プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」を提供する株式会社未来ヘルスケア(大阪市中央区)は、卵子凍結ができる全国の病院・クリニック特集を当社ホームページに2024年4月10日(水)、公開しました。プレコンセプションケア(プレコンケア)最前線 卵子凍結ができる全国の病院・クリニック特集■東京都が助成金について公表し関心が高まる「卵子凍結」卵子を凍結保存しておく「卵子凍結」女性が将来の妊娠に備えて、卵子を凍結保存しておく「卵子凍結」。東京都では、2023年9月より18~39歳の女性を対象とした卵子凍結に関する費用を助成する事業(上限30万円)が開始されました。今年度、「卵子凍結」にかかる費用の助成規模を昨年度の10倍に拡充され、ニーズが高まっている様子がうかがえます。■卵子凍結ができる全国の病院・クリニック特集「ミトコアBeauty」を提供する株式会社未来ヘルスケアでは、一般公開している「全国不妊治療病院・クリニック成績ランキング」において、近年関心の高まる卵子凍結を実施している病院・クリニックをピックアップし体外受精の成功率や移植数の治療成績をとりまとめ公開しました。「卵子凍結」ができる全国の病院・クリニック特集 「卵子凍結」ができる全国の病院・クリニック特集■病院・クリニック詳細ページで確認できる治療成績の内容各病院・クリニックの詳細ページでは、体外受精・顕微授精・人工授精の実施数や治療成績を確認できます。・体外受精や顕微授精の年齢別実施数・体外受精や顕微授精の成功率新鮮胚の治療実績(IVF-ET)新鮮胚の治療実績(Split)新鮮胚の治療実績(ICSI)凍結胚の治療成績・人工授精の実施数・精巣内精子採取術の年齢別実施数・総合治療件数凍結した卵子は、将来妊娠を望むときに解凍し、パートナーの精子を使って体外受精させ、得られた受精卵(胚)を子宮に移植します。■未来ヘルスケアについて未来ヘルスケアはミトコンドリア栄養補給サプリのパイオニアです。妊活という言葉が広く知られる前から妊娠とミトコンドリアの関係を研究し、イースタティックミネラル配合のミトコア300mgシリーズを累計30万セット販売してきました。<プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」>プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」将来子供を持ちたいと思う独身女性の、ライフプランの不安を取り除きたいという思いから誕生した、プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」を4月8日(月)に販売開始しました。<公式オンラインショップ> ■会社概要会社名 : 株式会社未来ヘルスケア所在地 : 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-2-29 心斎橋MIDOビル8FTEL : 050-3645-3733事業内容: 健康食品や化粧品などの企画・製造および販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月15日フェムケアコンセルジュの木川誠子氏が医師への取材をもとにSurfvoteで課題提起。東京都の具体的な助成内容や卵子凍結のメリット・デメリットを踏まえ、Surfvoteで議論します。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、イシュー「卵子凍結は将来の妊娠のための選択肢になるのか?」について4月10日にSurfvoteに掲載、ユーザーの意見投票を開始しました。卵子凍結は将来の妊娠のための選択肢になるのか?東京都で『卵子凍結に係る費用への助成』『卵子凍結を使用した生殖補助医療への助成』の制度が始まりました。この助成を受ける条件となっているオンラインでの説明会には6,300人超が参加し、すでに1,000人を超える申し込みがあったことがニュースにもなり、高い注目度が伺えます。以前は、がん患者など治療による影響がある場合に適用されていましたが、近年では、35歳〜40歳以上で子どもを出産する女性が増加傾向にあり、社会のニーズに合わせて卵子凍結の適用範囲が拡大しています。卵子凍結はさまざまなメリット・デメリットが考えられます。それも踏まえたうえで、卵子凍結は将来の妊娠のための選択肢になるのか?Surfvoteでひろく意見を集めます。イシューはこちら: このイシューを書いた木川誠子氏フェムケアコンシェルジュ。出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動し、2022年に「株式会社k company」を設立。フェムケア領域をメインにコンテンツ制作をしています。大切にしているのは、知性、品性、感性、本質/公認フェムテックマイスター・ライフオーガナイザー1級・アロマ心理あなたの意見・投票を社会のために活用しますSurfvoteでは社会におけるさまざまな課題や困りごとを「イシュー」として掲載し、どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。私たちは、みんながさまざまな社会課題を知り、安心して自分の意見を言える場を提供したいと考えています。また、そこで集められた意見は、イシューの内容に応じて提言書に纏め関係省庁や政治家へ提出することもあります。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月12日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!電気料金が未払いだった理由主人公は電気料金を口座引き落としにしていました。しかしある日、電気料金の未払いを知らせる手紙が届きます。それを見た主人公は「また無駄遣いしてる!?」と夫を問い詰めました。夫を問い詰める出典:エトラちゃんは見た!これで何度目?出典:エトラちゃんは見た!夫は「いや~ちょっと…」とお金を使った理由を説明しました。ここでクイズ夫はなんと返答したでしょう?ヒント!夫はほしいものがあったようです。新作のゲームを買った出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「新作のゲームが買いたかった」でした。新作のゲームを買ったと言う夫。まさかの夫の返答に唖然としてしまう主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年04月09日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、「広がる妊娠・出産の選択肢」。受精卵凍結を行った俳優・タレントの奈津子さんが、産婦人科医の松本玲央奈先生と今後の妊娠・出産について考えます。選択肢を調べ、自ら“備えていくこと”が大事だと思います。左・奈津子さん、右・松本玲央奈さん――昨今は著名人が、自らの決断を公表するなど、「卵子凍結」という言葉の認知度が上がっているように感じます。先生のクリニックも、卵子凍結の相談に来られる人は増えているのでしょうか?松本玲央奈先生(以下、松本):相談に来る方は毎日いらっしゃって、増えていると思います。奈津子さんは「受精卵凍結」をされたんですよね?奈津子:はい。私はいま34歳で、3歳になる息子を育児中ですが、過去2度にわたり流産をしています。将来的には第二子も望んでいるので、今は仕事に邁進しつつ、数年後の妊娠・出産への不安要素を減らせたら…と思い、受精卵凍結を決めました。――「卵子凍結」と「受精卵凍結」はどう違うのでしょうか?松本:精子と受精させる前の卵子を凍結するのが「卵子凍結」。卵子に精子を受精させ、発育したもののみを凍結するのが「受精卵凍結」です。受精卵凍結のほうが妊娠率は高いので、奈津子さんのようにパートナーがいる方は受精卵凍結を選択する方が多いですね。――卵子凍結は認知が徐々に広がっている印象ですが、それ以外にも妊娠・出産を考える際に、私たちが知っておくといい新しい選択肢は他にもあるのでしょうか?松本:最近は「ERPeak検査」といって、着床しやすいタイミングを調べられる検査も登場しています。発育した受精卵を、子宮内膜が受け入れる時期というのは、人によって微妙に違う。この時期が分かると、その人が妊娠しやすいタイミングで受精卵を移植できるので、体外受精を複数回行ってダメだったという人も、授かる確率が上がるんです。不妊治療に取り組まれている方には、有益な検査だと思います。――ライフプランに合わせて、妊娠・出産の新しい選択肢は増えていますが、“壁”になってくるのはどのようなことでしょうか?松本:病院への“アクセス”“金銭”そして“機会”と、大きく「3つの壁」があります。なかでも難しいのが機会の壁で、予定調整の難しさや体への負担から治療を諦める人は少なくないです。奈津子:私もスケジュール調整は、かなり大変でした。排卵周期などに合わせて、診察時に病院から「明日来られますか?」と言われることもありますから。あと受精卵凍結は保険適用外なので、費用面も「壁」として感じましたね…。松本:まだまだ改善すべき点は多いですが、日本の卵子の採卵件数は世界トップレベルなんです。日本の病院は安全で管理もしっかりしていることから、海外から来られる方も増えているんですよ。――選択肢はますます広がっていきそうですね。この先、女性たちがもっと自分らしく妊娠・出産と向き合うために、おふたりが望むことが何かあれば教えてください。松本:“備えていくこと”が、大事だと思います。知識はあって困ることはないので、妊娠・出産を今後望むにしても望まないにしても“いつか”のために、どんな選択肢があるか知っておくだけで変わることはあると感じています。奈津子:選択肢を増やすことって、本当はワクワクすること。だからまずは怖がらずに、一度調べてみる。たくさんの選択肢を照らし合わせながら、自分に合ったライフプランを立ててほしいと思います。CHECK!What’s?注目キーワード卵子凍結・受精卵凍結「卵子凍結」は卵巣から卵子を採卵し、将来の妊娠に備えて凍結保存しておくこと。精子と受精する前の未受精卵を凍結するので、一般的にパートナーが決まっていない人が選択します。対して「受精卵凍結」は、精子と受精させ正常に細胞分裂が行われた受精卵を凍結保存。卵子や精子の単独保存より、妊娠の確率が高いとされています。ERPeak検査(子宮内膜胚受容期検査)子宮内膜には“着床の窓”といって、受精卵を受け入れる時期があります。人によって異なる、この受容期を調べることで、適切なタイミングで受精卵を移植でき、妊娠確率を高めることができます。検査では、薬で子宮内膜を厚くし生検を行うので、強い痛みを感じる人も。費用は保険適用外だが、先進医療として認められている。松本玲央奈さん松本レディースIVFクリニック理事長。聖マリアンナ医科大学卒業後、東京大学大学院医学研究科博士課程にて着床の研究に従事。最新の検査を取り入れ、不妊治療を行っている。奈津子さんドラマ『野ブタ。をプロデュース』以降、多くの作品に出演。SDN48卒業後に家電製品アドバイザーを取得し、現在は“家電女優”としても活動中。Instagramは@natsuko_kadenニット¥17,600デニムパンツ¥16,280(共にラブティクボンボン/パル TEL:03・6855・0801)ホライズンクロスネックレス¥5,100ピアス¥5,980バングル¥6,710(以上Ops.)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年4月3日号より。写真・中島慶子スタイリスト・前田奈美(奈津子さん)取材、文・山本奈緒子(by anan編集部)
2024年03月31日恋愛バラエティー番組『あいのり』(フジテレビ系)に出演していたブロガーのクロが8日に自身のアメブロを更新。卵子凍結の保存管理期間の更新にかかった金額を明かした。この日、クロは「今日赤坂まで行ったのは卵子凍結の更新するためだったんだけど」と明かし「実際メールできていて、そのまんまネット決済でできちゃって」と更新料の支払いをしたことを説明。「出向く必要もなかったみたい」とコメントし「卵子凍結更新料はこんな感じ」と「決済金額¥90,000」と表示された画面のスクリーンショットを公開した。続けて「1本15,000円のを6本とってあるんだね」と述べ「こんなふうに一回で、全てとってあるもの更新できた!」と更新後の凍結した卵子の保存期限が記載されたLINEのトーク画面を公開。卵子凍結について「思い立った時にやってよかった!」とコメントし「このタイミングでの卵子は1ヶ月ごとに質がまた違うから」とつづった。
