COCOON PRODUCTION 2022『ツダマンの世界』に出演する、吉田羊さんにお話を伺いました。吉田羊さんが松尾スズキ作品と出合ったのは、’12年の舞台『ふくすけ』だそう。エロもグロも毒も笑いも、そしてその奥に潜む切なさや美しさも、まとめてごった煮にしたような独特の世界観に、「最初は正直、よくわからなかった」と吐露する。「ただ、なんだかすごいものを観たという感覚だけはありました。しかも、観終わった後もずっと何かを問いかけられているような余韻があって。その後、さまざまな作品を拝見するうちに、弱さとか本音を必死に取り繕って生きる人間の滑稽さみたいなものをユーモアで包んで笑い飛ばして、寄り添ってくれるようなところが松尾作品の魅力なのかなと思うようになりました。ダメなところがあるのはみんな同じだよね、だから許そうよ、君も不完全でいいんだよって言ってもらえているような、そんな優しさを感じたんです」そこから「いつか自分もこの舞台に」と憧れていたそう。念願叶った舞台『ツダマンの世界』は、昭和初期から戦後の日本を舞台に、阿部サダヲさん演じる小説家・ツダマン(津田万治)を軸に描かれる愛憎劇。そこで吉田さんが演じるのは、ツダマンと再婚する戦争未亡人、数。「今回すごく演劇的な作品になっていると思います。舞台転換もですし、ひとりの俳優が2役、3役と演じ、ド派手な音楽の中で非現実的な展開が繰り広げられていて、まさに舞台でしか見られない世界。でもその一方で、これまで時間や場所などを限定しない世界で描いてきた松尾さんが初めてだとおっしゃるように、リアルな時代背景で描かれている作品でもあるんですね。命の危険と隣り合わせの戦時下にあっても愛憎にまみれ、嫉妬とプライドに身をやつす人間の愚かさみたいなものも笑いに変えて描いていくところに、松尾さんらしさも感じられます」じつは台本を手にするより前、あらすじを読んだ段階で、吉田さんは思わず泣いてしまったのだとか。「物語終盤、数さんがそれまで溜め込んでいた気持ちを吐き出すセリフがあるんですけれど、自分と重ねてしまい胸がキュッとしてしまったんです。数さんは、無学な自分に引け目を感じつつも小説家の妻としてふさわしくあろうとする女性なんですが、私自身も自己肯定感が低い中で自己研鑽の日々を送っているので、どこか身につまされたんだと思います。最初お話をいただいたときは、松尾さんの世界を果たして自分がどれくらい理解できるかと心配していましたが、もしかしたら自分だからこそできる数さんがあるかもしれない、と思えるようになりました」実際に松尾演出を受けてみて感じるのは、その繊細さだという。「最初に驚いたのは、アドリブのように見えていた部分が、ほとんど台本通りだったことでした。むしろ、受けの芝居を細やかに積み重ねていかれるという印象で。しかも、ちょっとした間や、言葉のニュアンスにこだわられていて、そこの些細な音の違いで、見え方や感じ方が一気に変わるんです。その演出を受けて、黙って隣に座っていた俳優さんが途端に生き生きして見えてくる瞬間があって、本当にすごいなと」かつて吉田さんが松尾さんの手がけたコント番組に出演した際には、台本に書かれた「あ゛」というセリフの発音に対し、すごく熱心に演技指導を受けた経験が。笑いを交えながらも、なんだか妙に心の深い部分に刺さる松尾作品の魅力は、そんな小さなこだわりが積み重なって生まれてくるものなのかもしれない。「世の中に、感情を理路整然と話せる人って少ないですよね。でも、しっちゃかめっちゃかになりながらも、自分なりの言葉を尽くして想いを必死に伝えようとする人の姿には、心を打たれるものがあります。松尾さんの作品には、何かそれに似た美しさを感じるんです」COCOON PRODUCTION 2022『ツダマンの世界』地味に小説を書き続け、中年にさしかかった頃、新作が文壇最高峰の賞の候補となった万治(阿部)は、幼馴染みの勧めにより戦争未亡人の数(吉田)と結婚する。豪商の息子・葉蔵(間宮)は弟子になりたいと押しかけてきて…。11月23日(水)~12月18日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出/松尾スズキ出演/阿部サダヲ、間宮祥太朗、江口のりこ、村杉蝉之介、笠松はる、見上愛、町田水城、井上尚、青山祥子、中井千聖、八木光太郎、橋本隆佑、河井克夫、皆川猿時、吉田羊S席1万1000円A席9000円コクーンシート5500円Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~18:00)京都公演あり。よしだ・よう福岡県出身。小劇場で演劇活動をスタートし、ドラマ『HERO』などで注目を集める。最近の主な出演作に、ドラマ『きれいのくに』、舞台『ザ・ウェルキン』など。出演映画『マイ・ブロークン・マリコ』が現在公開中。ニット¥63,800スカート¥85,800(共にケイタマルヤマ TEL:03・3406・1935)リング、右手人さし指¥165,000右手薬指¥99,000左手¥264,000ピアス¥319,000(以上グリンビジューInstagram:@gren_jewelry_official)※『anan』2022年11月30日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・石井あすかヘア&メイク・赤松絵利(ESPER)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年11月29日最先端の量子テクノロジーやスピリチュアル高次元エネルギーヒーリングなどの解説でパイオニアの吉田一敏氏が所長を務める吉田統合研究所では、ヒーリングウェーブやバイオヒーラーといった人気商品の大ヒットを生み出した吉田一敏氏の新刊本「銀河時代を覚醒エクスタシーの中で生きる!(Voice出版 2022年10月20日(木)より発売)」を記念して新刊本記念プレイベントを2022年10月15日(土)に開催し、大盛況のうちに幕を閉じました。10月15日 新刊本記念プレイベント2022年から覚醒ジャパンサプライズとして毎月開催されてきた特別講演には、全国から周波数領域の解説や吉田一敏氏のトークショー、講演に関心がある30代~80代迄の150名~200名もの方々が毎回満席状態で開催され関心の高さを伺わせます。また吉田一敏氏は、平日や休日問わず講演を開催する人気ぶりを伺わせ、最新のヒーリングウェーブの周波数技術を知りたい来場者や、宇宙的なトークショーや講演会にて異次元の解説を間近で聞きたい方が着実に増えているように見受けられます。最新の新刊本を発売する事で、2023年までの講演会やトークショーにおいて全国からの声が絶えない人気の理由が【覚醒エクスタシー】というスピリチュアリティを吉田一敏氏が自身の波動で体現しているようにも思えます。また、音楽Producer人気YouTuberのJOSTARジョウスターとのゲストコラボとなっている新刊本は、世界情勢や開催イベントでのオフトークや様々な裏話も書かれています。新刊本の本開催イベントは11月3日(木・祝)に開催し、また定期イベント【癒しの輪】は11月12日(土)に開催します。多数のヒーリング関係者やスピリチュアルヒーラーがブースを出店予定です。多くの賑わいを見せた2022年の1年となり吉田統合研究所の飛躍は止まらない。 【銀河時代を覚醒エクスタシーの中で生きる!】第1章 楽しむためだけにここ(宇宙)へ来た!●あなたは、楽しんでいますか?●義務なしの人生●宇宙は絶対に間違わない●スピリチュアルとは楽しむ能力●幸せな人は引き寄せない●本物のスピリチュアルの認め方第2章 宇宙波動をウクライナから世界へ広げる!●ウクライナでエクスタシーを語る●ウクライナ闇の総本山との出会い●トイレで宇宙波動を注入●自然と人間のテロを潜り抜ける●ウクライナのポルタバでの神秘現象●ウクライナと世界の平和は周波数共鳴で!第3章 私でない「私」は私?●努力や心配不要のエクスタシー●瞬間ごとのビックバン●プルシャは、「私」になりたかった●「私」の何がいけないの?●ワンピースを買いに?●引き寄せの法則は、誰の引き寄せ?●私の視線は誰のもの?●先回りされて、至福!第4章 ありのままで完璧!●「必要性」の不必要性●努力が要らない2つの理由とは?●何も失われない宇宙●ゼロポイントは、ありのまま●「ありのままで完璧」とは?●高次宇宙人と子どもはお友達?第5章 「あなた」がやった時空とパラレルのつくり方●宇宙創造とフリーフォーカス●時空ゼロの証明●時空イリュージョンを超越する●光のあなたは全空間●プルシャの創造は、テトラヒドロンとマカバから●マカバちゃん!元気?●アカシックとパラレルの関係は?第6章 宇宙ぜんぶを創っているあなたって何?●エクスタシーが自然の状態?●「私」の苗床(なえどこ)地球●金星のUFOのボッティチェッリ●自然災害と人工地震の違いは?●言霊でパラレルを飛ぶ(光明思想の徹底)●あなた自体がマトリックス?●銀河連合はあなたの内にある!●ヒプノセラピーとパラレルワールド――闇に直面する必要なし●過去生と輪廻がない自由●「境域の守護神」に、ど~ぞ~!●究極の難事「全托」の超越第7章 完璧な毎瞬は完璧に自由●お金がないのは、ただお金がないだけ――因縁因果説の崩壊●明日17歳のアナスタージアになる!?●人生を楽しむ理由とは?●「宇宙保険」に入りましょう!●不変の真理「ポッ!と出のねーちゃん」とは?●何1つ変える必要がない自由●プラクリティ体験の出現しかない●やりたいことが、やりたいことを、やるにまかせよ!●知っているから、好奇心を持つ●好奇心による絶対的な遊び●後ろの正面、だーれもいない?●コントロールしない宇宙は、めくるめく美第8章 過去も未来も済んでおり、あなたは完璧に解放されている●アセンションしないと怒られる?●今までのすべてがそれでよし!じゃ未来は?●過去と未来はイコール●いつでもない、どこでもない、誰でもない、とんでもない●記憶がなければ地上天国?●憶えていないエクスタシー●「ローカル私アトラクション」って何?●原因と結果がない自由とは?第9章 虚空の海とエクスタシーと自由意志そのものがプルシャ!●「意味」のすべてを落とすとどうなるの?●虚空の海 ∞=0●何でも出来る光は、プルシャからくる光●記憶できないエクスタシー第10章 大宇宙のドラマチック芸術=地球を完成する!●闇を超越する地球芸術●光の使者であるピアニスト、ニレジハージ●劇的なアトラクション=地球で、一発逆転ホームランを!<対談>~ウクライナ問題から次世代のインターネットまで、世界の“今”を白熱トーク!~マトリックスの中で遊びながら、パラレルを飛び交う時代が到来!=スペシャル対談収録 ゲストJOSTAR=●ウクライナのエキスパートとして「ロシア―ウクライナ問題」をどう見るか●紛争が長引くことで、世界中から「祈り」が集まる●世界を動かすのはディープステイトではなく“祈る人”●宇宙自体がフリーエネルギーから成っている●次世代の高次元インターネットが地球を変える●コラボを通して新しい発見を届けたい!動画URL: 詳細URL: JOSTAR公式サイトSpecial content - JO☆STAR 吉田統合研究所 新刊本リリース10月22日(土)銀河時代を覚醒エクスタシーの中で生きる!地球での人生を自由自在に遊びつくすために Amazonにて予約開始!! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月21日「どんな瞬間にも溶け込む 誰からも愛される瞳へ」をコンセプトに展開するカラーコンタクトレンズブランド『feliamo(フェリアモ)』が、新色レンズ2色を10月6日(木)より発売。 早速、気になるラインナップをチェックしてみましょう。キーワードは「大人盛れ」×「透明感」出典: PRTIMES女優・白石麻衣さんがイメージモデルを務めるカラコン『feliamo』。今回登場したのは、ふんわりダークブラウン「Affogato(アフォガート)」とうるつやニュアンスカラー「Coffee Jelly(コーヒーゼリー)」の2色。これまでのラインナップよりもふんわりとしたデザインが特徴だそう。新色発売記念ノベルティキャンペーン実施!出典: PRTIMES2年ぶりの新色発売を記念したノベルティキャンペーンの内容をご紹介!『feliamo』シリーズいずれか1箱購入ごとに、白石麻衣さんオリジナルクリアファイルが1枚もらえます。クリアファイルは全6種展開。持ち運びしやすいA5サイズが嬉しいですね!【実施期間】2022年10月6日(木)~※数量限定、無くなり次第終了※新色を含む『feliamo』シリーズのカラーコンタクト全色が対象※feliamo Clearシリーズは対象外※度数は自由に選択可能※クリアファイルのデザインは選択不可※店舗により条件が異なる場合あり*商品概要feliamo(フェリアモ)【価格】1,760円 税込(10枚入り)【カラー】全12色【レンズ】BC8.6㎜ DIA14.2/14.5㎜UVカット【含水率】55%【使用期間】終日装用、一日交換【度数】±0.00D(度なし)、 -0.50D~-6.00D(0.25D刻み)、 -6.50D~-10.00D(0.50D刻み)"
