いろいろな声で演じ分けをできることから、『声優界の生きるレジェンド』といわれている、声優の山寺宏一さん。そんな山寺さんが、2022年5月13日に1本の動画をTwitterに投稿しました。エレベーターの中で撮影された動画が添付された投稿には、「問い詰めてみた」という一文が。「分かってるんだよ。キミがやったんだろう!?」持ち前の渋い声を使って、まるで刑事ドラマでよく聞く取り調べのシーンのようなセリフを発した山寺さん。迫真の演技で問い詰めた結果、どうなったのかは…こちらの動画でご覧ください!問い詰めてみた pic.twitter.com/NH3fL0FbHb — 山寺宏一 (@yamachanoha) May 13, 2022 「ゴカイでございます」山寺さんに尋問されたエレベーターは、『5階』…いえ、『誤解』であると主張!どうやら、これだけ問い詰められても、しらを切るつもりのようです。ますます「犯人ではないか?」と疑い深くなってしまいますね。思わずクスッと笑ってしまう山寺さんの動画はまたたく間に拡散され、およそ26万件の『いいね』が寄せられました。・爆笑した。このくだらなさがクセになる。・発想が天才のそれ。朝から笑ってしまった。・山ちゃんの声で問い詰められるだなんて、エレベーターがうらやましい。また、仕事道具である声と演技力をネタで発揮したことに対し、「なんという『いい声の無駄遣い』なんだ…」という褒め言葉もありました。本来であれば、問い詰められるのは冷や汗もの。しかしこのシチュエーションには、多くの人がエレベーターに嫉妬してしまったようです![文・構成/grape編集部]
2022年05月14日ディズニープラスにて独占配信される人気シリーズ最新作『アイス・エイジ バックの大冒険』の日本版予告が解禁となり、吹き替えは1作目から出演の山寺宏一と太田光の続投が決定した。シリーズスタートから20年目を迎える本作。記念すべき最新作の日本語版声優としてシリーズ1作目から全作品で吹き替えを担当しシリーズを牽引してきた、マニー役・山寺宏一、シド役・太田光(爆笑問題)の2人が本作も続投し、イタチのバック・ワイルド、フクロネズミの双子クラッシュとエディの新たな物語を大いに盛り上げる。6作品目となる本作での続投について、大人気声優として常に第一線を走る山寺さんは、「第1作目から20年とは驚きました!ずっと愛され続けている作品に今も携われているのは幸せな事です」と、驚きながらも喜びを語る。太田さんは、「声優はやりたかった仕事なので、(またこの仕事ができて)嬉しかったです。(当時は)2か3ぐらいまでできればいいと思ってました」と、20年も続く大人気シリーズになるとは予想もしていなかったとふり返った。「このアイスエイジシリーズ、登場するのは氷河期の動物達ですが、描かれているのは現代に通じる家族の絆の物語なんです!ユニークなキャラクターによるハチャメチャなアクションとギャグ、そして心温まるストーリーも楽しめちゃいます」と、『アイス・エイジ』シリーズの魅力を語る山寺さんに対し、太田さんは「ドタバタで楽しすぎる動きと表情の豊かさ(が魅力)。とにかくよく叫ぶ」と、シリーズならではの面白さと、叫ぶシーンが印象的なシドのコミカルさをアピール。5年ぶりの最新作となる本作について山寺さんは、「今回はクラッシュとエディが物語の中心なんです。僕が声を担当するマニーはこれまでに比べ活躍が少ないかもしれませんが、作品自体は最高に楽しいものになっています!」と、熱いコメントで見どころを紹介。太田さんは「今回はバックにおいしいところを持って行かれたので、次はシドが奪い返したい」と、コメント寄せた。本作では、山寺さん、太田さんのほか、バック・ワイルド役・岩崎ひろし、クラッシュ役・永澤菜教、エディ役・片桐真衣、マンモスのエリー役・豊口めぐみも続投が決定し、本作で初登場となるキャラクターとして、バックやクラッシュ、エディと共に冒険をするスカンクによく似た動物、ゾリラのジー役を加藤英美里、彼らと対峙することとなる恐竜オーソン役を林勇がそれぞれ演じる。『アイス・エイジ バックの大冒険』は3月25日(金)よりディズニープラスで独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月08日声優は演技力だけでなく、声の個性や演じ分けも必要とされます。それらの面で高い技術を誇り、『声優界の生きるレジェンド』とも呼ばれているのは、声優の山寺宏一さん。中でも演じ分けの才能が評価されており、1つの作品で複数の役を担当する(通称:兼役)ことも少なくありません。山寺宏一、『アンパンマン』の台本で多忙に…山寺さんの兼役といえば、長寿キッズアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)が有名。なんとメインキャラのジャムおじさんやチーズをはじめ、作品に登場する多くのキャラを演じています。2022年2月21日に山寺さんがTwitterに投稿したのは、同作品の台本の1ページ。「久々に忙しかった」というコメントの理由が分かる、こちらの写真をご覧ください…。久々に忙しかった pic.twitter.com/NLDnst6e3g — 山寺宏一 (@yamachanoha) February 21, 2022 そう、山寺さんが担当するジャムおじさん、チーズ、カバオくんの3人が会話をしているのです!流れるように声を変え、演じ分ける高度な技術が要される、このシーン。山寺さんも、さすがに大変な思いをしたようです。ちなみに山寺さんは、以前も『アンパンマン』の台本を見て、頭を抱えそうになったことを明かしています。『アンパンマン』台本に山寺宏一が「これは無理!」その理由に「すごすぎる」と反響『声優界の生きるレジェンド』すら困らせる無茶ぶりに、多くの人が「これは笑った」「お、お疲れ様です!」といった声が上がった、今回のエピソード。そんな中、こういった声もありました。「担当しているかまめしどんは不在でよかったね」…と。[文・構成/grape編集部]
2022年02月21日映画『SING/シング:ネクストステージ』(3月18日公開)の日本語吹き替えキャストとして、声優の木村昴、山寺宏一、大塚明夫、井上麻里奈、山下大輝、林原めぐみ、佐倉綾音が参戦していることが31日、発表された。前作『SING/シング』で世界で唯一、全編吹き替え版の制作が許された日本では、内村光良をメインキャストに迎えた豪華声優キャストと製作陣が集結、クオリティの高さも大きな反響を呼び、インターナショナル興収(アメリカ以外の国と地域の成績)でもNo.1の大ヒットを飾った。前作から5年、最新作『SING/シング:ネクストステージ』は、バスターといつもの仲間たちが、世界で誰も見たことがないようなスペクタルなショーをやり遂げるため、新たな挑戦をする物語となる。前作の日本語吹き替え版から、内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央、坂本真綾、田中真弓がメインキャラクターを続投することが決定しているほか、新キャラクターとしてゾウのアルフォンゾ役にジェシー(SixTONES)、オオカミのポーシャ役にアイナ・ジ・エンドの仲間入りが先日発表された。さらにこのほど、新たな挑戦へと踏み出す彼らの前に現れる重要キャラクターたちに、日本を代表する声優陣が決定した。とびきりの才能でゾウのミーナとのデュエットに抜てきされるもナルシストな性格が災いしてなかなか息が合わないバッファローのダリウス役には木村昴、新しくダンスに挑むゴリラのジョニーをスパルタ指導するやり手の振付師・サルのクラウス役には山寺宏一。前作では、木村はオーディションに挑むカエルユニットを担当、そして山寺は何を隠そうメインキャラの1人であるネズミのマイク役で極上のパフォーマンスを魅せていたが、本作ではマイクが登場しない代わりに、厳しくビシバシとジョニーを鍛え上げることになりそうだ。また、誰もが羨む夢のビッグステージを司るホテルと劇場の経営者であるオオカミのジミー・クリスタル役には大塚明夫、クリスタルのアシスタントはイヌのスーキー役に井上麻里奈とネコのジェリー役に山下大輝、そしてクリスタルへインタビューするTVパーソナリティであるウマのリンダには林原めぐみが決定した。前作で描かれた、コアラの主人公バスター・ムーンが主催する新プログラムへの出場権をかけて多数の動物キャラクターたちが次々に大ヒットナンバーを披露するオーディションシーンは、最新作では、ジミー・クリスタルが主催する聖地レッドショアシティでのビッグショーへの出場権をかけた大規模オーディションへとパワーアップ。前作でオーディションに挑んだキュートなウサギのユニットや、ロジータの子どもの声を演じた佐倉綾音が、本作でもヒヨコのユニットやメガネザル役で参加しているほか、山寺、井上、山下、林原もまた別の動物キャラに扮してこのオーディションに参加している。7人がコメントを寄せた。○■木村昴/ダリウス役(バッファロー)前作に引き続き『SING/シング』の世界に携わらせていただけたことを、大変に嬉しく思います。お話を頂いたときは「またカエルか?」と、前作で演じたキャラクターの続投を想像したのですが、聞けば新キャラクターを演らせていただけるということで、アフレコが楽しみで仕方なくなりました。声優としても、『SING/シング』ファンの一人としても、大変うれしかったです。ぼくが演じたダリウスは、とにかく超ド級のナルシストなんですね。なので、その”自分に酔いしれている感”や”おれって超絶歌上手いだろ?”といった、マイペースな雰囲気を大事にしました。「歌うこと」や「歌」は、あったほうがいいものですね、絶対。ないより断然あったほうがいい。歌えないより歌えたほうがいい。だって聞くのも歌うのも楽しいですから。歌っていたほうが人生が楽しく感じるし、充実するように思える。だから、絶対にあったほうがいい。○■大塚明夫/ジミー・クリスタル役(オオカミ)タイヘンな面白さでした。歌を歌いたくなって、芝居をしたくなりました。あ、吹き替えではなくて舞台の上で!そのくらい力のある作品だと思います。ご家族揃ってご覧いただけば尚楽しいと思います。小さなお子様から大人まで掛け値なしに楽しめますっ。○■山寺宏一/クラウス役(サル)マイクが出番無しとの事でがっかりしていたんですが、クラウスというクセが強いユニークな役を頂きとても嬉しかったです。もう一役はほんの数秒歌うだけでしたが、とにかくオリジナルのリッキーマーティンを何度も聴いて雰囲気を出せるように頑張ったつもりです。小さい頃から歌う事が大好きで、特に好きな歌手をマネる事に生きがいを感じてました。この年で言うのも何ですが、いつか「これが自分の歌です!」という自信を持てる様になりたいです!それと同時に普段の生活の中にいつも歌があったら嬉しいです。○■井上麻里奈/スーキー役(イヌ)最初にお話を頂いた時、『SING/シング』って事は…まさか歌うの!? と焦りましたが、台本を読んだところ私の演じさせて頂くスーキーは歌唱するキャラでは無かったんです。スーキーの収録が終わった後しばらく経って歌唱で別キャラも…というお話を頂きました。歌での演じ分けというのはあまりない事なのでとても新鮮でした。ヒヨコも馬もかけ離れたキャラクター達だったので苦労なく歌い分けが出来たと思います。自分にとって「歌うこと」は、表現方法のひとつ。キャラクターソングでもそれ以外でも歌う時は必ずキャラクターを作って歌います。そして憧れのひとつでもあります。いつか自分の思ったまま、自由自在に歌う事が出来たらと思います。弱気になったり迷ったりして、夢を諦めてしまう人が多いかもしれませんが、情熱さえあればどんな形でもいつか夢は叶えられると思います。