唐沢寿明演じる熱血昭和デカ・京極浩介と窪田正孝演じる平成デカ・望月亮太の凸凹コンビがみせるツッコミどころ満載のやり取りや、2人の身体能力の高さを生かしたアクション、徐々に設定が崩壊していく(!?)個性豊かなキャラクターなどで人気を博したドラマが、ついに映画化を迎えた『ラストコップTHE MOVIE』。今回はドラマシリーズからのファンはもちろん、「ラストコップ」初心者でも楽しめる、映画の見どころに迫った。ドラマシリーズの最終話では、ストーリーの一部を生放送し、京極の生死を視聴者の投票で決定するなど、“前代未聞”の試みでも話題を集め、じわじわとファンを増やし続けてきた本作。そんな本作が、映像配信サービス「Hulu」での配信、日本テレビでの連続ドラマ放映を経て、映画版ではついに完結を迎える。その見どころポイントは、大きく3つ挙げられる。【ポイント1】女子必見!“史上最強の男前デカ“たちが見せるド派手アクション!!現代の常識も世間の空気も全て無視した時代錯誤な昭和デカ・京極と、現代っ子の平成刑事・亮太が、絶妙なボケとツッコミを見せながら、豪快かつ破天荒な捜査で事件を解決していくのが売り。映画版で描かれるのは、最新鋭の人工知能が引き起こす“人類滅亡の危機”という未だかつてない大事件!さらに、これまで幾多のピンチを乗り切ってきた京極の不死身のパワーが、遂に限界に到達?自らの死を覚悟しながら、「最後まで目に焼き付けてほしい」と語る京極の生きざまに、唯一無二のバディである亮太は、これまで京極に教わった全てを持って答えようと奔走するが…。そんな本作の最大の見どころといえるのが、ド派手で迫力満載のアクションシーン。京極と亮太の凸凹コンビはもちろんのこと、京極に敵対しつつも、いつの間にやら京極ペースに巻き込まれていく神奈川県警のエース・松浦(藤木直人)と、“残念なイケメンキャラ”に崩壊しつつある部下の若山(竹内涼真)らも、本作ではドラマシリーズを上回る豪快なアクションをみせている。普段は寒いギャグを炸裂させるものの、誰よりも男らしい一面を持つ京極を始め、実は一途で細マッチョの亮太、さらにクールで冷静沈着な松浦、なぜか“憎めない”キャラの若山ら、“史上最強の男前デカ”たちの勇姿には注目だ。【ポイント2】刑事ドラマなのに! ツッコミどころ満載のギャグやアイドルソングが病みつきに!?「ラストコップ」シリーズといえば、次々に登場する個性派キャラたちが繰り出す“ギャグ”も魅力の1つ。平成生まれのゆとりデカ・亮太を始め、当初はエリート刑事だったはずが、いまや“残念なイケメン”キャラに変貌を遂げた若山、ブチ切れると手に負えない(!?)京極の娘・結衣(佐々木希)、刑事ドラママニアの本部長・神野(小日向文世)など、京極を取り巻く個性派キャラたちによる丁々発止のやり取り、次々炸裂するギャグには爆笑必至。さらに映画版では、本作の鍵を握る人工知能・“ぶなっしー”の声を、出川哲郎が担当!時折、出川さん本人を彷彿とさせるセリフを放つ“ぶなっしー”と、京極らを始めとする横浜中央署の面々とのコミカルなやりとりはお笑いファンも一見の価値あり!?そんなギャグ要素がありつつも、ドラマシリーズ途中に結成され「可愛すぎる!」と話題になった、菜々子(桜井日奈子)、美咲(武田玲奈)、栞(伊藤沙莉)による警察官アイドルユニット「KBDホーリーナイト」も健在。映画版でも中毒性の高い歌とダンスを披露している。耳に残るフレーズと3人の激カワダンスが病みつきになること間違いなし?【ポイント3】凸凹バディ、亮太と結衣、横浜中央署の仲間…それぞれの深い絆に涙!?当初は、京極と仕方なく(?)バディを組まされた亮太。時には反発をしながらも、現代のルールを無視した京極の豪快な捜査で事件を解決していくうちに、その関係性は次第に変化し、凸凹コンビは唯一無二のバディとして絆を深めてきた。「自分は不死身だ!」と豪語し、破天荒なやり方でも幾多のピンチを乗り越えてきた京極だが、そんな“不死身のパワー”も遂に限界に到達…。自分の生き様を何とか亮太に託そうとする京極の姿や、京極が抱える秘密を知ったときの亮太のあふれる想いに、思わず泣かされてしまうかも!?また、最新鋭の人工知能が引き起こした大事件に直面し、最後の決断を下そうと死を覚悟した京極を前に、彼に大切な生き方を教えられてきた仲間たちはどうするのか。そんな危機を前に、亮太は本当に結衣と結婚を果たすことが出来るのか!?京極・亮太の凸凹バディはもちろん、全ての事実を知り動揺する亮太と、全力で彼を支えようとする結衣、そして最後の最後まで振り回されながらも京極の力になろうとする横浜中央署の面々、それぞれの“絆”の深さに触れるとき、熱く込み上げるものが…。最後の「ラストコップ」は、まさか、まさかの感動の予感大。アクション、ギャグ、ロマンス、感動、すべての要素をつめこんだエンターテインメント大作に仕上がった本作。彼らのラストを、スクリーンで見届けて。『ラストコップ THE MOVIE』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストコップTHE MOVIE 2017年5月3日より全国にて公開(C) 2017映画「ラストコップ」製作委員会 Based on the German TV series “DER LETZTE BULLE”, distributed by Red Arrow International
2017年05月08日公開初日を迎えた映画『ラストコップ THE MOVIE』の舞台あいさつが3日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、唐沢寿明、窪田正孝、佐々木希、藤木直人、小日向文世、和久井映見、黒川智花、竹内涼真、松尾諭、桜井日奈子、武田怜奈、伊藤沙莉、田山涼成、宮川一朗太、猪股隆一監督が出席した。本作のエンドロール終了後には、それぞれのキャラクターの30年後を描くボーナス映像を1本つけて公開される"サプライズ・マルチエンディング"という映画業界初めての仕掛けが行われるが、舞台あいさつが実施されたこの日は、上映後に製作されたサプライズ・マルチエンディング10本をまとめて公開。その後に主演の唐沢寿明らキャスト陣と猪俣監督の総勢15人が勢揃いして舞台あいさつを行った。まずは登壇者を代表して唐沢は「初日とはいえ、こんなにたくさんの方々に観ていただいてありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、上映された10本のエンディングについて「これは30年後の世界なんですが、みんな特殊メイクで6~7時間掛かるんです。エンディングを撮ったらまたメイクを落とすのに時間が掛かって大変でしたよ」と振り返った。お気に入りのエンディングを「藤木くん相当気に入っていたね」と藤木が演じる松浦がずっとローリングサンダーロープを回しているエンディングが気に入った様子。その唐沢と劇中でタッグを組んだ窪田は「僕は結衣ちゃん(佐々木希)がだいぶぽっちゃりになっていたところが気に入っています」と30年後の太った結衣を描いたエンディングをあげた。舞台あいさつの最後には窪田から唐沢へキャスト陣の寄せ書き、唐沢から窪田へ唐沢が劇中で着用していたスタジャンをプレゼント。寄せ書きをもらった唐沢は「皆さんありがたいんですが、後で言葉でいただいても良かったのに」と照れ隠し。続けて「この作品で窪田はガラっと変わりました。最初は暗いコンピューターオタクだったのにすごいキャラになっていました。それに竹内くんがこんなにも隠し玉だったとは。完全に食われましたよ。いずれ潰すからな!」と独特の言い回しで後輩たちの演技を賞賛していた。30年の昏睡状態から突如目覚めた熱すぎる昭和デカ・京極浩介(唐沢寿明)とバディを組むことになった草食系の平成刑事・望月亮太の凸凹コンビの活躍を描いたドラマ『ラストコップ』(日本テレビ系)の劇場版となる本作。劇場版では京極と望月が最大で最後の大事件に挑む。
2017年05月04日Hulu、地上波ドラマ、映画と続く人気シリーズ『ラストコップ THE MOVIE』の初日舞台挨拶が5月3日(水)に行われ、出演する唐沢寿明、窪田正孝、佐々木希ら総勢15名が賑やかに登壇した。挨拶を求められた唐沢さんは、開口一番、「特にありません!」とふざけると、窪田さんをはじめとするキャスト勢に総つっこみを受け、そのはちゃめちゃぶりにニヤリと笑みを浮かべていた。『ラストコップ THE MOVIE』は、30年の眠りから覚めた熱血すぎる昭和気質の刑事・京極浩介(唐沢さん)と、草食系の平成刑事・望月亮太(窪田さん)がバディを組み、破天荒な捜査で事件を解決するアクションコメディ。本作では、世界的研究者が開発したハイテクAIロボのブナッシーに振り回されながらも、国際テロ組織に立ち向かう姿が描かれる。シリーズの中で、キャラクターがどんどん進化していくのも見どころのひとつ。特に、竹内涼真演じる若山省吾は、残念なイケメンへと変わり果て、面白さを極めていった。新境地を踏んだ竹内さんは、「台本を読んで、これは試されているなあって。自分を解放するチャンスだと思ったので、やるしかないとどんどん解放していきました(笑)」とふり返った。唐沢さんも納得の表情で、「この作品では窪田もガラッと変わりました。竹内くんなんて、キモ山なんていう隠し玉があったなんて…完全に食われました。いずれつぶすからな!」と、ライバル宣言(?)をしていた。舞台挨拶の終盤では、サプライズで唐沢さんにキャスト陣から寄せ書きを渡す場面も。すると、唐沢さんが「僕も窪田くんにあるんですよ」と袖に降りて、手におなじみのライダースを抱えて再登場。「僕の自前なんです。窪田が一生懸命頑張ったので、あげます」と思わぬ唐沢さんからのプレゼントに、窪田さんもうれしそうに着てみせた。袖丈がやや足りない様子ではあったが、窪田さんは「ちょっとぱっつんぱっつんですけど(笑)、でもきっと伸びてなじみます。ありがとうございます!」とお辞儀をしていた。初日舞台挨拶には、そのほか、藤木直人、小日向文世、和久井映見、黒川智花、松尾諭、桜井日奈子、武田怜奈、伊藤沙莉、田山涼成、宮川一朗太、猪股隆一監督も出席した。『ラストコップ THE MOVIE』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:ラストコップTHE MOVIE 2017年5月3日より全国にて公開(C) 2017映画「ラストコップ」製作委員会 Based on the German TV series “DER LETZTE BULLE”, distributed by Red Arrow International
