「モノづくり大国」と言われる日本。その中でも「エロ」は世界でも有名。そんなアダルト業界で、自らを「えろ屋」と称しAV女優として活躍する一方、小説家としても活動する紗倉まなをホストに、文化やエンタメを支える様々な「クリエイター」をゲストにお届けする、『紗倉まな対談企画モノづくり大国♡ニッポン』。第2回目は、作家でタレントの志茂田景樹さんをゲストにお届けします。■◆小説家になるまでに、20回ほど転職を経験紗倉まな(以下、紗倉):唐辛子のレギンス、すごいステキですね!志茂田景樹(以下、志茂田):ありがとう。これは夏用だからもうそろそろ終わりなんだけどね。紗倉:あ、季節で違うんですね!志茂田さんのTwitterやLINEブログはいつも拝見しているので、今日はお話できて光栄です。志茂田さんは、小説家になるまでにいろんなお仕事をされたとお聞きしましたが、どんな職業を経験されたんですか?志茂田:弁護士や探偵、保険調査員、週刊誌記者、塾講師などいろんな仕事をしましたよ。紗倉:すごい経験値ですね。最初はどんなお仕事をされていたんですか?志茂田:最初は営業職だったから、わりと頭を下げないといけなくて。犬の保険を販売したり英語の辞書を販売したり・・・・・・。営業の仕事の中でも何度か転職していたんだけど、ある日「僕は頭を下げるの好きじゃない」ってことに気がついて(笑)。紗倉:(笑)。なんか違うなと?志茂田:そうそう。売り上げも上がらないし、それならば頭を下げないで済む仕事をしようと思って。そんな感じで、合わないから転職したり、流れで似たような仕事に転職したりで、合計20社ぐらい渡ったかしらね。紗倉:仕事探しはどういう風にしていたんですか?志茂田:求人雑誌もあったけど、新聞広告で探すことが多かったかな。待遇を見て選ぶこともあったし、鉛筆を立てて、芯が倒れたところにしようって決めたこともあったりして。紗倉:えーー!意外と適当なところもあったんですね(笑)。■◆入院をきっかけに小説家を目指す紗倉:そこからなぜ小説家になろうと・・・?志茂田:小説家を志したのは保険の調査員をしていた、28歳の頃。小説雑誌の新人賞の記事を見て、こういう形で作家になる方法もあるのかと知って。「そういえば僕も書く材料があるな、書きたいことがあるな」と気が付いて、小説家を目指そうという気が湧いてきたのが最初のきっかけでしたね。紗倉:このころはまだ思っていただけで、行動には移されていなかったんですか?志茂田:漠然と考えているかんじだったかな。書くようになったきっかけで言うと、入院だったわね。紗倉:え!?詳しく伺ってもいいですか?志茂田:当時、盲腸と腹膜炎を併発しちゃったことがあって。命が危ない状況にもなったんだけど。紗倉:えぇ・・・。志茂田:だけど、手術して入院したら意外と早く持ち直すことができたの。どんどん回復していくから早く退院したかったんだけど、院長に「ここはじっくり養生するように」って言われちゃったから、一か月ぐらい退院できなくて。あとから聞いた話なんだけど、そこはやぶ病院で、ベッドを開けたくないからなかなか退院させてもらえなかったんだって(笑)。紗倉:それはひどい!!志茂田:でも、その時間があったから「そうだ、小説を書いてみよう」という気持ちになったから。入院がなければ今はなかったかもしれない。それで病院で小説を書いて、新人賞に初めて応募したんだけど、それが二次審査を通ったの。だから、2~3年懸命にやったら受賞できるかなと思って。それで、小説家を目指すことにしました。紗倉:そう思うと、やぶ病院にあたったことは結果的にはよかったのかもしれないですね(笑)。志茂田:紗倉さんは、なぜAV女優になろうと思ったの?紗倉:中学生の頃、14歳ぐらいだったと思うんですが、父の留守中に書斎に入ってたまたまビデオを再生したら、AVが流れ始めたんですよ(笑)。志茂田:あら(笑)。紗倉:本当にたまたまだったんで、かなり衝撃的でした(笑)。「こんなふうに裸で表現をしている女性が世の中にいるんだ!」って・・・。志茂田:14歳からAV女優になりたかった?紗倉:まだ見てはいけない年齢のときだったので、その時は思いを封印していたんですが。「然るべきタイミングが来たときにぜひやってみたい」という思いはずっと持っていました。志茂田:中学卒業後はどうしていたの?紗倉:卒業後は、全然関係のない高専という工業系の学校に通っていました。勉強もすごく楽しかったんですが、裸で表現する仕事をいつかしたいという思いが、心のしこりとして、ずっと残っていて。ネットで「AV女優、募集」と適当に検索をかけて今の事務所に応募して、18歳でデビューしました。■◆国語の試験が読書嫌いを生むことも紗倉:志茂田さんは小さい頃から本がお好きだったんですか?志茂田:読書は好きでしたよ。小学生の頃から大人の小説を読んでいるぐらいだったし。と言っても当時は作家になろうという気持ちは全くなかったんだけど。紗倉さんも小説を書かれているけど、文章を書くのは前からお好きだったの?紗倉:それが、実はすごく苦手で・・・・・・。志茂田さん、以前LINEブログで“センター試験”について書いてらっしゃたことがありましたよね。「100人いたら100通りの国語の答えがあるのに、出題者の邪推のせいで答えが決まっていて、その答えを書かないと正解を得られない仕組みになっている」というような内容の。志茂田:これはとても不条理な問題よね。作家は、読者に迎合して本を書いているわけではないと思うの。自分の感性で書いて、それを読者がどう解釈してどう評価してくれるか?ということだと思うのよね。紗倉:作者は読者を意識しすぎた文章を書かなくていいし、読者は自由な感想を持ってもいいということでしょうか?志茂田:そう。感想は各々違って当然。「限られた文字数で感想を書け」と言われたら、だぶって見えるような部分も出てくるかもしれないけど、細やかな感想は人それぞれ違っているはずなの。なのに試験やテストでは、数行で感想をまとめて無理に採点されたり、持って回ったような言い回しの5つぐらいの回答から一つを選ばなきゃいけない。紗倉:おかしな話ですよね。志茂田:その気になれば全部正解のような気もするし、その気になれば全部間違っているような気もする。どれが正解かなんて、決められるわけがないの。僕は、そんな風に試験に出されることによって、文学作品や小説を読むのが嫌になってしまう人が出てくるんじゃないかというのが不安。紗倉:すごく共感したんです。実は私は、まさに志茂田さんが懸念されていた状態になってしまって。それで本が嫌いになっちゃったんです。志茂田:そうだったのね・・・・・・。それはいつ頃から?紗倉:小学生のころにはすでに。国語のテストの「このとき著者はどう思ったでしょうか?」という問題で、私の答えはことごとくバツにされていたんですよ。自分の感性を否定されているようで、本を読むのが嫌になって。感想を書くような作文も嫌で、いけない話なのですが、当時は母親にかわりに書いてもらっていました。志茂田:そういう風に感じてしまった人は、きっとたくさんいるはずなのよね。でもそこから本を書くようになったなんて、すごい心境の変化!紗倉:自分でも信じられないくらいです(笑)。志茂田さんは入院がきっかけで小説家を目指したとおっしゃっていましたが、実は私が文を書くようになったきっかけも入院だったんですよ。志茂田:あら、一緒。なんの病気だったんですか?紗倉:それが、原因は不明のままで。とりあえず安静をとって4日ぐらい入院することになったんですが、入院したらなんだか元気になっちゃって。志茂田:そこも一緒なのね(笑)。紗倉:病院で静かにしていると安心するのか、不思議と元気になっちゃうんですよね(笑)。それで、やることもなく一人ボーっとしていたんですが、ふと「私、今心の中にすごく溜まってるものがあるのかもしれない」と感じて。それで自分の気持ちを爆発させるじゃないですけど、何か言葉に落とし込みたくなって、携帯に文字を打ち始めたんですよ。志茂田:どのようなことを?紗倉:自分の自叙伝のような、小説のようなものでした。一度打ち始めたら止まらなくなって、人様に見せるのも恥ずかしいようなはちゃめちゃな文ではあったんですが、原稿用紙80枚ぐらい打ち込んでました。志茂田:よっぽど溜まってたのね。紗倉:意識はしてなかったんですけど、とまらなくなってしまって・・・(笑)。それで、書けたっていう達成感のようなものから「今まで避けてきたけど・・・・・・私、もしかしたら書くことが好きなのかも!」と思ったんですよ。これをきっかけに文を書くことにすごく意欲的になって、コラムを始めてみたり、ブログやTwitterを更新する頻度も変わっていきました。■◆いつの間にかTwitterが悩み相談の場に紗倉:Twitterと言うと、志茂田さんは現在ご自身のTwitterでお悩み相談をされていますよね。志茂田:そうね。気が付いたらそうなっていたんだけど。紗倉:よく拝見しています!気が付いたらということは、志茂田さんが始めたいと思って始めたわけではなかったんですか?志茂田:もともとは、僕のTwitterに送られてくるリプに対して、「それは同感できますね」とか「それは違うと思います」ぐらいに答えていたのね。そうしたら、いつの間にか悩み相談みたいなリプが送られてくるようになって。それに答えているうちに、習慣になったって感じかしら。紗倉:流れでそうなっていたわけですか!志茂田さんの説得力ある言葉に、助けを求めたくなるんでしょうね。志茂田:紗倉さんは、普段友人の相談にのったりすることはあるの?紗倉:たまにあります!友人の中にも、孤独を感じている子がけっこういるみたいで。志茂田:僕のTwitterでもだけど、心のリズムを壊してしまっている若い人はずいぶん多いのよね。紗倉:私には強く見えている子も、実はさみしい思いをしてるんだなって、意外に思うことがあります。志茂田:仕事柄、性に関する悩み相談をされることも多いんじゃない?紗倉:Twitterで言うとやっぱり性のお悩み相談はよくありますね。でも、私もこの仕事を長年やっているとは言え、技術があるかと言えばそうではないので(笑)。アドバイスも「気合いだ!」とか、「愛だ!」みたいなことで終わっちゃいます。志茂田:あはは(笑)。紗倉:だから、相談にのって的確なアドバイスを送るって本当にすごいことだなと。それに志茂田さんは、誹謗中傷と言うか、心無い言葉もキレイにかわしてらっしゃるじゃないですか!そこがまたすごい!!志茂田:基本的に、その人の状態を受け入れてあげることが大切なのよね。心のリズムを壊してしまっている人には特に。いきなり相手を否定して「こうでなければいけない」なんて言うのは、ずいぶん上から目線になっちゃうし。だから、どんな悩みや意見を寄せられても、いったん相手を受け入れてから「ではどうしたらいいのか」というのを考えていくようにしてます。紗倉:そういった批判の声とか、社会的なノイズみたいなものは、一回自分の中で受け入れてから対応するっていうのが、志茂田さんのスタイルになるんですかね。志茂田:うーん。そういうことになるのかな。紗倉:志茂田さんは、もともと周りからの意見はあまり気になさらない性格だったんですか?