こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。5月14日は母の日です。実母には母の日のプレゼントを渡しやすいのですが、姑となると「どうも渡しにくい」という気持ちが働くのではないでしょうか。“嫁姑問題”が少しでもある場合は、特にそういった気持ちを持ちやすいと思います。 でも、母の日は日頃から私たちのために苦労してくれている母親に感謝をする日です。姑も“母の1人”なわけですから、プレゼントを贈り、この日だけでも感謝の気持ちを示しませんか。●母の日=カーネーションの理由母の日にはカーネーションを贈るような習慣になっていますよね。母の日は、元々アメリカの祝日で、戦後になって入ってきたものです。アメリカでは、子どもたちに尽くして一生を終えた母をしのぶ記念の会で白いカーネーションを捧げたことが始まりとされています。樋口清之さん監修の学研まんが『年中行事記念日365日のひみつ』によると、母親が存命な人は赤いカーネーション、母親が亡くなっている人は白いカーネーションを胸につける習慣が、日本では母の日にカーネーションを贈る習慣になったようです。●姑に有効な心理テクニックを抑える女性は、“意図がつかめない”“理由がはっきりしない”プレゼントに不快感を持つ傾向にあります。記念日でもないのにいきなりプレゼントをもらうと、「何かあるのでは?」と勘ぐってしまうことがありますよね。その心理と同じで、嬉しい気持ちよりも不快感の方が強くなります。また、贈る側は「お金をかけて良い物を贈ろう」と無意識に気持ちが働きます。しかし、相手にとっては負担に感じてしまうことが往々にしてあるのです。一番好意的に受け取ってもらえるのは、相手の心の負担にならない物 です。なぜかというと、“高価な物をもらう=貸しを作ってしまったのでは?”となるためです。以上のことから、・母の日の贈り物であることをしっかり示すこと・負担に感じられない金額の物を選ぶことが大切なポイントになります。●姑専用! 母の日のプレゼントの選び方金額的には、5,000円未満がいい のではないでしょうか(遠方の場合は送料込み)。今年は、カーネーションが割高になってくるというニュースが先日流れましたので、もしかしたら手に入りにくいかもしれません。そこで提案したいのが、お花のアレンジメントです。そのまま飾ることができますので、不便がありません。ただ、そこに手書きのメッセージカードを添えましょう。これがひと手間加える作業です。それ以外に、小さめのお花と姑が好きな物を贈るというプレゼントの仕方もオススメです。・花+おかし……甘い物が好きな姑向き(1人で食べられる小箱がいいでしょう)・花+ストール……冷え性や冷気を感じやすい年齢の姑向き(おしゃれできれいな色がおすすめ)・花+写真立て……孫と夫の写真を入れて飾れるようにして渡しましょう・花+タオルハンカチ……消耗品ですし、日常よく使いますからきれいな色の物を選びましょう・花+お茶……ちょっといい茶葉と和風な茶筒のセットは、お茶好きの姑に喜ばれますこのように、姑が身につけられたり、1人で楽しめたりする物をチョイスする のがポイントになります。●おわりに姑は、嫁にとって“もう1人の母”です。夫を産んで育ててくれたことに対する感謝の気持ちを持ちましょう。普段はなかなか感謝を示すことができないのですから、母の日くらい気持ちを言葉と態度と贈り物で示しませんか。家族になったのですから、感謝を示すことはとても大切なことだと思います。参考にしていただけたらうれしいです。【参考文献】・『年中行事記念日365日のひみつ』樋口清之・監修・『仕事・恋愛・人間関係心理分析ができる本コレで99%うまくいく』齊藤勇・著●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年05月03日「夫婦」になった瞬間、ほぼ100%ついてくる「嫁姑」を含めた“四すくみ”の因縁−−。その微妙なパワーバランスを一気に破壊しかねない“禁句”について、本誌は100人アンケートを敢行。その中から「嫁姑」の禁句を、精神科医・香山リカさん、漫画家・やくみつるさん、男女問題研究家・山崎世美子さんの、3賢人の解説付きで紹介! ■嫁から姑への禁句 「やはり感じるのは、お義母さんに対して、嫁の立場が強くなってきているということです。『息子さんのこと、ずいぶん甘やかして育てられたんですね?』(義母・52歳)という発言は、普通は嫁の立場からは言えないことですよね。これじゃ、ケンカを売っているのと同じ。冗談でも、言っていい相手といけない相手がいますから。でも、本音だと思うけど(笑)。『こちらが何か言うたびに“いやっ”と否定される』(義母・47歳)、『お義母さん、太ったね』(義母・48歳)、『あまり干渉しないで』(義母・67歳)というのは嫁の立場が強くなっている証拠。“友達嫁姑”みたいな関係、結婚するときに“甘えていいよ”と義母に言われて、真に受ける嫁の世代、という構図ですね」(山崎さん) ■姑から嫁への禁句 「母親にとって、結婚しても息子は“かわいい”まま。『本当は同居したいんだけどな』(義娘・33歳)と、息子がいないときに言うのは、息子の自由を認めてあげる母でいたいから。“お嫁さんが言うなら、仕方ない”との立場を保ちたいんでしょうね。『これ、息子が好きな料理だからね、作ったよ』(義娘・31歳)というのも、“私のほうがあの子のことを知っている”という姑の“上から”アピール」(香山さん) 「『あなたの両親はお金に汚ない人間。あなたが知らないだけ』(義娘・56歳)なんてレッドカード。“嫁×姑”という局所的な武力衝突ではなく、“家×家”の全面戦争になってしまいます。産後すぐ『あんたもさっさと働きなさいよ!』(義娘・48歳)と言われたというのは、キッツイなあ……。かつて“家事に専念しろ”と言われてきた嫁の立場が、女性が働くことが当たり前になった昨今、変わってきたんですね。それから『嫁の分際で!』(義娘・60歳)という禁句……。“分際”ってどう使おうが丸く収まらない。絶対にNGワードです!」(やくさん)
2017年04月10日複雑な人間関係となることが予想される嫁・姑という関係。家族となるだけに、気の合う人であれば心強い存在となりますが、そうでなければ距離を置きたくても難しく、気に病んでしまう存在となることも少なくありません。芸能界にも、「こんな人が姑だったらイヤだな……」と思ってしまう人がいますよね。それでも姑なら逃げ出すわけにはいきません。そこで、パピマミ読者のみなさまに「和田アキ子と泉ピン子、姑にするならどっちがいい?」 という究極の二択アンケートを実施しましたので、その結果を発表したいと思います!●和田アキ子vs泉ピン子! 姑にするならどっちがいい?・和田アキ子……56%(94人)・泉ピン子……44%(75人)※有効回答者数:169人/集計期間:2017年3月8日〜2017年3月10日(パピマミ調べ)●和田アキ子さんを選んだ理由『ちゃんと礼儀を守っていれば、一応話は通じる気がしますね。味方になると思えば心強いのかな』(30代女性/主婦)『年が離れてれば意外と優しい、なんてことないかな?怒ると怖いけど、言ってることは納得できることもあるし』(20代女性/大学生)芸能界の女番長として君臨し、ご意見番として大きな発言力を持つ和田アキ子さん。世間が言いにくいこともズバッと言ってしまう姿が、味方としては心強いと感じさせたのか、僅差ではありますが勝利する結果となりました。たしかに“怖い”というイメージで語られがちですが、自身が語るように気の小さいところもあるようで、落ち着いて話をすれば会話ができる相手 と認識されている部分もあるようです。また、大物然としていられるのも芸能界という特殊な世界にいるからで、一般社会に出れば変わるはずという回答も。とはいえ最近では『アッコにおまかせ!』内の言動がきっかけで炎上することも多くなっており、世間からの批判は高まりを見せている と言えるでしょう。●泉ピン子さんを選んだ理由『めんどくさい感じはしますが、わがままなだけで暴力的なところはないと思いますし、和田アキ子よりはいくぶんマシな気がします(笑)』(30代女性/パート)『たしかにうるさそうだけど、小柄なぶん恐怖感は少ないかな。気に入ってもらえればかわいがってくれそうな気もする』(30代女性/アパレル)渡る世間は鬼ばかりで見せる女優としての姿とは正反対に、バラエティ番組では饒舌なトークで盛り上げ役を見せることもある泉ピン子さん。もともとコメディエンヌだったということからも、明るい性格が良いとする回答も多く、“扱いづらいものの人間的な暖かみのある人” というイメージを持たれているようです。番組で見せる暴言や横柄な態度も、本人に悪気のあることではなく“子どもっぽさ”を感じさせるのではないでしょうか。他に、和田アキ子さんに比べると野獣感があり、気に入らないことがあるとヒステリックになるイメージがあるということで避けた人もいるようです。素直で、身内には優しそうな印象 もあるのではないでしょうか。----------いかがでしたか?できることならどちらも姑にはしたくないと思う人が大半でしょうが、どちらかと言われれば少しでも良いところに目を向けようとするはず。テレビの前でならのんきに眺められていた2人の態度も、身内となると途端に緊張感をおびてきます。もし姑になるようなことがあれば、絶対に嫌われるようなことはしたくないものですね。【参考リンク】・【究極の二択アンケート・結果】和田アキ子vs泉ピン子! 姑にするならどっちがいい?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年03月13日3月3日は、桃の節句「ひなまつり」。女の子がいる家庭ではすこやかな成長を願い、ひな人形を飾ってお祝いすることでしょう。そんな喜ばしい日なのに、嫁姑問題の火種となることがあるようです。女の子のママは、一度は経験する可能性が高い問題、どのように対処すればいいのでしょうか。今回は3人のママたちの体験談をご紹介します。■ひな人形は誰が買うか? (Aさんの場合)ひな人形といえば、昔は母方の母が買うのが一般的でした。Aさんもそのつもりでいたようですが、「姑が買いたくてたまらないのか、パンフレットを集めてきた」といいます。「うちの娘は初孫でしたし、夫のきょうだいは男だけ。そのせいか、姑が張り切ってしまって…。でも、私の母もひな人形を買う気マンマンでしたので、どう断ればいいか悩みました」そこでAさんは、夫を通して姑におうかがいを立てたそう。「昔からの風習で、自分が買うのが礼儀だと母が申しておりますと。ただ、これだけでは角が立つかもしれないので、男の子が生まれたら義母さんにお願いしたいと伝えてもらいました」この言葉に姑は気をよくしたようで、トラブルには発展しなかったようです。ただし、「次は男の子を生まなくちゃというプレッシャーが…」とAさん。それはそのときに考えるとしましょうか。■そもそもひな人形はいらない!? (Yさんの場合)1LDKのマンションで暮らしているYさん。実家には立派な八段飾りのひな人形がありますが、それを飾るスペースはありませんでした。そこでYさんの母はケースに入ったものをプレゼントしようと言ってくれましたが、それも乗り気ではなかったそうです。「ケース入りといっても、それなりに場所を取りますよね。リビングにはスペースがないし、寝室にちょこんと飾ってもおひな様がかわいそう。それなら、広い家に引っ越すまでなくてもいいと思ったんです。娘もまだ、ひなまつりのことなんてわからないし」Yさんの母は納得したようですが、姑はそうはいきませんでした。「女の子がいるならひな人形が必要だ」と、立派なものを発注してしまったのだとか。「それを聞いたときには、あわててキャンセルしてもらいました。届いても飾る場所なんてどこにもないし…。それでも用意してやるべきだと言われて、結構もめましたね」今でも、帰省するたびにひな人形のことでチクチクと言われるというYさん。1日も早く広い家に引っ越そうと、物件探しに本腰を入れています。■子どもには飲ませないで! (Mさんの場合)ひな人形問題が解決しても、まだトラブルの種はあります。Mさんは姑を招いたひなまつりパーティーで、大変な目に遭ったといいます。「まだ幼稚園生の娘に、姑が白酒を飲ませようとしてたんです。どうやら甘酒と勘違いしていたみたいで…。アルコールが入ったものだったので、ぞっとしました」甘酒と白酒が同じものだと思う人は多いようですが、別物なので注意が必要です。甘酒は麹由来のものはノンアルコールなので、子どもが飲んでも大丈夫。一方の白酒は、本来はアルコールが入っています。姑に悪気はなかったと思いますが、こんなトラブルにも気をつけたいものです。女の子が楽しみにしている日に、ママとばあばが争いごとを起こしていてはたまらないですよね。お祝いしてくれる気持ちはありがたく受け止めつつ、自分たちの事情を説明するなど、トラブルを回避していきましょう。
