2022年6月17日(金)に笹川美和、渡邉紘STRINGSを迎え『LIVE in the DARK w/笹川美和×渡邉紘STRINGS』を開催します。春の星空をテーマに笹川美和が書き下ろした新曲「スピカ」を初披露すると共に、過去の公演で披露された夏・秋・冬の星空がテーマの楽曲、計4曲を含む笹川美和にとって実に3年半ぶりとなるアルバムの販売も決定しました。★笹川美和と渡邉紘STRINGSがプラネタリウムのステージに。春の星空をテーマにした「スピカ」も初披露!5度目の出演となる笹川美和が今回開催時期として選んだのは6月。季節の移ろいを見事に表現する彼女の名曲の中から、春/初夏にちなんだセットリストを披露する予定です。『LIVE in the DARK w/笹川美和×渡邉紘STRINGS』と題し、渡邉紘STRINGSより佐合庸太郎(Pf.)、根本理恵(Vn.)、若旅菜穂子(Vn.)、松宮茉希(Va.)、渡邉紘(Cb.)を迎え、ピアノと弦楽四重奏、そして笹川美和の歌声による特別な編成で開催します。本公演では春の星空をテーマに書き下ろされた新曲「スピカ」を初披露します。★四季の星空がテーマの4曲を収録した、笹川美和にとって3年半ぶりとなるアルバムを発表今年『LIVE in the DARK』が5周年を迎えることを記念し、笹川美和とのコラボレーションによるアルバムの発売が決定しました。収録されるのは、四季の星空をテーマにした夏曲「アルタイル」、秋曲「ペガサス」、冬曲「スバル」、そして今回披露される春曲「スピカ」の4曲。いずれも笹川美和自らライフワークと公言する『LIVE in the DARK』のために書き下ろされた楽曲です。アルバムのアートワークを手掛けるのは写真家・山口明宏。収録曲にインスパイアを受け、山口氏が制作する写真集(ブックレット)とCDがセットになった、特別な仕様になる予定です。さらに写真集には歌詞と共に、笹川美和書き下ろしのエッセイや初の短編小説も掲載される予定です。●CD情報/販売方法●タイトル:未定価格:2,500円(税込)内容:CD+ブックレット仕様の写真集(歌詞/エッセイ/短編小説を収録)収録曲:アルタイル/ペガサス/スバル/スピカ ※曲順未定販売方法:鑑賞チケットとCDがセットになった【CD付きチケット】の販売の他、公演当日会場でも販売予定★笹川美和コメント「LIVE in the DARK」の存在を知り、出演したいなぁと思い願った5年前。翌年想いは叶い、初めて出演を終えた日はただただ感動し、その感情は色褪せることなくずっと続いています。その後今回の奏者チームとのご縁まで頂き、ストリングス大好きな私は“このチームで曲を作れたら最高ですね!”などどと浮かれ気分で口走ると、二つ返事でこれまた叶うことに。四季をテーマに作り続け四つの曲が揃うことになった今回、“この曲たちを作品にしたいんです…”とかねてから膨らませていた想いを伝えると、なんとなんと記念作品としてまたまた叶うことになったのです。それも挑戦してみたかった短編小説を書く機会まで一緒に。願うことの輝きと、信じることの希望を与えてくれる「LIVE in the DARK」。まさに『星に願いを』。ぜひ皆さんも願いをかけにいらしてみませんか?星空のもと、音楽をご用意いしてお待ちしております。★『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。良質な音楽、そしてプラネタリウムという非日常空間で、特別なひと時をお楽しみください。●チケット販売に関して●■ticket board先行受付(抽選)2022年3月9日(水)18時~3月16日(水)23時59分の期間、ticket board先行受付(抽選)を行います。尚、本先行受付はticket boardにご登録いただければどなた様でもご応募いただけます。 ★先行特典★ticket board先行受付で【CD付きチケット】をお申込みいただいた方のCDには、写真集(ブックレット)の表紙に笹川美和の直筆サインが入れてお渡しします。尚、サイン記入箇所は選べません。また写真集のデザインに応じてサイン記入箇所が変更になる場合がございますので予めご了承ください。■一般販売2022年3月26日(土)午前10時~下記『LIVE in the DARK』特設サイトを通じ、電子チケットシステム「ticket board」にて一般販売を行います。 ※ticket board先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。※一般販売で【CD付きチケット】をお申込みいただいた方のCDには、笹川美和直筆サインは入りません。●チケット料金●■三日月シート(CD付き):20,000円(税込)/枚※三日月シート1枚のチケット料金に2名様分の鑑賞料金(15,000円)+CD2枚(5,000円)が含まれております。※三日月シートはCD無しのチケットの販売はありません。※CDは公演当日、会場にてお渡しします。■一般シート(CD付き):9,000円(税込)/枚※1名様分の鑑賞料金(6,500円)+CD1枚(2,500円)が含まれております。※【CD付きチケット】をご購入頂きますと、チケット料金が通常料金より500円割引になります。※CDは公演当日、会場にてお渡しします。■一般シート:7,000円(税込)/枚●『LIVE in the DARK w/笹川美和×渡邉紘STRINGS』イベント概要●出演:笹川美和/渡邉紘STRINGS日程:2022年6月17日(金)時間:1st Stage 18:00開演(17:30開場) / 2nd Stage 20:00開演(19:30開場)場所:コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン(R)特設サイト: ※約1時間の公演予定です。※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません。※イベント終了後は速やかなご帰宅をお願いいたします。【感染症対策及び、イベントに関する注意事項】※本公演は新型コロナウイルスを含む感染症防止対策を徹底し【全席販売】にて実施しいたします。※ご来場及び公演中のマスク着用は必須とさせていただきます(フェイスシールドのみ着用のお客様はご入場いただけません)※会場内での会話は控えていただき、公演中の歓声や掛け声、指笛などは固くお断りいたします(拍手や手拍子などでの応援をお願いします)※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております。本イベントは感染症対策の観点、及びプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。下記「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。●笹川美和(ささがわみわ) プロフィール●1983年2月23日生まれ、新潟県出身。シンガーソングライター。学生時代から地元・新潟を拠点に音楽活動を始め、2003年にavex traxよりシングル「笑」でメジャーデビュー。その独創的な世界と歌声が話題を集め、数々のCM、ドラマ、映画、舞台の主題歌に起用される。心の琴線に触れる繊細かつ圧倒的なライブは多くの人々の共感を集め、デビュー以降、言葉を紡ぎ出すストーリーテラーな面と経験を歌に昇華することから、 エッセイスト的シンガーソングライターとして唯一無二の楽曲を生み出している。●渡邉紘STRINGS プロフィール●クラシック音楽からポップスまで、多様なシーンで活躍をするコントラバス奏者・ベーシスト渡邉紘によるプロジェクト。弦楽器奏者を中心に、ピアニスト、作編曲家、音響技師により構成される。個々の奏者の高い演奏技術と音楽性を、様々なジャンル、ステージへと融合させ、音楽制作を行っている。【渡邉紘STRINGS 】●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月08日「原田治展『かわいい』の発見」が、名古屋のテレピアホールにて2022年3月19日(土)から5月8日(日)まで開催される。“オサムグッズ”原田治の回顧展「原田治展『かわいい』の発見」は、1970年代後半から90年代にかけて人気を集めた「オサムグッズ(OSAMU GOODS)」の生みの親であるイラストレーター・原田治の網羅的な回顧展。東京や神戸などでも開催された、没後初の全国巡回展だ。キャラクターグッズの先駆け、ブームを牽引原田治の描くキャラクターは、1950-60年代のアメリカのコミックやテレビアニメ、ポップアートなどから影響を受けた、簡潔な描線と爽やかな色彩が特徴。1976年に登場した「オサムグッズ」はキャラクター雑貨やファンタジーグッズの先駆け的存在となり、サンリオの「ハローキティ」とともにキャラクターグッズブームを牽引した。原田治のキャラクターたちは、その後の日本の“かわいい”文化に多大な影響を与えている。幼少期や初期作品など初公開資料も「原田治展『かわいい』の発見」では、原田治の創作を幼少期まで遡って紹介。すでに画才を発揮していた小学校時代のスケッチブックや、イラストレーターとしてデビューするきっかけになったニューヨーク滞在時の作品などの初公開資料を展示する。さらに、イラストレーターとして活動するきっかけとなった1970年代の『an・an』や書籍、ミスタードーナツやカルビーなどの企業広告、各種グッズ、絵本、エッセイ『ぼくの美術帖』などを通じて、多岐にわたる原田治の創作の全貌を見渡していく。「オサムグッズ」新作&復刻アイテムを販売また、展示に加え、グッズショップも併設。「オサムグッズ」の新作アイテムや、復刻アイテムなど多彩なグッズが店頭に並ぶ。【詳細】原田治展「かわいい」の発見 Osamu Harada: Finding “KAWAII”開催期間:2022年3月19日(土)~5月8日(日)会場:テレピアホール住所:愛知県名古屋市東区東桜1-14-25 テレピア2F時間:平日 10:00~16:00 / 土日祝 10:00~17:00 ※最終入場は閉場30分前入場料:・当日 一般 1,200円、小中学生 600円・前売 一般 1,000円、小中学生 500円・ペア早割チケット 2枚1組 1,800円チケット販売:チケットぴあ(Pコード:993-553)、イープラス、ローソンチケット(Lコード41778)、セブンチケット※前売とペア割チケットの販売期間は2月10日(木) 10:00~3月18日(金) 23:59※未就学児無料 ※小学生以下のみの入場は不可※会場の混雑状況に応じて、整理券の配布や入場制限の場合あり※会期などが変更となる場合あり、最新情報は公式ホームページで要確認【問い合わせ先】東海テレビ放送 事業部TEL:052-954-1107(平日10:00~18:00)
2022年02月12日原田知世が2022年6月にライブツアー『原田知世 40周年アニバーサリーツアー2022』を開催することが決定した。2019年11月以来2年半ぶりに行われる本ツアーは、2022年に迎える原田のデビュー40周年を記念したもので、大阪・オリックス劇場、愛知・名古屋市公会堂、そして東京・Bunkamuraオーチャードホール2DAYSまで全国3カ所4公演が開催される。チケットはオフィシャルホームページ先行抽選が12月26日まで行われている。デビュー以来俳優・歌手の両方で活躍を続ける原田は、田中圭とのW主演映画『あなたの番です 劇場版』が12月10日に公開されるほか、歌手としてもニューシングル『ヴァイオレット』を12月15日にリリースする。なおタイトル曲「ヴァイオレット」はゲスの極み乙女。やindigo la End、ジェニーハイなど多岐にわたる活動で知られる川谷絵音が作詞作曲およびサウンドプロデュースを手がけている。<ツアー情報>『原田知世 40周年アニバーサリーツアー2022』6月16日(木) 大阪・オリックス劇場開場 18:00 / 開演 19:00お問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888URL:月18日(土) 愛知・名古屋市公会堂開場 15:00 / 開演 16:00お問い合わせ:サンデーフォークプロモーションTEL:052-320-9100URL:月20日(月) ・21日(火) 東京・Bunkamuraオーチャードホール開場 18:00 / 開演 19:00お問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーションTEL:03-5720-9999URL:【チケット情報】全席指定:8,800円(税込)※未就学児童入場不可■オフィシャルホームページ先行抽選受付受付期間:12月9日(木) 12:00〜12月26日(日) 23:59受付URL:※事前にチケットぴあの会員登録が必要です。■一般発売日:2022年4月16日(土)<リリース情報>原田知世 ニューシングル『ヴァイオレット』2021年12月15日(水) リリース価格:1,320円(税込)原田知世『ヴァイオレット』ジャケット【CD収録内容】1. ヴァイオレット作詞・作曲:川谷絵音Sound Produced & Arranged by 川谷絵音2. 守ってあげたい作詞・作曲:松任谷由実Produced & Arranged by 伊藤ゴロー3. ヴァイオレット(instrumental)4. 守ってあげたい(instrumental)予約リンク:関連リンク原田知世 公式サイト:原田知世 公式Twitter:原田知世 公式Instagram:原田知世 ユニバーサル ミュージック公式サイト:
2021年12月09日深町秋生の小説を実写化する映画『ヘルドッグス』が、2022年9月16日(金)に公開される。主演は岡田准一、監督は原田眞人。原田眞人監督が人気小説を実写映画化『ヘルドッグス』映画『ヘルドッグス』は、デビュー作『果てしなき渇き』で2004年・第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を実写映画化するもの。潜入捜査官の葛藤を描き、“警察小説を超えた問題作”として話題になった小説を、『関ヶ原』『検察側の罪人』『燃えよ剣』などのヒット作を生み出した原田眞人の監督・脚本で実写映画化する。岡田准一が“狂犬”潜入捜査官に&坂口健太郎とコンビに主演は、『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き、原田眞人監督と3作品目のタッグとなる岡田准一。正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾を演じる。■主人公・兼高昭吾(かねたかしょうご)...岡田准一ヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官。「愛する人が殺される事件を止められなかった」というトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨て復讐することにのみ生きていた男。その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、関東最大のヤクザ組織「東鞘会(とうしょうかい)」への潜入という危険なミッションを強要される。■室岡秀喜(むろおかひでき)...坂口健太郎兼高が潜入を強いられるヤクザ組織の一員。死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在。満腹中枢が壊れており、常に空腹で何かを食べている。感情を抑えられないサイコパスな室岡だが、警察のデータ分析によると、兼高との相性がなんと<98%>。警察は、兼高に室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに組織へ潜入するよう指示を出す。もちろん、二人の相性は抜群で、二人は最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰め、なくてはならない存在となっていく。■吉佐恵美裏(きさえみり)...松岡茉優極道の女。兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つ、刺激大好きで挑発的なグリーンヘアの女。■土岐勉(ときつとむ)...北村一輝兼高と室岡のボスで、東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」の一人、筋の通った任侠100%の人情組長。人情に厚い。■衣笠典子(きぬがさのりこ)...大竹しのぶ東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係。武器は毒針。■十朱義孝(とあけよしたか)...MIYAVI東鞘会・七代目会長。ヤクザ社会では異例の人事で会長の座に就任し、組織をアジアで勢力を伸ばすにまで成長させたインテリヤクザで、新時代を引っ張る若きカリスマ。組織をのし上がっていく兼高が、室岡と共に護衛を務める事となる。頭が切れ、語学堪能、趣味は美術鑑賞、そして端正な顔立ちで耳にはピアス、さらに洒落たスーツに身を包みビジネスマンのような規則正しい生活を送っている。反面、華奢に見えて高い戦闘能力と、凶暴性も持ち得ている。・阿内将…酒向芳兼高の上司・警視庁組織犯罪対策部特別捜査官。狂犬・兼高の素質を見抜いてスカウトし、東鞘会へ潜入するよう指示する。警視庁の裏捜査のエース。・熊沢伸雄…吉原光夫十朱の秘書・熊沢組組長。組織の最⾼幹部として兼⾼、室岡にも⽬をかける通称“レスラー熊沢”。・三神國也…金田哲(はんにゃ)東鞘会のインテリチキン、東鞘会の三次団体である三神組の組長。兼⾼・室岡とは何かと対立しがちなライバル的存在で、2人に突っかかっては波乱を起こす。・大前田忠治…大場泰正東鞘会理事長。⿐を嚙み切られ、常に“鮫⽪のマスク”をつけている。関東最⼤のヤクザ組織を束ねる幹部の⼀⼈。・勝所杏南(ぜぜあんな)…木竜麻生高級鉄板料店のシェフ。室岡とある繋がりを持つ。・ルカ…中島亜梨沙東鞘会の面々が訪れる会員制クラブ「天童」のキャスト。・番犬…村上淳⼗朱の⼿下。“ある処理”を忠実に⾏う拷問場の管理⼈。・サロンの常連客…尾上右近阿内や兼高が密会する、とあるサロンの常連客。・恭子…杏子会員制クラブ「天童」のママ。・熊沢の妻・佐代子…赤間麻里子リーゼント&サングラススタイルが特徴的な、熊沢の妻。岡田准一が振り付け“ハードなアクション”にも注目裏社会をドラマティックに描く映画『ヘルドッグス』は、ハードなアクションシーンも見どころ。岡田准一が、アクションシーンの技闘デザイン(アクション振り付け)を担当した。クランクイン前から原田眞人監督と綿密な打ち合わせを行い、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。『ヘルドッグス』あらすじ真実は、誰にも明かせないーーかつて警官だった出月梧郎は、管内で起きた強盗殺人事件によって愛する人を失う。警官でありながらも彼女を守ることができなかったことを悔やみ、自ら犯人に復讐することを決意。1人、また1人、実行に移していく。強盗殺人事件の首謀者マッド・ドックを闇に葬った直後、警視庁組織に捕らわれる。そこで、出月は関東最大の広域暴力団・東鞘会に潜入するという危険なミッションを強要される。その日から兼高昭吾として第二の人生を歩き出すことになるのであった...。作品詳細映画『ヘルドッグス』公開日:2022年9月16日(金)出演:岡田准一、坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、⾦⽥哲、⽊⻯⿇⽣、中島亜梨沙、杏⼦、⼤場泰正、吉原光夫、尾上右近、⽥中美央、村上淳、酒向芳監督:原田眞人脚本:原田眞人原作:深町秋生「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント※PG12
2021年12月04日原田龍二(51)と妻の原田愛(48)が11月22日、愛の著書『別れない理由』の発売を記念して講談社で神前結婚式を行った。今年で結婚20周年を迎えた原田夫妻。各メディアによると、人生初の白無垢に身を包んだ愛は「20年前は結婚式の指輪の交換もしなかった」と明かし、「主人も20年目にして『指輪をしてみようか』と言ってくれた」と感無量の様子だったという。’92年放送の『キライじゃないぜ』(TBS系)での共演を機に、恋仲に発展した2人。愛は原田との交際を機に芸能界を引退し、’01年12月に結婚した。その後、夫妻は1男1女に恵まれ家族円満のように思えたが、’19年5月に原田に“4WD不倫”が報じられたのだった。「愛さんは夫の不倫を“許すことはできない”としつつも、離婚は踏みとどまったのです。愛さん自身も両親の離婚を経験していますし、子供たちからの反対もあったといいます。仲良く過ごしてきた原田さんとの付き合いを振り返り、『これからもうまくやっていける』と前を向く決心をしたそうです」(ワイドショーデスク)■「人間的に尊敬できる女性」一方、原田の不倫は世間的に大きく取り上げられたものの、その“代償”は最小限にとどまった。「不倫などの不祥事を起こした芸能人は、CMやタイアップなどを打ち切られることが通例になってきています。ただ、原田さんは報道直後の初動も早く、謝罪会見は時間無制限で実施。報道陣からの質問に一切言い訳することなく、正直に答えていました。原田さんは愛さんに『こんな馬鹿な亭主でごめんなさい』と謝ったところ、『原田、アウト!』とジョークを交えて叱られたとエピソードも明かしていました。そんな寛大な妻に、原田さんは『人間的に尊敬できる女性』と感謝しきりでした」(芸能リポーター)そんな反省ぶりが受け入れられたのか、現在も原田は映画やドラマ、バラエティ番組など幅広く活躍しており、仕事を失う事態には陥らなかった。なかでも原田が’18年にCMキャラクターとして起用された山本漢方製薬では、不倫報道後も原田は降板を免れる形に。さらには今年6月に同社商品「大麦若葉」の新CMで夫婦共演し、愛さんが“復帰”を果たしたのだ。同社の社長はスポーツ紙のインタビューで、原田について「撮影現場でみんなと楽しく仕事をしてくれます」と評価。不倫報道で降板とならなかった理由については、「契約を解除するのは普通なら当たり前の判断ですが、それではあまりにも寂しい。期待以上の仕事をしてくれるので、何とかしてあげたいという思いでした」と語っていた。また夫婦共演については、「家族愛」をテーマに「日本中を元気にしたい」との思いで愛にオファーをしたという。「子育てがひと段落してきたこともあり、愛さんは『いつまで経ってもチャレンジ精神を忘れたくない』との思いで快諾したと語っていました。約30年ぶりに原田さんとの共演になりましたが、原田さんは『あのようなことがなければ、夫婦共演のCMも来なかった』と振り返っていました。騒動後も仕事が続けられるのは、“妻のおかげ”と思っているようです。愛さんはオファーがあれば芸能活動を続ける意向のようで、将来的に夫婦共演が増えるかもしれません」(テレビ局関係者)真珠婚式となる次の10年に向けて、夫婦二人三脚で手を取り合っていくことだろう。
2021年11月23日俳優の原田龍二と妻の愛が22日、都内で神前結婚式を挙げ、その後、記者会見を行った。愛の著書『別れない理由』の発売を記念し、メディアの前で“永遠の愛”を誓う神前結婚式を行った2人。桂由美ブライダルハウスの協力で、「Yumi Katsura」の紋付き羽織袴と白無垢で登場した。2019年に龍二の不倫が報じられた際、「原田、アウト」の名言を放った愛は、『別れない理由』で、実は前科が2回あったと告白。3回も浮気されても龍二のことをパパと呼んで愛し、なぜ離れないのかをつづっている。愛は「私たちがなぜ別れなかったのか、今日ここに立っているまでの道のり……いろんな夫婦の形があると思いますが、私たちはこんな風にして今日に至っていますという内容が書かれています」と説明。「ありのままの私たちのいざこざを書いたものですが、あの人のうちどうなっているのかなと思った方々に読んでもらえたらうれしいです」と語った。すでに同書を読んだ龍二は「名古屋で仕事がありまして、名古屋で電車に乗って品川駅に着くまでに全部読んだのですが、新横浜あたりで目頭が熱くなりました。それまでは僕の浮気遍歴しか書かれてなくて自責の念に駆られていたんですけど、新横浜くらいで思わずグッときてしまいましたね。まさかあんな素晴らしい一言があると思いませんでした」と妻の言葉に感激したという。愛は、同書を執筆して「やっぱり自分の愛する人なんだなと再確認しました」と告白。「今回の本も原田愛として書かせてもらったんですけど、主人あっての私ですので、日々一緒に過ごしていくことでこれからも夫婦で思い出やらいろんなことを作り上げていけたらいいなと思っています」と夫婦の絆の強さを感じさせた。
2021年11月22日俳優の原田龍二と妻の愛が22日、都内で神前結婚式を挙げ、その後、記者会見を行った。愛の著書『別れない理由』の発売を記念し、メディアの前で“永遠の愛”を誓う神前結婚式を行った2人。桂由美ブライダルハウスの協力で、「Yumi Katsura」の紋付き羽織袴と白無垢で登場した。結婚式を終え、原田は「愛が出版したという、その記念という意味合いが強いかと思いますが、結婚指輪も交換させていただく儀式を執り行うこともできましたので、とてもうれしく思います」としみじみ。愛が「結婚して今年で20周年になるんですけど、20年前は結婚式も指輪の交換もしなかったので、今回神前式を開いてくださるということで、主人も指輪してみようかと言ってくれたので用意して式に備えました」と語ると、龍二は「決して指輪をしたくなかったわけではないですよ。俳優をしていると指輪をはずす機会が多くて失くしたくないというのと、基本的に装飾品をつけないので」と補足した。また、愛は「まさかこんな素敵なお着物を結婚20年目にして着させていただけるとは、感激しております。20年前はウエディングドレスを着て写真だけ撮らせてもらったんですが、出版記念に和装で用意してくださり本当に感謝しています」と感激。妻の白無垢姿に、龍二は「えーって感じはまったくない。常に見ている人なので、全裸だったとしても『えーっ全裸!?』みたいな感じにならない。それくらい違和感ない」と話し、愛が「きれいとか……」とツッコむと、「きれいだと思います。もちろんそれは言わずもがなっていうやつで」と照れ笑いを浮かべた。一方、愛も「凛々しい」と龍二を見つめ、「素敵なお着物を着させていただいて、気持ちが引き締まる。感激しています」と語った。謝罪会見から2年半。龍二は「もちろん精進中ですよ。死ぬまで執行猶予だと思っていますから」と述べ、「神様に見られても恥ずかしくない生き方をしようと思っていますので不穏な動きはないと思います」と語った。2019年に龍二の不倫が報じられた際、「原田、アウト」の名言を放った愛は、『別れない理由』で、実は前科が2回あったと告白。3回も浮気されても龍二のことをパパと呼んで愛し、なぜ離れないのかをつづっている。