志茂田:ううん、気にはしますよ。でも、そのときはそれなりに傷ついても、長く引きずることはないかな。気持ちの切り替えは、子どものころから早かったかもしれない。紗倉:気持ちの切り替え・・・大切ですよね。志茂田:いつまでもそのことに囚われていてもしょうがないものね。紗倉:SNSは特に、そういう心無い言葉が飛び交いやすい場でもあると思うんです。例えばファッションひとつとっても、いろんな意見を持っている方がいるわけじゃないですか。志茂田さんの個性的なファッションをいいと言っていくれる方もたくさんいらっしゃる反面、それを悪く言う方もいる。そのあたりは気にされることはないんですか?志茂田:それは全然気にしない。SNSってそういうもんですし。自分は安全なところにいるから、強気になって何かを言ってくる人が多い訳で。そんな風に誹謗中傷を言ってくる人は無視するのが一番!だけど、気にしてガクッと落ち込んでしまう人は結構いるのよね。紗倉:デリケートな人が多いのかもしれないですね。志茂田:実際に僕のところにも、そのような内容の相談もたくさん届くし。紗倉:実は私もSNSとかの誹謗中傷はけっこう気にしちゃうほうです・・・・・・。志茂田:そういう誹謗中傷を言ってくる人は、実は弱くてかわいそうな人なんじゃないかな。だから、そんな言葉は気にしなくていいのよ。紗倉:志茂田さんにそう言っていただけると、SNSの誹謗中傷なんてどうでもよくなっちゃうのが不思議です(笑)。■◆来年は小説も執筆予定紗倉:憧れの志茂田さんとお話しできて、また一段と書くことへの意欲が湧いてきました。志茂田:それは嬉しい(笑)。これから書きたいことや発信していきたいテーマは決まってるの?紗倉:今まで書いた小説は、自分の仕事のことと家族のことが題材になっていて。身近なところがテーマになってたので、次は違うところに目を向けて書きたいなと思っています。と言っても、今は私のスポンジがカラカラの状態で、何も絞り出すものがなくて・・・・・・。志茂田さんのブログにも書かれていたんですが、旅に出たり、心を豊かにすることを中心にして生活していきたいですね。あとは、本以外の活動になりますが、絵を描いてみたいなとも思っています。志茂田:絵を描くのがお好き?紗倉:はい!すごく好きです。志茂田:どんな絵を描くの?紗倉:水彩画と、ボールペンで書くようなモノトーンが多いですかね。目玉を大きく描くとか、「闇が深い」と言われるような絵がほとんどです(笑)。なので今後は、志茂田さんのように見る人をハッピーにできるような絵も描いていきたいですね。素朴な疑問ですが、志茂田さんはどんなタイミングで絵を描かれているんですか?描きたいなと思ったタイミングで描くとかでしょうか?志茂田:僕が活動している「KSアーティストクラブ」の作品展が年に1回あるので、最近はそのために描いている感じかしらね。締め切りに近いものがないとなかなか(笑)。紗倉:なんだか安心しました。志茂田さんでも、締め切りがないと描けないときもあるんだなって(笑)。志茂田:腰を上げるのに時間がかかっても、好きなものを描いてるから、描き出しちゃえば楽しいの。本も絵もだけど、本当は「書きたいな」という衝動に駆られたときに書くのが1番よね。紗倉:気持ちが高まったときの作品は、勢いが違いますよね。志茂田さんは今後やっていきたい活動とかはあるんですか?志茂田:1998年にはじめた、子どもへの絵本読み聞かせ活動や、それに連動した絵本や児童書の制作は今後も続けたいです。紗倉:ステキな活動ですよね!小説を書く予定はあるんですか?志茂田:この絵本の活動やTwitterの悩み相談をしている間にも、実は書きたいなというテーマが4つほどたまってきていて。来年は1冊、できれば2冊小説を書くつもり。紗倉:わあっ、すごく楽しみです!志茂田:あとは、僕は成り行きを大事にしてるから、成り行きから生まれたものもやっていきたいと思っていて。小説や絵本でなくても、違うところに分岐していったらそれはそれでおもしろいかなって。自分にとっては未知なこともやってみたい。そのあたりは、明確な目標を作るよりも、成り行きが化けてくれるようなおもしろさに期待したいですね。紗倉:私もそれぐらい心に余裕を持たなきゃなあ・・・。今日は本当に、ありがとうございました!(石部千晶:六識/ライター)(渡邊明音/撮影)(KANAKO/ヘアメイク)(ハウコレ編集部)
2017年11月17日浦井健治と城田優がW主演するミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の製作発表会見が11月10日に行われた。ウディ・アレンによる同名映画を原作に、ウディ自身がブロードウェイでミュージカル化した作品の、日本初上演。演出は映画『銀魂』やドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られる福田雄一が手がける。ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』チケット情報映画版はアカデミー賞7部門にノミネートされた、傑作との呼び声の高い作品。1920年代のNYを舞台に、自分の作品がやっとブロードウェイで上演されることになった売れない劇作家が、出資者であるギャングの親玉や、監視役のその部下、ギャングの愛人である大根女優、クセのある俳優たちに振り回されながらも舞台を作り上げていく様を描くコメディだ。「日生劇場(という大きな劇場)でやるということで身の引き締まる思いなのですが、真ん中のふたりがふざける気満々のようで、ちゃんと言うこときいてくれるか……」という福田のボヤきから始まったこの日の会見は、終始爆笑に包まれたものとなった。劇作家のデビッド役である浦井は「僕は福田さんの作品が大好き。福田作品の、みんなで楽しみながら楽しいものを作っていく現場も大好きです。城田優とコメディを一緒に作るのも初めてなので、そこも楽しみたい」と意気込みを真面目に語るも、会見終盤には城田に煽られ、なぜか美輪明宏氏のモノマネを披露する展開に。会場の爆笑を誘っていたが、「僕、この個性豊かな面々のなかで今も右往左往していますが、それがそのままデビッドというキャラクターになっていくんじゃないかな」。城田はギャングのボスから現場に監視役として送り込まれてきた部下、チーチ役。「みなさんに笑顔や勇気や元気を届けらるような、ハッピーなものを作りたい。チーチはクールで怖い感じなのですが、芝居作りにものすごくのめり込んでいく。そのギャップが面白いです。僕も演出家に(意見を)言ったりする面倒臭いタイプなのでそのあたりはチーチと似ているかな」と、自分と役柄の接点を語った。浦井と城田は6年ぶりの共演だが「友だちでもあり親友でもあり同志でもあり戦友でもある」(浦井)とのことで、掛け合いのようなやり取りが続いたが、コメディセンスについては「優の方がある」(浦井)、「狙って笑わせるのは僕だよね。でも天然で面白いのは健ちゃん」(城田)。ふたりがどんなコンビを生み出していくのかにも注目だ。ほかに平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里といった顔ぶれが脇を固める。“キンキン声で才能がないにも関らず芝居の主演を狙う”という役柄の平野が甲高いアニメ声で挨拶をしたり、“プライドの高い主演女優”役の前田が「浦井さんとキスシーンがあります!」と高らかに宣言したりと、それぞれの個性が噴出した楽しい会見に、本番の舞台への期待度が高まった。公演は2月7日(水)から28日(水)まで、東京・日生劇場にて。チケットは11月25日(土)に一般発売開始。その後大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・博多座でも上演される。
2017年11月14日ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の制作発表が10日、都内で行われ、浦井健治、城田優、平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里、演出の福田雄一が登場した。同作はウディ・アレンによって1994年公開の映画を2014年にミュージカル化。劇作家のデビッド(浦井)だが、プロデューサーが見つけてきた出演者がマフィアの親玉だったためにハチャメチャな状況に。実は舞台を愛するマフィアの部下・チーチ(城田優)とともに作品を成功させるために苦労する。ジョークを飛ばすことの多いメンバーに、福田が「2人がちゃんとやってくれるかなという不安が……」と心境を明かすと、城田は「日本語ガワカリマセン……」と返し、波乱を感じさせるスタートに。それぞれが意気込みを語る中、前田が「どうも浦井さんとキス・シーンがございます! どうぞよろしくお願いします」と主張すると会場からは拍手が起こったが、前田は「言ったら赤くなっちゃった」と照れた様子を見せた。キンキン声のマフィアの愛人を演じる平野は福田から「『レディ・ベス』は大変だけどこれはそのまま出来るね」と言われたことを暴露すると、福田は「あんまりそういうこと言わないで!! ダメ!!」と大慌て。また、デビッドの恋人を演じる愛加は「前回『王家の紋章』で(浦井と)共演させて頂いた時に片思いして全く報われず、お姉さんに燃やされてしまう役で」と恋人役となったことに喜ぶと、福田が「ずっと黒焦げでしたよね!?」つっこみ、会場も笑いに包まれていた。作中のナンバーから、浦井による「I’m Sitting on Top oh the World」、城田による「Up a Lazy River」の披露も行われ、大盛況の制作発表だったが、最後に浦井が一発芸をやる流れに。『もののけ姫』に声で出演していた美輪明宏のモノマネを披露すると、共演者陣も「すごい似てるね!!」と驚いていた。製作発表終了後の取材では、互いの歌声を褒めあった浦井と城田。浦井は城田について「喉が違う。高音の最後シのフラットまで出て」と専門的に語り、城田は「安定している。健ちゃんは必ず決めてくる」と称賛した。さらにコメディセンスがある方は? と聞かれると、浦井は「優です」と即答。城田が「狙って笑わせるのは僕です。でも天然で面白いのはこっちです」と浦井を指すと、浦井は「意図的にできません」と苦笑した。しかし、先ほどのモノマネを褒められた浦井は「もう一つやります」とやる気に。『ハウルの動く城』の美輪明宏の「その呪いは解けないよ」というセリフを披露し、城田は「これは本編に入れましょう」と絶賛した。取材終わりには、城田がレポーターに「大丈夫ですか? もっとやばい質問とか。最近恋愛はどうですか? とか」と尋ね、周囲が慌てる一幕もあったが、浦井が強引に「ありがとうございました!」と頭を下げ、場を終わらせた。東京公演は日生劇場にて2018年2月7日から28にち。また、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて3月5日~20日、福岡公演は博多座にて3月24日~4月1日。
