女優の新垣結衣が主演を務めるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の第5話がきょう8日に放送される。同ドラマは、職なし彼氏なしの主人公・森山みくり(新垣)と、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)が、"契約結婚"という夫=雇用主、妻=従業員となる結婚生活を繰り広げるラブコメディ。先週放送の第4話では、みくりと津崎の"契約結婚"が、津崎の後輩である風見(大谷亮平)にばれてしまい、風見が「みくりをシェアさせてほしい」という「シェア婚」を大胆提案。これを機に三角関係が始まると、みくりと津崎に徐々にすれ違いが生じ、家の中のギクシャクをなくすための解決策として、みくりは津崎に「恋人同士になろう」という突拍子もない提案をするという展開だった。今夜放送の第5話では、津崎は、一般的な恋人同士がスキンシップとしてハグをするという行為も理解できない上、みくりには「恋人のおいしいところだけがほしい」と小賢しい作戦で攻め立てられ、どんどん追い込まれ黙り込んでしまう。そんなある朝、みくりの伯母・百合(石田ゆり子)は、偶然風見宅から笑顔で風見を送り出すみくりの姿を目撃してしまい、津崎との生活がうまく行っていないがために不倫をしているのではないかと疑い、怒りの矛先をなぜか風見に向ける。その状況を知った津崎は、同僚の沼田(古田新太)に疑われたのも風見にバレたのもすべて"恋人っぽい雰囲気"が無いことが原因だと気づきはじめる。そして、"プロの独身"である津崎にとってはハードルが高いことだが、みくりに説得され"夫婦"で話し合った結果、新婚の空気を醸し出すために"ハグの日"を制定することに決める。(C)TBS
2016年11月08日女優の新垣結衣が主演を務めるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の第4話がきょう1日に放送される。同ドラマは、職なし彼氏なしの主人公・森山みくり(新垣)と、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)が、"契約結婚"という夫=雇用主、妻=従業員となる結婚生活を繰り広げるラブコメディ。きょう放送の第4話は、みくりと津崎の"契約結婚"が、津崎の後輩の風見(大谷亮平)にバレてしまうところからスタートする。風見はみくりを"シェア"させてほしいと言い出し、金欠のみくりは風見の家でも働くことを決意。ところが、風見宅での"シェア"がスタートするやいなや、津崎のみくりへの態度がまたも閉鎖的になってしまう。ほかの男性の影が見えるとすぐに壁を作ろうとする津崎の態度を、恋愛面においての自尊感情の低さによるものだとみくりは分析するが、口数も減り、"職場"の空気も沈んだまま。会社でも、風見に対する津崎の態度の変化を鋭く感じ取っていた同僚の沼田(古田新太)は、新たな見解を持ちはじめる。公式サイトで公開されている予告動画では、みくりが両手を広げて「ハグをしたい気分です!」と大胆告白をし、津崎が動揺。また、「だったら風見さんのところへ行きます」というみくりの驚きの発言も確認できる。(C)TBS
2016年11月01日新垣結衣が主演を務めるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の第2話が、きょう18日に放送される。同ドラマは、職なし彼氏なしの主人公・森山みくり(新垣)と、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)が、"契約結婚"という夫=雇用主、妻=従業員となる結婚生活を繰り広げるラブコメディ。11日の初回放送は、2014年4月に始まった"火曜ドラマ"枠として初の平均視聴率10.2%という2ケタで好調スタートを切った。また、星野源が歌う主題歌「恋」に乗せてキャストたちが踊るエンディングの"恋ダンス"も話題となった。仕事としての"契約結婚"をスタートすることになったみくりと津崎。第2話では、ただの契約で結ばれた雇用関係のため披露宴や挙式を避けたいと考える2人に、「結婚式を挙げないことを周囲にどうは説明するか」という問題が浮上する。そして、みくりの伯母の土屋百合(石田ゆり子)をはじめ、みくりの父・森山栃男(宇梶剛士)、母・桜(富田靖子)、津崎の父・津崎宗八(モロ師岡)、母・知佳(高橋ひとみ)らを集め、両家の顔合わせを行う。また、彼女いない歴35年の津崎は、"初めての女性"であるみくりが家にずっといる状態に耐え切れず、パニックになる場面も!? さらには、会社の同僚を急きょ津崎家に招くことになってしまい、次々とおこる課題を前に、2人は"結婚"ということの大きさに気づき始める。(C)TBS
2016年10月18日先日、いよいよ放送スタートした新垣結衣主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。この度、放送終了後から早くも話題となっている「逃げ恥 恋ダンス」のフルバージョンが、YouTubeにて公開される。原作は、第39回講談社漫画賞少女部門を受賞した「Kiss」(講談社)で人気連載中の海野つなみの同名漫画。物語は、職ナシ彼氏ナシ居場所ナシの主人公・森山みくり(新垣結衣)が、恋愛経験の無い独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)と、あることがきっかけで「仕事としての結婚」をすることに。夫=雇用主、妻=従業員で恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下、徐々にお互いを意識し出す妄想女子とウブ男。果たして、契約結婚の行方はどうなっていくのだろうか?というストーリー。新しい「結婚」の形、そして「仕事」について考えさせられるとともに、個性豊かな登場人物たちとの人間関係も交え、笑って泣いてキュンとする新感覚のラブコメディーとなっている。2014年4月に新設された火曜ドラマ。これまで「ダメな私に恋してください」や「せいせいするほど、愛してる」など話題作を放送してきたが、過去10作品すべて初回視聴率2桁を獲得することが出来なかった。しかし、今回本ドラマは火曜ドラマとしては初の平均視聴率10.2%という好スタートを切ることに成功。また、津崎平匡役で出演している星野源が歌う主題歌「恋」がリリースされると、発売初日オリコンデイリーCDシングルランキング1位、オリコンウィークリーCDシングルランキングで2位を記録するなど、ドラマスタート前より注目を集めている。そして、その主題歌「恋」の通称=“恋ダンス”をドラマのエンディングで新垣さんを始めとするキャストが踊っているシーンも公開後、すぐさま話題が沸騰!放送終了からトレンドワードとして挙がるなど、大きな反響を得ている。その結果、JNN系列各局でも高視聴率を獲得し、北海道放送では平均視聴率16.4%を記録。そんな話題の恋ダンスが今回はフルバージョンで公開される。※現在フルバージョンの公開は終了しましたまた番組公式Webサイトでは、放送当日には1日で100万ページビュー超えを記録しており、ますます第2話に向けて盛り上がりは増していきそうだ。「逃げるは恥だが役に立つ」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月14日10月11日にスタートした新垣結衣主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系 毎週火曜22:00~)で、星野源が歌う主題歌「恋」に乗せてキャストたちが踊るエンディングのフルバージョンが、13日にYouTubeで公開されることが明らかになった。海野つなみ氏の同名漫画を原作とするこのドラマは、夫=雇用主、妻=従業員となる"就職"という意味での男女の結婚生活を描くラブコメディ。職なし彼氏なしの主人公・森山みくり(新垣)は、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野)の家事代行として働き始め、そこから雇用主と従業員という"契約結婚"をすることになる。11日の初回放送は、2014年4月に始まった火曜ドラマとしては、初の平均視聴率10.2%という2ケタで好調スタート。JNN系列各局でも高視聴率を獲得し、北海道放送(HBC)では平均視聴率16.4%を記録した。そして、星野源が歌う主題歌「恋」の通称・恋ダンスをドラマのエンディングで新垣結衣をはじめとするキャストが踊っているシーンも、公開後すぐに「かわいい」などと話題が沸騰。この人気を受け、恋ダンスのフルバージョンをYouTubeで公開することが決定した。10月13日にYouTubeにて公開される予定となっている。