2021年11月22日原田知世がニューシングル『ヴァイオレット』を12月15日にリリースすることが決定した。今作は2022年に迎える原田のデビュー40周年に先駆けて発売されるもので、表題曲「ヴァイオレット」はindigo la Endやゲスの極み乙女。、ジェニーハイなど多岐に渡る活動で知られる川谷絵音が作詞作曲およびサウンドプロデュースを担当。切ないメロディと原田の透明感ある歌声が絶妙に融合した1曲となっている。カップリングには、デビュー当時の1983年にカヴァーした松任谷由実の楽曲「守ってあげたい」を伊藤ゴローのアレンジ&プロデュースにより再カヴァー。併せて公開された今作のジャケット写真は、「ヴァイオレット」の歌詞の主人公をイメージしたイラストレーター・前田ひさえによる描き下ろし作品があしらわれている。またCDリリースに先駆け、「ヴァイオレット」が12月1日に先行配信されることが発表された。■原田知世 コメントデビュー40周年に向けて、現在ニュー・アルバムを制作しています。その中から、ファンの皆さまにひと足早く新曲をお届けしたいと思って、シングルをリリースすることになりました。川谷絵音さんが書き下ろしてくださった「ヴァイオレット」は、これからの私の歌手活動において大切な一曲になるであろう、とても素敵なナンバーです。来年はアルバムを携えて皆さまに会えることを楽しみにしています。<リリース情報>原田知世 ニューシングル『ヴァイオレット』2021年12月15日(水) リリース価格:1,320円(税込)原田知世『ヴァイオレット』ジャケット【CD収録内容】1. ヴァイオレット作詞・作曲:川谷絵音Sound Produced & Arranged by 川谷絵音2. 守ってあげたい作詞・作曲:松任谷由実Produced & Arranged by 伊藤ゴロー3. ヴァイオレット(instrumental)4. 守ってあげたい(instrumental)予約リンク:関連リンク原田知世 公式サイト:原田知世 公式Twitter:原田知世 公式Instagram:原田知世 ユニバーサル ミュージック公式サイト:
2021年11月05日傷ついた人の心にそっと寄り添う、ドラマ『スナック キズツキ』で、ママ・トウコを演じる原田知世さん。原田さんの役への寄り添い方とは。仕事先で、恋人から、家族から向けられた何気ないひと言に、小さく傷つく。誰にも身に覚えのある経験だけど、そんな傷ついた人が辿り着く、アルコールのない小さなスナックがある。お客たちはそこで溜め込んだ心の澱を浄化し、また日常へと戻っていく。そんな益田ミリさんの人気コミック『スナック キズツキ』がドラマに。「シンプルなお話ですけれど、読んでいてあたたかいものが伝わってくる作品ですよね。これが映像化されて、命を吹き込まれた登場人物たちが動きだすとどうなるんだろうと想像したら、とても面白そうで楽しみになりました」とは、スナック キズツキのママ・トウコを演じる原田知世さん。この人物、一風変わったキャラクター。お客が吐き出す悩みや愚痴を受け止め、慰めるでも励ますでもなく、歌に合いの手を入れたり演奏したり、踊ったり。気づけば、客たちのぎゅっと縮こまった心がゆる~く解きほぐされていく。「最初に原作を読んだときは、自分が演じる姿がなかなか想像できなかったんです。言葉遣いも結構ぶっきらぼうなので、どう言ったらいいかとか。たとえば、来店した人にまず『うち、アルコールないけど』って言うんですけど、もし私が初めてのお店でそう言われたら怯んじゃうと思うんです。それでもスナック キズツキには、お客さんをあたたかく受け入れる感じだったり、来た人が肌で感じる居心地のよさがあるんですよね。そこをどう見せたらいいかなと考えたとき、個性の強いキャラクターとして作り込むのではなく、自然に役と向き合うことで見えてくる気がしました。ただ、普段の私とも違うので、セリフひと言ひと言のニュアンスに気をつけながら演じていくうち、だんだん見えてきたというか…。撮影初日、昭和のスナックを思わせるセットに入ったら、へんに緊張もなくスッと馴染めたんです」この作品が魅力的なのは、誰かが一方的に傷つけたり傷つけられたりするのではないところ。何かに傷ついた人も、別のどこかで無自覚に誰かを傷つけている。そんな当たり前だけれど、見落としてしまいがちなリアルを、丁寧にすくい想像させてくれる。「誰しもが、どちらも経験していると思うんです。自分の人生だから自分が主人公であるべきで、主観的になってしまうのは仕方のない当たり前のことではあります。でも、どこかで誰かと関わるときに、相手の立場だったり想いみたいなものも想像して振る舞わなきゃと考えさせられます。この作品では、1話ごとに年代も性別も違ういろいろな人が店を訪れますけれど、多分誰かに共感したり、身近な人に重ねたりできると思うんです。それぞれは知らない同士だけれど、じつは思わぬところで繋がっていて、最終話まで見たときに全体像が見えてくるという展開の面白さもあります。ご覧になりながら、トウコさんという存在というか空気感みたいなものに触れて、ホッとしたり、癒されたりしてもらえたらいいですね」作品についてどこか楽しげに、丁寧に語りながら、ふと「トウコさんのスナックに、私も行ってみたいなって思います」と言ってフフフと笑った原田さん。「もし行けたら、ダンスしたいです。体を動かすことって、ガチガチになっていたものがポンて外れるというか、解き放たれる感覚がありますよね。ひとりで『さあ踊って』と言われたらやれないかもしれないけれど、トウコさんは、解き放つためのお手伝いを全力でやってくれるし、一緒に楽しんでくれる人。そういう人に導かれたら踊っちゃう気がします(笑)」視聴者としては、原田さんがママを務めるスナックならばぜひ訪れてみたい、と思うのだけど…。「トウコさんは魔法使いのようにいろんなものを出してきますよね。私にはそこまでのことはできないと思いますけど、一緒にカラオケを歌ったり、一緒に踊ったりはできますよ。相手が心を開いてくれたら、私、結構思い切って飛躍できるタイプだと思いますから」予想外の言葉に「ノリノリで?」と尋ねると「はい」といたずらっぽい笑顔で返された。可憐な雰囲気の中に、お茶目な一面も覗かせる。かわいらしい人、と言ったら失礼だろうか。「この作品ではずっと受け身の芝居で、トウコさん自身が自分を語ることはないんです。でも多分彼女も、すごく頑張ったり、心が折れそうになったり、悲しみもあったり、いろいろな経験をしてきたはずで。そして今、ちゃんと自分自身で地に足を着けて生きられている。飄々としていてユーモアのセンスもあって、心がとても健康的ないい大人だと思います」ドラマ24『スナック キズツキ』傷ついたものだけがたどり着ける店“スナック キズツキ”。オズオズと扉を開けた客をママがいざなう世界とは……!?毎週金曜24時12分~(テレビ東京系)放送中。【主演】原田知世【原作】益田ミリ『スナック キズツキ』(マガジンハウス)【監督】筧昌也、湯浅弘章【脚本】佐藤久美子、今西祐子©『スナック キズツキ』製作委員会はらだ・ともよ1967年11月28日生まれ、長崎県出身。’83年に映画『時をかける少女』でスクリーンデビュー。一昨年に出演したドラマ『あなたの番です』も大きな話題に。今年12月には『あなたの番です 劇場版』も公開に。Vネックニット¥58,000ギャザースカート¥55,000(共にhumoresque TEL:03・6452・6255)ネックレス¥153,000左手薬指のリング¥49,000左手小指のリング¥21,000右手のリング¥15,000(以上MAISON RUBUS. TEL:03・6427・9917)靴はスタイリスト私物※『anan』2021年10月20日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト、ヘア&メイク・藤川智美(Figue)(by anan編集部)
2021年10月18日この度、株式会社UMA design farm 代表取締役 原田祐馬氏が、コミュニケーションディレクターに就任しましたのでお知らせします。「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に向けて、一層地域社会とのつながりを強固にし、より多くの方に花園近鉄ライナーズを認知いただくよう努めてまいります。原田祐馬(ハラダ ユウマ)1979年、大阪府吹田市生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。UMA/design farm代表。どく社共同代表。名古屋芸術大学特別客員教授、グッドデザイン賞審査委員。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。メッセージはじめまして。原田祐馬です。地域に関わるブランディングやコミュニケーションデザインの専門性を活かし、クラブチームと地域の未来を一緒に考えていきたいと思います。父親の影響で、8歳から15歳まで吹田ラグビースクールに通い、高校でも3年間、ラグビーに熱中していました。高校卒業後は、吹田ラグビースクールで、20歳までサポートコーチとして参加していました。そこからは学業に専念し、観戦専門でしたが、これからは自分のスキルを活かして花園近鉄ライナーズの力になれるよう尽力します。よろしくお願いします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月02日漫画『僕の姉ちゃん』で知られる、益田ミリさんの人気作『スナック キズツキ』が、俳優の原田知世さん主演で連続ドラマ化されます。テレ東新ドラマ『スナック キズツキ』主演に原田知世日々に傷ついた人だけがたどり着ける不思議な架空のスナック『スナック キズツキ』が舞台の本作。店主のトウコを、原田知世さんが演じます。原田知世コメント『スナック キズツキ』こんなお店があったら私も行ってみたい。原作を読んでまずそう思いました。店主のトウコさんはお店に来た人たちの心にそっと寄り添い、思いもよらぬ方法で、胸にしまっていたモヤモヤを吹き飛ばしてくれる。不思議な魅力を持った人です。そんなトウコさんを、楽しみながら伸びやかに演じられたらと思っています。原作は、益田ミリ7年ぶりの描き下ろし作益田ミリさんの、7年ぶりの描き下ろし作ということでも話題となった『スナック キズツキ』。『スナックキズツキ』で繰り広げられる、ユニークな癒しの物語は、きっと誰もが共感してしまうことでしょう。また、心温まるオムニバスストーリーということで、毎回豪華なゲストにも注目。まだ出演ゲストは明かされていないものの、同局のヒット作『バイプレイヤーズ』なども手掛け、同ドラマでもプロデューサーを務める、濱谷晃一さんは「僕の好みすぎる」と太鼓判を押しています。一風変わったテイストのドラマを世に送り出し、コアな視聴者の人気を獲得してきた、テレビ東京のドラマ。今回の『スナック キズツキ』にも期待が高まります。テレビ東京の新ドラマ『スナック キズツキ』は、2021年10月8日、深夜0時12分から放送されます。[文・構成/grape編集部]
2021年08月31日「僕の姉ちゃん」の益田ミリによる漫画「スナック キズツキ」が、原田知世主演でドラマ化されることが決定した。本作は、家庭のこと、職場のこと、恋人とのこと…傷ついた人がたどり着くちょっと変わったお店「スナック キズツキ」が舞台。客を出迎えるのは、これまたちょっと変わった店主のトウコ。アルコールを置いていないこのスナックで、温かい飲み物と美味しい料理、そして歌を楽しみながら、日々ため込んでしまいがちなちょっとしたキズを、トウコと一緒に発散する物語。テレビ東京作品初出演にして初主演となる原田さんが演じるのは、スナックのママ・トウコ。歌ったり、楽器を演奏したり、どこか不思議な雰囲気を持ったスナックのママを演じる。「こんなお店があったら私も行ってみたい」と原作を読んだ感想を明かした原田さんは、「店主のトウコさんはお店に来た人たちの心にそっと寄り添い、思いもよらぬ方法で、胸にしまっていたモヤモヤを吹き飛ばしてくれる。不思議な魅力を持った人です。そんなトウコさんを、楽しみながら伸びやかに演じられたらと思っています」と意気込みを語っている。そして、原作者の益田さんは「主演のスナックのママ役が原田知世さんと伺ったときは、『あんなことや、こんなことを演じてくださるなんて!』と驚いたと同時に、素敵なドラマになることを確信しました」と期待を寄せている。ドラマ24「スナック キズツキ」は10月8日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2021年08月26日「交際がスタートしたのは今年に入ってからだそうですが、3年前のドラマ撮影現場でも、椎名さんが原田さんに好印象を抱いていることは伝わってきました。当時、制作に携わったスタッフたちの間でも祝福ムードですよ」そう語るのは、ドラマ制作関係者。6月18日発売の『FRIDAY』が報じたのは、原田知世(53)と椎名桔平(56)のデート写真。2人の出会いは’18年放送の『連続ドラマW 不発弾~ブラックマネーを操る男~』(WOWOW)での共演だった。前出のドラマ制作関係者が続ける。「椎名さんは、監督やプロデューサーたちに『それにしても原田さんは年をとらないよね』と絶賛していました。また撮影の合間に、原田さん本人にも『姿勢がいい女性って素敵ですよね』と、褒めていたこともありました」実は椎名にとって、原田は昔から“憧れの女性”だったのだ。「’18年のドラマ完成披露試写会では椎名はこう語っています。『僕が20代のとき、原田さんが主演して大ヒットした映画のオーディションを受けて落ちたんです』そんな彼女と夫婦役で共演できたのが本当にうれしかったのか、原田のことを『キュートです』と、称賛していました」(芸能関係者)原田が53歳、椎名が56歳。それぞれ人生経験を重ねてきた。原田は’13年にイラストレーターと離婚。椎名は’19年に山本未來(46)と離婚しており、バツイチ同士だ。「また2人とも最愛の肉親の介護と看取りも経験しています」(前出・芸能関係者)■実父が明かしていた原田への感謝原田が新聞のインタビューで《いちばんの相談相手》と語っていた父・聰さんが逝去したのは’17年。長崎で離れて生活していた聰さんは生前、本誌に、「娘たちが東京で、それぞれ頑張ってくれているのが私の励み」、そう語っていた。いっぽう三重県で喫茶店を営んでいた椎名の実母が逝去したのは’18年末。当時、椎名の親戚は本誌にこう語っていた。「最後は何も食べられなくなっていた母親にとっていちばんの栄養は桔平の笑顔。桔平は多忙のなか、片道5時間近くかけて、よく三重に帰ってきてくれていたんです」共演以来、コンタクトを取り合ってきたという原田と椎名だが、「老親の看取りという共通の体験を話し合ったことも、2人の距離を縮めた理由の1つだそうです」(原田の仕事関係者)夫婦問題研究家の岡野あつこさんは次のように語る。「20歳とか30歳とか年下の新パートナーを選ぶ芸能人も多いなかで、熟年同士で愛を育んでいることが多くの人の共感を得ているようです。50代にとって親の介護は大きな問題です。実は親が亡くなったことにより、“パートナーに介護の負担をかけずにすむ”と、交際や結婚に踏み切るケースも多いのです」好感度熟年カップルの今後にも注目が集まりそうだ。
