3月14日(水)のホワイトデーに映画『僕等がいた』の特別試写会が東京・文京区の跡見学園女子大で行われ、W主演の生田斗真と吉高由里子が舞台挨拶に登壇し、女子大生の質問に答えた。生田さんはこの日、入籍した親友の小栗旬と山田優に対して「幸せな家庭を築いてほしい」と祝福のコメントを贈った。累計1,200万部を突破した小畑友紀の同名人気コミックスを前後篇2部作で映画化した本作。北海道・釧路の高校で出会った矢野と七美の6年に及ぶ運命的な恋のゆくえを描く。女子大を訪れるのは初めてという2人。生田さんは「こういうのは『オレンジデイズ』(TBS)でしか見たことがない(笑)。いい景色ですね」と女子大生で埋まった客席を見やりニンマリ。吉高さんも客席からの「かわいい!」という歓声に気を良くしたのか「みなさん、立派な学校に通っていらっしゃいますね、トイレも多いし(笑)。私もこういう生活送りたかったです」と大ハシャギだった。女子大生からの「(劇中の矢野と七美のような)遠距離恋愛に耐えられるか?」という質問に生田さんは「会えない時間が(相手を)好きにさせるというところがあると思う。距離は関係なく、お互いが信じられるかどうか」と回答。理想の恋愛については「優しい時間が過ごせればいいなと思います」(生田さん)、「何もしてなくてもホッコリして幸せだなと思える環境があれば」(吉高さん)と答え、女子大生たちをキュンキュンさせていた。さらに、話題は高校時代の恋愛エピソードにも及んだが、生田さんは「先輩が好きでしたけど、プレゼントを渡そうと最寄りの駅の改札を出たら電話がかかってきて、『何してるの?』って聞いたら『彼氏と一緒にいる』と言われまして…。プレゼントを捨てて帰った哀しい思い出があります」と失恋の思い出を告白した。吉高さんも、同じ学校の相手に「好きです」と告白したが「『友達にしか見えない』と言われ、放課後に『あぁっ…』ってなりました」とこちらも失恋のエピソードを披露。2人の意外な失恋秘話に観客は一様に驚いた様子だった。イベント後に改めて報道陣の取材に応じた生田さんは「親友の小栗旬が結婚し、僕にとっても嬉しい日になりました。2人が付き合いたての頃から見守ってきた仲間として嬉しい」と祝福した。実は小栗さんからは「かなり前の段階で『結婚することになると思う』と教えられていた」という生田さん。小栗さんとは電話で話したそうだが「お祝いは直接言いたい」と会える日を心待ちにしているよう。「めっちゃ羨ましい!僕もしたいな」と笑みを浮かべていた。『僕等がいた前篇』は3月17日(土)より全国にて公開。『僕等がいた後篇』は4月21日(土)より公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:ミスチル主題歌で涙必至TV版とは異なる『僕等がいた』ウェブ限定予告編が到着!女子は「安定感」、男子は「隙」?『僕等がいた』を題材にモテの秘訣を伝授!吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化
2012年03月14日『ソラニン』の三木孝浩が監督のもと、生田斗真と吉高由里子をW主演に迎えた純愛ラブストーリー『僕等がいた』。既に放送開始しているTVスポットとは異なる、ヒロイン・七美の視点で綴られたウェブ限定バージョンが解禁となった。累計発行部数1,200万部を超える小畑友紀の人気コミックスを原作に、高校時代を舞台にした七美(吉高さん)と矢野(生田さん)の出会いから別れまでを描いた前篇、大人へと成長し離れ離れとなった2人が再び巡り会う後篇の2部作で6年にわたる純愛を描く。吉高さん演じる七美の視点から、6年間の“ひたむきな愛”がストレートに綴られているこちらの予告編映像。冒頭では、初恋、告白、そして孤独を抱える矢野との楽しくも切ない恋の模様が映し出される――そして6年が過ぎ、大学を卒業し東京の出版社に勤めながら忙しい日々を送る七美。消息を絶ってしまった矢野を探し、大きく開いてしまった距離を埋めるように七海は思いを強くする。「私の願いは、矢野の願いが叶う事」という七美の言葉からは、その愛の大きさが感じられる。一方で、矢野の親友・竹内(高岡蒼佑)からも想いを寄せられ、矢野への想いとの間で揺れる切ない七美の乙女心に、胸をギュッと掴まれる方も多いのでは?さらに、「Mr.Children」が手がけた前篇の主題歌「祈り ~涙の軌道」が、作品の世界観を一層盛り上げ、落涙必至の映像に仕上がっている。TVでは見ることのできないこちらの映像から、2人の純愛に胸キュンしてみては?『僕等がいた前篇』は3月17日(土)より全国にて公開。『僕等がいた後篇』は4月21日(土)より公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:女子は「安定感」、男子は「隙」?『僕等がいた』を題材にモテの秘訣を伝授!吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化生田斗真、初共演した吉高由里子の第一印象は「賢い人」
2012年03月12日累計発行部数が1200万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子共演で映画化する『僕等がいた』の最新予告編がこのほど公開された。『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野元晴(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋七美(吉高)の10年以上にわたるラブ・ストーリー。映画化に際しては前後篇の二部作として製作し、連続公開する。予告編はこちら登場人物たちの様々な想いや、忘れることのできない過去が時にぶつかり、時にすれ違いながら、主人公ふたりの恋模様が描かれる本作。このほど公開された予告編は、吉高演じる七美の目線で編集されたもので、吉高が「人に対する愛情から強さを見出す女の子」と分析する七美の想いの強さが伝わってくる内容に仕上がっている。また、予告編映像の後半にはMr.Childrenが本作のために書き下ろした主題歌も使用されており、こちらも注目したいところだ。『僕等がいた』3月17日(土) 前篇4月21日(土) 後篇 2部作連続ロードショー
2012年03月12日3月1日(木)に、映画『僕等がいた』“恋活”女子限定!恋愛応援試写会にスペシャルゲストとして、主演の吉高由里子、共演の小松彩夏、更に今、数々のモノマネでお茶の間人気急上昇中の芸人、福田彩乃が登場!福田彩乃が主人公・七美の名台詞「好きだバカ―!」と叫びながら劇中の七美の衣装で登場すると会場に集まったお客さんは、吉高由里子が登場したと思い、大歓声に包まれたが、徐々に福田さんだと気づき笑いが起き始めた…そんな空気にもめげず福田さんが映画の1シーンを膨らませつつモノマネをしていると、「何やってるんですかっ?」とツッコミながら舞台袖から(本物の)吉高由里子が登場!会場は一気にヒートアップ。●自分のモノマネで爆笑を巻き起こす福田を見て吉高:矢野じゃないわっ!何やってるんですかっ?(福田にツッコミながら登場)。フェイクがある舞台挨拶は初めてですよ。似てますか?やりづらい舞台挨拶だな…。こう見えて、(福田は)実はちゃんとした人。だから余計イラっとする(笑)。小松:こんなにたくさんの女子に囲まれることはなかなかないので緊張しちゃいます。申し訳ないけど2人(吉高と福田)は見れば見るほど似てるなと思います(笑)。~3人が恋愛相談にこたえました~●長く付き合っていくにはどうしたらいいでしょうか?束縛っていいの?(18歳)吉高:みんな最初から別れようと思って付き合ってないですからね…どうですか?福田:束縛とかいらないっ!お互いが思いやりとか持っちゃえばいいんじゃないの?(YOUのモノマネ)。小松:私は、若いころは束縛してたけど、今では、我慢も大事じゃないかなと思います。●他のクラスに大好きな人がいるのですが、2回告白して2回とも振られてしまいました。「友達としか見れない」と言われてしまっているのですが、どうしても諦められませんどうしたらよいのでしょうか?(16歳)小松:学生の頃は積極的で、何度も振られたけど結局付き合えたので諦めなくてもいいんじゃないですか?吉高:小松さんを振る男はどいつだ!?私は「諦めろ」とも「行け」とも言いません。感情の起伏を楽しめている16歳って学生の環境はうらやましいです。福田:私だったら次行っちゃいますね(笑)。●男性を見ていると、どうしても自分の父親と比べてしまいます。ファザコンかもしれませんが、自分のお父さんよりかっこいい異性と出会ったことがないです。どうすれば良いでしょうか?(27歳)小松:私も父や兄に雰囲気が似た人を好きになってしまうので、気持ちはわかるんですよね。福田:視野を広げてお父さんの友達を紹介してもらえばいいんじゃないですか?吉高:最近歳の差婚もありますし、年齢問わず!映画について吉高:キュンキュンしたり懐かしく思っていただけたり、学生さんとかは憧れるようなエッセンスも入った作品です。音楽もMr.Childrenさんの描き下ろしになっていてすごく素敵な歌です。映画の方はちゃんとやらせていただきました。楽しんでください。小松:今日も制服着ている方もいますが、年齢問わずキュンキュンできる作品になっているので楽しんでいただきたいです。これを観て、皆さん素敵な恋をしていただけたらなと思います。福田:私は出てないんですけどキュンキュンする映画なので、皆さんキュンキュンしてください!お願いします(吉高由里子のモノマネ)。作品情報『僕等がいた』配給:東宝/アスミック・エース3月17日(土)4月21日(土)2部作連続ロードショー(C)2012「僕等がいた」製作委員会 (C)2002小畑友紀/小学館
