IDC Japanは3月17日、国内ITユーザー企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みに関する成熟度の調査結果を発表した。これによると、国内ユーザー企業の約半数が5段階中下から2番目のレベル2(限定的導入)にあることがわかったという。同社は、DXを「企業が第3のプラットフォーム技術を利用し、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデル、新しい関係を通じて、価値を創出し、競争上の優位性を確立すること」と定義している。今回、こうしたデジタル技術活用による企業のビジネス変革の可能性について、「リーダーシップ変革」「オムニエクスペリエンス変革」「ワークソース変革」「運用モデル変革」「情報変革」の5点から調査。DXを推進する従業員1000人以上の企業に所属する、経営戦略の意思決定を承認する部長職以上にある243人に対してWebアンケートを実施した。成熟度の評価は、IDCが開発した手法「IDC MaturiyScape」を基に行われた。IDC MaturiyScapeは、特定のIT環境について、まったく導入していない場合をレベル0(未導入)とし、導入後のユーザー企業の成熟度を、レベル1(個人依存)、レベル2(限定的導入)、レベル3(標準基盤化)、レベル4(定量的管理)、レベル5(継続的革新)までの5段階で評価する。調査の結果、国内ユーザー企業においては、レベル1の成熟度を持つ企業が17.2%、レベル2が45.6%、レベル3が28.7%、レベル4が7.2%、レベル5が1.3%であることが判明した。この結果について、同社は「国内ユーザー企業では、運用モデル変革などをはじめとして、デジタル技術を用いた変革を推進しているが、まだ企業の中での一部分の導入にとどまっており、レベル3が相対的に多い米国と比べると、全社的な取り組みが遅れている傾向」と分析している。ITスペンディンググループマネージャーの廣瀬弥生氏は「ユーザー企業には、DXの取り組みを全社的な動きにつなげるために、CEOによるDXビジョンを明確にしたリーダーシップが求められる」とコメントしている。
2016年03月17日1980年代初めに現社長のピエトロ・ネグラとその妻クリスティーナ・ルビーニの二人によりイタリアで設立されたピンコ(PINKO)。現代を生きる女性たちに訪れる様々なオケージョンに対応出来るようにと構成されたウエア、アクセサリー、シューズ、バッグ等をトータルで提案するコンテンポラリーファッションブランド。同ブランドは、手に届く高級品“アクセシブル・ラグジュアリー”なブランドを目指し、本国イタリアを始め、世界各国に200店舗以上のショップを展開し注目を集めている。国内初のレディトゥウエアの展開となるPINKOのショップは、小田急百貨店ハルク1階に約58.84平米の広さで3月1日にオープン。ショップ内ではレディトゥウエアを9割、ブランドアイコンでもあるアッパーに煌めくスパンコールを散りばめた「ジェムスニーカー」をはじめ、バッグやアクセサリーなどを1割の構成で商品をラインアップする。また、ショップ内には「ストアスタイリスト」と呼ばれる等身大のタッチパネル式デジタルツールを導入。PINKOのルックを店頭からいつでも見られるだけでなく、シーズンのトレンドキーワードごとにルックを眺めることも可能。この「ストアスタイリスト」は世界各国のPINKOショップに採用され、オンラインオフラインの垣根を越えた顧客とのコミュニケーションを図るツールとなっている。3月1日から同じショップで披露される16年春夏のキービジュアルでは、モデルのアリゾナ ミューズ(Arizona Muse)がミューズとして登場し、移り変わる世界で自らの個性を表現するためにファッションを使い、躍動的に成長する女性の姿を自然体で表現。フェミニンでいて官能的、アイロニックで折衷的な現代女性を体現するまさに“PINKO MUSE”と呼べるだろう。また今回、国内初のPINKOショップオープンに際し、30,000円以上購入した顧客先着80名にPINKOからスペシャルなバングル(レッド、ブルー、グリーン、ブラックの4色のいずれか)をプレゼント。なお、PINKOに関する情報は、Instagramにて公式アカウント(@PINKOOFFICIAL)及び、ハッシュタグ(#ShineBabyShine)でも見ることが可能。【問い合わせ先】株式会社PINKO JAPAN電話:03-5778-9861
2016年02月25日米AMDはこのほど、世界初のハードウェア仮想化対応をうたうGPU「FirePro S7150」を発表した。日本国内ではエーキューブが取り扱い、2月下旬ごろの発売を予定する。「マルチユーザーGPUテクノロジー(MxGPU)」を搭載し、最大16ユーザーの同時利用に対応するGPU。複数の仮想マシンからのI/O要求をハードウェアベースで処理することにより、性能を大幅に向上したという。また、高精度/高品質のGPUスケジューリングロジックをユーザーに提供するほか、ハードウェアのメモリ分離ロジックを通じて、ある1つの仮想マシンからほかの仮想マシンへのアクセスを防ぎ、アプリケーションデータの整合性を保持するという。メモリは256bit接続の8GB GDDR5。単精度演算性能は3.77TFLOPS、倍精度演算性能は250GFLOPS。最大消費電力は150W。対応APIはOpenGL 4.4、DirectX 11.1、OpenCL 2.0。対応HypervisorはVMware ESXi 6.0。対応OSはWindows 7 / 8.1、Linux。さらに2基の「FirePro S7150」を搭載した「AMD FirePro S7150×2」も合わせて発表。16GB GDDR5メモリを搭載し、最大32ユーザーまでの同時接続に対応する。単精度演算性能は7.54TFLOPS、倍精度演算性能は500GFLOPS。最大消費電力は275W。
2016年02月03日ジェットスター・ジャパンは1月6日より、就航地全11カ所の空港で国内線のモバイル搭乗券の運用を開始した。国内LCC(低コスト航空会社)としては初のサービスとなる。このサービスにより従来のウェブ搭乗券の印刷が不要となり、受託手荷物がなければ保安検査場を通過して搭乗ゲートに直行することができるため、搭乗手続きにかかる時間を短縮することができる。モバイル搭乗券を利用するためにはまず、航空券を購入後に出発48時間前~1時間前までにウェブ・チェックインまたはモバイルチェックインが必要になる。ウェブ・チェックインまたはモバイルチェックインの際に「スマホにモバイル搭乗券を送る」を選んで、スマートフォンで利用可能な送り先のメールアドレスを指定する。指定したスマートフォンのメールアドレスに届いた「チェックイン完了」の本文中ある「モバイル搭乗券を保存」のボタンをタップし、表示されたQRコード付のモバイル搭乗券の画面右上にある「追加」をタップすると、スマートフォンに内蔵されているiOSの Passbook/WalletまたはGoogle AndroidのWalletに保存される。受託手荷物がなければ保安検査場へ直行し、スマートフォンに保存されたモバイル搭乗券を係員に提示して通過する。搭乗口で地上職員にモバイル券のQRコードを提示してスキャンもらい、最後に機内への搭乗の際に客室乗務員に再度、モバイル券を提示して搭乗となる。6日からのモバイル搭乗券運用は予約人数がひとりの場合のみとなっており、ひとつの予約番号で搭乗者数が複数となる場合は1月中旬より対応を予定している。
