主演に大竹しのぶ、共演に生田絵梨花、熊谷彩春、佐々木大光(7MEN侍/ジャニーズJr.)らを迎えたMusical「GYPSY」(ジプシー)。この度、艶やかなショービジネスの世界にいざなう、華やかなビジュアルが完成、演出クリストファー・ラスコムのコメントが到着した。実在した“バーレスクの女王”、ジプシー・ローズ・リーの回顧録を基に、“究極のショー・ビジネス・マザー“の代名詞となった彼女の母ローズに焦点を当て、舞台で活躍する2人の娘を育てた彼女の夢と努力を追うとともに、ショービジネスの苦難を愛情たっぷりに描いたミュージカル。初演では、ブロードウェイの女王エセル・マーマンが主役のローズを演じ、その後も時代を彩る名優が演じ続け、1990年トニー賞・ベストリバイバル、2016年ローレンス・オリヴィエ賞・ベストリバイバルを受賞するなど、初演から半世紀たったいまでも世界中で愛されている。娘をスターにすることを夢見る母親・ローズ役を大竹しのぶがコミカルに演じ、ローズの上の娘であり、後に“バーレスクの女王”と称されるようになるルイーズ役には生田絵梨花、パフォーマンス力の高いルイーズの妹・ジューン役には熊谷彩春、ジューンと駆け落ちするダンサー・タルサ役には佐々木大光、ローズと組んで娘たちを売り込み、次第にローズにひかれていくハービー役には今井清隆と豪華なメンバーが集結した。演出家は、2016年「Nell Gwynn」でローレンス・オリヴィエ賞新作コメディ賞を受賞したクリストファー・ラスコムが務める。「この作品の芯にあるのは母と娘の壮大な物語であり、それがこの作品に普遍的な魅力を与えているのだと思います。私がブロードウェイで初めて観たのもこの作品。以来、その素晴らしい楽曲にも親しみを感じ、愛してきました」と語るラスコム。本作について「皆さまにとって、アメリカン・ミュージカルの真の傑作とのスリリングな出逢いとなることを願っています」と来年の公演に向けて意気込みを語っている。Musical「GYPSY」は2023年4月9日(日)~30日(日)東京芸術劇場プレイハウスにて上演。・大阪公演:5月4日(木・祝)~7日(日)森ノ宮ピロティホール・愛知公演:5月12日(金)~14日(日)刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール・福岡公演:5月19日(金)~21日(日)キャナルシティ劇場(text:cinemacafe.net)
2022年12月19日《試行錯誤の連続ですが、私自身が楽しんでやっているので、それが語りににじみ出ていたらいいなと思います》こう胸中を語ったのは寺島しのぶ(49)。NHKは12月9日に、寺島が来年の大河ドラマ『どうする家康』でナレーションを務めることを発表した。すでに同作では、寺島の長男・寺嶋眞秀(10)が主人公・徳川家康の息子である信康役を務め、わずか10歳で大河デビューを果たすことが発表されている。寺島はこれまでに『龍馬伝』など6度大河ドラマに出演。寺島の両親である尾上菊五郎(80)と富司純子(77)の結婚は、菊五郎が主演した大河ドラマ『源義経』での共演がきっかけだ。寺島の弟・菊之助(45)も『葵 徳川三代』と『西郷どん』に出演しており、大河と音羽屋は縁が深い。「眞秀くんは菊之助さんの長男の丑之助くん(9)より先んじて大河に出演します。年齢は眞秀くんのほうが1歳上ですが、音羽屋の惣領息子は丑之助くんですからね。寺島さんとしては“してやったり”でしょう」(歌舞伎関係者)寺島が眞秀と比較して丑之助を意識するのには理由があると、後援会関係者は言う。「もともと寺島さんは歌舞伎役者に憧れていて、幼少期には日本舞踊など歌舞伎の芸事を学んでいたそうです。しかし11歳のときに、女性は歌舞伎役者にはなれないと知って、涙をのんだといいます。自分がかなえられなかった夢を託すべく、“眞秀を最高の歌舞伎役者にしたい”という宿願があるのです」女優業に加え、梨園の母としても奔走してきた寺島。そんななか歌舞伎界に悲報がーー。「昨年11月に、菊之助さんの義父の中村吉右衛門さん(享年77)が亡くなったのです。吉右衛門さんには4人のお子さんがいましたが全員娘さんで、唯一の男の子の孫・丑之助くんを溺愛していました。丑之助くんは吉右衛門さんの幼いころに似ていて、吉右衛門さんは、『自分の芸を全部丑之助に渡して死にたい』といい、晩年は菊之助父子にべったりでしたね」(前出・歌舞伎関係者)播磨屋の中村吉右衛門さんと、音羽屋の菊之助一家。屋号は違えど親密な関係が築かれていた。「結婚当初、菊之助さんは菊五郎さんの二世帯住宅で暮らしていましたが、ほどなく吉右衛門さん宅に近いマンションにご一家で引っ越していったんです。菊之助さん一家は、しょっちゅう奥さんの実家に顔を出していました。吉右衛門さんが亡くなられてからも、その習慣は変わりません。奥さんの瓔子さんにいわせると、菊之助さんと吉右衛門さんは『性格と歌舞伎に対する思いが似ている』のだとか。ただ、菊之助さんたちが播磨屋と距離が近すぎることを、やはり富司さんは面白く思っていないそうです」(前出・歌舞伎関係者)■吉右衛門の後継者候補は丑之助のみ『文藝春秋』’23年1月号で菊之助は、吉右衛門さんの逝去から1年たっての思いを語っている。《そば近くいることを許され、有り難い言葉や指導を受けた身としては、岳父の存在がますます大きくなっているのを痛感するばかりです》播磨屋と結びつきが強まる中で、菊之助夫妻の周囲である考えが生まれたという。「瓔子さんをはじめとして、梨園の方々は吉右衛門の名前が空位になっていることを寂しく思っていることは間違いありません。しかし現在、後継者候補は丑之助くんしか残っていないわけです。本来、丑之助くんは将来の菊之助、菊五郎として、音羽屋の看板を背負っていくことが定めなのですが……」(前出・歌舞伎関係者)寺島はそんな菊之助の葛藤を察しているようだ。「仮に丑之助くんが吉右衛門を継げば、眞秀くんが尾上菊五郎の大名跡を継ぐ可能性が出てくる。そのチャンスがあるなら何でもするというのが彼女の腹づもりなのです」(前出・後援会関係者)菊之助が“妻の実家シフト”をしく一方で、寺島と眞秀は菊五郎に接近しているという。「寺島さんが女優業で多忙なため、眞秀くんが菊五郎さんたちのもとへ、お泊まりに行くこともあるようです。もともと菊五郎さんも富司さんも眞秀くんのことをかわいがっていますから、大歓迎だとか。また菊五郎さんが元気なうちに直伝の芸をできる限り教え込んでくれればと寺島さんは考えているのではないでしょうか」(前出・歌舞伎関係者)寺島母子の今後の青写真について、前出の後援会関係者はこう熱弁する。「多様性を尊重する今の世の中において、父がフランス人で、ハーフの眞秀くんは歌舞伎界にとって、貴重な存在です。また坂東玉三郎さん(72)をはじめ、歌舞伎界の重鎮たちから眞秀くんはすこぶる評判がいいのです。寺島さんが眞秀くんをドラマ現場に連れてきて、早くから俳優の仕事を経験させているのは、演技に幅が出ることを狙ってのことだといいます。そして知名度を上げて、チケットを売れる歌舞伎役者になってくれればと考えているそうです。眞秀くんが大名跡を継ぐ日が来ても恥ずかしくないような実力をつけるために、親子で鍛錬の日々だと聞いています」『LEE』’22年12月号で、《こうやりたいという彼の気持ちを尊重しつつ、いろいろ決めています。でも決まり事だらけの歌舞伎をやりたいと思っている限り、致し方ない部分はあるんです》と、梨園の母の難しさを語っていた寺島。執念は実るのかーー。
2022年12月16日吉沢亮「PICU 小児集中治療室」第9話が12月5日放送。大竹しのぶ演じる南の言葉に「すごい、すごすぎる」「本当に志子田先生のお母さんだと思えた」「大竹しのぶの演技がうますぎ」などの反応続出。視聴者から感動の声が殺到している。高度かつ集中した治療が必要とされる、およそ15歳以下の子どもを対象にした“子どものためのICU”であるPICU(=Pediatric Intensive Care Unit)を北海道に設立、広大な土地で患者を搬送するための医療用ジェット機の運用のために奔走する医師たちの姿を描く本作。キャストは母の南にガン治療を受けさせようとする小児科医・志子田武四郎を吉沢さんが演じるほか、自分が立ち上げたPICUを奪われようとしている植野元に安田顕。最初は武四郎を認めてなかった綿貫りさに木村文乃。植野に誘われ北海道に来た看護師の羽生仁子に高梨臨。武四郎の幼なじみで小児外科医の河本舞に菅野莉央。網走の病院から丘珠病院に移った武四郎の幼なじみ・矢野悠太に高杉真宙。武四郎の母・南と同僚のバスガイド、涌井桃子に生田絵梨花。PICUに力を貸す救命救急医の東上宗介に中尾明慶。同じくPICUに協力する麻酔科医・今成良平に甲本雅裕。PICUを北海道に設立した知事の鮫島立希に菊地凛子。すい臓ガンを患っている武四郎の母・志子田南に大竹しのぶといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。武四郎はすい臓ガンの治療を拒否している母・南に頭を下げ、東京の病院で検査を受けてもらうことに。羽田空港に降り立った武四郎と南は、植野から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(平原テツ)のもとに向かう。検査のあと南の代わりに結果を聞かされた武四郎は、寛解は難しいと告げられ、今後の治療について南と相談するよう促される。宿泊先で武四郎は南に対し、「もっと幸せにしてやるよ」と、まだ生きていて欲しいという想いを伝える…。その言葉に南は自分の夫で武四郎の父親が若くしてガンを患い、抗がん剤治療の苦しさで人が変わったようになり、亡くなっていったことを話し、自分がガンの治療を拒む理由を明かす…。「ここか、、10分近くのノーカットすごい、すごすぎる」「大竹しのぶさんの演技に感動した回だった 本当に志子田先生のお母さんだと思えた」など南役の大竹さんの演技を絶賛する声が上がる。その後ほどなくして南は亡くなり、さらに小松圭吾(柊木陽太)くんがもう助からないと悟った藤原優里(稲垣来泉)ちゃんから「嘘つき」と厳しい言葉を浴びせられた武四郎は退職届を出し、行方をくらます…。このラストに「優しくて真っ直ぐで嘘をつけない武四郎とPICUは無理矢理にでも距離を置かせるべきだった」「しこちゃんが辛い時支えてくれていたお母さんがもういない(T_T)心が折れたしこちゃん見てて辛い」などの声とともに、「植野先生の沈痛な表情がもう…責任というかなんというか、もうすごいたくさん孕んでて凄かった」と、退職届を見つけた際の植野の表情に触れたコメントも寄せられている。【10話あらすじ】武四郎は植野のデスクに退職願を置いて丘珠病院を後にする。それを知った悠太、桃子、舞の3人は武四郎のことを心配して彼の家を訪ねる。だが武四郎は「ひとりにしてくれ」と言って悠太たちを追い返す。そんな折、武四郎のもとへ1本の電話が入る…。「PICU 小児集中治療室」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月06日「バラの香り」をテーマとしたフラワーガーデン「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」のクリスマスイルミネーションが、2022年12月1日(木)から12月25日(日)までの期間で開催される。「練馬区立 四季の香ローズガーデン」のクリスマスイルミネーションそれぞれテーマの異なる2つのローズガーデンを中心に、園内で多種多様なバラを展示している「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」。毎年恒例となっているクリスマスイルミネーションでは、園内を照らす光と花々の幻想的なコラボレーションが楽しめる。あたたかいオレンジ色の光と花々のコラボレーション期間中は、キャンドルを思わせる温かいオレンジ色のイルミネーションが点灯。つるバラの代わりに光の天井で装飾したパーゴラ、煌びやかに飾られたクリスマスツリー、ウサギやリス、シカなどの動物をモチーフにしたオブジェと合わせて、クリスマスならではの一景を見せてくれる。