2017年11月10日いま注目の若手俳優・志尊淳を主演に迎え、坂木司の痛快ガールズストーリー「女子的生活」をNHKでドラマ化することが決定。NHKドラマ初主演となる志尊さんが、現代社会に生きる、等身大の“女子”を熱演。NHKドラマ10枠にて、来年1月より全4回にわたって放送される。“かわいい女子的な生活”に憧れ、田舎から都会に出てきたヒロイン・みきは、ファッション通販会社に働くOL。でも、ひとつ大きな秘密が。それは、みきがトランスジェンダーであるということ。みきの性別は男性なのだが、見た目はスラリとした美人。しかし、男に興味がなく、好きになるのは女性…。そんなみきのもとに、ある日、同級生だった後藤という男が転がりこんできた。みきの姿に戸惑う後藤だが、ふたりはひょんなことから共同生活をおくることに――。本作は、“戦うヒロイン”の痛快で爽快な物語。ヒロイン・みきを演じるのは、「烈車戦隊トッキュウジャー」「きみはペット」『帝一の國』などに出演し、近日公開の『覆面系ノイズ』ではCDデビューも果たし話題となった志尊さん。今回のオファーを受け、原作を読んだと言う彼は、「現在を生きる自分と同世代のトランスジェンダーの方々が、様々な悩みや不自由さを抱えながら生き抜く、その姿勢に強い感銘を受けました。いままでは彼らのことを知っているつもりでも、全くわかっていなかったと恥じると同時に、どんな逆風が吹く状況でも自己を肯定し、前へ前へと戦い生きるみきちゃんに心を打たれました」とコメント。「誰でも人を愛する気持ちは同じく尊いし、他者を想うことによって成長出来るのだと思います。そのことを伝えるべく、いま自分ができる最大限の努力をしてみきちゃんを演じたいと思います」と意気込みを語り、「とっても前向きで痛快なストーリーに潜む儚く切ない物語。色んな気持ちを抱えている色濃い人物たち。若者たちのリアルを、トランスジェンダーのみきちゃんを通してお伝えできたらと思います。自分にとって、大きな挑戦となる作品です。沢山の方々に見ていただきたい思いでいっぱいです」とメッセージを寄せている。また志尊さんのほかにも、みきの元同級生・後藤忠臣役を「劇団EXILE」の町田啓太。みきの同僚OL・かおり役を「ももいろクローバーZ」の玉井詩織。みきの先輩OL・仲村さん役を『リップヴァンウィンクルの花嫁』『ハイヒール』などに出演する玄理。セレクトショップ店員・ゆい役を『魔女の宅急便』『ガールズ・ステップ』の小芝風花が演じる。ドラマ10「女子的生活」は2018年1月5日(金)より毎週金曜日22時~総合テレビにて放送(全4回)。(cinemacafe.net)
2017年11月07日「テレビに出るようになったキッカケは、師匠の立川談志ですね。談志が生前、『いちばんかわいがってる弟子なのに、なんでこいつがテレビでスターになれねぇんだ』と、ボソッと言ってたと聞きまして。談志が亡くなってから、私が唯一親孝行できなかったことがテレビに出ることだったので、親孝行しようかと」 こう語るのは、情報番組『ひるおび!』(TBS系)のレギュラーコメンテーターを務める、落語家・立川志らく師匠(54)。その歯に衣着せぬコメントが評判を呼び、昨年10月から月〜金曜の毎日出演するという、いまや番組には欠かせない存在に。 「テレビに出ようと決めたのはいいんですが、当初はテレビでやりたいことが自分にはなかったから、事務所から“レポーターはどうですか?”『嫌です』。“クイズ番組は?”『バカがばれるのが嫌』。“ドラマで役者は?”『尊敬している監督以外はやる気がでません』とか(笑)、ワガママ言い放題。そこにたまたま『ひるおび!』のコメンテーターはどうですか?と話がきて『やってみようかな』と」(志らく師匠・以下同) 志らく師匠は’85年10月、日本大学芸術学部在学中に立川談志に入門。’88年、二つ目昇進、’95年、真打ち昇進。東京の落語界で、最も多くの弟子(20人!)を抱えている。また映画好きなことでも有名で、映画監督として日本映画監督協会にも所属。劇団も主宰するなど、幅広く活躍中だ。 そんな志らく師匠が考える、“コメンテーター論”とは? 「たとえば、トランプ大統領の過激な発言を批判するようなテーマだったりすると、ほかのコメンテーターの人たちは“ホント、そうですよね〜”となるんです。だけど私はあまのじゃくで捻くれてるから、その逆から話そうと考える。『ちょっと待ってよ。みんなでトランプをいじめることはないんじゃないの?』と。『トランプを非難してもしょうがないでしょ?悪いのはミサイルを発射する北朝鮮じゃないの?』と」 取り上げるテーマの裏からコメントするのが、志らく師匠流のスタンスだとか。 「みんなが話す方向の逆や斜めから入っていく習慣をふだんからつけているんです。常に逆から行かないとみんなと同じコメントになってしまって面白くもない。ただし、事件や事故のコメントをするときは、さすがに逆からは行けないですけどね」 その発言が、ときにはネット上で批判され、炎上することもしばしば……。 「私は、自分のコメントが非難されてもいいと思ってる。非難する人がいれば、面白がる人もいる。炎上しようが何しようが、視聴者にコメントが引っかからなければ、テレビに出ている意味がない、そう思ってるんです」 志らく師匠がよく使うたとえがある。『10人に好かれるのは偽善者。10人に嫌われるのは悪党。5人に好かれて、5人に嫌われるのが本物』ーー。 「談志にはものすごく敵がいましたが、愛してくれる人もたくさんいた。かつて永六輔さんが、『悪口を言われないヤツは、ろくなヤツじゃない』と言ってましたが、必ずもう一方から悪口が出るほうが健全なんですよ。10人が『あの人はいい人だ』って言ったら、これは怪しい。私も5人から『違うだろ!』と言われても、もう一方の5人から『よく言った!』と言われれば、それでよしと思ってます」 何を言い出すかわからない志らく師匠だけに、番組制作側から“こういうことを言ってはいけない”、あるいは“こういうことを言ってください”という縛りがあるのかと思いきや、「まったくない」そうだ。 「だから本番前の打ち合わせは2〜3分で済みます。そういう意味では毎日がぶっつけ本番。私が何を言うかは誰も知りません。私も自分で何を言い出すかはわかっていない」 志らく師匠は、最後にこう締めくくる。 「いま、梅沢富美男さんがコメンテーターとして重宝がられているのは、世間の代弁者だから。代弁して怒ってくれて、代弁して褒めてくれる。この代弁者としての役割がコメンテーターには必要だと思いますね。ホンネが言える人ってこと」 毎日、ぶっつけ本番の志らく師匠のホンネ発言から、ますます目が離せません!
2017年11月06日城田優が、話題沸騰中の三浦春馬主演ドラマ「オトナ高校」にゲスト出演!“総理大臣の息子で童貞”という役柄で第4話と第5話に登場し、親交の深い三浦さんと制服姿では8年ぶりの共演を果たすことになった。本作は、深刻な少子化問題の打開策として政府が設立した公的機関「オトナ高校」を舞台に、“チェリート”こと30歳のエリート童貞・荒川英人(三浦春馬)ら、異性との性経験がない30歳以上の男女たちが繰り広げる、不器用なオトナたちの“学園ドラマ”。ぶっとんだ設定で話題を呼んでいるが、最近は「童貞処女たちが、ピュアすぎて可愛すぎる」など、“新しい切り口の胸キュン”や、登場人物たちの成長を応援する声が急増中。また、厚生労働省が2015年に行った「出生動向基本調査」で、実際に性経験のない30代独身男性は25%以上、30代独身女性は30%以上…というデータがあることから、「ありえないと思ったけど、リアルかも」という声も。放送開始前は「親と見られない」という意見も多かったものの、逆に家族や友だちと見るべき“リアルな恋愛指南ドラマ”として注目を集めている。そんな中、城田さんが演じる岩清水叶は、“王子”の異名をとる30歳童貞男子。オトナ高校設立までの道程を描くスピンオフドラマ「オトナ高校エピソード0」(AbemaTV・ビデオパスで配信中)でも存在が囁かれていた“総理の童貞息子”だ。このたびめでたく(!?)「息子を真のオトナに成長させたい」という総理の願いが忖度され、遅ればせながらオトナ高校に入学。ところが彼ときたら、御子息パワー全開で大暴れ!百戦錬磨の教師陣を次々と論破するわ、校則はガン無視するわ…と、学校の風紀を乱しまくる。岩清水の登場で激震が走るオトナ高校に、ますます目が離せなくなりそうだ。■「春馬のことが大好きなんです」――三浦春馬との再共演に大喜び!『ROOKIES』(’08)での学ランをはじめ、数々のドラマで制服を着こなしてきた城田さん。今回、三浦さんとは2009年放送の「サムライ・ハイスクール」以来となる“制服共演”を果たす。「制服を着るのも、春馬と“学園ドラマ”で共演するのも久しぶり。だから、懐かしさを感じています。30歳を超えた男ですけど(笑)、制服を着ると何だか若返った感覚にもなる!気分が上がって、撮影していても楽しいです」と城田さん。ちなみに、三浦さんとはプライベートでも一緒に食事をしたり、時々連絡を取り合ったりする仲ではあるが、共演自体は3年ぶり。久々の芝居合戦を心から楽しんでいる様子で「春馬を初めて見たのが『地球ゴージャス』の舞台。当時『すっげぇ俳優が出てきた!』と思っていたんですけど、その印象はいまも全然変わらないですね。落ち着きと茶目っ気を併せ持っているし、責任感も向上心もある!そんな春馬のことが僕は大好きです」と、目を細めてコメント。実は今回、城田さん演じる岩清水はピアノ一筋という役どころ。現在放送中の「トットちゃん!」でも演じており、来年公開の新作映画でも演じるという城田さんは、「昔、特技はピアノと言ったのが独り歩きしちゃって、高度な演奏を求められるんですよね。でも、実はそこまでは弾けないんですよ(苦笑)。説得力に欠けるしなぁ…と、オファーをいだいたときは悩みました」と激白。そんな城田さんの背中を押したのが、ほかでもない三浦さんと、2011年に「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」で共演してから大の仲良しだという黒木メイサの存在だったそう。城田さんは「正直なところ、三浦春馬と黒木メイサが出てるからオファーを受けた、という部分もあるんです。それくらい、2人には強い友情と信頼感を覚えているんです」としみじみ。偶然か否か、第5話では“友情”がキーワードに!リアルな友情も反映された(!?)胸熱展開、ぶっ飛んでるけど心に刺さる名言続々の本作。城田さんも「現代社会に斬り込んだドラマ」と評する本作に、引き続き注目していて。「オトナ高校」第4話は11月4日(土)23時05分~、第5話は11月11日(土)23時05分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日高良健吾と城田優を主演に迎え、伊坂幸太郎のベストセラー小説を連続ドラマ化する「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」。このほど、本作の最新メイキング映像が公開された。