rie_kitahara_3) on May 11, 2020 at 4:09am PDTTシャツに短パンというラフなコーディネートで異国の雰囲気を楽しんでいる様子の北原里英さん。下からのカメラアングルで、すらっと伸びた脚がさらに美しく強調されています。投稿を見たファンは「美脚!」「セクシー」と北原里英さんのスタイルに注目。プライベート感あふれるショットにすっかりメロメロにされてしまったようです。・脚が長すぎ!羨ましいよう。・脚が細い、長い、そしてかわいい!!・最高!一緒に旅行したい…。また、5月12日には第6弾のオフショットを公開。『彼女感』のある写真でファンを喜ばせています。 View this post on Instagram #stayhome セブの写真まだあるんかい ってことで 夜のセブのbarの写真 パイナップルのお酒飲みました . . #cebu #セブ #camera # . . #長らくお付き合いありがとう #もう少しで尽きます A post shared by 北原里英 (@rie_kitahara_3) on May 12, 2020 at 4:14am PDTこの投稿で「長らくお付き合いありがとう」とつづっていることから『セブ島シリーズ』は完結したようです。今後はどんなショットを投稿してくれるのでしょうか。北原里英さんからますます目が離せません!北原里英の現在は?「彼氏できた」と熱愛がウワサされても応援される理由とは[文・構成/grape編集部]
2020年05月13日映画『生きちゃった』が2020年10月3日(土)より全国公開。『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『町田くんの世界』などを手掛けた石井裕也監督による、オリジナル脚本となる。もつれた男女3人の先にあるものとはー?映画『生きちゃった』のメインキャラクターは、幼馴染の山田厚久と武田の男2人。厚久は既婚者で、5歳の娘と妻と共に、平凡な結婚生活を送っている。しかしある日、厚久が会社を早退して家に帰ると、妻が見知らぬ男と情事に耽っていたー。あまりにも急な出来事に、厚久は怒りや悲しみといった感情も湧かず、自分の心に蓋をすることしかできなかった。やがてその日を境に、厚久と妻、武田の関係は歪んでいき、物語は予期せぬ展開へと向かっていく…。キャスト主役・山田厚久役を務めるのは、『町田くんの世界』に続いての石井監督の作品出演となる仲野太賀。またそんな厚久の幼馴染である武田役には、『葛城事件』や『愛がなんだ』に出演した若葉竜也が担当。2人は2017年の『南瓜とマヨネーズ』以来の共演となる。また、厚久の妻・奈津美役を大島優子が務めるほか、『ムサン日記 白い犬』『生きる』などの長編映画の監督作品で知られるパク・ジョンボム、『空飛ぶタイヤ』『万引き家族』で好演した毎熊克哉、太田結乃らが脇を固める。構想からわずか2カ月でクランクイン!フルパワーで稼働した制作の裏側なお映画『生きちゃった』、アジアの監督が集結し、独自の「愛」について映画を制作するというプロジェクト「B2B(Back to Basics)A Love Supreme」=「原点回帰。至上の愛」の一環として制作されたもの。石井裕也監督は、プロジェクトに参加した経緯について「忖度や制約ゼロ、完全なる自由の中で映画を作ったらどうなるのか?強度の高い傑作になるのか、はたまた独りよがりの映画になるのか。大いに興味が湧き、このプロジェクトを引き受けました。」とコメント。脚本はわずか3日間で執筆、信頼する仲間を急ピッチで集め、やると決めてから2カ月でクランクインするという驚異のスピードで、制作に取り掛かったという。完成した映画については「おカネも時間もなかったですが、とにかくみんなでフルパワーを出し合って捨て身でこの映画を作りました。出来上がったのは、俳優たちの凄まじい本気と魂が感じられる剥き出しの映画です。」と、自信をのぞかかせている。詳細映画『生きちゃった』公開日:2020年10月3日(土)脚本・監督:石井裕也プロデューサー:石井裕也共同プロデューサー:永井拓郎、北島直明キャスト:仲野太賀、大島優子、パク・ジョンボム、毎熊克哉、太田結乃、柳生みゆ、レ・ロマネスク、芹澤興人、北村有起哉、原日出子、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、嶋田久作、若葉竜也制作:RIKI プロジェクト ビッグアーチ配給:フィルムランド