2022年10月03日元AKB48でタレントの大島麻衣が、4日配信のABEMA『チャンスの時間』(毎週日曜23:00~)に出演し、グラビア撮影での恐怖体験を語った。4日の配信では、進行役を務めるABEMA西澤由夏アナウンサーが、人気青年漫画雑誌の表紙・巻頭グラビアが決定したことを記念し、グラビアの先輩である大島、グラビアアイドルの手島優、清水あいりらが登場。実際にあったグラビア撮影での恐怖体験を“ほんとにあった怖い話風”のVTRで紹介する企画「ほんとにあったグラビア怖い話」を行なった。大島は、21歳のときにグラビア撮影の現場で体験したという出来事を紹介。撮影中、カメラマンから「俺のこと彼氏だと思ってくれていいよ」と言われ、カメラマンも大島を下の名前で呼んだりと馴れ馴れしい態度に。その後、カメラマンの言動は次第にエスカレートしていき、ありえない発言を連発したり突然激怒したりといった異様さから、この体験以来、“彼氏ヅラして疑似恋愛をしようとするカメラマン”には注意していると告白し、VTRを締めくくった。大島の体験談に大悟は、「怖いというかキツい」とバッサリ。グラビアファンを公言するゲストのラッパー・呂布カルマも「あるやろうなとは思ってたんですけど、本当にあるって聞くと嫌だな」という素直な感想で笑いを誘った。
2022年09月06日2022年6月24日、シンガーソングライターの吉田拓郎さんがテレビ出演から引退する意向であることが分かりました。吉田さんが最後に出演するのは、同年7月25日に放送される音楽バラエティー番組『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(フジテレビ系)です。吉田拓郎、最後のテレビ出演!豪華メンバーが集結『LOVE LOVE あいしてる』は1996~2001年まで、吉田さんと、アイドルデュオ『KinKi Kids』の堂本剛さん、堂本光一さんの3人がMCを務め、人気を博していた音楽バラエティー番組。タレントの篠原ともえさんのほか、バンド『THE ALFEE』の坂崎幸之助さんなどがレギュラーメンバーとして出演していました。同番組の公式ウェブサイトによると、レギュラーメンバーのほか、吉田さんが「最後に会いたい」とオファーした豪華ゲストが出演するそうです。また番組内では、今回のために『KinKi Kids』と吉田さんが合作に挑んだ楽曲『Sayonara あいしてる』が披露されるとのこと。楽曲のリハーサルを終えた吉田さんは「有終の美を飾れそうで、とても幸せ」と語りました。リハーサルを終えた剛は「久しぶりにこのメンバーで過ごして『LOVELOVE~』をもう一度やりたいと思うくらいめちゃくちゃ楽しい」と興奮。光一は特番放送や楽曲制作を実現した大御所の行動力に「昔も今も変わらないエネルギーがすてき」と感服した。吉田はキンキとの〝ラストステージ〟に向けて「すてきな有終の美を飾れそうで、とても幸せ」と2人に感謝した。サンケイスポーツーより引用ちなみに、吉田さんは同月29日にラストアルバム『ah-面白かった』をリリース予定。同アルバムは、吉田さんが1970年にデビューして以来、52年間のアーティスト活動にピリオドを打つ、最後のアルバムです。アーティスト活動の終了に次ぎ、テレビ出演からの引退も発表され、ファンからは悲しみや感謝の声が上がりました。・同じ時代に生き、吉田さんの音楽とともに青春が送れたことを心から幸せだと思います。コンサートに参加したこと、一生の思い出です。・日本初の単独全国ツアーや、オールナイト野外コンサートなど、さまざまな功績を残したこと、本当に尊敬します。・『LOVE LOVE あいしてる』、一番好きな番組です。出演者のみんなが心から楽しんでいると伝わってくるから。最終回、楽しみ!・吉田さんはフォークソングの神様だと思っています。引退は残念だけど、プロだからこその決断なんだろうね。さびしいな。シンガーソングライターとして、音楽業界に大きな影響を与えた吉田さん。彼の、最後のテレビ出演をその目に焼き付けてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年06月25日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回は、ananフェムケア委員会のわたなべ麻衣さんをフィーチャー。生理期間中の前向きな過ごし方について、改めて考えます。3年前にタレントのJOYさんと結婚をしたわたなべさん。女性特有の不調をパートナーとどのように共有しているかを中心に、お話を伺いました。もっとオープンに話せる環境が整えばいいなと思う。生理痛が重く、出産前は薬を飲まないと起き上がることもできなかったというわたなべさん。実は出産後に大きな変化があったそう。「出産前と比べると、生理はだいぶ軽くなったんです。以前は生理に対して気持ち的に構える部分があったのですが、今の方が全然ラク。ただ眠気は変わらずあって、何もやる気が出ない感じになるのは、生理前のことが多いです。そういう時も娘と一緒に寝られるタイミングがあれば仮眠をとったり、夕食をサクッと終わらせて睡眠時間に費やしたり、自分なりに工夫しています」フェムケア委員4人の座談会で話題になったのが、生理時の男性の振る舞いについて。わたなべさんは夫であるJOYさんに、生理期間の状態を全部言葉で伝えているとか。「生理が辛い時、男性に対して“もっとこうしてほしいのに”と思っても伝わらないのは当然だと思うんです。だって男性は生理を経験したことがないから、女性が今どういう状態で、どんな気持ちでというのは分からないですよね。それに対して“分かってくれない…”とイライラするのって損な気がして、私は全部JOYくんに言葉で伝えていました。“生理でお腹がこういう感じで痛い”“薬を飲まないとしんどい”“いつもより眠いから、今日はゆっくり過ごしたい”とか。何でも口に出して伝えることで相手も理解してくれて、そのうえで行動してくれると思うので。私の体感では少しオーバーに伝えるくらいで、やっと動いてくれる感じでした。だから男性に変わってほしい、感じ取ってほしいではなくて、女性側から伝えていくことがまずは大事だと思います。男性が急所を蹴られてどれだけ痛くても、私たちは想像できないじゃないですか(笑)。生理がしんどい人はパートナーには具体的にどういう状態か伝えるとよりいいと思うんですけど、例えば職場の人には“女の子の日なんです”とざっくり伝えるだけでも周りの態度は変わってくるはず。昔に比べると、生理について話しやすくなりましたしね」JOYさんと出会う前は、元々結婚願望がなかったというわたなべさん。心境の変化や、実際に結婚や出産を経験した今感じていることを最後に聞いてみました。「若い頃は何歳で結婚して、何歳で子供を産んで…みたいな漠然とした理想はありましたが、年齢を重ねるにつれて、“私、結婚したくないかもしれない”と思うようになったんです。結婚願望もないし、憧れもなかったのが一人との出会いで変わったので、自分の思い描いていた未来も何かのきっかけで変わってしまうこともあるんだなって。だから結婚についても、人生についても、頑なに考えすぎなくてもいいのかな。あとは周囲と比べないことですよね。どんどん友達が結婚して焦って、“私も同じようにしなきゃ”と思い始めるのって違う気がする。自分は自分だから。最終的にどんな人生の選択をするかは自分次第だけど、もし子供が欲しいという気持ちがあるのであれば、出産について何となくでも情報を頭に入れておくと動き方も変わってくると思います。出産してより実感したのですが、女性の体って本当にすごいんです!体についても、結婚・出産についても、悩んでることって結構みんな同じだったりするから、もっとオープンに話せる環境ができたらいいですよね」わたなべさんオススメのケアアイテムSHIGETA PARIS「ラヴェンダーファイン」ナプキンに1滴で生理中もストレスフリー。顔や体に直接つけることができる100%ピュアなエッセンシャルオイル。生理中にナプキンのこもったニオイが苦手だったわたなべさんは、このオイルを1滴垂らしているとか。傷やニキビなどの肌トラブルはもちろん、快眠効果もあるので出産後の病院でも愛用していたそう。5ml¥2,420(シゲタ)わたなべ・まい1989年9月23日生まれ、広島県出身。2019年にタレントのJOYさんと結婚、翌年10月に第1子となる女の子を出産。雑誌や広告などでモデルとして活躍するほか、朝の情報番組『ZIP!』リポーターも務める。ワンピース¥15,400(ガールズソサエティ)パーカ¥7,990(ギャップ新宿フラッグス店 TEL:03・5360・7800)イヤリング¥27,500リング¥93,500(共にエナソルーナ)※『anan』2022年6月22日号より。写真・女鹿成二スタイリスト・石川美久ヘア&メイク・YUZUKO取材、文・広田香奈(by anan編集部)
