アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮が主演を務める映画『羊の木』(2月3日公開)に出演する役者陣が、メガホンを取った吉田大八監督の演出方法についてコメントを寄せた。同作は、講談社イブニングKC刊の同名コミックを実写化。『がきデカ』の山上たつひこが原作、『ぼのぼの』のいがらしみきおが作画を務め、凶悪犯罪に手を染めた元受刑者たちを受入れた港町で起こる数々の事件や住民と元受刑者の不協和音などを描く。関ジャニ∞の錦戸亮が主演、松田龍平、木村文乃らが出演する。『桐島、部活やめるってよ』(12)で日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞をダブル受賞、『紙の月』(14)では同優秀監督賞を受賞し、注目される吉田監督。元殺人犯という難役を演じた役者たちは、そろって吉田監督の演出の細やかさ、的確さを口にした。無邪気で好奇心が強い、謎めいた宅配業者を演じた松田は、「自分でも制御できない凶暴性と子どものような純粋さという、極端な二面性を抱えて生きてきた人だと思うんです。その二つの間で彼がなにを考え、どう揺れていくか。現場では監督の丁寧な演出に助けられて、そのポイントを細かく探っていきました」と感謝する。北村一輝は、クランクイン前に「吉田監督に「僕の演出はネチッこいですから」って何度も言われたんです(笑)」と振り返るが、「実際ご一緒したら、全然そんな感じはなかった。むしろ微妙な声のトーンだったり台詞の間だったり、役者が一番知りたい匙加減を的確に示してくださった。おかげで単にチャラチャラしただけじゃない、大事な何かを造形できた気がしています」と語った。色っぽい介護士を演じた優香は「演じるに際しては単純なエロティックさだけじゃなく、彼女の人生から漂う匂いが生々しく伝わればいいなと思いました。正直、難しかったです」と撮影時の心境を吐露。「どうしても悩んでしまう部分は、表情から台詞の温度感まで吉田監督に細かく教えていただいて……何とか乗り切りました(笑)」と、吉田監督の手腕に助けられたという。市川実日子は「監督が他の役者さんに細やかな演出をされているのを現場で見た時、うれしい気持ちになりました」と意外な一言。「もともと持っている何かを引き出しながら、違う面にも光を当てているような……」と、その演出を絶賛していた。
2018年01月24日内村光良率いるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」の今年最初の放送が、2月2日(金)に決定。今回は吉田羊や國村隼、塚本高史らが出演することが分かった。今回放送では、「第68回 紅白歌合戦」のスーパーバイザーかつ、NHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクターの三津谷寛治が、年末の紅白をふり返り「LIFE!」メンバーにダメだしも…!?また、内村さんと吉田さんがエベレスト登頂目前に大ゲンカを始めてしまう夫婦を演じるコント「夫婦登山」では、息の合ったふたり芝居を披露。なお、吉田さんは「小料理屋らっかん」でもくせのある女将役を熱演する。さらに、國村さん、梶原善、塚本さん、池谷のぶえと名優たちが共演するサスペンスドラマ風コント「何も起こらないサスペンス劇場」など、今回も見どころ満載のコントを放送する。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は2月2日(金)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月19日芥川賞作家・吉田修一の代表作にして大ベストラー小説『悪人』が、ふたり芝居として新たに立ち上がる。殺人を犯してしまった祐一を演じるのは中村蒼。彼との逃避行を決行する光代に扮するのは美波。2016年に、『乳房』『檀』の2作のふたり芝居を手がけて高い評価を得た合津直枝が台本・演出を務める。ふたりだけで演じる舞台ならではの濃密さで見せる『悪人』は、何を伝えるだろうか。舞台『悪人』チケット情報あまり例のないことだが、中村と美波は今回、一度本読みをしてからチラシ撮影に臨んだのだという。芝居の世界観を感じてカメラの前に立ってほしいという合津の希望によるものであり、その成果はしっかりとビジュアルに刻み込まれた。「祐一と光代はふたりとも孤独で、だからこそ惹かれ合ったんだと思います。でも、逃亡の果てに捕まっても、祐一は自分ひとりが悪いんだと、最後まで本当のことは明かさない。その祐一の気持ちを思うと、愛すべき人だと思わずにはいられなかったですね」と言うのは中村。美波も「本を読んでいちばんに思ったのは、祐一は悪くないということ」ときっぱり。「だから、祐一と光代を見ているととてもつらくなるんですけど。でも、見届けることが必要だと思うんです」。『悪人』の舞台化は、光代をもう少しだけ救ってやりたいという合津の思いが発端だった。光代にとってあの逃亡の日々は決して不幸なものではなかったという気持ちで書いた台本に原作者の吉田も共感。実現にこぎつけた。ふたりだけで物語ることになる空間は、その合津の思いをより濃く深く届けることになるだろう。「ふたりだけなので、その分、美波さんとその場の雰囲気とか距離感で演じられるのではないかなと思います。美波さんは自分にはまったくないような感覚を持っている方だなと思うので、それに自分がついていけるかっていうドキドキはありますけど(笑)、すごく楽しみです」という中村に対して、「中村さんは私が何をやっても受け止めてくださる包容力がありそう(笑)」と応える美波。さらには、「劇場が小さいので、その空間自体が物語になっていくと思うんです。だから、観てくださる方たちも証人になるというか。お客様にも責任があると思える空間になったらいいなと思っています。そして、一瞬でもきらめく希望を、みなさんと共有できれば」と力強く語る。最後に中村も「この孤独なふたりを観てくださる人が愛してくれればいいですね」。なぜ『悪人』が人の心を打つのか。劇場だから体感できることがあるはずだ。公演は3月29日(木)からシアタートラムでの東京公演ののち、4月15日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでも上演。チケットの一般発売は1月14日(日)午前10時より。取材・文:大内弓子
2018年01月11日ダンヒル(dunhill)が、プロサッカー選手吉田麻也・武藤嘉紀を起用したショートムービー「MADE TO MATCH」を公開。ダンヒルとサッカー日本代表とのつながりダンヒルは、約18年間にわたりサッカー日本代表の公式テーラリングを担ってきたファッションブランド。ここ数年間は、英国で仕立て服の総称を意味する“MADE TO MATCH”をキーワードにオフィシャルスーツなどを作り上げてきた。2017年には、サッカー日本代表の公式テーラリングとして新作を発表。完璧にフィットしたシルエットなど、細やかなディテールにこだわったジャケット&トラウザーズなどをサムライブルーのカラーで提案した。吉田麻也&武藤嘉紀が纏う、ダンヒルのスーツ公開となったショートムービー「MADE TO MATCH」では、ダンヒルこだわりのスーツに袖を通した吉田麻也&武藤嘉紀の姿が見られる。ダンヒル本店の門をくぐった二人は、それぞれお気に入りの一着をセレクト。吉田麻也はライトグレーの3ピースをチョイス。グレンチェックで彩られたジャケット、ベストにシンプルな白シャツとネイビーのタイ、さらに胸元にホワイトのチーフを合わせてモダンなコーディネートを披露している。武藤嘉紀は、ベーシックをキーワードにジャケット&トラウザーを選んだ。深いネイビーで染め上げたシンプルなセットアップには、同色のネクタイを合わせて。吉田と同デザインのチーフを胸元にあしらい華やかに飾り、タイには、キラリと輝くシルバーのタイピンを組み合わせて、さりげなく大人の男性を演出している。イラストレーターのソリマチアキラが参加ムービーには、イラストレーターのソリマチアキラが参加。手書き風のポップなイラストでロンドンの街並みやダンヒルの本店、ボードンハウスなどが描かれている。動画内で紹介されるのは、ダンヒルこだわりの「MADE TO MEASURE」。メゾンの卓越した技術と豊富なデザイン性が感じられるテーラードラインとなる。【問い合わせ先】ダンヒル/リシュモン ジャパンTEL:03-4335-1755
2018年01月07日’14年の朝ドラ『花子とアン』で注目を集め、押しも押されもせぬ人気を獲得した吉田鋼太郎さん。日本屈指の舞台俳優で、後輩に慕われる兄貴分、そして恋多き人としても知られるその素顔とは。11月某日、彩の国さいたま芸術劇場稽古場。「違うよ。この言葉を言う意味をもっと考えろ」。吉田鋼太郎さんのよく通る大きな声が響く。この劇場を拠点に、蜷川幸雄さんが続けてきた「彩の国シェイクスピア・シリーズ」を、2代目芸術監督として引き継いだ吉田さん。高校生の時に観たシェイクスピア劇に感銘を受けて俳優を目指し、出演するばかりでなく、自身が所属する劇団で数多くのシェイクスピア作品を演出してきた、名実ともにシェイクスピア俳優。絶賛稽古中の『アテネのタイモン』が、記念すべき就任第1作となる。――稽古場で、ときおり語気を強める場面もありながら、場がピリッとした途端、「ごめんごめん」と笑いながら空気を和ませていらっしゃる姿が印象的でした。吉田:蜷川さんがよくデカい声で怒鳴っていたので、それがないと蜷川さんの稽古場じゃない気もして。まあ…それを口実に怒鳴っていたりもするんですが(笑)。――ただ、吉田さんが声を荒げていたのは、俳優が何の考えもなく動こうとした時ですよね。吉田:シェイクスピアの戯曲って、美しい詩の形態をとっているから、セリフを口にした時点で俳優は満足してしまうところがあるんです。その言葉が、誰に対して、どういう気持ちで発せられたのかが、ないがしろにされがちなので、そこを僕は丁寧にやりたいんですよ。――そもそもこのシリーズは、シェイクスピアの全37作上演を目指して蜷川さんが始めたものです。誰かが引き継がなければいけなかったとは思いますが、この大きすぎるバトンをご自身が受け取ることに迷いはありませんでしたか?吉田:僕は蜷川さんのこのシリーズにたくさん出させていただき、いくつも主演もさせていただいています。