2019年12月20日『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『町田くんの世界』などの作品を手掛けた、石井裕也監督の最新作『生きちゃった』が公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルと監督・キャストコメントが解禁となった。■ストーリー山田厚久と武田は幼なじみ。厚久は結婚しており、5歳の娘がいる。平凡だがそれなりの生活。だがある日、厚久が会社を早退して家に帰ると、妻が見知らぬ男と情事に耽っていた。あまりにも急なことで、厚久は怒ることもできなければ悲しむこともできない。感情に蓋をすることしかできなかった。その日を境に厚久と妻、武田の関係は歪んでいき、物語は予期せぬ展開へと向かっていく…。■石井裕也監督最新作に仲野太賀&若葉竜也が共演主演を務めるのは、映画、舞台、ドラマなどの出演オファーが相次ぎ、数多の映画監督から愛され、インディペンデント映画から大作映画にまで幅広く出演し、『町田くんの世界』に続いての石井組となる仲野太賀。共演に、『パンク侍、斬られて候』や『愛がなんだ』などに出演し、唯一無二の存在感と比類なき演技力を持つ若葉竜也。2人は2017年の『南瓜とマヨネーズ』以来の共演となる。監督を務めたのは、商業映画デビュー作の『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞の監督賞を史上最年少で受賞したことを皮切りに、『舟を編む』『バンクーバーの朝日』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『町田くんの世界』といった作品を手掛け、国内外の数々の映画賞を受賞してきた石井裕也監督。石井監督は、2019年6月に上海国際映画祭にて発表されたプロジェクト「B2B(Back to Basics)A Love Supreme(原点回帰。至上の愛)」に参加表明。これは、香港国際映画祭(HKIFFS)と中国のHeaven Picturesが共同出資し、各映画製作者に同じ予算が割り当てられ、「映画製作の原点回帰」を探求するというコンセプトのもと、アジアの名だたる監督たちが各々映画製作を行う、これまでになかった斬新かつ先鋭的な映画を生み出すためのもので、本作は石井監督のオリジナル脚本により製作された。今回解禁されたビジュアルには、上段に仲野さん、下段に若葉さんの姿が。車中で向かい合い、若葉さんが両手で仲野さんの顔を包むような格好で涙ぐむ2人の表情から、その関係性に想像が掻き立てられるビジュアルに仕上がっている。なお、本作は日本のほか、「All the Things We Never Said」という英語タイトルで、中国および香港、台湾、マカオなど、世界各国の劇場でも公開される。■映画公開決定コメント石井裕也監督忖度や制約ゼロ、完全なる自由の中で映画を作ったらどうなるのか?強度の高い傑作になるのか、はたまた独りよがりの映画になるのか。大いに興味が湧き、このプロジェクトを引き受けました。「作りたい」という衝動と熱が何より大切だと思ったので、脚本は3日間で一気に書いて、信頼している仲間を急いで集めて、やると決めてから2ヶ月でクランクインしました。まるで自主制作映画のように夢中になって撮影しました。おカネも時間もなかったですが、とにかくみんなでフルパワーを出し合って捨て身でこの映画を作りました。出来上がったのは、俳優たちの凄まじい本気と魂が感じられる剥き出しの映画です。