花鉢の販売会やフラワーアレンジメント教室もこのほか、クリスマスギフトにも最適なポインセチアやシクラメンの花鉢販売会や、第一園芸のフローリストによるクリスマスキャンドルを使ったフラワーアレンジメント教室、武蔵野音楽大学の弦楽四重奏によるコンサートなど、クリスマス気分を盛り上げてくれる企画も用意されている。期間中の土日は19時まで開園時間を延長なお、期間中の土・日曜日は特別に開園時間を19時まで延長。普段は入ることの出来ない夜の園内で、クリスマスシーズンならではのひとときを過ごしてみてはいかがだろう。開催概要「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」クリスマスイルミネーション開催期間:2022年12月1日(木)〜12月25日(日)時間:平日 16:00〜17:00、土日 16:00~19:00場所:練馬区立 四季の香ローズガーデン「香りのローズガーデン」入園料:無料<関連イベント例>■クリスマスキャンドルアレンジメント教室(事前申込制)開催日時:12月3日(土) ①10:00~11:30 ②14:00~15:30場所:講習室参加費:5,000円定員:各回21名(抽選)申込期間:11月1日(火)〜11月18日(金)※公式WEBサイトにて受付。※持ち帰りの袋あり。■冬の花鉢 販売会開催日時:①12月11日(日) 10:00~14:00②12月18日(日) 10:00~14:00※18日のみ、雨天の場合は13:00~16:00開催。場所:講習棟※商品が無くなり次第、終了となる。■クリスマスコンサート開催日:12月18日(日)時間:①12:10~12:50(開場11:40)、②17:00~17:40(開場16:30)場所:講習棟1階参加費:無料【施設情報】練馬区立 四季の香ローズガーデン「香りのローズガーデン」場所:東京都練馬区光が丘 5-2-6営業時間:9:00〜17:00休園日:毎週火曜日(火曜日が祝休日にあたる場合、その直後の祝休日でない日)および年末年始(12月29日~1月3日)入園料:無料
2022年11月11日劇団四季がディズニーと初めてタッグを組んだ作品『美女と野獣』が千葉・舞浜アンフィシアターで上演中!同作品は京都での上演から約5年、関東では約9年ぶりの再演。上演に先立ち行われた公開稽古で演出を担当するマット・ウェスト氏が「『美女と野獣』はアップデートされるべき作品」と話したように、台本も演出も舞台美術もリニューアル。なんと新曲まで加えたという。ディズニー作品は、上演された瞬間にある種「完成」された“世界”となる。その後にリニューアルされるというイメージがない。ましてや新曲が加えられるなど想定外である。初披露された『チェンジ・イン・ミー』は、主人公・ベルが自身の心の成長を自覚する一曲。2幕終盤にこの楽曲が加わったことで、よりベルの物語がくっきりし、彼女と共に“旅”をした観客の心に前向きな変容をもたらしてくれると感じた。稽古場取材から約ひと月後、劇場でのゲネプロへ。東京ディズニーリゾートがある舞浜駅は、パーク内に足を踏み入れずとも「夢の国」の空気がただよい自然と心が浮き立つ。その高揚感のままに始まった『美女と野獣』は、独特な色調の世界観、ユニークできらびやかな衣装をまとっての歌と踊りの見事さ、さまざまな感情を喚起させる名曲に次ぐ名曲……と、さながらミュージカルの“ベスト盤”。開幕から終演まで一瞬の隙なく完全に没頭し、安心して日常を忘れて示唆に富むアナザーワールドに生きることができた。■注目アップデートポイント4【1】セットが色鮮やかに「外見にとらわれず、人の心の中まで見通す」という作品テーマを、「奥が見通せたり、透かしがある」セットでも表現。色彩も明るくスタイリッシュに。【2】ベルがメガネ姿で登場冒頭はベルがメガネをかけて登場。本の虫のベルがメガネをかけていることで知的さが増し、より聡明で、“今風”のヒロインになった。【3】ベルのソロ曲が新たに追加街の人から「変わり者」と呼ばれ孤独を感じていたベル。孤独な野獣と過ごしたことで変容し、「今の私が好き」と新曲『チェンジ・イン・ミー』を歌い上げる。【4】子役のチップがかわいい♪前回公演では小柄な大人の女性俳優が演じていたチップが今回は子役に。チップがセリフを発するだけで自然と笑みがこぼれてしまう。あらためて、激動激変の現代を前向きに生きるには、時として夢の世界が必要なのだと痛感。今を生きる観客のためにアップデートされた『美女と野獣』で、ぜひ心の充電を!
2022年11月07日大竹しのぶはこうでなくちゃ。主人公・布引けいを再演で演じた『女の一生』。一人の女性が明治、大正、昭和という激動の三時代を、なぜ、頑なに生きたのか。それを鮮やかに浮かび出した彼女は、やはり演出の段田安則が言い当てたように“希代の名優”に違いない。戦後の昭和20年10月。第一幕一場で焼け跡に立つけい、50歳。全てを失った人生の冬である。「あなた、栄二さん」。初恋相手との再開で大竹は高い口調の声で口を大きく開き、万感の思いを放った。一庶民の女が乗り越えてきた道を回想させる芝居だ。一転して二場は明治38年正月。けい、16歳。見せ場である。幸せ一杯の堤家の庭先に入り込んだ時、一場とは別人の初々しさ。何て杉村春子に似ているのだ、と目を擦った。そして女主人しずの励ましを聞く間の苦しく、悲しさが入り混じった心境を一瞬にして演じた。庭に下りての号泣。声に悲しみに色が加わり、胸を打つ。見せ場は続く。第二幕は堤家の人となり長男・伸太郎(段田安則)の嫁にと、しず(銀粉蝶)から迫られる。この場面、女主人の銀粉蝶がいい。女の一生の分岐点だ。その意外さに驚き、戸惑う。栄二(高橋克実)との別れでもある。自分と結び付けた思い出の櫛を折り、涙と共に庭に投げ捨てる芝居は初演より心情が濃くなった。泣く場面の名女優は誰もが巧いものだ。大正4年の第三幕。けいは堤家の大黒柱になっている。長女・総子(西尾まり)のお見合いの日だ。夫(林翔太)に不満を抱く次女・ふみ(大和田美帆)に聞こえがしに、言う。「誰が選んでくれたものでもない。自分で選んで歩き出した道ですもの」。最初のこの名台詞はサラリと。叔父・章介から、自分の心に嘘を付いているのでは―と言われた、二度目の台詞。ここは、やや右上に顔と目を向けながら、一気に強く言い放った。前回よりもグッと深みを増していた。日露戦争後の行方などを叔父、伸太郎と言い争う場面での傲慢な態度や厭味な性分。けいの「負」の一面をたっぷりと見せたが、何とも巧いのが、久しぶりに戻った夫との第四幕。寒々とした心境が座敷の空気にまで伝わっていた。森本薫・作『女の一生』は、大竹しのぶの継承によって日本演劇史の金字塔として長く残ると、信じたのである。(10/20所見)<公演情報>『女の一生』2022年10月18日(火)~10月23日(日)会場:東京・新橋演舞場2022年10月27日(木)~11月8日(火)会場:京都・南座2022年11月18日(金)~11月30日(水)会場:福岡・博多座プロフィール大島幸久(おおしま・ゆきひさ)東京都生まれ。団塊の世代。演劇ジャーナリスト。スポーツ報知で演劇を長く取材。現代演劇、新劇、宝塚歌劇、ミュージカル、歌舞伎、日本舞踊。何でも見ます。著書には『名優の食卓』(演劇出版社)、『歌舞伎役者 市川雷蔵 のらりくらりと生きて』(中央公論新社)など。鶴屋南北戯曲賞、芸術祭などの選考委員を歴任。「毎日が劇場通い」という。
2022年11月05日大東市は、大東のまち・四季の魅力を動画で発信する『四季で感じる大東の魅力』の秋編・冬編・四季ダイジェスト版の3本を、11月1日(火)に本市公式YouTubeチャンネルで同時公開します。さらにダイジェスト版は、JR西日本駅構内における学研都市線沿線の魅力を発信する取り組みとして、JR西日本の協力のもと、11月1日(火)よりJR学研都市線および東西線の各駅設置のモニターでも順次放映されます。ドローンを駆使して撮影された本動画は、令和3年度の市制施行65周年に制作し、令和4年度の秋冬が訪れるタイミングでこのたび同時公開しました。秋編では紅葉で彩られた飯盛山の風景を中心に飯盛山ハイキングの魅力を、冬編ではJR住道駅前デッキで行われるスマイルミネーションやキャンピィだいとうでのキャンプファイヤー等を紹介し、大東ならではの秋・冬の魅力や楽しみ方を紹介しています。そして四季ダイジェスト版はこれまでに公開された春編・夏編を含む4本の動画を組み合わせ再編集し、1本で大東の四季すべてを感じていただける動画になりました。本動画で四季それぞれの本市の魅力的な風景やスポットを発信することで、本市に興味関心・愛着を持っていただくこと、そして実際に足を運び訪れていただけるきっかけづくりを目指します。■ 『四季で感じる大東の魅力』概要令和3年(2021年)4月1日に市制施行65周年を迎えた大東市が、大東市に関わってくださるすべての方へ深く感謝の意を表し、「大東、ええまちやん」と感じていただくコンテンツを制作しました。本シリーズは、これまでに春編・夏編の2本が公開されており、今回の秋編・冬編・四季編の公開で全編公開となりました。春編:野崎観音、飯盛山等野崎エリアの桜を中心とした春の風景公開日 2021年8月30日動画1: 夏編:御領水路、辻本家住宅、寶塔神社等夏のノスタルジックな風景公開日 2021年9月9日動画2: 秋編:紅葉で彩られた飯盛山の風景を中心に飯盛山ハイキングの魅力を伝える公開日 2022年11月1日動画3: 冬編:JR住道駅前デッキで行われるスマイルミネーションやキャンピィだいとうでのキャンプファイヤー等、大東ならではの「冬」を紹介公開日 2022年11月1日動画4: 四季編:春・夏・秋・冬編を組み合わせ、各季節の魅力をまとめた再編集動画公開日 2022年11月1日動画5: ■ JR各駅における放映について対象駅:JR東西線・学研都市線 加島駅~長尾駅(22駅)放映期間:2022年11月1日(火)~11月30日(水)放映場所:駅構内ディスプレイモニター※各駅の状況により、放映日や時間帯は異なります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月01日10月23日、舞浜アンフィシアターにて、劇団四季によるディズニーミュージカル「美女と野獣」が開幕した。同シアターでの劇団四季作品の上演は今回が初めてで、半円形状の舞台を活かしたディズニーと劇団四季による新たな取り組みに注目が集まる。ミュージカル「美女と野獣」は、もともとディズニーが演劇ビジネスに初進出した作品であり、ディズニー・シアトリカル・プロダクションズの手により1994年にアメリカ・ブロードウェイで初演されて以来、世界中で大ヒットを記録した作品。劇団四季では、翌1995年に「東京・大阪同時ロングラン」という前代未聞の上演方式で初演。以来、9都市で上演され、各地で高い人気を獲得した。これまでの国内総公演回数は5,600回以上、総入場者数は536万人という超名作だ。ついに幕を開けたミュージカル「美女と野獣」舞浜公演は、初演のクリエイティブスタッフが自ら再構築を手掛け、上海ディズニーリゾートで2018年から2020年にかけて上演されたバージョンを踏襲。舞台美術を一新して、台本・演出もリニューアル。聡明で美しい娘・ベルと、人を見かけで判断して傲慢な態度を取った罰として魔法使いに醜い野獣の姿に変えられてしまった王子の真実の愛の物語は、オリジナルの芯の部分はそのままに、おとぎ話でありながらも現代を生きる人々がより共感できるモダンな舞台へとアップデートされている。日本初演以来、色あせることなく上演を続け、このほど舞浜の地で愛のドラマを明瞭に描き出す新たな「美女と野獣」。華やかなステージと美しいナンバーに彩られた珠玉のラブストーリーに期待だ。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開© 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2022年10月25日大竹しのぶ主演で2020年に上演され、絶賛された舞台「女の一生」の再演公演が10月18日より新橋演舞場にて開幕する。これに先立ち10月17日に記者会見が行われ、大竹をはじめ、初演に続いての出演となり、演出も務める段田安則、同じく初演に続いて出演する高橋克実、風間杜夫が出席した。