2012年03月05日映画『僕等がいた』の公開記念トークショーで吉高由里子と、彼女のモノマネで人気を集めている福田彩乃の共演が実現!3月1日(木)に「“恋活”女子限定」と銘打って行われた試写会の舞台挨拶に小松彩夏を加えた3人で登壇し、会場は盛り上がりを見せた。累計発行部数1,000万部を超える小畑友紀の人気漫画を前後篇の2部作で映画化した本作。七美と矢野、高校時代に出会い、思いを通じあわせた2人の恋の行く末が壮大に描き出される。この日はまず、矢野(生田斗真)の元カノ・奈々を演じた小松さんが登場した。その後、司会者がもうひとりのゲストとして「(劇中の吉高さんの役名の)高橋七美さんです!」とコール。観客は吉高さんが登場すると思い、大歓声に包まれたが、現れたのは七美風の衣裳で吉高さんのモノマネをする福田さん。客席は一瞬の静寂ののちに爆笑に包まれた。その後も福田さんは「矢野ぉ、好きだー!」「吉高です」「ハイボールでぇ」と吉高さんのモノマネを連発。すると、舞台袖から「何やってるんですか?」と怒りに満ちた表情で本物の吉高さんが現れ、客席は再び拍手と大歓声に包まれた。人気絶頂の若手女優とそのモノマネ芸人の共演というのは極めて稀なこと。吉高さんは「こんなフェイクのある舞台挨拶は初めてですが、やりづらい」と苦笑い。福田さんは「一緒でしょ?」と笑顔ですり寄るも吉高さんは「一緒じゃない!」と懸命に否定し笑いを誘っていた。この日は事前に観客から集められた恋の相談、悩みに3人が回答。「恋愛を長続きさせるにはどうすればいい?」という悩みに対し、福田さんは今度はタレントのYOUのモノマネで「お互いが思いやりを持てば…」と答え、レパートリーの広さを見せつけた。その後の質問に対し、3人は真面目に回答するも逆にモノマネなしの素の口調で答える福田さんに会場からは笑いが…。「何で笑うの?」と困惑する福田さんのかたわらで吉高さんは「私も真面目に喋ってると笑われるんですよ!」と互いの共通点を語り“元祖”天然ボケの強さを感じさせた。小松さんも、壇上で繰り広げられる福田さんと吉高さんのやり取りに我慢できずにたびたび爆笑。最後まで笑いの絶えない舞台挨拶となった。『僕等がいた』前篇は3月17日(土)より、後篇は4月21日(土)より全国にて公開。■関連作品:僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化生田斗真、初共演した吉高由里子の第一印象は「賢い人」ミスチル桜井「真っ直ぐな気持ちで取り組んだ」『僕等がいた』主題歌リリース決定壮大な“純愛回想録”!『僕等がいた・前篇』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2012年03月01日昨年秋にフジテレビ系で放映された香里奈、吉高由里子、大島優子主演のドラマ『私が恋愛できない理由』のDVD-BOXが、3月30日(金)に発売されることが決まり、120分を超える豪華な特典映像の内容が分かった。その他の写真本作は、“面倒くさい”“いい男性がいない”といった理由で、幸せな恋愛に巡り会うことができない現代の女性たちの姿を描いた作品。香里奈ら3人が演じる女性たちが、同じ屋根の下で暮らしながらそれぞれが直面する悩みを本音でぶつけ合い、不器用ながらも幸せを模索するラブストーリーだ。現代女性の姿がリアルに描かれたことから多くの視聴者の共感・支持を得て、最終回では最高視聴率18.4%を記録した。3月に発売が決定した本作のDVD-BOXには、本編ディレクターズカット再編集版に加え、特典映像が120分も収録。中でも、撮影中に23歳の誕生日を迎えた大島のためにスタッフとキャストらが開いたサプライズパーティーの様子は注目で、感動した大島が涙を流したことは当時ニュースとして取りあげられたほど。その貴重な映像を見ることができるのはこのDVDだけとなっている。ほかにも、本作の主題歌『Love Story』を担当した安室奈美恵のライブに香里奈がスペシャルゲストとして登場した様子や、安室が同曲を歌うライブ映像、スピンオフドラマ『ボクが恋愛できない理由』なども収録。撮影の裏側やキャストたちの素顔を覗くことができる特典映像が満載なので、本編と併せて楽しんでみてはいかがだろうか。『私が恋愛できない理由』DVD-BOX3月30日(金)発売■発売元:フジテレビジョン■販売元:アミューズソフト■税込価格:23940円(税込)(C)2012 フジテレビ
2012年02月22日時代の空気感を表してきたといっても過言ではないテレビのCM。では、新旧のCMのなかから「好きなCM」と「嫌いなCM」を選ぶとしたら? マイナビニュース読者にアンケートしました。調査期間:2011/12/5~2011/12/9アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 861件(ウェブログイン式)■好きなCM「トヨタ。ドラえもんや織田信長などさまざまなキャラクターがおもしろい」(22歳/男性)「ローソン。今だとおにぎり屋のCMが素朴でおいしさが伝わってくる」(47歳/女性)「消臭力。うますぎる歌を聞いていると、思わず笑ってしまって明るい気持ちになる」(27歳/女性)「ダイワハウス。リリーフランキーさんと深津絵里さんが夫婦を演じているやつ。あの空気感がとてもステキ」(25歳/女性)「JR九州新幹線。沿線の人がたくさんあつまっている様子が映し出されているのが面白い。『ココであんなことしてる、あそこであんなことしている』と、何度見ても発見がある」(31歳/女性)「アイフル。チワワが可愛かった。CMがきっかけでチワワを飼い始めた」(25歳/女性)ざっくりとした回答が多かったものの、キーワードから「あーあれね」なんて、当時のCMを思い出したという方もいるのでは?続いては、読者が選んだ「嫌いなCM」をご紹介。■嫌いなCM「某不動産。音が大きくてドキッとする」(29歳/男性)「殺虫剤。虫が苦手なので、食事どきに流さないで」(24歳/女性)「電話アプリ。泣いている演技や笑っている演技が鼻につく」(23歳/女性)「消費者金融。借金を軽いものだと考えやすくなると思う」(26歳/男性)「出たがりの社長が、棒読みで会社の説明をするCM」(24歳/女性)「某美容整形外科。院長のナルシスト具合が……」(25歳/女性)辛らつな意見もちらほら……。好みの問題もあるのでなかなか難しいところですが。さまざまな趣向があるとはいえ、こうしたCMの好みに対する意見として多く見受けられたのが、「好きな芸能人が出ていれば好きだし、嫌いな芸能人が出ていれば嫌い」というもの。内容うんぬんではないというのは、何とも身もふたもない話ですが……皆さんはどう思います?(くわ山ともゆき+プレスラボ)
2012年02月21日生瀬勝久と古田新太が2月14日、WOWOWの連続ドラマ・ドキュメンタリー「勝・新(KATSUARA)」の記者会見に登壇した。この番組は生瀬と古田が新劇団を結成し、東京・渋谷の「CBGKシブゲキ!」で公演を行う事を目標に、豪華ゲストとともにステージを練り上げていく姿をドキュメンタリータッチで描いていく。会見で生瀬は「せっかくやるんだったら、フェイクで始まっても最後はリアル(本物の舞台)でやった方が(番組を)観てる方も達成感あるでしょ」と本気で舞台上演を目指している様子。そんな生瀬を見て古田は「劇団は運営が大変だけど、生瀬さんは若い人の面倒みるのが好きだから」と軽いノリで笑わせる。会見に同席した演出の倉本美津留は「撮ってみて新しいことをしてるなと実感できます」と興奮した様子で語ると、すかさず生瀬が「僕らの負担が多すぎますって」と苦笑い。毎回違う大物俳優とのエチュード(即興劇)だけに「台本はあってもその日の僕らの体調やテンションによっても変わりますからね。危ない橋を渡っていますよ」と本音もチラリ。気になる豪華ゲストは、現時点で伊勢谷友介、吉高由里子、風間杜夫、岩松了、松雪泰子が予定されている。実名で登場するゲストと生瀬&古田がどんなステージを練り上げていくのか。ドラマ・ドキュメンタリー「勝・新(KATSUARA)」は3月11日(日)深夜0時よりWOWOWプライムで放送開始。(全5回)
2012年02月15日人気小説家・吉田修一著による青春感動巨編「横道世之介」(毎日新聞社刊)を『南極料理人』、『キツツキと雨』など心温まる人間模様を独特のユーモアと世界観で描いてきた沖田修一監督によって実写映画化されることが決定!主演に高良健吾、ヒロインに吉高由里子が抜擢されたことが明らかとなった。一昨年、国内の映画賞を総なめにした『悪人』や『パレード』などの原作者としても知られるベストセラー作家・吉田修一著で、2010年本屋大賞3位入賞、第23回柴田錬三郎賞を受賞した人気小説を原作にした本作。長崎の港町生まれで大学進学のために上京したばかりの主人公・横道世之介とガールフレンドの与謝野祥子を始め、まわりの人々の青春時代と彼らのその後が描かれる。嫌味のない図々しさが人を呼び、それでいてお人好しの主人公・世之介を演じるのは、『軽蔑』、NHK連続テレビ小説「おひさま」など活躍が目覚しい高良健吾。沖田監督とは『南極料理人』、『キツツキと雨』に続き、3度目のタッグを果たす。そのお相手、ヒロイン・祥子を演じるのは、今年の公開作だけでも『ロボジー』、『ヒミズ』、『僕等がいた』と飛ぶ鳥を落とす勢いの人気女優、吉高由里子。日本映画・ドラマ界で活躍する若手俳優の中でも頭一つ抜け出た2人だが、『蛇にピアス』で共演済みとあって、まさに磐石の布陣?手渡された今回の脚本を読んで「とにかく面白い!」と絶賛する高良さんは、「沖田監督はいつも一緒に悩んでくれる監督なので、今回も一つ一つ悩みながら、楽しみたいです。緊張もしていますが、沖田監督となら『なんとかなる』と思えます」と沖田監督へ全幅の信頼を寄せる。再共演の吉高さんについても「久しぶりに会う友達みたいに再会できたら嬉しいです。吉高さん自身がコメディ映画のように面白い方ですし、しっかりしているので、現場を引っ張ってくれると思います。監督が受け止めてくれて、吉高さんが引っ張ってくれる。だから安心して、僕は前向きな他力本願で頑張ります」と力強い(?)コメント。その吉高さんも「高良さんと共演させていただくのは約5年ぶりで、19歳の頃、ご一緒しました。