2016年10月12日新垣結衣が3年半ぶりにTBSドラマで主演を務め、夫を雇用主、妻を従業員という仕事としての契約結婚をすることになった夫婦の姿を描く「逃げるは恥だが役に立つ」が10月11日(火)今夜から放送開始となる。本作は「Kiss」(講談社)連載中で昨年「第39回講談社漫画賞」(少女部門)を受賞した海野つなみによる人気コミックが原作。新垣さん演じる主人公・森山みくり(25歳)は、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、そしてただいま休職中。「誰からも必要とされない辛さ」を日々感じている。そんなみくりを見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の家事代行として働き始めることに。かゆいところに手が届く働きぶりで津崎の信頼を勝ち取ったみくり。しかし、あるきっかけでその仕事も失いそうになる。そんなとき、将来に不安を抱え追いつめられたみくりは、ひょんな会話の流れから津崎に「就職という意味で結婚するのはどうですか?」と言ってしまう。超真面目な津崎は、検討した結果、事実婚としての契約結婚を提案。2人は周囲には秘密にして、「雇用主=夫」「従業員=妻」として結婚することに。2人は、周囲にばれずに新婚生活を過ごせるのか!?恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下、徐々にお互いを意識し出す妄想女子とウブ男。契約結婚の行方は――という社会派ラブコメディー。みくりと「契約結婚」することになる津崎平匡役には俳優だけでなく音楽家・文筆家と多才ぶりを発揮する星野源。35年間恋愛経験ナシでIT会社に勤める超真面目なサラリーマン。自らを“プロの独身”と自負しみくりの“就職としての結婚”という提案を効率的と判断して「契約結婚」するという役どころ。また今回星野さんは主題歌も担当、ドラマのために書き下ろしたという主題歌 「恋」にも注目だ。またみくりと津崎の契約夫婦の関係を揺るがす謎めいたハイスペック男子、風見涼太役には韓国で俳優として活躍中、今年4月からは日本でも活動を開始し、“第2のディーン・フジオカ”と注目されている大谷亮平。やたらとみくりと津崎の関係を詮索する津崎の不思議な同僚・沼田頼綱役に古田新太。みくりの叔母であり親友でもある“百合ちゃん”こと土屋百合役に石田ゆり子。そのほかお調子者で愛されキャラの津崎の同僚、日野秀司役に藤井隆。みくりの父親で突拍子の無い行動を繰返す森山栃男役に宇梶剛士。みくりの母親、森山桜役に富田靖子。みくりの親友の元ヤン、田中安恵役に真野恵里菜。百合の会社の部下で不思議なイケメン、梅原ナツキ役に成田凌。恋に仕事にグイグイ自分を押し出していく百合の部下、堀内柚役に山賀琴子らが共演する。また脚本を「空飛ぶ広報室」「重版出来!」「図書館戦争」シリーズなどの野木亜紀子が担当。オープニングテーマを「ディアスポリス-異邦警察-」などの楽曲でも知られる姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」が手がける。「結婚」と「仕事」の形に迫る笑って泣いてキュンとできる新感覚社会派ラブコメディー「逃げるは恥だが役に立つ」は10月11日(火)22時よりTBS系にて放送(初回15分拡大)。(笠緒)
2016年10月11日新垣結衣主演で贈る10月期放送のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。この度、本作のオープニングテーマを姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」が担当することが決定した。主人公・森山みくり(25歳)は、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、そしてただいま休職中。「誰からも必要とされない辛さ」を日々感じている。そんなみくりを見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の家事代行として働き始めることに。かゆいところに手が届く働きぶりで津崎の信頼を勝ち取ったみくり。しかし、あるキッカケでその仕事も失いそうになる。そんなとき、将来に不安を抱え追いつめられたみくりは、ひょんな会話の流れから津崎に「就職という意味で結婚するのはどうですか?」と言ってしまう。超真面目な津崎は、検討した結果、事実婚としての契約結婚を提案。2人は周囲には秘密にして、「雇用主=夫」「従業員=妻」として結婚することに。2人は、周囲にばれずに新婚生活を過ごせるのか!?恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下、徐々にお互いを意識し出す妄想女子とウブ男。契約結婚の行方は――?本ドラマは、現在「Kiss」(講談社)にて連載中の海野つなみの人気マンガを原作とした社会派ラブコメディー。主人公のみくり役に新垣さんを始め、契約夫となる津崎平匡役に星野源、そのほか大谷亮平、古田新太、石田ゆり子らも出演する。「チャラン・ポ・ランタン」は、唄の”もも”とアコーディオン”小春”の 2人で活動している姉妹ユニット。 異国情緒漂う独特な音楽性・世界観ながら、これまで松田翔太主演ドラマ「ディアスポリス-異邦警察-」など、ドラマや映画、TV番組の主題歌や有名アーティストへの楽曲提供、 さらには「Mr.Children」ライブサポートなどでボーダレスに活動をし、現在注目されているアーティストの1組だ。そして今回そんな2人がついににゴールデンタイムTVドラマの楽曲を担当という大役に大抜擢!番組プロデューサーは、「チャラン・ポ・ランタンの曲を聴くと、いつも不思議な気分になります。ファンタジーの世界のようで、 それぞれの曲にしっかりと手触り感がある」と彼女たちについて語り、ドラマのテーマが“契約結婚”ということで、「『契約結婚』は幻想のようですが、ドラマの中ではそんな不思議な縁で結ばれた男女2人の毎日の生活という現実を描きます。 ファンタジーのようで手触り感のある、そんな世界観を引っ張っていくオープニングテーマは、 チャラン・ポ・ランタンしかないと思い、オファーしました」と起用理由についてこう述べている。楽曲を担当することなった「チャラン・ポ・ランタン」の2人は、 「お話もらった時は純粋に、『ガッキーと星野源のドラマのオープニング!?』と興奮しました」とオファー時の心境を語り、原作を読んだ 「チャラン・ポ・ランタン」は、「いまの時代じゃ当たり前に身近にあるお話だと思うし、 私たちは主人公のみくりと同世代でもあるので、そんな自分とも遠くない、 自分にとっても楽しみであるドラマの始まりを彩る曲を歌えることがとても嬉しいです!」とコメントした。原作を読み書き下ろされたという今回の楽曲。彼女たちの奏でる音色が、どうドラマの内容にエッセンス加えているのか。また、一体どんな楽曲に仕上がっているのか、音源解禁を心待ちにしていたい。「逃げるは恥だが役に立つ」10月11日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(初回15分拡大)(cinemacafe.net)
2016年09月21日10月期放送ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」にて主演を務める女優・新垣結衣が、「ar」10月号のファッション特集号にカバーガールとして登場。表紙では今年のトレンド・ニットのセットアップを女性らしく着こなし、本誌内インタビューでは自身の結婚観などを明かした。新垣さんは、女子小中学生向けファッション誌「ニコラ」の専属モデルとして大活躍し、以降、バラエティ番組や女優業へ進出。「トゥルーラブ」でドラマ初主演を飾ると、土9ドラマ「ギャルサー」「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」など立て続けに出演し、「全開ガール」で連ドラ初主演。「リーガル・ハイ」「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の備忘録」など数々の話題作に出演し、幅広い役柄を好演。また、『恋するマドリ』では映画初主演を務めるととともに主題歌で歌手デビュー。そのほか『恋空』『ハナミズキ』など出演作が大ヒットし、『トワイライト ささらさや』では初の母親役を熱演。この秋からは、ラブコメ初挑戦の星野源と初共演で“契約結婚”を題材にしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の放送が控える。そんな新垣さんが、雑誌「ar」10月号のファッション号に登場。今年のトレンドのニットのセットアップを着こなし、ほどよいボディコンシャス感と、モヘア素材からのぞく肌見せが女らしさを演出。その女らしさを、スポーティーなキャップで外すことで、全体のバランスを考えスタイリングされたとのこと。モデル超えのスーパースタイルとその美貌を遺憾なく発揮している。本誌内インタビューでは、就職難の末に“サラリーマンの妻”という仕事で契約結婚を果たす25歳新妻・森山みくりを演じるドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に引っ掛けて、自身の結婚観についてもコメント。「結婚はいつかしたいなと思っています」と明かし「理想としては、一緒に何かできる方が嬉しい。それぞれ互いの楽しいことをシェアして共有し合える仲だと嬉しいな」と理想の結婚像を語った。また、「相手に、私の“ネボスケ”をどうか許してほしい」そうで「寝ることが本当に好きなんですよね。3度寝最高(笑)」と結婚で譲れないポイントも明かした。そのほか、佐藤栞里を起用した、乙女ゴゴロをつかんで離さないグリッターアイテムの特集「栞里のグリッターパラダイス」などを掲載。秋の乙女のファッション感覚を刺激する一冊になっているようだ。「ar」10月号は9月12日(月)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日山田洋次監督映画『家族はつらいよ2』が、2017年5月27日(土)に全国の劇場で公開される。国民的映画『男はつらいよ』をはじめ、『武士の一分』『小さいおうち』など、50年以上にわたりその時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田洋次監督による、『男はつらいよ』シリーズ終了後20年ぶりの喜劇『家族はつらいよ』。前回は“熟年離婚”がテーマだったが、続編となる『家族はつらいよ2』テーマは、“無縁社会”。監督の山田洋次は「喜劇映画では『死』を描くことはタブーだけれども、あえてそのタブーに挑み、その『死』がもたらす、滑稽でバカバカしい大騒ぎを丁寧に描いてみようと思います」と映画についてコメントしている。誰もが共感し、笑い、そして涙する。そんな山田ワールド全開の喜劇映画の真骨頂が、パワーアップしてスクリーンに帰って来る。キャストはお騒がせ家族・平田家のメンバーである橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優が再集結。