最近、30代女性が会社でのキャリアを捨てて、海外留学をする人が多いと良く聞きます。それを男性管理職のみなさんは、とても不思議に思うようで、会社にいた方が安泰で、将来を約束されているのにと。今、企業でも女性管理職を30%増やすという政府からの指針で、女性活躍推進なるものが、掲げられてるんですね。まー斜め読みすれば、政府が推進を働きかけないといけないくらい、推進が難しいということなんでしょう。だからその中で得られるキャリア、というのも、そんなの多くは望めないし、女性は色んなライフイベントで、男性のように、ずーっと同じようには働く事が出来ない。キャリア志向の女性のもその会社で出世したとしても、先は見えている、という諦めとというか、ぐったり感っていうのかな、閉塞感のようなものを感じているのかなと思います。『この会社にずーっといても、あのおじさん達と同じになるのか・・・』という閉塞感があるようです。そんな思いから、このままこの会社にいても仕方が無い。もっと自分の可能性を見てみたい、という思いから海外留学という道を選択する人も多いようです。それに、古い企業はまだまだおじさん達のの世界で、あらゆるライフステージの女性が働きやすいかと言えばそうじゃない。今、空前の女性起業ブームが起こっている事を知っていますか?そんなところから多くの女性が、企業という場から、自分で働く起業や、在宅仕事に目が向き始めたんでしょう。ある意味、私は女性の方が働き方は自由に出来ると思います。会社での出世欲がある人も男性より少ないし、色んな事にチャレンジが出来るとも言えます。筆者自身も転職回数は8回に登りますが、それも女性だから簡単に出来た事かもしれません。起業する女性が増えたのも、キャリアに対する柔軟性があるから。そして女性マーケットの中で成功する人も出て来ています。会社に務める、パートに出る、アルバイトをする、という働き方の他に、起業する、フリーランスになる、という選択をする人が増えているのもその証拠です。政府が推進しても、中々時代は変わらない。ならば、自分たちから変わろう!と思っている女性が、これからも増え続けるでしょう。好きを仕事に、というのも一時ブームになりました。それが今は「自分らしく働く」というのがキーワードになっています。仕事も人生の一部です。自分らしく生きるには、自分らしく働く事も大事。それに気がつく女性はこれからも増え続けるでしょう。
2016年06月21日マンダムはこのほど、「ワーキングマザーとノンママ(育児中の子どもがいない働く女性)」に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は4月、全国の25~44歳の働く女性1,000名を対象にインターネットで実施したもの。夕方5時からの時間をどのようにとらえているか尋ねると、ワーキングマザーの1位は「バタバタする時間」(24.0%)、2位は「追われる時間」(16.6%)、3位は「やりきる時間」(11.2%)だった。ノンママの1位は「プライベートな時間」(27.2%)、2位は「やりきる時間」(22.6%)、3位は「落ち着く時間」(15.8%)となっている。夕方5時から翌日までに、やり残したら後悔することは何かを尋ねたところ、最も多い回答は「睡眠」(43.5%)だった。2位には、「お風呂」(40.7%)をおさえて「メイク落とし」(43.1%)がランクインした。夕方5時からの時間に何を求めるかを聞くと、1位は「効率」(24.3%)、2位は「癒やし」(19.9%)、3位は「ゆとり」(15.3%)だった。「時短」は9.7%にとどまっており、単なる時間の短縮だけではなく、質にこだわりつつ、限られた時間を有効活用するために「効率」を求めていることがうかがえる。
2016年06月03日宝島社が発行する『steady.(ステディ.)』は、5月7日発売の6月号にて、20~30代の働く女性を対象としたムダ毛事情の調査結果を発表した。同調査は3月30日~4月12日にかけて、同誌女性読者1,000名を対象にインターネットで実施したもの。夏に向けてのボディの悩みについて尋ねたところ、最も多い回答は「ムダ毛」(28%)だった。2位は「ダイエット」(23%)、3位は「ひじ・ひざ・かかと・ざらつき」(18%)となっている。ムダ毛の処理方法について尋ねると、75%が「自己処理」と回答した。アンダーヘアのケアをしているかという問いに対し、55%が「はい」と回答した。何歳からケアをはじめたか聞くと、「20代前半から」(34%)、「20代後半から」(31%)と、20代ではじめた人が過半数となった。ケアの頻度は「1カ月」(63%)が最も多い。アンダーヘアのケアをしている人にどこでケアをしているか尋ねたところ、73%が「自宅でケア」と回答。使っているアイテムについて聞くと、54%が「かみそり」、15%が「電気シェーバー」と答えている。ケアで気になる点について尋ねると「毛の形をどうするべきか」「生えかけのちくちく・かゆみ」が同率40%で1位だった。アンダーヘアの処理は、デリケートゾーンのかゆみやニオイ対策としても効果が期待できる。気になる人は参考にしてみよう。また、3月30日~4月12日にかけて、20~30代の男性100名を対象にしたメールアンケートでは、理想のアンダーヘアの形は「ツルツル」、2位は「下着に合わせた形」、3位は「逆三角形」だった。SEXのときにアンダーヘアを見るかという問いについては、55%が「見る」、28%が「結構見ている」と答えている。女性のムダ毛に関するエピソードを自由回答で聞いたところ、「首から背中にかけてうっすらと毛が生えていた」「腕を組んだら、じょりっとした感触があった」などの声が寄せられた。同誌では、アンケート調査結果のほか、ムダ毛問題、VIOケアのいろは、セルライト問題など、人には聞きにくいさまざまな悩み対策を紹介している。
2016年05月18日女性活躍、打ち出してるけど、アピールだけ!?イラスト/進藤やす子シティリビングWeb働く女の会議室「女性活躍推進法」の巻●女性活躍推進は、“絵に描いた餅”!?労働者301人以上の企業に、女性が活躍するための行動計画策定などを義務づける「女性活躍推進法」が4月1日スタート。でも、当事者のはずの働く女性たちは実感してる?そんな疑問を読者に調査!施行前に取り組みを行ってきた企業もあるためか、「会社で女性活躍推進法の取り組みが積極的に行われている」と35%の読者が回答(シティリビングWebで3/9~30実施、N465)。一方、「女性活躍推進の変化を感じている」と答えたのは、わずか9%!積極的に行われていても、変化を感じるまでには遠い現状です。投票はシティリビングWebで実施。2016年3月9日~30日。有効回答482件。15時ブレイク「教えてあなたのYES・NO」より。●「そもそも活躍って何?」「女性みんなが昇進したいわけじゃない」「女性活躍推進が積極的に行われていない」と感じている理由は?具体的にどう思っているの?女性活躍以前に、男性中心の働き方から脱却できていない企業が多数あるのが実態です。◆女性活躍どころか、そもそも男女平等ですらない。まずはそこから。大手企業だけ施行はどうかと思う。この法律では中小企業に行き渡らない◆会社で耳にはするが、実際何を推進したいか不明瞭。そもそも活躍って何?◆上司も具体的に何をすればいいのかわかってなく、丸投げ。結局「やってます」アピールがしたいだけ。これで変わると思えない◆これから頑張ると指標を会社側は打ち出しているが、それは女性管理職を増やす指標。昇進したいわけではなく、女性が働きやすい職場づくりを進めてほしい◆全くどこの国というくらい男性社会です◆女性活躍の場が増えているのは感じるが、対象は未婚女性。既婚女性は対象外。女性の敵は意外に女性です◆女性で管理職になった前例もないし、その必要もない雰囲気◆女性の中にはキャリアを突き詰めたい人と、そうでない人がいる。それぞれの築きたいキャリアに沿って女性が活躍しやすい社会になってほしい◆プロジェクトメンバーから「子供が小さい人は残業をしたがらないしすぐに休む」と思われ除外される。昇進も能力的に疑問でも男性が選ばれやすい◆男性は女性の活躍を心から願っていない◆働き方の多様性ということで、女性活躍推進グループが発足したが活動の様子はない。子どものいる女性は働きやすい環境だが、独身者にしわ寄せが来て不満。給与体系も変わらないし、仕事ばかりが増えていいことありません●女性活躍推進って結局アピールだけ? 下駄をはかせて昇進させられても…「女性活躍推進が積極的に行われている」は、一見聞こえがいいですが、実態はそうでもないみたい。【女性活躍推進、行われています!派】◆女性の取締役、部長が多い。産休、育休復帰率は知る限り100%◆男性の多い職場だが働きやすいことこの上ない。男性社員も子供の行事などで気軽に休める◆約20名の部署で女性が半数、うち役職付き女性2名。まぁ行われているほうだと思う◆最近女性活躍推進会議なるものが会社で始動。建設業のイメージを変えようと必死◆女性管理職登用や時短勤務制度の拡充で女性が働きやすい。出産後復職する女性がとても多い【女性活躍推進、行われているけど…疑問派】◆積極的に行われているが、私にはあまり関係がない◆男性同様に働いている人は未婚、または既婚で子供がいない人。一部上場企業なので、とりあえず活用しているアピールのためという感じ◆社外には女性管理職率●%を目指すと宣言していますが、下駄をはかせて昇進させようとしている雰囲気。こんなことでいいの?◆法律だけ(数字)独り歩き。実績や中身が伴わない女性管理職が増えるのは心配◆活躍推進を利用してより大きな責任や仕事量は回って来るが、男性ほど活躍の場はない◆管理職に女性を増やす方針だが、なりたくない人もいることをわかってほしい◆社長が積極的な「女性活用」をうたって女性を昇進させているが、辞退する人もいる。本人の希望するライフスタイルとの兼ね合いが難しい◆外資なのでパフォーマンス的には行われている。しかし企業側と特定の女性職員との利害一致になっているだけ。浸透しているように感じない●「なぜ国や組織が女性の活躍を推進するのか」。理解不足が負の連鎖に今回、シティリビングの読者からの意見を、ワーク・ライフバランスの永田瑠奈さんは、「企業や組織が、女性活躍推進=『女性の活躍を推進します』とだけ発信している場合、おそらく多くの女性は『女性の活躍って何?』『何を推進するの?』と疑問を持っているはず。『なぜ女性の活躍を国が推進しているのか』『なぜ組織は推進しなければならないのか』が、正しく理解できていないと、『女性の活躍を推進します』というだけの抽象的な発信になり、さらには、『活躍したいわけじゃないし…』というような負の連鎖を生んでいる」と、分析しています。では、この現状を打破するためには?次回、具体的な解決策に迫ります。株式会社ワーク・ライフバランス永田瑠奈(ながた るな)さん2012年に株式会社ワーク・ライフバランスへ参画。自身も長時間労働でキャリアが見えなくなる経験をしていることから、女性たちのキャリア支援セミナーや女性を育成する管理職向けのマネジメント研修などを担当。取材協力/ワーク・ライフバランス
