千總(ちそう)が京都に展開する千總ギャラリーでは、展覧会「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」を、2022年8月22日(月)まで開催する。120年前に千總が屏風祭で公開した作品を展示京都の夏の風物詩である、祇園祭。その宵山の期間には、京都の旧家や商家が秘蔵の名品を公開して祭りを盛り上げる、屏風祭を行っている。千總ギャラリーでも、この時期に合わせて、屏風をはじめとする所蔵品を紹介してきた。2022年は、今からちょうど120年前、千總が屏風祭で公開した作品を展示。『京都新聞』の前身である『京都日出新聞』は、1902年の屏風祭でどのような作品が陳列されたかを報じており、そこから当時公開された屏風5点がわかっている。本展「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」では、岸竹堂《牛馬図》や山口素絢《やすらい祭図》など、明治の屏風祭を彩った作品を目にすることができる。展覧会概要展覧会「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」会期:2022年5月28日(土)〜8月22日(月)会場:千總ギャラリー ギャラリー1住所:京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店開館時間:11:00〜18:00休館日:火・水曜日※開館日や開館時間は千總本店の営業時間に準ずる※入場無料【問い合わせ先】千總本店TEL:075-253-1555
2022年06月04日ラーメン1000プロジェクト(所在地:北海道札幌市、代表:中松 圭一)は、札幌の人気ラーメン店を紹介する「ラーメン1000最強の一杯【創刊20周年記念号 第一弾】」を、6月1日に発売します。表紙■発行背景コロナ禍が私たちの生活や暮らしを直撃し、国内はもとより世界中に大きな不安と先行きの見えない現実に直面しました。時には飲食店が叩かれる状況もあり、多くの飲食店が閉店し、外食の未来が危ぶまれる日々が続いています。そんな中、札幌にはこの苦境を乗り切るべく様々なことに挑戦している店舗が数多くいたのです。私たちはこのような苦境に負けず、力強く前進するお店の様々な取り組みを、ラーメンファンはもとより飲食に関わる全ての方々に発信したいと考えました。■収録内容今号では人気ラーメン店を紹介するラーメン1000に、別企画としてラーメンLEGENDARYを収録しています。2冊の別企画のテーマを1冊にまとめました。右から開くとラーメン1000、左から開くとラーメンLEGENDARYという、ダブル表紙の仕様です。巻中には、お得なクーポンも収録しています。■雑誌概要タイトル: ラーメン1000最強の一杯【創刊20周年記念号 第一弾】価格 : 890円(税込)発売日 : 2022年6月1日販売先 : 札幌市及び近郊のコンビニエンスストア(セブン-イレブン・ローソン・セイコーマート)全道の主要書店・Amazonなどで販売ページ数: 94ページ仕様 : A4変形[オールカラー]ISBN : 4910801400625発行元 : ラーメン1000プロジェクト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月01日旅行気分で足を延ばしたくなる街の一つである古都・金沢は、おいしいものがたくさんあります。旅行先としても大人気で、金沢らしいグルメをお土産にする方が増えています。歴史ある街として知られる石川県金沢にふさわしい、おいしい土産を集めました。旅行気分でお取り寄せしてみてはいかがでしょう?旅行気分で足を延ばしたくなる街の一つである古都・金沢は、おいしいものがたくさんあります。旅行先としても大人気で、金沢らしいグルメをお土産にする方が増えています。歴史ある街として知られる石川県金沢にふさわしい、おいしい土産を集めました。旅行気分でお取り寄せしてみてはいかがでしょう?オープンしたばかりの人気店の味がお取り寄せ!patisserie L’aube 花鏡庵のスイーツ数々の評価を得ている東麻布のフレンチレストラン「ローブ」のパティシエ・平瀬氏が手掛ける新ブランド「LaboratoireL’aubeSHOKOHIRASE」。平瀬氏自身も、「ゴ・エ・ミヨ2020年度版」でベストパティシエ賞を受賞しています。古都・金沢で感じた、焙煎したての棒茶の香ばしさ、濃茶のまろやかな旨味を、2つの味のショコラに仕立て、詰め合わせた一品。ミディアムレアに焼き上げた、ねっとりと滑らかな食感を楽しめます。抹茶ショコラは、抹茶の深みを生かすために黒糖を使用し、何度も試作を重ね、ふくよかな香りとまろやかな旨味の最適なバランスを追求。棒茶ショコラは、加賀棒茶の風味とフランスのチョコレート「ドゥルセ」の香ばしさを生かすため、焼きの調整を徹底し、香ばしさの余韻が楽しめる仕上がりに。【お取り寄せ可】棒茶&抹茶ショコラ4,860円(税込)|RestaurantL’aube石川県の酒蔵「福光屋」の大吟醸酒の酒粕!日本酒そのものを味わっているようなチーズテリーヌ石川県の清酒「加賀鳶」で知られる酒蔵「福光屋」の大吟醸酒の酒粕を、たっぷりと使用したチーズテリーヌ。一口目は芳醇な酒粕の香りが口いっぱいに広がり、二口目からは酒粕とチーズの混ざり合った大人の味わいに。まるで日本酒そのものを味わっているかのような感覚で、フルーティな香りや味わいを楽しめます。三口目は、同じ“熟成モノ”として相性の良い醤油を少々垂らして、また違った味わいを楽しむのもおすすめ。【お取り寄せ可】大吟醸酒粕のチーズテリーヌ3,300円(税込)|Hana-Akari加賀百万石の悠々の歴史に想いをはせる伝統銘菓!加賀百万石の歴史森八は寛永2年(1625年)に藩命により創業して以来、加賀藩御用菓子司として加賀金沢の茶の湯の文化と菓子文化を守り伝えてきました。加賀藩領北部に位置する『宝達山』は、二代藩主前田利長の時代より加賀藩の御用金山として栄え加賀金箔工芸の源となり、今もなお加賀百万石の栄華を静かに語り続けています。その山の名と姿にちなんだこの『宝達』は、良質の国内産小豆のつぶあんをしっとりとしたもち皮に包み込み、金箔をあしらい上品な姿と味に仕上げました。【お取り寄せ可】もち皮どら焼き宝達【20個入り】3,510円(税込)|森八本店森八茶寮金沢の人気パルフェ専門店の味!なめらかなパフェ金沢の人気パルフェ専門店「DORUMIRU」のパルフェを小さなパフェに。店舗で提供しているものと同じ材料、同じレシピで、一つずつ手作業で作られています。クアチュオールは、4種類のパフェが1つずつ入ったセット。冷凍で届いたものを、家庭の冷蔵庫で2時間30分解凍すると、なめらかなパフェを楽しめます。自分へのご褒美や、大切な方へのプレゼントにおすすめの一品。【お取り寄せ可】Quatuor(クアチュオール)4コ入り4,200円(税込)|DORUMIRU重箱のような箱の中に、最中がきれいに並んでいて美しい!最中の中に上品な甘さのあん上質な最中を端正な装いでお届けいたします。誕生して半世紀以上になる「伊達侯」は北海道十勝で特別栽培されたとよみ大納言を氷砂糖と和三盆糖で丹念に炊き上げ、上品ですっきりした甘さの粒餡に仕上げました。一晩寝かせた後に隙間なく手詰めしています。選別した糯米を金沢でひとつひとつ手焼きした加賀種は香ばしく、餡となじんでからもしっかりしています。【お取り寄せ可】極上最中「伊達侯(だてこう)」3,780円(税込)|御粽司百波おすすめの特集絶品!金沢グルメ特集
2022年05月19日2022年2~3月に舞台化が決定している、スタジオジブリのアニメーション映画『千と千尋の神隠し』。2001年に映画が公開され、日本はもちろん世界中で今なお愛されている不朽の名作です。2021年11月9日には製作発表会が都内で行われ、千尋役の橋本環奈さんと上白石萌音さんら、主要キャストが出席。また、メインポスターも公開されました。本日、舞台『千と千尋の神隠し』の製作発表を実施いたしました✨会見の模様は、明日の「ZIP!」「スッキリ」「めざましテレビ」「グッド!モーニング」「THE TIME」ほか各メディアをご覧くださいませ2022年2月・3月、帝国劇場にて上演いたします!ご期待ください pic.twitter.com/gfwT3ocJBJ — 舞台『千と千尋の神隠し』 (@sentochihiro_st) November 9, 2021 舞台化にあたり、翻案と演出を手掛けるのは、ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』、『ナイツ・テイル』や『ダディ・ロング・レッグズ』など、数々の名作を生み出してきたジョン・ケアードさん。カオナシ役には、世界的ダンサーの菅原小春さんと、同じくダンサーの辻本知彦さん、また、湯婆婆役には俳優の夏木マリさんと声優としても活躍する朴璐美(ぱく・ろみ)さんなど、個性豊かなキャストが集結します。まだ稽古開始前ということもあり、期待が高まるばかりの舞台『千と千尋の神隠し』。東京・帝国劇場を皮切りに、4月に大阪・梅田芸術劇場、5月に福岡・博多座、6月に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru、6~7月に愛知・御園座と順次、公演していきます。なお、東京公演のチケットの一般発売は、2021年12月18日からです。[文・構成/grape編集部]
2021年11月11日「つい最近ですが、千昌夫さんが『困っちゃたよ!俺は2年前に死んでいたことになってるんだよ!』とボヤいてました」(千と親しい音楽関係者)千昌夫(74)といえば、ご存知大物演歌歌手。もちろんいまも現役バリバリで、今年4月15日には『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。鳥好きで現在は12羽の鳥を飼っていることや、昨年8月に最愛の母を99歳で亡くしていたことを語っていたのだが――。前出の音楽関係者は言う。「今回、彼がボヤいたのは、お母さまの死や、数年前にネット上で流れた千昌夫さんの死亡説とは違う話でした。意外に思われるかもしれませんが、千さんは新しい物好きで、パソコンでもスマホでも最新機種を持ってるんです。今年の頭に最新型のiPhoneに買い換え、しばらくして『Hey Siri』で自分のことをいろいろ調べたようです。すると突然、《千昌夫、2年前に死亡》とAIの音声で返されてしまい驚いたようなんです」千は苦笑いするのみだったという。「知り合いに『なんとかならないかなぁ』と相談していたようですが、抗議しようにも”英文でメールする必要があるのかなあ”といろいろ考えてしまい、結局あきらめてしまったと聞きました」(前出・音楽関係者)千が神妙に「Hey Siri 千昌夫?」と調べている光景はにわかに浮かび難いが…。所属事務所にも聞いたが、今回の件でコメントは得られなかった。「コロナの影響で演歌歌手の方々の営業活動はほぼ全滅状態です。千さんも『BS演歌の花道』(BSテレ東)などには定期的に出演していますが、全国の公演が次々となくなり、新たな活動を模索中です」(前出・音楽関係者)千を戸惑わせたSiriが、今度は逆に新たな活動指針を提示して千に“罪滅ぼし”してくれることを願うばかりだ――。