2022年06月21日倉木麻衣のシンフォニック・コンサート【billboard classics Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2022】(主催:ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク〔阪急阪神ホールディングスグループ〕本社:大阪市福島区、代表取締役:清水 奨))の初日公演が、6月19日(日)に東京国際フォーラム ホールAで開催された。2019年以来3年ぶり、通算6回目となる倉木麻衣とフルオーケストラの共演による本公演。その幕開けを飾るこの日、音楽監督・指揮には、2012年のシンフォニック公演初回から音楽監督として楽曲のオーケストラアレンジと指揮を担当してきた藤原いくろう、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団、ゲストピアニストに榊原大を迎え、華やかに舞台を彩った。オープニングでは、プリンセスのような可憐なドレスに身を包んだ倉木が登場。「Secret of my heart」「冷たい海」「always」「渡月橋 ~君 想ふ~」といったヒットナンバーに加え、最新アルバム『unconditional LO(※1)VE』からの新曲「Sea wind」など、新旧を交えた楽曲が披露される。麗しい歌声と、オーケストラの優美な調べが織り成す目映い世界観に心が洗われるようだ。ピアニスト・榊原大が奏でる鍵盤の繊細な響きも、倉木麻衣の清らかなボーカルを際立たせる。さらに会場では光り輝くペンライトの演出もあり、楽曲の雰囲気に合わせた様々な色調で場内が一体となった。また会場ロビーでは、過去のシンフォニック・コンサートで実際に着用した衣裳を展示。初日の東京では、2019年のbillboard classics公演で使用したドレスがディスプレイされた。深い海と波を思わせるエメラルドブルーと白のグラデーションカラー、トップス部分にあしらわれたクリスタルの輝きが鮮やかで、オーケストラ公演ならではの衣裳の絢爛豪華さに、ファンたちも目を奪われているようだった。なお、各会場ごとに異なるドレスを展示予定なので、これから行われる2公演でどんな衣裳が見られるのか、楽しみにしたい。今後は、シンフォニック・コンサートとしては自身初の開催となる名古屋、京都での公演を控え、各地の名門オーケストラであるセントラル愛知交響楽団(名古屋)、京都フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ(京都)との初共演にも期待が高まる。そして本公演は、倉木にとって今年最初で最後のコンサートになることも公式Twitterで発表されている。豪華オーケストラの演奏とともに、倉木麻衣の歌唱を生で体感できる貴重なチャンスであり、見逃せないステージとなりそうだ。Text:水白 京Photo:達川 範一◎公演情報billboard classics Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2022■開催日時・会場:【東京】2022年6月19日(日)16:00開場、17:00開演 東京国際フォーラム ホールA ※終演【名古屋】2022年6月24日(金)17:30開場、18:30開演 愛知県芸術劇場 大ホール【京都】2022年7月1日(金)17:30開場、18:30開演 ロームシアター京都 メインホール■ソリスト:倉木麻衣■音楽監督&指揮:藤原いくろう■ピアノ:榊原大■管弦楽:【東京】東京フィルハーモニー交響楽団【名古屋】セントラル愛知交響楽団【京都】京都フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ■主催・企画制作:ビルボードジャパン(阪神コンテンツリンク)■協力:ハワイ州観光局■後援:米国ビルボード、【東京】TOKYO FM、【愛知】FM AICHI、【京都】FM COCOLO■チケット価格:9,800円(税込・全席指定・特製プログラム付き)※未就学児入場不可※収容率は政府の方針、感染状況等により判断いたします。※チケット購入の際は必ず、下記ページに掲載している注意事項をご確認の上、チケットをお求め下さい。■お客様へのお願いと感染予防対策について: ■公演オフィシャルサイト: ■倉木麻衣オフィシャルサイト: ■公演に関するお問合せ【名古屋】キョードー東海 052-972-7466 (12:00~18:00/土10:00~13:00/日・祝休)【京都】キョードーインフォメーション 0570-200-888 (11:00~16:00/日・祝休)(※1)Oはハートの特殊記号ビルボードジャパン リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月21日女優の白石麻衣が出演する、MIKIMOTOのスペシャルサイト「My Pearls, My Style」内コンテンツ「STORY 02 白石麻衣 ― A Day with Mikimoto」が16日に公開された。2月にスタートした企画「人生の節目に、ミキモトのパールがある。」では、各界で活躍するスターたちが登場してきた。今回は“美しい感性とともに今を生きる女性”として白石をフィーチャーし、ある1日に密着した動画とビジュアルを公開。あわせて白石が、人生の転機や印象に残っている仕事のエピソード、憧れの女性像、好きなファッションやジュエリーの話など20の質問に回答した。インタビューは以下の通り。――モーニングルーティンは?お仕事がある日は、朝起きて、目が覚めないときはシャワーを浴びて保湿して、すぐに髪を乾かして出る。意外とコンパクトになっています。お休みの日は、目覚ましをかけずに寝られるだけ寝て。でも基本的には午前中に起きて、お昼食べて。午後から予定を入れているときはそれに向かって。外出して、という感じですね。――紅茶派?コーヒー派?私は紅茶が好きです。――白石さんにとってジュエリーとは?ジュエリーはその日一日の気分を上げてくれる、なくてはならないアイテムかなって思いますね。私はピアスをよくつけるんですけれど、洋服がシンプルな日も、耳もとがキラッとなっていたら洋服も華やかに見えますし、首もとが空いている服のときはシンプルなネックレスをつけたりして。ちょっと女子力と言いますか、その日一日、頑張ろうという気分を上げるためにつけています。――パールは初めて?はい。私はまだパールのジュエリーを持っていなくて。今年30になる年なので、そろそろパールのジュエリーを手に入れて……やはり、ひとつ持っていたら生涯ずっと使えるので。このネックレスだったり、パールのピアスだったり。何かひとつ手に入れようかなと思っています。――バッグの中に必ず入っているものは?最近はお財布、携帯はもちろん、ハンドクリームが常に入っていますね。――無人島に一つだけコスメを持っていくとしたら?無人島ですもんね。日焼け対策で日焼け止めかな? 日焼け止めか、リップバームとか。自分を守るために持っていきたいです。――今日はこれから何のお仕事ですか?今日はこれから雑誌のお仕事です。撮影ですね。――白石さんにとって、「仕事」とは?私はお仕事が好きなので、お仕事は楽しいですし、新しい自分に出会える場所かなって思います。――これまでで一番心に残っている仕事は?結構たくさんあるんですけれど、やはりアイドル時代のライブは、たくさんのファンの方とも会えますし、自分も唯一輝けるステージの場所でもあったので、ライブかなと思います。――何歳までこの仕事を続ける?全然わからないですけれど……タイミングかなって思います。――仕事での転機は、何歳のときでしたか?19歳でこの世界に入ったことがまずは私の転機かなって思うんですけれど……そこは一番の人生の転機になっているかな。――仕事のオンオフのスイッチは?一番は衣装を着た瞬間とか……出番の前かな。やっぱり身だしなみをきちんと整えた瞬間はスイッチ入りますね。――仕事現場で一番大切にしていることとは?一番大事にしていることは、楽しむ姿勢と笑顔! ですかね。――この中で、欲しいものはどれ?どれも素敵ですけれど、やはりパール、綺麗ですね。パールのピアス。素敵だなって思いました。今。――イニシャルアイテムって好きですか?イニシャルアイテム、気になりますね。あまり持っていないんですけれど、やはり自分のイニシャルがあると特別感が出るので。(ピアスを手に取って)これもイニシャルジュエリー? M! イニシャルには見えないくらいのデザインで、すごい綺麗。かわいいですね。――パールが似合う女性ってどんな女性だと思う?綺麗な人は似合うと思いますし、自立をしてる大人の女性は、パールもすっと肌になじむのかなと思いますね。――白石さんの夢ってなんですか?夢はずっと「特にない」って言ってきたんですけれど、誰かに寄り添えるような人にはなりたいなって思います。いつでも、どこでも。――くじけそうになったとき、白石さんを支えてくれるものは?友だちは大事かなって思いますね。何かあったら相談して話を聞いてもらうとか、一緒に美味しいものを食べて嫌なこともぱっと忘れられますし。仲のいい友達、親友は大事ですね。――憧れの女性像とは?自立していて、かっこいい、でも美しい女性は憧れます。――今日、ミキモトのパールと過ごしてみていかがでしたか?すごく気分も華やかになりましたし、初めてパールを身につけたんですけれど、パールが体の一部としてなじむ感じがして。こんなにもパールって優しくて温かいんだなと感じたんです。パールと一緒に、素敵な時間を過ごすことができました。――またこの後お仕事なんですよね。はい、お仕事に行ってきます。――今日はおつかれさまでした。ありがとうございました。楽しかったです。おつかれさまでした。またね~!(カメラに手を振る)
2022年06月16日元AKB48でタレントの大島麻衣とグラビアアイドルの森咲智美が、8日にABEMA・ABEMA SPECIALで配信されるトーク番組『デマ投稿を許さない』(毎週水曜23:30~)に出演する。坂上がABEMA初のレギュラーMCを務める同番組は、ゲストが抱えるデマ投稿に斬りこみ、議論していくトークバラエティ。「真実を言っても炎上するだけ」「本当のことを言う場所がなかった」というゲストの胸の内を、公平な立場から解き明かしていく。8日配信の#6には、森咲と大島が登場。芸能界の恋愛事情など、ぶっちゃけトークで話題を集める大島は「今日は肩まわしてOKって聞いてるんで」と意気込み、序盤から坂上を圧倒。一方、インスタグラムで「#これがこう」のハッシュタグとともに投稿する写真が注目を集め、500万人超のフォロワーを抱える森咲も「何回かアカウントの警告は受けてるんです」と明かし、スタジオをざわつかせる。“アイドル界&グラドル界のデマ”をテーマにトークが展開されると、港区界隈で囁かれる芸能人斡旋業者の闇や女性芸能人のリストなど、さまざまな噂の真相が続々と明らかになる。さらには、実際に2人のもとに送られてくるSNSのDMを使った怪しい勧誘や、芸能人のパパ活事情にも触れたほか、大島は「普通に友人」と語る暴露系YouTuberの素顔についても語る。次々と飛び出す告白に坂上も戦々恐々といった様子で、「今日大きなモノを抱えてしまった」とこぼしていた。