そして夢を持てる事の素晴らしさを忘れないで欲しいです。○■山下大輝/ジェリー役(ネコ)『SING/シング』は DVD を借りて観て、可愛い動物達が夢を叶えるために頑張る姿に勇気を貰いました。流れてくる曲も素敵だし役者さんも素敵な声ですし、大好きな作品でした。なのでその世界に飛び込めるのは本当に嬉しいです!身体が小さくても想いは非常に強くて大きいアンバランスな感じが非常に魅力的なキャラクターなのでそこをチャーミングに演じられたらと思いました。歌からしか摂取できない栄養素がある!!!そして歌でしか伝えられない気持ちがある!!!○■佐倉綾音/ヒヨコ役、メガネザル役前作に参加させていただき、「もう二度とない思い出になったな」と思っていたら 2 でも参加させていただけるとのことで、再びのご縁のありがたさを感じています。またワクワクしながら劇場へ足を運べる作品がひとつ増えて、とても嬉しいです。蔦谷さんのディレクションがまた、音楽を、この作品をめいっぱい楽しんでいるような雰囲気を感じ取ることができ、楽しく作品世界へと連れて行ってくださいました。もともと歌うことが苦手で、歌でも楽器でも音楽に愛されなかったなぁ…という感覚が強く、周りにいる才能を持つ人たちにコンプレックスを持ちながら生きて来たと思います。そんな中、お仕事で歌わざるを得ない状況にたびたび立たされ、ただただその時自分にできる精一杯をこなしていたらいつの間にか少しずつ苦手意識が払拭されて来た…ような感覚があります。“声の仕事”という礎と経験が支えとなったことは間違いないので、何かを突き詰めていれば違う世界を垣間見られることができるのだなぁ、と人生の不思議を体感しています。夢を叶えるのに大事なことはひたすらに夢を諦めないこと、辿り着けそうなものを夢にすること、そして忘れてはならないことは、夢を叶えることをゴールとしないことだと思います。○■林原めぐみ/リンダ役(ウマ)今の時代、夢が見つかからない。夢がわからない、なんて子も実は沢山いると思います。「夢」なんて大きく掲げなくていい、誰かに誇れるものじゃなくてもいい。ちょっと上手になりたい。ちょっと出来るようになりたいが、もうすでに夢の始まりだと思います。そして今、見つからないなら、誰かの夢を全力で応援することも!もちろん推し活だって!夢の始まり。どうかスクリーンの前で、全力でバスター達を応援してあげてくださいね。夢は、叶うか、叶わないかを問いていたらその隙に覚めて(冷めて)しまう。叶うか、叶わないかよりも、叶えるために何をしたか。どう動いたか、誰と出会ったか。何を経験したか…だと思うのです。(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved
2022年01月31日高い演技力と声の使い分けでいろいろな作品に出演している、声優の山寺宏一さん。長寿キッズアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)では、ジャムおじさんやチーズをはじめ、多くのキャラを演じ分けています。2021年10月25日、山寺さんが『アンパンマン』の台本を撮影し、Twitterに投稿。写っている文章が話題になりました。山寺宏一が焦った『アンパンマン』の台本いつものように『アンパンマン』の台本をチェックしていた山寺さんは、ある『ト書き』にビックリしたといいます。ト書きとは、台本や脚本にセリフ以外の指定を記載したもの。主に場面についての説明や、セリフについての心情の補足で使用されます。問題のページは、山寺さんが演じるジャムおじさんの会話シーン。そこには、このような指示が書かれていたのです。台本のト書きに一瞬焦った"笑顔で話すジャムおじさん"の誤植らしいちなみに英語だとI'll bake a new one againかな?(翻訳アプリ調べ) pic.twitter.com/fuxnm2v3mn — 山寺宏一 (@yamachanoha) October 25, 2021 山寺さんが驚いたのは「英語で話すジャムおじさん」というト書き。これでは「また新しいのを焼くからね」というセリフのシーンを、英語で話す必要があることになってしまいます!『声優界の生きるレジェンド』と呼ばれる山寺さんも、突然英語で演じることを要求されては動揺してしまうでしょう。実際は「笑顔で話す」の誤字だったそうで、山寺さんは胸をなでおろしたそうです…。突然グローバル化したジャムおじさんに、多くの人から笑い声が上がりました。・急にジャムおじさんがペラペラと英語で話し始めたら爆笑するわ。・「山寺さんなら普通にできそう」と思ってしまった…。・想像したら笑いすぎて腹が痛い!この誤字はツボった。「ぜひ見てみたい」という、山寺さんを困らせそうな要望が相次いだ、台本のミス。さすがのレジェンドも、プレッシャーを感じてしまったかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2021年10月26日声優として活躍する山寺宏一さん。人気アニメの声優はもちろん、洋画の日本語吹き替え版の声優も務めるなど、日本のエンタメ界には欠かせない存在です。山寺さんといえば、テレビのモノマネ番組でも優勝をするほど、声真似の才能も持っています。そんな山寺さんが、街中で見かけたハトに、モノマネをして話しかけたところ…。ハトの反応にも注目してご覧ください!鳩に鳩のモノマネで話しかけてみた pic.twitter.com/XHZCaGuyxE — 山寺宏一 (@yamachanoha) September 8, 2021 仲間の声がするんだけど、どう見てもこの人間から聞こえるんだよな…。まさにハトが豆鉄砲を食ったような反応をしたハト。山寺さんのモノマネが上手すぎて戸惑っているのが手に取るように分かります。動画を見た人たちからは、山寺さんが動画の冒頭からモノマネを披露していたことに気付かず、クオリティの高さに驚く声も寄せられていました。・どっちの声か分からないほど似てる!聞こえているのは全部山ちゃんのモノマネだよね?・マジで天才!野鳥に詳しい人に聞いてもらいたい。・いつモノマネするんだろうと思っていたら最初からだったとは…。本物も混乱していますね…!・野生動物まで真似るとは…。さすが山寺さん。山寺さんがハトのモノマネをテレビで披露する日も近いかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2021年09月08日声優・山寺宏一が9日、東京・六本木で行われた映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極“悪党、集結』(8月13日公開)のジャパンプレミア試写会に宮野真守、ファーストサマーウイカとともに出席。あけすけトークで会場を盛り上げた。山寺は今年6月、31歳年下のタレント・岡田ロビン翔子との結婚を発表。3度目にして、超がつく年の差婚で話題を呼んだ。そんな山寺が演じたのは、スーパーマンを病院送りにした罪で服役中の世界最強スナイパー・ブラッドスポート。結婚後初のイベントの場で、本編のセリフをリクエストされて「白のもっこり、キモ!」と下ネタのセリフを連呼した。さらに収録を振り返って「メンバー同士でミッションを遂行する間に、どうでもいい会話する。意外と下ネタとか言って笑えたりする。下ネタのところでは、ほにゃらら“ポ”か、ほにゃらら“コ”かでディスカッションする。いい大人が『コかな? ポかな?』と。そういうのを真剣に話し合う」と下ネタトークを続けた。また、ネタバレトークを展開しようとするポルカドットマン役の宮野に「殺すぞ!」と一喝する一幕も。本作のヴィランさながらの暴言を受け、宮野は体をくの字に曲げて笑っていた。同作は、アクション映画『スーサイド・スクワッド』シリーズ第2弾。ハーレイ・クインやブラッドスポートら終身刑のヴィラン14人が、集結したチーム「スーサイド・スクワッド」が政府の極秘ミッションに出動する。監督は『アベンジャーズ』シリーズの製作総指揮も務めるジェームズ・ガン。
2021年08月09日●声優は“いい仕事”「贅沢な思いをさせてもらっています」数々の人気キャラクターに命を吹き込み、日本を代表するレジェンド声優となった山寺宏一。Amazon Prime Videoで独占配信されるSFアクション大作映画『トゥモロー・ウォー』では、クリス・プラット扮する主人公、ダンの日本語吹き替え版を担当。エイリアンと死闘を繰り広げる男を気迫たっぷりに演じている。今年6月に還暦を迎えつつ、新たなチャレンジを続けてファンを楽しませている山寺だが「まだまだ働きたい! 声優業に定年がなくてよかった」とますます意欲旺盛。トップランナーとしての仕事の流儀や、「僕はメンタルが本当に弱くて。60代は、くよくよせずに過ごしていきたい」という告白と共に60歳の率直な願いを語った。現在と30年後の未来を舞台に、人類と地球を脅かす未知のエイリアンとの戦争を描く本作。2051年からタイムトラベラーが現代に舞い降り、30年後の世界では、“未知の生物との戦いに挑んだ人類が消滅する”という衝撃のメッセージを告げる。人類が生き残るための唯一の希望は、現代から選ばれた者たちが、戦いに参加すること。主人公のダンは、まだ幼い娘のために世界を救おうと決心する――。山寺は「ダンは頼りになる戦士でありながら、自分のやりたい夢を叶えられなかったという葛藤も抱えている人。妻と娘に向ける愛情もあり、そういったさまざまなバックボーンを考えながら、演じました」と役柄の印象を吐露。これまでも「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズなどで、クリス・プラットの吹き替えを担当してきた山寺だが、「クリス・プラットが演じると、どんな役柄にも人間味やユーモアのセンスがプラスされるような気がするんです。そういった面も、きちんと出したいなと思っていました」と心を込める。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)の公開にあわせてクリスが来日した際には、イベントで対面を果たした。山寺は、当時もその“ナイスガイぶり”を肌で感じたという。「クリスは、ものすごくいい人!」と笑顔を弾けさせ、「吹き替えを担当したハリウッドスターに会えるなんて、ものすごく貴重な機会ですよね。彼はとても明るくて、とにかくサービス精神旺盛。僕らに対しても『会えてうれしい!』と喜んでくれて。もちろん演技力もありながら、さらに人間性がすばらしいので、そういったものが役柄にもにじみ出ているんだと思います。本作でも、ダンが娘に向ける笑顔などを見ていると『ああ、クリス・プラットの笑顔っていいよな。こういう温かさは、彼そのものだな』と感じました」としみじみ。「彼の吹き替えを演じさせていただくと、シリアスなストーリーの中にもユーモアや軽やかさを加えることができて、人間性の幅のようなものを表現できる機会にもなる。それは、とても楽しいですね。また本作はクリスが製作総指揮も担っているんですが、彼が新しいチャレンジをした作品で吹き替えをやることができて、それもまたとてもうれしかったです」と喜びを噛み締めていた。恐ろしいエイリアンとの死闘は、目を見張るほどの大迫力。山寺は「クリスも、今回のアクションは大変だったでしょうね! 僕の貧弱な体では、一発でやられちゃうでしょう(笑)。 声優だと、実際に肉体で戦わなくとも、その世界を体験できますからね。いい仕事でしょう? 贅沢な思いをさせてもらっています」とにっこり。また「本作は人類の危機を救うというアクション大作でありながら、描かれる“親子の物語”がまたいいんです。泣きそうになってしまうくらいグッときたシーンがありました」と人間ドラマにも魅了されたという。