今回、すごく楽しみでもあり、あの頃から自分が成長してなかったらどうしようと思う不安もあります。高良さんと共演という形で再会するのをとても嬉しく思います。信頼し合えるような関係性を作っていい作品を残したいです」と再会に胸弾ませる。本作のテーマについて、沖田監督は「原作の特徴として、80年代と現代の話が出てきますが、世之介というキャラクターを通していろんな人が過去を思い出したりしています。僕はいま34歳ですが、自分が送ってきた大学生活と彼らの生活はそんなに変わらないと感じています。友達ができて、恋をして、また疎遠になったりして…ということが、どの時代も変わらないんじゃないかな、と思います。そういう“変わらない青春”みたいなものをこの作品で出せたらいいなと思っています」とコメント。これまで映画化されてきた吉田修一作品の持つサスペンスものとはまた一味違う、温かみのある優しい作品が生まれそうだ。撮影は3月下旬にスタートし、長崎でのロケを経て、5月上旬にクランクアップ予定。『横道世之介』は2013年、全国にて公開。■関連作品:キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館横道世之介 2013年、全国にて公開■関連記事:役所広司×小栗旬インタビューふたりだから語れる、「映画を撮り続ける」ワケ高良健吾×沖田修一監督インタビューコメディから解き明かす24歳の魅力と素顔生田斗真、初共演した吉高由里子の第一印象は「賢い人」役所広司×小栗旬『キツツキと雨』独占試写会に35組70名様をご招待ミスチル桜井「真っ直ぐな気持ちで取り組んだ」『僕等がいた』主題歌リリース決定
2012年02月09日『悪人』や『パレード』など映画化作品の多い作家・吉田修一の小説『横道世之介(よこみちよのすけ)』が、高良健吾と吉高由里子をキャストに迎えて映画化されることが決定した。その他の写真『横道世之介』は、1980年代を舞台に、大学進学のために長崎から上京したばかりのお人よしで嫌みのない世之介(高良)と、ガールフレンドの祥子(吉高)や周りを取り囲む若者たちがおくる青春の日々とその後を描いた作品。原作は、毎日新聞の夕刊で2008年から約1年にわたり連載され、単行本が昨年の本屋大賞3位、第23回柴田錬三郎賞を受賞している。お人よしの青年・世之介を演じる高良は脚本を読んで「とにかく面白い! 世之介が大好きになりましたし、なにがなんでも世之介役をやりたいと思いました」とコメント。吉高とは『蛇にピアス』で共演しているが「久しぶりに会う友達みたいに再会できたらうれしいです。吉高さん自身がコメディ映画のように面白い方ですし、しっかりしているので、現場をひっぱってくれると思います」と早くも撮影現場での再会を楽しみにしているようだ。また、吉高も高良との共演に「共演という形で再会するのはとてもうれしく思います。信頼しあえるような関係性を作っていい作品を残したいです」と意気込みを語っている。本作の脚本と監督を務めるのは、『南極料理人』『キツツキと雨』など、独特のユーモアと確かな演出力で定評のある沖田修一氏。沖田監督は「世之介を表現するには色んな言葉があると思うのですが、どれもあっているようでどれも違うようで、形容詞をうまくもてなくて、なかなか説明できない」とコメント。そんな世之介を演じる高良とは前2作に続いてのタッグとなるが「本人の感じが世之介に近いなと思っています。これまで一緒に仕事をしているしていないに関らず、高良君がいいいと思っていました」と言い、沖田作品初出演の吉高については「魅力的な女優さんだし、(彼女が演じる)祥子もそんな風に魅力的な人物になったらいいなと思います。まだお会いしていないんで会うのを楽しみにしています」と期待を寄せている。3月下旬から都内や長崎でロケを行い、5月上旬にクランクアップ。2013年の公開を予定している。『横道世之介』2013年、全国ロードショー
2012年02月09日2010年本屋大賞3位の話題作、『横道世之介』(吉田修一著)が、監督に『南極料理人』『キツツキと雨』の沖田修一を、そしてキャストに高良健吾と吉高由里子を迎え、実写映画化されることが決定した。1980年代を舞台に、上京したての大学一年生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々を優しい目線から描いた吉田修一の青春感動長編「横道世之介」。毎日新聞夕刊にて2008年年4月1日~2009年3月31日の間連載され、単行本は2009年9月に刊行、現在全国書店で絶賛発売中だ。主人公・世之介を演じるのは、2011年『軽蔑』にて主演を務め、NHK連続テレビ小説「おひさま」に出演するなど、話題作への出演が続いている注目の俳優、高良健吾。『南極料理人』『キツツキと雨』に続き、沖田作品初の主演を満を持して務める。世之介のガールフレンドで社長令嬢の与謝野祥子には、連続ドラマ「私が恋愛できない理由」や映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』、『ロボジー』、そして今年3月に『僕等がいた』の公開を控えるなど、若手実力派女優として高く評価されている吉高由里子が演じる。一生懸命生きる人々を優しく見つめ、独特のユーモアを生み出す絶妙な演出に定評のある沖田修一監督が、1980年代後半に青春時代を送った若者たちの日常と彼らのその後を温かく描く期待の新作映画に、是非ご注目を。作品情報『横道世之介』原作:吉田修一監督・脚本:沖田修一出演:高良健吾、吉高由里子 他配給:ショウゲート2013年、全国ロードショー
2012年02月09日作・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)と、女優・広岡由里子との演劇ユニット「オリガト・プラスティコ」。その第5弾となる『龍を撫でた男』が、2月3日(金)、東京・本多劇場にて初日の幕を開ける。初日前日の2日、通し稽古が行われた。『龍を撫でた男』チケット情報精神病医の佐田家則は、妻の和子とその弟・秀夫、義母との4人暮らし。かつて事故でふたりの子供を亡くしており、そのショックから義母は精神に異常をきたしてしまっている。正月、そんな佐田家を訪れた、家則夫婦の知人で劇作家の綱夫と舞台女優の蘭子兄妹。綱夫は和子に、秀夫は蘭子に気があり、また蘭子と家則はちょっとワケありの様子だ。5人の思惑が交錯する中、「異常心理学会創立準備委員」と名乗る男たちまでもが現れて……。作・福田恆存、演出・KERAという、なんとも意外かつ、ワクワクする組み合わせが実現した。福田は評論家としても著名なだけに、硬い文章を想起する人も多いかもしれない。だが『龍を撫でた男』というタイトルからも分かるように、その文体はどこかユーモラス。さらに人間という愚かな生き物に対する優しい眼差しが、セリフの端々から感じることができる。恐らくKERAが本作に惹かれたのも、そんな点にあったのではないだろうか。そしてKERAは、その福田の世界観を過度に現出させることなく、それでいて行間には彼らしい過剰さもしっかり忍ばせる。もちろんそれを体現できる、KERA作品おなじみの役者陣が担ったものの大きさは言うまでもない。夫として、そして精神病医として妻を見守り、そして苦悩を募らせていく家則を演じるのは、山崎一。彼の中に積み重ねられていった、佐田家の負の要素。それゆえの微妙な変化を見せられるのは、やはり山崎の高い演技力あってこそだろう。和子役の広岡由里子、綱夫役の大鷹明良、蘭子役の緒川たまきは、感情の起伏、間合い、話し方など、正気と狂気の境界線上にいる人間ならではの見せ方が絶妙。狂気をさまよう人間の、切なさまでもが伝わってくるようだ。また秀夫演じる赤堀雅秋は、いい意味での気持ち悪さを醸し出し、その存在を強く印象づけた。本作の登場人物たちは、山崎演じる家則以外、何かしら皆精神を病んでいる。ゴーリキーの『どん底』の歌詞のように、暗い牢屋の中で、鉄の鎖に捕らえられてしまっているのだ。だが果たして牢屋にいるのは自分なのか、相手なのか。そして人生で真に望むべきものは、新しい冒険なのか、日々の繰り返しなのか。狂気と正気の差はまさに紙一重。辛辣なラストに、その答えを見た気がした。公演は同劇場にて2月12日(日)まで。チケットは発売中。文・野上瑠美子
2012年02月03日小畑友紀による同名人気コミックを前後篇で実写化した『僕等がいた・前篇』の完成披露イベントが1月30日(月)、東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、本作でダブル主演を果たした生田斗真と吉高由里子、メガホンを取る三木孝浩監督が巨大ハート型レッドカーペットに登場した。原作は「月刊ベツコミ」(小学館刊)にて2002年より連載が開始され、いまなお連載中。北海道と東京を舞台に、生田さん演じる過去のトラウマに苦しむ矢野元晴と、そんな彼を全力で支えようとする吉高さん演じる高橋七美の10年以上に及ぶ、まばゆいばかりの純愛を描き出す。前後篇それぞれのために人気アーティスト「Mr.Children」が主題歌を書き下ろし、話題を集めている。生田さんと吉高さんは、前編では高校生を演じているが「その後の成長も含めて演じることができればと思った」(生田さん)、「私、定時制の高校だったので、学園生活を疑似体験できた」(吉高さん)と役作りをふり返った。今回が初共演となったが、生田さんは「もともと魅力的な女優さんだと思っていた。実際にお会いすると賢い、とても頭がいい人」と第一印象をコメント。一方の吉高さんは「とにかく豪快。それに、現場に対して平等に愛情を注げる人」と生田さんの人柄を語った。前後篇を約1か月という短いスパンで連続公開する異例のスタイルに「一番いい形で原作を映像化できた。『なぜあの頃に戻れないんだろう』ってもどかしい気持ちになれるのも、前後篇ならでは」(生田さん)、「前篇、後篇に分けた意味がある作品。観ればちょっとした恋心を大切にしたくなると思います」と自信のアピール。そんな2人に対して、三木監督は「最初から息がぴったりで、モニターを見ているこっちが嫉妬するくらい。まだ恋人同士になる前から、仲がいいから『もうちょっと抑えて』と指示したほど」。目指したのは“恋したくなる映画”だと言い「ぜひ、映画からエネルギーを感じてほしい」とレッドカーペットに集まった約800人のファンに呼びかけた。『僕等がいた』は2012年3月17日(土)より前篇、4月21日(土)より後篇の二部作にて連続公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:ミスチル桜井「真っ直ぐな気持ちで取り組んだ」『僕等がいた』主題歌リリース決定壮大な“純愛回想録”!『僕等がいた・前篇』完成披露試写会に10組20名様ご招待生田×吉高W主演作『僕等がいた』主題歌が、ミスチルの書き下ろし新曲に決定!生田斗真、学ランはこれで見納め?人気漫画映画化『僕等がいた』で吉高由里子と共演