2016年04月19日経済的な状況や社会の変化により、フルタイムで働く女性が増えています。しかし国税庁が行った調査では、平成26年の男性の平均給与は514万円、女性は272万円。女性の賃金は男性にくらべ、まだまだ低いのが現状です。では、女性が働きやすくて収入の高い職業にはどんなものがあるのでしょうか?アメリカの新聞社によるニュースサイト『Chron』では、女性の割合が多い高年収の職業が、その中間層の年収とともに発表されています。今回はこのトップ10をご紹介します。■10位:歯科医/年収1,701万円(150,041ドル)・・・女性の割合24.2%男性が多い印象の歯科医ですが、最近は女性も少なくないようです。アメリカではほぼ4分の1が女性の仕事。歯科助手よりも歯科医のほうが高給です。■9位:数学者/年収1,227万円(108,154ドル)・・・女性の割合24.6%ピンときにくい仕事ですが、数学者は数学の研究をするほか、研究機関や気象関係、プログラム開発の現場など、さまざまな分野で活躍しています。簡単にできる仕事ではないかもしれませんが、そのぶん仕事の幅は広そうです。■8位:ITプロジェクトマネージャー/年収1,250万円(110,247ドル)・・・女性の割合27.3%企業のコンピューターに関連する、事業の企画や調整などを行うITプロジェクトマネージャー。パソコンやプログラミングなど、テクノロジーに関するあらゆる知識が必要とされる専門性の高い仕事です。■7位:外科・内科医/年収2,206万円(194,521ドル)女性の割合32.8%医師になるためには時間もお金もかかりますが、そのぶん高年収。大変ではあるものの、職に困る心配のない非常に安定した仕事です。■6位:弁護士/年収1,371万円(120,885ドル)・・・女性の割合33.2%法律の専門家である弁護士も、女性が多いのが特徴。依頼によって仕事内容も多岐にわたりますが、仕事がなくなる心配はなさそうです。■5位:エコノミスト/年収1,254万円(110,548ドル)・・・女性の割合33.8%経済やお金の専門家であり、証券会社などで顧客に株取引のアドバイスをしたりするエコノミスト。数学者と同じように理数系で、女性の多い仕事です。■4位:アクチュアリー/年収1,149万円(101,355ドル)・・・女性の割合35.1%保険数理士などと呼ばれることもありますが、統計や確率などを使ってリスクや不確実性の分析を行う仕事です。保険や年金、資産運用などのリスク計算を行ったりします。■3位:検眼士/年収1,156万円(101,931ドル)・・・女性の割合37.5%メガネ店などで視力や目の検査をしてくれる検眼士。日本では国家資格ではありませんが、欧米では医師と似た国家資格の職業です。■2位:薬剤師/年収1,319万円(116,276ドル)・・・女性の割合51.5%パートや正社員など、ライフスタイルに合わせて働き方が選べる薬剤師は、全体の半数以上が女性。ただし大学に6年間通わなければならないので、ハードルの高い職業ではあります。■1位:看護麻酔士/年収1,711万円(150,828ドル)・・・女性の割合55.7%日本では麻酔はすべて医師が行いますが、アメリカでは医師免許を持たない看護師が麻酔を行うことができます。医師ほどではありませんが、高年収で人気の高い職業で、半数以上が女性です。*高収入の仕事は魅力的ではありますが、それなりにスキルが必要とされるもの。時間をかけて努力する気持ちがある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。(文/スケルトンワークス) 【参考】※This is how many women are in the highest paying jobs-Chron※平成26年分民間給与実態統計調査結果-国税庁
2016年04月04日働く女性に多いのが、人に頼むことができずになんでも自分でやってしまう甘え下手タイプ。自分が甘えられない分、周囲の力を借りて要領良く世の中を渡っていく人が羨ましくもあり……。コミュニケーションのエキスパートはこう言います。「お願い事ができない人は一見謙虚に見えますが、実は誰かのために動いていない人なのでは?何かをしてあげる喜びや達成感を知っていれば、頼まれるのは決して嫌なことではないとわかるはず。嫌なことではないとわかるはず。こういうタイプこそ、頼んだり頼まれたりを通じて人との関わりを増やしていく必要があると思います」(コミュニケーション研究家・藤田尚弓さん)「頼み事をすると、相手もこちらに対して頼みやすくなるんです。おねだり上手になることで、人間関係を構築するのも上手になりますよ」(心理学者・晴香葉子さん)持ちつ持たれつのコミュニケーションツールだと思えば、頼み事も意外とすんなり言えるはず。ただし、おねだりする際の姿勢や伝え方には注意すべき点が。「相手を思い通りに動かすのは無理なこと。こちらのニーズは伝えつつ、『難しければ大丈夫』と相手に断る余地を残してあげることが基本です。そして、こちらがしたいことをそのまま伝えるのは子供のやり方。例えば食事に連れていってほしい場合、『○○に行きたい』と直截的に頼むのではなく、『食べたいものある?』と聞いてから『おいしいお店知ってるよ』と提案を。それが相手にとってもプラスなことであるかのように伝えることも重要なポイントです」(ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記さん)手を嫌な気持ちにさせずに希望を叶えてもらうには、どう頼むのが効果的?ここでは、お願い別に有効なフレーズをご用意。甘え下手な女性は必見です!■気になる男性に「ごはんに連れていって!」を伝えたい→「今の大変な勉強(仕事)終わったら連れてって!」「おすすめなのは、仕事や勉強を頑張ったご褒美として食事をおねだりする方法。実際は彼に関係のないことでも達成感を共有することで二人の関係がポジティブなものに感じられますし、“いいことをしてあげた”という彼の中の自尊心をくすぐる効果も。口実が見つからなければ『1kg痩せたら』でもOK。自分で何か頑張ることを見つけて、『プチ打ち上げ』を提案しましょう」(晴香さん)■女友達に「あなたの着てる服をマネしたい」を伝えたい→「あなただから似合うんだと思うんだけど…」「マネされるのを嫌がる女性の場合、相手をホメて自尊心をくすぐると承認が得やすくなります。『会社では着ないようにするね』など、相手が許せる境界線をルール化しておくといいでしょう」(晴香さん)。「ここで重要なのは言葉の選び方。『○○ちゃんみたいな着こなしができるようになりたいな』と、アイテムの可愛さではなく友人のセンスを評価するのがポイントです」(藤田さん)■同僚に「体調が悪いので仕事を代わってもらいたい」を伝えたい→「仕事で体調を理由にしちゃいけないと思うんだけど…」「最初に上記のように伝え、相手の気持ちを汲んでいる姿勢を見せましょう。さらに『あなたも辛い時があったら言ってね』と協力し合う関係を強調して」(晴香さん)。「『難しかったら大丈夫』という一言を添えることが相手の心をほぐすコツです」(吉田さん)。「代わってもらえた場合は、『○○さんのような方だったら安心してお願いできます』と大げさなくらい感謝しておくこと」(藤田さん)◇よしだ・ひさのりニッポン放送アナウンサー。ラジオのレギュラー番組他、イベント司会でも引っ張りだこ。著書に『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』など。◇はるか・ようこ心理学者、作家。豊富な知識をもとに、心理コンサルタントとして執筆、講演活動を行う。『言葉って不思議だと思いませんか?』など著書多数。◇ふじた・なおみコミュニケーション研究家。警察署勤務や銀座ホステスなど異色の経歴を持つ。現在はコミュニケーションデザインが専門。執筆や講演にて活躍。※『anan』2016年3月30日号より。イラスト・死後くん文・真島絵麻里
2016年03月28日汗のニオイで仕事の集中力は4割ダウン?資生堂は、新・デオドラントブランド「エージーデオ24」の、新CM放映およびWEB特集コンテンツの公開にあたり、働く女性の「汗のニオイ」をテーマに、20~40代の有職女性2,000名を対象とした意識・実態調査を行い、その結果を発表した。はじめに、働く女性たちに「汗のニオイが気になる時間帯」を聞いたところ、「午後」(65%)が最も多く、次いで「夕方」(57%)、「昼」(47%)となり、日が高くなるお昼すぎから夕方にかけては、特にニオイが気になりやすい。また、「汗のニオイで仕事への集中力は低下すると思うか」との質問では、75%と8割近くが「そう思う」と回答。具体的にどれくらい集中力が落ちると感じるかを聞くと、平均は「4割減」という結果になりました。汗のニオイによって、仕事への集中力は大きくダウンしてしまうという結果となっている。汗のニオイの「不安度」は「介護士」「看護師」「リハビリスタッフ」などの職種が上位働く女性たちの「汗のニオイ」対策アイテムでは、所有率トップは「スプレータイプ」、効果の高さなら「ロールオン」、便利なのは「ボディーシート」。「汗のニオイの対策アイテムを選ぶ際に重要だと思うポイント」では、「消臭効果が高い」(77%)、「効果が持続する」(53%)、「殺菌効果がある」(46%)、「制汗効果がある」(46%)などが上位で、「肌への刺激が少ない」(35%)など、肌ケアに関する回答も目立つ。また、職業によって、汗のニオイに対する「不安度」には違いがみられるのかを、20~40代女性30職種・100名を対象に職業別に調査。「介護士」「看護師」「リハビリスタッフ」といった医療・福祉系の職業や、「保育士・幼稚園教諭」「エステティシャン」など、よく体を動かし、患者や顧客といった相手と物理的に距離が近くなる職業がトップ5となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・資生堂プレスリリース(PRTIMES)