2021年07月30日1月2日に、東京国際フォーラムにてJ-CULTURE FEST presents『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』が初日を迎えた。2017年1月の初開催以来、音楽や狂言、歌舞伎など日本古来の伝統芸能に新たな価値を見出して頂きたいとの思いから、日本が誇る各界のアーティストが出演する公演や、魅力的な「にっぽん」の文化体験空間を創出し、毎年お正月の恒例イベントとして開催されてきた「J-CULTURE FEST」。2021年は従来内容や会場を精査し、J-CULTURE FEST presents『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』のみを実施。十二単や衣冠・束帯とはじめとする奈良・平安時代から現代に続く日本の装束をストーリー仕立てで紹介する絢爛豪華なファッションショーに、宝塚歌劇、ミュージカル、日本舞踊、コーラス、コンテンポラリーダンスなど、「和」と「洋」が織り成す華麗なレビュー仕立てで、新春にふさわしい内容となった。尾上菊之丞の創作舞からはじまり、今井翼が大海人皇子や光源氏の装束をまとい、男女の切ない恋心を描くシーンや甲冑を着ての迫力あるダンスシーンを披露。真琴つばさは袿や白の十二単などを身にまとい、華麗な平安装束で源氏物語の六条御息所を演じ、男性装束である冠直衣を着て歌った。新納慎也は天智天皇を演じ、一方で雅楽装束や旅芸人姿で会場を盛り上げる。日野真一郎ものびやかで迫力のある歌唱、愛加あゆは額田王姿で宝塚歌劇の楽曲披露。広崎うらんは観客を物語に導く、不思議なキャラクターのストーリーテラーを演じた。<出演者ミュージックナンバー>「令和にそよぐ風」歌:真琴つばさ「あかねさす紫の花」歌:愛加あゆ「愛の賛歌」歌:日野真一郎「身も心も」歌:今井翼十二単 舞・歌「群青の宙」愛加あゆ「リベルタンゴ」歌:真琴つばさ「幸せなら手をたたこう」歌:新納慎也、日野真一郎「ハピネス」歌:新納慎也「令和にそよぐ風」歌:今井翼、真琴つばさ、新納慎也、愛加あゆ、日野真一郎、広崎うらん【公演概要】J-CULTURE FEST presents『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』公演日時:2021年1月2日(土)16:00 開演 / 3日(日) 12:00 開演・16:00 開演※開場は、開演時間の45分前 / 上演時間 約90分会場:東京国際フォーラム ホールB7
2021年01月04日J-CULTURE FEST presents『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』が、2021年1月2日(土)・1月3日(日)の2日間に開催される。この度、本作のビジュアルが公開された。『J-CULTURE FEST』は、日本が誇る各界のアーティストが出演する公演や、魅力的な「にっぽん」の文化体験空間を創出し、毎年お正月の恒例イベントとして実施されてきたイベント。2021年は従来内容、会場を精査し、J-CULTURE FEST presents『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』のみが実施される。本公演は、十二単や衣冠束帯とはじめとする奈良・平安時代から現代に続く日本の装束をストーリー仕立てで紹介する絢爛豪華なファッションショーに、宝塚歌劇、ミュージカル、日本舞踊、コーラスやダンスなど、「和」と「洋」が織り成す華麗なレビューとなる。公開されたビジュアルは、現代の都市と、キャストが絢爛な装束に身を包んだ姿がひとつに表現された、印象的なものとなっている。J-CULTURE FEST presents『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』◆スーパーバイザー:尾上菊之丞(尾上流四代家元)◆脚本・演出:大野裕之(劇作家・日本チャップリン協会会長)◆構成:高橋かづゆき(脚本家構成作家)◆音楽・演奏:大貫祐一郎(作曲家・編曲家・ピアニスト)◆ダンス振付・ステージング:広崎うらん(コレオグラファー・演出家・ダンスパフォーマンスREVO主宰)◆装束・衣裳:井筒(創業300年。宮廷装束の研究と製作)2021年1月2日・3日 東京国際フォーラム ホールB7◆出演:今井翼、真琴つばさ、新納慎也、愛加あゆ、日野真一郎(LE VELVETS)、広崎うらん吉井盛悟、花柳喜衛文華、藤間京之助・佐藤洋介、池田美佳、生島翔、松本ユキ子、尾上菊之丞◆会場:東京国際フォーラム ホールB7◆公演日程:2021 年1月2日(土) (1)16:00 開演 / 3日(日) (2)12:00 開演 (3)16:00 開演※開場は、開演時間の45分前 / 上演時間 約90 分◆一般プレイガイド先行発売 2020年11月28日(土)◆一般前売開始:2020年12月5日(土)午前10:00発売開始◆チケット料金:8,800 円(税込) ※全席指定 / 未就学児入場不可◆プレイガイドチケットぴあ Pコード:503-875 イープラス ローソンチケット Lコード:34916 ◆チケットに関するお問い合わせサンライズプロモーション東京 TEL: 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)
2020年11月27日J-CULTURE FEST presents『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』が、2021年1月2日(土)、1月3日(日)の2日間、開催されることが分かった。J-CULTURE FESTは、2017年1月の初開催以来、音楽や狂言、歌舞伎など日本古来の伝統芸能に新たな価値を見出して頂きたいとの思いから、日本が誇る各界のアーティストが出演する公演や、魅力的な「にっぽん」の文化体験空間を創出し、毎年お正月の恒例イベントとして実施されてきた。2018年『源氏物語音楽絵巻』、2019年『すめらみことの物語』に続き、2020年令和初の新春は、「令和にそよぐ風~若き歌詠みの物語~」と題し、「令和」の出典となり注目が高まる『万葉集』を題材に、音楽・舞踊・芝居、そして奈良・天平文化ならではの豪華にして色鮮やかな衣裳を融合させ、伝統芸能や宝塚、ミュージカルなど、各界気鋭の出演者を配した良質な和製ミュージカルショー「令和にそよぐ風~若き歌詠みの物語~」を展開した。そして、第4回目となる本公演『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』は、十二単や衣冠・束帯とはじめとする奈良・平安時代から現代に続く日本の装束をストーリー仕立てで紹介する絢爛豪華なファッションショーに、宝塚歌劇、ミュージカル、日本舞踊、コーラスやダンスなど、「和」と「洋」が織り成す華麗なレビューとなる。今井翼、真琴つばさをはじめ、新納慎也、愛加あゆ、日野真一郎(LE VELVETS)など、豪華な出演陣が新春の東京国際フォーラムで繰り広げる華やかなステージショーに期待が高まる。J-CULTURE FEST presents 『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』<公演概要>■開催日時:2021 年1月2日(土) (1)16:00 開演 / 3日(日) (2)12:00 開演 (3)16:00 開演※開場は、開演時間の45分前 / 上演時間 約90分■会場:東京国際フォーラムホール B7■出演:今井翼、真琴つばさ、新納慎也、愛加あゆ、日野真一郎(LE VELVETS)吉井盛悟・花柳貴衛文華、藤間京之助・佐藤洋介、池田美佳、生島翔、松本ユキ子他■スーパーバイザー:尾上菊之丞(尾上流四代家元)■脚本・演出:大野裕之(劇作家・日本チャップリン協会会長)■音楽・演奏:大貫祐一郎(作曲家・編曲家・ピアニスト)■ダンス振付・ステージング:広崎うらん(コレオグラファー・演出家・ダンスパフォーマンスREVO主宰)■装束・衣裳:井筒(創業300年。宮廷装束の研究と製作)■チケット料金:8,800 円(税込) ※全席指定 / 未就学児入場不可■一般前売開始:2020年12月5日(土)■チケットに関するお問合せ:サンライズプロモーション東京 TEL: 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)■主催:株式会社井筒株式会社東京国際フォーラム、株式会社サンライズプロモーション東京■企画制作:株式会社井筒企画、株式会社井筒東京■制作協力:株式会社オズエンタテイメント■公演情報サイト: ※検温、アルコール消毒液の設置など感染症対策を実施します。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、会場では必ずマスクを着用し、声を出しての応援、客席での会話はお控えください。