2016年01月06日デルは10日、XPSシリーズ初となる12型サイズの2-in-1タブレットPC「New XPS 12」を国内発表した。発売は2016年1月で、価格やスペックなどの詳細は未定。「New XPS 12」は、米Dellが米国向けに発売済みの2-in-1 PC。国内版では仕様が変わる可能性があるが、米国モデルでは3,840×2,160ドットの4Kディスプレイをサポートし、CPUにIntel Core mシリーズを採用する。また、メイン8M、サブ5Mという高解像度のカメラ機能も特徴だ。着脱型のフルサイズキーボードが付属し、タブレット形状に加え、通常のノートPCとしても利用できるほか、本体背面にスタンドを備え単体でも自立する。OSはWindows 10を搭載。各パーツのカスタマイズにも対応する。
2015年12月10日サンローラン(SAINT LAURENT)が12月5日に、東京・表参道に国内初の旗艦店(東京都渋谷区神宮前4-3-10)をオープンする。店内は白のマーブル、アールデコとミニマリズムを基調としたデザイン。売り場面積は1000平方メートルの3フロア構成で、ウィメンズとメンズのレディ・トゥ・ウェア、レザーグッズ、アクセサリーのフルカテゴリーを展開する。また、ストアコンセプト、デザインはクリエイティブディレクターのエディ・スリマンが手がけた。また、オープンを記念して全世界で10点のみの取り扱いとなる「サンローラン サーフボード」(81万5,000円)を限定発売。同アイテムは16SSの「SURF SOUND」コレクションより発表された、ロサンゼルス出身のアーティスト、ルシア・リビシとのコラボレーションアイテムとなっている。なお、デザインは「BABY」と「BABYCAT」の2種類が展開される。
2015年12月01日株式会社arevolve愛知県に本社を置く株式会社arevolve(アルヴォ)は、2015年12月1日(火)に国内初の爪の美容健康サロン「NAIL CLINIQUE(ネイルクリニーク)」をオープンする。アルヴォは、ネイルサロンを20年間運営してきた会社。サロンは、東京と名古屋の同時オープンとなる。「NAIL CLINIQUE(ネイルクリニーク)」「深爪」「噛み爪」「巻き爪」から、「スポーツが原因で壊れた爪」「楽器演奏のために割れた爪」などさまざまな爪のトラブル。ネイルクリニークでは、これらの爪のトラブルをオリジナルの方法で改善する、爪に特化した美容健康サロンだ。これまで、皮膚科・美容整形科・ネイルサロンなどを転々とするしか方法がなかった爪のトラブルだが、ネイルクリニークでは、爪矯正の特許技術など、4万5000例以上の臨床に基づいた高度な技術を確立している。オープニングキャンペーンネイルクリニークでは、現在オープニングキャンペーンを開催中。2015年12月27日(日)まで、通常3,000円(税抜き)のネイルカウンセリングを無料にておこなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】国内初・爪の美容健康サロン『NAIL CLINIQUE』 東京・名古屋に12月1日オープン!特許技術で爪を美しく ~オープニング記念・カウンセリング無料キャンペーン実施中~
2015年11月30日ピエール アルディ(PIERRE HARDY)が、16年3月上旬に国内初となる旗艦店(東京都港区南青山5-5-25)を東京・青山にオープンする。1フロア80平方メートルの店内では、ウィメンズとメンズのエレガントかつグラフィカルなシューズとバッグを中心に展開。オープン時には、60’sポップと70’sフォークスピリットを感じさせるウィメンズと、ピエール アルディのアイコニックなスニーカーセレクションに、同旗艦店限定のカラーバリエーションが加わったメンズの16SSコレクションがラインアップする。
2015年11月14日9月5日、H&Mは大阪・戎橋に国内初のメンズ専門店「H&M エビスバシメンズ(H&M EBISUBASHI MEN’S)」店(大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-4-9)をオープンする。同店は傘下ブランドのウィークデイ、モンキ跡地。向かいに位置する「H&M戎橋店」は3日、ウィメンズ専門店にリニューアルした。地下1階から地上4階の4層構造で、地下1階はアウトドアカジュアルとスポーツウエア、1階は関西初展開の「トレンド」ラインと定番シリーズ、2階はデニムとハイストリートカジュアル、3階はスーツ系のドレスウエアとスマートカジュアルとなる。また、このメンズ店にはコーディネイトをアドバイスする完全アポイント制のスタイルアドバイザーが常駐する。メンズ専門店は全世界で約20店舗、アジアで3店舗あるが、スタイルアドバイザーの常駐店はこの戎橋店がアジア初の試みとなる。アドバイザーは全3名。シフトによるローテーションで店舗に常駐する。同社がメンズ専門店を日本にオープンしたのは「日本の男性がファッションに関心が高いことが分かったため」と同社広報は説明する。「デザイナーズコラボ商品の発売日でも先頭には男性が並んでいるし、郊外店でもメンズの売り上げが伸びている」という。今後の出店計画については「メンズやキッズの専門店出店は当然視野に入れているが、メインとなるのはこれまで通りにファミリー向けの大型店」と話す。メンズ店のターゲットは10代からシニア層と幅広く、中心価格帯はTシャツ1,000円前後、アウター5,000から6,000円、コート1万円台、パンツ2,500円となる。
2015年09月06日スターウッドホテル&リゾートは12月、北海道初進出となる「ウェスティン ルスツリゾート」(北海道虻田郡留寿都村)をオープンする。同リゾートは加森観光が運営する道内随一のスキーリゾート「ルスツリゾート」内に位置する「ルスツタワーホテル」を改装・リブランドしたもので、スターウッドホテル&リゾートとしては国内初のスキーリゾートとなる。今回のリブランドによって、同リゾートは東京、大阪、仙台、京都、名古屋、淡路島にて展開するスターウッドの日本における成長を支えてきたブランド「ウェスティンホテル&リゾート」のラインナップ加わることとなった。質の高いパウダースノーと壮観な自然の地形で知られるルスツリゾートは、年間を通じて人気の高いリゾート地であり、羊蹄山にも近く、千歳空港からバスで90分ほどの距離に位置している。冬季にはスキーやスノーモービル、チューブそり等多くのアクティビティのほか、温泉も楽しめる環境となっている。夏季には景観が自慢の4つのコースでのゴルフや、リゾート内に併設された遊園地、美しい大自然の中でのラフティングやカヌー体験もできる。同リゾートには、最大7人が利用できる客室を含む総客室数210室を備える。全ての客室には、サテンソフトシーツ、ダウンクッション、特許取得のピロートップマットレスを標準装備したウェスティンヘブンリーベッドや、オリジナルのホワイトティーアロエバスアメニティーを採用する。また館内には、ロビーラウンジ、オールデイダイニング、和食の3つのレストランを擁しており、550平方メートルの広さに露天風呂やサウナなどを備えた温泉、会議室、テニスコート、ショッピング施設なども設けている。今回のオープンに対しスターウッドホテル&リゾート・アジア太平洋地区オペレーション・グローバルイニシャティブ担当上席副社長のロタ・ペール氏は、「日本の最北端に位置する北海道のルスツエリアに、ウェスティンブランドを初めて展開できることを大変喜ばしく思います。自然のままの山々の風景や素晴らしい景観は、お迎えするゲストのより健康的な滞在をお約束するウェスティンの核となる哲学に完璧に合致しているのです」とコメントしている。一方、加森観光代表取締役社長の加森公人氏も、「ウェスティンブランドがオープンすることは、日本国内のみならずアジアでも知名度の高いルスツリゾートをより多くの皆さまに知っていただけることになると期待しています。今回のウェスティン ルスツリゾートのオープンを基盤に、長きにわたりスターウッドとのパートナーシップが続くことを心から願っています」とコメントしている。