『アヒルと鴨のコインロッカー』『重力ピエロ』『ゴールデンスランバー』『グラスホッパー』など、これまで数多くの名作が映画化されてきた伊坂作品だが、連続ドラマ化は今回が初めて。老若男女問わず幅広い原作ファンも注目の本作最大の見どころは、多額の借金を抱えた5股男を演じる高良さんと、謎の組織から見張り役として送り込まれたヒロイン役の城田さんという凸凹コンビが、テンポよくトップギアで繰り広げる会話劇。今回、5人の恋人たちに別れを告げる主人公・星野一彦を演じる高良さんと、“規格外のヒロイン・繭美”を演じる城田さんによる、撮影の裏側を濃縮したメイキング映像が公開。なんと本作は冬の設定ではあるもののの、クランクインは真夏。そのときの様子をはじめ、星野が涙ながらに食す謎の“ジャンボラーメン”や、繭美の無駄にカッコよすぎる(?)アクションシーンなど、見どころが盛りだくさん。城田さんは全編女性役で、真夏にもかかわらずコートを着込んでいるほか、高良さんとの撮影合間のオフシーンなども満載。そしてラストは、謎のコスプレラインナップ紹介など、本編が待ちきれなくなる映像となっている。「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」は2018年、毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全6話 ※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年10月30日人気コミックを実写映画化する『亜人』で、城田優と川栄李奈が“身長差40cm”のバトルに挑んだ。2人を直撃すると、「川栄さんを壊しちゃいそうで怖かった」(城田さん)、「城田さんの背中に乗ったりすると、『でかっ!』って。大きさを実感しました」(川栄さん)と楽しそうな笑顔。迫力の肉弾戦をふり返るとともに、役者業のモットーを語り合ってもらった。命を繰り返す新人類=“亜人”だとわかった青年・圭(佐藤健)が、亜人最凶のテロリスト・佐藤(綾野剛)との壮絶な戦いに巻き込まれていく姿を描く本作。城田さんは、佐藤と行動をともにする亜人の田中役。川栄さんは、亜人でありながら、亜人管理委員会のトップを務める戸崎(玉山鉄二)のボディガードを務める下村泉役を演じており、対立する立場の田中と泉は激しいバトルを繰り広げることとなる。城田さんは「やっぱり小さいね」、川栄さんはその言葉を受けて大笑いをするなど、当人同士もその差に驚きつつ、楽しんでいる様子。新感覚のアクションが炸裂する本作のなかでも、2人が真正面からぶつかり合うシーンは、インパクト大。圧巻のシーンとなっている。城田さんは「やるからには本気でやりたい。でもこちらは体も大きくて、力も強いのに、相手は女の子で、しかもこんなに小さくてかわいらしい子。大変でした」と葛藤もあった様子。しかしながら、川栄さんが主演を務めた舞台「あずみ 戦国編」を観ていたそうで、「アクションがうまいことはわかっていました。お芝居もうまいと思っていたので、今回の共演もすごく楽しみだった」とワクワクした思いを明かす。川栄さんは「城田さんは大きいので、安心感があって。何をやっても大丈夫だという気持ちがありました。私はチビだし、城田さんの方が大変だろうなと…」と城田さんを気遣う。「実際に城田さんとお会いして、背中に乗ったりすると『でかっ!』て(笑)。大きさを実感しました。この並びだけを見ると、完全に私が負ける。アクションチームの方が、私が城田さんの背中に乗ったり、関節技を入れたりなど、体が小さいからこそできる技をたくさん入れてくれたので、それがよかったなと思います」。その言葉通り、話し合いを重ねるなかで大事にしたのが、“体格差を活かした戦い”を見せるということ。城田さんは「こちらは大振りで当てに行く。でも川栄さんはすばしっこく逃げて、後ろからダメージを与えてくる。アクションチームが優秀で、すべてをわかりやすく説明してくれるんです。とてもやりやすかったし、それだけにやりがいもあって、本当に楽しかった」と述懐。川栄さんも「私は映像でこんなにガッツリとアクションをやるのは初めて。大変でしたが、とても楽しかったです」と声を弾ませる。城田さんが「バトルのシーンは2日間、朝から夜中までやっていました。後半は記憶がないくらい。ボロボロです」というように過酷な撮影となったが、それだけに絆は深まった。城田さんは「本番は本気でやらせてもらいました。川栄さんは飲み込みも早いし、すごく動ける女優さん。2日間を一緒に乗り越えて、川栄さんが相手で本当によかったと思えたし、息も合っていたんじゃないかな」とニッコリ。川栄さんは「私は以前、城田さんの舞台『ファントム』を観に行かせていただいたことがあって。それまで私は舞台を観て泣いたことがなかったんですが、その舞台で号泣してしまったんです。城田さんはすごく好きな俳優さんだったので、一緒にお芝居できてうれしかった」と告白。今回の共演を経て、「すごく優しい方」とまるで兄妹のような信頼感を見せる。明るい笑い声とともに、生き生きと話す姿からも仕事への充実ぶりが伝わる2人。しかし城田さんは「僕の20代はダサかった。プロ意識が欠けていた」と自分にダメ出し。「20代の頃は、同じドラマの撮影期間でも平気で太ったり、やせたりしていた。ドラマ『 ROOKIES (ルーキーズ) 』 をやっていた頃は、芝居がメインじゃなくて、自分がメインだという意識が若干あって。とにかくダサかった」と苦笑いで、「30代に入る頃にやっと、それではいけないと気づいた。それからは自分に『これでいいのか』と問いかけるようになりました。いつでも自分という審判が見張っているわけですから、つらいですよ」と俳優業への姿勢に大きな変化があったという。「つらいけれど、楽しい」といまの心境を吐露。「『100点をとったら終わり』とよく言いますが、本当にそう思います。毎日『もっとできる』と悔いしか残らない。でもそう思わなくなったら成長も止まる。それは歌、ダンスにしても同じです。役者としては新しいことをどんどん吸収しなければいけないし、常にハングリーでいたい。役者をやるのはそんなに簡単なことではないと、やっと気づけたんです」と意欲をみなぎらせる。川栄さんは「私は『女優になる』と言って2年前にAKB48を辞めたので、前に進むしかない。色々な作品に出させていただけて、すごくうれしいです」と前進する意気込み。「いつも低姿勢でいるようにしているんです」と意外なモットーを明かすが、「やっぱりAKBから来た人が、色々な作品に出たりするのって、ほかの女優さんや俳優さんからしたら、あまりいい気分がしないのかな…と。女優さんをやらせていただくようになった頃は、“元AKB”という目で見られることも多かったので、なるべく低姿勢でいるようにしている」のだとか。すると城田さんは「芝居が全部、証明してくれる!だからいま、こんなに引っ張りだこなんだから」と熱いエールを送っていた。(text/photo:Orie Narita)■関連作品:亜人 2017年9月30日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「亜人」製作委員会 (C) 桜井画門/講談社
2017年09月29日高良健吾が“5股”借金ダメ男を、城田優が異色の“ヒロイン”を演じる、伊坂幸太郎原作のWOWOW「連続ドラマWバイバイ、ブラックバード」。このほど、その“グッド・バイ”ストーリーの一端が明らかになる特報映像が公開された。伊坂作品初の連続ドラマ化として注目を集める本作。惹かれた女性すべてと付き合ったことから5股をかけてしまい、5人の女性たちに別れを告げることになる主人公を、世代きっての実力派の高良さん、そのお目付役となる規格外の“ヒロイン”を城田さんが演じている。このほど、不思議な縁で出会う2人をとらえた初映像がついに公開。まずは、頭から布袋をかぶせられ、両手を縛られた3人の男が薄暗い空間で佇むシーンからスタートする本映像。その布袋がはぎ取られると、殴られた顔があらわに…。不安に怯える表情を見せる男は星野一彦(高良さん)。隠し撮りした女性の写真ファイルを乱雑にめくりながら、「5股とはすごいねぇ、びっくりだよ」とトリッキーな表情で星野に毒づくのは、お目付役の怪女、繭美(城田さん)。なんと「身長3m、体重200kg」と言ってのける。そして、謎に包まれた“あのバス”。囚われた5股男・星野の最後の願いとはいったい…!?気立てのよさそうな笑みが印象的な星野、妖艶な横顔のシルエットがさらなる想像を掻き立てる、繭美。ジャズが流れ、異国情緒漂う幻想的な風景は、ロードムービーを彷彿とさせる映像となっている。本作で監督を務めたのは、『ひゃくはち』(’08)で映画監督デビュー、2012年公開の『宇宙兄弟』が大ヒットとなり、昨年は夭折した天才棋士・村山聖の生涯を描いた『聖の青春』が各映画賞を席巻した森義隆。本作について、森監督は「一ファンでもある伊坂幸太郎さんの傑作小説をお預かりし、プレッシャーはありました」と明かしながらも、「『こんなに面白い物語、どう撮っても面白くならないわけがない』と開き直り、主演の高良健吾、城田優とともに、どっぷりと伊坂ワールドに浸かり切った2か月間は、本当に創造的で楽しい時間でした。2人の才能が生み出した“5股男”星野と“怪物女”繭美は、他のドラマでは絶対に出会うことができないと断言できるほど、痛快無比で、個性的で、魅力的な凸凹コンビになったと思います」と、高良さんと城田さんの化学反応に太鼓判。さらに、“別れ”の物語である本作について、「“別れ”のときに訪れる、悲しさとも、寂しさとも、切なさとも形容できない感情は、人生というものの答えでさえあるかもしれません。5股男と怪物女のお別れ珍道中を通して、人生のヒントがたくさん詰まった、宝箱のようなドラマに仕上げたいと思います。伊坂先生。原作よりも面白いドラマになってしまうかもしれません!(汗)」と、自信を込めて語っている。「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」は2018年、毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全6話 ※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年09月09日“にほんのれきし”をテーマに贈る今年の「FNS27時間テレビ」。この度、番組内で放送されるドラマ「源氏さん! 物語」に、俳優・城田優が主演を務めることが決定。絶世の美男子と呼ばれる主人公・光源氏を演じる。時は平安。“モテない”ことが笑い話で済まされない平安貴族は、妻を多く娶ることが“権力”だった。そのたぐいまれなる高貴な生まれと、比類ない美貌でもって“宮中一の色男”とうわさされていた光源氏(城田優)だったが、彼には誰にも言えない秘密が。実は“女性経験ゼロ”だったのだ。年上の未亡人でちょっとクセのある六条御息所、地味で可憐で男心をくすぐる夕顔、年増でありながら特殊な愛の形をはぐくむ源典侍、純粋無垢な紫の上、幼い頃から憧れる初恋の藤壺…と周りには魅力的な姫君がいっぱい。にも関わらず、女性経験ゼロの光源氏。