シェイクスピアをやり続けてきた自分の役者人生にとって、このシリーズは大きな位置を占めているもので、これを止めたくないという気持ちが大きかったんです。5本を残して蜷川さんは亡くなられましたけれど、もし蜷川さんが生きていて、全作達成されたとしても、そこで終わってしまうのは嫌だった。それくらいこのシリーズには愛着があるので、その後を自分が引き継がせてもらえるのは願ったり叶ったりでしたし、そうじゃなくちゃいけないとも思いました。もちろんプレッシャーはありますけれど、それは蜷川さんの後継だという部分。シェイクスピアを演出することに関してのプレッシャーはなかったです。――ただ、残った5本はシェイクスピア作品のなかでも、あまりメジャーではない戯曲ばかりです。吉田:確かに、ただ読むだけでは面白さが伝わりづらい戯曲かもしれません。ただ、僕は芝居になった時の面白さを知っていますから、この機会に、その面白さを伝えられたらと思っています。――ちなみに、このシリーズだけでなく、劇場の芸術監督も引き継ぐお考えはなかったんですか?吉田:そんな話もなかったし、もしあったとしても絶対に引き受けないですよ。そうなったら、役者業をやる暇なくなっちゃいますから。このシリーズには俳優として出演しますし、年に1本はシェイクスピアをやりたいという僕の希望とも合致するからやっているわけで。ただ、実際に演出と俳優を兼ねてみると大変で、演出だけ引き受ければよかったと思っています。――そう思いながらも、やっぱり出たい気持ちはあるわけですか?吉田:そりゃあ、演(や)るのが本業ですからね。ただ、シェイクスピアに関しては、自分の好きなように演出してみたいっていう欲がすごく強くあるんです。他の戯曲は、これっぽっちも演出したいと思わないのに。だから、演出するのはシェイクスピアオンリーです。――シェイクスピアの何がそんなに魅力的なんでしょう?吉田:ト書きがないから制約がないし、解釈も自由。だから自分の状態や年齢で、同じ戯曲でも違う見え方になってくるのが面白いですねぇ。――世界各国に、いろんな演出のシェイクスピア劇が生まれていますが、それも刺激になりますか?吉田:昔はありましたよ。でも…他の方の演出で面白いと思ったことはほぼないです。日本で上演されたもので面白いと思ったのは、蜷川さんのシェイクスピアくらいです。――それは何が違うんでしょう?吉田:シェイクスピアを演じる時の俳優のありよう、というのかな。蜷川さんは、俳優にマックスを求めるんですね。それは感情も声も、とにかく体全体、持てるもの全部を使ってやらないとシェイクスピア作品は表現できないんだっていう考え方で、僕はそれとまったく同意見。リアリズムだけでは成立しない、それを越えたところに生まれるものを舞台の上に立ち上げることが大切なんです。そこの共感があるから、僕なら蜷川さんの後を継がせてもらえるかなと思ったんです。――その共感は、最初に蜷川作品に出演した時からありました?吉田:やろうとしている方向性は同じでしたが、蜷川さんの現場はスケールが違いました。いままでの1.5倍は頑張らないと通用しないから、毎日が死に物狂い。でも、蜷川さんの洗礼を受けてそれを乗り越えると、俳優としてひと回りもふた回りも成長できる。それは小栗旬も、松坂桃李も、溝端淳平も感じていたと思います。そんな現場って他にない。しんどいんだけれどまたやりたくなるっていうのは、そういう理由なんです。――蜷川さんは、それだけ大きな存在だったということですよね。吉田:いままさに、存在の大きさをあらためて実感しているところです。稽古で蜷川組の面々と対峙すると、彼らがものすごく大きなものを持ってくるんですね。それに相対するには、連日自分のエネルギーを1段上げないといけない。いまの僕は、ものすごく厳しい父親に、大きな試練をひとつ課されて去られたような、そんな感覚です。1959年1月14日生まれ、東京都出身。シェイクスピア・シアターなどの劇団を経て、’97年に劇団AUNを結成。自ら演出も手がける一方、蜷川幸雄、栗山民也、長塚圭史などの演出家の舞台に数多く出演。’14年のドラマ『花子とアン』以降、映像への出演も多数。’18年には『OVER DRIVE』『ラブ×ドック』など出演映画の公開が相次ぐ。吉田さんが演出・主演を務める舞台、彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾『アテネのタイモン』は、12月15~29日、さいたま芸術劇場 大ホールにて上演。’18年1月には兵庫でも公演あり。出演者には吉田さんのほか、藤原竜也さん、横田栄司さんら蜷川組常連キャストが名を連ねる。SAFチケットセンター TEL:0570・064・939※『anan』2017年12月20日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年12月15日名優・山崎努と樹木希林の初共演で話題を呼ぶ『モリのいる場所』。画家・熊谷守一をモデルに沖田修一監督がメガホンを取る本作の新キャストとして、若手演技派俳優・吉村界人をはじめ、加瀬亮、光石研、青木崇高ら豪華俳優陣の出演決定、「昭和49年懐かしのお茶の間」の風景とともにコメントが到着した。■あらすじ時流にも無頓着、自分のやりたいことだけに夢中になる画家の守一、通称モリは94歳。ともに人生の荒波を乗り越え、ちょっと変わった夫との暮らしを楽しむ妻・秀子76歳。自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、モリの描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、モリは妻の秀子と2人の生活をしているが、毎日のように来客が訪れる。若い写真家、温泉旅館の主人、隣人の佐伯さん夫婦、郵便屋や画商や近所の人々、そして、得体の知れない男…。今日もまた、モリとモリを愛する人々の、可笑しくて温かな1日が始まる。■若手からベテランまで!追加キャスト発表山崎さん(80)と樹木さん(74)の初共演が話題となっている本作に、このほど、20代から60代までの個性豊かな俳優たちの出演が発表された。モリに惚れ込み、モリの写真を撮ることに情熱を燃やすカメラマン・藤田に、沖田監督と同世代で現在の日本映画を牽引する演技派・加瀬亮(42)、その藤田のアシスタントとして現場に連れてこられた鹿島に、TVドラマ「僕たちがやりました」で一躍注目を集め、『ビジランテ』『サラバ静寂』とこれからの日本映画を支える気鋭監督とのタッグが続く若手演技派の吉村界人(24)の出演が決定。さらに、経営する温泉旅館の看板を描いてもらうためにやってくる朝比奈に、多数の映画・TVで名バイプレイヤーとして大活躍する光石研(56)、熊谷家の隣のマンション建設のいかつい現場監督・岩谷に、『るろうに剣心』シリーズ、『雨にゆれる女』の青木崇高(37)、マンション・オーナー水島役に、映画に舞台にと才人ぶりを発揮する吹越満(52)、熊谷家の家事を手伝うモリの姪・美恵ちゃんには、名舞台女優・池谷のぶえ(46)、そしてモリの家に入り浸る画商・荒木役に、沖田組常連のきたろう(69)など、とびきり個性的で魅力的なキャストが勢ぞろい!■吉村界人&加瀬亮らコメント到着『南極料理人』をはじめ『キツツキと雨』『横道世之介』『滝を見にいく』『モヒカン故郷に帰る』など、国内外で高い評価を受ける沖田監督作品への出演について、キャストたちは「詩人のまどみちおにも通じるような熊谷守一の宇宙に興味をもっていたので。監督はじめ、今回参加するいろんな人の感じ方を知りたくて出演を決めました」(加瀬さん)、「熊谷×沖田×山崎×樹木。この魅力全開なスクエア映画を断る俳優はいません!現場では、最高に幸福な時間が流れておりました。有難うございました!」(光石さん)とコメント。今回、初の沖田組参加となる吉村さんは、監督の印象を「技術からは学ぶことができないその人の話し方や動きを、甘受してくださる方でした。僕は僕でいいんだと、思えました」と語り、山崎さんとの共演について「絶え間ない緊張感がありました。僅かですがお話させていただいたときに、僕は到底、聞くだけで精一杯でしたが、初心だけは、忘れたらいけないんだ。という感覚だけは感じました。それは、心も行動も。気構えが素晴らしかったです」と感銘を受けた様子。樹木さんに対する「生きていてお会いしたことないくらい稀有な方でした。映画、音楽、恋、仕事の話をしました。とても大切な時間になりました。ただ僕のことをジュリーと呼んでいましたけど…もう一度ご一緒したいです。必ず」というコメントからも、世代を超えた出演者たちの化学反応がうかがえる。また、山崎さんとの共演も出演の決め手になったという青木さんが「リラックスして関係性を探っていけたのでとても楽しかったです。樹木さんが現場で色んなアイデアを出されていたのが印象的でした」と撮影時を振り返っているほか、「まず、台本をいただいて、自分がどの役をやるのかは気にせず一度読んでモリの魅力に胸がきゅっとなり、二度めに樹木希林さんとの共演シーンがあると知り、お尻の穴がきゅっとなりました」(吹越さん)、「沖田監督の世界にどっぷり浸かることができる喜びで参加させていただきました。現場での誰よりもワクワクしている様子の監督に接して、ますますファンになりました。」(池谷さん)、「沖田監督が好きだから」(きたろうさん)とコメントを寄せるなど、数々の作品へ出演を果たしてきた名俳優たちも、沖田監督独特の世界観と、それを支える山崎さん・樹木さんの名タッグに惚れ込んでいるよう。12月1日から熊谷守一の没後40年・大規模回顧展がはじまるなど、映画ファンのみならず美術ファンからも熱い注目が集まる『モリのいる場所』。人と人との懐かしく温かいつながりを描く本作を楽しみにしていて。『モリのいる場所』は2018年5月よりシネスイッチ銀座、ユーロスペース、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月07日TBSの吉田明世アナウンサー(29)が3日、自身のインスタグラムを更新し、第1子妊娠を発表した。吉田明世アナ10月29日に続き、この日の同局系情報番組『サンデー・ジャポン』も体調不良で途中退席し、心配の声が上がっていた吉田アナ。インスタグラムではまず、「この度は、私の体調不良により、連日お騒がせをしてしまい、大変申し訳ございません。一社会人として、体調管理が行き届いておらず、深く反省しております」と謝罪した。続けて、「この場をお借りして、皆様にご報告がございます。現在、お腹の中に新しい命を授かっております」と妊娠を報告。「一会社員でありながら、このようなご報告をすべき立場ではないことは重々承知しておりますが、10月29日、そして本日と、二度に渡り、サンデージャポンの生放送中に貧血を起こしてしまい、非常に多くの方々にご心配及びご迷惑をおかけしてしまったことから、お伝えさせていただくことに致しました」とし、「まだ安定期に入る前の不安定な時期ということもあり、すぐにご説明できなかったこと、ご理解いただけましたら幸いです」と伝えた。そして、「最初に体調を崩してから、ビビットの担当曜日を減らすなど、会社には迅速な対応を取ってもらっていたにもかかわらず、このような事態を再び招いてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と再び謝罪。「今後どのような形で仕事を続けるのかを上司と相談しながら、引き続き、無理をせず、ご迷惑をお掛けしない範囲でお仕事をさせていただければと思っております」と今後について記した。吉田アナは昨年10月、交際していた5歳年上の一般男性と結婚した。