2015年07月31日成田国際空港はこのたび、日本国内の空港で初めとなる「交通アクセス情報総合ナビゲーション・デジタルサイネージ」を7月30日より設置することを発表した。同サイネージは、主要方面別の時刻表や各交通機関の運行情報等を一元的に表示する大型ディスプレイ(パブリックディスプレイ)と、利用客一人ひとりの目的地となるホテルやランドマーク、駅等までのバスを含めた最適なアクセス手段を検索できる小型ディスプレイで構成。同社の公式Webサイト上でも、サイネージと連携した経路検索サービス「成田空港アクセスナビ」を同時公開する。パブリックディスプレイでは、成田空港発の鉄道運行状況と高速道路混雑状況を切り替え表示。主要地までの鉄道と道路の所要時間を時間帯や交通状況に応じて可変表示する。また、成田空港発の鉄道時刻表と主要目的地行きバス時刻表を同時に表示することも可能だ。一方、交通案内検索システムでは、スーツケースなど大きな荷物を持つ利用客のため、通常検索とは別に「ゆったり経路で検索」モードを搭載。歩く速度を「ゆっくり」に設定することで、乗換回数が少なく、複雑な駅を利用しないように設定するなど利用客に配慮した乗換方法を案内する。また、利用客の目的地となるホテル名やランドマーク、駅名を入力するだけで、最適なアクセス手段と所要時間も案内され、これら検索結果は利用客のスマートフォンへの表示も可能となる。同サイネージは、04:00~25:00まで利用可能。設置場所は、「第1ターミナル北ウイング1階/南ウイング1階」と「第2ターミナル本館1階(Aゾーン/Bゾーン)」「第3ターミナル 2階フードコート脇」で、対応する言語は、日本語と英語、中国語、韓国語となる。
2015年07月23日劇団四季が上演しているミュージカル『ライオンキング』が7月15日、日本公演通算10000回に達した。10000回の大台に達した公演は日本国内ではほかになく、日本演劇史に残る快挙だ。『ライオンキング』は現在、東京・四季劇場[春]と、大阪・大阪四季劇場の2会場で同時上演中だが、当日は両会場で特別カーテンコールが実施された。劇団四季『ライオンキング』チケット情報アフリカのサバンナを舞台に、ライオンの子シンバの成長を通し“生命の連環”という深遠なテーマを描き出す『ライオンキング』は、1997年にブロードウェイで初演され、翌1998年には早くも日本上陸。四季劇場[春]のこけら落とし公演として開幕した。以降、東京公演は開幕から途切れることなく16年以上のロングランを続行、並行して大阪、福岡、名古屋、札幌でも上演されている。この日までの観客動員数は1015万人、出演した俳優の人数は950人。“ミュージカルの王者”の呼称も納得の記録を樹立している。この日の公演では、東京、大阪とも、事前に行った“『ライオンキング』ナンバー人気投票”の上位曲によるスペシャルカーテンコールが行われた。通常のカーテンコールが終了すると、ヤングシンバとヤングナラがステージ上に再登場。ふたりの掛け声で幕が再度上がると、そこには「ライオンキング10000回 2015.7.15」と記された将棋型の大看板と、ライオンキング仕様の高崎だるまが。そのオブジェの前で、『早く王様になりたい』『ハクナ・マタタ』等、作品を代表する人気ナンバーがメドレー形式で披露されていく。最後はキャスト全員が揃い『サークル・オブ・ライフ』を合唱。場内は大きな拍手と歓声に沸いた。東京公演ではラフィキ役の青山弥生が、大阪公演ではシンバ役の南晶人が代表して挨拶、「本日10000回という大きな節目を迎えられましたのも、ひとえにお客さまのご支援があればこそ」と感謝を伝えるとともに、「この10000回は通過点。今後もお客さまへ作品の感動をお届けできるよう、一回一回の舞台を精一杯務めてまいります」と決意を述べていた。チケットは現在、東京公演は12月31日(木)まで、大阪公演は11月29日(日)まで発売中。(c)Disney
2015年07月16日レノボ・ジャパンは30日、同社初となるスティック型PC「ideacentre Stick 300」を日本国内で販売すると発表した。7月下旬の発売を予定し、店頭予想価格は19,500円前後。初回出荷の4,000台限定で、マイクロソフトのオールインワンメディアキーボードが付属する。本体にHDMI出力端子を備え、液晶テレビやPC用ディスプレイのHDMI端子に接続して利用するスティック型PC。CPUにはAtom Z3735F(1.33GHz)を搭載。OSにはWindows 8.1 Update 32bitを採用する。このほかの主な仕様はメモリが2GB、ストレージが32GB。通信機能はIEEE802.11b/g/n、Bluetooth 4.0。搭載ポートはHDMI×1、USB 2.0×1、microUSB×1(給電用)、SDカードリーダーなど。本体サイズはW37.6×D125×H14.5mm。なお、初回出荷の4,000台には、フルサイズのキーボードとトラックパッドが一体化したマイクロソフト オールインワンメディアキーボードが付属する。
2015年06月30日コンバース(CONVERSE)が7月17日、カスタマイズスペースを併設した国内初のシューズ直営店「ホワイトアトリエ バイ コンバース(White atelier BY CONVERSE)」を東京・原宿にオープンする。住所は東京都渋谷区神宮前6-16-5 HOLON-3地下1階、地上1階。同ショップでは、“コンバースのあるライフスタイルをユーザーとゼロから作りあげていくアトリエ”というコンセプトのもと、幅広いラインアップでシューズを展開する他、同店限定のオリジナルアイテムも多数取りそろえる。地下1階にはシューズのカスタマイズスペースを併設。ショップオリジナルのオールホワイトの「オールスター(ALL STAR)」をベースに、アッパーに好きな文字や柄をプリントして、世界に一つだけのコンバースシューズが作れる。さらに、ビンテージライクなオリジナルシューレースや、ニューヨーク発DIYアクセサリー専門店「ブルックリンチャーム(BROOKLYN CHARM)」のアクセサリーパーツを取りつけることも可能となっている。その他、国内外のクリエイターを招聘してのカスタマイズワークショップなども随時展開していく。また、オープニングではイラストレーターのエドツワキ、ブランドディレクターの吉田怜香、アーティストでデザイナーのKiNG、モデルの森星らによる一点もののカスタマイズシューズを抽選販売する。
2015年06月24日ヴェルサーチ(VERSACE)のホームウェアライン「ヴェルサーチ・ホーム(VERSACE HOME)」が7月11日、国内初の直営店を東京・銀座(東京都中央区銀座5-6-13)にオープンする。2階建て、194平方メートルの店内は、メゾンのコンテンポラリースタイルが反映された内装となっている。ホワイトとニュートラルのマーブルやクリスタルなどの贅沢な素材が用いられ、壁にはブランドのアイコニックなモチーフやライトウッドのパネルが施された。ヴェルサーチ・ホームのフルラインアップを展開する同店では、最新コレクションである「ヴィア ジェズ(Via Gesu)」の家具が、リビング、ダイニング、ベッドルームに至るまでトータルで揃う。同コレクションの中心アイテムは、ベルベットのような質感のヌバックレザーのカバーを採用したソファ。アームの傾斜のアングルや背もたれのキルトの部分を形作るシェープラインは、ヴェルサーチの“V”を意識してデザインされたものだ。また、ダイニングテーブルの脚は、ミラノのVia Gesu通りにある創業デザイナー、ジャンニ・ヴェルサーチの家の門構えをイメージして手作業で彫られたもの。その他、クラシックなヴェルサーチのイメージを一新するようなデザインのテキスタイルを用いたアイテム、繊細なジャガードやソフトシルクヴェルベッド、レザーのディテールなどの豊富なバリエーションで展開されるベッドリネン、テーブルウェア、バスローブ、タオルなど、これまで国内では手に入らなかったアイテムが多数ラインアップされる。
