どこの街にもあって、誰でも利用できるのが図書館の魅力。とはいっても、いまの時代はインターネットが主流。本当の意味で図書館を使いこなしている方は、意外に少ないかもしれません。とはいえ図書館には、インターネットにはないいろいろな魅力が詰まっているもの。うまく活用すれば、ビジネススキルも高めることができます。そこでぜひ読んでみていただきたいのが、『図書館「超」活用術』(奥野宣之著、朝日新聞出版)。図書館を活用することにより、知識や思考力を高めようという意図に基づいて書かれた書籍です。きょうはそのなかから、図書館の魅力やメリットをいくつか引き出してみましょう。■公共施設で図書館だけが無料な理由図書館を利用するのにお金が必要ないということは、私たちにとっては当たり前の事実。ところが戦前の日本の図書館では、入館料を取っていたのだそうです。いま無料化されているのは、戦争に負けてアメリカに占領されたから。GHQが、「日本を民主化するためには、市民の意識を変えなくてはならない。そのために、アメリカのようにあらゆる市民に無料でサービスする図書館が必要だ」と考えたからだというのです。同じ公共施設である博物館や公民館、体育館などは、いまでもたいてい有料です。なのになぜ図書館だけが無料にされたのかといえば、それは重要な教育施設だから。事実、自治体組織では、図書館は教育委員会が設置しているのだといいます(2005年からは首長部への移管も可能に)。小中学校の授業料が無料なのは、すべての子どもに教育を受けさせるため。同じように、貧富の差にかかわらず、赤ちゃんから高齢者まで、すべての人が社会教育を受けられるように図書館は無料になっているというのです。■誰でも図書館で情報にアクセス可能ところで「無料」というと、「本がタダで借りられる」という話になってしまいがち。しかし本当に重要なことは、「どんな人でも情報にアクセスできる」ということなのだと著者はいいます。たとえば自営業者や零細企業にとって、業界雑誌や市場調査レポートを購読することはなかなかの負担。しかし購読する余裕がなかったとしても、図書館へ行けば読むことができるわけです。また自分が珍しい難病にかかって、治療費がいくらかかるかわからないとします。そんなとき、その難病に関する高額な専門書が図書館にあったら、とても助けられることになるでしょう。■図書館では有料データベースも無料しかも無料なのは、書籍や雑誌など「紙の本」だけではありません。有料データベースにしても、費用は図書館持ちなのです。たとえば日経新聞の過去記事や企業情報などが検索できる『日経テレコン』に個人で契約すると月額8,000円(2016年1月現在)かかりますが、図書館でならどれだけ見てもタダ。また、講演会やセミナーなども無料(もしくは有料でも資料費程度)というケースが多いといいます。つまり図書館は、本やDVDなど形のあるものだけでなく、インターネットやオンラインデータベース、講演、セミナーなど無形のものを含めたあらゆる情報を無料で提供してくれるということです。■書店と図書館の決定的な違う点とは次に「数」について。書店と図書館をくらべたとき、最大の違いは「本のタイトル数」なのです。しかも書店と図書館には、決定的な違いがあります。「売れる本」を中心とした品揃えになっている書店に対し、図書館の資料は基本的に「一点もの」だということ。また書店の場合、売れない本は返品され店頭から姿を消すことになりますが、図書館は保管できる限り、どんな本でも残しておくのが基本方針。もし、ほとんど閲覧されることがないとしても、貴重な本が破棄されることはないのです。また図書館の蔵書は、「世の中のあらゆることに関する本を中立的に集めよう」という意図でつくられているもの。たとえば「日本国憲法」の棚には、護憲派の本もあれば改憲派の本もあるわけです。世の中の森羅万象を集めているのだから、それでいいということ。その結果、図書館では「レンジ(幅)」の広い本探しができるのです。ただし図書館にも、書店に劣る点はあります。最たるものは、「速さ」。図書館が本を買って棚に並べるまでには多くの作業があるため、新刊の発売日に貸出することはまずないということ。その結果、図書館の本棚はなかなかブームに反応できないのです。かわりに得意なのは、有名作家が亡くなった時に過去の作品を並べる「追悼コーナー」。つまり書店の棚が「現代の縮図」なら、図書館の棚は「社会の足跡」だと著者は表現しています。*「集中力」「発想力」「思考力」「教養力」それぞれの高め方など、図書館を使いこなすためのメソッドが詰まった内容。読み終えたから図書館に足を運んで見れば、新たな気づきが得られるかもしれません。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※奥野宣之(2016)『図書館「超」活用術』朝日新聞出版
2016年05月11日未来型図書館を備えたパブリックスペース「COMMON EBISU」が、2016年4月15日(金)恵比寿ガーデンプレイスにオープンする。未来型図書館「感想文庫」とは、読み終わった本を寄贈することができるスペース。寄贈者は本に感想を書くことで、次の読者にそのメッセージがつながり‟本が人と人をつなぐ”役割を担っていく。ここでは、誰もがゆっくり読書ができ、本を借りることができる。また本棚に設置されいるアナログレコードも自由に視聴することが可能。「タウンミーティング」の場やワークショップ・トークショーの場としても機能していく予定だ。4月20日(水)には、コピーライターの阿部広太郎と恵比寿新聞編集長の高橋賢次をゲストに招き、キックオフイベントを開催。また、4月27日(水)には、ジャーナリストの堀潤と学ぶ月に一回のワークショップ「伝える人になろう講座」も行われる。【詳細】COMMON EBISUオープン日:2016年4月15日(金)住所:東京都渋谷区恵比寿4丁目20番 恵比寿ガーデンプレイス地下一階グラススクエア会費:無料■「感想文庫」キックオフイベント「第0回目本は人をつなぐ」開催日:4月20日(水) 19:00~21:00会場:COMMON EBISU入場料:無料(予約の必要なし)ゲスト:阿部広太郎(コピーライター)、高橋賢次(恵比寿新聞編集長)■ジャーナリスト堀潤と学ぶ「伝える人になろう講座」開催日:4月27日(水) 19:00~21:00会場:COMMON EBISU入場料;無料(受講制30名 全5回講座)※受講予約はinfo@ebisufan.comへ。ゲスト:堀潤(8bit news)、高橋賢次(恵比寿新聞編集長)
2016年04月15日<a href="">『図書館戦争』</a>シリーズ、「軍師官兵衛」など話題作に出演する田中圭。老若男女幅広い年齢層から支持を誇る彼の4年半ぶりとなる写真集「R」(3月28日発売)の発刊記念イベントが、4月2日(土)東京・SHIBUYA TSUTAYAにて行われ、大いに盛り上がりをみせた。今回の写真集「R」は、渋谷のスクランブル交差点や路地裏、ホテルの一室、寂れた廃墟ビル、青い空と白い砂のコントラストが美しい砂丘など、 様々なシチュエーションで撮影された作品。映像や舞台で決して見ることの出来ない、ときにせつなく、ときに妖艶に、 そして狂気をはらんだ、多彩な表情を収録。巻末には笑顔満載のメイキングカット、 現在の心境を語るロングインタビュー掲載と、ボリューム満点に仕上がっている。イベントに先駆け行われた取材では、田中さんは白いシャツと黒のパンツのシックかつカジュアルな自然体の服装で登場。詰め掛けた報道陣の質疑応答などに応じ、時にコミカルな受け答えや掛け合いで取材スペースを笑いに包むなど、“俳優”と“素”、双方の田中圭を存分に示した。タイトルの「R」について問われると、「深く考えなかったんですけど、今回お話を頂いたとき、色々なことから逃げ出したいと、思い浮かんだんです。逃げる・走るを英語にすると“Run”。この言葉がタイトルと思ったんですが、 深く考えず、頭文字の“R”にしようと(笑)」と語った。また前回の写真集との違いについては「写真集はセリフも役もないですし、 4年半前の前作とは俳優としてのプライドやこだわりのようなものを出したいと思い、俳優だからこそ出来る写真集を作りたかったので、いい意味で、軽くない写真集に仕上がっていると思います」とコメント。さらに写真集には、入浴シーンやシャワーシーンも収録されているということで、 感想を聞かれた田中さんは、「もう少し体を絞ればよかったです、修正を入れて欲しかった…」と報道陣の笑いを誘い、「様々な表情の素の俳優・田中圭が存分に詰め込まれているので、たくさんの方々に見て頂けたら、 すごくうれしいです。よろしくお願いします!」と、力強くアピールした。(cinemacafe.net)
2016年04月04日花沢健吾の原作を『図書館戦争』『GANTZ』シリーズの佐藤信介が映画化した『アイアムアヒーロー』が、「ファンタスポルト‐第36回ポルト国際映画祭」にて「観客賞」と「オリエンタルエキスプレス 特別賞」のW受賞を果たした。鈴木英雄35歳。職業は漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の異形の姿だった。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。原因不明の感染によって理性を失い、人を襲う謎の生命体“ZQN(ゾキュン)”で街は溢れ、日本中はパニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美と元看護師・藪と共に生き残りをかえた極限のサバイバルが始まる――。2009年にビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載が開始され、累計600万部を超える大ベストセラーを記録した人気漫画を、大泉洋、有村架純、長澤まさみら豪華キャストで映画化する本作。本作が出品された「ファンタスポルト‐第36回ポルト国際映画祭」は、1981年より開催され、SF、ホラー、スリラー、サスペンスといったジャンルに定評があり、シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭(ベルギー)と並んで世界三大ファンタスティック映画祭の一つとして知られている。