山田洋次監督に「最高のアンサンブル」と言わしめたキャスト8名によるドタバタ劇が、再びユーモアたっぷりに描かれる。さらに新しく、周造(橋爪功)の高校時代の友人・丸田役として小林稔侍、居酒屋の女将・かよ役として風吹ジュンが出演。そのほか、劇団ひとり、笑福亭鶴瓶らもスクリーンに登場する。場面写真では、平田家の面々が一堂に会した様子が映し出されている。高齢の父親・周造を演じる橋爪功を心配し、車の運転をやめるよう説得にする庄太役の妻夫木聡と妻・憲子役の蒼井優。一方周造本人は、運転をやめるどころか新車の購入を目論んでいた。そのことを嬉しそうに話す周造に、やはり運転はさせまいと史枝(夏川結衣)も説得に。スクリーンではどんな家族劇が繰り広げられるのか、公開まで待ちきれない。【ストーリー】周造(橋爪功)と富子(吉行和子)との離婚騒動から数年―。周造はマイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めたことから、高齢者の危険運転を心配した家族は、運転免許を返上させることを画策する。しかし、頑固オヤジをいったい誰が説得するのか!?嫌な役回りを兄妹夫婦でなすりつけ合ううちに、平田家はまたもや不穏な空気に包まれていく―。そんな中、周造の免許返上問題を話し合う家族会議が開かれることになり、例のごとく召集された平田家の兄妹夫婦たち。だが、家族会議は一転し、事態は思わぬ方向に!?【作品情報】映画『家族はつらいよ2』公開時期:2017年2017年5月27日(土)監督:山田洋次脚本:山田洋次、平松恵美子出演:橋爪功 吉行和子/西村雅彦 夏川結衣/中嶋朋子 林家正蔵/妻夫木聡 蒼井優/風吹ジュン/小林稔侍ほか制作・配給:松竹株式会社■「家族はつらいよ」ブルーレイ&DVD 発売中・初回限定生産 豪華版・3枚組 5,800円+税<ブルーレイ&DVD本編ディスク+特典ディスク(DVD)>・通常版ブルーレイ 4,700円+税・通常版DVD 3,800円+税発売・販売元:松竹©2017「家族はつらいよ2」製作委員会
2016年08月06日3月に公開され、119万人を動員し興収13億円を記録した山田洋次監督の喜劇映画『家族はつらいよ』の続編となる『家族はつらいよII (仮題)』が製作されることが3日、発表された。国民的人気を誇る『男はつらいよ』(69年~)をはじめ、『武士の一分』(06年)、『おとうと』(10年)、『小さいおうち』(14年)など、50年以上にわたりその時代に生きる"家族"を撮り続けてきた山田監督による、『男はつらいよ』シリーズ終了後20年ぶりの喜劇となった前作。続編にも、お騒がせ家族・平田家を演じた橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優が再び集結するほか、山田組初参加となるキャストの出演も予定されている。描かれるのは、平田周造(橋爪)と妻・富子(吉行)の離婚騒動から数年後。周造は、マイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車にへこみ傷が目立ち始めたことから、高齢者の危険運転を心配した長男・幸之助夫婦(西村と夏川)が、免許を返上させることを画策する。頑固オヤジを説得する嫌な役回りを兄妹夫婦でなすりつけ合うも、周造は意地でも運転を止めようとせず、一家はまたもや不穏な空気に。そんな周造がドライブ中、故郷の同級生と偶然出くわし、彼を自宅に泊めたことから、平田家にはさらなる騒動が襲いかかる。山田監督は、「40年以上も前になるけれども、新宿の映画館で『男はつらいよ』第1作を、観客が大きな声を出して笑っていたのを昨日のことのように覚えています」と回顧。その時、「もっともっと作ってくれ、俺たちまだまだ見てやるからな」という声が聞こえた気がしたそうで、前作でも「たくさんの方から『面白かった、これはシリーズになりますね』と言っていただきました。それは『男はつらいよ』をつくった時と同じでした」と振り返り、「そんな声に後押しされるような気持ちで作ろうと思います」と続編製作への心持ちを話す。前作のテーマは熟年離婚だったが、今回は「無縁社会」。喜劇映画で「『死』を描くことはタブーだけれども」と前置きしつつ、「あえてそのタブーに挑み、その『死』がもたらす、滑稽でバカバカしい大騒ぎを丁寧に描いてみようと思います」と狙いを明かし、「観客は笑いながら、大笑いしながら、格差社会の重苦しさにもふと思いをはせてくれれば」と呼びかける。加えて、「笑える映画を作ることは昔からのぼくの夢です。笑って笑ってシャツのボタンがちぎれてしまうような、そんな映画こそ作りたいんです」と強い思いを語った。続編は8月6日よりクランクイン。9月下旬のクランクアップを予定している。なお、前作『家族はつらいよ』のBlu-rayおよびDVDは、きょう3日から発売される。(C)2016「家族はつらいよ」製作委員会
2016年08月03日今年3月に公開された山田洋次監督の映画『家族はつらいよ』の続編の製作が決定した。平田家の面々(橋爪功・吉行和子、西村雅彦・夏川結衣、中嶋朋子・林家正蔵、妻夫木聡・蒼井優)が再び集結するほか、山田組初参加となる豪華キャストが出演するという。その他の写真長年連れ添った妻が、突然“熟年離婚”を切り出したことで、ひとつ屋根の下に暮らす家族が右往左往する姿を描いた人情喜劇『家族はつらいよ』は、3月に公開され観客動員人数119万人、興行収入13億円を突破するヒットを記録した。山田監督は「40年以上も前になるけれども、新宿の映画館で『男はつらいよ』第1作を、観客が大きな声を出して笑っていたのを昨日のことのように覚えています。『もっともっと作ってくれ、俺たちまだまだ観てやるからな』という声がそのとき、お客さんから聞こえたような気がしました。そして前作『家族はつらいよ』を観たたくさんの方から『面白かった、これはシリーズになりますね』と言って頂きました。それは『男はつらいよ』をつくった時と同じでした。今回もそんな声に後押しされるような気持ちで作ろうと思います」と決意を明かす。さらに「前回は“熟年離婚”がテーマでしたが、今回のテーマは、“無縁社会”です」と話し、「平田家の家族はしょっちゅう喧嘩をするし、家族なんて面倒臭いなぁと思っているんだけども、ある登場人物の悲しい人生、昔は格好良くて、女の子からもモテ、一生懸命働き、順調だったはずの男が、バブルの時代を越えて、どんどん生活が苦しくなり、滑り台を滑るように最後まで行ってしまう、そんな悲しい“死”を目の当たりにすることで、自分たちの幸せに改めて気づき、家族が新たな絆を作っていく、そんなお話です」と説明。「喜劇映画では“死”を描くことはタブーだけれども、あえてそのタブーに挑み、その“死”がもたらす、滑稽でバカバカしい大騒ぎを丁寧に描いてみようと思います。観客は笑いながら、大笑いしながら、格差社会の重苦しさにもふと思いを馳せてくれればいいなと思います。笑える映画を作ることは昔からのぼくの夢です。笑って笑ってシャツのボタンがちぎれてしまうような、そんな映画こそ作りたいんです」と語る山田監督。本作は、8月6日(土)にクランクインし、9月下旬にクランクアップ。12月に完成し、2017年初夏に公開される予定。『家族はつらいよII(仮題)』2017年初夏全国公開予定『家族はつらいよ』ブルーレイ&DVD 発売中初回限定生産:豪華版(3枚組):5800円+税通常版ブルーレイ:4700円+税通常版DVD:3800円+税発売・販売元:松竹
2016年08月03日山田洋次監督のもと、橋爪功や吉行和子、妻夫木聡、蒼井優らが集結した『家族はつらいよ』。『男はつらいよ』シリーズ終了後、山田監督20年ぶりの喜劇で話題を呼んだ本作のさらにパワーアップした続編が、スクリーンに帰ってくることが明らかになった。平田周造(橋爪功)と妻の富子(吉行和子)との離婚騒動から数年ーー。周造はマイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めたことから、高齢者の危険運転を心配した長男・幸之助夫婦(西村雅彦&夏川結衣)は、運転免許を返上させることを画策する。しかし、頑固オヤジをいったい誰が説得するのか!? 嫌な役回りを兄妹夫婦(林家正蔵&中嶋朋子/妻夫木聡&蒼井優)でなすりつけ合う中、周造は意地でも運転を止めようとせず、平田家はまたもや不穏な空気に包まれていく。そんなある日、周造は居酒屋女将のかよ(風吹ジュン)とドライブ中に、故郷・広島の同級生・丸田吟平(小林稔侍)と偶然出くわす。かよの店で40数年ぶりに酒を酌み交わしたその夜、周造が丸田を自宅に泊めたことから、平田家にはさらなる騒動が襲いかかることに!国民的映画『男はつらいよ』をはじめ、『武士の一分』『おとうと』『小さいおうち』など、50年以上にわたり、その時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田監督による『家族はつらいよ』。今年3月に公開され、観客動員人数119万人、興行収入13億円を突破し、映画館を笑顔で包んだ同作品の続編製作が早くも決定。“熟年離婚”の危機を乗り越えた平田家を、また新たな騒動が襲う!?おなじみとなったあのお騒がせ家族・平田家のメンバーには、橋爪功&吉行和子、西村雅彦&夏川結衣、中嶋朋子&林家正蔵、妻夫木聡&蒼井優が再び集結し、1作目とは別人の役で小林稔侍も続投。さらに、山田組初参加となる豪華キャストの出演も予定されているという。誰もが共感し、笑い、そして涙する…そんな山田ワールド全開の本作は、日本の喜劇映画の新シリーズとなりそうだ。<山田洋次監督コメント>40年以上も前になるけれども、新宿の映画館で『男はつらいよ』第1作を、観客が大きな声を出して笑っていたのを昨日のことのように覚えています。「もっともっと作ってくれ、俺たちまだまだ観てやるからな」という声がそのとき、お客さんから聞こえたような気がしました。そして前作『家族はつらいよ』を観たたくさんの方から、「面白かった、これはシリーズになりますね」と言っていただきました。