2015年06月22日エミレーツ航空(本社: アラブ首長国連邦・ドバイ)は6月11日、日本国内初となる専用ラウンジを成田国際空港に開設した。これでエミレーツは世界6大陸32空港に38カ所の専用ラウンジを抱えることとなるが、その中でも成田にしかないサービスもあるという。どんなサービスなのか、開設初日に体験してみた。○モダンスタイルの中に日本の心を成田には現在、第1ターミナルにANA、大韓航空、デルタ航空、ユナイテッド航空の4社が、第2ターミナルにはJAL、アメリカン航空、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、チャイナエアライン、そして今回のエミレーツを加えて6社がラウンジを設置している。新設されたエミレーツのラウンジはキャセイパシフィック航空の隣にあり、エミレーツのファースト/ビジネスクラス利用者、またはフリークエント・フライヤー・プログラム「エミレーツ・スカイワーズ」のゴールド/プラチナ会員が利用できる。新ラウンジは174席を設けた936.43平方メートルの空間を確保している。エミレーツは現在、関空・成田・羽田~ドバイ線をそれぞれ毎日1便運航しているが、1日1便を運航する空港に対するラウンジにしては、他社に比べてより開放的な広さになっているのではとエミレーツの山崎浩志・成田空港支店長は言う。内装はエミレーツ機内のファースト/ビジネスクラスのエレガントな雰囲気を空港から感じられるよう、中間色のアースカラーを採用。入り口のそばには水のオブジェが設けられており、サラサラとやさしい水音にも安らぎを覚える。イタリア大理石や高品質なイタリアンレザーを使用したソファ、そして、ジュネーブのロレックス製金メッキ壁掛け時計など、ドバイ空港にあるエミレーツのラウンジで採用されているモダンスタイルを踏襲しているが、その中に日本的なスタイルを盛り込んでいるのが特長だ。ラウンジ内には桜や着物姿の女性、城やお寺など、日本の伝統や美を伝えるインテリアが随所に飾られている。○シェフが提供する揚げたて天ぷらもそんな日本ならではの魅力は、ラウンジ内で自由に楽しめるグルメにも表現されている。タブレ(中東風サラダ)やショルバアッダス(レンズ豆のスープ)ような中東料理をはじめ、パスタやステーキなどの洋食、そして、天ぷらや寿司などの和食を提供しているが、特に天ぷらはエミレーツにとってこのラウンジでの提供が初となる。ラウンジにはシェフも勤務しており、揚げたてのサックリとした食感が楽しめる。また、カレーはダールマカーニ(豆カレー)に加えて日本人好みのチキンカレー、さらに、チキンティッカマサラ(チキンのイギリス風カレーソース煮)がそろう。ライスもサフランライスと白米から選べ、そばには福神漬けやラッキョウが添えられているのもうれしいところ。少しずつ盛って、それぞれの味を食べ比べてみるといいだろう。そして、ドリンクはシャンパンやワイン、ビール、リキュール、フレッシュジュースやコーヒーなどをとりそろえているが、今後、日本酒も加わる予定となっている。ラウンジでは無料Wi-Fiサービスのほか、パソコンやプリンターなど各種機器を取りそろえた無料のビジネスセンターも設置している。フライト直前まで仕事ができるほか、旅のプランニングにも有効活用できそうだ。そのほか、ラウンジ内には礼拝堂があり、シャワー施設は混雑を回避できるよう、4つ設置している。加えてトイレに温水洗浄便座を設置しているのも、エミレーツのラウンジではここ成田だけとなっている。エミレーツはラウンジに対してこれまで3億3,000万米ドルを超える投資をしており、今回のラウンジ開設に対しても400万米ドルを超える投資を行っている。成田のエミレーツ専用ラウンジのオープン時間は、17:20~21:20(火・水曜日)、18:00~22:00(日・月・木・金・土曜日)。次回の旅の前には、デザインやサービスで定評が高いエミレーツの日本初ラウンジでゆったりとしたひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。
2015年06月12日クレディセゾンは1日、シード・アーリーステージの国内ベンチャー企業に投資を行う「セゾン・ベンチャーズ」を設立したと発表した。国内カード業界では初のコーポレート・ベンチャーキャピタルとなるという。セゾン・ベンチャーズでは、これまでクレディセゾンがクレジットカードビジネスにおいて培ったリテールファイナンスのノウハウとグループの顧客基盤、革新的な商品・サービス、多種多様な提携パートナーといった資産を活用し、投資先ベンチャー企業の成長をサポートする。主な投資対象は、「金融×IT(Fintech)」の分野で次世代の金融・決済ソリューションの創造に挑戦する意欲的なベンチャー企業、カード会員資産や永久不滅ポイントなど、クレディセゾン固有の経営資源を活用し、日常の生活や消費シーンを大きく変える可能性を秘めたインターネット・モバイル関連のベンチャー企業などとなる。今後は、「変化に対応できるノンバンク」として、クレジットカードをはじめとする多彩な決済サービスの提供、リース事業やファイナンス事業といったノンバンクビジネスの強化、ネットビジネスを通じたフィービジネスの拡大、ASEAN諸国への本格的な参入など、持続的な成長を実現するための基盤構築に向け、ベンチャー企業との連携を強化し、新たな収益源を確立していくという。
2015年06月01日ヴェルサスヴェルサーチ(Versus Versace)が4月25日、青山に国内では初となる直営店をオープンした。住所は東京都港区南青山5-5-4。元ロベルト カヴァリだった場所。2フロア、約300平方メートルの同店は、ブランドにおける最新のショップコンセプトをもとにデザインされた。これはイギリスを拠点に活動するアーキテクトユニット、カーモディ グローク(Carmody Groarke)とドナテラ・ヴェルサーチが提案したもの。最新のアイデアを用いた素材や商品ディスプレイによって、ブランドのアイテムとバーチャルワールドとの関係を表現している。店内には、マットゴールドフレームの半透明ミラーを至るとことにレイアウト。設置されたモニターからはオンラインコンテンツが流される。今後はイベントの開催などを通じて、堅苦しくないライブな雰囲気でショッピングが楽しめる空間を目指していく。
2015年05月01日アディダス オリジナルス(adidas Originals)が原宿に4月24日、国内初の旗艦店「アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ(adidas Originals Flagship Store Tokyo)」をオープンする。住所は東京都渋谷区神宮前5-17-4神宮前トーラス。ベルリン、上海、ソウル、ロンドン、ミラノに続く世界では6店舗目の旗艦店となる同店では、れもんらいふ主宰のアートディレクター・千原徹也をコンセプトクリエイターとして起用。周辺の街並みや文化に根付き、コンシューマーとストリートカルチャーを発信するというブランドの新たなコンセプトが反映された。1階にはストリートカルチャーの発信や体験などを行うためのスペースを用意している。同ショップでは国内最多のバリエーション展開となるフットウエアを始め、ブランドの象徴的なアイテムや原宿の街に合わせてセレクトされたアイテムなど、日本でも最大規模の商品ラインアップを誇る。5月中旬にはオープンを記念して、現代の東京の景観や文化を表現したランニングシューズ「ゼットエックス フラックス(ZX FLUX)」(1万3,200円)を発売。シューズには東京の夜の街並を想起させるネオンサインが施されている。更に、アディダスロゴのブランドネームを都市の名前に置き換えた「トレフォイル トウキョウ ティー」(4,500円)も登場。オープンを記念して制作された限定グラフィックは、写真や画像を用いて自分だけのアッパーをデザイン出来るスニーカーカスタマイズサービス「マイ ゼットエックス フラックス フォトプリント(mi ZX Flux Photo Print)」にて無料で提供される。また、オープンを記念して千原がプランニングを担当するオープニングアクティベーションが開催される。ネオンサインやオフィスの灯りが昼夜を問わず輝き、ストリートの若者に力を与えている東京の街を、「東京の光(過去 / 現在)祭り」というテーマをもとに表現。当日は現代のライトともに、祭りには欠かせない“提灯”が会場を彩る。更に、芥川賞作家の川上未映子が東京の若者の心情を解釈し、店舗の象徴として書き下ろした“マニフェスト”を発表。編集者の伊藤ガビンのディレクションによって、人の動きに応じて動き出すインタラクティブウォールとなって展示される。