2016年03月25日アイリックコーポレーションは3月17日、「働く女性における仕事のやる気モード」に関する調査の結果を発表した。対象は20歳~49歳の有職者500名。期間は2016年2月16日~19日。○"やる気モード"になるために使うお金は平均3,511円「商談やプレゼン、締め切り前など、あなたが仕事でやる気モードになるときはあるか」を聞いたところ、50.2%が「ある」(「よくある」6.4%+「ときどきある」21.0%+「たまにある」22.8%)、49.8%が「ない」(「めったにない」28.4%+「ない」21.4%)と回答した。「ある」と回答した251名に対して「仕事でやる気モードがオンになるのはどんなときか」を質問すると、「締め切りがタイトな仕事を引き受けたとき」(115名)が最多に。次いで「疲れているけれどやらなくてはならない『仕事がある』とき」(75名)、「失敗が許されない仕事に取り掛かるとき」(53名)が上位にあがった。「仕事でやる気モードになるために、自分のために消費をすることがあるか」を聞いたところ、58.2%が「ある」(「たまにある」49.8%+「よくある」8.4%)、41.8%が「ない」(「あまりない」21.9%+「ない」19.9%)と回答した。消費をすることが「ある」と回答した人に対して、「仕事でやる気モードになるために、1回に使う金額は幾らくらいか」を聞くと、1位は「1,000円」、次いで2位「500円」、3位「5,000円」となった。全体の平均額は3,511円。最低額は25円、最高額は10万円だった。「仕事でやる気モードになるために今までで一番『多く』使った1回の金額」を聞いたところ、1位は「1,000円」。以降、2位「500円」、3位「5,000円」と続いた。全体の平均額は2万183円。さらに、最低額は60円、最高額は98万円となった。使い道については、「スイーツ」「豪華なランチ」「飲み会」などの飲食に関する回答が最も多くなり、金額が高くなるにつれて「化粧品セット」「エステ」等の美容に費やす人や、「バッグ・時計・靴」「ジャケット」「旅行」などの声があがった。なお、最高額98万円の使い道は「ブランドバック」となった。
2016年03月17日レキットベンキーザー・ジャパンはこのほど、フット&レッグケア商品の専門ブランド「ドクター・ショール」メディキュットより、「働きながらメディキュット クイックリフレ ロング」(メーカー希望価格税別2,480円)と「働きながらメディキュット クイックリフレ ショート」(メーカー希望価格税別1,780円)を発売した。同社が実施した「脚に悩みを感じる場面」に関する調査によると、最多の悩みは「仕事で長時間立ちっぱなしのことが多い」、次いで「デスクワークで長時間座っているようになった」と、立ちっぱなしの業務やデスクワークなど、仕事による条件から脚の悩みを感じている人が多いとのこと。そこで今回、同社は「働きながら メディキュット」シリーズを開発した。同商品には3つの特徴が備わっている。1つ目は着圧値が高い段階着圧設計により、「2時間でスッキリ」機能を実現している点。2つ目は引き締め効果。製品非着用時に同社が定義する「足首運動」を5分行ったときと、同製品着用のみの条件でふくらはぎの周囲サイズを比較したところ、製品着用時のほうがキュッとしていたという。3つ目は厳選の繊維と編み方を採用しているため、「ストッキングの上からでも着用可能」である点。この3つの特徴により、仕事をしながら美脚ケアをすることが可能とのこと。
2016年03月07日「自分のデザインで人を笑顔にできる今の仕事に誇りを持っています」と語る李さんは、都内のインテリアデザイン会社で働く台湾人女性。クリエイティブな仕事に憧れ、ふるさとを飛び出したのは弱冠18歳の時でした。日本の美大に入学するだけでは満足せず、大学在学中はニューヨークへも留学。そんな努力家の彼女がフレッシュな笑顔で語った、将来の夢とは?■これまでのキャリアと今の仕事について教えてください。母がデザイン関係の仕事をしていたので、自然とデザインの仕事に興味を持つようになりました。小さな頃からデザイン分野で台湾より数歩進んでいる日本人のデザイナーや建築家に憧れていたので、家族とも相談した結果、日本でデザインを学ぶという考えに至り、高校卒業と同時に単身日本へ。都内で語学学校に通う傍ら美大の予備校でも学び、無事に武蔵野美術大学の建築学科に合格できました。また大学3年生の時に交換留学制度に応募し、ニューヨークの美大で1年間インテリアデザインを学びました。日本に来てから英語を使う機会がほとんどなかったので、米国留学前はスカイプでフィリピン人の先生と会話の練習をして英会話の基礎をたたき込んだことが懐かしいです。卒業制作では、店舗のデザインと、そこで売りたい実物の商品を作りました。 徹夜続きで大変でしたが、とっても面白かったですよ!就職活動を経て、現在は大手ゼネコンのグループ企業で空間・インテリアデザインを担当しています。私は三ヶ国語を使える事もあり、海外プロジェクトを担当することが多く、現在は東南アジアや中華圏などで、高級ホテルや分譲住宅のデザインを担当しています。クライアントは世界展開をするグローバル企業で、ホテルの新築プロジェクトに携わった際には、入社して半年にも関わらず現地へ出張する機会を与えて頂きました。海外を行き来して現地の文化や地域性に触れ、デザインに活かせる今の仕事に、やりがいを感じています。■現在のお給料はどうですか?台湾最大の都市・台北で同じ業種で就職した場合と比較すると、今のお給料は2~3倍くらいでしょうか。その分、日本は物価も高いのですが……。日本のデザイン系の会社は激務で知られていますが、幸運なことに私の会社はワーク・ライフ・バランスにも気を配ってくれています。残業代もしっかり頂けますし、スケジュールは自分で管理できて休みも取りやすく、満足しています。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?やはり自分がデザインに携わった建物が、実際に完成した時ですね。私自身、観光でも出張でも滞在したホテルで訪れた国の印象が変わります。自分がデザインしたホテルで過ごしたお客様がそこでリラックスした時間を過ごし、素敵な旅のお手伝ができていると思うと、とても嬉しいです。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?母国語では尊敬語や謙譲語の表現が無いので、入社当初は敬語が上手に使えずとても苦労しました。そのため電話でよく聞かれることをピックアップして、適切な返答をシミュレーションして書き出した「マイ敬語ガイドブック」を個人的に作っています。語学学校で習った日本語は、実は大学では殆ど使いませんでした。英語でも同じですが、日本人の同級生は省略など若者言葉で話し、誰も「です」「ます」などとは言いません。最初は正直、彼らが何を話しているか分からなかったのですが、次第に慣れて自分も使いこなせるようになった所で社会人に。お客様に若者言葉は使えませんから、入社後しばらくは、ビジネス用語集をインターネットで調べていました。■日本人のイメージは? あるいは理解しがたいところなどありますか?気配り・気遣いが非常に細やかなイメージです。仕事でもお客様が求めている以上の事を予測し、サービスを提供している現場を目の当たりにし、日々感心しています。その気配りが日本の「おもてなし」文化につながっているのだと思います。電車の中やホームでの待ち時間なども、皆騒がずに秩序を守っていますね。ただ、自分もそうしなければというプレッシャーが常にあります。一方で、周りを気にしすぎているなぁと感じる時もあります。職場でのちょっとしたおしゃべりでも、周りを不快にさせないように全員が気をつけて話している印象があります。私は美大出身で、4年間割と個性的な人に囲まれて過ごしてきたので、会社に入り最初はどんな話題を選べば話せば良いのか悩んだ事ところがありました。台湾人は思ったことをそのまま表情や言葉で表現する人が多いので、日本では相手が言っていることの真意が解りかねる事がたまにあります。■最近TVやラジオ、新聞などで見た・聞いた日本のニュースは何ですか?東京オリンピックのデザインを巡るニュースです。新国立競技場やエンブレムのデザインがどうなるのか、1人のデザイナーとして注目しています。特にエンブレムのニュースは、どういった背景があったのかは分かりませんが、私の仕事でも同様の問題は起こりうる可能性があるので、とても気になりました。■あなたの「マストビジネスアイテム」を教えてください。常にバッグに入れているのは、三角スケールとメジャーですね。三角スケールは図面を使う打合せには必需品なので 常に持ち歩いています。メジャーはプライベートで良い家具や凝った内装を見かけた時に、職業柄寸法を測りたくなるのでこちらも必須です!■休日の過ごし方を教えてください。週末は美術館巡りをすることが多いです。お気に入りは六本木ミッドタウンの「21_21 DESIGN SIGHT」。台湾の家族を連れて行ったこともあります。また仕事のためにも都内のホテルを見学したり、レストランで食事したりすることも最近多いかな。それと、台湾にいる家族への電話も欠かせません! 私に限らず台湾人は両親や親戚との繋がりがとても強く、私も週に一回以上は必ず電話やSkypeで話をしますよ。■将来の仕事や生活の展望は?今はまだ分からないことが沢山あり、先輩や上司に迷惑をかけてばかりいますが、いつかは自分の事務所を持ちたいという夢があります。「和色」と呼ばれる落ち着いた色彩や、空間と運営が一体となった徹底したホテルのホスピタリティ、また歴史と文化が感じられる建築関係の独特な専門用語などなど、日本人では当たり前と思っている事でも、外国人の私からすれば日々新たな発見の連続です。そんな日本独自の素晴らしさを、外国人である私の感性を通じてデザインとして世界に発信できる日がくればと思っています。