2022年06月07日白石麻衣が町田啓太主演の熱血青春ドラマ「テッパチ!」に出演することが明らかに。ヒロインで教官の桜間冬美を演じる。本作は、陸上自衛隊を舞台に、青年たちの成長と熱き思いを描くドラマ。町田さんのほかにも、佐野勇斗、北村一輝、佐藤寛太、工藤阿須加、桐山漣らの出演が明らかになっている。白石さん演じる冬美は、主人公・宙(町田さん)が憧れを抱く陸上自衛隊員。防衛大学校を卒業したエリートで、現在は教育隊に所属し、宙たち自衛官候補生らの教官となる。また、幹部で宙たちの指導係であり、候補生と教官という身分の違いに加え、ヤンチャな宙とクールな冬美とでは、真逆のタイプ過ぎて、なかなか距離も縮まらない。町田さんとの初共演について白石さんは「“自衛隊の様式を参考にした生活をしていた”ということをお伺いして、この作品にかける熱い思いも感じ取ることができました。私は、その背中についていくのみです!」と言い、「自衛官は男性が多いイメージですが、私演じる冬美のように女性も活躍できる場ということも作品を通して知ってもらえたらうれしいです。暑い夏をより熱くしていきたいと思いますので、皆さま楽しみに待っていて下さい!」とメッセージを寄せた。「テッパチ!」は7月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月26日吉田羊、大原櫻子らが出演する舞台『ザ・ウェルキン』のビジュアルと公演詳細が18日、明らかになった。同作は英国期待の若手劇作家ルーシー・カークウッドによる作品。1759年、英国の東部サフォークの田舎町を舞台に、人々が75年に一度天空に舞い戻ってくるという彗星を待ちわびる中、一人の少女サリー(大原櫻子)が殺人罪で絞首刑を宣告される。しかし、妊娠している罪人は死刑だけは免れることができるため、妊娠を主張するサリー。その真偽を判定するために、妊娠経験のある12人の女性たちが陪審員として集められた。なんとかサリーに公正な扱いを受けさせようと心を砕く助産婦エリザベス(吉田羊)が尽力する中、法廷の外では血に飢えた暴徒が処刑を求める雄叫びを上げていた。『チャイメリカ』(2013年上演)でローレンス・オリヴィエ賞最優秀作品賞を受賞し、英国期待の若手劇作家として一躍メインストリームに躍り出たルーシー・カークウッドの新作として、コロナ禍直前の2020年1月下旬に、英国ナショナルシアターで開幕した同作。ロックダウンで中止になるまでの限られた期間の上演だったが、若い観客層を中心に大喝采を浴びたという。タイトルの「THE WELKIN ザ・ウェルキン」は、英語の古語で「天空」を意味し、75年ぶりに「天空」に舞い戻る大彗星(のちにハレー彗星と命名)を待つ18世紀半ばの英国辺境を舞台にサスペンスフルに展開する物語では、現代にも残る女性たちが受けてきた苦難の歴史が、陪審員審議の会話の中でドラマチックに語られていく。出演は吉田羊、大原櫻子、鷲尾真知子、梅沢昌代、那須佐代子、峯村リエ、明星真由美、那須凜、西尾まり、豊田エリー、土井ケイト、富山えり子、恒松祐里と13人のパワフルな女性たちが登場。土屋佑壱、田村健太郎と、声で出演する段田安則が物語にスパイスを加える。気鋭の劇作家・演出家:加藤拓也が、初めて翻訳戯曲の演出に挑む。東京公演はBunkamura シアターコクーンにて7月7日〜7月31日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて8月3日〜8月7日。
2022年03月18日第2弾がもうすぐ放送となる「松尾スズキと30分の女優」。この度、前作より吉田羊が出演した「吉田羊の乱」がYouTubeにて無料配信スタートした。松尾スズキが毎回ひとりの女優とがっぷり四つに組んで繰り広げる至極のWOWOWオリジナルオムニバスコントドラマ「松尾スズキと30分の女優」。第1弾には吉田さん 、多部未華子 、麻生久美子、黒木華が出演、観た人をやみつきにさせた。現在、WOWOWオンデマンドにて配信中の第1弾。全4話の中から今回、「吉田羊の乱」をYouTubeで期間限定配信。そして、3月放送の第2弾は、生田絵梨花、松本穂香、松雪泰子、天海祐希の4名が出演(放送順)。どんなコントを繰り広げるのか、注目だ。松尾スズキと30分の女優「吉田羊の乱」は4月4日(月)23時59分までWOWOWオフィシャルYouTubeチャンネルにて配信。「松尾スズキと30分の女優2」は3月13日(日)23時~WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送&配信。※WOWOWオンデマンドでは全4話を一挙配信(cinemacafe.net)
2022年02月27日ファッションリーダーとしても支持され、同性からの人気も高い白石麻衣。横浜流星の主演で、迫稔雄氏の人気ギャンブル漫画を実写化した映画『嘘喰い』、及びdTVオリジナルドラマ『嘘喰い -鞍馬蘭子篇/梶隆臣篇-』では、闇カジノを仕切る、暴力団鞍馬組の女組長・鞍馬蘭子を迫力たっぷりに演じている。そんな白石に、初めて“ムチ”を握った感想に始まり、カメラの外での意外な一面が覗くエピソードなどを聞いた。また、白石の蘭子しかり、このところ女優としてのチャレンジングな姿勢が目立つ元乃木坂46のメンバー・西野七瀬や生田絵梨花のこと、さらにグループからひとり立ちした今、改めて感じる学びやファンへの思いを語ってもらった。○■初めてムチを握って振りました——ギャンブルものであり、デスゲームものでもあります。結構エグいシーンも登場する作品ですが、白石さん個人としては大丈夫ですか?ホラーとかも全然大丈夫ですし、ヤクザものとか、ヤンキーものも好きです。だから全く問題ないですし、むしろ楽しめちゃいます(笑)——そうなんですね。本作では、普段の白石さんとは全く違う、迫力ある蘭子で魅せてくれます。原作も読ませていただいて、自分なりに蘭子はこういう人なんだと理解はしていましたが、それでも自分1人で作っていくのは難しかったので、監督とも色々お話しさせていただいて、周りの人に支えてもらいながら蘭子を作り上げていきました。特にこのdTVのドラマ版では、蘭子の過去のエピソードや仲間との話なども出てきますし、場面ごとに衣装やヘアスタイルも変わったりして、普段の私から蘭子に変わる瞬間を感じることができたかなと思います。——衣装もステキでした。特にお気に入りのものはありますか?衣装は私のサイズに合わせた手作りなんです。ポスターで着ている半分ずつ色の違う着物が特にお気に入りです。1番蘭子っぽいですし、少し抜け感もありながら色味は派手で、かっこいいなと思います。——セクシーですよね。衣装とは別に、小道具ではムチも登場します。はい。初めて握りました(笑)。なのでイチから、握り方から教わりました。アクションもちゃんと教えていただいて。思っている以上にしっかり振らないと見た目にもかっこ悪くなりますし、勢いもなくなってしまうので、かなりしっかり目に振らせてもらいました。——演技面で監督からのアドバイスなどはあったのでしょうか。目のお芝居についてお話しいただきました。ちょっとした力加減で見え方が変わってくるので、目の表情は意識しましたね。それと、普段の私はちょっと声が高めなのですが、蘭子はすごく低くてドスの利いた声なので、お腹から声を出して、少しオーバー気味にしゃべることで力強さも出していきました。——“お嬢”と呼ぶ強面の組員たちも従えていましたね。みなさんとお芝居ができたのもすごく楽しかったです。カメラが回っていないところでは普通におしゃべりさせていただいてましたが、本番になるとみなさんガラっと目の色が変わりますし、強面な感じにゾクゾクするので、鞍馬組の組長・蘭子と、その仲間たちというのも見どころかなと思います。——ここは大変だった、苦労したというシーンはありますか?蘭子が馬乗りで殴られて、そのあと、血を流しながら逃げまわるシーンは苦労しました。ロングスカートをはいていたのですが、血が流れている中、それを持ち上げつつ逃げて。必死感を出すために、キレイに走るのではなく、雑な走り方にしないといけませんでしたし、難しい、大変なシーンでした。○■西野七瀬や生田絵梨花の活躍はすごく嬉しい——蘭子の内面的な部分も描かれます。環境などは全く違いますが、友達を思う気持ちなどは共感できる部分もあるのでは? 蘭子は友達のために行動しますね。そこは蘭子と自分も似ている部分があるのかなと感じます。自分というより友達のために行動を起こす。共感できるし、すごい人だなと感じました。——白石さんも実際に友達のために動けるタイプですか?友達のためなら……。そうですね、行動しちゃうと思います。——現在女優として順調にお仕事を重ねていますが、元乃木坂46の仲間である西野七瀬さんや生田絵梨花さんも、それぞれに活躍されています。今回の蘭子もそうですが、みなさん挑戦的な役柄に挑んでいる印象です。その辺は何かお話したり、意識したりはしますか?お芝居のお話はそんなにしたことがないですね。ただすごく応援しています。一緒に活動していた仲間をいろんなところで見られるのは、すごく嬉しい気持ちになりますし、「頑張ってるんだな」とか、忙しすぎるのを見ると「体調は大丈夫かな」とか、気になりますね。——いい刺激にも?自分も頑張らなきゃという気持ちにはなりますね。でもライバルのような目線にはなりません。私は私のペースで頑張ろうという気持ちです。——ご自身のペースでとのことですが、チャレンジングな役にもどんどん…という気持ちは?いただけるお仕事にどんどんチャレンジしたいです。チャレンジングな役というより、どんな役であっても挑戦していきたいです。○■ファンとの交流から、話すことの大切さを学べた——今年30歳になります。振り返ると20代はどんな期間でしたか?20代はほぼグループの中で過ごしてきたので、そこでの思い出がたくさんあります。いろんなジャンルのお仕事をさせてもらってきて、人との向き合い方やいろんなものの大切さを学んでこられた時間だったと思います。卒業して、ひとりで歩き始めている今、役立っているものがたくさんあると感じます。——たとえば?握手会などでたくさんの方とお話をする機会をもらいました。そこから卒業して、いざ外の現場に出たときに、周りのスタッフさんたちやキャストの方たちと話す時間や、コミュニケーションを取ることの大切さを感じます。私は人見知りな方なので、自分からいろいろ聞きにいけるタイプではなかったのですが、そうした握手会やファンの方との交流によって、話すことの大切さを学べたと思っています。——キャリアを積むうえで、現場で学んだことはもちろん、乃木坂46で活動していたからこそ、ファンとのやり取りから学べたことが。たくさんあります。——ありがとうございました。最後に、映画との連動企画である本作の配信を楽しみにしている読者にひと言お願いします。dTVだけを観ても楽しめますし、映画とリンクしている部分がたくさんあるので、映画もドラマも、一度だけじゃなくて、何度も交互に観てもらえると発見もあってより楽しめるかなと思います。蘭子篇については、女性が観てもカッコいいと思える瞬間がたくさんあるので、ぜひ観て欲しいですし、アクション部分が、本当にすごい迫力のある映像が撮れたと思うので、より注目していただけたら嬉しいです。■白石麻衣1992年8月20日生まれ、群馬県出身。2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格し、翌年CDデビュー。第一線のアイドルとして活躍。モデルとしての活動でも支持を受ける。女優としては2018年『世にも奇妙な物語 ’18春の特別編』の「フォロワー」でドラマ単独初主演を務めた。2020年に乃木坂46を卒業。主な出演作にドラマ『俺のスカート、どこ行った?』『漂着者』『ミステリと言う勿れ』、映画『あさひなぐ』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』などがある。ヘアメイク:PON、スタイリスト:山本隆司(C)迫稔雄/集英社 (C)2022映画「嘘喰い」製作委員会 (C)エイベックス通信放送