本作は、去る3月1日(現地時間)にポルトガル第二の都市ポルトにて開催された同映画祭のコンペティション部門にて上映され、主演の大泉さん、佐藤監督、原作の花沢氏が舞台挨拶を行い、観客から熱狂的な賞賛を浴びた。そして3月5日に行われた記者会見にて、コンペティション部門に出品された作品を対象とした各賞が発表。本作は、「観客賞」と優れたアジア映画に贈られる「オリエンタルエキスプレス 特別賞」の受賞を果たした。尚、本作は昨年10月に行われた第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭でも「観客賞」と「最優秀特殊効果賞」のW受賞を果たしており、今回の発表で世界のファンタスティック映画祭で4冠を達成したことになる。同映画祭のディレクターであるベアトリス・パシェコ・ペレイラは、本作について「演出も演技もシナリオのクオリティも高く、コメディの要素との掛け合わせについてもオリジナリティが高い、ということがコンペティションへの選定理由のひとつです。良い映画というのは、いいストーリーといい演出がかみあっているものです。普通の人がスーパーヒーローになり、『アイアムアヒーロー』というタイトル通りにクライマックスに向け、うまく作られている。観客が主人公になったような気分で観ることができる作品だと思います。極私的な感想で言うとクエンティン・タランティーノ作品以上の衝撃でした」と絶賛のコメントをしている。また、主演の大泉さんについては「大泉洋さんのことは、宮崎駿のアニメーションに声優として出演しているので、知っていました。“普通の人”を演技することは、非常に難しい。その上で、普段と違った状況に出くわすという役柄です。時間軸の中で、演技にゆるやかな変化をつけていました。プロフェッショナルで芯のある役者だと思います」と同じく賛辞を送っていた。また、本作は今月3月29日(火)から行われるブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭への出品も既に決まっており、ポルトガルにて大泉さんも意気込みを語っていた「世界三大ファンタスティック映画祭制覇」へ王手がかかるかたちとなった。『アイアムアヒーロー』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日今年の8月30日、国会周辺などで約12万人の大規模な安保法案反対のデモが行われ、「戦争反対」「集団的自衛権はいらない」などの声が多数上がりました。一方では小規模な500人程度の安保法案賛成のデモもあり、「法案の中身をよく知らないで反対している人が多い」「いまのままでは日本を守れない」などの声も聞かれました。そこで今回は、ジャーナリストの池上彰さん著書『日本は本当に戦争する国になるのか?』(SBクリエイティブ)の一部を紹介しながら、安保法案の報道を振り返ってみたいと思います。■一番の問題は賛成派と反対派の意見対立そもそも今回の安保法案(安全保障関連法案)のいちばんの問題は、議論がかみ合わなかったことのようです。賛成派の意見は、中国や北朝鮮などの国が日本にとって脅威になっているため、いまのままではいけない。自衛隊の活動範囲を広げる必要もあるし、安保関連法でアメリカとの関係を緊密化させれば日本も守ってもらえる。他国からの攻撃の抑止力にもなってくれるはずだ、という考え方。一方、反対派の意見は「安保法案は憲法違反だ」というところからはじまっているといいます。その後の、違反だから憲法を改正するのか、いまの憲法を守って集団的自衛権の行使は認めないのかの議論は曖昧になっているということ。もし「集団的自衛権を認めない」のならば、現在の日本を取り巻く情勢はどのように対処するのか、著者はそこまで踏み込む議論が必要だったのではないかといっています。■「安保法案」の報道では新聞論調が二分今回の安保法案の報道では、新聞論調も分かれました。本書によれば、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞が反対、読売新聞、産経新聞、日経新聞が賛成だったとのこと。主張や社説が異なるのはいいのですが、社の論調に合わせて取材する出来事も選別されてしまったようでした。安保関連法案に反対の主張をしている新聞社は反対運動ばかり取り上げ、賛成の意見はほとんど取り上げない。一方で賛成の新聞社は反対運動を全然取りあげない。特に読売新聞や産経新聞には国会前の激しいデモのことはほとんど出てこなかったそうです。社説は違っても、実際に起こっている出来事はそのまま伝えていかないと、複数の新聞を読まないと本当は世のなかでなにが起きているのかよくわからなくなってしまいます。それでは国民がますます混乱してしまうでしょう。■安保法案は民主主義だから可決された?そもそも民主主義ってなんなのでしょうか。日本では「国会で審議しじっくり議論する」、「問題点があった時には修正をする」などの内容は大切にされています。しかし、安保法案は衆議院でも参議院でも可決されましたが、これは結局多数決。多数決で決めることが民主主義なのでしょう。国会では最初から多数の議席を持っていれば、思いのままに決められるのも事実。著者は「安倍さんがこの前の選挙で勝って3分の2の議席を確保した時点で、国民が任期付きの独裁を認めたということだ」といっていますが、たしかにその通りかもしれません。安部政権に多くの国民が信任を与えているからこそ、安保法案は成立しました。その意味では著者のいうとおり、「民主主義は期限付きの独裁政治を容認すること」といえるのかもしれません。*本書では安保関連法の他、日本とアメリカの関係などについても詳しく語られています。マスメディアの報道だけではわからなかった突っ込んだ部分もしっかり説明されているので、読みごたえは十分。国民にこれからの日本の未来を考えるキッカケをつくってくれる本なので、ぜひみなさんに手に取ってほしいと思います。(文/齊藤カオリ)【参考】※池上彰(2015)『日本は本当に戦争する国になるのか?』SBクリエイティブ
2015年12月27日カナダ・トロントの住宅街の真ん中に突然現れた箱型の小さな建物、実はこれは「Story Pod」と名付けられた図書館なのだ。外見は黒でシックにまとめてあり、小ぢんまりとしているが、折りたたみ式で側壁を本の表紙のように開くと、木目が強調された開放的なルックスに変身する。住民達は中でゆっくり本を読むこともできるし、図書館を取り囲んで外で読書しても良いことになっている。図書館に置いてある本は近隣の住民の所有物で、自主管理をして運営されているそうだ。利用者は家にある不要になった書籍を持ち寄り、置いて帰る。また好きな本が図書館内に並べてあればその場で読んでいっても良いし、持ち帰ってもいいというルールになっている。在庫の回転が早く廃棄物などの無駄が出ず、来るたびに品ぞろえが変わるので楽しみが増える。夜になり閉館になると再び折りたたまれ、箱型に戻る。夜間は天井に装備されたソーラーパネルで蓄えておいた電力でLEDを点灯させ、昼間とはまた違った表情を見せる。手がけたのは建築デザインチーム、アトリエ・カステリック・ブフィ(Atelier Kastelic Buffey)。簡単に、かつ低コストで無駄のない制作を可能にするため材料はベニヤなどの材木のみ使用したという。設置されたトロントのニューマーケットという町は、近年急速に住宅戸数が増えているという人気の住宅街で、コミュニティに着目したプロジェクトのため制作を行った。使用する人々のモラルが問われそうではあるが、うまく活用することにより良いコミュニティスペースになるだろう。※本記事は (引用元: に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2015年12月15日新作や話題の小説・エッセイなど、毎月多くの書籍が発売されています。昔から「読書」が趣味という人も多いかもしれません。でも、欲しい本すべてを買うのは経済的に難しい…。それでも、もっとたくさん本が読みたい!という人のために「気にいった本が図書館にあるかどうか」を探してくれる、便利な機能をご紹介します。Webブラウザに追加できる「その本、図書館にあります。」「その本、図書館にあります。」はgoogleが提供するインターネット用ブラウザ「Chrome」に無料で追加できる拡張機能のひとつ。追加することにより、自動的にサービスを利用できます。ネット通販サイトamazonで検索しながら、同じ本が近所の図書館にあるかどうかを自動で調べてくれるので、とても便利なのですが、パソコンからしか使うことができないので、その点だけご注意を。図書館検索機能の「ここがいい!」ところこの拡張機能のいいところは、amazonで情報収集・検索をしながら同時に「図書館に同じ本があるかどうか」をamazonの商品紹介ページで自動表示してくれるところです。サイトを楽しむついでに図書館にあるかどうかを調べてくれるので「買おう」と思っていた本も「借りる」という選択肢を増やすことができます。また、図書館検索表示により、近所の図書館に本があった場合には1クリックでそのまま図書館の予約申込みページに移動することができる(※)ので、無駄な時間をかけることもありません。私も実際に利用してみましたが、読みたい本を発見→その本が図書館にあることがわかる→図書館HPでWEB予約…までの一連の流れが、わずか30秒ほどで済んでしまいました!(※)各図書館のWeb対応状況によって異なります。どうやってやればいい? 簡単インストールと設定法「その本、図書館にあります。」の追加方法と最寄りの図書館設定のやり方を紹介します。1.Google Chromeをダウンロードします。・ Google chrome すでにダウンロードしてある人は、このステップは飛ばしてください。2.ダウンロードしたGoogle Chromeで、 Chrome ウェブストア を開き、「その本、図書館にあります」を探します。3.「CHROMEに追加」ボタンを押します。4.アプリを追加すると、画面右上に「その本、図書館にあります」のアイコンが表示されるので、そのアイコンを右クリックし、「オプション」を選択します。5.最寄りの図書館を設定します。以上で設定は終わりです。とても簡単ですよね! この設定を終えてからamazonにアクセスすると、こんな風に表示されます。このアプリを使えば、人気の絵本や子どもの趣味に合う本なども手軽に探すことができますし、図鑑など高額な本も買わずに、借りることができるかもしれません。遠方の図書館にしか取り扱いがなくても、市内などであれば図書館同士で取り寄せが可能なこともあります。子育て中のママに、ぜひ知っておいてほしい機能を紹介しました。なかなかパソコンに向かう時間を作るのが難しいかもしれませんが、ぜひ役立ててみてくださいね!(すだあゆみ)