壮大なスケールで、アクションと人間ドラマを描く本作。山寺は改めて、エンタテインメントの持つ力を実感したと続ける。「コロナ禍という、世界中が大変な時代。みなさんも、さまざまな事情を抱えていると思います。でもやっぱりエンタテインメントは、その世界に没入して爽快感を味わうことができたり、キャラクターを通していろいろなことを考えることができたり、とても豊かな時間をくれるもの。だからこそ、送り出す側も一生懸命に作るわけです。吹き替えで参加すると、海外でつくられた作品であれ、(作り手としても)その世界に深く入ることができる。これは声優としての特権かもしれませんね」と充実の表情を浮かべる。●慣れてはいけない「毎回、初めてのような緊張感を持って」幅広い役柄を演じて“七色の声を持つ男”と称されるなど、精力的に活動を続けている山寺だが、この6月に還暦を迎えたというから驚きだ。山寺は「まだまだ働きたい! 声優に定年がなくてよかった」と声を弾ませながら、「こんなに人間的に成熟していないまま、還暦を迎えると思わなかった」と吐露。「僕は、メンタルがびっくりするほど弱いんです。なので、60代は身体の健康はもちろん、もっとメンタルを鍛えたいです」と打ち明ける。「こういう仕事なので、いろいろな評価を受けるのは仕方のないことではありますが、落ち込むこともあります。最近ではエゴサを、まったくしなくなりました(苦笑)。でも本作のセリフで、ものすごく力をもらったことがあった」そうで、「ダンが『最高の未来は、いつだって目の前にある』と言うんですが、これは本当にそうだなと思った。僕はいつも、先のことを心配しすぎたり、まだ起きていない未来のことを想像してしまったりと、ネガティブなところがある。でも『そうじゃないんだ。まず今、目の前にあるものを大事にすることが必要なんだ』と思った。60代は過ぎ去ったことをくよくよせず、先のことを心配しすぎず、心身ともに健康に過ごしていきたいですね」と穏やかに微笑む。声優として、長く第一線を走り続ける秘訣はあるだろうか? すると「スキャンダルに気をつけることですね(笑)!」と茶目っ気たっぷりにコメントしつつ、「僕たちの仕事は、まずキャスティングしていただかなければ、演じることもできない。キャスティングしてもらえたら、そこで努力をするのは当たり前のこと」と切り出した。「完成した作品を観て『山ちゃん、この役に合っていないな』『オリジナルのよさを日本版で伝えきれていないな』と思われたら、すぐに次の仕事は他の人にいってしまうでしょう。例えば森川(智之)くんとか(笑)。頼もしい若手もどんどん、出てきますからね。1本、1本がオーディションのようでもある」となんとも厳しい世界を生きている。だからこそ「現場ごとに、しっかりと答えを出すことが大事」と力強く語る山寺。「吹き替えだとしたら、オリジナルのすばらしさを損なわないよう、作品をきちんと理解し、役者さんの心情や監督さんの思いまでを、声優として伝えられるように頑張る。吹き替えは、ある程度の経験や慣れが必要な作業ではありますが、気持ちとしては、絶対に慣れてしまってはいけない。『こうやればいいんだ』と舐めてかかるのは、一番やってはいけないことだと思います。毎回、初めてのような緊張感を持って、真摯にやること。秘訣と言えるものがあるとしたら、これに尽きると思います」。『トゥモロー・ウォー』は、Amazon Prime Videoにて7月2日より独占配信■山寺宏一1961年6月17日生まれ。宮城県出身。1984年、声優を目指して東京俳優生活協同組合の養成所に入所。1985年、OVA『メガゾーン23』で声優デビューした。以降、声優として「エヴァンゲリオン」シリーズの加持リョウジ役、「それいけ!アンパンマン」のチーズ役など、数々のアニメーション作品に出演。洋画の吹き替えでは、ジム・キャリー、エディ・マーフィーをはじめ、多くの海外俳優を担当。そのほか、バラエティ番組の司会、ラジオのDJなど、幅広く活躍中。
2021年07月01日人気声優の山寺宏一さん(60)が、タレントの岡田ロビン翔子さん(28)と結婚したことを発表しました。山寺さんは3度目の結婚。お相手との年齢差が31歳ということで、注目が集まっています。たしかに31歳も年下の女性と恋愛関係になるなんて、あまり多いことではないでしょう。しかし山寺さんの現在の立場を見ていくと、仕事で成功している男性ならではと感じずにはいられません。また“超年の差婚”をした男性に対して“凄い!”といった見方をする風潮もありますが、 “より努力が必要な選択”をしているようにも感じます。それは一体、どんな努力なのでしょう。■キャリアと年齢がリンクしにくい難しさ31歳差の結婚。一部からは“娘と父親ほどの年齢差”といった指摘も上がっています。ただそうした指摘には、山寺さんのキャリアや立場は「年を取る」ということを実感しにくいという視点が抜けている気がします。当たり前ですが、人は1年1年経過するとともに客観的な年を取っていきます。しかし「自分はもうトシだな~」といった主観的な年齢は仕事環境や肉体的な衰えから感じるため、職種や体調によって個人差が生じやすいのです。山寺さんは人気声優ということもあり、子ども向けや若者向けのお仕事をする場面も多い方。関わる仕事のメンバーもマスコミという業界特性から、年齢層が常に若いことも考えられます。さらに体が資本の声優さんであれば、健康面のケアは当然されているでしょう。だから、肉体的な衰えを一般的な60歳ほどは感じていないことも推測されます。こうした要素を総合すると客観的な年齢は理解しつつも、主観的な年齢はもっと若い可能性があります。そうなった場合、同世代に恋愛の目を向けにくくなる部分もあるのではないでしょうか。つまり芸能人の超年齢差婚というのは、一般人の年齢差とはかなり事情が異なるように思うのです。■50代独身男性が見る「子ども」という夢また50代以上の男性による年の差婚という部分にも、筆者は気になった点がありました。それは過去に婚活取材をしていく中で見えた50代男性が、「子ども」という存在に“最後の憧れ”のようなものを強く抱くケースも多いからです。婚活を意識した際、30代は男女どちらも「子どもが欲しい」と望んでいる場合が多いです。これが40代になってくると女性の場合は「まだ間に合うかも」という望みを抱く方と、シングル同士の結婚生活を想定している方に分かれていきます。そして女性の50代は、老後のパートナーシップを想定して婚活する流れになります。一方で男性だと40代での子ども希望は人それぞれといった感じに見受けられるのですが、50代になると「ラストチャンス」といった感覚を強く抱いている方が一定数いるように思います。これは特に、初婚男性に多いように思います。子どもが成人したときに早くて70歳、遅くても80歳くらい。そう考えると人それぞれ意見が分かれる部分かもしれませんが、「まだ何とかいける……かも……」と考える気持ちは理解できます。■生活の差と心の成熟スピードの差をどう埋めるかただこうした女性が年下の場合の超年の差婚は、男女どちらもより多くの努力が必要。そのことを、みなさんは理解しているでしょうか。価値観というのは、人それぞれ違って当然です。ただ年齢という物理的な差は、それだけで生活の好みの差に直結している部分も多いのです。例えば脂っこい食事が年齢的に苦手な夫と、まだまだいける妻。はたまた早寝早起きが必要な夫と、夜ふかしできちゃう若い妻。こうした生活の好みの差は、年齢差による部分が大きい。こうした絶対的に考慮すべき要素が、超年齢差婚には最初から多いわけです。そのためにどちらかが全面的に合わせるか、歩み寄る努力が一層必要になってくるのです。また、年の差婚に憧れを抱く男性に伝えたい話もあります。それは“女性というのは結婚や出産や子育てといったライフイベントを通して、精神的にかなり成熟していく側面があること。そしてそれは時として、年上の夫をも置いていくほどのスピード感であることが多いということ”です。夫が「妻は年下だから」といつまでもお子様的な扱いをしていると、気づけば妻の方が精神的に成熟して夫をおいてけぼりにするほどしっかり者になっているケースもあるということです。価値観の差はどの夫婦でも常に理解し、努力して埋めていくことが必要です。しかしそれに加えて年齢的な差から生まれるさらなる価値観の差や成長スピードの差といった部分は、向き合い続ける一層の努力が必要となってきます。客観的に若い女性と結婚して「羨ましい」といった声もあるでしょう。しかし超年齢差婚は、それだけ努力が必要になる行為。その決意なくして踏み切るのは、リスクが高いと言えるのかもしれません。山寺さんの結婚はこうした要素から、なんだか「頑張れ」と言いたくなってしまいます。それは“山ちゃん”として、個人的にもお世話になった親しみからなのでしょうか。とにもかくにも、ご結婚おめでとうございます!(文:おおしまりえ)
2021年06月23日声優の山寺宏一(59)が6月14日、3度目の結婚を発表した。お相手はガールズグループ『チャオ ベッラ チンクエッティ』の元メンバーで、現在はタレントとして活躍中の岡田ロビン翔子(28)。その年の差は31歳となる。山寺は93年に2歳下の声優・かないみか(57)と結婚。06年に離婚すると、12年6月には17歳下の声優・田中理恵(42)と再婚。しかし、18年7月に再び離婚となった。そして今回、還暦目前で半分以上も年下の女性のハートを射止めたことになる。85年に声優デビューを果たして以降、長年にわたり第一線で活躍してきた山寺はなぜここまでモテるのか?理由について、ある映画関係者は“真面目でストイック”と評判な仕事ぶりをあげる。「山寺さんは、したい役柄があれば自分から『オーディションを開催してほしい!』と話すほど仕事熱心。さらに後輩の花江夏樹さん(29)たちがいい仕事をしていると『悔しい!』と思うこともあるそうです。また70歳になっても仕事をしていたいといい、還暦以降は“鍛えて学ぶ10年にしたい”と語っていました。そのため今でもボイトレをしていて、体や声を鍛えることも欠かさないと決心。仕事に対する姿勢から神谷明さん(74)といった先輩たちからの信頼もとても厚いんです」(映画関係者)■真面目で誠実、そして繊細。“強さと弱さ”を併せ持つ山寺宏一そして、“誠実さ”でも慕われているようだ。『シネマトゥデイ』によると16年11月に開かれたチャリティイベントで山寺は、時間ギリギリまでファンにサインしていたという。「仕事で後輩が悩んでいたら、ときに山寺さんはアドバイスをすることもあるそうです。本人は何気ない言葉をかけたつもりでも、『救われた』と話すひともいましたね。いっぽうイベントやインタビューでは後輩に話を振ることは忘れませんし、彼らを立てることもあります。女優の松岡茉優さん(26)は山寺さんが19年近くレギュラーを務めた番組『おはスタ』(テレビ東京系)出身。彼女も山寺さんを慕う1人で、“芸能界のお父さん”と呼んでいました」(テレビ局関係者)岡田も結婚発表のコメントで、山寺についてこう語っていた。《真面目で誠実な姿に惹かれ、びっくりするくらい繊細な彼を支えていきたいという思いが芽生えました》いっぽうで、山寺本人もTwitterのプロフィールに《打たれ弱く、褒められて伸びるタイプです》とつづるなど、“繊細さ”もモテる理由のようだ。「“七色の声”といわれ、声優界のレジェンドとして名高い。その分、山寺さんは心を許した人にしか弱音を吐きません。そもそも彼はシャイで女性と話すのも苦手なタイプ。だからこそ、ユーモアを欠かさないそうです。“強さと弱さ”を併せ持つ彼だからこそ、女性の心がくすぐられるのでしょうね」(前出・テレビ局関係者)年下の女性たちを魅了する山寺。3度目の正直になるだろうか?