2020年11月11日京友禅の老舗・千總(ちそう)から、新作バッグコレクション「オクタゴン」が登場。2020年11月初旬より、千總本店などで販売される。京友禅の老舗「千總」初のバッグコレクション千總は、1555年に京都で創業し、京友禅をはじめとした染織品やファッション、ギフトなど、様々なプロダクトを生み出してきた老舗ブランド。今回は初となるバッグコレクションを展開する。“着物のようにたためる”バッグ新作バッグコレクション「オクタゴン」は、きものにも、洋服にもコーディネートしやすいようにデザインされたもの。きものを丁寧にたたんで仕舞ったり、出したりする所作の美しさからインスピレーションを得ており、コンパクトに“たためる”ことが最大の特徴だ。シグネチャーの“八角形”モノグラム小さくたたんで持ち運べるという機能性だけでなく、デザイン性にも優れており、いずれのバッグも平らにたたむと、千總を象徴する八角形のフォルムに。この八角形のシグネチャーは、レザーのボディにも型押しで施し、モノグラムデザインに仕上げている。また、日本の素材を使い、日本の職人の手仕事にこだわっているのもポイントだ。「ボックス」&「巾着」の2モデル展開されるモデルは、「ボックス」と「巾着」の2種類。きものに合わせる利休バッグをイメージした「ボックス」シルエットのバッグには、収納力に優れたLと、ショルダーベルトが付属するSの2サイズが揃う。折りたたんだ際に、ハンドル部分まで平らになるのも注目ポイントだ。「巾着」型は、竹籠からインスパイアされたハンドル部分が特徴。紐を細かく編み上げて、組紐のような風合いを出している。サイズは、L、Mに加え、ショルダーストラップ付きのSの3種類が揃う。【詳細】千總 新作バッグ「オクタゴン」販売時期:2020年11月初旬販売店:千總本店(京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80)、千總ECサイト(12月1日〜)アイテム:■ボックス・L:H20 x W31 x D16cm 300,000円+税カラー:ブラック/ベージュ/チャコール/ブルー・S:H17 x W23 x D10cm 240,000円+税カラー:ブラック/ブルー/マゼンタ/ライトパープル■巾着・L:H25 x W18 x D18cm 250,000円+税カラー:ブラック/ベージュ/ブルー・M:H22 x W15.5 x D15cm 230,000円+税カラー:チャコール/マゼンタ・S:H16.5 x W13 x D12cm 180,000円+税カラー:ブルー/マゼンタ/ライトパープル/イエロー【問い合わせ先】千總本店TEL:075-253-1555
2020年10月18日「ビタミンC」×「乳酸菌」×「ビタミンD」のパワーハウスウェルネスフーズは、「C1000」×「乳酸菌」の力で健康管理をサポートとするレモン風味飲料「C1000ビタミンレモン乳酸菌L-137」を、9月14日から発売する。レモン50個分のビタミンCが入った人気のレモン風味飲料「C1000ビタミンレモン」シリーズの新たなラインナップ。手軽にビタミンCが補給できるのはもちんのこと、「乳酸菌L-137」を加えることで、今まで以上にパワーアップした。さらにビタミンDを8.5μg配合。ビタミンDは日光を浴びると体内でも作られる。しかし、テレワークなどの増加で、日光に当たる時間が不足する人が増えている。ビタミンD不足が気になる人にもおすすめだ。独自開発の「まもり高める乳酸菌L-137」で腸活効果「C1000ビタミンレモン乳酸菌L-137」には、ハウスの独自商品である「まもり高める乳酸菌L-137」が100億個入っている。乳酸菌は糖を発酵して「乳酸」を作る菌の総称で、その数は数千種類に及ぶ。ハウスウェルネスフーズが研究開発している「Lactobacillus plantarum L-137」は、東南アジアの伝統的な発酵保存食である「なれずし」から発見された。乳酸菌は熱を加えるなど加工や保存状態によって変化しやすいが、研究によって乳酸菌L-137は加熱処理で安定化することがわかった。常温・長期保存が可能で、買い置きや持ち運びにも便利。日々の暮らしに取り入れやすい、乳酸菌となっている。ビタミンC、乳酸菌、そして不足しがちなビタミンDが手軽に取れるレモン風味飲料。リフレッシュタイムの飲み物に、取り入れてみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※ハウスウェルネスフーズ株式会社のプレスリリース
2020年09月13日本日、京都マラソンが開催になる。約16000人のランナーが古都を疾走。コースは応援の声であふれそうだ。京都マラソンは2011年にスタートした市民参加型マラソン大会。車いす競技は8時55分に、ペア駅伝とマラソンは9時にスタート。たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園内)を出発し、嵐山やきぬかけの路、鴨川の河川敷を通り、平安神宮前でゴールする。仁和寺や龍安寺、送り火の五山などを眺めることができるコースで、例年、沿道には多くの応援隊や沿道盛り上げ隊が登場。今年も盛り上がりそうだ。京都マラソン2020車いす競技スタート8時55分マラソン・ペア駅伝スタート9時
2020年02月16日2001年に日本公開、2003年の第75回アカデミー賞授賞式で長編アニメ映画賞を受賞した『千と千尋の神隠し』が、6月21日についに中国で公開されることが決定した。「The Hollywood Reporter」などが報じた。なお、昨年12月には、ジブリアニメとしては初めて中国で『となりのトトロ』が30年の時を経て公開され、2600万ドル(約28億円)の興行収入を得ている。中国のジブリファンは、「20年もネタバレを避けるの、どれだけ大変だったかわかる?」とジョークを交えたコメントや、「昨年『トトロ』を観たから、『千と千尋の神隠し』も絶対に映画館で観なきゃね。ところで、『ハウルの動く城』の公開はいつなの?」と早くもほかのジブリ作品の公開を待ち望む声などを寄せた。『千と千尋の神隠し』は、アカデミー賞のほかに第52回ベルリン国際映画祭で最高賞である金熊賞、第30回アニー賞の作品賞、監督賞など世界で多数の賞を受賞した作品。まだ正式公開はされていないものの、中国では海賊版などで目にしてファンになった人もすでに多くいて、「大きなスクリーンで観られるのが本当に楽しみ」という声も多くみられる。(Hiromi Kaku)■関連作品:となりのトトロ 1988年4月16日より公開
2019年05月28日かつては加賀百万石の城下町と呼ばれ、今も武家屋敷などの粋な町並みが残る古都・金沢。加賀友禅や金箔はくなどの伝統工芸が有名ですが、実はB級グルメも人気であることをご存じでしたか?特にカレーは、「金沢カレー」というご当地メニューも生み出されるほどの人気っぷり。金沢カレーとは、どろっとした濃厚なルーの上にソースカツを乗せて千切りキャベツを添え、ステンレス皿に盛りつけて提供するスタイルを指すようです。有名どころでいえば、チェーン店の『ゴーゴーカレー』などが挙げられます。さて、そんなわけで今回は、金沢カレーをお家でちょっぴりラグジュアリーに楽しめるおすすめレトルトカレー『古都金沢カレー(金箔付き)』をご紹介します。 濃厚・スパイシー・ゴージャス!3拍子揃った古都金沢カレー(金箔付き)千切りキャベツとソースのかかったカツがでかでかと写っており、“金沢カレー”が全面に押し出されたパッケージ。しかし金箔付きということを意識してか、パッケージデザインは黒をベースに、ゴールドの毛筆体の文字でシックな雰囲気に仕上がっています。少なくともこのルックスからは、B級グルメといった雰囲気はあまり感じられません。パッケージを開けると……金箔の登場です!想像していたよりもしっかりと量が入っていました。これが仕上がりにどのような変化をもたらすのか。期待が高まります。同封されているのは金箔だけではありません。なんとアレンジレシピまで入っています。全部で4種類ありますが、筆者が個人的に気になったのは、『やさ玉金沢カレー』と『金沢カレーうどん』の2つ。どちらのアレンジも濃厚な金沢カレーにマッチしそうですが、特に前者は、カレー×卵という“間違いない”奇跡のレシピであることを予感させます。残りの2種は皆さんの目でお確かめください。いざ実食!パウチからお皿に移す際、金沢カレー特有のあの“どろっとした質感”を強く感じました。今まで食べてきたどのカレーよりも粘り気があるかもしれません。ルーの色味からいっても濃厚な味わいであることがうかがえます。そして、金箔を振りかけると……一気にゴージャスに!やはり金箔があるのとないのとでは大違いです。急激に美味しそうに見えてきました。実際に食べてみると、予想通りの濃厚な味わいでご飯がとても進みます。通常のカレーに比べ、ご飯の進む度合いが段違いです。ただ濃厚なカレーだと食べているうちにすぐ飽きてしまうのですが、このカレーはその点も計算済みなのでしょうか。ウスターソースの酸味が時折感じられることで、飽きることなく最後まで食べることができました。 総評カレーの味 ★ ★ ★★★辛さ ★ ★ ★★☆コスパ ★ ★ ★☆☆ごはんの進み ★ ★ ★★★さて、気になるのが“お値段”。金箔入りということでお高いのかと思いきや、550円(税込)と比較的手に取りやすい価格です。(2018年7月26日現在)とにもかくにもご飯が進む!皆さんにも体験していただきたいお味でした。ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか? 【参考】※ ケービーエフ株式会社 古都金沢カレー(金箔付き)※ ゴーゴーカレー【筆者略歴】J
2018年07月26日ファイブノット(5-knot.....)の2018年秋冬コレクションが、「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 A/W」1日目の2018年3月19日(月)、東京・品川にて発表された。ポルトガルの古都から着想今季は、ポルトガルの古都オビドスから着想を得たという。城壁に囲まれたその街は、オレンジ色の屋根の連なりや色彩豊かなタイル、石畳などによって、風情ある空気感にあふれている。コレクションの大きな特徴は、それらのモチーフを元に生まれたテキスタイルやプリントに表れた。タイルや石畳のモチーフをプリントやテキスタイルに落とし込む例えば、プリントには、"アズレージョ"というポルトガルのタイルに描かれるアニマルモチーフや、石畳からイメージしたタイル模様、また、ブドウの葉っぱをモチーフにした植物などが、ペイズリー柄やモザイク柄にアレンジされて登場。さらに、プリントだけでなく、立体的なパイルジャカード素材や、総刺繍のチュールなどでも柄が表現され、テキスタイル自体が街の城壁や石畳の凸凹感を彷彿とさせるようだった。ディテールにはモダンな要素を光らせるプリントやテキスタイルはヨーロッパの古都に着想を得たヴィンテージムードに包まれているが、ディテールにはモダンな要素も光る。ビスチェやジャケットに用いられたエナメルやPVCコーティング、装飾的に用いられたファーなどがその例だ。また、スタイリングや柄の中に見られる、紫×青、赤×緑といった補色同士の色合わせも、大胆でエネルギッシュな印象をもたらす。ブランドらしいミックス感あるスタイリングスタイリングでは、シルキーなワイドパンツやスリッパタイプのシューズといったリゾート風のアイテムに、あえてカジュアルなフーディやミリタリーディテールのジャケットを組み合わせる手法が披露され、ブランドらしいミックス感のあるコーディネートが提案されていた。