2017年02月20日既婚女性の多くが、大なり小なり抱えている「嫁姑問題」。姑が嫌い、同居したくないといった悩みもよく耳にします。でも、できることなら姑とうまくやっていきたいものですよね。今回はそんな嫁姑問題について、基本的には「嫁」側のあなたに向けて、関係がこじれる原因やストレスを減らす方法、仲良しになるコツなどをご紹介します!嫁姑問題、こじれるとどうなる?一般に嫁姑問題というと、「姑/嫁が嫌い/嫌われている」「姑/嫁と意見が合わない」「同居するか否か」といった問題をさします。姑との関係がよくないと、何が問題なのでしょうか?まず挙げられるのは、嫁姑問題がこじれたり悪化したりすると、それが夫婦関係にも飛び火するケースが多いということです。「育児に関して姑と意見が合わないとき、夫が姑の意見にいつも同調する」→「夫への不満や不信感もつのる」といったパターンなどは典型的です。嫁姑問題が発端となって、結果的に夫と別居や離婚に至ってしまうというケースも珍しくありません。また、姑との関係を悩むあまりお嫁さんが精神的にまいってしまったり、体調を崩してしまったりするケースもあります。そんなことにならないように、できれば姑との関係はよくしたいものです。まずは「何故うまくいかない」、その原因を探ってみましょう。「姑が嫌い」な理由お姑さんのことが嫌いな理由や関係悪化の原因は、どんなものでしょうか? よく耳にする具体例を挙げてみましょう。・息子夫婦の生活にやたらと干渉してくる(休日に電話してきて「こんな遅くまで寝ているの?」と言ってくる、「子どもはまだなの?」と聞いてくるなど)・予告なしにしょっちゅう訪問してくる・育児に対する考えが違う(「赤ちゃんは絶対母乳で育てなきゃ」など考えを押しつけてくる)・お嫁さんが働くことに理解がない・家事のやり方が違うことを認めてくれない・いつまでも子離れしない(息子をめぐりライバル視してくる、息子を自分の所有物のように思っている)・お嫁さんを介護や家事要員だと決めつけている関係悪化の背景にあるのは「価値観の違い」と「子離れ」?上記のような関係悪化の原因は、つきつめると「価値観の違い」と「お姑さんが子離れできていない」ことにあると考えられます。もちろん中には「親離れできていない夫」が問題の場合もあるでしょう。もともと赤の他人だったわけですから、価値観の違いは当然です。結婚生活でも多くの夫婦が価値観の違いに直面しますよね。嫁姑問題がややこしい要因の1つは、そこに「子離れできていない」、つまり姑が息子を愛するゆえの感情が関わってくるためです。なかには単に他人(ここではお嫁さん)を攻撃したいがために失礼な発言や干渉をするお姑さんもいるかもしれません。その場合はお嫁さんに落ち度はないので、お嫁さんの努力でどうこうなるレベルを超えていることもあります。そういう場合には、後でご紹介するように適度に距離を置くのが賢明でしょう。ずばり、同居はストレス! とくに嫁姑問題が勃発しやすい「同居」のケース。別居しているときは良好な関係だったのに、同居して数年でストレスが爆発……といったケースは珍しくありません。よく聞くストレスの原因を挙げてみましょう。・姑が息子夫婦の生活に介入しすぎる(勝手にものを捨てる、仕事や休日の過ごし方について干渉してくるなど)・何をするにも姑の許可がいる・生活を監視されているようで自由がない(勝手に夫婦の寝室に入る、会話を聴いているなど)・家事や育児のやり方が違う(自分の考えを押し付けてくる)・嫁のことを当然のように家事/介護要員として扱っている(分担が不公平など)・金銭面での負担(生活費などの分担が不明瞭、姑側が一切負担してくれないなど)・自分のパーソナルスペースがない実は同居したくない、が姑の本音? 内閣府が実施した「国民生活に関する世論調査」(平成28年度)によると、「老後は誰とどのように暮らすのがよいか」という質問について、姑世代である60歳代では39.4%の人が「子どもたちとは別に暮らす」のがよいと回答しています(70歳以上は32.6%)。これに対して、「息子(夫婦)と同居する」のがよいという人はわずか13%(70歳以上は32.6%)です。また、アットホーム株式会社が2016年に実施した「“嫁姑”と“住まい”の関係」調査では、調査対象となった嫁姑(同居、別居が半数ずつ)のうち約7割が「嫁姑は別居した方がうまくいく」と回答しています。嫌いな姑と仲良くなるコツ【距離編】次に、姑と仲良くなる方法を具体的にご紹介します。まずは「距離のとり方」です。■物理的に適度な距離をとる前出の「“嫁姑”と“住まい”の関係」調査によると、「嫁姑が仲良く暮らせる理想の距離」の平均は69.8km、大半が20km未満と回答しています。20kmというと、だいたい新宿から立川くらいの距離感です。とはいえ、「夫婦共働きなので子育てのサポートをしてほしい」などの場合はもっと近くでもいいかもしれませんね。ライフスタイルや考えによって、ベストな距離を検討してみてください。同居の場合は、家の中にあなたの居場所をつくることが重要です。部屋でも、キッチンでもダイニングテーブルでもコタツの一角でも、ここは私の場所!と不快にならない定位置を持ちましょう。■同居を解消する同居の解消は、妊娠やお子さんの成長(例:子ども部屋がほしい)、ご夫婦の仕事の都合(例:配属先が同居の場所から通いにくい)などの「口実」があるタイミングで切り出すと穏便に話を進めやすいです。同居を解消したら以前よりいい関係になったという声も少なくありません。経済的に苦しい、介護があるといった理由で別居に踏み切れないこともあるかもしれません。また、旦那さんの実家で暮らしている場合は、旦那さん自身は居心地が悪くはないでしょう。そんな旦那さんを説得するのは難しいことかもしれません。実家ではなく、姑夫婦と息子夫婦でお金をだしあい建てた家の場合も、家のローンなどお金の問題もあり、なかなか同居を解消するのは難しいかもしれません。しかし同居がストレスなら、この先の長い人生を強いストレスのなかで生きていくことは、ご自身の心や体、そして夫婦関係にとっていいことではありません。もしかすると、お姑さんも同じように「同居しないほうがよかったかも…」と感じているかもしれません。お互いのストレスを考慮し、夫婦で相談することが大切です。前出の調査結果をふまえても、現在お姑さんと同居していることが強いストレスになっているなら、同居の解消を検討してみてもいいでしょう。嫌いな姑と仲良くなるコツ【態度編】次は態度や心理面でのコツをご紹介します。■相手を知る一度嫌いになったからといって、姑の嫌な面ばかり見ていませんか? 夫や義理のきょうだい、親戚、近所の人などと話して、姑がどんな人か多方面から情報を得てみてください。意外な面や見直す面が見つかるかもしれませんし、そうでなくても「敵」の特徴を知ることは「攻略」の第一歩です。ただし前提として、お姑さん自身の性格やクセは治せるものではないと心得てください。残念ながら、長く生きれば生きるほど人はなかなか変われないもの。変わってもらおうと無駄な労力をさかず、相手の特徴に対応したストレス回避方法を考えるのがポイントです。■やりとりの頻度を減らすお姑さんとのやりとりがストレスになるなら、頻度を減らすように工夫します。会いたくないときは、無理に会ってストレスを増やすよりも口実をつくって、会いたくないときの上手な逃げ方を身につけておくのも方法。お姑さんに電話をするのが嫌なら、メールや手紙(はがき)に切り替えましょう。メールなら朝や夕食の準備時などお姑さんの忙しそうな時間帯を狙えば頻度を減らせるはず。手紙は面倒かもしれませんが、それはもらった方も同じなのでやはり頻度を減らせます。一般には電話より手紙のほうが丁寧とされているので、文句のつけどころもないはずです。■「理想の嫁」は所詮無理「お姑さんが理想とする嫁」に近づこうと努力することは素晴らしいですが、人間ですから完璧は不可能でしょう。そもそも赤の他人だったわけなので、価値観も違います。「これ以上は求められてもできない、私のせいじゃない」とある程度は自分の中で割り切ってつき合うことも、ストレス回避のコツです。■わかり合えなくてもよいと割り切る幸せな家族は、それは理想ですが「家族」には生活がつきものです。生活を円滑にするために、ある程度「嫁」としての自分を演じることで人間関係がスムーズに運ぶ場合もあります。これは、「生徒」を演じる、「社員」を演じる、といったビジネスライクな態度に共通します。姑の言動をいちいち個人的・感情的に受け止める必要はありません。耳が痛いことは、「はいはい」と聞き流すことも時には必要です。■人生の先輩として見る姑は、嫁であるあなたより年長であることは間違いありません。姑に対しては最低限のマナーを持って接しましょう。あなたも、きっと自分よりもずっと年齢の若い女性からおばさん扱いや無礼な態度を取られたら腹が立ちますよね。ですので、年下ということであなたの態度に落ち度のないように心がけましょう。それに対して横柄に振舞う姑であれば、それは姑の問題であり、あなたの問題ではありません。義理といえども親ということで、どこか甘えが出てくるかもしれませんが、自分の親とは違うと割り切りましょう。姑世代だと上下関係を重要視しているものです。人生の先輩として敬っていますよ、ということが相手に伝われば決して悪い気はしないでしょう。■NO!という我慢は続くものでは、ありません。無理をすると精神的、もしくは身体的に不調が生じてしまうでしょう。そんなことになってしまう前に、どうしても受け入れられないことには思い切って自分の意見を伝えましょう。学校でのいじめのように、悪意やいやがらせが思いのほかエスカレートしてしまうケースもあります。また、精神的に追い詰められてしまうかもしれません。追い詰められている、と感じたら物理的にも精神的にもやはり距離を置くことが必要です。心身ともに病んでしまう前に第三者に意見やアドバイスを聞いてもよいでしょう。人間同士だから相性もある今回はお姑さんとの関係について、悪化する原因や仲良しになるヒントなどをご紹介しました。お互いに人間なので、どうしても相性が合わないこともあるでしょう。努力してみても限界を感じたら、「相性が悪い」と割り切ることも大切です。お姑さんはあなたのパートナーを育ててくれた人ですし、何といっても旦那さんの親です。敬いながらも、無理のないように、女性同士で素敵な関係を築ければよいですね。<参照> 「“嫁姑”と“住まい”の関係」調査 2016|アットホーム 平成28年度 国民生活に関する世論調査 図21|内閣府
2017年01月20日そろそろ年末の帰省シーズン。夫の実家へ行くとなるとどうしても憂鬱になってしまいがちですが、その理由はお姑さんに気を遣って過ごさなけれならないことが大きいですよね。今回は、嫁歴24年の私の経験や、友人、仕事のカウンセリングでのご相談でお聞きした多くの事例から、お姑さんとうまくお付き合いして帰省を楽しく乗り切るコツをお伝えしたいと思います。■1.手土産の定番「お菓子」を見なおす手土産といえば、駅や空港であらゆる種類が並ぶ「日持ちのするお菓子」が定番ですよね。もちろんお好みのお菓子があり、それを望まれている場合は別ですが、昨今お姑さん世代の女性の話を聞くと、みなさま意外と肥満や「高血糖値」を気にしていて、お菓子を控えているという話がよく出ます。そのためか「○○さんからお菓子いただいたんだけど、私こんなに食べられないから召し上がって~」とお菓子をみんなに分配?しあっている姿もけっこう見かけます。せっかく手土産を持っていくなら、お姑さんご自身が喜んでくださるものがいいですよね。私がお聞きしたなかで意外と好評なものが、スープの缶詰やホテルのレトルトハンバーグ、カレーなど個食包装で保存がきき、食事に利用できるものでした。お年を召してくると食事の準備がだんだん億劫になってくることもあるのでしょうね。お菓子は確かに無難な手土産ではありますが、相手のお好みも考慮し少し違った品物を選んでみるのもいいかと思います。■2.子どもを叱るときはトーンダウンするおじいちゃんおばあちゃんにとって「孫」というのは、無条件にかわいいものです。そのため、帰省すると祖父母が子どもをチヤホヤと甘やかし、ワガママが通ってしまうから、家に帰ってから子どもの聞き分けがなくなって大変~という声もよく聞きます。彼らからみると、孫は文字通り「来てよし、帰ってよし」で、言葉は悪いですが無責任に可愛がれる存在です。たまにしか会うこともできませんし、嫁の立場から「あまり甘やかさないでください」とは言いづらいですよね。帰ってからのワガママをなるべく抑えるために、帰省先で子どもを注意したり叱ったりするときは、お姑さんの目前は避けましょう。やむを得ない場合には、その時どんなにイラッとしていてもできるだけ感情を抑え、やさしく子どもを諭しましょう。「は? 何それ?」と思われるかもしれませんが、前述したように、お姑さんには育児の責任がありません。あなたが子どもを叱っているのを見ると「かわいい孫が責められている! かわいそう! そんなに怒らなくてもいいのに」と、孫びいきの感情が先に立ってしまい、さらに甘やかしてしまうのです。理不尽だなと思うのはごもっともですが、祖父母という立場になるとそのような感情がベースにあることを、頭の片隅に入れておいてもいいかもしれません。■3.「~がおすすめですよ」という表現を使う年配の女性と話していると「息子に怒られた」「嫁に叱られた」という表現をよく使うことに気づきます。しかし、よくよく話を聞いてみると、自分が考えていることについて「それはやめたほうがいいですよ」など否定的な表現でアドバイスされただけというケースがほとんどです。お姑さんの年代の女性にとっては、自分が考えていることを否定された↓自分は高齢だから、最近の世の中のことがわかっていない↓だから最近の世の中のことを知っている若者に怒られてしまった↓怒られるのはイヤだから、あまり話をするのをやめておこう という思考が働き、自分を怒ったと感じた相手に対し、気持ちを閉ざしてしまったり反感を覚えることが多いように感じます。高齢になればなるほど、どうしても思考の柔軟性が失われてしまうのは仕方のないことです。ですから、何かアドバイスしたいことがあったら、否定的な表現や「こうするべきですよ」というのは避けたほうがよさそうです。「~のほうがきっといいですよ」「~がよりおすすめですよ」という言い方を心がけたほうが、よりコミュニケーションがスムーズになるでしょう。お姑さんの性格も色々でしょうが、一人の人生の先輩として尊敬する気持ちで接しつつ、孫バカ?な部分には片目をつぶるくらいの寛容な気持ちがあれば、きっとお互いイヤな気分になることなく、楽しくにぎやかな年末年始を過ごせるはず。ではみなさま、良いお年を!