2021年06月23日俳優の原田龍二と妻で元女優の愛さんが18日、都内で行われた山本漢方製薬「大麦若葉」新CM記者発表会に出席。愛さんは、2年前の原田の不倫騒動を振り返り、当時の心境を明かした。発表会は、原田が不倫謝罪会見を行ったTOKYO MX内の同じ会場で開催。原田は冒頭、「思い起こせば2年前、この場所であのような謝罪会見をしたことを思いますと、気持ちが楽といいますか、謝らなくてもいいんだなというのが大きいです」とほっとした表情。「こういう会見でみなさんとこういう風に対面できるのが本当にうれしいです」と心境を語った。騒動後、不倫はしていないか確認されると「あるわけないじゃないですか。一生ないですよ。もう二度とないですね」ときっぱり。愛さんは「大丈夫であってほしいという願いはありますけど、人生何があるか。今日、私がこの場にいるのも考えてなかったことなので」と話した。当時、離婚も「考えた」という愛さんは、「いろいろ考えていく中で、私はまだこの人とやっていこうという決意のもとで今日に至ります。人間いいところも悪いところもあると思いますが、まだいいところのほうが勝っていたんだと思います」と自身の決断を振り返り、「基本的には優しいですし、家族のために面白く生活してくれていましたし、裏の顔があったという。私たちの前では、面白いお父さんでいてくれます」と、原田の“いいところ”を説明した。2人は、18日より全国で放送される「大麦若葉」の新CM「本物の夫婦篇 15秒篇」ほか全5篇に出演。同社CMに出演中の原田に加え、愛さんが妻役で登場し、“本物の夫婦”として30年ぶりの共演を果たしている。
2021年06月18日俳優の原田龍二と妻で元女優の愛さんが18日、都内で行われた山本漢方製薬「大麦若葉」新CM記者発表会に出席した。約2年前、不倫騒動で原田が謝罪会見を行ったTOKYO MX内の同じ会場で開催。原田は冒頭、「思い起こせば2年前、この場所であのような謝罪会見をしたことを思いますと、気持ちが楽といいますか、謝らなくてもいいんだなというのが大きいです」とほっとした表情。「こういう会見でみなさんとこういう風に対面できるのが本当にうれしいです」と心境を語った。リポーターから「性欲はまだ強いですか?」と聞かれると、原田は「どうやったら弱くなるんでしょうか。逆に聞きたいです」と返して笑いを誘い、「結局、生命力だと思います。僕はもともと丈夫な体だと思いますが、毎日『大麦若葉』を飲んでいることも大きいのでは」と自身の考えを述べた。その後、不倫はしていないか確認されると「あるわけないじゃないですか。一生ないですよ。もう二度とないですね」ときっぱり。愛さんは「大丈夫であってほしいという願いはありますけど、人生何があるか。今日、私がこの場にいるのも考えてなかったことなので」と話した。2人は、18日より全国で放送される「大麦若葉」の新CM「本物の夫婦篇 15秒篇」ほか全5篇に出演。同社CMに出演中の原田に加え、妻の愛さんが妻役で登場し、“本物の夫婦”として30年ぶりの共演を果たしている。
2021年06月18日椎名桔平(56)が原田知世(53)と交際していると6月17日に報じられた。『FRIDAYデジタル』によると、6月上旬の夕方、ホルモン焼きの店で食事をした2人。すでに熟年夫婦のような趣があったという。ともに50代ともあって、大人の恋愛を楽しんでいるのだろうか?ネットでも《椎名さんと知世さん。お似合いです》《落ち着いた同世代だから自然体でいればいいので合うんじゃないかな》と祝福する声が上がっている。2人の出会いは、共演した18年のドラマ『連続ドラマW 不発弾~ブラックマネーを操る男~』(WOWOW)。そこで夫婦役を演じている。同作の会見で椎名は20代の頃、原田が主演を務めた映画のオーディションを受けたと告白。「落ちました」と笑顔で明かしながらも、「今回初めて原田さんにお会いできたので、これはこれで良かったのかな」と語っていた。「下積み時代の長かった椎名さんと対照的に、原田さんはデビューしてすぐにブレイクを果たしました。オーディション以来、原田さんとの共演を一つの目標にしていた椎名さんは『不発弾』の撮影時、緊張しきりだったといいます。彼にとって、原田さんは“高嶺の花”そのものなんです。撮影後は『パートナー役を演じるのはこれで最後だろうな』と惜しんでいましたね」(ドラマ関係者)椎名は19年10月に山本未來(46)と、そして原田も13年12月にイラストレーター・エドツワキ氏(54)との離婚を発表している。ともにバツイチである2人には、さらにもう一つの共通点がある。「椎名さんは18年末にお母さんを、そして原田さんも17年の初めにお父さんを亡くしています。つまり、ともにアラフィフで最愛のご家族を亡くしているんです。また『不発弾』の撮影時、椎名さんは原田さんについて『若い頃に出会っていたら、今とは違う関係性になっていたのかも』とも話していました。人生の荒波を乗り越え、お互いキャリアを重ねてきたからこそ、ようやく想い合う仲となったのでしょう」(前出・ドラマ関係者)時をかけ、“いま”共鳴した2人。その行く末はいかに?
2021年06月17日書籍『オサムグッズスタイル』が復刊。2021年6⽉14⽇(⽉)より発売される。原⽥治“幻の作品集”復刊︕“幻の作品集”とも呼ばれる、デザイナー原⽥治の作品集がファンの声を受けて、待望の復刊。ミスタードーナツをはじめ、広告や出版など幅広いジャンルで活躍したイラストレーター原⽥治自らが厳選し、約200点の作品を収めた。書籍の中では、ミスタードーナツのプレミア景品をはじめ、ルームランプ、ボタン、傘など、原⽥治のイラストをあしらったグッズを収録。また、復刊にあたり、初版発⾏後に執筆した作品エッセイを追加し、ボリュームアップして登場する。【詳細】書籍︓『オサムグッズスタイル(増補改訂版)』3,080円発売日:2021年6⽉14⽇(⽉)仕様:A5判(210×148mm)/ ソフトカバー/ 270ページ著者︓原⽥治発行元︓パイインターナショナル【問い合わせ先】株式会社パイ インターナショナルTEL:03-3944-3981
2021年06月07日レスポートサック(LeSportsac)は、イラストレーター・原田治の「オサムグッズ」とコラボレーションしたバッグなどを2021年4月28日(水)に全国レスポートサックストアにて発売する。「オサムグッズ」ブームの80年代にフォーカスコラボレーションのテーマは“GO BACK TO THE 80’s”。「オサムグッズ」がブームとなった80年代にフォーカスした、カラフルでレトロな雰囲気のアイテムを揃える。「オサム チェッカード フラッグ」モチーフのバッグには、イギリスの童歌「マザーグーズ」をモチーフとして誕生した「オサムグッズ」のキャラクター達をポップアート調にアレンジしたデザインを採用。クロスボディバッグ「ヨーク サッチェル」や「スモール ジェニー」、ゆったりサイズのトートバッグなどに落とし込まれている。「オサム タイポグラフィー」のバックパックやクロスボディバッグ、ボストンバッグには、レスポートサックのアーカイブプリントからインスパイアされたタイポグラフィーをオン。グラフィカルに文字が並ぶモノトーンの背景に、キャラクター達をプリントしたシックなデザインが魅力だ。キャラクターを全面にプリントしたポーチなども加えて、キャラクターの1人であるジルをフィーチャーしたショッピングトートバッグや、パステルカラーに彩られたスクエアー型ポーチ、リトル・ベティ・ブルーのガーリーなコスメティックポーチなどがラインナップ。スクエアー型ポーチは、ジル&ジャック、キャット&ドッグといったキャラクターを全面に描いた、ポップなデザインがアイキャッチなアイテムだ。【詳細】レスポートサック「オサムグッズ」コラボレーション発売日:2021年4月28日(水)展開店舗:全国レスポートサックストア、レスポートサック公式オンラインストア■オサム チェッカード フラッグ ※全16型展開アイテム例:・ヨーク サッチェル(H23×W30×D9cm) 15,950円・スモール ジェニー(H20×W21×D6cm) 14,850円・デラックス イージー キャリートート(H32×W44×D13cm) 10,450円■オサム タイポグラフィー ※全20型展開アイテム例:・デラックス ミディアム ウィークエンダー(H30×W43×D23cm) 21,450円・ダニエラ クロスボディ(H16×W21×D8cm) 8,800円・キャリアー バックパック(H41×W28×D14cm) 22,000円■スペシャルスタイルアイテム例:・エメラルド トート(H38×W33cm) 9,900円・ミディアム スクエアー コスメティック(H13×W14×D6cm) 3,960円・レクタングラー コスメティック(H9×W17×D5cm) 4,070円※価格は全て税込。
2021年04月25日イラストレーター・原田治が描いた「オサムグッズ(OSAMU GOODS)」のアイテムが揃う期間限定ストア「OSAMU GOODS STORE~welcome “KAWAII”~」が、2021年4月21日(水)から5月18日(火)まで東京・西武池袋本店で開催される。原田治「オサムグッズ」の文房具&雑貨が集結原田治による「オサムグッズ」は、1976年に商品化されて以来、あらゆる世代から愛されてきたキャラクター。期間限定ストアでは、カラフルでポップなキャラクターをデザインした文房具や雑貨などを会期を2つに分けて展開する。<第1弾>メッシュポーチやコラボトートバッグ4月21日(水)から5月5日(水・祝)まで開催される第1弾では、ポニーテール姿が愛らしい女の子「ジル」や舌をぺろりと出した「ドッグ」が主役のメッシュポーチを発売。また、トートバッグブランド「ルートート(ROOTOTE)」とコラボレーションしたパステルカラーのバッグも揃う。<第2弾>ジル&キャットのパックレターやプチタオル「ジル」と「キャット」を描いたダイカットパックレターやカラフルなプチタオル、「ジャック」や「ジル」にフォーカスしたミニチャームなどは、5月6日(木)から5月18日(火)まで開催される第2弾で用意。キャラクターをモチーフにしたチャーミングなグッズは、自分用にはもちろん、友人へのプレゼントにも喜ばれそうだ。【詳細】期間限定ストア「OSAMU GOODS STORE~welcome “KAWAII”~」開催期間:<第1弾>2021年4月21日(水)~5月5日(水・祝)<第2弾>2021年5月6日(木)~5月18日(火)開催場所:西武池袋本店5階 イベントスペースNEWS住所:東京都豊島区南池袋1-28-1アイテム例:<第1弾>・メッシュポーチ(約タテ18×ヨコ25㎝)各1,540円・オサムグッズ×ルートートコラボトートバッグ(約タテ30×ヨコ28×マチ4㎝)3,520円<第2弾>・ダイカットパックレター(便箋:約タテ13×ヨコ 9.5㎝、封筒:約タテ15×ヨコ10㎝)495円・プチタオル(約タテ25×ヨコ25㎝)各550円・ミニチャーム(約タテ1.5×ヨコ1.0㎝)各550円■プレゼント各会期中、税込2,000円以上購入すると「オリジナルステッカー(1枚)※非売品」をプレゼント。<第1弾>・4月21日(水)~4月27日(火):ドッグ・4月28日(水)~5月4日(火・祝):キャット<第2弾>・5月5日(水・祝)~5月11日(火):ジャック・5月12日(水)~5月18日(火):ジル※週替わりでデザインは変更となる。※数に限りがある。なくなり次第終了する。