仲野太賀(山田厚久役)本当のことが言いづらいこの世界で、懸命に生きる父親を演じました。愛について真っ向から挑んだ、人間回帰の物語です。若葉竜也さん、そして尊敬する石井裕也監督と共に、胸が張り裂けるような日々を過ごして作った今作が、きっと誰かを勇気づけると信じています。僕自身にとって、生涯大切にしたい映画になりました。若葉竜也(武田役)オファーをもらい、台本を開いた時、石井裕也監督からの「果たし状」をもらったような気分でした。「死ぬ気で来てよ。」って。「生きちゃった」の台本にはそれだけの気迫があったし、役者の端くれとして「やらない」という選択肢はなかった。毎日、全シーン、全カット、心血込めてやりました。そしたら、、すごいラストシーン、撮れちゃった。『生きちゃった』は2020年全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年12月17日映画『乱反射』が、2019年9月21日(土)よりユーロスペース渋谷にて公開される。“ミステリーの魔術師”の小説を監督・石井裕也が実写化数々の映画賞を受賞してきた石井裕也が監督を務める『乱反射』。不慮の事故で息子を亡くした新聞記者が、真相を追及する様を描く壮絶な人間ドラマだ。「第63回日本推理作家協会賞」を受賞した“ミステリーの魔術師”貫井徳郎の同名小説を実写化した。本作は、2018年9月に全国ネットで放送。続く2019年6月には、上海国際映画祭公式イベントの日本映画週間にてインターナショナル・プレミア上映された。さらに2019年秋には、香港での上映も決定。海外からの高い評価を受け、日本での劇場公開が決定した。あらすじ幸せな家庭を育む加山聡とその妻・光恵。ある日、公園の木が倒れたことによる事故で最愛の息子・翔太を亡くす。被害者であり新聞記者でもある彼は、息子の死の真相を突き止めようとする。社会の歯車に乗って誰も謝罪をせず、誰もが人のせいにし、自分の責任を認めない人たちの中で、幼い息子を失った悲しみと怒りの矛先を、自分自身に向けていくことを余儀なくされていくのだった…。加山聡(妻夫木聡)不慮の事故で息子を亡くした新聞記者・加山聡を演じるのは、妻夫木聡。闇を抱えながら生きる主人公を演じた『パラダイス・ネクスト』に続き、主演を務める。光恵 (井上真央)加山聡の妻は、『カツベン!』に出演した井上真央。その他、萩原聖人や北村有起哉、光石研、芹澤興人、筒井真理子、鶴見辰吾など、日本を代表する豪華俳優陣が脇を固める。【詳細】『乱反射』公開日:2019年9月21日(土)よりユーロスペース渋谷にて公開監督:石井裕也脚本:成瀬活雄、石井裕也出演:妻夫木聡、井上真央、萩原聖人、北村有起哉、光石研、三浦貴大、芹澤興人、相楽樹、筒井真理子、梅沢昌代、田山涼成、鶴見辰吾原作:貫井徳郎「乱反射」(朝日新聞出版/朝日文庫)
2019年08月05日妻夫木聡と井上真央が夫婦役を演じ、ミステリー作家・貫井徳郎の小説を石井裕也監督が映像化した「乱反射」が、2018年9月のテレビ朝日系列全国ネットでの放送から1年を経て劇場公開されることが決定した。ストーリー幸せな家庭を育む加山聡(妻夫木聡)とその妻・光恵(井上真央)。ある日、公園の木が倒れたことによる事故で最愛の息子・翔太を亡くす。被害者であり、新聞記者でもある彼は、息子の死の真相を突き止めようとする。社会の歯車に乗って、誰も謝罪をせず、誰もが人のせいにし、自分の責任を認めない人たちの中で、聡は幼い息子を失った悲しみと怒りの矛先を、自分自身に向けていくことを余儀なくされていく――。「第63回日本推理作家協会賞」を受賞した貫井氏の同名ミステリー小説を、『舟を編む』『町田くんの世界』などで知られ、数々の映画賞を受賞し海外からも熱い視線を注がれる石井監督が実写化、放送時に好評を博した。今年6月には、上海国際映画祭公式イベントの日本映画週間にてインターナショナル・プレミア上映され、さらに今秋には香港での上映も決定。こうした海外からの高い評価を受け、放送からちょうど1年後に日本でも劇場公開されることになった。