明治、大正、昭和の激動の時代を生き抜いた女性の姿を描き、杉村春子が生涯947回にわたり主人公・布引けいを演じたことでも知られる本作。2020年に大竹主演で上演されるも、新型コロナウイルスの影響で東京・新橋演舞場での上演は行われたが、その後、予定されていた京都・南座での公演は中止になった。今回の再演では東京、京都に加え、福岡・博多座でも上演される。2年前の初演からの変化を問われた大竹は、コロナ禍における様々な厳しい制限下だった前回との稽古場の雰囲気の変化を指摘。「(制限があるのは)今も変わらないけど、少しだけ自分たちの気持ちも慣れてきて、コミュニケーションをとる時間が前よりも持てました。人と話したりする無駄な時間、何でもない時間がどれほど大切か今回の稽古で分かりました」としみじみと語る。大竹しのぶちなみに、大竹によると、高橋は前回の初演で段田の厳しい演出を受けて「7キロ痩せた」とのこと。大竹から「今回は痩せてない?」と問われた高橋は「痩せてないですね」と答えたが、大竹から即座に「じゃあ、今回はダメですね(笑)」とダメ出しが。さらに風間からは「(高橋は)2年前はTVで忙しかったから。TVに魂を売った(笑)」とイジられる。演出の段田は、このやりとりを受けつつ、初演との違いについて「高橋克実が腕を上げて、素晴らしい俳優になっております!」と強調。高橋は「(この日のゲネプロで)初めてマスクを取るので期待してください!」と意気込んだが、風間から「かつら飛ばさないようにね(笑)」と茶々が入るなど、ベテラン俳優陣4人が壇上で軽妙なやりとりを見せた。高橋克実風間杜夫劇中、大竹は10代のけいも演じる。大竹は還暦を迎えた2017年に、20代前半で参加したミュージカル『にんじん』で演じた14歳の少年・にんじん役を1979年以来、約38年ぶりに演じて話題を呼んだが、この時の経験にも触れつつ「いまはどう見ても“少女”じゃないので、『心で見てくれ』と。心でやればなんとかなるのかなと思います。参考という意味では、若い時にお手伝いの役や、けなげな女の子の役が多かったので、その時の自分の声を思い出したりしています。でも、あまり作ったりしないで、心で見てもらおうと思っています」と語った。大竹の言葉に段田は「映像では無理ですが、舞台では十分に堪えてます」と擁護(?)。大竹は、段田らが学生服姿を舞台で見せることを明かし、段田は「私と高橋克実の学生服姿は怖いですよ(笑)。それだけでも見る価値があります!」と語ったが、大竹は「価値はないと思う(笑)」とバッサリ斬り捨て笑いを誘っていた。段田安則杉村春子が生涯947回にわたり、けいを演じたが、今後の目標回数などを尋ねられた大竹は「ないです」と即答。「杉村さんのように900回……となると100歳くらいになっちゃう(笑)。とにかくこの公演を最後までやれれば」と語る。そして、布引けいの「私の一生はこれからだと思う。新しい歴史の中に私も入っていくんだ」というセリフを引用しつつ「前向きなけいは素敵だなと思うし、ふり返ることなく、前を向きながら進むのが人生だと思うので、ふり返るヒマもないって感じで生きています」と語っていた。「女の一生」は10月23日より新橋演舞場にて開幕。10月27日より京都・南座、11月18日より博多座にて上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2022年10月18日2022年10・11月に上演される『女の一生』の取材会が行われ、主人公・布引けい役を務める大竹しのぶ、演出を担いながらけいの夫・伸太郎を演じる段田安則が登壇した。森本薫が文学座に書き下ろした『女の一生』は、名優・杉村春子の代表作(初演:1945年)。2020年に誕生した段田の演出版では、天涯孤独の少女けいが、拾われた家の長男に嫁いで家業を守る40年間が描かれる。なお本作は2020年に東京・京都で上演予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で京都・南座公演のみ中止になった経緯がある。人生経験を重ねる実感が、ヒロインの一生を通じて目の当たりにできる──段田さんの演出版が再演されることになりました。いまのお気持ちは?段田2020年は新橋演舞場のみ、上演が叶ったんですよね。前回公演中止になってしまった京都の南座だけでなく、今回は博多座にもお持ちして九州の皆さんにもお目にかけたいと思います。大竹演舞場も、客席を「半分」まで減らしてね。お客さまがその半分に満たない日もありました。はじめはショックでしたが、いつも満席の劇場は当たり前ではなかったんですよね。すぐ「この状況でもご来場のお客さまがこんなにいらっしゃるんだ」「ひとりでも劇場にいらしてくださるなら、私たちは演劇を続けよう」と思い直しました。段田そんな状況になって、もう2年以上が経つんですよね。大竹コロナ禍で踏んだ舞台ということもあって、『女の一生』は初心に帰らせてくれたお芝居という想いがあります。客席の皆さんが喜んだり集中したりする姿を拝見していると、何より私たちが励まされる。再演の機会をいただいたからには、お客さまの反応をもっと引き出せるようにパワーアップしたいですね。段田「文学座の宝」というべき不朽の名作ですが、2年前に立ち上げてみて改めて素晴らしい作品だということがわかりました。主人公の布引けいも、現在の日本では大竹しのぶしか演じられる方がいないのでは、と思います。大竹戯曲が素晴らしいんですよ。杉村春子さんが947回も「演じ続けたい」と感じた理由が、戯曲と向き合ってよく理解できました。段ちゃんも、いつも稽古場で「これは本当にいい本で、やればやるほど深さがよくわかる」「書かれてあることをそのままやればいい作品になる」とおっしゃっていたほど。──おふたりは戯曲のどんな点を気に入っていらっしゃるのですか?段田セリフがいいんですよね。これ、森本薫さんが34歳でお亡くなりになる直前に書かれた戯曲なんですが「その年齢でよくこれだけ人間の心情が描けたな」と感心するくらい。僕の演出版だと1905(明治38)年〜1945(昭和20)年を時代背景に、思春期から晩年の夫婦の会話まで16歳〜56歳の布引けいを取り巻く心情が描き分けられています。大竹それほど好きじゃないのに、なんなら高橋克実さん演じる次男に惹かれているのに、段田さん演じる堤家の長男と結婚させられてね(笑)。そういう夫婦間の冷え冷えしたところ、段ちゃんがとてもうまく演じられるんですよ(苦笑)。そこから時間が経って許し合う夫婦、老いていく夫婦の寂しさ、愛とは違う形で結びつく情みたいなものが、すべて描かれている。「人生経験を重ねるって、そういうことなんだな」という実感が、布引けいの一生を通じて目の当たりにできるんですよね。段田森本さんは杉村春子さんに当て書きされたそうですが、ヒロイン布引けいの多面的な描き方も気に入っています。戦災孤児だったけいが才覚を買われて堤家を盛り立てる成功譚に終わらせず、いや〜な影の一面もきちんと書くんですよね。大竹そうそう。明治・大正・昭和を生き抜いたヒロインは、明るくたくましく健気にがんばるだけじゃない。「人生そんなに甘いもんじゃない」って面も描かれます。そんな彼女だからこそ、有名な「誰が選んでくれたのでもない、自分で選んで歩き出した道ですもの」というセリフが響くんじゃないかな。布引けいのたくましい生き方は、現代の観客にとってエネルギーになる──大竹さんが演じる布引けいの魅力を、段田さんはどのように受け止めていらっしゃいますか?段田ヒロインが年を重ねることで生じる「内面の変化」を目の当たりにできるのが、大竹さんが持つ最大の魅力ですね。布引けいの人生を思春期から老年にさしかかるあたりまで演じ分けてもらう中で、扮装や声のトーンなど創意工夫のしどころはたくさんあると思いますが……大竹さんの場合は必ず「内面」がともなう。これが切り替わるだけで、10代にも50代にもなれるんですよ。その様子をそばで拝見しているのが、本当に楽しかったです。大竹芝居の「嘘」を楽しんで、笑ってもらうしかないですよね。だって段ちゃんは学生服を着ているし、高橋さんはカツラかぶっているんだから(笑)。2017年のミュージカル『にんじん』で、22歳のときにやった少年役に再び挑戦したことを思い出しました。若かった当時より、還暦を迎えた60歳で“にんじん”を演じた方がお芝居をしないで済んだ……といいますか、開き直れて楽しかったんですよね。見た目は仕方ないけれど、登場人物の気持ちを理解することはできる。今回なら、布引けいという少女の心になれるのが楽しいんです。──主人公の運命が変わっていく10代のヒロイン登場シーンに際して、段田さんはどんな演出をつけたのでしょうか?段田それが、特に大きな注文はつけなかったんですよ。大竹さん演じる布引けいが、僕にはちゃんと「16歳」に見えた。それでオッケーかなって。晩年の杉村春子さんは実年齢80代で、10代のヒロインを演じたんですよね。これから年を重ねた大竹さんも、どんな風に若き日のけいを演じるのでしょうね。そんな経年変化を楽しめる作品でもあると思います。──段田演出の魅力、どんなところに感じますか?大竹段ちゃんとは30年近く一緒に芝居をしていて、何でも相談しあえる役者仲間です。俳優同士で演技の話をするのは意外と難しいんですよ。現場において、それは演出家や監督の領域なので。でも段ちゃんは、そういうことが言い合える唯一の役者仲間。稽古中はもちろん、幕が上がってからも「あのセリフってさ」「アンタしつこいね!」とやり合いながら、一緒に追求しています。今回もこの難しい台本をよく演出なさったと思いますね。コロナ禍で出番でない人は早く帰らなければならず、稽古時間が限られる中でもしつこく粘り強く演出をつけてくれました。やっぱり私たちの仕事って、しつこく粘ってどこまでも追求するもの。それをまっとうできる仲間であり、演出家だと思いますね。──劇中には第一次・第二次世界大戦が人々の生活に影響を与え、日本が苦難の道を歩む様子も描かれます。ロシアによるウクライナ侵攻やいまだ収まらないコロナ禍など世界を取り巻く現状と通じる部分があると思いますが、その中で『女の一生』を上演する意義はどこにあると思いますか?段田布引けいのたくましい生き方は、現代の観客にとってエネルギーになる気がしますね。彼女の人生には、悲喜こもごもいろんなことが起こります。のほほんとしていたら、足元すくわれるわけです。周りをよく見て、現実としっかり渡り合ってさえいれば「人生に何があっても生きていける」という前向きなメッセージが得られると思います。大竹激動の時代を生き抜くため、自分の生き方を受け入れながらも強く前を向く布引けいの姿に、お客さんたちは励まされると思いますね。加えて私は、『女の一生』の初演が戦時中の1945(昭和20)年4月だったことにも胸に迫る想いがあります。憲兵に見張られ禁止されたら、空襲警報が鳴ったら幕が下りるかもしれない中でも「芝居を届けたい」という切実さが、ちょうど私たちが『女の一生』をコロナ禍で上演しようと思った気持ちに通じるんです。劇場に吹く風はまだまだ厳しいですが、それでも来てくださるお客さまの心に訴えるよい芝居を届けたいと思っています。取材・文:岡山朋代撮影:荒川潤ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★【よくばり❣ぴあニスト限定】招待券プレゼント受付中! ※10/12(水)迄【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!『女の一生』チケット情報はこちら:
2022年09月30日この秋スタートの新月9ドラマは、吉沢亮が駆け出しの小児科医を演じるメディカルヒューマンドラマ「PICU 小児集中治療室」を放送。この度、大竹しのぶが吉沢亮演じる主人公の母親役で出演することが分かった。大竹さんが演じる南は、北海道出身で女手一つで武四郎(吉沢さん)を育ててきた母。武四郎が落ち込んでいるときは、武四郎の大好きなおかずを作って励まし、厳しくも愛情深い言葉で鼓舞する存在。また、涌井桃子(生田絵梨花)の実家が営む観光バス会社のバスガイドだったが、定年後のいまも時折、バスガイドのヘルプに出ており、桃子とも仲良しでいつも茶飲み話で盛り上がっている。武四郎はそんな母のことが世界で一番大好きだが、不器用な性格も相まって、素直に愛情表現できず、生意気なことばっかり言ってしまう。今作で初共演となる吉沢さんについて大竹さんは「初めての一緒のシーンから不思議なぐらい会話が自然で、本当に一緒に芝居が出来て“喜び”を感じています」と印象を明かし、視聴者へ向けて「愛があふれるドラマです。ぜひ、ぜひ、ぜひ!」とメッセージを寄せている。「PICU 小児集中治療室」は10月10日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2022年09月30日こんにちは、hugmugブロガーの蓮間衣里です。今回は家族で観に行った、劇団四季をレポートしたいと思います。年長の息子と3歳児の娘、果たして最後までちゃんと観れるのか…?!会場は四季劇場《秋》腹ごしらえは近くの本格イタリアンで。私も夫も子供達も大好きな『バケモノの子』子供は声を出して笑い、私は涙無しでは見られないこの作品を劇団四季で観られるなんて!会場は四季劇場の《秋》で、下の階にある《春》では『アナと雪の女王』が公演されていました。会場時刻より1時間半ほど前に着き、昼食は《春》の目の前にあるイタリアンへ。皆さん思う事は同じ…お店は混んでいましたが30分程で入店できました。ピザもパスタもとっっっても美味しい◎目の前で焼き上げるピザが直ぐに出てくる!!会場時間が迫っている私達にはコレがすごくありがたかった〜!(店員さんも、この後観劇があるか確認して把握してくださるところも嬉しいポイント)ホスピタリティに感動。子連れでも安心して楽しめる心配り。劇場に入りbuggyを預けると、子供達にシートクッションを用意してくれました。130cm以下の子供に身長に合わせたものを出してくれます。私達の席は1階席の16列目。席に着くとスタッフの方がいらして、子供達の椅子の高さの確認やトイレの場所、途中でグズってしまった時の親子観劇室を案内してくれます。泣いてしまった場合、ガラス張りの親子観劇室かロビーのモニターで観ることができるそうです。会場内はペットボトルの飲み物のみOK。シートのおかげで3歳の娘も全く問題なく観る事ができました!いざ開演。子供をも惹きつける圧倒的な演技と演出!!暗転し、音楽が流れると共に一気に引き込まれる世界観。胸に響く歌声や圧巻される舞台演出に子供達も釘付けでした。アニメーションを裏切らない再現性もあれば、舞台ならではの迫力もあり全てにおいて感動的な作品!20分間の休憩があるものの、2時間45分の上演時間。子供が飽きないか心配していましたが、真っ直ぐな瞳で舞台を見つめる表情は真剣そのもので、アニメと同じ場面でケラケラと笑ったりして存分に楽しんでいました。子供達が最後までしっかり座って観劇できた事にも母は感動!!最高のフィナーレ!唯一無二の貴重な体験。公演の最後は拍手喝采。拍手だけでは収まらないこの気持ちをどうしたらいいんだろう!!と思いながら弾ける程の大きな拍手をしていると、前の方からドドドド…!!っと一斉に立ち上がりスタンディングオベーションが起こりました。会場が感動で満ち溢れ、拍手の音がこだまする場を体感できた息子と娘は、幼いながらにも特別なものを感じたに違いありません。ストーリーのメッセージ、キャストの方々の熱量、会場の一体感、何もかもが素晴らしく、日常では得られないものを多く吸収する事ができました。また別の公演も観に行きたい!!『バケモノの子』観に行く際は、DVDでしっかり予習復習してから行く事をオススメします♡
2022年09月28日東京ディズニーリゾート内に位置する舞浜アンフィシアターにて10月23日(日) より開幕する劇団四季のディズニーミュージカル『美女と野獣』の稽古場取材会が劇団四季芸術センターで行われ、演出・振付のマット・ウェストをはじめ、ベル役候補の五所真理子と平田愛咲、ビースト役候補の清水大星と金本泰潤が抱負を語った。ディズニーが演劇ビジネスに初進出した作品としても知られる『美女と野獣』だが、今回の公演では、舞台美術が一新され、台本・演出もリニューアル。ウェストをはじめ、28年前のブロードウェイ初演に関わった初期のクリエイティブスタッフたちが“再構築”した『美女と野獣』は、上海ディズニーリゾートで2018年~2020年に上演されており、今回の日本公演もこのバージョンを踏襲している。「根底にあるのは、表面に惑わされず、本質を見抜くことの大切さ。そんな普遍的なメッセージがあるからこそ、『美女と野獣』は上演のたびに、アップデートされるべき作品なのです」と語るウェスト。自身にとっても「大事なプロジェクトであり、何度でも挑みたい作品。20数年間関わっていますが、常に進化し、“完成”はありません」と強い思い入れを示した。演出・振付のマット・ウェストまず、稽古で披露されたのは、町の人々が、読書に夢中なベルのことを変わった娘だと噂するナンバー「変わりもののベル」。そして、ベルに結婚を断られたガストンを、お付きのルフウと酒場の客たちが褒めたたえ、元気づけるナンバー「ガストン」だ。ともに多数のキャスト、ダンサーが迫力のアンサンブルを披露するナンバーで、特に「ガストン」では計18名のキャストが、ビールのジョッキを打ち鳴らすパフォーマンスに目を奪われる。「ガストンは乱暴者という設定で、ルフウに暴力を振るう描写もあった。それが二人の仲の良さを表現する手段でもあったのです。20数年前なら、そういう動作も面白いと受け止められたが、時代が変わり『舞台で暴力は見たくない』という声も増えてきた。だから、そういった描写は変更している」(ウェスト)。台詞や描写など、常に検証を重ね、現代的なアレンジに果敢に挑む姿勢からも、「常に進化し、“完成”はありません」という言葉の説得力がうかがえる。言い換えれば、どんなアレンジを加えようと、『美女と野獣』という作品、そしてキャラクターに揺るぎない普遍性と魅力がある証しなのだ。稽古で披露された3曲目は、誰もが知る名曲「美女と野獣」。初めて夕食を共にするベルと野獣の様子を見守りながら、ミセス・ポットが恋する者たちの気持ちを歌うナンバーだ。さらに日本公演では初登場となる新曲「チェンジ・イン・ミー」も、ファンにはうれしいポイント。野獣の城を出て、父・モリースの元に戻ったベルが、野獣との交流を経て感じた自らの心の変化を歌うナンバーが、『美女と野獣』の新たな魅力を引き出す瞬間を見逃さないでほしい。ベル役の五所は「マットさんや、ディズニーの方々が大切にしているものを肌で感じながら、稽古ができるのは幸せ。今までにない経験になっています。私自身はなるべく透明な存在で、お客様には、私を通して、キャラクターを色鮮やかにチャーミングに見せられれば」と抱負を語り、「ビーストと孤独でつながる図書館のシーンが好き」とお気に入りのシーンも明かした。同じくベルを演じる平田は「『チェンジ・イン・ミー』が追加されたことで、少女から大人に成長する姿が、より共感しやすくなっている」。また、「マットさんが、私たちの意見を取り入れてくださることもあり、一緒に作っていける作業は夢のような時間。稽古のたびに、トライしたいこともあり、毎回変わっていくので、きっと初日以降も進化するはず」と期待を寄せていた。「衣装を着てみたら、想像以上に重くて。獣っぽく見せることも含めて、慣れるまで物理的な挑戦が続きそう。同時に、ビーストでも王子でもなく、一人の人生と成長をいかに見せるかが内面的な挑戦になっている」と語るのは、ビーストを演じる清水。金本も「獣であり、プリンスである。あの塩梅を研究し、オーバーになり過ぎないよう、トレーニングしている。演出の意図をくみ取って、自分の体に落とし込んで、届けていきたい」と闘志を燃やした。取材・撮影・文=内田涼<公演情報>ディズニーミュージカル『美女と野獣』舞浜公演2022年10月23日(日) 開幕ロングラン上演予定会場:舞浜アンフィシアター(東京ディズニーリゾート内ディズニーアンバサダーホテル横)問い合わせ:劇団四季ナビダイヤル 0570-008-110
2022年09月23日レスリー・マンヴィル主演『ミセス・ハリス、パリへ行く』より、ポスターと予告編が解禁。予告編のナレーションは大竹しのぶがつとめている。『ポセイドン・アドベンチャー』ほか数々の名作を生みだした小説家ポール・ギャリコの「ハリスおばさんパリへ行く」を原作とする本作。クリスチャン ディオールのドレスに魅せられた家政婦がドレスを買うためにパリへと向かい、そこで巻き起こる騒動と人々との出会いを描く。解禁されたメインビジュアルには、意気揚々とグリーンのドレスを抱きしめるハリスの姿が写し出されている。チャーミングな笑顔とともに彼女のドレスへの憧れの強さが伝わってくるようなポスターだ。またロンドンのハリスの友人であるヴァイや、パリで出会うイザベル・ユペール演じるディオールの敏腕支配人、マダム・コルベールなどのキャラクターの姿も。しっかりドレスを抱きしめているハリスだが、お気に入りの一着を手に入れることはできるのか…?夢見るハリスが人々を巻き込んで起こす、とびきり素敵な奇跡を予感させる1枚となっている。さらに解禁された予告編では、家政婦の仕事中に運命のドレスに出会う、夢のはじまりのシーンから、パリへ渡ったあともドレスのために奔走するハリスのまっすぐな姿が描かれている。マダム・コルベールと対立しながらも、夢を諦めない彼女に人々の心も動かされていく…。物語の重要なカギとなるディオールのドレスにも注目だ。この予告編では、いくつになっても夢を追う気持ちを忘れない、という本作のコンセプトに合わせて、女優としていつまでも輝き続ける大竹しのぶにナレーションを依頼。大竹さんのチャーミングな声は本作の世界観にもぴったりだ。実は以前に原作を読んでいたという大竹さんは、「とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました」とコメント。原作ファンにも、当時の気持ちまで楽しめる作品となっているようだ。▼大竹しのぶ コメント20代のころ、山田洋次監督に薦められて原作本の「ハリスおばさんパリへ行く」を読みました。とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました。慎ましく、ささやかな喜びで生きていた女性がクリスチャン ディオールのドレスに出会ったことで、外の世界に飛び出してゆく姿が大胆でもありチャーミングで。そして周りの人達も優しいんです。本当に胸がキュンとします。正直に、一生懸命に生きていれば神様は見ていてくださるんだ、という優しく爽やかな気持ちになる映画です。『ミセス・ハリス、パリへ行く』は11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミセス・ハリス パリへ行く 2022年11月18日よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2022 Universal Studios