2015年12月06日国立国会図書館は、市販されている電子書籍、電子雑誌の収集に関する制度のあり方を検討するため、有償の電子書籍・電子雑誌の収集実証実験を12月1日から開始する。実証実験の主な目的は、電子書籍・電子雑誌の収集及び長期的な保管・利用の技術的検証、および国立国会図書館内での閲覧提供による電子書籍・電子雑誌ビジネスへの影響の検証・納入費用の調査分析の2点。今回開始する実証実験は、一般社団法人日本電子書籍出版社協会が受託し、同協会から送信される電子書籍・電子雑誌のデータを、国立国会図書館施設内にある特定端末から閲覧できるようになる。実証実験は、第1段階と第2段階に分けて実施。第1段階では、日本電子書籍出版社協会から送信された電子書籍・電子雑誌データを、国立国会図書館の来館利用者が閲覧する実験を行なう。利用者が、電子書籍・電子雑誌の閲覧を申し込むと、その都度、国立国会図書館施設内の端末に、日本電子書籍出版社協会から暗号化されたデータが送信される。第2段階では、暗号化された電子書籍・電子雑誌データを、国立国会図書館で保存・利用する実験を行う。第2段階の実証実験は、第1段階の実証実験開始から3年以内を目途に実施する。閲覧できる電子書籍・電子雑誌は、出版社や著作者の協力で提供された、雑誌、文芸、実用、新書、コミックなど約800点。東京本館と、関西館に設置されている利用者端末のうち、計20台に閲覧用のアプリケーションを導入し、ネットワークコンテンツのひとつとして提供する。1点の資料は1つの端末からのみ閲覧でき、1つの端末から同時に複数の資料を閲覧することは不可。また、複写提供は行わない。電子書籍・電子雑誌の閲覧ユーザーにはアンケートを実施するほか、閲覧された電子書籍・電子雑誌の情報を収集する。ただし、アンケートおよび閲覧情報は、個人を特定する情報と結びつけられることはない。現在、国内で発行された紙の出版物や、無償の電子書籍・電子雑誌は、国立国会図書館へ収める「納本制度」の対象だが、有償の電子書籍・電子雑誌は対象外となる。国立国会図書館では、「電子書籍・電子雑誌もわが国の貴重な文化財であることに変わりはない」として、法制度の整備も含め、有償電子書籍の収集を検討する。実証実験の期間は、2015年12月1日から2020年1月末までを予定する。ただし、実験開始から3年以内に、それまでの成果を出版社側と確認し、実験内容を見直すとしている。
2015年11月30日アディダスは女優・榮倉奈々を、真剣にトレーニングに打ち込む女性の代表として新たにトレーニングアンバサダーとして起用することを発表した。榮倉奈々は、10月10日に公開された映画で有川浩の人気小説シリーズの劇場版第2弾となった『図書館戦争 THE LAST MISSION』に出演。前作にもましてスケールアップしたアクションシーンが話題となった。榮倉奈々は、図書館戦争シリーズへの出演をきっかけにトレーニングを始めたという。「年々トレーニングの内容もハードになり、そして年々トレーニングをすることが楽しくなっています。」と語る。さらに「これから私のように、トレーニングファンの方たちとアディダスウェアを着て一緒にトレーニングするのを楽しめたらいいなと思っています。」と続けた。今後、榮倉奈々はトレーニングアンバサダーとして、女性のスポーツシーンにおける「オン」「オフ」のシーンに関するストーリーを表現していく。第1弾として「オフ」シーンであるスポーツに向かうまでのモチベーションを上げるためのトレーニングウェアとなる「アディダス トゥエンティフォーセブン(ADIDAS24/7)」(11月20日(木)より発売)の2016年春夏シリーズのキービジュアルに登場する。「アディダス トゥエンティフォーセブン(ADIDAS24/7)」は、「24時間、7日間着たくなる」をコンセプトに開発されたジャージで、今シーズンのアイテムは「シンプルかつ洗練」されたスタイルを追求し、ピンストライプのデザインが採用されている。ちなみに榮倉とともにメンズモデルとして登場するのは、フットボール選手の武藤嘉紀だ。第2弾以降は、「オン」となるトレーニング、ランニングのシーンに2016年以降に発売される新商品とともに登場し、榮倉奈々さんの鍛え上げられたしなやかな身体が披露される予定。(text:Miwa Ogata)
2015年11月25日大ヒットの『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』や“月9”ドラマ「恋仲」での活躍を始め、三億円事件を追った2016年のスペシャルドラマ「モンタージュ三億円事件奇譚」の主演も決定した福士蒼汰が出演するYKK AP「APW430」ツーアクション窓から、新CMが解禁。日本の四季に合わせて変化する新しい窓のカタチを表現した本CMで、猫とのお昼寝シーンや窓掃除など、さまざまな福士さんの姿を堪能できることが分かった。季節ごとの衣装をまとい、自然体で過ごす福士さんの姿が印象的な今回の新CM。室内から窓を開ける福士さん。春の清々しい風が室内に入り込み、飛んできた紙飛行機に優しく微笑む。ある雨の日は室内で猫が戯れ、読書をしながらアイスを食べたり、秋の日にはリラックスした表情で猫とお昼寝。最後には、福士さんが猫を抱きかかえて窓辺を見つめる、柔らかな表情が印象的なCMとなっている。撮影当日、まずは春らしい爽やかな衣装をまとい、颯爽とスタジオに登場した福士さん。初めこそ緊張した面持ちだったものの、次第にリラックスした表情となり、スムーズに撮影は進行。休憩中には“共演者”の猫と遊んだり、スタッフと談笑をしたりと、CM同様ほのぼのとした様子で過ごしていたそう。CM撮影を終えても「家の中にいるシチュエーションで、季節ごとの雰囲気を一つ一つ変えていくところや、リラックスしている様子を演じることが難しいところでもあり、今日は楽しくできました」と爽やか。季節ごとの衣装に着替えることが多いCMとなったが、実際にはどんな格好をしているかというと、「基本的にはスウェットが多いですね。楽な服装で、着やすく過ごしやすい格好で過ごしています」。オフの過ごし方については「TVっ子なのでTVを観ていることが多いです。外に出ることも好きですが、家にいるときは全力でダラダラするぞ!という気持ちで過ごしていることが多いです(笑)」と笑顔でコメント。本CMではリラックスした“素”のような福士さんのさまざまな表情が四季の移り変わりごとに楽しめるが、福士さんが1年で一番好きな季節は「春です」という。「気候的にも暖かく、また年度の変わり目でもあるのでひととの出会いや別れもあるので好きです」と応じてくれた。ドラマや映画とはまた違った、まるで“素”のような福士さんの表情をCMでも堪能してみて。「『APW430』ツーアクション窓」新CM 季節の快適へ 冬篇は11月26日(木)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日国立国会図書館は19日、同施設の公式Webサイト上のミニ電子展示コンテンツ「本の万華鏡」の第20回として、図書館ならではの視点で「琳派(りんぱ)」を取り上げた「本でたどる琳派の周辺」を公開した。「本の万華鏡」は、時事的なものや身近で楽しいものなど、さまざまなテーマについて、国立国会図書館の蔵書を使って紹介する同施設の公式Webサイト内のコンテンツのひとつ。このたび公開された第20回の「本でたどる琳派の周辺」は、琳派と本に関する意外なエピソードを"図書館ならではの視点"で紹介したもの。江戸から現代、あるいは日本から海外へと本がつないでいった琳派の流れが、「琳派が生み、本が伝えたかたち」、「琳派が『琳派』になるまで」、「海を越えた琳派」の3章にわたって、豊富な図版やデジタル化資料、関連電子展示会、外部リンクなどを交えてわかりやすく紹介されている。なお、「琳派」とは、本阿弥光悦にはじまり俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一らによって築き上げられてきた美術の流れ(造形芸術上の流派や美術家・工芸家、その作品など)を表す言葉のこと。今年は光悦が徳川家康から京都・鷹ヶ峰の地を拝領して400年の節目の年にあたる。
2015年11月19日安保法制の枠組みで、日本の若者が戦争に巻き込まれるリスクが現実化した。20代の男子の人生は、まだ50・60年はあるだろう。その間に、日本が周辺国で勃発した戦争の影響を直接的に受ける事態はいくらでも想定できる。現に、南沙諸島を巡る米中関係が急速に悪化してきた。南シナ海での領有権を主張し、人口島を作り、明らかに軍事目的と思われる3000メートル級の滑走路まで建設してしまう。中国は、周辺の海を「領海」と見なすが、米国は「公海」だとして駆逐艦を派遣する。なんとも危険な「瀬戸際外交」だ。偶発的戦闘状態が、まず危惧される。ただ、今ここで事を荒立てて一番困るのは当事国の米国と中国だ。米国はリーマンショックという大病の後遺症からようやく立ち直り、いよいよ金利をゼロにしてまで経済を守るという異常な政策から卒業しつつある。極めて重要な段階ゆえ、そこで中東に加え新たな戦争状態に入れば、経済的負担にとても耐えきれない。退院宣言された患者がぶり返し再入院みたいなことになる。中国は、これまでの高経済成長のツケが一挙に噴出して、公害・医療・年金など社会福祉の遅れが一般消費者を直撃している。上海株も暴落して、多くの個人投資家が虎の子を失った。そんなときに、戦争状態に入れば、自分で首を絞めるようなものだ。ただ、オバマ大統領は中東で「弱腰外交」との不名誉なレッテルを貼られている。残り少ない任期終了までに何とか「起死回生の一手を打ちたい」との思いが強い。一方、習近平中国国家主席も、自ら領海と主張する海域に、米国軍艦をみすみす通過させるようでは、面子丸つぶれとなる。国民にも示しがつかない。睨み合いが長期にわたり続きそうな情勢だ。