2015年04月17日アメリカ・ロサンゼルス発のライフスタイルブランド「ゲス(GUESS)」が3月14 日、日本国内初となる路面店「ゲスシンサイバシ(GUESS SHINSAIBASHI)」を大阪・心斎橋にオープンする。14SSより日本に再上陸した同ブランド。国内の直営第1号店となった「GUESS ラフォーレ原宿」では、店内に過去のアイコニックな広告ビジュアルを設置し、ブランドの世界観を表現している。今回の新店舗はこれまでとは一線を画す、新しいデザインコンセプトが採用された。ホワイトとゴールドのコンビネーションが印象的なトライアングルウォールや、モノトーンでまとめたシックなアクセサリーエリアなどを設置し、開放的な空間を造り上げるという。また、同店のオープンを記念して、「GUESS WATCH」の心斎橋店限定モデルを発売する。展開されるのは同店のコンセプトをそのまま形にしたような、ホワイトとゴールドのコンビネーションが美しい2モデル。アイボリーホワイトが上品な「SUPER OVERDRIVE」(2万7,000円)は、主張しすぎない個性的なデザインがオン・オフどちらのスタイルにもマッチする。一方、「OASIS」(3万2,000円)は、スポーティーなフェイスに、ホワイトとゴールドの装飾が高級感を与えた。なお、「GUESS WATCH」の限定モデルは日本国内のみならず、アジア地域を含めたエリアでも同店のみの取り扱いとなる。
2015年02月26日ティアックは2月12日、KOSSのヘッドホン「SP330」「SP540」「Pro4S」を国内発表した。そして2月14日、東京・中野サンプラザの「ポータブルオーディオ研究会2015冬(ポタ研)」において、その製品発表会を開催した。○密閉性を高めるD型ハウジングの「SPシリーズ」最初に紹介されたのは、SP330とSP540(SPシリーズ)。この2製品について、KOSS社は「1958年にKOSSの設立者であるジョン・コス氏が最初のヘッドホン"SP3"を開発したときのように、革新的な気持ちを持って開発した」としており、まったくゼロの状態から新しいヘッドホンとして作り上げた製品となっている。SPシリーズの大きな特徴がD型のハウジングだ。KOSSの国内代理店を務めるティアックの松野氏によると、密閉型のヘッドホンの再生能力は、密閉された空間のなかで、どのように空気が振動するかで決まってくる。多くのヘッドホンが採用している円型のハウジングでは、耳の形に完全にはフィットしないため、隙間からどうしても音が逃げる。D型のハウジングは耳の形に合わせることで密閉度を高められるという。また、イヤーパッドには低反発素材「メモリーフォーム」を採用。さらに、イヤーパッドの形状にも工夫がなされており、顔の曲面に合わせた高低差が付けられている。D型のシェイプと、このイヤーパッドにより、完全な密閉空間を作り、確実に鼓膜に音を届ける。また、ポータブルヘッドホンであるSPシリーズでは、軽量化も進められている。KOSS社は、都市部などではヘッドホンを使用する時間が長くなる傾向があり、それは今後さらに進むと考えている。SPシリーズの軽量化は長時間の使用でも快適に使用できることを目的としたものだ。ただし、やみくもに世界最軽量を目指すのではなく、あくまでもKOSSの目指すサウンドを実現したうえで軽量化を進めている。松野氏によると、SPシリーズのサウンドは「からっとして低域がパワフルな伝統的なアメリカンサウンド」とのこと。軽量化された新生代のポータブルヘッドホン、SPシリーズでもKOSSらしさは失われていないようだ。○サウンドチューニングに2年かけたスタジオモニター「Pro4S」同時発表されたPro4Sは、スタジオモニターヘッドホン。前述のように、KOSSのサウンドはパワフルな低域が特徴的なアメリカンサウンドなのだが、Pro4Sはそれを封印し、あえてフラットな特性を持つヘッドホンとして開発された。KOSS社ではこのフラットなサウンドを作るのに、チューニングに約2年かけたとのことだ。また、また、サウンドだけでなく、新たに音楽制作向けの機構を2つ搭載している。それが「デュアルエントリー機構」と「デイジーチェーン機構」だ。Pro4Sは着脱式のケーブルを採用しているが(SPシリーズも着脱式)、普通の着脱式と異なるのは、左右のハウジングにそれぞれコネクターを装備している点。これがデュアルエントリー機構だ。音楽制作の現場では機材の位置が常に一定ではないため、このように左右どちらのコネクターにケーブルを差してもサウンドを鳴らせると便利だ。また、2つあるコネクターのうち片方を出力としても使用することができる。これを利用したのがデイジーチェーン機構だ。複数人で同じ曲をモニターする際に便利な仕組みだ。松野氏によると、2~3台までのPro4Sをデイジーチェーンして演奏させることが可能だそうだ。○未発表のBluetoothヘッドホンも参考出展会場ではもう1台、未発表のBluetoothヘッドホン「BT540i」が参考出展された。ベースになったモデルは「ProDJ200」。これに通話など多くの機能を盛り込んだのがBT540iだ。Bluetoothユニットを組み込んではいるが、KOSS独特のアメリカンサウンドは失われていない。NFCに対応しているほか、高音質コーデックのaptXも利用可能だ。バッテリーは約8時間の連続使用が可能となっている。
2015年02月14日グッドスマイルカンパニーは12月5日、鳥取県倉吉市に国内初となるフィギュア工場「楽月工場」を竣工式を行った。竣工式の模様は、動画サービス「ニコニコ生放送」で放送され、グッドスマイルカンパニー代表取締役社長・安藝貴範氏、鳥取県知事の平井伸治氏、倉吉市市長の石田耕太郎氏、マックスファクトリー代表・渡辺氏、鳥取県出身の声優・下田麻美らが出演。MCを声優の白石稔が務め、工場内の案内ツアーなどを行った。「楽月工場」は、鳥取県が漫画やアニメから地域活性化に熱心に取り組んでおり、企業立地への行政支援の手厚さなどのサポートもあることから設立され、グッドスマイルカンパニーは全世界へ純国産、"メイドインジャパン"として商品を発信していくという。国内工場出荷第一弾商品として『桜ミク Bloom in Japan』、第二弾商品として『figma 馬』が発表されている。ここでは、5日に行われた竣工式の模様をレポートしていこう。鳥取県倉吉市は、鳥取県の中部に位置する人口は約5万人の市である。竣工式に出席した安藝社長は倉吉市について「老後に一番住みたい町No.1」と評価し、同じく竣工式に出席した鳥取県知事の平井氏が「老後を約束しますから、ぜひお墓を建ててください(笑)」とユーモアを交えて紹介した。そんなグッドスマイルカンパニー初の国内工場の名前は「楽月工場」。由来について安藝社長は「中国でも工場展開をしているのですが、最初に作った工場名が明月でした。