2021年06月15日2021年6月14日、声優の山寺宏一さんが3度目の結婚をしたことを自身のTwitterで発表しました。お相手は、タレントで2018年まで活動していたアイドルグループ『元THEポッシボー』のメンバー、岡田ロビン翔子さんです。山寺さんと岡田さんは、2020年3月まで放送されていたラジオ番組『The BAY☆LINE』(bayfm)で共演したことをきっかけに出会いました。サンケイスポーツによると、2人の交際期間は約1年で同月9日に婚姻届を提出。同居はしておらず、挙式・披露宴は未定だといいます。山寺さんの結婚報告は以下の通り。ご報告です。 pic.twitter.com/gnoRgqWqZa — 山寺宏一 (@yamachanoha) June 14, 2021 59歳の山寺さんに対し、岡田さんは28歳と、31歳の歳の差がある2人。山寺さんは、歳の差を乗り越えて結婚を決意した岡田さんに感謝し、「このような時代に一緒に生きていくことを決めた我々を、どうか温かい目で見守っていただけたら幸いです」とつづっていました。投稿を見た人たちからは、「山ちゃん、おめでとうございます!」「リスナーとして嬉しいです!お幸せに」「年齢は関係ありません!人生楽しんだもん勝ち」など、お祝いのコメントが相次いでいます。「世代も育ってきた環境も違うけど、互いに支え合い人生をともに歩んでいきたい」という山寺さん。末永く幸せになってほしいですね。おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2021年06月15日展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」が、群馬・渋川市の原美術館ARCにて、2021年4月24日(土)から2022年1月10日(月・祝)まで開催される。原美術館とハラ ミュージアム アークが「原美術館ARC」として集約40余年の歴史を歩んできた東京・品川の原美術館と別館のハラ ミュージアム アークが統合され、2021年4月、群馬県の地で「原美術館ARC」として再スタートを切る。豊かな自然の中にたつ「原美術館ARC」は、漆黒の建物それ自体が美術品のように美しく、館内には、書院造をモチーフとした特別展示室「觀海庵」などが設けられている。設計は世界的建築家・磯崎新が手掛けた。“虹”をテーマに、多彩な作品を紹介する最初の展覧会「原美術館ARC」としての初めての展覧会は、多様性や共存、平和の象徴ともいえる“虹”をテーマとし、現代美術を集めた「原美術館コレクション」と、国宝・重要文化財を含む東洋古美術からなる「原六郎コレクション」の中から、様々な国籍や文化を背景に持つアーティストたちの作品を紹介する。なお、本展は第1期と第2期に分かれており、各期で異なる作品に出会うことができる。約1,000点から構成される「原美術館コレクション」「原美術館コレクション」は、1950年代以降の世界各国の現代美術を、原美術館設立当初から収集し続けてきたものだ。理事長・原俊夫独自の視点で選ばれた絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど約1,000点で構成される。「虹をかける:原美術館コレクション」展では、2018年の「現代美術に魅せられて」展で出品されたものや、惜しくも中止となった原美術館最後の収蔵品展に展示する予定だった作品群を中心に紹介する。草間彌生、蜷川実花、荒木経惟、安藤正子、ジム ランビー、クリスチャン ボルタンスキーらに加え、原美術館でも人気を博した奈良美智や宮島達男の作品もリニューアルし展示される。狩野探幽や円山応挙らの作品が揃う「原六郎コレクション」一方「原六郎コレクション」では、明治時代の実業家である原六郎が収集した古美術から、中国陶磁の真髄を伝える国宝「青磁下蕪花瓶」、浮世絵美人図の先駆けとなる重要文化財「縄暖簾図屏風」をはじめとする近世日本絵画や書、工芸を所蔵している。本展では、近世日本の住宅に特徴的な書院造をモチーフとした展示室で、狩野派の日本絵画や円山応挙の大作画巻「淀川両岸図巻」といった作品と現代美術の競演を楽しむことができる。【詳細】展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」会期:第1期 2021年4月24日(土)~2021年9月5日(日)、第2期 2021年9月11日(土)~2022年1月10日(月・祝)会場:原美術館ARC住所:群馬県渋川市金井2855-1TEL:0279-24-6585休館日:木曜日(祝日と8月を除く)、展示替え期間、1月1日(土)入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70 歳以上 550円※原美術館メンバーシップ会員は無料、学期中の土曜日は群馬県内の小中学生の入館無料※ぐーちょきパスポートを提示、障がいのある人は特別料金規定あり※団体については問い合わせ※伊香保グリーン牧場とのセット券(一般 1,800円、大高生 1,500円、中学生 1,400円、小学生 800円)※カフェ、ミュージアムショップのみ利用の場合も原美術館ARC への入館料が必要。【出品作家(予定)】全期:アニッシュ カプーア「虚空」、草間彌生「ミラールーム(かぼちゃ)」、宮島達男「時の連鎖」、森村泰昌「ロンド ネオ」(仮題)、奈良美智「My Drawing Room」、鈴木康広「日本列島のベンチ」、束芋「真夜中の海」第1期(春夏季)現代美術:艾未未(アイ ウェイウェイ)、カレル アペル、アルマン、今井俊満、トム ウェッセルマン、アンディ ウォーホル、エロ、河原温、工藤哲巳、篠田桃紅、篠原有司男、ジャスパー ジョーンズ、杉本博司、須田悦弘、ジャン デュビュッフェ、ルイーズ ニーヴェルスン、ナム ジュン パイク、ルチオ フォンタナ、ジャクソン ポロック、クリスト、三木富雄、ロバート メイプルソープ、ロバート ラウシェンバーグ、ジム ランビー、李禹煥(リ ウファン)、ロイ リキテンシュタイン、ジェームス ローゼンクイスト、マーク ロスコなど古美術:狩野探幽「龍虎図」、円山応挙「淀川両岸図巻」など第2期(秋冬季)現代美術:荒木経惟、安藤正子、アドリアナ ヴァレジョン、フランチェスカ ウッドマン、加藤泉、加藤美佳、アンゼルム キーファー、ウィリアム ケントリッジ、マリック シディベ、周鉄海(シュウ テイハイ)、崔在銀(チェ ジェウン)、ジェイソン テラオカ、ミカリーン トーマス、蜷川実花、クリスチャン ボルタンスキー、ジョナサン ボロフスキー、増田佳江、やなぎ みわ、柳幸典、米田知子、横尾忠則、ピピロッティ リスト、ジャン=ピエール レイノーなど古美術:狩野派「雲龍図」、狩野派「層嶺瀑布図」など
2021年03月25日持ち前の演技力と声質で、『声優界の生きるレジェンド』と評される山寺宏一さん。数多くのアニメや吹替で声優として活躍するだけでなく、1997~2016年にはバラエティ番組『おはスタ』(テレビ東京系)で長年にわたってレギュラーも務めていました。山寺さんといえば、同一人物とは思えないほどの演じ分けが魅力。声を巧みに変化させ、同じ作品で複数のキャラを担当することも珍しくありません。山寺宏一の『アンパンマン』台本が凄まじいと話題に2021年2月22日、山寺さんはTwitterにアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)の台本についてのエピソードを投稿しました。同作品は、誰もが知っている国民的キッズアニメ。山寺さんは主要キャラであるジャムおじさんやチーズをはじめ、多くのキャラの声を担当しています。そのため『それいけ!アンパンマン』の収録現場では、『生きるレジェンド』の山寺さんですらお手上げをする事態が発生したのだとか。山寺さんが投稿した、台本の中身をご覧ください。さすがに3役同時はムリこのシーン、カバオはたまたまいなかった pic.twitter.com/tfDtmMhy5q — 山寺宏一 (@yamachanoha) February 22, 2021 該当するシーンは、バタコさんとチーズ、ジャムおじさん、てんどんまん、かまめしどん、カツドンマンの5人と1匹が同時に「いただきます」をいう演出です。ここで問題なのは、山寺さんが演じる役。なんと、6役中の半分を山寺さんが担当しているため、3役を同時に演じる必要が出てきてしまったのです!山寺さんといえど、これは分身をしないと演じることができないでしょう。とはいえ、「さすがに3役同時は無理」といっているため、2役ならギリギリ可能なのかもしれません…。投稿は拡散され、多くのキャラを演じ分ける山寺さんの技術に驚く人が続出しています。・こんなに多くの役を担当するなんて、すごすぎる。さすがは山寺さんだ。・あのレジェンド山寺さんでも、さすがに3役同時は無理だったか…。・『アンパンマン』を見るたびに「山ちゃん大変だなー」って思います。いつもお疲れ様です!同作品で、ほかにもピクルスやカバオくんなど、数えきれないほど多くのキャラを担当してきた山寺さん。本人が「無理」といっていても、「あの山寺さんなら3役同時もできるのでは…?」と思ってしまいそうです![文・構成/grape編集部]