2012年01月30日2002年の連載開始以来、累計発行部数1,000万部を誇る小畑友紀による同名コミックスを、生田斗真、吉高由里子のW主演、二部作で映画化した『僕等がいた』。その前後篇それぞれのために人気アーティスト「Mr.Children」が書き下ろした主題歌楽曲のリリースが4月18日(水)に決定。さらに、後篇主題歌のタイトルが「pieces」にこのほど決定した。北海道と東京を舞台に、互いに一途な想いを寄せる主人公の矢野と七美の壮大な純愛ストーリーを前後篇の二部作で描いた本作。心ときめく矢野と七美の出会いと初恋を描いた前篇、その後彼らが誓った未来を貫く姿を描いた後篇、それぞれの世界観に合わせて、今回Mr.Childrenが2曲を書き下ろす運びとなった。今年、記念すべきデビュー20周年を迎えるMr.Childrenは、5月にベストアルバムの発売と40万人規模の全国ツアー開催を予定している。そんななか手がけた今回の楽曲について、ボーカルの桜井和寿は、「この作品のいちファンとして、主人公たちの純粋さに、大いに影響を受けながら、そして、エンドロールで曲が流れるその瞬間をイメージして真っ直ぐな気持ちで音楽制作に取り組みました」と今回初めてコメントを寄せた。同楽曲のタイトルは前篇・後篇それぞれ、「祈り ~涙の軌道」と「pieces」。どんな音色で純愛ラブストーリーを奏でてくれるのか?ファンならずとも期待が高まる。『僕等がいた』は3月17日(土)より前篇、4月21日(土)より後篇が全国にて公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:壮大な“純愛回想録”!『僕等がいた・前篇』完成披露試写会に10組20名様ご招待生田×吉高W主演作『僕等がいた』主題歌が、ミスチルの書き下ろし新曲に決定!生田斗真、学ランはこれで見納め?人気漫画映画化『僕等がいた』で吉高由里子と共演
2012年01月23日『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督最新作『ロボジー』が1月14日(土)に公開を迎え、主演の五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)、吉高由里子、濱田岳、川合正悟(Wエンジン/チャンカワイ)、川島潤哉、矢口監督とロボット“ニュー潮風”が舞台挨拶に登壇。劇中に登場するニュー潮風のライバルロボットたちも駆けつけ、会場は盛り上がりを見せた。大破したロボットの代役として偏屈な老人をロボットの中に入れてロボット展に出展したことから巻き起こる大騒動を描き出す本作。この日は映画の上映後、舞台上にニュー潮風が登場。五十嵐さんの声で「明けましておめでとうございます。司会を務めさせていただくニュー潮風です」と挨拶をして喝采を浴びた。矢口監督は「2006年に最初の台本を書いて、そこからコツコツと積み重ねて作った映画です」と公開を迎え感慨深げ。73歳にして主演を飾った五十嵐さんは「クソ寒い中、早くから来てくれてありがとうございます!」と感謝の思いを口にした。このメンバーの中でロボットに入れてみたい人は?という質問に五十嵐さんは一年前の冬に氷点下で行われた撮影の恨みを込めて「監督をロボットの中に閉じ込めたい」とポツリ。濱田さんは五十嵐さんのロボットぶりについて「この窮屈なロボットスーツを73歳に着せるって快感でした。中から小声で『頸動脈が…』って聞こえてきて、あれほど驚いたことはなかったですね(笑)」と現場での五十嵐さんの苦労を明かした。吉高さんにロボットスーツを着せるという案については、その場の全員が全力で即否定。監督が「吉高さんを入れたらより制御不能になる。ほかのロボットを踏み潰しそう」と言えば、濱田さんも「考えたくない」。川合さんが「ロボット戦争映画になりそう」と言ったところで吉高さんが冷たい笑顔で「川合さん、今日はTVも来てるので」とやんわりと警告し、会場は笑いに包まれた。矢口監督の口からは、この舞台挨拶の最後の記念撮影用に用意されたお祝いのくす玉を、説明を受けている最中に吉高さんが割ってしまったことまで暴露されたが、当の本人は「条件反射で、糸が垂れていたら引っ張りたくなる」と弁解し笑いを誘った。この日は、劇中にも登場する本物のロボット、ムラタセイサク君(村田製作所)、ヴイストンティクノ、オムニゼロポイント7、オムニゼロポイント9、アルクノン?(以上、ブイストン株式会社)も公開のお祝いに駆けつけ、それぞれ一芸を披露。その動きに吉高さんが「50年後、100年後がどうなるか楽しみですね」と目を輝かせたが、矢口監督が「その頃には五十嵐さんは見られなくて残念ですね」と毒舌のコメントで、再び会場は笑いに包まれた。『ロボジー』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ■関連記事:矢口監督待望の最新作『ロボジー』プレスシート&“カレンジー”を5名様プレゼント『ロボジー』五十嵐信次郎×吉高由里子50歳差なんて何のそのの通じ合う“熱さ”“年男”でもうすぐパパの濱田岳、去年は「グイグイ行かせてもらった」吉高由里子、70代チアリーダーに「女子高生みたい!」と喝采73歳ミッキー・カーチス、懐かしの日劇に凱旋し生演奏!
2012年01月15日この10月より“月9”で放送された、香里奈、吉高由里子、大島優子(AKB48)出演のドラマ「私が恋愛できない理由」のDVDが早くも来年3月30日(金)にリリースされることが明らかになった。月9枠初主演となる香里奈さんを始め、今年も数多くの映画に出演し存在感を見せつけた吉高さん、そして人気絶頂のAKB48の中心メンバーとして活躍する大島さんという10代、20代、30代の同性から熱烈な支持を集める3人を中心キャストに配した本作。“恋愛氷河期”と言われ、20代、30代以上の独身女性の半数以上が「恋人がいない」と言われる現状に鋭く切り込み、“恋がしたいけどできない”女たちの姿をリアルに描き出した。アネゴ肌で周囲には頼られるが、上司からさえも男性扱いされつつ、本人もそれを気にしないほど恋から縁遠くなっている恵美(香里奈さん)、恵美の後輩で就活に失敗してキャバクラに勤めているプライドが高くて勝気な咲(吉高さん)、2人のさらに後輩で真面目だが、ちょっぴり抜けた一面を持ち、恋愛に臆病な真子(大島さん)。ひょんなことからルームシェアをすることになった3人が互いに励まし合い、慰め合いながら恋に仕事に少しずつ成長していく姿が綴られる。3人のそれぞれ異なる年齢や境遇、はたまた性格や恋に対する姿勢に対して、恵美に共感した人、咲の気持ちが分かる人、真子を応援した人など、見る人の視点も様々だったのでは?なかなかうまく行かない3人の恋模様をやきもきしながら見ていたという人も多いだろう。また、女性社長として敏腕を振るう、稲森いずみ演じる美鈴や、恵美が想いを寄せる優(田中圭)の婚約者で、倉科カナ演じるひかりなど、3人以外の登場人物の葛藤や揺れる思いに思わず共感してしまうという女性も多数。恋に仕事に思い悩む女性たちの心をガッチリとつかんだ。先日放送された最終回では、一部を生放送で届けるという前代未聞の演出も。香里奈さんの掛け声で東京タワーのライトアップがハート型になるシーンがあり、最終回は視聴率を大きく伸ばし、18.4%を記録した。AKB48の“恋愛禁止条例”の下、プライベートで一切恋愛禁止の大島さんが“恋がしたいけどできない”真子を演じたことも大きな話題に。初体験となるベッドシーンに加え、過激なセリフもこなし、“優子押し”のファンからは悲鳴も…?女優として新境地を開いた。ちなみに、安室奈美恵が「Love Story」で主題歌を担当し、第9話では本人役で出演を果たしているが、安室さんにとっては月9ドラマの主題歌は和久井映見&反町隆史が出演した「バージンロード」の「CAN YOU CELEBRATE?」以来、14年9か月ぶりのこと。当時、子役として活躍していた大島さんは本ドラマで和久井さんの幼少時代を演じており、運命を感じさせる月9出演となった。先述のように多くの男女が恋をしていないと言われる一方で、3月の大震災をきっかけに人々が“絆”の深まりを求め、震災後、多くのカップルが入籍をしたというデータも。「恋愛の二極化」とも言えそうだが、いずれにせよ多くの人が「恋をしたい」「愛する人と一緒にいたい」と強く願っているのは確か。2012年の春、DVDで彼女たちの奮闘を見てガソリンを注入し、あなたの恋愛エンジンを全開にしてみては?「私が恋愛できない理由」DVD-BOXは2012年3月30日(金)より発売。「私が恋愛できない理由」DVD-BOX価格:23,940円(税込)発売元:フジテレビョン/販売元:アミューズソフト※レンタル同時開始■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project■関連記事:檀れい、初の悪女役は「楽しかった」玉山鉄二は罵られてMに目覚めた?福田麻由子、泉谷しげるの毒舌に「ついていけるか心配」香里奈×麻生久美子×吉瀬美智子×板谷由夏で奥田英朗原作『ガール』共演に向井理ら