主演の妻夫木さんと井上さんを中心に、萩原聖人、北村有起哉、光石研、三浦貴大、鶴見辰吾ら日本を代表する俳優たちが魅せる珠玉のアンサンブルで上海の観客を沸かせた本作。公開中は、作品に関わったキャストやスタッフのトークイベントも予定されている。石井監督「キャスト・スタッフの方々と共に劇場公開を目指していた」『乱反射』が劇場で公開されることは悲願でした。製作時から、キャスト・スタッフの方々と共に劇場公開を目指していました。同時に、海外へもどんどん展開していこうという野望を持っていました。それらが現実となり、とても嬉しく思います。撮影したのは2017年の7月ですが、「責任の所在がハッキリしない日本社会の縮図」でもあるこの作品は、全く色褪せていません。テレビで一度ご覧になった方も、よりダイナミックになった映画版『乱反射』を楽しんでいただけると思います。『乱反射』は9月21日(土)よりユーロスペース渋谷にて1週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月02日【宇月田麻裕コラム:宿曜占星術で読む「相性」vol.33】運命的な関係なのか、それとも腐れ縁なのか…。傍目には理解し難いけれど、本人たち的にはその付き合い方が正解らしい、不思議なカップルっていますよね。例えば内田裕也さんと樹木希林さんのような。そういう2人は、何か特別な絆で結ばれているのでしょうか?占いサイト『魔性の宿曜』を監修する宇月田麻裕先生に、特殊な愛を紡ぐ3組のカップルの相性を観ていただきました。■強烈な夫婦!でも相性は抜群内田裕也(1939年11月17日)×樹木希林(1943年1月15日)内田裕也さんは危宿。樹木希林さんは觜宿。この2人の相性は、宿曜占星術ではもっとも相性がいいとされている栄親の中距離です。強烈な個性を持つ2人が、普通では考えられないような破天荒な結婚生活を送りつつも、お互いを認め、最後まで夫婦としてやってこられたのはその相性ゆえでしょう。しかも、2人の旅立ちの時期も同じ「壊」の運気が巡ってきた年。裕也さんは2019年が破壊(壊)の年。希林さんは2018年が破壊(壊)の年でした。それはさておき、裕也さんの宿は危宿。自由を愛し、常に興味が赴くほうに飛んで行きます。付き合う相手が次から次へと変わっていくのも特徴の一つ。ときには「危ない!」と思うような行動や発言もしてしまいます。それでも、この宿の人は憎めないキャラクターでもあるのです。そんな裕也さんのことを自由にさせつつ、懐深く見守ってきた希林さん。觜宿は庶民的な雰囲気を持ちつつも、雄弁さを兼ね備えています。その雄弁さで、いつも彼をフォローしてきたとも言えるでしょう。また、2人でいるときも彼は、彼女のそういった性格に従ってしまうところがあったに違いありません。ただし、觜宿は意外にも、好奇心が強い部分を隠し持っています。そのため、彼の言動を楽しんでいたところもあるようです。一風変わった夫婦関係ですが、実はとても相性がよく、晩年にはお互いになくてはならない存在、信頼し合える関係であったのでしょう。■夫婦、相方…3人のトライアングル太田光(1965年5月13日)×太田光代(1964年7月6日)太田光さんは氐宿。太田光代さんは觜宿。友衰の遠距離になります。この相性は感覚が似ているところがあり、趣味も合うため、友達夫婦として楽しい時間を過ごせる関係になれます。さて、2人の馴れ初めは、彼女の家で同じ事務所の芸人仲間と合同コントの打ち合わせをしたら、それをきっかけに彼が彼女の家にいついてしまったこと…。そして2年後に結婚。彼女が新事務所を立ち上げ、彼はそこで活動するようになります。この友衰の相性は、本来ならば仕事としては成功しにくい関係なのですが、光代さんは光さんの相方の田中裕二さんとも友衰の相性。したがって光代さん、光さん、田中さん、3人とも友衰の相性となります。この、みごとなまでに心地いい関係である友衰のトライアングルが、今の爆笑問題、彼女率いる事務所の成功へとつながっていったに違いありません。