それは『男はつらいよ』をつくった時と同じでした。今回もそんな声に後押しされるような気持ちで作ろうと思います。前回は“熟年離婚”がテーマでしたが、今回のテーマは、“無縁社会”です。平田家の家族はしょっちゅう喧嘩をするし、家族なんて面倒臭いなぁと思っているんだけども、ある登場人物の悲しい人生、昔は格好良くて、女の子からもモテ、一生懸命働き、順調だったはずの男が、バブルの時代を越えて、どんどん生活が苦しくなり、滑り台を滑るように最後まで行ってしまう、そんな悲しい「死」を目の当たりにすることで、自分たちの幸せに改めて気づき、家族が新たな絆を作っていく、そんなお話です。喜劇映画では「死」を描くことはタブーだけれども、あえてそのタブーに挑み、その「死」がもたらす、滑稽でバカバカしい大騒ぎを丁寧に描いてみようと思います。観客は笑いながら、大笑いしながら、格差社会の重苦しさにもふと思いを馳せてくれればいいなと思います。笑える映画を作ることは昔からのぼくの夢です。笑って笑ってシャツのボタンがちぎれてしまうような、そんな映画こそ作りたいんです。『家族はつらいよII』(仮題)は2017年初夏、全国にて公開予定。『家族はつらいよ』ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月03日横山秀夫のベストセラー小説を2部作で映画化した『64-ロクヨン- 後編』が6月11日、全国321スクリーンで封切られた。東宝によると、同日15時の段階で『64-ロクヨン- 前編』(公開35日目の6月10日時点で興行収入15.3億円)対比で、140%の観客動員数を記録。前後編を合わせて興行収入40億円突破を見込める大ヒットスタートを切ったと発表した。舞台あいさつ その他の写真同日、東京・TOHOシネマズ日劇で初日舞台あいさつが行われ、原作者の横山氏をはじめ、主演の佐藤浩市、共演する綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎、滝藤賢一、吉岡秀隆、瑛太、永瀬正敏、三浦友和、瀬々敬久監督が登壇。キャストを代表し、佐藤は「前編でヒットしてくれて、やっとここまで来ることができた。これで僕らの仕事も終わりました」と安堵の表情を浮かべた。わずか1週間で終わった昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件(通称:ロクヨン)を軸に、県警記者クラブを巻き込んだ警察内部の対立と、14年を経て新たに起きた模倣事件の顛末を、県警の広報官・三上義信(佐藤)の葛藤とともに描く。前後編で約3カ月という長丁場の撮影を乗り切った佐藤は、「キリキリとした日々を過ごし、やっと撮影を終え、山の頂きに登れたと思ったら、頂上からの景色は雲海で何も見えなかった」と心境を吐露。後編の封切りを迎えたこの日、ステージから満員の客席をながめながら、「皆さんのお顔を見て、雲海が晴れました。ロクヨンの景色が見られました」と感無量の面持ちだった。原作の横山氏は「圧巻の出来。原作が映画に乗っ取られた」と本作に太鼓判を押し、「(小説の)続編を書こうかなと考えていましたが、映画の結末を見る限り…」と思わず本音も。一方、瀬々監督は「原作とはやや違った結末ですが、原作の魂と世界観、いわゆる“横山節”を基盤にしているので、小説と映画、それぞれの世界を楽しんで」とアピールした。『64-ロクヨン- 前編』公開中『64-ロクヨン- 後編』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年06月11日映画『64 -ロクヨン-後編』が6月11日(土)に公開を迎え、主演の佐藤浩市をはじめ、総勢14名による舞台挨拶が行われた。共演陣からは撮影を主演として引っ張り、プロモーション活動を精力的に行なってきた佐藤さんを称える声が続出した。数々の警察小説の傑作を送り出してきた横山秀夫のベストセラーを二部作で映画化。たった7日間で終わった昭和64年に起き、迷宮入りした誘拐殺人事件“ロクヨン”を模した事件が十数年の時を経て発生する。主人公の三上は警務部広報官として報道陣の対応を担当することになるが…。この日は、佐藤さんに加え、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎、滝藤賢一、吉岡秀隆、瑛太、永瀬正敏、三浦友和に瀬々敬久監督、そして原作者の横山さんという総勢14名がそろい踏みとなった。上映が終了すると、客席からは拍手がわき起こる。佐藤さんは撮影、プロモーション、そして『前編』の公開を経てようやくこの日を迎え「やっとこの日を迎えることができました」としみじみと語る。3か月間の撮影を「こういう映画ですので、毎日、キリキリしてました」と述懐。「やっと、(撮影が)終わって山の頂に立って、どんな景色が見えるかと見たら雲海で何も見えなかったんですが、今日こうしてお客様の顔を見て、こういうことだったんだ!とやっと『64 -ロクヨン-』の景色が見れました」と感慨を口にした。そんな佐藤さんへの感謝のコメントが特に若い共演陣から次々と飛び出す。榮倉さんは「浩市さんの大きな背中を近くで見られて幸せでした」と語り、登壇人で唯一の平成生まれで昭和の時代を知らない坂口さんも「浩市さんの背中を見て、感じて、この作品に参加させていただけたことが糧となりました。感謝しています」と口にする。瑛太さんは、200媒体以上の取材をこなした佐藤さんに「この場を借りて浩市さん、お疲れ様でした」と深々と一礼。窪田さんも本作への参加について「刺激をいただき、勉強になる日々を送らせていただきました」と語った。佐藤さんは「大して見られる背中でもないけど…」と照れ笑いを浮かべつつも嬉しそうに微笑み、最後に会場に足を運んだ観客に向けて「やっとここまで来ました。中身について四の五の言うつもりはありません。みなさんが感じたものを持ち帰っていただければ。本当にありがとうございました!」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『64 -ロクヨン-』前後編ともに公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月11日「嵐」の櫻井翔と有吉弘行がゲストの願望や疑問、悩みを視聴者と共に解決、実現していくバラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」の6月9日(木)放送回に、映画『64-ロクヨン-』から佐藤浩市、小澤征悦が出演する。人生相談が得意だといい「俳優界の駆け込み寺」と呼ばれている佐藤さんが、渋谷の屋台に出現、渋谷の若者たちの悩みを聞く。金髪ギャルから女装ポールダンサー、ガングロまで渋谷に集う若者たちが抱く悩みを真剣に解決。その“熱さ”に思わず涙する若者も現れるほど。さらにスタジオでは岡田圭右の娘・岡田結実が佐藤さんにガチ人生相談。現在16歳の結実さんの「父のイメージを払拭したい!」という2世タレントならではの悩みに、同じく父が俳優だった佐藤さんは自らの実体験からアドバイスをする。そして「嵐」の松本潤もメンバーという一流芸能人による「浩市寿司の会」の“実態”についても語ってくれる。松本さんとはプライベートでも交流のあるという佐藤さんの“松潤へのまさかのダメ出し”にも注目だ。もうひとりのゲスト、小澤さんは世界的な指揮者・小澤征爾の息子。それゆえ規格外のセレブ生活を送ってきた。今回はオバマ大統領にホワイトハウスに招待された話や、世界中に何個もある自宅の話など一同驚愕の仰天エピソードを披露してくれる。さらに小澤さんがこだわっているという“エレベーターの乗り方”を熱く語る。櫻井さん、有吉さん、佐藤さんのプライベートを隠し撮りして、3人のエレベーターの乗り方を小澤さんが“めった斬り”にするほか、「オリジナルの曲を作って佐藤浩市さんと歌いたい!」という小澤さんが、佐藤さんゆかりの地を巡り歌詞を作成。大物作曲家に協力を仰いで「佐藤浩市に捧げる歌」を完成。佐藤さんが小澤さん、櫻井さん、有吉さん、準会員の島崎和歌子、藤田ニコル、岡田さんと一緒に熱唱する。その際の佐藤の美声は必聴だ。今回ゲスト出演した佐藤さんと小澤さんが出演している『64-ロクヨン-』は、「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などで知られる横山秀夫のベストセラー小説を前後編で映画化。『前編』が現在全国公開中で『後編』が6月11日(土)より全国で公開される。物語はわずか7日で終わった昭和最後の年、昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件「ロクヨン」の時効が近づいてきた平成14年、「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事の三上義信(佐藤さん)が警務部広報室に広報官として異動する。記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のなかで「ロクヨン」をなぞるような新たな誘拐事件が発生し、三上は怒涛と驚愕の展開に巻き込まれていく――というもの。佐藤さん、小澤さんのほか、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和、永瀬正敏、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝など、日本映画界を代表する実力派俳優陣が集結しているのも見どころだ。「櫻井・有吉THE夜会」は6月9日(木)21時57分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年06月09日今年、開局25周年を迎えるWOWOWが、上川隆也、渡部篤郎ら豪華キャストを迎え、ドラマ史上最大規模で贈るドラマ「沈まぬ太陽」。この度、本作の壮大なタンザニアロケのメイキング映像が到着した。