2011年12月27日映画『ロボジー』の60歳以上限定試写会が12月7日(水)に都内で開催され、主演の五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)に吉高由里子、濱田岳、川合正悟(Wエンジン)、川島潤哉、矢口史靖監督が上映前の舞台挨拶に登壇。加えて、各方面で活躍するスーパーおじいちゃん&おばあちゃんも登場し、登壇陣と観客合わせて計31,084歳、平均69.5歳の史上最高齢試写会は異例の盛り上がりを見せた。73歳で主演を務めるのに際して「新人の気持ちで」、“五十嵐信次郎”と改名したカーチスさんは高齢者で埋まった客席に開口一番「大丈夫?生きてる?」と毒舌。矢口監督は「こんなシワシワの会場は初めて(笑)」、吉高さんは「お元気ですか?ちゃんと今日は看護師もいらっしゃるので(体調悪くなったら)恥ずかしがらずに呼んでくださいね」、濱田さんは「寒い中、節々が痛む中、来てくださってありがとうございます」とユーモアたっぷりに挨拶した。客席には60代、70代のみならず、80代さらには90代の方も!かつてカーチスさんが一世を風靡した日劇ウエスタンカーニバルを見に行ったという観客も見られた。カーチスさんは今年の1月に行われた撮影をふり返り「ロボットが30キロもあって一度中に入ったらトイレにも行けない。九州で撮影と聞いて暖かいかと思ったらマイナス2度で虐待を受けました」と苦労を明かした。ゲストとして登場したのは3組の“スーパーおじいちゃん&おばあちゃん”。1人目は、75歳にしてボディビルダーとして活躍する金澤利翼さん。黒いマントを脱いで、鍛え上げられた肉体を披露すると客席、そして登壇陣から驚嘆の声が上がった。続いて登場したのは、73歳でなわとび競技の6種目で世界記録を保持している鈴木勝己さん。壇上で二重跳び、三重跳び、さらには四重跳びまで成功させた。最後に登場した79歳の滝野文恵さんはシニア・チアリーダー「ジャパンポンポン」のリーダー。この日は仲間たちも駆けつけ、両手にポンポンを持って華麗な舞を見せつけた。最後にはポーズもバッチリと決めて客席から喝采を浴びた。横で見ていた吉高さんも「女子高生みたい!」と元気すぎるおばあちゃんたちの迫力に圧倒された様子。川合さんも「惚れてまうやろー!」とおなじみの惚れキャラでチアリーダーたちを称えた。ゲストたちに負けず劣らず元気なのがカーチスさん。ちょうど名古屋でライヴを行なっている最中で、この日の朝一番で上京して舞台挨拶に参加。またすぐに戻って明日も公演を行うという。この日は60歳を過ぎて始めたというハーモニカを披露し、会場は温かい拍手に包まれた。『ロボジー』は2012年1月14日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© FUJI TELEVISION,TOHO,DENTSU,ALTAMIRA PICTURES■関連記事:73歳ミッキー・カーチス、懐かしの日劇に凱旋し生演奏!
2011年12月07日コミックの累計発行部数が1000万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子出演で映画化する『僕等がいた』の主題歌をMr.Childrenが書き下ろすことが決定した。その他の写真『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋(吉高)の10年以上にわたるラブ・ストーリー。映画化に際しては前後篇の二部作を製作し、連続公開する。製作陣は前後篇で共通のイメージを持ちながら、淡い初恋を描いた“出会い”の前篇、ふたりが誓った未来を貫く“運命”の後篇それぞれの特徴を表現できるアーティストを求めた結果、Mr.Childrenに主題歌を依頼。前篇の主題歌『祈り~涙の軌道』と後篇の主題歌の2曲が書き下ろされる。今回の主題歌決定に際し生田は「桜井さんが描く詩や曲の世界観にいつも驚かされています。学生時代、カラオケでミスチルを歌う男子はモテモテでした。主演映画の主題歌を書き下ろしていただける僕は、この先どんな“モテモテ人生”が待っているのでしょうか。怖いです。楽しみです」と喜びのコメントを発表し、吉高も「あの映画にMr.Childrenさんの曲が重なったらと、想像すると今から胸が高鳴ります。映画の完成がより楽しみになりました」と期待を寄せている。『僕等がいた』2012年3月17日(土) 前篇、4月21日(土) 後篇 2部作連続ロードショー
2011年12月07日映画『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』が11月5日(土)に公開初日を迎え、主演の藤原竜也を始め伊勢谷友介、吉高由里子、生瀬勝久、香川照之ら主要キャスト陣が勢揃い。原作者で脚本も担当した福本伸行と佐藤東弥監督と共に舞台挨拶に登壇した。人生を賭けて博打に挑むカイジの姿を描いた人気漫画の実写映画版第2弾となる本作。計2億円を稼ぎ出すために、“沼”と言われるモンスターパチンコを攻略すべくカイジを筆頭に仲間たちが命を賭ける。これまで藤原さん、伊勢谷さん、吉高さんの3人が出席してのイベントは行われてきたが、「トークの精鋭」(伊勢谷さん)である生瀬さんと香川さんを含めた5人が勢揃いするのは「最初で最後」(吉高さん)とあって一同はハイテンション。いきなり藤原さんは真昼間の舞台挨拶にもかかわらず「みなさん、こんばんは」と挨拶し、香川さんから「飲んでるのか?」とすかさずツッコミが入った。映画では原作にはないオリジナルの“姫と奴隷”と呼ばれるゲームが展開し、本物のライオン2頭が参加しているが、キャスト陣はこのシーンにまつわるエピソードを披露。このライオンがなかなか動かずに苦労したらしいが、加えて生瀬さんによると「猫アレルギーが4人(※藤原さん、伊勢谷さん、吉高さん、香川さん)もいた」とのこと。香川さんは「僕は生まれたばかりの子猫でもダメ。犬もダメ」と渋い顔をしていたが、生瀬さんから「お前、そんなんでよく『南極大陸』(TBSにて放送中)とか出てるな」と挑発されると「“サラリーマン”のように働いてるからな」と生瀬さん出演の『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』(公開中)を意識して応酬し、会場は笑いに包まれた。現場でもこの2人はこんなやり取りばかりだったそうで「相変わらず仲が悪い」(香川さん)、「あの人(香川さん)は喋るだけ喋って寝る」(生瀬さん)と不仲ぶりを見せつける。吉高さんは、20代から50代までの個性派の男優陣に囲まれての撮影をふり返り「こうやって大人になっていくんだな…。藤原さんも30年後にはこうなってるのか」と生瀬さんを見やりながらしみじみ語り、会場は笑いに包まれた。映画にちなんで「人生の中でやり直したいこと」を尋ねられた伊勢谷さんは「(本作の)宣伝でTVに出たときに、隠してたわけではないんだけど、出すべきじゃないところが出ちゃった。『AVは企画ものが好き』と言ってしまって…」と後悔。香川さんから「企画ものは好きじゃないの?」と蒸し返されると「企画ものの方が興奮するのは事実なんですが、もう少し清楚な方が…」と明かすなど終始、丁々発止のやり取りで客席からは幾度も笑いがわき起こった。『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜 2011年11月5日より全国東宝系にて公開© 2011「カイジ2」製作委員会■関連記事:吉高由里子、チケット争奪に訪れた千人を前に「クズのみなさん、こんばんは!」駆け引き上手な俳優No.1は藤原竜也!向井理、西田敏行らが上位にランクイン藤原竜也、現場で伊勢谷&吉高との勝負に負けスタッフ全員分の餃子をお使いシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第19回)“駆け引き上手そうな”俳優は?吉高&香川『カイジ2』続投!本物のライオン登場のオリジナルゲームも
2011年11月06日映画『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』の“サバイバル試写会”と銘打ったイベントが11月1日(火)に開催され、藤原竜也、伊勢谷友介、吉高由里子が出席。ゲームに勝てなければ映画を観ることができないという過酷なゲームのゆくえを見守った。累計1,900万部を超える人気漫画の劇場版第2弾となる本作。再び借金を背負って地下の強制労働を課せられたカイジがわずかな希望を持って地上へ。己と仲間たちを救うべく“沼”と称される超難関パチンコに挑む。会場には「ようこそ、クズの皆様」という看板が掲げられたが、伊勢谷さんは観衆を前に「みなさんをクズ呼ばわりするのは僕らくらいですね(笑)。映画の中で僕はクズではなかったですが、このクズ2人(※藤原さん&吉高さん)も頑張りました」とニッコリ。試写会のチケットを目指して集結したファンはおよそ一千人だが、勝ち残れるのは最大でたった3人。吉高さんは「クズのみなさん、こんばんは!平日のこんな時間にこんな人数集まって何やってるんだ?3人しか観られないんだよ。勝たなきゃクズだ(笑)!」と過激な呼びかけで喝采を浴びていた。ゲームでは「吉高由里子がいまハマっている食べ物は?」、「吉高由里子が昨夜、最後に電話をした相手は?」、「伊勢谷友介が一昨日の洗濯物を畳んだのはいつ?」など、超マニアックな問題が次々と出題され、観客たちは3枚のプレミアムチケットを争った。最後は残った数人と藤原さんが映画さながらにじゃんけんで勝負し、勝者を決定!藤原さんは“敗者ゾーン”の柵に囲われた脱落者900人に向けて感謝の気持ちを伝えると共に「ぜひ多くの方に観てほしい」と映画をアピール。身を乗り出して握手を求めるファンの要望に笑顔で応じ、会場を後にした。『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』は11月5日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜 2011年11月5日より全国東宝系にて公開© 2011「カイジ2」製作委員会■関連記事:駆け引き上手な俳優No.1は藤原竜也!向井理、西田敏行らが上位にランクイン藤原竜也、現場で伊勢谷&吉高との勝負に負けスタッフ全員分の餃子をお使いシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第19回)“駆け引き上手そうな”俳優は?吉高&香川『カイジ2』続投!本物のライオン登場のオリジナルゲームも