2017年05月03日『ラストコップTHE MOVIE』の公開直前イベントが4月24日(月)、都内で行われ、唐沢寿明、窪田正孝、佐々木希、和久井映見、竹内涼真、松尾諭、桜井日奈子、武田怜奈、マギー、宮川一朗太、田山涼成、加藤雅也、吉沢亮が勢ぞろいした。30年間の昏睡状態から目覚めた時代遅れの刑事・京極浩介(唐沢さん)と、イマドキの草食系若手刑事・望月亮太(窪田さん)がバディとして難事件に立ち向かう人気ドラマの劇場版。2人が勤務する横浜中央署に導入された人工知能が、国際テロ組織の手に渡り、日本壊滅の危機が訪れる。自らの死を覚悟しながら、自分の生きざまを亮太に託そうとする京極の選択とは?地上波SPドラマから「Hulu」オリジナルドラマ、日テレ土曜の連ドラと主人公を演じた唐沢さんは「冒頭から、またこいつら、くだらないことやってるなと思われますが、シリアスな部分もあり、最後は号泣できる」と今回の劇場版にも強い手応え。「いまは言えませんが、何度も劇場に足を運ぶ理由もあります」と思わせぶりな発言で、ファンの期待をあおった。一方、バディ役の窪田さんは「これで終わっちゃうのかなと…」とさみしそうな表情だった。新婚の佐々木さんは、「毎回、現場に行くのが楽しかった」と幸せオーラ全開の笑顔。「Hulu」オリジナルドラマでは、“コマネチ”ポーズも披露しており、「唐沢さんから、『角度が重要』だと教えていただいた」のだとか。父親役の唐沢さんは、「それ、(ビート)たけしさんに言われたんだよね。だから、しっかり継承していかないといけない気持ちがありますから」と並々ならぬこだわりを見せていた。『ラストコップTHE MOIVE』は5月3日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストコップTHE MOVIE 2017年5月3日より全国にて公開(C) 2017映画「ラストコップ」製作委員会 Based on the German TV series “DER LETZTE BULLE”, distributed by Red Arrow International
2017年04月24日旅とグルメをテーマに出演者たちが様々な場所でロケするバラエティ「火曜サプライズ」の2時間スペシャルが笑福亭鶴瓶、中居正広、唐沢寿明、窪田正孝、大原櫻子ら豪華ゲストを迎え4月18日(火)今夜放送される。今回はレギュラー番組での共演など公私ともに交流が深い鶴瓶さんと中居さんが登場。“実は超怖い!?”という鶴瓶さんの素顔をはじめ、中居さんが番組MCのウエンツ瑛士に対する不満を明かす。不満が爆発しそうだというそのワケとは!?まさかの展開をみせる“爆弾トーク”をお楽しみに。また5月に公開される映画『ラストコップTHE MOVIE』から登場の唐沢さんと窪田さんは南千住へアポなし旅に。4月にも関わらず極寒の雨でロケは大苦戦。急遽、唐沢さんの地元・三ノ輪へ移動、唐沢さんの母が昔バイトしていたという焼肉屋で知られざる“親子秘話”が語られる。そして大原さんは子どもの頃から10年以上住んでいたという祖師ヶ谷大蔵へ。ハードルが高そうなイタリアンの店に大原さんが初アポなし交渉、はたして結果は!?さらに祖師ヶ谷大蔵が地元という大物女優とバッタリ遭遇、行きつけの店を案内してもらうなど、故郷での“アポなし旅”を繰り広げる。また大原さんの家族秘話などプライベートトークも必見。そのほか山瀬まみと石塚英彦の有名人のお宅訪問や、江原啓之と「オリエンタルラジオ」への生お悩み相談にはSHELLYが登場する。世界的ヒットドラマを日本で映像化、昨年の連続ドラマも好評だった「THE LAST COP/ラストコップ」の劇場版『ラストコップTHE MOVIE』は5月3日(水・祝)より全国にて公開。30年の昏睡状態から突如目覚めた、現代の常識も世間の空気も通じない時代錯誤の熱血昭和デカ・京極浩介を唐沢さんが演じ、京極とバディを組むことになった草食系平成刑事・望月亮太を窪田さんが演じ、今回は最新鋭の人工知能による人類滅亡の危機に京極&望月の凸凹コンビが挑む。2人のほか佐々木希、藤木直人、小日向文世、和久井映見、竹内涼真といったおなじみのメンバーも続投。またシリーズ通して何度かゲストで出演しているふなっしーなど豪華ゲストも出演。さらに今回敵となる最新鋭の人工知能“ブナッシー”の声を出川哲朗が担当する。「火曜サプライズ」2時間スペシャルは4月18日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ラストコップTHE MOVIE 2017年5月3日より全国にて公開(C) 2017映画「ラストコップ」製作委員会 Based on the German TV series “DER LETZTE BULLE”, distributed by Red Arrow International
2017年04月18日唐沢寿明と窪田正孝の凸凹刑事コンビで人気を博したドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」が、ついに映画化される『ラストコップTHE MOVIE』。本日4月1日(金)の「エイプリルフール」に、およそ30年前に世界中を震撼させた、“あの名作アクション映画”風パロディポスターが公開された。「THE LAST COP/ラストコップ」は、30年の昏睡状態から突如目覚めた、現代の常識も世間の空気も全て無視した時代錯誤な熱血昭和デカ:京極浩介(唐沢寿明)と、京極とバディを組むことになった草食系の平成刑事:望月亮太(窪田正孝)の凸凹コンビが、豪快かつ破天荒な捜査で事件を解決していくアクションコメディ。配信、地上波ドラマから大人気となった本作は、今回の映画化で大団円を迎える。そして今回、公開されたポスターは、映画ファンならハッとなる(!?)、あの名作アクション映画にそっくりなビジュアル!ロサンゼルスにある通称“ナカトミ・プラザ”(正式名称「フォックス・プラザ」)…ではなく、日本の東京都港区にそびえ立つ、超高層ビル・日本テレビタワーの全景と、深刻な表情でそのビルを見つめる京極の姿が…。「地上32階!超高層ビルは戦場と化した!」の言葉のとおり、タワーの屋上付近は爆破炎上しており、突如ハイジャックの標的となった日本テレビが、まさかの戦場と化す驚愕の内容が映し出されている。この緊張度MAXのポスターは、「エイプリルフール」限定で特別に制作されたもの。京極が事件に巻き込まれ、昏睡状態に陥ったおよそ30年前に公開された、あの不朽の名作アクション映画を思わせる仕上がりだ。どんな危険な事件も、身体ひとつで立ち向かう “日本一不死身の横浜刑事・京極”と、京極同様、ド派手なアクションと驚異の精神力で凶悪事件を解決する“世界一不死身のニューヨーク刑事”…どこか共通点を感じさせる2人の名刑事の奇跡のパロディは、思わず唸ること間違いなしのクオリティ。実際の劇場版では、日テレタワーのハイジャックよりもさらに危険(!?)な、最新鋭の人工知能が引き起こす“人類滅亡の危機”という未だかつてない大事件が勃発。さらに、これまで幾多のピンチを乗り切ってきた京極の不死身のパワーが、ついに限界に到達。自らの死を覚悟しながら、「最後まで目に焼き付けてほしい」と語る京極の生きざまに、唯一無二のバディである亮太は、これまで京極に教わった全てを持って答えようと奔走するが…。なお、映画公式サイトも4月1日(土)限定で「エイプリルフール」仕様に変更に。アクションのみならず、ラブに感動、そしてギャグも満載の本作らしいパロディとなっている。『ラストコップTHE MOVIE』は5月3日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストコップTHE MOVIE 2017年5月3日より全国にて公開(C) 2017映画「ラストコップ」製作委員会 Based on the German TV series “DER LETZTE BULLE”, distributed by Red Arrow International
2017年04月01日3月13日、夕暮れどきの繁華街を歩く小泉今日子(51)の姿があった。この日、都内のイタリアンレストランでドラマ『スーパーサラリーマン佐江内氏』(日本テレビ系)の打ち上げが行われたのだ。開始時刻の午後5時前に、徒歩でやって来た小泉。しばらくすると、主演の堤真一(52)をはじめ出演者たちが続々と会場入りした。 「小泉さんは撮影の際はよくひとりで現場入りし、終わるとそのまま帰っていました。スタッフが送り迎えできなくて慌てることもありましたが、彼女は『専属スタッフをぞろぞろ連れて歩くのはカッコ悪い』というポリシーがあるそうで……。そんな気取らない姿勢に、周囲からも『これこそスターだよ』と絶賛の声が上がっていました」(ドラマ関係者) 打ち上げではキャストがひとりずつ壇上で挨拶していく展開。小泉は自然体でこう答えていたという。 「彼女は『今までやってきたドラマのなかで、いちばん楽でした。ロケもほとんどなかったし(笑)』とジョークを言って、笑いを取っていました。ただその後にはきちんと『とても楽しかったです。またパート2があればこんな感じでお願いします』と続けるなど、作品への愛情を感じさせるスピーチでした」(前出・ドラマ関係者) 作品に愛情を抱いていたのは、堤も同じだったようだ。 「とにかく、笑いの絶えない現場でしたからね。福田雄一監督(48)のドラマは現場で脚本が変更になることも多いのですが、みんなアドリブを連発して楽しんでいました。堤さんは『大学のサークルみたいなノリだよね』と笑っていました。打ち上げでも『エンディングのダンスはきつかったよ。家でも練習したけど、奥さんにダメ出しばっかりされていた(笑)』と振り返っていました」(前出・ドラマ関係者) 作中では、堤に無茶ぶりする“鬼嫁”役を務めていた小泉。打ち上げではそんな2人の“夫婦の絆”が垣間見えるシーンもあったという。 「小泉さんが挨拶をした直後、友人役の福島マリコさん(50)が彼女にハグしたんです。すると『俺も!俺も!』と縁者やスタッフがどんどん押し寄せてきて……。すると最後に、夫役の堤さんが満を持して登場!彼が熱い抱擁を交わすと、小泉さんはもう大爆笑でしたね」(出席者) 一次会は8時にお開きとなり、一行は2次会へ。そこでも和気あいあいとした空気が続いていたという。 「話題作として評判はかなり上々でしたから、実は局内ですでに続編や映画化の話も浮上してきているそうです。意外とすぐにでも実現へ向けて動き出すかもしれません」(前出・出席者) “さえない夫”の堤を安堵させたであろう“鬼嫁”小泉の抱擁。そこには「次もまたいっしょに」という“誓いが込められていたのかも!?