2016年12月23日仲が悪い嫁姑ばかりじゃない! ウチは本当に仲良しです♪思わず自慢したくなるステキなお義母さまエピソード「嫁姑」という言葉を聞くと、どうしても不穏な空気がつきまとってしまうもの。でも、「実はウチ、嫁と姑がすごく仲が良いのです!」という家庭もありますよね。今回は、お義母さまってこんなにステキ!ここがサイコー!憧れの女性!というように、お世辞抜きで思わず自慢したくなるステキなお義母さまエピソードを紹介します。イラスト:春吉86%■いつもキレイなお義母さま…ステキです!義母はどんな日でも起床するとすぐに必ずお化粧をする。 義母いわく、「お化粧をすると自分がイキイキとした気分になれるし、急な来客があってもすぐに対応できるのよ。一番は、お父さん(義父)の前でいつもキレイでいたいのよね」とのこと。私自身も見習いたい!(しろゆみ)義母は70才近いですがとてもオシャレ。 ファッションも上品で、アクセサリーやバッグ、靴にいたるまで全身コーディネートしている。 それがよく似合っていてセンスも抜群! 私はセンスがないので、義母に洋服のコーデお願いしちゃおうかな♪(ねねでぶ。)美意識がとにかく高い。もう60才を過ぎているが、美容のためにはお金を惜しまない。マツゲパーマだってかけちゃう。誰が見ても美しいと評判になる(とど)85才になる義母は背筋がピシッとしており、着付けの先生や詩吟の先生をこなす姿に感銘を受ける。いくつになっても好きなことに触れて生き生きとしているステキな女性。長生きの秘訣は、「毎晩の赤ワインと嵐の松本潤くんをテレビで見ること」と豪語している(笑)(グラッちぇ)■その笑顔とおおらかさを見習いたい!嫌なことがあっても笑っている。あまり深く考えない、悩まない。脳天気でお気楽。でもそこが家族円満の秘訣なのかも。真似したいと思う(ちくさんコーポレーション)とにかくスーパーポジティブおばあちゃん! 娘がジュースをこぼしても「大丈夫! 拭けばいいの! あはは!!」と笑っておしまい。私だったら娘を怒鳴ってしまうのに…。そんなおおらかな母になりたい(どすこい倶楽部)たとえ怒っても引きずらない。いつもニコニコしていておおらか(ぴかちゃんママ)■息子よりも義理娘を大事にしてくれるお義母さまものすごく公平であたたかい義母。私が夫ともめた時に話を聞いてくれ、我が子である夫を厳しく叱り、問題が改善されたことがある(豊作ママ)夫には何もないが、私にはよくしてくれる。お正月にはお年玉をくれ、私の誕生日にはプレゼントをくれる。(はるるんぱ)実の娘が先に嫁に行っていて、お姑さんにされて嫌なことを聞いているらしく、「嫁がされたら嫌なこと」をしないよう心掛けてくれている。(ぷーさん)■人が嫌がることを率先してやる姿…頭が下がります毎朝必ず自分の家の前はもちろんのこと、近所周辺を隙間なくキレイに掃き掃除している。家の近くのゴミ捨て場もしかり。ゴミが散乱している時は自分の家からゴミ袋を持ってきてゴミをまとめてくれる。そのためいつもご近所さんに「思いやりのあるステキなおかあさまね」と褒められている。自分の家の周りだけではなく、ご近所の清掃までしているおかあさま、とてもステキで自慢できる!(しろゆみ)地域の町内会役員など、普通みんながやりたがらないことでも、気持ちよく「まわりまわってあなたたちが人様のお世話になるから」と引き受けている(あいあい)■料理上手なお義母さまは我が家の自慢です!何でも手作りしてしまう義母。梅酒、らっきょなども全て手作り。しかもお店で買うよりもおいしい! 庭には常にたくさんの野菜が植えてあり、安全で新鮮。秋には庭にある木から高枝切ばさみで柿を収穫。ことあるごとに宅配便で送ってきてくれる(みよ)大家族で育った義母は大皿の料理が得意。親族が集まった時は、テーブルに乗りきらないほどのおかずを作り、大勢をもてなしてくれる。調味料も出来合いのものは買わず全て手作り! 手作りの柚子胡椒やポン酢は絶品!(さぶりん)40年以上専業主婦をしていただけあって、料理が上手。盛り付けも上手で、冷凍食品なども義母が盛り付けると別格の見た目に。センスがあるなぁと尊敬している(ぴちょん)■私たち(嫁と姑)こんなに仲良しです♪毎年5月の義母の誕生日に、末の娘と3人で熱海や湯河原に泊まり、磯遊びに、おいしいご飯に、温泉も楽しむ! もう4年目だが、来年も楽しみ!(さぶりん)義母はメル友&ライン友。夫(息子)の赤裸々な悩みや愚痴を実母や親友にも恥ずかしくて話せないような内容でも気にせず話せる。そして突っ込んだ話もグイグイ聞いてくるし、義父との愚痴や悩みもガツガツ話してくれる。なんとも言えない距離感の良い関係(ちくさんコーポレーション)白黒ハッキリしてて、男前な義母。ひとりでお酒を飲む私の部屋をノックして、「私にもちょうだいよ」と度々現れ、話し込む(里ひめ)義母も私も働いているので、たまに休みの日がかぶると買い物に一緒に出かけたり、女同士で楽しんでいる♪ お互い好きな靴屋さんが同じなので、セールの情報を教え合っている(Tさん)
2016年09月21日姑と仲の良いお嫁さんの特徴は大まかに2つ、「とても気の利く人」と「とても鈍感力の高い人」。姑と同居している友人が何人かいますが、鈍感なタイプの方がうまくいっているように感じることも。私もどちらかというと鈍感な方で、嫁姑関係は良好だと思っています。今回は、姑の性格タイプに合わせた対応を考えたいと思います。■「良妻賢母タイプ」の姑の前では夫を立てる長年、専業主婦だった姑は、お世話を焼きたがる「良妻賢母タイプ」の人が多いように感じます。いつ家にお邪魔してもキレイに片付いていて、手作りのお菓子を出してくれたり、夕食に招いてくれるタイプです。このタイプは一生懸命に子育てをして、息子(夫)を立派に育てあげたという自負があるのか、息子や孫のことをとても気にかけてくれます。しかし、姑は過去を美化していることが多いので、「先日、子どもが風邪をひいてしまって」などと言うと、「息子が小さい頃は、一度も風邪なんてひかなかった! 息子は丈夫で手がかからない良い子だった」などと言い出す場合も。「悪気はない」と聞き流しましょう。できる限り、子どもや夫の悪い情報は出さない方が無難。夫の愚痴は禁物です。会話の所々で夫を褒めるのも良いと思います。このタイプは、息子が褒められるのがとてもうれしいはず。■「キャピキャピ女子タイプ」の姑は聞き役に徹する娘(小姑)との仲が良く、よく一緒に出かける姑は、ちょっとミーハーで流行りものが好きな人が多い印象です。見た目もかわいらしく、上手に人を使います。夫に「ちょっと駅までお迎えに来て。お願い!」など、連絡をしてくるのもこのタイプが多いと思います。うまく付き合うコツは、聞き役に徹して「これ、流行ってるんですよね? 先日テレビで観ました! どこで手に入れたんですか?」など、相手が聞いてほしいポイントをうまく聞き出すことです。また、このタイプは出かける機会が多いので、孫に洋服やオモチャなどのお土産を持ってくる機会も多いかもしれません。姑と会う日には、いただいたものを身につけると会話が弾むきっかけが作れます。注意したい点は、夫(息子)に依存させ過ぎないこと。お迎え程度であればいいのですが、エスカレートするとお小遣いをねだる姑もいるようなので、夫と姑の関係性には気をつけたほうが良いかもしれません。■「自立タイプ」の姑にはメールやLINEで連絡を働いている姑に多いのが、自立していて趣味や仕事に忙しいタイプです。自分のことは自分でできる上、友人も多いので、ゆっくり会う機会は少ないと思いますが、疎遠になってしまわないように気をつけましょう。誕生日やクリスマス、運動会、お遊戯会、母の日などのイベント事には必ず連絡を入れ、会えない場合は写真をメールやLINEで送ってあげてもいいと思います。何かをいただいたときも電話とメールでお礼をすれば、会わなくても大切に思っていることが伝わります。■「おせっかいタイプ」の姑にはスルーもOK「近くを通ったから」と突然訪問したり、「かわいかったから」と趣味ではないキャラものの家具を買ってきたりするのが「おせっかいタイプ」の姑です。私の実母がまさにこのタイプ。息子が生まれたばかりの頃、時々家事を手伝ってもらっていたのですが、私が仮眠を取っている間にトイレカバーやカーペット、布団カバーなど、家中の物をキャラものに変えられていました。嫁姑のケンカの火種を最もまき散らすタイプだと思いますが、兄嫁との仲はとても良好です。それは、兄嫁が本当にスルーするのがうまいから。このタイプの姑は、まったく悪気がないことがほとんどなので、受け止める方も重く取らないのが一番なのです。本当に要らないものをもらったときには、「これは使わないので、お母さんが使ってください。せっかくなのにすみません」と正直に言っても大丈夫だったりします。嫁姑問題は、テレビなどでもよく話題にあがりますが、要は人付き合いです。異なった環境で暮らし、世代も離れているのでトラブルになることもありますが、仲良くしたいのが本音。夫を育てた自信や経験から、嫌味ともとれる発言が出ることがあっても、「さすがお母さん!」とうまく持ち上げつつ聞き流すのがスマートだと思います。
2016年09月08日夫は選べるいっぽうで、選べなくてトラブルになりやすいのが義家族。特に一番関わりの多い姑との相性は大切ですよね。とはいえ、姑と価値観やタイプが違うという人も少なくないはず。顔を合わせる回数が増えるほどお互いの素性もあらわになり、ちょっとした違いにイライラなんてよくあることでしょう。筆者もお姑さんとはタイプが正反対ですが、結婚7年目にしてここだけ抑えておけばうまくいくというポイントが3つみえてきました。大切な順にご紹介します。「いかに夫が大好きか」を伝える姑の気持ちを探るには、自分たちの親世代に話を聞くのが1番。筆者の周りの親世代でも、「溺愛していた息子のところに気に入らない嫁がやってきた」という話を聞いたことがあります。そのかたの息子への溺愛度は有名だったので、どうなるものか…とその後の展開が気になっていたのですが、「高飛車で嫌な嫁だけど、結婚○年経っても息子のことが大好きみたい。あれだけ息子のことを好きなら許せる」と彼女は言っていたそうです。実は同じエピソードを、とある漫画家さんの本でも読んだことがあります。息子を持つ筆者もわかりますが、結婚当初は「息子をとられた」と姑なら思うでしょう。しかしやがて自分も歳をとり、一生息子と暮らせるわけでもないと悟ります。気に入らない嫁でも「息子のことが大好きで大切にしてくれるなら」と思うことで、姑としては割り切ることができるのです。これは裏を返せば「姑の前で夫の悪口を言ってはいけない」ということでもあります。姑の前では夫が大好きで、気にかけている様子を伝えましょう。自分を抑えない姑とタイプが違うと、自分の気持ちや素性を隠そうと努力してしまう人もいるのでは。しかしたとえば子どもができるなど、関わりが増えるほどお互いの素性はバレます。自分を抑えている期間は苦しいですし、結局あとでバレるほうが体裁はよくありません。また、自分で自分を抑えようとすると、姑に対しても厳しくなりがち。人間は自分がすることを相手にも求めますから、無意識に「私がこれだけ頑張ってるんだから姑ももっと気を遣ってよ」なんて求めるように。しかし他人を変えることは、誰にもできませんよね。結局タイプが違ってもお互い変えようはないのですから、そのままの自分でいきましょう。実母のように気にかける姑との関係は、何かと迷う場面があります。母の日や誕生日プレゼントはどうするかから、家事はどこまで手伝えばいいか…姑の性格など十人十色なところもあり、判断が難しいですよね。迷ったときは、実母にするように接することをお勧めします。実の母のように気にかけられて、イヤな思いをするお姑さんは少ないでしょう。ただし「母だったらこうしてくれるのに…」など姑と実母との反応を比較するのはNG。見返りは求めず気にかけることで、関係悪化は防ぐことができます。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月02日結婚して旦那の家に嫁いでいく女性にとって、厄介な存在なのが“姑”。日本では年間60万組を超えるカップルが婚姻していますが、 それは毎年新たに60万件の嫁姑戦争が大なり小なり勃発しているということでもあります。このように、女性にとって姑の存在というのは得てして脅威になりがちなわけですが、実は同じくらい面倒な存在として“小姑”が挙げられます。姑と比べて、旦那の姉妹である小姑(こじゅうとめ)の面倒くささはなぜかあまり周知されていません。しかし、小姑には『小姑一人は鬼千匹に向かう 』という古いことわざがあり、意味は“小姑には鬼千匹分くらいのウザさがある”です(おおざっぱですが、大体こんな感じです)。昔から日本人の妻たちは小姑に苦しめられていたんですね。そこで今回は、既婚女性の皆さんに“ムカついた小姑の言動”について聞いてみました!●(1)自分の子どもと比較してくる『私は夫の妹がめちゃめちゃ嫌いです。顔も合わせたくありません。なんでかっていうと、会うたびに自分の子どもとウチの子を比較してくるからです。比較というか、ウチの子をけなして自分の子を褒めるんです。「○○ちゃん(ウチの子)より△△ちゃん(小姑の子)の方が賢いね〜」とか。愛想笑いの裏で○ねって思ってます』(32歳女性/2児のママ)お互いの子どもを比較して、自分の子どもの自慢につなげるタイプの小姑は多いようです。こういうタイプの人は、日頃から自分の子育てに自信がないか、あるいは単純な親バカです。要するに極端にマイナスか極端にプラスの感情を持った人であることが多いのですが、“相手の迷惑は考えないでその感情を発散する ”という共通点があります。つまり相手のことを感情を吐き捨てるゴミ箱か下水溝くらいにしか考えていません。こんな人にはまともに向き合ってもこちらが消耗するだけです。うまくいなしましょう。●(2)頻繁に家に来て口出しする『30代後半で独身の小姑に迷惑しています。ウチの子を異常なほどかわいがってくれるのですが、会うために頻繁に家にきます。ひたすら居座って「ここ汚れてるよ」とか「空気の換気しないと子どもが病気になるよ」とかいちいち口出ししてきます 。正直もう来ないでほしい』(28歳女性/1児のママ)自分に結婚の見込みがなくなった女性は、行き場がないのに洪水のように溢れ出てくる母性本能の処理に奔走するようになります。その対象はアイドルだったり、ペットだったりとさまざまですが、中には甥っ子や姪っ子を対象にする人もいます。そういう人は甥っ子や姪っ子をまるで自分の子どもかのように扱うため、育児方針や家事に平気で口出ししてきます 。これをされると100人中100人が「じゃあ自分で産めよ」と念じることと思いますが、それをストレートにぶつけられないのが小姑の面倒なところですね。こういう場合に一番効果的なのは、子どもに小姑を嫌ってもらうことです。子どもから距離を置かれることで、小姑も我に返るようになるでしょう。●(3)義母とタッグを組んで嫌味攻撃してくる『うちの小姑は姑とタッグを組んで私に嫌味を浴びせまくります。姑が「母乳出ないなんて赤ちゃんかわいそう」と嫌味を言うと、小姑は「そうよ」と同調してきます 。どちら一方なら耐えられますが、両方からやられるとツラいです……』(35歳女性/1児のママ)これはお手上げですね。普通はどちらかが味方をしてくれるものですが、二人がタッグを組んで嫌味攻撃をしてくるとなると防ぎようがありません。ケースとしては、同時多発的に嫌味を言われることが多いですが、姑が最初に嫌味を言い、小姑がそれに同調するパターンもあるようです。体験談にあるように、姑の後ろから「そうだそうだ!」と雑魚キャラみたいにのたまっている小姑を想像するとイライラしますね。この場合はもうひたすら耐えるか、夫婦揃って絶縁するしかありませんね。----------いかがでしたか?意外と見落とされがちな”小姑問題”。苦しんでいる方はまだまだいます。しかし、意地悪に思える小姑にも、自分なりの正義があり、彼女たちはそれに従って行動しています。悪気はないわけです。小姑との関係を改善するために一番良いのは、やはりこちらがまず心を開くことなのかもしれません。今一度、小姑との付き合い方は見直してみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部