2011年11月01日「お湯に浸かったような気分にさせてくれた」――。共演した吉高由里子はそんな独特の言葉で彼を評し、メガホンを握った行定勲監督はカメラマンが現場でつぶやいた「彼の何を撮っても映画になる」という言葉に唸った。徹底した役作りで知られ、幅広い作品に出演する韓国の名優、ソル・ギョング。釜山を舞台にしたオムニバス映画『Camellia カメリア』の一篇「Kamome」では、昔気質の映画カメラマンの男を演じ、ひょんなことから出会ったかもめという名の不思議な日本人の少女と夜の街をさまよう。行定組の感想は?吉高さんとの共演は?彼の体から発せられる、ふと身を任せてしまいたくなるような自然体で安心感を誘うオーラの秘密は?映画の公開を前に来日を果たしたソル・ギョングに話を聞いた。行定監督は、まさか本当に彼が出演してくれるとは思っておらず、ダメ元でオファーを出したそうだが、ソルはオファーが届くとすぐに出演を即決した。「脚本が素晴らしかったし、何より行定監督からのオファーだったのですぐにOKしました。断る理由はなかったですね」。過去に日韓共同制作の『力道山』に主演し、日本人の俳優と共演経験はあるが、日本人監督との仕事は初めて。「ときめくような時間を過ごすことができた」と撮影をふり返る。「最近の韓国映画は、作品も撮影もとってもスピーディーで、じっくり映画について考えるヒマもないんだ。でも今回、行定監督は私に十分な時間をくれた。流れに身を任せるように現場に溶け込んでいくことができたし、撮影が始まってもデジタルではなく、フィルムが回るカタカタという心地よい音と共に、とても長い息づかいの中で芝居をすることができた。それは役者にとっては最高に興奮する瞬間なんだ」。どこか煮え切らない思いを抱えたカメラマンのパクと、裸足で冬の釜山を歩く少女・かもめ。街の喧騒と2人の静かな心の営みを幻想的に描いたこの作品が持つ、韓国映画にはない独特のセンスをこう説明する。「『Kamome』は日本的な情緒を感じる作品だと思います。韓国映画はストレートで、伝えたいことを直接表現することが多いけれど、幻想的な雰囲気、儚い情緒を持っており、舞台は釜山だけれども、日本の良さを感じる作品です」。さらに吉高さんについて「強烈な“匂い”を持った女優」と語る。「“香り”じゃなくて“匂い”。彼女の撮影期間は5日間だけだったけれども、すぐにスタッフやキャストの心をわし掴みにしたんだ。そして撮影が終わってしまうと彼女が演じたかもめのように、忽然と姿を消した。私たちは彼女の残した足跡から寂しさを強く感じたよ。言葉は通じなくてもハートでコミュニケーションをとれる素晴らしい女性だと思う」。最後にソル自身について。文芸作品から娯楽まで幅広い作品で全く異なる役柄を演じ分けるが、自然に役柄に入り込み“変身”してしまう秘訣は?「俳優として普段から特別に心がけているということは特にないんです。毎日学習しているつもりでも、なかなか上手くいかない自分に苛立ちを感じたり、辛くなったりすることもある普通の人間です。でも、『平凡であろう』と努力はしているかもしれないな。あなたの隣に住んでいる人を自然に演じるために…。だからみんなに混じって、街の屋台でビールを飲んだりしているんですよ(笑)」。ソル・ギョングが体現する“自然”と吉高由里子が日本から持ち込んだ“非日常”。海辺の街で混じり合った2つの風が物語をどこへ運んでいくのか見届けてほしい。(photo:Kim Hongki)特集『Camellia カメリア』■関連作品:Camellia カメリア 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 BALCON/SIDUS FNH■関連記事:本仮屋ユイカ、寝顔は残念?「良くないって評判です」来年こそは行ってみたい?ココだけの釜山国際映画祭の楽しみ方を伝授!吉高由里子×行定勲監督インタビュー“放し飼い”から生まれた“風”のような一篇韓国の名優ソル・ギョング、吉高由里子の第一印象は「中学生くらいかな?」吉高由里子、韓国で行定勲監督に「放し飼いにされました」
2011年10月26日「UNITED ARROWS green label relaxing」CMにて今注目の女優、吉高由里子が、UNITED ARROWS green label relaxingのCMキャラクターに起用され、秋冬シーズンの新CMに登場している。CMは22日から全国でオンエア開始されており、注目の内容となっているので、ぜひチェックしたい。このCMは2本立てで、「恋するレーベル・101回目のプロポーズ」篇と「恋するレーベル・ビューティフルライフ」篇から成る。そう、それぞれ伝説的な人気ドラマ、武田鉄也の「101回目のプロポーズ」(フジテレビ系)と木村拓哉の「ビューティフルライフ」(TBS系)がモチーフだ。名セリフを叫ぶ、想いのこもった作品にCMでは、彼女がそれぞれのドラマの名セリフを叫んだり、象徴的な名場面を熱演。寒くなる季節にも心温まる、大切な人への熱い想いが込められたCMとなっている。彼女の演技も素敵だ。同ブランドでは、「Be Happy~ココロにいいオシャレな毎日~」をブランドコンセプトとしているとか。彼女のイメージがしっくりくることはもちろん、名セリフにふたたびキュン☆まさに、“ココロにいい”を提示してくれるCMとなっている。このCM公開に合わせ、UNITED ARROWS green label relaxingでは、WEBキャンペーン「恋する名所」もスタートしている。いつの時代も恋する乙女は美しい!豊富なコンテンツがズ時公開されるというから、こちらのコンテンツもCMとともに楽しんでみてはどうだろうか。元の記事を読む
2011年10月24日何をしでかすか分からない――。吉高由里子から目が離せないのはその美貌のせいばかりではない。彼女が漂わせる危うさが観る者を惹きつけてやまないのだ。そんな彼女を行定勲は「まだひとつに定まっていない映画の演技をする女優」と語る。初めてのタッグとなる2人に韓国の名優ソル・ギョングを加え、釜山を舞台に作られたオムニバス映画『Camellia カメリア』の一篇「Kamome」。行定監督は言う。「ソル・ギョングと吉高由里子が夜の街をさまよっていれば、それだけで映画になる」と。幻想的な夜を綴った情緒あふれる作品で、監督は吉高さんの何を引き出したのか――?「女優・吉高由里子の透明感が見たい。そう思わせた」(行定監督)「誰と仕事をするのか?それが僕にとって常に映画を作る上での鍵」と語る行定監督。園子温監督に鍛え上げられたデビュー作の『紀子の食卓』、そして体当たりの演技で注目を浴びた『蛇にピアス』などで見ていた彼女の姿がキャスティングの際に自然に浮かんできたという。「彼女の生命力や逆にそれを抑圧した演技。一見、色がつきやすそうに見えるけど、いろんな役をやっているのでまだはっきりと色が定まっていないんだよね。変な先入観がない状況で仕事ができるというのは作り手にとってすごく幸せな状況なんです。今回の役は何者なのか分からない、ある程度自分の中に内在しているもので作り上げていかないといけない、さまよっている女性。さまように値する女優として吉高由里子の透明感が見たいって思わせてくれたんだよね」。一方で、吉高さんもまた行定監督に惹かれるような思いを抱いていた。「私、この話をいただく前に観た行定さんの『パレード』が本当に大好きで。普段、映画自体そんなに観ないし、ましてや一度観たら繰り返し観るなんて、あまりないんですが『パレード』は何度も観て、挿入歌まで自分で引っ張り出して繰り返し聴くくらい大好きだったんです。だから興味はあったんですが、監督を知ってから一緒に仕事するまでこんなすぐだとは思わなくて驚きました。何だ?この出来レースみたいのは…って(笑)」。「監督に釜山で“放し飼い”にされた」とは吉高さんの弁。職人気質の映画カメラマンの男(ソル・ギョング)がある寒い夜、釜山の街でかもめという名の不思議な日本人の少女に出会うのだが、監督の言葉通り、何者なのかが全く分からない正体不明のかもめ。吉高さんはどのように彼女をつかみ取っていったのか?「つかめないままでいいのかな、と思ってました。つかめたらつまんないな、と。『Kamome』という作品自体に“風”のようなイメージを持ってたんですよ。自分のものにしてしまったらそれがなくなるような気がして…。そうやって戸惑いながら飛び越えていった撮影だったんですが、監督がその裸のままの素材をうまく誘導してくれました。ああだこうだと言葉で演出するわけではないんですが、触れずに導いてくれましたね」。足枷を外し、自由になれたオリジナルストーリー主人公が映画カメラマンということで、自らを投影した部分もあるのでは?と監督に問うと「性格は違うけど、言ってることに嘘はないよ」とニヤリ。映画マンの前に現れた美しい少女は一見、芸術の女神“ミューズ”を思わせるが、彼女の存在は“死”を対置させつつ“生”そのものを描き出す。「そう、言うなれば魂が後悔するくらいのパワーを持っていたというところかな。映画について語る作品でもあるから、残酷な現実もカメラにはしっかりと映ってる。ハッピーエンドと見るか、哀しい物語と感じるかは観る人それぞれ分かれると思います。ただ、あまり難しいことを描こうとは思ってないんです。どうしても日本で映画を撮ってると縛られる部分が出てくるんだよね。