2021年04月23日歌手であり、作曲家。俳優としても活躍。そのなかで多くの素晴らしい才能と出会ってきた宇崎竜童さんがその思い出を語ってくれたーー。「(松田)優作、(原田)芳雄さん、根津(甚八)さん、菅原(文太)さん、蜷川(幸雄)さん、桑名(正博)さん、ジョン・レノンさん。みんな長生きしない人ばっかりで……。コンサートの当日、彼らに降りてきてほしいですね。客席のどこかに座ってくれないかな。席をつくろうかなと思うくらいですよ、名前をつけてね。ほかのお客さんを怖がらせてしまうかもしれないけど(笑)」低音が響く渋い声。白いジャケットに黒のシャツとパンツというモノトーンの色合いが実に似合う。宇崎竜童さん(75)が、4月29日、有観客で、妻で作詞家の阿木燿子さん(75)プロデュースで「宇崎竜童コンサート〜風のオマージュ」(東京国際フォーラム・ホールC)を開催する。天国の盟友ら9人(冒頭の8人に加え自身の同級生も)につくった楽曲を披露する内容。“その人に宛てた、もしくはその人が歌うことを思って書いた曲”の数々を歌うとともに、彼らにまつわるエピソードなどを語る予定だ。詳細は、「コンサートのために取っておきたい」という宇崎さんに、少しだけでも、とお話を伺った。たとえば原田芳雄さんの思い出。「芳雄さんはね、人と人をつなぐバリアフリーな人。毎年、暮れにご自宅で餅つき大会があって、夜通し、正月三が日まで続くのかな。そこに映画人、ミュージシャン、スタッフ、誰だかわからない人までやってくる。それを全部、受け入れる器の大きさ。大の大人が芳雄さんに甘えるという存在でした」根津甚八さんはバイク仲間。「海外でもツーリングで一緒に走って、フランスの砂丘での3時間耐久レースやファラオラリー(’80年)にも出ましたよ。“黒澤明さんの映画が控えているからケガできないんだよね”とかって言いながらね。レースなんかに出たらケガするに決まってるんですよ(笑)」ジョン・レノンとは面識はないが、妻のオノ・ヨーコが東京でコンサートをやったとき、宇崎さんは出演者として呼ばれている。「レノンが亡くなったときに2人にささげた歌があるんです。それを今回、歌います」今回のコンサート用に新曲『風のオマージュ』も書き下ろした。「僕の気持ちに寄り添って、阿木が書いてくれた詞です。いい言葉を生んでくれるな、と思います。曲のクオリティを、詞が何倍にも膨らまして、奥深くしてくれる」夫婦が尊敬し合い、高め合って半世紀。「最近は、メロディを僕が先に書き、阿木がそれに詞を載せるというやり方ですが、10曲書いても阿木のOKが出ない。“これでいいの?”と言われます(笑)。それって、“いつコロッと逝くかわからない年齢なのに、これがあなたの遺作になってもいいんですか?”という意味なんです。そう言われると、“じゃあちょっとどうにかしよう”という気持ちになります」「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月15日原田知世と田中圭がW主演を務める映画『あなたの番です 劇場版』(12月公開)が公開されることが10日、明らかになった。同作は2019年4月~9月に日本テレビ系列で放送された同名ドラマの映画化作。“年の差新婚夫婦”手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)が、東京都内のマンションに引っ越し、幸せいっぱいの新婚生活を始めるはずが一転、住民たちの“殺人ゲーム”に巻き込まれていく……というストーリー。主人公・菜奈が殺されてしまうなど衝撃展開の連続で、キャラクターの濃い登場人物たちや、亡くなってしまった大好きな妻・菜奈への想いを翔太が歌う主題歌「会いたいよ」なども話題を呼んだ。物語にちりばめられた伏線から、だれが黒幕であるかを探る“考察”がSNSやYouTubeで白熱し、放送中には、Twitter世界トレンド1位を、日本のドラマ史上初の5度獲得、2019年9月8日の最終回視聴率は19.4%、総合視聴率25%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)した。映画版ではドラマ放送時から引き続き、企画・原案を秋元康が担当するほか、原田知世と田中圭がW主演を務める。描かれるのはドラマの続きではなく、パラレルワールド。「菜奈と翔太が引っ越した、あの日。もし、住民会に菜奈ではなく翔太が出席したら……。そして、あの“交換殺人ゲーム”が始まらなかったら……。」と、ドラマ初回で描かれた菜奈と翔太の引っ越しの日を起点として、全く新たな物語が始まる。○原田知世 コメントスタッフ・共演者のみなさんとまたご一緒できること、そして、菜奈として、もう一度翔太くんと新たな人生を生き直せることが嬉しくて、映画の撮影を心から楽しみにしていました。それぞれのキャラクターはそのままにパラレルワールドが展開していきますので、ドラマで印象的だったお芝居も随所に散りばめられています。緊迫したシーンでも思わず笑ってしまうような、「あな番」らしい恐怖と笑いの絶妙な緩急も楽しんでいただけると思います。○田中圭 コメント皆様お待たせしました。おもいっきり楽しんでください。あなたの番です!!ということで、あなたの番です が劇場版になって帰ってきました!!最初企画と台本を読んだ時、2時間だと勿体無い! もう1回2クールやりたい!!と思わずにはいられない程に面白かったし、ワクワクしました。そして何より...あの人に会える事に震えました!!今年の年末は、あなたの番ですで盛り上がりまくってください!!田中も個人的に盛り上がる準備は完璧です。劇場で皆様にお会いできるのを心より楽しみにしています!!○企画・原案:秋元康 コメント『あなたの番です』の映画化の打診をされた時、正直、「う〜ん」と考え込んでしまいました。2クールのドラマの最終回は、いくつもの謎を残しながら視聴者の想像を掻き立てる思わせぶりな終わり方をしましたから。続編と言ってもなあと、どう、断ろうかと思案しているうちに、ふと思いつきました。「もしも、〜だったら?」という、『あなたの番です』のもう一つの世界です。あのマンションに引っ越して来た2人がジャンケンをして、もしも、翔太くんが負けていたら? 菜奈ちゃんではなく、翔太くんが住民会に出席していたらどうなっていたんでしょうか?“チームあな番”からの新たな世界への招待状をお受け取りください。秋元康○鈴間広枝プロデューサー コメントもし、もう一度『あなたの番です』を作ることができるなら、翔太くんのもとに大好きな菜奈ちゃんを返してあげたい!と思っていたところ、秋元さんのアイデアでパラレルワールドが実現しました!「菜奈ちゃんが生きてる…」。撮影初日、知世さんとの共演シーンのあと、圭さんがセットの廊下で1人泣きそうになっていました。私たちスタッフも、また菜奈ちゃんと翔太くんに会える幸せをかみしめながら、日々、撮影に臨んでまいりました。こんな幸せな機会を頂けたのは、『あな番』を応援し、育てて下さった皆さまのお陰です。恩返しの気持ちを込めて、劇場版はさらにパワーアップした怒濤の展開でお届けします! 全力で、ざわざわワクワクして頂ける作品にいたしますので、楽しみにお待ち頂けたら嬉しいです!
2021年03月10日「この度、司法の判断が下されました。夫から、心からの謝罪がありました」2月20日、こう明かしたのは歌手の谷村有美(55)。夫であり経営者の原田泳幸氏(72)から暴力をふるわれたとの報道があった彼女。2月20日、冒頭のように原田氏から謝罪があったとブログで明かし、「今しばらく家族をお見守りいただきますことをお願い申し上げます」と呼びかけている。谷村と原田氏は02年に結婚し、20年近く歩んできた。昨年のクリスマスイブ、ブログに「健康で仲良く笑顔で家族元気に楽しく過ごせる幸せに感謝」とつづっている谷村。その結婚生活の充実ぶりが伺える。「2人は交際時、大げんかをしたといいます。修復不可能と思われたのですが、のちに和解。そのことがキッカケで改めてお互いの大切さに気づき、原田さんは谷村さんにプロポーズをしたそうです」(スポーツ紙記者)すでに”一波乱”経験していた2人の絆は、結婚後、さらに固く結ばれることに。経営者として多忙な毎日を送る原田氏。ときに苦境にも立つ彼をサポートするため、谷村は“妻として”懸命に努めてきたようだ。04年12月、「ほぼ日刊イトイ新聞」の取材で原田氏は谷村の献身ぶりを明かしている。当時、日本マクドナルドホールディングスの社長だった原田氏。そんな彼のために谷村が英語の資料約30枚を徹夜で作り上げたといい、こう続けている。「できあがったグラフを見てさらにひらめいた」「それで朝八時に会議に出かけたのが、今のマクドナルドの戦略の大元になっていますから」谷村は原田氏にとって、公私にわたるパートナーだったようだ。「谷村さんは19年、長らくパーソナリティを務めてきたラジオ番組を辞めています。15年続けてきたため『ライフワークと言える空間』だったといいながらも、番組を卒業する理由については『生涯をかけて誓いを立てた伴侶との約束を守る』とブログにつづっていました。ここ数年は事務所に所属せず、谷村さんは自分のペースで音楽活動を行っていました。しかし、それと並行して”夫第一”の生活を送るには苦労も絶えなかったでしょう」(音楽関係者)谷村を突如襲った今回の事件。彼女は「ひとつひとつゆっくり丁寧に考えたいと思っています」とも冒頭のブログにつづっている。修復するまで、まだまだ時間がかかりそうだ。
2021年02月21日『夢売るふたり』『永い言い訳』の西川美和監督の新作映画『すばらしき世界』が公開されている。本作は、役所広司を主演に迎え、刑務所から出所した元殺人犯の男が、社会で新たな一歩を踏み出そうとする姿と、周囲の人々のドラマを描いているが、西川監督は社会の厳しい現実を描きながらも「生きていくのが嫌になるような映画はつくりたくない」と言い切る。西川監督に話を聞いた。キャリア初の試み。西川美和監督に課せられた“使命”西川監督は2002年に初監督作を発表して以降、短編映画やドラマでは原作や原案のある作品を扱ったことはあるが、長編映画はすべてオリジナル作品を手がけてきた。「前作の『永い言い訳』は、ものを書く人の話で、子供がいないまま中年期を迎えた人間の話でもあって、自分自身がキャリアを通じての実感だったり、ものをつくる人間が感じる虚しさも含めて私小説的に描いた作品でした。小説を書き、長い期間をかけて撮影もしたので、『そろそろ自分の話じゃないものをしたいなぁ』という気持ちになったんですよね。いったんは“描き尽くした”と言いますか、また40代以降のいろんな実体験を挟み込むことができたら、また別の映画ができるんでしょうけど」そんな時に西川監督が出会ったのが、『復讐するは我にあり』などの作品で知られる作家・佐木隆三の小説『身分帳』だった。この小説は13年の刑期を終えて出所した元殺人犯の男の物語を、実在の人物をモデルに描いた作品で、小説でありながら1991年の伊藤整文学賞の評論の部門を受賞している。「これまでも犯罪者や犯罪にいたる人には興味がありましたし、私も映画のモチーフにはしてきましたけど、犯罪に“いたるまで”ではなく、事件の“あと”をここまでつぶさに描いていることが新鮮でした。大きなドラマ性があるわけではなくて、取るに足らない物語だからこそ、私たちに近いという点も含めて『こういう視点は私にはなかった』って感覚があって、大きな物語や混み入ったミステリーではなく、この物語こそが“新しい犯罪の物語”だと思えたんです。ずっと佐木さんの作品は好きでしたし、自分が佐木さんの原作で映画をつくれたら、それはすごいことだし、今まで自分がやってきたことと全然違うもの、自分にとって新鮮なプロセスになるだろうなと」そこで西川監督は『身分帳』を原案に新作に取り掛かった。しかし、監督は最初から「この本そのままでは映画にならないことはわかっていた」と振り返る。「小説としては本当に面白いんですけど、小説“ならでは”の面白さだし、膨大な紙幅があるからの面白さであって、資料がそのまま掲載されているような箇所は映画の表現にはならないですし、小説の結末も映画の着地点にはなりえない。だから、映画的なストーリーラインをつくることが必要で、それが自分に課せられた使命だと思いました」佐木隆三の作品は対象となる事件や人物について徹底的に調査し、そこで得た情報や人物像を過剰な改変や装飾をしないで精緻な筆致で描き出していくのが特徴だ。西川監督はそのスタイルを「私にはとてもまぶしい」と笑みを見せるが「だからこそ、その上澄みだけをさらって、さもわかったように映画で描いたら、佐木さんにバケて出られそうな気がしたんです」と笑う。「だから佐木さんが書かれたものを自分の血や肉にするために、佐木さんが調べた道をたどる旅から始めたんです。でも、佐木さんはもういないし(2015年没)、当時の資料は残ってないし、モデルになった人も死んじゃってるし、彼に身寄りもいない……探っていくプロセスは本当に複雑だったんですけど、作品に一歩ずつ近づいていけたのは良かったと思っています。だからストーリーを練ることよりも、『身分帳』を細かいところまで咀嚼して、自分以上にこの本のことを知っている人はいないと言えるところまで自主トレしていったんです。それは初めての体験でした」完成した小説を映画に“移し替える”のでも、自分の中にある物語や感情を描くのでもなく、かつて作家がたどった道を自分なりの方法で追い、理解し、そこから映画として描くに足る物語を見つけ出していく。西川監督の新刊『スクリーンが待っている』(小学館)にはその過程が魅力的に描かれているが、監督は長い時間をかけて、冬の刑務所から13年の刑期を終えて出所してくる男・三上正夫の物語を描き出した。三上は身元引受人に迎えられ、家を借り、新しい生活を始めようとするが、職探しはうまくいかず、服役中に失行した免許の更新に行くだけでトラブルが起こる。カッとなると声を荒げ、激情を見せる一方で、人なつこくて、誰よりも曲がったことや不正義を許せない三上。そんな彼にテレビの取材班が接触する。