2017年12月03日吉田カバンの直営店「ポーター表参道(PORTER OMOTESANDO)」が、リニューアルオープン。2000年春に吉田カバン初の直営店として、表参道の裏路地にオープンした「ポーター表参道」。創業80周年の2015年3月には、ホテルのロビーをイメージした内装にリニューアルされた。今回新たに2階へとつながる螺旋階段が作られ、「吉田カバン」や「ポーター」の世界観をより強く表現できるような空間となった。バッグはもちろんのこと、世界中からセレクトしたアイテムや限定品を幅広く取り揃えている。さらに、ケイスリー ヘイフォード(Casely-Hayford)とのトラベルスーツや、アーティストのジェームス・ジャービス(James Jarvis)のオリジナルデザインのTシャツ、アメリカのヨーヨーメーカー「トムクーン(TOM KUHN)」のスペシャル仕様のヨーヨーなど、様々なブランドとのコラボレーションアイテムも必見だ。【詳細】PORTER OMOTESANDO(旧 KURA CHIKA YOSHIDA 表参道)リニューアルオープン日:2017年11月25日(土)住所:東京都渋谷区神宮前5-6-8営業時間:12:00~20:00TEL:03-5464-1766価格例:<コラボレーションアイテム>・James Jarvis×PORTER オリジナルTシャツ(ブラック/ホワイト) 各6,000円+税サイズ:S/M/L/XL・Casely-Hayford for PORTER トラベルスーツ 100,000円+税サイズ:36/38・ACME WHISTLES×PORTER オリジナルメトロポリタンホイッスルズ 7,800円+税・TOM KUHN×PORTER カスタムエディションBLACK CAT 22,000円+税 / FAT CAT 21,000円+税<エクスクルーシブアイテム>・スタッズグリップ L 12,000円+税 / S 9,000円+税・サック L 13,500円+税 / S 12,000円+税
2017年11月30日吉田カバンの直営店であるポーター 表参道(PORTER OMOTESANDO)が、11月25日にリニューアルオープン。ポーター 表参道は、2000年春に表参道の閑静な路地裏にオープン。吉田カバン創業80周年の節目である2015年3月には、ホテルのロビーをイメージした空間に生まれかわった。そして、今回のリニューアルで、新たに2階へとつながる螺旋階段が店内の一角に作られ、“PORTER”、“LUGGAGE LABEL”、“YOSHIDA”の世界観を表現する内装になった。店内には、バッグはもとより世界中を歩いて出合った素晴らしいセレクトアイテムが並ぶ。これ加え、リニューアルオープンを記念して、ジェームス・ジャービス(James Jarvis)との「ORIGINAL T-SHIRT」(6,000円)、ケイスリー ヘイフォード(Casely-Hayford)との「TRAVEL SUIT」(10万円)などのスペシャルコラボレーションアイテムや、「STUDS GRIP」Lサイズ(1万2,000円)/Sサイズ(9,000円)、「SAC」Lサイズ(1万3,500円)/Sサイズ(1万2,000円)といったスペシャルエクスクルーシブアイテムも登場する。【店舗情報】PORTER OMOTESANDO住所:東京都渋谷区神宮前5-6-8時間:12:00~20:00
2017年11月29日梅沢富美男と吉田羊が、今年50回目を数える「日本有線大賞」の司会者に決定。行われた会見では、「本当にドッキリじゃないんだよね!?本当にいいのかい?」と困惑気味の梅沢さん。一方の吉田さんは、「梅沢さんが非常に自由な方ですので、梅沢さんを本番でどうコントロールするかが、番組が成功する鍵になると思っております(笑)」とコメントしている。「第50回日本有線大賞」がラスト放送となる今回。今年の「日本有線大賞」候補となる「有線音楽優秀賞」には、人気女性アイドルグループ「AKB48」「欅坂46」「乃木坂46」をはじめ、三浦大知、西野カナ、大月みやこ、天童よしみ、氷川きよし、水森かおり、三山ひろしの10組がすでに発表されている。そして今回、俳優・歌手・タレントの梅沢さんと、現在放送中の金曜ドラマ「コウノドリ」で小松留美子役を好演中の女優・吉田さんが本番組の司会に決定。なお、2人をサポートする進行役には、江藤愛TBSアナウンサーが務める。梅沢さんは、「この番組の放送は最後ですもんね、俺を司会に使ったのを後悔させてやり ますよ!生放送なので、余計なこと言っちゃうと思うし、とにかく当日のハプニングは絶対あります。色んな裏話いっぱいありますよ、言っていいなら全部言いますよ(笑)」と早くも暴走の予感…?2015年「第48回日本有線大賞」で初司会を経験し、今回で2回目となる吉田さんは、「最後の放送という大切な節目でこのような大役を務めさせていただき、身が引き締まる思いです」と話し、「生放送というのは会場とテレビの前の視聴者の皆さまとの一体感・ライブ感が醍醐味だと思いますので、当日のハプニングも含めて梅沢さんと楽しみつつ皆さまと一緒に大いに盛り上げたいです」と意気込みを語っている。さらに、今回行われた司会発表会見では、目玉企画として「歴代受賞者の歌唱」が発表。1983年に「夢芝居」で有線音楽賞を受賞している梅沢さんは、「司会は引き受けたが歌唱は断った」とコメント。しかし、吉田さんや江藤アナは梅沢さんが歌唱決定と目配せしながら言い返し会場を沸かせていた。梅沢さんほか、過去の受賞者から誰が出演するのかは現在調整中。番組では昨年に引き続き、公式Webサイトを通じて「有線大賞で聴きたい&観たい曲」のリクエストを募集中だ。「第50回日本有線大賞」は12月4日(月)19時~TBSにて生放送。(cinemacafe.net)
2017年11月20日株式会社 ドクターフィル コスメティクスは、「フイルナチュラント IC.U W セラム」が 10月1日に発売したのを記念し、レスリング選手兼コーチの吉田沙保里さんを起用したWEB動画「吉田沙保里×幸せの緑ボトル」 を、 11月13日(月)より期間限定公開中。吉田さんの魅せる“最強の美”と、「仕事も恋も…」と語る“決意と本音”に注目です。10年先も輝く未来へ!「吉田沙保里×幸せの緑ボトル」テーマは「レッドカーペットの舞台裏」。レッドカーペットを歩く前の吉田沙保里さんが楽屋で準備をする様子を、 ラグジュアリー感たっぷりに表現しています。都内近郊ホテルのスイートルームで撮影されたというだけあり、ゴージャス感が溢れる空間は、まるで映画のワンシーンのようにロマンティック。ストーリーが進むにつれ、どんどんキレイになっていく・・・吉田沙保里さんの「はっとする美しさ」から目が離せません。そしてその美しさに隠された秘密「最強のパートナー」とは・・・?!動画の注目ポイント動画は、ドレスアップした美しい女性の後ろ姿からスタート。鏡にうつる魅力的な女性の正体は・・・そう、スポーツ界の第一線で活躍してきた吉田沙保里さん。動画にて彼女は、メダリストにふさしい“最強の美”を放ちます。20代から30代へとステップアップする中での、「仕事」、「恋」、「素肌」に関する本音を語ったインタビューには、多くの女性が共感できるはず。また、透き通る美肌で有名な彼女が“最強パートナー”と話す、幸せの緑ボトル 「IC.U W セラム」への期待感とその肌は、見逃せないポイントです。「10年先の未来」へのポジティブな思いを語る、吉田沙保里さんの揺るがない決意と美を、ぜひ自分の目で確かめて。フイルナチュラント仕事や家事、育児など現代社会に生きる女性は、多忙で様々なストレスを抱えてしまいがち。ストレスによるホルモンバランスの乱れ、紫外線、エアコンの影響などにより、毎日丁寧にお手入れしていても、乾燥やニキビ などの肌トラブルを繰り返してしまう、「悩み肌」を抱える女性が年々増加しています。『フイルナチュラント』は、そんな「悩み肌」のために経験豊かな皮膚の専門家が開発した、ドクターズコスメです。ストレスに左右されやすい女性の声に耳を傾けながら、独自の技術と処方を用いて、肌トラブルに悩む女性の肌の、 「早くキレイ」を目指す商品づくりを行っているのだそう。IC.U W セラム 年齢肌に挑むスキンケアを提案してきた美療エイジングケア『フイルナチュラント IC.U』より10月1日に発売された濃厚化粧水が、動画にも登場した 「IC.U W セラム」。濃厚リッチな2層タイプの化粧水は、“20代の頃とは何かが違う”と感じはじめた女性のキレイ肌寿命を延ばし、10年先も輝くハリ肌へ導いてくれるスペシャルアイテムです。《商品特徴》●ハリ・弾力を根本からUPする、美療成分採用最前線の皮膚科学研究に裏打ちされた美療成分を厳選して採用。 ハリ・弾力の低下を根本から抑え、いつまでも、若々しい印象の素肌づくりをバックアップ。●角層の最深部まで。効かせたいところに的確に届ける高浸透処方角層をやわらげ、美療成分を浸透させる最先端の高浸透技術により、 効かせたい所に的確に美療成分を届け、最深部から押し上げるようなハリ感を叶えます。●速攻的にハリ・ツヤUP!2 層type ローションエマルション層とエッセンス層、2層から成るローションは、 これ以上ないほどのエモリエント成分を包含。かたく、くすみがちな年齢肌にも、 みるみる伸び広がり、即時的・効果的にリッチなハリ感と、輝くツヤ感を与えます。●無香料・パラベンフリー・合成着色料フリー・アレルギーテスト済み※すべての方にアレルギーが起きないというわけではありません。吉田沙保里さんプロフィール1982年10月5日生まれ。三重県津市出身。日本のレスリング選手・指導者。 女子レスリング個人で世界大会16連覇、個人戦206連勝を記録。2012年には13大会連続世界一でギネス世界記録認定、国民栄誉賞受賞を成し 遂げた。紫綬褒章受章者(2004年、2008年、2012年)。フイルナチュラント公式HP IC.U W セラム