2021年02月22日井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』が11月6日より公開される。ヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)を映画化した同作は、長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、お弁当を作り続けた日々を描いた心温まる作品だ。井ノ原と、後輩である道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が親子役を務めたことでも注目を集めている同作。今回は井ノ原にインタビューし、作品の思い出や後輩の道枝についても話を聞いた。○■息子役・道枝駿佑17歳の叫びに感銘――原作者の渡辺俊美さんから、直接音楽やお弁当作りの指導をしてもらったり、息子さんのお話を聞いたりといったことはあったんですか?ギターの練習はスタジオで「一緒にやろう」という感じでした。全て俊美さんが作った曲なので、「ここはこうやって弾いた方がいいよ」といったアドバイスをいただき、そこからまた家で練習しました。お弁当作りに関しては、料理のアドバイスと言うよりも、俊美さんがどうやって作っていたのかというお話を聞きました。ちょうど僕がやっていた舞台を観に来てくださって、楽屋で話し込んだら長くなってしまって(笑)。でも、そこで息子さんとの関係についてのお話も聞けました。道枝くんと歌った「Lookin’4」という曲も、一緒にゲームをしていた時のことが元になってるんだ、とか(笑)。――息子役の道枝さんは18歳ですが、ご自身が同じくらいの時と比べたりすると、印象はいかがでしたか?会った時は17歳になったばかりだったんですが、とても礼儀正しかったです。KREVAくんとやついくんとバンド用のポスター撮影をしていたところに来てくれて、「東京に出てきたので……」と言って、「なにわ男子 道枝」と熨斗のついたお菓子をくれたんですよ。去年、舞台をやっていた時も、大阪公演に誘ったら熨斗をつけた差し入れを持ってきてくれて……お菓子屋さんに頼むのかな? ご両親もしっかりした方なんだなと思いました。僕は地元のゆるキャラのサブレしか持っていなかったから、恥ずかしくて(笑)。よく「最近の若いもんは……」と言うけど、いいことしか言えません!――井ノ原さんの青春時代は、けっこう破天荒だったんですか?バブル時代ですからね(笑)。周りに変わった方が多かったから、「そういうものなのかな」と思っていたら、だんだん時代が許さなくなってきて、今の若い子はそういうところで生まれた子たちなんだろうなと思うんです。道枝くんは東日本大震災も経験しているし、阪神大震災の話もずっと聞かされてるだろうし、それでコロナ禍もあり、色々と考えるだろうな、と。この作品についても、「当たり前の日常なのに、今では当たり前じゃないことばかりが詰まってる」と言ってて、本当によく考えてると思うし、その通りだと思います。――道枝さんとのセッションもすごく印象的でした。彼はハモったことがなかったみたいなんです。俊美さんにレコーディングについていただいたんですが、その前に何回か合わせたのに、なかなかうまくつかめなかったので、合間で一緒に練習しました。そうしたら飲み込みが早いから、僕がちょっと歌い出すだけで、彼のハモが途中から入ってくるようになって。ゲームみたいにチョコチョコと練習していました。――親子のシーンでは、どのようなところが心に残っていますか?一樹のいろいろな行動について、虹輝から「なんで?」と聞かれるシーンが多いんです。その度に一樹は「説明しなきゃダメ?」と返すんだけど、本人にとっては大きなことではなくて、単に「好きだから」とか、そういう理由。でもそれが虹輝にとってはすごく大きな問題で、そういう眼差しを受けた時に、一樹の気持ちで「あ、すいません」と思ってしまいました(笑)。「父さんがうまくいくのは、周りに甘えてるからだよ」と言われるシーンも、「ごもっともです」と思うし、息子の虹輝から強い眼差しを受けて、グッとくるところはたくさんありました。あとは、撮影が始まる時に「自分の中で大事にしてるシーンってどこなの?」と聞いたら、道枝くんが「浜辺で叫ぶシーン」と言っていたことが印象に残っています。初々しいのが、「あのシーンが大事だと思ってるんですよね」とかじゃなくて、「あのシーンが難しいと思ってる」「頑張りたいと思ってる」と言っていたところ。だから、「僕も見れたらいいな」と言っていたら、たまたま自分も撮影のあった日だったんです。道枝くんのそのシーンが見れて、「17歳の叫びって、すごいな」と思いました。そんな声はもう出ないと思ったし、感情の揺らぎもあって、彼の人間性が出るんだな、考えていることもいっぱいあるんだろうな……と思って。いいものを見せてもらったような気持ちになりました。最後のお弁当までの流れも、「人がものを食べている瞬間って泣けるな」と思ってグッときました。――KREVAさん、やついさんとは作中のバンド・Ten 4 The Sunsを演じられていましたが、ライブシーンもかっこよかったですし、結成20年という設定で、インタビューシーンなんかもすごくリアルでした。初対面だけど、2人とも最初からすごい話すから、ずっと会話していました。インタビューだと、テレビとまた違うところがあって、ちょっと素が出る感じ。でも20周年を迎えたバンドという設定だったので、ちゃんと話すことは話すという気遣いもあったり。やついさんもKREVAさんも、”お芝居”にならずに普通に話すから、「この人たち、すごいな」と思いました。本業だからこそ、リアルだなと思うところはあるでしょうね。同年代だし、それぞれいろんな形で音楽に携わってきたから、そういう部分が出ていてよかったと思っています。――今までのお話を伺っていても、テレビなどで拝見していても、井ノ原さんの意見や考え方がすごくフラットだなと思うんですが、どう培われてきたんでしょうか?徐々にだと思いますが、グループ活動して来たのは大きいかもしれないです。あとは、俳優というお仕事でも、例えば僕は今回母親役の倍賞千恵子さんのことをすごくリスペクトしていますが、それが演技に表れてしまったら元も子もないので、フラットにならないといけない。演技が終わった時に、きちんと人として尊敬しているという気持ちが出ればいいと思います。僕らの事務所の先輩や、役者としての先輩たちも「カットがかかるまでは関係ないから」と言ってくださっていたから、それが1番良い方法だとわかっていたんでしょうね。そういった先輩方から教わったことが、自分にも生きているんだと思います。■井ノ原快彦1976年5月17日生まれ、東京都出身。1995年にV6としてCDデビュー。以降、グループでの活動の見ならず、ドラマ、映画、舞台で俳優として、TVではMCとしても活躍の幅を広げ、老若男女問わず愛されている。主なドラマ出演作は、カンテレ開局60周年特別ドラマ『僕が笑うと』(19年)や、前シリーズを含めると15年にわたって出演している『特捜9』シリーズ(18〜20年)など。主な映画出演作は『天国は待ってくれる』(07年)、『FLOWERS』(10年)。昨年話題となった劇場版アニメーション『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』ではナレーションを務めた。
2020年11月06日お笑いコンビ・ロザンの菅広文と宇治原史規が先月25日、YouTube公式チャンネル「ロザンの楽屋」で、夢を持つことについて自身の考えを語った。「【夢があるかないか】で人の優劣を決めてはいけない」と題した動画内で、「夢を追うことって、そんなに素晴らしいことなのか。普通に淡々と暮らしていければええやん」と疑問をぶつけた菅。そのきっかけは、コンビニでの出来事だったそうで、「音楽やってるような感じの子おるやんか。『ここは俺の居場所じゃねーんだ』みたいな接客するやつおれへん? あれは夢の影響やと思うねん」「すごいふてくされてやってる子おるやんか。それがすごい嫌で」というエピソードを語った。芸人はもちろん、ミュージシャンもコンビニの店員も、「お客さんを楽しませる仕事」だという菅は、「本質としては一緒。お客さんに不快な思いをさせない。不快な思いをさせてしまってる段階で、音楽で成功するか? って」という辛らつな意見も。「そこまでの行程をサボるなよ! って思う。置かれてる状況を無視するなよって思う。自分の置かれてる状況をナシにするやん」と強い口調で諭した。そんな菅の考え方に、宇治原も、「『俺は夢があるから、これは腰掛なんだ。こんなことしてる人間じゃないんだ』っていうのが、一番間違えてる」と共感した様子。夢を持っている人が称賛されがちな世間の風潮についても、「色んな夢があるけども、一般的に語りがちな夢を、いいね! って言い過ぎやってことでしょ? 夢を持とうが持つまいが、持ってる人と持ってない人の間に優劣の差なんてない」と苦言を呈していた。
2020年11月02日中川大志が、ハリウッドで実写映画化された『ソニック・ザ・ムービー』で主人公ソニックの吹き替えを担当することが決定。山寺宏一、中村悠一、井上麻里奈といった人気実力派声優陣も参加することが分かった。連続テレビ小説「なつぞら」で国民的俳優となった中川さんは、今回声優挑戦3度目にして初の主演に抜擢。到着した特別映像では、中川さんが吹き替えるソニックが登場している。日本発の世界的人気ゲームキャラクターソニック役に決定したことについて、中川さんは「最初にお話を聞いたときは、驚きました。僕自身小さい頃ソニックのゲームをやっていて、すごく大好きなキャラクターでしたし、まさか自分がそのソニックの声をやらせてもらえるなんて想像もしてなかったので、最初はすごく驚きました」と喜び、「自分で良いのだろうかという不安と恐怖もありましたが、ソニックのキャラクターを作り上げたチームの皆様に僕の声で良いんじゃないかと仰っていただけて、嬉しかったです」とコメント。また、ソニックを狙う悪の天才科学者ドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)役は、『マスク』のジム・キャリー扮するスタンリー・イプキスの声でもお馴染みの山寺さんが担当する。中川さんは以前、バラエティのレギュラー番組で共演して以来、山寺さんを“恩師”として慕っているそう。声優として初共演する中川さんは「基本的に一人で収録だったので、尊敬する山寺さんに僕のソニックを聞いてもらうのは、すごくドキドキします!」と緊張を露わにするも、実際に聞いた山寺さんは「中学生の頃から大志は天才だって知ってますから、やはり大志は”大したもんだ”と思う(笑)。何にでもチャレンジして見事にクリアする才能の凄さ。でも彼は、努力の人でもあるんですよ。両方の意味で大したもんだ!共演がとにかく嬉しい!」と絶賛した。さらに、ソニックの相棒となる保安官トム(ジェームズ・マースデン)役は、キャプテン・アメリカの吹き替えでもお馴染み、「マクロスF」「うたの☆プリンスさまっ♪」「おそ松さん」といった人気アニメに多数出演する中村悠一。トムの妻マディ(ティカ・サンプター)役は、「スマイルプリキュア!」緑川なお/キュアマーチ役や「進撃の巨人」アルミン役の井上麻里奈に決定した。『ソニック・ザ・ムービー』は3月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ソニック・ザ・ムービー 2020年3月27日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures Corporation and Sega of America, Inc. All Rights Reserved.