2022年02月11日2022年4月15日に公開予定の、劇場版・名探偵コナンの最新作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に、ゲスト声優として、女優の白石麻衣さんの出演が決定しました。劇場版第25弾『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』あらすじ最新作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の舞台は渋谷。渋谷ヒカリエで結婚式が執り行われており、そこにはウェディングドレスに身を包んだ、警視庁捜査一課強行犯三係の佐藤美和子刑事の姿が。すると、そこに突如暴漢が乱入し、佐藤を守ろうとした同じく警視庁捜査一課強行犯三係の高木渉刑事がケガを負ってしまう。時を同じくして、降谷零の警視庁警察学校鬼塚教場での同期であり、かつて佐藤が想いを寄せていた松田陣平刑事が殉職した3年前の連続爆破事件の犯人が脱獄!松田刑事の因縁の相手を追い詰めることに成功した降谷だったが、突如現れた謎の仮装の人物によって降谷の首に首輪爆弾をつけられてしまう事態に。降谷から、3年前に渋谷で正体不明の仮装爆弾犯『プラーミャ』との間で起こった事件について聞いたコナンは、降谷の首に巻き付いた爆弾解除の為に奔走するが、不穏な影に狙われることとなり、未曽有の大事件が起こってしまう…。白石麻衣さんコメント今回、白石さんが演じるのは、物語のキーパーソンとなるキャラクターであり、シア人部隊を束ねるクールなリーダー、エレニカ・ラブレンチエワ。声優にチャレンジするのは今回が初となる白石さんは、意気込みを語っています。幼い頃から観ていたコナンの世界に、自分も参加できることになってとてもびっくりしましたが、すごく嬉しかったです!人生の中で素敵な思い出になると思いました。私が演じたエレニカ・ラブレンチエワはロシア人部隊のリーダーなので、強い女性を意識して演じました。ロシア語にも挑戦しているのでぜひご注目ください! アフレコをするのは今回が初めてだったので不安もありましたが、楽しかったです!いつもプロの方々が収録をされているのと同じ場所でのアフレコだったのでソワソワしてしまいました。今作も本当に、本当に素敵なお話になっていますし、私も一視聴者として完成がとても楽しみです。この作品を見てハラハラ・ドキドキ・ワクワクと色んな感情になって楽しんでいただけたらと思います!毎回大ヒットを記録している劇場版名探偵コナンシリーズだけに、注目度も抜群。白石さんの声優としての演技にも注目です。[文・構成/grape編集部]
2022年01月27日女優・白石麻衣が、劇場版「名探偵コナン」シリーズ最新作『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』にゲスト参加することが決定した。『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』「漂着者」への出演が話題となり、もうすぐ公開となる『嘘喰い』にも参加している白石さんが演じるのは、今作のキーパーソンとなる、犯人に復讐を誓う謎のロシア人部隊を束ねるクールなリーダーのエレニカ・ラブレンチエワ。過去のとある事件を理由に、すでに殉職したはずの松田刑事の行方を捜索している人物で、その正体は、コナンの敵か、味方かはまだ分からない。初めて声優に挑戦した白石さんは、「とてもびっくりしましたが、すごく嬉しかったです!人生の中で素敵な思い出になると思いました」と参加を喜び、「私が演じたエレニカ・ラブレンチエワはロシア人部隊のリーダーなので、強い女性を意識して演じました。ロシア語にも挑戦しているのでぜひご注目ください!」とアピール。そんなロシア語の腕前は、スタッフから「白石さんは耳が良く、お手本の発音を数回聞いただけで再現できていました」と太鼓判を押されるほどだという。『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は4月15日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:名探偵コナン ハロウィンの花嫁 2022年4月15日より全国東宝系にて公開(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2022年01月26日・何があったの!?・本人だって、全然気が付かなかった…。・イメージと全然違う!2022年1月18日、タレントの白石麻衣さんの姿に、反響が上がっています。白石麻衣の『髪型』に反響ネット上をざわつかせたのは、同月より放送が開始されたテレビドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)のInstagramアカウントの投稿。俳優の菅田将暉さんが個性的な主人公を演じるミステリー作品で、視聴者から注目を集めています。もうお気付きかもしれませんが…同作品の第2話に、犬堂愛珠役として出演した、白石さんの姿が投稿されたのです。実際の写真をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 《公式》ミステリと言う勿れ フジ月9(@not_mystery_not)がシェアした投稿 白石さんといえば、長い前髪をサイドに流したヘアスタイルが特徴。今回は役のイメージに合わせたのか、『ぱっつん前髪』という珍しいヘアスタイルを披露したのです!あまりの変貌ぶりに、ドラマを見ていたファンは驚いた様子。同ドラマのInstagramアカウントには、ファンからコメントが殺到しました。髪型を変えても存在感を放つ白石さん。今後の活躍からも、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2022年01月19日吉田鋼太郎主演「おいハンサム!!」が1月8日から放送開始。SNSでは吉田さんの演技に「吉田鋼太郎さん劇場」「父の昭和感が絶妙」など絶賛の声が上がったほかキャスト陣を賞賛する声も多数。「テンポとリズムがすごい好き」など演出も高く評価されている。本作は東海テレビ×日本映画放送が共同製作する“家族”と“食”のラブ&ファミリードラマ。伊藤理佐による“食”と“恋”を描いた人気コミック「おいピータン!!」&「おいおいピータン!!」を中核原作に、「渡る世間はオヤジばかり」「チューネン娘。」「あさって朝子さん」など伊藤氏の数ある人気コミックのモチーフを加え実写化した。昭和頑固親父の生き残りのような伊藤源太郎を吉田さんが演じるほか、伊藤家の三姉妹のうち、ある程度の外見の良さを求め元カレを捨てた長女・由香に木南晴夏。今は結婚して大阪で暮らしている次女・里香に佐久間由衣。漫画家志望の彼をいて1人暮らしをはじめた三女の美香に武田玲奈。家族をのんびり支える母親の千鶴にはMEGUMI。由香に捨てられた元カレで、源太郎の取引相手でもある大森利夫に浜野謙太。里香の夫で銀行員のミキヒロに桐山漣。ちょっとだらしない漫画家志望で美香の彼氏・ユウジに須藤蓮。また合コンで美香と出会うエリートサラリーマン・大倉学に高杉真宙。由香の不倫相手の竜也に久保田悠来。物の例えが古風な美香の同僚・シイナに野波麻帆。大森の会社の新入社員・山下に京典和玖といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美香は1人暮らしをはじめユウジと半同棲状態になるが、ユウジが全力を込めた漫画を読んだ美香は「別れてください」と土下座。しかし美香と別れたくないユウジは「僕と別れると後悔するよ」と部屋に居座る。また高学歴な銀行員の夫と大阪で暮らす次女の里香も離婚寸前。不倫中の長女の由香も食事をしていると元カレ・大森が現れ…というのが1話のストーリー。酔っ払って帰ってきて千鶴の周囲をぐるぐる回り、スーツのまま布団に倒れ込むが、千鶴がタイガーマスクのセリフを口にすると突然起き上がる…。ラストでは由香の元カレとは知らず、飲んで意気投合した大森を自宅に招いてしまう…。“昭和おやじ”全開な源太郎を演じる吉田さんに「説明しすぎず不思議なテンポなのに面白い!吉田鋼太郎さん劇場だった」「吉田鋼太郎演じる父の昭和感が絶妙 中々面白いドラマだった」「吉田鋼太郎を愛でるドラマ」といった声が続出。また「吉田鋼太郎さんとMEGUMIさんが夫婦の時点で一定の期待はしてましたが、やっぱいい味出してました」「MEGUMI母さんのキャラが笑いを増幅させてて面白すぎる」「木南晴夏とハマケンのコンビだけでも観る価値あり」「内容も細かく丁寧に作られてる感じして最高のキャスト」など、豪華キャスト陣への賞賛も。「テンポよくて面白かった。キャストも豪華。毎週見る事にしよう」「おいハンサムめっちゃ面白いな。ドラマのテンポとリズムがすごい好き」「テンポと絶妙なセリフと独特の雰囲気がめちゃくちゃ楽しい」「淡々と笑えるというのはなかなか珍しいので、このテンポと熱量を今後もキープしてもらいたい」といった演出の良さについて触れたコメントも多数投稿されている。(笠緒)
2022年01月09日圧倒的な強さから『霊長類最強女子』として知られる、元レスリング選手の吉田沙保里さん。現役引退後は、タレントや解説者など幅広く活躍しています。そんな吉田さんが投稿した何やら意味がありげな写真に、ネットがざわついでいるようです。吉田沙保里の投稿した写真に「まさか…!」の声2021年10月31日、吉田さんは自身のInstagramに複数枚の写真を投稿しました。投稿文には「Happy Halloween」という10月31日にちなんだメッセージと、「#happyday」「#ありがとう」「#20211031」というハッシュタグが。何気ない文章の投稿が話題になっている理由は、添付された写真にありました。※写真や動画は複数あります。スライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 吉田沙保里(@saori___yoshida)がシェアした投稿 写っているのは、吉田さんと思われる女性と、同年代に見える男性の姿。2人は一緒にブランコに乗ったり、手をつないだり、肩を組んだりと、とても親しい関係に見えます。そう、この写真と意味ありげな投稿文を見た人たちは「もしかして、吉田さんに恋人がいるのでは…!?」と予想したのです。吉田さんの投稿はまたたく間に話題になり、Instagramのコメント欄だけでなく、ネットのあちこちで反響が上がっています。・ま、まさか…近いうちにご結婚されるのでは…!?・素敵な方だし、おめでたい発表が近いうちに来たら嬉しい!・どんどん美人になってるもんね。写真見てニヤニヤしちゃった。テレビ番組で「好きな人とうまく話すことができない」といった悩みを明かすなど、かわいらしい一面も持つ吉田さん。『霊長類最強女子』として試合に挑む勇ましい姿とのギャップも、魅力の1つといえるでしょう。もしかすると、近いうちに何か発表があるのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2021年10月31日AKB48の元メンバーでタレントの大島麻衣が、24日配信のABEMA『チャンスの時間』(毎週日曜23:00〜)に出演。「“週刊誌にバレずに”芸能人と付き合いまくり先生」として特別授業を行った。これまで100組に上る「芸能人カップル」を繋いできたという大島。“○○さんを紹介してほしい”といった連絡が入ると明かし、「私が仲良くなくても2~3人繋げば、誰かしら知り合いがいる」「ネットワークを駆使して出会いの場を提供する」と語る。そして「女性芸能人の中にも、週刊誌にスクープされやすい女性とそうじゃない女性がいます」と、“安全な女性芸能人の見極め方”をテーマに授業を開始した。その中で、大島は“安全な女性芸能人との出会い方”として「SYMルートの活用」を提案。「S=品川祐(品川庄司)、Y=吉村崇(平成ノブシコブシ)、M=森田哲矢(さらば青春の光)」「3人の共通点は人脈が広い」「安全な人脈を持つのがこの3人」と説明する。さらに中でも特に信頼できるのが品川だと言い、「品川さんは監督業もやられてますから、芸人だけでなくアイドル、女優、ミュージシャンと、幅広い」「品川さんは既婚者なので、一緒に参加する女性芸能人の安全も確保されている」「すごく楽しくて、また行きたいなと思える飲み会を開いてくれるのが品川さん」と持論を展開した。なお、今回の様子は「ABEMAビデオ」にて1週間無料で視聴できる。(C)AbemaTV,Inc.