2017年11月15日フジテレビでは、11月18日(土)に“ダサいい”ものを発掘する番組「ダサいいね!大賞」を放送。本番組には、FROGMAN原作「秘密結社 鷹の爪」の吉田くんが、フジテレビの番組に初登場することが分かった。本番組は、日本全国から一見「ダサい」けれど、実はキラリと光る「いいもの」、つまり「ダサいい」ものを発掘する番組。人気スポットやグルメ、風習、人など様々なジャンルから登場。今回は鳥取県、沖縄県・宮古島、そして茨城県と、地元の人から「ダサいい」もの調査。その中から、栄えある第1回「ダサいいね!大賞」を決定する。そして、全国の「ダサイイね!」を発掘するのは、世界征服をたくらむ「秘密結社 鷹の爪」の吉田くん。「自虐ネタ」を通じ、島根県や各企業とコラボを続けてきた「鷹の爪」。今回は初めてフジテレビと強力タッグを組む。今回のタッグについて吉田くんは、「フジテレビに入ったら女子アナと結婚できると聞いてタッグを組みました。しかしまだ、結婚には至っておりません。残念です、フジテレビ」とコメント。また「ダサいいね!と言いながら島根の紹介がないところですね。(鳥取は紹介してます)」と見どころ(?)を明かし、「Twitterの反応が良かったら、番組のプロデューサーに“さっさと第2弾作れよ”って言えるので、ちゃんとツイートしてください。放送も見てください」と視聴者へ呼びかけている。さらに、吉田くんが見つけてきた「ダサいい」ものを審査するのは、「ハライチ」澤部佑と、モデルの藤田ニコル。なお、フジテレビの番組ページでは、2人とフジテレビアナウンサー・佐野瑞樹が出演し、本番組の見どころを紹介する動画が公開中だ。「ダサいいね!大賞」は11月18日(土)14時35分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月13日妻夫木聡や深津絵里出演で映画化され、国内外問わず高い評価を得た『悪人』。この度、原作者・吉田修一のデビュー20周年の年に舞台化されることが決定。中村蒼と美波のふたり芝居で、2018年3月29日(木)より上演されることが分かった。佐賀の紳士服量販店に勤める女・光代は、携帯サイトで知り合った、長崎の港町に住む解体業の男・祐一と恋におちる。ふたりは、つかの間、孤独な魂を寄せ合う。ところが、祐一から殺人を打ち明けられ、ふたりの逃避行が始まる。逃亡の果て、逮捕された祐一は、「逃亡の為に光代を利用しただけ」と語るのだが…。 果たして、ふたりの愛は偽りだったのか?祐一は悪人だったのか?原作は、芥川賞作家・吉田氏の代表作にして、250万部を記録した同名ベストセラー小説。2010年には李相日監督がメガホンをとり、祐一役を妻夫木さん、光代役を深津さんが演じ映画化された。今回台本・演出を担当するのは、昨年「乳房」(出演:内野聖陽、波瑠)、「檀」(出演:中井貴一、宮本信子)と2作のふたり芝居を手掛け、高い評価を得た合津直枝。「光代をもう少しだけ救ってやりたい」という思いで書き上げた上演台本に吉田氏が共感し、舞台化が実現したのだという。舞台化では、“哀しき殺人者”祐一役に「せいせいするほど、愛してる」『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』の中村さんが決定。舞台「OTHER DESERT CITIES」での好演も記憶に新しい中村さんは、「初めてのふたり芝居は未知の世界ですが、いまはその不安と期待が入り混じっている感覚です」と心境を語り、「小説、映画共に多くの人に愛された作品で今回の舞台もそれに並ぶ、もしくはそれ以上のものになったらいいなと思っています。美波さんと演出の合津さんとコツコツ作り上げていきます」と意気込みを見せている。なお、本公演のチケットは2018年1月14日(日)より一般発売がスタートする。ふたり芝居「悪人」は2018年3月29日(木)~4月8日(日)シアタートラムにて上演。(cinemacafe.net)
2017年11月09日10月29日、女性ファッション誌『MORE』(集英社)主催の『"なりたい私"チャレンジプロジェクト(通称:モアチャレ)』報告会イベントに女子レスリングの吉田沙保里選手(35)、モデルの内田理央(26)、佐藤栞里(27)が出席した。 同プロジェクトは、創刊40周年を迎えた同誌が「20代女性が“なりたい私”になるためのきっかけを提案」する目的で今年3月に開始。それにちなんで同誌モデルの内田と佐藤もキックボクシングやモノマネに半年間取り組み、その成果を披露。観客を大いに楽しませた。 そしてスペシャルサポーターである吉田は「お弁当女子」に挑戦。料理家・ワタナベマキ(年齢非公開)に教わった"乙女弁当"を披露した。その腕前は、内田と佐藤も大絶賛するほど。「包丁すら握ったことのない状態からのスタート」だったが、「自信がつきました」「レシピ本を出せるくらい頑張りたい」と意気込んだ。 実は最近、吉田の女子力が高まっていると話題だという。それもそのはず。instagramには美容鍼灸に通っていることや、季節に合わせてネイルやマツエクを新調していることがアップされている。もともとハート型やキラキラしたものが大好きで、女子力高めだった彼女。ここへきて、本格的に女磨きを始めているのだ。 そんな”本気を出し始めた”吉田の姿に、ネット上でも女性ファンから支持する声が続出している。 《吉田沙保里さん、最近凄く女子力に磨きをかけてらっしゃって素敵》《吉田沙保里さんの自分への厳しさと女子力が素敵》《ワイが男だったなら吉田沙保里さんお嫁さんに欲しい》《吉田沙保里さん、女子力も霊長類最強なんじゃないか》 霊長類最強であり、もともと努力家としても知られる彼女。その努力が女子力アップへと向かったことで、彼女は美しさでも霊長類最強となるのだろうか。
2017年11月02日故・蜷川幸雄氏が初代芸術監督となり、シェイクスピア戯曲全37作上演を目指して1998年にスタートした「彩の国シェイクスピア・シリーズ」。蜷川氏亡き後、吉田鋼太郎が2代目芸術監督に就任し、第33弾『アテネのタイモン』で演出・主演を担う。「蜷川さんはあまり日本では上演されていない5本を残して逝ってしまわれた。難物が多いが(笑)、蜷川さんの魂をしっかり受け継ぎたい」と吉田が心境を明かした。「アテネのタイモン」チケット情報主演作『タイタス・アンドロニカス』など、16年にわたり蜷川氏の作品に出演してきた。「蜷川さんは役者がノープランで稽古場に来ることを許さない人でしたが、最後の数年は僕の演技にほとんどOKを出してくれました。酸素吸入の管をつけながら俳優に『違う!』と叫んでいた命懸けの演出、その時横で僕が感じたもの。ある時にワンシーンの演出を任せてくれたこと、それら稽古場でのコミュニケーション全てが、今回の糧になっています」。『アテネのタイモン』は吉田演じる気前のいい貴族のタイモンが、人々に金品を分け与えるうちに破産し孤立していく物語。「お金が底をついてもタイモンは悲観的にならず、『僕には友人という財産が残っている』と。でも友人は誰もお金を貸してくれない。前半は非常に明るい華やかな世界ですが、後半はうって変わって呪いと憎悪の世界になります。ダイナミックで、実際上演すると非常に面白い作品だと思います」と話す。タイモンと相対する哲学者役は藤原竜也。「古典をやる俳優として藤原くんを信頼し尊敬していますし、やはり彼がいてくれると心強い。辛辣で毒を吐き散らす男の役で、彼にぴったりです(笑)」。さらに『デスノート THE MUSICAL』で共演した柿澤勇人が同シリーズに初出演。「彼は怖いぐらいの、ものすごいエネルギーを持った俳優。あのパワーはシェイクスピアによく合う。直情径行・猪突猛進型の軍人役というのもぴったりです」と笑顔を見せる。吉田自身、20年間主宰の劇団AUNでは演出も務め、日本で有数の“シェイクスピア俳優”と言われる。「シェイクスピア作品は、感情の火柱がすごく太くて実は分かりやすい。例えばハムレットを見て『自分はこんなことしないだろうな』と思っても、ふと『あれ、似ているかも』と思うところが必ずあります」。そんなシェイクスピア作品を熟知した吉田に、今蜷川氏が声をかけるとしたら、と尋ねると――。「あの人は、褒めていてもこちらがいい気になったら怒る。油断できないんですよ!だから『おい鋼太郎、なにやってんだよ!』と、蜷川さんがココ(真横)でいつも言っているつもりでやりたいです」。12月15日(金)から29日(金)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、2018年1月5日(金)から8日(月・祝)まで兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演。チケット発売中。取材・文:小野寺亜紀
2017年11月01日TBSの吉田明世アナウンサー(29)が10月29日、進行役を務める同局の「サンデー・ジャポン」の生放送中に体調不良を訴え途中退席した。 それまで通常通り進行していた吉田アナだが、番組中盤の午前10時40分ごろに突然言葉を詰まらせた。異変を察知した爆笑問題の田中裕二(52)が「大丈夫ですか?座って、座って」と気遣い、吉田アナは椅子に腰を下ろして「すいません」と苦しそうな表情。そこでVTRに切り替わり、吉田アナは退席することとなった。 「TBSは体調不良の理由を貧血と説明しています。吉田アナは昨年10月に結婚しているため妊娠の可能性もささやかれていますが、いずれにせよ心配の声があがっています」(芸能記者) 吉田アナは同番組や平日朝の情報番組「ビビット」など5本にレギュラー出演しながら、TBSラジオ「たまむすび」の曜日レギュラーも担当。かなりのハードワークをこなしている。そして仮に体調不良で番組を休んだとしても、なかなか“代役”がいないのが同局の現実だという。 「吉田アナはエース級なので、担当しているのはそれなりの経験がないとこなせない番組ばかり。小林麻耶(38)、青木裕子(34)、田中みな実(30)ら将来のエース候補が相次いで退社してしまったため人材難。若手も順調に育ってきていますが、まだまだ彼女の代役をつとめられる人材はなかなか見つかりません」(TBS関係者) 吉田アナを“脅かす”ような女子アナの台頭が待たれる。