2016年08月04日こんにちは、片瀬です。「嫁と姑」と聞くと、みなさんはどんなことを想像しますか? 陰湿ないやがらせ、壮絶なバトルなどなんともネガティブな関係が浮かびやすいですよね。しかし、実際はどうなのでしょうか? 私の周りの話を聞くと「お義母さんのほうが、旦那よりも理解してくれる」「よくご飯食べに行く」と、本当の親子のように仲がいい人たちも!もちろん、本当の親子になることはできませんが、良好な関係を築いている人たちは多くいます。そこで今回は、パートナーの両親と仲良くしていくために大切なことをお話ししたいと思います。■パートナーの家族こそ、ホウレンソウを大切に!社会人になって、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。ホウ(報告)レン(連絡)ソウ(相談)は会社にいると、大切なことですが、これは家族間でも大切になります。おはずかしい話ですが、私自身これで数々の失敗をしてきています。パートナーの家族とのホウレンソウって、どんなポイントがあるのでしょうか。・報告新しく報告するときは、もちろんわかると思いますが、ちょっとした報告って「後から言おう」「彼が言ってくれるだろう」という自分の考え方ではいけません。私は、この報告を言い忘れたことで、結婚当初、よく怒られました(笑)お互い言ったつもりになっていることが多いため、事前にどちらが言うか決めておくことが大切です。とは言っても、最初から担当を決めるというよりも「今回のことは、あなたから言ってね」「この件に関しては私から報告しておくね」と最初に伝えるだけで防げます。また「え?これって言わなくちゃいけなかった?」ということでも、注意を受けることもあるので、報告が必要か悩むのなら報告しておけば間違いありません。・連絡会いに行くにしても、電話連絡するにしても、大切ですよね。あまり連絡をしないでいると「全然連絡くれないんだから~」など、チクっと言われることも(笑)普段の出来事は、メールで連絡しておけばいいですが、自分の中で「ここは絶対に外さない!」というポイントをいくつか作ってみることをおすすめします。例えば、家族の誕生日や、母(父)の日、お盆や年末年始。行けなくても、近くに感じられかどうかは、実の親だろうが義理の親だろうが嬉しいようです。・相談例えば、あまり仲良くないと思っていた友達から、相談を受けると、距離が縮まっていきませんか? これは、家族の間でも言えることです。「この前、○○さんにお祝いもらったお返し、こんなのどうかな?」こんな些細なことで大丈夫。自分の親に相談すれば良いことの半分ほどは、パートナーの親に相談してみるだけでも、距離はぐっと縮まります。それに、その答えを聞くことで、相手の考え方や価値観を知る良いきっかけになります。■頑張りすぎなくて大丈夫!私は最初、すごく頑張りました。頻繁に遊びに行ったり、車で20分ほどですが、夜のおかずを持って行ったりしていました。でも、ちょっと頑張りすぎてしまい、途中で息切れしてしまったんです。それはお義母さんも気づいていたようで、いつも「そんな無理しなくてもいいのに~」「気を遣わなくて大丈夫だからね」と言ってくれました。私のように、仲良くなろうと頑張りすぎる人もいるのではないでしょうか。それが、大変に感じなければ良いのですが、自然体でできていないのであれば、それはあなたにとって良い状態とは言えません。もちろん、パートナーの親にとっても頑張っていることが嬉しい気持ちがある反面、申し訳ない気持ちにさせてしまうことがあります。あなたが、無理しないことはとても大切なんですよ。今回のポイントを押さえて、みんなが笑顔になれる距離感を作ってくださいね!
2016年07月18日いきなりですが、Googleの検索窓に「姑」と入れると、「姑 嫌い」というワードが出てきます。Googleの検索窓にことばを入れると出てくるワードは、いま世の中でもっとも検索されているものです。この結果から予想すると、「嫁姑戦争が勃発している家庭が多い」ということに…。なんということでしょう!?愛する夫を産んだ人とはいえ、姑は赤の他人。夫とは分かり合えても、その親となると難しい。いえ、親だからこそ難しいのかもしれません。では、どうすれば姑と良好な関係を築けるのでしょうか? ご家庭によって事情は異なると思いますが、比較的どの嫁姑にもあてはまるであろう「聖域」という観点でまとめてみました。主婦にとって台所は「聖域」である。例えば夫に「まな板を使ったら立てかけておいてね」とお願いしていたとします。夫がまな板を立てかけず、食器乾燥トレーに置いていたらどうでしょう?「どうして言ったとおりの場所に収納してくれないのよ」と腹が立ちませんか?主婦は家のなかのルールを握っています。「何をどこに収納するか」「どのように家事を進めるか」というルールが明確にあることがほとんどです。とくに、主婦にとって台所は特別な場所ではないでしょうか。家のなかのどこよりも「ルール」を重んじたい、デリケートな「聖域」だと言っても過言ではないでしょう。それは姑にとっても同じこと。むしろ、主婦生活の長い姑のほうが「聖域レベル」が高いかもしれないのです。姑にとっての「聖域レベル」を探る。夫の実家に遊びに行ったら、ぜひ「台所の姑的聖域レベル」を見定めてください。姑さんはどのぐらい凝った料理をしますか? どのぐらい家事にこだわりがありますか?息子である夫は、どのぐらい姑さんの家事を手伝っていますか?もしあなたの姑さんが専業主婦で、そのうえ家事にこだわりのあるお人柄なのであれば、「台所の姑的聖域レベル」は高めかもしれません。「台所の姑的聖域レベル」を知るため、ためしに残りもののお片づけをお手伝いしてみましょう。ラップをかけて冷蔵庫に収納するだけでも、姑さんが「ゴールが同じなら経緯は気にしないタイプ」なのか、「手順や結果のカタチにこだわりがあるタイプ」なのかが分かります。「ラップのかけかた」「冷蔵庫のどの段に入れるか」に指示はありましたか?もし細かい指示があったのであれば、台所の「聖域レベル」は最高域である可能性が高いです。誰だって「自分の聖域」を荒らされたら気分がよくないですよね。姑さんの「聖域レベル」が高ければ高いほど、嫁であるあなたは姑さんを立て、姑さんのルールに従ったほうが争いを起こさずに済みます。姑さんが「手伝わなくっていいのよ」と言ってくれるのであれば、勇気を出してお手伝いを放棄することも視野に入れてください。もちろん、感謝の気持ちはしっかり伝えてくださいね。自分にとっての「聖域」を自覚し、伝える。では、自分にとっての「聖域」はどこでしょうか?家のなかのどこを勝手に触られたらイヤな気分になるのか、じっくり思い返してみてください。多くの主婦のかたにとっては台所かもしれませんが、そうじゃない人もいると思います。どこが自分にとっての「聖域」かハッキリしたら、そこが「聖域」であることを姑さんにしっかり伝えましょう。これで自分が嫌な思いをしたり、イライラする状態を防ぐことができます。もし「聖域」だと感じる場所が複数あるときは、優先順位をつけましょう。いきなりすべての聖域をアピールするとイヤな印象になりますから、「もっとも聖域レベルが高い」と思う箇所に絞って伝えるといいと思います。筆者の場合は台所よりも仕事部屋です。お義母さんを含め、誰が台所を好き勝手に使ってもイヤな気持ちにはなりません。ですがたとえ愛する夫であっても、仕事部屋に入られると落ち着かない気分になります。とはいえ、いきなり「ここはわたしの聖域なので立ち入らないでくださいね」というのはよくありません。伝えかたは姑さんのキャラクターに合わせて工夫してください。わたしは「仕事部屋はすごく散らかっていて恥ずかしいので、ドアを開けないでください」と伝えるようにしています。「張り合い」ほど無駄なものはない。もし、姑と自分の「聖域」がおなじで、そのうえ「聖域レベル」も同程度だったら…?賛否両論分かれるところですが、姑さんに譲ったほうがいいと思います。たしかに、自分の聖域が台所だった場合、自分の家の台所を姑ルールで好き勝手にされたら気分が悪いものです。ですが多くの場合、姑の主婦歴は自分よりずっと長いのです。長い時間守り抜いてきた「聖域」なのであれば、尊重してあげたほうが、良い関係は作りやすいでしょう。別居されているのであれば、姑さんが遊びにきている時間だけの辛抱です。もし同居されているのであれば、辛いですが被りやすい台所や水まわりを「聖域」にすることは諦めましょう。そのかわり、夫に頼んで「聖域」になる場所を用意してもらいましょう。例えば自分の鏡台や机があればいいかもしれません。今回は姑との良好な関係を築く方法を、「聖域」という観点にしぼって考えてみました。とはいえ、それぞれの性格や習慣で事情は大きく異なると思います。どの家庭にもあてはまる方法ではないかもしれませんが、これから結婚されるかた、新婚のかたに少しでも参考になればいいなと思います。うちは、わたしの一方通行な想いでなければ、嫁姑関係が非常に良好だと思います。どのぐらい良好かといいますと、お義母さんとサシで2時間以上語り合えるほどです。お義母さんが帰ったあとに、さみしくて涙が出るほどです。「お義母さんのごはんが食べたいよう」と泣いてしまうほどです。決して「お母さんのごはん」が恋しいわけではありませんのであしからず♪ライター:金延さえ
2016年06月22日離れて暮らす姑をたまに訪ねても、会話が弾まなかったり、なんとなく態度がよそよそしかったり…ということはないでしょうか。早く心をつかみたいけれど、しょっちゅう会いには行けないし、電話するのも面倒。そんな人のために、ラクなのに意外と効果の高い「姑攻略法」を3つ紹介します。■「季節の節目に絵ハガキ」作戦もっとも手軽なのがこの作戦。年賀状以外にも、季節が変わったタイミングや帰省後など、年に3、4回、あいさつやお世話になったお礼をしたためた絵ハガキを姑に送るようにします。絵ハガキは書くスペースが限られているので、長々と気持ちや近況を述べる必要はありません。2、3行さらりと書いて、ポストに投函するだけ。その分、できる限り字は丁寧に書きましょう。絵ハガキは、草花や名画、風景などが印刷された、飾っておきたくなるような上質で美しいものをチョイス。美術館や文具専門店に行った際に、よさそうなものを買ってストックしておくといいでしょう。いまどきの若者はハガキや手紙を書かないイメージがあるので、あえて郵便でまめに絵ハガキを出すことで、ちょっと古風できちんとした女性というイメージをアピールできます。■「記念日のフラワーアレンジメント」作戦姑の誕生日や母の日。けっして無視はできない重要なイベントですが、毎回きばった贈り物をしていると、出費も大変ですし、アイデアも尽きてきます。一方、「毎年、お義母さんのお誕生日はお花」と決めてしまえば、何にするか悩む必要はありません。最近はインターネットでもお花を注文できるので、センスがよくてリーズナブルなショップを見つけておけば、記念日の前に、予算に合う商品をポチッとするだけでOKです。一見、女性らしいものに興味がなさそうに見える姑でも、やはり中身は女性。きれいなお花をもらえば意外とうれしいはずです。ただし、花束や鉢植えのお花を贈ると、水の交換や手入れに手間がかかって迷惑がられる場合も。カゴや花器に入ったアレンジメントなら、花瓶を用意する必要もなく、おしゃれに見えておすすめです。記念日のお花のほか、小旅行や出張の際に、手ぬぐい、石けん、化粧品といったプチ土産を買って、手紙とともに贈るのも一案です。■「写真で子どもの成長を共有」作戦スマホやパソコンを使える姑には、定期的に孫の写真を送ってあげるのも有効です。さらに姑がSNSもできるタイプなら、Facebookを活用しても。家族だけが見られる非公開グループをつくって子どもの動画や画像をアップしていくと、姑は孫や嫁をより身近に感じられる上、成長を共有している気分にもなれるはず。姑がスマホやパソコンを使えない場合は、半年か一年ごとに、フォトブックをつくって送ってあげてもいいでしょう。フォトブック作成アプリを活用すると、手軽で便利です。姑に限らず、人との距離を縮めるための基本は、「まめにコミュニケーションをとること」だと言えるでしょう。今は電話や手紙だけでなく、メールやSNSなどさまざまな手段があるので、姑との交流にも活用してみてはいかがでしょうか。