2024年03月10日■ うすだレディースクリニック(所在地:東京都武蔵野市、院長:臼田三郎)は、卵子凍結を検討されたことがある方を対象に、「卵子凍結」に関する調査を実施しました。女性には“妊娠適齢期”と呼ばれるものがあり、その年齢を過ぎると妊娠しにくくなると言われています。しかし、適齢期と言われる20代後半~30代前半は仕事においても活躍が期待される時期。仕事とプライベートの両立を図ることは簡単なことではありません。そのような中、若いうちに卵子を保存しておくことで年齢を重ねても妊娠できる可能性がある「卵子凍結」に注目が集まっています。最近では、指原莉乃さんが卵子凍結をしたことを公表し話題になりました。そこで今回、卵子凍結等の高度生殖医療が可能なうすだレディースクリニック( )は卵子凍結を検討されたことがある方を対象に「卵子凍結」に関する調査を実施しました。<調査概要>調査概要:「卵子凍結」に関する調査【調査期間】2024年2月14日(水)~2024年2月15日(木)【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査【調査人数】300人【調査対象】調査回答時に卵子凍結を検討されたことがあると回答したモニター【調査元】うすだレディースクリニック( )【モニター提供元】ゼネラルリサーチ■ ●約9割が卵子凍結により、妊娠率に変化があると思うと回答はじめに、「卵子凍結を検討した理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『妊娠の可能性を高めたくて(57.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『直近で妊娠の予定がないため(34.0%)』『将来への保険として(32.3%)』と続きました。次に、「卵子凍結により、妊娠率に変化があると思いますか?」と質問したところ、約9割の方が『思う(88.0%)』と回答しました。■ ●卵子凍結には3つの方法が。それらの違いを解説「卵子凍結には「高刺激法」「低刺激法」「無刺激法」の3つの方法があります。これらの違いをご存知ですか?」と質問したところ、約半数の方が『知っている(48.7%)』と回答しました。また、「実際に検討した卵子凍結の方法を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『高刺激法(49.3%)』『低刺激法(59.6%)』『無刺激法(17.8%)』という回答結果になりました。それぞれ理由をうかがってみましょう。「「高刺激法」を検討した理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『平均採卵数が多いから(65.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『凍結胚ができる確率が高いから(62.5%)』と続きました。「平均採卵数が多いから」「凍結胚ができる確率が高いから」と回答したことが多いことから、高刺激法を検討した方はより妊娠率を高めたいと考えている傾向が明らかになりました。続いて「「低刺激法」を検討した理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『身体的負担が比較的少ないから(69.0%)』が最も多いという結果になりました。最後に「「無刺激法」を検討した理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『身体的負担が少ないから(69.2%)』『薬剤料等の経済的負担が比較的少ないから(69.2%)』という結果になりました。低刺激法や無刺激法を検討した方は、身体や経済的な負担を軽減したいと考えているようです。■ ●実際に卵子凍結をした方の約4割が「高刺激法」を選択「実際に卵子凍結を行いましたか?」と質問したところ、『行った(29.3%)』『行う予定がある(21.7%)』『行っていない(49.0%)』という回答結果になりました。「行った」「行う予定」と回答した方を合わせると半数以上の方が卵子凍結に前向きであるという結果が示されました。そこで、「行った」「行う予定がある」と回答した方にうかがいました。「卵子凍結を行った(行う予定の)方法を教えてください」と質問したところ、『高刺激法(40.5%)』『低刺激法(45.1%)』『無刺激法(14.4%)』という結果になりました。続いて、卵子凍結は「行っていない」と回答した方及び卵子凍結を行った(行う予定の)方法で「高刺激法」と回答した方にうかがいました。「妊娠率が高くなる卵子凍結法はどれだと思いますか?」と質問したところ、『高刺激法(30.7%)』『低刺激法(12.9%)』『無刺激法(8.1%)』という結果になりました。分からないと回答した方を除くと卵子凍結の方法の中でも、高刺激法が最も妊娠の確率が上がると考えている方が多いようです。■ ●【まとめ】高刺激法は妊娠の確率を高める卵子凍結法今回の調査で、卵子凍結により妊娠の確率を高めたいと考えている方は多いことが明らかになりました。約9割の方が卵子凍結により妊娠率が高まることを期待している方が多い傾向が示されました。続いて、実際に検討した卵子凍結の方法を調査した結果、低刺激法、高刺激法の注目度の高さが判明しました。高刺激法を検討した方はより妊娠率を高めたいと考えている一方、低刺激法や無刺激法を検討した方は、身体や経済的な負担を軽減したいと考えているようです。実際に卵子凍結を行った(行う予定)の方の約4割が高刺激法を選択したことが本調査で明らかになりました。卵子凍結の方法の中でも、高刺激法が最も妊娠の確率が上がると考えられている方が多い傾向にあるようです。妊娠を強く希望する方は、高刺激法を選択肢にいれてもよいのではないでしょうか。■ ●不妊治療なら実績のある『うすだレディースクリニック』がおすすめ今回、「卵子凍結」に関する調査を実施したうすだレディースクリニック( )は、不妊治療機関としての専門性と女性のトータルケアをサポートするホームドクターとしての役割を兼ね備えた施設です。■うすだレディースクリニックとは<大切な命をお迎えするために>すべての患者様が安心・安全に、妊娠をするためのサポートを行っております。大切な命をお迎えするための環境はもちろん、豊富な知識・経験を持った医師/スタッフが皆さまをお迎えいたします。《卵子凍結》当院では東京都の卵子凍結事業に参加された方のみ対応しております。 詳しくは下記URLを参照ください。・東京都卵子凍結事業 ・卵子凍結を使用した生殖補助医療への助成 ※東京都卵子凍結事業の説明会に参加された方のみ【凍結保存の成績】当院における融解後の胚の生存率は約95%となっております。【当院の不妊治療特徴】取り違え防止システム体外受精で取り違えが起こる確率はゼロではありません。体外受精では、卵子と精子をクリニックに提出し、媒精をおこないます。数は多くはありませんが、日本でも取り違え事例が報告されているのは確かです。一般的なクリニックでの取り違え防止策は人的チェックが多い傾向にあります。卵子や精子、受精卵を保管している容器に氏名を記入し、人の目で確認する対策となります。一方当院では、「ART取り違え防止システム」と呼ばれる最先端のシステムで取り違えを防止できるよう務めております。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )体外受精「卵巣に形成された卵子を体外に取り出し(採卵)、精子と受精させ(媒精)、さらに数日間育てること(培養)で得られた受精卵を子宮内に移植(胚移植)して妊娠を成立させる治療法」です。採卵から培養までの一連の操作が体外で行われるため、卵子の存在・成熟度、精子の受精能力、受精卵の状態を直視下で評価でき、治療法以外に不妊症の検査としても有用性を持っています。1978年にEdwardsとSteptoeの両氏により世界初の体外受精児であるルイーズブラウン氏が誕生してから、本法を含めた高度生殖医療により、世界で400万人、我が国では年間6万人以上、累計70万人以上の生命が誕生しております(2019年時点、日本産科婦人科学会)。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )ERA(子宮内膜着床能検査)子宮内膜着床能(ERA)検査は、子宮内膜の着床能のタイミング評価を目的とし、アイジェノミクス社が開発し、特許を取得した検査法です(PCT/ES2009/000386)。分子生物学的ツールとして次世代シーケンサーを用い、子宮内膜の着床能に関連する236個の遺伝子の発現レベルの分析を行います。具体的には、子宮内膜の組織検体から抽出したRNAを次世代シーケンサーによって解析し、遺伝子の発現プロファイルから受容期(Receptive)または非受容期(Non-Receptive)に分類します。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )【院長 医学博士 臼田 三郎】日本産科婦人科学会専門医日本生殖医学会 生殖医療専門医・生殖医療指導医母体保護法指定医<所属>日本産科婦人科学会日本生殖医学会日本受精着床学会日本産科婦人科内視鏡学会<経歴>東京都武蔵野市生まれ1988年3月 慶応義塾志木高等学校卒業1995年3月 東京医科大学卒業1995年5月 東京医科大学大学院研究科入学/ 東京医科大学産婦人科講座入局1996年1月 東京医科大学八王子医療センター1997年8月 東京医科大学産婦人科不妊、内視鏡治療グループ1999年4月 東京医科大学大学院修了1999年5月 東京医科大学産婦人科講座助手2001年4月 聖ヨハネ会総合病院桜町病院医長2002年4月 医学博士2003年8月 杉山産婦人科2006年4月 うすだレディースクリニック院長【料金】■先進医療・ERA検査 110,000円(非課税)・タイムラプス 30,000円(非課税)・子宮内フローラ検査 40,000円(非課税)・スパームセパレーター 25,000円(非課税)高度生殖医療は2022年4月より保険適用となり『40歳未満の方は 移植回数6回まで』『43歳未満の方は 移植回数3回まで』となります。※高度生殖医療は2022年4月より保険適用となり『40歳未満の方は 移植回数6回まで』『43歳未満の方は 移植回数3回まで』となります。採卵回数ではありませんのでご注意ください。■保険診療人工授精 1,820点 5,460円※3割負担の場合の料金表示となります。・採卵術 3,200点 9,600円※加算料金は以下の通りになりますイ.1個の場合 2,400点 7,200円ロ.2個から5個までの場合 3,600点 10,800円ハ.6個から9個までの場合 5,500点 16,500円二.10個以上の場合 7,200点 21,600円※保険診療に関する注意事項月3回まで超音波検査は保険適用となります。タイムラプスは、先進医療となるため自費30,000円(非課税)となります。(先進医療とは、将来保険適用となるものです。)妊娠判定日以降から卒業までの妊婦健診にかかる費用はすべて自費となります。詳しくは当院のサイトで解説しております。( )■うすだレディースクリニック: ・お問い合わせTEL:0422-28-0363(受付時間/午前8:50~12:00、午後14:50~18:30)・診療ご予約はこちら: 【記事等でのご利用にあたって】本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。・引用元が「ゼネラルリサーチ調査」「うすだレディースクリニック」である旨の記載・ ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月06日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、私とフェムケアの話。昨年、卵子凍結手術を受けたことを公表したアイスダンスの小松原美里選手に自身の体の不調との向き合い方を伺いました。卵子凍結は未来の自分への“投資”。小松原美里さんが卵子凍結を考え始めたのは、2022年、北京五輪に出場した頃。’26年のミラノ五輪出場という目標ができたと同時に、30代に入り自分のライフプランを考えるようになったそう。「でも、現役を続けながらの妊娠・出産はハードルが高い。また、食事制限やストレスの影響で10代の頃から生理不順が続いており、妊娠を望んだ時にどうなるのか、漠然とした不安がありました。そんな時、スノーボードの竹内智香選手が卵子凍結の体験談を語った記事を読み、“こういう選択肢があるのか!”と」卵子凍結とは、卵巣から採卵した卵子を将来の妊娠のために凍結保存すること。今すぐ妊活することが難しい場合であっても加齢の影響が少ない状態で卵子を凍結保存できるといったメリットがある。小松原さんは結婚しており、夫の精子と自分の卵子を受精させ、受精卵を凍結保存する方法もあった。こちらの方が子宮に戻した際の着床率は高いため、悩んだという。「ただ、絶対に子供を産みたいという意志が固まっていたわけではなく、養子縁組という選択肢もあるし、引退後に自分の心身の状況が変化する可能性も考えられる。そのため、現時点での自分自身が納得できる形を選びました」卵子凍結を行うに先立ち、AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査の値をチェック。卵胞から分泌されるホルモンの数値によって残りの卵子の量に目安をつける検査で、小松原さんの数値は46歳並みだった。「のんびりしている余裕はないと知り、こういった知識をもっと早くから知っておくべきでした」採卵時には麻酔をかけた上で、卵巣に針を刺して卵子を取り出す。「採卵前に竹内さんと対談する機会があり、採卵の痛みについて、『ケガと違って、自分の将来のための痛みだから怖くないよ』と聞き、すごく不安が払拭されました」この先、実際に凍結卵子を受精させて妊娠にのぞむかどうかは、まだ分からないという小松原さん。「でも、将来『あの時、卵子凍結しておけば…』と後悔はしたくない。その気持ちに素直になろうと思って。