2017年10月30日世界中で愛される純愛物語の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」が、吉田鋼太郎主演で2018年5月、日生劇場にて上演されることが決定した。エドモン・ロスタン作による「シラノ・ド・ベルジュラック」初演は1897年。上演されるやいなやパリを虜にした舞台で、以後、世界各国で繰り返し上演され、ミュージカルも創られた。そして、1世紀を経たいまもなお、世界的に上演されており最も人気の高いフランスの傑作戯曲だ。本公演では、天才的な詩人であり剣の達人でもあったが、生まれつき醜い大きな“鼻”を持ち、そんな自分の醜さゆえに愛の告白をしないシラノ役を吉田さん。愛の詩に酔いしれ、盲目的な愛に走るロクサーヌ役を黒木瞳。そして、溢れる愛を表現できないクリスチャン役には、大野拓朗と白洲迅がダブルキャストで出演。そのほか、大石継太(ル・ブレ役)、石川禅(ラグノー役)、六角精児(ド・ギッシュ伯爵役)らも参加する。なお本作は、2007年上演のミュージカル「ハレルヤ」(川平慈英、山崎育三郎ほか)以来となる、“上演台本:マキノノゾミ&鈴木哲也×演出:鈴木裕美”の強力タッグで上演される。■ストーリー17世紀のフランス。ガスコン(ガスコーニュ生まれ)青年隊に属するシラノ・ド・ベルジュラックは天才的な詩人であり剣の達人でもあったが、生まれついての醜い大きな鼻を持つ男であった。ゆえに従妹のロクサーヌへの恋心をずっと胸の奥に閉じ込めていた。そのロクサーヌは若々しい美青年・クリスチャンと目と目を合わせた瞬間から、彼と恋に堕ちてしまっていた。ロクサーヌはシラノのことを誰よりも信頼していたので、クリスチャンへの恋心についての相談も持ちかけた。そしてクリスチャンは、姿こそ美しく、軍人としては優秀ではあったが、女性に対して内なる感情を言葉にするのが得意でなく、才女といううわさのロクサーヌに恋心を打ち明ける勇気を持てずにいた。自分ではロクサーヌの心を捕えられないと悩むクリスチャン。そんな彼に対し、シラノは自分の誠の真情を語るのにこんな男が居てくれたならと思い、自分がロクサーヌにあてて書いた恋文を渡し、クリスチャンに力を貸すことになった。シラノは2人の恋の仲裁役であると同時に、自分のロクサーヌへの想いをクリスチャンの手紙に託すのであった。ある夜、ロクサーヌ邸のバルコニーの下で、クリスチャンはロクサーヌに告白をする。しかしいざ自分の言葉で愛について語り出すと、凡庸な言葉しか出てこない。ロクサーヌがうんざりし始めたので、シラノがクリスチャンの代役となり、美しく飾られた愛の言葉を告げる。彼女はその言葉の数々に陶酔し、ついにクリスチャンと結ばれ2人は結婚するが、ロクサーヌを慕っていたド・ギッシュ伯爵の嫉妬と策略により、シラノ、クリスチャンらの属するガスコン青年隊は戦場送りとなってしまう。クリスチャンには知らせないまま、戦場でもシラノはクリスチャンになりかわり、危険を顧みずロクサーヌに恋文を毎日送る。戦場という場所でシラノは高揚し、ロクサーヌへの想いがとめどなく溢れ出す。溢れだす想いをもつのは、クリスチャンも同様だ。シラノの書いた手紙の様々な言葉にいたく感動したロクサーヌは、クリスチャンに会いたい一心に危険をかえりみず戦場へ赴く。クリスチャンはその時になってシラノの情熱的な言葉の数々が、自分を語ったシラノ本人の想いであったことを気づく。ロクサーヌは、受取った恋文に書かれていたその人柄、その心を愛しているとクリスチャンに語り、彼は絶望してしまう。そして「僕は愛されたかったんだ」という言葉をシラノに残して、自ら戦禍に身を投じてしまうのであった。その後、手紙の本当の書き主が誰であるかは明らかにされないまま、月日が流れる。15年の歳月が流れ、夫を失ったロクサーヌは修道院で暮らしており、毎週土曜日に訪ねてくるシラノとの面会や語らいだけを楽しみにしていた。いつものようにロクサーヌのところへシラノが向っていると、彼の敵対者が彼の頭に材木を落とし、シラノは頭部に重傷を負ってしまう。しかし彼はそのまま、待っているロクサーヌのもとへ向う。この日、ロクサーヌはクリスチャンから貰った最後の手紙をシラノに見せ、彼にそれを読んでもらっていた。日がすっかり暮れ、手紙をとても読むことのできないような暗さになっても、シラノがその手紙をすらすらと読んでいることにロクサーヌは気づく。そしてその手紙を読む声は、かつて自分がバルコニーの上から聞いた声であることも思い出す。しかし、瀕死のシラノはロクサーヌに己の秘めた想いを決して告げることなく、その最後をロクサーヌの胸で迎えるのであった。「シラノ・ド・ベルジュラック」は2018年5月、日生劇場にて上演予定。(cinemacafe.net)
2017年10月27日女優の吉田羊が10月20日、『A-studio』(TBS系)に出演。自身の出演する映画『ラブドック』(2018年公開)での“濃厚キスシーン”について語ったことが話題を呼んでいる。 映画『ラブドック』は鈴木おさむの初監督作品で、吉田は映画初主演。スイーツショップを経営する主人公が35歳から41歳の間に経験する3つの恋を描く、ラブストーリーだ。 本作では野村周平(23)、吉田鋼太郎(58)、玉木宏(37)と3人の俳優とのキスシーンに挑んだ吉田。三者三様のキスシーンについて聞かれると「野村くんは若い20代のキスで、鋼太郎さんは大人の彼にリードされていく、エロい感じのキスシーンです」と答えた。 吉田鋼太郎といえば、彼女のことを「口説きたい」と公言するほど熱を上げていたという。だが16年に一般女性と4回目の結婚。そのためこの日の放送でも「恐れずに言うなら鋼太郎さんは本気でした。なのに、年明けたらさっさと結婚して!勝手に失恋した気分。付き合ってもいないのに」と語っていた。 だがそんな因縁(?)もある鋼太郎とのキスシーンについて「エロかった」と続けた吉田。聞いた司会の笑福亭鶴瓶(65)はすかさず「どこまで私生活が出るの?キスシーンって。吉田鋼太郎は本気やろ、あれ」と言及。すると「止まらなかったですね」と断言し、スタジオの笑いを誘った。ただ激しいキスでも演じている間は役として恋をしているため、嫌な気持ちにはならなかったという。 そんな吉田をもっとも翻弄したのは、玉木とのキスだった。「玉木さんの時は正直びっくりしましたね。結構肉食系のキスだったんですよ」と明かすと観客からざわめきが。「そういう役だったんで。でももちろん台本のト書きには『肉食的なキスをする』なんて書いてないんですよ。私としては途中ちょっと一瞬素になりましたよね。『はっ!そんなにくるのか』と。『玉木さん……!』って(笑)」 女優・吉田羊を素にさせるほどの肉食キスの全貌やいかに。来年の公開に期待が高まる。
2017年10月21日関ジャニ∞の錦戸亮が主演を務める映画『羊の木』(2018年公開)の吉田大八監督が15日、第22回釜山国際映画祭で「アジア映画の窓」部門に正式招待され、ワールドプレミアを実施した。同作は、講談社イブニングKC刊の同名コミックを実写化。『がきデカ』の山上たつひこが原作、『ぼのぼの』のいがらしみきおが作画を務め、凶悪犯罪に手を染めた元受刑者たちを受入れた港町で起こる数々の事件や住民と元受刑者の不協和音などを描く。錦戸は受刑者の受け入れを担当する市役所職員・月末を演じる。吉田監督は「『羊の木』は日本でもまだ一般のお客さまにはご覧頂いていないので、一番最初にここ韓国の皆さんにご覧頂けることを光栄に思います」と挨拶。初タッグとなる主演の錦戸について「彼はミュージシャンでもありますが、すごく良い意味で普通の人というか、普通の雰囲気を持っていると思いました」と印象を語る。さらに吉田監督は「彼の表情の一つ一つに観客が気持ちをのせていくような映画になっているし、撮影しながら現場では飄々とリラックスしてカメラの前で演技をしていて、普通の人を演じる天才的な能力がある人であり、フラットなままで状況に対応する月末という人物をすごく上手に演じてくれました」と錦戸の演技を振り返る。「音楽をやっていることもあり、すごく感覚的にその場に一番フィットする演技を理解してくれ、スムーズな現場でした」と称賛した。原作ではもっと住民の数が多いが、映画では殺人犯だけに絞ったという。吉田監督は「2時間の映画の中で一つ自分がこだわって考えたのは、人を殺したことがある人と無い人の間の境目がどう見えてくるかに興味があって、それを念頭において話を作りました」と意図を明かす。「弾みで殺したのか、計画的に殺したのか、あるいは残酷な殺し方なのか、運悪く相手は死んでしまったのか……その経緯によって、目の前に人を殺したことがある人がいたとしても、相手にどういう感情も持てるのか、どう付き合っていけるのか、いけないのかを細かくやりたかったので、全員殺人犯として一人一人変化をつけました」と作品について語った。上映後、吉田監督は「映画祭のお客さんが皆、とても集中してご覧になっており、そのことを感じながら一緒に上映を見ることが出来ました。最初にお披露目する機会として、とても良い経験をさせてもらいました」と、喜びを語った。