さらに、宮中でいろいろな女性に手を出していると嘘をついてしまったため大ピンチに。“そろそろうそも限界にきている…”押し寄せるプレッシャー、一刻も早く童貞を捨てなくてはならなくなった光源氏は、陰陽師の空斎、その弟子・美琴に相談し、ある作戦に一縷の望みをかける。それは、別の時代から指南役を召喚するという破天荒な策で…。総合司会・ビートたけしとキャプテン・村上信五(「関ジャニ∞」)のタッグで注目を集める「FNS27時間テレビ にほんのれきし」。今年はバラエティー、ドラマ、情報、スポーツ、アニメと縦横無尽にジャンルをわたって“にほんのれきし”を掘り下げていくが、中でも本格時代劇ながら現代語を用いて新たな視点で描いた「新感覚時代劇」ということで期待がかかる時代劇ドラマが話題。すでに、バカリズム脚本の戦国ドラマ「僕の金ケ崎」、幕末ドラマ「私たちの薩長同盟」が発表されているが、このほど平安ドラマ「源氏さん! 物語」の製作が決定。紫式部の「源氏物語」は、貴族きらびやかなりし平安時代にひときわ際立つ美貌をもった王子・光源氏を主人公に、恋愛、栄光と没落、政治的欲望と権力闘争など、平安貴族の悲喜こもごもを描いた恋愛長編小説。数々の姫君を翻弄した希代のモテ男・光源氏だが、本ドラマでは「5→9~私に恋したお坊さん~」の脚本家・根本ノンジが、「もし光源氏がまったくモテないダメダメ草食男子だったら?」という設定に改変し、千年以上前に書かれた「源氏物語」を大胆にアレンジして放送する。そんな“新感覚源氏物語”で華やかで美しいだけでなく、ちょっとトホホで人間味のある新たな光源氏像を体現するのは、ミュージカル「エリザベート」で第65回文化庁芸術祭・演劇部門で芸術祭新人賞、第23回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞するなど実力派俳優として評価を高める城田さん。「主演なので、責任を持って視聴者の皆様に笑顔を届けられるように、現場でも笑顔の絶えない時間の中で、素敵な作品を作れるように、精いっぱい頑張ります」と意気込みを語った城田さんは、「歴史や時代物に硬いイメージを持っている方も、元々歴史が好きな方も、フィクションとして楽しんで観ていただける脚本になっていると思います」と本作についてコメント。また、「時代を超えた、女性の口説き方講座も、お楽しみに(笑)」見どころを明かしている。「FNS27時間テレビ にほんのれきし」は9月9日(土)18時30分~10日(日)21時24分までフジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月19日俳優の城田優(31)が5日、Twitterで自身が出演したテレビドラマ『花ざかりの君たちへイケメン♂パラダイス』を懐かしむコメントをし、話題を呼んでいる。 『花ざかりの君たちへイケメン♂パラダイス』は2007年にフジテレビ系で放送された中条比紗也氏の漫画が原作のドラマ。今年2月に芸能界を引退した堀北真希演じる芦屋瑞稀が憧れの高跳び選手・佐野泉(小栗旬)を追ってイケメンだらけの男子校に女であることを隠して入学するという学園ラブコメディだ。城田は佐野泉の高跳びでのライバル・神楽坂真言を演じていた。 Twitterで城田は《あれから10年ですかそうですかどうりで歳取るわけだ》としみじみと呟いているが、特にファンを熱狂させたのがそのあとの《まぁ、10年経っても私、神楽坂は"佐野泉"一筋です。あの、初めてのチッスが忘れられません、、、》という文言。 「チッス」といえば、高跳びを辞めた佐野に何かとつっかかっていた神楽坂が酔っ払った佐野にキスされ、口を押えて固まるシーン。ツイートに対し、「あのファーストキス私も忘れられないです笑笑笑」「神楽坂が乙女になった瞬間が印象的だった」など、例の“チッス”シーンを思い出す人が続出。同ツイートは7日23時時点で4万6千リツイート、14万1千件のお気に入りを獲得している。 更には城田のツイートに《#花君10年後SPやっちゃいますか》というハッシュタグがついていたことから「10年後の君たちへ、観たいです!」「ぜひスペシャルを!」といった続編を待ち望む声も多く寄せられた。このハッシュタグをつけて「寮長の水嶋ヒロ大好きだった」と懐かしんだり「平愛梨と桐谷美玲出てたんだ!」と改めて豪華キャストに驚いたりするファンも多く、さながら花君ファン同窓会の様相を呈している。 この凄まじい反応を受けてか、翌日6日には城田は自身のインスタグラムに「愛しの佐野泉くんと」と10年前の小栗旬との秘蔵写真を公開。「花君10年後SPやっちゃいますか」というハッシュタグについては「#これはおれが勝手に作ったものだから#期待させちゃってごめんね」と詫びた。
2017年07月09日人気コミックの実写ドラマ化「きみはペット」の完成試写会が3日(金)都内で行われ、入山法子、志尊淳、竹財輝之助、柳ゆり菜が出席。志尊さんは節分の日にちなんで“鬼”ならぬ“犬”のつけ耳で豆をまいた。サプライズでキャスト全員に豆と鬼の角のカチューシャが渡されるも、劇中でペット役の志尊さんだけは何故か犬のつけ耳だった。志尊さんは「確実におかしい!しかもこれ劇中でつけたやつ」と苦笑いも、会場のファンからは「可愛い!」の大合唱。「どんなテンションでつけたらいいのかわからない」と戸惑いつつ、志尊さんは犬のつけ耳姿で豆をまいた。累計発行部数420万部を記録した漫画家・小川彌生による同名コミック、2度目のドラマ化。高学歴&容姿端麗のキャリアウーマン・スミレ(入山さん)と謎のペット志望のイケメン男子・モモ(志尊さん)との奇妙な同居生活を描く。志尊さんは「原作を読んで“おお!”って正直思った。これをやるのは大丈夫かなと色々な“おおー!”が出ました」とペット役に不安だったようだが「撮影期間は『きみはペット』漬け。スミレちゃんに対する気持ちに追い詰められて、最初は法ちゃんとも仲良く話していたけれど、バチバチな関係になるにしたがって法ちゃんとはほとんど喋らなくなった」となりきりぶりを報告した。入山さんは「『おはようございます』と『お疲れ様でした』しか話さなかったよね」と頷くと、竹財さんも「バチバチのときは現場の空気が悪くてやりにくかった」と撮影中の険悪ムードをぶっちゃけだ。それに志尊さんは「普段は仲がいいんですよ!昨年末もこのチームで忘年会をしましたから」と不仲説を一蹴し「大丈夫だよ、輝ちゃん」とスマイルを送っていた。「きみはペット」は2月5日(日)からFODにて20:00より毎週2話ずつ先行配信のほか、2月6日(月)よりフジテレビにて毎週月曜初回26:35スタート。(text:cinemacafe.net)
2017年02月03日城田優、蘭寿とむ、大原櫻子、マルシアらエンターテインメント界の豪華キャストが集結した、演劇ユニット「地球ゴージャス」プロデュースの「The Love Bugs」。この度本作のDVDが12月7日(水)より発売されることが決定した。岸谷五朗と寺脇康文による「地球ゴージャス」は、2人以外のメンバーを固定せずに、ゲストを迎えて公演するスタイルをとっており、これまでに全13作品を上演している人気演劇ユニット。今回DVD化されるのは、14作品目となる最新作「The Love Bugs」。本作は、人間の住む世界の隣の「小さな世界」から人間たちに贈る、奇想天外でファンタジックな「命」と「愛」のストーリーとなっている。メインキャストには、城田さんや元宝塚のトップスターである蘭寿さん、歌手・女優として活躍する期待の新星・大原さんらを迎え、今年1月9日(土)から東京、名古屋、福岡、大阪で上演された。そして今回のDVD発売に伴い、岸谷さんと寺脇さん、城田さんの3人が作品について語る特典映像の一部が公開!ビール片手にモニターを観ながらざっくばらんに語り始める3人が映し出される映像。目の前にあるお寿司をつまみながら、終始リラックスした様子でトークは展開され、各々モニターに映る歌唱シーンや、激しいダンスシーンを観て、褒め合ったり、ハデな衣装に関してツッコミを入れたりと冗談を語る場面も収録されている。さらに、DVDには「The Love Bugs」公式フォトブックレットも封入特典として封入されている。地球ゴージャス プロデュース公演 Vol.14 「The Love Bugs」DVDは12月7日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2016年11月17日俳優の志尊淳が8日、東京・新木場STUDIO COASTで行われたクリープハイプのライブ「クリープハイプの日」にサプライズゲストとして登場した。志尊淳が出演している日本テレビ系のドラマ『そして、誰もいなくなった』が、11日で最終回を迎える。同ドラマの主題歌「鬼」を歌っているのが、若者からの支持を得ているバンドのクリープハイプで、同ドラマで五木啓太役として出演している志尊淳が、彼らのライブにサプライズで登場した。ライブ前には報道陣の取材に応じ、クリープハイプの魅力について「主題歌の『鬼』は、ドラマの世界観とすごくマッチしているというか、"すげえな!"と思いました。独特の怪訝な感じというか、妙な感じのままストーリーが進むというか、イントロになるとテンションが上がるんです」と熱く語った志尊。クリープハイプのライブに出演が決まった時は「嬉しさはもちろんありましたが、不安の方が強くて『誰だこいつ?』とならなければいいんですけどね(笑)」と不安そうだったが、「役者の友だちもクリープハイプさんのファンが多いので、本当に今日のライブは楽しみでした」と期待を寄せていた。サスペンス要素満載でスリリングに物語が進んでいく同ドラマ。撮影現場は物語とは異なるようで「全然違いますよ(笑)。藤原竜也さんやヒロミさんが直前まで笑いを提供してくれますし、本番に入るとみんなで芝居モードになり、和やかなムードの中でやらせてもらった印象が強いですね」と明かしつつ、最終回の見どころを「今までのストーリーの犯人がわかります。五木自身としての見どころは、衝撃なことをやってからの気持ちの動きを皆さんに共感してもらえる部分があればいいなと思っています」とアピールしていた。