すなわち、南沙戦争という最悪の事態も長期的に見れば絵空事と片づけることは出来ないということだ。○ランド研究所のレポートに記された”戦争”現に、軍事関係では最も権威ある米国のランド研究所が、南沙戦争についての分析を250ページにものぼるレポートに詳細にまとめている。まず、南沙諸島を巡る米中軍事能力を比較すると、2010年には米国優位であったが、2017年には、ほぼ拮抗すると結論づけている。そのシナリオは極めて具体的だ。例えば、南沙攻撃の際に使用される基地のひとつが沖縄嘉手納米軍基地。そこに、中国のDF-21Cというミサイルを6発から9発を打ち込めば、同基地の滑走路に、直径10メートルのクレーターができて、基地が8時間閉鎖される。クレーターが5メートルならば閉鎖は4時間と予測している。このDF-21Cミサイルから飛散する小爆弾群は、ロケットの力を借りずとも、超高速度でコンクリートを貫通する能力を持つ。滑走路攻撃用弾頭なのだ。南沙諸島から1300キロ圏には、中国軍が9基地を持つという。対して、米軍側の南沙諸島の滑走路攻撃と、中国軍戦闘機の駐機場攻撃の実戦的シナリオが詳細に検証されている。私は金の専門家なので、戦争が勃発すると「有事の金が買われる」ゆえ、南沙諸島の問題を詳しく調べる立場にある。しかし、読者の皆さんにしてみれば、長い人生の中でアジアの中の日本がいつ戦争に巻き込まれるか分からない状況のなかで、いかに生活を守るために、個人的な自衛措置を講じるか、考えざるを得ない時代になった。まずは、なんといっても自らの命と家族を守る手段を考えておく必要があろう。次に、生活のためには財産を守ることも必須だ。欧州の人たちは、自然な形で、金(ゴールド)を保有することで、資産保全する術を体得した。日本人にはそういう発想はないだろう。しかし、南沙諸島を巡る緊迫が尖閣諸島に及べば、いよいよ他人事ではなくなる。だから、金を買えなどと煽る気は一切ない。ただ、有事の備えについて考えてみる時代になったことだけは間違いない。戦争反対を叫び続けるだけでは、自分の生活は守れないのだ。○読者アンケートにご協力ください「25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座」では、より充実した記事作りのために、内容に関するご意見・ご要望をお聞きする読者アンケートを実施しています!→アンケートに答える←○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年11月06日前作公開から約2年半の時を経て公開されたファン待望の続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』。10月10日に公開がスタートしてから初週&2週目と動員ランキングでV2を達成、23日間で動員108万人を突破した本作から、動員100万人突破記念!コミック版弓きいろ先生の描き下ろしの“実写&コミカライズのコラボビジュアル”が公開された。原作は有川浩・著の大人気小説「図書館戦争」シリーズ。2008年にはコミカライズ化&アニメ化され多くのファンを魅了。さらに2013年には主演に岡田准一、榮倉奈々、そして田中圭、福士蒼汰、石坂浩二ら豪華キャスト陣を迎え実写映画化され、興収17.2億円と大ヒットを記録した。“実写化”に際しては相容れないファンも数多く存在するなか、「図書館戦争」に関してはキャスティング・アクションなど多方面で高い評価を獲得。本作には、アニメ版で手塚光を演じた人気声優・鈴木達央と同役・福士さんの共演が実現するなど、様々なメディアミックス展開を多くのファンが楽しんでいることが伺える。原作小説・コミカライズ・アニメと多種多様なファンから愛された映画「図書館戦争」。この度、動員100万人突破を記念して、新たなコラボ企画が実現。コミカライズの漫画を担当している弓きいろが、本作のティザービジュアルで展開していた堂上(岡田准一)・笠原(榮倉奈々)の写し画を特別に書き下ろし。こ画像は期間限定で映画公式HPより壁紙としてダウンロード配信されることも決定した。さらに、10月5日TBS系にて放送されたドラマスペシャル企画「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」で、ファンを悶絶させたカップル小牧幹久&中澤毬江を演じた田中さん&土屋太鳳が、11月7日(土)放送のTBS「王様のブランチ」の“買い物の達人”のコーナーに出演することが決定!ファンからも理想のカップルと名高い2人を演じた田中さんと土屋さんがウインドウショッピングデートに繰り出し、洋服、雑貨など様々なお店を巡るデート展開はファン必見の内容だ。多くのファンを胸キュンさせた「もう子どもに見えなくて困ってるよ」という名台詞は飛び出すのか…?放送を心待ちにしたい。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:図書館戦争 THE LAST MISSION 2015年10月10日より全国東宝系にて公開(C) 2015“Library Wars -LM-”Movie Project
2015年11月02日公開初日から3日間で「全国映画動員ランキングトップ10」(興行通信社調べ)の初登場1位を獲得し、先週末の動員ランキングでV2を達成した大ヒット映画『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』。この大ヒットを記念して、本作のクライマックスの戦闘シーンを撮影したロケ地・仙台にて凱旋イベントを実施、主演の岡田准一、榮倉奈々、田中圭が登場した。岡田さんをはじめ、榮倉さん、福士蒼汰、田中さん、土屋太鳳、松坂桃李、石坂浩二ら豪華キャスト陣で、有川浩の人気小説シリーズを実写化した『図書館戦争』シリーズ。前作から約2年半の時を経ての続編となる本作は、公開から10月18日までの9日間で観客動員数66万人、興収8.5億円を早くも突破。これは、2013年公開の前作『図書館戦争』の興収17.2億円を超えるペースとなっており、ファン待望の本作なだけに今後もさらなる集客も期待できそうだ。そんな本作の仙台凱旋大ヒット御礼イベントに登場した岡田さん、榮倉さん、田中さん。3人は劇中の衣装に身を包み、榮倉さんが記憶をなくす程ハードな撮影を行ったと語った激戦のロケ地を訪問。久しぶりに館内を巡回し、思い出話に花を咲かせている姿は、まさに劇中の図書隊員としての姿そのものだったという。岡田さんは「今作のクライマックスでもある激しい戦闘シーンで、実際に図書館内部を使用しての撮影に多大なる協力をいただいた宮城県図書館に直接感謝の言葉を伝えるために、大ヒットイベントで是非仙台に戻ってきたかった」と想いを明かし、榮倉さんも「久しぶりに来てみると、改めてすごくいい図書館だなという気持ちと、すごく大変だった撮影を思い出すと少しおなかが痛くなります(笑)。本当に大変な撮影だったので、記憶にも深く刻まれている思い出の場所なので再び来ることができてうれしいです」と喜びをコメント。また、岡田さんは久しぶりに図書隊の制服に袖を通したそうで「きつくなって腕が上がらない」と話すと、田中さんから「どこを目指してるの?」と突っ込まれ劇中の“バディ感”で爆笑を誘った。そして、この日はスケジュールの都合でイベントに参加できなかった福士さんから、3人への感謝の想いが込められた手紙がサプライズで登場!初日舞台挨拶後の打ち上げで大号泣し、本作に対する熱い思いを語ったほど本作への思い入れが強いという福士さんからのメッセージに、感慨深い面持ちで岡田さんは「ああいう打ち上げの場で作品に対して熱い思いを持っていて、泣くことができる福士くんは、本当にかわいくて、素敵な人だなと思います。同じ仕事をする仲間として本当に尊敬しています」と図書隊愛をアピールした。さらに、ファン熱望のさらなる続編について聞かれると、「今回の映画が前作をはるかに上回る成績を残せれば、次もついてくると思います。みなさん是非よろしくお願いいたします!」と『図書館戦争』続編への意欲をみせた。その後、チーム『図書館戦争』の感謝の気持ちを込めた贈り物として「今回、魂を込めて撮影した自分たちの作品、『図書館戦争』を宮城県図書館で文化資料として保管し、後世に伝えてほしい」との思いから、この世に一つしか存在しない映画のフィルムを宮城県図書館へ贈呈。そのお礼として宮城県図書館にあって、本編の過酷な撮影が行われた図書館内の広場の愛称を名づける権利をもらったキャスト陣は、「ゴリラの森広場」「撮影大変だったな広場」などふざけたネーミングで盛り上がるものの、最終的には物語のカギを握る存在であることにちなみ「カミツレ広場」と命名した。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は全国は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:図書館戦争 THE LAST MISSION 2015年10月10日より全国東宝系にて公開(C) 2015“Library Wars -LM-”Movie Project