漫画が原作だったり、ストーリーが決まってたり。でも、足枷を外してオリジナルで撮るとこんなに自由になれる。吉高由里子とソル・ギョングが夜の釜山をさまよっているだけ、それでもう映画なんだよね。韓国の名優と吉高という才能が融合するという状況だけで面白かった」。劇中、かもめが「窮屈だったから」と軽やかに靴を脱ぎ捨てるシーンが印象的だ。演じた彼女もやはり、特別な思いを感じていたという。「“窮屈”という言葉はすごく心に残ってて、そこから彼女は熱を持って動き始めるんですよね。そこまでは無力感のようなものが漂っているんだけど、靴を脱いだ瞬間にプツンと何かほどけたというか、コップの底が急に外れて流されるような…。2人の距離がそこから縮んでいくように見えて、結局、彼の中を通って中和されて、どんどん流されていってしまう…その前後で演技も変わっていきましたね」。“衝動”から生まれた、ソル・ギョングとの芝居吉高さん自身、靴や重い荷物を放り出してふわりと歩いていってしまうような気がするが…。「それは前向きに捉えていいんでしょうか(笑)?ありがとうございます。確かに…雨に濡れたら衝動的にもう傘はいいやってなっちゃうようなところはあるかもしれないですね(笑)」。そうした突発的な身軽さ、衝動こそ彼女の魅力である。ソル・ギョングからも、監督に「彼女の衝動的に出てくる芝居を活かしたい」という申し出があったとか。監督がそのときの様子を明かす。「彼が吉高に対峙してそう感じたんですよね。焼肉屋のシーンなんですけど、彼自身、(吉高さんと)綱引きしてる。吉高の衝動的なリアクションひとつで彼も変わるんですよ。それが面白かった。おそらく相手を自分の芝居の鏡にしているんだよね。だから自分のことよりも相手のことを気にして、相手がどうなのか?相手がいい表情したなら自分もいい芝居ができてたという考え方で芝居している。だからこそ、演じている2人の間だけで通じているものが芝居にも反映されてすごく面白かった」。インタビューで、会見で、舞台挨拶で――吉高由里子が役柄を、作品を、自らを語るために紡ぎだす言葉はまさに衝動的で、瑞々しさにあふれている。彼女は少し照れくさそうにこう語る。「あんまり言葉を知らないんですよ、辞書に出てくるような正しい言葉は(苦笑)。だから、感想文のようにしか言い表せない。自分の中の感動詞なんです。『あー』とか『ウー』ってところから似ている“何か”を探して…そうやってあがいてます」。スクリーンに刻まれた彼女の「あがき」を感じてほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:Camellia カメリア 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 BALCON/SIDUS FNH■関連記事:韓国の名優ソル・ギョング、吉高由里子の第一印象は「中学生くらいかな?」吉高由里子、韓国で行定勲監督に「放し飼いにされました」
2011年10月18日まもなく放送開始となるフジテレビの月9ドラマ「私が恋愛できない理由」に出演する香里奈、吉高由里子、大島優子(AKB48)、稲森いずみが10月10日(祝・月)、“女子会”と銘打って行われた本作の制作会見に出席した。結婚どころか恋愛すらできない20代、30代の女性が急増中と言われる昨今。女子高校の先輩、後輩の関係にある恵美(香里奈さん)、咲(吉高さん)、真子(大島さん)の3人の女性がそれぞれ恋をするべく奮闘する様子が描かれる。アネゴ肌で同性からは頼られつつも恋からは遠い恵美について香里奈さんは「自然体だけど、相手に気遣って想いを伝えられず、かわいげのないところが『分かる!』って思いました」と自らを重ね合わせる。吉高さんは「咲は『どうですか?』と言われても返答が難しい。どうなっていくのかという気持ちで台本を読んでます。1話だけでは分からないので2話、3話、4話も見なくちゃいけません(笑)」とアピール。AKB48の一員として普段は“恋愛禁止条例”の下、恋をすることが許されない大島さんは恋ができない真子に自らの境遇を重ねつつ「『似てるな』とも思いつつ、等身大でやっていけたら。“女優”大島優子として頑張りたいです」と意気込みを語る。台本を読んで「ウズウズしました。不器用で、どう恋愛に突っこんでいいか分からないでいるので、親身になって応援してあげようという気持ちになりました」と語った。稲森さんは、周囲からは年下の夫との理想の結婚生活を送っているように見えて、実は夫との関係は冷め切っている美鈴を演じるが「もがく姿を愛おしく感じています」と共感を語った。現場では常に一緒にいて話をする機会が多いよう。香里奈さんについて他の3人は「サバサバしている」と語る一方で、「知れば知るほど女性っぽいところが出てきてかわいい。“いちげんさん”じゃ分からない優しさを持っている」(吉高さん)、「柔らかい気遣いができる。キュンとしました」(稲森さん)など意外な一面も明らかに。最年少の大島さんが妹キャラかと思いきや「意外と吉高さんが妹分です」(大島さん)という暴露も!この日はゲストで人気占星術師の鏡リュウジが登場し、4人の恋愛運を占った。大島さんは「清純清楚でロマンチスト。相手を理想化する」タイプと診断され「いつの日か王子様が来るのを待っています」とニッコリ。香里奈さんは「恋をすると、かなり深いところまで関わるようになり、嫉妬深くなったりする」と指摘され「肝に銘じておきます!」と苦笑を浮かべていた。なお、本ドラマの主題歌を安室奈美恵が担当することも決定。安室さんが月9ドラマで主題歌を担当するのは和久井映見、反町隆史が出演した「バージンロード」の主題歌「CAN YOU CELEBRATE?」以来、14年9か月ぶり。なお、大島さんは「バージンロード」では和久井さん演じる主人公の幼少時代を演じていた。「私が恋愛できない理由」は10月17日(月)21:00よりフジテレビ系にて放送開始。
2011年10月10日人気コミック『カイジ』シリーズの実写映画化第2弾『カイジ2 ~人生奪回ゲーム~』の完成披露記者会見が6日に都内で行なわれ、主演の藤原竜也、吉高由里子、伊勢谷友介と佐藤東弥監督、そして本作では脚本も手掛けた原作者の福本伸行氏が登壇した。完成披露の模様映画『カイジ2』は、原作ファンに人気のエピソード“欲望の沼”(『賭博破戒録カイジ』に収録)をベースに、多額の負債を抱えてしまった主人公、伊藤カイジ(藤原)が、ドン底人生からはい上がるために2週間で2億円を手に入れるサバイバル・ゲームに挑む。吉高は2009年に公開された『カイジ ~人生逆転ゲーム~』に引き続いての出演で、伊勢谷は巨大カジノの支配人役として登場する。藤原は「撮影自体は相手の裏を読み細かい駆け引きがある、張り詰めた空気の中でのお芝居だったんですが、現場を離れるとみんなで仲良くやっていた」と話し、初参加となる伊勢谷は「藤原くんを地獄に落とそうとする最大限の悪人をやらせていただいた。生瀬勝久先生、香川照之先生がかなり強烈で、本当に楽しい現場でした」と2か月半の撮影を振り返った。さらに本物の“2億円”が出演者の前に運ばれるとトークはお金のことになり、伊勢谷は「お金というものは僕らがあとから価値を付けただけであって、素材としてはただの紙。原作にはお金に固執した社会になっているというアンチテーゼがあって、先進的な考え方だと思った。お金のありようを考え直す時期にきているのでは」と語ると、藤原は「ドン底に落とされても仲間を信じてのし上がっていくカイジの姿に共感できたし、手応えを感じる作品になった。お金の価値観や仲間に対する思いだけでなく、エンターテインメントとしても優れたものができた」とPRした。『カイジ2~人生奪回ゲーム~』11月5日(土) 全国東宝系にて公開
2011年10月07日映画『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』の完成披露記者会見が10月6日(水)、東京国際フォーラムにて開催され、藤原竜也、伊勢谷友介、吉高由里子、佐藤東弥監督、原作者の福本伸行が出席した。人生を懸けてギャンブルに挑む青年・カイジの姿を描いた人気漫画の実写映画化第2弾。2週間で2億円を稼ぐためにカイジが裏カジノで勝負に挑む。前作に続きカイジを演じた藤原さんは「続編に参加させてもらえるということは前作を多くの人が観てくれたということ。その嬉しさを感じながら撮影に臨みました」と充実の表情。伊勢谷さんとは初共演、吉高さんとは前作で共演しているものの、本格的に芝居で絡むのは初めて。「初めて一緒にどっしりと芝居させてもらいましたが、嬉しかった。伊勢谷くんのプライベートの話も吉高さんの話も聞きました」と笑顔をのぞかせた。伊勢谷さんは「新参者だったので心配だったけど、温かい現場でした。最大限、悪い人をやらせてもらいました」とニヤリ。吉高さんも「映画が公開されたら会えなくなるのが寂しい」と仲の良さをうかがわせた。撮影中、藤原さんが「餃子を食べたい」と言い出し、3人でじゃんけんをして負けた人がスタッフも含めた全員分の餃子を買ってくるという劇中さながらの“大勝負”に挑んだことも。結果は「言いだしっぺが負けるもの」(伊勢谷)ということで藤原さんが自腹で130個の餃子を買いに行かされたとか。この日は映画にちなんで本物の2億円の現金が用意されたが、伊勢谷さんは「いまなら震災復興支援に使いたい。お金は人間が作り出したもので素材は紙。社会の中で後から価値がつけられたもの。(映画は)それに固執する社会へのアンチテーゼになっているのかなと捉えた」と作品を通じて考えたお金の在り方について思いを語った。吉高さんは「持って帰ったら刺されそうですね」と笑いつつ、脇に控える警備員を見やり「警備員さんて全然笑わないんですね。さっきから目を合わせてくれない」と巨大な現金を前にしつつも妙なところに興味津々だった。さらに「おかえり、クズの皆様」という強烈なキャッチコピーにちなんで自らのクズな部分について尋ねられると、藤原さんは「休みの日に競馬場で飲んで、負けたらスナック寄って…クズだな、と毎回思ってます」とプライベートでの意外な一面を告白。負けじと(?)吉高さんは「スナックは行きませんが、3日くらい休みだと遮光カーテン閉めて、ベッドから動かないです」と“クズ自慢”に花を咲かせていた。『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』は11月5日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜 2011年11月5日より全国東宝系にて公開© 2011「カイジ2」製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第19回)“駆け引き上手そうな”俳優は?吉高&香川『カイジ2』続投!本物のライオン登場のオリジナルゲームも