2020年01月22日女優の原知佐子さんが1月19日に、上顎がんのため逝去した。84歳だった。原さんといえば、55年に新東宝ニューフェイスとしてデビュー。映画や舞台など幅広く活躍した。1970年代にはドラマ『赤いシリーズ』(TBS系)で、ヒロイン・山口百恵のイビリ役として存在感を発揮した。「原さんは『赤いシリーズ』で、百恵さんのファンが激怒するほどの意地悪な役を熱演しました。ですが演技以外では多忙を極める百恵さんを気づかって、食事に誘うといった優しい面もあったようです」(テレビ局関係者)最近の活躍では、映画『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』(’15)や『シン・ゴジラ』(’16)にも出演していた原さん。『シン・ゴジラ』では、背負われて避難する老婆役を演じていた。「原さんの登場シーンはほんの数秒でした。そのため、エンドロールで原さんを発見した観客も多かったようです。注意深く探さないとわからないほどだったので、原さんを見つけようと再び観劇する人もいたようです」(映画関係者)そんな原さんといえば、『ウルトラマン』シリーズを手がけた故・実相寺昭雄さん(享年69)がご主人だ。実相寺さんは円谷プロ制作の『ウルトラマン』や『怪奇大作戦』といった怪獣・特撮番組の監督として有名で、多くの映像作家たちに影響を与えた。原さん自身も特撮番組に数多く出演し、実相寺さんが携わった特撮ドラマ『ウルトラマンティガ』(’96)や『ウルトラQ dark fantasy』(’04)などにも出演した。「原さんは実相寺さんの作品に出演するいっぽうで、互いを詮索しない自由な夫婦関係でした。とはいえ、原さんはお墓参りには必ず行っていたそうです。実相寺さんは先祖を大切にする原さんに感謝していました」(前出・映画関係者)しかし、’06年11月29日に実相寺さんは胃がんのため逝去した。「当時、原さんは愛知県で舞台に出演していました。その間に実相寺さんの容体が悪化したようです。実相寺さんが永眠したことを確認すると、原さんは直ぐ舞台に戻ったと聞きました。原さんはその時のことについて、『舞台があったから気丈でいられた』と振り返っていました」(舞台関係者)生涯にわたって女優魂を貫いた原さんに、追悼の声があふれている。《マザラス星人やマノン星人役の…実相寺監督の奥様、原知佐子さん亡くなったのですか…ショックご冥福をお祈りします。》《原知佐子さん。凛とした女性でした。実相寺監督が亡くなった後にもウルトラシリーズに出演されたりして嬉しかったです。「シン・ゴジラ」にも出演。ご冥福をお祈りします》《原知佐子さん 実相寺昭雄さんの奥さまであり、『シン・ゴジラ』やウルトラシリーズにも出演なさってた『ウルトラマンオーブ』最終回前編でも、「太平風土記」に纏わる大事な役を演じられておりましたね お疲れ様でございました》
2020年01月20日声優界のレジェンド田中真弓と山寺宏一が、“10週連続ゲスト声優まつり”が行われている「ちびまる子ちゃん」に初参加することが分かった。来年1月にアニメ化30周年を迎える「ちびまる子ちゃん」。これを記念して企画されたのが、“10週連続ゲスト声優まつり”。10月6日の放送を皮切りに、「B.B.クィーンズ」やフジテレビのアナウンサーが声優を務め、本日は「ももいろクローバーZ」が登場する。そして今回新たに発表されたゲスト声優は、「ワンピース」のモンキー・D・ルフィ役や『天空の城ラピュタ』パズー役の田中さんと、「それいけ!アンパンマン」めいけんチーズ役(ほか多数)や「新世紀エヴァンゲリオン」加持リョウジ役の山寺さんと、もはや説明不要のレジェンド声優。まず、10月27日(日)の放送回に登場する田中さんが声をあてるのは、東京から清水の町に遊びに来た小学校3年生の透くん。幼い頃、おばあちゃんの家に遊びに来ていた透くんは、空き地で遊んでいてとある男の子と仲良くなる。一緒に紙ひこうきを飛ばす約束をしていたが、急に東京に帰ることになり、約束を果たせないまま5年が経過。久しぶりにおばあちゃんの家に遊びに来ていた透くんは、思い出の空き地を探しているときにまる子たちに出会い、一緒に空き地を探すことになる…という、さわやかでちょっぴり切ない物語「約束の紙ひこうき」の巻に登場する。そして山寺さんは、11月10日(日)の放送回に出演。演じるのは、「ものまねおじさんがやって来た!」の巻にて、ものまねが上手な露天商の男。まる子は町で動物のものまねがうまい露天商のおじさんと出会う。あまりにものまねが上手で、おじさんの周りにはたちまち人だかりができてしまい、店は大繁盛。すっかりおじさんのとりこになったまる子も、おじさんが売っている商品を買ってほしくてお母さんにねだっていると、おじいちゃんが買ってくれることに…というストーリーだ。今回の出演に関して田中さんは「嬉しい!と小躍りしました」と喜んだそうだが、「いざ収録が近くなってくると、色んなことを考え緊張してきました。少年役ということで、●フィに聴こえてしまわないか、、、とか(^◇^;)。当日、緊張のあまり、1時間早くスタジオに着いてしまい、皆さんに驚かれてしまいました。始まったら、楽しくて、あっという間に録り終えて寂しいくらいでした」と語る。また「小杉くんの、あるセリフに大爆笑。今も、思い出し笑いしています(笑)乞うご期待!本当に楽しかった~~!」とコメントしている。そして「やっと出る事が出来た!」と話す山寺さんは「レギュラーの方々は付き合いの長い大好きな先輩や友人だらけ!長年テレビを通して親しんだキャラクターの掛け合いを、生で聞く事が出来て嬉しかったです。僕は子供の頃から動物のものまねが好きで、その点においては声優界で誰にも負けない自信があります。なので、今回の役は実にありがたかったのですが、収録が凄く早いテンポで進んで行くのでチョット焦りました。でも本当に楽しい現場でした!」と収録の感想を明かした。「ちびまる子ちゃん」は毎週日曜日18時~フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2019年10月20日俳優の中村倫也と声優の山寺宏一が10日、都内で行われた実写映画『アラジン』MovieNEX発売記念スペシャル・トークショーに登壇。中村は、令和に入ってから新たな趣味としてゴルフを始めたことを明かした。本作は、映画史に残る名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだディズニーの名作アニメーション『アラジン』を実写映画化した物語。吹替版でアラジン役を中村、ジーニー役をアニメーションに続いて山寺が演じた。イベントで「アラジンです!」、「ジーニーさんでーす!」と陽気に登場した中村と山寺。山寺は「あ、ゴンさんだ!」と、話題を呼んだTBSドラマ『凪のお暇』で中村が演じた役名を呼び、中村を爆笑させた。実写映画『アラジン』は令和初の国内興行収入100億円突破作品に。中村は「おったまげですよね! 令和最初の大ヒットということで、とてもうれしいですし、公開になったあとのほうが作品の偉大さを改めて発見します」と喜び、反響についても「すさまじいです。おったまげです」と“おったまげ”という言葉で表現した。山寺も「本当にたくさんの方に見ていただいたということを実感しました。こんなに言っていただいたことはないくらい、いろんな方から『見ました』と言われました」と反響の大きさを語り、「僕の周りでは、最高劇場に10回足を運んだという方がいました」と明かした。また、令和元年を振り返り、中村は「最高です!」ときっぱり。「個人的に今年入ってからいろんな仕事をさせていただきましたし、プライベートでもいろんな出会いや新しい趣味ができたりいろんなことがあったんですけど、『アラジン』に携われたことは本当にでかい経験ですし、記念すべき年だったなと思います」と仕事とプライベートの充実ぶりを語った。司会者から新たに始めた趣味は何か聞かれると、「この夏、ゴルフのほうを始めまして、このあいだ初ラウンドに行かせていただいたんです」とゴルフデビューを告白。『凪のお暇』のスタッフと回ったそうで「初めてにしてパーを2回出しました」「スコアは130でした」と明かすと、山寺は「天才!? ビギナーズラック!? そんな人います!? ド天才だよ。倫也君さすが、運動神経いいんだね」と感心していた。『アラジン』MovieNEXは発売中/デジタル配信中。
2019年10月10日GENERATIONS from EXILE TRIBEが、ニューシングル『Brand New Story』をリリース。メンバーの数原龍友さんが、今回の曲で表現したもの、そして、今後挑戦していきたいことについて語りました。30歳の時、圧倒的な輝きを放っていたい。新曲のデモテープを聴いた瞬間、探し求めていた曲と出合えた手応えがありました。ビートがあり今っぽいけど、温かみもあり、それがEXILEらしい。今作のように歌が前に出る楽曲は表現遊びが楽しいのですが、特に“歌は楽しいな、いいな”とあらためて強く感じられた作品です。今は、次のツアーで昨年の完成度を超えていくには何をすべきかと考えている時間が、すごく楽しい。想像を超えないと熱狂には繋がらないから、誰も観たことのないものを作りたいです。ファンの皆さんは、思わぬところで僕たちを包んでくれることもあれば、逆に、こちらの気持ちがうまく伝わらないことだってある。でも、その経験を生かし、次の僕たちの形として提示していくわけだから、今のGENERATIONSは、ファンの皆さんが構築しているところが大きいと思います。そう、今年27歳になるのですが、30歳になった時に圧倒的な輝きを放っていたいんです。やるべきことをやりながら余裕のある、窮屈じゃない男。後輩に“数原さんは働いているけど遊んでいるし、いつ寝てるんだろう。あんなふうに自由に生きていきたいな”と思ってもらえれば嬉しいです。かずはら・りゅうと1992年12月28日生まれ。兵庫県出身。ボーカリスト。今はマリンスポーツに夢中。サーフィンと、湖でレイクサーフィンをやることにハマっている。シャツ 参考価格¥150,000中に着たカットソー 参考価格¥40,000(共にヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブ2012年にデビューした7人組ダンス&ボーカルグループ。アニメ映画『きみと、波にのれたら』の主題歌「Brand New Story」を収録したニューシングルが発売中。今年は5大ドームツアーを予定。※『anan』2019年7月24日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU)取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾撮影協力・アワビーズ(by anan編集部)