2017年03月22日アラサー女性5人の本音を描いた舞台「野良女」が4月に上演される。その公開制作発表が開かれ、主演の佐津川愛美をはじめ、芹那、沢井美優、深谷美歩、菊地美香、演出を手掛ける稲葉賀恵(文学座)、原作者の宮木あや子が登壇した。舞台『野良女』チケット情報原作は宮木あや子による同名人気小説。宮木自ら“しょぼくれSex And The City @中央線の荻窪駅より西側”とキャッチフレーズをつけたアラサー女性たちの、恋や仕事、病気、性などにまつわる悩みが下ネタ満載のガールズトークで描かれ、出版から8年が経つ今でも根強い人気を誇る。出演女優5人は役柄同様アラサーで、演出の稲葉も「こんなに女が多い芝居、アラサーが集まった芝居も珍しい。はっちゃける女優たちが見られると思いますのでご期待ください」と挨拶した。宮木は、最初はドラマ化の提案だったと明かし「台詞が“ピー”だらけになるので無理でしたって話を聞かされて(笑)。諦めかけてたところに舞台にできます!と。しかし出てくれる女優はいるのだろうかと思ったら意外にも皆さま出てくださって。ありがとうございます!」と笑顔を見せた。女優陣は役衣装で登場し、手にはアルコール。原作の居酒屋トークを彷彿させるスタイルで和やかに進行。恋人が2年間おらず毎晩のように友人と酒を飲む鑓水役の佐津川は「絶対面白いものにしようと思っています!」と熱く語り、下ネタについても「全然平気です。私は事務所NGとかもないので何でも大丈夫!」と気合い十分。彼氏からのDVで痣を作りつつも向けられる憐れみを保険の営業で活かす女・桶川を演じる芹那は「アラサー5人で包み隠さずガールズトークする舞台と聞いて『楽しそう!』と台本を読んだらめっちゃ下ネタ多くて、どうしようって思いました(笑)」実家は大金持ちで学生時代はミスコン三連覇、現在は役員秘書という華やかな生活を送るが、彼は50代でバツイチの朝日役の沢井は「私もアラサー真っ只中なので、この作品で内面がえぐられるのかなと思っています。闘いまくっていい作品になれば」仕事に情熱を持ち正社員採用されたばかりだが早くも転職活動中、カナダに住む元カレに未練がある壺井役の深谷は「年相応のアラサー、なおかつ下ネタを言う役は初めて。自分の新境地になるんじゃないかなと思います」独身だと言い張る既婚者と不倫中、情緒不安定で手首に傷がある横山役の菊地は「これだけハードな作品でも思う存分やれるのが舞台。その分エネルギーを使うと思いますが、力を合わせて新しい何かを打ち出していけたら」生々しくパワフルな作品になりそうな本作は4月5日(水)から9日(日)まで、東京・新宿シアターサンモールにて。取材・文:中川實穗
2017年02月14日世界的ヒットの刑事ドラマシリーズを日本では唐沢寿明と窪田正孝でドラマ化。昭和と平成、世代もキャラも全く違う2人の刑事によるコメディ&アクション「THE LAST COP/ラストコップ」の第9話が12月3日(土)今夜放送される。2015年6月、捜査中の事故で昏睡状態となった男・京極浩介(唐沢さん)が30年ぶりに覚醒。京極は横浜中央署の若手刑事・望月亮太(窪田さん)と共に30年前に追っていた凶悪犯“カグラ”とその組織を壊滅に追いやり、時間を超えた因縁に蹴りをつけた。その後2人の“バディ”はルール無視、強引で破天荒な活躍ながら数多の凶悪事件を解決していく…。ドイツから世界的ヒットとなったシリーズを日本テレビと「Hulu」が共同制作で昨年、地上派SPドラマとして放送。「Hulu」での連続ドラマ版配信、この夏の3週連続ドラマ放送を経てこの秋から始まった連続ドラマ版では、2人のライバル的存在として藤木直人演じる神奈川県警本部の警視正・松浦聡と、竹内涼真演じる神奈川県警本部の警部・若山省吾が登場。立場もタイプも違う2つの“バディ”の関係性も今シリーズの魅力になっている。そしてこの2つのバディを競わせて楽しんでいるのが小日向文世演じる警視監・神野晴彦。これまでも麻薬組織「リアルマンティス」摘発の際に、わざと情報を漏らして警視庁の捜査を妨害してみたり、前回の第8話でも武装集団の制圧のためビルに乗り込むことになった京極と亮太をけしかけ、亮太が記憶を失うきっかけを作るなど、その行動は理解不能だ。今回の第9話ではそんな神野がさらに“暴走”する。神野に呼び出された京極×亮太と松浦×若山の両バディ。神野によれば京極たちが麻薬組織「リアルマンティス」を逮捕したことで警視庁の組織犯罪対策部部長・明神(宅麻伸)が手柄を横取りされたと怒り、腹いせに神野の過去の不祥事を暴露すると脅しているのだとか。神野は京極たちに警視庁に潜入し、明神が握っている神野に関する秘密の書類を盗み出すよう命じる。言うことを聞かなければ京極たちの秘密を暴露すると脅され、京極たちは仕方なく神野の命令に従う。完璧なセキュリティの警視庁に忍び込むのは不可能だと言い切る松浦だが、京極はまたしても奇想天外なアイデアを思いつく。おとりを使って明神を執務室からおびき出し、隣のビルから警視庁に忍び込む京極たち。清掃員に変装した京極と松浦は明神の執務室へ向かう一方、警視庁の刑事になりすました若山と女性警官になりすました亮太が周囲を見張る。明神の執務室に潜入した京極と松浦は「明神は大切な書類は緑の封筒に入れて保管する癖がある」という神野の言葉通り部屋で緑の封筒を発見するが…というのが今回のストーリー。2つのバディにより“共同作戦”の結末は…!? 「THE LAST COP/ラストコップ」第9話は12月3日(土)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年12月03日ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」のLINE LIVEが17日(木)、クイーンズスクエア横浜で行われ、竹内涼真、桜井日奈子、武田玲奈、伊藤沙莉が登場。約1時間にわたり撮影エピソードなどを披露し、集まった800人以上ものファンを沸かせた。竹内さんらは、それぞれの役衣装で登場するとQ&Aを実施。「もし役をチェンジできるなら?」と問われた竹内さんは、「日奈子ちゃん。女の子の役を演じたらどうなるのかな?(女装願望は)ないですけど、可愛くなると思います」と自信あり気にコメント。また、「人生のラストに何かできるなら?」という質問に、桜井さんは「大好きな卵焼きに埋もれて死にたい」というキュートな返答をし、ファンのハートをくすぐった。この日は、20分に1回の割合で観客も撮影可能なフォトセッションが行われ、竹内さんらは爽やかな笑顔を振りまいた。本作は、30年間の昏睡状態から復活した昭和の肉食デカ・京極浩介(唐沢寿明)と、平成のザ・草食系刑事・望月亮太(窪田正孝)の凸凹バディが事件に立ち向かう刑事アクションコメディ。大ベテランの唐沢さんとの共演は若手キャストに刺激を与えており、竹内さんは「一番面白い人」と言いつつ、唐沢さんのアドリブによって「現場での対応力」が身に付いたことを吐露。そして、「アドリブは最初から決めていくものではなく、その場で生まれるものなので、柔軟性を意識して現場に入るところは前とは変わったと思います」と自身の変化を喜んだ。そのほか、コメディ初挑戦の桜井さんは「振り切る勇気」を手にし、アクションに初挑戦した武田さんは「とても楽しくて、アクション女優もいいな」と新たな夢に目を輝かせる。伊藤さんは仕事であれ、「全力で楽しむ」ことを学んだという。LINE LIVE終了後、口々に「緊張したけど楽しかった」と語る一同。まさに現場で培った「対応力」や「楽しむ気持ち」が存分に発揮できた結果となった。日本テレビ系ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」は毎週土曜よる9時~放送中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月17日現在放送中の唐沢寿明×窪田正孝共演土曜ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」。いよいよ後半戦に突入する本作から竹内涼真、桜井日奈子、武田玲奈、伊藤沙莉が登場する「公開LINE LIVE”」が、本日11月17日(木)に生配信される。フランスをはじめ、世界各国でリメイクされているドイツの超人気高視聴率ドラマシリーズをリメイクした「THE LAST COP/ラストコップ」。「日本テレビ」と動画配信サービス「Hulu」の共同製作、Hulu初のオリジナルドラマとなる本作は、これまで6話が放送され、暴力・パワハラ・セクハラなんでもアリの大暴れぶりで、昭和の肉食デカ(唐沢寿明)が、平成のザ・草食系刑事(窪田正孝)をふり回しながら進むストーリーに、ファンも歓喜!さらに、過去の人気ドラマのパロディも次々と盛り込まれ、思わぬコラボレーションも話題になっている。そんな本作も、今週11月19日(土)放送の第7話からは、さらに盛り上がる後半に突入。その放送を前に、今回は「LINE LIVE」にて生配信が決定!