かつて殺人が犯した前科者が心を入れ替えて社会に復帰する感動のドキュメンタリー……彼らはそんな画を描いて三上に近づくが、取材を担当する青年・津乃田は次第に"前科者の取材対象”ではなく、社会のレールから外れるも何とか生きようとしている男・三上と付き合うようになっていく。撮影を通じて生まれたもの。監督がラストカットに込めた想い西川監督は本作の創作を通じて“更生は一体、誰に責任があるのか?”を考えるようになったという。「刑務所を取材して、いろいろとお話を伺っていると、刑務所はかつては罪を犯した人を“閉じ込めておく”場所だったわけですけど、それではあまりにも再犯率が高くて、また外で罪を犯して、戻ってきてしまう。だから、社会に出て仕事を得たり生きる場所を見つけるトレーニングをする方向にシフトしつつあるみたいなんです。でも、そのような考えが私たち市民に浸透しているかといえばほとんどそんなことないわけで、誰もが自分の家の隣に元犯罪者が住んでもいいとはまったく思ってないでしょうし、彼らとどうやって付き合っていいのかわからない。むしろ『一生刑務所に入ってろ!』ぐらいのことは思ってる人もいると思うんですよ。総じて社会の“懲罰感情”が本当に強くなっていると思うんですね。罰したいという欲求がいま、人間の欲求の中で一番強くなってるんじゃないかというぐらい、二度と自分の目の前に現れるなみたいな感覚が強くなっていて。だから取材していく上で、更生って誰に責任があるのか?ってことを徐々に考えるようになったんです。この問題は犯罪を犯した本人だけの問題ではなくて、犯罪にも巻き込まれず、犯罪者にも被害者にもならずに暮らせている人たちが、どこかで支払わなければいけない税金のようなものとしてとらえていくことなんじゃないかって」罪を犯してしまった人、なんらかの中毒になってしまった人が出てくると、多くの人はその責任を本人だけに押し付け、自分たちの社会から“こぼれ落ちたもの”として扱う。劇中の三上もまた、そんな人たちの視線や対応に晒され、真っ当な正義を語っても聞き入れられないか、場合によっては危険視されてしまう。本当に犯罪者の責任はすべてが本人に帰せられるものなのだろうか? そして私たちは犯罪を犯した人が戻ってきて適応する価値のある立派な社会をつくっているのだろうか?「取材の過程でそう感じることもありましたね。なんだか息苦しい世の中になってきたなぁと(笑)私は苦手なんですよね。顔の見えない者同士がお互いを貶めるようなことって一番不細工だと思ってますが、同時に自分も悪意や妬みに満ちた感情に陥る弱さは必ずあります。だからそういうものには距離を置くようにつとめたいんですけど、全体的に逃れがたくそういう空気が強くなってきて……だからいまの息苦しい社会へのこれで本当にいいのか?という厳しい問いかけはこの映画にはあると思うんです」しかし、本作は私たちの社会を告発する映画でも、ましてや説教するような映画でもない。確かに私たちの社会は、出所した三上が生きにくい場所ではある。でも、西川監督は「佐木さんが描かれた非常にシンプルな人と人とのつながり、血の通った人間関係」を作品の中心に据えている。「そこは絶対に映画に残すぞってのは思ってました。観た方の中には『こんな人は自分のまわりにはいないよ』って思うかもしれないですけど、私はオプティミスト(楽観主義者)だから、どんなに世の中がおかしくなったとしても、人間の“善性”は絶対にゼロにはならないと思ってるんです。どこかで人は人を助けたいと思う局面もあるだろうし、そういうものが一切なくなったこんな世の中なんか生きていく価値はないという映画にはしたくなかった」苦労し、哀しみを感じ、理不尽な仕打ちを受けることもあるが、三上は周囲の人々と少しずつ関係性を築き、自分の想いを語ったり、見せたりできる相手を増やしていく。西川監督はこれまでも、社会や家族からこぼれ落ちたり、レールから外れてしまった人間が何とか生きようともがく姿や、そこで生まれる言葉にならない“せつなさ”を描き続けてきたが、『すばらしき世界』も過去の西川作品同様、主人公が生きることで生まれる”せつなさ”はしっかりと描かれている。「そう言われるとそうですね(笑)。昔、鶴瓶さん(笑福亭鶴瓶。西川監督の『ディア・ドクター』で主演を務め、ある嘘を抱えた村の医師を演じた)から、私の作品はドライなだけじゃなくて、人情話っぽい感性が根底にあるっておっしゃっていただいたことがあって。私はなんだかんだ言って、人情話をやりたい古い人間なんですよ(笑)。だから、この映画でも社会派になろうとか、社会的なメッセージやスローガンを描くみたいなことはまったく目指していなくて、やっぱり人情ものをやりたいって気持ちがあるんでしょうね」本作は厳しい状況を生きる、複雑な人生を送ってきた男の、決して順風満帆ではない物語だ。そこには哀しみや苦しみがあり、別れがあり、理不尽な出来事や、人々の偏見や冷淡な反応があり、そこでもがく主人公の姿にはせつなさが宿る。しかし、本作は終始、西川監督の「生きていくのが嫌になるような映画はつくりたくない」という想いが貫かれている。そんな監督の想いが見事に表現されているのが本作のラストカットだ。まだ、公開したばかりなのでどんなショットなのかは明かさないが、西川監督は「脚本の段階からどう撮るかは決めていた」という。「どうやって撮るかは決めていたんですけど、カメラがどのように動くかは撮影の前々日ぐらいに決めました。この映画は作品のことをすごく大切にしてくれるスタッフで撮ることができて、ほぼ順撮り(脚本に書かれたシーンの順に撮影していくこと。撮影のスケジュール上、脚本通りに撮影されないことも多い)だったんです。だから撮影を通していろんな体験をして、三上の気持ちであるとか、彼が経てきたものとか……感情的なものが私の中に折り重なってきた時に、ああやって映画を終わらせてあげたいと思ったんでしょうね。やっぱり、下を向いた話にはしたくないというか、このタイトルを悲観的に受け止める人もいるだろうけども、そうじゃない部分もあるんだってことも含めて、ああいうラストにしたかったんですよね」本作を通じて、刑務所から出所して社会に出てきた三上と行動を共にし、彼の感情の変化をつぶさに観た観客は、西川監督の想いがこもったラストカットを観て何を思うだろうか? そこで得た感情に、本作のタイトル“すばらしき世界”はどんな意味を持って響くだろうか? 本作は映画が何かを訴えかけるのではなく、観る者の想像力が刺激され、思わず考えたり、言葉にならない感情が浮かんでくるような傑作になっている。『すばらしき世界』公開中
2021年02月17日人生のレールを踏み外した男が見た“新たな世界”を描き出す、監督・脚本を西川美和、主演を役所広司が務める映画『すばらしき世界』が、2021年2月11日(木・祝)に全国公開される。この度、本作のポスタービジュアルと予告編が公開された。『すばらしき世界』は西川監督が、初めて実在の人物をモデルとした原案小説を基に、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に挑んだ。生きづらい社会の中で、一度レールを外れても懸命にやり直そうとする実在の男と、彼を追う若きテレビマンのカメラを通して「社会」と「人間」の“今”をえぐる。本年度第56回シカゴ国際映画祭にて「観客賞」「最優秀演技賞 / 役所広司」の2冠を達成した。予告編の冒頭、雪が降り積もる重い鉄の扉からひとりの男、三上正夫(役所)が出所してくる。人生の大半を刑務所に服役をした彼は「今度ばかりは堅気ぞ」と意気込み、新たな生活を始めようとするのだが、再就職の相談に訪れた社会福祉課や、免許の再発行を求めた教習所の教官らに厳しくはねつけられ、13年ぶりの社会復帰は思うように運ばない。そんな悪戦苦闘する三上の存在を知ったテレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)が、テレビ番組のネタにしようと三上に近寄ってくる。ある日、ふたり組のチンピラに絡まれているサラリーマンを見かねた三上は、チンピラたちを暴力で叩きのめしてしまう。吉澤の指示でビデオカメラを回した津乃田は、初めて目の当たりにする三上の一面に言葉を失う。津乃田は「何で闘ってぶちのめすしか策が無いと思うんですか。そこが変わらない限り、あなたは社会じゃ生きていけない。」と三上に社会復帰への姿勢を諭すが、三上は「お前らみたいな卑怯な人間になるくらいなら、死んでけっこうたい!!」と激しい怒号を浴びせるのだった。犯罪者にかかわらず、日常の小さなきっかけで意図せず社会から排除されてしまうことは、誰の身にも起こり得る。一度社会のレールから外れた人たちに未来はあるのか?社会のルールとは何なのか。私たちが生きる今の時代は“すばらしき世界”なのかを、本作は観客それぞれの胸に問いかけるという。一方で、ポスタービジュアルにある「この世界は 生きづらく、あたたかい」というキャッチコピーからは、現実はつらいことだけではなく、温かさもあるという希望を想起させる。肩に刺青の見える三上が、こちらに視線を投げかけている姿も印象的だ。また本作は、役所、仲野、長澤のほか、社会復帰を目指す三上が出会うスーパーマーケットの店長に六角精児、身元引受人の弁護士夫婦に橋爪功と梶芽衣子、ケースワーカーに北村有起哉ら、実力派キャストが配されている。『すばらしき世界』2021年2月11日(木・祝)全国公開
2020年11月25日役所広司と西川美和監督が初タッグを組んだ映画『すばらしき世界』。第56回シカゴ国際映画祭インターナショナル コンペティション部門に出品されていたが、この度、先日の役所さんのベストパフォーマンス賞(最優秀演技賞)受賞に続き、新たに観客賞を獲得、同映画祭にて2冠という快挙となった。現地時間10月28日に発表された今回の観客賞の受賞発表時には、本作の“思いやり深くも鋭いストーリー”が絶賛された。この観客賞は同映画祭に出品されている全ての外国語映画作品の中での選出(Audience Award Best International Feature)となったが、アカデミー賞に最も近いといわれている英語作品(Audience Choice Award for the Best English-Language Feature)『ノマドランド』と並んでの受賞となった。この朗報を受けた西川監督は「とても驚いています。初めて海外の映画祭で賞をいただきました。しかも観客賞。嬉しいですねえ」と喜びをコメント。「今年はシカゴ市内の劇場での上映はなく、代わりに全米に住む人が自宅でオンライン鑑賞することができたと聞いています。コロナや貧困や分断や自然災害など、さまざまに混乱するアメリカに住む人々が、社会の片隅で生きる人間の小さな『やり直し』の物語に、何かを感じて票を入れてくれたのだと思うと、感慨深いものがあります」と語る。映画祭のコメントとしては、「是枝裕和と師弟関係にある西川美和」と触れられ、「彼女の思いやり深くも鋭いストーリーは、ある元犯罪者が再び社会でやり直そうとする困難を描いている。幼年時代から児童養護施設、少年院、刑務所を出たり入ったりした後、元ヤクザの三上が13年間の刑務所生活から解放された先に、何が彼を待ち構えているのか?予期せぬところで友人や仲間に支えられながら、三上は新たな仕事と自分らしさの両方を手にするべく奮闘しながら社会生活に適応しなければならないのだ」と、西川監督が作り上げた役所さん演じる三上という人物が社会復帰に悪戦苦闘し、挫折を味わいながらも懸命に生きようとする姿と丹念に練り上げられた脚本が海を越えて広く受け入れられたようだ。『すばらしき世界』は2021年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年10月30日『ディア・ドクター』『永い言い訳』の西川美和監督最新作『すばらしき世界』が第56回シカゴ国際映画祭インターナショナル コンペティション部門に出品され、主演・役所広司がベストパフォーマンス賞を受賞!西川監督と役所さんから喜びのコメントが到着した。授賞式は、現地時間10月23日(金)11時(日本時間24日(土)深夜1時)にオンラインにて行われ、主演の役所さんがベストパフォーマンス賞を受賞。2001年の今村昌平監督作品『赤い橋の下のぬるい水』でも役所さんは主演男優賞を受賞しており、19年ぶり自身2度目の演技賞受賞という快挙に。また、本映画祭の過去56回の古い歴史の中で、日本人唯一の演技賞受賞者となる役所さん。今回の受賞で、長きにわたって国内外で高い評価を受け続ける名優の圧倒的な演技力を改めて世界に証明した。シカゴ国際映画祭は1964年に創設され、国際コンペティション(審査)部門を持つ映画祭として北アメリカで最も古い歴史を持つ映画祭の1つ。受賞したベストパフォーマンス賞は主演男優賞、主演女優賞を1つの演技賞として統合した賞で、インターナショナル コンペティション部門に出品された全11作品の中から最も優れた演技を披露した役者に贈られる。今回の受賞理由について映画祭の審査委員は「役所広司は、巧みながらかつ違和感なく、主人公に深みと様々な真に迫った感情を与えている。その演技により、一見容赦ない社会の中でしっかりとした普通の生活を手にいれようと奮闘する主人公の姿を我々も共に辿ることができ、彼の力強い演技によって映画全体がしっかりと築き上げられている」とコメント、社会の中で奮闘する主人公・三上を演じた役所さんの演技について称賛が寄せられている。この朗報に役所さんは、「シカゴ映画祭では2001年にも『赤い橋の下のぬるい水』で主演男優賞を受賞させていただきましたが、実は当時、受賞の報告を受けたのは映画祭が終わって随分経ってからでした。トロフィーや賞状なども目にしていなかったので本当に受賞したのか実感が沸いていませんでした。