私にとって卵子凍結は未来の自分のための投資。ずっと抱えていたモヤモヤが取り払われて、今は競技にもより集中できるようになりました!」妊娠・出産以外にも、女性アスリートならではの悩みもある。「生理の少し前から腹筋の感覚が変わって力が入りにくくなるなど、生理の影響は大きいです。体にフィットしたコスチュームを着るので経血漏れも気になりましたが、月経カップを使うようになってからは、その不安も減りましたね。最近ではピルの助けも借りながら、生理をコントロールしています」また、パートナーやコーチにも「生理中は大きな負担がかかる技の練習は控えめにしたい」と伝え、体とのバランスをとっているそう。「女性特有の不調は人それぞれで、痛みの感じ方も違う。『生理痛で休むなんて。私は我慢できた』などと他人を非難してはならないし、真面目な人ほど『私が甘えているだけかも』と我慢してしまいがちですよね。自分がつらいと感じるなら、その感覚は間違っていないはず。自分の感覚を信じて、心身の声に耳を傾けてほしいです」こまつばら・みさと1992年生まれ、岡山県出身。16歳でアイスダンスに転向。2016年にティム・コレトさんとカップルを結成。’17年にティムさんと結婚。’22年北京五輪では、日本代表として団体銅メダルを獲得。※『anan』2024年2月14日号より。写真・水野昭子ヘア&メイク・未来取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2024年02月10日当時付き合っていた彼と、結婚に向けて2人で資金を貯めることになりました。結婚資金を貯金するための銀行口座を作り、それぞれ毎月決まった額を入金することにしたのですが……。 結婚資金を貯めることに結婚資金を貯めるにあたって、彼から共同の銀行口座を作ろうと提案されました。それぞれ決まった金額をその口座に貯めていくことに決まり、通帳の管理はしっかり者の彼に任せることに。 それから半年ほど過ぎたころのことです。私はそろそろ結婚式や新居について具体的な計画を立てたいと思い始めていたので、彼にどれくらい貯金が貯まっているか聞いてみました。 通帳を管理する彼が…毎月それなりの金額を入金していたので、順調に貯蓄ができていると思っていた私。今後のことを想像するとうきうきした気分になります。 しかし、彼は「ちゃんと貯まっているよ」とは言ってくれますが、具体的にいくら貯まったかは教えてくれず、なかなか通帳を見せてくれません。なんだか後ろめたそうな彼の様子を見て、私は嫌な予感がしました。そして、無理やり通帳の中身を確認すると……なぜか数万円の出金記録がいくつかあります。 どういうことか彼を問いただすと、観念したのか「実はパチンコに使ってしまって……」と告白。なんと、彼は2人の結婚資金をギャンブルに使っていたのです。 彼は、金銭感覚がしっかりしていて真面目な人だと思っていました。ギャンブルをすること自体は悪いことではないのかもしれません。けれど、結婚資金のための貯金に手をつけていたことは許せませんでした。 彼のことが信じられなくなってしまい、最終的に結婚の話はなくなり彼とは別れることに。とてもショックな出来事でしたが、結婚前に彼の一面に気づけてよかったと思いたいです。 著者/雪田みゆこ作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年02月01日日々の食卓に欠かせない冷凍食品。温めるだけで食べられるものもあれば、調理を楽にし、時短が叶う商品も多く存在します。しかし、パッケージ裏面をよく見た時、「加熱してありません」と書かれていると、少し不安になってしまうことも。文字通り加熱されていない、生ものを冷凍したものなのでしょうか。その正しい意味を解説します。「加熱していません」=「生」とは限らない「凍結前加熱の有無」の正しい意味について、食品メーカーである日清食品が公式サイトで答えています。食品衛生法に基づいた表示で、凍結直前に加熱した製品は「凍結前加熱して有ります」となりますが、加熱調理していても凍結直前に別の工程がある製品の場合には「加熱していません」と記載されます。必ずしも加熱工程が無いという意味ではありません。日清食品ーより引用つまり「凍結前加熱の有無」とは、凍結「直前」での加熱の有無のみを表しているということです。明らかに加熱してあるように思える冷凍食品にも「加熱してありません」という表示があるのは、こういった理由なのです。「加熱してありません」と表示される3つのパターンさらに細かく説明すると、「凍結前加熱の有無」に「加熱してありません」と表示される冷凍食品には3つのパターンがあります。製造過程でまったく加熱をしていない商品これは分かりやすく、文字通りまったく加熱処理をしていないものです。素材を生のまま凍結している商品などが当てはまります。加熱後、凍結直前に別の工程がある商品これは最も誤解を招きやすいパターンです。製造過程で加熱の工程はありますが、凍結直前に別の工程があるため「加熱してありません」と表示されます。例えば、加熱後に水冷・トッピング・カットなどをしている商品です。あくまで凍結「直前」には加熱していないという意味で「加熱してありません」という表示になります。加熱の工程はあるものの、完全加熱ではない商品最後に、加熱はしているものの、調理上の「完全加熱」ではないパターンがあります。例えば冷凍野菜などは、調理加熱の8割程度まで加熱をして下処理をしている場合があるのです。加熱の工程はあるものの「完全加熱」ではないため、この場合も「凍結前加熱の有無」には「加熱してありません」と表示されます。少しややこしいですが、冷凍食品のパッケージに「加熱してありません」という表示があっても心配する必要はないということですね。食べるときは、表示されている調理方法を守って正しく調理するように気を付けましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月30日《今年も今のところ結婚願望なし、卵子凍結済みで生活してます》11月21日、Xにこう投稿したのは、タレントの指原莉乃。この日、31歳の誕生日を迎えた指原が卵子凍結していたことを明かすと、たちまち話題を呼び、トレンド入りする事態に。昨今、”卵子凍結”が女性のライフ、キャリアプランの選択を広げるひとつの手段として注目されている。この指原の”卵子凍結”の報告に対し、Xでは《うちは不妊治療してたから卵子凍結は素晴らしい判断だと思う》《結婚願望は無くても、子供は産める選択肢を拡げるのはいいよね》《わたしも検討したいって思えた!!!》など、共感が続々と寄せられている。東京都は今年9月から18〜39歳の都内在住女性を対象に、一定の条件下で卵子凍結の費用を最大30万円支援する助成金制度を開始している。都が”想定の2倍以上の2160人から申し込みがあった”と明らかにしている通り、卵子凍結はキャリアと出産を両立したい若い女性などから期待された選択肢のひとつとなっているのだ。一方で、X上では医療関係者による安易な卵子凍結のリスクを指摘する投稿も目立った。産婦人科医の宋美玄先生は、卵子凍結は「魔法でも保険でもない」として、正しい知識を得てほしいと指摘する。今回はそんな宋先生に、卵子凍結のメリットとリスクを解説してもらった。■未受精卵の凍結は、受精卵の凍結に比べ子供を授かる確率は低くなるそもそも卵子凍結には、受精卵の凍結と未受精卵の凍結の2種類があるが、今回話題になっているのは、後者の未受精卵の凍結だ。「未受精卵の凍結の中には、”医学的適応”のものと”社会的適応”と呼ばれるものがあります。医学的適応は、若くしてがんになって抗がん剤治療や手術が必要になった場合、そのまま治療すると将来子供ができなくなってしまうから、先に卵子を採っておくというもの。一方で、社会的な卵子凍結は、今パートナーは決まってないけれど、将来妊娠できるように未受精卵の状態で保存しておくというもので、より幅広い人が対象となります」しかしながら、認識しておきたいのは、卵子凍結は”将来の妊娠”を確実に約束するものではなく、過信は禁物だということ。「まず、受精卵の凍結に比べて未受精卵の方が子供を授かる確率は低くなります。卵子の中にはそもそも受精しない卵があるためです。確実に受精した卵子だけを凍結する通常の不妊治療に比べて、未受精卵はそのひとつ前のステージとイメージすればよいでしょう。さらに、解凍の技術が難しいことも加わります。未受精卵はブヨブヨのイクラのような状態ですが、受精卵はある程度細胞分裂が進み肉のような状態になっています。イクラと肉でイメージするとわかりやすいと思いますが、細胞がぎっしりしている方が解凍しやすいのです。これらの理由から、未受精卵は受精卵に比べて妊娠の確率が低くなります。仮に10個の卵子を凍結しても、その10個全部を受精卵として体内に戻せるというわけではないということです」■現時点では卵子凍結から子供を授かる割合は高くないまた、費用にくわえて体にかかる負担も大きい。「不妊治療も保険適応の前は高かったですが、卵子凍結も高額です。費用はまちまちですが、保管料は別として、採卵から凍結までは100万円いかないくらいが相場です。また、保管料は保管容器のキャパシティもありますし、保管する卵子の数と年数が増えればその分上がります。採卵は、膣の奥から針を刺して行いますが、腹膜という痛みが生じやすい場所に針を刺すので痛みはあります。麻酔もできますが、麻酔に伴うリスクもあるし時間もかかります。また、たくさん卵を取るために排卵を誘発する注射をしますが、卵巣過剰刺激症候群といって、お腹や胸に水が溜まったり、脱水で命に関わるような合併症を引き起こす可能性も無視できません。男性の精子を採取するのに比べ、女性の卵子を取り出すのはすごく大変なんです」そして、海外の事例を見ると、卵子凍結から実際に子供を授かる割合は決して高くはないということも知っておいた方がいいという。「’22年10月のイスラエルの報告だと、‘11年から’18年の間に446人が卵子凍結を行って、その卵を利用しようとした人は57人、最終的に生まれた赤ちゃんは13人です。ある程度若いうちに採卵した方が卵質はいいのですが、若い人の場合、その後パートナーと出会って自然に妊娠して使わないというケースもありますし、逆に40歳くらいで採卵しても45歳までには体に戻すので、それまでにパートナーに出会えるかもわからない。凍結した卵子を使わないケースが多いことに加え、実際に卵子を使用した人のうち子供を授かったのが約2割と決して高くはないのが実情です」卵子凍結をする場合は、年齢が若い方が卵の質がよく、凍結しておいた方がいいとされる卵の数も少なくていいそうだ。「一般的には、若いうち、30代半ばくらいまでの卵子の方が成績はいいです。凍結自体はお金さえ払えば長期間でも可能。卵子を戻す際の着床に関しては年齢はさほど関係ないですが、高齢になる程ほかの合併症のリスクは増えます。また、凍結する卵子の数は決まっていませんが、文献から抜粋すると、34歳で10個、37歳で20個、42歳で61個ぐらいあると、大体4人に3人は赤ちゃんを授かるとされています。ただ、加齢とともに卵は採れにくくなるので、42歳で61個を一度に採卵するのは物理的には難しいです」■卵子凍結は女性にとっての希望の光だからこそ、正しい知識をここまではシビアな話も多く出たが、宋先生自身も人生の状況次第では卵子凍結という選択をしたかもしれないと話す。「たぶん私も30歳くらいでパートナーがいなかったら卵子凍結をしたと思います。自分は30代前半で留学しましたが、やっぱり妊娠できなくなるのが不安で途中で帰国して出産しています。もし自分にそうした選択があったらまた違った人生だったかなと思います」宋先生は、卵子凍結は希望の光であると同時に、安易に勧められている状況に懸念を抱いているのだという。「女性が加齢とともに妊娠しづらくなるということは、今までならどうしようもないことでした。適齢期にパートナーがいるとも限らず、そういう人にとって卵子を保存できるというのは非常に期待されている技術です。ただ、個人の選択肢として卵子凍結はいいと思いますが、公費を投じることは少子化対策としてはコスパが悪いと思います。また、メディアの方で卵子凍結している人たちの”こうだったらいいのにな”という希望がそのまま記事になってるのをよく目にすることも気がかりです。将来的に”妊娠できると思っていたのにできなかった”とならないように、正しい情報を知って選択してほしいと思っています。人生の色々な他の要素とあわせて、やるかやらないか、何歳でやるかを決めていただきたいです」