2016年02月02日今後働く人口が減ってしまうという見込みで女性活躍推進が叫ばれるが、「なかなか課題は解決されない」という意見、「以前より悪くなった」といった調査も日々あがっている。日本で働く外国人は、日本の女性の働く環境についてどう考えているのだろうか?Q.女性が働く環境について、母国と日本で違うところを教えて下さい。○母国とちがって遅れている・「欧米だと、ただお茶を出すという女性社員は存在しない」(フランス/35歳/男性)・「女性CEOなどの割合はもっと高いです」(ウクライナ/25歳/男性)・「母国は手伝いさんなどがいるため、女性も気楽に働けます」(インドネシア/36歳/男性)・「日本:働きにくいです。母国:男女の差別がありません」(フィリピン/35歳/女性)・「台湾では共稼ぎするのが一般的で、結婚しても子供いても仕事やめなく続けますので、日本のように派遣が少なく正社員の形で働くするのが多いです」(台湾/30歳/女性)・「日本は結婚や出産で復帰が難しい」(チェコ/58歳/男性)・「日本のほうが女性が職場でセクハラされるのがよくある。マレーシアでは女性を働くのはごく普通なことなので、セクハラはあまりない」(マレーシア/31歳/女性)・「母国では出産後すぐにでも復帰することが出来ます。殆どは1~3年後には元の職場へ復帰していると思われます」(モンゴル/39歳/女性)・「日本では女性が働く環境では不安感やストレスがあります。労働・通勤時間が長く、育児・家事の面で女性の負担が大きく、男女平等が十分重視されていないと感じます。母国では雇用契約時、家庭事情も雇用者が気にかけてくれるのであまり問題少ないです」(ブルガリア/33歳/女性)・「日本の女性は仕事とキャリアをしっかりしていない方が普通だと思います。結婚を目指してすぐ仕事を辞める女性がいます。イギリスでは主婦が少ないで、2つの給料が必要だからわがままなイメージです」(イギリス/31歳/女性)○あまり違わない・「女性ではないので、あまりわかりませんが、大きな差がないと思います」(ギリシャ/33歳/男性)・「違いがないと思います」(ロシア/31歳/女性)・「日本と同じく、女性の昇進は欧米より遅れている」(香港/34歳/女性)・「イランも日本みたいに男性社会です。最近、女性が強くなっていますがやはりパワーハラスメント(いじめ)、セクシュアルハラスメントなどがまだあります」(イラン/28歳/女性)○日本は良いと思う・「日本は女性一人でも働きやすい環境だと思う。力仕事でも差別が特に無い」(韓国/34歳/男性)・「就職している女性の割合を見ると、日本の方が圧倒的に多いと思います。ただし、日本にはパワハラやセクハラなどの問題があって大変だと良く聞きます」(シリア/35歳/男性)○まとめ全体的に、「母国と違って遅れている」という意見が多かった。欧米圏、東南アジアなど多くの国から「遅れている」と思われていることがわかる。「共働きが一般的」「お手伝いさんがいる」「男女の差別はない」など、それぞれの国で、女性も働けるような環境を整えていることがうかがえる。逆に、「日本と同じ」「日本の方が良い」という意見があがったのは、東アジアやイスラム圏だった。いまだ男性社会という風潮が強く、なかなか働きやすいとは言えないようだ。しかし、一気に改革をすすめるには難しい問題。少しずつでも、一人ひとりの意識を変えていくことが必要になってくるだろう。※画像は本文とは関係ありません
2016年01月29日近年は結婚しても働き続ける女性が多いといいます。共働きは当たり前のような世の中ですが、問題は子どもが誕生してからの働き方です。妊娠・出産を経験しても、まだまだ働きたいと考える女性は多いもの。しかし、会社の受け入れが整っていない場合も少なくありません。化粧品会社の株式会社ランクアップの代表取締役でもある、岩崎裕美子さんの著書『ほとんどの社員が17時に帰る10年右肩上がりの会社』(クロスメディア・パブリッシング)では、女性に優しい会社のつくり方などが語られています。著者は、いまでこそ超ホワイト企業社長ですが、以前は終電帰宅のブラック会社取締役だったそう。今回はそのなかから、働き方をガラリと変えた「7つの働き方革命」をご紹介したいと思います。■1:全社員に定時退社を徹底もともとは著者が41歳で出産、その後体調を崩したことがキッカケで決めた制度。特に女性が多い会社では社員の妊娠出産ラッシュの時期が来ることも想定できます。復帰する社員のことを考えたら、定時退社を徹底するべきと判断されたそうです。■2:毎月の業務の棚卸でやる・やらないを決める定時退社を決めても仕事の量が多すぎて、「残業をさせてほしい」の声もあったとのこと。そこで、仕事が多すぎる社員には仕事の棚卸をさせて「なぜ帰れないのか」をひとりずつ確認していったそう。昔からの慣例で続けていたあまり意味のない作業を徹底的に洗い出し、減らしたというのです。■3:取引先を巻き込む理念共有型アウトソーシング「餅は餅屋に」ということで、アウトソーシングを活用し自分たちはやるべきことに集中できる環境にしたといいます。採用活動、ホームページ作成、コールセンター、配送業務、PR活動などをお願いしているそうです。また、アウトソーシング会社にも理念共有し、効率を上げています。■4:ルーティンワークはシステム化事務作業はシステム化。時間短縮することで自分たちがいちばん考えなくてはならないことに集中でき、結果として生産性の高いビジネスのしくみをつくっています。■5:事務職の廃止それでも減らない事務作業は、アルバイトや派遣社員の方にお願いをしているとのこと。人事評価制度を採用し、社員全員にスキルアップの階段を上ってほしいと考えたそうですが、事務作業にはその限界があると感じたそうです。■6:業務スピードを上げる社内ルール仕事の効率を上げるために6つの社内ルールを決めたそう。(1)社内資料はつくり込まない、(2)会議は30分、(3)社内メールで「お疲れ様です」は使わない、(4)社内のスケジュールは勝手に入れる、(5)各部署の協力が必要な業務などはプロジェクト化、(6)企画の初期段階からの社内各部署の根回し。これでかなり効率化ができています。■7:「17時に帰っていいよ」制度定時は17時半ですが、17時退社もよし。集中して効率良く仕事をする癖がつけば、17時ピッタリ退社でも業績は上がり続けたとのこと。これはいいことづくめ、プライベートも充実させることができます。*著者の会社は東京都に、通信業界初「東京ワークライフバランス認定企業の育児・介護休業制度充実部門」に選ばれたそう。これからは、産休や育休明けの女性が長く働けるような会社がさらに増えてほしいです。この本は会社経営者のみならず、自身の働き方や働く会社について考えている女性にも読んでみてほしいと思います。(文/齊藤カオリ)【参考】※岩崎裕美子(2015)『ほとんどの社員が17時に帰る10年右肩上がりの会社』クロスメディア・パブリッシング
2016年01月24日働く女性の多くは、普段、なかなか本音をいえないと感じているようです。『マイナビウーマン』の調査では「本音をいえない相手」の1位は上司で、ゆうに42.1%もの女性が上司に本音を言えないと答えています。一日の大半を過ごす職場で本音がいえないというのは、精神衛生上にもよくないですよね。少し前までの日本社会は、他人と足並みを揃え、空気を読み、本音を隠して生きることで安定という報酬を得てきました。ですが、これからの時代は、たとえ正社員でも、安穏とはしていられなくなってきています。これからの生き方に不安を感じているならば、本著『本音で生きる』(堀江貴文著、SBクリエイティブ)を読んで、1秒たりとも後悔しない強い生き方の見本である著者、ホリエモンに学ぶことをオススメします。彼はいいます。「今はリスクを取らないことがリスクになる」時代だと。さらに、「安定を求めること自体がリスクである」とまで。■本音を言ってなにがまずい?本音で生きるとは、他人のことを気にせず、自分に正直に、やりたいことをやって生きる、ということにほかなりませんが、女性を含め、多くの日本人がそのようには生きられないと思っていないでしょうか。けれど、本音を言うとは、「いってはいけないことと、いってもよいことの区別」ができている前提あってのことです。ホリエモンはいいます。「そもそも、本音を言って、何がまずいのだろう?」「たしかに」と、ここで膝ポン!たとえば、本音を我慢して、過労やストレスのために病気になる人はいても、その反対はいませんよね。上司に本音をいえない人は、おそらく上司からなにかいわれると萎縮してしまうのかもしれませんが、「実はいい返されると面倒なのは上司の側」だとホリエモン。「さらに上の上司にマネジメント能力に問題があると思われたり、部下からの信望がないことを知られたくない」からです。結局、「本音をいって解雇されるような会社はどこにも存在しない」ですし、本音を言って職場で浮いてしまうことを心配する人は、職場を「やるべき仕事をする」ところということを忘れています。また、相手と意見が違うためにケンカになることを恐れる人も多くいますが、「意見が一致しないことと、その人を嫌うことは別」と、ホリエモンは大人です。さらに、「『お互いの価値観が異なることがわかる』というのは、とても大事なことだ」とまでいっています。これは、多様な考えや生き方を認めるダイバーシティー(多様性)を尊重する考えの根底にあるものです。■本音で生きられないのは「お金がない」のが理由ではない?仕事以外にやりたいことがあれば、思い切って会社を辞めることも選択のひとつです。ですが、その選択をする人はまだ少数派です。多数派の言い分が、「お金がない」「稼げるかわからない」といったお金に関することであることは、想像に難くないですよね。それは「言い訳」だ、とホリエモンはバッサリいきます。さらに、「お金がないという言い訳は無意味」とまで。お金はそれ自体に価値があるのではなく、価値を交換するためのツールに過ぎません。「お金は信用という複雑な存在を、単純な数値に落とし込んだツール。大事なのは信用であって、お金ではない」というホリエモンの言葉は、不思議に説得力があります。■プライドを捨てた方が成功するし愛される?自意識過剰な人が多すぎる、とホリエモンはいいます。なにかをしない理由に、世間体を挙げる人は多いですが、「世の人のほとんどは自分以外のことに何の関心もない」のです。だったら、他人の目など気にせずに、いいたいことを言い、やりたいことをやったらいい、とホリエモン。さらに、「プライドのないバカが一番強い」ロールモデルとして、カンボジア人になってマラソンに出た猫ひろしさんの話を出していますが、ここまでくると、人間その気になったらなんでもできることの好例なのでしょう。笑えて、元気が出てきます。*時代は、確かなもののない時代に突入しています。自分まで不確かなものにしないために、「本音で生きる」というタイトルにピンときたら、いまこそ読むべき一冊です。「本音で生きる」ことを当然と思っている著者が、もしかしたらこのテーマで書く最後の本かもしれませんよ。(文/Kinkiii)【参考】※堀江貴文(2015)『本音で生きる』SBクリエイティブ※本性なんか見せられない!女が本音を言えない相手とは?「3位:家族」「2位:恋人」-マイナビウーマン