この『すばらしき世界』での受賞で、今回はもしトロフィーなどがあるようでしたら、19年前の分も合わせて頂けると嬉しいです(笑)」と言う。「また、この受賞は西川監督のおかげでもあります!」と言葉に力を込め、世界中の映画界が大打撃を受けているなか、「映画は世界中を渡ることができます。日本という国や私たち日本人について世界中の人たちに紹介することができる素晴らしい外交手段の一つだと思います。私も映画人の端くれとして、映画のために何か力になれればと思っております」と語る。西川監督は「最高です。こんな嬉しいことはありません」とコメント。「役所さんは、心から役を任せられる人です。現場でも、誰にも気づかれないところでひたすら準備をして、私たちの目の前で、育んできた花をパッと咲かせてくれる。役所さんのお芝居を撮ると、映画をやってきてよかった、と心から感動できるんです」と語り、「日本には役所さんという俳優がいる。そのことを世界の人により広く、もう一度知ってもらえる機会になったことを、何より嬉しく思います」と改めて語った。なお本作は、過日のトロント映画祭、今回のシカゴ映画祭のほかにもローマ国際映画祭、ハワイ国際映画祭、ジュネーブ国際映画祭など、続々と国際映画祭への出品が決定している。『すばらしき世界』は2021年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年10月24日【音楽通信】第53回目に登場するのは、女優として、歌手として、いつの時代もわたしたちを魅了してやまない、原田知世さん!写真・北尾渉 取材、文・かわむらあみり【音楽通信】vol.5320代の半ばから音楽は本当に楽しいと知った1983年、オーディションで5万7,000人の中から選ばれ、大林宣彦監督の映画『時をかける少女』の主演として、鮮烈なスクリーンデビューを果たした、原田知世さん。映画はもちろんのこと、近年はNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)、異例の2クール放送となった『あなたの番です』(日本テレビ系 2019年)といったドラマなどでも数々の話題作にご出演されているのは、みなさんご存知ですよね。原田さんは、いつの時代も圧倒的な存在感と、あふれる透明感で、わたしたちを魅了し続けています。また、原田さんは歌手としても、デビュー当時からコンスタントにアルバムを発表。1990年以降は、ムーンライダーズの鈴木慶一さん、スウェーデンの音楽プロデューサー、トーレ・ヨハンソンさんを迎えてのアルバム制作、それに伴うオール・スウェディッシュ・メンバーとの国内ツアーなどで、新たなリスナーを獲得。近年はプロデューサーに伊藤ゴローさんを迎えて、オリジナルやカバーなど充実したソロ・アルバムを発表しているほか、高橋幸宏さんたちと結成したバンド「pupa (ピューパ)」にも在籍しています。そんな原田さんが、2020年10月14日に、ラブソング・カバーアルバム第3弾『恋愛小説3~You & Me』をリリースされるということで、お話をうかがいました。ーー以前のことから少し振り返らせていただきます。原田さんが幼い頃や思春期の頃に影響を受けた歌手の方はいらっしゃいましたか。私が子どものときは歌番組が全盛で、子どもたちはみんな歌番組を楽しみにして観ていましたし、本当にいい曲がたくさん生まれたいい時代でした。そのなかでも印象に残っている歌手の方というと、久保田早紀さんですね。アルバムも、レコード盤をずっと聴いていて、久保田さんの歌の世界やその歌声が好きで、いまも影響を受けている気がします。ーー1982年、映画『時をかける少女』初主演としてスクリーンデビューされ、主題歌もご自身で歌っていらっしゃいますね。当時はどのようなお気持ちで歌っていましたか。私は14歳で、映画のオーディションでこの世界に入り、『時をかける少女』で映画デビューさせていただきましたが、実は当時はそこまで「女優さんになりたい」「歌手になりたい」という夢があったわけではなかったんです。だからこそ、いただいた作品をただ一生懸命演じたり、歌ったりしていました。当初は女優の仕事のほうがメインでしたから、会社としても作品のイメージに合わせた曲を歌うというかたちでした。歌番組にも、女優として出演して、映画のプロモーションで歌うという意味合いのほうが強かったんですね。それから、だんだん大人になってきて、ある時期から、女優の仕事と歌手の仕事を切り離して考えるようになりました。歌の仕事は、女優のように役ではなくて、「そのときどきの自分の姿をそのまま投影できるものにしていきたい」と思うようになったんです。そのあたりから、歌うことへの意識が変わりました。いろいろなプロデューサーの方との素敵な出会いもありまして、いま振り返れば、その世代ごとの自分の足跡が、音楽というかたちで残せてきたかなと思いますね。役を毎回いただくという女優のお仕事だけできていたら、ここまで長くはやってこれなかったのかもしれない。女優、歌手というふたつのお仕事がバランスよく続いてきたなかで、いい出会いがあったから、これだけ長く続けてこられました。ーー歌うことへの意識が切り替わったのは、いつ頃だったのですか。20代の半ばぐらいに、鈴木慶一さんにプロデュースしていただいたときです。より音作りの面白さ、自分自身を表現する場として、音楽というのは本当に楽しいということを知ったあたりから、変わったと思います。1970年代から90年代の名曲を中心にしたカバー集ーー2020年10月14日に、ラブソングのカバーアルバム第3弾『恋愛小説3〜You&Me』をリリースされます。第1弾は洋楽カバー、第2弾はご自身の少女時代をテーマに、そして今回の第3弾はどんな作品になっていますか。今回は、1970年代から90年代のソングライターの方の名曲を中心に選んでいます。そして新しい試みとしては、4人の素晴らしいアーティストの方に参加していただき、デュエットで歌わせていただきました。ーーリードトラックの、大滝詠一さん、佐野元春さん、杉真理さんによるユニット「ナイアガラ・トライアングル」の「A面で恋をして」のカバーは、アルバムのオープニングとしてもふさわしい爽快なナンバーですね。この曲は、子どもの時代に聴いていて、確かCMソングだったと思いますが、ラジオから流れてきてほんとにワクワクした思い出があります。当時から大好きで。「いつかカバーできたらいいな」と思っていた曲でした。でもあまりにも名曲で、すべてが計算されて作られているので、歌うのに一番苦労したかもしれません。この曲を私なりに歌うためにどうしたらいいだろうと、すごく考えました。ーーそんなご苦労されているように感じさせない心地よさは、素晴らしいです。ありがとうございます(笑)。ーーやっぱり演技力も、歌う力につながっているんですよね。この「恋愛小説」シリーズは、1曲1曲を短編の恋愛小説のような感じで、ひとつずつ演じていくように歌うというのが、全体のテーマです。自分のオリジナルを作るよりも、“演じる”ということをとても大事にしています。ーー弾けるようなアップテンポのピアノやサビの希望に満ちた歌声が響く8曲目「ping-pong」は、2018年発表の原田さんのアルバム『L’Heure Bleue (ルール・ブルー)』収録曲ですね。今回は作詞を提供された土岐麻子さんとデュエットされています。この曲は土岐さんが物語を書いてくださったわけですが、土岐さんの歌も声も世界観も大好きなんです。「デュエット」というと、だいたいは男女の組み合わせが浮かびますが、今回、女性ともコラボレーションしたいと思って、大貫妙子さん、土岐さんのおふたりにお願いしました。もともとオリジナルは私ひとりで歌っていますが、デュエットをしたことでより豊かになった気がします。土岐さんの声も入り、女性同士のエネルギーを感じてもらえる作品になったのではと思います。ーー9曲目「ユー・メイ・ドリーム」は、シーナ&ロケッツの名曲ですね。今回、原田さんのスウィートなボーカルで、シーナさんのロックボーカルとはまた違う、まったく新しい「ユー・メイ・ドリーム」になっています。この曲は、全体の曲目が出揃ってきたときに、「少しポップな曲をもう少し増やしたい」と思って、私から提案しました。意外性のあるものにチャレンジするというのも、カバーの楽しみですから。ただ、そう言ってみたもののどうやって歌おうかとけっこう悩みました。英語のセリフの部分があるのですが、とくにそこをどういう感じにしたらいいのかなと。もちろん演じきってやる案もありましたが、「もっとみずみずしさがほしいな」と、私の姪っ子(10代)に英語のセリフの部分だけやってもらいました。すると、キラキラとした甘酸っぱい雰囲気があって、頼んでよかったなと思いました。ーー原田さんではなく、姪っ子さんの声だとは気づきませんでした(笑)。少し声の加工をしているせいかもしれないですが、私はうしろのコーラスにまわっているんですよ(笑)。もともとの声質が似ているんですよね。だから今回、ほかの曲のコーラスもいろいろやってもらいました(笑)。ーーほかにも、細野晴臣さんとのデュエット曲で、おしゃれで軽妙な6曲目「ア・ドゥードリン・ソング」が味わい深いです。あの曲は、参考音源を聴いたときに細野さんの歌っていらっしゃる声が聴こえたぐらい、ぴったりだなと。ただ、あとは自分が世界観にうまくのって、細野さんと楽しく歌えて、小粋な部分が出せればいいなと思いました。細野さんとは別々の場所でレコーディングしたのですが、あんなに息がぴったりな感じに仕上がって、想像以上に素晴らしい歌をいただいて、大満足ですね。ーー4曲目「二人の果て」では、小山田圭吾さんともデュエットされています。これこそ本当に、演じるような世界観の曲。でも、あまりにも歌で演じすぎるのもよくないと思って、むしろ淡々と歌いたいなと思ったときに、小山田さんの声が浮かびました。これも大貫妙子さんが詞を書いていますが、アルバムのなかでは彩りの曲になったと思います。ーーカメラのシャッター音のような音が何度か入っていますが。あの「カシャッカシャッ」という音は、プロデューサーのゴローさんのアイデアです。車で聴いていると、「あれっ?」とついシャッター音に振り向いてしまいます(笑)。ーー2曲目「ベジタブル」では大貫さんともデュエットされていて、土岐さんとはまったく違うテイストになっていますね。この曲も、当時化粧品のCMで流れていて、とても印象的でした。大貫さんの曲のなかでも、大好きな曲で「いつか歌いたいな」と思っていた曲です。ーー今回のアルバムリリース後は、ライブのご予定などありますか。通常はアルバムを作ってしばらくして、みなさんがアルバムを聴き込んでくださった時期を見計らってライブをやっているのですが、いまはこういう時期なのでいまのところはありません。ただ、今回のアルバムの「You&Me」というサブタイトルは、デュエットをやっているということもあって、「あなたと私で歌う」という意味がひとつ。そして、しばらくはファンの方に直接歌を届けることができないので、みなさんに向けての「あなた」、そして「私」ということで、「またお会いできる日を楽しみにしています」という気持ちをこめて付けました。今後も作品を大切に作って音楽の足跡にしたいーー音楽活動以外では、2019年にドラマ『あなたの番です』に田中圭さんとW主演され、多くの視聴者を惹きつけましたね。お話をいただいたときに、2クールのドラマというのは昔はあったものの、現在は新しい試みとして大作だと聞きました。しかも、ヒロインが1クール目で亡くなるというお話を聞いて、すごく面白いなと思ったんです。そして秋元康さんが企画されているということで、プロットも読ませていただいたら、止まらなくって、なんて計算されて良くできた話なんだろうと。この段階で引き込まれていくということは、視聴者の方も物語にはまっていくのかなと思いましたし、連ドラは久しぶりでしたが、「これは絶対やりたい」と思えたんです。想像以上の反響をいただいた作品だったので、こんなところでこういう出会いがあるとは自分自身も驚きましたし、いいタイミングで出会えた作品でした。ーー田中圭さんは、どのような印象でしたか。圭さんは、本当に、まっすぐな嘘のない人ですね。最初はシャイなところがあって、人見知りなところがあるそうなんです。だから、撮影中はそんなにゆっくりお話しする機会もなかったのですが、そばで見ていると、いい人なのかわかりましたし、信頼できる方だと感じていました。撮影が終わったぐらいから、すごく仲が良くなって、いまも圭さんが何かに出ていると、菜奈ちゃんのような気持ちで見守っています(笑)。家族のような親しみを感じますね。ーー視聴者側としては、菜奈ちゃんが亡くなって切なかったので、いまのお話はすごくほっこりします(笑)。素敵な方ですよ、大好きです。圭さん、お元気かな(笑)?ーーお話は変わりますが、今年に入ってから自粛期間などもありましたが、「おうち時間」をどのように過ごしていますか。今回のアルバムの準備期間と、コロナ禍が重なって、結果として、家で歌の練習をたくさんしました。当初の予定よりレコーディングが少し遅れることになったのですが、すでに曲は上がっていたので、ゴローさんからデモ音源を送っていただいて。自宅でそれを聴きながらiPhoneに歌を録音して、ゴローさんに送り返してという作業をしました。ただ、曲によっては、エコー感、リバーヴがないと歌うさじ加減がはかれない曲も何曲かあるので、「いいリバーヴだなあ」と思って、お風呂場で歌ってみたりもしました(笑)。録音している途中で、部屋に家族が入ってきて、「あと少しで歌い終わったのに」と、また最初から歌ったり。もともとあまり外に出るほうではないので、家にいることも全然苦ではなくて。