出演者には、神奈川県警本部の刑事・若山省吾役の竹内さんを始め、交通課配属の新人警官・三島菜々子役の桜井さん、刑事課のデスク・小山内美咲役の武田さん、鑑識課の鑑識員・山瀬栞役の伊藤さんといったフレッシュなキャストたちが集結。配信では、ドラマの紹介や撮影ウラ話&マル秘プライベートトークを繰り広げるほか、視聴者からのコメントを出演陣に直接ぶつける公開生質問コーナーも。また番組最後には、今週末放送の第7話の見どころやビッグニュース、そして出演陣からのプレゼントも飛び出すかも?ここでしか聞けない、内容盛りだくさんなこの番組。ドラマをさらに楽しめること間違いなさそうだ。「ラストコップ公開LINE LIVE!」は11月17日(木)18時~LINE LIVEにて配信。「THE LAST COP/ラストコップ」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月17日俳優の唐沢寿明が主演を務める『THE LAST COP/ラストコップ』(毎週土曜21:00~21:54)と、沢村一樹が主演を務める『レンタル救世主』(毎週日曜22:30~23:25)の日本テレビ系ドラマ2作品が、19・20日の放送でコラボレーションを果たすことが12日、明らかになった。このコラボは、ドラマの放送開始に先立つ10月3日に、両作品の舞台が横浜であることから、唐沢と沢村が林芙美子横浜市長を表敬訪問した際、唐沢が「互いに街で出くわすシーンとか撮ったら面白いんじゃないかという話もしてるんですよ」と打ち明けたことをきっかけに実現。それぞれの出演者が、そのままの役で互いのドラマに登場し、19日の『ラストコップ』に沢村と福原遥が出演して、沢村が起こす行動がきっかけで、20日の『レンタル救世主』に唐沢と窪田正孝が絡んでくる。撮影現場には2つのドラマスタッフが集結したことで、総勢50人を超えて大盛り上がりとなった。唐沢は「このような形で実現できてよかったです」、沢村は「唐沢さんが言うと実現するんだな(笑)」と感心。窪田は「主演同士のお芝居を間近で見られて、さらにそれに参加することができて、とても貴重な経験になりました」と感激していた。今月6日に撮影が行われたのは『ラストコップ』のパートで、横浜でなく、東京・秋葉原のメイド喫茶で実施。福原はメイド服姿で登場するが、「このような格好で失礼しました(笑)」と恐縮していた。
2016年11月12日俳優の唐沢寿明と沢村一樹が3日、神奈川・横浜市長公舎で、同市の林文子市長を表敬訪問。いずれも横浜を舞台にしたドラマに主演し、唐沢は「横浜の街は必ず守ります」と宣言した。唐沢は、8日スタートの新ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(毎週土曜21:00~21:54)に、沢村は、9日スタートの『レンタル救世主』(毎週日曜22:30~23:25)にそれぞれ主演。いずれも、日本テレビ系の秋ドラマで横浜市を舞台にした作品ということから、今回市長を訪問することになった。同市は、映像作品のロケ誘致に注力しており、林市長は「大いに撮影に使ってくれれば」と呼びかけ。沢村は「ありがたいです。山も近いし、坂道もすごく画になるんですよね」と感謝しながら、ロケーションの良さを絶賛した。さらに、林市長は「海もあるし、田園地帯もあって普通の住宅街も、何でもあります。この市長公舎も歴史的な建造物なので、ぜひ使ってください」と発案したが、唐沢は「うちの番組だと壁ぶち破っちゃうんで…(笑)」と苦悩。「ですが、横浜の街は必ず守りますので!」と、アピールした。唐沢は、プライベートでも横浜を訪れるそうで、「クラシックカーのレースで、中華街とか赤レンガとかもよく通るんですよ。その時も、(車の)台数があって人もたくさんいるのに、うまく仕切ってもらってますね」と、あらためて市の対応を評価。沢村は「20代前半の頃は、横浜に来れば女性が落ちると信じていました」と、思い出に浸っていた。『THE LAST COP/ラストコップ』は、唐沢演じる破天荒な熱血刑事・京極浩介と、平成の草食系若手刑事・望月亮太(窪田正孝)という凹凸コンビがバディを組む、アクションコメディ。『レンタル救世主』は、沢村演じるダメ男が、どんな無理難題もこなす救世主として、危機を解決する痛快ストーリーとなっている。
2016年10月04日俳優の唐沢寿明が、きょう4日(19:00~21:54)に放送される日本テレビ系バラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』の3時間スペシャルに登場。しゃべり過ぎでドラマで共演する窪田正孝・佐々木希から怒られる。唐沢は、主演を務める新ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(8日スタート、毎週土曜21:00~21:54)で共演する窪田と佐々木を引き連れて登場。窪田がもんじゃを食べるときの謎行動を暴露したりと絶好調だったが、そんなおしゃべりの唐沢に、窪田と佐々木が怒りだす。同じブロックには、こちらも新ドラマ『レンタル救世主』(9日スタート、毎週日曜22:30~23:25)で主演を務める沢村一樹も出演。沢村は、理解不能な行動を見せ、スタジオを驚かせる。また、トレンディエンジェルの斎藤司が父親と登場し、親子そろってギャグを披露。しかし、この父は息子と出る予定だったイベントをドタキャンしており、その真面目すぎる理由をさんまがいじり倒す。さらに、元モーニング娘。の新垣里沙が、夫の俳優・小谷嘉一と出演し、さんまに結婚報告を行うが、逐一相手の行動を知りたがる夫に、新垣は不満を見せる。ほかにも、西郷輝彦&今川宇宙、石田純一&東尾理子、手塚理美&手塚日南人、江上敬子(ニッチェ)&江上孝子、池田美優&池田京子、志田未来、勝地涼、加藤諒、金藤理絵、澤穂希、博多華丸・大吉、ハリセンボン、前野朋哉、いとうあさこ、おかずクラブ、岡副麻希、川田裕美、川村優希、菊間千乃、倉田れいか、くわばたりえ、中野信子、西川史子、三原じゅん子、三輪記子、横澤夏子が出演する。
2016年10月04日俳優の唐沢寿明と沢村一樹が3日、神奈川・横浜市長公舎を訪れ、同市の林文子市長を表敬訪問した。唐沢は、8日スタートの新ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(毎週土曜21:00~21:54)に。沢村は、9日スタートの『レンタル救世主』(毎週日曜22:30~23:25)にそれぞれ主演。いずれも、日本テレビ系の秋ドラマで横浜市を舞台にした作品ということから、今回市長を訪問することになった。林市長は、唐沢をブレイク前から知っていたそうで「ダンスの発表会でオーバーオールを着て踊っていたのを見て、すごくファンになったんです」と告白。その後に上演された、唐沢の転機となった舞台『ボーイズレビュー・ステイゴールド』(1987年)を、3回も観覧したほどだそうだ。この舞台について、唐沢は「初日に幕を開けたら、客が3人くらいしかいなくて、ゲネプロかと思いましたよ(笑)」と振り返ったが、その後評判が評判を呼び、最後には立ち見になったという伝説的な作品。沢村が当時を「変な芸名でやってたとき?」といじると、唐沢は「変な芸名じゃないよ! 本名だよ!」と、すかさずツッコミを入れていた。このように、同じ事務所の先輩(唐沢)・後輩(北村)の間柄である2人は、絶妙なコンビネーションを披露。両作品が同じ横浜で撮影していることから、唐沢は「互いに街で出くわすシーンとか撮ったら面白いんじゃないかという話もしてるんですよ」と市長に打ち明けた。対談後に取材に応じた唐沢は、沢村のドラマの印象を聞かれると、「ぶっちゃけ興味ないです。自分のことで精いっぱいですよ(笑)」とバッサリ。一方の沢村は「興味津々で、ザッピングしてるときに予告映像が流れると、パッ!と止めてじっくり見てます」と先輩を立てた。さらに、横浜市民へのメッセージを聞かれると、唐沢は「そりゃもう、うちの方が楽しいですよ! 当然のこと聞かないでよ(笑)」と胸を張り、沢村は「たぶん『ラストコップ』の方が面白いでしょうけど(笑)、横浜の街を生かしきれているのは、うちなんだなと思いますよ」と見どころを紹介。あらためて唐沢は「どっちも新しいタイプの作品です」と、先輩としてフォローしていた。『THE LAST COP/ラストコップ』は、唐沢演じる破天荒な熱血刑事・京極浩介と、平成の草食系若手刑事・望月亮太(窪田正孝)という凹凸コンビがバディを組む、アクションコメディ。『レンタル救世主』は、沢村演じるダメ男が、どんな無理難題もこなす救世主として、危機を解決する痛快ストーリーとなっている。