2018年03月22日もうすぐバレンタイン♡気になる彼や、お世話になった人にチョコレートをプレゼントしたいけれど、あまりお金をかけられないという女子も多いのでは?そこで、1,000円で買える伊勢丹セレクトのバレンタインチョコをご紹介します。1,000円には見えないような高級感とセンスを感じるチョコレートばかりです◎チョコレート選びで悩んでいるあなたはぜひ参考にしてみて♪【2018年】1,000円で買えるおすすめチョコ♡今回は1,080円 (税込) で買えるチョコレートばかりをチョイスしてみました♪ローエンシュタイン・ハートショコラーデ甘党の彼に♡ISETANドイツの老舗チョコレート店・ローエンシュタインのチョコレートも。1つ1つ職人たちが丁寧につくりあげたチョコレートは、味の違いがわかる甘いもの好きの彼に。パッケージにはお店の近くにそびえ立つローエンシュタイン城が。赤いシックな箱に白のリボンをかけたクラシカルな雰囲気のチョコレートです。HOMARE (誉) ・餡カカオショコラ甘いものがあまり得意ではない彼に♡ISETAN餡カカオショコラはきなこ・抹茶・ビターの3種類で用意。あっさりと和風のチョコレートなら、甘いものがあまり得意ではない彼も気にいるかも。創業150年のおまんじゅう屋さん・山田屋の餡と、チョコレート専門店・ベル アメールのチョコレートがコラボした変わり種チョコレートとなっています◎ザ ローリングストーンズ・ミスユーロック好きの彼に♡ISETANローリングストーンズのおなじみのマークがプリントされた缶には、ビターチョコレートがぎっしり。バレンタイン限定のローリングストーンズ公式チョコレートには、トートバッグもついてきます。UKロック好きにはたまらない一品かも!奏・メリーチョコレートお酒好きの彼に♡ISETAN日本酒のチョコレート。ミルク・スウィート・ホワイトの3種類のチョコレートに合わせて日本酒をセレクト。2016年フランスのチョコレート品評会で、日本で唯一アワードと金賞を受賞した本格派のチョコレートです。お酒好きの彼にぴったり♡アートで、大人っぽい見た目もステキですね♪アニバーサリー・ストロベリー&ローズシャンパン華やかなものが好きな彼に♡ISETANいちごのつぶつぶ食感が楽しめるチョコレートや、ローズシャンパンの香りが華やかなトリュフの詰め合わせ。花柄のハートの入れ物もかわいいですよね♡バレンタインという特別な日にはこんな、華やかなチョコレートで彼との時間を彩ってみては?メリーチョコレート マ プティット ミネット・ティミッドかわいい猫好きの彼に♡ISETANブランド名のマプティット ミネットは「わたしのかわいい子猫ちゃん」という意味。子猫のイラストやモチーフをあしらった、猫好きにはたまらないチョコレートの詰め合わせになっています。かわいらしい猫好きの彼にはこんなチョコレートはいかが?トーキョーチョコレート・アソートボックスいろんなものを少しずつ食べたい彼に♡ISETAN東京の魅力をチョコレートを通して発信するブランド。サロン・デュ・ショコラ パリで2年連続、賞を受賞した実力派のブランドです。このアソートボックスはピンクとグリーンの2種類が発売。いろんなものを少しずつ食べたいグルメな彼にぴったりかもしれませんね◎すべてWebで買えます♡今回ご紹介したチョコレートたちはすべてWebからの購入が可能。忙しくてチョコレートを買いに行く時間がない……というあなたは伊勢丹のHPへGO!ただ人気のものは完売している可能性も。気になる商品ははやめに予約をしておきましょう。また別途、送料もかかるので注意が必要です。どんなものか見て購入したい!という人は1/31(水)〜新宿伊勢丹6階・催事場でバレンタインフェアSweet collectionが開催されるので、ぜひ足を運んでみて♡
2018年01月27日あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、皆さまいかがお過ごしでしょうか。お正月飾りや初詣、おせち料理に年賀状。新年は、1年のうちで最も「和」を感じる季節。そんな時期におすすめの本をご紹介します。■挿絵も美しい百人一首の本『千年後の百人一首』。タイトル通り、内容は百人一首です。ただ、「千年後の」とあるように、清川あさみさんが、布や糸・ビーズで描きおろした情景(挿絵)と、最果タヒさんの現代語訳で表現されているため、学生時代に学んだ百人一首とはひと味もふた味も違います。まず、清川あさみさんの挿絵が、本当に美しいのです。ひとつの歌につき、挿絵もひとつなので、当然、挿絵は百あります。歌の内容によって、挿絵の趣もそれぞれ異なり、月や水のような自然を感じるものから、季節を感じるもの、詠み人の切なさや寂しさ、恋心や情念のような感情を感じさせるものなどさまざまで、文章を読まずとも挿絵だけでも引き込まれるほどです。ページをぱらぱらとめくって、この百の挿絵を眺めるだけでも、美しいものに触れる時間を堪能でき、ある意味、芸術鑑賞といってもいいかもしれません。■不倫の歌でさえも情緒のある表現もちろん、最果タヒさんの現代語訳も素晴らしく、たとえ、恋心なんてとうの昔にどこかに置いてきてしまった、という人でも、グッとくるものがあるのではないかと思います。例えば、「なにはがた短き葦のふしの間も逢はでこの世を過ぐしてよとや」この、「なにわがた~」と読まれた瞬間に、札を取りにいこうと必死になってしまう歌が、かぼそく生えゆく葦の節と節の、このわずかな隙間ほどの時間も、あなたは私にくれないのだと、わかってしまう。わかってしまった。(19ページより引用)と、切なさを感じさせる訳になっているのです。単純に古文の授業のように直訳したのではなく、意訳であるために、「こういう気持ち、わかる」とか、「私も昔、こんなこと思っていたかも」と、日々の忙しさで忘れていた、さまざまな感情が湧いてくるので、さっと読み進めるのではなく、ひとつずつ、じっくりかみしめながら読みたくなります。また、現代語訳を読んで思いを馳せるだけでなく、巻末の解説を読むのも面白いです。詠まれている単語がどういう意味なのかはもちろん、どういう状況で詠んだのかや、詠み手と歌を送られた相手、また他の詠み手との関係性、そのほかの豆知識も興味深いです。「わびぬれば今はたおなじ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ」この歌は、元良親王が、皇后・京極御息所との密通が噂されたときに詠んだ歌で、「すべてが知られ、糾弾されても、身を滅ぼしてもあなたに会いたい」という内容なのですが、今でいうと、不倫発覚後に発表されたコメントということになるのかもしれないが、近頃の政治家や有名人とは雲泥の差である。(解説20から引用)と、書かれていて、クスッと笑えつつも、千年前は不倫すらもこんなに美しく、情緒のある表現をしていたんだな、と、日本語の奥深さを感じずにはいられません。■新年に、千年前の「和」に触れてみては?この本のもうひとつ面白い点は、「トノ」「ヒメ」「ボウズ」と、挿絵の横に詠み人が誰かが書かれていること。切なくて胸が締めつけられるような歌を「トノ」が読んでいたり、恨みますと言わんばかりのドロドロとした歌を「ヒメ」が読んでいたりして、これを見ていると、千年前も男性はロマンチストで、女性は怒らせると怖かったりしたのかな、と、長い時を経ても、人の思いというのは変わらないのだなと感じさせられます。意識的であろうとなかろうと、気分が「和」に向きやすい新年のこのタイミングで、学生のとき以来の百人一首に触れてみては。昔は勉強に必死で感じ取れなかった、歌に込められた思いも、今なら新鮮な気持ちで感じ取ることができるかもしれませんよ。
2018年01月02日ジェイアール京都伊勢丹が、ツイードジャケットを羽織って自転車で街を走るイベント 「古都ツイードライド2017 in KYOTO」を2017年11月25日(土)に京都で初開催する。世界中で人気のツイードライドツイードライドとは、ヨーロッパの紳士たちに古くから親しまれているツイードをお洒落に着こなして、街中のサイクリングをより楽しくすることを目的にしているイベントだ。世界中のファッション界や自転車愛好家のみの活動だけではなく、近年では東京・名古屋・大阪の国内3か所でも開催している。京都で初開催「古都ツイードライド2017 in KYOTO」「古都ツイードライド2017 in KYOTO」では、紅葉に染まる京の都を、寺社仏閣の風景を楽しみながら自転車で走行していく。走行ルートでは、JR京都駅を出発し京都最古の禅寺「建仁寺」、祇園の名スポット「巽橋」、「平安神宮」といった日本屈指の美しい名勝を巡る予定。開催日当日には参加者の中からベストドッレッサー賞を選出するアフターパーティや、サイクリングアイテムを紹介をする期間限定イベントも用意されている。ジェイアール京都伊勢丹が発信する"交通ルールを正しく守り、 オシャレをして走る"という自転車の新しい楽しみ方を、街の中で思う存分体感してほしい。日本の古都をツイードが彩どり、京都の街並みがいつも以上にハイカラに映るだろう。【詳細】「古都ツイードライド2017 in KYOTO」開催日時:2017年11月25日(土) 11:00~14:00会場:JR京都駅前 特設会場走行ルート:JR京都駅→河原町松原(旧五条大橋)を渡る→建仁寺の南脇を通過→祇園を北上→巽橋を渡る→平安神宮でランチと記念撮影→鴨川を南下→JR京都駅※走行ルートは変更の可能性有。・アフターパーティー開催日時:2017年11月25日(土)15:30~(約90分)会場: 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901ジェイアール京都伊勢丹 11階 レストラン「西櫻亭」内容:ライドの振り返り、ベストドレッサー賞発表■関連イベント (ジェイアール京都伊勢丹内特設会場にて開催)・「ヘイジェントルマンカフェ」限定ショップ期間/会場:2017年11月15日(水)~11月27日(月)、特設会場6階内容:英・米両スタイルのトラディショナルビンテージを展開するショップ。海外で買い付けたツイードジャケットやコートの紹介・「ヴェロビチ」限定ショップ期間/会場:2017年11月22日(水)~11月28日(火)、特設会場2階内容:英国のサイクルウェアブランド「ヴェロビチ」のフルラインナップを展示販売・ビンテージバイシクル展示期間/会場:2017年11月22日(水)~11月28日(火)、特設会場2階内容:100年程前のモデルから様々なビンテージバイシクルを展示