2015年10月21日『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』『劇場版 MOZU』など話題作に出演する俳優・松坂桃李がゴールデン・プライム帯初主演、共演に木村文乃で贈るフジテレビ系連続ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」。この度、原作にも登場し物語の中でキーとなる連続殺人鬼役を板尾創路が演じ、第1話に登場することが分かった。原作は、週刊モーニングで連載されていた人気コミックス「サイレーン」。刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊(通称:キソウ)の物語が描かれ、相棒でありながら実は恋人同士でもある松坂さん演じる里見偲と木村さん演じる猪熊夕貴が、とある殺人現場に突如現れた菜々緒演じる謎の美女・橘カラと出会い、運命を狂わされていくクライム・ラブサスペンスだ。板尾さんは、「家族ゲーム」で主人公に翻弄される歪んだ父親役、「極悪がんぼ」では一見温厚だがひとクセある元公務員役など、いままで一風変わった役を熱演。その独特な表現力やミステリアスな雰囲気に高い評価が集まっている。本作では、原作でも描かれているエピソードで、白いソックスを履かされた女性の変死体が次々と発見される“白ソックス連続殺人事件”の犯人役を演じる。「色んな殺人鬼を演じてきましたが、白いソックスに執着のある殺人鬼は初めてですね。それとタクシーの運転手は久しぶりでした。菜々緒さんは美しくて、人形のような完璧さがあり、強さに説得力がありました。連続殺人鬼は表情や心理など、役作りのし甲斐があるので、撮影はとても楽しめました。1話のキーマンなので、ぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです」と見所を語った。先日、菜々緒さん扮する演じる謎の美女・橘カラを乗せたタクシーで闇夜に消えて行く、物語の中で重要なシーンの撮影を敢行。主人公の里見や猪熊が、まだ知らないところで繰り広げられているカラと殺人鬼のエピソードから、目が話せない。「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は10月20日(火)21時より、初回2時間スペシャルで放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月15日岡田准一、榮倉奈々、福士蒼汰、田中圭、土屋太鳳、松坂桃李、石坂浩二ら豪華キャスト陣で、有川浩の人気小説シリーズを実写化した映画『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』。10月10日(土)に公開初日を迎えてから3日間で「全国映画動員ランキングトップ10」(興行通信社調べ)の初登場1位を獲得!岡田さんの宣言通り、前作を超える大ヒットスタートを切った。表現の自由を規制する「メディア良化法」が施行された近未来を舞台に、本を愛する「図書隊」の面々が自由のために戦いを繰り広げる「図書館戦争」シリーズ。これまで2013年に劇場版第1弾、先日にはスペシャルドラマがTV放送され、本作は3作目となる。ファン待望の続編とあって、公開から3日間の観客動員数は367,564人、興行収入は479,216,900円と、前作比143.6%という大ヒットスタートを樹立した。劇場へは、女性を中心にハイティーン世代から40、50代まで幅広い世代が詰めかけ、WEB初日アンケートによると、その多くが「待望の続編だから」「原作小説『図書館戦争』シリーズ(有川浩)が好きだから」という“図書館戦争・愛”を理由に足を運んだようだ。さらに、10月5日に放送されたスペシャルドラマでの告知を見て、本作を観ることを決めた人の割合も高かったことも分かっており、テレビやWEB、書籍など様々な媒体で展開される「図書館戦争」を、多く人が楽しみに見ていたことが伺える。「ぴあ映画初日満足度調査」(10月10日ぴあ調べ)でも、93.1点という高得点を獲得し、満足度1位。Yahoo!映画の作品ユーザーレビューも4.6と非常に高く、続編を熱望していたファンだけでなく、今作からのファン層も映画本編の内容に大満足しているよう。今後は、口コミでさらなる集客が期待され、前作をどこまで越えていくのか注目される。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は全国は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:図書館戦争 THE LAST MISSION 2015年10月10日より全国東宝系にて公開(C) 2015“Library Wars -LM-”Movie Project
2015年10月14日岡田准一、榮倉奈々をW主演に迎え有川浩原作の大ヒット小説を実写した『図書館戦争』シリーズにて、福士蒼汰演じる手塚光役をアニメ版で演じ、最新作『図書館戦争 THE LAST MISSION』へも出演し話題を呼んだ人気声優・鈴木達央。この度、鈴木さんがTOKYO FM番組「アポロン★」にて絵本の読み聞かせを披露することが分かった。鈴木さんは「図書館戦争」(手塚光役)、「Free!」(橘真琴役)、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ(黒崎蘭丸役)など、数々のアニメ作品でメインキャラクターを担当。アニメ以外でも『ダイバージェント』でテオ・ジェームズの吹き替えを務め、自身のバンド「OLDCODEX」の活動も精力的に行う、人気と実力を兼ね備えた声優だ。そんな様々な役を演じ分ける鈴木さんが、TOKYO FMの生ワイド番組「アポロン★」の人気コーナー「よ・み・き・か・せ」で、絵本の朗読を披露。8月に続いて2回目となる今回は、「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」と「がたぴしくん」が題材。口は悪いが愛嬌たっぷりの「猫」から、古くて走れなくなった「バス」まで、人間ではないユニークなキャラクターに七色の声で命を吹き込むという。鈴木さんは、自身の母親から読み聞かせをしてもらっていたと言い「小さい頃は、よく母親と図書館に行って、絵本を借りてきて、家で読んでもらっていました。 特に『くまたくん』シリーズの『働くクルマ』が出てくる話が好きで、町でパトカーや消防車を見かけると、 すぐに母親から離れて、遊びに行っちゃうんです。 消防隊員や警察官と仲良くなってパトカーや消防車に乗せてもらって、母親がびっくりして飛んでくる、 みたいなことがよくありました。クレーンとかショベルカーとか、一連の重機には全部乗ってます(笑)」と明かした。また以前から「よみきかせ」に興味があったようで、「昔からやりたいと思っていました。子どもは好き嫌いをダイレクトに出すじゃないですか。 こちらが引き込むような読み方をしないと、すぐに飽きてどっかいっちゃいますから(笑)。 それをどこまで夢中にさせてあげられるか、ということに挑戦したいと思っていた」という。「僕の『よみきかせ』が、子どもにとっては『夢の時間』、お母さんにとってはひとときの『自由時間』になれば」と意気込みを寄せた。鈴木さんの「よ・み・き・か・せ」は、10月19日(月)「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」前編、10月20日(火)「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」後編、10月21日(水)「がたぴしくん」前編、10月22日(木)「がたぴしくん」後編で放送予定(14時30分頃放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年10月13日「ぴあ」調査による2015年10月9日、10日のぴあ映画初日満足度ランキングは、岡田准一、榮倉奈々出演のアクション・ドラマの続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』がトップに輝いた。2位に魔女の卵が集う魔法学校を舞台に、落ちこぼれの女の子が巻き起こす騒動を描くアニメーション『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』、3位に原発の仕組みや歴史に加え、福島の事故から現在に至るまでの原発問題に迫ったドキュメンタリー『日本と原発 4年後』が入った。その他の画像1位の『図書館戦争……』は、国家によるメディア検閲が横行する近未来を舞台に、本を守るべく戦う図書隊が直面する最大の危機を描いた劇場版第2弾。出口調査では「社会派・アクション・ロマンスと数多くのジャンルが1本のエンターテイメント映画になっていて色々な面から楽しめた」「恋愛映画としてだけでなくアクションシーンも豊富でドキドキ感が増した」など、様々な要素が融合したひとつのエンタメ作品として観客の高い満足度を集めたようだ。『図書館戦争』シリーズは、有川浩の小説を基に、劇場版アニメーション、漫画、テレビドラマも制作され、すでに多数のファンを獲得している人気作だ。映画館にはシリーズファンが多く足を運び、「堂上と笠原のコンビネーションは前作に引き続きばっちり」「前作に比べてアクションシーンに迫力があり見ごたえがあった」「ストーリーも原作に沿っていて満足できた」「キャストも原作のイメージ通り」といった声が聞かれるなど、ファンも納得の仕上がりだったようだ。(本ランキングは、10/9(金)、10(土)に公開された新作映画15本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『図書館戦争 THE LAST MISSION』公開中
2015年10月13日ベストセラー小説を映画化したシリーズ第2弾『図書館戦争 THE LAST MISSION』の初日舞台あいさつが10月10日に、東京・TOHOシネマズ スカラ座で行われ、主演の岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、土屋太鳳、松坂桃李、栗山千明、石坂浩二、佐藤信介監督が登壇した。舞台あいさつ/その他の写真同日、全国323スクリーンで封切り。東宝によると13時の時点で、2013年に公開された前作『図書館戦争』(興収17.2億円)対比160%を記録し、興行収入30億円を目指せる大ヒットスタートを切ったという。メディアを取り締まる法律“メディア良化法”が施行された世界を舞台に、図書館の自衛組織・図書隊が読書や表現の自由を守ろうと戦う姿を描く本シリーズ。本作では、1冊しか現存しない『図書館法規要覧』が一般展示される“芸術の祭典”会場の警備にあたる堂上篤(岡田)ら特殊部隊(タスクフォース)が、過去最大のピンチに立たされる。岡田は「初日あいさつの舞台に立てる幸せを感じます。皆さんのお顔を見ると、作品に満足していただいているのかなと」と感無量の面持ち。共演の榮倉も「私はスタッフ、キャストの皆さんが大好きです。かっこいいし、尊敬しています」と感激しきり。二人が繰り広げる恋愛模様も見どころで「原作ではグイグイいくキャラクターなんですが、それがちょっとね…」(岡田)、「不器用なふたりで、かわいいです」(榮倉)と照れながら語った。また、8月に右足を複雑骨折し、本作の完成披露試写会を欠席していた栗山が、骨折後初めて公の場に登場。