2016年05月31日いきなりですが、Googleの検索窓に「姑」と入れると、「姑 嫌い」というワードが出てきます。Googleの検索窓にことばを入れると出てくるワードは、いま世の中でもっとも検索されているものです。この結果から予想すると、「嫁姑戦争が勃発している家庭が多い」ということに…。なんということでしょう!?愛する夫を産んだ人とはいえ、姑は赤の他人。夫とは分かり合えても、その親となると難しい。いえ、親だからこそ難しいのかもしれません。では、どうすれば姑と良好な関係を築けるのでしょうか? ご家庭によって事情は異なると思いますが、比較的どの嫁姑にもあてはまるであろう「聖域」という観点でまとめてみました。主婦にとって台所は「聖域」である。例えば夫に「まな板を使ったら立てかけておいてね」とお願いしていたとします。夫がまな板を立てかけず、食器乾燥トレーに置いていたらどうでしょう?「どうして言ったとおりの場所に収納してくれないのよ」と腹が立ちませんか?主婦は家のなかのルールを握っています。「何をどこに収納するか」「どのように家事を進めるか」というルールが明確にあることがほとんどです。とくに、主婦にとって台所は特別な場所ではないでしょうか。家のなかのどこよりも「ルール」を重んじたい、デリケートな「聖域」だと言っても過言ではないでしょう。それは姑にとっても同じこと。むしろ、主婦生活の長い姑のほうが「聖域レベル」が高いかもしれないのです。姑にとっての「聖域レベル」を探る。夫の実家に遊びに行ったら、ぜひ「台所の姑的聖域レベル」を見定めてください。姑さんはどのぐらい凝った料理をしますか? どのぐらい家事にこだわりがありますか?息子である夫は、どのぐらい姑さんの家事を手伝っていますか?もしあなたの姑さんが専業主婦で、そのうえ家事にこだわりのあるお人柄なのであれば、「台所の姑的聖域レベル」は高めかもしれません。「台所の姑的聖域レベル」を知るため、ためしに残りもののお片づけをお手伝いしてみましょう。ラップをかけて冷蔵庫に収納するだけでも、姑さんが「ゴールが同じなら経緯は気にしないタイプ」なのか、「手順や結果のカタチにこだわりがあるタイプ」なのかが分かります。「ラップのかけかた」「冷蔵庫のどの段に入れるか」に指示はありましたか?もし細かい指示があったのであれば、台所の「聖域レベル」は最高域である可能性が高いです。誰だって「自分の聖域」を荒らされたら気分がよくないですよね。姑さんの「聖域レベル」が高ければ高いほど、嫁であるあなたは姑さんを立て、姑さんのルールに従ったほうが争いを起こさずに済みます。姑さんが「手伝わなくっていいのよ」と言ってくれるのであれば、勇気を出してお手伝いを放棄することも視野に入れてください。もちろん、感謝の気持ちはしっかり伝えてくださいね。自分にとっての「聖域」を自覚し、伝える。では、自分にとっての「聖域」はどこでしょうか?家のなかのどこを勝手に触られたらイヤな気分になるのか、じっくり思い返してみてください。多くの主婦のかたにとっては台所かもしれませんが、そうじゃない人もいると思います。どこが自分にとっての「聖域」かハッキリしたら、そこが「聖域」であることを姑さんにしっかり伝えましょう。これで自分が嫌な思いをしたり、イライラする状態を防ぐことができます。もし「聖域」だと感じる場所が複数あるときは、優先順位をつけましょう。いきなりすべての聖域をアピールするとイヤな印象になりますから、「もっとも聖域レベルが高い」と思う箇所に絞って伝えるといいと思います。筆者の場合は台所よりも仕事部屋です。お義母さんを含め、誰が台所を好き勝手に使ってもイヤな気持ちにはなりません。ですがたとえ愛する夫であっても、仕事部屋に入られると落ち着かない気分になります。とはいえ、いきなり「ここはわたしの聖域なので立ち入らないでくださいね」というのはよくありません。伝えかたは姑さんのキャラクターに合わせて工夫してください。わたしは「仕事部屋はすごく散らかっていて恥ずかしいので、ドアを開けないでください」と伝えるようにしています。「張り合い」ほど無駄なものはない。もし、姑と自分の「聖域」がおなじで、そのうえ「聖域レベル」も同程度だったら…?賛否両論分かれるところですが、姑さんに譲ったほうがいいと思います。たしかに、自分の聖域が台所だった場合、自分の家の台所を姑ルールで好き勝手にされたら気分が悪いものです。ですが多くの場合、姑の主婦歴は自分よりずっと長いのです。長い時間守り抜いてきた「聖域」なのであれば、尊重してあげたほうが、良い関係は作りやすいでしょう。別居されているのであれば、姑さんが遊びにきている時間だけの辛抱です。もし同居されているのであれば、辛いですが被りやすい台所や水まわりを「聖域」にすることは諦めましょう。そのかわり、夫に頼んで「聖域」になる場所を用意してもらいましょう。例えば自分の鏡台や机があればいいかもしれません。今回は姑との良好な関係を築く方法を、「聖域」という観点にしぼって考えてみました。とはいえ、それぞれの性格や習慣で事情は大きく異なると思います。どの家庭にもあてはまる方法ではないかもしれませんが、これから結婚されるかた、新婚のかたに少しでも参考になればいいなと思います。うちは、わたしの一方通行な想いでなければ、嫁姑関係が非常に良好だと思います。どのぐらい良好かといいますと、お義母さんとサシで2時間以上語り合えるほどです。お義母さんが帰ったあとに、さみしくて涙が出るほどです。「お義母さんのごはんが食べたいよう」と泣いてしまうほどです。決して「お母さんのごはん」が恋しいわけではありませんのであしからず♪ライター:金延さえ
2016年04月23日嫁姑問題は永遠のテーマ。仲良く暮らしている人もいるけれど、何かと問題を抱えている義親子は多いようです。そこで、リアル姑にどうして嫁を嫌ってしまうのか、その理由を直撃! 姑たちの意見から、問題解決の糸口が見つかるかもしれません。■自分も姑にいじめられたから50代のAさんは、姑からひどい仕打ちを受けていたそうです。義実家へ行くと手伝いばかりさせられるのに、自分の食事はない。顔を合わせるたびに嫌みをいわれる。典型的な嫁いびりをされたので、嫁をすんなり家庭に受けいれることができないといいます。「さすがに私は姑のようにいじめることはありません。でも、私はあんなに苦労したのに、嫁だけがいい思いをするのはおもしろくないですよね。こうした経験があるから、仲良くしたいと思えないんですよ」直接嫌みをいうことはないAさんですが、息子の家族が遊びにきても、嫁とは必要以上に話をしないそうです。■「家族」とは思えない「息子とは家族かもしれないけれど、私と嫁は赤の他人。それなのに『おかあさん』といわれるのが嫌ですね」と語るのは、60代のCさん。「嫁はよそもの」という意識があり、家族として認められないそうです。しかし、それをいうなら、Cさんも嫁いだときには「よそもの」だったのでは…。「それはそうなんですけど、理屈じゃないんですよ。本能的というか、どうしても好きになれません」とのこと。こう思われてしまったら、距離を置いて付きあうほうがいいかもしれません。■私のかわいい息子に手を出すなんて!50代のTさんは、嫁の態度が気に入らないとご立腹。どうやら、結婚前から遊びにきては、家でいちゃいちゃしているのが許せなかったようです。「いくつになっても、私にとってはかわいい息子。子どものころと変わらないと思っているのに、『女』の顔で息子に甘えるんですよ。私は嫌な姑にはなりたくないと思っていましたが、これだけは許せません」夫婦の仲が良いのはすばらしいことだけど、義両親の前ではほどほどにしておきましょう。■接し方がわからないだけ最後に紹介する50代のEさんは、嫁のことが嫌いではありません。それでもそっけなくしてしまうのは、どう接していいかわからないから。「うちには息子しかいないので、娘と接する感覚がわかりません。一緒に買い物もしたいけれど、嫌われてしまうのはこわいし…」といいます。嫁いびりをされないけれど、そっけない態度をとる姑には、自分から話しかけてみるといいかもしれません。自分が姑に嫌われていると思ったら、その原因を探ってみるのも一案。姑によってその理由はさまざまですが、原因がわかれば対処しやすくなりそうです。
2016年04月15日姑とは仲良くしたい。せめて嫌われたくはない。それが「嫁」としての本音ではないでしょうか。しかし、なかなかうまくいかないのが嫁姑関係のむずかしいところ。結婚前の「彼ママ」時代は仲が良かったのに、「姑」になった途端にぎくしゃくしてしまうケースも見られます。そこで、「いい嫁とイヤな嫁のちがい」について、現役姑たちに話を聞きました。■キッチンは私の城!Aさん(50代・専業主婦)は、長男一家と同居中です。嫁が家事を手伝ってくれるのはうれしいけれど、「私の仕事がなくなってしまうと存在価値を見いだせなくなってしまうので複雑。専業主婦だからそう感じるのかもしれません」といいます。とくに自分が元気なうちは、キッチンに入られることに抵抗があるのだとか。「私の旅行中に調味料の位置がかわっていたことがあって…。自分が使いやすいように配置しているのに、『このキッチンは使いにくい』と嫁からいわれたような気分になりました」「キッチンは女の城」ともいいます。とくに料理上手な姑の場合は、掃除や洗濯など、料理以外の家事をフォローするようにしたほうがいいかもしれませんね。■近くの嫁より遠くの嫁!?2人の息子夫婦とは別居しているBさん(60代・退職後無職)。長男夫婦は近くに住んでいるけれど、「遠くに住む次男の嫁のほうがかわいい」といいます。それは「距離感」の問題なのだとか。「長男の嫁は自分が遊びに行きたいときだけ孫の世話をおしつけにきます。私たちが遊びに行くといやがるのに、こんなときだけ利用するなんてずうずうしい!一方、遠くに住む次男の嫁は、孫の成長やちょっとしたことでもメールで報告してくれるんです。次男がまったく連絡をよこさないから助かるし、遊びに来ないかと誘ってくれたりと、いい距離感で付きあっています」近くに住んでいても甘えすぎず、離れて暮らしているときにはこまめな連絡を忘れない。これが姑との程よい距離感を保つコツといえそうです。■「息子の彼女」時代はよかったけれど…Cさん(40代・会社員)は、長男がこの夏に結婚を予定しているプレ姑。嫁は彼女時代から家に遊びに来ることが多く、一緒に買い物をしたりと自分の娘のようにかわいがっていました。いままで仲良くしてきたけれど、いざ「嫁」になると思うと、細かい言動が気になるようになったそう。「まだ20代とはいえ、結婚したら、若者言葉やミニスカートなどの派手な格好は控えてほしいです。我が家の一員になるわけですから」まったくの他人である「息子の彼女」と、家族になった「うちの嫁」。立場が変わると付きあい方も変わる可能性があることは忘れないようにしたいですね。今回紹介したケースにあてはまらない姑もいることでしょう。そんなときは、姑の性格を見極めると同時に、相手が「してほしい」ことと「してほしくない」ことを意識する。そうすれば、少なくとも「イヤな嫁」とはいわれなくて済むのかもしれませんね。(藤井蒼 OFFICE-SANGA)
2016年03月04日こんにちは、P山P太です。カレにお味噌汁を作ってあげるときって、なんだか少し緊張しませんか?「お母さんのに、勝てるかな・・・・・・」というプレ嫁姑問題が脳内で勃発するからだと思います。しかし、「おふくろの味」が強いのは、おいしいからではありません。食べ慣れているから、そしてなにより、大好きなお母さんが作ったものだからです。そのため、おふくろの味と真っ向勝負をしても勝ち目はありません。ならば、同じ土俵で戦わず、あなたの独自色を出すこと。「お母さんのもいいけど、彼女のもまた違ったおいしさがあるな」と思わせたら、あなたの勝ちといえるのではないでしょうか。そのためにできる簡単な工夫は、具材です。今回は、20代男子30人と一緒に「『彼女ならでは』を感じておいしくいただけるお味噌汁の具」について徹底討論してみました。■1.おくら「彼女の作った味噌汁におくらが入ってたことがある。『こういうのもありかな』って思ったし、普通においしかった」(営業/22歳)おいしそうですね。たしかに超メジャーな具ではないですけど、おいしいだろうと簡単に予想はつきますね。おくらに限らず、カレが好きな野菜を入れてみると、確実にうまくいくと思います。ほかにも、「レタス」などが食感がいいということで挙がりました。■2.納豆「納豆味噌汁。インパクトは強烈だったけど、全然ネバネバしてなかったし、豆が入ってる感じだった」(公務員/24歳)これはぽこひろは少し驚いてしまいましたが、実際にお味噌には、納豆のネバネバを減らす効果があるみたいなので、そこまで強烈なネバつきはないようです。おくらにしろ、納豆にしろ、なめこの代わりだと思えば何の問題もありませんね(笑)。■3.おせんべい「お味噌にせんべいが入ってた。いつ食べるかで食感が違って、楽しめた。味ももちろん悪くない」(DJ/25歳)おいしそうですね。おせんべいをデフォルトで入れる地方もあるみたいですよ。食感も、かき揚げみたいな感じで、はじめはサク、あとでしっとりとして、2倍楽しめそう。食べたいなぁ・・・・・・。■4.ウインナー「豚肉が入った豚汁みたいなのはたまにお母さんに作ってもらったけど、ウインナー入りのは彼女のではじめてだった。少し洋風ですごくおいしかった」(大学生/22歳)こういった今風なお味噌汁も、若者はすごく好きそうですね。ウインナーなんてみんな好きですし、おいしくないはずがありませんね。■5.とにかく具だくさん「ひとつひとつは目新しい具は入ってないんだけど、とにかく具だくさんで汁より野菜が多い。食べごたえがあってうまかった」(営業/27歳)質より量の作戦ですね。それに、野菜をごろごろ入れておけば「俺の健康に気を遣ってくれてるグスン」とカレも感動してくれるでしょう。とてもいいアイデアだと思いました。■おわりにいかがでしたか?冒頭でも書いたように、「おふくろの味」と正面からぶつかるのは筋悪です。食べ慣れた味のほうが、どうしても「これこれ~!」と思ってしまうものですから。なので、お味噌汁を作るときには、なるべく「あなたらしさ」を出してみましょう。これだと後々カレと結婚したあと、「◯子さん(あなた)、このお味噌汁はなぁに?」というそれこそ本格的な嫁姑問題が発生しそうですが、今は目をつぶっておきましょう(笑)。(P山P太/ライター)
2015年09月09日赤ちゃんが誕生すると、ほぼすべての女性がぶち当たるのが、おっぱい問題ではないでしょうか。母乳が出る・出ないに始まり、食べ物はアレが良くてコレは良くない、●歳でやめろ、いや●歳まで飲ませろと、ひとこと言いたい人が多すぎて、ママにとっては何を信じていいのか、わからなくなることもあるのでは。自分なりに考えていろいろと工夫して対応しているのに、姑や実母から「これはダメ」「こうしないといけない」などと言われてしまうと、余計にストレスを感じたり、何が正しいのかがわからなくなったりしてしまうでしょう。そこで今回は、母乳に関する常識が異なることで起こりがちな論争を中心に、嫁VS姑のおっぱい問題を少しでもストレスなく解決するためのポイントをまとめました。嫁VS姑のおっぱい問題(1)「母乳が出ないとダメ」問題姑世代には、「おっぱい(母乳)が出ないとだめ」という考えが定着している傾向があります。そのため、おっぱいの出を良くするために食へのこだわりが強く、「お汁をたくさん飲まないと!」「ご飯をたくさん食べるのは赤ちゃんに栄養を与えるためなんだから」と、無理矢理に食べさせようとすることも。しかし、今は母乳がうまく出なくても、ミルクがあるから大丈夫。今のミルクは、母乳に限りなく近く作られていて、赤ちゃんがしっかりと成長できる栄養素が含まれています。母乳の出る・出ないには体質が大きく関わってくるので、出なくても「母乳が出なければミルクがある」と考えて、ストレスを溜め込まないようにしましょう。嫁VS姑のおっぱい問題(2)「おっぱいをやめる年齢」問題「おっぱいを何歳まで飲ませるか」について、姑が口を挟んでくることもあります。「1歳まででやめさせないとね」「この年齢でやめないと、甘えん坊になるわよ」などと言われた経験のある人もいるでしょう。卒乳の年齢については、専門家でも意見が分かれるところ。最終的にはママと赤ちゃんとのコミュニケーションの問題になってくるので、周囲がとやかく言っても、ママ自身で判断して決めることが大切です。赤ちゃんの成長・発達に問題ないならそれを伝えて母乳がどうであっても、赤ちゃんの体重、身長が増えているのなら、何も心配はいりません。「お医者さんが『大丈夫』と言っていたので、問題ないんです」と伝えましょう。「ミルクはダメ! おっぱいじゃないと赤ちゃんが育たない」ということはないのです。姑からおっぱいのことを言われても、「そういう考え方もあるのね」程度に受け流しておくのがおすすめ。考え過ぎてママが強いストレスを感じると、赤ちゃんにも母乳の出にも影響が出てしまいます。賛同できる意見は取り入れて、あとは自分の育児に自信を持つということが、嫁VS姑のおっぱい戦争に終止符を打つカギとなるでしょう。