2017年11月19日吉本新喜劇座長の小籔千豊が主催する音楽とお笑いのフェス「KOYABU SONIC」(11月3日~5日 インテックス大阪)が、3年ぶりに復活することになり12日、大阪市内で発表会見が行われた。同フェスは、小籔がレイザーラモンと結成していた下ネタラップグループ・ビッグポルノを世に広めることを目標に、2008年に初開催。スチャダラパー、サニーデイ・サービスら小籔がリスペクトするアーティストと、吉本新喜劇のベテラン俳優らお笑い芸人がコラボするユニークな演出が人気を集め、小林幸子、小泉今日子ら大物歌手も出演するなど関西の名物フェスとして定着していたが、ビッグポルノの解散に伴い、2014年に一旦終了していた。新喜劇座員の松浦真也、宇都宮まきらをメンバーに活動しているバンド・吉本新喜劇ィズを率いて"コヤソニ"を復活させる小籔は「僕はドラムをやってるんですが、メンバーの中で僕だけがヘタ。練習もやってますが、ドラムの山は高いです(笑)。うまくなるまで待つと、60歳になってまうと思うので、(初開催から)10年目の節目になる今年にやろうと」と開催を決めた経緯を説明。「コヤソニに来てくださるみなさんには、『ドラマーを育てよう』みたいな育成ゲームをやってるような気持ちで成長を見守っていただけたら」と呼びかけた。また、会見には同フェスの常連で、出演が決定している新喜劇のベテラン俳優・池乃めだかも出席した。過去には、チャットモンチーとの共演で『シャングリラ』を、スチャダラパーとのコラボで『今夜はブギー・バック』を熱唱するなど会場を盛り上げてきためだか。「普段は聞いたこともないような若い人の歌で、覚えるだけでも大変。なんで『潮来笠』とか『チャンチキおけさ』みたいな演歌にしてくれへんねん」とコボしながらも、「でも毎年、達成感があった。新喜劇は片手間でやってるようなとこがあるけど(笑)、年に一回、脳の使ってないところを使わせてもらう機会は、僕の芸人人生では貴重」と再び挑む異色のコラボに意欲をみせていた。なお、さらなる出演アーティストや芸人は、公式サイトにて順次発表。そのラインナップについて「みなさんにきっと驚いてもらえると思います」と語った小籔は、「今年は“下ネタ”がないので、ご家族連れやええとこの子、結婚を考えている相手のお父さんやお母さんを誘おうと思っている方にも安心して来てもらえる平和なフェスになると思います(笑)」とアピールしていた。
2017年05月13日2017年1月17日(火)から3月12日(日)まで、上野・東京国立博物館 平成館で特別展「春日大社千年の至宝」が開催されます。奈良の春日大社の貴重な宝物や名品を東京にいながらにして見られる、またとない機会です。asoview!編集部が取材してきましたので、見どころや詳細についてレポートします!春日大社の貴重な古神宝を、かつてない規模で展示!春日大社は、奈良時代のはじめに国家の平安と国民の繁栄を祈願するために創建された神社で、今年で創建1249年を数えます。時の天皇、貴族、武家など当時の最高権力者が、自分の持っているものの中で最高のものを奉納し、祈りを捧げる場でもありました。京都では応仁の乱の際に貴重な宝物がほとんど失われてしまいましたが、春日大社には平安時代の技法で創られたものが1,000年以上の長きに渡り伝えられてきました。中には春日大社にしか残っていない技法も数十点あると言われています。春日大社では、20年に1度「式年造替(しきねんぞうたい)」と呼ばれる社殿の建て替え・修繕が行われます。平成28年には60回目の式年造替を迎えました。この大きな節目に、社外ではめったに拝観できない春日大社伝来の貴重な古神宝や、神々への祈りが込められた選りすぐりの名品を、かつてない規模で展示するのが今回の特別展です。出展数約250点、そのうち100点近くが国宝または重要文化財に指定されているという、まさにお宝だらけ!気になる内容を早速見ていきましょう。第1章神鹿の森武甕槌命(たけみかづちのみこと)が鹿に乗り、常陸国鹿島(ひたちのくにかしま)から春日の地に降り立ったことが春日大社のはじまりと伝わっています。そのため奈良では鹿は神の使い、「神鹿(しんろく)」と呼ばれ大切にされてきました。この章では、神々しくも親しみにあふれる「神鹿」に関わる美術が展示されています。春日神鹿御正体南北朝時代14世紀京都・細見美術館まず展示室に入ると迎えてくれるのは、かわいらしい鹿。神が春日大社に降り立ったエピソードを伝える「鹿島立神影図」を立体的に表現したもので、平安時代以降さかんに制作されたのだそうです。キリリとした顔はまさに神の使いという言葉がぴったりと当てはまります。鹿島立神影図(かしまだちしんえいず)南北朝~室町時代・14~15世紀春日大社通期展示武甕槌命(たけみかづちのみこと)が鹿に乗り、春日の地に降臨した様子を描いています。後小松天皇が奉納したものと伝わります。背後には御蓋山と月の昇る若草山が描かれています。今の春日大社と変わらない光景です。鹿図屏風(しかずびょうぶ)江戸時代・17世紀春日大社通期展示画面に収まりきらないほどの大きな金屏風です。雌鹿、雄鹿の群れが描かれていて、なかにはかわいい子鹿の姿もあるので、じっくりと見て見つけてみてください。イキイキとした鹿達は、今にも屏風から飛び出してきそうです。●実物大の社殿を再現!第1章の終わりには、なんと実物大で春日大社第二殿が再現されています。左右の絵は実際に春日大社の壁に描かれていたものです。式年造替に伴い、役目を終えた絵画が今回ここに展示されています。通常は一般の参拝者はこの社殿をそばで見ることはできません。貴重なこの機会にじっくりと拝見しましょう。第2章平安の正倉院春日大社には神々の調度品として奉納された古神宝が数多く伝わります。中でも平安時代の貴族文化を伝える品々が数多く、「平安の正倉院」とも呼ばれるほどです。ここでは主に平安時代の雅な品の数々が展示されています。展示室の左側には「本宮御料」、右側には「若宮御料」と呼ばれる奉納品が展示されています。平胡簶(ひらやなぐい)(若宮御料のうち)平安時代・12世紀 春日大社展示期間:1/17(火)~2/12(日)平胡簶とは矢を差し、携帯する用具です。背板両面には貝を用いた螺鈿細工で、尾長鳥や宝相華文が表現されています。左大臣となった藤原頼長(ふじわらのよりなが)の所用品と伝わるものです。日本史を習った人ならこの名前にピンとくる人もいるのでは。金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)平安時代・12世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/19(日)今回絶対に見るべき一品がこちら!まばゆく輝く黄金の太刀です。柄や鍔などの金具は金メッキではなく、純金を用いています。さらに鞘には金粉を蒔き、貝を使った螺鈿細工で雀を追う竹林の中の猫を表現しています。現代でも再現するのが難しいほどの細かい技法でつくられています。そのほか、銅鏡や鏡台、弓矢など、平安貴族たちの美意識や、大切にしていたものが伺える展示となっています。第3章春日信仰をめぐる美的世界貴族をはじめとする多くの人々が春日の地に参詣し、祈りを捧げてきました。神々の姿は本来目に見えないとされていますが、神と仏が一体であるとする「神仏習合」の思想、もしくは神は仏が仮の姿で現れたとする「本地垂迹(ほんじすいじゃく)」という考え方が広がります。こうして神々はさまざまな造形に現されていきました。文殊菩薩騎獅像(もんじゅぼさつきしぞう)および侍者立像(じしゃりゅうぞう)康円(こうえん)作鎌倉時代・文永10年(1273)東京国立博物館通期展示春日大社の境内南側に鎮座する祭神、若宮。若宮は文殊菩薩と同体と考えられていました。神と仏が一体となったことを表す例のひとつです。春日大社に隣接する興福寺に伝来したものです。春日宮曼荼羅(かすがみやまんだら)鎌倉時代・13世紀東京国立博物館展示期間:1/17(火)~2/12(日)春日大社に日常的に詣でられない人のために編み出された礼拝画が、春日宮曼荼羅です。春日大社の社殿を中心に、画面上部に御蓋山(みかさやま)、春日山、若草山が描かれています。聖地・春日野かすがのを一望にする礼拝画の大作です。曼荼羅はこのほかにも数多くつくられています。ここに描かれている春日の森、社殿、山の様子は今に至るまでほとんど変わっていません。春日権現験記絵(かすがごんげんげんきえ)(春日本)巻十二(部分)江戸時代・文化4年(1807)春日大社通期展示(場面替有)春日の神々の霊験を描く全二十巻の絵巻です。もともと鎌倉時代に制作された絵巻物ですが、多くの写しがつくられています。春日本と呼ばれるこちらは江戸時代、松平定信の指示で制作されました。鹿に囲まれている牛車の中には、春日三宮が化身した地蔵菩薩の姿がチラリとのぞいています。この他にも春日の神に関連した様々なエピソードが描かれています。神様に地獄を案内されるエピソードなど、クスリと笑ってしまうものもありますよ。第4章奉納された武具鎌倉時代以降は武家の社会になり、春日大社には多くの武具が奉納されました。春日大社に伝わる国宝の甲冑や刀剣などが一堂に会す、見ごたえある展示です。赤糸威大鎧(あかいとおどしおおよろい)(梅鶯飾うめうぐいすかざり)鎌倉時代・13世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/19(日)力強くきらびやかで、これぞ甲冑!と言いたくなる日本甲冑の傑作、赤糸威大鎧。なんだか見たことあると思いますよね?こちらはなんと、五月人形の兜のモデルになっているのだそうです。日本一有名な甲冑とも言えます。黒韋威伊予札胴丸(くろかわおどしいよざねどうまる)南北朝~室町時代14世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/19(日)こちらは黒が強い印象を与える甲冑。赤糸威大鎧とならんで国宝に指定されています。春日大社にはこの他に2つの国宝に指定された甲冑があります。こちらの展示は2月14日から。すなわち、2月14日から2月19日の1週間だけ、4体の甲冑が一堂に会します。甲冑ファンならずとも見ておきたい迫力の展示です。甲冑のほか、武士には欠かせないアイテムである刀剣も数多くあります。沃懸地酢漿紋兵庫鎖太刀(いかけじかたばみもんひょうごぐさりたち)鎌倉時代・13世紀春日大社展示期間:1/17(火)~2/12(日)帯取に鎖を用いて太刀を収めた刀装を「兵庫鎖太刀」といいます。公家や武家に好まれ、神社への奉納品としても用いられていました。力強くも優美な刀剣は、鞘、刀身ともにじっくりと見ていたくなる一振です。武具のコーナーを抜けると、春日大社に実際に奉納された灯籠が飾られています。幻想的な雰囲気を醸し出しています。この場所では、毎年2月と8月に春日大社で行われる万燈籠が再現されています。