2017年10月15日7月7日に開業した東京・オルタナティブシアターで、こけら落としからロングラン公演を続けている『アラタ~ALATA~』。本作は、海外からの観光客も楽しめるよう、極力言葉を使わず、殺陣やダンスなどのパフォーマンスで構成するノンバーバル(非言語)作品として誕生した公演だ。作を横内謙介、構成・演出を岡村俊一が手掛けるほか、サムライアクション・ディレクターを早乙女友貴、ダンスクリエイターをElina、音楽制作をMiliが担当、次代を担うメンバーが顔を揃えた。【チケット情報はこちら】開幕から約2か月半経っての想いを、構成・演出の岡村と、戦国時代の姫(千代姫)役・吉田美佳子に聞いた。2020年の東京に迷い込んだ戦国武将・アラタと偶然出会ったOL・こころが、なんとかして彼を元の時代に帰そうとするストーリー。外国人客を意識し、殺陣はもちろん神社や満員電車など“日本らしさ”を多く盛り込んだ内容は評判も上々だ。そこには外国人客ならではの見え方もあるようで「アラタは戦国武将なのですが、日本人は『戦国』という文字を見ると大体『戦国時代、信長』と考えますよね。でも外国人はそこまで日本史を認識していないので、この物語もタイムスリップと捉えず、現代の日本人が戦い始めるように感じたりするようなんです。だからこそ、あらすじとはまた別の、潜在的なストーリーを構成したことが外国の方の心に届いているなと感じます。先日、ニューヨークの方が『これを今ブロードウェイでやらない意味がわからない!』と言ってくれたりしました」(岡村)。初演から2か月半、ひとりで千代姫を演じ続けている吉田。長く演じるうちに慣れてしまったりあらぬ方向に進んだりしそうなものだが、「ストーリーや自分の役割をより意識するようになって、緻密に気持ちづくりができようになってきたんじゃないかなと感じています」と話す通り、千代姫はより雅さを増し「姫らしさが増した」という感想も届くほど。長い公演で芯をブレさせずに成長を続けられるのは、この作品がこれまでにない挑戦として生まれたことにも理由がある。「歴史に残る、例えば歌舞伎やシェイクスピア作品って、最初に世に出した人が非常に魅力的に演じたんだと思うんですよ。それを観て、人は『あれがいいんだよな』と言うわけで。残っていけるのはそういうものだと思います。だからゼロから始めるときに、“ああいうなにかをやりなさい”という考え方では被り物と同じになってしまう。それぞれの魅力的な部分、ゆっくん(早乙女)なら殺陣、Elinaならダンス、美佳子なら新鮮な輝き、その一番いい部分で演じたものじゃないと残っていけないし、長くやれないなと思ったんですよね」(岡村)。吉田が「何度観ても新しい発見があると思います。若い世代の方にもたくさん観ていただきたいです!」と語る本作は、東京・オルタナティブシアターにてロングラン上演中。取材・文:中川實穗
2017年10月03日女優の吉田羊、松岡茉優が21日、都内で行われたトヨタホームの新CM発表会に出席した。吉田と松岡が親子を演じているCMの新作。結婚20周年を祝う、家族の団らんを描く。これまで共演歴もあるが、CMでは母と娘という役どころを演じている。松岡は「色んな話を聞いてもらっているし、女優さんとのことも教えてもらっている。親子役で距離が近いCMで、改めて羊さんとの距離が縮まった」とうれしそうに声を弾ませた。吉田は「一度、親子役を演じると娘の感覚になる」といい、「テレビで(松岡を)観るとちゃんとご飯食べているかな、休んでいるかなとメールしてしまう」とにっこり。また「茉優ちゃんは、すごくしっかりしているので母親役の私のほうが撮影現場で助けられていた。気付けば横にピタッと立っていてくれて。懐いてくれているし、懐にスッと入ってくれる」と目を細めた。また松岡は「羊さんの手作りごはんを食べたことある」と明かし、「その日は枝豆スペシャルで、1番美味しかったのは『枝豆コロッケ』。私が着いてから5分くらいでササっと料理を出してくれて。大人の女性はこうでなきゃと思った」と感心。「楽しいお話をしてくれて大好きな先輩です」と語った。明日より全国で放送開始CMのタイトルは「しあわせな無理」。2人にとって幸せな家庭のイメージを聞かれると、松岡は「食事を共にするって友達でも恋人でも素敵なことですけど、食卓で家族で囲むご飯はかけがえのないもの。私もいつか家族で食卓を囲みたい」と結婚願望をポロリ。一方、吉田は「ただいま、おかえり、ありがとう、ごめんねなど、ところどころの挨拶を声に出して言える家族が理想」と話すも、理想の相手は「見つからない」と苦笑した。イベントには歌手のAimer(エメ)も登場し、CM楽曲である「糸」を熱唱した。新CM「しあわせな無理」篇は9月22日より全国で放送開始する。
2017年09月21日『桐島、部活やめるってよ』『美しい星』の吉田大八監督の元に、錦戸亮、木村文乃、北村一輝、松田龍平、市川実日子ら実力派俳優が集う衝撃のヒューマン・サスペンス『羊の木』。釜山、シカゴなど海外の国際映画祭の出品も決定した本作の特報映像が、ついに解禁となった。山上たつひこ×いがらしみきおの巨匠タッグが産み出し、2014年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した漫画を原作とする本作。吉田監督はセンセーショナルな問題作のテーマをそのままに、誰も想像し得ない全く新しい衝撃と希望の結末を作り上げ、国内外から熱い注目を集めている。10月には第53回シカゴ国際映画祭、第22回釜山国際映画祭への正式出品が決定した。このほど解禁された特報は、錦戸さん演じる市役所職員・月末が、さびれた港町・魚深の町にやってきた6人の男女が次々に登場。彼らの移住は、魚深の町が抱える過疎問題を解決するために、元受刑者を受け入れるという“国家の極秘プロジェクト”であることを告げられた月末。さらに、彼らは全員、元殺人犯であるという衝撃の事実が明かされる。木村さんをはじめ、移住者たちに北村さん、優香、市川さん、水澤紳吾、田中泯、そして松田さんと、日本映画界屈指の演技派俳優が顔を揃え、平和な時間が流れる町に圧倒的な異物がやってくる、ただならぬ空気を感じさせる本映像。極限の状況におかれた月末、そして町の人々はどうなってしまうのか?素性の知れない者たちを、人々は信じるのか?疑うのか…?回転するパトランプが不穏な空気を醸し出す特報映像は、必見だ。『羊の木』は2018年2月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月19日女優・吉田羊が主人公の女性刑事を演じる、世界的大ヒットドラマ「コールドケース」の日本版「コールドケース~真実の扉~」の続編制作が決定。「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~ シーズン2」のタイトルで2018年、全10話で放送を予定しているという。「コールドケース」は、2003年から2010年まで全7シーズンにわたってアメリカ・CBSで放送され高視聴率を記録した刑事ドラマシリーズ。製作総指揮には、「CSI:科学捜査班」シリーズなどを手掛けたジェリー・ブラッカイマーが務め、未解決凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描き人気を博した。昨年10月に放送された前作は、舞台をフィラデルフィアから神奈川に移し、吉田さんが神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る主人公の女性刑事・石川百合役を好演。チームメンバーと共に、毎話異なる未解決事件の真相を解明していくストーリー。なお、本作がアメリカ国外で制作されたのはこれが世界初となった。また今回の待望のシーズン2制作決定とともに、主演の吉田さんを始め、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和の豪華共演者の続投も決定。前作同様、監督は波多野貴文が務める。続編決定に吉田さんは、「大好きな作品なので、決まったときはものすごく嬉しかったです。オリジナル版がシーズン7まであるので、このまま続けばいいなという期待を密かに抱いています」と喜び、「シーズン1では百合のパーソナルエピソードが描かれましたが、まだ細かく描かれていない捜査一課チームのエピソードもシーズン2で見られたら嬉しいです」とコメントしている。そして、前作同様、全編4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)で制作し、最新技術とフィルムの併用で、本作の醍醐味である過去と現在をつなぐ世界観を圧倒的な映像美で表現するほか、シーズン2でもオリジナル版同様、未解決事件が起きた当時のヒット曲の使用が予定されている。<キャスト&スタッフコメント>■永山絢斗(高木信次郎役)シーズン2が決まり、とても嬉しかったです。シーズン1の撮影では少し固くなって頭で考えすぎていたところがあり、皆さんの胸を借りていたので、今度はもっと自由に肩の力を抜いて出来たらいいなと思います。■滝藤賢一(立川大輔役)身体を鍛えているのでぜひシャワーシーンを披露したいです(笑)あとボクシングを始めたから格闘技シーンも(笑)■光石研(金子徹役)シーズン1で番宣を収録したとき、緊張しすぎてタイトルを「コールドゲーム」と大声で言ってしまい、もう呼ばれないだろうなと思っていました(笑)5人のメンバーの中に入れて頂き本当に幸せに思っています。そして監督を始めスタッフの皆さんとまた会えるのが楽しみで仕方ないです。■三浦友和(本木秀俊役)シーズン2では、このメンバーひとりひとりの個性がもう少し際立ってくるといいなと思います。あとは時代を表す挿入歌に(シーズン1は洋楽が中心だったので)日本の楽曲ももっと使われると面白いと思います。■波多野貴文監督やっとホームに戻ってきたみたいな感じがしているので、次はシーズン1とは違うまた新しい物をチームみんなで創り上げられればいいなと思っています。シーズン2ではチームのメンバーがどういう人生を歩んできたのかがもう少し見えてくるので、そこも楽しんでいただけたら嬉しいです。「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~ シーズン2」は2018年、WOWOWプライムにて放送予定。「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」Blu-ray&DVDは9月6日(水)より発売。同時DVDレンタル、デジタルセル・レンタル開始。(cinemacafe.net)