これは中国のチームと日本のチームがいつも同じ月を見ていること、美しいものを一緒に追いかけようということからつけた名前。同様に上海の工場は如月だったので、今回は月つながりで楽月としました」と説明。さらに「私は楽月(らくつき)ではなく、ラッキーだと思っています。ラッキーファクトリーです」と付け加えた。これに倉吉市の石田市長は「楽月というとうさぎが餅をついているイメージ。倉吉には天女伝説があるので、縁があるのかなと思います。グッドスマイルカンパニーさんに来ていただいたことがラッキーですね」と応じた。テープカットが行われた後、グッドスマイルカンパニーのカホタンによる工場内の見学ツアーが開催。解説として、工場長の角田氏と鳥バード氏が同行した。楽月工場でのフィギュアの制作工程は、成形機と呼ばれる機械でフィギュアのパーツを制作するところからスタートする。樹脂を高温で溶かし、金型に流し込んでパーツの形に固めていくのだ。完成したパーツはひとつのかごにまとめられ、ランナーと呼ばれる樹脂の通り道を一つひとつ手作業で取り、表面を磨き上げていく。この時、金型の構造上、必ずできてしまうパーテーションラインと呼ばれる盛り上がった部分も、手で磨いて取り去っていくという。その後は彩色セクションへ移り、やはり手作業で色を塗っていく。エアブラシや筆を用いて塗装した後は、リタッチと呼ばれる修正工程と、目などの細かい部分を描くタンポ印刷工程を経て、人の目で検品し完成品に。作業する席にはすべて局所排気装置が設置されており、削りカスなどを吸い込むことでクリーンな状態を保っているという。また、工場内には、安藝社長の旧友だというアメリカのアーティストが描いた巨大なイラストも描かれており、独特の存在感を放っている。ホビーメーカーであるグッドスマイルカンパニーらしい遊び心といえる。楽月工場は竣工したばかりということもあり、現在はラインのトレーニング中。角田工場長は「楽月工場は港でいえば船に乗った段階で、まだ出稿できていません。早く工場の本格稼働に向けてやっていきたいです。お客様に喜んでいただくフィギュアを作っていくのが使命だと思っています」と意気込みを語っていた。工場見学ツアー終了後、楽月工場の第一弾商品となる『桜ミク Bloom in Japan』と、第二弾商品『figma 馬』がお披露目された。『桜ミクはグッドスマイルカンパニーにとって記念すべき500番目のねんどろいどであり、楽月工場での初生産商品となる。3種類の表情とお花見セットが付属しており、春らしい透明感にあふれたねんどろいどだ。また、お花見セットには倉吉市の名物である「打吹公園だんご」がモチーフに使われている。また、第二弾商品の『figma 馬』は、マックスファクトリー代表・渡辺氏によると「人型のfigmaならどれでも載せて遊ぶことができる」という商品。これまではfigmaでは人型が多かったが、こうした面白いシーンを作れるfigmaをずっと考えていたのだという。いずれの商品も、グッドスマイルカンパニーのオンラインショップで受注するほか、倉吉市のふるさと納税の贈答品としても受注可能。ふるさと納税とは、自治体に寄付金を納めることで、住民税のおよそ1割を限度として全額控除する制度。贈答品(今回であれば桜ミク)がもらえるなどの特典もあり、控除額を差し引くと、かなりお得に入手できるという。最後に安藝社長は、「倉吉市は文化の香りが強い土地。ラインで生産する方が多い土地でもあり、新しい技術を開発するには良い場所です。日本でフィギュアを作っていくのは、ホビー業界にとっても大事な命題で、楽月工場も注目されています。ここからもしかしたら歴史が変わるかもしれません。地域の皆さんと手を組んでやっていきたいですね」と、同社初の国内工場にかける思いをコメントした。グッドスマイルカンパニーの挑戦は、ホビー業界、そして倉吉市に何をもたらすのか。業界の内外から大きな注目が集まっている。
2014年12月29日楽天証券は11月26日、国内初となるMacユーザー向けの国内株式トレーディングツール『MARKET SPEED for Mac』を2014年12月より提供することを発表した。2014年12月にVersion 1を提供開始予定。2015年2月には発注機能を搭載したVersion 2をリリースする予定だ。同社のスマートフォン版トレーディングツール『iSPEED』との連携も可能となっている。当日開催された発表会では、同ツール機能を紹介するプレゼンテーションおよびデモンストレーションが行われた。登壇した同社代表取締役社長・楠雄治氏は「常にイノベーティブなことをやり続けてきた」という同社15年間の歩みを振り返り、その新たな一歩として今回のMac用ツールの開発に乗り出したことを説明した。また、楠氏自身が個人的に長年のMacユーザーであることから「やっと自分のパソコンで取引ツールを使うことができると、嬉しく思っています」と述べた。続いて、同社常務執行役員・矢田耕一氏が同ツールの概要を紹介するプレゼンテーションを行った。同社は2000年5月、業界に先駆けてWindows用のオンライン取引ツールをリリースし、現在は日々20~30万人が利用している。Windows向けには同社を含め国内6社が独自のツールを提供しているが、Mac版は今回が国内初。これまでにも利用者からはMac版を望む声が多く寄せられていたが、iPhoneとのシナジー効果でMacユーザーが増えてきたことや、スマートフォン版との連携も考え、「満を持してMac版を開発しようと決断した(矢田氏)。同社では日本株取引の33.3%をスマートフォン版ツールが占めるまでに利用率が高まっており、先物・FXのツールを含めると、累計ダウンロード数は85万件に上る。総合の口座数が約170万件であること考えると、重複があるとしてもかなり高い数字と言えるだろう。ツールのデモンストレーションでは、同社カスタマーエクスペリエンス部・川合恵太氏とJoen Sangik氏が、12月にリリース予定のVersion 1の機能を披露した。開発にあたって同社が重視したポイントは3つ。従来のWindows版で多く利用されている機能を継承すること、ユーザビリティに対するリクエストを新しい形で提供すること、そしてMacの優れたUIをフルに活用することだ。機能面では多くのユーザーに利用されているチャート画面の情報をより充実させ、市況、ニュース、四季報、株主優待などを一元的に見られるようにした。ユーザビリティでは登録したお気に入り銘柄をひとつの画面で一覧できる「マイボード」機能を実装し、チャートやまとめ板など多彩な表示形式に対応。「このマイボードこそがお客様の投資戦略のスタートライン(川合氏)」という位置付とされ、同ツールを特徴付ける機能のひとつだ。さらに、複数の情報エリアをひとつのウィンドウに格納するスタイルだけでなく、それぞれの情報エリアを独立したウィンドウに分けデスクトップにレイアウトすることが可能。Mission Controlから仮想デスクトップ機能を活用すれば、目的ごとに複数のウィンドウレイアウトをセットし、瞬時に切り替えて使うことができる。トレーディングツールとしての機能ではWindows版で多く利用されているものを組み込みながら、UIはほぼスクラッチでMacに最適化して作られており、ユーザーの使い方に合わせて柔軟な活用が可能になっているという。同社では、今年1月から開始されたNISAの影響もあって、新たに20~30代の若い利用者が増えているそうだ。国内のMacシェアは約10%と言われているが、20~30代に限定すればそれよりも高いと思われる。また、スマートフォンで株式投資を始める利用者も少なくないことから、『iSPEED』の操作性にも近い部分がある『MARKET SPEED for Mac』は受け入れられやすいという読みもあるようだ。『MARKET SPEED for Mac』は、同社に口座を持つ利用者なら無料で利用が可能。対応OSは、Mac OS X 10.10 Yosemite/ 10.9 Mavericksとなっている。同社では口座開設者170万人のうちおよそ10%程度がMacユーザーと想定し、まずは10万件程度のダウンロード数を確保したいとしている。