2015年06月25日嫁姑問題は、いつの時代にもあるもの。姑とのトラブルの原因は、さまざまなことが考えられますが、大部分を占めているのは、実は育児に関することではないでしょうか?姑には、「私は息子を立派に育てた」という自信があり、その時の育児を今に結び付けている傾向があります。「私はこうして育ててきた」という、自分自身の育児が基本となってしまい、時代に合わせた考え方をするのが難しくなっているのでしょう。嫁と姑との間にある「時代の壁」を乗り越えないと、ママのイライラはどんどん蓄積されてしまいます。今回は、姑とのトラブルでありがちなことを挙げながら、トラブル回避策をご紹介いきましょう。■ありがちな嫁姑トラブル(1)抱き癖やおっぱいのことを口出ししてくる姑の育児に関する口出しは途切れることがありません。「抱き癖がつくんだから、そんなに抱っこしちゃだめじゃない」「おっぱい、ちゃんと出てるの?」「もっといいものを食べさせなきゃ」「寒いんだからもっと服着せないと!」など、何かにつけて文句を言ったり口を挟んできたりしますよね。最近では、子どもはできるだけ抱っこしてあげたほうがよいこと、母乳の出方には個人差があること、赤ちゃんは大人よりも1枚薄着で過ごさせることがわかっています。しかし、そのことを知らないで口を挟まれるため、ママたちは嫌な思いをすることが多いのです。■ありがちな嫁姑トラブル(2)子どもに勝手にあれこれする「姑が、子どもに勝手にお菓子やジュースを与えてしまった」という経験をした人は、少なくないのでは? よかれと思ってしたことですが、食べ物はアレルギーが怖いので、ママとしては、ひと言ことわってからあげてほしいと思うでしょう。おやつ以外の例としては、「姑に娘を預けていたら、勝手に髪を切られていた」というケースもあるようです。「こんなに髪が長いと邪魔だと思って」と、せっかく伸ばしていた髪をばっさりカットされた姿を見た時には、さすがに言葉が出なかったそう。姑にとってはかわいい孫かもしれませんが、その孫の親は、ほかでもない嫁なわけで、親の許可なく孫にあれこれするのは、やめてほしいものですよね。■子どもにまつわる嫁姑トラブルを防ぐには「事前に約束事を決めておく」こと不要な嫁姑トラブルを避けるためにも、事前に約束事を決めておいたり、今の育児はこういうものなんだということを伝えたりして、姑の間違った言動を回避する対策をとっておきたいです。直接伝えにくいなら、「最近私、育児について勉強し始めたんです。お義母さんも育児書を読みませんか?」と、育児書を置いて帰って、今の育児の在り方を知ってもらうという手段をとってみては? パパが協力的なら「うちの子の育児は夫婦でするから口は出さないでくれ」と、少し強く伝えてもらうと効果的でしょう。姑はただ孫のことを考え、悪気がないつもりでいたのかもしれないので、はっきり伝えたほうが解決しやすいはずです。姑とのトラブルを少しでも抑えるためにも、育児に関する問題を勃発させないように事前に対策をとっておきましょう。
2015年06月21日嫁姑問題が起きたとき、間に立って難しい判断を迫られる夫たち。ときには妻の味方か、母の味方か、選択を迫られることも。マイナビニュース会員の既婚者200名に実施した家庭の嫁姑問題に関するアンケートには、「夫たち」からの意見も多く寄せられた。Q.嫁姑(舅)問題について聞かせてください。印象深いエピソードと、その際ご自身がどう感じたかを教えてください。○板ばさみにあって困った「肉じゃがの煮方が違う、と殴り合いになりそうだったが、なんとか自分が解決した(笑)」(36歳男性/東京都/その他)「新婚当初私の両親と同居していたが、ちょっとした姑の言葉で嫁が頭にくるようで、よく母親と自分(嫁)のどっちを取るのかと言われた。新婚なので嫁の意見を尊重し近所のアパートを借り別居する事に……」(50歳以上・男性/岡山県/販売職・サービス系)「なにかといちゃもんをつける姑。そのストレスを自分に発散する嫁。その間にたつ自分という構図になってしまい、困った」(33歳男性/東京都/クリエイティブ職)「姑の、嫁に対する言動に不快感を抱きつつも嫁の味方になってあげられないもどかしさを感じることが時々ある」(50歳以上・男性/東京都/事務系専門職)「嫁とは離婚しました。相性が悪いのでしょうね。聞こえるところで、自分の母親の悪口を吐き捨てるように荒立てて言っていました。さすがに自分の身内をののしられると耐えられない」(50歳以上・男性/兵庫県/事務系専門職)○子どもの件で問題が勃発「一度死産したのに、次の子を期待する発言を露骨に言われた」(29歳男性/徳島県/技術職)「以前一番困ったのは、どちらの舅姑も妻に対して古い子育て知識を押し付けてくること。特に、奥さんは母乳が出にくい体質だったが、そのことで人格否定みたいなことまで言うので困ってしまった。しかも、今の常識は違うことをネット記事などを印刷して見せても、舅姑は不機嫌になるだけで改めようとしなかった」(50歳以上・男性/神奈川県/技術職)「孫の甘やかし度合いが半端ない程度。特に小遣いがおそらく世間一般的なものとかけ離れてる。ま、ありがちなことだろうけど、嫁は嫌がってる感が若干ある。自分はそれほど大きな問題とはとらえてないが、そう思ってるのは本人だけだったりしてなw」(45歳男性/兵庫県/販売職・サービス系)○嫁の実家の行動にもやっと「結婚式の次の日に、新婦の両親が新婚旅行についてきた。しかも夫婦を挟んで4人で布団を並べて寝た」(36歳男性/兵庫県/情報・IT)「妻のお母さんから『妻の言う事はどんなことがあっても全部聞きなさい』と言われた時は、夫婦関係に口出ししてくるなと思った」(33歳男性/京都府/技術職)「お歳暮にハムを送ったら、またこれ? と嫌みを言われた」(26歳男性/新潟県/技術職)○間に立って問題を解決できればいいが……もどかしさを感じる夫たち自分の母親と妻の間で起こる嫁姑問題に対して、夫の立場からの意見には、「揉めてもどちらの側にもつかず中立を守る」「合わないと分かっているので接触回数を減らしている」と、自分なりの解決方法を持っている人も多かった。また、「妻の母親から日ごろの態度について文句を言われる」「勝手に家に出入りされて困る」など、妻の実家と自分の間に起こる摩擦に関しては、「相手の性格は変えられないとあきらめている」「我慢が大事」「流す技術!! 」など、できるだけ関係を穏便に保つために我慢する夫たちの姿がうかがえた。とはいえ、「問題は起これどうちはまだ良好な方じゃないかな」「目立った争いは起きてない」など、良好な関係を築けていると感じている夫も多いようだった。希望の持てる回答なのか、それとも気づいていないだけか……。問題は起きないに越したことはない。結婚すれば何十年も続く関係だけに、良好な関係を保ちたいものだ。調査時期: 2015年2月4日~3月14日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性200人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年03月30日結婚したら避けては通れない、嫁と姑、舅の関係づくり。仲がいい家庭もたくさんあるけれど、育ってきた環境が違うもの同士、折り合いが悪いことも多々あるようで…。マイナビニュース会員の既婚者200名に嫁姑のエピソードをアンケートしたところ、中にはずいぶんとパンチの効いた回答が寄せられた。Q.嫁姑(舅)問題について聞かせてください。「あれはムカついたな」「わが目・耳を疑った」「など、印象深いエピソードと、その際ご自身がどう感じたかを教えてください。○嫁がいちいち気に入らない姑「結婚の報告をした時に、夫経由で『もっと若くてかわいい子がよかった』と姑が言ったそう。そんなに息子が大事なら、自分でお嫁さんを探してくればいいじゃん! と思った」(31歳女性/東京都/秘書・アシスタント職)「会うたびに嫌なことばかり言われたりされたりするので書ききれない。母の日などのプレゼントなども、夫が選んだのに私が選んだと姑は思ったらしく、『趣味じゃない』と文句を言われたが、夫が選んだと分かったとたん、『前からほしかった物だから嬉しい』と言う。私は着飾っていないし節約をしているのに、私ばっかり服を買ったり着飾ったりして、夫には何も買ってやらないからかわいそうと言われる。すべてムカつく」(28歳女性/福岡県/営業職)「『おかあさん』と呼んだら『あんたのおかあさんとちがう』と言われた。『金遣いが荒らそう』と言われたこともある」(41歳女性/滋賀県/事務系専門職)○非常識なふるまいに我慢ができない「姑が私が浮気してるんじゃないかという妄想に取り付かれていて、尋ねてくるときは大抵突然抜き打ちで来る。やってくるなりすごい勢いで家の中にあがってあちこちの部屋を調べる」(27歳女性/福島県/秘書・アシスタント職)「次男家族ばかりちやほやして煩わしかった。アポなしで、子どもは預けるし、勝手に階下のビデオデッキは持ち去るし……家のモノは何でもただと思っているのかな? 」(37歳女性/福岡県/販売職・サービス系)○子どもに関するエピソードは尽きない「わたしは長男の嫁ですが、娘を産んだ後に、舅から『次男の嫁が息子を産んだから、女の子でもいい』と言われた。大した家でもないくせに、後継ぎを気にするんだと思った」(38歳女性/長野県/クリエイティブ職)「第一子出産のときに、姑が分娩室に突撃をしてきたこと。まさかと思ったし、それを手引きしたのは夫だったこともむかつくし、信じられない。出て行ってもらうわけにもいかず本当に困った」(29歳女性/神奈川県/事務系専門職)「子供が生まれたとき、期待はずれの女の子だったからか、お祝いの電話もプレゼントも無かったのでひどいと思った」(32歳女性/京都府/技術職)「お産したとき、わたしの方がしんどかったと言われた。ありえない」(29歳女性/神奈川県/販売職・サービス系)○普通他人だったらしない態度もとってしまう不思議な間柄中でも一番多かった回答が、子どもに関することだった。生んで育てるだけでも一大事業なのに、子どもの性別や人数に関して細かく口を出されることや、古い育児方法を押し付けられることを苦痛と感じているお嫁さんは多いようだ。他にも、「ファッションセンスに駄目出しされた」「自分がいない間に鍵で家に入って台所を使われた」など、嫁と姑の距離感は難しい。人によっては家事をやっておいてもらってありがたいと感じる人もいれば、自分の城を荒らされるのは我慢ならないという人も。回答の中にあった「もっと若くてかわいい嫁がほしかった」「あなたが選んだプレゼントは趣味じゃない」等の言葉も、言われたら未来永劫忘れられそうにない。何事もお互いへの配慮と距離感が一番大事なのかもしれない。調査時期: 2015年2月4日~3月14日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性200人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年03月24日たとえ、愛する夫の母親といえども、どんなに努力をしても姑との相性が合わないということは当然あります。あまり付き合いのない人ならウマが合わなくても我慢していられますが、嫁姑とあればそうも言っていられません。本当にウマが合わないと感じていても、なんとか付き合っていかないといけませんよね。そこで今回は、義母との関係で悩んでいるママの気持ちを軽減するための方法や考え方をピックアップしてみました! 姑との関係を深く考えすぎないようにして、余計なストレスを溜めこまないようにしましょう! ■姑に無理に合わせようとしてない? 相性が合わない姑に必死に合わせる努力をしている人も少なくありません。「いつかはわかり合える日が来るはず」と信じて、日々頑張っているのでしょう。ただし、わかり合うには、相手もそういう気持ちを持っていることが重要。姑側がそうしたことを考えていないのなら、こちらの気持ちは届かないかもしれません。姑に無理に合わせようとしてイライラが募ると、そのうち一気に爆発します。そこから余計に義母との関係が悪化してしまうケースもめずらしくないので、無理に合わせようとしてストレスを感じた時には一旦距離を保つことも大切です。嫁姑間のいざこざがケンカに発展してしまわないよう、時には自分の気持ちを伝えることも忘れないようにしておきましょう。■義母とうまく付き合うには、夫の協力が不可欠姑とちょっとしたいざこざがあった時には旦那さんの協力がないと、姑との関係は悪化する一方になるはず。妻の味方になってくる旦那さんなら、今自分がどんな気持ちなのか、姑のどういうことが嫌なのかをはっきりと伝えて、うまく取り持ってもらいましょうただし、世の中には妻よりも実母の味方をする男性も少なくないもの。いつでも実母の肩を持ったり、嫁の意見を耳に入れようとしなかったりすることもあるようです。そうした場合、言葉を選びながら夫婦でしっかりと話し合い、なるべく姑と2人きりにならないように協力してもらうといった工夫をしましょう。■姑の言葉を受け流す、スルースキルを身につけることも大切姑の言葉をすべて聞き入れていると、こちら側の身が持ちません。時には、小言を言われてもうまくスルーするスキルも必要になるでしょう。何か言われても聞き流す術に加え、「この人はこういう人なんだ」と割り切る術も習得して、姑への余計なイライラを募らせないようにしておきましょう。嫌味を言われて感情的になったり、嫌味を返したりしているようでは、姑との関係は悪化するばかりです。なるべく大人の対応を心がけ、うまくすり抜けながら付き合うコツをつかんでくださいね!