2017年09月04日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は歌手の吉田凜音さんです。高校生になって初のワンマンライブを9月に開催します!「りんねラップ」で一躍女子高生ラッパーとして有名に。パワフルな歌声と個性的なファッションセンスが同世代女子から支持されている。「ラップをやったことがなくて、りんねラップが初挑戦でした。押し付けられたものではなく、自分の意思でやりたいことをやるのがポリシー。そんなところをラップにのせて歌っていきたいです」。16歳とは思えない落ち着きようは、プライベートでも。「先日はお風呂カフェに行ってきました。漫画もあって一日中まったり。若い子がする遊びはあまりしないかも(笑)」キープ力が抜群だからライブのときに活躍!エチュードハウスのリップは、プチプラだし全然落ちない!2色愛用中。ぼーっとできる公園が私にとって癒しの場。仕事や友達のことなど、色々なことを考えてます。自然に囲まれるのが好き。かき氷の食べ歩きにハマってます。マンゴーかき氷は新大久保で。氷そのものも好きでよく食べてます(笑)。よしだ・りんね2000年生まれ。Twitterにアップされた「りんねラップ」Music Videoで話題に。8月23日にアルバム『STAYFOOL!!』を発売。※『anan』2017年8月30日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年08月29日最強の美女戦士『ワンダーウーマン』の公開記念イベントに、“霊長類最強女子”のレスリング・吉田沙保里選手と、「おんな城主直虎」で注目を集め、ワンダーウーマンことダイアナの幼少期の日本語版吹き替え声優を務める新井美羽が揃ってワンダーウーマンのコスプレで登場した。全米興行収入は『アナと雪の女王』や『ハリー・ポッター』全シリーズを超える記録を樹立、先日来日したパティ・ジェンキンス監督も女性監督歴代No.1興行収入を獲得している本作。間近に迫った日本公開を前に、8月16日(水)、名古屋で公開記念イベントが開催され、名古屋のシンボルとして知られる“身長”6m10cmの巨大マネキン人形“ナナちゃん”がワンダーウーマンの衣装に身を包み、“世界最大”のワンダーウーマンとなってお披露目。霊長類最強女子としてお馴染みの吉田さんと、天才子役として注目を集める新井さんもワンダーウーマンさながらの衣装で登場した。吉田さんは世界最大のワンダーウーマンとなったナナちゃんを前に、「ナナちゃんと言えば名古屋の人で知らない人はいないので、今日はナナちゃんと同じ衣装を着れて嬉しくて幸せです。やっぱりナナちゃんは大きいので、すごい強そうですね」と圧倒された様子。劇中でガル・ガドット演じる最強の美女戦士ワンダーウーマンとそっくりな赤と青のコスチュームに身を包んだ自身の姿を、「着心地は最高です。霊長類最強と言われていますが、これを着るとさらに強くなった気がします!」と語り、会場を沸かせた。そして、ワンダーウーマンさながらの衣装で登場した新井さんを最強の美女戦士にするべく、「最強の技と言えばタックルですよね。その技を教えるので美羽ちゃんにも強くなってほしいです」と語り、その場で“生タックル”を身振りを交えて伝授!大歓声の中、新井さんも真似をしながら吉田さん直伝のタックルを見事決めると、「いまから戦いたいです!」とすっかり気分はワンダーウーマンに。その姿に会場も大盛り上がりとなった。また、劇中でワンダーウーマン/ダイアナとパイロットのスティーブ(クリス・パイン)が恋に落ち、お互いを支え合う素敵なラブストーリーが描かれていることにちなみ、守ってあげたい、もしくは守られたい男性の存在を聞かれた吉田さんは、「いや~いまはいないですね。これから映画のように二人三脚で歩んで行けるようなパートナーが欲しいです」と回答。「女性では守ってあげたい方はたくさんいますね」と語り、“霊長類最強女子”らしい一面を覗かせた。世界中で大ヒットとなっている本作は老若男女問わずに支持されているが、先日発表された10代が選ぶ「ティーン・チョイス・アワード2017」で、アクション映画作品賞に本作、アクション映画女優賞にガル、同男優賞にクリス・パインが選出されたように、アメリカのティーンたちからはとりわけ絶大な支持を獲得。子どもたちが制服の代わりにワンダーウーマンのコスチュームで登校することに、吉田さんは「日本でもそういう人が増えたら嬉しいですね。私も今日服を着させてもらって本当に強くなったと感じますし、甥っ子や姪っ子にも着させてあげたい」と語り、「一緒にワンダーウーマンを観たいと思います」と、早くも日本でのブームにも期待を寄せた。さらに「すごく強い女性ということもありますが、その中に面白さや感動など色々入り混じっているので、この夏家族で観てほしいです。私ももっともっと強くなりたいなと思わせてくれる映画でした」と、吉田さんをも奮い立たせる強いワンダーウーマンを絶賛。新井さんも「とても強くてかっこ良かったです。映画を観ながら手を叩いて大興奮しました。自分がワンダーウーマンの幼少期の声を演じられると思ったら、とても気合いが入って、収録日の前の日は寝る前にグッと力が入っちゃいました。友達や家族とみんなで一緒に何回でも観たいです」と、可愛らしく感想を語っていた。『ワンダーウーマン』は8月25日(金)より全国にて公開。ナナちゃんのワンダーウーマンコスチューム期間は8月29日(火)まで。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2017年08月16日ガールズバンド、たんこぶちんのメンバー、吉田円佳が13日、東京・渋谷のHMV & BOOKS TOKYOで写真集『吉田円佳写真集 MADOKAと円佳』(発売中 2,750円税抜き 小学館刊)の発売記念イベントを行った。メンバーが佐賀県出身のガールズバンド・たんこぶちんのギター兼ボーカリストを担当している吉田円佳が、初めての写真集を出版。ヒロインを務めた映画『二度めの夏、二度と会えない君』の出演を記念して制作された同写真集は、冬の長野、夏の沖縄で撮影が行われ、露出度の高いセクシーなショットを披露している。初めての写真集を手にしながら「予想していたもよりもすごく良い出来で、素敵なものになってうれしいです」と笑顔を見せ、「普段バンドをやっていますが、その時に撮った写真というよりも、普段着ないような衣装をたくさん着させていただき、いつもの私ではなくまた別の自分を見せられた気がします」と感想を。オファーされた当初は「私なんかで大丈夫かな」と思ったそうだが、「たんこぶちんを知ってもらえる機会だと思って」と決意したという。また、ファンが気になるセクシーなショットについては「普段そんなに露出することもないですし、照れましたね(笑)」と赤面し、「撮影した時が20歳だったので、その時に色んな姿を残せていただいたので、それはそれでありがたかったです」と充実した表情を見せた。ヒロインを務めた映画の話題となり、「いつものライブの現場とは人の数も雰囲気も違って、撮影初日は緊張してどうしようかという感じでしたが、共演者の方が優しく気を遣ってくださり、私もじょじょにその雰囲気に慣れました」と振り返り、「不思議でたまらなかったですね。自分が写っているスクリーンを冷静には見られませんでした。時間が経ったらまたゆっくり見たいと思います」と話した。初めての写真集に映画出演と、ソロ活動として脚光を浴びている彼女だが、今後の目標は「写真集も映画もバンドを知って欲しいからやらせてもらったので、これからもたくさんの人に知ってもらうのが目標です」と意気込んでいた。
2017年08月13日吉田恵輔監督のオリジナル脚本作、相性最悪の兄弟と姉妹を描く映画『犬猿』が、窪田正孝、新井浩文ら出演で2018年2月10日(土)に公開される。兄弟と姉妹の複雑な感情の交錯と抗争劇印刷会社に勤める真面目な弟と、乱暴者でトラブルメーカーの兄。見た目は悪いけど頭がよく勤勉で家業をテキパキ切り盛りする姉と、要領は悪いが容姿と人当りの良さで人気者の妹。この2組の兄弟と姉妹が物語の主人公となる。時を追うごとにそれぞれの思いが交錯し、相性最悪なW犬猿ペアの抗争は次第にエスカレートしていく。窪田正孝&新井浩文が兄弟、江上敬子(ニッチェ)&筧美和子が姉妹に堅実で真面目な営業マンの弟役を演じるのは、『東京喰種』で主演を務めるなど映画・ドラマで活躍する窪田正孝。対する、凶暴でヤクザな兄には『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などにも出演する実力派俳優新井浩文が起用される。また、お笑い芸人ニッチェの江上敬子が、仕事はできるが見た目の悪い姉に、タレント筧美和子が、ルックスは良いが要領の悪い妹に抜擢された。兄弟、姉妹がどのような壮絶ドラマを繰り広げるのか、ますます気になるキャスティングだ。そんな個性的なキャスティングに加えて、健太郎と竹内愛紗のふたりもカメオ出演。2人は、劇中の、甘酸っぱい恋心を描いたキラキラ青春映画に登場する高校生カップルとして登場する。鬼才・吉田恵輔監督4年ぶりのオリジナル脚本作脚本・監督を務めるのは、『さんかく』『ばしゃ馬さんとビッグマウス』などのオリジナル脚本作で話題を集め、人気コミック『ヒメアノ~ル』の映画化で独自の切り口で心の闇を描き出した日本映画界の鬼才・吉田恵輔。ヒューマンコメディの名手とも言われる彼が、4年ぶりの脚本となる『犬猿』でテーマにする「兄弟」「姉妹」。似てないようでそっくりだったり、ああはなりたくないと辟易するのに、時に羨ましく思ってしまったりと、身近な存在だからこその複雑な感情、関係性を吉田独特の、笑いと哀愁の絶妙なバランスで描き上げる。『犬猿』公開記念、吉田監督過去作品を特集上映『犬猿』公開を記念して、吉田恵輔監督の過去のオリジナル作品である『さんかく』『ばしゃ馬さんとビッグマウス』を特集上映。2018年1月20日(土)から1月26日(金)まで、キネカ大森で、名画座2本立てにて上映される。初日の1月20日(土)には、吉田監督のトークショーも行われる。ストーリー印刷会社に勤める真面目な弟とは対照的に乱暴者でトラブルメーカーの兄。見た目は悪いけど頭がよく勤勉で家業の印刷所をテキパキ切り盛りするブスな姉と、要領は悪いがその容姿と人当りの良さで人気者の妹。この二組の兄弟・姉妹の関係に、あるとき変化が訪れる。それぞれ の思いが交錯し、相性最悪なW犬猿ペアの抗争は次第にエスカレートしていく。【作品紹介】『犬猿』公開時期:2018年2月10日(土)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー脚本・監督:吉田恵輔出演:窪田正孝 新井浩文 江上敬子(ニッチェ) 筧美和子配給:東京テアトル※吉田恵輔の「吉」はつちよし。■『犬猿』公開記念!名画座・吉田恵輔監督特集日程:2018年1月20日(土)~1月26日(金)上映スケジュール:『さんかく』12:45/17:00、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』14:40/18:55場所:キネカ大森住所:東京都品川区南大井6-27-25 西友大森店5階TEL:03-3762-6000料金:名画座特別料金 一般 1,300円/シニア 1,100円/学生 1,000円/キネカード 1000円 ※ラスト1本割引適用 900円(キネカード 500円)販売方法:『さんかく』17:00の回より入場する場合、15:00~整理券付にて発売開始『ばしゃ馬さんとビッグマウス』18:55の回より入場する場合17:20~整理券付にて発売開始※『さんかく』17:00の回が満席となった場合、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』18:55 の回からのチケット販売はなし。・しゃべれ場!?トークショウ日時:2018年1月20日(土)登壇者:吉田恵輔監督、松崎まこと(MC)ⓒ2018『犬猿』製作委員会