2023年11月26日トリガー条項の凍結解除に、課題が多いとして慎重な姿勢を見せる財務省。しかし、その“課題”に対して違和感を覚えたという声が続出している。トリガー条項は2010年度税制改正で導入された制度で、ガソリンの平均小売り価格が3カ月連続で160円を超えた場合に、揮発油税と地方揮発油税の一部である25.1円の課税を停止するというもの。’11年の東日本大震災のときに成立した震災特例法によって発動が凍結されてきた。燃料価格が高騰するなか、世論からはトリガー条項の凍結解除が声高に叫ばれてきたが、これまで政府は課題が多いとして否定的だった。しかし11月22日、風向きが変わる出来事が。衆院予算委員会で、国民民主党の玉木雄一郎代表(54)がトリガー条項の凍結解除を条件に「2023年度補正予算案に賛成してもいい」と述べたところ、岸田文雄首相(66)が「凍結解除を検討したい」との意思を示したのだった。とはいえ、財務省は慎重な姿勢のようだ。11月24日、鈴木俊一財務相(70)は閣議後の記者会見でトリガー条項の凍結解除について、「脱炭素に向けた国際的な潮流、さらに財務大臣としての立場から言えば、国・地方合計で1.5兆円もの巨額の財源が必要となることなどの課題がある」とコメント。財務省としては、今後行われる自民党、公明党、国民民主党による協議結果を踏まえ「適切に対応していきたい」とした。課題として、“1.5兆円の財源が必要になる”ことを挙げた鈴木財務相。しかし、SNS上ではこの指摘に疑問の声が相次いでいる。というのも、現在のガソリン価格などの高騰対策として、石油元売り会社へ支給される補助金の予算総額が、’22年1月の開始以降すでに6兆円超に及んでいるためだ。今後の補助制度の延長で、予算はさらに膨らむ可能性もある。《ガソリン補助金には6兆ほど使われてるんやけど、言ってることおかしいな???》《激変緩和措置で元売りにすでに6兆入れてるんだから(元売りは黒字)、消費者に1.5兆円入れても全く問題ない》《補助金で6兆、東京オリンピックに4兆は良いのに、トリガー条項の1.5兆は駄目な謎》《既に石油元請けに6兆もの補助金出してるのに何言ってんだ、この爺さん》政府はこの違和感に、明確な回答を示すことができるだろうかーー。
2023年11月24日東京都が『社会的適応による卵子凍結』(健康な女性の卵子凍結)への支援に意欲を示したこともあり、昨今では『卵子凍結』が少子化対策にいかに貢献するか、社会的に大きな注目を浴びています。そこで今回ムーンカレンダーでは、実際に卵子凍結を体験された女性にSNS上で取材をおこない、その体験をマンガで紹介することに。今回はInstagramで卵子凍結や妊娠の記録を投稿されていたkeikoさんにお話を伺いました。卵子凍結に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。新しいパートナーと妊活開始!35歳で卵子凍結に興味を持ち、38歳で前夫との離婚が成立したkeikoさんは「いつか再婚して子どもを産みたいから、今のうちに卵子を凍結しておこう」と決意。未受精卵を凍結できるクリニックを近場で探し、職場から徒歩5分のクリニックで卵子凍結をおこなうことに。 そして38歳のときに1回目、39歳で2回目の卵子凍結をおこない、計13個の卵子凍結に成功。その後、新しいパートナーと出会ったkeikoさんは……。 2回の採卵を経て合計13個の卵子凍結に成功したkeikoさん。その後は新しいパートナーと出会って真剣交際を開始し、ほどなくしてゴールイン! 2人は「いつか子どもが欲しいね」と話し合い、まずは自然妊娠を目指してクリニックで排卵日を相談しながら、タイミング法での妊活をスタートさせました。 そして一度は授かったものの、残念ながら稽留流産(けいりゅうりゅうざん:出血や腹痛などのいわゆる流産の徴候はないものの、超音波検査で発育が停止していると診断された状態)という結果に。その後、40歳の誕生日を間近に控えたkeikoさんは年齢を考慮し、夫と相談して体外受精に切り替えることを選択します。 それから何度か体外受精にチャレンジし、3回目の胚盤胞移植でついに妊娠が確定! 妊娠6週目にエコーで診てもらうと胎嚢が2つ確認され、keikoさんのおなかには双子の赤ちゃんがいると判明しました。その後、妊娠36週を目前に妊娠高血圧症候群と診断され、緊急入院での帝王切開が決まるという予想外の展開になりながらも、keikoさんは無事に双子の赤ちゃんを出産。現在はかわいい子どもたちに囲まれ、大変ながらもなんとか育児をこなし、幸せな日々を送っているそうです。 ちなみに、keikoさんは現在の夫に卵子凍結したことをいまだに打ち明けていないとのこと。付き合いたてのころから「いつか子どもが欲しいね」と2人で話してはいたものの、keikoさんのほうが子どもが欲しい熱量が高かったこともあり、まだ2人の距離感も微妙なものだったので、どうしても「妊娠に向けてすでに卵子を凍結している」とは言い出しにくかったそうです。「卵子凍結についての知識や理解はないだろうし変なふうに捉えられてしまうかも」という懸念もあったのだとか。 そのため、「タイミング法や体外受精を試してみてダメだったら凍結した卵子を使おう。そのときに夫にも卵子凍結のことを打ち明けよう」と考えていたkeikoさん。そんな中、体外受精で妊娠に成功したため、告白するタイミングを逃してしまったのだとか。そして、2023年5月に「もう3人目は作らないだろうし保管料もかかるから」と、凍結していた卵子を破棄してもらったそうです。 最終的には凍結した卵子を使う機会は訪れなかったkeikoさん。しかし、「タイミング法や体外受精がダメだったときに使うかもしれない」「いつか妊娠できるように少しでも可能性を残しておきたい」と、妊活する上での心の支えとして、卵子凍結はやってよかったと語っています。 原案/keikoさん作画/ちゃこ監修/グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 岡田有香 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 keikoさんの卵子凍結に関する体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修者:医師 グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 岡田有香先生
2023年10月31日東京都が『社会的適応による卵子凍結』(健康な女性の卵子凍結)への支援に意欲を示したこともあり、昨今では『卵子凍結』が少子化対策にいかに貢献するか、社会的に大きな注目を浴びています。そこで今回ムーンカレンダーでは、実際に卵子凍結を体験された女性にSNS上で取材をおこない、その体験をマンガで紹介することに。今回はInstagramで卵子凍結や妊娠の記録を投稿されていたkeikoさんにお話を伺いました。卵子凍結に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。ついに採卵当日! 果たして結果は?35歳で卵子凍結に興味を持ち、38歳で前夫との離婚が成立したkeikoさんは「いつか再婚して子どもを産みたいから、今のうちに卵子を凍結しておこう」と決意。未受精卵を凍結できるクリニックを近場で探し、職場から徒歩5分のクリニックで卵子凍結をおこなうことに。 採卵に向けて生理3日目からホルモン剤を服用しつつ注射を打ち、卵胞を育てていくkeikoさん。そしてついに、成熟卵胞(20mmを超える卵胞)がいくつか確認されたため、生理12日目に採卵をおこなうことになり……。 採卵では、腟から超音波器具を挿入してモニターで卵巣の様子を確認しながら、「採卵針」と呼ばれる採卵専用の針を使用し、卵巣内の卵子を回収する方法が一般的です。ちなみに、採卵針で卵子を採取する際には、多少の痛みが生じることもあるそう。そのため、全身麻酔や局所麻酔をして採卵をおこなうクリニックもあると言います。具体的には、採取する卵子の数が多い場合や、痛みを感じやすい人から「麻酔をしてほしい」と希望があったときには麻酔をすることが多いのだとか。 keikoさんの場合は全身麻酔下での採卵となりました。そのため施術時にはまったく意識がなく、目が覚めたら採卵が終わっていたそうです。培養士さんによると「7個の卵子が採れた」とのことで、調べると7個のうち成熟卵が5個で未成熟卵が2個だったそう。この場合、成熟卵である5個の卵子はそのまま凍結できるのですが、未成熟卵の2個は破棄するか、培養して成熟するまで育てるかの2択になります。keikoさんは初めての採卵だったこともあり、「せっかくだから」と体外成熟培養を依頼。結果、未成熟卵2つは無事に成熟卵へと成長し、1回目の採卵では7個の卵子を凍結できることになりました。 それから半年後、2回目の採卵では10個の卵子が採れ、今回は成熟卵が6個で未成熟卵が4個とのこと。培養士さんに「今回も体外成熟培養しますか?」と尋ねられたkeikoさんでしたが、「培養したからといって100%成熟卵になるわけではありません」とも教えてもらい、「前回のも合わせると最低13個の卵子は確保できたわけだし……培養してもらうのに追加料金で10万円かかるからなぁ……今回はいいか」と判断。2回目に採卵した未成熟卵4個は破棄してもらったそうです。 38歳のときに1回目、39歳で2回目の採卵と卵子凍結を経験したkeikoさん。気になる費用面について尋ねてみると、1回目は採卵と培養で約29万、卵子凍結保存料は約10万/年で、約39万。2回目は採卵のみで約26万弱、卵子凍結保存料は約4万/年で、約30万。合計すると、採卵から保存まで併せて約70万かかったそうです。 卵子凍結では、採卵をしてもらうだけでもまとまったお金が必要ですが、卵子を保存しておくための維持費もかかるのがなかなか手痛いところですよね。2023年10月からは東京都が『社会的適応による卵子凍結』(健康な女性の卵子凍結)の助成金申請を受け付けるようですが、将来的に妊娠を望んでいるけれど金銭的余裕がない、または現時点で妊娠できる機会のない女性が、未来に妊娠できる可能性を残せるようになることが、少子化対策に繋がるのかもしれませんね。 原案/keikoさん作画/ちゃこ監修/グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 岡田有香 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 keikoさんの卵子凍結に関する体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修者:医師 グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 岡田有香先生
2023年10月29日東京都が『社会的適応による卵子凍結』(健康な女性の卵子凍結)への支援に意欲を示したこともあり、昨今では『卵子凍結』が少子化対策にいかに貢献するか、社会的に大きな注目を浴びています。そこで今回ムーンカレンダーでは、実際に卵子凍結を体験された女性にSNS上で取材をおこない、その体験をマンガで紹介することに。今回はInstagramで卵子凍結や妊娠の記録を投稿されていたkeikoさんにお話を伺いました。卵子凍結に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。採卵までの流れは?35歳で卵子凍結に興味を持ち、38歳のときに前夫との離婚が成立したkeikoさんは「いつか再婚して子どもを産みたいから、今のうちに卵子を凍結しておこう」と決意。未受精卵を凍結できるクリニックを近場で探し、職場から徒歩5分のところにあるクリニックで卵子凍結をすることにしました。 採卵とは、排卵直前に卵巣から卵子を体外に取り出すことです。通常は生理14日目くらいが排卵日となり、keikoさんの場合も、生理11~13日目あたりが採卵日の候補として挙げられました。採卵までにしっかり卵胞を育てるため、生理3日目からはプロベラ(=黄体ホルモン剤。子宮内膜分泌化作用や妊娠維持作用をもつ)という薬を飲みつつ注射を打ち、卵胞を刺激していきます。 そして、生理6日目・9日目に経腟エコー検査で卵胞の様子をチェック。すると、生理6日目にはほとんどが未成熟卵でしたが、生理9日目には成熟卵胞と呼ばれる20mmを超える卵胞が複数確認できたようで、生理12日目に採卵をおこなうことが決まりました。いよいよ採卵日時が決まったkeikoさんは、採卵の36時間前ぴったりに卵胞を成熟させる目的でトリガー注射を打ちます。 あとは採卵当日を待つだけとなったkeikoさん。今まで毎日、薬の服用や自己注射を頑張ってきた達成感を覚えながらも、採卵日が近づくにつれて緊張とワクワク感が高まっていき、複雑な感情だったそうです。 今回は、keikoさんがクリニックを初めて受診してから採卵日を迎えるまでの様子を紹介しました。卵子凍結は費用負担が大きく通院も大変なイメージですが、採卵までの自己準備にもこれほどの手間がかかると知って驚きです。ここまで頑張って準備してきたからこそ、「無事に採卵できますように」と強く願うkeikoさんの心境にも納得ですね。ちなみに、あと2年もしないうちに40歳を迎えるkeikoさんとしては、このとき「早く卵子凍結をしてしまいたい」という気持ちも少なからずあったそう。採卵で良い結果が出ることを祈ります。 原案/keikoさん作画/ちゃこ監修/グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 岡田有香 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 keikoさんの卵子凍結に関する体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修者:医師 グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 岡田有香先生