2021年10月26日パルコ・プロデュース 2021『ジュリアス・シーザー』は、女性キャストたちだけで描かれるシェイクスピア劇。その見どころを吉田羊さんに聞きました。意外にも、シェイクスピア劇への出演は初めてだという吉田羊さん。「観客として観るシェイクスピアって難解で、途中でセリフを聞き逃すと置いていかれてしまうんですよね。役者としては、舞台上の俳優の胆力とパッションに圧倒されるのだけど、それをどう楽しんでいいかわからない。でも、今思えば、自分と関係のないものだと決めつけて、その魅力に向き合おうとしてこなかっただけなのかなと感じています」というのも、今回初タッグとなる森新太郎さんの演出を受けて、これまで抱いてきたシェイクスピア戯曲のイメージがガラッと変わったそう。「森さんは演出するうえで、英語の原典を引用されるんです。たとえば、同じ“自由”という言葉でも、自ら闘って得ていく“liberty”と人間がもともと持っている権利としての“freedom”では、ニュアンスが違いますよね。そういう言葉ひとつひとつを読み解いて、シェイクスピアが表現しようとする真意を理解して演じさせようとしてくださる。ひとつひとつに時間をかけるので、稽古が始まって10日ほどですが、まだ本読み段階(笑)。それでも、シェイクスピアで大事なのは言葉で、役者同士が言葉という武器を手に戦う作品ですから、着実に理解は深まっていると思います」森さんの稽古は声を荒げることなく淡々と快活に、でも何度も何度も何度も同じ場面を繰り返すスタイル。「98点では満足しない方なんですよね。だから100点が出るまで何度も繰り返すんです。でもそれって、役者を信頼してくれているからで、だからこっちも食らいついていけるんです。何より森さん自身がおもちゃを与えられた子供みたいに、誰より稽古を楽しんでいますから。あと、演出するときに用いる比喩の表現が本当に面白くて」そんな森さんからは、「役の感情に流されないように」ということも。「今回は、言葉を伝えることを重視しているため、感情を作るのは大事だけれど、流されずに言葉をしっかり相手に投げていく訓練をしています。これまで、『セリフを歌うな』というダメ出しはされてきましたが、今回は逆。言葉のリズムが音楽の旋律のようで、口にするうち自然に体に馴染んで気持ちよくなっていく。今まで感じたことがない体験です」舞台『ジュリアス・シーザー』は、共和制ローマの最高実力者・シーザーの暗殺を巡る権力闘争と愛憎の物語。吉田さんはシーザーの親友ながら、暗殺に力を貸すことになるブルータス役。なんと今作は、すべての役が女性キャストによって上演される。シェイクスピアの時代の上演スタイルを踏襲して全役男性で演じられることはときどきあるが、オールフィメールは珍しい試み。「最初こそ俺という一人称に違和感がありましたけど(笑)、戯曲の中の性別を固定するようなセリフは今回ほぼカットされていますし、性別を超えた人間の物語として観ていただけるんじゃないでしょうか。ジェンダーレスが声高に叫ばれる昨今ですが、根本にあるのは、性別で人間をはかるなってことだと思うんです。どんな感情も人間が等しく持つもので、性別によって区別されるものではない。この作品を通じて、そういうメッセージを発信できたらと思うし、そういう意味でまさに今やるにふさわしい作品ですよね」嫉妬や欲が渦巻く中で、ブルータスは「私利私欲がなくて、誠実だと誰もが評する人物」。「人望が厚く優しいけれど、ここぞというときに詰めが甘くて、その優しさが自分の首を絞めていく。そんな人間味のあるブルータスをお見せしたいと思っています」近年の吉田さんといえば、ジェーン・スーさんのエッセイをドラマ化した『生きるとか死ぬとか父親とか』や、異色の設定で話題を呼んだドラマ『きれいのくに』など、ひと癖ある作品に出演している印象が。「脚本、演出家、企画…判断基準はいろいろありますが、基本的にやりたいかやりたくないかの直感です。お芝居って心なので、自分が面白いと思って取り組めないと伝わってしまう。だからこそ心を大事に作品を選んでいきたいなと思うんです」ならば今回の舞台、出演を決めた最大のポイントはどこですか?「優先順位をつけるのは難しいですが、一番はPARCO劇場かな。選ばれた俳優しか出られない劇場のイメージ。長く小劇場で演劇をやってきて、あそこに呼ばれるようになりたいと奮闘してきたので、成功させるぞという思いで臨みます」共和制末期のローマ。次々と戦果を挙げ権力を増大化させていくシーザー(シルビア)の存在を危ぶんだキャシアス(松本)。ブルータス(吉田)を仲間に引き入れ、シーザーを暗殺する。その知らせを聞いたアントニー(松井)は…。10月10日(日)~31日(日)渋谷・PARCO劇場作/ウィリアム・シェイクスピア演出/森新太郎出演/吉田羊、松井玲奈、松本紀保、シルビア・グラブ、三田和代ほか全席指定1万1000円ほかパルコステージ TEL:03・3477・5858大阪、山形、福島、宮城、富山、愛知公演あり。よしだ・よう福岡県出身。舞台を中心に活動する中、2009 年の『returns』や‘11年の『国民の映画』などの三谷幸喜演出舞台に出演し注目を集める。最近の出演作にドラマ『恋する母たち』など。ブラウス¥75,900 スカート¥86,900ピアス¥26,400(以上sacai TEL:03・6418・5977)※『anan』2021年10月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・梅山弘子ヘア&メイク・井手真紗子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年10月12日女優の茅島みずきと俳優の吉田鋼太郎が共演する、三菱重工業の新CM「カーボンニュートラル」編、「水素発電」編が5日より、日本テレビ系ニュース番組『news zero』(毎週月~木曜23:00~、金曜23:30~)で放送開始する。新CMは、今年1月から放送が始まった三菱パワーのCMに次ぐ第二弾。前回同様、茅島が主演を務め、吉田扮するフレンチブルドッグの“ブルくん”とともに、ユニークな掛け合いを通じて「カーボンニュートラル社会の実現」に向けた取り組み姿勢を伝える。■茅島みずきコメント前回出演させて頂いた三菱パワーさんのCMに続いて、今回は三菱重工さんのCMに出演できることになり、とても嬉しく思います。ブルくんは相変わらずのかわいさで、撮影もスムーズに進みました。ブルくんも2回目の撮影ということで段々慣れてきたのかなと思います。元気でかわいい子供達の表情も見どころです。カーボンニュートラルや水素発電といった地球に優しいキーワードをテーマに撮影を実施しました。ぜひご覧になってください。■吉田鋼太郎コメント約1年ぶりにブルくんの声で出演することができ大変嬉しいです。どんな声で演技をしていくか悩みましたが、前回よりも吉田鋼太郎らしさを出していく形で臨みました。結果、大好きなブルくんと一心同体になれたのではないかと思います。素敵な茅島さんとかわいいブルくんと改めて共演できましたし、地球がより良くなっていく未来を予感させるようなCMに仕上がっております。 是非お楽しみくださいませ。
2021年10月01日ラリーを通して新たな目標にチャレンジする人々の物語を、四季折々の自然とともに描く映画『僕と彼女とラリーと』より、森崎ウィンと深川麻衣が演じる幼なじみのデートシーンの場面写真がシネマカフェに到着した。本作の舞台は、愛知県豊田市・岐阜県恵那市。今回到着したのは、そんな豊田市に実在するスポットを、大河(森崎さん)と美帆(深川さん)がデートする場面。大河は、父との確執で過去にとらわれ、将来に迷う主人公。そんな大河の幼なじみで、自身のアイデンティティーに添い、地元で暮らすシングルマザーが美帆だ。鮮やかな赤い色が映える香嵐渓を渡るシーンについて森崎さんは、「本当に綺麗でした。僕は普段あまり携帯で写真を撮らないですけど、そこのロケ場所はさすがに写真を撮りましたね(笑)。そのくらい綺麗で素敵なところで、良いシーンが撮れたのではないかなと思っております」と語っており、劇中でも印象的な美しいシーンとして登場している。また、大河の30歳の誕生日を記念して訪れた、豊田市美術館のレストランでは、緊張している表情の大河とは対照的に、優しく微笑む美帆のカットが切り取られている。深川さんは「豊田市美術館はとっても印象に残っています」とふり返り、「本当に綺麗で、ちょうど撮影した時間帯も夕暮れ時だったので、空がオレンジになっている中で、水面や建物があって…。すごく近代的な綺麗な建物が目に焼き付いていて、注目してほしいです」とアピールした。『僕と彼女とラリーと』は10月1日(金)より全国にて公開。※9月24日(金)愛知・岐阜一部劇場先行あり(cinemacafe.net)■関連作品:僕と彼女とラリーと 2021年10月1日より全国にて公開(C)2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会
2021年09月23日ジェーン・スーのエッセイを吉田羊主演でドラマ化した「生きるとか死ぬとか父親とか」が6月25日の放送で最終回を迎えた。劇中で吉田さん演じるトキコが口ずさむオープニング曲「ever since」に「もっと聴きたかった」など絶賛の声が送られている。ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ“ことジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーを映像化。吉田さんがジェーン・スーさん自身をモデルにした主人公を演じた本作。20年前、母をガンで亡くし一人の肉親となった父・哲也と一時は絶縁寸前までいったものの、いまでは時々外食しながら話をする関係になっている蒲原トキコに吉田さん。昔は破天荒な人生を歩んでいたが今ではすっかり丸くなった、どこか自由奔放で愛嬌のある父・哲也に國村隼。トキコがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「トッキーとヒトトキ」で、トキコと共にラジオを進行するアナウンサーの東七海に田中みな実。また20代の頃のトキコを松岡茉優が、トキコの母を富田靖子が演じた。そのほか岩崎う大(かもめんたる)、岩井勇気(ハライチ)、平子祐希(アルコ&ピース)、大友花恋、DJ松永らも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではトキコが父について綴ったエッセイ本が完成。そのことを告知したラジオの収録後、プロデューサーから昼間の帯番組をやらないかという打診を受けたトキコは、今までのように質問に向き合えなくなることや、リスナー層が変化することへの不安から返答を保留する。その後、本を渡すのを兼ねてトキコは哲也と亡くなった母の出刃包丁を研ぎに行く。そこで哲也はトキコに封筒を渡す。中には母が好きだった江戸の老舗が書かれた“申し次ぎ”で、トキコは今までバラバラだった家族が1つにまとまったと感じ、心の中で「我が家もようやく、父と母と娘の3人家族になれました」と天国の母に報告する…というラストだった。放送後のTwitterには「自分に置き換えて見ちゃって苦しいくらいのときもあったな…」「自分のことを振り返りつつ見てしまった」「家族との向き合い方を改めて考えさせてもらえた大切なドラマ」「色々考えるきっかけをくれるドラマでした。まだまだ続きが見たい」などの感想とともに、「吉田羊さんのアカペラが優しくて, ぐっと来る…」「吉田羊さん歌うまい~しかもアカペラで…」「思いがけない吉田羊さんの歌声もっと聴きたかったなぁー」など、劇中でトキコが口ずさんだオープニング曲「ever since」に絶賛の声が集まる。それとともに高橋優が手がけたこの主題歌にも「吉田羊歌上手いなぁ。そして、高橋優の作った歌も良い」「高橋優のOPの包み込む歌声がいい空気感を作ってた」「ドラマの内容にかなりシンクロしてて 刺さる刺さる」と、改めて多くのコメントが寄せられている。(笠緒)