2016年10月04日日本テレビ系バラエティ「しゃべくり007」の2時間SPが10月3日(月)今夜放送され、日テレの新ドラマで主演を務める石原さとみ、唐沢寿明、窪田正孝に加え、リオ五輪メダリストの吉田沙保里、福原愛ら豪華ゲストが登場する。「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」がMCを務める同番組は、収録が始まるまでMCには誰がゲストか知らされていないため、ゲストが登場した際のMC陣のリアクションも見どころのトークバラエティ。今回は2時間SPとあってゲストも超豪華だ。この夏開催されたリオ五輪で卓球女子団体銅メダルを獲得、先日結婚を発表したばかりの福原さんと、同じくリオ五輪女子レスリング銀メダル獲得の吉田さんの仲良しコンビが、4年ぶりに「しゃべくり」に登場。福原さんの“ゲン担ぎ”にまつわる意外な一面が明らかにされるほか、私生活でのこだわりから2人の女子力の高さを決める企画「女子力対決!どっちが金メダル007」も実施される。10月5日(水)からスタートするドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」からは主人公・河野悦子を演じる石原さんが登場。「女性がなりたい顔」など様々なランキングで1位に選ばれている石原さんが“美貌を保つためにやっていること”とは!?また企画では「打ち合わせに15人で行ったら分かったこと007」と題し、しゃべくりスタッフ15人との打ち合わせで判明したことを紹介する。10月8日(土)放送開始のドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」から登場の唐沢さん、窪田さんコンビは一緒に食事に行った際のエピソードや最近ハマっていることなどについてトークするほか、スイーツが大好きだという窪田さんにオススメのスイーツを紹介する企画「インスタスイーツ007」も。スタジオに登場したスイーツを前にした窪田さんの反応もお楽しみに。石原さん主演の「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」は宮木あや子の「校閲ガール」シリーズが原作。ファッション編集者を目指し出版社に入社したものの校閲部に配属された主人公が、“地味”な校閲の仕事に真っ向勝負で挑む様を描く作品。石原さんが一目惚れする大学生・折原幸人を菅田将暉が演じ、本田翼、青木崇高、岸谷五朗らが共演。2017年ゴールデンウィークには映画化も決定した「THE LAST COP/ラストコップ」は30年間の昏睡状態から目覚めた唐沢さん演じる時代遅れの刑事・京極浩介と、窪田さん演じるイマドキの草食系若手刑事・望月亮太のバディもの。これまで配信、3週連続放送などで展開されてきた同作。秋からの連ドラ版では佐々木希、黒川智花、和久井映見らに加え竹内涼真、藤木直人らも新キャストとして参加。より強力な布陣でお届けする。「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」は10月5日(水)より毎週水曜日22時~(初回10分拡大)放送。日テレ×Hulu共同製作ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」は10月8日(土)21時~放送。「しゃべくり007」2時間SPは10月3日(月)21時~日本テレビ系で放送となる。(笠緒)
2016年10月03日俳優の唐沢寿明と窪田正孝が27日、都内で行われた日本テレビ系ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(10月8日スタート、毎週土曜21:00~21:54)の第1話完成披露イベントに登場。劇中で相棒を務める間柄だけあって、終始仲睦まじい様子を見せた。この作品は、ドイツをはじめ世界中で大ヒットしたドラマ『DER LETZTE BULLE』のリメイク版で、30年のこん睡状態から目覚めた破天荒な熱血刑事・京極浩介(唐沢)と、平成の草食系若手刑事・望月亮太という凹凸コンビがバディを組む、アクションコメディ。昨年6月にスペシャルドラマとして放送され、その後Huluで6週連続の連続ドラマとして配信されたが、今回、地上波連続ドラマとして復活する。さらに、Huluオリジナルの「another story」が今年12月から配信され、来年のゴールデンウィークに映画版が公開されることも発表。唐沢は「窪田君演じる亮太を始め、全体的にパワーアップしてます」と自信を示し、窪田も「唐沢さんは相変わらず面白いアドリブが多いので、ちゃんと返せるように頑張ります(笑)」と意気込んだ。唐沢と窪田は、1年ぶりの共演だが、窪田は「最近も唐沢さんに焼肉をごちそうになったんです」と明かすと、唐沢は「こんなに痩せているのに信じられないくらい食べるんだよ~(笑)」と紹介。その上で窪田は「唐沢さんの一番近くで仕事ができるこの環境に再び戻れたことは、本当にうれしいです」と、尊敬の気持ちを語っていた。同イベントには、ほかの共演陣も出席し、京極の娘役を演じる佐々木希は「結衣は、京極さんの血を受け継ぎ、今回なんと女性警察官に転職。"ミニ京極"として頑張っています!」と新たな役どころを発表。京極とは真逆の理詰めで追い詰めるエリート刑事役の藤木直人は「京極との関係性も描かれていくと思うので楽しみにしていてください!」、こちらもエリート刑事を演じる竹内涼真は「(劇中では)カッコつけてます(笑)」と役柄を紹介した。また、ハイキックがトレードマークの女刑事役の黒川智花は「みんなのカッコいいアクションを楽しみにしていてください」と予告し、京極の元妻役の和久井映見は「割と強い口調で元夫の京極さんに接しているので、撮影後に、言い過ぎたかなってハラハラしたりしてました。私自身色々とはっちゃけています(笑)」と、それぞれ見どころを語った。
2016年09月28日唐沢寿明と窪田正孝が共演する刑事バディドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」が映画化され、2017年ゴールデンウィークに公開されることが決定した。9月27日(火)、都内で行われた同作の第1話完成披露イベントで、唐沢さん本人の口から発表された。日本テレビと動画配信サイト「Hulu」が共同制作し、昨年6月の地上波SPドラマ、その直後からスタートした6週連続の配信も好評を博した「THE LAST COP/ラストコップ」。この10月からは土曜新ドラマとして再始動するが、映画化というさらなるビッグプロジェクトの進展に、唐沢さんは「本当にやるのかなって、不安でいっぱいです。僕の周りでは(見ていると)連絡もこないし、本当に支持されているんですかね?」と思わず本音。一方、窪田さんは「まだどんなお話になるかわからないので、楽しみですね」と期待感。「アクションや笑いはもちろん、涙やラブもある。とりあえず、犯人逮捕という刑事としての仕事はしたいです!」と意気込みを見せた。映画のタイトルなどは今後発表される予定だ。30年間の昏睡状態から目覚めた時代遅れの刑事・京極浩介(唐沢さん)と、イマドキの草食系若手刑事・望月亮太(窪田さん)がバディとして難事件に立ち向かう。10月から始まる地上波ドラマについて、唐沢さんは「窪田くんがかなりパワーアップしていて、僕の言うことを聞きません!亮太は崩壊します(笑)」とデコボココンビの“異変”を明かし、窪田さんは「この1年で一体何があったのか…。草食系だった亮太が、京極化していて、だいぶタメ口になっている」とアピールした。イベントには唐沢さん、窪田さんに加えて、佐々木希(鈴木結衣役)、黒川智花(柏木サオリ役)、和久井映見(鈴木加奈子役)、10月期ドラマから参戦する新キャストの竹内涼真(若山省吾役)、藤木直人(松浦聡役)が出席。京極が現役だった80年代にちなみ、登壇者は女性アイドル風、チェッカーズ風、シブカジ、ハマトラスタイル、マイケル・J・フォックス風など思い思いの80’sファッションに身を包み、イベントを満喫していた。日テレ×Hulu共同製作ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」は10月8日(土)21時~日本テレビにて放送スタート(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日唐沢寿明と窪田正孝主演の「THE LAST COP/ラストコップ」が秋からの連続ドラマ放送に先駆けて、9月3日(土)今夜から3週連続ラストコップ祭り「THE LAST COP/ラストコップ-episode0(ゼロ)-」を放送する。同作のベースになっているのは2010年から放送が開始されたドイツの人気海外ドラマシリーズ。本国では高視聴率を獲得し続け、2013年までにseason5までが制作され、フランスでのリメイク版も高視聴率を獲得、現在アメリカでもリメイク版が進行中でエストニア、ウクライナ、ロシアでも海外番販され人気のワールドワイドな作品だ。日本でも唐沢さんと窪田さん主演で2015年6月に日本テレビと「Hulu」が共同制作した地上波スペシャルドラマが放送され、その後「Hulu」で連続ドラマ版が6週連続配信。そして今回の“3週連続ラストコップ祭り”を経て、10月からは新土曜ドラマとして放送が開始される運びとなった。今回の「THE LAST COP/ラストコップ-episode0(ゼロ)-」では2015年のSPドラマ同様、唐沢さんと窪田さんが続投。共演には佐々木希、黒川智花、松尾諭、田山涼成、マギー、宮川一朗太、佐野史郎、和久井映見らが共演。