2023年10月27日東京都が『社会的適応による卵子凍結』(健康な女性の卵子凍結)への支援に意欲を示したこともあり、昨今では『卵子凍結』が少子化対策にいかに貢献するか、社会的に大きな注目を浴びています。そこで今回ムーンカレンダーでは、実際に卵子凍結を体験された女性にSNS上で取材をおこない、その体験をマンガで紹介することに。今回はInstagramで卵子凍結や妊娠の記録を投稿されていたkeikoさんにお話を伺いました。卵子凍結に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。 卵子凍結に興味を持ったきっかけは?38歳のときに1回目、39歳で2回目の卵子凍結を実施したkeikoさん。彼女が初めて卵子凍結に興味を抱いたのは35歳のときで、姉のひと言がきっかけだったそうです。 keikoさんが卵子凍結に初めて興味を抱いたのは35歳のときでした。当時、まだ独身だったkeikoさんは姉から「あんた今のうちに卵子凍らせときや」と言われ、失礼な発言だなあとは思いつつも、「確かにお姉ちゃんの言うとおり、いつかは結婚して子どもを産みたいと思っているけど、女性である限り妊娠のタイムリミットがあるのも事実だよなあ……」と感じたのだとか。 姉の言葉がきっかけで卵子凍結に興味を持ったkeikoさんは後日、大阪のとあるクリニックが主催する卵子凍結セミナーに参加しました。その際に「卵子凍結の仕組みをきちんと理解するためには、体外受精についても知っておく必要がありそう」と考えたkeikoさんは、続けて体外受精に関するセミナーにも参加したそうです。 それから3年の間に結婚と離婚を経験したkeikoさん。結婚生活を送っているときは積極的に子作りはせず、卵子凍結の選択肢もあまり頭の中にはなかったのだとか。ただ、1人目の夫との離婚を機にkeikoさんは「よし! 年齢のこともあるし今のうちに卵子凍結をしておこう!」と一大決心したそうです。 その後、keikoさんは大阪府のとあるクリニックに卵子凍結の相談に訪れます。このクリニックはメディアにもよく出演していて卵子凍結の実績も多くあり、関西では『卵子凍結をおこなっているクリニック』として有名なのだとか。医師の対応も丁寧で、わからないことだらけでも安心感があったとkeikoさんは語ります。 keikoさんがいざ「卵子凍結をしよう」と思い立ったのは2019年ごろ、38歳のときでした。そもそも、当時は卵子凍結をおこなっているクリニックの数が少なかった上、『受精卵』の凍結をしているクリニックは多くあっても、『未受精卵』の凍結ができるところは少ないという実情があり、keikoさんはクリニック選びに苦戦したそうです。 こうして『未受精卵』を凍結できるクリニックに絞り込んだ結果、keikoさんは職場からほど近いところに『未受精卵』の卵子凍結をおこなっているクリニックを発見。卵子凍結をするとなると受診頻度もわりと頻繁になりますし、『会社や自宅からの通いやすさ』を1つの指標にしてクリニックを選ぶのもいいかもしれませんね。 原案/keikoさん作画/ちゃこ監修/グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 岡田有香 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 keikoさんの卵子凍結に関する体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修者:医師 グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 岡田有香先生
2023年10月26日冷凍食品のパッケージの裏面をよく見ると、原材料名や内容量が書いてある欄に「凍結前加熱の有無」という項目があります。ここに「加熱してありません」と書いてあるということは、文字通り加熱されていない、生ものを冷凍したものなのでしょうか。その正しい意味を解説します。「加熱していません」=「生」とは限らない「凍結前加熱の有無」の正しい意味について、食品メーカーである日清食品が公式サイトで答えています。それによると、「凍結前加熱の有無」は食品衛生法に基づいた表示とのこと。凍結直前に加熱した製品であれば「凍結前加熱して有ります」となりますが、加熱調理していても凍結直前に別の工程がある製品の場合には「加熱していません」と記載されるのだそう。つまり「凍結前加熱の有無」とは、凍結「直前」での加熱の有無のみを表しているということです。明らかに加熱してあるように思える冷凍食品にも「加熱してありません」という表示があるのは、こういった理由なのです。「加熱してありません」と表示される3つのパターンさらに細かく説明すると、「凍結前加熱の有無」に「加熱してありません」と表示される冷凍食品には3つのパターンがあります。製造過程でまったく加熱をしていない商品これは分かりやすく、文字通りまったく加熱処理をしていないものです。素材を生のまま凍結している商品などが当てはまります。加熱後、凍結直前に別の工程がある商品これは最も誤解を招きやすいパターンです。製造過程で加熱の工程はありますが、凍結直前に別の工程があるため「加熱してありません」と表示されます。例えば、加熱後に水冷・トッピング・カットなどをしている商品です。あくまで凍結「直前」には加熱していないという意味で「加熱してありません」という表示になります。加熱の工程はあるものの、完全加熱ではない商品最後に、加熱はしているものの、調理上の「完全加熱」ではないパターンがあります。例えば冷凍野菜などは、調理加熱の8割程度まで加熱をして下処理をしている場合があるのです。加熱の工程はあるものの「完全加熱」ではないため、この場合も「凍結前加熱の有無」には「加熱してありません」と表示されます。少しややこしいですが、冷凍食品のパッケージに「加熱してありません」という表示があっても心配する必要はないということですね。食べるときは、表示されている調理方法を守って正しく調理するように気を付けましょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月10日夫の不審な行動から、浮気に気づくケースはよくあるそうです。もし、あなたの夫が娘の口座からお金を引き出していたら……?今回は、ミヤコさんが経験したパパ活夫との戦いを、sayoraさん(@sayora7311)が描いた人気漫画『まさか夫がパパ活を……』を紹介します!忙しい毎日を送る日々共働きで仕事と家事・育児の両立に四苦八苦していたミヤコさん。夫婦の会話がロクにない生活が続き、ミヤコさんは夫との夫婦関係に諦めを感じ始めていました。そんなときに、夫の上着から娘の進学費用を貯めた口座の明細票を見つけたのです。そこでお金の流れを把握するために娘の口座の記帳に行ってみることに。記帳をすると……繰り越しするほど……?全く手をつけていないはずの口座なのに、記帳すると通帳が繰り越しに……。この現実に嫌な予感がしているミヤコさん。その後、ミヤコさんは夫が娘の進学費用を“頻繁”に引き出していることを知り、証拠を突きつけ謝罪させるのでした!この漫画を見た読者は『親失格で、娘さんの将来が心配です。このような夫ははっきり言って必要ないと思いました。即、離婚届を突き付けて全額進学費を弁償させます。』『最近会話が減った上に口座の引き出しに異変を感じたということで、ミヤコさんのメンタルを考えると、とてもしんどい気持ちになります。頻繁に引き出しがされているなんて凄く不安になるのは当たり前です。』『何か夫が隠し事をしているのは間違いないと思いました。かなり不穏ですね。私なら夫へ問いただします。これ一択です。』『夫が何の為にお金をおろしているのかわかりませんけど、裏切り行為であることに違いはありません。しっかりと問い詰めて欲しいです。』など、夫の疑わしい行動に不審感を持つ読者が多く見られました。怪しすぎる……ミヤコさんは、今はまだ夫を信じたい気持ちと怪しむ気持ちが半々の状態のようですね。その後、夫が引き出した金額を知り愕然とするミヤコさん。不審な行動をする夫……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@sayora7311)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月27日夫婦間に愛がなくても、娘を愛してくれるなら我慢できる。それなのに、もし夫が娘の口座からお金を引き出していたら……?今回は、ミヤコさんが経験したパパ活夫との戦いを、sayoraさん(@sayora7311)が描いた人気漫画『まさか夫がパパ活を…』を紹介します!忙しい毎日を送る日々共働きで仕事と家事・育児の両立に四苦八苦していたミヤコさん。夫婦の会話がロクにない生活が続き、ミヤコさんは夫との夫婦関係に諦めを感じ始めていました。そんなときに、夫の上着から娘の進学費用を貯めた口座の明細票を見つけ……。そこでお金の流れを把握するために娘の口座の記帳をしてみると、なぜか通帳が繰り越しになったのです。娘の進学費用なのに……真実を知るため通帳を開いたミヤコさん。夫は本当にお金を引き出しているのでしょうか……?その後、ミヤコさんは夫が娘の進学費用を【パパ活】に使っていることを知り、証拠を突きつけ謝罪させるのでした!こんなときどうする?夫が子どもの貯金に手を出しているとは思いたくないですよね。その後の話でミヤコさんは、1年前から夫がお金を引き出していると知り、愕然とします。貯金を使い込む夫……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@sayora7311)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月06日夫の不審な行動で浮気に気づくことってありますよね。もし、夫が娘の口座からお金を引き出していたら……?今回は、ミヤコさんが経験したパパ活夫との戦いを、sayoraさん(@sayora7311)が描いた人気漫画『まさか夫がパパ活を…』を紹介します!忙しい毎日を送る日々共働きで仕事と家事・育児の両立に四苦八苦していたミヤコさん。夫婦の会話がロクにない生活が続き、ミヤコさんは夫との夫婦関係に諦めを感じ始めていました。そんなときに、夫の上着から娘の進学費用を貯めた口座の明細票を見つけたのです。そこでお金の流れを把握するために娘の口座の記帳に行ってみることに。記帳をすると……全く手をつけていないはずの口座なのに、通帳が繰り越しに。この現実にミヤコさんは嫌な予感がします……。その後、ミヤコさんは夫が娘の進学費用を【頻繁】に引き出していることを知り、証拠を突きつけ謝罪させるのでした!こんなときどうする?今はまだ夫を信じたい気持ちと怪しむ気持ちが半々の状態ですね。その後ミヤコさんは、夫が引き出した金額を知り愕然とします。不審な行動をする夫……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@sayora7311)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月05日夫の不審な行動で浮気に気づくことは少なくないようです。もし、夫が口座から勝手にお金を引き出していたら……?今回は、ミヤコさんが経験したパパ活夫との戦いを、sayoraさん(@sayora7311)が描いた人気漫画『まさか夫がパパ活を…』を紹介します!忙しい毎日を送る日々共働きで仕事と家事・育児の両立に四苦八苦していたミヤコさん。夫婦の会話がロクにない生活が続き、ミヤコさんは夫との夫婦関係に諦めを感じ始めていました。そんなときに、夫の上着から娘の進学費用を貯めた口座の明細票を見つけたのです。ある日、夫と娘が出かける用事ができて……!?銀行に行くことに……真実を知る……夫に「小遣いが足りないのか」探りを入れてみるものの、何もつかめなかったミヤコさん。そこでミヤコさんは娘の教育口座の記帳しに行くことに。すると、一回だけではなく何度も何度も夫が娘の進学用口座からお金を引き出していると知るのでした……!こんなときどうする?まずはお金の流れを把握しないと始まらないですよね。今回ミヤコさんは、夫が頻繁にお金を引き出していることを知り愕然とします。もしパートナーが子どもの進学費用口座に手をつけて何かに使い込んでいたら、どう対処しますか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@sayora7311)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月04日夫婦間に愛がなくても、娘を愛してくれるなら我慢できる。それなのに、もし夫が娘の口座からお金を引き出していたら……?今回は、ミヤコさんが経験したパパ活夫との戦いを、sayoraさん(@sayora7311)が描いた人気漫画『まさか夫がパパ活を…』の話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!忙しい毎日を送る日々共働きで仕事と家事・育児の両立に四苦八苦していたミヤコさん。夫婦の会話がロクにない生活が続き、ミヤコさんは夫との夫婦関係に諦めを感じ始めていました。そんなときに、夫の上着から娘の進学費用を貯めた口座の明細票を見つけ……。そこで記帳した通帳を確認すると、夫は1年前からお金を引き出していたのです!お金の使い道を探るため、夫のスマホを確認することに。隙が無い夫……ここでクイズです!この後、ミヤコさんは夫のスマホで“あるもの”を見つけます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、スマホの画面にあるもので違和感を覚えたようです。