2016年09月09日人気バンド「クリープハイプ」のモバイル会員限定ライブ「クリープハイプの日」が8日(木)に都内で行われ、俳優の志尊淳がサプライズ登場し会場を沸かせた。クリープハイプ(小泉拓/Dr、長谷川カオナシ/Ba、尾崎世界観/Vo&/Gt、小川幸慈/Gt)が、志尊さんが出演する日本テレビ系日曜ドラマ「そして、誰もいなくなった」の主題歌「鬼」を歌っていることから、この日のコラボレーションが実現。志尊さんは企画を聞いた時をふり返り、「嬉しさより不安が強かったです。『誰だコイツ?』みたいにならないかなって。(ファンは)クリープさんの歌を聞きに来ているわけだし…」と心配したことを打ち明ける。しかし、元々クリープのファンであることから、同じステージに立てることに「すごい経験なので緊張すると思いますが、楽しみたい」と大喜び。クリープの面々も「爽やかで優しそう。自分たちにはない真っ直ぐな感じが羨ましいです(笑)」と志尊さんの印象を語りつつ、初タッグに期待を寄せた。ライブがスタートすると、のっけから会場のボルテージは最高潮に達し、クリープは2400人の観客を前に、ファン投票で選ばれた10曲をメインにパフォーマンスを披露。その熱気が収まらない中、アンコールに突入すると、ついに志尊さんが舞台に上がることに。尾崎さんに「突然なんですけど、ゲストを呼んでいまして…。お願いします」と呼び込まれ、「こんにちは」と言いながら志尊さんが現れると、誰だかわからないといった風の観客は「えっ?」と戸惑うが、それが志尊だとわかると「えーっ!」と一気に歓喜の声に変化。尾崎さんが「今日一番盛り上がりました」と嫉妬するほどだった。その後、ドラマ最終話をしっかりアピールした志尊さんは、尾崎さんの「ドラマの曲をやらせていただいてすごく嬉しい。これからも大事に歌い続けていきたいと思います」という決意を聞くと、観客の大拍手を受けながら会場を後にした。そんな志尊さんの後姿を名残惜しそうに見つめる尾崎さんは、思わず「格好いいなぁ」とポツリ。それを受けて客席には「(志尊さんの)顔が小さかった」「身長高かった」と賛辞の声が飛び、尾崎さんをしょんぼりさせるが、そのキュートな素振りがファンのハートをくすぐったようで、自身も「カワイイよ」「イケメン!」と黄色い声援を浴びていた。(text:cinemacafe.net)
2016年09月09日城田優が、初めて演出に挑むミュージカル『アップル・ツリー』。『エリザベート』『ロミオ&ジュリエット』『ファントム』など錚々たるミュージカル作品で主演を務めるほか、映画やドラマなど映像作品でも多く活躍する城田。その城田がかねてからの念願であったという“ミュージカルの演出”。その初めての挑戦となる作品が本作になる。ミュージカル『アップル・ツリー』チケット情報その作品となる『アップル・ツリー』も、城田が「ぜひやりたい」と選んだもの。アダムとイヴの物語など禁断の木の実を巡る3組の男女の愛の物語を描いたオムニバス形式のミュージカルコメディ。ブロードウェイでの初演(1966年)以来愛され続け、日本でも上演されている。5月28日の開幕に向け、この日は2度目のワークショップの真っ最中。キャストの役柄をこの日の感触で決める、というタイミング。稽古場に揃ったキャストは、城田とは『エリザベート』で共演経験があり、『レ・ミゼラブル』などでも活躍する岸祐二以外は、全員城田がオーディションに参加し、“声”を特に重視して決めたというメンバー。ワークショップではキャストがそれぞれの役をシャッフルして演じていた。仲には既に台本を覚えてしまっているキャストもおり、気合十分。全く同じセリフでも演じるキャストによって全然違う雰囲気になるのはさすが。その芝居を見て城田は、ひとりひとりにその都度「コミカルで非常に面白かったので今度は真面目な方向性でもやってみて」「そのレベルまでやってくれるのであれば、ここはもっとこうして」など、よいところは褒めながら丁寧に導いていく。そして再び同じ役を演じての変化を見て、今度は「爆発しそうな感情を抑えるようにやってみて」などもう一歩具体的に、時に城田自身が演じてみせながら、分かりやすく無駄のない言葉で伝えていく。その中で言った「大前提に骨がないと肉がつかないんですよ」というひと言は、核となる部分を大切に芝居をしてほしいという城田の演出家としての目線が伝わる印象的な言葉だった。ワークショップ中には、岸が「やりたい!」と立候補してある役を演じてみせるなど、スペシャルな時間も。ところどころに笑いがありながらも、真剣み溢れるワークショップは続いていく。さあ、配役の結果はいかに…?ミュージカル『アップル・ツリー』は5月28日(土)から6月7日(火)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。
2016年03月11日城田優が、初めて演出に挑むミュージカル『アップル・ツリー』。『エリザベート』『ロミオ&ジュリエット』『ファントム』など錚々たるミュージカル作品で主演を務めるほか、映画やドラマなど映像作品でも多く活躍する城田。その城田がかねてからの念願であったという“ミュージカルの演出”。その初めての挑戦となる作品が本作になる。ミュージカル『アップル・ツリー』チケット情報その作品となる『アップル・ツリー』も、城田が「ぜひやりたい」と選んだもの。アダムとイヴの物語など禁断の木の実を巡る3組の男女の愛の物語を描いたオムニバス形式のミュージカルコメディ。ブロードウェイでの初演(1966年)以来愛され続け、日本でも上演されている。5月28日の開幕に向け、この日は2度目のワークショップの真っ最中。キャストの役柄をこの日の感触で決める、というタイミング。稽古場に揃ったキャストは、城田とは『エリザベート』で共演経験があり、『レ・ミゼラブル』などでも活躍する岸祐二以外は、全員城田がオーディションに参加し、“声”を特に重視して決めたというメンバー。ワークショップではキャストがそれぞれの役をシャッフルして演じていた。仲には既に台本を覚えてしまっているキャストもおり、気合十分。全く同じセリフでも演じるキャストによって全然違う雰囲気になるのはさすが。その芝居を見て城田は、ひとりひとりにその都度「コミカルで非常に面白かったので今度は真面目な方向性でもやってみて」「そのレベルまでやってくれるのであれば、ここはもっとこうして」など、よいところは褒めながら丁寧に導いていく。そして再び同じ役を演じての変化を見て、今度は「爆発しそうな感情を抑えるようにやってみて」などもう一歩具体的に、時に城田自身が演じてみせながら、分かりやすく無駄のない言葉で伝えていく。その中で言った「大前提に骨がないと肉がつかないんですよ」というひと言は、核となる部分を大切に芝居をしてほしいという城田の演出家としての目線が伝わる印象的な言葉だった。ワークショップ中には、岸が「やりたい!」と立候補してある役を演じてみせるなど、スペシャルな時間も。ところどころに笑いがありながらも、真剣み溢れるワークショップは続いていく。さあ、配役の結果はいかに…?ミュージカル『アップル・ツリー』は5月28日(土)から6月7日(火)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。
2016年03月11日今夏には超人気ミュージカル『エリザベート』のトート役を3か月間、井上芳雄とのWキャストで務め上げた城田優。スケール感のある恵まれた容姿とそれに見合う努力や経験が、まだ20代にして彼を、日本を代表する舞台俳優へと成長させた。その城田が30歳を迎えて踏む初の舞台が、岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの最新作『The Love Bugs』。私たちの身近に存在する、虫たちの小さな世界を描く。“孤高のスター”というキャラクターを与えられ、未知のワールドに挑む城田に話を聞いた。地球ゴージャス チケット情報作・演出を手掛ける岸谷とは映像の仕事で過去に共演しており、当時から熱いラブコールがあったという。「初めて共演したときからすごく気にかけてくださり、褒めてもいただいて。イベントでちょっとご一緒したことのある寺脇さん含め、とても素敵な先輩です。地球ゴージャスには、その時々の出演者さんたちの武器である要素を最大限に活かして物語に組み込み、素敵に作り上げている“エンターテインメントショー”という印象がありました」今回、岸谷からは「優には全部やってもらう」と言われているのだとか。「そのひと言が引っかかっていて、怖くてしょうがない。チビりそうです(笑)。ミュージカルの全部というのは歌、踊り、芝居に加え、殺陣は必ずあるだろうし、もしかしたらフライングとか?(笑)そして役的に僕が一番強い感じに振舞う必要があると思うので……不安です!(苦笑)」確かに、虫を演じる上での“全部”となると、容易に想像がつかないが……。「もちろん演じている体(テイ)としては虫だし大事な部分なんですけど、実際に演じるのは人間ということになれば、あまり虫というところにこだわりを持つ必要は、僕はない気がしていて。とらわれすぎると、二本足で立っている矛盾とかが目に付いて、粗探しのようになってしまう可能性もある。大事なのは見た目とかが虫である前に、その種族のドラマを僕たちが演じることなのかなと思っています」また、「これまでの舞台は翻訳ものが大半だったので、僕がやること前提で書かれて、僕自身が多少なりとも反映されている役は初めて。再演をほぼしない地球ゴージャスで、ご縁で集まったキャストたちと1回しかできない経験を30歳のアタマでできるのは、すごい幸せなことだと思います」とも語る。岸谷&寺脇のほか、蘭寿とむ、大原櫻子らゴージャスなメンバーの中で魅せる城田の“全部”、そして“今”に注目したい。地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14 『The Love Bugs』 は1月9日(土)から2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月1日(火)から3日(木)まで名古屋・愛知県芸術劇場、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレス、3月19日(土)から29日(火)まで大阪・フェスティバルホールにて。取材・文/武田吏都
2015年12月04日俳優の城田優、女優の黒川智花が29日、都内で行われた、ドラマ『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』シーズン2の試写イベントに出席した。CS放送・女性チャンネル♪LaLaTVで毎週水曜23時から放送中の本作は、ジェーン・スーの書籍を実写化したオムニバスドラマ。城田がドラマ監督に初挑戦した第8話(10月21日放送)では、ヒロインを黒川が演じている。企画・脚本から手掛けた城田は、「最近、作ることへの熱が上がっていたので、素直にうれしかった。全体的に僕の人生観が結構入ってます」とアピールしつつ、「不安もないけど自信もない」と正直な心境を。また、監督として、「個人的に頑張ったけど、もっともっと出来ると思う。作品の司令塔としての難しさや大変さを勉強した。これを糧にもっとやりたい」と更なる意欲も見せた。一方、今年3月に一般男性と結婚したばかりの黒川は、「こんなにキャピキャピしてないと思ってたけど、一緒に見た旦那さんに『家ではこんな感じだよ』と言われた。いつも以上に褒めてくれました」と明かしてにっこり。城田の監督っぷりについては、「格好良くて優しくて、どんな監督よりも丁寧に演出してくれた。上手くいくと褒めてくれて、完璧だなと思います!」と大絶賛し、城田は「非常に細かくて大変だったと思う」と反省しながら照れ笑いしていた。