2017年08月07日人気コミック「ヒメアノ~ル」を映画化した日本映画界の鬼才・吉田恵輔監督が、実に4年ぶりのオリジナル脚本で描き出す映画『犬猿』が来年2月に公開されることが決定。今回のテーマは「兄弟」「姉妹」。兄弟役に窪田正孝と新井浩文、姉妹役を江上敬子(「ニッチェ」)と筧美和子が演じることも分かった。印刷会社に勤める真面目な弟とは対照的に乱暴者でトラブルメーカーの兄。見た目は悪いけど頭がよく勤勉で家業の印刷所をテキパキ切り盛りするブスな姉と、要領は悪いがその容姿と人当りの良さで人気者の妹。この2組の兄弟・姉妹の関係に、あるとき変化が訪れる。それぞれの思いが交錯し、相性最悪なW犬猿ペアの抗争は次第にエスカレートしていく――。かねてより、ヒューマンコメディーの名手として定評のある吉田監督が今回描き出した物語のテーマは、「兄弟」「姉妹」。一番近くで自分を見てきた最大の理解者だが、色々知られているからうっとおしい。似てないようで、どこかそっくり。あんな風にはなりたくない…でも、時には羨ましく思ったり。自分では悪口を言うけど、他人に言われると妙にムカついたり。羨望、嫉妬、近親憎悪…。身近な存在に抱いた複雑な感情を、持ち味とも言うべき笑いとペーソスの絶妙なバランスの中に思いっきり注ぎ込み、リアルな人間ドラマとして吉田流に描き上げる!そんな「兄弟」のマジメで気の優しい等身大のサラリーマンの弟・金山和成を演じるのは、「THE LAST COP/ラストコップ」シリーズや『東京喰種トーキョーグール』に出演し、現在放送中の主演ドラマ「僕たちがやりました」では高校生役を熱演している人気俳優の窪田さん。対して乱暴者でトラブルメーカーの兄・金山卓司役に、数々の作品で多彩な役柄を魅力的に演じてきた実力派俳優の新井さんが演じる。また、個性的なキャラクターで人気の女性お笑い芸人の江上さんと、グラビア誌からバラエティ番組に至るまでマルチな活躍が注目されている女性タレントの筧さんが姉妹、幾野由利亜と真子役を熱演する。窪田さんは、「吉田監督の演出はとても魅力的で日常に起こり得る、心情の静かなトーンやダークな色合いを引き出してもらい、気付けばご本人の人柄に惹かれていました」と魅力を語り、「人間って何なんだろう。なんで兄弟なんだろう。なんで家族なんだろう。なんであの人は…。誰しも色んな場面で不公平と思う瞬間が沢山あるかと思います。見え隠れする心情がこの犬猿という映画につまっていると思います。今回参加させていただき大変光栄でしたし、貴重な経験をさせていただきました」とコメント。一方、新井さんはひと言「窪田君とうちが兄弟にみえるのか。それだけが心配です」と不安を口に。そして、台本を読み進めていくにつれ、自身の役に感情移入してしまい、引くくらい泣いてしまったと明かす江上さんは、「初めてしっかり挑んだ映画が犬猿で良かったですし、演じた役が由利亜で良かった!それは間違いなく言えます。コントの演技で培った顔芸は封印し(のつもりですが…)、女優になった私の演技をぜひ見ていただきたいです」とアピール。脚本を読んで、不思議なほどに自分と役とが重なる感覚があったと言う筧さんは、「兄弟という関係を通じて、ひとりひとりが抱えている葛藤や弱さや思いがすごくリアルで人間味溢れる登場人物それぞれが愛おしかったです。こんなにも素敵な映画で大切な役を任せて頂けたこと、憧れの監督や役者さんとご一緒させて頂けること、すべてチャンスだと思って役と一緒に自分も成長していく気持ちで一生懸命やらせて頂きました」とコメントしている。凶暴でヤクザな兄vsクソマジメな弟、仕事はできるがブスの姉vsルックスは良いけどおバカな妹。このキャストたちが演じることで、一体どんな化学反応が巻き起こるのか、期待せずにはいられない。『犬猿』は2018年2月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年08月04日東京・恵比寿で開かれた「明治プロビオヨーグルトR-1」新CM発表会に、レスリング女子の吉田沙保里さんと俳優の大森南朋さんが参加!なんと、吉田さんが純白のウェディングドレス姿を初披露されました!!新CM発表会、スタート!イベント会場は、恵比寿のウェスティンホテル東京。結婚式でも人気の高いおしゃれなホテルで、まさに結婚会見さながらのイベントがはじまります。今回新しく作られた「明治プロビオヨーグルトR-1」のCMでは、吉田沙保里さんと大森南朋さんが体調管理を第一に考える新婚夫婦を演じています。このCMシリーズの第一弾、“体調第一家族” 登場篇は二人の結婚式シーンからはじまるということで、今回のイベントでも吉田さんがウェディングドレス姿を見せてくれるそうです。こちらはイベント会場の入口。ウェルカムボード風の写真も用意され、本物の披露宴みたいな雰囲気です。新郎新婦の登場!大勢の報道陣が待ち構えるなか、いよいよイベントのスタートです。まず、新郎役の大森南朋さんが登場。優しい笑顔がステキ♡そして、バージンロード風のレッドカーペットに吉田さんが現れました! 純白のウェディングドレス姿、かわいいです!新郎にエスコートされ、二人でご挨拶のあと高砂席に着席されました。金屏風の前に座った吉田さんは、「夢だったドレスを着ることができ、とてもうれしいです!」と興奮ぎみ。大森さんも新婦のドレス姿に「大変キレイです」と終始にこやか。時折見つめ合うので、本当に結婚会見みたいです。イベントは、まず新CMの初披露からスタート。美しいチャペルで式を挙げる二人の様子や新婚家庭の映像が流れました。このコマーシャルは、吉田さん演じる“さおりん”が夫や家族の健康を気づかう女性を演じていくシリーズで、7月25日から全国で放映がはじまっています。続いては、指輪のお披露目。吉田さんが「夢だった」と語る左手薬指の指輪を見せてのフォトセッションが行われました。さらに、CMで共演された舅役の志賀廣太郎さんと姑役の木野花さん、レスリングの栄和人監督と登坂絵莉選手によるお祝いメッセージ映像まで流れました。ものすごい凝った演出です。本当に、吉田さんの結婚披露宴に出席している気分になってきました。最後は、明治プロビオヨーグルトR-1で乾杯をして、披露宴風セレモニーが終了しました。今回、コマーシャルの撮影やイベントで初の純白ウェディングドレスを着た吉田さん。MCから「自分の結婚式より前にウェディングドレス姿を見せてしまうと、結婚が遠のくというジンクスがありますが…」とふられると、実はドレスを着たのは今回がはじめてではなかったと告白。吉田さん監督の結婚式に出たとき、監督の奥様が着たドレスを私も着てしまったんです!式が終わった後に「着たい!」と言って着せてもらって…。それは赤いドレスでしたけど、今回は純白で。私、2回も着ちゃっているのでヤバいかもしれないです! でも、がんばります!また、CMでは大森さんが吉田さんを “お姫様だっこ” する場面が出てきます。そのときの感想を聞かれた大森さんは、「かわいらしくて……軽かったですよ」とコメント。吉田さんも、「いつもは持ち上げるほうなんで、持ち上げられてうれしかったです!」と笑顔で答えていました。最後に、メッセージ!大森さん今日は多くの方にお集まりいただき、ありがとうございました!明治プロビオヨーグルトR-1をよろしくお願いします。吉田さん未熟な二人ですが、支え合って “体調第一家族” をつくっていきたいです。この家族を、R-1をよろしくお願いします。最後まで “夫婦” を演じ、サービス精神たっぷりのお二人でした。“体調第一家族” の新CMはすでに放映がはじまっています。本物のチャペルで撮影された結婚式の様子や、初々しい吉田さんの新妻姿もぜひチェックしてみてくださいね。以上、明治プロビオヨーグルトR-1イベントレポートでした!Information
2017年07月25日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の吉田志織さんです。夢のハリウッド女優に向かって猪突猛進するパワフルガール!「ハリウッド女優になりたいんです」と、目を輝かせて語る吉田さん。夢を叶えるため、北海道から上京してきた。「地元の居酒屋でアルバイトをしているとき、ふと、『私、何をしたいんだろう?』と思ったんです。その日のうちに居酒屋を辞めて、母に夢を話して、翌日には東京行きの飛行機に乗っていました」。まさに思い立ったが吉日。目指す女優像は?「ハリウッドを目指すからには、闇を抱えた役からアクションまでできる女優になりたいです。今20歳なので、あと4年でハリウッドに行きたい!」吉田拓郎さんに憧れてギターを始めました。大好きなハナレグミの「家族の風景」を2日間でマスターしました!並んでも食べたい地元、札幌の名店!『suage+(すあげプラス)』のスープカレーは、日本一の美味しさです!ハリウッド進出に向け英語を猛勉強中です。独学に加え、ネイティブの先生と英語で話すレッスンを受けています。よしだ・しおり1997年生まれ。フジテレビ系ドラマ『クズの本懐』でデビュー。下着姿の体当たりな演技が話題に。7月22日公開の『心が叫びたがってるんだ。』で映画初出演を果たす。※『anan』2017年7月26日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年07月25日