2019年07月21日ディズニー映画『アラジン』(6月7日公開)のスペシャル・ナイトイベントが6日、都内で行われ、プレミアム吹替版キャストの中村倫也、木下晴香、山寺宏一、北村一輝が登壇。劇中歌の生披露が行われ、中村は山寺の歌声に感動していた。名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだディズニーの名作アニメーション『アラジン』を実写映画化した本作は、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジン、自由に憧れる王女ジャスミン、3つの願いを叶えることができる“ランプの魔人”ジーニーの運命の出会いと冒険を描いた物語。吹替版でアラジン役を中村、ジャスミン役を木下、ランプの魔人・ジーニー役を山寺、ジャファー役を北村が演じた。イベントでは、アニメーション版でもジーニーを演じた山寺が、劇中でジーニーとアラジンが出逢うシーンで歌われる「フレンド・ライク・ミー」を見事な歌声で生披露。続けて、中村と木下が「ホール・ニュー・ワールド」をしっとりと歌い上げ、観客を魅了した。山寺の歌声をリズムに乗りながら隣で聞いていた中村は「すごい楽しかったです。こんな贅沢な機会そうないと思うので」と感激。「『アラジン』やることになって、一番の楽しみが、ジーニーとアラジンのコンビで山寺さんと声の掛け合いができることだったんです」と打ち明けると、山寺は「みなさん書いておいてください! 中村倫也がそう言ってます!」と報道陣にアピールして笑いを誘った。北村は「いやー歌は緊張しますね」とまるで自分も歌ったかのように語り出し、山寺と中村が「歌ってねーよ!」「歌ってない!」とツッコミ。2人はさらに「死ぬほど発声練習をしていた」「ずっと発声練習していた」と暴露し、3人のやりとりに会場から爆笑が起こった。木下は「ペンライトをみなさん振っていただいて、“ダイヤモンドの空”って言ったときに本当に世界が広がった感じがして、リラックスして、そのあとは楽しんで歌わせていただきました」と感動していた。
2019年06月06日ディズニーの実写版『アラジン』の公開を前日に控え6月6日(木)に試写会が開催。プレミアム吹替版の声優を務める中村倫也、山寺宏一、木下晴香、北村一輝が舞台挨拶に登壇し、名曲「ホール・ニュー・ワールド」、「フレンド・ライク・ミー」を生で熱唱した。■「フレンド・ライク・ミー」&「ホール・ニュー・ワールド」熱唱に会場熱狂最初に登場したのは、1992年公開のアニメ版に引き続き、陽気なランプの魔人・ジニーの声を担当した山寺さん。ノリノリで名曲「フレンド・ライク・ミー」を歌い、会場を盛り上げる。続いて、中村さんと木下さんが、アラジンが魔法のじゅうたんで王女・ジャスミンを外の世界へと連れ出す際に歌われる楽曲で、アカデミー賞最優秀歌唱曲賞を受賞した「ホール・ニュー・ワールド」を歌い、その歌声に映画を見終えたばかりの観客は酔いしれた。トークでは山寺さんは開口一番「蒼井優ちゃんと電撃婚した方じゃない方の山ちゃんです。“じゃない方”です!」と早速、昨日の蒼井優&山里亮太の結婚をネタにし会場を笑いに包んだ。山寺さんにとってジニー役、そして「フレンド・ライク・ミー」という曲は非常に思い入れのある大切な役と曲とのことで「この役が来なかったら声優をやめると言ってたほど」だという。それだけ思いがあるからこそ(?)、この日のライブでは「27年間歌い続けてきたけど、今回は違うバージョンなので、思い切りトチってしましました(苦笑)。すみません!」と間違ってしまったことを告白し平身低頭。それでも、アラジン役の中村さんは「最初にこの役が決まって、一番の楽しみは山寺さんと掛け合いができるということでした」と明かし、この日、観客の前での競演が実現し「すごく楽しかったです。こんな贅沢な機会はないです!」と満面の笑みを浮かべていた。北村一輝、歌わないのに舞台袖で発声練習?邪悪な大臣・ジャファー役の北村さんは、この日のスペシャルライブで歌う機会がなかったが、なぜかトークで「歌は緊張しますね、ホントに…」と語り、すかさず山寺さん、中村さんから「歌ってねーよ!」と突っ込まれ、にもかかわらず、舞台袖で発声練習していたことまで暴露される。さらに、ジャファーとの共通点の有無を聞かれると「共通点、ありますね。小っちゃいんですよ、考えていることが」と語り、会場の笑いを誘っていた。締めの挨拶で中村さんは「僕は小学校低学年の頃にアニメ版を見て、心躍らせた記憶があります。今年で33歳になるんですが、こうして仕事で『アラジン』に関わって、改めて実写版を見て、純粋さ、無垢さにハッとさせられる瞬間もあったし、そこで描かれるテーマは、あの頃、言葉にできないけど感じていたもので、この歳になっても大事なものだと思いました」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『アラジン』は6月7日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月06日声優の山寺宏一が6日、都内で行われたディズニー映画『アラジン』(6月7日公開)のスペシャル・ナイトイベントに登壇。お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が女優の蒼井優と結婚したことを受けて、“山ちゃん”違いで山寺にメッセージが届いたことを明かした。この日は、“プレミアム吹替版”のキャストが勢ぞろい。アラジン役の中村倫也、ジャスミン役の木下晴香、ランプの魔人・ジーニー役の山寺宏一、ジャファー役の北村一輝が登壇した。アニメーション版でもジーニーを演じた山寺は、劇中でジーニーとアラジンが出逢うシーンで歌われる「フレンド・ライク・ミー」を生披露。見事な歌声で観客を魅了し、中村や木下もリズムに乗って楽しんだ。歌唱後、山寺は「私、蒼井優ちゃんと電撃婚した方じゃない方の山ちゃんでーす!」とあいさつ。観客の笑いを誘い、「もしかしたら間違っている方が…。何人か友達にいたんで。『山ちゃん優ちゃんと結婚したの?』って」と、勘違いした友人からメッセージが届いたことを明かした。そして再び「じゃない方です!」と強調してから、「とても緊張しましたが楽しかったです。みなさん盛り上げてくれてありがとうございました!」と語った。本作は、映画史に残る名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだディズニーの名作アニメーション『アラジン』を実写映画化した物語。本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジン、自由に憧れる王女ジャスミン、3つの願いを叶えることができる“ランプの魔人”ジーニーの運命の出会いと冒険を描いた。
2019年06月06日実写版『アラジン』より、プレミアム吹替版で山寺宏一演じる魔人ジーニーが「アリ王子のお通り」を歌う、絢爛豪華な大パレードシーンが公開された。今回到着したパレードシーンでは、ジーニーがド派手なパレードの先頭で声高らかに歌い上げながら、ノリノリダンスを披露!「崇めたて!ひざまずけ!御姿ひと目、拝みに来い~!」とジーニーが持ち上げると、アラジン扮するアリ王子が豪華な山車に乗って登場。そして、沿道に集まった人々に笑顔で、しかしどこかぎこちなく手を振る様子も確認できる。この大パレードのシーンは、200人以上のエキストラとダンサー250人、そして7台ものカメラを使って5日以上をかけて撮影され、本作でも最大級のシーンになったそう。また、アリ王子が乗る山車は約3万7千もの花びらが使用され、制作に3週間かかったのだとか。このシーンについて、ジーニー役のウィル・スミスは「あのシーンはこの映画の中でも、僕のお気に入りのシーンの1つだよ!」と語っており、「あのパレードを撮影した時、もう一度ショットを取り直す際には、1時間以上の再準備が必要だったんだ!」とふり返っている。また「歌とダンス、ドラマとコメディ、そしてアクションや特殊効果のすべてがある映画は少ないんだ。一本の映画全体を通してもその全てがあることは少ないのに、僕らはたった一つのシーンでやっているんだよ!」と特別なシーンになっていると明かしている。本作でも“最大級”の見どころとなっている豪華絢爛なシーンは、ぜひ大きなスクリーンで体感して。『アラジン』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月04日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで吹き替えを担当した山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加が、この度、同じくマーベル・スタジオが贈る最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも吹き替えで参加することが分かった。最強ヒーローによる究極のチーム・アベンジャーズの前に今回立ちはだかるのは、最凶最悪の“ラスボス”サノス。これまでのMCU史上最も壮絶なバトルとなるであろう敵が登場するということで、「遂にアベンジャーズ全滅か!?」と早くも超話題となっている。そんな“アベンジャーズ”最大のピンチに、強力な助っ人として『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』吹き替えメンバー、「ノリノリ賞金稼ぎ/スター・ロード」山寺宏一、「毒舌凶暴アライグマ/ロケット」加藤浩次、「喋るキュートな“木”/グルート」遠藤憲一、そして「心が読める不思議ちゃん/マンティス」秋元才加が参戦する。そして、3月下旬に都内スタジオで行われたアフレコ収録。実は、4人揃ってのアフレコは今回が初。加藤さんは「楽しかったですね~!」とアフレコをふり返り、「アイアンマンは一人でもメチャクチャ強いですが、ガーディアンズは『みんなで!』みたいなところがありますよね。だから一人じゃない」とコメント。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では“大人”、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』では“子ども”のグルートを演じ、全編を通して「私は(僕は)グルート」というセリフのみで会話をする役どころの遠藤さんは、「ちょっと反抗期になっています」と明かし、「監督と『僕は』か、『俺は』にするかでけっこう時間がかかっちゃいました。英語では『I’m Groot』ですが、日本語は『俺』とか『私』なので、これは結構大きなテーマですよ」と裏話も披露。また山寺さんは、「この『アベンジャーズ』シリーズにガーディアンズチームが参戦し、さらに深く広く面白い作品になっております。今回、本当に最凶の敵です。みんなで一致団結してどう立ち向かっていくのか!?ぜひ、楽しみにして頂きたいです」とアピールし、「マーベル10周年ということで、本当にたくさんのキャラクターが出てくるのですごく豪華です。ぜひ楽しみにしていてください!」(秋元さん)、「正直に言うと、マーベルの情報量はあまり無いんです。そんな人間が見ても楽しめる作品です」(遠藤さん)、「“アベンジャーズ全滅!?”ということになってますが、そこがどうなるのかが見どころだと思うので、楽しんで頂きたいです!」(加藤さん)とそれぞれメッセージを寄せた。さらに、すでに吹き替えキャストとして発表されている米倉涼子、溝端淳平、「ももいろクローバーZ」百田夏菜子は、『アベンジャーズ』シリーズ初参戦となる4人へ、「ガーディアンズメンバーの皆さん、アベンジャーズへようこそ!最凶の敵サノスを倒すために一緒に頑張りましょう!」とメッセージを送っている。