国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川隆也)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)は、死亡事故が起きるほど劣悪な労働環境の改善を目指し経営陣と激しく対立する。空の安全を第一に考え、時に愚直に行動する恩地は経営幹部に疎まれ、 海外の僻地へ左遷されてしまう。一方現実主義の行天は恩地と決別し、幹部に取り入りながらも自らの理想の会社像を追い求め出世していく。山崎豊子の同名最高傑作を初のテレビドラマ化する本作は、未曽有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫き、巨大組織で生きる者たちを描き、アフリカ・中東での海外ロケなど、かつてない規模での制作に挑んでいる。脚本は大河ドラマ「軍師官兵衛」の前川洋一。監督には、連続ドラマW「マークスの山」「下町ロケット」の水谷俊之と鈴木浩介がメガホンを取っている。キャストには、主人公・恩地元役の上川さんをはじめ、ライバル・行天四郎役に渡部篤郎。そのほか、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼など豪華なキャストが多数集結している。そしてこのほど解禁されたのは、上川さんがタンザニアにて撮影しているメイキング。キリマンジャロ山やキリマンジャロコーヒーなど、タンザニアの野生動物や広大な自然の紹介から始まる本映像。キリンやゾウなど、お馴染みの動物はもちろん、カンムリヅルやウォータバックといった聞きなれない動物の姿も映し出されている。映像は変わり、上川さんの撮影がスタート。現地の人を採用したエキストラで和やかな雰囲気で撮影が進み、上川さんは、彼らの協力的な姿勢に「本当に助けられながら撮影を進めることができた」と感謝を述べている。また、現地の料理がケータリングで出されるなど順調そうな撮影も思えるのだが、ここから緊迫した映像が続いていく。まだ暗い早朝から移動が始まり、道なき道を4時間もかけロケ地に到着。そして、タンザニアならではの野生の動物たちとの撮影に挑む。ゾウを刺激しないよう最小限の撮影部隊で取り掛かり、今回のロケの中でも特に緊張感が高まった撮影。苦労の末に出来上がったシーンは、上川さん演じる恩地の緊張感もそのまま伝わってくる素晴らしい場面となっているようだ。さらにドローンを使用しての映像は迫力に満ち、まさに圧巻。最後に上川さんは、「この物語を包み込む大地が欠かすことのできない存在であり、本当にありがたく思っています」とタンザニアの撮影を感慨深くふり返っていた。連続ドラマW「沈まぬ太陽」は毎週日曜日22時~WOWOWにて放送。※6月4日(土)19時~第1話無料再放送。(cinemacafe.net)
2016年06月03日ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作といわれる同名小説を2部作で映画化、昨年3月に公開され大ヒットした『ソロモンの偽証 前篇・事件』が20日(金)、金曜ロードSHOW!で地上波初放送される。物語はクリスマスの朝、雪に埋もれた校庭で見つかったある男子生徒の遺体。警察は自殺と断定するが、“殺人”の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発されたのは彼のクラスメイト。マスコミ報道が過熱する中、あまりにも無力な学校と親。もう大人たちに任せておけないと、生徒たちは学校内裁判を開廷することに…というもの。主演は本作が女優デビュー作となった藤野涼子。藤野さんは2014年「日本映画最大規模」とも言われた本作のオーディションで約1万人の中から主人公の藤野涼子役に抜擢され、役名がそのまま芸名となったことも話題となった。藤野さんのクラスメイトとなる中学生役のキャスト33名も同じく1万人オーディションで選ばれた精鋭。『アオハライド』の板垣瑞生、「E-girls」のメンバーでもあり『ガールズ・ステップ』で主演を務めた石井杏奈、『渇き。』の清水尋也など次世代の才能が勢ぞろい。撮影時は夏だったが酷暑のなか体育館での撮影に冬服で挑んだという彼らに対し、涼子の父親を演じた佐々木蔵之介は公開当時の舞台挨拶で「1万人を背負って立っている“覚悟”があった。毎日、全身全霊で芝居をぶつけてくるのに心打たれていました」と称賛の声を送っていた。また佐々木さんのほか、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子ら日本映画界が誇る豪華俳優陣が大人キャストとして脇を固める。また『聯合艦隊司令長官 山本五十六』などで知られる成島出監督のもと『八日目の蝉』チームが再結集、この大作を描き上げた。金曜ロードSHOW!『ソロモンの偽証 前篇・事件』は日本テレビ系で20日(金)の21時~の放送。(笠緒)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2016年05月20日上川隆也を主演に、山崎豊子の最高傑作といわれる原作を初めてテレビドラマ化したWOWOWの連続ドラマW「沈まぬ太陽」。このほど、未曽有の航空機墜落事故から幕を開ける第2部より出演する、総勢8名の実力派キャスト陣が解禁となった。国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川さん)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)は、袂を分かち、恩地は海外の僻地に左遷。一方、行天は幹部に取り入り、自らの理想の会社像を追い求め出世していく。やがて、空の安全を軽視した国民航空は、大型旅客機の墜落事故という未曽有の惨劇を引き起こす。事故当時、日本に戻っていた恩地は遺族係となり、遺族たちの深い悲しみと怒りに真摯に向き合うことに。そんな中、日本政府は国民航空の建て直しのため、関西紡績の国見正之にトップ就任を要請。会長に就いた国見は、恩地を会長室部長として呼び寄せ、組織にはびこる不正の数々を調査させる。恩地は失墜した会社の再生を信じて奔走するも、その前に立ちはだかったのは、常務にまで上り詰めた行天だった…。第1部には上川さんほか、渡部篤郎、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼ら豪華キャストが集結し、海外ロケを敢行するなど、かつてないスケールで描かれる連続ドラマW「沈まぬ太陽」。第2部からは、長塚京三、陣内孝則、高嶋政伸、石丸幹二、佐野史郎、升毅、平幹二朗、橋爪功という、日本を代表する実力派俳優がなんと8名も参加。今回、国民航空を建て直すために会長職に就任し、恩地を会長室部長に抜擢する国見正之を演じる長塚さんからもコメントが到着。ほかのキャストの役柄は、これから随時発表されていくという。<長塚京三コメント>ドラマWも大河ドラマのようになったなと思いました。だって随分前ですよ、国見役のオファーを戴いたのは。 恩地の前に、まるで「救世主」のように現れるのはいいが、その分、視聴覚的な実在感が微妙で、とても悩ましい準備期間を過ごしました。ま、案ずるより産むが易し、ですが。 なん人(びと)も所詮、欲で動く者のパワーには適わないのだろうか。国見という役を通して、正義を貫くことの空しさ、索莫とした非達成感、といったものを感じ取っていただけたら幸いです。WOWOW開局25周年記念連続ドラマW「沈まぬ太陽」は、毎週日曜22時~WOWOWにて放送中(※第1部:1話~8話/第2部:9話~20話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開(C) 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会
2016年05月08日累計発行部数130万部を超えるミステリー小説を映画化した『64-ロクヨン- 前編』の初日舞台あいさつが5月7日に、東京・TOHOシネマズ日劇で行われ、主演を務める佐藤浩市をはじめ、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、坂口健太郎、瑛太、永瀬正敏、三浦友和、瀬々敬久監督が登壇した。初日舞台あいさつ/その他の写真東宝によると、同日12時の段階で2012年に公開された同ジャンルのサスペンス『麒麟の翼』(興収16.8億円)対比で、133%の観客動員数を記録し、興収20億円突破確実の好スタートを切ったという。劇場には、原作ファンと思われる50代以上の男性や夫婦を中心に、30~40代など幅広い年代が来場。作品の評判も良く、今後は平日に年齢層の高い観客が多く見込めることから、長期的に安定した興行が期待できるとしている。主演を務める佐藤は、満席となった劇場内を見つめ、「硬派なエンターテインメント映画に多くのお客さんが来ていただくのが、正直難しい日本映画界ではあります。今日は初日を迎えられて、とにかくホッとしています」と安どの表情。「本当に山場の連続で、若手もベテランも関係なく、いい意味で緊張感のある現場。ぜひ、皆さんにこの映画の魅力を伝えていただけたらと思います」と感無量の面持ちでアピールした。わずか1週間で終わった昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件(通称:ロクヨン)を軸に、県警記者クラブを巻き込んだ警察内部の対立と、14年を経て新たに起きた模倣事件を、県警の広報官・三上義信(佐藤)の葛藤とともに描く。佐藤のコメントを受けて、同じ広報室で働く部下を演じる綾野は、「私もホッとしました」。一方、対立する記者クラブを仕切る新聞記者を演じた瑛太は「撮影期間中に、浩市さんから『やっと、俳優になったな』と声をかけていただいて、すごく感動した」と感激しきり。当の佐藤は「そんなことあった?酔っぱらっていたから(笑)」と照れ笑いを浮かべた。『64-ロクヨン- 前編』公開中『64-ロクヨン- 後編』6月11日(土)公開取材・文・写真:内田 涼