共演する福士にエスコートされ、「この場に立てるか不安でしたが、福士君にリードしていただき、皆さんにお会いできてとてもうれしいです」とホッとした表情。福士は「映画を観終わって、大号泣し、すぐに皆さんにメールした」と試写の感想を明かした。初日舞台あいさつには約600人が来場。事前の応募総数は37000通にのぼったといい、当選倍率60倍超えを勝ち抜いた幸運なファンは終始、大盛り上がりだった。『図書館戦争 THE LAST MISSION』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年10月10日「阪急電車」「図書館戦争」など多くの作品が映像化されているベストセラー作家・有川浩の大人気恋愛小説を、「EXILE/三代目J Soul Brothers」のパフォーマーとして活躍する岩田剛典と若手演技派女優として注目を浴びる高畑充希が主演を務める『植物図鑑』。この度、本作の公開日が決定。併せて胸キュン満載の特報映像が解禁された。何のとりえもない普通のOLさやか(高畑充希)の目の前に、ある晩現れたのは行き倒れた青年・樹(岩田剛典)。思いもよらない出会いから突然始まった2人の同居生活。名前と、野草に詳しいこと以外は、謎に包まれた樹。知らない世界を優しく教えてくれる樹と、毎日過ごすうちに、積もっていく“好き”という気持ち。けれども、彼にはある秘密があった――。ミステリアスな青年・樹役に「EXILE/三代目J Soul Brothers」のメンバーとして絶大な人気を誇る岩田剛典。そしてOLさやか役には『アオハライド』「問題のあるレストラン」に出演し、来年の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインに抜擢された高畑充希が抜擢。両名ともに本作が映画初主演となり、瑞々しい演技を魅せる。今回解禁された特報映像は、「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?」と樹がさやかのひざに“お手”のような仕草をして満面の笑みで見つめてくるところから始まる。さやかの家に「半年間」の2人の同居生活がスタートし、エプロン姿に、足場の悪い川の土手で手を差し出すさりげない優しさなど、胸キュンなシーン満載!キス寸止めのラストまでのドキドキの展開に、全女子の期待感が最高潮に達する映像だ。女性にとってあこがれの“王子様”を演じる岩田さん。まずはこちらから胸キュン・ドキドキ満載の本作を覗いてみて。『植物図鑑』は2016年6月4日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月09日東京都・千代田区の明治大学 米沢嘉博記念図書館では、漫画家・江口寿史氏のマンガやイラストの原画、約100点を4期に分けて展示企画展「江口寿史展 KING OF POP Side B」を開催する。期間は10月9日~2016年2月7日。場所は同館1階展示室。開場時間は月曜・金曜が14:00~20:00、土曜・日曜・祝日が12:00~18:00(火曜~木曜は休館)。入場無料。同展は、「すすめ!!パイレーツ」や「ストップ!!ひばりくん!」などのギャグ漫画で大ヒットを飛ばす一方、イラストレーションでも高い評価を受けている漫画家・江口寿史氏の約100点のマンガやイラストの原画に加え、初出誌や関連資料などを展示する企画展。同時期に全国巡回する「江口寿史展 KING OF POP」の"Side B"として開催されるものだ。今回の展示作品は4期に分けて展示替えが行われ、1st stage(10月9日~11月3日)が「それは『ジャンプ』から始まった」、2nd stage(11月6日~11月30日)は「『ひばりくん』と白いワニ」、3rd stage(12月4日~12月23日)には「時代の気分を<編集>する」、4th stage(1月8日~2月7日)には「This is Rock! -江口寿史と音楽-」が展示される予定となっている。また、11月7日 16:00~17:30には、江口氏本人が出演するトークセッション「江口寿史、音楽とマンガを語る」が開催される。場所は明治大学駿河台キャンパス リバティタワー6階1063教室。参加無料。このほか、10月11日 16:00~17:30には、歴代担当編集者3名が出演する「集英社歴代担当編集者、江口寿史を語るが、1月23日 16:00~17:30には映画監督の河崎実氏が登壇する「河崎実監督が語る、江口寿史のすべて」が開催される。ともに会場は明治大学 米沢嘉博記念図書館2階閲覧室で、会員登録料(1日会員300円)が別途必要。
2015年10月08日感動ヒューマンドラマからコメディ、大河ドラマまで幅広いジャンルで活躍する、岡田准一さん。その演技力がどれほどのものかは、昨年の日本アカデミー賞──『永遠の0』で最優秀主演男優賞を、『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞を受賞していることからもよく分かる。さらに最近は「アクションのできる俳優と言えば、岡田准一」というように、アクション俳優としても一目置かれている。そんな彼が身心ともに実力を発揮して挑むのは、シリーズ第2弾となる『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』。演じるのは関東図書隊防衛部の鬼教官・堂上篤。手に汗握るアクションがパワーアップ!胸キュン必至、堂上と笠原の恋のドキドキ度数もパワーアップ!そして『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』を通じて見えてきた岡田さんの素顔とは…。「この映画にはアクション、群像劇、恋愛などいろんな要素が入っていますが、幅広い世代の方に見ていただけるものを目指しました」。そう主演俳優が語るように、『図書館戦争』シリーズが目指すのは、日本のエンターテインメント。『THE LAST MISSION』では、成長した図書隊員・笠原(榮倉奈々)の成長と共に新たなミッション──この世に一冊しか現存しない「自由の象徴」を守るための戦いが描かれる。釘付けになるのは、戦闘シーン。「原作では徒手格闘はあまり描かれていませんが、僕自身が武術や格闘技をやっていることもあって、映画ではアクションシーンが増えています。でも、意味もなく格闘シーンを増やすのではなく、そこに戦う必要性があり、ストーリーのなかにうまく戦闘シーンが組み込まれていると思います」。芝居と作品を愛しているからこそ言える言葉だ。岡田さんは日頃から身体を鍛えているため「この撮影のために何か特別な準備はしていない」そうだが、1作目で彼の身体能力に驚かされ、刺激を受けた共演者たちは「自分たちも!」と続編に向けて鍛えてきた。その姿勢が「嬉しかった」と岡田さん。「2年のあいだに榮倉さんがものすごく動ける身体になっていて驚きましたし、ライブラリー・タスクフォース(図書特殊部隊)のみんながマッチョになっていました(笑)。前作のアクションシーンを経験したことによって彼らの価値観が変わったことはすごく嬉しい。というのも、アクションって積み重ねなんです。ひとつひとつの動きが言葉の一文字というか、パンチを1・2・3って打つことで『あ・い・う』の言葉になるというか…。繋げていくことで、まるで会話をしているかのような表現になるんです」。鍛錬を重ねたタスクフォースと検閲実行部隊・メディア良化隊との攻防戦は、日本映画であることを忘れるほどの迫力だ。一方、岡田さんが自分に課したのは、格好良さではなく教官としての貫禄。アクションにおいてもドラマ部分においても、そして見た目においても“貫禄”を追求した。「1作目は“王子様”というキーワードがありましたし、世界観も「昭和」から「正化」へと歴史を進めた近未来の日本というパラレルワールドなので、芝居もアクションも意識したのは格好良さ。動きがキレイに見えるように意識していました。それが2作目では、笠原との関係性も変わってくることもあり、王子様的存在からそっと見守る存在へ、世界観もよりリアルなものが求められました。それが前作との違いで、『THE LAST MISSION』の特徴です。格好いい堂上になるなら身体は絞った方がいいに決まっているんですが、今回は貫禄が堂上のテーマ。ちょうど撮影前に大河ドラマ『軍師官兵衛』をやっていて体重を増やしていたので、そのまま落とさずに臨みました」。とは言っても、貫禄を手にしたことで、より大人な格好良さを放っているのが岡田さんのすごいところ。図書隊として、絶対に守ってくれる安心感を与えてくれるだけでなく、男として、笠原への愛も深まっている。鬼教官なのに、あれだけ強いのに、恋愛に関しては無器用極まりない。そのギャップに世の女性たちはノックアウトされる。「僕は原作をすべて読んでいるので、堂上がとっくの昔に笠原のことが好きだってことは知っているんです。そのことを隠しているけれど、『THE LAST MISSION』の公開前に放送されるドラマ特別企画『図書館戦争 BOOK OF MEMORIES』(10/4・5放送)で、笠原のお父さんに向かって『大切な存在です』と本音をぽろりと言ってしまうシーンがあったり、そもそも原作には、いつから笠原のことが好きなのかということに関して『お前が俺を好きになるより前であることは確かだ』っていう、すごいセリフがある。三次元で言うのは難しいセリフが多いので、それをどうやってさらりと言うかが大変なんです(笑)」。照れくさそうに話す岡田さんが、自然と堂上と重なる。そんな彼を佐藤監督はつい、からかいたくなるのだろう。ロマンチックシーンの撮影時には「岡田さん、堂上はもうとっくに(笠原のことを)好きですからね」と、顔をほころばせながら演出するのだとか。それが「嫌でしたね(笑)」と冗談まじりで嫌と言えることからも、佐藤監督と岡田さんの信頼関係が揺るぎないものであることが伝わってくる。そして「あれって、すごく難しいんですよね…」という“あれ”とは、ラブコメではお馴染みの“頭ポンポン”の仕草のこと。「大学生とかがやっているのを見たことがあるんですけど、すごいなって思いましたから。子供の頭をなでるのとは全然違いますし、気持ち悪く見えてしまったら終わりですからね。いかに自然に素敵に笠原の頭をポンポンとするか、本当に難しかったです。しかも、そういう撮影の日に限って、佐藤監督もスタッフもみんないつもより距離が近くて…。この作品に参加している人たちはそういうロマンチックなところも含めて『図書館戦争』が好きなので、楽しみにしてくれているのは分かるけれど、あんなに見られるとね、照れくさくて仕方なかったです(笑)」。アクションシーンにドキドキさせられ、ロマンチックシーンでもドキドキさせられ、図書隊員たちの勇姿に感動させられる。アクション、恋愛、勇姿、三つ巴の面白さがある『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は、岡田さんの言う通り、まぎれもない“日本のエンターテインメント”だ。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)■関連作品:図書館戦争 THE LAST MISSION 2015年10月10日より全国東宝系にて公開(C) 2015“Library Wars -LM-”Movie Project