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は4月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年04月03日東京・品川にある原美術館では、創業者であり館長の原俊夫が自ら選定した「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展(My Favorites: Toshio Hara Selects from the Permanent Collection)」を、前期と後期に分けて2018年1月6日より開催する。草間彌生「自己消滅」1980 年 ミクストメディア サイズ可変©Yayoi Kusama一つひとつ丹念に収集した1950年代以降の絵画、立体、写真、映像、インスタレーションなど所蔵作品約1,000点の「原美術館コレクション」から、館長の原俊夫が初めて自ら選びキュレーションするコレクションが揃う。1970年代後半より1980年代前半までの初期収蔵作品を主とする前期を2018年1月6日から3月11日まで、企画展の開催などをきっかけに収蔵された作品を主とする後期を3月21日から6月3日まで行い、約40年に渡る原美術館の活動の一端を紹介する。ナム ジュン パイク「キャンドルテレビ」1980 年 テレビ、ろうそく 33x41x24 cm©Nam June Paik前期は、アメリカの作家で戦後絵画に大きな影響を与えた抽象表現主義のジャクソン・ポロックやマーク・ロスコ、その後続世代を代表するロバート・ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズ、世界を席巻したポップアートの代表者であるアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンシュタインなどの作品を展示。前衛的、実験的精神に溢れたヨーロッパの作家たちとして、絵画のジャン・デュビュッフェやカレル・アペル、彫刻のアルマンやセザール、ジャン・ティンゲリー。日本の作家からは、戦後日本美術を牽引した今井俊満、河原温、工藤哲巳、宮脇愛子などの作品が集結する。また、今も現役で活躍する草間彌生、篠原有司男、杉本博司、李禹煥、さらに世界に影響を与えたアジアの作家として、ナム・ジュン・パイクや艾未未(アイ・ウェイウェイ)などの作品が一堂に会する。蜷川実花「PLANT A TREE」2011 年 C プリント 48.5x72.8 cm©mika ninagawa Courtesy of Tomio Koyama Gallery後期は、安藤正子、荒木経惟、ヤン・ファーブル、加藤泉、ウィリアム・ケントリッジ、森村泰昌、奈良美智、名和晃平、蜷川実花、野口里佳、マリック・シディベ、杉本博司、束芋、ミカリーン・トーマス、アドリアナ・ヴァレジョン、やなぎみわの作品展示を予定。詳細は後日、ウェブサイト()にて発表する。原美術館の歴史を物語る作品が集結する貴重な機会、現代美術の魅力を存分に感じてみては。【イベント情報】現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展会期:2018年1月6日〜6月3日(前期1月6日~3月11日/後期3月21日〜6月3日)会場:原美術館住所:東京都品川区北品川 4-7-25時間:11:00〜17:00(祝日を除く水曜は20:00まで)休館日:月曜(祝日は開館)、1月9日、5月1日(展示替え休館3月12日~20日)
2017年12月21日声優の山寺宏一が、小栗旬主演の映画『銀魂』(7月14日公開)に登場するキャラクター・吉田松陽の声を務めることが28日、わかった。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。今回山寺が声を務める松陽は、坂田銀時(小栗)・桂小太郎(岡田将生)・高杉晋助(堂本剛)の師。3人は松陽が開いていた“松下村塾”にて共に武士道を学んだ幼馴染で、攘夷戦争に参加したのち、松陽を失いそれぞれの道を行くことになった。山寺はテレビアニメ『銀魂』(テレビ東京/2009年・2013年・2016年~2017年)、劇場版アニメ『銀魂 新訳紅桜篇』(2010年)にて同役を担当しており、実写版でも回想シーンに声として参加することになった。
2017年06月28日声優の山寺宏一(55)が31日、自身のTwitterに「彼氏とデートなう。に使っていいよ」と投稿。翌日のお昼にはYahoo検索ワードで「彼氏とデートなう」が1位になるなど、話題となっている。 投稿には「彼氏とデートなう。に使っていいよ」とのコメントとともに、山寺が窓際に立って振り向きざまにカメラ目線を送る画像も添付されている。これにファンが反応した模様。ツイートには約30万いいね!と17万回リツイートがつき、現在も拡散されている。 また山寺は「彼とデートなう」投稿の数時間後に、再びTwitterで《「彼氏とデートなう。に使っていいよ」あまりの反響に戸惑ってます。実はbayfm The BAYLINEの生放送中、相方のロビンに「アイドルや若者の車で流行ってる」と言われ、実験する事になったのです。何も知らない妻にその件でリプが行き、一瞬浮気を疑われました(笑)SNSってスゴい!》と驚きの胸中をつぶやいている。 これに対しネットでは「さっそく使います」「恐縮ながら使用させていただきました」「W不倫になるけど使います」という声とともに、「パパとデートなう」「旦那とデートなう」「エディマーフィー(の中の人)とデートなう」「カバオくん(の中の人)とデートなう」など山寺が演じてきたキャラクターの名前などもまじえたツイートが広がっている。
2017年06月01日4月に日本公開となる『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』。この度、本作の日本語吹き替え版の主人公レゴバットマン役を、山寺宏一が担当することが決定した。そんなのカンケイねーわがままヒーロー、我らのバットマン!強がりなクセにさみしがり屋の、めんどくささマックス男は、今日も町を守りまくっていた。タッグを組むのは、好奇心ピカいち、実力イマいちの半人前、パンいちロビン!バットマンに憧れるオチョーシ者は、今日もそう、パンいちになる…。この2人、ぜんぜんかみ合わない!そんなある日、宇宙に閉じ込められていたハンパないワルたちが、極悪ゾーンから逃げ出してしまう。その中にはキングコング、なんとヴォルデモートや「あの」怪獣まで!世界が終えんの大ピンチに襲われるとき、ついに、デコボココンビが立ち上がる――。アメリカでは、4週連続1位の大ヒットを記録するなど、レゴ(R)ブームを巻き起こした『LEGO(R) ムービー』。本作は、そんな『LEGO(R) ムービー』でヒーロー軍団を率いていたレゴバットマンが主人公となり、新たなレゴ(R)アドベンチャー大作が誕生した。先日、本作の日本語吹き替えキャストとして、バットマンの宿敵・ジョーカー役を子安武人、バットガール/バーバラ・ゴードン役を沢城みゆきが演じることが発表されたが、今回また新たに吹き替えキャストが決定。主人公・レゴバットマンを演じるのは、1月に放送された「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP」で、声優200人が「本気でスゴイと思った声優」第1位に輝いた山寺さん。人気アニメキャラクターからハリウッドスターまで、華麗に演じ分ける“七色の声を持つ男”山寺さんが、一体このハチャメチャ“かまってちゃん”全開キャラなレゴバットマンをどう演じていくのか必見だ。また、そんなレゴバットマンに憧れる少年・ロビン役には、昨年行われた「R-1ぐらんぷり 2016」で準優勝に輝いた小島よしお。映画『バットマン』シリーズのロビンは、バットマンの頼れる相棒役として大活躍するのだが、本作ではすぐズボンを脱いでしまうという役どころ。そして、歌姫マライア・キャリーが演じた女市長役には、「おかずクラブ」のオカリナ、バットマンを虜にする植物女ポイズン・アイビー役を「おかずクラブ」ゆいPが担当することも決定。配給会社ワーナー・ブラザース映画の金子氏は「実力髄一の山寺さんに、ぜひレゴバットマンを演じていただきたいと考えました。駄々っ子になったりラップを歌ったりと、いままで見たことのないレゴバットマンを、幅広いレパートリーを持つ山寺さんがどう演じていくのか、いまからワクワクしております」と期待を語り、小島さんついては「ロビンは元気で前向き、ノーテンキ、すぐにきついズボンを抜いでしまう天真爛漫なキャラクターです。その姿を見て真っ先に小島さんの存在を思いつきました(笑)」と起用理由を明かしていた。『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』は4月1日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月03日全員声優キャストによる本格コメディ『Run for Your Wife』が、11月30日(水)に開幕する。本作は、声優・俳優・タレントとしての活躍中の山寺宏一と水島裕、演出家の野坂実がコメディをやるために立ち上げた演劇ユニット「ラフィングライブ」の第2回公演。山寺、水島に加え、高垣彩陽、寿美菜子、岩崎ひろし、高橋広樹、小野賢章、横田健介という豪華声優陣が揃った。ラフィングライブ第二回公演『Run for Your Wife』チケット情報今回、その稽古場に潜入した。物語の鍵となるのは、タクシードライバー・ジョン(山寺)のとある秘密。実はジョンは、メアリー(高垣)とバーバラ(寿)というふたりの女性と結婚し、仕事のタイムスケジュールを完璧にコントロールすることで、重婚生活をエンジョイしていたのだ。しかし、あるアクシデントからスケジュールが狂い、ごまかすためのウソがウソを呼んで大パニックが巻き起こっていく――。イギリス人脚本家 レイ・クーニーの戯曲である本作。まず独特に感じたのは、このキャスティングでないと味わえない台詞回しだ。どこか洋画の吹き替えを彷彿とさせるノリとテンポが、海外のコメディ特有の面白さを引き立てる。さらに、山寺のハイテンションに動き回るドタバタっぷりや、高垣が躊躇なくやり遂げる振り切れた表情、水島と寿の一向に?み合わないやり取りなど、コミカルな芝居に大笑い。中でも小野の“オネエ”っぷりは濃厚で、すれ違いざまに岩崎の顔を撫でてお尻を触っていく姿には、稽古場が笑いに包まれていた。演出の野坂は、台詞の最初の一音のタイミングから次の動きにつなげやすい立ち位置まで、一つひとつを精査して、コメディの命である“間”を丁寧に調整していく。それに対しキャスト達も、わからないときは何度も確認しながら、確実に稽古を進めていく。そんな真剣さ漂う稽古場だが、雰囲気は和やか。ちょっとした確認でも毎回全力で演じる高垣に、水島が思わず「声がもったいないよ!」と声をかけるなど、山寺や水島、そして最年長の岩崎が積極的に空気をほぐしていた。誰かがひとりでセリフの確認をしていると他の人が稽古に付き合ったり、アドバイスしたり、それぞれが協力し合いながら芝居が作られている現場だった。公演は11月30日(水)から12月4日(日)まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて。12月1日(木)・2日(金)は、キャストによるお見送り企画も。取材・文:中川實穗
2016年11月28日