2014年11月27日LGエレクトロニクス・ジャパンは30日、国内初の曲面型ワイド液晶モニター「34UC97-S」を発表した。発売は10月30日。価格はオープンで、推定市場価格は税別132,000円前後。34UC97-Sは、曲面型IPSパネルを採用した34型液晶モニター。アスペクト比はシネスコサイズの21:9だ。曲面パネル、狭額ベゼルによって、映像への没入感をより高めた。左右が内側にカーブしていることで、視覚移動が少なくなり、目のピント調節の負担も軽減し、自然な視聴環境を実現する。sRGB 99%以上の色域表示が可能で、眼精疲労の原因とされるフリッカーやブルーライトを抑えるモードも搭載。7W+7WのステレオスピーカーとWaves社の音声ツール「MaxxAudio」の搭載により、高音質のサウンドを楽しめる。そのほか、1画面に2つの機器の画面を同時に出力する「Dual Linkup」機能や、付属ソフト「Screen Split」によるウィンドウの自動分割など、作業効率を向上させる多彩な機能を搭載する。本体サイズはW831×D226×H473mm、重量は9kg(スタンドあり)。画面サイズが34型ワイド、解像度が3,440×1,440ドット、アスペクト比が21:9、液晶パネルがIPS方式、視野角が水平垂直とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(最大5,000,000:1)、応答速度が5ms。映像入力インタフェースはHDMI×2、DisplayPort×2。3ポートのUSB 3.0ハブ機能とThunderbolt2×2基を搭載。スタンドのチルト角度が上15度/下5度。VESAマウント100mmに対応。
2014年10月31日LGエレクトロニクス・ジャパンは30日、国内初となる34インチの曲面型ウルトラワイド液晶ディスプレイ「34UC97-S」(アスペクト比21:9)と、デジタルシネマ4Kに対応した31インチ液晶ディスプレイ「31MU97-B」を発表した。価格やスペックなどついては、以下の既報を参照してほしい。「LG、曲面ディスプレイを採用する21:9の34型ワイド液晶ディスプレイ」「LG、多彩な色域をカバーするデジタルシネマ向け31型4K液晶ディスプレイ」。発表会の冒頭で登壇したLGエレクトロニクス・ジャパン マーケティング統括 常務の李起旭(リ・キウク)氏は「日本市場は規模や消費者の高いニーズなど、求められる技術水準が高く、重要なマーケットと位置付けている」と語る。また、「日本市場に対しては、2012年にアスペクト比が21:9のウルトラワイドモニターを投入している。用途、ニーズが多様化するなか、それに寄り添うカタチで進化させた」と述べ、「34UC97-S」や「31MU97-B」が、ユーザーの暮らし、仕事、趣味、学習をより良いものへと変える一助になると自信を見せた。○映像クオリティに加え、ラウンドしたディスプレイ面が特徴的な「34UC97-S」続いて登壇したLGエレクトロニクス・ジャパン プロダクトマーケティングチームの森氏は、各製品について詳しい説明。「34UC97-S」の最大の特徴は、緩やかにカーブを描く曲面型のディスプレイだと森氏。「実際にその場にいるかのような臨場感や没入感を演出」しているとのことだが、発表会の展示で実機を見た限り、その精緻な映像クオリティと包み込むように視界に広がる画面の迫力は確かなものだった。加えて、薄型のベゼルやシャープな印象を醸し出す細身のスタンドなどのデザイン性、高精細な映像には高音質ということでWaves Audio社「MaxxAudio」の採用といったこだわりも。液晶パネルはIPS方式なので、どの角度から見ても色合いの変化が少なく、自然で鮮やかな発色だ。ディスプレイ面が緩やかに弧を描いているおかげで、作業を行う際に眼のピント調整の負荷も軽減するという。また、シネスコサイズの映像を全画面で表示した際に、画面全体に表示されるため(上下の黒帯がない)、一層の没入感を演出してくれる。映像ソースがビスタサイズ(16:9)の場合には、空いたスペースにコンテンツ情報やWebサイトを表示し、「映像+α」の楽しみ方が可能とのことだ。一方、オフィスワークにおいても、「34UC97-S」の3,440×1,440ドットという高解像度は有効と、LGエレクトロニクス・ジャパンの森氏。付属ソフト「Screen Split」を用いて最大4分割までウィンドウを自動分割表示でき、目的のウィンドウを探すといったちょっとした作業ギャップを低減し、作業効率の向上に寄与する。また、DTPや映像編集といったクリエイティブ作業でも、高解像度がもたらしてくれる利便性の恩恵は大きい。「34UC97-S」は、Thunderbolt 2インタフェースによってMacとの接続もアピールしている。○DCI(Digital Cinema Initiatives)規格準拠の31インチ4K「31MU97-B」「34UC97-S」同様、MaxxAudioによる高品質なサウンドを実現しつつ、デジタルシネマ4Kに対応したモデルが「31MU97-B」だ。通常の4K(3,840×2,160ドット)よりさらに高解像度となるDCI規格に準拠した4,096×2,160ドット解像度に対応しているのが特徴だ。多彩な色域もカバーしており、AdobeRGBは99.5%以上、DCI規格のDCI-P3は97%を達成するほか、医療向けの「DCM(DICOM)」のカラーガンマ値にも対応している。ユニークな機能は、印刷でよく用いられるAdobeRGBと、Webコンテンツで用いられるsRGBという異なる2つの色域を、同時に描画する「Dual Color Space」機能だ。紙媒体とWeb媒体、双方のクリエイティブを行うユーザーにとってありがたい機能ではないだろうか。また、ハードウェアキャリブレーションに対応しており(キャリブレーターは別売)、常に最適な色調にメンテナンスできるほか、作業効率向上に寄与する「Screen Split」も搭載されている。
2014年10月31日千葉・鴨川シーワールドが3月1日リニュ―アルオープンし、3DCGを使った国内初の参加型巨大デジタル水槽が誕生するほか、シャチを見ながら食事ができるレストラン「オーシャン」が全面改装オープンすることが27日、明らかになった。今回のリニューアルで、トロピカルアイランド内のイベントプラザが、3DCG映像を用いた国内初の参加型展示施設「サンゴ礁の願い Coral Message」に生まれ変わり、参加型巨大デジタル水槽が誕生。この水槽は、専用の設置端末で描いた魚が幅8メートルの大型スクリーンに映し出され、3DCGの海で泳ぎ出すというもので、種類によって異なる生活場所や行動特性を再現し、多様な生態をゲーム感覚で楽しむことができる。また、日本で唯一シャチの姿を見ながら食事ができるレストラン「オーシャン」が、ロサンゼルスオリンピックなども手がけたデザイナーFERNANDO VAZQUEZ(フェルナンド・バスケス)氏のデザインにより、大幅リニューアル。店内は、砂浜をイメージした空間「BEACH(ビーチ)」、水中を泳ぐシャチを見ながら食事を楽しめる「UNDERWATER(アンダーウォーター)」、洞窟をイメージしたフルサービスレストラン「the CAVE(ケイブ)」の3つのゾーンで構成され、地元食材や海の恵みを味わえるフードコート&本格レストランに生まれ変わる。リニューアルを記念し、3月1日~4月30日に『レストラン「オーシャン」お試し入園プラン』(大人:高校生以上3,300円、小人:4歳~中学生1,900円)を実施。入園料に500円プラスされたプランで、1,200円分の食事券がセットになっている。さらに、3月16日までの土日と、3月20日~31日の春休み期間は、夕暮れ時(17:30~)に行うシャチパフォーマンス『スプリング・スペシャル・パフォーマンス2014』も開催する。