2015年10月07日ジェニファー・アニストンが、イラク戦争を扱う『The Yellow Birds』に出演することになった。原作は、2012年に出版された同名小説。物語は、ふたりの若い軍人と、彼らの面倒を見る年上の軍人を描くもの。その他の情報年上の軍人の役はベネディクト・カンバーバッチが演じるはずだったが、彼は降板し、代わりにジャック・ヒューストンがキャストされた。アニストンの役は、若い軍人の母親。監督はアレキサンダー・ムーアズ。アニストンは現在、コメディ『Mother’s Day』を撮影中。共演はジュリア・ロバーツ、ケイト・ハドソン、ヒラリー・ダフ。ヒューストンは、来年2月北米公開予定の『ベン・ハー』で主役を演じる。文:猿渡由紀
2015年10月07日カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)は10月1日、2014年11月末より改修のため閉館していた「海老名市立中央図書館」のリノベーションを終え、図書館流通センターとの共同事業体として首都圏で初めて運営する図書館がリニューアルオープンしたことを発表した。同図書館では、「海老名市民の誰もが利用しやすく、いつでも利用したくなる。」「多くの本、人、そして価値観に出会うことができる、"多様性と可能性を育む図書館"を実現する」ことを目指し、築30年の歴史ある施設をリノベーションした。CCCならではの空間創出・接客接遇・ライフスタイルジャンルの展開に加え、TRCならではの257館に及ぶ指定管理者としての図書館専門性(2015年9月現在)やレファレンススキルを併せ、"Library & Cafe"という新しいスタイルを実現している。館内には31万冊の蔵書を備え、1階には厳選した書籍や上質な文具・雑貨を取り扱う蔦屋書店、そして、コーヒーを飲みながら本が読めるスターバックスコーヒーを併設。2階には"食"を中心に、"旅行"や"趣味"など日々の暮らしの広がりを意識したライフスタイルライブラリーを展開している。3階には学びの部屋として、「学習室」(100席)を充実させた。閉架書庫だった地下1階は、「大人の隠れ家」としての読書スペースに生まれ変わっている。館内には、もともとプラネタリウムだった場所をリノベーションして「こどもとしょかん(キッズライブラリー)」専用のフロアを新設。プラネタリウムのドームをそのままいかし、絵本の世界が広がる作りにしている。また、キッズライブラリーには蔦屋書店が併設され、オススメの絵本や知育玩具を取りそろえた。子供連れの方がストレスなく4階へ上がれるよう、専用エレベーターを設置したほか、授乳室やベビーカーの貸出も充実させている。図書返却に関しては、海老名市内の駅やコンビニからも可能になる。市内スリーエフ店舗(11月1日からの予定で一部店舗を除く)のほか、新たに海老名駅自由通路やTSUTAYA さがみ野駅前店でも返却に対応する。また、海老名市立中央図書館や海老名市立有馬図書館、東柏ヶ谷小学校市民図書室、海老名市役所、海老名市役所かしわ台連絡所、えび~にゃハウスは、以前から継続して返却場所として利用できる。図書館としての機能のほか、外国人スタッフによる英語の読み聞かせなど年間通じたイベントやワークショップなども予定している。利用にはTカードと従来の図書館貸出券を選択でき、開館時間は9:00~21:00で年中無休となる。図書館の住所は神奈川県海老名市上郷474-4で、小田急線・相鉄線・JR相模線「海老名駅」より徒歩7分となる。CCCは書籍・雑誌販売額が2013年通期で1,130億円、日本の書店チェーンとして最大の規模を有するTSUTAYAを全国に展開している。CCCの新規事業として、佐賀県武雄市の武雄市図書館・歴史資料館を第一企画とし、図書館の企画・運営等の事業を開始。2013年4月1日からは指定管理者として運営を行っている。今後、宮城県多賀城市、山口県周南市の図書館施設の企画を予定している。
2015年10月01日本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作大人気シリーズの映画化第2弾『図書館戦争 THE LAST MISSION』。公開に先立ち、TBSにてドラマスペシャル「図書館戦争ブック・オブ・メモリーズ」放送が決定。本作の完成披露試写会が109シネマズ名古屋で開催され、主演の岡田准一と榮倉奈々がサプライズで登壇し会場を沸かせた。“図書館戦争プロジェクト”のひとつとなる本ドラマには、主演の岡田さん、榮倉さんをはじめ、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二ら映画本編と同じキャスト&スタッフが集結。さらに、福士さん演じる手塚光の兄で、榮倉さん演じる郁に近寄る謎の男性・手塚慧役を演じる松坂桃李、栗山さん演じる柴崎麻子が心惹かれる学芸員・朝比奈修二役の中村蒼、田中さん演じる小牧の幼馴染で聴覚障害のある女子高生・中澤毬江役の土屋太鳳と、いまをときめく実力派俳優たちが新登場する。ファン待望の本ドラマの完成披露試写会とあってか、岡田さん、榮倉さんの登壇はシークレットだったにも関わらず、この試写会の競争倍率は約60倍!詰めかけた観客たちの本作への期待値も高く、この日も岡田さんと榮倉さんがサプライズで登場すると、会場からは大歓声と悲鳴の嵐が巻き起こった。岡田さんは本作について「このドラマは原作でも人気のある小牧(田中圭)と毬江(土屋太鳳)のストーリーや笠原(榮倉奈々)の両親のエピソードなど、図書隊員たちの日常が描かれています。映画を見る前に見ていただくと、より『図書館戦争』の世界がよくわかると思います。やさしい気持ちになれたり、温かいラブもあってキュンキュンするドラマです」と見どころを語った。榮倉さんは「私はこの『図書館戦争』をやるまではアクション映画を見ることが不得意で『ちょっと怖いな』と思っていました。ですが、『図書館戦争』のアクションは人と人の感情が見えるアクションでした。このドラマでは図書隊の背景や日常が出てくるので、これを見ていただくと、より、アクションのなかに人の気持ちが見えてくると思います。映画の前にドラマを見て、みなさんにもっと『図書館戦争』を楽しんでほしい」と、映画本編への想いにも触れつつ、コメントを寄せた。一緒に登壇した佐藤信介監督は、「この『図書館戦争』をドラマにするというのは冒険だと思いました。けれど、図書隊の背景や隊員たちの日常といった細かいところまで描くことができました。僕は堂上は岡田さん以外いないと思うし、笠原は榮倉さんにぴったりのキャラクター。続編を作ると決まったときに、同じキャスト、同じスタッフ以外考えられませんでした」とファン納得のキャスティングについて明かした。本ドラマ放送前日の10月4日(日)21時からは、前作『図書館戦争』テレビ特別編集版の放送が決定しており、映画公開前に2夜連続で“図書館戦争”をたっぷり堪能できるようだ。ドラマ特別企画「図書館戦争ブック・オブ・メモリーズ」は、10月5日(月)21時より放送。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は10月10日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月25日V6の岡田准一が9月16日に、東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLで行われた主演作『図書館戦争 THE LAST MISSION』の完成報告会見に出席。「社会派アクションとして説得力を持たせるのが課題だった。2作目はハードルが高いが、あらゆる面で前作を超えていて、映画としてレベルが上がった」と強い自信を示した。その他の写真メディアを取り締まる法律“メディア良化法”が施行された世界を舞台に、図書館の自衛組織・図書隊が読書や表現の自由を守ろうと戦う姿を描く有川浩氏の人気シリーズ。2013年に公開された『図書館戦争』(興収17億2000万円)から約2年半ぶりとなる続編では、1冊しか現存しない『図書館法規要覧』が一般展示される“芸術の祭典”会場の警備にあたる堂上篤(岡田)ら特殊部隊(タスクフォース)が、過去最大のピンチに立たされる。会見には岡田をはじめ、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、橋本じゅん、松坂桃李、石坂浩二、佐藤信介監督が出席。「続編が作れるのは、第1作を応援してくださった皆さんの声のおかげ。その分、プレッシャーもあった」(榮倉)、「映画のラストで、号泣しちゃいました。大好きな役なので、また演じたいですね」(福士)とシリーズへの熱い思いを語った。一方、シリーズ“初参戦”となった松坂は「皆さんのチームワークがうらやましい。一緒にご飯に行ったとか、そういうお話も全部初耳。それくらい孤独でした」と嫉妬心。クランクアップ当日、岡田に対し“壁ドン”したというが、「すっかり忘れていた…」(岡田)、「ニュースを見て、僕が壁ドンしていないことになっていて(笑)。福士くんの壁ドンのほうが印象に残っているんだなと思った」(松坂)。また、田中は岡田メソッドと称する特訓を「しんどいですよ」と振り返った。