この写真の前に立って、記念撮影もできます!第5章神々に捧げる芸能ここでは祭礼の際に神前に奉納された舞楽や能など、芸能に関わる作品が紹介されています。舞楽面 納曽利なそり(写真左)平安時代・12世紀春日大社通期展示祭りの際に神の前に奉納する舞で用いられるお面です。納曽利は龍が舞い、遊ぶ様を表したとされる舞です。舞の動きに合わせて目や顎が動き、表情に変化が出る仕組みです。春日大社では年間を通して多くの神事や祭りが行われていますが、その中でも12月に行われる「若宮おん祭」は国の重要無形民俗文化財に指定されている重要な祭祀です。若宮と呼ばれる神様を本殿にお呼びする儀式は、平安の昔から途絶えることなく続いているものです。かつては伊勢神宮も、遷宮の際に同様の儀式を行っていたと伝わっています。この巨大な太鼓は「鼉太鼓(だだいこ)」といい、神事の際に音楽を奏でる太鼓です。こちらには龍が描かれていますが、もう1つ、鳳凰が描かれた太鼓と対になっています。この太鼓は複製で、春日大社には源頼朝が寄進したとされるものがあります。第6章春日大社の式年造替春日大社では、社殿の建て替えや修繕が20年に一度行われます。これを式年造替といい、平成28年に迎えた式年造替は60回目を数えました。この章では式年造替に関わる記録とともに、今回の式年造替で徹下、すなわち役目を終えて神殿から降ろされた獅子・狛犬などが展示されています。獅子・狛犬(しし・こまいぬ)鎌倉時代・13世紀春日大社通期展示4対8体の獅子・狛犬は、春日大社の第一殿から第四殿までを守っていたものです。こちらは第一殿を守っていた獅子・狛犬です。こちらは第二殿にいたもの。4対を見比べると、顔も体もだいぶ違います。どの獅子・狛犬が好きかな?と思いながら見るのも面白いですよ。展覧会限定グッズもチェック!ミュージアムショップでは、展覧会限定のグッズが多数販売されています。展覧会オリジナルのゆるキャラ、「ニャデンとチュン」「シカスガさん」「シシコマくん」が描かれたグッズも登場。ちなみに「ニャデンとチュン」は、金地螺鈿毛抜形太刀の「螺鈿」、そして猫が雀を追う姿に着想を得ています。ゆる~い雰囲気がたまらない…。春日大社由来のお神酒や、奈良の銘菓なども販売されています。国宝が描かれたクリアファイル。まばゆい雰囲気に、持っているだけで運気が上がりそう?気になるグッズがたくさんあるので、買いすぎ注意です!今しか見られない、お宝が勢揃いした見応えたっぷりの展示です。展示替えもあるので、前半と後半で2回訪れてみてもいいかもしれません。千年の昔にタイムスリップできますよ!開催概要名称:特別展「春日大社 千年の至宝」会期:2017年1月17日(火)~3月12日(日)会場:東京国立博物館 平成館所在地:東京都台東区上野公園13−9拝観時間: 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円 ※中学生以下は無料電話番号:03-5777-8600公式サイト:取材・撮影・文:藤井みさ
2017年01月17日松雪泰子が一人二役で、橋本愛、成海璃子の“母親”役を演じる『古都』。松雪さんといえば、かっこいい、儚い、色っぽい、上品。見る人によってまるで異なるイメージを持つが、そんな相反する言葉がどれもしっくり当てはまる魅力を持つ女優。本作では、自身初の一人二役に挑んだ松雪さんの、また新たな一面が堪能できるという。川端康成の不朽の名作を現代版にアレンジし、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映像化。監督を務めるのは、高校卒業後に渡米し、ハリウッドで8年映画作りを学び、アレハンドロ・G・イニャリトゥの『バベル』などの現場に参加した経験を持つYuki Saito。ドラマ「昼のセント酒」や数々の短編映画、CMなどで高い評価を得てきたが、本作が商業長編映画デビューとなる。松雪さんが一人二役で演じるのは、夫・竜介(伊原剛志)と共に京都室町に先祖代々続く「佐田呉服店」を継ぎ、室町で穏やかな暮らしを守り続ける千重子と、京都のはずれの北山杉の里で夫と林業を営む苗子という双子の姉妹。繊細で思慮深い千重子と、おおらかでチャーミングな苗子を完璧に演じ分けた松雪さんは、今回、脚本作りから積極的に参加。役作りに関しても明確なヴィジョンを持っていた。幼いころから日本舞踊を習っており、着物に対する造詣も深かったという。Saito監督は、松雪さんから母親の気持ちも含め、教えられることばかりで「千重子、苗子の本人と打ち合わせをしているみたいでした」とコメントを寄せる。さらに、一人二役に関しても、千重子が使う“室町言葉”と、苗子が使う“北山弁”というニュアンスの違う「京言葉」を徹底して学び、千重子から苗子に変わった際には、現場に入った瞬間から放つオーラまでもが明らかに違っていたという。松雪さんは、本作の撮影に参加する前に着付け、茶道、京言葉、京料理の稽古を約1カ月にわたり重ねて、この役に挑んだ。特に呉服屋で伝統を守り続ける千重子を演じるにあたり、着付けやさまざまな所作を学んだという。松雪さんは「着用した着物もすばらしく、帯や着物一つ一つに込められた意味を、着付けの先生にお尋ねして、学んだことも多かったですね。美しい所作を求められる映画でしたので、現場で集中し、意識して臨んでいました」と語る。作品ごとにまったく違う表情を見せる松雪さんだが、本作はまた1つ、一流の演技者であることを裏づける作品となったようだ。『古都』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:古都 2016年12月3日より全国にて公開(C) 川端康成記念會/古都プロジェクト
2016年12月04日グッチ(GUCCI)から12月1日、2017年ウィメンズクルーズコレクションショーを紹介する写真集『BLIND FOR LOVE』が1,000部限定で発売された。同書は、イギリスのアーティストで写真家のニック・ワプリントンが今年6月にロンドンのウェストミンスター寺院の回廊で行われたグッチ17年ウィメンズクルーズコレクションのファッションショーを記録用に撮影した写真をまとめたもの。イギリス人の日常の生活を飾らずに描写する作品で知られるニック・ワプリントンによって、ショー直前から終了後までの舞台裏や、会場の様々な瞬間がありのままに切り取られた。また、ファッションショーで使用した、伝統的なイギリスのバラッド「スカーボローフェア」を幻想的にアレンジした楽曲の歌詞もくり返し登場する。表紙には女王エリザベス1世の肖像画を使用し、スライド式のケースに入れて三方金で製本された。価格は95米ドル、90ユーロまたは60ポンド。取り扱いは、世界中のアスリーヌ店舗、アスリーヌの公式サイトの他、ロンドン、ニューヨーク、パリのコレットなどのセレクトショップ、パリのパレ・ド・トーキョーなどの一部の書店となっている。
2016年12月04日前回、レストランが丸ごと舞台に!食事をしながら演劇が楽しめる話題の「劇メシ」とは!?( )で、劇メシについて紹介させていただきましたが、今回は本劇のヒロイン、「加村真美」に劇メシをもっと楽しむ方法をインタビューしてみました。ぜひ、動画を見てみてください。そして、実際に足を運び、席を探してみてください!演劇終了後にお話ができるかも?劇メシは舞台の中に入りこんで観れるため、キャストとの距離感がとても近いところが魅力の一つ。さらに、演劇が終わった後、飲食をそのまま続けながら、キャストの皆さんとお話しできるところも劇メシの魅力。公演情報<購入方法>チケットは事前販売。こちらから購入することができます。<公演日・開演時間>11月20日(日)13:00/20:0011月22日(火)20:0011月23日(水)13:00/20:0011月25日(金)20:0011月26日(土)13:00/20:00※ 上演時間 約1時間<料金>5,724円チケット代・食事付(プレート・サイドディッシュ・スープ)※ ワンドリンク制<出演>横大路伸、加村真美、フォンチー、佐々木仁、荒川泰次郎、吉田俊大、木村竜也、K-SUKE、今井由希、SaUrI、西村彩有里、近藤カコ、木下桜<脚本>えのもとぐりむ<演出>私オム
2016年11月25日アイドルグループ・SUPER☆GiRLSのメンバーで、"1000年に1度の童顔巨乳"と話題の浅川梨奈(あさかわ・なな=17)が、映画『14(じゅうし)の夜』(12月24日公開)で演じている暴走族少女・メグミ役の新たな場面写真が13日、公開された。本作は、第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞したことでも知られる脚本家・足立紳氏の監督デビュー作。1980年代の田舎町のレンタルショップを舞台に、性にざわめきながらやがて冒険に出る中学生男子たちの悶々とした青春模様を描く。主人公・タカシの幼なじみで、単車を乗り回すヤンキー少女・メグミを演じた浅川。セックスへの妄想を膨らませていたタカシらを、胸元の谷間で釘付けにする。劇中では、「やれよ! 来いよ! オラ、揉めよ!」などと凄み、アイドル活動やグラビアとは違った新たな一面を披露している。今回公開された場面写真でも、中学生男子を虜にした胸元が明らかに。浅川は「とってもインパクトのあるビジュアル」と感想を述べ、不良役を「普段の自分とは真反対で演じていて楽しかった」と振り返る。足立紳監督は「こちらの言うことの10倍面白いお芝居を返してくれた」と褒め、「おっぱいが見えそうになる場面では男性スタッフがぞろぞろとモニターの前に集まってきてしまったのは忘れられません」と語る。この日、各メディアが一斉に報じると、浅川は自身のツイッターを通じて、「浅川でエゴサしたらすごいヤンキーの画像とニュースしか出てこなくてびっくりしてるそんな朝を迎えている!!!」と報告。ヤンキー役と普段のアイドルの写真を比較しながら、「黒髪にした途端アイドル感ふごい」と驚きをつづっている。(C)2016「14の夜」製作委員会