2015年01月04日「そろそろ同居を考えているんだけど」と姑から言われたら、あなたならどうしますか?たとえ「同居なんて嫌」と思っていたとしても、絶対に口には出せないもの。だからと言って、「そうですね。そろそろ…」と言ってしまうと、あなたの意に反して同居までのカウントダウンがスタートしてしまうかもしれません。今回は、姑との同居を望んでいない時に、うまく回避するための有効なフレーズを紹介しましょう。■1.「適度な距離感があるからこそ、良好な仲を築けるらしいですよ」同居することでお互いの悪い部分も見えてしまって、関係が悪化することを嫌がっているという素振りを見せ、この関係を崩したくないと伝えましょう。「この前テレビで、嫁姑が仲良くする秘訣は適度な距離感だと言ってましたよ」「お義母さんとは、今のような関係でいたいんです」と加えれば、より効果的です。■2.「近々子どもが近所の習い事を始めるので」姑の家での同居になる場合は、このフレーズが有効です。「子どもの友達も何人も通っている教室で、お友達と一緒に行けることをすごく楽しみにしているんです」と、子どもの習い事をダシにすれば、「そう、それなら仕方ないわね」と引き下がってくれるはず。ただ、「じゃあ、私がそっちに移るわ」と提案されることもあるでしょう。その場合、次のようなフレーズはいかがでしょうか? ■3.「生活リズムが違いすぎて、ご迷惑をかけますよ」生活リズムが異なる環境で一緒に暮らすとなると、どちらかが我慢を強いられることになります。仕事から帰ってくるのが遅く、夜ご飯を食べる時間が食い違うこと、起床時間が早く、睡眠を邪魔してしまうことなどを伝えて、「もっとじっくりと考えてみませんか?」という言葉も付け加えておきましょう。■4.「私の一存では決められないので、もう少し時間をください」義母が同居の相談をしてきても、その可否は自分ひとりだけの判断で決められるわけではありません。「今は夫がいないから、じっくりと2人で話し合ってから答えを出しますね」と、やんわりと伝えて、その場は逃げたほうが無難です。夫に相談をする際には、同居したらこんなところに問題が生じるということを具体的に、そして多少大袈裟に伝えて、同居をしない方向に持っていくことも忘れないでくださいね。姑との関係は、これからも続いていきます。険悪な仲にならないよう、言い方には十分注意が必要です。今回紹介したように、なるべくオブラートに包んだ言い方、間接的に否定する言い方で丁重にお断りしましょう。
2014年12月14日今も昔も変わらず存在する嫁姑問題。嫁姑の間に溝が生じるきっかけは様々だが、ママたちに聞くと、「子供がうまれてから深刻化した」という声が少なくない。Aさん(38歳・3歳女児)は逆子で帝王切開となった。産後の回復も遅く、自宅で横になる日々が続いていたという。そんなAさんに義母は、「『経膣分娩でこそお産の大変さがわかる。帝王切開だったアナタにいつまでもゴロゴロ横になっている資格はない』と言いました。その後も体調の悪い私に長々と説教を続けてましたね。聞き流してましたけど。悔しいとかそういう感情はなく、この人とはこの先うまくやっていけないだろうなと思いました。それまで、関係は良好だったんですけどね」。現在はというと、「盆正月も夫の実家には帰っていませんね。会いたくないから、そういう時期にはいつも家族旅行の予定を入れています」。Bさん(37歳・2歳女児)も子供がうまれるまでは義父母との仲は良かったという。しかし、「無痛分娩をすると夫がメールで伝えると、すぐに電話が。『赤ちゃんに悪影響があるかもしれないのに! 自分がラクするために赤ちゃんを危険にさらすなんて』と義母だけではなく義父にも怒鳴り散らされました」。Bさんの場合、さすがに出産時は義父母を病院に呼んだそうだが、その後は1年ほど会う機会を設けなかったという。「会うと絶対色々ケチをつけられると思うし。これからも極力会わないようにします」。○母乳育児派の義母&義祖母Cさん(29歳・3歳男児)は、母乳が出ず、悩んだ末に完全ミルクでの育児を選んだ。義父母、義祖母とは結婚と同時に同居だったのだが、粉ミルクを子どもにあげている様子を見ると義母と義祖母が大騒ぎ。「粉ミルクだから寝つきが悪い! 」「粉ミルクだから下痢ばかりしている」「母乳が出ないのはお前の不摂生のせいだ」と2人からまくし立てられた。現在、Cさんの子は標準より少しほっそりとした体型なのだが、「『粉ミルクだったから痩せているんだ』といまだに言われますよ」。出産前は3人で買い物に行くほど仲が良かったというが、「もう人間不信レベルですよ。粉ミルク育児にしただけでこんなにも言われるだなんて。夫も間に入るのに疲れて、最近は、別居をして3人で暮らそうという話が出ています」と関係修復が困難な状態だ。これまで嫁姑の関係が良好でも、育児という互いに譲れない事柄に向き合うことで、考え方や価値観の違いが表面化してくるようだ。姑にとっては育児の先輩としての誇りがあり、嫁にとっては「自分の子なんだから口出しされたくない」という思いが強いのだろう。また、育児法も時代の移り変わりと共に変化していくもので、そういった点でも衝突することが少なくない様子。互いに適度な距離を保ったり、夫や義父に間に入ってもらうなどして、絶縁状態になることだけは避けたいものだ。※画像と本文は関係ありません。
2014年12月10日よく、妻の料理と母の料理って、比べられますよね。そして時には、大きな嫁姑問題にも発展しがち。恐らくこれは、人類普遍、永遠の課題とも言えるでしょう。しかし、時代が変われば流行も変わります。果たして最近の男性は、どのように思っているのでしょうか?未だに、母親の手料理に勝るものはないと考えているのでしょうか?気になって20~ 40代の男性に聞いたところ、パートナーの料理に不満を覚えている人は全体の約2割となりました!母は母、妻は妻とそれなりに満足されている人がほとんどのようです。これは何よりですよね!そこで今回はこのような結果となった理由を、満足している人と不満がある人、両方のコメントから確認していきましょう。■男性が母親より妻の手料理に満足している理由満足派のコメントは微笑ましいです。個人的には「こうあってほしい」って感じの声ばかりでした。「恋人の作る飯は何でも良かった」「不満なら自分で作ればよし」「母親の料理は超がつく程の健康思考だった為、薄味過ぎて味が殆どしなかった。その為、妻が作る料理の方が口に合っている」「特になし。違う味というのは理解しているから」8割の男性がこんなことを思ってくれているのなら、作り甲斐がありますよね。■男性が妻の手料理にどうしても不満が出る理由一方、不満がある派はどうなのでしょうか?残り2割の男性の回数を見ていきますと、「50回」とか「100回」とか、大きな数字がズラリ。この「50~100回」は、6%。まぁ、食事はほぼ毎日のことですからね。キリのいい大きな数字をご返答いただいているということは毎日不満ってことでしょう。コメントも些細なことばかり。「妻の卵焼きは母親のと違って甘くない」「味付け加減が微妙」「味噌汁のような汁物を作らないところが嫌」「お好み焼きが好きなのに半生だったことがあって最悪だった」「妻の作るおでんは、味がイマイチ」あと、個人的には「カレーのどろどろ具合」というコメントが笑えました。カレーは、シャバシャバしている方が好きとか、ルウよりご飯多めの方が好きって方もいますもんね。また、辛さも好みがありますよね。ちなみに筆者の夫は、スパイスたっぷりのおしゃれインドカレーとか辛さ炸裂のタイカレーより、いわゆる日本的なルウの普通のカレーの方が断然好きです。私はルウのカレーは、最近は胃にもたれるのでどっちかいうとシャバシャバっぽいおしゃれカレーにシフトしたいのですが(笑)また、上記のコメントの中にもある味噌汁やお好み焼きは、地方の差もありますよね。筆者は関西出身なので、東京に住み始めたときは味噌汁に「しょっぱいな~」と感じたことはありました。お好み焼きも、関西は山芋を入れることが多いのでフワッと半生ぽいです。それで、東京でお好み焼きを初めて食べたときは「なぜこんなに固いんだろう……」とかなり不満でございました。でも、料理を作ってくれた人に「まずい!」って言うのは気が引けると思います。そのため、地方の差などお料理ウンチクからさりげなく好みってことで妥協案を伝えてみてはいかがでしょうか。うまい伝え方をするだけで、2割の方々は不満が解消できるはず!ぜひ、イマイチな時はまずお料理ウンチクを調べることから始めていきましょう!(文/安原宏美)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月25日(火)調査対象:全国30代男女計100名
2014年12月09日嫁姑問題はいつの時代でもあるもの。義母との関係が良好だというママは、ごく一部なのではないでしょうか? 苦手意識はあるものの、どうにかして姑と円満な関係を築いていきたいと思っているママも多いはず。そこで今回は、ひとことで義母の機嫌を一気に良くさせ、関係改善のきっかけを作ることのできるフレーズをピックアップしてみました!■1.お義母さんにはかないませんよ一緒に料理をしている時や、豊富な人生経験を活かした内容を口にした時などには、このフレーズがおすすめ!「本当、お義母さんにはかないません!」「私もお義母さんのような素敵な女性になりたいです」などと、義母を立ててあげましょう。姑からすれば、ちょっとしたことでもこれだけ褒めてくれるということが嬉しくなるはず。時には自慢話が始まって、面倒だと感じるかもしれませんが、これも姑との関係を良好にする秘訣です。広い心を持って聞きましょう。■2.お義母さんって、いつも素敵ですね義母を褒めたいけれど、どこから褒めたらよいのかわからない…という時には、「今日も素敵ですね」と言っておけばOK! 嫌味なタイプの姑だと、「どこがよ!?」と返してくるかもしれないので、「服のセンスが」などと、すぐに答えられるようにしておいてくださいね。■3.姑の持ち物や見た目を褒める流行に敏感な義母に対しては、持ち物や見た目を褒めるのが効果的です。「そのバッグ、素敵ですね」「髪型、変えたんですか?」など、義母の持ち物や身なりなどを常にチェックして、褒める要素を見つけてみてください。義母も、数回褒められると嬉しくなってきて、嫁に気づいてもらおうといろいろなアイテムを見せびらかしたい気持ちになっていくはず。「お義母さんはセンスがあるから、うらやましい!」と言われて気分を損ねる姑はまずいないので、これは効果的でしょう。■4.息子(娘)が「おばあちゃん大好き」っていつも言ってますとにかく気分を良くさせたい時には、大好きな孫をダシに使う手もあるでしょう。「息子(娘)は、いつもおばあちゃんの話をしているんですよ。本当に大好きなんですね。」と、孫から愛されているということを伝えておけば、喜ばない人はいないでしょう。■5.姑の得意分野を褒めて持ち上げる料理、裁縫、美容など、義母にも何かの特技があるはずです。事前に何が得意なのかを夫にヒアリングしておけば、その得意分野を褒めて持ち上げることができますよ。料理が得意な義母なら「この間の煮物、すっごくおいしかったです。作り方、教えてもらえますか?」「こんなにおいしいお義母さんの料理を食べて育ってきた夫がうらやましい!」と、オーバーなくらいに持ち上げてみましょう。義母も言葉では「言い過ぎよ」「そんなことないわ」と言いながらも、本心ではガッツポーズをしているはず。姑との関係がうまくいっていないと悩んでいる人は、まずは自分から歩み寄ってみてください。こちらが心を開いて接していけば、少しずつ義母の対応にも変化が見られるはずですよ。