2021年06月26日女優の白石麻衣が、28日発売のファッション誌『with』8月号(講談社)通常版の表紙に登場する。今回、白石と共に表紙を飾っているのはミーアキャットのベル。動物好きだという白石だが、ミーアキャットを抱っこするのは初めてとのこと。「猫とも犬とも違うかわいさがありますね〜」と終始メロメロだった。一方のベルはというと、撮影スタジオの広さに驚いてキョロキョロと落ち着かない様子。しかし白石に抱っこされると落ち着いたのか、急にリラックスモードになり、膝の上でウトウトする場面もあった。巻頭インタビューのテーマは、新しい「かわいい」を探す「旅」。世界中を旅して、ミーアキャットと戯れたり、ご飯を食べたり、お昼寝したり。撮影中も常に自然体の白石は、しょうゆ味の団子を食べた時には、目をまんまるにして「おいし〜!」と幸せそうな表情を見せる。そのカットの撮影終了後には楽屋に持ち帰りするくらいお気に入りだったようだ。また、撮影で使用した最新デジタル機器にも興味津々。カメラマンに実際の使い方を真剣に聞いていた。インタビューでは、「かわいい」について「アイドルなのに、自分の中に『かわいい』を見つけられなかった」と、一つひとつ言葉を選びながら真剣に語る白石。そんな彼女が行き着いた「かわいい」の哲学、そしてキラキラ輝く幸せオーラの秘訣とは。
2021年06月24日深川麻衣の主演作である、NAPPOS PRODUCE『りぼん,うまれかわる』が6月18日に開幕。これに先駆け、ひと足早くゲネプロを鑑賞する機会に恵まれた。ナッポスユナイテッドと悪い芝居が共催する本作は、“うまれかわり”をモチーフにした公演シリーズの第1弾。今回は悪い芝居主宰の山崎彬が脚本・演出を、同劇団所属の岡田太郎が音楽を手がけ、劇中では“生まれ変わりの存在”を知った主人公・並盛りぼん(深川)を中心とする人間模様が繰り広げられる。観劇を心の糧としながら平凡に生きてきた27歳のりぼんは、就寝中に同じ夢を見る来沢英字(永嶋柊吾)と出会う。同棲している恋人(竹田洋平)がいながら、不思議な巡り合わせに運命を感じて英字に惹かれる一方で、りぼんはこの夢を起点に“前世”と向き合い、それまでの自分の人生を見つめ直していく。年の離れた友人(粟根まこと)と推し活に励むりぼんの日常はポップに描かれ、深川の演技もギャクマンガのようにデフォルメされた明るさに満ちていた。しかし定型のボーイ・ミーツ・ガール(ガール・ミーツ・ボーイ)に悲しい2つの事件が重なると、物語はシリアスな方向へ。状況に翻弄されながらも、次第に「来世の自分に恥じない生き方をするために、今の自分にもっと期待する」と決意するりぼんの姿から、前向きなメッセージが受け取れるだろう。アクティングエリアの中央には輪廻転生をイメージさせる“∞(無限)”の形をした大道具が設置された。結ばれたリボンのようにも見えるこの台には傾斜がついており、その上を頻繁に行き来する深川は、りぼんの一筋縄でいかない人生の起伏を全身で表現する。また劇場へ続く階段の手すり、ステージの上下(かみしも)と奥には暖簾状に垂らされた色とりどりのリボンが。主人公の名前と“生まれ変わり”を意味する「reborn」のダブルミーニングを観客に大いに意識させた。公演は6月27日(日)まで、東京・六本木トリコロールシアターにて。感染症対策を十分に講じて上演される劇場公演のほか、PIA LIVE STREAMでは収録映像を後日視聴できる「ディレイ配信」を実施。千秋楽前日である26日(土)18:00開演回の様子が、7月3日(土)13:00〜10日(土)23:59に配信される。チケット販売中。■深川麻衣コメント『りぼん,うまれかわる』が6月18日に開幕しました。平凡に生きてきた女の子が、あることをきっかけに「前世」と向き合い、それまでの自分の生き方を見つめ直していく物語です。脚本・演出の山崎彬さんが描く、ちょっと不思議でおもしろかわいい世界観とそこで生きる登場人物達をぜひ体感しに来ていただけたら嬉しいです!取材・文:岡山朋代
2021年06月21日俳優の高橋一生、モデルで女優の白石麻衣が、11日より放送されるAmazon Prime Video(以下、Prime Video)の新CM「好きな時間へ、ひとっ飛び。|Amazon Prime Video 俳優」編、「好きな時間へ、ひとっ飛び。|Amazon Prime Video モデル/女優」編にそれぞれ出演する。新CMでは、撮影や移動などで多忙な毎日を過ごす高橋と白石が、タクシーの中や撮影の待ち時間にスマホでアプリを起動。すると周りの風景が一気に変わり、2人がPrime Videoに没入する様子が描かれている。今回のCM出演について、高橋は「普段からPrime Videoで映画やドラマを楽しんでいるので、今回CMのお話をいただいて光栄に思いました」とコメント。「俳優の日常をイメージしたストーリーだったので、自然体で撮影を楽しむことができました」と撮影を振り返り、「タクシーの中でPrime Videoを楽しむシーンは特にご覧いただきたいです。作品の世界に没入して行く様子が印象的に描かれていると思います」と見どころを語っている。一方の白石は「とても大掛かりなセットで、色々なシーンを撮影したので大変でしたが、終わった後は、まるで映画を撮り終えた後のような爽快感がありました」と撮影を回顧。「見どころはPrime Videoで好きな時間へ没入していくシーンで、CGを埋め込むために巨大なグリーンバックのセットと最新鋭のカメラでいろいろなアングルを撮影しました。CGの入ったCMの仕上がりは素晴らしいので、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです」とメッセージを伝えた。
2021年06月11日新国立劇場の吉田都舞踊芸術監督と、歌舞伎俳優、日本舞踊家の松本幸四郎との対談が実現した。吉田は6月5日(土)からの新国立劇場バレエ団『ライモンダ』の公演を、幸四郎は自らが構成・演出、さらに出演も務める第4回日本舞踊未来座の公演=祭(SAI)=『夢追う子』(6月4日(金)〜6日(日)、国立劇場小劇場にて開催、チケットは発売中)を控える。ともに多くのアーティストたちを率いる立場にいる二人だ。まずは日本舞踊の印象について、「踊り方の違いはあるけれど、伝統を大切にするという意味で通じる部分があると感じます」という吉田。幸四郎も「バレエはすごく繊細で、研ぎ澄まされた力強さがあると感じる。でも、古典を進化させ、時代に対応していくという点で共通しているなと思うんです」と、舞踊芸術に携わる者として思いを分かち合う。日本舞踊協会が2017年にスタートさせた未来座の舞台は、「いろんな題材、音楽、演出を取り入れることで、新たな日本舞踊を誕生させようという公演」と幸四郎。「とにかく、日本舞踊を得意技とする舞踊家がひたすら踊る、そのパワー、エネルギーを感じていただきたい」と熱を帯びる。多くの流派から47名もの舞踊家が一堂に会する、まさに“祭り”の舞台。演出を担う者として、「できているわけではないけれど、目指すところは、出演者が『いままででいちばんいい』と言われるような代表作、自信作にする」ことだという。これを受けて吉田も、「私も、皆が気持ちよく舞台に立てるよう環境を整えていきたい」。さらには、「大切にしたいのは、目指すところを明確にすることです。皆が同じ認識でいないと、注意をしても伝わらないと思うんです」と、演出家、指導者ならではの発言が飛び交った。吉田は現役時代、新国立劇場での『ライモンダ』初演(2004年)に主演しているだけに、ダンサーたちに伝えたいことは少なくない。貴族の娘ライモンダと十字軍の騎士ジャン・ド・ブリエンヌの恋物語を描く格調高い古典作品だが、「純粋に踊りを、またストーリー展開も楽しんでいただける。ルイザ(・スピナテッリ)さんの美術、衣裳の美しい色彩感覚が素晴らしく、私自身も観るのが楽しみなんです」とアピール。コロナ禍の中での活動が続くが、幸四郎の「持ち続けていれば夢は叶う!」という力強い声が、強く印象に残った。新国立劇場『ライモンダ』は、6月5日(土)〜13日(日)、新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。文:加藤智子
2021年05月20日映画『僕と彼女とラリーと』の主演を森崎ウィン、ヒロインを深川麻衣が務めることが決定。特報映像とティザービジュアル、場面写真も一挙に公開された。早くに母と死に別れた主人公・北村大河は、ラリーに打ち込む父の身勝手さが母の死を早めたと思い込み、大学入学と同時に東京に出た。俳優を目指しながらも漠然とした不満を感じるなか、幼なじみで地元に暮らす上地美帆から突然の父の死の知らせが届く。久しぶりに故郷・豊田市に戻り、自然や地元の人々と触れ合う中で真の父の姿に気づき、自分の生き方を意識し始める。大河の父はラリーで数々の栄誉に輝いたメカニック。自動車会社を退職して地元の町外れでガレージをはじめ、関係者の間では名の知れた存在。父が残したガレージで本当は父と一緒にラリーに関わりたかった自分に気づく――。本作は、11月の「FIA世界ラリー選手権(WRC)」開催地となる愛知県豊田市・岐阜県恵那市を舞台に、ラリーを通して若者の再生と夢にチャレンジする人々を描く。『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビュー、『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞した森崎ウィンが演じるのは、父親との確執により、過去にとらわれ将来に迷う主人公・北村大河。大河ドラマ「青天を衝け」にも出演する深川麻衣が、大河の幼なじみで自身のアイデンティティーに添い地元で暮らすシングルマザー・美帆を演じる。森崎さんは「僕自身、愛知県には凄くご縁がありましてこれまでも何度か仕事で行かせて頂きました。今回は、その愛知県豊田市の一つの家族の物語。美しい景色と心優しい人々に囲まれながら、心温まるストーリーの中で生きる事が出来て大変誇りに思います」と本作への思いを語り、「山あり谷ありな人生を、トヨタGRヤリスと共に走ったこの物語が、皆様の明日への糧になれば幸いです」とコメント。今回初めて“ラリー競技”を知ったという深川さんは「モータースポーツに触れるのは人生で初めての経験でしたが、プロの方々のご指導のもと、撮影を通してこの競技が年齢・性別関係なく愛されている理由が分かった気がしました。だからこそ、車やモータースポーツにはあまり詳しくないけど大丈夫かな?という方にも、ぜひ気軽な気持ちで見ていただきたい映画です」と作品をアピールしている。そんな2人の姿も捉えた、美しい自然が印象的な特報映像も到着。また映像にも挿入されている本作の主題歌は、豊田市出身のシンガーソングライター・加藤ミリヤが担当。迷いながらも自身に向き合い、人生で大切なものに気づき、挑戦する様を温かく包み込む「JOYRIDE」を書き下ろし。加藤さんは「私自身豊田を離れてしばらく経ちますが、故郷があるということがとても幸せなことだとこの作品から改めて教わりました。今回書き下ろしました『JOYRIDE』で、豊田市に対する愛と感謝を捧げます」とコメントを寄せている。『僕と彼女とラリーと』は10月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:僕と彼女とラリーと 2021年10月1日より全国にて公開(C)2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会