コロナ禍に入る前から、カリグラフィーを習い始めていたのですが、レッスンにも行けなくなったので、家でひたすらペンを持って書いていたり、甥っ子や姪っ子とゲームをしたり。ーー原田さんがゲームをされる想像がつかないです(笑)。普段は全然やらないのですが、思い立って、姪っ子たちが生まれる前の昔のゲームを「一緒にやってみたら楽しいかな?」と思って、昔に買っていてしまいこんでいたチェスを出してきてやりました。振り返ると、きっと、いい思い出がそこにもできたかなという時間になりましたね。ーー普段、美容面で気をつけていらっしゃることはありますか。摩擦がよくないと聞いて、最近、できるだけコットンを使わずに、肌をやさしく洗ってあげようと心がけています。お仕事のないときは、肌を休ませたいので、お化粧はあまりしないで過ごしますし、お仕事のときはクレンジングをきっちりします。そういえば、足のマッサージ器を買ってみました。足がむくみやすいので、電動で足がきゅーっとマッサージされるものです(笑)。あとは、食事はバランスよく食べていますね。ーーでは今後のご予定ですが、2020年10月9日から公開中の映画『星の子』では、芦田愛菜さんの母親役でご出演されていますね。あの作品は今回のアルバムの制作に入る前に、昨年末から今年の年始にかけて撮影しました。『星の子』は愛菜ちゃん演じる主人公ちひろの成長の物語であり、家族の物語でもあります。原作もすごく面白いですし、「信じるってなんだろう?」「家族の愛ってなんだろう?」と、観終わったあとにすごく考えさせられる作品ですね。私と永瀬正敏さんは新興宗教に入ってしまう両親役で、ずっと緑のジャージを夫婦お揃いで着て、おしぼりを頭にのせているという、いままでにないユニークなキャラクターでした。難しい役どころでしたが、自分と違う部分が多いほど演じる楽しさもありました。ーー最後に、今後の女優としてのご活動や、シンガーとしての音楽活動の豊富を教えてください。女優の仕事に関しては、いい作品とこれから出会っていくのがすごく楽しみですし、いつどんな作品に出会えてもすんなりとそこに入れるように、常に心身ともにいい状態を保っておこうと思っています。音楽に関しては、プロデューサーのゴローさんはじめスタッフの方たち、ずっと同じ素晴らしいメンバーの方たちとともに積み重ねてきたこの10年ほどのものがあるので、今作を作っていてあらためて、物を作っていくことの大切さや素晴らしさをとても感じました。今後も自分のペースで作品をひとつずつ大切に作って、そのときに感じたことを全部出せるように、そしてそれがいつか音楽での自分の足跡になっていけたらいいですね。取材後記取材現場に可憐な花が咲いたような、ただそこにいらっしゃるだけでハッとしてしまうほどの魅力を放っていらっしゃった、原田知世さん。筆者は小学生のときから映画を拝見し、『あなたの番です』の菜奈ちゃんAIもダウンロードしていますが、原田さんの歌声にも魅了されました。みなさんも、きっと新しい原田さんを発見するかもしれません。そんな原田さんのラブソングカバー集を、まずはチェックしてみてくださいね。原田知世 PROFILE長崎県生まれ。1983年、オーディションで5万7,000人の中から選ばれ、映画『時をかける少女』の主演でスクリーンデビュー。近年は映画『サヨナラCOLOR』(2005年)、『紙屋悦子の青春』(2006年)、『しあわせのパン』(2011年)、『あいあい傘』(2018年)、NHK連続テレビ小説『おひさま』(2011年)や、NHKドラマ10『紙の月』(2014年)、NHK特集ドラマ『途中下車』(2014年)、CBCドラマ『三つの月』(2015年)、WOWOW連続ドラマW『海に降る』(2015年)、NHKドラマ10『運命に、似た恋』(2016年)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)、WOWOW連続ドラマW「不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」(2018年)など、数々の話題作に出演。歌手としてもデビュー当時からコンスタントにアルバムを発表。1990年以降は、鈴木慶一、トーレ・ヨハンソンを迎えてのアルバム制作、それに伴うオール・スウェディッシュ・メンバーとの国内ツアーなどで、新たなリスナーを獲得。近年はプロデューサーに伊藤ゴローを迎え、オリジナルやカバーなど充実したソロ・アルバムをコンスタントに発表しているほか、高橋幸宏らと結成したバンドpupa (ピューパ)にも在籍している。2019年は女優として、4月・7月期日曜ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系 2019年)で、田中圭とW主演を務め話題となった。そのほか、ドキュメンタリー番組等のナレーションを担当するなど幅広く活動。2020年10月14日、『恋愛小説3~You & Me』をリリースする。InformationNew Release『恋愛小説3~You & Me』(収録曲)01. A面で恋をして(ナイアガラ・トライアングル 1981年)02. ベジタブル duet with 大貫妙子(大貫妙子 1985年)03. 小麦色のマーメイド(松田聖子 1982年)04. 二人の果て duet with 小山田圭吾 (坂本龍一 1994 年)05. 新しいシャツ (大貫妙子 1980年)06. A Doodlin’ Song duet with 細野晴臣(ジャッキー・クーパー 1958年)07. 花咲く旅路(原由子 1991年)08. ping-pong duet with 土岐麻子(原田知世 2018年)09. ユー・メイ・ドリーム(シーナ&ロケッツ 1979年)10. あなたから遠くへ(金延幸子 1972年)*( )内はオリジナルアーティストと発表年。2020年10月14日発売*CD収録内容は全形態共通。(通常盤)UCCJ-2182(CD)¥3,300(税別)(初回限定盤)*初回限定盤のみボーナストラック「Winter Lullaby」あり。*初回限定盤のみミュージックビデオ2曲収録。「A面で恋をして」「A Doodlin’ Song」UCCJ-9224(CD+DVD)¥4,070 (税込)ヘアメイク&スタイリング・藤川智美(Figue)イヤリング ¥6,600(税込) 「UN CINQ -vintage & handwork-」UN CINQ -vintage & handwork 東京都目黒上目黒1-15-12 03-6277-5014
2020年10月12日駆け出しの料理研究家が知る、老舗料理学校のレシピの秘密とは?原田ひ香さんの新作小説『口福のレシピ』。「20代の頃、料理教室に通っていたんです。当時のメモを見返したら“手の込んだ美味しいものは外で食べられるから、家では野菜中心の手のかからない料理を”と書かれていて。でも、今その頃のレシピを見ると、結構手が込んでいるんです。これを“手のかからない料理”と思っていたんだなあ、って」そんなことを編集者と話しているうちに、料理教室を題材にした小説を書かないかと提案されたという原田さん。新作『口福のレシピ』の主人公、品川留希子の実家は老舗の料理学校。でも後を継ぐことを拒んで家を出た彼女は、フリーのSEとして働く一方、電子レンジだけで作る手軽な料理をTwitterで紹介して人気を得ている。そんな留希子の物語と並行して進むのは、彼女の曽祖父の時代、品川家に奉公するしずえが料理のレシピ制作に苦心する姿だ。「昭和のはじめの頃は良家のお嬢さんが女学校や女子大の家政科で料理を習っていた。その後、料理研究家が人気を博した時期や誰でもレシピを発表できるクックパッド全盛期があり、最近は料理研究家やシェフがSNSやYouTubeにレシピを積極的にあげている。そんな時代の流れをつかみながら物語が書けたらな、という思いがありました」読めば家庭料理の変遷とともに、女性の生き方の選択もずいぶん変わったのだと感じる。「しずえさんは自分の家や奉公先に尽くしている人。留希子はもっと自由で、自分のために生きている。彼女に協力する男性も登場しますが、男性が女性を自然とバックアップできる時代になった、ということも書きたかったですね」料理アプリの開発に乗り出すが苦心する留希子。やがて実家との間に、トラブルが生じ…。そんな騒動から浮かび上がってくるのは、レシピを考案する人の人知れない努力。「ナポリタンやハンバーグのような、すでに調理法が確立しているものでも、今はひと工夫加えたり、逆に手軽にしたレシピがSNSでバズっていきますよね。この先も、レシピもその広まり方も、もっといろいろ変わっていくかもしれませんね」日々の料理とそのレシピを、また違った角度から楽しめるようになる作品なのだ。『口福のレシピ』品川留希子は駆け出しの料理研究家。料理アプリの開発に苦心するが、生姜焼きのレシピをめぐり、実家の老舗料理学校とトラブルに…。小学館1500円はらだ・ひか1970年生まれ。2007年「はじまらないティータイム」ですばる文学賞を受賞。著書に『東京ロンダリング』『三人屋』『ランチ酒』『おっぱいマンション改修争議』『まずはこれ食べて』などがある。※『anan』2020年10月14日号より。写真・土佐麻理子(原田さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2020年10月09日イラストレーター・原田治の「オサムグッズ(OSAMU GOODS)」のステーショナリー・コレクションが2020年9月11日(金)にマークス直営店にて発売。以降順次、全国取扱店でも発売される。原田治は、1980年代から90年代にかけて、女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「オサムグッズ」を手がけたイラストレーター。「オサムグッズ」は1976年に商品化されて以来、広告やグッズなど幅広く展開され、ポップでチャーミングなキャラクターが日本の“かわいい”文化に大きく影響を与えた。また、2019年には東京で回顧展も開催された。ステーショナリー・コレクションでは、レトロで愛らしいキャラクタープリントのポーチやペンケースなどを展開する。ミントグリーンやイエローの丸ポーチには、裏表にキャラクターをプリント。A4のクリアファイルは、キャラクター単体と総柄の2枚がセットに。マスキングテープは、1枚ずつはがして使えるダイカットタイプとなっている。【詳細】「オサムグッズ」ステーショナリー・コレクション発売日:2020年9月11日(金)※全国取扱店では9月11日(金)以降順次発売展開店舗:マークス直営店、全国取扱店、オンライン・マークス・丸ポーチ 1,800円+税・ペンケース 1,600円+税・マスキングテープ・セパレート(8デザイン×各20枚入り) 860円+税・刺繍ステッカー 500円+税・ペンホルダー 650円+税・クリアファイル・A4(2枚セット) 700円+税・ステーショナリーケース・A5 1,600円+税
2020年09月14日永瀬正敏と原田知世が、大森立嗣監督作『星の子』に出演することが決定。主演・芦田愛菜の両親役を演じる永瀬さん、原田さんの2人も登場する特報映像と場面写真も到着した。永瀬さんと原田さんは、同じ1983年にスクリーンデビュー。夫婦役では『紙屋悦子の青春』以来、実に14年ぶり、2度目の共演。本作では、芦田さん演じる中学3年生の少女ちひろの成長を愛情たっぷりに見守る一方、かつて病弱だったちひろを救った“水”と、その水を販売する“あやしい宗教”を深く信じてしまう両親役を演じる。そのせいで家が日に日に貧乏になり、またフリーマーケットで買ったお揃いの緑ジャージしか着なくなる…。永瀬さんは「信じる事の“純粋さ”と、ある意味“狂気”を家族と言うかけがえのないものの中でどう表現していくのか?大森立嗣監督の真っ向からのチャレンジを芦田愛菜さん、原田知世さん方と共に、旅出来た事はとても光栄でした」と今作への参加をふり返り、原田さんとの共演については「“信じるものがばっちり一致している夫婦”の役でしたが、知世さんの演技を見て、感情がパッと浮かび上がるような感覚があり、だいぶリードしてもらった気がします」と抜群のコンビネーションを発揮した様子。原田さんは「今まで演じたことのない新しい役でした。ほかの人から見るとちょっと奇妙に見えたりする部分もあるのですが、子供を深く愛していて、夫婦が同じ方向を見て共に手を取って歩んでいる」と自身の役柄について語り、「成長していく娘との一つ一つのシーンを演じていく中で、愛おしさが溢れ、同じ思いで娘を見つめる父、永瀬正敏さんの穏やかな温もりに支えられながら、ラストシーンを迎えることが出来ました。この作品に参加できたことをとてもしあわせに思います」とコメントしている。一方、芦田さんは「お二人とも本当の両親みたいにあたたかく接してくださり、待ち時間にもたくさんお話ができてとても嬉しかったです」と2人との共演について語っている。到着した映像では、思春期を思い悩み、ひとり遠くを見つめたり、何かから逃げるように街を駆け抜けたりするちひろの様子や、ジャージを着て頭にタオルを乗せ、水を掛け合う両親の姿が切り取られている。さらに、「私、この水飲むと風邪引かないんです」と先生に語るちひろのセリフからは、あやしい宗教を深く信じている両親に対する複雑な感情が垣間見える。『星の子』は10月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:星の子 2020年10月、全国にて公開予定©2020「星の子」製作委員会
2020年07月21日