2015年12月21日LiBが12月17日に発表した「働く女性から見た2015年の重大ニュース」によると、働く女性から見た2015年の重大ニュースのトップはパリ中心部連続テロ事件であり、女性が働くことについてはどのような年だったかとの質問には「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年」が2年連続で最多だった。同調査は、キャリア女性向け転職サイトを運営する同社が、同社サービスの会員であるキャリア女性3万5,203人を対象に「働く女性から見た2015年のニュース」というテーマで、12月7日から11日にかけて実施したもの。有効回答数は117人。2015年のニュースの中で最も重大だと思ったニュースを尋ねると、パリ中心部連続テロ事件が34%で最多だった。以下、マイナンバー法施行、日本人拘束殺害事件と続く。「2015年を漢字1文字で表すと何か」との問いには、「乱」や「変」「動」といの回答が多かった。これらの漢字を挙げた回答者の多くが最も重大だと思うニュースにパリ中心部連続テロ事件を挙げており、乱や変という漢字はテロのイメージから来ている可能性があると同社は見ている。2015年は女性が働くことについて、どのような年だったと思うかを尋ねたところ、「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年」が33%であり、2年連続で最多だったという。2番目に多かったのは「企業が女性が働くことの価値をより認めはじめた年」であり、「働き続けることがこれまでより難しくなった年」との回答が2014年の39.9%から減少していることと合わせて、働く女性の環境は少しずつ良くなっているとも考えられるとしている。2015年にやろうと思っていて出来なかったことでは、資格取得が32.5%と最多だった。以下、転職(31.6%)、ダイエット(26.5%)と続く。
2015年12月19日アイリックコーポレーションが運営する保険クリニックはこのほど、20~60歳の働く女性を対象に「女性のがん」について調査を実施し、結果を発表した。同調査は11月10日~13日にかけて行い、500人から有効回答を得た。がんは怖いと思うか聞いたところ、97.4%が「怖い」と回答した。女性がかかる「がん」として怖いと思うものは何か尋ねたところ、1位は「乳がん」、2位は「子宮頸がん」、3位は「卵巣がん」という結果になった。「乳がん・子宮がん・卵巣がん」が怖いと思う理由を聞いたところ、一番多かった回答は「がんは全て怖い」だった。2位は「女性特有のがんだから」、3位は「最近話題になっているから」となっている。怖いと思うがん5位だった「大腸がん」が怖い理由としては、「女性がかかる割合が高い」「便秘の人が多いから」が上位に挙げられた。子宮頸がん、乳がんの検診を受けているか尋ねたところ、「不定期に受けている」(31.4%)が最も多く、次いで「定期的に受けている」(28.6%)が続いた。「受けたことがない」は25.4%となっている。各年代別の受診率を見ると年代ごとに受診率が高くなるが、30歳代でも約3人に1人が受けていないのが現実のようだ。身近に「がん」にかかった人がいるか聞くと、68.4%が「いる」と回答した。その内訳を見ると、「父、義父 」が42.1%と最も多い。次いで「母、義母」(24.3%)、「友人、知人」(14.9%)となった。自分は「がん」にかかると思うか尋ねると、60.0%が「わからない」と回答した。「思う」は28.4%で、「思わない」(11.6%)の約3倍いる事がわかった。「思う」と答えた人に、がんを経験した人が身近にいるか聞くと、80.3%が「身近にいる」と答えた。
2015年12月10日日経BP社は7日、雑誌『日経WOMAN』が主催する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2016」の表彰式を行い、受賞者7名を発表した。○「働く女性」のロールモデルとなる人材を表彰「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は1999年から毎年実施しており、今年で17回目を迎える。同イベントでは、組織の中に埋もれがちな個人の業績に光を当て、働く女性のロールモデルを掲示し、その年に活躍した女性達を通して時代の変化の矛先を捉えることを主旨としている。「メガヒットメーカー賞」を受賞したのは、文藝春秋『文學界』編集部の浅井茉莉子氏。お笑い芸人のピース 又吉直樹氏に小説の執筆を口説き、出版不況のなか240万部のヒットを創出したことが決め手となった。イベントでは、芥川賞受賞作品『火花』の著者であるお笑い芸人のピース又吉直樹氏からのビデオメッセージが上映された。又吉氏「なぜ僕が書かなければならないのかなという気持ちはあったんですが、それを丁寧にしっかりと伝えてくれて、僕の不安を取り除いてくれました。しっかり僕の話を聞いてくれますし、丁寧で真面目でとことん、やるという感じ。こんな人はなかなかいないというのはわかりますね。浅井さんに声を掛けていただいていなかったら『火花』を書いていなかったので、感謝しています」表彰された浅井氏は「小説家・小説にとって、編集者とは何かと考えると、その関わりは大きいことにも小さいことにも思います。又吉さんは私がお願いしなくてもいつか小説を書いたかと思いますし、それは素晴らしい作品になったかと思います。小説というのは、小説家が孤独で描くものなので、編集者ができることはわずかなことに過ぎません。多くの人の共通の話題として『火花』が上がることや色々な人と小説のお話ができるのは、喜び以外の何物でもありません。そこに関われたことはただただ幸運なことだと思っています」とコメントした。○大賞は「ふるさとチョイス」創立者に大賞に選ばれたのは、トラストバンク代表取締役社長の須永珠代氏。全国初のふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を開設し、ふるさと納税ブームの牽引に貢献したとして高く評価された。サイト開設前は年間100億円未満だったふるさと納税の寄付額は、2015年度には1,000億円を達成する見込みだという。須永氏「3年8カ月ほど前にマンションの一室で起業しました。起業して2年間は小さな企業でした。その間に出会った、地域の人達と小さな成功事例をつくっていき、その方達と出会うたびに可能性を感じました。我々が全国セミナーを開始すると、そのセミナーで出会った人達は地元地域の資源を発掘し、ふるさと納税をPRし寄付を増やそうと努力していました。その情熱を持った職員や事業者たちが大きなうねりとなって、全国に広がっていくのをひしひしと感じていた2年間でした。意思あるお金は経済的効果を生むだけでなく、それ以外の情熱や行動を生み出すと思っています」このほか、多彩なキャリアを持つ5名が受賞された。■「ベストマーケット賞」カルビー マーケティング本部 フルグラ事業部 事業部長 藤原かおり氏「フルグラ」の売上を2年で年間約100億円に拡大させた。■「情熱経営者賞」石坂産業 代表取締役 石坂典子氏窮地の産廃処理会社を社員教育と環境に配慮した経営を行い、世界に注目される企業へと変革させた。■「未来をつくるサイエンティスト賞」理化学研究所 プロジェクトリーダー 髙橋政代氏世界初のiPS移植を目の難病患者に施した。■「次世代ものづくり賞」UPQ代表取締役の中澤優子氏女子1人で家電メーカーを立ち上げ17種類24製品を2カ月で開発した。■「チェンジメーカー賞」特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティの村木真紀氏年に100件以上の講演やコンサルティングを実施し、企業のLGBT施策に大きな影響を与えた。表彰式が終わると、同イベントの後援である内閣府の特命担当大臣・女性活躍推進大臣を務める加藤勝信大臣が登場。今回のイベントを振り返り「表彰された7名の方は、ビジネスのなかで先んじたリーダーシップの発揮や、消費者のニーズを掴んだヒット商品の創出、これからの時代の流れの先取りをしたキャリアアップなど、社会に素晴らしいインパクトを与えてくれたと思います。その足取りが、これから後に続く特に若い女性の方々にロールモデルを示して下さいました。新たな視点やこれまでの規制の流れを乗り越えて努力をすることで日本に活力をつくっていただいたように思います」とコメントした。
2015年12月10日働く女性の髪の悩みとは?花王株式会社は、新商品「ASIENCE MEGURI(アジエンス めぐり)」の発売に伴い、働く女性104名を対象に「髪の悩みと気分の関係性」についての調査を実施した。十分な髪のケアができない女性は95%調査の中で「現在、特に気になる髪の悩みは何ですか?」という質問をしたところ、「パサつき(65%)」、「乾燥(29%)」、「髪が広がる・まとまりにくい(27%)」などが上位に。これらの悩みにどのようなケアを行っているか質問したところ、さまざまな方法でケアをしていても、95%が「十分なケアができていない」と回答。多くの女性が仕事などの忙しさでケアや対策が不十分であることがわかった。綺麗な髪は気分も上がるまた、「自分の理想とする髪の状態でないことで、どのような気分・気持ちになりますか?」との質問には「気分・テンションが上がらない(91%)」、「自分に自信が持てなくなる(84%)」など、多くの女性が髪の状態が良くないとネガティブな気持ちになっているようだ。ASIENCE MEGURIの「巡りケア」で癒やされて花王の新製品「ASIENCE MEGURI」は、そんな忙しい女性たちの髪を慈しむ「巡りケア」を提案。「洗い出し」・「ときほぐし」・「満たす」3ステップで髪本来の美しさを引き出すヘアケアを実現する。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社花王 プレスリリース/PR TIMES
2015年10月31日小学館女性インサイト研究所を運営する小学館はこのほど、「働く女性に聞いた! おつかレディアンケート」の調査結果を発表した。調査は9月1~6日の期間、インターネット上で行われ、仕事を持つ女性152名から回答を得た。はじめに、全回答者に対して体の不調があるか尋ねたところ、97%の人が体調不良を自覚していた。その原因としては、「ストレス」「長時間のデスクワーク」「不規則な生活」などがあがった。このうち、「不調がある」と回答した人に具体的な症状を聞いた。結果は1位が「肩こり」、2位が「むくみ」となった。次いで、3位は「疲れ目」、4位は「冷え」と続いた。また体の不調に対して何か対策をしているか調べたところ、84%の人がなんらかの対策をしていると回答。具体的な対策方法については「お風呂にゆっくりつかる」「運動をする」「食べ物に気をつける」など、自宅や休日の対策が上位に入った。一方で 「健康グッズを使う」「目を酷使しないようにする」「動きやすい服を着る」などの回答は少なかった。同社は「働いている時間でもできる対策はなかなかできていないのが現実のようです」と分析している。調査結果を受けて、健康科学アドバイザーで医師の福田千晶さんは「『こり』は、血流が不良で十分な酸素や栄養分が届けられないときに、『むくみ』も、血流が悪くなり、血液に合流するリンパの流れが悪くなるときなどにおこります」と指摘。その上で、「炭酸入り入浴剤の使用などで、血流を助ける」「ストレッチや適度な運動」などを具体的な対策としてあげた。さらに、「『サイズがきついブラジャーを着用しない』『自然な動きを妨げるジャケットやスーツを避ける』といったことも『肩こり』『むくみ』を回避するうえで重要となります」とアドバイスした。