夫のスマホで見つけたのは……?正解は「怪しいアプリを見つけた」LINEがあれば不要なはずのchatアプリを見つけたミヤコさん。その後、ミヤコさんは夫が娘の進学費用を【パパ活】に使っていることを知り、証拠を突きつけ謝罪させるのでした!こんなときどうする?夫が寝入った隙にスマホを調べることに成功しましたね。今回の話でミヤコさんは、真実を知るために意を決して夫のスマホを調べました。夫が貯金を使い込む理由がわからない……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@sayora7311)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月25日凍結と熟成を経た幻のビール商品ページはコチラ : 三重県伊勢市で「あなたの人生にエールを!」合言葉に、本物のビールを追求し続ける「ISEKADO」。2022年5月にクラウドファンディングにて多くのご支援を頂いた、飲むメルセデス「DIGNITY(ディグニティ)」。父の日に向けて200本限定で2023年5月24日より販売開始!伊勢角屋麦酒が構想に15年を費やした幻の凍結ビールを一人でも多くの方にお届けしたい!【DIGNITYの特長】『飲むメルセデス』と呼ばれる幻のビール、アイスボックアイスボックの起源は南ドイツと言われています。寒い冬の晩、屋外で凍りついてしまったビールの氷を取り除いて飲んでみたところ、とろっと濃厚で、これまでにない絶妙な深い味わいに仕上がっていたと伝えられています。いわば「偶然の産物」であるため、味わいの再現が非常に難しく、通常のビールの約3倍の価格で取引されています。また、流通数も少ないため、その希少価値の高さから「幻のビール」や「飲むメルセデスベンツ」と呼ばれるほどです。アイスボック(の醸造)はビールが入ったタンクそのものを凍らせる必要があります。実は、ビールを凍結させるということ自体、私たちの業界では前代未聞の挑戦。凍結させるための多額の設備投資や、非常に難しいタンク内の温度管理など、手間もコストも通常のビールの数十倍かかります。もちろん失敗するリスクも高くなります。醸造することが不可能とさえ言われる、醸造難易度の高い幻のビールなのです。伊勢角屋麦酒だから実現可能な、究極のアイスボックが完成。「アイスボック」専用の冷却タンクを用意。冷却タンクのビールをゆっくりと凍らせいきます。水は0℃で凍ります。対して、アルコールは、その度数によって凍結温度が異なります。例えば、アルコール度数5%のビールだと-3℃が凍る温度です。「冷却タンク」内の温度を-2℃程度に下げると、ビールの中の水分だけが凍ります。余分な水分が少し取り除かれ、ビールのアルコール度数が上がります。そうして水だけが凍った「氷部分」と、それ以外が濃縮された「ビール部分」をゆっくりと時間をかけて分けていきます。この気の遠くなる工程を、温度を変えて何度も繰り返すことで、どんどんと余分な水分が取り除かれ凝縮されたビールへと生まれ変わります。今回は、この工程を何度も繰り返したことで、アルコール度数約17度というハイアルコールビールに変化しました。ウイスキー樽での「長期熟成」を経て 、極上の味わいを。アイスボックだけでも充分すぎる美味しさを楽しめる味わいなのですが、まだどこか尖った印象が残ります。そこで、完成したビールをウイスキーが詰められていたホワイトオーク樽の中でじっくりと時間をかけて熟成させることで、より円熟味を帯びた味わいと香りに変化させていきます。凍結し旨味・香りを凝縮させた先に、樽での熟成によりより深い味わいへ昇華させていく。高い技術を掛け合わせて、ようやく伊勢角屋麦酒ならではのDIGNITYとなって完成するのです。あなただけの特別な時間を、DIGNITYと共に伊勢角屋麦酒の想いが詰まったDIGNITYは、ウイスキー樽から瓶詰めされた後に、専用の桐箱と化粧箱に包まれて皆さまの元へと届けられます。 手にとるたびに感動を味わえる装いを楽しみながら、あなただけの特別な時間をDIGNITYと共にお過ごしください。商品概要名称 :ディグニティ「6ヶ月熟成」(瓶)1本容量: 750ml価格 :10,000円(税込)原材料:大麦麦芽、 ホップアルコール度数:17.0%IBU:50スタイル:アイスボックコク/キレ:★★★★★/☆☆☆☆☆販売開始日:2023年5月24日商品URL : 伊勢角屋麦酒 創業者 鈴木成宗からのコメント今回、「DIGNITY」の製造を始めたのは、言葉を選ばずに言うと「好奇心が止まらなかった」からです。醸造の難しさゆえ、誰も作りたがらない、私たちも手が出せずにいました。しかし、振り返ってみれば伊勢角屋麦酒は創業当時から、無謀だと言われることや誰も挑戦していないことに積極的に取り組んで参りました。「飲むメルセデスベンツ」と呼ばれながら、一部にしか認知されていない幻の味わいを、自分達の手で手掛けたいーその思いが高まり、気がつけば醸造に向けて動き出していました。この機会に、世界中を探しても味わうことの出来ない、伊勢角屋麦酒が手がけた幻のビールをご体験ください。【ISEKADOについて】創立:1997年 代表者:鈴木 成宗(スズキナリヒロ)事業内容:伊勢神宮近くに本社・醸造所を構え、「あなたの人生にエールを!」をスローガンに掲げるクラフトビールブランド。創業当時から、無謀だと言われることや誰も挑戦していないことに積極的に取り組んで参りました。その結果、国内外の品評会で数多く受賞し、ビール界のオスカー賞と言われる最も歴史ある英国IBAで2017年・2019年・2021年と日本勢初となる3大会連続でゴールドメダルを受賞致しました。10種の定番商品をはじめとし、様々な種類のビールの製造を展開。豊かなビール文化を協創すべく世界基準で”本物”のビールをお届けしています。【会社概要】会社名:有限会社二軒茶屋餅角屋本店(にけんぢゃやもちかどやほんてん)本社所在地:〒516-0017 三重県伊勢市神久六丁目8番25号TEL:0596-23-3040 FAX:0596-28-3040事務所所在地:〒516-0003 三重県伊勢市下野町564番17号 TEL:0596-63-6515 FAX:0596-63-6516代表者:代表取締役社長 鈴木成宗(すずきなりひろ)事業内容:食料品製造販売(ビール類、生菓子、味噌、醤油)、飲食店経営 他代表商品:伊勢角屋麦酒、神都麥酒、二軒茶屋餅、角屋味噌醤油店舗・工場: 二軒茶屋餅本店(工場/店舗)、角屋醸造場(味噌醤油) 伊勢角屋麦酒 神久工場/麦酒蔵(店舗)、伊勢角屋麦酒 下野工場、 伊勢角屋麦酒 内宮前店(飲食店)、伊勢角屋麦酒 外宮前店(店舗)会社設立:平成6年(1994年)6月24日 創業:天正3年(1575年)舟着場の茶店として創業。現在21代目決算期:11月資本金:5,800万円 従業員:社員18名、パートアルバイト65名(令和2年3月末現在)取引銀行:百五銀行伊勢支店、中京銀行伊勢支店、第三銀行八間通支店他■公式オンラインストア ■伊勢角屋麦酒 楽天市場店 ■伊勢角屋麦酒 Amazon店 商品に関するお客様からのお問い合わせ先伊勢角屋麦酒岡田博明TEL. 0596-63-6515 axl@kadoyahonten.co.jp Twitter投稿 : instagram投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月01日厳しい寒さが観測されると、気を付けないといけないのが、水道管の凍結。水を使おうとして蛇口をゆるめても、出なかったら…考えただけでもゾッとする出来事です。そのため各家庭では、屋外に設置されている水道管は布やビニールテープを使って覆う、水を抜くための装置である『水抜き栓』がある場合は回しておくといった対策が取られています。屋外に設置されている水道管の凍結を防ぐには?大沢愛(@ai_oosawa)さんが水道管凍結のため行った対策が、ネット上で注目を集めました。多くの家庭で行われている対策は、上記の方法のほか、水道管が外気に触れないよう、保温材を巻きつけるといったやり方。しかし大沢さんが対策として行ったのは…。何しろ降水量の少ない土地柄ですので路面凍結はわりと何とかなります困るのは水道管凍結ですが……我が家ではドリンク剤の空き箱をこんな風に被せるだけで屋外水道管は凍りません下部は開いてますが関係なし布を巻いたときにはあっさり凍ったのに段ボール,すごいです…… pic.twitter.com/Cnpod6oT8O — 大沢愛 (@ai_oosawa) January 24, 2023 大沢さんは、蛇口を空き箱で覆ったのです!以前は布で巻いたところ、水道管は凍結してしまったとのこと。しかし空き箱を使って以降、凍結を防げているそうです。結露で発生した水滴が凍ることで、水道管は凍結してしまいます。外気温と水道管内の温度差が大きいほど、結露は起こりやすくなるため、水栓全体を段ボールで断熱することで、凍結防止により効果が期待できるのです。実際、自治体によっては、水道管の凍結を防ぐ対策として、空き箱をはじめとする段ボールで覆うことを推奨しているところがあります。また中には、水道管の蛇口だけでなく、水道メーターも段ボールで覆うやり方を紹介している自治体も。大沢さんがTwitterでこの方法を投稿したところ、「今からでもやっておこう」「この方法は知らなかった」と驚く人からのコメントが相次ぎました。普段から寒い地域に住んでいる人だけでなく、比較的暖かい場所に住んでいる人も、試してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2023年02月01日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんはお父さんの口座番号を知るために、通帳の再発行について銀行に問い合わせました。本人以外の再発行はできないと言われてしまったエェコさんは……。★前の話:「通帳ねぇ~!」本人以外は父の通帳の再発行ができない!? #預金資産ゼロの父が倒れた話 13退院後、父には私の家の近くに引っ越しをしてもらおうと考えていました。退去時に敷金の返金があるかも知れないとのことで、父の口座番号を知る必要がありました。しかし、通帳が手元にない状態では口座番号を知ることすらできず……しかも本人以外、通帳の再発行はできないとのことでした。せめて口座番号だけでも知ることができれば! と思い、銀行の職員さんに聞いてみるとキャッシュカードの表に書いてある番号が口座番号であることが判明!私はキャッシュカードの表面に口座番号が書いてあることを知らなかったので、驚くと同時に当面は何とかなると安心しました。でも今後通帳が必要になる場面が出てくると思うので、このまま見つからなかったら、父が再発行できなかったらと思うと胃痛がしてきました……。この日は子どもたちが学校に行っている間に実家へ来ていたので、子どもたちが帰ってくるまでに私も家に帰る必要がありました。短時間の作業になってしまいましたが、家へ帰ることに。前日に倒れたばかりで父の病状についても心配でしたが、入院費などの金銭面のほうが心配でたまりませんでした。これから何にどれだけお金がかかるのか……考えるだけで疲れてしまいました。ー--------------子どもが帰ってくるということで、実家の片付け途中ではあるものの帰宅したエェコさん。実親の対応と家庭の両立は難しいですよね。★1話から読む:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1★前の話:「通帳ねぇ~!」本人以外は父の通帳の再発行ができない!? #預金資産ゼロの父が倒れた話 13★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!★関連記事:「年寄りはいらないから!」スタッフをクビにしたしわ寄せが自分に来て… #ヤバイ職場を辞めた話 4★関連記事:「まだ若いから閉経までは…」先生の言葉に喜びと戸惑いが #人間ドックで指摘された子宮筋腫 最終話★関連記事:「は?なんですと?」付き合い始めのころ、私の質問に夫はまさかの返答! #リアルタイム離婚問題 6著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2022年11月23日※この物語は実話をベースにした創作ストーリーです。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ100万円を預けることを決めるも「夫や会社には内緒にしてほしい」という言葉や「なぜこんなに親身になってくれるのか」を疑問に感じ…。しかし、そのたびにサトウさんからフォローが入り信じてしまうのでした。■本日中の入金に一瞬迷う■早く振り込むことが恩義を返す!?今回この連載で描くのは、手口もなのですが、騙されるときの心境みたいなものを描ければいいなと思っていて…。基本、人って、まさか自分が騙されるとは思っていないじゃないですか。だから、「こういう心境になる!」というのが事前にわかれば、「まてよ、こういう気持ちにさせられる話、どこかで読んだぞ…」となって、踏みとどまってくれる人もいるかもしれないと思い…。しかし、いやぁ本当にアホですね。調べずに、己の直観のみを信じてしまった!受けた厚意は同じだけ返したいモットーが、見事に裏目に出ましたね…。そして、テーブルの上の書類の名称…、お気づきでしょうか?次回に続く「産前産後100万円詐欺られました」(全26話)は17時更新!