2015年09月30日岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの最新作『The Love Bugs』の製作発表が9月24日に都内で行われ、主宰のふたりのほか、俳優の城田優、蘭寿とむ、大原櫻子、平間壮一、マルシアが登壇した。歌やダンス、コメディ要素などを取り入れ、エンターテインメント性の高い公演を行う地球ゴージャス。14作目となる本作は、小さな昆虫(=Bugs)の世界が舞台。『The Love Bugs』という言葉は「胸がときめく」や「愛らしい」を指すスラングでもあり、小さな世界の住人たちのファンタジックなストーリーを描き出す。演出・脚本、出演も果たす岸谷は「地球ゴージャスの中で一番エンターテインメントを作れるのは何だろうと考えたら、もう人間じゃ作れないなと思いました。虫なら空を飛べるし、いきなりバク宙してもおかしくない。役者はみんな虫に扮します!」と解説した。会場では、高さ5mの巨大ビジュアルが出現。岸谷が「天才」と絶賛するヘアメイク・冨沢ノボル氏に彩られ、山本寛斎事務所の協力による衣装をまとった役者たちが、本作の世界観を表現している。役柄は発表されていないが、クワガタのようなヘアスタイルとなった城田は「クワガタ役じゃないです。ネットニュースで訂正してください」と笑わせた。岸谷は城田の出演について「念願叶いました。城田優には俳優としてたくさんの魅力と深さがあって、表に出ているのはまだ一部。人を感動させられる歌唱力もまだそれほど披露されてない。まだみなさんが見ていない城田優を描きたい」と語った。また、舞台初出演の大原には「僕は彼女の歌が大好き。音符と結婚して生まれてきた子なんだなと感じています」とエールを送り、舞台の1曲目は大原が歌うことが発表された。一方、熱い会話にちゃちゃを入れる相棒・寺脇に岸谷は「うるさいよ、角刈り!」と一喝。「角刈りじゃない、おしゃれ坊主!」と返す寺脇に出演者が爆笑するなど、相変わらず息の合った(?)姿を見せた。寺脇は「地球ゴージャスは、いい意味で部活のような思いでやっています。(主宰である)僕と岸谷は監督より部長と副部長のような感じ。ひとつの作品を一致団結して作っていくことが今回もできると思います」と柔らかに語り、出演者も笑顔に。新たな作品への第一歩を踏み出した。公演は2016年1月9日(土)から2月24日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月1日(火)から3日(木)まで名古屋・愛知県芸術劇場、3月11日(金)から13日(日)まで福岡・福岡サンパレス、3月19日(土)から29日(火)まで大阪・フェスティバルホールにて。東京公演のチケットは発売中。取材・撮影・文:中川實穗
2015年09月28日オシャレなカフェもいいけれど、時には気分を変えて、レトロな喫茶店を訪れてみては。東京に古くからある魅力的な喫茶店を、俳優の志尊淳さんが訪ねました。志尊さんがやってきた『パーラーキムラヤ』は、1967年に創業された、新橋のオフィスで働く人たちの憩いの場。店内はレトロモダンな空間が広がり、昭和にタイムスリップしたような気分を楽しめる。メニューのサンプルが並んだショーケースも味わい深い。プリン・ア・ラ・モード(¥700)は『パーラーキムラヤ』の人気メニューのひとつ。横長なガラスの器にメロンや桃、うさぎ型のリンゴ等の果物と、焼きプリン、甘さ控えめの生クリームが美しく盛られたクラシカルなタイプ。「僕、プリン・ア・ラ・モード食べるの、今日が初めてです。大好物のフルーツと生クリームがたっぷりのっていて、見ているだけで幸せ…。もちろん、食べてからもですけどね(笑)。昔ながらの、濃厚でどっしりとしたプリンが最高。まさに、贅沢なスイーツって感じで気分があがります。女の子と来るとしたら、映画を観た後に“ちょっと甘いものでも食べようよ”と言って、ここに連れてくる。ジャズがかかっていて素敵な雰囲気のお店だから、ちょっと大人っぽい服装をして、オシャレにエスコートできるといいな」■パーラーキムラヤ港区新橋2‐20‐15新橋駅前ビル1号館B17:30~22:00(土曜11:00~19:00)日・祝日休 TEL:03・3573・2156◇しそん・じゅん俳優。1995年3月5日生まれ。主演をつとめる映画『先輩と彼女』が10月17日に公開される。語学番組『エイエイGO!』(NHK Eテレ)にレギュラーとして出演中。※『anan』2015年9月30日号より。写真・柳原久子スタイリスト・ 手塚陽介ヘア&メイク・仲田須加文・重信 綾
2015年09月23日クラブハリエは9月10日、TVアニメーション「あらいぐまラスカル」とロックバンド「氣志團」がコラボレーションしたバームクーヘン「羅巣華流團バームクーヘン」を8,000個限定で発売した。同商品は、ロックバンド「氣志團」が毎年クラブハリエとコラボレーションして発売しているバームクーヘン商品。去年、バンドメンバーにふんしたキャラクター・ハローキティのデザインを使った商品を発売したところ好評だったことから、メンバーの綾小路翔さんが「かわいい」と注目した「ラスカル」のキャラクターを使って発売することになったという。バームクーヘンが入った箱や包装紙には、「ラスカル」が「氣志團」のメンバーになったデザインが描かれている。さらに商品には同様のデザインを使用したイヤホンジャックチャーム・全12種類のうち1つがついている(シークレットアイテムとして、特製キーホルダーが入っている場合がある)。価格は税込1,620円。クラブハリエのオンラインショップで9月10日に発売したほか、うめだ阪急店を除くすべての店舗では9月19日から販売を開始する。また9月19日・20日に千葉県で行われる野外ロックフェス「氣志團万博2015」の会場でも販売される。
2015年09月10日TBSの金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」の制作発表会見が7月7日(火)に開催され、主演の芳根京子をはじめ、志尊淳、吉本実憂、森川葵に神田沙也加、城田優らが出席。観客の前で合唱の腕前を披露した。合唱が大好きな転校生が、生徒はもちろん、教師までも巻き込んで廃部寸前の合唱部を立て直していくという奇跡を描いた青春ドラマ。1千人もの応募の中からオーディションで主役を勝ち取った芳根さんをはじめとする生徒たちの合唱はもちろん、教師役を務める城田さんと神田さんという、ミュージカルやディズニーアニメの声優で歌声に関しては折り紙付きの2人の歌唱シーンにも注目が集まる。主演の芳根さんは「まさか自分が選ばれると思ってなかったので、この場にいるのが不思議です」と初々しい表情で語る。志尊さんによると合唱の練習は「1日3~4時間で最初の2時間は全く声を出させてもらえず、筋トレやストレッチばかり。男女関係なく大変なメニューをやってます!」とのこと。それでも芳根さんは「本当の部活のようで楽しく、みんなで力を合わせて頑張っています!」と笑顔を見せた。音楽教師を演じる城田さんは「音楽の素晴らしさやすごさをみんなの成長と共にお伝えしたいし、その中で僕も成長していければ。暑い夏にしたい!」と意気込みを語る。毎回、ヒットソングから懐メロまで様々な楽曲が合唱用にアレンジされて歌われるが、指導する立場の城田さんも歌声を披露するとのこと。『アナと雪の女王』の神田さん、『シンデレラ』の城田さんの夢のデュエットが実現するのか…?注目が集まるが城田さんは早くも「ネタバレになっちゃいますが、歌います!平泉成さんも歌います(笑)!」と明かし、会場からは期待を込めた拍手がわき起こった。初の教師役への挑戦となる神田さんは「自分も一から部活を楽しんでいるようです」とニッコリ。様々なヒット曲が扱われるとのことだが『アナ雪』のあの名曲は?という司会者の質問に神田さんは「ノーコメントでお願いします(笑)」と否定はせずに含みを残した。この日は、主題歌を歌う「Little Glee Monster」も加わり、城田さんの指揮で、実際に劇中でも歌う「翼をください」を熱唱!会場は温かい拍手に包まれた。(text:cinemacafe.net)
2015年07月07日Dragon AshのKjこと降谷建志が、初のソロアルバム『Everything Becomes The Music』をリリース。12の収録曲は全て彼の作詞作曲であり、さらに楽器演奏も彼一人だけという完璧な“ソロ作品”だ。「去年、Dragon Ashとして『THE FACES』という、バンドにとって最高のアルバムを作り、ツアーを含めた活動で味わったことのない達成感を得たので、それがソロの後押しになったと思う。まぁ中毒といえるほど曲を作り続けているから、バンドには属さない曲も溜まっていくので、それをソロとしてまとめてもいいんじゃないかと。やっとそういう気持ちになれた」ソロワークに彼が掲げたスローガンが、アルバム名の“すべては音楽になる”。Dragon Ashでは聴けない彼の日常生活を想像させる曲や、自分を正直に見つめた“降谷建志”自身の物語を読ませる曲もあり、驚きつつドキドキしてしまう。「ブログと同じかな。ブログって身の回りの些細な出来事を、自分の中で終わらせたくない、みんなに聞いてほしいという心情で書くよね。表現方法は違うけど、全く同じだと思う。何を歌っているかは聴く人には他愛のないことだろうけど、オレにとっては大事なこと。普段歌わないことを歌うとか、楽器を全部自分で弾いているとか、それをこのアルバムでできたことが良かったと思う」とはいえ、一人で音を探しながら楽器を持ち替え、トラックを完成させるのは並大抵の苦労ではないはず。「自分の腕ではここまでしかできない、という失望の部分もある。でもいいところばっかり見せようとはしてないんだよね。楽器を弾けなくても音楽を作れたり、絵が描けなくてもデザイナーになれたり、どんどんインスタントなものが増えているこんな時代に、あえて面倒くさいことを、プライドを持ってやっている。これがミュージシャンなんだ、っていう気概だね」◇ふるや・けんじDragon Ashのフロントマンとしてロックシーンの最前線で活躍。7/20「Dances With Wolves」などライブイベントや夏フェスにオリジナルバンドと共に出演予定。◇『Everything Becomes The Music』【初回限定盤CD+DVD】¥3,400DVDには先行シングル「Swallow Dive」と「Stairway」のミュージックビデオ(監督・神山健治)を収録。【通常盤CD】¥2,800(Victor Entertainment)※『anan』2015年7月1日号より。写真・佐山順丸文・北條尚子