2016年05月07日公開初日を迎えた映画『64‐ロクヨン-前編』の初日舞台あいさつが7日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われ、主演の佐藤浩市をはじめ、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、坂口健太郎、瑛太、永瀬正敏、三浦友和、瀬々敬久監督が出席した。ゴールデンウイーク真っ只中にもかかわらず、客席を埋め尽くしたこの日の舞台あいさつに、主演も佐藤浩市をはじめキャスト陣と瀬々監督が登壇。満員の客席に佐藤が「本当に初日のこの日を迎えて色んな意味でホッとしています。役者としてはたくさんのお客さんに見ていただきたくて作っていますが、これだけのお客さんが来ていただけると、やってきて良かったと心から思います」と感慨深げ。続けて「本当に若手やベテラン関わらず、キャストやスタッフの皆さんに支えてもらいました。いつも山場みたいな感じでしたので、ある意味緊張感を持って臨めました。本当にキャストとスタッフの方に感謝しております」と共演者や瀬々監督にも感謝の言葉を口にした。昨年行われたロケ中には、共演者たちを引き連れて居酒屋などにも行ったという佐藤。「やっぱり対立軸がはっきりしていますので、広報室は広報室で結束して飲みながら他愛もない話をして広報室を作っていきました。記者団の瑛太くんと坂口くんを呼ぶことはありませんでしたね」とエピソードを明かすも、瑛太から「長岡のお寿司屋さんに連れってってもらったのは覚えています。帰りのタクシーで『瑛太! やっと俳優になったな!』と言われました。酔っ払っていたのかと思いますよ(笑)」と指摘されて、佐藤は「失礼しました。墓穴をほってしまいましたね(笑)」と思わず苦笑い。また、妻役の夏川から「私は一度もご馳走していただけませんでした!」と言われると、誘わなかった理由として佐藤は「夏川さんは減量指令が出ていたので、ほとんどお酒も飲めず、僕は奢る気満々だったんですよ。本当に撮影というのは残酷です」と上手くかわして客席を湧かせていた。映画化にもなった『半落ち』や『クライマーズ・ハイ』などの傑作を世に送り出している横山秀夫の同名小説を瀬々敬久監督が映画化した本作。かつては刑事部の刑事、現在は警務部の広報官である三上(佐藤浩市)だったが、時効を直前に迎えようとしてた昭和64年発生の未解決少女誘惑殺人事件「64(ロクヨン)」と同じような事件が発生するのだった。映画『64‐ロクヨン-前編/後編』は、前編が5月7日より、後編が6月11日より、2部作連続で公開。
2016年05月07日横山秀夫の傑作警察小説を二部作で映画化した『64 -ロクヨン- 前編』が5月7日(土)に公開を迎え、主演の佐藤浩市をはじめ、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、坂口健太郎、夏川結衣、永瀬正敏、三浦友和、瀬々敬久監督が初回上映後の舞台挨拶に揃って登壇した。たった7日間で幕を閉じた昭和64年に起きた未解決誘拐殺人事件“ロクヨン”、14年後にその事件を模倣する形で起きた新たな誘拐事件、さらには警察の内部抗争や記者クラブと広報の対立など様々なドラマが絡み合っていくさまを重厚に描き出す。佐藤さんらは劇場後方の扉から、客席通路の間を通り、映画を観終えたばかりの観客の歓声に迎えられながらステージへ。佐藤さんは初日を無事に迎え「ホッとしております」と安堵の表情を浮かべ「これだけたくさんのお客様に来ていただき、やってきてよかったと嬉しい気持ちです」と語り深々と客席に頭を下げた。撮影現場のエピソードを尋ねられると、佐藤さんは綾野さん、榮倉さん、そしてこの場にいない金井勇太を加えた広報室のメンバー4人で飲みに行くことが多かったと述懐。この発言を受け、榮倉さんが「今回のプロモーションの中で、浩市さんに『お寿司を食べさせてほしい』と言ってたんですが、実はもうすでに連れて行ってもらってまして…(苦笑)」と申し訳なさそうに明かす。話を整理すると、すでに過去に一度、佐藤さんは榮倉さん、綾野さんらを寿司に連れて行ったにもかかわらず、おごった当の佐藤さんさえもその事実をすっかりと忘れていたとのこと…。ここで、普段は広報室とは対立する“記者クラブ”所属ということで、あまり一緒に飲みに行くことがなかったという瑛太さんが「僕は覚えてますよ!」と自分も一緒に連れて行ってもらったと告白。さらに「帰りのタクシーで浩市さんに『瑛太もやっと俳優になったな』と言っていただいたんですけど…」と振り返るも、佐藤さんは「瑛太もいた?それ言ったのってそのときだっけ…(苦笑)?」とせっかくの感動的なやり取りもお酒のせいかうろ覚え…?とはいえ、お会計はしっかりと佐藤さんが全員分を支払ったようで、佐藤さんは「僕はみんなの“WALLET(お財布)”と呼ばれてたので…」と自虐的に語り、会場は笑いに包まれていた。『64 -ロクヨン- 前編』は公開中。『64 -ロクヨン- 後編』は6月11日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月07日笑福亭鶴瓶が自ら事前に取材を行いゲストの素顔に迫るトークバラエティー「A-Studio」の6日(金)放送回のゲストに俳優の佐藤浩市が出演する。現在55歳を迎え、数々のドラマ、映画作品で活躍してきた日本を代表する俳優である佐藤さん。番組ではスクリーンでの姿とは違う素顔に迫るべく、鶴瓶さんが内緒で直接佐藤さんの親友や関係者を取材、情報を入手。ほかでは見られない意外な素顔や過去のエピソードを解き明かしていく。佐藤さんは主演最新作となる映画『64-ロクヨン- 前編』が7日(土)から全国公開。同作は「半落ち」「クライマーズ・ハイ」の原作を手がける横山秀夫のベストセラー小説を2部作で映画化する作品。昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”の時効が近づく平成14年、当時を模倣した事件が発生。元敏腕刑事で現在は警務部広報室広報官を務める佐藤さん演じる三上義信が、記者クラブやキャリア上司との攻防、そして刑事部と警務部の対立に巻き込まれながら真実を追う姿を重厚なタッチで描く。キャストも佐藤さんのほか、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、椎名桔平、三浦友和、奥田瑛二、瑛太、窪田正孝、永瀬正敏といった豪華な面々が顔を揃えた。「前編」に続き「後編」も6月1日(土)から全国公開される。「A-Studio」は6日(金)23時~TBS系で放送となる。(笠緒)
2016年05月06日WOWOW開局25周年記念「連続ドラマW 沈まぬ太陽」の第1話完成試写会が20日(水)都内で行われ、主演の上川隆也、共演の夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、國村隼、渡部篤郎が出席した。作家・山崎豊子によるベストセラー小説にして最高傑作との呼び声高い同名小説を、全20話で完全ドラマ化。国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川さん)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部さん)は、劣悪な労働環境の改善を目指すが、経営陣と激しく対立する。海外の僻地へと左遷される恩地の一方で、恩地と決別し、会社上層部に取り入りながらも自らの理想の会社像を追い求め出世していく行天。やがて空の安全を軽視した国民航空は、大型旅客機の墜落事故という悲劇を引き起こす。NHK連続ドラマ「大地の子」以来約20年ぶりに山崎作品の主役を務める上川さんは「恩地は我々と同様、当たり前のどこにでもいるような等身大の人物。等身大だからこその演じる難しさや醍醐味を感じながら演じています。演じ甲斐のある役柄」と大役を紹介しながら「撮り終わったような顔をして壇上に立っていますが、実はいまも撮影続行中です」と報告。アフリカでも撮影を敢行しており「恩地という男の人生に影響を与えたアフリカの大自然そのものに、強く心を打たれて感銘を受けた」と現地ロケに感激していた。また恩地や行天を尊敬する労働組合員役の小泉さんが「上川さんと渡部さんの部下として間近でお二人の芝居を見て、一人の男として心を突き動かされた」と感銘を受ける一方で、対立する労務課長役の板尾さんは“創路ワールド”を展開。板尾さんは、上川さんと渡部さんとの共演に「ご想像の通り、上川さんと渡部さんは無臭の人なので、お芝居がやりやすかった」と独特過ぎる感想を述べ「変な臭いがしないので、芝居に集中できた。皆さんなにがしかの臭いがするけれど、この二人に関しては全くしない。素晴らしい役者さんです」と謎の角度から絶賛していた。WOWOW開局25周年記念「連続ドラマW 沈まぬ太陽」は、5月8日(日)22時~WOWOWにて放送開始(全20話・1話無料放送※第1部:1話~8話/第2部:9話~20話)。(text:cinemacafe.net)