2014年12月08日「夫のことは大好きだけど、姑とどうしてもウマが合わない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか? 昔から嫁と姑の関係は難しいといわれていますが、そうは言っても、なるべく波風を立てずに生活をしたいというのが嫁の本心ですよね。今回は、同居しているケースを想定して、姑と上手に付き合うためにできることをピックアップしてみました!■1.適度な距離を保つ同居していると、どうしても姑と関わる時間が長くなり、干渉されることも多くなってきます。同居生活をうまく続けていく秘訣は、できるだけ距離を保つことです。「完璧な嫁」を演じようとすると、負担になったり過度なストレスを感じたりする原因になります。時にははっきりと自分の考えを言って、姑との距離を置くことも大切です。また、いつも一緒にいるのではなく、何か理由を付けて外出する、可能なら部屋の配置をなるべく遠くするなども考慮してみましょう。■2.姑と思わないことで付き合いやすくなるかも相手を「姑」と思ってしまうと、変に肩に力が入ってしまったり、イライラが募ってしまったりすることになりがちです。そこは発想を転換して、姑ではなく「ご近所さん」などの他人と付き合っているんだ、とイメージすることで、感情を左右されにくくなり、うまく付き合えるようになることもあるでしょう。■3.聞き流す術を習得する姑に良い顔をしようとして、つい「そうですね」「勉強になります」などと同調しがちですが、姑のタイプによってはこれがNGフレーズになることも。姑が調子に乗るきっかけになったり、見くびられてしまったりすることにもなります。かと言って、我の強い姑に強気な態度で接してしまうと、余計に関係が悪化してしまうことにもなりかねません。相手が聞く耳を持たない場合は、何も言わずにただ時が過ぎるのを待つことも大切。「ふんふん」と、うなずきはするものの、言われたことは右から左に受け流す。そんな状態を維持することができれば、ストレスを溜め込むことも少なくなるはずです。■4.相談したり褒めたりして、違う一面を見てみるいつも自分から嫁に話しかけている、という姑は、自分を頼りにしてもらいたいという気持ちを少なからず持っています。その心理を利用して、姑に何か相談を持ちかけてみるのもよいでしょう。また、何かひとつでよいので、姑の良いところを見つけ、「すごいですね」と褒めてみてもよいかもしれません。きっと姑は、頼られたこと、褒められたことで良い気分になり、嫁に対する気持ちを少しは変えてくれると思います。たとえ嫌味を言われたとしても、物は試し。一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか? 姑との関係をうまく築けるように、そして、お互いにとって居心地が良いと感じられる距離を作れるようにするためにも、ぜひ参考にしてみてください。
2014年09月28日ドラマや映画などでよく繰り広げられる「嫁VS姑」のどろどろとした関係。それを見て「結婚って、こんな面倒なこともついてくるの?」と、嫁姑関係が恐ろしいもののように感じたことはありませんか? 筆者もまさにそのパターンで、「そんなに大変なら、結婚しないで独身でいた方がいいかも」なんて、結婚についてネガティブなイメージを持っていたことがあります。実際のところはどうなのでしょうか? 日本最大級の女性サイト「ウィメンズパーク」が会員の主婦12,356名に調査したところ、意外にも約8割が「良好」だと判明したのです。( アンケート調査の詳細はこちらから )■「義理の母」との関係、8割は「良好」「義母との関係はよいですか?」という質問をしたところ、1位「まあまあよいと思う(52.8%)」、2位「よいと思う(23.0%)」、3位「あまりよいと思わない(11.0%)」、4位「その他(7.3%)」、5位「よくない(5.9%)」という結果に。「まあまあよいと思う」と「よいと思う」をたすと約8割が義母との関係は「よい」ということになり、ドラマや映画などでみる「嫁・姑問題」のようなことはあまりなさそうだといえます。■「嫁・姑問題」で悩むこと、半数は「ない」「義母との考え方の違いで最も悩んでいることはなんですか?」という質問については、半数近くは「悩んでいることはない」という結果になりました。このことからも「嫁・姑問題」と言われれるような関係性は実はあまりなく、「良い関係」が多いということになります。さらに、「義実家との価値観の違いを感じたエピソード」として、「1~2年に1度しか会えないからか、孫に対して甘いし、小遣いやお祝金の額が多すぎる」(12歳の子ども、40代ママ)、「孫に高価なおもちゃを買い与える」(2歳の子ども、20代ママ)、「義実家のまわりは親戚だらけで、親戚との付き合いがすごく濃いのがびっくりした。行くたびに宴会がある」(0歳の子ども、40代ママ)といった、戸惑いに近い回答が挙げられました。■「おふくろの味」は継承されないと判明! 「義母から学ぶおふくろの味」たったの2割「料理」について「義母から料理を教わったことありますか?」という質問に対しては、約7割が「いいえ」という回答をしたことから、「おふくろの味」というものはほとんど継承されないということが判明しました。「はい」と回答した中には、「魚のさばきかた」(12歳の子ども、40代ママ)、「煮物の味付けや、お菓子の作り方」(5歳の子ども、30代ママ)などの料理の仕方や、「おせち料理」(4歳の子ども、30代ママ)や「夫の好物」(5歳の子ども、40代ママ)などというコメントが寄せられました。できることならうまく行かせたい「義理の家族との関係性」。昨今の主婦たちは深刻に悩んでいることはそんなにはないものの、ちょっとした違いにも気を配りつつ、お互いにとって心地よい関係性を探るべく、ウィメンズパークで似たような主婦仲間たちと情報交換をしているのかもしれません。義実家との付き合いは難しい面もあるかと思いますが、教わることもたくさんあるはず。良好な関係を築いてさまざまなことを受け継いでいきたいものですよね。■「ウィメンズパーク」とは?株式会社ベネッセコーポレーションが運営する日本最大級の女性サイト「ウィメンズパーク」には、400万人の会員が集まり、出産や子育ての話題、日々のくらしや家族に関する話題など「主婦の日常」に関するやりとりが活発に投稿されています。人間関係や生活のコツなど、ちょっとした疑問があれば、主婦のリアルなアドバイスや知恵が大集結したこのサイトをのぞいてみては? ・PCサイトはこちら ・スマートフォンはこちら ・フィーチャーフォンはこちら
2013年03月07日日経BPコンサルティングはこのほど、「働く既婚女性と二世帯同居に関するアンケート」調査を実施し結果を発表した。調査は2012年12月7日~12月11日、20代~40代の有職者のうち、夫の母親(姑)と同居している女性を対象とし、310件の回答を集めた。回答者の世代別内訳は20代(2.6%)、30代(29.0%)、40代(68.4%)。調査ではまず、「姑との仲の良さ」について質問。「仲が良い」と「まあ仲が良い」を合わせた「良好派」は67.7%で過半数を占めた。かつて「嫁・姑関係」といえば「犬猿の仲」といわれたが、今回の調査結果では「良好派」が半数以上を占める結果となった。年代別に見た場合、40代女性では「良好派」が62.7%だったのに対し、20代・30代女性では78.6%となっており、若年層のほうがより姑と仲良くしている割合が大きいという傾向が見られたという。同居生活をうまくやっていくために心掛けていることとしては、「やってくれるということには素直に甘える」(30代 会社員)や「必ずお礼を言う」(40代 団体職員)といった、姑への細かい気遣いが多く挙げられた。逆に、姑の年齢別(同居開始時)では、70歳以上の場合の「良好派」は63.4%で、69歳以下の場合は67.7%と、早い時期に同居を始めたほうが、若干うまくいきやすい傾向が出ているとのこと。さらに同居年数で「良好派」の割合を比較すると、同居期間が「10年未満」(73.0%)の人のほうが、「10年以上」(64.6%)の人よりも多く、「最近の二世帯家族ほど、嫁姑が仲良く過ごしている」ということもいえそうだという。反面、嫁姑の「不仲派(「あまり仲は良くない」または「仲は良くない」)」は31.0%。ただし、「同居する前と比べて、姑との仲は変わったか」について聞くと、「同居後に仲が悪くなった」という回答は21.0%にとどまり、逆に「同居後に仲良くなった」という回答も15.8%にすぎなかった。一番多かったのは「同居してからも変わらない」(51.9%)。これを嫁姑関係「良好派」に限ってみると、「同居してから仲良くなった」は22.4%で、「同居してからも変わらない」が62.4%と大半を占めており、もともとの関係が良好な場合に「同居」という選択肢が生まれることが多い傾向がうかがえるという。またライフスタイルによって、良好派の割合は変わるようで、特徴的な例の一つが「住居形態」だった。「二世帯住宅」と回答している女性に限ると「良好派」はなんと約9割。ほとんどが姑との関係が「良好」だと回答。親世帯と子世帯とで生活空間を分けることにより、適度な距離感が保たれ、良好な関係を維持しやすいのではと分析している。嫁の就業形態が正社員の場合(良好派79.6%)や、同居によって「子育ての負担が減った」と実感している人(同79.7%)のほうが、良好派の割合も高くなる傾向にあった。夫と同様にフルタイムの仕事を持っているほうが、家事や育児への理解・協力もされやすく、家族ひとりひとりの役割分担が明確化されやすいのではとのこと。嫁姑関係「良好派」の特徴としては、「(姑が)夫よりも自分の味方になってくれることが多い」(良好派93.1%)、「思ったよりも気を遣わなくてもよくなった」(同95.2%)と感じる人の、良好派率が高かった。メールなどで「コミュニケーションをとる機会が増えた」と思う人(良好派95.8%)も、そうでない人(同50.3%)に比べて良好派の割合が高いという結果に。遠慮しすぎたり自立しすぎるよりも、時には頼ったり甘えるなど自然体で家族の一員として溶け込んでいることが、良好な嫁姑関係の維持・構築につながっているようだという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月30日結婚を機に始まる新しい親子関係「嫁しゅうとめ」に、皆さんはどんな関係を期待していますか?「仲良しで実の親子のような関係」、「干渉し合わないほうがいい」など、その理想の姿と現実について、マイナビニュース会員の皆さんに聞きました。調査期間:2012/10/10~2012/10/14アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■未婚者も既婚者も、「適度な距離感」を重視714人(71.4%)の未婚の人に、理想とする「嫁しゅうとめ関係」について選択方式で聞きました。1位適度な距離感のある関係……371票(52.0%)2位仲良しで実の親子のような関係……241票(33.8%)3位お互いに言いたいことを言い合える関係……156票(21.8%)4位冠婚葬祭など、最低限の付き合い程度の関係……104票(14.5%)5位互いに不干渉の関係……74票(10.4%)同じ質問を既婚者(286人。28.6%)に聞くと、次のようになりました。1位適度な距離感のある関係……166票(58.0%)2位お互いに言いたいことを言い合える関係……75票(26.2%)3位仲良しで実の親子のような関係……57票(19.9%)4位冠婚葬祭など、最低限の付き合い程度の関係……18票(6.3%)5位互いに不干渉の関係……15票(5.2%)2位と3位が入れ替わっているほかは、未婚者と既婚者の順位は同じで、どちらも、「適度な距離感のある関係」と回答した人が最も多いという結果になりました。一方で、「冠婚葬祭など、最低限の付き合い」や「不干渉の関係」を挙げた人は下位にとどまり、「べったりは嫌だけれど、つかず離れずの関係は保ちたい」という共通の理想が見えてきます。■思いやりの心を自然な態度でさらに、既婚者を対象に「現在の嫁しゅうとめ関係に満足しているか」について聞いたところ、「はい」……227人(79.4%)「いいえ」……59人(20.6%)と、圧倒的に「満足」している人が多いようです。「はい」と答えた人の「嫁しゅうとめ関係を円満にする秘訣(ひけつ)」については、「お互いに干渉しないけど、困ったときには助け合う」(39歳/女性)「一定の距離を保った関係がうまくいく」(28歳/女性)など、心の距離感を挙げた人が多く、「遠くに住んで、基本的に干渉しないのが一番」(36歳/男性)など、物理的に離れていることが、お互いの位置をうまく保つポイントだという回答が多くみられました。一方、付き合い方に気を付けることでうまくいっているという人の中には、「ありがとうと、好き嫌いはきちんと伝えること」(24歳/女性)「分からないことは知ったかぶりをせずに教えを請(こ)う」(27歳/女性)「自分の親だと思って優しくする」(35歳/女性)「いい嫁になろうと思わずに自然体で」(34歳/女性)などの意見が挙がりました。また、トラブルを避けるための対策なのか、「次男の嫁になること。周りの話を聞いても長男の嫁とはしゅうとめの対応が全然違う」(32歳/女性)「あくまでも他人と割り切る」(31歳/男性)と答えた人も……。「いいえ」と答えた人の「満足していない理由」は、「まだ言いたいことを言い合っていない」(46歳/男性)「お互いに遠慮しがち」(34歳/男性)など、微妙な距離感を寂しく感じる一方で、「会うたびに嫌味を言われる。お土産を渡しても私からだと分かるとお礼も言わない」(30歳/女性)「勝手に部屋に入ってきて、物を移動したりする」(39歳/男性)など、相手の言動に手を焼く様子も伺えます。結婚相手は選べても、その親は選べない……。また、親のほうも嫁は選べません。そんな立場のお互いを思いやることで、「距離を保った心地よい関係」を築いている方が多いようです。勉強になりました。皆さん、ありがとうございました。(雷田光×ユンブル)
2012年12月28日