2015年10月26日小学館女性インサイト研究所はこのほど、働く女性の「体の不調」に関する調査結果を発表した。調査は9月1日~6日、CanCam、Oggi読者の働く女性152名を対象に行われた。○働く女性97%に「体の不調あり」調査ではまず、働く女性に「体の不調はありますか?」と尋ねたところ、なんと97%もの人が「ある」と回答。その原因として「ストレス」や「長時間のデスクワーク」、「不規則な生活」などが多く挙がり、現代の働く女性にとって、体調不良は大きな課題となっていることがうかがえる結果となった。○主な症状は「肩こり」と「むくみ」続いて、具体的な不調について教えてもらったところ、最も多かったのは「肩こり」だった。次いで「むくみ」「疲れ目」「冷え」「だるさ」と続き、特に「肩こり」と「むくみ」に関しては、約70%の女性が抱える不調であることが明らかとなった。○対策は「お風呂にゆっくりつかる」が最多働く女性の多くが、「肩こり」や「むくみ」に悩まされていることがわかったが、健康科学アドバイザーの福田千晶氏によると、「肩こり」や「むくみ」の原因は血流不良にあり、それを改善するには「ゆっくり入浴して温まる」「蒸気で温める温熱シートの使用」「ストレッチや適度な運動」「過度の飲酒は避ける」「目を癒す」ということが効果的とのこと。また、普段の服装にも注意が必要で、「首や肩、足腰を冷やさない服装」「不安定なハイヒールや足首の動きが妨げられるタイトなブーツなどは避ける」「サイズがきついブラジャーを着用しない」「自然な動きを妨げるジャケットやスーツを避ける」といったことも「肩こり」や「むくみ」を回避するうえで重要だという。そこで、働く女性が体の不調に対して何かしらの対策をとっているのか尋ねると、84%がとっていると回答。具体的な対策を教えてもらったところ、1位「お風呂にゆっくりつかる」、2位「ストレッチ」、3位「運動をする」など、自宅や休日の対策が上位に並んだ。しかしながら、「動きやすい服を着る」「目を酷使しないようにする」「健康グッズを使う」といった、働いている時間でもできるような対策はいずれも下位であったことから、実際にはきちんと「肩こり」や「むくみ」に対する対策ができていない現状が浮き彫りとなった。
2015年10月22日忙しく働くロンドンの女性。ロンドン市内には多くのステキなレストランがありますが、平日のランチはレストランでゆっくり、というよりはカフェで簡単に済ませたり、スーパーなどでテイクアウェイして、オフィスや最寄りの公園で食べる女性がほとんどです。今回はそんなロンドンで働く女性に人気のランチをご紹介します。※イギリスではテイクアウトのことをテイクアウェイと言います。■サンドイッチサンドイッチ発祥の国、イギリスでは、SainsburyやTesco、Makrs & Spancerをはじめ、イギリスの大手スーパーマーケットやCaffe Nero 、Costa Cafeなどのチェーン店系カフェなど、ロンドンの街のいたるところでサンドイッチが販売されています。ランチ時間帯になるとサンドイッチとドリンクを手にした女性たちがスーパーのレジに行列をつくることも、しばしば。また、ベジタリアンの多いイギリス。ベジタリアン用のサンドイッチが販売されているのもサンドイッチランチが人気を集めている理由のひとつかもしれません。■サラダ/スープ&パンイギリスのスーパーマーケットにはプラスチックのカップに入ったスープが販売されており、数種類の中からサラダを自由に選べるデリコーナーもあります。クロワッサンやパン・オ・レザンなどのパンもあるので、サラダ/スープ&パンといったセットでテイクアウェイする人も多数。Pret a Manger、E.A.T などのカフェにもホットスープが販売されていて、イートインでその場で簡単にランチを済まることもあります。 ■フルーツ&ヨーグルトロンドンでも日本同様にダイエットに気を遣っている女性は多く、ランチはバナナにリンゴなどのフルーツにヨーグルト、という人も。イギリスのリンゴは日本のリンゴより小さめで、丸かじりできて食べやすいため、ランチ以外でも小腹が空いたときにかぶりついている人を、オフィスや街中で見かけます。会社が集まる地域にあるHolborn駅やBank駅など、ロンドンにある地下鉄の駅周辺には果物の屋台が出ていたり、スーパーマーケットでも果物のバラ売りをしているので、気軽に必要な分だけを購入することができて便利です。■アジアンフードロンドンではインド料理や中華料理、日本料理などのアジアンフードが人気!特に日本料理はヘルシーな印象が強いため、ロンドン市内にもYO! Sushiという回転寿し店やWasabiなどイートイン&テイクアウェイできるお店もあり、ランチ時の利用率も高いです。ロンドンではストリートマーケットが平日も開催されていて、マーケット内のフードストールで販売されているアジアンフードをテイクアウェイして歩きながら食べることもあります。いかがでしたか? イギリスでは、週末には豪華なランチを楽しみますが、平日ランチは比較的、軽め。日本でも平日はゆっくりとランチの時間を確保できない人も多いと思いますので、ぜひ働くロンドン女性のランチを参考にしてみてくださいね。
2015年10月15日森永乳業はこのほど、「働く女性の"オンナ度"」に関する意識調査の結果を発表した。調査は9月25日~28日、20~30代のオフィス勤務の会社員女性500名(年代別均等割付)を対象にインターネットで行われた。○88%の女性が「仕事によって消耗する」ことを実感はじめに、「仕事によって消耗すると感じたことはありますか?」と聞いたところ、88%とほとんどの女性が「ある」と回答。その影響について探ったところ、「気分が落ち込む(63%)」といった内面的な項目のほか、「メイクや髪が乱れる(24%)」といった外見に関する回答も。仕事で消耗すると、外見・内面ともに悪影響が出てしまうことがわかった。○朝100%の"オンナ度"が、仕事後には48%に低下次に、「外見・内面を総合した女性らしさの度合い」を"オンナ度"と定義し、朝(仕事前)の"オンナ度"を100%とした場合の「夜、仕事から帰宅した後の"オンナ度"」を聞いたところ、平均は48%となり、"オンナ度"は、仕事の前後で半分以下になってしまうことが判明。仕事を通して"オンナ度"が低下する理由については、「始業前はやる気があるが、仕事が忙しかったり理不尽な思いをしたりすると気持ちが落ち込み、メイクも崩れてくるから」「フレッシュな気持ちでいたいとは思っているが、満員電車で疲れたり、仕事中の人間関係にイライラしたりすると心に余裕がなくなって、笑顔も減ってしまうから」といった声が挙がった。続いて、「低下した"オンナ度"を仕事から帰宅した夜に上げたいと思いますか?」と尋ねたところ、66%が「そう思う」と回答。一方で、「最近、仕事から帰宅した後の夜の時間に"オンナ度"が上がるような過ごし方ができていますか?」という問いには、73%が「できていない」ことがわかり、低下した"オンナ度"を上げたいと思っているにもかかわらず、そのような過ごし方ができていない女性たちのジレンマが浮き彫りとなった。具体的には、「理想は、きちんと夕飯を作り、デザートとしてちょっとリッチなスイーツを食べてほっとしたい。しかし現実は、夕飯は手を抜きがちになり、スイーツを食べる間もなく疲れて寝てしまう」「理想は、テレビを見たりアイスを食べたりして心も体も癒やしたいが、現実は、バタバタと家事をしていつの間にか寝てしまっている」といったコメントが多く寄せられ、理想的な夜の時間の過ごし方と現実との間に大きなギャップがあることがわかった。○"オンナ度"を上げるには、普段よりもリッチに……「仕事から帰宅した後の夜の時間、"オンナ度"を上げるためにほしいもの・したいこと」について調査した結果、「自分だけの時間(70%)」が最多回答となった。また、「普段よりリッチなスキンケア、ヘアケア、ボディケア(47%)」や「普段よりリッチな食事(36%)」、「普段よりリッチな甘いもの、スイーツ類(35%)」という項目が上位に並び、全体的に「普段よりリッチなコト・モノ」が重視されていることがうかがえた。また、「仕事から帰宅した後の夜の時間、"オンナ度"を上げるためのものはどのくらいの頻度でほしいですか?」と聞いたところ、「ほぼ毎日」が22%、「週5~6回程度」が8%、「週3~4回程度」が18%となり、およそ半数が週3~4回程度以上の頻度で、"オンナ度"を上げるためのものをほしいと思っていることが明らかとなった。
2015年10月14日森永乳業は、「働く女性の"オンナ度"に関する調査」を実施した。対象は、20~30代のオフィスに勤務する会社員女性500名。期間は、9月25日~28日。○働く女性の約9割、仕事によって消耗すると感じたことがある「仕事によって消耗すると感じたことはあるか」を聞いたところ、88%が「ある」と回答した。「仕事の際に消耗する原因」を聞くと、1位は「仕事自体の負荷(仕事量、忙しさなど)」(72%)だった。2位は、「社内でのコミュニケーション」(60%)、3位は「仕事でのミス」(39%)が上位に挙がった。「仕事で消耗することによる影響」を質問したところ、63%で「気分が落ち込む」が最多となった。次いで、「仕事のやる気がなくなる」(55%)、「不機嫌になる」(48%)と続いた。同調査では、「外見・内面を総合した女性らしさの度合い」を"オンナ度"と定義した。朝(仕事前)の"オンナ度"を100%とした場合の「夜、仕事から帰宅した後の"オンナ度"」聞くと、平均は48%となった。理由を聞くと、「始業前はやる気があるが、仕事が忙しかったり理不尽な思いをしたりすると気持ちが落ち込み、メイクも崩れてくるから」「フレッシュな気持ちでいたいとは思っているが、満員電車で疲れたり、仕事中の人間関係にイライラしたりすると心に余裕がなくなって、笑顔も減ってしまう」などのコメントが寄せられた。