そして、2人には常に仕事というものがついて回るため、友衰の相性の中でも遠距離という関係が上手くいっている秘訣と言えます。近距離の場合は夫婦色が強くなったり、多少の不満が出てきたりする場合もあるのです。遠距離ゆえ、社長と所属芸人のほどよい距離を保つことができるのでしょう。そして、仲のよさを表すように、結婚25年目、光さんの栄の運気の年に挙式をすることになりました。これからも、田中さんを含めた3人のトライアングルは永遠に続き、仕事もプライベートも、距離感さえ間違わなければ崩れることはないでしょう。■仕事でもプライベートでも相性◎アレクサンダー(1982年12月3日)×川崎希(1987年8月23日)アレクサンダーさんは鬼宿。川崎希さんは柳宿。2人の相性は、仕事をするにも結婚生活を送る上でも相性がいいとされている、栄親の関係。距離は近距離になります。この栄親の近距離というのは、すぐ隣の宿同士のため、いつもべったりくっついていることが多くなります。ただし、近すぎるため摩擦が生じる場合も。ときに激しいケンカになったり、言い争ったり。また、お互いを束縛する時間が多くなり、窮屈さを感じてしまう場合もあるでしょう。そんなときは要注意。距離感を考える必要があります。さて、希さんは柳宿。生まれながらにして運がいい人が多く、困ったことがあったとしても、周囲からバックアップしてもらえることが多い宿です。また、何かに熱狂的になり、自分の信じたものに関してエネルギーを注いでいくのも、この宿の特徴。つまり彼女は、アレクサンダーさんのことを熱狂的に愛して、自分に与えられた恵まれた環境を生かし、彼をサポートしているのです。一方の彼は鬼宿。パーソナリティーあふれる宿で好奇心も旺盛。そのため、普通の人とは違うキャラクターを演じられます。その結果、彼女の宿性、そして相性のよさにより、自由な発言・行動をすることができるのでしょう。このように相性のいい2人は、彼のキャラクターを存分に生かして仕事で利益を生む関係でいられるのです。ただし、彼の浮気が度重なり、希さんの熱が冷めてしまった場合は注意が必要です。■あなたと彼の相性は?運命的に出会い、強力に引き合う2人の間には、やはり何かしら特別な縁があるようですね。あなたと大切な人の相性は?たとえ喧嘩ばかりでも、或いは一緒にいなくても…そこには切っても切れない深いつながりがあるのかもしれません。どんな関係か気になったら、占いサイト『魔性の宿曜』でチェックしてみてはいかがでしょうか。監修者紹介宇月田麻裕皇室関係の家庭で育つ。学生時代から東洋・西洋の占いに関心を持ち、特に宿曜経の研究を積み重ね、「宿曜占星術」の若き第一人者として知られるようになる。そのプロセスの中で、「自分の存在を、人々の幸せに役だてたい」と願うようになり、ハッピネスファクトリーRを設立。現在、開運研究家、タレント、作家としてマスコミで活躍、読売新聞日曜版連載、TBSテレビ「はやドキ」(ぐでたま占い)を監修中。
2019年06月28日桜舞い散る4月3日。内田裕也さん(享年79)のお別れ会「ロックンロール!葬」が東京・青山葬儀所で行われた。1,700人の参列者でごった返す会場の片隅に、2人の女性の姿があった。それは、この日喪主を務めた長女の内田也哉子(43)と、裕也さんのマネージャーを16年間務め“内縁の妻”とも報じられたAさんだ。寄り添ってお互いを見つめ合い、話し込む2人。ときには手を取り、裕也さんを亡くした悲しみを慰め合っているようだった――。2人は最近、一部週刊誌に確執を報じられていた。当初3月30日に予定されていたお別れの会が延期された理由が、本木雅弘(53)・也哉子夫妻とAさんが揉めたせいだという内容だった。也哉子はお別れの会当日の謝辞で、裕也さんの女性関係についてこんな複雑な思いを赤裸々に明かしている。「(母は)半世紀近い婚姻関係のなか、折々に入れ替わる父の恋人たちに、あらゆる形で感謝をしてきました。私はそんな綺麗事を言う母が嫌いでしたが、彼女はとんでもなく本気でした」内田家の知人はこう語る。