『図書館戦争 THE LAST MISSION』10月10日(土)全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年09月16日無人戦闘機ドローンを使った現代の戦争を描く『ドローン・オブ・ウォー』。このほど、対テロ戦争の知られざる真実と“兵士”の異常な日常をリアルに映し出した本作から、主人公のドローン操縦士を演じたイーサン・ホーク、副操縦士を演じたゾーイ・クラヴィッツら、豪華キャスト陣のインタビュー映像がシネマカフェに到着した。アメリカ空軍のトミー・イーガン少佐(イーサン・ホーク)は、ラスベガスの基地に設置されたコンテナ内で無人機ドローンを遠隔操作し、1万キロ余りも離れた異国でのミッションを遂行している。1日の任務を終えると、車でラスベガスの歓楽街を通り抜け、整然と区画された住宅街のマイホームへ帰り、美しい妻・モリーとふたりの幼い子どもとの生活に舞い戻るトミー。こうした毎日が、彼の日常であり、異常な現代の戦争の姿だった…。アメリカ本土から遠隔操作によるドローンを使った現代の戦争は、操縦士自身に危険が及ばない、ターゲットに気付かれずに攻撃可能、だが、罪のない民間人を巻き添えにする可能性が高いという利点と問題を抱えていた。本作では、その恐ろしい実態をあぶり出し、アメリカ国内の“戦地”と“家庭”を行き来するドローン操縦士がPTSDに悩まされる様子を描く。イーサンが演じるトミー・イーガン少佐は、かつて有人戦闘機F-16のパイロットとして、200回以上の出撃を経験してきたベテランパイロット。しかし、現在では、家族の待つ自宅とエアコンの効いた空軍基地内のコンテナを行きする生活を送りながら、クリックひとつで殺害するドローン操縦士の任務に違和感を感じている。上官であるジョンズ中佐(ブルース・グリーンウッド)に実機パイロットへの復帰を懇願するも、トミーのドローン操縦の腕前は高く評価され、受け入れてもらえない。そんな中、過酷なミッションの連続に次第に精神が蝕まれ、アルコールに依存するようになる役どころだ。本作でトミーを支える副操縦士役・スアレス役を演じ、『マッド・マックス 怒りのデスロード』での好演も記憶も新しいゾーイ・クラヴィッツは、そんなトミーのキャラクターを「“箱”に閉じ込められた実戦のパイロット」と評し、「多くの人のように彼も新しい方向性に順応しようとするも抵抗がある」と、職場でのトミーの心情について語っている。一方で、トミーの妻役を演じ、今年のエミー賞ノミネート作品「マッドメン」に出演するジャニュアリー・ジョーンズは、安定した生活の中で愛し合っていた夫が何もできないほど壊れていく様子をもの悲しく語る。イーサン自身も、今回の役どころについて「彼が抱える問題は共感できると思うよ、兵士のプライドの問題だ」と語り、続けて「国や信条のために命を捧げる覚悟でいるが、前線から距離をおいてみると、国のために人を殺していいのか疑念がわく」と、PTSDにとらわれながら葛藤する兵士の心情に言及する。トミーが、自身の人生を取り戻すために選んだ選択とは…?この問題作が問いかける真実を、彼らが語る映像からも確かめてみて。『ドローン・オブ・ウォー』は10月1日(木)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月10日岡田准一、榮倉奈々、福士蒼汰らを迎え、有川浩原作の大人気小説シリーズを実写化する第2弾『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』。こちらの公開を記念して、過去の“実写&アニメ”劇場版『図書館戦争』をファンと振り返る「図書館戦争ファンミーティング カミツレの夕べ」の開催が決定。原作者・有川氏がゲストとしてイベントに出演することが分かった。本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川氏原作の「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。スピンオフ小説や漫画化など様々なメディアで展開されており、2008年4月からは井上麻里奈、前野智昭、鈴木達央ら豪華人気声優陣が集結しフジテレビ・ノイタミナ枠にてTVアニメ化。2013年には、岡田さん、榮倉さん、福士さんに、栗山千明、田中圭ら原作ファン納得のキャスト陣を迎え実写版映画『図書館戦争』が公開、大ヒットを記録した。公開直後から続編を望む声が上がっており、ファン待望の続編となる本作が10月10日(土)より公開される。本作の公開を記念した今回のイベントでは、実写版『図書館戦争』とアニメ『図書館戦争 革命のつばさ』の2作品を上映。実写とアニメのコラボレーションに加え、当日は原作者の有川氏がスペシャルゲストとして出演。実写版映画の佐藤信介監督と辻本珠子プロデューサー、そしてアニメ劇場版の渡邊隆史プロデューサーとともに、図書館戦争の製作にまつわる“図書館戦争マル秘裏話”について語るトークイベントが開催される。さらに、最新作『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』の舞台裏についても語られるかもしれない(!?)とのことなので、ファン必見の内容になるようだ。先日、アニメ版で手塚光を演じた声優・鈴木さんの本作出演が発表され大きな反響を呼んだことからも、原作、アニメ、実写とカテゴリーの垣根を超えて愛されていることが伺える「図書館戦争」。すべての「図書館戦争」ファンが集まる、またとない貴重な本イベントは、図書館戦争KADOKAWA総合サイトにて現在参加者受付中だ。(9月2日(水)23時59分まで)。「図書館戦争ファンミーティング カミツレの夕べ」は9月11日(金)18時より開場予定。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は10月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月26日2013年に公開され、興行収入17.2億円を記録する大ヒットとなった『図書館戦争』。そして、今秋、続編を熱望するファンの声に応えるべく、岡田准一、榮倉奈々、福士蒼汰ら主要キャスト・スタッフが再結集した続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』。このほど、本作の公開に先駆け、10月4日(日)に地上波初放送となる前作、さらに翌5日(月)にはドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」の2本が二夜連続で放送されることが決定した。松坂桃李、中村蒼、土屋太鳳ら豪華な新キャスト陣の参戦が発表され、原作ファンにとっても待望のエピソードとなるドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」。第1作では、不当な検閲から“本”を守るため、武力行使を許された図書隊による命を賭けた戦いのみならず、岡田さん演じる堂上篤と榮倉さん演じる笠原郁のじれったい恋の行方が気になった人も多いはず。スペシャルドラマでは、関東図書基地で図書特殊部隊(通称・タスクフォース)に所属する郁のもとへ彼女の両親が訪れることにより、変化が生じていく堂上と郁の関係性に注目。純朴な2人の心の距離には、胸キュンすること間違いなし!また、新たに公開されたカットからも分かるように、田中圭演じる堂上の同期・小牧幹久と土屋さん演じる小牧の幼馴染・中澤毬江の繊細かつ純粋な恋愛模様も繰り広げられている。さらには、栗山千明演じる柴崎麻子に急接近する中村蒼演じる朝比奈修二、それを複雑な心持ちで見守る福士さん演じる手塚光の三角関係も気になるところだ。図書隊が史上最大の戦い“LAST MISSION”に挑む『図書館戦争 THE LAST MISSION』の公開直前に、主要キャラクターの様々な思惑と緻密なストーリーが折り重なる物語から、いち早く本作の世界観に触れられる、今回の二夜連続放送。単なる恋愛ドラマの枠に留まらないキャストたちのロマンスの行方を楽しめるのも、本シリーズならでは。第1作からドラマスペシャル、そして最新作に繋がるプロジェクトの集大成を期待して待とう。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は10月10日(土)より全国東宝系にて公開。『図書館戦争 LIBRARY WARS』は10月4日(日)21:00より、ドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」は10月5日(月)21:00よりTBS系にて二夜連続放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月24日1941年12月8日の開戦から4年にわたって続いた太平洋戦争。戦後70年となる今年、NHKにて「戦争の時代」を記録した映像を国内外から収集し、最新のデジタル技術を駆使して映像のカラー化に挑んだ「カラーでみる太平洋戦争~3年8か月・日本人の記録~」が終戦記念日である8月15日(土)に放送される。太平洋戦争が続いた4年もの期間、各地の戦場での記録映像を始め、国内の動きを伝えるニュース、庶民が撮影した銃後の暮らしなど、膨大な映像が残されているが、その大半はモノクロである。徹底した色彩考証を行った上で、最新のデジタル技術を駆使して、フルカラーで蘇った映像には、雪のアリューシャン列島での行軍から、熱帯の島々での激戦、戦時下の日常や庶民の表情、そして終戦の日の鮮やかな青空、次の時代に向かってたくましく動き出された人々の姿など、この4年間の日本人の歩みが刻まれている。番組は当時の人々の日記や手記に残された言葉を織り込みながら、カラー映像で太平洋戦争の4年をふり返っており、昨秋放送して大きな反響を呼んだNHKスペシャル「カラーでよみがえる東京」に続く試みとなる。カラー化により、どこか遠いものに感じていた白黒の歴史が、身近で生々しい「今につながる記憶」へと姿を変える。終戦記念日となる15日、カラーで目の当たりにする戦争の風景は現代を生きる私たちの心に何を訴えるのだろうか。「カラーでみる太平洋戦争~3年8か月・日本人の記録~」は8月15日(土)20時~総合テレビにてスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日