2015年06月30日女優の高畑充希、俳優の城田優が31日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われた、映画『シンデレラ』の大ヒット記念イベントに出席した。全国公開中の本作は、ディズニーが製作したシンデレラの実写版。日本語吹き替え版でシンデレラ役を務めている高畑は、公開から5週連続1位という大ヒットに、「すご過ぎて他人事みたい」と喜びを。また、イベントでは、日本版エンドソング「夢はひそかに(Duet version)」を高畑と王子役の城田が生歌唱。高畑と見つめ合いながらミュージカルで鍛えた美声を披露した城田は、「今日は2人で歌う最後の機会かな。楽しかったです」と笑顔を見せた。イベント終了後、報道陣の取材に応じた城田は、「お客さんと一緒に気持ち良く歌えました」と振り返り、「年末にNHKさんにお呼ばれしたら、喜んで王子の衣装を着たい。大晦日のスケジュールは空けておこうか」と紅白歌合戦出場に意欲満々。そんな城田は、歌手の西内まりやとの熱愛報道後、初の公の場に登場したこともあり、報道陣に自身にとっての"シンデレラ"の存在を聞かれるも、「ないですよ。彼女(高畑)がシンデレラです」とサラリとかわしていた。
2015年06月01日公開から5週連続で興行ランキングトップを独走中の『シンデレラ』の大ヒットを記念し5月31日(日)、日本語吹き替えキャストの高畑充希と城田優がそろって舞台挨拶に登壇。主題歌「夢はひそかに」を観客と共に生で熱唱した。すでに観客動員数は370万人を超え、興行収入も47億円を突破するなど、2015年に公開された作品の中でもトップをひた走る本作。高畑さんは圧倒的な数字を前に「凄すぎて他人事みたい(笑)」といまいち実感がわかないよう。城田さんは「僕らはボイスキャストという形で映画に出てくるわけではないですが、自分のことのように嬉しいです」と笑顔を見せた。この日は、上映前の舞台挨拶となったが、高畑さんは映画の見どころとして映像美を挙げ「カボチャが馬車になったり、動物がいろいろ変わったりするわけですけど、いまの技術ってすごいです。昔、頭の中で思い描いていたおとぎ話のシーンが目で見られるようになってる」と熱く語る。城田さんも字幕を目で追う必要がない日本語吹き替え版だからこそ「目に映る映像を100%見ることができます。映像美や、繊細で時には泣けて、時にはほっこりする演技を楽しんでもらえたら」と呼びかけた。先日、2人はTVの歌番組で日本語版主題歌「夢はひそかに(Duet version)」を披露したが、高畑さんは「ここ5年くらいで一番緊張した」と語り「格好がね…」と出演者の中でもひときわ目立っていた王子様とお姫様のドレスについて苦笑交じりに述懐。城田さんも「我々は出オチでしたので(笑)」とうなずく。それでもこの日は、初めて観客と一緒に歌う機会とあって、2人は楽しそうに歌声を響かせ、サビの「いつか必ず出会う」というパートでは、互いを見つめ合いながら、息のぴったり合った熱唱を見せた。イベント後の報道陣との質疑応答では城田さんは「(高畑さんと)2人で言ってるんですが、この(映画版『シンデレラ』の)バージョンのミュージカルをやってほしい。2人で出たいです」とミュージカル化を熱望。この日の舞台挨拶での熱唱で、2人そろって同曲を歌うのは最後となるようだが、城田さんは「年末にNHKさんにお呼ばれしたら、喜んであの衣装を着ます!」と紅白歌合戦出場への意欲を口にし、その際にはドレス姿の高畑さんをお姫様抱っこすることも約束。高畑さんは「年末はおうちでコタツでみかん食べるのが恒例なんですが…(笑)」と語り笑いを誘っていた。また城田さんには先日の熱愛報道を踏まえて同曲を「他の女性と一緒に歌ったことは?」という質問も飛んだが、さわやかな笑顔を浮かべ「ないです。今後もないと思います」とキッパリ。あくまで隣に立つ高畑さんだけが「シンデレラです!」と強調していた。なお、この日の上映は東日本大震災で親を亡くした子供たちを支援するためのチャリティ上映会として開催された。『シンデレラ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年05月31日映画『明烏 あけがらす』の初日舞台あいさつが16日、東京・新宿バルト9で行われ、キャストの菅田将暉、城田優、若葉竜也、吉岡里帆、柿澤勇人、松下優也、新井浩文、ムロツヨシが出席した。福田雄一監督が手掛けた本作は、最下位ホストの12時間を描くシチュエーションコメディ。ホストクラブ「明烏」で働くナオキ(菅田)は、借金の返済金1,000万円が用意できたことを祝い、同僚たちと宴会を開く。しかし、目覚めた時に金は無く――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の菅田は、「見ての通り、素敵な大人たちや先輩たちに囲まれて作った作品。見てくれてありがとうございます」と笑顔であいさつ。一方、「アドリブばかりで面白かった!」と福田監督に絶賛された城田は、「台本読んでないみたいじゃん!『チャラくてバカで鬱陶しくやって』と言われたので」と苦笑い。あるシーンでは、菅田にアドリブでビンタされたそうで、「なかなか先輩役者を叩けないよね。すごいよ」とつぶやくと、菅田は、「だって、本番でアドリブ足すんだもん!こっちも足さないと」と言い張っていた。また、毎度おなじみのフリートークで繰り広げられる、福田監督の舞台あいさつ。この日も、役作りでボブにした菅田の髪型に、「今、そんな髪型なの!?」(ムロ)、「あなたもちょっと……」(福田監督)と突っ込むなど、丁々発止のやり取りに会場は爆笑。さらに、観客と共に鑑賞していたというムロが、「かっきー(柿澤)がウンコ漏らしてたのすごいウケてたよ」と報告して福田監督と盛り上がる中、新井は、「両脇しゃべり過ぎじゃない?」と一喝し、「ムロさんが福田さんの作品に出過ぎてて、ホモだと思ってた」と含み笑いしていた。
2015年05月17日映画『明烏 あけがらす』の初日舞台挨拶が5月16日(土)、ホスト役で共演した菅田将暉と城田優が出席。菅田さんが城田さんをビンタするシーンについて、城田さんが「あれはアドリブ。なかなか先輩は叩けないと思うけど(笑)、すばらしい対応力」と暴露した。菅田さんが、ドラマ「アオイホノオ」「勇者ヨシヒコ」シリーズや『HK 変態仮面』で知られる福田監督と初タッグを組み、借金返済のタイムリミットに追い詰められるホスト役をコミカルに演じる本作。菅田さんは「城田さんもアドリブの量がすごかった。こちらもアドリブで応えないと、採算が合わない!」と本音をポツリ。メガホンをとる福田雄一監督も「城田くんはアドリブばっかり!」と明かした。当の城田さんは「まるで僕が台本を読んでいないみたいじゃないですか…。ちゃんと、監督には相談もしましたし」と釈明に躍起だった。東京・新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶には、菅田さん&城田さん、福田監督に加えて、共演する若葉竜也、吉岡里帆、柿澤勇人、松下優也、新井浩文、ムロツヨシが勢ぞろい。このメンバーとあれば、一般的な舞台挨拶に収まるはずもなく、「その髪型、好みでやってるの?」(ムロさん)、「役づくりだよね?」(福田監督)、「…役づくりです」(菅田さん)と菅田さんの髪型をイジったり、この場にいない佐藤二朗について、福田監督が「いま、二朗が出ている月9ドラマは(佐藤さんの)役づくりがスベッてる」と欠席裁判を始めたりと終始、脱線気味だった。『明烏 あけがらす』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:明烏あけがらす 2015年5月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2015「明烏」製作委員会
2015年05月16日今夜5月15日(金)放送の音楽番組「ミュージックステーション」にて、現在公開中のディズニー映画『シンデレラ』で話題となっている高畑充希と城田優が歌う日本版エンドソング「夢はひそかに(Duet version)」が披露されることが決定。併せて高畑さんと城田さんの見事なデュエットが初披露されたイベントの映像がシネマカフェに到着した。アニメーション版『シンデレラ』でも使用されたディズニーの不朽の名曲を、シンデレラ役と王子役がデュエットして歌うのは、世界各国で日本だけ。ワルツのリズムと夢心地なメロディーに乗せて、シンデレラの前向きで純粋な心情と、愛する人を一途に想う王子の優しさが表現されている。本楽曲の作詞を務めたのは、作曲家の久石譲さんを父に持つ歌手の麻衣。小さい頃、暗記するほど「シンデレラ」をお母さんに読み聞かせしてもらったという彼女だが、完成版の楽曲を最初に聴いたときのことを「清々しい雰囲気のなかにロマンチックが詰まっていて素敵な気分にさせていただけました」とふり返る。また、「作品のイメージは絶対に崩さないように、長年受け継がれた歌詞のように、この新しい日本語詞でまた歌い続けてもらえるようにという思いで書きました」と、日本版エンドソングとして新しく生まれ変わった本楽曲に込めた思いを語っている。日本語版声優のシンデレラ役の高畑さんと王子役の城田さんの美しい歌声はもちろんのこと、誰でも口ずさめる歌詞の中には、“たとえ辛いことがあっても勇気をもって信じていれば愛する人に出会える”といった、純粋にお互いを愛する思いが込められた歌詞が聞くものの心に響く本楽曲。「ミュージックステーション」でのお披露目は生放送ともあって、PV映像とはまた違った雰囲気のロマンティックな本楽曲の魅力を感じさせてくれそう。ぜひ、放送をチェックしてみて。「ミュージックステーション」は5月15日(金)20時~テレビ朝日にて放送。『シンデレラ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年05月15日菅田将暉がアフロ姿のダメダメホストを演じる、福田雄一監督最新作『明烏 あけがらす』。このほど、城田優が演じる人気No.1ホスト“アオイ”のチャラさ全開なスピンオフ・ショートムービーがシネマカフェに到着した。借金返済期限が迫ったホストのナオキ(菅田将暉)。返済金1,000万円を用意できたことを祝って同僚と宴会を開くが、翌日の夕方に目を覚ますと、その金がどこにもない…。どうやら、お金を用意できたのは夢だったらしい。金を用意できなければ、東京湾の底に沈められる。同僚ホスト、金の払えない女性客、上京してきた父親、そして借金取り。人はどんどん出てくるが、全員が全員、頼りにならず…。山田孝之主演のドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや、鈴木亮平の主演作『HK/変態仮面』、桐谷美玲、高畑充希、有村架純ら豪華共演の『女子ーズ』などで知られる福田監督が新たに手がける本作。今回到着したのは、福田監督が撮り下ろした本作のスピンオフ・ショートムービーの、5パターンのうちの1本「心は青空アオイ編」。チャラくて、ちょっぴりおバカ、でもクラブ「明烏」では人気抜群の“アオイ”役を演じる城田さんのホストぶりに、爆笑必至の映像となっている。「基本的にホストの言う事を本気にしてはいけません」との言葉で締めくくられているのもポイントだ。先日も、城田さん演じるアオイが「人間としてサイテ―だかんな!」と大絶叫する特報映像が公開されたばかり。このショートムービーからも、本作の世界をいち早く楽しんでみて。『明烏 あけがらす』は5月16日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日