2022年09月15日JR東日本四季劇場[秋]で上演中の劇団四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』東京公演が9月6日、来場者数10万人を突破。これを記念し、夜公演のカーテンコール時に、出演者による特別舞台挨拶が行われ、熊徹を演じる伊藤潤一郎が「(4月30日の)開幕以来、連日多くのお客様にお運びいただき、本日の節目を迎えることができました」と客席に感謝を伝えた。2015年に公開され、第39回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞に輝いた細田守監督の『バケモノの子』を原作にした新作オリジナルミュージカル。バケモノ界の長・宗師の継承争いを軸に、最強のバケモノ・熊徹と、彼に弟子入りした人間の少年・蓮(九太)の、血のつながりを超えた絆と成長の物語が、壮大な音楽と躍動するダンスとともにエネルギッシュに展開する。約2時間45分にわたる圧巻のステージに、駆けつけたファンからは万雷の拍手。「これもひとえに、この作品を愛し育んでくださっているお客様のご支援の賜物と、出演者、スタッフ一同心より御礼申し上げます」と挨拶した伊藤は、『バケモノの子』東京公演が、2023年3月21日に千秋楽を迎えることも報告。「今後も皆様に作品の感動をお届けできるよう、誠心誠意努めてまいります」と決意を新たにしていた。東京公演の千秋楽後は、23年12月から大阪四季劇場に会場を移して公演が行われる。この日、10万人目の来場者となったのは、岩手県から修学旅行で来場した久慈市立久慈中学校3年生の北村壮太さん。「今、コロナや暗いニュースが続く中で、東京に修学旅行に来て初めてミュージカルを見られて元気をもらいました。今日、迫力のある音楽や演劇に触れ、勇気や感動をいただきました。私たちは文化祭、受験をひかえており、『九太』のように強い心を持ち、のぞみたいです。劇団四季のすばらしい『季節』が10万人からめぐりめぐって世界の暗く長い『梅雨』を明るく照らしてください!!」と感想を語ってくれた。関係者によると、新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年には修学旅行をはじめとした、ほとんどの学校行事が中止となっていたものの、今年に入り、劇場には以前のように、芸術鑑賞や修学旅行で来場する学生たちの姿が見られるようになってきたという。また、同日、劇団四季の代表取締役社長である吉田智誉樹氏もコメントを発表。「劇団四季のオリジナルミュージカル製作の歴史において、初演でこれほど多くのお客様にご覧いただいた作品は、数えるほどしかありません。来年3月21日の東京公演千秋楽まで、約11カ月にわたる長期公演を達成することになりますが、劇団四季史上、最大規模のオリジナルミュージカルとして誕生した本作が、日本ミュージカル界の裾野を広げ、更なる発展に寄与できることを願っています」と高みへの飛躍を誓った。取材・撮影・文:内田涼<公演情報>三井不動産創立80周年記念公演劇団四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』公演期間:上演中~2023年3月21日(火・祝) 千秋楽会場:JR東日本四季劇場[秋](東京都港区海岸1-10-45)公式サイト:
2022年09月07日女優の寺島しのぶが主演を務める、映画『あちらにいる鬼』(11月11日公開)のポスタービジュアル、予告編、場面写真が31日に公開された。同作は作家・井上荒野が実の父・井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴の関係をモデルに綴った同名小説の実写化作。人気作家の長内みはる(寺島しのぶ)は、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木篤郎(豊川悦司)と男女の関係になる。一方、白木の妻である笙子(広末涼子)は、夫の手あたり次第とも言える女性との関係を黙認、夫婦として平穏な生活を保っていた。予告編は寺島しのぶが実際に剃髪し挑んだ得度式のシーンで幕を開ける。髪を落とした寂光・長内みはると向き合って座る白木篤郎は、下を向いてうなだれる。また白木は隣で眠る妻・笙子に「俺はあんたが一番大事なんだから」とささやき、笙子が「どうして、ああ嘘ばかりつくんでしょうね」と心の内を吐露する姿や、共感にも連帯にも似た3人の関係性の中で笙子がみはるに対して「同志みたいなものかな」と嫉妬心を超越した感情を抱いていることを明かすシーンも。みはるは白木と訪れた旅先で出家という人生を変える決断を伝え、女と男でいられる最後の夜、白木はみはるの髪を洗う。「行ってあげたら?」と夫をみはるの元に向かわせる笙子、「どうしようもない男だけれど愛しくて仕方ない」と肩を寄せ合うみはると白木と、3人の計り知れない繋がりが垣間見える予告編となっている。寺島は、今回自身の演じた寂光・長内みはるというキャラクターについて「“すごく生きてる”っていう人ですよね。やりたいことは全てやるし、突き進むし、我慢しない。それが生きていくってことなのよって、どの場面においてもブレがない。今日はちょっと元気が無いなと思いつつ現場に行っても、みはるになると、逆に元気になっちゃう。もちろん映画は原作と違うし、ましてやモデルとなった方たちとは距離がありますが、撮影中は寂聴さんが背中にぴたってくっついて、ずっとパワーをくれていたような気がします」と語っている。ポスタービジュアルでは、みはると白木、その妻笙子がそれぞれのシチュエーションで切り取られており、交差する視線から彼らの関係性が垣間見られる。髪を剃り上げ、みはるではなく寂光となった寺島の穏やかな表情が切り取られた。寺島は「モデルとなった井上光晴さん亡き後の奥様と寂聴さんとの関係や、荒野さんと寂聴さんとの関係も他人には窺い知れない関係性ですけど、あの時代を共に生きた、確かに在った。その関係性を観て頂けたらと思います」と完成した作品への自信をのぞかせている。(C)2022「あちらにいる鬼」製作委員会
2022年08月31日劇団四季ファミリーミュージカル『人間になりたがった猫』が、7月23日に東京・自由劇場で開幕した。米児童文学作家ロイド・アリグザンダーの同名小説を舞台化した本作は、望みが叶い人間になった猫ライオネルと、町人との心の触れ合いを描いた物語。1979年にニッセイ名作劇場第16回公演として初演され、四季のファミリーミュージカルの中では最多となる約2,000回の公演回数を誇る人気作だ。初日公演には子どもから大人まで幅広い世代が来場。主人公ライオネルの勇気ある優しさに惹きこまれ、カーテンコールではひときわ大きな拍手とともに温かな感動で包まれた。東京公演は8月28日までとなっており、7月30日にはライブ配信も実施される。また9月10日からは全国各地を巡演する予定だ。<公演情報>劇団四季ファミリーミュージカル『人間になりたがった猫』7月23日(土) ~8月28日(日) 東京・自由劇場チケット料金:大人6,600円(「四季の会」会員 5,500円) / 子ども3,300円※子ども=小学校6年生以下。※公演当日3歳以上有料(膝上観劇不可)。3歳未満の着席観劇有料。※料金はすべて税込。お問い合わせ:劇団四季(ナビダイヤル)TEL:0570-008-110<配信情報>劇団四季ファミリーミュージカル『人間になりたがった猫』東京公演①7月30日(土) 11:30~②7月30日(土) 15:00~上演時間:約2時間5分(休憩を含む / 予定)※配信開始時間は変更となる場合があります。※本公演はライブ配信での視聴のみとなります。見逃し配信はありません。視聴チケット:各3,500円(税込)【販売期間】①7月30日(土) 11:30まで②7月30日(土) 15:00まで詳細はこちら:『人間になりたがった猫』公式HP:
2022年07月25日代官山アドレス・ディセは、四季をテーマにアーティストと子ども達が共同でアート作品を制作する「キッズアートイベント」を開催します。第1回は2022年8月20日(土)~21日(日)、アーティスト『しげおかのぶこ』さんと子ども達が「夏」をテーマに絵をえがく「ガラスアートイベント」を開催します。子ども参加型のアートプロジェクト「キッズアートイベント」「キッズアートイベント」は、代官山アドレス・ディセが春・夏・秋・冬を通じて計4回開催する、子ども参加型のアートプロジェクトです。イベントではアーティストと子ども達が共同でアート作品を制作し、イベント終了後は館内に完成した作品を展示します。「夏」をテーマに開催する第1回はアーティスト『しげおかのぶこ』さんをお招きし、8月20日(土)~8月21日(日)に、子ども達と共に館内共用スペースのガラスに絵をえがくガラスアートイベント。長さ約15メートルの大きなガラスをキャンバスにした、伸びやかなアート体験を提供します。制作に使用するのは、鮮やかな発色が特徴のカッティングシート。太陽の光が差し込むと、よりカラフルで美しい作品となります。子ども向けのワークショップの開催など、かねてより子ども達とアートをつなぐ活動をしているしげおかさんと、子ども達の自由な発想が紡ぐアートがどのような作品に仕上がるか、是非ご覧ください。キッズアートイベント 「夏」イベント実施概要◆期間2022年8月20日(土)~21日(日)<第1部> 11:30~12:30<第2部> 14:00~16:00※1組15分間となります。※制作された作品は常設展示されます。なお、館内他イベントの関係で予告なく展示を終了することがございます。ご了承下さい。◆内容「夏」をテーマに、アーティスト『しげおかのぶこ』さんと子ども達が一緒に作品を作ります。カラフルなカッティングシートを好きな形に切り、長さ約15メートルの大きなガラスに貼っていくことで、季節の花や風景をえがきます。◆参加対象3歳~小学生までの子ども(3歳~12歳)※必ず保護者同伴のもとご参加ください。◆参加方法事前予約及び当日参加※本イベントの参加は無料となっています。1. 事前予約8月10日(水)AM10:00より、受付開始となります。本イベントの予約及び詳細は代官山アドレス・ディセのイベントページをご確認ください。≪PC用URL≫≪スマートフォン用URL≫ 当日参加8月20日(土)、8月21日(日)共にAM11:00より、会場にて受付します。※定員に達し次第、予約受付終了となります。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年07月22日代官山アドレス・ディセ(東京都渋谷区、運営:住商アーバン開発株式会社)は、四季をテーマにアーティストと子ども達が共同でアート作品を制作する「キッズアートイベント」を開催いたします。第1回は2022年8月20日(土)~21日(日)、アーティスト『しげおかのぶこ』さんと子ども達が「夏」をテーマに絵をえがく「ガラスアートイベント」を開催いたします。「キッズアートイベント」は、代官山アドレス・ディセが春・夏・秋・冬を通じて計4回開催する、子ども参加型のアートプロジェクトです。イベントではアーティストと子ども達が共同でアート作品を制作し、イベント終了後は館内に完成した作品を展示いたします。本プロジェクトは、渋谷区で子供たちを対象にしたクリエイティブなイベントの開催、居場所づくりを行う『代官山ティーンズ・クリエイティブ(運営:株式会社マザーディクショナリー)』と連携してのアートプロジェクトとなります。「夏」をテーマに開催する第1回はアーティスト『しげおかのぶこ』さんをお招きし、8月20日(土)~8月21日(日)に、子ども達と共に館内共用スペースのガラスに絵をえがくガラスアートイベント。長さ約15メートルの大きなガラスをキャンバスにした、伸びやかなアート体験を提供します。制作に使用するのは、鮮やかな発色が特徴のカッティングシート。太陽の光が差し込むと、よりカラフルで美しい作品となります。子ども向けのワークショップの開催など、かねてより子ども達とアートをつなぐ活動をしているしげおかさんと、子ども達の自由な発想が紡ぐアートがどのような作品に仕上がるか、是非ご覧ください。プロジェクト、イベントの詳細は次ページをご参照ください。■ キッズアートイベント概要◆日程第1回「夏」 2022年8月20日(土)~8月21日(日)第2回「秋」 2022年10月予定第3回「冬」 2022年11月予定第4回「春」 2023年2月予定◆内容・アーティストと子ども達が共同して一つのアート作品を制作するイベント・春・夏・秋・冬の計4回実施し、代官山アドレス・ディセで四季を感じられる作品の制作・展示を行う・『代官山ティーンズ・クリエイティブ』と連携し、各回のテーマに沿ったアート作品を制作【代官山ティーンズ・クリエイティブ】クリエイティブとはどういうことかを体感しながら、自分の可能性の扉をひらき、将来の職業選択に対しても興味と関心を持つきっかけづくりの場として2015年から株式会社マザーディクショナリーが運営しています。こどもたちの感性を刺激し、小学生から中高生、大学生までが過ごせる、みんなの居場所です。≪web site≫ 【株式会社マザーディクショナリー】次世代を生きるこどもたちと共に暮らす中から見えてくる「未来を明るく照らす知恵」をベースに企画、イベント、施設運営、マネージメント、出版企画、プロダクト制作など多岐にわたる分野で、既成概念にとらわれない新たな視点で提案を行い、活動を続けています。<実績>田中健太郎「Make House 自分だけのお家をつくろう!」