2022年05月04日親が認知症になってしまうと、ただでさえ大きな精神的ショックを受けるものだが、じつはお金の面でも「財産凍結」という衝撃的な事態が起こってしまうのだ。老親が健在なうちにしっかり対策を取っておこうーー!「高齢者が保有している財産が、本人の判断能力の低下によって使えなくなる、動かせなくなることを、財産の『凍結』といいます。具体的には、預貯金の引き出しができなくなるほか、定期預金の解約、株式や投資信託などの売却も難しくなります。不動産の売却やリフォームも同様です。こうした凍結は認知症に限らず、脳梗塞や事故の後遺症などによって判断能力を失ってしまったケースでも起こりえます」こう語るのは、『親の財産を“凍結”から守る認知症対策ガイドブック』(日本法令)の著者で、司法書士法人ミラシア、行政書士法人ミラシア代表社員の元木翼さん。「父が脳梗塞で急に倒れて、しばらく入院してしまいました。万が一再発して判断能力がなくなったら、どうなるのでしょうか?」ある日、このような相談が元木さんのところに来た。相談者は50代の娘。相談者の父は若いころから株主優待銘柄の株取引が好きで、複数の銘柄を持っていた。病気になったとき、その株式を売却したお金を入院費や介護費用にあてたいと思っていたが、父から「売りたくない」と言われて困っているという。「万が一、脳梗塞が再発してしまい、お父さんの判断能力がなくなってしまったら金融資産は凍結されてしまいます。株式や投資信託はなるべくお父さんが元気なうちに売却して、そのお金を『信託財産』として家族信託を契約することをすすめました」(元木さん)このケースの場合、父が委託者で娘が受託者となる。金融商品をまだ手放したくない、というときは、成年後見制度の「任意後見」を使う方法もある。「親の判断能力が低下した後、任意後見人が手続きや取引を継続することができます。任意後見開始後、証券会社に『成年後見制度に関する届出書』を提出すると、証券口座は任意後見人によって管理されることになります。また、認知症対策としても一定の効果がある『生前贈与』を選択する人もいます。生前贈与を行うためには、財産を渡す親と財産を受け取る子どもの間で『贈与契約』を締結することになり、証券会社で所定の手続きが必要です。ほかの財産と同じく贈与税がかかる可能性があるので、どの方法がいいのか、税理士などにも相談したうえで決めたほうがいいでしょう」親が契約している生命保険や医療保険にも気をつけたい。高齢になるとケガや病気で入院することが増えてくるが、本人が認知症になってしまうと保険金や給付金を請求できなくなり、支払いが受けられないといったケースも起こりうるのだ。「生命保険の契約の有無や内容に関する確認や問い合わせは、原則として『契約者』が行いますが、認知症などで判断能力が低下すると保険会社に対してこれらの確認や請求ができなくなります。事前の対策として、配偶者や3親等以内の親族などをあらかじめ『指定代理請求人』にしておくと、本人の代わりに保険金などの請求が可能となります」そう話すのは司法書士法人ミラシアの司法書士、永井悠一朗さん。請求の対象となる保険金は、入院給付金、手術給付金、高度障害保険金、特定疾病保険金、介護保険金などで、親が被保険者で、かつ受取人のものに限られている。ただし、年金保険は対象外になっていることがあるので、親が元気なうちに保険会社に確認しておいてもらおう。■親の認知症で対策すべきは財産凍結だけではない親が認知症になってしまうと、「財産凍結」以外にも、お金にまつわるさまざまなトラブルが考えられる。たとえば、水道光熱費のような公共料金や新聞代など、多くの支払いをクレジットカード決済にしている場合。銀行によっては、口座が凍結されても自動引き落としが継続されてしまうことがある。最近では明細が郵送されず、ウェブ上で確認するようになっていることもあるので、何をカード決済にしているのかを事前に親に確認しておこう。また、認知症の親が他人にケガをさせたり、物を壊したりして、法的な賠償責任を負ってしまうようなこともあるだろう。そうした事態に備えるためには「個人賠償責任保険」への加入がおすすめだ。契約内容によっても変わるが、月々数百円程度で安心を買うと思えば、けっして高くはない。「財産凍結への対策をしながら、プラスアルファで、認知症になったときに起こりうるトラブルを知っておくことが、もしものときの備えにつながります。いきなり財産凍結の対策を親に持ちかけても、『まだ大丈夫』と取り合ってくれないかもしれませんが、『ケガや病気で入院したときのお金の引き出し方や保険の請求、定期的な支払いはどんなものがあるのか』といったことから始めると、すんなり話を聞いてくれるでしょう」(元木さん)いきなり大きなお金の話をするのではなく、具体的に起こりうるトラブルについて、親に想像してもらうことから話を進めていくことが大切だ。【PROFILE】元木翼司法書士、行政書士。司法書士法人ミラシア、行政書士法人ミラシア代表社員。相談業務や講演活動のほかメディアにも多数出演。近著に『親の財産を“凍結”から守る認知症対策ガイドブック』(日本法令)がある永井悠一朗司法書士。専門は相続、遺言、後見、家族信託。これまで100件以上の家族信託の組成に携わる
2022年03月19日親が高齢になると、急な入院や施設への入所時など、親に代わって手続きをすることが増えるが、親名義の銀行口座からお金を引き出すのは意外とハードルが高い。窓口で身分証明書を提示させられるだけでなく、「本当に預金を下ろすのを子どもに頼んだのか」と、親本人に電話で確認を取られるなど、煩雑な手続きが必要になるのだ。なかには、結局、子どもが一時的に費用を立て替えざるをえなくなる、というケースもあるという。「親御さんが認知症になったら、もっと大変になります。『預貯金を引き出せない』といったトラブルのほかにも、『親名義の自宅や株式を売れない』という事態が起こる恐れもあります。『うちの親は元気だからまだ大丈夫』と先延ばしにしないで、元気なうちから対策をしておくことが大切。認知症対策は『財産凍結』の対策でもあるのです」こう語るのは、『親の財産を“凍結”から守る認知症対策ガイドブック』(日本法令)の著者で、司法書士法人ミラシア、行政書士法人ミラシア代表社員の元木翼さん。2025年には高齢者の「5人に1人」がなるといわれている認知症。それにともなう「財産凍結」について元木さんが解説する。「高齢者が保有している財産が、本人の判断能力の低下によって使えなくなる、動かせなくなることを、財産の『凍結』といいます。具体的には、預貯金の引き出しができなくなるほか、定期預金の解約、株式や投資信託などの売却も難しくなります。不動産の売却やリフォームも同様です。こうした凍結は認知症に限らず、脳梗塞や事故の後遺症などによって判断能力を失ってしまったケースでも起こりえます」■認知症が発症してからでは打てる手が限られる親の判断能力が失われた後では、成年後見制度による「法定後見」しか選択肢がないのが実情だという。「法定後見は、家庭裁判所に家族などが申立てをすることで後見人が決まります。後見人の主な役割は、医療機関や介護保険サービスの手続きなどを親に代わって行う身上保護と、預貯金や不動産などの管理をする財産管理の2つがあります。ただし、後見人は家庭裁判所が決めるので、家族よりも弁護士や司法書士といった専門家が選任されることがあり、そうした専門家に支払う報酬が毎月かかってきてしまいます。また、親本人が亡くなるまで後見は続き、途中でやめることができません」(元木さん)法定後見は手続きが煩雑なので、専門家に依頼して進めるケースがほとんど。後見人の報酬額は管理対象となる財産の額によって変わってくるが、目安で月額2万〜6万円程度とされている。■財産を凍結させないための7つの選択肢「遅くとも親の年齢が80歳になるまでに財産凍結を防ぐ対策をスタートさせたほうがいいでしょう」そう話すのは司法書士法人ミラシアの司法書士、永井悠一朗さん。「財産凍結の対策として、まず行わなくてはならないのが、親の財産の棚卸しです。預貯金であれば、銀行口座をどこに、いくつ持っているのかを確認すること。たくさんの口座を持っているなら、1つにまとめておくとよいでしょう。また、定期預金も解約して普通口座に移しておくとよいでしょう。株式や投資信託などは、本人が元気なうちに現金化しておくという選択肢もあります」(永井さん)凍結対策を考えるうえでポイントとなるのが、「誰が親のお金を管理するのか」ということ。 図(画像参照)は、代表的な財産である「預貯金」の管理方法についてまとめたチャートだ。管理するのは「家族」か「第三者」か、そして、「とにかくコストを抑えたい」のか「万全な口座凍結対策をしたい」のかによって取るべき選択肢が変わってくる。「とにかくコストを抑えたい、簡単に済ませたいという人は、本人と生計を一にする家族などが使えるキャッシュカード『代理人カード』を銀行で発行してもらうといいでしょう。また、親との間で『財産管理委任契約』を結んでおけば、すべての口座を漏れなく管理することができます。ただし、これらは親の認知症が進行してしまうと、取引ができなくなる場合がありますので注意が必要です。万全を期すのであれば、費用はかかりますが、『家族信託』の公正証書を作成しておくという手がありますし、裁判所や専門家に監督してほしい、ということであれば『任意後見制度』を活用するという方法もあります。『生前贈与』も選択肢の1つです。贈与税には注意が必要ですが、親の財産の一部を、生前に子どもへ移しておくことで凍結を回避できますし、同時に相続税対策にもなります」(永井さん)永井さんによれば、親族間が不仲で相続トラブルを回避したいという人は、第三者にお金の管理を任せる方法がベストだという。前出の「任意後見制度」のほかにも、まとまった資金を預けておき、認知症になったときに施設などへの支払いを金融機関が行う「信託銀行の認知症対策サービス」や、市区町村の社会福祉協議会が公共料金の支払いや預貯金の通帳の管理をしてくれる「日常生活自立支援事業」も選択肢になる。【PROFILE】元木翼司法書士、行政書士。司法書士法人ミラシア、行政書士法人ミラシア代表社員。相談業務や講演活動のほかメディアにも多数出演。近著に『親の財産を“凍結”から守る認知症対策ガイドブック』(日本法令)がある永井悠一朗司法書士。専門は相続、遺言、後見、家族信託。これまで100件以上の家族信託の組成に携わる
2022年03月17日SBI日本少額短期保険株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:井上 久也、以下「当社」)は、水道管凍結対策の周知と徹底のため、今年度も賃貸物件入居者へ水道管凍結防止に関する注意喚起ツール(チラシ・マグネット)の配布を行います。今年も昨年に引き続き、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけての海面水温が平年より低くなる「ラニーニャ現象」と呼ばれる気象現象が発生しており、2022年春前までこの現象が続く可能性が高いと予測されています。同現象が発生した昨年冬季は約300件の水道管凍結事故請求※を受け、ラニーニャ現象が発生していない冬季と比べて約7倍の水道管凍結事故請求がありました。※当社へ報告のあった水道管凍結事故件数この冬も、ラニーニャ現象によって偏西風が平年より南に蛇行し、西日本に寒気が流れ込みやすい時期がある見通しです。全国的な寒波や豪雪が発生する可能性がありますので、昨年度に引き続き当社取扱代理店を通じて賃貸物件入居者である全国の被保険者へ広く配布し、注意を呼び掛けていきます当社は、「顧客中心主義に基づく業務運営方針」の下、今後もお客様に対し適切なサービス提供を行い、事故の予防と対策の普及に努めてまいります。SBI日本少額短期保険株式会社(SBI日本少短)についてSBI日本少額短期保険株式会社は、「保険をもっと身近に」「保険をもっと手軽に」「保険をもっと便利に」という理念のもと、最新のテクノロジーを活用していくことで、お客様にご満足いただける良質なサービスを常に提供できる少額短期保険業者を目指します。◆会社概要商号SBI日本少額短期保険株式会社所在地大阪本社:大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB13F東京本社:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー16F設立1996年6月28日資本の額1億9,000万円事業内容少額短期保険業URL SBIインシュアランスグループについてSBIインシュアランスグループは、日本のインターネット金融のパイオニアであるSBIグループの保険事業を担う企業グループです。保険持株会社であるSBIインシュアランスグループ株式会社のもと、SBI日本少短を含む事業会社7社が一体となって総合的な保険事業を展開しています。「顧客中心主義」の徹底という基本方針のもと、保険分野における様々な付加価値を創造し、さらなる顧客基盤の拡大を続けることで企業価値の向上に努めます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月15日現在、子どもの約16人に1人が体外受精によって生まれている。