2021年05月07日音楽や映画などを中心としたエンタメ系のフリーライターとして活躍する吉田可奈さんは、仕事をしながら2人の姉弟を育てるパワフルなシングルマザー。しっかり者の姉 “みいちゃん”と知的障害を抱えた弟 “ぽんちゃん”との日々を綴ったエッセイ&マンガ『うちの子、へん?』(扶桑社刊)が今話題になっています。今回は、そんな吉田さんに、他の子との違いに気付いたきっかけや、障害を持つ子どもとの向き合い方についてお話を伺いました。 「他の子と比べて小さい」と気づいたのがきっかけだった-シングルマザーになったのは、いつ頃だったのでしょうか。 吉田さん:12年前ですね。23歳で結婚して、26歳で1人目を出産、29歳で2人目を出産したのですが、いろいろあって、2人目が産まれてすぐに離婚しました。 -子育てに対する不安はなかったんですか? 吉田さん:子育てに対する不安は、ほとんどなかったです。子どもは2人ともすごく育てやすかったし、それよりも夫婦関係のトラブルの方がしんどくて、それを取っ払ってからは、ものすごく気持ちがラクになりましたね。 -2人目の男の子“ぽんちゃん”がちょっと他の子と違うなと感じたのは1歳くらいだったそうですが、どんなことがきっかけだったのでしょうか。 吉田さん:4月生まれで1歳になってすぐに保育園に入ったんですけど、ある日、保育園のおばあちゃん先生に「あきらかに(他の子と比べて)小さいね」と言われたんです。たしかに、めちゃくちゃ小さかったんですよ。6kgにも満たないくらいで。それまではあまり気にしていなかったんですけど、「一度病院で診てもらった方がいいよ」というアドバイスをいただいて、その日の帰りにかかりつけの病院に行ったんです。そうしたら、「たしかに小さいね」と言われて。そこから医師の指示のもと、離乳食とミルクの他に漢方と栄養ドリンクをあげることになり、それで1年間変化がなければ大きい病院に行きましょう、と。 -それで変化がなかったので大きい病院に? 吉田さん:そうですね。1年経っても喋らないし、歩かないし、体重も増えないし……ということで、紹介状を書いてもらって、大きい都立の子ども病院に検査を受けに行くことになりました。 -その時、どんな心境でしたか? 吉田さん:それまでの1年間の中で「大丈夫、うちの子は違うだろう」という気持ちと、「もしかしたら障害を持っているのかもしれない」という気持ちが半々くらいあって、その狭間でずっとグラついていたので、不安というよりも白黒つけたいという気持ちの方がすごく強くなっていました。こればかりは、悩んでも仕方がないじゃないですか。障害があるのなら、そのように育てなければならないし。 ―病院ではどんな検査を受けたんですか? 吉田さん:遺伝子検査をはじめ、成長ホルモンがちゃんと出ているかを調べる内分泌検査とか、染色体検査、神経内科、眼科、耳鼻科など、1泊2日で本当にいろんな検査をしました。 -その時の結果で、障害があると判明したんですか? 吉田さん:それが、全部異常なしだったんですよ。あとは様子を見ましょうと言われて、うーんと思いながら帰りました。その後しばらく様子を見ていてもやっぱり言葉が出なかったので、今度はMRI検査を受けて。そうしたら、脳に言葉を司る神経みたいなのがあるんですけど、そこにちょっと問題が見つかったんです。通常、2〜3歳くらいになるとそこが開くらしいのですが、うちの子の場合は、それがまったく開いていない状態でした。最悪開かないまま人生を終えるかもしれないし、急に開く場合もあるらしく。そこでようやく、ぽんちゃんはしゃべれないタイプの子だということが発覚した感じでしたね。 「やれるだけのことはやってあげよう」と療育センターへ-ぽんちゃんは【表出性言語障害】だと著書に書かれていましたが、これはどういったものなのでしょうか? 吉田さん:病院で直接そう言われたわけではないんですけどね。しゃべれないということが分かって療育センター(※1)に通うことになり、まずはぽんちゃんの状態をお話しするじゃないですか。その時に、職員さんがメモしていたのがチラッと見えて、そこに【表出性言語障害】(※2)と書かれていたんです。それで、家に帰って調べてみたら「言葉が出ないけど相手の言うことは理解できて、リアクションはできる」と出てきて、それがまさにぽんちゃんの状態と一緒だったので、ああ、うちの子はそうなんだと。やっぱりショックではありました。 ※1療育センター…障害のある子どもが、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、臨床心理士、臨床発達心理士などの専門職から、それぞれに合った治療と教育を受けられる施設。※2表出性言語障害…言葉を理解しているが、言葉を使う能力が年齢の水準を下回る障害。 -話す練習をしたりしましたか? 吉田さん:もう、良いと言われているものは全部試しましたよ。それでも成果は得られず。周りにも「いっぱい話しかけてみたら?」とか「ここに通わせてみたら?」とか、最終的には「こういう宗教に入ってみたら?」とかいろいろ言われましたが、私自身、はなから(いろいろやらせても)無理だろうという気持ちがあって。割と早い段階から療育センターに通わせて訓練を受けていたので、プロに勝るものはないと思っていたんですよね。 -療育センターでは、どんな訓練を受けていたんですか? 吉田さん:療育センターでは、【ST】と【OT】(※3)という体力と言語の訓練を2歳から週1回ずつ受けていました。検査の結果を受けてすぐに通えることになったのは、以前から市役所に相談していたからなんですよ。中には、そこに通っている=障害児みたいになっちゃうのが嫌で、なかなか相談できず療育センターに入りづらくなってしまったというケースもあるみたいですけど、うちの場合は早い段階で見切りをつけて、やれるだけのことはやってあげようという考えだったので。 ※3STとOT…STは言語聴覚療法、OTは作業療法を指す。 ちゃんと障害を受け入れ理解することで不安がなくなった -著書の中で、子どもの障害を受け入れることを【障害受容】という言葉で語られていますが、認めたくないママさんは多いのでしょうか。 吉田さん:難しい問題ですよね。私の場合は、最初に出会ったのが知的を伴わない自閉症の男の子のママで、早い段階で障害受容できている方だったんですね。サークルを自分で作ったり、毎日すごく楽しそうに暮らしているのを見ていたので、あまり抵抗がなかったというか。うちの子が知的障害かもしれないということが分かった時も、すぐにそのママに電話して相談したんです。そうしたら「手帳をもらって逆手に取ろう」って言ってくれて(笑)。手帳があればディズニーランドとかも並ばなくて良いし、旅行も安く行けるよって明るく後押ししてくれたことで、変にマイナスに捉えずにいられたんだと思います。 -とはいえ、やはり先のことを考えると不安になることも多いと思うんです。そういった時の気持ちの持っていき方というか、どう考えて行動するのが良いと思いますか? 吉田さん:障害があるのなら、この子が一番生きやすい場所を与えてあげようと考えるのが良いのではないでしょうか。だってしょうがないじゃん、親がどう思われようと関係ないよねって。結局、そのママのお子さんは自分の持っているものを生かせる学校に進学できて、今ではめちゃくちゃ高偏差値の私立中学に通っています。それは、彼女が自分の子どもの障害や能力をちゃんと理解して、それが最大限に発揮できる環境を選んでいった結果だと思うんです。 -障害がある場合、普通の学校に入れるかどうかというのも悩みどころだと思うのですが。 吉田さん:たまに私のところにも、SNSのDMを通して相談が来たりします。【特別支援学校】(※4)と【特別支援学級】(※5)の違いを説明すると、支援学校は障害を持った子の自立支援をするための学校で、生活する上での基礎的なことを教育して、そのまま職業訓練を受けて就職するという流れなんですね。対して支援学級は、通常の学習教育が難しい生徒のための学級なので、軽度の障害、いわゆるグレーの子たちが通っているんです。どちらに通うのがいいのかは親が決めることなので、悩むところですよね。 ※4特別支援学校…障害の程度が比較的重い子供を対象として教育を行う学校(小・中学部)。※5特別支援学級…障害のある子供のために小・中学校に障害の種別ごとに置かれる少人数の学級。 -まずは何よりも、お子さんの障害を受け入れることが大事だと。 吉田さん:そう思います。あと、よく勘違いされてしまうのが、自閉症の人は何かの能力に特化しているというのをドラマとかでよく見るじゃないですか。あれって、障害がない人の一部が天才なように、障害がある人たちの中でも一部の天才の話であって、普通の自閉症の子は、何かに特化しているということはあまりないんですよ。だから、まずは将来的に自立できるような教育をちゃんと与えあげるのが一番大事なことなのではないでしょうか。 -大人になった時に困らないことの方が大切ということですね。 吉田さん:そうそう。親は先に死んでしまいますから。特別支援学校では、スーパーに行ってリンゴを1個買います、お釣りはこうやってもらいますみたいなところから教えてもらえるんですよ。障害を持った人が生きるための学校ですね。 子どもの障害を受け入れるまでの過程や、学校進学などの現実的な問題について明るく前向きに語っていただいた今回。次の記事では、障害を持つ子どもを育てることで経験した苦労や、シングルで育てるためのさまざまな工夫、実際に利用している行政支援などについてのお話を聞きました。次回もお楽しみに! <第2回につづく>※2021年4月19日 文中のSTとOTの説明が逆になっておりましたので修正いたしました。PROFILE:吉田可奈さんエンタメ系のフリーライターとして活動しているシングルマザー。13歳、10歳の子どもを子育て中。発達障害・知的障害の子どもに関する著書を出版している。
2021年04月16日稲垣吾郎、吉田羊らが出演する、リアルと虚構が入り交じるまったく新しいドラマ、よるドラ「きれいのくに」のメインビジュアルが公開された。美容師の恵理(吉田さん)と税理士の宏之(平原テツ)は再婚同士の夫婦。気になることと言えば、わずかな容姿の衰えと、最近セックスレスなこと、そして子どもを持つことを諦めたことくらい。結婚生活に不満はまったくない…はずだった。しかし、謎の女(蓮佛美沙子)が宏之の前に現れ、夫婦は不可解で信じがたい出来事に遭遇する。同じ高校に通う誠也(青木柚)、凜(見上愛)、れいら(岡本夏美)、貴志(山脇辰哉)、中山(秋元龍太朗)は幼なじみ。仲は良いが、最近は異性や容姿を意識し、ときどきちょっとぎこちない。ごく普通の高校生だが、唯一違うのは、彼らの周囲の大人のほとんどが“同じ顔”をしている国に暮らしているということ。街を歩く大人はみんな同じ男(稲垣吾郎)と女(加藤ローサ)の顔をしているそんな世界で恋をする。ある日、凜と恵理は映画館で出会い――。好きな人の、好きな顔になりたい――。そんな容姿へのコンプレックスを物語の中心にすえ、ドラマではほとんどの大人が“同じ顔”をした斬新な世界が描かれていく。今回到着したのは、稲垣さん、吉田さん、蓮佛さんらメイン出演者の顔を分割して重ね合わせるという、新しいドラマを予感させるモノクロのビジュアル。さらに、NHKのサイトでは、映像制作の裏側や、何役も演じた稲垣さんのコメントを収録した5分動画も公開されている。よるドラ「きれいのくに」は4月12日より毎週月曜日22時45分~NHK総合にて放送(全8回)。(cinemacafe.net)
2021年04月02日