「也哉子さんは、物心ついたときから父親がいない家庭で育ち、事実上、ずっと母1人子1人の暮らしをしてきました。也哉子さんと裕也さんの距離は最後まで縮まることはありませんでした。病床の父の世話もAさんに任せっきりにしていた。也哉子さんはそのことを、いまになって悔やんでいるようです」“遠い存在”のまま、天国へ旅立ってしまった父。だからこそ、父を看取った“最後の恋人”であるAさんを、許せない思いがあったのかもしれない。だが、本誌が目撃した会場での2人からは、母娘と見間違うような親密さが伝わってきた――。葬儀が終わり、会場を後にするAさんに、記者が声をかけた。――お別れの会では、報じられていた“確執”なんてない様子でしたが?「確執なんてありませんよ。也哉子さんとは、お互い力を合わせて彼を天国に送るためにやってきたんですから。これで、裕也さんも天国で喜んでくれると思います」そう口にすると、安堵の微笑みを浮かべて去っていった。それにしても、2人はどうやって“火宅の愛憎”を乗り越えたのだろうか。「8年前に一部で、Aさんが裕也さんの愛人と報じられました。そのとき希林さんは、知人に『もしAさんが内田と男女の関係だったとしても、私の代わりによく面倒を見てくれて、感謝しかない』と語っていたそうです。最初はそんな“奇妙な三角関係”を受け入れられなかった也哉子さんも、いまでは理解できるようになったのでしょう」(前出・知人)希林さんの告別式のとき、也哉子は遺品整理をしていて父から母に宛てたラブレターを見つけ、秘められた“夫婦の愛情”に気づいたことを語っていた。「今回も裕也さんの遺品整理をするなかで、也哉子さんのAさんに対する気持ちが変わっていったのだと思います。そして実は、その遺品整理はAさんと一緒に作業をしたと聞いています」(前出・知人)実際、裕也さんが亡くなった翌日も、本誌は也哉子とAさんが同時間帯に裕也さんの自宅に数時間、滞在していたのを確認している。2人は遺品整理をしながら、どんな思い出話を語り合ったのだろうか――。終活カウンセラー協会の武藤頼胡代表理事は遺品整理の重要性についてこう語る。「遺品整理は、遺された者たちの“心の整理”にもなるのです。長い間別々に暮らしていた也哉子さんにとって、裕也さんの遺品整理はそれまで知らなかった父に出会う作業かもしれません。愛用の品などについて、Aさんから説明を受けたりすることで、父の意外な一面を知ることができたでしょう。共同作業で遺品整理をしていけば、悲しみを癒すだけでなく、2人の間にあるわだかまりも消えていくと思います」也哉子は謝辞の後半、父と母と恋人たちの“三角関係”についてこう語っている。「今更ですが、このある種のカオスを私は受け入れることにしました」そして、最後は声高らかにこう締めくくった。「Fuckin’ Yuya Uchida! Don’t rest in peace!(クソッタレ内田裕也!安らかに眠るな!)」
2019年04月09日3月17日、内田裕也さん(享年79)さんが肺炎により都内の病院で息を引きとった。一夜明けた18日、裕也さんの自宅には長女の也哉子(43)や孫の雅樂(22)ら家族たちがせわしなく出入りしていた。そのなかには、裕也さんにとって“特別な女性”Aさんの姿も――。「Aさんは16年前から裕也さんのマネージャーを務めていました。裕也さんは4年ほど前から体調を崩し自宅で療養生活を送っていたのですが、その身の回りの世話をすべて1人でこなしていたのがAさんです。希林さん以上に一緒にいる時間が長かったため、一部では“Aさんは裕也さんの愛人ではないか”と噂されてきました。昨年9月に希林さんが亡くなってからしばらく経ったころには、2人が極秘入籍したという仰天情報が流れたこともあったんです」(Aさんを昔から知る芸能関係者)裕也さんが元交際相手への強要未遂と住居侵入の疑いで逮捕された11年5月。その釈放直後にも、裕也さんとAさんが東京・銀座のカフェで談笑している現場を本誌は目撃している。