2015年6月。捜査中の事故で昏睡状態となった男・京極浩介(唐沢さん)が30年ぶりに目を覚ました。京極は、横浜中央署の若手刑事・望月亮太(窪田さん)と共に、30年前に追っていた凶悪犯“カグラ”とその組織を壊滅に追いやり、時間を超えた因縁に蹴りをつけた。あれから1年――。京極と亮太は相変わらず同じ部屋で一緒に暮らしていた。亮太と結衣(佐々木さん)は間もなく交際1年になるが、京極は頑なに2人の関係を許してはいなかった。京極の元妻・加奈子(和久井さん)は、鈴木誠(宮川さん)と夫婦円満で幸せに暮らしている。京極、亮太を招いての「気まずい晩さん会」も月に1度のペースで開かれていた。京極と亮太は、この1年、数多の凶悪事件を解決に導いていた。亮太も1年前の草食系お坊ちゃんから嘘のような変貌ぶりを遂げ、ルール無視、強引で破天荒な2人の捜査方法は、時に問題となったが、いまや神奈川地区ナンバーワンの圧倒的な検挙率と貢献度から、全て黙認されていた。横浜中央地区にとんでもない「スタジャンと痩せマッチョ」のコンビがいる。それは警察のみならず、裏社会でも噂になっていた。そして2016年、新しい物語が始まる――。今回の3週連続放送では初めて明かされる仰天マル秘話や爆弾発言、さらには毎週驚きの重大告知なども用意されているとのことで、10月からの放送がより楽しめる内容となっているようだ。3週連続ラストコップ祭り「THE LAST COP/ラストコップ-episode0(ゼロ)-」第1話は9月3日(土)21時~日本テレビにて放送。10月からは毎週土曜21時~連続ドラマも放送開始。(笠緒)
2016年09月03日ミュージカル『王家の紋章』の初日会見が5日、東京・帝国劇場で行われ、メンフィス役の浦井健治、キャロル役の新妻聖子・宮澤佐江(Wキャスト)が出席した。同作は、1976年から現在まで連載が続き、累計発行部数4,000万部を誇る同名漫画を原作とした新作ミュージカル。『エリザベート』『モーツァルト!』などの人気作を手がけるシルヴェスター・リーヴァイが音楽を担当した。公演は東京・帝国劇場にて8月5日~27日。AKB48を卒業してから初の舞台となる宮澤は、6日からの登場となるが「明日は泣いちゃうかな」と心情を吐露した。宮澤は「いろいろな思いがこみ上げてくると思います」と想像しつつ、「帝国劇場でお稽古をするようになってから1週間くらいで、やっと楽しめるようになってきました。すごく今は楽しいし、楽しみです」と笑顔を見せた。原作の大ファンという新妻は「初日にはきっと王族(王家の紋章ファン)が全国、全世界から集ってらっしゃったと思うので、この後オフ会を開きたいくらいです」と興奮しながら「私が神エピソードと認定している、水をろ過するシーンだとか、腕ポキシーンが盛り込まれていて、台本をいただいた時震えました」と早口で語った。また新妻が「日に日にメンフィス様の俺様度が増していて、すごい高まってる」と告白すると、浦井も「ウェイ!」と反応。新妻も「ウェイって感じです」と返した。浦井は稽古場でも新妻のこだわりを感じたエピソードを披露。「金髪を『黄金の糸の髪とは珍しい』と撫でていたら、(新妻から)『違うの! モノのように扱って!』とダメ出しをいただきまして」と、指示を出されていたことが発覚した。新妻はその意図について「最初はメンフィスにとってキャロルはただのモノなんですけど、徐々にワンアンドオンリーになっていくんじゃ。何者にも囚われなかったメンフィスが」と解説した。浦井からの壁ドンシーンも「両手でやってもらっていいすか」と自ら提案したことを明かし、宮澤も「私も新妻さんのおかげで壁ドンしてもらえることになりました」と感謝していた。
2016年08月05日俳優の唐沢寿明と窪田正孝がコンビを組む、日本テレビ系新ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』(毎週土曜21:00~21:54)が、10月にスタートすることが2日、明らかになった。この作品は、ドイツをはじめ世界中で大ヒットしたドラマ『DER LETZTE BULLE』のリメイク版で、30年のこん睡状態から目覚めた破天荒な熱血刑事・京極浩介(唐沢)と、平成の草食系若手刑事・望月亮太という凹凸コンビがバディを組む、アクションコメディ。昨年6月にスペシャルドラマとして放送され、その後Huluで6週連続の連続ドラマとして配信されたが、今回、地上波連続ドラマとして復活することになった。唐沢は「今回は亮太とのコメディチックなやり取りもかなり増えてくるようなので、最終的には台本も無視して(!?)突っ走ってやろうかと考えています」と意気込みを見せ、「アクションも前回よりパワーアップするようなので、おそらくその辺のビル群だったら、軽く跳べちゃうんじゃないですか?(笑)」と余裕の様子。久しぶりの再会となった窪田については「相変わらず前髪が長くて安心しました(笑)。NGを1回出したら1cm切るっていうペナルティーを取り付けようかと思います(笑)」と、息ぴったりのようだ。一方の窪田は、そんな唐沢について「基本"マジメにふざけている方"だと思うんです。つまり、京極というキャラクターとしてはふざけていますが、アクションだったり、役として譲れない部分だったりを、すべて監督と細かくコミュニケーションを取って作り上げていらっしゃいます」と、裏の顔を紹介。「前回、そういう部分を一番近くで見ることができたのがとてもうれしかったので、今回はもっといろいろなシーンを一緒に演じて勉強させていただきたいと思っています」と謙虚に語っている。前回に引き続き、京極の娘役の佐々木希、元妻役の和久井映見をはじめ、黒川智花、松尾諭、田山涼成、マギー、宮川一朗太、佐野史郎といったキャストが登場。さらに、神奈川県警本部の幹部役などで、新キャスト6人が参戦する。また、10月の連ドラスタートを前に、9月3・10・17日の3週連続で『-episode 0(ゼロ)-』が、土曜21時枠で放送されることも決定。初めて明かされる秘話が公開されるほか、重大告知も行われる予定だ。今回も、Huluとの共同製作で放送。日本テレビの戸田一也プロデューサーは「今回のは、バディ役の窪田正孝さんも、唐沢さんに負けない暴走キャラを発動します!」と見どころを紹介し、「アクションにコメディに、とにかく規格外なふたりが競い合って大暴れすることでしょう! そんな舞台を用意します!」と、スケールの大きな作品になることを予告している。
2016年08月02日大倉孝二とブルー&スカイが、2014年からスタートさせた演劇コンビネーション「ジョンソン&ジャクソン」の第2回公演が、実力派若手女優・佐津川愛美を迎えて、10月20日(木)より東京・CBGKシブゲキ!!で上演されることになった。タイトルは『夜にて』。あくまでも役に立たないくだらない演劇を標榜するこのチームは、可憐なヒロインと謎めいたタイトルを携えて、どこに向かうのか。【チケット情報はこちら】2012年に「ナイロン100℃Side SESSION」として上演された『持ち主、登場』から数えると、2014年の『窓に映るエレジー』に続き、今度で3度目となる大倉孝二とブルー&スカイの企画。まずふたりで描いたのは、大倉曰く、「これまでよりはダークで濃密なものにしたいなと思ったんです。で、緊張感のあるものなのに、なんだかくだらないっていう(笑)、そういうミスマッチができればなと」という展望である。ブルー&スカイも「この『夜にて』っていうタイトルは大倉さんの案なんですけど、クールな感じでいいなと思って。たぶん、あれやこれやがクールに描かれると思います(笑)」と夢想する。サスペンス要素も盛り込んだこれまでとはちょっと違う作品に向かうために、ヒロインにもこだわりたかったそうだ。前2作の小劇場仲間の手練れたちももちろん面白かったが、カラーの異なる人材をと探していたところに大倉が出会ったのが、同じドラマに出演していた佐津川だ。「共演シーンはなかったんですけど、わざわざご挨拶をしに来てくださって、顔を見た瞬間にピンときたんです」とは大倉。それを聞いた佐津川は「あの一瞬がご縁でお話をいただいたなんてびっくり」と驚きながらも、「舞台は怖いなって思ってるんですけど、しかもコメディと聞いてできるのかなと思うんですけど、何でもやります!」と心強い。ブルー&スカイも佐津川の出演作は観ていて、「声がいいなと思ってました」と期待する。コメディといっても、やりたいのは笑わせるための笑いではない。「本気でやればやるほどおかしく見えるっていうものをやっているので、佐津川さんも笑わせようとしなくていいですし、そもそもこの人(ブルー&スカイ)がそういうことを書く天才ですから」と大倉が言うように、ただただバカバカしいことを全力でやりたいだけなのだ。「だから、演劇は敷居が高い……と思ってる人も絶対に楽しんでもらえると思いますし。演劇好きの人も、いい作品はほかで観て(笑)、ぜひくだらないのも選択してもらえたら」と大倉はアピール。愛おしいバカたちの奮闘を今回も期待したい。ジョンソン&ジャクソン「夜にて」は10月20日(木)から30日(日)まで、東京・CBGKシブゲキ!!で上演。現在ぴあでは、ぴあ特別席(8列目まで)も対象の有料会員向けインターネット抽選先行「いち早プレリザーブ」を実施中。受付は7月18日(月・祝)午前11時まで。取材・文:大内弓子