2016年04月20日実力派俳優・上川隆也を主演に迎え、壮大なスケールで贈るWOWOW開局25周年記念の連続ドラマW「沈まぬ太陽」。このほど、アフリカ・タンザニアと中東・ドバイで敢行されたロケのメイキング映像と新場面写真が到着。さらに、第1部の追加キャストとして長谷川京子、ミムラ、原田泰造、麻生祐未の出演が発表された。渡辺謙主演で映画化され、大ヒットした山崎豊子の最高傑作といわれる原作を、初めてTVで連続ドラマ化する本作。一社会人として、そして1人の人間として、未曽有の航空機墜落事故の裏で信念を貫いた巨大組織で生きる者たちを、上川さんをはじめ、渡部篤郎、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼ら豪華実力派キャストにより力強く描き出す。このたび公開された「ミニガイド#3 海外ロケ編」では、タンザニア連合共和国、ドバイ首長国ロケでの様子や、主人公・恩地元を演じる上川さんのインタビューなど、現地の空気感にあふれる映像が収められている。タンザニアロケでは、組合活動で会社に楯突いた恩地の赴任先となるナイロビのシーンを撮影。野生のライオンや像、キリンがいるサバンナの大自然の中での撮影に、上川さんは「とにかくこの広大さに感動しています。恩地の想いや心境を想像しながら臨みました」と、タンザニアでの本格ロケに感無量といった様子。また、ドバイでは1960年代のパキスタン・カラチの街並みを忠実に再現。現地のエキストラと共に大規模な撮影が行われた。映像では、撮影のためにスタッフが一晩かけて当時の街並みを再現する様子も収められている。タンザニアとドバイでのロケを通して上川さんは、「恩地という男の基幹にあるものを、さらに固めることができたなと思いましたね」とふり返っている。さらに今回、新たな場面写真も到着。恩地と行天(渡部さん)が共に組合活動で団交に臨むシーン、ナイロビ赴任後の恩地がサバンナの野生動物に向けてライフルを構える狩猟のシーンとともに、タンザニアとドバイの撮影風景を捉えた緊迫感があふれる写真もお披露目されている。この第1部に長谷川さん、ミムラさん、原田さん、麻生さんはどのように関わっていくのか、今後も目が離せない。連続ドラマW「沈まぬ太陽」は、5月8日(日)22時~WOWOWにて放送開始(全20話・1話無料放送※第1部:1話~8話/第2部:9話~20話)。(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日主演に佐藤浩市、共演に綾野剛、榮倉奈々、瑛太ら日本の映画界を支える実力派俳優陣で贈る<a href="">『64-ロクヨン-前編/後編』</a>。この度、本作の主題歌「風は止んだ」を担当する小田和正が、映画について語るコメントが到着した。昭和64年。わずか7日間で終わった昭和最後の年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部内で「ロクヨン」と呼ばれ、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。平成14年、主人公の三上義信(佐藤浩市)は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生。怒涛の、そして驚愕の展開が次々と三上を襲う――。原作は、「半落ち」「クライマーズ・ハイ」など数々の傑作を生み出してきた横山秀夫による、累計発行部数130万部突破のベストセラー小説「64(ロクヨン)」。“たった1週間で終わった昭和64年”に起きた未解決の少女誘拐殺人事件(=通称:ロクヨン)。その“ロクヨン”を起点に勃発する県警記者クラブを巻き込んだ警察内部の対立と、さらに14年を経て新たに起きる“ロクヨン”模倣の誘拐事件を、県警の広報官の葛藤とともに描いている。監督には、<a href="">『感染列島』</a><a href="">『アントキノイノチ』</a>などを手掛け、<a href="">『ヘヴンズ・ストーリー』</a>でベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞するなど、世界的にもその実力が評価されている鬼才・瀬々敬久がこの衝撃作に挑戦した。キャストには、主人公・広報官の三上義信役の佐藤さんをはじめ、三上の部下・諏訪役に綾野さん、広報室の紅一点として三上を支える広報室婦警の美雲役に榮倉さん、広報室と対立する記者クラブを取りまとめる、東洋新聞キャップの秋川役に瑛太さん、そのほか三浦友和、永瀬正敏、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝と、日本映画界を名実共に代表する実力派俳優陣の共演が実現している。そして今回、5年ぶり映画新曲描き下ろしとなった小田さんから、異例のコメントが到着。主題歌のオファーを受けたときの感想について「横山秀夫さんの本はとても好きなので話をいただいてビックリしましたが嬉しかったです。横山さんご本人は納得してくれているのかな、と考えたりしました。『64(ロクヨン)』はもちろん読んでいました。で、監督は自分にどんな曲を期待してくれているのかなとやはりそれを考えましたが、あえて質問はしませんでした」と自身も原作者・横山氏のファンだと語っている。主題歌「風は止んだ」については、「重いテーマだったので同じような色合いで前向きな感じがいいかなぁとスタートして、とにかく『君を想う気持ちだけが強くなって行く』というところへ行き着きました。で、そのながれで願いも込めて『風は止んだ』になりました」。また、本作を鑑賞したという小田さんは「映画はとても見応えがありました。とにかく折角多くのスタッフと役者さんたちが懸命に作ったのに最後で、歌が足を引っ張ったりしなければいいけれどと、それを願うばかりです。なんとか少しでも貢献できたら嬉しいです」と感想を語った。映画の軸となっている“昭和64年”は、小田さんが所属していたグループ「オフコース」が解散した年。このことについて小田さんは「ご崩御が今日か明日かという中、オフコース最後の全国ツアーをやっていて僕らは大阪にいました。解散していくということも自分たちにとっては大きな事件だったから、公なことと個人的なこととふたつが重なって、複雑な想いでした」と当時をふり返り、最後に「今回は大事な主題歌を書く機会を与えていただいて感謝しています」とコメントを寄せた。『64-ロクヨン-前編』は5月7日(土)、『64-ロクヨン-後編』は6月11日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月28日上川隆也が主演を務め、「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」などで知られる山崎豊子の最高傑作を初のテレビドラマ化した「沈まぬ太陽」。未曽有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫いた者たちを、WOWOWの連続ドラマWとしてはかつてないスケールの全20話で描く本作から、アフリカや中東でもロケが行われた第1部のポスタービジュアルと、場面写真が解禁となった。国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川隆也)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)は、劣悪な労働環境の改善を目指し経営陣と激しく対立。空の安全を第一に考え、時に愚直に行動する恩地は経営幹部に疎まれ、海外に左遷されてしまう。一方、現実主義の行天は恩地と決別し、幹部に取り入りながら自らの理想の会社像を追い求め、出世していった。やがて、空の安全を軽視した国民航空は、未曽有の大型旅客機の墜落事故を引き起こす。日本に戻っていた恩地は遺族係となり、尊い命を奪われた遺族たちの深い悲しみに真摯に向き合う。そんな中、日本政府は国民航空の建て直しのため、関西紡績の国見にトップ就任を要請。会長に就いた国見は恩地を会長室部長として呼び寄せ、組織にはびこる不正を調査させる。恩地は失墜した会社の再生を信じて奔走するも、その前に立ちはだかったのは常務にまで上り詰めた行天だった…。1995年の山崎豊子原作ドラマ「大地の子」で新人ながらも主人公を演じ、一躍脚光を浴びた上川さんが、20年の歳月を経て、再び山崎作品の主役に挑む本作。そのライバル・行天四郎役には、「連続ドラマW 翳りゆく夏」での熱演や、フジテレビドラマ「お義父さんと呼ばせて」の軽妙な演技も記憶に新しい渡部篤郎が演じるほか、夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼ら実力派キャストが第1部に出演する。解禁されたポスタービジュアルは、背景に第1部の象徴的な舞台であるアフリカを連想させる広大な大地と、その大地を照らす“太陽”を描いた壮大なスケール感を漂わせている。恩地を演じる上川さんを筆頭に、行天を演じる渡部など、名立たるキャスト陣が一堂に会し、上川さんの力強く前を見据えた眼差しには、巨大組織に翻弄されながらも、決して屈することなく信念を貫く意志がみなぎっているかのよう。だが、恩地と行天の決して交わることのない視線が、今後の2人の関係性をはっきりと浮き彫りにさせている。また、場面写真は、今後の組合について酒を酌み交わしながら真剣に語り合う行天と恩地の姿と、実際に中東で撮影された、赴任先カラチの雑踏を1人歩く恩地を映し出した臨場感あふれるものとなっている。なお、本作の放送に合わせて「山崎豊子原作映画特集」として、過去に映画化された『白い巨塔』(’66)、『華麗なる一族』(’74)、 『不毛地帯』(’76)、『女系家族』(’63)を5月3日より連日放送。上川さん出演の連続ドラマW「マークスの山」、渡部さん出演の連続ドラマW「下町ロケット」も全話一挙放送される。かつてないスケールのドラマで描く「沈まぬ太陽」が、ますます楽しみになってきた。WOWOW開局25周年記念 連続ドラマW「沈まぬ太陽」は、5月8日(日)22時~WOWOWにて放送開始(全20話・1話無料放送※第1部:1話~8話/第2部:9話~20話)。(text:cinemacafe.net)