ちょうどこのころ、Aさんと裕也さんの不倫疑惑がマスコミの間で話題になっていたのだ。しかし希林さんは当時、そんなAさんを称賛しきっていたという。希林さんの知人はこう明かす。「Aさんが愛人と噂されていたことは希林さんも知っていたのですが、希林さんは『彼女と内田(裕也さん)がもしそういう関係だったとしても、彼女には本当に感謝しているの。私ができないことまで内田のためによくやってくれている方。感謝の気持ちしかありません』と話していました。最後の1年くらいは2人とも満身創痍で、お互いの介護どころか簡単に会うことすらできない状態。そこでAさんは裕也さんの看病だけではなく、希林さんとの連絡係も務めていたそうです。希林さんは昨夏、もう自分が長くないと悟ったときに改めてAさんに『内田をよろしくね』と伝えたといいます」(前出・希林さんの知人)希林さんとの“約束”を守るべく、Aさんは最後の最後まで裕也さんに尽くし続けたのだろう――。本誌が裕也さんの自宅を訪れた18日、家族が帰ってからもAさんは裕也さんの亡きがらに寄り添い続けていた。前出の芸能関係者は、彼女の憔悴ぶりをこう明かす。「訃報を受けて、Aさんの携帯電話にはマスコミ各社から連絡が殺到しました。私も何度か連絡をとろうと試みたのですが、電源を落としていたのか、3日間まったく繋がらなかったんです。こんなことは今回が初めてです。半生を捧げた裕也さんが亡くなったことは、彼女にとって相当なショックだったのでしょう」20時過ぎ、裕也さんの自宅から出てきたAさんに記者が声をかけた。――裕也さんの訃報、本当に残念です。お悔み申し上げます。今日ずっと裕也さんのそばにいらっしゃったかと思いますが……。「おはようとか、もう帰るねとか、声をかけました。でも彼は、天寿をまっとうしたと思います」――Aさんにとって、裕也さんはどんな存在でしたか?「とても素敵な男性でした」疲れているはずなのに、Aさんは屈託なく答えてくれた。そこで、裕也さんとの関係についても率直に聞いてみた。――お2人が極秘入籍していたという話が一部ではささやかれていたのですが。「私もその噂をある人から聞いて、びっくり!ありえるわけないじゃないですか」そう苦笑したAさん。希林さんが生前、Aさんに感謝していたことを伝えると「そうですか……。それが本当なら、とても嬉しいことですね」とほほ笑んだ。最後にAさんは裕也さんへの感謝を清らかな笑顔でこう語った。「彼には、ありがとうと伝えたいですね。彼のおかげで面白い人生になりましたから」
2019年03月26日内田裕也さん(享年79)の逝去から数日が経った3月中旬。樹木希林さん(享年75)が眠る東京都港区・光林寺の墓前には、鮮やかなピンク色のチューリップが供えられていた。供花には珍しいチューリップは、2人の型破りな夫婦生活をどこか彷彿とさせる――。3月17日、裕也さんが肺炎により都内の病院で息を引きとった。一夜明けた18日、裕也さんの自宅には長女の也哉子(43)や孫の雅樂(22)ら家族たちがせわしなく出入りしていた。そのなかには裕也さんにとって“特別な女性”、Aさんの姿も――。「Aさんは16年前から裕也さんのマネージャーを務めていました。裕也さんは4年ほど前から体調を崩し自宅で療養生活を送っていたのですが、その身の回りの世話をすべて1人でこなしていたのがAさんです。希林さん以上に一緒にいる時間が長かったため、一部では“Aさんは裕也さんの愛人ではないか”と噂されてきました」(Aさんを昔から知る芸能関係者)裕也さんが元交際相手への強要未遂と住居侵入の疑いで逮捕された11年5月。その釈放直後にも、裕也さんとAさんが東京・銀座のカフェで談笑している現場を本誌は目撃している。ちょうどこのころ、Aさんと裕也さんの不倫疑惑がマスコミの間で話題になっていたのだ。しかし希林さんは当時、そんなAさんを称賛しきっていたという。希林さんの知人はこう明かす。「Aさんが愛人と噂されていたことは希林さんも知っていたのですが、希林さんは『彼女と内田(裕也さん)がもしそういう関係だったとしても、彼女には本当に感謝しているの。