2015年10月14日エン・ジャパンは9月30日、「働きやすい職場」をテーマに調査を行った。対象は、同社サイト利用者の女性1,037名。期間は、7月23日~8月26日。○現在の職場、48%の女性が「働きにくい」「現在の職場は、あなたにとって働きやすい職場と言えるか」を聞いたところ、「働きやすい」と回答した割合は、52%(「言える」15%+「どちらかといえば言える」37%)だった。一方、「働きにくい」と回答したのは、「どちらかといえば言えない」(30%)、「言えない」(18%)の計48%だった。婚姻別でみると、既婚者は64%、未婚者は52%が「働きやすい」と回答している。「働きにくい」と答えた方に理由を聞いたところ、1位は「社内のコミュニケーションが円滑でない」(47%)だった。次いで2位は「職場の雰囲気が悪い」(40%)、3位は「休暇を取りにくい」(39%)となった。年代別にみると、20代では「休暇を取りにくい」(52%)が1位となった。30代・40代の最多は、「社内のコミュニケーションが円滑でない」(30代:53%、40代:60%)だった。「働きやすい」と回答した人に理由を聞くと、「職場の雰囲気が良い」(56%)が最多だった。次いで、「労働時間が適正・融通が利く」(51%)、「休暇を取りやすい」(49%)と続いた。年代別では、20代・30代の1位は「職場の雰囲気が良い」(ともに58%)。40代では「労働時間が適正・融通が利く」(58%)が最多という結果となった。
2015年10月13日日本アルコンはこのほど、「働く女性のアイメイクトレンド」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は7月17日~22日、職場で週4回以上「サークルレンズ」を使用している20代~30代の働く女性300名を対象に、インターネットにて行われた。○アイメイクの必須アイテムは「サークルレンズ」はじめに、普段使用している"アイメイク"のアイテムの中で、「メイク後の自分の印象が良くなる」と思うアイテムを選んでもらったところ、「アイライナー(61.7%)」や「マスカラ(58.7%)」といった定番アイテムをおさえ、「サークルレンズ(サークルのフチが入ったコンタクトレンズ)」が91.3%と断トツの1位となった。また、「これなしに通勤できないアイメイクアイテム」や「メイク時間を短縮するために取り入れているアイメイクアイテム」でも「サークルレンズ」が1位を獲得。もはやメイクの必須アイテムとしてとらえられていることがわかった。○メイクの仕上がりイメージは「ナチュラル」に……次に、メイク時の仕上がりイメージについて尋ねたところ、最も多かった回答は「ナチュラル(66.0%)」だった。次いで、「かわいらしい(49.0%)」「美人(37.7%)」と続き、「ゴージャス」や「盛り系」といったメイクは衰退傾向にあることがうかがえる結果となった。○65.3%が「他人のサークルレンズ使用」に違和感ナチュラルメイクというトレンドを受けてか、「サークルレンズに対して求めるポイント」を問う質問に対して、7割近くが「自然な色味で目の色となじむこと(70.7%)」や「自然に大きく見えること(66.7%)」と回答。さらに「自然にフチになじむこと(40.3%)」を求めている人も4割程度見受けられた。一方、「他人のサークルレンズに違和感を覚えた経験」があるか尋ねたところ、65.3%が「ある」と回答。具体的には「黒目部分が大きすぎる」「レンズのズレ」「黒目部分のフチどりの違和感」「黒目部分の色が不自然」などが挙げられた。
2015年09月25日女性社長や女性役員など、“働く女性”の活躍が注目される今日。1986年に男女雇用機会均等法が施行され、2007年の改訂時に間接差別の禁止が初めて盛り込まれてから、日本では女性の社会進出が目覚ましく発展してきました。しかし、それにも関わらず男女の賃金差は世界のなかでもワースト2位。OECD(経済協力開発機構)による2008年度のレポートによると、日本における男女賃金差は33.9%だといいます。また厚生労働省は2013年において一般労働者の女性が男性の71.3%を占めることを指摘しており、依然として格差は存在しています。世界の男女格差事情はどうなっているのでしょうか?『METRO』では、イギリスにおける男女間賃金格差の現状を取り上げています。女性社長は男女の賃金差が理由で、毎日100分もただ働きをしているということが、最新の調査で明らかになりました。■イギリスでは男女間賃金格差は22%もあるイギリスの7万2千人を超える経営者を対象にした調査によると、全年齢における女性経営者の1月の平均賃金は、すべての役職にわたって30,612ユーロ(約417万円)だということがわかりました。それに対して同じ条件下の男性は39,136ユーロ(約530万円)の賃金をもらっています。9,069ユーロ(約123万円)あった男女間の平均賃金差は、2014年には8,524ユーロ(約116万円)とわずかに改善されたものの、いまだに22%の差があります。■女性の上級管理職は43%で取締役は29%そして女性社長は1日あたり100分ただ働きをしていることになり、年間日数に換算すると57日に及びます。CMI(チャータードマネジメント協会)のCEOであるアン・フランク氏はこの男女間の賃金差問題が改善されてきたことを認めつつ、1日2時間近いただ働きは容認できないと話しています。賃金差は、上の役職になればなるほど顕著になります。管理職、あるいは取締役レベルになると男性の平均賃金は138,699ユーロ(約1,890万円)ですが、それに対し女性は123,756ユーロ(約1,680万円)です。管理職に就いている女性上司の数は男性ほど多くありません。幹部補佐をする女性の数は男性よりも勝る一方で、上級管理職は43%、取締役にいたっては29%という少ない割合です。■さらにボーナスは男女間で2倍も差がある毎日100分のただ働きをしている女性ですが、挙げ句の果てにはボーナスも貰い損ねています。男性は平均4,898ユーロ(約66万円)のボーナスに対し女性は2,531ユーロ(約34万円)と、全ての役職において2倍近くの差があります。CMIで調査を執り行ったXpertHRのコンテンツディレクター、マーク・クレール氏によると、1970年に初めて同一賃金法が実施されてから、45年もの歳月が過ぎたにも関わらず、男女間の賃金格差はまだ解消されてないとコメントしています。加えて彼は、多くの従業員は自分の組織がどれだけ酷い環境であるかを知りたくないという傾向にあると言います。■男女間の賃金格差をなくすための新政策デービッド・キャメロン首相は先月、一世代で男女間の賃金格差をなくすことを誓い、来年の初め半年に政府は、250名以上の従業員を抱えるあらゆる企業に職場の賃金差を開示させるという新しい規定を導入する予定です。キャメロン首相は、男女間の格差に日光を当て、変化に必要な圧力をつくり、女性の賃金を引き上げる旨を語りました。*日本は女性の社会進出では遅れているといわれ、男女の賃金格差も大きい国のひとつです。イギリスは日本にくらべれば格差が比較的小さいのですが、それでもまだまだ埋めるべき差があります。政府の政策も重要ですが、現場で働く職員、そして雇用する企業の問題意識が男女間格差をなくす大きな一歩なのかもしれません。(文/スケルトンワークス)【参考】※Gender pay gap means female bosses effectively work 100 minutes for free each day-METRO※THE GENDER WAGE GAP IN OECD COUNTRIES-CESinfo DICE Report※男女間の賃金格差解消に向けて-厚生労働省
2015年09月11日ディップとSTRIDEはこのほど、「女性が本当に働きやすい職場」に関する調査結果を発表した。調査は8月24日~9月2日、『はたらこねっと』ユーザーの未婚女性400名と、『Woman&Crowd』ユーザーの既婚女性400名を対象に、インターネットで実施された。○女性7割が「結婚出産後は今の職場で働きたくない」と回答調査ではまず、未婚女性を対象に「今後、自身が結婚や出産を経ても、現在の職場で働き続けたいと思いますか?」と質問したところ、32%が「思う」と回答。その理由として、「今の仕事が好きで、そのまま続けたいから」や「社内の人たちの理解・サポート体制があるから」が共に30%で最多となった。一方、「思わない(68%)」と回答した人は、「今の仕事自体を辞めたいと思っていたから(28%)」や「給与など今の会社の条件がよくないから(25%)」という人が多かった。また、「社内の人たちの理解・サポート体制がないから」や「働くママ・パパへのサポート制度が整っていないから」は共に13%にとどまり、結婚や出産後も今の会社で働き続けるかどうかは、会社からのサポート体制だけではなく、仕事のやりがいも重要であることが分かった。○結婚出産を機に「退職・転職」した人、77%次に、既婚女性を対象に「結婚や出産を機に、退職や転職を経験しましたか?」と尋ねたところ、77%が「経験した」と回答した。退職や転職を選んだ理由については「働くママ・パパへのサポート制度が整っていなかったから(23%)」が最も多く、次いで「当時の仕事自体を、辞めたいと思っていたから(19%)」「社内の人たちの理解・サポート体制が無かったから(11%)」と続いた。○会社に望むサポートは「産休・育休・時短勤務」最後に、未婚女性・既婚女性それぞれを対象に「今結婚・出産・育児を迎える際、職場でのどのようなサポートがあれば、働き続けやすいと思いますか?」と質問したところ、共に「会社が産休・育休を取るように積極的に動いてくれる」「時短・フレックスタイム制の導入などで働く時間を決められる」という回答が上位となった。また、「社内に保育施設がある」という項目に関しては、未婚女性が16%だったのに対し、既婚女性は28%と高く、両者の回答に大きな差がうかがえた。
2015年09月11日マンダムは4日、年の離れた男性上司や先輩社員の印象調査を行った。対象は、首都圏で働く20~30代の女性434名。期間は、7月14日~21日。○働く女性の半数、10歳以上の男性上司・先輩に憧れたことがある10歳以上年上の男性上司・先輩に憧れたことがあるかを聞いたところ、「ある」、「ない」ともに50%となった。どんなところに憧れを感じるかを聞いたところ、1位は「仕事ができる」(56.2%)だった。次いで、「清潔感がある」(45.6%)、「頼りがいがある」(35.5%)が上位にあがった。一方、「好きになれない」10歳以上年上の先輩や男性上司がいるかを聞いたところ、68.0%が「はい」、32%が「いいえ」と答えた。10歳以上年上の男性上司や先輩の"好きになれない"と思う要素を聞いたところ、37.6%で「器が小さい」が最多となった。以降、「仕事ができない」(37.3%)、「清潔感がない」(36.3%)と続いた。