ぺぱぷんたす「ようこそ!不思議な紙の森へ」密林東京(Akiko Suzuki )「みんなの集まる巣を作ろう」≪web site≫ ◆感染予防対策イベントスタッフはイベント開催前に検温を実施し、イベント開催中はマスク着用と小まめな消毒を徹底いたします。ご参加のお客様は検温・消毒・マスクの着用にご協力をお願いいたします。なお、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言等でやむを得ずイベントの開催が中止となる場合がございます。■ キッズアートイベント「夏」イベント実施概要◆会場代官山アドレス・ディセ2F 共用スペース (ヤヌーク前)◆期間2022年8月20日(土)~21日(日)<第1部> 11:30~12:30 <第2部> 14:00~16:00 ※1組15分間となります。※制作された作品は常設展示されます。なお、館内他イベントの関係で予告なく展示を終了することがございます。ご了承下さい。◆内容「夏」をテーマに、アーティスト『しげおかのぶこ』さんと子ども達が一緒に作品を作ります。カラフルなカッティングシートを好きな形に切り、長さ約15メートルの大きなガラスに貼っていくことで、季節の花や風景をえがきます。◆参加対象3歳~小学生までの子ども(3歳~12歳) ※必ず保護者同伴のもとご参加ください。◆参加方法事前予約及び当日参加 ※本イベントの参加は無料となっています。1. 事前予約8月10日(水)AM10:00より、受付開始となります。本イベントの予約及び詳細は代官山アドレス・ディセのイベントページをご確認ください。≪PC用URL≫ ≪スマートフォン用URL≫ 2. 当日参加8月20日(土)、8月21日(日)共にAM11:00より、会場にて受付いたします。※1・定員に達し次第、予約受付終了となります。◆アーティスト しげおかのぶこさん<経歴>1980年和歌山県生まれ、愛知県育ち。2002年京都造形芸術大学空間デザインコース卒業。大学卒業後は玩具メーカーで企画デザイナーとして勤務。その後、2007 年に木のおもちゃブランド「gg*」を塩見和代さんと立ち上げ、2011年には自身の「STUDIO pippi」をスタート。現在は「gg*」デザイナーとして活動しながら、KIDS DESIGN &PLAYTHINGをテーマに企業の玩具、教材などのデザインをはじめ、こども向けワークショップ「こどもじっけんしつ」を通して楽しいものづくりやあそびを提案している。≪web site≫ <実績>・VERY 連載「こども遊び研究所」(2020~)・「おふろポスター」デザイン/無印良品(2018)・「ひらがなおえかき」イラスト・商品デザイン/幻冬舎(2012)など■ 代官山アドレス・ディセとは代官山アドレスは、「旧同潤会代官山アパート」の跡地に生まれた、地上36階建の「タワー」を始めとする約500戸の集合住宅、代官山らしい洗練されたショッピングゾーン「ディセ」、公共施設「渋谷区代官山スポーツプラザ」などから構成される都市型複合施設です。名前の「アドレス」には「住むところ」のほかにも「挨拶、呼びかけ」の意味がこめられています。住む人はもちろん、ここに集まる人々すべてが呼び掛け合い、挨拶できるコミュニティを願って名付けられました。■ 17dixsept/ディセ「ディセ」はフランス語で“17”の意味。この地が代官山17番地であることから名づけられました。代官山らしいライフスタイルを彩る店舗が集まった“ライフスタイル・ギャラリー”です。名 称 : 代官山アドレス・ディセ所在地 : 東京都渋谷区代官山町17-6店舗数 : 23店舗(2022年7月現在)交 通 : 東急東横線代官山駅(北口)から歩道橋にて直結営業時間 : 1F 10:00-22:002F 11:00-20:003F 11:00-20:00※一部営業時間が異なる店舗がございます。※営業時間等急遽変更が生じる場合がございます。最新の営業時間は各店舗にお問い合わせください。運 営 : 住商アーバン開発株式会社公式HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月21日ラドー(RADO)の腕時計「ラドー トゥルー シンライン x グレート ガーデン オブ ザ・ワールド」から新作が登場。“四季に合わせて時を刻む”新作腕時計ラドーの腕時計「トゥルー シンライン」シリーズと、イタリア庭園の豊かな遺産を守る「グランディ・ジャルディーニ・イタリアーニ」のタッグから生まれた「ラドー トゥルー × グレート ガーデン オブ ザ・ワールド」に新作が仲間入り。“ザ・フォーシーズンズ(The Four Seasons)”と題し、四季に合わせて時を刻むようなドラマティックなカラーリングが魅力のウォッチ4種が展開される。春 - ローズピンク×花びらケーススリムで快適な着け心地を誇る薄型設計が、春の軽やかなムードにリンクする「第4章(春)」。ポリッシュ仕上げのハイテクセラミック製ケースは、“花の咲き始め”を示すローズカラーで彩った。文字盤を覆うサファイアクリスタルには、“花びら”型のファセット加工が施されている。夏 - “太陽”のイエローカラー「第5章(夏)」は、“太陽”のファセット加工を施したガラスが溌剌とした印象を醸す腕時計。ハイテクセラミックを使用したケースやベルトには、“夏の日差し”を彷彿とさせるイエローを採用し、エネルギッシュなムードを纏わせた。“秋風”深みグリーン&冬のオールホワイトさらに、落ち葉を思わせる“ディープオリーブグリーン”の「第6章(秋)」や、ピュアなオールホワイトで仕上げた「第7章(冬)」を取り揃える。【詳細】「トゥルー シンライン グレート ガーデン オブ ザ・ワールド」新作発売時期:2022年7月 ※現在発売中アイテム例:■「第4章(春)」254,100円ムーブメント:R420、クォーツ、13石、2針ケース:ポリッシュ仕上げライトローズハイテクセラミック製ケース、モノブロック構造、ポリッシュ仕上げライトローズハイテクセラミック製クラウン、フラワーのファセット加工サファイアクリスタル、最大3気圧(30m)防水ダイアル:シルバーからライトローズのグラデーションサイズ:39mmケース厚さ:5mm■「第5章(夏)」254,100円ムーブメント:R420、クォーツ、13石、2針ケース:ポリッシュ仕上げサンシャインイエローハイテクセラミック製ケース、モノブロック構造、ポリッシュ仕上げサンシャインイエローハイテクセラミック製クラウン、サン(太陽)のファセット加工サファイアクリスタル、最大3気圧(30m)防水ダイアル:シルバーからサンシャインイエローのグラデーションサイズ:39mmケース厚さ:5mm■「第6章(秋)」254,100円ムーブメント:R420、クォーツ、13石、2針ケース:ポリッシュ仕上げオリーブグリーンハイテクセラミック製ケース、モノブロック構造、ポリッシュ仕上げオリーブグリーハイテクセラミック製クラウン、リーフ(葉)のファセット加工サファイアクリスタル、最大3気圧(30m)防水ダイアル:シルバーからオリーブグリーンのグラデーションサイズ:39mmケース厚さ:5mm■「第7章(冬)」254,100円ムーブメント:R420、クォーツ、13石、2針ケース:ポリッシュ仕上げホワイトハイテクセラミック製ケース、モノブロック構造、ポリッシュ仕上げホワイトハイテクセラミック製クラウン、リーフ(葉)のファセット加工サファイアクリスタル、最大3気圧(30m)防水ダイアル:シルバーサイズ:39mmケース厚さ:5mm【問い合わせ先】ラドー / スウォッチ グループ ジャパン株式会社TEL:03-6254-7330
2022年07月14日劇団四季『キャッツ』が、2022年7月18日(月・祝) に名古屋四季劇場で開幕する。名古屋での上演は実に21年ぶり。名古屋初演は1988年の旧国鉄笹島貨物駅の跡地(名古屋市中村区)、2度目は1999年の新名古屋ミュージカル劇場(名古屋市中区)、そして今回、3度目の名古屋公演を迎える。現在、開幕に向け準備が進められている『キャッツ』の舞台が、メディア関係者向けの取材会にて公開された。『キャッツ』舞台写真撮影:重松美佐『キャッツ』は「都会のゴミ捨て場」が舞台となる。そのため、猫の目線に合わせて、実物の3~5倍の大きさで作られた巨大なゴミのオブジェが設置されている。それは舞台上から客席に至るまで設置され、客席に足を踏み入れた瞬間、自分が猫のサイズになったかのような感覚に陥る。取材会では、舞台監督を務める村田舟氏と舞台美術を担当している土屋茂昭氏が、作品の魅力やデザイン、舞台仕込みの作業内容、『キャッツ』との思い出など話した。村田「名古屋四季劇場に『キャッツ』の舞台を設営するために、もともとあった1260席から316席をカットし、本来の劇場の壁の内側にさらに壁を作りました。その壁には猫の出入り口を設置し、舞台上と合わせると約50カ所になります。びっくりするところから出てくる猫もいるので楽しんでいただきたいです」土屋氏は1983年の『キャッツ』日本初演から本公演の舞台美術に関わっているという。土屋「強烈に印象深かった思い出は1回目の名古屋公演。旧国鉄笹島貨物駅の跡地にテント式仮設劇場を建設して行った約一年にわたる公演の千秋楽です。たくさんの方がテントの外で音漏れを聞いている姿に感動しました」写真左:村田舟氏同右:土屋茂昭氏今回の舞台設営は11トントラックを49台、4トントラック6台という、計55台分の道具を搬入。飾られているゴミだけでも11トントラック3台分はあるという。劇団四季の作品の中でも『キャッツ』は最大規模の設営である。そんな『キャッツ』舞台装飾の特徴は、公演場所にちなんだ「ご当地ごみ」。名古屋では「東山動植物園のチケット」や「スガキヤのラーメンフォーク」「manaca」など、約20点のご当地ゴミが会場内に装飾されている。さまざまなゴミがあり、1983年の日本初演時から飾られているパンダは、今回も名古屋公演を見守っている。東山動植物園チケットスガキヤラーメンフォークmanaca日本初演から設置されているパンダは今回の名古屋公演でも設置されているまた、四つ葉のクローバーのオブジェもあるのだが、これは公演の度に設置場所が変わる予定とのこと。見つけた人に幸運が訪れるかも!?四つ葉のクローバー ※会場内には三つ葉もあるので注意実は『キャッツ』と縁の深いぴあ。『キャッツ』日本初演時に、当時まだなかったオンラインでのチケット販売を実施した。そんなぴあも「ご当地ゴミ」に登場! 『キャッツ』が初めて名古屋公演を行った1988年11月に発刊された情報誌「ぴあ」が、会場のどこかに設置されている。中身も当時のものと全く同じに作られており、再現度の高さに驚きだ。※特別に許可を得て中身を撮影しております。舞台装飾にはお手を触れないようお気をつけください。情報誌「ぴあ」今年創業50周年を迎えるぴあ。名古屋公演の1日、8月5日(金) は「ぴあ創業50周年記念公演」として開催する。こちらの公演もお見逃しなく!ぜひ、猫の世界を楽しみつつ、ご当地ゴミやぴあの雑誌など思い出のつまったゴミを会場で探してみよう。<公演情報>劇団四季『キャッツ』名古屋公演会期:7月18日(月・祝) ~ロングラン上演会場:名古屋四季劇場【チケット料金】S1席:9,900円~12,100円S席大人:9,900円~12,100円S席子ども:4,950円~6,050円A1席大人:8,250円~9,350円A1席子ども:4,125円~4,675円A2席大人:8,250円~9,350円A2席子ども:4,125円~4,675円B席:6,050円~7,150円C席:2,750円~3,850円※公演当日3歳以上有料、2歳以下入場不可。子どもは公演当日3歳~小学校6年生以下対象。※公演日程により料金が異なります。チケットはこちら:■ぴあ創業50周年記念公演日時:8月5日(金) 13:30 開演(12:45 開場)チケットはこちら:
2022年07月13日劇団四季はミュージカル『ウィキッド』を、2023年10月より東京・JR東日本四季劇場[秋]にて期間限定で上演予定。傑作ミュージカル『ウィキッド』を再演『ウィキッド』は、児童文学作品の名作「オズの魔法使い」を二人の魔女の視点から描いたミュージカル。何もかも正反対の二人が心を通わせ、やがてそれぞれの道へと進んでいく感動の物語。そしてグラミー賞をはじめ数々の栄誉に輝いた楽曲の数々は、世界中の人々の心を動かし、今もなお傑作ミュージカルとして愛され続けている。そんなミュージカル『ウィキッド』が、劇団四季の創立70周年を記念して東京にカムバック。再演リクエストが一番多く寄せられているというこの大作ミュージカルを、2023年10月よりJR東日本四季劇場[秋]にて上演する。ミュージカル『ウィキッド』あらすじ物語の舞台となるのは、人も動物も同じ言葉で意思疎通ができる、平和で自由な国・オズ。しかし動物たちの言葉は奪われ始め、少しずつ話せなくなっていた。そんなある日、緑色の肌と魔法の力を持つエルファバがシズ大学に入学。美しく人気者のグリンダがルームメイトになり、同じ部屋で暮らすことになる。登場人物■エルファバ見た目も性格もまるで違うルームメイトのグリンダに最初は激しく反発するが、彼女の心に触れるうちに、かけがえのない存在になっていく。あることをきっかけに、重大な秘密を知った彼女は、グリンダを想いながら一人で戦うことを決意するが…。■グリンダオズの支配者である魔法使いから招待状が届いたエルファバと共に、大都会エメラルドシティへと向かう。心の内では常にエルファバを想っているが、運命は二人を対立の道へと駆り立てていく…。エメラルド色の舞台装置など豪華な演出ミュージカル『ウィキッド』は、豪華な演出も見どころの一つ。エメラルド色の舞台装置、数百のきらびやかな衣裳、巨大なドラゴンや空飛ぶほうきなど、ステージ上には魔法の国をそのまま再現したようなファンタジックな世界が広がる。公演概要劇団四季創立70周年記念作品ミュージカル『ウィキッド』開幕時期:2023年10月会場:JR東日本四季劇場[秋]住所:東京都港区海岸1-10-45※詳しい公演日程・発売日等は、決まり次第告知。【問い合わせ先】劇団四季ナビダイヤルTEL:0570-008-110
2022年07月04日劇団四季が、2023年から2024年にかけて上演する劇団創立70周年記念作品のラインアップを発表した。来年7月14日に創立70周年を迎える劇団四季。これを記念し、自由劇場では来年3月から2024年1月にかけて、ファミリーミュージカル『ジョン万次郎の夢』、ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』のジャポネスク・バージョンとエルサレム・バージョン、ファミリーミュージカル『エルコスの祈り』、フランスの劇作家ジャン・アヌイ作のストレートプレイ『ひばり』を上演する。『ジーザス・クライスト=スーパースター』は、いずれも浅利慶太による演出の独創性が冴え渡り、海外でも高い評価を得ている代表作。『ジョン万次郎の夢』は2020年春から全国公演が行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により全公演が中止に。このたび3年の時を経て上演される。ファミリーミュージカル『ジョン万次郎の夢』より(撮影:下坂敦俊)またJR東日本四季劇場[秋]ではミュージカル『ウィキッド』、KAAT 神奈川芸術劇場ではミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』、そして札幌市の東1丁目劇場施設(旧・北海道四季劇場)ではディズニーミュージカル『リトルマーメイド』を上演。来年10月より期間限定で上演予定の『ウィキッド』は、再演リクエストが一番多く寄せられている大作ミュージカル。不朽の名作「オズの魔法使い」の知られざるプロローグが描かれる。同じく熱烈な再演リクエストが多い『クレイジー・フォー・ユー』は、来年4月から7月にかけて上演。そして『リトルマーメイド』は来年5月から11月の限定上演で、札幌公演は前回コロナ禍で千秋楽を迎えることができなかったため、「特別アンコール公演」として実施される。ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』より(撮影:荒井 健)ディズニーミュージカル『リトルマーメイド』より (C)Disneyなお劇団四季では来年から5年間、毎年6・7月に、東京近郊の小学校3・4年児童を対象とした招待公演を実施。演目は新作ファミリーミュージカル『ジャック・オー・ランド ~ユーリと魔物の笛~』で、日生劇場にて行われる。<作品情報>劇団四季創立70周年記念作品ラインアップ■自由劇場・ファミリーミュージカル『ジョン万次郎の夢』2023年3月開幕・ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』ジャポネスク・バージョン2023年6月開幕・ファミリーミュージカル『エルコスの祈り』2023年8月開幕・ストレートプレイ『ひばり』2023年12月開幕・ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』エルサレム・バージョン2024年1月開幕■JR東日本四季劇場[秋]・ミュージカル『ウィキッド』2023年10月開幕■KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>・ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』2023年4月~7月■東1丁目劇場施設(旧・北海道四季劇場)・ディズニーミュージカル『リトルマーメイド』2023年5月~11月※詳しい公演日程・発売日等は後日発表お問い合わせ:劇団四季ナビダイヤルTEL:0570-008-110
2022年07月01日2022年7月5日から放送を開始する、テレビドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系)に、俳優の寺島しのぶさんの長男である、寺嶋眞秀(てらしま・まほろ)さんが出演することが発表されました。 この投稿をInstagramで見る 【公式】火ドラ『ユニコーンに乗って』(@unicorn_tbs)がシェアした投稿 俳優の永野芽郁さんを主演に迎えた『ユニコーンに乗って』で、眞秀さんは広末涼子さん演じる『サイバーモバイル』CEOの羽田早智の息子である、玲央役を務めます。眞秀さんにとって、同作が連ドラ初出演作。SNS上の発表では、「天真爛漫!のびのび撮影しています」と紹介され、初の連ドラ撮影ながら、大物感をただよわせています。寺島しのぶの長男に「かわいい」の声も寺島しのぶさんといえば、映画やドラマ、舞台とさまざまな作品に出演し、受賞歴もある日本を代表する俳優の1人。プライベートでは、2007年にアートディレクターのローラン・グナシアさんと結婚し、2012年に長男・眞秀さんを出産しました。寺島さんのエキゾチックな面影を感じさせる眞秀さんに、視聴者の期待も高まるばかり。出演の発表を受け「寺島さんにそっくり」「どんな演技を見せてくれるのか、期待大です」と多くのコメントが寄せられています。テレビドラマ『ユニコーンに乗って』は、同年7月5日、22時から第1話を放送予定。眞秀さんの出演で、さらに同作への注目度も高まっています![文・構成/grape編集部]
2022年06月23日俳優の大竹しのぶさんが、2022年5月25日にInstagramを更新。ありし日のような写真を投稿して話題になっています。注目を集めた姿が、こちら! この投稿をInstagramで見る 大竹しのぶ(@shinobu717_official)がシェアした投稿 あどけなさが残る顔に、「あれ、若返った!?」とビックリしますね!大竹さんによると、子供の顔になれるスマホアプリを使用して、写真を加工したのだとか。かわいさに、多くの人が反応しています。・大竹さんの子供の頃のお顔は、こんな感じだったのでしょうね。かわいい!・時々、テレビ番組などで紹介されている、大竹さんの10代の姿とそっくり。・加工とはいえ、ナチュラルにかわいい。どこのアイドルかと思った。・俳優の高畑充希さんとか、芦田愛菜ちゃんに似てる!スマホアプリを使いこなし、楽しんでいる大竹さん。SNSを通して、おちゃめな一面を私たちに見せてくれました![文・構成/grape編集部]
2022年05月28日劇団四季による創作ミュージカルのひとつの到達点、と思えたのが『バケモノの子』だった。主題、美術、舞台転換、俳優のメイキャップ、そして映像……。つまり、総合力で楽しませるエンタテインメント作品だ。とにかく対立、対比、対照化が徹底している。舞台はバケモノが棲む世界の渋天街と東京の渋谷。どちらも現代である。その対比。第1幕は渋天街でバケモノたちを束ねる宗師の演説から始まる。ふたつの世界を行きつ戻りつして進むのだが、主に、装置が時計回りになると渋谷、その反対回りでは渋天街に変わる。転換がスピーディでスムーズなので飽きさせない。100年に一度、宗師が交代するため後継者を選ぶ。候補の熊徹と猪王山も対照的だ。9歳から始まる主人公・蓮が弟子入りして九太と名付けられるが、その父親代わりが熊徹、対する猪王山にはふたりの男児がおり、長男・一郎彦が第2幕で明らかになる出生の秘密があった。子供世代がともに「自分とは何か?」と問い掛けている。「自分を発見する」「共に成長する」という作品の主題が対照化によって明確になった。一番の見せ場であり驚きが対決場面だ。第1幕では熊徹と猪王山の激闘アクション。剣を振る中でライオンに似た顔、龍のような胴体のパペット2体と一緒に闘う。赤が熊徹、黄が猪王山。ともに3人遣いなのはまるで文楽の人形遣いではないか。撮影:阿部章仁第2幕では巨大な白鯨が宙を飛ぶ。こちらは6人遣い。色々な形に分裂し、また元の形になる。よく訓練された俳優たちの操作は、『キャッツ』で人気の夜行列車の場面や『美女と野獣』といった一連のミュージカル作品で蓄積された劇団のお家芸と言えよう。第1幕が物語世界の解説といった要素が濃く、第2幕が俄然、面白くなった。蓮(九太)の成長、一郎彦の謎解き、宗師の後継者の決着。「信じよう、心の声を」。17歳になった蓮が歌う姿は胸が熱くなった。高橋知伽江の脚本・歌詞、青木豪の演出による多彩・多様で映像が重なるスピーディな新作ミュージカルは、上演を重ねる中で、より密度を増すだろう。そしてー。地球という星には人間世界だけではなく、様々な生き物の世界が存在するのだ、と再認識するのである。プロフィール大島幸久(おおしま・ゆきひさ)東京都生まれ。団塊の世代。演劇ジャーナリスト。スポーツ報知で演劇を長く取材。現代演劇、新劇、宝塚歌劇、ミュージカル、歌舞伎、日本舞踊。何でも見ます。著書には「名優の食卓」(演劇出版社)など。鶴屋南北戯曲賞、芸術祭などの選考委員を歴任。「毎日が劇場通い」という。