私ができないことまで内田のためによくやってくれている方。感謝の気持ちしかありません』と話していました」Aさんに感謝していたのは希林さんだけではない。葬儀・告別式を終えた22日の夕方。義理の息子で俳優の本木雅弘(53)が囲み取材に応じた。「私の妻、也哉子と裕也さんの関係は、微妙なところがありました。極端な話、それは家族全体がそうなんですね。実際、私たち家族は、裕也さんの闘病には深く関わっていないんです。16年来、ずっと付き添ってくれたマネージャーさんを中心に、バンドマンのみなさんがケアをしてくれていました」希林さんと裕也さんの夫婦関係は、他人にはなかなか理解しがたい奇妙なものだった――。2人は73年の結婚後わずか1年半で別居。76年には也哉子が誕生するも、翌76年に裕也さんは大麻取締法違反の疑いで起訴猶予処分に。81年には裕也さんが勝手に離婚届けを提出し、希林さんがこれを認めず訴訟に発展したこともあった。「裕也さんが常連だった店の支払いも、すべて希林さんがしていました。酔っぱらった裕也さんが他の客と揉めることも多く、希林さんが謝りに来ることは日常茶飯事。それでも希林さんは『救われたのは私のほうだ』と言い切り、決して別れようとはしませんでした」(夫妻の知人)希林さんは昨年5月のインタビューで裕也さんへの愛をこう語っている。《私と夫は(中略)四六時中一緒にいるわけではないけれど、本質は変わらないわね。いつも頭のなかに彼のことがありますから》(『婦人公論』18年5月22日号)そんな最愛の夫を残して、自分が先に逝ってしまうかもしれない。そうした不安があったのか、希林さんは亡くなる直前、もっとも信頼できるAさんに裕也さんのことを託していたという。「最後の1年くらいは2人とも満身創痍で、お互いの介護どころか簡単に会うことすらできない状態。そこでAさんは裕也さんの看病だけではなく、希林さんとの連絡係も務めていたそうです。希林さんは昨夏、もう自分が長くないと悟ったときに改めてAさんに『内田をよろしくね』と伝えたといいます」(前出・希林さんの知人)希林さんとの“約束”を守るべく、Aさんは最後の最後まで裕也さんに尽くし続けたのだ。内田家の墓前に手向けられていたチューリップの花言葉は“思いやり”。希林さんと裕也さん、そしてAさんの“常識を超えた三角関係”は、慈愛と思いやりの心で溢れていた――。
2019年03月26日3月17日に肺炎で逝去した内田裕也さん(享年79)の葬儀・告別式が都内で執り行われた。式後、自宅前で義理の息子で俳優の本木雅弘(53)が囲み取材に応じ、義父への思いを涙ながらに語った。内田さんの闘病は約4年前からで、病状が思わしくなかったのがここ1年。自宅で療養生活を送る日々だったという。亡くなったときの様子については「とても静かな微笑でした。笑っている感じです」と語った。内田さんと本木の最後の会話は樹木希林さん(享年75)についての生前のエピソードについての笑い話。本木が「(樹木さんが)口が災いするね。そう自分も戒めていたのに、結局なんだかんだでそれが評価されちゃってるね」と話すと、内田さんは楽しそうに笑っていたという。そんな樹木さんも半年前にこの世を去っている。立て続けに両親を亡くした妻の也哉子(43)については「半年前にも同じ光景がありましたからね、さすがにそれを立て続けて見ることは、戸惑っているだろうな。それは表情からも見てとれました。家族はそばにいることしかできないけど、マミーを支えようねと(子どもたちと)そういう会話はしています」と思いやった。樹木さんは亡くなる前、「自分が亡くなるときに(裕也さんを)連れてゆく」と本木や家族たちに“約束”をしていたという。そのことについて本木は「病と向き合っている裕也さんと私たち家族。それが長患いで疲れないように樹木さんが気を利かせて、ちょっと早めに連れて行ったんじゃないかな?そう思います」と語った。樹木さんの後を追うように天国へ逝った裕也さん。半年ぶりに再会した2人は、どんな様子で過ごしているのだろうか――。
2019年03月22日