2016年03月18日巨匠・松本清張の同名傑作短篇を原作に、連続テレビ小説「澪つくし」など大ヒット作を生み出し続けるジェームス三木が脚本を務める「一年半待て」が、フジテレビにて「松本清張スペシャル」として放送することが決定。主演に菊川怜が抜擢されたことも明らかになった。本原作は、これまでに小柳ルミ子、多岐川裕美、浅野ゆう子、夏川結衣などと10回以上ドラマ化された大人気サスペンス。過去には主要キャストに樹木希林、淡島千景、三國連太郎など、錚々たる面々が顔を揃えるが、今回の2016年版は歴代作の多くが“容疑者・さと子目線”で描かれてきたが、それまでの作品とひと味違い、その容疑者・さと子を守ろうと奮闘する、“弁護士・滝子目線”でストーリーが展開していく。これまでと全く視点を変えて描かれる本作の脚本を手掛けるのは、連続テレビ小説「澪つくし」や大河ドラマ「独眼竜政宗」をはじめ、大ヒット作を数多く生み出してきたジェームスさん。いまでも語り継がれる名作、1982年の名取裕子主演「けものみち」、1983年の佐久間良子主演「波の塔」を生んだ“松本清張×ジェームス三木”の最強タッグが再び本作で実現した。主演を務めるのは、女優のみならずキャスターなどマルチに活躍する菊川さん。今作では、才色兼備と呼ぶにふさわしい菊川さんの“はまり役”とも言える女性弁護士・滝子役を熱演している。一方、夫殺しの容疑者・さと子を演じるのは、約3年ぶりのフジテレビ系ドラマ出演となる石田ひかり。夫によるDVの被害者としての顔と、加害者としての顔の両面を併せ持つ、物語のカギを握る役どころに挑んでいる。 松本清張作品5作目となる菊川さんは「いままではどちらかと言うと、精いっぱいひたむきに犯人を追っていくというタイプだったんですけど、今回はちょっと大人のいろいろな善悪を織り込まれているような部分が、いままでとは違って非常に難しいですが、すごく自分にとってやりがいのある役だと思い、ぜひ挑戦させていただきたいと率直に思いました」とコメント。さらに弁護士ということで、法定シーンについては「ある意味、法廷は “ 舞台” のように感じました。演説ではなく弁論なんですけど、誰に向かって、何を聞かせ、どう訴えるのが効果的なのかを、監督と意見を交わしながら演じました。どうやって色を付けていくのがいいのか非常に難しかったです。また難しい言葉がたくさんあったので、滑舌には苦労しました」と秀才の菊川さんでも難しかったと語っている。意外にも今回が初共演となるそんな2人。菊川さんは石田さんについて「私が演じる高森滝子と、石田さん演じる須村さとこの2人だけのシーンがいくつかあったのですが、石田さんとお互いに意見を交わしながら撮影に臨みました。滝子とさとこの関係性がストーリーが進むにつれて少しずつ変化していく部分を2人でうまく表現できたと思っています」と初共演ながらも息ぴったりの様子。そのほか雛形あきこ、戸次重幸、前川泰之、渋川清彦、寺田農、ジュディ・オングら実力派で脇を固めている。菊川さんと石田さんの2人を中心に、次々と現れる女たちの欲望が渦巻くヒューマンサスペンスドラマ。“家庭”という密室で起こる一つの殺人事件を契機にすべてが動き出す…。前週8日(金)放送の米倉涼子主演ドラマ「かげろう絵図」と併せ、2週連続で“松本清張スペシャルドラマ”に期待したい。「一年半待て」は4月15日(金)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月15日声優の麻倉もも・雨宮天・夏川椎菜の3人からなるユニット「TrySail」が、1stアルバム『Sail Canvas(セイル キャンバス)』をリリースすることを発表した。発売は5月25日。TrySailは、2011年にミュージックレインが主催した「第2回ミュージックレイン スーパー声優オーディション」に合格した麻倉もも・雨宮天・夏川椎菜の3人からなるユニットで、2015年5月13日に1stシングル「Youthful Dreamer」でデビュー。2016年2月10日に発売された3rdシングル「whiz」ではオリコン週間ランキング4位を獲得している。5月11日には4thシングル「High Free Spirits」のリリースも予定。6月5日にはパシフィコ横浜、18日には東京国際フォーラムホールAでのワンマンライブ開催も決定しており、アニメ・声優業界でも注目されている。1stアルバム『Sail Canvas』は。1st~3rdまでのシングル・カップリング曲はもちろん、アルバム新規収録楽曲も収録する。価格は「BD付初回生産限定盤(CD+Blu-ray)」が4,860円、「DVD付初回生産限定盤(CD+DVD)」が4,104円、「通常盤(CDのみ)」が3,240円となっている(いずれも税込)。○TrySail 1stアルバム『Sail Canvas(セイル キャンバス)』発売日:2016年5月25日●「BD付初回生産限定盤(CD+Blu-ray)」・BD収録内容:特典映像A&「ひかるカケラ」ミュージックビデオ収録・商品仕様:フォトブックレットA封入/三方背スリーブケース仕様価格:4,860円(税込)●「DVD付初回生産限定盤(CD+DVD)」・DVD収録内容:特典映像B&「ひかるカケラ」ミュージックビデオ収録・商品仕様:フォトブックレットB封入/三方背スリーブケース仕様価格:4,104円(税込)●「通常盤(CDのみ)」価格:3,240円(税込)●CD収録曲「ひかるカケラ」CD初収録「あかね色」CD初収録「Youthful Dreamer」(TVアニメ『電波教師』オープニングテーマ)「コバルト」(TVアニメ『Classroom☆Crisis』オープニングテーマ)「whiz」(TVアニメ『暦物語』エンディングテーマ)「Sail Out」「ホントだよ」「Baby My Step」ほか新規楽曲を収録
2016年03月15日名匠・山田洋次監督のもと、2013年の『東京家族』のキャスト8人が再集結し、東京郊外に住む一家を通じて現代の家族の姿を描き出す『家族はつらいよ』。このほど、本作でピアノに初挑戦した“次男”妻夫木聡の劇中写真が、シネマカフェに到着。蒼井優演じる恋人にプロポーズをする直前のシーンであることが明らかとなった。50年以上にわたり、その時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田監督が、『男はつらいよ』シリーズ終了から20年の時を経て、改めていまの“家族”を喜劇で描き出した本作。橋爪功×吉行和子が“離婚危機”に瀕する熟年夫婦を演じ、絶妙なコンビネーションを見せるほか、長男夫婦に西村雅彦×夏川結衣、長女夫婦に中嶋朋子×林家正蔵、次男カップルに妻夫木さん×蒼井さんと、山田監督が「最高のアンサンブル」と太鼓判を押す『東京家族』のキャストが再結集した。今回WEB初公開となったのは、妻夫木さん演じる平田家の次男、庄太が華麗にピアノを弾く姿を収めた劇中写真。平田家に突然降りかかった、まさかの“熟年離婚”騒動をコミカルに描いた本作で、別れの危機に瀕する夫婦の一方、これから夫婦となる若いカップルが、庄太と、蒼井さん演じるその恋人・憲子だ。庄太は、平田家の緩衝材のような存在として、いまだ実家暮らしを続けているピアノ調律師。どこか頼りない彼も、ついに交際を続けていた憲子へのプロポーズを決意する。今回の写真は、その庄太が一世一代のプロポーズをする直前にピアノを演奏するシーンで、仕事先のコンサートホールに憲子を呼びだし、自ら調律したピアノでショパンを弾いた彼は、ずっと言えなかった大切な言葉をこの後、伝えることに…。華麗にピアノを弾く妻夫木さんの演技が光るこの素敵なシーン、実は撮影当初、庄太の職業は“ピアノの調律師”ではなく、なんと“大道具のスタッフ”だったという。衣装合わせや本読みを行ない、庄太の出番が始まる少し前まで撮影が進んでいた最中、山田監督が家族全体のバランスを再考。全ての設定を練り直した結果、庄太の職業が“大道具のスタッフ”から“ピアノの調律師”に変更になった。さらに、ピアノ経験のない妻夫木さんに、「調律の芝居の後に、ショパンのノクターンを少し弾いてもらいたい」と山田監督からまさかのリクエストが。妻夫木さんはその要望に応えるべく、すぐさま現場にピアノを取り寄せ、練習を開始。1か月半の猛特訓の甲斐あって、本番では難しいショパンの演奏を見事に弾きこなしていたという。そんな妻夫木さんの姿に、自ら難しい課題を与えた山田監督も「大したもんだ」と絶賛。彼の役者魂を感じさせるエピソードとなっている。『家族はつらいよ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月13日公開初日を迎えた映画『家族はつらいよ』の舞台あいさつが12日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、山田洋次監督、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、中村鷹之資、徳永ゆうきが出席した。公開初日の上映後に行われた舞台あいさつに、山田洋次監督をはじめキャスト陣が勢揃い。山田監督は「5年前の今頃は撮影所にいて『東京家族』の準備に大わらわだったんですが、地震が起こって恐ろしい福島原発のメルトダウンになり、クランクインどころではありませんでした。あれから5年経ちましたが、翌年に完成した『東京家族』のメンバーとまた仕事が出来ないかと思って今度は喜劇を作りました。『男はつらいよ』を27年間作ってきましたが、『男はつらいよ』も8人。この8人で程よいアンサンブルが演奏することができました」と作品の出来には自信を見せた。妻夫木演じる庄太の妻・憲子役の蒼井も「この映画が大好きです。家族で笑いながら見られる作品って、ここ何年もなかったような気がして、家族で楽しく過ごせる時間を提供できるのではないかと思っていました」と胸を張った。さらに、「今日はお友達やご夫婦と一緒に来ていただいていると思いますが、今度は別の家族と。別の家族?」と発言して、会場がどよめくも、「何となく分かりますよね? ご夫婦で来ていらっしゃる方は今度はお子さんや親御さんと、ということです!」と言い直してホッとした表情を見せた。3月14日のホワイトデーが近づいているということで、舞台あいさつ中に、橋爪、西村、林家、妻夫木の男性陣が、劇中で妻・恋人役のキャストに花束を贈呈。妻夫木は「優ちゃんって、『東京家族』でもそうだったんですが、『家族はつらいよ』でも黄色い衣装が多くて、その黄色が似合うんです。ピュアというか、太陽みたいな人なので、みんなの太陽の存在でいてください」と話して蒼井に黄色いラナンキュラスを手渡すと、蒼井は「ピュアって白じゃないの?」と指摘するも笑顔だった。
2016年03月12日