2022年05月25日4月30日、劇団四季の最新作『バケモノの子』が、東京・竹芝のJR東日本四季劇場[秋]で開幕した。製作費や公演期間など様々な点で、劇団史上最大規模のオリジナル作品となる。原作は、15年公開の細田守監督による同名アニメーション映画で、脚本・歌詞を高橋知伽江、演出は青木豪が手がけている。まず気づいたのは、劇団四季は決してアニメ映画の忠実な再現を目指したのではないということだ。『美女と野獣』『ライオンキング』など、ディズニーミュージカルの上演で培ったノウハウを生かしながらも、四季オリジナルの作品であることが随所に窺える。アニメと同じオーヴァーチュア「祝祭」が流れ、幕が開くと、そこはバケモノたちが暮らす渋天街。この渋谷の街のすぐ裏側にある異界に、母親を亡くした9歳の少年蓮が迷い込む。折しも渋天街では、10万のバケモノを束ねる宗師(増山美保)が、9年後、100年に一度巡ってくる機会に神へ転生することを宣言し、跡目候補には、多くの弟子たちに慕われる猪王山(芝清道)と、乱暴者で弟子が居つかない熊徹(伊藤潤一郎)の名が挙がっていた。両者の対決では、“ビーストモード”と呼ばれる3人でパペットを操る仕掛けが用いられ、身体を大きく見せるのも面白い。宗師から弟子を取るように言われた熊徹は、蓮を九太と呼び、弟子にする。「修行」のナンバーでは、熊徹の仲間の百秋坊(味方隆司)や多々良(韓盛治)に加え、近所の世話好きの女性たちや、街の八百屋や肉屋、魚屋などが材料を持ち寄り、蓮に洗濯や掃除、料理のし方を教えていくが、アニメには街の人々は出て来ない。蓮が渋天街に受け入れられていく様子を歌とダンスで見せる、ミュージカルならではのシーンだ。もうひとりの“バケモノの子”こうして熊徹をはじめ、周囲に支えられて成長していく蓮(大鹿礼生)に対し、高橋の脚本は、自分の出自に疑問を持ち、孤独を深めていく猪王山の長男一郎彦(笠松哲朗)を、もうひとりの“バケモノの子”として大きく膨らませることで、父と子の絆という作品のテーマをより鮮明にした。これには二重盆を使ってふたつの空間を同時に見せる演出も生きている。熊徹と稽古を続けるうち、蓮は見違えるほど逞しくなり、熊徹も、独りよがりだった戦い方が洗練され、“父親”の自覚さえ生まれてくる。これは“父と子”ふたりの成長物語でもあるのだ。2幕冒頭、17歳になった蓮が戻った渋谷の街は、2018年のハロウィンの夜。このシーンもアニメにはなく、人間がバケモノに仮装して騒ぐ横を、バケモノの世界から来た蓮が戸惑いながら歩く様子は、皮肉な取り合わせに映る。蓮が人間界との境を通る際に使われる、松澤延拓による映像が効果的だ。蓮は楓(柴本優澄美)という女子高生と知り合い、音信不通だった実父とも再会。熊徹との“親子関係”にも変化が見える中、跡目を決める試合の日がやって来る。物語もクライマックスを迎え、意外な展開で新たに起こった壮絶な戦いに、蓮や楓も巻き込まれていく。このシーンは、トビー・オリエのデザインによるパペットと、映像を駆使して表現され、栗原直樹が付けた鮮やかな擬闘も観応えがある。最後に熊徹や蓮が歌う、富貴晴美作曲のミュージカルナンバー「胸の中の剣」と、「バケモノの子」が感動的だ。取材・文:原田順子
2022年05月12日ラッシュ(LUSH)から日本限定のバスボム12種をセットにした「四季の一服」が登場。2022年4月27日(水)より全国の75店舗ほかにて発売される。「日本の四季」着想のバスボムセット古来から四季にあわせた様々なお風呂文化が根付く日本。今回発売される「四季の一服」では、そんな日本独自のお風呂文化を活かし、美しい四季から着想を得た12種のバスボムをセットとして展開する。〈春〉雛祭・花見・東風春のバスボムは、桃の節句にちなみ「桃の葉」と「月桃葉」を配合した〈雛祭〉をはじめ、春の桜から着想を得て「桜の塩漬け」「塩」「ヨモギ」を合わせた〈花見〉、梅の花がほころび始める季節をイメージした〈東風〉を用意。〈夏〉新緑・初夏・夕立夏からは、みずみずしい新緑の中にいるようなヒバの木の香りが広がる〈新緑〉、清涼感のあるハッカの香りを楽しめる〈初夏〉、夏の季語となっている「夕立」の後の空気を表現した〈夕立〉が登場する。〈秋〉金風・夜長・豊穣また、小路で香る金木犀を思わせる〈金風〉や、ほうじ茶の香りが広がる〈夜長〉、柿の葉を配合した〈豊穣〉の秋にぴったりなバスボムもセット。〈冬〉冬籠・湯桶・雪吊冬には、冬至の日に入る柚子湯をイメージした〈冬籠〉、「ヒノキ風呂」やヒノキ製の湯桶のように清々しい木の香りが広がる〈湯桶〉、何百年も枯れないことから縁起が良いとされる「松」を雪から守るための“雪吊り”から着想を得たバスボムが揃う。いずれも大きさは、通常ラッシュで発売しているバスボムの約1/3のサイズ。また使用方法もユニークで、バスタブにそのまま入れるのではなく、繰り返し使える付属のティーバッグに入れて、お茶を楽しむように溶かしながら使用する。【詳細】ラッシュ「四季の一服」3,800円発売日:2022年4月27日(水)取扱店舗:全国の75店舗、公式オンラインストア【問い合わせ先】ラッシュジャパンTEL:0120-125-204
2022年04月22日多くの名作を上演し、専用劇場を持ち、多くのロングラン公演を行っている劇団四季。『キャッツ』はそんな劇団四季が今のような上演形態をとった先駆けの作品だ。初演となる1983年、テント式の仮設劇場で、日本初のロングラン公演を行った。これは演劇界に衝撃をもたらし、当時、誰もが想像しえなかった1年間もの長きにわたって上演するという偉業を達成した。実はその功績の一助を担ったのがチケットぴあ。ロングラン公演を実現させるためには、コンピューターでチケットを売るシステムが必要だと、劇団四季より開発中のシステムを使わせてほしいとぴあに依頼があったという。その要望に応え、当初は『キャッツ』専用のシステムとしてスタート、10万枚のチケットを3日半で売り切った。『キャッツ』は、それ以降、絶えることなく上演し続け、国内通算公演回数は10,800回、観客動員数は1,060万人以上(2022年3月末時点)を数える。そんな重要な名作でもある『キャッツ』だが、名古屋公演はなんと21年ぶり。待ちに待った!と言う人も多いはずだ。そんな『キャッツ』の魅力、そしてコロナ禍ならではのエンタテインメントが持つ力について、ランペルティーザ役の長谷川彩乃、ランパスキャット役の政所和行、劇団四季の吉田智誉樹社長に話を聞いた。長谷川彩乃(ランペルティーザ)撮影:重松美佐政所和行(ランパスキャット)撮影:荒井 健長谷川「コロナ禍によって、友達と普通にしゃべり、ご飯に行くことができなくなり、今まで当たり前だと思ってたことが、当たり前じゃなかったんだと感じたんです。それを感じる中で、グリザベラが歌う『メモリー』の、当たり前だった華やかな世界が今はなくなり、でも明日へ向かって生きたいという歌詞が、自分とすごく重なったんです。いろんなシーンで素晴らしい歌詞があるので、よく聴いてもらえたら嬉しいです」政所「『キャッツ』は猫たちの生きざまを描いていますが、そこを通して見えてくるのは自分たち自身の生きざま。自分がどう生きてるかをすごく感じる作品です。舞台を生で観ることで、自分が進む原動力になるきっかけの作品だと思います」吉田社長「我々がジャンル分けされるライブエンタテインメントというのは、本当に不自由なものなのです。観せる側が集まって稽古し、観る側はわざわざ足を運ぶ。新型コロナの感染拡大によって、我々もどうあるべきか、本当に悩みました。それでもやはり同じ場所に集まり、俳優と同じ空間の中にいることで心を動かすことができる。これは一種の同時性だと思います。そして、『キャッツ』のようなロングラン公演でも同じ舞台はないという一回性。お客様が感じる不自由さの中で、同時性と一回性が重なった瞬間にもたらす力はとてつもなく大きいと思います」劇団四季『キャッツ』名古屋公演は、7月18日(月・祝)に、名古屋四季劇場にて開幕する。そして、『キャッツ』と縁の深く、エンタテインメントを応援し続けてきた「ぴあ」も今年で50周年を迎える。今回、『キャッツ』名古屋公演の1日を〈ぴあ創業50周年記念〉として開催することが決定した。ぜひとも不朽の名作『キャッツ』の世界に足を運んでほしい。劇団四季『キャッツ』舞台写真撮影:山之上雅信公演情報ぴあ創業50周年記念劇団四季ミュージカル『キャッツ』▼8月5日(金) 13:30名古屋四季劇場S1席-11000円 S席大人-11000円 S席子ども-5500円 A1席大人-8800円 A1席子ども-4400円 A2席大人-8800円 A2席子ども-4400円 B席-6600円 C席-3300円※公演当日3歳以上有料、2歳以下入場不可。子どもは公演当日3歳~小学校6年生以下対象。※劇場内は常時マスク着用必須。未着用の場合、ご入場をお断りする場合があります。急遽公演中止の可能性があります。ご来場前に劇団四季HPをご確認ください。また、劇団四季「連絡先登録フォーム」へ登録お願いします。【ご来場の皆様へ 衛生対策ご協力のお願い】劇団四季[TEL]0570-008-110一般発売:4月23日(土)Pコード:512-026★いち早プレリザーブ受付期間:4月17日(日)11:00~4月22日(金)11:00★その他の開催日のチケットはこちらからご購入ください。▼7月18日(月・祝)~ロングラン上演名古屋四季劇場S1席-9900~12100円 S席大人-9900~12100円 S席子ども-4950~6050円 A1席大人-8250~9350円 A1席子ども-4125~4675円A2席大人-8250~9350円 A2子ども-4125~4675円 B席-6050~7150円 C席-2750~3850円※公演当日3歳以上有料、2歳以下入場不可。子どもは公演当日3歳~小学校6年生以下対象。
2022年04月21日寺島しのぶと豊川悦司がW主演、さらに広末涼子が、作家の井上光晴とその妻、そして瀬戸内寂聴をモデルに男女3人の関係を描いた井上荒野・原作の『あちらにいる鬼』に出演することが分かった。人気作家の長内みはる(寺島しのぶ)は、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木篤郎(豊川悦司)と男女の関係になる。一方、白木の妻である笙子(広末涼子)は、夫の手あたり次第とも言える女性との関係を黙認、夫婦として平穏な生活を保っていた。だが、みはるにとって白木は肉体の関係だけに終わらず、“書くこと”による繋がりを深めることで、かけがえのない存在となっていく。2人のあいだを行き来する白木だが、度を越した女性との交わりは止まることがない。白木を通じて響き合う2人は、どこにたどりつくのか――。原作は、直木賞、柴田錬三郎賞、織田作之助賞など様々な文学賞を受賞してきた井上氏が、彼女にとってもっとも身近な人々である父母と、父・光晴と長年にわたり男女の仲だった瀬戸内寂聴の関係をモデルに、2人の女性の視点から、彼女たちの長きにわたる関係と心模様の変化を深く掘り下げ大きな反響を呼んだ小説。井上氏が執筆する際、寂聴さんは協力を惜しまず当時の思い出を語り、小説刊行の際には、「モデルに書かれた私が読み 傑作だと、感動した名作! !」とコメントを寄せていた。生前、本映画化の報を聞いた寂聴さんはとても楽しみにしていたという。W主演をつとめるのは、寺島しのぶと豊川悦司。寺島さんは、瀬戸内寂聴をモデルにした人気作家・長内みはる。豊川さんが演じるのは井上光晴をモデルとした作家・白木篤郎。共演の広末涼子が篤郎の妻・笙子を演じる。監督は廣木隆一、脚本は荒井晴彦。寺島さんと豊川さんは同じく廣木監督・荒井脚本の『やわらかい生活』(06)で初共演を果たして以降、『愛の流刑地』(07)、『劇場版 アーヤと魔女 』(21)など何度も共演している。寺島しのぶ×豊川悦司×広末涼子、監督からコメント到着【寺島しのぶ/長内みはる役】何度も撮影が延長され半ば諦めかけていたのですがやっとインできそうです。そうこうしているうちに私の歳も寂聴さんが得度式をされた歳と同じになりました。井上荒野様からも心強いお手紙をいただきました。これを宝物に最も信頼している荒井晴彦さんや廣木監督とまた作品作りができること、豊川さんとまたお芝居できることに胸が弾み広末さんとも不思議な関係性が築けそうです。今から崖の下をチラチラ見ては躊躇して、いずれ捨て身で飛び込もうとしている自分を鼓舞している毎日です。【豊川悦司/白木篤郎役】男にも女にも家庭があって、それでも磁石のように惹きつけあって、どうしようもなく、あがくすべもなく、ただ相手を見据えて、しがみついていく二人。しがみつく二人にしがみつく家族。スキャンダルという理由は、彼らが文化人であったというだけのこと。寺島しのぶと、男と女、それだけを演じてみたい。【広末涼子/白木笙子役】とても大人な台本に、果たして私がついて行けるか?未だ不安なまま撮影開始となりそうですが、間違いなく魅力的な寺島さんと豊川さんの御姿がおのずと私をも導いてくださる予感がしております。撮影の日を楽しみに精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします。【監督:廣木隆一】物語を語ることでしか存在できない男を巡って女は現実を生きる。いや男と女と言うよりも同じ時間を過ごした大人たちのラブストーリーを、このキャストで演出することに何か不思議な感じがしてワクワクします。どこまでが虚でどこまでが創作なのか。原作者の目を通して描いた彼らの関係を映画化できることに感謝します。ぜひ鬼の正体を劇場で確認して下さい。『あちらにいる鬼』は11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月21日