2016年07月14日福士蒼汰主演で今夏、フジテレビにて放送開始される「モンタージュ 三億円事件奇譚」。この度、新たに本作の新キャストとして、唐沢寿明、西田敏行、劇団ひとり、遠藤憲一、夏木マリら、豪華俳優陣の出演が決定した。物語の舞台は2009年の長崎、高校3年生の鳴海大和(福士蒼汰)は通学路の途中で、倒れる瀕死の老人(香川照之)を発見。そしてその老人から「お前の父親は、三億円事件の犯人だ。誰も信用するな」と告げられる。その真意を尋ねようとする大和だが、老人は大和への宣告を最期に亡くなってしまう。その日の夜から、突然、姿を消した大和の父親・鳴海鉄也(唐沢寿明)は、3日後に長崎から遠く離れた東京で水死体として発見される…。時は過ぎ、2016年の長崎。25歳になった大和は、満たされない日々を漫然と過ごし、その不満を埋めるかのように、7年前に老人から告げられた言葉から「三億円事件」について詳しく調べ始める。そんな折、大和は父親・鉄也の形見から三億円事件で奪われた五百円札を見つけてしまう。その後、大和はひょんなことから、やってもいない殺人の容疑者として警察から追われ、長崎から福岡、さらには東京へと逃亡することに。図らずも、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合った、大きな事件の渦に飲み込まれていく大和は、父親・鉄也の謎の死、そして三億円事件の真相にたどり着くことができるのか…。原作は「ヤングマガジン」(講談社)で連載されていた渡辺潤による大人気同名コミック。今回放送されるドラマには、主人公・鳴海大和役の福士さんをはじめ、ヒロイン・小田切未来役に芳根京子がすでに決定している。そしてこの度、新たに豪華キャストが発表!福士さん演じる大和の父親・鉄也役に唐沢さん、「三億円事件」の鍵を握る大物政治家・沢田慎之介役に西田さん、未来の父親・武雄が経営する剣道場の門下生で予備校講師・鈴木泰成役に劇団ひとりさん、大和と未来を追い詰めていく刑事・関口二郎に遠藤さん、謎の老人・東海林明役に香川照之。大和と未来が「三億円事件」の真相を追う中で出会った、沖縄でバーを経営する謎の女性・響子ギブソン役に夏木さん、そのほか、杉咲花、ムロツヨシ、デビット伊東、西尾まりと、多種多彩な豪華キャスト陣が勢揃いしている。豪華キャスト陣が集結し、どんなドラマが繰り広げられるか…と興味深いが、中でも注目なのは、福士さんと唐沢さんの親子役での共演。『イン・ザ・ヒーロー』で2人は共演しているものの、ドラマでは初共演、そして親子役を演じるのは初となる。今回は、物語の謎が隠された軍艦島でのクライマックスシーンだけの共演だったそうだが、ここはドラマの全てが解き明かされる重要な場面だという。福士さんは、「唐沢さんの言動や背中を見て、今回も沢山のことを勉強させていただきました」と語り、唐沢さんは「彼には、一作品ごとに成長していってほしいと思っています。食べることより、寝ることを優先させてしまう男なので、やせていますし、ちゃんと食べているか、心配ですね(笑)」と親心を語っていた。さらに今回、物語の鍵を握る役どころだと話す劇団ひとりさんは「こんな重要な役を、僕にやらせて大丈夫なのかなと(笑)」と不安をこぼし、「走ったり、暴れたり、怒り出したりと、テンションの高いお芝居が多かったので、やっていて楽しかったのですが、大変でした」と感想を語った。共演の福士さんとは初対面だそうで、「若手イケメン俳優ですしチャラついているのかと思っていたんですが(笑)、まぁ~真面目でストイックですね。本当に隙がなくて、完璧な好青年でした」。「本当に絵に描いたような“いい男”でした。僕が嫉妬するような隙もなく、お手上げです(笑)」と絶賛。夏木さんもまた初共演で、「人気の秘密がわかりました」と福士さんの魅力を見出したようだ。福士さんをはじめ、贅沢すぎる俳優陣が集結した本作。加えて長崎県・軍艦島(端島)でのロケ(「世界文化遺産」登録後初)をはじめ、茨城県・高萩市、福島県・富岡市、群馬県・高崎市、さらには佐賀県・佐賀市など、テレビドラマでは類を見ないほど広範囲かつ大規模な撮影を敢行。そんなテレビドラマ史上空前のスケール描くドラマに期待していて。「モンタージュ 三億円事件奇譚」は2016年夏、フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年05月19日俳優・福士蒼汰主演のフジテレビ系スペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚(きたん)』(今夏放送)に、唐沢寿明、西田敏行、遠藤憲一、香川照之、劇団ひとり、夏木マリら豪華キャストが出演することが19日、明らかになった。同作は、2010年から2015年まで、「週刊ヤングマガジン」で連載されていた『モンタージュ 三億円事件奇譚 SINCE 1968.12.10』が原作で、約50年前に発生した、20世紀最大の未解決事件「三億円事件」をの真相に迫っていくというストーリー。フジが"超大型スペシャルドラマ"と総力を挙げて制作しているもので、それにふさわしいキャスト陣がそろった。唐沢は、福士演じる主人公・鳴海大和の父・鉄也役で、西田は三億円事件のカギを握る大物政治家・沢田慎之介役。劇団は、芳根京子演じるヒロイン・小田切未来の父親・武雄(デビット伊東)が経営する剣道場の門下生・鈴木泰成。遠藤は、大和と未来を殺人の容疑者として追う刑事・関口二郎。香川は、大和に「お前の父親は三億円事件の犯人だ」と告げて息絶えた老人・東海林明。夏木は、沖縄でバーを経営する謎の女性・響子ギブソンを、それぞれ演じる。映画『イン・ザ・ヒーロー』以来、福士とは2度目の共演となる唐沢は「彼には、一作品ごとに成長していってほしいと思っています。食べることより、寝ることを優先させてしまう男なので、やせていますし、ちゃんと食べているか心配ですね(笑)」と本当の親のように息子役を心配。当の福士によると、やはり唐沢からいつも「ご飯食べてるか?」と声をかけられているそうで、実の父親と年齢が近い唐沢を「本当の父親のように慕っています」と信頼を寄せる。また、豪華俳優陣に囲まれる形となった劇団は「こんな重要な役を、僕にやらせて大丈夫なのかなと(笑)」と不安を見せながら、「僕が今まで出演させていただいた作品の中で、一番手に汗を握った台本だと断言できます」と自信。夏木も「すぐに渡辺潤さんのコミックを読破しました。エンターテインメント性があって、ドラマも面白くなると確信しました」と太鼓判を押している。ほかにも、杉咲花、ムロツヨシ、西尾まりの出演が発表。フジテレビの長部聡介プロデューサーは、このキャストたちによって「真相は、より衝撃的に視聴者の胸にささると、今から胸を躍らせています」と期待を示している。
2016年05月19日元SKE48の宮澤佐江、声優の坂本千夏、伊藤美紀が25日、都内のスタジオで行われた海外ドラマ『フラーハウス』のアフレコチャレンジイベントに出席した。動画配信サービスのNetflixは現在、海外ドラマ『フラーハウス』を配信中。同ドラマは、大人気ドラマ『フルハウス』の家族たちのその後を描いたもので、20年ぶりにオリジナル版のキャストが再結集するなど、世代や国の垣根を超えて大きな話題を集めている。そんな同ドラマの日本語版吹替を担当しているD.J.役の坂本千夏、キミー役の伊藤美紀が登場したイベントに、大の『フルハウス』ファンだという宮澤佐江が登壇。「おふたりと一緒のステージに立てられてすごいうれしいです! さっき楽屋で坂本さんとお会いした時に思わず『D.J.だ!』と言っちゃいました(笑)」とすっかりファン目線の宮澤は「私の小学校の頃に『フルハウス』をやっていて、夕方家に帰ったら2人の兄とお母さんと一緒にテレビを見ながら毎日楽しませてもらいました。本当に大好きな作品なので、こういうイベントに参加できて嬉しく思っています」と満足げ。『フルハウス』の続編となる『フラーハウス』については「出ている方々も一緒で声優の皆さんも変わってないので、昔を思い出させるというか、懐かしさを感じさせてもらいました」と話していた。イベント後半には同ドラマのアフレコに宮澤がチャレンジするというコーナーも。ベテラン声優を前にして緊張した面持ちの宮澤は「軽く20回やりました(笑)」という練習の成果もあって、チャレンジしたD.J.役とキミー役を見事に成功させた。坂本から「思い切りの良さはさすが。10年間トップアイドルだっただけのことはありますね」とべた褒めされた宮澤は「緊張したけれど、それを通り越して本当に楽しかったです!」と満面の笑みを浮かべていた。