2016年10月13日川端康成原作の名著を、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として、松雪泰子と橋本愛&成海璃子という豪華共演で映像化した『古都』。このほど、予告編と本ポスターが解禁となった。京都伝統の呉服屋で生きる姉・千重子と、北山杉の里で働く妹・苗子。双子の姉妹を松雪さんが一人二役で演じ、それぞれの娘役で橋本さん、成海さんという若手実力派が共演、そのほか葉山奨之、伊原剛志、奥田瑛二ら豪華キャストが脇を固めている本作。届いた予告編では、松雪さんが演じる生き別れた双子の姉妹、千重子と苗子が母親となってからの姿からはじまり、京都とパリ、二つの古都を舞台に母と娘の人生が交差する。千恵子は夫・竜介(伊原さん)と共に、20年前に先祖代々続く「佐田呉服店」を継ぎ、京都・室町で穏やかな暮らしを守り続けている。就職活動中で一人娘の舞(橋本さん)は、一流商社の二次面接を控えていた。一方、京都のはずれの北山杉の里で夫と林業を営む苗子は、絵画の勉強のためパリに留学した娘の結衣(成海さん)を陰ながら応援していた。予告編映像の中盤では、そんな2人の娘がそれぞれ人生の“岐路”に立たされ、娘とともに母もまた苦悩する姿を映し出す。進路に対する意見の相違から「お母さんが気にしてるのは、この佐田の家の顔やろ!」と言い捨てる舞、そして、スランプに陥り、「何を描けばいいかわからない」と涙する結衣。松雪さん演じる2人の母は、伝統を守り続けてきた自身の人生に思いを馳せ、娘の未来のために何をしてやれるのか、苦悩する…。その映像を彩るのは、フジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」の劇中歌に抜擢されたことでも注目を集める、シンガーソングライターの新山詩織が唄うエンディング曲「糸」。彼女の優しい歌声が映像を盛り立て、中島みゆきの歌詞の世界観がぐっと心を掴む、感動的な仕上がりとなっている。また、京都市全面バックアップのもと、オールロケが行われた映像には、日本最古の人工林である北山杉、嵐山、文化財指定された町家などが映し出され、京都らしい美しい風景にも目を奪われる。併せて解禁された本ポスターでは、松雪さんの凜とした着物姿が印象的。「この運命に、生きる――。」という言葉と、千重子の思慮深くも力強い眼差しに、日本の伝統に生きることを選んだ母の生き様が投影されたかのようなビジュアルとなっている。『古都』は11月26日(土)京都にて先行公開、12月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月11日2017年1月17日(火)~3月12日(日)の期間中、東京・上野の東京国立博物館 平成館で特別展「春日大社 千年の至宝」展が開催されます。春日大社の古神宝の数々をはじめ、春日大社にまつわる美術作品などが一堂に会する、貴重な特別展をお見逃しなく!春日大社とは?創建は768年。奈良県奈良市にある神社です。全国に約3,000ある春日大社の総本山としても知られています。平安時代を中心に、春日大社には数々の宝物が伝えられました。1998年にはユネスコ世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録。本社 本殿の4棟は国宝でもあります。今回の特別展は、春日大社が20年に1度おこなう社殿の修繕や建て替え「式年造替」が2016年に20回目を迎えた節目に開催されます。かつてない規模の展示に注目が集まっています。●「春日大社 千年の至宝」展のここを要チェック!見どころは大きく分けて次の3つです。●平安の正倉院あまたの至宝を有していることから、春日大社は「平安の正倉院」と称されます。特別展では、その「千年の至宝」を余すところなく大公開。平安貴族の美意識がうかがえる古神宝、平安工芸の最高峰といえる品々をじっくり拝観しましょう。●祈願の造形春日大社には名だたる偉人たちから甲冑や刀剣が奉納され、国宝に指定されています。国宝の武具は間近で見ると迫力満点。偉人たちが込めた願いが伝わってくるような展示内容です。●神鹿の美術春日大社がある奈良公園といえば、鹿。「神様が鹿に乗って奈良の地へおいでになった」という伝説が残る春日大社にとって、鹿は大切な存在です。「神鹿(しんろく)」と呼ばれています。特別展では鹿にちなんだ美術作品を随所に展示しています。イキイキと愛らしい鹿の姿が、心を和ませてくれますよ。●展示の概要特別展は第1章から第6章に分かれています。各章の内容を大まかに紹介します。●第1章神鹿の杜鹿島立神影図 南北朝~室町時代・14~15世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:通期展示「武甕槌命(みかつちのみこと)が鹿に乗って春日の地に降り立った」という伝説をもとにした、春日大社の起源にまつわる展示です。歴史的資料や絵画作品を中心に、『鹿図屏風』(17世紀・江戸時代)など神鹿に関する美術も鑑賞できます。●第2章平安の正倉院金地螺鈿毛抜形太刀 平安時代・12世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:1月17日(火)~2月19日(日)『蒔絵箏』(12世紀・平安時代)、『金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)』(12世紀・平安時代)など、国宝がずらりと並びます。神々への調度品としてふさわしい、雅な古神宝は必見。「平安の正倉院」と呼ばれるにふさわしい、貴重な展示です。●第3章春日信仰をめぐる美的世界人々が春日大社に寄せる信仰を表した作品が展示されています。『春日宮曼荼羅』(13世紀・鎌倉時代)などの礼拝画、文殊菩薩騎獅像から神々への祈りが感じられるはず。●第4章奉納された武具赤糸威大鎧(竹虎雀飾) 鎌倉時代・13世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:2月14日(火)~3月12日(日)『赤糸威大鎧(竹虎雀飾)』(13世紀・鎌倉時代)をはじめ、国宝の武具がそろいます。豪華な甲冑、優美な刀剣に魅了されますよ。●第5章神々に捧げる芸能舞楽面 納曽利 平安時代・12世紀 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:1月17日(火)~2月12日(日)いにしえの時代から現在にいたるまで、春日大社では多くの神事や祭事が受け継がれています。12月におこなわれる「若宮おん祭」は、国の重要無形民俗文化財。『舞楽面 納曽利』(12世紀・平安時代)をはじめ、祭事につきものの奉納舞楽、能にかかわる品々が展示されます。●第6章春日大社の式年造替獅子・狛犬 鎌倉時代・13世紀ほか 所蔵先/春日大社 写真提供/春日大社展示期間:通期展示春日大社で20年に1度おこなわれる修繕や建て替え「式年造替」に関する資料や作品を展示。2016年の式年造替で役目を終え、神殿からおろされた『獅子・狛犬』(13世紀・鎌倉時代)を拝観しましょう。特別展「春日大社 千年の至宝」展は、はじめから終わりまで見どころの連続、充実の展示内容です。拝観すれば、春日大社を訪れたような神々しい気持ちになれそう。2017年の新春は上野の東京国立博物館 平成館へ「春日詣で」に出かけませんか?■イベント概要名称:特別展「春日大社 千年の至宝」会期:2017年1月17日(火)~3月12日(日)会場:東京国立博物館 平成館所在地:東京都台東区上野公園13−9拝観時間: 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円 ※中学生以下は無料電話番号:03-5777-8600公式サイト:
2016年09月15日「春日大社 千年の至宝」展が上野・東京国立博物館で、2017年1月17日(火)から3月12日(日)まで開催される。春日大社は、奈良時代の初めに国家の平安と国民の繁栄を祈願するため、創建された。「式年造替」と呼ばれる社殿の建て替えや修繕が約20年に一度行われ、2016年はその60回目を迎える。「春日大社 千年の至宝」展では、この大きな節目に、春日大社に伝来し、社外ではめったに拝観することのできない貴重な古神宝の数々と共に、選りすぐりの名品をかつてない規模で展示する。期間中は、日本を代表する国宝の武具が勢揃い。歴史上の偉人たちから奉納された、多くの鎧や刀剣類は迫力満点だ。また、奈良と言えば鹿。鹿の群れを描いた屏風や、鹿に乗り春日の地に降臨した武甕槌命(たけみかづちのみこと)の絵画など「神鹿」の美術も豊富に揃う。他にも、「平安の正倉院」と呼ばれ、平安貴族の美意識を反映した国宝の品々が紹介される。なお、音声ナレーターは市川猿之助。また彼が務める音声ガイドに、歌手のさだまさし、春日大社の花山院弘匡宮司の特別出演も決定している。【詳細】「春日大社 千年の至宝」展会期:2017年1月17日(火)〜3月12日(日)会場:東京国立博物館 平成館※会期中に展示替あり場所:東京都台東区上野公園13-9時間:9:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前までチケット:一般 1,600円 (1,400円) / 大学生 1,200円(1,000円) / 高校生 900円(700円)※( )内は前売り価格。※団体は20名以上。 -団体券 一般 1,300円 / 大学生 900円 / 高校生600円※中学生以下無料。※障がい者とその介護者1名は無料。(入館の際に障がい者手帳などを提示。)※前売券は、10月1日(土)から2017年1月16日(月)まで、東京国立博物館 正門チケット売場(窓口、開館日のみ)、展覧会公式サイトほか主要プレイガイドにて発売。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年08月21日俳優のマイケル・ケイン(83)は、セリフを1,000回も練習するようだ。過去115本以上の映画に出演し、オスカー賞に6度ノミネートされているマイケルは、セリフを完璧に覚えるためにどこにいようと練習時間をもうけるそうで「1人で練習するよ。撮影前までに最低1,000回はセリフを復唱するようにしているんだ」「鏡は使わず、ただ復唱しているよ。座って練習しているんだ」と話す。また、撮影当日に初めて共演者のセリフを聞きたいというこだわりがあることから、台本を覚える時に人に協力を求めることはないという。「会話だからね。他の俳優たちがセリフを発した時、私はそのセリフを初めて聞くってわけさ。それがうまくいくコツなんだ」「相手がなにを言うのか知っている状況にはしたくないんだよ」「自分の受け答えはそりゃ知っているさ。1,000回言っているからね。だから相手が言うことを聞いて、そうすることで、変化が生まれるんだ」「その点と、自分はセリフを忘れないと自覚している自信を持つこと(が大事なんだよ)」と『60ミニッツ』の番組内で説明している。そんなセリフを徹底的に覚えるというマイケルだが、台本を覚えるのにかつてより苦労しているといい、「年をとるとどうなるか想像がつくと思うけど、私の場合、セリフは忘れないけど覚えるのに倍の時間がかかるよ。とても長い時間がね」と続けた。そして、仕事以外の時間も練習を続けるマイケルに妻のシャキーラは理解を示しており、「彼は練習に練習を重ねているわ。どこにいてもセリフことを考えているの」「映画が2週間かかるものでも2カ月かかるものでも彼は同じ努力をしているわ。セリフを何度も何度も練習するの」「マイアミで浜辺を歩いたり、南仏でボートに乗ったり、自宅の庭を歩いたり、池のアヒルに餌をやったり、孫と過ごしたりしながらね。彼はセリフを繰り返し練習しそれが彼の生き方になったの」「もう慣れたわ。でも私も彼も彼の偉業は懸命な努力があってこそだって気づいているの」と語る。(C)BANG Media International