今回は凍結していた受精卵を体に戻さないことを決断した女性の物語です。ケース4、松本あゆみさん(39・仮名)の場合。 25歳で結婚し、本気で赤ちゃんを望んでから6年経った33歳で本格的に不妊治療を開始。1回目の顕微授精が成功し、35歳の夏に待望の第一子を出産。3つできた受精卵、残りは“2人分“……どうする? 凍結保存した受精卵で第2子妊娠、出産へクリニックにはあと“2人分“の受精卵が凍結保存されていた。育児休暇が終わるひと月前、凍結していた受精卵の1つをおなかに戻した。年齢を考えると、早く2人目を授かりたかったからだ。 奇跡的にすぐに妊娠。2歳差で2人目を授かり、無事に女の子を出産した。 あと1つ、3人目の「命のもと」が残っている。あゆみさんが通っていたクリニックでは、凍結保存の延長に毎年3万3千円かかる。2人目が生まれてから半年が経ち、更新月が近づいていた。 いつまで保存すべきか。2人の愛しいわが子の寝顔を見つめながら、あゆみさん夫婦は答えを探った。 3人目、周囲の強い反対にあい親子げんかに3番目の受精卵だからといって、何か問題があるわけではなかった。同じタイミングでできた3つの「命のもと」。クリニックからもらった受精卵の映像を見ながら「3人きょうだいだともっと楽しくなるんだろな」とぼんやり考えた。 でも、家族全員に反対された。夫も両親も、義父母も、妹も。みんなが3人目を反対した。理由はあゆみさん38歳、夫41歳という年齢だった。 もし3人目を産んだとしたら、成人したときに親は何歳になっているのか。すでに上の子の抱っこがきついと感じているのに、体力的な問題は大丈夫なのか。離乳食を全部手作りするほど完璧主義なのに、3人目を育てる余裕があるのか。 「すでに産まれてきた子どもたち2人と、3人目の子は何が違うの?産みたい」と泣いて訴え、珍しく父と親子げんかにもなった。しかし、周囲の言葉はどれも真っ当だった。納得せざるを得ない理由をいくつも突きつけられた。 「更新料を振り込まない」という意思表示産みたいけれど現実が厳しいことはわかっていた。そして昨年、ついに凍結保存の更新をしないと決めた。クリニックへ書類を出す必要はなく、更新料を振り込まないことが意思表示になる。曖昧なさよならが、また切なかった。 「今でもあの子も産んであげたかった、という思いは正直あります。『不妊治療じゃなければこんな思いはしなかったのに』と悔しく思うこともありましたが、かわいいわが子を授かることができたのも不妊治療のおかげ。今は感謝しかないです」とあゆみさんは明かす。「今ここにいる2人のかわいい大切な子どもたちへ、その子の分も愛情たっぷりに育てようって気持ちを切り替えて、やっと吹っ切ることができました」 子どもを望んでから8年「不妊治療は早めに進めて」と伝えたい感動の出産から5度目の初夏、4歳の誕生日を迎えた息子を手作りのケーキと大好物のオムライスで祝った。 画像提供:松本あゆみさん(仮) 「子どもが欲しい」と願ってから母になるまで8年。思い悩んだ日々は吹き飛び、今は2人のお母さんとして奮闘する。父になる前まで子どもが苦手だった夫は今、わが子にメロメロの様子。 「夫が一番変わったかもしれません。『食べちゃいたいくらいかわいいな〜』って子どもを抱きしめるんです。2人の子どもたちに恵まれて、本当に本当に幸せです。でも夫婦ともに若くないのが現実。同居する両親からも、『もっと若かったらもっと元気に孫たちの面倒を見られたのに』と言われます。不妊治療を早くに始めていれば……と常々思うんです」とあゆみさんは振り返る。 「不妊治療はとても勇気がいること。経済的にも体力的にも、精神的にもつらいです。でもその分、報われたときの喜びは言葉では言い表せません。不妊治療を迷っていたり、少しでも不妊の心配がある方がいたとしたら、早めに前へ進んでって伝えたいです」監修者:医師 杉山産婦人科 理事長 杉山 力一先生 著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2021年05月31日将来の妊娠に向けて、卵子を凍結保存しておく「卵子凍結」。「いつかは産みたい」と考える女性の一手として水面下で語られてきたトピックが、菅首相が少子高齢化対策の切り札として掲げる「不妊治療の保険適用」に関する報道が増えたことも相まって、広く知られる言葉になったのではないでしょうか。 実際にベビーカレンダーがおこなった調査において、75%以上が「耳にする機会が増えた」と回答しています。そんな「卵子凍結」について女性たちはどう考えているのでしょうか?今回の記事では、ベビーカレンダー会員の女性2,127名に向けて実施した卵子凍結に関するアンケート調査結果についてご報告いたします。 「卵子凍結」とは?そもそも卵子凍結とは、将来の妊娠・出産に向けて事前に卵子(未受精卵)を採取し、凍結保存しておくことです。もともとは、抗がん剤治療や放射線療法を受ける若年女性患者に対し、治療後の生殖能力を維持するためにおこなわれてきたものでした。 こうした背景もあり、健康な女性による将来のための卵子凍結に関しては、日本産婦人科学会は「推奨していない」、日本生殖医学会は「40歳以上での採卵・凍結、45歳以上での凍結卵子の使用は推奨していない」といった立場を取っており、現状日本では大々的に推奨されているとは言いがたい状況です。 卵子凍結に「興味あり」は37.7%、年代別で変化も上記のような前提はあるものの、日本産科婦人科学会のデータ(※1)によれば、体外受精・顕微授精の妊娠率・出産率は35歳から急低下することが明らかになっているなど、“卵子の老化”が妊娠・出産に影響を与えることもまた事実。(※1)参考:日本産科婦人科学会 ARTデータブック2018 生物学的な事実と社会的見解のはざまで、当事者である女性たちは卵子凍結についてどう考えているのでしょうか。 ベビーカレンダーがママやプレママを母体とする会員の女性2,127名におこなった卵子凍結に関する調査で、「卵子凍結に興味はありますか」と質問したところ、下記のような結果となりました。 「興味がある」(「とても興味がある」「やや興味がある」の合計)と回答した人は37.7%、「どちらともいえない」は31.0%、「興味がない」(「あまり興味がない」「まったく興味がない」の合計)は31.3%と、「興味がある」が最も多い回答となったものの、ほぼ同率で回答が割れるという結果に。ただ、回答を年齢別に抽出してみると世代ごとに傾向が変わることが明らかになりました。 まず20代は「興味がある」と回答した人は23.2%にとどまったのに対し、「興味がない」と回答した人は47.9%と「興味がある」の2倍以上に。一方「興味がある」と回答した30代は37.2%、40代は39.0%となり、年代を追うごとに卵子凍結への興味関心が高まることがわかります。 続いて、「興味がある」と回答した方にその理由について質問したところ、下記のような結果となりました。 「将来的に2人目、3人目を考えているから」(62.0%)、「次に妊娠をする場合、高齢になる可能性があるから」(54.4%)といった回答がそれぞれ半数以上を占め、妊娠・出産が高齢になった場合に備えて可能性を高めておく一つの手段として考えている方が多いことがわかります。 費用、身体的負担、本当に妊娠できるのか―卵子凍結のデメリットは将来の妊娠・出産に向けた一つの解決策として期待される卵子凍結ですが、そのデメリットについても指摘されています。 アンケートで「卵子凍結について不安に感じる点」について質問したところ、下記のような声が挙げられました。 「費用が高額になりそう」(87.1%)という経済面の懸念が最も多く、次いで「採卵時の痛みなど、身体的な負担」(51.4%)、「凍結卵子を使って本当に妊娠できるか」(49.8%)が続く結果となりました。 アンケートの回答にある通り、卵子凍結は高額な費用といった経済的負担、採卵時や投薬時の身体的・精神的負担がデメリットといえます。さらに、そうした負担を乗り越えて凍結した卵子は凍結時の若い年齢のものではあるものの、その卵子が受精するか、また受精しても着床に至るかは当然ながらわからないもの。実際に、凍結した未受精卵の融解卵子1個あたりの臨床妊娠率は4.5~12%(Fertility Steril 2013; 99: 37-43)というデータもあります。 しかし、こうしたデメリットを含め「まず情報が欲しい」というのが女性たちの本音のよう。アンケート調査のフリー回答では下記のような声が寄せられました。 「最近はメディアでも文言は出てきたが、詳しい内容までは全然周知されていないので、もっと身近に情報が増えればいいなと思う」(35〜39歳) 「女性に選択肢を増やすことは卵子凍結に限らずいいことだと思う。ちゃんとメリットデメリットなど全て情報提供されることが重要」(35〜39歳) 「もっとニュース等で取り上げて良いトピックだと思う。また、それに付随する精神的、肉体的、経済的デメリットも併せて伝えるべき」(30〜34歳) メリット・デメリットをきちんと認識したうえで、自分で判断したいと考える女性の声が目立ちます。 卵子凍結を扱う民間サービスも登場卵子凍結の話題が広まりつつあるなかで、民間の卵子凍結保存サービスも登場しています。その一つが、健康な女性が自身の将来のライフプランのためにおこなう卵子凍結を提供するサービスの開始を、2021年1月に発表した「Grace Bank」です。 Grace Bankの創業者・勝見祐幸さんによると、現状の利用者として多いのは「30代半ば〜40代の未婚者の女性」だと言います。 また、Grace Bankの特徴の一つとして挙げられるのがその「価格」です。10年間でかかる卵子の保管費用の相場が60万〜200万円と言われるなか(※2021年、Grace Bank調べ)、同社では初期費用10万円(税別)、毎年発生する費用3万円(税別、15個まで)と低価格に抑えられています。これは民間さい帯血バンクの最大手ステムセル研究所との資本業務提携と、凍結卵子の一括保管体制の確立により実現できたとのことです。 民間企業が卵子凍結を取り扱う事例としては、アメリカでの「企業の福利厚生としての卵子凍結」サービスの存在も挙げられます。2014年にFacebook社が導入したことを皮切りに、GAFAをはじめ他企業も追随しました。 こうした背景もあり、実際に米国生殖補助医療学会の統計によるとアメリカでは2014年から2018年にかけて卵子凍結の症例数が2倍(6,090件/2014年⇒13,275件/2018年)に急増しています。 赤ちゃんを望む人が、赤ちゃんと出会える世の中になるために民間企業の動きも見られ、ますますの関心の高まりが予想される卵子凍結。本アンケートでは「『卵子凍結』に関して、ご意見・ご感想・疑問点などあれば、ご自由にお書きください。」というフリー回答を募集したところ、20代〜40代の幅広い世代の女性から「若い世代が知る機会」に言及するコメントも多数寄せられました。 「まだ20代で卵子を凍結しておこうと考える人は少ないと思うし、考えている人しか情報を知る機会が無いと思う。卵子凍結について未婚の方が友人と話すこともなかなかできないと思う。今後卵子凍結が一般的な選択肢の1つになり、多くの方が気兼ねなく自分のタイミングでゆとりを持って子どもを授かれるようになれば良いな、と思います」(30〜34歳) 「晩婚化に伴い不妊治療をおこなう人が増えている今、卵子凍結の情報(どのようなものか、料金など)をもっと公表していくべきだと思う。その結果、まだ妊活していない人も将来の選択肢として考えることができるのではないだろうか」(25〜29歳) 「必ずしも良いことではないかもしれないが、卵子凍結や高齢出産のリスクについては学校で教えてくれてもいいと思う。今の世の中では自分から知ろうとしないとわからないことだらけ。知識がないために泣いている女性はたくさんいると思う」(40〜44歳) 「もっと不妊治療や、子供を授かることに関しての技術がポピュラーになり、政府の援助もしっかりして、子どもを授かりたいと願う人すべてに充実した制度が整い、いろいろな事をオープンにできる社会になればと思う」(25〜29歳) 「妊活、不妊治療、卵子凍結などの知識を若い世代にももっと知ってもらうべきと考える。いざ自身が興味を持つ頃には遅いので、10代から学校などで知る機会を与えてあげると良いのではと感じる」(40〜44歳) 少子高齢化問題の改善といった社会的意義のみならず、赤ちゃんを望む人が赤ちゃんと出会える世の中になるために。その選択肢を一つでも増やすには、若い世代を含めて卵子凍結についてメリット・デメリットを周知したうえでオープンに議論を進めていくことが、いま求められているのではないでしょうか。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された女性調査期間:2021年3月21日(日)~2020年3月23日(火)調査件数:2,127件 著者:ライター 平 理沙子Webライター。ITスタートアップ企業での広報なども経験あり。東京大学卒業後、新卒で娘を出産した一児の母。フェムテックやジェンダー、現在在住するシンガポール情報などを中心に執筆活動をしている。
2021年04月05日