2016年04月26日2014年に"ゴーストライター騒動"で世間の耳目を集めた佐村河内守氏を追うドキュメンタリー映画『FAKE』が、6月4日に公開されることが発表された。オウム真理教の内部に迫った『A』シリーズの森達也監督がメガホンを取る。佐村河内氏は、聴覚障害を持ちながら『鬼武者』(01年)などのゲーム音楽や『交響曲第1番《HIROSHIMA》』(11年)を発表し、"現代のベートーベン"とまで称賛を受けた。しかし、週刊誌『週刊文春』(文藝春秋)での音楽家・新垣隆氏の証言によって、耳が聞こえていることや主な楽曲は新垣氏によるものであることをはじめ、自身に関する虚偽の発表をしていたことを告白。謝罪を重ねた後に、メディアから姿を消した。本作は、そんな佐村河内氏の自宅でカメラをまわし、その素顔に迫る。取材の申し込みに来る関係者たち、真偽を確かめにくる外国人ジャーナリストら、そういったメディアを森監督は社会の合わせ鏡と捉える。その上で、一連の"ゴーストライター騒動"を社会全体が安易な二極化を求めているしるしと分析。これらの観点から、騒動を通じて、何が本当で誰が誰をだましているのか、その構造をあぶり出す。下山事件や東京電力など挑戦しようとしたテーマはあったものの、断念してきた森監督。「数年前くらいからは、もう二度と映画を撮ることはないかもしれない」との思いまでに至っていたという。そんな中での本作は「やっと形にすることができた」実に15年ぶりの新作だ。「映画で大切なことは普遍性」と森監督は語る。本作については、「単なるゴーストライター騒動をテーマにしているつもりはもちろんない」と断言。「誰が彼を造形したのか。誰がうそをついているのか。自分はうそをついたことはないのか」と矢継ぎ早に口にし、「真実とは何か。虚偽とは何か。この二つは明確に二分できるのか」と疑問を投げかける。そして、作中には「もちろん僕の視点と解釈は存在するけれど、最終的には見たあなたのもの。自由で良い」と前置きしながら、「一つだけ思ってほしい。さまざまな解釈と視点があるからこそ、この世界は自由で豊かで素晴らしいのだと」と呼びかけている。(C)2016「Fake」製作委員会
2016年03月10日唐沢寿明が実在した外交官・杉原千畝を熱演した『杉原千畝 スギハラチウネ』が、6月2日(水)、豪華特典満載でDVD&ブルーレイで発売が決定した。これを受けて、杉原を演じた唐沢さんの、「千畝さんの偉大さを改めて痛感させられました」とのコメントが到着した。激動の第二次世界大戦下、杉原千畝は外交官として赴任していたリトアニアで、ナチスの迫害から逃れてきたユダヤ難民に日本通過ヴィザを発給。結果、6,000人もの命を救った実在の日本人で、オールポーランドロケ、チェリン・グラッグ監督をはじめとした日本、ポーランド、ハリウッド混成チームによる制作体制など一大スケールで描いた感動大作だ。唐沢さんは、「この映画で杉原千畝という実在の人物を演じるということでプレッシャーも大きかったのですが、この作品を経験したことで、人間の持つ真の決断力、勇気、愛、そして人や世の中のために自分には何ができるのかを度々考えさせられました。ポーランドの俳優たちと共演できたことも貴重な経験となりました」と今作との出会いを述懐した。また、「エキストラのユダヤの方々に日本人であるというだけで感謝の言葉をいただいて、千畝さんの偉大さを改めて痛感させられました。チェリン・グラック監督とも以前から仕事がしたかったので、演出や撮影手法など日本の現場とは違ったものを体験でき、これからの仕事に活かせればと思っています」と、オール海外ロケならではの“収穫”も報告する。そして、「杉原さんだけではなく、彼の周りにいた人々が彼に影響を受けそれぞれの人生が変わってゆく。そこがこの映画の見所です。ぜひ楽しんで下さい」とメッセージ。メイキングや未公開シーン、イベント集などの豪華特典映像とともに偉人の足跡に迫ってみて。『杉原千畝 スギハラチウネ』ブルーレイ&DVDは6月2日(水)発売。(photo / text:Ayako Ishizu)
2016年03月04日俳優の唐沢寿明、外交ジャーナリストの手嶋龍一氏が22日、都内で行われた、映画『杉原千畝 スギハラチウネ』のヒット御礼舞台あいさつに出席した。全国公開中の本作は、第二次世界大戦中、ユダヤ難民にビザを発給し続けた外交官・杉原千畝を描くヒューマンドラマ。インテリジェンス・オフィサーとして政界情勢の情報収集をしていた千畝(唐沢)は、独断で難民を救う決断をする――というストーリーで、撮影は主にポーランドで敢行された。観客の温かい拍手で迎えられた主演の唐沢は、「無名の頃からしつこく俳優をやってきて、この映画を見た時に、『自分がやっていることは小さいな』と思った。でも、これからも精一杯努力してやっていきたい」と新たな心境を吐露。また、撮影を振り返り、「ユダヤの方たちは、日本人を見つけると『助けてくれてありがとう』と必ずお礼を言う」と懐古しながら、「(合間に)日テレのロケを入れられて、楽しい思い出がありません!朝7時から夜7時まで美女探しをさせられた。どこか行きたかったのに」とこぼして笑いを誘った。イベントでは、観客とのティーチインを実施。本作の思い出深いセリフを聞かれ、「奥さんに『どんなことになってもついてきてくれるか』と言うセリフが印象的。それだけ同じ想いを持つ人がそばにいないと、彼のような決断はできない」と語ると、妻で女優の山口智子のことを突っ込まれ、「どこかの記者の方?」と苦笑い。続けて、流ちょうな英語を生かした海外進出を問われると、「日本の俳優ってどんなヤツだと思って見られてる緊張感があった。そういう意味で海外の作品、近いところでアジアの作品に出たいですね」と語っていた。
2015年12月23日俳優の唐沢寿明が12月22日(火)、都内で行われた主演作『杉原千畝 スギハラチウネ』の大ヒット御礼舞台挨拶が出席。自身が演じた杉原氏のように海外進出に関心があるか問われると、「そりゃ、ギャラ次第でしょうね」と笑いを誘った。第二次世界大戦下でナチスの迫害から逃れたユダヤ難民に、日本通過ビザを発給し6,000人もの命を救った実在の外交官・杉原千畝さんの半生を映画化。劇中ではポーランド人俳優と共演しており、「向こうの役者さんに、日本人がどう見られるかという緊張がある。次はアジアの人と仕事がしたいな」と意欲を燃やした。また、本作のロケ地となったリトアニアでの映画PRを「楽しい思い出はありません(笑)」とジョーク交じりにふり返る場面も。公開前に、日本テレビのバラエティ番組に出演した唐沢さんは「朝7時から夜7時まで、リトアニアで美女探しをやらされまして…。きれいな人はたくさんいるけど、本当にキツかった。見たい場所もいっぱいあったし…」と恨み節。この日、司会を務めた日本テレビの森圭介アナウンサーが「日本テレビを代表して、唐沢さん、大変申し訳ありませんでした」と平謝りし、場を盛り上げた。“日本のシンドラー”のみならず、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として、危険な諜報作戦にも身を投じたという知られざる一面にも光をあてる本作。この日は外交ジャーナリストで杉原氏の研究家である手嶋龍一氏が駆けつけ、「唐沢さんが素晴らしいのは、偉大なるヒューマニストである杉原像に加えて、スパイよりも大きな存在として、国家の命運を左右するインテリジェンス・オフィサーを演じたこと」と絶賛した。当の唐沢さんは、「僕自身だったら、彼のような決断ができたかどうか…。個人的には杉原さんを中心に、周りの人間が変わっていく部分が好きだな」と本作の魅力をアピールしていた。『杉原千畝 スギハラチウネ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の初日舞台あいさつが5日、都内で行われ、キャストの唐沢寿明、小雪、小日向文世、塚本高史とチェリン・グラック監督が出席した。全国公開中の本作は、"日本のシンドラー"と呼ばれた杉原千畝の生涯を描いた作品。第二次世界大戦中、外交官として諜報活動を行っていた千畝(唐沢)は、赴任地のリトアニアでナチスの迫害を受けるユダヤ難民に独断でビザを発給する――という内容で、ポーランドでオールロケを敢行した。約6,000人のユダヤ難民を救ったと言われる千畝を演じた唐沢は、「感想を聞くのが怖いけど、ホッとしています」とあいさつ。舞台には、実際に千畝から"命のビザ"を受け取ったシルビア・スモーラー氏も駆け付け、「杉原さんと唐沢さんが同一人物に見えるくらい、本当に素晴らしい演技でした」と大絶賛すると、「ありがたいですね。リトアニアではみんな知っているけど、日本では知らない人が多い。この映画をきっかけに知ってほしい」と笑顔でアピールした。また、撮影中の苦労を聞かれ、「ポーランドのブラピが、『死ぬ前に一言言いたい』とか言って、いちいちカメラを止めてなかなか死ななくて。日本でもこういう人いるんですけどね(笑)。『もう早く死ねよ~』って思ってました」とまくし立てて笑いを誘った唐沢。そんな唐沢に対し、共演者からは、「唐沢さんってよくしゃべるけど、撮影中は本当に静かで役に入ってた。冗談を一言も言ってなかった」(小日向)、「唐沢さんにも寡黙な一面がありました。『でも、そろそろ限界がくるかな?』と思いながら見てました」(小雪)と驚く声も上がっていた。
2015年12月06日