2011年10月06日韓国の釜山を舞台に“愛”をテーマに製作されたオムニバス3部作『カメリア』の公開を記念して3日、新宿バルト9で行なわれたイベントに、吉高由里子、ソル・ギョング、行定勲監督が登場した。イベントの模様映画『カメリア』は、“釜山プロジェクト”としてタイ、日本、韓国のアジア3か国が製作した3編からなるラブストーリーで、タイからはウィシット・サーサナティアン監督の『IRON PUSSY』、韓国からはチャン・ジュナン監督の『LOVE FOR SALE』が参加。行定監督は『kamome(カモメ)』で、カメラマン(ギョング)が出会った“カモメ”と名乗る少女(吉高)との物語を描いている。行定監督は「今でもソル・ギョングが(自分の)作品の中にいることが信じられない。ポン・ジュノ監督にお願いしたことから彼の出演が実現した」と経緯を説明。ソル・ギョングは共演の吉高について「最初はあどけない子どものような印象だったが、モニター画面で見ると成熟した女性で驚いた。彼女は現場をかき回すようにみんなの心をつかんで、別れの日はスタッフ全員が名残惜しんで涙を流すような、掃除機のように吸引力のある女優」と絶賛した。吉高は「大人になっていくにつれ時計の秒針に合わせて生きていくようになるけれど、ギョングさんはその秒針を持っていないような、自分だけの時間がある方。心から本能的に引っ張られるような引力があって、近くにいたら安心するような信頼感がある」と笑顔でコメントした。最後にギョングは「『kamome』はラブストーリーであるが、撮影現場から物語が始まる映画の世界での話でもあります。インスタント的だと言われる最近の恋とは違う、失ってしまったものや、失われていくものに対する切なさや名残惜しさなど、さまざまな感情が込められた作品です」とPRした。『カメリア』10月22日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2011年10月04日釜山国際映画祭と釜山市の協力で生まれたオムニバス映画『Camellia カメリア』。そのうちの一篇で日本から参加した行定勲監督による「Kamome」に主演する韓国人俳優のソル・ギョングが来日し、共演の吉高由里子、行定監督と共に10月3日(月)に都内で行われた舞台挨拶に出席した。釜山国際映画祭に縁の深いタイのウィシット・サーサナティアン、韓国のチャン・ジュナン、そして日本から行定監督が参加し、愛をテーマにそれぞれ釜山の過去、現代、未来を描いた本作。「Kamome」では映画カメラマンの男(ソル・ギョング)と日本人の少女・かもめ(吉高さん)が夜の釜山をさまよう様子が切なくも美しく綴られる。以前から「日本のみなさんに紹介したい」とソルの来日を熱望していた吉高さん。久々の再会に嬉しそうな笑みを浮かべ「この後、一緒にご飯食べに行くんです」と子供のようにはしゃいでいた。ソルはそんな吉高さんについて「最初は子供のようで中学生くらいかと思った。でもモニターに現れるのを見たら成熟した女性でびっくりした」とその変身ぶりを絶賛。「現場をかき回してみんなの心をつかんでいました。映画のヒロインのように彼女が姿を消すとスタッフはみんな寂しがってた。掃除機のような凄まじい吸引力を持ってます」と語った。吉高さんは「大人になるにつれて時計の秒針に押し出されるように、時計に合わせて生きていくようになってしまうものですが、ギョングさんはそんな秒針を持っていない方。お湯に浸かったような気分にさせてもらいました」とソルの魅力を語った。さらに行定監督については「監督も持ってますなぁ(笑)」とオヤジくさい口調でその素晴らしさを語り、会場を笑いに包んだ。行定監督も「何それ?そんな女優いるか?」と困惑した笑みを浮かべていた。ソルは「行定監督と一緒に仕事ができると聞いてすぐに(出演を)決めました」と語ったが、監督も「同い年とは思えない兄貴的なオーラがある。一見、武骨ですが繊細な解釈をされる方でした。いまでもソル・ギョングが自分の映画の中にいるのが信じられない」と相思相愛ぶりを感じさせた。『Camellia カメリア』は10月22日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:Camellia カメリア 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 BALCON/SIDUS FNH■関連記事:吉高由里子、韓国で行定勲監督に「放し飼いにされました」
2011年10月03日「行け!稲中卓球部」の古谷実の異色のベストセラーコミックを園子温が映画化した『ヒミズ』の新キャストが解禁!窪塚洋介、鈴木杏が園監督作品初出演を果たすほか、それぞれ園監督作品で映画デビューを果たしている西島隆弘(AAA)、吉高由里子が出演していることも明らかになった。ギャグ漫画で高い人気を誇る古谷氏がギャグ路線を完全に封印して描き上げた原作漫画を、『冷たい熱帯魚』など海外でも注目を集める鬼才・園子温が「3.11」以降の日本を舞台に実写化。「普通」な大人になることを願う15歳の住田(染谷将太)と愛する人と守り守られ生きることを夢見る景子(二階堂ふみ)を通じて、ある事件をきっかけに破滅へと突き進んでいく若者たちの姿を描き出す。染谷将太、二階堂ふみという若いキャストを中心に、吹越満、でんでん、黒沢あすかなどこれまで園作品を彩ってきた名優陣の共演が発表されていたが、今回、新な顔ぶれが明らかに。窪塚さんは、物語に強烈なインパクトを与えるスリの若者・テル彦役で出演。「ひやかし程度の出演ですけど、園監督とご一緒できてだいぶ楽しかったです」と撮影をふり返る。窪塚さんと同じく園監督の作品に初めて参加した鈴木さんは、「いつも観て圧倒されていた園子温監督の作品に参加できてとても嬉しかったです。もっと現場にいたかった!」と喜びを語ってくれた。映画初出演&初主演作となった『愛のむきだし』で強烈な存在感を放ち絶賛を集めた西島さん。「約4年ぶりの園監督とのお仕事でしたが、あの頃を思い出すくらい、園ワールド全開のLIVE撮影を久しぶりに味わえました!最高に気持ちが良かったです!もっと出たかった!漫画も読んでいたので、出来上がりが楽しみです」と自信をうかがわせる。そして『紀子の食卓』でデビューを果たし、園監督の薫陶を受けた吉高さんは「1日だけ参加させていただきました。なので、現場全体がどういう雰囲気で前進しているかあまりわかりませんでしたが、その日だけで感じたのは、何かが決壊したような自由で勢いのある作品になりそうだということです」と手応えを明かす。常連&初参加組が園監督の指揮の下でどのような化学変化を見せているのか?本作はこのほど開幕した第68回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門にも出品されており、グランプリの金獅子賞受賞に期待がかかる。日本の“いま”をすくい上げた作品として、海外の感想、評価も気になるところだ。『ヒミズ』は2012年春、シネクイントほか全国にて順次公開。■関連作品:ヒミズ 2012年春、シネクイントほか全国にて順次公開© 『ヒミズ』フィルムパートナーズ■関連記事:ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!『冷たい熱帯魚』の衝撃再び?『ヒミズ』に吹越満、でんでんら“園組”が勢揃い園子温が「稲中卓球部」古谷実の人気漫画「ヒミズ」を映画化!主演に染谷将太
2011年09月02日トリートメントウォーター100名プレゼント吉高由里子さんのCMでおなじみの、花王「エッセンシャル」では、新発売のトリートメントウォーター「ニュアンスエアリー」または「リッチプレミア」が抽選で100名に当たるプレゼントキャンペーンを実施している。応募期間は8月8日から9月8日まで。キューティクル保湿成分配合でスルスルの手触りにトリートメントウォーターは、洗い流さないトリートメント ミストタイプで、髪全体はもちろん、特にパサつきがちな毛先15cmの髪の芯までうるおい補給。キューティクルのめくれを抑えて、からまりを防ぎ、髪を「まとまりのよい、なめらかスルスルの手触りに」導くという。「リッチプレミア」、「ニュアンスエアリー」とも、キューティクル保湿成分を配合し、傷んでまとまりにくくなった髪をまとめやすくするのが特徴で、「リッチプレミア」は毛先まで広がらずしっとりまとめるタイプ、「ニュアンスエアリー」は毛先までふんわり軽やかにまとめるタイプ。仕上がりのお好みに合わせて選べる。プレゼントは「カワつく団」団員限定プレゼントへの応募には、花王「エッセンシャル」がサポートする、女の子のカワイイづくりを応援する情報サイトの「カワつく団」に入団(無料)し、100カワPointが必要。また、「カワつく団」では、"みなさんがもっとかわいくなるために"、<キュン!なプレゼント>を実施中。ファッションブランド「Lovedrose」「BORNY」「LIZ LISA/LIZ LISA TWINKLE」などから、トータルファッションアイテムを隔週で1名にプレゼント。詳細は、プレゼントページおよび「カワつく団」紹介ページを参照のこと。元の記事を読む
2011年08月13日