2016年07月11日川端康成の不朽の名作が、松雪泰子の一人二役に橋本愛、成海璃子の豪華競演で現代に蘇る映画『古都』。このほど、本作のエンディング曲に決まった新山詩織が歌う「糸」(作詞作曲・中島みゆき)に乗せた特報映像が解禁となった。京都・室町に先祖代々続く佐田呉服店を継いだ佐田千重子(松雪泰子)は20年間、同じ場所で変わらない生活を送っていた。古くから付き合いのある職人が次々廃業する変わりゆく時代の中で店をどうしていくのか、室町に生まれた宿命を娘の舞(橋本愛)に背負わせていいものか、葛藤の中で生きていた。大学生の舞も、就職活動をする友人との会話にも入りきれず、店を継ぐべきなのか迷っていた。一方、京都のはずれ、北山杉の里で林業を営む中田苗子(松雪泰子/2役)。苗子は千重子の生き別れた双子の妹で、彼女もまた深刻な経営悪化に陥っている。苗子の娘の結衣(成海璃子)はその美術の才能を活かし、北山杉を使い何か新しいことができないかとパリに留学。また、舞も日本文化を披露するイベントに参加するためにパリへ向かうことに。いま、京都の伝統に生きる2組の母娘の人生が、初めて交差する――。本作は、1962年に新潮社より刊行された川端康成の名作を、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映像化。松雪さんが双子の姉妹を一人二役で演じ、若手実力派の橋本さんと成海さんがそれぞれの娘役に、さらに双子美女タレントの蒼あんな&蒼れいな、葉山奨之、栗塚旭、伊原剛志、奥田瑛二といったキャストたちが脇を固めている。今回届いた特報映像では、松雪さん演じる呉服屋の姉・佐田千重子と京都伝統の北山杉の里で働く妹・中田苗子、千恵子の娘役の橋本さんが舞う姿や、笛子の娘役の成海さんが創作に打ち込む姿がとらえられている。その映像を彩るのは、4月期“月9”ドラマ「ラヴソング」で注目を集めたシンガーソングライター・新山詩織が歌い上げる「糸」。同曲はこれまで、小林武史の「BANK BAND」や福山雅治、森山直太朗、JUJU、クリス・ハート、EXILE ATSUSHIなど数々のアーティストにカバーされ、世代を超えて人々を魅了してきた名曲だ。新山さんの優しく繊細な歌声は、映画の描く日本が誇る圧倒的な京都の美しさ、凛とした“日本の精神”に見事にマッチ。日本の素晴らしさを再認識する物語を紡ぐ後押しをしてくれる。<新山詩織コメント>今回、映画『古都』のエンディング曲を歌わせて頂くことになり本当に光栄です。いまを精一杯紡ぎながら生きる人たちに、この「糸」という楽曲が寄り添ってくれるのではないかと思っています。<Yuki Saito監督コメント>『古都』の脚本執筆中に中島みゆきさんの「糸」を聴いたときに、歌詞が一字一句違いなく本作のテーマとシンクロして鳥肌が立ち、エンディング曲にしたいと思いました。次世代へ伝統をどう継承していくか?がテーマなので、若いシンガーに歌っていただきたいと思い、新山詩織さんの繊細で切なくも、未来に希望を感じる優しい声に“一耳惚れ”して、現代版「糸」を歌って欲しいとお願いしました。『古都』は11月26日(土)より京都先行公開、12月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月05日女優・松雪泰子が、映画『古都』(11月26日京都先行公開/12月3日全国公開)で一人二役として主演し、女優・橋本愛と成海璃子の母役を演じることが15日、発表された。本作は、1962年に川端康成が刊行した同名小説の現代版。これまで多くの映像作品となってきた同書を、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映画化する。高校卒業後に渡米し、ハリウッドで8年映画作りを学んだYuki Saito監督がメガホンを取って、蒼れいな、蒼あんな、葉山奨之、栗塚旭、伊原剛志、奥田瑛二らも出演。着物、茶道、書道、華道など京都市の全面協力によって、本物の"京都"を描く。松雪が演じるのは、京都の街で伝統の継承に生涯をささげる呉服屋の姉・佐田千重子と京都の北山杉の里で働く双子の妹・中田苗子。また、橋本は千重子の娘・舞を、成海は苗子の娘でフランス・パリにて国立美術大学に通い絵画制作に励む結衣を、それぞれ演じる。「一カ月間着付けや、裏千家のお茶の稽古、京言葉の稽古、京都の料理屋さんでの、稽古など重ねました」と役作りへの努力を話す松雪。それは「やはり、伝統を守る立場でそれを背負っている千重子には、非常に重要な要素」だからだ。本作については「『古都』の世界観をベースに千重子、苗子のそれぞれの子供たちとの母と娘、親子の物語、オリジナルの古都を軸に未来につないで行く物語」と説明。「現代における、京都の現状。伝統を大切に守ることやその重圧、そして未来につないで行く事、そしてそれを担う娘の葛藤」と背景を口にしつつ、「かつての『古都』の時間軸から、現代にまでつながりそして未来を紡いでいく物語です」とも付け加える。そんな松雪の娘となる橋本は「お茶、書道、座禅、日本舞踊と日本の文化や伝統芸能を学ぶことができてとてもうれしかった」、成海は「撮影期間は一週間という短い時間でしたが、その分グッと集中して取り組むことができました」と、それぞれ報告した。(C)川端康成記念會/古都プロジェクト
2016年06月15日1962年に新潮社より刊行された川端康成の小説を、京都とパリ、2つの「古都」を舞台に母と娘の人生が交差する物語として映画化されることが決定。主演であり一人二役に挑戦する松雪泰子をはじめ、共演に橋本愛、成海璃子ら豪華女優陣がキャスティングされた。京都室町に先祖代々続く佐田呉服店。店を継いだ日から20年間、佐田千重子(松雪泰子)は同じ場所で変わらない生活を送っていた。古くから付き合いのある職人が次々廃業する変わりゆく時代の中で店をどうしていくのか、室町に生まれた宿命を娘の舞(橋本愛)に背負わせていいものか葛藤の中で生きていた。大学生の舞は、就職活動の時期に差し掛かり就職活動をするの友人との会話にも入りきれず、店を継ぐべきなのか迷っていた。一方京都のはずれ、北山杉の里で林業を営む中田苗子(松雪泰子/2役)。千重子と同じ顔をした苗子は生き別れた双子の妹。苗子もまた深刻な経営悪化に陥っていた。苗子の娘の結衣(成海璃子)はその美術の才能を活かし北山杉を使い何か新しいことが出来ないかとフランスに留学。しかし留学先でほかの学生との力の差を感じ、無力感に苛まれていた。それを感じとった苗子は娘に会う為にパリ行きを決意する。呉服屋の娘の舞もパリで開催される日本文化を披露するイベントに参加する為にパリへ向かうこととなった。母から娘へ受け継がれる伝統。いま、京都の伝統に生きる2組の母娘の人生が初めて交差する――。本作は、これまで多くの映像作品となってきた「古都」を、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映像化したもの。監督は、高校卒業後に渡米し、ハリウッドで8年映画作りを学び、帰国後もアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥなど名匠の現場に参加、両国の架け橋となっているYuki Saito。CMや短編、連続テレビドラマなどで活躍しており、満を持して今作のメガホンを取った。世界視点から、日本が誇る圧倒的な京都の美しさ、凛とした“日本の精神”を五感で体感できる新しい作品に仕上げ、また本作の舞台である四季折々の京都、さらに着物、茶道、書道、華道などオール京都の全面協力によって、“本物の京都”を描き切っている。そして主演には、現在放送中のドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」では弁護士を熱演する松雪さん。本作では、京都の町で伝統の継承に生涯を捧げる呉服屋の姉・佐田千重子と、京都伝統の北山杉の里で働く双子の妹・中田苗子の一人二役に挑戦する。撮影に向けて1か月間着付けや、裏千家のお茶の稽古、京言葉の稽古など様々な稽古を重ね臨んだという松雪さん。「やはり、伝統を守る立場でそれを背負っている千重子には、非常に重要な要素でしたので毎日稽古を重ねました。今作は、古都の世界観をベースに千重子、苗子のそれぞれの子どもたちとの母と娘、親子の物語、オリジナルの古都を軸に未来に繋いで行く物語です。現代における、京都の現状。伝統を大切に守ることやその重圧、そして未来に繋いで行くこと、そしてそれを担う娘の葛藤。かつての古都の時間軸から、現代にまで繋がりそして未来を紡いでいく物語です」と本作について語った。また、千重子の娘・佐田舞役に『告白』で鮮烈なスクリーンデビューを果たし、『桐島、部活やめるってよ』『ツナグ』での演技を高く評価された若手実力派、橋本さん。そして双子の妹・材木屋の苗子の娘で、京都と並ぶもうひとつの古都フランス・パリで1人国立美術大学に通い絵画制作に励む中田結衣役に、『無伴奏』をはじめ多数の映画、ドラマ、舞台で活躍する成海さんが好演する。撮影を終えて「お茶、書道、座禅、日本舞踊と日本の文化や伝統芸能を学ぶことができてとても嬉しかった」と話すのは橋本さん。また「いまの世代に継いだ新しい物語になりました。取り留めない、さらさら流れる水のような印象で、舞ちゃんを演じている上でも、水の感覚はずっとあって、ふわふわしていました。どんな仕上がりになっているのか、楽しみにしているところです」とコメントを寄せた。一方成海さんは「撮影期間は1週間という短い時間でしたが、その分グッと集中して取り組むことができました。現地のフランス人スタッフも素晴らしく、良い撮影現場だったと思います」と順調に撮影が進んでいったと話している。そんな3人のほかにも、拠点を台湾に移し芸能活動を行っている蒼れいな&あんな姉妹や、出演作『青空エール』の公開を控える葉山奨之。そして、栗塚旭、伊原剛志、奥田瑛二らが脇を固める。『古都』は11月26日(土)より京都先行公開、12月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月15日