2015年09月09日調査機関「フリーキャア総研」を運営する「もしも」はこのほど、出産未経験女性の働き方意識についての調査結果を発表した。同調査は7月23日~24日、10~30代の出産未経験女性を対象にインターネット上で実施し、900名(未婚女性636名、既婚女性264名)から有効回答を得た。まず、「出産後、どのように働きたいと考えているか」という質問に対し、未婚女性は「フルタイム」を希望している人が34.3%で最も多かった。一方、既婚女性では「働きたくない」が最多の26.5%となっている。結婚前は「出産後も今と異なる働き方は想像できない」という理由からフルタイムを選択しているが、結婚し出産のイメージが膨らむと、働くのが難しいと考える女性が多いことがうかがえる。次に、「出産後の働き方に備えて取り組んでいることはあるか」を尋ねたところ、約3割が「取り組んでいることがある」と回答。出産未経験でありながらも将来のことを見据えて、備えを取っている人がおよそ10人中3人はいることがわかる。この結果は未婚・既婚に関わらず、ほぼ同一だった。そこで、「出産後の働き方に備えて取り組んでいること」の内容を聞くと、1位は「働きやすい会社への転職活動」(未婚51.4%、既婚40.7%)、2位は「資格取得の勉強」(未婚27.4%、既婚24.7%)が結婚前・結婚後ともに同順位だった。1位に入った「働きやすい会社への転職活動」は、未婚女性でも約半数を占めており、結婚前から出産後の働きやすい環境を求めていることが判明した。また、未婚女性の3位には「インターネットで収益をあげる勉強」(24.0%)、既婚女性の3位には「出産・育児中の会社制度の調査」(21.0%)があがっている。最後に、対象者全員に「自分が出産する頃、どのような社会環境になっているとうれしいか」と尋ねたところ、36.6%が「待機児童ゼロ / 保育施設の充実」と答えた。コメントでは「子供を施設に預けて働きたい」という声が寄せられている。2位以下には、「長期の育児休暇」(29.9%)、「男性の育児休暇取得がしやすい環境」(25.7%)が続いた。これらについては、「出産した友人の話を聞いていると大変そうなので不安」「社会環境が整えば高齢化対策にもなると思う」というコメントも見られた。
2015年09月03日成果が正当に評価されなかったり、上司やお客さんから理不尽なことで叱責されたり…。「毎日頑張っているのに、こんな会社でもうやってられない!」と思う日も、時にはありますよね。そこで今回は、働く女性たちが「転職してやる!」と思った瞬間について探ってみました。まずは、「仕事をしている中で、衝動的に『転職してやる!』と思ったことがありますか?」をクエスチョン。すると、実に84.5%の人が「ある」と答えました。では、最も強くそう思ったときのシチュエーションとは……?■残念過ぎる上司たち「『どうだ? どうだ?』か『できた? できた?』しか言わない上司しかいなくて、ピンチでも助けてもらえなかった時」(29歳/システム開発)「何にも言わずにシフトを勝手に変えていた上司。予定があったのに、キャンセルするはめに」(29歳/接客・販売)「パワハラ上司が、『自分はパワハラをしていない』という言い訳を30分以上した時」(35歳/一般事務)「上司から、『あなたのことは、まだ信用してないから』と面と向かって言われた時。人のことを人と思わない発言が多く、上司の気分によって怒られ方が日々違う……」(39歳/ホテル・宿泊サービス)■ブラック疑惑「お昼ご飯を食べる時間がないのを、『仕方ない』で済まされた時」(30歳/総務・人事)「勤務時間や給与などが、求人票とまったく異なっていました」(23歳/営業事務)「死ぬほど忙しくて毎日残業しているのに、海外で遊んで帰ってきた社長から、『大した仕事してないのに、給料もらえていいな』と嫌味を言われた」(27歳/営業) >>続きを読む
2015年08月19日子供の頃からシェフになりたかったというタイ人女性、チャニダパ・ウォンボォンシさん(29歳)。大学で経営学を学んだ後、バンコクでシェフとして働いていたチャニさんですが、ペルー人のご主人との出会いをきっかけに「ペルーで大好きなタイ料理を広めよう!」とはるばる海を渡り、リマ市郊外にタイ料理店「アヒ・シンコ・シンコ・シンコ」を開業しました。チャニさんは持前の明るさと前向きな性格を活かし、料理への情熱を胸に日々奮闘しています。■これまでのキャリアの経緯を教えてください私はバンコクのプラパ大学を卒業した後、ホテルやレストランでチーフシェフとして働いていました。子供の頃から料理に興味があって、特に昔ながらの伝統的なタイ料理を大切にしたいと思っていたんです。タイでレストランを持ちたいと思ったこともあるけど、競争相手が多すぎて。だから、どこか違う国でできたら…という気持ちはずっとありました。ペルーを初めて訪れたのは2012年です。マチュピチュ遺跡のあるクスコを始め、ペルー各地を旅行しましたよ。その旅の途中、リマからペルー北部の街へ向かう飛行機の中で、アントニオと出会ったんです。当時彼はペルーの日本企業で働いていて、国内出張も多かったらしく、その街のこともよく知っていました。それで私にオススメのホテルや観光地なんかを、親切に教えてくれたんです。それからFaceTime(ビデオ通話)やメールでやり取りするうちに、付き合おう、結婚しようと。私の両親にきちんと挨拶して欲しいとお願いしたら、彼はバンコクに来てくれました。1か月滞在して両親にも結婚を認めてもらい、それから二人でペルーに来たんです。それが2013年9月です。その後、夫の父が持っていた古い建物を改築して、2014年6月13日に念願のタイ料理レストランをオープンさせました。それがこのお店、「Aji 555(アヒ・シンコ・シンコ・シンコ)」です。「アヒ」はスペイン語で「トウガラシ」という意味。タイ料理にトウガラシは欠かせません。そして数字の「5」。スペイン語では「シンコ」ですが、タイ語では「ハ」と発音するんです。だから「555」は「ハハハ」、笑い声ですね。トウガラシたっぷりの美味しいタイ料理を食べて、満足して「ハハハ」と笑ってほしい。そんな気持ちで命名しました。■現在のお給料について教えてくださいペルー初の本格的タイ料理の店ということもあり、お陰様で少しずつお客様も増えてきました。でもこの店を造るために借りたお金の返済があるので、正直なところまだ余裕はありません。それにこのエリアはリマ郊外ということもあって、物価がリマ中心部より低く、周囲の店との競争を考えると、一品当たりの値段はあまり高く設定できないんです。現在の客単価は30ソレス(約1,200円)ほど。リマ中心部から来てくれるお客様はもっと注文してくれますが……。またタイ料理に欠かせない基本調味料はほとんど輸入なので、そのコストもばかになりませんね。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?健康的で美味しい料理を作ること、それ自体が好きなんです。自分の家族に作るように、真心を込めてね。私の作った料理を食べて、お客さまが「美味しい!」「来てよかったよ~」「タイ料理って、こんなのだって知らなかった!」って言ってくれるっていうことは、わざわざうちに来た甲斐があった、ってことでしょう? それはもう本当に嬉しいし、幸せだなって思います。中国人や日本人は、ペルーに移民してすでに100年以上経ちます。だからチーファ(ペルーで生まれた中華料理)はペルー料理店に次いで多いし、ニッケイ料理(日系人が考案したペルー風日本料理)も人気です。でもタイ料理に関しては、それこそまったく知られていません。そもそもタイについてすら、ほとんど誰も知らないですしね。だから、食を通じてタイという国を紹介していけたら嬉しいな。今はタイを始め、インドネシア、マレーシア、台湾、あと南アフリカの大使館の方々がよく来てくれます。やっぱりアジア料理が懐かしいんでしょうね。リマに暮らす日本人もよく来てくれますよ。みなさん口コミでうちの店を広げてくれているようで、とてもありがたいです。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?今の一番の問題は、注文が重なった時ですね。私達は作り置きは一切せず、注文を頂いてから一品ずつ作ります。今私の右腕となって働いてくれる男の子がいますが、私と彼だけでは大量の注文を一度にさばくことはできません。新しい人を入れたいけど、たとえ料理の経験があってもペルー人がタイ料理を見様見真似で作ることなんかできないし、すぐに覚えられるものでもない。それになかなか続かないし……。だから人手が足りないんです。あと材料の輸入にも気を使いますね。「バイ・マクルー(コブミカンの葉)」やタイの生姜「カー」、レモングラスなどをタイから輸入していますが、航空便は高いのでなるべく船便で。でも時間がかかるので、在庫を見ながらその時期を調整します。ナンプラーはリマの中華街にも売られていますが、タイのものとは味も香りも全然違うし、タイ製のほうが断然美味しいですから!■ちなみに、今日のお昼ごはんは?日中はほとんど食べる時間がないので、お昼ごはんといってもいつも夕方5時以降になってしまいます。ご飯と卵焼きで済ませてしまうこともあるけど、余裕があれば魚を丸ごと調理してしっかり食べています。今日はお好み焼き。簡単だからよく作ります。タイには日本料理のお店がたくさんあるし、和食は好きなのでよく通っていました。刺身やうどん、神戸牛、味噌汁も好き。でもこれはお好み焼きソースじゃなくて、タマリンドやナンプラーを使った「パッタイ」という料理のソースを塗っています。写真を撮るって言うから、マヨネーズでお店の名前を書いてみたんですが……。どうですか?■日本人のイメージは? あるいは理解しがたいところなどありますか?日本人は規律正しく、質素で、つつましくて、几帳面で、とにかくよく働くというイメージですね。リマで出会った日本人もみんな親切にしてくれます。■最近TVやラジオ、新聞などで見た・聞いた日本のニュースは何ですか?日本は、少子化や後継者不足でお店やレストランがどんどん閉店に追い込まれているそうですね。タイの出生率は近年下降気味ですが、それでも子だくさんが一般的です。これは私の意見だけど、特に商売人なら、もっと家族を増やす努力をしたほうがよかったんじゃないでしょうか? もちろん、自分の老後安泰のためにもね。でもそのニュースでは後継者育成支援の会社についても紹介していたので、そういうのはいいなと思いました。■休日の過ごし方を教えてください。毎日が私のバケーションのようなものですよ。だって自分の好きなことを毎日やってるんだから! このお店は私の子供のようなもの。だから店にいること自体が理想の過ごし方と言えますね。定休日はどうしてるのか?と聞かれると……うーん、とにかく寝てるかな。疲れは溜まっているので。やっぱりお店にいるほうがいいです。■将来の仕事や生活の展望は?もちろんタイ料理をペルー中に広めること! 日本料理はすごい勢いで広がっていますよね。もっとリマの中心地に店を出したいので、今良い場所がないか探しています。目星が付いたらこの店は男の子に任せて、私は新しい店でまた一から頑張りたい。将来は、ペルー全国に本物のタイ料理レストランチェーンを展開したいと思ってます!
2015年08月18日