2014年02月27日ジェイアイエヌは、西日本初導入となるレンズ加工のオートメーションシステム「JINS AUTOMATIC LENS LAB.」を店内に設置した、JINS 国内店舗 史上最大の売り場面積となる「JINS 広島本通店」を2013年8月22日(木)にオープンした。オープンにさきがけ、8月22日(木)の10時00分より、同JINS広島本通店にてオープニングイベントを実施。西日本初導入となる「JINS AUTOMATIC LENS LAB.」のデモンストレーションと、オープニングセレモニーを開催した。イベントには地元広島を代表する元広島カープの達川光男氏が”お客様第一号”として、シンガーソングライター・森本ケンタ氏が一日広報部長として応援に駆け付け、新店舗のオープンを盛り上げた。なお、広島県内の店舗では、広島本通店オープンを記念して9月1日(日)まで、1日100本限定で一部の商品を3,990円で販売するオープンセールを実施しているので、こちらもチェックしておきたい。イベントは「JINS AUTOMATIC LENS LAB.」のデモンストレーションからスタート。今回のデモンストレーションでは広島本通り店第一号の来客となった達川光男氏のためにJINS CLASSICのレンズが加工された。レンズを乗せたトレーのバーコードから、機械があらゆるフレーム情報を読み取り、達川氏の視力とメガネのフレームに合った形にレンズが自動加工されていく様子を見て、一日広報部長を務める森本氏は「こういう様子はなかなか他では見られないですよね! あっという間ですね本当に!」と驚きの声をあげた。そして、レンズが出来上がると「あっという間!」と達川氏も驚きの声をあげ、メガネをかけると「このメガネ完璧だ! すごいな! 明日の中継はこれで出ます!」と集まった報道陣に向けて笑顔で語った。続いて11時00分のオープンに向けてオープニングセレモニーが開催。セレモニーの中で、代表取締役社長の田中仁氏から達川氏と森本氏にカープモデルのメガネが贈呈された。達川氏はカープモデルのJINS PCを受け取ると、この日のために購入し、ポケットに忍ばせてきたという真っ赤なブラシを取り出し、髪をかきあげる仕草で会場の笑いを誘った。そして、田中社長から「ものすごくお似合いです。さすが達川さんカープの顔ですね。」と言われると「おそらくお世辞だろうと思いますが、お世辞だとしても嬉しいです! 私が入ったころから帽子も赤、アンダーシャツも赤、スパイクも赤。この赤いメガネがその当時にあったらかっこよかったのに、とちょっと残念ですね」と語った。また、田中社長と達川氏の両者からイケメンは何をかけても似合うと絶賛されると、森本氏は「実は以前からJINS PCを使っていたので、これをいただいて(JINSのメガネが)4つ目です!」と1日広報部長らしく、JINSのメガネを愛用していることをアピールした。最後に達川氏、森本氏、田中社長の3人によるテープカットが行われ、いよいよ店舗がオープン。店舗オープンに駆けつけた先着30人に対して、達川氏、森本氏との記念撮影というプレゼントが行われた。その後、11時00分に店舗がオープン。達川氏、森本氏、田中社長の3人は入口でオープンを心待ちにしていた来客ひとりひとりを丁寧に出迎え、店内は瞬く間に来店者でいっぱいになった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月23日仏コスメブランド『ロクシタン』の国内初の旗艦店『ロクシタン青山本店メゾン・ド・プロヴァンス』が28日、オープンする。同店は、プロヴァンス地方の家をイメージした3フロアで構成されており、特別会員しか入ることのできないVIPルームも完備。通常商品に加えて同店限定の新『ボンメール』シリーズも販売する。【写真】「ロクシタン メゾン・ド・プロヴァンス」VIPルームほか店内や商品同店は、1999年に日本初上陸で開店した青山1号店を、「プロヴァンスのお家」というコンセプトのもと一新。ダイニングルームをイメージした1階には、プロヴァンスの美しい風景を楽しめる大きな窓を模したスクリーンが設置されているほか、2階へと続く階段にはアーカイブとして過去に発売されたロクシタン商品も展示。ドレッサーやバスルーム風のインテリアに囲まれた2階はビューティールームとなっており、女性がくつろげるような空間を演出。ここで購入した商品は、プロヴァンスの家庭では定番のカラフルなタイルをモチーフとした、同店限定のラッピングサービスも有料で受けられる。3階はプライベートリビングルームをイメージしたVIP専用スペース。今回初めて導入された制度で、年間の商品購入額が特定の金額に達すると「CLUB OCCITANIA REINEカード」が贈呈され、その特別会員のみが利用可能。特別なトレーニングを受けたスタッフによるマッサージやティーサービスを無料で受けられるほか、宅配サービスも行なっている。また、9月には新旗艦店として『ヴォヤージュ アン プロヴァンス』 も東京・新宿にオープン予定。プロヴァンス地方の雰囲気が漂う店内で、心安らぐひとときを堪能してみて。
2013年06月28日JR九州は21日、ディーゼルカーに替わる次世代の車両として、大容量高電圧の蓄電池を搭載した電車を試作すると発表した。交流電化方式の蓄電池電車は国内初の試みとなる。同社は蓄電池電車の試作について、エネルギー源を軽油から電気に替え、エネルギー消費効率の向上と環境負荷の低減を図ること、既存の交流電化方式の設備や電車の電気機器を活用し、運行にかかるコストを削減することなどをねらいとしている。今年4月より設計を開始し、蓄電池や電気機器を製作するほか、817系2両編成を改造。電車の床下に大容量高電圧の蓄電池を搭載する。走行試験は2013年から。電化区間から非電化区間への直通運転も行う予定で、電化区間の駅で架線の交流電力を変換して蓄電池に充電し、その電力で非電化区間を走行する。1回の充電での航続距離は約30kmで、電化区間の最高速度は時速120km、非電化区間は時速80km程度になるという。この試験で得られた知見をもとに、蓄電池電車の量産化に向けて検討される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日AIGエジソン生命保険、生保で国内初の新システムAIGエジソン生命保険は株式会社セールスフォース・ドットコムのクラウドコンピューティングをベースに構築した営業支援システムを導入しました。新システムの導入により、複数の保険契約を1枚の書類で申込めるようになり、必要書類数、自署・押印数が大幅に削減されます。3件同時のお申込みの場合は、新契約申込の書類数が半減、押印個所はゼロとなります。営業社員はどこからでも新システムにアクセスできるようになり、外出先でも常に最新の情報に基づいたサービスをご提供することが可能となります。顧客・見込み客向けの統合ポータルサイト、My エジソンとの連携により、顧客が自宅のパソコンで保険設計書の確認や保険契約関係のお手続き・ご照会 を行うことが可能となります。生保で国内初新システムは、生命保険業界では国内初となる、保険契約のお申込みからご契約成立までのプロセスをペーパーレス&キャッシュレスで実現可能にしました。クラウドの活用によりシステム開発期間を平均で60%、ビジネス担当者の要件定義期間を平均で70%短縮し、セキュリティーの強化、「自社保有のサーバーがゼロとなる」ことであらゆるサーバーにかかる費用を大幅に軽減します。
2010年12月02日